「ビーツ」×「フラグメント」のコラボイヤフォン 藤原ヒロシが“シンプルを極めたかった”その理由とは?

 アップル(Apple)傘下の「ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre以下、ビーツ)」はこのほど、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボしたワイヤレスイヤフォン“パワービーツ プロ(POWERBEATS PRO)”(2万4800円)を発売した。「ビーツ」と「フラグメント」がコラボするのは2014年以来の2度目。今回はブラックを基調に無駄をそぎ落としたシンプルなデザインで、片方のイヤーパッドに「フラグメント」の稲妻モチーフを、もう片方にブランドネームをあしらった。ルックブックにはハードル・短距離選手のシドニー・マクラフリン(Sydney McLaughlin)を起用し、未来感と退廃的なムードから「フラグメント」の美学を表現したという。コラボについて、藤原ヒロシにメールインタビューした。iTunesでは、発売に合わせてプレイリストも公開した。
なお、アップルのオンラインストア(完売)、「ゴッドセレクションXXX(GOD SELECTION XXX)」の原宿旗艦店、ドーバーストリートマーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で販売中だ。

WWD:2014年以来となる「ビーツ」とのコラボレーションについて、率直な感想を教えてください。

藤原ヒロシ(以下、藤原):「ビーツ」は普段からいつも使っているので嬉しいです。

WWD:今回“パワービーツ プロ”を選んだ理由は?

藤原:先方からのリクエストがあり、僕もこれを使ってみたかったので。

WWD:デザインのポイントと最もこだわった部分は?

藤原:色変更とか、いくつかサンプルを作って何か特別になるようにやってみたんですが、結果的にシンプルな黒が一番よかった。既存のモデルにロゴをプリントしているだけとか、サボっているとか思う人もいるかも知れませんが、自分が一番使いたいのはこれでした。

WWD:オーディオ製品をデザインする上での難しさとは?

藤原:いろいろ規制もあるので、オーディオ製品のデザインはかなり難しいんじゃないですかね?

WWD:「ビーツ」の優れていると思う点は?

藤原:使いやすい。いつも身につけられるという点。

WWD:今後の「ビーツ」とのプロジェクトの予定。また、やってみたいことがあれば教えてください。

藤原:シンプルでウエアラブルなイヤフォンが僕には必要なので、また機会があればぜひ何か作りたいです。

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「バウム」初の日焼け止めが登場 森林浴をイメージした香り

 資生堂が展開するナチュラルスキンケアブランド「バウム(BAUM)」は、ブランド初の日焼け止め用乳液“ダブルプロテクション デイシールド”(SPF30・PA+++、60mL、4800円)を発売した。

 同ブランドによると、近年の消費者が日焼け止めに求めていることは、紫外線だけではなく、乾燥や空気中の物質など様々な環境要因から肌をプロテクトする高い防御効果だという。一方で、「高い防御効果は肌にダメージを与えるのでは」という意識を持ち、ナチュラルな成分でつくられた日焼け止めを使いたいというニーズが高まっている。しかし、一般的にナチュラルな日焼け止めは「防御力が十分ではなさそう」というイメージを持たれているといい、日焼け止め市場の“防御効果とナチュラルを兼ね備えた商品を求める未充足ニーズ”が存在していることに着目した。そこで、「ナチュラル」と「高い防御効果」の両立を目指し、開発した。

 “ダブルプロテクション デイシールド”は、紫外線吸収剤を一切使用せず、ナチュラル成分からなる紫外線散乱剤のみで処方する。樹木由来の肌保護成分と自然由来の紫外線防御成分を配合したダブルプロテクション効果を備え、シミや乾燥などの原因となる肌ダメージをマルチに防ぐ。シダーウッドオイルをベースに、ナツメグやジンジャー、アンバーなどの樹木由来香料を調合し、森林浴をしているかのような香りが特徴だ。真夏の汗や、軽い水浴程度には耐えられるウォータープルーフ機能を搭載する。

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「ディオール」から新バッグ“カロ”登場 新木優子やBLACKPINKのJISOOの着用画像も公開

 マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による「ディオール(DIOR)」はこのほど、新アイコンバッグ“ディオール カロ”を発売した。2021年プレ・スプリング・コレクションで発表されたもので、同ブランドの公式ECサイトや直営店で販売している。

 柔らかくしなやかなカーフレザーを丁寧にカッティングし、メゾンを象徴する“カナージュ(格子)”パターンを繊細に再現するために、キルティングの工程だけで約1万8000針ものステッチが施されている。バッグの内側にはゴールドの“Christian Dior”シールが付き、メタルのCDシグネチャー、チェーン、クラスプが取り付けられている。

 サイズはSとLの2サイズで、カラー展開はブラックやグレー、ベージュ、アイボリー、スカイブルー、ミントグリーン、ピンクなど。スモールバージョンではデニムのほか、21年プレ・スプリング・コレクションに登場したタイダイ柄も用意する。また、ショルダーストラップを変えてさまざまなルックを楽しむこともできる。価格は37~48万円。

 ジャパンアンバサダーである新木優子のほか、BLACKPINKのJISOO、ぺ・スジ(Suzy)、アンジェラベイビー(Angelababy)、ルーシー・ラモス(Lucy Ramos)、マリア・バカロワ(Maria Bakalova)、シンシア・サミュエル(Cynthia Samuel)ら、同ブランドと親交が深いセレブリティも“ディオール カロ”を着用した写真を公開した。

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「ルイ・ヴィトン」ウィメンズ・フレグランスの新作は金木犀の香り

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、ウィメンズ・フレグランスの新作“エトワール フィラント(Etoile Filante)”(100mL、3万5000円/200mL、4万9000円)を1月28日に発売した。一部の「ルイ・ヴィトン」ストアと公式サイトで取り扱う。

 メゾンのインハウス・マスター・パフューマーのジャック・キャヴァリエ・ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)は「光を放ちながら夜空を駆ける星」をテーマに創作。ベルトリュード調香師が子どもの時に出合った金木犀の香りと、後に訪れた中国の花市場に漂うマグノリアの香りを着想源に、今回初めてメインノートに金木犀を選んだ。少量加えた高品質なジャスミンが金木犀のフローラルな特徴を際立たせ、ホワイトムスクがコントラストを生み出し香りを持続させる。

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「ジョンマスターオーガニック」初のオーラルケアシリーズ登場 トゥースペースト&マウスウォッシュをそろえる

 「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は3月25日、ブランド初のオーラルケアシリーズを発売する。合成香料や人工甘味料、パラべンなど5つの化学合成成分不使用のトゥースペースト3種とマウスウォッシュ1種をラインアップする。

 同ブランドによると、マスクの着用が習慣化したことで、顔筋力の低下やストレスで唾液が減少し、口内環境の悪化を実感する人が増えているという。また、感染症予防の観点から口内環境を整えることの重要性が指摘されている。そこで、“美しさの土台を整える”ことを大切にする「ジョンマスターオーガニック」のフィロソフィーに基づき、これまでのノウハウを生かしたナチュラルで機能性にも配慮するオーラルケアシリーズを開発した。

 トゥースペーストからは、炭の吸着力でステイン除去する“トゥースペーストCH”(100g、1200円)、軽い泡立ちで刺激の少ないジェルタイプの“ジェルトゥースペーストSE”(75mL、1200円)、歯の表面に優しいデイリーケアに使えるホワイトニングの“トゥースペーストホワイトネス”(100g、1200円)が登場する。マウスウォッシュ(250mL、1800円)は、オーガニックのチャ葉エキス配合で口内環境を健やかに保ち、爽やかな後味が続くペパーミントを採用した。

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2年前から火の車だった「トップショップ」親会社 エディターズレター(2020年12月4日配信分)

※この記事は2020年12月4日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

2年前から火の車だった「トップショップ」親会社

 「トップショップ」擁するアルカディア グループが破産申請です。新型コロナがトドメを刺したというのが正しいところでしょう。18年8月期決算で赤字に転落。昨年の段階で、経営難をオーナーであるフィリップ・グリーン卿の妻が私財を投げうってなんとかしのいでいましたから、正直時間の問題だろうな……と思っていました(1番目の関連記事参照)。

 日本ではラフォーレ原宿が誘致し、その後2008年に同館を運営する森ビル流通システムとJBFパートナーズが合弁会社を作って本格展開。10年に新宿東口に3層の路面店を構えた際には、プレビューでプレスがこぞって買い物を楽しんでしいました。11年に大阪・梅田に開業したルクアも目玉は「トップショップ」導入で、5階に大型店を構えて大いに盛り上がりましたし、実際すごく売れたという話も聞きました。

 でも、その熱狂は長くは続かず、15年に突然店をクローズ。本当に突然で、びっくりしたのを覚えています。路面店はともかく、商業施設内の店も予告なしのクローズでしたから(2番目の関連記事)。

 「トップショップ」は、クリストファー・ケインやジョナサン・アンダーソンら若手英国人デザイナーと協業して彼らをフィーチャーし、ケイト・モスやビヨンセとのコラボなどでも話題を集めました。成功の立役者であるオーナーのグリーン卿は、英国屈指の経営者、大富豪としてもてはやされ、ナイトの称号まで得ましたが(3番目の関連記事)、破綻の原因も同氏に負うところが大きかったようですね……。鋭意まとめておりますので、もう少々お待ちを!

 さて、「トップショップ」(アルカディア)はこれから買い手探しです。具体的な候補企業の名前が挙がってこないところを見ると、難航するのだろうなと思います。

VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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ナイキ、性能重視の競技用シューズもサステナブル対応 25%以上をリサイクル素材に

 ナイキ(NIKE)は2月26日、ブランド初の環境配慮型パフォーマンスシューズ“ナイキ コズミック ユニティー”を発売する。価格は1万8150円。これまで性能が重視される競技用の製品はスペックの落ちるリサイクル素材の使用や設計の省エネ化などが難しかったが、さまざまな工夫を凝らすことで、性能を維持しつつ、重量換算で25%以上リサイクル素材を用いるなど地球への影響を最小限に抑えた。

 “ナイキ コズミック ユニティー”はバスケットボール競技向けのシューズで、ナイキのサステナビリティ戦略“MOVE TO ZERO(CO2と廃棄物の排出量ゼロを目指す取り組み)”の理念が取り入れられている。足底部材や履き口の裏地や中敷き、表面の素材、シュータン、シューレースの一部にリサイクル素材を配合し、足底部材のつなぎに用いる素材は不要にした。ロス・クライン(Ross Klein)パフォーマンス フットウエア シニア クリエイティブ ディレクターは「『世界をよりよくするプロダクトが同時にアスリートをよりよくできないか』を考えはじめ、結果的に、パフォーマンス、環境、そしてバスケットボールの世界におけるフットウエアのあり方を再定義することになった。なぜ、バスケットボールだったか?――バスケットボールは人々を一つにまとめる力があるから。公園でプレーしている人から、様々な地域でプレーしている人、性別も違えば、レベルもプレースタイルも違う、そうしたアスリートを一つにすることができる。“コズミック ユニティー”アスリートのパフォーマンスを最大化し、地球への影響を最小限に抑え、最終的には人間の可能性を最大限に引き出すことで、パフォーマンスを向上させるための全く新しいソリューションだ」という。

 重要な特徴は2つある。1つ目のアッパーにはリサイクル可能なケーブル糸を用い、編み目のような構造にすることで、前足部の動きに対応しながらサポート性を提供する。加えて、廃棄物の削減、部位ごとのフィット調整、前足部とシューズの一体感の向上、通気性を実現した。2つ目は、フットウエアの中で最も重い部品のゴムの革新で、靴全体の重量を減らすことができた。

 またまた、これまでライフスタイル向け製品にのみ用いられていたナイキ独自のミッドソール“ナイキ クレーター フォーム”もこのために改良した。“ナイキ クレーター フォーム”は通常軽量で柔らかい素材だが、バスケットボール競技向けには、サポート性と反発性を高めるために、より固めのクレーターフォームを作る必要があったという。そのため、クレーターフォームに10%程度用いる “ナイキ グラインド ラバー(生産工程で出る廃棄物を再利用した素材)”はこれまでとは異なる成形方法でより圧縮した新たな素材を作った。

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「ドクターマーチン」が新規上場 公募価格を23%上回る初値

 英投資会社ペルミラ(PERMIRA)傘下のシューズメーカー、ドクターマーチン(DR.MARTENS)は2月3日、ロンドン証券取引所のメイン市場であるプレミアム市場に新規上場(IPO)した。ティッカーシンボルは「DOCS」。新規株は1株あたり3.70ポンド(約529円)で募集し、公募価格を22.7%上回る4.54ポンド(約649円)で初値が付いた。終値は4.45ポンド(約636円)だった。

 同社は1月29日に投資家向けに事前取引を開始しており、ペルミラは募集枠の8倍の申込みがあったと発表していた。なお、ペルミラは株式の42.9%を保持する考えを明らかにしている。

 ペルミラは2014年1月にグリッグス(Griggs)ファミリーからドクターマーチンを3億ポンド(約429億円)で買収し、過去7年間で製造業を中心とした卸売事業から消費者に重点を置いたデジタル主導のマルチチャネル・ビジネスへと方向転換してきた。

 14年以降、ドクターマーチンの売上高は2億9000万ポンド(約298億円)から3倍以上増加して、20年3月期は6億7200万ポンド(約960億円)だった。また、新型コロナウイルスのパンデミックによってオンライン需要が増加したこともあり、20年4〜9月期で見ると、売上高は前年同期比18%増、EBITDAは同30%増だった。従業員数も14年の758人から20年には2288人と3倍に増加している。

 ドクターマーチンは1960年に定番モデルの“1460 8ホールブーツ”を発売し、現在60カ国以上で年間1100万足以上を売り上げている。世界全体の靴の市場規模は3410億ポンド(約48兆円)だが、同ブランドの各市場でのマーケットシェアは比較的低く、今後の成長が期待されている。

 ペルミラのタラ・アルハデフ(Tara Alhadeff)=パートナーは、「ドクターマーチンは過去7年間で大きな成長を遂げ、世界で最も成功しているブランドの1つになった。人材やeコマースなどのオペレーションに多額の投資を行い、常に消費者とブランドをビジネスの中心に置いてきた。ペルミラはケニー・ウィルソン(Kenny Wilson)=ドクターマーチン最高経営責任者をはじめとした経営陣のサポートを続けていく」とコメントした。

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「ルイ・ヴィトン」の膨らむ透明ベストが中国で話題に 個性あふれるDIY動画が続々

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の空気で膨らむ透明のベストが、中国のSNSで話題を集めている。デザインを手掛けたのは、「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の創設者で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ アーティスティック・ディレクターを務めるヴァージル・アブロー。全面にモノグラムをあしらったベストは昨年8月に上海でのショーで披露された2021年春夏コレクションのもので、価格は37万3000円だ。「ルイ・ヴィトン」は、このベストを“モノグラムへの未来的アプローチ”を取り入れた象徴的なアイテムと表現している。

 話題となったきっかけは、中国の短尺動画アプリの快手(Kuaishou、クアイショウ)に「ルイ・ヴィトン」のVIP顧客と思われる人物が同ベストを着用する動画が投稿されたことだ。動画に写っていたのは、同コレクションのショートフィルム“ズームと仲間たちの冒険(The adventures of Zoooom with friends)”に登場するキャラクターのぬいぐるみがあしらわれた特別版の“キーポル・バンドリエール50”バッグ(135万円)を片手に、成都市で開かれたポップアップストアに入る様子。これがアプリ上で多くの人の目に留まり、100万以上の再生回数を記録するとともに、8000以上のいいねと891件のコメントが寄せられた。その後さまざまなSNSでDIY動画が投稿され、ユーザーはユーモアあふれる手作りベストを披露している。

 SNS型ECアプリの「RED(小紅書、Xiaohongshu)」には、同アイテムの購入の記録を投稿するユーザーのほか、犬がベストを着用する写真を投稿したユーザーも。コメント欄には「月に1500人民元(約2万4000円)を稼いでいる自分にとって、このベストは人生の意味を考えさせられる」や「これが暖かいかどうかは関係ない。ただ間違いなくクールだ」といったものが寄せられた。

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障害児との交流で認識したファッションの力 エディターズレター(2020年10月30日配信分)

※この記事は2020年10月30日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editor's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

障害児との交流で認識したファッションの力

 障害児教育を専攻した大学時代から今に至るまで、障害のある子どもと、毎週特定のひと時を過ごすボランティア活動を続けています。「ご立派ですねぇ」と言われますが、慈愛・博愛などの気持ちはあんまりなく(笑)、ケンカもするし、「アナタのこと、キライ」と言ったことさえあります。映画「こんな夜更けにバナナかよ」は実話だそうですが、若かりし頃だったら(今でも!?)、間違いなく大ゲンカしていたでしょう。学生の頃は時々、同じ障害児教育専攻かつ教員養成系の大学で学んでいる友人(私の大学は、社会システムを作ることを学ぶプログラムが多く、教員免許の取得は必須ではありませんでした)から「子どもたちとケンカするなんて!!」みたいなコトを度々言われましたが、「だって仕事じゃないもの。どちらかと言えば、友人。なら、ケンカだってするでしょう?」と思っていました。当時から“めんどくさいヤツ”です(笑)。

 子どもには、比較的好かれていたと思います(笑)。理由は、なんでしょう?「人柄」と言い切りたいところではありますが、「服装」って案外大きかったのではないか?と思います。「ナンバーナイン」のパーカに「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のショートパンツ、「ダーク ビッケンバーグ」のブーツで鬼ごっこをしていました。メタルヒールのブーツでアスファルトやリノリウムの床を走ると、めちゃくちゃうるさかったのを記憶しています。同じボランティアに参加する友人とは、明らかに違いました。子どもにとっては、好奇心を掻き立てられる存在だったのかもしれません。「ナンダ、コイツは???」だったのでしょう(笑。コレは今も同じだし、健常者の方にとっても「ナンダ、コイツは???」かもしれません)。振り返れば、「ファッションから生まれるコミュニケーション」の力を強く感じたのは、こんな時だったのかもしれません。

 リンク1本目の記事中の「ファッションは視覚的言語の一つ」という文章を読んで、そんなことを思い出しました。障害者向けのランジェリーに「セクシー」の要素が含まれていることも、賛成です。大学の頃から現在に至るまで、障害者でも健常者でも“恋話”はメチャクチャ盛り上がります。皆さんは、障害者向けのセクシー下着「インティメトリー」を身に着けた障害者の写真に対して、どう思ったでしょうか?私は、「やるね!!」と思いました。セクシー路線バリバリだった「ヴィクトリアズ・シークレット」の低迷を思い出す方もいるでしょう。アレは「セクシー」のあり方が画一的だったこと、「セクシー」以外の選択肢を提供しなかったことに問題があったと考えます。

 現在週1、2回のペースでボランティアに伺っている障害児との付き合いは、早いものでもう8年(と聞いて、お母さんと驚愕w)。彼は今、中学3年生です。お家にお邪魔すると、「トミー ヒルフィガー」の障害者向けライン“アダプティブ”を着ている機会が増えています。その存在を伝え、試しにポロシャツを1枚買ってみたところ、メチャ良いんだそうです。確かに人工呼吸器をつけている彼にとって、首回りがマグネットボタンの“アダプティブ”のポロシャツは、従来品に比べれば「めちゃ楽」。家族とのリンクコーデも楽しめます。今年のクリスマスは、家族で「トミー ヒルフィガー」のリンクコーデをする予定だそう。お呼ばれする私も、そろそろ買いに行かなくちゃなのです。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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バーチャルヒューマンの1SECが2.7億円を調達 gumiやドリコム内藤氏などから

 バーチャルヒューマン事業を行うワンセック(1SEC)はこのほど、gumiベンチャーズやイグニス、イーストベンチャーズ、個人投資家の國光宏尚gumi会長、内藤裕紀ドリコム社長ら個人投資家に対し、第三者割当増資を行った。累計の調達額は2億7000万円になる。ワンセックは3ミニッツなどの創業者である宮地洋州(ひろくに)氏が2019年1月に創業し、日米同時デビューのバーチャルヒューマンであるリアム・ニクロ(Liam Nikuro)や堀江貴文氏をベースにAI(人工知能)で生成したホリエ・ロイド・タカフミなどを展開している。調達した資金は、会話機能などを搭載したAIヒューマンテクノロジーに投じる。

 宮地CEOによると、同社は2期目で黒字化しており、直近では月間2億5000万円をプロモーションやバーチャルヒューマンを通じたマーケティング費用などで稼ぎ出しているという。イグニスの銭錕(せん・こん)社長は「1SECは広告、音楽、芸能、ITなど、複数業界に精通した数少ない会社だと感じています」とコメントする。インスタグラムで約300万フォロワーを抱え、世界トップのバーチャルインフルンサーであるリル・ミケーラ(Lil Miquela)は、DJで音楽プロデューサーのトレヴァー・マクフェドリーズ(Trevor McFedries)がプロデュースし、シリコンバレー系のベンチャーキャピタルから多額の資金を集めている。

 ワンセックのバーチャルヒューマン第一号であるリアム・ニクロのインスタグラムのフォロワー数は1万4000で、現在はNBAワシントンウィザーズのオフィシャルバーチャルインフルエンサーを務めている。同社はAIを駆使して会話のできるバーチャルヒューマンの開発も進めることで、インスタグラムなどのSNSだけにとどまらない新たなバーチャルインフルエンサーの開発を急ぐ考え。

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「東京の餃子マーケットにニューフェイス現る」”よしこ”って、誰なんだよ!

 東京の餃子マーケットは一時期に比べると盛り上がりも落ち着き、その反面、ポスト餃子として「から揚げ」や「シュウマイ」が盛り上がりを見せている。そんな中、東京の餃子マーケットを再燃させるニューフェイスが現れた。"よしこ"って、一体誰なんだ。
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