「YSL」とJO1が公式SNSをジャックしたゲリラライブを開催 アイコンフレグランス“リブレ”を表現した新曲を初披露

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT 以下、YSL)」は7月7 日、アイコンフレグランス“リブレ(LIBRE)”のオーデトワレの発売を記念し、「YSL」のオフィシャルビューティパートナーを務めるグローバルボーイズグループのJO1とコラボレーションしたウェブCMを公開した。同日、「イヴ・サンローラン・ボーテ presents リブレ×JO1 WEB CM公開記念 オンラインライブ」を開催し、「YSL」とJO1の全ての公式SNSをジャックして全世界に同時配信した。

 ライブでは、ウェブCMに使用した新曲「Freedom」を初披露した。パフォーマンス後のトークセッションでは、川尻蓮が「七夕という素敵な日に『Freedom』を初披露できてうれしいです」とコメント。今回のゲリラライブについて河野純喜は「貴重な経験で本当に光栄です。全世界配信ということで、もしかしたら地球の裏側にいる人が朝に観ているかもしれないので、おはようございます!」と挨拶をして会場の笑いを誘った。“リブレ”の世界観を表現した新曲「Freedom」について與那城奨は「無限の可能性を信じて、その熱い情熱を持ちながらうちに秘めた思いを表した楽曲です」と曲に込めた思いを語った。フランス語で自由を表す“リブレ”とリンクした歌詞などに注目だ。

 ウェブCMの撮影時のエピソードについて問われた佐藤景瑚は「全員で歩くシーンがあったのですが、ラインウェイを歩いているようで気持ちよかったです」と振り返った。「メンバーの中で一番“リブレ”が似合うのは?」という質問に金城碧海が「鶴房汐恩ですね。鶴房は自由人なので絶対に似合いますね」と回答し、鶴房は「まぁ、僕でしょうね」と自信満々に頷いた。最後に與那城が「今後とも僕たちJO1、そして『YSL』をよろしくお願いします」と締めくくった。

「YSL」とJO1は昨年12月にパートナーシップ契約を結び、オフィシャル ビューティ パートナーとして2021年から一年間、同グループのステージやプライベートで使用するビューティ製品をサポートする。また、新製品のプロモーションモデルとしての起用やイベントの登壇などさまざまな取り組みを予定している。

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イタリアファッションの合同展「モーダ・イタリア」が開幕 イタリア人出展者不在でオンライン商談を強化

 イタリアファッションの合同展示会「第58回モーダ・イタリア展」と「第68回シューズ・フロム・イタリー展」が8日までベルサール渋谷ガーデンで開催中だ。両展を合わせて156社のアパレル、レザーグッズ、シューズを扱うイタリア企業が出展。日本のビジネス関係者に向けて2022年春夏コレクションを披露している。

 前回の2月開催に引き続き、イタリアから出展者の来日はかなわなかったが、サンプルを並べた各ブースでは日本の代理店やプロモーターが商品説明を対応。オンライン商談用のノートパソコンを設置し、16時から19時(イタリア現地時間9時から12時)をコアタイムに通訳者が同席しての商談が可能だ。また会場に来場できないバイヤーに向けて、オンライン上でも出展者や商品を見ることができるサイトを開設している。

 初日の6日には、メディア関係者を招いた発表会を実施。エリカ・ディ・ジョバンカルロ(Erica Di Giovancarlo)駐日イタリア大使館貿易促進部部長は「前回の2月から従来の開催形式を取ることができず、新しい合同展示会の形を模索してきた。オンラインを活用して商談ができるよう体制を整えている」と説明。ジョルジョ・スタラーチェ(Giorgio Starace)駐日イタリア大使は「このような状況下でも156社の企業が出展しているのは、イタリアが日本のビジネスを重要視している証。イタリアのベストを見ていただきたい」とあいさつした。

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アーバンリサーチが初のフェムテックライン 第1弾は吸水ショーツ

 アーバンリサーチはこのほど、新たなフェムテックライン「サイン フォー アーバンリサーチ(SIGN FOR URBAN RESEARCH)」をスタートさせた。第1弾として、インナーメーカーのチーカスと製作したナプキン一体型吸水ショーツを、アーバンリサーチ各店と公式ECサイトで販売している。

 同アイテムは、チーカスが特許を持つ9層構造をクロッチ部分に採用し、生理が重たい日でも漏れを防ぐ高い吸水力が特徴。メッシュ仕様の生地で通気性も担保し、ムレによる不快感や臭いを軽減させた。ウエスト部分のゴムはフィット感がありながら、しめつけない点にこだわった。サイズはSとMをそろえ、価格は5280円(税込)。使用後は、洗濯して繰り返し使用できる。また、パッケージにはイラストレーターの山口奈津が描いたイラストを、“Listen to your sign”のメッセージと共に施した。今後は、女性のニーズに沿った下着アイテムなどを発表する予定だ。

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「ティファニー@キャットストリート」にバスケコートが登場 北村匠海、桜田通、よしミチらが来店

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、7月2日〜8月31日、東京・渋谷の「ティファニー@キャットストリート」でスポーツをテーマにしたキャンペーンを開催中だ。期間中、同店では“ティファニーメーカー”と呼ばれる職人たちが制作したスポーツトロフィーとチャンピオンシップリングを展示するほか、エントランス前にはバスケットボールコート、2階にはスケートボードのハーフパイプランプをイメージしたフォトスポットを設置している。

 「スポルディング(SPALDING)」とコラボレーションしたバスケットボールとサッカーボール、2型のスケートボード、「ギルバート(GILBERT)」とコラボしたラグビーボールなど、限定のスポーツプロダクトも用意する。また、「ティファニーカフェ@キャットストリート」では期間限定の新メニューを提供する。

 同キャンペーンを祝して、北村匠海、谷まりあ、桜田通、トリンドル玲奈、佐藤晴美、よしあき、ミチ、高橋らら、大平修蔵、SWAYらが徹底された感染予防対策のもと来店した。

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モデル高垣麗子がデザインしたセットアップ発売 豊島のチャリティープロジェクトの一環で

 豊島は、環境保護を目的としたチャリティープロジェクト「セーブ・ネイチャー・アンド・アニマル・プロジェクト(Save nature and the animals project)」の下、モデルの高垣麗子がデザインしたセットアップを数量限定でECサイト「STYLEVOICE.COM」で9日に発売する。ウエアには、豊島のトレーサブルなオーガニックコットン糸“トゥルーコットン(TRUECOTTON)”を用いている。

 今回の協業は、以前からオーガニックコットンへの関心が高かった高垣が、同プロジェクトの主旨に賛同して実現した。“トゥルーコットン” 100%のノースリーブセットアップ(税込1万4300円)は、 オーガニックコットンの風合いを生かした着心地の良さと、女性らしさを演出するスリットや丈感が特徴。高垣は「オーガニックコットンウエアと聞くと、ナチュラルやカジュアルなイメージを連想しがちだが、今回は女性らしさのあるデザインに仕上げた。トップスのイン・アウトで見せ方の変化を楽しめるディテールにし、手持ちのアイテムと合わせやすく、さまざまなコーディネートに取り入れてもらえる」とコメントした。カラーはモスグリーンとチャコールブラックをそろえる。

 昨年始動した「セーブ・ネイチャー・アンド・アニマル・プロジェクト」は、著名人やブランドと協業し、“トゥルーコットン”で制作したアイテムの収益を世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)に寄付。希少な野生生物を守る活動や、森や海などの自然環境の保全、資源の持続可能な利用と地球温暖化の防止を目指した活動を支援している。

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ユニリーバ傘下のJビューティブランド「タッチャ」が日本上陸

 ユニリーバ(UNILEVER)が2019年に買収したスキンケアブランド「タッチャ(TATCHA)」が9月、日本に上陸する。「タッチャ」は台湾系アメリカ人のヴィッキー・ツァイ(Vicky Tsai)があぶらとり紙をはじめとする日本の芸者の美容習慣に感銘を受けて、09年に米サンフランシスコで立ち上げたブランド。椿や米など日本の原料を用いたスキンケアアイテムをそろえ、パッケージも着物の帯や茶道のなつめ(茶器)などからインスパイアされている。セフォラ(SEPHORA)ではスキンケアのトップセラーになるほど知名度があり、アメリカでJビューティ人気に火をつけた存在として知られている。

 今回上陸するのはプレステージラインで、価格も税込1300〜1万5500円。沖縄の海藻、宇治の緑茶、秋田の米を2回に分けて発酵させた独自成分「HADASEI:ハダセイ-3(TM)」をほぼ全ての製品に配合しており、肌の潤い保持やバリア機能をサポートする。そのほか椿油を用いたクレンジングオイルやアコヤ真珠由来エキスを配合したクリーム、芍薬エキスを用いたアイクリームなど、日本各地の原料を取り入れている。また酵素洗顔はお茶を立てるように筆で泡立てるなど、使い方も日本からインスパイアされている。

 コンセプトは「HARMONY FROM SKIN TO SOUL(この肌と、こころに、美しい和を)」で、肌と心の調和を掲げる。スキンケアが自分との対話の時間ととらえ、肌だけでなく心の手入れまでできることをうたう。ウエルビーイングメンターには京都・両足院の住職を務める伊藤東凌氏を迎え、心と五感で楽しむスキンケアを発信する。

 9月28日にECサイトをオープンするほか、同日から京都の両足院と東京・中目黒にあるHIGASHI-YAMA Studioで期間限定の体験サロン兼ショップを開催する。「タッチャは5感と心で楽しむブランドとして、まずはブランドの世界観をフルに体験できる場を提供する。その後、百貨店などの小売りでの展開を目指す」と「タッチャ」を展開するユーピーディー・ジャパンの岡本典子代表。なお、本国にある他のラインアップも順次日本に上陸させる予定だ。

 ユニリーバは近年プレステージビューティに力を入れており、「タッチャ」の買収は大きな成功例とされている。今回の上陸に際し、昨年ユニリーバのプレステージブランドを担う会社としてユーピーディー・ジャパンを設立した。同社はまず、「タッチャ」の日本事業を担当する。

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財布の売り上げが3倍になる天赦日とは? “開運⽇”を⽣かして幸運&ビジネスチャンスを掴め

 長引くコロナ禍で先の読みにくい今、占いブームが再燃している。占い関連のテレビ番組はSNSで話題になり、占い書籍も売れ筋ランキング入り。また“開運日”というキーワードに注目が集まっている。“お金を払っても、何倍にもなって返ってくる”といわれる「一粒万倍日」には財布の売り上げが伸びるなど、新たなビジネスチャンスにも発展。スピリチュアルセラピストとして活動し、ブログやYouTubeで開運情報を発信する碇のりこに、それぞれの“開運日”について解説してもらった。これらの日に起業日や開店日を決めるもよし、日々の接客トークやPR戦略に加えてみては?

開運日とは?

 「開運日」とはいいことが起こる日ではなく、何かアクションをすると大きく実る、願いがかなう日のこと。古くから伝わる縁起がいいといわれる暦で、その中からよいとされる吉日を抜粋した総称。碇のりこが選定した「開運日」は金運アップに特化した一粒万倍日、天赦日、巳の日(己巳の日)、寅の日、甲子の日の5つの吉日に焦点を当て、そこに縁起の良い大安や新月、満月などを組み合わせたカレンダーを紹介している。開運日が重なる日はダブル開運日、3つ重なる場合はトリプル開運日となる(次のトリプル開運日は「天赦日+甲子の日+大安」が重なる11月12日)。「開運日は楽しんで行動するのがポイント。ただ開運日を気にしすぎて、動けなくなるのはもったいないこと。あまり縛られずに参考にしてくださいね」と碇のりこ。

開運カレンダー

※「開運日」は碇のりこが代表を務める合同会社リッチマインドの登録商標

“開運⽇”の内容をチェック

 それぞれの開運日の由来や、その日にオススメの開運アクションを紹介。また開運日に重なるとより幸運のパワーが高まるラッキーデーにも注目したい。

■一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
 “一粒の籾が万倍に実る”という、うれしい日。開業する、店を開く、習い事を始めるなど、新しいスタートがぴったり。お金を払っても、何倍にもなって返ってくるといわれているため買い物にもいい。ただ、この日に借金をしたり、人の悪口を言ったりすると、苦労も何倍にもなって返ってくるので要注意。
直近の該当日……7月9、12、21、24日、8月2、5、8、15、20、27日

■天赦日(てんしゃにち)
 “百神が天に昇り、天が万物の罪をゆるす日”とされる最上の大吉日。年に数回しかなく、この日に始めたことは“成功する”といわれる。開業、結納、結婚式、転職、引っ越し、旅行など前もって日にちを決める大きなイベントに最適。金運にもいいと言われ、財布の購入や使い始め、買い物にもいい。神社を参拝して神様にごあいさつするのも◎。
直近の該当日……8月28日

■巳の日/己巳の日(みのひ/つちのとみの)
 幸福や芸術の女神とされる弁財天と縁がある日といわれる、金運や財運にまつわる縁起のいい日。60日に1回の「己巳の日」はさらに金運が最強。弁財天が祀られている神社に行ったり、銭洗弁天でお金を洗ったりするのも良いとされる。財布の購入・使い始め、銀行口座の開設、宝くじの購入なども◎。
直近の該当日……巳の日:8月1、13、25日/己巳の日:7月20日

■寅の日(とらのひ)
 寅は「千里行って、千里戻る」といわれている長距離を移動して戻ってくる神聖な動物。そのため、必ず戻ってこられるという意味で、旅立ちにいい日。旅行だけでなく、お金を使っても戻ってくるといわれていて、買い物にも最高の日。車の納品日にすると交通安全の神様が守ってくれるともいわれる縁起のいい日。
直近の該当日……7月5、17、29日、8月22日

■甲子の日(きのえねのひ)
 財運、金運、商売繁盛をもたらす大黒天との縁があるといわれている日。大黒天が祀られている神社に参拝してお願い事をするのがおすすめ。“この日に新しく始めることは長続きする”ともされ、縁結びにも最適な日。告白やプロポーズ、結婚などにもぴったり。
直近の該当日……9月13日

開運日に重なったらラッキー

■大安(たいあん)
 結婚式などのお祝いごとの日に選ばれることも多い、縁起のいい日。碇のりこの公開する開運日カレンダーでは他の開運日と重なったときだけ掲載。「一粒万倍日+大安」(7月21日、8月2日)など、開運日と大安の相乗効果のパワーを得られる日に開運アクションを起こすのがおす

■新月(しんげつ)
 願いごとをするとかないやすい日。新しいことを始めたり、新しいものを使い始めたりするのもいいとされる。特に新月に新しい下着を買ったり、着用を開始したりするのがオススメ。新月の願い事が満月で達成すると言われ、セットで意識するとなおよし。
直近の該当日……7月10日、8月8日

■満月(まんげつ)
 手放しにいいとされる日。整理整頓や掃除をして、物理的に不用品を捨てたり、ネガティブな思いを紙に書き出して、マイナスな感情を手放すのもいい。浄化のパワーもあり、デトックスもおすすめ。お香を焚いたり、キャンドルを灯したり、自分と向き合う時間を作るのもいい。
直近の該当日……7月24日、8月22日

開運日の効果が半減するといわれる日

■不成就日(ふじょうじゅび)
 何事も成就しない日とされ、効果が半減するといわれる日。結婚・開店・子供の命名・移転・契約・芸事始めなど、事を起こすことが凶とされる。

開運日に財布の売り上げが3倍に!

 財布などの革小物を中心に扱う「サマンサタバサプチチョイス(SAMANTHA THAVASA PETIT CHOICE)」は「天赦日」とその他の吉日が重なる日にキャンペーンを打ち出している。購入金額に応じた商品プレゼント企画で、実施した日には売り上げが通常時の3倍になるという。今年は1月16日(天赦日+一粒万倍日)、3月31日(天赦日+一粒万倍日+寅の日)、6月15日(天赦日+一粒万倍日)に行った。

開運日にアクションを起こした実践者

⾼⽊琢也オーシャントーキョー代表/AirTagと「エルメス」の専用アクセサリー


⾼⽊琢也/オーシャントーキョー代表
「天赦日」+「一粒万倍日」の6月15日に使い始めたAirTagと「エルメス(HERMES)」の専用アクセサリー。祖父母の影響で高木家は昔から、吉日にものをおろすようにしている。オーシャントーキョーのオープン日も必ず大安にしている。

⾜⽴優⼦フリーランスPR/「ボッテガ・ヴェネタ」の名刺ケース


⾜⽴優⼦/フリーランスPR
2021年の初買いを「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の名刺ケースにし、「天赦日」+「一粒万倍日」の6月15日におろした。「ボッテガ・ヴェネタ」の名刺ケースを使っている人に会うことが多く、会話のきっかけになっている。使い始めてから新規の仕事の話も入ってきた。

BTSが「ルイ・ヴィトン」のショーに出演 韓国・ソウルで発表

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2021年秋冬メンズ・コレクションのスピンオフショーを韓国・ソウルで7月7日19時(日本時間)に発表する。「ルイ・ヴィトン」公式サイトから閲覧可能だ。ショーには、21年4月からアンバサダーを務める韓国のボーイズグループBTS(防弾少年団)が出演する。

 同コレクションは今年1月に、オンライン上で発表された。米国の小説家ジェイムズ・ボールドウィン(James Baldwin)の代表作「村のよそ者」をテーマに、作家や芸術家、セールスマン、ホテルマンなどのユニホームをアレンジして製作した。そのほか、エンパイヤステートビルや凱旋門を洋服にしたコレクションピースも企画している。

 BTSの公式ツイッターでは現在、コレクションに関するツイートのいいね数が210.2万、リツイート数が101.7万を超えるなど、大きな反響を呼んでいる。

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ユニクロ、「侍ジャパン」のオフィシャルスーツパートナーに

 ユニクロは、野球日本代表「侍ジャパン」とオフィシャルスーツパートナー契約を締結し、トップチームの選手、監督、関係者らが移動時に着るウエアを提供する。「侍ジャパン」に関連するグッズ販売やテレビ放映権の管理などを手がけるNPBエンタープライズとの契約で、期間は2023年5月まで。

 提供するメインアイテムは、シックなウールスーツのように見えて伸縮性が高い “感動ジャケット”(販売価格5990円=税込)、“感動パンツ”(3990円)のセットアップ。コーディネート用に、“エアリズム”素材のポロシャツ(1990円)やボタンダウンシャツ(1990円)、“エアリズム”のTシャツ(990円)、レザーベルト(2990円)も提供予定だ。

 契約にあたり、「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は「機能性が高く、快適なユニクロのフォーマルウエアを着用することは、移動が多い野球選手を快適にし、負担を軽減できる」とコメント。ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「『侍ジャパン』の皆さんがスポーツの持つ力で多くの人に夢と感動を与えられるよう、パートナーとして貢献していく」と発表した。

 東京五輪の野球競技開始日は7月28日の予定。

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ユニクロ、「侍ジャパン」のオフィシャルスーツパートナーに

 ユニクロは、野球日本代表「侍ジャパン」とオフィシャルスーツパートナー契約を締結し、トップチームの選手、監督、関係者らが移動時に着るウエアを提供する。「侍ジャパン」に関連するグッズ販売やテレビ放映権の管理などを手がけるNPBエンタープライズとの契約で、期間は2023年5月まで。

 提供するメインアイテムは、シックなウールスーツのように見えて伸縮性が高い “感動ジャケット”(販売価格5990円=税込)、“感動パンツ”(3990円)のセットアップ。コーディネート用に、“エアリズム”素材のポロシャツ(1990円)やボタンダウンシャツ(1990円)、“エアリズム”のTシャツ(990円)、レザーベルト(2990円)も提供予定だ。

 契約にあたり、「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は「機能性が高く、快適なユニクロのフォーマルウエアを着用することは、移動が多い野球選手を快適にし、負担を軽減できる」とコメント。ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「『侍ジャパン』の皆さんがスポーツの持つ力で多くの人に夢と感動を与えられるよう、パートナーとして貢献していく」と発表した。

 東京五輪の野球競技開始日は7月28日の予定。

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ハイジュエリーブランド「ヘリカルコード」が総額3億円のジュエリーを自由に試せる体験型店舗をオープン

 D2Cジュエリーブランド「ヘリカルコード(HELICAL CHORD)」は、7月16日に初の常設店舗「ヘリカルコード ジュエリー & カフェ」を東京・表参道にオープンする。

 ジュエリーをもっと自由に手に取ってほしいという思いから、総額約3億円の全アイテムはショーケースではなく、オープンに展示。全てを自由に試着できる。デザイナーKangの工房やブライダル専用スペースも設けた。

 併設するカフェでは、銀座の高級イタリアンレストラン「ジョヴァンニ(GIOVANNI)」の立野陽平シェフとコラボレーションした同店限定のドルチェや各コレクションをモチーフにしたスイーツのほか、最高品質のコーヒーを追求する「ミカフェート(MI CAFETO)」と共同開発したオリジナルブレンドコーヒーを提供する。一部のメニューはテイクアウトも可能だ。

 同ブランドは、Kangが2005年に創業した「アートオブインスピレーション(ART OF INSPIRATION)」をリブランディングして20年に誕生した。一つ一つのデザインに込めた「想い」からジュエリーを選ぶことを提案し、最高品質のダイヤモンドをはじめとした厳選した素材で国内トップクラスの職人が仕上げたジュエリーを公式ECサイトで販売する。アイテムは全て生涯無料保証で、「一生を共にできる、これからの“パートナー・ジュエリー”ブランド」を目指す。

■HELICAL CHORD JEWELRY & CAFE
オープン日:7月16日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都港区北青山3-12-12 HOLON-R 1階
※緊急事態宣言など新型コロナウイルスの影響でオープン日や営業時間は変更になる可能性あり

問い合わせ先
ヘリカルコードフリーダイヤル
(11:00〜20:00)
0120-846-707

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「ミッソーニ」家長女が語る クリエイティブ・ディレクターを辞めた理由

 5月に「ミッソーニ(MISSONI)」のクリエイティブ・ディレクターを退任したアンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)にメールインタビューを行った。以下はその一問一答。

――まず「ミッソーニ」のクリエイティブ・ディレクター退任の理由は?

アンジェラ・ミッソーニ=ミッソーニ社プレジデント(以下、アンジェラ):ミッソーニ社の中にも最近はいろいろ変化がありました。しかし今回の私の退任はコロナ・パンデミックがきっかけです。私自身の24年間のクリエイティブ・ディレクター人生を振り返り、休む間もなく仕事第一の生活で、プライベートでは、ずいぶんやり残した事が多くあったのを、このパンデミックの中で気付かされました。父オッタヴィオとともにミッソーニの創業者であった私の母ロジータも、ある時、「もう十分にやり切ったわ。これからは、セカンドライフを楽しむわ」と「ミッソーニ」を私に託し、自分のやりたい「ミッソーニ ホーム」に集中しました。私も人生の中で、まだやりたい事、刺激的だと感じる事や興味のある事もたくさんあるし、人生での私のプライオリティであるファミリーや友人たちともっとゆっくり時間を過ごし、セカンドライフを楽しみたいと思ったのです。

――「ミッソーニ」はあなたにとってどういうブランドですか?

アンジェラ:「ミッソーニ」は私の両親によって北イタリアの小さな町スミラゴで1953年に創設されました。巨大なブランドではありませんが、芸術作品と言ってもいいような、アーティザナルな存在です。世界のラグジュアリーブランドと肩を並べる唯一無二の存在です。またラグジュアリーブランドの中でも、常に先駆的でした。その成功のきっかけは1967年にフィレンツェのピッティ・ウオモで発表した「ヌードルック」です。それ以来、あっという間に世界中で愛されるイタリアンブランドになりました。常にファッション界のイノベーターであり続けました。私もそのファミリーの一員であり、クリエイティブ・ディレクターを24年間務めきった事は、私の誇りであり、喜びでした。

――今後、あなたは「ミッソーニ」においてどんな役割を担っていきますか?

アンジェラ:私のミッソーニ社でのタイトルは、プレジデントです。申し添えておけばミッソーニ家はミッソーニ社の株式の58.8%(残りはFSIというミラノ本拠のファンド)を保有しています。「ミッソーニ」は、上場していないファミリーブランドなのです。今後はあらゆる観点から喜んでアドバイスもしますし、手助けもします。例えば、ミッソーニの一番最近のコラボはアメリカの「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」とのものです。今夏商品が発表になったばかりです。すでに「パーム エンジェルス」は2018年の「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」というコラボプロジェクトでも大成功を収めていますが、そのリーダーであるフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)は、私のライフ・パートナーであるブルーノ・ラガッツィの甥っ子です。今回のコラボでまたファミリーの輪が広がったと思っています。

――24年間のクリエイティブ・ディレクターライフの中で、最も印象的なことはなんですか?

アンジェラ:最も印象的なことと聞かれても、私にとってはたとえ小さなイベントやショーでも、どれも大切で懐かしい思い出ですが、2003年のブランド創設50周年のイベントは、両親のオッタから受け継いだミッソーニ・スピリットを再現、継承できたという証として一つのエポックメーキングなショーだったと思います。

――日本でも、50周年のショーが代々木体育館で行われて、私も拝見しましたが、白い実験着風のガウンを着たスタッフがフィナーレに登場して、感動的だったのを覚えています。

アンジェラ:あれは将来デザイナーを目指す学生たちも含めて数千人を招待した大規模なショーでしたが、今でも鮮明に覚えています。日本は、「ミッソーニ」にとっては特別な存在です。父も母も、私も日本の伝統や文化に深く魅せられています。さらにインスピレーション源にもなっています。「ミッソーニ」はそもそもイタリアのラグジュアリーブランドで日本に本格進出した最初のブランドですから。

――後任のアルベルト・カリーリ(Arberto Caliri)はどんな人物ですか?

アンジェラ:アルベルトは15年以上私の下で私の右腕として一緒にクリエーションをして来たので、忠実に「ミッソーニ」ブランドを継承してくれると確信しています。今一番ふさわしい人物です。

――ミッソーニ社のCEOであるリヴィオ・プローリ(Livio Proli)についてはどうお考えですか?

アンジェラ:彼はとても優秀なオーガナイザーだと思っています。

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「ブルガリ」新作ハイジュエリー“マニフィカ” 最高峰の宝石と職人技の融合による究極のラグジュアリー(後編)

 イタリア・ローマ発ジュエラー「ブルガリ(BVLGARI)」が6月初旬、「ブルガリ ホテル ミラノ(BVLGARI HOTEL MILANO)」で発表した新作ハイエンドコレクション“マニフィカ(MAGNIFICA)”はイタリア語で“荘厳”という名の通り、究極のラグジュアリーを追求したコレクションだ。約120点のハイジュエリーのうち半数以上は1億円超えというマスターピースで、希少性の高い宝石とそれをジュエリーに昇華するクラフツマンシップの融合から誕生した。「ブルガリ」は1884年にローマで創業以来、たゆまず美を追求し大胆な独創性をジュエリーで表現し続けてきた。同ブランドが持つ宝石への情熱とルチア・シルヴェストリ(Lucia Silvestri)=ブルガリ グループ ジュエリー部門クリエイティブ・ディレクターの自由なイマジネーションから生まれるデザイン、それを体現する高度なクラフツマンシップが組み合わさってこそ、最高峰のジュエリーが生まれる。ここでは、そのクリエイションの背景を探る。

希少性の高い宝石が
主役のマスターピース

 新作“マニフィカ”コレクションでは、極めて希少性の高い貴重な石を用いたハイジュエリーが多数そろう。これほど豊富に最高峰の宝石を調達できるのは、名門ジュエラーだからできることだ。“インペリアル スピネル”ネックレスに使用されているスピネルはタジキスタン産の約131カラット。世界で4番目に大きく、1〜3番目に大きいスピネルはイギリスとロシアの王族が所有しているという。市場に出回るスピネルの、まさに頂点というわけだ。センターに約62カラットものエメラルドを使用したネックレスや約35カラットのコーンフラワー色のサファイアをあしらったネックレスなど、想像を超えるハイジュエリーばかりだ。

9通りの着用が
可能なハイジュエリー

 「ブルガリ」の究極のクリエイティビティーとクラフツマンシップの出合いから生まれたのが“ルビー メタモルフォーゼス”ネックレスだ。最近はマルチ使いが楽しめるデザインのハイジュエリーが増えているが、9通りもの楽しみ方ができるのは珍しい。完成までに2500時間を費やしたこのネックレスは、ダイヤモンドのチョーカー、ルビーとダイヤモンドを組み合わせたしなやかなタッセル、チェーンなど取り外し可能な複数のパーツで構成されている。各パーツは目に見えない位置で繊細につながれ、簡単に着け方を変えることができる。「ブルガリ」の限界のないイマジネーションを高度なクラフツマンシップが体現したマスターピースだ。

宝石の魅力を最大限に引き出す
デザインとクラフツマンシップ

 完成まで2000時間を費やした“ダイヤモンド パッション”ネックレスは、総計約64カラットのダイヤモンドをカスケード状の花びらのようなパーツにちりばめた華麗な作品。ダイヤモンドを最大限に輝かせる大胆かつ動きのあるデザイン、それを可能にする立体的で緻密な構造とクラフツマンシップが融合したハイジュエリーだ。ボリュームがありながらも、ダイヤモンドのカットにバリエーションを持たせて立体的にセッティングし、軽やかで優雅な印象に仕上げている。

宝石の個性を読み取り
ジュエリーに昇華

自然の恵みである宝石の美しさへの情熱は「ブルガリ」のDNA

 地球で数十億年にもわたり育まれた宝石の美しさに対する「ブルガリ」の情熱は相当なものだ。それは、本拠地である歴史と芸術が出逢う永遠の都、ローマと同様、ブランドのDNAに刻み込まれている。長年ジュエラーとして培ってきた経験から「ブルガリ」が採用するのは、世界中で採掘される宝石の1%未満という最高の石ばかり。その石の個性を読み取り、たたえ、類まれなジュエリーに昇華させている。

問い合わせ先
ブルガリ ジャパン 
03-6362-0100

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伊藤忠・繊維、21年度は「低重心経営」を徹底 繊維トップが号令

 伊藤忠商事繊維カンパニーは、これまでの数字重視の戦略を転換する。21年3月期に繊維カンパニーは純利益が16億円と、前期に比べ75億円減少した。苦戦の最大の原因は、これまで利益の大半を稼ぎ出していた事業会社が苦戦したため。主要子会社では副資材卸大手の三景が82億円の赤字(前期は15億円の黒字)、エドウインが17億円の赤字(前期は13億円の赤字)だった。常務執行役員で繊維カンパニーを率いる諸藤雅浩・繊維カンパニープレジデントは「21年3月期で負の遺産の処理を思い切って行った。今期は低重心経営を掲げ、改めて傘下の事業会社を磨き直す」と語り、主力の事業会社の立て直しに注力する。

 繊維カンパニーはこれまで、15年3月期の純利益320億円をピークに、145億円(16年3月期)→252億円(17年3月期)→125億円(18年3月期)→298億円(19年3月期)→91億円(20年3月期)→16億円(21年3月期)と年度ごとにばらつきがあった。諸藤繊維カンパニープレジデントによると「ばらついた要因は買収した企業の減損だった。今後は目先の利益にとらわれず、減損を行わないような経営を徹底する」。各事業会社には本体から部課長だけでなく、担当者を派遣するほか、部門を横断し、アパレル企業などの事業会社に派遣し、小売りの経験も積ませる。特に強化するのが、全社で推進する自社EC事業だ。伊藤忠がインポートしたり、ライセンス権を保有する一部のブランドの公式通販サイトを本体の社員が自ら担当する。自社ECサイトを伊藤忠グループ全体で数年内に数百億円規模にまで拡大させる方針。

 伊藤忠商事は21年度から3年の中期経営計画をスタートしており、最終年度の23年度には全社で純利益6000億円を掲げる。繊維カンパニーは2015年3月期の純利益320億円が過去最大で、諸藤繊維カンパニープレジデントは「もっと上を目指す必要がある」と語っており、今年度には低重心経営を徹底した後には、新たな成長戦略に取り組むと見られる。

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「グッチ」が2025年までの環境負荷削減目標を4年前倒しで達成

 「グッチ(GUCCI)」は、サステナビリティの活動内容をまとめた「グッチ エクリブリウム インパクトレポート」を、「グッチ エクリブリウム(GUCCI EQUILIBRIUM)」サイト内で公表した。

 環境に対する取り組みでは、2020年末までに15年を基準値として、環境負荷総量を44%、温室効果ガス排出量を47%削減し、25年までの目標値を4年前倒しで達成した。さらに18年から引き続き、スコープ1〜3におけるカーボンニュートラルを実現。20年の実績を集計した環境損益計算書(EP&L)は特設サイト内で公開している。コレクションで使用する再生可能な原材料を自社のサプライチェーンから調達することを見据え、環境再生型農業の支援にも積極的に取り組んでいる。

 また人権面での活動では、ジェンダー平等のためのグローバルプロジェクト「チャイム フォー チェンジ(CHIME FOR CHANGE)」を通じて、20年の1年間で1750万ドル(約19億円)以上の寄付金を調達し、89カ国442のプロジェクトに資金提供した。同社の管理職における女性の比率は57.4%となっている。また新型コロナウイルスのパンデミックを受け、ワクチンへの公平なアクセスをはじめとする救援活動に250万ユーロ(約3億円)以上の支援金を寄付したほか、イタリアの銀行と協力し、パンデミックで打撃を受けたイタリアのファッションサプライヤーが有利な条件で迅速に融資を受けられるプログラムを立ち上げ、2億ユーロ(約263億円)を上回る融資を実施した。そのほか、若手デザイナーの支援を目的とした「グッチ デザイン フェローシップ プログラム」も新たに導入した。

 マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼最高経営責任者(CEO)は「私たちファッション業界は、人や自然を取り入れた新たな価値提案を行わなければならない。これが、人と地球の総体的な調和を目指して18年にグッチ エクリブリウムを起ち上げた理由だ。今年『グッチ』は創設100周年を迎えるが、過去1世紀を振り返りつつも、未来を見据えた活動に力を入れている。環境負荷の削減目標を4年早く達成できたことは、私たちの変革への取り組みの着実な歩みを表している。よりよい未来のために行動を起こすことは私たちの使命だ。『グッチ』の事業に関わる全てと、世界の人々、気候、そして自然にとっての真の価値を構築していきたい」とコメントした。

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繊維商社が業界のDXをリードする! 「今週の特集お届け隊」2021年7月5日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年7月5日号からの抜粋です)

小田島:繊維商社特集はもう10年くらい続いている長寿企画よね。

横山:繊維商社ってブランドから商品生産を受託する、業界のハブ的な存在です。つまり、そこを知れば、アパレルビジネスの今が分かるんですよ!年商1000億円規模の大企業が多くて、影響力も大です。僕は、アパレルビジネスをやりたい若い人にとって経験と知識を一番いろいろ学べて、将来につながるのが繊維商社だと思っています。

小田島:アツいね〜。でも、消費者からは見えづらい存在でもあるよね。

横山:業界に入って生産に関わると必ず接点ができるんですけどね。以前はどこも事業内容が似ていたのですが、この2、3年で今までと違う事業を始めたり、ビジネスモデルの転換を図ったり、各社の個性が際立つようになってきました。1990年代以降、日本のアパレルは海外に生産拠点を移し、アウトソーシングも進んだ。なので商社のOEM事業は基本ずっと右肩上がりだったそうなんですよ。それが、15〜16年くらいから潮目が変わった。競合同士が合併するなど、動きが活発になっている状況です。

小田島:なるほど。今回は河合拓さんに業界への提言を求めたね。

横山:河合さんは繊維商社出身で、外資系の戦略コンサルティング会社を渡り歩いてきた凄腕の再生請負人です。以前から生産管理のプラットフォームをデジタル化する「デジタルSPA」という構想を掲げていて、そのリード役として繊維商社に期待していたのですが、いよいよそういう時代が到来したという感じですね。もの作りのプロから、これからはブランドや事業そのものをプロデュースする時代です。

小田島:ますます面白くなりそうね。

横山:江戸時代に創業したオーナー企業が多いのですが、企業の寿命が30年といわれている中で、創業家のオーナーが陣頭指揮を執って革新する姿はとても興味深いです。今後もっと面白くなるはずだし、そうならないところは生き残っていけないだろうなと思います。学生や若い人がそういった部分に魅力を感じるかどうかというのが、繊維商社の今後を占う上で意外に大事なポイントになるかもしれません。

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ロレアルやエスティなどトップ企業はドクターズコスメと中国がけん引【世界のビューティ企業トップ100:1~10位】

 「WWDJAPAN」7月12日号は、2020年12月の売り上げに基づく度版「世界のビューティ企業TOP100」特集。ここでは、ロレアル(L’OREAL)やユニリーバ(UNILEVER)、エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)などトップを走る企業の商況を紹介。ブラジルのナチュラ&コー(NATURA & CO.)など、ニューカマーにも注目だ。

【10位】CHANEL LTD.
シャネル

 プレステージブランドに比重を置く多くの企業と同様に、全地域、全カテゴリーで売り上げが減少したが、スキンケアは復調の傾向が見られた。世界的な旅行制限により、トラベルリテールが特に影響を受けた。

 フレグランスでは“ココ マドモアゼル”や“ブルー ドゥ シャネル”が好調だった。19年に発売した“ガブリエル シャネル エッセンス”がアジアで人気を博した。今年誕生100周年を迎えた“No5”のキャンペーンには、フランス人女優のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)を新たな顔に起用した。

 新型コロナの影響で、メイクアップ事業の中でも特にリップ製品の需要が落ち込んだ。男性用メークアップライン「ボーイ ドゥ シャネル(BOY DE CHANEL)」を拡充すると共に、スキンケア効果のあるファンデーション“レ ベージュ オー ドゥ タン”やロングラスティング処方のリップ“ルージュ アリュール ラック”も発売した。

 スキンケア分野は主にアジアがけん引しており、“サブリマージュ”“ル リフト”が好調で、クレンジング“ムース ネトワイヤント”も引き続き人気だった。オンライン販売は、自社サイトおよびその他販売サイトでも売上高が大幅に増加した。ポルトガル、ルクセンブルク、オーストリアでは新たなeコマースサイトも導入した。また、アジアを中心に20店舗のビューティブティックをオープンした。

【9位】LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン

 旅行やメイクアップ需要の低迷が業績に大きな影響を及ぼした。昨年のビューティ製品の売上高は、日本を除くアジア地域では前年比約13.6%減、その他の地域では同30%ほど減少した。日本を除くアジア地域での香水・化粧品部門の収益が全体に占める割合は、昨年の40%から45 %に増加した。「ゲラン(GUERLAIN)」「フレッシュ(FRESH)」はコロナ禍にもかかわらず持ち堪えたが、両ブランド共に売上高は減少した。下半期の「ディオール(DIOR)」の業績は中国、米国、日本、中東を中心に改善し、中国ではオンライン販売も増加した。「ゲラン」のスキンケア製品は中国で好調で、新しいデザインの導入やユネスコ(UNESCO)と協力したミツバチの保護活動なども実施した。

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」の看板製品“プリズム・リーブル”は中国で人気を博し、フランスを中心とした欧州ではフレグランス“ランテルディ”がマーケットシェアを拡大した。「ベネフィット コスメティクス(BENEFIT COSMETICS)」はオンライン販売が堅調に推移した。「フレッシュ」は中国を中心にデジタル化に焦点を当てており、プレミアムラインの商品が人気だった。「フェンティ ビューティ(FENTY BEAUTY)」はオンライン限定の「フェンティ スキン(FENTY SKIN)」シリーズが話題を呼び、「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」は中国での展開を拡大した。「パルファム ロエベ(PERFUMES LOEWE)」はホームフレグランス・シリーズを発売し、中国で堅調な伸びを示した。

 「セフォラ(SEPHORA)」では、スターバックス(STARBUCKS)元幹部のマーティン・ブロック(Martin Brok)が9月に社長兼CEOに就任した。一方でケンドー事業部では、新型コロナの影響でおよそ10%の従業員が解雇された。「キャット ヴォン ディー(KAT VON D)」はブランド名を「KVD ビーガン ビューティ(KVD VEGAN BEAUTY)」に変更。「バイト ビューティ(BITE BEAUTY)」はビーガン仕様を取り入れて、さまざまな顔色に合わせた製品ラインアップも拡大した。

【8位】BEIERSDORF
バイヤスドルフ

 最大ブランドの「ニベア(NIVEA)」は売り上げを11%近く落とし39億6000万ユーロ(約4791億円)となったが、進出している国の半分以上でマーケットシェアを増やした。「ユーセリン(EUCERIN)」「アクアフォー(AQUAPHOR)」などを擁するダーマ事業部は好調で、売上高は5.3%増の6億6100万ユーロ(約799億円)となり、北米、中南米、アジアでは2ケタ成長を記録した。なお、グループ全体ではeコマースの売上高が50%増加した。

 「ラ・プレリー(LA PRAIRIE)」はトラベルリテールの閉鎖が大打撃となり、売上高は23.9%減の4億9700万ユーロ(約601億円)に止まった。中国では2ケタ成長し、最近出店したTMALL店舗に期待を寄せる。

 7月には上海にハンブルクに次ぐ規模のイノベーションセンターを開設し、1000万ユーロ(約12億円)を投じた。また、19年に韓国で開始したニベア アクセラレーター プログラムから生まれたアジア市場向けの新スキンケアブランド「チャウル(CHAUL)」が、同社初のKビューティブランドとして韓国で発売された。

 サステナビリティでは、欧州のコンシューマー部門で使用されるペットボトルの90%をリサイクル素材に切り替えたこと、サステナビリティ認証を受けたパーム油のみを化粧品の製造に使用すること、化学メーカーと共同開発した再生可能なPPプラスチックを化粧品のパッケージに採用するなどの取り組みを実施した。ドイツではドラッグストアのDMと共同でシャワージェルの詰め替えステーションを設置した。20年2月には、詰め替えシステムと生分解性処方を有し、水資源の保全に取り組むドイツの自然派パーソナルケアブランド「ストップ ザ ウォーター ワイル ユージング ミー!(STOP THE WATER WHILE USING ME!)」を買収した。

 サステナビリティ、デジタル化、成長市場における位置付けを高めるために実施した「C.A.R.E.+」戦略プログラムでは、当初の予算に加えてさらに3億ユーロ(約363億円)を今後5年間で投じる予定だ。また、24年末までにハンブルクの本社にテクノロジーセンターを設立するため、6000万ユーロ(約72億円)を投じる。

【7位】NATURA & CO.
ナチュラ&コー

 ナチュラ&コーがブラジルの企業として初のトップ10入り。エイボン・プロダクツ(AVON PRODUCTS)を買収したことで世界第4位のビューティ専門企業となった。グループ全体のデジタルの売上高は第4四半期に前年同期比79%増加、全体の売上高に対するオンラインの割合は前年度の10%から30%に増加した。

 看板ブランドの「ナチュラ(NATURA)」はソーシャルセリングに力を入れ、ラテンアメリカ地域では100万人以上のコンサルタントがオンラインストアを開設。サンパウロには新しい旗艦店もオープン。

 特に好調な「イソップ(AESOP)」は売り上げを前年比50%伸ばし、日本が最大の市場になった。オンラインの成長が著しく、アジア地域ではライブチャットや新しい決済方法、即日配送などのデジタル面を強化した。なお、パンデミックの影響で店舗の拡大は一時棚上げとなった。
「ザボディショップ」はこれまでイオンと協業して展開していた日本事業を本国直轄にシフト。今後は中国進出も狙う計画だ。

 サステナビリティの施策では30年までにCO2排出量を実質ゼロにすること、アマゾン保護活動の強化、男女平等および人権意識の向上、完全な循環型パッケージや95%再生可能原料、天然の生分解性原料の導入などを計画している。20年末には、グループ全体でBコープ(B CORP)認証も取得し、同認証を取得した世界最大の企業になった。

【6位】L BRANDS
Lブランズ

 コロナニーズで「バス アンド ボディー ワークス(BATH & BODY WORKS)」のハンドジェルやソープが好調で、同ブランドの売り上げは前年比20%以上増の64億ドル(約6784億円)だった。ホームフレグランスも合わせて購入する消費者が増加したことで、業績が底上げされた。

 「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」は新型コロナの影響に加え、“男性目線のセクシーな女性像”を売りにするブランディングが時代遅れと見なされて苦戦した。これを受け、「セクシーの定義を顧客に委ねる」というメッセージに切り替える方針を掲げている。ブランド全体の年間売上高は同20%減だった。全体の売り上げのうちビューティ部門は約15%の8億1000万ドル(約858億円)を占めるとされている。なお、ダイレクトチャネルの売上高は31%増加した。

 「バス アンド ボディー ワークス」は1年間で30店舗を閉鎖したが、新たに27店舗をオープン。一方で「ヴィクトリアズ・シークレット」は225店舗を閉鎖した。Lブランズ全体の実店舗数は、20年末の時点で前年比278店舗減の2669店舗となった。

 さらに本社従業員の15%、およそ850人の解雇を発表したほか、児童買春の容疑がかけられていた米国の富豪、ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)との交友関係などを批判されていたLブランズ創業者のレス・ウェクスナー(Les Wexner)会長兼CEOが退任し、決定権を持たない名誉会長職に就いた。

 また、投資会社シカモア・パートナーズ(SYCAMORE PARTNERS)に「ヴィクトリアズ・シークレット」を売却する予定だったが、コロナの影響で契約破棄となった。21年度中に売却を成立させる計画だ。

【5位】SHISEIDO CO. 
資生堂

 2020年は5カ年計画の最終年だったが、パンデミックの影響で国内、海外共に売上高が大幅に減少。国内ではインバウンド需要が激減したことが大きな痛手となった。主力スキンケアシリーズ“アルティミューン”からハンドクリーム、マスクを付けていても落ちにくいBBクリームを発売するなど、コロナ禍での新たなニーズにも対応した。

 中国では3月以降売り上げが増加し、「シセイドウ(SHISEIDO)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」「イプサ(IPSA)」「ナーズ(NARS)」などのプレステージブランドが大きく成長した。11月の「独身の日」の売り上げは倍増し、中国での年間売上高の40%以上をeコマースが占めた。その他アジア地域での売上高は減少したが、韓国、タイでは「シセイドウ」「専科」が人気を博した。

 アメリカ大陸ではメイクアップが業績不振で、「ベアミネラル(BAREMINERALS)」の立て直しに苦戦した。一方で、19年に買収した「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」は好調だった。欧州では「シセイドウ」のスキンケアの勢いが増し、「クレ・ド・ポー ボーテ」がイタリアとスペイン、「ドランク エレファント」がドイツに進出した。

 ナチュラルスキンケアブランド「バウム(BAUM)」の立ち上げや、「シセイドウ」が銀座の旗艦店での美容液の充填サービスの開始など、サステナビリティー活動も強化。20年11月には世界初の生分解性リップパレットを発売し、25年までに全てのパッケージをサステナブルなものにすると発表した。

 ヤーマンとは合弁会社エフェクティムを設立し、美容機器と化粧品を組み合わせたブランドを日本と中国で展開。また、上海の美容・健康産業特区「東方美谷(The Oriental Beauty Valley)」に研究開発拠点の中国イノベーションセンターを設立した。
21年2月には、投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズ(CVC Capital Partners)にパーソナルケア事業を15億ドル(約1590億円)で売却した。

【4位】PROCTER & GAMBLE CO. 
プロクター・アンド・ギャンブル

 新型コロナウイルスの影響で生活必需品を買いだめする傾向が見られ、その恩恵を受けた。ビューティ部門ではパーソナルケアやヘアケアの売れ行きが好調だったが、旅行者を対象としたトラベルリテールやインバウンドビジネスが低迷し、特に近年は好調だった「SK-II」の売り上げが伸び悩んだ。一方で幅広いラインアップが後押しして、ビューティ部門全体の売り上げは前年比3%増となった。

 パーソナルケアや新規ブランドの売れ行きは好調で、eコマースも成長の一因となった。20年下半期にはオンラインの売上げが約50%増加するなど大幅な収益増となった。中でもハンドサニタイザーや液体ハンドソープの売り上げが増加した「セーフガード(SAFEGUARD)」が好調。「オールド スパイス(OLD SPICE)」も年間で10億ドル(約1060億円)近い売り上げを計上した。

 ヘアケアは米国と中国での売れ行きが好調。「ヘッド&ショルダーズ(HEAD & SHOULDERS)」は成長を維持、「パンテーン(PANTENE)」もローズウォーター、バンブー、ビオチンなどを配合した“ニュートリエント ブレンド”シリーズを海外で発売。米国ではヘアケアの「オージー(AUSSIE)」が好調で、より黒人や縮毛向けの「マイ ブラック イズ ビューティフル(MY BLACK IS BEAUTIFUL)」「ヘッド&ショルダーズ」の“ロイヤル オイル”シリーズや「パンテーン」の“ゴールド ”シリーズもシェアを拡大した。

 新ブランドの「ネイティブ(NATIVE)」「ファースト エイド ビューティ(FIRST AID BEAUTY)」「ウォーカー&コー(WALKER & CO.)」も成長が続き、現在ではビューティ部門の年間売上高の約2%を占めている。21年初頭には女性用パーソナルケアブランド「ビリー(BILLIE)」の買収計画が連邦取引委員会(Federal Trade Commission)から認められず中止となった。

 新しいパッケージングの導入や、全事業において品質、パフォーマンス、安全性、透明性などを意識した幅広いアプローチでサステナビリティにも注力した。

【3位】THE ESTEE LAUDER COS.
エスティ ローダー カンパニーズ

 パンデミックの影響で売上高は他社同様マイナスとなったが、第4四半期はプラスに転じた。中でも中国の売り上げが大きく貢献し、アジア太平洋地域では全体の約3分の1を占めるおよそ48億ドル(約5088億円)を売り上げた。エスティ ローダー カンパニーズ(THE ESTEE LAUDER COS.)はアジア重視の戦略を掲げて日本に新しい工場を、上海にはイノベーションセンターを建設している。

 また20年度は、実店舗での売り上げが低迷する一方でオンライン販売が急増し、現在は事業全体の約30%を占めている。販売員も含めた各ブランドのチームは、オンラインでのアドバイス、ショッピングのサポート、ソーシャルメディアでの販売などを組み合わせることでオンライン販売に基軸を移した。

 スキンケアは年間を通じて好調で、全体の60%となる約82億ドル(約8692億円)を売り上げた。中でも19年に買収した韓国発のスキンケアブランド「ドクタージャルト(DR. JART+)」が高い業績を記録。一方でメイクアップは厳しい状況が続いており、現在はスキンケア事業の半分以下の規模となっている。21年9月にはメイクアップブランド「ベッカ(BECCA)」とラグジュアリースキンケアブランド「ロダン オリオ ルッソ」を終了する予定だ。また20年末には「プリスクリプティブ(PRESCRIPTIVES)」を終了し、「キートン(KITON)」とのライセンス契約も終了した。一方で21年2月には若年層に人気のスキンケアブランド「ジ オーディナリー(THE ORDINARY)」を手掛けるデシエム(DECIEM)を買収すると発表した。

 BLM運動が繰り広げられた20年はダイバーシティーへの取り組みで美容業界をけん引。黒人の従業員の雇用を増やす5カ年計画を発表し、積極的に活動を行っている。

 なお今後2年間は、20年8月に立ち上げた“ポスト COVID-19 ビジネス推進計画(Post-COVID-19 Business Acceleration plan)”に注力し、欧州、中東、アフリカ、北米の店舗の縮小・効率化を図る。オンライン販売やオムニチャネルの運営にも引き続き力を入れていく予定だ。

【2位】UNILEVER
ユニリーバ

 “地球および人類に世界一いい影響を与えるビューティ企業”を目指すユニリーバ(UNILEVER)は、BLM(Black Lives Matter=黒人の命も大切)運動や美の定義における多様性を認める動きの中で、ソーシャルイシューを意識した取り組みを積極的に行う。スキンケアブランド「フェア&ラブリー(FAIR & LOVELY)」のブランド名を「グロウ&ラブリー(GLOW & LOVELY)」に変更したほか、全ての製品のパッケージや広告などから“美白(fair/fairness)、ホワイトニング(white/whitening)、ブライトニング(light/lightening)”といった表現を廃止する方針も明らかにした。

 また米国では、「ダヴ(DOVE)」が人種によって異なる髪の毛の差別を禁止する法律を提唱し、「ヴァセリン(VASELINE)」は医療情報サイト、メドスケープ(MEDSCAPE)と提携して、皮膚科医や医療従事者がさまざまな肌の色の患者を適切に治療、診断、ケアできるようトレーニングした。メラニンを多く含む肌の女性と皮膚科医のための新スキンケアブランド「メレ(MELE)」も立ち上げた。ロックダウン期間中は、第一線で働くエッセンシャルワーカーにフォーカスした「ダヴ」の自己肯定感アップを目的としたキャンペーンや、「クリア(CLEAR)」によるメンタルサポートの“#ComeBackStronger”イニシアチブなど、ウェルビーイングに焦点を当てた活動も目立った。

 12月には、21年から気候変動対策の目標を株主投票にかける計画を発表。39年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという新たな目標も掲げた。また「サンシルク(SUNSILK)」や「スアーヴ(SUAVE)」などが、製造過程で動物実験が行われていないことを保証するピータ(PeTA)認証を取得しことで、ビューティ&パーソナルケア部門の全23ブランドがピータ認証を得た。

 業績面ではクレンジングが好調だった。また衛生用品の需要拡大により、「ライフブイ(LIFEBUOY)」がビューティ&パーソナルケア部門で6番目となる年間売上高10億ユーロ(約1210億円)を突破。一方でスキンケア、デオドラント、ヘアケア製品の需要は減少した。近年、戦略の要となっているプレステージ事業でも売り上げは減少したが、マーケット平均を上回る業績を達成。プレステージの売上高は合計で約7億ユーロ(約847億円)に達し、うちEC売り上げが50%を占めた。

 今後大きな成長が見込める米国、インド、中国では外部のインキュベーターを初めて擁し、事業家や技術系スタートアップとのコラボレーションも図る。中国ではTモールと提携して旗艦店「ユニ・トピア プラネット(UNI-TOPIA PLANET)」を立ち上げ、インドでは衛生用品を扱う「Vウォッシュ(VWASH)」を買収した。

【1位】L’OREAL
ロレアル

 ロレアル(L’OREAL)はデジタル分野への対応力、消費者の健康意識やスキンケア需要の高まりが追い風となったアクティブ コスメティックス事業部のおかげで、コロナ禍での損失を最小限にとどめた。eコマースの売上高は前年比62%増となり、全売り上げの26.6%を占めるまでになった。下半期は復調し、第4四半期はコンシューマー プロダクツ事業本部を除く全ての部門の売り上げが前年を超えた。
急速に伸びるアクティブ事業部は北米とアジアで好調で、売上高が初めて30億ユーロ(約3630億円)を突破。コロナ禍で健康意識が高まる中で、医師推奨の「セラヴィ(CERAVE)」は売上高が倍増、「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」や「スキンシューティカルズ(SKINCEUTICALS)」も大きな成長を遂げた。

 コンシューマー プロダクツ事業本部はメイクが大半を占めるにもかかわらず下半期から少しずつ安定し、メイクアップ以外の主要分野でマーケットシェアを拡大、さらにヘアカラーは2ケタ成長を見せた。スキンケアでは「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」や「ガルニエ(GARNIER)」が好調だった。メイクアップは全体的に低迷したが、「NYX プロフェッショナル メイクアップ(NYX PROFESSIONAL MAKEUP)」や「スタイルナンダ(STYLENANDA)」のコスメライン、「3CE」はデジタルを強化したことで成果を得た。

 プロフェッショナル プロダクツ事業本部は下半期に回復し、サロンのデジタル化、フリーランスのスタイリスト育成、eコマースに注力したことから年間を通じて好調だった。米国ではサロン専売品のEC「サロン セントリック(SALON CENTRIC)」が大幅に成長し、中国ではTモール(T MALL)での販売が好調だった。

 リュクス事業本部はプレステージ市場が世界的に低迷する中で、EC事業に注力し、さらに中国市場にフォーカスしたことで第4四半期には成長基調を取り戻した。20年、世界のラグジュアリー市場の売り上げは推定14%減少したが、同部門は市場を上回る業績を残した。スキンケアでは「ランコム(LANCOME)」「キールズ(KIEHL’S)」「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」が好調で、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」の新作フレグランスも人気が高かった。

 20年3月末にはクラランス グループ(GROUPE CLARINS)のフレグランス事業の買収が完了し、「ミュグレー(MUGLER)」と「アザロ(AZZARO)」を傘下に収めたことでプレステージフレグランス事業の強化を図った。6月には米国発のスキンケアブランド「セイヤーズ ナチュラル レミディーズ(THAYERS NATURAL REMEDIES)」を傘下に収め、12月にはソーシャルセリングプラットホームのレプリカ ソフトウェア(REPLICA SOFTWARE)にも出資した。一方で6月には、「ロジェ・ガレ(ROGER & GALLET)」を仏投資会社のインパラ(IMPALA)に売却、11年に買収した洗顔機器ブランド「クラリソニック(CLARISONIC)」は業績不調により終了した。12月には日本発のドクターズブランド、「タカミ」を製造販売するタカミを買収すると発表し、21年2月に買収が確定した。

 またサステナビリティ分野では、30年に向けて新たなコミットメント、“ロレアル・フォー・ザ・フューチャー(L’Oreal for the Future)”を掲げ、サプライヤーが及ぼす地球環境への影響や消費者による製品の使用、自社の活動などを顧客みるさまざまな取り組みを行う。プログラムの一環として、生態系の再生、循環型経済の発展のために1億ユーロ(約121億円)、女性を支援する基金に5000万ユーロ(約60億円)を拠出した。

 人事では、定年を迎えたジャン・ポール・アゴン(Jean-Paul Agon)=ロレアル会長兼最高経営責任者(CEO)の後任として、ニコラス・イエロニムス(Nicolas Hieronimus)=前デピュティCEOが新CEOに昇格した。 なお、アゴン氏は会長職を継続する。

DESIGN:JIRO FUKUDA