副反応も忘れさせる「ヒロココシノ」やデジタルでも笑える「ネグレクト」 読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ”予選2日目

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材十数年
副反応でデジタル参戦の編集長ムラカミ
「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:日曜のワクチン接種でコレクション初日は完全グロッキー、2日目もデジタル参戦のムラカミは、ヒロコ先生推しです!テーマは「マインドセット・レボリューション」。「自分で定めた自分の限界、無難で定番の安心感 そんなパターンから抜け出して、新しい風に乗ってみる」。そんな言葉を84歳のヒロコ先生から聞いた瞬間、「副反応どころじゃな〜い!」と元気になりました(笑)。言葉通り、風に乗れそうなボリュームシルエット。そしてメンズモデルも登場のジェンダーレスなアートシャツ‼︎鮮やかなカラーパレットにも、心が洗われました!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」

見どころ:編集長ムラカミと同じく僕もデジタル参加です。1日中PCとにらめっこして「そろそろ疲れたな」と思っていたら、ゴリゴリの音楽に乗って「ネグレクトアダルトペイシェンツ」のショーが開幕。トラックスーツやロゴフーディーなど「アンチ アダルト」を掲げる同ブランドらしいアイテムが続く中、有名音楽家の肖像画をキッス風メイクでオマージュしたアイテムがチラホラ。顔の下には “初版(ショパン)”“米藤 勉(ベートーヴェン)”“猛津 アルト(モーツァルト)”と日本人風の名前が書かれていて「芸が細かい」と爆笑しました。現場の熱量を伝えづらいデジタルで、視聴者を笑わせるってすごい。BiSHによる恒例の“麺食い”演出もバッチリ決まっていました。気になる方は動画をチェック!


若手随一の“ファッションバカ”
東コレ取材2シーズン目の大澤
「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」

見どころ:アヴァンギャルドでガーリーなクリエイションが特徴の「ペイデフェ」は、ブランド独特の世界観に心が洗われました。朝藤りむデザイナーは「ファッション業界では、強い服や表現を求められがちだが、レースやプリーツの存在を改めて表明したかった」と話すように、プリーツを多用したコレクションが多数。なかでもカッティングされたミニスカートに両面プリントのプリーツスカートのドッキングが素晴らしかった。そのほか小説家の稲垣足穂の物語をアニメーション化した絵本を服に付けたスペシャルピースが圧巻。

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副反応も忘れさせる「ヒロココシノ」やデジタルでも笑える「ネグレクト」 読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ”予選2日目

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材十数年
副反応でデジタル参戦の編集長ムラカミ
「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:日曜のワクチン接種でコレクション初日は完全グロッキー、2日目もデジタル参戦のムラカミは、ヒロコ先生推しです!テーマは「マインドセット・レボリューション」。「自分で定めた自分の限界、無難で定番の安心感 そんなパターンから抜け出して、新しい風に乗ってみる」。そんな言葉を84歳のヒロコ先生から聞いた瞬間、「副反応どころじゃな〜い!」と元気になりました(笑)。言葉通り、風に乗れそうなボリュームシルエット。そしてメンズモデルも登場のジェンダーレスなアートシャツ‼︎鮮やかなカラーパレットにも、心が洗われました!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」

見どころ:編集長ムラカミと同じく僕もデジタル参加です。1日中PCとにらめっこして「そろそろ疲れたな」と思っていたら、ゴリゴリの音楽に乗って「ネグレクトアダルトペイシェンツ」のショーが開幕。トラックスーツやロゴフーディーなど「アンチ アダルト」を掲げる同ブランドらしいアイテムが続く中、有名音楽家の肖像画をキッス風メイクでオマージュしたアイテムがチラホラ。顔の下には “初版(ショパン)”“米藤 勉(ベートーヴェン)”“猛津 アルト(モーツァルト)”と日本人風の名前が書かれていて「芸が細かい」と爆笑しました。現場の熱量を伝えづらいデジタルで、視聴者を笑わせるってすごい。BiSHによる恒例の“麺食い”演出もバッチリ決まっていました。気になる方は動画をチェック!


若手随一の“ファッションバカ”
東コレ取材2シーズン目の大澤
「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」

見どころ:アヴァンギャルドでガーリーなクリエイションが特徴の「ペイデフェ」は、ブランド独特の世界観に心が洗われました。朝藤りむデザイナーは「ファッション業界では、強い服や表現を求められがちだが、レースやプリーツの存在を改めて表明したかった」と話すように、プリーツを多用したコレクションが多数。なかでもカッティングされたミニスカートに両面プリントのプリーツスカートのドッキングが素晴らしかった。そのほか小説家の稲垣足穂の物語をアニメーション化した絵本を服に付けたスペシャルピースが圧巻。

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ポップアップは、どこまでサステナブルになれるのか?! マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.25

 今回のテーマ“ポップアップショップ”の歴史は、「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、なんと1298年まで遡るという。今のポップアップの前身となる期間限定の店舗は1298年、オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットに設けられたものが最古とみられ、その歴史に驚いた。今のような、期間限定のショップがファッション界でも増えたのは、2010年前後だっただろう。

 ポップアップショップは常設店よりもコストなどの負担が軽く、消費者もお祭り感・限定感に心が躍る。SNSのパワーを駆使したポップアップショップは、すっかり定着した。
だが、環境にかける負荷はどうだろう?

 そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。

 私は、ポップアップの施工業者の方と相談を繰り返した。「面倒な客」と思われていたに違いない。「サステナブルという言葉は、商品だけにしてくれ」、そんな風に思われていたかもしれない。でも、妥協できなかった。

 お客様は、私たちのサステナブルな取り組みにアイデンティティを感じてくれて、ただ商品を買うだけでなく、その空間も楽しみに来てくれる。什器やハンガー、ゴミ箱からショッピングバッグにいたるまで、“当たり前”を見直す作業から始まった。什器やハンガーは、某アパレルブランドの“おさがり”を使用、ハンガーはそこにオリジナルのロゴを加え、いい感じに仕上がった。

 店内はどうしよう?業者さんと

業者さん:「『PMD』は、アーシーなグリーンでいきましょう!」

私:「生花は枯れるとゴミになるから、循環型とは思えません」

業者さん:「では造花にしましょう!何度も使えるからサステナブルです!」

私:「でも造花って、プラスチックで作られていませんか?」

 こんな会話を繰り返しながら、「新しいものの購入を最小限に抑えたポップアップ」というテーマを追求した。

 結果、新しく買ったのは絨毯とお祭りライト、立て看板くらい。装飾にはフラワーアーティストの志村大介氏とのコラボレーションで、アートで使った生花をドライフラワーにして使用。その空間に対する反響は大きかった。下北沢で約2カ月開催した「PMD」のポップアップショップは、大盛況のうち会期を終えた。

 そして挑戦はさらに続く。9月5日には渋谷のミヤシタパークに「PMD」のリミテッドショップがオープンする。新しいサステナブルに取り組んでいるので、ぜひ、「PMD」の空間づくりを体感していただきたい。ショップは10月10日まで、毎日11~20時オープンだ。

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ポップアップは、どこまでサステナブルになれるのか?! マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.25

 今回のテーマ“ポップアップショップ”の歴史は、「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、なんと1298年まで遡るという。今のポップアップの前身となる期間限定の店舗は1298年、オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットに設けられたものが最古とみられ、その歴史に驚いた。今のような、期間限定のショップがファッション界でも増えたのは、2010年前後だっただろう。

 ポップアップショップは常設店よりもコストなどの負担が軽く、消費者もお祭り感・限定感に心が躍る。SNSのパワーを駆使したポップアップショップは、すっかり定着した。
だが、環境にかける負荷はどうだろう?

 そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。

 私は、ポップアップの施工業者の方と相談を繰り返した。「面倒な客」と思われていたに違いない。「サステナブルという言葉は、商品だけにしてくれ」、そんな風に思われていたかもしれない。でも、妥協できなかった。

 お客様は、私たちのサステナブルな取り組みにアイデンティティを感じてくれて、ただ商品を買うだけでなく、その空間も楽しみに来てくれる。什器やハンガー、ゴミ箱からショッピングバッグにいたるまで、“当たり前”を見直す作業から始まった。什器やハンガーは、某アパレルブランドの“おさがり”を使用、ハンガーはそこにオリジナルのロゴを加え、いい感じに仕上がった。

 店内はどうしよう?業者さんと

業者さん:「『PMD』は、アーシーなグリーンでいきましょう!」

私:「生花は枯れるとゴミになるから、循環型とは思えません」

業者さん:「では造花にしましょう!何度も使えるからサステナブルです!」

私:「でも造花って、プラスチックで作られていませんか?」

 こんな会話を繰り返しながら、「新しいものの購入を最小限に抑えたポップアップ」というテーマを追求した。

 結果、新しく買ったのは絨毯とお祭りライト、立て看板くらい。装飾にはフラワーアーティストの志村大介氏とのコラボレーションで、アートで使った生花をドライフラワーにして使用。その空間に対する反響は大きかった。下北沢で約2カ月開催した「PMD」のポップアップショップは、大盛況のうち会期を終えた。

 そして挑戦はさらに続く。9月5日には渋谷のミヤシタパークに「PMD」のリミテッドショップがオープンする。新しいサステナブルに取り組んでいるので、ぜひ、「PMD」の空間づくりを体感していただきたい。ショップは10月10日まで、毎日11~20時オープンだ。

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新「ゴシップガール」出演で再注目 ピンク坊主のモデル&スケーター、エヴァン・モックって何者?

 リブート版「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」が8月20日から日本でもU-NEXTで配信されている。2000年代に大ヒットしたオリジナル版の製作陣が再び集結し、ストーリーとキャストを一新してブログ「ゴシップガール」閉鎖から約10年後の世界を描く。オリジナル版のブレアやセリーナ、チャック、ネイトらに代わって物語の中心となるのは、インフルエンサーのジュリアン・キャロウェイ(Julien Calloway)をはじめとするニューヨーク・アッパーイーストサイドの私立高校のトップに君臨する友人グループだ。このメインキャストの一人に、ファッション業界にも馴染みのある人物がいる。ピンクヘアのバズカットがアイコンのエヴァン・モック(Evan Mock)だ。

 エヴァンは、「ゴシップガール」でデビュー作にして大役に抜擢されたが、それまでは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のランウエイや「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のキャンペーンに起用されるモデル、スケーター、フォトグラファーとしても活躍していた人物だ。ここでは「ゴシップガール」での役柄と、最新作に抜擢されるまでの彼のこれまでのキャリアを振り返る。

「ゴシップガール」での役柄

 「ゴシップガール」がティーザーで各キャラクターを表す一言が発表した際、エヴァンが演じるアキ(Aki)ことアケノ・メンジーズ(Akeno Menzies)役に当てられたワードは“無垢(innocence)”だった。スケーターで映画オタクのアキは、前作のブレアと比較されることが多いオードリー・ホープ(Audrey Hope)という彼女がいるが、自分のセクシュアリティーを模索中だ。シャイで自分に自信がなく、ファッションショーに着ていく服を友人と選んでいたシーンでは「シエス マルジャン(SIES MARJAN)」のグラデーションのシャツを薦められ、「僕には似合わない」と断ろうとした。モデルとしても活躍するエヴァンなら似合わないはずがないのだが、こうした現実世界のイメージとの大きなギャップは以前から彼を知っている人にも、作品で彼を知った人にとっても驚きかもしれない。作中ではグループの中心で学園のトップに居座るジュリアンがインフルエンサーやモデルとして活動しているが、現実世界で一番この役に近いことをしているのはエヴァンだ。

クールキッズになるまで

 1997年にフィリピン系のハーフとしてハワイのオアフ島で生まれたエヴァンは、子どもの頃からサーフィンとスケートボードに明け暮れていた。サーフィンやスケートボードを楽しむ日々を送りながら、サメと一緒に泳ぐ観光者向けのアクティビティーのツアーガイドもしていた。ハワイからカリフォルニアに拠点を移したエヴァンの転機は2019年。スケート仲間の現代アーティスト、トム・サックス(Tom Sachs)がピンク色のバズカットになったエヴァンを見て、「フランクという友だちが似た髪型・髪色だから見せてあげたい。動画撮るから何かトリックして見せてよ」と頼んだという。この時エヴァンは何も知らなかったが、このフランクという友人はフランク・オーシャン(Frank Ocean)だった。トム・サックスから送られてきた動画を見たフランクは、その動画を自身のインスタグラムに投稿した。これをきっかけにエヴァンはフランク・オーシャンと関わりのあるクリエイターに知られ、一晩にしてSNSスターになった。

モデル・フォトグラファーとしても活躍

 大手モデル事務所のIMGと契約し、「ルイ・ヴィトン」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」の2020年春夏のランウエイを歩いたほか、「ラグ & ボーン(RAG & BONE)」22年春夏のルックブックや「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」のキャンペーンに起用された。「セリーヌ(CELINE)」「ディオール(DIOR)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「バルマン(BALMAIN)」などのショーのフロントローにも登場し、瞬く間にファッション業界でも頭角を現した。

 エヴァンはモデルだけでなく、フォトグラファーとしてもビッグネームな人々と仕事している。トラヴィス・スコット(Travis Scott)の19年の「アストロワールド(Astroworld)」にフォトグラファーとして参加し、トラヴィスのプライベートジェットでツアーに同行しながらパフォーマンスからバックステージ、ツアー移動中までを写真に収めた。また、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)のブランド「ドリュー ハウス(DREW HOUSE)」のキャンペーンビデオも撮影した。

 19年には自身のストリートブランド「ソーリー イン アドバンス(SORRY IN ADVANCE)」も立ち上げ、21年6月にはサーフブランド「ルーカ(RVCA)」とコラボコレクションも発売した。7月には「ゴシップガール」で俳優デビューも果たした。マルチに活躍の場を広げ続けているエヴァンに今後も注目だ。

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「バイレード」が新作香水“ヤング ローズ”を発売 意外性のあるロマンチックな香り

 「バイレード(BYREDO)」は9月2日、新しいオードパルファン“ヤング ローズ(Young Rose)” (100mL、税込3万1460円)を発売する。伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店などで取り扱う。

 “ヤング ローズ”は、ハートノートのダマスクローズに燃えるようなシシュアンペッパーをレイヤーすることで、意外性のあるロマンチックな香りを表現した。若者の創作への衝動を称え、未来を自ら描き出そうとする者の香りをイメージした。

 ベン・ゴーラム(Ben Gorham)クリエイティブ・ディレクターは「新しい世代には、先駆者達の偉業を超えていくという、エモーショナルな仕事があります。未踏の領域に果敢に挑み、新しい表現を見つけて育てることが、新しい世代の役目です。“ヤング ローズ”は、そんな若者の精神を称えるものです」と語った。キャンペーンには、中国のクリエイティブシーンで活躍する28歳の写真家、レスリー・チャン(Leslie Zhang)を起用した。

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「ペイデフェ」2022年春夏東京コレクション

 「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」が2022年春夏コレクションを東京で発表した。

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D2Cアクセサリー「グレイ」が目指すサーキュラービジネスとは デジタル世代経営者が考えていること

 アクセサリーブランド「グレイ(GRAY)」は2020年1月に設立されたD2Cブランドだ。インフルエンサーの影響もあり、コスパの良いアクセサリーブランドとして人気上昇中だ。現在のインスタグラムのフォロワーは13万以上、売り上げは1年以内で月商5000万円を超えるなど急成長している。最近では、アイウエア「ジンズ(JINS)」とのコラボレーションを発表したばかりだ。オンライン中心にSNSなどデジタルツールを駆使することで、マージンや店舗運営などのコストを省くD2Cブランドが増えているが、ファッション、ジュエリーなど、まずはものありきで、それを起点にブランド構築をするケースがほとんどだ。ところが、「グレイ」はD2Cブランドとして成功するための計算された戦略に基づいて作られたアクセサリーブランドだ。しかも、ビジネス面だけでなく、サステナビリティの観点からも新たなビジネスモデルを構築しようとしている。同ブランドを率いるのは、恩地祥博BRH最高経営責任者(CEO)だ。彼は、米ニューヨーク留学から帰国後に知人の紹介でBRH元社長とスカイプで面接。約30分のインタビューでBHRのCEOに抜擢された。恩地CEOに、「グレイ」の立ち上げの過程や、今後の取り組みなどについて聞いた。

WWD:BHRの元代表と出会ったきっかけは?

恩地祥博BHR・CEO(以下、恩地):米ニューヨーク・ファッション工科大学(FIT)に留学中にデジタルマーケティングを手がけていた稲城ジョージさんのアシスタントをしていた。帰国して就職活動を始めたときに、知り合いのスタートアップ支援企業であるアーキタイプ(ARCHETYPE)の中嶋淳CEOに佐藤俊介BHR前CEOを紹介されてスカイプで約30分話したら、「CEOをやってみないか」と言われた。BHRは当時、複数のファッションブランドを展開していたが今では「グレイ」だけを運営。佐藤前CEOは現在、BHRの取締役兼会長を務めている。

WWD:スカイプのインタビュー30分でCEOに任命された決め手は?

恩地:実家が創業90年のうどん製造メーカーという環境で育ったせいか、小さい頃からビジネス運営に興味があった。そのせいか、大学1年生のときにSNSのコンサルテーション会社を立ち上げたが、コンサルよりもファッションがやりたいと思って1年後には社を畳んだ。それにより、まずビジネスの箱を作ることを学んだ。ニューヨークでは稲城さんのアシスタントをしながら、「ファーフェッチ(FARFETCH)」のマーケティング PRや委託販売サイト「ザ リアルリアル( THE REAL REAL)」のSNS担当などをしていた。私はデジタル世代であり、ほかの人とは違う経験を積んできたのでCEOに抜擢されたのだと思う。日本のファッション業界で経験がないから、ルールにとらわれず行動に起こせる推進力があると思われたのではと思う。知らないからこそ、できることはたくさんあるし、そうでなければ業界内で革命を起こせない。

WWD:企業運営のノウハウはどのようにして学んだか?

恩地:メンターがいなかったので、自分で経験して覚えるしか無かった。ウルトラOJTだった。人の真似をしたところで新しいことはできないから、当たって砕けろという気持ちで仕事に挑んだ。経営しているという意識は正直なく、細かいことを気にせずに、事業をどうしたら伸ばせるか考えてきた。

コスパ良くスタイリングで楽しむアクセサリー

WWD:アクセサリーブランドの「グレイ」を立ち上げた理由と目的は?

恩地: BHRでは、ブランディングの一環として、広告など社内でキャスティングからクリエイティブを制作することを行ってきた。そういう意味で、既にD2Cブランドを立ち上げるために必要な要素が社内にあったので、それを最大限に利用しようと思った。アパレルだとサイズをはじめ、いろいろとオペレーションが大変なので、すぐにものづくりができて販売できる小さなものから始めようと思った。また、マーケティングの観点から勝算があると思われるものがアクセサリーだった。

WWD:デザインは誰が担当?

恩地:FITで一緒だった女性デザイナーにクリエイティブは任せている。

WWD:ブランド名を「グレイ」にした理由は?

恩地:誰もが読めて言えるブランド名にしたかった。分かりやすく、人に伝えやすい名前がいいと思った。ターゲットは20~34歳のF1層と言われる女性が中心。“グレイ”は白と黒の間で、ブランドコンセプトには、感情の起伏を愛することや、コンプレックスを力にといった思いが込められている。

WWD:素材調達と生産は?

恩地:国内企業から素材の調達を行い、東京、山梨、埼玉などの下請け工場で生産している。

WWD:手に取りやすい価格帯を実現できるのは?

恩地:発注工場を絞って、大量発注することでコストを下げている。これは「グレイ」が売れているからできること。価格で勝負するためには1品番、納期を分けて1万個発注することもある。発注量を増やすことにより、取引先としての優先順位も高くなる。

WWD:D2Cブランドの一番の課題である認知度アップのために行ったことは?

恩地:われわれのオペレーションは、ほぼ全てデジタル上で行われる。インスタグラムなどのSNSを軸に、どれだけ露出できるか、コンテンツ発信できるかといったマーケティングに費用を費やした。もともと、インフルエンサーやモデルなどとのつながりが多いので、彼女らにジュエリーを着けてもらい投稿してもらう。ある意味、質より量が大切で50人以上に協力してもらった。毎月100人のインフルエンサーによる300のコンテンツをアップしている。それにより、約1年半で累計6万人、9万個以上のジュエリーを販売した。

WWD:他ブランドとの差別化は?

恩地:リングやイヤカフなどをはじめとするスタイリング売りをしている。コスパ良く、楽におしゃれをしたいという女性の心理に刺さっていると思う。ブランドが違うと、ゴールドの色味が微妙に異なるので合わせるのが難しい。重ね付けが可愛いけど、どこでそれらのジュエリーを見つけられるかという消費者の需要を捉えたのがスタイリング販売だ。同じブランドであれば、それら問題は解決できる。

100%受注生産のブランドを目指して

WWD:SDGsにおいてジュエリーブランドが第一に取り組むべきことは?

恩地:作る人、買う人両方に責任があると思っている。ジュエリーは嗜好品で生活必需品ではない。だからこそ、環境に悪いことはするべきでないと思う。将来的には在庫を持たず100%受注生産のビジネスをしたい。納期が5~10日程度だったら、消費者は待ってくれるはずだ。そうすることで、本当に必要なものだけ作るようにしたい。また、ジュエリーの再利用化=サーキュラーシステムの仕組みを作るために、自社工場を持ち、透明性を高くしたい。その資金集めのためにIPOを視野に入れている。そうすることによりシステムや物流などに投資をし、業界で新しい流れを作り、それが業界で当然になっていけばいいと思っている。サステナビリティを前提に自社のシステムを作っていきたい。だから、ビーコープ認証(環境・社会に配慮した企業活動を行なっており、ガバナンス、従業員、コミュニティー、環境、顧客から構成される認証試験の厳しい基準を満たす必要がある)を取るつもりでいる。

WWD:今後の戦略は?

恩地:芸能人やブランドなどとコラボレーションしてマスに対する認知度をアップしたい。また、ギフト需要が高いので、それを伸ばして行きたい。プロダクトを売るだけでは未来がないと思っているので、サブスクリプションサービスなどを通してコミュニティー作りをしていきたい。デジタルメディアでオンラインサロンのようなものを設けて、「グレイ」が好きな顧客同士がつながれる仕組みを作りたい。「グレイ」のデジタルメディアを通してリアルな人と人との出会いを作っていきたい。顧客のリアルな声を吸い上げるという意味でもコミュニティーの価値はある。ブランドと消費者が対等であるべきだと考えるので、消費者と一緒にブランドを作っていたい。ファッション業界を変えるのは新興企業だ。気合いは半端ないし、絶対にあきらめない、そういう気持ちで事業活動をしていきたい。

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汗蒸れ・肌荒れも恐れるなかれ 汗を味方につけるスキンケアとは?

 マスク着用に伴い、汗蒸れや肌荒れに悩む人が増えている。これまでも汗で化粧が崩れるなどマイナス要素が多かったが、実は汗をかくことはメリットも多い。今回は「汗」に注目して、コロナ禍のスキンケアを再思考する。

 秋葉原スキンクリニック院長であり日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の堀内祐紀氏は「去年の緊急事態宣言以降、皮膚科を受診する方が増えている。肌のバリア機能が落ちた状態に、マスクによる摩擦が加わり痒み、ただれ、ニキビに悩む人が多い。マスクによる皮膚炎の主な原因の一つは、蒸れ。マスク内の湿度が上がると角質がふやける。これは、お風呂に長く入るとかかとの角質など摩擦で除去しやすくなるのと同じ。皮膚がふやけた状態は些細なことがすべて刺激になり、トラブルにつながる」と話す。

 医療用医薬品の研究開発、製造販売を行うマルホの調査によると、実に82%の女性が汗をかくのは「嫌だ」と否定的な回答をしている。主に、ベタベタする、ニオイが気になる、化粧が崩れるといった理由が挙げられる(実施期間:2021年5月、敏感肌女性5800人対象。汗に関する意識調査より)。

汗をかくことはポジティブなこと

 堀内医師は「汗をかくことは、肌にとても良いことだ。汗をかくことをネガティブに感じている人も多いようだが、皮膚科医としては汗をポジティブにとらえている。汗には、アミノ酸、尿素、乳酸など天然保湿因子が含まれている。皮膚のバリア機能サポートに関与していて、汗をかくことで肌の潤いを保つというメリットもある。例えるならば、自らを潤す化粧水を身にまとっているような状態だ。また、あまり知られていないが汗には皮膚表面の悪い菌を除菌する作用もある。汗は匂いの原因と思われているが逆で、しっかりと汗をかくことでニオイの元を流し落とす作用もある」という。汗をかいたあとのアフターケアも重要だ。

 「夏場は寝ている間もかなり汗をかく。汗をかいて放置しておくと痒みになる場合もあるので、朝にシャワーで軽く流すといい。外出先でシャワーを浴びられないときは水で湿らせたタオルやハンカチで拭き取るといい。汗をかいて肌がチクチク、ムズムズするのは、肌のバリア機能が下がっている証拠だ。その場合は特に汗をきれいに流し落とす、拭き取ることに注力してほしい」。

マスク内の肌をガーゼタオルで拭き取る

 では、外出時、マスクの中に汗をかいたときはどうだろう。マスクの中をハンカチで拭うだけで良いのだろうか?「可能であれば、少し水で流してあげると、雑菌が取れやすい。水で流せないなら柔らかいガーゼタオルで拭き取りを。ゴシゴシ拭くのは、肌への摩擦になってしまうので良くない」。

 また、冷房のきいた部屋で過ごし汗をかかない習慣を続けるとベタベタした質の悪い汗をかきやすいという。一年中、サラサラした「いい汗」をかくためには、汗を分泌する汗腺(かんせん)を鍛えることも大切。「いい汗を出すために、腹筋、背筋、尻周りの筋肉を鍛えるといい。筋トレほどハードなトレーニングでなくとも、姿勢を正しくするだけでも筋肉は鍛えられ代謝は良くなる。他には、水分補給。水分が体を巡ることがとても重要なので、喉が渇く前の水分補給を心がけて欲しい。また、毎日10分ほどでも入浴する習慣をつけるといい」と話す。「肌は体の一部。美しい肌をキープしたいのなら、体の内側を健康に保つことを意識して欲しい」。

肌をこすらず洗顔とスキンケアを

 マルホで商品企画開発を担当する化粧品事業部の遠藤直子氏は「べたつきやかゆみを引き起こすこともあるので、汗と上手に付き合う必要がある」と話す。さらに「敏感肌も大人ニキビも、実は肌トラブルの原因は同じ。肌のバリア&保湿機能が低下し、肌の潤いレベルが低下する。結果ターンオーバーが乱れて、バリア&保湿機能が低下するという負のスパイラルに陥ってしまっている場合が多い」ともいう。

 同社が展開する敏感肌向けスキンケアブランド「イニクス(INIKS)」では、洗浄、保湿、UVケアのシンプルなスキンケアを提案している。特に“クリーミィ フォーム”(100g、税込2420円)は泡立てネットを使わずに、弾力のあるモコモコ泡が作れると評判でリピーターも多い。「洗顔で心がけてほしいのは手指ではなく、たっぷりの泡を肌に転がすようにして洗うこと。髪の生え際、フェイスラインには洗い残りが多いので、洗い流しでは特に気をつけて欲しい。洗顔後もタオルでゴシゴシ拭くのではなく、肌にやさしく当てて水を吸い取るイメージで行うといい。保湿に際しては、水分と油分の両方を補う保湿ケアが効果的。肌になじませた後、優しくハンドプレスを。手のひらの温もりにより化粧品が肌になじみやすくなる」とアドバイスする。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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「トーガ」と「H&M」コラボがいよいよ2日に発売 記者会見と先行ショッピング会を実施

 「H&M」は9月2日、古田泰子が手掛ける「トーガ(TOGA)」とのコラボレーションアイテム「トーガ・アーカイブス×エイチ・アンド・エム(TOGA ARCHIVES × H&M)」を全世界で発売する。それに先駆けて8月31日に、ルーカス・セイファート(Lucas Seifert)H&Mジャパン社長と古田泰子デザイナーが登壇する記者会見を行った。

【関連記事】「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。

 会見では、「トーガ」が長年取り組み、今回のコラボでもデザインの核としている大胆なカットアウトのディテールについて古田デザイナー自らが紹介。そのデザインの背景にあるジェンダーや多様性についての考え方も話した。「ジェンダーの平等といったことの前に、いかに一人ひとりが自分らしくいられるか。TPOは大事にしつつも、好きな服で好きな場所へ行ける社会であるように、変わらず発信していきたい」と古田デザイナー。

 会見会場となった東京・白金台の八芳園は、鏡のようなシルバーの素材で「トーガ」の直営店のような曲線の空間を演出。会見後には、「H&M」のアプリ会員の抽選当選者による先行ショッピングも実施した。9月2日の発売日は、国内では全国16の店舗で10時から販売予定(10〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。公式ECは8時から販売する(8〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。

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「トーガ」と「H&M」コラボがいよいよ2日に発売 記者会見と先行ショッピング会を実施

 「H&M」は9月2日、古田泰子が手掛ける「トーガ(TOGA)」とのコラボレーションアイテム「トーガ・アーカイブス×エイチ・アンド・エム(TOGA ARCHIVES × H&M)」を全世界で発売する。それに先駆けて8月31日に、ルーカス・セイファート(Lucas Seifert)H&Mジャパン社長と古田泰子デザイナーが登壇する記者会見を行った。

【関連記事】「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。

 会見では、「トーガ」が長年取り組み、今回のコラボでもデザインの核としている大胆なカットアウトのディテールについて古田デザイナー自らが紹介。そのデザインの背景にあるジェンダーや多様性についての考え方も話した。「ジェンダーの平等といったことの前に、いかに一人ひとりが自分らしくいられるか。TPOは大事にしつつも、好きな服で好きな場所へ行ける社会であるように、変わらず発信していきたい」と古田デザイナー。

 会見会場となった東京・白金台の八芳園は、鏡のようなシルバーの素材で「トーガ」の直営店のような曲線の空間を演出。会見後には、「H&M」のアプリ会員の抽選当選者による先行ショッピングも実施した。9月2日の発売日は、国内では全国16の店舗で10時から販売予定(10〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。公式ECは8時から販売する(8〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。

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カルバン・クラインは日本で今後どうなる キーマンが語る新アパレル事業や既存ブランド

 米PVHコープ(PVH CORP)傘下のカルバン・クラインは、日本でメンズとウィメンズを扱うアパレル部門を今秋立ち上げる。年内には日本公式ECも開設する予定だ。同社は、20年以上にわたって継続してきたオンワード樫山とのライセンス契約を2020年で解消し、ライセンスブランドの「CK カルバン・クライン(CK CALVIN KLEIN))」を20-21年秋冬シーズンで終了させていた。新たに立ち上げるアパレルブランドの狙いや、既存のライセンスブランドを日本でどう運営していくのかを、PVHジャパンの楠龍人シニアバイスプレジデント ゴートゥーマーケットに聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):日本で新たにアパレルブランドを立ち上げるが、なぜ日本で?また他のライセンスブランドは今後どうなる?

楠龍人PVHジャパン シニアバイスプレジデント(以下、楠):日本で立ち上げるのは、多種多様なコミュニティーと大きなビジネスの可能性を備えており、カルバン・クラインが急速に成長できる国だと期待しているから。他のライセンスパートナーとも、厳しいパンデミック状況下でも取り組みを継続できているので、連携を引き続き深めていきたい。

WWD:オンワード樫山時代の顧客はどう引き継ぐ?

楠:お客さまが身に付けたいと思える商品を提供し続けることで、既存顧客に満足してもらえるはず。ブランド価値を高めていくためには、お客さまとの関わりを維持するのが優先事項の一つだ。

WWD:日本市場における各カテゴリーの戦略は?

楠:カルバン・クラインは他のファッションブランドよりも幅広いカテゴリーを持っている。そのためマーケットのチャネルごとのお客さまに最適な商品を届けるには、チャネルごとのマーチャンダイジング戦略が非常に重要だ。例えば、「カルバン・クライン」は主に百貨店で、「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」は若者が集まるファッションビルやショッピングモールに出店するなど、ニーズに合ったラインを適切な顧客グループにアプローチしている。マーチャンダイジング戦略に柔軟性を持たせることで、マーケットのニーズに迅速に対応することができる。

WWD:日本で今後打ち出す予定のプロモーションや販売戦略は?

楠:新アパレル事業では、日本の有名タレントを起用したキャンペーンを秋に開始するなど、プロダクトストーリーを伝えるためにさまざまな準備を進めている。日本の若年層の消費者は、純粋なショッピングよりも価値のある体験を重視し、自分と同じ価値観を共有するブランドを好む傾向がある。Z世代とのエンゲージメントや相互作用を最大限に広げるために、価値観を共有することのできるメディアや文化的なキュレーターと関わり、関連性のあるコンテンツを制作していきたい。

WWD:4月に発売したデザイナーのヘロン・プレストンとの協業はまさにZ世代を意識したものだったが、反響は?

楠:初のグローバルコラボレーションとして発売した“ヘロン・プレストン フォー カルバン・クライン(Heron Preston for Calvin Klein)”は、ブランドDNAの幅を広げて新製品の方向性を打ち出し、新規客と既存客との架け橋を作ることができて日本でも大好評だった。今後もブランドや商品ストーリーを伝えるための革新的な方法を常に模索していきたい。

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サティス製薬が化粧品ブランドを立ち上げたい個人向けにインスタを開設 事業開始時に知りたい情報を集約

 化粧品の開発とOEM(相手先ブランド)製造を行うサティス製薬はこのほど、スキンケアブランドを立ち上げたい個人に向け、事業開始時に必要となる情報を集約したインスタグラムの公式アカウント“株式会社サティス製薬(@saticine_cosme_oem)”を開設した。アカウント内では、ブランド立ち上げ時の疑問や不安の軽減を目的に、化粧品開発の基礎知識や、ブランド立ち上げ経験者によるリアルな体験談などを発信する。

 サティス製薬は2年前から既存ブランドの事業貢献に集中するため新規の製造受託を休止し、製品開発の提案力強化や品質向上を図る生産フローの標準化、生産力を高めるための設備投資に注力するなど内部改革を推進してきた。9月から2年ぶりに新規ブランドの開発を再開するにあたり、個人によるブランド立ち上げの障壁を下げるための施策として、起業時に抱きやすいさまざまな疑問を解消できるプラットフォームを目指して本アカウントを新設した。

 アカウント内ではブランド立ち上げ支援700社の実績をもとに委託先であるOEMメーカーはどんなところなのか、化粧品はどのように作られるのか、などの基礎知識を始め、立ち上げに必要な費用や事前準備などの質問に答える“OEMメーカーにできること”を発信。そのほか初回打ち合わせから製品納品まで二人三脚で顧客と並走する営業担当を筆頭に化粧品開発・製造に携わる社員を紹介する“商品開発・製造に携わる担当者の紹介”、ブランド立ち上げ経験者へインタビューを行い、化粧品を作るに至った思いや苦戦したこと、OEM会社の選定基準などリアルな体験談を紹介する“ブランド立ち上げ経験者へのインタビュー”の3つのテーマに分けて随時発信していく。

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「トモ コイズミ」がNFT事業挑戦 2社と連携しドレスをデジタルデータに

 仮想通貨の交換業を行うコインチェックは、ファッションブランド「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」と、デジタルファッションサービスを手掛けるジョイファ(Joyfa)と連携し、NFT事業を開始する。日本のファッションブランドがNFT事業に挑戦するのは今回が初めて。

 NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーンによってデジタルデータのコピーや改ざんをしにくくし、資産価値を持たせたデータのこと。データに絵画や宝石のような価値が加わることから、アートや漫画、ゲームなどに活用されている。

 このデータを、SNSや仮想空間といったデジタル上で楽しむ“デジタルファッション”に組み合わせる。ジョイファの協力のもと「トモ コイズミ」のドレスをNFT化し、マーケットプレイス「コインチェック NFT(ベータ版)」で販売するほか、仮想空間におけるデジタルファッションの新しい活用方法の提案など、多角的に事業成長を目指す。

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アイウエアの「ワービー パーカー」がIPO準備 財務資料を初公開

 2010年創業のアイウエアブランド「ワービー パーカー(WARBY PARKER)」がIPO(新規上場)に向けて米国証券取引委員会に財務諸表などの資料を提出した。同資料によると、18年の売上高は2億7300万ドル(約297億円)、19年が3億7000万ドル(約403億円)、20年が3億9400万ドル(約429億円)と推移している。他方、18年の純損失は2300万ドル(約25億円)、19年は前年から横ばいに推移し、20年は5600万ドル(約61億円)の損失を計上している。21年1~6月期は730万ドル(約7億9500万円)の損失を計上している。

 同社は今回の株式公開で、190万株以上のクラスA普通株式(1株あたり6.11ドル、約665円)と280万株以上のクラスB普通株式(1株あたり2.27ドル、約247円)を発行する予定だという。

 創業以来、同社は5億ドル(約545億円)に上る資金調達を実施してきた。そのうち20年にシリーズGラウンドで資金調達を行った際には、企業価値が30億ドル(約3270億円)と算定されたという。

 「ワービー パーカー」は21年6月末日時点で145店舗を運営し、従業員数は3000人を擁するD2Cの眼鏡ブランド。自宅で眼鏡を5本まで無料で試すことができ、気に入ったものがあればECで購入するというシステムと、豊富な種類、買いやすい値段で人気となった。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「無印良品」21年秋冬も200品目値下げ “人をダメにするソファ”は9990円から7990円に

 良品計画の「無印良品」は2021年秋冬、200品目で最大40%超の値下げを行う。対象商品は食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品のベストセラーアイテムが中心で、“人をダメにするソファ”として人気の「体にフィットするソファ」(税込9990円から7990円に)や、「シリコーン調理スプーン」(590円から490円に)なども含む。11月にかけて順次実施していくが、一部商品は既に値下げ済みだ。

 同社は1980年の創業当時から、素材や製造工程、包装の見直しによって定期的に値下げを行っている。昨年10月には靴下やインナー類など衣料品の主力72品を値下げし、以後も生活雑貨などで大規模な値下げを実施したことが要因の一つとなり、業績はコロナ禍でも絶好調だ。9月からスタートする新中期経営計画においても、サプライチェーンマネジメント強化による原価低減とそれに伴う値下げは、重要戦略となっている。

 今回は引き続き根強い“イエナカ消費”に対応するため、寝具、ファブリック、キッチンツールなどを中心に値下げ。「(寝具やファブリックも)衣料品と同じ調達背景の素材を活用する」(発表資料より)ことなどにより、大規模な値下げを実現した。

 値下率が特に大きい商品は、「羽根まくら」(1190円から690円に約42%の値下げ)、「綿パイルフェイスタオル・中厚手」(490円から290円に約41%の値下げ)など。ほか、テレビ番組などでも取り上げられて恒常的に人気になっている「素材を生かしたカレー キーマ」(290円から250円に)などのレトルトカレーシリーズや、「首のチクチクを抑えた天竺 タートルネック洗えるセーター」などが値下げ商品に含まれている。

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「無印良品」21年秋冬も200品目値下げ “人をダメにするソファ”は9990円から7990円に

 良品計画の「無印良品」は2021年秋冬、200品目で最大40%超の値下げを行う。対象商品は食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品のベストセラーアイテムが中心で、“人をダメにするソファ”として人気の「体にフィットするソファ」(税込9990円から7990円に)や、「シリコーン調理スプーン」(590円から490円に)なども含む。11月にかけて順次実施していくが、一部商品は既に値下げ済みだ。

 同社は1980年の創業当時から、素材や製造工程、包装の見直しによって定期的に値下げを行っている。昨年10月には靴下やインナー類など衣料品の主力72品を値下げし、以後も生活雑貨などで大規模な値下げを実施したことが要因の一つとなり、業績はコロナ禍でも絶好調だ。9月からスタートする新中期経営計画においても、サプライチェーンマネジメント強化による原価低減とそれに伴う値下げは、重要戦略となっている。

 今回は引き続き根強い“イエナカ消費”に対応するため、寝具、ファブリック、キッチンツールなどを中心に値下げ。「(寝具やファブリックも)衣料品と同じ調達背景の素材を活用する」(発表資料より)ことなどにより、大規模な値下げを実現した。

 値下率が特に大きい商品は、「羽根まくら」(1190円から690円に約42%の値下げ)、「綿パイルフェイスタオル・中厚手」(490円から290円に約41%の値下げ)など。ほか、テレビ番組などでも取り上げられて恒常的に人気になっている「素材を生かしたカレー キーマ」(290円から250円に)などのレトルトカレーシリーズや、「首のチクチクを抑えた天竺 タートルネック洗えるセーター」などが値下げ商品に含まれている。

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英ジュエリーブランドがアフガニスタンの女性支援を開始

 イギリス・ブライトンを拠点とするオンライン専門ジュエラー「トップル&バーン(TOPPLE & BURN)」が、アフガニスタンの女性のための支援キャンペーンを開始した。「Refugees Welcome(難民を歓迎します)」をテーマとしたコレクションによる収益の100%を、女性の生活と権利に光を当てるルクサナ・メディア(Rukshana Media)に寄付する。キャンペーンの対象となるネックレスは、21ポンド(約3000円)でイギリスやアメリカで販売。デザインは社会的メッセージを込めたものから皮肉を交えた文言など、30種類以上をそろえる。素材はステンレススチールを主に使用し、ゴールドやローズゴールドのものは18金メッキを用いた。

 「トップル&バーン」は2017年創業。フランスのカレー地区をはじめとするヨーロッパにおける難民支援を行うカレー・アクション(Calais Action)への資金調達を目的に立ち上げた。21年現在はほかのチャリティー団体や社会派団体も支援する。リビー・フリーマン(Libby Freeman)創業者は、「アフガニスタンの人々や亡命を図ろうとする人々が危険にさらされている現状はとてもつらい。私たちのプラットフォームを使って、女性の権利を保護し、女性の声を世に届けるルクサナ・メディアにより多くの資金を送りたい。世の関心や意識を高めることができれば幸いだ」とコメントする。

 ルクサナ・メディアは、20年11月にジャーナリストのザハラ・ジョヤ(Zahra Joya)が設立。アフガニスタンで生活を送る女性目線の記事を発信し、政治や社会、宗教問題に焦点を当てている。「ルクサナ」は15年にタリバン政権によって残虐死した女性にちなんでつけたと言う。ジョヤはほかにもオンラインで基金を募るキャンペーンを開始した。「アフガニスタンの女性の声がかき消されてしまわないようなプラットフォームが必要だ。タリバン政権の復活は、アフガニスタンとアフガニスタンの全“姉妹”たちを苦しめている」と語る。

 イギリス政府は17日に「アフガン国民の再定住計画」を発表し、21年中に5000人のアフガニスタン市民に定住先を提供する目標を掲げた。中でも女性や子ども、宗教的マイノリティーといった支援を早急に必要とする層を対象とする。また長期的な計画として、「上限はないものだ」としつつ、今後数年間で2万人を受け入れると公約した。

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パリメンズ30年の「リンシュウ」がウィメンズに初挑戦 9月に東京で発表

 パリ・メンズ・コレクションに参加し続けて30年の「リンシュウ(RYNSHU)」は9月3日、2022年春夏ウィメンズ・コレクションを発表する。ウィメンズ・コレクションは、長い歴史の中で初の試み。手掛けるのは、「リンシュウ」の山地正倫周(やまじ・りんしゅう。以下、正倫周)デザイナーと、パートナーでもあるRieco YAMAJI(以下、Rieco)だ。美容業界に精通するRiecoはこれまで、ブランド初のフレグランス“RYNSHU 1217”などに携わってきたが、洋服のクリエイションは初めて。とはいえ、クチュールのような「リンシュウ」のウィメンズ・コレクションには、自身の経験が役だったという。

トップバレエダンサーとして、
舞台衣装の一通りを経験

 Riecoは、5歳でバレエをスタート。小学生の頃から全国大会に出場し、シニアデビュー以降はさまざまな大会でグランプリを獲得した。国際コンクールも含め、フランスやカナダへのバレエ留学など海外経験も豊富だ。バレリーナは、自分で舞台衣装をデザインしたり、チュチュを自力で製作したりが当たり前という。Riecoは、「小学生の頃からデザインをはじめ、高校に入るまでにはデザインから縫製まで一通りができるようになりました。だから、洋服のクリエイションには抵抗がありませんでした。クチュールに近い『リンシュウ』の製作過程を間近で見たときは、自分の過去を思い出したくらいです」という。
 そして近年、「リンシュウ」のクリエイションに参画。美容業界での経験を踏まえ、最初はスズランやムスク、フレッシュローズなどが香るフレグランス“RYNSHU 1217”のローンチに携わった。「最後にセンシュアル(官能的)な香りをまとうことで、スタイルは完成する」との思いを込めた香水のクリエイションは、「リンシュウ」を深く理解する契機になったという。自身のクラフツマンシップと、香水の開発を経て見出した“「RYNSHU」らしさ”の双方を自身のウィメンズ・コレクションにぶつける。

華やかで、心地よく、シンプル。
なかなか形にできないものを形に

 Riecoが考える“「RYNSHU」らしさ”とは、なんだろうか?そう聞くと、「華やかで、心地よく、シンプルなのに、なかなか形にできないもの。それを職人や工場と作り上げるのが、『RYNSHU』です」と語る。自身も正倫周がデザインするメンズ・コレクションのウィメンズサイズを着るようになって、「『RYNSHU』の洋服に袖を通すことで得られる“グッとくる”カンジ」を体感している。その“グッとくるカンジ”を、ヒールを履いたり、赤いリップを塗ったり、香りをまとったりで高揚し、前に進む女性の気持ちと重ね合わせた。「こんな時代だからこそ、『RYNSHU』の洋服が必要だと思っています。それをウィメンズ・コレクションで提供したいんです」と力強い。

パリメンズ30年のベテランが
「新しい目が開いた」

 正倫周は、パリデビュー30年という節目のウィメンズ・コレクションについて、「キリの良いタイミングでの新たな一歩」と話す。「Riecoとのクリエイションは、新しいイメージを作り上げる上で面白い。僕にはない女性ならではの発想、新しい発想に触れ、新しい目が開いた感覚(笑)」と話す。その思いは素直に、正倫周のポートレートの額にサードアイが開眼したイラストに仕上げ、9月3日のファッションショーのインビテーションにプリントした(冒頭のイラスト参照)。
 「RYNSHU」に改名して10年強。この間には自身も改名したり、コロナ禍では発表の場を東京に移したり、時流に即した変化を恐れない。正倫周は、「ウィメンズ・コレクションはもちろん、その発表方法も新しいチャレンジ」と新機軸を楽しんでいる。

PHOTOS:TSUKASA NAKAGAWA
問い合わせ先
RYNSHU
03-3402-5300

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シャネルがアウターに強いニットウエア会社を買収

 シャネル(CHANEL)は、アウターの開発に力を入れているニットウエアのスペシャリスト、イタリアのパイマ(PAIMA)社の過半数株式を取得した。取引詳細は開示されていない。

 シャネルは「シャネルはパイマ社の長年の顧客の1つであり、今回の決定は利害の一致によるものだ。パイマ社は近年成長を加速させているが、その成長と投資を強固に支えるパートナーが必要だと考えた。シャネルにとって、この提携は『シャネル』にとって必要不可欠なセクターの強化にある。すでに構築済みの関係を継続することでより一層サステナブルな枠組みでコラボレーションを実施していく」とコメントしている。

 パルマ社は1968年にマラビーニ(Marabini)家が、靴の産地として知られるマルケ州の小さな町、オシモに小さなニットウエアのアトリエを設立したことからスタート。創業以来、ラグジュアリー業界の協力企業としての役割を担い、天然繊維からテクニカルファイバーを使用したアウターウエアの開発へと専門性を広げている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「ジョー マローン」が人気の“イングリッシュ ペアー&フリージア”のポップアップを開催

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月3日〜10月21日、ブランドを代表する香り“イングリッシュ ベアー & フリージア”の世界観を楽しめるイベントを表参道店で開催する。

 会場となる表参道店には、英国の果樹園からインスピレーションを得たガーデンやフォトスポットを設置し、“イングリッシュ ベアー & フリージア”の限定コレクションを用意するほか、数量限定で購入製品にスペシャルラッピングを施す。

 限定コレクションでは、同製品のコロン30mL(税込8800円)、50mL(同1万2980円)、100mL(同1万8150円)の3種に加え、“ボディ & ハンド ウォッシュ”(500mL、同1万230円)をそろえる。スペシャルラッピングでは、“イングリッシュ ペアー & フリージア”製品を購入すると限定のリボンで、コロン100mLではペアー ボックスで包装する。また、“イングリッシュ ベアー & フリージア”製品を含む税込1万6500円以上の購入者を対象に、イラストレーターによるボックスへのイラスト・イニシャル名入れサービスを行う。

 さらに、モデル・ユーチューバーとして活動する藤井サチを招き、イベントの様子や香りの印象をバーチャルで体験することのできるフェイスブックライブを9月2日21:00〜21:30に配信する。

■イングリッシュ ペアー & フリージア ポップアップ ガーデン
日程:9月3日~10月21日
場所:ジョー マローン ロンドン 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ

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「ジョー マローン」が人気の“イングリッシュ ペアー&フリージア”のポップアップを開催

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月3日〜10月21日、ブランドを代表する香り“イングリッシュ ベアー & フリージア”の世界観を楽しめるイベントを表参道店で開催する。

 会場となる表参道店には、英国の果樹園からインスピレーションを得たガーデンやフォトスポットを設置し、“イングリッシュ ベアー & フリージア”の限定コレクションを用意するほか、数量限定で購入製品にスペシャルラッピングを施す。

 限定コレクションでは、同製品のコロン30mL(税込8800円)、50mL(同1万2980円)、100mL(同1万8150円)の3種に加え、“ボディ & ハンド ウォッシュ”(500mL、同1万230円)をそろえる。スペシャルラッピングでは、“イングリッシュ ペアー & フリージア”製品を購入すると限定のリボンで、コロン100mLではペアー ボックスで包装する。また、“イングリッシュ ベアー & フリージア”製品を含む税込1万6500円以上の購入者を対象に、イラストレーターによるボックスへのイラスト・イニシャル名入れサービスを行う。

 さらに、モデル・ユーチューバーとして活動する藤井サチを招き、イベントの様子や香りの印象をバーチャルで体験することのできるフェイスブックライブを9月2日21:00〜21:30に配信する。

■イングリッシュ ペアー & フリージア ポップアップ ガーデン
日程:9月3日~10月21日
場所:ジョー マローン ロンドン 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ

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軍地彩弓✕シタテル河野対談 「デジタル✕異業種コラボでアパレルは復活する」

 日本のアパレル産業は市場自体の縮小が続く一方で、大量生産・大量廃棄といった大きな課題を抱えている。今後、どう向き合っていくべきなのか。多くの名物企画を生み出し、「グラマラス」「ヴォーグ ガール」などの創刊にも関わった編集出身のファッションエディター軍地彩弓氏は、「既存の枠組みにとらわれず、変革できればまだまだファッションには未来がある。その鍵はサプライチェーンの変革」と説く。アパレル生産のプラットフォーム「シタテル」を引っさげ、日本のアパレル産業改革に挑むスタートアップ企業のシタテルの河野秀和社長との熱い対談をお届けする。

企業の存続は
SDGsと両立なしにはできない

WWDJAPAN(以下、WWD):大量生産・大量廃棄の問題や市場の縮小、サステナビリティやSDGsへの対応など、アパレル産業は大きな岐路にある。現状をどう見る?

軍地彩弓(以下、軍地):消費者と産業、それぞれの立場で分けて考えるべきです。消費者は昔ほど服を買わなくなった。価値観が多様化していて、ゲームやアイドル、マンガ、スマホなど、いろいろなものにお金をかけるようになっているからです。特にインターネットとデジタルの登場で、モノ以外にお金を使っている。一方で産業側は、昔の仕組み、特に作る部分でのやり方を変えられていない。いわゆるサプライチェーンを変えられていない。だから無駄な在庫を抱えて、大量廃棄などの問題が出てしまっている。

河野秀和(以下、河野):2014年の創業当時から、SDGsは人類的なテーマであること以上に、企業経営に直結していると捉えています。企業規模の大小にかかわらず、企業の成長戦略と社会性が一貫していないと、そもそも企業が存続し得ないという感覚が強くある。シタテルを創業したのは、企業がその本業を通じて経済的利益と社会的問題解決をともに追求し、かつ両者の間に相乗効果を生み出すこと、つまりはアパレル産業のそうした課題を解決すること自体が、企業の存在意義と不可分になっています。

軍地:ただ、サステナビリティの究極の解決策はモノを作らない、つまりは資源やエネルギーを消費しないということなので、では何も作らないということでは産業としての持続可能性にはつながらない。私はファッションには人生を豊かにするという大きな魅力があると考えています。なので重要なのは、できるだけ無駄なものを作らない仕組みを作ることだと思っています。

WWD:ではどうすべき?

河野:価値観が多様化した世界において、一つの答えになるのがD2Cモデルだと考えています。D2Cブランドというと、ブランドや企業が乱立していると思われるかもしれませんが、本質的な定義としては、テクノロジーを活用しエンドユーザーと直接の接点を持つ、データドリブンなブランドだと捉えています。小規模であっても、SNSを通じて「ユーザーと丁寧につながる」ビジネスを行って、持続的な成長を実現できる。

軍地:同感です。だからこそ、クラウドソーシングのような、オンラインで、かつ効率的に支援する仕組みが重要になる。「シタテル」が画期的だったのは、アパレル業界では見落とされがちだった作る部分にフォーカスしたこと。日本の縫製工場やテキスタイル工場は世界的に高い評価を受ける優れた企業が多く、「シタテル」の登場でそうした優れた工場に新たな受注を呼び込んでいる。逆にビジネスが活性化しないと、そうした優れた技術がなくなってしまう。

異業種コラボで
1000億円市場を創出!?

WWD:デジタルの力で小さなブランドを活性化できたとしても、大枠での市場縮小は変わらないのでは?

河野:従来のファッションやアパレルという枠組みでは捉えきれなかった市場が、生まれつつあります。当社の関係した事例になりますが、中日新聞や講談社、ゲームIPの会社などの企業がD2Cに特化したサービス「sitateru CLOUD 販売支援」を使って、アパレルを作っているが、休眠会員の掘り起こしやファンビジネスなどで成果を挙げています。これは決して小さな市場ではありません。我々の試算では、コンテンツやキャラクターなどのIP(知的財産)に関連したアパレル市場は1000億円規模で、さらにテクノロジーを活用することで、既存アパレル企業からの潜在市場があると見ています。D2Cは、日本のアパレル市場を掘り起こす、大きなポテンシャルを秘めています。

軍地:アパレルのオープンソース化ですよね。とても面白い視点だと思います。

ゼロから需要を生み出す
アパレル企業は異業種コラボで
真価を発揮する!

河野:ものづくりのインフラとしての役割と並んで僕らが注目しているのが、ゼロから需要を生み出すファッションの力です。軍地さんが冒頭で話されている通り、ファッションには人のクリエイティビティを刺激し、人生を魅力的にする力がある。それを最も上手く活用してきたのがアパレル企業であり、そうしたノウハウを蓄積している。我々の手がけたプロジェクトの一つに、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)社内向けにトライアルで開催した受注販売・生産があります。JAXAのメンバーは非常にエンゲージが高く、グッズに関しても非常に高いアクティブ率だったのですが、継続性を持たせるためには、モノ自体、ブランド自体を魅力的に発展させるだけではなくサプライチェーンの最適化も必要です。そこでJAXAが行った公募企画に新たなウェアのアイデアを提案し、国際宇宙ステーションへの搭載候補品として選定されたのですが、「スノーピーク」とコラボレーションすることでブランドにものすごい奥行きが出ました。一過性の購買行動ではなく、LTVを圧倒的に向上させる手応えを得ており、今後はより積極的にこうしたコラボレーションを多くの企業が実施できる環境を構築して行きたいと思っています。

軍地:産業としてのアパレルは厳しい見方をされる事が増えているけど、私もそうじゃないと考えています。むしろ、チャンスじゃないかと。ファッションの魅力は、多種多様な価値観を表現し、ビジネスにできること。これまではブランドを始めるためにはある一定以上の資金や規模が必要だったけど、「シタテル」に代表されるネットとデジタルを融合したプラットフォームができたことで、そのハードルは格段に下がった。これからは個人の時代で才能ややる気のあるクリエイターがブランドを立ち上げやすくなったことは、ファッションにとって非常に意義がある。シタテルが仕掛ける異業種コラボは、新しいケミストリー(化学反応)を起こして、さらにファッションの領域を拡張すると期待しています。

「sitateru CLOUD 販売支援」、
アパレル市場に異業種を呼び込む

 シタテルは2月、在庫ゼロの製販一体型のECパッケージ「sitateru CLOUD 販売支援」をリリースした。受注成立数や目標数を設定でき、クラウドファンディングのように注文数が採算ライン(最低ロット)を超えた場合のみ生産するため、在庫ゼロを実現できる。もちろんシタテルが保有する豊富なサプライヤーネットワークも活用できるため、アパレル以外の異業種の企業も数多く活用している。オリジナルドメインで、かつオリジナリティの高いECサイトで生産から販売、配送までをワンストップでサポートしている。

 「sitateru CLOUD 販売支援」の主な機能は以下の通り。
1.Webデザイン機能:管理画面から必要項目を入力するだけでECサイトが完成。商品ページではデザインカスタマイズが可能。SEO対策機能あり。

2.生産連携機能:オンラインでシタテルのコンシュルジュと接続し、OEM生産の依頼がスムーズに。

3.複数企画(ブランド)設定機能:ひとつのサイトで複数の企画を同時に販売可能。企画ごとにサブトップページを持つことができる。

4.受注生産・販売機能:アイテム別に受注成立数・限定数量の設定ができ、さまざまなタイプの受注生産に対応。

5.シークレット販売機能:ショップにパスワードをかけることが可能。社内販売や限定客向けセール用のECとして活用も可能。

6.マーケティング機能/アクセス解析機能:グーグルアナリティクスやフェイスブック広告などのタグ設定に対応。会員データ・購買データはCSVでダウンロード可能。

問い合わせ先
シタテルマーケティング部
marketing@sitateru.com

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「スリュー」2022年春夏東京コレクション

 「スリュー(SREU)」が2022年春夏コレクションを東京で発表した。

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エスティ ローダー、21年通期は過去最大の売り上げ コロナ禍前を上回る

 エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)の2021年6月通期決算は、売上高が前期比13.4%増の162億1500万ドル(約1兆7674億円)、営業利益は約4倍(同332.0%増)の26億1800万ドル(約2853億円)、純利益も約4倍(同313.0%増)の28億7500万ドル(約3133億円)の増収増益だった。

 19年との比較でも、売上高が9.1%増、営業利益は同13.1%増、純利益は60.2%増とコロナ禍前を上回る結果となった。

 地域別の売上高では、南北アメリカが前年と比べてほぼ横ばい(同0.08%増)の37億9700万ドル(約4138億円)、欧州・中東・アフリカが同10.9%増の69億4600万ドル(約7571億円)、アジア太平洋地域が同29.4%増の54億8600万ドル(約5979億円)だった。中でも中国本土は、引き続きスキンケアが好調なこととメイクアップが回復基調にあることから2ケタ成長となり、業績に大きく貢献した。

 カテゴリー別では、「エスティ ローダー」「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」「クリニーク(CLINIQUE)」が2ケタ成長を見せたスキンケアが同28.4%増の94億8400万ドル(約1兆337億円)だった。21年2月に株式の持ち分を76%まで増やしたカナダ発の化粧品メーカー、デシエム(DECIEM)と、19年に傘下に収めた「ドクタージャルト(DR. JART+)」を擁するハブ&ビー(HAVE & BE)は、スキンケア事業部の成長率に約4%ポイント貢献した。

 マスクを着用する機会が増えたことで需要が減少したメイクアップは、「クリニーク(CLINIQUE)」や「M・A・C」が人気だったものの、同12.3%減の42億300万ドル(約4581億円)と減収だった。一方で、ワクチン接種が進んだ下半期には、ファンデーションや口紅の売り上げに伸びが見えたという。

 フレグランスは「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」と「トム フォード(TOM FORD)」がけん引し、同23.2%増の19億2600万ドル(約2099億円)だった。ヘアケアは「アヴェダ(AVEDA)」が引き続き人気を博し、同10.8%増の5億7100万ドル(約622億円)だった。

 ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)ELC社長兼最高経営責任者は、「売上高が初めて160億ドル(約1兆7440億円)を突破するなど、素晴らしい業績を上げることができて大変うれしく思っている。また、売上高と純利益のいずれも19年の実績を上回った。成長のエンジンは、スキンケア、高級フレグランス、アジア太平洋地域、そしてECだ」と語った。同氏によれば、ECは19年と比べて約2倍の売り上げとなっており、北米では売上高の40%をECが占めているという。

 同氏はまた、22年度の展望として、コロナ禍が落ち着くにつれてメイクアップとヘアケアがグローバルに回復すると予想。21年7~9月期(第1四半期)には、全体で17~19%の成長率を見込んでいると述べた。

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「ディオール」が羽田空港店の販売スタッフを募集 インターナショナルな新店舗のオープニング募集

 「ディオール(DIOR)」は、販売スタッフのクライアントアドバイザーを募集する。オープニングスタッフとして2022年3月にオープン予定の新店舗、羽田空港店に配属となる。さまざまな国のお客さまが訪れるインターナショナルな環境で、英語・中国語などを生かす機会も豊富だ。1人1人のニーズに寄り添って最適なアイテムを提案して、商品の魅力を伝えていく。

 店頭では幅広い年齢層の人気を集めるブランドの顔として、特別な時間、空間の演出が重要となる。ビジュアル・マーチャンダイジングも担うので、センスやアイデアを生かして売り場環境を構築する機会も豊富だ。大切な人への贈り物や自分へのご褒美のための来店も多いので、エレガントかつ温かみのある接客を心掛ける。積極的にアプローチをかけ、旅行や出張の際に足を運ぶお客さまと長期的な関係性を築くことが求められる。

 「ディオール」は1946年にフランス・パリで誕生。2016年にはマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターが女性として初めて同役職に就任した。今後も新規出店を予定するなど、伝統と新しさを融合しながら変革を続けている。

募集職種
クライアントアドバイザー(販売スタッフ)

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。その間の待遇に変更はなし

応募条件
接客経験をお持ちの方
※学歴・ブランク不問
※職種・業界未経験歓迎
※経験職種やサービス内容、顧客層、前職の雇用形態など不問
※第二新卒の方から社会人経験10年以上の方まで幅広く歓迎

<歓迎>
「ディオール」が好きな方、ハイブランドに憧れがある方
販売職、空港職などの経験をお持ちの方
英語や中国語などの語学力をお持ちの方

※上記は必須ではありません。ホスピタリティー精神をお持ちであればご活躍いただけます

勤務地
クリスチャンディオール羽田空港店/東京都大田区(羽田空港内)

※2022年3月オープン予定。オープン日までは首都圏の既存店舗で研修を実施

給与・待遇
月給26万7000円以上+各種手当+インセンティブ
※あくまで最低保証額です。前職の給与・スキル・経験などを考慮の上、優遇します
※みなし残業手当(月10.5時間分・2万538円以上)込
※超過分は、別途追加支給

勤務時間
シフト制 6:30~24:45(実働1日7.5時間/休憩1.5時間)

※残業は月10時間以下
※シフト作成は希望も考慮して決定
※夜勤の次に早朝勤務といった働きづらいシフトは原則なし

休日休暇
<年間休日119日以上>
シフト制(月10日 ※28日間の月は9日休み)
有給休暇
慶弔休暇
介護休暇
産前産後休暇(取得・復帰実績あり)
育児休暇(取得・復帰実績あり)

福利厚生
昇給(年1回)
各種社会保険完備(健康、雇用、労災、厚生年金)
時間外手当(超過分支給)
交通費(全額支給)
インセンティブ制度
職能手当
役職手当
退職金
社内禁煙・分煙
ユニフォーム貸与(年2回シーズンごと)
社員割引制度
育児時短勤務制度(利用実績あり)
研修制度(入社後研修、商品別研修、階層別研修、パリ本社でのマネジメント研修など)
※社会情勢に考慮して、オンラインでトレーニングを受講可能。また、社内アプリからパリ本部の研修コンテンツを日本語訳付きで閲覧も可能

<入社時の研修について>
入社後は、東京で2日間の導入研修を受講。オープン日まで既存店でOJT研修を実施。OJTではメンターの先輩社員がつき、学ぶべきことを一つ一つクリアしていく

応募期間
9月12日まで

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ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

こんにちは。

 

バーニーズ ニューヨーク六本木店・神戸店・福岡店にてご好評いただいた<マンリコ カシミヤ>のオーダーイベントが、明日9月1日(水)より横浜店、9月8日(水)より銀座本店にて開催となります。

カシミヤ100%でありながら、糸自体にストレッチ性を持たせた特許素材“スーパーカシミヤ”をはじめとした各素材・ウィメンズ13型・メンズ16型のデザインをご用意し、21色の豊富なカラーパレットからオーダーを承ります。

 

マンリコ カシミヤ>では最高級のホワイトカシミヤを原毛に使用しており、その発色のよさも特徴のひとつです。

ビビッドなカラーはもちろん、淡いグレーの微妙な色合いの違いも綺麗に表現されています。

MANRICOCOLOR ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

ベーシックにお使いいただけるネイビーやグレーも、何種類もの色味からお客様一人ひとりの好みに合わせてカラーをお選びいただけます。

 

MANRICOWOMENS ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

MANRICOMENS ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

クルーネックやモックネック、長袖や五分袖などデザインのバリエーションも豊富にご用意しております。

フーディとパンツのセットアップでのオーダーも承ります。

お好きなカラーとデザインをお選びいただくオーダーの過程もお楽しみください!

 

極上の肌ざわりを誇る<マンリコ カシミヤ>のオーダーイベントについては、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひご参照くださいね。

MANRICO CASHMEREオーダーイベントのご案内

 

また、今回スピラーレ代表 神藤光太郎氏の銀座本店への来店が急遽決定いたしました。

店頭で直接商品の魅力をご紹介いたします。この特別な機会にぜひご覧ください。

 

ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

ウィメンズ

9/1 WED. – 9/5 SUN. バーニーズ ニューヨーク横浜店 3F

9/8 WED. – 9/20 MON. バーニーズ ニューヨーク銀座本店 2F

メンズ

9/1 WED. – 9/5 SUN. バーニーズ ニューヨーク横浜店 4F

9/8 WED. – 9/20 MON. バーニーズ ニューヨーク銀座本店 1F

神藤光太郎氏来店

9/4 SAT. 11:00 – 20:00 横浜店 4F

9/12 SUN. 12:00 – 20:00 銀座本店 1F

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡しはオーダーをいただいてから約3ヶ月後のお渡しを予定しております。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」は「トーガ(TOGA)」とのコラボレーション「トーガ アーカイブス × エイチ・アンド・エム」を9月2日に国内外で発売する。「トーガ」は個性的なデザインで知られるブランドであり、発売前の8月31日19時からH&Mが配信するライブイベントのゲストも俳優の滝藤賢一、 アーティストのコムアイ、 タレントの椿鬼奴、 女優のMEGUMIとファッション通で知られる“一癖”ある顔ぶれだ。創業から24年、インディペンデントな貫くデザイナーの古田泰子は、グローバル展開する「H&M」とどのように協業を進めたのか。発売まで2年をかけたというコラボの背景を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「H&M」との仕事は楽しかった?

古田泰子「トーガ」デザイナー(以下、古田):はい。コミュニケーションが本当にスムースでした。パンデミックが始まる直前にロンドンで立ち上げのミーティングと食事会をしたのですが両チーム合わせて30人くらいだったでしょうか?結構な大所帯ですが、その時点ですでに長く一緒仕事をしているチームの感覚でした。

WWD:コラボレーションはどのようにして始まったのでしょうか?

古田:オファーをもらったときは驚きました。私たちは「H&M」の歴代のコラボレーションデザイナーより規模がずっと小さくて、インディペンデントだから。だから「まずは私たちがH&Mの企業背景を学び、実践したいことをプレゼンさせてください」と提案しました。それを受け入れてもらえるならやりたいと。

WWD:内容は?

古田:「露出のコントロールをするコレクション」です。これまで作ってきたワードローブ、たとえばベーシックなビジネススーツに切り込みを入れて肌を露出して違うものに見せることに特化したいと伝えました。返事はすべてOKでした。

WWD:「穴を開けて露出」は「トーガ」のコアバリューのひとつですが、全部ではないですよね。ウエスタンなど他にもいろいろ側面がある中で「穴」を選んだのはなぜ?

古田:切れ込みを入れたり穴を開けたりするデザインは「破壊的な構築」として捉えられることが多いのですが、私としてはちょっと違うのです。パンク的な発想というより「どう露出するか」の視点が大事です。オーガンジーを一枚重ねて露出をコントロールする提案は「肌の露出のコントロールを誰かに求められてではなく、自分で決める」という姿勢を着る人にもってほしいから。

WWD:「トーガ」は“女らしさとは”とか“女の強さ”を追求し続けていますが、それがまた一歩進みましたね。

古田:着る人をジェンダーの問題から解放したい。ジェンダーレスを一過性の流行のように思っている人がいたらそれは大きな間違いだと伝えたい。スカートに穴を開けるのは「スカートは女性が着るもの」という定義を更新したいからです。

WWD:「自分の肌の露出のコントロールを自分で決める」は刺さる言葉ですが確かに真意は伝わりにくい。理解を一気に深めてもらうには、「H&M」というステージは強力ですね。プレゼンでその真意は伝わったのでしょうか。

古田:感覚的にすぐに理解してもらいました。一過性の流行の話ではない、ことを共有できたのは嬉しかった。

WWD:以前古田さんは代官山より歌舞伎町の方がいろいろな人がいるから観察するのが好きだ、と言っていました。「H&M」は全世界に展開しているから服の向こうにはいろいろ人がいます。そういった背景も企業の強さと関係があるのでは?

古田:あると思います。私自身、「H&M」という企業を理解していなかったから自分なりに調べたのですが、社会的問題に気が付いたときの行動が迅速です。透明性への取り組みも早かった。ウイグルの問題に関してもうやむやにせず発言をしています。「大量生産企業だから」と発言を避けたり、否定したりするとファッション全体を否定することになります。グローバル企業には責任があり、大企業だからこそマイノリティーと向き合う機会が多い。マイノリティーの意見を聞き、取り組めるからこそファッションは面白いと私は思います。

今、モードとは自分の意志や考えを発信すること

WWD:コラボの制作過程でパンデミックを経験して見えたことも多いのでは。

古田:ブラック・ライブズ・マターをはじめ差別や分断といった社会的な問題が芋ずる式に表土に出てきて、それらの多くが世界共通の課題ですよね。家で過ごしていてもネットでそれらのニュースを見聞きして考えさせられました。洋服のブランドも洋服についてだけではなく、社会的なできごとに対してどんな意見を持っているかを世の中に提示するべきだと思います。その意見に共感をしてモノを購買する流れがありますよね。コロナ以前の消費だけの社会にはもう戻らないと思う。

さらに東京オリンピックでは日本と世界との人権問題の意識の違いが如実になりましたよね。いろいろなことが表面化されたことでその違いを知ることができてよかったと思う。ただ、出た問題をそのままに蓋をしちゃいそうな流れもあるので、ここで洋服のブランドには何ができて、どう伝えるのか、考えています。今は、自分を発信することがモードの一端となっていますから。

WWD:と、いいますと?

古田:私自身、「モードとはタブーの要素を引っ張り上げることである」という思考だった時があるけれど、最近は、「自分の意思や考えを発信すること」がモードなのかなと。そういった意味で「H&M」さんのメディアの発信の仕方など、学びは多かったです。

WWD:「トーガ」の魅力のひとつは着る人の体をきれいに見せるパターンでありつつ同時に攻めたデザインであるところ。それは24年の歴史の中で社内のパタンナーや縫製工場と積み重ねてきた成果ですが、そのパターンを「H&M」のパタンナーや工場にゆだねるのは難しくなかったですか?仕様書があればOK?

古田:「トーガ」がここまで来られたのはパタンナーと工場の努力の結晶です。だから仕様書だけでは再現できない。弊社のパタンナーが「H&M」のパタンナーに一型ずつ現物と仕様書を使って説明をしました。ただし世界中で販売するにあたり、バストダーツの長さやサイズレンジが「トーガ」と異なるのでそこはお任せしましました。変更点が生じたときは、どんなに小さなことでも「トーガ」がアプルーバルを出すまでは絶対に勝手には進めないから安心でした。

WWD:私が個人的に「トーガ」の服を捨てられない理由は生地の良さです。普段はオリジナル生地が多いですよね。今回の生地のポイントは?

古田:オリジナルをお渡しして再現してもらいました。再現の正確さは驚くものがありました。それどころか私たちがやりたくてもできなかったことが実現した例もあります。たとえば表裏を完璧に同一に染色したスカーフのプリントがそうです。私たちも20年以上トライしてきたけど難しかった。それを相談したら「できますよ」と簡単に言われちゃって。驚きました。

WWD:52型のラインアップは下着やTシャツ、ドレス、仕事用のスーツがそろい1人の女性のワードローブのようです。従来の「トーガ」ファンからすると好きでもなかなか手が出なかったよりチャレンジングなアイテムにもこの価格なら手が出せそうです。ブルマ(1299円)のや透けている全身透け散るレイヤードアイテム(1万6999円)とか。

古田:そうですね。家の鏡の前でコーディネートを悩んで楽しんでほしいです。

WWD:「H&M」らしさは意識をしましたか?

古田:まったく考えなかったです。それがこれまでのコラボレーションとは違う点ですね。これまでは基本的に相手の利点、「トーガ」にはできないことを取り入れていろいろなことを“一致させてゆく”コラボレーションでしてが、今回はモノづくりに関しては「トーガ」のブランド哲学をそのまま「H&M」に持ち込んでいます。発信の仕方や売り方にはもちろん違いがありますが。

WWD:では2021年らしさについては?

古田:バストやウエスト、肩の位置などには時代性が表れます。いつもはジャストウエストだけど、今は少し緩いほうがいい、肩は少し小さくてもいい、パッドは少し薄い方がなど感覚的で本当にちょっとしたことですが。

「サステナビリティとファッション」をどう定義する

WWD:「サステナビリティとファッション」をどう定義しますか。サステナビリティ先進企業の取り組みに触れて何か思うことがあれば教えてください。

古田:一過性のものではなく常に取り組まなくてはいけないものだと思っています。「トーガ」原宿本店は2007年からヴィンテージショップも併設しています。それは新しい服と古着の組み合わせを考えることを楽しんでほしいから。2010年頃展開していた「トーガ・オッズ&エンズ」は、「半端と端っこ」を意味し、半端物やガラクタ物、既存の大量生産物を集めてそこに加工やデザインを加えることで新しい価値を“再製造”したものでした。これだけ街中にものがあふれているのに、どうして自分たちはゼロから作っているのか、と向き合った結果生まれたものでした。

ただ「トーガ」自体で考えたらやはり“捨てられない服”を作ることが、私たちが実践し続けているサステナビリティだと思う。「無駄を作る側」の人間として、ファッションがデザイン性として必要なものであると伝えたい。今、若い世代は洋服を買うこと自体が罪で、買わないことが一つの意思表示にもなっていますが、罪ではない購買があること、意思表示ができるファッションがあることをちゃんと伝えたい。でもこのまま「トーガ」だけで発信していたら自分が死ぬまでも伝わらないかもしれない。だからコラボレーションができてよかったです。

WWD: 私はサステナビリティ・ディレクターとして、古田さんみたいな意志あるデザイナーが自分の感覚を存分に発揮して選んだ生地、生産方法がすでにサステナビリティなものであり、悩むことなく使える、そんな状態へアパレル業界を早くシフトしたいと思っています。

古田:今回のコラボレーションがまさにそうでした。生地はすべて「H&M」独自のサステナビリティの基準に基づいて選ばれたもので理想的でした。「これは土に還らないからこちらにしてください」という指示も出る。自分たちが同じことをすると価格がグンと跳ね上がったりしますが、企業努力によって安価に抑えられているから気兼ねなく使用できる。サステナビリティについてよく考えられた土壌の上でデザインをできるのは安心でした。

WWD:それは消費者視点でも同様ですね。手に取ったものに対して「これはサステナビリティか」と悩まなくていいのはラクです。

古田:そうですね。ただ、意識することは非常に大切。惰性で買い物をしない、商品の説明をよく読むといった時間の余裕はあってよいと思います。多くの人がそういった意識を持たないと流れは変わらないからこれに関しては“気にしすぎ”はないと思う。デザイナーに対しても「もっと気にしましょう」って言ってもいいと思いますよ。

WWD:「トーガ」と音楽は密接です。今回のコラボレーションに音楽をつけるとしたら何を選びますか?

コラボコレクションに音楽をつけるとしたら

古田:ロンドンでの撮影時にはスティーブ・ライヒ(Steve Reich)の「クラッピング・ミュージック・バレエ」と「カム・アウト」。人間が手をたたいたり、呼吸をしたり古田 撮影現場も、本当に今となったら、そういうのをちょっと意識してやっていたと思います。

WWD:ビジュアルのディレクションも古田さんが行ったのですか。

古田:撮影はロンドンで行い、私はオンラインでつながりながら意見を言いました。メンバー選出のときに、一度お願いしたかったスタイリスト、ジェーン・ハウの希望を出したら一発OKで嬉しかったです。フォトグラファーのジョニーとは何度か仕事をしたことがあり、彼がスタイリストのジェーンが最近よく仕事をしているのを見ていたから、聞いてみたら実現しました。

WWD:撮影場所に選んだ場所は、シティ・オブ・ロンドンにあるヨーロッパ最大の文化施設、バービカン。日常と非日常の間みたいで面白いです。

古田:バービカンの美術館や施設を丸一日、全部貸し切り、60人近いスタッフが参加していました。映画の撮影並みのスケールでたくさん撮影した中からたった一枚を選ぶ。フォトグラファーが「絶対これがいい」と言うのに対して、「H&M」からもものすごく強い指示が出る。相手がトップクラスと言えども、妥協なく強い指示が出ます。トップメゾンのキャンペーンビジュアルの1枚はこうやって作られるんだろうな、と実感しました。インディペンデントな我々とはスケールが違う経験です。

WWD:ビジュアルに対して出したリクエストとは?

古田:日常の風景に溶け込んでいるがオーガニック過ぎず、ダークな世界も映っている写真にしたいと伝えました。

WWD:いろいろなことが“あ、うん”ですね。それはトップブランドのクリエイションに携わる人たちからよく聞く話です。関わるスタッフの見えている景色が同じ、なんでしょう。

古田:そうですね。同じ意識を持っているから話が早かったです。

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「アメリカ魂を受け継いだのであればプルドポークはアメリカンポークでしょ。これ常識」

 東京だけではない!全国で市民権を得たプルドポーク。お店ごとにメニューや調理法は違っても、共通点はアメリカンポークを使用していること。何故って!?「アメリカ料理であればアメリカンポークを使うのはマナーです」と、どのお店も口を揃えて話す。プロだからこそ、プライドがあるからこそ妥協しない。そんなアメリカ魂を受け継いだ"アツイ"お店を近畿地方で見つけた。
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ハインツ、個包装ソースにBBQとシラチャ―を追加。テイク・デリでも「味変」人気。

ハインツ日本株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:スティーブン・ブリッグス)が、9月1日に飲食店でのテイクアウトやデリバリーなどに使いやすい個包装のソース「20gクラシックBBQソース個袋」と「7gシラチャーソース個袋」の2品を新発売する。
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資生堂が相次ぎメイクブランド売却 スキンケア中心の構造改革加速

 資生堂は、スキンケア領域をコア事業とする “スキンビューティーカンパニー”への転換を加速している。今年に入りヘアケア「ツバキ(TSUBAKI)」などを扱う日用品事業や「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」「ベアミネラル」などのメイクブランドの売却が続き、抜本的な経営改革が進む。

 同社は目標に掲げていた2020年に売上高1兆円を3年前倒しで達成し、右肩上がりで成長してきた。しかしコロナ禍による打撃は多くの企業同様に大きく、舵取り変更を余儀なくされた。これまでのビューティに関連する全方位でのアプローチから、プレステージのスキンビューティ領域を中核事業とする中期計画「WIN2023」を策定。20年上期(1〜6月期)決算発表の際に、自社開発やオープンイノベーション、戦略的M&Aを推進し、ジャパニーズビューティや、クリーンやナチュラル、メンタル・ウエルネスカテゴリーなどを含むスキンビューティ領域を強化することを示した。

 それを体現した一例が、20年8月に美容機器メーカーのヤーマンと設立した合弁会社エフェクティムだ。今年3月からエイジングケアブランド「エフェクティム(EFFECTIM )」の本格展開を開始。美容機器と化粧品を融合した製品を打ち出し、現在日本と中国をメイン市場としてブランド価値を高めている。また7月にはデジタル領域で多くの支援実績を持つアクセンチュアとデジタルマーケティング業務とデジタル・IT関連業務を提供する合弁会社、資生堂インタラクティブビューティーを設立。顧客一人一人に合わせたパーソナライズされたサービスを生涯にわたりデジタル、リアル問わずにシームレスに提供するのが狙いだ。

 10月1日には米国発のD2Cスキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」の日本展開をスタート。同ブランドは19年11月に資生堂が8億4500万ドル(約895億円)で買収したクリーンビューティをけん引するブランドで、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」などで販売するという。

 ブランドのポートフォリオの見直しも推進。1月にヘアケアブランド「ツバキ」やスキンケアブランド「専科(SENKA)」などをそろえる日用品事業を1600億円で売却することを発表した。7月に資生堂や投資ファンドのCVCキャピタルパートナーズが出資した新会社ファイントゥデイ資生堂が始動している。

 4月には「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」とのフランスを除く市場で、ライセンス契約を12月末で終了することを発表。米国市場を中心に低迷が続き、今春から売却の噂が流れていた「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」は、8月に米投資ファンドのアドベント・インターナショナルに7億ドル(約770億円)で売却した。

 魚谷雅彦資生堂社長兼CEO が20年上期決算発表時に「23年に収益の完全復活を目指し、不退転の決意で臨む」と語っていたが、事業構造の改革の成果が表れはじめ21年上期決算は売上高が21.5%増、収益も改善する。通期では売上高1兆円を再び達成する見込みで、“スキンビューティカンパニー”として成長を遂げていく。

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“街中華”「そろそろ、大手居酒屋チェーンもやり始めるのでは?」

 コロナ禍で新業態の開発が急務となっているなか、街中華をインスパイアした大衆中華酒場の新規出店が目立っている。餃子酒場では差別化が難しくなってきており、新たなマーケットの予感を感じる"街中華"。そろそろ、大手の居酒屋チェーンもやり始めるのではないか。
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“街中華”「そろそろ、大手居酒屋チェーンをやり始めるのでは?」

 コロナ禍で新業態の開発が急務となっているなか、街中華をインスパイアした大衆中華酒場の新規出店が目立っている。餃子酒場では差別化が難しくなってきており、新たなマーケットの予感を感じる"街中華"。そろそろ、大手の居酒屋チェーンもやり始めるのではないか。
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「プーマ」 × 「あつ森」が初コラボ “ベル袋”や“たぬきち”がスニーカー&アパレルに

 「プーマ(PUMA)」は、ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」とコラボした“プーマ × あつまれ どうぶつの森”コレクションを9月18日に発売する。「プーマ」直営店と公式オンラインストア、一部取り扱い店舗で販売する。

 “たぬきち”“とたけけ”といった人気キャラクターや葉っぱのグラフィックなど、ゲームの世界観に着想したデザインをシューズとウエアに落とし込んだ。シューズには“ベル袋(お金の入った袋)”をイメージしたバッグが付き、中に付け替え可能なシューレースが入る。“プーマ スエード(PUMA SUEDO)”(税込6490〜1万3200円)や“フューチャー ライダー(FUTURE RIDER)”(税込5390〜11000円)などのシューズと、Tシャツ(税込2750〜5500円)、フーディー(税込9900円)、ショーツ(税込3850〜6050円)などを用意する。キッズサイズもそろえる。

 「あつまれ どうぶつの森」は、無人島を舞台に、個性豊かなキャラクターたちと交流しながらオリジナルの島を作り上げるゲーム。ゲーム内で友人と交流できたり、外出気分を味わえたりすることから、コロナ禍で人気が拡大。海外でも多くのユーザーを抱える。

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読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ” 初日の一押しは「ミカゲ シン」「レインメーカー」「スリュー」

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ” 初日の一押しは「ミカゲ シン」「レインメーカー」「スリュー」

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ミカゲ シン(MIKAGE SHIN)」

見どころ:昨シーズンはスカート男子のルックが超かっこよくて、今季もファーストルックから大ぶりのイヤリングにプリーツスカート&スラックスという振り切りっぷり。「エレガンスに男女の境はない!」という姿勢をひしひしと感じます。デザイナーが手描きした田園のグラフィックでスーツ地のシャツを切り替えたり、大理石のグラフィックをドレープのきれいなワンピースにあしらったりと、“都会と田園”というテーマの表現手法もおもしろかった。音楽と照明の緊張感ある演出も洋服を際立たせてましたし、リアルショーで見たかったな(泣)。


東コレ取材歴6年
副編集長大塚
「レインメーカー(RAINMAKER)」

見どころ:正直、ダークホースでした。リアルのショーが復活している中で、映像でここまで印象に残るとは。しかも、国立京都国際会館のきれいなロケーションやカメラワークといった水谷太郎さんの演出もさることながら、服がめちゃくちゃ強い。「レインメーカー」って、数年前まで和の伝統を継承する“ザ・男服”な印象でしたが、最近は硬さが取れてとってもしなやかで軽快。でも根底にある深みや骨太感は残っているという、まさに“進化”という言葉がぴったりのクリエイションを見せてくれました。玄人っぽい色使いは好みが分かれそうですが、アーティストと協業したテキスタイルや強めのディテールはキャッチーなので、スタイリングが楽しそうです。


7都市のファッションウイークを取材
ライター大杉
「スリュー(SREU)」

見どころ:古着やデッドストックアイテムのリメイクを中心とした一点モノのブランド。植木沙織デザイナーが1着ずつ素材を選んでおり、愛情を感じるモノ作りが魅力です。私のお気に入りのルックは、ロングヘアが美しいメンズモデルのKEITAが着用していた、パールを施したジャケットとショートパンツのセットアップ。「ミキモト(MIKIMOTO)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCON)」のコラボが火付け役となり、メンズに向けたパールネックレスがブームになりつつありましたが、装飾でも素敵ですね。甘すぎず、程よくぬけ感もあり、洗練された印象。またデザインスタジオ「アントレース(UNTRACE)」とのコラボレーションも発表し、今後も楽しみです。

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全3点で約1000万円 デンマーク発「ジョージ ジェンセン」からネンドがデザインしたシルバーの銀器が登場

 デンマーク発シルバーブランド「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」からネンド(nendo)とコラボレーションした花器が登場する。ネンドを率いる佐藤オオキがデザインした花器の名前は“水器(mizuki)”。水を“溜める” “張る”“流れる”という3つの水の表情を有機的なラインで表現している。佐藤は、「『ジョージ ジェンセン』の歴史をたどった時、“自然”をモチーフにしたデザインが多いと気付いた。花や植物など具象もあれば抽象的で自然に存在する有機的造形もある。こういう点が自然と密接な日本文化と共通していると感じた」とコメント。

 異なるサイズの3種類の花器はスターリングシルバー製で、コペンハーゲンのアトリエで熟練職人が1枚の厚いシルバーの板を切り出し、ハンマーでたたいて成形。しなやかなラインを出すために全工程で溶解作業を繰り返し、念入りに研磨処理をして仕上げられる。これら全3種類の花器を完成させるのに400時間が必要だ。

 これらは、花器としてだけでなく、水やワイン用のカラフェとしても使用でき、オブジェとしても楽しむことができる。税込価格は、Sが187万円、Mが396万円、Lが418万円。11月1日に発売予定だ。

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セレブに学ぶ、70年代ヒッピースタイルのアレンジ術

 ヒッピールックに代表される1970年代ファッションが復活してきました。さまざまな制約があり、気持ちが縮こまりがちな今、自由で開放的なセブンティーズのムードに引き寄せられるところがあるようです。リバイバルの主役は、“ラブ&ピース”を合言葉としたヒッピーな装い。“きれいめ&リラックス”のテイストにアップデートするのが現代風“ネオヒッピー”の流儀です。

 たとえば、「ディオール(DIOR)」がオンラインで発表した2021-22年秋冬コレクションのセレブスナップでは、女優のドリー・ヘミングウェイ(Dree Hemingway)がマルチカラーのストライプを施したマキシ丈スカートを着用。すっきりとした印象のストライプ柄でスタイリッシュに仕上げたところがレトロに偏らない今のさじ加減。セレブリティーの着こなしをお手本に、リアルなスタイリングに取り入れるコツを、「ディオール」の2021-22年秋冬シーズンと、2022年プレ・スプリングシーズンのスナップからアイテム別に紹介します。

“タイダイ柄”×ストライプの“柄on柄”コーデで動きをプラス

 ヒッピーのキーモチーフといえば、タイダイ柄。音楽フェスティバルやビーチレジャーで見られるTシャツスタイルがおなじみですが、スペインのファッションブロガー、ガラ・ゴンザレス(Gala Gonzalez)は、ゆったりしたライトなアウターをチョイス。面積が広い分、タイダイ特有のボヘミアンムードも強まって見えます。

 ドローストリングスの超ワイドパンツと合わせて、さらにリラックスしたムードに。ストライプ柄のパンツと、タイダイ柄のアウターで柄on柄に仕上げました。マルチストラップのフラットサンダルも伸びやかな印象。そこに、クラシックな「レディ ディオール」を携えることでカジュアルさを抑え、品格を添えているのがポイントです。

“デニムジャケット”はシアースカートとブーツで強弱を演出

 70年代ファッションで欠かせないのが、デニム仕立てのウエア。ヒッピーが好んだ反権力・反体制のシンボル的な素材です。デニムジャケットをタフなムードで着こなすのが当時の着こなしでしたが、現代版のスタイリングではロマンチックやフェミニンなムードをミックスするのがポイントです。

 モデルのエレーナ・ペルミノヴァ(Elena Perminova)は、デニムジャケットに透けるシアースカートを合わせて、エアリーなムードをまといました。足元にはゴツめブーツを配して、強弱のあるテイストミックス“ネオヒッピー”に仕上げています。太ベルトでウエストをしっかりマークしつつ、バケットバッグで抜け感を出す小技も効いています。

“フレアデニム”はブラックアイテムでクールさを強調

 裾が広がるフレアデニムは、ヒッピーファッションの代名詞的なボトムスです。風をはらむ裾から感じる自由で奔放な雰囲気は、今の私たちが求めるムードそのもの。半世紀を経て、現代風にアレンジするには、クールな印象を加えるのがおすすめです。

 フランスの歌手、バルバラ・パラビ(Barbara Pravi)は、プラットフォームブーツを選んで、フレアなデニムパンツに負けないインパクトを添えました。チェーンバッグを体の真正面に斜め掛けすることで、ブラックの引き締め効果もパワーアップ。スリーブレスの白シャツに刺しゅう入りの黒トップスを重ねて、ブラックの3点コンビネーションを強調しています。

“フラワープリント”は甘さを抑えたダークロマンチックが決め手

 “ラブ&ピース”のメッセージを代弁する花柄は、ヒッピーの分身のようなモチーフです。当時の若者を指す“フラワーチルドレン”という言葉でも知られています。幸福感や開放的な気分を象徴するモチーフでもあり、70年代ルックのお約束的存在。モダンに着こなすなら、ダークカラーを選びましょう。

 アテネで開催した2022年プレ・スプリング・コレクションに来場したミランダ・カー(Miranda Kerr)は、甘さを抑えた黒がベースの花柄ワンピースを着用。首周りが詰まったレディーライクなシルエットがクラシカルな雰囲気を演出しています。一方で、正面に入った深いスリットで適度にセンシュアルさを漂わせて二面性をアピール。渋めのトーンでまとめた“ダークロマンチック”のコーディネートが、着こなしの鍵となっています。

“カフタン”は脚見せでチャーミングかつヘルシーに

 アフリカやアジアを含め、世界的な連帯感と共感を重んじたヒッピーにとって、民俗調の装いは特別な意味を持っていました。ゆったりとしたフォルムのカフタンも、ヒッピー文化を示すアイテムです。ゆるっと着るのが一般的なスタイリングでしたが、“ネオヒッピー”では、チャーミングにアレンジしています。

 モデルのカミーユ・ロウ(Camille Rowe)は、ミニワンピース風のカフタンをキュートに着こなしました。ウエストは共布ベルトで絞って、すっきりとした印象。カフタン特有のくつろいだムードは保ちながらも、ベビードールのような見え具合にひとひねり。脚見せでヘルシーさも際立たせました。

 70年代ファッションは、のどかで気負わない雰囲気が持ち味。緊張から解放されたいと願う、今のマインドにもなじみます。ほかにもフリンジや丸眼鏡、バンダナなどさまざまな選択肢があるので、多彩にアレンジできます。セレブが披露したさすがな着こなしをお手本に、70年代スタイルを取り入れて、“ネオヒッピー”な気分に浸ってみませんか。

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「ホワイトマウンテニアリング」が9年ぶりの東京凱旋 全員女性モデルのショーで東コレ開幕

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が30日に開幕した。9月4日までに48ブランドが参加し、20ブランドがリアルショーを行う。

 一番手は相澤陽介率いる「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」。楽天の支援プログラム「バイアール(BY R)」のサポートを受けて、13年春夏から9年ぶりとなる東京でのショーを無観客で生配信した。会場は、都会の喧騒を忘れられる新宿御苑の自然の中。先週まで観客を迎えることを計画していた同ブランドは、本来はゲストが座るはずだった60脚のウッドチェアを道に並べてランウエイを作った。モデルは全員女性というサプライズ。ブラックやカーキを中心に、メッシュ、機能素材などを用いた、軽快で都会的なブランドらしいアウトドアウエアがそろえた。フィナーレではモデル全員がTシャツに着替えて再登場。ツアーTシャツのように、背面にはこれまで15年間のコレクション発表の場が記載されていた。

 相澤陽介デザイナーは「ブランド名の由来は都市と山の融合。それを体現するために東京の中心にある新宿御苑という場所で今の考えを表現した。洋服におけるジェンダーレスの時代に、自分が15年間追求してきたファンクションアパレルの考えを投影させたい思いがあった。海外の仕事を含め、さまざまな人種やカルチャーとともにデザインを行なってきた経験から ある特定の人に向けたファッションではなく、洋服を着るという行為に対して自由でありたいという考えを表した」と話す。さらに「今後、クリエティブの追求と自分のライフスタイルを融合し、これからの時代に向けてより強いメッセージを残せるデザイナーを目指していきたい」と続けた。

 「ホワイトマウンテニアリング」は先日、「ユニクロ(UNIQLO)」と今秋コラボレーションすることを発表したばかり。“服を着るフィールドは全てアウトドア”というコンセプトを変えずに進化を続けている。

 今日はメイン会場である渋谷のヒカリエホールなどで、「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」「スリュー(SREU)」「ミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)」がリアルショーを行い、「レインメーカー(RAINMAKER)」「タクタク(TAC TAC)」「イレニサ(IRENISA)」「セヴシグ(SEVESKIG)」「メアグラーティア(MEAGRATIA)」がオンラインで発表。最終日の9月4日には「ホワイトマウンテニアリング」同様に楽天の支援で「カラー(KOLOR)」によるリアルショーが控えている。

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ユニクロが災害時に必要な「服の備え」をリスト化 防災の日には紗栄子を招いたラジオ番組も放送

 ユニクロは9月1日の「防災の日」を前に、災害避難の際に役立つ「服の備えチェックリスト」を公式ホームページのサステナビリティ専門ページ内で公開した。また1日には、災害支援活動を積極的に行っているモデル・タレントの紗栄子さんや山村武彦防災システム研究所所長をゲストに招いたラジオ番組「TOKYO FM×ユニクロ『防災の日 特別番組 〜考えよう、服の備え〜』も放送する。

 ユニクロは今年2月に、全国の20〜60代男女2400人を対象に「災害時の備え」に関するインターネット調査を実施。その結果、「86.2%が日ごろから防災を意識しているが、災害時避難のための『服の備え』を行っているのはわずか14.7%だった」「避難経験者の4人に1人以上が『避難時に足りなかったもの、あったらよかったもの』として衣類をあげた」(発表資料より)。一方で、避難所の設置や運営、被災者支援を担う自治体に書面でアンケート調査を行った(7月)ところ、「回答のあった927の自治体のうち、マスクを除く衣類の備蓄を行っているのは18.2%に留まっていた」という。こうした調査より「個人および自治体ともに、避難時に必要とされる『服の備え』は十分とは言えない」としている。

 調査結果を受け、「服の備えチェックリスト」では、災害発生時から支援物資が届くまでの数日間に必要な衣類をリスト化。どういった服が何枚必要なのか、「ユニクロ(UNIQLO)」の商品ではどれがそれに当てはまるのかを公表している。

 ユニクロでは全国約810の店舗網を生かし、これまでも災害時には服を通じた被災者支援を実施。海外の災害にも緊急支援を行ってきた。今後は、日本全国の自治体と災害時の物資供給協力に関する協定を順次締結していく予定。9月1日のラジオ番組は、20時30分〜21時に放送予定。

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セレクトリサイクル「パスザバトン」丸の内店が閉店 事業部長に聞くこれからの“もったいない”ビジネス

 「スープストックトーキョー(SOUPSTOCK TOKYO)」を運営するスマイルズによるセレクトリサイクルショップ「パスザバトン(PASS THE BATON)」丸の内店が9月7日に閉店する。第一号店の表参道店は6月末に閉店。京都店は、市の保護物件ということもあり、継続運営する。「パスザバトン」は個人の思い出の品物や愛用していたが必要なくなったものを使ってくれる人に渡す(バトン)をコンセプトにスタート。有名ブランドの古着から食器棚の奥に眠っていた器まで、さまざまな商品および、一部企業のデッドストックなども販売してきた。2019年からは、「パスザバトン マーケット(以下、PTBマーケット)」と称して、外でいろいろな企業の在庫を販売する市を開催。表参道店と丸の内店の閉店により「パスザバトン」のリブランディングを図る。今後の「パスザバトン」の方向性について、箕浦俊太スマイルズ パスザバトン事業部長に話を聞いた。

WWD:「パスザバトン」をこのタイミングでリブランディングする理由と目的は?

箕浦俊太スマイルズ パスザバトン事業部長(以下、箕浦):2009年に「パスザバトン」が設立されてから、個人レベルのリサイクルは浸透してきた。最近SDGsやサーキュラーエコノミーへの関心が高まり、企業のもの作りや既存の商流を見直すような世の中になった。「パスザバトン」でも、1部は企業のデッドストックなどを販売し、各企業の困りごとを解決する目的もあったが、店鋪内でそれをするには限度を感じていた。そこで19年に、店外で「パスザバトン マーケット(以下、 PTBマーケット)」を開催したところ、手応えを感じ、これからの方向性はこちらだと感じた。

WWD:「パスザバトン」表参道店が閉店、丸の内店も閉店するが、その理由は?京都店は?

箕浦:閉店というよりは、個人レベルのリサイクル事業をやめてみるということ。京都店は市の保護物件を借りていることもあり、京都の文化を世界に発信する場所として継続する。今後は、京都の企業との取り組みを強化していく。日本の伝統や四季の祭りごとを大切にしたいという想いがある。また、表参道店や丸の内店の売り上げの6割以上はリサイクル商品だったが、京都店のリサイクル商品の売り上げは3割と低く、お土産やギフト需要が多いという点からも、出品者に依存することなく維持できるのが理由だ。

WWD:19年に店外で、「PTBマーケット」を開催した理由は?

箕浦:店で企業の困りごとに向き合うには難しいと感じたから。半年に一度、一社の在庫を販売したところであまり意味がないと思った。だから、店の外である規模感を持って開いた。

WWD:個人対個人のリサイクル市場を作ってきたわけだが、それを、企業対個人のマーケットに移行する理由は?

箕浦:企業のもの作りのシステムを見直す必要がある。例えば、ECで返品されたものはB品として販売するしかない企業が多い。それらを消化する手段が「PTBマーケット」だ。企業と消費者両方の活動を見直し、一緒に考える場にしていきたい。

WWD:今まで「PTBマーケット」を4回開催してきたが、参加企業数などの推移は?

蓑浦:1回目は22ブランドが参加した。オンラインで開催した2回目「十勝第百貨店」は20社、同じくオンラインで開催した3回目「デッドストック陶器市 九州編」は17社が参加。4回目は42社が参加し、2日間で約3600人が来場し、2300万円を売り上げた。

販売だけでなく、発信や実験の場に

WWD:「PTBマーケット」における、収益の仕組みは?出展する条件や対象業種などはあるか?

蓑浦:出展料及び売り上げ歩合は、ファッションアパレル・雑貨が5万円で売り上げ歩合が20%、 食物販、お菓子などの軽飲食が2万5000円で売上歩合 25%、フードトラックが出展料 なし で売上歩合 10%。出展条件は「PTBマーケット」のコンセプトを理解し、共感してくれること。また、B品を販売するにあたり、コミュニケーションが取れるスタッフを配置できること。業種は限っていない。気付けていないものがあるかもしれないので、関心があれば連絡して欲しい。

WWD:「PTBマーケット」は企業の倉庫に眠っているB級品や在庫に光を当てるというイベントだが、消費者からの反応は?直近の来場者の性別や年齢層、平均単価は?

蓑浦:出展企業からは、消費者とのコミュニケーションが生まれるという声がある。4回目は入場料を300円に設定した。そうすることにより、お金を払っても入る価値があるかというハードルになった。事前に情報を入手して、「よし、行くぞ」という気持ちで来場してくれた人がほとんどだ。入場者からは、いろいろなブランドなどが一堂に会する場で知らないブランドに出合えたという声があった。4回目の来場者の6〜7割が女性で年齢別では30代が37%、40代が29%、20代が21%。平均客単価は3500円程度だ。

WWD:「PTBマーケット」の出展企業へはどのようにアプローチを行うか?

蓑浦:「PTBマーケット」の公式サイトで募集、受け付けを行う。4回目には企業による視察もあり認知度がアップしていると感じる。SDGsの意識が高まる中、10年以上にわたり各ブランドをリスペクトしながら“もったいない”と向き合ってきたのが「パスザバトン」だ。ある意味、経済効率性から反対の位置にある活動だが、最近では企業から「どこから、どう始めたらいいか」というような相談が増えている。企業によっては「PTBマーケット」を発信や実験の場として捉えてくれており、不要になったものの回収なども行っている。

出展者、来場者、主催者でシステムを変える

WWD:コロナ禍で消費者はコロナ前以上に慎重かつ、より良いものを求める傾向があるが、そのような状況下でのマーケット開催の結果は?

蓑浦:人は買い物好き。それは、コロナ前後で変わらない本能的なこと。4回目の開催で、十分な手応えを感じた。入場料を設けたが、1時間半待って入場する人もあり、イベントに共感してくれる来場者が増えて一体感が生まれた。

WWD:主催者、出展者、消費者、それぞれにおけるマーケットを開催する一番のメリットは?

蓑浦:出展者にとっては、在庫の消化チャネルになりつつある。物作りは続くわけであり、売れ残ったものを「PTBマーケット」で販売し、倉庫が空っぽになれば、また、物作りをする勇気が出る。過去の負を未来につなげるイベントだ。消費者にとっては、いいものを安く買えるので経済合理性にかなっているし、B品の理由などに触れることで消費行動への気づきにつながっている。主催者側としては、コロナ禍でも楽しく開催できた。社会的意義があるし、ビジネスとして成立しているので、これから大きくしていきたい。「PTBマーケット」を軸に“ニューサイクル コモンズ”と掲げて、既存のビジネスシステムを見直して新しいシステムを共感してくれる仲間と築いていきたい。出展者、来場者、主催者、会場、全てがスクラムを組んで、システムを変えていこうという思いがある。また、出展者同士の繋がりや、回収拠点の場を提供することで、偶発的な出合いを提供できればと思っている。いわゆるコミュニティー的な活動で、企業と消費者の垣根をなくすのが目標だ。

WWD:「PTBマーケット」開催予定と今後の戦略は?

蓑浦:年内は、10月9〜10日、12月11~12日に開催予定だ。22年には4~6回、規模を大きくして開催したい。本気で日本国内の倉庫を空っぽにする意気込みがあるので、行政と組んで地方でも行いたいと思う。

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1万人のサステナブルアンバサダーを育成する Z世代を牽引する若きリーダーYouth in focus vol.5

 ミレニアルズやZ世代と呼ばれる若者たちは今何を考え、ファッションやビューティと向き合い、どんな未来を描いているのだろうか。U30の若者たちにフォーカスした連載「ユース イン フォーカス(Youth in focus)」では、業界に新たな価値観を持ち込み、変化を起こそうと挑戦する若者たちを紹介する。連載の5回目は、サステナブルな社会の実現に向けて日本の若者たちと企業をつなげるプラットホームの運営や、企業、自治体、大学を連携させた、サステナブルプロジェクトの企画運営などを行う佐座槙苗SWiTCH代表理事(26)にフォーカスする。

 「人間と自然が共存できる仕組みを作りたい」――佐座は幼少期からそんなテーマが常に頭の中にあったという。高校卒業後は、海外の大学へ進学し、サステナビリティについて学びを深めた。2020年には、環境問題に声を上げる世界の若者たちが「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」(COP26)の疑似版として開催した「モックCOP26」に、グローバルコーディネーターとして参加。世界140カ国の代表学生らと気候変動政策に関する提言をまとめた。

 今年1月には、一般社団法人SWiTCHを立ち上げ、未来の主人公となる20代の若者たちが目指すサステナブルな社会の実現を、大人世代と実現するためのプラットホームの運営や、1万人のサステナブルアンバサダー育成を目指した教育普及活動などを開始した。SWiTCHは、ロンドン芸術大学(University of the Arts London)の学生で構成するデザインチームも抱え、企業とコラボして廃棄物を用いたアートやオブジェなどを製作する。過去には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「スワロフスキー(SWAROVSKI)」、セントマーチン美術大学(Central Saint Martins)とのコラボプロジェクトも手掛けた。グローバルなネットワークを生かし、サステナビリティ分野における若きリーダーとしてZ世代を率い、日本のサステナビリティの動きを加速させる。

WWD:環境問題に興味を持ったきっかけは?

佐座槙苗SWiTCH代表理事(以下、佐座):これといって大きなきっかけがあったわけではありませんが、子どものころから自然と人間がどうしたら共存できるかに興味がありました。社会問題にも関心が高く、学生時代には発展途上国の支援プロジェクトなどにも積極的に参加しました。振り返ってみると、自分の中で常に世界の人権や環境問題、共存の仕組み作りが大きなテーマだったのだと思います。

WWD:学校教育の影響が大きかった?

佐座:そうですね。私は日本でインターナショナルスクールに通い、高校は東京のアメリカンスクールに通いました。クラスメートが国際的なバックグランドを持っていたので、日々さまざまな国際問題に触れてきました。幼少期は福島の自然に囲まれた環境で育ったので、自然に対する愛情はもちろんありますが、それよりも自然を取り入れた街づくりに関心があります。今後温暖化がさらに加速し、人口も増える中で自然とのバランスがとれた都市開発を実現しなければいけないからです。

WWD:高校卒業後は、海外の大学で環境問題を学んだ?

佐座:はい。カナダのブリティッシュコロンビア大学に進学し、都市と自然環境と経済の関係性について学び、その後ロンドン大学大学院でサステナブル・ディベロプメントコースを受講しました。ロンドン大学大学院は世界でもこの分野で歴史のある学校で、各国の環境省や国際機関から派遣された人など、世界中からハイレベルな学生が集まっていました。文化的背景の異なる人たちと多様性を保ちながらサステナブルな社会を実現する方法を議論でき、非常に良い環境でした。

WWD:世界中から集まった学生たちと意見を交わす中で、日本の現状はどう見えた?

佐座:日本にはたくさんの資源があり、リソースをうまく活用すれば循環型社会をいち早く実現できるポテンシャルがある。しかし、サステナビリティに関する情報量が圧倒的に少ないことが問題でした。去年、やっと脱炭素が取り上げられ、今までどこに向かえばいいのかわからなかった企業も、ひとつの大きな目標に向かってディスカッションが始まりました。循環型社会に向けたルートさえ分かれば、かなりのスピードで取り組めるのではないでしょうか。これから政府や企業、他業種がどうやって連携できるかが勝負だと思います。

WWD:今年1月に立ち上げたSWiTCHの具体的な活動内容は?

佐座:大きな柱は、これからの未来を担う若者と企業をつなげることです。日本のZ世代は、問題意識があっても企業との連携の仕方がわからなかったり、行動できる場が限られていたりする。循環型社会を実現するためには、若者が意思決定の場で発言できる環境を作り、これまでの縦割り式ではない柔軟な社会作りがカギになります。1月には、若者による提言をまとめることを目的に、学生を集めたフォーラムを開催しました。そこで見えてきた最大の課題は、知識のムラです。まずは、サステナビリティに関する知識の底上げを目指し、ゆくゆくはZ世代の環境アンバサダー1万人を育成します。加えて、日本企業に向けたコンサル事業や世界のサステナブルに関する情報発信、国内の事例を海外に発信するお手伝いもしていきます。現在、エレン・マッカーサー財団によるプロジェクトも受講していて、企業でのサステナブルな組織体制の作り方についても学んでいます。あとは、ロンドン芸術大学の学生によるデザインチームがあり、循環型の商品開発やアートプロジェクトも手掛けます。国内では、廃棄衣料品を原料としたファイバーボード“パネコ”の開発に携わりました。

WWD:そのほか、企業と今後取り組みたいことは?

佐座:今、循環型社会を体験できる展示スペースの製作を進めています。循環型社会とは、ゴミと汚染を排出しないデザイン、廃棄物を循環させ、素材として使い続けること、自然環境を再生させることの3軸から成り立ちます。さまざまな企業と連携して、この3軸を理解するための具体的な事例を集めた空間を作りたい。商業施設やカフェなどで仕掛けたいですね。ファッション業界に関しては、現在は服から服を作ることに集中していますが、“パネコ”のように服から違った価値が生まれる技術がもっと発展してほしい。マテリアル開発にも協力したい。

WWD:すでにたくさんのプロジェクトを手掛けているが、佐座さんのモチベーションは?

佐座:アプローチは確かにさまざまですが、私が成し遂げたいことは循環型社会に向けた基盤を作ることと、そのための教育の場を提供すること。まずはサステナビリティの情報や知識を一定のレベルに引き上げないと、次のステップに進めません。サステナブルな社会が、自分にとっても社会にとってもベターな選択肢であることを広めたいです。

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新時代のヘアサロンで大切なこととは? 「サンバレー」朝日光輝×「アルバム」NATSUMIスペシャル対談

 コロナ禍の影響で在宅時間が増え、人とのつながりが希薄になったいま、ヘアサロンで改めて重視されているのが「お客さまに深く寄り添うコミュニケーション」だ。その中でヘアカラーメーカーのホーユーが立ち上げた、美容師たちのドキュメンタリーを通して“想いを伝える”大切さを描いたプロジェクト「ケアレター(CARE LETTER)」が話題を呼んでいる。今回、同企画に参加した朝日光輝「サンバレー(SUNVALLEY)」共同代表とNATSUMI「アルバム(ALBUM)」渋谷店ディレクターに“お客さまとのつながり”で大切にしていることを聞いた。

本音で向き合い
信頼関係を築く

WWD:コロナ禍でお客さまとのコミュニケーションはどう変わった?

朝日光輝(以下、朝日):今ではだいぶ慣れてきましたが、マスクで表情が見えづらい分、会話がさらに大切だと感じましたね。「コロナ禍でも美容院だけは唯一リフレッシュできる場所」と言ってくれるお客さまが多い。それに応えられるよう、お客さまの気持ちが上がるように仕上げようと思うよね。

NATSUMI:本当にその通りですね。マスクで感情が読み取りづらい分、接客では“目で会話すること”が大切だとスタッフには伝えています。

WWD:印象に残っているお客さまは?

NATSUMI:私はどんな時でも同じ心持ちでいますが、外出頻度が減っている中でお客さまに「やっと来れました!」と言われると、自分も頑張ろう!と気合いが入ります。コロナ禍になってからは特に1回ごとの施術の重みを感じます。これまでの状況とは違うお客さまの心境を踏まえ、美容室はきれいになるための場所に加えてパワースポットでありたいなと思いました。

WWD:朝日代表が普段のコミュニケーションで大切にしていることは。

朝日:お客さまに寄り添いながら、本音で向き合うことです。なんでもお客さまの要望を聞くのではなく、相手のためならあえて厳しいことも伝えています。以前、髪が傷んでいるのに毎回「パーマがしたい」という常連のお客さまがいたのですが、髪の状態を踏まえた上でお客さまのためだと思い、いつも断っていたんです。もちろん、代わる提案や不快にさせない気配りは絶対に必要ですけどね。結局、他の美容室で挑戦して思い通りに行かず、僕のところに戻ってきてくれました。本音で話すことで信頼関係を築くことができるし、長く通っていただける。スタッフには、自分を選んでくれたお客さまからの信頼を積み重ね、お客さまにとって“唯一無二”になることが大切だよ、と伝えています。

WWD:改めて人とのつながりの大切さが重視されるいま、お二人は「ケアレター」に参加し、人生を支えてくれた人に普段言えなかった思いを伝えた。

NATSUMI:小学校からの長い付き合いで、かけがえのない存在である親友に感謝の気持ちを伝えました。普段から「ありがとう」の言葉は大切にしているのですが、改めて感謝の言葉を口に出して伝えるというのは、とても気持ちがいいことだと気付かされました。2人にとってもいい節目になりましたね。

朝日:とても素敵な機会だったね。僕は、新潟にいる母親に伝えました。身内に感謝を述べる機会なんて一生に一度あるかないかだから自分にとってはビッグイベントだった(笑)。冥土の土産ができたね、なんて笑いながらこれまでのことを振り返ったり。改めて尊敬できる人だなと再認識できました。コロナ禍であっても、こういったエピソードが生まれたり、自分の仕事を思い返したり、一度立ち止まってみたりすることはいい経験になると思います。改めて美容室はお客さまに元気になってもらえる場所であり、自分の仕事を誇らしく思いました。

美容師の想いが
“心に響く”WEBムービー

朝日「サンバレー」共同代表が想いを伝えるのは、新潟で喫茶店を営む母親。「これまでずっと言えなかった」感謝の気持ちを伝える心温まるストーリー

 ホーユーは今春、美容師たちが大切な人に思いを伝えるプロジェクト「ケアレター」を立ち上げた。同社のヘアサロン専売ヘアケアブランド「プロマスターカラーケア(PROMASTER COLOR CARE)」のコンセプト「美しい未来を、髪に。」に基づき、人々の新たな未来への一歩を、同企画を通じて応援する。「ケアレター」には、朝日「サンバレー」共同代表やNATSUMI「アルバム(ALBUM)」渋谷店ディレクターら6人のヘアスタイリストが登場。それぞれのスタイリストが大切な人をサロンに招待して、普段言えなかった思いを伝えるストーリーをインタビュー動画などで紹介する。

「プロマスターカラーケア」で
未来への第一歩を後押し

 日本のヘアカラーを長きにわたりけん引するホーユーの「プロマスターカラーケア」は昨年2月、装いも新たにフルリニューアルしたサロン専売ヘアケアブランド。「美しい未来を、髪に。」をキーワードにヘアカラーの色持ちだけでなく、髪のダメージを本質的に補修する事で未来へ続く美しさを提供する。サロン専売品にも関わらず手ごろな価格と豊富なラインアップで、これからヘアケアに力を入れていきたい女性や、もっとお客さまを美しくしたいヘアデザイナーにとっての大きな第一歩となるヘアケアだ。

PHOTO:NOBUHIRO TAMAKOSHI,HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ホーユーお客様相談室
0120-416-229

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「コスメデコルテ」の2021年ホリデーは“アイグロウジェム”など人気アイテムがセットになったキットが登場

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は11月1日に、ホリデーシーズンを記念したメイクアップアイテムを発売する。

 “AQ リップスティック”(限定2色、各税込6600円)は、レッドカラーのデザインが華やかな限定パッケージで登場。表面にはふんだんにパールを吹き付け、見た目も美しいリップスティックに仕上げた。レッドパールが華やかなディープレッドと、多彩なパールが可憐なコーラルピンクの2色がそろう。

 “メイクアップ コレクション2021”(税込8250円)は、オリジナルポーチにピンク系のメイクアップアイテムをセットする。人気の“アイグロウジェム”や“ルージュ デコルテ”など4アイテムが全て限定色&限定デザインで登場。リラックス感、安心感を演出した繕う自分が心地よくいられるメイクアップコレクションに仕上げた。

 さらに新たにリップトリートメント“ソフニング リップエマルジョン”(5.5mL、税込3520円)も発売する。乾燥・カサつきを優しくケアしながらハリのあるふっくらと柔らかな唇をかなえる。口紅の密着感と発色を高めて艶を与えながら均一な仕上がりを持続させる下地・グロス効果もそなえ、清涼感のあるつけ心地も特徴だ。

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ヤーマンから“キレイの刺激”を生むスカルプブラシが誕生

 ヤーマン(YA-MAN)は8月11日、プロフェッショナル ライン「ヤーマン プロフェッショナル(YA- MAN PROFESSIONAL)」からブラシ型美顔器“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”(125.5g、税込9万9000円)を発売した。電気で頭皮を刺激しながら顔のリフトケア※1をかなえ、健やかな頭皮環境へと導く。ヤーマン直営店や百貨店、取り扱いサロンで販売中だ。

※1 機器を上に動かすこと

“頭皮と顔どちらにも
効率的にアプローチできる”

 髪の健康に欠かせないのは、頭皮ケアだ。固まった頭皮をほぐすことで、 抜けにくくハリコシのある健康的な髪が生まれる。また頭皮と顔はつながっており、頭皮を刺激することで顔の肌ケアもかなえる。今は自宅でのケアを重視する人が増え、本格的な頭皮・顔ケアの需要は高まっているように感じる。そんな中で誕生した“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”は、頭皮と顔どちらにも効率的にアプローチできるのが最大の強み。電気だけでなく、振動機能で頭皮をしっかりほぐし、イオン導入で美容液の浸透を手助けしてくれる。防滴仕様(IPX5)でお風呂の中やサロンのトリートメントの施術でも使用でき、使用シーンや提案の幅が広いにのも魅力だ。在宅勤務で首・肩こりなどに悩む人にもオススメしたい。

※個人の感想です

“いつもの施術をさらに
グレードアップ”

 まず使用してみて、刺激に感動した。さらにイオン導入や赤色青色LEDでの頭皮、肌ケアまでできて、"これは家庭用ながらかなり期待のできる商品だ"と感じた。今や"頭皮ケアが顔全体のケアにもつながる"という意識はお客様にもしっかり浸透してきている。しかし顔と違い、なかなかケアが行き届かないのが頭皮。そんなお客さまには、“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”をいつものヘッドスパのメニューに組込みさらにグレードアップ。月に1回のカットとともに頭皮とお顔のケアをご体感いただいたり、ヘアメイクの現場でメイク前のケアとしても取り入れられそう。

※個人の感想です

顔用と頭皮用と2つの
アタッチメントを搭載

 美顔器には、頭皮用と顔・首・デコルテ用の2つのアタッチメントを装備し、使用部位に適したケアが可能だ。また、それぞれに2つのモードを搭載。「エレクトロカレントモード」ではヤーマンの独自波形「エレクトロカレント」でパチパチと肌表面を刺激し、肌を整える。また毎分約7000回の振動とイオン導出※2の同時出力で、毛穴汚れを除去する。「モイストモード」では、エステサロンで使用される赤色・青色 LED を搭載するほか、バイブレーションとイオン導入で肌ケアをサポートする。防滴仕様のためシャンプーと併用したり、美容液などのスキンケア用品を塗 布した状態で使用することも可能で、普段の頭皮・肌ケアを格上げする。

※2 SCALPアタッチメント装着時のみ作動

PHOTO : HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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ヤーマンから“キレイの刺激”を生むスカルプブラシが誕生

 ヤーマン(YA-MAN)は8月11日、プロフェッショナル ライン「ヤーマン プロフェッショナル(YA- MAN PROFESSIONAL)」からブラシ型美顔器“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”(125.5g、税込9万9000円)を発売した。電気で頭皮を刺激しながら顔のリフトケア※1をかなえ、健やかな頭皮環境へと導く。ヤーマン直営店や百貨店、取り扱いサロンで販売中だ。

※1 機器を上に動かすこと

“頭皮と顔どちらにも
効率的にアプローチできる”

 髪の健康に欠かせないのは、頭皮ケアだ。固まった頭皮をほぐすことで、 抜けにくくハリコシのある健康的な髪が生まれる。また頭皮と顔はつながっており、頭皮を刺激することで顔の肌ケアもかなえる。今は自宅でのケアを重視する人が増え、本格的な頭皮・顔ケアの需要は高まっているように感じる。そんな中で誕生した“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”は、頭皮と顔どちらにも効率的にアプローチできるのが最大の強み。電気だけでなく、振動機能で頭皮をしっかりほぐし、イオン導入で美容液の浸透を手助けしてくれる。防滴仕様(IPX5)でお風呂の中やサロンのトリートメントの施術でも使用でき、使用シーンや提案の幅が広いにのも魅力だ。在宅勤務で首・肩こりなどに悩む人にもオススメしたい。

※個人の感想です

“いつもの施術をさらに
グレードアップ”

 まず使用してみて、刺激に感動した。さらにイオン導入や赤色青色LEDでの頭皮、肌ケアまでできて、"これは家庭用ながらかなり期待のできる商品だ"と感じた。今や"頭皮ケアが顔全体のケアにもつながる"という意識はお客様にもしっかり浸透してきている。しかし顔と違い、なかなかケアが行き届かないのが頭皮。そんなお客さまには、“ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon”をいつものヘッドスパのメニューに組込みさらにグレードアップ。月に1回のカットとともに頭皮とお顔のケアをご体感いただいたり、ヘアメイクの現場でメイク前のケアとしても取り入れられそう。

※個人の感想です

顔用と頭皮用と2つの
アタッチメントを搭載

 美顔器には、頭皮用と顔・首・デコルテ用の2つのアタッチメントを装備し、使用部位に適したケアが可能だ。また、それぞれに2つのモードを搭載。「エレクトロカレントモード」ではヤーマンの独自波形「エレクトロカレント」でパチパチと肌表面を刺激し、肌を整える。また毎分約7000回の振動とイオン導出※2の同時出力で、毛穴汚れを除去する。「モイストモード」では、エステサロンで使用される赤色・青色 LED を搭載するほか、バイブレーションとイオン導入で肌ケアをサポートする。防滴仕様のためシャンプーと併用したり、美容液などのスキンケア用品を塗 布した状態で使用することも可能で、普段の頭皮・肌ケアを格上げする。

※2 SCALPアタッチメント装着時のみ作動

PHOTO : HIROKI WATANABE
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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スノーピーク アパレルがコットン循環プロジェクト始動 ジーンズに込めた自然保護への“当たり前”

 スノーピーク(SNOW PEAK)は、アパレル事業でコットン製品を循環させる新たな取り組み“アップサイクル コットン プロジェクト”を2021-22年秋冬シーズンにスタートし、第1弾としてジーンズを発売した。シルエットはレギュラーとスリムの2型で、インディゴとブラックの2種類。価格は税込1万9800円で、サイズはメンズがM〜XXL、ウィメンズがXSとSをそろえる。

 同プロジェクトは“使い捨てではなく循環する洋服を”という考えのもと、タキヒヨーとタッグを組んで循環システム“ノーウエイスト(NO WASTE)”を採用。同システムはアパレル生産時の生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、再び糸や生地に再生する仕組みで、“アップサイクル コットン プロジェクト”ではスノーピークの店舗に設置するボックスで回収したコットン製品を商品に再生する。コットン製であれば他社製品でも回収を受け付ける。スノーピークは企業全体で環境に配慮した取り組みに積極的で、アパレルでは2014年の事業立ち上げ当初から現社長の山井梨沙が中心となってさまざまなアクションを起こしてきた。19年に立ち上げた日本環境設計との再生ポリエステルやリサイクルダウンのプロジェクトに続き、いよいよアパレルで最も身近な素材であるコットンの循環に挑む。アパレルのキーマン2人に、その背景や思いを聞いた。

スノーピークが届けたい“当たり前”

WWD:“アップサイクル コットン プロジェクト”立ち上げの経緯は?

坂田智大エグゼクティブクリエイター(以下、坂田):日常からキャンプまで、老若男女が一番使っている素材がコットンだ。「スノーピーク アパレル」にとっても、コットンは毎シーズン糸から選ぶほど大事な素材。自然との距離感が近いスノーピークらしいコットンって何だろうと改めて考えたときに、リサイクルや循環という答えにたどり着いた。アイテムを製造するだけではなく、循環する流れも作りたかった。

清水友香里マネジャー(以下、清水):アパレル事業の立ち上げ当初から、オーガニックコットンの使用や環境負荷を考慮したはっ水溶剤を使うなど、自然環境への取り組みは常に意識してきた。2019年には日本環境設計と組み、不要になった服やテントをポリエステルに再生してホールガーメントのニットウエアを作る“ブリング(BRING)”も始めた。ただ、私たちにとって環境に配慮することが当たり前すぎて、世間にその思いを伝えきれていなかった。だから今回のコットンを循環させる取り組みでは、自然の大切さや私たちの考えを積極的に伝えるためプロジェクトとして発信していく。

WWD:タキヒヨーとの協業を決めた理由は?

坂田:タキヒヨーが、グアテマラでファストファッションブランドがデニムを安価で生産する際の落ち綿を反毛し、糸に戻して素材にする“ザ・ニューデニムプロジェクト(THE NEW DENIM PROJECT)”を行っていた。それをコットンでやりましょうと協力を依頼し、タキヒヨーの循環システム“ノーウエイスト”で実施することになった。同社は250年以上続く繊維商社で、生地に対する知識や技術、ノウハウを持っており、イメージの共有がしやすいのも決め手だった。スノーピークがアイテムを企画し、タキヒヨーに生地から製造までを一貫して担う仕組みだ。

WWD:第1弾のアイテムはなぜジーンズに?

清水:デニムは素材として耐久性があり、スノーピークの顧客であるアウトドア層にもなじみがある。それに、老若男女を問わず着用できるアイテムでもある。デザインはシンプルにし、シルエットはレギュラーとスリムを用意して幅広い客層に届けることを意識した。プロジェクトを浸透させるには、まずは商品がたくさんの人の手に渡らないといけないので、アイテムやシルエット、価格設定にもこだわった。

坂田:リサイクル素材や循環システムは、各工程にどうしても人の手が加わるので価格が高騰しがちだ。でも上代も含めて日常に溶け込むアイテムじゃないと、アップサイクルというつじつまも合わなくなる。タキヒヨーと工場の協力もあって、この価格が実現できた。

WWD:特にこだわった点は?

坂田:生地のストーリーを大切にしたかった。例えば、誰が何年前に使ったのか分からない、ある意味で粗野な糸を価値として捉え、ネップ感がある雰囲気のいいデニムとして生まれ変わらせたかった。ムードはもちろん、リサイクルしたコットンなので肌なじみがいいし、8番手の太い糸を使っているので色落ちがきれいに出る。履き込んでいくうちに手織りの生地のような柔らかさになるのも、この原料ならでは。グアテマラで糸を作り、岡山でロープ染色と織りの工程を経ており、排水に関してはこれから詰めていく段階ではあるものの、現段階では満足のいく生地に仕上がった。

トラブル続きでも諦めない社風

WWD:プロジェクトに期待していることは?

清水:環境に対してはもちろん、スノーピークの店頭でコットン製品を回収することに意味がある。スタッフがお客さまにプロジェクトの思いを直接話せるのが大きい。これまで私たちと接点がなかった方々が、不要なコットン製品を持って来店し、スノーピークを感じてもらったり、コミュニティーが広がるきっかけになったりするかもしれない。

坂田:回収したコットン製品を粉砕するまでに、付属する金属を仕分けする作業が必要で、これを身障者の福祉施設に仕事として依頼する。このようにさまざまな観点から持続可能な取り組みとして継続していきたい。

WWD:“ブリング”でも店頭でテントや服を回収しているが、成果は?

坂田:回収は上手くいっているが、ポリエステルはコットンよりも膨大な量を回収しないと自社回収分の再生ポリエステルのみで製品化するのが難しかった。だから“ブリング”では、僕たちが回収したポリエステルも一部しか使えていないのが現状だ。それに自社で完結する難しさも分かった。新潟の本社にホールガーメントの機会を1台導入して再生ポリエステルの製品を製造しているものの、1日に生産できるのは8着のみ。糸も撚糸から工夫する必要があるので、試行錯誤を繰り返している。ほかにもやってみて分かるトラブルが多い。

清水:それでも続けるのがスノーピークのいいところ(笑)。山井社長の性格でもあるが、例え市場への供給量が少なかったとしても諦めずにやり続けて新しい発見につなげていく。“アップサイクル コットン プロジェクト”も定番として今後も継続し、22年春夏にはTシャツやスエットも登場するので、どこかのタイミングで自社のみで全てが循環する仕組みにしたい。

坂田:コットンは回収量に対してどれぐらい製品化したのか可視化しやすいし、原料から顧客と一緒に作っていく仕組みも楽しいはず。第1弾のジーンズは総生産量1000本に対し、コットン製品を2.7トン回収する必要があった。最初はグアテマラの糸も使ったが、将来的には自社回収分の原料のみで生産したい。

WWD:社内全体で環境への取り組みを進める中で、アパレル事業で達成したい目標は?

清水:社員全員がまず言葉で説明できる状態にしなければいけない。先ほど言った通り、スノーピークのアパレル事業にとっては環境に配慮したもの作りが当たり前の感覚だったが、世間にとっては当たり前じゃなかった。だから、これまでの私たちの取り組みを伝えきれていなかった。社員もお客さまにも自分ごと化してもらうために、発信していくことが大事だと思っている。

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スノーピーク アパレルがコットン循環プロジェクト始動 ジーンズに込めた自然保護への“当たり前”

 スノーピーク(SNOW PEAK)は、アパレル事業でコットン製品を循環させる新たな取り組み“アップサイクル コットン プロジェクト”を2021-22年秋冬シーズンにスタートし、第1弾としてジーンズを発売した。シルエットはレギュラーとスリムの2型で、インディゴとブラックの2種類。価格は税込1万9800円で、サイズはメンズがM〜XXL、ウィメンズがXSとSをそろえる。

 同プロジェクトは“使い捨てではなく循環する洋服を”という考えのもと、タキヒヨーとタッグを組んで循環システム“ノーウエイスト(NO WASTE)”を採用。同システムはアパレル生産時の生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、再び糸や生地に再生する仕組みで、“アップサイクル コットン プロジェクト”ではスノーピークの店舗に設置するボックスで回収したコットン製品を商品に再生する。コットン製であれば他社製品でも回収を受け付ける。スノーピークは企業全体で環境に配慮した取り組みに積極的で、アパレルでは2014年の事業立ち上げ当初から現社長の山井梨沙が中心となってさまざまなアクションを起こしてきた。19年に立ち上げた日本環境設計との再生ポリエステルやリサイクルダウンのプロジェクトに続き、いよいよアパレルで最も身近な素材であるコットンの循環に挑む。アパレルのキーマン2人に、その背景や思いを聞いた。

スノーピークが届けたい“当たり前”

WWD:“アップサイクル コットン プロジェクト”立ち上げの経緯は?

坂田智大エグゼクティブクリエイター(以下、坂田):日常からキャンプまで、老若男女が一番使っている素材がコットンだ。「スノーピーク アパレル」にとっても、コットンは毎シーズン糸から選ぶほど大事な素材。自然との距離感が近いスノーピークらしいコットンって何だろうと改めて考えたときに、リサイクルや循環という答えにたどり着いた。アイテムを製造するだけではなく、循環する流れも作りたかった。

清水友香里マネジャー(以下、清水):アパレル事業の立ち上げ当初から、オーガニックコットンの使用や環境負荷を考慮したはっ水溶剤を使うなど、自然環境への取り組みは常に意識してきた。2019年には日本環境設計と組み、不要になった服やテントをポリエステルに再生してホールガーメントのニットウエアを作る“ブリング(BRING)”も始めた。ただ、私たちにとって環境に配慮することが当たり前すぎて、世間にその思いを伝えきれていなかった。だから今回のコットンを循環させる取り組みでは、自然の大切さや私たちの考えを積極的に伝えるためプロジェクトとして発信していく。

WWD:タキヒヨーとの協業を決めた理由は?

坂田:タキヒヨーが、グアテマラでファストファッションブランドがデニムを安価で生産する際の落ち綿を反毛し、糸に戻して素材にする“ザ・ニューデニムプロジェクト(THE NEW DENIM PROJECT)”を行っていた。それをコットンでやりましょうと協力を依頼し、タキヒヨーの循環システム“ノーウエイスト”で実施することになった。同社は250年以上続く繊維商社で、生地に対する知識や技術、ノウハウを持っており、イメージの共有がしやすいのも決め手だった。スノーピークがアイテムを企画し、タキヒヨーに生地から製造までを一貫して担う仕組みだ。

WWD:第1弾のアイテムはなぜジーンズに?

清水:デニムは素材として耐久性があり、スノーピークの顧客であるアウトドア層にもなじみがある。それに、老若男女を問わず着用できるアイテムでもある。デザインはシンプルにし、シルエットはレギュラーとスリムを用意して幅広い客層に届けることを意識した。プロジェクトを浸透させるには、まずは商品がたくさんの人の手に渡らないといけないので、アイテムやシルエット、価格設定にもこだわった。

坂田:リサイクル素材や循環システムは、各工程にどうしても人の手が加わるので価格が高騰しがちだ。でも上代も含めて日常に溶け込むアイテムじゃないと、アップサイクルというつじつまも合わなくなる。タキヒヨーと工場の協力もあって、この価格が実現できた。

WWD:特にこだわった点は?

坂田:生地のストーリーを大切にしたかった。例えば、誰が何年前に使ったのか分からない、ある意味で粗野な糸を価値として捉え、ネップ感がある雰囲気のいいデニムとして生まれ変わらせたかった。ムードはもちろん、リサイクルしたコットンなので肌なじみがいいし、8番手の太い糸を使っているので色落ちがきれいに出る。履き込んでいくうちに手織りの生地のような柔らかさになるのも、この原料ならでは。グアテマラで糸を作り、岡山でロープ染色と織りの工程を経ており、排水に関してはこれから詰めていく段階ではあるものの、現段階では満足のいく生地に仕上がった。

トラブル続きでも諦めない社風

WWD:プロジェクトに期待していることは?

清水:環境に対してはもちろん、スノーピークの店頭でコットン製品を回収することに意味がある。スタッフがお客さまにプロジェクトの思いを直接話せるのが大きい。これまで私たちと接点がなかった方々が、不要なコットン製品を持って来店し、スノーピークを感じてもらったり、コミュニティーが広がるきっかけになったりするかもしれない。

坂田:回収したコットン製品を粉砕するまでに、付属する金属を仕分けする作業が必要で、これを身障者の福祉施設に仕事として依頼する。このようにさまざまな観点から持続可能な取り組みとして継続していきたい。

WWD:“ブリング”でも店頭でテントや服を回収しているが、成果は?

坂田:回収は上手くいっているが、ポリエステルはコットンよりも膨大な量を回収しないと自社回収分の再生ポリエステルのみで製品化するのが難しかった。だから“ブリング”では、僕たちが回収したポリエステルも一部しか使えていないのが現状だ。それに自社で完結する難しさも分かった。新潟の本社にホールガーメントの機会を1台導入して再生ポリエステルの製品を製造しているものの、1日に生産できるのは8着のみ。糸も撚糸から工夫する必要があるので、試行錯誤を繰り返している。ほかにもやってみて分かるトラブルが多い。

清水:それでも続けるのがスノーピークのいいところ(笑)。山井社長の性格でもあるが、例え市場への供給量が少なかったとしても諦めずにやり続けて新しい発見につなげていく。“アップサイクル コットン プロジェクト”も定番として今後も継続し、22年春夏にはTシャツやスエットも登場するので、どこかのタイミングで自社のみで全てが循環する仕組みにしたい。

坂田:コットンは回収量に対してどれぐらい製品化したのか可視化しやすいし、原料から顧客と一緒に作っていく仕組みも楽しいはず。第1弾のジーンズは総生産量1000本に対し、コットン製品を2.7トン回収する必要があった。最初はグアテマラの糸も使ったが、将来的には自社回収分の原料のみで生産したい。

WWD:社内全体で環境への取り組みを進める中で、アパレル事業で達成したい目標は?

清水:社員全員がまず言葉で説明できる状態にしなければいけない。先ほど言った通り、スノーピークのアパレル事業にとっては環境に配慮したもの作りが当たり前の感覚だったが、世間にとっては当たり前じゃなかった。だから、これまでの私たちの取り組みを伝えきれていなかった。社員もお客さまにも自分ごと化してもらうために、発信していくことが大事だと思っている。

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「N. ナチュラルバーム」にセージ&クローブ(SC)が登場 ブランドを代表する2製品が新しい香りでそろう

 プロフェッショナルヘアメーカー・ナプラのヘアケアブランド「N.(エヌドット)」に9月上旬、スタイリング剤“ナチュラルバーム”の新たな香りの新製品として“N. ナチュラルバーム SC セージ&クローブ”(45g、税込2200円/18g、税込1320円※サロン専売品)が登場する。

 “ナチュラルバーム”はシアバターなどの天然由来成分100%で、髪だけでなく全身に使えるマルチユースタイプのバーム。手のひらの熱でオイル状に溶かしてから髪になじませることで、艶とウエットな束感を与えて、ニュアンスのある髪印象に仕上げる。スタイリングしながら髪を保湿して、乾燥からも湿気による広がりからも守る。
 
 “セージ&クローブ”の香りは、シダーウッドなどのグリーンをベースに、セージやラベンダーなどのハーブや、ほろ甘くスパイシーなクローブのアクセントを加えたウッディ調の香り。落ち着きのある洗練された雰囲気を演出する。

セージ&クローブの
ウッディな香り

 トップにセージとラベンダー、ミドルにクローブやカモミール、ラストにシダーウッドが香る。フレグランスのように香調が変化するウッディ調の香りで、ヘアサロン業界に新たに登場した香りとして話題になりつつある。

“N. ナチュラルバーム SC
セージ&クローブ”の新香調と新成分

グリーンのラベルが
セージ&クローブ”のアイコン

「N.」で人気の高い2アイテムが
“セージ&クローブ”でそろう

 7月1日に誕生した、ベストセラーアイテムの新たな香り“N. ポリッシュオイル SC セージ&クローブ”の好評を受け、急遽“ナチュラルバーム”でも同じ香りを発売するに至った。これで、「N.」の中でも特に人気の高い“ポリッシュオイル”と“ナチュラルバーム”が、セージ&クローブの香りでそろい、動きをつけたい部分にはバーム、ウエット感がほしい部分にはオイルといった使い分けが可能に。さらにオイルとバームをミックスすれば、清々しいウッディ調の香りをそのままに、テクスチャーやウエット感を自分好みにアレンジできる。

問い合わせ先
ナプラ
0120-1897-20

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「ブルガリ」が藤原ヒロシと時計で再びコラボ 「あえてアンバランスに楽しんで」

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションした時計の第2弾を発売する。2020年にローンチした第1弾同様、「ブルガリ」のアイコンである“ブルガリ・ブルガリ”をベースに藤原がアレンジを加えたもので、価格も同じく55万円。9月末に日本先行で、11月にグローバルで販売する。本数は合わせて600。約1年ぶりに藤原に話を聞いた。

WWD:第1弾の反応は?

藤原ヒロシ(以下、藤原):「売れた」と聞いている。作り手として、もちろんうれしい。

WWD:前回からブラッシュアップした点について教えてほしい。

藤原:よりビンテージ感を出すため、仕上げをサンドブラストからポリッシュに変更した。また、ストラップのストライプの配色も新たにした。

WWD:より理想に近づいた?

藤原:80%ほどだろうか。ただ、それは100%、つまり僕の思い通りでなくてもいいと考えている。あくまで相手があってのコラボレーションで、僕だけのコレクションではない。万が一僕が好きでなくても、ブランドやファンが気に入ってくれるなら成立していると思う。

WWD:「ブルガリ」との時計におけるコラボレーションは今後も続く?

藤原:現時点での回答は差し控えるが、次があるのであればデジタル版の“ブルガリ・ブルガリ”に挑戦してみたい。企画立ち上げ当初、僕からいくつかアイデアを出したのだが、その中にデジタル時計のプランもあった。すると「ブルガリ」から、「実はこんな1975年のアーカイブがある」と、“ブルガリ・ブルガリ”の前身モデルである“ブルガリ・ローマ”の写真を見せてもらい、とても興味を引かれた。

WWD:あなたにとって時計とは?

藤原:ファッションにカテゴライズされるアイテムの中で、最もアイデンティティーを表出できるものだと思う。僕が好きということもあるが、初めて会う人の時計は必ずチェックしてしまう。

 例えば、スターバックス(STARBUCKS)の会長兼社長兼最高経営責任者だったハワード・シュルツ(Howard Schultz)と初めて会ったとき、共に「ロレックス(ROLEX)」の“ポール・ニューマンモデル”(“コスモグラフ デイトナ”)をしていて、同モデルを着けている人を見たのはエリック・クラプトン(Eric Clapton)以来だったので、一気に彼の人となりが分かったし、会話の糸口にもなった。

 お話したように、時計はアイデンティティー&コミュニケーションツールとしての側面が強く、服装にとらわれずに着用していいのだと思う。今回の“ブルガリ・ブルガリ”も同じで、スーツでもいいし、ストリートな着こなしに合わせてもいい。むしろアンバランスというか、ギャップがあった方が面白いのでは?

WWD:街中で今回のコラボウオッチを見かけたら、どんなふうに感じる?

藤原:“お目が高い!”かな(笑)。そして、そういう時計になるよう努めた。

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「ブルガリ」が藤原ヒロシと時計で再びコラボ 「あえてアンバランスに楽しんで」

 「ブルガリ(BVLGARI)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションした時計の第2弾を発売する。2020年にローンチした第1弾同様、「ブルガリ」のアイコンである“ブルガリ・ブルガリ”をベースに藤原がアレンジを加えたもので、価格も同じく55万円。9月末に日本先行で、11月にグローバルで販売する。本数は合わせて600。約1年ぶりに藤原に話を聞いた。

WWD:第1弾の反応は?

藤原ヒロシ(以下、藤原):「売れた」と聞いている。作り手として、もちろんうれしい。

WWD:前回からブラッシュアップした点について教えてほしい。

藤原:よりビンテージ感を出すため、仕上げをサンドブラストからポリッシュに変更した。また、ストラップのストライプの配色も新たにした。

WWD:より理想に近づいた?

藤原:80%ほどだろうか。ただ、それは100%、つまり僕の思い通りでなくてもいいと考えている。あくまで相手があってのコラボレーションで、僕だけのコレクションではない。万が一僕が好きでなくても、ブランドやファンが気に入ってくれるなら成立していると思う。

WWD:「ブルガリ」との時計におけるコラボレーションは今後も続く?

藤原:現時点での回答は差し控えるが、次があるのであればデジタル版の“ブルガリ・ブルガリ”に挑戦してみたい。企画立ち上げ当初、僕からいくつかアイデアを出したのだが、その中にデジタル時計のプランもあった。すると「ブルガリ」から、「実はこんな1975年のアーカイブがある」と、“ブルガリ・ブルガリ”の前身モデルである“ブルガリ・ローマ”の写真を見せてもらい、とても興味を引かれた。

WWD:あなたにとって時計とは?

藤原:ファッションにカテゴライズされるアイテムの中で、最もアイデンティティーを表出できるものだと思う。僕が好きということもあるが、初めて会う人の時計は必ずチェックしてしまう。

 例えば、スターバックス(STARBUCKS)の会長兼社長兼最高経営責任者だったハワード・シュルツ(Howard Schultz)と初めて会ったとき、共に「ロレックス(ROLEX)」の“ポール・ニューマンモデル”(“コスモグラフ デイトナ”)をしていて、同モデルを着けている人を見たのはエリック・クラプトン(Eric Clapton)以来だったので、一気に彼の人となりが分かったし、会話の糸口にもなった。

 お話したように、時計はアイデンティティー&コミュニケーションツールとしての側面が強く、服装にとらわれずに着用していいのだと思う。今回の“ブルガリ・ブルガリ”も同じで、スーツでもいいし、ストリートな着こなしに合わせてもいい。むしろアンバランスというか、ギャップがあった方が面白いのでは?

WWD:街中で今回のコラボウオッチを見かけたら、どんなふうに感じる?

藤原:“お目が高い!”かな(笑)。そして、そういう時計になるよう努めた。

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ヘルシーで見栄えも良く女性ウケ抜群。ノンアルカクテルのベースにも活躍する「ビネガードリンク」がコロナ禍の切り札に。

 コロナ禍により、消費者の健康志向がより高まっている。外食業界でも糖質オフを意識した商品や発酵食品、乳酸菌などさまざまな素材を取り入れたメニュー開発が活発だ。そのなかで今回着目するのが、株式会社Mizkanが2020年に新発売したビネガードリンク「フルーティス」。
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「無印良品」、防災プロジェクトを拡大 社員の災害ボランティア参加を有給に

 9月1日の防災の日を前に、また近年自然災害が各地で増えていることや企業のESG面へのコミットメントに注目が集まっていることなどを背景に、ファッションや小売りの関連企業でも防災関連の取り組みを打ち出す企業が大手を中心に出てきている。代表例の一つが「無印良品」の良品計画だ。同社は一部店舗で自治体と組んだ防災ワークショップなども既に実施しているが、そうした防災プロジェクトの活動を拡大する。

 物販では、日常生活でも使えて、災害時にも役立つアイテムとして販売している「いつものもしも」シリーズのセット商品をリニューアルする。マスクや絆創膏、ハンカチなどが入った“携帯セット”は1690円から990円に値下げ。ほか、“持ち出しセット”(3990円)、“備えるセット”(5490円)も内容やパッケージを刷新した。ポケットを11個つけた“着るバッグ”コート(6990円)なども新商品として「いつものもしも」シリーズに加えた。

 物販以外の面では、防災意識を高めるために9月の1カ月間を「いつものもしも」月間とし、店頭やアプリ、SNSで防災情報や避難についてのコンテンツを積極的に発信。また、企業や学校、集合住宅などに必要な防災用品などを提案する法人向けサービスも8月26日から開始した。

 災害発生時に社員やスタッフが公募でボランティア活動に参加する「災害ボランティア制度」も9月からスタートする。一般社団法人災害時緊急支援プラットフォーム(以下、PEAD)と連携し、まずは72人がPEADにボランティア登録した。ボランティアに参加する社員(アルバイトは含まず)には特別有給休暇を付与し、企業として社員の活動をバックアップする。

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三光マーケ、民事再生中の水産卸から事業承継。沼津漁協組合権とのシナジー。

株式会社三光マーケティングフーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤 成博)が、現在、民事再生手続中である株式会社海商(本社:静岡県浜松市、代表取締役:船坂 敏之)から水産物(マグロ及びその他の鮮魚等)の小売、卸売、加工業の全部の事業を承継することを決めた。
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覆面調査のMSコンサルに「ちょっかい」を出している光通信、ちょっとエグい会社です

 覆面調査サービスの株式会社MS&Consulting(本社:東京都中央区、代表取締役社長:並木 昭憲)が、ジワジワと株を買い占められている。買っているのは、光通信株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:高橋 正人)。情報通信業が主だが、様々な噂が絶えない企業だ。
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デリ・テイクを契機に店内飲食でも利用したいと思った人、72%。コロナ後につながる。

利用したことがなかった外食店のデリバリー・テイクアウトを利用した人が32.5%。利用後、その店を「店内飲食でも利用したいと思った」人は72.5%。ホットペッパーグルメ外食総研が7月1日~7月12日にネット調査を実施し、回答10,007件をまとめた。
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「ヴァンズ」からサステナブルなスニーカーとアパレル 天然ゴムや有機栽培綿を使用

 「ヴァンズ(VANS)」はこのほど、持続可能なアプローチを取り入れた“プラネット イン マインド(PLANET IN MIND)”コレクションを発売した。ヴァンズ ストア各店とエービーシー・マート グランドステージ オンライン(ABC-MART GRAND STAGE Online)で取り扱っている。

 スニーカーは、有機栽培されたコットンを100%使用したキャンバス地をアッパーに採用。アウトソールには、耐久性とグリップ力は従来のままに、持続可能な方法で栽培された天然ゴムを使った。シューレースは天然のジュート繊維を用いて、水性接着剤とインクで全体をまとめた。カラーはホワイトとブラック、ウィンタースカイ、2色のチェッカーボードパターンの計5色で、“オールドスクール テーパード(OLD SKOOL TAPERED)” (税込8250円)と“オーセンティック(AUTHENTIC)” (同7150円)の2型を用意する。

 アパレルには、環境に配慮した100%オーガニックコットンを使用。草花や蜂などのモチーフをデザインし、コーチジャケット(同1万1000円)やフーディ(同9350〜1万450円)、スエットパンツ(同8250円)、キャップ(同3850円)などがラインアップする。

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「トモ コイズミ」の小泉智貴が「第39回毎日ファッション大賞」に 新人賞は「CFCL」高橋悠介

 毎日新聞社は「第39回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表し、大賞は「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナーが受賞した。新人賞・資生堂奨励賞は「CFCL」の高橋悠介クリエイティブディレクターが選ばれた。

 業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞は、デザイナーの山縣良和が主宰する「ここのがっこう」が受賞。話題賞には、キャンプ需要を追い風に急成長するアウトドアブランド「スノーピーク(SNOW PEAK)」が選出された。また昨年10月に他界した故・高田賢三氏の功績を称えて「ファッション文化特別賞」を設けた。

 大賞の小泉デザイナーは1988年千葉県生まれ。千葉大学在学中に「トモ コイズミ」を立ち上げた。トップスタイリストのケイティ・グランド(Katie Grand)に見出だされ、2019年にニューヨーク・ファッション・ウイークで初のランウエイショーを実施。その後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の20年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のファイナリストに選出され、「エミリオ プッチ(EMILIO PUCCI)」21年春夏コレクションのカプセルコレクションにゲストデザイナーとして参加した。今年7月には22年コレクションのランウエイショーを京都・二条城で発表した。

 新人賞の高橋クリエイティブディレクターは1985年東京都生まれ。文化ファッション大学院大学修了後、2010年に三宅デザイン事務所入社。13年に「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」のデザイナーに就任し、6年間チームを率いた。20年に退社し、CFCLを設立。3Dコンピューター・ニッティングと島精機製作所のホールガーメント技術を用いた無縫製のニットウエアなどを中心に、“時代に左右されない衣服”を提案する。

第39回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。
大賞:小泉智貴 / 「トモ コイズミ」デザイナー
新人賞・資生堂奨励賞:高橋悠介 / 「CFCL」クリエイティブディレクター
鯨岡阿美子賞:ここのがっこう
話題賞:スノーピーク
ファッション文化特別賞:故・高田賢三

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「キールズ」からレチノール入りのエイジングケア美容液が登場

 「キールズ(KIEHL'S)」は9月3日、レチノール入りのエイジングケア美容液“キールズ DS RTN リニューイング セラム”(50mL、税込1万1000円)を発売する。独自の「マイクロレチノール」を配合し、乾燥小ジワなど表情の「線」、ハリの低下によって表れる「影」、キメの荒れに伴う毛穴印象などの「点」とマルチにアプローチする。

 ビタミン A としても知られるレチノール成分は、さまざまなエイジングサインに働きかける優れた成分として知られている一方で、ひりつきやかさつきなど肌への刺激感を引き起こすこともある。今回配合した「マイクロレチノール」は肌への刺激感も考え、マイクロドーズ技術からヒントを得た独自技術でミクロレベルで適切な配合量を実現した。また肌のハリ・弾力感アップをかなえるペプチドや、肌のバリア機能をサポートするセラミドも配合し、レチノール製品を使用するにあたり懸念される刺激感を抑えながら、エイジングケアをかなえる。
 
 また今回の新製品の発売に合わせ、美容液現品とクリームのミニサンプル、日焼け止めとエッセンスまたはローションのサンプルをセットにした“キールズ レチノール リニューイング セラム スターターキット”(税込1万1000円)と、美容液現品とクリーム原品、オイルとエッセンスのミニサンプルまたはローションと美容液のミニサンプル、日焼け止めのサンプルをセットにした“キールズ レチノール リニューイング セラム ヘルシーエイジングセット”(税込1万9580円)も販売する。

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「ザ・ノース・フェイス」から初の抱っこ紐 アウトドアの知見を生かしたハーネス設計

 ゴールドウインは、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」から初の抱っこ紐“ベイビーコンパクトキャリア(Baby Compact Carrier)”を9月上旬に発売する。価格は税込2万4200円で、ブラックとニュートープグリーンの2色をそろえる。全国の「ザ・ノース・フェイス」直営店や取扱店舗、オンラインストアなどで販売する。

 抱っこ紐は、首と腰がすわって外に連れ出せるようになった1〜3歳の子どもへの使用を想定。軽量でコンパクトに仕上げ、おんぶと抱っこの両方でホールドすることが可能だ。

 同製品の開発は、ゴールドウイン創業地の富山・小矢部市に構える研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」で行った。登山用バックパックの開発から得た知見を生かし、荷重の負担を分散させて軽減するハーネス形状や、スライドできるブリッジベルト、通気性に優れたメッシュ構造を取り入れた。また日本人男女の肩の形状にフィットしやすい設計にデザインしている。消費生活用製品の安全性を認証する制度の「SGマーク」も取得。汚れやすい抱っこ紐を衛生的に保つため、洗濯ネットとして使用可能なスタッフサック(収納袋)が付属する。

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「ザ・ノース・フェイス」から初の抱っこ紐 アウトドアの知見を生かしたハーネス設計

 ゴールドウインは、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」から初の抱っこ紐“ベイビーコンパクトキャリア(Baby Compact Carrier)”を9月上旬に発売する。価格は税込2万4200円で、ブラックとニュートープグリーンの2色をそろえる。全国の「ザ・ノース・フェイス」直営店や取扱店舗、オンラインストアなどで販売する。

 抱っこ紐は、首と腰がすわって外に連れ出せるようになった1〜3歳の子どもへの使用を想定。軽量でコンパクトに仕上げ、おんぶと抱っこの両方でホールドすることが可能だ。

 同製品の開発は、ゴールドウイン創業地の富山・小矢部市に構える研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」で行った。登山用バックパックの開発から得た知見を生かし、荷重の負担を分散させて軽減するハーネス形状や、スライドできるブリッジベルト、通気性に優れたメッシュ構造を取り入れた。また日本人男女の肩の形状にフィットしやすい設計にデザインしている。消費生活用製品の安全性を認証する制度の「SGマーク」も取得。汚れやすい抱っこ紐を衛生的に保つため、洗濯ネットとして使用可能なスタッフサック(収納袋)が付属する。

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リアルな消費トレンドが1冊に凝縮! 「2021年春夏ビジネスリポート」発売

 「WWDJAPAN」の年2回の特別付録「ビジネスリポート」がリニューアルしました。恒例の全国百貨店アンケートは、百貨店が最も得意とする分野である化粧品と特選・宝飾に限定。百貨店以外に取材先を広げ、よりリアルな消費トレンドをお届けします。

 度重なる緊急事態宣言で苦境に立たされている百貨店ですが、前年はもちろん、コロナ禍前の前々年を超える勢いで売れているブランドも多くあります。その要因は何なのか?数字を含むアンケート回答と共に主要百貨店の売り場担当者も取材し、現場の声をまとめました。

 店舗休業でオンライン販売ニーズが増したことも受け、化粧品では三越伊勢丹と阪神阪急百貨店のオンラインストアにも取材を敢行。ライブコマースなどの取り組みについても聞きました。

 特選・宝飾は、富裕層の海外旅行予算が流入しており、もはやバブルといえる様相です。前年に対して2倍増で成長しているブランドも。富裕層の消費動向に迫ります。

 アパレルの好調ブランドを探るべく、今回はルミネ新宿、渋谷109、渋谷パルコ、玉川高島屋S・Cに取材。それぞれの好調なブランドとその要因、消費者の動向を聞きました。

 また、国内最大級のファッションEC、ZOZOTOWNにもアンケートおよび担当者取材を実施。メンズ、ウィメンズのZ世代顧客の検索アイテムにはウエアから雑貨まで、今年の春夏のトレンドアイテムが見事に凝縮されています。全て写真付き!必見です。

 さらに月額レンタルサービスのエアークローゼットとメチャカリの人気アイテムも網羅。レンタルだからこそ人気のアイテム、レンタルした結果販売につながったアイテムからは今、支持されるウエアの特徴を読み取れます。こちらも全て写真付きです。

 「ビジネスリポート」は本来、定期購読者向け特典ですが、購読者以外の方からの「他店の売り上げ進捗を知りたい」「好調ブランドのヒット商品を知りたい」といった声を受け、単品での販売も行っています。他では見られない「WWDJAPAN」ならではの貴重なデータ集となっています。ぜひご高覧ください。

ビジネスリポートの購入はこちら

「WWDJAPAN」定期購読者には、8月30日号とともに特典として送付します。ご注意ください

単体のウェブ記事はここでも読めます。

■WWDJAPAN vol.2201 「ビジネスリポート」2021年春夏
定価:11,000円(税込) A4版 52ページ
■CONTENTS
02-05
全国百貨店化粧品売り場リポート
「お家時間でスキンケア見直し、高価格帯に勢い」

06-13
全国百貨店等26店の化粧品売り場
1〜4月期好調ブランド&ヒット製品アンケート

14-17
全国百貨店特選・宝飾売り場リポート
「休業しても売れる!特選・宝飾は絶好調」

18-25
全国百貨店26店の特選売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート

26-29
全国百貨店17店の宝飾売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート

30-33
都内ショッピングセンターの1〜6月期振り返り
玉川高島屋S・C、ルミネ新宿、渋谷109、渋谷パルコ

35-40
ZOZOTOWNでZ世代にヒットしたアイテムは?
4〜6月の検索数上昇アイテムと好調ショップ

42-44
エアークローゼットのレンタル人気アイテムの傾向は?
3〜6月のレンタルした結果売れたアイテムTOP5

45-48
メチャカリのレンタル人気アイテムの傾向は?
4〜6月のレンタル人気アイテム&売れたアイテムTOP5

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ORDER EVENT: T・MBH

こんにちは。

8月も残りわずかとなりそろそろ秋物が気になってくる…そんな端境期にご覧いただきたい

ティー エムビーエイチ>レザーアイテムのオーダーイベント・新作コレクションをご紹介!

昨日より神戸店にてスタートし、来週以降も順次、横浜店・銀座本店と週末日程で開催いたします。

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今回のイベントにてバーニーズ ニューヨーク初登場となる<ティー エムビーエイチ>は、

革好きの方ならご存知<メゾン タクヤ>を立ち上げた岡本拓也氏により2010年にスタートしたブランド。

美しく、ほかにはないもの作りを実現するため製法から開拓し、洗練されたデザイン・機能性・耐久性を兼ね備えた独自のレザーアイテムを生み出しています。

独創性溢れるモデルの数々、豊富なエキゾチックレザーとカラーバリエーションが魅力の<ティー エムビーエイチ>。

本日は、ごく一部ですがおすすめアイテムをご紹介させていただきますね!

 

①葉合せシリーズ

ステッチ無しでも剥がれにくい構造を実現した独自の「葉合せ製法」により、

コンパクトでスタイリッシュながら、大容量で耐久性にも優れる<ティー エムビーエイチ>を代表するシリーズです。

葉合せ 名刺カード

薄マチでコンパクトながらプラスチックのカード類が片側で7枚以上収まるほど大容量。

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(素材:リザード カラー:濃紺)

 

葉合せ コイン札

小窓状のつくりで小銭が出し入れしやすく、マグネット留めでお札を挟むコンパクトなお財布。

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(素材:カバ  カラー:ライトグレー)

 

これらのオーダーにはブランドで“レザーリーフ”と呼んでいる、

実際に製品になる革を手に取ってお選びいただく独自のオーダーシステムが採用されています。

IMG 2124 ORDER EVENT: T・MBH

こちらはその一部。

象・カバ・ポロサスクロコ・リザード・パイソン・ガルーシャなど、豊富な素材とカラーバリエーションが揃っています。

数ある中からお気入りの一枚にきっと出会えることと思います。

 

葉合せ 5.8ℓ

非常に贅沢な紙袋型バッグ。ミニサイズの1.8ℓもございます。

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(素材:象 / カラー:グレー)

②TUMUシリーズ

革の存在感や質感を活かす事を最優先し、日常からシンプルに良質な革小物を持ち歩いていただくための革鞄シリーズです。

おりつむ

一枚革の厚みを活かしたクラッチバッグ、バッグ イン バッグとしても使える“毎日持ち歩くクラッチ”。

スマートフォンやミニウォレット向けのコンパクトサイズ【おりつむSMT】もございます。

T0526  01 ORDER EVENT: T・MBH

T0526  02 ORDER EVENT: T・MBH

(素材:象 / カラー:紺)

 

にこつむ

ひっくり返すと色違いの鞄が現れる完全リバーシブルのトートバッグ。

2つのバッグを1つに縫い合わせてつくられています。

象革の贅沢な両面づかいにより、非常に強く軽量な仕上りです。

T0851  01 ORDER EVENT: T・MBH

T0851  02 ORDER EVENT: T・MBH

(素材:象 / カラー:ブルー×グレー)

 

③【ぱちんとぺちん

ここまでもユニークなネーミングでしたが、こちらが一番インパクトが強いかもしれません…!

靴べらにもなるパッチンバンドを、贅沢にレザーで覆い、手縫いで仕上げています。

腕に巻いてアクセサリーとして、トートバッグのハンドル留めとして、シンプルながら用途が広いアイテムです。

ぱちん”の方がバネが強く、“ぺちん”の方が弱いです。

P0794  01 ORDER EVENT: T・MBH

P0794  02 ORDER EVENT: T・MBH

(“ぱちん” 素材:ポロサスクロコ / カラー:黒)

 

 P0841  01 ORDER EVENT: T・MBH

P0841  02 ORDER EVENT: T・MBH

(“ぺちん” 素材:ナイルクロコ / カラー:ライトグレー)

 

どのアイテムにも付いている18Kピンクゴールドの飾りボタンがブランドのアイコン。

品良く、さり気なく主張する絶妙なディテールです。

 

今回のイベントではこれらのモデルを含む100点近いアイテムと、前述したオーダー用の“レザーリーフ”も200~300枚ご用意

また、会期中はブランドの代表取締役社長 岡本拓也氏が来店し、直接商品の魅力をお伝えいたします。

ティー エムビーエイチ>は、ほかのブランドでは決して見ることのない、独創性に満ちた秀逸なアイテムが揃う稀有なブランドです。

ぜひ今回のイベントで、アイテムの魅力を感じてくださいね。

ORDER EVENT: T・MBH

開催中 – 8/29 SUN. 神戸店1F
9/3 FRI. – 9/5 SUN. 横浜店4F
9/10 FRI. – 9/12 SUN. 銀座本店1F

岡本拓也氏来店

8/27 FRI. – 8/29 SUN. 神戸店1F

9/3 FRI. – 9/5 SUN. 横浜店4F

9/10 FRI. – 9/12 SUN. 銀座本店1F

各日11:00 – 20:00

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。
※オーダー品のお渡しは11月中旬以降を予定しております。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

「スック」の2021ホリデーコレクションは2種のメイクアップキットが登場

 「スック」は2021年ホリデー メイクアップ キットを11月5日に発売する。漢詩に由来し、日本の自然美をうたう言葉「雪月花」をイメージした2つの色調を用意。キットAは雪景色に映える椿のような凛としたフェミニンな表情に仕上げるピンク系のカラー、キットBは冬の柑橘や木の花のように暖かな表情を演出するアースカラーのアイテムがそろう。価格はそれぞれ税込1万1000円。

 ブランドの中でも人気のアイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”の現品サイズと、ミニサイズのリクイドリップ“コンフォート リップ フルイド グロウ”、月を模したハイライター&ブラッシュ“ムーングリーム ハイライター&ブラッシュ”の3品をセットする。

 黒とゴールドのパッケージに大粒のパールが上品に輝く満天の星を散りばめた冬空のような、スペシャルパッケージを採用。特別ボックス入りでギフトにもぴったりの仕様に仕上げた。

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オンワードが代官山と芝浦の自社ビルを売却 特別利益120億円計上

 オンワードホールディングス(HD)は26日、東京・代官山の商業施設「カシヤマ ダイカンヤマ(KAHIYAMA DAIKANYAMA)」および同港区芝浦のオフィスビル「オンワードベイパークビルディング」を売却すると発表した。約120億円の売却益を2021年6〜8月期連結業績に特別利益として計上する。新型コロナにより経営環境が悪化する中、保有資産を見直すとともに、デジタル分野やM&A(企業の合併や買収)などに成長投資を振り向ける。

 代官山の「カシヤマ ダイカンヤマ」は、合同会社FO(東京・千代田区)に約70億円で売却し、約40億円の売却益を計上する。飲食とアパレル物販の複合施設として19年4月にオープンしたが、現在はアパレル物販エリアの営業は終了し、展示スペースに転換している。芝浦のオンワードベイパークビルディングは中核子会社オンワード樫山のオフィスとして機能してきた。ヒューリックに約115億円で売却し、約80億円の売却益を計上する。

 オンワードHDはいずれの不動産においても譲渡後に賃貸借契約を結び、現在の機能を維持する。

 同社は今年1月にも芝浦の「オンワード樫山芝浦第2ビル」を78億円で、3月には名古屋駅前の自社ビルを65億円で、渋谷区神南の不動産を13億円でそれぞれ売却するなど、固定資産の整理を相次いで進めている。

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オンワードが代官山と芝浦の自社ビルを売却 特別利益120億円計上

 オンワードホールディングス(HD)は26日、東京・代官山の商業施設「カシヤマ ダイカンヤマ(KAHIYAMA DAIKANYAMA)」および同港区芝浦のオフィスビル「オンワードベイパークビルディング」を売却すると発表した。約120億円の売却益を2021年6〜8月期連結業績に特別利益として計上する。新型コロナにより経営環境が悪化する中、保有資産を見直すとともに、デジタル分野やM&A(企業の合併や買収)などに成長投資を振り向ける。

 代官山の「カシヤマ ダイカンヤマ」は、合同会社FO(東京・千代田区)に約70億円で売却し、約40億円の売却益を計上する。飲食とアパレル物販の複合施設として19年4月にオープンしたが、現在はアパレル物販エリアの営業は終了し、展示スペースに転換している。芝浦のオンワードベイパークビルディングは中核子会社オンワード樫山のオフィスとして機能してきた。ヒューリックに約115億円で売却し、約80億円の売却益を計上する。

 オンワードHDはいずれの不動産においても譲渡後に賃貸借契約を結び、現在の機能を維持する。

 同社は今年1月にも芝浦の「オンワード樫山芝浦第2ビル」を78億円で、3月には名古屋駅前の自社ビルを65億円で、渋谷区神南の不動産を13億円でそれぞれ売却するなど、固定資産の整理を相次いで進めている。

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香取慎吾のセレクトショップに稲垣吾郎や草彅剛が来店 「ヤンチェ_オンテンバール」が移転オープン 

 俳優・歌手の香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹がディレクターを務めるセレクトショップ「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」は、東京・丸の内の新国際ビル1階(東京都千代田区丸の内3-4-1)に移転オープンした。コロナ感染防止対策のため、9月2日までは来店予約制で営業を行う。

 オープン日には香取と祐真をはじめ、稲垣吾郎と草彅剛も来店した。前の店舗から持ち込んだ装飾に気づいた草彅に対して、香取は「ファッションだけではなく、サステナビリティの観点から、祐真さんも僕も持ち込もうと決めた」とコメント。稲垣は「自身がディレクターを務めるレストラン『ビストロ ジョー(BISTRO J_O)』の空間と相通ずるものがあるよね。僕の店に行った後に、『ヤンチェ_オンテンバール』で買い物してほしい」と語った。

 移転オープンに合わせて、ファッションブランド「アナ スイ(ANNA SUI)」とのコラボアイテムを製作した。フロントに“J_O”の文字が付いたフローラル柄のオーバーサイズTシャツ(税込1万5400円)や「アナ スイ」を象徴する花の“ポピー”を散りばめたオープンカラーシャツ(同3万800円)、イージーパンツ(同3万4100円)などをそろえた。サイズはS〜Lのほか、Lよりワンサイズ上の“SNG(ShiNGo)”も用意する。

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マッシュ社員の澤田優蘭さんが東京パラリンピック3種目に出場

 マッシュホールディングス社員の澤田優蘭(さわだ・うらん)さんが、東京2020パラリンピック競技大会の「女子走り幅跳びT12」「女子100m T12」「4x100mユニバーサルリレー」に日本代表選手として出場する。

 澤田さんは1990年10月24日生まれ、埼玉県出身。高校で盲学校に進学し、障がい者スポーツに出合った。2017年6月にマッシュHD入社。「企業スローガンの『ウェルネスデザイン』を体現し、世の中へ発信していく存在」(マッシュHD)として特定の部署には所属せず、競技に集中してきた。北京グランプリ(2018年)では、女子走り幅跳びで日本記録となる5m70を記録。女子100mでも、19年のWPAグランプリ・パリ大会で12秒39の日本新記録を樹立するなど、国内外の大会で活躍している。

今回出場する「T12」のクラスはIPC(国際パラリンピック委員会)が定めた障がいの程度に応じた区分で、「視力0.0025から0.032まで、または視野直径10度未満」のパラアスリートが出場する。

 澤田選手の出場予定種目およびテレビでの放送スケジュールは以下の通り。※変更の可能性あり

■8/29(日) 9:30~12:50 
種目:女子走り幅跳びT12 決勝
放送局:Eテレ(9:00~)→Eテレサブ(11:59~)→NHK総合(12:15~)

■9/1(水) 19:00~21:50 
種目:女子100m T12予選
放送局:なし

■9/2(木) 9:30~12:55  
種目:女子100m T12準決勝

■9/2(木) 19:00~22:05 
種目:女子100m T12決勝
放送局:NHK総合サブ→NHK総合

■9/3(金) 9:30~12:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 予選
放送局: NHK総合サブ(11:53~)→NHK総合(12:20~)

■9/3(金) 19::00~21:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 決勝

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マッシュ社員の澤田優蘭さんが東京パラリンピック3種目に出場

 マッシュホールディングス社員の澤田優蘭(さわだ・うらん)さんが、東京2020パラリンピック競技大会の「女子走り幅跳びT12」「女子100m T12」「4x100mユニバーサルリレー」に日本代表選手として出場する。

 澤田さんは1990年10月24日生まれ、埼玉県出身。高校で盲学校に進学し、障がい者スポーツに出合った。2017年6月にマッシュHD入社。「企業スローガンの『ウェルネスデザイン』を体現し、世の中へ発信していく存在」(マッシュHD)として特定の部署には所属せず、競技に集中してきた。北京グランプリ(2018年)では、女子走り幅跳びで日本記録となる5m70を記録。女子100mでも、19年のWPAグランプリ・パリ大会で12秒39の日本新記録を樹立するなど、国内外の大会で活躍している。

今回出場する「T12」のクラスはIPC(国際パラリンピック委員会)が定めた障がいの程度に応じた区分で、「視力0.0025から0.032まで、または視野直径10度未満」のパラアスリートが出場する。

 澤田選手の出場予定種目およびテレビでの放送スケジュールは以下の通り。※変更の可能性あり

■8/29(日) 9:30~12:50 
種目:女子走り幅跳びT12 決勝
放送局:Eテレ(9:00~)→Eテレサブ(11:59~)→NHK総合(12:15~)

■9/1(水) 19:00~21:50 
種目:女子100m T12予選
放送局:なし

■9/2(木) 9:30~12:55  
種目:女子100m T12準決勝

■9/2(木) 19:00~22:05 
種目:女子100m T12決勝
放送局:NHK総合サブ→NHK総合

■9/3(金) 9:30~12:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 予選
放送局: NHK総合サブ(11:53~)→NHK総合(12:20~)

■9/3(金) 19::00~21:55 
種目:4x100mユニバーサルリレー 決勝

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「ジェンダーレス」とは? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.4

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第4弾は、【ジェンダーレス(Genderless)】をテーマに語り合いました。関連する単語である「ジェンダーニュートラル(Gender-neutral)」「ジェンダーファッキング(Genderfucking)」「ジェンダーフルイド(Gender-fluid)」などとも比較しながら意味を探ります。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

若手2人が考える【ジェンダーレス】と関連する単語

 「ジェンダーレス」と数ある関連した単語は、大まかに既存のジェンダー観に捉われないアイデンティティやファッション、ビューティなどのライフスタイルを意味する。日本のファッション&ビューティ業界において、「ジェンダーレス」は、自身の性と社会的に“逆”とされる要素を取り入れることでジェンダーを“打ち消す”印象を与えているケースが多い。自身の性に結び付けられたルールに従わず、メイクを楽しむ男性やメンズアイテムをまとう女性を“ジェンダーレス男子/女子”と呼ぶ風潮が見られる。実際、現状として“ジェンダーレス男子”がしていることを女性がした場合や“ジェンダーレス女子”のファッションを男性がした場合は「ジェンダーレス」ではなく世間的にも“普通”になることがほとんどである。

英語圏で多用される【ジェンダーニュートラル】

 対して英語圏でより頻繁に用いられる「ジェンダーニュートラル」は中立という言葉の通り、保守的なジェンダー観においてどの性の人が取り入れても“違和感”のないことを指す。そのため、「ジェンダーレス」がメンズ・ウィメンズにカテゴリー化された既存のアイテムを自由に使用するスタイルを指すのに対し、「ジェンダーニュートラル」はジェンダーのレッテルを意図的に外したアイテムを指すことが多い。しかし、「ジェンダーニュートラル」なアイテムはスカートやハイヒールなどではなく、オーバーサイズのTシャツやジーンズなどが主流。男女のカップルが“お揃いコーデ”をする際にウィメンズではなく、メンズ売り場にいくことが多いように、“中立”はメンズに傾いているのが現状だ。

攻めの姿勢を指す【ジェンダーファッキング】

 近年、英語圏で「ジェンダーファッキング」というパワフルな言葉がメディアで台頭。“ジェンダーなんかクソ食らえ”というニュアンスを持つこの言葉は、本質的に上記のスタイルと違うわけではなく、その当事者の“攻めの姿勢”を表す。ハリー・スタイルズ(Harry Styles)は「ヴォーグ(VOGUE)」の表紙でドレスを着用するなど印象的なファッションで知られ、自身のジェンダー観や多様性・包括性のトピックに関しても多く発言していることから「ジェンダーファッキング」のメンタリティが感じられる。一方で、ハリーはロックスターのようなスーツにオールバックヘアを合わせたスタイルを好むことでも知られ、伝統的なメンズファッションを楽しんでいることからスタイルは流動的とも言える。

流動性を表す【ジェンダーフルイド】

 ハリーのスーツが象徴するように、ジェンダー的に“逆”のことをしていないと、必ずしもその人がジェンダー観に捉われているというわけではない。そのような考えは「ジェンダーフルイド」という言葉で表される。元々は自身の性を定義せず、その時々によってさまざまなジェンダーを流動的に行き来するという考え。ファッションやビューティでは、ジェンダー的に幅広いスタイルをその時々に楽しむことを主に意味する。加えて、そもそもファッションなどが自身の性に関係あるものとして結びつけられていることに疑問を持ち、その固定を流動化したいという考えも含まれている。時にファッションは自身のジェンダーを表現する重要なツールでもあるが、ファッションとジェンダーの関連を切り離して考えようとする風潮も広がっているのだ。

どの言葉も根底には「自由」への思い

 「ジェンダーレス」「ジェンダーニュートラル」「ジェンダーファッキング」「ジェンダーフルイド」など表現の多様さに圧倒されてしまうかもしれないが、ジェンダーの解釈によるアプローチとメンタリティの違いであり、根底にあるのはより自由にファッションやビューティを楽しみたい思いだ。

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「アトモス」が“エア ジョーダン”の3モデルを融合した新モデル “エア マックス 200”のヒールを採用

 スニーカー専門店「アトモス(ATMOS)」は、「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」の“エア ジョーダン(AIR JORDAN)”の3モデルを融合した新作スニーカー“ジョーダン ポイント レーン(JORDAN POINT LANE)”を8月29日に「アトモス」と「ナイキ(NIKE)」の直営店で発売する。価格は税込1万5400円で、サイズは25.5~30.0cm。イメージビジュアルには、19歳のシンガーソングライターKENYAを起⽤した。

 同モデルでは、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が着⽤していた“エア ジョーダン 3”“エア ジョーダン 6” “エア ジョーダン 11”の要素を融合。ヒールには「ナイキ」の“エア マックス 200(AIR MAX 200)”のエアユニットを採⽤してクッション性を高めた。カラーは“エア ジョーダン”シリーズの中でも人気が高いインフラレッド × ブラックカラーと、ホワイト × ゴールドカラーの2色をそろえる。

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「ワイズ」と「パラブーツ」の初コラボは黒の異素材ミックス 男女サイズがラインアップ

 「ワイズ(Y’S)」は、フランスのシューズブランド「パラブーツ(PARABOOT)」と初めてコラボレーションしたシューズ“ミラボー ラパン(MIRABEAU LAPIN)”を全国の店舗や公式オンラインショップで9月3日に発売する。公式オンラインショップで8月27日から先行予約を受け付けている。サイズはウィメンズが22.5〜25cm、メンズが26〜28cmで、価格は税込9万3500円。

 コラボシューズは「パラブーツ」のチロリアンシューズ“ミラボー”がベースで、メンズのみだった同モデルのウィメンズサイズも特別に用意した。ブラックで統一したスエードとスムースレザー、ラビットファーの異素材ミックスに、ホワイトのステッチワークが引き立つデザインが特徴だ。天然ゴムのラバーソールが快適な履き心地を、大きく開く履き口が着脱の容易さを実現させている。

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アダストリア、対企業向けプロデュース事業の専門部署立ち上げ

 アダストリアは、対企業向けプロデュース事業や企業との協業案件を専門で担う部署として、「アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」を立ち上げた。8月27日からコーポレートサイト内の専用ページで問い合わせを受け付けている。ファッションやライフスタイルの領域で培った企画やモノ作り、販促の知見を生かし、異業種の制服デザインや空間プロデュースなどを手掛ける。

 これまでも、企業からのプロデュースや協業依頼は年間100件以上あったという。実際に、「ニコアンド(NIKO AND…)」が日鉄興和不動産の学生マンション「リビオセゾン亀有」をプロデュースしたり、「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」が西武ライオンズの球場スタッフユニフォームを手掛けたりといった事例がある。

 ファッション関連企業がこれまで通り服を作って売るだけではなかなか未来が描けない中で、クリエイティブやモノ作りの知見、ネットワークを生かし、他分野・異業種のプロデュースを事業化する流れが強まっている。地方自治体や地場産業のプロデュースなどにも積極的に取り組んできたビームスが、2019年に「ビジネスプロデュース部」を立ち上げたのがその代表例。ユナイテッドアローズも今年6月に法人向けコンサルティングサービスを受け付ける専用ページを立ち上げ。百貨店として法人クライアントの記念品製作などを長年行ってきた三越伊勢丹も、今年6月に改めて対企業向け事業の専用ホームページを開設している。

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繊維商社タキヒヨーが化粧品事業に参入 イタリア発ナチュラルコスメ「レルボラリオ」の独占販売権取得

 繊維商社のタキヒヨーはこのほど、イタリアのナチュラルビューティブランド「レルボラリオ(L’ERBOLARIO)」の輸入総代理として国内における独占販売権を取得し、化粧品事業に本格参入する。9月10日に東京・有楽町マルイへの出店とブランドの公式ECを開設する。5年後に5億円の売上高を目指す。

 今年創業270周年を迎えたタキヒヨーは、変化する時代の中で"常に新しいことにチャレンジ"する。化粧品事業への参入もその一環となる。タキヒヨーの滝一夫社長は「いまは消費者の価値観も変化し、ファッションとビューティはライフスタイルのカテゴリーの中でオーバーラップしている。ファッションとビューティは年齢ではなく、自分の価値観に合っていることが(選択の)判断基準になってくるだろう」と分析し、その価値観に合ったサービスが重要だと話す。そこで「レルボラリオ」社との契約に至ったが、決め手は2つあるという。「1つは“華やかエシカル”であること。エコの重要性が認識され始め、消費者が製造の背景まで知ろうとする時代に、徹底してエシカルな取り組みを行っていることに信頼を置いている。そして、気分を高揚させる華やかさが魅力だ。もう1つは世界中で愛されているブランドであるということ。経験がない化粧品事業において成功すると確信している」と話す。今後、展開の場を主要都市に広げながら「全国で使っていただけるように育成する」と意気込む。

 「レルボラリオ」は、創業者兼最高責任者のフランコ・ベルガマスキ(Franco Bergamaschi)と妻である生物・美容学者のダニエラ・ヴィッラ(Daniela Villa)の夫婦が1978年にイタリア北部のローディで立ち上げたハーブ薬局をルーツに持つ。イタリアでは約5500店舗で販売し、1000万世帯以上の家庭で愛用(2013年同ブランド調べ)されているブランドだ。研究開発から製造まで一貫して自社で管理しており、原料となる植物の多くをアッダスッド自然公園内に所有する自社の有機農園で栽培。製品研究開発ラボでは、専門知識を持つ15人の研究員が年間約40のプロダクトを開発する。ボディー、フェイス、ヘア、フレグランス、メンズ、ライフスタイルなど幅広いカテゴリーを展開し、600種以上の製品をそろえる。

 また、創業時からサステナブルでエシカルな理念に基づき、太陽光発電パネルの導入や動物実験撤廃に向けた活動、フェアトレードや女性就労支援など人道的で環境に配慮した活動を行う。パッケージは、廃棄物の再利用やサトウキビ由来のグリーンポリエチレンを採用した容器、化粧箱にはFSC認証紙を採用する。

 1号店となる有楽町マルイ店は、ボディーケアをメインに全38コレクション、137点を取り扱う。価格帯は1210~1万560円。10月には160点まで増やすという。店舗面積は約33平方メートルで、店頭では使用感を試せるウオッシュスタンドを設置する。また、ロスフラワーを活用したフラワーギフトボックスを用意。ECも店舗と同じ製品数を取り扱う。

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老舗時計「IWC」が“型破り”な広告キャンペーンで原宿をジャック!

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のスイスの時計ブランド「IWC シャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」は、新作“ビッグ・パイロット・ウォッチ 43”(106万1500円~)の発売を記念して、東京・原宿をポスターでジャックする広告キャンペーンを8月30日から9月12日まで行う。

 表参道を挟んでキャットストートの両側19カ所にポスターを貼付するもので、広報担当者は「『楽天 ファッション ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO)』の会期(8月30日~9月4日)に合わせて実施し、20~35歳の男性に『IWC シャフハウゼン』を知ってもらいたい。SNSとも連動して、既存のファンにもアピールする」と狙いについて話す。

 広告に出演するのは、窪塚洋介の長男でモデル・俳優の窪塚愛流、スケーターの吉岡賢人、長髪の3人組兄弟バンド、グリコ(GLIIICO)のベーシストのキオ、渋谷の古着店アイアンドアイ(I&I)のスタッフのひかる、いずれも10~20代の4人だ。

 1週目はモノクロでクラシカルに、2週目はグラフィティーアーティストの佐野凜由輔(りゅうすけ)がアレンジしたカラフルなものに替え、“DRIVE CHANGE.”のメッセージも重ねて、テーマである“型破り”感を演出する。

 「IWC シャフハウゼン」は1868年に創業。スイス北部のドイツ語圏であるシャフハウゼンを拠点とし、質実剛健なモノづくりが特徴だが、「2019年に30代のオランダ人マーケティングマネジャーが着任し、若年層へのアプローチを強めている」という。

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HELLO SHIBUYA!西武渋谷店本日オープン

こんにちは。

ついに本日、バーニーズ ニューヨーク西武渋谷店がオープンしました!

お店の雰囲気やアイテムなど、早速レポートいたします!

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ご入店いただいてすぐに、壁一面の美しいモザイクアートがお出迎え。

メンズ・ウィメンズがワンフロアで構成されたシンプルでクリーンな店内には、独自のテイストで厳選したアイテムがラインナップしています。

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ウィメンズは、国内外のジュエリーの数々をはじめ、レザーアクセサリー・バッグがラインナップしています。

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メンズはデザイナーブランドからドレスクロージングまでのウェアのほか、バッグ・シューズ・アクセサリーまでを取り揃えてご紹介。

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バーニーズ ニューヨークがこれまで発信してきた歴代のアーカイブ写真が壁面を彩っています。

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このほか豊かなライフスタイルをかなえるフレグランス・アポセカリーもご用意。

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バーニーズ ニューヨーク西武渋谷店オープンを記念したリュクスな限定アイテムも多数登場しています。

詳しくご紹介しているこちらのページも、要チェックですよ…!

mv HELLO SHIBUYA!西武渋谷店本日オープン

バーニーズ ニューヨーク西武渋谷店オープン記念限定アイテムのご紹介

 

さらに、西武渋谷店A館・B館プロモーションスペースではバーニーズ ニューヨークがおすすめするアイテムを期間限定でご紹介しております。

8月27日(金)-

B館1F ニューヨークを拠点とする気鋭ブランド<クロスト>のウェアコレクション

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8月27日(金)- 9月6日(月)

A館2F ウィメンズバッグ・シューズ

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A館3F ウィメンズウェア

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A館6F ベビーアイテム

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B館5F ゴルフコレクション

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8月31日(火)- 9月6日(月)

A館1F ウィメンズアクセサリー

 

ぜひ、西武渋谷店の各フロアでもバーニーズ ニューヨークが厳選したアイテムをお楽しみください。

 

外観には大きなウィンドウディスプレイ。

“TASTE, LUXURY, HUMOR”を表現し続けています。

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“バーニーズ ニューヨークのラボラトリー”。

このコンセプトを軸に、商品セレクトから接客サービス、空間までほかのショップとは一線を画すバーニーズ ニューヨークならではの世界観をご堪能いただける店舗として誕生したバーニーズ ニューヨーク西武渋谷店

渋谷の地より、スペシャリティストアとして洗練されたファッションをお届けしてまいります。

どうぞご期待ください!

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こちらの記事もあわせてご覧ください。

バーニーズ ニューヨーク西武渋谷店オープンのご案内

 

「マリメッコ」が気鋭デザイナーの富永航とコラボ ドーバーギンザで先行販売

 フィンランド発の「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ブランド設立70周年を記念したカプセルコレクション「マリメッコ コークリエイテッド(Marimekko Co-created)」の第3弾をドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA 以下、DSMG)で8月27日に先行発売した。同日DSMGのオンラインストアでも販売を開始し、9月10日からは「マリメッコ」公式オンラインストアで取り扱う。

 「マリメッコ コークリエイテッド」は全4回に渡る若手クリエイターとのコラボ企画で、第3弾となる今回は「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」の富永航を起用。英セントマーチンズ美術大学でプリントデザインを学んだ富永は、独自のミックス感覚とジェンダーレスなデザインが特徴だ。今回のカプセルコレクションでは、“自然との共生”をテーマに、ブランドアイコンであるケシの花の“ウニッコ(Unikko)”やカモメの“ロッキ(Lokki)”のモチーフを再解釈した、色鮮やかでプレイフルなファッションアイテムとホームコレクションを手掛けた。

 ラインアップはユニセックスで着用できるTシャツ(税込1万9800円)やニットプルオーバー(同3万5200円)、シャツ(同3万8500円)、ワンピース(同5万3900円)、ジャケット(同5万5000円)、ハット(同2万900円)、バックパック(同3万8500円)など。ホームコレクションは、グリーンのベースに大きな白い“ウニッコ”をプリントしたマグカップやお皿(ともに同3080円)、カップセット(同5500円)、トレイ(同7150円)、ブランケット(同2万9700円)、クッションカバー(同1万1000円)、布団カバー(同1万7600円)、ピローケース(同4400円)を扱う。ノベルティーとして1万6500円以上の購入者には、70周年のロゴをプリントしたトートバッグをプレゼントする(なくなり次第終了)。

 富永は熊本生まれ。日本とイギリス、フィンランドで教育を受け、インターナショナルな視点を持つ。2016年に若手デザイナーの登竜門として知られる国際コンテスト「イエール国際フェスティバル」で、グランプリを受賞。パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーのレジデンスプログラム「パヴィヨン・ヌフリズOBC 」 に参加した。 18年には「アジアを代表する30歳未満の30人(The Forbes 30 Under 30 Asia 2020)」のアート部門に選出され、20年に「ワタル トミナガ」としてコレクションを発表。21年春夏にニューヨーク・ファッション・ウイークに、21-22年秋冬にはパリ・ファッション・ウイークにオンラインで出展した。

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ウィゴーが“原点回帰”で古着を強化 古着特化の下北沢やアメ村の店舗が好調

 ウィゴー(WEGO)は2021-22年秋冬シーズンから古着の打ち出しを強化する。顧客層である若年層間で古着需要が高まっていることを受け、9月18日には札幌、仙台、名古屋・大須、京都、心斎橋、三宮、広島の大型店をリニューアルし、店舗のうちのワンフロアを古着に特化した「ウィゴー ヴィンテージ」の業態に切り替える。広報担当者は古着に特化した品ぞろえの下北沢と大阪・アメリカ村の店舗が好調といい、「古着カルチャーへの関心が高まっている今、古着屋として誕生したウィゴーの原点に立ち返り、強みを生かした提案をしていくべき」(広報担当者)と判断した。

 仕入れは主に1990〜2000年代のアイテムが中心。特に「ラコステ(LACOSTE)」のカーディガンや「ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)」のストライプシャツ、カレッジTシャツなどが人気だという。

 古着強化の一環として、オリジナル商品も古着らしいディテールを反映したアイテムを企画。グランジやY2K(2000年前後のファッションのこと)、アメカジをテーマに、ビッグシルエットのカレッジプルオーバー(税込2999円)やM-65のワイドシルエットを取り入れたカーゴパンツ(同4999円)、古着の質感を再現したカラーカーディガン(同2599円)など、“古着ライク”なアイテムがそろう。広報担当は「古着で人気のアイテムは値段が高騰していたり、サイズのバリエーションが限られていたりする。オリジナル商品では、手に取りやすい価格で、より多くの若者に古着の世界への入り口を提供したい」と話す。

 同社はこのほど古着に特化したインタスタグラムアカウントを立ち上げ、古着にまつわる情報発信にも力を入れる。今後は「ウィゴー ヴィンテージ」を導入する大型店だけでなく、他の店舗でも古着コーナーの拡充を進める。

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3〜4種分の調味料が1本で完結できる「ベース職人™シリーズ」が食材コストを削減。高品質な味とアレンジ力で多様性が魅力的。

 厳しい状況が続く外食業界。各社各店で収益改善に向けた取り組みが実施されているだろう。そのひとつが仕入れ食材のコストカットだが、この課題をスマートに解決する救世主的な新商品が発売された。株式会社Mizkanの「ベース職人™シリーズ」である。本稿では、いち早くメニュー開発に取り組んだ店舗への取材を通し、商品特徴と現場の声を紹介しよう。
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「フルラ」がストアスタッフを募集 コーディネートやおすすめアイテムを提案

 イタリア発のレザーアイテムブランド「フルラ(FURLA)」が、新たにストアスタッフを募集する。接客と販売をメインに担当し、カジュアルからビジネスシーンまで対応するアイテムを紹介する。ブランドの理念や世界観を表現したディスプレーや親しみやすい接客、また訪れたくなるようなサービスなど、さまざまな方法でより多くの人に愛される店づくりを担う。対話を通して場面に沿ったコーディネートやおすすめのアイテムも提案する。

 現場では、お客さまに一番近い存在であるストアスタッフの声を重視する姿勢を持つ。本社へ気軽に意見やアイデア、リクエストを伝えられる環境に加えて、ストア間で情報を共有できるシステムを構築。定期的なキャリア相談の場を設けるなど、希望のキャリアの実現に向けたサポート体制も充実している。

 「フルラ」は1927年にイタリアで誕生したレザーアイテムブランド。世界100カ国以上で販売し、日本国内の売り上げは全体の4分の1を占める。国内市場をさらに拡大するため、特にメンズラインの認知度の向上に努めている。

募集職種
ストアスタッフ

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。この期間の給与・待遇に変更なし

応募条件
何らかの販売経験をお持ちの方
高卒以上
社会人経験1年以上
「フルラ」が好きな方、バッグやお財布などのアイテムが好きな方
※業界未経験、歓迎

<歓迎>
「販売の仕事は独り立ちできている」と考え、即戦力になる方
メンズラインにも注力しているため、メンズ商品の販売経験がある方
国内外のアパレル・バッグ・シューズなどの販売経験者、また、ビューティアドバイザー、ホテルスタッフ、ブライダル、空港関係などの経験をお持ちの方
※接客・販売など、お客さまと日常的に接するお仕事の経験をお持ちの方は、入社後すぐにご活躍いただけます

勤務地
全国の「フルラ」直営店(104店舗/路面店、百貨店、アウトレット等)
※勤務地は希望を考慮
※UIターン歓迎
※転勤は本人が希望する場合のみ。ストア間の異動はあるが、基本的に転居が伴う転勤はなし

<北海道>
北海道:北広島

<関東>積極採用中
・東京:銀座、青山、丸の内、日本橋、渋谷、新宿、池袋、錦糸町、北千住、二子玉川、吉祥寺、立川、府中、町田、お台場
・神奈川:横浜、みなとみらい、辻堂、上大岡、たまプラーザ
・千葉:柏、船橋、木更津
・埼玉:浦和、大宮、入間
・栃木:佐野

<中部>
・愛知:名古屋、栄
・岐阜:岐阜、土岐
・静岡:静岡、浜松
・三重:四日市、長島
・石川:金沢

<近畿>
・大阪:吹田、梅田、心斎橋、難波、阿倍野
・京都:京都
・兵庫:神戸、姫路
・奈良:奈良

<四国>
・愛媛:松山
・香川:高松

<九州>
・佐賀:鳥栖

給与・待遇
月給20万円以上+時間外手当+交通費+インセンティブ+業績賞与
※上記はあくまでも最低給与です。経験・スキルなどを考慮し、当社規定により優遇します

年収例
年収450万円/ストアマネージャー(42歳/入社8年)
年収315万円/アシスタントストアマネージャー(32歳/入社6年)
年収285万円/ストアスタッフ(28歳/入社4年)

勤務時間
シフト制 9:30~20:30の間で実働7.5時間
※勤務時間帯はストアによって若干前後します
※21:00まで営業のストアでは21:30まで勤務
※残業は平均月5時間程度

休日休暇
<年間休日114日>
月9~10日(シフト制)
夏季休暇(2日)
冬季休暇(2日)
リフレッシュ休暇(7日間の連休取得が可能)
有給休暇
慶弔休暇

福利厚生
給与改定年1回
業績賞与年1回(会社の業績・個人評価により支給)
インセンティブ(毎月/ストアの予算達成時に支給)
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
交通費(上限5万円)
時間外手当(全額支給)
住宅手当(月4万円※転居を伴う転勤の場合)
役職手当
制服支給(年間2着)
マイカー通勤(駐車場あり※店舗による)
社員割引

<仕事と家庭の両立を応援>
産前産後休暇、育児休暇(現在約30名のスタッフが取得中。復帰率は95%以上で女性管理職も活躍)
子育てワークタイムシフト制度(産休取得者のみ、子どもが小3まで時短勤務OK)
団体長期障害所得補償保険(けがで働けなくなったときも保険適用)

応募期間
9月19日まで

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カジュアルメーカーの高荘がオリジナルブランド「シーセット」始動 大人の女性が着たい「スポーツに一番近いファッション」

 メンズ、ウィメンズのカジュアルウエアメーカーの高荘は、機能性素材に特化した新規ブランド「シーセット(SEESET)」を2021-22年秋冬シーズンに立ち上げた。自社ECを主販路とし、ファーイーストカンパニーやヤマダヤ、阪急スタイルレーベルなどのセレクトショップでも取り扱う。

 同ブランドは、ジムやヨガなどの運動を日課に取り入れ、アクティブな生活を送る40代の女性をターゲットに、大人の女性が街でも、運動時でも着られる「スポーツに一番近いファッション」を提案する。中心価格帯はアウター(1万8000〜3万8000円)、ボトムス1万5000~2万4000円。

 児玉洋樹デザイナーは、ターゲット層の女性たちへのヒアリングを重ね、従来のスポーツウエアに対する悩みや要望を丁寧に拾った。その結果、パンツは、ホットヨガの後の着脱のしやすさを叶えるため、裏地に吸湿速乾のメッシュを重ねたり、パーカの首元はカシュクール仕立てにしボリュームを持たせたりなど、アイテムの随所にスタイルアップや運動と日常生活をシームレスにつなぐ工夫を施している。

 素材は再生ポリエステルなど、すべてに機能性素材を採用した。児玉デザイナーは「環境に配慮した素材とは何かを吟味した結果、長く着られるポリエステル素材に行き着いた。それでもまだ日本の再生ポリエステル生地はあまり回っていないのが現状だ。来季からきちんとサステナビリティを打ち出せるように準備をしていきたい」と話す。

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3〜4種分の調味料が1本で完結できる「ベース職人™シリーズ」が食材コストを削減。高品質な味とアレンジ力で多様性が魅力的。

 厳しい状況が続く外食業界。各社各店で収益改善に向けた取り組みが実施されているだろう。そのひとつが仕入れ食材のコストカットだが、この課題をスマートに解決する救世主的な新商品が発売された。株式会社Mizkanの「ベース職人™シリーズ」である。本稿では、いち早くメニュー開発に取り組んだ店舗への取材を通し、商品特徴と現場の声を紹介しよう。
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【家飲み】「宅飲みは”贅沢”傾向だよ」時間とお財布に余裕があるから、高級ウイスキーにハマる

 イマ、高級ウイスキーが売れている。長引くコロナ禍、緊急事態宣言下で、外食で酒が飲めない、旅行に行けない、連日の在宅ワークなどで時間とお財布に余裕ができている。いつものビール、チューハイではなく、宅飲みもちょっとリッチに飲みたいニーズが増えている。
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