三越伊勢丹HD「個客」に的 中計で百貨店のマス路線転換

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、2024年度(25年3月期)を最終年度とした中期経営計画を発表し、営業利益350億円の達成を掲げた。コロナ下からの回復を急ピッチで進め、13年度の過去最高益346億円を更新する。優良顧客との結びつきの強化によって百貨店事業の再生を図るほか、10年後の長いスパンでは不動産事業、金融事業で営業利益の半分を稼ぐ構造に移行し、営業利益500億円を目指す。

 「百貨店を科学する」「顧客を貯める」。10日にオンラインで開催した会見で、細谷敏幸社長が繰り返した中計のキーワードだ。

 「百貨店を科学する」とは主に収支構造改革を指す。従来の百貨店の常識に照らした手法を抜本的に見直す。百貨店事業の売り場の収益を細かく分析した上で、従業員を配置する。マーケティング投資ついても顧客分類の収益に基づき予算を最適化する。百貨店事業の従業員シェアを減らし、強化分野とする不動産や金融など他の事業に振り分ける。この数年間の固定費の削減によって収益構造は改善された。その路線をさらに推し進め、稼げる分野に経営資源を集中的に投じる。

 「顧客と貯める」とは、MIカードをはじめとした認識顧客を増やすこと。一等地の集客力に頼ったマス戦略から、深くつながることのできる個客戦略にシフトする。デジタルツールを活用して、店舗を離れても親密なコミュニケーションがとれるようにする。特に伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店においては認識顧客の比率を現在よりも10ポイント増の60%超に高める。

 現在MIカードの会員は約210万人。これにEC(ネット通販)の普及に伴い増加するデジタルIDの会員なども加えて認識顧客を拡大する。認識顧客による売上高は19年度で4512億円(MIカード会員)。これに24年度に5800億円(MIカード会員、デジタルID会員の合計)にする。

 認識顧客の中で特に重視するのが、年間100万円以上の買い物をする上顧客だ。消費意欲が旺盛な外商などの上顧客へのサービスを手厚くする。年間100万円以上購買するMIカード会員の売上高は19年度に1806億円だったが、24年度には2300億円に増やす。

 「科学」のデータと「顧客」のニーズに基づき、商品構成も変える。伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店の両基幹店では、婦人服・雑貨の売り上げシェアを集約し、ラグジュアリーブランドや宝飾・時計の高級品を拡大する。ラグジュアリーブランドと宝飾・時計の売り上げシェアは19年度の23%に対して、24年度は27%を予定する。

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「エーペックスレジェンズ」が米ストリートブランドとコラボ “レイス”の限定スキンやアパレルも

 米・ロサンゼルス発のストリートブランド「マーケット(MARKET)」は、人気ゲーム「エーペックスレジェンズ(APEX LEGENDS以下、エーペックス)」とのコラボレーションを発表した。ゲーム内で入手可能な限定スキンのほか、コラボアパレルを「マーケット」公式オンラインストアで販売する。

 限定スキンは、「エーペックス」に登場するレジェンドの“レイス”や“ブラッドハウンド”“ライフライン”“ミラージュ”を用意した。“レイス”は「マーケット」のロゴが付いたヒョウ柄のパーカにボクサーパンツを、“ライフライン”はチェッカー柄がアクセントのオーバーオールをそれぞれ着用する。販売期間は11月23日まで。

 アパレルは、限定スキンを着用したレジェンドのグラフィックが付いたTシャツ(税込6000円)や、4人のレジェンドがプリントされたフーディー(同1万2700円)、スエットパンツ(同1万2700円)をそろえる。

 両者のコラボレーションは3月に発表予定だったが、全米で広がったストップ・アジアン・ヘイト運動の影響を受け、「マーケット」が前ブランド名の「チャイナタウン マーケット」から現在の名称に変更手続きを行ったため、無期限延期となっていた。

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POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

みなさまこんばんは。

バーニーズ ニューヨーク在職26年目の中野です。

神戸出張で訪れるたびに、ゆったりと流れる旧居留地の空気感と居心地の良さに毎回感動します。そんな旧居留地にある神戸店で来週末より開催するおすすめのイベントをご紹介します。

Lone mt Lander Gold Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

11月20日(土)から11月23日(火・祝)まで、ターコイズ&インディアンジュエリーの名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアが神戸店地下1階にて開催されます。

期間中は「スカイストーン・トレーディング」の代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>と<スカイ ブルー ホーク>のデザイナーの小寺康友氏が来店、お客様に直接ターコイズの素晴らしさをご紹介します。

Lone Mt K20 Chain Bangle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

20Kを用いて、ひとつずつ手作業でリンクさせたチェーンブレスレット。素晴らしいネバダ州産のローンマウンテンターコイズがセットされています。

以前のブログで著名なフォトグラファーの友人から「ターコイズについて教えて欲しい」と連絡が来たと報告をさせていただきましたが、銀座本店での同イベントに来店して、素晴らしく似合うバングルとブレスレットをセットで買ってくれました。彼が著名なミュージシャンの撮影でそれらを身に着けてくれていると考えるともう嬉しくてたまりません。

 

今回は神戸店のお客様に向けて「スカイストーン・トレーディング」の魅力について少し書きます。

IMG 0145 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

避暑地として有名な軽井沢の1丁目1番地というとても縁起の良い住所にある「スカイストーン・トレーディング」は、日本におけるインディアンジュエリーの聖地です。旧軽井沢の入口にあり軽井沢駅から続く1本道を進むと到着します。ガラス越しに見える壁面の什器やケースに作家やターコイズの鉱脈毎に展示されていて、まるでギャラリーのような雰囲気です。

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博物館でも見れないような素晴らしいインディアンジュエリーの作品が見れます。

 

約20年前、私がまだセールス時代に友人達と遠足気分で初めて「スカイストーン・トレーディング」訪れました。当時から小寺さんは業界内有名人で、都内の複数のインディアンジュエリーショップのオーナーからも一度は訪れた方がいいと言われていました。意を決して当時自分が持っている一番いいジュエリーを身に着けて行ったのですが、小寺さんが見せてくれるジュエリーにセットされているターコイズはどれも素晴らしく眩しくて大きな衝撃を受けたのです。

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リング2点のどちらを買うか迷ってしまい近所の腸詰屋に小休憩しに行き、ビールとホットドッグを食べながらあれこれと計算して覚悟を決めて2点とも買いました。帰りに友人が運転する車内でずっとそのリング達を指にはめてずっと眺めていたのを覚えています。数年後にはどちらのアーティストも他店でとても買えない値段に上がっていたので、その時の経験から「インディアンジュエリーは出逢った時が最安値」というディーン・フジオカさんも覚えてくださった私の座右の銘が誕生しました。

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ナバホ族のトップアーティストであるマッキー・プラテロ氏とケワ族のレジェンド、故ジュリアン・ロバト氏のジュエリーが多数展示されています。他店ならオーナーのプライベートコレクションか非売品でもおかしくない作品が買えてしまう喜びを、私は20年前にこの「スカイストーン・トレーディング」で知りました。今回それらの著名アーティストの作品も神戸店に並びます。*もちろん一部非売品もあります。

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お客様の嗜好やトレンドを考慮いただきながら多くのコレクションから、厳選したジュエリーをご用意いただいています。2013年からこのイベントは継続的に続いていますが、ターコイズとインディアンジュエリーを深く愛する者として、バーニーズ ニューヨークのお客様には一番良いものをご案内したい。そう考えると「スカイストーン・トレーディング」=小寺康友さんのコレクションがベストです。

Lander Diamond carved K20 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

わずか3年間だけ採掘された3大ターコイズのひとつ、ネバダ州産ランダーブルーターコイズがセットされたゴールドリングと、1キャラットのダイヤモンドが美しいゴールドリング。どちらも<ヤストモ コデラ>

Lone Mt Island Gold Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

<ヤストモ コデラ>の代名詞になっている、ローンマウンテンターコイズのナゲット(塊)が鎮座しているゴールドリング。通称アイランドリング。

GIQ K18 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

ターコイズは少し難しいと感じている方は18KYGの台座に純金が交じっている天然のクオーツ(水晶)がセットされた<ヤストモ コデラ>のゴールドインクルージョンクォーツのリングをおすすめします。

JP Coral K18 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

深い色味が美しい日本産赤珊瑚のリングもございます。年々ご用意が難しくなっているアイテムです。

Ancient Coin K22 Ring POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

紀元前の銀貨がセットされた22KYGのリングや

Owl eyes K18 Triple Feather Diamond K18 Bangle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

18KYGのバングルもさまざまなデザインでご用意いたします。ほぼ1点物のみ、少量制作につきお早目にご覧ください。

Side Fluted K18 Target Arrows Diamonds K18 bangle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

IMG 0150 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

小寺さんのファイルワーク(ヤスリ技法)は一級品でまた新作の準備を進めているようです。どんな作品か楽しみです。

Lander blue carved K20 ring Lone mt carved K20 buckle POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE!

全て自信を持っておすすめできる魅力的なジュエリーばかりです。シルバーのリングや、ヴィンテージのインディアンジュエリーも多数ご用意いたします。

 

ご来店が難しいお客様も、カスタマーセンターにご連絡いいただき神戸店よりリモートにてご紹介やお買上げもできますので、ぜひお気軽にお問合せください。

 

POP UP STORE:

SKYSTONE TRADING

11/20 SAT. – 11/23 TUE. 神戸店B1

 

ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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ミズノ4〜9月期で過去最高の営業利益 ゴルフとランニングがけん引

 ミズノの2021年4〜9月期連結決算は、売上高が前年同期比28.4%増の851億円、営業損益は56億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)、純利益は前年同期の1億円から43億円に増えた。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた前年の反動によって全カテゴリーで大幅増収になった。コスト削減施策が定着し、販管費率が2.3ポイント下がったため、営業利益は過去最高額となった。

 国内の売上高は同20%増の543億円。緊急事態宣言の影響で、部活動や地域スポーツ活動の屋内スポーツは苦戦したが、ランニングやゴルフ、サッカー、野球など屋外スポーツは回復した。

 新たなカテゴリーも伸びた。スポーツの知見を一般生活市場に活用するライフスタイルカテゴリーでは、コロナ禍における室内での運動ニーズに対応したインテリア“ミズノヘルシーインテリア”やスポーツ素材を使ったマウスカバー、通称“ミズノマスク”、高反発シューズ素材“ミズノエナジー(MIZUNO ENERGY)”搭載のウオーキングシューズ“エムイー(ME)”シリーズなどがヒットした。企業向けにユニホームやシューズを提供するワークビジネス事業は、取引先が700を突破するなど順調に成長した。

 海外市場も全て増収となった。米州の売上高は、同48%増の124億円。利益率の高いゴルフクラブがよく動いたほか、利益体質の強化が進み、営業利益は同期過去最高の18億円となった。欧州の売上高は同44%増の96億円。ランニングシューズがけん引した。アジア・オセアニアの売上高は、同46%増の88億円。韓国をはじめ、コロナの影響を強く受ける国もあったが、オーストラリアやニュージーランド、台湾を中心にランニングがよく動き、苦戦分をカバーした。

 無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピックについて、水野明人社長は「開催国として無観客は残念だった。しかし、世界の99%の人は映像で応援する。今大会は、われわれがサポートする国内外の選手が多く活躍し、ブランドイメージ向上に大きく寄与したと考えている」と述べた。ベトナムのロックダウンなどによるサプライチェーンの影響は、「売上高ベースで最悪20億〜30億円のマイナスは覚悟している」とした上で、「そうならないよう、生産・納品調整に尽力している」と説明した。

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閉鎖したエドウインの工場を豊和が継承 秋田・大館で従業員も再雇用

 ジーンズ加工の豊和(岡山県倉敷市、田代雄久社長)は、ジーンズ大手エドウインの子会社で2021年9月に閉鎖された秋田ホーセの秋北工場(秋田県大館市)を買い取り、11月15日から新たに操業する。ジーンズの縫製など中心事業を引き継ぎ、工場長以下約40人の工員も再雇用する。

 エドウインは低価格ジーンズの台頭により、販売が低迷していたところにコロナショックが直撃し、回復も見込めないとして、秋田県内にある4工場全ての閉鎖を決定していた。

 豊和は長らくエドウインの加工を請け負っており、13年にエドウインが事実上破たんした際にはスポンサーに名乗り出たこともある。豊和は9月、大館市内に子会社「オオダテソーイングファクトリー」を設立し、今後さらに従業員を県内で採用することも計画しているという。

 豊和の担当者は「WWDJAPAN」の取材に対して、「減少する一方のジーンズの生産背景を守りたいとの気持ちから決断した。ジーンズを縫製しなければ、洗いなど加工が主の当社のビジネスも成り立たない。工員を育てる手間やインフラの整備などを考えると、工場を新規で設立することも現実的ではなかった」と答えた。

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閉鎖したエドウインの工場を豊和が継承 秋田・大館で従業員も再雇用

 ジーンズ加工の豊和(岡山県倉敷市、田代雄久社長)は、ジーンズ大手エドウインの子会社で2021年9月に閉鎖された秋田ホーセの秋北工場(秋田県大館市)を買い取り、11月15日から新たに操業する。ジーンズの縫製など中心事業を引き継ぎ、工場長以下約40人の工員も再雇用する。

 エドウインは低価格ジーンズの台頭により、販売が低迷していたところにコロナショックが直撃し、回復も見込めないとして、秋田県内にある4工場全ての閉鎖を決定していた。

 豊和は長らくエドウインの加工を請け負っており、13年にエドウインが事実上破たんした際にはスポンサーに名乗り出たこともある。豊和は9月、大館市内に子会社「オオダテソーイングファクトリー」を設立し、今後さらに従業員を県内で採用することも計画しているという。

 豊和の担当者は「WWDJAPAN」の取材に対して、「減少する一方のジーンズの生産背景を守りたいとの気持ちから決断した。ジーンズを縫製しなければ、洗いなど加工が主の当社のビジネスも成り立たない。工員を育てる手間やインフラの整備などを考えると、工場を新規で設立することも現実的ではなかった」と答えた。

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資生堂1〜9月期決算は日本を除く市場が回復し増収増益

 資生堂の1〜9月期連結決算は、注力するスキンビューティーブランドがけん引し、日本を除く全ての地域で成長したため売上高は前年同期比14.0%増の7453億円、営業利益が同194 .8%増の262億円、経常利益が同433.0%増の296億円だった。特別損失として「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」に係る商標権の減損損失、 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「バクサム(BUXOM)」の事業譲渡に伴うのれんの減損損失を計上した一方、営業増益及びパーソナルケア事業譲渡に伴う特別利益形状により、純損益は前年の136億円の赤字から367億円となった。

 事業別の売上高は、日本事業が同7.3%減の2103億円。リニューアルをした「ハク(HAKU)」や「アネッサ(ANESSA)」、さらに生活者の変化に合わせて開発した「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のマスクにつきにくいBBクリームをはじめとするベースメイクや下地が好調に推移。eコマースの売り上げは 2 桁成長した。しかし8月に感染者数が過去最高となり、緊急事態宣言の発令も過去最長で苦戦し前年を下回った。

 中国事業は、天候不良や新型コロナウイルス変異株の拡大に伴い、店舗の一部閉鎖及び来店客数減少の影響を受けた。一方で「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」や「NARS」などプレステージブランドへの戦略的投資を継続することでシェアを拡大し同23.1%増の1909億円だった。

 トラベルリテール事業は引き続き国際線減便に伴う旅行者減少の影響を受けているが、中国海南島が大きく成長し、売り上げをカバーして同17.3%増の886億円となった。

 横田貴之取締役エグゼクティブオフィサー最高財務責任者は、「11月は少しずつだが回復の兆しが見えており、来年早めにはローカルのお客さまの回復を見込んでいる。そして第4四半期はマーケティング投資を強化する。オフライン・オンライン両方で、パーソナライズされた情報の提供で来店を促進するほか、すでに国内では10月からカウンターでのタッチアップも再開。中国ではダブルイレブンに向けてプレセール前から潜在顧客にサンプルを提供するなどプロモーションは好調に推移している。来年初めに中国・日本で新ブランド『インリュー(INRYU)』をローンチするなど、前年同期比に150億円をプラスした積極的なマーケティング投資を行う」と述べた。

 21年12月期の通期の売上高は前期比13.4%増の1兆440億円、営業利益が同113.9%増の320億円、経常利益が247.6%増の335億円、純利益が300億円を見込む。

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ユニクロ「+J」21-22年秋冬 休止前最終コレクションにジル・サンダー氏がかけた魔法

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月12日、デザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボラインである「+J」の2021-22年秋冬物の計74型を発売します(一部は12月上旬発売予定)。1年前の11月に9年ぶりの復活を果たし、激しい商品争奪戦も含めてファッション業界内外の話題をさらった「+J」ですが、復活後3シーズン目の今季をもって再度休止することが決まっています。発売日を前に、コラボ“第2章”と位置付けられた復活以降の反応や、21-22年秋冬の注目商品について取材しました。

 まずは基本のおさらいから。「+J」はベーシックアイテムを現代的にアップデートしたデザインと、カシミヤ、スーピマ綿などの上質な素材、ポケットの内側や裏地など細部までこだわった仕様、それにも関わらず抑えられた価格といった点が支持につながっています。ただし、使用している素材メーカーや縫製工場は既存の「ユニクロ」商品と同じ。「+J」生産のための特別なルートがあるわけではありません。

 素材メーカーも縫製工場も同じなのに、こんなにも世の中を魅了する商品ができるはなぜなんでしょう。単にジル・サンダー氏のネームバリュー効果というだけでは、これだけ長期にわたって話題になり続けるなんてことはあり得ないと思います。「サンダー氏と組むとどんな魔法がかかるんですか?具体的に何が変わるんですか?」と、1年前のコラボ復活の際に、仕掛け人である勝田幸宏ファーストリテイリング執行役員ユニクロR&D統括責任者を取材した際に聞いてみました。

サンダー氏の“千本ノック”で鍛えられるモノ作り

 「(コラボによって何か複雑なことが突然できるようになるわけではなく)言われてみれば自分たちはそこまでは気が回っていなかったな、という部分にもサンダー氏から細かく指示やチェックが入る。それによって、同じ素材メーカー、同じ工場で作っても、できあがる素材、商品は全く別のものになる」というのが勝田執行役員の答え。サンダー氏からの指示は細かく多岐にわたり、「サンダー氏は『もっともっとできる!』と徹底的に追求していくので、まるで“千本ノック”のよう」と語っていたのも非常に印象的でした。

 つい先日、ショールームで勝田執行役員に偶然お会いしましたが、その際も「(発売日を間近に控えた今も)サンダー氏から細かい確認事項が飛んできて、引き続き“千本ノック”ですよ」と話していました。続けて、「だからこそいい商品になっている」とも。

 ユニクロにとっての「+J」の意義は、まさにここなんだと改めて思います。話題性や、コロナ禍以降の絶好調から近頃やや変調を来している売り上げへの起爆剤という面ももちろん大きいでしょうが、何よりもサンダー氏の“千本ノック”によってモノ作りが鍛えられ、その徹底追求の姿勢が通常ラインの商品にも基本のマインドセットとして埋め込まれていく。そうやってあらゆる商品にさらに磨きがかかっていくんだと思います。実際にボタンダウンシャツなどは、09年の「+J」の取り組み開始以降、通常ラインの商品もすごく変わったように個人的には感じています。

売れ筋筆頭はダウン、新顔はダッフルコート

 “千本ノック”で磨かれたモノ作りへの自信や、復活後過去2シーズンの反響の大きさから、21-22年秋冬物は全店で販売する商品やフルラインアップ販売店舗をかなり増やしているそうです。「国内のフルラインアップ販売店舗は1年前の48店から今季は234店に拡大し、各都道府県に少なくとも1店は設けている。全店販売商品も、1年前から約2倍に型数を拡大した」と広報担当者。全店販売商品は、従来はシャツやベーシックなカットソーなどが中心でしたが、今季はダウンアウター(一部)、MA-1、ニットカーディガン、前シーズン好評だったというスエット類など、かなりバリエーションが広がっています。

 21-22年秋冬の「+J」は、「伝統的なアイテムをモダンに解釈する」というテーマ(これは今季に限らず、「+J」に通底するテーマだなとも思います)のもと、メンズで初めて登場したダッフルコートが既に話題になっています。ただし、秋冬の「+J」の売れ筋筆頭であり、稼ぎ頭と言えばやはりダウン。1年前は、薄くて軽くて暖かい“ウルトラライトダウン”仕様のアウターを出していましたが、今季のダウンは“ウルトラライトダウン”はあえて使用せず、よりボリュームのある構築的なシルエットを追求しているといいます。例えば、サンダー氏が「こだわりのディテールを詰め込んだアイテム」として挙げているというウィメンズのダウンショートコート(1万9900円、12月上旬発売予定)も、メンズのオーバーサイズダウンパーカ(1万7900円)も、フード周りなどが非常にボリューミーで立体感のあるシルエットです。

 21年春夏に「想定以上の好調さ」で、今季は全店で販売する中核商品となったスエット類も、フード部分だけ素材を切り替えてポイントにしていたり、後ろ身頃にグログランテープをたたいていたりと、派手ではないですが細かなこだわりがたっぷり。ほかにも、ガッシリ見えがちなウィメンズのPコートは肩やウエストをコンパクトに抑えるカットでメリハリをつけていたり、メンズのMA-1はすっきり見せたい袖部分は発熱機能素材の中綿を使い、身頃部分にはダウンを使うというユニクロ流の“ハイブリッドダウン”仕様が取り入れられていたりと、商品1点1点に語れるストーリーが詰まっています。

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アーティスト福井海東が愛知で初の個展 「ボット」とのコラボ作品も

 アーティストの福井海東が、愛知・豊橋のブランクマグギャラリー(BLANKMAGGALLERY)で個展“Lie on eye”を11月14日まで開催中だ。揺らめく花をモチーフにした“イデア フワラー”シリーズや、ファッションブランド「ボット(BOTT)」とのコラボペイントなど多数の作品を展示する。作品をグラフィックとして落とし込んだアパレルやマフラーも販売する。

 福井は1997年、東京・世田谷生まれ。幼少期からサーフィンとスケボーに傾倒する。高校卒業後はビームスのサーフ系アパレルショップ「ピルグリム サーフ+サプライ(PILGRIM SURF + SUPPLY)」での販売員を経て、アーティスト活動を開始。独学でグラフィックを始め、「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」や「フルーツ・オブ・ザ・ルーム(FRUIT OF THE LOOM)」などに提供し、「物質的な刺激も欲しい」と絵画に転向した。親しんだカルチャーとデジタルネイティブの感覚を武器に、“グラフィックのような絵画作品”を発表する。これまでに、原宿のギャラリー、クラス(CLASS)や高島屋のイベント「つづくつなぐマーケット」などに出展してきた。今年から来年にかけては、「ボット」のほか複数のファッションブランドとコラボ予定だ。

■福井海東 個展“Lie on eye”
日程:11月14日まで
会場:ブランクマグギャラリー
住所:愛知県豊橋市駅前大通3-118 村上ビル南階段2階

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「マーク ジェイコブス」×「トモ コイズミ」コラボアイテム発売 アイコンバッグのスナップショットも

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、小泉智貴デザイナーの手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」とコラボレーションし、日本限定のコレクション“トモ コイズミ × マーク ジェイコブス(TOMO KOIZUMI × MARC JACOBS)”を11月17日に発売する。伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップを11月17日から11月23日まで開催するほか、公式ECサイトと渋谷パルコでも取り扱う。

 「トモ コイズミ」は2019年2月、ブランド初のランウエイショーをニューヨークにある「マーク ジェイコブス」旗艦店で行った。同ブランドのランウエイで長年スタイリングを務めるケイティ・グランド(Katie Grand)がインスタグラム上で小泉デザイナーの作品に出合ったことがきっかけとなった。今回のコラボは、“心に深く刺さるファンタジーな世界観を多くの人に届けていく”という両ブランドの共通項から実現したという。

 アイテムは「マーク ジェイコブス」のアイコンバッグ“ザ スナップショット(THE SNAPSHOT)”のほか生地をラッフル状に束ねたショルダーストラップ、ヘアアクセサリーのシュシュを展開。また、アトリエで眠っていたデッドストックの生地をハンドクラフトで再構築した一点物のウエアも数量限定で販売する。

 キャンペーン画像には女優の安達祐実や小泉デザイナー自身が出演する。

■トモ コイズミ × マーク ジェイコブス ポップアップストア
日程:11月17日〜11月23日
場所:伊勢丹新宿店 本館2階 センターパーク ザ・ステージ#2
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1

■トモ コイズミ × マーク ジェイコブス ポップアップストア
日程:11月17日〜11月23日
場所:阪急うめだ本店 3F コトコトステージ31
住所:〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8-7

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ヨンアが「ほぼ毎日」店頭に立つワケ 自身のブランド「コエル」が初の路面店

 DMI(東京、島田延幸社長)が運営し、モデル・ヨンアがディレクターを務めるウィメンズブランド「コエル(COEL)」は1月上旬まで、東京・南青山の骨董通りに期間限定店舗を開いている。同ブランドは2018年の立ち上げ以降、ECを主軸に販売してきた。路面店の出店は今回が初めて。

 店内にはカフェも併設。白を基調にした内装、ビンテージ調で統一した什器はヨンアが自分の目で見て選んだ。壁面には現代アートも陳列し、ゆったりとくつろぎながら買い物を楽しむことができる空間を演出した。

 開店から1カ月がたち、売上高や客数は計画を上回る盛況。だが、それ以上に収穫だったのは、ファンとのコミュニケーションを通じ、ディレクターのヨンア自身がさまざまな発見ができたことだという。店頭に立つ彼女に話を聞いた。

WWD:ブランドを立ち上げて4年目になりました。

ヨンア:「コエル」はとにかく、自分の“好き”を表現したいと思って始めたブランドです。正直、これまでは目標とか、そんなことを考えるひまもないくらい忙しくて……。ブランドを始めるまではモデルとして服を着る側にいましたが、実際それを作るとなるとすごく大変ですね。でも、街で「コエル」の服を着てくださっている人を見かけると、そんな苦労も吹き飛びます。「こんなブランドにしたい」っていうイメージはまだぼんやりとしているけれど、服作りに携わることは本当に好きなんだなあと実感しています。

WWD:このタイミングで期間限定店舗を出店した理由は?

ヨンア:これまで(出店は)いつか、とずっと頭に描いてきました。たまたまいいタイミングで、自分のイメージ通りの物件が見つかったので、思い切ってチャレンジしてみようと。でも、果たしてどの程度店舗運営にコミットできるのか、という不安もありました。だったら期間を3カ月と決めて、その間はやれるだけやろうと決めました。

WWD:ほぼ毎日のように店頭に立っているそうですね。

ヨンア:そうなんです(笑)。リアルの売り場に立つと、お客さまが「コエル」にどんな服を求めているかという生の声を聞くことができる。それがすごく楽しいですね。ブランドを始めたころはとにかく好きなものを表現しようと突き進んできましたが、自分自身が歳を重ね、子育てにも追われる中でライフスタイルも変化しています。すると徐々に、服に求めるものも変化していくんですね。あんまり外に出られないから華やかな色味の服を着たいとか、でもリラックスできる生地感がいいとか、それでいて洗える機能性が欲しいとか。普段から自分も「あったらいいな」と考えていることですが、実際にお客さまの声を聞くと、「やっぱりそうだよね」と共感できる。また次の服作りに生かせそうです。

WWD:カフェでは、ヨンアさんの思い入れのあるメニューを提供しているそうですね。

ヨンア:やっぱり自分の店を出すなら自分の好きを詰め込んだ場所にしたいからです。もちろん時間と共に自分の興味も、好きな物も移り変わっていくでしょう。でも「コエル」のファンにはいつも等身大の自分を知ってほしいし、そこに共感してくれるからついてきてもらえるとも思っています。だから、これからもその時その時で、自分が胸を張って好きだと言える服を作っていきたいです。

 今年4月にはジュエリーブランド「ナリン.(NARIN.)」をスタートしました(今回の期間限定ショップでも展示販売)。シーズンごとに新作を出していく「コエル」とは違い、自分のペースで、納得がいくまで腰を据えて取り組める面白さがあります。全く新しいチャレンジで試行錯誤していますが、天然石にこだわった本気のジュエリーを作っていきたいです。 

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「天下一品」から4種のスエット 鳴見なるらクリエイターとコラボ

 ラーメンチェーン「天下一品」は、創業50周年を記念したスエット4種を11月10日に発売する。ECブランド「モノマート(MONO-MART)」との協業で、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)の同ブランドのページで取り扱う。

 カレッジ風に英字で店名をプリントしたスエットのほか、他3種はクリエイターとのコラボだ。イラストレーターのイソガイヒトヒサとのコラボスエットは、大勢でラーメンを食べているイラストのバックプリントと、“KOTTERI”という言葉の刺しゅうが入る。ラーメンを題材にした作品「ラーメン大好き小泉さん」で知られる漫画家の鳴見なるは、作品の主人公を“中華風”に描いた限定イラストをプリント。ラーメン業界と関わりの深いイラストレーター青木健は、「天下一品」のロゴをアレンジした。

 価格は税込4950円で、ユニセックスサイズのMとLを用意する。オーバーサイズのデザインで、ポリエステルとコットンを混紡させた裏起毛で保温性にもこだわった。

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「生理痛」「冷え性」など女性の不調の理解を深めるゲームが登場 上司やパートナーの立場からも考えるように

 漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は11月20日、体の不調をきっかけにダイバーシティー社会を考えるカードゲーム“人にやさしくなるゲーム”(税込3630円)を発売する。薬局・ドラッグストアで展開する漢方薬ブランド「漢方セラピー」シリーズの誕生15周年を記念し、数多くのヒットゲームを手掛けてきたオインクゲームズと開発した。20〜21日に東京ビッグサイトで開催する「ゲームマーケット2021秋」(オインクゲームズブース内)のほか、公式サイトやアマゾンで販売する。

 “人にやさしくなるゲーム”は、これまであまりコミュニケーションの対象とされてこなかった体の症状や悩みについて考える内容になっている。プレイヤーが「体調不良の人」と「周りの人」に分かれ、自分の体の不調に気付いていない設定の「体調不良の人」が、「周りの人」からかけられる「セラピーワード」をヒントにして、自分の症状に気がつくことを目指す。「体調不良の人」は「わたしの場合は、チクチクではなく、ズキズキって感じ」というように、自分の症状を伝える。一方で「周りの人」は「なりきり上司」といったアプローチカードに書かれた立場に自分がなりきって、「顔色悪いし、今日は無理せず早めに帰ったら?」など優しい言葉を相手にかける設定になっている。

 特に女性にとって体調の悩みは、親しい人でもなかなか打ち明けづらく、うまく理解してもらえないケースも多くある。同ゲームは、家族や友人、パートナー同士など、多くの人が体調不良の理解を深めるために開発した。人に“やさしくなること”を楽しむことで、多くの人が互いの理解を深め、それぞれが自分らしく生きられるダイバーシティー社会に向けて活用してほしいという思いが込められている。

 「漢方セラピー」は、健康志向が高まり、セルフメディケーションが重視される中、毎日に寄り添う存在として漢方薬を活用して欲しいという思いを込めたブランド。分かりづらく難しいイメージのある漢方薬を、症状やお悩みに合わせて自由に選べるようパッケージを分かりやすく工夫している。

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「生理痛」「冷え性」など女性の不調の理解を深めるゲームが登場 上司やパートナーの立場からも考えるように

 漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は11月20日、体の不調をきっかけにダイバーシティー社会を考えるカードゲーム“人にやさしくなるゲーム”(税込3630円)を発売する。薬局・ドラッグストアで展開する漢方薬ブランド「漢方セラピー」シリーズの誕生15周年を記念し、数多くのヒットゲームを手掛けてきたオインクゲームズと開発した。20〜21日に東京ビッグサイトで開催する「ゲームマーケット2021秋」(オインクゲームズブース内)のほか、公式サイトやアマゾンで販売する。

 “人にやさしくなるゲーム”は、これまであまりコミュニケーションの対象とされてこなかった体の症状や悩みについて考える内容になっている。プレイヤーが「体調不良の人」と「周りの人」に分かれ、自分の体の不調に気付いていない設定の「体調不良の人」が、「周りの人」からかけられる「セラピーワード」をヒントにして、自分の症状に気がつくことを目指す。「体調不良の人」は「わたしの場合は、チクチクではなく、ズキズキって感じ」というように、自分の症状を伝える。一方で「周りの人」は「なりきり上司」といったアプローチカードに書かれた立場に自分がなりきって、「顔色悪いし、今日は無理せず早めに帰ったら?」など優しい言葉を相手にかける設定になっている。

 特に女性にとって体調の悩みは、親しい人でもなかなか打ち明けづらく、うまく理解してもらえないケースも多くある。同ゲームは、家族や友人、パートナー同士など、多くの人が体調不良の理解を深めるために開発した。人に“やさしくなること”を楽しむことで、多くの人が互いの理解を深め、それぞれが自分らしく生きられるダイバーシティー社会に向けて活用してほしいという思いが込められている。

 「漢方セラピー」は、健康志向が高まり、セルフメディケーションが重視される中、毎日に寄り添う存在として漢方薬を活用して欲しいという思いを込めたブランド。分かりづらく難しいイメージのある漢方薬を、症状やお悩みに合わせて自由に選べるようパッケージを分かりやすく工夫している。

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「トミー ヒルフィガー」 × 「ティンバーランド」第2弾はさらにサステナブルに進化

 「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」はこのほど、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とコラボレーションしたコレクション第2弾を発売した。両ブランドの公式ECサイトのほか、「トミー ヒルフィガー」表参道店、「ティンバーランド」伊勢丹新宿本店、ゾゾタウンなどでも取り扱う。

 両ブランドの1990年代のデザインに着想した第1弾に対し、第2弾では生産プロセスや素材を見直し、さらにサステナブルなアイテムを目指した。防水透湿性素材「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用したジャケット(税込12万1000円)や、ロゴTシャツワンピース(同1万8700円)、フラッグTシャツ(同1万2100円)、ハイカーブーツ(同3万5200円)など、ウィメンズとメンズの計36型のアイテムをそろえた。

 トミー・ヒルフィガーは「私たちは、デザインのさまざまな要素を見て、『どうすればもっと良くできるか』を考えました。コレクション全体は前を向いて、次の世代のために見たい未来を形作るためのものです」とコメント。ティンバーランドのクリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)グローバル・クリエイティブ・ディレクターは「私たちは、エコイノベーションへの注力を強化することで、アイコニックなアーカイブ作品の限界を超えたいと考えました」と語った。

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「カラー」や「ビューティフルピープル」がミッキーとコラボ 渋谷パルコがミッキーマウスの誕生日を記念したコレクション

 渋谷パルコは、ディズニーキャラクターのミッキーマウスの誕生日を祝う限定コレクション“ミッキーマウス バースデイ コレクション(MICKEY MOUSE BIRTHDAY COLLECTION)”を11月19日に発売する。

 同コレクションには渋谷パルコの24店舗が参加し、「ディスコード ヨウジヤマモト(DISCORD YOHJI YAMAMOTO)」のショルダーバッグ(税込9万3500円)や「カラー(kolor)」のグラフィックプルオーバー(同2万9700円)、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」のネームタグトート(同1万2100円)、セレクトショップのヌビアン(NUBIAN)のスター スタジアムジャケット(同4万2000円)、「キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」のメトロハット(同3万800円)など、ミッキーマウスのモチーフをデザインに落とし込んだオリジナルアイテムを用意する。

 また発売に合わせて3つのポップアップストアをオープンするほか、4階のパルコミュージアムトーキョーでは、ミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちによる"ファンの集い"をテーマにした展覧会“ミッキーマウス ナウ アンド フューチャー(MICKEY MOUSE NOW AND FUTURE)”を開催する。東京・渋谷のアートギャラリーナンヅカ(NANZUKA)がキュレーションし、空山基やハビア・カジェハ(JAVIER CALLEJA)らが同展覧会のために製作した作品を展示する。

■Mickey Mouse Birthday Collection POP UP SHOP by L.W.C.
会期:11月19日〜12月5日
場所:渋谷パルコ4F 特設スペース
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■「DISNEY MICKEY MOUSE / PORTER CLASSIC OHARIKO COLLECTION」POP UP STORE
会期:11月18日〜12月5日
場所:渋谷パルコ1F GATE
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■「HELLO WE ARE ITTI」AT SHIBUYA PARCO
会期:11月19日〜12月26日
場所:渋谷パルコ2F BRIDGE
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

■Mickey Mouse Now and Future
会期:11月19日〜12月19日
時間:11:00~20:00
場所:パルコミュージアムトーキョー(渋谷パルコ4F)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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トム・フォードが17年ぶりの書籍 飲酒&ドラッグから子育てと変わった生活と変わらないクリエイションを語る

 トム・フォード(Tom Ford)は11月10日、自身のクリエイションやキャリアなどをまとめた444ページの書籍「TOM FORD 002」を日本でも発売した。2004年に発売した「001」に次ぐ本作は、「グッチ(GUCCI)」や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」を去って05年に立ち上げた「トム フォード」のキャンペーン・ビジュアルなどを収録しており、スティーブン・クライン(Steven Klein)やイネス&ヴィノード(Inez & Vinoodh)、ニック・ナイト(Nick Knight)、マート&マーカス(Mert & Marcus)らが撮影。「トム フォード」をまとったセレブの画像も多い。15年以上のクリエイションの中から、何をピックアップしたのか?15年前と現在の気分やクリエイションの違いは?トムに聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):なぜ今、「002」の発行を決めたのか?世界が大きく変わろうとしていることが影響している?

トム・フォード(以下、トム): 最初の本を出版してから17年、多くの変化があった。「001」でフィーチャーしたのは、「グッチ」と「イヴ・サンローラン」時代の私。つまり最初の章で、「002」は第二章だ。60歳になって、2冊目を企画し始めたときには、すでに「トム フォード」を設立してから15年が経っていた。 15年後、そして60歳。「振り返る時が来た」と思った。過去を振り返ることはめったになく、いつも先だけを見ることを好んできた。特にファッションにおいては、めったに過去を振り返らない。ショーのフィナーレで(ゲストへの挨拶を終えて)ランウエイに背を向けた瞬間、私は、次のコレクションを考えている。「次は、何をしようか?」といつも心配している。「私は今、何をするつもりだろう?」「それは、良いのだろうか?」「どのように受け取られるだろうか?」。この本の制作は、非常にカタルシス(無意識だったものを意識化するような)なプロセス。文字通り何千枚もの写真を見る過程で、その瞬間についてのすべてを思い出す興味深いプロセスだった。私が考えていたこと、感じていたこと、住んでいた場所、パーソナルライフでの出来事、そしてビジネスライフを思い起こさせてくれた。写真はすべてを反映していた。この本で、私は、私の人生のひとつの章の幕を閉じたんだ。

WWD:05年以降の作品を中心に、15年以上のクリエイションの中から、どんなビジュアルを中心にピックアップしたのか?

トム:まずは世界中のすべてのプレスオフィス、ニューヨークと東京、ソウル、香港、ミラノ、そしてロンドンから、過去10年間の記事や写真を送ってもらうことから始めた。印刷された記事や写真は、データを出力して確認した。画像をオンラインで見るのは、印刷された画像を見ることと同じじゃないからね。文字通り、何千もの画像を確認した。何かに取り組むときは、直感を信じている。すべての写真の確認は非常に早く、私の目をつかんだものは何でも書類の山に投げ込んだ。1000枚までの編集は早かった。そこから700枚に、そして最終的には400枚の画像に絞った。最後は、とても誇りに思ったと言わざるを得ない。本の中のすべての写真は、私にとって何かを意味している。それは、私の人生の特定の時間を強調している。 「過去15年間、私は何をしてきたのだろう?」とよく自問する。そして、子どもを授かったこと、2本の映画を作り、この素晴らしいグローバルブランドを創作してきたことに気づく。「実際、とてもたくさんのことをしてきたんだ!」と物事をきちんと整理して先に進めた。こうして過去の15年をスリップカバーに入れ、60歳で新しい章を始めることができた。素晴らしいことだ。

WWD:「グッチ」や「イヴ・サンローラン」を手がけていた頃と、05年以降の一番の違いは?

トム:世界は変わり、私の人生も変わった。今はロサンゼルスに住んでいて、9歳の息子がいる。ジャックを育てることは、私の人生の優先事項だ。「グッチ」にいたとき、私はよく飲み、ドラッグもやっていた。今は酔っていないし、冷静で、人生が変わった。すべてが、より良くなった。ただ過去と現在のクリエイションの間には、1本の共通の糸がある。私はまだ同じ人間で、同じことが好きだから。もちろん当時はやっていたのに、今はもうやらないこともある。ただ創造的なプロセスは、アルコールと薬物がないことを除いて、これまでと同じだ。本能的な人間だから、インスピレーションを得たもの、感動したものから創造を発信している。常に「私は自分の人生の中で、人々が何を着ているのを見たいのだろう?」「私は、どんな世界を見たいのだろう?」「私は、何を見たいのだろう?」と考え続けている。だからショーで発表するコレクションは、6カ月前とまったく違っていることも多いんだ。

WWD:「グッチ」時代から、肌見せのセクシーは1つの特徴だと思う。露出にこだわる理由は?

トム:私の服は、いつもセクシー。 それは、私のコアの一部だ。 しかし年をとって子どもを授かると、世に出したいものに対する認識は変わる。 考える必要が生まれたんだ。「ジャックがこの写真を見たら、彼はどう思うだろうか?」「彼の友達は、なんて言うだろう?」とかね。 だからかつてほど露骨に性的ではなくなったが、それでも官能的だろう。 私は官能的な人間、私の服はそれを反映しているよ。

WWD:「003」を出す頃(いつ頃出したい?)、世の中はどんな風になっていると思う?

トム:Oh, my god!!まだ何にもわからない。私の70歳の誕生日だろうか?!その時の世界なんて、誰がわかるだろう?すべてが急速に変化しているから、5年後の世界だってわからない。19歳のジャックさえ、まったく想像できないよ(笑)。

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進化する「エーグル」 洗練の美しさと機能性を兼備したライフスタイルブランドへ

 フランス発のライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」は、新アーティスティック・ディレクターに就任した「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」の創業者オレリアン・アルべ(Aurelien Arbet)、ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry)、ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali)による初のカプセルコレクションを11月8日に発売した。発売に先駆けて、本国のフランス・パリではプレゼンテーションを行い、新時代に向けて舵を切る新生「エーグル」を打ち出した。

2021年カプセルコレクションは
ブランドヘリテージを再解釈

 新生「エーグル」による初のカプセルコレクションは、どんな天候にも耐え得る機能性はそのままに、都市での生活にもなじむシンプルかつモードな印象を強めた。アイコンである天然ゴムのラバーブーツは、シェイプをモダンに刷新。アパレルは、アーカイブを再解釈したレインコートやグラフィカルなプリントのシャツなど全13型が登場した。“アイコニシティー(ICONICITY)”をシーズンテーマに掲げ、都市と自然をつなぎ、人生を謳歌するすべての人々に寄り添いたいという思いを込めた。

「ブランドのレガシーを受け継ぎ、
コンテンポラリーな表現を
付け加えていく」

 新アーティスティック・ディレクターの3人は、「エーグル」には幼いころから親しみがあったと語る。それぞれ自然豊かな田舎で生まれ育ち、パリを拠点にする現在も自然の中で過ごす時間を持っているという。オレリアン・アルベは、「僕らにとって、自然と都市の装いの境界線は曖昧になっている。『エーグル』の伝統に裏付けられた技術は、都市生活の日常に根差したアイテムへと拡張することができる」と自信を持って話す。彼らは「エーグル」の生産工場を訪れた際、期待を確信に変えたという。「アイコンである天然ゴム製のラバーブーツは、創設から168年経った現在も職人によってハンドメイドで作られている。高い機能性と耐久性を備えた製品を提供し続けているからこそ、世界中で信頼を得ているのだろう。ブランドが培った“機能美”というレガシーを受け継ぎつつ、シルエットとプロポーションに焦点を当ててコンテンポラリーな表現を付け加えていくのが僕らの役目だ」と話すのはジェレミー・エグリ。彼らによって、ラバーブーツは緩やかな曲線を描くシルエットに再解釈された。クラシックなトレンチコートとキャップのスタイリングや、シャープなラインのスリムなジャケット、着膨れすることのない軽量なリラックスシルエットのコートが、新生「エーグル」を象徴するアイテムだという。幅広いバリエーションを持つレインコートシリーズでは、アーカイブのデザインからポケットやベルトの位置を調整してユーティリティーの要素を高め、ゴアテックスのテクニカル素材を使用することでデザインと機能面の双方を現代的に進化させた。さらに、「エーグル」の環境配慮への取り組みは新アーティスティック・ディレクターによって強化されることになりそうだ。「数シーズンで使い捨てるのではなく、現代人の日常に寄り添い、ニーズに応えながら成長し続けるブランドを目指す。そのためには、環境に配慮した生産背景も向上させて、サステナビリティと耐久性を両立した商品を届けていきたいと思っている」とジョゼ・ラマリが締めくくった。

パリでフィジカル
プレゼンテーション開催

 パリで10月中旬に開いたプレゼンテーションでは、大規模な都市型屋上農園として話題の「プランテーション」を会場に、自然&都会のライフスタイルに寄り添う「エーグル」の世界観を表現した。草花とウッド、インスピレーション源となった写真で飾られた会場内には2021-22年秋冬カプセルコレクションと22年春夏コレクションが展示され、ルックをまとったモデルが会場内を行き交う演出。コレクションのイメージ映像として公開された、「エーグル」を着用した世界各国に暮らすアーティストのインタビュー動画を視聴できるスペースも設けられた。ゲストが自由にモデルを撮影したり、アーティスティック・ディレクターに質問したりと、会場内のアットホームな雰囲気は、常に顧客のニーズに耳を傾ける親しみやすい「エーグル」のアイデンティティーを体現しているようだった。

“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”を
ビジョンにフランス流の
ライフスタイルを提案

 「エーグル」は、19年6月に新CEOのサンドリン・コンセイエ(Sandrine Conseiller)が就任して以来、ブランドの再定義を進め、“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”( 私たちを取りまく世界に敬意を持って、人生を謳歌しよう)というブランドビジョンを掲げている。特に日本では、これまでのアウトドアブランドとしてのポジションを見直し、スタイルと機能性、フレンチエレガンスを兼ね備えたライフスタイルブランドへとブランドイメージを強化する。キーワードは“Less is more”。まずは出店戦略を見直し、24年以降は都心部への出店を加速させる。販売拠点を精査しながらEC化率を高め、売り上げは倍増させる計画だ。デジタルマーケティングにも力を入れ、30代を中心としたミレニアル世代の認知拡大を狙う。21年7月に現職に就いた木田林太郎ゼネラルマネージャーは、「ここまで機能性が高くファッションを楽しめるブランドはほかにない。われわれはドアの向こうは全てアウトドアと捉え、自然に寄り添う暮らしを送る全ての人々に向け、改めてブランドの輪郭をはっきりと描いていく」と話した。

問い合わせ先
AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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進化する「エーグル」 洗練の美しさと機能性を兼備したライフスタイルブランドへ

 フランス発のライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」は、新アーティスティック・ディレクターに就任した「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」の創業者オレリアン・アルべ(Aurelien Arbet)、ジェレミー・エグリ(Jeremie Egry)、ジョゼ・ラマリ(Jose Lamali)による初のカプセルコレクションを11月8日に発売した。発売に先駆けて、本国のフランス・パリではプレゼンテーションを行い、新時代に向けて舵を切る新生「エーグル」を打ち出した。

2021年カプセルコレクションは
ブランドヘリテージを再解釈

 新生「エーグル」による初のカプセルコレクションは、どんな天候にも耐え得る機能性はそのままに、都市での生活にもなじむシンプルかつモードな印象を強めた。アイコンである天然ゴムのラバーブーツは、シェイプをモダンに刷新。アパレルは、アーカイブを再解釈したレインコートやグラフィカルなプリントのシャツなど全13型が登場した。“アイコニシティー(ICONICITY)”をシーズンテーマに掲げ、都市と自然をつなぎ、人生を謳歌するすべての人々に寄り添いたいという思いを込めた。

「ブランドのレガシーを受け継ぎ、
コンテンポラリーな表現を
付け加えていく」

 新アーティスティック・ディレクターの3人は、「エーグル」には幼いころから親しみがあったと語る。それぞれ自然豊かな田舎で生まれ育ち、パリを拠点にする現在も自然の中で過ごす時間を持っているという。オレリアン・アルベは、「僕らにとって、自然と都市の装いの境界線は曖昧になっている。『エーグル』の伝統に裏付けられた技術は、都市生活の日常に根差したアイテムへと拡張することができる」と自信を持って話す。彼らは「エーグル」の生産工場を訪れた際、期待を確信に変えたという。「アイコンである天然ゴム製のラバーブーツは、創設から168年経った現在も職人によってハンドメイドで作られている。高い機能性と耐久性を備えた製品を提供し続けているからこそ、世界中で信頼を得ているのだろう。ブランドが培った“機能美”というレガシーを受け継ぎつつ、シルエットとプロポーションに焦点を当ててコンテンポラリーな表現を付け加えていくのが僕らの役目だ」と話すのはジェレミー・エグリ。彼らによって、ラバーブーツは緩やかな曲線を描くシルエットに再解釈された。クラシックなトレンチコートとキャップのスタイリングや、シャープなラインのスリムなジャケット、着膨れすることのない軽量なリラックスシルエットのコートが、新生「エーグル」を象徴するアイテムだという。幅広いバリエーションを持つレインコートシリーズでは、アーカイブのデザインからポケットやベルトの位置を調整してユーティリティーの要素を高め、ゴアテックスのテクニカル素材を使用することでデザインと機能面の双方を現代的に進化させた。さらに、「エーグル」の環境配慮への取り組みは新アーティスティック・ディレクターによって強化されることになりそうだ。「数シーズンで使い捨てるのではなく、現代人の日常に寄り添い、ニーズに応えながら成長し続けるブランドを目指す。そのためには、環境に配慮した生産背景も向上させて、サステナビリティと耐久性を両立した商品を届けていきたいと思っている」とジョゼ・ラマリが締めくくった。

パリでフィジカル
プレゼンテーション開催

 パリで10月中旬に開いたプレゼンテーションでは、大規模な都市型屋上農園として話題の「プランテーション」を会場に、自然&都会のライフスタイルに寄り添う「エーグル」の世界観を表現した。草花とウッド、インスピレーション源となった写真で飾られた会場内には2021-22年秋冬カプセルコレクションと22年春夏コレクションが展示され、ルックをまとったモデルが会場内を行き交う演出。コレクションのイメージ映像として公開された、「エーグル」を着用した世界各国に暮らすアーティストのインタビュー動画を視聴できるスペースも設けられた。ゲストが自由にモデルを撮影したり、アーティスティック・ディレクターに質問したりと、会場内のアットホームな雰囲気は、常に顧客のニーズに耳を傾ける親しみやすい「エーグル」のアイデンティティーを体現しているようだった。

“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”を
ビジョンにフランス流の
ライフスタイルを提案

 「エーグル」は、19年6月に新CEOのサンドリン・コンセイエ(Sandrine Conseiller)が就任して以来、ブランドの再定義を進め、“LIVE FULLY, LIVE RESPECTFULLY”( 私たちを取りまく世界に敬意を持って、人生を謳歌しよう)というブランドビジョンを掲げている。特に日本では、これまでのアウトドアブランドとしてのポジションを見直し、スタイルと機能性、フレンチエレガンスを兼ね備えたライフスタイルブランドへとブランドイメージを強化する。キーワードは“Less is more”。まずは出店戦略を見直し、24年以降は都心部への出店を加速させる。販売拠点を精査しながらEC化率を高め、売り上げは倍増させる計画だ。デジタルマーケティングにも力を入れ、30代を中心としたミレニアル世代の認知拡大を狙う。21年7月に現職に就いた木田林太郎ゼネラルマネージャーは、「ここまで機能性が高くファッションを楽しめるブランドはほかにない。われわれはドアの向こうは全てアウトドアと捉え、自然に寄り添う暮らしを送る全ての人々に向け、改めてブランドの輪郭をはっきりと描いていく」と話した。

問い合わせ先
AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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ユニクロ「UT」が星野源とコラボ ウエアやトートバッグなど

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、アーティストの星野源とコラボレーションしたコレクション“星野源 UT”を全国の店舗とオンラインストアで11月19日に発売する。

 コレクションは、メンズTシャツ7柄(税込各1500円)をはじめ、メンズパーカ4柄(同各2990円)、トートバッグ3柄(同各1990円)、マスキングテープ2柄(2個セット、同各590円)、ポーチ3柄(2個セット、同各990円)、ピンズ2柄(2個セット、同各990円)を用意する。星野の4つの楽曲「創造」「アイデア」「恋」「くだらないの中に」や、自ら撮影した写真をコラージュしたもの、SNSで話題になったイラスト、また謎のキャラクター“ニセ明”をデザインモチーフとして、星野の創作活動を堪能できるコレクションに仕上げた。

 オンラインストアでの購入者を対象に、限定オリジナルボックスに梱包して商品を配送する。ボックスはなくなり次第終了する。

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ユニクロ「UT」が星野源とコラボ ウエアやトートバッグなど

 「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、アーティストの星野源とコラボレーションしたコレクション“星野源 UT”を全国の店舗とオンラインストアで11月19日に発売する。

 コレクションは、メンズTシャツ7柄(税込各1500円)をはじめ、メンズパーカ4柄(同各2990円)、トートバッグ3柄(同各1990円)、マスキングテープ2柄(2個セット、同各590円)、ポーチ3柄(2個セット、同各990円)、ピンズ2柄(2個セット、同各990円)を用意する。星野の4つの楽曲「創造」「アイデア」「恋」「くだらないの中に」や、自ら撮影した写真をコラージュしたもの、SNSで話題になったイラスト、また謎のキャラクター“ニセ明”をデザインモチーフとして、星野の創作活動を堪能できるコレクションに仕上げた。

 オンラインストアでの購入者を対象に、限定オリジナルボックスに梱包して商品を配送する。ボックスはなくなり次第終了する。

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「THREE」の2022年春コレクションは春の風を感じる新色をラインアップ クリーム&パウダーの新チークも登場

「THREE」は2022年1月1日、春のメイクアップコレクションを発売する。“I TALK TO THE WIND”をコンセプトに新チークやアイシャドウ、リップ、ネイルポリッシュなどの新色が登場する。

 今回発売する“ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ”(全5種、各税込4180円)は質感の異なる2色をセットにしたチークカラーで、肌に密着し血色感を仕込むクリームチークと軽やかにフィットして透明感と艶を与えるパウダーをレイヤードすることで立体的な表情を演出する。クリームチークの滑らかで均一な伸び広がりとパウダーチークのソフトフォーカス効果で崩れにくい密着感と、毛穴や凹凸を感じさせない仕上がりをかなえる。

 4色のクリームアイシャドウパレット“ディメンショナルビジョンアイパレットアリー”(新2種、各税込7150円)からは、温かな透明感を与えるウォームラベンダー“04 RIDE THE WIND”と明るい表情を演出するサニーブラウン“05 CATCH THE WIND”の新2種が登場する。そのほか、ケア効果を兼ね備えたマスカラ“アートエクスプレッショニストマスカラ”からルピーパールを配合したフォレストグリーン“06 BIRD IN FLIGHT”(税込4400円)、“ネイルポリッシュ”(新7色、うち限定3色、各税込1980円)、唇の水分量によって発色が変化するトリートメントティント処方の限定リップ“ルヴァントリップケアティント”(全2色、各税込3960円)をラインアップする。

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「”外食寅さん”が50歳目前で独立。オールドルーキー、ここに誕生」『大衆酒場食堂ななつぼし』店主 水澤昇太氏

 2021年10月15日(金)、東武東上線東武練馬駅(東京・板橋区)から徒歩5分の場所に一軒の酒場が新規オープンした。お世辞にも活気があるとは言えない商店街のなかに、長年営業しているような昭和感が漂い、人情味あふれる酒場こそ「大衆酒場食堂ななつぼし」である。店主の水澤氏はこれまで、すかいらーく、レインズ、絶好調てっぺん、海外など携わった会社、ブランドは数知れず。遅れて来たカリスマの魅力に迫った。
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「マルジェラ」から初のボディーローションとハンドクリームが登場

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は12月10日、人気のフレグランスシリーズ“レプリカ”コレクションから初のボディーケアアイテムを発売する。ベストセラーの香り“レイジーサンデー モーニング”の“ボディーローション”(200mL、税込6820円)と“ハンドクリーム”(30mL、税込4180円)をそろえる。

 “レイジーサンデー モーニング”は、イタリア・フローレンスの清々しく晴れた日曜の朝をイメージし、洗い立てのリネンのシーツのようなフレッシュで落ち着きのあるフローラルマスクの香り。今回登場するボディーローションはシアバターやコルザオイル、グリセリンを、ハンドクリームはヒアルロン酸やシアバター、スイートアーモンドオイルなどを配合し、滑らかでリッチなテクスチャーが肌に潤いを与えつつ、“レイジーサンデー モーニング”の柔らかな香りが全身を包み込む。

 取扱店舗は表参道ヒルズで12月31日まで開催中の「レプリカ」フレグランス ポップアップストア、阪急うめだ本店2階、アットコスメトーキョー、イセタンミラールミネ新宿店、アットコスメショッピング、HANKYU BEAUTY ONLINE、「メゾン マルジェラ」公式ECサイト。ポップアップショップでは、12月6日に先行発売する。

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「プーマ」 × 「メゾン キツネ」コラボ第2弾 キツネ刺しゅう入りの“プーマ スエード”やダブルロゴのフーディーなど

 「プーマ(PUMA)」は、「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボコレクション第2弾を11月13日に発売する。「プーマ」のスポーツスタイルに、「メゾン キツネ」のフレンチテイストを融合したスニーカーとアパレル、アクセサリーをそろえる。「プーマ」公式オンラインストアやプーマストア 原宿キャットストリートなどの直営店、「メゾン キツネ」青山店、伊勢丹新宿メンズ館店などで扱う。

 スニーカーは、50年以上愛されている名作“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”をクレープソールと水色のフォームストリップ、キツネの刺しゅうでアレンジした“スウェード クレープ キツネ(SUEDE CREPE KITSUNE)”(税込1万9800円)と、“ミラージュ スポーツ(MIRAGE SPORT)”を青とベージュのカラーブロックに落とし込んだ“ミラージュ スポーツ キツネ(MIRAGE SPORT KITSUNE)”(同1万6500円)の2型を用意する。アパレルは、左胸に両ブランドのロゴを施したクルーネックスエット(同1万5400円)やフーディー(同1万5400円)、リバーシブルのボンバージャケット(同4万2900円)、撥水加工を施したポンチョ(同3万800円)などで、アクセサリーはニットキャップ(同4950円)やキャップ(同5500円)、バックパック(同9790円〜1万100円)などをそろえる。

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「プーマ」 × 「メゾン キツネ」コラボ第2弾 キツネ刺しゅう入りの“プーマ スエード”やダブルロゴのフーディーなど

 「プーマ(PUMA)」は、「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」とのコラボコレクション第2弾を11月13日に発売する。「プーマ」のスポーツスタイルに、「メゾン キツネ」のフレンチテイストを融合したスニーカーとアパレル、アクセサリーをそろえる。「プーマ」公式オンラインストアやプーマストア 原宿キャットストリートなどの直営店、「メゾン キツネ」青山店、伊勢丹新宿メンズ館店などで扱う。

 スニーカーは、50年以上愛されている名作“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”をクレープソールと水色のフォームストリップ、キツネの刺しゅうでアレンジした“スウェード クレープ キツネ(SUEDE CREPE KITSUNE)”(税込1万9800円)と、“ミラージュ スポーツ(MIRAGE SPORT)”を青とベージュのカラーブロックに落とし込んだ“ミラージュ スポーツ キツネ(MIRAGE SPORT KITSUNE)”(同1万6500円)の2型を用意する。アパレルは、左胸に両ブランドのロゴを施したクルーネックスエット(同1万5400円)やフーディー(同1万5400円)、リバーシブルのボンバージャケット(同4万2900円)、撥水加工を施したポンチョ(同3万800円)などで、アクセサリーはニットキャップ(同4950円)やキャップ(同5500円)、バックパック(同9790円〜1万100円)などをそろえる。

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「ケイト・スペード」日本上陸25周年 渋谷で期間限定インスタレーションを開催

 「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」は日本上陸25周年を記念して、期間限定インスタレーション“スペード フラワー スクエア”を11月19〜21日に渋谷キャスト ガーデンで開催する。

 会場には、“スペード フラワー ジャカード コレクション”やブランド上陸25周年を記念した日本限定コレクションをディスプレイ。アップル、ホットドック、タクシーなどブランド本拠地であるニューヨークらしいアイコンを落とし込んだコレクションも並ぶ。また、ニューヨークの食を楽しめるキッチンカーや、ニューヨークの街角をイメージしたコーナー、自身をミニチュアに見立てて撮影できるスポット、マーケットエリア、来場客への数量限定ギフト(25周年記念ブックレット)など、豊富なコンテンツを用意する。

 さらに、日常生活に新たな喜びを見出す“Rediscovery(再発見)”をテーマにした2021年フォール・コレクションにちなみ、メインスポットの渋谷キャストを拠点にブランドがおすすめする25の“ジョイ スポット(Joy spot)”をめぐる散策マップと自転車を用意。このうち3スポット以上を訪れた人を対象に、会場内で使えるドリンクチケットを数量限定でプレゼントする。

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販売員の地位向上のために、わたしたちができること 「今週の特集お届け隊」2021年11月8日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年11月8日号からの抜粋です)

三澤:販売員特集を過去5年担当してきましたが、彼らを取り巻く環境が抜本的に改善されたとは言い難いですね。それでも、販売員の地位向上のために近道はなく、そのためにも販売員特集を定点観測的に毎年実施することに意義があると感じています。

苫米地:とはいえ20年前に比べたら、福利厚生の改善や給料アップなど、少しずつ問題は改善されてきていますよ。でも、本当に少しずつなので、言い続けることが大事だと思います。

三澤:見守り、それを発信し続けることがわれわれメディアの役目ですね。

苫米地:そうですね。販売員の仕事ってこんなに奥深いんだ、こんなに面白い人がやっているんだということ、誰でもなれるけれど、実はクリエイティブな仕事で、日々勉強していかなくてはならない仕事だということを少しずつでも、業界内だけでなく消費者にも知ってもらいたいです。

三澤:販売員の仕事って、本当に多岐にわたります。商品知識はもちろん、着こなしなど、聞かれたらなんでも答えられなければならない。今回のある取材中、店内のディスプレーがちょっとくずれていたんです。でも、気が付くと整えられている。こんな気遣いがとてもうれしいんです。あくまで自然にアクションする。それってすごいことですよね。苫米地さんは、どうして販売員取材を続けているんですか?

苫米地:もともと、私自身が販売員だったんです。社会人1年目にインディーズブランドで働き始めたけど、接客について教えてくれる人はいなくて、ダメダメ販売員でした(苦笑)。その後、アパレル企画会社に転職してモノ作り、マーケティングなどに携わって、独立しました。かねて執筆していた「ファッション販売」から「販売員の取材をしませんか?」と声を掛けられたのがきっかけです。改めて、販売の仕事に向き合うと、「販売員って、こんなにすごいんだ!」と思うようになり、今に至ります。

三澤:1000人超を取材しても飽きない多様性があるということですね。

苫米地:はい。販売・接客の難しさやすごさに興味を持ってもらえるよう伝えるのが、私の仕事です。地道にやっていきましょう。

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販売員の地位向上のために、わたしたちができること 「今週の特集お届け隊」2021年11月8日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年11月8日号からの抜粋です)

三澤:販売員特集を過去5年担当してきましたが、彼らを取り巻く環境が抜本的に改善されたとは言い難いですね。それでも、販売員の地位向上のために近道はなく、そのためにも販売員特集を定点観測的に毎年実施することに意義があると感じています。

苫米地:とはいえ20年前に比べたら、福利厚生の改善や給料アップなど、少しずつ問題は改善されてきていますよ。でも、本当に少しずつなので、言い続けることが大事だと思います。

三澤:見守り、それを発信し続けることがわれわれメディアの役目ですね。

苫米地:そうですね。販売員の仕事ってこんなに奥深いんだ、こんなに面白い人がやっているんだということ、誰でもなれるけれど、実はクリエイティブな仕事で、日々勉強していかなくてはならない仕事だということを少しずつでも、業界内だけでなく消費者にも知ってもらいたいです。

三澤:販売員の仕事って、本当に多岐にわたります。商品知識はもちろん、着こなしなど、聞かれたらなんでも答えられなければならない。今回のある取材中、店内のディスプレーがちょっとくずれていたんです。でも、気が付くと整えられている。こんな気遣いがとてもうれしいんです。あくまで自然にアクションする。それってすごいことですよね。苫米地さんは、どうして販売員取材を続けているんですか?

苫米地:もともと、私自身が販売員だったんです。社会人1年目にインディーズブランドで働き始めたけど、接客について教えてくれる人はいなくて、ダメダメ販売員でした(苦笑)。その後、アパレル企画会社に転職してモノ作り、マーケティングなどに携わって、独立しました。かねて執筆していた「ファッション販売」から「販売員の取材をしませんか?」と声を掛けられたのがきっかけです。改めて、販売の仕事に向き合うと、「販売員って、こんなにすごいんだ!」と思うようになり、今に至ります。

三澤:1000人超を取材しても飽きない多様性があるということですね。

苫米地:はい。販売・接客の難しさやすごさに興味を持ってもらえるよう伝えるのが、私の仕事です。地道にやっていきましょう。

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「M・A・C」がBLACKPINKのLISAとコラボしたメイクを発売

 「M・A・C」は12月3日、BLACKPINKのLISAとコラボレーションしたメイクアップコレクション“MAC x L”を発売する。LISAは同ブランドのグローバルブランドアンバサダーを務め、これまでキャンペーンには登場してきたものの、メイクアップを手掛けるのは初めて。アイシャドウ パレット、リップ、アイライナー、フェイスパウダー、チークをそろえる。また11月12日には、M・A・C公式オンラインショップ、伊勢丹新宿本店、三越伊勢丹の化粧品EC「ミーコ(MEECO)」で全製品を先行発売する。

 “アイシャドウ× 12 M·A·C × L アイシャドウ パレット”(12色入り、税込9,900円)はマット、シマー、グリッターのテクスチャーをそろえ、デイリールックから夜の外出のためのグラマラスなルックまで多様なシェードをラインアップ。リキッドリップ“パウダーキス リキッド リップカラー”(限定6色、各税込4,730円)はLISA本人お気に入りのアイテムで、ふわっとぼかしたようなマットな仕上がりを特徴とする。大胆なキャットアイでも知られるLISAだが、アイライナー“ブラシストローク ライナー”(限定2色、各3,850円)も2色登場。健康的なルックに仕上げるコーラルカラーのチーク“パウダー ブラッシュ”(限定1色、税込3,850円)とゴールドが煌めくパウダー“エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ”(限定1色、税込5,390円)もラインアップする。

 パッケージは「モダンでグラマラスな雰囲気を出すために、パープルとグリッターを選びました」と言い、自身のファッションスタイルに着想を得た。全てイエローでエンボスされたLISAのサインを施している。また、製品1点以上を含む税込1万450円以上を購入した人には、限定のチェーンバッグをプレゼントする。

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トリドールが狙う「米線」市場、でもダイナックが類似業態を営業中。そもそも米線って何?

 丸亀製麺を展開するトリドールHDが米粉を使った麺「米線」の店舗を2022年から国内で展開することを発表した。香港で人気チェーンとなっている店舗をグループ化。その関連会社が香港で上場したことから、その勢いをかって日本に逆輸入する。しかし、こうしたアジアン分野の米粉麺はダイナックもすでに出店している。そもそも、「米線」ってビジネスになるの?
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山下智久の初写真集「CIRCLE」の発売を記念 全国7大書店で“山P祭り”を開催

 講談社は11月25日に発売する山下智久の初写真集“CIRCLE”(通常版、税込2970円)」の発売を記念し、全国7大書店で“山P祭り”を開催する。

 紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、未来屋書店、くまざわ書店、TSUTAYA CCCグループ、タワーレコード、HMV&BOOKSの7書店(EC含む)で同書を購⼊した人に、各書店限定のオリジナルポストカードをプレゼント(数量限定、なくなり次第終了)。ポストカードは全7種で、書店によりビジュアルが異なる。

 さらに、本⼈が選りすぐったカットや、写真集には掲載されていない秘蔵カットを集めたパネル展を、11⽉25⽇から(開催時期は書店により異なる)全国23書店で開催する。迫⼒満点のパネルで、“CIRCLE”の世界観に触れられる機会となっている。

 同書は、荒々しい大自然と交差しながら、“100年後に残るタイムレスな表現”を追求した写真集。ポーランド出身の気鋭のフォトグラファー、マチェイ・クーチャにより、誰も見たことのない山下智久の姿を封入している。

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