副反応も忘れさせる「ヒロココシノ」やデジタルでも笑える「ネグレクト」 読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ”予選2日目

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材十数年
副反応でデジタル参戦の編集長ムラカミ
「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:日曜のワクチン接種でコレクション初日は完全グロッキー、2日目もデジタル参戦のムラカミは、ヒロコ先生推しです!テーマは「マインドセット・レボリューション」。「自分で定めた自分の限界、無難で定番の安心感 そんなパターンから抜け出して、新しい風に乗ってみる」。そんな言葉を84歳のヒロコ先生から聞いた瞬間、「副反応どころじゃな〜い!」と元気になりました(笑)。言葉通り、風に乗れそうなボリュームシルエット。そしてメンズモデルも登場のジェンダーレスなアートシャツ‼︎鮮やかなカラーパレットにも、心が洗われました!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」

見どころ:編集長ムラカミと同じく僕もデジタル参加です。1日中PCとにらめっこして「そろそろ疲れたな」と思っていたら、ゴリゴリの音楽に乗って「ネグレクトアダルトペイシェンツ」のショーが開幕。トラックスーツやロゴフーディーなど「アンチ アダルト」を掲げる同ブランドらしいアイテムが続く中、有名音楽家の肖像画をキッス風メイクでオマージュしたアイテムがチラホラ。顔の下には “初版(ショパン)”“米藤 勉(ベートーヴェン)”“猛津 アルト(モーツァルト)”と日本人風の名前が書かれていて「芸が細かい」と爆笑しました。現場の熱量を伝えづらいデジタルで、視聴者を笑わせるってすごい。BiSHによる恒例の“麺食い”演出もバッチリ決まっていました。気になる方は動画をチェック!


若手随一の“ファッションバカ”
東コレ取材2シーズン目の大澤
「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」

見どころ:アヴァンギャルドでガーリーなクリエイションが特徴の「ペイデフェ」は、ブランド独特の世界観に心が洗われました。朝藤りむデザイナーは「ファッション業界では、強い服や表現を求められがちだが、レースやプリーツの存在を改めて表明したかった」と話すように、プリーツを多用したコレクションが多数。なかでもカッティングされたミニスカートに両面プリントのプリーツスカートのドッキングが素晴らしかった。そのほか小説家の稲垣足穂の物語をアニメーション化した絵本を服に付けたスペシャルピースが圧巻。

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副反応も忘れさせる「ヒロココシノ」やデジタルでも笑える「ネグレクト」 読者投票で東コレナンバーワンを決定“T-1グランプリ”予選2日目

 2022年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が開幕しました。国内外から48ブランドが参加し、4割がリアルショーを行います。「WWDJAPAN DIGITAL」は昨シーズンに続き、ユーザー投票で読者人気1位を決定する“T-1グランプリ“を開催!投票に先駆けて、記者3人がその日に発表したブランドからグランプリ候補を毎日選出します。今日のノミネートブランドはこの3つだ!


東コレ取材十数年
副反応でデジタル参戦の編集長ムラカミ
「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:日曜のワクチン接種でコレクション初日は完全グロッキー、2日目もデジタル参戦のムラカミは、ヒロコ先生推しです!テーマは「マインドセット・レボリューション」。「自分で定めた自分の限界、無難で定番の安心感 そんなパターンから抜け出して、新しい風に乗ってみる」。そんな言葉を84歳のヒロコ先生から聞いた瞬間、「副反応どころじゃな〜い!」と元気になりました(笑)。言葉通り、風に乗れそうなボリュームシルエット。そしてメンズモデルも登場のジェンダーレスなアートシャツ‼︎鮮やかなカラーパレットにも、心が洗われました!


東コレ取材3シーズン目
デジタル取材専任の美濃島
「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATIENTS)」

見どころ:編集長ムラカミと同じく僕もデジタル参加です。1日中PCとにらめっこして「そろそろ疲れたな」と思っていたら、ゴリゴリの音楽に乗って「ネグレクトアダルトペイシェンツ」のショーが開幕。トラックスーツやロゴフーディーなど「アンチ アダルト」を掲げる同ブランドらしいアイテムが続く中、有名音楽家の肖像画をキッス風メイクでオマージュしたアイテムがチラホラ。顔の下には “初版(ショパン)”“米藤 勉(ベートーヴェン)”“猛津 アルト(モーツァルト)”と日本人風の名前が書かれていて「芸が細かい」と爆笑しました。現場の熱量を伝えづらいデジタルで、視聴者を笑わせるってすごい。BiSHによる恒例の“麺食い”演出もバッチリ決まっていました。気になる方は動画をチェック!


若手随一の“ファッションバカ”
東コレ取材2シーズン目の大澤
「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」

見どころ:アヴァンギャルドでガーリーなクリエイションが特徴の「ペイデフェ」は、ブランド独特の世界観に心が洗われました。朝藤りむデザイナーは「ファッション業界では、強い服や表現を求められがちだが、レースやプリーツの存在を改めて表明したかった」と話すように、プリーツを多用したコレクションが多数。なかでもカッティングされたミニスカートに両面プリントのプリーツスカートのドッキングが素晴らしかった。そのほか小説家の稲垣足穂の物語をアニメーション化した絵本を服に付けたスペシャルピースが圧巻。

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ポップアップは、どこまでサステナブルになれるのか?! マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.25

 今回のテーマ“ポップアップショップ”の歴史は、「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、なんと1298年まで遡るという。今のポップアップの前身となる期間限定の店舗は1298年、オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットに設けられたものが最古とみられ、その歴史に驚いた。今のような、期間限定のショップがファッション界でも増えたのは、2010年前後だっただろう。

 ポップアップショップは常設店よりもコストなどの負担が軽く、消費者もお祭り感・限定感に心が躍る。SNSのパワーを駆使したポップアップショップは、すっかり定着した。
だが、環境にかける負荷はどうだろう?

 そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。

 私は、ポップアップの施工業者の方と相談を繰り返した。「面倒な客」と思われていたに違いない。「サステナブルという言葉は、商品だけにしてくれ」、そんな風に思われていたかもしれない。でも、妥協できなかった。

 お客様は、私たちのサステナブルな取り組みにアイデンティティを感じてくれて、ただ商品を買うだけでなく、その空間も楽しみに来てくれる。什器やハンガー、ゴミ箱からショッピングバッグにいたるまで、“当たり前”を見直す作業から始まった。什器やハンガーは、某アパレルブランドの“おさがり”を使用、ハンガーはそこにオリジナルのロゴを加え、いい感じに仕上がった。

 店内はどうしよう?業者さんと

業者さん:「『PMD』は、アーシーなグリーンでいきましょう!」

私:「生花は枯れるとゴミになるから、循環型とは思えません」

業者さん:「では造花にしましょう!何度も使えるからサステナブルです!」

私:「でも造花って、プラスチックで作られていませんか?」

 こんな会話を繰り返しながら、「新しいものの購入を最小限に抑えたポップアップ」というテーマを追求した。

 結果、新しく買ったのは絨毯とお祭りライト、立て看板くらい。装飾にはフラワーアーティストの志村大介氏とのコラボレーションで、アートで使った生花をドライフラワーにして使用。その空間に対する反響は大きかった。下北沢で約2カ月開催した「PMD」のポップアップショップは、大盛況のうち会期を終えた。

 そして挑戦はさらに続く。9月5日には渋谷のミヤシタパークに「PMD」のリミテッドショップがオープンする。新しいサステナブルに取り組んでいるので、ぜひ、「PMD」の空間づくりを体感していただきたい。ショップは10月10日まで、毎日11~20時オープンだ。

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ポップアップは、どこまでサステナブルになれるのか?! マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」 Vol.25

 今回のテーマ“ポップアップショップ”の歴史は、「ウィキペディア(Wikipedia)」によると、なんと1298年まで遡るという。今のポップアップの前身となる期間限定の店舗は1298年、オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットに設けられたものが最古とみられ、その歴史に驚いた。今のような、期間限定のショップがファッション界でも増えたのは、2010年前後だっただろう。

 ポップアップショップは常設店よりもコストなどの負担が軽く、消費者もお祭り感・限定感に心が躍る。SNSのパワーを駆使したポップアップショップは、すっかり定着した。
だが、環境にかける負荷はどうだろう?

 そう思うようになったのは、私のブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」がポップアップショップに取り組むようになってから。期間限定の資材やポスター、壁紙は、営業が終わるとゴミになる。再利用は常設店を持たないと難しく、環境に負荷をかけることも多い。

 私は、ポップアップの施工業者の方と相談を繰り返した。「面倒な客」と思われていたに違いない。「サステナブルという言葉は、商品だけにしてくれ」、そんな風に思われていたかもしれない。でも、妥協できなかった。

 お客様は、私たちのサステナブルな取り組みにアイデンティティを感じてくれて、ただ商品を買うだけでなく、その空間も楽しみに来てくれる。什器やハンガー、ゴミ箱からショッピングバッグにいたるまで、“当たり前”を見直す作業から始まった。什器やハンガーは、某アパレルブランドの“おさがり”を使用、ハンガーはそこにオリジナルのロゴを加え、いい感じに仕上がった。

 店内はどうしよう?業者さんと

業者さん:「『PMD』は、アーシーなグリーンでいきましょう!」

私:「生花は枯れるとゴミになるから、循環型とは思えません」

業者さん:「では造花にしましょう!何度も使えるからサステナブルです!」

私:「でも造花って、プラスチックで作られていませんか?」

 こんな会話を繰り返しながら、「新しいものの購入を最小限に抑えたポップアップ」というテーマを追求した。

 結果、新しく買ったのは絨毯とお祭りライト、立て看板くらい。装飾にはフラワーアーティストの志村大介氏とのコラボレーションで、アートで使った生花をドライフラワーにして使用。その空間に対する反響は大きかった。下北沢で約2カ月開催した「PMD」のポップアップショップは、大盛況のうち会期を終えた。

 そして挑戦はさらに続く。9月5日には渋谷のミヤシタパークに「PMD」のリミテッドショップがオープンする。新しいサステナブルに取り組んでいるので、ぜひ、「PMD」の空間づくりを体感していただきたい。ショップは10月10日まで、毎日11~20時オープンだ。

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新「ゴシップガール」出演で再注目 ピンク坊主のモデル&スケーター、エヴァン・モックって何者?

 リブート版「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」が8月20日から日本でもU-NEXTで配信されている。2000年代に大ヒットしたオリジナル版の製作陣が再び集結し、ストーリーとキャストを一新してブログ「ゴシップガール」閉鎖から約10年後の世界を描く。オリジナル版のブレアやセリーナ、チャック、ネイトらに代わって物語の中心となるのは、インフルエンサーのジュリアン・キャロウェイ(Julien Calloway)をはじめとするニューヨーク・アッパーイーストサイドの私立高校のトップに君臨する友人グループだ。このメインキャストの一人に、ファッション業界にも馴染みのある人物がいる。ピンクヘアのバズカットがアイコンのエヴァン・モック(Evan Mock)だ。

 エヴァンは、「ゴシップガール」でデビュー作にして大役に抜擢されたが、それまでは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のランウエイや「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のキャンペーンに起用されるモデル、スケーター、フォトグラファーとしても活躍していた人物だ。ここでは「ゴシップガール」での役柄と、最新作に抜擢されるまでの彼のこれまでのキャリアを振り返る。

「ゴシップガール」での役柄

 「ゴシップガール」がティーザーで各キャラクターを表す一言が発表した際、エヴァンが演じるアキ(Aki)ことアケノ・メンジーズ(Akeno Menzies)役に当てられたワードは“無垢(innocence)”だった。スケーターで映画オタクのアキは、前作のブレアと比較されることが多いオードリー・ホープ(Audrey Hope)という彼女がいるが、自分のセクシュアリティーを模索中だ。シャイで自分に自信がなく、ファッションショーに着ていく服を友人と選んでいたシーンでは「シエス マルジャン(SIES MARJAN)」のグラデーションのシャツを薦められ、「僕には似合わない」と断ろうとした。モデルとしても活躍するエヴァンなら似合わないはずがないのだが、こうした現実世界のイメージとの大きなギャップは以前から彼を知っている人にも、作品で彼を知った人にとっても驚きかもしれない。作中ではグループの中心で学園のトップに居座るジュリアンがインフルエンサーやモデルとして活動しているが、現実世界で一番この役に近いことをしているのはエヴァンだ。

クールキッズになるまで

 1997年にフィリピン系のハーフとしてハワイのオアフ島で生まれたエヴァンは、子どもの頃からサーフィンとスケートボードに明け暮れていた。サーフィンやスケートボードを楽しむ日々を送りながら、サメと一緒に泳ぐ観光者向けのアクティビティーのツアーガイドもしていた。ハワイからカリフォルニアに拠点を移したエヴァンの転機は2019年。スケート仲間の現代アーティスト、トム・サックス(Tom Sachs)がピンク色のバズカットになったエヴァンを見て、「フランクという友だちが似た髪型・髪色だから見せてあげたい。動画撮るから何かトリックして見せてよ」と頼んだという。この時エヴァンは何も知らなかったが、このフランクという友人はフランク・オーシャン(Frank Ocean)だった。トム・サックスから送られてきた動画を見たフランクは、その動画を自身のインスタグラムに投稿した。これをきっかけにエヴァンはフランク・オーシャンと関わりのあるクリエイターに知られ、一晩にしてSNSスターになった。

モデル・フォトグラファーとしても活躍

 大手モデル事務所のIMGと契約し、「ルイ・ヴィトン」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」の2020年春夏のランウエイを歩いたほか、「ラグ & ボーン(RAG & BONE)」22年春夏のルックブックや「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」のキャンペーンに起用された。「セリーヌ(CELINE)」「ディオール(DIOR)」「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」「バルマン(BALMAIN)」などのショーのフロントローにも登場し、瞬く間にファッション業界でも頭角を現した。

 エヴァンはモデルだけでなく、フォトグラファーとしてもビッグネームな人々と仕事している。トラヴィス・スコット(Travis Scott)の19年の「アストロワールド(Astroworld)」にフォトグラファーとして参加し、トラヴィスのプライベートジェットでツアーに同行しながらパフォーマンスからバックステージ、ツアー移動中までを写真に収めた。また、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)のブランド「ドリュー ハウス(DREW HOUSE)」のキャンペーンビデオも撮影した。

 19年には自身のストリートブランド「ソーリー イン アドバンス(SORRY IN ADVANCE)」も立ち上げ、21年6月にはサーフブランド「ルーカ(RVCA)」とコラボコレクションも発売した。7月には「ゴシップガール」で俳優デビューも果たした。マルチに活躍の場を広げ続けているエヴァンに今後も注目だ。

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「バイレード」が新作香水“ヤング ローズ”を発売 意外性のあるロマンチックな香り

 「バイレード(BYREDO)」は9月2日、新しいオードパルファン“ヤング ローズ(Young Rose)” (100mL、税込3万1460円)を発売する。伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店などで取り扱う。

 “ヤング ローズ”は、ハートノートのダマスクローズに燃えるようなシシュアンペッパーをレイヤーすることで、意外性のあるロマンチックな香りを表現した。若者の創作への衝動を称え、未来を自ら描き出そうとする者の香りをイメージした。

 ベン・ゴーラム(Ben Gorham)クリエイティブ・ディレクターは「新しい世代には、先駆者達の偉業を超えていくという、エモーショナルな仕事があります。未踏の領域に果敢に挑み、新しい表現を見つけて育てることが、新しい世代の役目です。“ヤング ローズ”は、そんな若者の精神を称えるものです」と語った。キャンペーンには、中国のクリエイティブシーンで活躍する28歳の写真家、レスリー・チャン(Leslie Zhang)を起用した。

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「ペイデフェ」2022年春夏東京コレクション

 「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」が2022年春夏コレクションを東京で発表した。

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D2Cアクセサリー「グレイ」が目指すサーキュラービジネスとは デジタル世代経営者が考えていること

 アクセサリーブランド「グレイ(GRAY)」は2020年1月に設立されたD2Cブランドだ。インフルエンサーの影響もあり、コスパの良いアクセサリーブランドとして人気上昇中だ。現在のインスタグラムのフォロワーは13万以上、売り上げは1年以内で月商5000万円を超えるなど急成長している。最近では、アイウエア「ジンズ(JINS)」とのコラボレーションを発表したばかりだ。オンライン中心にSNSなどデジタルツールを駆使することで、マージンや店舗運営などのコストを省くD2Cブランドが増えているが、ファッション、ジュエリーなど、まずはものありきで、それを起点にブランド構築をするケースがほとんどだ。ところが、「グレイ」はD2Cブランドとして成功するための計算された戦略に基づいて作られたアクセサリーブランドだ。しかも、ビジネス面だけでなく、サステナビリティの観点からも新たなビジネスモデルを構築しようとしている。同ブランドを率いるのは、恩地祥博BRH最高経営責任者(CEO)だ。彼は、米ニューヨーク留学から帰国後に知人の紹介でBRH元社長とスカイプで面接。約30分のインタビューでBHRのCEOに抜擢された。恩地CEOに、「グレイ」の立ち上げの過程や、今後の取り組みなどについて聞いた。

WWD:BHRの元代表と出会ったきっかけは?

恩地祥博BHR・CEO(以下、恩地):米ニューヨーク・ファッション工科大学(FIT)に留学中にデジタルマーケティングを手がけていた稲城ジョージさんのアシスタントをしていた。帰国して就職活動を始めたときに、知り合いのスタートアップ支援企業であるアーキタイプ(ARCHETYPE)の中嶋淳CEOに佐藤俊介BHR前CEOを紹介されてスカイプで約30分話したら、「CEOをやってみないか」と言われた。BHRは当時、複数のファッションブランドを展開していたが今では「グレイ」だけを運営。佐藤前CEOは現在、BHRの取締役兼会長を務めている。

WWD:スカイプのインタビュー30分でCEOに任命された決め手は?

恩地:実家が創業90年のうどん製造メーカーという環境で育ったせいか、小さい頃からビジネス運営に興味があった。そのせいか、大学1年生のときにSNSのコンサルテーション会社を立ち上げたが、コンサルよりもファッションがやりたいと思って1年後には社を畳んだ。それにより、まずビジネスの箱を作ることを学んだ。ニューヨークでは稲城さんのアシスタントをしながら、「ファーフェッチ(FARFETCH)」のマーケティング PRや委託販売サイト「ザ リアルリアル( THE REAL REAL)」のSNS担当などをしていた。私はデジタル世代であり、ほかの人とは違う経験を積んできたのでCEOに抜擢されたのだと思う。日本のファッション業界で経験がないから、ルールにとらわれず行動に起こせる推進力があると思われたのではと思う。知らないからこそ、できることはたくさんあるし、そうでなければ業界内で革命を起こせない。

WWD:企業運営のノウハウはどのようにして学んだか?

恩地:メンターがいなかったので、自分で経験して覚えるしか無かった。ウルトラOJTだった。人の真似をしたところで新しいことはできないから、当たって砕けろという気持ちで仕事に挑んだ。経営しているという意識は正直なく、細かいことを気にせずに、事業をどうしたら伸ばせるか考えてきた。

コスパ良くスタイリングで楽しむアクセサリー

WWD:アクセサリーブランドの「グレイ」を立ち上げた理由と目的は?

恩地: BHRでは、ブランディングの一環として、広告など社内でキャスティングからクリエイティブを制作することを行ってきた。そういう意味で、既にD2Cブランドを立ち上げるために必要な要素が社内にあったので、それを最大限に利用しようと思った。アパレルだとサイズをはじめ、いろいろとオペレーションが大変なので、すぐにものづくりができて販売できる小さなものから始めようと思った。また、マーケティングの観点から勝算があると思われるものがアクセサリーだった。

WWD:デザインは誰が担当?

恩地:FITで一緒だった女性デザイナーにクリエイティブは任せている。

WWD:ブランド名を「グレイ」にした理由は?

恩地:誰もが読めて言えるブランド名にしたかった。分かりやすく、人に伝えやすい名前がいいと思った。ターゲットは20~34歳のF1層と言われる女性が中心。“グレイ”は白と黒の間で、ブランドコンセプトには、感情の起伏を愛することや、コンプレックスを力にといった思いが込められている。

WWD:素材調達と生産は?

恩地:国内企業から素材の調達を行い、東京、山梨、埼玉などの下請け工場で生産している。

WWD:手に取りやすい価格帯を実現できるのは?

恩地:発注工場を絞って、大量発注することでコストを下げている。これは「グレイ」が売れているからできること。価格で勝負するためには1品番、納期を分けて1万個発注することもある。発注量を増やすことにより、取引先としての優先順位も高くなる。

WWD:D2Cブランドの一番の課題である認知度アップのために行ったことは?

恩地:われわれのオペレーションは、ほぼ全てデジタル上で行われる。インスタグラムなどのSNSを軸に、どれだけ露出できるか、コンテンツ発信できるかといったマーケティングに費用を費やした。もともと、インフルエンサーやモデルなどとのつながりが多いので、彼女らにジュエリーを着けてもらい投稿してもらう。ある意味、質より量が大切で50人以上に協力してもらった。毎月100人のインフルエンサーによる300のコンテンツをアップしている。それにより、約1年半で累計6万人、9万個以上のジュエリーを販売した。

WWD:他ブランドとの差別化は?

恩地:リングやイヤカフなどをはじめとするスタイリング売りをしている。コスパ良く、楽におしゃれをしたいという女性の心理に刺さっていると思う。ブランドが違うと、ゴールドの色味が微妙に異なるので合わせるのが難しい。重ね付けが可愛いけど、どこでそれらのジュエリーを見つけられるかという消費者の需要を捉えたのがスタイリング販売だ。同じブランドであれば、それら問題は解決できる。

100%受注生産のブランドを目指して

WWD:SDGsにおいてジュエリーブランドが第一に取り組むべきことは?

恩地:作る人、買う人両方に責任があると思っている。ジュエリーは嗜好品で生活必需品ではない。だからこそ、環境に悪いことはするべきでないと思う。将来的には在庫を持たず100%受注生産のビジネスをしたい。納期が5~10日程度だったら、消費者は待ってくれるはずだ。そうすることで、本当に必要なものだけ作るようにしたい。また、ジュエリーの再利用化=サーキュラーシステムの仕組みを作るために、自社工場を持ち、透明性を高くしたい。その資金集めのためにIPOを視野に入れている。そうすることによりシステムや物流などに投資をし、業界で新しい流れを作り、それが業界で当然になっていけばいいと思っている。サステナビリティを前提に自社のシステムを作っていきたい。だから、ビーコープ認証(環境・社会に配慮した企業活動を行なっており、ガバナンス、従業員、コミュニティー、環境、顧客から構成される認証試験の厳しい基準を満たす必要がある)を取るつもりでいる。

WWD:今後の戦略は?

恩地:芸能人やブランドなどとコラボレーションしてマスに対する認知度をアップしたい。また、ギフト需要が高いので、それを伸ばして行きたい。プロダクトを売るだけでは未来がないと思っているので、サブスクリプションサービスなどを通してコミュニティー作りをしていきたい。デジタルメディアでオンラインサロンのようなものを設けて、「グレイ」が好きな顧客同士がつながれる仕組みを作りたい。「グレイ」のデジタルメディアを通してリアルな人と人との出会いを作っていきたい。顧客のリアルな声を吸い上げるという意味でもコミュニティーの価値はある。ブランドと消費者が対等であるべきだと考えるので、消費者と一緒にブランドを作っていたい。ファッション業界を変えるのは新興企業だ。気合いは半端ないし、絶対にあきらめない、そういう気持ちで事業活動をしていきたい。

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汗蒸れ・肌荒れも恐れるなかれ 汗を味方につけるスキンケアとは?

 マスク着用に伴い、汗蒸れや肌荒れに悩む人が増えている。これまでも汗で化粧が崩れるなどマイナス要素が多かったが、実は汗をかくことはメリットも多い。今回は「汗」に注目して、コロナ禍のスキンケアを再思考する。

 秋葉原スキンクリニック院長であり日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の堀内祐紀氏は「去年の緊急事態宣言以降、皮膚科を受診する方が増えている。肌のバリア機能が落ちた状態に、マスクによる摩擦が加わり痒み、ただれ、ニキビに悩む人が多い。マスクによる皮膚炎の主な原因の一つは、蒸れ。マスク内の湿度が上がると角質がふやける。これは、お風呂に長く入るとかかとの角質など摩擦で除去しやすくなるのと同じ。皮膚がふやけた状態は些細なことがすべて刺激になり、トラブルにつながる」と話す。

 医療用医薬品の研究開発、製造販売を行うマルホの調査によると、実に82%の女性が汗をかくのは「嫌だ」と否定的な回答をしている。主に、ベタベタする、ニオイが気になる、化粧が崩れるといった理由が挙げられる(実施期間:2021年5月、敏感肌女性5800人対象。汗に関する意識調査より)。

汗をかくことはポジティブなこと

 堀内医師は「汗をかくことは、肌にとても良いことだ。汗をかくことをネガティブに感じている人も多いようだが、皮膚科医としては汗をポジティブにとらえている。汗には、アミノ酸、尿素、乳酸など天然保湿因子が含まれている。皮膚のバリア機能サポートに関与していて、汗をかくことで肌の潤いを保つというメリットもある。例えるならば、自らを潤す化粧水を身にまとっているような状態だ。また、あまり知られていないが汗には皮膚表面の悪い菌を除菌する作用もある。汗は匂いの原因と思われているが逆で、しっかりと汗をかくことでニオイの元を流し落とす作用もある」という。汗をかいたあとのアフターケアも重要だ。

 「夏場は寝ている間もかなり汗をかく。汗をかいて放置しておくと痒みになる場合もあるので、朝にシャワーで軽く流すといい。外出先でシャワーを浴びられないときは水で湿らせたタオルやハンカチで拭き取るといい。汗をかいて肌がチクチク、ムズムズするのは、肌のバリア機能が下がっている証拠だ。その場合は特に汗をきれいに流し落とす、拭き取ることに注力してほしい」。

マスク内の肌をガーゼタオルで拭き取る

 では、外出時、マスクの中に汗をかいたときはどうだろう。マスクの中をハンカチで拭うだけで良いのだろうか?「可能であれば、少し水で流してあげると、雑菌が取れやすい。水で流せないなら柔らかいガーゼタオルで拭き取りを。ゴシゴシ拭くのは、肌への摩擦になってしまうので良くない」。

 また、冷房のきいた部屋で過ごし汗をかかない習慣を続けるとベタベタした質の悪い汗をかきやすいという。一年中、サラサラした「いい汗」をかくためには、汗を分泌する汗腺(かんせん)を鍛えることも大切。「いい汗を出すために、腹筋、背筋、尻周りの筋肉を鍛えるといい。筋トレほどハードなトレーニングでなくとも、姿勢を正しくするだけでも筋肉は鍛えられ代謝は良くなる。他には、水分補給。水分が体を巡ることがとても重要なので、喉が渇く前の水分補給を心がけて欲しい。また、毎日10分ほどでも入浴する習慣をつけるといい」と話す。「肌は体の一部。美しい肌をキープしたいのなら、体の内側を健康に保つことを意識して欲しい」。

肌をこすらず洗顔とスキンケアを

 マルホで商品企画開発を担当する化粧品事業部の遠藤直子氏は「べたつきやかゆみを引き起こすこともあるので、汗と上手に付き合う必要がある」と話す。さらに「敏感肌も大人ニキビも、実は肌トラブルの原因は同じ。肌のバリア&保湿機能が低下し、肌の潤いレベルが低下する。結果ターンオーバーが乱れて、バリア&保湿機能が低下するという負のスパイラルに陥ってしまっている場合が多い」ともいう。

 同社が展開する敏感肌向けスキンケアブランド「イニクス(INIKS)」では、洗浄、保湿、UVケアのシンプルなスキンケアを提案している。特に“クリーミィ フォーム”(100g、税込2420円)は泡立てネットを使わずに、弾力のあるモコモコ泡が作れると評判でリピーターも多い。「洗顔で心がけてほしいのは手指ではなく、たっぷりの泡を肌に転がすようにして洗うこと。髪の生え際、フェイスラインには洗い残りが多いので、洗い流しでは特に気をつけて欲しい。洗顔後もタオルでゴシゴシ拭くのではなく、肌にやさしく当てて水を吸い取るイメージで行うといい。保湿に際しては、水分と油分の両方を補う保湿ケアが効果的。肌になじませた後、優しくハンドプレスを。手のひらの温もりにより化粧品が肌になじみやすくなる」とアドバイスする。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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「トーガ」と「H&M」コラボがいよいよ2日に発売 記者会見と先行ショッピング会を実施

 「H&M」は9月2日、古田泰子が手掛ける「トーガ(TOGA)」とのコラボレーションアイテム「トーガ・アーカイブス×エイチ・アンド・エム(TOGA ARCHIVES × H&M)」を全世界で発売する。それに先駆けて8月31日に、ルーカス・セイファート(Lucas Seifert)H&Mジャパン社長と古田泰子デザイナーが登壇する記者会見を行った。

【関連記事】「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。

 会見では、「トーガ」が長年取り組み、今回のコラボでもデザインの核としている大胆なカットアウトのディテールについて古田デザイナー自らが紹介。そのデザインの背景にあるジェンダーや多様性についての考え方も話した。「ジェンダーの平等といったことの前に、いかに一人ひとりが自分らしくいられるか。TPOは大事にしつつも、好きな服で好きな場所へ行ける社会であるように、変わらず発信していきたい」と古田デザイナー。

 会見会場となった東京・白金台の八芳園は、鏡のようなシルバーの素材で「トーガ」の直営店のような曲線の空間を演出。会見後には、「H&M」のアプリ会員の抽選当選者による先行ショッピングも実施した。9月2日の発売日は、国内では全国16の店舗で10時から販売予定(10〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。公式ECは8時から販売する(8〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。

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「トーガ」と「H&M」コラボがいよいよ2日に発売 記者会見と先行ショッピング会を実施

 「H&M」は9月2日、古田泰子が手掛ける「トーガ(TOGA)」とのコラボレーションアイテム「トーガ・アーカイブス×エイチ・アンド・エム(TOGA ARCHIVES × H&M)」を全世界で発売する。それに先駆けて8月31日に、ルーカス・セイファート(Lucas Seifert)H&Mジャパン社長と古田泰子デザイナーが登壇する記者会見を行った。

【関連記事】「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」と日本人デザイナーとのコラボは、2008年に発売された「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」以来13年ぶり。「東京五輪もあり、日本が世界中から注目を集める中で、どうしても日本のブランドと組みたかった。われわれは、すべてのお客さまに手に取りやすい価格で、よい品質の商品を、サステナブルな背景で作ってお届けすることを目指しているが、今回のコラボはそれを全て満たしている」とセイファート社長。企画がスタートしたのは2年前、本来は昨年発売する予定だったという。

 会見では、「トーガ」が長年取り組み、今回のコラボでもデザインの核としている大胆なカットアウトのディテールについて古田デザイナー自らが紹介。そのデザインの背景にあるジェンダーや多様性についての考え方も話した。「ジェンダーの平等といったことの前に、いかに一人ひとりが自分らしくいられるか。TPOは大事にしつつも、好きな服で好きな場所へ行ける社会であるように、変わらず発信していきたい」と古田デザイナー。

 会見会場となった東京・白金台の八芳園は、鏡のようなシルバーの素材で「トーガ」の直営店のような曲線の空間を演出。会見後には、「H&M」のアプリ会員の抽選当選者による先行ショッピングも実施した。9月2日の発売日は、国内では全国16の店舗で10時から販売予定(10〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。公式ECは8時から販売する(8〜11時はアプリ会員の抽選当選者のみ)。

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カルバン・クラインは日本で今後どうなる キーマンが語る新アパレル事業や既存ブランド

 米PVHコープ(PVH CORP)傘下のカルバン・クラインは、日本でメンズとウィメンズを扱うアパレル部門を今秋立ち上げる。年内には日本公式ECも開設する予定だ。同社は、20年以上にわたって継続してきたオンワード樫山とのライセンス契約を2020年で解消し、ライセンスブランドの「CK カルバン・クライン(CK CALVIN KLEIN))」を20-21年秋冬シーズンで終了させていた。新たに立ち上げるアパレルブランドの狙いや、既存のライセンスブランドを日本でどう運営していくのかを、PVHジャパンの楠龍人シニアバイスプレジデント ゴートゥーマーケットに聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):日本で新たにアパレルブランドを立ち上げるが、なぜ日本で?また他のライセンスブランドは今後どうなる?

楠龍人PVHジャパン シニアバイスプレジデント(以下、楠):日本で立ち上げるのは、多種多様なコミュニティーと大きなビジネスの可能性を備えており、カルバン・クラインが急速に成長できる国だと期待しているから。他のライセンスパートナーとも、厳しいパンデミック状況下でも取り組みを継続できているので、連携を引き続き深めていきたい。

WWD:オンワード樫山時代の顧客はどう引き継ぐ?

楠:お客さまが身に付けたいと思える商品を提供し続けることで、既存顧客に満足してもらえるはず。ブランド価値を高めていくためには、お客さまとの関わりを維持するのが優先事項の一つだ。

WWD:日本市場における各カテゴリーの戦略は?

楠:カルバン・クラインは他のファッションブランドよりも幅広いカテゴリーを持っている。そのためマーケットのチャネルごとのお客さまに最適な商品を届けるには、チャネルごとのマーチャンダイジング戦略が非常に重要だ。例えば、「カルバン・クライン」は主に百貨店で、「カルバン・クライン ジーンズ(CALVIN KLEIN JEANS)」は若者が集まるファッションビルやショッピングモールに出店するなど、ニーズに合ったラインを適切な顧客グループにアプローチしている。マーチャンダイジング戦略に柔軟性を持たせることで、マーケットのニーズに迅速に対応することができる。

WWD:日本で今後打ち出す予定のプロモーションや販売戦略は?

楠:新アパレル事業では、日本の有名タレントを起用したキャンペーンを秋に開始するなど、プロダクトストーリーを伝えるためにさまざまな準備を進めている。日本の若年層の消費者は、純粋なショッピングよりも価値のある体験を重視し、自分と同じ価値観を共有するブランドを好む傾向がある。Z世代とのエンゲージメントや相互作用を最大限に広げるために、価値観を共有することのできるメディアや文化的なキュレーターと関わり、関連性のあるコンテンツを制作していきたい。

WWD:4月に発売したデザイナーのヘロン・プレストンとの協業はまさにZ世代を意識したものだったが、反響は?

楠:初のグローバルコラボレーションとして発売した“ヘロン・プレストン フォー カルバン・クライン(Heron Preston for Calvin Klein)”は、ブランドDNAの幅を広げて新製品の方向性を打ち出し、新規客と既存客との架け橋を作ることができて日本でも大好評だった。今後もブランドや商品ストーリーを伝えるための革新的な方法を常に模索していきたい。

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サティス製薬が化粧品ブランドを立ち上げたい個人向けにインスタを開設 事業開始時に知りたい情報を集約

 化粧品の開発とOEM(相手先ブランド)製造を行うサティス製薬はこのほど、スキンケアブランドを立ち上げたい個人に向け、事業開始時に必要となる情報を集約したインスタグラムの公式アカウント“株式会社サティス製薬(@saticine_cosme_oem)”を開設した。アカウント内では、ブランド立ち上げ時の疑問や不安の軽減を目的に、化粧品開発の基礎知識や、ブランド立ち上げ経験者によるリアルな体験談などを発信する。

 サティス製薬は2年前から既存ブランドの事業貢献に集中するため新規の製造受託を休止し、製品開発の提案力強化や品質向上を図る生産フローの標準化、生産力を高めるための設備投資に注力するなど内部改革を推進してきた。9月から2年ぶりに新規ブランドの開発を再開するにあたり、個人によるブランド立ち上げの障壁を下げるための施策として、起業時に抱きやすいさまざまな疑問を解消できるプラットフォームを目指して本アカウントを新設した。

 アカウント内ではブランド立ち上げ支援700社の実績をもとに委託先であるOEMメーカーはどんなところなのか、化粧品はどのように作られるのか、などの基礎知識を始め、立ち上げに必要な費用や事前準備などの質問に答える“OEMメーカーにできること”を発信。そのほか初回打ち合わせから製品納品まで二人三脚で顧客と並走する営業担当を筆頭に化粧品開発・製造に携わる社員を紹介する“商品開発・製造に携わる担当者の紹介”、ブランド立ち上げ経験者へインタビューを行い、化粧品を作るに至った思いや苦戦したこと、OEM会社の選定基準などリアルな体験談を紹介する“ブランド立ち上げ経験者へのインタビュー”の3つのテーマに分けて随時発信していく。

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「トモ コイズミ」がNFT事業挑戦 2社と連携しドレスをデジタルデータに

 仮想通貨の交換業を行うコインチェックは、ファッションブランド「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」と、デジタルファッションサービスを手掛けるジョイファ(Joyfa)と連携し、NFT事業を開始する。日本のファッションブランドがNFT事業に挑戦するのは今回が初めて。

 NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーンによってデジタルデータのコピーや改ざんをしにくくし、資産価値を持たせたデータのこと。データに絵画や宝石のような価値が加わることから、アートや漫画、ゲームなどに活用されている。

 このデータを、SNSや仮想空間といったデジタル上で楽しむ“デジタルファッション”に組み合わせる。ジョイファの協力のもと「トモ コイズミ」のドレスをNFT化し、マーケットプレイス「コインチェック NFT(ベータ版)」で販売するほか、仮想空間におけるデジタルファッションの新しい活用方法の提案など、多角的に事業成長を目指す。

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アイウエアの「ワービー パーカー」がIPO準備 財務資料を初公開

 2010年創業のアイウエアブランド「ワービー パーカー(WARBY PARKER)」がIPO(新規上場)に向けて米国証券取引委員会に財務諸表などの資料を提出した。同資料によると、18年の売上高は2億7300万ドル(約297億円)、19年が3億7000万ドル(約403億円)、20年が3億9400万ドル(約429億円)と推移している。他方、18年の純損失は2300万ドル(約25億円)、19年は前年から横ばいに推移し、20年は5600万ドル(約61億円)の損失を計上している。21年1~6月期は730万ドル(約7億9500万円)の損失を計上している。

 同社は今回の株式公開で、190万株以上のクラスA普通株式(1株あたり6.11ドル、約665円)と280万株以上のクラスB普通株式(1株あたり2.27ドル、約247円)を発行する予定だという。

 創業以来、同社は5億ドル(約545億円)に上る資金調達を実施してきた。そのうち20年にシリーズGラウンドで資金調達を行った際には、企業価値が30億ドル(約3270億円)と算定されたという。

 「ワービー パーカー」は21年6月末日時点で145店舗を運営し、従業員数は3000人を擁するD2Cの眼鏡ブランド。自宅で眼鏡を5本まで無料で試すことができ、気に入ったものがあればECで購入するというシステムと、豊富な種類、買いやすい値段で人気となった。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「無印良品」21年秋冬も200品目値下げ “人をダメにするソファ”は9990円から7990円に

 良品計画の「無印良品」は2021年秋冬、200品目で最大40%超の値下げを行う。対象商品は食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品のベストセラーアイテムが中心で、“人をダメにするソファ”として人気の「体にフィットするソファ」(税込9990円から7990円に)や、「シリコーン調理スプーン」(590円から490円に)なども含む。11月にかけて順次実施していくが、一部商品は既に値下げ済みだ。

 同社は1980年の創業当時から、素材や製造工程、包装の見直しによって定期的に値下げを行っている。昨年10月には靴下やインナー類など衣料品の主力72品を値下げし、以後も生活雑貨などで大規模な値下げを実施したことが要因の一つとなり、業績はコロナ禍でも絶好調だ。9月からスタートする新中期経営計画においても、サプライチェーンマネジメント強化による原価低減とそれに伴う値下げは、重要戦略となっている。

 今回は引き続き根強い“イエナカ消費”に対応するため、寝具、ファブリック、キッチンツールなどを中心に値下げ。「(寝具やファブリックも)衣料品と同じ調達背景の素材を活用する」(発表資料より)ことなどにより、大規模な値下げを実現した。

 値下率が特に大きい商品は、「羽根まくら」(1190円から690円に約42%の値下げ)、「綿パイルフェイスタオル・中厚手」(490円から290円に約41%の値下げ)など。ほか、テレビ番組などでも取り上げられて恒常的に人気になっている「素材を生かしたカレー キーマ」(290円から250円に)などのレトルトカレーシリーズや、「首のチクチクを抑えた天竺 タートルネック洗えるセーター」などが値下げ商品に含まれている。

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「無印良品」21年秋冬も200品目値下げ “人をダメにするソファ”は9990円から7990円に

 良品計画の「無印良品」は2021年秋冬、200品目で最大40%超の値下げを行う。対象商品は食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品のベストセラーアイテムが中心で、“人をダメにするソファ”として人気の「体にフィットするソファ」(税込9990円から7990円に)や、「シリコーン調理スプーン」(590円から490円に)なども含む。11月にかけて順次実施していくが、一部商品は既に値下げ済みだ。

 同社は1980年の創業当時から、素材や製造工程、包装の見直しによって定期的に値下げを行っている。昨年10月には靴下やインナー類など衣料品の主力72品を値下げし、以後も生活雑貨などで大規模な値下げを実施したことが要因の一つとなり、業績はコロナ禍でも絶好調だ。9月からスタートする新中期経営計画においても、サプライチェーンマネジメント強化による原価低減とそれに伴う値下げは、重要戦略となっている。

 今回は引き続き根強い“イエナカ消費”に対応するため、寝具、ファブリック、キッチンツールなどを中心に値下げ。「(寝具やファブリックも)衣料品と同じ調達背景の素材を活用する」(発表資料より)ことなどにより、大規模な値下げを実現した。

 値下率が特に大きい商品は、「羽根まくら」(1190円から690円に約42%の値下げ)、「綿パイルフェイスタオル・中厚手」(490円から290円に約41%の値下げ)など。ほか、テレビ番組などでも取り上げられて恒常的に人気になっている「素材を生かしたカレー キーマ」(290円から250円に)などのレトルトカレーシリーズや、「首のチクチクを抑えた天竺 タートルネック洗えるセーター」などが値下げ商品に含まれている。

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英ジュエリーブランドがアフガニスタンの女性支援を開始

 イギリス・ブライトンを拠点とするオンライン専門ジュエラー「トップル&バーン(TOPPLE & BURN)」が、アフガニスタンの女性のための支援キャンペーンを開始した。「Refugees Welcome(難民を歓迎します)」をテーマとしたコレクションによる収益の100%を、女性の生活と権利に光を当てるルクサナ・メディア(Rukshana Media)に寄付する。キャンペーンの対象となるネックレスは、21ポンド(約3000円)でイギリスやアメリカで販売。デザインは社会的メッセージを込めたものから皮肉を交えた文言など、30種類以上をそろえる。素材はステンレススチールを主に使用し、ゴールドやローズゴールドのものは18金メッキを用いた。

 「トップル&バーン」は2017年創業。フランスのカレー地区をはじめとするヨーロッパにおける難民支援を行うカレー・アクション(Calais Action)への資金調達を目的に立ち上げた。21年現在はほかのチャリティー団体や社会派団体も支援する。リビー・フリーマン(Libby Freeman)創業者は、「アフガニスタンの人々や亡命を図ろうとする人々が危険にさらされている現状はとてもつらい。私たちのプラットフォームを使って、女性の権利を保護し、女性の声を世に届けるルクサナ・メディアにより多くの資金を送りたい。世の関心や意識を高めることができれば幸いだ」とコメントする。

 ルクサナ・メディアは、20年11月にジャーナリストのザハラ・ジョヤ(Zahra Joya)が設立。アフガニスタンで生活を送る女性目線の記事を発信し、政治や社会、宗教問題に焦点を当てている。「ルクサナ」は15年にタリバン政権によって残虐死した女性にちなんでつけたと言う。ジョヤはほかにもオンラインで基金を募るキャンペーンを開始した。「アフガニスタンの女性の声がかき消されてしまわないようなプラットフォームが必要だ。タリバン政権の復活は、アフガニスタンとアフガニスタンの全“姉妹”たちを苦しめている」と語る。

 イギリス政府は17日に「アフガン国民の再定住計画」を発表し、21年中に5000人のアフガニスタン市民に定住先を提供する目標を掲げた。中でも女性や子ども、宗教的マイノリティーといった支援を早急に必要とする層を対象とする。また長期的な計画として、「上限はないものだ」としつつ、今後数年間で2万人を受け入れると公約した。

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パリメンズ30年の「リンシュウ」がウィメンズに初挑戦 9月に東京で発表

 パリ・メンズ・コレクションに参加し続けて30年の「リンシュウ(RYNSHU)」は9月3日、2022年春夏ウィメンズ・コレクションを発表する。ウィメンズ・コレクションは、長い歴史の中で初の試み。手掛けるのは、「リンシュウ」の山地正倫周(やまじ・りんしゅう。以下、正倫周)デザイナーと、パートナーでもあるRieco YAMAJI(以下、Rieco)だ。美容業界に精通するRiecoはこれまで、ブランド初のフレグランス“RYNSHU 1217”などに携わってきたが、洋服のクリエイションは初めて。とはいえ、クチュールのような「リンシュウ」のウィメンズ・コレクションには、自身の経験が役だったという。

トップバレエダンサーとして、
舞台衣装の一通りを経験

 Riecoは、5歳でバレエをスタート。小学生の頃から全国大会に出場し、シニアデビュー以降はさまざまな大会でグランプリを獲得した。国際コンクールも含め、フランスやカナダへのバレエ留学など海外経験も豊富だ。バレリーナは、自分で舞台衣装をデザインしたり、チュチュを自力で製作したりが当たり前という。Riecoは、「小学生の頃からデザインをはじめ、高校に入るまでにはデザインから縫製まで一通りができるようになりました。だから、洋服のクリエイションには抵抗がありませんでした。クチュールに近い『リンシュウ』の製作過程を間近で見たときは、自分の過去を思い出したくらいです」という。
 そして近年、「リンシュウ」のクリエイションに参画。美容業界での経験を踏まえ、最初はスズランやムスク、フレッシュローズなどが香るフレグランス“RYNSHU 1217”のローンチに携わった。「最後にセンシュアル(官能的)な香りをまとうことで、スタイルは完成する」との思いを込めた香水のクリエイションは、「リンシュウ」を深く理解する契機になったという。自身のクラフツマンシップと、香水の開発を経て見出した“「RYNSHU」らしさ”の双方を自身のウィメンズ・コレクションにぶつける。

華やかで、心地よく、シンプル。
なかなか形にできないものを形に

 Riecoが考える“「RYNSHU」らしさ”とは、なんだろうか?そう聞くと、「華やかで、心地よく、シンプルなのに、なかなか形にできないもの。それを職人や工場と作り上げるのが、『RYNSHU』です」と語る。自身も正倫周がデザインするメンズ・コレクションのウィメンズサイズを着るようになって、「『RYNSHU』の洋服に袖を通すことで得られる“グッとくる”カンジ」を体感している。その“グッとくるカンジ”を、ヒールを履いたり、赤いリップを塗ったり、香りをまとったりで高揚し、前に進む女性の気持ちと重ね合わせた。「こんな時代だからこそ、『RYNSHU』の洋服が必要だと思っています。それをウィメンズ・コレクションで提供したいんです」と力強い。

パリメンズ30年のベテランが
「新しい目が開いた」

 正倫周は、パリデビュー30年という節目のウィメンズ・コレクションについて、「キリの良いタイミングでの新たな一歩」と話す。「Riecoとのクリエイションは、新しいイメージを作り上げる上で面白い。僕にはない女性ならではの発想、新しい発想に触れ、新しい目が開いた感覚(笑)」と話す。その思いは素直に、正倫周のポートレートの額にサードアイが開眼したイラストに仕上げ、9月3日のファッションショーのインビテーションにプリントした(冒頭のイラスト参照)。
 「RYNSHU」に改名して10年強。この間には自身も改名したり、コロナ禍では発表の場を東京に移したり、時流に即した変化を恐れない。正倫周は、「ウィメンズ・コレクションはもちろん、その発表方法も新しいチャレンジ」と新機軸を楽しんでいる。

PHOTOS:TSUKASA NAKAGAWA
問い合わせ先
RYNSHU
03-3402-5300

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シャネルがアウターに強いニットウエア会社を買収

 シャネル(CHANEL)は、アウターの開発に力を入れているニットウエアのスペシャリスト、イタリアのパイマ(PAIMA)社の過半数株式を取得した。取引詳細は開示されていない。

 シャネルは「シャネルはパイマ社の長年の顧客の1つであり、今回の決定は利害の一致によるものだ。パイマ社は近年成長を加速させているが、その成長と投資を強固に支えるパートナーが必要だと考えた。シャネルにとって、この提携は『シャネル』にとって必要不可欠なセクターの強化にある。すでに構築済みの関係を継続することでより一層サステナブルな枠組みでコラボレーションを実施していく」とコメントしている。

 パルマ社は1968年にマラビーニ(Marabini)家が、靴の産地として知られるマルケ州の小さな町、オシモに小さなニットウエアのアトリエを設立したことからスタート。創業以来、ラグジュアリー業界の協力企業としての役割を担い、天然繊維からテクニカルファイバーを使用したアウターウエアの開発へと専門性を広げている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「ジョー マローン」が人気の“イングリッシュ ペアー&フリージア”のポップアップを開催

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月3日〜10月21日、ブランドを代表する香り“イングリッシュ ベアー & フリージア”の世界観を楽しめるイベントを表参道店で開催する。

 会場となる表参道店には、英国の果樹園からインスピレーションを得たガーデンやフォトスポットを設置し、“イングリッシュ ベアー & フリージア”の限定コレクションを用意するほか、数量限定で購入製品にスペシャルラッピングを施す。

 限定コレクションでは、同製品のコロン30mL(税込8800円)、50mL(同1万2980円)、100mL(同1万8150円)の3種に加え、“ボディ & ハンド ウォッシュ”(500mL、同1万230円)をそろえる。スペシャルラッピングでは、“イングリッシュ ペアー & フリージア”製品を購入すると限定のリボンで、コロン100mLではペアー ボックスで包装する。また、“イングリッシュ ベアー & フリージア”製品を含む税込1万6500円以上の購入者を対象に、イラストレーターによるボックスへのイラスト・イニシャル名入れサービスを行う。

 さらに、モデル・ユーチューバーとして活動する藤井サチを招き、イベントの様子や香りの印象をバーチャルで体験することのできるフェイスブックライブを9月2日21:00〜21:30に配信する。

■イングリッシュ ペアー & フリージア ポップアップ ガーデン
日程:9月3日~10月21日
場所:ジョー マローン ロンドン 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ

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「ジョー マローン」が人気の“イングリッシュ ペアー&フリージア”のポップアップを開催

 「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は9月3日〜10月21日、ブランドを代表する香り“イングリッシュ ベアー & フリージア”の世界観を楽しめるイベントを表参道店で開催する。

 会場となる表参道店には、英国の果樹園からインスピレーションを得たガーデンやフォトスポットを設置し、“イングリッシュ ベアー & フリージア”の限定コレクションを用意するほか、数量限定で購入製品にスペシャルラッピングを施す。

 限定コレクションでは、同製品のコロン30mL(税込8800円)、50mL(同1万2980円)、100mL(同1万8150円)の3種に加え、“ボディ & ハンド ウォッシュ”(500mL、同1万230円)をそろえる。スペシャルラッピングでは、“イングリッシュ ペアー & フリージア”製品を購入すると限定のリボンで、コロン100mLではペアー ボックスで包装する。また、“イングリッシュ ベアー & フリージア”製品を含む税込1万6500円以上の購入者を対象に、イラストレーターによるボックスへのイラスト・イニシャル名入れサービスを行う。

 さらに、モデル・ユーチューバーとして活動する藤井サチを招き、イベントの様子や香りの印象をバーチャルで体験することのできるフェイスブックライブを9月2日21:00〜21:30に配信する。

■イングリッシュ ペアー & フリージア ポップアップ ガーデン
日程:9月3日~10月21日
場所:ジョー マローン ロンドン 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 表参道ヒルズ

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軍地彩弓✕シタテル河野対談 「デジタル✕異業種コラボでアパレルは復活する」

 日本のアパレル産業は市場自体の縮小が続く一方で、大量生産・大量廃棄といった大きな課題を抱えている。今後、どう向き合っていくべきなのか。多くの名物企画を生み出し、「グラマラス」「ヴォーグ ガール」などの創刊にも関わった編集出身のファッションエディター軍地彩弓氏は、「既存の枠組みにとらわれず、変革できればまだまだファッションには未来がある。その鍵はサプライチェーンの変革」と説く。アパレル生産のプラットフォーム「シタテル」を引っさげ、日本のアパレル産業改革に挑むスタートアップ企業のシタテルの河野秀和社長との熱い対談をお届けする。

企業の存続は
SDGsと両立なしにはできない

WWDJAPAN(以下、WWD):大量生産・大量廃棄の問題や市場の縮小、サステナビリティやSDGsへの対応など、アパレル産業は大きな岐路にある。現状をどう見る?

軍地彩弓(以下、軍地):消費者と産業、それぞれの立場で分けて考えるべきです。消費者は昔ほど服を買わなくなった。価値観が多様化していて、ゲームやアイドル、マンガ、スマホなど、いろいろなものにお金をかけるようになっているからです。特にインターネットとデジタルの登場で、モノ以外にお金を使っている。一方で産業側は、昔の仕組み、特に作る部分でのやり方を変えられていない。いわゆるサプライチェーンを変えられていない。だから無駄な在庫を抱えて、大量廃棄などの問題が出てしまっている。

河野秀和(以下、河野):2014年の創業当時から、SDGsは人類的なテーマであること以上に、企業経営に直結していると捉えています。企業規模の大小にかかわらず、企業の成長戦略と社会性が一貫していないと、そもそも企業が存続し得ないという感覚が強くある。シタテルを創業したのは、企業がその本業を通じて経済的利益と社会的問題解決をともに追求し、かつ両者の間に相乗効果を生み出すこと、つまりはアパレル産業のそうした課題を解決すること自体が、企業の存在意義と不可分になっています。

軍地:ただ、サステナビリティの究極の解決策はモノを作らない、つまりは資源やエネルギーを消費しないということなので、では何も作らないということでは産業としての持続可能性にはつながらない。私はファッションには人生を豊かにするという大きな魅力があると考えています。なので重要なのは、できるだけ無駄なものを作らない仕組みを作ることだと思っています。

WWD:ではどうすべき?

河野:価値観が多様化した世界において、一つの答えになるのがD2Cモデルだと考えています。D2Cブランドというと、ブランドや企業が乱立していると思われるかもしれませんが、本質的な定義としては、テクノロジーを活用しエンドユーザーと直接の接点を持つ、データドリブンなブランドだと捉えています。小規模であっても、SNSを通じて「ユーザーと丁寧につながる」ビジネスを行って、持続的な成長を実現できる。

軍地:同感です。だからこそ、クラウドソーシングのような、オンラインで、かつ効率的に支援する仕組みが重要になる。「シタテル」が画期的だったのは、アパレル業界では見落とされがちだった作る部分にフォーカスしたこと。日本の縫製工場やテキスタイル工場は世界的に高い評価を受ける優れた企業が多く、「シタテル」の登場でそうした優れた工場に新たな受注を呼び込んでいる。逆にビジネスが活性化しないと、そうした優れた技術がなくなってしまう。

異業種コラボで
1000億円市場を創出!?

WWD:デジタルの力で小さなブランドを活性化できたとしても、大枠での市場縮小は変わらないのでは?

河野:従来のファッションやアパレルという枠組みでは捉えきれなかった市場が、生まれつつあります。当社の関係した事例になりますが、中日新聞や講談社、ゲームIPの会社などの企業がD2Cに特化したサービス「sitateru CLOUD 販売支援」を使って、アパレルを作っているが、休眠会員の掘り起こしやファンビジネスなどで成果を挙げています。これは決して小さな市場ではありません。我々の試算では、コンテンツやキャラクターなどのIP(知的財産)に関連したアパレル市場は1000億円規模で、さらにテクノロジーを活用することで、既存アパレル企業からの潜在市場があると見ています。D2Cは、日本のアパレル市場を掘り起こす、大きなポテンシャルを秘めています。

軍地:アパレルのオープンソース化ですよね。とても面白い視点だと思います。

ゼロから需要を生み出す
アパレル企業は異業種コラボで
真価を発揮する!

河野:ものづくりのインフラとしての役割と並んで僕らが注目しているのが、ゼロから需要を生み出すファッションの力です。軍地さんが冒頭で話されている通り、ファッションには人のクリエイティビティを刺激し、人生を魅力的にする力がある。それを最も上手く活用してきたのがアパレル企業であり、そうしたノウハウを蓄積している。我々の手がけたプロジェクトの一つに、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)社内向けにトライアルで開催した受注販売・生産があります。JAXAのメンバーは非常にエンゲージが高く、グッズに関しても非常に高いアクティブ率だったのですが、継続性を持たせるためには、モノ自体、ブランド自体を魅力的に発展させるだけではなくサプライチェーンの最適化も必要です。そこでJAXAが行った公募企画に新たなウェアのアイデアを提案し、国際宇宙ステーションへの搭載候補品として選定されたのですが、「スノーピーク」とコラボレーションすることでブランドにものすごい奥行きが出ました。一過性の購買行動ではなく、LTVを圧倒的に向上させる手応えを得ており、今後はより積極的にこうしたコラボレーションを多くの企業が実施できる環境を構築して行きたいと思っています。

軍地:産業としてのアパレルは厳しい見方をされる事が増えているけど、私もそうじゃないと考えています。むしろ、チャンスじゃないかと。ファッションの魅力は、多種多様な価値観を表現し、ビジネスにできること。これまではブランドを始めるためにはある一定以上の資金や規模が必要だったけど、「シタテル」に代表されるネットとデジタルを融合したプラットフォームができたことで、そのハードルは格段に下がった。これからは個人の時代で才能ややる気のあるクリエイターがブランドを立ち上げやすくなったことは、ファッションにとって非常に意義がある。シタテルが仕掛ける異業種コラボは、新しいケミストリー(化学反応)を起こして、さらにファッションの領域を拡張すると期待しています。

「sitateru CLOUD 販売支援」、
アパレル市場に異業種を呼び込む

 シタテルは2月、在庫ゼロの製販一体型のECパッケージ「sitateru CLOUD 販売支援」をリリースした。受注成立数や目標数を設定でき、クラウドファンディングのように注文数が採算ライン(最低ロット)を超えた場合のみ生産するため、在庫ゼロを実現できる。もちろんシタテルが保有する豊富なサプライヤーネットワークも活用できるため、アパレル以外の異業種の企業も数多く活用している。オリジナルドメインで、かつオリジナリティの高いECサイトで生産から販売、配送までをワンストップでサポートしている。

 「sitateru CLOUD 販売支援」の主な機能は以下の通り。
1.Webデザイン機能:管理画面から必要項目を入力するだけでECサイトが完成。商品ページではデザインカスタマイズが可能。SEO対策機能あり。

2.生産連携機能:オンラインでシタテルのコンシュルジュと接続し、OEM生産の依頼がスムーズに。

3.複数企画(ブランド)設定機能:ひとつのサイトで複数の企画を同時に販売可能。企画ごとにサブトップページを持つことができる。

4.受注生産・販売機能:アイテム別に受注成立数・限定数量の設定ができ、さまざまなタイプの受注生産に対応。

5.シークレット販売機能:ショップにパスワードをかけることが可能。社内販売や限定客向けセール用のECとして活用も可能。

6.マーケティング機能/アクセス解析機能:グーグルアナリティクスやフェイスブック広告などのタグ設定に対応。会員データ・購買データはCSVでダウンロード可能。

問い合わせ先
シタテルマーケティング部
marketing@sitateru.com

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「スリュー」2022年春夏東京コレクション

 「スリュー(SREU)」が2022年春夏コレクションを東京で発表した。

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エスティ ローダー、21年通期は過去最大の売り上げ コロナ禍前を上回る

 エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)の2021年6月通期決算は、売上高が前期比13.4%増の162億1500万ドル(約1兆7674億円)、営業利益は約4倍(同332.0%増)の26億1800万ドル(約2853億円)、純利益も約4倍(同313.0%増)の28億7500万ドル(約3133億円)の増収増益だった。

 19年との比較でも、売上高が9.1%増、営業利益は同13.1%増、純利益は60.2%増とコロナ禍前を上回る結果となった。

 地域別の売上高では、南北アメリカが前年と比べてほぼ横ばい(同0.08%増)の37億9700万ドル(約4138億円)、欧州・中東・アフリカが同10.9%増の69億4600万ドル(約7571億円)、アジア太平洋地域が同29.4%増の54億8600万ドル(約5979億円)だった。中でも中国本土は、引き続きスキンケアが好調なこととメイクアップが回復基調にあることから2ケタ成長となり、業績に大きく貢献した。

 カテゴリー別では、「エスティ ローダー」「ドゥ・ラ・メール(DE LA MER)」「クリニーク(CLINIQUE)」が2ケタ成長を見せたスキンケアが同28.4%増の94億8400万ドル(約1兆337億円)だった。21年2月に株式の持ち分を76%まで増やしたカナダ発の化粧品メーカー、デシエム(DECIEM)と、19年に傘下に収めた「ドクタージャルト(DR. JART+)」を擁するハブ&ビー(HAVE & BE)は、スキンケア事業部の成長率に約4%ポイント貢献した。

 マスクを着用する機会が増えたことで需要が減少したメイクアップは、「クリニーク(CLINIQUE)」や「M・A・C」が人気だったものの、同12.3%減の42億300万ドル(約4581億円)と減収だった。一方で、ワクチン接種が進んだ下半期には、ファンデーションや口紅の売り上げに伸びが見えたという。

 フレグランスは「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」と「トム フォード(TOM FORD)」がけん引し、同23.2%増の19億2600万ドル(約2099億円)だった。ヘアケアは「アヴェダ(AVEDA)」が引き続き人気を博し、同10.8%増の5億7100万ドル(約622億円)だった。

 ファブリツィオ・フリーダ(Fabrizio Freda)ELC社長兼最高経営責任者は、「売上高が初めて160億ドル(約1兆7440億円)を突破するなど、素晴らしい業績を上げることができて大変うれしく思っている。また、売上高と純利益のいずれも19年の実績を上回った。成長のエンジンは、スキンケア、高級フレグランス、アジア太平洋地域、そしてECだ」と語った。同氏によれば、ECは19年と比べて約2倍の売り上げとなっており、北米では売上高の40%をECが占めているという。

 同氏はまた、22年度の展望として、コロナ禍が落ち着くにつれてメイクアップとヘアケアがグローバルに回復すると予想。21年7~9月期(第1四半期)には、全体で17~19%の成長率を見込んでいると述べた。

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「ディオール」が羽田空港店の販売スタッフを募集 インターナショナルな新店舗のオープニング募集

 「ディオール(DIOR)」は、販売スタッフのクライアントアドバイザーを募集する。オープニングスタッフとして2022年3月にオープン予定の新店舗、羽田空港店に配属となる。さまざまな国のお客さまが訪れるインターナショナルな環境で、英語・中国語などを生かす機会も豊富だ。1人1人のニーズに寄り添って最適なアイテムを提案して、商品の魅力を伝えていく。

 店頭では幅広い年齢層の人気を集めるブランドの顔として、特別な時間、空間の演出が重要となる。ビジュアル・マーチャンダイジングも担うので、センスやアイデアを生かして売り場環境を構築する機会も豊富だ。大切な人への贈り物や自分へのご褒美のための来店も多いので、エレガントかつ温かみのある接客を心掛ける。積極的にアプローチをかけ、旅行や出張の際に足を運ぶお客さまと長期的な関係性を築くことが求められる。

 「ディオール」は1946年にフランス・パリで誕生。2016年にはマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターが女性として初めて同役職に就任した。今後も新規出店を予定するなど、伝統と新しさを融合しながら変革を続けている。

募集職種
クライアントアドバイザー(販売スタッフ)

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。その間の待遇に変更はなし

応募条件
接客経験をお持ちの方
※学歴・ブランク不問
※職種・業界未経験歓迎
※経験職種やサービス内容、顧客層、前職の雇用形態など不問
※第二新卒の方から社会人経験10年以上の方まで幅広く歓迎

<歓迎>
「ディオール」が好きな方、ハイブランドに憧れがある方
販売職、空港職などの経験をお持ちの方
英語や中国語などの語学力をお持ちの方

※上記は必須ではありません。ホスピタリティー精神をお持ちであればご活躍いただけます

勤務地
クリスチャンディオール羽田空港店/東京都大田区(羽田空港内)

※2022年3月オープン予定。オープン日までは首都圏の既存店舗で研修を実施

給与・待遇
月給26万7000円以上+各種手当+インセンティブ
※あくまで最低保証額です。前職の給与・スキル・経験などを考慮の上、優遇します
※みなし残業手当(月10.5時間分・2万538円以上)込
※超過分は、別途追加支給

勤務時間
シフト制 6:30~24:45(実働1日7.5時間/休憩1.5時間)

※残業は月10時間以下
※シフト作成は希望も考慮して決定
※夜勤の次に早朝勤務といった働きづらいシフトは原則なし

休日休暇
<年間休日119日以上>
シフト制(月10日 ※28日間の月は9日休み)
有給休暇
慶弔休暇
介護休暇
産前産後休暇(取得・復帰実績あり)
育児休暇(取得・復帰実績あり)

福利厚生
昇給(年1回)
各種社会保険完備(健康、雇用、労災、厚生年金)
時間外手当(超過分支給)
交通費(全額支給)
インセンティブ制度
職能手当
役職手当
退職金
社内禁煙・分煙
ユニフォーム貸与(年2回シーズンごと)
社員割引制度
育児時短勤務制度(利用実績あり)
研修制度(入社後研修、商品別研修、階層別研修、パリ本社でのマネジメント研修など)
※社会情勢に考慮して、オンラインでトレーニングを受講可能。また、社内アプリからパリ本部の研修コンテンツを日本語訳付きで閲覧も可能

<入社時の研修について>
入社後は、東京で2日間の導入研修を受講。オープン日まで既存店でOJT研修を実施。OJTではメンターの先輩社員がつき、学ぶべきことを一つ一つクリアしていく

応募期間
9月12日まで

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ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

こんにちは。

 

バーニーズ ニューヨーク六本木店・神戸店・福岡店にてご好評いただいた<マンリコ カシミヤ>のオーダーイベントが、明日9月1日(水)より横浜店、9月8日(水)より銀座本店にて開催となります。

カシミヤ100%でありながら、糸自体にストレッチ性を持たせた特許素材“スーパーカシミヤ”をはじめとした各素材・ウィメンズ13型・メンズ16型のデザインをご用意し、21色の豊富なカラーパレットからオーダーを承ります。

 

マンリコ カシミヤ>では最高級のホワイトカシミヤを原毛に使用しており、その発色のよさも特徴のひとつです。

ビビッドなカラーはもちろん、淡いグレーの微妙な色合いの違いも綺麗に表現されています。

MANRICOCOLOR ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

ベーシックにお使いいただけるネイビーやグレーも、何種類もの色味からお客様一人ひとりの好みに合わせてカラーをお選びいただけます。

 

MANRICOWOMENS ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

MANRICOMENS ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

クルーネックやモックネック、長袖や五分袖などデザインのバリエーションも豊富にご用意しております。

フーディとパンツのセットアップでのオーダーも承ります。

お好きなカラーとデザインをお選びいただくオーダーの過程もお楽しみください!

 

極上の肌ざわりを誇る<マンリコ カシミヤ>のオーダーイベントについては、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひご参照くださいね。

MANRICO CASHMEREオーダーイベントのご案内

 

また、今回スピラーレ代表 神藤光太郎氏の銀座本店への来店が急遽決定いたしました。

店頭で直接商品の魅力をご紹介いたします。この特別な機会にぜひご覧ください。

 

ORDER EVENT: MANRICO CASHMERE

ウィメンズ

9/1 WED. – 9/5 SUN. バーニーズ ニューヨーク横浜店 3F

9/8 WED. – 9/20 MON. バーニーズ ニューヨーク銀座本店 2F

メンズ

9/1 WED. – 9/5 SUN. バーニーズ ニューヨーク横浜店 4F

9/8 WED. – 9/20 MON. バーニーズ ニューヨーク銀座本店 1F

神藤光太郎氏来店

9/4 SAT. 11:00 – 20:00 横浜店 4F

9/12 SUN. 12:00 – 20:00 銀座本店 1F

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡しはオーダーをいただいてから約3ヶ月後のお渡しを予定しております。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

「H&M」に古田泰子が提案したこと 「『トーガ』をそのまま持ち込んだ。その再現性には驚くべきものがあった」

 「H&M」は「トーガ(TOGA)」とのコラボレーション「トーガ アーカイブス × エイチ・アンド・エム」を9月2日に国内外で発売する。「トーガ」は個性的なデザインで知られるブランドであり、発売前の8月31日19時からH&Mが配信するライブイベントのゲストも俳優の滝藤賢一、 アーティストのコムアイ、 タレントの椿鬼奴、 女優のMEGUMIとファッション通で知られる“一癖”ある顔ぶれだ。創業から24年、インディペンデントな貫くデザイナーの古田泰子は、グローバル展開する「H&M」とどのように協業を進めたのか。発売まで2年をかけたというコラボの背景を聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):「H&M」との仕事は楽しかった?

古田泰子「トーガ」デザイナー(以下、古田):はい。コミュニケーションが本当にスムースでした。パンデミックが始まる直前にロンドンで立ち上げのミーティングと食事会をしたのですが両チーム合わせて30人くらいだったでしょうか?結構な大所帯ですが、その時点ですでに長く一緒仕事をしているチームの感覚でした。

WWD:コラボレーションはどのようにして始まったのでしょうか?

古田:オファーをもらったときは驚きました。私たちは「H&M」の歴代のコラボレーションデザイナーより規模がずっと小さくて、インディペンデントだから。だから「まずは私たちがH&Mの企業背景を学び、実践したいことをプレゼンさせてください」と提案しました。それを受け入れてもらえるならやりたいと。

WWD:内容は?

古田:「露出のコントロールをするコレクション」です。これまで作ってきたワードローブ、たとえばベーシックなビジネススーツに切り込みを入れて肌を露出して違うものに見せることに特化したいと伝えました。返事はすべてOKでした。

WWD:「穴を開けて露出」は「トーガ」のコアバリューのひとつですが、全部ではないですよね。ウエスタンなど他にもいろいろ側面がある中で「穴」を選んだのはなぜ?

古田:切れ込みを入れたり穴を開けたりするデザインは「破壊的な構築」として捉えられることが多いのですが、私としてはちょっと違うのです。パンク的な発想というより「どう露出するか」の視点が大事です。オーガンジーを一枚重ねて露出をコントロールする提案は「肌の露出のコントロールを誰かに求められてではなく、自分で決める」という姿勢を着る人にもってほしいから。

WWD:「トーガ」は“女らしさとは”とか“女の強さ”を追求し続けていますが、それがまた一歩進みましたね。

古田:着る人をジェンダーの問題から解放したい。ジェンダーレスを一過性の流行のように思っている人がいたらそれは大きな間違いだと伝えたい。スカートに穴を開けるのは「スカートは女性が着るもの」という定義を更新したいからです。

WWD:「自分の肌の露出のコントロールを自分で決める」は刺さる言葉ですが確かに真意は伝わりにくい。理解を一気に深めてもらうには、「H&M」というステージは強力ですね。プレゼンでその真意は伝わったのでしょうか。

古田:感覚的にすぐに理解してもらいました。一過性の流行の話ではない、ことを共有できたのは嬉しかった。

WWD:以前古田さんは代官山より歌舞伎町の方がいろいろな人がいるから観察するのが好きだ、と言っていました。「H&M」は全世界に展開しているから服の向こうにはいろいろ人がいます。そういった背景も企業の強さと関係があるのでは?

古田:あると思います。私自身、「H&M」という企業を理解していなかったから自分なりに調べたのですが、社会的問題に気が付いたときの行動が迅速です。透明性への取り組みも早かった。ウイグルの問題に関してもうやむやにせず発言をしています。「大量生産企業だから」と発言を避けたり、否定したりするとファッション全体を否定することになります。グローバル企業には責任があり、大企業だからこそマイノリティーと向き合う機会が多い。マイノリティーの意見を聞き、取り組めるからこそファッションは面白いと私は思います。

今、モードとは自分の意志や考えを発信すること

WWD:コラボの制作過程でパンデミックを経験して見えたことも多いのでは。

古田:ブラック・ライブズ・マターをはじめ差別や分断といった社会的な問題が芋ずる式に表土に出てきて、それらの多くが世界共通の課題ですよね。家で過ごしていてもネットでそれらのニュースを見聞きして考えさせられました。洋服のブランドも洋服についてだけではなく、社会的なできごとに対してどんな意見を持っているかを世の中に提示するべきだと思います。その意見に共感をしてモノを購買する流れがありますよね。コロナ以前の消費だけの社会にはもう戻らないと思う。

さらに東京オリンピックでは日本と世界との人権問題の意識の違いが如実になりましたよね。いろいろなことが表面化されたことでその違いを知ることができてよかったと思う。ただ、出た問題をそのままに蓋をしちゃいそうな流れもあるので、ここで洋服のブランドには何ができて、どう伝えるのか、考えています。今は、自分を発信することがモードの一端となっていますから。

WWD:と、いいますと?

古田:私自身、「モードとはタブーの要素を引っ張り上げることである」という思考だった時があるけれど、最近は、「自分の意思や考えを発信すること」がモードなのかなと。そういった意味で「H&M」さんのメディアの発信の仕方など、学びは多かったです。

WWD:「トーガ」の魅力のひとつは着る人の体をきれいに見せるパターンでありつつ同時に攻めたデザインであるところ。それは24年の歴史の中で社内のパタンナーや縫製工場と積み重ねてきた成果ですが、そのパターンを「H&M」のパタンナーや工場にゆだねるのは難しくなかったですか?仕様書があればOK?

古田:「トーガ」がここまで来られたのはパタンナーと工場の努力の結晶です。だから仕様書だけでは再現できない。弊社のパタンナーが「H&M」のパタンナーに一型ずつ現物と仕様書を使って説明をしました。ただし世界中で販売するにあたり、バストダーツの長さやサイズレンジが「トーガ」と異なるのでそこはお任せしましました。変更点が生じたときは、どんなに小さなことでも「トーガ」がアプルーバルを出すまでは絶対に勝手には進めないから安心でした。

WWD:私が個人的に「トーガ」の服を捨てられない理由は生地の良さです。普段はオリジナル生地が多いですよね。今回の生地のポイントは?

古田:オリジナルをお渡しして再現してもらいました。再現の正確さは驚くものがありました。それどころか私たちがやりたくてもできなかったことが実現した例もあります。たとえば表裏を完璧に同一に染色したスカーフのプリントがそうです。私たちも20年以上トライしてきたけど難しかった。それを相談したら「できますよ」と簡単に言われちゃって。驚きました。

WWD:52型のラインアップは下着やTシャツ、ドレス、仕事用のスーツがそろい1人の女性のワードローブのようです。従来の「トーガ」ファンからすると好きでもなかなか手が出なかったよりチャレンジングなアイテムにもこの価格なら手が出せそうです。ブルマ(1299円)のや透けている全身透け散るレイヤードアイテム(1万6999円)とか。

古田:そうですね。家の鏡の前でコーディネートを悩んで楽しんでほしいです。

WWD:「H&M」らしさは意識をしましたか?

古田:まったく考えなかったです。それがこれまでのコラボレーションとは違う点ですね。これまでは基本的に相手の利点、「トーガ」にはできないことを取り入れていろいろなことを“一致させてゆく”コラボレーションでしてが、今回はモノづくりに関しては「トーガ」のブランド哲学をそのまま「H&M」に持ち込んでいます。発信の仕方や売り方にはもちろん違いがありますが。

WWD:では2021年らしさについては?

古田:バストやウエスト、肩の位置などには時代性が表れます。いつもはジャストウエストだけど、今は少し緩いほうがいい、肩は少し小さくてもいい、パッドは少し薄い方がなど感覚的で本当にちょっとしたことですが。

「サステナビリティとファッション」をどう定義する

WWD:「サステナビリティとファッション」をどう定義しますか。サステナビリティ先進企業の取り組みに触れて何か思うことがあれば教えてください。

古田:一過性のものではなく常に取り組まなくてはいけないものだと思っています。「トーガ」原宿本店は2007年からヴィンテージショップも併設しています。それは新しい服と古着の組み合わせを考えることを楽しんでほしいから。2010年頃展開していた「トーガ・オッズ&エンズ」は、「半端と端っこ」を意味し、半端物やガラクタ物、既存の大量生産物を集めてそこに加工やデザインを加えることで新しい価値を“再製造”したものでした。これだけ街中にものがあふれているのに、どうして自分たちはゼロから作っているのか、と向き合った結果生まれたものでした。

ただ「トーガ」自体で考えたらやはり“捨てられない服”を作ることが、私たちが実践し続けているサステナビリティだと思う。「無駄を作る側」の人間として、ファッションがデザイン性として必要なものであると伝えたい。今、若い世代は洋服を買うこと自体が罪で、買わないことが一つの意思表示にもなっていますが、罪ではない購買があること、意思表示ができるファッションがあることをちゃんと伝えたい。でもこのまま「トーガ」だけで発信していたら自分が死ぬまでも伝わらないかもしれない。だからコラボレーションができてよかったです。

WWD: 私はサステナビリティ・ディレクターとして、古田さんみたいな意志あるデザイナーが自分の感覚を存分に発揮して選んだ生地、生産方法がすでにサステナビリティなものであり、悩むことなく使える、そんな状態へアパレル業界を早くシフトしたいと思っています。

古田:今回のコラボレーションがまさにそうでした。生地はすべて「H&M」独自のサステナビリティの基準に基づいて選ばれたもので理想的でした。「これは土に還らないからこちらにしてください」という指示も出る。自分たちが同じことをすると価格がグンと跳ね上がったりしますが、企業努力によって安価に抑えられているから気兼ねなく使用できる。サステナビリティについてよく考えられた土壌の上でデザインをできるのは安心でした。

WWD:それは消費者視点でも同様ですね。手に取ったものに対して「これはサステナビリティか」と悩まなくていいのはラクです。

古田:そうですね。ただ、意識することは非常に大切。惰性で買い物をしない、商品の説明をよく読むといった時間の余裕はあってよいと思います。多くの人がそういった意識を持たないと流れは変わらないからこれに関しては“気にしすぎ”はないと思う。デザイナーに対しても「もっと気にしましょう」って言ってもいいと思いますよ。

WWD:「トーガ」と音楽は密接です。今回のコラボレーションに音楽をつけるとしたら何を選びますか?

コラボコレクションに音楽をつけるとしたら

古田:ロンドンでの撮影時にはスティーブ・ライヒ(Steve Reich)の「クラッピング・ミュージック・バレエ」と「カム・アウト」。人間が手をたたいたり、呼吸をしたり古田 撮影現場も、本当に今となったら、そういうのをちょっと意識してやっていたと思います。

WWD:ビジュアルのディレクションも古田さんが行ったのですか。

古田:撮影はロンドンで行い、私はオンラインでつながりながら意見を言いました。メンバー選出のときに、一度お願いしたかったスタイリスト、ジェーン・ハウの希望を出したら一発OKで嬉しかったです。フォトグラファーのジョニーとは何度か仕事をしたことがあり、彼がスタイリストのジェーンが最近よく仕事をしているのを見ていたから、聞いてみたら実現しました。

WWD:撮影場所に選んだ場所は、シティ・オブ・ロンドンにあるヨーロッパ最大の文化施設、バービカン。日常と非日常の間みたいで面白いです。

古田:バービカンの美術館や施設を丸一日、全部貸し切り、60人近いスタッフが参加していました。映画の撮影並みのスケールでたくさん撮影した中からたった一枚を選ぶ。フォトグラファーが「絶対これがいい」と言うのに対して、「H&M」からもものすごく強い指示が出る。相手がトップクラスと言えども、妥協なく強い指示が出ます。トップメゾンのキャンペーンビジュアルの1枚はこうやって作られるんだろうな、と実感しました。インディペンデントな我々とはスケールが違う経験です。

WWD:ビジュアルに対して出したリクエストとは?

古田:日常の風景に溶け込んでいるがオーガニック過ぎず、ダークな世界も映っている写真にしたいと伝えました。

WWD:いろいろなことが“あ、うん”ですね。それはトップブランドのクリエイションに携わる人たちからよく聞く話です。関わるスタッフの見えている景色が同じ、なんでしょう。

古田:そうですね。同じ意識を持っているから話が早かったです。

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「アメリカ魂を受け継いだのであればプルドポークはアメリカンポークでしょ。これ常識」

 東京だけではない!全国で市民権を得たプルドポーク。お店ごとにメニューや調理法は違っても、共通点はアメリカンポークを使用していること。何故って!?「アメリカ料理であればアメリカンポークを使うのはマナーです」と、どのお店も口を揃えて話す。プロだからこそ、プライドがあるからこそ妥協しない。そんなアメリカ魂を受け継いだ"アツイ"お店を近畿地方で見つけた。
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ハインツ、個包装ソースにBBQとシラチャ―を追加。テイク・デリでも「味変」人気。

ハインツ日本株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:スティーブン・ブリッグス)が、9月1日に飲食店でのテイクアウトやデリバリーなどに使いやすい個包装のソース「20gクラシックBBQソース個袋」と「7gシラチャーソース個袋」の2品を新発売する。
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資生堂が相次ぎメイクブランド売却 スキンケア中心の構造改革加速

 資生堂は、スキンケア領域をコア事業とする “スキンビューティーカンパニー”への転換を加速している。今年に入りヘアケア「ツバキ(TSUBAKI)」などを扱う日用品事業や「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」「ベアミネラル」などのメイクブランドの売却が続き、抜本的な経営改革が進む。

 同社は目標に掲げていた2020年に売上高1兆円を3年前倒しで達成し、右肩上がりで成長してきた。しかしコロナ禍による打撃は多くの企業同様に大きく、舵取り変更を余儀なくされた。これまでのビューティに関連する全方位でのアプローチから、プレステージのスキンビューティ領域を中核事業とする中期計画「WIN2023」を策定。20年上期(1〜6月期)決算発表の際に、自社開発やオープンイノベーション、戦略的M&Aを推進し、ジャパニーズビューティや、クリーンやナチュラル、メンタル・ウエルネスカテゴリーなどを含むスキンビューティ領域を強化することを示した。

 それを体現した一例が、20年8月に美容機器メーカーのヤーマンと設立した合弁会社エフェクティムだ。今年3月からエイジングケアブランド「エフェクティム(EFFECTIM )」の本格展開を開始。美容機器と化粧品を融合した製品を打ち出し、現在日本と中国をメイン市場としてブランド価値を高めている。また7月にはデジタル領域で多くの支援実績を持つアクセンチュアとデジタルマーケティング業務とデジタル・IT関連業務を提供する合弁会社、資生堂インタラクティブビューティーを設立。顧客一人一人に合わせたパーソナライズされたサービスを生涯にわたりデジタル、リアル問わずにシームレスに提供するのが狙いだ。

 10月1日には米国発のD2Cスキンケアブランド「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」の日本展開をスタート。同ブランドは19年11月に資生堂が8億4500万ドル(約895億円)で買収したクリーンビューティをけん引するブランドで、三越伊勢丹のコスメEC「ミーコ(MEECO)」などで販売するという。

 ブランドのポートフォリオの見直しも推進。1月にヘアケアブランド「ツバキ」やスキンケアブランド「専科(SENKA)」などをそろえる日用品事業を1600億円で売却することを発表した。7月に資生堂や投資ファンドのCVCキャピタルパートナーズが出資した新会社ファイントゥデイ資生堂が始動している。

 4月には「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」とのフランスを除く市場で、ライセンス契約を12月末で終了することを発表。米国市場を中心に低迷が続き、今春から売却の噂が流れていた「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」は、8月に米投資ファンドのアドベント・インターナショナルに7億ドル(約770億円)で売却した。

 魚谷雅彦資生堂社長兼CEO が20年上期決算発表時に「23年に収益の完全復活を目指し、不退転の決意で臨む」と語っていたが、事業構造の改革の成果が表れはじめ21年上期決算は売上高が21.5%増、収益も改善する。通期では売上高1兆円を再び達成する見込みで、“スキンビューティカンパニー”として成長を遂げていく。

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“街中華”「そろそろ、大手居酒屋チェーンもやり始めるのでは?」

 コロナ禍で新業態の開発が急務となっているなか、街中華をインスパイアした大衆中華酒場の新規出店が目立っている。餃子酒場では差別化が難しくなってきており、新たなマーケットの予感を感じる"街中華"。そろそろ、大手の居酒屋チェーンもやり始めるのではないか。
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“街中華”「そろそろ、大手居酒屋チェーンをやり始めるのでは?」

 コロナ禍で新業態の開発が急務となっているなか、街中華をインスパイアした大衆中華酒場の新規出店が目立っている。餃子酒場では差別化が難しくなってきており、新たなマーケットの予感を感じる"街中華"。そろそろ、大手の居酒屋チェーンもやり始めるのではないか。
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