「福祉×オシャレで世の中を変える」 身体障害者の声から生まれたブランド「ボトモール」

 障害があってもなくても誰でも着られるファッションを提案する「ボトモール(BOTTOMALL)」が、パリ・コレクション参加に向けて着々と準備を進めている。同ブランドを2019年に立ち上げたのは、日本障がい者ファッション協会(以下、JPFA)の平林景代表理事だ。JPFAはファッションの力で福祉を明るくするためにさまざまな活動を行い、同氏は、自他ともに認める"福祉業界のオシャレ番長”。「福祉×オシャレで世の中を変えることが生涯をかけた使命」と断言するほど、ファッションの力で福祉業界の課題や世の中の偏見に熱く立ち向かっている。「ボトモール」は、なぜパリコレを目指すのか。平林に話を聞いた。

WWD:これまでの経歴を教えてください。

平林景(以下、平林):20代のころ美容師として働いていました。ヘアスタイルが変わることで自分に自信を持てるようになったお客さまを見るうちに、“オシャレ”が持つ力を強く感じるようになっていきました。でも徐々に手荒れが悪化し、最終的にはハサミを持つこともできなくなって25歳のときに美容師を辞める決心をしました。退職後は美容専門学校の教員として10年ほど働いたのち、福祉と出合って現在に至ります。

WWD:福祉業界に携わるきっかけは?

平林:身近に発達障害を抱える人がいて、不得意なことはてんで駄目でも、得意なことには突き抜けた能力を発揮しています。そんな人たちの長所を子どものころから伸ばせれば、障害を持つ人の人生や社会全体を変えられるんじゃないかと思いました。そこで勤務先の美容専門学校を運営する学校法人に掛け合い、1年間に渡る交渉の末、2014年に個別学習塾「東京未来大学こどもみらい園」を開き、副園長を務めました。

WWD:JPFAを設立した経緯は?

平林:知人から過去に「パリコレでは、車椅子の人たちを中心にショーが行われたことがないらしい」と聞いたのがきっかけです。美容師時代に感じていた、"オシャレ"の持つ力で福祉業界も変えられるんじゃないかと思ったんです。ニューヨーク・ファッション・ウイーク(現在はアメリカン・コレクションズ・カレンダーに改称)で義手やダウン症のモデルなどがランウエイを歩いているので、パリコレでも実現できると考えました。

WWD:なぜそのような事例がないと考える?

平林:車椅子は着座しなければいけないので、立位姿勢を前提としたコレクションではファッションとして成り立ちにくいではという先入観や、障害に対するネガティブな考えもあるからではないでしょうか。障害に対する偏見はまだまだ根強い。“車椅子だからこそ格好いい”を表現できれば、そういった世間の偏見や考えが覆せるのではないかと思っています。

「オシャレのために誰かの手を煩わせたくない」

WWD:どうして福祉×ファッションにこだわる?

平林:車椅子に乗る人とお会いした時に、「若いときはファッションを楽しんでいたが、車椅子に乗る今は、お洒落を諦めてしまっている」と話していました。その理由を尋ねると「車椅子では入れない試着室がある。仮に入れたとして服を一人で着れないときは、誰かにサポートしてもらわなければいけない。『オシャレがしたい』という自分の欲求を満たすために、誰かの手を煩わせることが心苦しくなった」という答えに心を強く締め付けられました。

もし車椅子の人が簡単に着られるお洒落な服があればそんな気持ちを抱くこともなくなるんじゃないかーー。そう思い立って教育系大学の生徒や教授、福祉の現場で職員などに相談したところ、座席に広げて座るだけで着脱できる巻きスカートのアイデアが出てきたんです。本格的に製品化するにあたりファッションブランド「ボトモール」を立ち上げました。

WWD:スカートを履くことに抵抗を感じる男性も多いのでは?

平林:そもそも障害を持つ人のための服を作っているわけではありません。「ボトモール」は“障害の有無や性別、年齢なども問わず誰もが着られる機能的な服”がコンセプトです。ブランド名は「ボトム」と「オール(全員)」を組み合わせた造語に由来しています。

WWD:一般的な巻きスカートと異なる点は?

平林:車椅子に座ったときに一番きれいに見えるように前と後ろの長さをアシンメトリーにしています。また足が動かしづらいと血流が悪くなり冷えやすくなるので内側の生地を起毛素材にしたり、着脱がより楽になるようにセンターにジップを施したりしています。

WWD:巻きスカートのほかにアイテムは?

平林:両サイドにジップを施してスムーズに着脱できるパンツや、片麻痺(体の左右どちらかが麻痺する症状)の人でも、腕を通さず着られるトップスなどを作っています。また車椅子を使用するとき、一般的なジャケットでは丈が長すぎてしわがつきやすいという声を聞き、丈の短いジャケットを作りました。巻きスカートと同じ素材でセットアップとしても着用できます。

行政を巻き込んでパリコレ出展に尽力

WWD:パリ・コレクション参加に向けて具体的にどういった活動をしている?

平林:JPFAの拠点がある大阪・茨木市の福岡洋一市長と共に、経済産業省のクールジャパン政策課に出向いてパリコレ参加についてお話をしました。現在はその取り組みを“パリコレプロジェクト”と題して、正式に茨木市後援事業としてサポートとしてもらっています。また大阪府の吉村洋文知事にはフランス大使館の大使を紹介してもらい、現地での支援をお願いするなどたくさんの方々に援助していただきながら、少しずつ実現に向けて前進しています。デジタルショーも視野に入れ来年の参加を目標にモデルオーディションも進行中です。

WWD:ショーの構想は?

平林:“If…(もしも)”がテーマです。もしも世界が車椅子を乗ることに当たり前だったら、どんなデザインや未来が生まれていたのかを表現したいんです。「車椅子の方でもお洒落ができる」とうたった、障害者のためのファッションショーをするつもりは全くありません。マイナスをゼロにするのではなく、マイナスをプラスに変える「車いすだからこそ格好良いファッションは何か」を世界に向けて提示したいです。

WWD:今後の課題と展望は?

平林:障害に対する世の中のイメージを変えたいです。福祉業界の意識だけを変えても何も変わりません。世の中を変えるためにはまず地域を、地域を変えるためには市長や知事などのトップの意識が変わらないといけないんです。また「ボトモール」の認知拡大も今後の課題です。例えばファーストリテイリングなどのファストファッションの大企業と一緒に取り組むことができれば、ファッションに悩む人たちにも一気に認知を拡大できると考えています。

WWD:福士業界の課題は?

平林:福祉業界はまだまだ“きつい”“汚い”“危険”の「3K」のイメージが強い。福祉業界は、団塊世代が後期高齢者に達し、近い将来、現場の人材が大幅に不足する問題を抱えています。若者が福祉や介護に憧れて業界に入ってもらえたら、それを解決できるはず。だからこそファッションと掛け合わせて福祉業界を盛り上げたいんです。

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マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.10 ファッション好きの少女がデザイナーになるまで【モデル時代編】

17歳でアメリカ・ウィスコンシン州での留学から帰国。卒業後の進路を悩んでいたとき、「本腰を入れて芸能界でチャレンジをしてみないか?」と、現在の事務所に声をかけてもらい、5年間の契約を結んだ。ニューヨークのパーソンズ美術大学への進学と悩んだが、「うまくいってもいかなくても、5年後はまだ23歳。それからでも遅くない。今しかできないことに集中しよう」と決心した。

芸能界で過ごした5年で、さまざまな経験をした。活動を始めてすぐに憧れだったファッション誌「ヴィヴィ(ViVi)」の専属モデルになり、TV番組「笑っていいとも!」のレギュラーになった。ほかにもウエディングドレスやアクセサリーのプロデュース、時計やバッグ、海外アーティストの衣装ディレクション、ブランド立ち上げのプロデュースなど、さまざまなブランドともコラボレーションして、商品は飛ぶように売れた。当時は、多くのタレントやモデルがこんな風にブランドビジネスに参入し始めた時期だった。

モノづくりは、どれも心躍る楽しいものだった。関わった商品が店頭に並び、長蛇の列ができ、完売する瞬間を目の当たりにしたり、アイテムを身につけている子を見かけたりすることはうれしかったが、次第に疑問を抱き始めていった。

例えば、「チェック柄のシャツが欲しい」という要望をコラボ企業に伝えると、チェック柄の生地見本が3種類ほど用意され、私はその中からしか選べない。それが、“〇〇さんデザイン”として世間に発表されるのだ。「世界中には無数のチェック柄があるはずなのに、どうしてこの3つからしか選べないの?」「私がデザインしたと信じて購入してくれるみんなにどんな顔をすればいいの?」と、本気で悩んだ。私はそのやり方に限界を感じ、持続可能な消費者との関係性ではないと考えた。売り上げだけを狙ったビジネスは私には向かないのではと疑問が生じ、ファンとの関係性を考えると心苦しくなった。

その時、「ファッションをもっと勉強したい」という思いが心に強く芽生えた。「勉強して、可能な限りの知識を学び、自分が思う・表現できるベストをファンに届けたい。そうすれば『買ってくれてありがとう』と、気持ちよく伝えられる」。

そして23歳の時、パーソンズに留学した。

私の決断に多くの人が反対した。「どうしてその歳で大学に行くの?」「遅すぎない?」「ファッションブランドをやりたいなら、これまでのようにどこかの企業と組めばすぐできるじゃない?」。それでも自分の本能に従い、ゼロからファッションを学ぼうと決めた。

つづく……

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「ジェラート ピケ」から着るだけで肌のケアができるインナーウエア登場

 マッシュスタイルラボは4月16日、ルームウェアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」から帝人フロンティアが開発した“着る化粧品”「ラフィナン®」を使用した女性向けスキンケアウエアを発売する。全国の「ジェラート ピケ」店舗と公式オンラインストアなどで取り扱う。

 同社は新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増え、女性がスキンケアに充てる時間が増えている背景を受け、新しいライフスタイルでのスキンケア需要に対応するため、「ラフィナン®」を応用したインナーウエアを帝人フロンティアと共同制作した。女性から高い支持を得ている「ジェラート ピケ」のリラックスウェアに関するデザインやパターンのノウハウと、帝人フロンティアが開発した、着用するだけで肌を健康に保つウェアタイプの化粧品「ラフィナン®」を組み合わせることで、自宅でファッションを楽しみながら気軽に肌をケアすることが可能となる。

 アイテムは「ラフィナン® プルオーバー」(税込5720円)と、「ラフィナン® カップインキャミソール」(税込5280円)、「ラフィナン® レギンス」(税込5280円)を用意。いずれもサイズフリーで、カラーはピンクとグレーを展開する。

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オンワードHDが2030年度に向けた新ビジョン OMOで事業モデル刷新

 オンワードホールディングス(HD)は、2030年に向けた中長期ビジョンを発表した。ライフスタイル事業をアパレル事業に並ぶ柱に育てつつ、30年度(31年2月期)に売上高3000億円、営業利益250億円を目指す。実現に向けて3年内に生産から企画、販売、マーケティングなどの仕組みを再構築する。

 「簡単ではないが、ファッション企業としてのあり方を根本から再定義する必要がある」。8日に電話会議方式で行われた21年2月期(前期)の決算説明会で保元道宣社長が強調した。同社は19年10月から着手したグローバル構造改革で国内外の約1700店舗を閉鎖。店舗数をほぼ半減させたところにコロナに直撃され、「前期は740億円の売上高、4割近くの粗利益が消失する激震に見舞われた」(保元社長)。行き詰まりをみせていた百貨店を主販路にした伝統的な事業モデルを刷新する機会と捉え、新ビジョンを推進する。

 30年度の売上高計画3000億円(21年度の予想は1905億円)の内訳は、アパレル事業が2000億円(同1497億円)、ライフスタイル事業が1000億円(同408億円)を想定する。営業利益計画250億円(同32億円)の内訳は、アパレル事業100億円(同10億円)、ライフスタイル事業150億円(同22億円)とする。23年度(24年2月期)までの3年間はコロナの影響の長期化を織り込んで事業モデルの整備にあて、その後の高度成長につなげる。

 成長のけん引役と位置づけるライフスタイル事業は、ダンス・ウエルネスのチャコット、化粧品の「プロダクト(PRODUCT)」、ペット用品のクリエイティブヨーコ、食品ECの「オンワードマルシェ」、ギフトのヤマトといった既存の子会社やブランドの底上げに加えて、M&A(企業の買収・合併)も積極的に行う。

 主力のアパレル事業ではOMO(オフラインとオンラインの融合)を強力に進める。在庫の一元化だけでなく、オウンドメディア、SNS、ライブコマースなどの新しい手法を通じて、消費者との双方向の関係性を作る。都心に偏っていた出店立地も郊外の消費者の生活圏に出ていく。EC売上高は1000億円(同500億円)を目標にする。

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100年目の「グッチ」が時計でも見せた本気 初のオリジナルムーブメントなどを発表

 2021年にブランド創設100周年を迎えた「グッチ(GUCCI)」が、時計カテゴリーにおいても本気を見せた。同ブランドにとって22年は、スイスでの時計製造本格化50周年にもあたり、ダブルアニバーサリーに合わせて魅力的な新作を多数発表した。

 大きなアクションは2つある。まず1つ目は、時計の心臓部であるムーブメント“GG727.25”の開発だ。スイスにあるケリング(KERING)の開発・製造施設で作られた「グッチ」初のオリジナル自動巻きムーブメントにより、「グッチ」はマニュファクチュール(時計を自社一貫製造する時計メーカー)に生まれ変わったと言える。“GG727.25”の厚さは3.7ミリメートルで、新たに発表された“グッチ25H”ラインに搭載される。

 モノグラムや愛らしい図案使いが特徴だったこれまでの「グッチ」の時計に比べて、“グッチ25H”は驚くほどスマートな印象だ。このあたりにも「グッチ」の本気度が見える。現在、時計において最大の売れ筋は“ラグジュアリー・スポーツ”と呼ばれるジャンルであり、同モデルはそのマトリックスの中心に入る。価格もステンレススチールモデルで113万円(予価、今秋発売予定)と、百貨店や時計専門店で最も売れているゾーンだ。

 これまで「グッチ」の時計は、一部のスペシャルピースを除きアンダー10万円から数十万円が主流だった。高価格帯の投入で、幅広い顧客層を維持しながらラグジュアリー化する戦略は、2年ほど前から注力するジュエリー同様だ。

 そして2つ目のアクションが、ハイジュエリーウオッチへの挑戦。「グッチ」のグラマラスかつユニークな世界観を、金細工やプレシャスストーン、さらにクラフツマンシップを用いてアートに表現する。これらは、19年にパリのヴァンドーム広場にオープンしたファインウオッチ&ハイジュエリー向けブティックで予約販売する。

 上記以外にも、“G-タイムレス”ラインでは「グッチ」の代表的モチーフの一つであるビー(蜂)が文字盤の上で手の動きに合わせて揺れる“ダンシング ビー”を発表し、19年にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が初めてデザインした時計である“グリップ”では“ジャンピングアワー”(文字盤に設けた小窓から見える数字がジャンプして瞬時に替わる仕様)をリリースした。

 ラグジュアリーブランドの時計をめぐっては00年ごろから、ムーブメントやパーツメーカーの買収が増加し、マニュファクチュール化の動きが顕著になった。「シャネル(CHANEL)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「エルメス(HERMES)」などが先行し、「グッチ」はそれとは別に独自のファッション路線を進んでいたが、「ラグジュアリーブランドで初めて1972年にスイスで時計製造を本格スタートした」(ブランド担当者)自負もあり、今年一気にシフトした。

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NEW ARRIVALS: VINCENZO FERRERI

こんにちは。

気温も暖かい日が多くなり、過ごしやすい日が増えてきましたね。

 

コロナ禍で遠出の旅行などはなかなか難しい状況ではありますが、車で少しドライブするだけでも気分転換になります。

そんなドライブシーンを盛り上げてくれる、<ヴィンセンツォ フェレーリ>のドライビングシューズをご紹介させていただきます!

 NEW ARRIVALS: VINCENZO FERRERI

イタリア南部のナポリにファクトリーを構える<ヴィンセンツォ フェレーリ>

小さなファクトリーですが、数々の有名ブランドからお墨付きを得る実力を持ち、丁寧で品質のよいものづくりが魅力です。

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今や誰もがタウンユースとして履くほどに浸透しているドライビングシューズ。

もともとの発祥は1963年に遡りイタリアのブランド<カーシュー>が最初に特許を取得したといわれ、その名のとおりドライビングをするためだけに作られた革靴でした。

当時は誰もが買える訳ではなく、セレブ向けに作られた、なんとも”リッチなアイテム”

1970年代後半になると、現代に近いモデルが誕生したことで徐々に人気が出始め、ファッショナブルで贅沢なアイテムとして今に至るまで多くの人に愛されてきました。

 

ドライビングシューズの魅力はこの歴史からも読み取れるように、なんといってもこの“リッチなテイスト”。特に<ヴィンセンツォ フェレーリ>のドライビングシューズはそのリッチなテイストを纏い、細かい部分に拘った非常に丁寧な仕上がりです。

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細かいところですが、モカシンの顔とも言える、モカ縫いは全体の雰囲気を上品に見せる重要なディテール。熟練した職人が一つ一つ手縫いで丁寧に仕上げています。

横から見たときの美しいヒダも職人技を感じます。

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一般的なペブルソールと比較して耐久性を高めた、ブラックラバーソールを使用。街履きとしても安心してお使いいただけます。

ライニングもフルレザーになっており、素足でも快適な履き心地。

スーツに合わせても、カジュアルに合わせても余裕のあるリラックスした雰囲気を演出でき、ニューノーマルなスタイルと好相性です。

 

こちらはシボ革を使用したドライビングシューズ。

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ドライビングシューズ ¥33,000(税込)オンラインストアはこちらから>>>

ドレッシーになり過ぎない足元を演出してくれる一足で、オンオフ兼用でお使いいただけます。

 

続いてこちらは、スエード素材を使用したレースアップタイプの新作ドライビングシューズ。

 NEW ARRIVALS: VINCENZO FERRERI

ドライビングシューズ ¥33,000(税込)オンラインストアはこちらから>>>

アッパーには、撥水加工を施したイタリア オペラ社のスエード素材を採用しており、なめらかな手ざわりと鮮やかな発色が特徴です。

春夏らしい明るいカラーは、ショーツとも愛称のよい夏のマストアイテムです。

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これからの季節に出番も多くなり、履きたくなるドライビングシューズ。

ぜひ店頭、オンラインストアでご覧ください。

「シュウ ウエムラ」がジェンダーレスでサステナブルな新制服を発表 「ウジョー」の西崎暢がデザイン

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は、西崎暢によるファッションブランド「ウジョー(UJOH)」が手掛けた新しいユニフォームを発表した。世界の「シュウ ウエムラ」店舗のメイクアップスタイリストが順次着用する。

制服は、ジェンダーレスで機能性を重視したデザイン。日本の伝統的な袴から着想を得たワイドパンツ、袖にスリットを入れたTシャツをユニセックスで提案する。男性用にカーゴパンツと、東京・表参道に16日に開くグローバル旗艦店「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」のスタイリスト用のシャツドレス(女性用)もラインアップする。素材は環境に配慮し、繊維製品の安全性を証明する「エコテックス(OEKO-TEX)」の認証を受けた生地を使用している。

西崎デザイナーは「ジェンダーレスなアイテムを取り入れることで、性差ではなく個人に焦点を当てた。またワンピースの袖が長袖から半袖にでき、ジャケットは袖をあげやすいようにスリットを入れている。制服として新しい機能を持たせながら、ちょっとした着こなしで一人一人が持つ個性を引き出しやすいアレンジを忍ばせた」とコメントしている。

「ウジョー」の西崎は「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「ワイズ(Y’S)」でパタンナーとして経験を積み、2009年に「ウジョー」を立ち上げた。パタンナー視点の本質的なテーラリング、大胆なカッティングに定評がある。これまでにミラノやパリのファッション・ウイークでランウエイショーを披露している。

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「ディオール」のスナップチャット活用術 試着ARプロモーションで6倍の費用対効果

 「ディオール(DIOR)」はスナップチャット(SNAPCHAT)と協業し、2020年11月に拡張現実(AR)体験を使った“B27”スニーカーの発売プロモーションを実施した。「ディオール」は、同キャンペーンをこれまでのプロモーションで最も成功した1つと評価する。

 消費者はスナップチャットの“レンズ”(フィルター)を使い、カメラで自分の足を写すことで6種類の「ディオール」最新モデルのスニーカーがバーチャルで試着できる。「ディオール」公式アカウント内のほかにも、カメラ内で選択できる“レンズ”としてプロモーション展開し、さらにランウエイモデルやユーザーが同レンズで遊ぶ様子を動画で紹介。ユーザーはフィルター画面から直接商品を購入できる。

 「ディオール」によるとその結果、ARフィルターの導入とスナップチャット内の広告のみで3.8倍の費用対効果を生み、カメラ内で選択できるレンズからの使用を含むと6.2倍となったという。またアプリのビジネスアカウント向け機能を活用して、商品発売時にはアカウントのホーム画面をバーチャル試着ができるコンテンツのみにしてデジタルショールーム化した。これにより230万回以上のARフィルターの利用につながったという。

 24時間で消える写真・動画共有アプリとして人気を集め、現在はビジネスのマーケティングにも使われるスナップチャットにとっても、同キャンペーンはユニークだったという。ジェフリー・ペレス(Geoffrey Perez)=スナップチャット ラグジュアリー担当は、「ブランドがビジネスアカウントを通して、スニーカーの発売からすぐにキャンペーンを開始し、話題を集めていたのは初めてのことだった。加えて自社ウェブサイトやSNSチャンネルへの誘導など、さまざまなタッチポイントを生み出した。AR機能とこれらを結びつけて展開することで、オリジナリティーが際立った」とコメントした。

 「ディオール」は、19年には「リモワ(RIMOWA)」とのコラボカプセルコレクションに際してAR機能を搭載したフィルターをスナップチャットで公開した。ほかにも20年ホリデーキャンペーンでは、パッケージと関連したARフィルターをフェイスブック(FACEBOOK)とインスタグラム(INSTAGRAM)、スナップチャットで公開した。ブランド広報担当は、「Z世代はスマホからの購入に抵抗がなく、SNSでのショッピングに前向きであるため、われわれは常にARに関心を持っていた。デジタルでの購買体験の向上にいち早く取り組んできたが、新型コロナウイルスの感染拡大によるパンデミックで消費者との新しいつながり方を考えなければいけない。AR機能を使うことで、安全性を保ちながら商品を身近に届けることが可能になる」と語った。

 スナップチャットはほかにも、「グッチ(GUCCI)」や「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」「ニックス プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」とパートナーシップを結んでいる。新しい技術やトレンドに対して一般的に懐疑的である傾向を持つラグジュアリー業界でも、パンデミックが後押しとなって新しいデジタルツールの導入に乗り出しているという。今後の課題としては、AR機能を一過性のトレンドではなくクリエイティビティーの新しい発表方法と認識し、若い消費者にリーチするためのビジネスのツールと捉えることが必要になる。

 デジタルマーケティングとカスタマーエンゲージメントのコンサルタントを行うスライブ・アナリティクス(THRIVE ANALYTICS)とVR・AR関連のリサーチを行うアーティレリィ・インテリジャンス(ARTILLERY INTELLIGENCE)の最新データによると、AR機能の利用者は増加しており、中でも一度使ったことのある人は日常的に使う傾向にあるという。消費者の29%は携帯端末でARを使用したことがあり、59%は少なくとも週に一回は使用している。78%が少なくとも月に一度は使用しているという。またスナップチャットの2020年12月期締結決算では、ユーザーが12カ月間で22%増加し、2億6500万のアクティブユーザーを持つと報告している。

 いわゆる“スナップチャット世代”であるミレニアル世代とZ世代にとって、ビジュアルを使ったコミュニケーションが主流になりつつあることを受けてペレス=スナップチャット ラグジュアリー担当は、「ミレニアル世代とZ世代の消費者は、これからの鍵となる将来性の高い顧客だ。いますぐにでもアプローチをかけ始めないと、ほかに流れてしまう恐れがある。ラグジュアリーブランドの発展と成長のためには、消費者の関心が集まる場所を狙うべきだ」と語った。

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ヴィヴィアン・ウエストウッドが80歳を短編動画で祝う 現代のパンクは環境・社会活動

 デザイナーでアクティビストでもあるヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が8日、80歳の誕生日を祝して短編動画「ドゥー ノット バイ ア ボム(Do Not Buy A Bomb)」を公開した。ミュージカルの「マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)」の楽曲「ウィズアウト ユー(Without You)」の替え歌を通して、環境・社会的問題へのメッセージを発信した。10分弱の同動画は毎月異なるアーティストの作品をデジタルとリアルで披露する「サーカ(CIRCA)」と協業で作成し、ロンドンの繁華街、ピカデリー・サーカスにあるビッグスクリーンで上映された。アーカイブ動画は「サーカ」のウェブサイトから視聴可能だ。

 動画の中でヴィヴィアンは改装されたロンドンのメイフェア店のウィンドウから、環境問題の実態や、社会の無関心に対して警鐘を鳴らしている。ロックダウンで人が消えたロンドンについて考えを巡らせながら、武器取引やそれに関連する環境へのインパクトについて、「私には、世界を救うための計画がある。現在資本主義は戦争の経済的な支えとなっており、戦争は環境汚染の原因だ。戦争をやめて経済の仕組みを変えて、平等に富を分配しよう」と語った。

 パートナーでデザイナーのアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)は、長い白い髪に緑のフェイスペイントを合わせた同氏のポートレートを公開。1970年代にパンク文化を牽引し、不動の地位を獲得した同氏のこれまでのコレクション作品や、自身のポートレートを振り返る。

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「シュウ ウエムラ」が韓国から撤退

 ロレアル(L'OREAL)傘下の「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」が2021年9月末で韓国市場から撤退する。ECサイトおよび店舗を段階的にクローズする。

 同社は「グローバルビジネスを展開している中で地域の需要に基づいて市場別のブランドポートフォリオを定期的に見直し、それに応じてブランドの市場戦略を調整している。今回の決断も、当社のブランドポートフォリオ全体を最大化するための戦略の一環。21年9月以降も、韓国の消費者は引き続き免税店のオンライン&オフラインショップで製品を購入することができる」と発表している。韓国国内による日本製品の不買運動による影響との噂もあるが、同社はコメントを控えている。

 ロレアルは1993年に韓国で事業を開始後、2005年に「シュウ ウエムラ」を上陸させた。現在公式ECのほか、百貨店34店舗、セレクトショップ「シコル(CHICOR)」23店舗、「オリーブヤング(OLIVE YOUNG)」9店舗、セフォラ(SEPHORA)5店舗、「オン アンド ザ ビューティ(ON AND THE BEAUTY)」1店舗で取り扱われている。

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「アンダーカバー」×「エヴァンゲリオン」コラボの完成度は? 展示会で実物をチェック

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が3月、2021-22年秋冬コレクションを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で披露しました。“CREEP VERY”と題して日々の不安と未来への希望を込めたコレクションには、「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボしたメンズと、大きなフリルや生き物の総柄で毒っ気あるファンタジーを詰め込んだウィメンズが登場しました。

 展示会場で目立ったのは、やはり「エヴァ」コラボです。入り口には、人造人間「エヴァンゲリオン」をイメージしたロングコートとヘッドピースのセット(44万〜49万5000円、コート単体で24万2000円)がドドンと置かれていました。ナイロン製のコートは、生地の切り替えや腕のスケルトンパーツ、裏地のテープにまで「エヴァ」のデザインを反映させていますが、リアルクローズが軸なので、純粋に「着てみたい」と思えます。ボリューム満点のパフジャケット(38万5000円)は、カラーブロッキングや肩のパッチなどで「エヴァ」各機を表現。紫・緑・黒の初号機カラーは難易度高めでも、オレンジとイエローが基調の二号機ならアメカジっぽく着られそうです。ウール素材のマント(22万円)は、「コラボでもなかなか使用許可を出さない」(版権担当者)というアニメの原画をプリントし、ブラックライトで浮かび上がるギミックを付けました。在宅時間の増加を受けて昨年から提案しているパジャマのセットアップ(9万9000円)も「エヴァ」仕様にアップデート。鳥やペンギンなどの総柄に人類を襲う生命体「使徒」をプリントし、同ブランドらしいフェイクレイヤードを施しました。

 アクセサリーで目立ったのは、作中の名セリフを英語で載せたロングマフラー(3万8500円)です。「You won’t die. I will protect you(あなたは死なないわ 私が守るもの)」(綾波レイ)や「Don’t run away(逃げちゃダメだ)」(碇シンジ)などの全8種がそろい、ポリエステルの中綿入りで防寒性も備えています。Tシャツやスエットは1万〜2万円代のアイテムもあり、店頭での争奪戦が予想されます。

 両者のコラボは、「(『エヴァ』が)ずっと好きで、いつか一緒にやりたいと思っていた」と語る高橋盾デザイナーが、最新作公開を見据えて版権会社に声掛けしたことから実現しました。ヘッドピースなどは「サンプルの出来次第ではNGを出そうと思っていた」(版権担当者)そうですが、仕上がりを見て「どれもコスプレでなく、『アンダーカバー』のファッションになっていたので、GOサインを出した」とのこと。関係者も納得の完成度の高いコラボを、店頭でぜひチェックしてみてください。

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パルコの春夏広告を手掛けたジェイミー・リードに聞く “希望と重力”に込めた思い

 パルコの広告といえば、石岡瑛子や箭内道彦、エムエムパリス(M/M Paris)ら稀代のアートディレクターが次々と金字塔を打ち建ててきた栄誉ある仕事だ。そんなパルコのシーズン広告を、2020年からイギリス人アートディレクターのジェイミー・リード(Jamie Reid)が手掛けている。31歳のリードは、英ファッション誌「デイズド&コンフューズド(DAZED & CONFUSED)」や「ポップ(POP)」などのアートディレクターを務めてきた、若くして才能を認められた人物。コロナの脅威が続く中で制作された21年春夏のシーズン広告は、希望と重力を表現した“HOPE FLOATS”をテーマに掲げる。フォトグラファーにジョニー・デュフォート(Johnny Dufort)、スタイリストにガレス・ライトン(Gareth Wrighton)と、ロンドンの若手クリエイターを起用し、未来へのポジティブなメッセージを発信する。

WWD:19年にパルコのキャンペーンで初来日したと聞いた。そのとき感じたパルコの印象は?

ジェイミー・リード(以下、リード):パルコのキャンペーンをデザインすることになり、まずはパルコの持つコミュニティーのあり方や文化、サブカルチャーがその地域にどういう機能をもたらしているかに興味を抱いた。当時の渋谷パルコは建替中(19年に大規模改装を実施)だったけれど、建築自体もものすごくかっこよかったし、店が街にどんな機能を果たすかをすごく丁寧に考えているなという印象を持った。ファッションに限らず、とても強いアイデンティティーを発信していたんだ。デジタル社会におけるリアル店舗の意味とか、渋谷の中心から文化を発信していくんだっていう気概みたいなものを感じたよ。

WWD:21年春夏のキャンペーン“HOPE FLOATS”に込めた思いは?

リード:初めからみんなの共通認識だったのは、未来に向けて希望を抱けるようなそういう思いを大事にしようということだった。だから、気持ちが高揚したり明るくなったりする感覚をどうやって表現するかを何度も話し合った。それで、空に上っていく感じや体が浮き立つような感覚を重力に例えて、それをバルーンで表現することにしたんだ。

WWD:バルーンのモチーフをウサギやアイスクリームにした理由は?

リード:モチーフのアイデアはたくさんあったんだけど、広告を打ち出す際には、メッセージがクリアに伝えられるかを大事にしている。だから誰もが親近感を抱けるようなモチーフにしなければならなかった。ウサギやアイスクリームは多くの人の記憶と結びつく。サイズ感やビジュアルは、スタイリストのガレスのアイデアなんだけど、人間よりも大きいサイズにすることで、パワフルさを感じられる。最終的にはパッと伝わることが大事だから、それを写真の中に納めたときに一番効果的なビジュアルにできるかどうかにこだわった。この大きなウサギのバルーンがパルコのショッピングモールの中にあったら面白いだろうなって。

WWD:背景に実際のロンドンの街並みを用いた理由は?

リード:昨年の12月にロンドン市内の複数の場所で撮影した。ロンドンは今、コロナの状況がかなり悪化していて、街中に誰もいない本当に空っぽの状態なんだ。今は人々が行き来できない場所になってしまっているけど、そこで楽しいことや想像もしないような非現実的なことが起こっている様子をビジュアルで表現したいなって思ったんだ。

WWD:ファッションキャンペーンにおいて、特に大切にしていることは?

リード:キャンペーンの仕事では、どんなクリエイティブチームを作るかがとても大切だと思う。今回のキャンペーンのこのアイデアだったら、この人とこの人を出会わせたら面白いことが起こるんじゃないかとか。それが一番大事にしていることだし、自分が一番楽しんでいるところかな。

WWD:パルコと仕事をして感じたことは?

リード:19年に日本に行ったのがアジアを訪れること自体初めてだったから、消費者としてパルコを知っていたわけではないんだけど、グラフィックデザインを学ぶにあたって、パルコの広告はさまざまなところで目にした。アートやデザイン界隈にいれば、パルコの名前は必然的に目に入るから、歴代のキャンペーンビジュアルも自然と頭の中に刷り込まれているよ。だから声を掛けてもらったときは、非常に光栄だったし、関われることがうれしかった。パルコチームは表現に対してとても誠実だから、僕も自分のやりたいことをできたし、アイデアを追求できた。今回のキャンペーンみたいにゼロから全部考えさせてもらえるプロジェクトはなかなか無い。アイデアのためにデザイナーに服まで作ってもらえる自由があるのは、後にも先にもパルコぐらいなんじゃないかなって思うよ。

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「サルヴァトーレ フェラガモ」のクリエイティブ・ディレクターが退任

 サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)は、ポール・アンドリュー(Paul Andrew)クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した。退任時期は5月で、当面の間は社内のデザインチームがコレクションを監修する。

 アンドリュー=クリエイティブ・ディレクターは、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」などでシューズデザイナーを務め、「ダナ キャラン ニューヨーク(DONNA KARAN NEW YORK)」で約10年間キャリアを積んだ人物。その後、13年に自身のシューズブランドを立ち上げ、16年には「サルヴァトーレ フェラガモ」のウィメンズ・シューズ・デザイン・ディレクターに就任、19年から同ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして全カテゴリーのディレクションを行ってきた。

 フェラガモ社によると、アンドリュー=クリエイティブ・ディレクターの退任理由は「新しい機会を追求するため」だという。アンドリュー=クリエイティブ・ディレクターも、デザイナーのチャールズ・イームズ(Charles Eames)の「最も重要なことは自分がしていることを愛することで、二番目に大切なことは、自分の考えがどこに導こうとも恐れないことだ」という発言を引用して自身のインスタグラムアカウントで退任を発表した。

フェラガモ社は長年会長を務めてきたフェルッチオ・フェラガモ(Ferruccio Ferragamo)氏が会長職を弟のレオナルド・フェラガモ(Leonard Ferragamo)氏に引き継ぐなど、経営レベルでも変化が起きている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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KING-MASAが出題するスニーカークイズの挑戦者求む “ナイキ ダンク ハイ”ゲットのチャンス

 「WWDJAPAN」のライブ配信番組「Dig IT」は、スニーカーコレクターのKING-MASAを招いたクイズ番組を公式ユーチューブチャンネル“WWDJAPAN”で4月15日21時30分に配信します。そこで彼が出題するスニーカークイズ10問への挑戦者を2名募集し、全問正解の勝者には「ナイキ(NIKE)」のスニーカー“ダンク ハイ “オレンジブレイズ”(DUNK HIGH ORANGE BLAZE)”をプレゼントします!!。KING-MASAのファンをはじめ、「WWDJAPAN」読者やスニーカーヘッズの方たちをお待ちしております。下記の申し込みフォームより、ご応募ください(期間は4月12日18時まで)。

 ライブ配信番組「Dig IT」は、私たちが「皆さんに、詳しく知って欲しい」と思うニュースはもちろん、読者やユーザーの業界に関する疑問や質問、社内の若手が「もっと知りたい」と思うトピックスについて解説します。毎週木曜(年末年始やお盆休み、ゴールデンウイークは除く)の20時に公式ユーチューブチャンネルでお届けしています。

【プログラム】
スニーカー10問クイズ

【登壇者】 
村上要/「WWDJAPAN」編集長
KING-MASA/スニーカーコレクター
クイズ挑戦者2名

男の定番の悩み“フケとかゆみ”に正面から向き合うシャンプーが登場 全編アニメのCMも放送開始

 P&Gジャパンは4月10日、 頭皮ケアシャンプーブランド「エイチ アンド エス(h&s)」から、フケとかゆみに悩む男性に向けた新ライン“エイチ アンド エス スカルプ”を発売する。

 多くの男性がフケとかゆみに悩みながらも、「完全にはなくならないもの」と諦めている。そこで“エイチ アンド エス スカルプ”では、フケとかゆみを克服できない2つの要因に着目した。

 1つは原因菌(マラセチア菌)による要因。通常のシャンプーでは、フケとかゆみを一時的に抑えることはできるが、原因菌までは防ぐことが難しい。そのため朝に一度洗い流しても、日中になると再びフケとかゆみが出てきてしまいがちだ。

 同ラインでは、新処方の有効成分ピロクトンオラミンが、頭皮全体を均一にカバーし、毛穴の奥に潜むフケとかゆみの原因菌の増殖を防ぐ。ミクロな泡立ちで頭皮をしっかりクレンジングし、優しく洗い上げる。

 2つ目の要因は、頭皮の状態に合わせた対策ができていないこと。フケとかゆみが生じる原因は、体質や頭皮の状態によって異なる。頭皮が乾燥していると水分を失いやすいため、バリア機能が弱くなり、フケとかゆみにつながる。一方、頭皮がべたついていると、過剰な皮脂によって頭皮の炎症を引き起こす原因菌が増加し、頭皮環境が乱れてフケとかゆみが発生する。

 同ラインのラインアップは、2種のシャンプー、“オイリー スカルプ”(350mL、990円)と“ドライ スカルプ”(350mL、990円)、頭皮に直接つけることで頑固なフケとかゆみの長時間予防を可能にする“スカルプコンディショナー”(350g、990円、価格は全て編集部調べ)の3種。頭皮の状態に合わせて選べる医薬部外品のラインアップで、悩む男性をサポートする。

 また、フケに悩む多くの男性消費者に「悩んでいるのは自分一人ではない、『エイチ アンド エス』を活用することでフケはケアできる」というメッセージを印象的に伝えるため、同ブランド初となる全編アニメのテレビCMを制作した。

 CMは「エイチ アンド エス」のブランド名を冠した主人公“アンドー”が、フケを克服した後、フケに悩む男性達にシャンプーを渡し、次々と救っていくというストーリー。

 さらに同ブランド公式ユーチューブ限定で、“アンドー”誕生にまつわるストーリーを公開。その他にも公式ツイッターなどを通して、フケで悩む全ての男性が“フケに邪魔されずに、人生を楽しめる”ことをサポートするべく、さまざまなコミュニケーションを展開していく。

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そごう・西武の最終赤字172億円 21年2月期、構造改革費用かさむ

 そごう・西武の2021年2月期業績は、純損益が172億円の赤字(前期は75億円の赤字)だった。昨年春の緊急事態宣言の際の約1カ月の休業と、その後の消費低迷が響き、既存店売上高が前期比24.2%減と落ち込んだ。8月末に西武岡崎店、西武大津店、そごう西神店、そごう徳島店を閉店するなど、一連の構造改革費用も膨らんで損失幅を広げた。

 売上高に相当する営業収益は同26.6%減の4404億円だった。主力である衣料品の下げ幅が激しく、売上高が同37.7%減の1334億円で終わった。本業ももうけを示す営業損益は66億円の赤字(前期は1億7200万円の黒字)に転落した。

 同社および親会社のセブン&アイホールディングスは、現時点での22年2月期の業績予想を見送った。

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【家飲み】「釈お酌」コロナ禍で釈由美子に第3波の到来か? 「お酌パラダイス 釈お酌(しゃくおしゃく)」

 コロナ禍、家飲み需要拡大で女優の釈由美子が、再び脚光を浴びている。その理由は、今から19年前の2002年6月、玩具メーカーのバンダイから発売した「お酌パラダイス 釈お酌(しゃくおしゃく)」である。釈由美子の「釈」とお酌の「酌」をかけた、なんともくだらない商品であるが、インパクトあるネーミングで、当時「釈お酌」のテーマソングまでリリースされた。今、釈由美子が、家飲みファンの心を癒している。
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【家飲み】「釈お酌」コロナ禍で釈由美子に第3波の到来か? 「お酌パラダイス 釈お酌(しゃくおしゃく)」

 コロナ禍、家飲み需要拡大で女優の釈由美子が、再び脚光を浴びている。その理由は、今から19年前の2002年6月、玩具メーカーのバンダイから発売した「お酌パラダイス 釈お酌(しゃくおしゃく)」である。釈由美子の「釈」とお酌の「酌」をかけた、なんともくだらない商品であるが、インパクトあるネーミングで、当時「釈お酌」のテーマソングまでリリースされた。今、釈由美子が、家飲みファンの心を癒している。
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インポートランジェリーの軽やかさを実現し機能性では特許も取得 「シュット!インティメイツ」の斎藤ゆかり ランジェリー業界の開拓者vol.5

 新型コロナウイルスの感染拡大は、従来の商品やサービスの在り方に変化をもたらしている。対面のフィッティング接客や機能ありきの商品を重視してきた下着業界にも影響を及ぼしているのは言うまでもない。ライフスタイルが大きく変わり、既成概念に縛られない新たな価値観が下着にも求められる。この連載では、コロナ禍に先んじて新領域の商品やサービスを生み出してきた下着業界の開拓者を紹介する。

 第5回に登場するのは、「シュット!インティメイツ(CHUT!INTIMATES)」を展開するインティメイツ社の斎藤ゆかりマーケティング部商品開発課ヘッドデザイナーだ。インティメイツはオンワード傘下のチャコットが100%出資している。2014年にルミネ新宿店に出店した同ブランドは、ファッショントレンドを反映したデザインと機能性を兼ね備えた下着として独自のポジションを築いてきた。デビュー時から貫いているデザインや売り方の“軽やかさ”は消費者が今求める価値観とマッチし、共感を呼んでいる。

――数ある下着ブランドにおける「シュット!インティメイツ」らしさとは?

斎藤ゆかりインティメイツ マーケティング部 商品開発課 ヘッドデザイナー(以下、斎藤):その時代の気分を気取らずに楽しめるファッションとしてのランジェリー。ファッションのトレンドを反映すると同時に必要なボディーメイク機能を備えていて。デザイン、着け心地、価格全てが“いい感じ”というのが「シュット!インティメイツ」らしさだと思っている。ブランド設立時から、下着に対する既成概念を破ること、そして下着における新しい価値観の創造にチャレンジしてきた。良い下着=豪華で高額という方程式にずっと疑問をもっていたので、下着の価値観はそれだけでないことを伝えたい。

――具体的なもの作りにどのように反映されている?

斎藤:カップサイズやアンダーサイズが大きくなっても、C70サイズのブラジャーの雰囲気をキープしたい。サイズが大きくなると、素材や仕様が変わって、がっしりとした見た目になる場合が多いが、そのようなデザインにしないと決めている。その代わり、設計やパターンを精査して機能を加えている。そもそもブラジャーは、しっかりした素材で安定させてバストの形を作るのではなく、軽く薄い素材で見た目のデザイン性やファッション性を大事にしながら、パターンやフィッティングのバランスで安定性を出すべきという考え方で作っている。「大きいサイズのブラジャーはこうあるべきだ」という既成概念は壊したいし、デザイン、フィッティング、下着に対する考え方、全てにおいて軽やかでありたいと思っている。

ブランドを象徴するブラジャーは特許を取得

――その軽やかさを実現させる「シュット!インティメイツ」のブラジャーとは?

斎藤:ブランドを象徴するブラジャーは3タイプ。1つ目が“ドレスイージーブラ”。ブランド独自のサイズ展開で、1サイズで最大4つのサイズを網羅できる。ノンワイヤーのサイズ許容が広いブラは過去にもあったが、それをワイヤー入りブラで実現した。2つ目が“シアーライトブラ”。C70であれば卵1個分(約30g)という、驚異的な軽さを誇るワイヤー入りブラで、カップ脇からストラップにかけてチュールをあしらったサイドリフト構造でバストメイクできるようになっている。3つ目がノンワイヤーの“クロスフィットブラ”。土台がたすき掛けのようになっていて、どんなに動いてもズレない圧倒的なフィット感がポイントだ。この“クロスフィットブラ”と“シアーライトブラ”は特許を取得している。それ以外に、プッシュアップ、ボリュームアップ、サイドシェイプにそれぞれフォーカスしたポイントメイクシリーズがある。

――従来のサイズ展開を覆す“ドレスイージーブラ”を作った意図は?

斎藤:“ランジェリーもファッション”と謳う以上、サイズも洋服と同じように選べるべきという発想から生まれた。「ブラジャーを購入する際の一番のハードルは試着」という声が多く、「試着をしなくてもいい、それていてバストメイク機能を備えたワイヤー入りブラを作ろう」という発想が起点だ。1サイズで許容する複数のサイズの人全てが快適だと感じられる着地点を見つけ出すのは非常に難しく、パタンナーと二人三脚で試作とフィッティングを何十回も重ねながら答えを導いていった。

――特許取得した“シアーライトブラ”の開発意図は?

斎藤:私が好きなヨーロピアンランジェリーのような、ノンパテッドの軽くてセクシーなブラジャーを作りたかった。胴が丸いの欧米人向けに作られた下着は日本人が着けると、合わず期待はずれになることも多い。そこが同じインポートでもバッグや靴、洋服とは違うところだ。正面から見ても背後から見ても美しく、着けたときに気持ちいい、機能性と美しさの両立に挑戦したのが“シアーライトブラ”だ。

下着に対する価値観の多様化

――素材の軽さや薄さと、日本の厳しい品質基準の両立は難しいのでは?

斎藤:繊細さと日本人が納得できる品質基準の両立は、せめぎ合いだ。その解決策としていくつかの副資材はオリジナルで開発している。レースの繊細さを生かしつつ耐久性を持たせるために使用する薄手のパワーネットや細くて華奢だけれど引き上げる力を備えたストラップ、柔らかく伸縮性に優れているゴムなど。これらの副資材はブランド設立時からずっと使い続けている。パターンや副資材は、人に例えるなら素肌の美しさや髪の艶で、レースはメイク。ベースがきれいだったら、その先の可能性はいくらでも広がる。そのベースの部分に最初からこだわっていたから、ブランドのコンセプトがブレることなくリピーターがついてきたのだと思う。

――ブランド誕生から7年で、消費者の意識は変わったと思うか?

斎藤:価値観の多様性が進んだと思う。デビュー時はわれわれが提案する価値観がなかなか浸透しなかった。それまでの日本ブランドの下着に比べると、軽くて華奢なので品質に不安を持たれることもあった。「下着は分厚くしっかりしたものが高級」という価値観を持つ日本人が多いので、正直、戸惑うこともあった。ただ、4年目にそれを目指して失敗したので吹っ切れた。ブランドの“らしさ”を大切に、ブランドのファンに寄り添うことを第一に考え、リアルだけでなくデジタルでのコミュニケーションも重視するようにした。その後は順調に売り上げが伸びて、生産枚数が増えたことにより、新素材を開発できるようになり、ブランドのコンセプトが、より明確に表現できるようになったと思う。

――コロナ禍にも関わらず2020年度の売上高は初年度の約4倍と伸長した要因は?

斎藤:売り上げの3分の2をECが占めていることが大きい。デビュー時は駅ビルへの多店舗出店を念頭にしており、通勤や乗り換えの途中など短い時間で試着せずにブラジャーを変えるようにと“ドレスイージーブラ”を開発した。それが今は、ECでの買い物にマッチして売り上げアップに貢献している。サイト自体や商品構成、ビジュアル表現も、分かりやすさを重視し、20年にはオンラインで接客するシステムも構築してECでの買い物がしやすい環境を整えた。

――今後の目標は?

斎藤:ランジェリーが好きな人を増やしたいというのが、私がランジェリーデザイナーを志したときからの目標で、ずっと変わらない。ランジェリーの楽しさや新しい価値観を、「シュット!インティメイツ」を通して伝えていきたいし、それが伝わる商品を多く手掛けていきたい。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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「自称、外食産業の金の卵です」川崎・柿生に現れた「ホルモン王子」は若干20歳の大学生

 低迷している外食業界にヤバイ男が現れた。令和3年3月3日、小田急線、柿生駅から徒歩3分場所に新規オープンしたのが、「ホルモン王子」。このお店のオーナーは、若干20歳、東京農業大学に通う大学生、小楠裕己氏である。イケメン顔であるが、見た目はチャラい。学生のノリでオープンしたと思いきや、「日本一の産業グループを作る」と、将来の夢を熱く語る。一体、この男、何者だよ。
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いきなりステーキ、テスト値下げ35店舗に拡大。お客はオーダーカット・厚切りを求めている。

株式会社ペッパーフードサービス(本社/東京都墨田区、代表取締役社長CEO: 一瀬 邦夫)が展開する「いきなりステーキ」で3月22日~4月30日の間、オーダーカットステーキ3種の値下げを10店舗で実施しているが、25店舗を追加して計35店舗とすると発表した。
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やったもん勝ち!? 簡単でバズる「こぼれ」メニュー。ポテトフライや、かき氷も

 最近、インパクトのある見た目が話題の「こぼれ」メニューが増えている感じです。文字通り、「器からこぼれる」という単純な演出ですが、それだけで「バズる」のであれば、もしかしたら、やったもん勝ちかも? ということで「こぼれ」メニューの考察レポートです。
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