本田仁美の「あったらいいな」を凝縮 プロデュースコスメとこだわりの美容法について一問一答

 グローバルで注目を集めたガールズグループIZ *ONEでの活動を経て、多くの人の憧れの的となった本田仁美。10月には日韓共同制作プロジェクト「ベイズ(BAYS)」とともに自身が初めてプロデュースしたコスメブランド「ノートーン」を発売し、予約殺到で話題を集めた。アイシャドウパレット“ピーチブラッシュトースト(Peach Blush Toast)” (税込2090円)は日韓で活動した彼女だからこそ作れたアイテムだという。開発秘話から、メイクアップのこだわりまでを聞いた。

WWD:なぜコスメプロデュースの依頼を受けた?

本田仁美(以下、本田):IZ*ONEとして活動していた時は、常にメイクさんがついていました。プロのメイクは雰囲気をガラリと変えてくれるので、自分のメイクとは違う自分の姿になれたんです。メイクアップ次第で雰囲気を変えられるのって面白いなと、そこからメイクに興味を持つようになりました。

 そのうちに、「こういう製品があったらいいな」と考えることが増え、コスメを作ってみたいと思うようになりました。今回その夢がかないました。

WWD:今回の製品のコンセプトは?

本田:私はアイシャドウが好きなのですが、多色が詰まったアイパレットは使わない“捨て色”が出てきてしまうことが多く、コンパクトに必要なものがそろって、持ち運びしやすいといいなと考えました。そこでアイシャドウだけでなく、チークやアイブロウ、涙袋にも使える、万能なコンパクトパレットというコンセプトにしました。

 日韓で活動したからこそ両方のいいところを知っているので、流行りの韓国トレンドを日本の方々にも楽しんでもらえるような製品にしました。

WWD:製品名は桃とパン。どんな意味が込められている?

本田:“ピーチブラッシュトースト(Peach Blush Toast)”という製品名は、まさに私そのものなんです。韓国ではファンの方々に「桃みたいな見た目をしている」と言っていただき、桃といえば私、のイメージがつきました。また私のチャームポイントはふわふわのほっぺなのですが、そこからふわふわのパンみたいだと、パンと仁美をかけて「パントミ」と呼ばれるように。なので、正式発表前のティーザーで桃やパンを出して匂わせをしたら、ファンの方はすぐ気がついてしまったようです(笑)。

WWD:本田さんがこだわったポイントは?

本田:使用色は一から提案しました。私がよく使うアイパレットの中のカラーを混ぜたらどうなるか?ラメは落ちにくいことが大事、などリクエストをしました。多色のパレットと違って既にブレンドされたカラーなので、簡単にグラデーションを作ることができると思います。

 パッケージは韓国トレンドを意識していて、韓国コスメではやっているブックタイプにしました。それぞれカラーから連想したカフェメニューの名前がついています。カフェのメニューは写真があるとイメージがつきやすいので、パッケージにもイラストを入れたいなと思って、家族に描いてもらいました!

WWD:アイパレットはどう使ってもらいたい?

本田:私のメイクで陰影を作る濃いカラー、ラメはマスト。濃いカラーは目尻に「くの字」に入れてアイラインの影を作ります。そうすると目が横に大きく見えるんです。そして私はマットカラーを使うことが多いので、ラメをプラスして濡れたような質感を出します。なのでラメは濡れた質感が出るよう大きすぎず、パールもこだわりました。ラメは気分次第で涙袋に置いたり、上まぶたに伸ばしたり、使い方を変えます。これまで使ったコスメの中で、1番落ちにくいラメです!

 そしてアイカラーはチークとしても使えるので、ワントーンメイクをしてみて欲しいです。私もチークとアイホールに使用しています。韓国のヘアメイクさんがリップをチークにも使っていたことがあって、そこから1アイテムでワントーンメイクをするという発想が生まれました。

WWD:本田さん自身が普段のコスメ選びでこだわるポイントは?

本田:私はとにかくマット質感が好き。ファンデーションも程よいツヤ感のあるセミマット、リップも韓国に行ってからはグロスからマットティントを使うようになりました。全体的にマットなので、目元のラメが大事なんです。私は人より肌がツヤツヤに見えちゃうタイプのようで、パウダーをたくさんつけているのに、カメラ越しだとツヤツヤに見えるようです。

WWD:本田さんが考える、アイドルメイクのマストアイテムは?

本田:こだわるのはベースメイクです!ベースメイクがキチンとできてこそ、アイシャドウなども映えると思うので。私はあまり顔に汗をかかないのですが、それでもたくさん踊るので、フィニッシュパウダーはマストです。ファンデーションは油分の少ないものを選びます。韓国に行く前は手の甲に出してから伸ばしていたのですが、韓国のヘアメイクさんはファンデーションを筆で伸ばした後に水で濡らしたスポンジで叩き込んでいて、そのやり方を真似しています。あとはステージで強いライトを浴びるので、下地はSPF50のものを選んでいます。ステージライトにも効果があるかはわかりませんが、気休めに……(笑)。

WWD:コスメや美容情報はどう仕入れている?

本田:欲しいコスメがある時は、韓国のヘアメイクさんに「どちらの方が私に似合う?」と訪ねていました。技術的な部分は、ユーチューブ(YouTube)で韓国のメイクユーチューバーさんの動画を見ることが多いですね。ファンの方は、韓国でヘアメイクさんにメイクしてもらった私の姿を見慣れているはずなので、帰国しても自分でそのレベルを再現しなければいけないと、帰国前から必死に勉強しました。韓国のヘアメイクさんは竹串を火で炙って、まつ毛をあげるんですが、真似できないので今はビューラーを使っています。

WWD:韓国で学んだ美容習慣やメイクアップ方法で、取り入れてよかったものは?

本田:スキンケア方法はIZ*ONEメンバーと情報交換していました。髪の巻き方もずっと縦巻きだったんですが、韓国に行ってから今のような波ウェーブスタイルにしていただくことが多く、これも帰国前に動画でやり方を勉強しました。あとは、韓国で流行っているピラティスですね。体幹を鍛えられるので、週1度、一年半通っていました。日本にもピラティス文化を広めたいです!

WWD:10月に20歳を迎えましたが、今後の目標は?

本田:10代では挑戦することを学びました。勇気を出して出演したオーディション番組「プロデュース48(PRODUCE48)」から今につながったのが大きな経験で、今後も挑戦し続け対と思っています。具体的にはモデルや、演技もしてみたいです!そして韓国語を勉強し、語学の楽しさにも目覚めたので、語学を生かしてグローバルで活躍できたら嬉しいなと思っています。

 今回、誕生日に合わせて「NOTONE」のチームの皆さんが誕生日広告を原宿駅に出してくださって、ファンの方からもたくさんの反響をいただきました。韓国では誕生日広告は一般的ですが、日本に帰ってきてもこんなにお祝いしてもらえるなんて…私にとってファンの方々は原動力なので、もっと好きになってもらえるように頑張りたいと思っています。

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「シャネル No5」100周年を記念したハイジュエリー第3弾 サファイアやスピネルなどの色石が奏でるハーモニー

 「シャネル(CHANEL)」から、香水「シャネルNo5(以下、No5)」誕生100周年を記念したハイジュエリーコレクション“コレクションNo5”の第3弾が登場した。ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)と調香師のエルネスト・ボー(Elnest Beaux)により1921年に誕生した“No5”は、”女性そのものを感じさせる、女性のための香り“として1世紀もの間、愛され続けている名香だ。誕生当時から変わらないモダンでアイコニックなボトル、パリ・ヴァンドーム広場がモチーフのボトルのストッパー、シャネルのラッキーナンバーである“5”など香水にまつわるさまざまな要素をハイジュエリーで表現。パトリス・ルゲロー(Patrice Leguereau)ファインジュエリー クリエイション スタジオ ディレクターは、全123点から構成される同コレクションについて、「今まで手掛けてきたコレクションの中で、最も親密なもの」とコメントしている。ここでは、第3弾のコレクションを一気に紹介する。

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バターロール専門店が茅場町にオープン 崖っぷちのアラサー男子3人が“究極の口どけ”を目指す

 カフェの企画運営などを手掛けるボネリートは11月4日、バターロール専門店「パーカーハウスバターロール(PARKER HOUSE BUTTER ROLL)」を東京・茅場町にオープンする。

 同店のバターロールの最大の特徴は、きめ細やかな口当たりととろけるような口どけの良さ。純天然のアルカリイオン水を使うことで、小麦のうま味を引き出しつつ、独特の食感を生み出している。小麦の中心部のみを使ったカナダ産の最高級小麦粉や国産のバターなど厳選した素材に、熟成させた発酵種や湯種を活用し、食感と素材の風味が際立つバターロールを完成させた。

 バターロールは“プレーン”“レーズン”“メロンパン”の3種類(各税込180円を予定)。さらに食べ応えある総菜系やスイーツ系など10種類ほどのパンが並ぶ。ドリンクのコーヒーは、1855年にイタリア・ローマで生まれ、地元で150年以上愛され続けている“ボンドルフィボンカフェ”のこだわりのコーヒー豆を使用した。

 同店を生み出したのは、飲食店で働き続ける中、これといった達成感もなく不甲斐なさを感じていたアラサー男子3人。不器用ならば1つの武器を磨き上げようと一念発起し、修業時代によく食べた思い出の詰まったバターロールで究極の一品を目指した。パン業界未経験ながら、それぞれの経験と知識を生かして素材を厳選して集め、持ち前の研究熱心さから独特の食感と豊かな風味が楽しめるバターロールを生み出した。

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 カフェの企画運営などを手掛けるボネリートは11月4日、バターロール専門店「パーカーハウスバターロール(PARKER HOUSE BUTTER ROLL)」を東京・茅場町にオープンする。

 同店のバターロールの最大の特徴は、きめ細やかな口当たりととろけるような口どけの良さ。純天然のアルカリイオン水を使うことで、小麦のうま味を引き出しつつ、独特の食感を生み出している。小麦の中心部のみを使ったカナダ産の最高級小麦粉や国産のバターなど厳選した素材に、熟成させた発酵種や湯種を活用し、食感と素材の風味が際立つバターロールを完成させた。

 バターロールは“プレーン”“レーズン”“メロンパン”の3種類(各税込180円を予定)。さらに食べ応えある総菜系やスイーツ系など10種類ほどのパンが並ぶ。ドリンクのコーヒーは、1855年にイタリア・ローマで生まれ、地元で150年以上愛され続けている“ボンドルフィボンカフェ”のこだわりのコーヒー豆を使用した。

 同店を生み出したのは、飲食店で働き続ける中、これといった達成感もなく不甲斐なさを感じていたアラサー男子3人。不器用ならば1つの武器を磨き上げようと一念発起し、修業時代によく食べた思い出の詰まったバターロールで究極の一品を目指した。パン業界未経験ながら、それぞれの経験と知識を生かして素材を厳選して集め、持ち前の研究熱心さから独特の食感と豊かな風味が楽しめるバターロールを生み出した。

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食事会、結婚式が復活 三陽商会「エポカ」婦人服ニーズの変化に応える

 三陽商会の「エポカ(EPOCA)」は2022年春夏、商品戦略を再構築する。足元では緊急事態宣言が解除された10月以降、結婚式や食事会などの用途での需要が復調傾向で、特にドレッシーなニットワンピースの売れ行きがよくなっている。そこで人気のきれいめニットシリーズ“ラ・マリア(LA MAGLIA)”を軸に、オケージョン需要の取り込みに注力する。

 21-22年秋冬シーズン(8月〜)は正価販売の売上高が前年実績を上回って推移している。「(9月末の)緊急事態宣言の解除から、「上等なレストランに着ていく服が欲しい」「仕事でしっかりと見える服が欲しい」といった明確なニーズを持って来店する人が増えた」と森雅史・事業本部 エポカ・キャスト ビジネス部 エポカ企画。

 21年春夏以降は、全体に占めるオケージョン対応商品の型数・在庫量を、コロナ前の水準から5ポイントほど抑えていた。22年春夏からは、これを元の水準に戻す。人気のニットシリーズ“ラマリア”シリーズはプルオーバー4型(3万9600〜5万3900円)とボトムス2型(5万600〜5万3900円)、ワンピース(8万6900円)、ジャケット(6万9300円)を用意。シリーズで全身をそろえたり、ジーンズなどと合わせたりと、「コーディネート次第でオケージョンにも日常使いにも対応できるよう提案していく」。

 同様に強化するのがビジネス対応アイテムだ。「コロナ禍でも女性のビジネスウエア需要は変わらず根強い」。手洗い、某シワ加工を施した“クリーンストレッチ”シリーズ(ジャケット6万4900〜6万9300円、スカート3万6300円、パンツ3万9600円、ドレス7万5900円、ブラウス3万9600円)を目玉として打ち出す。

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