使い切れない化粧品をクレヨンに再生するプロジェクト「COSME no IPPO」に「銀座化粧堂」が参画

 2021年に始動したコスメブランド「銀座化粧堂」は、最後まで使い切れなかった化粧品をクレヨンとして生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクト「COSME no IPPO」とコラボレーションを実施する。松屋銀座で6月14日まで開設するポップアップ内で、使わなくなった口紅などカラーアイテムの化粧品の回収を行っている。

 同ブランドは持続可能な社会の実現に向け、“コスメロス”を削減できるマルチユース設計やリユース仕様の包装パッケージ、サステイナブルな美容成分の採用なども積極的に行う。その一環として「COSME no IPPO」に参画した。回収アイテムは口紅やアイシャドウ、ファンデーション、チーク、アイブロウなどのカラーコスメで、メーカーは問わない。さらに対象の化粧品を店頭に持参した人には、ポップアップで販売する“ジュエルアイ マスカラ”やアイシャドウにもアイライナーにも使える“ジュエルアイ スティック”、スキンケアアイテムなど「銀座化粧堂」の製品を10%オフで販売する。

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「ユニクロ」フリース価格1.5倍の衝撃 衣料品デフレから転換か

 ユニクロが秋冬商品の一部値上げを発表した。素材や機能性に改良を加えたとはいえ、商品によっては昨年の約1.5倍に跳ね上がる。記録的な原料高や円安によって、やむを得ない決断ではあるが、短期的には客離れも懸念される。そしてプライスリーダーであるユニクロの値上げは、他社にも波及する可能性がある。

 値上げする秋冬商品の税込価格は、フリースが従来の1990円から2990円へ、ウルトラライトダウンが5990円から6990円へ、肌着のヒートテック(極暖)は1500円から1990円へ、同(超極暖)は1990円から2990円へ、カシミヤクールネックセーター(ウィメンズ)は8990円から9990円へとそれぞれ変更される。一律の値上げではない。値上げはあくまで一部にとどめ、ヒートテックの通常モデルの990円、ジーンズの3990円をはじめ、大半の定番品の価格は据え置いた。

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、4月に行われた決算説明会で「ビジネスは会計年度やシーズンで考えるものではなく、もっと長期で考えるもの。22-23年秋冬物や23年春夏物は考えに考えぬいたプライスになる」と話していた。今後も続くことが予想されるコスト高を鑑み、長期的に持続可能な価格構成を目指したと思われる。

デフレ時代の号砲だった1900円フリース

 とはいえ、やはりインパクトは小さくない。

 中でも象徴的なのはフリースの1.5倍の値上げだ。ユニクロ躍進のきっかけになった商品であり、1998年から2000年にかけて社会現象になった。30代半ば以上の人ならば、ミュージシャンの山崎まさよしらが出演したテレビCMを覚えているだろう。フリースを着た出演者が各々の仕事などについて話し、最後に「ユニクロのフリース 15色 1900円」のコピーが出る。

 当時フリースはアウトドアブランドの専売特許のような商品で1万円以上が当たり前。それを1900円で打ち出した驚きは大きく、店舗に客が殺到した。ユニクロの快進撃はここから始まったといってよい。当時はバブル崩壊後のデフレが本格化した頃だった。ユニクロのフリースは、吉野家の牛丼、マクドナルドのハンバーガーなどと並ぶ価格破壊のシンボルに位置付けられた。以後、ユニクロのフリースは、四半世紀にわたって一部を除き1900円あるいは1990円の値札で売られてきた。

 1900円はユニクロのプライスポイント(最多価格帯)でもある。シャツ、カットソー、フリースなどで“イチキュー”の価格を確立し、消費者には「この値段で高品質」というイメージを浸透させた。イチキューはマス層が迷わず変える価格帯であり、しかもチェーンストアにとっては経営効率が良い価格だと、ファッション流通コンサルタントの齊藤孝浩氏(ディマンドワークス代表)は独自の研究に基づき著書で解説する。

 「1900円の商品は2900円の商品の1.5倍以上売れ、3900円の商品の倍以上売れる。そのため、1900円は商品回転が速く、なおかつ経営上必要十分な粗利率を確保できる下限の価格です。つまり、1900円は、売上額でも利益額でも貢献度がもっとも高い価格なのです」(「人気店はバーゲンに頼らない」中公新書ラクレ)

 一方、さらに安い990円になると数量も売れ、商品回転率も速いが、十分な粗利を確保できない。ひとつ間違うと自転車操業に陥ってしまう危険をはらむという。

付加価値アップは理解されるか

 今回の値上げは一部ではあるが、最多価格帯のイチキューあるいはイチキューキューの買いやすいイメージを消費者が今後も抱いてくれるかがカギになる。要は「ユニクロは高くなった」という印象が広がるのは避けたい。食品、日用品、光熱費などが立て続けに値上げされる中、消費者の財布のひもが固くなるのは間違いないからだ。

 前述の齊藤氏は、値上げされた商品よりも据え置いた商品の方に注目する。「もっとも数を売る定番のヒートテックやジーンズなど多くの価格はそのままでした。これまでどおり、値ごろ感のあるプライスポイントを維持するというお客さまへのメッセージが見て取れます」

 値上げするフリースやウルトラライトダウンにしても、まったく同じものではなく、素材や機能性を改良する。たとえばフリースは、昨年まで30%だった再生ポリエステル素材の割合を100%に切り替えた。環境保護の意識の高い消費者へのアピールを強める考えだ。

 ユニクロは07年に2990円の価格帯のジーンズの販売をやめて、3990円と4990円に絞り込んだことがある。ユニクロのジーンズが、専業メーカーのお株を奪うようなレベルアップを見せていた時期だった。あえてスソ値を切り捨てることで、「安さ」ではなく、「高品質・高感度」のイメージを定着させることに成功した。これをきっかけにジーンズ市場で確固たる競争力を築いていった。こうした成功事例を再現したいところだろう。

 昨年から今年にかけて食品や日用品の値上げが頻繁に報じられる一方、衣料品はあまり話題にならなかった。だが、実際には多くのアパレル企業が価格を見直している。ユニクロのようなベーシックな継続品番を主力にしたアパレルブランドは少数派で、大半の企業は毎年のトレンドに応じた新商品を出している。そのため単純な比較はできないが、価格帯の重心を上に動かしていることは確かだ。あるアパレル企業の幹部は「これまでのコスト上昇とは次元が違う。価格戦略を見直さないと業界自体が持たない」という。

 デフレが本格化して四半世紀。アパレル業界ではユニクロの1900円のフリースが引き金になって、各社が低価格業態の出店に雪崩を打ち、価格競争が激化した。ユニクロはずっとプライスリーダーであり、デファクトスタンダード(事実上の標準)のような存在として君臨してきた。それが空前のコスト高や円安を受けて、価格の見直しを余儀なくされている。長らくデフレが常態化していたアパレル業界は、異次元の局面に放り出された。先行きが見えない中、各社は難しい舵取りを迫られる。

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「ユニクロ」フリース価格1.5倍の衝撃 衣料品デフレから転換か

 ユニクロが秋冬商品の一部値上げを発表した。素材や機能性に改良を加えたとはいえ、商品によっては昨年の約1.5倍に跳ね上がる。記録的な原料高や円安によって、やむを得ない決断ではあるが、短期的には客離れも懸念される。そしてプライスリーダーであるユニクロの値上げは、他社にも波及する可能性がある。

 値上げする秋冬商品の税込価格は、フリースが従来の1990円から2990円へ、ウルトラライトダウンが5990円から6990円へ、肌着のヒートテック(極暖)は1500円から1990円へ、同(超極暖)は1990円から2990円へ、カシミヤクールネックセーター(ウィメンズ)は8990円から9990円へとそれぞれ変更される。一律の値上げではない。値上げはあくまで一部にとどめ、ヒートテックの通常モデルの990円、ジーンズの3990円をはじめ、大半の定番品の価格は据え置いた。

 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、4月に行われた決算説明会で「ビジネスは会計年度やシーズンで考えるものではなく、もっと長期で考えるもの。22-23年秋冬物や23年春夏物は考えに考えぬいたプライスになる」と話していた。今後も続くことが予想されるコスト高を鑑み、長期的に持続可能な価格構成を目指したと思われる。

デフレ時代の号砲だった1900円フリース

 とはいえ、やはりインパクトは小さくない。

 中でも象徴的なのはフリースの1.5倍の値上げだ。ユニクロ躍進のきっかけになった商品であり、1998年から2000年にかけて社会現象になった。30代半ば以上の人ならば、ミュージシャンの山崎まさよしらが出演したテレビCMを覚えているだろう。フリースを着た出演者が各々の仕事などについて話し、最後に「ユニクロのフリース 15色 1900円」のコピーが出る。

 当時フリースはアウトドアブランドの専売特許のような商品で1万円以上が当たり前。それを1900円で打ち出した驚きは大きく、店舗に客が殺到した。ユニクロの快進撃はここから始まったといってよい。当時はバブル崩壊後のデフレが本格化した頃だった。ユニクロのフリースは、吉野家の牛丼、マクドナルドのハンバーガーなどと並ぶ価格破壊のシンボルに位置付けられた。以後、ユニクロのフリースは、四半世紀にわたって一部を除き1900円あるいは1990円の値札で売られてきた。

 1900円はユニクロのプライスポイント(最多価格帯)でもある。シャツ、カットソー、フリースなどで“イチキュー”の価格を確立し、消費者には「この値段で高品質」というイメージを浸透させた。イチキューはマス層が迷わず変える価格帯であり、しかもチェーンストアにとっては経営効率が良い価格だと、ファッション流通コンサルタントの齊藤孝浩氏(ディマンドワークス代表)は独自の研究に基づき著書で解説する。

 「1900円の商品は2900円の商品の1.5倍以上売れ、3900円の商品の倍以上売れる。そのため、1900円は商品回転が速く、なおかつ経営上必要十分な粗利率を確保できる下限の価格です。つまり、1900円は、売上額でも利益額でも貢献度がもっとも高い価格なのです」(「人気店はバーゲンに頼らない」中公新書ラクレ)

 一方、さらに安い990円になると数量も売れ、商品回転率も速いが、十分な粗利を確保できない。ひとつ間違うと自転車操業に陥ってしまう危険をはらむという。

付加価値アップは理解されるか

 今回の値上げは一部ではあるが、最多価格帯のイチキューあるいはイチキューキューの買いやすいイメージを消費者が今後も抱いてくれるかがカギになる。要は「ユニクロは高くなった」という印象が広がるのは避けたい。食品、日用品、光熱費などが立て続けに値上げされる中、消費者の財布のひもが固くなるのは間違いないからだ。

 前述の齊藤氏は、値上げされた商品よりも据え置いた商品の方に注目する。「もっとも数を売る定番のヒートテックやジーンズなど多くの価格はそのままでした。これまでどおり、値ごろ感のあるプライスポイントを維持するというお客さまへのメッセージが見て取れます」

 値上げするフリースやウルトラライトダウンにしても、まったく同じものではなく、素材や機能性を改良する。たとえばフリースは、昨年まで30%だった再生ポリエステル素材の割合を100%に切り替えた。環境保護の意識の高い消費者へのアピールを強める考えだ。

 ユニクロは07年に2990円の価格帯のジーンズの販売をやめて、3990円と4990円に絞り込んだことがある。ユニクロのジーンズが、専業メーカーのお株を奪うようなレベルアップを見せていた時期だった。あえてスソ値を切り捨てることで、「安さ」ではなく、「高品質・高感度」のイメージを定着させることに成功した。これをきっかけにジーンズ市場で確固たる競争力を築いていった。こうした成功事例を再現したいところだろう。

 昨年から今年にかけて食品や日用品の値上げが頻繁に報じられる一方、衣料品はあまり話題にならなかった。だが、実際には多くのアパレル企業が価格を見直している。ユニクロのようなベーシックな継続品番を主力にしたアパレルブランドは少数派で、大半の企業は毎年のトレンドに応じた新商品を出している。そのため単純な比較はできないが、価格帯の重心を上に動かしていることは確かだ。あるアパレル企業の幹部は「これまでのコスト上昇とは次元が違う。価格戦略を見直さないと業界自体が持たない」という。

 デフレが本格化して四半世紀。アパレル業界ではユニクロの1900円のフリースが引き金になって、各社が低価格業態の出店に雪崩を打ち、価格競争が激化した。ユニクロはずっとプライスリーダーであり、デファクトスタンダード(事実上の標準)のような存在として君臨してきた。それが空前のコスト高や円安を受けて、価格の見直しを余儀なくされている。長らくデフレが常態化していたアパレル業界は、異次元の局面に放り出された。先行きが見えない中、各社は難しい舵取りを迫られる。

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ドン・キホーテから高品質かつ手頃な価格のスキンケアシリーズ“ジェネコス”誕生

 ドン・キホーテは6月8日、オリジナルスキンケアブランド「コスパレード(COSPARADE)」から高品質でありながら手頃な価格帯のシリーズ“ジェネコス(GENECOS)”(全3品、税込各2178円)を全国のドン・キホーテ系列店舗と公式サイトで発売した。同日、都内で開催したお披露目会にタレントの横澤夏子が登場し、使用感などを語った。

 同社はこれまで「コスパレード」でプチプラ・コスパ志向のニーズに応えるスキンケアを提案してきた。シリーズ販売数300万点を超える“ハトムギスキンケア”シリーズやシカ成分を配合した“Dスージング”シリーズなどを手掛ける中で、高品質のコスメのニーズも多いことが分かった。一方で、高品質な製品は「高価格帯で気軽に購入できない、リピートしづらい」などの声も多かったことから、“贅沢をもっと身近に”をコンセプトに“ジェネコス”を開発した。

 スタート時は、スキンケアのファーストステップに使用し肌を柔らかく整える先行乳液“モイスト プレミルク”(200mL、税込2178円)と美肌菌に着目した美容液“モイスト セラム”(50mL、同2178円)、オイルとローションを組み合わせた2層式の化粧水“モイスト エッセンス ローション”(150mL、2178円)を扱う。

 一足早く製品を使用した横澤夏子は2人の子供のケアで自身のスキンケアにかける時間が少なく、自分の肌に合う化粧品を探していたという。「高級なスキンケアにチャレンジできない人は『ジェネコス』を使ってもらいたい。乳液は肌が目覚めるかのような感覚で、3品とも使い心地も抜群で、色々な肌悩みに応えてくれる。私は今日も明日も明後日も『ジェネコス』を使い日々頑張っていく」と述べた。

 近い将来、新たなスキンケアシリーズを投入する予定で、オリジナルブランドを拡充する。

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ドン・キホーテから高品質かつ手頃な価格のスキンケアシリーズ“ジェネコス”誕生

 ドン・キホーテは6月8日、オリジナルスキンケアブランド「コスパレード(COSPARADE)」から高品質でありながら手頃な価格帯のシリーズ“ジェネコス(GENECOS)”(全3品、税込各2178円)を全国のドン・キホーテ系列店舗と公式サイトで発売した。同日、都内で開催したお披露目会にタレントの横澤夏子が登場し、使用感などを語った。

 同社はこれまで「コスパレード」でプチプラ・コスパ志向のニーズに応えるスキンケアを提案してきた。シリーズ販売数300万点を超える“ハトムギスキンケア”シリーズやシカ成分を配合した“Dスージング”シリーズなどを手掛ける中で、高品質のコスメのニーズも多いことが分かった。一方で、高品質な製品は「高価格帯で気軽に購入できない、リピートしづらい」などの声も多かったことから、“贅沢をもっと身近に”をコンセプトに“ジェネコス”を開発した。

 スタート時は、スキンケアのファーストステップに使用し肌を柔らかく整える先行乳液“モイスト プレミルク”(200mL、税込2178円)と美肌菌に着目した美容液“モイスト セラム”(50mL、同2178円)、オイルとローションを組み合わせた2層式の化粧水“モイスト エッセンス ローション”(150mL、2178円)を扱う。

 一足早く製品を使用した横澤夏子は2人の子供のケアで自身のスキンケアにかける時間が少なく、自分の肌に合う化粧品を探していたという。「高級なスキンケアにチャレンジできない人は『ジェネコス』を使ってもらいたい。乳液は肌が目覚めるかのような感覚で、3品とも使い心地も抜群で、色々な肌悩みに応えてくれる。私は今日も明日も明後日も『ジェネコス』を使い日々頑張っていく」と述べた。

 近い将来、新たなスキンケアシリーズを投入する予定で、オリジナルブランドを拡充する。

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「デレク ラム テンクロスビー」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「デレク ラム テンクロスビー(DEREK LAM 10 CROSBY)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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伊「セルジオ ロッシ」から夏らしくカラフルなサンダル&ヒールクロッグ

 イタリアのシューズブランド「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は6月中旬、カプセルコレクションの“ジェリー(JELLY)”を発売する。

 スライドサンダル(5万2800円税込、以下同)、ヒールクロッグ(4万9500円)、トングサンダル(4万2900円)の3モデルからなり、鮮やかなカラーリングとクリスタルをあしらったきらめくバックルが特徴だ。ブランド担当者は、「それでいて履き心地の良さとリラックス感を体現する」と話す。

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60周年を迎えた国際的家具見本市「ミラノサローネ」が開幕 ミラノ市内では「エルメス」や「ルイ・ヴィトン」が展示

 世界的なインテリア・デザインの祭典である「ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)」が5月7日、イタリア・ミラノ郊外の見本市会場ロー・フィエラで開幕した。「ミラノサローネ」は今年60周年。新型コロナウィルス感染拡大の影響で2020年は中止、昨年は9月にデジタルプラットフォームを開設してリアルとデジタルが融合したイベントを開催。今年は当初、4月の開催を予定していた。

 今年の「ミラノサローネ」は、隔年開催の「国際キッチン見本市」「国際バスルーム見本市」が同時開催され、1500社以上が出展。うち、27%はイタリア国外からの出展者が占める。昨年同様、デジタルプラットフォームを通しての参加が可能だ。

 同時期に、ミラノ市内各地でインテリア・デザイン関連のイベントなどが行われる。「エルメス(HERMES)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をはじめとするラグジュアリー・ブランドも展示を行う。

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「グッチ」が「ロブロックス」に常設空間「グッチ タウン」を開設

 「グッチ(GUCCI)」はゲームプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」内に常設空間「グッチ タウン(GUCCI Town)」をオープンした。

 「ロブロックス」に常設空間を設置するブランドは「グッチ」が初めて。ニコラ・ウディノ(Nicolas Oudinot)=グッチ ニュービジネス・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼「ヴォールト(VAULT)」最高経営責任者(CEO)は、「我々は以前から『ロブロックス』上での取り組みを試験的に行なってきた。フィレンツェで催された『グッチ』の世界に没入型の体験ができる『グッチ ガーデン(GUCCI Garden)』のバーチャル版を『ロブロックス』に2021年5月に2週間限定でオープンして2000万もの来場者を記録したほか、『ウェビー賞(The Webby Award)』を受賞した。成功裏に終わったのは、気鋭のクリエイターとのパートナーシップのほか、『グッチ』のアイテムがバーチャル空間でも価値あるものとして受け入れられ、『ロブロックス』上でブランドのコミュニティー意識を育てることができたからだろう。『グッチ タウン』も自己表現をしたい人々が集まり、ブランドと独自のコミュニケーションを築くことができる場所だ」と語る。

 「グッチ タウン」では、定期的にアップデートされるさまざまなアクティビティーを用意している。「ミニゲーム ハイツ(Mini Game Heights)」には、“タイルテイクオーバー”や“フラッシュライトタグ”など、ブランドにインスパイアされたゲームが行われるアリーナに移動するポータルが設置されている。「クリエイティブコーナー」には、ゲストアーティストの作品が展示されており、ユーザーはそれにインスパイアされた自分の作品を作ることができる。

 「ヴォールト プラザ」には、オンラインのコンセプトストア「ヴォールト」で始まった企画や話題にインスパイアされた展示スペースを用意し、「グッチ」の新作やコラボレーションアイテムを展示する。“ブロンディ(Blondie)”バッグや限定コレクターズアイテムなど、「グッチ」のバーチャルアイテムを購入し、コレクションしたりアバターに着せたりすることもできる。バーチャルのファッションアイテムは、“レイヤード クロージング”という「ロブロックス」でリリースされたばかりの機能を活用し、どんなアバターの体型にもフィットするようになっている。“レイヤード クロージング”はリアルのような服のフィット感やドレープを忠実に再現し、アバターの身体の部位や動き、バーチャルの世界の無限の組み合わせに瞬時に対応。服を重ね着することもできるという。

 コミュニティーメンバーの憩いの場としてカフェ、「パワーアップ プレイス(Power-up Place)」も用意する。「グッチ タウン」内のアクティビティーに参加すると、パワーアップ(プレイヤーのライフ回復や装備強化、スコアアップさせるオブジェクト)やバーチャルアイテムの購入に使用できる通貨“GGジェム”がもらえる。「グッチ タウン」の各スペースのコンテンツは定期的にアップデートしていくという。

 グッチのウディノ「ヴォールト」CEOにブランドにとってのメタバースの魅力を聞くと「ファッションは個人が自分自身を表現し、そのアイデンティティを反映するものだ。デジタル環境では、リアルの世界の制限を超越してユーザーが嗜好や野心、見た目を表現しペルソナを作ることができる。そのために美的価値が不可欠であり、そう思う人がいる限りチャンスは無限にあるだろう」と説明。「グッチ タウン」は、同ブランドにとって5度目の「ロブロックス」上のプロジェクトになる。「ロブロックス」のデザイナーのルーク・ヴァンガード(Rook Vanguard)とCサファイア(cSapphire)にバーチャルアイテムの制作依頼をしたことから始まり、その後21年に「グッチ ガーデン」をオープン、22年にはイタリア人ラッパーのアシール・ラウロ(Achille Lauro)とコラボして体験型イベントを開催した。また、英国ファッション協議会(British Fashion Council)とコラボレーションし、バーチャル版の「ザ ファッション アワード(The Fashion Awards)」が「ロブロックス」で開催された際にはバーチャルのアイテムを提供した。

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「フラグメント」が“やり過ぎない”アイデアで「シュタイフ」の歴史を変えた 藤原ヒロシ的「ちょうどいい塩梅」とは?

 藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN以下、フラグメント)」と1880年創業のドイツ発ぬいぐるみブランド「シュタイフ(STEIFF)」は、コラボレーション第4弾を発表した。欧州で出産祝いとして渡されるテディベア“マイファースト シュタイフ”を「フラグメント」らしく真っ黒にアレンジ。これを“マイファースト フラグメント”(9900円税込、サイズ26cm)と名付け、1000体限定で販売する。さらに今回は、親子でそろって着られるように、ベビー&キッズと大人向けのアパレルも用意。テディベアのグラフィックから色使い、アルファベットの使い方に至るまで、藤原らしいアイデアを散りばめている。4回目のコラボについて、藤原に根掘り葉掘り聞いた。

 なお、アイテムは6月22日から伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店で先行発売し、25日から「シュタイフ」の青山店と公式オンラインショップほか、正規取扱店で販売する。

――ヒロシさんが思うシュタイフの魅力は?

藤原ヒロシ(以下、藤原):テディベアといえば「シュタイフ」。僕の中ではそれしかなかったですね。コラボする前は、「古いテディベアがいくらになった」とかのニュースをたまに見るぐらいだったんだけど、調べたらゴジラからピカチュウまで、いろんなものを「シュタイフ」が作っているんですよ。だから“しっかりしたぬいぐるみ”といえば「シュタイフ」かな。キルティングバッグ=シャネルというのと一緒ですね。

――確かに、古いテディベアに希少価値があるのは、それだけデザインや技術が高いということだと思うが、ヒロシさん自身はビンテージの価値を意識する?

藤原:ビンテージの価値を分かっていない方が多いかな。「それ着ちゃうの?」って言われるし。時計でもデニムでもビンテージはみんなすごく大切に扱うけど、僕は欲しいものを買って、それがたまたまビンテージだったから着るというか。そういうタイプだから本当の意味でのビンテージの良さは分かっていないと思います。ビンテージも新しいものも同じ目線で、良いか悪いかだけですね。

――なるほど。今回、子ども服をデザインするにあたってこだわった部分は?

藤原:子ども服だからといって子ども服に寄せるわけではないんですよね。よく言われるんですけど、子どもと話すときも大人に接するときと同じようにできる限り対等に話すから。だから洋服のデザインも僕の中ではそんなに意識してなくて。いつも通り作ったものを専門家が子ども服サイズに落とし込んでくれました。わりと分かりやすく。

――分かりやすさは大事?

藤原:分かりやすさを求められることが多いかもね。それを汲み取りながらだけど、ブランドによっても違う。「シュタイフ」だったら「フラグメント」を知らない人もいるだろうから、そういうマーケットだったら分かりやすくても逆に面白いかな。

――ヒロシさんといえば黒のイメージがあるが、今回はブルーやピンクも使っている。

藤原:タイミングによって変わるんだけど、ブルーとピンクは、その頃使っていた色なんです。定期的に使う色ではあるんだけど。でも黒は一般的には子どもに着せたくないと思うんでしょうね。だから世の中に少ないんだろうけど。ひねくれた家族に着てもらえばいいんじゃないかなと(笑)。

――バックプリントの“steiff”の“s”を小文字にしたのは、140年以上続くブランド史上、ヒロシさんが初めてだ。本国のドイツでも驚きだったと。

藤原:何も考えてなかったんだけど、先に言われていたら大文字に直していたかも知れないなぁ。僕のイメージだけど、小文字の方が優しい感じがするんですよね。だからメールとかでも、「Mr.Hiroshi」と大文字+小文字で来るより、全部小文字の方が友達っぽいなと自分では感じるかも。

――では、今回の「シュタイフ」もその優しい感じを表現したかった?

藤原:そうだね。なんとなく小文字の方が柔らかいかなと。なぜそうなのか本当の意味は分からないけれど、小文字の方が丸っこいところが多いよね。だから小文字を使うことが多いです。

――MA-1の袖の切り替えは、「グッドイナフ(GOOD ENOUGH)」でも使っていたディテールだ。そもそも、このディテールを思いついた経緯は?

藤原:これね。マット・ヘンズリー(Matt Hensley)というスケーターがやっていたんですよ。それを昔、写真で見て。切り替えしてあったのか、貼り付けていただけだったのか分からないんだけど、ここだけ違うフットボールマフラーみたいなのを付けていて。それを真似してやってみて、それ以来ですね。

――今回が第4弾だが、これまでの反響はヒロシさんの耳にも入っている?

藤原:いや、ないですね。褒めてもらいたいのに褒められない。あれすごい良かったとか誰からもない(笑)。

――毎回、完売していると聞いている。ところで、「フラグメント」としてコラボするときに大事にしていることは?

藤原:まずはやるかやらないかの時点でかなりふるいにかけるので、やるってことは「フラグメント」っぽいものが出来上がるってことだと思う。これは「フラグメント」っぽくないなとか「フラグメント」がやってもあんまり意味がないなってものは全部お断りするんですよ。

――「フラグメント」っぽくないものとは?

藤原:具体的に何?って言われても難しいけど、そのときのタイミングにもよるかな。

――ヒロシさんが1からデザインする場合もあれば、完成しているものだからという理由でロゴを載せるだけの場合もある。それはどう見極めている?

藤原:でも世の中のほとんどのものは完成しているから、グラフィックを載せるパターンが多いね。Tシャツも完成されたデザインだし、子ども用に一から袖をどうこうしようとかも最近はあんまりないから、世の中のいろんなプロダクトがほとんど完成形なのかもしれない。

――過去の「シュタイフ」にはぬいぐるみのお腹を裂いたラグもあった。

藤原:でもぬいぐるみ自体は元々あるものだし、そのぬいぐるみのお腹を裂くのをよく許してくれたな、とは思います(笑)。ありものだけど、誰も思いつかなかったこととかこんなものがあったらいいのになとか、そういうことが好きですね。だからルール以上のことや、やりすぎなことはあんまり好きじゃない。オーバーデザインのものは世の中にいっぱいあるじゃん。それが世の中ではやることももちろんあるんだけど。あるデザイナーにとってみれば、(今回の)Tシャツに毛皮を貼ろうとか、アップリケにしようとか考える人がいるのかもしれないけれど、僕はそれがオーバー過ぎるなと思ったりします。自分の中のちょうどいい塩梅があるんですよね。

――Tシャツに使った熊のグラフィックに「シュタイフ」の耳タグ(黄タグ)が付いていない。耳タグがないグラフィックも「シュタイフ」では初めてだそう。

藤原:そうそう。ここに耳タグがあると土産物みたいで興醒めするなと思ったので。もし耳タグを付けるデザインにしないといけないなら違うデザインにしましょうとは言いました。そこはこだわったと言ったら大袈裟だけど、アレンジしすぎちゃうと商業っぽくなりすぎる気がするんですよね。

――なるほど。今後デザインしてみたいものは?

藤原:自分からはあまりないかな。声をかけられたら考えるというか。デザインのことをやっていて自分では「これ最高だ」と思っても、そういうものこそあんまり人に言わないでひっそりやりたいタイプなんです。

――では、僕らがまだ目にしていない名作があると。

藤原:はい、自分の中にはあります。あとで誰かに発掘されたらうれしいなみたいな。

undefined PHOTO:GYO TERAUCHI

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「ブルガリ」のイベントにBLACKPINKのLISAやアン・ハサウェイが登場

 「ブルガリ(BVLGARI)」は6月6日、ハイジュエリーとハイエンドウォッチからなるコレクション「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ(Eden the Garden of Wonders)」を発表した。

 パリのイタリア大使館で開催されたイベントには、ブランドのアンバサダーを務める俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、BLACKPINKのLISA(リサ)、アメリカを拠点とするインド出身のプリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra Jonas)らが参加。また、イタリア出身の元祖スーパーモデルで歌手としても活躍するカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)と、同じくイタリア人の歌手マリオ・ビオンディ(Mario Biondi)がデュエットして会場を盛り上げた。

 イベント中に行われたショーでは、新作コレクションを身に着けたトップモデルらが「ブルガリ」のアイコンであるセルペンティ(蛇)にインスパイアされた曲線のランウエイを歩いた。140点以上の作品が含まれる本コレクションは、中国、日本、東南アジア、米国、中東でも披露されるという。

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「ブルガリ」のイベントにBLACKPINKのLISAやアン・ハサウェイが登場

 「ブルガリ(BVLGARI)」は6月6日、ハイジュエリーとハイエンドウォッチからなるコレクション「エデン ザ ガーデン オブ ワンダーズ(Eden the Garden of Wonders)」を発表した。

 パリのイタリア大使館で開催されたイベントには、ブランドのアンバサダーを務める俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、BLACKPINKのLISA(リサ)、アメリカを拠点とするインド出身のプリヤンカー・チョープラー(Priyanka Chopra Jonas)らが参加。また、イタリア出身の元祖スーパーモデルで歌手としても活躍するカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)と、同じくイタリア人の歌手マリオ・ビオンディ(Mario Biondi)がデュエットして会場を盛り上げた。

 イベント中に行われたショーでは、新作コレクションを身に着けたトップモデルらが「ブルガリ」のアイコンであるセルペンティ(蛇)にインスパイアされた曲線のランウエイを歩いた。140点以上の作品が含まれる本コレクションは、中国、日本、東南アジア、米国、中東でも披露されるという。

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「ベアフット ドリームズ」が「エンドカ」と協業したポップアップ CBDアイテムやルームウエアなど

 「ベアフット ドリームズ(BAREFOOT DREAMS)」は、CBD業界のパイオニア的存在であるデンマークブランド「エンドカ(ENDOCA)」と協業したポップアップを6月17~26日まで「ベアフット ドリームズ」ニコ玉川店で開催する。

 ポップアップは“感じる力を取り戻す”をテーマに、「ベアフット ドリームズ」のルームウエアやブランケット、「エンドカ」のCBDアイテムなど、コロナ禍のストレスを緩和させるリラックス商品を用意する。

 同イベント期間中は、専門スタッフによるインスタレーションを行う。CBDについての解説や自分に合う選び方などをアドバイスする。

■ポップアップ
会期:6月17~26日
場所:「ベアフット ドリームズ」ニコ玉川店
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C 南館3階

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中国の「ルイ・ヴィトン」で模倣品を売られたと客が提訴 裁判所は「ルイ・ヴィトン」に損害賠償命令

 中国湖南省・長沙市にある「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のブティックで購入したバッグなどが模倣品だったとして、購入客が同ブランドを提訴した件について、裁判所は「ルイ・ヴィトン」に対して8万9400人民元(約169万円)の支払いを命じた。

 訴えた購入客(以下、原告)は21年9月、高級ショッピングモールの長沙IFS(Changsha IFS)にある「ルイ・ヴィトン」のブティックで、“ヴォジラール(Vaugirard)”のハンドバッグとアクセサリーを2万2350人民元(約42万円)で購入したが、後日、第三者の鑑定で正規品ではないことが判明。裁判所は「ルイ・ヴィトン」に対して、購入にかかった費用の賠償に加え、懲罰的損害賠償として購入費用の3倍の金額にあたる6万7050人民元(約127万円)も支払うよう命じている。「ルイ・ヴィトン」は、この判決を不服として控訴したと地元メディアにコメントしている。また、裁判所の命令を尊重し、原告と和解したことを認めたが、これまでに自社の小売販売網を通じて模倣品を販売した事実はないと主張し、模倣品と鑑定されたバッグを「ルイ・ヴィトン」が販売したことについても否定している。

 判決によると、「ルイ・ヴィトン」は原告が模倣品専門の恐喝のプロだという証拠を提出しなかったが、原告は購入時のレシートや支払記録を提出したという。専門家は地元紙に対して、「ルイ・ヴィトン」は正規品を消費者に渡したことを証明する義務があり、監視カメラの映像などを提出することで正規品を渡したことは証明できたと説明し、ブランドがこれらの証拠を提出できなければ裁判に負けるリスクを負うことになると述べた。

 この裁判の話題は、中国のソーシャルメディア上でトレンド入りし、多くの認証センターで問い合わせが急増したことが報告されている。また、原告がバッグをすり替えたのではないかという意見や、内部の犯行を疑う声も上がっている。

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人気ディレクター榎本実穂によるメディカルウエア 老舗ユニフォームメーカーと組み女性支援の新ライン

 老舗ユニフォームメーカーのチトセは、同社のメディカルウエアブランド「ユナイト(UNITE)」のハイポジションラインとして今春、「ユナイト ディヴィジョン オブ エムイー(UNITE DIVISION OF ME)」をスタートした。ディレクションを手掛けるのは、セレクトショップのバイヤーなどを経て、現在「リヴィントーン(LIVINGTONE)」や「ミオズモーキー(MIOSMOKEY)」のクリエイティブ・ディレクターとして活躍する榎本実穂だ。

 機能性に特化した従来のユニフォームに対して、袖を通した時の“高揚感”まで大切にした新たなユニフォームで、医療やエステサロンの現場では少ない「(ウエアの)選べる自由」を提案する。メディカルウエアの機能性とファッション視点の立体的なパターンの美しさを兼ね備えたアイテムは、普段使いすることも可能。医療現場では消耗品のため、約8000円~1万6000円という価格帯にもこだわった。

白衣の機能性×ファッション視点のデザイン性

 第1弾のラインアップは、比翼仕立てにすることでシャープな印象に仕上げたノーカラーのドクターコート(1万5180円=税込)、ウエストを程よく絞ったファスナー式のスクラブ(医療用白衣・9570円)、セーラーカラーのトップス(9790円)、センターにクリースステッチを施したパンツ(8580円)などの全10型。SS~3Lの各6サイズで展開する。

 色味は、クリームやヌードピンク、ダークネイビーなどのニュアンスカラーで統一し、周囲に威圧感を与えない、上品でクリーンなカラーにこだわった。素材はチトセの知見を活かし、伸縮性と制電性のある“ダブルクロスライト”、制菌と透け防止、UVカット機能を兼ね備える“軽量ストレッチツイル”、ドライな肌触りで制菌性のある“ソフトトロピカル”など、既存の3種類を採用した。

 そもそもディレクションを引き受けた経緯について、榎本ディレクターは「疲弊している医療従事者の方、特に女性を応援できるプロジェクトだったため」と話す。「オファーをもらった2020年は、自分自身も独立したタイミング。コロナによる未曾有の事態の最中で、このままファッションを続けていいのか?と思い悩んでいた時期でもあったが、これなら“ファッションしかできない”自分が、社会のために何か出来るのでは?と思えた」と続ける。

“気分の上がる”制服で女性を支援

 製作にあたり事前に医療現場で入念なヒアリングをしたというが、「既存のユニフォームに対して『もっと、こうだったらいいのに!』という声が意外にも少なかった。選べる権利はないので何か思ったこともなかった、という“諦め”のような印象。でも多くの人と関わる現場なので、言葉にせずともきれいに見られるのは嬉しいはず。ユニフォームを通して、気分を上げてもらう手伝いならできると思った」と振り返る。

 モノ作りにおいては、制電性や制菌性、ストレッチ性、ポケットの位置、洗いやすさなどの制約を守りつつ、過剰なディテールをそぎ落とすことで、スマートなデザインを追求。既存のメディカルウエアは平面的なパターンが多いが、パネルやダーツ使いで、身体のラインに程よく沿う美しいシルエットに仕上げた。

 「ユナイト ディヴィジョン オブ エムイー」の立ち上げに合わせて、同社初のブランド公式サイトやオンラインストア、インスタグラムなどもスタート。カタログ注文だけだった従来の販売方法から、一般的の人も購入できるシステムを作りBtoCの発信も強化する。「展示会で新作をお披露目したり、接客で商品を紹介できたりするのは、実はファッションならでは。ユニフォーム業界では、カタログ訴求と代理店販売だけなので、世界観を伝えるのが難しいが、そこから変えていきたい。次は素材から開発するのが目標。女性支援という軸はブレずに、今後はポップアップなどを企画して、より多くの方に手に取ってもらう機会を作っていきたい」。

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新生「エーグル」CEO、「価値観を共有する全ての人々に届けることが使命」

 1853年にフランスで誕生した「エーグル(AIGLE)」の歴史は、機能性とスタイルを重視したハンドメイドのラバーブーツを生み出したことから始まる。創業以来自然との調和を大切にし、アウトドアのみならず都会でのアクティブなライフスタイルをサポートしてきた「エーグル」は、コロナ禍での人々の価値観の変化を追い風に躍進する。2019年にCEOに就任したサンドリン・コンセイエ(Sandrine Conseiller)氏に、「エーグル」が描くビジョンを聞いた。

自然との真の絆を求める
人々に届ける

WWD:改めて、「エーグル」の強みは?

サンドリン・コンセイエ「エーグル」CEO(以下、コンセイエCEO):CEOに就任してまず、アーカイブを振り返り、ブランドがたどってきた169年の歴史を理解するところから始めた。驚いたのは、「エーグル」が創業当初から「スタイル」と「機能性」を掲げていたことだ。そして、サステナビリティという言葉がなかった時代から商品の耐久性に価値を置いていた。今の時代にブランドに求められる価値観をすでにコアに持っていたことは、非常に嬉しい発見だった。

WWD:「エチュード スタジオ(ETUDES STUDIO)」創業者チームをアーティスティック・ディレクターに指名した狙いは?

コンセイエCEO:彼らが就任する以前は、アーティスティック・ディレクターというポジションを設けていなかった。人々は地球に優しいからではなく、それを身に着けたくて商品を買う。だからブランドの根幹にあるサステナビリティによりコミットするためには、同時にファッション性を高めることが必要だ。創業以来大切にしてきた都会と自然を融合させる感覚を維持しながら、商品をさらに魅力的なものにアップデートできるのが彼らだった。

WWD:ファーストコレクションの感想は?

コンセイエCEO:非常に良いスタートが切れたと思う。特に自然を感じる色やプリントが素晴らしい。コロナ禍でロックダウンを経験した人々の間で、自然とのつながりを感じたいという欲求が高まっている。昨今、多くのブランドが“地球のために”といったメッセージを打ち出しているが、「エーグル」は、自然との真の絆がある点で大きく違う。それを強調するようなコレクションだった。ターゲット層は、こちらから年齢や属性で絞らない。価値観を共有する全ての人々に届けることがブランドの使命だ。実際にそうした価値観に敏感な人々は増えており、ブランドの魅力を再発見してくれているように感じている。

顧客を巻き込みパーパスを実現

WWD:コロナ禍での商況は?

コンセイエCEO:21年は20年比で20%増、コロナ以前の19年比でも7%増という業績を残すことができた。利益も同様に、19年、20年を超えた。厳しい局面もあったが、この世界的なクライシスがブランドの進化を後押ししてくれた。19年にはファッションブランドとして初めて、フランス政府が定める「使命を果たす会社(Purpose driven company)」に認定された。

※2019年にフランスでPACTE法に基づき導入された、企業が利益以外の社会や環境目標を定款に定める新たな企業形態

WWD:「エーグル」のパーパスとは?

コンセイエCEO:「足跡以外の痕跡を残さずに、大いに経験し人生を謳歌するために」だ。つまり、あらゆる天候下で人々が外に出掛けることをサポートすると同時に、カーボンフットプリントの削減に向けて最大限の努力をするということ。このパーパスの下、温室効果ガスの排出量を30年までに少なくとも現在より40%削減することを目指し、環境に配慮した素材や再生可能エネルギーへの切り替えなどを進めている。また、本国で実施する中古品の販売などを通して、私たちのコミットメントに顧客を巻き込むことにも取り組んでいる。

WWD:今後の展望と日本市場に期待することは?

コンセイエCEO:「スタイル」と「機能性」を時代に合わせて発展させていく。またすでに述べたように、カーボンフットプリントの削減は優先事項の一つだ。ブランドの成長にとって、日本は非常に重要なマーケットだ。加えて、日本は「エーグル」が海外で初めて路面店を開いた場所でもある。日本は新しいトレンドが生まれる場所でありながら歴史を重んじるという点でユニークだ。歴史に裏打ちされたフランス製のクラフツマンシップとサステナビリティはまさに日本市場の顧客が求めるもので、原宿にオープンした旗艦店を拠点にブランドの価値観を発信していきたい。

「エーグル」の哲学をひもとく
様子を捉えた
ドキュメンタリー動画を制作

 YouTubeと日本公式インスタグラムでは、アーティスティック・ディレクターの3人が22年春夏コレクションを制作する過程を追ったドキュメンタリー動画を公開している。撮影は、ファッションドキュメンタリーを数多く手掛けるロイック・プリジェント(Loic Prigent)監督が行った。3人が新たなアイコンブーツ“アトリエ”を製造する工場を訪れる様子や、キーアイテムであるトレンチコートに施した工夫を語る様子を映している。

日本公式インスタグラム
アカウントを立ち上げ

 「エーグル」はこのほど、日本の顧客に向けた公式インスタグラムアカウントを立ち上げた。“エーグルメーカーズ”と名付ける、「まちと自然をつなぎ、寄りそう暮らし」を実現するクリエイターらの紹介や、日本で活躍するスタイリストを起用した日本の顧客に向けたコーディネート提案などのコンテンツを発信していく。

問い合わせ先
AIGLEカスタマーサービス
0120-810-378

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「パブリック トウキョウ」 × 「ドラゴンボール」 名画にオマージュを捧げた描き下ろしTシャツを発売

 TOKYO BASEが手掛けるブランド「パブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)」は6月10日、漫画・アニメ「ドラゴンボール」とコラボしたTシャツを発売する。価格は各6930円(税込)で、販路は「パブリック トウキョウ」の神宮前店、渋谷店、大阪店とオンラインストア、「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」。

 名画にオマージュを捧げたグラフィックは、いずれも今回のコラボのために描き下ろされたもので、それぞれ“耳飾りのブルマ”“富嶽悟空”“山水画悟空”の名前が付けられる。発売に合わせて神宮前店では展示を行い、購入者から抽選で10人に、6月11日に公開される映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のポスターをプレゼントする。

 「パブリック トウキョウ」は2018年にデビューした、メード・イン・ジャパンにこだわるブランド。

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「シュプリーム」と「ザ・ノース・フェイス」の春夏コラボ第2弾 3WAY仕様のトレッキングジャケットなど全12型

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボレーションアイテムを6月11日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などにある旗艦店で販売し、「ザ・ノース・フェイス」では取り扱わない。

 両社のコラボは毎シーズンの定番で、今回は2022年春夏シーズンの第2弾となる。トレッキングジャケットやフーディーなど7型のアパレルを中心に、ソフトビルキャップとバケットハット、バックパック、ウエストバッグ、トレッキング・サンダルの全12型を用意。トレッキングジャケットはパンツとのセットアップで、どちらも耐水性を備えたリサイクルナイロンを採用している。袖と裾はそれぞれジップで取り外し可能で、長さが調節できる3WAY仕様だ。また、フーディーやスエットパンツ、Tシャツには部分的に「シュプリーム」らしいバンダナ柄を配している。

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ラグタグ渋谷店でスタイリスト三田真一が選んだ古着100点を販売するイベントを開催

 デザイナーズ古着のラグタグは、スタイリスト三田真一をセレクターに起用したポップアップイベント「RAGTAG100 POP UP SELECTED BY 三田真一」を渋谷店でスタートする。期間は6月17〜26日。6月20日からは、ラグタグのオンラインストアでも一部の商品を販売する。

 同イベントは、東京国立市にあるラグタグの倉庫に集積された約30万点の古着の中からセレクターが100着を選ぶもので、今回で5回目の開催となる。過去にはミュージシャンのオカモトレイジ(OKAMOTO’S)や、フォトグラファー兼ジャーナリストのシトウレイらがセレクターを務めた。

 三田は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「エルメス(HERMES)」などのメゾン系から、「コモリ(COMOLI)」「オールドパーク(OLD PARK)」「SUNSEA(サンシー)」といったカジュアルブランドまで、「自分が影響を受けたブランドや2000年代のアイテムを中心に、メンズ・ウィメンズを問わず楽しめる服を選んだ」と話す。

 三田は1975年生まれ。スタイリスト熊谷隆志に師事し、97年に独立。翌年渡英し、ロンドンを拠点に活動。2001年に帰国してファッション誌、広告、ミュージックビデオなどを中心に活動中だ。今春、ディレクターを務める新ブランド「アイ ニーヂュー ベイベー(I NEED YOU BABY)」もスタートした。

■RAGTAG100 POP UP SELECTED BY 三田真一
日程:6月17〜26日
時間:11:00〜20:00
場所:ラグタグ渋谷店1階
住所:東京都渋谷区神南1-17-7

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「プロエンザ スクーラー」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「バッドボーイ」がグラフィックデザイナーAsahiNaとコラボ 「パブリュクス」でポップアップ開催

 デイトナ・インターナショナルのウェブ限定ブランド「パブリュクス(PUBLUX)」は、グラフィックデザイナーのAsahiNaと、リブランディングした「バッドボーイ(BAD BOY)」のコラボレーションアイテムを6月11日に発売する。フリークス ストア(FREAK'S STORE)オンラインストア、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱うほか、フリークス ストア渋谷併設のギャラリースペース「オープンスタジオ(OPEN STUDIO)」で6月11〜19日に開くポップアップで販売する。

 アイテムはTシャツ3型(各3色、各税込5995円)とシースルートップス(3色、同6996円)をラインアップした。1990年代後半〜2000年代初頭に全国の小学生男子の間で流行した「バッドボーイ」のロゴに、AsahiNaによる00年代カルチャーを意識したデザインを落とし込み、トレンドのY2Kファッションを表現した。

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ランニング首位の背中を猛追 アシックス廣田社長の手応え

 アシックスの廣田康人社長は「(主力の)ランニングシューズでかなり巻き返すことができた」と話す。日・米・欧でそれぞれシェア1位をめざす「Cプロジェクト」を推進。厚底シューズで主要レースの表彰台を独占するナイキに差をつけられてきたが、昨年春に発表した戦略商品“メタスピード(METASPEED)”で反転攻勢に出た。このシューズを履いた契約ランナーの自己記録更新と上位入賞の報告が各国から相次いでいるのだ。

 2020年に始まったCプロジェクトは創業者・鬼塚喜八郎がかつて推進した「頂上作戦」にちなむ。社長直轄のプロジェクトチームに研究開発、選手サポート、法務・知財、生産、マーケティング、営業などの精鋭スタッフを集めた。組織のタテ割りを廃することで意思決定のスピードを上げ、集中的な投資で数多くの一流選手との契約を勝ち取った。

 成果は21年12月期業績にもあらわれる。上位モデルがけん引する形で、主力のパフォーマンスランニング部門の売上高は同31.0%増の2082億円。コロナ前の19年12月期と比較しても2割増になった。廣田社長は「コロナ下で健康への関心が高まり、安心して楽しめるランニングやウォーキングの人口が世界的に増えている。当社の強みを生かせる」と自信を深める。

 最新モデル“メタスピード プラス(METASPEED +)”を6月中旬に発売するのに合わせ、リアルでの草の根活動を再開する。5000mのタイムを競う大会を全国6地区とバーチャルで順次開催する。上位入賞者は9月に東京で行われる決勝大会に出場する。ランナーに走る楽しさを久々に体感してもらう場を作る。

 廣田社長自身も50歳を過ぎてからマラソンを始めた。三菱商事時代の07年、第1回東京マラソンの市民ランナーの姿に触発されてスポーツ用品店に入った。勧められたのが「アシックス」のシューズだった。以後、トレーニングを続けて、17年の大阪マラソンで3時間53分の自己記録を達成。翌18年4月には、アシックスの社長に就任した。ランナーとしても自社製品を履き、厳しくチェックする。4月には高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン(岐阜県)に出場した。久しぶりの実践を1時間55分のタイムで走った。

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MALCOLM BETTS SNAP OF KOBE AND SHIBUYA STORE STAFF

こんにちは。

 

6月10日(金)よりバーニーズ ニューヨーク神戸店・西武渋谷店にて順次開催予定の<マルコム ベッツ>トランクショー。

日本ではバーニーズ ニューヨークのみのお取扱いとなる<マルコム ベッツ>は、お客様はもちろんのことスタッフからも永く愛されています。

普段、スタッフはどのように<マルコム ベッツ>のジュエリーを身に着けているのでしょう!?

本日は神戸店・西武渋谷店スタッフの<マルコム ベッツ>ジュエリーコーディネートをご紹介いたします。

 

まずは神戸店スタッフから。

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神戸店マネージャー 杉岡潤子

「シンプルながら主張のある<マルコム ベッツ>のリングは、自分が持っているほかのブランドのアクセサリーともマッチしてくれます。

長く使っていきたいです。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

リング

 

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神戸店スタッフ 明坂有希

「デイリーに使える<マルコム ベッツ>のバングルは、風合いを楽しみながらずっと愛用したいアイテムです。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

右手: バングル

 

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神戸店スタッフ 髙田二千華

「<マルコム ベッツ>のジュエリーは1つでも存在感のあるデザイン。

身に着けるだけで気分が上がるお気に入りのリングです。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

右手: リング

 

西武渋谷店スタッフのジュエリーコーディネートもご紹介します。

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西武渋谷店サブマネージャー 沼尻琴江

「ガーネットがポイントの右手中指リングはサイドにルビーとエメラルドがセットされているので、着け方次第で印象が変わります。

毎日ファッションに合わせて、ジュエリーコーディネートを楽しんでいます。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

右手: 中指真ん中のリング

左手: 薬指ダイヤモンド付ゴールドリング・ゴールドバングル

 

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西武渋谷店マネージャー 村松秀

「身に着けているリングを眺めていると、そっと心に安らぎを与えてくれる<マルコム ベッツ>。

そんなブランドならではの温もりが、『ずっと身に付けていたい』と心から思う魅力です。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

左手: 薬指リング

 

バーニーズ ニューヨークのジュエリー担当として、日々<マルコム ベッツ>のジュエリーと向き合っているスタッフは、マルコム・ベッツ氏の魅力をこう語ります。

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アシスタントバイヤー 小川薫

「彼はアーティストではありますが、いつもお客様の反応を気にかけています。

コレクション全体の感想はもちろん、”彼女の買ったバングルどうだったかな?”と具体的に聞いてくることも。

そういう言葉をすくいとって、圧倒的な作品に繋げてくれるので、毎回驚かされます。

優しい人となりも魅力的で、私自身も入社一年目に購入したリングは毎日肌身離さず身につけています。」

【着用している<マルコム ベッツ>のアイテム】

右手: バングル・リングすべて

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今回のトランクショーでは、カラーストーンやダイヤモンドをセットしたリング・ピアス・ネックレスなどの新作コレクションをウィメンズ・メンズともに幅広くご紹介いたします。

新作の一点物ジュエリーは、一部オフィシャルサイトにてご紹介しております。

こちらもあわせてご覧ください。

https://www.barneys.co.jp/womens/beauty-and-accessory/malcolm-betts-na-22ss.html?blog

 

また、各店のイベント期間中に限り、お客様のご希望にあわせたサイズや石のセッティングの追加、素材変更等のスペシャルオーダーも店頭にてご相談いただけます。

※アイテムにより可否・内容が異なります。店頭スタッフへご相談ください。

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。予めご了承ください。

※オーダー品のお渡し予定は店頭にておたずねください。

 

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英国 ロンドン発のファインジュエリーブランド<マルコム ベッツ>の世界観・魅力をより多くの方にご堪能いただきたいです。

ぜひこの機会にバーニーズ ニューヨーク神戸店・西武渋谷店にて<マルコム ベッツ>のジュエリーをお楽しみくださいね。

 

TRUNK SHOW: MALCOLM BETTS

6/10 FRI. – 6/14 TUE. 神戸店1F

6/17 FRI. – 6/26 SUN. 西武渋谷店

※イベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

※お品切れの際はご容赦ください。

 

横浜店・福岡店スタッフの<マルコム ベッツ>ジュエリーコーディネートも、

こちらからご覧ください>>>

 

感染拡大防止へのお願いと安全・安心への取組みについて>>>

「サボン」がリニューアルした中目黒の旗艦店でアフタヌーンティーや空き容器のアップサイクルを提案

 「サボン(SABON)」が今年3月にリニューアルした中目黒の旗艦店「サボン アトリエ スパ(SABON ATELIER SPA)」では、ブランドを五感で楽しめるイベントやサービスを実施・提供している。同店は世界初の常設スパを併設し、ブランドを代表する死海の塩入りの“ボディスクラブ”などを用いたぜいたくなオールハンドのトリートメントを提供。

 そのほか本来廃棄されるはずの花に新たな命を吹き込むRINと協業し、フラワーショップも併設。ロスフラワーを店内にディスプレーするほか、フラワーブーケやギフトボックスにも使用し、花のある生活を提案する。さらに6月19日にはゲストに長谷川ミラを迎え、ロスフラワーを使用したキャンドル作りやサステナブルなライフスタイルをテーマにしたオンラインワークショップも旗艦店より配信。後日オンデマンドでの視聴も可能となる。

 5月26日〜7月13日は活気づくマルシェをイメージした新作の“プチマルシェ リミテッドコレクション”の発売を記念したアフターヌーンティーを提供している。“人と地球にやさしい”ビーガンスイーツと軽食、オーガニックドライフルーツティーの特別メニューを用意する。アフターヌーンティーには同コレクションの限定の香り “ワイルド・ペアー”“ジンジャー・オレンジ”“ラベンダー・アップル”のいずれかのボディーミルクをプレゼントする。

TEXT:ERI KITASAKA
問い合わせ先
サボン ジャパン
0120-380-688

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資生堂の「クレ・ド・ポー ボーテ」から洗うたびに潤う肌に整えるクレンジングオイル誕生

 資生堂のグローバルブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は8月21日、ハイパフォーマンスクレンジングシリーズからメイク落とし“ユイルデマキアントヴィサージュ”(税込6600円※編集部調べ)を発売する。

 “ユイルデマキアントヴィサージュ”が着目したのは「環境耐性力」。洗うたびに潤いが満ちた肌環境に整える独自技術「レジリロックテクノロジー」を採用し、肌本来の水分レベルとpHバランスを自然な状態に保つ。また、肌を保護するグレープシードオイルをはじめ、厳選した3種のボタニカルオイルを配合し、潤いのある明るく柔らかな肌へ導く。

 テクスチャーは軽やかでみずみずしく、素早く肌になじんでウオータープルーフメイクや毛穴汚れを取り除く。香りは希少なランや天然ローズにインスパイアされた優美な印象。

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「サムソナイト」がプロサッカー選⼿のロメル・ルカクをアンバサダーに指名

 バッグブランドの「サムソナイト(SAMSONITE)」は、トラベルコレクション“プロクシス(PROXIS)”のアンバサダーにプロサッカー選⼿のロメル・ルカク(Romelu Lukaku)を指名した。ルカクは、ベルギー出身で英プレミアリーグのチェルシーFCに所属する。

 ルカクは、「私は遠征時やプライベートで多くの距離を移動するため、⾼いクオリティーを持つラゲッジを必要としていた。『サムソナイト』のおかげで私の旅はとても快適になった」と話す。ルカクは、今年11月にカタールで行われるワールドカップにも“プロクシス”のスーツケースを持参する予定だ。

 「サムソナイト」は1910年に米国・コロラド州デンバーで創業。“プロクシス”は「サムソナイト」が独⾃開発した素材“ロックスキン(ROXKIN)”を用いたトラベルコレクション。ブランド担当者は、「最大の特徴は軽量で耐衝撃性に優れる点」と話す。

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「バーバリー」がアイコンバッグ“ローラバッグ”にフォーカスしたポップアップストアをオープン

 「バーバリー(BURBERRY)」は、アイコンバッグ“ローラバッグ(LOLA BAG)”にフォーカスしたポップアップストアを伊勢丹新宿店本館と阪急うめだ本店にオープンする。期間は伊勢丹新宿店本館が6月15日から28日まで、阪急うめだ本店が6月29日から7月12日まで。

 ポップアップストアでは、キャメルやブラックなどのクラシックカラーから、ブライトスカイブルーやプリムローズピンクといったビビッドカラーまで、さまざまなカラーをまとった“ローラバッグ”を用意。そして、ポップアップ限定としてピスタチオカラーのレザー素材やコットンキャンバス素材を使用したモデル、モノグラムにビジューをあしらったシリアルナンバー入りのモデルも数量限定で展開する。また、“ローラバッグ”シリーズから派生したバケットバッグやサッチェルバッグ、バムバッグ、カメラバッグなどもそろえる。

 “ローラバッグ”は、2019-20年秋冬コレクションにデビュー。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)がデザインし、ソフトなシルエットや“TB”ロゴのクラスプ、光沢にアルチェーンなどが特徴だ。

■「バーバリー」“ローラバッグ”ポップアップストア
日程:6月15〜28日
場所:伊勢丹新宿店本館 1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:6月29日〜7月12日
場所:阪急うめだ本店 1階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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「バーバリー」がアイコンバッグ“ローラバッグ”にフォーカスしたポップアップストアをオープン

 「バーバリー(BURBERRY)」は、アイコンバッグ“ローラバッグ(LOLA BAG)”にフォーカスしたポップアップストアを伊勢丹新宿店本館と阪急うめだ本店にオープンする。期間は伊勢丹新宿店本館が6月15日から28日まで、阪急うめだ本店が6月29日から7月12日まで。

 ポップアップストアでは、キャメルやブラックなどのクラシックカラーから、ブライトスカイブルーやプリムローズピンクといったビビッドカラーまで、さまざまなカラーをまとった“ローラバッグ”を用意。そして、ポップアップ限定としてピスタチオカラーのレザー素材やコットンキャンバス素材を使用したモデル、モノグラムにビジューをあしらったシリアルナンバー入りのモデルも数量限定で展開する。また、“ローラバッグ”シリーズから派生したバケットバッグやサッチェルバッグ、バムバッグ、カメラバッグなどもそろえる。

 “ローラバッグ”は、2019-20年秋冬コレクションにデビュー。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)がデザインし、ソフトなシルエットや“TB”ロゴのクラスプ、光沢にアルチェーンなどが特徴だ。

■「バーバリー」“ローラバッグ”ポップアップストア
日程:6月15〜28日
場所:伊勢丹新宿店本館 1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:6月29日〜7月12日
場所:阪急うめだ本店 1階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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志風音が「マーク・ゴンザレス」日本市場のマスターライセンスを取得

 志風音はこのほど、スケートブランド「マーク・ゴンザレス(MARK GONZALES)」を運するアメリカのトゥルマイズ(TULUMIZE inc.)と、日本市場におけるマスターライセンス契約を締結した。契約締結発表にあたって同氏による新たなアートワークの一部を公開した。

 同ブランドは、アメリカのプロスケートボーダー兼アーティストであるマーク・ゴンザレスによるもので、同氏は「シュプリーム(SUPREME)」のアートワークや「アディダス スケートボーディング(ADIDAS SKATEBOARDING)」とのコラボレーションなどを手掛けている。

 志風音は今後、トゥルマイズと連動しながら、ゴンザレスが描き下ろしたアートワークをベースにブランドを運営していくという。志風音が商品の企画・生産・販売を担い、2022-23年秋冬シーズンから販売開始する予定だ。

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メタバースは人類に残されたフロンティア 「今週の特集お届け隊」2022年6月6日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年6月6日号からの抜粋です)

小田島:メタバース参入を狙う企業が非常に多いので、先行企業に「実際どうなの?」と聞くというのが今回の特集の趣旨でした。取材相手が皆、「モノを売ろうと思って参入しても思うようにはいかない」と話していたのが印象的でしたね。“体験”ができる場の提供やユーザーとのコミュニケーションがメタバースでは大事なようです。

平川:バーチャルの世界には、リアルな世界の法律をそのまま当てはめることができません。リアルの世界で守られている商標権や意匠権は、デジタル上では必ずしも守られるわけではないんです。状況が整理されていないので、法律家の間でも現状は意見が分かれることが多いし、判例も少ない。メタバースはまだまだ机上のもので、発展途上だと強く感じました。

小田島:まさに“ワイルドフロンティア”です。参入している人も手探り状態。でも一つ言えるのは、みんなすごく楽しそうなんです。好きじゃないと続かないから、必然的に熱意がある。彼らがひたすら開拓を続けた先に、ビジネスとして大きな実りが待っていると期待します。実際にメタバースを体験したことがあるかないかで大きな差があるので、先行者の優位性は現時点で結構大きくなっているはず。

平川:個人的には、以前「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」がゼペット(ZEPETO)で開いていたバーチャル展示会に参加したことがあります。一通り楽しみましたが、ゲームが得意な人の方が向いているのかなと思いました。パソコンの性能など、ハード面の問題もハードルになりそうです。

小田島:スマホで体験できるものも多いので、実はそんなに高いハードルではないんですよ。うちの娘たちの世代は、バーチャルの世界で遊ぶのが当たり前。これで遊んで育った人たちの生活は、もうメタバースの延長線上にしかないのでは。

平川:法制度がしっかり整えば、メタバース上のビジネスも活発になりそうですが、他方で法規制や規範が整わないとビジネスの一歩を踏み出しにくく、ニワトリとタマゴのようなジレンマを感じます。

小田島:まさにワイルドフロンティア。

平川:人類には、深海、宇宙だけでなく、メタバースというフロンティアも残されていたということですね。

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