「ザラ」×「アーダーエラー」 コート、Tシャツ、マフラーなど全46型

 「ザラ(ZARA)」はこのほど、韓国のブランド「アーダーエラー(ADER ERROR)」とコラボした“AZ コレクション(AZ Collection)”を発売した。国内では「ザラ」新宿店と公式オンラインストアのみで取り扱っている。

 両ブランドの頭文字がアルファベットの最初と最後であることから、“AZ コレクション”と名付けた。オーバーサイズダウンジャケット(税込3万1900円)、Tシャツ(同4990円)、ジーンズ(同8990円)、ロングマフラー(同1万2990円)、スニーカー(同1万7990円〜)など全46型を用意した。

 テーラードスタイルのシルエットやパッチワークを多用し、ネイビーやグレーなどニュートラルな色がベースのコレクションだ。日本以外では、韓国とスペイン、ドイツ、デンマーク、オランダ、フランス、 イタリア、米国、中国の一部店舗と公式オンラインストアのみで取り扱っている。

 「アーダーエラー」は世界的にカルト的人気を誇るユニセックスブランド。過去には「プーマ(PUMA)」やラグジュアリーECサイトの「エッセンス(SSENSE)」とのコラボも発表した。

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「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意

 グランネスはこのほど、Z世代に向けた企画・プロモーションを手掛ける僕と私とと共同企画し、ネイルサロン「カンゴール メンズ ネイル サロン(KANGOL MEN'S NAIL SALON)」を原宿にオープンした。

 同サロンは、「シンプルでかっこいいメンズネイル」に特化し、男性も気軽にネイルを楽しめる環境を提案。ネイル初心者でも簡単にデザインが選べるメニュー表を用紙する。メニューは、シングル(ワンカラー)デザイン(税込5500円)、マルチカラーデザイン(同6600円)、アートデザイン(同6600円)、ネイルケア(同3300円)など。仕上がったネイルを長く楽しめるように、ネイリストによるネイルケア方法も提供する。

 グランネスは、「ジェンダー・ニュートラル」をコンセプトに、ヘアサロン「カンゴール ビューティ サロン(KANGOL BEAUTY SALON)」の店舗運営や「カンゴール ビューティ(KANGOL BEAUTY )」の化粧品ラインを展開している。

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「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意

 グランネスはこのほど、Z世代に向けた企画・プロモーションを手掛ける僕と私とと共同企画し、ネイルサロン「カンゴール メンズ ネイル サロン(KANGOL MEN'S NAIL SALON)」を原宿にオープンした。

 同サロンは、「シンプルでかっこいいメンズネイル」に特化し、男性も気軽にネイルを楽しめる環境を提案。ネイル初心者でも簡単にデザインが選べるメニュー表を用紙する。メニューは、シングル(ワンカラー)デザイン(税込5500円)、マルチカラーデザイン(同6600円)、アートデザイン(同6600円)、ネイルケア(同3300円)など。仕上がったネイルを長く楽しめるように、ネイリストによるネイルケア方法も提供する。

 グランネスは、「ジェンダー・ニュートラル」をコンセプトに、ヘアサロン「カンゴール ビューティ サロン(KANGOL BEAUTY SALON)」の店舗運営や「カンゴール ビューティ(KANGOL BEAUTY )」の化粧品ラインを展開している。

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H&M、サステナブルな“進化”の舞台裏 本国チームが循環型思考を語る

 H&Mは、2040年までにバリューチェーンを通じてクライメート・ポジティブ(自社で発生するCO2排出量よりも吸収量の方が多い状態)の達成を目指す。これに向け、今年始動した“イノベーション・ストーリーズ(Innovation Stories)”と名付けたカプセルコレクションシリーズでは、革新的技術や素材を最大限に活用し、サステナブルなファッションの可能性を追求している。

 同シリーズの最新コレクション“サーキュラー・デザイン・ストーリー・コレクション(Circular Design Story Collection)”では、同社が開発した「サーキュレーター(Circulator)」と呼ばれるデザインツールを初めて導入。循環型への移行を進める同社の“進化”が凝縮されたコレクションとなった。アン・ソフィー・ヨハンソン(Ann Sofie Johansson)=H&Mクリエイティブ・アドバイザーと、エラ・ソッコルシ(Ella Soccorsi)=H&Mコンセプトデザイナーに、同コレクションに込めた思いや制作の裏側について話を聞いた。「デザイナーとして新たなマインドを得た」と語る彼女たちの言葉には、循環型社会におけるファッションを考えるさまざまなヒントが詰まっている。

WWD:改めて、“イノベーション・ストーリーズ”シリーズはH&Mにとって、どのような位置付けか。サステナビリティをテーマとした“コンシャス・エクスクルーシブ(CONSCIOUS EXCLUSIVE)”コレクションからどのように発展したのか?

アン・ソフィー・ヨハンソン=H&Mクリエイティブ・アドバイザー(以下、ヨハンソン):“コンシャス・エクスクルーシブ”コレクションでは、主にオケージョンウエアを取り扱っていた。次のステップとして、あらゆる顧客に向けて、さまざまなトレンドやスタイルのものを作りたいと考え、“イノベーション・ストーリーズ”はより自由度の高いシリーズとなっている。最初は科学者と協業した革新的な素材にフォーカスを当て、次はサステナブルな染色、その次は廃棄物といった具合にコレクションごとに異なるトピックについて取り上げた。問題をより明確にしつつ深く掘り下げるアプローチも特徴だ。いずれもファッショナブルかつ先進的なコレクションだった。

エラ・ソッコルシ=H&Mコンセプトデザイナー(以下、ソッコルシ):各課題を解決するために、私たちはサステナビリティ部門と密接に連携している。彼らから画期的な新素材や繊維があると連絡があれば、まず同シリーズで(小規模に)テストしてから、ブランド全体および業界全体にスケールしていく。こうした意味で、“イノベーション・ストーリーズ”はさまざまな実験ができるプラットフォームだと考えている。

WWD:フォーカスを当てる課題・ポイントはどのように選定している?

ソッコルシ:サステナビリティ部門から、優先すべき課題の提案があったり、準備ができているものから決めたりすることもある。例えば「新たな染色プロセスが試験段階まで来ている、ではそれをテストしてみよう」という具合だ。

ヨハンソン:テストを繰り返す中で、使用するには尚早だったと判明し、実際に店頭に並ぶまで数年かかることもあるが、それは必要なプロセスだ。トライし続けることが重要だからだ。小規模でしか実現できないものもあるが、“イノベーション・ストーリーズ”で学んだことを「H&M」のほかの商品に適用してスケールすることも狙いであり、目標の一つだ。

循環型ファッションの最新ツールを導入 「現在だけでなく未来のための服を作る」

WWD:最新コレクションの“サーキュラー・デザイン・ストーリー・コレクション”にはどんなメッセージを込めた?

ソッコルシ:主要なメッセージは、循環型をさらに推し進めていくことだ。今回はH&Mが業界向けに開発した循環型ファッションを推進するためのツール、「サーキュレーター」を初めて導入した。衣服や製品のライフサイクル全体を俯瞰し、消費者が製品を購入した後もできる限り“良いもの”であるようにするにはどうすればいいかを考えた。耐久性、修理のしやすさ、いずれ誰かに譲ることはできるかなど、製品をできる限り長く、循環サイクルにとどめておくための長期的な視点でデザインした。リサイクルしやすいパーツにも着目した。従来はまず生地を選び、それに合うボタンやライニングなどを選ぶという手順だったが、そこに初めてリサイクルのしやすさという視点が加わった。

WWD:従来とはデザインのプロセスが全く変わったということか。

ヨハンソン:その通り。私たちはこれをある種の旅路のようなものだと思っている。完全に新たなマインドになったし、それを継続していきたい。正直に言えば、山のような課題に直面したが、何事も最初はそういうものだ。革新的なものである場合はなおさらだ。

ソッコルシ:デザインチームにとっても(こうしたマインドの変化は)インスピレーションの源となった。服は現在だけでなく未来のためのものでもある、という考え方にインスパイアされて浮かんだのが今回使用した水玉模様や大きなリボン飾りだ。こうした要素は不思議と何度も流行するからだ。

WWD:例えば、どのような課題にぶつかった?

ヨハンソン:当初考えていたことを実現できなかったり、装飾用のパーツやさまざまな種類の素材に関しては、新しい方法を模索する必要があったりした。一方で、循環型を前提に考えることで以前は思いつかなかったようなアイデアがひらめいたりもした。おかげで視野が広がり、課題の解決策を考えたり、問題を乗り越えたりするプロセスは楽しかった。

ソッコルシ:人々のスタイルをかなえる華やかなアイテムを循環可能にしたいと思ったからこそ、難しいプロジェクトになった。例えば、スパンコールのメタリックなコーティングをなくすこれまでにない方法を発見し、リサイクルできるようにしたことは大きなステップだった。「こうすればできるんだ」というひらめき、アハ体験をもたらしてくれたし、見た目も美しかった。ほかには、2018年のグローバル・チェンジ・アワード(Global Change Award ※H&Mが主催するイノベーション・コンペティション)を受賞したリゾーテックスとも協業した。同社の糸を使用すれば、高熱を加えるだけで縫い付けたパール飾りなどが服から外れる。これは非常に面白いし、画期的なものだ。このコレクションには、自分たちの限界に挑戦したからこそ可能となった“進化”がいろいろ含まれている。

WWD:そのほか、同コレクションで使用した革新的な素材は?

ソッコルシ:海から回収したプラスチックボトルから作られたリサイクルポリエステル、「リプライブ・アワー・オーシャン(REPREVE Our Oceans)」がある。これはリサイクルシステムがない国の沿岸地域から回収したボトルを使っているので、すでに循環されているものではなく、放っておけばごみとなって環境に悪影響を与えてしまうものを利用している。ほかには、衣服をリサイクルしたポリエステルなどがある。

ヨハンソン:衣服をリサイクルした繊維や原料で衣服を作ることも、ファッション業界が排出した廃棄物を自ら再利用するという意味で重要だ。古着や使用済みの繊維廃棄物を利用したファブリックのサイコーラ(Cycora)などがそうで、新たな協業先となっている。またリサイクルコットンのテックスループ(Texloop)、イタリアのアクアフィル(AQUAFIL)のリサイクルナイロン「エコニール(ECONYL)」も使用している。以前から使用しているベジェア(VEGEA)のグレープレザー(※ブドウの絞りかすから作る人工皮革)も素晴らしいものだし、どんどん進化している。

ソッコルシ:衣服のリメイクも行った。古着のリサイクル企業、ソエックス・グループ(SOEX Group)のアイコレクト(I:COLLECT)と提携し、「H&M」が回収した古着をアイコレクトが、二次流通で再び売れるもの、修理できるもの、リサイクル可能なものなどに選別するのだが、今回は回収したものの中からメンズのブレザーを選り分け、リメイクした。東京やパリ、ミラノ、ロンドンなど都市ごとに異なるデザインで、東京は東京だけのユニークなデザインとなっている。

ヨハンソン:こうしたリメイクプロジェクトを行ったのは今回が初めてだったが、将来的にもっと実施していきたい。デザインし直してリメイクし、アップサイクルすることは今後さらに重要になるだろう。

WWD:最近は、リサイクル素材のバリエーションも増えてきたが、素材を選定する際に大事にしていることは?

ソッコルシ:リサイクル素材にはたくさんの種類があり、常に増え続けている。最適な選択をするためにも、サステナビリティ部門との連携が要だ。彼らはその素材の耐久性や使い勝手などを試すため、さまざまなテストを行っている。当社は化学薬品の使用に関する厳しい規制を設けているので、そうしたことも詳しく調べている。

服の寿命を一度で終わらせない啓発が大事

WWD:循環型の推進には消費者のマインドの変化も重要だ。どのように循環の重要性を消費者に伝えていく?

ヨハンソン:本当に重要かつ不可欠な部分だ。顧客とコミュニケーションを取りながら、“正しい選択”をするように促すことが大切だ。製品がどこでどのように製造されたのかなどについて透明性を保つことや、いらなくなった製品をリサイクルする最適な方法について明確に示すことも重要。コレクションのタグにはQRコードを付けて、そうした情報を提供している。

ソッコルシ:実際に私たち自身も、消費者としてのマインドが変わったと思う。フィットしなくなったり、ボタンがなくなったりしても、(すぐに捨てるのではなく)リペアしようと考えるようになった。H&Mではリペアやリユースを促す「REイニシアチブ(RE Initiative)」を行っている。また衣類のタグには、当社からのメッセージとして、循環を念頭にデザインして製造した製品であり、修理やメンテナンスをして長く愛用してもらいたいこと、いらなくなったらリサイクルしてほしいこと、製品のライフサイクルの最後にはさらに循環させるため店頭の回収ボックスに入れてほしいことなどを記載している。愛着があるからなどの理由で取ってあるけれど使用していない、というのも実はあまりサステナブルなことではない。使っていない物は誰かに売るか譲るかして使われるようにする、という新たなマインドになるよう顧客を啓もうしていく必要がある。

ヨハンソン:衣類の寿命は一度では終わらない。リサイクルなどによって生まれ変わるので複数の寿命がある。自分が飽きてしまった製品でも、それを喜んで使ってくれる人がどこかにいるので、循環の輪(ループ)に含めることが大切だ。

ソッコルシ:もう一つ、当社で推し進めている事業にレンタルがある。これまでにない新たなビジネスモデルだと思う。

ヨハンソン:二次流通市場も大きく成長していて、当社ではスウェーデンのリセールプラットフォーム、セルピー(SELLPY)と提携している。サステナブルな未来のファッションを実現するにあたり、業界内で、企業同士が協力し合う必要がある。(環境問題は)全員に関わりがあることなので、知識やノウハウを共有し、互いに助け合うことが重要だ。

WWD: 2040年までにクライメート・ポジティブを実現するための、次のステップは?

ヨハンソン:すでに多くの目標を達成している。例えば、20年までにコットンを全てリサイクルされたもの、再生可能なもの、もしくはオーガニックコットンに切り替えるという目標は昨年達成した。また、H&Mグループで使用するファブリックを30年までに全てサステナブルなものにするという目標があり、それも達成に向けて順調に進んでいる。40年にクライメート・ポジティブを実現するという大きな目標に向けては、小さな目標がたくさんあるが、デザインの段階から循環型ファッションを意識するというマインドを持つことが重要だ。当社の全てのデザイナーにはそのマインドを学び、必要なアプリやツールを活用して循環型ファッションに取り組み、引き続き美しいコレクションを発表してもらいたい。ファッションは自分を表現するための最高の方法の一つなので、今後もそうであると同時に、できる限り環境負荷をかけないようにしたい。

ソッコルシ:リセール、リペア、レンタルなどの再生・再利用のコンセプトは加速度的に広がりを見せているが、手持ちの服を“リスタイル(着回し)”するという考えも広まってほしい。いろいろな組み合わせができるアイテムを作ることは、循環型ファッションを推進する上でとても重要なことなので、このコレクションをデザインする際にも意識した。華やかなストラップの付いた黒パンツであれば、ストラップを付け外し可能にすることで、オケージョン用としてだけでなく通勤服としても使える。そうした着回しのできる服にすることも非常に重要だ。

WWD:サステナビリティに関する事柄を“制限”ではなく“可能性”として捉えているところに感銘を受けた。楽しんで取り組んでいることが、よく伝わってきた。

ヨハンソン:その通り。当社はさまざまな活動をしているが、何事においてもクリエイティブであること、新たなマインドで考えることが大切だと思う。

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無料のコレクション雑誌「シーナウトウキョウマガジン」2号目の予約開始 表紙はモデルのYAMATO

 ECサイト「シーナウトウキョウ(SEENOWTOKYO)」は、無料のコレクション雑誌「シーナウトウキョウマガジン ISSUE 02」の先行配布予約を同サイトで12月6日に開始した。紙とデジタルの選択が可能で、表紙にはTikTokを中心に人気を博すモデルのYAMATOを起用した。掲載ブランドの旗艦店や、服飾専門学校には2022年1月に配布する予定だ。

 同誌は内⽥裕也「シーナウトウキョウ」代表が21年6月に創刊した。「現在100ブランド以上の新作予約を取り扱うECサイトを運営し、オンライン上でブランドのルックが日々更新されて行く中で、全てのブランドを紹介しきれていないと感じた。デザイナーをはじめ、彼らを支える周り人の思いを真摯に受け取り、お客さまに情報をより濃密に届けるために創刊した」と内田代表。さらに「コレクション情報をデジタルで手軽に見られる環境になり、そこにお金を払う層はかなり少なくなっている。一部の業界関係者だけでなく、一般消費者にも情報を届けるために無料にした」と続ける。

 「シーナウトウキョウマガジン ISSUE 02」は“SHELTER”をテーマに、約60ブランドの22年春夏コレクションのルックや、「セイヴソン(SEIVSON)」のヅゥチン・シン(Tzu Chin Shen)や、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌ら10人のデザイナーインタビューを掲載した。さらにインフエンサーの金山大成や、ファッションライターの佐藤亜都のおすすめブランドを紹介するほか、4人の気鋭クリエイターが撮り下ろしたオリジナルのファッションストーリーを収録する。

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「モンクレール」がサッカーのインテルとタッグ 公式フォーマルウエアパートナーに

 「モンクレール(MONCLER)」はこのほど、イタリア・ミラノが本拠地のサッカーチーム、FC インテルナツィオナーレ・ミラノ(以下、インテル)と3年間の公式フォーマルウエアパートナー契約を締結した。インテルは、ヘッドコーチのシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)やクラブの経営陣とともに、2021-22シーズンの公式行事で「モンクレール」を着用する。

 同ブランドは今回の契約を祝し、インテルのシグネチャーパレットを使用したウエアとアクセサリー15点のカプセルコレクションを制作した。ヨーロッパでは12月7日から、ダウンジャケットやニットキャップ、マフラーなど5点のアイテムを「モンクレール」公式サイトで販売している。

 同コレクションのキャンペーンは、マグナム・フォトのパオロ・ペレグリン(Paolo Pellegrin)が撮影した。ハカン・チャルハノール(Hakan Çalhanoğlu)やホアキン・コレア(Joaquin Correa)、デンゼ ル・ダンフリーズ(Denzel Dumfries)、エディン・ジェコ(Edin Džeko)、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)といった主要プレーヤーと、シモーネ・インザーギがコレクションを着用している。

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顧客体験価値の企業ランキング、「ワークマン」2位、「高島屋」11位

 ブランドコンサルティングのインターブランドジャパンは、顧客体験価値(CX)の国内企業ランキング2021年版を発表した。ベストテンは1位が「星野リゾート」(前年は16位)、2位が「ワークマン」(同圏外)、3位が「サントリー」(同11位)、4位が「帝国ホテル」(同23位)、5位が「任天堂」(同10位)、6位が「スターバックスコーヒー」(同25位)、7位が「ANA」(同14位)、8位が「ニトリ」(同圏外)、9位が「味の素」(同17位)、10位が「花王」(同22位)という結果だった。

 一般消費者1万人以上のアンケート調査に基づき算出した。顧客が求める体験価値を「私向けのものだと思える」「私にとって意味がある」「オープンで、正直である」「私の立場で考えてくれる」「いい気分にさせてくれる」の5つの要素で解析し、スコアをはじき出した。コロナ下で星野リゾート、帝国ホテル、スタバ、ANAといったホスピタリティに定評がある企業が順位を上げた。ワークマンは「私向けのものだと思える」「私の立場で考えてくれる」が他社よりも高評価を得た。

 他にファッション&ビューティ関連では、11位に「高島屋」(同27位)、15位に「無印良品」(同35位)、17位に「ファンケル」(同12位)、27位に「イオン/イオンモール」(同32位)、32位に「資生堂」(同34位)、33位に「イトーヨーカ堂」(同圏外)、34位に「伊勢丹」(同圏外)、42位に「ユニクロ」(同6位)がランクインした。

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「エトロ」が映画「カンフー・パンダ」とコラボ 寅年を祝いマスター・タイガーが躍動

 「エトロ(ETRO)」は、2022年の干支である寅年を祝い、ドリームワークス・アニメーション制作のアニメ映画「カンフー・パンダ」に登場するキャラクター、マスター・タイガーに焦点を当てたカプセルコレクションを発売した。エトロ銀座本店をはじめ、全国の直営店と公式サイトで販売中のほか、12月29日〜2022年1月9日の期間限定で、阪急うめだ本店でポップアップストアの開催も予定する。

 ユニセックスのカプセルコレクションは、ニット(税込17万500円)やフーディー(同11万2200円)、Tシャツ(同5万2800円)といったウエアのほか、ショルダーバッグ(同6万6000円)やクロスボディーバッグ(同8万5800円)、モバイルホルダー(同5万5000円)、ショール(同5万3900円)など全27型を用意。カンフーポーズをしたパンダのポーやマスター・タイガー、シーフー老師、マスター・カマキリなど映画のキャラクターが陽気なムードを演出している。

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「ラコステ」顧客参加型の“古着再生”プロジェクト マリエらの作品を展示販売

 「ラコステ(LACOSTE)」は4月、同ブランドの古着を回収して、新たな作品へと再生する「リジェネレーション(REGENERATION)」プロジェクトを始動し、約7カ月における取り組みと実績報告を行った。

 「リジェネレーション」は、ラコステ ジャパンが「『ラコステ』の古着に、第2の人生を」をスローガンに発足した、環境に対する新たな施策だ。プロジェクト名には「古着を再生させる」「次の世代へと引き継ぐ」という2つの意味が込められており、これは「ラコステ」が定義する“本質的なエレガンス”にも通じるという。

 実際の取り組みでは、ステップ1として4月8日~5月31日に、不要になった自社アイテムを渋谷店とオンラインストアで回収。1カ月半余りで、全国各地から計488着が集まった。期間中、渋谷店では、ダンボールアーティスト島津冬樹が制作した特製回収ボックスとオブジェを設置し、オンラインストアでは、購入者の荷物に回収用の着払い伝票を同封することで、プロジェクトへの参加を促した。

 さらにステップ2として、回収した古着を基に、デザイナーとして活動するマリエやアーティストの松原光がアップサイクルした作品を制作。シルクスクリーンのTシャツやポロシャツ、パッチワークや染色を施したバケットハット、ワニモチーフのぬいぐるみなどの個性際立つアイテムを9月16日~10月17日の期間中に、渋谷店と京都店で順次展示販売(その後11月に一部をオンラインストアでも販売)。「ラコステ」の店舗資材を再利用したユニークな什器も、島津が制作した。

 同プロジェクトの収益金の一部32万6000円は、NPO法人日本ダイバーシティ・スポーツ協会に寄付。同団体は、国籍や障害、年齢、LGBTQ、難病などのあらゆる壁を取り払い、誰もが自分らしくいられる共生社会をスポーツの力で実現することを目的に活動を行う。

問い合わせ先
ラコステお客さまセンター
0120-37-0202

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資生堂がサステナビリティ戦略推進部やグローバルプレミアムブランド本部など新設

 資生堂は、2022年1月1日付けの組織の一部改正とそれに伴う人事を発表した。同日、執行役員制度を廃止しエグゼクティブオフィサー体制へ完全移行する。

 これまでの社会価値創造本部は発展的に解消し、傘下にあった3部門の機能を強化するため、サステナビリティ戦略推進部、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)戦略推進部、アート&ヘリテージマネジメント部を新設する。サステナビリティ戦略推進部長には中村亜希子・社会価値創造本部 サステナブル環境室長兼ブランド価値開発研究所サステナブル開発推進室長が、D&I戦略推進部長には本多由紀・社会価値創造本部ダイバーシティ&インクルージョン室長が、アート&ヘリテージ マネジメント部長には住薫子・社会価値創造本部アート&ヘリテージ室長が就く。

 さらに、インナービューティー事業開発部は、インナービューティー事業本部に改編。スキンビューティー領域でグローバルナンバーワンを目指し、コア事業である化粧品事業とのシナジーを生み出すインナービューティー事業の基盤の構築や新事業の展開をリードする。インナービューティー事業本部長兼ブランドマーケティング部長には胡嘉芳・経営革新本部インナービューティー事業開発部特任部長が就く。
 また、アジア地域を中心に事業を展開する「アネッサ(ANESSA)」と「エリクシール(ELIXIR)」の成長を加速すべく、両ブランドを統括管理するグローバルプレミアムブランド本部を新設。グローバルプレミアムブランド本部アネッサグローバルブランドユニット部長には角谷香菜アネッサグローバルブランドユニット ブランドディベロップメント室長が就く。

 なお、人事部と生産部も再編成するほか、グローバル規制部も新設する。

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P&Gが「ウェイ」の買収でプレステージヘアケア市場に進出 カーダシアン一家のヘアスタイリストが設立

 プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE 以下、P&G)はセレブリティヘアスタイリストのジェン・アトキン(Jen Atkin)が手掛けるヘアケアブランド「ウェイ(OUAI)」を買収する。取引額は非公表。業界筋は同ブランドの2021年の売り上げは5000万ドル(約56億円)、22年は8000万ドル(約90億円)を上回ると予測している。今回の買収により、P&Gは近年拡大し続けるプレステージヘアケア市場に進出することになる。

 アトキンは2016年に「ウェイ」を立ち上げ、製品はミニマリスティックなデザインと上品な香りで人気を集め、現在はヘアケアに加えキャンドルやフレグランスも展開している。インスタグラムで420万のフォロワーを抱える彼女は、SNSでのコミュニケーションを軸にブランドを成長させてきた。カーダシアン・ジェンナー(Kardashian-Jenners)一家やベラ・ハディッド(Bella Hadid)、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)をはじめとする数多くのセレブリティーのヘアスタイリストとしても知られている。

 同ブランドはP&G傘下になり、今後は新製品をローンチしつつ、新しい地域への進出も狙う。一方のP&Gにとっても、米国で急伸するプレステージヘアケア市場への進出を可能にする。調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同市場の7〜9月の売り上げは前年同期比36%増の6億2000万ドル(約700億円)を記録したという。

 P&Gは近年プレステージビューティに注力しており、先日はプレステージスキンケアブランド「ファーマシー(FARMACY)」の買収を発表したばかりだ。同社のアレックス・キース(Alex Keith)=ビューティ部門最高経営責任者は「ブランドポートフォリオを見直す中で、プレステージスキンケア・ヘアケアは大きな成長のポテンシャルを持っている。消費者はプレステージビューティへの関心が高まっており、われわれはこれまでプレステージヘアケアのブランドを擁していなかった」と買収の経緯について語る。

 近年買収している他ブランド同様に、「ウェイ」は独立して経営する予定で、アトキンは引き続き創業者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを、コリン・ウォルシュ(Colin Walsh)はCEO職を継続する。

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「ラルフ ローレン」初のスケートリンクが銀座に登場 利用者に手袋とラテをプレゼント

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は、東京・銀座の期間限定店「ラルフ ローレン 銀座」内のガーデンテラスに同ブランドが手掛ける初のスケートリンク「ラルフ ローレン スケートリンク」を2022年1月31日までオープンしている。

 スケートリンクは冬のニューヨークをイメージした雰囲気で、中央にイルミネーションが輝く大きなシンボルツリーを配置した。スペインの人工氷板製造会社「エクストラアイス(Xtraice)」の新素材を採用し、水と電気を使わないサステナブルな仕様だ。

 利用方法は、「ラルフ ローレン 銀座」公式LINEアカウントから事前予約が必要となる。定員は各回12人(1日6部)で、滑走時間は45分間、利用料金は税込2000円(5〜12歳は同1000円、レンタルシューズ代を含む)。利用者を対象に、「ポロ ラルフ ローレン」のオリジナルグローブと、カフェ「ラルフズ コーヒー」の限定スペシャルドリンク“アップルサイダーティーラテ”を提供するという。

 また、期間中に5歳~12歳を対象とした「スケートリンク キッズスクール」を開校する。プロアイススケーターをはじめとするインストラクターが、フィギュアスケートの基礎を教える。

 オープン前日の12月6日には、プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子がイベントに登場した。全身「ラルフ ローレン」の衣装を着用し、スケートリンクでパフォーマンスを披露。村上は「フェンスにあるロゴマークがすごくかわいいですね。中央に大きなツリーがあるスケートリンクはあまりないので、すごく新鮮です。ライトアップされていている夜の雰囲気も本当に素敵。こういう場所での夜のデートに憧れます」と語った。

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「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る

 「ダンヒル(DUNHILL)」は2020年秋冬シーズンのパリコレクションでブランドの新しいアイコン“ロックバッグ(THE LOCK BAG)”を初披露して以来、様々な素材やデザインで展開をしている。堅牢なフレームと鍵のモチーフが印象的なこのバッグは、英国紳士のスタイルの象徴であるアタッシュケースからインスピレーションを得たという。クラシカルな見た目の一方で、裏地にナイロンパッドを採用していたり、幅広いマチを設けていたりと機能はアップデートしている。1893年創業の「ダンヒル」の伝統と現代的なデザインをそなえた“ロックバッグ”を、ミレニアル世代のファッションディレクター・高島涼がまとう。

“ロックバッグ”は
リアリティーのある服にも
合わせやすい

WWD:これまでの「ダンヒル」のイメージと実際にコレクションを見た感想を教えて欲しい。

高島涼(以下、高島):これまではテーラーのイメージが強くて、僕よりももっと上の世代の方が着ているめちゃめちゃ良いブランドという印象が強かった。でも実際にコレクションを見るとルーツやバックボーンには深い歴史があって、新しいことに挑戦する柔軟性を持っているブランドだと改めて感じた。

WWD:“ロックバッグ”の印象は?

高島:ビジュアルにも高級感があって、身につけるだけで品が出るアイテムだと思う。僕が普段着る洋服は、カチッとしたものよりも曲線的なものが多い。その中にこういった構築的なバッグを差し込むのは面白いし、ファッションとしても取り入れやすい。

WWD:高島さんならどんなコーディネートに合わせる?

高島:テーラーのイメージは大事にしつつ、今シーズンっぽくスポーティーなアイテムと合わせて、カジュアルとミックスさせるのが良いと思った。今日は、日本のブランドとアウトドアブランドを合わせた。そういった僕らの世代でリアリティーのある服でも“ロックバッグ”は組み合わせやすいし、品のあるアイテムを取り入れるだけで、服もより良く見える。

WWD:高島さんのファッションに欠かせないものは?

高島:僕は低身長がコンプレックスなので、どうスタイルをよく見せるかが自分のファッションの考え方。だから綺麗に見えるシルエットはすごく気にしているけど、「ダンヒル」はすごくシルエットが綺麗で、品もあってかっこいいと思う。

WWD:今注目しているモノやコトは?

高島:サステナブルについては気になっている。少し前まで、消費者としては生産側と感覚がかけ離れていると思っていたけど、コロナを機に意識が高まって、長く使えるいいものを選ぶようになった。そういう意味でも“ロックバッグ”は長く使える“本物”のアイテムだと思う。

アタッシュケースの新しい提案

アタッシュケースを彷彿とさせる真鍮の鍵が“ロックバッグ”の特徴だ。熟練の職人が手作業で作り上げ、素材には丈夫で滑らかなボックスカーフレザーを採用する。いずれも使うほどに独特の風格と味が増すのも魅力。スマートフォンにぴったりのサイズ感で、マチも広がり、ショルダーストラップは取り外し可能と、使い勝手にも優れる。カラーはブラック、インクにメタリックデザインのADブラス、ADシルバーを加えた全4色展開。

 なお、鍵のディテールを踏襲した“ロックコレクション”には、ほかにもメッセンジャーバッグやアタッシュケースなどもラインアップする。全国の「ダンヒル」の店舗とオンラインストアで販売中だ。

EDIT&TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
ダンヒル
0800-000-0835

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「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る

 「ダンヒル(DUNHILL)」は2020年秋冬シーズンのパリコレクションでブランドの新しいアイコン“ロックバッグ(THE LOCK BAG)”を初披露して以来、様々な素材やデザインで展開をしている。堅牢なフレームと鍵のモチーフが印象的なこのバッグは、英国紳士のスタイルの象徴であるアタッシュケースからインスピレーションを得たという。クラシカルな見た目の一方で、裏地にナイロンパッドを採用していたり、幅広いマチを設けていたりと機能はアップデートしている。1893年創業の「ダンヒル」の伝統と現代的なデザインをそなえた“ロックバッグ”を、ミレニアル世代のファッションディレクター・高島涼がまとう。

“ロックバッグ”は
リアリティーのある服にも
合わせやすい

WWD:これまでの「ダンヒル」のイメージと実際にコレクションを見た感想を教えて欲しい。

高島涼(以下、高島):これまではテーラーのイメージが強くて、僕よりももっと上の世代の方が着ているめちゃめちゃ良いブランドという印象が強かった。でも実際にコレクションを見るとルーツやバックボーンには深い歴史があって、新しいことに挑戦する柔軟性を持っているブランドだと改めて感じた。

WWD:“ロックバッグ”の印象は?

高島:ビジュアルにも高級感があって、身につけるだけで品が出るアイテムだと思う。僕が普段着る洋服は、カチッとしたものよりも曲線的なものが多い。その中にこういった構築的なバッグを差し込むのは面白いし、ファッションとしても取り入れやすい。

WWD:高島さんならどんなコーディネートに合わせる?

高島:テーラーのイメージは大事にしつつ、今シーズンっぽくスポーティーなアイテムと合わせて、カジュアルとミックスさせるのが良いと思った。今日は、日本のブランドとアウトドアブランドを合わせた。そういった僕らの世代でリアリティーのある服でも“ロックバッグ”は組み合わせやすいし、品のあるアイテムを取り入れるだけで、服もより良く見える。

WWD:高島さんのファッションに欠かせないものは?

高島:僕は低身長がコンプレックスなので、どうスタイルをよく見せるかが自分のファッションの考え方。だから綺麗に見えるシルエットはすごく気にしているけど、「ダンヒル」はすごくシルエットが綺麗で、品もあってかっこいいと思う。

WWD:今注目しているモノやコトは?

高島:サステナブルについては気になっている。少し前まで、消費者としては生産側と感覚がかけ離れていると思っていたけど、コロナを機に意識が高まって、長く使えるいいものを選ぶようになった。そういう意味でも“ロックバッグ”は長く使える“本物”のアイテムだと思う。

アタッシュケースの新しい提案

アタッシュケースを彷彿とさせる真鍮の鍵が“ロックバッグ”の特徴だ。熟練の職人が手作業で作り上げ、素材には丈夫で滑らかなボックスカーフレザーを採用する。いずれも使うほどに独特の風格と味が増すのも魅力。スマートフォンにぴったりのサイズ感で、マチも広がり、ショルダーストラップは取り外し可能と、使い勝手にも優れる。カラーはブラック、インクにメタリックデザインのADブラス、ADシルバーを加えた全4色展開。

 なお、鍵のディテールを踏襲した“ロックコレクション”には、ほかにもメッセンジャーバッグやアタッシュケースなどもラインアップする。全国の「ダンヒル」の店舗とオンラインストアで販売中だ。

EDIT&TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
ダンヒル
0800-000-0835

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服とウツワの“交差点”に立つ陶芸家・吉田直嗣

 コロナ禍で、消費者の意識は家の中の暮らしへ向いた。ファッションをメインに取り扱うショップでも「ライフスタイル提案」をうたい、皿やコーヒーカップなどの調度品を売り場に並べる店は増えている。

 だがそれ以前から、陶芸家・吉田直嗣(45)の作る器は、コアなファッション愛好家や業界人の間で注目を集めていた。彼の作品は「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」や「レクトホール(RECTOHALL)」といった高感度なセレクトショップが買い付け、個展ではおしゃれな若い客を見かけることも多い。自身も「ブルータス(BRUTUS)」(マガジンハウス)「ウオモ(UOMO)」(集英社)といった男性誌にも登場し、ファッション好きとしての一面も見せる。

 抑揚の効いたフォルムと、黒と白で表現するストイックな世界観の作品で、コアな陶芸愛好家からの評価も高い。そんな彼の作る器が服好きにも刺さる理由とは。東京・代々木上原のギャラリー「アエル(AELU)」の個展(12月12日まで)で吉田に話を聞いた。

WWD:コロナ禍で、陶芸家の仕事はどう変化しましたか。

吉田直嗣(以下、吉田):ギャラリーや僕以外の作家からは、(器が)以前より売れるようになったという声が聞かれます。僕は富士山の麓(静岡県)にあるアトリエにこもっているので、身の回りで特段変化は感じられないんですが。

WWD:陶芸には明るくないのですが、「グラフペーパー」の展示で吉田さんの器を知り、興味を持ちました。

吉田直嗣:同じように陶器は買ったことがなけれど、僕の器の「デザインが好き」と言っていただける方も多くいらっしゃいます。陶芸に造詣の深い方に評価していただけることはもちろんですが、その世界にはないものさしで見ていただき、気に入ってもらえるのはとても嬉しいですね。

 僕が作陶で大事にしていることも、今の僕が見て「美しい」と感じられるか、という一点です。店に並べたあとは、お客さまに想像を膨らませていただき、直感で買ってほしい。逆に「このお皿はどう使うのが正解なんですか?」などと聞かれると、困ってしまいます。

 「グラフペーパー」には5〜6年くらい作品を置いてもらっていますが、(ディレクターの)南(貴之)さんも、僕の器を「焼き物」としては見てらっしゃらないような感じがします。店内空間を作るオブジェであると同時に、洋服と同じフラットな目線で「好き」かどうかで選んでくれている。だからありがたいんですよね。

WWD:今日も「グラフペーパー」の服を着ていますね。

吉田:はい、普段はこればかりです。ファッションは好きなのですが、学生時代はお金は全て陶芸の勉強に投資していましたし、陶芸家としてはご飯を食べていくのでやっとという時期が続いたので、そんなにたくさんの服に袖を通してきた訳でもありません。この前の個展には「ソフ(SOPH.)」の清永浩文さんが来てくださり、周囲はざわついていましたが、僕だけがすぐに気づくことができず恥ずかしい思いをしました。

 同じ作り手としての目線で話すと、ファッション業界は一流の領域でも分業制が成り立っていてすごいなと思います。僕は今回の個展で500個ほど作品を納入しましたが、全てこの1カ月くらいの間で一気に作りました。普段もこんな感じです。自分でデザインを考え、ろくろを回し、クリエイションを完結できるのが陶芸家の醍醐味だとも思っています。しかしファッション業界では、デザインを考える人と縫い針を動かす人は離れているのに、最終製品のクオリティーがしっかり担保されている。エモーショナルな要素とロジカルな要素のバランスが優れている人たちでないと、できない芸当だと感じます。

WWD:シーズンで消費されていくファッションと違い、器には普遍的な魅力を感じます。

吉田:もちろん、器にもその時代のトレンドがあります。ただ、そういった大きな流れよりも「この作家のこれがほしい」というこだわりを持ち、本当に気に入った器を買われる方が多いと感じます。器の世界は、伝統的な作風にこだわり続ける職人も入れば、前衛的すぎて理解不能な作家まで(笑)、本当に多種多様な作り手が息づいています。それを理解し、支えてくれるコアな人たちがいるから、僕も食べていけています。

 服に関しても「新しいものほどいい」という考え方が薄まれば、消費者は「本当に大切にできる1着」を求めるようになるでしょう。すると「安い」「使いやすい」という合理性よりも「好き」が大事になり、作り手の個性がもっと表れる風景になりそうです。ファッションと器の買い方は、だんだん似てくるかもしれませんね。

 コロナ禍で、大手のアパレルやセレクトショップさんなどを中心に(取り引きの)お声掛けをいただくことは増えています。ファッション業界には、器の世界では味わえない華やかさや(トレンドの)スピード感があります。その中に浸かり、感じたことをろくろの土に混ぜることができたら、作家としてもっと成長できるのではないかと感じています。

■吉田直嗣 個展 「境界」
日時:12月3日(金)〜12日(日)
会場:AELU(gallery)
住所:東京都渋谷区西原3-12-14 西原ビル4F

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宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り

 宮永えいとがプロデュースする身だしなみブランド「レタッチ(RETOUCH)」は、新作のグリース(税込2530円)を発売した。公式ECサイトやアットコスメ トーキョー(@COSME TOKYO)などで扱う。

 グリースは、ワックスのセット力とジェルのツヤ感を融合した仕上がりが特徴で、アップバングからショート、パーマなど幅広いメンズヘアに対応する。伸びのいい質感で髪になじみやすく、固まりすぎないため再整髪もできる。水溶性のため洗い落としもしやすい。香りは、さわやかなアクアノートを採用した。

 「レタッチ」は、ユーチューブを中心に“大人男子の身だしなみ”を発信する宮永が今年1月にスタートした。これまでにBBクリームとリップクリーム、ヘアバームを発売してきた。同ブランドを運営し、宮永が代表を務めるCiiKは、9月に第三者割当増資で3000万円を調達した。

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宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り

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 グリースは、ワックスのセット力とジェルのツヤ感を融合した仕上がりが特徴で、アップバングからショート、パーマなど幅広いメンズヘアに対応する。伸びのいい質感で髪になじみやすく、固まりすぎないため再整髪もできる。水溶性のため洗い落としもしやすい。香りは、さわやかなアクアノートを採用した。

 「レタッチ」は、ユーチューブを中心に“大人男子の身だしなみ”を発信する宮永が今年1月にスタートした。これまでにBBクリームとリップクリーム、ヘアバームを発売してきた。同ブランドを運営し、宮永が代表を務めるCiiKは、9月に第三者割当増資で3000万円を調達した。

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」2022年プレ・フォール・コレクション

 「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が2022年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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ローソン店舗初の日用品量り売り開始 対象は「エコストア」と松山油脂の「リーフ&ボタニクス」

 コンビニ大手のローソンはこのほど、ローソン店舗初となる洗剤やシャンプーなど日用品の量り売りを「ローソン千駄木不忍通店」で開始した。プラスチック削減に向けた取り組みの一環で、ニュージーランドの自然派洗剤ブランド「エコストア(ECOSTORE)」の4種(洗濯洗剤、デリケート洗剤、柔軟剤、食器用洗剤)と松山油脂のウオッシュ&ケアブランド「リーフ&ボタニクス(LEAF&BOTANICS)」の4種(シャンプー、コンディショナー、ハンドソープ、ボディーソープ)が対象。今後、ローソンでの取り扱い店舗やカテゴリーの拡大を検討する。

 ローソンは2020年8月から都内のナチュラルローソンで量り売りを開始し、現在は都内9店舗で実施している。そのうち5店舗では、日用品に加えてドライフルーツやナッツなどの食品も展開する。同社によると、量り売りを実施するナチュラルローソンでは、プラスチック容器での販売と比較し、約79%のプラスチック使用量の削減につながっている(21年10月実績)。購入層は約8割が女性で、中でも40~50代の女性から支持を得ており、食品では30代の男性客もいるという。

 同社は30年までに17年度比で、容器包装プラスチック使用量を30%削減することを目標に掲げており、マチカフェの飲料製品の一部を紙コップに変更したほか、紙パック入りのミネラルウオーターの販売などプラスチックの削減に取り組んでいる。

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薬膳春雨スープ店、「焼肉ライク」のダイニングイノベーションがFC展開開始。「これは化ける!」

 「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーション(DI)が薬膳春雨スープ店の「七宝?辣湯(チーパオマーラータン)」にFC加盟し、1号店を開店した。「七宝?辣湯」は、いわゆるアジアンヌードルの一種だが、DIにはない分野の業態。化けそうな予感がする。
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