関西圏を代表するヘアコンテスト「KHA 2021」受賞作品発表 新設のムービー部門にも注目

 美容ディーラー大手のガモウ関西は、美容師を対象としたフォトコンテスト“第26回 関西へアドレッシングアワーズ(以下、KHA)2021」を開催し、結果発表を行った。今年から新設したムービー部門を合わせると、全部門でヘアデザイナー数449人、630作品の応募があり、その中からグランプリや、著名美容師が選ぶデザイナーズ賞などの受賞作品が決まった。

 オフィシャル部門のグランプリは、「イースタイルコムズヘア(e-style com’s hair)志都呂店」の西山太介店長の2作品が受賞。「ジュディー(JuDy)」の與山拓人オーナースタイリストの2作品がWWDJAPAN特別賞を受賞した。

 ライジングスター部門の最優秀賞は、「シアン ヘア デザイン(cyan hair design)」の久保山匡史オーナースタイリストが受賞。「オト(Oto)」の藤井なつみアシスタントがWWDJAPAN特別賞を受賞した。

 29歳以下で初エントリー者のみが応募できるフューチャースター部門では、「オト」の小野瑚斗アシスタントがWWDJAPAN特別賞を受賞した。新設のムービー部門では、「ニコル(Nicole.)」の山口絵里佳店長がWWDJAPAN特別賞を受賞。ほか、各デザイナーズ賞が選出された。

 KHAは、近年では近畿エリア以外のヘアデザイナーの活躍も目覚ましく、全国的な規模感のコンテストへと成長した。今回、オフィシャル部門でグランプリを獲得した西山店長も、KHA初エントリーの静岡で活躍するスタイリストだ。なお受賞作品の詳細は、KHA公式サイトで公開している。

ムービー部門でWWDJAPAN特別賞を受賞した山口絵里佳「ニコル」店長の作品

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アジア最大級のアイウエア展示会「IOFT2021」が開幕 サステナブル特化ブースも

 アジア最大級のアイウエア展示会「国際メガネ展(IOFT)2021」が10月18日、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開幕した。会期は20日まで。フレームやレンズ、検査機器、加工機まで新作6万点が並ぶ。

 今年の特徴はサステナブルに特化したブースを構えたことで、約30のブランドが出店する。植物由来の素材やリサイクルペットボトルで作られたフレームや、受注生産によって部品の生産を最小限に抑えるシステムなどが紹介されている。

 20日にはグラスフィッターの森一生、スタイリストの小山田早織、「WWDJAPAN」編集長の村上要によるトレンドセミナーも行われる。

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「ちふれ」初のクリスマスコレクションが登場 テラコッタのアイブロウなど限定色をそろえる【2021年クリスマスコフレ】

 ちふれ化粧品の「ちふれ(CHIFURE)」は、初のクリスマスコレクションを10月下旬から順次発売する。ドラッグストアやスーパーなど一部店舗で取り扱い、公式オンラインストアと公式出品する各ECサイトでは10月1日から先行販売している。

 “ドラマティック ホリデー”をテーマに、伝統と未来が交差するドラマティックな世界観を表現。パッケージデザインはスターとダイヤモンドをモチーフにした。限定色でテラコッタカラーをセレクトした3色セットの“アイブロー パウダー ”(OR10、税込880円)、オリーブとバーガンディーの限定2色を展開する“リキッド アイライナー”(GR30、RD30、各税込880円)、ディープブルーとワインレッドの限定2色を展開する“マスカラ ボリューム タイプ”(BL30、RD30、各税込880円)、メタリックゴールドやボルドーレッドなど限定4色を展開する“ネイル エナメル”(018、019、546、573、各税込495円)をラインアップする。また、公式出品するECサイト限定で限定色と既存のアイシャドウをセットにした“ドラマティック ホリデー アイメイクセット”(税込3421円)を10月下旬から数量限定で発売する。

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「ポーター」×カウズや「トゥーグッド」とコラボ 伊勢丹新宿本店でポップアップ

 吉田カバンのブランド「ポーター(PORTER)」は、アーティストのカウズ(KAWS)や「トゥーグッド」など計5ブランドとのコラボレーションを10月19日から順次発売する。伊勢丹新宿店本館2階で開催する「ポーター」のポップアップ“‘We go,where you go’TANKER IRON BLUE ON THE ROAD”で取り扱う。

 カウズとコラボレーションしたバッグパック(税込10万8350円)は、カウズのペインティングシリーズ“アージ(URGE)”をモチーフにした刺しゅうが特徴で、裏地にもプリントを施している。加えて、ヘルメットバッグ(同6万6000円)やウエストバッグ(同6万3800円)も用意する。

 同ポップアップは、「ポーター」の“タンカー”シリーズに新色“アイアンブルー”が加わったことを記念するもので、10月19~31日の開催。カウズ以外にも10月23日から、イギリス発のブランド「トゥーグッド(TOOGOOD)」やジャケットブランド「バズ リクソンズ(BUZZ RICKSON’S)」、カナダのデザインスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」、ロサンゼルスを拠点にする「ムツ(MUTSU)」の4つのブランドとのコラボアイテムも取り扱う。

■ポップアップ“‘We go,where you go’TANKER IRON BLUE ON THE ROAD”
日程:10月19~31日
場所:伊勢丹新宿本店2階 イセタン ザ・スペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「キールズ」から毎年人気のアドベントカレンダーが登場【2021年クリスマスコフレ】

 「キールズ(KIEHL'S)」は10月29日、ホリデーコレクションを発売する。今年のテーマは「ワクワクと笑顔を贈りあう”キールズホリデイランド”」で、フランス人アーティストのマリールー・フォール(Marylou Faure)とコラボした。170年前に1号店が誕生したニューヨーク・イーストヴィレッジのホリデーをイメージしたデザインをあしらっている。

 今年も、毎年人気のアドベントカレンダー(税込1万5000円)が登場し、“クリーム UFC”や“ ミッドナイトボタニカル コンセントレート”など人気製品のミニサイズ24種をそろえる。また定番製品がホリデー限定のデザインに包まれて登場するほか、人気製品を詰め合わせたセットも数種類用意する。また自身で製品を選べるカスタマイズセットもラインアップする。

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「キールズ」から毎年人気のアドベントカレンダーが登場【2021年クリスマスコフレ】

 「キールズ(KIEHL'S)」は10月29日、ホリデーコレクションを発売する。今年のテーマは「ワクワクと笑顔を贈りあう”キールズホリデイランド”」で、フランス人アーティストのマリールー・フォール(Marylou Faure)とコラボした。170年前に1号店が誕生したニューヨーク・イーストヴィレッジのホリデーをイメージしたデザインをあしらっている。

 今年も、毎年人気のアドベントカレンダー(税込1万5000円)が登場し、“クリーム UFC”や“ ミッドナイトボタニカル コンセントレート”など人気製品のミニサイズ24種をそろえる。また定番製品がホリデー限定のデザインに包まれて登場するほか、人気製品を詰め合わせたセットも数種類用意する。また自身で製品を選べるカスタマイズセットもラインアップする。

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重川茉弥プロデュースのアパレルブランド「ミリロア」からコスメラインが誕生 先行販売は全品完売

 D2Cの総合ソリューションなどを手掛けるアマリスは、モデルとして活躍中の“まやりん”こと重川茉弥がプロデュースするアパレルブランド「ミリロア(MILILOA)」から、コスメライン「ミリロア ビューティ」をローンチした。

 リリース第1弾は、セミマットな仕上がりで、滑らかな質感が特徴の口紅“ミリロア リップ”(全5色、各税込1760円)だ。定番の赤リップとブラウンリップ、韓国メイクにもおすすめのオレンジリップ、大人かわいいベージュ系、リップクリームとしても使えるナチュラルなアズキ色の5色のラインアップ。“まやりんといえば赤リップ”というイメージを持つファンも多いが、今回は大人っぽいブラウンカラーが一番のお気に入りだという。

 中身だけでなく、容器やパッケージにも彼女の細かいこだわりがたくさん詰まっている。メイク慣れしている人だけでなく、彼女に憧れてこれからメイクを始めようとしている同世代のティーンにとっても、新しいきっかけを与えてくれるラインに仕上がっている。

 9月末に先行販売を開始し、約2週間で全品完売となった。今後の再入荷情報や新製品の発売などは、公式SNSやホームページで告知していく。

 重川茉弥は、雑誌や広告モデルとして活動しながら、ガールズユニット“やじるーと”など幅広い場面で活躍する女子高校生モデル。インスタグラムのフォロワー数は92万人を超えており、若い世代から高い人気を誇っている。現役高校生モデル、ブランドプロデューサー、母親と多くの顔を持ち、今後の活躍が期待される。

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「エフシーイー」が「ナンガ」と「ディガウェル」とのコラボダウンを発売

 山根敏史と山根麻美がデザイナーを務める「エフシーイー(F/CE.)」は、10月9日に国内のダウンファクトリー「ナンガ(NANGA)」と、10月16日にテーラリングを得意とする「ディガウェル(DIGAWELL)」とのコラボレーションダウンを発売した。

 「ナンガ」とのコラボレーションアイテムは羽毛本来の温湿度調整機能が非常に高く、丈夫で羽毛特有の匂いのない高品質ダウンに、高い透湿防水性を実現した「エフシーイー」独自素材 “エフライト(F/LIGHT)”を掛け合わせたエクスクルーシブライン。メンズ7アイテム、ウィメンズ4アイテム、ユニセックス3アイテムをそろえる。

 今回「エフシーイー」とのコラボレーション第二弾となる「ディガウェル」は、ダウンベストとダウンジャケットを発表。ダウンベストの表地には“エフライト”、裏地にはディガウェルオリジナルのキュプラを使用し、ダウンジャケットはシルク混ナイロン生地を用いている。

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ビームスが在庫品をアップサイクルする新プロジェクト 第1弾はトートバッグ

 ビームス(BEAMS)は、廃棄衣料削減に向けた新たな取り組みとして、デッドストック品をリメイクして再販売する新プロジェクト「リ・ビームス(ReBEAMS)」をスタートした。

 第1弾は、グレンチェックコート地やオンブレのシャツ地などをリメイクしたトートバッグ4型(税込2750〜4400円)とポーチ1型(同2200円)。アイテムは全て色柄が異なる1点モノで、内側のパイピングは共通してコーポレートカラーのオレンジを採用した。クラウドファンディングサイトの「マクアケ」で受注販売中だ。

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パリ発香水ブランドが「攻殻機動隊」とコラボ 

 フランス・パリのフレグランスメゾン「エタ リーブル ド オランジェ(ETAT LIBRE D’ORANGE)」はこのほど、士郎政宗原作のサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」とコラボレーションした新作オードパルファム “ゴーストインザシェル”を発売した。ノーズショップ(NOSE SHOP)のEC、新宿、銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪の各店で取り扱っている。7.5mL(税込4390円)、30mL(同9350円)、50mL(同1万3750円)、100mL(同2万350円)の4サイズを用意し、7.5mLのみ初回入荷分限定で販売する。

 新作は「攻殻機動隊」のテーマを背景として、天然原料とバイオテクノロジーを組み合わせることで、香水の未来を表現。新開発した“アクエル”という香料とユズを組み合わせ、柑橘系のメタリックな爽やかさを実現した。人間の肉体のメタファーとして配合したピーチは、バイオテクノロジーによって生まれた“ヘキシルアセテート”と絡み合うことで、洋ナシの香りへ変化する。天然のジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子“ムギャン”に触れることで花の香りのエネルギーを高めるほか、ミルクと人肌の香りを再現したアコードによる人間味のある香りで二面性を強調した。

 創設者で調香師のエチエンヌ・ドゥ・スワール(Etienne de Swardt)が、大ファンである「攻殻機動隊」の世界を香水で表現したいと熱望したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現したという。「私たちの新作香水“ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)”を、『攻殻機動隊』という偉大な作品の発祥の国ここ日本で発売できることをとても嬉しく思っています。(中略)この香水は20世紀という過去からやってきた、香水の未来です。この香りとの融合があなたを進化させてくれるでしょう」と語った。

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パリ発香水ブランドが「攻殻機動隊」とコラボ 

 フランス・パリのフレグランスメゾン「エタ リーブル ド オランジェ(ETAT LIBRE D’ORANGE)」はこのほど、士郎政宗原作のサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」とコラボレーションした新作オードパルファム “ゴーストインザシェル”を発売した。ノーズショップ(NOSE SHOP)のEC、新宿、銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪の各店で取り扱っている。7.5mL(税込4390円)、30mL(同9350円)、50mL(同1万3750円)、100mL(同2万350円)の4サイズを用意し、7.5mLのみ初回入荷分限定で販売する。

 新作は「攻殻機動隊」のテーマを背景として、天然原料とバイオテクノロジーを組み合わせることで、香水の未来を表現。新開発した“アクエル”という香料とユズを組み合わせ、柑橘系のメタリックな爽やかさを実現した。人間の肉体のメタファーとして配合したピーチは、バイオテクノロジーによって生まれた“ヘキシルアセテート”と絡み合うことで、洋ナシの香りへ変化する。天然のジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子“ムギャン”に触れることで花の香りのエネルギーを高めるほか、ミルクと人肌の香りを再現したアコードによる人間味のある香りで二面性を強調した。

 創設者で調香師のエチエンヌ・ドゥ・スワール(Etienne de Swardt)が、大ファンである「攻殻機動隊」の世界を香水で表現したいと熱望したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現したという。「私たちの新作香水“ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)”を、『攻殻機動隊』という偉大な作品の発祥の国ここ日本で発売できることをとても嬉しく思っています。(中略)この香水は20世紀という過去からやってきた、香水の未来です。この香りとの融合があなたを進化させてくれるでしょう」と語った。

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「ファーストハンド」からアップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ」が誕生

 デイトナ・インターナショナルがサステナブル・ファッション・アートをテーマに展開するコンセプトストア「ファーストハンド(FIRSTHAND)」は15日、アップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ(UN BY TOMOMI KISHITA)をローンチした。

 監修を手がけるのは「イズネス(IS-NESS)」デザイナーのキシタ トモミ。同ブランドでは日本国内の倉庫で眠る生地に手を加え、今の時代に合ったデザインやシルエットにアップサイクルして販売する。ファーストコレクションとなる今秋冬は、ボリュームのあるシルエットを特徴としたダブルコートやスウェットなど約10型で展開。ウール素材は残反だけでなく、残糸からも作るなどものづくりの背景にもこだわる。

 商品は「ファーストランド」のオンラインストアや、「レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」内の「ファーストハンド」店舗等で取り扱う。

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「ポロ ラルフ ローレン」が“トーキョー スタジアムコレクション”発売 カタカナデザインのアウターなど

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、スタジアムコレクションの新作“トーキョー スタジアムコレクション(Tokyo Stadium Collection)”を10月21日に発売する。ラルフ ローレン 銀座、ポロ ラルフ ローレン キャットストリート、ポロ ラルフ ローレン レイヤード久屋大通パーク、ポロ ラルフ ローレン心斎橋、公式オンラインストアで取り扱う。

 「ラルフ ローレン」を象徴するスタジアムコレクションは、1920〜30年代にアメリカのアスリートが着用したユニホームに着想したもので、1992年にデビューした。新作カプセルコレクションは、90年代の東京のダンスシーンに影響を与えた初期のコレクションに、日本のポップカルチャーの感性や現代の視点を取り入れた。

 アイテムはメンズのアパレルとアクセサリーをそろえる。カタカナとスタジアムロゴを施したフルジップアウター、ポロシャツ、パーカといったアパレルのほか、5パネルキャップ、ウエストバッグ、ソックス、バケットハットなどのアクセサリーも用意する。

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「ポロ ラルフ ローレン」が“トーキョー スタジアムコレクション”発売 カタカナデザインのアウターなど

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、スタジアムコレクションの新作“トーキョー スタジアムコレクション(Tokyo Stadium Collection)”を10月21日に発売する。ラルフ ローレン 銀座、ポロ ラルフ ローレン キャットストリート、ポロ ラルフ ローレン レイヤード久屋大通パーク、ポロ ラルフ ローレン心斎橋、公式オンラインストアで取り扱う。

 「ラルフ ローレン」を象徴するスタジアムコレクションは、1920〜30年代にアメリカのアスリートが着用したユニホームに着想したもので、1992年にデビューした。新作カプセルコレクションは、90年代の東京のダンスシーンに影響を与えた初期のコレクションに、日本のポップカルチャーの感性や現代の視点を取り入れた。

 アイテムはメンズのアパレルとアクセサリーをそろえる。カタカナとスタジアムロゴを施したフルジップアウター、ポロシャツ、パーカといったアパレルのほか、5パネルキャップ、ウエストバッグ、ソックス、バケットハットなどのアクセサリーも用意する。

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ユーチューバーちいめろとコラボしたヘアケアシリーズが登場 特典付き予約受け付けスタート

 化粧品の販売等を手掛けるモンシュシュは、香りが特徴のヘアケアブランド「ISMサロンクオリティーヘアケア」から11月1日、人気ユーチューバーのちいめろとコラボレートした“スイートドルチェ”シリーズを数量限定発売する。

 ちいめろは、「ISMサロンクオリティーヘアケア」を愛用していたことがきっかけでアンバサダーに就任。その活動の中、自然な流れでコラボレーションの話がまとまり、香り・ラベルデザイン・商品名などに彼女のこだわりを採用した商品が誕生した。

 コラボアイテムは、“ISM シャンプー スイートドルチェ”と“同 トリートメント スイートドルチェ”(各490mL、各税込1650円)の2品。スイートドルチェの香りは、花・果物・菓子の3つの異なる甘さが溶け合って生まれた、とろけるような濃厚さが特徴。ラストはバニラが主役となるフローラルバニラの香調だ。販路は、一部店舗を除く全国のドン・キホーテと、モンシュシュ公式オンラインショップを予定している。

 ちいめろは、自身の息子を“幼稚園児ホスト”としてプロデュースし、 その奇抜な見た目や強烈なキャラでテレビ出演を果たし話題に。2018年から始めたユーチューブは登録者数60万人を突破。“家族愛”に満ちた内容の動画が好評で、主に20~30代の女性から支持を集めているクリエイターだ。

 今回のコラボレートに際して、「何年も愛用している『ISMサロンクオリティーヘアケア』とコラボができてめっちゃうれしいです。ちいのこだわりはお花とバニラのとろけるような甘いお菓子っぽい香り。ちいの大好きなリボンがパッケージにデザインされているのもポイント。ぜひぜひ使ってみてね」とコメントした。

 発売に先駆けて、モンシュシュ公式オンラインショップで特典付き予約受け付けを実施中。予約した人に、「ISMサロンクオリティーヘアケア」各シリーズのトライアルパック(シャンプー、トリートメント、ヘアオイル)を1つプレゼントする。予約販売期間は10月29日まで。

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「ルイ・ヴィトン」 × NIGO®コラボ第2弾の発売日決定 日本限定アイテムも

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、NIGO®と協業した“ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”第2弾のシューズとウォレットを10月21日にルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店で先行販売し、28日に他の取扱店で発売する。ジャケットとシャツ、ニットは11月11日にルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店で先行販売し、18日に他の取扱店で発売する。

 日本限定アイテムとして “LV MADE”のプリントを施したスニーカー(税込16万1700円)、モノグラム・パターンのデニムとレザーを組み合わせたウォレット(同14万3000円)、ストライプにモノグラム・パターンをあしらったジャケット(同48万2900円)とシャツ(同11万4400円)、ハートモチーフが印象的なニット(同13万2000円)が登場する。

 コラボレーション第2弾では、英国のサブカルチャー・ファッションを着想源として、NIGO®のルーツや生い立ち、少年時代から抱いているヨーロッパのメンズ・ワードローブに対する憧れを表現した。ダミエ・パターンを再解釈したシャツやパッチワークを施したジャケット、タイガーモチーフを大胆にプリントしたトランクなど、ウエアからバッグ、シューズ、アクセサリーまで豊富なアイテムが登場する。

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SheやHeだけじゃない「They」って誰? 翻訳日記:今を読み解くキーワード 第2回

 「WWDJAPAN」の翻訳担当による連載「翻訳日記:イマを読み解くキーワード」では、翻訳した米国版「WWD」のニュースを引用し、その言葉が日本語や英語でどのように使われているかなどを考察。注目のニュースから英語的な感覚を養い、物事を新たな角度から見るきっかけを提供する。連載を担当するのは、「WWDJAPAN」で翻訳を主に手掛ける先輩Kと後輩M。気づけば翻訳の道に入ってはや四半世紀の先輩Kと、入社2年目でミレニアルとZ世代の狭間を生きる日英バイリンガルの後輩Mが交換日記を交わすように話を深めていく。

 2回目のテーマは「ジェンダー・プロナウン(代名詞)」。「私(一人称)」「あなた(二人称)」と異なり、「彼」「彼女」などジェンダーが関わる三人称について、翻訳にまつわる話をLGBTQ+関連の記事を起点に考える。ヴェトモン(VETEMENTS)が7月にローンチした新ブランド「VTMNTS」では、「She/Her」「He/Him」「They/Them」といった、女か男かという枠組みだけでない包括的なジェンダー・プロナウンを表示したTシャツを製作した。ファッション&ビューティ業界でも二元論的な表現を改めるデザインや考えが台頭している。

後輩M:今回は「ジェンダー・プロナウン」への理解を深めながら、性表現にまつわる翻訳について話します。私は大学時代に考古学を学ぶ中で、これまでの歴史の視点が男性中心すぎると考え、その後ジェンダー・セクシュアリティーを副専攻してフェミニズムの勉強などもしました。仕事でも、そういった知識や学びを得ることができた自分の経験や当事者としての考えも生かした発信をしていきたいと常々思っています。

先輩K:ヴェトモンのニュースの原文では新製品について「T-shirts featured gender pronouns such as “She/Her, “He/Him” and “They/Them”(以下略)」と書かれています。こういった表記は英語で自分以外の誰かを指す際に、どの呼称で読んで欲しいか、と自分で明記するために使われていますね。

後輩M:「They/Them」はジェンダーニュートラル・プロナウンと言われ、男女分けはしっくりこないという場合などに使われます。日本ではXジェンダーと呼ばれますが、自らを男女の2軸でとらえないジェンダー・ノンバイナリーの方などが使っています。

先輩K:著名人だと、歌手のデミ・ロバート(Demi Lovato)やサム・スミス(Sam Smith)がジェンダー・ノンバイナリーだと公表し、代名詞も「They/Them」を使っていますね。インスタグラムにも代名詞を加えています。プロナウンに関しては明言していませんが、歌手の宇多田ヒカルも6月に自身がノンバイナリーだと話しています。

後輩M:宇多田さんは2019年に「歌姫ってなんなん」とツイートして話題になっていましたが、本人はそういったところにも違和感があったのかもしれません。また、ティックトック(Tiktok)などでは“ノンバイナリーあるある”といったクィアな投稿も多くて、「代名詞やアイデンティティーの話をしても通じないから、いろんな思いがあってもとりあえず『男性です』って答えちゃう」「いちいち説明して“理解”を得なければいけないのが疲れる」といった動画もよく見ます。しかし一般的にはまだまだ「なんの意味があるの?」「Theyは複数人に使うものでしょ?」と思われる方も多いと思います。

先輩K:「They」は多くの教科書には複数人を表すのに使うべきだとありますが、単数の「They」も実はシェイクスピアの時代にはすでに存在しています。現在、これが単数の人称代名詞として使われる背景には、男女といった枠組みだけで考えないことや、その人の見た目や振る舞いでジェンダーを勝手に決めてしまわないことなど、バイアスを取り除いた視点で一個人を見ていくことを大切にして欲しい、またはそうしていきたいという意図があるのだと思います。

後輩M:実は私もこの概念に共感して、自分の記者プロフィールにプロナウンを加えています。日本では馴染みがないので反応を探りながらですが、英語圏の方と話す時などは自己紹介で「私の名前はMです。呼ぶときはShe/Her(彼女)を使ってください」と先に言うようにしています。名前や見た目でジャッジ(偏見を持たれたり、軽蔑されること)されにくい自分が開いていける部分なのかなと。ノンバイナリーの友人が「先に言ってくれると助かる。“見た目がクィア”な人だけがいっても偏見はなくならない」と言っていて、本当にそうだよなと思いました。

先輩K:当事者だとより勇気を要したり、心的ハードルが高かったりすることもあると思うので、周りがそれを一般的にしていくムードを作ることも大切ですよね。私はそうした理由からもLGBTQアライ(支援者)だとオープンにしています。ほかにも、個人情報の登録などで、男女に加えて「その他」という選択肢が設けられていることがあります。これはこれで雑な括りだとは思いますが、男女以外の選択肢も必要だと認識していること自体は前進かな、と。

後輩M:翻訳となると、そもそも日本語には「They/Them」に値する言葉がないので難しいですよね。彼女ら・彼らという使い方はジェンダー分けがしっかりなされていますし。

先輩K:広義に「彼ら」とするのも手ですが、ニュートラルな表現をしようとしても、現状ではどうしても男性側に傾いてしまうという。

後輩M:ジェンダーに包括的な表現をしたい時、私は「その人たち」「当事者ら」「同氏」など説明する方法をとることが多いです。下記記事では、原文で「They」と使っているところを、日本語では「LGBTQ+の若者らに向け、世界最大規模でその人らの自殺防止に働きかけるトレバープロジェクト」としました。

先輩K:すごくいいと思います!「○○部長らは」と役職を使うこともできますね。

後輩M:一方で、トランスジェンダー女性のMJ・ロドリゲス(MJ Rodriguez)の肩書きを書く際は、「女優」としたんです。通常は、ニュートラルな表現の1つとして「俳優」で統一するようにしているのですが、当人の思いやトランスジェンダーの方が生きる日常の不平等を意識して工夫しています。

先輩K:「女優」「男優」「俳優」という言葉の中では、「俳優」を使うのが一番ニュートラルですよね。「男優」はAV(アダルトビデオ)の出演者というイメージも強いですし。いずれにしても、本人の考えを尊重することが大切だと思います。Mさんは全部自分で考えてジェンダー関連の言葉選びをしているんですか?

後輩M:そうですね、会社にはジェンダーの勉強をしてきた心強い同期もいるので、「この表現どうかな?」とまず相談することを大事にしています。私も上司に「Mさん、この書き方どうかな?」と聞いていただいたことがあって、とてもうれしかったです。

先輩K:良い流れですね。ここ数年は、これまでより速いペースでいろいろ変わってきていると感じられてうれしいです。

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「フェンディ」が販売職のクライアントアドバイザーを募集 店舗やチームマネジメントへのキャリアパスも

 イタリア発のラグジュアリーブランド「フェンディ(FENDI)」が、販売職のクライアントアドバイザーを募集する。「フェンディ」の世界観を伝える一員として、心弾む接客や楽しいひと時をお客様に届ける。長年の顧客から初めてブランドのアイテムを手に取る人まで、一人一人のニーズにあったもてなしを提供する。

 主な仕事内容は、接客販売から店内ディスプレイ、商品・在庫管理、顧客管理、売上管理など。入社後は販売のスペシャリストを目指せるほか、店舗やチームのマネジメントへのキャリアパスもあり、スキルに応じたステップアップが図れる。独自の資格制度などを通して、知識やスキルレベルの更なる向上を図るプログラムへの参加が可能だ。

 「フェンディ」は1925年創業。イタリアのローマを拠点に、皮革製品と毛皮の小さな工房からスタートした。2020年にはウィメンズオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、ファーのアーティスティックディレクターにキム・ジョーンズ(Kim Jones)が就任したことでも話題となった。

募集職種
クライアントアドバイザー
(マネジメントポジション希望の方は相談可能)

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。待遇・給与に変更なし

契約社員
※正社員登用制度あり

応募条件
接客・販売経験必須
※学歴不問
※過去1年以内の再応募はご遠慮ください

<歓迎する経験・スキル>
ラグジュアリーブランド、またはセレクトショップでの販売経験
ジュエリー、化粧品での販売経験
店長や副店長の経験
英語、中国語などの言語スキル

勤務地
東京都内、大阪、京都、福岡、名古屋、御殿場、札幌、沖縄にある直営店または百貨店内店舗
※希望勤務地を考慮して決定

給与・待遇
月給24万円以上 + 各種インセンティブ
※経験・能力に応じて優遇

<インセンティブ制度>
個人やチームの目標達成度合いに応じて、インセンティブを支給
※キャンペーンやシーズンに合わせて、スペシャルインセンティブを用意することも

勤務時間
シフト制(実働7.5時間)
※店舗によって前後する場合あり

<シフト例>
10:00~19:00
11:00~20:00

休日休暇
年間休日122日
月9~10日(曜日はシフトによる)
慶弔休暇
特別休暇
産前産後休暇、育児休業(取得・復帰実績あり)
有給休暇

福利厚生
給与改定年1回(4月)
交通費支給(月10万円まで)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外労働手当
出張日当
住宅手当
役職手当
制服支給
退職金制度
各種インセンティブ

応募期間
2021年11月15日まで

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バーチャルなアパレルサンプルの“本物化”を強力プッシュ、スタイレムが服地の高画質画像のデータベースを外部提供

 服地卸最大手のスタイレム瀧定大阪(以下、スタイレム)は来春をメドに、アパレルの3Dグラフィックに使用可能なテキスタイルの高画質データの外部提供を開始する。大手商社や一部のデザイナーブランド、D2Cブランドはアパレル3DCADソフトの「CLO3D」などで作成し、ECサイトなどに掲載し、先行受注などに活用したり、ODM(相手先ブランドの企画生産)などを行う事が増えている。ただ、3DCADソフトで作成したバーチャルウエアは、テキスタイルのテクスチャー(表情)表現力に弱く、本物のウエアと見劣りするという弱点があった。スタイレムが提供するテキスタイルの高画質データを使用すれば、本物そっくりのウエアのバーチャルサンプルを作成できる上、画像は同社がフィジカルに在庫するテキスタイルと連動しており、バーチャルサンプルと同じアイテムをリアルに生産できることになる。

 スタイレムは、トレンドに左右されるリスクの高い婦人服地をあらかじめストックして販売するビジネスモデルが特徴。1年前から5000品番、色柄などを含めると10万SKUに及ぶテキスタイルを、テキスタイル専用のスキャン機「エックステックス(xTex)」で取り込み、「CLO3D」や「ブラウズウエア」などの3DCADソフトで使えるようにデータベース化してきた。10月にはスタートアップ企業のグッドバイブスオンリー(GVO)と資本提携し、同社が来春スタートするアパレル専用の3Dグラフィックプラットフォームと連携することを発表している。スタイレムの谷田修一専務は「当社が画像を外部に提供することで、バーチャルサンプルを使ったODMがより普及することになる。すでに大手の繊維商社数社とも水面下で連携を進めている。ただ、外部へのデータ提供は大手企業だけとは考えていない。資本力が豊富でない中小規模の企画会社やファッションブランドでも、3DCADを使ったバーチャルサンプルを作成し、当社のテキスタイルデータと合成すれば、ODMやECを通じた先行受注などにも活用できる」と語る。

 定番素材だけでなく、トレンド性の強いテキスタイルを、同社レベルで幅広く在庫して販売する企業は世界的にも珍しい。3Dのバーチャルサンプルとの連携で、バーチャルサンプルを軸にした新しいアパレルビジネスが日本で一気に加速する可能性がある。

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酒解禁、一人勝ちだったグローバルダイニングのいまは?

 10月から緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除になり、地域によって自治体の制限が残るものの、基本的には酒類提供が可能になり、営業の制限がかなり減った。時短営業への反抗や東京都への訴訟で名を売ったグローバルダイニングは、いま、どうなのか?
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マッシュがメンズに本腰 上質×適正価格の30〜50代向け新ブランド

 マッシュスタイルラボはメンズの新ブランド「アウール(AOURE)」を2022年春夏にスタートする。クリエイティブディレクターに元「メンズクラブ(MEN’S CLUB)」編集長の戸賀敬城氏、外部デザイナーとして「ジュンハシモト(JUN HASHIMOTO)」や「ダブルジェーケー(WJK)」を手掛ける橋本淳氏を招へいした。同社は2020年9月にメンズ事業本部を立ち上げており、そのトップに就いた元ナノ・ユニバース(元TSI)社長の濱田博人専務取締役が陣頭指揮を執る。30代中盤〜50代のビジネスマンをターゲットに、オンシーン・オフシーンで使えるイタリアンテイストのセットアップスタイルで訴求する。

 ブランドコンセプトは“アフォーダブル(手の届きやすい価格)”+“シック”(上品、上質)。これまで主戦場のウィメンズ市場では、適正な価格とそれに見合った品質で提供する「フェアプライス」(近藤広幸社長)を武器に「スナイデル(SNIDEL)」「フレイ アイディー(FRAY ID)」などの人気ブランドを育ててきた。「アウール」もラグジュアリーブランドのような高級かつ高価格なものではなく、上質かつ日常的に使えるアイテムを手の届く価格で提案する。

 初シーズンはアパレルが100型。バッグやシューズなどの雑貨類(20型)は海外の著名ブランドとの協業も決まっている。価格帯はジャケットで1万8000〜3万3000円、パンツが8000円〜1万8000円、シャツ1万〜1万4000円、ニット9000円〜1万8000円。最上位価格帯のジャケットは裏地を手作業で仕立てるなど本格的な仕様。濱田専務は「世にあるインポートブランドであればジャケットで20万円と、ある程度の収入があってもそうそう手は出せない。かといってセレクトショップのセカンドラインでは、若いビジネスマンと差をつけられない。“迷子”になっている大人の男性は大勢いる。その空白市場を狙っていく」と話す。

 快適な着心地や家庭洗濯可能など、機能性にもこだわる。パッカブルのジャケット・パンツのセットアップはワッシャー加工を施し、上質な雰囲気を加えた。パンツは腰部がゴム入りながらシャツインも想定してギャザーを側面にあしらうなど、細かな配慮も施す。商品企画にあたっては、「世の中で売れそうなものを探すのではなく、『この値段でこのクオリティーだったら買いたいよね』『これなら上等なレストランに行っても恥ずかしくないよね』とリアルな目線を大事に、ゼロベースで考えていった」と戸賀クリエイティブ・ディレクター。「品質を担保しながら価格とのバランスを取るのはシビアな作業だったが、納得いくものを作ることができた」と振り返る。

 同社のメンズ事業は「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」や「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」のメンズライン、17年6月に買収した巴里屋の「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」があるものの、立ち上げから手掛けるメンズ単体のブランドとしては初めて。初年度は百貨店や高感度ファッションビルに4〜5店舗の出店を計画し、当面は事業単体で売上高25億円を目指す。「消費者の価値観やライフスタイルは激変しており、今後は状況が変われば旅行やキャンプなど、ファッション以外の楽しみやお金の使い道も増えるだろう。つまりいい服を、いい価格で届けないとファッション消費が成り立たない時代になっていく」と近藤社長。「そういう意味で、男性にとってなくてはならないブランドに育てていきたいし、百貨店やファッションビルの売り場にも新しい選択肢を提供するという気概で(ブランドを)じっくりと育てていきたい」。

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「アパレルDX」って何だろう?:記者談話室vol.3

「WWDJAPAN」ポッドキャストの新連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第3回は「『アパレルDX』って何だろう?」。最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞くようになりました。DXで服の作り方や売り方も変わるといわれていますが、具体的にはどういうことなのか。ユニクロと島精機製作所が作った都内のニット工場、かつてZOZOが挑んだ「ゾゾスーツ」、そして製造現場で導入が進む3DCADなどの事例から考えます。詳しくはポッドキャストをお聞きください。

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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「アパレルDX」って何だろう?:記者談話室vol.3

「WWDJAPAN」ポッドキャストの新連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第3回は「『アパレルDX』って何だろう?」。最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞くようになりました。DXで服の作り方や売り方も変わるといわれていますが、具体的にはどういうことなのか。ユニクロと島精機製作所が作った都内のニット工場、かつてZOZOが挑んだ「ゾゾスーツ」、そして製造現場で導入が進む3DCADなどの事例から考えます。詳しくはポッドキャストをお聞きください。

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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