中国の新鋭インフルエンサー9選 ファッションからビューティ、eスポーツまで網羅

 世界のラグジュアリーブランド市場をけん引する中国では、ファッションインフルエンサーたちも多大な影響力を持つ。ゴーゴーボーイ(Gogoboi)ややミスター・バッグ(包先生、Mr.Bag)ことタオ・リャン(梁韜、Tao Liang)、フィル・シャオ・バイ(Fil Xiaobai)といった初代中国インフルエンサーに加えて、若い消費者を迎え入れるべく多くの新星インフルエンサーたちが日々誕生し続けている。

 ここでは米「WWD」が選ぶ、2021年に知っておくべき中国の新鋭インフルエンサー9人を紹介する。それぞれのスタイルや個性、活躍に注目だ。

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東レ日覚社長「世界経済は2022年にコロナ前の水準に」

 東レの日覚昭廣社長は、「ワクチンの摂取が進み、コロナ禍は年内を目途に収束に向かう。2022年には世界経済はコロナ前の水準にまで戻すだろう」との見方を示した。昨年5月に発表した中期経営計画では2023年3月期に売上収益2兆6000億円、事業利益1800億円を掲げているが、「変更はない。むしろ22年3月期の期中に、上方修正の可能性すら期待している」という。都内で25日に開催した記者会見で明らかにした。

 2022年3月期(国際会計基準)の見通しは、売上収益が前期比17.4%増の2兆1200億円、事業利益は同32.9%増の1200億円、純利益は同74.7%増の800億円。「中経の数字達成のためのカギを握るのは繊維部門と炭素繊維部門」と日覚社長。ボーイングなどの大手航空機の主要部材である炭素繊維は、コロナ禍で大打撃を受け、低迷しているが、風力発電のブレードなどで需要が拡大しているという。繊維では、米国の大手アパレルからの足元の受注はコロナ前の水準に戻っているという。繊維事業のトップである三木憲一郎常務執行役員は、「地域やアイテムによって差はあるが、全般的に今年1年をかけてコロナ前の水準にまで戻っていくだろう」という。

 22年3月期の繊維部門の売上高は前期比13.4%増の8150億円、事業利益が同50.3%増の550億円の見通し。23年3月期の繊維事業の計画は売上収益が1兆300億円、事業収益が760億円を計画しており、売上高と営業利益は過去最高だった19年3月期の(売上高9743億円、営業利益729億円)を、それぞれ上回る計画になる。

 繊維の拡大の柱になるのが、リサイクルポリエステル「アンドプラス」などを柱としたサステナブル素材。「すでに縫い糸などではかなりの量を供給しており、グローバルに拡大できる余地がある。トレーサビリティー(追跡可能性)などがますます求められる中でも、こうしたリサイクルポリエステルや、植物由来のバイオポリエステルの開発を強化する。原料分野でのこうした差別化が、トレーサビリティにもつながる」という。

 一方、ウイグル問題などを始め、人権と政治の問題が経済にどう影響を与えるかという質問に対し、日覚社長は「我々としても非常に注視している。人権問題などは最終的には話し合って解決していくことになるだろう。ただ、米中間の貿易額を見ても、実際には伸びている。中国が現在も生産大国であることは現実で、一方米国も市場としての中国を注目している。大きな流れで見ると、マイナスにはならない」という見方を示した。

 新疆綿の調達に関しては、三木常務執行役員が「当社は合繊メーカーなので麺を使った製品を製造する場合は、綿花は購入しているが、原材料の調達はCSR調達基準に則って行っている」と語るにとどまった。

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「ロエベ クラフト プライズ2021」で日本人も受賞 ジョナサンが語る日本工芸とクラフトへの思い

 ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)が主催する第4回「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ2021(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE2021以下、ロエベ クラフト プライズ)」が、大賞および特別賞を発表した。本年度は100カ国、2500点を超える応募があった。ロエベ財団は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、受賞者の発表を昨年春から延期していた。

大賞は中国人作家の「見たことがない」作品

 大賞に選ばれたのは、1989年生まれの中国人リン・ファングル(Fanglu Lin)によるコットン製の作品“シー(SHE)”だ。縦3メートル、横6メートルの巨大な壁面インスタレーションは、 中国雲南省に暮らす少数民族ペー族の女性が1000年前から継承する絞り染めと縫製技術から影響を受けている。ファングルにはトロフィーと賞金5万ユーロ(約650万円)が贈られた。ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=「ロエベ(LOEWE)」クリエイティブ・ディレクターは大賞作品について「包み込む雲の風景画のようで、これまで見たことがないほど素晴らしかった。過去10年でテキスタイルは進化し、工芸と現代アートの中で重要なインスピレーションソースとして存在感が強くなっているのを顕著に示している」と語った。アンダーソンが工芸に関心を持ったのは、テキスタイルデザイナーで陶芸に情熱を注いでいた祖父の影響が大きく、テキスタイルの工芸作品が大賞を受賞したことに感慨深い様子だった。

 特別賞は1979年生まれのチリ人ダビド・コルバラン(David Corvalan)と、静岡出身の陶芸作家・崎山隆之(63)の2人が受賞した。コルバランは銅線と樹脂を使った地形学的彫刻作品“デゼルティコ(DeserticoⅡ)”で、チリ・アタカマ砂漠における銅採掘産業に対する批判と人類の行動が自然にどのような危険をさらすのかを表現している。崎山の炻器の器“聴涛”は、潮の干満と海流を表面のパターンで表現し、二重壁の構造で永遠に動き続ける海を表現した。

 「ロエベ クラフト プライズ」はアンダーソンが発案し、優れた美的価値を持つ作品を生み出す職人の認知拡大とサポートを目的として16年に設立された。本年度は新たなデジタル形式の取り組み「ザ ルーム(The Room)」も公開。オンラインプラットフォームで過去115名のファイナリストの作品や作家の連絡先、ギャラリーの情報などを公開し、クラフト支援の取り組みの一環として今年から開始した。アンダーソンは「非営利で運営する『ザ ルーム』は、現代のクラフツマンシップを称え、作家やギャラリーを長期的に支援し続ける目的で設立した。昨今、人々の工芸作品に対する意識は変化しており、伝統技術を継承することの大切さを認識し始めている。世界有数の職人による作品を発見し、研究し、収集する機会を提供する場にしたい」と述べた。

日本の工芸は「世界をリードする」

 同プライズでは19年に漆作家の石塚源太が日本人初の大賞を受賞し、今回は審査員として参加。18年に特別賞を受賞した陶芸家の桑田拓郎は、「ロエベ」20-21年秋冬シーズンのウィメンズコレクションでコラボレーションしている。その他数多くの日本人がファイナリストに選出されてきたことを受けて、アンダーソンは日本の工芸に対する印象を語った。「日本は工芸の豊かな歴史があり、その技術と作品を守り続けているため極めてレベルが高い。これは陶芸や漆、テキスタイル、ガラス細工など全ての分野に当てはまる。日本はおそらく、工芸において世界をリードする使命を持っているのだろう。毎年、素晴らしい応募作品の中から選出するのは難しいのだが、崎山さんは現役の陶芸作家の中で最も重要な人物の1人なので、特別賞を贈ることにした。彼の作品にはエネルギーが満ち溢れ、唯一無二の独自性がある」。

 本年度のファイナリストの作品も新型コロナウイルスの影響により、パリ装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)からデジタルでの展示に切り替えられた。受賞者の発表と同時に公開された映像では、3Dで映し出された同美術館の大広間で、展示会を歩き回る感覚で作品を鑑賞することができる。発表の延期やデジタル展示会に変更となったが、アンダーソンはこの1年で工芸の新たな魅力を発見したようだ。「世界で何が起ころうとも、人々は何かを作りたいという衝動を持っている。過去の作品は、時代を超越して私たちの創造力を育んでくれる。“手”から生み出される工芸のタイムレスな素晴らしさに、信じられないほど感化された。自宅にある多くの陶芸作品を改めて眺めていると、私の創造を具現化するのにとても役立っていることに気づいた」。またインタビューの最後には、コロナ終息後に楽しみにしていることについて口にした。「ヨーロッパ以外への旅行ができるようになれば、日本が最初の渡航先になるだろう。京都の樂美術館は私にとってインスピレーションを与えてくれる場所。再訪する日が待ち遠しい」。

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美容室「TAYA」がSDGsアンバサダーにトランスジェンダーのサリー楓を起用

 美容室チェーン「タヤ(TAYA)」などを展開する田谷は、2021年度のSDGsアンバサダーにトランスジェンダーのサリー楓を起用。今後、同社の企業理念“すべての人に夢と希望を与えること”を体現するため、さまざまな発信を行っていく。

 「全ての人に平等で差別のない技術やサービスを提供することは、美容室だからこそできる社会課題で、“すべての人に夢と希望を与える”という企業理念にも合致する。そうした背景から今回、アンバサダーにトランスジェンダーとして自らの生き方を発信し、社会で活躍しているサリー楓さんを迎えた。誰もが輝いて幸せになれる社会の実現に向けて“Leap(飛躍)”することをテーマに、国際社会に対して当社の姿勢を訴えかけていく」と、同社広報は話す。

 サリー楓は「これまで、人に相談することで助けられた部分がたくさんあった。美容師に相談して、見た目のアドバイスをもらい、心のケアをしてもらったこともある。定期的に通う中で、髪の話を通して『自分はこういう風に生きていいんだ』という自信を得られたり、自分の生き方を肯定してくれるような会話ができたり、貴重な経験が根底にあったからこそ、アンバサダーの話をもらってとてもうれしい。自分が発信することで何かの役に立てれば、こんなに幸せなことはない」とコメントした。

 サリー楓は、慶應義塾大学在学中に社会的な性別を変え、トランスジェンダーとして活動を開始。LGBTQに関する講演活動をはじめ、ファッションモデル、ブランディング、建築のデザインやコンサルティングなど多岐にわたり活躍。主演ドキュメンタリーフィルム「息子のままで、女子になる」で、“ロサンゼルス ダイバーシティフィルムフェスティバル2020 ベストドキュメンタリー”を受賞した。

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カリフォルニア発「ヴオリ」などを運営するアルコインターナショナルが営業事務を募集

 カリフォルニア発のアクティブウエアブランド「ヴオリ(VUORI)」などを運営するアルコインターナショナルは、商品管理を行う営業事務を募集する。取引先店舗と倉庫間の発送管理のほか、物量や納期の調整なども担う。年に数回開催する展示会やイベントでは受注管理やディスプレイの準備に加えて、当日は商品の魅力を来場者に紹介。営業のサポート役として接客の機会もあるフレキシブルなポストだ。

 アルコインターナショナルは、1971年創業。国内に新しい価値を広めることを目指して、機能性とファッション性を併せ持つ海外ブランドの輸入・販売を手掛ける。これまではシューズやバッグ、雑貨などをスポーツ用品専門店やセレクトショップなどに卸していたが、3月2日には“地球を、たのしくするお店”をコンセプトに自社店舗をオープン。ブランドの思いを新店舗から直接届け、自社ECサイトと連携させた新たな買い物体験を提案する。

募集職種
営業事務

雇用形態
正社員
※6カ月間の試用期間あり。その間、給与・待遇に変更なし

応募条件
大卒以上
商品を国内に広めることに興味がある方
スポーツやファッションに興味がある方
下記2点のいずれかを満たす方:
・PCスキルがある方
・小売・卸業界での実務経験者(職種不問/アパレル・雑貨店の掛け率・入荷後や発送、仕入れの流れが分かる方を想定)

※職種未経験、第二新卒歓迎

勤務地
大阪本社(大阪府大阪市中央区南船場3-5-8 オーク心斎橋ビル2階)
※転勤なし

給与・待遇
月給23万9500円以上+賞与年2回

※上記に加え、住宅手当(月3万円)や家族手当などを用意
※30時間分のみなし残業代(4万5940円)を含む。万が一超過した場合は別途支給

年収例
550万円(30歳・入社2年)
450万円(28歳・入社5年)

勤務時間
8:30~17:30(実働8時間)
※残業は月20時間以下

休日休暇
<年間休日128日>
完全週休2日制(土・日)
祝日
GW
夏季休暇
年末年始
有給休暇
慶弔休暇
介護休暇
産休・育休(取得実績あり)
女性管理者の登用実績あり

福利厚生
昇給年2回(7月・1月)
賞与年2回(6月・12月)
※昨年度実績5カ月分
交通費支給(月3万円まで)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当(超過分)
出張手当
役職手当
住宅手当(月3万円/規定あり)
子ども手当(子ども1人につき月1万円支給)
出産・育児支援制度(出産のタイミングで、子ども1人につき5万円支給)
健康促進手当(月1万円まで/健康に関わることに使用可/規定あり)
スキルアップ手当(月1万円まで/業務に関わる勉強をする際に使用可能)
社内禁煙
退職金あり
私服勤務OK 
社員旅行あり(沖縄、グアム、ハワイなど)

応募期間
7月7日まで

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三菱地所など大企業が出資するアートのプラットフォームが始動 勝算を代表に聞く

 3月に設立されたマグアス(MAGUS)は、現代アートに特化したプラットフォームを提供する合弁企業だ。出資企業は、寺田倉庫、三菱地所、TSIホールディングス、東急の4社。これら錚々たる企業を説得したのは、マグアスを率いる上坂真人・代表だ。同社を立ち上げた経緯や目的、活動内容、そして、なぜアートがビジネスになるのかを聞いた。

WWD:このタイミングでマグアスを立ち上げた理由と目的は?

上坂真人マグアス代表(以下、上坂):もう少し早く立ち上げる予定が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年遅れた。前職のビジュアルコミュニケーション企業アマナで、アートフォトのプロジェクトを世界巡回させた際、アートに関する世界と日本の大きな差に気付いた。海外におけるアートとは、見て、語る、気楽な楽しみ。企業がアートに投資していることも強く感じた。日本で、個人にはアートの楽しみを、企業にはアートを戦略に取り入れるメリットを提供できないかと考えた。約2年前から本物のアート関連のコンテンツを提供するプラットフォームとして、50社以上にアプローチした。この活動を通して、日本でアートの存在を日常的にしたい。

WWD:日本以外でのアートの存在とはどのようなものか?

上坂:世界におけるアートとは、知的資産であり、信用、文化を支えるという意味での社会貢献のほかに、ブランディングや富裕層獲得などの意味を持つ。だから、アートとはファッションと同様の消費対象だ。富裕層マネジメント企業の調査によると、プライベートジェットで富裕層が訪れる年間イベントトップ12のうち3つが「アートバーゼル(ART BASEL)」「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ(ART BASEL MIAMI BEACH)」「フリーズ・ロンドン(FRIEZE LONDON)」。「フォーブス(FORBES)」誌の「世界富裕層トップ100」のほとんどがアートコレクター。アートフェアに銀行や企業が協賛するのは、富裕層ビジネスとして成立しているからだ。

WWD:マグアスの構想はいつ頃から?名前の意味は?

上坂:約3年前から。富裕層にアプローチするいいメディアがないと感じていたし、世界と日本のアートシーン、アーティストと個人、企業とアートの橋渡しをしたいと感じていた。マグアスという名前は紀元前500年前の古代イランにあったメディア王国の祭祀階級の呼称を意味する。

WWD:マグアスの企業・個人に向けての具体的な活動内容とその仕組みは?

上坂:個人に対しては、世界基準のニュースレターやウェブマガジンの配信、アートスクール開催など。また、美術館やギャラリーなどのプライベートビューイングなどを行う。企業に関しては、国際的ブランディング、富裕層および文化的消費者へ対するマーケティング、社会的文化貢献など、コンサルテーションから運営までを行う。

WWD:現代アートに特化したプラットフォームにした意図は?

上坂:日常的にアートを購入する場合、必然的に現代アートになる。なぜなら、現存しているアーティストの作品は往々にして手に届きやすい価格だから。しかし、セミナーやスクール事業などに関しては現代アートに限らず、西洋美術や日本美術、アートの歴史、アートの相続方法や保存、修繕方法など幅広く紹介するつもりだ。

WWD:どのように、寺田倉庫、三菱地所、TSIホールディングス、東急の出資を得られたか?また、各企業の役割は?

上坂:寺田倉庫は既にアートをビジネスとしているし、三菱地所はレジデンスの会員を、東急も東急文化村の会員を持っている。TSIは個人へ向けてライフスタイル提案をしようとしている。彼らには資金以外に、会員、不動産(場所)を提供してもらう。そうすることで、新たな富裕層とのつながりや新たなビジネスチャンスになるという点で魅力を感じてもらえた。

富裕層マーケティングとブランディングに欠かせないアート

WWD:今後の具体的な戦略は?

上坂:出資企業とほかの企業をつなげ、銀行の顧客に向けたスクールの開催、ラグジュアリー企業のVIPルームでコレクターに向けて世界的なアートスペシャリストによるセミナーを開催するなど、さまざまな取り組みを考えている。また、個人宅のアートのキュレーションなども行う予定だ。

WWD:アーティストの支援はどのように行うか?

上坂:日本人アーティストとアートをブランディングの一環と考える企業とつなぐことにより、世界に飛び立たせることができると思う。

WWD:ギャラリーやオークションハウス、美術館などとの協業は?

上坂:積極的に協業していくつもりだ。日本には大型のギャラリーがない。だから、企業の持っている空間を利用して新たに大型のギャラリーを作り、作品のキュレーションはギャラリーなどと協業してマグナスが行う。アートコレクターや富裕層が集まる場所にしたい。そして内覧会では、協賛企業とともにVIPの食事会などを開催する。また、美術館に関しては、世界の美術館を視野に入れており、ブライベートビューイングなどで協業するつもりだ。サザビーズ(SOTHEBY’S)やクリスティーズ(CHRISTIE’S)、フィリップス(PHILIPPS)などのオークションハウスからは、セミナーやスクールの講師として登壇してもらうことなどで協業していきたい。

WWD:ビジネスにおけるアートの役割は?

上坂:富裕層マーケティングとブランディング。その結果としてCSRが付いてくる。ファッションや音楽、スポーツ同様にアートが切り札になるはずだ。企業が10年後を考えたとき、次のマーケティング方法としてアートを取り入れて、富裕層ビジネスとして生かすべきだ。

WWD:アート後進国の日本で、どのようにアートを広めていくか?

上坂:世界のアートマーケットが拡大したのは2006年以降。世の中はどんどん変化している。日本では、アートの楽しさを教えてこなかったのが一番の問題。だが、消費者はファッションやグルメに飽き始めている。企業が資産形成や差別化を計る意味で、アートの時代が来るはずだ。アートとファッションの提案など、アートを通して新たなライフスタイルの提案をすることで、日本で日常的にアートを楽しめるようにしていきたい。

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決算書を読むべき理由とその魅力とは?【齊藤孝浩ビジネスセミナー第2弾】

 「WWDJAPAN」は、決算書からその企業の強みや課題を解説する好評連載「齊藤孝浩のファッション業界のミカタ」をベースにしたセミナーを、5月28日から隔週にわたる計4回の短期集中セミナーとして開催する。在庫最適化コンサルタントの齊藤孝浩ディマンドワークス代表に今、決算書を読むべき理由とその魅力を聞いた。


齊藤孝浩ディマンドワークス代表/ファッション流通企業の在庫最適化コンサルタント
PROFILE:(さいとう・たかひろ)1965年東京生まれ。総合商社のアパレル部門でOEM生産営業やヨーロッパブランドの日本法人立ち上げを経験した後、98年に政府の留学プログラムで渡米。新興ブランドの輸出代行を手がける。帰国後、アパレルチェーンにてバイヤー、取締役営業本部長、経営企画室長を歴任し、2004年有限会社ディマンドワークス設立。成長中ファッションチェーン向けに、在庫コントロールのための組織づくりと人財育成コンサルタントとして、これまでに20社以上の業界注目企業を支援し、うち6事業の年商100億円突破に携わっている。著書に「アパレル・サバイバル」(日本経済新聞出版)、「ユニクロ対ZARA」(日経ビジネス文庫)、「人気店はバーゲンに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識」(中公新書ラクレ)。ファッション流通に関するブログも随時更新中


WWD:決算書は用語の意味が理解できても、業界や業種ごとに注目すべきポイントや数値が異なり、“使いこなす”のがなかなか難しいと思います。まず、齊藤さんが決算書を読み始めたきっかけから教えてください。

齊藤孝浩ディマンドワークス代表(以下、齊藤):30代半ばにアパレルチェーンに転職し、経営幹部として受けた研修がきっかけです。チェーンストア経営専門コンサルティングの故渥美俊一先生が設立した研究団体で、ペガサスクラブというのがあるのですが、そこで渥美先生の指標と自社の数字とを照らし合わせながら、何が強みで、何が弱みかを把握したり、他社と比べて自社の効率はどうなのか、ここをどうやれば数字が改善するのかというようなことを実践的に学びました。そこで「経営効率」に興味が湧き、経営決算書だとか財務諸表の数字に目覚めました。

 その後、在庫コントロールのための組織づくりや人財育成のコンサルタントとして独立し、今に至ります。機関投資家向けの証券会社の勉強会も毎年2、3回行っているので、そこで飛んでくる質問に対して理論武装するためにも、より決算書に目を通すようになりました。

WWD:どんなところに決算書の面白みを感じますか?

齊藤:例えば、一般的に企業って大きくなると販売効率が悪くなるんです。組織運営が難しかったり、拡大を優先するから効率の悪い出店をしてしまったり、むやみに人を増やしてしまい、売上高は拡大しても、経営効率が悪化し、利益が落ちていくケースが圧倒的に多い。でも、成長企業の決算書の数字を見ていると、小手先ではなく、中長期的に、そういう事態をうまく回避していることに気付けるんです。「ユニクロ対ZARA」(2014年初版、日本経済新聞出版)にも書きましたが、ユニクロは昔から1年当たりの出店数があまり多くない代わりに、店舗を大型化していくことによって売り上げを伸ばしているんです。数字を見ることで、「ちゃんと企業の拡大と人の成長のバランスを考えてる会社だな」ということに気が付けました。すると、まるでビジネス書のストーリーを読んでるような気持ちになるわけです。

WWD:決算書からそういうことに気付けると。

齊藤:読むだけでは分からないです。数字を並べたら分かるんです。気付くためには、まず問題意識が大事ですね。決算書は堅苦しい言葉が多いですし、“自分ごと”として向き合わないと全然頭に入らないんじゃないでしょうか。
私は勤めていたアパレルチェーン企業の中で経営企画チームに入ったんです。営業担当役員でしたが、いろんな役員の混合による経営企画チームがあり、そこが勉強したことをアウトプットする場にもなりました。販売効率が低いとか、粗利率が低いとか、利益率が低いとか、人件費の比率が高いとか、1人当たりの売上高が低いとか、課題って絶対にいろいろあるはずなので、まずはその課題を特定して、他社はどうなんだろう、と考えることが“自分ごと”化の一歩だと思います。

WWD:なるほど。数字として客観視でき、成長している企業がどのように利益を確保できるかを知ることができますね。また、そことの比較によって自社の改善策も探れるということですね。

齊藤:はい。あと、自分の仕事が自社やクライアントの利益にどう貢献するのかを考える上でも、大事だと思っています。誰しも「頑張ったんだからもっと給料を上げてほしい」と思うものですが、会社の利益になるような頑張り方をしなければ、会社としても給料を上げることはできないわけです。会社の利益に自分がどれだけ貢献できているのか。自分の給料の3倍の粗利を生み出すようでなければいけない。そういうことを考える材料としても財務諸表は重要です。例えば、私はコンサルをしていますが、頂く報酬を大きく上回る利益を生み出せれば、コンサル料はクライアントにとって「費用」や「経費」ではなく、「投資」と言えます。会社やクライアントにとって、「投資」となるようなコンサルティングであるべきだと自分でも考えて仕事をしています。

WWD:経営に携わるような人だけでなく、個人の働き方を考える際にも生かせますね。企業分析をする際に、決算書以外で重視していることは何ですか?

齊藤:一つは経営ビジョンです。その会社もしくは経営者さんが、どこから来てどこへ行くのかという経営ビジョンが見えてくると、「すごいな」とか、「応援したいな」と思います。そのビジョン実現の取り組みの結果として決算が出ます。ビジョンと結果のセットで見ることが大事です。

 また、小売業に関して言うと、「売り場は経営の縮図」だと考えます。経営イズムが浸透している売り場を見ると「ここの経営者さんはすごいな」と惚れ惚れします。定点観測もよくしますし、同時期に同じブランドのお店を何店舗か見て、共通点やあえて変えている点を見たりします。あとは来店客の反応ですかね。それがある意味、全ての答えかもしれない。お客さんがわくわくしたような反応をしてるようなところは、「ちゃんとそういうふうに設計している」と分かりますし、つまらなさそうに買い物してるなら、「学ぶことは少ない」と思いますね。

WWD:齊藤さんからは常々小売りへの愛を感じます。

齊藤:インテリアショップの息子として生まれ、小さいころから接客する父の背中を見ていたからかも知れません。母親は服装学院の講師出身で、家では工業用ミシンを踏んでいました。そういう環境で育ち、1990年代、商社勤務時に出張でアメリカに行って、チェーンストアの豊かさを知りました。いい物が安く売られていて、「小売りの世界ってこういう世界であるべきだ」と。以来、どうやればそういう世界を作り出せるのか、というのが私の仕事のテーマでもあります。

WWD:成長するグローバル企業を知ることで得られるヒントはたくさんありそうです。

齊藤:自分たちより効率のいい会社を見て、「なぜなんだろう?」と好奇心が湧くじゃないですか。解決したい課題のヒントがここにあるよって感じですよね。すごい企業が何を考え、その結果が表れているのが決算書です。自社の目標やロールモデル(お手本)を見つける上で、これほど参考になる生きた教科書はありません。ぜひ皆さんにもその面白さを知ってもらいたいです。


 「WWDJAPAN」では、数字に強くなりたい若手社員から、役員や経営企画として会社経営に携わっている方まで全ての方を対象にした齊藤孝浩氏を講師に招いたビジネスセミナー。今回は、「ユニクロ」「GU」などを擁するファーストリテイリングや、「ザラ」のインディテックス、ファッションECモール大手ZOZOなどの決算報告書から成長を読み解くとともに、最新動向への見解も交え解説します。
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■Vol.01 決算書に見る最強SPA「ザラ」
■Vol.02 アパレルチェーンの代表的な収益モデル3
■Vol.06 ファッションECの雄 ZOZOの決算書から学べること
■Vol.09 EC化率アップだけでは儲からない「ユニクロ」
■Vol.18 社員全員経営をするための4つの数字
■Vol.24 ついにECと店舗の在庫が統合したインディテックス
■Vol.25 世界アパレル専門店売上高トップ10に見るチェーンストアの進化の可能性

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ユニクロと「マメ クロゴウチ」がインナーウエアでコラボ 6月18日から全18型を販売

 ユニクロは、黒河内真衣子による「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」とインナーウエアや部屋着にフォーカしたコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」を企画し、6月18日に発売する。全18品番で、フルラインアップは国内は68店とECで取り扱い予定。一部商品は全店で販売する。発売日は国によって異なるが、グローバル展開も予定しているという。

 テーマは「女性が内側から輝くための、下着と洋服の境界線を超えるインナーウエアコレクション」。「マメ クロゴウチ」が得意とする曲線的なカッティングをネックラインなどに生かし、“エアリズム”や3Dニットをはじめとするユニクロの技術や機能性と融合したデザインとなっている。

 インナーウエアのラインアップは“ワイヤレスブラ”とショーツ、ブラトップ。価格は590〜2990円とユニクロの既存商品と同じ。ブラカップ上辺を深く滑らかな曲線にしたり、ストラップを細くしたり、ゴールドのアジャスターを使用したりすることで、繊細でラグジュアリーなムードを漂わせている。カラーは黒のほか、アイテムによってベージュ&ブラウン系で3色そろえるなど、さまざまなスキンカラーに合うようにした。服の下から見える、あるいは重ね着して見せることを前提にデザインされており、まさに下着と服の境界線をボーダーレスにするコレクションとなっている。

部屋着は3Dニットと洗練されたデザインを融合

 コロナ禍で大きく変化したライフスタイルに合わせ、部屋着やちょっとした外出にも重宝する快適な着心地のウエア類も充実している。とくに3Dニットを活用したパンツ(4990円)、セーター(3990円)、ワンピース(4990円)などは、シンプルでありつつ洗練されたデザインで、ボディーラインを美しく魅せる。他にも”エアリズム“のブラワンピース(2990円)、Tシャツ(1990円)などのカットソー類も充実。いずれも、白、黒、ベージュ、ブラウンの展開で、インナーウエアとカラーコーディネートされている。

 コラボレーションにあたって、黒河内デザイナーは「肌に一番近いところから女性を快適に、そして美しくすることはデザイナーとして一つの課題でした。様々な洋服の選択肢がある現代だからこそ、インナーの充実は私たちの毎日に欠かせない要素です。 朝起きて、まず最初に身につけるインナー。長い時間を近い距離で過ごすからこそ着心地の良いものを。女性が毎日健やかに、のびのびと日々を過ごせるようにと願いを込めて作ったコレクションです」とコメントを寄せている。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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4月のヒットランキング「アイブロウ」TOP5 ドラッグストア&バラエティーショップ&EC編

 「アイブロウ」に力を入れる人が増えている。メイクの印象の8割を決めるとも言われていて、マスク着用もあり注目を集めているカテゴリーだ。今回は、ドラッグストア「トモズ」、バラエティーショップ「プラザ(PLAZA)」、「アットコスメ(@COSME)」の店舗「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」のアイブロウのヒット製品トップ5を調査した(集計期間:2021年4月1日〜30日)。

【トモズ】
眉、目カテゴリーは伸長傾向。眉用マスカラも人気

1位「ケイト」“デザイニングアイブロウ3D”(全4種うちWEB限定1色、各1210円)
2位「エクセル」“パウダー&ペンシル アイブロウEX”(全8色、各1595円)
3位「デジャヴュ」“アイブロウカラー”(全4色、各880円)
4位「フジコ」“眉ティントSVR”(全4色、各1408円)
5位「ブロウラッシュ イーエックス」“ブロウコーティングR”(5mL、990円)

 「トモズ」の岸野彩バイヤーは「1位の『ケイト』は、不動の売上No.1。簡単に眉のグラデーションができ、ノーズシャドウも描ける使い勝手の良さがお客様に響いている。2位『エクセル』は、ペンシル、パウダー、スクリューブラシが一体になったアイブロウ。眉メイクが苦手な方もナチュラルで立体的な眉がかけると人気。3位『デジャヴュ』は、細いブラシで塗りにくい眉毛の端もしっかり色をのせられるマスカラ。ふんわり優しい印象になれると好評。4位『フジコ』は、一度塗るだけで約3日持つ眉ティント。『朝のメイクが楽になる』『一度使うと手放せない』と、リピーターも多い。5位『ブロウラッシュ イーエックス』は眉が消えない耐久アイブロウコート。余分な皮脂を吸収する皮脂くずれ防止パウダーで、描きたての眉の美しさが長持ちする』と話す。

 全体の傾向については「眉、目カテゴリーは伸長傾向。眉用マスカラは『あか抜けた印象になる』と特に好調で、ヘアカラーの色味より明るめのカラーをセレクトする傾向がある。成長傾向のアイブロウには今後も期待している」と話す。

【プラザ】
眉や目もとの色味にこだわり、メイクにアクセントをつける傾向

1位「エクセル」“パウダー&ペンシル アイブロウ(EX PD01ナチュラルブラウン)”(全8色、各1595円)
2位「デジャヴュ」“アイブロウカラー(2ナチュラルブラウン)”(全4色、各880円)
3位「ヘビーローテーション」“カラーリングアイブロウ(04ナチュラルブラウン)”(全7色、各880円)
4位「エテュセ」“アイエディションブロウマスカラ(01アッシュミルクティー)”(全4色、各1320円)
5位「フーミ―」“アイブロウパウダー(r.mレディモーヴ)”(全6色うちWEB限定1色、各1980円)

 「プラザ(PLAZA)」商品部H & B課の中野幹也課長は「1位の『エクセル』は、ロングセラーの大人気商品。ウォータープルーフで落ちにくく、ポーチに入れてもかさばらないサイズ感。ヘアカラーに合わせられるカラーバリエーションも支持されている。2位の『デジャヴュ』は極細のブラシで付けやすく、重ねてつけてもダマ・ムラにならず、初心者でもふんわり眉を簡単に演出できる。お湯でオフできる点も好評。3位『ヘビーローテーション』は、定番カラーだけでなく、流行に沿った新色が登場するため、幅広い年代から指示を集めている。4位『エテュセ』は全色アッシュ系のカラーでナチュラルなニュアンスを演出できる。ピンクやグレイなどトレンド感あるカラーや、シンプルで洗練されたパッケージも人気。5位『フーミー』は昨年、限定で登場し即完売したカラーが定番に。大人の気品や色気を演出するパープルのパレットアイブロウは新鮮で、今でも入荷と欠品を繰り返している」と語る。

 全体の傾向について「眉メイクの需要は変わらず続いている。前年比で、リップやファンデーションの売上は大きく減少する中、眉や目もとのカテゴリーの減少は最小限にとどまっている。リップで気分や印象を変えることが難しい分、眉や目もとのメイクに色味の変化をつけ、メイクを楽しむ方が増えている印象だ。差し色の入ったパレットや、ブラシなどツールの需要も以前より着実に上がってきている。アイメイクでは、10代、20代を中心にリキッドタイプのグリッターアイテムが非常に好調。目もとや下まぶたにつけ、華やかに仕上げる方が多い。色味が大きく変わるわけではないので、いつものメイクに簡単にプラスできるのも支持につながった。パウダータイプは、輝度が高いものや大粒ラメ入りのアイテムが伸長している」と明かす。

【アットコスメ】
ベストコスメアワード殿堂入り商品が上位を独占

1位「セザンヌ」“超細芯アイブロウ”(全3色、各550円)
2位「エクセル」“パウダー&ペンシル アイブロウEX”(全8色、各1595円)
3位「ヘビーローテーション」“カラーリングアイブロウ”(全7色、各880円)
4位「ケイト」“デザイニングアイブロウ3D”(全4種うちWEB限定1色、各1210円)
5位「デジャヴュ」“アイブロウカラー”(全4色、各880円)

 原田彩子「アットコスメ」リサーチプランナーは全体傾向について「1位『セザンヌ』は、眉尻の1本1本まで繊細に描ける、0.9mmの超細芯が特徴。『@cosmeベストコスメアワード2020 ベストアイブロウ』第1位を受賞している。2位の『エクセル』は『@cosmeベストコスメアワード2016 殿堂入り』、3位の『ヘビーローテーション』は『@cosmeベストコスメアワード2014 殿堂入り』、4位の『ケイト』は『@cosmeベストコスメアワード2020 殿堂入り』5位『デジャヴュ』は『@cosmeベストコスメアワード2020 上半期新作ベストアイブロウ 第1位』とベストコスメアワード受賞アイテムが上位を占める結果となった。5位『デジャヴュ』は比較的ロングセラー商品が多いアイブロウランキングの中で、発売から1年強の商品。小さめのブラシが特徴の眉マスカラで、地肌に付くことなく眉毛1本1本に塗りやすい点が高く評価されている。ムラやダマになりにくくべたつかない点、色付きの良さなども支持に繋がった」と話す。また、売上高については「アイブロウの中でも、眉マスカラが新型コロナ感染拡大前と比較しても伸長しており好調だ」とコメントした。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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ラーメン業界に新ジャンル誕生。「家系じゃなくて、”道系”って何だよ」MUGEN内山氏がラーメン事業に参入

 世界に広げることば「MOTTAINAI」を体現。"もったいない"プロジェクトを遂行する内山正宏氏(株式会社MUGEN代表取締役)が、ラーメン事業に参入。2021年5月15日(土)、東京・神田に「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)以下、海富道」をオープンした。ラーメンの新ジャンル"道系ラーメン"って、何なんだ?
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アークランド、買収子会社のメキシカンを転換。BBQ人気にあやかる。

「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の子会社、株式会社ミールワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 一生)が、グリルレストラン「スーパーグリルブラザーズ」1号店を、東京都中央区銀座コリドー街に、6月4日(金)にオープンさせる。
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700店もあるリンガーハット。コロナで「100店閉店・100億借金」の大ナタ振るうも、今後の戦略が「お花畑」で驚いた

 長崎ちゃんぽんというユニークな商品で圧倒的な強さを誇るリンガーハット。とんかつ店などを含め、700店を展開するが、コロナでフードコートを中心に100店規模の閉店を実施。100億円の借り入れも起こした。ただ、先行きは不安だ。成長戦略が見えない上、オーナーの意向次第という体質が依然として残るからだ。
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