そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。
そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。
19年には自身のストリートブランド「ソーリー イン アドバンス(SORRY IN ADVANCE)」も立ち上げ、21年6月にはサーフブランド「ルーカ(RVCA)」とコラボコレクションも発売した。7月には「ゴシップガール」で俳優デビューも果たした。マルチに活躍の場を広げ続けているエヴァンに今後も注目だ。
恩地:実家が創業90年のうどん製造メーカーという環境で育ったせいか、小さい頃からビジネス運営に興味があった。そのせいか、大学1年生のときにSNSのコンサルテーション会社を立ち上げたが、コンサルよりもファッションがやりたいと思って1年後には社を畳んだ。それにより、まずビジネスの箱を作ることを学んだ。ニューヨークでは稲城さんのアシスタントをしながら、「ファーフェッチ(FARFETCH)」のマーケティング PRや委託販売サイト「ザ リアルリアル( THE REAL REAL)」のSNS担当などをしていた。私はデジタル世代であり、ほかの人とは違う経験を積んできたのでCEOに抜擢されたのだと思う。日本のファッション業界で経験がないから、ルールにとらわれず行動に起こせる推進力があると思われたのではと思う。知らないからこそ、できることはたくさんあるし、そうでなければ業界内で革命を起こせない。
「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。
「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。
楠:カルバン・クラインは他のファッションブランドよりも幅広いカテゴリーを持っている。そのためマーケットのチャネルごとのお客さまに最適な商品を届けるには、チャネルごとのマーチャンダイジング戦略が非常に重要だ。例えば、「カルバン・クライン」は主に百貨店で、「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」は若者が集まるファッションビルやショッピングモールに出店するなど、ニーズに合ったラインを適切な顧客グループにアプローチしている。マーチャンダイジング戦略に柔軟性を持たせることで、マーケットのニーズに迅速に対応することができる。