「タイガタカハシ」初の直営店が京都・祇園にオープン 服、彫刻、茶の湯が融合

 高橋大雅デザイナーが手掛ける「タイガタカハシ(TAIGA TAKAHASHI)」は、京都・祇園にブランド初の直営店T.Tをオープンした。大正時代に建てられた町家を改修した数寄屋造の建築で、1階のブティックと2階の茶室で構成する。

 1階のブティックスペースでは、「タイガタカハシ」のコレクションをそろえるほか、高橋が制作した彫刻作品を複数展示する。彫刻は、“過去の服を現代に蘇らせる”という同ブランドの服作りを発展させ、“時間の概念”をテーマに制作した。

 2階の茶室「然美(さび)」は、日本芸術の始まりとも言われる“茶の湯”を高橋が再解釈した空間だ。壁一面に和紙を貼り、特注の椅子を並べて工芸と建築の融合を図った。京都の茶葉を中心とした創作日本茶5品で構成する茶菓懐石(税込5500円、予約制)を提供する。

■T.T
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-120
営業時間:1階 12:00〜19:00、2階 13:00〜18:30(予約制)
定休日:水曜

The post 「タイガタカハシ」初の直営店が京都・祇園にオープン 服、彫刻、茶の湯が融合 appeared first on WWDJAPAN.

「アニヤ・ハインドマーチ」が生分解性にフォーカスしたバッグを発売

 英国発のバッグブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は12月9日、重金属のクロムを使わずになめしたレザーを使い、生分解性にフォーカスしたというバッグのコレクション、“リターン トゥー ネイチャー(RETURN TO NATURE)”を日本で発売する。モデルで環境アクティビストでもあるアリゾナ・ミューズ(Arizona Muse)の活動に着想を得ており、売り上げの一部はミューズが運営する循環型農業普及のための団体、DIRTに寄付する。

 レザーのなめしには「生分解を妨げるといわれる」クロムが一般的に使われてきたが、植物由来のタンニンなどでなめす手法がこの10年ほどで徐々に広まってきている。“リターン トゥー ネイチャー”では、そうしたなめし手法を取り入れたトレーサビリティーの確保されたレザーを使用。コーティング剤として、ポリウレタンなどの代わりにカイコの体内にあるという「液状絹」を用い、アジャスターなどの副資材も排した。これにより、「28日間でバッグの64%が生分解される」という。

 コレクションはトートバッグ(16万8300円=税込)、クロスボディーバッグ(11万円)、バケットバッグ(大15万8400円、小12万7600円)、木の葉をかたどったチャーム2種(各2万9700円)があり、それぞれナチュラルなブラウンとチョコレートブラウンの2色展開。イニシャルなどによるパーソナライズも可能だ。

 「アニヤ・ハインドマーチ」は、“I’m not a plastic bag”というメッセージを配したキャンバス製トートバッグを2007年に発売し、プラスチック製レジ袋の使用にアクションしてきた経緯がある。“リターン トゥー ネイチャー”は、日本では公式ECと、9〜11日に東京・渋谷のトランクホテルで開催するポップアップストアで販売する。

The post 「アニヤ・ハインドマーチ」が生分解性にフォーカスしたバッグを発売 appeared first on WWDJAPAN.

12/10 – 12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

こんにちは。

ウィメンズチーム アシスタントバイヤーの川畑です。

本日は<スープレルース>の期間限定ストア第2弾のお知らせです。

今年3月に銀座本店でご好評いただいたブランドを、今回は、12月10日(金)より12月26日(日)まで、六本木店と神戸店でご紹介させていただきます。

 

<スープレルース>は上質なオーガニックコットンにこだわったインナーウェアブランド。

エレガントで美しいをコンセプトに、自分を大切にするやさしい気持ちになれるウェア、自分にも環境にもやさしい商品を展開しています。

0601 SoupleLuz01095 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

<スープレルース>で使用しているコットンは、スーピマオーガニックコットンを使用しています。

通常流通している綿花よりも時間をかけて大事に育てられたものを使用しているため、それらと比べて2倍もの空気を含んでいるとのこと。またその特性を最大限に生かすために、オーガニックコットンでも単一品種で製品化されているこだわりよう。

呼吸をしている状態のようなコットンだからこそ実現する、ふんわりした優しい肌ざわりや何とも言えない温もりが魅力。そのコットンから作られた、プラパッドキャミソールが大人気で、前回のイベントの際にも大変ご好評をいただきました!

この貴重なスーピマオーガニックコットンに、自然の植物から抽出した色素で染められたアイテムがボタニカルダイシリーズです。

この染色方法が独自のもので、毎シーズン目を奪われるような素敵な発色が魅力。

今シーズンの“ブラックマロウ”というカラーも、モカブラウンのような深いグレージュのような…深みのある肌馴染みのいい素敵なカラーリングとなっています。

sog to 336 b 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

ストレートネック ブラパットキャミソール ¥10,450(税込)/ ブラパットキャミソール ¥10,450(税込) / ソフトブラ ¥10,780(税込) / Wストラップショーツ ¥4,730(税込) / ボーイズショーツ¥4,400(税込)

 

そして今回は、これまで展開のなかったショーツ・ボーイズショーツもご用意します。

ウエストには柔らかいゴムを使用し、足回りにはゴムを入れずに飾りミシンで処理するなど、着心地のよさを高める工夫がされているのもポイントです。

 

また、久しぶりに少しお出かけやお食事会も増えてきそうなこの時期のインナーとしておすすめのアンダードレスも今回のイベント限定でご用意させていただきました。

人気のオーガニックコットンブラパットキャミソール×シルクスカートのコンビネーションデザインで、抜群な肌ざわりはもちろん、アンダードレスとして1枚で完結する便利さ、快適さも魅力の一つです。

312 13 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

 

 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

ショート ¥23,100(税込) / ロング ¥26,400(税込)

 

コットンシルクリブシリーズもおすすめです。

こちらは上質なコットンにシルクを20%混紡したリブ素材が特徴。シルクの光沢感やしっとりとした肌ざわり、やさしい着心地がお好みの方にぜひご覧いただきたいシリーズです。

定番のブラパットキャミソールに加えて、ボーイズショーツとレギンスの3型をご用意させていただきました。

 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

コットンシルクリブ ブラパットキャミソール ¥17,600(税込)

 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

コットンシルクリブ ロングボーイズショーツ ¥6,600(税込)

 

私はリブレギンスを愛用していますが、程よいゆとりのあるフィット感で、さらりとしているのに温もりがあり着心地抜群、静電気も起きにくく、ストレスなく一日中履いていられます。

個人的には、座りっぱなしでも、子どもを抱っこをしたり追いかけたりしても膝が出にくく、洗濯を繰り返しても崩れにくいところがお気に入りです!

 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ
コットンシルクリブ レギンス ¥16,500(税込)

 

<スープレルース>の期間限定ストアは12月10日(金)より12月26日(日)まで、六本木店と神戸店での開催です。

 

スーピマオーガニックコットンシリーズについては、各店店頭・オンラインストアでもお求めいただけます。

乾燥するこの季節、少しでも肌にやさしいものを着用することで、肌も心も少し潤うような、そんなほっこりする気持ちになっていただければと思っています。

kawabata 12/10   12/26: POP UP STORE: SOUPLE LUZ

「ディオール」がメンズのスキーコレクション新作 「デサント」との協業も

 「ディオール(DIOR)」は、キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ アーティスティック ディレクターと、イギリス人現代アーティストのピーター・ドイグ(Peter Doig)とのコラボレーションによるスキー カプセル コレクションを全国直営店とオンラインブティックで順次販売する。阪急メンズ東京では、同コレクションのポップアップショップを12月15〜31日に開催する。

 アイテムは、昨年11月のスキーコレクション第1弾に続き「デサント(DESCENTE)」「AK SKI」「POC」との協業も継続。ピーター・ドイグによるデザインをあしらったダウンジャケット(税込64万9000円)やブルゾン(同45万1000円)、セーター(同38万5000円)や、「デサント」とコラボしたダウンジャケット(同69万3000円)、パーカ(同53万9000円)、スキーパンツ(38万5000円)のほか、「AK SKI」が製作した“ディオール オブリーク”を配したスノーボード、「POC」が製作した「ディオール」ロゴのヘルメットとスキーゴーグルなどを用意した。ブラックやネイビー、オレンジを中心としたカラーをそろえ、スキーのための本格的な格機能性を有する。

■ディオール メンズ スキー カプセルコレクション ポップアップ
期間:12月15〜31日
場所:阪急メンズ東京 1F Main Base
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

The post 「ディオール」がメンズのスキーコレクション新作 「デサント」との協業も appeared first on WWDJAPAN.

LVMH傘下の時計「ウブロ」が12月4日、表参道店をオープン

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のスイスの時計ブランド「ウブロ(HUBLOT)」は12月4日、表参道エリアで初となる直営店「ウブロ表参道ブティック」をオープンした。売り場面積は約205平方メートルで、7月31日までフランスの子ども服ブランド「プチバトー(PETIT BATEAU)」の表参道店があった場所。

 自然光が差し込む店内には色鮮やかなポップアートを随所に使い、ブランドコンセプトである“アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)”を体現する。また、「ウブロ」として初めてフリーアクセスディスプレーを採用した。これまでスタッフに声を掛けて時計をショーケースから出して見ていたものに、ガラス越しではなく直接触れることができる。100万~300万円台が中心価格帯の「ウブロ」にとって新しい試みだ。

 国内で初めて、ストラップ&アクセサリー専用コーナーを2階に設けたことも特徴だ。ストラップはラバー、レザー、ファブリックといった素材や、カラー展開が豊富で、アクセサリーはサングラス、カフス、ペン、ベルトなどをラインアップする。さらに、バーカウンターを併設した3階のVIPルームからは表参道のケヤキ並木が一望できる。

 「ウブロ」は1980年に創業。ボリュームと存在感のある“ビッグ・バン”、対極的に薄型でシンプルな“クラシック・フュージョン”などがアイコンモデルだ。

■ウブロ表参道ブティック
オープン日:12月4日
時間:11:00~20:00
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前5-8-2

The post LVMH傘下の時計「ウブロ」が12月4日、表参道店をオープン appeared first on WWDJAPAN.

「ボッテガ・ヴェネタ」がダニエル・リー時代のアイテムの在庫処分報道に反論

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、11月に突如退任したダニエル・リー(Daniel Lee)前クリエイティブ・ディレクター時代のアイテムをオフプライスストアに卸すなどして在庫の処分を行っているのではないかという報道を否定する声明を発表した。

 米「WWD」は12月1日、リーが手掛けた「ボッテガ・ヴェネタ」のアイテム125点以上がオフプライスストアのTKマックス(TK MAXX)のウェブサイトで販売されていると報じた。アイテムはウエアやシューズ、アクセサリーなど幅広く、最大で79%オフで販売されているという。

 これに対して「ボッテガ・ヴェネタ」は、「TKマックスのようなリセラーに卸すことはしていない。同サイトで販売されている製品の出所や真贋を積極的に調査中だ」とコメントしている。

 投資会社のアライアンス・バーンスタイン(ALLIANCEBERNSTEIN)が12月2日に発表した「2021年10月付ラグジュアリーブランド“価格規律”指数調査」の中でルカ・ソルカ(Luca Solca)シニア・リサーチャーは「ケリング(KERING)傘下の『ボッテガ・ヴェネタ』『グッチ(GUCCI)』『サンローラン(SAINT LAURENT)』はいずれも完璧に近い価格規律を継続している。この調査を開始以来、『ボッテガ・ヴェネタ』で初めて割引価格で販売された商品が1つもないという結果が出た」とコメントしている。さらに、同調査報告書は「ボッテガ・ヴェネタ」について、「オフプライスチャネルで1位を獲得しており、値引きをしないという方針がそのほかの販売チャネルにも良い影響をもたらしている」と分析している。

The post 「ボッテガ・ヴェネタ」がダニエル・リー時代のアイテムの在庫処分報道に反論 appeared first on WWDJAPAN.

「北斗の拳」ユダ&レイをイメージした香水発売 キレのある南斗水鳥拳の香り

 香水の輸入販売を手がけるフェアリーテイルはこのほど、「北斗の拳」の登場人物ユダとレイをイメージした香水の予約販売を開始した。フェアリーテイルの公式オンラインストア「ドリーミング プリンセス(DREAMING PRINCESS)」と中野ブロードウェイの直営店、アマゾン(Amazon)で取り扱う。容量は60mLで、価格は税込各3850円。商品は2022年1月中旬から順次発送を予定している。

 同作品は「週刊少年ジャンプ」で1983〜88年に連載され、核戦争によって文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが戦う姿が描かれている。香水は同作の脇役で、美と知略を誇るユダと南斗水鳥拳の伝承者レイをイメージした。それぞれ「おれはこの世でだれよりも強く…そして美しい!!」「てめぇらの血はなに色だーっ!!」などの名言で知られている。

 オードパルファム“ユダ”は、強烈な個性を持った男性を思わせる香水で、アロマティックな香りと男性らしいアンバーの香りを合わせた。オードパルファム“レイ”は、南斗水鳥拳の美麗なる技のような、爽やかなキレのある男性を思わせる香りに。スパイシーな香りとシトラスの爽やかさを合わせたウッディーな香りで、優雅で強く男らしいレイの雰囲気を表現した。

The post 「北斗の拳」ユダ&レイをイメージした香水発売 キレのある南斗水鳥拳の香り appeared first on WWDJAPAN.

BLACKPINKのLISAがランウエイデビュー アンバサダーを務める「セリーヌ」のコレクションに登場

 韓国アイドルグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)のLISA(リサ)が「セリーヌ(CELINE)」2022年春夏コレクションのランウエイに登場した。同イベントはフランスのニースで開催。ブランド公式サイトでの配信に加えて、インスタグラム、ツイッター、ユーチューブで動画を公開している。

 ショーでLISAは、背中に“Celine Paris”の文字があしらわれた緑のスカジャンにグレーのフーディーを着用。白いクロップトップとダークウオッシュのデニムジーンズ、ブランドロゴが輝くネオンイエローのバッグに合わせた。髪型はLISAを象徴する前髪のあるボブヘアーでまとめた。動画内では歩くシーンだけでなく、アップで数カット、モノクロで登場する。

 今回のショーでは、モデルの多くがLISAと同じショートで前髪のあるボブヘアーで登場したシーンもあったことから、エディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターのミューズなのではないかとLISAのファンの間で囁かれているという。

 LISAは2019年からスリマン=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターと協業を始め、20年9月に正式にブランドのグローバルアンバサダーに就任した。3日にはパフュームコレクション、セリーヌ オート パフューマリー(CELINE HAUTE PARFUMERIE)のグローバルブランドアンバサダーに任命された。

The post BLACKPINKのLISAがランウエイデビュー アンバサダーを務める「セリーヌ」のコレクションに登場 appeared first on WWDJAPAN.

三越伊勢丹やマルニ木工、「メゾン ミハラ ヤスヒロ」などが新参加 第6弾「パスザバトン マーケット」が開催

 スープストック トーキョー(SOUPSTOCK TOKYO)などを運営するスマイルズは12月11〜12日、「パスザバトン マーケット(PASS THE BATON MARKET以下、PTBM)を東京・品川のコクヨ品川キャンパスで開催する。『PTBM』は、衣食住、さまざまな企業の倉庫に眠っているデッドストックや規格外品などを日本各地から集めた蚤の市。“もったいないをなくす”企業にとっても、消費者にとってもメリットのあるイベントだ。4月に開催した第4弾では、3588人が来場し1万4897点を販売し、10月の第5弾では5168人が来場し、2万4829点を販売するなど、毎回パワーアップしている。

 第6弾の今回は、全53 社が参加。三越伊勢丹や中川政七商店、『メゾンミハラ ヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)』、家具の『マルニ木工(MARUNI)』などが初出店する。前回好評だったインテリア家具のコーナーで廃番の生地を使用した“ヒロシマ”アームチェアをはじめ、『無印良品/イデー(MUJIRUSHI/IDEE)』などの商品を販売。2階では、全国各地からおいしいものを集めた『パスザバトンの食料品店』や旬八青果店、石川・金沢の銘酒などを販売する「福光屋」、北海道発人気スイーツ「プレスバターサンド(PRESS BUTTER SAND)」などが参加。「パスザバトンの食料品店」では、賞味期限が近鋳物や規格外品、包材に傷があるものなど、まだおいしく食べることのできる食品を販売する。

 また、1階のワークショップエリアでは「西海陶器」による器の転写ワークショップや「ジラフ(GIRAFFE)」のネクタイ生地を使用した缶バッチ、「コクヨ」のオリジナルフレーム作りなど、親子で楽しめるワークショップを開催する。

 人気のアパレル関連は、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」「MHL.」などが出店。初出展の三越伊勢丹からは、伊勢丹新宿本店1階のライフスタイルのコンセプトショップ「イセタン シード」「イセタンリーフ」が参加する。

 入場料300円(小学生以下、無料)で来場事前登録が必要。

The post 三越伊勢丹やマルニ木工、「メゾン ミハラ ヤスヒロ」などが新参加 第6弾「パスザバトン マーケット」が開催 appeared first on WWDJAPAN.

街と展示会から次のトレンドを読む 「今週の特集お届け隊」2021年12月6日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2021年12月6日号からの抜粋です)

本橋:コロナ禍の収束が少し見えて、お出かけワンピースの需要が伸びて来ているという話を聞くようになりました。実際に外に出ている人の格好が華やかになっているので、今回のトレンド特集ではスナップ企画を提案しました。

五十君:春夏の特集を秋冬のスナップで作っていいのかという懸念はありましたが、今街で着られているものと春夏の傾向は重なる部分が大きいだろうなとも考えました。半年で売るものを変えていこうという時代じゃないですし、スナップは「とてもいい!」と思いました。

木村:改めて街に出てみたら、マーメイドスカートやミニ丈、厚底ブーツなど、トレンドがちゃんとありましたね。

五十君:うんうん。そして、マッシュスタイルラボ(MASH STYLE LAB)のブランドを皆がすごく着ているというのを実感しました。

木村:本当に多かったですよね。展示会の方はどうでしたか?

本橋:やはりどこも今ストリートでトレンドになっているものに新しい要素を加えて提案している感じでした。トレンドのグリーンと同じくらいの彩度のブルーやレッドオレンジが出ていたり、ジャケットもロングシャツやスカートと組み合わせていたり、アップデートして提案していました。

五十君:トレンド特集として、学びのある試みだったよね。

本橋:でもメチャ大変でしたね。街で「写真撮らせてください」って声掛けて、断られた時の自己肯定感を破壊される感じがたまらなかったです……。

五十君:もしかして、ファッションを楽しんでいる人たちは今は原宿ではなく、下北沢にいるのかも。そういえば、ウィゴー(WEGO)の園田恭輔社長が古着の売れ筋にトレンドが一番早く現れると言っていました。

木村:確かに。次回、古着の売れ筋分析もやってみたいですね!

The post 街と展示会から次のトレンドを読む 「今週の特集お届け隊」2021年12月6日号 appeared first on WWDJAPAN.

「メゾン キツネ」が岩田剛典の「ナード マインド」とのコラボローファーを発売

 「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」は、三代目J Soul Brothersの岩田剛典がクリエイティブディレクターを務めるシューズブランド「ナード マインド(NERD MIND)」とコラボレーションしたローファーを12月22日に国内限定で発売する。カラーはブラックとキャメルの2色で、価格は税込6万9300円。「メゾン キツネ」直営店と「ナード マインド」公式ECサイトで取り扱う。

 コラボローファーはユニセックスなデザインで、素足に履くカジュアルなイメージから着想を得たという。ブラックは質感の異なる2種類のカーフレザーを組み合わせ、キャメルは全体に起毛革を用いている。レザーは100%植物性原料でなめしたものを採用した。

 「ナード マインド」は日本でレザーシューズを生産するメーカーで、クラシカルな型を現代的にアップデートしたデザインが特徴だ。今年11月には岩田をクリエイティブディレクターに起用し話題を集めた。

The post 「メゾン キツネ」が岩田剛典の「ナード マインド」とのコラボローファーを発売 appeared first on WWDJAPAN.

“握らない寿司”は職人いらず。「これは立ち飲みや和バルでも使えるぞ!」

 コロナ禍においても活況を呈している寿司業界。街中を見ても、高級寿司店が手掛ける立ち食店や、締めずしを提案する居酒屋などが増えている。回転寿司チェーンか、客単価数万円の高級寿司店かの二極化が進んでいた業界にも変化が訪れ、さまざまなスタイルで寿司を楽しめるようになってきたようだ。そんな中で寿司を握らない「にぎら寿司」が注目されている。
Posted in 未分類

「ザラ」×「アーダーエラー」 コート、Tシャツ、マフラーなど全46型

 「ザラ(ZARA)」はこのほど、韓国のブランド「アーダーエラー(ADER ERROR)」とコラボした“AZ コレクション(AZ Collection)”を発売した。国内では「ザラ」新宿店と公式オンラインストアのみで取り扱っている。

 両ブランドの頭文字がアルファベットの最初と最後であることから、“AZ コレクション”と名付けた。オーバーサイズダウンジャケット(税込3万1900円)、Tシャツ(同4990円)、ジーンズ(同8990円)、ロングマフラー(同1万2990円)、スニーカー(同1万7990円〜)など全46型を用意した。

 テーラードスタイルのシルエットやパッチワークを多用し、ネイビーやグレーなどニュートラルな色がベースのコレクションだ。日本以外では、韓国とスペイン、ドイツ、デンマーク、オランダ、フランス、 イタリア、米国、中国の一部店舗と公式オンラインストアのみで取り扱っている。

 「アーダーエラー」は世界的にカルト的人気を誇るユニセックスブランド。過去には「プーマ(PUMA)」やラグジュアリーECサイトの「エッセンス(SSENSE)」とのコラボも発表した。

The post 「ザラ」×「アーダーエラー」 コート、Tシャツ、マフラーなど全46型 appeared first on WWDJAPAN.

「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意

 グランネスはこのほど、Z世代に向けた企画・プロモーションを手掛ける僕と私とと共同企画し、ネイルサロン「カンゴール メンズ ネイル サロン(KANGOL MEN'S NAIL SALON)」を原宿にオープンした。

 同サロンは、「シンプルでかっこいいメンズネイル」に特化し、男性も気軽にネイルを楽しめる環境を提案。ネイル初心者でも簡単にデザインが選べるメニュー表を用紙する。メニューは、シングル(ワンカラー)デザイン(税込5500円)、マルチカラーデザイン(同6600円)、アートデザイン(同6600円)、ネイルケア(同3300円)など。仕上がったネイルを長く楽しめるように、ネイリストによるネイルケア方法も提供する。

 グランネスは、「ジェンダー・ニュートラル」をコンセプトに、ヘアサロン「カンゴール ビューティ サロン(KANGOL BEAUTY SALON)」の店舗運営や「カンゴール ビューティ(KANGOL BEAUTY )」の化粧品ラインを展開している。

The post 「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意 appeared first on WWDJAPAN.

「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意

 グランネスはこのほど、Z世代に向けた企画・プロモーションを手掛ける僕と私とと共同企画し、ネイルサロン「カンゴール メンズ ネイル サロン(KANGOL MEN'S NAIL SALON)」を原宿にオープンした。

 同サロンは、「シンプルでかっこいいメンズネイル」に特化し、男性も気軽にネイルを楽しめる環境を提案。ネイル初心者でも簡単にデザインが選べるメニュー表を用紙する。メニューは、シングル(ワンカラー)デザイン(税込5500円)、マルチカラーデザイン(同6600円)、アートデザイン(同6600円)、ネイルケア(同3300円)など。仕上がったネイルを長く楽しめるように、ネイリストによるネイルケア方法も提供する。

 グランネスは、「ジェンダー・ニュートラル」をコンセプトに、ヘアサロン「カンゴール ビューティ サロン(KANGOL BEAUTY SALON)」の店舗運営や「カンゴール ビューティ(KANGOL BEAUTY )」の化粧品ラインを展開している。

The post 「カンゴール」のメンズネイルサロンが原宿にオープン 初心者でもデザインを選びやすいメニュー表を用意 appeared first on WWDJAPAN.

H&M、サステナブルな“進化”の舞台裏 本国チームが循環型思考を語る

 H&Mは、2040年までにバリューチェーンを通じてクライメート・ポジティブ(自社で発生するCO2排出量よりも吸収量の方が多い状態)の達成を目指す。これに向け、今年始動した“イノベーション・ストーリーズ(Innovation Stories)”と名付けたカプセルコレクションシリーズでは、革新的技術や素材を最大限に活用し、サステナブルなファッションの可能性を追求している。

 同シリーズの最新コレクション“サーキュラー・デザイン・ストーリー・コレクション(Circular Design Story Collection)”では、同社が開発した「サーキュレーター(Circulator)」と呼ばれるデザインツールを初めて導入。循環型への移行を進める同社の“進化”が凝縮されたコレクションとなった。アン・ソフィー・ヨハンソン(Ann Sofie Johansson)=H&Mクリエイティブ・アドバイザーと、エラ・ソッコルシ(Ella Soccorsi)=H&Mコンセプトデザイナーに、同コレクションに込めた思いや制作の裏側について話を聞いた。「デザイナーとして新たなマインドを得た」と語る彼女たちの言葉には、循環型社会におけるファッションを考えるさまざまなヒントが詰まっている。

WWD:改めて、“イノベーション・ストーリーズ”シリーズはH&Mにとって、どのような位置付けか。サステナビリティをテーマとした“コンシャス・エクスクルーシブ(CONSCIOUS EXCLUSIVE)”コレクションからどのように発展したのか?

アン・ソフィー・ヨハンソン=H&Mクリエイティブ・アドバイザー(以下、ヨハンソン):“コンシャス・エクスクルーシブ”コレクションでは、主にオケージョンウエアを取り扱っていた。次のステップとして、あらゆる顧客に向けて、さまざまなトレンドやスタイルのものを作りたいと考え、“イノベーション・ストーリーズ”はより自由度の高いシリーズとなっている。最初は科学者と協業した革新的な素材にフォーカスを当て、次はサステナブルな染色、その次は廃棄物といった具合にコレクションごとに異なるトピックについて取り上げた。問題をより明確にしつつ深く掘り下げるアプローチも特徴だ。いずれもファッショナブルかつ先進的なコレクションだった。

エラ・ソッコルシ=H&Mコンセプトデザイナー(以下、ソッコルシ):各課題を解決するために、私たちはサステナビリティ部門と密接に連携している。彼らから画期的な新素材や繊維があると連絡があれば、まず同シリーズで(小規模に)テストしてから、ブランド全体および業界全体にスケールしていく。こうした意味で、“イノベーション・ストーリーズ”はさまざまな実験ができるプラットフォームだと考えている。

WWD:フォーカスを当てる課題・ポイントはどのように選定している?

ソッコルシ:サステナビリティ部門から、優先すべき課題の提案があったり、準備ができているものから決めたりすることもある。例えば「新たな染色プロセスが試験段階まで来ている、ではそれをテストしてみよう」という具合だ。

ヨハンソン:テストを繰り返す中で、使用するには尚早だったと判明し、実際に店頭に並ぶまで数年かかることもあるが、それは必要なプロセスだ。トライし続けることが重要だからだ。小規模でしか実現できないものもあるが、“イノベーション・ストーリーズ”で学んだことを「H&M」のほかの商品に適用してスケールすることも狙いであり、目標の一つだ。

循環型ファッションの最新ツールを導入 「現在だけでなく未来のための服を作る」

WWD:最新コレクションの“サーキュラー・デザイン・ストーリー・コレクション”にはどんなメッセージを込めた?

ソッコルシ:主要なメッセージは、循環型をさらに推し進めていくことだ。今回はH&Mが業界向けに開発した循環型ファッションを推進するためのツール、「サーキュレーター」を初めて導入した。衣服や製品のライフサイクル全体を俯瞰し、消費者が製品を購入した後もできる限り“良いもの”であるようにするにはどうすればいいかを考えた。耐久性、修理のしやすさ、いずれ誰かに譲ることはできるかなど、製品をできる限り長く、循環サイクルにとどめておくための長期的な視点でデザインした。リサイクルしやすいパーツにも着目した。従来はまず生地を選び、それに合うボタンやライニングなどを選ぶという手順だったが、そこに初めてリサイクルのしやすさという視点が加わった。

WWD:従来とはデザインのプロセスが全く変わったということか。

ヨハンソン:その通り。私たちはこれをある種の旅路のようなものだと思っている。完全に新たなマインドになったし、それを継続していきたい。正直に言えば、山のような課題に直面したが、何事も最初はそういうものだ。革新的なものである場合はなおさらだ。

ソッコルシ:デザインチームにとっても(こうしたマインドの変化は)インスピレーションの源となった。服は現在だけでなく未来のためのものでもある、という考え方にインスパイアされて浮かんだのが今回使用した水玉模様や大きなリボン飾りだ。こうした要素は不思議と何度も流行するからだ。

WWD:例えば、どのような課題にぶつかった?

ヨハンソン:当初考えていたことを実現できなかったり、装飾用のパーツやさまざまな種類の素材に関しては、新しい方法を模索する必要があったりした。一方で、循環型を前提に考えることで以前は思いつかなかったようなアイデアがひらめいたりもした。おかげで視野が広がり、課題の解決策を考えたり、問題を乗り越えたりするプロセスは楽しかった。

ソッコルシ:人々のスタイルをかなえる華やかなアイテムを循環可能にしたいと思ったからこそ、難しいプロジェクトになった。例えば、スパンコールのメタリックなコーティングをなくすこれまでにない方法を発見し、リサイクルできるようにしたことは大きなステップだった。「こうすればできるんだ」というひらめき、アハ体験をもたらしてくれたし、見た目も美しかった。ほかには、2018年のグローバル・チェンジ・アワード(Global Change Award ※H&Mが主催するイノベーション・コンペティション)を受賞したリゾーテックスとも協業した。同社の糸を使用すれば、高熱を加えるだけで縫い付けたパール飾りなどが服から外れる。これは非常に面白いし、画期的なものだ。このコレクションには、自分たちの限界に挑戦したからこそ可能となった“進化”がいろいろ含まれている。

WWD:そのほか、同コレクションで使用した革新的な素材は?

ソッコルシ:海から回収したプラスチックボトルから作られたリサイクルポリエステル、「リプライブ・アワー・オーシャン(REPREVE Our Oceans)」がある。これはリサイクルシステムがない国の沿岸地域から回収したボトルを使っているので、すでに循環されているものではなく、放っておけばごみとなって環境に悪影響を与えてしまうものを利用している。ほかには、衣服をリサイクルしたポリエステルなどがある。

ヨハンソン:衣服をリサイクルした繊維や原料で衣服を作ることも、ファッション業界が排出した廃棄物を自ら再利用するという意味で重要だ。古着や使用済みの繊維廃棄物を利用したファブリックのサイコーラ(Cycora)などがそうで、新たな協業先となっている。またリサイクルコットンのテックスループ(Texloop)、イタリアのアクアフィル(AQUAFIL)のリサイクルナイロン「エコニール(ECONYL)」も使用している。以前から使用しているベジェア(VEGEA)のグレープレザー(※ブドウの絞りかすから作る人工皮革)も素晴らしいものだし、どんどん進化している。

ソッコルシ:衣服のリメイクも行った。古着のリサイクル企業、ソエックス・グループ(SOEX Group)のアイコレクト(I:COLLECT)と提携し、「H&M」が回収した古着をアイコレクトが、二次流通で再び売れるもの、修理できるもの、リサイクル可能なものなどに選別するのだが、今回は回収したものの中からメンズのブレザーを選り分け、リメイクした。東京やパリ、ミラノ、ロンドンなど都市ごとに異なるデザインで、東京は東京だけのユニークなデザインとなっている。

ヨハンソン:こうしたリメイクプロジェクトを行ったのは今回が初めてだったが、将来的にもっと実施していきたい。デザインし直してリメイクし、アップサイクルすることは今後さらに重要になるだろう。

WWD:最近は、リサイクル素材のバリエーションも増えてきたが、素材を選定する際に大事にしていることは?

ソッコルシ:リサイクル素材にはたくさんの種類があり、常に増え続けている。最適な選択をするためにも、サステナビリティ部門との連携が要だ。彼らはその素材の耐久性や使い勝手などを試すため、さまざまなテストを行っている。当社は化学薬品の使用に関する厳しい規制を設けているので、そうしたことも詳しく調べている。

服の寿命を一度で終わらせない啓発が大事

WWD:循環型の推進には消費者のマインドの変化も重要だ。どのように循環の重要性を消費者に伝えていく?

ヨハンソン:本当に重要かつ不可欠な部分だ。顧客とコミュニケーションを取りながら、“正しい選択”をするように促すことが大切だ。製品がどこでどのように製造されたのかなどについて透明性を保つことや、いらなくなった製品をリサイクルする最適な方法について明確に示すことも重要。コレクションのタグにはQRコードを付けて、そうした情報を提供している。

ソッコルシ:実際に私たち自身も、消費者としてのマインドが変わったと思う。フィットしなくなったり、ボタンがなくなったりしても、(すぐに捨てるのではなく)リペアしようと考えるようになった。H&Mではリペアやリユースを促す「REイニシアチブ(RE Initiative)」を行っている。また衣類のタグには、当社からのメッセージとして、循環を念頭にデザインして製造した製品であり、修理やメンテナンスをして長く愛用してもらいたいこと、いらなくなったらリサイクルしてほしいこと、製品のライフサイクルの最後にはさらに循環させるため店頭の回収ボックスに入れてほしいことなどを記載している。愛着があるからなどの理由で取ってあるけれど使用していない、というのも実はあまりサステナブルなことではない。使っていない物は誰かに売るか譲るかして使われるようにする、という新たなマインドになるよう顧客を啓もうしていく必要がある。

ヨハンソン:衣類の寿命は一度では終わらない。リサイクルなどによって生まれ変わるので複数の寿命がある。自分が飽きてしまった製品でも、それを喜んで使ってくれる人がどこかにいるので、循環の輪(ループ)に含めることが大切だ。

ソッコルシ:もう一つ、当社で推し進めている事業にレンタルがある。これまでにない新たなビジネスモデルだと思う。

ヨハンソン:二次流通市場も大きく成長していて、当社ではスウェーデンのリセールプラットフォーム、セルピー(SELLPY)と提携している。サステナブルな未来のファッションを実現するにあたり、業界内で、企業同士が協力し合う必要がある。(環境問題は)全員に関わりがあることなので、知識やノウハウを共有し、互いに助け合うことが重要だ。

WWD: 2040年までにクライメート・ポジティブを実現するための、次のステップは?

ヨハンソン:すでに多くの目標を達成している。例えば、20年までにコットンを全てリサイクルされたもの、再生可能なもの、もしくはオーガニックコットンに切り替えるという目標は昨年達成した。また、H&Mグループで使用するファブリックを30年までに全てサステナブルなものにするという目標があり、それも達成に向けて順調に進んでいる。40年にクライメート・ポジティブを実現するという大きな目標に向けては、小さな目標がたくさんあるが、デザインの段階から循環型ファッションを意識するというマインドを持つことが重要だ。当社の全てのデザイナーにはそのマインドを学び、必要なアプリやツールを活用して循環型ファッションに取り組み、引き続き美しいコレクションを発表してもらいたい。ファッションは自分を表現するための最高の方法の一つなので、今後もそうであると同時に、できる限り環境負荷をかけないようにしたい。

ソッコルシ:リセール、リペア、レンタルなどの再生・再利用のコンセプトは加速度的に広がりを見せているが、手持ちの服を“リスタイル(着回し)”するという考えも広まってほしい。いろいろな組み合わせができるアイテムを作ることは、循環型ファッションを推進する上でとても重要なことなので、このコレクションをデザインする際にも意識した。華やかなストラップの付いた黒パンツであれば、ストラップを付け外し可能にすることで、オケージョン用としてだけでなく通勤服としても使える。そうした着回しのできる服にすることも非常に重要だ。

WWD:サステナビリティに関する事柄を“制限”ではなく“可能性”として捉えているところに感銘を受けた。楽しんで取り組んでいることが、よく伝わってきた。

ヨハンソン:その通り。当社はさまざまな活動をしているが、何事においてもクリエイティブであること、新たなマインドで考えることが大切だと思う。

The post H&M、サステナブルな“進化”の舞台裏 本国チームが循環型思考を語る appeared first on WWDJAPAN.

無料のコレクション雑誌「シーナウトウキョウマガジン」2号目の予約開始 表紙はモデルのYAMATO

 ECサイト「シーナウトウキョウ(SEENOWTOKYO)」は、無料のコレクション雑誌「シーナウトウキョウマガジン ISSUE 02」の先行配布予約を同サイトで12月6日に開始した。紙とデジタルの選択が可能で、表紙にはTikTokを中心に人気を博すモデルのYAMATOを起用した。掲載ブランドの旗艦店や、服飾専門学校には2022年1月に配布する予定だ。

 同誌は内⽥裕也「シーナウトウキョウ」代表が21年6月に創刊した。「現在100ブランド以上の新作予約を取り扱うECサイトを運営し、オンライン上でブランドのルックが日々更新されて行く中で、全てのブランドを紹介しきれていないと感じた。デザイナーをはじめ、彼らを支える周り人の思いを真摯に受け取り、お客さまに情報をより濃密に届けるために創刊した」と内田代表。さらに「コレクション情報をデジタルで手軽に見られる環境になり、そこにお金を払う層はかなり少なくなっている。一部の業界関係者だけでなく、一般消費者にも情報を届けるために無料にした」と続ける。

 「シーナウトウキョウマガジン ISSUE 02」は“SHELTER”をテーマに、約60ブランドの22年春夏コレクションのルックや、「セイヴソン(SEIVSON)」のヅゥチン・シン(Tzu Chin Shen)や、「ホウガ(HOUGA)」の石田萌ら10人のデザイナーインタビューを掲載した。さらにインフエンサーの金山大成や、ファッションライターの佐藤亜都のおすすめブランドを紹介するほか、4人の気鋭クリエイターが撮り下ろしたオリジナルのファッションストーリーを収録する。

The post 無料のコレクション雑誌「シーナウトウキョウマガジン」2号目の予約開始 表紙はモデルのYAMATO appeared first on WWDJAPAN.

「モンクレール」がサッカーのインテルとタッグ 公式フォーマルウエアパートナーに

 「モンクレール(MONCLER)」はこのほど、イタリア・ミラノが本拠地のサッカーチーム、FC インテルナツィオナーレ・ミラノ(以下、インテル)と3年間の公式フォーマルウエアパートナー契約を締結した。インテルは、ヘッドコーチのシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)やクラブの経営陣とともに、2021-22シーズンの公式行事で「モンクレール」を着用する。

 同ブランドは今回の契約を祝し、インテルのシグネチャーパレットを使用したウエアとアクセサリー15点のカプセルコレクションを制作した。ヨーロッパでは12月7日から、ダウンジャケットやニットキャップ、マフラーなど5点のアイテムを「モンクレール」公式サイトで販売している。

 同コレクションのキャンペーンは、マグナム・フォトのパオロ・ペレグリン(Paolo Pellegrin)が撮影した。ハカン・チャルハノール(Hakan Çalhanoğlu)やホアキン・コレア(Joaquin Correa)、デンゼ ル・ダンフリーズ(Denzel Dumfries)、エディン・ジェコ(Edin Džeko)、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)といった主要プレーヤーと、シモーネ・インザーギがコレクションを着用している。

The post 「モンクレール」がサッカーのインテルとタッグ 公式フォーマルウエアパートナーに appeared first on WWDJAPAN.

顧客体験価値の企業ランキング、「ワークマン」2位、「高島屋」11位

 ブランドコンサルティングのインターブランドジャパンは、顧客体験価値(CX)の国内企業ランキング2021年版を発表した。ベストテンは1位が「星野リゾート」(前年は16位)、2位が「ワークマン」(同圏外)、3位が「サントリー」(同11位)、4位が「帝国ホテル」(同23位)、5位が「任天堂」(同10位)、6位が「スターバックスコーヒー」(同25位)、7位が「ANA」(同14位)、8位が「ニトリ」(同圏外)、9位が「味の素」(同17位)、10位が「花王」(同22位)という結果だった。

 一般消費者1万人以上のアンケート調査に基づき算出した。顧客が求める体験価値を「私向けのものだと思える」「私にとって意味がある」「オープンで、正直である」「私の立場で考えてくれる」「いい気分にさせてくれる」の5つの要素で解析し、スコアをはじき出した。コロナ下で星野リゾート、帝国ホテル、スタバ、ANAといったホスピタリティに定評がある企業が順位を上げた。ワークマンは「私向けのものだと思える」「私の立場で考えてくれる」が他社よりも高評価を得た。

 他にファッション&ビューティ関連では、11位に「高島屋」(同27位)、15位に「無印良品」(同35位)、17位に「ファンケル」(同12位)、27位に「イオン/イオンモール」(同32位)、32位に「資生堂」(同34位)、33位に「イトーヨーカ堂」(同圏外)、34位に「伊勢丹」(同圏外)、42位に「ユニクロ」(同6位)がランクインした。

The post 顧客体験価値の企業ランキング、「ワークマン」2位、「高島屋」11位 appeared first on WWDJAPAN.

「エトロ」が映画「カンフー・パンダ」とコラボ 寅年を祝いマスター・タイガーが躍動

 「エトロ(ETRO)」は、2022年の干支である寅年を祝い、ドリームワークス・アニメーション制作のアニメ映画「カンフー・パンダ」に登場するキャラクター、マスター・タイガーに焦点を当てたカプセルコレクションを発売した。エトロ銀座本店をはじめ、全国の直営店と公式サイトで販売中のほか、12月29日〜2022年1月9日の期間限定で、阪急うめだ本店でポップアップストアの開催も予定する。

 ユニセックスのカプセルコレクションは、ニット(税込17万500円)やフーディー(同11万2200円)、Tシャツ(同5万2800円)といったウエアのほか、ショルダーバッグ(同6万6000円)やクロスボディーバッグ(同8万5800円)、モバイルホルダー(同5万5000円)、ショール(同5万3900円)など全27型を用意。カンフーポーズをしたパンダのポーやマスター・タイガー、シーフー老師、マスター・カマキリなど映画のキャラクターが陽気なムードを演出している。

The post 「エトロ」が映画「カンフー・パンダ」とコラボ 寅年を祝いマスター・タイガーが躍動 appeared first on WWDJAPAN.

「ラコステ」顧客参加型の“古着再生”プロジェクト マリエらの作品を展示販売

 「ラコステ(LACOSTE)」は4月、同ブランドの古着を回収して、新たな作品へと再生する「リジェネレーション(REGENERATION)」プロジェクトを始動し、約7カ月における取り組みと実績報告を行った。

 「リジェネレーション」は、ラコステ ジャパンが「『ラコステ』の古着に、第2の人生を」をスローガンに発足した、環境に対する新たな施策だ。プロジェクト名には「古着を再生させる」「次の世代へと引き継ぐ」という2つの意味が込められており、これは「ラコステ」が定義する“本質的なエレガンス”にも通じるという。

 実際の取り組みでは、ステップ1として4月8日~5月31日に、不要になった自社アイテムを渋谷店とオンラインストアで回収。1カ月半余りで、全国各地から計488着が集まった。期間中、渋谷店では、ダンボールアーティスト島津冬樹が制作した特製回収ボックスとオブジェを設置し、オンラインストアでは、購入者の荷物に回収用の着払い伝票を同封することで、プロジェクトへの参加を促した。

 さらにステップ2として、回収した古着を基に、デザイナーとして活動するマリエやアーティストの松原光がアップサイクルした作品を制作。シルクスクリーンのTシャツやポロシャツ、パッチワークや染色を施したバケットハット、ワニモチーフのぬいぐるみなどの個性際立つアイテムを9月16日~10月17日の期間中に、渋谷店と京都店で順次展示販売(その後11月に一部をオンラインストアでも販売)。「ラコステ」の店舗資材を再利用したユニークな什器も、島津が制作した。

 同プロジェクトの収益金の一部32万6000円は、NPO法人日本ダイバーシティ・スポーツ協会に寄付。同団体は、国籍や障害、年齢、LGBTQ、難病などのあらゆる壁を取り払い、誰もが自分らしくいられる共生社会をスポーツの力で実現することを目的に活動を行う。

問い合わせ先
ラコステお客さまセンター
0120-37-0202

The post 「ラコステ」顧客参加型の“古着再生”プロジェクト マリエらの作品を展示販売 appeared first on WWDJAPAN.

資生堂がサステナビリティ戦略推進部やグローバルプレミアムブランド本部など新設

 資生堂は、2022年1月1日付けの組織の一部改正とそれに伴う人事を発表した。同日、執行役員制度を廃止しエグゼクティブオフィサー体制へ完全移行する。

 これまでの社会価値創造本部は発展的に解消し、傘下にあった3部門の機能を強化するため、サステナビリティ戦略推進部、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)戦略推進部、アート&ヘリテージマネジメント部を新設する。サステナビリティ戦略推進部長には中村亜希子・社会価値創造本部 サステナブル環境室長兼ブランド価値開発研究所サステナブル開発推進室長が、D&I戦略推進部長には本多由紀・社会価値創造本部ダイバーシティ&インクルージョン室長が、アート&ヘリテージ マネジメント部長には住薫子・社会価値創造本部アート&ヘリテージ室長が就く。

 さらに、インナービューティー事業開発部は、インナービューティー事業本部に改編。スキンビューティー領域でグローバルナンバーワンを目指し、コア事業である化粧品事業とのシナジーを生み出すインナービューティー事業の基盤の構築や新事業の展開をリードする。インナービューティー事業本部長兼ブランドマーケティング部長には胡嘉芳・経営革新本部インナービューティー事業開発部特任部長が就く。
 また、アジア地域を中心に事業を展開する「アネッサ(ANESSA)」と「エリクシール(ELIXIR)」の成長を加速すべく、両ブランドを統括管理するグローバルプレミアムブランド本部を新設。グローバルプレミアムブランド本部アネッサグローバルブランドユニット部長には角谷香菜アネッサグローバルブランドユニット ブランドディベロップメント室長が就く。

 なお、人事部と生産部も再編成するほか、グローバル規制部も新設する。

The post 資生堂がサステナビリティ戦略推進部やグローバルプレミアムブランド本部など新設 appeared first on WWDJAPAN.

P&Gが「ウェイ」の買収でプレステージヘアケア市場に進出 カーダシアン一家のヘアスタイリストが設立

 プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE 以下、P&G)はセレブリティヘアスタイリストのジェン・アトキン(Jen Atkin)が手掛けるヘアケアブランド「ウェイ(OUAI)」を買収する。取引額は非公表。業界筋は同ブランドの2021年の売り上げは5000万ドル(約56億円)、22年は8000万ドル(約90億円)を上回ると予測している。今回の買収により、P&Gは近年拡大し続けるプレステージヘアケア市場に進出することになる。

 アトキンは2016年に「ウェイ」を立ち上げ、製品はミニマリスティックなデザインと上品な香りで人気を集め、現在はヘアケアに加えキャンドルやフレグランスも展開している。インスタグラムで420万のフォロワーを抱える彼女は、SNSでのコミュニケーションを軸にブランドを成長させてきた。カーダシアン・ジェンナー(Kardashian-Jenners)一家やベラ・ハディッド(Bella Hadid)、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)をはじめとする数多くのセレブリティーのヘアスタイリストとしても知られている。

 同ブランドはP&G傘下になり、今後は新製品をローンチしつつ、新しい地域への進出も狙う。一方のP&Gにとっても、米国で急伸するプレステージヘアケア市場への進出を可能にする。調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同市場の7〜9月の売り上げは前年同期比36%増の6億2000万ドル(約700億円)を記録したという。

 P&Gは近年プレステージビューティに注力しており、先日はプレステージスキンケアブランド「ファーマシー(FARMACY)」の買収を発表したばかりだ。同社のアレックス・キース(Alex Keith)=ビューティ部門最高経営責任者は「ブランドポートフォリオを見直す中で、プレステージスキンケア・ヘアケアは大きな成長のポテンシャルを持っている。消費者はプレステージビューティへの関心が高まっており、われわれはこれまでプレステージヘアケアのブランドを擁していなかった」と買収の経緯について語る。

 近年買収している他ブランド同様に、「ウェイ」は独立して経営する予定で、アトキンは引き続き創業者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを、コリン・ウォルシュ(Colin Walsh)はCEO職を継続する。

The post P&Gが「ウェイ」の買収でプレステージヘアケア市場に進出 カーダシアン一家のヘアスタイリストが設立 appeared first on WWDJAPAN.

「ラルフ ローレン」初のスケートリンクが銀座に登場 利用者に手袋とラテをプレゼント

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)は、東京・銀座の期間限定店「ラルフ ローレン 銀座」内のガーデンテラスに同ブランドが手掛ける初のスケートリンク「ラルフ ローレン スケートリンク」を2022年1月31日までオープンしている。

 スケートリンクは冬のニューヨークをイメージした雰囲気で、中央にイルミネーションが輝く大きなシンボルツリーを配置した。スペインの人工氷板製造会社「エクストラアイス(Xtraice)」の新素材を採用し、水と電気を使わないサステナブルな仕様だ。

 利用方法は、「ラルフ ローレン 銀座」公式LINEアカウントから事前予約が必要となる。定員は各回12人(1日6部)で、滑走時間は45分間、利用料金は税込2000円(5〜12歳は同1000円、レンタルシューズ代を含む)。利用者を対象に、「ポロ ラルフ ローレン」のオリジナルグローブと、カフェ「ラルフズ コーヒー」の限定スペシャルドリンク“アップルサイダーティーラテ”を提供するという。

 また、期間中に5歳~12歳を対象とした「スケートリンク キッズスクール」を開校する。プロアイススケーターをはじめとするインストラクターが、フィギュアスケートの基礎を教える。

 オープン前日の12月6日には、プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子がイベントに登場した。全身「ラルフ ローレン」の衣装を着用し、スケートリンクでパフォーマンスを披露。村上は「フェンスにあるロゴマークがすごくかわいいですね。中央に大きなツリーがあるスケートリンクはあまりないので、すごく新鮮です。ライトアップされていている夜の雰囲気も本当に素敵。こういう場所での夜のデートに憧れます」と語った。

The post 「ラルフ ローレン」初のスケートリンクが銀座に登場 利用者に手袋とラテをプレゼント appeared first on WWDJAPAN.

「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る

 「ダンヒル(DUNHILL)」は2020年秋冬シーズンのパリコレクションでブランドの新しいアイコン“ロックバッグ(THE LOCK BAG)”を初披露して以来、様々な素材やデザインで展開をしている。堅牢なフレームと鍵のモチーフが印象的なこのバッグは、英国紳士のスタイルの象徴であるアタッシュケースからインスピレーションを得たという。クラシカルな見た目の一方で、裏地にナイロンパッドを採用していたり、幅広いマチを設けていたりと機能はアップデートしている。1893年創業の「ダンヒル」の伝統と現代的なデザインをそなえた“ロックバッグ”を、ミレニアル世代のファッションディレクター・高島涼がまとう。

“ロックバッグ”は
リアリティーのある服にも
合わせやすい

WWD:これまでの「ダンヒル」のイメージと実際にコレクションを見た感想を教えて欲しい。

高島涼(以下、高島):これまではテーラーのイメージが強くて、僕よりももっと上の世代の方が着ているめちゃめちゃ良いブランドという印象が強かった。でも実際にコレクションを見るとルーツやバックボーンには深い歴史があって、新しいことに挑戦する柔軟性を持っているブランドだと改めて感じた。

WWD:“ロックバッグ”の印象は?

高島:ビジュアルにも高級感があって、身につけるだけで品が出るアイテムだと思う。僕が普段着る洋服は、カチッとしたものよりも曲線的なものが多い。その中にこういった構築的なバッグを差し込むのは面白いし、ファッションとしても取り入れやすい。

WWD:高島さんならどんなコーディネートに合わせる?

高島:テーラーのイメージは大事にしつつ、今シーズンっぽくスポーティーなアイテムと合わせて、カジュアルとミックスさせるのが良いと思った。今日は、日本のブランドとアウトドアブランドを合わせた。そういった僕らの世代でリアリティーのある服でも“ロックバッグ”は組み合わせやすいし、品のあるアイテムを取り入れるだけで、服もより良く見える。

WWD:高島さんのファッションに欠かせないものは?

高島:僕は低身長がコンプレックスなので、どうスタイルをよく見せるかが自分のファッションの考え方。だから綺麗に見えるシルエットはすごく気にしているけど、「ダンヒル」はすごくシルエットが綺麗で、品もあってかっこいいと思う。

WWD:今注目しているモノやコトは?

高島:サステナブルについては気になっている。少し前まで、消費者としては生産側と感覚がかけ離れていると思っていたけど、コロナを機に意識が高まって、長く使えるいいものを選ぶようになった。そういう意味でも“ロックバッグ”は長く使える“本物”のアイテムだと思う。

アタッシュケースの新しい提案

アタッシュケースを彷彿とさせる真鍮の鍵が“ロックバッグ”の特徴だ。熟練の職人が手作業で作り上げ、素材には丈夫で滑らかなボックスカーフレザーを採用する。いずれも使うほどに独特の風格と味が増すのも魅力。スマートフォンにぴったりのサイズ感で、マチも広がり、ショルダーストラップは取り外し可能と、使い勝手にも優れる。カラーはブラック、インクにメタリックデザインのADブラス、ADシルバーを加えた全4色展開。

 なお、鍵のディテールを踏襲した“ロックコレクション”には、ほかにもメッセンジャーバッグやアタッシュケースなどもラインアップする。全国の「ダンヒル」の店舗とオンラインストアで販売中だ。

EDIT&TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
ダンヒル
0800-000-0835

The post 「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る appeared first on WWDJAPAN.

「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る

 「ダンヒル(DUNHILL)」は2020年秋冬シーズンのパリコレクションでブランドの新しいアイコン“ロックバッグ(THE LOCK BAG)”を初披露して以来、様々な素材やデザインで展開をしている。堅牢なフレームと鍵のモチーフが印象的なこのバッグは、英国紳士のスタイルの象徴であるアタッシュケースからインスピレーションを得たという。クラシカルな見た目の一方で、裏地にナイロンパッドを採用していたり、幅広いマチを設けていたりと機能はアップデートしている。1893年創業の「ダンヒル」の伝統と現代的なデザインをそなえた“ロックバッグ”を、ミレニアル世代のファッションディレクター・高島涼がまとう。

“ロックバッグ”は
リアリティーのある服にも
合わせやすい

WWD:これまでの「ダンヒル」のイメージと実際にコレクションを見た感想を教えて欲しい。

高島涼(以下、高島):これまではテーラーのイメージが強くて、僕よりももっと上の世代の方が着ているめちゃめちゃ良いブランドという印象が強かった。でも実際にコレクションを見るとルーツやバックボーンには深い歴史があって、新しいことに挑戦する柔軟性を持っているブランドだと改めて感じた。

WWD:“ロックバッグ”の印象は?

高島:ビジュアルにも高級感があって、身につけるだけで品が出るアイテムだと思う。僕が普段着る洋服は、カチッとしたものよりも曲線的なものが多い。その中にこういった構築的なバッグを差し込むのは面白いし、ファッションとしても取り入れやすい。

WWD:高島さんならどんなコーディネートに合わせる?

高島:テーラーのイメージは大事にしつつ、今シーズンっぽくスポーティーなアイテムと合わせて、カジュアルとミックスさせるのが良いと思った。今日は、日本のブランドとアウトドアブランドを合わせた。そういった僕らの世代でリアリティーのある服でも“ロックバッグ”は組み合わせやすいし、品のあるアイテムを取り入れるだけで、服もより良く見える。

WWD:高島さんのファッションに欠かせないものは?

高島:僕は低身長がコンプレックスなので、どうスタイルをよく見せるかが自分のファッションの考え方。だから綺麗に見えるシルエットはすごく気にしているけど、「ダンヒル」はすごくシルエットが綺麗で、品もあってかっこいいと思う。

WWD:今注目しているモノやコトは?

高島:サステナブルについては気になっている。少し前まで、消費者としては生産側と感覚がかけ離れていると思っていたけど、コロナを機に意識が高まって、長く使えるいいものを選ぶようになった。そういう意味でも“ロックバッグ”は長く使える“本物”のアイテムだと思う。

アタッシュケースの新しい提案

アタッシュケースを彷彿とさせる真鍮の鍵が“ロックバッグ”の特徴だ。熟練の職人が手作業で作り上げ、素材には丈夫で滑らかなボックスカーフレザーを採用する。いずれも使うほどに独特の風格と味が増すのも魅力。スマートフォンにぴったりのサイズ感で、マチも広がり、ショルダーストラップは取り外し可能と、使い勝手にも優れる。カラーはブラック、インクにメタリックデザインのADブラス、ADシルバーを加えた全4色展開。

 なお、鍵のディテールを踏襲した“ロックコレクション”には、ほかにもメッセンジャーバッグやアタッシュケースなどもラインアップする。全国の「ダンヒル」の店舗とオンラインストアで販売中だ。

EDIT&TEXT : YUKI KOIKE
問い合わせ先
ダンヒル
0800-000-0835

The post 「ダンヒル」の新アイコン“ロックバッグ” 高島涼が伝統と革新のデザインに迫る appeared first on WWDJAPAN.

服とウツワの“交差点”に立つ陶芸家・吉田直嗣

 コロナ禍で、消費者の意識は家の中の暮らしへ向いた。ファッションをメインに取り扱うショップでも「ライフスタイル提案」をうたい、皿やコーヒーカップなどの調度品を売り場に並べる店は増えている。

 だがそれ以前から、陶芸家・吉田直嗣(45)の作る器は、コアなファッション愛好家や業界人の間で注目を集めていた。彼の作品は「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」や「レクトホール(RECTOHALL)」といった高感度なセレクトショップが買い付け、個展ではおしゃれな若い客を見かけることも多い。自身も「ブルータス(BRUTUS)」(マガジンハウス)「ウオモ(UOMO)」(集英社)といった男性誌にも登場し、ファッション好きとしての一面も見せる。

 抑揚の効いたフォルムと、黒と白で表現するストイックな世界観の作品で、コアな陶芸愛好家からの評価も高い。そんな彼の作る器が服好きにも刺さる理由とは。東京・代々木上原のギャラリー「アエル(AELU)」の個展(12月12日まで)で吉田に話を聞いた。

WWD:コロナ禍で、陶芸家の仕事はどう変化しましたか。

吉田直嗣(以下、吉田):ギャラリーや僕以外の作家からは、(器が)以前より売れるようになったという声が聞かれます。僕は富士山の麓(静岡県)にあるアトリエにこもっているので、身の回りで特段変化は感じられないんですが。

WWD:陶芸には明るくないのですが、「グラフペーパー」の展示で吉田さんの器を知り、興味を持ちました。

吉田直嗣:同じように陶器は買ったことがなけれど、僕の器の「デザインが好き」と言っていただける方も多くいらっしゃいます。陶芸に造詣の深い方に評価していただけることはもちろんですが、その世界にはないものさしで見ていただき、気に入ってもらえるのはとても嬉しいですね。

 僕が作陶で大事にしていることも、今の僕が見て「美しい」と感じられるか、という一点です。店に並べたあとは、お客さまに想像を膨らませていただき、直感で買ってほしい。逆に「このお皿はどう使うのが正解なんですか?」などと聞かれると、困ってしまいます。

 「グラフペーパー」には5〜6年くらい作品を置いてもらっていますが、(ディレクターの)南(貴之)さんも、僕の器を「焼き物」としては見てらっしゃらないような感じがします。店内空間を作るオブジェであると同時に、洋服と同じフラットな目線で「好き」かどうかで選んでくれている。だからありがたいんですよね。

WWD:今日も「グラフペーパー」の服を着ていますね。

吉田:はい、普段はこればかりです。ファッションは好きなのですが、学生時代はお金は全て陶芸の勉強に投資していましたし、陶芸家としてはご飯を食べていくのでやっとという時期が続いたので、そんなにたくさんの服に袖を通してきた訳でもありません。この前の個展には「ソフ(SOPH.)」の清永浩文さんが来てくださり、周囲はざわついていましたが、僕だけがすぐに気づくことができず恥ずかしい思いをしました。

 同じ作り手としての目線で話すと、ファッション業界は一流の領域でも分業制が成り立っていてすごいなと思います。僕は今回の個展で500個ほど作品を納入しましたが、全てこの1カ月くらいの間で一気に作りました。普段もこんな感じです。自分でデザインを考え、ろくろを回し、クリエイションを完結できるのが陶芸家の醍醐味だとも思っています。しかしファッション業界では、デザインを考える人と縫い針を動かす人は離れているのに、最終製品のクオリティーがしっかり担保されている。エモーショナルな要素とロジカルな要素のバランスが優れている人たちでないと、できない芸当だと感じます。

WWD:シーズンで消費されていくファッションと違い、器には普遍的な魅力を感じます。

吉田:もちろん、器にもその時代のトレンドがあります。ただ、そういった大きな流れよりも「この作家のこれがほしい」というこだわりを持ち、本当に気に入った器を買われる方が多いと感じます。器の世界は、伝統的な作風にこだわり続ける職人も入れば、前衛的すぎて理解不能な作家まで(笑)、本当に多種多様な作り手が息づいています。それを理解し、支えてくれるコアな人たちがいるから、僕も食べていけています。

 服に関しても「新しいものほどいい」という考え方が薄まれば、消費者は「本当に大切にできる1着」を求めるようになるでしょう。すると「安い」「使いやすい」という合理性よりも「好き」が大事になり、作り手の個性がもっと表れる風景になりそうです。ファッションと器の買い方は、だんだん似てくるかもしれませんね。

 コロナ禍で、大手のアパレルやセレクトショップさんなどを中心に(取り引きの)お声掛けをいただくことは増えています。ファッション業界には、器の世界では味わえない華やかさや(トレンドの)スピード感があります。その中に浸かり、感じたことをろくろの土に混ぜることができたら、作家としてもっと成長できるのではないかと感じています。

■吉田直嗣 個展 「境界」
日時:12月3日(金)〜12日(日)
会場:AELU(gallery)
住所:東京都渋谷区西原3-12-14 西原ビル4F

The post 服とウツワの“交差点”に立つ陶芸家・吉田直嗣 appeared first on WWDJAPAN.

宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り

 宮永えいとがプロデュースする身だしなみブランド「レタッチ(RETOUCH)」は、新作のグリース(税込2530円)を発売した。公式ECサイトやアットコスメ トーキョー(@COSME TOKYO)などで扱う。

 グリースは、ワックスのセット力とジェルのツヤ感を融合した仕上がりが特徴で、アップバングからショート、パーマなど幅広いメンズヘアに対応する。伸びのいい質感で髪になじみやすく、固まりすぎないため再整髪もできる。水溶性のため洗い落としもしやすい。香りは、さわやかなアクアノートを採用した。

 「レタッチ」は、ユーチューブを中心に“大人男子の身だしなみ”を発信する宮永が今年1月にスタートした。これまでにBBクリームとリップクリーム、ヘアバームを発売してきた。同ブランドを運営し、宮永が代表を務めるCiiKは、9月に第三者割当増資で3000万円を調達した。

The post 宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り appeared first on WWDJAPAN.

宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り

 宮永えいとがプロデュースする身だしなみブランド「レタッチ(RETOUCH)」は、新作のグリース(税込2530円)を発売した。公式ECサイトやアットコスメ トーキョー(@COSME TOKYO)などで扱う。

 グリースは、ワックスのセット力とジェルのツヤ感を融合した仕上がりが特徴で、アップバングからショート、パーマなど幅広いメンズヘアに対応する。伸びのいい質感で髪になじみやすく、固まりすぎないため再整髪もできる。水溶性のため洗い落としもしやすい。香りは、さわやかなアクアノートを採用した。

 「レタッチ」は、ユーチューブを中心に“大人男子の身だしなみ”を発信する宮永が今年1月にスタートした。これまでにBBクリームとリップクリーム、ヘアバームを発売してきた。同ブランドを運営し、宮永が代表を務めるCiiKは、9月に第三者割当増資で3000万円を調達した。

The post 宮永えいとの「レタッチ」から新作グリース ワックスとジェルのいいとこ取り appeared first on WWDJAPAN.

「エムエム6 メゾン マルジェラ」2022年プレ・フォール・コレクション

 「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が2022年プレ・フォール・コレクションを発表した。

The post 「エムエム6 メゾン マルジェラ」2022年プレ・フォール・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

ローソン店舗初の日用品量り売り開始 対象は「エコストア」と松山油脂の「リーフ&ボタニクス」

 コンビニ大手のローソンはこのほど、ローソン店舗初となる洗剤やシャンプーなど日用品の量り売りを「ローソン千駄木不忍通店」で開始した。プラスチック削減に向けた取り組みの一環で、ニュージーランドの自然派洗剤ブランド「エコストア(ECOSTORE)」の4種(洗濯洗剤、デリケート洗剤、柔軟剤、食器用洗剤)と松山油脂のウオッシュ&ケアブランド「リーフ&ボタニクス(LEAF&BOTANICS)」の4種(シャンプー、コンディショナー、ハンドソープ、ボディーソープ)が対象。今後、ローソンでの取り扱い店舗やカテゴリーの拡大を検討する。

 ローソンは2020年8月から都内のナチュラルローソンで量り売りを開始し、現在は都内9店舗で実施している。そのうち5店舗では、日用品に加えてドライフルーツやナッツなどの食品も展開する。同社によると、量り売りを実施するナチュラルローソンでは、プラスチック容器での販売と比較し、約79%のプラスチック使用量の削減につながっている(21年10月実績)。購入層は約8割が女性で、中でも40~50代の女性から支持を得ており、食品では30代の男性客もいるという。

 同社は30年までに17年度比で、容器包装プラスチック使用量を30%削減することを目標に掲げており、マチカフェの飲料製品の一部を紙コップに変更したほか、紙パック入りのミネラルウオーターの販売などプラスチックの削減に取り組んでいる。

The post ローソン店舗初の日用品量り売り開始 対象は「エコストア」と松山油脂の「リーフ&ボタニクス」 appeared first on WWDJAPAN.

薬膳春雨スープ店、「焼肉ライク」のダイニングイノベーションがFC展開開始。「これは化ける!」

 「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーション(DI)が薬膳春雨スープ店の「七宝?辣湯(チーパオマーラータン)」にFC加盟し、1号店を開店した。「七宝?辣湯」は、いわゆるアジアンヌードルの一種だが、DIにはない分野の業態。化けそうな予感がする。
Posted in 未分類

ユニクロ、冬のスポーツ向け高機能服を相次ぎ発売 汗をかいても冷えないインナーやダウン

 ユニクロは12月13日、「スポーツと日常の境目をなくした“スポーツユーティリティーウエア”」として、スウェーデンのトップアスリートと共同開発した冬のスポーツシーン向けアイテム群「+S」を発売する。同社は2022年2月に開幕する北京冬季五輪、パラ五輪(以下、北京冬季大会)でスウェーデン選手団に公式ウエアを提供しており、選手とのやり取りの中で公式ウエアに取り入れた機能や仕様などを「+S」でも採用。国内は11店と公式ECで販売する。

 商品は、二重織の表地のダウンジャケット(9990円)とダウンショートパンツ(5990円)、ウールブレンドの長袖Tシャツ(2990円、同商品のみ20日発売予定)、撥水加工を施した高ストレッチ素材のサイドファスナーパンツ(4990円)、新素材“ウルトラストレッチドライ”の長袖Tシャツ(2990円)と同素材のスポーツタイツ(2990)円、ユニクロ最大容量という35リットルのバックパック(5990円)の7型。全てメンズ、ウィメンズ共にそろう(一部はユニセックスでの提案)。

 ユニクロの冬の機能商品としては“ウルトラライトダウン”や“ヒートテック”が代表的だが、実際に運動時にそれらを着用すると、動きやすさの点や汗をかくことによって逆に体を冷やしてしまうといった点で課題があった。そこで、ダウンアイテムは同社の従来商品にはなかったという伸縮性を実現。アウターシェル(外衣)の内側にレイヤードしても動きやすいよう配慮した。ウールブレンドのTシャツや“ウルトラストレッチドライ”のアイテムは、暖かさは保ちながら汗は素早く乾かす仕様になっている。

 ダウンアイテムには、回収したペットボトルに由来するリサイクルポリエステルの粒中綿を同社として初めて採用。それ以外の商品も生地にリサイクルポリエステルを使うなど、環境にも配慮している。撥水についても、環境汚染物質として近年スノースポーツで使用禁止の動きが広がっているフッ素を使わない加工を採用した。

平野歩夢選手と開発したスノボウエアも

 冬のスポーツシーズンの本格到来を受けて、また北京冬季大会開幕を前に、ユニクロでは「+S」以外でも機能商品の開発・発売が目立つ。6日には、プロスノーボーダーで同社のグローバルブランドアンバサダーを務める平野歩夢選手と共同開発したスノーボードウエア(上衣のみ、1万9900円)の2021年版も発売した。スノーボードウエアとしてだけでなく街着としても着られるデザインで、XS〜4XLを展開。計2000着限定で、国内は11店舗と公式ECで販売しており、ECでは6日18時時点でサイズ欠けが出ている。

The post ユニクロ、冬のスポーツ向け高機能服を相次ぎ発売 汗をかいても冷えないインナーやダウン appeared first on WWDJAPAN.

ユニクロ、冬のスポーツ向け高機能服を相次ぎ発売 汗をかいても冷えないインナーやダウン

 ユニクロは12月13日、「スポーツと日常の境目をなくした“スポーツユーティリティーウエア”」として、スウェーデンのトップアスリートと共同開発した冬のスポーツシーン向けアイテム群「+S」を発売する。同社は2022年2月に開幕する北京冬季五輪、パラ五輪(以下、北京冬季大会)でスウェーデン選手団に公式ウエアを提供しており、選手とのやり取りの中で公式ウエアに取り入れた機能や仕様などを「+S」でも採用。国内は11店と公式ECで販売する。

 商品は、二重織の表地のダウンジャケット(9990円)とダウンショートパンツ(5990円)、ウールブレンドの長袖Tシャツ(2990円、同商品のみ20日発売予定)、撥水加工を施した高ストレッチ素材のサイドファスナーパンツ(4990円)、新素材“ウルトラストレッチドライ”の長袖Tシャツ(2990円)と同素材のスポーツタイツ(2990)円、ユニクロ最大容量という35リットルのバックパック(5990円)の7型。全てメンズ、ウィメンズ共にそろう(一部はユニセックスでの提案)。

 ユニクロの冬の機能商品としては“ウルトラライトダウン”や“ヒートテック”が代表的だが、実際に運動時にそれらを着用すると、動きやすさの点や汗をかくことによって逆に体を冷やしてしまうといった点で課題があった。そこで、ダウンアイテムは同社の従来商品にはなかったという伸縮性を実現。アウターシェル(外衣)の内側にレイヤードしても動きやすいよう配慮した。ウールブレンドのTシャツや“ウルトラストレッチドライ”のアイテムは、暖かさは保ちながら汗は素早く乾かす仕様になっている。

 ダウンアイテムには、回収したペットボトルに由来するリサイクルポリエステルの粒中綿を同社として初めて採用。それ以外の商品も生地にリサイクルポリエステルを使うなど、環境にも配慮している。撥水についても、環境汚染物質として近年スノースポーツで使用禁止の動きが広がっているフッ素を使わない加工を採用した。

平野歩夢選手と開発したスノボウエアも

 冬のスポーツシーズンの本格到来を受けて、また北京冬季大会開幕を前に、ユニクロでは「+S」以外でも機能商品の開発・発売が目立つ。6日には、プロスノーボーダーで同社のグローバルブランドアンバサダーを務める平野歩夢選手と共同開発したスノーボードウエア(上衣のみ、1万9900円)の2021年版も発売した。スノーボードウエアとしてだけでなく街着としても着られるデザインで、XS〜4XLを展開。計2000着限定で、国内は11店舗と公式ECで販売しており、ECでは6日18時時点でサイズ欠けが出ている。

The post ユニクロ、冬のスポーツ向け高機能服を相次ぎ発売 汗をかいても冷えないインナーやダウン appeared first on WWDJAPAN.

小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」が初のカフェを代官山に期間限定オープン

 モデルでタレントの小嶋陽菜が手掛けるライフスタイルブランド「ハーリップトゥー(HER LIP TO)」は、東京・代官山の商業施設「カシヤマ ダイカンヤマ(KAHIYAMA DAIKANYAMA)」とコラボレーションし、同ブランド初のカフェとなるハーリップトゥーカフェ(Her lip to CAFE)を12月11日から26日までオープンする。これまでポップアップショップに隣接するカフェは開いていたが、単独では初めて。

 メニューは、フレンチレストラン「コトー(COTEAU.)」のシェフがフードメニューを手掛けたアフタヌーンティーセット(税込7000円)と、ローズペタルを散りばめた"スライスアボカドトースト""アーモンドクランチフレンチトースト""オーガニックサーモンとクロワッサンのサンドイッチ"のいずれかと、"マンハッタンクラムチャウダー"がセットになったブレックファーストメニュー(同3000円)の2種類をそろえる。

 店内の壁やソファはブランドカラーのモーブピンクに統一し、巨大なツリーやイルミネーションなどでホリデーシーズンらしい空間づくりにこだわった。

 また会場では、同イベントのためにデザインしたカップ&ソーサー(同7700円)やプレート(同3300円)、トートバッグ(同4400円)、タンブラー(同5500円)などオリジナルアイテムも販売する。

■Her lip to CAFE
日程:12月11日〜26日
時間:11:00〜17:00(予約制)
場所:KASHIYAMA DAIKANYAMA CAFE
住所:東京都渋谷区代官山町14-18 1F

The post 小嶋陽菜の「ハーリップトゥ」が初のカフェを代官山に期間限定オープン appeared first on WWDJAPAN.

「YSL」からシロップのような艶をかなえる新リップが登場 スキンケア成分78%配合でケアも両立

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は2022年1月14日、新リップスティック“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”(全9色、各税込4730円)を発売する。

 同製品はシロップのような濃厚な艶と高発色の仕上がりをかなえ、スキンケア成分配合でメイクとケアを両立するハイブリットリップだ。「YSL」独自のキャンディルミナスコンプレックスを配合し、濃厚なテクスチャーが唇に密着することでリキッドリップのような艶とボリュームのある唇に仕上がる。体温で溶ける設計のテクスチャーでとろけるような滑らかなつけ心地が特徴だ。さらに、ヒアルロン酸やビタミンE 、コールドプレスマンゴーオイルなどのスキンケア成分を78%配合し、使うほどにハリのある唇に導く。カラーは唇をふっくらと仕上げるプランパータイプの“ヘルシー グロウ プランパー”と、キャンディーのようなフレッシュな8色をラインアップする。

The post 「YSL」からシロップのような艶をかなえる新リップが登場 スキンケア成分78%配合でケアも両立 appeared first on WWDJAPAN.

POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

みなさまこんばんは。PRの中野です。

日毎に寒くなりようやく本格的な冬の到来となりました。暑がりの私にはスタイリングの幅が広がる大好きな季節で、アウターやジャケット選びが楽しい毎日です。

ホリデーシーズンのギフト選びに弾む私の穏やかな心を、真っ赤に燃え上がらせる熱いイベントをご紹介します。

Number eight 1 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

輝き、大きさ、ルックス全てが完璧と言ってよい、ネバダ州産のナンバーエイトターコイズのバングル。デザインも秀逸で実物を見るだけでも貴重なブックピースです。

Number eight 2 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

12月10日(金)から12月14日(火)まで横浜店、12月16日(木)から12月19日(日)まで六本木店にて、ターコイズ&インディアンジュエリーの名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアが開催されます。期間中は「スカイストーン・トレーディング」の代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>とバーニーズ ニューヨークのためにスタートしたブランド<スカイ ブルー ホーク>のデザイナー 小寺康友氏が来店。お客様に直接ターコイズの素晴らしさをご紹介します。

今回お客様にお会いするのが毎回楽しみな横浜店に加え、12月開催が初となる六本木店の2店舗にて開催します。最初にご紹介したバングルから、すべてお越しいただくお客様を思い浮かべながら厳選した商品をご紹介します。

今回はレジェンド作家の逸品からスタートします。

Bisbee Fred Peshlakai 2 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

アリゾナ州産のビズビ―ターコイズがセットされた、インディアンジュエリーの歴史を創った1人、フレッド・ペシュラカイ作のリング。FPのホールマーク(サイン)入り。私が彼の作品に憧れて、当時販売していたスカイストーン・トレーディングの扉を開いたのが約20年前。作品集も出版されてから更に入手が困難となった作家です。彼がいたからこそインディアンジュエリーのデザインが一段も二段も洗練されました。

Bisbee Fred Peshlakai 1 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

サイドのワイヤーや、アップリケの意匠もらしさが溢れていて、写真を見てニヤケてしまいます。

Burnham Fred Peshlakai 2 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

ネバダ州産バーナムターコイズがセットされたフレッド・ペシュラカイのリング。デザインを優先してターコイズをカットしていて、3石をバランス良く配置した贅沢なリングです。こちらもFPのホールマーク入り。昔の作家なのでホールマークが無い作品が非常に多く、値段も大きく異なります。この種のデザインでホールマーク入りは大変貴重です。

Blue wind John Hoski 1 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

1970年代を代表するデザインであるこちらは、大きく素晴らしいネバダ州産ブルーウィンドターコイズがセットされたバングル。

Blue wind John Hoski 2 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

猛々しい雰囲気でいながら70年代を代表するリーフモチーフを厚みのあるシルバーで繊細にあしらっていて、技術の高さが伺えます。このバングルが似合うのはレニー・クラヴィッツとあの方しかいないと思っています。I川さん、ご紹介をよろしくお願いします!

Nevada blue Julian Lovato POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

前回の神戸店で私が毎回必ず写真を撮って見惚れていたボロタイは、素敵なご縁がありお買上げいただきました。今回小寺さんから同じサントドミンゴ(ケワ)族のレジェンド、ジュリアン・ロバト作のボロタイをご用意いただきました。揃ったルックスの素晴らしいネバダブルーターコイズがセットされていて、エンドの意匠と共にジュリアンだからこそのクリエイティブ力に溢れていて素晴らしい1本です。2018年に氏が亡くなってからますますこのレベルの作品は入手しづらくなっているので、ぜひ実物をご覧いただきたいです。

IMG 0230 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

もちろん小寺さんの代表作、<ヤストモ コデラ>のアイランドリングも素晴らしいピースをご用意しています。ネバダ州産のローンマウンテンターコイズのナゲット(塊)を贅沢にセットしたゴールドのリングは、装着した時の重さとゴールド特有の柔らかい感触がたまりません。

IMG 0226 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

干支や星座で選ぶ方もいる、紀元前のコインがセットされたリングや

IMG 0227 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

天然の水晶にゴールドが入り込んだゴールドインクルージョンクォーツのリングもございます。

IMG 0218 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

いつも完売してしまう20KYGや22KYGを使ったバングルも数量限定でご用意。1本でも重ね付けでも、手放せなくなる心地よい着け心地です。

IMG 0150 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

前回のブログでご紹介したこちらは

IMG 0237 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

このような素晴らしいバングルになりました。こちらは2022年の新作モデルとなりますが、いち早く実物をご覧いただけます。

IMG 0235 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

ゴールドのバングルとも相性良いですね。

 

横浜店と銀座本店に必ずお越しいただき、小寺さんと私の3人で記念写真を撮影することがルーティンとなっている仲良しM先生へは、現在最終仕上げで写真が間に合わなかったですが、素晴らしいゴールドリングとバングルを小寺さんが用意しています。「多分気に入っていただけると思います」と小寺さんからメッセージを預かりましたのでM先生楽しみにお待ちください。T末さん、ご案内をよろしくお願いします!

IMG 0232 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in YOKOHAMA & ROPPONGI !

私のスカイストーン・トレーディングとターコイズにかける思いは、12月4日放送のTOKYO FMのラジオ番組「THE COMMITMENTS supported by BILLY’S」でも熱く語らせていただきました。このリングにセットされたネバダ州産、ランダーブルーターコイズについても語っています。

12月11日頃まではラジコで聴けますので、興味を持っていただけた方はお聴きいただけたら幸いです。

https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20211204210000

 

この他全て自信を持っておすすめできる魅力的なジュエリーばかりです。ご来店が難しいお客様も、カスタマーセンターにご連絡いいただき横浜店・六本木店よりリモートにてご紹介やお買上げもできますので、ぜひお気軽にお問合せください。

 

POP UP STORE:

SKYSTONE TRADING

12/10 FRI. – 12/14 TUE. 横浜店5F

12/16 THUR. – 12/19 SUN. 六本木店2F

集英社の少女まんが誌「りぼん」がオンラインショップ開設 藤井みほなの「GALS!」ともコラボ

 集英社が1955年から発行する少女まんが誌「りぼん」は12月3日、オンラインショップ「りぼんのおみせ」をオープンした。2020年3月に東京・原宿で実施したポップアップストアの第2弾という位置づけで、今回はオンラインのみでの展開。同誌のロゴフォントを生かしたグッズと共に、同誌で00年前後に連載されていた藤井みほなによる「GALS!」、同じく00年代に連載されていた槙ようこによる「愛してるぜベイベ★★」とのコラボレーション商品も販売する。

 「雑誌の長い歴史の中で、たくさんの“りぼんっ子”たちがこの雑誌を支えてくれている。(現在の読者である)小中学生だけでなく、大人の“りぼんっ子”たちのために何かしたいという気持ちで、『りぼんのおみせ』は始まった」と、同誌の相田聡一編集長はコメント。昨年のポップアップストアで、「原宿だけでなく、全国で商品が買えるようにしてほしい」という声がSNSに集まったことから、今回はオンラインショップでの開催にしたという。

 販売する商品は、大人になった“りぼんっ子”の日常になじむデザインを意識した。分かりやすいロゴ入りTシャツやマスクなどもそろうが、まんがの登場人物が実際に身につけていそうなヒョウ柄のスカーフや、足の裏の部分にメッセージを入れたソックスなどもあって、ファン心をくすぐる。「読者であればあるほど、作品のファンであればあるほど、理解することができるデザイン」だ。

 価格はロゴ入りTシャツで8580円(税込)、ソックス3300円、マグカップ2530円など。親子のリンクコーデが楽しめるよう、キッズアイテムも作った。オンラインショップは期間限定の予定だが、反応を見て継続も予定している。ショップを実際に手掛けているのは、ブランディング支援などを手がけるスパイスボックス。

The post 集英社の少女まんが誌「りぼん」がオンラインショップ開設 藤井みほなの「GALS!」ともコラボ appeared first on WWDJAPAN.

百貨店×町工場のジーンズ再生プロジェクト 「3.1フィリップ・リム」「ダブレット」など参加

 三越伊勢丹、阪急阪神百貨店など6社は、ファッションブランドやクリエーターと協業し、廃棄された「リーバイス(LEVI’S)」の“501”ジーンズをリメイク販売する「デニム de ミライ」プロジェクトを来年3月23日にスタートする。

 プロジェクトは、東京・足立区で小さなプレス工場(アパレル製品の仕上げや検品などを行う)を営むヤマサワプレスの山澤亮治社長が2019年夏、米ロサンゼルスの市場に捨てられた約20トンの“501”ジーンズを、「後先顧みず」(山澤社長)引き取ったことに端を発する。この取り組みに三越伊勢丹と阪急阪神百貨店が共鳴し、輪を広げてきた。

 プロジェクトには、井野将之の「ダブレット(DOUBLET)」、落合宏理の「ファセッタズム(FACETASM)」森永邦彦の「アンリアレイジ(ANREALAGE)」など国内有力ブランドだけでなく、「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI」)「ゴールデングース(GOLDEN GOOSE)」など海外ブランドも含めて約50ブランド・クリエーターが参画。このほど開かれた展示会で、リメイク商品第1弾として150型以上におよぶ商品サンプルが披露された。

 ジーンズはヤマサワプレスの工場での検品補修・洗浄を経てクリエイターの下へ送られ、新たな命を吹き込まれる。リメイク商品は三越伊勢丹、阪急阪神百貨店が運営する店舗のほか、岩田屋三越の岩田屋本店、エスティーカンパニー(群馬・桐生市)やミッドウエスト(名古屋市)、佐藤繊維(山形・寒河江市)が運営するセレクトショップでも販売する。

 山澤氏社長とともにプロジェクトを主導してきてきた三越伊勢丹の神谷将太・伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」バイヤーは、「工場で見た廃棄ジーンズの塊がデザイナーの手で生まれ変わるのを目の当たりにし、このプロジェクトが『ビジネス』として成り立つという実感が湧いてきた」と話す。「サステナビリティという大義が根底にはあるものの、それを押し付けがましい形ではなく、お客さまの気持ちが高揚するようなファッションアイテムとして届けていけたらいい」と話す。

The post 百貨店×町工場のジーンズ再生プロジェクト 「3.1フィリップ・リム」「ダブレット」など参加 appeared first on WWDJAPAN.

メード・イン・ジャパンのラグ「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」が国内で展示会開催 海外アーティストのコラボ作品も

 メード・イン・ジャパンのラグやお香などのライフスタイルブランド「スタジオ・ザ・ブルーボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルーボーイ)」ば12月17〜19日、東京・渋谷で国内第2回目の展示会を開催する。「ブルーボーイ」は、「WWDJapan Digital」でも活躍したアートディレクターの正田啓介が手がけるライフスタイルブランド。今回の展示は、フランス・パリを拠点に活動るアーティストのアナ・カーカー(Ana Karkar)の作品も紹介。また、職人の手仕事で仕上げられるラグのクオリティーを感じられるように、旧作と新作を床に敷いて展示する。ラグは12色から好きな色を選びオーダーできるようになっている。イタリア・フィレンツェのアーティストレジデンスである「ヌメロヴェンティ(NUMEROVENTI)」とコラボレーションしたお香の他、ブランケットや新作テーブルクロスなども販売する。

The post メード・イン・ジャパンのラグ「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」が国内で展示会開催 海外アーティストのコラボ作品も appeared first on WWDJAPAN.

メード・イン・ジャパンのラグ「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」が国内で展示会開催 海外アーティストのコラボ作品も

 メード・イン・ジャパンのラグやお香などのライフスタイルブランド「スタジオ・ザ・ブルーボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルーボーイ)」ば12月17〜19日、東京・渋谷で国内第2回目の展示会を開催する。「ブルーボーイ」は、「WWDJapan Digital」でも活躍したアートディレクターの正田啓介が手がけるライフスタイルブランド。今回の展示は、フランス・パリを拠点に活動るアーティストのアナ・カーカー(Ana Karkar)の作品も紹介。また、職人の手仕事で仕上げられるラグのクオリティーを感じられるように、旧作と新作を床に敷いて展示する。ラグは12色から好きな色を選びオーダーできるようになっている。イタリア・フィレンツェのアーティストレジデンスである「ヌメロヴェンティ(NUMEROVENTI)」とコラボレーションしたお香の他、ブランケットや新作テーブルクロスなども販売する。

The post メード・イン・ジャパンのラグ「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」が国内で展示会開催 海外アーティストのコラボ作品も appeared first on WWDJAPAN.

「ハミルトン」が映画「マトリックス」シリーズに着想を得た限定ウオッチを発売

 世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ハミルトン(HAMILTON)」はこのほど、映画「マトリックス(THE MATRIX)」シリーズに着想を得たモデル“PSR MTX”を発売した。価格は税込13万2000円で、限定数は「マトリックス」の第1弾が公開された年にちなみ1999本とした。

 ベースは「ハミルトン」のアイコンモデルである“PSR”(2020年に“パルサー”からリモデル)で、文字盤、ベゼル、ケースをオールブラックにし、デジタル表示をグリーンで浮かび上がらせる仕様とした。さらにケースバックと特製ボックスでは、「マトリックス」を象徴する“デジタルレイン”(劇中で雨が降るように流れる文字や数字)を表現した。

 映画「マトリックス」はキアヌ・リーブス(Keanu Reeves)が主人公ネオを演じるSFアクション映画。最新作「マトリックス レザレクションズ(THE MATRIX RESURRECTIONS)」が12月17日、日本でも公開される。一方の「ハミルトン」は1892年に創業。1957年に世界初の電池式腕時計、70年にLED式デジタルウオッチを発表した。「ハミルトン」のブランド担当者は「『ハミルトン』と映画の関係は密で、これまで500作以上に登場している」と話す。

問い合わせ先
「ハミルトン」/スウォッチ グループ ジャパン
03-6254-7371

The post 「ハミルトン」が映画「マトリックス」シリーズに着想を得た限定ウオッチを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ハミルトン」が映画「マトリックス」シリーズに着想を得た限定ウオッチを発売

 世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスブランド「ハミルトン(HAMILTON)」はこのほど、映画「マトリックス(THE MATRIX)」シリーズに着想を得たモデル“PSR MTX”を発売した。価格は税込13万2000円で、限定数は「マトリックス」の第1弾が公開された年にちなみ1999本とした。

 ベースは「ハミルトン」のアイコンモデルである“PSR”(2020年に“パルサー”からリモデル)で、文字盤、ベゼル、ケースをオールブラックにし、デジタル表示をグリーンで浮かび上がらせる仕様とした。さらにケースバックと特製ボックスでは、「マトリックス」を象徴する“デジタルレイン”(劇中で雨が降るように流れる文字や数字)を表現した。

 映画「マトリックス」はキアヌ・リーブス(Keanu Reeves)が主人公ネオを演じるSFアクション映画。最新作「マトリックス レザレクションズ(THE MATRIX RESURRECTIONS)」が12月17日、日本でも公開される。一方の「ハミルトン」は1892年に創業。1957年に世界初の電池式腕時計、70年にLED式デジタルウオッチを発表した。「ハミルトン」のブランド担当者は「『ハミルトン』と映画の関係は密で、これまで500作以上に登場している」と話す。

問い合わせ先
「ハミルトン」/スウォッチ グループ ジャパン
03-6254-7371

The post 「ハミルトン」が映画「マトリックス」シリーズに着想を得た限定ウオッチを発売 appeared first on WWDJAPAN.

ユニチカがサステナブルな新素材開発を強化 5種の素材を販売開始

 素材大手ユニチカのグループ会社であるユニチカトレーディングは、部分植物由来ポリトリメチレンテレフタート(PTT)樹脂“デュポン ソロナ”を使用した、独自の特殊複重層系技術による紡績糸“パルパー メイド ウィズ ソロナ ポリマー(Made with Sorona Polymer”の新素材を12月に販売する。新たに開発したのは、植物由来のPPT樹脂とリサイクルPETや、オーガニックコットンを使うなど環境に配慮した5種類で、2022年春夏シーズン向けの素材として提供する。

 新素材の販売計画は、22年度の売上高が3億円、24年度以降は20億円を目指す。今後はオーガニックコットンやリヨセル繊維“シルフ KF”などを使ったサステナブル素材のほか、異なる2つの素材を合わせる技術“パルパー”方式を用いたハイブリッド素材を開発していくという。

The post ユニチカがサステナブルな新素材開発を強化 5種の素材を販売開始 appeared first on WWDJAPAN.

「ハーパーズ バザー」の塚本香編集長が退任 後任は「エル・ガール」の小栗裕子

 ハースト婦人画報社は、2022年1月1日付で「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」の新編集長に小栗裕子が就任すると発表した。同誌を約7年間率いてきた塚本香編集長は退任し、編集者として第一線を退くことを表明している。

 新編集長となる小栗は2011年にハースト婦人画報社に入社し、日本版「ハーパーズ バザー」の創刊や「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」のファッション エディターを経て、19年からデジタルメディア「エル・ガール(ELLE GIRL)」コンテンツ・マネジャーと編集長を歴任。インフルエンサーコミュティやオンラインサロンを立ち上げた。編集長就任にあたり「まず注力するのは、デジタル領域でのブランドバリューの最大化。『ハーパーズ バザー デジタル』およびSNS全般を“働く女性ための社会派ラグジュアリーメディア”とし“質×量×視点”の特性を武器に、多様化するニーズにスピーディーに応えていきます」とコメントした。さらに雑誌のローカライズブランディングの刷新や、コミュニティづくりなども強化ポイントに掲げ、「みなさんと共にチャレンジするメディアとして、注目ください」としている。

 年内で退任する塚本香編集長は、「40年におよぶ編集者生活に一度区切りをつけ、人生の第2章へ向かって一歩を踏み出すことにしました。『ヴォーグ ジャパン』『フィガロ ジャポン』『エル・ジャポン』で歩んできたキャリアを、歴史ある『ハーパーズ バザー』の編集長として終えることができたのは光栄です。小栗は次世代向けメディアとして『エル・ガール』を成功に導くなど、ファッションとデジタルにおいて幅広い経験を持っています。『ハーパーズ バザー』の次なるステージにぜひご期待ください」と綴っている。

The post 「ハーパーズ バザー」の塚本香編集長が退任 後任は「エル・ガール」の小栗裕子 appeared first on WWDJAPAN.

美容室業界の“IT王子”こと前原穂高も認める “LINEミニアプリ”による予約&顧客管理のメリットとは

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、対面でのコミュニケーションが制限され、さまざまな規模の企業間でユーザーとのオンラインの接点作りや、関係性を深めるためのデジタル施策への意識が高まっている。経済産業省による中小企業のデジタル化に関する調査(令和2年度中小企業のデジタル化に関する調査に係る委託業務報告書)でも、過半数の企業が「デジタル化に積極的に取り組んでいる・取り組みつつある」と回答している。

 デジタル施策として、自社アプリの開発を行うサロンも少なくない。しかし、開発にかかる人的・時間的コストが高い、ユーザーにダウンロードされない、(ダウンロードされても)継続利用されない、など数々の課題がつきまとっているのが実情だ。

 ヘアサロン業界も例外ではなく、“ユーザーとの関係性を深めるためのデジタル施策”は大きな課題となっている。業界のトレンドセッターで、デジタル施策に精通していることでも知られるヘアサロン「バイオレット(Violet)」の前原穂高代表も、「“顧客との親密性”の重要さが増している。強いつながりを作れるか否かが生き残りのカギ、と考える経営者も多い」と話す。

 そんな前原代表が採用した施策が、“LIEN公式アカウント”の開設と“LINEミニアプリ”の導入だ。中でも“LINEミニアプリ”は国内利用者数8900万人(2021年9月末時点)のLINE上でデジタル会員証の提示やサロン予約などの機能を提供でき、先述した課題の解決が見込めるサービスでもある。ここでは“LINEミニアプリ”の特徴と、「バイオレット」での活用事例を紹介する。

“LINEミニアプリ”の5つの特徴

前原穂高代表が明かす
“LINEミニアプリ”の
「バイオレット」での活用術

 以前から「お客さまとのコミュニケーションツールがメールだけでは限界がある」と感じていた。さらにコロナ禍で“顧客との親密性”の重要さが声高に叫ばれるようになり、そうした背景から自分が“最もお客さまとの距離が近いSNS”と考えるLINEに着目。1年以上前に“LINE公式アカウント”を開設し、今年7月に“LINEミニアプリ”を導入した。さらに、以前から利用していたハイパーソフト社のPOS “サロン ド ネット”(売上管理・顧客管理・経営分析システム)と“LINE公式アカウント”を連動させ、ユーザーに各種メッセージを配信する仕組みを整えた。

 「バイオレット」では、過去に別のツールを組み込んだLINE公式アカウントを保有していた。しかし“LINEミニアプリ”を導入した際、システム上の制限で2020年に現在運用しているLINE公式アカウントを新たに開設し、お客さまに友だち追加し直してもらう必要性が出てきた。一般的には、こうした働きかけがツール導入の大きなハードルとなるところだが、驚くほどスムーズにほぼ100%の顧客が切り替えてくれた。さらに以前のLINE公式アカウントの友だち数が2000人くらいだったのに対し、短期間でその数字を超え、現在は3700人以上が友だち追加してくれている。移行のしやすさにも、LINEの知名度と信頼度を改めて感じた。

 “LINEミニアプリ”は利用メリットを詳しく説明しなくても、「今までの会員カードが“LINEから見られるデジタル会員証”に変わりました」と話すだけで利用してくださるお客さまが多い。そのうえで「LINEからも予約が取れます」「残ポイントが見られます」「今後は履歴も見られるようになります」ということを伝えるのみで、「LINEミニアプリ」というサービス名はあえて出していない。どのサービスを使うかはサロン側の事情なので、あくまでお客さまに「LINEだと便利」と感じてもらえることが大切だと思っている。

 サロンにとって最大のメリットに感じているのは、全てのSNSやサービスの窓口をLINEに集約できたことだ。“LINEミニアプリ”はもちろん、インスタグラム、ツイッター、公式サイト、さらには7月から始めたECなどへのリンクを、LINE公式アカウントの“リッチメニュー”に設置。“最もお客さまとの距離が近いSNS”であるLINEに一本化できたので、お客さまが迷う心配がない。その点で、キャンペーンなどいろいろなデジタル施策をやりたいサロンに適していると思う。

 予約においても“LINEミニアプリ”は活躍している。現在は、新客はインスタグラムのDMとサロン検索・予約サイトから予約を受け、2回目からの予約は“LINEミニアプリ”でやり取りするオペレーションが完成しつつある。最も効果を感じるのが“次回予約”において。当サロンでは失客を防ぐため、次回予約を取ることに注力していて、以前から次回予約率が約50%と高かった。しかし最もネックになっていたのが、“予約日を変更するときに、お客さまから電話で連絡しなければならない”ということ。その点が“LINEミニアプリ”の導入により解消され、「LINEで簡単に、何度でも変更できますよ」と言えるようになった。それによりさらに次回予約率が高まり、既に60%を超えている。

「バイオレット」が導入した
“LINEミニアプリ”のこだわりとは

「バイオレット」は、開発会社であるハイパーソフトの協力を得て、“LINEミニアプリ”を導入した。ここでは美容サロン向けPOSをはじめ、セルフレジや電子カルテなど、美容業界のソフト・ハード開発に精通しているハイパーソフトの木透真悟 マーケティンググループ 統括責任者と、前原「バイオレット」代表との対話から、“LINEミニアプリ”の特徴を明らかにする。

前原「バイオレット」代表(以下、前原):経営者は、新たなシステムの導入には、すごく慎重になるんです。導入したシステムが良くなくて、また切り替えることになったら、お客さまにもスタッフにも大きな負担をかけますからね。今回はハイパーソフトとLINEの“最強タッグ”ということで決断することができました。

木透真悟 マーケティンググループ 統括責任者(以下、木透)今回、貴サロンに提供した弊社システム「サロン ド ネット」の“LINEミニアプリ”は、“POSで蓄積したビッグデータ”と、国内最大手のSNS“LINE”との連携を実現させ、24時間オンラインで簡単にLINE上で予約を受けることを可能にしたものです。加えて、POSとLINE公式アカウントを連携したことは大きく、お客さまの属性や履歴などに応じて個々にメッセージを配信できるようにしました。

前原:次回予約してくれたお客さまに対し、再来店日の数日前に、自動的にリマインドメッセージを送れるようになったことは大きいですね。また“LINEミニアプリ”上で表示されるデジタル会員証はメンバーズカードとしても利用できるので、顧客の“囲い込み”にもつながります。

木透:“LINEミニアプリ”の“マイページ”では、会員証のほかにも保有ポイントや会員ランク、予約履歴の確認が可能なので、“使っていて楽しい”メンバーズカードになっていると思います。ここ数年、大手集客サイト等を活用した集客以外にも、SNS集客に注力するサロンが確実に増えています。さまざまなサロンのSNS集客を分析していく中で、“新規集客=インスタグラム”“リピーター集客=LINE”という構図が確立されつつあると感じています。“LINEミニアプリ”は、LINEによる集客・ファン客化を最大化できるサービスになると確信しており、今後も“LINE ミニアプリ”を活用したクライアントサロンのブランディングに貢献していきたいですね。

“LINEミニアプリ”の導入には
“パッケージ”がおすすめ

 “LINEミニアプリ”を導入するには、まずハイパーソフトをはじめとした開発会社に相談する必要がある。大きく分けて“個別開発”と“パッケージ”の2つの方法があり、それぞれの特徴を押さえた上で自店に合った導入方法を選択することができる。

 個別開発は、“自社用に最適なサービス設計が可能”“既存システムとの連携がスムーズ”といったメリットがある一方で、“(パッケージ利用に比べて)時間と費用がかかる可能性がある”というデメリットもある。

 パッケージは、“パッケージ化されている以外の機能は、別料金で追加開発する必要がある”というデメリットがある一方で、“すぐに導入可能”“初期費用+月額費用のみで安価に利用できる”といったメリットがある。一般的に、初めて導入するサロンにはパッケージがおすすめだという。

The post 美容室業界の“IT王子”こと前原穂高も認める “LINEミニアプリ”による予約&顧客管理のメリットとは appeared first on WWDJAPAN.

ワコールが社員の「健康推進計画」スタート 女性特有の課題に取り組む

 ワコールホールディングス(HD)は12月3日、京都市内のホテルで2022年上期の振り返りと「ワコールGENKI計画2025(以下、元気計画)」発表した。安原弘展ワコールHD社長は、「欧米市場は新型コロナのリベンジ消費で回復したが、日本は“戸惑い消費”。12月に入ったがジングルベルが聞こえてこない状況だ」と語った。欧米市場は新型コロナに対する規制の緩和により、店舗売り上げがECを上回る状況になっているという。一方で、日本は10月以降、回復傾向にあるが欧米ほどの勢いはない。ワコールHDの2021年4〜9月期連結業績(米国会計基準)は、売上高が前年同期比19.5%増の874億円、営業利益が同211.6%増の39億円、純利益が同67.4%増の29億円だった。国内事業は7月以降の感染者数増加により苦戦したが、欧米の業績回復によりカバーした。

 伊東知康ワコール社長は、「CX戦略、コスト構造改革、サステナビリティの推進が最成長の3本柱。C Xはデジタル技術活用などにより、新規顧客獲得および既存顧客のロイヤルカスタマー化を目指すものだが、上期はコロナの影響で既存顧客の購買人数は増加したが新規顧客獲得に苦戦した」と話す。ECに関しては自社が前年同期比1%増、他社が同11%増と好調で、売り上げ構成比率は23%。コスト削減に関しては、人件費や諸経費の最適化、自主管理店舗への移行、ブランドや品番の集約により計画通りだった。「卸と直営店(百貨店、テナント店を含む)の20年3月期の割合は約8対2だったのを25年3月期には6対4にしたい」と伊東社長。サステナビリティに関しては、30年に向けた環境目標「自社排出量・製品破棄ゼロ、環境配慮型素材50%」を発表したばかりだ。

 これらの戦略に新たに“健康経営”「元気計画」が加わった。これは、食事や運動、睡眠、など社員の心身の健康を整えて生産性をあげ、仕事へのエンゲージメントの向上を目指すもので、ワコールと健康保険組合、労働組合が三位一体となって戦略的に推進する。小川直子ワコール執行役員 人事総務本部 人事部長は、「ワコールの社員の9割が女性、消費者も女性が多いため、女性特有の健康課題への取り組みを強化していく」と語った。

 25年度までの目標数値と活動計画を策定し、社員の“ウェルビーイング(心も体も社会的に満たされた状態)の実現”を目指す。ベースとなる心身の健康を整える項目に関してはKPIを設定済み。追って生産性やエンゲージメント向上の目標数値を定める。伊東社長は、「まずは、社員に健康でやる気になってほしい」とコメント。20年後の企業像に“ウェルネスのワコール”を掲げる同社ならではの取り組みだ。

The post ワコールが社員の「健康推進計画」スタート 女性特有の課題に取り組む appeared first on WWDJAPAN.

「スナイデル ビューティ」に初のフレグランスライン 香りとケアを両立させたヘアミストとハンドクリーム発売

 マッシュビューティーラボの「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は12月10日、フレグランスライン“パフュームド トリートメント ライン”を発売する。ラインアップはヘアミストとハンドクリームの2種類。ファッションブランド「スナイデル(SNIDEL)」と同様にサステナビリティとモードを両立させ、“ニュークリーンビューティ”をコンセプトに今年3月にデビューした同ブランドだが、香りにフォーカスした製品は初めて。

 化粧ポーチにも収まるサイズ感の“パフュームド ヘア ミスト”(25mL、税込3300円)は、軽やかで繊細なミストと数プッシュでやわらかな香りが心地よく広がりが特徴。ヘアケア成分を配合しているため乾燥やドライヤー類の熱ダメージからも髪を守り、なめらかな指通りや艶もかなえる。 “パフュームド ハンド & ネイル クリーム”(50g、税込2530円)は上質な香りとうるおいを与えながら、透明感のある手肌に導く。共に合成香料や合成着色料、石油系界面活性剤などは不使用。

 2アイテム共に天然香料で構成しており、トップノートは柑橘系のベルガモットとレモンを、ミドルにはネロリやカモミール、ラベンダー、ダマスクローズ、ダヴァナ、イランイランなど豊潤なフローラルノートを採用。ラストノートは落ち着きのあるサンダルウッドで仕上げている。

The post 「スナイデル ビューティ」に初のフレグランスライン 香りとケアを両立させたヘアミストとハンドクリーム発売 appeared first on WWDJAPAN.

「コロナ以前から構造的な業績悪化に直面していたことが不幸中の幸いでした」。株式会社SANKO MARKETING FOODS 長澤社長

 2021年10月1日(金)、株式会社三光マーケティングフーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤成博)は、商号を株式会社SANKO MARKETING FOODSに変更した。2000年はじめ個室居酒屋の火付け役となった「東方見聞録」、「月の雫」が大ヒットした。2011年には焼き牛丼を看板メニューに掲げた「東京チカラめし」は牛丼業界に旋風を巻き起こし、全盛期には260億の売上を記録した同社であったが、その後は長期に渡り低迷の時代に入った。三光マーケティングフーズからSANKO MARKETING FOODSへ、今までと何が変わったのか。
Posted in 未分類

百貨店は生き残れるか:記者談話室vol.10

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの連載「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の専門記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第10回は「百貨店は生き残れるか」。四半世紀以上続く市場縮小にコロナが重なり、百貨店の変革が待ったなしです。駅前一等地で集客力を競う手法、アパレルを中心にした売り場構成、当たり前と考えられた百貨店のビジネスモデルも見直しが進みます。百貨店はどこに向かうのか、話し合ってみました。

【今回のキーワード】
松屋の美術催事/国内百貨店売上高ピークは9.7兆円だったが…/閉店記事たくさん書いた/伊勢丹松戸店/ららぽーと、イオンモール/豊かな中間層の消失/手堅い富裕層/ゆりかごから墓場まで/「みんなの百貨店」から「お金持ちの百貨店」へ/伊勢丹新宿本店のVIPルーム/ハロッズは駅弁甲子園やらない/呉服屋/座売りに先祖返り?/松坂屋静岡店に水族館/西武渋谷店のチューズベースシブヤ/冠婚葬祭の常識を教えてくれる/叙勲の知らせがきたら三越日本橋本店/阪神梅田本店の食/捨てたものじゃない

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

The post 百貨店は生き残れるか:記者談話室vol.10 appeared first on WWDJAPAN.

「クルーズ」「プレフォール」「プレスプリング」「カプセル・コレクション」……。こんな言葉はまだ必要あるのか? byアレッサンドロ・ミケーレ

アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ」クリエイティブ・ディレクター

 「クルーズ」「プレフォール」「プレスプリング」「カプセル・コレクション」……。こんな言葉は、まだ必要あるのかな?ファッションショーやコレクションの呼称を変えたいと思っている。クラシック音楽の言葉を拝借するのはどうかな?音楽は神秘的で、時代を切り開く力を持っている。そして、人間にとっての力の源だから。シンフォニー、ラプソディー、マドリガル、ノクターン、オーバーチュア、コンチェルト、そしてメヌエット……。音楽は永遠に美しい。そして国境を簡単に超越するね。

【The WORDS】
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。


【アレッサンドロ・ミケーレの思考を知るトピックス】

 「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が、コレクションの発表を年に2回まで絞り込み、シーズンやデジタル活用について、既成概念には一切とらわれない考えを示した。ミケーレは世界のジャーナリスト約20人が参加したオンライン・カンファレンスで、「地球が、私たちに変革を求めている。もう過去に戻ることは許されない」とスタート。

 コレクションの服はいわば映画の衣装のようなもので、着る人の人柄や感情を理解させてくれる。服自体や外見に語らせることが好きなんだ。顔と服や、心理状態と見た目、着る色とそれがもたらす感情の変化といったように、常にいろんな議論がある。そしてエキセントリックさは、そこに制限がなく、ユニホームが必要ではないことを意味する。自由なアイデアを伝達する言葉なんだ。

The post 「クルーズ」「プレフォール」「プレスプリング」「カプセル・コレクション」……。こんな言葉はまだ必要あるのか? byアレッサンドロ・ミケーレ appeared first on WWDJAPAN.

「シロ」が2年かけて8種の“美容オイル”を開発

 「シロ(SHIRO)」は2022年1月6日、植物のエキスから抽出した美容オイル“オイルコレクション”を発売する。2年の開発期間を経て完成させたフェイス、フェイス&ボディー、ボディーの3カテゴリー・全8種をラインアップ。価格帯は税込5500〜1万3200円。12月23日から全国の直営店で予約を開始する。

 フェイスオイル(各30mL)は、植物によって抽出方法や加える精油を変えた4種を用意。肌荒れを防ぐ“カレンデュラオイル”、年齢による肌トラブルにアプローチする“タマヌオイル”、外的ストレスからの不調に香りでアプローチする“セントジョーンズワートオイル”、キメのある肌に導きヘアケアオイルとしても使える“カラハリメロンオイル”をそろえる。それぞれ、スキンケアのファーストステップ(導入美容液)や、美容液と混ぜたり、オイルパックとしても使用したりできる。

 フェイス&ボディーオイル(各50mL)は、顔にも体にも使える2種を用意。肌トラブルをケアできる“ヨモギオイル”とさっぱりとしたテクスチャーで乾燥を防ぐ“亜麻オイル”をラインアップ。ボディーオイル(各50mL)は精油の香りととろみのあるテクスチャーが特長。保湿力が高い“ヒマシオイル”とハッカの香りで運動後などのオイルマッサージに使える“アルニカオイル”をそろえる。

The post 「シロ」が2年かけて8種の“美容オイル”を開発 appeared first on WWDJAPAN.

「シロ」が2年かけて8種の“美容オイル”を開発

 「シロ(SHIRO)」は2022年1月6日、植物のエキスから抽出した美容オイル“オイルコレクション”を発売する。2年の開発期間を経て完成させたフェイス、フェイス&ボディー、ボディーの3カテゴリー・全8種をラインアップ。価格帯は税込5500〜1万3200円。12月23日から全国の直営店で予約を開始する。

 フェイスオイル(各30mL)は、植物によって抽出方法や加える精油を変えた4種を用意。肌荒れを防ぐ“カレンデュラオイル”、年齢による肌トラブルにアプローチする“タマヌオイル”、外的ストレスからの不調に香りでアプローチする“セントジョーンズワートオイル”、キメのある肌に導きヘアケアオイルとしても使える“カラハリメロンオイル”をそろえる。それぞれ、スキンケアのファーストステップ(導入美容液)や、美容液と混ぜたり、オイルパックとしても使用したりできる。

 フェイス&ボディーオイル(各50mL)は、顔にも体にも使える2種を用意。肌トラブルをケアできる“ヨモギオイル”とさっぱりとしたテクスチャーで乾燥を防ぐ“亜麻オイル”をラインアップ。ボディーオイル(各50mL)は精油の香りととろみのあるテクスチャーが特長。保湿力が高い“ヒマシオイル”とハッカの香りで運動後などのオイルマッサージに使える“アルニカオイル”をそろえる。

The post 「シロ」が2年かけて8種の“美容オイル”を開発 appeared first on WWDJAPAN.

ポイントメイクの新潮流「ほくろメイク」の専用コスメ登場

 目元や口元にほくろを描く「ほくろメイク」のためのコスメ“ほくろメイクポイントリキッド”(税込1720円)が、大阪・東京のデザイン会社AND SPACEから発売された。製造・販売はOEM製造を行うクレアモードが担い、公式サイトやアマゾンなどで取り扱う。発売記念として、公式サイトでは割引価格の税込1320円で販売する。製品はペンシルタイプでマスクと擦れやすい口元や動きが激しい目元でもよれにくく、長時間美しいほくろをキープできる仕様となっている。

 チャームポイントや色気の演出など、メイクラバーの間ではイメージチェンジのポイントメイクとして以前から知られている「ほくろメイク」。多くはアイライナーを活用して描いているが、「形がいびつになる」「大きさが日によって変わってしまう」などの声が多かったことから、ほくろメイク専用コスメの製品作りに至った。

 最大の特徴は「ほくろメイク」のために開発した球状のペン先で、軽くスタンプするだけで自然なサイズ&形のほくろを繰り返し描ける。また、自然なほくろの色にするため独自に顔料をブレンドし、汗や涙、皮脂にも強いウォータープルーフ仕様で仕上げている。

The post ポイントメイクの新潮流「ほくろメイク」の専用コスメ登場 appeared first on WWDJAPAN.

ポイントメイクの新潮流「ほくろメイク」の専用コスメ登場

 目元や口元にほくろを描く「ほくろメイク」のためのコスメ“ほくろメイクポイントリキッド”(税込1720円)が、大阪・東京のデザイン会社AND SPACEから発売された。製造・販売はOEM製造を行うクレアモードが担い、公式サイトやアマゾンなどで取り扱う。発売記念として、公式サイトでは割引価格の税込1320円で販売する。製品はペンシルタイプでマスクと擦れやすい口元や動きが激しい目元でもよれにくく、長時間美しいほくろをキープできる仕様となっている。

 チャームポイントや色気の演出など、メイクラバーの間ではイメージチェンジのポイントメイクとして以前から知られている「ほくろメイク」。多くはアイライナーを活用して描いているが、「形がいびつになる」「大きさが日によって変わってしまう」などの声が多かったことから、ほくろメイク専用コスメの製品作りに至った。

 最大の特徴は「ほくろメイク」のために開発した球状のペン先で、軽くスタンプするだけで自然なサイズ&形のほくろを繰り返し描ける。また、自然なほくろの色にするため独自に顔料をブレンドし、汗や涙、皮脂にも強いウォータープルーフ仕様で仕上げている。

The post ポイントメイクの新潮流「ほくろメイク」の専用コスメ登場 appeared first on WWDJAPAN.

シティ・ポップブームの火付け役、Night Tempo “ダブルスーツ”ファッションや初のオリジナルアルバムを語る

 DJ、音楽プロデューサーのNight Tempo(ナイト・テンポ)は、世界中で人気が再燃している日本のシティ・ポップブームの火付け役の1人として知られる。韓国出身で、日本のレトロカルチャーの魅力を欧米を中心とした世界に発信する彼は、竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をリエディットし、インターネットでその名を知らしめた。2019年にはフジロックフェスティバルの最終日に出演し、日本とアメリカでの活動の幅を広げている。音楽のみならず、1980年代を中心としたレトロカルチャーの“キュレーター”として注目を集める彼の音楽、ファッション、そして12月1日に発売した初のオリジナルアルバムについて話を聞いた。

WWD:音楽活動はいつから?

Night Tempo:元々はサラリーマンとしてプログラミングをする傍ら、趣味で音楽を作っていました。音楽は独学で、インターネットで情報取集したり、ユーチューブ(YouTube)のチュートリアルを見たりしました。2019年にサラリーマンを辞め、正式に仕事として音楽をやっています。

WWD:12月1日に発売した初のオリジナルアルバム「Ladies In The City」のテーマやインスピレーションは?

Night Tempo:1990年代前半、都会に住む女性がメインのイメージです。1980年代と2000年代が重なる世界観で、この頃のドラマに出てくる都会の景色やファッションなどの文化をいろいろ参考にしました。その時代の音楽を再現するだけではなく、自分らしさを加えた“都会的な音楽”です。

WWD:都会というのは東京?

Night Tempo:東京ではなく、“東京みたいな都会”といったところでしょうか。この時代、大阪、ソウル、香港や台北などアジアの都会には共通していることが多く、特に当時のファッションなどの都会的な文化はほぼ一致していると思います。なので、特定の都市ではなく、“女性の社会進出が盛んになった時代のアジアの都会”をイメージしています。また、日本の音楽業界はカテゴリー分けをしっかりする印象なのですが、自分はジャンルなどは特に決めていなくて別路線だと考えています。

WWD:今までの楽曲は80年代のイメージが強かったが90年代にフォーカスした理由は?

Night Tempo:アルバムの制作を進めていく中、ハマったという感じです。90年代は前半と後半でかなりイメージが違うと思っていて、後半は経済的にも厳しい状況もありましたが、前半は豊かだったと思います。特に韓国も96年くらいまでは豊かでした。日本の年代感覚とはズレるかもしれませんが、シティ・ポップが描く景色と自分が経験した韓国の豊かな都会のイメージと重ねられるのがちょうどこの年代でした。

WWD:インスピレーションとなるレトロカルチャーのリサーチの方法は?

Night Tempo:インターネットでのリサーチはもちろん、その時代の物にもインスパイアされます。とりあえず集めておいたレトロなアイテムのコレクションを後からチェックすることも多いです。日本にはいろいろなジャンルのマニアがいるので、90年代の「カシオ(CASIO)」のデジタル時計の図鑑があったりして、それに載っている時計を買ったりとコレクションを増やしていきます。コロナ禍の前、日本に行けた時は直接掘り出し物を探していましたが、最近は中古サイトを活用しています。90年代、韓国の富裕層は日本製のものを使う傾向があったので、日本に行けなくてもゲットできることもありますね。

WWD:現代の音楽は聴く?

Night Tempo:あまり聞かないです。仕事として音楽を始めてから数年でまだまだこれからなので、他の音楽を聞いている余裕がないのが現状です。収集したカセットやレコードが合わせたら1000本以上はあると思います。まだ聴いていないものも多く、今は好きなものに集中して、後からいろいろ他の音楽を聞いてもいいのかなと考えています。おじいちゃんになってからかも知れませんが(笑)。

WWD:普段のファッションもレトロな物が多い?

Night Tempo:昔はよくスポーティーな古着のトレーナーを着ていました。特に「プーマ(PUMA)」と「エレッセ(ELLESSE)」が好きでした。最近は好みが変わって、90年代のサラリーマンをイメージしたダブルスーツにハマっていて、色んなカラーで集めています。トレンディドラマに出てくるような、“実際に会社に行ったことはないだろうけど、そういう演技をするサラリーマン”のラフなスーツスタイルです。角松敏生さんを参考にしています。スーツは、新品だけど眠っていたものをメルカリ(mercari)などオンラインで見つけて、それを自分にフィットするようにお店で仕立ててもらい日常的に着ています。スーツに合わせて日本製のメガネも集めています。ウィメンズのレトロファッションは一般的ですが、メンズはまだまだだと思います。なので、ライバルも少なく簡単に収集することができますね。

WWD:音楽の制作にもファッションは大事?

Night Tempo:気合という意味で大事だと思います。特にシティ・ポップなどを作るにあたって、当時の人になりきってタイムスリップをすると、より本格的で味のある音楽が作れます。ファッションは音楽の色にもなるし、世界観という意味で重要です。「シティ・ポップ作っています」と言った時に、ヒップホップ系のファッションをしているより、ダブルスーツの方が説得力ありますよね(笑)。

WWD:これから挑戦したいことは?

Night Tempo:最近、都会的でレトロなスポットを背景にスーツを着た写真をインスタグラムにアップしているのですが、自分だけでなくてモデルさんを起用して写真集をプロデュースできたらと考えています。ちゃんとファッションスタイリングとかもして、そういうスポットのガイドブック的写真集を作りたいです。例えばソウルの昔の航空写真を手に入れて、その当時からある建物を探しに行ったりしています。シティ・ポップが海外で人気になったように、アジアのレトロで都会的なデザインの素晴らしさも海外の人にも知ってほしいという思いがあります。

The post シティ・ポップブームの火付け役、Night Tempo “ダブルスーツ”ファッションや初のオリジナルアルバムを語る appeared first on WWDJAPAN.

長井かおりの「エヌ バイ オンリーミネラル」からピンクをテーマにした2022年春コレクション 初のプレストアイカラーも登場

 ヤーマンのミネラルコスメブランド「オンリーミネラル(ONLY MINERALS)」は2022年2月1日、長井かおりメイクアップアーティストとコラボするメイクアップライン「エヌ バイ オンリーミネラル(N BY ONLY MINERALS)」から22年春コレクションを発売する。“使いやすい”ピンクをテーマにしたアイカラーとチークの限定色をラインアップ。全国のバラエティーショップや直営店、公式オンラインストア、百貨店などで展開する。

 同ライン初のプレストアイカラーとなる“ミネラルアイゾーンパレット”(限定1色 、税込3850円)は、シアーな青みピンクと抜け感のあるグレージュの2色で構成。目元の陰影を際立たせる色と質感が特徴で、まぶたはもちろんアイブロウの仕上げにも使用可能。ミネラル天然由来成分100%で敏感肌にも優しく、石けんでオフできる。

 また、クリームチークの“ミネラルソリッドチーク コンプリート”(限定1色 、税込3520円)からは、肌なじみのよい限定色のピンクが登場。密着力のあるテクスチャーは少量でも高発色をかなえ、保湿効果のあるスクワラン、ホホバ種子油などのボタニカルオイルと植物由来ワックスが乾燥しがちな頬に潤いを与える。

The post 長井かおりの「エヌ バイ オンリーミネラル」からピンクをテーマにした2022年春コレクション 初のプレストアイカラーも登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ディースクエアード」2022年プレ・フォール・コレクション

 「ディースクエアード(DSQUARED2)」が2022年プレ・フォール・コレクションを発表した。

The post 「ディースクエアード」2022年プレ・フォール・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ニューバランス」が“女性のエンパワーメント”をテーマにポップアップ 柴田陽子らが参加

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、“女性のエンパワーメント”をテーマにしたポップアップを六本木 蔦屋書店で5日まで開催している。“327”“237”“XC-72”などのライフスタイルシューズと、パーカやスエットなどのアパレルを展示・販売する。自分の足にフィットするシューズを見つける足型計測ツール「3Dスキャン」も体験できる。

 女性クリエイターによる書籍の紹介やライブパフォーマンス、フラワーギフトキャンペーンなども開催する。ブランドプロデューサーの柴田陽子、料理家の谷尻直子、フラワーアーティストの前田有紀らを起用する。

■WOMEN’S EMPOWERMENT by new balance
場所:六本木 蔦屋書店
住所:東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
会期:12月5日まで
時間:11:00〜20:00

The post 「ニューバランス」が“女性のエンパワーメント”をテーマにポップアップ 柴田陽子らが参加 appeared first on WWDJAPAN.

テキスタイルデザイナー梶原加奈子が軽やかな生地に込めるアツい想いの源泉は?  音声配信「LOVE=好きの先の幸せ」 Vol.4

 「LOVE=好きの先の幸せ」は、川島蓉子ジャーナリストが毎回「LOVE=好き」がある人との対談を通して幸せを伝える音声番組です。
 
 今回のゲストは、テキスタイルデザイナーの梶原加奈子カジハラデザインスタジオ代表。両親に大反対された大学受験、教室で寝泊まりしていた(!?)日本での大学生活と、それとは全く違ったイギリスへの留学、そして、テキスタイルの魅力と、オンワードとの新しいプロジェクトまで。「フワフワな触感が好き」と軽やかな生地を生み出し続ける梶原さんの、エピソード盛りだくさんの半生とアツい想いを聞きました。

川島蓉子:1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステム株式会社取締役。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。日経ビジネスオンラインや読売新聞で連載を持つ。著書に『TSUTAYAの謎』『社長、そのデザインでは売れません!』(日経BP社)、『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞社)、『すいません、ほぼ日の経営。』などがある。1年365日、毎朝、午前3時起床で原稿を書く暮らしを20年来続けている

The post テキスタイルデザイナー梶原加奈子が軽やかな生地に込めるアツい想いの源泉は?  音声配信「LOVE=好きの先の幸せ」 Vol.4 appeared first on WWDJAPAN.

花咲き誇る 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」新作リップバームはシアーな色づきが魅力

 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ (DOLCE&GABBANA BEAUTY) 」は12月8日、新作リップバーム“シアーリップス ハイドレーティング ティンティッドリップバーム”(税込4180円)2色を数量限定で先行発売する。2022年1月22日からは先行販売の2色を含む、全4色で展開。花模様をあしらった華やかなパッケージデザインと柔らかなテクスチャー、シアーな色づきが特徴だ。

 カラーはそれぞれ花の名前が付けられており、12月2日に発売されるのはくすみピンクカラーの“ラブリー・チューリップ”と淡いキャンディーピンクカラーが特徴の“スイート・リリー”。1月22日からは鮮やかなフューシャピンクが印象的な“スプリング・ピオニー”とコーラルカラーの“ジョイフル・サンフラワー”も加わる。

 ブランド独自のトリートメント処方と保湿処方により軽い付け心地を実現。どんな唇にもなじむカラーで、リップ下地としてはもちろん単体でも楽しむことができる。

The post 花咲き誇る 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」新作リップバームはシアーな色づきが魅力 appeared first on WWDJAPAN.

「ベイプ」が「カナダグース」「コンセプツ」とトリプルコラボ アウターとアクセサリー

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」は、アウターブランド「カナダグース(CANADA GOOSE)」、アメリカのセレクトショップ「コンセプツ(CONCEPTS)」とトリプルコラボしたアウターとアクセサリーを12月4日に発売する。各ブランドの正規取り扱い店舗と公式オンラインストアで販売する。

 アウターは、「カナダグース」の定番モデルをベースにした“エクスペディションパーカ”(税込18万8100円)と“チリワックボンバー”(同12万5400円)、“クロフトンフーディ”(同10万5600円)の3種類。アクセサリーは、ニットキャップ(同2万7500円)とスカーフ(同3万3000円)、ブランケット(同6万1600円)を用意する。

 「カナダグース」らしい機能性と防寒性の高さを特徴とするコレクションで、リサイクル素材も多用している。ニットキャップ以外全て、「ベイプ」のシグネチャーであるカモフラージュ柄を使用。ブランケットのみ18日の発売だ。

 「コンセプツ」は、マサチューセッツ州ケンブリッジで創業したストリート、スケーターファッションに特化したショップ。多くのオリジナル商品を販売するほか、「ニューバランス(NEW BALANCE)」や「ナイキ(NIKE)」など有名ブランドとのコラボも積極的に発表している。

The post 「ベイプ」が「カナダグース」「コンセプツ」とトリプルコラボ アウターとアクセサリー appeared first on WWDJAPAN.

デニムが環境に負荷をかけてるってホントなの? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.39

 答えは、”本当”です。

 でも、肌で感じ取るのはやっぱり難しい。生産の過程で環境に負荷をかけているのはなんとなく理解できるけれど、デニムアイテムを楽しむ日々の中でも環境に負荷をかけてしまうことがあることに気づいている方は少ないんじゃないかと思う。

 デニムの歴史は、150年以上にも及ぶ。丈夫で耐久性に優れた素材で、ジーンズは作業着として愛され始めた。長く使えて、お直しもしやすいから、本来ならまさにサステナブルなのだ。

 でも、この150年の間にファッション性が求められ、大量生産型の社会に移り変わり、そのあり方は大きく変化した。さまざまなダメージ加工が普及した。元来自然にできるエイジングを堪能していたのに、人工的なフェイクダメージを加えるようになった。“ケミカルウオッシュ”なんていうデニムが一世を風靡した時代は、環境負荷なんて「なんの話?」だったのかもしれない。

 そもそも1本のジーンズを例に挙げると、繊維から商品になり、販売され、着用されて捨てられるまで、実に3781リットルもの水が使われるという。これは、シャワーを50回以上浴びたのと同じ。繊維業界への監視が甘い地域では、染色と洗浄に使用される有毒化学物質(カドミウム、クロム、水銀、鉛、銅などの重金属)が、川に直接排出され続けているという。年間6兆円とされる世界のデニム産業からはこれまで、「オーガニックコットンを使用しています」と謳うアイテムが少なかった。デニムは長らく、コットン農家における児童労働にも加担してきたのだろう。

 そしてデニムは、色を生地に定着させるため大量の薬品を使ってきた。だから洗濯にも気をつけたい。その回数を減らすことも、我々が日常的に取り組める大きなアクションだ。

 私のブランド「パスカルマリエデマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS.以下、PMD)」は、デビューとほぼ同時にリバーシブルデニムを発表。追加生産するほどの人気アイテムになった。裏表両方で着用可能なデザインが人気を呼んだのだ。最初は、ノンウオッシュ。その次はレーザー加工で、有害な薬品は使わなかった。生地のトレーサビリティも重視して、サステナブルな未来に投資したいという思いからトルコの生地メーカー、イスコ(ISKO)の生地を導入。縦伸びストレッチという特殊な生地を選び、気になる部分の美脚を可能ながら動きやすさにも配慮した。こうしてデニムは飛ぶように売れたが、現在は環境負荷の観点から生産を中止している。加速するデニムのサステナビリティを固唾を呑んで待っている。実際各社は、環境負荷の少ない加工マシンを導入したり、オーガニックコットンを使用したり、良い方法を日々模索している。

 現在世界で評価の高いサステナブルなデニムブランドは、リユース・リサイクル・リメイクという手法に取り組んでいる。それが、大量に生産し続けたデニムの一番サステナブルな活用方法だからだ。そして昔、愛好家の間で囁かれていた「デニムは洗わないものだ」という合言葉は、サステナブルなアクションでもあるのだ。丈夫で長く着用でき、必要以上の洗濯も不要なデニムが、生産過程の技術革新でさらにサステナブル&エシカルになることを信じている。

The post デニムが環境に負荷をかけてるってホントなの? マリエが本音で語る「私の33年目のサステナブル」Vol.39 appeared first on WWDJAPAN.

「マノロ ブラニク」50周年 バーチャルとリアルでアーカイブ展を開催

 「マノロ・ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」は今年、1971年にロンドンに初のブティックをオープンしてから50周年を迎えた。これを記念して同ブランドは、ゴールドをコンセプトにしたカプセルコレクションの発表や、マノロ・ブラニク本人が手掛けたドローイングやアーカイブを展示するバーチャルミュージアム「The Manolo Blahnik Archives A New Way of Walking」を11月に公開するなど、コロナ禍においてもさまざまな企画でアニバーサリーイヤーを盛り上げる。

 その中でもひと際力を入れているプロジェクトが公式サイトからアクセス可能なバーチャルミュージアムだ。マノロ・ブラニクの姪のクリスティーナ・ブラニク(Kristina Blahnik)最高経営責任者の指揮の下で構築されたバーチャルミュージアムは、ドローイングと実際に生み出された靴を見比べることができたり、それぞれのアイテムに込められた思いや制作背景の解説をオーディオで視聴することができるなど、実際に美術館や展覧会を訪れている感覚で「マノロ・ブラニク」50年間の軌跡をたどることができる。

 日本では12月2日から表参道店の2階でアーカイブの一部を実際に展示している。ドローイングは本国のスタッフが日本の展示のためにセレクトしたもので、古いものでは1980代に描かれた作品も並ぶ。

The post 「マノロ ブラニク」50周年 バーチャルとリアルでアーカイブ展を開催 appeared first on WWDJAPAN.

「ジバンシイ」の2022年春コレクションは煌めくグリッターで春の喜びを表現 リップバームとチークの限定色が登場

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は2022年1月3日、春の限定メイクアップコレクション“スプリング コレクション 2022”を日本先行、限定発売する。テーマは弾けるような春のときめきを表現した「スパークリング ラブ」。マーブル模様に繊細なグリッターが散りばめられたリップとチークカラーの限定色をラインアップする。

 限定3色を用意するリップバーム“ローズ・パーフェクト”(限定3色、各税込4620円)は、ピンクのグリッターをまとった限定パッケージで登場。スキンケア成分とカラー成分がマーブル状になった95%自然由来のテクスチャーが、唇本来の美しさを引き出し、健やかな血色感とみずみずしい艶感をもたらす。

 また、チークカラーの“プリズム・リーブル・ブラッシュ”(限定1色、税込6600円)からは、日本・中国限定色が登場。ローズゴールドやコーラルオレンジ、ピンクなどで構成する4色のルースパウダーで、頬に「紅潮」を思わせるはつらつとした血色を演出する。

The post 「ジバンシイ」の2022年春コレクションは煌めくグリッターで春の喜びを表現 リップバームとチークの限定色が登場 appeared first on WWDJAPAN.

全米売り上げNo.1のネイルブランド「サリーハンセン」が日本上陸

 コティジャパンはアメリカ発ネイルブランド「サリーハンセン(SALLY HANSEN)」の日本での取り扱いを開始し、12月3日に全国のバラエティショップやアマゾンで発売する。同ブランドは60年以上の歴史を誇り、米国のネイル市場における売り上げシェアの約20%を占める人気ブランドだ。

 1946年にサリー・ハンセン(Sally Hansen)が立ち上げた同ブランドは、これまで手頃な価格と革新的な処方で支持を得てきた。現在300色以上のネイルを手掛け、50カ国以上でビジネスを展開している。ネイルカラーに加え、ケア製品やツールなどを販売している。

 今回日本に上陸するのは、中でも人気のライン“インスタドライ ネイルカラー”(全16色、各9mL、各税込715円)だ。1本でベースコート、ネイルカラー、トップコートの3役をかなえるほか、60秒で乾く速乾性を誇り、その手軽さと利便性からベストセラーになっている。12月3日に発売するのは、日本市場のニーズを意識したベージュやピンクなど、使いやすい16色だ。また爪をいたわりながら艶やかな光沢感を与え、ベースとトップコートを兼ねる“ダブルデューティ ベース&トップコート”(13.3mL、税込1100円)、60秒で乾くトップコート“インスタドライ チップレジスタント トップコート”(13.3mL、税込1210円)、弱い爪を補強しながら折れにくく滑らかな爪に整える“アドバンスド ハードアズネイルズ”(全2種、各13.3mL、各税込1100円)、ベースコートとトップコートを兼ねながら爪の変色を防ぎ保湿もする“7 in 1 ネイルトリートメント”(13.3mL、税込1650円)のケア製品も発売する。さらに22年1月28日には、春の新色としてレトロポップなパステルカラー8色(各税込715円)を発売する。

 コティジャパンは2020年11月30日に設立。それまで米コティグループ(COTY GROUP)の日本法人としてHFCプレステージジャパンという名の下事業を運営し、コーセーとの協業で日本向けの「リンメル(RIMMEL)」製品の開発、さらにヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」などを展開してきた。20年5月に本社が「ウエラ」やネイルブランド「OPI」を含むプロフェッショナルビューティおよびヘアケア事業の過半数株式を米投資会社のKKRに売却したことに伴い、日本においても同事業を分割した。日本では「ウエラ」などのブランドは2020年11月30日付で設立したウエラカンパニーが引継いだ。コティジャパンは現在「リンメル」に加え、「グッチ(GUCCI)」のビューティ、さらに「クロエ(CHLOE)」などのフレグランス事業を展開する。グローバルでは、世界最大のフレグランス企業として知られている。

The post 全米売り上げNo.1のネイルブランド「サリーハンセン」が日本上陸 appeared first on WWDJAPAN.

全米売り上げNo.1のネイルブランド「サリーハンセン」が日本上陸

 コティジャパンはアメリカ発ネイルブランド「サリーハンセン(SALLY HANSEN)」の日本での取り扱いを開始し、12月3日に全国のバラエティショップやアマゾンで発売する。同ブランドは60年以上の歴史を誇り、米国のネイル市場における売り上げシェアの約20%を占める人気ブランドだ。

 1946年にサリー・ハンセン(Sally Hansen)が立ち上げた同ブランドは、これまで手頃な価格と革新的な処方で支持を得てきた。現在300色以上のネイルを手掛け、50カ国以上でビジネスを展開している。ネイルカラーに加え、ケア製品やツールなどを販売している。

 今回日本に上陸するのは、中でも人気のライン“インスタドライ ネイルカラー”(全16色、各9mL、各税込715円)だ。1本でベースコート、ネイルカラー、トップコートの3役をかなえるほか、60秒で乾く速乾性を誇り、その手軽さと利便性からベストセラーになっている。12月3日に発売するのは、日本市場のニーズを意識したベージュやピンクなど、使いやすい16色だ。また爪をいたわりながら艶やかな光沢感を与え、ベースとトップコートを兼ねる“ダブルデューティ ベース&トップコート”(13.3mL、税込1100円)、60秒で乾くトップコート“インスタドライ チップレジスタント トップコート”(13.3mL、税込1210円)、弱い爪を補強しながら折れにくく滑らかな爪に整える“アドバンスド ハードアズネイルズ”(全2種、各13.3mL、各税込1100円)、ベースコートとトップコートを兼ねながら爪の変色を防ぎ保湿もする“7 in 1 ネイルトリートメント”(13.3mL、税込1650円)のケア製品も発売する。さらに22年1月28日には、春の新色としてレトロポップなパステルカラー8色(各税込715円)を発売する。

 コティジャパンは2020年11月30日に設立。それまで米コティグループ(COTY GROUP)の日本法人としてHFCプレステージジャパンという名の下事業を運営し、コーセーとの協業で日本向けの「リンメル(RIMMEL)」製品の開発、さらにヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」などを展開してきた。20年5月に本社が「ウエラ」やネイルブランド「OPI」を含むプロフェッショナルビューティおよびヘアケア事業の過半数株式を米投資会社のKKRに売却したことに伴い、日本においても同事業を分割した。日本では「ウエラ」などのブランドは2020年11月30日付で設立したウエラカンパニーが引継いだ。コティジャパンは現在「リンメル」に加え、「グッチ(GUCCI)」のビューティ、さらに「クロエ(CHLOE)」などのフレグランス事業を展開する。グローバルでは、世界最大のフレグランス企業として知られている。

The post 全米売り上げNo.1のネイルブランド「サリーハンセン」が日本上陸 appeared first on WWDJAPAN.

ハシモト産業がVR展示会で皮革業界の新たな扉を開く

  皮革販売・加工のハシモト産業(大阪府大阪市、橋本信一社長)は11月15日〜2022年2月28日、2回目となるバーチャル(VR)展示会を、自社ホームページ内の特設サイトで開催する。昨年、コロナ禍で自粛を余儀なくされた展示会の代わりに顧客との新たなコミュニケーションの場として企画。皮革業界では初めての試みだったが、海外からのアクセスも増え、結果的に国内外での認知拡大に成功した。時代の先駆けとして、新たな業界のスタンダードに挑む。

国内屈指のタンナーと
共に作り上げる
上質な皮革を販売

 ハシモト産業は1968年に橋本現社長の父親が革紐メーカーとして創業した。革紐を製作するために、革素材からオリジナルで開発している。40種類以上の革素材をそろえ、各10色前後、多いものは80色超のカラーバリエーションを展開する。橋本社長は「うちは“皮革業界一”ハードルが低い。革を知らない人にこそ革の良さを知ってもらいたい。全ての革を一からご説明させていただく」と言い、個人から同業者まで革1枚から販売する。

 国内有数のタンナーと共同で行う素材開発にも積極的だ。橋本社長は「革紐製作で培った技術があるからこそ、タンナー(皮革製造工場)に作り手の視点から革の利点や欠点を理解した要望ができ、より良い素材開発ができる」と話す。革紐を作るためには、革を漉く、切る、つなぐなどのさまざまな工程が発生するが、 ハシモト産業では、中に芯を通した細さ1mmの革紐まで作れる。そのときの革の厚さは0.25mmと毛穴が透き通るほど薄い。天然素材である革を一定の厚さで漉くには高度な技術が必要なのはもちろん、より吟味された素材を扱う必要もある。タンナーへの要求は高くなるが、一歩踏み込んだ素材提案は、ハシモト産業ならではの強みとなった。

 ハシモト産業は15年ほど前に、業界では比較的早めにインターネット通販事業に取り組み始めた。個体差のある天然素材をECで販売するのは難しいが、「コロナ禍をきっかけに皮革業界全体にとってもデジタル化は避けては通れないものになった」と橋本社長。そこで 昨年、業界に先駆けてVR展示会をスタートした。イベントスペースに会場を設営し、Mat terportで3Dパノラマ動画を撮影することで、展示空間のリアルでスムーズなウオークスルー体験を実現。国内外から好評を得たものの改善点も見えた。今回は新たに購入機能を設け、動画の質も向上させる。「お客さまの利便性が一番大事。どうしたらお客さんが革を買いやすいか、その利便性を提供し続ける」と、皮革産業の発展に尽力する。

ハシモト産業の革を手掛ける
国内タンナーの魅力

 「栃木レザー」は、昔ながらのピット鞣しを用いて、最も素材に優しい加工を行うタンナー。石灰漬けによる毛抜きに1週間、50枚の皮をプール槽につけて鞣すのに1カ月、さらに乾燥に2週間かけるという。このように長い時間をかけながら作られた革は、独自の色艶や色合いを発し、繊維層が傷んでいないため形崩れしにくいのが特徴だ。

 「新喜皮革」は“革のダイヤモンド”と呼ばれるコードバンを鞣しから仕上げまで、日本で唯一、一貫生産する世界屈指のタンナー。高級バッグや革靴に使われるコードバンは非常にキメが細かく、扱うには技術力を要するが、60年以上にわたって積み上げた技術と最新鋭の設備を用いて、 上質なコードバンを生産する。

 「キモトレザーワークス」柔軟性と耐熱性の高い革を作れるクロム鞣しを用い、主に靴用の革を扱う。原皮を仕入れ、下鞣しを自社で行っているため、革を細部までコントロールできる。そのため、キモト製の革はオリジナル性とクオリティーの高さが伴っているのが特徴。

EDIT&TEXT:YUKI KOIKE
問い合わせ先
ハシモト産業
06-6771-6911

The post ハシモト産業がVR展示会で皮革業界の新たな扉を開く appeared first on WWDJAPAN.

「仮面ライダーゲンム」がスニーカーに変身 アトモスで100足限定

 アトモス(ATMOS)は、平成以降に放映された「仮面ライダー」の作品にフィーチャーしたファッションブランド「ヘンシン バイ カメンライダー(HENSHIN BY KAMEN RIDER)」の新作スニーカー2型(税込各2万7500円)を12月4〜19日に発売する。それぞれ100足限定で、両ブランドの公式ECサイトで扱う。サイズは24.5〜28.5cmとなる。

 新作は、「仮面ライダーゲンム」のフォームやカラーを踏襲し、エナメル素材で光沢を加えたハイカットスニーカーと、「仮面ライダー555」に登場する“ウルフオルフェノク”のグレーで統一し、スエード素材でカジュアルに仕上げたスニーカーをそろえる。またコラボレーションを記念して、「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダーエグゼイド」をモチーフにしたスニーカーのイラストが付いたTシャツ(同6600円)をアトモス公式ECサイトで販売する。

The post 「仮面ライダーゲンム」がスニーカーに変身 アトモスで100足限定 appeared first on WWDJAPAN.

「光電子」をフェムテック分野に 3人の若手女性社員が発案

 遠赤外線輻射素材「光電子」を展開する繊維メーカーのファーベスト(東京、長谷享治社長)は、フェムテック分野の新事業に乗り出す。「光電子」の保温機能を軸に、女性が抱えるさまざまな体と健康の悩みに応えための素材ブランドを設立した。アパレルや関連企業に協業を呼びかけ、製品化につなげる。

 女性の課題に応える素材ブランドとして「エフェ・バイ・コウデンシ」を立ち上げ、お披露目となる展示会を12月1〜3日まで渋谷で開催している。アパレルや商社、関連メーカーなどに声をかけ、「光電子」のフェムテック分野での可能性をプレゼンした。

 「エフェ」を企画したのは同社の3人の若手女性社員だ。新卒入社2年目の鈴木彩花さんと舩木麻鈴さん、1年目の原田佳奈さんは「光電子」の営業を担当する中で、「この素材は女性の体の課題解決にも役立てるのではないか」(舩木さん)と考えたという。「光電子」はアウトドアウエアや寝具などでのイメージが強いが、「女性特有の冷えを防ぎ、体のコンディションを整える機能をもっと広く知ってほしい」。周囲の女性にも肌着などを試してもらったところ好評だった。

 今年4月にフェムテック分野への参入を社内で提案し、プロジェクトを始動させた。展示会では「光電子」を使ったシェルターのインスタレーションを会場に設置。シェルターの中に入った来場者が素材の温かさを体感できるようにした。来場したメーカーの女性担当者は「(自分の)会社は男性ばかりなので共感できる人を求めていた。一緒に何か作りたい」と話した。

 「光電子」はファーベストが約30年前から特許を持ち、アパレルなどに提供してきた。体から出る遠赤外線を繊維に練り込んだ微粒子セラミックスが、吸収と放射を繰り返すことで保温機能を発揮する。ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス」などの中綿ジャケットや肌着のほか、寝具メーカーなどで採用されている。

The post 「光電子」をフェムテック分野に 3人の若手女性社員が発案 appeared first on WWDJAPAN.

伊「ヘルノ」がアウトドアブランド「モンチュラ」を買収

 ダウンウエアやウールコートなどを手掛けるイタリア企業のヘルノはこのほど、アウトドアブランド「モンチュラ(MONTURA)」を買収した。「モンチュラ」は2000年、ロベルト・ジョルダーニ(Roberto Giordani)がイタリア北部の街、ロヴェレートで創業。テクニカルな山岳ウエアが世界中の登山家に愛されている。

 クラウディオ・マレンツィ(Claudio Marenzi)=ヘルノ社長は「今後、マーケットにおいてアクティブプロダクトはますます重要な役目を果たすだろう。その点『モンチュラ』は、非常に高いポテンシャルを秘めている。私自身、1970年代から登山を愛する1人であり、『モンチュラ』のユーザーでもあった。2016年にロベルトと出会い、同じ起業家として価値観を共有し、意気投合した」と買収の経緯について話す。

 「ヘルノ」は1948年に創業。“ラグジュアリーカジュアル”を標ぼうし、2012年により機能的な素材を扱うラミナーコレクションをスタートしてからは“ファッションテクノロジー”も提案。『モンチュラ』をポートフォリオに収めることで、“アクティブスポーツ”市場にも打って出る。

The post 伊「ヘルノ」がアウトドアブランド「モンチュラ」を買収 appeared first on WWDJAPAN.

「ルイ・ヴィトン」2022年春夏メンズ・スピンオフ・コレクション

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2022年春夏メンズ・スピンオフ・コレクションを発表した。

The post 「ルイ・ヴィトン」2022年春夏メンズ・スピンオフ・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「セリーヌ」パフュームコレクションのアンバサダーにBLACKPINKのLISA キャンペーンも公開

 「セリーヌ(CELINE)」はパフュームコレクション、セリーヌ オート パフューマリー(CELINE HAUTE PARFUMERIE)のグローバルブランドアンバサダーとして、BLACKPINKのLISAの就任を発表した。エディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが撮影した同コレクション初のキャンペーンビジュアルも公開した。

 LISAは2020年9月に同ブランドのグローバルアンバサダーに就任し、定番ライン"セリーヌ エッセンシャル(CELINE ESSENTIALS)"のキャンペーンにも登場した。また21年2月には「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」の審査員に抜てきされている。

The post 「セリーヌ」パフュームコレクションのアンバサダーにBLACKPINKのLISA キャンペーンも公開 appeared first on WWDJAPAN.

丸山敬太によるショーの第1弾出演者に冨永愛や尾上右近ら ファッション×日本の伝統文化

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の丸山敬太デザイナーが総合プロデューサーを務める、ファッションと日本の伝統文化を掛け合わせたショー「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて・・・IT’S SHOW TIME」の第1弾出演者が決定した。歌舞伎俳優の尾上右近、モデルの冨永愛、ミュージシャンの野宮真貴、和太鼓集団の鬼太鼓座、ダンスチームのULTIMATE BBOYZの出演が決まり、追加出演者は順次発表する。

同イベントは、“ファッションは人生を変える”をコンセプトに「ケイタ マルヤマ」と関係の深いさまざまな分野のアーティストが集結し、日本の伝統芸能や着物文化、音楽などに焦点を当て、伝統文化の次世代継承などを目的とするもの。12月16日に東京・六本木の劇場「EX THEATER ROPPONGI」で開催する。

イベント開催にあたり、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」で公演チケットをはじめ、エコバッグやTシャツなどのリターンも用意している。公演チケットは、12月上旬から「ケイタ マルヤマ」オフィシャルオンラインストアでも販売する。

The post 丸山敬太によるショーの第1弾出演者に冨永愛や尾上右近ら ファッション×日本の伝統文化 appeared first on WWDJAPAN.

ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

12月に入り、いよいよホリデーの季節ですね!

本日はホリデーギフトにもぴったりなウィメンズアンティークウォッチをご紹介いたします。

 

169c7874950362560ae1d305a99057bb ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

左:1960年代 手巻き式

素材 14KWG・ダイヤモンド

¥638,000(税込)

 

右:<ロレックス> 1960年代 手巻き式

素材 14KWG・ダイヤモンド

¥528,000(税込)

 

2b1a8d93b1b33c1e83683749be8973ed ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

ダイヤモンドで彩るケースに<ロンジン>のムーブメントを収めた美しいジュエリーウォッチ。

アシンメトリーの流れるようなラグデザインに、全体にほどこされたミルグレインの細工が、アンティークらしい繊細な印象を添えています。

街も輝きを見せるこの季節に、華やぐ気持ちを盛り上げてくれるダイヤモンドウォッチです。

 

204a4b47d8a034bf4aced4e7d8dfb501 ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

ケースの上下についたダイヤモンドが印象的な<ロレックス>のアンティークウォッチ。

リボンを結んだような可愛らしいシルエットのブレスレットは、マットにも、星屑を散りばめたようにきらめいても見える独特なテクスチャー。

文字盤を覆うガラスには宝石のようなカット加工がほどこされ、素材の輝きがあふれる魅力的なアイテムです。

 

f36cf451dc0974340ef954a8896fb4ce ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

左:<ロレックス> 1970年代 手巻き式

素材 18KYG

¥385,000(税込)

 

右:<パテック フィリップ> 1967年 手巻き式

素材 18KYG・ダイヤモンド

¥1,760,000(税込)

 

ca035b4055498d4a268d6b1747db75e0 ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

縦長のシルエットがエレガントなレザーストラップモデル。

文字盤まで淡いゴールドカラーで仕上げられており、高級感がより高められています。

アンティークの中では大きめの作りですので、時計としての視認性も良く、日常づかいにもおすすめのアイテムです。

 

98c65a8a008251053ddf9782658cd119 ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

最高峰の時計ブランドと呼ばれる<パテック フィリップ>のアンティークウォッチ。

1967年に製造されたこちらの時計は、50年以上の時を経ているとは思えない輝きを今も持ち続けています。

文字盤を縁取るダイヤモンドの輝き、贅沢に仕立てられたボリュームのあるブレスレットと、シンプルなデザインながらブランドが持つ歴史の重みを感じることのできる貴重なアンティークウォッチです。

597795f0400c1571f82217143cb0abd1 ホリデーギフトにもおすすめのアンティークウォッチ

バーニーズ ニューヨーク銀座本店では、こちらの記事でご紹介したアイテム以外にもおよそ100点ほどのアンティークウォッチをご用意しております。

 

また、12月4日(土)・5日(日)はバーニーズ ニューヨーク神戸店、12月18日(土)・19日(日)は六本木店、1月15日(土)・16日(日)は福岡店にてウィメンズ・メンズともに豊富なバリエーションでアンティークウォッチをご紹介いたします。

洗練されたデザインの希少なアンティークジュエリーも登場しますので、ぜひあわせてご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。>>>

 

時計やジュエリーへの気持ちが高まるこのシーズン。

アンティークウォッチという特別なアイテムを、自分へのご褒美や大切な方へのギフトにいかがでしょうか。

 

感染拡大防止へのお願いと安全・安心への取組みについて>>>

日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベントが2年ぶりに開催 約130ブランドが集結

 日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベント「ニュー ジュエリー トウキョウ(New Jewelry TOKYO)」が、東京・青山のスパイラル(SPIRAL)と東京・末広町のアーツ千代田 3331(3331 Arts Chiyoda)で12月3〜5日に開催する。昨年はコロナ禍により開催を見送り、今年で12回目。今回は国内外の約130ものインディペンデントジュエリーブランドや作家が集まる。

スパイラルでは、約70組のデザイナーズジュエリーブランドが参加し、「ヤヌカ(JANUKA)」「カノエ(KANOE)」「ルーチェマッキア(LUCE MACCHIA)」などの定番商品から新作まで紹介する。ギャラリードゥポワソン(gallery deux poissons)、エスケーパーズ(ESCAPERS)、ホール・イン・ザ・ウォール(HOLE IN THE WALL)などのギャラリーやショップも集まり、それぞれが独自の感性で選んだジュエリーをそろえる。ほかにも、事前予約制で宝石研磨ワークショップを実施するほか、ジュエリー専門書を扱うベリルブックスやフード&ドリンクショップが出店する。

アーツ千代田 3331では、次世代を担う約45組のファッションジュエリーを紹介。「エガミアキカ(EGAMI AKIKA)」「ミミズク(3329-MIMIZUKU)」「ラ・コエット(LA COET)」などのジュエリーが参加する。また、同イベント初のオフィシャルグッズを販売するギャラリーショップ(Gallery Shop)と、東京・中目黒のギャラリー兼ショップスペースのサクモット(sakumotto)がセレクトしたポップモット(POPMOTTO)のスーベニアショップがオープンする。

■New Jewelry TOKYO 2021
会場:SPIRAL(東京都港区南青山5-6-23)
会期:12月3〜5日 11:00〜20:00

会場:3331 Arts Chiyoda
会期:12月3日 16:00〜20:00、4日 11:00〜20:00、5日 11:00〜20:00

The post 日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベントが2年ぶりに開催 約130ブランドが集結 appeared first on WWDJAPAN.