「アンスクリア クラブスポーツ&リッチヘルス」2021-22年秋冬コレクション

 「アンスクリア クラブスポーツ&リッチヘルス(INSCRIRE CLUB SPORTS & RICH HEALTH)」が2021-22年秋冬コレクションを発表した。

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「オサジ」21年秋冬コレクションはメイク崩れを防ぐ新作が登場 シーズンビジュアルに俳優の富田望生を起用

 日東電化工業の敏感肌向けコスメブランド「オサジ(OSAJI)」は9月1日、2021年秋冬メイクアップコレクションを発売する。今回のコレクションテーマは“GETTING READY”。「完成形に到達する直前の、まだ何かが足りていない、だからこそ美しい」瞬間を切り取り、“不完全なものの中に宿る意外な美しさ”をイメージしたメイクを提案する。新作のアイシャドウスティック、プレストパウダー、フィックスミストに加え、既存製品のリップバームからは新色が登場する。8月25日から伊勢丹新宿本店ビューティーアポセカリー、三越伊勢丹のEC「ミーコ(meeco)」で先行販売する。なお、今シーズンのルックモデルに俳優の富田望生を起用し、SNSで話題を集めている。

 “ニュアンス シャドウ スティック”(全3色、各税込3080円)は、柔らかいテクスチャーでアイライナーとしてもアイシャドウとしても楽しめる。肌なじみのよいグレイッシュカーキ、血色感のあるオレンジブラウン、ぶどう酒のようなメタリックバーガンディの3色をそろえる。アミノ酸由来の保湿成分を配合。

 プレスト仕様のフェイスパウダー“ニュアンス リフレクション パウダー”(ブラシ付き、税込3850円)は、肌色を選ばないカラーレスタイプ。テカリやメイク崩れは抑えつつ、しっとりとした潤いのある肌を演出する。抱水性に優れたチガヤ根エキスと、角質層の潤いを守るヒカゲノカズラエキスを配合し、肌の水分量をキープする。

 メイク崩れを防ぐ“ニュアンス スキン フィックスミスト ”(50mL、全2種、各税込2420円)は、イロハモミジ葉エキスを配合し、滑らかな艶肌を演出する。テカリや乾燥といった肌悩みに応じた2種をそろえる。

 美容成分を配合した“ニュアンス リップバーム”(新2色、各税込2640円)は、ナチュラルかつシックな表情に仕上がるクリーミーブラウンとラメが特徴のストロベリーピンクの2色が新たに仲間入りする。

 また同日、顔にもボディーにも使用できる“コンフォート マルチクリーム”(50g、税込1320円/300g、税込3300円)を発売する。プロパンジオールやグリセリン、スクワラン、シアバターなど、肌になじみやすく水分と油分のバランスが理想的な保湿成分を配合する。

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「オサジ」21年秋冬コレクションはメイク崩れを防ぐ新作が登場 シーズンビジュアルに俳優の富田望生を起用

 日東電化工業の敏感肌向けコスメブランド「オサジ(OSAJI)」は9月1日、2021年秋冬メイクアップコレクションを発売する。今回のコレクションテーマは“GETTING READY”。「完成形に到達する直前の、まだ何かが足りていない、だからこそ美しい」瞬間を切り取り、“不完全なものの中に宿る意外な美しさ”をイメージしたメイクを提案する。新作のアイシャドウスティック、プレストパウダー、フィックスミストに加え、既存製品のリップバームからは新色が登場する。8月25日から伊勢丹新宿本店ビューティーアポセカリー、三越伊勢丹のEC「ミーコ(meeco)」で先行販売する。なお、今シーズンのルックモデルに俳優の富田望生を起用し、SNSで話題を集めている。

 “ニュアンス シャドウ スティック”(全3色、各税込3080円)は、柔らかいテクスチャーでアイライナーとしてもアイシャドウとしても楽しめる。肌なじみのよいグレイッシュカーキ、血色感のあるオレンジブラウン、ぶどう酒のようなメタリックバーガンディの3色をそろえる。アミノ酸由来の保湿成分を配合。

 プレスト仕様のフェイスパウダー“ニュアンス リフレクション パウダー”(ブラシ付き、税込3850円)は、肌色を選ばないカラーレスタイプ。テカリやメイク崩れは抑えつつ、しっとりとした潤いのある肌を演出する。抱水性に優れたチガヤ根エキスと、角質層の潤いを守るヒカゲノカズラエキスを配合し、肌の水分量をキープする。

 メイク崩れを防ぐ“ニュアンス スキン フィックスミスト ”(50mL、全2種、各税込2420円)は、イロハモミジ葉エキスを配合し、滑らかな艶肌を演出する。テカリや乾燥といった肌悩みに応じた2種をそろえる。

 美容成分を配合した“ニュアンス リップバーム”(新2色、各税込2640円)は、ナチュラルかつシックな表情に仕上がるクリーミーブラウンとラメが特徴のストロベリーピンクの2色が新たに仲間入りする。

 また同日、顔にもボディーにも使用できる“コンフォート マルチクリーム”(50g、税込1320円/300g、税込3300円)を発売する。プロパンジオールやグリセリン、スクワラン、シアバターなど、肌になじみやすく水分と油分のバランスが理想的な保湿成分を配合する。

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「ミズノ」 × 空山基コラボスニーカー第2弾 定番シリーズを重厚なブラックに

 「ミズノ(MIZUNO)」は、アーティストの空山基とのコラボレーションスニーカー“ウエーブ プロフェシー ソラヤマ(WAVE PROPHECY SORAYAMA)”を「2G TOKYO」「2G OSAKA」で8月28日に先行発売する。価格は税込3万8500円で、サイズは23.0~29.0cm。ミズノトウキョウやミズノオオサカ茶屋町、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」、グレイト(GR8)では9月4日から販売する。

 両者のコラボは2回目で、今回は定番の“ウエーブ プロフェシー”シリーズに重厚感のあるブラックカラーを採用した。さらに「ミズノ」のクッション性と安定性に優れたミッドソール“インフィニティウエーブ”の屈曲性の向上と軽量化も実現させた。アウトソールには、宙に浮いているスニーカーをイメージした大きな空洞を設けた。またフューチャリスティックなアッパーには透過性のある樹脂を採用し、ブラックの“ランバードロゴ”を配した。

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「ミズノ」 × 空山基コラボスニーカー第2弾 定番シリーズを重厚なブラックに

 「ミズノ(MIZUNO)」は、アーティストの空山基とのコラボレーションスニーカー“ウエーブ プロフェシー ソラヤマ(WAVE PROPHECY SORAYAMA)”を「2G TOKYO」「2G OSAKA」で8月28日に先行発売する。価格は税込3万8500円で、サイズは23.0~29.0cm。ミズノトウキョウやミズノオオサカ茶屋町、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、「キス トウキョウ(KITH TOKYO)」、グレイト(GR8)では9月4日から販売する。

 両者のコラボは2回目で、今回は定番の“ウエーブ プロフェシー”シリーズに重厚感のあるブラックカラーを採用した。さらに「ミズノ」のクッション性と安定性に優れたミッドソール“インフィニティウエーブ”の屈曲性の向上と軽量化も実現させた。アウトソールには、宙に浮いているスニーカーをイメージした大きな空洞を設けた。またフューチャリスティックなアッパーには透過性のある樹脂を採用し、ブラックの“ランバードロゴ”を配した。

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AMIAYAとストリートスナップ誌「ストリート」がコラボ 青木正一が撮り下ろした写真集発売

 AMIAYAとストリートスナップ誌「ストリート(STREET)」はこのほど、コラボ写真集「AMIAYA × STREET TOKYO FASHION 2021ss」を発売した。専用オンラインサイトと都内の一部書店で取り扱う。

 同作品は、「コロナ禍で落ち込む日本のファッションシーンを盛り上げ、世界に発信したい」という両者の思いから実現した。「ストリート」編集長兼フォトグラファーの青木正一が、原宿などのストリートを舞台に東京ブランドのファッションを着用したAMIAYAを撮影した。全76ページで、価格は4950円(税込)。

 AMIAYAは「日本から世界へつながっていくたくさんのファッションの可能性を信じ、ファッションの持つポジティブなエネルギーを届けられますように、と願いを込めて」とコメントを寄せた。

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AMIAYAとストリートスナップ誌「ストリート」がコラボ 青木正一が撮り下ろした写真集発売

 AMIAYAとストリートスナップ誌「ストリート(STREET)」はこのほど、コラボ写真集「AMIAYA × STREET TOKYO FASHION 2021ss」を発売した。専用オンラインサイトと都内の一部書店で取り扱う。

 同作品は、「コロナ禍で落ち込む日本のファッションシーンを盛り上げ、世界に発信したい」という両者の思いから実現した。「ストリート」編集長兼フォトグラファーの青木正一が、原宿などのストリートを舞台に東京ブランドのファッションを着用したAMIAYAを撮影した。全76ページで、価格は4950円(税込)。

 AMIAYAは「日本から世界へつながっていくたくさんのファッションの可能性を信じ、ファッションの持つポジティブなエネルギーを届けられますように、と願いを込めて」とコメントを寄せた。

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大谷翔平はファッションでも“二刀流” 「ボス」2021-22年秋冬ビジュアルで見せた二つの顔

 「ボス(BOSS)」は、2021-22年秋冬コレクションのビジュアルにMLBのロサンゼルス・エンジェルスに所属する大谷翔平選手を起用した。大谷選手は同ブランドのアンバサダーに20年に就任以降、さまざまな広告キャンペーンに出演している。

 同選手が着用するルックは、ラムレザーで仕立てたダークグリーンのレザージャケットをまとうシックなスタイリングと、グレンチェックのウールコートにホワイトのスラックスを合わせたカジュアルなコーディネートという、表情が異なる二つのスタイルを披露した。

 同選手はMLBでピッチャーとバッターの二刀流で活躍。メジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を記録し、2018年のア・リーグ新人王に選ばれた。今季は松井秀喜が記録したMLBの日本人選手シーズン最多本塁打を更新した。その後も本塁打数を伸ばし、現在はア・リーグ1位の40本塁打を記録。また投手としても8勝を挙げ、MLBでは“大谷フィーバー”が巻き起こっている。

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「マスクギャップ」の解消にニッチな“人中短縮メイク”はトレンドとなるか?

 マスク着用習慣がすでに1年半以上に及び、人によっては「マスクをつけた顔のほうが、なじみがある(素の顔をよく知らない)」という相手が存在するのではないだろうか。長期に渡るマスク生活が生んだ「印象のギャップ」とは?そして、だからこそ今後注目すべきメイクトレンドとは?アイスタイルの西原羽衣子リサーチプランナーに聞いた。

「マスクギャップ」というコロナ禍特有の顔印象問題

 コロナ禍以降に知り合い、この1年何度も直接会っている仕事相手が、たまたまマスクを外した際「あれっ、思っていた顔の印象と違う!?」と、驚いたことがある。多かれ少なかれ、同じような経験を持つ方は、一定数いるのではないか。

 「マスクギャップとは“マスクをつけた時と、外した時の顔立ちの印象ギャップ”を指します。もう少し狭義では“マスクを外した時に発生する、上下の顔の印象ギャップ”を意味することもあります」と語るのは、アットコスメのデータ分析を手がける、アイスタイルの西原羽衣子リサーチプランナーだ。

 「顔立ち」はコミュニケーションにおいて、印象を左右する重要な存在である。当たり前の話しだが、顔の印象は上半分(目元)と下半分(口元)のバランスで成り立っており、下半分が隠れていると、脳内で印象の補正が行われて、実際の顔印象とはギャップが生じるように思う。このような「他者の視点から見たマスクギャップ」の一方で、マスク着用で自身の顔を見る機会も減少したことにより、「自分自身の顔印象に対するマスクギャップ」も生じているという。

 「そもそもマスクで覆われているうえに、現在はマスクにも“顔を引き締めて見せる小顔マスク”が存在するほどです。改めて自身の素顔と向き合った際に『私の顔ってこんなに大きかった?』『こんなにたるんでいた?』という思いを抱く人は増えるのではないかと思います。今後生活者の間では“小顔に見せたい”というニーズが高まると予想しています」(西原リサーチプランナー)

小顔ニーズに応える効果的な手法「人中短縮メイク」

 小顔をかなえるメイクとしては、チークやコントゥアリングメイクが思い浮かぶ。しかし西原リサーチプランナーは、もう一歩踏み込んだ予測をする。「マスク着用時のメイクは、目元を強調する傾向にありました。今後マスクを外す際は“目元と口元、顔の上下のバランスをどう取っていくか”も、1つのテーマになります。そういう意味も含め、我々が次のトレンドとなり得るのでは?と注目しているのが“人中短縮メイク”なのです」

 「人中」とは、鼻の下から上唇までのエリアを指す。この部分の距離が長いと、顔が間延びして見えるが、短いとすっきり小顔に見える効果がある。「人中短縮メイク」は、アイシャドウを鼻の下にぼかし、リップライン及びハイライトで唇山の立体感を高めることで、鼻と唇の距離を短く見せるメイク法のことだ。

 「現時点では、まだ口コミ数に表れるような大きな流行ではなく、次のトレンドを予感させる“小さな兆し”に過ぎません。このワードに注目したタイミングは、2021年4月頃です。緊急事態宣言やGotoキャンペーンのタイミングと、ワードの出現率を照らし合わせると、相関性がありそうなことに気づきました」(西原リサーチプランナー)。

 外出のタイミングが増える(もしくは増えそうな)状況に応じて、「人中短縮メイク」というワードの出現も増加傾向にあるという。つまり人々が「外出して人と会う」そしてその先にある「マスクを外した自分の顔」を意識した際に、出現が増えるわけだ。

専用アイテムまで登場!? コロナ禍で人中短縮メイクが注目される理由

 そもそも人中短縮メイク自体は今に始まったことではなく、ヘアメイクアーティストが行うテクニックの1つだった。17年にタレントの指原莉乃がメディアの取材で言及したことから、一般的に知られるようになり、その後SNSを通じて認知度を拡大するが「大ブーム」には至らなかったように思う。「なのになんで今更?」と調べてみたところ、確かにコロナ禍以降人中短縮メイクに関する情報が目立ち、21年に至っては、なんと専用アイテムまで登場してしまった。その背景をメーカーに取材してみた。

資生堂が人中短縮メイクのテクニックを提案

 大手メーカーでいち早く、20年の11月に自社サイト「ワタシプラス」の美容情報で、人中短縮メイクのテクニックを提案したのが資生堂だ。「この記事のテーマは、顔の印象を左右するのが“実は鼻と口の距離感”であり、距離を短縮することで顔立ちをスッキリと見せるということです」(小出茉那・資生堂グローバル広報部 広報担当)。

 手持ちのフェイスカラーやハイライト、リップライナーをどのように使うか、具体的なテクニックが紹介されており、メイク前とメイク後の印象変化も分かりやすい。「もともと18年に掲載した記事ですが、アクセス数が多かったこともあり、20年の11月に再度掲載しました。コロナ禍の再掲は偶然ではありますが、“マスクを外した際の顔の印象”に対して、関心が高まっていた時期かもしれません」(小出広報担当)

コージー本舗から3in1の専用アイテムが発売

 21年3月には、コージー本舗の「カバーファクトリー(COVERFACTORY)」から、専用アイテムの“人中短縮スティック”が登場。これまで人中短縮メイクには、ハイライト、リップライナーが必要だったが、複数のアイテムを1品に集約したユニークな製品である。

 「コロナ禍以降“マスクの下の顔が、たるんでいる感じがする”というお客様のお声が目立つようになりました。それ以前から、顔立ちを引き締めるメイクとして人中短縮のテクニックに注目していましたが、複数のアイテムを揃えなくても、手軽に挑戦して頂きたいという思いで開発した製品です。メイク後の効果が分かりやすく、SNS映えすることが若年層に評価されており、大人の方にはたるみの気になる口元を引き締めるアンチエイジングメイクとして、ご支持いただいています」(玉置未来コージー本舗広報担当)。

常盤薬品工業の新ブランドからも人中短縮用アイテムが登場

 さらに常盤薬品工業も新メイクアップブランド「プロフェイカー(PROFAKER)」からも、人中短縮にフォーカスした“リップバランスチェンジ”を8月24日に発売した。

 「『プロフェイカー』のターゲット層は20代前半、YouTubeなどのメイク動画により、人中短縮メイクの認知度が高い世代です。簡単な2ステップでメイクが完了し、メイクアップ効果が分かりやすい点が、SNSで支持されるのではないかと予想しています。またコロナ禍以降、オンライン会議等で、自分の顔を客観視する機会が増えており、モニター上で間延びして見える鼻と口の間を、メイクで短く見せるアイテムとしてもご注目頂けたらと思います」(佐治千裕・常盤薬品工業商品開発担当)。

ニッチな「人中短縮メイク」は、果たしてトレンドとなるか?

 正直いって最初に「人中短縮メイク」の話しを聞いた時、「さすがに次のトレンドというには、あまりにニッチでは……」と思ってしまった。がしかし、近年の社会状況を鑑み、メーカーの開発意図を取材してみると、確かに「今の時代に合っているのかもしれない」と納得する。何より「鼻の下」にするメイクだから、マスクにつきにくく、今すぐ取り入れられる点もメリットといえるだろう。

 「人中短縮メイクが注目された理由の1つは動画コンテンツです。アットコスメ内の直近の口コミでも、メイク動画への言及が目立ちました。“人中短縮”という言葉は知っていても、実はどの部位に何を使うか分からない人が多い中、具体的なメイク法や仕上がりが分かる動画の影響力は大きい。家にいる時間が増え、動画を見ながら“このテクニックを試してみよう”と思う状況であったことも、関心を高めたと考えています」(西原リサーチプランナー)

 動画やSNSを通してじわじわと認知され、ついには専用アイテムまで登場してしまった人中短縮メイク。果たして次のトレンドとなるだろうか?

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「ロレアル パリ」ヘアオイルシリーズのアンバサダーに櫻坂46のメンバーが就任  

 日本ロレアルのトータルビューティブランド「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」 は、ヘアオイルシリーズ“エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル”のアンバサダーにアイドルグループ櫻坂46のメンバーの小林由依、渡辺梨加、渡邉理佐、田村保乃、森田ひかるを起用した。8月末から動画の出演やウェブ・店頭広告などに登場する。

 同ブランドは、全ての女性が自分たちの美しさと価値を信じていくために力を与えるスローガン「あなたにはその価値があるから(BECAUSE YOU’RE WORTH IT)」を掲げて今年50周年を迎えた。女性のエンパワーメントとヘアオイルというプロダクトを通して「髪を咲かせて自分を好きになる。」というブランドのメッセージと、自分らしく咲き誇る櫻坂 46 のメンバーとの思いが重なり、アンバサダーに起用した。森田ひかるは「今まで何度も製品を使ってきましたし、誰もが知っている『ロレアル パリ』のアンバサダーを務めることができ、とてもうれしいです」、渡辺梨加は「50周年という記念の年にアンバサダーに就任できて光栄です」と就任の感想を述べた。

 “エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル”シリーズは髪の悩みに合わせて選べる幅広いラインアップが特徴だ。カラーケア用や香水のような香りが楽しめる製品なども展開する。渡邉理佐は「“エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル リッチ フィニッシュ” (100mL、税込2090円※編集部調べ)は重すぎないちょうど良い保湿感で、乾燥やダメージケアにぴったりでお気に入りです。ドライヤー前は必ずオイルでケアしています」と美髪の秘訣も明かした。

 また、「髪を咲かせて自分を好きになる。」というメッセージについて、田村保乃は「髪にもそれぞれ個性があって悩みもあると思います。でも、その人にしかない魅力でもあるので、髪質に合あったオイルでのケアや、スタイリングを楽しんでほしいです」、小林由依は「髪のコンディションに気分が左右されてしまうこともあると思います。“エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル”シリーズで少しでも自信が持てる髪になってもらえたらうれしいです」と女性たちにエールを送った。

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「第2のレチノール」として注目を集める植物性ビタミンA「バクチオール」とは?

 2019年に、アメリカでブームとなった「バクチオール」は、日本でもレチノールの代替成分として、にわかに注目を集めている。「バクチオール」とは植物由来のビタミンAのこと。インドのマメ科植物「オランダビュ(バブチ)種子」から抽出された成分で、多くのブランドがバクチオールを処方した製品を販売している。植物由来のため「ビーガンレチノール」とも呼ばれ、ビーガンブランドも処方できる。では、バクチオールには、どのようなメリットがあるのだろうか?

 まず、レチノールと似た成分でありながら、比較的肌への刺激が少ないと言われている。このため敏感肌の人も使いやすい。一般的にレチノールは、紫外線が強い時期は朝の使用を避けたほうがいいと言われるが、バクチオールは朝も夜も使える。他に、抗炎症・抗菌作用がありニキビの改善と予防に効果が期待できる点、抗酸化作用が高くアンチエイジング(年齢に応じたケア)に適している点、しわや色素沈着へのアプローチなどが挙げられる。ビタミンAは、不足すると肌のコンディションが低下するため、日々のケアで補う必要がある。そこで、オススメのバクチオール(保湿成分)を処方したアイテムを紹介する。

 ニュージーランド発のスキンケアブランド「アンティポディース(ANTIPODES)」は21年9月、“グロウ リチュアル C セラム”(30mL、税込6380円)をコスメキッチンと同オンラインストアで限定販売する。2年の研究期間を費やして開発されたセラムは、オレンジの100倍ものビタミンCを含むと言われるカカドゥプラム(テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス)ベースの美容液。天然着色料のマイカを配合していて、“グロウ リチュアル”、「ツヤ肌の習慣」という名の通り、天然のハイライターとしても活躍し肌にツヤを与える。バクチオール配合で、ハリのある肌へと導く。マンダリンとバニラの甘さを感じる香りも心地よい。

 同じくニュージーランド生まれの「トリロジー(TRILOGY)」も、バクチオールを4%配合した“バクチ+ ブースタートリートメント”(12.5mL、税込5060円)を展開する。オリーブ由来のスクワラン、ヘンプシードオイル、必須脂肪酸80%を含むオーガニック認定のオーガニック認定ローズヒップをバランスよく配合した美容液で肌のキメを整え、ハリとツヤをもたらす。

バクチオールは刺激が少なく、レチノールと併用も

 ホテル向けアメニティ、スパ・トリートメント用製品を販売するラヴォアは、21年11月に「ヤヨイ(YAYOI)」“プレシャスビューティオイル”(30mL、税込9680円)を発売予定。松岡伴子代表は「“プレシャスビューティオイル”は保湿、ハリ・弾力のケア、肌荒れを抑え整肌にアプローチするマルチオイル。バクチオールの肌保護やハリ・弾力のケアといった効果に着目した。バクチオールは、一般的なバブチ種子エキスとは異なり純度が98%以上となるように精製、規格化された原料だ。刺激性が低い点や、紫外線に対する不安定性がないので、朝、晩使っていただきたい美容オイルの成分としても理想的。また、レチノールと併用することで、レチノールの光に対する安定性を高めるとも言われている」と話す。

 「イトマ(ITOMA)」の“マルラ・トリートメントオイル CBD1000mg”(50mL、税込1万780円)はフェイシャル&ボディオイル。COSMOS認証を取得した「マルラオイル」をベースに、バクチオール、CBD1000mgを配合。顔だけでなく、肩のマッサージ、首のしわケア、目元のパーツケアなど幅広い用途に使える。また、CBDを配合しているため、筋肉の抗炎症効果も期待できるという。オイルベースだがベタつかず、サラサラとしたテクスチャーで肌にスッとなじむ。

子どもも使えるサニタリーハンドクリームにも処方

 バクチオールを処方した手指衛生ハンドクリームも登場している。老舗製薬会社が手がけるボディケア&ヘアケアのオーガニックブランド「ママベビー(MAMMABABY)」“リフレッシングハンドクリーム”(65mL、税込1980円/230mL、税込3080円)は有機サトウキビ由来の植物発酵バイオエタノールを62%配合。バクチオールをはじめ、ライスワックス、コメ由来の植物性乳酸菌といった自然由来の保湿成分を配合し、手指を清潔に保ちながらも、アルコールによる手荒れを防ぎ、潤いを保つ。軽いテクスチャーでのびが良く、ハンドクリームを塗った直後にありがちな「ベタベタ感」もないのでオススメ。オーガニック認証はあえて取らず、高品質でありながらリーズナブルな価格に抑えているのも特徴だ。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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TGCがバーチャル空間で開催 巨大スクリーンでパブリックビューイング

 「第33回 東京ガールズコレクション2021 AUTUMN/WINTER」が9月4日、オンライン配信形式(LINE LIVE、YouTube公式チャンネル)で開催される。今回は、運営会社のW TOKYOがIMAGICA EEX(東京都、諸石治之CEO)と協業して制作したスマホ用VR空間アプリ「バーチャルTGC」のベータ版を8月末から配信し、リアルショーに合わせて仮想空間でもショーを実施する。

 「バーチャルTGC」では好みのアバターを作成し、他のユーザーと一緒に仮装のTGC会場を訪れることができる。「ステージエリア」の巨大スクリーンには、現実世界の会場に設置した専用カメラからショーを中継し、迫力のある映像でパブリックビューイングが楽しめる。ステージを出ると協賛企業とのコラボブースやSNS映えスポットなどがある「ロビーエリア」が広がり、ここではライブ鑑賞時に使用する応援グッズなどを入手可能。また、特定の条件を満たすことにより入室できる「VIPラウンジ」ではイベント終了後、人気モデルによるトークイベントが開かれる。

 W TOKYOは「引き続き、リアルとバーチャルの垣根を超えた今までにない新しく楽しい体験を創出していく」とし、2022年春に開かれる次回のTGCに合わせて「バーチャルTGC」アプリの正式版をローンチするとしている。

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名古屋最強の大型モールに搭載、話題のEC支援サービスの裏側をキーマン2人に直撃

 IT/DXコンサルのハブアンドスポーク(遠藤洋彦社長、東京都品川区)と、上場企業クルーズ子会社で大手ECモール「SHOPLIST」を運営・構築するクルーズECパートナーズ(工藤武尊社長、東京都品川区)など4社は、店頭の在庫販売を可能にするショッピングセンター(以下、SC)などの事業者向けECサービス「SCEC」を開発した。館内物流を担当する佐川急便を中核としたSGホールディングスグループのワールドサプライや、SCのコンサルティング全般を担当するトリニティーズとも連携し、7月12日からプラットフォーム提供をリリースした。「SCEC」を使用したECシステムの第一弾として、愛知県名古屋市の「mozoワンダーシティ」は8月15日、「mozoPLUS」をグランドオープンした。SCECの特徴やmozoワンダーシティにおける取り組みなどについて、ハブアンドスポークの遠藤洋彦社長と、クルーズECパートナーズの工藤武尊社長に聞いた。

ハブアンドスポーク、
クルーズECパートナーズら4社が
共同で提供

WWDジャパン(以下、WWD):「SCEC」とはどのようなサービスか。

遠藤洋彦(以下、遠藤):特徴は「超大型ECモールでの構築・企画・運用ノウハウを生かした、オン・オフラインでの細やかな業務/システム設計」「SC向けのモール型ECシステム・サービス」「店頭スタッフへの負荷軽減を第一に」「新たな生活様式への対応」「店頭在庫の24時間365日稼働」の五つだと考えている。まず一つ目については、自身の前職でのOMO経験と、SHOPLISTをはじめ相当数の実績があるクルーズECパートナーズの構築・運用ノウハウを盛り込んでいる。

工藤武尊(以下、工藤):一般的なECは、単一ブランドが構築したものやマーケットプレイスのような形のものがほとんどで、SCECのようにオフラインのSCモールをオンライン上に再現したような事例はほとんどない。SCECはオンラインとオフラインをまたいだモール展開が可能で、館内EC物流から自宅配送までを含めた物流サービスになっている。

WWD:大型ECモールについての知見が生きたのは、具体的にどのような部分か。

工藤:一例としてWMS(在庫管理システム)がある。今回のように店頭在庫を用いた超大型のECモールを考える場合、受注以降の在庫管理とピッキングなどのオペレーションをどのように管理運用していけるか、が念頭にあった。そこに対して、われわれはmozoワンダーシティ全体を一つの多層フロアの倉庫のように見立て、WMS上でのロケーション管理を館内のテナント区画に置き換える発想転換を取り入れた。例えば、テナント区画の館内移動があれば、物流倉庫における当該テナントのラックや巣箱(たたみ商品)が別ロケーションに移った状態と同じように考えた。これは自社物流を手掛けるクルーズならではの発想だった。

店舗の販売員のためEC販売の
仕組みを最適化
大型ECモールのノウハウを
フル活用

WWD:大型のショッピングモールのみを対象としてるのか。

遠藤:実はターゲットは非常に幅広い。道の駅のように、数店舗程度の事業複合体でも利用可能だ。地下街や商店街、ローカルのチェーン店を運営している企業などにも利用してもらいたいと考えている。商店街のような形になっていなくても、1キロ圏内に散らばっている商店をまとめてECモール形式を取ることも可能だ。

WWD:二つ目の特徴である、店頭在庫型のECシステムについて教えてほしい。

遠藤:一般的な日本の小売事業者では、店頭とオンラインで在庫が分かれているところが多い。そのため、企業全体では在庫があるのに、問い合わせや購入が偏在した販売チャネルでは在庫がなくなり、販売機会をロスすることが起こりやすい。この問題は、オンライン在庫を店頭と一体化すれば解消できると思われがちだが、全社的な在庫の一体化にも課題が多く、成功事例は限定的だ。いまだにEC事業部と店舗事業部で在庫の取り合うような企業もある。リアル店舗を活用したECサイトの場合には、さらに店頭スタッフのオペレーション変更も加わる。在庫を一体化すると、ECシステムへの商品情報以降の在庫登録、梱包出荷、返品・返金対応などの煩雑な業務が店頭スタッフに加わる。EC経由で販売した場合の、店頭スタッフへの評価も難しい部分だ。「SCEC」では、そういった点を考慮した設計になっている。店頭スタッフへの負荷を低減するため、店頭に立っていても使いやすいようにスマホに特化したUI、UXにしている。また、店頭スタッフが行う操作は商品登録と受注確定に絞っている。

工藤:重要なポイントは、ECの受発注システムを、店頭スタッフが扱いやすいように最適化したこと。ECモール運営企業による自社EC支援は数多くあるものの、当社の特徴は、これまで培ったノウハウはもちろん、所有するアセットもフル活用してECシステムを構築する、という考え方にある。ECに関して経験豊富なエンジニアを抱えており、今回の「SCEC」では店頭スタッフを起点にECシステムを再構築した。人がシステムに合わせるのではなく、システムをオペレーションに合わせて最適化している。その点は、導入先のmozoワンダーシティにも高く評価されている。

ECだから店頭在庫を24時間365日稼働、
販売員の作業もスマホ操作でラクラク

WWD:四つ目の「新たな生活様式への対応」とは。

遠藤:通常の自宅配送はもちろん、店舗での受け取り、コロナ禍でニーズの増えているSC館内の受け取りカウンターや受け取りロッカーのユーザー選択もシステム/業務設計ともに対応している。

WWD:最後の「店頭在庫の24時間365日稼働」とは。

遠藤:ECでは当たり前のことではあるが、24時間365日、SC各テナントの店頭在庫をフル活用できるのは大きい。コロナ禍では、店頭在庫の完全な非稼働在庫化などの事態も発生した。全館休館となるケースや、定常的に閉店時間を早める店舗が多くなっているので、店頭スタッフが販売業務の合間や、閉店後〜以前の営業時間までEC関連業務をすることで、店舗の生産性を上げることにもつながる。

WWD:開発期間と導入コストは?

工藤:国内SCの大部分は、長い歴史と大きな実績があり、館としてのアイデンティティーがしっかりと形成されている。そのためデザイン/サービスの独自要件が多くなる。そのため金額に関して一概には言えないが、それでも開発期間について平均的には半年程度と、スピード感を持った導入が可能だ。独自要件が少ないケースであれば、最短で3カ月の導入も可能だ。

遠藤:外部システムとの連携もスムーズにできる。例えば、オフラインのモールで既に使っている従業員管理システムや決済システム、会員システムなどと容易に連携できる。既存のポイントシステムと連携してオンラインでも使えるようにする、といったことも可能だ。

中京地区最強の大型モール
「mozoワンダーシティ」がSCECを
導入したワケ

 大型モールとしては初の店頭連動型ECを導入したのが、mozoワンダーシティを運用する三菱商事UBSリアルティだ。同社は日本最大級の総合型REIT(不動産投資信託)である日本都市ファンド投資法人の資産運用会社であり、都市を中心に約100カ所の商業施設を手掛ける、日本では異色のデベロッパーだ。日本初の本格的なリアル店舗連動型のネット通販モールはどのようにして生まれたのか。導入をリードした大島英樹・三菱商事UBSリアルティ都市事業本部 運用一部長は、「ショッピングモールにとって、ECをどう活用すべきなのかはこの数年の大きな課題だった。『SCEC』をベースにした『モゾプラス』は、店頭の在庫を活用しつつ、販売スタッフの負担をできるだけ軽減する設計にできたことが何よりも大きかった」と語る。「一口にショッピングモールといっても規模や立地などによって必要となる要件もさまざまだが、『SCEC』には、そうしたことにもスピーディーかつ柔軟に対応してもらえた。導入後のニーズや課題に柔軟に対応しながら、今後はmozoワンダーシティにとどまらず、当社で運用する他の商業施設にも適用を検討していきたい」。

問い合わせ先
ハブアンドスポーク
クルーズECパートナーズ
pr_group01@hubs-poke.jp

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コーセーがコスメの色や質感をリアルに再現する新カウンセリング・プラットフォーム開発 9月に「コスメデコルテ」で稼働

 コーセーは、オンラインカウンセリング・プラットフォーム「ウェブ ビーシー システム(WEB-BC SYSTEM)」を開発した。9月16日から同社のハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」のカウンセリングサービスとして稼働していく。

 生活スタイルの多様化やコロナ禍により、時間や場所を選ばず化粧品のカウンセリングや購入を行いたいというニーズが高まっている。しかし既存のテレビ会議システムをオンラインカウンセリングに活用しても、化粧品特有の繊細な色は画面上で伝わりにくい。また予約からカウンセリング、購入への一元化された動線が構築されていないため、顧客満足度の点で課題があった。

 新たに開発した「ウェブ ビーシー システム」は、まずは「コスメデコルテ パーソナルビューティ コンシェルジュ(DECORTE Personal Beauty Concierge」のサービス名称でローンチ。ゆくゆくは他ブランドでも展開してグローバルでも拡大していく予定だ。店頭カウンセリングのきめ細かさを再現しながらオンラインの手軽さを両立し、予約から製品の購入までを一連の流れでスムーズに完結できるカウンセリングプラットフォームとなる。利用者の都合に合わせてビデオカウンセリングとチャットカウンセリング」を用意し、ビデオカウンセリングにおいては、化粧品の色や質感の再現性をアップ。オフラインに限りなく近いレベルの高精彩な映像を実現する。さらに同プラットフォームを通じて接客を行うと、カウンセリングや購入に関する履歴、担当した美容部員の評価まで一元化。高スキルなカウンセリングの可視化や社内共有が可能となり、美容部員のさらなるスキル向上を目指すことができる。

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「コーチ」親会社、21年通期は黒字で着地 中国と北米市場がけん引

 「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)の2021年6月通期決算は、売上高が前期比15.8%増の57億4630万ドル(約6263億円)、営業損益は前年の5億5080万ドル(約600億円)の赤字から9億6800万ドル(約1055億円)の黒字に、純損益も同じく6億5210万ドル(約710億円)の赤字から8億3420万ドル(約909億円)の黒字となった。

 19年との比較では、売上高が4.6%減、営業損益は同18.9%増、純損益は同29.6%増となっている。

 ブランド別の売上高では、「コーチ」が前期比20.6%増の42億5310万ドル(約4635億円)、「ケイト・スペード ニューヨーク」は同5.2%増の12億1000万ドル(約1318億円)と増収だったものの、「スチュアート・ワイツマン」は同1.0%減の2億8320万ドル(約308億円)だった。ECの売り上げは、前年と比べて3ケタ増の16億ドル(約1744億円)と非常に好調だった。

 21年4〜6月期(第4四半期)で見ると、売上高は前年同期の2倍以上(同125.9%増)の16億1540万ドル(約1760億円)だった。地域別では中国本土が同60%増、北米は2.5倍以上(同165%増)と好調で、業績に大きく貢献したという。19年同期と比べても6.7%増とコロナ禍前を上回った。

 ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)最高経営責任者(CEO)は、「素晴らしい業績を上げることができ、とてもうれしく思っている。21年度は当社にとって転機の年となった。環境が急激に変化する中でも、ブランドパワーと情熱的なチームのおかげで新たな顧客を獲得することに成功した。第4四半期においては、ECと中国市場というビジネスチャンスが大いにある2つの分野がけん引し、コロナ禍前の実績を上回った」と語った。同氏によれば、北米だけで約400万人の新規顧客を獲得しており、ミレニアル世代やZ世代などの若年層も多く含まれているという。

 同氏はまた、主力ブランドである「コーチ」について、ハンドバッグやレザーグッズの市場シェアを拡大するとともに、ライフスタイル的なアプローチをすることでメンズウエアを拡充したいと述べた。

 トッド・カーン(Todd Kahn)「コーチ」ブランドプレジデント兼CEOは、同ブランド単体で約250万人の新規顧客を獲得しており、そのおよそ半数がミレニアル世代とZ世代だと説明。「新規および既存顧客のいずれもが、以前よりも高価格帯の商品を、高頻度で購入している」と話した。

 スコット・ロー(Scott Roe)最高財務責任者は、22年度の展望について、売上高は16%前後の成長率で64億ドル(約6976億円)程度と過去最高を更新する見込みだと述べた。また、営業利益も15〜17%の成長を予想しているという。

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日本人らしい奥行きを加えたクラシックウエア「ユーゲン」  “一周回った大人たち”からも愛される服作り

 世の中には、クラシックからストリートまで幅広いスタイルを経験した結果、シンプルなアイテムを好む“一周回った大人たち”がいる。彼らからの支持をジワジワと集めているのが、メンズブランド「ユーゲン(HEUGN)」だ。デザイナーの小山雅人が2019年秋冬シーズンに始動し、立ち上げ当初から「ポパイ(POPEYE)」「ウオモ(UOMO)」などのメンズ雑誌に取り上げられた。現在は伊勢丹新宿本店メンズ館、エストネーション、レショップなど約25のアカウントに卸している。

 同ブランドは、ヨーロッパのミリタリーやクラシックウエアをベースに、サイズやディテール、色味などをアレンジするデザインが特徴だ。定番シャツ“James”(税込3万800〜3万8500円)は、1940年代フランスのオーダーメイドシャツに着想し、イタリア製のポプリン生地ややや前振りに設計した2枚仕立ての袖、高めに配したヨークなど、クラシカルなディテールが豊富。一方で、ヨークに細かなギャザーをつけて程よいゆとりをもたせたり、肩周りをジャストサイズにしたりと、古く見えない工夫を凝らす。フランス軍のオーバーコートをベースにしたハーフコート(税込13万2000円)は、外国人向けの直角的な肩傾斜を丸みのある設計に変更。ぱっと見は分からないが、着ると何かが違う――この絶妙なさじ加減が、“一周回った大人たち”を魅了する。

ストリート全盛の時代に
クラシックウエアを伝える理由

 小山デザイナーは、大手セレクトショップでオリジナルウエアの企画やデザインを10年以上担当していた。「ジル サンダー(JIL SANDER)」と「チェザーレ アットリーニ(CESARE ATTOLINI)」、そしてビンテージが並列されるような環境で服作りを学び、「“ベースはクラシックなのにすごくモダン”というウエアに引かれるようになった」という。研究を重ねるうちに、「ステッチとか、袖の太さとか、付属品とか、“もっとこうだったらいいのに”という欲が出てきた」ため、自分のブランド立ち上げを決めた。

 ローンチの準備を進めていた2018〜19年は、ストリートウエアの全盛期だった。極端なオーバーサイズと誇張したディテール、フォトジェニックなロゴに多くのコレクションブランドが傾倒していた。「好きなウエアを着るのがファッションだし、いろんなテイストがあっていい」と肯定するものの、「ただ、わかりやすい服をバズらせるだけでいいとは思わなかった。写真では伝わらない服の魅力を発信するのもデザイナーの努めだし、クラシックなメンズウエアが世の中からなくなっちゃダメ。僕はその面白さを伝えたかった」と小山デザイナーは振り返る。

 ブランド名は、「物事の趣が奥深くはかりしれないこと」を意味する“幽玄”に由来。「僕の作りたい洋服とも合致しているし、『日本人らしい繊細さや奥行きを表現しよう」という意思も込めて、この名前にしました」。

2022年春夏はリゾート気分を反映

 2022年春夏シーズンは、シャツやパンツなどの定番品に色・柄のバリエーションを加え、リゾートなムードをプラスした。ミリタリーシャツに着想したバンドカラーシャツ(税込3万800〜3万8500円)は、定番の白をはじめ、花の総柄を施したインド産のモダール生地やフレンチビンテージのようなロイヤルブルーで製品染めしたカラーなど用意する。その他、北欧のミリタリーショーツをベースにしたコットンチノ素材の製品染めショーツをはじめ4型のみ新型を加える。「僕たちはプロダクトブランド。新しいものをバンバン打ち出すビジネスライクなやり方ではなく、長く使える良いものを時間をかけて提案していきたい」。

 今後は、代々木の路地裏にひっそりと構えるアトリエで「顧客に向けた受注会やオーダー会も行いたい」と小山デザイナーは語る。「パーソナル感をもっと大事にしたい。お客さんからもいろんな意見を吸収しながら、自分らしいペースで、良いと思うものを届けていく」。

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日本人らしい奥行きを加えたクラシックウエア「ユーゲン」  “一周回った大人たち”からも愛される服作り

 世の中には、クラシックからストリートまで幅広いスタイルを経験した結果、シンプルなアイテムを好む“一周回った大人たち”がいる。彼らからの支持をジワジワと集めているのが、メンズブランド「ユーゲン(HEUGN)」だ。デザイナーの小山雅人が2019年秋冬シーズンに始動し、立ち上げ当初から「ポパイ(POPEYE)」「ウオモ(UOMO)」などのメンズ雑誌に取り上げられた。現在は伊勢丹新宿本店メンズ館、エストネーション、レショップなど約25のアカウントに卸している。

 同ブランドは、ヨーロッパのミリタリーやクラシックウエアをベースに、サイズやディテール、色味などをアレンジするデザインが特徴だ。定番シャツ“James”(税込3万800〜3万8500円)は、1940年代フランスのオーダーメイドシャツに着想し、イタリア製のポプリン生地ややや前振りに設計した2枚仕立ての袖、高めに配したヨークなど、クラシカルなディテールが豊富。一方で、ヨークに細かなギャザーをつけて程よいゆとりをもたせたり、肩周りをジャストサイズにしたりと、古く見えない工夫を凝らす。フランス軍のオーバーコートをベースにしたハーフコート(税込13万2000円)は、外国人向けの直角的な肩傾斜を丸みのある設計に変更。ぱっと見は分からないが、着ると何かが違う――この絶妙なさじ加減が、“一周回った大人たち”を魅了する。

ストリート全盛の時代に
クラシックウエアを伝える理由

 小山デザイナーは、大手セレクトショップでオリジナルウエアの企画やデザインを10年以上担当していた。「ジル サンダー(JIL SANDER)」と「チェザーレ アットリーニ(CESARE ATTOLINI)」、そしてビンテージが並列されるような環境で服作りを学び、「“ベースはクラシックなのにすごくモダン”というウエアに引かれるようになった」という。研究を重ねるうちに、「ステッチとか、袖の太さとか、付属品とか、“もっとこうだったらいいのに”という欲が出てきた」ため、自分のブランド立ち上げを決めた。

 ローンチの準備を進めていた2018〜19年は、ストリートウエアの全盛期だった。極端なオーバーサイズと誇張したディテール、フォトジェニックなロゴに多くのコレクションブランドが傾倒していた。「好きなウエアを着るのがファッションだし、いろんなテイストがあっていい」と肯定するものの、「ただ、わかりやすい服をバズらせるだけでいいとは思わなかった。写真では伝わらない服の魅力を発信するのもデザイナーの努めだし、クラシックなメンズウエアが世の中からなくなっちゃダメ。僕はその面白さを伝えたかった」と小山デザイナーは振り返る。

 ブランド名は、「物事の趣が奥深くはかりしれないこと」を意味する“幽玄”に由来。「僕の作りたい洋服とも合致しているし、『日本人らしい繊細さや奥行きを表現しよう」という意思も込めて、この名前にしました」。

2022年春夏はリゾート気分を反映

 2022年春夏シーズンは、シャツやパンツなどの定番品に色・柄のバリエーションを加え、リゾートなムードをプラスした。ミリタリーシャツに着想したバンドカラーシャツ(税込3万800〜3万8500円)は、定番の白をはじめ、花の総柄を施したインド産のモダール生地やフレンチビンテージのようなロイヤルブルーで製品染めしたカラーなど用意する。その他、北欧のミリタリーショーツをベースにしたコットンチノ素材の製品染めショーツをはじめ4型のみ新型を加える。「僕たちはプロダクトブランド。新しいものをバンバン打ち出すビジネスライクなやり方ではなく、長く使える良いものを時間をかけて提案していきたい」。

 今後は、代々木の路地裏にひっそりと構えるアトリエで「顧客に向けた受注会やオーダー会も行いたい」と小山デザイナーは語る。「パーソナル感をもっと大事にしたい。お客さんからもいろんな意見を吸収しながら、自分らしいペースで、良いと思うものを届けていく」。

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ヘアサロンという空間の凄まじさ 「今週の特集お届け隊」2021年8月23日号

 発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年8月23日号からの抜粋です)

中村:今年で11回目のヘアサロン版ベスコスですが、今回ほど、ご時世が反映されたのは初めてでした。

村上:というと?

中村:この1年、コロナの影響もあって、ハイトーンブームがますます顕著ですが、シャンプー部門とトリートメント部門インバスの1位と2位、など、ブリーチ毛に対応したアイテムが軒並みランクインしました。

村上:面白いね。なんでこんなに皆、ブリーチしてハイカラーなんだろう?

中村:美容師さんが口々に言うには、「お家時間が長くなって、周りの目を気にしなくて良くなったので、チャレンジしたかった人がこぞってやっている」と。

村上:確かに僕もブリーチして色を入れたとき、店内は座席を減らしているとはいえ満席で、み〜んな髪を染めてた。

中村:村上さんは今、見事なピンクですよね。

村上:「WWDJAPAN」では、ありがたいことにヘアカラーのタイアップ広告がすごく増えていて、「自分も試してみようかな?」って思ったというビジネス的な理由も大きいけれど、「髪の色が変わると、ファッションも変わるのかな?」と自分で検証してみたかった。今のところ、僕は何も変わってないけれど(笑)。でも、大概の人は絶対に変わると思う。

中村:ヘアサロン「グリコ」のエザキヨシタカさんは店舗で服を売っていることで有名ですが、お客さんがどんな髪の色にするかを事前に聞いておいて、合う服を2、3着用意して提案すると、「ほぼ全員買ってくれる」と言っていました。

村上:そこ、ビジネスチャンスあるね。なかなかの単価の製品を買う人が大勢いるわけで、ヘアサロンという空間の凄まじさを感じるよね。ブリーチしてカラーを入れてカットすれば2万円くらいになるし、さらに髪色に合わせて5000円くらいのシャンプーなどを買っている。サロンでのコミュニケーションを研究したら、販売に携わる人たちに貢献できそう。

中村:確かに。やりましょう!とにかくコミュニケーションがしやすいんですが、それが売れる秘訣ですよね。毎回2〜3時間接するわけで、お客さんと正面から向き合わないといけない。信頼関係が築けないと生き残れませんね。役立つ情報は多いと思います。

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【ぶっちゃけトーク】チキンバーガー3社。「味はあそこ。あっちはちょっとピンと来ない。本気度は◯◯◯だね」

 チキンバーガーが盛り上がりを見せている。ロイヤルHDの「Lucky Rockey Chicken」、ダイニングイノベーショングループの「Doo Wap」に続き、鳥貴族HDの「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」も開店した。チキンバーガー戦争の先行きはどうなる? 業界人と編集部で占った。
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ぼてぢゅう、わらび餅と提携。焼きそば、唐揚げの次は和スイーツと来たよ。

お好み焼専門店「ぼてぢゅう」を運営するBOTEJYU Group ホールディングス株式会社(本社:大阪市西成区、代表取締役:栗田 英人)が、1974年に創業した高級和菓子の卸売業を営む有限会社柏屋(本社:大阪市阿倍野区、代表取締役:安藤 誠一)と、8月1日に国内外展開パートナーとして業務提携した。
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幸楽苑、物語コーポを育てた「親分」OGM榊芳生氏の「魂」のコンサル手法

 1980年代から90年代の日本経済が絶好調の頃に、人間力を磨く経営を提唱。外食のコンサルティング企業として一世を風靡したのが、オージーエムコンサルティングだ。同社の代表、榊芳生氏はカリスマ性のある人物としてよく知られており、多くの会員を抱えて崇拝されていた。日本で初の会員制コンサルティング会社を立ち上げた草分けでもあった。
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