「ジョン ローレンス サリバン」が今年6月に即完したフロッキーデニムパンツを再販 限定カラーも

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」は10月31日、2020年秋冬コレクションで発表したフロッキーデニムパンツを再販する。今年6月に発売したパープルとイエローに加えて、直営店限定でレッドとホワイトの2色を用意。公式オンラインストアほか、伊勢丹新宿本店などで扱う。

 同商品は今年6月に即完売したモデルで、ブラックデニムにフロッキー加工とユーズド加工を施した5ポケットデニムパンツだ。履き込むことでブラックデニムが露出し、経年変化を楽しむこともできる。価格は3万8000円。

The post 「ジョン ローレンス サリバン」が今年6月に即完したフロッキーデニムパンツを再販 限定カラーも appeared first on WWDJAPAN.com.

「ジョン ローレンス サリバン」が今年6月に即完したフロッキーデニムパンツを再販 限定カラーも

 「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」は10月31日、2020年秋冬コレクションで発表したフロッキーデニムパンツを再販する。今年6月に発売したパープルとイエローに加えて、直営店限定でレッドとホワイトの2色を用意。公式オンラインストアほか、伊勢丹新宿本店などで扱う。

 同商品は今年6月に即完売したモデルで、ブラックデニムにフロッキー加工とユーズド加工を施した5ポケットデニムパンツだ。履き込むことでブラックデニムが露出し、経年変化を楽しむこともできる。価格は3万8000円。

The post 「ジョン ローレンス サリバン」が今年6月に即完したフロッキーデニムパンツを再販 限定カラーも appeared first on WWDJAPAN.com.

「ベイプ」が「ポケモン」とコラボ ピカチュウが“ベイビーマイロ”調に

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R) )」は10月31日に、「ポケモン(POKEMON)」とのコラボコレクションを発売する。

 ピカチュウをはじめ、フシギダネやヒトカゲ、ゼニガメ、カビゴンなどの人気キャラクターを“ベイビーマイロ”調に描いたグラフィックを、Tシャツやトートバッグ、キーチェーンなどの豊富なアイテムに落とし込んだ。ピカチュウになりきれる耳付きのフーディーも登場する。同コレクションはメンズ、ウィメンズ、キッズで展開する。

The post 「ベイプ」が「ポケモン」とコラボ ピカチュウが“ベイビーマイロ”調に appeared first on WWDJAPAN.com.

「アディダス」とビヨンセの「アイビーパーク」がコラボコレクション第2弾

 「アディダス(ADIDAS)」とビヨンセ(Beyonce)のブランド「アイビーパーク(IVY PARK)」は30日、第2弾となるコラボコレクションを発売する。“ドリップ2(The Drip 2)”と題した新作コレクションではXXXS〜4Xサイズをそろえ、ジェンダーニュートラルに展開する。ジムで着用できるアパレルとシューズを中心に、ベルトや靴下、ハット、ベルトバッグ、ダッフルバッグなどを取り扱う。「アディダス」の公式サイトで29日から先行発売し、30日から店舗でも販売する。価格はアクセサリーの25ドル(約2600円)からアウターウエアの200ドル(約2万1000円)までだ。

 シューズは第1弾で発表した“アイビーパーク ウルトラブースト”や“ナイト ジョガー”、スリークスーパー72“の新配色モデルを含め、“アイビーパーク フォーラム”スニーカーのローカットとミッドカットなど6つのアイテムを用意した。これらは「アディダス」の定番モデルを基本に、ジムバッグにクリップで留めることができる仕様になっている。

 またコレクションのコンセプトには「ディス イズ マイ パーク(THIS IS MY PARK)」を掲げた。キャンペーン動画にはビヨンセ自身が出演しており、視聴者にありのままでいられるところや目指すところ、駆り立てるものである“パーク”を見つめるよう呼びかけている。カラーパレットはコーラルやオレンジ、イエロー、グリーン、ダークグリーンで構成した。

 「アイビーパーク」は、ビヨンセとトップショップ(TOPSHOP)のフィリップ・グリーン卿(Sir Phillip Green)が2016年4月に共同設立したアスレジャーブランド。その後グリーン卿が人種差別的な発言やセクシャルハラスメントをしたという疑惑が持ち上がったことを機に、ビヨンセが18年11月に全株式を取得した。「アディダス」とは19年4月に提携を発表した。

The post 「アディダス」とビヨンセの「アイビーパーク」がコラボコレクション第2弾 appeared first on WWDJAPAN.com.

「リック・オウエンス」と「モンクレール」がコラボ メタリック素材のダウン、Tシャツ、レインコートなど

 「モンクレール(MONCLER)」は「リック・オウエンス(RICK OWENS)」とのコラボコレクションを10月22日に発売した。「リック・オウエンス」の直営店、「モンクレール」の一部の店舗と公式ECサイト、一部のセレクトショップで取り扱っている。

 Tシャツ(6万1600円〜)、ジレ(24万3100円)、ショートアウター“ANGLE”(26万700円)、キャップ(3万800円)、ショートアウター“COYOTE”(33万8800円)、ロングアウター(21万7800円〜)、レインコート(28万7100円)などを用意した。大胆なシルエットながら、ブラック、シルバー、ダストのミニマルなカラーを多用したコレクションで、メタリックな素材を使用したダウンのロングアウターも印象的だ。

 発売日前日にリック・オウエンス(Rick Owens)と彼のパートナー 、ミシェル・ラミー(Michele Lamy)は「モンクレール」のダウンで布張りのカスタムを施したバス内で、ゲストを招いた対談などのデジタルイベントをインスタグラムのライブ配信で開催した。

The post 「リック・オウエンス」と「モンクレール」がコラボ メタリック素材のダウン、Tシャツ、レインコートなど appeared first on WWDJAPAN.com.

秋の夜長にオススメ、デリケートゾーンケアアイテム&ウエアを紹介 美容通の4人が座談会

 「第二の顔」とも言われるデリケートゾーン。最近では、バイオ療法と植物バイオメソドロジーを取り入れたライフケアブランド「ワフィト(WAPHYTO)」がデビューし、マッシュビューティーラボが主催するプレス向けイベント「ビープルフェス(BIOPLE FES)」でもデリケートゾーンにフォーカスしたフェムテックブースが出展されるなど、定番と化しているデリケートゾーンケア。そもそも、デリケートゾーンとは、膣周りを取り囲む大陰唇、小陰唇などを指し、近年では洗浄剤、保湿クリーム、オイル、サプリメントなどさまざまなアイテムが販売されている。どのようなアイテムが支持され、どういった効果が期待できるのか――。美容業界に従事する4人のプロたちに、愛用しているアイテム、ウエアを上げてもらい、選ぶ際に意識しているポイントを聞いた。

――:デリケートゾーンケアは、いつから始めた?

南上夕佳=植物療法士・ルボア フィトテラピースクール副代表(以下、南上):約10年前から。当時、日本では選択肢も少なく手軽に買うことができず、海外のネットショップなどで購入していました。日本では「アンティームオーガニック(INTIME ORGANIQUE)」が誕生した2013年以降、さまざまなブランドから商品が生まれて選べる時代になりうれしいです。

佐藤香菜フリーランスブランディングディレクター(以下、佐藤):コスメキッチン(COSME KITCHEN)の店頭で働いていた20代前半から。「アロメディカ(AROMEDICA)」の“フェミノール”(100mL、3000円)というデリケートゾーンケア用のオイルを取り扱っており、それを使ったことから始まりました。私にとって、オイルで洗う習慣を取り入れるキッカケとなったブランドです。

――:デリケートゾーンケアによって、どのような効果が期待できる?

南上:女性ホルモンバランスが整うので、生理不順が整うこと、月経痛が軽くなること、おりものが正常の範囲内で分泌するようになることや、ニオイ・ムレの解消が期待できます。プロダクトに入っている植物によって、香りによるリラックス効果、リフレッシュ効果、また普段はあまり見ることのない自身の大切な箇所をケアすることは、女性らしさの開花や自愛の心が持てて自身と向き合う時間にもなります。デリケートゾーンケアは、女性であることを喜び、自分を愛でるイメージです。また、プレ更年期や更年期ケアへのアプローチとしても注目を集めています。膣の乾燥を防ぎ、粘液を出しやすくすることもケアの役割と言えるでしょう。

谷口智美ビープル バイ コスメキッチン ディレクター(以下、谷口):私は7年前からケアを始めています。日々デリケートゾーンをケアすることで、自己愛が高まり、気分も明るくなれました。まず、ケアをスタートする前にVIOの脱毛をオススメします。毛がないと状態や状況が把握しやすくなり、それに合わせたケアが可能になります。具体的なケア方法ですが、まず専用のソープで洗い上げた後に保湿をします。するとフカフカでツヤツヤになるので、とても心地よい素肌に。乾燥から生成されるメラニンや、黒ずみが気になる方はケアするだけでワントーン明るいお肌に。また、ショーツで締め付けられる部分でもあるので、私は寝るときは履かずに、圧迫された血管や皮膚を解放しています。

――:実際に使用しているアイテムは?

佐藤:オススメは3つあります。「アロメディカ」の“フェミノール”、オイルタイプの洗浄料「リップ インティメイトケア(LIP INTIMATE CARE)」の “クレンジング モイスチャライジングオイル”(75mL、3200円)、月経カップの「フルムーンガール(FULLMOON GIRL」(4000~8000円)。6年ほど前から月経カップを使用しています。「フルムーンガール」は日本でも購入でき、初心者にオススメ。生理用品もデリケートゾーンケアの一環として捉え、こだわることで私はそれまでに感じていた生理痛や不快感が軽減されました。また、「リップ インティメイトケア」は、保湿も兼ねているのでとても使いやすい。体を保湿するように、デリケートゾーンも保湿が大切です。


谷口:私が推薦するのは、洗うアイテムと、潤すアイテム。洗うケアには、「ビオトゥルム (BIOTURM)」の“フェミニンウォッシュジェル”(250mL、2500円)、「ザ レディ(THE LADY.)」の“デリケート ローズプラセンタ ウォッシュ”(150g、2500円)を愛用中。潤すケアは、「アンティームオーガニック」の“ホワイトクリーム”(100g、2600円)、「イエス(YES)」の“インティメイト・オイルローション”(40mL、3500円)を使っています。


勝田小百合アムリターラ代表兼商品開発担当(以下、勝田):膣は、乳酸菌によってpH3.5~4.5の酸性に保たれているので、アルカリ性の石鹸では洗わず、お湯洗いにするようにしています。また、インナーから整えることを意識しています。「アムリターラ(AMRITARA)」“ヒマラヤ岩塩バスソルト”(520g、1800円)をお風呂に入れて42℃くらいのお湯に15分浸かってよく温まるようにしています。血流改善をうながすサプリ「アムリターラ」“スパイスフルビューティ”(3000円)も併用し内側からもアプローチしています。


南上:専用ソープは、「アンティームオーガニック」の“アンティーム フェミニン ウォッシュ”(120mL、2000円)を使用しています。イランイラン、オレンジの甘いけれどさわやかな香りで癒やされながらリフレッシュできます。女性ホルモン作用の植物も多くホルモンバランスが整うと感じますね。「ワフィト」の“インティメイトウォッシュ”(120mL、2500円)は、肌を美しく保つゴツコラやスギナなどを配合していて使い心地もいいです。保湿には、「ワフィト」の“インティメイトオイル”(30mL、8000円)。デリケートゾーン専用のマッサージオイルを使います。保湿クリームは、「アンティームオーガニック」の“ホワイトクリーム”は気になる、肌の黒ずみをケアしてくれる万能保湿クリームです。生理中などでスッキリと衛生的に保ちたいときには、流せるタイプのふき取りシート「アンティームオーガニック」の“ハイジーンシート”(1500円)がオススメです。

――:インナー・下着を選ぶ際にこだわっていることは?

勝田:静電気が起きやすい化繊をやめ、湿度を保ち静電気が起きにくい天然素材のものにしてから、トラブルもなく過ごせるようになりました。「マアル(MARRU)」の新月ショーツは、とてもいいです。オーガニックコットンで、鼠径部を締め付けないタイプのものを選ぶようにしてから、骨盤内の血流も良くなったと感じます。

南上:締め付け感なく適度にホールドされているもので、素材、女性らしい気持ちになれるかどうか、デザインなど総合的に見て選んでいます。シルク素材は着け心地もよくて使いやすいので、コットンシリーズもある「バサラ(BASARA)」「シュット! インティメイツ(CHUT! INTIMATES)」、そのほか「クリスティーズ(CHRISTIES)」や「リズシャルメル(LISE CHARMEL )」などインポートの繊細なレースの下着が好きです。

佐藤:「ハンキーパンキー(HANKY PANKY)」や「ホォアナデアルコ(JUANA DE ARCO)」。ゴムがきつくないものを選びます。あまりきついものだと、股関節の部分が擦れて黒ずみにつながってしまうので、肌あたりの優しいレースやコットンなどで負荷がかからないものを選びます。

谷口:「ムーンパンツ」“デイタイム ブラックレース”(4800円)がオススメ。漏れない、蒸れない、臭わない、履くだけでOKなサニタリーショーツ。20mLの液体を吸収するショーツで、薄く速乾性に優れていてとても使いやすいです。繰り返し使えるので環境に優しく、経済的。サニタリーには見えない、ヒップを美しく見せるレースデザインで気分もアップします。

 デリケートゾーンの「洗浄&保湿」は日常的に行っている人が多く、ケアの一貫として「サニタリーアイテム」を捉えている人が多いことも印象的だ。単なるボディーケアの延長というよりも、ポジティブに自分と向き合うためのケアとして、更年期へのアプローチとして、またパートナーへのエチケットなど、非常に多面的な役割があると感じる。さまざまな世代に関わりのあるトピックであり、これから、ますます“デイリーなルーティン”として受け入れられそうだ。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

The post 秋の夜長にオススメ、デリケートゾーンケアアイテム&ウエアを紹介 美容通の4人が座談会 appeared first on WWDJAPAN.com.

「M・A・C」からジューシーな色付きリップバームが登場 BLACKPINKのLISAが広告塔に

 「M・A・C」は12月11日、色付きのリップバーム“グロー プレイ リップ バーム”(全6色、各3000円)を発売する。ヌードから鮮やかなレッド、ポップなピンクなどをそろえ、艶やかでジューシーな仕上がりをかなえる。シア脂やマンゴー種子脂、ホホバ種子脂が唇を保湿しながら、シルキーで滑かなテクスチャーを特徴としている。なお、3月に発売した、健康的な血色感を与えるクリームチーク“グロー プレー ブラッシュ”のシリーズの第2弾製品だ。

 また、先日グローバルアンバサダーに就任したBLACKPINKのLISAが広告に登場。LISAはビジュアルでビビッドなレッド“グロー プレイ リップ バーム ルージュ アウェイクニング”を使用している。

 そのほかファンデーションは“スタジオ フィックス フルイッド SPF 15 N18”、チークはコーラルピンク““グロー プレー ブラッシュ ザッツ ピーチィ”、ハイライターは“エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ ダブル グリーム”を使用。目元はブラックのリキッドアイライナー“ブラシストローク ライナー ブラシブラック”とマスカラ“エクステンディッド プレイ ギガブラック ラッシュ リッチブラック”を用いた。

The post 「M・A・C」からジューシーな色付きリップバームが登場 BLACKPINKのLISAが広告塔に appeared first on WWDJAPAN.com.

「イプサ」の人気美容液から初の限定カラーボトル登場

 「イプサ(IPSA)」は2021年1月8日、人気の美容液“セラム 0”(50mL、1万円)から初の限定カラーボトルを数量限定発売する。ビジュアルは丑年にちなみ牛を採用した。

 同製品で初めての限定カラーボトルは「新年を迎えるにあたり、“赤”が邪気を払う神聖な色であったり、活力を感じさせたりする色であることから今回パッケージに採用した」とブランドPR担当者は語る。

 “セラム 0”は不要なタンパク質や水の影響を受けていないみずみずしく清潔感に満ちた“0(ゼロ)素肌”をかなえる美容液として2019年に誕生した。「不要なものをデトックスし、本来の美しさを取り戻すというコンセプトには大変反響があり、多くの人に愛用してもらっている」という。なお同製品は12月25日から公式ECサイトで先行予約を開始する。

The post 「イプサ」の人気美容液から初の限定カラーボトル登場 appeared first on WWDJAPAN.com.

「イプサ」の人気美容液から初の限定カラーボトル登場

 「イプサ(IPSA)」は2021年1月8日、人気の美容液“セラム 0”(50mL、1万円)から初の限定カラーボトルを数量限定発売する。ビジュアルは丑年にちなみ牛を採用した。

 同製品で初めての限定カラーボトルは「新年を迎えるにあたり、“赤”が邪気を払う神聖な色であったり、活力を感じさせたりする色であることから今回パッケージに採用した」とブランドPR担当者は語る。

 “セラム 0”は不要なタンパク質や水の影響を受けていないみずみずしく清潔感に満ちた“0(ゼロ)素肌”をかなえる美容液として2019年に誕生した。「不要なものをデトックスし、本来の美しさを取り戻すというコンセプトには大変反響があり、多くの人に愛用してもらっている」という。なお同製品は12月25日から公式ECサイトで先行予約を開始する。

The post 「イプサ」の人気美容液から初の限定カラーボトル登場 appeared first on WWDJAPAN.com.

女性誌「JJ」が不定期刊行に 読者層の環境の変化が理由

 光文社は、女性ファッション誌「JJ」の月刊発行を12月23日発売の2021年2月号をもって終了し、不定期刊行にすると発表した。「ターゲットである20代を取り巻く環境やライフスタイルの変化」を理由としている。今後はデジタルメディアとして、公式サイト「JJ ネット」やツイッター、インスタグラムといったSNS、YouTubeをはじめとする動画での発信など、読者層により適した形で展開していく。なお、紙の雑誌については、「最も効果的な企画内容である場合、随時刊行する」としている。現編集長である今泉祐二氏は今後も続投する。

 同誌は1975年4月創刊。10代から20代の女性を中心に読まれ、梅宮アンナや神田うの、黒木メイサ、加藤夏希、滝沢カレンなど、45年間にわたり数々の人気モデルを輩出した。

The post 女性誌「JJ」が不定期刊行に 読者層の環境の変化が理由 appeared first on WWDJAPAN.com.

アウトドアの「アンドワンダー」が丸の内に5店舗目を出店 今後はオフィス用セットアップも企画

 TSIホールディングス傘下のアウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」は10月24日、東京・丸の内の新東京ビル1階に新店を開いた。東京・元代々木の直営店やミヤシタパーク、名古屋のラシックなどに続く5店舗めで、売り場面積は約135平方メートル。アウトドアとファッションの両面を打ち出すブランドとして、ゆくゆくはビジネス街の丸の内にあわせたセットアップなども企画する考えがあるという。

 店はショッピングストリートである丸の内仲通り沿いで、同じビルには、「エルメス(HERMES)」の丸の内店や伊勢丹がプロデュースする「イセタンサローネ メンズ」なども出店している。内装を手掛けたのは、ミヤシタパークの店舗と同様スキーマ建築計画の長坂常。クライミングロープなどを取り入れた可変型の什器を多用し、店頭でのイベント開催や展示にも柔軟に対応できるようにているのがポイントだ。

 「海外は卸での拡販を進めるが、国内は今後も主要都市に各1店は出店していきたい」(奈良誠事業部長)という。ビジネス街の丸の内はアウトドアブランドとは縁遠く感じる立地だが、近ごろはゴールドウインなどアウトドアメーカーのショップも増えている。「平日と休日とで客層がガラリと変わる丸の内は、アウトドアとファッションという両面を打ち出す『アンドワンダー』にぴったりだと考えた。スーツ姿のビジネスマンが防水のアウトドアアウターを着ているといったケースも増えており、親和性はある」と分析する。そうした背景から、2021-22年秋冬をめどに、ブランドが得意とする機能性を盛り込んだビジネスシーンでも着られるセットアップなども拡充していく考えがあるという。

 オープンに合わせて、日本環境設計が手掛ける循環型経済推進ブランド「ブリング(BRING)」の製造過程の紹介や一部商品を刺しゅうでカスタマイズして販売するイベントなどを実施。また、今秋から「アンドワンダー」の商品を積んだ移動販売車のプロジェクトもスタートしており、丸の内店で移動販売車をお披露目。今後、登山口やイベントなどに出向いて販売を行っていくという。

The post アウトドアの「アンドワンダー」が丸の内に5店舗目を出店 今後はオフィス用セットアップも企画 appeared first on WWDJAPAN.com.

「Y/プロジェクト」 × 「カナダグース」 構築的なデザインと機能性を兼ね備えた全6型

 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」は10月28日、「カナダグース(CANADA GOOSE)」とのコラボコレクションを2020-21年秋冬メンズ・コレクションから発売する。阪急メンズ東京(東京・有楽町)やセレクトショップのアデライデ(ADELAIDE)などで扱う。

 コラボアイテムは全6型。「カナダグース」の機能性を備えたウエアをベースに、「Y/プロジェクト」らしい構築的なデザインを掛け合わせた。「カナダグース」で人気を誇る“コンスタブルパーカ”の襟を変形させたジャケット(19万円)、前身頃を上に吊り上げたようなショートジャケット(19万円)、2ウェイで使用可能なダウンジャケット(24万円)、ハイブリッドニットプルオーバー(29万円)、ハイブリッドニットジャケット(16万円)、リバーシブルのビーニー(3万円)をラインアップ。また各アイテムの袖やポケットには、両ブランドのワッペンやロゴを配した。

The post 「Y/プロジェクト」 × 「カナダグース」 構築的なデザインと機能性を兼ね備えた全6型 appeared first on WWDJAPAN.com.

「グッチ」の広告キャンペーンがビリー・アイリッシュのオンラインライブで世界初公開

 「グッチ(GUCCI)」はミラノメンズのデジタル・ファッション・ウイークで発表した“エピローグ・コレクション”の広告キャンペーンを10月26日に行われたビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)のオンラインライブ中に初公開した。

 同キャンペーンはミネアポリスを拠点とするフォトグラファー、アレック・ソス(Alec Soth)が撮影し、ローマ出身の映画監督、ダミアーノ&ファビオ・ディノチェンツォ(Damiano and Fabio D'Innocenzo)兄弟がフィルムディレクションを手掛けた。“エピローグ・コレクション”のアイテムを着用した「グッチ」のデザインチームのメンバーが、後期マニエリスム様式の壮麗な建物と落書きで覆われた対照的な2つのロケーションを舞台に登場する。

 クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は、「私が常に求めている無秩序な美しさ、すなわち美のカオスを表現するためにさまざまなものを集めた。一緒に働くデザインチームの仲間たちは、情熱を注いで作り上げた服をすぐに手放さなければならない。私はその呪縛を解いて、彼らに自ら着るように頼み、自分たちだけで完結する自給自足的な仕事に取り組んだ。時間的制約を克服しながら未来への答えの多くは現在にあるという同コレクションに対する私の考えを表現した」とコメントした。

The post 「グッチ」の広告キャンペーンがビリー・アイリッシュのオンラインライブで世界初公開 appeared first on WWDJAPAN.com.

伊藤忠が出資するコスメECプラットフォームノインがファミリーマート専売コスメ「ソポ」発売

 化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」を運営するノインは11月10日、ファミリーマート専売の新コスメブランド「ソポ(SOPO)」が発売する。第1弾アイテムとしてアイブロウ、アイライナー、マスカラの3製品をそろえる。

 これまでのコンビニコスメといえば“急なニーズなど緊急度の高い商品購入”がメインだったが、「ソポ」の狙いは“試してみたかったをかなえるコスメ”。コスメのECプラットフォームで得たデータを基に、「ここにしかない商品」「試しやすいサイズ感」「試しやすい価格」「高品質」にこだわったアイテムを開発した。マスク着用が当たり前となった中でも楽しめるメイクとしてアイメイク3商品をそろえ、眉マスカラとペンシルとチップが1本になった「3in1アイブロウ」(1250円)、トレンド感のあるカラーと発色が良い「カラーアイライナー」(900円)、にじみにくい処方とお湯でオフできるミニサイズの「カラーマスカラ」(850円)をラインアップ。

 「ノインは若年層、そして地方のユーザーも多い。若年層はクレジットカードを保有している人が少なくほとんだがコンビニ決済だ。そのため、11月からファミリーマートのみコンビニ決済手数料を優遇することで来店頻度の増加を促し、『ソポ』への接触機会の向上を図る。今後も『ノイン』で得た若年層のニーズを基に新製品を追加していく予定」とブランド担当者。

 2017年にリリースした「ノイン」は、現在までに250万ダウンロードを突破した化粧品通販アプリ。ドラッグストアやバラエティーショップで展開するコスメを中心に約700ブランドを取り扱い、10月2日から大丸松坂屋百貨店が展開するコスメセレクトショップ「アミューズ ボーテ(AMUSE BEAUTE)」と連携し百貨店コスメの販売も開始。「セルヴォーク(CELVOKE)」「アディクション(ADDICTION)」など16ブランドなどがアプリで購入可能だ。アプリのコアユーザーは18〜24歳、インスタグラムの月間リーチ数は1500万など若年層ユーザーが多いのが特徴。今年4月には伊藤忠商事が第三者割当増資で出資している。ファミリーマートは伊藤忠商事の傘下にある。

The post 伊藤忠が出資するコスメECプラットフォームノインがファミリーマート専売コスメ「ソポ」発売 appeared first on WWDJAPAN.com.

キム・ジョーンズの「ディオール」から新作スニーカー“B27”登場 “ディオール オブリーク”など異素材をミックス

 「ディオール(DIOR)」は、新作スニーカー“B27”を発売する。1980年代のテニスシューズのビンテージルックからスケートボードの世界観まで、多様なインスピレーションを取り入れて、キム・ジョーンズ(Kim Jones)が大切にしているスポーツウエアのスピリットを表現したという。

 “B27”は、ムッシュ ディオールを象徴するシェードにさりげなくオマージュを捧げたホワイト、ブラック、グレーの3色展開。ローカットとハイカットをそろえ、それぞれ11万円と12万円。スムースカーフレザーやヌバックに、“ディオール オブリーク”モチーフや、21年春夏のメンズショーに向けてデザインされたパンチングレザー“Dior Oblique Galaxy”など異素材を組み合わせた。

 イタリアにあるメゾンのアトリエの職人たちの精巧な技術で複数のインサートを重ね合わせることにより、独特の立体感を生み出した。アイレットは“CD”ロゴにちなんでデザイン。かかと部分にはエンボス加工、ソールには“DIOR”ネームの刻印を施した。

 “B27”は10月30日にハウス オブ ディオール ギンザと「ディオール」の公式ECサイトで先行発売。11月7日に全国の「デイオール」の店舗で展開予定だ。なお、現在「ディオール」の公式ECサイトでメールアラートを登録することができる。

The post キム・ジョーンズの「ディオール」から新作スニーカー“B27”登場 “ディオール オブリーク”など異素材をミックス appeared first on WWDJAPAN.com.

「ピーチ・ジョン」の第2期リアルサイズモデルに1200人の応募 共感集まる

 2017年頃から、「美しさの形はさまざま。ありのままの自分の体を愛して、自信を持って」というメッセージが込められた“ボディーポジティブ”という言葉が下着業界に広がり始めた。その動きは「#MeToo」運動の広がりと重なっている。ボディーポジティブを象徴するブランドの代表格としてリアーナ(Rihanna)による「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE×FENTY)」が挙げられる。10月初旬に配信された同ブランドのショーでは、あらゆる体型と世代のモデルが登場した。

 振り返れば14年に「アメリカンイーグル アウトフィットターズ(AMERICAN EAGLE OUTFITTERS)」の姉妹ブランドで下着を主力に展開する「エアリー(AERIE)」が、広告ビジュアルに多様な体型のモデルを起用し、修正を一切加えないと宣言した。それを支持する声が広がり、今では高級ブランドからSPAブランドまでが多様な体型のモデルをビジュアルに起用している。スリムで長身のセクシーなモデルばかりをショーに登場させた「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’ S SECRET)」さえ、昨年にプラスサイズモデルを起用している。

 一方、日本では多様なサイズのモデルを起用するのが困難だった。そもそも日本人の下着モデルが少なく、下着姿で公の場に登場させるにはハードルがかなり高い。その突破口となったのが「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」が起用したリアルサイズモデルだ。19年6月にSNSを通してリアルサイズモデルを募集したところ約600人が応募し、13人を選出(20年に入り3人追加)。現在、彼女らはSNS広告をはじめとするオンライン媒体を中心に活躍している。

 東ひかるピーチ・ジョン広報宣伝課課長は、「リアルサイズモデルを募集した目的は、消費者に、より自分に近い着用イメージを持ってもらいたいから」と話す。「特にインスタグラムでのリアルサイズモデルによるビジュアルは消費者からのエンゲージメントが非常に高く、ストーリーからオンラインショップへの誘導率も高い。自分と近い体型のモデルが登場したことで、ブランドとの距離が近くなったと感じてもらっている」。リアルサイズモデル起用は実際、売り上げアップにも効果を上げている。

デビューから1年を経て、憧れる存在へと成長

 リアルサイズモデル第2回の最終オーディションが10月10~11日に東京・ピーチ・ジョン本社で開催された。今回は、第1回の2倍の約1200人が応募、年齢は20~50代までと幅広く、職業も多岐にわたる。一次審査、二次審査に合格した約100人が最終オーディションに臨み、審査には来年初旬にコラボコレクション第2弾を発売するお笑いコンビ、フォーリンラブのバービーも参加した。彼女はコラボ第1弾に続き、第2弾のビジュアルでもリアルサイズモデルと共演する予定だ。

 応募が増えた要因を東課長は「リアルサイズモデル1期生が想像以上に活躍し、受け入れられたから」と分析する。ファッション誌「ジンジャー(GINGER)」やウェブサイト「エルガール・オンライン(ELLE GIRL ONLINE)」でリアルサイズモデルの特集が組まれたこともあり、先日のオーディションでは「リアルサイズモデルの〇〇さんに憧れて募集した」「ありのままで自然体の一般人でもこんなに素敵なんだと思えた」「自分を肯定するきっかけになった」という声が多かったという。「自分を変えたい、一歩踏み出したいと思って応募した女性らがリアルサイズモデルとして自信を得て1年が経過した今、憧れの存在にまで成長した。その姿は『ピーチ・ジョン』のコンセプトである“元気・ハッピィ・セクシー”そのものだ」と東課長。

フェミニズムやルッキズムに対する高い意識

 東課長は、「今回のオーディションでは多様性に対する意識の高さを感じた」。二次審査の書類選考ではボディーポジティブに対する考えを書いてもらったが「大学の授業やSNSで得た知識から、フェミニズムやルッキズムに対する知識も豊富で、体型だけでなく、パーソナリティーや生き方もそれぞれ違っていいという考え方を持っている人が多い」と言う。リアルサイズモデルは売り上げに貢献するだけでなく、ビジュアルやSNSを通してメッセージを発信しており、消費者はそれを自分ごととして捉えているようだ。

 20年4〜9月の売り上げトップスリーの“ナイスバディブラ” “いつでもジャストブラ” “スマートブラ”の商品は機能性を打ち出しつつ、リアルサイズモデルの起用により女性のマインドの変化を反映したビジュアル表現をしている。その巧みさは1988年から発刊してきた通販カタログで女性が共感するビジュアル表現にこだわってきた「ピーチ・ジョン」の真骨頂だ。第2期生リアルサイズモデルのデビュー、そしてさらなる活躍を期待したい。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

The post 「ピーチ・ジョン」の第2期リアルサイズモデルに1200人の応募 共感集まる appeared first on WWDJAPAN.com.

ドームが目指す“お客さまと併走するOMO”とは?

 新型コロナウイルスの影響で店舗を訪れる顧客が減り、アパレル小売にとってオンラインとオフラインの融合させるOMO施策の重要性はこれまで以上に高まっている。米スポーツウエアブランド「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」日本総代理店のドームは、2018年10月にクラウド型アプリプラットフォーム「ヤプリ(YAPPLI)」を導入し、スマートフォンを利用したさまざまなOMO施策を実行している。施策の狙いや成果について、同社の阿部敏ドーム ブランドマーケティングDiv. ヘッドオブコンシューマーインサイトに聞いた。

EC売上高が前年比70%増
アプリ経由の販売も伸長

WWDジャパン(以下、WWD):コロナ禍において、「アンダーアーマー」のECの状況はどのように推移している?

阿部 敏ドーム ブランドマーケティングDiv. ヘッドオブコンシューマーインサイト(以下、阿部):3月以降、「アンダーアーマー」はEC単体で見ると非常に好調です。「アンダーアーマー」はグローバルでマスクの開発・販売を始め、非常に好調だったのですが、その分を抜いても日本のEC売り上げは前年比70%増くらいになりそうです。そのうちアプリ経由の売り上げは25%に達していて、大きく伸びています。

アプリに動画を保存
「接客の擬似体験を」

WWD:EC販売には以前から取り組んでいるが、どのような課題があった?

阿部:2018年にECサイトをグローバルののプラットフォームに統合しました。しかし使い勝手が日本のお客さまに合わず、コンバージョンレートが下がってしまったため、日本にローカライズすべくヤプリを使ったスマホ向けアプリの開発にも取り組みました。

WWD:OMO関連ではどのようなことに取り組んでいる?

阿部:アプリで会員登録していただいた方には割引をしています。直営店では5%、アウトレットでは10%以上の割引をしています。こうした施策により現在のアプリ会員は50万人弱で、ECの会員数を超えました。

WWD:アプリの開発・運用は?

阿部:今は新卒社員6人がアプリを運用しています。人的コストが少なくて済む点はありがたいですね。特別な知識や技術が無くても、簡単にアプリを作ったり、コンテンツを追加したりできるなどフレキシブルさにとても助かっています。「ヤプリ」の機能で一番活用しているのはバーコードリーダー。店舗に欲しいサイズや色が置いていなくても、商品のタグを読み込んでECで注文していただけます。また、スポーツウエアは機能が重視されるため、店舗スタッフがインスタのライブ配信で商品説明をします。アプリに動画をアーカイブし、店舗での接客が擬似体験できるような環境を整えようとしています。

在庫連携と無人レジを実現
「ブランドのファンを増やす」

WWD:アプリの機能として今後追加したいものはある?

阿部:ヤプリの店舗検索機能を利用し、アプリ上で店舗在庫を確認できるようにしたいです。新型コロナの影響で買い物に割く時間を減らし、店舗に「これが欲しい」と明確な目的を持っていらっしゃる方が増えました。せっかく足を運んでくださったお客さまをがっかりさせてしまうことがないよう、前もって在庫を確認できることはますます必要になると考えます。

WWD:思い描くOMOの形は?

阿部:最終的に目指しているのは、全ての決済をオンライン上で完結できるようにすること。お店からレジをなくし、スタッフが商品の機能性を説明することに専念できるような環境ができれば、より「アンダーアーマー」を好きになっていただくことにつながると考えています。

問い合わせ先
ヤプリ 広報
050-1745-4529

The post ドームが目指す“お客さまと併走するOMO”とは? appeared first on WWDJAPAN.com.

有力ブランドの多くが採用するアプリ開発サービス「メグリ」とは?

 新型コロナウイルスの影響でECやオムニチャネルの重要性が高まる中、ランチェスターが提供するアプリ開発プラットフォーム「メグリ(MGRe)」を導入する有名ブランドが増えている。同社が“コミュニケーションを通して顧客理解を深めるプラットフォーム”と位置付けるメグリにはどのような特徴があり、どのような効果が期待できるのだろうか。

アプリを複数の情報と
販売チャネルのハブに

コロナ禍を機に導入
 大きな成果も

 新型コロナウイルスの影響を受け、ECやアプリの重要性は今まで以上に増している。ランチェスターの田代健太郎代表取締役は「店舗への来店が減り、ECでの販売に頼らざるえない状況の中で、多くの企業が試行錯誤を続けています」と語る。こうした状況に適切に対応するためには、どのようなことが求められるのだろうか。田代氏は「店舗販売であれ、EC販売であれ、新規顧客との接点をきっかけに、いかにリピーターになってもらうかが重要です。このリピーターづくりにアプリが有用なツールなんです」。その上で、「もちろん、ただアプリがあればいいというわけではなく、どんなチャネルの接点でも一人ひとりをブランド側が認知できる仕組みを作り、顧客の特性などに合わせてコミュニケーションができるアプリの運用を目指すことが重要です」と田代氏。
 こうした取り組みを進める上で、有効な手段になり得るのが「メグリ」の活用だ。田代氏は「メグリで開発したアプリはリピーターを増やし、顧客エンゲージメントを高めるための非常に有効な武器になります。ECやオムニチャネルでお悩みの企業様は、ぜひ当社にご相談ください」。

問い合わせ先
ランチェスター
pr@lanches.co.jp

The post 有力ブランドの多くが採用するアプリ開発サービス「メグリ」とは? appeared first on WWDJAPAN.com.

ナイキの次世代物流拠点にも導入 コロナ禍で進化を続ける”ロボット倉庫”

 コロナ禍でデジタルシフトの波が、物流にも押し寄せている。その変化を先導するのが、アパレルECのフルフィルメント事業を手がけるアッカ・インターナショナル(以下、アッカ)だ。同社は独自開発の在庫管理システム(WMS)や、中国発の企業「ギークプラス(GEEK +)」が開発・提供するAI 物流ロボットなどを駆使し、倉庫の自動化・デジタル化を進めている。アッカはいかにして物流を作り替え、これからどこに向かうのか。同社がナイキ(NIKE)と共に作り上げた先端事例となる物流拠点「ザ・ダンク(THE DUNK)」の全貌と、キーマン2人の話から物流の未来を探る。

ナイキと協業して
作り上げた次世代の物流拠点

 2019年6月に稼働を開始したナイキの世界初のロボットオペレーションセンター「ザ・ダンク」は千葉県・市川市に位置し、国内のナイキ直営店と、ECサイト「NIKE.COM」用の商品を取り扱う。バスケットボールのゲームのあり方を変えた “ダンクシュート”に由来する施設名は、物流のあり方を変えるという意味も込められている。そんな思いを実現するべく、最先端の設備、技術が搭載された同センターは、次世代 の“ロボット倉庫”とも言える。センターには、中国の最大手 EC企業、アリババグループも採用する「ギークプラス」のAI 物流ロボットを200台以上導入。アッカの在庫管理システム(WMS)の指示のもと、ロボットが人のいるところまで商品棚を運び、省人化を実現している、さらには「ギークプラス」が今年、新たに立ち上げたコンサルティングチームとデータをもとに協議しつつ、日々施設の生産性向上のためのアップデートを重ねている。

 また、センター内の設備はアンカーを打つ等全て固定されておらず、柔軟性を担保しているのも特徴だ。WMSをはじめとするシステムも全てアッカによる自社構築のため、スピーディな改修が可能となっている。これらにより、ナイキのビジネスの形態や成長、一時的な物量の増減などへフレキシブルに対応できるようにしている。コロナ禍でビジネスの予測が立てづらくなった現在において、このフレキシビリティーがさらに重要性を増していることは想像に難くない。 ロボットの投入や、フレキシビリティーを重視したシステムと設備の設置が、「ザ・ダンク」の自動化・デジタル化を可能にした。通常300人は必要な施設の規模感でありながら、 70人ほどの人手で済むといった省人化に成功。コロナ禍で ECへの注文が爆発的に増えたにも関わらず、コロナ前の配送リードタイムを維持し続けることかが可能となっている。この施設がなければ、ナイキのビジネスは安定的な成長を保つことができなかったとも言える。“ロボット倉庫”は今後、日本を皮切りに世界でも稼働する見込みだ。

アッカが見据える
“ロボット倉庫”の過去・現在・未来

 アッカが「ギークプラス」のAI物流ロボットを導入したのが3年前。保守・メンテナンスの対応やアリババグループをはじめとする中国での導入実績などの観点から協業を開始した。以後、アッカは自社構築のシステムと 「ギークプラス」のロボットを連携させ、倉庫での安定的な出荷を実現していく。

 しかし「コロナで状況は一変した」とアッカの嶋田由香里取締役。「ECの需要が高まり、物量が圧倒的に増えた。しかし、例えば物量が10倍 になったからと言って、人手を10倍にすればいいいかというとそうでもない。人を収容する場所やオペレーションなどの問題があり、人員を増やすほど、生産性は低減していく。そんな中で、ロボットを最大限活用し、 出荷のキャパシティーを増やすことが必要になっている」と説明する。

 さらに3月には、「ギークプラス」が新事業としてコンサル事業を設立。企業のニーズのもと、ロボットの進化を推進している。その進化に拍車をかけているのがアッカだ。ナイキの「ザ・ダンク」はその集大成とも言える。「当社の3年間の倉庫の自動化の経験や『ギークプラス』のコンサルを通じて、在庫管理システム (WMS)からロボットへの最適なオーダーの仕方などを企業に合わせてカスタマイズできる。また、システムが自社構築であるため、企業のビジネス状況やニーズのもと、システムをフレキシブルかつスピーディに改善するなど、包括的なソリューションの提供が可能だ」と語る。

 今後については「フルフィルメントのクラウド化を進めていきたい。現状、多くの企業が倉庫を借りても、ビジネスが成長する度により大きな倉庫を借りたり、人員を手配したりしている。さまざまな倉庫や物流の設備、システムをクラウド上で管理できるようにすることで、いつでも、どの倉庫でも柔軟に物流・フ ルフィルメントのサービスの提供が可能となるはずだ」。

物流は”人がロボットを
使いこなす”時代へ

 中国発の「ギークプラス」は3年前に日本に上陸して以降、日本におけるAI物流ロボットのパイオニアとして、市場をけん引してきた。そんな同社は、これまでの物流ロボットの変遷をどのように見ているのか。「ギークプラス」 の小山翔プロジェクトマネージャーは「ロボットの導入が本格化した2017〜18年の当時は、アフターサービスの作り込みなどがニーズに中心だった。その後安定的な運用や、人とロボットを切り離して安全性を保つといったニーズが浮上した。コロナ禍ではさらに進み、 いかにロボットをカスタマイズして出荷のパワーを上げられるかといった要望が増えている」と振り返る。

 そのような導入企業のニーズの変化に対応すべく、同社は3月にコンサルティングチームを新事業として設立した。「解析してみると、導入企業の商品特性に応じたロボットのロジックの組み方が存在することが分かった。企業の需要に合わせてロボットをカスタマイズすることで、単にロボットを導入するのではなく、”人がロボットを使いこなす”レベルに到達できると考え、私を含め、戦略コンサル出身者やデータサイエンティストを入れてチームを立ち上げた」と説明する。

 コンサル事業を立ち上げ、新たなフェーズに入った「ギークプラス」。同社は今後、何を目指すのか。「大きく分けると2軸ある。1つは製品のラインアップの拡充。コロナ下でBtoBからBtoCの側面が強くなった物流業界では、安さと速さへのトレードオフが起きており、企業の要望のレベルも上がっている。われわれはそれらのニーズに合わせたソリューションを提供していかなければならない。もう一つが、コンサル事業をはじめとするサービスの作り込みだ。ロボットのシェアリングサービスなども検討しており、来年にかけていくつか新サービスを仕込んでいる。この2軸を通じて、物流界の新しいスタンダードを築いていきたい」。

PHOTO:SHUNICHI ODA

問い合わせ先
アッカ・インターナショナル
03-6452-6714

The post ナイキの次世代物流拠点にも導入 コロナ禍で進化を続ける”ロボット倉庫” appeared first on WWDJAPAN.com.

加速するDXの行く末とは? 「WWDジャパン」のデジタルコマース特集と連動した特別セミナーを開催

 「WWDジャパン」10月26日号の「デジタルコマース」特集では、さまざまなデジタル施策を行う企業・ブランドの最新事例や特別座談会を通じて、真のデジタルコマースとは何なのかを探りました。本特集の関連イベントとして、ファッション&ビューティ業界人向けのセミナーを11月9日に実施します。コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速している中、ECやリアル店舗、そしてそれらに携わる人々の役割はどのように変わっていくのか。今回は”多様な未来を考える1週間”として、渋谷で行われる都市型イベント「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷2020」内でセミナーを開催。業界をけん引するキーパーソンたちと共に加速するDXの行く末を探ります。

INFORMATION

ファッション&ビューティ業界における
DXの行く末とは?

日程:11月9日
時間:14:30〜19:30(14:00開場)
会場:渋谷ストリーム ホール
住所:東京都渋谷区渋谷3-21-3
対象者:主に百貨店、ファッションもしくはビューティ関連の小売企業、ブランド、メーカーの方
※①法人ではない個人の方(開業予定の方を含む)②弊社、及び協賛企業と同様の事業内容をお持ちの法人(EC関連サービス、アプリ開発、メディア運営等)③ホームページ・関連サイトにて、弊社と同様の事業内容を明記している法人及び個人に該当される方はご参加いただけません。予めご了承ください。
参加条件:「WWDジャパン10月26日号」1部購入につき、1名限定の聴講
※会場聴講は抽選で100名さま限定、オンライン聴講は人数無制限で参加いただけます。

問い合わせ先
「WWD ジャパン」デジタルコマース特集セミナー担当
dxseminar@infaspub.co.jp

The post 加速するDXの行く末とは? 「WWDジャパン」のデジタルコマース特集と連動した特別セミナーを開催 appeared first on WWDJAPAN.com.

インスタ×「ビジュモ」で実現 EC強化と動画接客を推進するDX

 インスタグラム上にはブランドの公式アカウントやスタッフ、消費者などユーザー投稿(UGC=ユーザー作成コンテンツ)があふれている。「ビジュモ(VISUMO)」は、このインスタグラム上 の写真・動画・IGTVといったUGCを自社ECで活用するためのツールだ。ECに掲載した写真や動画を商品ページのリンクを張って結びつけることで、閲覧から購買までのシームレスな導線を作り出し、サイトの回遊率・成約率向上が見込める。2017年のローンチから国内のアパレル企業(構成比の35%)、ビューティ企業(同25%)を中心に、取引先は約250社を数えるまでに成長した。

“映える”写真がECの核に
1割以上もアクセスが伸長

 「消費者がインターネット上でブランドや 商品について知る上で、文字情報の価値は 相対的に低下している。スマホネイティブ 世代(1996年以降の生まれ)だけでなくミレニアル世代(1981〜1995年生まれ)ですら、インスタグラムではハッシュタグ検索、グーグルではイメージ検索などビジュアルから情報収集を始めている」。そう話すのはビジュモ社取締役の井上純氏。「その画像検索をする感覚で、ECサイトでもより直感的な写真や動画から情報収集を始める方向へ消費者動向はシフトしている。“いいね”を押したくなるような“映える”写真が ECサイトに並ぶだけで、消費者の視線が集まる人気コンテンツを作ることができる」と語る。「ビジュモ」の活用によりクライアント企業の多くが、導入前から1割以上もアクセス数を伸ばしているという。

インスタ投稿の価値を最大化
「ビジュモ」が実現するDX

 自社スタッフのSNS投稿をECで活用する企業もあり、事例の一つが「シップス」だ。EC上の特集ページにも店舗スタッフが登場するなど、これまでリアル店舗や顧客とのコミュニケーションの販促の一環でしかなかった各店のインスタ投稿をデジタル上で生かしている(上図)。井上氏はこれを「デジタルトランスフォーメーション(DX)の一つの形だ」と表現する。「今後は、事業者が人材リソースをデジタル 上でも有効活用し、彼らのクリエイティブ を多様化させることが一層重要な時代になる」。「シップス」はコロナ禍で動画コマースも強化している。「ライブコマースも視聴されなければ無駄な作業に終わってしまう。『ビジュモ』を活用すれば、ECサイトの商品詳細ページなどに動画を掲載し、より多くの人にリーチできる」。

デジタルで人材資源を最大化
今冬に新サービスをローンチ

 井上氏はDXについて自らの考え方をこう語る。「(DXの)本質はいたってシンプルで、デジタルが社員の力を最大化できる環境を作ることだ。その力添えをしていきたい 」。今冬にはUGC活用ツールと並び、新たな柱となるサービスをローンチ予定だ。

問い合わせ先
visumoソリューションチーム
sales@visumo.co.jp

The post インスタ×「ビジュモ」で実現 EC強化と動画接客を推進するDX appeared first on WWDJAPAN.com.

BBFが手がけるファッションブランドのOMO推進「全方位サポート」

 BBFはファッションブランド向けのEC構築・運用支援、マーケティング支援を一気通貫で手がけ、多くのユーザー獲得に貢献している。事例の一つが、サザビーリーグが2018年に立ち上げたD2Cのジュエリーブランド「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」だ。これまでEC販売に特化していたが、今年8月には東京・渋谷の松濤にショールームをオープンするなどOMO戦略にも力を注ぎ始めた。商品のカスタマイズやパーソナライズが可能なECを武器に、コロナ禍でも売り上げを拡大し続けている同ブランドの取り組みについて、同社の相川慎太郎営業統括WEB戦略部長 兼 ECブランド事業部長とBBFの安住祐一執行役員EC事業部長に聞いた。

体験価値にこだわるEC
リピート率は驚異の40%

WWDジャパン(以下、WWD):新型コロナウイルスの影響は?

相川慎太郎サザビーリーグ営業統括WEB戦略部長 兼 ECブランド事業部長(以下、相川):ECを主軸にビジネスを展開しているので、そこまで大きな影響はありませんでした。受注もほぼ落ちていません。

安住祐一ビービーエフ執行役員EC事業部長(以下、安住):コロナ禍でBtoCのECでも売り上げが大きく伸びているブランドもあれば、そうでないブランドもあります。「アルティーダ ウード」が好調なのは、BtoCで店舗を持たないブランドが広がる前から、ビジネスのあるべき姿を着想して取り組まれてきたことが大きいと思います。ジュエリーのカテゴリーはそもそもECでは難しい領域ですが、しかもそれを店舗なしでやるというのを初めて聞いた時は、かなりのチャレンジだと思いました。

相川:「リアル店舗と差別化できる」という確信がありました。我々はインドから直接商品を調達しているため、中間業者を通すコストが発生しません。また、ECを販路の主軸にしているので販管費も削れます。だからハイクオリティーな商品を、手が届くプライスで提供できる。こうしたメッセージ性やブランドパーパスはSNSやECの方が伝わりやすいので、うまく訴求できればブランドは成功すると考えました。

安住:ジュエリーはリアル店舗だと商品をたくさん陳列するため、全ての商品にフォーカスすることができません。しかし「アルティーダ ウード」のECは、一個一個のジュエリーにフォーカスするような仕組みを作り上げているんです。ECにある「ストーンカスタマイズ」というサービスです。

相川:お客さまがサイト上でジュエリーをカスタマイズし、出来上がりをシミュレーションしていただけます。唯一無二のカラーストーンの選択から、取り付ける角度、サイズなどを選ぶと、完成したジュエリーを着用しているモデルのイメージ画像を表示します。こういったことは店舗でも、大型ECモールでもできません。

安住:ブランド体験には本当にこだわられていますよね。ECサイト内の仕掛けにとどまらず、指輪のサイズを測るためのノべルティーを商品に同梱して送ったり、ジュエリーを梱包する資材に香水を吹きかけて送ったりとか。

相川:ECを販路の主軸にしているからこそ、商品が届いた瞬間のブランド体験はとても重要視しています。

安住:そういった取り組みの成果だと思うのですが、リピート率が40%と非常に高いですよね。

ブランド表現に寄り添い
バックシステムを構築

WWD:「ストーンカスタマイズ」の開発には苦労した?

安住:そうですね、システム面で最も苦労したところですね。

相川:「ブランドとしてはこう表現したい」「システムではどうしたら実現できるか」というせめぎ合いがありました。それを一つずつ解消していって。

安住:「人の指が映った画像は絶対必要」「全商品を撮影し、一個一個の石をシリアル管理する」といったことを実現するために、システム、物流の仕組みも含めてご要望にお応えするため、一つ一つ丁寧に作っていきました。

WWD:ショールームのシステムはどうなっている?

相川:ECを軸にブランドを立ち上げたので、店舗のバックオフィスも全てECにつないでいます。店舗を軸にしたブランドとは連携の仕方から違いますね。

安住:ショールームはOMOの象徴的な取り組みですよね。我々はポスレジとECの連携など様々な部分に関わらせていただきました。店舗なしのBtoCブランドがショールーミング型店舗を開くと、必ずしもうまくはいくとは限らない。今はコロナの影響もある中で、非常に挑戦的な取り組みだなと感じていました。

相川:今後はショールームを軸にいろいろとやっていきたいですね。店舗売り上げ予算はあるのですが、店舗でいくら売れたかといったことではなく、この店舗でブランドの世界観を認知していただいた方にECで継続購入いただけているか、といった視点で見ていきたいと思っています。

安住:店舗を予約来店型で月に10日だけやる、というのは単純な費用対効果では成り立たないはずなのでびっくりしました。よく社内で予算稟議が通ったなと(笑)。

相川:当社には「半歩先のライフスタイルを提案し、新たな価値を創造し続ける」というミッションがあり、テストマーケティングに力を入れています。ショールームはその一貫としてやっていますし、私は成功事例をサザビーリーグの中で横展開する役割もあるので、そうした兼ね合いで今回の事業を認めてもらっている部分もあります。

システム以外でも
踏み込んだ支援をしたい

WWD:今後の展望は?

安住:春先までに、人気がありながらコロナ禍でキャッシュフローが厳しくなるブランドが多くあると思います。そういったブランドはファッションのクリエイションは優れていても、ウェブやシステム、マーケケティング、ファイナンスの知識がある人がいないんです。BBFはそういったブランドをご支援したいなと考えています。相川さんのような方がいるブランドばかりではないので(笑)。仕組み作りからご一緒して、時にはシステム以外の部分でも「こういう風にやらないとうまくいかないですよ」と必要なことであればお伝えし、一緒に乗り越えていきたいと考えています。

相川:オンライン接客は各社さんが取り組まれていますが、まだまだこれからです。例えばライブコマースをやっても決済までつなげられず、紹介で止まっていたりします。いろいろ改善点がありますね。我々のブランドもまだ始まったばかりなので、BBF様にはオン・オフの両軸で助けていただきたいなと思っています。サザビーリーグとして今後オンラインのブランドを増やす機会があれば、今回の知見を踏まえてご協力いただきたいです。

TEXT:YOHEI YOSHIDA

問い合わせ先
ビービーエフ
03-5202-4702

The post BBFが手がけるファッションブランドのOMO推進「全方位サポート」 appeared first on WWDJAPAN.com.

オンライン接客で「ライブコール」が選ばれる理由

 新型コロナウイルスの影響で、ビデオ通話を利用したオンライン接客を始めるアパレルブランドが増えている。一般消費者に普及している無償のビデオ通話ツールでもオンライン接客は可能だが、スピンシェルが企業向けに提供するビデオ通話システム「ライブコール(LIVECALL)」を採用するブランドが急増しているという。「ライブコール」を使うメリットはどこにあるのか、実際に導入した企業はどのように使っているのか。

オンライン接客に最適な設計
“ビデオ通話ツール”に止まらない

Q:「ライブコール」はどのようなビデオ通話システムなのか?
A:オンライン接客に特化したさまざまな機能を有しています。同時に一連のマーケティングの“導線”を意識した作りになっており、ビデオ通話の前後で利用するさまざまな機能を用意していたり、他のサービスと連携したりといったことが可能です。接客予約の際は、お客さまが好みのスタッフの空き時間を確認し、接客を受けたい時間を選びます。その際、メールアドレスやSMSにURLが自動で送られて来ますから、ブランド側には手間が全く発生しません。通話はウェブブラウザを使うため、お客さまが事前に専用アプリをインストールする必要もありませんから、お客さまにお手間をかけず、離脱も防ぐことができます。「ライブコール」は「グーグルアナリティクス(GOOGLE ANALYTICS)」など他のアプリやソフトとの連携により、マーケティングに役立つさまざまなデータの分析・活用が可能で、成約率の向上などに役立てることができます。アパレルブランドの導入事例としてはスワロフスキーが10月1日から、「ライブコール」を利用したオンライン接客を銀座店で始められています。9月15日に導入したクロノスも、国内に5箇所ある“セイコーブティック”でお使いいただいています。導入にかかった期間はわずか2週間で、非常にスピーディーに進んだ案件でした。他にも、レリアンが遠隔での商品紹介、コーディネート提案に活用されています。アパレル企業からの引き合いは今年に入ってから一気に増えていて、全体のお問い合わせベースでは前年の数倍です。

ブランドの世界観を生かす
“マーケティング視点”のツール

Q:「ライブコール」で接客中に活用できる機能にはどんなものがある?
A:「ライブコール」は、以前あるアパレルブランド様のECサイトを構築・運用した経験を基に2015年に生まれたサービスです。「サイトに人を呼び込むには」「より購買につながりやすいサイト構成とは」といった、マーケティングの課題解決につながるツールであることを主眼に置き、開発しました。コロナ禍でビデオ接客はますます重要になっていますが、導入企業さまのフィードバックを元に時間をかけて改良を重ねてきたことで、他にはないツールに仕上がっていると自負しています。実際にお使いいただくと、ブランドの管理画面では各オペレーターの通話状況をリアルタイムで確認、予約状況を管理でき、サービスの効率化を実感いただけます。接客するオペレーターは、お客さまの属性表示、ファイルの送信、画面の共有などができ、事前アンケートの回答を元にした接客も可能です。顧客側に表示する画面は、ページタイトル、ロゴ、ヘッダーの色味、メニュー構成などが変更可能で、こういったブランドの世界観を保てるような仕様はアパレルブランドと好相性です。「事前アンケート機能」も備えており、通話前に回答を依頼しておけば接客に生かすことができます。また、最近リリースした「通話後アンケート機能」ではお客さまの感想を吸い上げ、接客品質向上やNPS(ネットプロモータースコア)の計測に生かすことが可能です。ほかにも、API連携でビデオ通話からスムーズにECサイトへ誘導して商品を買ってもらったり、企業のCRM(顧客関係管理)データと「ライブコール」をつなぎ、オペレーターが接客の際に閲覧できる顧客データを増やしたりといったことも可能。品質の高いビデオ通話のために、「ウェブRTC」という技術を使い、デスクトップ環境とモバイル環境の両方で高品質かつ軽快な動作を実現しています。この技術を使いこなすにはさまざまな工夫とチューニングが必要で、私たちはいわば最適なスープの配合のようなバランスを求めて開発とテストを繰り返し、デスクトップとモバイルの両環境において操作性の高いリアルタイムコミュニケーションを実現しました。

企業のOMOを後押し
 顧客との関係を強固に

Q:今後の展望は?
A:通話内容をテキストに変換して分析できるようにしたり、「ライブコール」上で商品の決済を行えるようにしたりといった、さまざまなアップデートを考えています。より柔軟にCRMに連携できるようにもしていきたいですね。「ライブコール」は優れたユーザー体験を生み出すためのツールであるということが全ての根幹にあると考えています。そのためには、機能を強化することと並行して、関連する全てのサービスを「点」ではなく「線」でつなぐことが必要になってくると思います。私たちは「ライブコール」を単なるビデオ接客ツールとは捉えていません。企業様が「ライブコール」を通じてOMOの構築を進め、より体験価値の高い接客サービスを提供することで、今まで以上に強固な信頼関係をお客さまと作っていくお手伝いをしたいと思っています。そしてゆくゆくは、時間や空間にしばられない「ニューノーマル時代の接客」を私たちの手で実現していきたい。そのためには枠組みにとらわれず、接客にまつわるさまざまなサービスのリモート化にチャレンジしていきたいと考えています。

問い合わせ先
スピンシェル 担当:五十嵐、能勢
press@spinshell.com

The post オンライン接客で「ライブコール」が選ばれる理由 appeared first on WWDJAPAN.com.

ブランドの“自走”を支援 専門家集団フラクタの新提案

 ECサイトを中心としたブランディングを行うブランディングエージェンシー、フラクタは10月から新たな受注形態をスタートする。価格の異なる三つのメニューがあり、ブランドの目的に合わせて最適なものを選んでもらう方式だ。新施策にはどのような狙いがあるのだろうか。

クリエイティブからトレーニングまで、
多彩な自走事例

ブランドの幅広いニーズを
カバーする3つの新プラン

問い合わせ先
フラクタ
contact_jp@fracta.co.jp

The post ブランドの“自走”を支援 専門家集団フラクタの新提案 appeared first on WWDJAPAN.com.

小売業界は”個売り”の時代へ トランスコスモスが提案する新たな顧客接点

 デジタルシフトが加速する中で、ECサイトにも新たな潮流が生まれている。その潮流をいち早く察知して動いているのが、ITアウトソーシング大手のトランスコスモスだ。同社はSNSやD2C、OMOといったキーワードのもと、海外発のサービスとの独占販売契約や、日本国内のサービスとの提携を推進。それらのサービスを組み合わせ、「新たな時代に対応する顧客接点」の創出に取り組んでいる。トランスコスモスの柏木又浩=常務執行役員兼DEC統括リテールコマース総括責任者へのインタビューと同社の施策を支えるさまざまなサービスから、トランスコスモスが考える「新たな顧客接点」を探った。

OMO 、SNS、アプリの
3つで新たなEC基盤を作る

 「小売り業界は今、“個売り”の時代に変わりつつある」。そう語るのは、トランスコスモスの柏木又浩=常務執行役員兼DEC統括リテールコマース総括責任者だ。柏木常務はTSIホールディングスでEC事業、DX戦略をけん引してきたという経歴の持ち主でもある。そんな彼は、“個売り”への変化の理由をどのように捉えているのか。「SNSで企業ではなく、個人が強くなった。D2Cの波が来ているのは必然のこと。今後は大企業がプラットフォーマーになっていき、中小企業はD2C化して、細かいブランドをたくさん持つようになると予想している。グローバルブランドを除いたミドルレンジは1ブランドで年商100億円ではなく、10億円のブランドを10抱えるような時代になる。トランスコスモスとしては、それらをしっかりとインキュベーションできるようにしていきたい」。それらのインキュベーションを支えるのが、トランスコスモスがパートナーを務めるEC構築プラットフォームである「ショッピファイ(SHOPIFY)」をはじめ、米発のバーチャルショッピングツール「ヒーロー(HERO)」、カナダ発のAIインスタ画像解析ツール「ダッシュ ハドソン(DASH HUDSON)」、そしてアプリプラットフォームである「LINEミニアプリ」と「ヤプリ」だ。

「ヒーロー」と「ダッシュ
ハドソン」の紹介ムービー

 米発のバーチャルショッピングツールである「ヒーロー」は、オンライン上でリアル店舗に近いショッピング体験を顧客に提供する。同ツールは顧客と、顧客の位置情報に近い店舗にいる、接客可能な販売員をつなぎ、チャットやライブでの接客を行うことができる。商品の画像や動画を登録できるカタログ機能を用いることで、店舗にはない商品の説明も可能だ。また、CRM連携によりロイヤル顧客リストを作成でき、ユーザーと販売員の継続的なコミュニケーションも可能にしている。これらの機能により、ECサイトのコンバージョンは平均10倍以上、コスメにおいては平均15倍以上を達成している。実際に、「ヒーロー」で接客を受けた3人に1人が来店し、客単価が40パーセントアップ、リピート率も15パーセントアップしている。

 また、販売員は自身が「ヒーロー」を通じて何人を接客し、どれだけ商品を売ったか、といったデータを確認することもできる。これにより、販売員のモチベーションのアップや、人事評価にもつなげることを可能にした。今後は、「ショッピファイ」との連携をはじめ、本国で実装されている機能やサービスを日本に順次導入していく予定だ。

「ダッシュハドソン」
「ヒーロー」の
UIイメージとCEO画像

 カナダ発の「ダッシュ ハドソン」は、アップルやアマゾンのほか、「コーチ(COACH)」、「エスティーローダー(ESTEE LAUDER)」、コンデナスト(CONDENAST)、そしてインフルエンサーマーケティングで有名な米国ファッションECモール「リボルヴ(REVOLVE)」なども導入している、インスタグラムなどの画像解析を武器としたSNS総合管理ツールだ。最大の特徴は、独自開発の画像解析AI。まずはブランドや企業のインスタアカウントと連携し、過去の全ての投稿のエンゲージメント評価を分析。競合他社や競合ブランドが使っている画像や、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の分析も可能だ。ファンとのコミュニティー形成を助けるための、投稿に対するコメントの管理や消費者の口コミなどの自動収集といった機能を備える。ピンタレストやツイッター、フェイスブックにも対応しており、投稿の一元管理を行うこともできる。

 また「ライクショップ(LIKE SHOP)」という、企業のECとの連携機能もポイントだ。インスタに投稿したコンテンツの集約ページの作成が可能であり、各投稿に最大25個のリンクを付けることができる。これらの機能により、インスタ等のフォロワー獲得やエンゲージメントの向上だけでなく、ソーシャルコマースの連携も行える。

ライト顧客からロイヤル顧客まで
一気通貫できるアプリ施策

 トランスコスモスのアプリ施策の中でもLINEの個人・法人向けのアカウントサービス「LINE公式アカウント」がスタートした当時から、、社内にLINE推進部を設け、一緒に市場を開拓してきた。そんな両社が、二人三脚で進めているのが「LINEミニアプリ」だ。LINEはプラットフォームを提供し、トランスコスモスがアプリの開発や「LINE@」を通じたユーザーとのコミュニケーションを担当している。

 「LINEミニアプリ」は、ダウンロードの必要がなく、シェアも簡単なため、ユーザーにとっては障壁が低い。店舗などでもQRコードに携帯をかざすだけでアプリの使用が可能だ。企業側もユーザー属性などのデータを取得できる。そのような「LINEミニアプリ」を起点にライト顧客を獲得した後、「ヤプリ」で開発したネイティブアプリによるロイヤル顧客の育成を行うのだ。ヤプリの庵原保文CEOは「あらゆる商品・体験のコモディティ化が飛躍的に速くなった今、ブランドのロイヤリティーを高めるためのアプリ活用は、ますます経営のコアな戦略になってきている」と語る。

問い合わせ先
トランスコスモス
0120-120-364

The post 小売業界は”個売り”の時代へ トランスコスモスが提案する新たな顧客接点 appeared first on WWDJAPAN.com.

求ム!世界市場を本気で勝ち抜きたい日本ブランド グローバルECプラットフォームのリングブル

 日本発のグローバルECプラットフォーム「リングブル」が、日本ブランドの新たなパートナーを探している。開発費やサイト構築費、固定費が基本無料で、14カ国語以上の多言語と100以上の決済手段に対応し、現地のスタッフによるチャット接客を軸にした「リングブル」のシステムは、“世界最強”の完成度の高さを誇る。日本市場が縮小する中で、日本のブランドにとって海外市場の開拓は最重要の経営課題。リングブルが目指す、日本企業のグローバル化戦略をひもとく。

リングブルを使う9つの理由

①グローバルECサイト:24時間365日稼働&メンテナンスのグローバルECサイト。国・地域や市場に応じてUI/UXを自動で変換。各市場ユーザーの95%が満足

②グローバルマーケティング支援:世界中で現地に、有力なパートナーを構築。地域ごとにフィットしたマーケティングサポートを提供

③マルチリンガル&チャット対応:サイトの言語はすでに14カ国語に対応。オプションでさらなる多言語も。顧客に“感動を与える対応”を目指した能動的なチャット接客など、顧客中心主義の設計。

④100以上の決済サービスに対応:決済は地域によって代引きや現金決済を好むなど、グローバルECの最大の難関の一つ。100以上の決済サービスに対応。為替手数料もリングブルが負担。

⑤グローバル物流&通関:配送だけでなくインボイスや通関などにも対応しており、ブランド側は国内発送とほぼ変わらない手間で海外配送が可能。しかも配送地域などに応じて配送手段をベストなものに自動切り替え。

⑥データ収集と分析:全世界規模での多彩なデータを蓄積・分析。オプションで四半期ごとに専門家が新戦略提案の入った詳細なレポートも。

⑦現地スタッフによる返品交換対応:顧客満足度の向上のため、現地スタッフによる返品交換マネジメントに対応。現地スタッフの判断で無料返品サポートなども実施。その結果70%がリピーターに。

⑧全世界統一マーケティング:在庫やマーケティング、プライシングの一元化で、投下したプロモーションや貴重なマーケティングデータを全世界単位で蓄積。複数の地域でのカニバリズムや現地法人との対立を避けられるだけでなく、そうした現地法人の後押しにも。

⑨経験豊富なグローバル経営陣:経験豊富な歴戦のビジネスパーソンが経営トップに参画し、日本には珍しいグローバル経営体制を構築。

LVMHから国内有力アパレル、
国産ジーンズの実力者たちが推薦

問い合わせ先
リングブル(担当:松本)
info@lingble.com

The post 求ム!世界市場を本気で勝ち抜きたい日本ブランド グローバルECプラットフォームのリングブル appeared first on WWDJAPAN.com.

【居酒屋研究】老舗「養老乃瀧」、かつての最大手も今や260店。しかし住宅街に強みを持ち、コロナ時代の勝ち組になれる

 一時は1500店を超えたと言われ、最大手モンテローザより一足早く居酒屋1000店を実現した「養老乃瀧」。現在は「養老乃瀧」が260店あまり、センベロ業態「一軒め酒場」や、海鮮主体の「だんまや水産」を入れても400店弱でしかない。だが、地元客重視の営業がコロナで追い風となっている。
Posted in 未分類

【ランダムトーク】商業施設の優越的地位にテナントはピリピリ。『鬼滅の刃』で修復か

 商業施設の売上が10月16日(金)の週末から急回復しています。理由は映画『鬼滅の刃』の封切。「まるで電車の時刻表」と言われる過密上映スケジュールで、多くの商業施設のシネコンは、ここぞとばかりに全席開放で待ち受けました。ランダムトークです。
Posted in 未分類

今週のスケジュール(2020年10月26日〜2020年11月1日)

FASHION

27 TUE
デザイナート
DESIGNART GALLERYプレスプレビュー
10:00〜11:00 表参道ヒルズ本館B3F スペース オー
(東京都渋谷区神宮前4-12-10)

デザイナート
KASHIYAMA DAIKANYAMAプレスプレビュー
15:00〜16:00 KASHIYAMA DAIKANYAMA
(東京都渋谷区代官山町14-18)

フェスタリアホールディングス
2020年8月期決算説明会
10:30〜11:30 兜町平和ビル3階 第3セミナールーム
(東京都中央区日本橋兜町3-3)

バスクリン
「バスクリン」90周年スペシャルコラボレーション企画
17:00〜TRUNK(HOTEL)2階 MORI
(東京都渋谷区神宮前5-31)

30 FRI
三菱地所
「丸の内テラス」商業ゾーン プレス向け内覧会
10:00〜15:00 丸の内テラス
(東京都千代田区丸の内1-3-4)

ワコールホールディングス
2021年3月期 第2四半期決算会見
16:00〜17:00 綿業会館内本館3階 中会場
(大阪市中央区備後町2-5-8)

BEAUTY

29 THU
コスメデコルテ
50thプレスルーム(30日も開催)
13:00~19:00
MORIO Studio
東京都港区南青山6-5-45パシフィックアーツ南青山1F

30 FRI
アンナチュラリー ナチュラル
新ブランド新商品発表会
13:00~/11:00~/15:00~(オンライン)
サロン ド ラキャルプ
東京都渋谷区神宮4-21-10 URA 表参道2F

コーセー
決算記者ミーティング
15:30〜17:30(オンライン)

The post 今週のスケジュール(2020年10月26日〜2020年11月1日) appeared first on WWDJAPAN.com.