“木のハート”は、エコシステムへの貢献の印である“From the heart of Oasi Zegna(ゼニアのオアシスのハート=中心から)”という言葉を刻んだ。収益は「ゼニア」が保護している国有地の“オアジ ゼニア”と森の保存に取り組むゼニア財団に寄付する。“オアジ ゼニア”は、ゼニアの創始者のエルメネジルド ゼニア(Ermenegild Zegna)が1930年代から植樹を始めた約50万本の木がある自然保護区だ。今後も、再生、還元、サステナブルな未来の形成に向けて、樹木を植え続け、未来の世代に残していくという。
ジーンズの発売に合わせ、森林再生に焦点を当てたチャリティープロジェクトを立ち上げる。アメリカの非営利組織ワン・トゥリー・プランテッド(One Tree Planted)と提携し、ジーンズ1本の購入につき10本の木をインドネシアで植樹し、通常の収益の一部と合わせて森林再生の植樹活動に充てる。2020年11月30日までに3万本を目標とする。
「グッチ(GUCCI)」は、米「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボレーションを公式インスタグラム(@gucci)で発表した。アイテムのラインアップや発売時期などコラボの詳細は明らかではないが、今後数カ月の間にお披露目される予定だ。同投稿の問い合わせに対して「グッチ」は、「両ブランドの豊かなヘリテージをたたえるコラボを目指す」と述べた。
米「ザ・ノース・フェイス」は近年「サカイ(SACAI)」や「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」などのファッションブランドとのコラボを活発に行っており、幅広く人気を集めている。2月には「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のコンテンポラリーライン「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA」とコラボレートして、定番マウンテンジャケットなどを販売した。
コロナ禍のなか、世界最速でスタートした国際美術展となった横浜トリエンナーレ2020。そこでアーティスティック・ディレクターであるインドのアーティストユニット、ラクス・メディア・コレクティブ(Raqs Media Collective)は、あらかじめ決められたひとつのテーマではなく、さまざまな発想を誘発する複数の源のようなものとしてのソースと、そこから抽出した5つのキーワードを提示した。
また3線都市以下では美容の需要も急増しており、ロレアル中国は昨年2月のコミュニケーションミーティングで、下沈都市の若者の存在を今後のトレンドとし、2018年の「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の中国売り上げの48%は店舗のない都市、つまり田舎の消費者によるものだったと発表している。