バロック3〜8月期は2億9000万円の最終黒字

 バロックジャパンリミテッドの2021年3〜8月期は、営業損益が5億2000万円の黒字(前年同期は4億4000万円の赤字)、純損益が2億9000万円の黒字(同9億1000万円の赤字)だった。売上高は前年同期比26.9%増の265億円。国内ではコロナ感染第5波で店舗の売り上げが伸び悩んだものの、好調なECがカバー。海外でも消費が回復した中国がけん引役となり、最終黒字となった。

 国内事業の売上高は前年同期比27.2%増の235億円、営業損益は2億7100万円の黒字(前年同期は7億2900万円の赤字)。EC売上高は同14.1%増だった。「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」など売り上げ構成の4割を占めるSC販路が同27.9%増と大きく復調。次点の百貨店販路(売り上げ構成の約3割)も同16.7%増と健闘した。

中国事業の売上高(卸売とロイヤリティの合算)は同37.6%増の31億円、損益合計は3億7100万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)。村井博之社長は「中国で戦うためのノウハウが蓄積されてきた。企画の的中率が改善し、適量の仕入れもできるようになってきている」と自信を深める。

連結では、セール販売の抑制により売上総利益を前年同期比30.9ポイント、販管費率を同2.4ポイント改善し、利益を押し上げた。8月末時点で国内店舗は11の純増、中国は25の純増。

 22年2月期通期予想は期初計画を据え置く。売上高が前期比18.1%増の597億円、営業利益が同76.0%増の23億円、純利益が3.4倍増の13億円を見込む。

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バロック3〜8月期は2億9000万円の最終黒字

 バロックジャパンリミテッドの2021年3〜8月期は、営業損益が5億2000万円の黒字(前年同期は4億4000万円の赤字)、純損益が2億9000万円の黒字(同9億1000万円の赤字)だった。売上高は前年同期比26.9%増の265億円。国内ではコロナ感染第5波で店舗の売り上げが伸び悩んだものの、好調なECがカバー。海外でも消費が回復した中国がけん引役となり、最終黒字となった。

 国内事業の売上高は前年同期比27.2%増の235億円、営業損益は2億7100万円の黒字(前年同期は7億2900万円の赤字)。EC売上高は同14.1%増だった。「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」など売り上げ構成の4割を占めるSC販路が同27.9%増と大きく復調。次点の百貨店販路(売り上げ構成の約3割)も同16.7%増と健闘した。

中国事業の売上高(卸売とロイヤリティの合算)は同37.6%増の31億円、損益合計は3億7100万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)。村井博之社長は「中国で戦うためのノウハウが蓄積されてきた。企画の的中率が改善し、適量の仕入れもできるようになってきている」と自信を深める。

連結では、セール販売の抑制により売上総利益を前年同期比30.9ポイント、販管費率を同2.4ポイント改善し、利益を押し上げた。8月末時点で国内店舗は11の純増、中国は25の純増。

 22年2月期通期予想は期初計画を据え置く。売上高が前期比18.1%増の597億円、営業利益が同76.0%増の23億円、純利益が3.4倍増の13億円を見込む。

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ヘアサロン「サイドバーン」太市代表が死去 59歳の若さでの訃報で業界に衝撃

 ヘアサロン「サイドバーン(Side Burn)」の太市代表が10月14日深夜、自宅で急逝した。死因は急性心筋梗塞、享年59歳。

 同サロンの公式サイトによると、葬儀は故郷の福島で近親者のみで執り行い、社葬、お別れの会などは昨今の状況を鑑み、現在予定していない。

 太市代表は1962年、福島県出身。都内有名サロンを経て、95年に東京・表参道に「サイドバーン」をオープン。98年には業界最高峰のアワードとされる“JHA”でグランプリを受賞。“カリスマブーム”をけん引した。

 美容師でありながら、作詞・作曲・ボーカル・ギターをこなすミュージシャンとしても活動し、 15年にはブラジルに渡り、“路上カットドキュメントムービー”を制作し話題になった。

 カット技術を真摯に突き詰める一方で、マルチな活動にも取り組むことで美容師の可能性を広げようという姿勢は共感を呼び、業界にはファンも多い。同サロンのスタッフたちは公式サイトで、「太市の作ったこの『サイドバーン』を守っていこうと思います」との決意を表明している。

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「ニューヨーカー」のダイドーリミテッドが希望退職者募集 在宅勤務でビジネスウエア苦戦

 ダイドーリミテッドは19日、子会社で「ニューヨーカー(NEWYORKER)」などを展開するダイドーフォワードで100人程度の希望退職者を募集すると発表した。グループ全体の社員の約1割に相当する人員を減らす。新型コロナウイルスによる在宅勤務の増加によって、ビジネスウエアの苦戦が続いていた。一部ブランドを休止し、不採算店を閉める。

 ダイドーフォワードに在籍し、店舗に勤務する正社員と契約社員から募る。募集期間は12月13日から24日までで、退職日は2022年2月10日を予定する。

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「アクア ディ パルマ」が「エミリオ・プッチ」とコラボ【2021年クリスマスコフレ】

 イタリア・パルマのライフスタイルブランド「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」は11月5日、「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」とコラボレーションしたホリデーコレクションを発売する。伊勢丹新宿本店本館、伊勢丹新宿店メンズ館、ギンザシックス旗艦店では、一部商品を10月27日に先行発売する。

 ホリデーコレクションは、「エミリオ・プッチ」のアーカイブプリント“ヴォルティチ(Vortici)”を再解釈し、「アクア ディ パルマ」を代表するパルマイエローで表現した。ギフトセットとして“コロニア”(3種、各税込2万2110円)、“ノービレ”(2種、各同2万7830円)、“ブルー メディテラネオ”(3種、各同1万5730円)のほか、“リチュアル”セット(2種、各同1万3420〜1万8810円)、ホームコレクションとしてキャンドル(200g、同1万1660円)とルームディフューザー(180mL、同1万4850円)、ギンザシックス旗艦店限定のアドベントカレンダー(10月27日発売、同11万4400円)をラインアップする。

 “コロニア”シリーズは、オーデコロン(100mL)、シャワージェル(75mL)、ボディスプレー(50mL)がセットに。爽やかなシトラス調の“コロニア”、落ち着いたシトラス ウッディノートの“コロニア エッセンツァ”、まろやかなクラリセージとラベンダーの“コロニア フトゥーラ”の3種類の香りを用意する。

 女性向けのフェミニンな香りが特徴の“ノービレ”シリーズは、オードパルファム(100mL)とボディクリーム(75g)、シャワージェル(75mL)がセットに。マグノリアにジャスミンとチュベローズをブレンドした“マグノリア ノービレ”と、フローラル調のまろやかな香りに仕上げた“ローザ ノービレ”の2種類をそろえる。

 “ブルー メディテラネオ”は、オードトワレ(75mL)とシャワージェル(40mL)、ボディローション(50mL)がセットに。地中海の島を象徴するシトラスフルーツの香りの“アランチャ – カプリ島”、マートルとバジルにアロマティックな香りの“ミルト – パナレーア島”、ベルガモットやレモン、グレープフルーツにフィグネクターをブレンドした“フィーコ – アマルフィ”の3種類を用意する。

 “リチュアル”は、ヘアミスト(12mL)とオードパルファム(12mL)、ハンドクリーム(30mL)がセットになった“ビューティー”と、シェービングクリーム(40mL)とアフターシェーブローション(40mL)、シャンプー(40mL)、フェイスウォッシュ(40mL)、オーデコロン(20mL)がセットになった男性向けの“デイリー”の2種をそろえる。

 また同コレクションを通じて、セーブ・ザ・チルドレンの「Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来〜」キャンペーンを支援する。

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「クロエ」がBコープ認証を取得 ラグジュアリーメゾンでは初

 リシュモングループ傘下の「クロエ(CHLOE)」はこのほど、ラグジュアリーメゾンとしては初となるBコープ認証を取得した。

 Bコープは2006年にアメリカの非営利団体Bラボ(B Lab)が制定した認証で、利益と社会的意義を両立させ、環境や社会へのパフォーマンスや透明性、法的説明責任、持続可能性において優れた会社に与えられる。認証取得へのハードルは極めて高く、評価項目は従業員の労働条件から地域社会、二酸化炭素の排出量に至るまで、300以上にもおよぶ。

 「クロエ」は、20年6月から“Women Forward for a Fairer Future(より公平な未来のための、女性の前進)”に本格的に取り組み、外部専門家のアマンダ・グエン(Amanda Nguyen)とエリザベート・ラヴィル(Elisabeth Laville)を招へいしてサステナビリティ理事会を発足。Made51、Mifuko、Manos del Uruguay、Akanjoといったフェアトレード認定企業とのパートナーシップを拡大し、同年12月にはサステナビリティに精通したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst) をクリエイティブ・ディレクターに迎え、さまざまなアクションに取り組んできた。彼女が手掛けた22年春夏コレクションでは、全体の58%に環境負荷の低い素材を使用している。

 リカルド・ベリーニ(Riccardo Bellini)=クロエCEOは、「人や地球に与える影響に対して十分な説明責任を負い、私たちが行うあらゆることに目的を吹き込み、ビジネスの方法を変革し、より良い世界を構築するために積極的に行動することが、私たちの強い信念だ。Bコープ認証は、これらの変革を加速し、導く強力なフレームワークを提供してくれる。私たちのブランドとビジネスが、より良い影響を与える力となるよう、継続的なコミットメントを強化していく」とコメントしている。

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「クロエ」がBコープ認証を取得 ラグジュアリーメゾンでは初

 リシュモングループ傘下の「クロエ(CHLOE)」はこのほど、ラグジュアリーメゾンとしては初となるBコープ認証を取得した。

 Bコープは2006年にアメリカの非営利団体Bラボ(B Lab)が制定した認証で、利益と社会的意義を両立させ、環境や社会へのパフォーマンスや透明性、法的説明責任、持続可能性において優れた会社に与えられる。認証取得へのハードルは極めて高く、評価項目は従業員の労働条件から地域社会、二酸化炭素の排出量に至るまで、300以上にもおよぶ。

 「クロエ」は、20年6月から“Women Forward for a Fairer Future(より公平な未来のための、女性の前進)”に本格的に取り組み、外部専門家のアマンダ・グエン(Amanda Nguyen)とエリザベート・ラヴィル(Elisabeth Laville)を招へいしてサステナビリティ理事会を発足。Made51、Mifuko、Manos del Uruguay、Akanjoといったフェアトレード認定企業とのパートナーシップを拡大し、同年12月にはサステナビリティに精通したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst) をクリエイティブ・ディレクターに迎え、さまざまなアクションに取り組んできた。彼女が手掛けた22年春夏コレクションでは、全体の58%に環境負荷の低い素材を使用している。

 リカルド・ベリーニ(Riccardo Bellini)=クロエCEOは、「人や地球に与える影響に対して十分な説明責任を負い、私たちが行うあらゆることに目的を吹き込み、ビジネスの方法を変革し、より良い世界を構築するために積極的に行動することが、私たちの強い信念だ。Bコープ認証は、これらの変革を加速し、導く強力なフレームワークを提供してくれる。私たちのブランドとビジネスが、より良い影響を与える力となるよう、継続的なコミットメントを強化していく」とコメントしている。

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「トリコ・コム デ ギャルソン」から「タオ」に改名 栗原たお、純白のスタート

 栗原たおが手掛ける「トリコ・コム デ ギャルソン(TAO COMME DES GARCONS)」は2022年春夏、「タオ」に改名する。10月19日には南青山のコム デ ギャルソン社のオフィスでプレスと関係者を招いたフロアショーを開催し、最新コレクションを発表した。

 「長く経験を積んだ自分のブランドとして、さらに強く、クリアに」表現するための改名だ。新たな1ページとなる22年春夏は、「白の世界」。「白のいろんな表現で、自分らしさを表現したかった」という。「トリコ・コム デ ギャルソン」は、ギャルソン社のブランドの中では手頃な価格帯や普段使いできる洋服も多かったブランド。その性格を放棄せずクリエイションに挑む彼女らしさを優先する路線変更だ。

 コレクションはチュールやオーガンジーのような繊細な素材と、洗いざらしのコットンのような自然の風合いを生かし、フリルやラッフル、プリーツをふんだんに使ったドリーミーなウエアから幕を開けた。いわゆる、栗原たおらしいクリエイションだ。かすみ草のプリント、リボンのディテール、バルーンシルエットの袖、そしてトレンチコートなどの身頃に縫い合わせたレース。足元は、レースや金糸で飾ったバレエシューズでどこまでも愛らしい。

 ところが、コレクション中盤は「白の世界」から一転。「白の世界」を際立たせるためでもあり、ギャルソン社のブランドらしくもある黒の世界に変わった。同じような素材やディテールを備えつつも、黒の世界は牧歌的と言うより貴族的なムードを備え、色による印象の違い、転じて「白の魅力」を再認識させる。終盤は、再度「白の世界」へ。だが貴族的なムードを踏襲し、磁器を思わせる青みを帯びた白の世界、漆喰のような立体感あるモチーフの表現が登場する。一方で、このパートは「トリコ コム・デ・ギャルソン」のファンを裏切らない日常性も備えた。細かなフリルをあしらったTシャツやタンクトップ、背面のリボンディテールがワンポイントのカッターシャツなども揃う。

 栗原は「営業とも相談して」、今日のフロアショーを迎えたと話す。かつてパリで発表してきた「タオ・コム デ ギャルソン」とは明らかに違う、既存のファンやチームの仲間との対話から成り立つ「タオ」の誕生を思わせた。

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「ルルムウ」2022年春夏コレクション

 「ルルムウ(RURUMU)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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保育専門学校から子ども服販売へ、“ナルミヤ世代”が接客でつなぐバトン ナルミヤ・インターナショナル井野温子

 ショップスタッフインタビューで経歴をたずねると、1980年代後半から1990年代生まれの女性のほとんどが「子どもの頃に、ナルミヤのブランドがきっかけで洋服が好きになりました」と答える。それほどこの業界に多大な影響を与えたのがナルミヤ・インターナショナルだ。その後の低迷を経て、百貨店依存に陥っていた体質を変えて18年2月期には再び子供服メーカー売り上げトップに返り咲いた。まさに、その“ナルミヤ世代”のそごう横浜店の井野温子ストアマネージャーに聞いた。

―ショップスタッフの取材では、井野さん世代の女性からは必ずといっていいほど「ナルミヤのブランドに憧れて……」といわれます。

井野温子さん(以下、井野):店頭に立っていても同じです。店の前を女子高生や20代くらいのお客様が通ると「メゾピアノだ」「私、着てた!」という声が聞こえてくることがよくあります。改めて、歴史があるブランドなんだなって思います。接客のときにも孫が生まれたというおばあちゃま世代の方が「自分の娘にも着せていたの。今も好きだから、孫にも着せたくて」とお話しされます。

―そうなんですね!確かにナルミヤが盛り上がっていたときから20年近く経っているので、子どもがいてもおかしくないですよね。

井野:お客様の中には長い方で10年以上のお付き合いがあるので、いつ赤ちゃんを連れてくるかなとドキドキしながら待っています(笑)。普段は名前よりも「お姉さん」と呼ばれることが多いのですが、そごう横浜店に異動してきたばかりの頃に一番初めに私のことを「井野さん」と名前で呼んでくれたお客様がいて、嬉しくて今でも覚えています。その子が当時、小学校6年生でそろそろナルミヤブランドは卒業かな?という年代でした。今でも館内で見かけると声をかけてくれるのです。今はすっかり大人になっていて……。

―それはドキドキですね(笑)。子ども服の接客では、日頃から何を心がけていますか?

井野:私は洋服を売りたいというより、お話しをしたいという気持ちで接しています。ジュニアブランドの場合は割とママともお話することの方が多いので、ママの意見とお子さんの意見を聞きながら提案しています。ベビーやキッズの場合はママと、ジュニアはどちらかというと子どもとお話しすることが多いですね。売り場によって、お客さまとの接し方が全く変わるんです。あとは、男の子と女の子でも接し方が変わります。女の子は自分で選びたがるのですが、男の子は割と椅子に座って、ママの買い物が終わるのを待っている感じです。

―なるほど(笑)。男性の買い物待ちは、幼少の頃から始まっているんですね。

井野:しかも、男の子のママはお話好きな方が多い印象がありますね。女の子の場合は、ママが割と服を選び、その間は私と女の子でおしゃべりする感じです。先日来店した4歳くらいの女の子とママは、フィッティングルームで私と女の子が待機して、ママが店頭から服を持って来て「これ着てみる?」「あれ着てみる?」とやっていました。何着がお買い上げされて帰られたのですが、後日ママが一人で来店されて「この前、お姉さんと話したのがとても楽しかったみたいで、家に帰ってからもずっとその時に話していました」と教えてくれたのです。それはうれしかったですね。

―それでこの業界を目指してくれるといいですね。井野さんが販売を始めたきっかけは?

井野:専門学校時代の先生に勧められたのがきっかけです。地元が静岡県下田市で本当に何もない場所で、ブランドの店も近くになかったのでファッションには興味はありませんでした。卒業後は飲食店でアルバイトをしていたのですが、先生に雑貨や子ども関連の販売の仕事をいくつか紹介され、ナルミヤでアルバイトすることになりました。最初の勤務地が渋谷109-2の店舗で、いろんな事に驚きしました。

―当時はまだ人気もありましたし、渋谷という場所にも圧倒されましたよね。では、接客の仕事をしてみてどうでしたか?

井野:実家が宿泊業経営だったので、お客さまと話をするのは苦ではありませんでしたね。子どもの頃から知らない人が家に来る機会がとても多く、お母さんの後ろをついて行って「いらっしゃいませ!」とかやってたので(笑)。でも働き始めたときは、ノルマがあったわけでもないのに「売り上げを絶対取る!」みたいなノリで頑張っていました。接客も先輩のうしろに付いて、接客の仕方やママとの距離の取り方などを見て、自分に取り入れられそうなことは取り入れていました。ただ、あるとき私一人が頑張って売り上げを取るだけが仕事じゃないと気づいて、力が抜けてお店全体を見ること、マネジメントに目が行くようになりました。前のめりに頑張り過ぎていた気持ちが落ち着つきました。

―それはいつ頃から?

井野:横浜そごうに移動してきて、尊敬する先輩に出会ってからです。その方の下で5~6年ぐらい一緒に働かせてもらったことで、考え方が変わりました。プライベートでもよく相談にのってもらっていて、離婚のときにも、その先輩に証人にもなってもらいました。私の話を聞いて一緒になって落ち込んでくれるところもあるのに、一方でとてもさっぱりとした性格でそういうところは見習っています。何か店で問題があった時にはスパっと自分で判断はしますが、そうしたときにも一歩引いて「あの先輩ならどうしたかな?」と考えることもあります。

―素敵な先輩と出会えたのですね。その方は今?

井野:今は産休明けで、時短勤務で店頭に立っています。

―今でも働き方のモデルになっているのですね。その後、業績がどんどん低迷していくわけですが、ナルミヤで働き続けられた理由は?

井野:やはり一緒に働く人たちがすごくよかったからです。自分にとってプラスになる人たちばかりで。それに、本部もよく現場を見に来てくれました。ただ回るだけでなく各ブランドの売り場でスタッフに声をかけてくれてましたね。以前よりも接することも多くなりましたし、役職が上の方でも現場を見に来て、声をかけてくれるので、言いたいことも伝えられるようになりました。

―風通しがいい会社なんですね。

井野:そうですね。上の方は現場のことを知らないんでしょと思われがちですが、ナルミヤはそんなことないですね。連絡もまめにくれますし、お休みもしっかりとれています。自分のプライベートでやりたいこともちゃんとできています。

―以前は販売員の人手不足や、店長になると休日もあったようなものじゃないということを耳にしますが、そんなことはないと。

井野:それもないです。特に複数ブランドをそごう内に出店しているので、スタッフは基本的に所属ブランドが決まっているのですが、休みの調整も兼ねて所属外のブランドでも月に1日は店頭に立つシフト作りをしています。これは複数ブランドを展開しているからできることだと思いますが、他ブランドでも仕事をすることで所属ブランド以外にも目が向けられるようになりますし、スタッフ間の交流も増えます。

―ブランドの異動になっても、少し知っていれば気持ちが違いますしね。

井野:はい。一人で「売らなきゃ」と頑張っていた時は、スタッフに仕事を任せることもできなかったので考え方が変わりました。

―スタッフに仕事を任せられないという悩みも店長あるあるです。何かきっかけで任せられるように?

井野:ストアマネージャーに昇格した時ですね。前任者がキャリアのある方だったので、昇格直後は「私に同じことができるんだろうか?」と思いました。同時にSC向けだったベビートドラーブランドの「プティマイン」が百貨店に初出店することになり、会社的にも注目していたので猛烈に頑張りました。その期間の記憶が思い出せないほどです(笑)。その時にスタッフに仕事を任せようとなって頼んでみたら、みんな責任感を持ってやってくれていて「凄い!」と思いました。一番若手のスタッフは私よりもしっかりしています。自分の考えを持って仕事をしている姿を見て、それならみんなに任せてみよう、と。

―それでは最後に今後の目標を。

井野:本当に悩みがなくて、すごく楽しくて仕事もプライベートも充実しています。自分が仕事の楽しさを分かるような年齢になってきて、今はスタッフが仕事を楽しいんでいるかな?って、考えるようになりました。なので、スタッフが少しても楽しく働けるような環境を作っていきたいと思っています。確かに会社は売り上げを重視するとは思いますが、それでも楽しく働こうよと伝えていきたいです。

―ちなみにプライベートでは何を?

井野:4年ほど前から書道を始めたんです。仕事では子どもたちと触れ合い、趣味では100歳近いお年寄りと交流しています。

―それはプライベートも楽しそうですね。加えて仕事も楽しいと言えるのって素敵です!

井野:はい。このまま、この気持ちで働き続けていきたいです。

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保育専門学校から子ども服販売へ、“ナルミヤ世代”が接客でつなぐバトン ナルミヤ・インターナショナル井野温子

 ショップスタッフインタビューで経歴をたずねると、1980年代後半から1990年代生まれの女性のほとんどが「子どもの頃に、ナルミヤのブランドがきっかけで洋服が好きになりました」と答える。それほどこの業界に多大な影響を与えたのがナルミヤ・インターナショナルだ。その後の低迷を経て、百貨店依存に陥っていた体質を変えて18年2月期には再び子供服メーカー売り上げトップに返り咲いた。まさに、その“ナルミヤ世代”のそごう横浜店の井野温子ストアマネージャーに聞いた。

―ショップスタッフの取材では、井野さん世代の女性からは必ずといっていいほど「ナルミヤのブランドに憧れて……」といわれます。

井野温子さん(以下、井野):店頭に立っていても同じです。店の前を女子高生や20代くらいのお客様が通ると「メゾピアノだ」「私、着てた!」という声が聞こえてくることがよくあります。改めて、歴史があるブランドなんだなって思います。接客のときにも孫が生まれたというおばあちゃま世代の方が「自分の娘にも着せていたの。今も好きだから、孫にも着せたくて」とお話しされます。

―そうなんですね!確かにナルミヤが盛り上がっていたときから20年近く経っているので、子どもがいてもおかしくないですよね。

井野:お客様の中には長い方で10年以上のお付き合いがあるので、いつ赤ちゃんを連れてくるかなとドキドキしながら待っています(笑)。普段は名前よりも「お姉さん」と呼ばれることが多いのですが、そごう横浜店に異動してきたばかりの頃に一番初めに私のことを「井野さん」と名前で呼んでくれたお客様がいて、嬉しくて今でも覚えています。その子が当時、小学校6年生でそろそろナルミヤブランドは卒業かな?という年代でした。今でも館内で見かけると声をかけてくれるのです。今はすっかり大人になっていて……。

―それはドキドキですね(笑)。子ども服の接客では、日頃から何を心がけていますか?

井野:私は洋服を売りたいというより、お話しをしたいという気持ちで接しています。ジュニアブランドの場合は割とママともお話することの方が多いので、ママの意見とお子さんの意見を聞きながら提案しています。ベビーやキッズの場合はママと、ジュニアはどちらかというと子どもとお話しすることが多いですね。売り場によって、お客さまとの接し方が全く変わるんです。あとは、男の子と女の子でも接し方が変わります。女の子は自分で選びたがるのですが、男の子は割と椅子に座って、ママの買い物が終わるのを待っている感じです。

―なるほど(笑)。男性の買い物待ちは、幼少の頃から始まっているんですね。

井野:しかも、男の子のママはお話好きな方が多い印象がありますね。女の子の場合は、ママが割と服を選び、その間は私と女の子でおしゃべりする感じです。先日来店した4歳くらいの女の子とママは、フィッティングルームで私と女の子が待機して、ママが店頭から服を持って来て「これ着てみる?」「あれ着てみる?」とやっていました。何着がお買い上げされて帰られたのですが、後日ママが一人で来店されて「この前、お姉さんと話したのがとても楽しかったみたいで、家に帰ってからもずっとその時に話していました」と教えてくれたのです。それはうれしかったですね。

―それでこの業界を目指してくれるといいですね。井野さんが販売を始めたきっかけは?

井野:専門学校時代の先生に勧められたのがきっかけです。地元が静岡県下田市で本当に何もない場所で、ブランドの店も近くになかったのでファッションには興味はありませんでした。卒業後は飲食店でアルバイトをしていたのですが、先生に雑貨や子ども関連の販売の仕事をいくつか紹介され、ナルミヤでアルバイトすることになりました。最初の勤務地が渋谷109-2の店舗で、いろんな事に驚きしました。

―当時はまだ人気もありましたし、渋谷という場所にも圧倒されましたよね。では、接客の仕事をしてみてどうでしたか?

井野:実家が宿泊業経営だったので、お客さまと話をするのは苦ではありませんでしたね。子どもの頃から知らない人が家に来る機会がとても多く、お母さんの後ろをついて行って「いらっしゃいませ!」とかやってたので(笑)。でも働き始めたときは、ノルマがあったわけでもないのに「売り上げを絶対取る!」みたいなノリで頑張っていました。接客も先輩のうしろに付いて、接客の仕方やママとの距離の取り方などを見て、自分に取り入れられそうなことは取り入れていました。ただ、あるとき私一人が頑張って売り上げを取るだけが仕事じゃないと気づいて、力が抜けてお店全体を見ること、マネジメントに目が行くようになりました。前のめりに頑張り過ぎていた気持ちが落ち着つきました。

―それはいつ頃から?

井野:横浜そごうに移動してきて、尊敬する先輩に出会ってからです。その方の下で5~6年ぐらい一緒に働かせてもらったことで、考え方が変わりました。プライベートでもよく相談にのってもらっていて、離婚のときにも、その先輩に証人にもなってもらいました。私の話を聞いて一緒になって落ち込んでくれるところもあるのに、一方でとてもさっぱりとした性格でそういうところは見習っています。何か店で問題があった時にはスパっと自分で判断はしますが、そうしたときにも一歩引いて「あの先輩ならどうしたかな?」と考えることもあります。

―素敵な先輩と出会えたのですね。その方は今?

井野:今は産休明けで、時短勤務で店頭に立っています。

―今でも働き方のモデルになっているのですね。その後、業績がどんどん低迷していくわけですが、ナルミヤで働き続けられた理由は?

井野:やはり一緒に働く人たちがすごくよかったからです。自分にとってプラスになる人たちばかりで。それに、本部もよく現場を見に来てくれました。ただ回るだけでなく各ブランドの売り場でスタッフに声をかけてくれてましたね。以前よりも接することも多くなりましたし、役職が上の方でも現場を見に来て、声をかけてくれるので、言いたいことも伝えられるようになりました。

―風通しがいい会社なんですね。

井野:そうですね。上の方は現場のことを知らないんでしょと思われがちですが、ナルミヤはそんなことないですね。連絡もまめにくれますし、お休みもしっかりとれています。自分のプライベートでやりたいこともちゃんとできています。

―以前は販売員の人手不足や、店長になると休日もあったようなものじゃないということを耳にしますが、そんなことはないと。

井野:それもないです。特に複数ブランドをそごう内に出店しているので、スタッフは基本的に所属ブランドが決まっているのですが、休みの調整も兼ねて所属外のブランドでも月に1日は店頭に立つシフト作りをしています。これは複数ブランドを展開しているからできることだと思いますが、他ブランドでも仕事をすることで所属ブランド以外にも目が向けられるようになりますし、スタッフ間の交流も増えます。

―ブランドの異動になっても、少し知っていれば気持ちが違いますしね。

井野:はい。一人で「売らなきゃ」と頑張っていた時は、スタッフに仕事を任せることもできなかったので考え方が変わりました。

―スタッフに仕事を任せられないという悩みも店長あるあるです。何かきっかけで任せられるように?

井野:ストアマネージャーに昇格した時ですね。前任者がキャリアのある方だったので、昇格直後は「私に同じことができるんだろうか?」と思いました。同時にSC向けだったベビートドラーブランドの「プティマイン」が百貨店に初出店することになり、会社的にも注目していたので猛烈に頑張りました。その期間の記憶が思い出せないほどです(笑)。その時にスタッフに仕事を任せようとなって頼んでみたら、みんな責任感を持ってやってくれていて「凄い!」と思いました。一番若手のスタッフは私よりもしっかりしています。自分の考えを持って仕事をしている姿を見て、それならみんなに任せてみよう、と。

―それでは最後に今後の目標を。

井野:本当に悩みがなくて、すごく楽しくて仕事もプライベートも充実しています。自分が仕事の楽しさを分かるような年齢になってきて、今はスタッフが仕事を楽しいんでいるかな?って、考えるようになりました。なので、スタッフが少しても楽しく働けるような環境を作っていきたいと思っています。確かに会社は売り上げを重視するとは思いますが、それでも楽しく働こうよと伝えていきたいです。

―ちなみにプライベートでは何を?

井野:4年ほど前から書道を始めたんです。仕事では子どもたちと触れ合い、趣味では100歳近いお年寄りと交流しています。

―それはプライベートも楽しそうですね。加えて仕事も楽しいと言えるのって素敵です!

井野:はい。このまま、この気持ちで働き続けていきたいです。

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「スワロフスキー」の新クリエイティブ・ディレクターが語るジェンダーレス、エイジレスなジュエリーの楽しみ方

 「スワロフスキー(SWAROVSKY)」のクリエイティブ・ディレクターであるジョバンナ・エンゲルパート(Giovanna Engelbert) が就任して1年が経過した。5月には、新コンセプトのショップが新宿にオープンし、リブランディングが進んでいる。新作の“コレクションⅡ“も登場した。エンゲルバートに、新生「スワロフスキー」のコンセプトやファッションとジュエリーの関係などについて話を聞いた。

WWD:「スワロフスキー」のクリエイティブディレクターに就任し、リブランディングが進んでいるが、新たなブランドコンセプトとは?

ジョバンナ・エンゲルバート(以下、エンゲルバート):個性が一番大切。さまざまなカラーがあるシグニチャーのクリスタルの力をさらに進化させたい。あと、インクルーシビティーがキーワードだ。男女、年齢関係なく楽しんでもらえるブランドにしたい。

WWD:東京でも新コンセプトのショップがオープンし好評だがこのコンセプトはどこから?

エンゲルバート:ジオメトリックなファセットをイメージさせるようなショップにした。蜂の巣または、アートのインスタレーションのように全てのサンプルをボックスに入れて壁一面に飾ることで、クリエイティブな精神を表現している。ジュエリーが大好きな人に楽しんでもらえると思う。

WWD:ファッションとジュエリーの関係性をどのように考えるか?

エンゲルバート:ファッションとジュエリーはベストフレンドよ。お互いを引き立たてる切っても切れない関係。私はジュエリーを着けないと裸のような気分になるわ。ファッション同様に、ジュエリーにはこだわりがあるの。宝石もクリスタルも同じ。クリスタルの方が手に取りやすい価格だから、より多くの人に楽しんでもらえるわ。

WWD:コロナ禍で行動が制限された中におけるインスピレーションは?

エンゲルバート:まずは、クリスタルとそのカラー。そして、「スワロフスキー」の本拠地はオーストリアで、代表的な画家のグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の風景や人物などさまざまな絵画からも着想を得ている。ラグジュアリーなアプローチでちょっとボヘミアンな要素を加えている。

WWD:自身のファッションのモットーは?

エンゲルバート:自分自身を表現すること。快適であること、そして着て楽しめるファッション。

WWD:コロナで自身のファッションはどのように変化したか?

エンゲルバート:より快適な服装をするようになったので、スエットにジュエリーをつけるようになった。シンプルで快適な装いにジュエリーをつけることでワクワクする。

WWD:「スワロフスキー」のコレクションを通して伝えたいメッセージは?

エンゲルバート:個性を表現して欲しい。年齢や性別に関係なく、自分自身を大胆に表現できるコレクションになっていると思う。

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「イソップ」は5つのキットで慈善団体に寄付【2021年クリスマスコフレ】

 「イソップ(AESOP)」は11月1日、ホリデーコレクション“寛容さの解剖学”を発売する。日々の親切な行いをたたえ、励ますことをテーマにし、5つのキットをそろえる。各キットは、それぞれ公認慈善団体と結びつき、イソップ財団を通じて計10万豪ドル(約8500万円)を寄付する。コレクションの発売を記念し、11月1〜22日、ニュウマン新宿のウインドウスペースでアートインスタレーションを行う。

 5つのキットは、思いやりを育む姿勢をもった公平な社会において、主要な役割を担う5つの人格(ペルソナ)を立てた。また環境にも配慮し、それぞれ再生パルプを100%使用したケースに収めた。

 “アドヴォケイト”(税込1万2430円)は、ハンドとボディーケア4 種の定番製品を組み合わせたギフトキット。自己主張をめったにしないアドヴォケイトは、他者に発言権を譲り、彼らの声に耳が傾けられるよう努める。そんなアドヴォケイトに合わせ、米国で主要なメディアではほとんど取り上げられない人々の声に耳を傾ける活動をする人権活動団体「ヴォイス オブ ウィットネス (Voice of Witness)」と連携。イソップ財団からの寄付金は、シリーズ別冊の出版と、今後2年間における3冊の出版物の費用に使われる。

 “リスナー”(税込8690円)は首からつま先まで生き生きと肌をうるおす、ボディーケア製品3種をラインアップ。リスナーは忍耐強く助言を行い、理解を示し、言語を使いこなし、常に適切な言葉を選ぶ。アートがもたらす変革の力を通じて難民やマイノリティを力づけるロンドンのアートコミュニティ「パン・インターカルチュアル・アーツ (PanIntercultural Arts)」には、クリエイティブな活動を追求するために寄付をする。

 “メンター”(税込2万1010円)は、“パセリ スキンケア”シリーズのクレンザーとトナー、そして今年発売の新セラムの3製品が入ったギフトキット。 知恵を交換し、それを世代から世代へと受け継ぐメンターに合わせ、特別な支援を必要とする、または障がいを持つ英国の子どもの教育に取り組む慈善団体「クリエイト ユーケー (Create UK)」に寄付する。寄付により、ロンドン、リーズ、マンチェスターにある3つの専門学校とともに、環境をテーマにした新しい取り組みを開始する予定だ。

 “フォレジャー”(税込5280円)は、さわやかなシトラスが香るボディーケア製品2種をそろえたギフトキット。フォレジャーは、共同体を育てるインスピレーションを豊富に持ち合わせ、見過ごされがちな人々を探し出し、力づけ、他者にその存在の重要性を知らせる。1000人を超える写真家と映像作家からなる多様なネットワークで、視覚媒体を通じて様々な課題に光を当てる「国境のない写真家たち (Photographers Without Borders)」と連携し、年間10 人のストーリーテラーを迎える5カ年プログラムの開発を可能にする。

 “プロテクター”(税込1万1440円)は、自宅やオフィスにさわやかな香りを提供し、快適な環境を維持する3つの香り製品を組み合わせた。プロテクターは、絶滅の危機に瀕する少数派や緊急性の高い存在を尊重する人格。オーストラリアの先住民の自然保護集団を結成し、生物多様性の管理や気候変動との戦うなど環境問題に取り組む「キャラカッド キャンジジ トラスト(The Karrkad Kanjdji Trust) 」への寄付は、先住民コミュニティーにおける生態学的および精神的「知」の衰退に歯止めをかける活動に使われる。

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「これ、ハマること間違いない」みんな『ビアポン』って知っている?

 ビアポン(Beer Pong)は、テーブルの両端に置かれたビールが入ったカップに、ピンポン玉をテーブルの端から投げ入れあうアメリカ発祥の競技である。アメリカでは毎年、WSOBP(The World Series of Beer Pong)世界大会が開催されている。日本では2010年に「一般社団法人日本ビアポン協会」が設立され、じわじわと認知度が高まってきている。
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ラクトバチルス乳酸菌配合のデリケートゾーンケアブランド「エストール」がデビュー

 医療施設・東京ミッドタウンクリニックの運営などを行うアドバンスト・メディカル・ケアは、セルフケア※ブランド「エストール(EST’RE)」を立ち上げ、10 月 20 日、アイテム第一弾としてデリケートゾーンケアシリーズを発売する。婦人科学発想により、洗浄料や膣内挿入型のインナージェル など全4アイテムをラインアップする。ブランド名の「エストール」は、“estrogen(エストロゲン)”と“re(繰り返す)”を組み合わせた造語で、女性の生涯で何度も刻まれるリズムのように寄り添い続けるブランド、という意味が込められている。

 子宮や膣内に存在する菌の環境(フローラ)は、健康や妊娠率、かゆみなどにも関連するといわれる。「エストール」は膣内フローラに着目し、膣の善玉菌であるラクトバチルス乳酸菌をデリケートゾーンケアの全製品に配合。 女性の体のリズムにアプローチし、本来のポテンシャルを引き出すデリケートゾーンケアを目指す。着色料、合成香料、防腐剤(パラベン) 、アルコール(エタノール)、鉱物油、石油系界面活性剤は無添加で、加齢とともに薄く敏感になるデリケートゾーンの肌を健やかに整える。

 ブランド監修は産婦人科専門医の吉形玲美が行い、ブランディン グパートナーには、コンサルティング事業部を主軸にアパレルと飲食の事業を手掛ける柴田陽子事務所を迎え、ブランドの世界観を完成させた。容器の一部には、サトウキビを原料とした植物由来のバイオマスプラスチックを使用。商品パッケージは適切に管理された FSC 認証の森林資源を採用し、環境への配慮も行う。

 ※年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

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下北沢最安値の“110円古着”はなぜ可能か? 藤原輝敏スティックアウト社長に聞く

 何度目かの古着ブームにより、がぜん注目を浴びている下北沢。“若者が大挙し、かつその多くが買い物袋を持っている”ことは以前伝えた通りだ。その際に声を掛けた10代女性が持っていたのが「スティックアウト」の買い物袋だった。彼女たちが買い物したのは税込770円均一の「スティックアウト700」(1号店)だったが、取材後に調べて110円から古着をラインアップする3号店(「スティックアウト100」)が今年2月にオープンしていたことを知る。“下北沢最安値”をうたう古着店は少なくないが、常時一定量の110円商品を並べる店はまれだ。藤原輝敏スティックアウト社長に話を聞いた。

WWD:まずはスティックアウトの“自己紹介”をお願いしたい。

藤原輝敏スティックアウト社長(以下、藤原):下北沢で3店舗を運営していて、1号店のオープンは2007年です。現在税込770円均一の「スティックアウト700」がそれで、20年に2号店である「スティックアウト3」を開店しました。“3”は税抜3000円以下の意味で、店頭には税込で770~3190円の商品を並べています。110~770円の古着をラインアップする3号店(「スティックアウト100」)をオープンしたのは今年2月です。

WWD:「スティックアウト100」における“110円古着”の比率は?

藤原:2割程度を心掛けています。

WWD:「スティックアウト100」の客層についても教えてほしい。

藤原:品ぞろえ、来客像どちらも男女比は半々で、年齢層は10~20代が中心ですね。

知られざる古着の供給源について

WWD:“110円古着”を実現するための供給源について聞きたい。

藤原:これからお話するのはあくまで当社のケースで、それが古着業界の唯一の方法ではありません。特に僕は古着店で修業を積んだわけではなく、独学な部分が多いので。

 まず仕入れ先には国外と国内があります。海外仕入れは当社の場合、世界的な古着の集積地であるタイのアランヤプラテートが供給源となっています。しかしコロナ禍で渡航機会が失われ、今は現地スタッフに依頼して輸入しています。国内仕入れは、さらに2つに大別できます。“ウェス屋(ボロ屋)”と呼ばれるものと、古着卸(古着問屋)です。“ウェス屋”は、家庭から出たゴミ(衣類)が原料です。それを行政が回収して、“紙屋”と呼ばれる業者に持ち込みます。

WWD:衣類なのに“紙屋”に持ち込まれる?

藤原:はい、ただしこれは行政によってまちまちかもしれないですね。“紙屋”が選別し、衣類はあらためて“ウェス屋”にという流れです。

WWD:そして“ウェス屋”から古着店(小売り)が買う?

藤原:ええ。およそ3つの料金形態が存在します。キロ値が1000~1200円の最上位のカテゴリーには「グッチ(GUCCI)」や「パタゴニア(PATAGONIA)」といった人気ブランドや、レザージャケットのような高額商品が混在します。これに続いてキロ値400円、200円などのカテゴリーが設けられています。

WWD:その下はない?

藤原:そうですね。その下は文字通りのゴミになるのかと。

WWD:一方の古着卸とは?

藤原: t(トン)単位の量り売りで、“信用買い”な部分が多く、中身は見ずに決定します。

WWD:中身が見れないということは内容物に偏りがあることも?

藤原:はい。それもあって、当社で仕分けして店頭に並べられるのは15%ほどです。

WWD:残りの85%は?

藤原:当社は、古着卸に戻します。“ウェス屋”に売ることもできるんですが、毎週古着卸に買い付けに行くので、不要な物を持って行って、また買って帰ってくる方が性分的に楽なんですよね(笑)。

WWD:スティックアウトの場合、どの程度の量を買う?

藤原:毎週2、3トンです。僕は中型免許を持っているので、4tトラックで東京郊外をピストン輸送しています。

WWD:社長自ら?

藤原:アルバイトを入れて25人程度の小さな会社ですからね(笑)。社長といったって、デスクで座っているわけにはいきません。“ウェス屋”は埼玉、神奈川、千葉あたりに多く、そこまで行って買い付け、川口市の本社倉庫に持ち込んで仕分けします。僕で週に2往復くらい。ほかのスタッフも入れて、週に10往復くらいはしています。秋冬シーズンはかさばる服も多いので、配送費を安くあげるため、乗用車で下北沢の店舗まで商品を持ってくることもあります。

WWD:古着卸と“ウェス屋”、それぞれのメリット・デメリットについてあらためて聞きたい。

藤原:古着卸のメリットは、なんといっても安さです。t単位の量り売りで、かつ条件がある(内容物が見れない)ため、仕入れ値は“ウェス屋”の10分の1ほど。それに、こちらにも「ディオール(DIOR)」や「プラダ(PRADA)」などラグジュアリーブランドが入っていることがあります。そのあたりは宝くじ感覚というか(笑)。デメリットは、買ったものを当社サイドで仕分ける必要があるので、そこに人件費が掛かることですね。それに仕分けは誰でもできるわけではなく、目が利かなくてはなりません。

 “ウェス屋”のメリットは、“ウェス屋”側で仕分けをしてくれる点です。ジーンズ、ダウン、スカートといった具合にジャンルごとになっているので、狙って買い物ができます。サイズや状態を確認できるのも利点ですね。しかし、“ウェス屋”での売買も100~200kg単位なので、あくまで“ある程度”です。デメリットは、より多くの量を売買する古着卸に比べて割高ということです。

WWD:つまり値段を取るか、時間と手間を取るかの違いである?

藤原:そうですね。中長期的な店舗運営のためには古着卸での買い付けを続けることが必要で、ただしその場合は中身は分からないし、商品の偏りもあるので“ウェス屋”も併用しています。

本題、“110円古着”はなぜ可能か?

WWD:そのあたりに“110円古着”の秘密が隠されていそうだ。

藤原:秘密というほどのものはありません(笑)。時間と手間を掛けるに尽きます。強いて言うなら、古着小売りは一般的に“ウェス屋”で買い付けることが多く、古着卸からt買いするのは珍しいかもしれませんね。その分、売値を下げることができます。ただ、1次流通量が多い(結果としてゴミに出される量も多い)女性物が多くなってしまいがちで、つまりメンズ商品が枯渇気味です。

WWD:ほかに、“明日のスティックアウト”になるために必要なものは?

藤原:誰でもすぐになれますよ(笑)。でも、そうだなぁ、倉庫やトラック、その運転手や駐車場も必要ですね。というわけで、あくまで郊外型のビジネスモデルといえるのかもしれません。いずれにしても、僕らはゴミの中から宝を探し出すことにやりがいを感じています!

WWD:最後に、今後のビジョンについて聞きたい。

藤原:来年めどで、下北沢駅の北口に4号店目の出店を考えています。

WWD:既存の店舗で例えるなら、どの業態に近いものになる?

藤原:2号店(「スティックアウト3」)ですね。スティックアウトの中ではブランド名が立っていたり、少しトレンドを感じさせるアイテムを集約している業態です。それでいて価格は770~3190円。

WWD:“110円古着”の値段を、さらに下げることはない?

藤原:110円で売れないものは50円でも10円でも売れないと思います。“要らないものは無料(タダ)でも要らない”、令和のお客さまはとても賢明ですよ。

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「第36回イエール賞」グランプリはアフリカにルーツを持つ27歳 平和活動が着想源

 「第36回イエール国際フェスティバル(Hyeres International Festival以下、イエール賞)」が10月17日に開催され、イギリスのメンズデザイナー、イフェアニ・オクワディー(Ifeanyi Okwuadi)がグランプリを受賞した。
 
 グランプリには2万ユーロ(約260万円)の賞金と、パリで行われる素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION)」への参加権が贈られる。また、シャネル(CHANEL)の子会社パラフェクション(PARAFFECTION)が管理する専用アトリエとのプロジェクトに参加する機会も与えられる。

 オクワディーはナイジェリア出身の父とシエラレオネ出身の母を持ち、現在27歳。ロンドンのサヴィルローで3年ほど見習いをした後、英レイベンズボーン大学(Ravensbourne University)でファッションデザインを学んだ。その後、ロンドンを拠点するブランド「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」や、デザイナーのアイター・スロープ(Aitor Throup)の下でインターンを経験。今回のコレクションは、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」でロジスティクス関連の仕事をしながら制作したという。
 
 “男の子たちから玩具を取り上げろ(Take the Toys From the Boys)”と題された同コレクションは、英空軍基地に核兵器が配備されたことに抗議するために1981年から2000年まで運営されていたグリーナム・コモン・ウィメンズ・ピースキャンプ(Greenham Common Women’s Peace Camp)を着想源としている。作品には抗議行動のさまざまな要素が反映されており、警察官の制服にインスパイアされたトレンチコートや、抗議活動の参加者が暴力的に排除される様子を表現した襟ぐりの広いスウェットシャツなどが登場した。

 オクワディーは、「世界の酷い出来事について、誰もが行動を起こすべきだ。イギリスにはあまり知られていない歴史的な事実があり、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)監督などはそれを映画で表現している。私はそれをファッションやデザインを通じて表現したい」と語った。

 審査員長を務めた「ラコステ(LACOSTE)」のルイーズ・トロッター(Louise Trotter)=クリエイティブ・ディレクターは、「オリジナリティーのあるアイデアを、いかに現実的な作品として落とし込めているかを重視した。豊かなクリエイティビティーと同時に、高い目的意識を持ち、業界に新たな何かをもたらしてくれる人材であることが受賞の要件の一つだった」と述べた。

 ほかにも、「クロエ(CHLOE)」によるクロエ賞(Chloe Prize)はラトビアのニットデザイナー、エリナ・シリナ(Elina Silina)が、「シャネル(CHANEL)」が協賛するメティエダール賞(Metiers d’Arts Prize)はタイのラクポン・ライマチュラポン(Rukpong Raimaturapong)が受賞した。

 イエール賞は“若手デザイナーの登竜門”として知られており、これまでに「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)=クリエイティブ・ディレクター、「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」のデザイナーであるヴィクター・ホルスティング(Viktor Horsting)とロルフ・スノーレン(Rolf Snoeren)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=クリエイティブ・ディレクターなどが受賞している。

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「スチームクリーム」が定額制サービス開始

 全身用保湿クリームが主力の「スチームクリーム(STEAMCREAM)」は10月27日から、定額制サービス「スキンプル(SKINPLE)」をスタートする。2カ月ごとの定期便で、3つのプランを用意。クレンジングからオリジナルクリームまで季節に合わせた製品やコンテンツを届ける。

 「スキンプル」は、コロナ禍で自分と向き合う時間が増えた中で「季節に合わせたスキンケアまで手が回らない」「スキンケアのお金は節約したいけど、いいものを使いたい」というニーズから、「毎日忙しい人が心から惹かれる人」をターゲットに、“頑張らないスキンケア”として提案する。

 3つのプランでは、フェイスからボディーケアまで一式がそろう「フルケア」(税込4400円/1回分)、ベーシックスキンケアがそろう「ベーシックケア」(税込3630円/1回分)、定番アイテムを試せる「ライトケア」(税込2200円/1回分)から選べる。

 「スチームクリーム」は2007年に誕生。フェイス用に処方設計された全身にも使えるクリームは、国内で手作りしており、動物実験は一切行わない。天然精油100%でオートミールなど天然由来成分を98.5%配合し、子どもから大人まで肌を選ばず使用できる。パッケージデザインも豊富で、これまで1250以上のデザインを採用してきた。クリームのほか、クレンジングバーム、ソープ、化粧水をラインアップする。

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吸水ショーツの「ナギ」が選挙割 投票証明書をメールして商品を割引

 吸水ショーツを取り扱うフェムテックブランド「ナギ(NAGI)」は、衆議院議員選挙に合わせた“Vote with Nagi”キャンペーンを10月20〜31日に実施する。投票した人を対象にショーツ1枚につき5%割引するほか、女性支援をする一般社団法人 Colaboに100円を寄付する。

 キャンペーンの参加方法は、ブランドの公式オンラインサイトにアカウント登録をし、投票証明書の写真をメールするのみ。確認が済むとクーポンコードが届き、割引価格での商品購入が可能だ。

 期間中には、U30世代に向けて政治や社会の情報をSNSで発信する「NO YOUTH NO JAPAN」とコラボレーションした企画を用意。10月28日21時にはライブ配信を予定している。

 「ナギ」は女性向けエンパワーメントメディア「ブラスト(BLAST)」を運営する石井リナが立ち上げたフェムテックブランド。吸水ショーツは、吸水機能、防水機能、防臭機能、制菌効果のある独自の積層構造が特徴で、洗濯することで繰り返し使うことができる。価格は税込5775〜6600円で、フル、スタンダード、スリムの3タイプ、多様なカラーとサイズをそろえている。

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マスク着用で際立つ目元のコンプレックス アイゾーンケアアイテムが続々

 新型コロナウイルスの影響下でマスク着用生活が続き、表情を出さずに過ごすことが増えた今、顔の筋肉の衰えにより「マスク老け」に悩む人が増えている。特にマスクをしていると顔半分が隠れることから、目元の印象が際立ち、クマや小ジワのケアを改めて見直したという人も。各社から販売されているアイゾーンケア特化型アイテムで、早い段階から集中ケアを紹介する。

「コーラオーガニックス(KORA ORGANICS)」

 ミランダ・カー(Miranda Kerr)が手掛ける認定オーガニックスキンケアブランド「コーラオーガニックス」の“ベリーブライトビタミンCアイクリーム”(税込5760円)は、ビタミンCが豊富なカカドゥプラムなどのオーガニック素材を使用し、ふっくらと元気のある印象の目元へと導く。また、詰め替え用リフィル(税込4800円)も販売するなど、サステナビリティへの取り組みも行う。

「センサイ(SENSAI)」

 9月に発売した目元ケアセット“トータルアイトリートメント”(税込2万900円)は、ひんやりとした冷感を感じるアプリケーター付きの美容液“リフレッシング アイエッセンス”と、じんわりとした温かさを感じるクリーム“メルティリッチ アイクリーム”がセットに。マッサージしながら馴染ませることで、乾燥による小ジワ目立たなくする。

「フィアレス(FEARLESS)」

 “比類なきエイジングスキンケア”をテーマに掲げる「フィアレス」の“アルフォンソ アイクリーム”(税込7700円)は、成長ホルモン誘導ペプチドとハイブリッドペプチドを配合。コラーゲン生成を促進し、オイル、ワックス成分配合で肌に密着して浸透する。建築家・天野善洸啓氏が手掛けるアーティスティックなパッケージにも注目。

「アクシージア(AXXZIA)」

 目元ケアに特化した“ビューティーアイズシリーズ”の“エッセンスシート プレミアム”(税込8580円)は、上まぶたまでカバーできる目の周りを囲むような設計。低周波電流とラジオ波による目元ケア美顔器“メイト フォーアイズ”との併用で、眼輪筋を優しく温めながらリッチなホームケアを。

「マニフィーク(MAGNIFIQUE)」

 メンズ向けブランドの「マニフィーク」からも、シワ改善に特化した“リンクルリフト ジェルクリーム”(税込3000円)が登場。化粧水、美容液、乳液、マッサージ、アイクリームの6役を担い、目尻や額など、年齢を感じさせるシワにアプローチする。軽やかな使い心地で、スキンケアに不慣れな男性も使いやすい。

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