「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」が2022年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。
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ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は7月2日、銀座中央通りに期間限定のコンセプトストア、「ラルフ ローレン 銀座」をオープンした。6月29日に行われたオープニングセレモニーでは、メインゲストの土屋太鳳がオープンカーに乗って登場。テープカットとトークセッションを行った土屋太鳳は、「緑が素敵で開放的なガーデンがあり、まるでリゾートに来たような感覚になった。頑張った自分へのご褒美や、大切な人へのギフトなど様々なシーンで訪れる事ができる素敵なお店」とコメントを寄せた。
レセプションには、EXILEのAKIRA、冨永愛、三浦翔平、五郎丸歩、桜田通、森泉、翁安芸、新井貴子、FAKYのHinaとTaki、Niki、emma、高橋らら、大平修蔵らが駆けつけた。
「ラルフ ローレン 銀座」には毎月変わるコンセプトブースや、ブランドのアイコン「ポロベア」と写真が撮れるARコンテンツ“POLO BEAR In the House”などを用意する。2階のブランド初の情報発信ステーション「RLニュース ステーション」では、「ラルフ ローレン」にゆかりのあるアスリートやアーティスト、セレブリティーをゲストに迎え、日本独自のムービーを順次公開する予定だ。そのほかガーデンテラスを備えた日本最大級のラルフズ コーヒーも併設する。
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「ナイキ(NIKE)」は、スケートボード日本代表のユニホームを発表した。オランダ人アーティストのピエット・パラ(Piet Parra)がデザインを担当。日本の伝統的な野球のユニホームをベースに、富士山や鶴など日本を象徴するモチーフをターコイズ、マゼンダ、ピンクなどのカラーパレットで表現した。競技中に快適に着用できるよう、吸湿性のあるリサイクルジャージー素材を使用している。7〜8月開催の東京オリンピックをはじめ、国際大会で着用される。
世界ランキング2位で東京五輪代表の堀米雄人選手は、「日本の要素が組み込まれていて、かっこいいデザインだと思います。着心地がよく、汗をかいてもすぐ乾く素材なので、すごく滑りやすい。この夏、世界のスケーターが集まる中で僕の滑りにも注目してほしいです」とコメント。同じく東京五輪に出場する白井空良選手は「リサイクル素材を使用しながら、機能性を備えているのがさすがだと思いました。このかっこいいユニホームを着て大会に出場できるのがとても楽しみです」と語った。
日本のほか、アメリカとフランス、ブラジルのウエアも制作。アメリカはバスケ、フランスはテニス、ブラジルはサッカーをオマージュし、各国の地理をデザインに反映した。7月17日に一部スケートボード専門店で先行発売し、20日から「ナイキ」公式ECをはじめ各店舗で扱う。各1万2100円(税込)。
ユニホーム発表に合わせて、「ナイキ」がデザインした新豊洲の運動場「トーキョー スポーツ プレイグラウンド(TOKYO SPORT PLAYGROUND)」でスケボーイベントを開催。ユニホームを着用した20人前後の一般参加者が、手すりや階段を使ってスキルを競い合った。
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「ナイキ(NIKE)」は、スケートボード日本代表のユニホームを発表した。オランダ人アーティストのピエット・パラ(Piet Parra)がデザインを担当。日本の伝統的な野球のユニホームをベースに、富士山や鶴など日本を象徴するモチーフをターコイズ、マゼンダ、ピンクなどのカラーパレットで表現した。競技中に快適に着用できるよう、吸湿性のあるリサイクルジャージー素材を使用している。7〜8月開催の東京オリンピックをはじめ、国際大会で着用される。
世界ランキング2位で東京五輪代表の堀米雄人選手は、「日本の要素が組み込まれていて、かっこいいデザインだと思います。着心地がよく、汗をかいてもすぐ乾く素材なので、すごく滑りやすい。この夏、世界のスケーターが集まる中で僕の滑りにも注目してほしいです」とコメント。同じく東京五輪に出場する白井空良選手は「リサイクル素材を使用しながら、機能性を備えているのがさすがだと思いました。このかっこいいユニホームを着て大会に出場できるのがとても楽しみです」と語った。
日本のほか、アメリカとフランス、ブラジルのウエアも制作。アメリカはバスケ、フランスはテニス、ブラジルはサッカーをオマージュし、各国の地理をデザインに反映した。7月17日に一部スケートボード専門店で先行発売し、20日から「ナイキ」公式ECをはじめ各店舗で扱う。各1万2100円(税込)。
ユニホーム発表に合わせて、「ナイキ」がデザインした新豊洲の運動場「トーキョー スポーツ プレイグラウンド(TOKYO SPORT PLAYGROUND)」でスケボーイベントを開催。ユニホームを着用した20人前後の一般参加者が、手すりや階段を使ってスキルを競い合った。
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「ユニクロ(UNIQLO)」は、大阪・心斎橋にあるグローバル旗艦店を8月1日で閉店する。9月以降に、近隣にある現「ジーユー(GU)」心斎橋店を「ユニクロ」「ジーユー」の併設店舗としてオープンする。
閉店する「ユニクロ」の心斎橋店は、米ニューヨーク、英ロンドン、仏パリ、中国・上海に続く日本初のグローバル旗艦店として2010年にオープンしていた。地下1階〜地上4階の5フロアで、売り場面積は約2640平方メートル。
2業態併設となる「ジーユー」心斎橋店は地下1階〜地上4階の5フロアで、売り場面積は約2145平方メートル。7月11日まで営業し、以降改装に入る。コロナ禍を受け、「海外観光客が減ったことから、物件の契約更新のタイミングに合わせて見直すことになった」と広報担当者。「ジーユー」心斎橋店の方が「ユニクロ」よりも「商店街などに近い。(観光客ではなく)地元の客にとっての利便性を考慮した」という。
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“京都が眼鏡で活性化!”として、現地で約30年眼鏡ビジネスを続ける2社の社長インタビューを掲載してきた。ここからは、その京都に進出する2社のトップに話を聞く。まずは全国に28店舗を運営するアイヴァン(東京)の山本典之社長だ。
WWD:オリジナルブランドの「アイヴァン(EYEVAN)」「アイヴァン7285」「10アイヴァン」「アイヴォル(EYEVOL)」のみで構成する新業態「ジ・アイヴァン」を5月26日、祇園にオープンした。
山本典之アイヴァン社長(以下、山本):主力ブランドの「アイヴァン」は3月に、旗艦店を東京・青山の骨董通りにオープンした。また骨董通りには、その「アイヴァン」から派生した「アイヴァン 7285」やサングラスブランドの「アイヴォル」の単独店舗もある。骨董通りにドミナント出店する一方で、全ブランドを集約したショップは不動産的にも東京では実現が難しいと感じていた。世界に向けて発信する際、代替都市は京都しか考えられず、2年ほど前から構想していた。
WWD:京都市によると2020年の外国人宿泊客数(日本在住の外国人も含む)は、前年比88.2%減の45万人だった。特にインバウンド消滅の影響が大きい京都、それも祇園を選んだ理由は?
山本:20年夏に訪れた、高級時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」の祇園ブティックでの体験がヒントになった。祇園のメインストリートである花見小路通もコロナの影響で人影はほぼなく、ことインバウンドは皆無だった。そんな中でも「ウブロ」には、京都で食事や観光をし、さらに「ウブロ」を買うことを一つのイベントとして捉える国内富裕層がいた。それを見て、インバウンドに頼らなくとも売り上げが立つと直感した。祇園には、ほかに高級カメラメーカーの「ライカ(LEICA)」の店舗があり、かつては「エルメス(HERMES)」の期間限定ショップもあった。京都・祇園という特別な場所で眼鏡を買う喜びが、ブランドの付加価値につながればと思う。
WWD:コロナは開店日にも影響した?
山本:いや、予定通りだった。「ジ・アイヴァン京都祇園」の内装はインテリアデザイナーの森田恭通さんに依頼したのだが、元の店舗である「マスターレシピ(MASTER RECIPE)」(フランフラン)も森田さんによるもので、そのため改装が最小限で済み、コストも抑えられた。
WWD:長い歴史を持つ京都では、“新参者の商売は難しい”と言われる。
山本:15年に、京都の中心地である河原町のファッションビル、京都バルに「アイヴァン リュクス」を出店した際にも言われた言葉だ。けれどコロナ前の19年には、年間売り上げ1億円を超えるまでに成長した。顧客の6~7割が京都の方で、そのほかに近県からも来店がある。この成功体験が祇園出店の原動力ともなった。アイヴァン リュクスの顧客は20〜30代が中心なので、今度はより大人に向けた店をつくりたかった。それが、ジ・アイヴァン京都祇園だ。
WWD:ジ・アイヴァン京都祇園は、単に広告ではない?
山本:もちろん違う。単店でも勝機を感じており、実際、初月売り上げは目標値に対して10%増だった。京都を含む関西圏の方に多く購入いただいている。彼らは車文化の中にあり、そのために“駐車場裏”とも言える立地をむしろ歓迎したほどだ(笑)。
WWD:ひと癖もふた癖もある京都で、どのように眼鏡ビジネスを続けていく?
山本:当社の商品は決して安くない。だから良いものを作って発信し、共感いただく。そしてファンとなってもらい、そのコミュニティーを大切にしていくしかない。当たり前のことを丁寧に、長く続けていきたい。祇園店のオープンに際して1688年創業の西陣織の老舗、細尾と協業して眼鏡ケースを作ったが、今後も京都に根付くさまざまなカルチャーとコラボレーションしていけたらと思う。
藤井たかの(ふじい・たかの)/眼鏡ライター:1976年、大阪府生まれ。大学卒業後、編集プロダクション勤務などを経てフリーランスに。年間1000本以上の眼鏡に触れ、国内外の見本市や工場、商品紹介などのアイウエア記事を担当する。自身のユーチューブチャンネル「メガネ流行通信」でも、世界の眼鏡トレンドやデザイナーインタビューなどを配信中。著書に「ヴィンテージ・アイウェア・スタイル 1920's-1990's」(グラフィック社)がある
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「アライア(ALAIA)」はオートクチュール・ファッション・ウイーク開幕前日の7月4日夜、ピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)新クリエイティブ・ディレクターによる初のコレクションを発表した。創業者のアズディン・アライア(Azzedine Alaia)がまだ健在だった2017年に開かれた17-18年秋冬オートクチュールから4年ぶりとなる今回のショーで披露されたのは、22年冬春のオートクチュールとプレタポルテ。かつてアズディンが暮らし、今でもアトリエや本店を構えるマレ地区のムシー通りにランウエイを設け、アズディンの生涯のパートナーだったクリストフ・フォン・ウェイエ(Christoph von Weyhe)や親友カルラ・ソッツァーニ(Carla Sozzani)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)らが見守る中、デビューを飾った。
座席に置かれていたのは、「This collection is intended as a tribute to thank you(このコレクションは、あなたへの感謝の気持ちを込めたものです)」という一文から始まるピーターがアズディンに宛てた感謝の手紙。そこからは、彼の温かい人柄が伝わってくるとともに、アズディンが築き上げたレガシーを受け継いでいく決意が感じられる。
そんな手紙からも分かるように、コレクションは女性のボディラインを強調するシルエットなどブランドを象徴するデザインを現代的に再解釈したものだ。アイコニックなフードをあしらったテーラリング群から幕を開けたショーには、絶妙なカッティングやダーツ、切り替え、ニットで生み出す体に吸い付くようなドレスを筆頭に、タイトシルエットとの対比を描くオーバーサイズのテーラードコート、純白のポプリンを使ったケープのようなシャツとギャザーをたっぷり入れたスカート、ブラックレザーのドレスなどが登場。そこにフリンジや動きのあるヘムライン、メタルパーツの装飾、ボリュームのあるファーライクな素材、フューシャピンクやブルーなどの鮮やかな差し色がドラマチックな印象を加える。
さらに、より若い世代に伝えていくことを意識したというピーターは、デニムやビニールといったカジュアルな素材を使ったり、レギンスやサイクリングパンツのようなアイテムを取り入れたり。ただし、あくまでも「アライア」らしくセンシュアルかつエレガントに落とし込んでいる。象徴的なパンチングが施されたコルセットベルトはメタリックレザーでアレンジし、立体的なシェイプの新たなバッグとクロッグやウッドヒールのミュール、メタルリング付きのフラットシューズなども提案した。
シモンズの右腕として長年活躍してきたピーターが一人でブランドのクリエイションを率いるのは、今回が初めてのこと。偉大な創業デザイナーの跡を継ぐハードルは高いが、上々のスタートを切ったと言えるだろう。ただ、彼自身のシグネチャーとなるデザインについてはまだ見えない部分も多く、今後どのように「アライア」の象徴的なスタイルと融合していくかに注目だ。
在りし日のアズディンは、加速するファッション業界のサイクルやファッション・ウイークのスケジュールにとらわれず、独自のペースで突き詰めたコレクションを制作し続けてきたことで知られる。そんな彼の遺志を継承するピーターも、長く丁寧に「アライア」のストーリーを次世代へと紡いでいってくれることを期待したい。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
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「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などを擁するPVHコープ(PVH CORP以下、PVH)は、「ヴァン ヒューゼン(VAN HEUSEN)」などヘリテージブランドの知的財産権やその他の資産を、ブランドマネジメント会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)に2億2000万ドル(約242億円)で売却した。
PVHの売上高の約90%は「カルバン・クライン」と「トミー ヒルフィガー」によるものであり、これらの主軸ブランドに注力するため、ヘリテージブランドを手放す。売却対象には「ヴァン ヒューゼン」「アイゾッド(IZOD)」「ジェフリー ビーン(GEOFFREY BEENE)」「アロー(ARROW)」の商標などが含まれており、PVHのヘリテージブランド事業はこれをもって終了する。取引は21年8~10月に成立する予定。
PVHコープという社名は、同社の前身であるフィリップス・ジョーンズ・コーポレーション(PHILLIPS JONES CORPORATION)が「ヴァン ヒューゼン」を買収し、1957年にフィリップス・ヴァン・ヒューゼン(PHILLIPS VAN HEUSEN)と改称したことに由来している。2011年にその頭文字を取ってPVHコープとなっているが、今回の取引後も、「ヴァン ヒューゼン」やヘリテージブランドへの敬意を込めて社名を維持するという。
ステファン・ラーソン(Stefan Larsson)PVH最高経営責任者(CEO)は、「今回の売却は非常に難しい決断だった。ヘリテージブランドが事業を支えてくれたからこそ、後に『カルバン・クライン』と『トミー ヒルフィガー』を買収し、今日のPVHとなることができた。過去から現在に至るまで、ヘリテージブランドに携わった全てのチームメンバーに心から感謝する」と語った。
ジェイミー・ソルター(Jamie Salter)ABG会長兼CEOは、「豊かな歴史を持つヘリテージブランドを迎えることができ、大変うれしく思っている。当社のグローバルなネットワークやブランド開発の経験を生かし、PVHが育ててきたこれらのブランドのライセンス事業をさらに発展させていきたい」と述べた。
ABGはこの10年間で30以上のブランドを買収しており、20年は「バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)」「フォーエバー21(FOREVER 21)」、米「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」を傘下に収めている。21年5月には、米アパレル運営会社スパーク・グループ(SPARC GROUP)とともに「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」を買収することを発表したばかり。
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「アライア(ALAIA)」が2022年冬春コレクションを発表した。
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7月5日に開催された「ディオール(DIOR)」2022年春夏メンズ・コレクションの展示会へ行ってきました。アクセサリーやディテールには、今季コラボレーションしたトラヴィス・スコット(Travis Scott)の出身地テキサスを連想させるカウボーイ風のボタンやフリンジ、インディアンジュエリーのような彫刻が施されたシルバージュエリーが付きます。ダブル仕様のサドルバッグには重厚なシルバーを使用しているため、なかなかの重さ。さらに重厚感があったのは、ヒマラヤクロコダイルのミニトランク。バッグには定番のロゴに加え、1960年代のダイヤモンドモノグラムを復刻してたくさん配していました。ショーでまばゆい輝きを放っていたカクタス(サボテン)ネックレスやブローチは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)が「ディオール」ファインジュエリーのアーティスティック・ディレクターと共に初めて制作したジュエリーです。足元はスニーカーやモンクストラップのサンダル、ヘッドにはボブハットとビーニー、ボブハットとキャップを融合させた2種類のハットがありました。
ウエアで目を引いたのは、キムが現職に就いたファーストシーズンより発表しているジャケット“テイラー オブリーク”の美しさ。ウィメンズスーツのシルエットがアイデアソースとあって、体に沿ってゆるやかに描くラインが特徴です。襟とラペルの曲線や、袖口に向かって広がるスリーブのラインも、着用するとなお一層美しくて心を奪われました。ラペルの裏には、トラヴィスによる手描きのロゴの刺しゅうが、スーツの袖にはクチュール技術を受け継ぐソウタシエ刺しゅうが施されていました。ショーで存在感を放っていたフレアパンツは、横からから見るとたっぷり生地を使っているのがよく分かります。またコンテンポラリーアーティストのジョージ・コンド(George Condo)がハンドペイントしたシャツは商品化されず、間もなくオークションにかけられて、その収益は次世代のクリエイティブな才能をサポートするための奨学金に充てられるそうです。
ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける
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ファッションデザイナーの中里唯馬による「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」と、バイオベンチャー企業のスパイバー(SPIBER)、エシカルファッションを発信する一般社団法人ユニステップス(unisteps)は7月5日、未来のデザイナーを育成・支援する「ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)」を立ち上げた。環境省も後援する珍しいファッションアワードと教育プログラムとなり、第1期生を8月5日まで募集する。
応募対象は年齢や職業を問わず、社会的課題に向き合うファッションデザイナーで、審査ではソーシャルレスポンシビリティ(社会的責任)とクリエイティビティ(創造性)を併せ持つ衣服のデザインを評価する。8月下旬に第一審査で8人を選出し、素材や機材の提供、サポーターやアドバイザーからの学びの機会などのサポートを開始。11月末に作品撮影、最終審査を実施した後、12月に3人の受賞者を発表する。従来のアワードのように賞金などは用意していないが、受賞者は2022年1月から「ファッション フロンティア プログラム」のラボに参加し、育成と上記の素材提供やメンターシップによる支援を中長期的に受けることができる。
スポンサーはスパイバーをはじめ、下着のワコール、繊維専門商社の豊島、みんな電力、後援に環境省、協力企業にグーグル(Google)、メディアパートナーに「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」などが名を連ねる。
審査員は、発起人の一人である中里唯馬デザイナーのほか、渡辺三津子「ヴォーグ ジャパン」編集長、建築家の妹島和世、国立環境研究所の生物学者である五箇公一、慶應義塾大学の宮田裕章・医学部教授らが務める予定だ。
中里デザイナーは「気候変動、人種差別、経済格差など、私たちは多くの深刻な社会的課題に直面しています。 そんな中、多くの環境負荷をもたらすとされるファッション業界は今、変革の時を迎えているのではないでしょうか。『ファッション フロンティア プログラム』はそんな状況に立ち向かう、 勇気と志を持った未来のファッションデザイナーを発掘し、称え、そして育む事が、業界だけでなく社会全体が良い方向へ変化していく原動力となると考え、創設いたしました」とコメントする。
7月21日にはプログラムの立ち上げを記念したトークイベントをYouTube上で配信する。「開拓者精神を持つ未来のファッションデザイナーへ」と題し、小泉進次郎・環境大臣や、渡辺三津子 「ヴォーグ ジャパン」編集長、中里デザイナーの鼎談動画を予定する。
■FASHION FRONTIER PROGRAMのスケジュール
募集期間:7月5日〜8月5日
第一審査通過者へのサポート期間:8月下旬〜11月
作品撮影&最終審査:11月末
受賞者発表:12月中
受賞者のラボへの参加:2022年1月〜
主催:一般社団法人ユニステップス
共催:ユイマ ナカザト、スパイバー
後援:環境省
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メリア(MELLIA)が展開するデリケートゾーンケアブランド「アイム ラフロリア(I'M LA FLORIA)」は7月6〜20日、渋谷パルコで期間限定ポップアップショップをオープンする。これまで百貨店を中心にポップアップを行ってきたが、パルコでの実施は今回が初めて。
「アイム ラフロリア」の製品に加えて、スペシャルセット”Step to be lovin’ Set”(税込1万3200円)を販売する。渋谷パルコに店舗を構える「アルバージェ ランジェリー(ALBAGE LINGERIE)」と、イラストレーターのCHIHO WATANABEとコラボレーションしたもので、「アイム ラフロリア」の”デリケートボディウォッシュ”と”フレッシュクリアシート”、「アルバージェ」のランジェリー、CHIHO WATANABEデザインのオリジナルWrapping Clothes(ふろしき)をセットにした。
このコラボレーションは、デリケートゾーンケアというセルフケアや、お気に入りのランジェリーを身につけることで自分と向き合う、自分らしく生きるなど、互いのブランドコンセプトやビジョンへの共感から実現したという。
7月6日21時からは今回のポップアップを記念して、タレントのIMALUや「アルバージェ ランジェリー」創立者のMEGUMIらとオンライントークイベントを開催する。「デリケートゾーンケア」をテーマに、登壇者がリアルにデリケートゾーンケアの悩みや疑問についてトーク。ホルモンバランスプランナーの資格を持つ原由記メリアCEOが「デリケートゾーンの正しい洗い方」をはじめ、正しいケアの仕方をレクチャーする。
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「トーガ(TOGA)」「ファセッタズム(FACETASM)」などで経験を積んだ山口文(やまぐち・あや)が、自身のプロジェクト「宇宙計画 AYA(エーワイエー)」を立ち上げる。ローンチコレクションである“エピソード ゼロ”では、生地にこだわったユニセックスのTシャツ1型(2万2222円=税込)を7月7日の七夕に自社ECで発売。山口のネットワークを生かし、ロゴデザインなどのアートディレクションは河村康輔、ブランド動画などの音楽はミュージシャンのmaruosaが担当する。
国内の有力デザイナーズブランドで経験を積んだとは言っても、山口が担当してきたのは商品企画ではなく営業。「(デザイナーズブランドは人数が限られることもあって)営業という枠に留まらず、企画や生産に携わることもあった」(山口)が、自身でブランドを立ち上げるのは大きな挑戦だ。「数年前から、大好きなニット(編み地)を使ってブランドを手掛けたいという思いはあったが、資金も必要でなかなか決断ができなかった。しかし、コロナ禍もあって自分が本当にやりたいことは何かを突き詰めて考えた結果、やはりブランドがやりたいと思った」というのが立ち上げの経緯という。
自身のブランドで掲げたのは“宇宙世界”というコンセプト。そう聞くと非常に壮大でやや身構えてしまうが、「地元の福岡ではない場所に住んでみたいと思って上京したのが34歳のとき。東京には住んだので、じゃあ次はどこに住もうかと考えたら宇宙だった。実際、宇宙旅行も現実になりつつある」と山口。もともと「目に見えないものを突き詰めて考えることが好き」といい、コロナ禍で変わったライフスタイルや人が宇宙で暮らすことをイメージしながら、シンプルで着心地がよいだけでなく、「着ていてテンションが上がる」アイテムを追求する。
そうして生まれたローンチコレクションのTシャツは、山形の米富繊維の編み地を採用。ブランド立ち上げにあたり、理想の編み地を探しまわったがなかなか納得できるものに出合えず、米富繊維には無理を承知で飛び込みで編み地の製作を依頼したという。そこで、ローゲージの編み機を使ってハイゲージに編み立てる、採用した編み地の手法に出合った。編み地の表に出るのはポリエステル、裏はコットンにしているため、ハリがあってシワにはなりづらいが、肌あたりは柔らかい。Tシャツはユニセックスのワンサイズ展開で、生地のハリ感を生かしてワンピースのように着こなすことも可能だ。
これまではフリーランスとして他ブランドの営業担当も引き請けてきたが、「AYA」立ち上げにあたって一旦そうした仕事は全てストップした。なかなか勇気のいる決断だが、「やりたいことがあっても、勇気が出ずに悩んでいる若い人がいるとしたら、『やりたいことをやればいいんだよ』と背中を押せるような存在になりたい」という思いもある。今後はファッションだけでなく、スキンケア商品やライフスタイルグッズなど、アイテムの幅を広げた提案を目指す。「AYA」の売り上げの一部は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の子どもたちに向けたプログラムに寄付予定で、機会があれば宇宙飛行士の宇宙滞在時の被服などにも応募したいという。
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「モンクレール(MONCLER)」のクリエイターコラボプロジェクト「モンクレール ジーニアス2021(MONCLER GENIUS 2021)」は、藤原ヒロシによる“7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ(7 MONCLER FRAGMENT HIROSHI FUJIWARA)”の新作を7月8日に発売する。コレクションは、一部の「モンクレール」店舗および公式EC、セレクトショップで取り扱う。
コレクションは、黒を基調としたアイテムを中心に、サステナビリティにも配慮している。藤原が得意とする都会的なウエアに加え、初のウィメンズウエアをラインアップした。ダイヤモンドキルティングが特徴のAラインのスカート(同10万8900円)や上半身にキルティングを施したワンピースなどをそろえ、メンズでは“WORLD OF MONCLER”という今季のスローガンを背面にあしらったダウンジャケット(税込20万2400円)や、取り外し可能なフード付きのチェック柄ナイロンベスト(同20万5700円)が登場する。また、イギリス最古のモーターサイクルウエアブランド「ルイスレザーズ(LEWIS LEATHERS)」とコラボレーションした“441 サイクロンジャケット”の新作も用意する。
発売に合わせ、2019年、20年に続いて山下智久を起用したショートフィルムを公開した。制作・マネジメント会社のODDJOBがディレクションを務め、藤原自身が音楽を制作。山下がクラブを訪れ、ナイトライフに身を投じるストーリーに仕上げている。
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「WWDJAPAN」7月12日号は、2020年12月期の売り上げに基づく「世界のビューティ企業TOP100」特集。20年は新型コロナウイルスが猛威をふるい、ビューティ業界に大きな影響を与えた。毎年恒例の「TOP100」特集だが、今回は初めて、過半数の企業が売り上げを落とす結果となった。100社の売上高の総額は2120億ドル(約22兆円)になり、19年に比べて6.6%減った。これまで絶好調だったビューティ業界だけあってコロナは大きな爪痕を残したが、未曾有の状況下でもV字回復を成し遂げた企業があったり、新たなビューティトレンドを招いたり、明るいニュースもあった。そんなビューティ企業の20年の決算から、最新の市場動向を読み解く。
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