マスク姿でも「顔認証」で支払い 大阪メトロが非接触・データ活用店舗

 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11日、御堂筋線梅田駅北改札前に同社初の駅ナカ直営店「メトロオーパス」梅田店をオープンした。案内カウンターの跡地を活用した店舗で売り場面積は約26平方メートル。スイーツなどの食品を中心に世の中のトレンドをキャッチしてセレクトした商品を週替わりで販売するポップアップストアを運営する。

 コロナ禍での駅ナカ店舗のあり方を検討するため、12月25日までの期間、マスク対応顔認証決済の実証実験を行う。NECの顔認証技術を採用し、マスクをしたまま、非接触での決済が可能。事前にスマホからの登録が必要となるが、決済時間短縮による待ち時間の削減や利便性向上による来店頻度アップなどの効果を検証する。

 店舗で販売する一部の商品を営業終了後も非対面で購入できるよう、店舗近くにキャッシュレス専用の冷蔵自販機も併設した。購入可能時間は11~24時(日曜日のみ11~20時)。自販機は紙幣識別器機など電子機器メーカーのマースウインテック(長野県、井出平三郎社長)が4月に発売した次世代型モデルで、型崩れしやすいものも取り扱える構造と、AI(人工知能)カメラを内蔵しているのが特徴だ。購入者の年齢、性別などの推定属性と購買情報を取得できるだけでなく、属性ごとの好みなど傾向分析データを抽出できるため、品ぞろえやサービス向上に役立てる。

 大阪メトロは大阪市営地下鉄など交通事業の民営化に伴い、2018年4月に設立。駅ナカ、地下街などの流通事業を担うマーケティング事業本部が、コロナ禍で新たなビジネスチャンスを探るべく直営店出店に踏み切った。関西では鉄道各社がスイーツの直営店を展開し、後発なうえ、梅田地区はスイーツの激戦区でもある。同社のーケティング事業本部の福井順子リテール部長は「単なるスイーツの週替わりの店では難しいので、独自性をつけるため、非接触決済システムやAIカメラを導入した」は話す。

 大阪メトロ梅田駅の1日の乗降数は44万人で、そのうち北改札の乗降数は半数の20万人を占める。大阪メトロが保有する140の店舗区画の中でもトラフィックの多い一等地で、テナント貸しのニーズも多い。あえて直営店を展開する狙いは「会員制ポイントサービスのオオサカポイントとMaas推進本部が持っている顧客IDを統合し、データの集積、分析によって顧客にカスタマイズしたサービスを提供していくため。たとえば、エキナカで高級ブランドのコスメを販売できないか模索している」(福井部長)。

 メトロオーパスは今夏、御堂筋線なんば駅構内に2号店を出店する予定。自社のエキナカ以外への出店も進め、25年までにエキナカ10区画、地上10区画への出店をめざす。

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マスク姿でも「顔認証」で支払い 大阪メトロが非接触・データ活用店舗

 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11日、御堂筋線梅田駅北改札前に同社初の駅ナカ直営店「メトロオーパス」梅田店をオープンした。案内カウンターの跡地を活用した店舗で売り場面積は約26平方メートル。スイーツなどの食品を中心に世の中のトレンドをキャッチしてセレクトした商品を週替わりで販売するポップアップストアを運営する。

 コロナ禍での駅ナカ店舗のあり方を検討するため、12月25日までの期間、マスク対応顔認証決済の実証実験を行う。NECの顔認証技術を採用し、マスクをしたまま、非接触での決済が可能。事前にスマホからの登録が必要となるが、決済時間短縮による待ち時間の削減や利便性向上による来店頻度アップなどの効果を検証する。

 店舗で販売する一部の商品を営業終了後も非対面で購入できるよう、店舗近くにキャッシュレス専用の冷蔵自販機も併設した。購入可能時間は11~24時(日曜日のみ11~20時)。自販機は紙幣識別器機など電子機器メーカーのマースウインテック(長野県、井出平三郎社長)が4月に発売した次世代型モデルで、型崩れしやすいものも取り扱える構造と、AI(人工知能)カメラを内蔵しているのが特徴だ。購入者の年齢、性別などの推定属性と購買情報を取得できるだけでなく、属性ごとの好みなど傾向分析データを抽出できるため、品ぞろえやサービス向上に役立てる。

 大阪メトロは大阪市営地下鉄など交通事業の民営化に伴い、2018年4月に設立。駅ナカ、地下街などの流通事業を担うマーケティング事業本部が、コロナ禍で新たなビジネスチャンスを探るべく直営店出店に踏み切った。関西では鉄道各社がスイーツの直営店を展開し、後発なうえ、梅田地区はスイーツの激戦区でもある。同社のーケティング事業本部の福井順子リテール部長は「単なるスイーツの週替わりの店では難しいので、独自性をつけるため、非接触決済システムやAIカメラを導入した」は話す。

 大阪メトロ梅田駅の1日の乗降数は44万人で、そのうち北改札の乗降数は半数の20万人を占める。大阪メトロが保有する140の店舗区画の中でもトラフィックの多い一等地で、テナント貸しのニーズも多い。あえて直営店を展開する狙いは「会員制ポイントサービスのオオサカポイントとMaas推進本部が持っている顧客IDを統合し、データの集積、分析によって顧客にカスタマイズしたサービスを提供していくため。たとえば、エキナカで高級ブランドのコスメを販売できないか模索している」(福井部長)。

 メトロオーパスは今夏、御堂筋線なんば駅構内に2号店を出店する予定。自社のエキナカ以外への出店も進め、25年までにエキナカ10区画、地上10区画への出店をめざす。

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「Nオーガニック」直営店2店舗目オープン 割引ある“リピート買い”制度導入

 自然派ライフスタイルブランド「Nオーガニック(N ORGANIC)」はこのほど、直営店2号店を日本橋高島屋SCにオープンした。全製品をそろえるほか、同店数量限定のキットも扱う。

 2号店目のコンセプトは「ありのままの自分と向き合える場所」。コの字型の店舗にすることで落ち着ける空間を創出した。売り場面積は約20平方メートルで、スキンケアからヘアケア、ボディーケアのほか、「Nオーガニック」から派生したメイクアップブランド「アンドウルフ(& WOLF)」もそろえる。オープンを記念しシートマスク付きの特別キットや、公式サイトで22分間で完売した桜の香りが特徴のバスミルクを数量限定で販売した。

 店舗では“リピート買い”制度を導入し、次来店時に同一商品を購入すると15〜20%を割引する。また、購入金額に応じたスタンプ制度も採用した。「『Nオーガニック』はEコマースで購入するお客さまが大半で、定期購入率も高い。オンラインで好評な制度を店舗でも採用することで顧客化を狙う」と店舗担当者は語った。

 環境に配慮した取り組みも積極的に行い、空き容器回収を実施する。20年6月にオープンした1号店で回収した空き容器約2500本をアップサイクルし、店舗で使用する花瓶にした。アクセサリートレーも制作し、スタンプ制度の該当者にプレゼントする予定だ。

 1号店の21年度売り上げは2ケタ増で伸長し好調なことから、直営店を5年以内に全国10店舗まで拡大する。

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高島屋22年2月期は41億円の営業黒字 不動産、金融子会社が貢献

 高島屋の2022年2月期連結業績は、売上高に相当する営業収益が前期比11.8%増の7611億円、営業損益が41億円の黒字(前期は134億円の赤字)、純損益が53億円の黒字(前期は339億円の赤字)だった。新型コロナウイルス急拡大の影響で21年10月に発表した60億円の営業黒字予想から下振れしたものの、営業黒字を確保した。

 営業黒字には不動産や金融などのグループ子会社が貢献した。不動産開発の東神開発が営業利益51億円、金融の高島屋ファイナンシャルパートナーズが44億円を計上した。

 主力の国内百貨店事業の営業収益は前期比12.8%増の6564億円も、営業損益は72億円の赤字(前期は201億円の赤字)だった。人件費などのコスト構造改革により、販管費は20年2月期から253億円削減。新型コロナによる特別損失の反動影響を除けば、21年2月期との比較でも96億円分減らした。

 村田善郎社長は「コロナ禍からは緩やかな回復基調にあり、(百貨店の)足元の業績は19年の水準に戻りつつある」とする。国内百貨店事業の21年12月〜22年2月期における営業利益16億円で、四半期単位ではおよそ2年ぶりの営業黒字だった。今後の見通しについては、「国内では人口減少が続いており、緊迫した国際情勢により物価上昇のスパイラルは避けられない。(無駄のない)筋肉質な経営体質を作っていかなくてはならない」と話した。

 23年3月期の連結業績は、営業収益が前期比9.2%増の8315億円、営業利益が同225.7%増の175億円、純利益が同86.6%増の100億円を予想する。国内百貨店事業はさらなるコスト削減やEC強化を進め、25億円の営業黒字を見込む。

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「カラー」のTシャツ特化型イベント 新色のカタカナロゴなどを発売

 「カラー(KOLOR)」は4月16日、Tシャツに特化したイベント「SUMMER ESSENTIALS 22’ LIMITED T-SHIRT COLLECTION」を一部の店舗および公式オンラインストアで開催する。2022年春夏コレクションで、スエットとして発売したカタカナロゴを新たな配色でプリントしたTシャツや、数種類のボーダー地をドッキングしたTシャツなど9型をラインアップし、税込1万780〜2万9700円で販売する。

 同イベントは過去2回開催され、早々に売り切れアイテムが出るなど好評を博した。

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「カーダシアン家のセレブな日常」プレミア上映会にカーダシアン/ジェンナー一家が来場 レッドカーペットルックを披露

 カーダシアン(Kardashian)、ジェンナー(Jenner)一家による新リアリティー番組「カーダシアン家のセレブな日常(The Kardashians)」のプレミア上映会が7日、ロサンゼルスで開かれた。会場には、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)、クロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)らがドレスアップして登場した。

 「カーダシアン家のセレブな日常」は4月14日に配信開始となり、ファッション&ビューティ業界でも大きな影響力を持つセレブ一家の毎日に迫る。ここでは、パートナーや子どもたちとともにレッドカーペットを彩ったカーダシアン/ジェンナー一家のルックを紹介する。

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「カーダシアン家のセレブな日常」プレミア上映会にカーダシアン/ジェンナー一家が来場 レッドカーペットルックを披露

 カーダシアン(Kardashian)、ジェンナー(Jenner)一家による新リアリティー番組「カーダシアン家のセレブな日常(The Kardashians)」のプレミア上映会が7日、ロサンゼルスで開かれた。会場には、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)、クロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)らがドレスアップして登場した。

 「カーダシアン家のセレブな日常」は4月14日に配信開始となり、ファッション&ビューティ業界でも大きな影響力を持つセレブ一家の毎日に迫る。ここでは、パートナーや子どもたちとともにレッドカーペットを彩ったカーダシアン/ジェンナー一家のルックを紹介する。

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「カーダシアン家のセレブな日常」プレミア上映会にカーダシアン/ジェンナー一家が来場 レッドカーペットルックを披露

 カーダシアン(Kardashian)、ジェンナー(Jenner)一家による新リアリティー番組「カーダシアン家のセレブな日常(The Kardashians)」のプレミア上映会が7日、ロサンゼルスで開かれた。会場には、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)、クロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)、クリス・ジェンナー(Kris Jenner)らがドレスアップして登場した。

 「カーダシアン家のセレブな日常」は4月14日に配信開始となり、ファッション&ビューティ業界でも大きな影響力を持つセレブ一家の毎日に迫る。ここでは、パートナーや子どもたちとともにレッドカーペットを彩ったカーダシアン/ジェンナー一家のルックを紹介する。

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ケリングが追徴課税など総額252億円を支払う 「ボッテガ ヴェネタ」の支店がイタリア国内で実質的に営業

 ケリング(KERING)は、傘下ブランドである「ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」に関する税務紛争について、追徴課税や延滞税など総額1億8670万ユーロ(約252億円)をイタリア歳入庁(Agenzia delle Entrate)に支払うことで決着させる。当局の調査によると、「ボッテガ ヴェネタ」の2つの海外支店がイタリアで実質的に業務を行っていたことが明らかとなったという。

 ケリングは本件について「2019年春、ビジネス環境の急速な変化や全世界的な急成長、そしてイタリアの法律のいくつかの不確実性を考慮し、ボッテガ ヴェネタは積極的にイタリア歳入庁と接触し、税務の取り扱いについて協議した」と説明する。「今回の合意は協議の結果だ。近年、ケリングの決算では納税額について慎重に評価しているため、22年の業績や将来の税率に影響を与えることはないだろう。ケリングは、信頼と透明性を基本に今後も税務当局との関係を長期的に築いていく」。

 ケリングは19年にも傘下ブランド「グッチ(GUCCI)」が11~17年に総額14億ユーロ(約1890億円)の租税回避をしたとして、イタリア歳入局に追徴課税8億9700万ユーロ(約1210億円)を含む計12億5000万ユーロ(約1687億円)を支払っている。

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立川高島屋S.C.が「百貨店区画」の営業終了 23年1月末で

 高島屋は11日、立川高島屋S.C.の百貨店区画の営業を2023年1月31日で終了すると発表した。1970年に高島屋立川店として開業した同店は、近年は百貨店区画を縮小し、テナント区画を拡大していた。2018年の大型改装によって10フロアのうち百貨店区画は3フロアに集約されていた。立川駅周辺の再開発に伴う商環境の変化や次世代顧客獲得を踏まえ、専門店に特化した商業施設への移行を決めた。

 立川高島屋S.C.は百貨店区画1万1141平方メートル、テナント区画1万9980平方メートルの計3万1121平方メートルの中規模商業施設。百貨店区画は地下1階の食料品、1階の特選ブティック・化粧品・婦人雑貨、3階の婦人服の3フロアで構成している。百貨店区画の22年2月期の売上高は80億円だった。それ以外はテナント区画としてニトリ、ユザワヤ、ゴールドジム、ジュンク堂書店などの51店舗が営業している。百貨店区画には正社員を含めて約140人が働いており、正社員は配置転換、地域雇用従業員には雇用支援を行う。

 JR立川駅周辺には立川高島屋S.C.、伊勢丹立川店、ルミネ立川、グランデュオ立川などの商業施設がひしめき合う。さらにモノレールで2駅しか離れていない再開発エリアには、14年にイケア立川、15年にららぽーと立川立飛がオープンし、競争が激化していた。高島屋の百貨店区画の撤退によって、立川では伊勢丹立川店が唯一の百貨店になる。

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高島屋の社外取締役に海老澤美幸弁護士 ファッションローのエキスパート

 高島屋は宇都宮優子常務執行役員営業本部副本部長、MD本部長を取締役に、弁護士の海老澤美幸氏を社外取締役に迎える。井上淑子取締役と鳥越けい子社外取締役は退任予定。5月開催予定の株主総会の決議で選任される。

 海老澤弁護士は1998年慶應義塾大学法学部卒業後、自治省(現総務省)に入省。99年に宝島社に入社し、「スプリング」編集部を経て、2003年に渡英し、スタイリストのマルコ・マティシクに師事。04年に帰国し、ファッションエディターとして「フィガロジャポン ヴォヤージュ」「流行通信」「マリ・クレール」などに関わり、「エル・ジャポン」のコントリビューティング・エディターを務めた。11年に同職を退き、弁護士を目指す。16年最高裁判所司法研修所修了(第69期)、17年に弁護士登録。現在、三村小松山縣法律事務所に所属し、ファッションエディターとしても活躍中。

 11日に行われた22年2月期決算説明会で、高島屋の村田善郎社長は「現状、法曹に関わる取締役が不在だった。ファッションに関する知見を取締役会の意思決定に役立てていただきたい」と語った。

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「ホカ」が春夏限定シューズ 砂漠の植物に着想したハイクシューズとカラフルなランシューズ

 ランニングシューズブランド「ホカ(HOKA)」は、2022年春夏限定の新作シューズを4月15日に発売する。シューズは4型で、価格は税込2万4200円〜3万8500円。いずれもユニセックスで、23〜30cmをそろえる。「ホカ」公式サイトとビリーズ(BILLY’S)限定で販売する。

 砂漠の植物に着想した“デザート フラワー パック(DESERT FLOWER PACK)”は、防水仕様のハイクシューズ“カハ ロー GTX(KAHA LOW GTX)”(同3万1900円)と“カハ GTX(KAHA GTX)”(3万8500円)にグリーンカラーをあしらった。ローカットとハイカットの2型をそろえる。

 既存のシューズとは違うアプローチでデザインしたという“クリフトン L エンブロイダリー(CLIFTON L EMBROIDERY)”(同2万4200円)と“ボンダイ L エンブロイダリー(BONDI L EMBROIDERY)”(同2万7500円)は、ステッチや柔らかい肌触りの刺しゅうを施し、カラフルに仕上げた。

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「ホカ」が春夏限定シューズ 砂漠の植物に着想したハイクシューズとカラフルなランシューズ

 ランニングシューズブランド「ホカ(HOKA)」は、2022年春夏限定の新作シューズを4月15日に発売する。シューズは4型で、価格は税込2万4200円〜3万8500円。いずれもユニセックスで、23〜30cmをそろえる。「ホカ」公式サイトとビリーズ(BILLY’S)限定で販売する。

 砂漠の植物に着想した“デザート フラワー パック(DESERT FLOWER PACK)”は、防水仕様のハイクシューズ“カハ ロー GTX(KAHA LOW GTX)”(同3万1900円)と“カハ GTX(KAHA GTX)”(3万8500円)にグリーンカラーをあしらった。ローカットとハイカットの2型をそろえる。

 既存のシューズとは違うアプローチでデザインしたという“クリフトン L エンブロイダリー(CLIFTON L EMBROIDERY)”(同2万4200円)と“ボンダイ L エンブロイダリー(BONDI L EMBROIDERY)”(同2万7500円)は、ステッチや柔らかい肌触りの刺しゅうを施し、カラフルに仕上げた。

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資生堂「インテグレート」と「おジャ魔女どれみ」がコラボ どれみ・はづき・あいこに合わせた限定カラー登場

 資生堂のセルフメイクブランド「インテグレート(INTEGRATE)」は、人気アニメ「おジャ魔女どれみ」とコラボレートし、限定デザインパッケージのファンデーション2種の特製セットとアイブロウマスカラの限定カラー3色を4月21日に数量限定発売する。公式サイトでは、どの登場キャラクターに近いかが分かる「魔女見習い診断」やコラボ製品を使ったおすすめメイクを紹介しているほか、公式ツイッターやインスタグラムではさまざまなコンテンツを発信している。

 「おジャ魔女どれみ」は1999年から4年間、朝日放送・テレビ朝日系列で放送されたアニメシリーズ。魔女見習いの少女・どれみ、はづき、あいこを中心に一人前の魔女になるためのマジカルでミラクルな修行の毎日が続く物語だ。2020年にはシリーズ誕生20年周年を記念して“大人のための魔法の物語”を描いた劇場版アニメも公開された。

 今回のコラボは“ラブリー マジカル ステージ”をテーマに、ブランドを代表するファンデーション2種とアイブロウマスカラの限定アイテムを展開。限定デザインコンパクトケース付きの“プロフィニッシュファンデーション特製セット D”(全2種、税込各1430円)、化粧崩れをブロックするおしろい“スーパーキープパウダー”特製サイズ付きの“プロフィニッシュリキッド 特製セット D”(全2種、税込各1760円)、どれみ・はづき・あいこに合わせた限定カラーがそろう“ニュアンスアイブローマスカラ D“(全3種、税込各880円)をラインアップする。

 コラボで使用されているキャラクターイラストは新規描きおろしで、今回のコラボでしか手に入らないオリジナルの「おジャ魔女どれみ」デザインとなっている。パッケージの共通デザインにはどれみの呪文「ピリカピリララ ポポリナぺぺルト」が印字されているほか、コラボ特設サイトや広告にはどれみの呪文「ピリカピリララ」とブランドの“ラブリー”をかけ合わせた、「インテグレート」だけの特別な呪文「ピリカピリララ ラブリーに♡」が使用され、毎日のメイクをワクワク楽しんでほしいという思いが込められている。

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DJブースも出現! カジュアル化で広がる若年層のゴルフブーム【ウィズコロナで進化する幸せ産業】

 私のゴルフ歴は、実は長い。高校生のときに近所のゴルフ練習場で受付のアルバイトをして以来、細く長く、なんとなくの縁を保っている。大学時代からのゴルフ仲間とたまに会ってもラウンドより飲む機会が多く、最近では中学や高校の同窓会代わりのコンペがあるくらい。ゴルフ関連の記事を書くこともあるが、トーナメントやギアに通じているわけでもなく、あくまでも旅やグルメの一環としての取材だ。コースに出るのは年に数回なので、スコアはさっぱりである。それでも、たまに仲間とああだこうだ言いながら回るのは楽しい。

スタイリッシュで実力も備えた若手ゴルファーが急増

 しかし今、ゴルフに夢中になる若い世代が増えているという。コロナ禍で旅行や外食を控える状況なので、“それに代わる娯楽=お金の使い道”になっているのだろう。しかも、競技志向の強いエントリーゴルファーが急増していると聞く。彼らはバブル遺産の金満なゴルフのイメージを払しょくし、スタイリッシュに塗り替えてくれた。

 もちろん、真似したくなる若手プロの刺激もあるだろう。マラソンや卓球などほかの競技でも、モデルのような体型でセンスよくウエアを着こなすトップアスリートは注目されている。

 そしてコロナ禍での価値観や生活習慣の変化も影響している。ある大学生は旅行やカラオケに行きづらくなったことから、仲間内でゴルフを始めたと語る。またコロナ禍でオンライン授業が増えて時間が調整しやすくなり、安い平日のラウンドを重ねることでスコアアップにつながったという声も。なかには始めて半年で週に数回コースに出るほど熱中し、スコア100切りを達成した猛者もいた。数値で上達を実感できるゴルフは、ゲームや競技としてハマる要素がある。

 これまでのゴルフは“ビジネスツール”であり“社交”だったのに対し、今のゴルフブームは“ゲーム”であり、旅行や会食の代わりになる“エンターテインメント”。上司に言われてしぶしぶ始めるのではなく、自らの意志で始めている。能動的なので、ウエアやギアにも手を抜かない。ビギナーとはいえ競技志向も強くなる。そんなエントリー層を後押ししているのが、各メーカーやメディアなどのゴルフ産業の取り組みだ。

ビギナーを誘いやすい“映える”クラブ風イベントも

 例えば、ゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)とゴルフ用品の「キャロウェイゴルフ(CALLAWAY GOLF)」によるCallaway Golf×GDO「一緒にゴルフはじめよう!」キャンペーン。計測器を兼ね、バーチャルラウンドなども可能なトップトレーサー・レンジ(以下、TTR)システムを導入したゴルフ練習場で4月末まで実施しており、「キャロウェイゴルフ」の最新モデルを貸し出すなど、ビギナーに本物に触れてもらう機会を作る狙いだ。

 同キャンペーンの一環として、神奈川県横浜市の「パームスプリングス ファミリーレストラン&ゴルフレンジ」では、エントリー層を対象にしたイベントも開催された。ゴルフ練習場の1フロアにDJブースを設け、クラブのようにライトアップしてTTRも体感できる。飛距離や目標への近さを競うドライビングコンテストも打席で行えるので、ゴルフ未経験者も気軽に試せる。1打席を最大4人でシェアし、軽食やドリンクを手にカラオケやボーリングのような感覚で盛り上がった。屋外で各打席ごとに区切られているで、感染対策も万全だ。非日常的で“映える”空間なので、ゴルフにまだ興味のないビギナーでも気軽に誘いやすいメリットもある。

海外では常時イベント状態の「トップゴルフ」が盛況

 海外では「トップゴルフ」なるエンターテインメント施設が人気だ。通常営業時にも大音響でクラブミュージックが流れ、施設内にはバーも併設するなど、アトラクションとしてゴルフの打ちっぱなしを楽しんでいる。各打席に設置されているTTRにはゲーム感覚でプレーできるモードもあり、フィールドの的への打ち込む場所で得点を競うなど、楽しみながらアプローチの練習ができる。

 日本の「トップゴルフ」では、海外と同規模の施設をそのまま取り入れるのではなく、TTRを既存の練習場に導入することで、ゴルフ練習場のエンターテイメント要素を強化する施設が増えている。現在、スイング碑文谷など全国60以上の練習場で設置されているTTRは今後も広がるだろう。

さまざまな展開を試みる進化系ゴルフコースも

 練習場だけでなく、コースも進化を続けている。GDOが運営する「茅ヶ崎ゴルフリンクス」ではドレスフリーを実現。襟付き以外NGなどのドレスコードを廃止し、Tシャツやスエットなどのカジュアルウエアでもラウンドできるようにした。またキャディを伴わない完全セルフプレーや途中休憩を挟まないスループレー、当日予約をOKにすることでシステムもカジュアル化。軽食はクラブハウスではなくコース内のキッチンカーでとり、クラブハウスは誰でも気軽に立ち寄れるカフェとして開放。コース内の管理棟はなんとコワークスペースに!

 ゴルフコースを活用したイベントも積極的に企画している。例えば、愛犬を連れてのラウンドやママゴルファー対象など、違うアプローチでゴルフを楽しむイベントを開催した。ナイトピクニックやヨガ、小学生の卒業式会場としての活用など、ゴルファー以外にも開放し、地域に親しむゴルフ場を目指している。また「初心者ゴルファーのサポート企画」も定期的に実施。クラブを無料で貸し出し、ボールやティーなどが贈られるだけでなく、知識豊富なサポートスタッフが18ホール中9ホール帯同し、ルールやマナーをレクチャーしてくれる。さらに「初めての競技ゴルフセミナー」では、座学と実地講習でルールを学べ、競技デビューへと導く。

アルペン史上最大規模のショップが新宿にオープン

 スポーツ専門店のアルペンは、東京・新宿東口に同社最大の旗艦店「アルペン トーキョー(ALPEN TOKYO)」を4月1日にオープンした。コロナ禍で健康意識がより高まり、運動人口が増え、ニーズが高まったことを反映し、地下2階、地上8階にスポーツデポ、アルペンアウトドアーズ、ゴルフ5の旗艦店が入る大型店の開業に踏み切った。ゴルフ5のフロアでは、ニーズやレベルに合わせた4種類8打席に女性優先試打席を設けるなど、ゴルフデビューをサポートする。スイング軌道などが映し出されるプロジェクションマッピング計測も画期的だ。ゲーム感覚で試せることで、より広い層に訴求できるだろう。

 今までとは違った感覚のゴルファーが増えつつあるゴルフ業界。ウエアやギアはさらに多様化し、機能も向上。三ツ星レストランのような名門コースから、ビブグルマンのビストロのようなスタイルのある気軽なコースまで、選択肢も広がっている。

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「ウカ」が取り組むサステナブル 男性向けヘアケアもバイオマスパッケージに

 トータルビューティカンパニー「ウカ(UKA)」は、“ウカ フォー メン シャンプー シリーズ”の容器をバイオパスパッケージに5月26日から変更する。

 「ウカ」は昨年3月、「ウカは、サステナブルへ。」を掲げ、主力のヘアケア製品“ヘッドセラピーシリーズ”の容器を刷新。こだわりの成分とシンプルでスタイリッシュなデザインはそのままに、持続可能な植物由来のバイオマスパッケージを採用することで、石油由来樹脂の使用量削減に取り組んでいる。今回の“ウカ フォー メン シャンプーシリーズ”の切り替えで、全てのシャンプー・トリートメントがバイオマスパッケージになる。

 “ウカ フォー メン シャンプー シリーズ”は忙しくて欲張りでめんどくさがりな男性に向けたシンプルかつ機能的なヘアケア。毛髪にハリコシを与える“ウカ フォー メン E シャンプー”と、女性より皮脂の分泌が多い男性の頭皮のベトつきを落とす“同 GT シャンプー”の2種をそろえる。どちらもトリートメントがいらないオールインワンシャンプー。ポンプ式で使いやすさにこだわったチャビーボトル(400mL)と、 持ち運びに便利なスキニーボトル(100mL)、詰め替え用のリフィル(300mL)の3種類を用意する。

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寛斎スーパースタジオがお⾹ブランド「イロアイ」をスタート 朝、⼣、夜のシーンごとに調⾹した3種

 寛斎スーパースタジオ(東京、池⽥伸也社⻑)は、お⾹ブランド「イロアイ(1ROI)」をスタートする。日本薫物線香工業会が制定した“お⾹の⽇”である4⽉18⽇にオンラインストアをオープンする。

 ⾹司(⾹りのマイスター)が朝、⼣、夜のシーンごとに調⾹した3種を用意。パッケージデザインも、それぞれの空を表現した。“和の⾹り”を強く意識しながらも⻄洋の⾹料やスパイスも調合し、税込各2200円(24本入、お⾹⽴て付)で販売する。

 ブランド名は気持ちを⾊に例え、日々変化していくさまをイメージして「イロアイ(⾊合い)」とした。また、始まりを意味する数字の“1”を加え、「イロアイ」のお香で気持ちをリセットしてほしいとの思いを込めた。

 ブランド担当者は、「⻑引くコロナ禍での“おうち時間”の増加や環境の変化に伴い、くつろぎといやしを求めて、今お⾹が注⽬を集めている。お⾹の持つリラクゼーション効果が⾒直され、ここ数年は取り⼊れやすい⾹りやデザインが進化し、誰でも気軽に楽しめるようになった。『イロアイ』は特に⼼を整えるタイミングに着⽬し、開発した」と話す。

 寛斎スーパースタジオは、デザイナー⼭本寛斎の意思・哲学を継承し、“デザインの力で世界を元気にしたい”をコンセプトに活動する会社。

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寛斎スーパースタジオがお⾹ブランド「イロアイ」をスタート 朝、⼣、夜のシーンごとに調⾹した3種

 寛斎スーパースタジオ(東京、池⽥伸也社⻑)は、お⾹ブランド「イロアイ(1ROI)」をスタートする。日本薫物線香工業会が制定した“お⾹の⽇”である4⽉18⽇にオンラインストアをオープンする。

 ⾹司(⾹りのマイスター)が朝、⼣、夜のシーンごとに調⾹した3種を用意。パッケージデザインも、それぞれの空を表現した。“和の⾹り”を強く意識しながらも⻄洋の⾹料やスパイスも調合し、税込各2200円(24本入、お⾹⽴て付)で販売する。

 ブランド名は気持ちを⾊に例え、日々変化していくさまをイメージして「イロアイ(⾊合い)」とした。また、始まりを意味する数字の“1”を加え、「イロアイ」のお香で気持ちをリセットしてほしいとの思いを込めた。

 ブランド担当者は、「⻑引くコロナ禍での“おうち時間”の増加や環境の変化に伴い、くつろぎといやしを求めて、今お⾹が注⽬を集めている。お⾹の持つリラクゼーション効果が⾒直され、ここ数年は取り⼊れやすい⾹りやデザインが進化し、誰でも気軽に楽しめるようになった。『イロアイ』は特に⼼を整えるタイミングに着⽬し、開発した」と話す。

 寛斎スーパースタジオは、デザイナー⼭本寛斎の意思・哲学を継承し、“デザインの力で世界を元気にしたい”をコンセプトに活動する会社。

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キム・カーダシアンが自身の香水ブランドをリローンチ スキンケアも始動か

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)は自身のフレグランスブランド「KKWフレグランス(KKW FRAGRANCE)」を5月1日付で終了し、新ブランドをリローンチするとインスタグラムで発表した。キムは昨年7月に自身のメイクアップブランド「KKWビューティ(KKW BEAUTY)」を終了させており、フレグランス同様に新ブランドの始動を発表している。

 インスタグラムストーリーには「5月1日0時に『KKWフレグランス』を終了し、新たなブランドを始動する。同時に、あらゆるカテゴリーの製品が購入できる新しいECサイトも立ち上げる」と投稿。また「フレグランスは私にとってとてもパーソナルなもので、全てのボトルに心いっぱいの思いを注ぎ込んでいる。2017年に初めてローンチした“クリスタル ガーデニア”をはじめ、世に送り出した全ての製品を誇りに思う」という思いも綴った。

 7月にメイクブランドの終了を発表した時、「KKW」は「キム・カーダシアン・ウェスト」を意味することから、離婚した元夫のカニエ・ウェスト(Kanye West)の頭文字「W」をなくすためのリブランディングだと噂されていた。しかし業界筋はその説を否定し、「リブランディングは以前からキムが計画していたもの。革新的な処方だけでなく、彼女が作る全ての化粧品が1つのサイトで購入できるようになる」と話した。

 キムは昨年6月にコティ(COTY)とライセンス契約を締結し、自身が保有するビューティブランドの株式20%を譲渡した。リブランディング後には、新たにスキンケアも始めると予想される。ブランド終了まで、ウェブサイト上では「KKWフレグランス」の製品を40%オフで販売する。

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「クリニーク」のアンバサダーにZ世代に人気のよしミチが就任

 「クリニーク(CLINIQUE)」はこのほど、アンバサダーに姉弟モデルのよしミチを起用した。2人は公式サイトの動画コンテンツに出演し、ブライトニングシリーズ“イーブンベター”ラインについて語ったり、自身のユーチューブチャンネルで同ブランドの美容部員“クリニーク・コンサルタント”の証である「Cピン」の獲得を目指すバトルを繰り広げたりした。

 就任にあたり、2人は「今回アンバサダーに就任でき、とてもうれしいです!僕達が生まれる前からずっと皮膚科学の研究をされていて、“皮膚の神様”だと思うので、安心感がすごいです。私達も『クリニーク』の魅力を学んでいるところなので、ユーザーにもお伝えしながら一緒にもっと知っていきたいと思っています」とコメントした。また「クリニーク」は「ファッションアイコンとして活躍するよしミチは、SNSを中心に見せる明るくはつらつとしたキャラクターやリアルな反応がZ世代の絶大な支持を集めている。そののびのびとした様子は、まさに『クリニーク』が目指すハッピーでポジティブなイメージにぴったり。また、健やかで美しい肌を作り出すことは、いまやジェンダーを越え、全ての人の共通課題と捉える。その点でも、よしミチの二人と『クリニーク』は価値観を共有する」としている。

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「メタバース・ファッション・ウイーク」を体験! カオスながらも発展に期待大

 VRプラットフォーム、ディセントラランド(DECENTRALAND)が3月24~27日、世界最大のメタバースファッションショー「メタバース・ファッション・ウイーク(METAVERSE FASHION WEEK)」を開催した。「エトロ(ETRO)」や「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」など、60ブランド以上が参加し、ファッションショーやパネルディスカッション、パーティーなどを行うということで、行ってみた。

 初日は「ドルチェ&ガッバーナ」のショー。メインのショー会場があり、時間が来るとオンタイムでショーが始まった。動物がアバターという時点でメタバース(非現実)感満点。8の字型のランウエイを、飛んだり跳ねたり、ポーズを決めたりする。ウオーキングはプログラミングされているようで、タイミングや動きが外れることはなく、曲や照明などの演出も華々しい。ウエアも「ドルチェ&ガッバーナ」らしい華やかさと3Dならではのデザイン。「ファッションを楽しもう!」というお祭り感にあふれ、「なるほど、これがメタバースでのファッションショーか!」と感心した。

 しかし、フィナーレもなければデザイナーが最後に登場するようなことがなく、最後のアバターが歩き終えると、そこでいきなりショーは終了。MOVEで拍手を送る人は少なく、次に行く先を別画面で探しているのか、多くの観客がその場で直立不動。余韻ナシ。感動の分かち合いナシ。即座に別の場所へとテレポートする人、会場外へ走り去る人など、なかなかシュールだった。

 ショー会場の周辺がラグジュアリー・ストリートになっていて、高級時計「フランクミュラー(FRANCK MULLER)」や「ジェイコブ(JACOBS&Co.)」、「エリー サーブ(Elie Saab)」などのショップが並ぶ。後日「ドルチェ&ガッバーナ」のショップを訪れると、コレクションがアバターごと展示されていた。アバターをクリックするとNFTのマーケットプレイスUNXDのサイトに遷移。このUNXDが“ラグジュアリー・ファッション・ディストリクト”をキュレートしており、「ドルチェ&ガッバーナ」のショーもUNXDとのコラボレーションによるもの。サイトには「ドルチェ&ガッバーナ」のNFTプロジェクトの告知があった。どうやら3種の箱のNFTを販売して、保有者による“DGFamily”というコミュニティーを作る模様。箱のランクによって異なるフィジカル、デジタル両方のアパレルやイベントへアクセスできるようになるようだ。NFTホルダーとのコミュニティー作りは、要注目。「ドルチェ&ガッバーナ」が先陣を切っている。

 2日目は「エトロ」のショー。新作“リキッドペイズリー”コレクションを発表した。ブランドのアイコンであるペイズリー柄のウエアやバッグをまとった男女のアバターがランウエイを歩いた。こちらもUNXDとの協業。パステルカラーのウエアは品よく目立ちそう。録画したので、記事の最後に収めておく。

 「エトロ」も会場の側にショップを構えており、ショー終了後、アバターごと展示。こちらはアバターのクリックで公式サイトへ遷移。ショーで見せたコレクションのリアルアイテムを買うことができる。メタバースでの集客がリアルにどれだけ影響するのか。プロモーションとしての効果が気になるところ。アバター向けのウエアラブルの配布もしていたらしいが、気付けずに終わってしまった。

 3日目は「ホーガン(HOGAN)」のアフターパーティーへ。こちらはNFTのマーケットプレイス、エクスクルーシブル(Exclusible)との協業。「ホーガン」は5人のデジタルアーティストと共に500個限定のNFTを発売(完売)。DJのボブ・サンクラー(Bob Sinclair)は2D参加だったが、皆画面の前に集まり、ダンスを楽しんでいた。ダンスは15のMOVEを組み合わせられるようになっており、これによるダンス大会のエントリーも。メタバースでダンスするの、結構楽しい。そして、自身が持つNFTや3Dモデルで着飾ったアバターたちが、こぞって踊る姿を見るのも面白い。こちらも記事の最後の動画を参照のほど。

 パーティーなどで全身が金色のキラキラで包まれたアバターを多数見かけたが、それこそが今回ビューティブランドで唯一参加の「エスティ ローダー」が配布したウエアラブル。人気の美容液“アドバンス ナイト リペア”の効果をウエアラブルで表現した。

 「エスティ ローダー」の会場に入ると、中央に巨大“アドバンス ナイト リペア”のスポイトがあり、美容液の滴が光っている。その真ん中に入ってウォレットを接続するなどの手続きをするとウエアラブルがもらえるようになっている。

 ディセントラランドで化粧品はなかなか表現が難しいと思ったが、美容液を使うことで得られる“金色のオーラ”を付与するというのは、いいアイデア。身に着けたユーザーの気分も上がったはずだし、目にした人も欲しくなって、「エスティ ローダー」へ急いだはず。私も手続きをして、「近々届く」的な通知を確認したが、結局どこにも届いた気配がない……(涙)。

 「エスティ ローダー」はNFTマーケットプレイス等との取り組みではなく、単体で実施。プロモーション以外の何ものでもなかったが、来場者へのコミュニケーションは幅広く図れたのではないだろうか。

 日本からは、アソビシステムが出資するメタトーキョーが参加し、ストリートスナップ誌「ストリート(STREET)」編集長でフォトグラファーの⻘木正一がAMIAYAを撮り下ろした写真を展示。原宿を中心としたストリートを舞台に、最新の東京ファッションを着用したAMIAYAの大写真が、ポップアップミュージアム「SPACE by MetaTokyo」に多数並んだ。同スペースではAMIAYAをモチーフのウエアラブルも用意。写真もNFTにしてマーケットプレイスで販売したという。オープニングパーティーを逃したが、ゆっくり写真を観賞できた。

 メタバース発のブランドの動きもチェックすべしと考え、ファッション・ウイークのシメを飾る“デジタルネイティブ・ラグジュアリー・ファッションハウス”「オーロボロス(AUROBOROS)」による、グライムス(Grimes)のパフォーマスへ。会場には続々人が集まってきたが、待てど暮らせど、パフォーマンスは始まらず。

 これまでのイベントは全てオンタイムだったため、何かの間違いかと思い、ディセントラランドのディスコードを覗くも特に情報ナシ。「オーロボロス」のディスコードに入って、皆が「見れない!」と投稿しているのを見て、一安心。主催者の一人らしき人が「もうすぐ」と知らせるも、なかなか始まらない。

 突然、「こっちを見て」とインスタのアカウントがシェアされた。慌てて、インスタを開くと、バーチャルパフォーマンスが中継されている。「オーロボロス」の“ミスティック”ボディースーツに身を包んだ巨大グライムスが、光のシャワーを浴びながら歌い、踊る。しかし私に見えるディセントラランド会場ではグライムスの姿は見えなかった。理由は不明。人がいっぱい集まっていた、会場の上の方に上がってもグライムスは見えず。データが重すぎたか、人が集まりすぎたか。結局、インスタライブを見て終了した。

 後日、ツイッターで検索すると、ちゃんとディセントラランドでバーチャルに楽しんだ人もいた模様。こういう運(?)のなさも初期メタバースの醍醐味か。再生可能なデジタルの世界だが、1回きりのイベントに立ち会う価値はリアルと同じと言えそうだ。

 VRSNSのVRChatなどでは男性が美少女アバターを使用するケースが目立つが、ディセントラランドでは男性が女性アバターを使っている率は少ない感じ。男性アバターの方が多いし、男性ユーザーの方が多そうなので、ここはメンズコレの方が盛り上がったりするんじゃないかなと思った。

 また、コアなユーザーのアバターは羽根が生えていたり、髪の毛が光っていたり、インドの神様の姿をしていたりと、だいぶ見た目が派手。デフォルトのアバターもいろいろ選択肢があり、そこそこ個性を表現できるが、コアなユーザーは一目瞭然で、変わった格好をしている。リアル服の3Dでは、少々物足りない気もした。上級者のアバターはだいぶ面白いので、ストリートスナップの需要も高いかもしれない。

 上記以外にもセルフリッジ(SELFRIDGES)がオープンし、フォーエバー21(FOREVER 21)が池に豪華な船を停めていたり、「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」や「エリー ペリス(PERRY ELLIS)」「デュンダス(DUNDAS)」のほか、デジタルファッションチーム「ザ ファブリカント(THE FABRICANT)」などによるショー、ニック・ナイト(NICK KNIGHT)を迎えたトークセッションやWeb3やメタバースに関するパネルディスカッション、セルフィーコンテストなど、全部カバーするのは難しいくらい、いろいろ行われていた。

 ファッション・ウイーク終了後も建物はそのままなので、今も会場を訪れることができるが正直、閑古鳥が鳴いている。集客装置として、ファッション・ウイークは必須だと思う。手に入れたいと思うアイテムを探す場、手に入れたアイテムを披露できる場としても機能する。さまざまなVRプラットフォームが誕生しているが、アバターとファッションは自己表現をする上で間違いなく重要。今回、ディセントラランドが先行した形だが、今後こうしたメタバースイベントは増えていきそうだ。いかに多くの人が「行きたい!」「行かなきゃ!」と思わせるコンテンツを用意するか。次回開催も含め、どのように発展していくのか、とても楽しみだ。

「エトロ」のショー

「ホーガン」のアフターパーティー

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「エー・ピーが八王子に凱旋」”ありきたりじゃつまらない”は、健在です。

株式会社エー・ピーホールディングス(本社:東京都豊島区 代表取締役 社長執行役員 CEO 米山久)が、創業地である東京・八王子に帰ってきた。繁華街の空中階、大箱の出店モデルがコロナ禍で大打撃を受けたことで、食堂業態「つかだ食堂」やコンセプトの異なった5つの「つかだ」を渋谷に集結させた「NEW TSUKADA 2020 つかだ SHIBUYA」をオープン、また通販では2020年4月に「おうち塚田農場」を立ち上げるなど、コロナ禍を乗り切ろうと様々なアイデアや工夫を重ねてきたが、どれもありきたりの取組みであった。まん防も明け、ようやくエー・ピーらしい、"ありきたりじゃつまらない"お店をつくった。横丁でもない、フードホールでもない、アパートメントの誕生である。
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「ヴィーナスフォート」とは何だったのか:記者談話室vol.27

  「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第27回は「『ヴィーナスフォート』とは何だったのか」です。22年の歴史に幕を下ろした東京・青海の「ヴィーナスフォート」を入り口にしながら、ショッピングセンターの変遷や街づくりのあり方について、ああだこうだと話し合いました。

【今回のキーワード】
ヴィーナスフォート3月27日閉館/デートコース/イタリアの街並み/ファイナルファンタジー/非日常的商業施設/当初は10年間限定/森ビル/イクスピアリ/サイモン/なぜか南欧風/キッチュ/イオンモール/六本木ヒルズ、表参道ヒルズ/ジョン・ジャーディ/キャナルシティ博多/なんばパークス/臨海副都心は不便/ゼロから街を作る難しさ/アクアシティお台場/デックス東京ビーチ/ダイバーシティ東京プラザ/下北沢/再開発反対運動/小田急電鉄と京王電鉄/チェーン店は入れない/館でなく街を作る/インドで考えた/既にあるものをリビルドする

出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する

横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身

五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など

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「ロマンとソロバンと大きな夢。」マルチブランド戦略で高利益体質の名古屋の雄SKY Co 山本社長

愛知と東京を中心に、「祇園茶寮」や「FOR YOU」、「青果堂」など10ブランド20店舗をマルチブランド戦略で展開する株式会社SKY Corporation。取材はほぼ断っているという代表取締役 山本健太氏が、経営哲学について、特別にロングインタビューに応じてくれた。
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