「ジョニーウォーカー」創業200年キャンペーンでオンラインライブ開催 KREVAらが登場

 キリンビールは、イギリスのディアジオ社が所有するスコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー(JONNIE WALKER)」の創業200年を記念するキャンペーン“KEEP WALKING 200 YEARS”を締めくくるイベントとして、オンラインライブイベントを12月28日20時に開催する。

 このライブは、ユーチューブのジェイウエイブ(J-WAVE)チャンネルと「ジョニーウォーカー」公式ツイッターアカウントで同時に無料配信されるもので、ヒップホップアーティストのKREVAがメインアクトとして登場するほか、TENDREやALIらのアーティストが出演し、“キープ ウォーキング(KEEP WALKING)”をテーマとしたトークやパフォーマンスを行う。

 また同キャンペーンの第1、第2弾では、「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」のミニボトル(200mL)1本入りのオリジナルギフトが抽選で毎日最大200人(総計約1万7000人)に、さらに「200周年限定 オリジナルフーディー」が合計200人に当たるツイッターのプレゼントキャンペーンを12月31日まで実施している。

 「ジョニーウォーカー」は1820年、ジョン・ウォーカーがスコットランドの南部キルマーノックで創業。以来200年にわたってブレンディング技術にこだわり続け、その集大成といわれるのが12年熟成をコンセプトにした「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」だ。「ジョニーウォーカー」は同キャンペーンを通して、音楽やファッションと連動しながら幅広い層へのブランド認知度拡大を図っている。

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ボディーケア・総合部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ボディーケア・総合の百貨店・セミセルフ部門の1位は、幅広い年齢層に親しまれる「ロクシタン(L’OCCITANE)」の“ヴァーベナ クリーンハンドジェル”が輝いた。「コロナ禍で需要が高まった」との声が多く聞かれた。2位は、「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」の“ホイップトボディクリーム”。4つの香調を備えるロングセラーアイテムで、ベタつきを感じさせない使用感も好評。3位は、首位に続いて「ロクシタン」がベスト3入り。“ハンドクリーム”はブランドの主力のアイテムで、高い人気がある。バラエティー・ドラッグストア部門の1位は“恋するおしり ヒップケアソープ”で、昨今「パーツケアに力を入れる女性が増えており、中でもおしりをケアするアイテムは特に人気が高い」という。2位は、「バース(BARTH)」の“薬用中性重炭酸入浴剤”、「ヴェレダ(WELEDA)」の“ホワイトバーチ ボディオイル”は3位だった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴァーベナ クリーンハンドジェル”

「ロクシタン」

 パンデミックの世情を反映した“ヴァーベナ クリーンハンドジェル”が首位。すっきり爽やかなヴァーベナの香りのハンドジェルは、エタノール(溶剤・清涼剤)を70vol%以上配合の、高濃度アルコール製品。手を洗いことが困難な外出先でもさっぱりとした使い心地でフレッシュに保つ。保湿成分のグリセリンを配合することで、優しくいたわりながら手肌をガードし、清々しい香りが強張った心を解きほぐす。今の時代に頼もしいアイテム。8月にはビッグボトルも登場した。(65mL、1400円 280mL、3900円)

2位 “ホイップトボディクリーム”

「ローラ メルシエ」

 2位の“ホイップトボディクリーム”は、空気を含んだ軽さでホイップクリームのようなテクスチャー。そのふわりと優しく肌を包み込むボディークリームが、シルクのようなしなやかな肌へとアプローチする。アンバーバニラ、クレームブリュレ、フレッシュフィグ、アーモンドココナッツミルクの4つの香りをラインアップする人気アイテムで、一日の終わる夜のケアで翌朝までほのかに香りが残る。カラーやベースメイクアイテムを主力とするブランドの隠れたベストセラー。(全4種、各300g、各6000円)

3位 “ハンドクリーム”

「ロクシタン」

 再び「ロクシタン」のベストセラーがランクイン。ブランドを広く知らしめた立役者といえる“シアバター”を配合したベストセラーの“シア ハンドクリーム”をはじめ、ユニークなフレーバーや公式通販限定品もラインアップする。そのバラエティー豊かな品ぞろえは、選ぶ楽しみをも与えてくれる。ポータビリティー性に優れたサイズ感は手荒れの気になる今は、とりわけ心強いアイテム。大切な人へのプレゼントとしても最適だ。(各30mL、各1400円)


バラエティー&ドラッグストア部門

1位 “恋するおしり ヒップケアソープ”

「ペリカン石鹸」

 1位は、「ペリカン石鹸」の“恋するおしり ヒップケアソープ”。角質をケアしながらも必要な潤いは守るダブル効果で、気になる黒ずみやざらつきなどの悩みを解消するヒップケアソープ。ピーチスクラブパウダーやこんにゃくボール、発酵ローズはちみつ、フルーツ酸を配合、古い角質を落とす。さらにモモ葉エキス、モモ種子エキス、ビワ葉エキス、キウイエキスアーチチョーク葉エキス、アロエベラ果汁の6種の保湿成分をプラス。甘いピーチの香りも好評だ。(80g、600円)

2位 “薬用中性重炭酸入浴剤”

「バース」

自然療養でも使われるドイツの希少な湯「中性重炭酸泉」を家庭のバスルームにも、との思いから生まれたブランドで、重炭酸の技術を詰め込んだプロダクト。2位に輝いた入浴剤は、さまざまな健康効果が期待できるバルネオトリートメント温浴法を推奨している。炭酸湯のキーとなるのは「重炭酸イオン」で、炭酸ガスがお湯に溶け込むことで生まれる。ほかにも自然由来のクエン酸、ビタミンCなどを配合する。(9錠、900円 30錠、2500円 90錠、6000円)

3位 “ホワイトバーチ ボディオイル”

「ヴェレダ」

 3位はドイツ発のオーガニックコスメブランドの「ヴェレダ」から、ヒップや太もも・二の腕まわりの肌のざらつきをケアするために開発されたボディーマッサージ用オイルがランクイン。ベースとなるアンズ核油などの植物オイルが肌をつるつるすべすべの肌へと整える、さらに、肌の引き締めやハリを保つために効果的なシラカバ葉エキスやナギイカダ根エキスをブレンド。マッサージしながらケアすることで気になる部分に働きかける。世界で累計1000万本を突破した人気作だ。(100mL、3800円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

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「WWDビューティ ベストコスメ2020」ボディーケア・新製品部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。ボディーケア・新製品部門は、世情を反映した製品がランクインした。百貨店・セミセルフ部門の1位は、「ロクシタン(L’OCCITANE)」の“ヴァーベナ クリーンハンドジェル”。定番部門のダブル受賞となるほど注目されたアイテムで、「コロナ禍による需要増」の声は定番同様に数多あった。2位は長く愛され続ける「イプサ」(IPSA)」の“ザ・タイムR アクアオイル”。3位は「ディオール(DIOR)」から限定発売された、“ミス ディオール ブルーミング ボディ パウダー”だった。バラエティー・ドラッグストア部門の1位は、「紫外線予報」 の“さらさらUVスティック”。「昨年からUVスティックに注目が集まっている中、国産UVでは認知度のあるブランドからの発売ですぐに完売した」という。2位はパッケージリニューアルした「クナイプ(KNEIPP)」の“クナイプビオ オイル”、3位は「ニベア(NIVEA)」から新登場の高価格帯シリーズの“ニベア ロイヤルブルー ボディミルク”という結果となった。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “ヴァーベナ クリーンハンドジェル”

「ロクシタン」

 パンデミックの世情を反映した“ヴァーベナ クリーンハンドジェル”が総合部門に続き、新製品部門でも首位を獲得。すっきり爽やかなヴァーベナの香りのハンドジェルは、エタノール(溶剤・清涼剤)を70vol%以上配合の、高濃度アルコール製品。手洗いが難しい外出先でもさっぱりとした使い心地でフレッシュに保つ。保湿成分のグリセリンを配合することで、優しくいたわりながら手肌をガードし、清々しい香りが強張った心を解きほぐす。今年8月にはビッグボトルも登場した。(65mL、1400円 280mL、3900円)

2位 “ザ・タイムR アクアオイル”

「イプサ」

 2位の“ザ・タイムRアクアオイル”は、滑らかな肌へと導く、オイル状美容液。ロングセラー化粧水の“ザ・タイムRアクア”の使い心地の良さと保水力を全身ケア用に応用して開発されたアイテム。独自のアクアオイル技術と保湿成分を採用し、肌に必要な水分量をキープ。水分補給効果を全身にたっぷり与える。ボディーだけでなく髪や指先、爪などにも使用できるマルチパーパス設計。20年1月に限定で発売された際、多くの支持を集めた。(100mL、5000円)※数量限定品

3位 “ミス ディオール ブルーミング ボディ パウダー”

「ディオール」

 3位は「ディオール」の限定品、“ミス ディオール ブルーミング ボディ パウダー”。「ミス ディオール」は、「ディオール」のフェミニニティーを象徴するシリーズで、ブランドのフィロソフィーである、モダンで好奇心旺盛な新たなエレガンスを伝える。繊細に、しかし眩いほどの輝きを放つ。カラブリアンベルガモットがみずみずしい輝きで体を包み込みながら、ホワイトムスクがふわりと混じり合うフレッシュフローラルな香りが特徴。(16g、5400円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “さらさらUVスティック”

「紫外線予報」

 1位は、UVケアブランド「紫外線予報」の“サラサラUVスティック”。手を汚さす使えるスティックタイプは、塗った直後にピタッと密着してパワフルにガードする。紫外線防御は極めて高い数値にも関わらず、デリケートな肌にも優しい無色素で無香料、ノンパラベン、ノンアルコール。さらに、アルブチンやコラーゲンなどの配合で肌の潤いにも考慮した。ウオータープルーフなのに石鹸で簡単に落とせるのもポイント。さまざまな肌質や環境にマッチする。SPF50+・PA++++(15g、1700円)※数量限定品

2位 “クナイプビオ オイル”

「クナイプ」

 完治した傷痕やニキビ痕などの肌の悩みのほか、肌の乾燥をケアなどにも活躍する100%天然由来成分のオーガニック美容オイル“クナイプビオ オイル”が2位。サンフラワー油にオリーブ果実油、グレープフルーツ果皮油などを配合し、フェイスはもちろんボディー、ヘアケアとしてマルチに使える。キメの整った滑らかな肌へとアプローチし、妊娠線予防対策オイルとしても一役を買う。高い基準を課すことで知られる、オーガニック国際認証のネイトゥルー(NATRUE)を取得するオイルは2014年にデビュー、20年9月にパッケージをリニューアルした。(20mL、500円 100mL、1800円)

2位 “ニベア ロイヤルブルー ボディミルク”

「ニベア花王」

 「ニベア」の新ライン、ロイヤルブルーが3位に。“美容ケア”と“乾燥トラブルケア”の2種をラインアップする。角層を潤わせるためにセラミドEやコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、グリセリンなどを共通成分として採用し配合した。手に取った瞬間からとろけるような濃厚さからもニベア史上最高の価格帯を感じさせる。“美容ケア”はハリと透明感ある肌に、“乾燥トラブルケア”はしっとりとした健やかな肌にそれぞれ導く。【医薬部外品】(各200g、各1600円 ※編集部調べ)

2位 “ボディキュット”

「アガリズム(AGARISM)」

2位 “ホットボディジェル”

「バンビウォーター(BAMBI WATER)」

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

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ビンテージを軽やかに操る「ボーディ」 ウールマークプライズ受賞で波に乗る新鋭デザイナーの物作り

 ザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)が主催する「2020 インターナショナル・ウールマークプライズ(IWP)」イノベーション部門のカール・ラガーフェルド賞に、エミリー・アダムス・ボーディ(Emily Adams Bode)のメンズブランド「ボーディ(BODE)」が選出された。同賞は独創性と革新性が評価されたデザイナーに贈られる賞で、昨年死去したカール・ラガーフェルド(Karl Lagarfeld)の名にちなんで新設され、受賞者には10万豪ドル(約750万円)が贈られる。

 ニューヨークを拠点にするアメリカ人のボーディは、パーソンズ美術大学(Parsons School of Design)でメンズファッションデザインと哲学を学び、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS」と「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」で経験を積んだ後に自身のブランドを2016年に立ち上げた。「手仕事の美しさをリスペクトし、新しい命を与える」というコンセプトのもと、アンティークのテキスタイルや工場で集めた余剰素材を使ってストーリー性のある服作りを行っている。IWPを受賞したコレクションは19〜20世紀のキルトやシルク、デッドストックのワッペン、馬用のブランケット、1930年代に稼働を終えたニット工場のステッチサンプルから着想を得たトレーサブル(追跡可能)認証済みのメリノウール・ジャカードニットなどを使っている。日本ではザ・ウールマーク・カンパニーのネットワークを通じてユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やフリークスストア(FREAK'S STORE)、フェイ(FAYE) 、リリー デル サローネ(LILLY DEL SALONE)、ユニオン トーキョー(UNION TOKYO)、メイデンズショップ(MAIDENS SHOP)、HNWストア(HNW Store)などで12月末〜21年1月に販売される予定だ。受賞時の喜びやコレクションへの思い、日本との関係性についてをボーディに聞いた。

「チームを大きくするよりいい商品を届けたい」

——IWPに応募したきっかけは?

エミリー・アダムス・ボーディ(以下、ボーディ):デザインを学んでいた学生時代から歴史あるIWPに憧れていたけれど、当時はどこか遠い存在のように感じていたわ。でもブランドを立ち上げてから数シーズンを経て自分がやってきたことに自信を持てるようになったし、取引先とも良好な関係を築けている今が挑戦するのにぴったりのタイミングだと思ったの。

——受賞が決まった時の率直な感想は?

ボーディ:とっても感動した!IWPはカール・ラガーフェルドら数多くの有名デザイナーの才能を早くから見出していたし、そんな素晴らしい受賞者と肩を並べられて魔法のような瞬間だった。チームとともにこれまで創作に熱心に取り組み、一生懸命積み重ねてきた努力が実を結んだと実感したわ。私たちが評価されたのは、生産過程の工程で異なる要素が相互的に構成されている点じゃないかしら。具体的には、素材の製造背景とトレーサビリティ、ビジネスの透明性、クラシックでありながらイノベーションの要素も備えている点ね。

——賞金はどのように使う?

ボーディ:素材面に投資してさらにいい商品を作りたいわ。例えばメリノウール100%にしたり、トレーサビリティがより明確な素材を使用したりするとかね。今年はロックダウンを経験して、ビジネスにおいて成功とは何を意味するのかや、「ボーディ」にとっての成功とは何かを塾考したの。私たちが目指すのはショーを行ってチームを大きくすることじゃなくていい商品を届けることだから、生産面に投資しようという結論に至ったのよ。

——IWPの審査に向けて2020-21年秋冬コレクションでメリノウールを使用して何か新しい発見はあった?

ボーディ:ウールの中でも最高品質なうえに、天然繊維のため生分解性で再生可能な繊維だという魅力をより多くの人に伝えたいと思ったわ。IWPを意識したことでほかの素材についても改めて考える機会になり、繊維がどこで生まれ、どのように製造され、どんな生産者を選ぶべきかなどね。メリノウールの製造背景がとても明確だからこそ、素材を見て選ぶだけではなく、より深く考えて選択するべきなのだと学んだわ。

「日本は関係性が最も早く深まった国」

——点物や少量生産のアイテムが多い中でビジネスとのバランスをどのようにとっている?

ボーディ:一点物の商品の売り上げは全体の半分くらい。あとはデッドストックやアンティークのテキスタイルを使ってニューヨークとインドで生産しているの。ニューヨークでは仕立て屋や100年の歴史がある工場と、インドでは家族経営や女性だけが働いている小さな工場に依頼しているわ。IWPを通じてインドのウールの製造業者とつながることができたから、これからもっと多く生産ができるはずよ。これまでも製造業者や工場、サプライヤーとの関係性を強くして生産数を徐々に増やし、ブランドを少しずつ成長させてきたから今後も続けたいわ。大量生産できないからこそ顧客に特別感持ってもらえるしね。

——「ボーディ」の服を女性が着用しているのをよく見かけるが、ウィメンズのコレクションを制作する予定は?

ボーディ:今の顧客の半分は女性なのよ。日本を含め世界のいくつかの小売店は、女性顧客に向けて買い付けてくれている。だから「ボーディ」がメンズブランドだとうたう必要はないと思っているわ。ウィメンズのコレクションを作る予定は今のところないけれど、市場に参入すべきタイミングだと感じたら可能性はあるかもしれないわね。

——日本ではデビュー時から卸先が決まるなど支持を集めているがなぜだと思う?

ボーディ:日本はファーストシーズンから3か4店舗の小さな店が買い付けてくれて、関係性が最も早く深まった国の一つなの。今もシーズンごとに成長を続けているのよ。初期のころは今よりもっと限られた生産数だったのに、私たちの物作りを深く理解し消費者に届けてくれた。一点物やビンテージに扱いに慣れていたのかしら。だってイギリスのブラウンズ(BROWNS)やECのマッチズ ファッション(MATCHES FASHION)、ミスターポーター(MR PORTER)などはどのように販売すべきかを最初の数シーズンは模索していたように見えたから。今では理解してくれているけどね。

——日本の顧客の印象は?

ボーディ:日本はクラフトやビンテージへの敬意を持っているし、時間をかけて物を大切に育てることや愛着を持つ意識が強いから、「ボーディ」の価値を見出してくれたんじゃないかしら。本当は3月に初めて日本に行く予定だったのにキャンセルになってしまったから、次の機会に期待しているわ。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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子どもが嫌がる日焼け止め、虫除け、さらにマスク……、1つで3役になるアイテム、何か考えられませんか? エディターズレター(2020年10月28日配信分)

※この記事は2020年10月28日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 

子どもが嫌がる日焼け止め、虫除け、さらにマスク……、1つで3役になるアイテム、何か考えられませんか?

 だいぶん秋が深まってきましたが、みなさんは自身の日焼け止めもそうですが、子どもの日焼け止め対策はどのようにしていますか?私が小さい時は、「子どもは太陽の光をいっぱい浴びて遊びなさい」と言われたものですが、今では子どもたちには「太陽の直接当たるところは避けて日陰で遊びなさい。(冬になっても紫外線はあるから)出かけるなら日焼け止めは忘れないでね。毎日必ず塗るんだよ」と繰り返しています。夏場は子どもも意識できますが、冬場はどうもないがしろにしがち……。時代が変わったというよりも、オゾン層の破壊による有害な紫外線が増えていることからですよね。

 私自身は年中、UV効果のある下地やファンデーションを使うので大丈夫ですが、子どもの日焼け止めは本当にやっかいです。小学校に上がる前の小さい子ではなおさらです。平日の朝はあんまり優雅ではありません。朝起こして、ご飯を作って、ご飯を食べさせて、服を着替えさせて、保育園で着替える服やタオル、エプロンなどを用意して、自分もご飯を食べて、服を着替えて、お化粧して、持っていくものを用意して……。自分が用意している間に、子どもがコップの牛乳をこぼして、服を着替えさせて、泣きわめき出したり、しまいには「保育園行きたくない」と駄々をこね出したり……。そんな状況の中、日焼け止め塗るのって至難の技。すんなり塗らせてくれたらいいけど、イヤイヤっていうことも多いし……あぁ大変。だから、会社の始業時間に間に合わなくなるので、日焼け止めは塗らないことも多かったりします。小学校に上がった子どもでも、「付けなさい」と言って、素直に毎日付けていく訳でもないので、口を酸っぱくして「付けていきなさいよ!」と言わなきゃいけないし、ほんと、バタバタ(苦笑)。

 さらに私の場合ですが、夏は日焼け止めよりも、虫除けに注意が向きがち。どっちかを塗るとしたら、虫除けにしちゃいます。蚊にでも刺されたら、子どもの柔らかく薄い肌は、真っ赤に膨れ上がったり、化膿したり、結構やっかいなんです。冬になったら虫除けはあまり必要なさそうですが、それでも虫はいます。さらにさらにですが、コロナ下でマスクが必須になった今、「マスク忘れないで」というのがプラスα。日焼け止め、虫除け、マスク……。大げさではなく、命にも関わることなので、ないがしろにできないですが、怒ってばっかりだと子どもに伝わらない……。

 いっそうのこと、1つで3役こなせたらいいのに。それを考えると日焼け止めと虫除けは一つで済む製品が出てきてくれるといいと思う(これは今でも出てきていますが、多くないとことをみると、開発は難しいんだろうなと思います)。さて、日焼け止めと虫除けとマスクは1回で“装着”となるでしょうか?マスクに日焼け止めや虫除けがかなう何かが付いている?そしたら目元は?フルフェイスだと何か可能なのかしら?でも子どもがそれを付けてずっといられる?うーん、悩ましい……。1つで3役になる何か、いいアイデアはありませんか?もしくは、子どもがすんなり受けて入れてくれる方法をご存知の方、教えてください!

HER OPINION:ママ、女性に関連するファッション&ビューティ業界の話題をお届けします。今、働くママを含めた社会進出が進む女性に関わる情報が増えてきました。彼女らにまつわるニュースをピックアップすることで、彼女らを支える彼らにも役立つニュースを紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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