資生堂とヤーマンが手掛ける「エフェクティム」のブランドアンバサダーに高岡早紀起用

 資生堂とヤーマンの合弁会社が手掛けるエイジングケアブランド「エフェクティム(EFFECTIM)」はこのほど、女優の高岡早紀をブランドアンバサダーに起用した。高岡さんが製品を使用しながら美の秘訣を伝える動画をユーチューブやSNSで12月10日に公開した。

 同ブランドは全顔用と目元用の2種の美容機器と専用の美容液をそろえ、全顔用はわずか6分でエイジングケアがかなうもの。動画では高岡さんが美容機器をゆっくり肌に当ててスキンケアを行ったり、肌に「きれいになーれ」などと語り掛けていたりする。

 同ブランドは21年1月に中国・上海で初披露し、国内では3月末に導入。現在、公式サイトや東京・銀座の「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」「マツモトキヨシ」の一部店舗などで展開する。

The post 資生堂とヤーマンが手掛ける「エフェクティム」のブランドアンバサダーに高岡早紀起用 appeared first on WWDJAPAN.

藤原ヒロシの「フラグメント」と「ラミダス」がホリデーアイテム チェック柄のトートバッグとトレイ

 「ヘッド・ポーター(HEAD PORTER)」の後継ブランドとしてスタートした「ラミダス(RAMIDUS)」は、藤原ヒロシが手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションし、ホリデーシーズンアイテムを12月14日から順次発売する。ラミダスの東京ストアと大阪ストア、オンラインの直営店限定取り扱う。

 アイテムは「ラミダス」のシグネチャーモデルのトートバッグと、小物などを整理できるトレイを用意した。コラボでは初のチェック柄を採用し、プリントには鮮やかな発色でインクのひび割れに強い昇華転写プリント手法を用いた。トートバッグは12月14日に、トレイは12月21日に発売する。

 肩掛けで使えるトートバッグは、大きめの容量で、2つのハンドルをつなげたダブルネーム入りストラップテープが特徴だ。トートバッグはLL(税込1万5950円)とL(同1万4300円)、M(同1万2650円)の3サイズで、ブルーとブラウンの2色をそろえる。トレイはM(同9350円)の1サイズのみで、バッグと同じ柄のブルーとブラウンを用意した。四隅にスナップを備え、外すと平面になる。

The post 藤原ヒロシの「フラグメント」と「ラミダス」がホリデーアイテム チェック柄のトートバッグとトレイ appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」メンズの最新コレクションをロンドンで現地リポート 作家ジャック・ケルアックと創業者をつなぐ“旅”

 「ディオール(DIOR)」は、メンズの2022年プレ・フォール・コレクションのランウエイショーを9日にロンドンで開催した。同ブランドがロンドンでショーを行うのは、1950年のサヴォイ・ホテル(The Savoy)以来。またキム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターの地元でもあり、注目が集まった。会場は86年にケンジントンエリアに建設された商業施設ザ・オリンピアだ。

ショー前には別室で着想源を展示

 ショー前に届いたインビテーションには、アメリカ人作家のジャック・ケルアックのイラストが描かれていた。ケルアックは1940年代にアメリカで発生した文学運動“ビート・ジェネレーション”を代表する作家の一人で、今回のコレクションの着想源のようだ。キムはこれまで、アーティストのカウズ(KAWS)や空山基、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)、アモアコ・ボアフォ(Amoako Boafo)、ピーター・ドイグ(Peter Doig)、さらにラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)らとコレクション毎に協業してきた。クリエイターの創造性と自身のパーソナリティーを融合させ、それをメゾンのコードと巧みなバランス感覚で結びつけてきた。その点、作家のケルアックはこれまでの“対話”してきた相手とは趣が異なる。インビテーションには「Christian Dior 1947、ON THE ROAD by JACK KEROUAC」というメッセージも刻まれていた。1947年にデビューコレクションを発表したムッシュ・ディオールはファッション界に革命を起こし、そして1957年出版のケルアックの小説「路上(ON THE ROAD)」は文学界に新風を吹き込んだ。キムは世界を変えた2人の背景をベースに、ファッションと文学の交差に挑むようだ。

 ゲストはショー前に、博物館の一室のような空間に案内された。そこには、キムがロンドンの自宅で保有しているケルアックの貴重な初版本やレコード、手紙などがクリアケースに1点ずつ展示されていた。ショー開始までの1時間をこの空間で過ごし、コレクションの着想源を来場者に丁寧に伝えたいというメゾンとキムの真摯な思いを感じた。

“豪華絢爛なアメカジ”が意味するもの

 そして、ショーが開幕した。会場のランウエイは、ケルアックが3週間で書き上げたといわれている「路上」の約36メートルにおよぶスクロール原稿を再現している。ここ数シーズンはフォーマルに軸足を置いたテーラリング主体の構成だったが、今シーズンはアメリカらしいカジュアル要素も色濃く取り入れていた。例えばビンテージウォッシュのジーンズやチェックのツイードといった素材使いに加え、「ディオール」のアーカイブから取り入れたというグレイッシュなスモーキーカラーやリラックスフィット、そしてスポーティーなディテールも、リアルクローズに近い。しかしフェアアイルニットやシャツにスパンコールをびっしりと刺しゅうしたり、生地に“CDダイヤモンド”ロゴを織り込んだり、ケルアックの初版本のイラストをハンドペイントしたりと、メゾンが継承してきた無二のテクニックが、コレクションに上品な軽やかさを加えていく。さらにメタリックなシューズやリサイクルナイロンを取り入れ、メゾンのヘリテージに未来のテクニックを融合させる。また旅の要素を盛り込んだキャッチーなアクセサリーも目を引いた。ボリューム感のあるハイキングシューズは、キーアイテムとして注目を浴びそうだ。メゾンのアトリエとケルアックの“ロード”を結ぶ旅は、ケルアックのアメリカ放浪の目的地にちなんで名付けたレザージャケット“シカゴ”でフィナーレを迎えた。

 ショーの後にはアフターパーティーを開き、ゲストはそれぞれの時間を楽しんだ。客席に置いた1枚のカードには、急逝した親友に向けて「TO VIRGIL, WITH LOVE FOREVER, KIM」と綴られていた。辛い時期が続いても、悲しい出来事が起こっても、クリエイションは前進する。決して歩みを止めることなく、世界中を旅して進化していく――メゾンとキムの強いメッセージを感じた一夜だった。

The post 「ディオール」メンズの最新コレクションをロンドンで現地リポート 作家ジャック・ケルアックと創業者をつなぐ“旅” appeared first on WWDJAPAN.

「#FR2」の石川涼「D2Cブームは長く続かない」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.4

 モデルや女優として活躍する内田理央の普段着は、Tシャツやパーカなどカジュアルな装い。そこで本人の感性と個性を存分に生かしながら、ファッション性やプロセス、ビジネスにまでこだわった「本気のTシャツビジネス」をスタート!「WWDJAPAN」が各界の先駆者を紹介することでTシャツ、イラスト、ビジネスについて学びながら、「名前貸し」とは全然違う、本気のタレントによるアパレルブランドを目指します。第4回は「#FR2」などを手掛けるせーのの石川涼社長に迫ります。

内田理央(以下、内田):ファッションブランドを立ち上げたきっかけは?

石川涼(以下、石川):中学生の頃からファッションに興味を持ち始め、20歳で上京しました。コネクションがなかったので、日雇いバイトをしながらアパレル関係の職を探し続け、OEM会社に就職をしました。24歳で独立して、5年間はOEMをしていたんですが、得意先に振り回される環境を変えるべく、ファッションブランドを立ち上げたんです。

内田:ブランド設立以降、消費者に認知してもらうために意識していることは?

石川:盛り上がっているマーケットを探して、そこに足りないものを作ることです。「バンキッシュ(VANQUISH)」は、渋谷のギャル男ブーム時に、彼らの専用ブランドがなかったので始めました。

内田:「#FR2」のような唯一無二なブランドを作り上げるにはそれらが重要なんですね。消費者が欲している物や、流行していることはどうリサーチしていますか?

石川:物にフォーカスするよりも、環境がどう変化しているかに注目することが大事です。「#FR2」設立当初は、インスタグラムが日本でそこまで流行していなかった。海外の友人に「文字より写真の方が面白いよ」と言われたんです。世界で勝負していくためには何が重要かを考えて、世界中が写真でコミュニケーションをしていることにSNSを通して気付いたんです。

内田:ブランド名に“#”が付いているのも先を見据えていたからなんですね。今だと誰もがSNSで使う記号になりました。

石川:インターネットで探す時代からSNSの“#”で検索する時代に変わっていくのではないかと考えて付けました。

内田:ブランドを続けていく上で重要なことは?

石川:スマートフォンを通して世界中のユーザーが商品を見ているので、日本のマーケットだけを意識していてはダメです。今はインターネットで服を買うのが日常になり、買い物が楽しみだと感じる人は少なくなったんじゃないかな。お客さまがワクワクしているのかを常に疑い続けないといけないです。

内田:オンライン上で服が売れる時代になり、ファッション業界への参入のハードルも低くなっているように感じますが、D2Cブランドについてどう捉えていますか?

石川:D2Cブランドは長く続かないと思いますよ。簡単にスタートできるから始めがちですけど、周りと同じ方向に行ったらダメなんです。今は売れるかもしれないですが、いずれ同じような服で溢れかえり、ブランド同士の差がなくなっていきます。ブランドの世界観も根付きません。D2Cが主流になればなるほど、店舗を構えているブランドの価値が上がっていきますし、外国人観光客が体感できる場がないから世界では勝負できない。内田さんがTシャツを販売するならインターネットで買えない方が売れます。セールも絶対にしない方がいい。周りと同じことをしていたら埋もれてしまうだけです。

The post 「#FR2」の石川涼「D2Cブームは長く続かない」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.4 appeared first on WWDJAPAN.

「#FR2」の石川涼「D2Cブームは長く続かない」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.4

 モデルや女優として活躍する内田理央の普段着は、Tシャツやパーカなどカジュアルな装い。そこで本人の感性と個性を存分に生かしながら、ファッション性やプロセス、ビジネスにまでこだわった「本気のTシャツビジネス」をスタート!「WWDJAPAN」が各界の先駆者を紹介することでTシャツ、イラスト、ビジネスについて学びながら、「名前貸し」とは全然違う、本気のタレントによるアパレルブランドを目指します。第4回は「#FR2」などを手掛けるせーのの石川涼社長に迫ります。

内田理央(以下、内田):ファッションブランドを立ち上げたきっかけは?

石川涼(以下、石川):中学生の頃からファッションに興味を持ち始め、20歳で上京しました。コネクションがなかったので、日雇いバイトをしながらアパレル関係の職を探し続け、OEM会社に就職をしました。24歳で独立して、5年間はOEMをしていたんですが、得意先に振り回される環境を変えるべく、ファッションブランドを立ち上げたんです。

内田:ブランド設立以降、消費者に認知してもらうために意識していることは?

石川:盛り上がっているマーケットを探して、そこに足りないものを作ることです。「バンキッシュ(VANQUISH)」は、渋谷のギャル男ブーム時に、彼らの専用ブランドがなかったので始めました。

内田:「#FR2」のような唯一無二なブランドを作り上げるにはそれらが重要なんですね。消費者が欲している物や、流行していることはどうリサーチしていますか?

石川:物にフォーカスするよりも、環境がどう変化しているかに注目することが大事です。「#FR2」設立当初は、インスタグラムが日本でそこまで流行していなかった。海外の友人に「文字より写真の方が面白いよ」と言われたんです。世界で勝負していくためには何が重要かを考えて、世界中が写真でコミュニケーションをしていることにSNSを通して気付いたんです。

内田:ブランド名に“#”が付いているのも先を見据えていたからなんですね。今だと誰もがSNSで使う記号になりました。

石川:インターネットで探す時代からSNSの“#”で検索する時代に変わっていくのではないかと考えて付けました。

内田:ブランドを続けていく上で重要なことは?

石川:スマートフォンを通して世界中のユーザーが商品を見ているので、日本のマーケットだけを意識していてはダメです。今はインターネットで服を買うのが日常になり、買い物が楽しみだと感じる人は少なくなったんじゃないかな。お客さまがワクワクしているのかを常に疑い続けないといけないです。

内田:オンライン上で服が売れる時代になり、ファッション業界への参入のハードルも低くなっているように感じますが、D2Cブランドについてどう捉えていますか?

石川:D2Cブランドは長く続かないと思いますよ。簡単にスタートできるから始めがちですけど、周りと同じ方向に行ったらダメなんです。今は売れるかもしれないですが、いずれ同じような服で溢れかえり、ブランド同士の差がなくなっていきます。ブランドの世界観も根付きません。D2Cが主流になればなるほど、店舗を構えているブランドの価値が上がっていきますし、外国人観光客が体感できる場がないから世界では勝負できない。内田さんがTシャツを販売するならインターネットで買えない方が売れます。セールも絶対にしない方がいい。周りと同じことをしていたら埋もれてしまうだけです。

The post 「#FR2」の石川涼「D2Cブームは長く続かない」 内田理央、本気でTシャツビジネスに挑むVol.4 appeared first on WWDJAPAN.

サステナブルアクション、販売員はどうしたらいいの? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.40

 こんな質問が寄せられた。おそらく20代であろうアパレル販売員さんからの真剣な質問だ。

 「私は大手アパレル企業の店舗スタッフです。周りはみんなサステナやエシカルライフを気にしているし、世の中的にもそうじゃないですか。私も私生活ではゴミを拾ったり、エコバックやマイボトルを持ったりしているけれど、会社のブランドはエコとか関係ないんです。だから商品をお客さまに勧めるのが心苦しくて。どうしたらいいですか?」。

 最初は「私のブランドに来たいのかな?」なんて思ってしまったが(笑)、そんな余裕は弊社にはないし、こんな小さな会社に飛び込むのは彼女にとってリスクが大きすぎて、おすすめできない(苦笑)。

 話を質問に戻すと、まず、こんな販売員さんがいることを企業は誇りに思わなくてはいけない。彼女は「売りたい!」とも思っているのだ。ただ”売れる商品”はあるが、”売りたい商品”がない。本当はおすすめしたくないのに接客しているのなら、お客さまはそのうち離れてしまうだろう。かといって、店舗スタッフが本社に企画をあげられたり、「こんな商品を作ってください!」なんてリクエストできたりのチャンスは多くないだろう。会社が大きくなればなるほど、その仕組みはまだまだ発展途上だ(もちろん、そうではない企業の取り組みもたくさん見てきたけれど)。

 それでは、彼女にできることは、転職以外に残されていないのか?

 私が彼女に提案したいのは「地球を守ろう!今日からできる!店舗でのサステナブル接客術」なるもの。それは笑ってしまうくらい簡単なものだ。サステナブル接客術というと、「商品背景を頭に叩き込み、トレーサビリティの重要性や生産背景を説明しても、お客さまの反応が悪くて楽しくない」という声が聞こえてくる。そこで、新しい知識や新しい商品の前に、当たり前のアクションを考えてみよう。

 明るく接客し、お客さまが商品を購入してくれたとき、あなたは当たり前のように洋服を袋に入れていないだろうか?そんな時に一言、「袋に入れますか?」と投げかけることはできないだろうか?この一言で、もしかしたらお客さまは、カバンに入っているエコバックを思い出すかもしれない。思い出すチャンスすら与えず自動的に商品を袋に詰めてしまう今までの当たり前に、一枚の袋さえ無駄にしないためのサステナブル接客術を実践するチャンスが眠っている。ポイントは、嫌みたらしくお伺いしないこと。でも言葉のトーンや接客術は、腕のいい販売員ならお得意なはずだ。

 窓が少ない百貨店では雨が降ると、販売員だけがわかる音楽に変わる。その知らせを合図に販売員は、一斉に紙袋の上にビニールをかけ始める。今までの時代だと接客業として立派すぎるくらいの対応だが、時代は変わった。百貨店には欲しい人にだけ継続して基本廃止して欲しいが、そんな提案は販売員からは難しい。でも、「あ、外、雨降ってきちゃったみたいですね、お客さま傘とか持ってます?風邪ひかないように、暖かくしておかえりくださいね」「おかえりは駅ですか?店舗内何番出口が一番近くて濡れない帰り道ですよ」なんていう心遣いから、「ビニールかけます?」は忘れず、お客さまに判断を委ねることはできないだろうか?

 そんな時「あ!大丈夫です!」なんて言われたら、「エコスコアを一点」と思い、心の中で「よっしゃー!今日も一枚の袋が無駄に捨てられるのを防いだそー!」ってそっと叫んでください。無駄な袋が使われなくなれば、会社としても節約になるので、経営者も嬉しいのではないだろうか?まさにwin-winだ。

 他にもたくさん、店舗でできることはあるだろう。

 路面店の入り口に置いた植木鉢に水やりをしている若い販売員の前を通りかかったことがある。気になって話しかけたら、そのお店は靴屋さん。そしてその植木鉢は、お客さまが「いらない」と言って靴だけ持ち帰ったから残されたシューボックスだった。「苗を植えてみたんです」って。どうやって水が滲みないようにしているかは謎だったけれど、そのもったいない精神が面白くて、まんまと私は店の中まで入って時間を過ごした。

 今日から実践と一歩踏み出す勇気がアパレル業界にたくさん広がり、最後はお客さまにしっかり持ち帰っていただける道筋ができたら嬉しい。

 何事も、まずはできる範囲から。

The post サステナブルアクション、販売員はどうしたらいいの? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.40 appeared first on WWDJAPAN.

「ハーフ」ってなに? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.11

 「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの新連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第11弾は、【ハーフ】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。

ポッドキャスト配信者

ソーンマヤ:She/Her。入社2年目の翻訳担当。日本の高校を卒業後、オランダのライデン大学に進学して考古学を主専攻に、アムステルダム大学でジェンダー学を副専攻する。今ある社会のあり方を探求すべく勉強を開始したものの、「そもそもこれまで習ってきた歴史観は、どの視点から語られているものなのだろう?」と疑問を持ち、ジェンダー考古学をテーマに研究を進めた。「WWDJAPAN」では翻訳をメインに、メディアの力を通して物事を見る視点を増やせるような記事づくりに励む

佐立武士(さだち・たけし):He/Him。入社2年目、ソーシャルエディター。幼少期をアメリカ・コネチカット州で過ごし、その後は日本とアメリカの高校に通う。早稲田大学国際教養学部を卒業し、新卒でINFASパブリケーションズに入社。在学中はジェンダーとポストコロニアリズムに焦点を置き、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院に留学。学業の傍ら、当事者としてLGBTQ+ウエブメディアでライターをしていた。現在は「WWDJAPAN」のソーシャルメディアとユース向けのコンテンツに注力する。ニックネームはディラン

若手2人が考える【ハーフ】

 日本社会で使われる「ハーフ」は、一般的に片親がいわいる「日本人」、そしてもう片方が「外国人(非日本人)」である人を指す。本人のルーツに関わらず、「英語が話せる」「容姿がいい」「グローバルに活躍する」「違った視点を持っている」「かっこいい」というイメージを持たれることが多い。実際にはルーツや国籍、見た目、生まれた場所、生活をした場所、家庭環境、習得言語まで多様な人々が存在するが、「ハーフ」という言葉で括られている。

 「ハーフ」に対するイメージは、メディア・レプリゼンテーション(メディアへの露出量、取り上げ方など)の影響が大きい。露出量だけでいうと、“ハーフタレント”や“ハーフモデル”は実際に日本で生活を営む人口に比べて、かなり多いと言える。しかしその容姿には西洋化された美の基準や白人至上主義の影響があり、それらの基準やイメージに当てはまらない人を指す“残念ハーフ”という言葉が存在してしまっている。

 ほかにも、ファッション・ビューティ業界で「ハーフ」はたびたび製品名に使われている。カラーコンタクトの“ハーフ系”や、“ハーフ顔メイク”といった表現は日常的にSNSやオンラインサイトで目にする。広告では、着物店のポスターに「ハーフの子を産みたい方に」というコピーが使用された事例もある。このように「ハーフ」アイデンティティーのアクセサリー化と、偏った“ハーフ像”が世間に浸透している。

 この流れを受け、近年は「ハーフ」という言葉の使用を避ける動きも出始めた。代わりに「ダブル(Double)」「ミックスド(Mixed)」「ミックスドレースド(Mixed race)」「バイレイシャル(Biracial)」「マルチレイシャル(Multiracial)」などが使われている。人種(レース)を基にした表現では、例えば東アジア人同士の「ハーフ」が含まれないといった声もある。家族のルーツや自身の居住経験など、複数の文化に触れて育った個人を、“第3の文化”を育む「サードカルチャーキッズ(Third Culture Kids)」と呼ぶこともある。

 「ハーフ」「外国人風」という言葉が使われる背景には、“その場所になじんでいるかどうか”という見た目の影響が大きいことは間違いない。そういった容姿の「ハーフ」は、日常的に「ハーフなんですか?」「日本語上手ですね」と頻繁に言われる。会話の入り口として他者のルーツについて話すことも多いため、当人にとって毎日のように言われるうちに「自分は何者なのか」「この社会に属していると感じられない」という気持ちが芽生え、自信・自立心を喪失するアイデンティティー・クライシスへのきっかけになっているという理解は必要だ。

【ポッドキャスト】

「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズはSpotifyやApple Podcastsでもお聞きいただけます。

The post 「ハーフ」ってなに? “めんどくさい”新米2人によるポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.11 appeared first on WWDJAPAN.

「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 化粧水部門1位は「イプサ」や「メラノCC」

 「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア・ECで2021年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

百貨店・セミセルフショップ「化粧水」部門の総合1位は、ベストコスメでは常連の「イプサ(IPSA)」の“ザ・タイムR アクア【医薬部外品】”。「さっぱりとした使用感と肌へ浸透力の高さで潤いが持続し、幅広い年齢層のお客さまから支持。20代の若い世代まで広がりを見せた」とバイヤーはコメント。2位は、「アルビオン(ALBION)」の“薬用スキンコンディショナー エッセンシャル”。3位は「SK-Ⅱ」で、“フェイシャル トリートメント エッセンス”という結果だった。

新製品の1位は「スック(SUQQU)」の“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド”が獲得。バイヤーは「スキンケアの見直す秋の肌の、乾燥対策にも好評」と話す。2位は、「アルビオン」の“エクシア ブライトニング ローション”。3位も「アルビオン」で、“アンフィネス ダーマ パンプ ローション S”がランクインした。

 バラエティー・ドラッグストア・EC「化粧水」部門の総合は「メラノCC(MELANOCC)」の“薬用しみ対策美白化粧水”、「ナチュリエ(NATURIE)」“スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)”「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」“VC100エッセンスローションEX”、「エリクシール シュペリエル(ELIXIR)」“リフトモイスト ローション T Ⅱ”、「アクセーヌ(ACSEINE)」“モイスト バランス ローション”が同率で1位。今春にリニューアルした“ハトムギ化粧水”についてバイヤーは、「ソーシャルメディアでの拡散により大ヒット」と話す。

新製品1位は「肌ラボ(HADALABO)(R)」“極潤 薬用ハリ化粧水”が輝いた。2位は、今夏に上陸したばかりの「ネイチャーリパブリック(NATURE REPUBLIC)」“グリーンダーマCICAビッグトナー”、3位は「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」“ザ ウォーターメイト”となった。(価格は全て税込)







TEXT : AKIRA WATANABE

The post 「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 化粧水部門1位は「イプサ」や「メラノCC」 appeared first on WWDJAPAN.

「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 クレンジング・洗顔部門1位は「シュウ ウエムラ」や「デュオ」

 「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア・ECで2021年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップ総合1位は、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル”で「大容量の450mLのサイズ感とW洗顔不要の手軽さが人気。優しくしっかりオフできるためリピート率が高い」と評価された。百貨店セミセルフショップ新製品1位の「スリー(THREE)」“バランシング クレンジング オイルジェル”は「スキンケアの基本であるクレンジングの見直しが巣ごもり状況で高まったことも影響している」との声。

 ドラッグストア・バラエティーショップ・EC総合1位は、「デュオ(DUO)」“ザクレンジングバームブラックリペア”で、「毛穴ケアが特に注目を集めた今年1番のヒット製品。W洗顔不要で時短なのも人気の理由」とコメント。ドラッグストア・バラエティーショップ・EC新製品1位は「サンタマルシェ(SANTA MARCHE)」“薬用ディープクレンジング”に決定。「大人気クレンジングが医薬部外品へリニューアル。もともと認知度が高い製品で、リニューアルしたことがキッカケになり、手に取る方が増えたのではないか」との意見があった。(価格は全て税込)



TEXT : AKIRA WATANABE

The post 「WWDJAPAN 2021下半期ベストコスメ」 クレンジング・洗顔部門1位は「シュウ ウエムラ」や「デュオ」 appeared first on WWDJAPAN.

笑顔になるホリデーギフト

こんにちは。

イルミネーションがきらめいて、街中がホリデームードに染まってきましたね。
今年のホリデーギフトはもうお決まりでしょうか?
バーニーズ ニューヨーク各店・オンラインストアには、思わず笑顔になるようなアイテムが充実しております。

本日はおすすめを選りすぐってご紹介しますね。

 

まずは、ホリデーをおうちでゆっくりと過ごされる方へおすすめしたいアイテムです。

IMG 3656 笑顔になるホリデーギフト

<ハルモニア> ドーム型ツリーオブジェ>>> オルゴール>>>

IMG 3657 笑顔になるホリデーギフト

<ハルモニア> ツリーオブジェ 小>>> 大>>>

灯りがともるドーム型のオブジェや可愛らしいクリスマスツリー型のオルゴール、デコラティブで華やかなツリーオブジェは、お部屋に飾るとぐっとホリデー気分が高まります。

趣向を凝らしたクリスマスツリーは、インテリア好きな方に喜ばれそう。

 

IMG 3653 笑顔になるホリデーギフト

<リナーリ>ルームディフューザー 左から “カプリ”>>>“シエナ”>>>“アマルフィ”>>>

くつろぎの時間とともに、ルームディフューザーの贈り物はいかがでしょうか。

ドイツ発のフレグランスブランド<リナーリ>のルームディフューザーは、上質な香料で優しく香ります。

シンプルで洗練されたデザインなので洋室にも和室にも馴染みますよ。

 

IMG 3630 笑顔になるホリデーギフト

<ノウサク> ぐい呑み>>>片口>>>
日本酒好きなあの人には、高級感あふれるテーブルウェアを。特別な日にぴったりですね。

 

IMG 3666 笑顔になるホリデーギフト
女性への贈り物の定番といえば、ジュエリーですよね。
大人の女性の可愛らしさを引き立てるジュエリーブランド<サフラン>の繊細で華奢なネックレスなら、一本はもちろん、重ね付けも楽しめます。

 

IMG 3658 笑顔になるホリデーギフト

<アニヤ ハインドマーチ>イヤフォンポーチ 左>>>・中・右>>>
小物入れとしてもお使いいただけるイヤフォンポーチ。愛嬌のある表情は見ているだけでハッピーな気分になれます。

 

IMG 3637 笑顔になるホリデーギフト

IMG 3638 笑顔になるホリデーギフト

<ザ ロウ>のニットドレスは着心地がやわらかいラグジュアリーなアイテム。
裾にスリットが入っているので歩きやすいのもポイント。自分へのご褒美にも素敵ですね。

 

この時期、男性への贈り物に人気が高いのは、やはりグローブやストールといったニット小物。

IMG 3621 笑顔になるホリデーギフト

<ピアッツァ イン モーダ> グローブ>>><グランサッソ> ショートスカーフ>>>

<ピアッツァ イン モーダ>のグローブはファッション性がありつつ軽量でストレッチ性もある優れもの。
手のひら側にタッチパネル対応皮革を使用しているので、グローブを付けたままスマートフォンを操作できます。
<グランサッソ>のショートスカーフはバーニーズ ニューヨーク限定モデル。

コンパクトなサイズ感で、カジュアルなアウターウェアの襟元に最適です。

 

IMG 3617 笑顔になるホリデーギフト

<バーニーズ ニューヨーク> トレイ>>>
お洒落が好きでアクセサリーをたくさんお持ちの方にはレザートレイがおすすめ。
内側はスエード素材で高級感があり、中に入れるものを傷つけません。
スナップボタンを外せば平らになるので、旅行先への持ち運びにも便利です。

 

IMG 3615 笑顔になるホリデーギフト

<バーニーズ ニューヨーク> ティーセット>>>ボールケース>>>
ゴルフを愉しまれる方にはティーセットとボールケースを。
どちらもカモフラージュ柄の生地に<バーニーズ ニューヨーク>のロゴが刺繍された、大人のミリタリーテイスト感漂うアイテムです。

 

コーポレートサイトやオンラインストアでもホリデーギフトにぴったりのアイテムをたくさんご紹介しておりますのであわせてご覧ください!

HOLIDAY 2021 GIVE GOOD GIFT 日常をあたたかく灯すホリデーギフト>>>

HOLIDAY 2021 GIVE GOOD GIFT おしゃれする喜びをホリデーギフトに詰めて>>>

オンラインストア ギフト特集ページ>>>

 

今週末はぜひバーニーズ ニューヨークでギフト選びをお楽しみくださいね。

 

感染拡大防止へのお願いと安全・安心への取組みについて>>>

「クラッシィ」がライター募集講座をスタート 1期生100人の受付は即終了、2期生の募集も計画中

 光文社の「クラッシィ(CLASSY.)」は、ライター養成のオンライン講座「CLASSY.College」を立ち上げた。 編集部からの自発的なアイデアを形にした「CLASSY.College」 は、「最近はライター募集をしていなかったので、せっかくなら『クラッシィ』を知ってもらい、副業からでも始めてくれたら」(原さやかJJ・CLASSY 事業部長兼JJ・CLASSY web 編集室長 )との思いを込め、 SNSやウェブ、雑誌などの各ツールで活躍するライター育成のためにスタート。各回90分の講義が全6回、参加費用2万円という講座は、受講生を募集すると申し込みが殺到し、数日で100人の募集枠が完売した。「『クラッシィ』が大好きなので、もっと知りたい」「ファッションについて学びたい」など、熱量の高いファンの申し込みも多かったという。ユーザーとのエンゲージメントの強さを再認識した「クラッシィ」は、2期生の募集も検討中だ。

 現在開講中の「CLASSY.College」では、「クラッシィ」で活躍するスタイリストやライターをゲストに迎え、企画の立て方や取材、ライティングの方法などを実践的に紹介している。100人の受講者の熱量は高く、毎回チャットには質問の嵐。時間内に答えられなかった質問は、後日メルマガで配信。編集部と近い雰囲気で相互コミュニケーションが取れるように工夫している。

問い合わせ先
光文社メディアビジネス局広告部
03-5395-8120

The post 「クラッシィ」がライター募集講座をスタート 1期生100人の受付は即終了、2期生の募集も計画中 appeared first on WWDJAPAN.

「バレンシアガ」2022-23年秋冬コレクション

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

The post 「バレンシアガ」2022-23年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「バレンシアガ」2022-23年秋冬コレクション

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2022-23年秋冬コレクションを発表した。

The post 「バレンシアガ」2022-23年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「小売業の未来に向けたヒントとは?」 米国・中国・欧州の最新事例から学ぶ全3回オンラインセミナー

 「WWDJAPAN」は、「米国・中国・欧州の最新リテール事業〜ファッション&ライフスタイル販売戦略のヒント〜」と題したオンラインセミナーを2022年1月21日から全3回にわたって実施します。

 ライフスタイルや働き方の変化によって、消費のデジタルシフトがますます加速しています。小売り各社はOMO(オンラインとオフラインの融合)を軸に、新しいビジネスモデルの構築を急いでいるところです。

 本セミナーでは、小売業の進む方向を、米国・中国・欧州の3エリアの先進事例を解説します。巨大企業やスタートアップ企業が入り混じってダイナミックなDXを進める米国(第1回 1月21日)、ライブコマースやAIを駆使した独自の変革を遂げる14億人市場の中国(第2回 1月28日)、リニューアルや新施策で実店舗の価値創造に取り組む欧州(第3回 2月4日)について、現地駐在の専門家が分析します。日本の小売業も取り入れるべき事例と販売戦略の未来像を探ります。


<第1回>1月21日(金)13:30~15:00
「小売りのデジタル革命 アメリカの先端事例を知る」

 小売業の先端を走る米国では、ウォルマートとアマゾンの2大流通企業が実店舗とネットの枠組みを超えた新しいプラットフォームで覇権を競っています。またD2Cやサブスクなどのスタートアップの有望株たちが、新しいエコシステムを作り上げようとしのぎを削ります。米国流通を30年にわたってウォッチする鈴木氏が最新の話題を詳しく解説します。

・ウォールマートとアマゾン
・服も化粧品も1時間で届ける宅配競争
・D2Cが第2の局面 店舗運営代行会社の出現
・AR・VRで試着が変わる
・アメリカ流の体験型売り場
・その他 IKEAのグローバル戦略など

講師:鈴木敏仁(コンサルタント)
 東京都北区生まれ、早大法学部卒、西武百貨店を経て渡米、在米年数は30年以上。業界メディアへの執筆、流通企業やメーカーによる米国視察の企画、セミナー講演が主要業務。年間のべ店舗訪問数は600店舗超、製配販にわたる幅広い業界知識と現場の事実に基づいた分析による情報提供がモットー

<第2回>1月28日(金)13:30~15:00
「日本企業の商機はどこに 中国小売業、驚くべき変化のスピード」

 コロナからいち早く回復した中国市場。背景にはリアル店舗とECを連動させた周到な戦略変更があります。またライブコマースの飛躍的な成長、中国のナショナルブランドなど、Z世代を中心にした新しい動きも活発です。新疆綿問題など政治リスクをはらみながらも、世界市場の中で無視できない成長を遂げる中国。VMDの専門家として現地アパレルに深く入り込む内田氏の解説は必見です。

・急成長するブランド、復活したブランドの手法
・巨大市場ライブコマースの裏側
・重要性を増す「爆品開発」
・日系、欧米系アパレルの中国攻略 
・その他

講師:内田文雄(コンサルタント)
 福岡県福岡市生まれ。ワールドで22年間のVMD経験、1993年に上海交通大学留学、上海駐在を経て、その後はアジア事業で海外を飛び回る。2005年ユニクロへ転じ、国海外の大型店、旗艦店などのVMDを手がける。2011年、独立して上海に拠点を移す。中国のアパレル、小売企業に対しての商品企画からマーケティング、VMDまで一連の実務指導、セミナー講演を行う

<第3回>2月4日(金)13:30~15:00
「売り場を名所にするプロデュース力 欧州の百貨店が競う情緒的価値」

 時代に合わせて変化を続ける欧州ファッション。パリではLVMH傘下の老舗百貨店サマリテーヌが16年ぶりにリニューアルオープンするなど、新スポットも生まれています。従来は海外出張のたびにギャラリー・ラファイエット、ル・ボン・マルシェなど有力店を視察していた日本の業界人も多いはず。ポストコロナの時代、そうしたファッションの精鋭店が打ち出す実店舗の価値とは。

・パリ サマリテーヌ、リニューアル後の今
・ギャラリー・ラファイエットなど有力店が打ち出す売り場の価値
・ユニクロのパリ グローバル旗艦店と新店リヴォリ店の様子
・サステナビリティ意識の売り場への落とし込み方

講師:藪野 淳(「WWDJAPAN」欧州通信員)
 1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、2012年から「WWDJAPAN」編集記者として、クリエイションからビジネスまでを取材。パリコレやミラノコレをはじめ、デザイナーズブランドやレザーグッズ、新人発掘、インポーターなどの分野を担当する。17年9月からはドイツ・ベルリンに拠点を置きつつ、ヨーロッパのさまざまな都市を訪れ、ファッションに関する記事執筆や翻訳を手掛けている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員

【受講料】
<一般価格>
全受講:33,000円/1名(税込)
選択受講:13,200円/1名(税込)

<定期購読(スタンダードプラン)30%OFF>
全受講:23,100円/1名(税込)
選択受講:9,240円/1名(税込)

<ライトプラン10%OFF>
全受講:29,700円/1名(税込)
選択受講:11,880円/1名(税込)


The post 「小売業の未来に向けたヒントとは?」 米国・中国・欧州の最新事例から学ぶ全3回オンラインセミナー appeared first on WWDJAPAN.

「小売業の未来に向けたヒントとは?」 米国・中国・欧州の最新事例から学ぶ全3回オンラインセミナー

 「WWDJAPAN」は、「米国・中国・欧州の最新リテール事業〜ファッション&ライフスタイル販売戦略のヒント〜」と題したオンラインセミナーを2022年1月21日から全3回にわたって実施します。

 ライフスタイルや働き方の変化によって、消費のデジタルシフトがますます加速しています。小売り各社はOMO(オンラインとオフラインの融合)を軸に、新しいビジネスモデルの構築を急いでいるところです。

 本セミナーでは、小売業の進む方向を、米国・中国・欧州の3エリアの先進事例を解説します。巨大企業やスタートアップ企業が入り混じってダイナミックなDXを進める米国(第1回 1月21日)、ライブコマースやAIを駆使した独自の変革を遂げる14億人市場の中国(第2回 1月28日)、リニューアルや新施策で実店舗の価値創造に取り組む欧州(第3回 2月4日)について、現地駐在の専門家が分析します。日本の小売業も取り入れるべき事例と販売戦略の未来像を探ります。


<第1回>1月21日(金)13:30~15:00
「小売りのデジタル革命 アメリカの先端事例を知る」

 小売業の先端を走る米国では、ウォルマートとアマゾンの2大流通企業が実店舗とネットの枠組みを超えた新しいプラットフォームで覇権を競っています。またD2Cやサブスクなどのスタートアップの有望株たちが、新しいエコシステムを作り上げようとしのぎを削ります。米国流通を30年にわたってウォッチする鈴木氏が最新の話題を詳しく解説します。

・ウォールマートとアマゾン
・服も化粧品も1時間で届ける宅配競争
・D2Cが第2の局面 店舗運営代行会社の出現
・AR・VRで試着が変わる
・アメリカ流の体験型売り場
・その他 IKEAのグローバル戦略など

講師:鈴木敏仁(コンサルタント)
 東京都北区生まれ、早大法学部卒、西武百貨店を経て渡米、在米年数は30年以上。業界メディアへの執筆、流通企業やメーカーによる米国視察の企画、セミナー講演が主要業務。年間のべ店舗訪問数は600店舗超、製配販にわたる幅広い業界知識と現場の事実に基づいた分析による情報提供がモットー

<第2回>1月28日(金)13:30~15:00
「日本企業の商機はどこに 中国小売業、驚くべき変化のスピード」

 コロナからいち早く回復した中国市場。背景にはリアル店舗とECを連動させた周到な戦略変更があります。またライブコマースの飛躍的な成長、中国のナショナルブランドなど、Z世代を中心にした新しい動きも活発です。新疆綿問題など政治リスクをはらみながらも、世界市場の中で無視できない成長を遂げる中国。VMDの専門家として現地アパレルに深く入り込む内田氏の解説は必見です。

・急成長するブランド、復活したブランドの手法
・巨大市場ライブコマースの裏側
・重要性を増す「爆品開発」
・日系、欧米系アパレルの中国攻略 
・その他

講師:内田文雄(コンサルタント)
 福岡県福岡市生まれ。ワールドで22年間のVMD経験、1993年に上海交通大学留学、上海駐在を経て、その後はアジア事業で海外を飛び回る。2005年ユニクロへ転じ、国海外の大型店、旗艦店などのVMDを手がける。2011年、独立して上海に拠点を移す。中国のアパレル、小売企業に対しての商品企画からマーケティング、VMDまで一連の実務指導、セミナー講演を行う

<第3回>2月4日(金)13:30~15:00
「売り場を名所にするプロデュース力 欧州の百貨店が競う情緒的価値」

 時代に合わせて変化を続ける欧州ファッション。パリではLVMH傘下の老舗百貨店サマリテーヌが16年ぶりにリニューアルオープンするなど、新スポットも生まれています。従来は海外出張のたびにギャラリー・ラファイエット、ル・ボン・マルシェなど有力店を視察していた日本の業界人も多いはず。ポストコロナの時代、そうしたファッションの精鋭店が打ち出す実店舗の価値とは。

・パリ サマリテーヌ、リニューアル後の今
・ギャラリー・ラファイエットなど有力店が打ち出す売り場の価値
・ユニクロのパリ グローバル旗艦店と新店リヴォリ店の様子
・サステナビリティ意識の売り場への落とし込み方

講師:藪野 淳(「WWDJAPAN」欧州通信員)
 1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、2012年から「WWDJAPAN」編集記者として、クリエイションからビジネスまでを取材。パリコレやミラノコレをはじめ、デザイナーズブランドやレザーグッズ、新人発掘、インポーターなどの分野を担当する。17年9月からはドイツ・ベルリンに拠点を置きつつ、ヨーロッパのさまざまな都市を訪れ、ファッションに関する記事執筆や翻訳を手掛けている。20年2月から「WWDJAPAN」欧州通信員

【受講料】
<一般価格>
全受講:33,000円/1名(税込)
選択受講:13,200円/1名(税込)

<定期購読(スタンダードプラン)30%OFF>
全受講:23,100円/1名(税込)
選択受講:9,240円/1名(税込)

<ライトプラン10%OFF>
全受講:29,700円/1名(税込)
選択受講:11,880円/1名(税込)


The post 「小売業の未来に向けたヒントとは?」 米国・中国・欧州の最新事例から学ぶ全3回オンラインセミナー appeared first on WWDJAPAN.

「ELLE ACTIVE! for SDGs」が配信イベント 三吉彩花や冨永愛、森星とハッピー&ポジティブなサステナのメッセージ発信

 ハースト婦人画報社の「エル(ELLE)」は、働く女性を応援するため2013年にスタートした一大プロジェクト「ELLE WOMEN in SOCIETY」を昨秋、「ELLE ACTIVE! for SDGs(以下、EA!)」にパワーアップした。あらゆる人をエンパワーし、より良い変化を共に創る「エル」のサステナビリティ・プロジェクトとして生まれ変わった「EA!」は12月18日、配信イベント「EA! フェスティバル 2021 『あなたが見たい変化に、あなたがなる』ために」を開催。ファッションとビューティ、シネマ、アートの4プログラムで構成。イベントは、公式YouTubeと「EA!」のツイッターでライブ配信。「エル」の公式インスタグラムでは、ライブ出演者やスペシャルゲストによるアフタートークも配信予定だ。

 当日は、「エル クリーン ビューティ アワード 2021」や「エル シネマ アワード 2021」などを発表。三吉彩花やMatt、冨永愛と森星、片岡真実・森美術館館長らが登場予定だ。

 坂井佳奈子エル グループ編集局長兼「エル デジタル」編集長は、「『エル』は第二次大戦直後のフランスで、『女性の好奇心を解放しよう』とチアアップするような感覚で創刊した。そのDNAは、今も同じ。上から目線ではなく読者に寄り添いながら、時代に応じてチューニングしながら発信している」と話す。「EA!」でも、受け身になりがちなサステナビリティの問題を、「エル」らしくハッピー&ポジティブなメッセージで、すべての人たちに届くようエンタメ要素を組み込み配信する。

問い合わせ先
ハースト婦人画報社
corporatepr@hearst.co.jp

The post 「ELLE ACTIVE! for SDGs」が配信イベント 三吉彩花や冨永愛、森星とハッピー&ポジティブなサステナのメッセージ発信 appeared first on WWDJAPAN.

ロレアルが若年層に人気のLA発ナチュラルスキンケア「ユース トゥ ザ ピープル」を買収

 ロレアル(L'OREAL)は米ロサンゼルス発のナチュラル系スキンケアブランド「ユース トゥ ザ ピープル(YOUTH TO THE PEOPLE)」を買収する。取引額は非公表。スーパーフードやコールドプレスした原料、自然由来成分を配合したスキンケアブランドで、若年層に人気だ。なお、同ブランドは今後ロレアルのリュクス事業本部の傘下になる。

 「ユース トゥ ザ ピープル」は2015年に従兄弟のグレッグ・ゴンザレス(Greg Gonzalez)とジョー・クロイエス(Joe Cloyes)が祖母のスキンケアブランドにインスパイアされて立ち上げた。現在アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパでビジネスを展開し、今年の売り上げは5000万ドル(約56億円)を超えるとされる。人気製品は、ケールと緑茶、ほうれん草などを用いたクレンザーやクリーム、マキベリーなどのベリーを配合したマスクなどだ。

 シリル・シャピュイ(Cyril Chapuy)=ロレアル リュクス事業本部プレジデントは「『ユース トゥ ザ ピープル』は素晴らしい品質と高い評判でジェンダーに関係なく人気だ。ヘルシーでビーガンでありながら効果効能に優れた製品を持つ同ブランドは、本事業部のポートフォリオに良い相乗効果を与える。公平な世界とコンシャスなビューティをうたうブランド理念は、ロレアルとマッチする」と評価する。

 近年大手企業によるナチュラル系のスキンケア・ボディーケアブランドの買収が相次いでおり、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)は米スキンケアブランド「ファーマシー(FARMACY)」を、ロクシタン(L'OCCITANE)はブラジルの美容習慣から着想したボディーケアブランド「ソル デ ジャネイロ(SOL DE JANEIRO)」を、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)はパリ発「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」を傘下に収めた。
 

The post ロレアルが若年層に人気のLA発ナチュラルスキンケア「ユース トゥ ザ ピープル」を買収 appeared first on WWDJAPAN.

「アットコスメ」を共同創業した山田メユミと業界有志らが化粧品を経済的困難下の女性に無償配布

 国内最大のコスメと美容の総合クチコミサイト「アットコスメ(@COSME)」を共同創業した山田メユミと有志はこのほど、「コスメバンクプロジェクト(COSME BANK PROJECT)」をスタートする。まずは12月、全国約2万2000のシングルマザーら経済的困難を抱える女性の世帯に、化粧品メーカーが抱える余剰在庫となったコスメを詰め合わせ、支援団体などを通じて無償提供する取り組みのパイロットテストを実施。今後も「女性と地球にスマイルを」を合言葉に、行き先が決まっていない化粧品を、必要とする人の元に届けることで、コスメの余剰品問題に向き合いながらコスメが消費者に提供できる自分への自信や高揚感を届けたい考えだ。山田共同創業者と、想いを共有しプロジェクトの事務局長を務める藤田恭子ISパートナーズ代表に話を聞いた。

WWDJAPAN:なぜ「コスメバンクプロジェクト」を立ち上げようと考えたのか?

山田メユミ「アットコスメ」共同創業者(以下、山田):一番の理由は女性支援団体を通じて聞いた、「子どもの入学式や卒業式のようなハレの日にさえ、口紅のひとつも手元になくて、マスクで顔を隠して行くしかなかった」というシングルマザーの存在でした。ショックでした。これまで「化粧品は、女性のQOL(Quality of Life. 生活の質のこと)を高め、幸せをもたらすもの」という自負を持ちながら業界に携わってきましたが、「化粧品がないことで、女性を悲しい気持ちにさせてしまう」とは全く気づけていなかった自分を恥ずかしく思いました。一方、化粧品業界は余剰品という問題を恒常的に抱えており、これを完全にゼロにするのは難しい状況です。欲しいのに入手できない人がいる一方で、誰の手にも渡らず廃棄される化粧品が存在するんです。化粧品は嗜好品ですが、一方で社会コミュニケーションにおいて不可欠な必需品だと私は思っています。そこで入手できない人と、余剰となった化粧品を1つでも多くマッチングさせて手渡すことができたら、女性はもちろん、企業にも地球にも貢献できるのでは?と考えました。

WWD:化粧品はどのように集めた?

山田:プロジェクトに共感してくださった、主にセルフ商材を扱う化粧品・日用品メーカー様から、現行品や旧仕様品を寄贈いただいたり、店頭から未開封の状態で返品された製品を預かったりなど、品質にはなんら問題がないものの残念ながら再販が難しくなった良品を、「コスメバンクプロジェクト」事務局が「コスメ詰め合わせギフト」にしました。12月の初回は17社に参画いただき、スキンケアからベース&カラーメイク、ヘアケアまで幅広い商材を集めることができました。1世帯につき6~8点、「気持ちはコフレ」な詰め合わせギフトにしてお送りします。配送はセイノーホールディングス傘下のココネットにご協力いただき、宅食支援に取り組むフードバンクや母子寮、シェルターなどの女性支援施設を通じて女性たちに届けていただきます。すでに15万を超える化粧品が集まり、今回は2万2000ほどの世帯にお届けできる予定です。今回のトライアルパイロットテスト運用を踏まえ、今後は春と秋、その時に必要な化粧品をお届けできればと考えています。

WWD:再販が難しいとは言え、製品を無償提供する企業側の反応は?

山田:皆さん「女性たちのために何かできたら」という想いを強く持っていらっしゃいましたし、「コスメバンクプロジェクト」の理念に深く共感してくださっています。各社それぞれ環境問題に取り組み、環境に優しいエコシステムを考案・構築中でいらっしゃいますが、化粧品はリサイクルやアップサイクルが難しい商材。しかも流通の構造上、余剰品が生まれやすいのに有効活用の手段は多くありません。女性と社会、そして企業の「三方良し」な取り組みと捉えてくださいました。この取り組みが軌道にのったら、未出荷在庫が何割か削減できる企業もあるそうです。ご説明に伺った際、一番多くいただいた質問は「販売できなくなったものを提供してしまって良いのだろうか?」でした。企業側が言う通り、「余っている受け取ってくださった女性たちからもたくさんのお声を頂くと思います。そうした声を企業側にフィードバックすることで、活動に賛同くださる企業が増えればと思います。一番嬉しかったのは、参画を決めてくださった企業の社長さんが、他の企業の社長さんに話を広げてくださったことです。事前に概要を説明してくださっていたので、私たちの説明は最低限で済みました(笑)。まだスタートラインに立ったばかりですが、こうした支援の輪が企業間で連鎖的に広がっていったら、とても嬉しいです。

WWD:取り組みを担うのは?

山田:11月に一般社団法人「バンク・フォー・スマイルズ」を立ち上げ、複数の化粧品メーカーや運輸会社の役員、長年女性支援を続けていらっしゃる元国会議員ら、性別も年齢も多様な有志のプロフェッショナルと理事会を構成しました。NPO法人代表やメディア編集長など、さまざまな有識者のみなさまにもアドバイザーとしてご助言いただいています。また事務局をはじめとする運営チームには、「アットコスメ」を手掛けるアイスタイルのメンバーを含む、多くの有志の皆さんがプロボノ(職業上の知識やスキルを無償提供して社会貢献するボランディア活動のこと)で参画してくれています。

WWD:藤田さんは、なぜこの活動に参画したのか?

藤田恭子「コスメバンクプロジェクト」事務局長:私は、山田とは20年来の付き合い。「アットコスメ」を立ち上げ、ブレずに化粧品とユーザーを繋げる姿勢を貫き、そして、ここまで成長させてきた彼女の歴史を見てきました。さらに新しいことにチャレンジする山田のバイタリティと志に感銘を受け、サポートしたいと思い、このプロジェクトに参画しました。私は今、「アットコスメ」を中心としたウェブの運用やライティング、商品情報の登録を担うアイスタイルのグループ会社で代表を務め、千葉県流山市のサテライトオフィスを運営しています。朝5時~夜10時のうち、毎週20時間以上働くことができれば正社員として雇用している会社です。この会社も、山田が中心になって誕生しました。働くママは都心の本社では働きにくいけれど、自宅の近くなら働けるのでは?という発想です。私には子どもがいませんが、働くお母さんと一緒に仕事をして、改めて子育ての苦労を知りました。そして、困難な状況にあるお母さんの支援に繋がる企画に強く共感しています。

山田:私もワンオペで子どもを育てる母親として、「装うことへの罪悪感」を感じていた時期がありました。「子どもたちは、自分がしっかり育てなくちゃ」と肩に力が入ってしまうと、“自分に手をかける”ことを罪悪と思ってしまいがちで。そんな折、サブスクリプションで購入しているコスメのトライアルボックスが届いたら、とても嬉しかったんです。香りの良い入浴剤が入っていたときは、その日の夜のバスタイムが本当に充実して。シングルマザーには経済的な事情だけでなく、精神的な余裕のなさやプレッシャーから、「自分のケアなんてしてる場合じゃない」と思ってしまっている方も存在すると思います。そんな女性に思いがけずコスメが届いたら、きっと喜んでいただけるのでは?と思っています。振り返れば「アットコスメ」は、世の中にあるべきものを、その時代にたまたま自分たちが作っただけのようにも感じています。「コスメバンクプロジェクト」も同じです。「アットコスメ」が今日まで成長したように、業界内外の多くの皆さんとの共創によって、「コスメバンクプロジェクト」という支援プラットフォームを育てていきたい。女性、そして企業がエンパワーメントできれば、業界はより自信を持ってビューティの存在意義を社会に伝えられると思っています。

The post 「アットコスメ」を共同創業した山田メユミと業界有志らが化粧品を経済的困難下の女性に無償配布 appeared first on WWDJAPAN.

時計「ゼニス」が辻愛沙子や「WWDJAPAN」編集長と女性のエンパワーメントについてディスカッション

 時計ブランドの「ゼニス(ZENITH)」は、11月19日から23日まで東京・青山のザ ジュエルズ オブ アオヤマでエキシビション「A Star Through Time in Tokyo -ゼニス、悠久の時を超えて-」を開催した。最終日には鈴木真澄「ゼニス」ブランドディレクターがモデレーターとなり、辻愛沙子アルカ最高経営責任者(CEO)兼クリエイティブ・ディレクターと村上要「WWDJAPAN」編集長をゲストにパネルディスカッションも行った。

 「ゼニス」の哲学である“TIME TO REACH YOUR STAR(最も高い、あなたの星をつかむために)”にちなみ、夢をかなえるための努力やそれを支えた人や物についてトークしたり、「ゼニス」の女性に向けたプロジェクト「DreamHers」をベースに女性のエンパワーメントについて討論したりした。

 「ゼニス」は1865年創業のスイスブランド。現在は、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下にある。「A Star Through Time in Tokyo -ゼニス、悠久の時を超えて-」は日本で初めて行われたエキシビションで、「ゼニス」の工房があるスイスのル・ロックルの街をブランドアンバサダーを務める俳優・竹内涼真のナレーションで案内する「ディスカバー ル・ロックル」や、「ゼニス」の時計と共に歩んだ先駆者の物語をイラストレーターいとう瞳が表現した「ゼニス・ヒーローズ」など、5つのコンテンツで構成された。

問い合わせ先
「ゼニス」コールセンター
03-3575-5861

The post 時計「ゼニス」が辻愛沙子や「WWDJAPAN」編集長と女性のエンパワーメントについてディスカッション appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」2022年プレ・フォール・メンズ・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2022年プレ・フォール・メンズ・コレクションを発表した。

The post 「ディオール」2022年プレ・フォール・メンズ・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

ビームス×ネットフリックス第2弾発売 ビジュアルに「今際の国のアリス」の三吉彩花と栁俊太郎

 ビームス(BEAMS)とネットフリックス(NETFLIX)は、コラボレーション「ネットフリックス×ビームス(Netflix × BEAMS)」の第2弾を12月18日に発売する。ビームスの公式オンラインショップで取り扱うほか、ビームス 六本木ヒルズや新宿、名古屋などでポップアップストアも開く。ネットフリックスのECサイト「Netflix.shop」では、国外約60カ国に向けて来年から順次発売する。

 今年5月に発売したネットフリックス初のブランドアイテムに続く第2弾では、“どこでもネットフリックス”をテーマに、さまざまなシーンを想定した利便性の高い12アイテムをラインアップする。ロゴにリフレクターを採用し、プロジェクターなど暗転下でロゴが際立つフーディーやスエット、ロングスリーブTシャツ、2枚組パックTシャツのほか、ナイロン製トラックジャケットやトラックパンツ、6パネルキャップ、ハンドウォーマーなどアパレルと雑貨をそろえた。一部アイテムには小ぶりのポケットを付け、イヤホンや鍵の収納が可能だ。コレクションビジュアルでは、ネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」に出演している栁俊太郎と三吉彩花をモデルに起用した。

 また、ネットフリックス映画「浅草キッド」の全世界での公開を記念し、世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット2021」内のビームスのバーチャルショップで、映画の世界観を楽しめるVRイベントも12月19日まで開催している。

The post ビームス×ネットフリックス第2弾発売 ビジュアルに「今際の国のアリス」の三吉彩花と栁俊太郎 appeared first on WWDJAPAN.

ビームス×ネットフリックス第2弾発売 ビジュアルに「今際の国のアリス」の三吉彩花と栁俊太郎

 ビームス(BEAMS)とネットフリックス(NETFLIX)は、コラボレーション「ネットフリックス×ビームス(Netflix × BEAMS)」の第2弾を12月18日に発売する。ビームスの公式オンラインショップで取り扱うほか、ビームス 六本木ヒルズや新宿、名古屋などでポップアップストアも開く。ネットフリックスのECサイト「Netflix.shop」では、国外約60カ国に向けて来年から順次発売する。

 今年5月に発売したネットフリックス初のブランドアイテムに続く第2弾では、“どこでもネットフリックス”をテーマに、さまざまなシーンを想定した利便性の高い12アイテムをラインアップする。ロゴにリフレクターを採用し、プロジェクターなど暗転下でロゴが際立つフーディーやスエット、ロングスリーブTシャツ、2枚組パックTシャツのほか、ナイロン製トラックジャケットやトラックパンツ、6パネルキャップ、ハンドウォーマーなどアパレルと雑貨をそろえた。一部アイテムには小ぶりのポケットを付け、イヤホンや鍵の収納が可能だ。コレクションビジュアルでは、ネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」に出演している栁俊太郎と三吉彩花をモデルに起用した。

 また、ネットフリックス映画「浅草キッド」の全世界での公開を記念し、世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット2021」内のビームスのバーチャルショップで、映画の世界観を楽しめるVRイベントも12月19日まで開催している。

The post ビームス×ネットフリックス第2弾発売 ビジュアルに「今際の国のアリス」の三吉彩花と栁俊太郎 appeared first on WWDJAPAN.

「イイダコ鍋」って知ってる? 韓国酒場も専門店の時代に突入した

 東京の新大久保駅から歌舞伎町方面に広がるコリアンタウンにオープンした「ホンスチュクミ」は、韓国で流行っている"イイダコ鍋"の専門店だ。韓国で20店近く展開するチェーンの日本1号店である。実際に店に足を運んでみた感想は、日本でもある程度受けるのではないかというものだった。新感覚の味わいと食感に加え、エンタメ性やポップなイメージなど、若者に訴求できるポイントが盛りだくさんだからだ。
Posted in 未分類