「リチャードソン」が「ダブルタップス」とのコラボアイテム発売

 ニューヨーク発インディペンデントマガジン「リチャードソン(Richardson)」は11月14日、「ダブルタップス(WTAPS)」とのコラボアイテムを発売する。今回のコラボレーションは、創設者のアンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)と西山徹の古い友人関係から実現した。

 コラボアイテムは、特徴的なジップ付きテープをサイドや肩口に用いることで、それぞれの自由な着こなしが可能だ。カモ柄シャツ(3万7000円)やTシャツ(2色、各1万7000円)、フーディ(3万1000円)をそろえる。

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「リチャードソン」が「ダブルタップス」とのコラボアイテム発売

 ニューヨーク発インディペンデントマガジン「リチャードソン(Richardson)」は11月14日、「ダブルタップス(WTAPS)」とのコラボアイテムを発売する。今回のコラボレーションは、創設者のアンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)と西山徹の古い友人関係から実現した。

 コラボアイテムは、特徴的なジップ付きテープをサイドや肩口に用いることで、それぞれの自由な着こなしが可能だ。カモ柄シャツ(3万7000円)やTシャツ(2色、各1万7000円)、フーディ(3万1000円)をそろえる。

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米「ザ・ノース・フェイス」親会社が「シュプリーム」を買収

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」などを擁するVFコープ(VF CORP.)がシュプリーム(SUPREME)を210億ドル(約2163億円)で買収する契約を締結した。

 創業者のジェームス・ジェビア(James Jebbia)およびシュプリームの主要なメンバーはブランドに残り、引き続きニューヨークに拠点を置く。
 
 この買収により、VFCは少なくとも5億ドル(約515億円)の増収となる予定だ。スティーブ・レンドル(Steve Rendle)VFC会長兼社長兼最高経営責任者は、米「WWD」のインタビューでシュプリームが変わらずに運営されることを強調した。

 ジェビア創業者は"私たちは、長年一緒に仕事をしてきた素晴らしいブランドを擁する世界的な企業であるVFCに参加できることを誇りに思う。このパートナーシップは、私たちの独自の文化と独立性を維持しつつ、1994年以来の同じ道を歩んできた私たちのさらなる成長を可能にするだろう」と声明を発表した。

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「N.ハリウッド」 × 「コンバース」ブラックスエードの“チャックテイラー”

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD以下、N.ハリ)」は11月10日、「コンバース(CONVERSE)」のトップライン“コンバース アディクト(CONVERSE ADDICT)”とのコラボシューズを発売する。価格は2万5000円で、「N.ハリ」直営店や“コンバース アディクト”取り扱い店舗などで扱う。

 コラボシューズは“チャックテイラー(CHUCK TYLOR)”をベースに、ブラックスエードをアッパーに使用し、1960年代の“オールスター(ALL STAR)”のビンテージさを追求しながら、少し厚めのヒールラベル、トゥキャップ、フリクションテープをアクセントに製作した。そのほか濡れた路面におけるグリップ力を向上させた“ビブラムメガグリップ”をアウトソールに、アンクルパッチには“チャックテイラー”の星マークをブラックカラーに変更したものを採用。またブラックとホワイトの2色のシューレースを付属する。

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POP UP STORE: 買えるLEON

こんにちは。

11月6日(金)からバーニーズ ニューヨーク銀座本店では、大人のためのクオリティライフスタイル誌『LEON』が発信する「買えるLEON」の期間限定ストアがスタートしました!

こちらは銀座本店の様子です!

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一部のアイテムはこのイベントのために「買えるLEON」とバーニーズ ニューヨークが共に企画して特別にオーダーしたトリプルコラボレートアイテムもございます!

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期間中は、「買えるLEON」が厳選したウェアからバッグ、シューズ、アクセサリーまで幅広くご紹介するほか、通常お取扱いのないブランドやアイテムも登場いたします。

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また、「買えるLEON」の期間限定ストアでは、LEON編集長の石井洋氏と、タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏が銀座本店に来店し、直接商品の魅力をお伝えいたします。

ぜひこの機会に、通常では「買えるLEON」でしかご覧いただけないスペシャルなアイテムをお楽しみください。

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■POP UP STORE: 買えるLEON

11/6 FRI. – 11/23 MON. 銀座本店B1 / オンラインストア

各日11:00 – 20:00

「買えるLEON」のアイテムについて詳しくはオンラインストアよりご覧ください>>>

https://onlinestore.barneys.co.jp/news/bag-collection.html?apias_s_id=20921

https://onlinestore.barneys.co.jp/news/leather-goods-collection.html?apias_s_id=21236

 

■LEON編集長 石井洋氏・パンツェッタ・ジローラモ氏来店
11/14 SAT.  17:00-20:00 銀座本店B1

11/14 SAT. 20:30-21:00 Instagram Live

「買えるLEON」インスタグラムライヴについて詳しくはこちらからご覧ください>>>
https://www.instagram.com/leon_magazine/?hl=ja

 

「ミナ ぺルホネン」のクリエイションの原点に触れる展覧会 都心で森林浴気分

 皆川明による「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN以下、ミナ)」による「風景の色 景色の風 feel to see」展が東京・青山のスパイラルで開催されている。同展は今年ブランド設立25周年を迎えた記念の展示で、クリエイションの原点であるテキスタイルを始め、「ミナ」として初めて手掛けたアイテムなどブランドの軌跡が読み取れる展示になっている。会期中には、皆川によるライブペインティングが予定されており、外からその様子が見られるほか、「ミナ」のオリジナル商品を展示販売する。

 入場無料で会期は12月1日まで。会場の一部は30分枠の予約制だが、当日券も用意されている。

 11月9日に開催されたプレス内覧会は朝9時にスタート。森を描いた背景に小鳥のさえずりが清々しい秋晴れの朝にぴったりの展示だ。内覧会では、小林裕幸スパイラル館長が「5年ごとに、『ミナ』の展示会を開催している。今年『ミナ』は25周年、スパイラルは35周年を迎えた。われわれには、コロナだから展覧会を中止するという選択肢はなかった。このような状況だからこそ、何かを感じ取ってもらえる展覧会になればと思う」と述べた。皆川は、「ブランドを立ち上げた当時は業界のこともよく分からないまま、ささやかなもの作りをしてきた。今では、プロダクトが人々の感情や思考につながっていくと思いながらもの作りをしている。そこから生まれる風景や景色を感じてもらえるとうれしい」とコメント。

 会場は3部構成になっており、受付左は“オーシャン”というスペースで「ミナ」を代表するテキスタイルを海の波に見立ててダイナミックに展示している。今「ミナ」のアーカイブには約3000種類のテキスタイルが保管されているそうだ。その奥のスペースは、“モーション“と名付けられ、テキスタイルを素材から解き放って映像で表現。森の中の木立にさまざまなテキスタイルの映像が映し出される。それは、森の背景や天井から降り注ぐ自然光と相まって、まるで森林浴をしているように心が安らぐ。この映像インスタレーションオランダを拠点に活動するクリエイターの遠藤豊が手掛けた。

 受付の右には、“0→1”というスペースで、「ミナ」が最初に作ったさまざまなものが展示されている。そのスタート地点には、いくらの箱が置いてある。ブランド設立当時は魚市場で働いていた皆川が、道具の仕分けに使っていたものだ。初めての展示会のインビテーションや初めてのニット、初めての家具などさまざま。皆川が”ささやかなもの作り“と言っていたが、その一つ一つに愛情が注がれているのがよく分かる。トレンドやマーケティングといったファッション業界のルールに囚われず、妥協せずに独自のスタンスで活動してきた「ミナ」のもの作りは一過性ではない。各クリエーションのについて考え抜き、丁寧に大切に作り上げるというプロセスがある。そのような背景がプロダクトに息づき、それを手に取る人々に伝わっているのだと感じた。コロナで自然を求める人が増えているようだが、都心にいながら森林浴した気分になれる、そんな展覧会だ。

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バイデン夫人とハリス上院議員、大統領選の勝利演説で米ブランドを着用

 米大統領選で当選が確実となった民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、11月7日(現地時間)にデラウェア州ウィルミントンで勝利演説を行い、「分断でなく結束を目指す大統領になる」と国民に語りかけた。

 バイデン前副大統領は紺色のスーツと淡い水色のネクタイ姿で登壇。ファーストレディーとなるジル・バイデン(Jill Biden)夫人は、米ブランド「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のフローラル模様のワンピースを着用した。博士号を持つバイデン夫人はノーザンバージニア・コミュニティー・カレッジ(Northern Virginia Community College)の教授を務めており、ファーストレディーへの就任後も仕事を続ける予定だとして注目を集めている。

 ジャマイカ系とインド系のルーツを持ち、有色人種の女性として初めて副大統領となるカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、やはり米ブランドである「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」の白いパンツスーツで登場した。「私は初めて副大統領になる女性かもしれないが、最後ではないだろう。今夜これを見ている全ての小さな女の子たちが、アメリカは可能性の国だと理解するからだ」と演説した。同氏が白いスーツを選んだのは、20世紀初頭の英国で婦人参政権運動を行った急進的な女性たち、“サフラジェット(Suffragette)”のシンボルカラーが白、紫、緑だったからではないかといわれている。

 オスカー デ ラ レンタのアレックス・ボレン(Alex Bolen)最高経営責任者は、「当社は以前からバイデン夫人のファンであり、過去に何回か衣装を提供している。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官やローラ・ブッシュ(Laura Bush)元米大統領夫人、そして博士であるバイデン夫人など、ロールモデルとなる女性たちの服として選ばれて光栄に思う」とコメントした。同ブランドは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)の愛用ブランドの一つでもある。

 バイデン夫人は前副大統領の妻として“セカンドレディー”を務めていたが、値札を見てから買い物をするような、ごく一般的な感覚の持ち主として知られている。衣服もクラシックなテイストを好み、あまり有名でないコンテンポラリーブランドも着用しているが、ここ数カ月は「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」や「クリスチャン・シリアノ(CHRISTIAN SIRIANO)」などの有名ブランドを着る機会も多くなっているようだ。なお「ラルフ ローレン」は、トランプ米大統領の就任式でメラニア・トランプ(Melania Trump)夫人が着用したドレスも手掛けている。

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バイデン夫人とハリス上院議員、大統領選の勝利演説で米ブランドを着用

 米大統領選で当選が確実となった民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、11月7日(現地時間)にデラウェア州ウィルミントンで勝利演説を行い、「分断でなく結束を目指す大統領になる」と国民に語りかけた。

 バイデン前副大統領は紺色のスーツと淡い水色のネクタイ姿で登壇。ファーストレディーとなるジル・バイデン(Jill Biden)夫人は、米ブランド「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のフローラル模様のワンピースを着用した。博士号を持つバイデン夫人はノーザンバージニア・コミュニティー・カレッジ(Northern Virginia Community College)の教授を務めており、ファーストレディーへの就任後も仕事を続ける予定だとして注目を集めている。

 ジャマイカ系とインド系のルーツを持ち、有色人種の女性として初めて副大統領となるカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、やはり米ブランドである「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」の白いパンツスーツで登場した。「私は初めて副大統領になる女性かもしれないが、最後ではないだろう。今夜これを見ている全ての小さな女の子たちが、アメリカは可能性の国だと理解するからだ」と演説した。同氏が白いスーツを選んだのは、20世紀初頭の英国で婦人参政権運動を行った急進的な女性たち、“サフラジェット(Suffragette)”のシンボルカラーが白、紫、緑だったからではないかといわれている。

 オスカー デ ラ レンタのアレックス・ボレン(Alex Bolen)最高経営責任者は、「当社は以前からバイデン夫人のファンであり、過去に何回か衣装を提供している。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官やローラ・ブッシュ(Laura Bush)元米大統領夫人、そして博士であるバイデン夫人など、ロールモデルとなる女性たちの服として選ばれて光栄に思う」とコメントした。同ブランドは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長女、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump)の愛用ブランドの一つでもある。

 バイデン夫人は前副大統領の妻として“セカンドレディー”を務めていたが、値札を見てから買い物をするような、ごく一般的な感覚の持ち主として知られている。衣服もクラシックなテイストを好み、あまり有名でないコンテンポラリーブランドも着用しているが、ここ数カ月は「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」や「クリスチャン・シリアノ(CHRISTIAN SIRIANO)」などの有名ブランドを着る機会も多くなっているようだ。なお「ラルフ ローレン」は、トランプ米大統領の就任式でメラニア・トランプ(Melania Trump)夫人が着用したドレスも手掛けている。

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ワークマン、コロナどこ吹く風 4〜9月期の売上高23%増

 ワークマンの2020年4〜9月期決算は、純利益が前年同期比27.1%増の73億円だった。コロナ下でもカジュアルウエアとしての人気は衰えることなく、既存店売上高は同18.6%と大幅増を維持した。郊外のロードサイド立地の店舗がほとんどのため、商業施設の休業や都心への外出控えの影響は最小限で済んだ。

 FC(フランチャイズ)を中心としたチェーン全店売上高は同23.4%増の682億円だった。店舗数は純増37の885店舗。作業服中心の「ワークマン」が663店舗、作業服とカジュアルウエアで構成する「ワークマンプラス」が業態転換を含めて222店舗の構成になった。既存店の客単価は2746円で前年同期とほぼ変わらないものの、1日平均客数が24人多い162人に増えている。カジュアルウエアを求める新規客がまだ増加している。主力の作業着では空調ファン付きのジャケットなどがヒットした。

 売上高の増加に伴い、営業総収入は同16.3%増の487億円、営業利益は同28.1%増の110億円になった。

 通期(21年3月期)は、チェーン全店売上高が前期比13.9%増の1389億円、営業総収入が同7.3%増の990億円、営業利益が同14.0%の218億円、純利益が同16.2%の155億円と予想する。

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ワークマン、コロナどこ吹く風 4〜9月期の売上高23%増

 ワークマンの2020年4〜9月期決算は、純利益が前年同期比27.1%増の73億円だった。コロナ下でもカジュアルウエアとしての人気は衰えることなく、既存店売上高は同18.6%と大幅増を維持した。郊外のロードサイド立地の店舗がほとんどのため、商業施設の休業や都心への外出控えの影響は最小限で済んだ。

 FC(フランチャイズ)を中心としたチェーン全店売上高は同23.4%増の682億円だった。店舗数は純増37の885店舗。作業服中心の「ワークマン」が663店舗、作業服とカジュアルウエアで構成する「ワークマンプラス」が業態転換を含めて222店舗の構成になった。既存店の客単価は2746円で前年同期とほぼ変わらないものの、1日平均客数が24人多い162人に増えている。カジュアルウエアを求める新規客がまだ増加している。主力の作業着では空調ファン付きのジャケットなどがヒットした。

 売上高の増加に伴い、営業総収入は同16.3%増の487億円、営業利益は同28.1%増の110億円になった。

 通期(21年3月期)は、チェーン全店売上高が前期比13.9%増の1389億円、営業総収入が同7.3%増の990億円、営業利益が同14.0%の218億円、純利益が同16.2%の155億円と予想する。

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ダイドーリミテッドがブルックス ブラザーズ ジャパンを連結子会社化

 ダイドーリミテッド(東京都、鍋割宰社長)は持分法適用関連会社であるブルックス ブラザーズ ジャパンについて、米ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)が保有する株式の追加取得を決定した。出資比率を40%から80.5%として連結子会社化する。取得金額や取得相手概要等については確定次第周知するという。

 1979年に設立されたブルックス ブラザーズ ジャパンは米ブルックス ブラザーズ60%、ダイドーリミテッド40%の出資比率で運営されてきた。ダイドーリミテッドは株式追加取得の理由として、日本における「ブルックス ブラザーズ」のさらなるブランド価値向上、ブルックス ブラザーズ ジャパンの安定的運営などを挙げている。

 ブルックス ブラザーズ ジャパンの2020年7月期の売上高は106億円、純損益は2億6400万円の赤字だった。

 米ブルックス ブラザーズは7月に日本の民事再生法にあたるチャプター11を申請。8月には米アパレルのスパーク・グループが買収し、新体制での再建を進めている。

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クラボウ繊維事業の2020年4~9月期は11億円の営業赤字 抗菌・抗ウイルス機能素材の販売は好調

 クラボウの繊維事業の2020年4~9月期の売上高は前年同期比24.1%減の197億円、営業損益は11億7000万円の赤字(前期は10億3000万円の赤字)だった。

 原糸分野およびカジュアル分野は、新型コロナウイルスの感染拡大による取引先の店舗休業や個人消費の低迷の影響を受けて減収。主力のユニホーム分野も建設業や製造業向けの販売不振により減収となった。一方、抗菌・抗ウイルス機能素材の販売は好調だった。

 同社が独自開発した抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術“クレンゼ(CLENSE)”を使用した製品を販売しており、女性向けマスク“クレンゼ コフレマスク”と子ども用“クレンゼ ドライマスク”のほか、医療・介護従事者向けの“クレンゼ 防護ガウン”などを手掛けている。

 また繊維事業部は先ごろ、伊藤忠商事の繊維カンパニーと環境に配慮した独自のテキスタイル技術を駆使した新しい商品やビジネスモデルの創出、新しい価値の提供を行うことを目的とした戦略的パートナーシップ契約を締結し、次代に向けた事業の拡大を進めている。

 21年3月期の通期連結の業績予想は、売上高が同10.4%減の1280億円、営業利益が同33.9%減の30億円。繊維事業の売上高は440億円、営業損益は16億円の赤字を予想している。

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東レインターナショナルの2020年4~9月期は減収減益 コロナ禍の大手SPA向け受注減が響く

 東レグループの商事会社である東レインターナショナルの2020年4~9月期の業績は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、売上高が前年同期比23.6%減の2337億円、営業利益が同18.4%減の50億円と減収減益だった。

 部門別では、衣料素材部門は欧米向けのテキスタイルの輸出を中心に苦戦し、全体の売上高は同30.8%減の231億円。また、売り上げ構成比率が最も高いアパレル部門(31.8%)は大手SPA向けの受注減、スポーツ、アウトドア、カジュアルの各分野においても取引先の販売不振の影響を受けて低調に推移し、売上高は同18%減の 744億円だった。形態別では、輸出が同20.6%減の777億円、輸入が同18.8%減の471億円、国内が同32.1%減の312億円だった。

 同社はグループ商事機能の基盤強化と拡張を土台にした自販力の強化と新事業の創出を目指し、今年5月に22年度までの 3カ年を期間とする中期経営計画“プロジェクトAP-G 2022”をスタートした。

 21年3月期の業績は、売上高が同15.7%減の5054億円、営業利益が同21.9%減の97億円を予想している。

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ワコールの「ゴコチ」や「CW-X」からノウハウや技術を生かしたマスク

 ワコールはインナーブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」によるファッション性の高いマスクに続き、コンディショニングウエアの「CW-X」から“CW-X スポーツマスクフォー ライトエクササイズ“を11月初旬に発売した。8方向に伸びる素材を使用しフィット感を追求したマスクで、内側にメッシュ素材を用いているので息がしやすく軽度なスポーツにぴったりだ。カラーはブラック、グレー、カーキの3色でサイズは男女兼用M。価格は1700円でワコールウェブストアをはじめ、「CW-X」の直営店や一部の百貨店スポーツ売り場で販売している。10月15日に予約をスタートして10月末までに約9000枚の予約が入ったという。

 人気のノンワイヤーブラ「ゴコチ(GOCOCHI)」からは12月上旬、“ラクしてちゃんとキレイマスク バイ ゴコチ”を発売する。ワコール独自の立体設計で口に張り付きにくく、息がしやすいのが特徴だ。顎にフィットしフェイスラインをすっきりみせるこだわりのパターンで頬や耳に優しくフィットする。市販のマスクフィルターシート用のポケット付き。カラーはアイボリーとブラウンの2色でサイズはM。価格は800円でワコールウェブストア限定。同ウェブストアで11月4日から予約を受け付けている。

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ワコールの「ゴコチ」や「CW-X」からノウハウや技術を生かしたマスク

 ワコールはインナーブランド「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」によるファッション性の高いマスクに続き、コンディショニングウエアの「CW-X」から“CW-X スポーツマスクフォー ライトエクササイズ“を11月初旬に発売した。8方向に伸びる素材を使用しフィット感を追求したマスクで、内側にメッシュ素材を用いているので息がしやすく軽度なスポーツにぴったりだ。カラーはブラック、グレー、カーキの3色でサイズは男女兼用M。価格は1700円でワコールウェブストアをはじめ、「CW-X」の直営店や一部の百貨店スポーツ売り場で販売している。10月15日に予約をスタートして10月末までに約9000枚の予約が入ったという。

 人気のノンワイヤーブラ「ゴコチ(GOCOCHI)」からは12月上旬、“ラクしてちゃんとキレイマスク バイ ゴコチ”を発売する。ワコール独自の立体設計で口に張り付きにくく、息がしやすいのが特徴だ。顎にフィットしフェイスラインをすっきりみせるこだわりのパターンで頬や耳に優しくフィットする。市販のマスクフィルターシート用のポケット付き。カラーはアイボリーとブラウンの2色でサイズはM。価格は800円でワコールウェブストア限定。同ウェブストアで11月4日から予約を受け付けている。

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独「マイキータ」がウイルス感染リスクを軽減する防護アイウエア発売 野外イベントやスポーツにも対応

 ドイツ・ベルリン発のアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」が、新型コロナウイルスの感染リスクを軽減する防護アイウエア“マイロン ガード ワン(MYLON GUARD ONE)”を発売した。

 同商品は医療従事者と協力して開発されたもので、「マイキータ」が開発したハイテク素材“マイロン”を使用して軽く耐久性があり、眼鏡との併用が可能。クリアとグレーのカラーがあるポリカーボネート製レンズシールドは付け替えが可能で、曇りを防止する機能が特徴だ。保護を目的としたアイウエアの欧州規格“EN166”と米国規格“ANSI/ISEA Z87.1”の認定を取得したほか、ドイツの規格の最高基準も満たしているという。医療の基準を満たす機能性に加えてデザイン性にもこだわっており、医療従事者だけでなく接客業や美容健康業界の関係者、また野外イベントやスポーツ時の使用にも対応する。

 ドイツ製で、価格は4万4000円(クリアとグレーのレンズ付き)、付け替え可能なレンズは8000円。日本は東京・表参道の路面店で発売したほか、今後、一部の「マイキータ」取扱店でも販売される。また、11月20日に開業する大阪の心斎橋パルコに出店する。

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俳優・モデルのゆうたろうが11月9日に渋谷ストリームに登場、「ファッションとデジタル」を語る

 渋谷で開催中の「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷2020(SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020、以下SIW)」に、俳優でモデルのゆうたろうが登場する。向千鶴「WWDジャパン」編集長とともに、「ファッションをもっと楽しくするデジタル(仮)」などについて話す。時間は17時から、場所は渋谷ストリーム5階。申し込みは不要で、無料で聴講可能(人数制限はあり)。

 ゆうたろうは1998年6月3日生まれの22歳。2016年にアパレル販売員から”可愛すぎる美少年”モデルとして芸能活動を開始。17年からは俳優としての活動をはじめ、昨年は映画『かぐや様は告らせたい』、月9ドラマ『シャーロック』(CX)など数々の話題作に出演。若手の個性派俳優としての活躍が期待されている。現在は毎週木曜深夜1時〜、テレビ東京木ドラ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」に出演中。

 17時からはカリスマ美容師の高木琢也「オーシャン トーキョー」と村上要「WWDJAPAN.com」編集長による「ファッション & ビューティ」をテーマにしたトークも行う。同トークセッションは、同じ渋谷ストリームで開催する「WWDジャパン」と「SIW」との共催イベントであるデジタルコマースセミナー「加速するDXの行く末とは?」の関連イベント。同セミナーでは、TSIホールディングスの上田谷真一社長とシロの福永敬弘専務の特別セッション(14時30分〜)を筆頭に、キーパーソンたちによるファッション&ビューティ業界のDXに必須の経営戦略やキーテクノロジー、サービスなどを紹介する。

■「WWDジャパン」 × SIW スペシャルトークセッション
日程:11月9日
時間:スペシャルトークセッション①
15:10〜 ゆうたろう(俳優・モデル) & 向千鶴「WWDジャパン」編集長
スペシャルトークセッション②
17:00〜 高木琢也「オーシャン トーキョー」代表 & 村上要「WWDJAPAN.com」編集長
場所:渋谷ストリーム5階
入場料:無料、予約不要

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韓国発メイクブランド「ヒンス」から初のアイブロウアイテム

 韓国発メイクアップブランド「ヒンス(HINCE)」は10月29日、ブランド初のアイブロウアイテムを発売した。立体眉を演出するアイブロウジェル“シグネチャーブロウシェイバー”(全6色、各2200円税込)と、眉を一本一本描くことができる“シグネチャーブロウペンシル”(全6色、各2400円税込)で、加えて既存アイシャドウやリップの新色もそろえ、公式オンラインストアで取り扱っている。

 アイブロウジェルは、ブラシ部分が一般的なアイブロウマスカラの半分以下の小さいサイズが特徴的。眉毛をしっかり固定しながらもナチュラルフィックスを実現する。重ね塗りするほどにボリューム感を与えるが、ブロウ専用ブラシチップでダマにならずに1本1本をコーティングする。カラーはクリアのほか、グレーブラウンやレッドブラウンなど、ブラウン系5色を展開する。

 アイブロウペンシルは、シャープな短刀型ブレードで初心者でも1本1本を繊細に描くことができる。クールグレーをはじめ、グレーブラウン、ダークブラウンなど6つのカラーバリエーションでナチュラルヘアからカラーリングヘアまでカバーする。

 ブランド一番人気のリップからは、“ムードインハンサーマット”(5色、各2350円税込)が、アイシャドウは“ニューデップスアイシャドウ”(3色、各2200円)が登場する。なお現在、発売を記念し新作を10%割引で販売し、限定のノベルティーも用意する。19日午後12時まで。

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ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希 流 気持ちを上げるマスクメイク

 外出時のマスクがマストとなった日々もおしゃれに過ごしたいもの。心躍るホリデーシーズンにぴったりな“マスクメイク”を人気ヘア&メイクアップアーティストの河嶋希さんが提案。マスクを着けていても外しても印象の高まるような、洗練感のあるメイクにトライしたい。

ホリデーシーズンの
マスクメイクを提案

 マスクを着けることで、視線が自然と集まる目元を印象的に仕上げたルックから紹介。「一見派手に感じるようなトレンドのメタリック質感も、肌なじみのよい赤みブラウンなら品よく主張する目元に。上下でカラーを変えることで華やかさもプラスできます」。
 
 続いて、マットリップを使用したルックを提案。「自然になじむコーラルカラーもマット質感ならモードな印象になれます。目元やチークもコーラルカラーにしてワントーンで仕上げると、マスク着用時も血色感のよい表情に」。

 3つ目のルックは、ベースメイクを主役にしたもの。「下地でベースを整えたらファンデーションを手に取り、額・両頬・鼻・あご先に点置きします。内から外へ薄くのび広げることで自然な立体感もかないます。コンシーラーはブラシから指に取り、眉頭と目頭それぞれのくぼみ、眉尻の下と目尻のくぼみ、両目の間と頬骨の高い位置にオン。骨格が引き立つ“美人”フェイスを演出できます」。

最旬マスクメイクを実践

 スペシャルムービーでは、ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希さんが今すぐ実践したくなるマスクメイクを詳しく解説。華やかな気分のクリスマスシーズンに向けて、旬のメイクを楽しみたい。

GINZA SIXでそろう
スペシャルなコフレにも注目

 ギンザ シックス(GINZA SIX)は12月25日までクリスマスの特設ビューティサイトを開設中。クリスマス限定のコフレやボディーケア、パフュームなど今シーズンしか手に入らない23ブランドのスペシャルアイテムなど、心ときめくビューティニュースをチェックしたい。

HAIR & MAKEUP:NOZOMI KAWASHIMA(IO)
PHOTOS:WAKABA NODA(TRON)【MODEL】
TOMOHIRO KUSAMA(TENT)【STILL】
MOVIE:KEIICHIRO TOKUNAGA
STYLING:YOKO IRIE(TRON)
MODEL:AKARI MIMURA

問い合わせ先
ギンザ シックス
03-6891-3390

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デリケートゾーンケアブランド「アイム ラフロリア」を展開するメリア 幼なじみで共同代表の2人に起業への思いを聞いた

 「もっと自由に」「一人一人が自分らしく輝ける毎日を」をビジョンに、2017年、メリア(Mellia)を立ち上げた原由記代表と和田由紀代表。18年9月にはフェミニンケアブランド「アイム ラフロリア(I’m La Floria)」をスタートし、デリケートゾーンケアの習慣化に向けて啓もうする。20年9月には累計約3億円の資金調達を実施し、D2Cの第一人者である佐々木康裕タクラム・ディレクター兼ビジネスデザイナーを社外取締役に迎えた。オウンドメディア「マイミューズ(my muse)」を立ち上げて発信にもさらに力を入れながら、D2Cブランドとして事業を推進する。「ゆき」という同じ名前で幼なじみ。Wゆきさんに起業から約3年、キャリアの異なる2人がタッグを組んだ理由や、デリケートゾーンケアに注目した理由について話を聞いた。

作り手が見えるプロダクトづくりで

女性の背中を後押しする

WWD:一見すると異色のコンビにも見えるお二人ですが、ともに起業した経緯を教えてください。

原由記代表取締役CEO(以下、原):実は和田とは30年来の友人なんです。徳島県出身で、同じ名前で、学校は違っても習い事のバレエを通じてほぼ毎日一緒に過ごした時期もありました。大人になって漠然とですが「いつか一緒に何かやりたいね」と話していましたが、それぞれ別の道に進んだんです。私は化粧品メーカーで商品開発やプロモーションに携わり、ヘアケアやボディーケア、シートマスク、歯磨き粉などさまざまなカテゴリーを手がけてきました。

和田由紀代表取締役CEO(以下、和田):私は外資系の証券会社で営業の仕事をしてきましたが、次のステージに踏み出したいと考えていることを原に話したところ、「そろそろ一緒に立ち上げる?」という話になりました。自分も原も約10年間会社員として仕事をしてきてやり切ったという思いもあり、タイミングも合致しました。会社を立ち上げるときに、どちらかのバックグラウンドを生かしたほうが経験をもとに成功できるはずと考えて、原がヘアケアやボディーケアを手がけてきたことから、プロダクトを通じて女性に寄り添いチャレンジのきっかけになるような会社づくりを目指すことにしました。お互いにやれることが全く違うので非常にバランスがよく、私はプロダクトの販路をはじめとした営業面や、資金調達といったファイナンス面での経験が生きています。

WWD:メリアは女性のエンパワーメントというメッセージ性も非常に強いですよね。

原:化粧品メーカーでは社内も自分が率いているチームも圧倒的に女性が多く、ホルモンバランスの変化による気持ちの浮き沈みや生理による体調不良などが仕事に影響を及ぼすということをよく感じました。そういった心身が不安定になりがちな女性に寄り添えるようなセルフケアプロダクトの開発を女性目線でしたいとかねてより考えていました。

和田:私は前職で管理職の方と仕事をする中で、子育てをしながら働いている私自身の働き方について聞かれることが度々ありました。年齢による制約や子どもがいることで能力を十分に発揮できないというような固定観念に囚われている人が多くてもったいないと思っていました。そういったことから真の意味で働き方改革や女性のエンパワーメントといったきっかけになれるような会社を作りたいという思いもありました。私たちが起業して奮闘している姿をみなさんに見てもらうことも、「私もがんばってみよう」という気づきになるのではないでしょうか。

デリケートゾーンケアを

歯みがきぐらい当たり前の習慣に

WWD:「アイム ラフロリア」をスタートした18年の時点では、デリケートゾーンケアはまだまだ耳慣れないカテゴリーでした。その中で注目したのはなぜですか。

原:ベンチャー企業としてどこのマーケットに注力するべきかを考えたときに、市場が小さく大手が進出していないカテゴリーのほうが、付加価値をつけて広げることができ、勝ち目があると考えました。また10年間ものづくりをしてきましたが、自分が使っている商品をどのような人が作っているのか気になっていました。女性向けの商品を男性が開発していることも多く、女性の気持ちにもっと寄り添って作れたらと。女性ならではの悩みが多いデリケートゾーンケアというカテゴリーでは、私たち女性が作っているというストーリーとともにプロダクトを届けることができれば、もっとこの市場は広がるはずと考えました。

WWD:デリケートゾーンケアを取り入れてもらうためにどのような工夫をしましたか。

原:「アイム ラフロリア」の立ち上げ当初はマーケットが小さく、デリケートゾーンケアという習慣をどう広げていくかを考えました。欧米では当たり前の習慣ですが、デリケートゾーンだけのケアは日本人にはなじみがなく、「効果的なケア方法が分からない」「めんどくさい」「恥ずかしい」という理由から、8割の人がしていないという現状がありました。そこでボディーウオッシュとして、毎日ケアをする中で“デリケートゾーンまでケアができる”という訴求方法で、“デリケートボディウォッシュ”を開発しました。

和田:ボディーに2種類使うのって結構面倒ですよね。せっかく手にとってもらっても、週に1回しか使わないようになってしまうのはもったいない。だからこそ泡立ちが良く1本で全身を洗える仕様にこだわって、毎日使ってもらうことでデリケートゾーンケアを歯磨きぐらい習慣化させたいと思いました。

原:また、若い世代のほうがデリケートゾーンケアに取り組みやすいのではないかとも考え、携帯しやすく外出先でもサッと使用できる“フレッシュクリアシート”を作りました。この2アイテムからスタートし、その後店頭で販売する中でお客さまの悩みを聞いたところ、保湿・乾燥が気になるという声が多数あったので“デリケートボディクリーム”を発売し、ラインアップを拡充していきました。

WWD:百貨店やセレクトショップなどリアル店舗はもちろん、D2CブランドとしてECでの販売にも注力していますね。

和田:私たちは、ブランドはお客さまとともに作り上げるものと考えています。お客さまのことを「ミューズ」と呼び、店頭やアンケートなどで声を拾いながら、黒ずみや乾燥、かゆみといった悩みに寄り添うために商品を増やしていきたいと考えています。百貨店やセレクトショップでの店舗販売からスタートしたのは、世界観を直接感じてもらうことでよりファンになってもらったり、生の声を拾うことでユーザーに寄り添ったもの作りにも繋がります。その次の段階ではD2Cブランドとして、より多くの人の手に届くようにECでの販売や定期便を行い、リアルとデジタルの両輪で進めています。現状はリアルが7割、ECが3割ほどですが、デリケートゾーンケアアイテムを購入することは恥ずかしいと思うことや、そもそも専用のケアが必要だと知らないという人もまだまだいるので、ストーリーやビジョンに共感してもらった上でECでの購入につながったらとも思います。

原:お客さまがどのようなものを求めているのかを直接知るためにも、コミュニケーションを取れる場所をたくさん作っていくという意味でもECは効果的です。買っていただいたあとも並走できるのはD2Cの良さですよね。LINEの公式アカウントや、インスタグラムのDMでコミュニケーションを取ることも、タッチポイントは多ければ多いほど、ブランドとして会社としての成長につながります。

WWD:「アイム ラフロリア」のユーザーの年齢層は?

原:顧客データでは20代、30代が7割を占めていますが、年齢によって悩みも変わりますし、年齢は単なるナンバーなのでターゲットを年齢で区切ることはしていません。悩みを解決して一歩を踏み出したいという人も、単に“パーツケアしているなんておしゃれ”という感覚でも、きっかけはどちらでも良いんです。何かしらわれわれのビジョンやプロダクトに共感してくださる人はみんなお客さまなので、年齢で区切るというような固定観念は持たずに発信しています。

デリケートゾーンケアから

性教育、ウエルネス、SDGsについて考える

WWD:最近ではタレントや芸能人など著名人がデリケートゾーンケアや性教育について発信することも増えてきましたよね。

和田:私の娘が8歳と9歳なのですが、毎日「アイム ラフロリア」のボディーウオッシュを使っているので、性の話も恥ずかしがらずに聞いてくれますし、自分からも話してくれます。顔よりも繊細な部分であることや、なぜ専用のアイテムが必要なのかをプロダクトを通して自然と話すきっかけを作ることができます。ゆくゆくは小学生に向けたエデュケーションプロダクトみたいなスターターキットも構想しています。

WWD:10月にはオウンドメディア「マイ ミューズ」をスタートしましたが、狙いは?

和田:セクシャルウエルネスのプラットフォームにしていきたいです。メリアのミッションでもある「もっと自由に」「一人一人が自分らしく輝ける毎日を」を軸に女性の生き方が一人一人違うということを応援するような一貫性のあるポジティブな発信を心がけています。コンセプトに“マイピンク マイチョイス”を据えていますが、マゼンタやコーラル、ベビーピンクというようにピンクは1色ではありません。セクシャルウエルネスからエンパワーメント、さらにはSDGsまで自分らしい選択をするために知っておきたい情報を届け、意志と知性で自分らしい選択ができるように後押ししたいんです。

原:「メリア」という社名は、フラワーアレンジメントの言葉で1枚1枚の花びらを束ねて1輪の大輪の花にするという手法の一つからとっています。それぞれが輝くことで一人ではできない大きなことが実現できます。「マイミューズ」の理念に共鳴するライターや読者、そして制作スタッフが重層的につながることもねらいの1つです。コンテンツの1つとしてポッドキャストもスタートし、毎回テーマを変えながら女性のエンパワーについても発信します。

和田:プロダクトではサポートできない部分を「マイミューズ」で発信していきます。「アイム ラフロリア」同様、いろいろな人と共に作り上げていきたいですね。そうすることでコミュニティーができてみんなが自分らしい魅力に気づける場所になれば良いと思います。

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新型コロナ禍でIOFTの出展社半減も「眼鏡業界が活況を取り戻す一助に」

 国内最大級のアイウエア国際展IOFTが10月27日から3日間、東京ビッグサイトで開催され、出展企業各社の新作が披露されたほか、眼鏡が似合う著名人に贈られる「第33回 日本 メガネ ベスト ドレッサー賞」の表彰式、出展社の優秀な商品に授与する「第24回 日本メガネ大賞」の発表、23のセミナーなどが行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で参加を見送った企業が多く、出展社数は146社、来場者数は5688人で、前年の実績(出展社数304社、来場者数1万182人)の約半分にとどまった。

 主催者の一つのリード エグジビション ジャパンは、「春先から世界中の眼鏡展が中止になっている中、年間最大の商談の場であるIOFTを開催できたことを大変うれしく思う。多くの出展社や来場者から“開催できてよかった”“久しぶりにリアルな商談ができた”という声をいただいた。今回のIOFTをきっかけに、業界が活況を取り戻す一助になることを願っている」とコメントした。

 もう一つの主催者である福井県眼鏡協会の谷口康彦会長(谷口眼鏡社長)にIOFTへの思いや福井産地の現状を聞いた。

WWD:福井県の眼鏡企業のIOFTの出展社数は?

谷口康彦・福井県眼鏡会長(以下、谷口):例年80社以上が出展するが、今回は約50社にとどまった。新型コロナ禍の厳しい商況の中で、産地の前向きな姿勢を示せたことは意義があった。日本のモノ作りの元気なパイオニアでありたい。

WWD:新型コロナ禍で福井産地の状況は?

谷口:2月に中国からの材料やパーツの入荷が止まり、製造の打撃を受けた。また、海外のOEM(相手先ブランドの生産)が軒並みキャンセル、またロックダウンにより眼鏡の納品もストップし資金回収ができなかった。2~4月の国内外の眼鏡展示会が中止となり、小売店の注文なくなったことで、鯖江市の眼鏡産業の売り上げは一時80%落ちた。鯖江市の眼鏡産業の工場出荷額は年間約500億円。6月から少し持ち直し、徐々に注文が増えたが、売り上げは今も例年の約半分で推移している。雇用助成金を受け、生産を調整し、雇用を維持しながら現状を乗り切っている。信号に例えると、黄から赤に変わろうとしている厳しい状況だ。

WWD:鯖江市と連携して、D2C事業などこれまでにない積極的な施策を打ち出している。

谷口:“さばえ産地活性化協議会”を設立し、総額1億5000万円キャッシュバックキャンペーンを来年3月31日まで実施中だ。これはキャンペーン期間中に福井・鯖江産の対象商品を購入した先着4万人に3000円を、抽選で100人に1人(先着15万人対象)に2万円をキャッシュバックするというもの。産地が全国の眼鏡購入者に向けた消費喚起事業として初めて行うものだ。眼鏡店上位20社を訪問して協力を募り、全国約1万2000の眼鏡店舗のうち4000店舗以上に賛同いただいた。また9月、SDGsの推進に向けて、鯖江市、福井県眼鏡協会、W TOKYO、国連の友Asia-Pacificと4者連携協定を締結した。国産の眼鏡フレームの96%のシェアを持つ眼鏡産業は、繊維、漆器とならんで鯖江市の基幹産業であり、鯖江市民の7人に1人が眼鏡産業に従事している。“サバエ”という地名の認知度はある程度広まったが、まだ十分に伝えきれていない。世界に誇る“さばえのめがね”の魅力を継続的に発信し、持続可能な産地を目指していきたい。

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21年春夏と業界の未来を独自の視点で切り取る 「トレンド&ビジネス セミナー NEXT VISION」を開催

 「WWDジャパン」は11月17日、「トレンド&ビジネス セミナー NEXT VISION 2021SS」を開催する。「WWDジャパン」による新しいセミナーイベント「NEXT VISION」は、ファッション&ビューティの最新トレンドを国内マーケットを見据えながらレポートし、時代に応じて生まれる新たなビジネストレンドを独自の視点で切り取る。

 今回は、コロナ禍でのコレクション発表の振り返りから国内マーケットを見据えたファッショントレンドの解説までをまとめた【ファッショントレンド】と、「カスタマー・ジャーニーという概念」のテーマでOMOやリアル店舗の進化とオンライン接客の確立、D2Cコミュニケーションなどについて考える【ビジネストレンド】の二部構成。

 【ビジネストレンド】では、顧客体験の設計にいち早く取り組んだ先駆的存在として、日本ロレアルの有田貴美江ロレアル リュクス事業本部シュウ ウエムラ事業部ブランドイメージ&エンゲージメント マネジャーと黒石奈央子ビーストーン最高経営責任者兼「アメリ」「アメリヴィンテージ」ディレクターを招き、「カスタマー中心主義の価値」「プロダクト中心主義からの脱却の苦労」「認知から興味喚起、購買、シェアに至るまでのカスタマー・ジャーニーの設計」「オン&オフラインでのコミュニケーションや導線・動線」などについて、「WWDJAPAN.com」編集長の村上要をキュレーターに座談会を行う。

 セミナーの詳細は随時、特設ホームページでアップデートする。参加は東京会場またはオンラインから選択でき、特典として「WWDジャパン」11月16日号の「2021年春夏トレンドブック」が配布される。

■「WWDジャパン トレンド&ビジネス セミナー NEXT VISION 2021SS」

日時:2020年11月17日(火)13:30~16:00(東京会場受付13:00より)

東京会場:日比谷ミッドタウン BASE Q HALL
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1-2 東京ミッドタウン日比谷 6階
オンライン会場:開催前にURLをメールで案内

募集人数:※先着
東京会場100名
オンライン100名

受講料:
一般:12,000円/1名(税抜)
定期購読者:8,000円/1名(税抜)※定期購読者割引クーポンをご利用時
※受講料は会場とオンライン同額

プログラム:
【ファッショントレンド】(60分)
・パンデミック下での2021年春夏コレクションについて
・国内マーケットを見据えたファッショントレンド解説
・好調企業に見る消費者とのコミュニケーションの設計の仕方について

【ビジネストレンド】(60分)
・「カスタマー・ジャーニーの概念」をテーマに、その基本的な考え方から消費者が認知、興味喚起、リサーチ、購買、シェアするまでの購買行動について
・OMOやリアル店舗の進化とオンライン接客の確立、D2Cコミュニケーションなど、豊かなカスタマー・ジャーニーを描く先行事例について

<ゲスト登壇者>
有田貴美江/日本ロレアル ロレアル リュクス事業本部 シュウ ウエムラ事業部 ブランドイメージ&エンゲージメント マネジャー
PROFILE:(ありた・きみえ)大日本印刷で広告企画制作の実務後、ファッションに転じPRキャリアを積む。「ルイ・ヴィトン」「イヴ・サンローラン」などラグジュアリーブランドでの10年以上の経験後、「ギャップ」でマスマーケティングを実施。その後アマゾンに転身しデジタル・コミュニケーションを習得。日本ロレアルで初のコミュニケーションマネージャーとして2年間「キールズ」を担当した後、新規デジタル事業を立ち上げ、部門長として新規事業をリードした。現在はブランドガーディアンの役割を担う

黒石奈央子/ビーストーン最高経営責任者兼「アメリ」「アメリヴィンテージ」ディレクター
PROFILE:(くろいし・なおこ)立命館大学経営学部を経て、大手ガールズブランドでVMDを担当。14年9月にビーストーンを設立。オリジナルブランド「アメリ」やビンテージアイテムを取り扱うセレクトショップ「アメリヴィンテージ」を立ち上げ、最高経営責任者兼ディレクターを務める。2ブランドの年商は約30億円(19年7月期)。自社の公式オンラインストア、ゾゾタウン店のほか、東京・代官山と大阪・心斎橋に路面店、ルミネ新宿2にも出店。ECが6~7割を占める。4月からはユーチューブチャンネル「NO RULES FOR」を開設

【質疑応答】


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今週のスケジュール(2020年11月9日〜2020年11月15日)

FASHION

9 MON
SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA実行委員会
「SOCIAL INNOVATION WEEK2020」レセプションパーティー
18:30〜21:00 東急プラザ渋谷18階「CE LA VI TOKYO」
(東京都渋谷区道玄坂1-2-3)

10 TUE
KDDI
スマートグラスの一般発売に関する説明会
10:30〜11:30 オンライン

11 WED
エムシーエム
MCM銀座並木通りGINZA HAUS2ストア リニューアルオープン
12:00〜20:00 MCM GINZA HAUS2
(東京都中央区銀座4-2-2 第一弥生ビルディング)

12 THU
森ビル
六本木ヒルズ「けやき坂イルミネーション」プレスプレビュー
17:30〜 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
(東京都港区六本木6-12)

BEAUTY

10 TUE
エキップ
オンラインプレス発表会
10:00~18:00 オンライン

メルヴィータ
新製品発表会
13:00~19:00
河町森タワー24階
東京都千代田区平河町2-16-1

12 THU
ロレアル
「メゾン マルジェラ 」フレグランス 新製品発表会
11:00~17:30
フォーシーズンズ大手町
東京都千代田区大手町1-2-1

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