高島屋、通期予想を下方修正 「本格的な消費活性化はまだ先」

 高島屋の2021年3〜8月期連結業績は、売上高に相当する営業収益が前年同期比16.8%増の3471億円、営業損益が20億円の赤字(前年同期は102億円の赤字)、純損益が43億円の赤字(同232億円の赤字)だった。

 主力の百貨店事業の営業収益は前年同期比21.1%増の2930億円と、前年の反動で大きく伸長した。商品別では、衣料品は同25.0%増。人件費などのコスト構造改革も一定の成果を得た。前年の店舗休業中(4〜5月)に特別損失として計上した固定費も含めて比較すると、販管費は前年同期から実質48億円分抑制した。

 緊急事態宣言の解除後、10月2〜13日の既存店の営業収益は前年同期比4.6%のプラス。ラグジュアリーブランドや巣ごもり関連のリビング商品は引き続き堅調で、旅行関連商品も売れ始めているという。だが村田善郎社長は慎重な姿勢を崩さない。「本格的に消費が活性化し始めたという実感はない。第6波の懸念も拭えない中で、まだまだ十分な対策を施した上で営業していく必要がある」。

 22年2月期通期の連結業績予想は期初発表時から下方修正するが、最終黒字予想は維持する。営業収益が前期比12.2%増の7640億円、営業損益が60億円の黒字、純損益が23億円の黒字を見込む。

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ファストリ21年8月期、中国事業が過去最高業績 セオリーで価格見直し予定

 ファーストリテイリングの2021年8月期連結業績(国際会計基準)は、売上高にあたる売上収益が前期比6.2%増の2兆1329億円、営業利益が同66.7%増の2490億円、純利益が同88.0%増の1698億円だった。国内ユニクロは6月以降、コロナの再拡大や天候不順に苦しんだが、通期では利益が過去最高を記録。また、中国本土や香港、台湾などで構成するグレーターチャイナでは、売上収益、利益共に過去最高となった。

 「(コロナの感染状況が各国で異なる中で、一国だけでなく)グローバルで商売をしてきたことが生かされた」と柳井正会長兼社長。22年8月期は売上収益が同3.1%増の2兆2000億円、営業利益は同8.4%増の2700億円の見込み。国内ユニクロの収益構造改革や各国のEC強化、欧州を中心とした積極出店(23年8月期以降)に向けた準備などに力を入れる。

 国内ユニクロ事業の21年8月期は、既存店売上高が同3.6%増。6月以降は値引きによる在庫処理を余儀なくされたが、それまでは値引きは抑制でき、EC関連の物流費効率化なども進んで利益面に貢献した。ただし、22年8月期は国内ユニクロ事業は「減収減益で業績は一時的に低迷する」(岡崎健取締役グループ上席執行役員CFO)想定。「事業構造改革の年」と位置づけ、客の声を起点とする企画・生産・販売の仕組み作り(=有明プロジェクト)をいっそう徹底し、品番の絞り込みや在庫の適正化を進める。

 海外ユニクロはグレーターチャイナの好調に加え、北米の赤字幅が「大幅に縮小」。今後は「黒字体質へ転換できる」と期待する。不採算店の閉鎖などが進んだ効果によるもの。欧州も同様に、コロナ禍によって収益構造の変革が進み、「大幅増収、黒字を達成」した。

 今年9月には仏・パリのリヴォリ通りに出店し、11月には北京・三里屯、22年春には英ロンドンのリージェントストリートの店舗を移転増床オープンするなど、各国で新店出店やスクラップ&ビルドを進めている。23年8月期以降、特に欧州で積極出店を目指しており、今期はその準備に充てる。

 21年8月期はグローバルな店舗展開が業績に貢献したが、今後はユニクロだけでないブランドの多軸化や、収益の柱の多様化もポイントの一つ。ただし、ユニクロに続くジーユー事業の21年8月期は売上収益が同1.4%増の2494億円、営業利益が同7.6%減の201億円と奮わず。22年8月期も生産遅延の影響などで「若干の減収、営業利益は前年並み」を見込む。一方で、21年8月期に黒字化したセオリー事業は、価格見直しなどで22年8月期は「大幅な増収増益」を見込む。

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ファストリ21年8月期、中国事業が過去最高業績 セオリーで価格見直し予定

 ファーストリテイリングの2021年8月期連結業績(国際会計基準)は、売上高にあたる売上収益が前期比6.2%増の2兆1329億円、営業利益が同66.7%増の2490億円、純利益が同88.0%増の1698億円だった。国内ユニクロは6月以降、コロナの再拡大や天候不順に苦しんだが、通期では利益が過去最高を記録。また、中国本土や香港、台湾などで構成するグレーターチャイナでは、売上収益、利益共に過去最高となった。

 「(コロナの感染状況が各国で異なる中で、一国だけでなく)グローバルで商売をしてきたことが生かされた」と柳井正会長兼社長。22年8月期は売上収益が同3.1%増の2兆2000億円、営業利益は同8.4%増の2700億円の見込み。国内ユニクロの収益構造改革や各国のEC強化、欧州を中心とした積極出店(23年8月期以降)に向けた準備などに力を入れる。

 国内ユニクロ事業の21年8月期は、既存店売上高が同3.6%増。6月以降は値引きによる在庫処理を余儀なくされたが、それまでは値引きは抑制でき、EC関連の物流費効率化なども進んで利益面に貢献した。ただし、22年8月期は国内ユニクロ事業は「減収減益で業績は一時的に低迷する」(岡崎健取締役グループ上席執行役員CFO)想定。「事業構造改革の年」と位置づけ、客の声を起点とする企画・生産・販売の仕組み作り(=有明プロジェクト)をいっそう徹底し、品番の絞り込みや在庫の適正化を進める。

 海外ユニクロはグレーターチャイナの好調に加え、北米の赤字幅が「大幅に縮小」。今後は「黒字体質へ転換できる」と期待する。不採算店の閉鎖などが進んだ効果によるもの。欧州も同様に、コロナ禍によって収益構造の変革が進み、「大幅増収、黒字を達成」した。

 今年9月には仏・パリのリヴォリ通りに出店し、11月には北京・三里屯、22年春には英ロンドンのリージェントストリートの店舗を移転増床オープンするなど、各国で新店出店やスクラップ&ビルドを進めている。23年8月期以降、特に欧州で積極出店を目指しており、今期はその準備に充てる。

 21年8月期はグローバルな店舗展開が業績に貢献したが、今後はユニクロだけでないブランドの多軸化や、収益の柱の多様化もポイントの一つ。ただし、ユニクロに続くジーユー事業の21年8月期は売上収益が同1.4%増の2494億円、営業利益が同7.6%減の201億円と奮わず。22年8月期も生産遅延の影響などで「若干の減収、営業利益は前年並み」を見込む。一方で、21年8月期に黒字化したセオリー事業は、価格見直しなどで22年8月期は「大幅な増収増益」を見込む。

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資生堂・原田忠が作品展を開催 「ポケモンシャツ」キービジュアル制作の裏側を公開

 原田忠・資生堂トップヘアメイクアップアーティストは10月15〜30日、資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)でコラボレイティブエキシビション「BEAUTY EXPANSION」を開催する。原田氏が自分だけのポケモンシャツを注文できるサービス「ポケモンシャツ」とコラボレーションして3回にわたって手がけたキービジュアル作品を展開する。

 同展では、「ポケモンシャツ」キービジュアルが完成するまでの過程としてイメージデッサンやヘアウィッグ、ヘアピース、衣装などの展示、オリジナルメイキング映像を公開する。ポケットモンスターのキャラクター、“グラードン”“カイオーガ”“レックウザ”から着想して、どのようにキービジュアル作品ができ上がったのかを知ることができる。

 また資生堂グローバルイノベーションセンターでの開催にあたり、化粧品の研究技術を身近に体感できるような取り組みとして、同社の研究員が原田氏が制作したキービジュアルをさまざまな切り口から化学で表現した展示も行う。原田氏の手がけたキービジュアルからインスピレーションを受けて、香料研究からは香りの創作を、感性研究からは感触・感覚の解説をするなど化粧品の研究が身近に感じられるような工夫をこらす。

 原田トップヘアメイクアップアーティストはコレクションや宣伝広告などのヘアメイクにとどまらず、これまでにも人気漫画やキャラクターのビジュアル化といったさまざまなビューティの表現に挑戦し続けてきた。「ポケモンシャツ」とのコラボでは、ポケットモンスターのキャラクターをヘアメイクアップとファッションでビジュアル化し、ビューティ表現の可能性に挑戦している。

■「BEAUTY EXPANSION」
会期:10月15〜30日(日曜定休)
時間:11:00〜18:00
場所:資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)
住所:神奈川県横浜市西区高島1-2-11
入場料:無料

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資生堂・原田忠が作品展を開催 「ポケモンシャツ」キービジュアル制作の裏側を公開

 原田忠・資生堂トップヘアメイクアップアーティストは10月15〜30日、資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)でコラボレイティブエキシビション「BEAUTY EXPANSION」を開催する。原田氏が自分だけのポケモンシャツを注文できるサービス「ポケモンシャツ」とコラボレーションして3回にわたって手がけたキービジュアル作品を展開する。

 同展では、「ポケモンシャツ」キービジュアルが完成するまでの過程としてイメージデッサンやヘアウィッグ、ヘアピース、衣装などの展示、オリジナルメイキング映像を公開する。ポケットモンスターのキャラクター、“グラードン”“カイオーガ”“レックウザ”から着想して、どのようにキービジュアル作品ができ上がったのかを知ることができる。

 また資生堂グローバルイノベーションセンターでの開催にあたり、化粧品の研究技術を身近に体感できるような取り組みとして、同社の研究員が原田氏が制作したキービジュアルをさまざまな切り口から化学で表現した展示も行う。原田氏の手がけたキービジュアルからインスピレーションを受けて、香料研究からは香りの創作を、感性研究からは感触・感覚の解説をするなど化粧品の研究が身近に感じられるような工夫をこらす。

 原田トップヘアメイクアップアーティストはコレクションや宣伝広告などのヘアメイクにとどまらず、これまでにも人気漫画やキャラクターのビジュアル化といったさまざまなビューティの表現に挑戦し続けてきた。「ポケモンシャツ」とのコラボでは、ポケットモンスターのキャラクターをヘアメイクアップとファッションでビジュアル化し、ビューティ表現の可能性に挑戦している。

■「BEAUTY EXPANSION」
会期:10月15〜30日(日曜定休)
時間:11:00〜18:00
場所:資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)
住所:神奈川県横浜市西区高島1-2-11
入場料:無料

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「グランドセイコー」が世界最大の時計見本市に初出展 米国市場の次は欧州を狙う

 セイコーウオッチ傘下の最上位ブランド「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」は、2022年3月30日から4月5日の予定でスイスで行われる世界最大の時計見本市「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ(WATCHES & WONDERS GENEVA)」に初めて出展する。同見本市にはコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)やLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、ケリング(KERING)傘下の40以上のブランドが参加する

 セイコーウオッチ広報によると、「参加は見本市側からのオファーによるもの」だという。それを裏付ける数字がある。スイス時計協会が発表した20年の輸出額ランキングで中国に続く巨大市場であるアメリカにおいて、「グランドセイコー」は「ロレックス(ROLEX)」「オメガ(OMEGA)」に次ぐ第3位の人気を博しているという。現地での中心価格帯は、日本と同程度の5000~7000ドル(約56万〜78万円)だ。

 なお、21年4月にセイコーウオッチの社長に就任した内藤昭男氏は、16年から20年までセイコーアメリカの社長を務め、「グランドセイコー」のアメリカでの成功をけん引した人物だ。その内藤社長が次のターゲットとしているのが、時計の聖地スイスを含むヨーロッパというわけだ。足掛かりとして、宝飾・時計の名門ブランドが集うパリのヴァンドーム広場に直営店をオープンしたのは20年のこと。

 すでにヨーロッパの時計コレクターやジャーナリストは「グランドセイコー」の価値を認めているが、アメリカのような知名度はまだない。「ウオッチ&ワンダー ジュネーブ」への出展は、これを打破しようとする明確な意思表示だ。コロナ禍の20年に発表した最新型ムーブメント“9SA5”が業界内で高い評価を得ており、同見本市であらためての披露となる予定だ。

 「グランドセイコー」の初代モデルが誕生したのは1960年。2010年には、本格的に世界戦略をスタートした。そして、17年にセイコーウオッチは「グランドセイコー」を独立ブランド化する。

 一方で、こんな歴史も紹介しておきたい。セイコーウオッチは1960年代、世界各地に現地法人を設立し、海外展開を積極的に行った。79年には、薄型ムーブメントで知られたスイスの時計ブランド「ジャン・ラサール(JEAN LASSALE)」の販売部門を買収。85年からは国内でも販売した。しかし2000年前後に清算した経緯もあり、ヨーロッパでのビジネスはまだ小さい。

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ファストリ柳井社長が10月14日に語った「人権」「信念」「ユニクロ改革」 6000字超の全文公開

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は10月14日、2021年8月期決算説明会に登壇し、「グローバル展開の加速」や「人権侵害を容認しない」「事業を通じてより良い世界をつくっていく」ことなど、「商人としての信念」や今後の経営方針を17分にわたって熱弁を奮った。そのほぼ全文に加え、報道陣からの質問に対する一問一答をまとめた。

柳井正会長兼社長(以下、柳井):業績の詳細および有明プロジェクトに関してはご説明を申し上げましたので、私からは、主にファーストリテイリンググループが今何が最も重要だと考えているのか、今後どのような考え方で経営を進めていくのかをお話させていただきます。

(東京)オリンピック・パラリンピックが終わり、世界各地でワクチン接種が進んで感染拡大を押さえこみつつ、経済も成長させていく動きが本格化してまいりました。ファーストリテイリングはこれまでにも増して積極的にグローバル展開、事業展開をしていきたいと考えています。グローバルナンバーワンブランドを目指して成長を加速していく所存であります。

(ユニクロが掲げる)LifeWearの本質は、お客様の要望に応え、顧客を創造することにあります。自ら販売する商品、提供するサービスそのものが世の中の役に立っているのか、事業活動が社会的負荷を増大させるやり方になっていないのか、日常的な事業活動そのもので環境への負荷を減らし、社会の持続的な成長を実現して、自らのビジネスや商品を通じて社会を良くしていく、こうした考え方を具体的な商品の形で表現したのがLifeWearです。このような考え方をよりグローバル、さらに、「ユニクロ(UNIQLO)」だけでなく、「ジーユー(GU)」、「セオリー(THEORY)」、「プラステ(PLST)」などのグローバルブランドでも実現していきたいと考えています。

私たちは服を変え、常識を変え、世界を変えていくことを目指す会社です。日本の美意識を背景に、生まれたLifeWearというまったく新しい概念のもと、これからも服の世界の常識をどんどん変えていきたいと思います。

パリ、台湾、ロンドンで新たな旗艦店出店

世界中のさまざまな国の固有の歴史や文化、習慣などを深く理解し、それぞれの国の社会の発展、人々に暮らしに貢献し、その国のみなさまに最も愛され、支持されるブランドになりたいと思います。それに向けて、今後、グローバル展開を一段と加速させていきたいと思います。

9月16日、パリのリヴォリ通りに「服とアートの融合」をテーマに、ユニクロリヴォリ店を出店しました。オープン当日はファッション感度の高いお客様が多数ご来店され、大変盛況でした。ルーブル美術館やパリ市庁舎があるリヴォリ通りは今パリで最も注目のエリアです。ルーブル美術館とは今年1月、4年間にわたるパートナーシップを締結しました。その一環として継続的にコラボレーションコレクションを発売していくほか、同美術館で実施されるさまざまな活動をスポンサードしていきます。また、ロンドンのリージェントストリートに2022年春、ユニクロとセオリーがコラボした新店舗をオープンします。1900平方メートルという大型店で、ユニクロとセオリーが同居する欧州で初の店舗となります。さらに、今年10月8日、台北のグローバル旗艦店、ユニクロタイペイがリニューアルオープンしました。オープン前にはオープンを待ちわびた多数のお客様が並ばれ、広く新しくなったグローバル旗艦店でのお買い物を楽しんでいただきました。来月には北京初のグローバル旗艦店もオープンします。

人権侵害は容認しない 2004年から「コード・オブ・コンダクト」導入

ファーストリテイリングはこれまでも、人権侵害を絶対容認しない方針を明確にしてまいりました。そして、そのための仕組みを作り、実際に行動してきました。

まず基本的な枠組みとして、すべての取引先工場に、2004年の段階で私たちが設定した「生産パートナー向けのコード・オブ・コンダクト」の遵守、署名を求めています。これは国際労働機関(ILO)の基準に沿ったものです。常にグローバルレベルの人権原則や宣言に沿ってその責任を果たすよう行動してまいりました。

また、すべての取引先工場に対して担当社員および、第三者機関により労働環境のモニタリングを定期的に行い、その結果を取引先工場にフィードバックしています。発見された課題に対しては工場に迅速な改善を求めるとともに、万一、児童労働、強制労働などの深刻な事象が発覚した場合には、取引停止を含めた厳しい対処を行ってきています。

当社の生産事務所がある上海、ホーチミン、ダッカ、ジャカルタ、バンガロールには、品質や生産進捗管理を担う生産部の従業員が常駐しています。加えて主要の事務所には、労働環境のモニタリングや工場の改善指導などを専門的に行う専任チームを配属しています。担当者は毎週担当の取引先工場を訪問し、直接自分の目で工場の現場を把握し、正しい生産プロセスの改善指導を行っています。

世界のさまざまな外部団体との連携も重視しています。労働問題に特化した国連の専門機関である「国際労働機関(ILO)」とのパートナーシップは先ほど申し上げましたが、それ以外にも、世界銀行グループとILOの共同プログラムの「ベターワーク」、
労働環境改善を目指す世界的なNGO「公正労働協会(FLA)」などに加盟しています。また、2019年度からは国連女性機関(UN Women)とのパートナーシップにより、縫製工場で働く女性を対象としたキャリア形成支援プログラム開発と展開に取り組んでいます。これら当社の取り組みはいずれも国際機関などから高く評価されており、世界的に見てもわれわれの取り組みは最も高い水準のものと自負しています。

安易な政治的立場への便乗は、ビジネスの死を意味する

私たち、グローバルに事業を展開する企業として、お互いに利益があるフェアな取引をし、その国の社会を豊かにしていくことが使命です。そのような明確な理念を持って独立自尊の商人として、自らの信念と現実が違っていたら勇気をもってそれは違うと発言しなければなりません。目先の利益のために安易に政治的な立場に便乗することは世界のさまざまなお客様の期待に応えることにはならず、それはビジネスの死を意味します。長い目で見て、けして企業のためにも社会のためにも国のためにもなりません。これは私の商人としての信念であります。

コロナの感染拡大で各国の経済が内向きになり、鎖国のような状況が出てきています。大国同士の政治的な対立、世界を分断しようという動きが強まっています。しかしそれでも現実に情報は世界を絶え間なく行き来し、情報量は数百倍、数千倍、数万倍になっています。ビジネスの世界も世界中で行われ、国と国を分断しいようとする試みはけしてうまくいかない。大国同士の対立は当事国だけの問題ではすみません。周辺地域や近隣諸国は壊滅的な打撃を受けます。そのような事態を避けるため、企業も個人も国も、あらゆる手段を尽くし、すべての国が共存共栄できる世界を作らなければなりません。

高度なトレーサビリティに向け100人体制

私は世界中のお客様に用商品を提供しようとしています。多くの企業に対して政治的な選択を迫るような風潮には強い疑問を感じています。だからといって人権問題に対する自らの姿勢をあいまいにするつもりはありません。説明を申し上げましたように、事業を通じてよりよい世界を作っていくという考え方、むしろ、業界の先頭に立って率先してそれらの問題に関し、改善のための努力を現実行ってきたのはわれわれであります。早い時期から人権侵害をけして容認しない姿勢を明らかにし、そのための仕組みを作り、具体的な行動をしてまいりました。世界各地の現場で工場や現地当局と粘り強く交渉を重ね、われわれの基準に照らして問題があれば改善を自らし、求め、その成果が着々と上がっています。

これまで申し上げた通り、縫製工場と素材工場については、自社と第三者による監査で問題ないことを確認しています。また、服の生産において素材調達は商社や縫製工場が行うのではなく、ユニクロ、われわれ自体で自社の調達チームが生地や糸について指定し、どの紡績工場で生産されているか把握したうえで調達しています。原材料の原産地についても特定ができています。今後、原材料生産地の農家の素材調達の最上流にいたるまで自らの手で確認し、より高いレベルのトレーサビリティを確保していきます。

これに加え、第三者認証の枠組みを活用してより客観性があるプロセスを一つひとつ着実に実現してまいります。これを実現するために、すでにグローバルで100人規模のプロジェクトチームを立ち上げて農家の特定に向けた取り組みを始めています。

柳井財団の第一期生が英米の大学を卒業、志のある個人や企業は軽々と国境を超える

先日、とても嬉しいことがありました。柳井正財団が奨学金を支給している第一期生が初めて今年米国や英国の大学を卒業しました。われわれの財団は、2017年から米国や英国のトップクラスの大学で勉強する日本の学生たち、毎年30人ぐらいに奨学金を支給しています。その人たちがみな最優秀に近い成績で卒業しています。ある人はコロンビア大学の生物医療学と比較文学の両方の学位を取りました。そして卒業後は英国のオックスフォード大学の大学院で医療の勉強をし、その後、米国のメディカルスクールに入って医師資格を取り、世界中で研究と医療の両方やりたいと言っています。そういう若い人が日本から次々と出てきています。本当に頼もしい、喜ぶべきことだと考えます。このように、志のある個人や民間企業は軽々と国境を越えていきます。今の若い世代の最優秀の人々には、そもそも国境の意識がなくなりつつある。このような流れを世界中の国や企業が応援していくべきであると思います。

扉を閉ざして成功した企業はありません。国を閉ざして繁栄した国はありません。とくに日本人、日本企業はこういう時代だからこそ、世界中の志のある個人、企業と力を合わせ、お互いに利益が上がり、持続可能な成長の仕組みを作ることが必要です。そこに日本人および日本という国の将来がかかっている。私たちを含め、海外でビジネスをしている日本企業、日本人はみんなそのために必死の努力をしています。難しい問題は山ほどありますが、それ以外に日本の生き残る道はありません。

【メディアからの質疑応答】

――グローバルに出店し、ビジネスを加速していくという話だったが、コロナ禍を経て、人々の生活や行動様式も変わった。出店をパリや台湾、ロンドンなどにも出すということだが、新たな生活スタイルを実践するようになった世の中において、これからどんなお店がグローバルなお客様に求められると考えるか?

柳井正(以下、柳井):われわれ旗艦店は繁華街に出していくが、むしろ郊外の自分の生活圏、これをより重要視するお客様に対応した店、あるいは、都心でも自分たちの住んでいる地域を大事にする、そういうライフスタイルに変わるんじゃないかなと思います。ですので、そういうライフスタイル(に合った店や商品)。それと、コロナ禍でテレワークがあり、いろいろなことを深く考えるようになったり、家族と一緒に生活する時間が増えてきた。仕事と家族の生活を両方とも追求する、どちらのバランスをとるということではなしに、両方とも追求するようなライフスタイルに変わったので、それに従った服に変わっていくのではないかと思います。

――ファーストリテイリングが人権侵害を容認しないという姿勢について。これまでもその姿勢をクリアにするために自社でもいろいろな取り組みをし、第三者機関の判定や評価を得る活動を現在も行っているということだが、今年4月に新疆綿の問題などで人権侵害についていろいろなマスコミなどでの報道もあった。あえてここで伺いたいのは、ここでこういったステートメントを柳井さんが出したということは、サプライチェーンの中で現時点で感知している人権侵害にあたるような問題はないという理解でよいのか?

柳井:今までも、そして今でもいろいろな地域で起こっています。ただし、それはその都度その都度、工場側と取引を停止したり、あるいは、それに対する改善案を求めたりということをやっています。でも、幸いなことに、われわれはまず、どこの工場でもいい、安いところがいい、ということではなしに、われわれと同じ志を持っている工場の経営者と話をして、そのうえで本当にいい品質の商品を作ってくれるということ前提に話をしているので、そんなにひどい人権侵害みたいなことは、新規の国にいったとき以外はあんまりありません。

――中国のことを聞きたい。終わった期は過去最高ということだったが、コロナ前の2019年に比べると6%ぐらいの増収にとどまっている。ずっと2ケタで成長してきたのが、店舗がこれだけ増えたわりには増収のペースがやや落ちてきているのかなと気になっている。今期は上期は減収減益を見込んでいるが、外資ブランド離れが起きてローカルブランドが強くなってきている市場構造の変化なども影響しているのか?1兆円の目標は今も変わらないのか?

柳井:そういう面も確かにあると思います。ただしわれわれ今、上海や北京などの一級都市以外の、二級都市、三級都市にも出店しています。二級都市、三級都市ではまだそれほど知名度が上がっていません。ですから今から知名度が上がってくれば売り上げが伸びていくと考えています。

――今期、国内ユニクロは事業構造の変革の年ということで減収減益を見込んでいるが、既存店の売り上げが11%の減収ということは、今年の春に(消費税の内税表記に合わせて実質約9%の)値下げをした影響もあるのかと思っている。今、円安や素材高などで値下げの影響が大きく出てくる時期だと思うが、改めて今期の国内事業にどう臨むのか?

柳井:値下げの影響は短期的なものだと考えています。むしろ今、所得が上がらない、報酬が上がらないというところで、プラス消費税という。あの時点で、それを新しい価格にするということは私としてできなかった。また、われわれの会社は為替リスクをとって先物を予約しているので、当面為替の円安に関してはあまり影響がないというふうに考えています。ただし世界的に原材料がすごく上がっているので、インフレになる可能性は、これは服だけということでなしに、あらゆる商品で起きうるのではないかと考えています。

――この決算について、柳井社長としての総括と、増収増益になった要因を改めて聞きたい。

柳井:私は社員全員努力して、こういう苦しい状況の中で非常に頑張ったんじゃないかと考えています。ただしコロナが収束したわけでなく、むしろ東南アジアでロックダウンが続いていたり、止まったり、またロックダウンになったりということもありますし、先進国でもイギリスやフランスはもうコロナと共存するということでいつどんなことが起きるか見当がつかない。そういう不安定な状況ですが、やっぱりグローバルで商売をやっていて良かったなと。というのは、世界経済自体がグローバル経済になっているので。それと世界中の情報、叡智を結して商売をしないと日本だけで完結するような商売は今後非常に難しくなるのではないかと思う。

――決算期間中に吸水ショーツをGU、ユニクロで販売したが、フェムテック関連の商品を販売することになった経緯と、足元をどう見ているのか、今後このような市場がどのように広がっていくとみているのか、御社としてどのようにこのような市場に関わっていきたいと考えているのか?

柳井:これはお客様の要望で非常に多かったんですよ。われわれの取引先で作っているところがあったので、こんなに要望が多いんだったら実験で一度作ってみようかということだったのですが、非常に反響がありました。こういうことで困っている女性の方が非常に多いのだなと。ここを一度深掘りしようと。これは障害者用のアンダーウエアもそうだが、今までのアパレル業界にないようなニーズに関して研究開発、および、実際にそういう商品を作って販売してみてそれを改良・改善してより良い商品を作りたいなと思います。

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「ジョンマスターオーガニック」のホリデーコフレは“心の旅”をテーマにしたギフトセット6種類をラインアップ 【2021年クリスマスコフレ】

 「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は、2021年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。“Time Leap Holiday(時を超えるホリデーへ)”をテーマに、人気アイテムやヘッドマッサージブラシを詰め合わせたギフトセットをコンセプトごとに6種類用意。価格は税込3300〜1万2990円。パッケージは、過去や未来を想いながら過ごすホリデーシーズンの忙しなくにぎやかな心の風景を一枚の絵として描いた特別仕様だ。そのほか、ハンドケアキットも取り扱う。

 第1弾は11月1日発売。“オーバージョイ”“チェリッシュ”“ウィッシング”“ノスタルジア”の4種類を展開する。好きな香りに包まれてゆったりケアする喜びにあふれる時間をイメージした“オーバージョイ”(全2種、税込5610円、同1万780円)は、9月に発売したブランド史上最高の泡立ちを実現した C&Gシャンプー(シトラス&ゼラニウム)とサラサラに仕上リながらしっとりまとまるコンディショナーをセットに。リラックス感のあるラペンダーカラーが特徴で数量限定の三日月型ヘッドマッサージプラシ付き。ハチミツ&ハイビスカスの“H&HリペアシャンプーN”とコンディショナーをセットにしたタイプも用意する。

 “チェリッシュ”(税込1万2990円)は、ブランドで最も人気の“イブニングPシャンプー N”と“L&Aコンディショナー N”のスリムビッグボトル(約3カ月分)とヘッドマッサージブラシがセットに。自分という大切な存在をお手入れで愛しむ、夜の静かなひとときがコンセプトだ。

 美しさを磨いて理想の自分を叶えることをイメージした“ウィッシング”(税込8030円)は、人気のセンチフォリアローズがぜいたくに香るアウトバス用ヘアミルクと、猪毛とイオン毛のコンボパドルブラシがセット。

 遠い過去に思いを飛ばして、心を旅するタイムトラベルをイメージした“ノスタルジア”(税込2970円)は、シャンプー&コンディショナー、ヘアミルク、オイルのミニサイズがセットに。人気製品を手軽に試せるほか、トラベル用としても使える。

 続く第2弾は11月25日発売。“ハピネス”“チアフル”の2種類に加え、“ハンドケアキット”を展開。

 1年を振り返りながら自分を取り巻くものや、自然や地球に思いを馳せた“ハピネス”(税込6820円)は10月発売の新裂品“O&Vボディウォッシュ”(オレンジ&バニラ)と“同ボディミルク”をセットにした。

 ホリデーシーズンの陽気で弾む気持ちを表現した“チアフル”(税込3300円)は、手指をふきとり清浄し、精油100%のぜいたくな香りで包み込むハンドリフレッシュナーと、スイーツを思わせる甘いメープルの香りのリップカームがセットに。

 また“ハンドケアキット”(全2種、税込各5720円)は、ハンドウォッシュとハンドクリーム、オリジナルのハンカチタオルがセットに。香りはレモン&ジンジャーとダマスクローズ&パルマローザの2種類をラインアップする。

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“エシカルウォッシュ”を排除する「JEIエシカル基準」策定

 地球環境・社会を危機から守る取り組みを行う日本エシカル推進協議会(以下、JEI)はこのほど、曖昧なエシカルの定義を明確にする「JEIエシカル基準」を策定した。これにより真のエシカルな取り組みを実施する企業が容易に理解でき、“エシカルウォッシュ”を排除することにつなげる。

 JEIは同基準を策定することで、企業が何をしたらよいか分かる(教育・啓発)、段階的に取り組みが進化する(成長)、その企業や製品の協力力が増しさらにエシカルに注力することを目的に策定した。主なターゲットは国際基準認定を取得する前段階にある中小企業や地域企業や各種団体となる。

 同基準は自然環境を守っている、製品・サービスの情報開示をしているなど8つの分野でそれぞれ4〜7つの課題を掲げ、達成レベル(A〜Dなど)で評価する。

 ただし認証制度ではなく自己診断のためのガイドラインとなるため、企業がそれぞれ判断し公表するのが基本となる。将来的には自己診断結果をJEIの公式サイトで開示する計画もある。

 中原秀樹JEI会長は「『JEIエシカル基準』が浸透すれば、消費者がエシカル製品を購入する際の判断基準になるだろう」と期待を寄せる。まずは企業に向けた認知拡大を図るため、10月26日から同基準を軸に真のエシカルやエシカルの全体像を講義する全6回の連続講座「JEIエシカルアカデミー」(受講料1100円〜1万6500円)を開催する。

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“エシカルウォッシュ”を排除する「JEIエシカル基準」策定

 地球環境・社会を危機から守る取り組みを行う日本エシカル推進協議会(以下、JEI)はこのほど、曖昧なエシカルの定義を明確にする「JEIエシカル基準」を策定した。これにより真のエシカルな取り組みを実施する企業が容易に理解でき、“エシカルウォッシュ”を排除することにつなげる。

 JEIは同基準を策定することで、企業が何をしたらよいか分かる(教育・啓発)、段階的に取り組みが進化する(成長)、その企業や製品の協力力が増しさらにエシカルに注力することを目的に策定した。主なターゲットは国際基準認定を取得する前段階にある中小企業や地域企業や各種団体となる。

 同基準は自然環境を守っている、製品・サービスの情報開示をしているなど8つの分野でそれぞれ4〜7つの課題を掲げ、達成レベル(A〜Dなど)で評価する。

 ただし認証制度ではなく自己診断のためのガイドラインとなるため、企業がそれぞれ判断し公表するのが基本となる。将来的には自己診断結果をJEIの公式サイトで開示する計画もある。

 中原秀樹JEI会長は「『JEIエシカル基準』が浸透すれば、消費者がエシカル製品を購入する際の判断基準になるだろう」と期待を寄せる。まずは企業に向けた認知拡大を図るため、10月26日から同基準を軸に真のエシカルやエシカルの全体像を講義する全6回の連続講座「JEIエシカルアカデミー」(受講料1100円〜1万6500円)を開催する。

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「無印良品」過去最高益 21年8月期で食品・日用品売れる

 「無印良品」を運営する良品計画の2021年8月期連結業績は、純利益が339億円だった。コロナ前の19年2月期の338億円をわずかながら上回り、過去最高益を更新した。増収とともに、販管費率の抑制によって営業利益も19年2月期の実績を上回る424億円になった。

 売上高に相当する営業収益は4536億円(前期の参考値との比較では13.0%増)だった。積極的な価格改定や、レトルトカレーやバウムクーヘンなどの食品がけん引した。国内事業の既存店売上高(店舗とEC)は衣服・雑貨と生活雑貨が横ばいだったのに対し、食品は4割増だった。売上高に占める食品の構成比は、前の期に比べて4.3ポイント上昇して15.8%になった。購入頻度が高い食品の人気によって客数は20.1%伸びたが、客単価は12.5%下がった。

 食品スーパーの隣接地など生活圏への出店を推進する堂前宣夫社長は、14日の会見で「食品や日用品によって、お客さまに毎日毎週来てほしい」と話した。今後も来店頻度を高めることに軸足を置く。

 22年8月期の業績予想は、売上高が前期5.8%増の4800億円、営業利益が同6.0%増の450億円、純利益は同5.6%減の320億円。今期は「保守的な計画」(同社)とした。中期経営計画で発表した24年以降の国内出店の純増100店に向けて、人材採用や育成などの事業基盤を固める。

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六本木ヒルズにアルプスの山小屋が出現 「プラダ」がポップアップを開催

 「プラダ(PRADA)」は、東京・六本木ヒルズでポップアップ“プラダ シャレー(PRADA CHALET)”を10月15日から開催する。

 ポップアップスペースはアルプスの山小屋を再現し、ウィンターシーズンに向けたウエアやアクセサリーが並ぶ。再生ナイロン素材“プラダ リナイロン(Prada Re-Nylon)”を使用したキルティングのジャケットやスリップドレス、カシミアの帽子やマフラー、シープスキンのファーバッグのほか、スキーやスノーボード、ソリ、寝袋といったライフタイルグッズなども豊富にそろえる。

 山小屋をイメージしたスペースは、高山建築を研究した本格的なもので、建材にはイタリアのアルプスで数十年間保存されてきた古い硬材を使用している。骨組みやドア、窓などは、使用後分解して再利用できる設計で、環境にも配慮した。

 また、ニュウマン横浜では光と色を生かしたポップアップ“プラダ グロー(PRADA GLOW)”を11月10日まで開催中だ。店内に並ぶコレクションはデイタイムとイブニングを融合したデザインで、ユニセックスに使えるバッグや小物を国内先行発売するほか、スパンコールやクリスタル、スタッズをあしらったウエアなどを扱う。

■PRADA CHALET
日程:10月15日〜29日
場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ
住所:東京都港区六本木6丁目10-1

■PRADA GLOW
日程:〜11月10日
場所:JR横浜タワー アトリウム 2F(ニュウマン横浜 2F 南側入口から出てすぐ)
住所:神奈川県横浜市西区南幸1丁目1-1

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完全会員制のヘアサロンから“時計遺伝子”に着目したボディーケアシリーズ第2弾が発売

 サロン事業や商品開発を手掛けるリノビューティは10月14日、ヘアケアブランド「クロノシャルム(CHRONO CHARME)」第2弾となるボディーケアシリーズを発売する。昨年の第1弾に続く第2弾では、“リノ クロノシャルム ボディミルク”(300mL、税込5170円)と“リノ クロノシャルム ハンドウォッシュ”(300mL、税込3630円)の2アイテムをラインアップ。公式サイトほか、エストネーション 六本木ヒルズ店・有楽町店、大丸 札幌店、札幌三越、リップヴァンウィンクル、n43°、ヴェルメイユ パー イエナ全国6店舗および各店のECサイトにて取り扱う。

 同ブランドは2019年に誕生。ヘアサロン業界初の完全会員制ビューティーサロン「Reno 801」発の自社ブランドで、時計遺伝子に着目し、北海道余市の白ぶどう由来の「クロノシャルディ」を配合したヘアケアシリーズを展開。そして昨年、新ラインであるボディーケアシリーズ第1弾としてボディーウォッシュを発売した。

 ストレスや睡眠不足など生活の乱れは、時計遺伝子の働きを鈍化させ、地肌の乾燥や荒れから始まり、ハリやツヤの低下といった、様々な肌トラブルを引き起こす。「クロノシャルディ」は、表皮レベルで時計遺伝子に働きかけ、素肌のリズムを整え、より潤いのある生き生きとした肌環境へと導く。

 “リノ クロノシャルム ボディミルク”は、プレミアム保湿剤アミトースRやリンパ機能の形成促進作用のあるキュアパッションをはじめとした約98%の天然由来成分が素肌の潤いをキープし、くすみのないハリ、艶のあるみずみずしい肌を実現する。

 一方“リノ クロノシャルム ハンドウォッシュ”は、抗菌作用、感染防止作用のある保湿成分ポリリジン10や、美白作用のあるサクラエキスB、天然保湿因子NMFとセラミドの2つの保水成分の産生を促進するアイセニヴェールBなどを配合。手をキレイにするだけでなく、手肌を美しく見せるための成分をふんだんに使用している。

 香りは「Reno 801」で使用する独自にブレンドして開発したアロマを再現。​​ベルガモットの柑橘系から始まり、フランジュバニやイランイランなどのフローラルからクローブのスパイシーさへと続くエキゾチックなフロリエンタル調の香りを採用した。

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「Before→After」変身動画コンテストで一般投票を実施中 次世代美容師の発掘を目的としたフジシンのイベント

 大手美容ディーラーのフジシンは、オンラインイベント“次世代美容師発掘イベントCHANGE変身動画グランプリ”を開催。10月23日まで、ノミネート作品の中からグランプリを決める一般投票を実施中だ。

 これはヘアサロンの主要メニューであるカット、カラー、パーマ、スタイリングの技術を通して、楽しさと感動を伝える動画コンテスト。施術前のスタイルから一新した変身スタイルを、20〜30秒の動画で表現する。つまり、美容師のSNSで流行している“Before→After動画”をコンテストにしたものだ。

 応募作品を、人気サロン「カーニバル(CARNIVAL)」のkazuディレクター、「アオレ(aole)」の柴田紋奈代表、「ロロ(ro-ro)」の石井沙季スタイリスト、「ダイス(DIECE)」の大月渉ディレクターの4人が審査し、レディース部門とメンズ部門、各30本のノミネート作品を選出。それらをインスタグラムの“次世代美容師発掘イベントCHANGE変身動画グランプリ”公式アカウントで公開し、“いいね”による投票を受け付けている。

 公式アカウントは「#FUJISHIN_CHANGE_レディース」「#FUJISHIN_CHANGE_メンズ」で検索可能。入賞作品の発表は10月26日19時から行い、審査員4人による変身ヘアショーも開催。詳しくは同イベントの特設サイト参照だ。

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花王とコーセーが化粧品事業のサステナ領域で協働

 花王とコーセーは10月14日、化粧品事業のサステナビリティ領域において、包括的に協働することに合意したと発表した。今後、両社は人や社会、地球環境のさまざまな分野でそれぞれの強みを持ち寄り化粧品事業における持続可能な社会の実現に寄与するソリューションを見出していく。

 近年は気候変動や資源枯渇、海洋プラスチックごみなどの社会的課題が顕在化し、グローバルで持続可能な社会への転換が求められている。しかし個々の企業の取り組みだけでは限界があるテーマも多く、企業同士が協働で取り組み、協力して進めることでより効果的、かつスピー ディに成果につながる可能性が広がるとして、競合の垣根を超えてタッグを組む。

 まずは、1.環境保護・循環型社会の実現に貢献する取り組み 2. 社会課題の解決に貢献する取り組みをテーマにスタート。包装容器へのさまざまな環境配慮素材の導入や資源循環/アップサイクル施策の共同推進、スキンケアやUVケアなどの啓発活動の共同展開・連携などを進める。

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「コーチ」がカバンの大量廃棄疑惑でTikTokで炎上 ことの真相は?

 10月9日、破損した状態で廃棄された「コーチ(COACH)」のアイテムを写した動画がティックトック(TikTok)に投稿され、サステナビリティの観点から同ブランドに説明を求める声が集まっている。

 発端となった動画は、ニューヨークを拠点とする自称“ゴミ収集”インフルエンサーで廃棄問題コンサルタントのアナ・サックス(Anna Sacks)が投稿したもの。サックスはテキサス州のダンプスターダイバー(ごみを漁る人)から破棄された「コーチ」のバッグなどを買い取り、動画の中で「同ブランドが運営する「“サステナブルな修理サービス”に持っていってみようと思う」と話す。商品の破損部分を見せながら、「大きなナイフで切ったような、この傷が見えますか?これは『コーチ』の方針で、わざと使えないようにするために売れなかったアイテムにダメージを加えています。そうすることで、偶然壊れてしまった商品のように扱い、税金同様に損金処理ができるんです」と説明する。

 「コーチ」は以前から提供している修理サービスや、4月に開始した「リラブドプログラム((Re)Loved Program)」を通して、商品を長く使えるようなサービスの提供に力を入れている。同プログラムでは、使用済みの「コーチ」のバッグを持ち込むと、修理やリメイク加工をし、店頭で再販売することで製品の循環性を高めている。このように製品に“第二の人生”を与えることに力を入れているブランドが、動画で見られるように廃棄しているとしたら、それは矛盾した行為なのではないかという批判のコメントが寄せられている。

 米「WWD」の電話インタビューに応えたジュン・シルバースタイン(Joon Silverstein)サステナブリティ・デジタル部門グローバルヘッドは、「当社は廃棄物の削減をとても重要な取り組みと捉えている。商品の破損や欠陥については、さまざまな方面に気を配りながら取り組んでいたので、今こういった投稿が表に出たことはとても残念だ。『リラブド プログラム』はお客さまからもいい反応がある。発売するたびには数日のうちに完売するほどだ。われわれはどんな状態のアイテムであっても、リサイクルや修理に真剣に取り組んでいる」とコメント。

 コロンビア大学のサステナビリティ学部の調査によると、売れ残った衣服やバッグの85%以上は最終的に埋立地で処分されているという。「コーチ」も顧客とともに「この現状を変えていきたい」という。ブランドはレザーアイテムの保証制度や顧客向けの循環型経済促進プロフラムなどはあるが、現状は埋め立てを伴う廃棄問題は依然として残っている。

 「コーチ」を含む多くのブランドは埋め立てへのゼロ・トレランス(小さな問題も見逃さない)方針は掲げていない。一方で、サックスが言うような「大規模で“意図的”な破損は行っていない」と主張する。シルバースタイン=グローバルヘッドは「店舗で破損された製品の量は、グローバルな売り上げの1%未満に相当する。すでに実店舗の40%以上では、このような破損行為は廃止している」と話す。

 ティックトックで今回の動画が拡散されたことから分かるのは、リサイクルや修理のニーズの高さや、より良い企業体制を望む生活者の声だ。意識が高まっている消費者の間では、廃棄物の量ではなく、そもそも廃棄物が存在するという事実が懸念されており、より良いアプローチが求められている。「スワロフスキー(SWAROVSKI)」や「バーバリー(BURBERRY)」などの在庫問題の解消に取り組むことで知られるデザイナーのパトリック・マクダウェル(Patrick McDowell)は、「この問題はファッション業界の過剰生産問題を広く考え直すきっかけになるだろう」と観察。

 ブルックリンを拠点とし“ゼロ廃棄”を掲げるブランドを運営するダニエル・シルバースタイン(Daniel Silverstein)もまた「大手上場企業の多くにとって、利益の追求は必須だ。アパレル商品やアクセサリーで利益を立てているので、モノを出さないのは難しい。それでも、廃棄の削減に取り組み、消費者との関係性を再構築することは重要だ」と語った。

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「経営の変革」が描く小売業界の明るい未来とは? フルカイテンが初のカンファレンス開催

 小売業界が恒常的に抱えている在庫問題を、独自開発のAIによる分析で解決するクラウド型サービス「フルカイテン(FULL KAITEN)」。このサービスを提供するフルカイテンの瀬川直寛代表は、小売業界の未来への危機感から経営への変革を唱え、それに賛同する経営者や識者が登壇するカンファレンスを開催予定だ。自社サービスの売り込みよりも難しい意識改革にあえて取り組む、瀬川代表のビジョンを聞いた。

市場縮小が「自分ごと」に
なりにくいアパレル業界

WWD:国内市場が縮小し続ける中で、とくにアパレル業界は大きく影響を受けている。そこにどんな危機感を感じているか。

瀬川直寛代表(以下、瀬川):今、国内では年間50万人のペースで日本人の人口が減少している。これは鳥取県くらいの規模だ。同時に2030年には人口の1/3が高齢者となるなど高齢化も進んでいる。さらに消費者が1カ月間に使えるお金(可処分所得)は1999〜2014年の15年間で最大6.2万円も減少した。それだけ国内市場が急激に縮小し続けているにも関わらず、多くの企業はこの30年ほど売り上げ至上主義のまま経営方針を切り替えられていない。縮小市場のときは粗利経営に切り換えないと、在庫の物量勝負で消耗戦を続けるのは、国力を弱めることにもつながると思っている。

WWD:小売業者の中でもアパレルの経営改革が遅れているのはなぜか。

瀬川:日本のファッション産業の市場規模は7兆円だの9兆円だのと言われているが、個別にみると大多数は100億~300億円くらいの企業規模だ。だから9兆円の市場が小さくなると言われても、自社の年商300億円と比べると、規模が違いすぎて自分ごとになりづらい。しかし現在と同じ年齢構成で人口が減少するのではなく高齢化も進んでいるので、例えば30代前半の女性をターゲットにしたブランドだとすると、人口の縮小スピード以上の速さでターゲット層がいなくなるので、年商300億円は維持できない。より早急に手を打つ必要がある。

WWD:小売業者が切り替えるべき「粗利経営」とはどういうことか。

瀬川:在庫の物量で売り上げをつくるのではなく、少ない在庫で売り上げ、粗利益、キャッシュフローのいずれかを最大化させるビジネスモデルのことだ。しかし単純に在庫の量を減らすのは間違い。粗利経営への第一歩は「儲ける力」をつけること。その次に在庫量を減らしていくというステップが重要。

WWD:「儲ける力」とは具体的には何を指すのか。それがなくなったのはなぜか。

瀬川:「儲ける力」をつけるとは、1品番あたりの粗利を上げていくことだ。市場が拡大し続けているときは、そこそこ在庫もはけ、大量の在庫の中からたまたま売れた商品の利益で売れ残った商品の赤字をカバーできていた。しかし縮小市場に転じ、大量の売れ残った在庫をさばくためにセールを早める、回数を増やす、アウトレットを出す、オフプライスストアもできる…など、どんどん利益を失う方向でなんとか在庫をお金に換え、それでも売れないものは場合によっては廃棄されている。サステナブルという観点からもおかしいし、現状がそれでは、近い将来の高齢化社会に向け、恐怖しかない。

WWD:「儲ける力」をつけるために何をすべきか。

瀬川:小売業界では定価でどれだけ売れたかを示す「プロパー消化率」という指標がよく使われる。粗利を上げようとするとき、よく見受けられる間違いが「プロパー消化率を上げよう」という命題を掲げ、消化率何パーセントという“結果”をエクセルで一生懸命追いかけることだ。プロパー消化率を上げるには先手を打つ必要があるのに、結果の数字を見ているところに矛盾がある。数学の分析ではこれを「遅行指標」といい、結果を見るためのものだ。施策を打つためにはフルカイテンでも提供しているような「先行指標」を指針とする必要があるが、小売業界ではこの「結果が出る前の数字」を見る文化がなかった。それはやはり、見なくても大量の在庫があれば売れる時代が過去にあったからだろう。

経営改革でこれからの
「ブランディングの時代」に備えよ

WWD:経営者の意識はどう変わるべきか。

瀬川:当社ではセールスの早い段階から、経営層の方と相談することが多い。いろいろな経営者と接するうち、2種類に分かれていることに気付いた。一つ目は、当社のツールのようなテクノロジーが全てを解決すると思っている人。二つ目は、世の中のあり方や消費者の生活の仕方を変えるために、手段としてツールを使おうと考えている人。これは前者のほうが多いが、正直な話、われわれのようなIT業界側が良くないと思っている。今はDX(Digital Transformation)、少し前ならOMO(Online Merges with Offline)やAI(artificial intelligence)などキーワードでマーケティングをし、そのキーワードに紐づくITツールを導入することが大事だと思い込ませているところがある。実際に社会の考え方を変えるのはとても大変なので、ツールのセールスだけを考えたらキーワードをポンと出して売るほうが楽。だから経営者もツールの導入が全てを癒やしてくれるとう幻想を抱きがちだ。しかし本質を理解している経営者は、大事なのはツールを導入することではなく、どんな未来を作ろうとしているのか、自分の会社のあり方をどう変えたいのか、自分の会社で買い物する消費者の方の生活をどう変えたいかという観点から逆算し、必要なツールがDX系のツールでした、OMO系のツールでした、という選択になる。当社が提供するフルカイテンは粗利経営に有効なツールの一つではあるが、今はツール自体の話よりも、経営者たちに現状の危機を理解していただき、経営改革が必要だと呼びかけていきたい。

WWD:経営改革の先には、どんな未来が待っているか。

瀬川:粗利経営になることでブランディング時代がやってくる。粗利経営とは、単純に値引きをしない、在庫を減らす、原価を下げる、ということではない。原価を下げる点に関しては、各企業の努力で下がりきっている印象だが、それでも大量発注することでさらに数ポイント下げることを頑張っている。在庫を減らすことで、原価が上がってもいい。むしろ原価を上げて、付加価値の高い良い商品をつくることで、値引きをせずに済む。結局、粗利経営に変わることで、従業員の方の待遇を改善し、競合企業と差別化できる良い商品作りや、売り場で顧客に特別な体験を提供することに投資できる。このことを、私は「ブランディングの時代」と呼んでいて、商売をする人には一番楽しい時代が到来する。

WWD:フルカイテンは経営者の改革意識の啓蒙活動として小売業界の識者との対談をYouTubeに精力的にアップしたり、11月には小売業界向けのオンラインカンファレンスを予定したりしている。

瀬川:これまで話してきたことは、産業や国の未来につながる話なので、いちスタートアップの経営者がするには規模が大きすぎるテーマだ。スタートアップの経営者はそういった大きな大志を抱いていることが多いが、実際に語ってしまうと、それよりも目先の自分の会社の経営をなんとかしろと言われがち。また、発信力があるわけではないのでポジショントークと受け止められがちだ。そこで今回のカンファレンスは大きなテーマを「改革」とし、同じような危機感を抱いている登壇者たちが経営の改革について発信することで、小売業界の経営者の意識改革にドライブをかけたい。粗利経営に変わると、各企業の在庫の量が減る。それは大量生産をしなくて済むので、廃棄が減る。国内だけでなく世界中で粗利経営で成功する企業が増えていけば、有限な地球の資源を守ることにつながる。生活のためのお金も大事だが、子どもや孫にいかに今よりよい地球を残せるかにつながっていたら、そんな素敵なことはない。賛同してくれる経営者が増えることを願う。

明るい未来のための
「経営の変革」を目指す
カンファレンス

 フルカイテンが主催する初のカンファレンスが、2021年11月9日(火)に開催される。登壇者は元TSIホールディングス社長・上田谷真一氏をはじめ、北の達人コーポレーション社長の木下勝寿氏など、瀬川社長の意思に賛同してくれた、今をときめく小売業界をけん引する立役者や識者が登壇。全部で5つのセッションで、さまざまな角度から経営改革について、対話を重ねる。

INFORMATION

開催日程:2021年11月9日(火)
時間:13:00~18:00 (計5セッションを予定)
形式:ZOOMでのオンライン
視聴:無料
集客予定人数:500名程度
参加対象者:小売関係者

PHOTO:TAKAO OHTA
TEXT:MIWAKO ANNEN
問い合わせ先
フルカイテン
contact@full-kaiten.com

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“スマホ焼け”を防げ!大人気ブルーライトカットコスメ 【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回はスマホやパソコンを日々使う中でブルーライトから肌を守る化粧水をご紹介。

 紫外線が和らぐ季節。ようやく日焼け対策にもそんなに目くじらを立てなくてもよくなってきた……とホッとしているそこのあなた。今では日焼け対策は紫外線だけで十分、と言える時代ではなくなってきた。そう“スマホ焼け”だ。今や生活必需品となったスマートフォン。SNSにメールチェック、調べものに買い物、漫画購読まで(名越の場合は特にこれ!)朝起きてから夜寝るまで恋人以上に一緒に過ごしている、なんて人も多いだろう。名越の1日のスマホ使用時間はおよそ7時間。これに加えてパソコンも使っているから、一体毎日どれだけの量のブルーライトを浴びているのだろうか(汗)。ブルーライトカットシートに眼鏡はもちろんのこと、これからの時代はコスメでも意識したい。ということで今回はおすすめのブルーライトカット化粧水をご紹介しよう。

恐るべし光老化!ブルーライトの及ぼす影響

 なんとな〜く肌に悪い影響があるということは分かっているけど、実際にブルーライトってどんなものなのか、ひも解いていこう。ブルーライトは人の目に見える可視光線の中でも、紫外線に最も近い波長を持っている。つまり、紫外線の持つUV-AとUV-Bの波長があるというわけ。まず、UV-Aは肌の奥深い真皮層まで到達する。真皮層にはコラーゲンやヒアルロン酸などを作る線維芽細胞があるため、ダメージを受けることによって肌のハリが失われ、シワの原因になってしまうという。またバリア機能が弱まることで乾燥しやすくなり、それを守ろうと角層が厚くなってしまうため、くすみを起こしてしまうそうだ。表皮に影響をもたらすのがUV-B。メラニン色素を発生させる特徴があるため、シミや炎症の原因となり、色素沈着が心配される。それを毎日浴びまくっているなんて、想像するだけで恐ろしい……(汗)。紫外線から肌を守るだけでなく、屋内でもしっかりケアしていないと、いつの間にか光老化が進んで「え⁉なんでこうなった⁉」という残念な事態になりかねない。

ブルーライトカット!「イリア」の高機能化粧水

 スマホの普及に伴って、ブルーライトによる影響が認知されるようになってからここ数年でブルーライトカットコスメなるものが少しずつ登場し始めた。ファンデーションタイプやパウダータイプなどさまざまあるが、今回は気になったときにいつでもケアできる化粧水をチョイス。それがカナダ発のナチュラルコスメブランド「イリア(ILIA)」の新作アイテム“ブルーライト・ミスト”である。メイクした後でもシュッシュッと吹きかけられるお手軽さからすでに海外で大人気なのだ。


 ラベンダーがふわっと香るミスト。肌につけた瞬間すーっとなじみ、その後もちっとしっかり潤う。ブルーライトをカットしてくれる成分として使われているのが、ペルー原産の「カエサルピニア・スピノサ」という木から採れた天然由来の植物成分(なんだか呪文みたい)。リフトアップや保湿力が期待できるだけでなく、ブルーライトや汚染物質による影響を和らげてくれるそう。さらに肌の防御力を高めてくれるミネラルたっぷりの海水と加水分解藻類も配合されている。いつでもどこでもシュッと一吹き、しっかりブロック。この安心感、手放せなくなりそうだ。


 リモートワークが普及して、一層スマホやPCと過ごす時間が増えた昨今。肌のお手入れをしっかりしているつもりでも、「なんとなく調子が良くないわぁ……」と感じていたら、それってブルーライトが関係あるのかもしれない。光老化を防ぐ第一歩に、ぜひお試しあれ。

名越涼/フリーアナウンサー。香港出身。福井と愛知のテレビ局アナウンサーを経て独立。司会やライター、セミナー講師、企画・プロデュースなど幅広く活躍するパラレルワーカー。趣味・特技は手作り発酵食、食文化研究、ヨガ(歴15年)、eスポーツと農業にも精通

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POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

こんにちは。

風が冷たく感じる日が増え、秋冬シーズンのファッションを本格的にお楽しみいただける気候になってきましたね。

本日はそんなこれからの季節におすすめしたい、ローマンテーラリングの代表格といえるメンズウェアブランドのご紹介です。

 

1945年イタリア ローマ創業のメンズラグジュアリーブランド<ブリオーニ>の期間限定ストアをバーニーズ ニューヨーク六本木店・横浜店・神戸店にて開催。

SHOT 7 POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

卓越した職人によるハンドテーラリングや、最高級の素材に徹底的にこだわるラグジュアリーなコレクションで好評を博す<ブリオーニ>。

タイムレスでエレガント、かつ洗練されたアイテムは世界のセレブリティからも支持を得ています。

SHOT 6 POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

SHOT 1 POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

期間中は、サルトリア仕立てのスーツやジャケット・ドレスシャツ・パンツ・タイ・チーフといったドレスアイテムから、キルティングステッチが美しいアウターウェアやジャージー素材のラフなカットソー・職人技が光るデニムパンツなどのカジュアルアイテムまで2021年秋冬シーズンコレクションおよび定番のエッセンシャルワードローブを一堂に取り揃えてご紹介いたします。

 

Brioni BESPOKE 01 POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

さらに、神戸店では11月13日(土)・14日(日)の2日間、スーツ・ジャケット・パンツ・ベストなどのアイテムを<ブリオーニ>のオリジナルを含む豊富な生地よりお好みのものをお選びいただけるオーダーも承ります。

ブランド専属テーラーが来店しますので、細かいディテールまでご相談いただきながら、お客様一人ひとりにフィットする最高の着心地の一着をお作りいただけます。

 

SHOT 3 POP UP STORE: BRIONI at ROPPONGI, YOKOHAMA & KOBE

クラフツマンシップに裏打ちされたローマスタイルのエフォートレスなデザインアプローチは、ブランドならではの魅力。

ぜひこの機会に<ブリオーニ>のラグジュアリーな世界観をご堪能ください。

 

POP UP STORE: BRIONI

開催中 – 10/17 SUN. 六本木店2F

10/22 FRI. – 10/31 SUN. 横浜店5F

11/5 FRI. – 11/14 SUN. 神戸店B1

 

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡しは2022年2月下旬以降を予定しております。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

投資家も注目するデジタルファッションのドレスX創業者が語る 「10年以内に1億のデジタルアイテム販売を目指す」

 ロサンゼルスを拠点とするスタートアップ企業、ドレスX(DRESSX)はデジタルファッションのみを販売する注目企業だ。同社のウェブサイトではプライベートレーベルのほか、100ブランド以上1000以上のアパレルやシューズ、アクセサリーなどのデジタルアイテムが並ぶ。価格は20ドル(約2300円)前後のTシャツから、1400ドル(約15万円)のドレスまでと幅広い。ユーザーは同社のウェブサイトで着用したいアイテムを購入し、自分の全身写真をサイトにアップロードすると、後日購入したアイテムを着用した状態の画像が送られてくるという仕組みだ。

 ドレスXは、ファッションとテック業界でキャリアを積んだ3人の女性起業家によって2020年8月にウクライナで誕生した。業界の大量生産の現状に課題を感じ、「ファッションが生み出す美しさや楽しさを保ちながら、生産量を減らしたよりサステナブルなファッション、もしくは生産しないファッション」として、デジタルファッションに着目し、その可能性を広げることに挑戦している。これまでに330万ドル(約3億7000万円)の資金を調達し、アプリの開発や独自のNFT市場の構築などを進める。共同創業者のダリア・シャポヴァロヴァ(Daria Shapovalova)とナタリア・モデノヴァ(Natalia Modenova)にオンラインで話を聞いた。

WWD:デジタルファッションに着目した理由は?

ダリア・シャポヴァロヴァ=ドレスX共同創業者兼CEO(以下、シャポヴァロヴァ):私は18歳でファッション業界に入り、出身地ウクライナでファッション番組を企画したり、地元のファッションシーンを盛り上げるためにメルセデス・ベンツ(MERCEDES BENZ)をスポンサーに迎えてキエフでファッション・ウイークを立ち上げ運営したりしていました。ファッション・ウイークをスタートした同時期に、ナタリアと私は東欧デザイナーを中心としたショールームの運営をはじめ、ネッタポルテ(NET-A-PORTER)やファーフェッチ(FARFETCH)、パリ、ニューヨーク、東京などの世界の大型店舗に商品を卸していました。ビジネスをする中でアパレルは生産サイクルが速く、大量に生産している点や、最近ではSNSで写真を投稿するためだけに服を購入し、撮影後には返却する客が多いといった話も聞くようになり問題意識が芽生えました。そこで私たちはSNSやゲームの世界において人々がデジタル上でファッションを楽しむ様子に、未来のファッションのあり方のヒントがあるのではないかと考えました。ちょうどパンデミックになり、人々がオンラインで過ごす時間が増えたことにも後押しされ、創業を決めました。

ナタリア・モデノヴァ=ドレスX共同創業者兼最高執行責任者(以下、モデノヴァ):社名の“ドレス”は、アイテムとしてのドレスにフォーカスを当てるという意味ではなく、“着る行為”そのものをアップデートせよという意味です。英国のバークレイズ銀行の調査によると、英国で購入されたファッションのうち9%がSNS用の写真撮影の後に返却されたそうです。これはコロナ以前の調査結果なので、今現在さらに多くの人がオンラインで過ごしていることを踏まえれば、デジタルファッション市場にポテンシャルがあると思ったんです。

WWD:デジタルファッションを環境負荷が低いという観点でアピールしている点がユニークだ。

シャポヴァロヴァ:ショールームで働きながら、売られない服をたくさん見てきました。これらを誰かの手に渡らせたいというのが、アイデアの発端の一つでした。私たちはデジタルで新しいファッションや消費のあり方を提案したい。これが業界の環境問題を解決する唯一の選択肢というわけではありませんが、その一つであることは間違いない。例えば、ギフティングをデジタルファッションで行えば、ブランドは資源やコストの削減につながります。そして、デジタル上ではデザイナーたちが頭の中に思い描くデザインを膨大な資源を使わずに実現することもできる。表現の幅を広げるという意味でも可能性は大きいでしょう。

モデノヴァ:私たちの独自の方法で、フィジカルで生産していたものをデジタルに変えることでどれくらいCO2排出量が減らせるかを計測したといったデータも掲出しています。

WWD:デジタルファッションは、未知の分野だったと思うが技術的な課題はどのように解決した?

シャポヴァロヴァ:私とナタリアはファッション業界にいましたが、もう一人の創業者のジュリー・クラニエンコ(Julie Krasnienko)はウクライナのスナップチャットで働いていた経験があり、テック系の知識を持っていました。最初は手探りの部分も多かったですが、創業から3カ月後には現在のチーフ・テクノロジー・オフィサーを含む8人のエンジニアを迎えて急ピッチで開発を進めました。現在は写真だけでなく、リアルタイムで撮影をしながら、その人がデジタルファッションを着用しているように見せることもできるようになりました。

NFT市場参入でビジネス規模をさらに拡大

WWD:現在ウェブサイトでは100ブランド以上のアイテムを取り扱っている。どのように参加デザイナーを募った?

モデノヴァ:最初は何人かのファッションデザイナーに声をかけ、彼らの商品をデジタル化することから始まり、さらにどんな機能が必要かといった検証を重ねました。同時にさまざまなデザイナーにドレスXの意義やコンセプトを伝えることで興味を持ってくれるデザイナーが増えていきました。

WWD:フィジカルファッションを提供するブランドとの協業も増えていく?

モデノヴァ:8月にはファーフェッチとのパートナーシップの下、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のデジタルサンプルを製作しました。ファーフェッチの先行予約サービス開始に合わせたもので、インフルエンサーだけがそのデジタルサンプルを着用することができ、その着用画像をSNSなどに投稿することで、消費者の実際のオーダーにつなげるというものです。ファーフェッチは顧客からサステナビリティへの要求が高まる中、一部のキャンペーンをデジタル化することでCO2排出量を抑えられるという点にメリットを感じていました。そのほか私たちのウェブサイトにはありませんが、「バルマン(BALMAIN)」とは、彼らのNFT商品の製作を手伝いました。デジタル化には、実際の商品を送ってもらう必要はなく、商品の写真から作成できます。

WWD:「10年で1億のデジタルファッションを販売すること」を目標に掲げているが、その進捗は?

シャポヴァロヴァ:売り上げは非公表ですが、月15~20%増くらいで成長しています。私たちはデジタルファッション分野のパイオニア企業の一つで世界最大のプレーヤーです。11月には自分たちのNFTマーケットを立ち上げるので、その規模はさらに大きくなります。

WWD:ビジネス規模を拡大する上でNFTは重視している?

モデノヴァ:すでにいくつかのNFTマーケットと連携しています。例えばクリプト.comで販売しているNFTアイテムは、購入者だけが着用することができ、その購入者がアイテムを売りに出した場合は、アイテムの所有権が次の購入者に移るという仕組みです。NFTで私たちは、よりエクスクルーシブで少数のアイテムを取り扱うラグジュアリーファッションのカテゴリーを新設する予定です。自分たちのNFTマーケットでは、アプリと連携してユーザが常に自分のデジタルクローゼットを管理できるような仕組みを作ります。

シャポヴァロヴァ:カテゴリーは服だけでなく、靴やアクセサリーもあります。残念ながら、靴はあまり強い商材ではないですが、アプリ内のAR試着では特にアクセサリーが人気です。全カテゴリーを網羅し、まだデジタルコレクションを持っていないラグジュアリーブランドを巻き込んで規模を拡大します。

WWD:現在どのような人がデジタルファッションを購入している?

モデノヴァ:SNSのアクティブユーザーや新しいテクノロジーに関心の高い層、ファッションが好きでかつサステナブルな楽しみ方を模索している層などです。

WWD:今後どのようにデジタルファッションの魅力を広げていく?

シャポヴァロヴァ:例えば、この取材もオンラインで行われていますよね。ナタリアが今着けているアクセサリーはドレスXの商品です。SNSやゲーム、オンライン上でのコミュニケーションの場ではデジタルファッションの需要が分かると思います。ただ、デジタルはフィジカルなファッション市場を侵略するものではありません。現在のファション市場のうちの1%でも、デジタルで楽しむことができればそれだけでも相当なインパクトがあります。いかにデジタルとフィジカルを共存させていくかがポイントになるのではないでしょうか。

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「えっ、ほんと?」モンテローザ、ハンバーガー市場に参入?

 9月30日をもって全都道府県で緊急事態宣言が解除され、居酒屋チェーン各社も再スタートを切った。居酒屋チェーン最大手のモンテローザもその1社であるが、特に注目するようなフェアやキャンペーンの発表はない。しかしその反面、10年前に誕生した業態を復刻させるような動きをしていた。昨今、外食大手が続々とハンバーガー業態を開発するなか、遂にモンテローザも?
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「G-SHOCK」初のカスタマイズサービス“マイG-SHOCK”が10月20日に実装

 カシオ計算機の「G-SHOCK」は、ブランド初となるカスタマイズサービス“マイG-SHOCK(MY G-SHOCK)”を10月20日に公式ホームページ上でスタートする。6億5800万通り以上の組み合わせが可能で、組み立ては国内工場の山形カシオで行う。納期は3~5週間で、価格は1万5400円(送料込み)~。

 ベースとするのはスクエアデザインの“DWE-5600”シリーズで、ユーザーはベゼル、文字盤、バンド、バックル、ループで好きな色を選ぶ。カラーの中には限定色もあり、初回はファーストイエロー、ファーストグリーン、ファーストブルーの3色を用意する。ブランド担当者は、「今後は季節ごとに色や柄を追加していきたい」と話す。また、ユーザーが迷わないよう“デザイナーズレコメンド”と呼ぶ既成4モデルも用意し、そのまま購入することもでき、それをベースに色をアレンジすることもできる。

 ブランド担当者は「“マイG-SHOCK”のために、開発から販売までのフローを1年半かけて、いちから作った」と苦労について語り、展望については「一人ひとりに新たな価値を届けたく、お客さまと『G-SHOCK』を共作したい。カスタムが当たり前となり、SNSなどを通じてブランドとファン、またファン同士がコミュニケーションを深めてもらえたらと思う」と続けた。

 最後に、“MR-G”など上位ラインへの導入は?と問うと、「まだスタートラインに立ったばかりで、現状は考えていない」と答えた。

 「G-SHOCK」は1983年に誕生。耐衝撃性をアイデンティティーとし、世界中にファンを抱える時計ブランドだ。

※実際のサイトとは一部表示が異なる場合があります

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串カツ田中、インフォマートと店長代行アプリ開発。1人で複数店の店長を兼ねられるといいね。

株式会社串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:貫 啓二)が、株式会社インフォマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:長尾 收)と、店舗運営の生産性を向上させるアプリ『店舗運営プラットフォームアプリ(仮称)』の開発のために合弁会社を設立する。
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もつやき「い志井」「日本再生酒場」が「銀だこ」に身売り。そのワケ

「もつやき処 い志井」や「日本再生酒場」を展開する、い志井グループが、事業全体を「銀だこ」を展開するホットランドに売却することとなった。酒場ブームの先駆けでもあり、知名度も高かったことから、このニュースは外食業界に衝撃を与えた。なぜそうしたことになったのか?
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