アシックス「ウノハ」の新アンバサダーに元E-girls佐藤晴美

 アシックスの女性向けライフスタイルブランド「ウノハ(UNOHA)」は、元E-girlsでモデルや俳優として活動する佐藤晴美をブランドアンバサダーに起用した。キャンペーンビジュアルのほか、ブランド公式SNSやイベントなどに出演する。佐藤は就任に際し、「心からうれしく思う。『ウノハ』は毎日に寄り添い、身につけるだけで心と体が整うような心地良いアイテムで、しかも環境にもやさしい。そんなブランドの魅力を精いっぱい伝えていけたら」とコメントを寄せた。

 同ブランドは今年3月、アシックスの女性活躍推進の取り組みの一環として、女性社員を中心としたチームが立ち上げた。アーティストからモデル、俳優など新たなステージで活躍する佐藤の姿と、ポジティブで健康的なパーソナリティーが「ウノハ」にマッチすることから、アンバサダー起用にいたった。

 アンバサダー就任を記念し、佐藤を起用したビジュアルや撮影の舞台裏に迫ったムービーを公式サイトで公開中。さらに新宿ミロードとニュウマン横浜でポップアップストアを開いている。新宿ミロードは11月2日、ニュウマン横浜は11月4日まで。

■ポップアップストア
場所:ワンバイワン(ONE×ONE)新宿ミロード店
住所:東京都新宿区西新宿1-1-3
時間:11:00〜21:00(新型コロナウイルスの影響で変更する場合あり)

場所:ニュウマン横浜 ニュウマンラボ3階
住所:神奈川県横浜市西区南幸1-1-1
時間:11:00〜20:00(新型コロナウイルスの影響で変更する場合あり)

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ユニクロ「+J」、21-22年秋冬も継続販売

 「ユニクロ(UNIQLO)」は公式インスタグラム上で、デザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏との協業ラインである「+J」の2021-22年秋冬コレクションを発売予定だと発表した。具体的な発売日や取扱店、商品ラインアップなどは未公表。

 「+J」は2009年秋に「ユニクロ」の仏パリ・オペラ旗艦店オープンに合わせて開始。11年秋冬まで5シーズン継続して販売した後休止していたが、20年11月13日に9年振りに復活発売した。21-22年秋冬は復活3シーズン目となる。

 復活以降、発売日には早朝から取扱店に並ぶ客が出るなど人気が続いている。高額転売を目的とした購入も目立ったため、21年春夏シーズンには、「+J」発売前にユニクロとフリマアプリを運営するメルカリとで「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結したことでも話題になった。

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アトモスから東京とNYの路線図のジャケット 「ファーストダウン」とのコラボ

 アトモス(ATMOS)は、米国発ダウンジャケットブランド「ファーストダウン(FIRST DOWN)」とコラボしたジャケット(税込4万4000円)を10月23日にアトモスの店舗で発売する。オンラインストアでは18日から抽選の先行販売も行っている。

 ジャケットは、東京とニューヨークの地下鉄の路線図をそれぞれグラフィックとして使用した2種類を用意する。アトモスのメインストアのロケーションを反映し、東京版は原宿駅、ニューヨーク版はハーレムが左胸に位置するようにデザインした。帝人製の光沢が少ない、撥水性に優れたポリエステル素材を使用している。リバーシブル仕様で裏面のナイロン生地を表にして着用することもできる。

 「ファーストダウン」は1983年にニュージャージーで創業。有名ヒップホップアーティストの着用などで認知を拡大し、機能性でアウトドアシーンでも高い支持を集めた。ブランドは一時休止していたが、2018年秋冬シーズンに再スタートした。

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アシックス × 「攻殻機動隊 SAC_2045」は草薙素子から着想したシューズ全4型 

 アシックス ジャパンは、ビジネスシューズ「ランウォーク(RUN WALK)」と、人気アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とのコラボレーションシューズ全4型を10月27日に公式オンラインストアや三越伊勢丹オンラインストアなどで受注発売する。同コラボは、映画「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」の公開を記念したもので、計200足の限定販売だ。

 シューズは、映画の舞台である近未来の日本やキャラクターをイメージしたカラーリングのダービーシューズ(税込6万6000円)や、多くの登場キャラクターが劇中ではくワークブーツ(同5万9400円)、架空の情報機関の公安9課に所属するバトーと主人公の草薙素子のドレスアップシーンをイメージしたダブルモンクシューズ(同5万9400円)、パンプス(同4万4000円)を用意した。購入者には、公安9課からの受給品をイメージしたデザインのシューズケースや、キャラクターデザインを手掛けたイリヤ・クブシノブの描き下ろしイラストが付属する。

 なお三越銀座店では、ポップアップストア“攻殻機動隊 SAC_2045 × MITSUKOSHI”を10月27日から11月8日までオープンする。会場では「ランウォーク」とのコラボシューズをはじめ、聖林公司のオリジナルブランド「ハリウッドランチマーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET)」や、ストリートブランド「グラム(GLAMB)」とのコラボアイテムなどをラインアップする。

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カウズの“コンパニオン”が人気ゲーム「フォートナイト」に登場 ハロウィン仕様のスケルトンスキン

 アーティストのカウズ(KAWS)は、人気ゲームの「フォートナイト(FORTNITE)」とのコラボレーションを発表した。

 同コラボは、11月1日まで開催しているハロウィンイベント“フォートナイトメア 2021(FORTNITEMARE 2021)”で披露し、期間中はカウズのキャラクター“コンパニオン(COMPANION)”を描いた占いカードや、限定スキン“カウズ スケルトン アウトフィット(KAWS SKELETON OUTFIT)”を入手できる。限定スキンは、“コンパニオン”の胴体を骨にしたハロウィン仕様で、オレンジやグリーン、ピンク、ボーンの全4カラーをそろえる。

 「フォートナイト」はこれまで、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や、ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」とコラボレーションしたほか、トラヴィス・スコット(Travis Scott)やアリアナ・グランデ(Ariana Grande)を招待してゲーム内でコンサートを開催してきた。「バレンシアガ」とのコラボでは、「フォートナイト」のロゴが入ったデニムジャケットやフーディーなどの全6アイテムをゲーム用のスキンに採用し、実際の商品の実販売も行うなど、デジタルとリアルの融合に積極的だ。

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カウズの“コンパニオン”が人気ゲーム「フォートナイト」に登場 ハロウィン仕様のスケルトンスキン

 アーティストのカウズ(KAWS)は、人気ゲームの「フォートナイト(FORTNITE)」とのコラボレーションを発表した。

 同コラボは、11月1日まで開催しているハロウィンイベント“フォートナイトメア 2021(FORTNITEMARE 2021)”で披露し、期間中はカウズのキャラクター“コンパニオン(COMPANION)”を描いた占いカードや、限定スキン“カウズ スケルトン アウトフィット(KAWS SKELETON OUTFIT)”を入手できる。限定スキンは、“コンパニオン”の胴体を骨にしたハロウィン仕様で、オレンジやグリーン、ピンク、ボーンの全4カラーをそろえる。

 「フォートナイト」はこれまで、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や、ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」とコラボレーションしたほか、トラヴィス・スコット(Travis Scott)やアリアナ・グランデ(Ariana Grande)を招待してゲーム内でコンサートを開催してきた。「バレンシアガ」とのコラボでは、「フォートナイト」のロゴが入ったデニムジャケットやフーディーなどの全6アイテムをゲーム用のスキンに採用し、実際の商品の実販売も行うなど、デジタルとリアルの融合に積極的だ。

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「ショット」が陶芸家・古賀崇洋氏と協業 無数のスタッズのライダースジャケット

 上野商会は直営セレクトショップ「L.H.P.(エルエイチピー)」の原宿店で、陶芸家の古賀崇洋氏とコラボレーションした「ショット(SCHOTT)」のライダースジャケットを発売した。古賀氏の持ち味であるツノのように尖ったスタッズを全体にあしらったライダースジャケットは、インパクト抜群で目を引く。価格は66万円(税込)。

 同店では10月15日から21日まで「ショット×古賀崇洋エキシビション」を開催。会期中は古賀氏も駐在し、協業したライダースジャケットやTシャツのほか、スタッズをモチーフにした磁器の器やダルマなど100点以上を展示・販売する。あすの最終日を前に10数万円のカップから150万円のダルマまで売約済みの作品も少なくない。

 ライダースジャケットが看板の米国ブランド「ショット」と日本の陶芸家による異色の組み合わせ。だが、古賀氏は伝統的な陶芸家とは一線を隠したアバンギャルドな作風で知られる。鹿児島に工房を構え、白磁器をベースにしながら、器にはスタッズのような大小のツノがたくさんつけられる。古賀氏は「内に秘めた力が外に飛び出していくさまを表現したい。パンクロックなどの反骨心とも共通するかもしれない」と話す。これまでも「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のほか、国内外のブランドやクリエイターと仕事をしてきた。

 「ショット」とのコラボしたライダージャケットには、古賀氏が造形したスタッズが無数につけられており、ずしりと重い。「『ショット』の革ジャンを持っていたので、お話をいただいたときはうれしかった。いつも以上にパワフルに表現した」と語る。

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「ルイ・ヴィトン」 渋谷メンズ店に巨大タイガー&ドラゴン現る NIGO®コラボ第2弾発売に合わせて

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、NIGO®と協業した“ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”第2弾の発売に合わせて、東京・神宮前のルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店でポップアップショップを10月21日から11月中旬まで開く。20日には、コレクションの世界観を再現した1階と2階を関係者に公開した。

 ファサードには、コレクションを象徴するモチーフの一つである巨大なドラゴンの胴体を描き、正面のウインドーに設置したドラゴンの頭へとつながる。頭部にはヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターの“A”と、NIGO®の“N”の文字が隠されており、同コレクションらしい遊び心も店内に散りばめた。

タイガーが出迎える1階

 ドラゴン仕様のエントランスをくぐると出迎えるのは、入り口付近から店内奥まで続く巨大なタイガーのマットだ。壁面にはダックやタイガー、ハートのモチーフをふんだんに使用したキャッチーなバッグやシューズなどが並ぶ。商品を置く赤い什器も“L”と“V”の文字をデフォルメした形状で、コレクションに合わせたポップな仕掛けが満載だ。

2匹のドラゴンが舞う2階

 抽選で入場が可能な2階は、フロアを舞う2匹のドラゴンが主役。壁面は赤と白のダミエ・パターン仕様で、壁に沿って流線を描くドラゴンの胴体がそのまま什器になっている。胴体をたどって奥に進むと、それぞれに“A”と“N”を描いた2匹の頭が向かい合う。

 “ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”第2弾に合わせたポップアップは世界10都市で開催し、壁面やフロアを彩るパープルカラーは東京のイメージに合わせた限定色だ。

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スワロフスキーのCEOが退任 初めて創業家外から後任の可能性も

 オーストリアを拠点とするクリスタルメーカーのスワロフスキー(SWAROVSKI)は、ロバート・ブッフバウアー(Robert Buchbauer)最高経営責任者(CEO)と、マティアス・マーグリーター(Mathias Margreiter)最高財務責任者(CFO)が10月末までに退任することを発表した。いずれも後任は未定。

 同社は、1895年にダニエル・スワロフスキー(Daniel Swarovski)が創業。これまで一族経営が続き、2020年4月に現職に就任したブッフバウアーCEOと、マーグリーターCFOも一族の出身だ。しかし同社はここ数年、新たな成長戦略に沿った事業再編に取り組んでおり、オーナーと会社の経営を切り分けることもその中に含まれているという。このため、新たなCEOとCFOは創業以来初めて一族以外から選ばれる可能性があると同社は示唆した。

 なお、ブッフバウアーCEOとマーグリーターCFOは退任後も取締役会の一員として同社に残る。両氏の後任が決まるまでは、現経営陣が暫定的にその役職を務める。創業家が保有する株式は、新たに設立する一族の持ち株会社が管理するという。

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「スカルプD」が男性向けパーソナライズシャンプーを発売 

 アンファーは3人の専門家が監修するメンズパーソナライズシャンプー「パーソナルスカルプD」を10月20日(頭髪の日)に発売した。価格はシャンプーとコンディショナーのセット販売で税込5500円。

 「パーソナルスカルプD」は、毛髪診断士、心理士、アロマデザイナーが監修したオンラインカウンセリングによって、1万通りのカウンセリング結果から、1人1人の希望の頭皮・髪へと導くだけでなく、そのときの気分や生活環境など個々のライフスタイルに寄り添い、パーソナルなシャンプー・トリートメントを提案するメンズヘアケアブランド。

 アンファーが実施した調査によると、薄毛だけでなく頭皮や髪に何らかの悩みを抱える男性が6割を超えることが分かった。また「自分の頭皮状態を把握した上で製品を購入したい」「自分に合うシャンプーが分からない」「自分の頭皮状態を知りたい」など、シャンプー選びに迷っている男性が多いことに着目。20年以上にわたる「スカルプD」研究の結果を生かし、頭皮環境を整えることはもちろん、自分に最適なシャンプーを探したい・日常のモチベーションを高めたいという“こだわる”男性に向けて「パーソナルスカルプD」を開発した。

 全てのシャンプーのベースとして「スカルプD」オリジナルシリーズにも配合されている「アミノDウォッシュ」(ラウロイルアスパラギン酸Na、水)を配合。“人の皮脂と同じ成分”(イソパルミチン酸)を含み、頭皮の潤いを保ちながら余分な汚れを落とすのが特徴だ。

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「スカルプD」が男性向けパーソナライズシャンプーを発売 

 アンファーは3人の専門家が監修するメンズパーソナライズシャンプー「パーソナルスカルプD」を10月20日(頭髪の日)に発売した。価格はシャンプーとコンディショナーのセット販売で税込5500円。

 「パーソナルスカルプD」は、毛髪診断士、心理士、アロマデザイナーが監修したオンラインカウンセリングによって、1万通りのカウンセリング結果から、1人1人の希望の頭皮・髪へと導くだけでなく、そのときの気分や生活環境など個々のライフスタイルに寄り添い、パーソナルなシャンプー・トリートメントを提案するメンズヘアケアブランド。

 アンファーが実施した調査によると、薄毛だけでなく頭皮や髪に何らかの悩みを抱える男性が6割を超えることが分かった。また「自分の頭皮状態を把握した上で製品を購入したい」「自分に合うシャンプーが分からない」「自分の頭皮状態を知りたい」など、シャンプー選びに迷っている男性が多いことに着目。20年以上にわたる「スカルプD」研究の結果を生かし、頭皮環境を整えることはもちろん、自分に最適なシャンプーを探したい・日常のモチベーションを高めたいという“こだわる”男性に向けて「パーソナルスカルプD」を開発した。

 全てのシャンプーのベースとして「スカルプD」オリジナルシリーズにも配合されている「アミノDウォッシュ」(ラウロイルアスパラギン酸Na、水)を配合。“人の皮脂と同じ成分”(イソパルミチン酸)を含み、頭皮の潤いを保ちながら余分な汚れを落とすのが特徴だ。

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ジョイックスコーポレーション初のオリジナルブランド「ルーペ」が2022年1月にデビュー

 ジョイックスコーポレーションは創業以来初となるオリジナルブランド「ルーペ(LOOPE)」をスタートする。受注生産型で、初回はオーバーサイズスエット、イージーパンツ、ワイドロングシャツ、オーバーサイズロングスリーブTシャツの4アイテムを用意する。2022年1月に受注し、デリバリーは約2
カ月後を予定する。その後は、年に6回ほど受注生産を行う。

 ブランドコンセプトは“日常にそっとなじむ定番服”で、1アイテムにつき2つの異なる生地で提案するのが特徴だ。広報担当者は「デザインからでなく生地からモノ作りを考え、どんなスタイルにも対応できるよう豊富にサイズを展開する」と話す。また、全てのアイテムを日本生産する。

 デザイナーを務めるのはジョイックスコーポレーションに所属する木村献(すすむ)で、「ルーペ」というブランド名は木村が素材の組成や毛羽立ちを調べるために常に持ち歩くルーペから取ったもの。

 ジョイックスコーポレーションは、10月20日14時から「ルーペ」の公式ティザーサイトおよびSNSもオープンしている。

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「ヘアキッチン」を使うことがサステナにつながる 理・美容室で地球のために今できること

 資生堂プロフェッショナルから7月にデビューした新ヘアケアブランド「ヘアキッチン(HAIR KITCHEN)」。“サステナブル”をコンセプトの1つに掲げ、豊かな色彩やジューシーな香り、自然環境を生き抜くためのパワフルな抗酸化作用を持つ野菜・果物に着目。髪のパサつきや艶の低下、頭皮のニオイなどの悩みにアプローチし、健やかな潤いと艶で満たされた髪に導くブランドだ。ヘアスタイリストが“シェフ”となり、多数のラインアップの中から一人一人に合わせた“レシピ”を作り、髪の個性と素材を出合わせることで、よりパーソナルなケアを楽しんでもらうことができる。

 そうした成分や機能面に加え、注目を集めているのがサステナブルな側面だ。同ブランドは、通常では捨てられる規格外野菜や果物から抽出された成分を有効活用している。自然の恵みを大切に、多くの天然香料を使用していることも特長だ。

 サトウキビ由来のバイオマスプラスチックの容器を採用し、詰め替え・付け替え商品の配置など、商品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の軽減に努めている。環境や社会に配慮した活動も積極的に行っており、主に意識の高い理容師・美容師から高評価を受けている。ここでは、業界を代表するトレンドセッターサロンで、同ブランドの取扱い店でもある「セラ バイ ユーレルム(SerA by U-REALM)」の森亜伊希代表と、資生堂プロフェッショナルマーケティング部長の声から、「ヘアキッチン」のサステナブルなレシピを読み解く。

「ヘアキッチン」を使うことで、
環境面のサステナブルに
貢献できる

 「セラ バイ ユーレルム」は、トレンドの先端を担うブランドサロンでありながら、「幅広い年齢層にとって居心地の良いサロンでありたい」と考えている。かわいい・かっこいいデザインを提供することはもちろん大切だが、それらのみを追求していった結果、新客は多く獲得できる一方ですぐに失客してしまう、というサイクルを繰り返した時期がある。その時の自分を支えてくれたのは、10年以上の付き合いがあるお客さまだった。その経験から、生涯顧客が多くて、お客さまとスタッフが一緒に成長できる、そして3世代で通ってもらえるサステナブルなサロン運営を目指すようになった。

 “ブランドサロン+地域密着”が理想で、これから目指す方向性の1つだと考えている。今後新店をオープンするなら、中心街のみではなく中核都市や郊外を視野に入れていて、“身近にあのユーレルムがある”という環境を実現したい。“高校生になっても中心街の美容室に変える必要がない、スタッフも一生現役でいられること”が理想だ。そのためにも幅広いお客さまに通っていただくため、未就学児のカットを無料にする取り組みなども行っている。

 そうした“サロン運営におけるサステナブル”は道筋が見えてきたけれど、今世の中の関心が高まりつつある“環境や自然に対するサステナブル”に関しては、美容室として何ができるか分からず、課題の1つだった。そんな時に出合ったのが「ヘアキッチン」。成分からパッケージの素材に至るまでこだわりがあり、社会問題にも正面から取り組んでいることを知った。今では美容室単独で“環境や自然に対するサステナブル”に取り組むのではなく、こうしたヘアケアブランドを取り扱うことで、間接的に環境保護に貢献することも1つの方向性だと考えている。お客さまにも、自信を持って「“サステナ”を難しく考える必要はなく、内外面の美しさと豊かさをかなえ、かつサステナにつながっている『ヘアキッチン』を使うことを始めてみては?」と提案していきたい。

商品の購入が、
身近なサステナブル活動の
一歩へつながる

髪や頭皮、地球環境に
負荷の少ない配合を目指した
商品ラインアップの一部を紹介

「美容室でできるサステナ」をテーマに
キーパーソンがトーク

誰でも地球環境に貢献できる
取り組みとは?

 「WWDJAPAN」は9月7日、オンラインで美容師向け“ヘア&メイク トレンドセミナー2021-22FW”を開催し、ユーチューブでライブ配信した。その中のコンテンツの1つとして、“今サロンでできるサステナとは”をテーマとし、森代表と井原マーケティング部長、村上要「WWDJAPAN」編集長の3人がトーク。サステナブルに貢献できるヘアケアブランドの一例として「ヘアキッチン」を挙げた。

問い合わせ先
資生堂プロフェッショナル
0120-785-466

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きゃりーぱみゅぱみゅがヘアケアブランド「キュルプット」をデビュー

 「ボタニスト(BOTANIST)」などを手掛けるI-neは、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅがプロデュースするヘアケアブランド「キュルプット(CURUPUT)」を11月1日に立ち上げる。

 きゃりーは代名詞ともいえる華やかな髪色の裏で、ブリーチやカラーによる髪の痛みに悩んできたという。そこで同じ悩みを持つ人に向けてダメージケアを追求し、香りにもこだわったというヘアケアアイテムを提案する。ブランド名の由来について、きゃりーは「ふと降りてきた言葉」で「言いたくなる名前と、ロゴにしたときに可愛らしい文字になるのも素敵」とコメント。

 第1弾として、ダメージの原因に着目した“ディープダメージケアセット(シャンプー&トリートメント、ヘアマスクサシェ2回分)”(税込2970円)を全国のドラッグストア、バラエティーショップ、オンラインストアで数量限定販売する。すでにある髪のダメージを集中補修しながら、日本古来のスーパーベリーと言われるムラサキシキブエキス果実エキスを配合した先行トリプルケア処方で、カラーやパーマによるダメージを防ぐ。また、紫外線や大気汚れといった外部刺激や、熱ダメージから髪をガードする成分も配合した。シャンプーは甘く爽やかなグリーンアップルの香り、トリートメントは甘く華やかなホワイトラズベリーの香り、ヘアマスクは爽やかな甘さのスイートオレンジの香りを採用した。

 きゃりーは「私は18歳のころから、ブリーチしたりカラーを楽しんでいるのですが、どうしても枝毛や切れ毛とかの悩みがあって。自分の理想の髪でいられたことがあんまりないんです」と悩みを明かし、「今回のプロデュースでは、何回も何十回も打ち合わせを重ねて、細かいことまですごくたくさん考えました。最高のヘアケア商品をつくるために『きゅるん』とした仕上がりになることを目指したのはもちろん、香りにもこだわって作りました」と語った。

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きゃりーぱみゅぱみゅがヘアケアブランド「キュルプット」をデビュー

 「ボタニスト(BOTANIST)」などを手掛けるI-neは、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅがプロデュースするヘアケアブランド「キュルプット(CURUPUT)」を11月1日に立ち上げる。

 きゃりーは代名詞ともいえる華やかな髪色の裏で、ブリーチやカラーによる髪の痛みに悩んできたという。そこで同じ悩みを持つ人に向けてダメージケアを追求し、香りにもこだわったというヘアケアアイテムを提案する。ブランド名の由来について、きゃりーは「ふと降りてきた言葉」で「言いたくなる名前と、ロゴにしたときに可愛らしい文字になるのも素敵」とコメント。

 第1弾として、ダメージの原因に着目した“ディープダメージケアセット(シャンプー&トリートメント、ヘアマスクサシェ2回分)”(税込2970円)を全国のドラッグストア、バラエティーショップ、オンラインストアで数量限定販売する。すでにある髪のダメージを集中補修しながら、日本古来のスーパーベリーと言われるムラサキシキブエキス果実エキスを配合した先行トリプルケア処方で、カラーやパーマによるダメージを防ぐ。また、紫外線や大気汚れといった外部刺激や、熱ダメージから髪をガードする成分も配合した。シャンプーは甘く爽やかなグリーンアップルの香り、トリートメントは甘く華やかなホワイトラズベリーの香り、ヘアマスクは爽やかな甘さのスイートオレンジの香りを採用した。

 きゃりーは「私は18歳のころから、ブリーチしたりカラーを楽しんでいるのですが、どうしても枝毛や切れ毛とかの悩みがあって。自分の理想の髪でいられたことがあんまりないんです」と悩みを明かし、「今回のプロデュースでは、何回も何十回も打ち合わせを重ねて、細かいことまですごくたくさん考えました。最高のヘアケア商品をつくるために『きゅるん』とした仕上がりになることを目指したのはもちろん、香りにもこだわって作りました」と語った。

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「女性性」に対する僕らの葛藤 「今週の特集お届け隊」2021年10月18日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年10月18日号からの抜粋です)

村上:正直、最初はタイトル案に「女性性」とあるのを見て、「え〜」と思ったよ(笑)。最近はずっと「女性らしさって、なんだろう?」って思ってきたから。

藪野:ですよね(苦笑)。そうおっしゃると思って、僕も深く考えました。

村上:そこ、聞きたい!

藪野:ミニ丈や露出が多いミラノの序盤を見て、最初は「セクシーが戻ってきた!」と思ったのですが、「プラダ(PRADA)」の展示会やパリ2日目の「ディオール(DIOR)」を見て、単に“セクシー復活”で片付けてはいけないと。女性性をもっと自由に表現しようというメッセージや、既成概念の呪縛から解き放つムードが、新たなアプローチだと感じたんです。例えばコルセットなど、かつて女性の自由を奪ってきたアイテムを、今回はマインドの解放を表現するために再解釈する提案が目立ちました。

村上:なるほど、勉強になる。

藪野:もう一つ、肌の露出や官能的な表現に関して、若い世代はもっと自由に考えていると感じます。“Y2K”ファッションの再燃にしても、昔のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)のようなスタイルって個人的には軽薄な印象が強いんですが、Z世代にそのイメージはなく、新鮮なのかなと。結果、シーズンを通してセクシーなスタイルが目立ちましたが、それはファッションでの自己表現がより自由になったと解釈しています。

村上:「女性性」という文字を見て一瞬逡巡したんだけど、僕が「これでいいのかも」って思ったのは、「女性性」に縛られているのは、むしろ僕の方じゃないのかと考えたから。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の東京でのショーを見て、川久保さんが「『ギャルソン』だからこうあらねば」という思いからも解放されてますます強くなったことに感動したんだけれど、自分も「女性性」という言葉から解放されなきゃいけないんじゃないかって。解き放たれようとしていたつもりだったけど、逆にそれに縛られていた、みたいな。

藪野:僕も、ジェンダーの扱い方に敏感になりすぎて自分にブレーキをかけていましたが、その感覚すら意味がなくなった印象です。これからはポジティブに捉えるのが正解と思い、「女性性」という強い言葉をあえて使いました。

村上:僕も解放されたよ(笑)!

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「女性性」に対する僕らの葛藤 「今週の特集お届け隊」2021年10月18日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年10月18日号からの抜粋です)

村上:正直、最初はタイトル案に「女性性」とあるのを見て、「え〜」と思ったよ(笑)。最近はずっと「女性らしさって、なんだろう?」って思ってきたから。

藪野:ですよね(苦笑)。そうおっしゃると思って、僕も深く考えました。

村上:そこ、聞きたい!

藪野:ミニ丈や露出が多いミラノの序盤を見て、最初は「セクシーが戻ってきた!」と思ったのですが、「プラダ(PRADA)」の展示会やパリ2日目の「ディオール(DIOR)」を見て、単に“セクシー復活”で片付けてはいけないと。女性性をもっと自由に表現しようというメッセージや、既成概念の呪縛から解き放つムードが、新たなアプローチだと感じたんです。例えばコルセットなど、かつて女性の自由を奪ってきたアイテムを、今回はマインドの解放を表現するために再解釈する提案が目立ちました。

村上:なるほど、勉強になる。

藪野:もう一つ、肌の露出や官能的な表現に関して、若い世代はもっと自由に考えていると感じます。“Y2K”ファッションの再燃にしても、昔のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)のようなスタイルって個人的には軽薄な印象が強いんですが、Z世代にそのイメージはなく、新鮮なのかなと。結果、シーズンを通してセクシーなスタイルが目立ちましたが、それはファッションでの自己表現がより自由になったと解釈しています。

村上:「女性性」という文字を見て一瞬逡巡したんだけど、僕が「これでいいのかも」って思ったのは、「女性性」に縛られているのは、むしろ僕の方じゃないのかと考えたから。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の東京でのショーを見て、川久保さんが「『ギャルソン』だからこうあらねば」という思いからも解放されてますます強くなったことに感動したんだけれど、自分も「女性性」という言葉から解放されなきゃいけないんじゃないかって。解き放たれようとしていたつもりだったけど、逆にそれに縛られていた、みたいな。

藪野:僕も、ジェンダーの扱い方に敏感になりすぎて自分にブレーキをかけていましたが、その感覚すら意味がなくなった印象です。これからはポジティブに捉えるのが正解と思い、「女性性」という強い言葉をあえて使いました。

村上:僕も解放されたよ(笑)!

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カームD、「GOOD SOUND COFFEE」リリース第2弾。開業までをリリース3本で物語に。

店舗デザイン・プロデュースやカフェレストラン「goodspoon」などを展開する株式会社カームデザイン(本社:大阪市西区、代表取締役:金澤 拓也)が、中目黒(東京)・松原(大阪)の2店舗同時に11月17日オープンさせる「GOOD SOUND COFFEE」のリリース第二弾を配信した。
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バロック3〜8月期は2億9000万円の最終黒字

 バロックジャパンリミテッドの2021年3〜8月期は、営業損益が5億2000万円の黒字(前年同期は4億4000万円の赤字)、純損益が2億9000万円の黒字(同9億1000万円の赤字)だった。売上高は前年同期比26.9%増の265億円。国内ではコロナ感染第5波で店舗の売り上げが伸び悩んだものの、好調なECがカバー。海外でも消費が回復した中国がけん引役となり、最終黒字となった。

 国内事業の売上高は前年同期比27.2%増の235億円、営業損益は2億7100万円の黒字(前年同期は7億2900万円の赤字)。EC売上高は同14.1%増だった。「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」など売り上げ構成の4割を占めるSC販路が同27.9%増と大きく復調。次点の百貨店販路(売り上げ構成の約3割)も同16.7%増と健闘した。

中国事業の売上高(卸売とロイヤリティの合算)は同37.6%増の31億円、損益合計は3億7100万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)。村井博之社長は「中国で戦うためのノウハウが蓄積されてきた。企画の的中率が改善し、適量の仕入れもできるようになってきている」と自信を深める。

連結では、セール販売の抑制により売上総利益を前年同期比30.9ポイント、販管費率を同2.4ポイント改善し、利益を押し上げた。8月末時点で国内店舗は11の純増、中国は25の純増。

 22年2月期通期予想は期初計画を据え置く。売上高が前期比18.1%増の597億円、営業利益が同76.0%増の23億円、純利益が3.4倍増の13億円を見込む。

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バロック3〜8月期は2億9000万円の最終黒字

 バロックジャパンリミテッドの2021年3〜8月期は、営業損益が5億2000万円の黒字(前年同期は4億4000万円の赤字)、純損益が2億9000万円の黒字(同9億1000万円の赤字)だった。売上高は前年同期比26.9%増の265億円。国内ではコロナ感染第5波で店舗の売り上げが伸び悩んだものの、好調なECがカバー。海外でも消費が回復した中国がけん引役となり、最終黒字となった。

 国内事業の売上高は前年同期比27.2%増の235億円、営業損益は2億7100万円の黒字(前年同期は7億2900万円の赤字)。EC売上高は同14.1%増だった。「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」など売り上げ構成の4割を占めるSC販路が同27.9%増と大きく復調。次点の百貨店販路(売り上げ構成の約3割)も同16.7%増と健闘した。

中国事業の売上高(卸売とロイヤリティの合算)は同37.6%増の31億円、損益合計は3億7100万円の黒字(前年同期は1億7500万円の赤字)。村井博之社長は「中国で戦うためのノウハウが蓄積されてきた。企画の的中率が改善し、適量の仕入れもできるようになってきている」と自信を深める。

連結では、セール販売の抑制により売上総利益を前年同期比30.9ポイント、販管費率を同2.4ポイント改善し、利益を押し上げた。8月末時点で国内店舗は11の純増、中国は25の純増。

 22年2月期通期予想は期初計画を据え置く。売上高が前期比18.1%増の597億円、営業利益が同76.0%増の23億円、純利益が3.4倍増の13億円を見込む。

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ヘアサロン「サイドバーン」太市代表が死去 59歳の若さでの訃報で業界に衝撃

 ヘアサロン「サイドバーン(Side Burn)」の太市代表が10月14日深夜、自宅で急逝した。死因は急性心筋梗塞、享年59歳。

 同サロンの公式サイトによると、葬儀は故郷の福島で近親者のみで執り行い、社葬、お別れの会などは昨今の状況を鑑み、現在予定していない。

 太市代表は1962年、福島県出身。都内有名サロンを経て、95年に東京・表参道に「サイドバーン」をオープン。98年には業界最高峰のアワードとされる“JHA”でグランプリを受賞。“カリスマブーム”をけん引した。

 美容師でありながら、作詞・作曲・ボーカル・ギターをこなすミュージシャンとしても活動し、 15年にはブラジルに渡り、“路上カットドキュメントムービー”を制作し話題になった。

 カット技術を真摯に突き詰める一方で、マルチな活動にも取り組むことで美容師の可能性を広げようという姿勢は共感を呼び、業界にはファンも多い。同サロンのスタッフたちは公式サイトで、「太市の作ったこの『サイドバーン』を守っていこうと思います」との決意を表明している。

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「ニューヨーカー」のダイドーリミテッドが希望退職者募集 在宅勤務でビジネスウエア苦戦

 ダイドーリミテッドは19日、子会社で「ニューヨーカー(NEWYORKER)」などを展開するダイドーフォワードで100人程度の希望退職者を募集すると発表した。グループ全体の社員の約1割に相当する人員を減らす。新型コロナウイルスによる在宅勤務の増加によって、ビジネスウエアの苦戦が続いていた。一部ブランドを休止し、不採算店を閉める。

 ダイドーフォワードに在籍し、店舗に勤務する正社員と契約社員から募る。募集期間は12月13日から24日までで、退職日は2022年2月10日を予定する。

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「アクア ディ パルマ」が「エミリオ・プッチ」とコラボ【2021年クリスマスコフレ】

 イタリア・パルマのライフスタイルブランド「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」は11月5日、「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」とコラボレーションしたホリデーコレクションを発売する。伊勢丹新宿本店本館、伊勢丹新宿店メンズ館、ギンザシックス旗艦店では、一部商品を10月27日に先行発売する。

 ホリデーコレクションは、「エミリオ・プッチ」のアーカイブプリント“ヴォルティチ(Vortici)”を再解釈し、「アクア ディ パルマ」を代表するパルマイエローで表現した。ギフトセットとして“コロニア”(3種、各税込2万2110円)、“ノービレ”(2種、各同2万7830円)、“ブルー メディテラネオ”(3種、各同1万5730円)のほか、“リチュアル”セット(2種、各同1万3420〜1万8810円)、ホームコレクションとしてキャンドル(200g、同1万1660円)とルームディフューザー(180mL、同1万4850円)、ギンザシックス旗艦店限定のアドベントカレンダー(10月27日発売、同11万4400円)をラインアップする。

 “コロニア”シリーズは、オーデコロン(100mL)、シャワージェル(75mL)、ボディスプレー(50mL)がセットに。爽やかなシトラス調の“コロニア”、落ち着いたシトラス ウッディノートの“コロニア エッセンツァ”、まろやかなクラリセージとラベンダーの“コロニア フトゥーラ”の3種類の香りを用意する。

 女性向けのフェミニンな香りが特徴の“ノービレ”シリーズは、オードパルファム(100mL)とボディクリーム(75g)、シャワージェル(75mL)がセットに。マグノリアにジャスミンとチュベローズをブレンドした“マグノリア ノービレ”と、フローラル調のまろやかな香りに仕上げた“ローザ ノービレ”の2種類をそろえる。

 “ブルー メディテラネオ”は、オードトワレ(75mL)とシャワージェル(40mL)、ボディローション(50mL)がセットに。地中海の島を象徴するシトラスフルーツの香りの“アランチャ – カプリ島”、マートルとバジルにアロマティックな香りの“ミルト – パナレーア島”、ベルガモットやレモン、グレープフルーツにフィグネクターをブレンドした“フィーコ – アマルフィ”の3種類を用意する。

 “リチュアル”は、ヘアミスト(12mL)とオードパルファム(12mL)、ハンドクリーム(30mL)がセットになった“ビューティー”と、シェービングクリーム(40mL)とアフターシェーブローション(40mL)、シャンプー(40mL)、フェイスウォッシュ(40mL)、オーデコロン(20mL)がセットになった男性向けの“デイリー”の2種をそろえる。

 また同コレクションを通じて、セーブ・ザ・チルドレンの「Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来〜」キャンペーンを支援する。

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「クロエ」がBコープ認証を取得 ラグジュアリーメゾンでは初

 リシュモングループ傘下の「クロエ(CHLOE)」はこのほど、ラグジュアリーメゾンとしては初となるBコープ認証を取得した。

 Bコープは2006年にアメリカの非営利団体Bラボ(B Lab)が制定した認証で、利益と社会的意義を両立させ、環境や社会へのパフォーマンスや透明性、法的説明責任、持続可能性において優れた会社に与えられる。認証取得へのハードルは極めて高く、評価項目は従業員の労働条件から地域社会、二酸化炭素の排出量に至るまで、300以上にもおよぶ。

 「クロエ」は、20年6月から“Women Forward for a Fairer Future(より公平な未来のための、女性の前進)”に本格的に取り組み、外部専門家のアマンダ・グエン(Amanda Nguyen)とエリザベート・ラヴィル(Elisabeth Laville)を招へいしてサステナビリティ理事会を発足。Made51、Mifuko、Manos del Uruguay、Akanjoといったフェアトレード認定企業とのパートナーシップを拡大し、同年12月にはサステナビリティに精通したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst) をクリエイティブ・ディレクターに迎え、さまざまなアクションに取り組んできた。彼女が手掛けた22年春夏コレクションでは、全体の58%に環境負荷の低い素材を使用している。

 リカルド・ベリーニ(Riccardo Bellini)=クロエCEOは、「人や地球に与える影響に対して十分な説明責任を負い、私たちが行うあらゆることに目的を吹き込み、ビジネスの方法を変革し、より良い世界を構築するために積極的に行動することが、私たちの強い信念だ。Bコープ認証は、これらの変革を加速し、導く強力なフレームワークを提供してくれる。私たちのブランドとビジネスが、より良い影響を与える力となるよう、継続的なコミットメントを強化していく」とコメントしている。

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「クロエ」がBコープ認証を取得 ラグジュアリーメゾンでは初

 リシュモングループ傘下の「クロエ(CHLOE)」はこのほど、ラグジュアリーメゾンとしては初となるBコープ認証を取得した。

 Bコープは2006年にアメリカの非営利団体Bラボ(B Lab)が制定した認証で、利益と社会的意義を両立させ、環境や社会へのパフォーマンスや透明性、法的説明責任、持続可能性において優れた会社に与えられる。認証取得へのハードルは極めて高く、評価項目は従業員の労働条件から地域社会、二酸化炭素の排出量に至るまで、300以上にもおよぶ。

 「クロエ」は、20年6月から“Women Forward for a Fairer Future(より公平な未来のための、女性の前進)”に本格的に取り組み、外部専門家のアマンダ・グエン(Amanda Nguyen)とエリザベート・ラヴィル(Elisabeth Laville)を招へいしてサステナビリティ理事会を発足。Made51、Mifuko、Manos del Uruguay、Akanjoといったフェアトレード認定企業とのパートナーシップを拡大し、同年12月にはサステナビリティに精通したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst) をクリエイティブ・ディレクターに迎え、さまざまなアクションに取り組んできた。彼女が手掛けた22年春夏コレクションでは、全体の58%に環境負荷の低い素材を使用している。

 リカルド・ベリーニ(Riccardo Bellini)=クロエCEOは、「人や地球に与える影響に対して十分な説明責任を負い、私たちが行うあらゆることに目的を吹き込み、ビジネスの方法を変革し、より良い世界を構築するために積極的に行動することが、私たちの強い信念だ。Bコープ認証は、これらの変革を加速し、導く強力なフレームワークを提供してくれる。私たちのブランドとビジネスが、より良い影響を与える力となるよう、継続的なコミットメントを強化していく」とコメントしている。

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「トリコ・コム デ ギャルソン」から「タオ」に改名 栗原たお、純白のスタート

 栗原たおが手掛ける「トリコ・コム デ ギャルソン(TAO COMME DES GARCONS)」は2022年春夏、「タオ」に改名する。10月19日には南青山のコム デ ギャルソン社のオフィスでプレスと関係者を招いたフロアショーを開催し、最新コレクションを発表した。

 「長く経験を積んだ自分のブランドとして、さらに強く、クリアに」表現するための改名だ。新たな1ページとなる22年春夏は、「白の世界」。「白のいろんな表現で、自分らしさを表現したかった」という。「トリコ・コム デ ギャルソン」は、ギャルソン社のブランドの中では手頃な価格帯や普段使いできる洋服も多かったブランド。その性格を放棄せずクリエイションに挑む彼女らしさを優先する路線変更だ。

 コレクションはチュールやオーガンジーのような繊細な素材と、洗いざらしのコットンのような自然の風合いを生かし、フリルやラッフル、プリーツをふんだんに使ったドリーミーなウエアから幕を開けた。いわゆる、栗原たおらしいクリエイションだ。かすみ草のプリント、リボンのディテール、バルーンシルエットの袖、そしてトレンチコートなどの身頃に縫い合わせたレース。足元は、レースや金糸で飾ったバレエシューズでどこまでも愛らしい。

 ところが、コレクション中盤は「白の世界」から一転。「白の世界」を際立たせるためでもあり、ギャルソン社のブランドらしくもある黒の世界に変わった。同じような素材やディテールを備えつつも、黒の世界は牧歌的と言うより貴族的なムードを備え、色による印象の違い、転じて「白の魅力」を再認識させる。終盤は、再度「白の世界」へ。だが貴族的なムードを踏襲し、磁器を思わせる青みを帯びた白の世界、漆喰のような立体感あるモチーフの表現が登場する。一方で、このパートは「トリコ コム・デ・ギャルソン」のファンを裏切らない日常性も備えた。細かなフリルをあしらったTシャツやタンクトップ、背面のリボンディテールがワンポイントのカッターシャツなども揃う。

 栗原は「営業とも相談して」、今日のフロアショーを迎えたと話す。かつてパリで発表してきた「タオ・コム デ ギャルソン」とは明らかに違う、既存のファンやチームの仲間との対話から成り立つ「タオ」の誕生を思わせた。

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「ルルムウ」2022年春夏コレクション

 「ルルムウ(RURUMU)」が2022年春夏コレクションを発表した。

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保育専門学校から子ども服販売へ、“ナルミヤ世代”が接客でつなぐバトン ナルミヤ・インターナショナル井野温子

 ショップスタッフインタビューで経歴をたずねると、1980年代後半から1990年代生まれの女性のほとんどが「子どもの頃に、ナルミヤのブランドがきっかけで洋服が好きになりました」と答える。それほどこの業界に多大な影響を与えたのがナルミヤ・インターナショナルだ。その後の低迷を経て、百貨店依存に陥っていた体質を変えて18年2月期には再び子供服メーカー売り上げトップに返り咲いた。まさに、その“ナルミヤ世代”のそごう横浜店の井野温子ストアマネージャーに聞いた。

―ショップスタッフの取材では、井野さん世代の女性からは必ずといっていいほど「ナルミヤのブランドに憧れて……」といわれます。

井野温子さん(以下、井野):店頭に立っていても同じです。店の前を女子高生や20代くらいのお客様が通ると「メゾピアノだ」「私、着てた!」という声が聞こえてくることがよくあります。改めて、歴史があるブランドなんだなって思います。接客のときにも孫が生まれたというおばあちゃま世代の方が「自分の娘にも着せていたの。今も好きだから、孫にも着せたくて」とお話しされます。

―そうなんですね!確かにナルミヤが盛り上がっていたときから20年近く経っているので、子どもがいてもおかしくないですよね。

井野:お客様の中には長い方で10年以上のお付き合いがあるので、いつ赤ちゃんを連れてくるかなとドキドキしながら待っています(笑)。普段は名前よりも「お姉さん」と呼ばれることが多いのですが、そごう横浜店に異動してきたばかりの頃に一番初めに私のことを「井野さん」と名前で呼んでくれたお客様がいて、嬉しくて今でも覚えています。その子が当時、小学校6年生でそろそろナルミヤブランドは卒業かな?という年代でした。今でも館内で見かけると声をかけてくれるのです。今はすっかり大人になっていて……。

―それはドキドキですね(笑)。子ども服の接客では、日頃から何を心がけていますか?

井野:私は洋服を売りたいというより、お話しをしたいという気持ちで接しています。ジュニアブランドの場合は割とママともお話することの方が多いので、ママの意見とお子さんの意見を聞きながら提案しています。ベビーやキッズの場合はママと、ジュニアはどちらかというと子どもとお話しすることが多いですね。売り場によって、お客さまとの接し方が全く変わるんです。あとは、男の子と女の子でも接し方が変わります。女の子は自分で選びたがるのですが、男の子は割と椅子に座って、ママの買い物が終わるのを待っている感じです。

―なるほど(笑)。男性の買い物待ちは、幼少の頃から始まっているんですね。

井野:しかも、男の子のママはお話好きな方が多い印象がありますね。女の子の場合は、ママが割と服を選び、その間は私と女の子でおしゃべりする感じです。先日来店した4歳くらいの女の子とママは、フィッティングルームで私と女の子が待機して、ママが店頭から服を持って来て「これ着てみる?」「あれ着てみる?」とやっていました。何着がお買い上げされて帰られたのですが、後日ママが一人で来店されて「この前、お姉さんと話したのがとても楽しかったみたいで、家に帰ってからもずっとその時に話していました」と教えてくれたのです。それはうれしかったですね。

―それでこの業界を目指してくれるといいですね。井野さんが販売を始めたきっかけは?

井野:専門学校時代の先生に勧められたのがきっかけです。地元が静岡県下田市で本当に何もない場所で、ブランドの店も近くになかったのでファッションには興味はありませんでした。卒業後は飲食店でアルバイトをしていたのですが、先生に雑貨や子ども関連の販売の仕事をいくつか紹介され、ナルミヤでアルバイトすることになりました。最初の勤務地が渋谷109-2の店舗で、いろんな事に驚きしました。

―当時はまだ人気もありましたし、渋谷という場所にも圧倒されましたよね。では、接客の仕事をしてみてどうでしたか?

井野:実家が宿泊業経営だったので、お客さまと話をするのは苦ではありませんでしたね。子どもの頃から知らない人が家に来る機会がとても多く、お母さんの後ろをついて行って「いらっしゃいませ!」とかやってたので(笑)。でも働き始めたときは、ノルマがあったわけでもないのに「売り上げを絶対取る!」みたいなノリで頑張っていました。接客も先輩のうしろに付いて、接客の仕方やママとの距離の取り方などを見て、自分に取り入れられそうなことは取り入れていました。ただ、あるとき私一人が頑張って売り上げを取るだけが仕事じゃないと気づいて、力が抜けてお店全体を見ること、マネジメントに目が行くようになりました。前のめりに頑張り過ぎていた気持ちが落ち着つきました。

―それはいつ頃から?

井野:横浜そごうに移動してきて、尊敬する先輩に出会ってからです。その方の下で5~6年ぐらい一緒に働かせてもらったことで、考え方が変わりました。プライベートでもよく相談にのってもらっていて、離婚のときにも、その先輩に証人にもなってもらいました。私の話を聞いて一緒になって落ち込んでくれるところもあるのに、一方でとてもさっぱりとした性格でそういうところは見習っています。何か店で問題があった時にはスパっと自分で判断はしますが、そうしたときにも一歩引いて「あの先輩ならどうしたかな?」と考えることもあります。

―素敵な先輩と出会えたのですね。その方は今?

井野:今は産休明けで、時短勤務で店頭に立っています。

―今でも働き方のモデルになっているのですね。その後、業績がどんどん低迷していくわけですが、ナルミヤで働き続けられた理由は?

井野:やはり一緒に働く人たちがすごくよかったからです。自分にとってプラスになる人たちばかりで。それに、本部もよく現場を見に来てくれました。ただ回るだけでなく各ブランドの売り場でスタッフに声をかけてくれてましたね。以前よりも接することも多くなりましたし、役職が上の方でも現場を見に来て、声をかけてくれるので、言いたいことも伝えられるようになりました。

―風通しがいい会社なんですね。

井野:そうですね。上の方は現場のことを知らないんでしょと思われがちですが、ナルミヤはそんなことないですね。連絡もまめにくれますし、お休みもしっかりとれています。自分のプライベートでやりたいこともちゃんとできています。

―以前は販売員の人手不足や、店長になると休日もあったようなものじゃないということを耳にしますが、そんなことはないと。

井野:それもないです。特に複数ブランドをそごう内に出店しているので、スタッフは基本的に所属ブランドが決まっているのですが、休みの調整も兼ねて所属外のブランドでも月に1日は店頭に立つシフト作りをしています。これは複数ブランドを展開しているからできることだと思いますが、他ブランドでも仕事をすることで所属ブランド以外にも目が向けられるようになりますし、スタッフ間の交流も増えます。

―ブランドの異動になっても、少し知っていれば気持ちが違いますしね。

井野:はい。一人で「売らなきゃ」と頑張っていた時は、スタッフに仕事を任せることもできなかったので考え方が変わりました。

―スタッフに仕事を任せられないという悩みも店長あるあるです。何かきっかけで任せられるように?

井野:ストアマネージャーに昇格した時ですね。前任者がキャリアのある方だったので、昇格直後は「私に同じことができるんだろうか?」と思いました。同時にSC向けだったベビートドラーブランドの「プティマイン」が百貨店に初出店することになり、会社的にも注目していたので猛烈に頑張りました。その期間の記憶が思い出せないほどです(笑)。その時にスタッフに仕事を任せようとなって頼んでみたら、みんな責任感を持ってやってくれていて「凄い!」と思いました。一番若手のスタッフは私よりもしっかりしています。自分の考えを持って仕事をしている姿を見て、それならみんなに任せてみよう、と。

―それでは最後に今後の目標を。

井野:本当に悩みがなくて、すごく楽しくて仕事もプライベートも充実しています。自分が仕事の楽しさを分かるような年齢になってきて、今はスタッフが仕事を楽しいんでいるかな?って、考えるようになりました。なので、スタッフが少しても楽しく働けるような環境を作っていきたいと思っています。確かに会社は売り上げを重視するとは思いますが、それでも楽しく働こうよと伝えていきたいです。

―ちなみにプライベートでは何を?

井野:4年ほど前から書道を始めたんです。仕事では子どもたちと触れ合い、趣味では100歳近いお年寄りと交流しています。

―それはプライベートも楽しそうですね。加えて仕事も楽しいと言えるのって素敵です!

井野:はい。このまま、この気持ちで働き続けていきたいです。

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保育専門学校から子ども服販売へ、“ナルミヤ世代”が接客でつなぐバトン ナルミヤ・インターナショナル井野温子

 ショップスタッフインタビューで経歴をたずねると、1980年代後半から1990年代生まれの女性のほとんどが「子どもの頃に、ナルミヤのブランドがきっかけで洋服が好きになりました」と答える。それほどこの業界に多大な影響を与えたのがナルミヤ・インターナショナルだ。その後の低迷を経て、百貨店依存に陥っていた体質を変えて18年2月期には再び子供服メーカー売り上げトップに返り咲いた。まさに、その“ナルミヤ世代”のそごう横浜店の井野温子ストアマネージャーに聞いた。

―ショップスタッフの取材では、井野さん世代の女性からは必ずといっていいほど「ナルミヤのブランドに憧れて……」といわれます。

井野温子さん(以下、井野):店頭に立っていても同じです。店の前を女子高生や20代くらいのお客様が通ると「メゾピアノだ」「私、着てた!」という声が聞こえてくることがよくあります。改めて、歴史があるブランドなんだなって思います。接客のときにも孫が生まれたというおばあちゃま世代の方が「自分の娘にも着せていたの。今も好きだから、孫にも着せたくて」とお話しされます。

―そうなんですね!確かにナルミヤが盛り上がっていたときから20年近く経っているので、子どもがいてもおかしくないですよね。

井野:お客様の中には長い方で10年以上のお付き合いがあるので、いつ赤ちゃんを連れてくるかなとドキドキしながら待っています(笑)。普段は名前よりも「お姉さん」と呼ばれることが多いのですが、そごう横浜店に異動してきたばかりの頃に一番初めに私のことを「井野さん」と名前で呼んでくれたお客様がいて、嬉しくて今でも覚えています。その子が当時、小学校6年生でそろそろナルミヤブランドは卒業かな?という年代でした。今でも館内で見かけると声をかけてくれるのです。今はすっかり大人になっていて……。

―それはドキドキですね(笑)。子ども服の接客では、日頃から何を心がけていますか?

井野:私は洋服を売りたいというより、お話しをしたいという気持ちで接しています。ジュニアブランドの場合は割とママともお話することの方が多いので、ママの意見とお子さんの意見を聞きながら提案しています。ベビーやキッズの場合はママと、ジュニアはどちらかというと子どもとお話しすることが多いですね。売り場によって、お客さまとの接し方が全く変わるんです。あとは、男の子と女の子でも接し方が変わります。女の子は自分で選びたがるのですが、男の子は割と椅子に座って、ママの買い物が終わるのを待っている感じです。

―なるほど(笑)。男性の買い物待ちは、幼少の頃から始まっているんですね。

井野:しかも、男の子のママはお話好きな方が多い印象がありますね。女の子の場合は、ママが割と服を選び、その間は私と女の子でおしゃべりする感じです。先日来店した4歳くらいの女の子とママは、フィッティングルームで私と女の子が待機して、ママが店頭から服を持って来て「これ着てみる?」「あれ着てみる?」とやっていました。何着がお買い上げされて帰られたのですが、後日ママが一人で来店されて「この前、お姉さんと話したのがとても楽しかったみたいで、家に帰ってからもずっとその時に話していました」と教えてくれたのです。それはうれしかったですね。

―それでこの業界を目指してくれるといいですね。井野さんが販売を始めたきっかけは?

井野:専門学校時代の先生に勧められたのがきっかけです。地元が静岡県下田市で本当に何もない場所で、ブランドの店も近くになかったのでファッションには興味はありませんでした。卒業後は飲食店でアルバイトをしていたのですが、先生に雑貨や子ども関連の販売の仕事をいくつか紹介され、ナルミヤでアルバイトすることになりました。最初の勤務地が渋谷109-2の店舗で、いろんな事に驚きしました。

―当時はまだ人気もありましたし、渋谷という場所にも圧倒されましたよね。では、接客の仕事をしてみてどうでしたか?

井野:実家が宿泊業経営だったので、お客さまと話をするのは苦ではありませんでしたね。子どもの頃から知らない人が家に来る機会がとても多く、お母さんの後ろをついて行って「いらっしゃいませ!」とかやってたので(笑)。でも働き始めたときは、ノルマがあったわけでもないのに「売り上げを絶対取る!」みたいなノリで頑張っていました。接客も先輩のうしろに付いて、接客の仕方やママとの距離の取り方などを見て、自分に取り入れられそうなことは取り入れていました。ただ、あるとき私一人が頑張って売り上げを取るだけが仕事じゃないと気づいて、力が抜けてお店全体を見ること、マネジメントに目が行くようになりました。前のめりに頑張り過ぎていた気持ちが落ち着つきました。

―それはいつ頃から?

井野:横浜そごうに移動してきて、尊敬する先輩に出会ってからです。その方の下で5~6年ぐらい一緒に働かせてもらったことで、考え方が変わりました。プライベートでもよく相談にのってもらっていて、離婚のときにも、その先輩に証人にもなってもらいました。私の話を聞いて一緒になって落ち込んでくれるところもあるのに、一方でとてもさっぱりとした性格でそういうところは見習っています。何か店で問題があった時にはスパっと自分で判断はしますが、そうしたときにも一歩引いて「あの先輩ならどうしたかな?」と考えることもあります。

―素敵な先輩と出会えたのですね。その方は今?

井野:今は産休明けで、時短勤務で店頭に立っています。

―今でも働き方のモデルになっているのですね。その後、業績がどんどん低迷していくわけですが、ナルミヤで働き続けられた理由は?

井野:やはり一緒に働く人たちがすごくよかったからです。自分にとってプラスになる人たちばかりで。それに、本部もよく現場を見に来てくれました。ただ回るだけでなく各ブランドの売り場でスタッフに声をかけてくれてましたね。以前よりも接することも多くなりましたし、役職が上の方でも現場を見に来て、声をかけてくれるので、言いたいことも伝えられるようになりました。

―風通しがいい会社なんですね。

井野:そうですね。上の方は現場のことを知らないんでしょと思われがちですが、ナルミヤはそんなことないですね。連絡もまめにくれますし、お休みもしっかりとれています。自分のプライベートでやりたいこともちゃんとできています。

―以前は販売員の人手不足や、店長になると休日もあったようなものじゃないということを耳にしますが、そんなことはないと。

井野:それもないです。特に複数ブランドをそごう内に出店しているので、スタッフは基本的に所属ブランドが決まっているのですが、休みの調整も兼ねて所属外のブランドでも月に1日は店頭に立つシフト作りをしています。これは複数ブランドを展開しているからできることだと思いますが、他ブランドでも仕事をすることで所属ブランド以外にも目が向けられるようになりますし、スタッフ間の交流も増えます。

―ブランドの異動になっても、少し知っていれば気持ちが違いますしね。

井野:はい。一人で「売らなきゃ」と頑張っていた時は、スタッフに仕事を任せることもできなかったので考え方が変わりました。

―スタッフに仕事を任せられないという悩みも店長あるあるです。何かきっかけで任せられるように?

井野:ストアマネージャーに昇格した時ですね。前任者がキャリアのある方だったので、昇格直後は「私に同じことができるんだろうか?」と思いました。同時にSC向けだったベビートドラーブランドの「プティマイン」が百貨店に初出店することになり、会社的にも注目していたので猛烈に頑張りました。その期間の記憶が思い出せないほどです(笑)。その時にスタッフに仕事を任せようとなって頼んでみたら、みんな責任感を持ってやってくれていて「凄い!」と思いました。一番若手のスタッフは私よりもしっかりしています。自分の考えを持って仕事をしている姿を見て、それならみんなに任せてみよう、と。

―それでは最後に今後の目標を。

井野:本当に悩みがなくて、すごく楽しくて仕事もプライベートも充実しています。自分が仕事の楽しさを分かるような年齢になってきて、今はスタッフが仕事を楽しいんでいるかな?って、考えるようになりました。なので、スタッフが少しても楽しく働けるような環境を作っていきたいと思っています。確かに会社は売り上げを重視するとは思いますが、それでも楽しく働こうよと伝えていきたいです。

―ちなみにプライベートでは何を?

井野:4年ほど前から書道を始めたんです。仕事では子どもたちと触れ合い、趣味では100歳近いお年寄りと交流しています。

―それはプライベートも楽しそうですね。加えて仕事も楽しいと言えるのって素敵です!

井野:はい。このまま、この気持ちで働き続けていきたいです。

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「スワロフスキー」の新クリエイティブ・ディレクターが語るジェンダーレス、エイジレスなジュエリーの楽しみ方

 「スワロフスキー(SWAROVSKY)」のクリエイティブ・ディレクターであるジョバンナ・エンゲルパート(Giovanna Engelbert) が就任して1年が経過した。5月には、新コンセプトのショップが新宿にオープンし、リブランディングが進んでいる。新作の“コレクションⅡ“も登場した。エンゲルバートに、新生「スワロフスキー」のコンセプトやファッションとジュエリーの関係などについて話を聞いた。

WWD:「スワロフスキー」のクリエイティブディレクターに就任し、リブランディングが進んでいるが、新たなブランドコンセプトとは?

ジョバンナ・エンゲルバート(以下、エンゲルバート):個性が一番大切。さまざまなカラーがあるシグニチャーのクリスタルの力をさらに進化させたい。あと、インクルーシビティーがキーワードだ。男女、年齢関係なく楽しんでもらえるブランドにしたい。

WWD:東京でも新コンセプトのショップがオープンし好評だがこのコンセプトはどこから?

エンゲルバート:ジオメトリックなファセットをイメージさせるようなショップにした。蜂の巣または、アートのインスタレーションのように全てのサンプルをボックスに入れて壁一面に飾ることで、クリエイティブな精神を表現している。ジュエリーが大好きな人に楽しんでもらえると思う。

WWD:ファッションとジュエリーの関係性をどのように考えるか?

エンゲルバート:ファッションとジュエリーはベストフレンドよ。お互いを引き立たてる切っても切れない関係。私はジュエリーを着けないと裸のような気分になるわ。ファッション同様に、ジュエリーにはこだわりがあるの。宝石もクリスタルも同じ。クリスタルの方が手に取りやすい価格だから、より多くの人に楽しんでもらえるわ。

WWD:コロナ禍で行動が制限された中におけるインスピレーションは?

エンゲルバート:まずは、クリスタルとそのカラー。そして、「スワロフスキー」の本拠地はオーストリアで、代表的な画家のグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の風景や人物などさまざまな絵画からも着想を得ている。ラグジュアリーなアプローチでちょっとボヘミアンな要素を加えている。

WWD:自身のファッションのモットーは?

エンゲルバート:自分自身を表現すること。快適であること、そして着て楽しめるファッション。

WWD:コロナで自身のファッションはどのように変化したか?

エンゲルバート:より快適な服装をするようになったので、スエットにジュエリーをつけるようになった。シンプルで快適な装いにジュエリーをつけることでワクワクする。

WWD:「スワロフスキー」のコレクションを通して伝えたいメッセージは?

エンゲルバート:個性を表現して欲しい。年齢や性別に関係なく、自分自身を大胆に表現できるコレクションになっていると思う。

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「イソップ」は5つのキットで慈善団体に寄付【2021年クリスマスコフレ】

 「イソップ(AESOP)」は11月1日、ホリデーコレクション“寛容さの解剖学”を発売する。日々の親切な行いをたたえ、励ますことをテーマにし、5つのキットをそろえる。各キットは、それぞれ公認慈善団体と結びつき、イソップ財団を通じて計10万豪ドル(約8500万円)を寄付する。コレクションの発売を記念し、11月1〜22日、ニュウマン新宿のウインドウスペースでアートインスタレーションを行う。

 5つのキットは、思いやりを育む姿勢をもった公平な社会において、主要な役割を担う5つの人格(ペルソナ)を立てた。また環境にも配慮し、それぞれ再生パルプを100%使用したケースに収めた。

 “アドヴォケイト”(税込1万2430円)は、ハンドとボディーケア4 種の定番製品を組み合わせたギフトキット。自己主張をめったにしないアドヴォケイトは、他者に発言権を譲り、彼らの声に耳が傾けられるよう努める。そんなアドヴォケイトに合わせ、米国で主要なメディアではほとんど取り上げられない人々の声に耳を傾ける活動をする人権活動団体「ヴォイス オブ ウィットネス (Voice of Witness)」と連携。イソップ財団からの寄付金は、シリーズ別冊の出版と、今後2年間における3冊の出版物の費用に使われる。

 “リスナー”(税込8690円)は首からつま先まで生き生きと肌をうるおす、ボディーケア製品3種をラインアップ。リスナーは忍耐強く助言を行い、理解を示し、言語を使いこなし、常に適切な言葉を選ぶ。アートがもたらす変革の力を通じて難民やマイノリティを力づけるロンドンのアートコミュニティ「パン・インターカルチュアル・アーツ (PanIntercultural Arts)」には、クリエイティブな活動を追求するために寄付をする。

 “メンター”(税込2万1010円)は、“パセリ スキンケア”シリーズのクレンザーとトナー、そして今年発売の新セラムの3製品が入ったギフトキット。 知恵を交換し、それを世代から世代へと受け継ぐメンターに合わせ、特別な支援を必要とする、または障がいを持つ英国の子どもの教育に取り組む慈善団体「クリエイト ユーケー (Create UK)」に寄付する。寄付により、ロンドン、リーズ、マンチェスターにある3つの専門学校とともに、環境をテーマにした新しい取り組みを開始する予定だ。

 “フォレジャー”(税込5280円)は、さわやかなシトラスが香るボディーケア製品2種をそろえたギフトキット。フォレジャーは、共同体を育てるインスピレーションを豊富に持ち合わせ、見過ごされがちな人々を探し出し、力づけ、他者にその存在の重要性を知らせる。1000人を超える写真家と映像作家からなる多様なネットワークで、視覚媒体を通じて様々な課題に光を当てる「国境のない写真家たち (Photographers Without Borders)」と連携し、年間10 人のストーリーテラーを迎える5カ年プログラムの開発を可能にする。

 “プロテクター”(税込1万1440円)は、自宅やオフィスにさわやかな香りを提供し、快適な環境を維持する3つの香り製品を組み合わせた。プロテクターは、絶滅の危機に瀕する少数派や緊急性の高い存在を尊重する人格。オーストラリアの先住民の自然保護集団を結成し、生物多様性の管理や気候変動との戦うなど環境問題に取り組む「キャラカッド キャンジジ トラスト(The Karrkad Kanjdji Trust) 」への寄付は、先住民コミュニティーにおける生態学的および精神的「知」の衰退に歯止めをかける活動に使われる。

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「これ、ハマること間違いない」みんな『ビアポン』って知っている?

 ビアポン(Beer Pong)は、テーブルの両端に置かれたビールが入ったカップに、ピンポン玉をテーブルの端から投げ入れあうアメリカ発祥の競技である。アメリカでは毎年、WSOBP(The World Series of Beer Pong)世界大会が開催されている。日本では2010年に「一般社団法人日本ビアポン協会」が設立され、じわじわと認知度が高まってきている。
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ラクトバチルス乳酸菌配合のデリケートゾーンケアブランド「エストール」がデビュー

 医療施設・東京ミッドタウンクリニックの運営などを行うアドバンスト・メディカル・ケアは、セルフケア※ブランド「エストール(EST’RE)」を立ち上げ、10 月 20 日、アイテム第一弾としてデリケートゾーンケアシリーズを発売する。婦人科学発想により、洗浄料や膣内挿入型のインナージェル など全4アイテムをラインアップする。ブランド名の「エストール」は、“estrogen(エストロゲン)”と“re(繰り返す)”を組み合わせた造語で、女性の生涯で何度も刻まれるリズムのように寄り添い続けるブランド、という意味が込められている。

 子宮や膣内に存在する菌の環境(フローラ)は、健康や妊娠率、かゆみなどにも関連するといわれる。「エストール」は膣内フローラに着目し、膣の善玉菌であるラクトバチルス乳酸菌をデリケートゾーンケアの全製品に配合。 女性の体のリズムにアプローチし、本来のポテンシャルを引き出すデリケートゾーンケアを目指す。着色料、合成香料、防腐剤(パラベン) 、アルコール(エタノール)、鉱物油、石油系界面活性剤は無添加で、加齢とともに薄く敏感になるデリケートゾーンの肌を健やかに整える。

 ブランド監修は産婦人科専門医の吉形玲美が行い、ブランディン グパートナーには、コンサルティング事業部を主軸にアパレルと飲食の事業を手掛ける柴田陽子事務所を迎え、ブランドの世界観を完成させた。容器の一部には、サトウキビを原料とした植物由来のバイオマスプラスチックを使用。商品パッケージは適切に管理された FSC 認証の森林資源を採用し、環境への配慮も行う。

 ※年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

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下北沢最安値の“110円古着”はなぜ可能か? 藤原輝敏スティックアウト社長に聞く

 何度目かの古着ブームにより、がぜん注目を浴びている下北沢。“若者が大挙し、かつその多くが買い物袋を持っている”ことは以前伝えた通りだ。その際に声を掛けた10代女性が持っていたのが「スティックアウト」の買い物袋だった。彼女たちが買い物したのは税込770円均一の「スティックアウト700」(1号店)だったが、取材後に調べて110円から古着をラインアップする3号店(「スティックアウト100」)が今年2月にオープンしていたことを知る。“下北沢最安値”をうたう古着店は少なくないが、常時一定量の110円商品を並べる店はまれだ。藤原輝敏スティックアウト社長に話を聞いた。

WWD:まずはスティックアウトの“自己紹介”をお願いしたい。

藤原輝敏スティックアウト社長(以下、藤原):下北沢で3店舗を運営していて、1号店のオープンは2007年です。現在税込770円均一の「スティックアウト700」がそれで、20年に2号店である「スティックアウト3」を開店しました。“3”は税抜3000円以下の意味で、店頭には税込で770~3190円の商品を並べています。110~770円の古着をラインアップする3号店(「スティックアウト100」)をオープンしたのは今年2月です。

WWD:「スティックアウト100」における“110円古着”の比率は?

藤原:2割程度を心掛けています。

WWD:「スティックアウト100」の客層についても教えてほしい。

藤原:品ぞろえ、来客像どちらも男女比は半々で、年齢層は10~20代が中心ですね。

知られざる古着の供給源について

WWD:“110円古着”を実現するための供給源について聞きたい。

藤原:これからお話するのはあくまで当社のケースで、それが古着業界の唯一の方法ではありません。特に僕は古着店で修業を積んだわけではなく、独学な部分が多いので。

 まず仕入れ先には国外と国内があります。海外仕入れは当社の場合、世界的な古着の集積地であるタイのアランヤプラテートが供給源となっています。しかしコロナ禍で渡航機会が失われ、今は現地スタッフに依頼して輸入しています。国内仕入れは、さらに2つに大別できます。“ウェス屋(ボロ屋)”と呼ばれるものと、古着卸(古着問屋)です。“ウェス屋”は、家庭から出たゴミ(衣類)が原料です。それを行政が回収して、“紙屋”と呼ばれる業者に持ち込みます。

WWD:衣類なのに“紙屋”に持ち込まれる?

藤原:はい、ただしこれは行政によってまちまちかもしれないですね。“紙屋”が選別し、衣類はあらためて“ウェス屋”にという流れです。

WWD:そして“ウェス屋”から古着店(小売り)が買う?

藤原:ええ。およそ3つの料金形態が存在します。キロ値が1000~1200円の最上位のカテゴリーには「グッチ(GUCCI)」や「パタゴニア(PATAGONIA)」といった人気ブランドや、レザージャケットのような高額商品が混在します。これに続いてキロ値400円、200円などのカテゴリーが設けられています。

WWD:その下はない?

藤原:そうですね。その下は文字通りのゴミになるのかと。

WWD:一方の古着卸とは?

藤原: t(トン)単位の量り売りで、“信用買い”な部分が多く、中身は見ずに決定します。

WWD:中身が見れないということは内容物に偏りがあることも?

藤原:はい。それもあって、当社で仕分けして店頭に並べられるのは15%ほどです。

WWD:残りの85%は?

藤原:当社は、古着卸に戻します。“ウェス屋”に売ることもできるんですが、毎週古着卸に買い付けに行くので、不要な物を持って行って、また買って帰ってくる方が性分的に楽なんですよね(笑)。

WWD:スティックアウトの場合、どの程度の量を買う?

藤原:毎週2、3トンです。僕は中型免許を持っているので、4tトラックで東京郊外をピストン輸送しています。

WWD:社長自ら?

藤原:アルバイトを入れて25人程度の小さな会社ですからね(笑)。社長といったって、デスクで座っているわけにはいきません。“ウェス屋”は埼玉、神奈川、千葉あたりに多く、そこまで行って買い付け、川口市の本社倉庫に持ち込んで仕分けします。僕で週に2往復くらい。ほかのスタッフも入れて、週に10往復くらいはしています。秋冬シーズンはかさばる服も多いので、配送費を安くあげるため、乗用車で下北沢の店舗まで商品を持ってくることもあります。

WWD:古着卸と“ウェス屋”、それぞれのメリット・デメリットについてあらためて聞きたい。

藤原:古着卸のメリットは、なんといっても安さです。t単位の量り売りで、かつ条件がある(内容物が見れない)ため、仕入れ値は“ウェス屋”の10分の1ほど。それに、こちらにも「ディオール(DIOR)」や「プラダ(PRADA)」などラグジュアリーブランドが入っていることがあります。そのあたりは宝くじ感覚というか(笑)。デメリットは、買ったものを当社サイドで仕分ける必要があるので、そこに人件費が掛かることですね。それに仕分けは誰でもできるわけではなく、目が利かなくてはなりません。

 “ウェス屋”のメリットは、“ウェス屋”側で仕分けをしてくれる点です。ジーンズ、ダウン、スカートといった具合にジャンルごとになっているので、狙って買い物ができます。サイズや状態を確認できるのも利点ですね。しかし、“ウェス屋”での売買も100~200kg単位なので、あくまで“ある程度”です。デメリットは、より多くの量を売買する古着卸に比べて割高ということです。

WWD:つまり値段を取るか、時間と手間を取るかの違いである?

藤原:そうですね。中長期的な店舗運営のためには古着卸での買い付けを続けることが必要で、ただしその場合は中身は分からないし、商品の偏りもあるので“ウェス屋”も併用しています。

本題、“110円古着”はなぜ可能か?

WWD:そのあたりに“110円古着”の秘密が隠されていそうだ。

藤原:秘密というほどのものはありません(笑)。時間と手間を掛けるに尽きます。強いて言うなら、古着小売りは一般的に“ウェス屋”で買い付けることが多く、古着卸からt買いするのは珍しいかもしれませんね。その分、売値を下げることができます。ただ、1次流通量が多い(結果としてゴミに出される量も多い)女性物が多くなってしまいがちで、つまりメンズ商品が枯渇気味です。

WWD:ほかに、“明日のスティックアウト”になるために必要なものは?

藤原:誰でもすぐになれますよ(笑)。でも、そうだなぁ、倉庫やトラック、その運転手や駐車場も必要ですね。というわけで、あくまで郊外型のビジネスモデルといえるのかもしれません。いずれにしても、僕らはゴミの中から宝を探し出すことにやりがいを感じています!

WWD:最後に、今後のビジョンについて聞きたい。

藤原:来年めどで、下北沢駅の北口に4号店目の出店を考えています。

WWD:既存の店舗で例えるなら、どの業態に近いものになる?

藤原:2号店(「スティックアウト3」)ですね。スティックアウトの中ではブランド名が立っていたり、少しトレンドを感じさせるアイテムを集約している業態です。それでいて価格は770~3190円。

WWD:“110円古着”の値段を、さらに下げることはない?

藤原:110円で売れないものは50円でも10円でも売れないと思います。“要らないものは無料(タダ)でも要らない”、令和のお客さまはとても賢明ですよ。

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「第36回イエール賞」グランプリはアフリカにルーツを持つ27歳 平和活動が着想源

 「第36回イエール国際フェスティバル(Hyeres International Festival以下、イエール賞)」が10月17日に開催され、イギリスのメンズデザイナー、イフェアニ・オクワディー(Ifeanyi Okwuadi)がグランプリを受賞した。
 
 グランプリには2万ユーロ(約260万円)の賞金と、パリで行われる素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PREMIERE VISION)」への参加権が贈られる。また、シャネル(CHANEL)の子会社パラフェクション(PARAFFECTION)が管理する専用アトリエとのプロジェクトに参加する機会も与えられる。

 オクワディーはナイジェリア出身の父とシエラレオネ出身の母を持ち、現在27歳。ロンドンのサヴィルローで3年ほど見習いをした後、英レイベンズボーン大学(Ravensbourne University)でファッションデザインを学んだ。その後、ロンドンを拠点するブランド「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」や、デザイナーのアイター・スロープ(Aitor Throup)の下でインターンを経験。今回のコレクションは、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」でロジスティクス関連の仕事をしながら制作したという。
 
 “男の子たちから玩具を取り上げろ(Take the Toys From the Boys)”と題された同コレクションは、英空軍基地に核兵器が配備されたことに抗議するために1981年から2000年まで運営されていたグリーナム・コモン・ウィメンズ・ピースキャンプ(Greenham Common Women’s Peace Camp)を着想源としている。作品には抗議行動のさまざまな要素が反映されており、警察官の制服にインスパイアされたトレンチコートや、抗議活動の参加者が暴力的に排除される様子を表現した襟ぐりの広いスウェットシャツなどが登場した。

 オクワディーは、「世界の酷い出来事について、誰もが行動を起こすべきだ。イギリスにはあまり知られていない歴史的な事実があり、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)監督などはそれを映画で表現している。私はそれをファッションやデザインを通じて表現したい」と語った。

 審査員長を務めた「ラコステ(LACOSTE)」のルイーズ・トロッター(Louise Trotter)=クリエイティブ・ディレクターは、「オリジナリティーのあるアイデアを、いかに現実的な作品として落とし込めているかを重視した。豊かなクリエイティビティーと同時に、高い目的意識を持ち、業界に新たな何かをもたらしてくれる人材であることが受賞の要件の一つだった」と述べた。

 ほかにも、「クロエ(CHLOE)」によるクロエ賞(Chloe Prize)はラトビアのニットデザイナー、エリナ・シリナ(Elina Silina)が、「シャネル(CHANEL)」が協賛するメティエダール賞(Metiers d’Arts Prize)はタイのラクポン・ライマチュラポン(Rukpong Raimaturapong)が受賞した。

 イエール賞は“若手デザイナーの登竜門”として知られており、これまでに「パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)」のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)=クリエイティブ・ディレクター、「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR & ROLF)」のデザイナーであるヴィクター・ホルスティング(Viktor Horsting)とロルフ・スノーレン(Rolf Snoeren)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=クリエイティブ・ディレクターなどが受賞している。

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「スチームクリーム」が定額制サービス開始

 全身用保湿クリームが主力の「スチームクリーム(STEAMCREAM)」は10月27日から、定額制サービス「スキンプル(SKINPLE)」をスタートする。2カ月ごとの定期便で、3つのプランを用意。クレンジングからオリジナルクリームまで季節に合わせた製品やコンテンツを届ける。

 「スキンプル」は、コロナ禍で自分と向き合う時間が増えた中で「季節に合わせたスキンケアまで手が回らない」「スキンケアのお金は節約したいけど、いいものを使いたい」というニーズから、「毎日忙しい人が心から惹かれる人」をターゲットに、“頑張らないスキンケア”として提案する。

 3つのプランでは、フェイスからボディーケアまで一式がそろう「フルケア」(税込4400円/1回分)、ベーシックスキンケアがそろう「ベーシックケア」(税込3630円/1回分)、定番アイテムを試せる「ライトケア」(税込2200円/1回分)から選べる。

 「スチームクリーム」は2007年に誕生。フェイス用に処方設計された全身にも使えるクリームは、国内で手作りしており、動物実験は一切行わない。天然精油100%でオートミールなど天然由来成分を98.5%配合し、子どもから大人まで肌を選ばず使用できる。パッケージデザインも豊富で、これまで1250以上のデザインを採用してきた。クリームのほか、クレンジングバーム、ソープ、化粧水をラインアップする。

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吸水ショーツの「ナギ」が選挙割 投票証明書をメールして商品を割引

 吸水ショーツを取り扱うフェムテックブランド「ナギ(NAGI)」は、衆議院議員選挙に合わせた“Vote with Nagi”キャンペーンを10月20〜31日に実施する。投票した人を対象にショーツ1枚につき5%割引するほか、女性支援をする一般社団法人 Colaboに100円を寄付する。

 キャンペーンの参加方法は、ブランドの公式オンラインサイトにアカウント登録をし、投票証明書の写真をメールするのみ。確認が済むとクーポンコードが届き、割引価格での商品購入が可能だ。

 期間中には、U30世代に向けて政治や社会の情報をSNSで発信する「NO YOUTH NO JAPAN」とコラボレーションした企画を用意。10月28日21時にはライブ配信を予定している。

 「ナギ」は女性向けエンパワーメントメディア「ブラスト(BLAST)」を運営する石井リナが立ち上げたフェムテックブランド。吸水ショーツは、吸水機能、防水機能、防臭機能、制菌効果のある独自の積層構造が特徴で、洗濯することで繰り返し使うことができる。価格は税込5775〜6600円で、フル、スタンダード、スリムの3タイプ、多様なカラーとサイズをそろえている。

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マスク着用で際立つ目元のコンプレックス アイゾーンケアアイテムが続々

 新型コロナウイルスの影響下でマスク着用生活が続き、表情を出さずに過ごすことが増えた今、顔の筋肉の衰えにより「マスク老け」に悩む人が増えている。特にマスクをしていると顔半分が隠れることから、目元の印象が際立ち、クマや小ジワのケアを改めて見直したという人も。各社から販売されているアイゾーンケア特化型アイテムで、早い段階から集中ケアを紹介する。

「コーラオーガニックス(KORA ORGANICS)」

 ミランダ・カー(Miranda Kerr)が手掛ける認定オーガニックスキンケアブランド「コーラオーガニックス」の“ベリーブライトビタミンCアイクリーム”(税込5760円)は、ビタミンCが豊富なカカドゥプラムなどのオーガニック素材を使用し、ふっくらと元気のある印象の目元へと導く。また、詰め替え用リフィル(税込4800円)も販売するなど、サステナビリティへの取り組みも行う。

「センサイ(SENSAI)」

 9月に発売した目元ケアセット“トータルアイトリートメント”(税込2万900円)は、ひんやりとした冷感を感じるアプリケーター付きの美容液“リフレッシング アイエッセンス”と、じんわりとした温かさを感じるクリーム“メルティリッチ アイクリーム”がセットに。マッサージしながら馴染ませることで、乾燥による小ジワ目立たなくする。

「フィアレス(FEARLESS)」

 “比類なきエイジングスキンケア”をテーマに掲げる「フィアレス」の“アルフォンソ アイクリーム”(税込7700円)は、成長ホルモン誘導ペプチドとハイブリッドペプチドを配合。コラーゲン生成を促進し、オイル、ワックス成分配合で肌に密着して浸透する。建築家・天野善洸啓氏が手掛けるアーティスティックなパッケージにも注目。

「アクシージア(AXXZIA)」

 目元ケアに特化した“ビューティーアイズシリーズ”の“エッセンスシート プレミアム”(税込8580円)は、上まぶたまでカバーできる目の周りを囲むような設計。低周波電流とラジオ波による目元ケア美顔器“メイト フォーアイズ”との併用で、眼輪筋を優しく温めながらリッチなホームケアを。

「マニフィーク(MAGNIFIQUE)」

 メンズ向けブランドの「マニフィーク」からも、シワ改善に特化した“リンクルリフト ジェルクリーム”(税込3000円)が登場。化粧水、美容液、乳液、マッサージ、アイクリームの6役を担い、目尻や額など、年齢を感じさせるシワにアプローチする。軽やかな使い心地で、スキンケアに不慣れな男性も使いやすい。

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関西圏を代表するヘアコンテスト「KHA 2021」受賞作品発表 新設のムービー部門にも注目

 美容ディーラー大手のガモウ関西は、美容師を対象としたフォトコンテスト“第26回 関西へアドレッシングアワーズ(以下、KHA)2021」を開催し、結果発表を行った。今年から新設したムービー部門を合わせると、全部門でヘアデザイナー数449人、630作品の応募があり、その中からグランプリや、著名美容師が選ぶデザイナーズ賞などの受賞作品が決まった。

 オフィシャル部門のグランプリは、「イースタイルコムズヘア(e-style com’s hair)志都呂店」の西山太介店長の2作品が受賞。「ジュディー(JuDy)」の與山拓人オーナースタイリストの2作品がWWDJAPAN特別賞を受賞した。

 ライジングスター部門の最優秀賞は、「シアン ヘア デザイン(cyan hair design)」の久保山匡史オーナースタイリストが受賞。「オト(Oto)」の藤井なつみアシスタントがWWDJAPAN特別賞を受賞した。

 29歳以下で初エントリー者のみが応募できるフューチャースター部門では、「オト」の小野瑚斗アシスタントがWWDJAPAN特別賞を受賞した。新設のムービー部門では、「ニコル(Nicole.)」の山口絵里佳店長がWWDJAPAN特別賞を受賞。ほか、各デザイナーズ賞が選出された。

 KHAは、近年では近畿エリア以外のヘアデザイナーの活躍も目覚ましく、全国的な規模感のコンテストへと成長した。今回、オフィシャル部門でグランプリを獲得した西山店長も、KHA初エントリーの静岡で活躍するスタイリストだ。なお受賞作品の詳細は、KHA公式サイトで公開している。

ムービー部門でWWDJAPAN特別賞を受賞した山口絵里佳「ニコル」店長の作品

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アジア最大級のアイウエア展示会「IOFT2021」が開幕 サステナブル特化ブースも

 アジア最大級のアイウエア展示会「国際メガネ展(IOFT)2021」が10月18日、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開幕した。会期は20日まで。フレームやレンズ、検査機器、加工機まで新作6万点が並ぶ。

 今年の特徴はサステナブルに特化したブースを構えたことで、約30のブランドが出店する。植物由来の素材やリサイクルペットボトルで作られたフレームや、受注生産によって部品の生産を最小限に抑えるシステムなどが紹介されている。

 20日にはグラスフィッターの森一生、スタイリストの小山田早織、「WWDJAPAN」編集長の村上要によるトレンドセミナーも行われる。

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「ちふれ」初のクリスマスコレクションが登場 テラコッタのアイブロウなど限定色をそろえる【2021年クリスマスコフレ】

 ちふれ化粧品の「ちふれ(CHIFURE)」は、初のクリスマスコレクションを10月下旬から順次発売する。ドラッグストアやスーパーなど一部店舗で取り扱い、公式オンラインストアと公式出品する各ECサイトでは10月1日から先行販売している。

 “ドラマティック ホリデー”をテーマに、伝統と未来が交差するドラマティックな世界観を表現。パッケージデザインはスターとダイヤモンドをモチーフにした。限定色でテラコッタカラーをセレクトした3色セットの“アイブロー パウダー ”(OR10、税込880円)、オリーブとバーガンディーの限定2色を展開する“リキッド アイライナー”(GR30、RD30、各税込880円)、ディープブルーとワインレッドの限定2色を展開する“マスカラ ボリューム タイプ”(BL30、RD30、各税込880円)、メタリックゴールドやボルドーレッドなど限定4色を展開する“ネイル エナメル”(018、019、546、573、各税込495円)をラインアップする。また、公式出品するECサイト限定で限定色と既存のアイシャドウをセットにした“ドラマティック ホリデー アイメイクセット”(税込3421円)を10月下旬から数量限定で発売する。

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「ポーター」×カウズや「トゥーグッド」とコラボ 伊勢丹新宿本店でポップアップ

 吉田カバンのブランド「ポーター(PORTER)」は、アーティストのカウズ(KAWS)や「トゥーグッド」など計5ブランドとのコラボレーションを10月19日から順次発売する。伊勢丹新宿店本館2階で開催する「ポーター」のポップアップ“‘We go,where you go’TANKER IRON BLUE ON THE ROAD”で取り扱う。

 カウズとコラボレーションしたバッグパック(税込10万8350円)は、カウズのペインティングシリーズ“アージ(URGE)”をモチーフにした刺しゅうが特徴で、裏地にもプリントを施している。加えて、ヘルメットバッグ(同6万6000円)やウエストバッグ(同6万3800円)も用意する。

 同ポップアップは、「ポーター」の“タンカー”シリーズに新色“アイアンブルー”が加わったことを記念するもので、10月19~31日の開催。カウズ以外にも10月23日から、イギリス発のブランド「トゥーグッド(TOOGOOD)」やジャケットブランド「バズ リクソンズ(BUZZ RICKSON’S)」、カナダのデザインスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」、ロサンゼルスを拠点にする「ムツ(MUTSU)」の4つのブランドとのコラボアイテムも取り扱う。

■ポップアップ“‘We go,where you go’TANKER IRON BLUE ON THE ROAD”
日程:10月19~31日
場所:伊勢丹新宿本店2階 イセタン ザ・スペース
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「キールズ」から毎年人気のアドベントカレンダーが登場【2021年クリスマスコフレ】

 「キールズ(KIEHL'S)」は10月29日、ホリデーコレクションを発売する。今年のテーマは「ワクワクと笑顔を贈りあう”キールズホリデイランド”」で、フランス人アーティストのマリールー・フォール(Marylou Faure)とコラボした。170年前に1号店が誕生したニューヨーク・イーストヴィレッジのホリデーをイメージしたデザインをあしらっている。

 今年も、毎年人気のアドベントカレンダー(税込1万5000円)が登場し、“クリーム UFC”や“ ミッドナイトボタニカル コンセントレート”など人気製品のミニサイズ24種をそろえる。また定番製品がホリデー限定のデザインに包まれて登場するほか、人気製品を詰め合わせたセットも数種類用意する。また自身で製品を選べるカスタマイズセットもラインアップする。

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「キールズ」から毎年人気のアドベントカレンダーが登場【2021年クリスマスコフレ】

 「キールズ(KIEHL'S)」は10月29日、ホリデーコレクションを発売する。今年のテーマは「ワクワクと笑顔を贈りあう”キールズホリデイランド”」で、フランス人アーティストのマリールー・フォール(Marylou Faure)とコラボした。170年前に1号店が誕生したニューヨーク・イーストヴィレッジのホリデーをイメージしたデザインをあしらっている。

 今年も、毎年人気のアドベントカレンダー(税込1万5000円)が登場し、“クリーム UFC”や“ ミッドナイトボタニカル コンセントレート”など人気製品のミニサイズ24種をそろえる。また定番製品がホリデー限定のデザインに包まれて登場するほか、人気製品を詰め合わせたセットも数種類用意する。また自身で製品を選べるカスタマイズセットもラインアップする。

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重川茉弥プロデュースのアパレルブランド「ミリロア」からコスメラインが誕生 先行販売は全品完売

 D2Cの総合ソリューションなどを手掛けるアマリスは、モデルとして活躍中の“まやりん”こと重川茉弥がプロデュースするアパレルブランド「ミリロア(MILILOA)」から、コスメライン「ミリロア ビューティ」をローンチした。

 リリース第1弾は、セミマットな仕上がりで、滑らかな質感が特徴の口紅“ミリロア リップ”(全5色、各税込1760円)だ。定番の赤リップとブラウンリップ、韓国メイクにもおすすめのオレンジリップ、大人かわいいベージュ系、リップクリームとしても使えるナチュラルなアズキ色の5色のラインアップ。“まやりんといえば赤リップ”というイメージを持つファンも多いが、今回は大人っぽいブラウンカラーが一番のお気に入りだという。

 中身だけでなく、容器やパッケージにも彼女の細かいこだわりがたくさん詰まっている。メイク慣れしている人だけでなく、彼女に憧れてこれからメイクを始めようとしている同世代のティーンにとっても、新しいきっかけを与えてくれるラインに仕上がっている。

 9月末に先行販売を開始し、約2週間で全品完売となった。今後の再入荷情報や新製品の発売などは、公式SNSやホームページで告知していく。

 重川茉弥は、雑誌や広告モデルとして活動しながら、ガールズユニット“やじるーと”など幅広い場面で活躍する女子高校生モデル。インスタグラムのフォロワー数は92万人を超えており、若い世代から高い人気を誇っている。現役高校生モデル、ブランドプロデューサー、母親と多くの顔を持ち、今後の活躍が期待される。

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「エフシーイー」が「ナンガ」と「ディガウェル」とのコラボダウンを発売

 山根敏史と山根麻美がデザイナーを務める「エフシーイー(F/CE.)」は、10月9日に国内のダウンファクトリー「ナンガ(NANGA)」と、10月16日にテーラリングを得意とする「ディガウェル(DIGAWELL)」とのコラボレーションダウンを発売した。

 「ナンガ」とのコラボレーションアイテムは羽毛本来の温湿度調整機能が非常に高く、丈夫で羽毛特有の匂いのない高品質ダウンに、高い透湿防水性を実現した「エフシーイー」独自素材 “エフライト(F/LIGHT)”を掛け合わせたエクスクルーシブライン。メンズ7アイテム、ウィメンズ4アイテム、ユニセックス3アイテムをそろえる。

 今回「エフシーイー」とのコラボレーション第二弾となる「ディガウェル」は、ダウンベストとダウンジャケットを発表。ダウンベストの表地には“エフライト”、裏地にはディガウェルオリジナルのキュプラを使用し、ダウンジャケットはシルク混ナイロン生地を用いている。

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ビームスが在庫品をアップサイクルする新プロジェクト 第1弾はトートバッグ

 ビームス(BEAMS)は、廃棄衣料削減に向けた新たな取り組みとして、デッドストック品をリメイクして再販売する新プロジェクト「リ・ビームス(ReBEAMS)」をスタートした。

 第1弾は、グレンチェックコート地やオンブレのシャツ地などをリメイクしたトートバッグ4型(税込2750〜4400円)とポーチ1型(同2200円)。アイテムは全て色柄が異なる1点モノで、内側のパイピングは共通してコーポレートカラーのオレンジを採用した。クラウドファンディングサイトの「マクアケ」で受注販売中だ。

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パリ発香水ブランドが「攻殻機動隊」とコラボ 

 フランス・パリのフレグランスメゾン「エタ リーブル ド オランジェ(ETAT LIBRE D’ORANGE)」はこのほど、士郎政宗原作のサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」とコラボレーションした新作オードパルファム “ゴーストインザシェル”を発売した。ノーズショップ(NOSE SHOP)のEC、新宿、銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪の各店で取り扱っている。7.5mL(税込4390円)、30mL(同9350円)、50mL(同1万3750円)、100mL(同2万350円)の4サイズを用意し、7.5mLのみ初回入荷分限定で販売する。

 新作は「攻殻機動隊」のテーマを背景として、天然原料とバイオテクノロジーを組み合わせることで、香水の未来を表現。新開発した“アクエル”という香料とユズを組み合わせ、柑橘系のメタリックな爽やかさを実現した。人間の肉体のメタファーとして配合したピーチは、バイオテクノロジーによって生まれた“ヘキシルアセテート”と絡み合うことで、洋ナシの香りへ変化する。天然のジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子“ムギャン”に触れることで花の香りのエネルギーを高めるほか、ミルクと人肌の香りを再現したアコードによる人間味のある香りで二面性を強調した。

 創設者で調香師のエチエンヌ・ドゥ・スワール(Etienne de Swardt)が、大ファンである「攻殻機動隊」の世界を香水で表現したいと熱望したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現したという。「私たちの新作香水“ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)”を、『攻殻機動隊』という偉大な作品の発祥の国ここ日本で発売できることをとても嬉しく思っています。(中略)この香水は20世紀という過去からやってきた、香水の未来です。この香りとの融合があなたを進化させてくれるでしょう」と語った。

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パリ発香水ブランドが「攻殻機動隊」とコラボ 

 フランス・パリのフレグランスメゾン「エタ リーブル ド オランジェ(ETAT LIBRE D’ORANGE)」はこのほど、士郎政宗原作のサイバーパンクSFコミック「攻殻機動隊」とコラボレーションした新作オードパルファム “ゴーストインザシェル”を発売した。ノーズショップ(NOSE SHOP)のEC、新宿、銀座、池袋、渋谷、横浜、大阪の各店で取り扱っている。7.5mL(税込4390円)、30mL(同9350円)、50mL(同1万3750円)、100mL(同2万350円)の4サイズを用意し、7.5mLのみ初回入荷分限定で販売する。

 新作は「攻殻機動隊」のテーマを背景として、天然原料とバイオテクノロジーを組み合わせることで、香水の未来を表現。新開発した“アクエル”という香料とユズを組み合わせ、柑橘系のメタリックな爽やかさを実現した。人間の肉体のメタファーとして配合したピーチは、バイオテクノロジーによって生まれた“ヘキシルアセテート”と絡み合うことで、洋ナシの香りへ変化する。天然のジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子“ムギャン”に触れることで花の香りのエネルギーを高めるほか、ミルクと人肌の香りを再現したアコードによる人間味のある香りで二面性を強調した。

 創設者で調香師のエチエンヌ・ドゥ・スワール(Etienne de Swardt)が、大ファンである「攻殻機動隊」の世界を香水で表現したいと熱望したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現したという。「私たちの新作香水“ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)”を、『攻殻機動隊』という偉大な作品の発祥の国ここ日本で発売できることをとても嬉しく思っています。(中略)この香水は20世紀という過去からやってきた、香水の未来です。この香りとの融合があなたを進化させてくれるでしょう」と語った。

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「ファーストハンド」からアップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ」が誕生

 デイトナ・インターナショナルがサステナブル・ファッション・アートをテーマに展開するコンセプトストア「ファーストハンド(FIRSTHAND)」は15日、アップサイクルブランド「ユーエヌ バイ トモミ キシタ(UN BY TOMOMI KISHITA)をローンチした。

 監修を手がけるのは「イズネス(IS-NESS)」デザイナーのキシタ トモミ。同ブランドでは日本国内の倉庫で眠る生地に手を加え、今の時代に合ったデザインやシルエットにアップサイクルして販売する。ファーストコレクションとなる今秋冬は、ボリュームのあるシルエットを特徴としたダブルコートやスウェットなど約10型で展開。ウール素材は残反だけでなく、残糸からも作るなどものづくりの背景にもこだわる。

 商品は「ファーストランド」のオンラインストアや、「レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」内の「ファーストハンド」店舗等で取り扱う。

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「ポロ ラルフ ローレン」が“トーキョー スタジアムコレクション”発売 カタカナデザインのアウターなど

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、スタジアムコレクションの新作“トーキョー スタジアムコレクション(Tokyo Stadium Collection)”を10月21日に発売する。ラルフ ローレン 銀座、ポロ ラルフ ローレン キャットストリート、ポロ ラルフ ローレン レイヤード久屋大通パーク、ポロ ラルフ ローレン心斎橋、公式オンラインストアで取り扱う。

 「ラルフ ローレン」を象徴するスタジアムコレクションは、1920〜30年代にアメリカのアスリートが着用したユニホームに着想したもので、1992年にデビューした。新作カプセルコレクションは、90年代の東京のダンスシーンに影響を与えた初期のコレクションに、日本のポップカルチャーの感性や現代の視点を取り入れた。

 アイテムはメンズのアパレルとアクセサリーをそろえる。カタカナとスタジアムロゴを施したフルジップアウター、ポロシャツ、パーカといったアパレルのほか、5パネルキャップ、ウエストバッグ、ソックス、バケットハットなどのアクセサリーも用意する。

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「ポロ ラルフ ローレン」が“トーキョー スタジアムコレクション”発売 カタカナデザインのアウターなど

 「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」は、スタジアムコレクションの新作“トーキョー スタジアムコレクション(Tokyo Stadium Collection)”を10月21日に発売する。ラルフ ローレン 銀座、ポロ ラルフ ローレン キャットストリート、ポロ ラルフ ローレン レイヤード久屋大通パーク、ポロ ラルフ ローレン心斎橋、公式オンラインストアで取り扱う。

 「ラルフ ローレン」を象徴するスタジアムコレクションは、1920〜30年代にアメリカのアスリートが着用したユニホームに着想したもので、1992年にデビューした。新作カプセルコレクションは、90年代の東京のダンスシーンに影響を与えた初期のコレクションに、日本のポップカルチャーの感性や現代の視点を取り入れた。

 アイテムはメンズのアパレルとアクセサリーをそろえる。カタカナとスタジアムロゴを施したフルジップアウター、ポロシャツ、パーカといったアパレルのほか、5パネルキャップ、ウエストバッグ、ソックス、バケットハットなどのアクセサリーも用意する。

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ユーチューバーちいめろとコラボしたヘアケアシリーズが登場 特典付き予約受け付けスタート

 化粧品の販売等を手掛けるモンシュシュは、香りが特徴のヘアケアブランド「ISMサロンクオリティーヘアケア」から11月1日、人気ユーチューバーのちいめろとコラボレートした“スイートドルチェ”シリーズを数量限定発売する。

 ちいめろは、「ISMサロンクオリティーヘアケア」を愛用していたことがきっかけでアンバサダーに就任。その活動の中、自然な流れでコラボレーションの話がまとまり、香り・ラベルデザイン・商品名などに彼女のこだわりを採用した商品が誕生した。

 コラボアイテムは、“ISM シャンプー スイートドルチェ”と“同 トリートメント スイートドルチェ”(各490mL、各税込1650円)の2品。スイートドルチェの香りは、花・果物・菓子の3つの異なる甘さが溶け合って生まれた、とろけるような濃厚さが特徴。ラストはバニラが主役となるフローラルバニラの香調だ。販路は、一部店舗を除く全国のドン・キホーテと、モンシュシュ公式オンラインショップを予定している。

 ちいめろは、自身の息子を“幼稚園児ホスト”としてプロデュースし、 その奇抜な見た目や強烈なキャラでテレビ出演を果たし話題に。2018年から始めたユーチューブは登録者数60万人を突破。“家族愛”に満ちた内容の動画が好評で、主に20~30代の女性から支持を集めているクリエイターだ。

 今回のコラボレートに際して、「何年も愛用している『ISMサロンクオリティーヘアケア』とコラボができてめっちゃうれしいです。ちいのこだわりはお花とバニラのとろけるような甘いお菓子っぽい香り。ちいの大好きなリボンがパッケージにデザインされているのもポイント。ぜひぜひ使ってみてね」とコメントした。

 発売に先駆けて、モンシュシュ公式オンラインショップで特典付き予約受け付けを実施中。予約した人に、「ISMサロンクオリティーヘアケア」各シリーズのトライアルパック(シャンプー、トリートメント、ヘアオイル)を1つプレゼントする。予約販売期間は10月29日まで。

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「ルイ・ヴィトン」 × NIGO®コラボ第2弾の発売日決定 日本限定アイテムも

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、NIGO®と協業した“ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”第2弾のシューズとウォレットを10月21日にルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店で先行販売し、28日に他の取扱店で発売する。ジャケットとシャツ、ニットは11月11日にルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店で先行販売し、18日に他の取扱店で発売する。

 日本限定アイテムとして “LV MADE”のプリントを施したスニーカー(税込16万1700円)、モノグラム・パターンのデニムとレザーを組み合わせたウォレット(同14万3000円)、ストライプにモノグラム・パターンをあしらったジャケット(同48万2900円)とシャツ(同11万4400円)、ハートモチーフが印象的なニット(同13万2000円)が登場する。

 コラボレーション第2弾では、英国のサブカルチャー・ファッションを着想源として、NIGO®のルーツや生い立ち、少年時代から抱いているヨーロッパのメンズ・ワードローブに対する憧れを表現した。ダミエ・パターンを再解釈したシャツやパッチワークを施したジャケット、タイガーモチーフを大胆にプリントしたトランクなど、ウエアからバッグ、シューズ、アクセサリーまで豊富なアイテムが登場する。

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SheやHeだけじゃない「They」って誰? 翻訳日記:今を読み解くキーワード 第2回

 「WWDJAPAN」の翻訳担当による連載「翻訳日記:イマを読み解くキーワード」では、翻訳した米国版「WWD」のニュースを引用し、その言葉が日本語や英語でどのように使われているかなどを考察。注目のニュースから英語的な感覚を養い、物事を新たな角度から見るきっかけを提供する。連載を担当するのは、「WWDJAPAN」で翻訳を主に手掛ける先輩Kと後輩M。気づけば翻訳の道に入ってはや四半世紀の先輩Kと、入社2年目でミレニアルとZ世代の狭間を生きる日英バイリンガルの後輩Mが交換日記を交わすように話を深めていく。

 2回目のテーマは「ジェンダー・プロナウン(代名詞)」。「私(一人称)」「あなた(二人称)」と異なり、「彼」「彼女」などジェンダーが関わる三人称について、翻訳にまつわる話をLGBTQ+関連の記事を起点に考える。ヴェトモン(VETEMENTS)が7月にローンチした新ブランド「VTMNTS」では、「She/Her」「He/Him」「They/Them」といった、女か男かという枠組みだけでない包括的なジェンダー・プロナウンを表示したTシャツを製作した。ファッション&ビューティ業界でも二元論的な表現を改めるデザインや考えが台頭している。

後輩M:今回は「ジェンダー・プロナウン」への理解を深めながら、性表現にまつわる翻訳について話します。私は大学時代に考古学を学ぶ中で、これまでの歴史の視点が男性中心すぎると考え、その後ジェンダー・セクシュアリティーを副専攻してフェミニズムの勉強などもしました。仕事でも、そういった知識や学びを得ることができた自分の経験や当事者としての考えも生かした発信をしていきたいと常々思っています。

先輩K:ヴェトモンのニュースの原文では新製品について「T-shirts featured gender pronouns such as “She/Her, “He/Him” and “They/Them”(以下略)」と書かれています。こういった表記は英語で自分以外の誰かを指す際に、どの呼称で読んで欲しいか、と自分で明記するために使われていますね。

後輩M:「They/Them」はジェンダーニュートラル・プロナウンと言われ、男女分けはしっくりこないという場合などに使われます。日本ではXジェンダーと呼ばれますが、自らを男女の2軸でとらえないジェンダー・ノンバイナリーの方などが使っています。

先輩K:著名人だと、歌手のデミ・ロバート(Demi Lovato)やサム・スミス(Sam Smith)がジェンダー・ノンバイナリーだと公表し、代名詞も「They/Them」を使っていますね。インスタグラムにも代名詞を加えています。プロナウンに関しては明言していませんが、歌手の宇多田ヒカルも6月に自身がノンバイナリーだと話しています。

後輩M:宇多田さんは2019年に「歌姫ってなんなん」とツイートして話題になっていましたが、本人はそういったところにも違和感があったのかもしれません。また、ティックトック(Tiktok)などでは“ノンバイナリーあるある”といったクィアな投稿も多くて、「代名詞やアイデンティティーの話をしても通じないから、いろんな思いがあってもとりあえず『男性です』って答えちゃう」「いちいち説明して“理解”を得なければいけないのが疲れる」といった動画もよく見ます。しかし一般的にはまだまだ「なんの意味があるの?」「Theyは複数人に使うものでしょ?」と思われる方も多いと思います。

先輩K:「They」は多くの教科書には複数人を表すのに使うべきだとありますが、単数の「They」も実はシェイクスピアの時代にはすでに存在しています。現在、これが単数の人称代名詞として使われる背景には、男女といった枠組みだけで考えないことや、その人の見た目や振る舞いでジェンダーを勝手に決めてしまわないことなど、バイアスを取り除いた視点で一個人を見ていくことを大切にして欲しい、またはそうしていきたいという意図があるのだと思います。

後輩M:実は私もこの概念に共感して、自分の記者プロフィールにプロナウンを加えています。日本では馴染みがないので反応を探りながらですが、英語圏の方と話す時などは自己紹介で「私の名前はMです。呼ぶときはShe/Her(彼女)を使ってください」と先に言うようにしています。名前や見た目でジャッジ(偏見を持たれたり、軽蔑されること)されにくい自分が開いていける部分なのかなと。ノンバイナリーの友人が「先に言ってくれると助かる。“見た目がクィア”な人だけがいっても偏見はなくならない」と言っていて、本当にそうだよなと思いました。

先輩K:当事者だとより勇気を要したり、心的ハードルが高かったりすることもあると思うので、周りがそれを一般的にしていくムードを作ることも大切ですよね。私はそうした理由からもLGBTQアライ(支援者)だとオープンにしています。ほかにも、個人情報の登録などで、男女に加えて「その他」という選択肢が設けられていることがあります。これはこれで雑な括りだとは思いますが、男女以外の選択肢も必要だと認識していること自体は前進かな、と。

後輩M:翻訳となると、そもそも日本語には「They/Them」に値する言葉がないので難しいですよね。彼女ら・彼らという使い方はジェンダー分けがしっかりなされていますし。

先輩K:広義に「彼ら」とするのも手ですが、ニュートラルな表現をしようとしても、現状ではどうしても男性側に傾いてしまうという。

後輩M:ジェンダーに包括的な表現をしたい時、私は「その人たち」「当事者ら」「同氏」など説明する方法をとることが多いです。下記記事では、原文で「They」と使っているところを、日本語では「LGBTQ+の若者らに向け、世界最大規模でその人らの自殺防止に働きかけるトレバープロジェクト」としました。

先輩K:すごくいいと思います!「○○部長らは」と役職を使うこともできますね。

後輩M:一方で、トランスジェンダー女性のMJ・ロドリゲス(MJ Rodriguez)の肩書きを書く際は、「女優」としたんです。通常は、ニュートラルな表現の1つとして「俳優」で統一するようにしているのですが、当人の思いやトランスジェンダーの方が生きる日常の不平等を意識して工夫しています。

先輩K:「女優」「男優」「俳優」という言葉の中では、「俳優」を使うのが一番ニュートラルですよね。「男優」はAV(アダルトビデオ)の出演者というイメージも強いですし。いずれにしても、本人の考えを尊重することが大切だと思います。Mさんは全部自分で考えてジェンダー関連の言葉選びをしているんですか?

後輩M:そうですね、会社にはジェンダーの勉強をしてきた心強い同期もいるので、「この表現どうかな?」とまず相談することを大事にしています。私も上司に「Mさん、この書き方どうかな?」と聞いていただいたことがあって、とてもうれしかったです。

先輩K:良い流れですね。ここ数年は、これまでより速いペースでいろいろ変わってきていると感じられてうれしいです。

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「フェンディ」が販売職のクライアントアドバイザーを募集 店舗やチームマネジメントへのキャリアパスも

 イタリア発のラグジュアリーブランド「フェンディ(FENDI)」が、販売職のクライアントアドバイザーを募集する。「フェンディ」の世界観を伝える一員として、心弾む接客や楽しいひと時をお客様に届ける。長年の顧客から初めてブランドのアイテムを手に取る人まで、一人一人のニーズにあったもてなしを提供する。

 主な仕事内容は、接客販売から店内ディスプレイ、商品・在庫管理、顧客管理、売上管理など。入社後は販売のスペシャリストを目指せるほか、店舗やチームのマネジメントへのキャリアパスもあり、スキルに応じたステップアップが図れる。独自の資格制度などを通して、知識やスキルレベルの更なる向上を図るプログラムへの参加が可能だ。

 「フェンディ」は1925年創業。イタリアのローマを拠点に、皮革製品と毛皮の小さな工房からスタートした。2020年にはウィメンズオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、ファーのアーティスティックディレクターにキム・ジョーンズ(Kim Jones)が就任したことでも話題となった。

募集職種
クライアントアドバイザー
(マネジメントポジション希望の方は相談可能)

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。待遇・給与に変更なし

契約社員
※正社員登用制度あり

応募条件
接客・販売経験必須
※学歴不問
※過去1年以内の再応募はご遠慮ください

<歓迎する経験・スキル>
ラグジュアリーブランド、またはセレクトショップでの販売経験
ジュエリー、化粧品での販売経験
店長や副店長の経験
英語、中国語などの言語スキル

勤務地
東京都内、大阪、京都、福岡、名古屋、御殿場、札幌、沖縄にある直営店または百貨店内店舗
※希望勤務地を考慮して決定

給与・待遇
月給24万円以上 + 各種インセンティブ
※経験・能力に応じて優遇

<インセンティブ制度>
個人やチームの目標達成度合いに応じて、インセンティブを支給
※キャンペーンやシーズンに合わせて、スペシャルインセンティブを用意することも

勤務時間
シフト制(実働7.5時間)
※店舗によって前後する場合あり

<シフト例>
10:00~19:00
11:00~20:00

休日休暇
年間休日122日
月9~10日(曜日はシフトによる)
慶弔休暇
特別休暇
産前産後休暇、育児休業(取得・復帰実績あり)
有給休暇

福利厚生
給与改定年1回(4月)
交通費支給(月10万円まで)
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外労働手当
出張日当
住宅手当
役職手当
制服支給
退職金制度
各種インセンティブ

応募期間
2021年11月15日まで

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バーチャルなアパレルサンプルの“本物化”を強力プッシュ、スタイレムが服地の高画質画像のデータベースを外部提供

 服地卸最大手のスタイレム瀧定大阪(以下、スタイレム)は来春をメドに、アパレルの3Dグラフィックに使用可能なテキスタイルの高画質データの外部提供を開始する。大手商社や一部のデザイナーブランド、D2Cブランドはアパレル3DCADソフトの「CLO3D」などで作成し、ECサイトなどに掲載し、先行受注などに活用したり、ODM(相手先ブランドの企画生産)などを行う事が増えている。ただ、3DCADソフトで作成したバーチャルウエアは、テキスタイルのテクスチャー(表情)表現力に弱く、本物のウエアと見劣りするという弱点があった。スタイレムが提供するテキスタイルの高画質データを使用すれば、本物そっくりのウエアのバーチャルサンプルを作成できる上、画像は同社がフィジカルに在庫するテキスタイルと連動しており、バーチャルサンプルと同じアイテムをリアルに生産できることになる。

 スタイレムは、トレンドに左右されるリスクの高い婦人服地をあらかじめストックして販売するビジネスモデルが特徴。1年前から5000品番、色柄などを含めると10万SKUに及ぶテキスタイルを、テキスタイル専用のスキャン機「エックステックス(xTex)」で取り込み、「CLO3D」や「ブラウズウエア」などの3DCADソフトで使えるようにデータベース化してきた。10月にはスタートアップ企業のグッドバイブスオンリー(GVO)と資本提携し、同社が来春スタートするアパレル専用の3Dグラフィックプラットフォームと連携することを発表している。スタイレムの谷田修一専務は「当社が画像を外部に提供することで、バーチャルサンプルを使ったODMがより普及することになる。すでに大手の繊維商社数社とも水面下で連携を進めている。ただ、外部へのデータ提供は大手企業だけとは考えていない。資本力が豊富でない中小規模の企画会社やファッションブランドでも、3DCADを使ったバーチャルサンプルを作成し、当社のテキスタイルデータと合成すれば、ODMやECを通じた先行受注などにも活用できる」と語る。

 定番素材だけでなく、トレンド性の強いテキスタイルを、同社レベルで幅広く在庫して販売する企業は世界的にも珍しい。3Dのバーチャルサンプルとの連携で、バーチャルサンプルを軸にした新しいアパレルビジネスが日本で一気に加速する可能性がある。

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酒解禁、一人勝ちだったグローバルダイニングのいまは?

 10月から緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除になり、地域によって自治体の制限が残るものの、基本的には酒類提供が可能になり、営業の制限がかなり減った。時短営業への反抗や東京都への訴訟で名を売ったグローバルダイニングは、いま、どうなのか?
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マッシュがメンズに本腰 上質×適正価格の30〜50代向け新ブランド

 マッシュスタイルラボはメンズの新ブランド「アウール(AOURE)」を2022年春夏にスタートする。クリエイティブディレクターに元「メンズクラブ(MEN’S CLUB)」編集長の戸賀敬城氏、外部デザイナーとして「ジュンハシモト(JUN HASHIMOTO)」や「ダブルジェーケー(WJK)」を手掛ける橋本淳氏を招へいした。同社は2020年9月にメンズ事業本部を立ち上げており、そのトップに就いた元ナノ・ユニバース(元TSI)社長の濱田博人専務取締役が陣頭指揮を執る。30代中盤〜50代のビジネスマンをターゲットに、オンシーン・オフシーンで使えるイタリアンテイストのセットアップスタイルで訴求する。

 ブランドコンセプトは“アフォーダブル(手の届きやすい価格)”+“シック”(上品、上質)。これまで主戦場のウィメンズ市場では、適正な価格とそれに見合った品質で提供する「フェアプライス」(近藤広幸社長)を武器に「スナイデル(SNIDEL)」「フレイ アイディー(FRAY ID)」などの人気ブランドを育ててきた。「アウール」もラグジュアリーブランドのような高級かつ高価格なものではなく、上質かつ日常的に使えるアイテムを手の届く価格で提案する。

 初シーズンはアパレルが100型。バッグやシューズなどの雑貨類(20型)は海外の著名ブランドとの協業も決まっている。価格帯はジャケットで1万8000〜3万3000円、パンツが8000円〜1万8000円、シャツ1万〜1万4000円、ニット9000円〜1万8000円。最上位価格帯のジャケットは裏地を手作業で仕立てるなど本格的な仕様。濱田専務は「世にあるインポートブランドであればジャケットで20万円と、ある程度の収入があってもそうそう手は出せない。かといってセレクトショップのセカンドラインでは、若いビジネスマンと差をつけられない。“迷子”になっている大人の男性は大勢いる。その空白市場を狙っていく」と話す。

 快適な着心地や家庭洗濯可能など、機能性にもこだわる。パッカブルのジャケット・パンツのセットアップはワッシャー加工を施し、上質な雰囲気を加えた。パンツは腰部がゴム入りながらシャツインも想定してギャザーを側面にあしらうなど、細かな配慮も施す。商品企画にあたっては、「世の中で売れそうなものを探すのではなく、『この値段でこのクオリティーだったら買いたいよね』『これなら上等なレストランに行っても恥ずかしくないよね』とリアルな目線を大事に、ゼロベースで考えていった」と戸賀クリエイティブ・ディレクター。「品質を担保しながら価格とのバランスを取るのはシビアな作業だったが、納得いくものを作ることができた」と振り返る。

 同社のメンズ事業は「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」や「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」のメンズライン、17年6月に買収した巴里屋の「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」があるものの、立ち上げから手掛けるメンズ単体のブランドとしては初めて。初年度は百貨店や高感度ファッションビルに4〜5店舗の出店を計画し、当面は事業単体で売上高25億円を目指す。「消費者の価値観やライフスタイルは激変しており、今後は状況が変われば旅行やキャンプなど、ファッション以外の楽しみやお金の使い道も増えるだろう。つまりいい服を、いい価格で届けないとファッション消費が成り立たない時代になっていく」と近藤社長。「そういう意味で、男性にとってなくてはならないブランドに育てていきたいし、百貨店やファッションビルの売り場にも新しい選択肢を提供するという気概で(ブランドを)じっくりと育てていきたい」。

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「アパレルDX」って何だろう?:記者談話室vol.3

「WWDJAPAN」ポッドキャストの新連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第3回は「『アパレルDX』って何だろう?」。最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞くようになりました。DXで服の作り方や売り方も変わるといわれていますが、具体的にはどういうことなのか。ユニクロと島精機製作所が作った都内のニット工場、かつてZOZOが挑んだ「ゾゾスーツ」、そして製造現場で導入が進む3DCADなどの事例から考えます。詳しくはポッドキャストをお聞きください。

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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「アパレルDX」って何だろう?:記者談話室vol.3

「WWDJAPAN」ポッドキャストの新連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第3回は「『アパレルDX』って何だろう?」。最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞くようになりました。DXで服の作り方や売り方も変わるといわれていますが、具体的にはどういうことなのか。ユニクロと島精機製作所が作った都内のニット工場、かつてZOZOが挑んだ「ゾゾスーツ」、そして製造現場で導入が進む3DCADなどの事例から考えます。詳しくはポッドキャストをお聞きください。

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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韓国発のビーガンスキンケアブランド「メリクサー」が日本上陸

 韓国高麗人蔘社は11月1日、韓国発のビーガンスキンケアブランド「メリクサー(MELIXIR)」の国内販売を開始する。ビープルバイコスメキッチンや公式サイトで販売するほか、ルミネエスト新宿でポップアップを行う。

 世界各国でビーガンコスメが続々と登場する中、肌に優しく、動物実験の有無や製造プロセスも、消費者がコスメを選ぶ基準となりつつある。そのような時代背景を受け、動物性原料不使用のビーガンスキンケアブランドとして韓国で生まれた「メリクサー」は、全ての製品がアメリカの動物愛護団体PETAの認証を取得。また化粧品成分の安全性を評価し、等級化するアメリカの非営利環境団体EWGが安全と認めた製品のみを使用している。成分だけではなく、環境への負荷を減らすためにリサイクル可能な原料を使ったエコパッケージを採用するなど、地球にも肌にも優しい完全菜食主義のブランドだ。

 日本で初めての取り扱いとなる“ヴィーガンリップバター”(全8色、各税込1430円)は、乾燥を防ぐアガベエキスと保水力に優れたシアオイルを配合した高保湿リップバーム。自然な発色が特徴で、性別や年齢、シーンを問わず使いやすい。

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「サンタ・マリア・ノヴェッラ」800周年記念でフレグランスのデザイン刷新 ハーフサイズやトライアルキットも

 「サンタ・マリア・ノヴェッラ(SANTA MARIA NOVELLA)」は10月20日、ルーツであるサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院の設立800周年を記念し、フレグランスコレクション“フィレンツェ 1221 エディション(Firenze 1221 Edition)”を発売する。ブランドを代表する7つの香りに、新作“ローザ・ガーデニア”の香りを加えた8種のフレグランスをコレクションとして展開する。なお、同コレクションで取り扱うフレグランスは既存のボトルとラベルのデザインを一新。ボトルはクリアな容器となり、スプレーポンプを内蔵、外装パッケージにはFSC認証紙を採用する。定番の100mLサイズ(税込1万7600円)に加え新たに50mLサイズ(同1万1770円)も登場する。

 バラとクチナシを合わせた優雅な香りの“ローザ・ガーデニア”は、バスラインやボディートリートメント製品で人気のある香りで、フレグランスでは初登場となる。また、同コレクションから“オーデコロン サンタ・マリア・ノヴェッラ”は“アックア・デッラ・レジーナ”に名称を変更し展開する。そのほか、伝統的なポプリの香り“オーデコロン ポプリ”、オリエンタルフローラルのブーケの香り“オーデコロン ザクロ”、フレッシュでクリーンな香りの“オーデコロン フリージア”、甘くフルーティーなブーケの香り“オーデコロン エンジェル オブ フローレンス”、オリエンタルなウッディノートのブーケの香り“オーデコロン トバッコ・トスカーノ”、フローラルな香りの“オーデコロン ローザノヴェッラ”をそろえる。

 “フィレンツェ 1221 エディション”で展開する8つの香りを試せるミニフレグランスキット“ディスカバリーキット フィレンツェ 1221”(2mL×8種、税込3124円)も限定発売。公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う。

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下着屋「ウンナナクール」がYOPPYの「リトルサニーバイト」とコラボレーション

 ワコールが展開する下着屋「ウンナナクール(UNE NANA COOL以下、ウンナナ)」から10月21日、ファッションブランドの「リトルサニーバイト(LITTLE SUNNY BITE以下、リトルサニー)」とコラボレーションしたランジェリーやパジャマ、雑貨が登場する。これらは「ウンナナ」の公式サイトと一部店舗で順次発売。このコラボは、「リトルサニー」のデザイナーのYOPPYのラブコールで実現した。“幸せをくれる模様たち”をテーマに、「リトルサニー」2011-12年秋冬コレクションから気持ちが明るくなるようなチェリー柄とレオパード柄を採用している。YOPPYの「洋服で取り入れにくいプリントをランジェリーやパジャマで楽しんでほしい」という思いと、「ウンナナ」の「下着やパジャマもファッションのように楽しんでもらいたい」という思いが融合したコラボだ。

 ブラジャーが4180円、ショーツが1980円。レースタイプのハラマキ付きショーツが2750円、ノーマルタイプのハラマキショーツが2530円。これら4点はいずれも4色展開。パジャマは2タイプあり、各2色で8800円。ヘアリボンとヘアバンドは各2色で1100円。

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いま「乳酸菌」に熱視線 膣ケアサプリから歯磨き粉まで

 ニッチだがいま、乳酸菌、乳酸桿菌(整肌成分)、乳酸菌生産物質が盛り上がっていると感じる。

 「ビープルバイコスメキッチン(BIOPLE BY COSMEKITCHEN)」は、100億個の乳酸菌と食物繊維を配合したフランス発のサプリメント”マフロリル ガゼリ(MAFLORIL GASSERI)”(500mg×30粒、税込6480円)の取り扱いを開始した。通販事業などを手掛けるシンセプションは、韓国式置き換えダイエットサプリメント”スケイン(SKAEIN)”(通常税込7980円、1個定期お届け税込6980円)を9月6日に発売。キー成分としてキムチ由来乳酸菌、マッコリ由来乳酸菌が配合されている。

 サプリメントだけではない。「菌活」「腸活」ブームに伴い、乳酸菌、乳酸桿菌(整肌成分)はインナーケア&アウターケアのキー成分としても注目度が高まっている。さまざまなブランド、開発者の視点から魅力を紐解いていく。

膣内フローラを整えるサプリメント”乳酸菌UREX”

 帝人は、膣内環境を整える働きが期待できるサプリメント”乳酸菌UREX”(60粒、税込2970円)を7月に発売した。帝人が行った「女性特有の悩みに関する調査」によれば、デリケートゾーンに悩みを感じたことがある女性は87%。(対象:20~50代全国女性1000名)。また、「はい」と答えた人の中で、悩みの1位はかゆみ、2位はにおい、3位はムレという結果になった。原田美由紀東京大学医学部産婦人科学教室准教授によれば「膣にも善玉菌と悪玉菌が存在している。”乳酸菌UREX”を継続的に摂取することで、肛門から膣に生きた乳酸菌が移行し、悪玉菌の抑制や、膣内環境のバランスを整えることが期待できる。膣内フローラを整えるメリットとしては、かゆみ、おりものといった悩みを減らすことが挙げられる」と話す。

 ”乳酸菌UREX”では2つの乳酸菌を組み合わせていて、菌は世界的なバイオテクノロジー企業クリスチャン・ハンセンから輸入している。帝人とクリスチャン・ハンセンが販売代理店契約を締結したことで今回の処方が実現した。洗浄剤や保湿クリームなどさまざまな膣ケアアイテムがある中で、手軽に始めやすいのも特徴だ。

12種類の乳酸菌を配合した”フィトヴェールハンドトリートメント”

 「アムリターラ(AMRITARA)」は、10月4日に”フィトヴェールハンドトリートメント”(50g、税込2970円)を発売した。ハンドクリームには、醤油由来天然ヒト型セラミドや、宇和島産真珠貝パウダーといった成分に加えて12種類の乳酸菌を配合している。勝田小百合アムリターラ代表・製品開発担当は「『ラクトバチルス ガゼイ』や『ラクトバチルス ヘルペティカス』といった12種類の乳酸桿菌と乳酸球菌を処方した。強い殺菌剤を処方すると、良い菌も悪い菌も殺してしまい手指の免疫が弱まる懸念がある。12種類の乳酸桿菌と乳酸球菌は、抗菌作用が期待できるだけでなく、悪玉菌を抑え、常在菌を活性化する点に魅力を感じた。手指の荒れや免疫に注目が集まる今ならではの商品と言える」と話す。また、コロナ禍と連動した訴求をしたわけではないものの、同じく12種類の乳酸菌を配合した“トータルバランス オーガニック トゥースペースト”(20g、税込825円・100g、税込2200円)の売り上げも伸びていると明かす。

理想的な肌環境にアプローチする”ブースター”

 「KINS(キンズ)」を展開する下川穣代表は「『乳酸桿菌/豆乳発酵液』は、豆乳を培養のエサにし、乳酸桿菌により発酵した後に、ろ過して得られる液体のこと。400種類以上の多様な成分で構成されていて、肌を健やかに整える。『キンズ』ではブースター、セラム、シャンプー、トリートメント、マスクに処方していて、特に信頼している成分のひとつだ」と話す。

 中でも、特に売れているのがブースター(50mL、初回税込5128円・2回目以降税込7128円)だ。「コロナ禍で、マスク荒れやニキビに悩む人が多いが、これは肌に棲む常在菌のうち悪玉菌が活発になるなど、バランスの乱れが原因と考えられる。マスク内の湿度が上がると皮膚はアルカリ性に傾く。すると普段は穏やかな日和見菌も悪さに加担し肌トラブルを引き起こしやすくなる。ブースターには『乳酸桿菌/豆乳発酵液』を配合していて、肌にツヤと潤いを与え健康的な肌に整える。化粧水代わりに使う人も多く、この半年で想定目標値の4倍の売り上げを記録している」とコメント。

乳酸菌生成物質配合のサプリメント”ラサンテパウダー”

 乳酸菌生産物質のサプリメントを展開するのが、ラサンテ(LA SANTE)。乳酸菌生産物質はバイオジェニックスと呼ばれ、生きた菌ではなく乳酸菌の「代謝物の総称」で、腸内でビフィズス菌などの善玉乳酸菌が作り出す物質を指す。大本きみこラサンテ代表は「乳酸菌生産物質には必須アミノ酸、ビタミン、ポリフェノール、短鎖脂肪酸などが含まれる。悪玉菌を減らすというエビデンスも発表されていて、腸内フローラにアプローチする」。”ラサンテパウダー”(30包、税込9504円)は、乳酸菌・ビフィズス菌21種類、 517種類の成分、食物繊維・オリゴ糖から成る。また、食物繊維・大豆オリゴ糖配合といったプレバイオティクスは乳酸菌を育てるエサになる。プロバイオティクスも同時に摂取することで乳酸菌を増やし、517種類の成分を含むバイオジェニックスで悪玉菌を抑え、腸内フローラのバランスを整える働きが期待できる。「当初は自社エステサロンの顧客への販売がメインで、時間をかけて販売する予定だった。モデルや女優がSNSに投稿をしたことがきっかけとなり、売り上げが急伸した。2年で1000個を目標にしていたが、販売開始初年度で2000個が完売した」と話す。コロナ禍との関係については「メディアで免疫力と腸内環境の関係性が伝えられるようになってから、さらに需要が増えた印象がある」と話す。

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日本エステティック協会が“エステのチカラを体感する”イベントを開催 来年の設立50周年に向け躍進を誓う

 日本エステティック協会は10月12日、神奈川・パシフィコ横浜で、“ライブに、リアルに、エステのチカラを体感する日”をコンセプトにしたイベント“アジェステ ビューティフェスティバル2021 in 横浜”を開催した。

 当日はリアルイベントとして実施しつつ、オンライン配信もするというハイブリッド形式を採用。“第14回 エステティックコンテスト”の結果発表と表彰式を中心に、“フランスにおけるソシオエステティックの実状”を紹介するコンテンツや、森柾秀美「エステティック モリマサ プロフェッショナルスクール」学院長による“「前向きに、楽しくためになる」技術やメニューの提案”を解説する講演など、現役エステティシャン向けのコンテンツを公開した。

 さらに、業界をけん引するトップサロンで働くエステティシャンが登壇。この職業を選んだ理由や、エステティシャンを長く続ける秘訣など語る、学生向けのプログラムも好評だった。会場には企業出展ブースを設け、休憩時間には各ブースから趣向を凝らしたPR配信を行うなど、盛りだくさんの工夫で視聴者を引き付けた。

 プログラムの中でも特に盛り上がりを見せたのが、“第1回 ビジネスアイデアコンテスト”だ。これは“コンセプトサロン部門”“SDGs部門”“サロンPR部門”の3部門に分け、各部門でこれからのエステティック業界をけん引するビジネスアイデアを表彰するコンテスト。当日、全国のオンライン視聴者の投票で、最優秀ビジネスアイデアを決定した。

 “コンセプトサロン部門”では、「海外で日本の和のおもてなしを提供!」を提案したエステティシャンの石川智枝子さんが最優秀賞を受賞。海外の海が見える水上コテージにサロンを作り、セラピストが着物を着てお茶を点てておもてなしをする、というアイデアが好評だった。

 “SDGs部門”では、「どんな時も、自信をもてる自分であるために」と題する動画をプレゼンテーションしたエリーのりこさんが受賞。ジェンダーレスに提案できるトリートメントや、これからの時代に求められる接客シミュレーションが高評価を受けた。“サロンPR動画部門”では、「私の大好きなサロンのご紹介」という動画で応募した山下汀紗さんが受賞した。

 プログラムの最後に、日本エステティック協会の滝川睦子副理事長が登壇。「昨今のコロナ禍で困難を強いられているエステティシャンも少なくない中、イベントに参加してくれてうれしく思う。来年は、日本エステティック協会設立50周年のアニバーサリーイヤー。来年には光輝く未来が待っていて、エステティシャンがさらにお客さまを幸せにできる環境が整うよう、当協会も尽力していきたい」と話して締めくくった。なお同イベントのアーカイブは、10月18日から公開する予定だ。

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「アフタヌーンティー・リビング」が40周年を記念して英陶器ブランド「バーレイ」のアーカイブ柄を発売

サザビーリーグが運営する「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING以下、アフタヌーンティー)」は10月22日、イギリス発陶器「バーレイ(BURLEIGH)」のアーカイブ柄を公式オンラインショップと限定店舗で発売する。「アフタヌーンティー」は今年、ブランド誕生40周年。当時まだ、“ライフスタイル”という言葉が一般的出なかったときに海外から生活雑貨などを輸入して販売してきた。今まで、「バーレイ」とコラボレーションで日本限定柄などを販売してきており、「アフタヌーンティー」の歴史には欠かせない存在。「バーレイ」はイギリスの陶器の名産地であるスタッフォードシャーのストーク・オン・トレントに窯を持つ英国を代表する陶器ブランドだ。

「アフタヌーンティー」は周年を記念し、以前に販売していた「バーレイ」から日本初となるアーカイブ柄を限定販売する。アーカイブ柄とは、「バーレイ」を代表する“アジアティックフェザンツ”や“キャリコ”柄をパッチワークのように組み合わせたものだ。赤と黒の2色展開で、プレートが3850円、マグカップが4950円。

“ブルーキャリコ”“グリーンフェザンツ”“プラムフェザンツ”“プラムフェリシティ”“ブラックリーガルピーコック”柄は22日から公式オンラインショップと一部店舗で順次発売する。

「アフタヌーンティー」丸の内新丸ビル店のティールームでは10月14日〜11月17日、一部食器を「バーレイ」に入れ替わる。

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メンズメイクを考察!バンタンデザイン研究所の「メンズメイク部」顧問が語る10〜20代がメイクする理由とは?

 メンズコスメの市場規模が拡大している。ベストコスメにも「メンズメイク」がカテゴリーとして出現し、新製品の発売も多く可能性を感じる。今回は、メンズメイクの現在地をレポートする。

 ホットペッパービューティーアカデミーが行った、「男性のメイクに関する意識調査」によれば、15~39歳男性「メイク経験者」550名の、直近1年間のメイク用品購入費は、平均約1万円という結果になった。また、20~24歳は1万3587円、30~34歳は1万3191円で、全体平均よりもやや高いという結果になった。特に、20歳から34歳のメンズメイクへの関心が高く消費にも意欲的であることがうかがえる。

 田中公子ホットペッパービューティーアカデミー研究員は「コロナ禍でも男性のメイク購入は好調だ。今後の潮流として、『ケアの延長としての下地・コンシーラーの普及』と、Z世代を中心に『韓流』を意識した『よりジェンダーレスな美しさ』に対するニーズの高まりを感じる。20代男性の下地、コンシーラーの購入はコロナ前から大幅に伸びている。下地の利用は、20代男性の16%に達しており、今後はより多くの層に『ケアの一部』として取り込まれていく可能性がある。Z世代のメイクは韓流ブームの影響も大きく受けているようだ。韓国の男性アイドルメイクでは、アイシャドウを使った中性的なアイメイクが特徴。

 15~19歳のメイク購入においてもアイシャドウ、マスカラ、アイライナーが上位にきており、目元のメイクが重視されていると考えられる」と話す。

 美容専門校でも、メンズメイクに特化した部活が誕生した。バンタンデザイン研究所東京校では、2020年9月7日にメンズメイク部を新設。部活では、実践的なメンズメイク技術を学ぶことができる。部活誕生の背景について、高橋弘樹顧問・ヘア&メイクアップアーティストは「昨今の韓国アイドル人気、ウェブ会議、SNSでの見栄えを気にする男性の増加など、社会的背景から設立した。男性ユーチューバーが美容やメイクに関する動画をアップしていることも、一過性のブームではなく文化として定着する後押しになっていると感じる」と話す。

 メンズメイク部は同スクールでいちばんの人気を誇り、入部には技術テストをパスする必要がある。入部希望者が多く、成績優秀者のみしか所属できない。現在は、10代後半から20代前半の男女20人弱が所属している。

 放課後のレッスンにとどまらず、企業とのコラボレーションイベントにも積極的だ。21年7月にはセザンヌとメイクイベントを実施し、2日間で計31人が来場。部員がアドバイザー役となり「身だしなみメイク」をデモンストレーションし好評を博した。イベント参加者は10〜20代男性がメイン。参加者の主な動機は、メンズメイクを体験したい、カッコよくなりたい、自信を持ちたい、メイクの方法を知りたいといった理由が多かった。

 高橋ヘア&メイクアップアーティストは、「顔のパーツに関する相談が多く寄せられたのも印象的だ。輪郭、鼻の形、鼻筋、目元を気にする方が多く、メイクで『整った顔立ち』に見せたいと思っている方が多い」と話す。メイクトレンドについては肌、眉、唇を整えるメイクが人気。3パーツが整っていることで清潔感が格段にアップする。具体的には、肌はメンズ用BBクリームで整え、眉は繰り出し式のアイブロウペンシルで書き足す。唇は色付きリップクリームでライトに仕上げる方法は初心者でもチャレンジしやすい」とコメント。

 潮田彩優バンタンデザイン研究所東京校ヘアメイク科副部長は「イベントに来ていない男性の中にも、潜在的にメンズメイクに関心のある人は多い。『メイクを教えてほしい』と頼まれたり、オススメのコスメを質問されたりすることが増えた。日常的に下地を使う友人や、眉毛を描くメンズも多く、高い美意識を持っている」と話す。

 メンズメイクは特別なものではなく身だしなみであり自己表現のひとつ、と定義づけるのは早計かもしれないが、個人的にはジェンダーレスにビューティを楽しむ潮流を歓迎したい。

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オーガニックコットンを再利用したトルソーが発売 松屋銀座で展示

 アバンティのオリジナルブランド「プリスティン(PRISTINE)」は、マネキン・トルソー製造会社モード工芸との協業でオーガニックコットンの残糸・残布を使用した「リコットン(Re-COTTON)トルソー」を9月21日に発売した。10月6日から松屋銀座で展示している。

 アバンティはオーガニックコットン原綿を輸入し、糸・生地・製品までの企画製造販売を手がける。「リコットン トルソー」は、「プリスティン」製品の生産過程で出るオーガニックコットンを粉砕し、牛乳パックなどの再生パルプと共に溶かして乾燥させ、天然の接合剤で接着して生産。廃棄しても土に還る素材のみを使用しており、再生産も可能だ。今後は、他社の廃棄材料等の使用も視野に入れる。

 トルソーはアバンティが実施する「リコットン・プロジェクト」の一つ。同プロジェクトでは残糸や残布の計り売りや、それらを再利用したニットや布帛のウエアライン「リコットン・シリーズ」を販売。2030年までにゼロ・ウェイストを目指している。

 モード工芸も、段ボールや木材などを使用した製品開発に注力しており、数十年にわたり環境に配慮したトルソーづくりを行っている。

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「スタージュエリー」から“癒しの海”に着想を得たホリデーコレクションが登場 カスタムオーダーも受け付け

 「スタージュエリー(STAR JEWELRY)」は10月30日、ホリデーコレクションを発売する。“オセアニック”と題された同コレクションは海からイメージを得たもので、ネックレスやリング、ピアス、ウオッチなどの限定アイテムが豊富にそろう。

 “オセアニック エターニティー”ラインは、波の動きからインスパイアされており、カラフルなダイヤモンド(トリートメントカラー)を散りばめている。ネックレスとリング、各3種類で、価格は6万3800円〜13万2000円。あこやパールを用いた“オセアニック パール”は、プラチナとローズゴールドのネックレス2種類で、5万5000円、7万1500円。“愛と平和の象徴”の石ラリマーを使用した“ラリマー&ダイヤモンド”はネックレスとピアスが各2種類。価格は3万5200~3万7400円。これらのラインは10月15日〜11月15日に期間限定でカスタムオーダーを受け付ける。

 耳元のレイヤードを楽しむイヤーカフ2点セットとスタッズピアスとイヤーカフのセットもあり、価格は3万8500円、4万4000円。

 “クリスタルクリア ウオッチ”は透明なフェイスブックに文字盤が浮かんでいるようなユニークなデザイン。4種類で価格は3万800円。

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「チャンピオン」と「ループウィラー」がコラボスエット 「Nハリ」尾花大輔がデザイン

 「チャンピオン(CHAMPION)」は、スエットブランド「ループウィラー(LOOPWHEELER)」とコラボレーションしたスエットを10月29日から500枚限定で販売する。価格は税込4万4千円。「チャンピオン」公式ECサイトのほか、チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ、チャンピオン ブランドハウス シンサイバシ オオサカ、「ループウィラー」各店舗で取り扱う。

 同コラボレーションは、過去に「ループウィラー」と協業した「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」の尾花大輔デザイナーの発案がきっかけで、商品デザインも同氏が手掛ける。

 スエットは企画から半年以上かけて開発し、生地には「ループウィラー」の代表的な素材"LWライト吊り裏毛"を、製法は縮みを軽減させる"リバースウィーブ®(Reverse Weave)"を採用している。素材に合わせてパターン修正を重ねるなど、シルエットにもこだわった。1990年代のデザインをベースにした「チャンピオン」のネームタグや、同ブランドのブランドカラーを使用した「ループウィラー」の袖口タグ、シリアルナンバーが付く。

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BTSジミンやテテも着用 ジュエリーブランド「アベックニューヨーク」が日本上陸

 「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の元婦人服デザイナーであるケイト(Kate)と「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の元デザイナー兼イラストレーター、クロエ・リー(Chloe Lee)が姉妹二人で立ち上げたアメリカのジュエリーブランド「アベックニューヨーク(AVEC NEW YORK)」が日本上陸した。BTSのジミンやテテらが、人気曲「Butter」や「Permission to Dance」のMVなどで着用し話題となり、韓国を中心に多くのセレブリティから支持されるブランドだ。

 これまでアジア圏内で購入できなかった同ブランドだが、このほど日本のオンラインストア「マチルダデプト(MATILDA DEPT.)」で販売を開始した。アベックニューヨークならではのスマイルモチーフや、センシュアルで上品なデザインなど、さまざまな個性を持つジュエリーを取り扱う。同ショップの公式インスタグラムでは、実際にセレブリティが着用したアイテムを紹介している。

 「マチルダデプト」では「アベックニューヨーク」のほか、「イエールロー(HYERES LOR)」や「ブラックパープル(BLACKPURPLE)」など、韓国セレブリティたちの間で人気のアクセサリーを中心に、海外ブランドを取り扱う。 

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京都府亀岡市で出合ったローカルサステナビリティ マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.32

 以前もコラムでお話したが、私の活動の中で大切なことの一つは、現場に足を運ぶことだ。工場や職人さんに会える機会があれば、すぐに行動する。工場の環境やモノ作りに感動することは常々。現場で見つけた素材のゴミや不用品を見つけ、サステナブルなアイテムを新しく作るきっかけを掴むことも多い。

 ブランドデビューから、全国の現場を回るファッションツアーを決行したり、地域の信用金庫などに協力していただき鞄産業の聖地、豊岡市でアイテムの生産をスタートさせたりは、いずれもサステナブルな社会を目指す上で大切なこと。ファッションにおける分散型社会を目指すアプローチとはなんだろう?と日々模索している。

 今回私が出合った亀岡市の活動も素晴らしかった。「環境問題に意識を向けた面白い場所があるから」と簡単な説明だけ受けてたどり着いたのは、京都府の市街地から30分ほどの場所にある亀岡市。2018年12月に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を発表し、さまざまな取り組みがスタートした。

 豊かな自然あふれる古き良き街並みの中で出合ったKIRI CAFE(古民家を京都芸術大学の学生と一緒に改修した、かめおか霧の芸術祭の拠点でカフェを備えた文化芸術活動交流スペース)は、地域の食材を大切に使ったフードを提供するほか、隣接する古民家では「ホズバッグ(HOZUBAG)」というサステナブルなバッグを製作していた。「ホズバッグ」は、安全基準によりリユース不可となったパラグライダーからできる、地上資源として循環させるプロジェクト。回収・解体・パーツの製作をここ亀岡市の大きな古民家で行っていた。資源が循環する社会を目指すとともに、地域の活性化、福祉貢献にも取り組むことを目指し、地域の雇用も生み出している。

 文化芸術活動が環境問題の解決の現場になっていることの素晴らしさにアートやひらめきの意味を感じた。軍服を解体してアイテムを作る私は、安全基準が高かったモノに由来する素材の良さと、丈夫さゆえの解体の苦労を知っていたため共感。”消化資材”として考えるのではなく、”永久資材”と捉える大切さを改めて理解した。

 しかもデザインがかわいい。それもそのはず。事業の構築は、発起人であるファンション・レーベル「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS )」の武内昭デザイナーが企画・デザイン、生産、販売オペレーションまでを担当している。この活動を積極的に広げ、更なる地域の活性化や交流のために活動を続ける彼らのアンティークのような古民家のスタジオには、ミシン数台と行き場のなくなった色鮮やかなパラグライダーの数々が大量に並び、まるで美しいカラーパレット。「空を飛びたいという人間の願いを叶えるのに、こんなにゴミが出てしまうのか?と少し考えてしまった。ならば、少しでも無駄にならないように使ってきたい。

 紐や他のパーツもアイテム化できそうな素材ばかりだったので、今後「「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS)」でも取り入れていきたい。

 昨今、各地域の芸術コミュニティでサステナブルマインドあふれるアートワークやモノづくりが広がっている。コミュニティがムーブメントに変わるのもそう遠くないのでは?ファッション界もサステナブルマインドにどんどん舵を切っていきたい。

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「グッチ」 × 「ギャルソン」新作はブラックのPVCバッグ コラボ第3弾

 「グッチ(GUCCI)」は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS以下、ギャルソン)」とのコラボレーション第3弾となるトートバッグ(税込5万5000円)を10月15日に発売した。オンラインコンセプトストア「ヴォールト(VAULT)」や各国のドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)、「ギャルソン」公式オンラインストアなどで扱う。

 トートバッグは、「ギャルソン」定番のショッパー型バッグをベースに、「グッチ」のシグネチャーのウェブストライプを加えた。新作はブラックカラーのクラフトペーパーをPVCで覆い、ブランドロゴをホワイトカラーで仕上げた。

 両ブランドは2018年から協業をスタートし、第1弾はブラウンカラーのトートバッグを、第2弾では同様のカラーにフローラルプリントが付いたモデルを発表した。

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「エルメス」が日本のクラフツマンシップを伝える7本の映像を制作 池松壮亮や井口理らが出演

 「エルメス(HERMES)」は、日本人クリエイター7人の旅を追った7本のドキュメンタリー映像“ヒューマン オデッセイ(HUMAN ODYSSEY)―それは、創造を巡る旅。―”を、10月15日から毎週金曜日に順次配信する。映像は同ブランドがグローバルで掲げる年間テーマ“ヒューマン オデッセイ”を、クリエイターの創造性と職人のクラフツマンシップとの出合いを通じて表現する。総監督は映画監督の奥山大史が務め、7人が日本各地を旅する様子を、1本約20分の映像で描いている。

 出演者は登場順に、書道家の新城大地郎、建築家の田根剛、ミュージシャンの井口理、ロボットクリエイターの高橋智隆、写真家の木村和平、料理人の目黒浩太郎、俳優の池松壮亮という、異なる分野のクリエイターだ。それぞれが行きたい場所、現地で見たい職人技を奥山総監督らと話して旅先を決め、物作りの根幹や次世代への継承を、台本や演出のないリアルな姿で伝える。

 奥山総監督は、14日の関係者向けの上映会に登壇し「7本全て台本がないまま撮り始め、結果的に伝えたいことがそれぞれ異なる映像に仕上がった。自分自身もクリエイターとして物作りを考えるきっかけになった」と語った。

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“秘密主義者”に提案する鍵付きバッグ 匿名クリエイティブチームによるD2C「ビエダ」

 「ビエダ(BIEDA)」は、小石祐介、コイシミキによるクリエイティブスタジオのクラインシュタイン(KLEINSTEIN)がプロデュースするファッションブランド。国や人種を限らない、アノニマスな(匿名の)チームがクリエイティブを手掛けている。このたび、第2弾商品である“COLLECTION 02”の予約販売を自社ECで開始し、10月14〜17日には、東京・南青山のクラインシュタインのギャラリーで一般客にも開放した展示会を行っている。

 第2弾商品はエアラインバッグ3型(小3万3000円、中3万8500円、大4万4000円、全て税込)で、それぞれコバの部分の配色が黄、黒の2種類がある。どれも黒い小さな南京錠付き。ブランドのインスタグラムアカウントをフォローしてくるファンが投稿を一般公開していない鍵付きアカウントであるケースが多いため、「秘密主義者が多いなら、バッグにも鍵を付けよう」(小石、コイシ)というウィットが込められている。

 2020年9月に発表した第1弾商品もバッグだった。全て中国・広州の工場で生産している。「高い技術と挑戦する姿勢を持ったとても面白い工場」だといい、この工場との出合いがブランド立ち上げにつながった。ただし、今後もアイテムをバッグに限る考えはなく、「コロナが落ち着いて往来が自由になれば、アイテムも生産する工場も広がるかもしれない」。

代々木公園のカフェで関連メニューも提供

 ギャラリーでは、商品と共に中国のフォトグラファー兼映画監督のクエンティン・シー(Quentin Shih)が撮り下ろしたビジュアルも楽しむことができる。購入も可能で、各作品75万円。ラグジュアリーブランドのビジュアルも手掛けるクエンティンとは元々知り合いだったわけではなく、商品企画のもとになったストーリー(物語)とプロダクトだけを渡し、自由に撮ってもらったのだという。

 ストーリーの英文版を制作したのは、「スーザン・ソンタグ(Susan Sontag)も通っていた」というニューヨークの書店のオーナー。「相手が(自分たちのチームに)“所属している”か“所属していない”かは、ストーリーを読んでどう反応するかを見れば分かる。ストーリーの内容から、(クエンティンなど取り組む相手が)さらにクリエイティブな想像を広げていくという、“想像の連鎖”が面白い」。そんな“想像の連鎖”の一つとして、代々木公園のカフェ「プルミエメ」では、ストーリーから発想した特別メニューの青いミルフィーユと青いレモネードを提供している。12月末まで。

 バッグの卸は行っておらず、自社ECのみで販売するD2C形式。第2弾商品を今予約すると、22年1月ごろに手元に届く。今後、過去のアイテムも廃盤にはせず、売り続けていくという。クラインシュタインは14年に、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」で経験を積んだ小石が、コイシと共に設立。ファッション関連のコンサルティングやギャラリーの企画などを手掛ける。

■BIEDE COLLECTION 02 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:10月14〜17日
時間:12:00〜18:00
場所:シュタインボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階

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“秘密主義者”に提案する鍵付きバッグ 匿名クリエイティブチームによるD2C「ビエダ」

 「ビエダ(BIEDA)」は、小石祐介、コイシミキによるクリエイティブスタジオのクラインシュタイン(KLEINSTEIN)がプロデュースするファッションブランド。国や人種を限らない、アノニマスな(匿名の)チームがクリエイティブを手掛けている。このたび、第2弾商品である“COLLECTION 02”の予約販売を自社ECで開始し、10月14〜17日には、東京・南青山のクラインシュタインのギャラリーで一般客にも開放した展示会を行っている。

 第2弾商品はエアラインバッグ3型(小3万3000円、中3万8500円、大4万4000円、全て税込)で、それぞれコバの部分の配色が黄、黒の2種類がある。どれも黒い小さな南京錠付き。ブランドのインスタグラムアカウントをフォローしてくるファンが投稿を一般公開していない鍵付きアカウントであるケースが多いため、「秘密主義者が多いなら、バッグにも鍵を付けよう」(小石、コイシ)というウィットが込められている。

 2020年9月に発表した第1弾商品もバッグだった。全て中国・広州の工場で生産している。「高い技術と挑戦する姿勢を持ったとても面白い工場」だといい、この工場との出合いがブランド立ち上げにつながった。ただし、今後もアイテムをバッグに限る考えはなく、「コロナが落ち着いて往来が自由になれば、アイテムも生産する工場も広がるかもしれない」。

代々木公園のカフェで関連メニューも提供

 ギャラリーでは、商品と共に中国のフォトグラファー兼映画監督のクエンティン・シー(Quentin Shih)が撮り下ろしたビジュアルも楽しむことができる。購入も可能で、各作品75万円。ラグジュアリーブランドのビジュアルも手掛けるクエンティンとは元々知り合いだったわけではなく、商品企画のもとになったストーリー(物語)とプロダクトだけを渡し、自由に撮ってもらったのだという。

 ストーリーの英文版を制作したのは、「スーザン・ソンタグ(Susan Sontag)も通っていた」というニューヨークの書店のオーナー。「相手が(自分たちのチームに)“所属している”か“所属していない”かは、ストーリーを読んでどう反応するかを見れば分かる。ストーリーの内容から、(クエンティンなど取り組む相手が)さらにクリエイティブな想像を広げていくという、“想像の連鎖”が面白い」。そんな“想像の連鎖”の一つとして、代々木公園のカフェ「プルミエメ」では、ストーリーから発想した特別メニューの青いミルフィーユと青いレモネードを提供している。12月末まで。

 バッグの卸は行っておらず、自社ECのみで販売するD2C形式。第2弾商品を今予約すると、22年1月ごろに手元に届く。今後、過去のアイテムも廃盤にはせず、売り続けていくという。クラインシュタインは14年に、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」で経験を積んだ小石が、コイシと共に設立。ファッション関連のコンサルティングやギャラリーの企画などを手掛ける。

■BIEDE COLLECTION 02 IN COLLABORATION WITH QUENTIN SHIH
日程:10月14〜17日
時間:12:00〜18:00
場所:シュタインボックス
住所:東京都港区南青山4-24-4 TKハウス 地下1階

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「オリバーピープルズ」が新旗艦店を東京・丸の内にオープン 世界初のパーソナライズサービスを導入

 1987年創業のロサンゼルスのアイウエアブランド「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」は10月14日、日本における新たな旗艦店として東京・丸の内の二重橋スクエアに「オリバーピープルズ 東京」をオープンした。売り場面積は約60平方メートル。「オリバーピープルズ」は、2019年に日本の販売会社をアイヴァン(東京、山本典之社長)から、同ブランドの親会社で世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカ(LUXOTTICA)の子会社ルックスオティカジャパン(東京、フランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)マネジングディレクター)に変更しており、今回が同社下での初出店となる。

 内装は“1970年代の宇宙感”を表現したもので、壁面にはシルバーカラーの球体をあしらい、そこにアイウエアを陳列する。什器はジャンピエロ・タリアフェッリ(Giampiero Tagliaferri)「オリバーピープルズ」クリエイティブ・ディレクターがデザインし、そこに「ビンテージの要素を加えてブランドの世界観を演出した」という。

 新旗艦店では、“カスタムレンズプログラム”を世界で初めて導入する。フレーム10種類、レンズ17色から好きなものを選んでパーソナライズできるサービスで、組み合わせは1000パターン以上になるという。また、10月下旬にはイタリアブランド「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」とコラボしたファーストコレクションも店頭に並ぶ予定だ。

■オリバーピープルズ 東京
オープン日:10月14日
時間:11:00〜20:00
定休日:無休
住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア1階

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「ルイ・ヴィトン」表参道7階でギルバート&ジョージの大型3連作を日本初公開 彼らの作品展示は2009年以来

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」表参道店7階の「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で10月14日〜2022年3月6日、イギリス・ロンドンを拠点に活動するアーティストユニット「ギルバート&ジョージ(Gilbert & George」の大型3連作「Class War, Militant Gateway(階級闘争、闘争家、入り口)」を展示する。1986年に制作されたこの作品は彼らにとって初の大作で、日本では初の公開になる。黒枠のグリッドで構成された赤、白、青が基調の作品は、作業着姿の若者などがフォトモンタージュで描かれインパクトたっぷりだ。

 ファッション業界でも人気の高い「ギルバート&ジョージ」は、イタリア生まれのギルバート・プロッシュ (Gilbert Prousch)がイギリス生まれのジョージ・パスモア(George Passmore)とが1967年にロンドンのセント・マーチンズ美術大学で出会い結成。スーツとネクタイ姿がトレードマークの2人は、“アート界の過激な英国紳士”と呼ばれている。彼らの作品が日本で展示されるのは2009年ぶりだ。

 入場無料、予約不要(会場内混雑時は入場制限有り)。休館日は「ルイ・ヴィトン」表参道店に準じる。

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名古屋のセレクト「アンイーブン」が新店舗 コーヒー、家具、レンタルキッチンまで入る複合施設

 愛知・名古屋のセレクトショップ「アンイーブン(UNEVEN)」は、新店舗「アンイーブン ハブストア(UNEVEN HUB STORE)」を10月16日に名古屋・天塚町にオープンする。760平方メートルのワンフロア建築に、セレクトショップ「アンイーブン ハブストア」や生活雑貨の「ダル ホームズ(DHAL HOMES)」、コーヒーと焼き菓子を提供する「アワイ(AWAI)」、アンティークショップ「バスハウス ナゴヤ(BATHHAUSE NAGOYA)」などを集積する。大小二つのイベントスペースとレンタルキッチンも併設する。

 同店は“想像を超える人とモノのハブ体験”を掲げ、元々はスーパーマーケットだった建築を改修した。「アンイーブン ハブストア」を中心に各店舗とイベントスペースを放射状に配置し、植栽やベンチなどの休憩スペースも設けて、回遊できる小規模ショッピングモールのような空間を意識した。

 オープンを記念し、ビンテージ家具を扱う「ノー エイジ(NO AGE)」がポップアップを開催する。

■UNEVEN HUB STORE
オープン:10月16日
営業時間:11:00〜20:00(12:00オープンの店舗もあり)
場所:愛知県名古屋市西区天塚町1丁目108-1

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ポストコロナ時代のファッション&ビューティ業界をDXせよ! オンラインセミナーを実施

 インターネットとデジタル、2つのテクノロジーがあらゆる境界線を揺るがす中、ファッション&ビューティ業界もビジネスの革新が求められています。素材から加工、物流、流通、あるいは製造やデザイン、販売まで、ファッションに関わるあらゆる産業・業態・業種をデジタルと融合し、アップデートした新しいファッション&ビューティビジネスと、それに関わる企業を「WWDJAPAN」は“ファッションテック・ビューティテック“と再定義します。最新のテクノロジーやリアルとデジタルを融合したOMO的なビジネスモデルだけでなく、ファッションやビューティを生業にしたYouTuberや、ゲームやバーチャルと結びついたアバターメイク、古いシステムとブロックチェーンテクノロジーを結びつけて進化するアパレル生産革命など、新旧さまざまな企業や人がテックで進化したファッション&ビューティ産業全般を包括します。これまでの衣服や雑貨、コスメなどの領域を超えて広がりつつ、サプライチェーンも進化するムーブメントを「WWDJAPAN」は企業やクリエイターと一体になって盛り上げ、産業に新たな1ページを加えていきます。「WWDJAPAN」(ウィークリー版)では、7月から“ファッション&ビューティテック“をテーマに毎月1回、7月26日号で「販売DX」、8月30日号で「EC支援」、9月27日号で「アパレル生産DX」、10月25日号で「ビューティ生産DX」と4号にわたり、特集を企画しています。その総仕上げとして、12月14・15日に有力企業のキーパーソンたちが結集するオンラインセミナーを実施します。ぜひ奮ってご参加ください。


INFORMATION

ファッション&ビューティテック
スペシャルセミナー

日程:2021年12月14日(火)・15日(水)
時間:13時30分〜
対象者:主に百貨店、ファッションもしくはビューティ関連の小売企業、ブランド、メーカー、商社、素材メーカーの方

※ 次の条件のいずれかに該当する方はご参加いただけません。予めご了承ください。
①法人ではない個人の方(開業予定の方を含む)
②弊社、および協賛企業と同様の事業内容をお持ちの法人(EC関連サービス、アプリ開発、メディア運営等)
③ホームページ・関連サイトにて、弊社と同様の事業内容を明記している法人及び個人
下記リンクからお申し込みください。

TIME TABLE

1日目
13:30〜 特別講演
14:20〜14:50 協賛企業セミナー
15:10〜15:40 協賛企業セミナー
16:00〜16:30 特別講演
16:50〜17:20 協賛企業セミナー

2日目
13:30〜14:00 特別講演
14:20〜14:50 協賛企業セミナー
15:10〜15:40 協賛企業セミナー

問い合わせ先
「WWD ジャパン」デジタルコマース特集セミナー担当
dxseminar@infaspub.co.jp

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オークネットが「サーキュラーコマース」の拡大を支援 顧客と共創する循環経済

 通販大手の千趣会と二次流通のプラットフォーマーのオークネットは、両社での循環型流通社会創造を目的とした協業を発表した。通販事業「ベルメゾン」の会員を対象とした衣料品の買い取りサービスのトライアルを開始する。千趣会はオークネットが提唱する一次流通と二次流通を融合させ、循環型社会へのシフトを加速させる「サーキュラーコマース」の理念に共感。志を共にする両社が描く循環型のビジョンとは。

二次流通が社会貢献と
ビジネス戦略、収益をつなぐ
切り口になる

WWDJAPAN(以下、WWD):昨今、循環経済への関心が高まっているが、オークネットは1985年の創業当初からモノを循環させる仕組みづくりに注力してきたのか?

藤崎慎一郎オークネット社長兼COO(以下、藤崎):当社はまだインターネットという言葉すらなかった時代に、中古車のオンラインオークションを事業者向けに開始し、循環の仕組みを構築してきた。今はサステナビリティへの意識が高まり、一次流通企業も商品を循環させるルートを模索しているようだ。しかし、二次流通が持つべき機能は一次流通とは全く異なる。他企業から相談を受ける事例が増えてきたため、当社では一次流通と二次流通の融合による循環型流通の形を「サーキュラーコマース」と呼び、その構築を支援している。

WWD:消費者間での二次流通市場は拡大しているが、あえて自社で二次流通の仕組みを持つメリットは?

藤崎:最大のメリットは、顧客との接点を増やせること。顧客が商品を購入してから手放すまでの時間や理由は、非常に価値のあるマーケティング情報だ。加えて、商品を手放す側の意識も変化している。1円でも高く売ることを重視する消費者がいる一方、大事に使用したモノが、プロの検品などの工程を経て適正な形で次に渡る安心感を求める消費者もいる。

WWD:「ベルメゾン」の顧客の価値観は変化している?

梶原健司千趣会社長(以下、梶原):以前、期間限定の買い取りサービスを実施したときに、「モノを使う責任」を強く意識しているお客さまが増えていることを実感した。この実績に後押しされ、今回オークネットと循環経済に切り込むリーディングカンパニーになる覚悟を決めた。社内でも二次流通がどうしてもうけにつながるのかといった意見もあった。しかし、業界で生き残るためには短期的なもうけではなく、長期的に質の高い顧客基盤を作ることが重要だ。二次流通が社会貢献とビジネス戦略、収益をつなぐ切り口になると考え、5カ年の新中期経営計画には、他企業との協業による「使用価値の最大化」を盛り込んだ。

WWD:具体的な協業の内容は?

藤崎:「ベルメゾン」の会員を対象に、衣料品を中心とした中古品買い取りサービスのトライアルを開始した。商品回収後の仕分けや査定といった作業は当社が行う。

両社が目指す“ポリシーの
ある”二次流通

WWD:千趣会がオークネットと組んだ理由は?

梶原:循環型社会の実現に向けた志を持つ同社とは、ポリシーのある二次流通を構築できると踏んだ。強力な二次流通基盤を持ち、信頼と実績があることも大きな理由だ。

WWD:“ポリシーのある”二次流通とは?

梶原:不用品を再販することだけが本質ではない。仕組みの構築で終わらず、顧客の消費意識を変化させるために継続的に働きかけ、ゆくゆくは価値観を共にする人々が集まるコミュニティーを形成していきたい。具体的には、同サービスを利用する顧客の間で、商品を長く使うための情報交換など、商品への愛着が湧く仕組みや、集まることで何かメリットが生まれるような仕掛けを構想中だ。当社は顧客層の幅が広いからこそ、一人一人のライフスタイルの変化をくみ取った提案が重要だ。例えば、子育てを終えた女性がマタニティーウエアを手放す際に、二次流通サービスを利用する。こちらは、その人の次のステップとして、職場復帰を想定したオフィスカジュアルの衣料品を提案できる。子育て中に役立った商品を、次の子育て家庭に譲っていくような顧客同士の心のリレーも生まれる。

藤崎:顧客の特性や企業の将来的ビジョンに沿ったサービス設計ができるのも当社の強みだ。

WWD:二次流通に着手することで、新品が売れなくなるような心配はないのか?

藤崎:むしろ二次流通が盛り上がることで、一次流通の回転が速くなるはずだ。自動車業界がまさにそうだ。購入から5年程度経過した後に、新車や中古車に乗り換えて、最後は海外に流れるといったサイクルで一次流通が回転している。

梶原:当社もそこは心配していない。新品とユーズド、両方にニーズが分かれていくことを想定している。そして、循環型のサイクルの中で得た顧客からのフィードバックを商品の品質向上につなげ、新商品では常に新鮮な提案をしていく。

藤崎:創業以来リユース業界をけん引してきた立場として、蓄積してきたノウハウを生かして、メーカーやブランド、顧客ごとの課題解決につながる仕組み作りができるはずだ。循環型社会へのシフトを加速させるため、パートナー企業の「サーキュラーコマース」構築を支援していきたい。

循環型流通の形
「サーキュラーコマース」とは

 オークネットが提案する「サーキュラーコマース」とは、一次流通と二次流通を融合させ、二次流通による顧客接点創出やデータからの示唆を一次流通へ還元していく小売業の形のこと。自動車市場などでの「下取り」がその実践例だ。

 従来の小売業のビジネスモデルは、販売と同時に顧客との関係性が途絶えてしまいがちなのに対し、「サーキュラーコマース」は、商品の「使用中」「使用後」におけるタッチポイントを創出する重要なポテンシャルを持つ。

 循環型社会の観点から見れば、これまで買い取り・再販の差益を駆動力に拡大してきた二次流通市場を、従来のモデルでは経済的に成立しにくい領域まで押し広げていくことができる。

 「サーキュラーコマース」の実現には、一次流通の専業プレーヤーと、二次流通の専門的ノウハウや高度なサービス構築ノウハウを併せ持つプレーヤーとの、共創型の取り組みが必要。オークネットは、自社独自のケイパビリティを生かし、「サーキュラーコマース」の拡大を支援する。

問い合わせ先
オークネット
request@ns.aucnet.co.jp

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本木雅弘とUTA親子が時計「ロンジン」のアンバサダーに就任

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ロンジン(LONGINES)」はこのほど、俳優の本木雅弘とモデルのUTA(ウタ)をアンバサダーに指名した。これに合わせて同ブランドは、ブランドフィロソフィーである“エレガンス”をテーマにした親子ダブル主演のスペシャルムービーを公開した。

 2人の起用理由について「ロンジン」は、「本木さんとUTAさんのこれまでの活躍と挑戦を続ける姿勢は、われわれが提唱する“エレガンス”な生き方そのもの。2人には、世代を超えたエレガンスの継承を体現してもらっている」とコメント。また15日に公式ホームページ上で公開されたインタビューで本木は、「エレガンスとはその人の核となる部分や根底にあるものが、花が咲くように匂い立つもの」と語り、UTAは「芯がありながらも我を張るということではなく、自分の立場に感謝し、そこから生まれる強さやポジティブな態度こそエレガンスだと思う」と述べる。

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本木雅弘とUTA親子が時計「ロンジン」のアンバサダーに就任

 世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ロンジン(LONGINES)」はこのほど、俳優の本木雅弘とモデルのUTA(ウタ)をアンバサダーに指名した。これに合わせて同ブランドは、ブランドフィロソフィーである“エレガンス”をテーマにした親子ダブル主演のスペシャルムービーを公開した。

 2人の起用理由について「ロンジン」は、「本木さんとUTAさんのこれまでの活躍と挑戦を続ける姿勢は、われわれが提唱する“エレガンス”な生き方そのもの。2人には、世代を超えたエレガンスの継承を体現してもらっている」とコメント。また15日に公式ホームページ上で公開されたインタビューで本木は、「エレガンスとはその人の核となる部分や根底にあるものが、花が咲くように匂い立つもの」と語り、UTAは「芯がありながらも我を張るということではなく、自分の立場に感謝し、そこから生まれる強さやポジティブな態度こそエレガンスだと思う」と述べる。

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パリコレ復活で華やぐストリート 旬の着こなしは色柄使いと肌見せで

 2022年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイークが9月27〜10月5日に開催された。多数のブランドがリアルなショーを復活させ、欧米間の渡航も容易になり始めていることから、街は多くの来場者で活気を取り戻した。屋外でのマスク着用義務は解除されており、ストリートでは人々が満面の笑みで再会を喜び、ハグやビズを交わす光景が見られた。

 来場者のスタイルは、フーディーやスエットパンツといったストリートウエアは少なくなったものの、代わりとなるような大きなトレンド、スタイル、アイテムは見当たらなかったのが今季の特徴だ。ひさしぶりの華やかなイベントへの参加とあって、色や柄を使ったり、露出度の高いウエアで肌を見せたりと、ドレスアップを楽しんでいた。またもう一つの特徴は、ブランドから提供されたバッグや衣装をまとう、全身ワンブランドコーディネートのインフルエンサーが多かったことだ。ブランドによっては、自身の私服で来場する業界関係者の方が少ないようなところもあった。

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悩みを解決しながらトリートメントで理想の髪質へ デミ コスメティクス「フローディア」が進化

 美容室向け化粧品メーカーのデミ コスメティクスは、ヘアケアブランド「フローディア(FLOWDIA)」を今秋フルリニューアルした。サロンケアとホームケアを取りそろえ発売から10年にわたり愛される同ブランドが、毛髪化学研究の英知を結集しさらにパワーアップ。独自技術によって「さらさらと軽いのにまとまる艶髪」「柔らかいのにうねりのない、芯から強い髪」といった相反する質感を両立する。その仕上がりには早くも美容師から絶賛の声が集まっている。多様化する髪の悩みに応え、トリートメントで“髪質改善”をかなえる新「フローディア」の魅力を紹介する。

4ステップのサロン
トリートメントで集中ケア
悩みに寄り添う12種類の
「パーソナルケアバルーン」

 「フローディア」はダメージ部分だけに反応して補修成分を包み込んだ“ケアバルーン”を作る技術「バルネイドシステム」によって、ベタつきのない髪本来の質感を実現する。今回の刷新によって、「バルネイドシステム」がオーダーメイド感覚のケアメカニズムに進化。サロントリートメントの1剤で柔軟性をコントロールする分子量の異なるケラチンを選択、2剤で悩みに合わせたケア成分を補い、ダメージ空洞に届けた後にケアバルーン化する。かなえたいケア効果を持つ成分を内包したケアバルーンが個々の理想の質感へと導く。ケアが必要な部分のみに反応するため、ベタつきのない髪本来の質感を実現する。

3つの反応をする
「ボンデイドシステム」で
うねりやくせを結合から
整えて芯から強い髪へ

 ロングヘアであれば、その毛先は4年以上前に生まれた髪。髪は、日々ダメージを記憶し続けている。ダメージの記憶は髪の結合を歪ませて毛髪の形状を変化させ、うねりやクセ、広がりの原因となる。今回新たに搭載された「ボンデイドシステム」は、うねりやクセ、広がりの原因となる髪内部の歪んだ結合にアプローチ。独自の複合成分(反応型アミノ酸)が歪んだ結合をゆるめて再整列させることで正しい結合に整える。結合が整うことで扱いやすい艶髪をかなえ、芯から強い日々のダメージに負けない髪へと導く。「バルネイドシステム」と「ボンデイドシステム」によって、「さらさらと軽いのにまとまる」「やわらかいのにうねりのない芯から強い髪」という相反する質感を両立する。

愛用美容師からは
仕上がりの質感が高評価

サロンケアと連動した
ホームケアをラインアップ
注目は髪質改善が期待できる
“リペアエマルジョン”

問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

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