やっぱりショーが好きだ。ルックでは伝えられない空気感がそこにはある by阿部千登勢

阿部千登勢/ファッションデザイナー

 やっぱりショーが好き。たった10分だけど、ルックブックでは伝えられない空気感を伝えられるし、スタッフや来てくださる方、見てくださる方の気持ちもかけがえがない。やりたいから見て!理由はそれで十分じゃないですか?

【The WORDS】
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。


【阿部千登勢の思考を知るトピックス】

 今こうして「サカイ」を作る中で世界中からいろんな人が現れて、一緒に船に乗ってくれています。この感覚は子供のころからあったものではなく、「サカイ」を進める中で“ファミリー”に助けられてきたもの。今あらためて“ファミリー”は大切だと思うし、彼らへ愛を感じています。たくさんの人が入ってきてくれて、いい形で船を大きくできているとは思います。ただ豪華で大きいだけじゃなくインディペンデントでありたいから大変。工場さんとか周りの方々に協力してもらった分を返さないといけないといつも思っています

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「ダヴ」と「ザボディショップ」が動物実験の禁止に賛同 EUで取り締まり呼びかけ

 「ダヴ(DOVE)」と「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、動物実験の禁止を公式に打ち出し、動物保護政策の進展を支援する意を表明している。動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals以下、PETA)」や「クリエイトリー フリー ヨーロッパ(CRUELTY FREE EUROPE)」、「ユーログループ フォー アニマルズ(EUROGROUP FOR ANIMALS)」などと協力して、欧州連合(EU)およびイギリスににおける動物実験の禁止などを訴えた。

 8月には、パリやベルリン、マドリッドなど、ヨーロッパの主要都市に壁面広告を設置し、欧州委員会に新しい法律の提案を求めるイニシアチブに署名するようEU市民に呼びかけた。EU加盟国でなくなったイギリスでも同様に「クルエルティー フリー インターナショナル(CRUELTY FREE INTERNATIONAL)」に署名を募り、EUとイギリスの政府にビューティ製品における動物実験の禁止を取り組めるよう求めた。

 「ダヴ」ではこれまでも40年以上にわたって、動物実験を使用せずに製品の安全性を確保し、世界で70以上のパートナーとコラボレーションを実施している。エル・ホンサリ(El Honsali)=グローバル・コミュニケーションズ&サステナビリティ・シニア・ディレクターは、「動物実験以外の方法で安全性を証明するのは難しいことではない。われわれもパートナーらと専門知識やアプローチの方法を共有しているし、それでもっと関心を持つ人を巻き込んで発展するきっかけになっている」と語る。

 続けて「われわれが目指しているのは、消費者から労働者、環境までビューティ製品と成分の安全性を動物以外のものでテストが行われるようになること。イニシアチブをきっかけにEUで動物に頼らない研究やテスト体制に以降し、毎年何百もの不要な動物実験の廃止が実現するかもしれない。最新の科学知識や安全性への意識の高まりに基づいて、環境の保護だけでなく人体への負担も見直されるだろう」と言う。

 「ザボディショップ」のクリス・デイビス(Chris Davis)=サステナビリティ・アクティビズム・コーポレートコミュニケーション・グローバルディレクターは、「製品の安全性を保証するための動物実験は必ずしも必須ではないと考えている。ほかのブランドが取り組みに加わって、EU市民もイニシアチブに署名して、今後一緒に動き出していくのが楽しみだ。動物実験が廃止になるまで主張は続けていく」とコメント。

 同議題をめぐって欧州では13年3月、動物実験の代わりに実験室で生成された人工皮膚でテストを施工するよう決定になった。一方で欧州化学機関(European Chemicals Agency、ECA)は20年8月、生産工場の労働者にリスクのある一部の物質は依然として動物で事前にテストが行われる必要があると主張。これにより日焼け止めに使用されるホモサラートとサリチル酸 2-エチルヘキシルの2つの化学物質が動物実験の義務付けの対象となった。同団体は他にも数百もの成分の実験の対象となるべきだと発表した。これに対して、今回イニシアチブを立ち上げた団体らはこれまで何年間も安全に使用されてきた物質が新たに動物実験を必要とされてしまうのではないかと懸念する。欧州議会は23年までに全ての動物実験を世界的に禁止するよう掲げる。

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年間800食以上のプリンを食べ歩く「プリン王子」が作った“カヌレプリン”が登場

 オールデイラウンジ“リバーサイドクラブ”は11月21日から、“プリン王子”と共同開発した新感覚のもっちりプリン“カヌレプリン”を販売する。

 “カヌレプリン”は、プリンの特徴である“滑らかさ”と、フランスの伝統菓子“カヌレ”の特徴である“もっちり感”を、絶妙なバランスで掛け合わせて生まれた新感覚スイーツ。卵をはじめ、牛乳や生クリームなどのプリンの素となる材料とともに、米粉と小麦粉を配合することでもっちりとした食感をプラス。練乳とブラウンシュガーを合わせ、カヌレらしい深いコクを作り出した。

 プリン型ではなくカヌレ型に入れてじっくり蒸し焼くことで、芳しい香りとともによりもっちりとした食感に仕上げた。濃厚な味わいのカラメルと優しい甘さの生クリームを添えたプレーンのほか、好みに合わせて抹茶やシナモンクリームで味変ができる2種類のフレーバーを用意した。

 プリン王子は、年間800食以上のプリンを食べ歩きするプリン研究家。普段は会社員として働きながら、カフェや市販のプリンを食べて回り、雑誌やウェブ、テレビなどのメディアに掲載。カフェとのコラボメニューの開発など多岐にわたって活動中だ。

 今回の取り組みに際し、「カヌレを初めて食べた時に『プリンのような見た目だな』と直感的に思い、今回カヌレ型で作るプリンを考案した。しかし“カヌレ型で作るプリン=カヌレプリン”というわけではなく、カヌレの要素を感じるもっちり濃厚なポルトガルプリンをベースにしていることが特徴だ。“リバーサイドクラブ”のパティシエと協力して約半年間、試行錯誤しながら開発し、納得のいくものがようやく完成した」とコメント。

 “リバーサイドクラブ”は、食やアート、音楽などのカルチャーが融合する“グッド カルチャー サロン”をコンセプトにした気軽に立ち寄れるオールデイラウンジ。東京のフードカルチャーをけん引するシェフや、話題の店のメニューを提供するほか、最新のアートやグラフィックを発信したり、さまざまなアパレルブランドとのコラボレーションを行ったりと、これまでにない“大人のラウンジ”を提案している。

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デサントが北京五輪・日本代表の公式服装をデザイン ソチ大会ぶり

 日本オリンピック委員会(JOC)は、来年2月に中国・北京を中心に開催される第24回オリンピック冬季競技大会の日本代表選手団「チームジャパン(TEAM JAPAN)」の公式服装を発表した。デザインは「デサント(DECSENTE)」が手掛けた。同ブランドが冬季五輪の公式服装を手掛けるのは、2014年のソチ大会以来。

 競技前などに着用する公式スポーツウエアは、ダウンジャケットやストレッチジャケット、トレーニングジャケットなどを用意した。防寒性と防風性のほか、温度調整やムレの軽減、動きやすい素材やカッティングで機能性を盛り込み、選手のストレス軽減を目指した。左胸に「チームジャパン」のエンブレムを、右胸に「デサント」のロゴを施した。ほかに、Tシャツやニットキャップ、手袋、靴下、マスク、バックパック、キャスターバッグなどもそろえる。

 開会式・閉会式や渡航時に着用するウエアは、ネイビーブレザーとグレーのスラックスを合わせた。ストレッチ性があり型崩れしにくい生地を使用し、ネクタイやチーフのデザインは「チームジャパン」のエンブレムに着想している。

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ダンサーRIEHATAとNOPPOが「トム ブラウン」のスーツでダンス ワンカット撮影の映像を公開

 スターベイスとトヨタ自動車はこのほど、⾞の新しい楽しみ⽅を⽣み出していくプロジェクト“ドライブ ユア ティーンエイジ ドリームス(Drive Your Teenage Dreams以下、DYTD)”の第5弾として、ダンサーのRIEHATAとNOPPO(s**t kingz)が出演する動画を公開した。

 スターベイスとトヨタが立ち上げたDYTDは、さまざまなアーティストやクリエイターが1台のハイエースのもとに集まり、音楽やアートなどを創作していくプロジェクト。これまで、パリのセレクトショップ「コレット」の閉店までを追った映画「コレット・モン・アムール(COLETTE, MON AMOUR)」の特別ラッピングを施したハイエースの展示や、「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」とコラボレーションしてきた。

 第5弾ではDYTD初のダンス企画として、ダンサーのRIEHATAとNOPPO(s**t kingz)が主演した約3分の動画を公開した。2人は「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のスーツを着用し、1カットダンスを披露。音楽はシンガーの藤田織也がボーカルとして参加し、Matt CabとMATZが手掛けたオリジナル楽曲「SING」を使用している。

 ダンスパフォーマンスグループs**t kingzメンバーのNOPPOは、長身を生かした緩急あるダンスを得意とする。EXILEやE:FIRST、SKY-HI、V6、KING & PRINCEなどの振付を担当するほか、俳優・増田昇太として日本テレビ「ボイスⅡ 110緊急指令室」にも出演した。

 RIEHATAはダンサーアーティスト・コレオグラファーとして活動し、BTSやLISA(BLACKPINK)、TWICEらの振り付けを手掛けてきた。今年7月にはテレビ番組「情熱大陸」に出演したほか、「ナイキ(NIKE)」がグローバルモデルに起用し、アンバサダーも務めている。

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