ワールド22年3月期は53億円の営業黒字

 ワールドの2022年3月期連結業績(国際会計基準)は、本業のもうけを示すコア営業損益が53億円の黒字で、前期の64億円の赤字から大きく改善した。売上高に相当する売上収益は前期比5.0%減の1713億円、純損益は2億3900万円の黒字(前期は171億円の赤字)。主力のブランド事業において商品仕入れ量の適正化を進めたことで減収となったが、正価販売の強化や不採算店舗・ブランドの撤退、人員整理といった構造改革が、利益面の改善に寄与した。

 ブランド事業の売上収益は前期比5.4%減の1439億円、コア営業損益は30億円の黒字(前期は100億円の赤字)。緊急事態宣言が解除された21年10月以降は「インディヴィ(INDIVI)」など百貨店ブランドの既存店売上高が軒並み2ケタ増収ペースで推移。年明け以降の感染再拡大で一旦しゃがむも、気温が上昇した2月下旬以降は春物需要で息を吹き返した。

成長領域のデジタル分野は、高級バッグレンタルの「ラクサス(LUXUS)」のテレビCMなど投資が先行し、コア営業損益は13億円の赤字。製造や販売のリソースを外販するプラットフォーム事業は前期の医療用ガウン特需の反動もあり、コア営業利益は前期比65.7%減の11億円だった。

 23年3月期連結業績予想は、売上収益が前期比23.7%増の2120億円、コア営業利益が2.3倍の125億円、純利益が22倍の55億円を見込む。

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「リック・オウエンス」が伊アーティストとサステナブルなカプセルコレクションを製作

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」はイタリア・ベネチアのアーティスト、スワンプゴッド(SWAMPGOD)とのカプセルコレクションを南青山の東京店で発売した。価格はトップスが税込4万9390円〜、パンツが7万3700円〜、シューズが4万4220円〜など。

 サステナビリティを意識したもので、「リック・オウエンス」のアーカイブを題材に、スワンプゴッドの作風であるパッチワークスタイルで一点ずつ手作業で再構築する。

 同カプセルコレクションについてデザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)は、「インスタグラムでスワンプゴッドの存在を知り、われわれが共にベネチアのリド島に住んでいることに気付くと“これは何かの縁だ!”と思い、工場に招待してコラージュしてもらった」と振り返る。

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「リック・オウエンス」が伊アーティストとサステナブルなカプセルコレクションを製作

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」はイタリア・ベネチアのアーティスト、スワンプゴッド(SWAMPGOD)とのカプセルコレクションを南青山の東京店で発売した。価格はトップスが税込4万9390円〜、パンツが7万3700円〜、シューズが4万4220円〜など。

 サステナビリティを意識したもので、「リック・オウエンス」のアーカイブを題材に、スワンプゴッドの作風であるパッチワークスタイルで一点ずつ手作業で再構築する。

 同カプセルコレクションについてデザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)は、「インスタグラムでスワンプゴッドの存在を知り、われわれが共にベネチアのリド島に住んでいることに気付くと“これは何かの縁だ!”と思い、工場に招待してコラージュしてもらった」と振り返る。

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「トゥー フェイスド」の創業者2人が退任

 メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」のジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)とジェレミー・ジョンソン(Jeremy Johnson)共同創業者が7月1日付で退任する。ほかのビジネスの道を追求するためだという。後任は2020年にシニア・バイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーとしてチームに入ったタラ・シモン(Tara Simon)。タラはグローバル・ブランド・プレジデントに昇格する。

 ジェロッドとジェレミーは1998年に「トゥー フェイスド」を立ち上げた。元々「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」のカウンターで働いていたジェロッドはメイクアップの世界に魅了され、次第に自分でメイクアップを作るようになった。そこで世界初のグリッターアイシャドウを作り、以来型破りでウィットに富んだ製品を次々と生み出してきた。一人一人の個性を讃え、メイクアップの楽しさを伝えるブランドとしてカラフルでプレイフルなアイテムを多く世に出してきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が買収し、日本には19年9月に上陸した。

 直近までウルタ(ULTA)でマーチャンダイジングのシニア・バイス・プレジデントを務めていたタラは、業績は至って好調だと語る。実際、調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同ブランドは米国で7番目に大きなプレステージメイクアップブランドだ。中でも“ベター ザン セックス マスカラ”や“リップ インジェクション リップ グロス”が人気だ。「これらヒーローアイテムに注力しながら、イギリスや日本、中米などの海外マーケットの強化を図る」。ヒーローアイテムを育成する戦略は親会社のエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が会社全体として掲げているもので、あらゆるカテゴリーにおいてヒーロー製品が売り上げをけん引しているほか、リピート率は35〜50%を誇る。

 タラはビジネスのけん引だけでなく、ジェロッドとジェレミーがこれまで築き上げていたクリエイティブ面を引き継ぐことも求められる。「ジェロッド・ブランディーノは唯一無二の存在。ジェロッドがこれまで成し遂げたことを一人でできる人はいないだろう。クレイジーで型破りなものまで、ジェロッドの全てアイデアをビジネスにしたのがジェレミー。私は彼らになろうとしないし、なれない。自分なりにビジネスの率いていく」。
 
 一方のジェロッドは「タラは15年以上の付き合いで、彼女はセフォラ(SEPHORA)やウルタに在籍していたころから知っている。彼女の昇格と多岐にわたる素晴らしい才能を祝福する」とコメント。

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「トゥー フェイスド」の創業者2人が退任

 メイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」のジェロッド・ブランディーノ(Jerrod Blandino)とジェレミー・ジョンソン(Jeremy Johnson)共同創業者が7月1日付で退任する。ほかのビジネスの道を追求するためだという。後任は2020年にシニア・バイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーとしてチームに入ったタラ・シモン(Tara Simon)。タラはグローバル・ブランド・プレジデントに昇格する。

 ジェロッドとジェレミーは1998年に「トゥー フェイスド」を立ち上げた。元々「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」のカウンターで働いていたジェロッドはメイクアップの世界に魅了され、次第に自分でメイクアップを作るようになった。そこで世界初のグリッターアイシャドウを作り、以来型破りでウィットに富んだ製品を次々と生み出してきた。一人一人の個性を讃え、メイクアップの楽しさを伝えるブランドとしてカラフルでプレイフルなアイテムを多く世に出してきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が買収し、日本には19年9月に上陸した。

 直近までウルタ(ULTA)でマーチャンダイジングのシニア・バイス・プレジデントを務めていたタラは、業績は至って好調だと語る。実際、調査会社のNPDグループ(NPD GROUP)によると、同ブランドは米国で7番目に大きなプレステージメイクアップブランドだ。中でも“ベター ザン セックス マスカラ”や“リップ インジェクション リップ グロス”が人気だ。「これらヒーローアイテムに注力しながら、イギリスや日本、中米などの海外マーケットの強化を図る」。ヒーローアイテムを育成する戦略は親会社のエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)が会社全体として掲げているもので、あらゆるカテゴリーにおいてヒーロー製品が売り上げをけん引しているほか、リピート率は35〜50%を誇る。

 タラはビジネスのけん引だけでなく、ジェロッドとジェレミーがこれまで築き上げていたクリエイティブ面を引き継ぐことも求められる。「ジェロッド・ブランディーノは唯一無二の存在。ジェロッドがこれまで成し遂げたことを一人でできる人はいないだろう。クレイジーで型破りなものまで、ジェロッドの全てアイデアをビジネスにしたのがジェレミー。私は彼らになろうとしないし、なれない。自分なりにビジネスの率いていく」。
 
 一方のジェロッドは「タラは15年以上の付き合いで、彼女はセフォラ(SEPHORA)やウルタに在籍していたころから知っている。彼女の昇格と多岐にわたる素晴らしい才能を祝福する」とコメント。

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「マイケル・コース」と「エレッセ」がコラボ 70年代のスポーツファッションに着想

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、「エレッセ(ELLESSE)」と協業したカプセルコレクションを5月9日に発売した。「マイケル・コース」銀座店と、両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

 コレクションは1970年代のレトロなスポーツファッションに着目し、「エレッセ」を象徴するオレンジやレッド、ネイビーブルー、ホワイトで彩った。アイテムはハーフジップのブルゾン(税込4万1800円)やポロシャツ(同2万2000円)、フーディードレス(同2万8600円)、トラックパンツ(同2万8600円)などのアパレルに加えて、「マイケル・コース」のアイコンバッグ“ハドソン”(同6万9300円)や“ブラッドショー”(同5万6100円)も用意する。いずれも両ブランドのロゴを組み合わせたエンブレムを施した。

 キャンペーンビジュアルにはモデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)やラッパーのジェイ・クリッチ(Jay Critch)らを起用した。撮影はファッションフォトグラファーで知られるラクラン・ベイリー(LachlanBailey)が、スタイリングは「インタビュー マガジン(Interview Magazine)」の編集長であるメル・オッテンバーグ(Mel Ottenberg)が手掛けた。

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「マイケル・コース」と「エレッセ」がコラボ 70年代のスポーツファッションに着想

 「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、「エレッセ(ELLESSE)」と協業したカプセルコレクションを5月9日に発売した。「マイケル・コース」銀座店と、両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

 コレクションは1970年代のレトロなスポーツファッションに着目し、「エレッセ」を象徴するオレンジやレッド、ネイビーブルー、ホワイトで彩った。アイテムはハーフジップのブルゾン(税込4万1800円)やポロシャツ(同2万2000円)、フーディードレス(同2万8600円)、トラックパンツ(同2万8600円)などのアパレルに加えて、「マイケル・コース」のアイコンバッグ“ハドソン”(同6万9300円)や“ブラッドショー”(同5万6100円)も用意する。いずれも両ブランドのロゴを組み合わせたエンブレムを施した。

 キャンペーンビジュアルにはモデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)やラッパーのジェイ・クリッチ(Jay Critch)らを起用した。撮影はファッションフォトグラファーで知られるラクラン・ベイリー(LachlanBailey)が、スタイリングは「インタビュー マガジン(Interview Magazine)」の編集長であるメル・オッテンバーグ(Mel Ottenberg)が手掛けた。

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2022年「メットガラ」のベストルックは誰? 米「WWD」が選ぶ “金ピカ時代”ファッション

 ファッション展覧会のオープニングイベント「メットガラ(MET GALA)」が5月2日、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された。“ファッションの祭典”としても知られる同イベントでは、テーマに合わせてセレブリティーや俳優らがレッドカーペットファッションを披露する。今回のテーマは、アメリカのファッションを探求した21年に引き続き、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”。1870〜90年代のアメリカにおける“金ピカ時代”を着想源に、「ギルディッド・グラマー(Gilded Glamour、金色に飾られた魅力)」がドレスコードだった。ここでは参加者の装いから、テーマ性にあっているか、その人らしさが表現されているかなどの観点でルックを紹介する。

ブレイク・ライヴリー

 ホストを務めた俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)は、ストラップレスのコルセット風のドレスを選択。アール・デコ風のデザインが、錆びたようなコッパー色とよく馴染んでいる。ティアラは少し“トゥーマッチ(やりすぎ)”にも感じられるが、今やコスプレ大会にもなっている「メットガラ」にはぴったりかもしれない。

アリシア・キーズ

 シンガー・ソングライター兼プロデューサーのアリシア・キーズ(Alicia Keys)は、テーマをよく理解した参加者の1人だった。“金ピカ時代”の要素は少ないものの、ケープにはニューヨーク市のスカイラインがデザインされていて、当時のニューヨークにラブレターを送っているかのよう。前から見ると派手で芸術的なスタイルだが、美しく広がるケープがルック全体を昇華している。

グレン・クローズ

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」2022-23年秋冬コレクションでピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターが打ち出した、通称“ヴァレンティノ・ピンク”のルックを選択した俳優のグレン・クローズ(Glenn Close)。刺繍を施したドラマチックなケープが、レッドカーペットで存在感を存分に発揮する本人によく似合っている。大胆なピンクをよく着こなしているが、あまりによく見かける色になってしまったのが残念だ。

コディ・スミット・マクフィー

 コディ・スミット・マクフィー(Kodi Smit-McPhee)のように、若くフレッシュな存在には、白いタイは少しドーリーに映る。だからこそ、ジーンズや白シャツ、赤い手袋とうまく噛み合っていない印象だ。カラフルなスーツと合わせたら全体にまとまりが出たかもしれない。

カイリー・ジェンナー

 カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)は「メットガラ」で結婚式を挙げるつもりだったのだろうか。「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のコレクションからのルックは間違いなくクールだが、“金ピカ時代”のテーマにはあっていない。

クリスティーン・バランスキー

 初めて参加した「メットガラ」で70歳を迎えたクリスティーン・バランスキー(Christine Baranski)は、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の白いタイとコルセットで仕上げたジェンダー・フルイドな雰囲気がクール。バランスキーと「トム ブラウン」は最高のマッチだった。サングラスを加えることで、スターの貫禄を醸し出している。

ドウェイン・ウェイド/ガブリエル・ユニオン

 ガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)は昔のハリウッドのムードをシルエットで取り入れ、3Dデザインのフローラルモチーフで目を引くルックに仕上げている。ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)はダブルブレストの白いスーツを選択。第94回「アカデミー賞(Academy Awards)」の授賞式で、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスーツを“シャツ無し”で着こなしたティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)が火付け役となったトレンドを自分らしく取り入れた。

ピート・デイヴィッドソン/キム・カーダシアン

 交際中のキム・カーダシアン(Kim Kardasian)とコメディアンのピート・デイヴィッドソン(Pete Davidson)は、2人の関係性が話題を集めただけでなくベストドレッサーとしても注目だ。キムはマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)が「Happy Birthday Mr. President」を歌った際に着ていたドレスを着用。普段ラフな装いが多いピートも「ディオール(DIOR)」のスーツでシックにまとめて参加した。キムの装いは素晴らしかったが、一方でマリリン・モンローがいかに唯一無二の存在であるかを感じるものでもあった。

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「ニューエラ」がBTS、MLBとトリプルコラボ 「Dynamite」や「Butter」に着想したバケットハットやTシャツなど18商品を発売

 帽子ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」は韓国のヒップホップアイドルグループBTS、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)とトリプルコラボした商品を5月13日に発売する。

 BTSの楽曲「Dynamite」「Butter」「Black Swan」に着想したカラーリングやデザインのベースボールキャップ(税込4730円)、バケットハット(6600円)、Tシャツ(5500円)全18モデルを販売する。

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ユニクロが「マルニ」とタッグを組んだ理由は? 「部屋にアートを飾るように色柄を楽しんで」

 ユニクロは5月20日の発売に先駆け、イタリアのファッションブランド「マルニ(MARNI)」との初のコラボレーションコレクション「ユニクロ アンド マルニ(UNIQLO AND MARNI)」の商品を公開した。2022年春夏はユニクロの通常コレクションとしても色柄を推しているが、その一環として「色柄の遊びが巧みなブランドの代表といえば『マルニ』ということで、コラボレーションに至った」(ユニクロ広報担当者)という。

 商品はメンズ10型、ウィメンズ9型、2足セットのソックス1型。コンパクトなコレクションだが、ユニクロの通常ラインにはほとんど登場しない大胆な配色や柄の表現が特徴で、同じアイテムでも色柄の違いによってイメージは大きく異なる。大花や小花、チェックの柄は全て、今回のコラボレーションのために「マルニ」側が作成したもの。ハンドペイントで表現した自由でヒッピー的なムードは、「マルニ」の現ディレクターであるフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)らしさ全開だ。

 素材ではユニクロの強みを生かしている。例えば、今コラボの象徴的な商品の一つである裏地がビビッドな配色になったハーフ丈のコートには、防風、防水、透湿、耐久はっ水などを打ち出すユニクロの独自素材“ブロックテック”を使っている。3層構造で張りのある素材感が、フードの立ち上がりやボディーのコクーンシルエットを表現。ウィメンズ品番だが、メンズ誌の編集者などからも評判はいいという。他商品も、メンズ、ウィメンズの区別なく着られるアイテムが中心だ。

定番商品を「マルニ」流にひとひねり

 メンズで企画しているテーラードジャケットとタックパンツのセットアップは、ユニクロの夏の看板商品の1つである“感動ジャケット”や“感動パンツ”を下地にした。軽さの基準がユニクロ社内の規定にやや届いていないため、“感動ジャケット”“感動パンツ”という打ち出しはしないが、ストレッチ性やサラリと着られる速乾性、ケアの楽さは“感動シリーズ”と同様だ。一方で、例えばタックパンツのワイドなシルエットはユニクロの通常ライン商品にはほぼないもの。「どの商品もユニクロの定番アイテムをベースとしつつ、コラボならではのデザインに仕上がっている」(コラボを指揮する勝田幸宏ファーストリテイリンググループ執行役員ユニクロR&D統括責任者のコメント)点が特徴という。

 フルラインアップは国内ではユニクロ123店と公式ECでの扱いになるが、全店で販売する商品もある。全店展開する注力商品は、ウィメンズはSNS上でも人気のノースリーブブラウス4色、バルーンスカートのネイビー、ボーダー柄のカットソードレス2色、メンズは開襟シャツ(無地2色、大花柄2色)、ポケッタブルパーカ(カラーブロック2色、チェック柄2色)、ショーツ4色、ソックス5色。

 コロナ禍で自宅用やワンマイル向けのベーシックウエアが売れた時期が長いが、ここに来て外出機会も徐々に増え、ファッションにも楽しさや華やかさを求めるムードが少しずつ戻ってきている。「自分の部屋にアートを飾る感覚で、色柄豊かな今コレクションを楽しんでほしい」と勝田R&D統括責任者はコメントしている。

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「トリンプ」が掲げる新スローガン“ここちいい=解放、自由、自信”を体感するイベントを開催

 トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、4月に都内スタジオで「トリンプ(TRIUMPH)」の新たなスローガン“ここちいい、私でいく。”のイベントを開催した。“ここちいい=解放、自由、自信”といったメッセージを掲げた背景には、コロナ禍で変化する世の中と女性の嗜好がある。「トリンプ」として何ができるか考えてたどり着いたのが、“ランジェリーを通して一人一人のコンフォートを提供する”ということだった。ノンワイヤーが心地よいと思う女性もいれば、シャキッとする着用感のブラジャーを好む女性もいる。“楽な着けご心地”=コンフォートではなく、一人一人違うコンフォートの定義があると考えた結果だ。

 都内の隠れ家的な会場は、サロンのような雰囲気で「トリンプ」の新作“天使のブラ スリムライン 極上ライト”が展示され、同ブランドのフィッターによるフィッティングサービスが行われた。また、“コンフォート”体験の一環として、台湾発の漢方ライフスタイルブランドの「デイリリー(DAYLILY)」とコラボレーションし、誕生日から古代中国の思想で万物を変化させる木、火、土、金、水の五つの元素である五行を導き出し、体質に合った薬膳茶を提案するワークショップを開催。来場者は、薬膳茶を味わったり、フィッティングで新作を試したり優雅なひとときを楽しんだ。

 「トリンプ」は3月、直営店ブランド「アモスタイル バイ トリンプ(AMOSTYLE BY TRIUMPH)」による新キャンペーン“カワイイを、攻めていく。”をスタートしている。

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ボディーケア「マイトレックス」が、マッサージガン“マイトレックスリバイブ”のアンバサダーにローラを指名

 ボディーケアブランドの「マイトレックス(MYTREX)」は、⾃宅で⼿軽にマッサージができるハンディーガン“マイトレックスリバイブ(MYTREX REBIVE)”シリーズのアンバサダーにモデルのローラを指名した。

 ローラは、「“マイトレックスリバイブ”シリーズは、パワフルなのに⽚⼿で使えるほど軽くて、ライフスタイルに無理なく取り⼊れられる。顔にも使えて、振動の強弱を細かく変更できるのも魅力。それに⾒た⽬もスタイリッシュだから、ケア中も気分が上がる!私は自宅での本格ケア⽤に“マイトレックスリバイブ”、ジムなど外出時の持ち歩き用に“リバイブミニ”と使い分けている。本当に気持ちいいから、みんなにもぜひ使ってほしい」と話す。

 “マイトレックスリバイブ”は、累計50万台を販売した「マイトレックス」の人気シリーズ。価格は“マイトレックスリバイブ”が税込2万1780円、“リバイブミニ”が1万3200円など。

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大坂なおみのスキンケアブランドがウォルマートで販売開始

 テニスの大坂なおみ選手が手掛けるスキンケアブランド「キンロ(KINLO)」が米国のスーパーマーケット、ウォルマート(WALMART)で販売を開始した。同ブランドは2021年9月にウェブサイトでデビューし、小売りに進出するのは今回が初めて。人気の日焼け止めをはじめ顔やボディー用の乳液やオイルなどをラインアップし、全米2500店舗およびウォルマートのECサイトで販売中だ。価格帯は4.97〜11.97ドル(約620〜1500円)。

 大坂選手は米「WWD」のメールインタビューに対し「ウォルマートへの進出は『キンロ』にとって大きなマイルストーンで、デビュー時から目指していたこと。幼い頃から慣れ親しんだ店で自分が作った製品が並ぶことをとても誇らしく思う。ウォルマートとのパートナーシップがかなえるのは、さらなるアクセシビリティ。住んでいる場所や肌色関係なく、より多くの人にサンケア製品を手に取ってもらいたい」とコメントした。

 ブランドにとって、サンケアに対する啓蒙活動は大きな要素の一つだ。ミア・ミーチェム(Mia Meachem)=ブランドプレジデントは「対面での消費者とのつながりを強化していく。その一環として、日焼け対策にまつわる啓蒙イベントを積極的に行う」と話す。

 ウォルマートは近年、ビューティ製品を拡充させている。今年に入ってイギリスのプレステージ化粧品セレクトショップ、スペース NK(SPACE NK)と協業。その前はインディーブランドの取り扱いを始めた。「キンロ」の製品は、有色人種向けのヘアケア製品の棚に並ぶという。

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歌手のアリシア・キーズがメイクアップを発売

 歌手のアリシア・キーズ(Alicia Keys)がカラーコスメラインを発売した。アリシアはすでに「E.l.f.ビューティ(E.L.F. BEAUTY)」とビューティブランド「キーズ ソウルケア(KEYS SOULCARE)」をローンチしており、今回はそこからカラーコスメをデビューさせる。

 製品はメイクアップとスキンケアのハイブリッドをコンセプトにしており、リップバームやチークティント、アイブロウジェルなどをそろえる。価格帯は15〜22ドル(約1890〜2770円)。ハイライト効果のあるプライマー“イルミネーティング セラム”はTikTokでバズるなど、すでに話題を集めている。

 アリシアは以前からメイクアップをしない主義を掲げ、レッドカーペットなどの公の場でもすっぴん姿で度々登場してきた。しかし最近、その考え方が少しずつ変わってきたという。「自分を完璧に見せなければいけないというプレッシャーと世間の美の基準が嫌になり、(メイクアップをしないことで)反抗してきた。しかし最近は自分らしい美しさを自分の中で定義し、表現できるようになった」。アリシアは5月に開催されたメットガラ(Met Gala)で、早速新作のメイクアップを纏った。

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歌手のアリシア・キーズがメイクアップを発売

 歌手のアリシア・キーズ(Alicia Keys)がカラーコスメラインを発売した。アリシアはすでに「E.l.f.ビューティ(E.L.F. BEAUTY)」とビューティブランド「キーズ ソウルケア(KEYS SOULCARE)」をローンチしており、今回はそこからカラーコスメをデビューさせる。

 製品はメイクアップとスキンケアのハイブリッドをコンセプトにしており、リップバームやチークティント、アイブロウジェルなどをそろえる。価格帯は15〜22ドル(約1890〜2770円)。ハイライト効果のあるプライマー“イルミネーティング セラム”はTikTokでバズるなど、すでに話題を集めている。

 アリシアは以前からメイクアップをしない主義を掲げ、レッドカーペットなどの公の場でもすっぴん姿で度々登場してきた。しかし最近、その考え方が少しずつ変わってきたという。「自分を完璧に見せなければいけないというプレッシャーと世間の美の基準が嫌になり、(メイクアップをしないことで)反抗してきた。しかし最近は自分らしい美しさを自分の中で定義し、表現できるようになった」。アリシアは5月に開催されたメットガラ(Met Gala)で、早速新作のメイクアップを纏った。

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「ジバンシィ」が靴底までニットで包んだメンズスニーカー“TK-360”を発売

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は6⽉3⽇、メンズスニーカー“TK-360”を発売する。これに先駆けて5月初旬に、⼀部の国の店舗とオンラインで販売を開始。日本国内では、表参道店で5⽉6⽇から販売している。価格は税込11万9900円。

 アイテム名の“TK”はTotalとKnitの頭文字を取ったもので、その名の通り「全体」が「ニット」で構成される⼀体構造のスニーカーだ。アッパーはもちろん、靴底までニットで覆うのが最大の特徴で、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターは「夢のシューズ」と語る。先端技術による⾒た⽬のユニークさはもちろん、履き⼼地にも優れるという。定番のブラックやホワイトに加えて、イエローやピンク、グレー、ベージュ、ネイビーとカラーバリエーション豊富に展開する。

 “TK-360”は2022年春夏のランウエイで初登場し、同年のプレ・フォール・コレクションで「ジバンシィ」を代表するシューズとなった。

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ウエラが米ナチュラルヘアケアブランド「ブリオジオ」を買収

 ウエラカンパニー(WELLA COMPANY)はこのほど、米ナチュラルヘアケアブランド「ブリオジオ(BRIOGEO)」を買収した。取引額は非公開。業界筋によると、同ブランドの売り上げ総額は1億ドル(約126億円)を超えるという。なお、ウエラカンパニーは2020年にコティ(COTY)がヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」やネイルブランド「OPI」、ヘアケアツールブランド「GHD」などを擁するプロフェッショナル部門を分離し、投資会社のKKRと合弁で立ち上げた新会社。「ブリオジオ」は新体制になって初めての買収となる。

 「ブリオジオ」は13年に、元々金融業界出身のナンシー・トゥワイン(Nancy Twine)が立ち上げたヘアケアブランド。マンゴーやケール、アボカドなどのスーパーフードを用いたラインが人気で、ブランド全体で数々のビューティアワードを受賞している。
 
 アニー・ヤング・スクリヴナー(Annie Young-Scrivner)=ウエラカンパニー最高経営責任者は、自社の売り上げは現在2ケタ成長と好調なものの「ブリオジオ」も急速に伸びていることから注目していたという。「われわれよりも速いペースで成長している企業に注目した。中でも『ブリオジオ』はプレミアム価格帯の小売りで絶好調なほか、デジタル戦略でも成功を収めてる」と話す。また、サステナビリティへの注力も買収要因になったという。

 今後はカテゴリーの拡充に加え、さらなる世界展開も視野に入れる。米国では現在セフォラ(SEPHORA)独占で取り扱い、ヨーロッパやアジアにも進出している。

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ウエラが米ナチュラルヘアケアブランド「ブリオジオ」を買収

 ウエラカンパニー(WELLA COMPANY)はこのほど、米ナチュラルヘアケアブランド「ブリオジオ(BRIOGEO)」を買収した。取引額は非公開。業界筋によると、同ブランドの売り上げ総額は1億ドル(約126億円)を超えるという。なお、ウエラカンパニーは2020年にコティ(COTY)がヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」やネイルブランド「OPI」、ヘアケアツールブランド「GHD」などを擁するプロフェッショナル部門を分離し、投資会社のKKRと合弁で立ち上げた新会社。「ブリオジオ」は新体制になって初めての買収となる。

 「ブリオジオ」は13年に、元々金融業界出身のナンシー・トゥワイン(Nancy Twine)が立ち上げたヘアケアブランド。マンゴーやケール、アボカドなどのスーパーフードを用いたラインが人気で、ブランド全体で数々のビューティアワードを受賞している。
 
 アニー・ヤング・スクリヴナー(Annie Young-Scrivner)=ウエラカンパニー最高経営責任者は、自社の売り上げは現在2ケタ成長と好調なものの「ブリオジオ」も急速に伸びていることから注目していたという。「われわれよりも速いペースで成長している企業に注目した。中でも『ブリオジオ』はプレミアム価格帯の小売りで絶好調なほか、デジタル戦略でも成功を収めてる」と話す。また、サステナビリティへの注力も買収要因になったという。

 今後はカテゴリーの拡充に加え、さらなる世界展開も視野に入れる。米国では現在セフォラ(SEPHORA)独占で取り扱い、ヨーロッパやアジアにも進出している。

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「マーク ジェイコブス」から“ザ モノグラム コレクション”の新色 クロップド丈の“ベビーTシャツ”も

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」はこのほど、“ザ モノグラム コレクション”から新色のライトピンク×ピンク、パープル×ブルーを発売した。また新型として、クロップド丈の“ベビーTシャツ”(税込2万3100円)を販売。ほかにパーカ(6万2700円)やスエットパンツ(5万9400円)もラインアップする。

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「マーク ジェイコブス」から“ザ モノグラム コレクション”の新色 クロップド丈の“ベビーTシャツ”も

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」はこのほど、“ザ モノグラム コレクション”から新色のライトピンク×ピンク、パープル×ブルーを発売した。また新型として、クロップド丈の“ベビーTシャツ”(税込2万3100円)を販売。ほかにパーカ(6万2700円)やスエットパンツ(5万9400円)もラインアップする。

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「ジミー チュウ」表参道店がリロケーションオープン 生見愛瑠や近藤千尋、SAYAKA、大平修蔵らが来場

 「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の表参道店が4月28日、路面店としてリロケーションオープンした。大きな窓から自然光がふんだんに差し込み、白を基調とした開放感のある空間で、アクセントのシャンパンゴールドや天然大理石の什器で店内を彩った。ウィメンズの全コレクションに加え、メンズコレクションも豊富に取りそろえた。

 オープン前日には、プレオープンイベントを開催。生見愛瑠や近藤千尋、SAYAKA、マギー、大平修蔵ら、セレブリティやZ世代のインフルエンサーが多数来場し、新作アイテムを身にまとってイベントに花を添えた。

■JIMMY CHOO 表参道店
オープン:4月28日
場所:東京都渋谷区神宮前4-11-6
電話:03-5410-0841

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「ジミー チュウ」表参道店がリロケーションオープン 生見愛瑠や近藤千尋、SAYAKA、大平修蔵らが来場

 「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」の表参道店が4月28日、路面店としてリロケーションオープンした。大きな窓から自然光がふんだんに差し込み、白を基調とした開放感のある空間で、アクセントのシャンパンゴールドや天然大理石の什器で店内を彩った。ウィメンズの全コレクションに加え、メンズコレクションも豊富に取りそろえた。

 オープン前日には、プレオープンイベントを開催。生見愛瑠や近藤千尋、SAYAKA、マギー、大平修蔵ら、セレブリティやZ世代のインフルエンサーが多数来場し、新作アイテムを身にまとってイベントに花を添えた。

■JIMMY CHOO 表参道店
オープン:4月28日
場所:東京都渋谷区神宮前4-11-6
電話:03-5410-0841

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コティがロシアから撤退

 メイクアップブランド「リンメル(RIMMEL)」や「グッチ(GUCCI)」の化粧品などを手掛けるコティ(COTY)はこのほど、ロシアの事業を終了すると発表した。全事業の3%強を占めるという。

 同社は「慎重なる検討の末、当社はロシアの事業を終了することを決断した。これにより今年度の業績の見込みには大きなインパクトはないと見込む」とコメントを発表。同社の決断のタイミングは、ロレアル(L'OREAL)やエスティ ローダー(ESTEE LAUDER)など大手化粧品企業が次々とロシアでのビジネスを停止し始めた約2ヶ月後になる。コティも、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中で商業活動をストップしていた。

 米「ビューティ インク(BEAUTY INC)」が毎年発表する世界の化粧品企業の売り上げランキングでは、コティは今年10位にランクイン。2021年1〜12月の売り上げは50億ドル(約6300億円)を計上した。その3%を担うロシア事業の売り上げは約1億5000万ドル(約189億円)になる。

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リピート率8割超えの“クレイカラー” 世界一頭皮に優しい施術を目指して提案

 シュワルツコフ プロフェッショナルから3月、新ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」がデビューした。コロナ禍を経て、ヘアサロンの顧客の来店サイクルが伸び、対応策として客単価アップを図るサロンも多い。

 「テラ」は、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す艶感や色持ちを実現。客単価アップのための切り札としても、他店との差別化をかなえるツールとしても注目を集めている。

 さらに、クレイが髪に高密着するため染料の浸透・発色がいい。クレイの密着性で高配合オイルの浸透が高まり艶が持続することや、自然素材をベースとしていることも特徴だ。

 ここでは名古屋圏を代表するトレンドセッターサロンの1つ、「インチェルシー(in chelsea)」の照屋寛倖代表が登場。1月に拡張移転した新店舗で、ワンランク上の“プレミアムカラー”として導入早々人気メニューとなった「テラ」の魅力を語る。

頭皮や髪への負担を
減らすことができる
密着・高浸透ヘアカラー

 「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。ファッションカラー18色、グレイカラー25色と色数豊富/“テラ by エッセンシティ カラー1剤”(全48色、各85g)[医薬部外品]

「頭皮につけないヘアカラー」
という打ち出しが大好評

 「インチェルシー」は、地域密着店でありながら、おしゃれ感度の高いお客さまが集うデザイナーズサロン。20~40代を中心に幅広い世代を集客し、お客さまとともに成長しながら、末永いお付き合いができるサロンを目指している。

 その目標を強力にサポートしてくれるツールが、クレイを使ったヘアカラー剤「テラ」だ。一般的な“クレイ”には“硬い”というイメージがあったけれど、「テラ」を初めて使ったとき、伸びがよくて塗りやすいテクスチャーに驚いた。しかも剤が髪にくっつきやすく、狙ったところでピタリと止まるので、頭皮にカラー剤をつけることなく塗れる。一度使うと、他のヘアカラー剤の操作性では物足りなくなってしまった。

 スタッフからも好評で、皆が1番に口にするのが“塗りやすさ”。「コームで塗る際のストレスがなくなる」と評価するスタッフも多い。お客さまからは、絶対に言ってもらえるのが「色持ちがいい」ということ。他にも「髪の手触りが良くなった」「しみないし、(頭皮が)かゆくもならないので、カラーリングのストレスが減った」「白髪もしっかりと染まる」といった声もよく耳にする。頭皮や髪への優しさを追求し、剤を頭皮につけず髪の根元ギリギリまで塗る“ゼロテク”をはじめたものの、カラー剤が液だれしてしまうのが悩みだった。そんなときに目に留まったのが「テラ」独自のピタリと止まるテクスチャーだった。

 「ホットペッパービューティー」で、「頭皮につけないヘアカラー」として打ち出したところ大好評で、今ではカラーリングを行うお客さまの半数以上が「テラ」を使うようになった。“プレミアムカラー”として、通常のヘアカラー料金+1100円でメニュー化しているが、高いリピート率(約80%)を誇っている。

 お客さまに提案する際は、「女性が生涯にするヘアカラーの回数は600回などと言われていて、それだけ繰り返し行うことなので、少しでも頭皮への負担を避けたい」という思いを込めて「テラ」を紹介している。そうすることで、お客さまは「ヘアカラーへの不安や罪悪感・不快感」から解放され、口コミで広めてもらえるケースも多い。

 当サロンでは、ホームケア製品の情報を顧客にLINEで発信しているが、業務用製品では唯一「テラ」の情報を発信している。「今までにないカラー剤」「頭皮につかず優しい」といったプレミアム感を全面に押し出した内容で、お客さまからの問い合わせも多い。

クレイの高密着性でどんな髪も
しっかり染まり、
艶高い仕上がりに

 「テラ」を使用してカラーリングしたビフォー&アフターを紹介。“ゼロテク”で施した、髪の根元の染まり具合に注目だ。施術を担当したスタッフからは、「『テラ』は粘性が高いので、頭皮がしみやすいお客さまでも、頭皮ギリギリで塗布しやすい」「お客さまには『カラーの持ちがいい』と言ってもらえることも増え、カラー後の発色や艶感もすごく良い」といったコメントが寄せられた。

名古屋圏を代表する
デザイナーズサロンの1つ、
「インチェルシー」

 「インチェルシー」は、1月に拡張移転オープンしたデザイナーズサロン。“ギャラリー”をコンセプトにした、美術館のような店舗デザインにも注目だ。デザインカラーはもちろん、酸性ストレート、白髪ぼかしハイライトなども人気のメニューになっている。

問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078

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ホリスティック・ヘルス&ビューティブランド「エポ」誕生 唯一無二な成分を配合

 ユーグレナグループのエポラはこのほど、ホリスティック・ヘルス&ビューティブランド「エポ(EPO)」(全12種、税込1164〜1万4850円)を公式サイトなどで販売した。スキンケアとヘアケア、インナーケアをそろえ、添加物を配合しないシンプル処方にこだわったアイテムを扱う。5月25日にはインナーケアから、甘酒とコンブチャ酵素ドリンクを発売する。

 同ブランドのコンセプトは「“効く”ホリスティック」。太陽と自然の恵み取り入れた製品郡を使用することで、無添加で上質な暮らしや前向きなセフルケア習慣を提供する。スキンケアには、世界で初めて(スノーデン調べ)プラセンタとサイタイエキスの同時抽出に成功し、美容液やオールインワン、クレンジングなどに配合した。

 ヘアケアでは、毛髪美容液を扱う。カラーやパーマによるダメージの軽減や色持ちをよくするヘマチンを高濃度で配合した。50種類以上の栄養素を蓄えるユーグレナエキスやプラセンタ・サイタイ同時抽出エキスも加え、ハリやコシのあるしなやかな艶髪へ導く。

 インナーケアでは、ユーグレナを主成分に免疫力に働きかけるサプリメントを扱う。

 エポラの竹村孝介社長は「29年間健康食品を手掛け、2017年に化粧品事業に参入した。『エポ』は2年間かけて開発。インナーケアは10種類以内の原料しか使用しないシンプル処方を原則にする。肌や髪にも必要な成分をふんだんに取り入れるが、無添加が基本だ。他にはないオンリーワンブランドとなる」と語った。

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「『串カツ田中』集客に苦戦か?」。チンチロリン頼みの酒とお子様向けソフトクリームの限界

「串カツ田中」がまん防(まん延防止等重点措置)が終わった3月22日以降、思ったほど顧客が戻っていないという噂を耳にした。串カツ田中ホールディングスでは、コロナ禍に入って以来、月次報告書を公開しておらず、直近の状況がわかりにくい面がある。しかし、普通に考えて2~4人程度の少人数で集まって飲む店であり、宴会需要に頼る店とは違って、居酒屋業界でも有利な業態のはずだ。串カツという商材自体が、飽きられてきているという声も聴く。実情、どうなっているのか。東京都内郊外の店舗を幾つか訪問した。
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関西の雄オペファク。デート使いの非日常店から変わりゆく、推移と経緯を20年来のウォッチャーが深掘り考察した

1990年代から2000年代までのオペファクの店舗は、とにかく艶っぽかった(エロかった)。口説くための店、デートのための店ばかりで、とても男同士で入られるようなお店ではなかった。そんなハードルが高かったオペファクも、いつの頃からか日常使いの店舗へとシフトしていった。20数年、時に客、時に取材者として見てきたその推移を、代表店を中心に深掘りしてみたい。
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