阪急阪神百貨店、営業赤字41億円 梅田両本店の42日間の休業響く

 エイチ・ツー・オー リテイリングの百貨店事業を運営する中核会社である阪急阪神百貨店の2021年4〜9月期は、総額売上高が同11.7%増の1532億円、営業損益は41億円の赤字(前期は34億円の赤字)だった。

 コロナ感染第4波(4〜5月)、5波(7〜9月)の影響は色濃く、大阪の両本店(阪急うめだ本店、阪神梅田本店)は期中の休業が42日間と、前年同期(45日間)と同規模の営業縮小を強いられた。コロナ感染が一時的に減少した6月も売上高や客数はさほど上向かず、「(業績回復の)山は小さく、谷は深かった」と荒木直也エイチ・ツー・オー リテイリング社長。

 エイチ・ツー・オー リテイリングの2021年4〜9月期連結業績は、総額売上高が前期比2.5%増の3441億円、営業損益が51億円の赤字(前期は44億円の赤字)、純損益が81億円の黒字(前期は101億円の赤字)。5日にオンライン形式で行われた決算会見では、このほど可決された兵庫・大阪を地盤とする関西スーパーマーケットとの経営統合について、報道陣からの質問が集中した。

 22年3月期通期連結業績の見通しは、総額売上高が前期比3.5%増の7650億円、営業損益が10億円の赤字、純損益が50円の黒字で、期初計画を据え置いた。

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アシックス1〜9月期で売上高3000億円突破 五輪も追い風に

 アシックスの2021年1~9月期連結決算は、売上高が前年同期比29.8%増の3222億円、営業利益が同10倍の357億円、純損益が190億円の黒字(前年同期は34億円の赤字)に回復した。同期で売上高3000億円を超えるのは4年ぶり。日本事業と北米事業も黒字に転じた。

 コロナ禍における健康意識の高まりを受けて、パフォーマンスランニングが大きく動いた。日本、北米、欧州、中華圏、オセアニアで2ケタ増収を記録し、売上高は同38.0%増の1674億円だった。“ノヴァブラスト(NOVABLAST)”をはじめ若い世代に向けたランニングシューズが支持されたほか、国内外の大会でエリート向けシューズ“メタスピード(METASPEEED)”の着用選手が活躍し、認知向上に貢献した。「ここ数年、ランニングシューズの商品開発に注力してきた。オリンピックなどでブランド認知が拡大したほか、コロナによるスポーツ意識の高まりも追い風となり、国内外で商品力が評価されている」と廣田康人社長は語る。

 オニツカタイガーの売上高は同19.5%増の303億円。訪日客による消費がない中、中華圏と東南アジア、国内顧客の売り上げを伸ばした。映画「シンデレラ」とのコラボモデルをはじめ、戦略的な商品開発も奏功した。

 コアパフォーマンススポーツの売上高は、同29.7%増の352億円。日本でワーキングシューズが売れたほか、北米と欧州で試し履き施策を行ったテニスシューズがよく動いた。スポーツスタイルの売上高は同19.5%増の265億円。アパレル・エクィップメントは同18.6%増の253億円だった。

 デジタル施策も奏功した。ランニングアプリ“ランキーパー(RUNKEEPER)”などでECのタッチポイントを増やし、EC売上高は同28.2%増の466億円を記録。公式オンラインストア「ワンアシックス(ONEASICS)」の会員数は約500万に増えた。「(アプリやEC会員の)数字は順調に伸びており、マスデータが蓄積されている。次は、定期的にサービスを使ってもらうフェーズまで押し上げるほか、データを元にした商品開発に努めたい」と廣田社長。

 2021年12月期の連結業績予想は、売上高を3950億円に据え置く。一方で、販管費コントロールの強化により、営業利益は200億(前回予想は145億円)、純利益は40億円(同25億円)に上方修正する。

 公式パートナーを努めた東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナの影響で無観客開催となった。廣田社長は「会場での物販がなくなったことから、関連アイテムの売り上げは予想を下回った」と説明するも、「赤いジャケットを着た日本選手団や、イタリア、フランス、ブラジルなどわれわれがサポートしたアスリートが素晴らしい活躍を見せてくれた。ブランド価値が向上したのは間違いない。今後、良いイメージをどう商品とマーケティングに落とし込むかが重要だ」と語った。

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安達祐実が初の下着姿を披露 「ウンナナクール」の“364ブラ レース”を着用

 ワコールの「ウンナナクール(UNE NANA COOL)」は10月28日、ノンワイヤーブラジャー“サンロクヨンブラ(以下364ブラ)”の新作である“364ブラ レース“を発売する。

 “364ブラ“は、”1年間で特別な1日以外の364日を毎日楽しく過ごして欲しい“という思いから誕生した。新作は、幾何学模様がクールな印象のレースを使用して裏地のカラーを変えるなど、遊び心が潜むデザインだ。ビジュアルのイメージモデルには、2021年春夏に続き、女優の安達祐実を起用。安達は新作“364ブラ レース”を着用した初の下着姿のビジュアルに登場する。ビジュアルは、ブランドのクリエイティブ・ディレクターの千原徹也のディレクションのもと、フォトグラファーの磯部昭子が撮影。女の子の日常を応援する、“今日も” “明日も”というシンプルなコピーに合うクールでかっこいいビジュアルに仕上がっている。

 “364ブラ レース“は、ベージュ、ネイビー、ミント、パープルの4色で価格は3630円。ショーツは1870円、ソングタイプおよび、サニタリータイプのショーツは、各1760円。

 “364ブラ レース“のほかに、新色のマスタードとネイビーが加わり、全国の「ウンナナクール」の店舗および、ワコールウェブストア、ゾゾタウン、アマゾンなどで販売する。

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デサント4〜9月期、黒字に転換 中国がけん引

 デサントの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比16.4%増の499億円、営業損益は27億円の黒字(前年同期は24億円の赤字)、純損益が24億円(同12億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの影響が強かった昨年同期から大きく回復し、黒字に転換した。

 日本、韓国、中国がそれぞれ伸長した。日本の売上高は同18.1%増の215億円。昨年に比べて営業店舗が増えたこと、コロナ禍におけるゴルフ人気の高まりを受けて、「デサント(DESCENTE)」と「マンシングウェア(MUNSINGWEAR)」が中心に伸びた。広告販促費の削減と、前年度に実施した希望退職による人件費の削減により、販管費は4.9%減少。グループ全体の営業利益に貢献した。

 韓国の売上高は同17.2%増の238億円。日本よりもコロナの影響が続いているが、「デサント」「アンブロ(UMBRO)」などの主要ブランドが前年同期を上回り、回復基調となった。「デサント」では、インフルエンサーを起用したランニング教室などが奏功し、ランニングシューズの売上が増加。「アンブロ」は、セットアップアイテムや、昨年人気だったスニーカーのアップデートモデル“トビー シー(TOBY C)”が大きく動いた。

 中国の売上高は同92.4%増の229億円。主軸の「デサント」の売上高は169億円で、前年同期から98億円増えた。上海に2つの大型旗艦店を出店したほか、既存店のリニューアルや面積拡大を行い、ブランド認知向上と来店客拡大に成功した。「マンシングウェア」と競泳水着「アリーナ」も、コロナ前の水準に戻りつつある。

 2022年3月期の予想は、売上高1030億円、営業利益42億円、純利益62億円に据え置く。

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ユナイテッドアローズ4〜9月期、営業赤字26億円 ビジネス衣料の回復に遅れ

 ユナイテッドアローズ(以下、UA)の2021年4〜9月期連結業績は、売上高が前年同期比5.3%減の504億円、営業損益が26億円の赤字(前年同期は68億円の赤字)、純損益は19億円の赤字(同50億円の赤字)だった。クロムハーツやフィーゴが連結対象から外れたことを加味した比較では、売上高は同6.5%増、一昨年同期比23.0%減だった。

 「想定していた回復シナリオには及ばなかった」と松崎善則社長執行役員CEO。4月の緊急事態宣言の発令や7月以降の感染拡大などが影響し、厳しい上期となった。同業他社との比較で回復が遅れているのは「外出が活発な若年層に比べ、主な顧客層である30〜40代の人出が戻っていないことと、強みとしてきたビジネス衣料が回復していないこと」が要因と見る。ただし、緊急事態宣言が解除され、気温も低下した10月下旬から売上は回復傾向にあるといい、10月のユナイテッドアローズ単体の既存店売上高は前年同月比4.3%増の着地だった。11月以降は段階的に回復する見通し。売上総利益率は49.2%で前年同期からは6.2ポイント改善したものの、一昨年同期に対しては2.5ポイント低下した。

 下期(10月〜22年3月期)は引き続き「選択と集中」を進め、不採算事業・店舗を見直す。グループ全体の店舗数は9月末時点で325店舗で、22年3月期末の店舗数は20年3月期末から14%減の310店舗の見込み。「ユナイテッドアローズも採算が厳しい店舗がいくつか残っているが、ある程度は目処がついた」といい、今後は主に子会社で運営する「コーエン(COEN)」の退店を進める。

 「選択と集中」と同時に「新たな挑戦」も掲げ、課題となっている若年層の取り込みや、落ち込みが激しいビジネス衣料に代わる事業の育成を目指す。9月に始動した同社初のECブランド「シテン(CITEN)」は、インフルエンサー向けの内覧会など独自のSNS施策が功を奏し、20代の売上構成比が約30%と20〜30代前半の新規顧客獲得につながっているという。そのほかに、人気ユーチューバーとタッグを組んだアラサー女性向け「マルゥ ユナイテッドアローズ(MARU UNITED ARROWS)」も9月から販売している。年間購入金額の高い、主に富裕層顧客へのパーソナル対応は店頭ではこれまでも行なっていたが、ECでの購入金額が高い顧客には同様のサービスがなかったとして、電話やチャットで対応するコンセルジュサービスも10月から導入した。松崎CEOは「“選択と集中”で得るものを既存の成功パターンに依存しない“新たな挑戦”につなげていく」と話した。

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カーボン・ニュートラルってファッションに関係あるの? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.35

 「COP」という言葉がニュースで取り上げられている。「COP」とは、「Conference of the Parties」の略。加盟国が、地球温暖化を防ぐための枠組みを議論する国際会議のことだ。こうしたニュースなどを通じて「カーボン・ニュートラル」という言葉を耳にした人も多いだろう。「ゼロ」ではなく「ニュートラル(中立)」。「二酸化炭素の排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を『吸収』または『除去』することで、差し引きゼロ、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう」という意味だ。

 温室効果ガスの排出を抑えるために私たちができることには、以下のようなものがある。
 ・必要のない照明はこまめに消す
 ・エアコンの設定温度は適温にする
 ・徒歩や自転車、公共交通機関を利用して、できるだけ車を使わない
 ・アイドリングストップをする
 ・シャワーのお湯を出しっぱなしにしないetc.

 よく目にする項目だし、地球で、自然と共存して生きていく上でとても大切な生活習慣だ。でも、それではもう地球の環境汚染のスピードに対応できない。だから「カーボン・ニュートラル」は、ファッション業界においても大事な目標になってきた。そもそもファッションは、素材を農業と畜産に頼り、生産・流通させ、さらにラグジュアリーの世界では年に数回、世界中のファッション関係者を大移動させて、飛行機を動かして、交通機関を使って春夏/秋冬という季節性を発信してきた。ファッションが生まれるまでの工程における「カーボン・ニュートラル」実現への動きは今、世界中で始まっている。例えば「シャネル(CHANEL)」は、2025年までに再生可能エネルギーに完全に切り替えると発表。「バーバリー(BURBERRY)」は、コレクションの発表をカーボンニュートラルで実施した。

 議論は、コレクションを発表するブランド側のみならず、それを見に行くバイヤーやメディア、関係者にまで及んでいる。世界のファッション・ウィークに参加するデザイナーやバイヤーが移動に伴い排出する二酸化炭素の年間総量は、なんと24万1000t。ニューヨークのタイムズスクエアを58年間、ライトアップできる量に匹敵するという。音楽界ではコールドプレイが地球環境を考えてワールドツアーを行わないと発表したのが話題になったが、かつての「ディオール(DIOR)」や「H&M」のように、ショーに来る人を同じ飛行機に一度に乗せてVIP輸送するなんて“粋”が必要かもしれない。

 だが、それでもまだ、地球環境汚染のスピードにはついてはいけない。もう手遅れと言っても過言ではない状況にいる私たちが今生み出せる、最大のパワーは、消費者が求める「WANT」を変えていくこと。それが、どんな取り組みよりも効果的だと考えている(次週に続く)。

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「スック」の2022年春コレクションは新処方のチークが登場 人気アイシャドウやリップの新色も

 「スック(SUQQU)」は2022年1月7日、スプリングカラーコレクションを発売する。一人一人の肌の個性に着目した新処方のチークや、アイシャドウ、リップなどの春の新色が登場する。

 今回発売するチーク“メルティング パウダーブラッシュ”(全8色、各税込6050円)は、新技術のメルティングパウダー処方を採用し、これまでは難しかったオイルの高配合や、新たな原料構成による新フォーミュラのチークを実現した。パウダーでありながらしっとりとした滑らかさが特徴の“新湿感”で、自然に肌になじみ、艶と透明感のある仕上がりをかなえる。

 春の新色は、アイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(税込7700円)から限定1種と新色2種が登場。遊び心のある配色で春のアイメイクを彩る。そのほか、ほのかに透けるマットリップ“シアー マット リップスティック”から新2色と限定2色(キャップとレフィルのセット価格、各税込5500円)、3色をセットにしたアイブロウパウダー“3D コントロール アイブロウ”(限定1種、税込7150円)、“ネイル カラー ポリッシュ”(限定3色、各税込2750円)をラインアップする。

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2022年、ウエディングドレスのトレンドは? エレガントで個性的なドレスが勢ぞろい

 コロナ禍の影響で延期もしくは中止となったイベントは数え切れないが、結婚式もその一つ。事態が落ち着きつつある中、来年の挙式に向けて準備を始めている人もいるだろう。米「WWD」によれば、ウエディングドレスは裾がたっぷりと広がるエレガントなものや、袖に特徴のあるタイプが2022年のトレンドだという。人気の高いデザインをピックアップした。

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中国の投資会社、伊シューズブランド「アメデオ テストーニ」の親会社を買収

 中国発のスポーツウエアおよびシューズブランド「リーニン(LI-NING)」を運営する投資会社、ビバ・チャイナ・ホールディングス(VIVA CHINA HOLDINGS)は、イタリアのシューズブランド「アメデオ テストーニ(AMEDEO TESTONI、旧ア・テストーニ(A.TESTONI)」の親会社である香港のシトイ・ATホールディングス(SITOY AT HOLDINGS)を8157万香港ドル(約11億円)で買収する。

 「ア・テストーニ」は1929年にイタリア・ボローニャで創業。2018年に、中国語圏における「コール ハーン(COLE HAAN)」などの代理店を務めるシトイ・インターナショナル(SITOY INTERNATIONAL)に買収された。21年にはブランドロゴを「アメデオ テストーニ」に変更。同ブランドはイタリア、中国、日本、韓国で36の店舗を運営しているが業績は思わしくなく、21年6月通期決算では580万ユーロ(約7億5000万円)の損失を計上している。

 「リーニン」は中国で“体操王子”と親しまれてきた国民的体操選手、李寧(リー・ニン)が1990年に創業し、中国ではトップクラスのスポーツブランドとして地位を確立している。同氏が率いるビバ・チャイナ・ホールディングスは、これまでに香港のアパレルブランド「ボッシーニ(BOSSINI)」や英国のシューズブランド「クラークス(CLARKS)」などを傘下に収めている。

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ステラ・マッカートニーがCOP26に参加 動物由来のファーやレザー廃止を呼びかけ

 スコットランドのグラスゴーで10月31日〜11月12日、環境問題についてさまざまな切り口から語り合うCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されている。デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)も出席し、英国でのファーの取り扱いの禁止を呼びかけ、合わせてファーに代わるサステナブルな新素材を提案した。

 マッカートニーは、ケルビングローブ美術館とグラスゴーの美術館で「ファッションの未来」と題した展示会を開催。自身のブランド「ステラ マッカートニー」で使用するキノコ由来の人工レザーなど、これからの新素材を複数展示。新素材開発の鍵を握るキノコなどを生で併設し、自然由来であることをアピールした。

 ほかにも、バイオテックベンチャーのボルトスレッズ(BOLT THREADS)が開発した人工レザー「マイロ(MYLO)」や、サッカー選手のポール・ポグバ(Paul Pogba)と契約を結んだアディダス(ADIDAS)と「ステラ マッカートニー」による世界初のビーガンサッカーシューズ、ソクタス(SOKTAS)による再生コットンなどを展示。イタリアのアクアフィル(AQUAFIL)が開発したリサイクルナイロン「エコニール(ECONYL)」など、多数の環境配慮型素材を紹介した。

 展示会には、サステナブルなファッションやこれからの新素材を学ぶために、俳優のレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)やサディク・カーン(Sadiq Khan)=ロンドン市長も訪れた。またチャールズ皇太子が展開するサステナブル・マーケット・イニシアチブの一部として開催されていることから、3日にはマッカートニーと共にチャールズ皇太子も展示会を案内した。

 COP26は国連の気候変動枠組条約に参加している国が集まる会議で、今回で26回目を迎えた。世界のリーダーが集まるので、ファッション業界にとってはサステナブルなビジネスのための支援を政府に促したり、普段の取り組みを消費者にアピールしたりする機会となる。マッカートニーは展示会と合わせて、ファッション業界における動物由来のファーやレザーの使用に反対するキャンペーンへの署名を、世界のリーダー及び一般の参加者に呼びかけている。そしてイスラエルやアメリカのカリフォルニア州同様に、イギリスでもファーの販売を業界全体で禁止し、ファーとレザーの使用の禁止も訴える。

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ロフトがサステナブルな取り組みを強化 28ブランド参加の化粧品容器回収プログラムなど実施

 セブン&アイグループのロフトは、グループの環境経営指針である「GREEN CHALLENGE 2050」のもと、環境・社会価値創造に向けて「できる事から始める」を合言葉に、サステナブルな取り組みを行っている。具体的には、店頭での使用済み容器(化粧品や筆記具)やスポンジ回収のリサイクル活動、銀座ロフトの屋上緑地利用栽培によるヒートアイランド現象緩和などに取り組んでいる。

 さらに企業の取り組みを明確化するために、今秋から「ロフト グリーン プロジェクト‟雑貨のチカラで、暮らしと地球をしあわせに。”」をスローガンに掲げ、5つのプランを用意。1.サステナブルな暮らしの提案、2.リサイクル活動、3.地域共生・社会貢献、4.お取引先と共に、5.従業員の参加のプランに基づき、積極的にウェルビーイングな暮らしに向けたアクションを展開する。

 そこで、全国のロフト26店舗では、プラン1、2、4に基づき、使用済み化粧品の容器を回収する「ロフト グリーン プロジェクト リサイクルプログラム」を実施する。これまで、テラサイクルジャパンと日本ロレアル、ネイチャーズウェイと取り組んでいた「化粧品容器回収プログラム」の実績を踏まえ、同プロジェクトに賛同した28ブランドとともに取り組む。賛同するブランドは「Nオーガニック(N ORGANIC)」「デュオ(DUO)」「フーミー(WHOMEE)」「ボタニスト(BOTANIST)」など。11月1日~2022年8月31日まで、各店舗の健康雑貨売り場に専用の回収ボックスを設置する。

 そのほか、全国のロフトの店頭と公式オンラインストアでは、リサイクル・マテリアル・ウェルネスの視点で、美と健康、環境への配慮が共存した製品を集積する「ロフト サステナブルビューティー」を11月28日まで実施する。また、環境配慮やフェアトレードなどを考慮した製品をプチギフトとして提案する「ロフト サステナブルプチギフト」を提案。文具から健康雑貨までロフトオリジナルの14アイテム41種をラインアップし、11月29日〜22年1月30日まで展開する。さらにクリスマスシーズンに向けて、サステナブルを意識したオリジナルのラッピングも用意する。

 10月30日には、メディアとインフルエンサーを招待し、ロフトのサステナブル活動や取り組みを紹介するプレス発表会を開催。ビューティブランドから文具ブランド、生活雑貨ブランドまで53ブランドが参加した。また、ロフト公式のインスタグラムでは、トークショーやブースレポートなどライブ配信を行いイベントを盛り上げた。

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「コーチ」の新アンバサダーにディーン・フジオカ 日本初のメンズ部門で

 「コーチ(COACH)」は5日、日本では初となるメンズ部門のアンバサダーとして、ミュージシャンや俳優、モデルとして活躍するディーン・フジオカの就任を発表した。グローバルを含む、メンズのレディ・トゥ・ウエアやレザーグッズ、アクセサリーなどの2022年スプリングシーズン以降のキャンペーンで登場する。

 「コーチ」は、ディーン・フジオカが多彩な才能を発揮しながら、ダイバーシティでオリジナリティー溢れるキャリアを築き上げるプロフェッショナルな側面に惹かれて起用を決めたという。ディーン・フジオカは「コーチ・ファミリーの一員に加われることをとても光栄に思います。クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)さんが持つ“クリエイティブとは前進すること”というビジョンに、強く共鳴しています。新しい角度でのファッションの探求、これからの旅のプロセスを楽しみにしております」とコメントした。

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資生堂から摂取型ビューティブランド「インリュー」が誕生

 資生堂は、インナービューティに着目した中国発の摂取型ビューティブランド「インリュー(INRYU/中国語名:流之律)」を立ち上げる。2022年1月から資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」、同年3月から中国ECチャネルで発売する。

 「インリュー」は、既存事業のイノベーションと新規事業開発の推進の拠点として2019年に上海に設立した中国事業創新投資室(以下、CBI)が開発した最初のサプリメントブランド。CBIによる消費者インサイトの収集・分析・テストと、資生堂が長年培ってきた血管研究や美容成分開発、感性価値開発など内面美を引き出す研究知見を融合して誕生した。

 全3種をそろえ、継続して摂取することで美容成分が全身に行き渡り、内側から潤いのある輝く毎日へ導く。価格は現時点では未定。

 同社は、中長期戦略「WIN2023 and Beyond」で「インナービューティ事業の開発」を推進する。「インリュー」はそれを具現化したもの。

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資生堂から摂取型ビューティブランド「インリュー」が誕生

 資生堂は、インナービューティに着目した中国発の摂取型ビューティブランド「インリュー(INRYU/中国語名:流之律)」を立ち上げる。2022年1月から資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」、同年3月から中国ECチャネルで発売する。

 「インリュー」は、既存事業のイノベーションと新規事業開発の推進の拠点として2019年に上海に設立した中国事業創新投資室(以下、CBI)が開発した最初のサプリメントブランド。CBIによる消費者インサイトの収集・分析・テストと、資生堂が長年培ってきた血管研究や美容成分開発、感性価値開発など内面美を引き出す研究知見を融合して誕生した。

 全3種をそろえ、継続して摂取することで美容成分が全身に行き渡り、内側から潤いのある輝く毎日へ導く。価格は現時点では未定。

 同社は、中長期戦略「WIN2023 and Beyond」で「インナービューティ事業の開発」を推進する。「インリュー」はそれを具現化したもの。

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「フェンディ × スキムス」が渋谷パルコでポップアップ 山田優や馬場ふみか、ちゃんみならが来場

 「フェンディ(FENDI)」は、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス ソリューションウエア(SKIMS SOLUTIONWEAR以下、スキムス)」とコラボしたカプセルコレクション“フェンディ × スキムス”の発売を記念し、渋谷パルコにポップアップストアをオープンした。開催期間は11月15日まで。

 開催日初日には、モデル・女優の山田優や馬場ふみか、森星、池田美優、ヨンア、福士リナ、AMIAYA、マギー、楓、歌手のちゃんみならが来場し、オープンを祝福。同コレクションのアイテムを用いたさまざまなスタイリングを披露した。

 なお11月9日からは「フェンディ」直営店と特設ECサイトでも“フェンディ × スキムス”の販売を開始する。

■フェンディ × スキムス ポップアップストア
会期:〜11月15日
時間:11:00~20:00
場所:渋谷パルコ1F「The Window」
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「バーバリー」が新素材のトレンチなどを集約したポップアップ 新田真剣佑や西内まりやが来場

 「バーバリー(BURBERRY)」は、アウターを集約したポップアップストアを六本木ヒルズの大屋根プラザで11月16日まで開催している。ブランドのインスピレーション源の“探検(EXPLORATION)”と、“より先に行くための自由(FREEDOM TO GO BEYOND)”を再解釈し、地形をイメージしたミラー棚や、イギリスのカントリーサイドで撮影したランドスケープ写真を至る所に配置した。

 アイテムは、ブランド定番のアウターをはじめ、圧縮したツイルを使用して軽量化を図った新しいギャバジン素材のトレンチコート、パファージャケットを用意した。ほかにも環境に配慮したリサイクルポリエステルのジャケットやジレ、ポップアップ限定のバーチブラウンのチェック柄ダウンジャケットもそろえる。

 関係者プレビューには、新田真剣佑や山田優、夏木マリ、西内まりやらが来場し、それぞれがコレクションを華麗に着こなした。

■THE IMAGINED LANDSCAPES POP-UP
会期:11月3~16日
時間:11:00〜20:00
場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ
住所:港区六本木6-10-1

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ゴールドウイン、ベトナムのロックダウンが30億円の減収要因に 工場停止で納期遅れ

 ゴールドウインは、中心産地であるベトナムが新型コロナウイルスによる2カ月半のロックダウンに見舞われ、売上高ベースで30億円程度の影響を受けたと発表した。基幹ブランド「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」の主力であるダウンジャケットへの打撃は軽微だが、近年人気を集める防寒ブーツ“ヌプシブーティ”の納品が遅れる。ロックダウンは10月初めに解除されたため、現在は急ピッチで生産を進め、巻き返しを図っている。5日に行われた同社の2021年3〜9月期決算説明会で渡辺貴生社長が明らかにした。

 同社は中国生産の一極集中を避ける狙いで、ベトナムへの生産移転を進めてきた。ベトナムの生産比率は12年3月期の18%から22年3月期には56%に達する見通し。「ザ・ノース・フェイス」のアパレルやシューズなどの多くがベトナムで作られている。サプライチェーンについて渡辺社長は「当面は大きな産地シフトは考えていない。ただ、日本でのカスタマイズ生産をはじめ、ニーズに対応した生産体制は整備していく」と説明した。

 足元の秋冬商戦では、影響の少ないダウンジャケットの拡販に尽力する。またシーズンの持ち越し商品や他の商品の入荷の前倒しなどでMDを修正する。

 4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比21.1%増の382億円、営業利益が同166.8%増の32億円、純利益は同321.9%増の26億円だった。東京の2度の緊急事態宣言や、7月以降の感染拡大によって都心店舗の来店客が伸びず、売上高は期初見通しを下回った。しかし、EC売上高が同20.8%増と好調に推移したほか、経費を抑制した結果、営業利益と純利益は期初見通しを上回った。

 事業別では、「ザ・ノース・フェイス」を含むパフォーマンス事業が回復基調を継続。登山やマラソン大会は自粛傾向にあったが、密を避けるレジャーとしてアウトドアへの依然として関心は高く、売上高は同47.3%増の132億円となった。ライフスタイル事業は、日常生活での高機能ウエアのニーズが高まり、同11.8%増の222億円を記録。一昨年の過去最高値を上回った。ファッション事業は、インバウンドがない中、販路拡大によって堅調をキープし、売上高は同2.2%増の27億円だった。

 22年3月期は期初予想を据え置く。売上高が1000億円、営業利益が140億円、純利益が103億円。売上高と利益のボリュームが大きい10~12月期の結果を踏まえ、「見直しが必要な場合には速やかに修正値を開示する」(渡辺社長)。

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私にとって衣服はただ機能的に着るもの。ファッションは進んで着たいもの、感情が動くもの by徳永啓太

徳永啓太/ファッションジャーナリスト

 私にとっての衣服はただ機能的に着るもの。一方でファッションは、すすんで着たいもの、感情が動くもの、そして自由な表現だ。私にとって、「着やすくする」「はきやすくする」といううたい文句は響かない。

【The WORDS】
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。


【徳永啓太の思考を知るトピックス】

 脳性まひという先天性の障がいで幼いころから車いすを使用している私が、ファッションに興味を持ち始めたのは20歳のころ。地元の大学に通い、自由に使えるお金を持ち始めて、トレンドをまねしながらファッションを楽しんでいた。大学で車いすに乗っていたのは私だけ。珍しいものを見るような視線も感じていた。

 社会ではさまざまな人種や性別を認める動きがあり、ファッションも例外ではない。ショーモデルも2017年ごろからは多様になってきた。そんな中、先駆けて多様な体型の人たちをショーのモデルにしてきたのは、金森香プロデューサー。彼女に「なぜ興味を持っているのか?」を伺いながら、近日公開のイベント現場を取材した。

 社会ではさまざまな人種や性別を認める動きがあり、ファッションも例外ではない。ここでは、身体機能を拡張するファッションやテクノロジーを通じて、多様な身体像を表現するプロジェクト“トゥルー カラーズ ファッション”に参加した「ハトラ(HATRA)」「コトハヨコザワ(KOTOHAYOKOZAWA)」の2ブランドを取材した。

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ユニクロが上海で“LifeWear”の価値を伝える大型展示を開催 中国事業は減速傾向

 ユニクロは11月5〜10日、中国・上海で開かれている中国国際輸入博覧会で「Tomorrow Wonderland」と題した展示を行なっている。“3Dニット”や“ハイブリッドダウン”などのユニクロの“LifeWear”に込められた技術やサステナビリティの取り組みを紹介すると共に、6日に北京の三里屯地区にオープンする北京初のグローバル旗艦店「ユニクロ 北京三里屯店」も発信する。

 同展覧会への出展は昨年に続き2回目で、来年も出展予定という。1000平方メートルの展示スペースに8つのゾーンを設けている。北京五輪を前に中国でウィンタースポーツへの注目が高まっていることも受け、ユニクロを代表するダウンアイテムの展示に力を入れている。“ハイブリッドダウン”は、プロスノーボーダーでユニクロのグローバルアンバサダーでもある平野歩夢選手の声を取り入れて開発した商品だ。

 ほか、「UT」ゾーンや「+J」ゾーン、「ユニクロ 北京三里屯店」の紹介コーナーなどがある。サステナビリティゾーンでは同社のサステナ大使の緑色の「ドラえもん」や、ジーンズの仕上げ加工で水使用量を大幅に削減する技術などを展示。ユニクロが技術の保護を目指しているという少数民族ミャオ族の刺しゅうなども紹介している。

 ユニクロは02年9月に中国本土に1号店を出店。現在は180以上の都市で日本国内の店舗数(810店)を超える約850店を運営している。中国本土と香港や台湾を合わせたグレーターチャイナの21年8月期業績は、売上高に相当する売上収益が5322億円、営業利益が1002億円と大幅な増収増益で過去最高となったが、足元ではコロナ再拡大などを受けて減速しており、9月〜22年2月期では減収減益の見込みとやや変調をきたしている。中国発のブランドが成長する中で、相対的にユニクロの影響力低下を懸念する報道もある。展覧会は、改めてブランド価値を発信する場になる。

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ユニクロが上海で“LifeWear”の価値を伝える大型展示を開催 中国事業は減速傾向

 ユニクロは11月5〜10日、中国・上海で開かれている中国国際輸入博覧会で「Tomorrow Wonderland」と題した展示を行なっている。“3Dニット”や“ハイブリッドダウン”などのユニクロの“LifeWear”に込められた技術やサステナビリティの取り組みを紹介すると共に、6日に北京の三里屯地区にオープンする北京初のグローバル旗艦店「ユニクロ 北京三里屯店」も発信する。

 同展覧会への出展は昨年に続き2回目で、来年も出展予定という。1000平方メートルの展示スペースに8つのゾーンを設けている。北京五輪を前に中国でウィンタースポーツへの注目が高まっていることも受け、ユニクロを代表するダウンアイテムの展示に力を入れている。“ハイブリッドダウン”は、プロスノーボーダーでユニクロのグローバルアンバサダーでもある平野歩夢選手の声を取り入れて開発した商品だ。

 ほか、「UT」ゾーンや「+J」ゾーン、「ユニクロ 北京三里屯店」の紹介コーナーなどがある。サステナビリティゾーンでは同社のサステナ大使の緑色の「ドラえもん」や、ジーンズの仕上げ加工で水使用量を大幅に削減する技術などを展示。ユニクロが技術の保護を目指しているという少数民族ミャオ族の刺しゅうなども紹介している。

 ユニクロは02年9月に中国本土に1号店を出店。現在は180以上の都市で日本国内の店舗数(810店)を超える約850店を運営している。中国本土と香港や台湾を合わせたグレーターチャイナの21年8月期業績は、売上高に相当する売上収益が5322億円、営業利益が1002億円と大幅な増収増益で過去最高となったが、足元ではコロナ再拡大などを受けて減速しており、9月〜22年2月期では減収減益の見込みとやや変調をきたしている。中国発のブランドが成長する中で、相対的にユニクロの影響力低下を懸念する報道もある。展覧会は、改めてブランド価値を発信する場になる。

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「ジーユー」×「ソフ」の第2弾が11月19日に発売 ワンマイルウエアを意識した33型

 「ジーユー(GU)」は11月19日に、ストリートテイストのファッションブランド「ソフ(SOPH.)」との協業コレクション第2弾を発売する。第1弾は2020年6月に販売していた。アイテムは計33型で、「女性も着こなせるジェンダーレスなデザイン」というメンズ21型と、キッズ6型に加え、第2弾ではベビー6型を企画している。全国の店舗で販売するが、一部商品は超大型店のみ、ベビー6型はベビー取り扱い店舗のみで販売。公式ECでは全型をそろえる。

 ライン名は第1弾の時と同様、「ワンエムダブリュー・バイ・ソフ(1MW BY SOPH.)」で、ワンエムダブリューはワンマイルウエアの意味。リモートワークの広がりなどで、家着と外出着の境界が曖昧になっているニーズに対応する。メンズは袖の一部にバンダナ柄をあしらったフリース素材のMA-1型ブルゾン(税込4990円)やフーディー(2690円)、ジャージー素材のカーゴパンツ(2990円)など、リラックス感のあるアイテムがそろう。テーラードジャケット(4990円)とテーパードパンツ(2990円)のセットアップもあるが、素材はジャージーだ。「ジーユー」が力を入れるルームウエアのカテゴリーでも、フリース素材のパジャマ(2990円)や裏起毛スエットのパーカとパンツのセットアップ(3990円)などを企画。

 キッズも、メンズとリンクコーデができるストリートムードのアイテムが充実。価格はフリースジャケットが2990円。初めて投入するベビーはフリースやジャージーのセットアップ風に見えるオールインワン(フリース2490円、ジャージー1990円)などがそろう。

 「ソフ」は1998年に清永浩文が設立し、裏原カルチャーをけん引したブランドの一つ。架空のサッカーチームをイメージしたブランド「エフシーレアルブリストル(F.C. REAL BRISTOL)」などもソフ社内で展開。13年からアパレル企業ジュンの傘下。

 「ジーユー」は10月29日に「アンダーカバー(UNDERCOVER)」との協業第2弾も発売。同じファーストリテイリンググループの「ユニクロ(UNIQLO)」も10月15日に「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」との初協業コレクションを発売、11月12日には「+J」発売、同26日には「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」との協業第2弾発売と、グループとして話題性のあるコラボの連打が目立つ。

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小雪がサステナブルコスメ「美巣」のブランドアンバサダーに就任

 エムスタイルジャパンは、天然アナツバメの巣を活用した「美巣(BI-SU)」のブランドアンバサダーに、女優の小雪を起用した。今回の就任に伴い、小雪が出演するスペシャルムービーと同社の稲冨幹也代表との対談動画も公開した。

 「美巣」は、「人と自然と動物が支え合う“循環型の社会”」をテーマに、稲冨代表自らがマレーシアで採取した良質な天然アナツバメの巣のみを使用した健康食品や美容製品を展開。糖鎖栄養素を豊富に含む、ヒナが巣立った後の不要になった巣だけを厳選することで、自然環境に一切負担をかけないサステナブルな製品提案を掲げる。

 公開されたスペシャルムービーでは、女性が美しさを求める一方で蔑ろにされてきた環境問題の解決策として、小雪が「天然アナツバメの巣」を使った美容法を提唱。「現代社会の美」に対して問いかけている。

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ビームスが原宿のメンズ系3店舗を移転・改装 ワンフロア構成に

 ビームスは10月30日、東京・原宿にあるメンズドレス業態の「ビームスF」を隣接ビル(東京都渋谷区神宮前3-25-15 神宮前テラス2階)に移転。モード服を集積する「インターナショナルギャラリー ビームス(メンズ)」、修理やリメークなどを行う「ビームス工房」(2021年4月オープン)と共にワンフロア構成にした。これに伴い、インターナショナルギャラリー ビームス(メンズ)とビームス工房も改装した。売り場面積は、合わせて約392平方メートル。

 ビームスFでは引き続きソファスペースを構え、オーダーサロンも併設する。インターナショナルギャラリー ビームス(メンズ)では、今後デザイナーを招いてオーダー会なども開催予定だ。

 初速について諸岡真人ビームス メンズドレス部 部長は、「10月29日から11月8日までダブルポイントキャンペーンを行っていることもあり、多くの方に来店いただいている。緊急事態宣言が解除され、通勤する人が増えた影響や、成人式まで2カ月となったことで、これまでほぼ動きのなかったネイビーの無地のスーツ(10万~15万円)が売れている」と話す。

 リニューアルを記念してビームスFでは、英国ブランド「インバーティア(INVERTERE)」に別注したカシミヤ100%のダッフルコート(税込35万2000円)や、同じく英国ブランドの「バブアー(BARBOUR)」に別注したメルトン製の“トランスポーター”(10万1200円)などを販売している。またインターナショナルギャラリー ビームス(メンズ)では、日本ブランド「エムエーエスユー(MASU)」が好調で、イタリア製にこだわるビームスのオリジナルブランド「クアトロッキ(QUATTROCCHI)」のレザーライダースやムートン製ボンバージャケットも売れているという。

 ビームスは今回移転・改装した2階のメンズフロアに続いて、1階のウィメンズフロアもリニューアル予定で、「1月末から2月上旬をめどに一度閉店し、3月のお披露目を目指す」という。

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「”協力金バブル”で儲かったでしょ!って言われますが、悩みや不満もたくさんありますよ(泣)」やきとり大吉(店主談)

 地域密着型のスモールビジネスとしてコロナ禍でもその強さを発揮したのが、やきとり大吉(ダイキチシステム株式会社 本社:大阪市中央区、代表取締役社長:呉田 弘之)である。大吉は店舗によって異なるが、10坪20席前後、月商は150万〜200万がモデルと言われている。小さなお店は協力金バブルで潤っていると言われているが、大吉もバブルの恩恵を受けた。宣言解除後、お客は戻ってきたのか?協力金バブルでウハウハなのか。
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乃村工藝社、外食向け設計施工に参入。さらにメンテまで一気通貫。

外食向け設備メンテナンスのシンメンテホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:内藤 秀雄)は、持分法適用会社の外食向け内装工事の株式会社TNP(本社:東京都三鷹市、代表取締役社長:山崎 昭彦)の株式をディスプレイ製作の株式会社乃村工藝社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:榎本 修次)に11月5日付けで売却する。
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