ファンと”共創” ライブコマーサーももちの「ブランドの作り方」

 SNS総フォロワー数66万のインフルエンサー、ももち(牛江桃子)のプロデュースするアパレルブランド「リル アンビション(Lil Ambition)」が11月27日にローンチする。商品の企画やデザイン、生産、ECサイト構築、物流はエニーマインドグループ(AnyMind Group)が支援する。パルグループの人気ファッションブランド「カスタネ(KASTANE)」の元アパレル店員で現インフルエンサー、ライブコマーサーという背景を持つももちが、ファンとの共創により生み出した、まさに今の時代を象徴するブランドだ。

 ブランド名には“小さな野望(Little ambition)”の意味を込めた。ももちは「夢はすぐ叶えられるものじゃなく、一歩踏み出すのも勇気がいる。この服を着ることで自分に自信を持ち、小さな野望を叶えてもらい、さらに一歩踏み出して大きな野望を叶えて欲しい」とコンセプトを語る。そのため、ファーストコレクションではコンプレックスを解消して自信が持てる、“細見え”服を5型、アクセサリー3点を揃えた。

 「リル アンビション」の“野望の後押し”は服にとどまらず、10月にはブランドメンバー、リル アンビションプレス(以下、リルプレス)を募集した。ももちは「ファンの子から、SNSで活動したいが不安がある、周りの目が気になるという声を聞き、夢を叶える一歩として募集した。リルプレスには一緒にブランドを盛り上げてもらい、コーディネートをSNSに投稿してもらう。そうやって小さな野望を叶えていく活動」だと説明する。

 募集開始からわずか10日間で約1000人の応募があり、その中から10人が選ばれた。メンバーは既にスナップ撮影や一般客向けの展示会スタッフ、またブランドのライブ配信などで活動している。

 メンバーは低身長から高身長まで身長別に選ばれ、リアルなモデルとしても活躍。「採用基準は熱意。書類応募では作文のように夢や野望を語ってくれて、面接ではボードを掲げてプレゼンする子までいた。私自身、人間性や熱意を大事に活動している。熱意があるから行動や拡散につながると思う。とにかく熱意が大事」。

 こうした熱意を受けるのは、これまでの発信の影響だ。「私の人生がブランドコンセプトにも反映されている。ニートだったこと、アパレル販売員だったこと、挫折したこと…話してきた人生観に共感して、ブランドのファンになってくれた人もいる」。ただし、届けたい相手は自身のファンだけではない。「誰もが“小さい野望”を持ったことがあると思う。ファンだけに届けたいとは考えていないので、ルックにも私は出ず、“ももち感”を出さないようにしている」。

共創にはファンが参加する“仕掛け”が大事

 ブランドはファンとの共創を重視し、参加しやすい“仕掛け”を生み出し続ける。「ライブ配信でも『コメントしてね』と言っただけでは、相手はコメントできない。『今この商品について、この色をどう思うか、はい・いいえでコメントをしてね』など、具体的にお願いする必要がある」。

 展示会前には、コーディネートをSNSでシェアするための共通ハッシュタグを、ファンと考える配信を実施。「配信前日にインスタグラムの質問機能で案を募集。ライブ中にピックアップしながら『これとこれなら、どれがいいかな?コメントで教えてね』と具体的に投げかけて決めていった」。こうした活動は単発ではなく、商品作りから売り方まで、すべてストーリーでつなげていくことが共創においては重要だといい、「リル アンビション」ではファーストサンプルの段階からファンの声を聞くライブ配信を実施した。

 配信ではさまざまな意見が届くため、多様な意見が対立することもある。実際、ファーストサンプル配信の時にも丈の長さに関して意見が出た。「服の丈については好みの問題。すべてを服に反映するだけでなく、服のバランスを見て意見を取り入れる。反対の意見を下さった方には、ライブ配信で『どう着るか』を提案する」。

 例えば長いスカートに対して短い丈を望む声があれば、短い丈を好む人にマッチする着こなし方、靴などの合わせ方を紹介する。「意見をもらえると、何を不安に思うのか知ることができる。その不安をライブ配信で解消すれば、心が動いて買ってくれる。こういった提案は動画や投稿じゃなく、ライブ配信でやるほうがいい」。

「ワクワクさせるのがライブコマース」

 ももちはブランド設立以前から“毎日22時から生配信を行うファッションライバー”として、連日配信を続けており、ライブ配信で紹介したものが即完売する「#ももち買い」という消費行動も起きた。過去には他社コラボの服が数日で7000着売れたという。そんなももちのライブ配信のコツが“想像”だ。

 「お客さんに想像させるワードを出すようにしている。例えば、『この服に白のニットを合わせたら可愛くないですか?それにイヤリングもつけて、ヘアをアップしたら可愛いですよね』とか、具体的にコーディネートを想像できるようにする。ライブ配信だとコメントで色々意見をもらえるので、それにまた別の提案で返す」。この技はアパレルスタッフ時代からのものだといい、「お客のワードローブは店舗にはないので、言葉で想像してコーディネートを完成させるのは同じこと。そして着ていくシーンまで想像してもらう。ワクワクさせるのがライブコマースだと思っています」。

 当然「リル アンビション」でもライブ配信を重視し、ローンチ前も連日配信を行う。毎日ライブ配信を続けた。毎日同じ時間に配信するのは、見ている人のルーティン化するため。朝にニュース番組がやっているように、22時は“ももち配信”と覚えてもらう。

 それでもマンネリ化しないコツは、「ライブ配信の内容もファンから募集する。自分が考えた内容が配信されていたら見たくなる。自己満じゃなく、常にファンが見たい企画をする。参加形にすると飽きることがなくなるはず」。コミュニケーションを引き出し、一緒に考え、提案する。ももち流のライブコマース術が、「リル アンビション」を服だけじゃないブランドに育てていく。

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ファンと”共創” ライブコマーサーももちの「ブランドの作り方」

 SNS総フォロワー数66万のインフルエンサー、ももち(牛江桃子)のプロデュースするアパレルブランド「リル アンビション(Lil Ambition)」が11月27日にローンチする。商品の企画やデザイン、生産、ECサイト構築、物流はエニーマインドグループ(AnyMind Group)が支援する。パルグループの人気ファッションブランド「カスタネ(KASTANE)」の元アパレル店員で現インフルエンサー、ライブコマーサーという背景を持つももちが、ファンとの共創により生み出した、まさに今の時代を象徴するブランドだ。

 ブランド名には“小さな野望(Little ambition)”の意味を込めた。ももちは「夢はすぐ叶えられるものじゃなく、一歩踏み出すのも勇気がいる。この服を着ることで自分に自信を持ち、小さな野望を叶えてもらい、さらに一歩踏み出して大きな野望を叶えて欲しい」とコンセプトを語る。そのため、ファーストコレクションではコンプレックスを解消して自信が持てる、“細見え”服を5型、アクセサリー3点を揃えた。

 「リル アンビション」の“野望の後押し”は服にとどまらず、10月にはブランドメンバー、リル アンビションプレス(以下、リルプレス)を募集した。ももちは「ファンの子から、SNSで活動したいが不安がある、周りの目が気になるという声を聞き、夢を叶える一歩として募集した。リルプレスには一緒にブランドを盛り上げてもらい、コーディネートをSNSに投稿してもらう。そうやって小さな野望を叶えていく活動」だと説明する。

 募集開始からわずか10日間で約1000人の応募があり、その中から10人が選ばれた。メンバーは既にスナップ撮影や一般客向けの展示会スタッフ、またブランドのライブ配信などで活動している。

 メンバーは低身長から高身長まで身長別に選ばれ、リアルなモデルとしても活躍。「採用基準は熱意。書類応募では作文のように夢や野望を語ってくれて、面接ではボードを掲げてプレゼンする子までいた。私自身、人間性や熱意を大事に活動している。熱意があるから行動や拡散につながると思う。とにかく熱意が大事」。

 こうした熱意を受けるのは、これまでの発信の影響だ。「私の人生がブランドコンセプトにも反映されている。ニートだったこと、アパレル販売員だったこと、挫折したこと…話してきた人生観に共感して、ブランドのファンになってくれた人もいる」。ただし、届けたい相手は自身のファンだけではない。「誰もが“小さい野望”を持ったことがあると思う。ファンだけに届けたいとは考えていないので、ルックにも私は出ず、“ももち感”を出さないようにしている」。

共創にはファンが参加する“仕掛け”が大事

 ブランドはファンとの共創を重視し、参加しやすい“仕掛け”を生み出し続ける。「ライブ配信でも『コメントしてね』と言っただけでは、相手はコメントできない。『今この商品について、この色をどう思うか、はい・いいえでコメントをしてね』など、具体的にお願いする必要がある」。

 展示会前には、コーディネートをSNSでシェアするための共通ハッシュタグを、ファンと考える配信を実施。「配信前日にインスタグラムの質問機能で案を募集。ライブ中にピックアップしながら『これとこれなら、どれがいいかな?コメントで教えてね』と具体的に投げかけて決めていった」。こうした活動は単発ではなく、商品作りから売り方まで、すべてストーリーでつなげていくことが共創においては重要だといい、「リル アンビション」ではファーストサンプルの段階からファンの声を聞くライブ配信を実施した。

 配信ではさまざまな意見が届くため、多様な意見が対立することもある。実際、ファーストサンプル配信の時にも丈の長さに関して意見が出た。「服の丈については好みの問題。すべてを服に反映するだけでなく、服のバランスを見て意見を取り入れる。反対の意見を下さった方には、ライブ配信で『どう着るか』を提案する」。

 例えば長いスカートに対して短い丈を望む声があれば、短い丈を好む人にマッチする着こなし方、靴などの合わせ方を紹介する。「意見をもらえると、何を不安に思うのか知ることができる。その不安をライブ配信で解消すれば、心が動いて買ってくれる。こういった提案は動画や投稿じゃなく、ライブ配信でやるほうがいい」。

「ワクワクさせるのがライブコマース」

 ももちはブランド設立以前から“毎日22時から生配信を行うファッションライバー”として、連日配信を続けており、ライブ配信で紹介したものが即完売する「#ももち買い」という消費行動も起きた。過去には他社コラボの服が数日で7000着売れたという。そんなももちのライブ配信のコツが“想像”だ。

 「お客さんに想像させるワードを出すようにしている。例えば、『この服に白のニットを合わせたら可愛くないですか?それにイヤリングもつけて、ヘアをアップしたら可愛いですよね』とか、具体的にコーディネートを想像できるようにする。ライブ配信だとコメントで色々意見をもらえるので、それにまた別の提案で返す」。この技はアパレルスタッフ時代からのものだといい、「お客のワードローブは店舗にはないので、言葉で想像してコーディネートを完成させるのは同じこと。そして着ていくシーンまで想像してもらう。ワクワクさせるのがライブコマースだと思っています」。

 当然「リル アンビション」でもライブ配信を重視し、ローンチ前も連日配信を行う。毎日ライブ配信を続けた。毎日同じ時間に配信するのは、見ている人のルーティン化するため。朝にニュース番組がやっているように、22時は“ももち配信”と覚えてもらう。

 それでもマンネリ化しないコツは、「ライブ配信の内容もファンから募集する。自分が考えた内容が配信されていたら見たくなる。自己満じゃなく、常にファンが見たい企画をする。参加形にすると飽きることがなくなるはず」。コミュニケーションを引き出し、一緒に考え、提案する。ももち流のライブコマース術が、「リル アンビション」を服だけじゃないブランドに育てていく。

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伊賀大介、丹野真人、佐内正史のTシャツレーベルが故・忌野清志郎のTシャツを発売

 スタイリストの伊賀大介と「タンタン(TANGTANG)」デザイナーの丹野真人、写真家の佐内正史のTシャツレーベル「ガサタン(GASATANG)」はこのほど、2009年に亡くなったミュージシャンの忌野清志郎氏のTシャツ(税込7150円)を発売した。ユニバーサルミュージックの公式オンラインストア、「タンタン」の公式オンラインストアと取り扱い店舗で販売している。

 忌野とバンド、RCサクセションの50周年に発表されたアルバム「KING Deluxe Edition(キング・デラックス・エディション)」を記念したアイテム。Tシャツには、”パッチリエンジェルキングナンバー1”のローマ字と、忌野がお気に入りだったと言う佐内によるガードレールの写真、バックには忌野の写真がそれぞれプリントされている。

 サイズはS~XLを用意。発売直後から、各取り扱い先でサイズによっては売り切れも出てきている。

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11月26日発売、「ユニクロ」×「マメ」第2弾 繊細な曲線を描くセーターがヒットの予感!

 「ユニクロ(UNIQLO)」は11月26日、黒河内真衣子によるファッションブランド「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI以下、マメ)」とのコラボレーションライン「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO AND MAME KUROGOUCHI)」の第2弾を発売します。一部で“マメクロ”と呼ばれている同コラボですが、第1弾は今年6月に発売し、日本はもちろんシンガポールやタイなどでもヒットして「かなり好調だった」(広報担当者)といいます。第2弾発売前にショールームでじっくり商品を取材してきました。

 コンセプトは第1弾と変わらず、「下着と洋服の境界線を超えるインナーウエアコレクション」。コンセプトが表すように、“マメクロ”はユニクロの中の婦人アウターではなく、婦人インナーのチームが開発やMDを担っています。第1弾のときに目をひいた、「マメ」らしい曲線のカッティングは継続。一方で大きく変わったのは色使いです。第1弾はブラウンやサンドベージュといった日に焼けたような夏らしいトーンが印象的でしたが、第2弾はグレーを基調にした白から黒のグラデーションで、「冬のしんとした空気感」をイメージしたといいます。

 第1弾はカットソートップスなども充実しており、全18型の構成でしたが、第2弾は全9型と比較的コンパクト。うち6型はブラジャーやショーツ、アンダーウエアなどの下着類で、アウターウエアは“3Dニット”のセーターやロングカーディガンなどがそろいます。ブラジャーやショーツ、カップ付きキャミドレス、リブニットパンツなど前回からの継続アイテムも多く、「前回買い逃した方から、また買うチャンスがあって嬉しいというお声をいただいている」といいます。

「見えてもきれい」を追求

 初登場のハイネックセーターやカーディガンは、首元や袖口、胸元などをよく見ると“3Dニット”の編み立てによって絶妙にカーブした作りになっています。それにより、手首や首元を美しくきゃしゃに演出。特に、ベルスリーブのハイネックセーターは3990円(税込)という価格もあり、ヒットを予感させるアイテムです。同様に、カップ付きの7分袖アンダーウエアも袖口や裾がカーブしており、「見えてしまってもきれい」を追求しました。

 ちなみにこのカップ付きアンダーウエア、ユニクロの冬インナーの代名詞である“ヒートテック”ではなく、夏用インナーのイメージが強い“エアリズム”を使用しているのがポイントです。「冬でも室内では暑いと感じることも多い。ニットの下でも蒸れや汗を解消できるように」と、“エアリズム”を採用したそう。確かに、セーターの上にダウンアウターを着込んで地下鉄に乗っていたりすると、汗をかいてしまうことも多いですよね。ブラジャーやカップ付きキャミドレスも“エアリズム”使用です。

 “マメクロ”第2弾商品は、一部は国内全店舗で販売し、フルラインアップは限定店舗と公式ECでの販売です。海外店舗についても、地域によっては一部商品の販売時期などを変えることもあるそうですが、第1弾と同様に販売するそうです。

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「KANEBO」ブランド直販オンラインショップがオープン サービス拡充で新たなタッチポイントに

 カネボウ化粧品のブランド「カネボウ(KANEBO)」は、ブランド直販オンラインショップを11月24日にオープンした。新たな購買タッチポイントとなるオンラインショップでは、ブランドの世界観を楽しみながらアイテムを購入できるほか、製品のこだわりポイントやベスコス受賞実績などさまざまな情報も提供する。

 オンラインショップでは、顔写真を撮影するだけで肌タイプを分析し、肌悩みにあったアイテムを紹介する「スキンケアナビゲーター」、メイクアップアイテムの好みを回答すればおすすめのアイテムを教えてくれる「メイクアップカウンセリング」、コスメを自身の顔で試せる「バーチャルメイクアップ」など多彩なコンテンツをそろえる。

 オープン記念として、1万1000円(税込)以上購入者にオリジナルエコバックプレゼント(先着80人)、12月31日までに注文した人への送料無料キャンペーン、購入者全員にブランドおすすめアイテムのサンプルをプレゼントする。

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「クロックス」がグッチメイズとコラボ 90年代の東京を表現した“ジビッツ チャーム”

 フットウエアブランド「クロックス(CROCS)」は、グラフィックアーティストのグッチメイズ(GUCCIMAZE)とコラボレーションした“ジビッツ チャーム”を11月27日にGR8(グレイト)やアトモス(ATMOS)などで先行発売する。「クロックス」公式ECサイトでは12月1日に販売を開始する。

 “ジビッツ チャーム”は、東京の街のグラフィティをインスピレーション源に、グッチメイズのアイコニックなスピナーやタイポグラフィーで1990年代中盤のアートワークを表現した。“TOKYO”や“NEO TOKYO CITY”の文字を彼の鋭利なラインのレタリングと鮮やかな色彩でアレンジ。3つのピースがセットになった3PK(税込5500円)2種類と、5つのピースの5PK(同7700円)の全3種類をそろえる。

 グッチメイズは、「自分がデザインしたグラフィックを身につけてもらうことはプリントを除けば初めてなので、パッケージからワクワクしてもらえるように玩具のようなデザインに仕上げた。パッケージのまま部屋に飾ってもいいし、『クロックス』に付けて楽しんでもらってもいい」とコメントした。

 グッチメイズはこれまで、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)や、ポスト・マローン(Post Malone)、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のほか、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「レッドブル(RED BULL)」「バドワイザー(BUDWEISER)」などとコラボレーションしてきた。

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炭酸濃度9万ppm!驚異の医療用炭酸パック【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は肌の血行を促進する医療用の超高濃度炭酸パックについて。

 年末にかけて、そろそろ慌ただしくなってくる今日このごろ。仕事に追われて自分ケアがおろそかになってくると、いつの間にかゆるゆるたるみ顔……なんてこともしばしば。とはいえ、何かとイベント事も増えてくる季節。ここぞ!ってときに突貫工事的にできるスペシャルケアはないものかと探していたところ、見つけちゃいました。今回は、一度で感動できる医療用の炭酸パックをご紹介!

炭酸の威力がガチレベル

 この連載でも何度か紹介している炭酸パック。肌の血行が促進されることで、トーンアップはもちろんのこと、むくみや毛穴の改善などが期待できる優れもの。なので、わが家でも常にストックされていて、肌ケアになくてはならないものとなっている。で!見つけてしまった。それら炭酸パックの中でも群を抜いて「すごい……」と言葉が漏れてしまうガチものを。それが、「ジェノシス(GENOSYS)」の“EZ CO2 Mask”。「ジェノシス」はプロフェッショナルユースとして誕生したブランドで、クリニックなどの医療機関のみで取り扱いや販売が可能となっている。クリニック用とだけあって、ホームケア用とはレベルが違う。なんと、炭酸濃度が9万ppmなのだ。一般的な炭酸パックの1万ppmを超えているだけでなく、以前この連載で取り上げた炭酸パックの濃度5万ppmをはるかにしのぐのである。5万ppmでもかなり刺激が強かったが、ほぼ倍となると、肌にはどんな影響があるのか?ということで、実際に試してみた。

ゲルにもうれしい美容成分がたっぷり

 炭酸パックによくある1剤と2剤を混ぜて肌にのせるタイプではなく、ゲルとシートが分かれたタイプ。肌への炭酸効果をより高めるため、シートの外側はビニールコーティングされているという徹底ぶり。では、ゲルからのせていこう。


 硬めのゲルには鎮静作用のあるツボクサやコガネバナ、消炎作用のスベリヒユ、血行を促進してくれるローズマリー、保湿力のあるカモミールなどうれしい成分がたっぷり含まれている。チューブ1個分、満遍なく顔に塗ったら準備完了(なんかぜいたく!)。

痛みもレベル違い!超高濃度炭酸

 「あ、いたた、いたた。……いたたぁぁあ!!(驚)」マスクをのせたところから強めの炭酸が発生。細い針で刺されているような、刺激的な炭酸が顔中に広がる。さ、さ、さすがクリニックレベル。このまま10分くらい痛みが続くのか⁉と、冷や汗をかいたのもつかの間、30秒ほどで刺激はおさまり一安心(ほっ)。あとはゆっくりと有効成分が染み渡るのを待って、終了。ゲルを洗い流した後、お気に入りのシートマスクなどでダブルケアすると、より肌がよみがえるのでおすすめ。私の場合は赤みは出なかったが、肌の弱い方はパッチテストを行っておこう。


 さすがの超高濃度炭酸とあって、まず感じたのは血色の良さ。ちゃんと血流が巡ると、肌ってこんなに生き生きするのね……としみじみ。顎周りのたるみがちなラインもキュッと引き締まった感じがあって、気分上々。大切なイベントや約束前の緊急ケアとして、日ごろの特別お手入れとして。期待にしっかりと応えてくれる超高濃度炭酸パックの威力、ぜひ味わってほしい。

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「マーク ジェイコブス」×「トモ コイズミ」コラボを前田敦子や高橋愛、大平修蔵らが祝福

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」はこのほど、小泉智貴デザイナーの「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」とコラボレーションした日本限定のコレクション"トモ コイズミ × マーク ジェイコブス"を発売し、渋谷パルコ店で開催したプレローンチイベントに前田敦子や高橋愛、クリスタル・ケイ、長谷川ミラ、Matt、横田真悠、大平修蔵らが来場した。

 コレクションは、「マーク ジェイコブス」のアイコンバッグ"ザ スナップショット(THE SNAPSHOT)"のほか、生地をラッフル状に束ねたショルダーストラップ、ヘアアクセサリーのシュシュをそろえる。

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「ルイ・ヴィトン」が世界9都市をイメージしたメンズのベルト “TOKYO”デザインも

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、世界9都市から着想を得たデザインのベルトのカプセルコレクションを渋谷メンズ店と松屋銀座店で11月25日に先行発売した。

 ベルトはメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けており、2021-22年秋冬メンズ・コレクションのランウエイに登場した“サンチュール・LVイニシャル 40MMピラミッド”を再解釈している。“LV”ロゴのバックルと、定番の“モノグラム・キャンバス”とカーフスキンのコンビネーションで、リバーシブルで使用可能だ。ニューヨークやシカゴ、香港、ロンドン、パリ、バンコク、ソウル、北京、そして東京の9都市をイメージし、それぞれ異なるカラーリングで表現した。

 日本では、ブルー×グリーンの“TOKYO”、ピンク×ブルーの“PARIS”、オレンジ×グリーンの“CHICAGO”の3種類を取り扱う。価格はそれぞれ税込10万7800円。

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黄金マスクのカーディ・Bや3冠受賞のBTS 2021年「AMAs」の注目ファッションを紹介

 2021年「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards、AMAs)」がロサンゼルスで11月22日(現地時間)に開催された。

 レッドカーペットには、オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)、カリ・ウチス(Kali Uchis)、クロイ・ベイリー(Chloe Bailey)、ハル・ベイリー(Halle Bailey)らが登場。授賞式のホストを務めたカーディ・B(Card B)は「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」のシュルレアリスムなカスタムドレスで会場を驚かせた。奇抜なレッドカーペットファッションで知られるビリー・ポーター(Billy Porter)は、「ボッター(BOTTER)」のブルーのセットアップに、傘のついたハットを合わせた。

 7つの部門でノミネートされ、「最優秀新人賞(New Artist of the Year)」を受賞したオリヴィアは、「デヴィッド コーマ(DAVID KOMA)」の裾にフェザーが施されたシースルーのスパンコールドレスで登場。「最優秀アーティスト賞(Artist of the Year)」含む3冠を受賞したBTSは、自身らがグローバル・アンバサダーを務める「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を着用した。

 ポニーテールとパステルカラーの衣装がアイコンのティーンスター、ジョジョ・シワ(Jojo Siwa)は、ワンショルダーのワッフルスカートドレスにハイヒールを合わせていつもと違う一面を見せた。スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督による新「ウエスト・サイド・ストーリー(West Side Story)」に出演予定の注目女優、レイチェル・ゼグラー(Rachel Zegler)は、「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」2022年春夏コレクションから、白と黒のバイカラーのラッフルドレスを選んだ。

 モデルのウィニー・ハーロウ(Winnie Harlow)は「ズハイル・ミュラド(ZUHAIR MURAD)」の2021年秋冬クチュール・コレクションのドレスを着用。マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)は11歳の娘、ケイシー・コルソン・ベイカー(Casie Colson Baker)と一緒に出席した。

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「ベストジーニスト2021」にキンプリ永瀬廉や東野幸治ら

 日本ジーンズ協議会は「ベストジーニスト2021」を発表し、King & Princeの永瀬廉、俳優の新木優子、芸人の東野幸治、声優の林原めぐみ、東京オリンピックのスケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗を選出した。また“脱スーツ・デー”を設け、ジーンズやスニーカーでの勤務を推奨したとして「特別貢献賞」に伊藤忠商事を選び、授賞式には石井敬太社長COOが登壇した。

 永瀬は「ジャニーズ事務所の先輩方も受賞した名誉ある賞で、学生時代からの憧れだった。時に1日3回はき替えるジーンズ好きとして感激だ!」と話し、東野は「54歳になり、自分自身“おしゃれを休んでしまっているんじゃないか?”と、この春からYouTubeでファッションに特化した企画『東野デニム』を始めた。ジーンズに合う靴やインナーも買うようになり、少しはおしゃれ度が向上したのではないかと思う(笑)。これを機にいっそう50代のファッションを探求したいし、同世代の後押しにもなれば」と述べた。

 「ベストジーニスト」は1984年にスタート。日本ジーンズ協議会が、“最もジーンズが似合う有名人”を決定するもの。

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「オーラリー」 × レショップの限定スエット&フーディー発売 仙台の新店オープン記念

 ベイクルーズは、レショップ(L'ECHOPPE)3店舗目となる仙台店をエスパル仙台に11月26日にオープンする。これを記念して、同店のオリジナルレーベル「エルイー(LE)」のほか、「オーラリー(AURALEE)」「ウティ(OUTIL)」「ヘリル(HERILL)」の限定アイテムを同店とオンラインストアで販売する。

 「エルイー」では人気のレギュラーカラーシャツから、緑がかったグレーの仙台店限定カラー(税込1万7600円)が登場。「オーラリー」からは、柔らかさと軽さを備える目の詰まったスエット(同2万7500円)とフーディー(同3万1800円)、「ウティ」からはブラックインディゴリネンを使って“仏軍がM-47を作っていたら”という仮定で製作したパンツ(同5万9400円)、「ヘリル」からは通称“生カシミア”ことゴールデンキャッシュカシミアを使った別注ニット4型(同8万2500〜11万円)を取り扱う。

■レショップ仙台店
オープン日:11月26日
場所:宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 エスパルII 2F

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松屋「美術催事」の販売額2.5倍 売れ筋アートは200万〜300万円

 松屋銀座本店は、外商事業の強化の一環として美術催事「オータム・アートフェスタ」を11月10日から16日まで開き、販売額が前回の2.5倍の1億円超に達した。百貨店がもともと得意とする東山魁夷や片岡球子ら巨匠の作品だけでなく、現代アートの作品を豊富にそろえることで、若い富裕層も呼び込んだ。200万〜300万円の絵画作品が人気を集めた。

 コロナ下のステイホームで美術品への関心が高まっている。松屋銀座は10数年前に常設の画廊を閉鎖していたが、外商客のニーズの高まりを受けて2020年秋に美術催事を始めた。昨年秋、今年春と開催を重ねるごとに規模は拡大。今回の開催は今年春開催に比べて作品数や展示スペースも1.4倍に増やして臨んでいた。

 誰でも入場できる美術催事として開催したものの、購入者の9割は招待した外商顧客だった。中心は50代。現代アートでは30代の経営者など比較的若い世代の購入も目立った。

 同社は美術部門で長いキャリアを持つ藤原浩二氏を今年4月に外商事業部に異動させ、外商顧客の細かい要望に応える美術品販売の態勢を整えた。藤原氏は「お客さまを待つのではなく、われわれの方から積極的にアートのある生活を提案していく」と話す。

 催事では全体の半分を村上隆、KAWS、KYNE、榊貴美ら現代アート作家の作品で構成した。最も反響を集めたのは、話題の米国人アーティスト、ミスター・ブレインウォッシュの作品群で1000万円を超える絵画にも成約が入った。現代アートは作品としての人気だけでなく、長期的な値上がりが期待できる投資としても富裕層の注目を集める。

 同社の外商事業は店舗で扱っていない商材やサービスの拡充に力を入れている。今年春の人事でメンズファッションの有名バイヤーだった宮崎俊一氏を外商事業部に異動させた。美術においてもスペシャリストである藤原氏を外商事業部に移し、その知見とネットワークを顔の見える外商顧客のために生かす。外商事業部の宇田川厚・販売チャネル企画課長は「松屋銀座は売り場面積3万3000平方メートルと百貨店してはコンパクトなため、品ぞろえには限界がある。だが、社内のエース人材の知見を活用すれば、目の肥えたお客さまの期待を上回る提案ができる」と話す。

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中野製薬が「BEAUTY IS ART」を開催 美容師の可能性を広げる3つのコンテンツを展開

 頭髪化粧品メーカーの中野製薬はビューティに携わる美容師が自身の思想や感性を表現すること自体がアートであると捉え、自分らしいビューティをデザインして欲しいという思いを込めた4カ月のロングランイベント「BEAUTY IS ART」を開催した。異なる分野の“美”を取り入れて表現するワークショップ「共創アート」、トップスタイリストたちから学ぶ「ライフハックセミナー」、ビューティが持つポジティブな力を発信する「#美容の力を未来へ」の3つのコンテンツで構成。10月26日にはWITH HARAJUKU HALLにてファイナルイベント「BEAUTY IS ART FINAL」を開催した。

ファッションの感性を学び
ビューティに落とし込む「共創アート」

 「BEAUTY IS ART」の目玉コンテンツ「共創アート」は、ファッションデザイナーの山縣良和氏を講師に迎え、約4カ月にわたり全5回のワークショップを行った。「ゲーム」「リム」「ミンクス」「オブ ヘア」「ロージー」「ゼル」から、若手スタイリスト・アシスタント18人が参加。ビューティと親和性の高いファッションの感性を学び、「ビューティとは何か」という問いに挑んだ。最終回の撮影に向けて1サロンごとに2~4名のグループとなって、自分の原点から発想した1つのテーマを設定。撮影はこの企画のためにオファーした気鋭のフォトグラファー野村佐紀子氏、川村優人氏、リュウ・イカ氏の3人が担当した。なお、「共創アート」で出来上がった作品は「デザイナートトーキョー2021」内で展示した。「BEAUTY IS ART FINAL」では「共創アート」の発表会を実施。山縣氏と参加した美容師が登壇し、作品が完成するまでの過程や苦労、学びを語り合った。

「BEAUTY IS ART FINAL」では
トップスタイリストによる
「ラフハックセミナー」も実施

 「共創アート」参加美容師によるトークセッションのほか、広江一也「ノラ」代表、エザキヨシタカ「グリコ」代表、上原潤一郎「マジコ」代表による「ライフハックセミナー」を行った。美容を軸にファッションやアートなど広く事業を展開する3人が、“教育”“リクルート”“集客”をテーマに先行き不透明な時代を美容師として生き抜くために必要なビジョンを語り合った。

 「新型コロナウイルスの感染拡大によって、答えが全くわからない時代に突入した。そんな中でどうやって常識を疑いながら、新しいことにチャレンジするか。“答え”よりも“問い”をいかに作って、高速でこなすかが必要だ。常に進化しながら、勉強しながらやっていきたい」といったコメントが上がった。

参加型企画「#美容の力を未来へ」
コラージュアートを制作

 「#美容の力を未来へ」は、美容が持つポジティブな力をSNS上で拡散させていく参加型企画。施術によって笑顔になったお客さまの写真や、美容師の笑顔の写真、施術後に素敵になったお客さまと美容師のツーショット写真を募集してコラージュアートを制作した。

 中野孝哉・中野製薬社長は「1050枚もの写真が集まった。美容師は人々を明るくして、笑顔にする力を持っていることを発信したかった」とコメント。東京メトロ・表参道駅構内にも展示され、エンドユーザーに向けた発信に取り組む。

イベント当日の模様をアーカイブ配信中

 「BEAUTY IS ART FINAL」の模様は全編アーカイブ配信中だ。ビューティとファッションをかけあわせた「共創アート」の作品や、アフターコロナを見据えた経営者による「ライフハックセミナー」は美容師にとどまらず、一般の人も楽しめる内容になっている。

問い合わせ先
中野製薬
0120-075570

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「ねぎらいの気持ちを表現」 トモ・コイズミが「東京エディション 虎ノ門」とコラボしたクリスマスツリー登場

 デザイナーのトモ・コイズミがデザインしたクリスマスツリーが、「東京エディション 虎ノ門(TOYO EDITION TORANOMON 以下、エディション)」のロビーフロア31階に登場した。コイズミのシグニチャーであるラッフルが施された華やかなツリーは、ピンクやレッドで彩られ華やいだ気分にしてくれる、このツリーは実はドレス。12月26日〜2022年1月6日は、ドレスとして展示される。コイズミにこのコラボレーションやコラボに込めた思いなどについて聞いた。

WWD:このクリスマスツリーに込めた思いは?

トモ・コイズミ:“ねぎらい”の気持ちを込めて作った。コロナ禍でみんな大変なので、気持ちだけでも明るくハッピーになるものにしたかった。色合いや大きさにもこだわり、一目見て、“かわいい” “美しい”と思ってもらえるようにしたかった。

WWD:制作にかかった時間は?

コイズミ:約1年半。今まで作ったドレスの中で一番たくさん素材を使った。12月26日までは、クリスマスツリーとして展示されるが、それ以降22年1月6日まではドレスとして展示する。肩紐のついたサックドレスだ。

WWD:「エディション」とコラボした経緯は?

コイズミ:昨年のオープン時に、コレクションを2階のボールルームに展示させてもらったのがきっかけだ。また、イギリス・ロンドンの友人を通して、「エディション」のファーストゲストになった。今回のコラボも、ファッション性が高い「エディション」と相乗効果があると思い取り組んだ。

WWD:宿泊した感想は?

コイズミ:ミニマルで不必要なものがないすてきな部屋だった。ラグジュアリーホテルというと、ゴテゴテしている印象があるが、「エディション」の部屋は“センスのいい家”といった感じだ。

WWD:今後のクリエイションについては?

コイズミ:衣装デザイナーとして、エンタメ系の衣装を作ってみたいと思う。今年開催された東京オリンピックの開会式のMISIAの衣装が代表的。今後は、米ハリウッドのMETガラなどのレッドカーペットの衣装をデザインしてみたい。コンテンポラリーダンスやオペラなどの衣装にも興味がある。

WWD:自身のスタイルを表現すると?

コイズミ:華やかなものが好き。それが私の原点だから、それを追いかけたい。10代のころに見たジョン・ガリアーノ(John Galliano)による「ディオール(DIOR)」のオートクチュールが大好きだ。だから、パリのオートクチュールに参加するのが夢だ。フレグランスも作ってみたい。

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「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社、業績はコロナ禍前に回復 2024年にIPOか

 「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBは、2021年9月の売り上げは前年同月比21%増となっており、21年12月通期決算での売上高は前期比15%増の15億ユーロ(約1950億円)程度を見込んでいると発表した。

 同社によれば業績は全体に好調で、コロナ禍前の19年と同水準にまで回復している。中でも21年3月に傘下に収めた「ジル サンダー」は、22年春夏コレクションのメンズウエアの売り上げが前年同期比80%増、ウィメンズは同32%増となっており、既存店ベースでの売上高は同51%増だった。現在、同ブランドは世界で34店を構えているが、22年1月には上海の高級ショッピングモール、プラザ66(PLAZA 66)に出店するほか、近日中にニューヨークにも新たに店舗をオープンする予定。また、ミラノの旗艦店を新たなコンセプトに基づいてリニューアルする計画もあるという。

 レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTBプレジデントは、「ジル サンダー」を買収した際、「クリエイティブ面を変更するつもりはない」としつつも、同ブランドをさらに発展させるべく経営体制の見直しを視野に入れ、マーチャンダイジングを改善すると発言していた。その言葉通り、21年9月には、18年から「ジル サンダー」を率いてきたアクセル・ケラー(Axel Keller)前最高経営責任者(CEO)に代わり、OTBのウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)CEOが同ブランドの新CEOに就任した。なお、ミネッリ新CEOは引き続きOTBのCEOも務めている。

 OTBは以前から新規上場(IPO)に関心を示していたが、ロッソ=プレジデントはこのほど、24年にIPOを行う予定であることを明らかにした。

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「ライバルはスタバじゃなく、ホテルのラウンジかも?」GOOD SOUND COFFEE は女性ココロを鷲掴みにする空間だった

 世界初、音に包まれるコーヒーショップ「GOOD SOUND COFFEE 」が11月17日(水)、東京・中目黒、大阪・松原にて2店舗同時オープンした。既に東京・立川のグリーンスプリング内に1号店をオープンしており、中目黒店は都内2号店目となる。運営は店舗デザイン、飲食店経営を手掛ける株式会社カームデザイン(本社:大阪市西区、代表取締役:金澤拓也)。同社のヒット業態「good spoon」に次ぐ、女性ココロを鷲掴みにするカフェ業態だった。
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