2022年春夏ロンドンハイライト後半 “高飛び込み × ファッション”の奇抜演出など

 2022年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(以下、LFW)後半戦の3〜5日目は、4ブランドのリアルショーと現地で話を聞いた車椅子インフルエンサーについてリポートする。ショーはロンドン市内の歴史ある建物を会場に、リアルならではの臨場感溢れるパフォーマンスだった。ただ、派手な演出だからといってコレクションが良いとは限らない。その場の空気に飲み込まれることなく、冷静にコレクションを見て考察を深めるべきだと、リアルショー解禁のLFWで興奮気味な自分に言い聞かせた。

虹が祝福した「アーデム」

 15周年を迎えた「アーデム(ERDEM)」は、大英博物館の回廊でショーを行った。過去の女性の偉人から着想を得ることが多いアーデム・モラリオグル(Erdem Moralioglu)が今季触発されたのは、イギリスの詩人イーディス・シットウェル(Edith Sitwell)と貴族で芸術家のオットリン・モレル(Ottoline Morrell)の生き方。19〜20世紀を生きた2人の女性は、知識人として知られる一方、前衛的で奇抜なファッションや派手な交友関係で、破天荒な生涯を送ったことでも有名である。「エリザベス女王のような洋服を好むシットウェルと、ヴィクトリア朝のドレスをまとうモレルはともに、時代にそぐわないスタイルを貫いています。世間から距離を置き、“時代の外”を生きるという精神が、とても魅力的に見えたのです」とモラリオグルは説明した。繊細な刺しゅうなどの手仕事に重きを置く「アーデム」のスタイルは、良い意味で流行を感じさせず、独自のロマンチックな世界観を見せてきた。2人の女性の精神が、ブランドの真髄とオーバーラップしたのだろう。

 「とにかく詩的にしたかった」というショーは、シットウェルの詩を読み上げる女性の声で始まった。15年間の歩みをたどるように、これまでに創作した草花のオリジナルプリントをロング&リーンなドレスに描き、過去に使用した型紙に少し手を加えて、異素材でアップデートを試みた。パニエを仕込んで大きく膨らむキルトのスカートや、刺しゅうを全体にあしらったドレスなど、手仕事による温かみは彼が意図した通りの詩的な印象だった。15年間の多くの要素を凝縮させた44のルックは、過剰にならずバランス良くまとまり、メモリアルイヤーの見事な集大成となった。

 21年春夏にスタートしたメンズラインについては、「男女間のワードローブで洋服がダンスするように行き交うことがあってもいいと思うのです」と述べた。花柄のプリントを描く艶やかなシルクのスーツや、肌が透けて官能性を引き出す繊細なニットは、ハリー・スタイルズ(Harry Styles)やティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)など中世的な若い男性をイメージしているのだろう。詩的なショーが甘美な教会音楽でフィナーレを迎える頃、雨上がりの夕景に虹がかかり、空も15周年を祝福した。

「マルベリー × リチャード マローン」

「マルベリー(MULBERRY)」は、創立50周年を記念して3人のコンテンポラリーデザイナーとのコラボレーションプロジェクト「マルベリー エディション」始動。6月に発表したプリヤ・アルワリア(Priya Ahluwalia)に続く第2弾は、リチャード・マローン(Richard Malone)が手掛けた。

 アイルランド出身でロンドンを拠点に活動するマローンは、セント・マーチンズ美術大学(Central Saint Martins)を卒業後、ラグジュアリーブランドでデザイナーを経験。17年に自身の名を冠したブランドを立ち上げると、「2020 インターナショナル・ウールマーク・プライズ(2020 INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)」など数々の賞を受賞。実家が農家で農業の知識もあり、持続可能なコレクションを制作するために環境負荷の少ない生地作りにも取り組んでいる。

 ショーはヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)で行われた。ルックは生地を贅沢に使ってドレープを重ねたドレスが中心。ショー終盤には大きな帆を背負っているような芸術性の高い作品が登場した。主力のバッグは、「マルベリー」のシグネチャーであるトライアングル・ベイズウォーターとバレルバッグ、ショルダータイプのダーリーの3型。2色のカラーブロッキングで内側のプレートやポケットを表に出し、金具部分をレザーですっぽりと包み込むマローン独自のアレンジを加えた。見た目や機能性に差異はないが、レザーは廃棄されるはずの穀物を原料に選び、環境に優しいレザーを使用しているという。ただ、実用性が高いバッグなだけに、コンテンポラリーアート作品のようなウエアとの相性がいいとは言えなかった。バッグを際立たせることには成功していた思う。

大胆な演出の「レジーナ ピョウ」

 韓国出身でロンドンが拠点の「レジーナ ピョウ(REJINA PYO)」は、2012年ロンドンオリンピックの際に設立されたプール施設を会場に選んだ。ショーは、3人のイギリス人飛び込み選手による華麗なパフォーマンスからスタート。選手の緊張感や水しぶきはリアルなショーならではの臨場感で、ワクワクさせられた。

 コレクションは、スイムウエアと都会的スタイルのミックス。蛍光オレンジやライムグリーン、淡いパープルの鮮やかな色彩を、肌が透けるナイロンやニットに取り入れて、レイヤードで遊ぶ手法だ。ステイホーム中に何度もアルバムを見返したというピョウは、お気に入りの都市であるニューヨークと祖国の韓国で撮影した写真を、プリントやニットに描いた。

 コレクション全体からはリゾートや旅行を連想させる、明るいメッセージを受け取ることができたものの、これといって強く印象に残る作品は見られなかった。記憶に残っているとすれば、バッグが「ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」か「コペルニ(COPERNI)」のようだったというぐらいだろうか。もしかすると、飛び込みパフォーマンスの迫力が大きすぎたのかもしれない。

感情が交差する「ロクサンダ」

 セルビア出身のロクサンダ イリンチック(Roksanda Ilincic)による「ロクサンダ(ROKSANDA)」は、ケンジントン・ガーデン内にある近現代建築のサーペンタイン・パヴィリオンでリアルなイベントを開催した。ランウエイ形式ではなく、プロのダンサーによる物語性のあるダンスパフォーマンスで16のルックを披露した。

 振り付けは、「グッチ(GUCCI)」や「ヴィヴィアン ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」のイベントも手掛けてきた、ダンサーで振付師のホリー・ブレイキー(Holly Blakey)。円形型の会場の四方八方からルックをまとったダンサーがなめらかな動きで次々に入場すると、争ったり愛し合ったり協力したりするダンスで、さまざまな感情を表現した。着る人の心に呼応するように、特大のケープやガウン、パラシュートフォームのドレスは、流動的に動き続けた。淡いピンクやコーラルの柔らかいカラーと、バイオレットとペルシャブルーのビビッドなカラーがダンスによってさらに感情豊かに映える。ロクサンダはショーの後、「私たちが18カ月のパンデミックで味わった、さまざまな感情を凝縮させることがコンセプト。見た人の心に訴えかけ、何らかの感情が生まれたなら喜ばしいことだ」と語った。ショーの後にケンジントン・ガーデン内を歩いていると、アクション映画を見終わった後のようなスッキリした気分になった。リアルでパフォーマンスを鑑賞することの喜びを思い出させてくれた。

ロンドンでも感じたアダプティブウエアの可能性

 インクルージョンを推し進める昨今のファッション業界で、特に注目しているのがハンディキャップを持つ人々を受け入れようとする流れである。LFW中、ショーにゲストとして来場していた車椅子に乗る女性を見かけて、話を聞いてみた。彼女の名前はクララ・ホームズ(Clara Holmes)で、インフルエンサーとして活動しており、最近はポルトガル版「ヴォーグ(VUGUE)」で紹介されたという。昔からファッションが大好きで、ようやく障がい者を包括する動きが業界に見られることをうれしく思っているという。「まだはじめの一歩にも満たない0.5歩程度ですが、変化が起こりそうな初動は感じています。物珍しく注目されるのではなく、障がい者が必要としていること、不足だと感じていることを理解しようという姿勢があると思います。私の場合はアダプティブウエア(障がいのある人のために着脱しやすい機能を加えたアパレル)は不要で、普通の洋服を着ることができますが、このジャンルが拡張していくことに期待したいです。障がいがあっても無くても、人の心なんてそんなに変わらない。個性を表現してファッションを楽しむことは、みんなに平等に与えられているはずです」と話してくれた。

 彼女の横に並んで一緒にショーを見ていると、ときには不快な視線を感じることもあった。もちろん、何ごとも経験しなければ分からないし、感情を共有することは近しい関係でも難しいものではあるが、想像力を働かせることでマイノリティを包括し、本当の意味での多様性を実現できるはずだ。アダプティブウエアはこれから実例を重ねて、選択肢が増えるジャンルになっていくだろう。それらに取材できる機会をたくさん持ちたい。インクルージョンについて考える機会を得られたことは、今回のロンドン渡航で得た大きな収穫だった。

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「アディダス」が「マリメッコ」とのコラボ第二弾を発表 一部アイテムにリサイクル素材

 「アディダス(ADIDAS)」は、「マリメッコ(MARIMEKKO)」とのコラボコレクション第2弾を発表した。スポーツウエアは9月30日、"スタンスミス(STAN SMITH)"を含む「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の商品は10月15日から順次発売。「アディダス」直営店と公式ECサイト、公式アプリ、一部の「アディダス」取り扱い店舗で販売する。

 コレクションの中心となるのは、スエットドレス(税込8789円)やスエットパンツ(同8239円)など、1964年にマイヤ・イソラ(Maija Isola)がデザインした"ウニッコ(ケシの花)"を取り入れたアイテム。この柄がスポーツアイテムへ採用されるのは初めて。

 そのほかミディアムサポートブラ(同5489円)やタイツ(同8789円)、"ウルトラブースト21(ULTRABOOST21)"(同2万4200円)、フーディ(同1万989円)、"スタンスミス(STAN SMITH)"(同1万4300円)などをそろえる。

 また、アイテムの一部にはリサイクル素材や、海に流入する前に回収されたプラスチック廃棄物をアップサイクルした素材"パーレー オシャン プラスチック(Parley Ocean Plastic)"を使用している。

 ティーナ・アラフフタ・カスコ(Tiina Alahuhta-Kasko)=マリメッコ最高経営責任者(CEO)は「『アディダス』と再びタッグを組みコラボレーション第二弾が実現できたこと、またクリエイティビティの真の象徴であるマリメッコのアイコン的プリント"ウニッコ"を初めてスポーツアパレルに取り入れたコレクションを発表できることを嬉しく思う。同コレクションには、両ブランドのサステナビリティに対する姿勢、オリジナリティ、そしてエンパワーメントといったメッセージが込められている。」とコメント。

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「ディオール」の“メダリオンチェア” 吉岡徳仁と佐藤オオキの再解釈は?

 「ディオール(DIOR)」は9月5~10日、イタリア・ミラノ市内で“メダリオンチェア”をテーマにした展示を行った。“メダリオンチェア”とは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)がファッションショーのゲスト用に選んだ椅子。回想録でムッシュ・ディオールは、「落ち着きがあり、シンプルかつクラシックでパリらしい」と述べている。リボンをあしらった楕円形の背もたれを持つ椅子は「ディオール」初のパリのブティックに置かれたほか、メゾンのコードとして香水のボトルなどにも影響を与えている。今回の展示では、世界中のクリエイターが再解釈した“メダリオンチェア”を展示。日本からは、吉岡徳仁とネンドの佐藤オオキが参加した。2人の作品に対する思いを紹介する。

 吉岡は、“人の感覚を超越すること”を模索しながら抽象と現実の間にあるオブジェを制作し続けている。“メダリオンチェア”に関しては、「光を素材そのものへ転換した。境界や外観の概念を超えて夢見ることへ誘うインビテーションだ」と述べている。彼が好んで用いるガラス素材を用いた作品は透明感と優美な起伏の融合からレトロフューチャリスティックな雰囲気を醸し出している。シンデレラのガラスの靴を想起させるエレガントなチェアだ。

 ミニマルなアプローチで世界的に評価されている佐藤も“メダリオンチェア”の素材にガラスを使用。背面、座面、脚は単一のパーツで構成されている。フューチャリスティックな印象の作品は、メゾンのシンボルカラーであるグレーやムッシュ・ディオールが好んだペールピンクで彩られている。背面を楕円形にくり抜くことで、“メダリオンチェア”のフォームを暗喩的に引き立たせている。佐藤は、「ムッシュ・ディオールとの長い会話」を表現したとコメントしている。

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「ヴァレンティノ」のトークショーに冨永愛が登場 ファッションやサステナビリティへの思いを語る

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は9月24日、伊勢丹新宿本店1階ザ・ステージのポップアップストア「ヴァレンティノ ガラヴァーニ ハイライト」で、招待客に向けたトークショーを開催した。モデルの冨永愛をゲストに迎え、向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター(以下、向)と共に、ブランドの魅力とサステナビリティについて語り合った。

 冨永は、「ヴァレンティノ」の2021-22年秋冬コレクション“アクト”のゴールドのニットとスカートを着て登場。「服からパワーをもらいたくて、このスタイリングに決めた。ニットは上から金の箔が施されていてパンキッシュ。中でもパンプスがお気に入りで、足がきれいに見えるだけでなく歩きやすい。最近はフラットやスニーカーがトレンドだが、改めてヒールの魅力を実感した」と、自身のコーディネートについて語った。バッグは、新作シリーズ“ロックスタッズ アルコーブ”の中からボックスバッグを選んだ。ポップアップ限定カラーのローズクォーツの色味について「少しグレーがかっている大人ピンクでどんな服にも合わせやすい。小さいサイズだからこそ使い勝手が大事。このバッグは、口が大きく開くので使いやすい」と冨永。

 さらに、18歳のときに初めて「ヴァレンティノ」のオートクチュールのランウエイを歩いた当時を振り返り、キャスティングの様子や創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)とのエピソードを話した。トークが進む中、冨永と向は「『ヴァレンティノ』は愛」と意気投合し、冨永は「『ヴァレンティノ』のランウエイは、最後に作り手であるクチュリエたちが登場する。作り手への敬意があり、愛に溢れたショーは見ていて幸せな気分になれる」と賞賛した。

 また、バッグにペットのイラストをイニシャルとともにパーソナライズできる「ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロックスタッズ ペット」の話題になると、「犬を飼っているので、バッグとリードでリンクコーデがしたい」と笑顔を見せた。“ロックスタッズ ペット”の売り上げの10%は「公益財団法人 日本補助犬協会」に寄付される。

 サステナビリティの話に移ると、冨永は「コロナ禍で人とのつながりの大切さを感じたように、自分だけではなく、誰かのためになる生き方の方がより豊かだという考え方が、サステナビリティやSDGsの根本。ファッションは投票であり、そのブランドを応援することでもある。ブランドの活動も踏まえて購入を決めることが、私たちのこれからの消費のあり方だと思う」と述べた。そして向の「最近もう一度ファッションを楽しみたい気持ちが強まっている」という思いに、冨永も「ファッションはそれだけパワーを持っている。ファッションは魔法。身につけるもので、これほど自分の心が動かされることを、今日ハイヒールを履いて改めて感じた」と共感した。

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藤田ニコルが「ファッショニスタ」のイメージモデルに就任 プロデュースカラコン開発プロジェクトも始動

 フリューは、オリジナルカラーコンタクトブランド「ファッショニスタ(FASHIONISTA)」の新イメージモデルに藤田ニコルを起用した。

 同ブランドのコンセプトは、“ファッションのように、瞳も気分次第で着替える”。さまざまなファッションテイストを切り口に、こだわりのドット配置と絶妙なニュアンスカラーで、透き通るような発色を実現したシアー系カラコン全7種類(各税込1760円)を展開している。

 藤田ニコルはTVや雑誌、SNSなど幅広く活躍し、“ファッショニスタ”として注目を集めていることからイメージモデル就任に至った。新ビジュアルでは「ファッショニスタ」のレンズデザインに合わせ、それぞれテイストの異なる4種類のスタイリングを披露している。

 さらに今回のイメージモデル就任に合わせて、本格的なプロデュースカラコン開発プロジェクトの始動も決定した。一連の取り組みについて、本人は「『ファッショニスタ』のカラーコンタクトは、自然と瞳に馴染みやすく、こなれた印象になれるカラーが多いので、私も毎日使っているほどお気に入り!それと、今回フリューさんと一緒に、プロデュースのカラーコンタクトを作ることになりました!今本当に付けたいもの、みんなが欲しいものを心掛けて作れたらいいなと思っているので、これから楽しみにしていてください」とコメントした。

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藤田ニコルが「ファッショニスタ」のイメージモデルに就任 プロデュースカラコン開発プロジェクトも始動

 フリューは、オリジナルカラーコンタクトブランド「ファッショニスタ(FASHIONISTA)」の新イメージモデルに藤田ニコルを起用した。

 同ブランドのコンセプトは、“ファッションのように、瞳も気分次第で着替える”。さまざまなファッションテイストを切り口に、こだわりのドット配置と絶妙なニュアンスカラーで、透き通るような発色を実現したシアー系カラコン全7種類(各税込1760円)を展開している。

 藤田ニコルはTVや雑誌、SNSなど幅広く活躍し、“ファッショニスタ”として注目を集めていることからイメージモデル就任に至った。新ビジュアルでは「ファッショニスタ」のレンズデザインに合わせ、それぞれテイストの異なる4種類のスタイリングを披露している。

 さらに今回のイメージモデル就任に合わせて、本格的なプロデュースカラコン開発プロジェクトの始動も決定した。一連の取り組みについて、本人は「『ファッショニスタ』のカラーコンタクトは、自然と瞳に馴染みやすく、こなれた印象になれるカラーが多いので、私も毎日使っているほどお気に入り!それと、今回フリューさんと一緒に、プロデュースのカラーコンタクトを作ることになりました!今本当に付けたいもの、みんなが欲しいものを心掛けて作れたらいいなと思っているので、これから楽しみにしていてください」とコメントした。

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藤田ニコルが「ファッショニスタ」のイメージモデルに就任 プロデュースカラコン開発プロジェクトも始動

 フリューは、オリジナルカラーコンタクトブランド「ファッショニスタ(FASHIONISTA)」の新イメージモデルに藤田ニコルを起用した。

 同ブランドのコンセプトは、“ファッションのように、瞳も気分次第で着替える”。さまざまなファッションテイストを切り口に、こだわりのドット配置と絶妙なニュアンスカラーで、透き通るような発色を実現したシアー系カラコン全7種類(各税込1760円)を展開している。

 藤田ニコルはTVや雑誌、SNSなど幅広く活躍し、“ファッショニスタ”として注目を集めていることからイメージモデル就任に至った。新ビジュアルでは「ファッショニスタ」のレンズデザインに合わせ、それぞれテイストの異なる4種類のスタイリングを披露している。

 さらに今回のイメージモデル就任に合わせて、本格的なプロデュースカラコン開発プロジェクトの始動も決定した。一連の取り組みについて、本人は「『ファッショニスタ』のカラーコンタクトは、自然と瞳に馴染みやすく、こなれた印象になれるカラーが多いので、私も毎日使っているほどお気に入り!それと、今回フリューさんと一緒に、プロデュースのカラーコンタクトを作ることになりました!今本当に付けたいもの、みんなが欲しいものを心掛けて作れたらいいなと思っているので、これから楽しみにしていてください」とコメントした。

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「エトロ」が“色の爆発”で社会の再始動を祝福 日本からもミラノコレ Vol.2

 ニューヨーク&ロンドンに続き、ミラノ・コレクションがスタート。現地取材に加え、日本の「WWDJAPAN」編集部員もデジタルショーをレビューし、ファッションウイークの“お祭り感”を楽しみます。初日の編集長ムラカミに続き、2日目は編集部・美濃島がお届け!

空想の夏休みへ誘う
ノスタルジックな「マックスマーラ」

 「マックスマーラ(MAX MARA)」は、作家フランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)が1954年に発表した小説「悲しみよ こんにちは」に着想したコレクション。学校を2回退学するなど“ちょいワル”だったサガンが、大学入試試験に落ちた夏のバカンス中に家で書き上げた“空想の夏休み”の物語で、作品の世界観と、彼女が好んで着ていたワークウエアのスタイルを拡大解釈しました。

 フィッシュマンズスモックやワークジャケット、カーペンターパンツなどクラシカルなワークウエアを、パリっとしたギャバジンやキャンバス、ポプリンに落とし込み、タンプトップやベアトップ、クレープソールのサンダルなどに合わせれば、現代版“ちょいワル少女”スタイルの完成。羽根を刺しゅうしたファンタジーなドレスも差し込み、程よいガーリーさを加えます。デニムジャケットとスカートのセットアップでラストルックを飾ったジジ・ハディッド(Gigi Hadid)もとにかく可愛かったです。

 程よく肩の力が抜けた、ワークすぎず、ストリートすぎず、リゾートすぎないスタイルは、コロナ禍の人々に共感されそう。ノスタルジックなムードと、夕日が差し込む大学というロケーション、幼少期に使ったことがありそうなデッキチェアなどの演出が相まって、気づけば“空想の夏休み”に浸っていました。

「エトロ」は“色の爆発”で
再始動する社会を祝福

 ワクチン接種などで明るい兆しが見えつつある社会状況を反映し、「自然、ポジティブな考え、そして愛を、“色の爆発”で祝福したい」と語るのは、「エトロ(ETRO)」のヴェロニカ・エトロ(Veronica Etro)です。その言葉の通り、今シーズンも色・柄のてんこ盛りでした。

 大胆な花柄や写実的な花柄に、ブランドシグネチャーのペイズリー柄を融合したド派手なグラフィックを連発し、フレアシルエットのデニムやニットワンピ、ロングシャツ、レギンスなど、ボヘミアンテイストなアイテムに落とし込んで行きます。無地のセットアップなどのミニマルなスタイルには、大ぶりのゴールドアクセサリーや刺しゅうしたプラットフォームシューズを合わせます。スパンコールをちりばめたジャケットやパンツ、全面キラキラに装飾したタンクトップやチューブトップが歩くたびにきらめき、人間のエネルギーを強く感じました。

 ウエアのムードと異なり、会場はだだっ広いスタジオにライトのみの無機質な空間。コレクションを仕上げるため、ヴェロニカが“自分を抑制”していた気持ちを表現したそう。メンズは会場から屋外に飛び出るデジタルショーだったし、来年はきっと晴れ切ったビーチで感情を爆発させてくれるでしょう。

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「エトロ」が“色の爆発”で社会の再始動を祝福 日本からもミラノコレ Vol.2

 ニューヨーク&ロンドンに続き、ミラノ・コレクションがスタート。現地取材に加え、日本の「WWDJAPAN」編集部員もデジタルショーをレビューし、ファッションウイークの“お祭り感”を楽しみます。初日の編集長ムラカミに続き、2日目は編集部・美濃島がお届け!

空想の夏休みへ誘う
ノスタルジックな「マックスマーラ」

 「マックスマーラ(MAX MARA)」は、作家フランソワーズ・サガン(Francoise Sagan)が1954年に発表した小説「悲しみよ こんにちは」に着想したコレクション。学校を2回退学するなど“ちょいワル”だったサガンが、大学入試試験に落ちた夏のバカンス中に家で書き上げた“空想の夏休み”の物語で、作品の世界観と、彼女が好んで着ていたワークウエアのスタイルを拡大解釈しました。

 フィッシュマンズスモックやワークジャケット、カーペンターパンツなどクラシカルなワークウエアを、パリっとしたギャバジンやキャンバス、ポプリンに落とし込み、タンプトップやベアトップ、クレープソールのサンダルなどに合わせれば、現代版“ちょいワル少女”スタイルの完成。羽根を刺しゅうしたファンタジーなドレスも差し込み、程よいガーリーさを加えます。デニムジャケットとスカートのセットアップでラストルックを飾ったジジ・ハディッド(Gigi Hadid)もとにかく可愛かったです。

 程よく肩の力が抜けた、ワークすぎず、ストリートすぎず、リゾートすぎないスタイルは、コロナ禍の人々に共感されそう。ノスタルジックなムードと、夕日が差し込む大学というロケーション、幼少期に使ったことがありそうなデッキチェアなどの演出が相まって、気づけば“空想の夏休み”に浸っていました。

「エトロ」は“色の爆発”で
再始動する社会を祝福

 ワクチン接種などで明るい兆しが見えつつある社会状況を反映し、「自然、ポジティブな考え、そして愛を、“色の爆発”で祝福したい」と語るのは、「エトロ(ETRO)」のヴェロニカ・エトロ(Veronica Etro)です。その言葉の通り、今シーズンも色・柄のてんこ盛りでした。

 大胆な花柄や写実的な花柄に、ブランドシグネチャーのペイズリー柄を融合したド派手なグラフィックを連発し、フレアシルエットのデニムやニットワンピ、ロングシャツ、レギンスなど、ボヘミアンテイストなアイテムに落とし込んで行きます。無地のセットアップなどのミニマルなスタイルには、大ぶりのゴールドアクセサリーや刺しゅうしたプラットフォームシューズを合わせます。スパンコールをちりばめたジャケットやパンツ、全面キラキラに装飾したタンクトップやチューブトップが歩くたびにきらめき、人間のエネルギーを強く感じました。

 ウエアのムードと異なり、会場はだだっ広いスタジオにライトのみの無機質な空間。コレクションを仕上げるため、ヴェロニカが“自分を抑制”していた気持ちを表現したそう。メンズは会場から屋外に飛び出るデジタルショーだったし、来年はきっと晴れ切ったビーチで感情を爆発させてくれるでしょう。

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WE RECOMMEND from FUKUOKA: MEN’S OUTERWEAR

こんにちは。

朝夕に少しずつ秋の訪れを感じるようになりましたね。
今日は福岡店メンズフロアより、季節の変わり目から活躍するレザーアウターウェアのご紹介です。
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<カリブロドーディチ>のシングルライダースジャケット“マックス”は、主張のあるゴールドのジップづかいと上品な袖口のデザインが特徴。ワンランク上のコーディネートをお楽しみいただけるおすすめの逸品です。
「ライダースジャケットを使ったスタイリングってどうしてもカジュアルになりがち…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは上品な作りゆえにカジュアルはもちろんドレッシィなコーディネートまでカバーしてしまう万能選手です!
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今回はブラックの“マックス”に、鮮やかなブルーが目を惹く<マウロ オッタヴィアーニ>のニットと<ベルナール ザンス>の柄物のパンツを合わせて上品にスタイリングしました。

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<ドリス ヴァン ノッテン>のスカーフでアクセントを加えてドレッシィな装いに。

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足元は<クロケット&ジョーンズ>のサイドゴアブーツですっきりと仕上げました。

無地のTシャツにデニムの王道の組合せももちろん良いですが、振幅のある合わせでこの秋のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

また、明日9月26日(日)まで福岡店店頭では、¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様にショッピングの際にお使いいただけるポイントプレゼントへの抽選【LUCKY DRAW】も実施しています。

●プレゼント●

<MY BARNEYS>100,000ポイント 1名様

<MY BARNEYS>10,000ポイント  5名様

 

●ご応募期間●

9月26日(日)まで

 

●ご応募対象●

期間中、福岡店各フロアにて¥10,000(税込)以上お買上げいただいた<MY BARNEYS>メンバーのお客様

※<MY BARNEYS>への新規ご入会も店頭にて承っております。

 

●ご応募方法●

お会計時にレジカウンターにて応募券をお渡しさせていただきます。

必要事項をご記入の上、福岡店1Fに設置しております応募箱へご応募ください。

※応募用紙のお渡しは一回のお会計につき、一枚までとさせていただきます。

 

●当選発表●

当選発表は10月初旬以降に、ポイントの付与およびご当選者のお客様への公式アプリ・メールでのご連絡をもって代えさせていただきます。

※当選に関するお問合せはご遠慮ください。

 

過去の福岡店ブログは↓からご覧いただけます。

福岡店のお客様から愛されるDR.VRANJESのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフから愛されるMALCOLM BETTSのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフがご提案するメンズドレスクロージングのご紹介はこちらから>>>

福岡店スタッフがおすすめするウィメンズアウターウェアのご紹介はこちらから>>>

 

福岡店にて開催中の<MY BARNEYS>のポイントプレゼントへの抽選【LUCKY DRAW】は、明日9月26日(日)までです

この機会に秋のショッピングをお楽しみくださいね。

FUKUOKA 10 LOGO 100x100 01 1 WE RECOMMEND from FUKUOKA: MENS OUTERWEAR

 

HAPPY BIRTHDAY TO US! FUKUOKA 10TH ANNIVERSARY

特設ページはこちらから>>>

 

 

アイリスオーヤマが衣料品に本格参入 ヒーターなど家電を応用

 アイリスオーヤマは、家電製品の技術を応用したアパレル事業を本格化させる。オリジナルブランド「ファンクト(FNCT)」で夏に発売したファン付きアウターに続き、秋冬物としてヒーター付きのアウターを販売した。体感できる機能性をつけた服によって、アウトドアスポーツやキャンプなどの市場を開拓する。

 9月24日に発売した新商品21アイテムは、ヒーターを搭載しながら薄さと軽さを両立した“ファンクトヒートシリーズ”と、ユニセックスで日常のファッションになじみやすい“ファンクトシリーズ”で構成する。グループのホームセンターであるユニディやダイシンの店舗のほか、ネット通販で販売する。ヒーター搭載のウエアは炭素原子の繊維“カーボンナノチューブ”を採用することで、ヒーターの電源稼動後に短時間で均一に温まる。温度も4段階で調整できる。衣類部分は給電コードも含めて水洗いできる。

 ヒーター搭載の代表的なアイテムの税込価格は、撥水リバーシブルヒートブルゾン8900円、マウンテンヒートパーカ8500円、インナーヒートベストセット9900円。ヒーターが付かないタイプでは、あったか裏アルミボアパーカ4900円など。

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