「ヴェトモン」がクチュール最終日に2年半ぶりのショーを開催

 「ヴェトモン(VETEMENTS)」は、オートクチュール・ファッション・ウイーク最終日の7月7日に2023年春夏コレクションのショーを開催する。ここ数シーズンは独自のタイミングでコレクションのルック写真を発表していたため、同ブランドがショーを開くのは20-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイークに参加した20年1月以来、2年半ぶり。グラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)=ヴェトモン共同創業者兼最高経営責任者(CEO)兼クリエイティブ・ディレクターによると、21年7月に立ち上げたもう一つのブランド「VTMNTS」との違いを明確化させるようだ。

 一方、「VTMNTS」は3月、スーパーマーケットの「モノプリ」跡で22-23年秋冬コレクションの有観客ショーを開催。6月14日には、スイス・チューリッヒ空港に建設中のビル内で撮影した23年春夏コレクションのショー映像をデジタルで発表したばかりだ。

The post 「ヴェトモン」がクチュール最終日に2年半ぶりのショーを開催 appeared first on WWDJAPAN.

ユナイテッドアローズ2022-23年秋冬ウィメンズはクラシック×フェミニンな辛口ミックス

 ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)ウィメンズの2022-23年秋冬は、クラシックなアイテムに、フェミニン要素を加えた辛口ミックスのスタイリングを提案する。MD面では品番数を前年の8割程度まで絞り、コーディネートを前提としたメリハリのある打ち出しに力を入れる。

 浅子智美ウィメンズファッションディレクター兼バイヤーは、「今春夏打ち出したフリルやタックを施したブラウスなど、強めのディテールの商品に想定以上に手応えを感じた」と話し、秋冬はチュールやレースのブラウス、カーディガンなどドラマチックなアイテムを、ツイード素材やキルト素材のジャケットやベストといったクラシカルなアイテムと組み合わせてUAらしい辛口ミックスを表現する。

 「トレンドのY2Kを意識した」という一押しルックでは、ツイード素材のベストとミニスカートのセットアップにロングブーツを合わせた。足元はマニッシュなスタイリングに合うローファーやサイドゴアブーツは継続して提案しつつ、特にロングブーツのバリエーションを増やした。「これまでボトムスは、6cmヒールのパンプスやフラットシューズを基準に検討していたが、今季はロングブーツに合わせてきれいに見える丈感を重視した」といい、スカートはミドル丈からミニ丈を中心にそろえた。

 アウターは、暖冬を念頭にリバー素材やミドル丈の軽めのコートが中心。カラーパレットは、モノトーンでシックな印象からはじまり、ピンクやイエロー、後半にかけては発色の良いオレンジやグリーン、ロイヤルブルーを加えていく。

 シーズンテーマは、「愛と感謝」。浅子ディレクターは、「商品の企画を始めた1年前はまだコロナの状況が読めず、業界全体で先行きが読めない不安感があった。そんなネガティブなムードを払拭するべく、あらためてチームや取引先にきちんと愛と感謝を伝えながらモノ作りをしていくことを念頭においた」と話し、恒例のチャリティープロジェクトでは愛を表現するピンクをテーマカラーに、「フィータ(PHEETA)」や「バトナー(BATONER)」など6ブランドとコラボする予定だ。

The post ユナイテッドアローズ2022-23年秋冬ウィメンズはクラシック×フェミニンな辛口ミックス appeared first on WWDJAPAN.

「ワイズ」と「マッキントッシュ」がコラボ はっ水・透湿性を備えたコート2型を販売

 「ワイズ(Y'S)」は、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」と協業したコートコレクション“Y's クラフテッド バイ マッキントッシュ(Y's CRAFTED BY MACKINTOSH)”を7月13 日に数量限定で発売する。「ワイズ」の直営店と「マッキントッシュ」の一部店舗で取り扱う。

 アイテムは、フーデットコートとケープコートの2型で、「ワイズ」のブランド設立50年の歴史を振り返るカプセルコレクション“ワイズ1972”の新作として登場した。フーデットコート(税込28万6000円)は、後ろ側に分量感を持たせた立体的なシルエットが特徴。ケープコート(同24万2000円)は、あえて左右の身ごろをアンバランスに仕上げたユニークなデザインだ。いずれもリバーシブルで着用することができ、カラーはブラック×ホワイトとトップ×ベージュをそろえる。

 さらに、「マッキントッシュ」が開発した機能素材“レインテック”をそれぞれに使用しているため、防水性に加えてはっ水・透湿性も備えている。

The post 「ワイズ」と「マッキントッシュ」がコラボ はっ水・透湿性を備えたコート2型を販売 appeared first on WWDJAPAN.

「ジョルジオ アルマーニ」と「ゼニア」への“旅”で令和最高の美しい1日 2023年春夏メンズコレ取材24時Vol.3

 2023年春夏コレクションサーキットの皮切りとして、各都市のメンズ・ファッション・ウイークが開催しています。日本から渡航する関係者は多くないものの、「WWDJAPAN」は今季も現地取材を敢行し、現場から臨場感たっぷりの情報をお届けします。担当するのは、大塚千践「WWDJAPAN」副編集長とパリ在住のライター井上エリの2人。今回はミラノ最終日の「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」と「ゼニア(ZEGNA)」の2ブランドを大塚がリポートします。

21日 10:30「ジョルジオ アルマーニ」

 この日のミラノも35度越え。さすがに体力が削られてきました。でも、今日のショー取材は2ブランドだけです。大丈夫、頑張れる。そう気持ちをふるい立たせて、「ジョルジオ アルマーニ」の現場に向かいました。会場はシアターのような空間で、2日前にショーを開催した「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」の会場アルマーニ / テアトロの広いホールとは全く異なる雰囲気です。壁面には、風によって隆起した砂のイメージが飾られており、砂漠をテーマにしたシーズンなのだと想像させられます。

 グレイッシュなブルーを基調にしたスタイルが連続し、ホワイトやサンド、ブラックといった色彩も盛り込んでリズムを加えます。代名詞のテーラリングはとてもしなやかで、砂漠を歩く男たちを軽快に演出していました。極太のラペルやボクシーなシルエットを採用したジャケット、強めにテーパードしたスラックスなど、要素はクラシックなのに、ウエアは素材感や柄使いによってとても軽やかです。逆に、シルキータッチなラウンジウエア風のスタイルや、カラフルなニットウエアなどのカジュアルアイテムには気品があります。中盤に登場したパープルのカラーパレットや、異国情緒漂う柄使い、大判のスカーフをゆるりと肩がけしたスタイリングも印象的でした。

 そして個人的に最も気になったのが、ポケットのあしらいです。ジャケットには両玉縁ポケットを多用し、重力や人の動きによってポケット下側に生じる落ち感が、素材の美しさをさらに際立たせていました。たぶん、このコンパクトな空間だからこそ感じられたディテールです。やはり画面だけを見るのと、素材を近くで見るのとでは、情報量の差は圧倒的に違いました。酷暑の日々で削られていく心と体が、美しいショーによって潤っていくのが分かります。ありがとう、アルマーニさん。ありがとう、ミラノ。

21日 16:00「ゼニア」

 と、いつも通りであればミラノメンズはここで終わっていました。しかし今回は、「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」改め「ゼニア」が初日から最終日に移動する変則的なスケジュールで、ミラノメンズのラストを飾ります。しかも、ミラノ中心部から車で約1時間半の距離にある、北イタリアのピエモンテ州・ビエッラに構えるゼニア本社が会場です。指定された場所に集合すると、ハイヤーに韓国とオーストラリアのメディアと共に相乗りして旅へと向かいます。そういえば、日本でも「ダブレット(DOUBLET)」のショーで、バスに片道3時間乗って会場に向かうという経験をしました。だから今回は余裕です。たぶん、韓国とオーストラリアのメディアよりも、その点は経験値が高い自信があります。何なら車中で溜まりに溜まった原稿も書けちゃうよと余裕をぶっこいていたのに、気がついたら寝落ちしておりました。やはり、体は正直なようです。

 1時間半のドライブの末、ようやく自然に囲まれたゼニア本社に到着しました。きれいなグレーのユニホームをまとったスタッフが、ウェルカムドリンクや数えきれないほど種類があるフィンガーフードを次から次へと提供してくれます。お腹は正直パンパンでしたが、おそらく全種類コンプリートしました。だって、おいしいんだもの。建物は、工場を併設しているとは思えないほどエレガントな佇まいで、視界に入る全てが美しいのです。工場スペースを抜け、階段を上ってショー会場となる屋上に到着。あれ?ここどこかで見覚えがあると思い出しました。実はここ、21年春夏コレクションの映像で登場した場所だったんです。本来であれば21年春夏シーズンのショーで実現したかったことを、コロナの収束が見え始めたこの段階でようやく実現させたです。

 ミラノを出てからすでに3時間が経過。イタリアはサマータイムで、この時間でも日差しがまだ強い。ショーを待っている間も額に汗がにじんでくるほどでしたが、その太陽が山にかかって隠れた19時30分に、ショーがスタートしました。このタイミング、狙っていたんでしょうか。だとしたら、おしゃれすぎませんか。コレクションは、最近の「ゼニア」で定着してきたイージーフィットのきれいなテーラリングと、スポーツの要素を掛け合わせたスタイルが主軸です。アレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartori)=アーティスティック・ディレクターは、テキスタイルやディテールに革新性を加えることで、テーラリングの進化に挑み続けており、今シーズンもそれは不変でした。

 不変と書いたのは、これまで「エルメネジルド ゼニア」「ジー ゼニア(Z ZEGNA)」「エルメネジルド ゼニア XXX(ERMENEGILDO ZEGNA XXX)」と切り分けていたからこそ可能だった大胆な提案が、統合して「ゼニア」になると冒険しづらくなるのではないかと考えていたから。でも、そんな心配はナンセンスでした。爽やかなパステルカラーと素材の軽やかさに、ラバー加工のように光沢を備えたコートや細かく毛羽立つラウンジパンツなど、素材の個性が際立ちます。上半身はボクシーシルエットで、パンツとシューズにボリュームを持たせる若々しいシルエットも定着してきました。欲をいえば決め手がほしいところではありますが、厚底のローファーや大容量のバッグなど、キャッチーな小物も印象的でした。

 ショーのラストは、まるで映像を再現するかのようにモデルたちがルーフトップを力強く歩いていきます。ゲストたちの目の前で歩みを止めると、恒例のマネキンタイム。素材を近くで見られる時間です。ゲストたちは服を間近で見たり、触ったり、撮影したりと、興味津々でコレクションをチェックしていました。モデルはちょっと暑そうでしたけど。滞在時間は少しでしたが、「ゼニア」が受け継いできたものづくりを、その現場で、さらに新しいスタイルと共に実際に見られて、貴重な経験になりました。この感動は早いうちに原稿にせねば。そう思いながら、帰りの1時間半は夢の中……。朝は砂漠に旅するきれいなコレクションで心が潤い、午後は美しい場所に旅して景色とショーに感動する、最高な1日でした。次回からは、いよいよ強力ブランドが集うパリメンズが開幕です。

The post 「ジョルジオ アルマーニ」と「ゼニア」への“旅”で令和最高の美しい1日 2023年春夏メンズコレ取材24時Vol.3 appeared first on WWDJAPAN.

「リーボック」が韓国発のストリートブランド「クリティック」とコラボ スニーカーやTシャツを用意

 「リーボック(REEBOK)」は、韓国発のストリートブランド「クリティック(CRITIC)」とコラボレーションしたコレクションを6月30日に発売する。「リーボック」の公式オンラインストアや「リーボックストア 渋谷」などで取り扱う。

 コラボコレクションは、スニーカー(税込1万4500円)と2型のTシャツ(同5990円)、ショーツ(同6690円)の全4型を用意。スニーカーは、レトロ系コートシューズ“LT コート(LT COURT)”をベースモデルに採用し、全体の上半分にホワイトを、下半分にブラックを配する大胆なカラーリングを落とし込み、ヒールには同系色で“CRITIC”の文字をあしらっている。2型のTシャツとショーツは、どれも夏らしいヒマワリと「リーボック」のロゴを組み合わせたグラフィックを配している。

 「クリティック」は、2005年に結成されたクリエイティブ集団サヴァント(SAVANT)を前身とし、社会批判的なメッセージとユーモアを含むグラフィックデザインを落とし込んだアイテムを展開する。

The post 「リーボック」が韓国発のストリートブランド「クリティック」とコラボ スニーカーやTシャツを用意 appeared first on WWDJAPAN.

ビューティ&ユース2022-23年秋冬ウィメンズ 自由な発想で楽しむプレッピースタイルを提案

 カジュアルテイストを軸とするビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS以下、BY)の2022-23年秋冬ウィメンズは、自由な発想で楽しむ新しいプレッピースタイルを提案する。

 カレッジニットやストライプのボタンダウンシャツ、ウォッシュ加工のジーンズなどノスタルジックなムードを感じるアイテムがそろう。ニットベストには、トレンド要素のシアー素材のブラウスを合わせ、今の気分に沿ったプレッピースタイルにアップデートする。

 強化素材のクラシック感のあるツイードのセットアップには、ブルーのダウンベストを重ねアウトドア要素を加え、足元はファーサンダルで抜け感を演出する。小沼悠子ディレクターは、「ブランドコンセプトである自由な発想に立ち返り、遊び心のあるスタイリングで自粛明けの前向きなムードを盛り上げたい」と話す。

 ジャケットは、ボックスジャケットやノーカラージャケット、スペンサージャケットなどシルエットのバリエーションを強化し、セットアップで着られる同素材のミニスカートやパンツを用意した。足元はミニ丈のボトムスに合わせやすいボリューム感のあるロングやサイドゴアのブーツのほか、プレッピースタイルを完成させるローファーなどをそろえる。

 今春夏は、ピンクやイエローなどビビッドなカラーパンツが好評だった。秋冬も引き続き、発色の良いブルーやオレンジ、ピンクの色合いをそろえて新鮮さを打ち出す。MD面では、ウールのコートを減らしてナイロンやレザーなどシーズンレスで着られるアウターを強化した。中でもダウンベストが豊富だ。22-23年秋冬シーズンからスタートする釣り用品「ダイワ(DAIWA)」のアパレルライン「ダイワ ピア39(DAIWA PIER39)」のウィメンズラインからもポップなカラーのダウンベストを仕入れた。また、「ジェーン スミス(JANE SMITH)」、「ワイルドシングス(WILD THINGS)」、BYのトリプルコラボでもダウンベストを別注した。

The post ビューティ&ユース2022-23年秋冬ウィメンズ 自由な発想で楽しむプレッピースタイルを提案 appeared first on WWDJAPAN.

「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 アイメイク部門1位は「スック」「ハニーロア」「エトヴォス」など

 「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフ総合1位は「スック(SUQQU)」“シグニチャー カラー アイズ”。「これまでもベストコスメを受賞しているため、指名買いが多数」「SNS効果に加えてリピートする顧客が目立った」などの声が聞かれた。2位は「アディクション(ADDICTION)」の“ザ アイシャドウ”、3位は「シャネル(CHANEL)」の“レ キャトル オンブル”だった。新製品の首位は、「シャネル」の“レ キャトル オンブル ♯747 メディテラネアン”。2位は総合部門で首位に輝いた「スック(SUQQU)」の“シグネチャー カラー アイズ 07”で、「事前予約で完売することも。口コミやTVの影響が大きい」とバイヤーは話す。3位は「ルナソル(LUNASOL)」の“アイカラーレーション14”だった。

 バラエティー・ドラッグストア総合1位は「ハニーロア(HONEYROA)」の“ハニーポット ハイライター”が輝いた。バイヤーは「渦巻き状のクリームタイプのハイライトで、持っているだけでかわいいデザインと機能性の相性で人気」とコメント。2位は「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」の“ラブ・ライナー リキッドアイライナーR4”。3位は3アイテムが並び「ディーアップ(D-UP)」の“パーフェクトエクステンションマスカラforカール チェリーブラウン”、「エテュセ(ETTUSAIS)」の“アイエディション(マスカラベース)”、「デジャヴュ(DEJAVU)」の“デジャヴュ ラッシュアップ マスカラE ブラック”が同率だった。新製品1位も「ハニーロア(HONEYROA)」“ハニーポット ハイライター 01”。2位も総合と同じ「ラブ・ライナーLOVE LINER)」の“ラブ・ライナー リキッドアイライナーR4 ダークブラウン”で、「描き心地の良さとかわいい発色が人気」との声。3位も同率3品で「D-UP」の“パーフェクトエクステンションマスカラforカール ルビーブラウン”、「シピシピ(CIPICIPI)」の“グリッターイルミネーションライナー R 01”、「セザンヌ(CEZANNE)」の“セザンヌ ノーズ&アイブロウパウダー 04”という結果になった。

 EC総合は、「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」の“アイ カラー クォード”、SNS上でバズったことで人気に火が付いた「デイジーク(DASIQUE)」の “シャドウパレット”、「キャンメイク(CANMAKE)」の “クリーミータッチライナー02 ミディアムブラウン”、「スック(SUQQU)」の “シグニチャー カラー アイズ”が同率首位だった。新製品は、2アイテムが同率1位となり「エトヴォス(ETVOS)」の“ミネラルクラッシィシャドー #ブロッサムシャワー”と「エクセル(EXCEL)」の“スキニーリッチシャドウ SR12”。3位は「セザンヌ(CEZANNE)」の“ノーズ&アイブロウパウダー 05”だった。(価格は全て税込)










PHOTO:HIROKI WATANABE
TEXT:AKIRA WATANABE

The post 「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 アイメイク部門1位は「スック」「ハニーロア」「エトヴォス」など appeared first on WWDJAPAN.

「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 ベースメイク部門1位は「エレガンス」「ラ ロッシュ ポゼ」「コスメデコルテ」など

 「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」を発表!「WWDJAPAN」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップの総合1位を獲得したのは、「エレガンス(ELEGANCE)」の“ラ プードル オートニュアンス”。「インバウンド需要に加え、SNSでの口コミによる人気も高い」とバイヤーは言う。2位は「ナーズ(NARS)」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N 5894”、 3位も前期の同部門に続いて「ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」の“プロテクティング ファンデーション プライマー”が入った。新製品の1位は「コスメデコルテ(DECORTE)」の“ゼン ウェア フルイド”でバイヤーは「24時間よれないことでマスク生活でも人気。SNSの口コミなどでの話題もヒットに後押しした」と話す。2位に「ディオール(DIOR)」の“ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ”。3位は「ナーズ」の“ライトリフレクティング ファンデーション”という結果となった。

 バラエティー・ドラッグストア総合首位は、前期と同じ「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」の“UVイデアXL プロテクショントーンアップ ローズ”が首位を防衛。「トーンアップクリームでは断トツの人気アイテム。シリーズの中でローズとトーンアップUVは半々の売り上げだったが、ここ半年程でローズの需要が増え1番人気に。マスクから出ている肌とのバランスもあるためか、ナチュラルにトーンアップできるものを求める傾向へ変化している」とはバイヤーは述べる。2位は「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」の“スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止> ”、3位の「マキアージュ(MAQUILLAGE)」の“ドラマティックパウダリーEX”も前期2位をマークしたヒット作だ。新製品1位は、「アンドビー(&BE)」の“UVプライマー”が獲得。「今、最も勢いのあるブランドの一つと感じる「アンドビー」待望の新製品“UVプライマー”はこれぞ『河北メイク』と思わされたプライマー。発売時はわずか数日に全店で完売してしまう程の人気で、現在も品切れ状態が続いている。早くも今年のベストコスメ候補ナンバーワンで間違いなし!と言える」ほどの売り上げと話す。同じく1位に「アンドビー」の“クッションファーデーション”がマーク。「イハダ(IHADA)」の“薬用フェイスプロテクトパウダー”、「インテグレート(INTEGRATE)」“フラットスキンメーカー UV”の2品が同率3位だった。

ECは、4アイテムが同率首位で混戦。「コスメデコルテ」の “フェイスパウダー”、「M・A・C」の“ミネラライズ スキンフィニッシュ”、「ラ ロッシュ ポゼ」の“UVイデア XL プロテクショントーンアップローズ ピンク”、「ナーズ」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”。新製品1位は総合でも首位を獲得した「ナーズ」の“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415”。2位は「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ヴォワールルミヌ”、3位は「マキアージュ」の“ドラマティックエッセンスリキッド”だった。(価格は全て税込)










PHOTO:HIROKI WATANABE
TEXT:AKIRA WATANABE

The post 「WWDJAPAN 2022上半期ベストコスメ」 ベースメイク部門1位は「エレガンス」「ラ ロッシュ ポゼ」「コスメデコルテ」など appeared first on WWDJAPAN.

「ノンノ」モデル江野沢愛美が高身長向けブランドを本格立ち上げ ストライプの自社ECで販売

 ストライプインターナショナルは、「ノンノ」専属モデルの江野沢愛美が手掛ける高身長女性向けのD2Cブランド「アルムディー」を立ち上げ、8月19日に同社EC「ストライプクラブ」で発売する。2021年11月に、「ストライプクラブ」と江野沢のコラボレーションとして商品を発売したところ好評だったことから、22年5月にコラボ第2弾も実施。実績を受け、22年秋から本格的にブランド化した。

 江野沢は身長173センチで、「高身長ゆえに服選びに困っていた」ことが企画の発端。「高身長の人がその個性を生かせるデザインや、身長が高くない人もスタイルがよく見えるデザイン」を目指しており、165〜175センチのトールサイズに加え、165センチ以下のサイズもそろえる。また、男性も楽しめる商品も展開する。

 価格帯はトップス6000〜9000円、ワンピース9000〜1万2000円。まずは「ストライプクラブ」で販売すると共に、ポップアップショップなども企画する。

 ストライプインターナショナルは19年から、インフルエンサーや人気販売員などをディレクターに起用したD2Cブランドの開発を、KOLカンパニーの中で行っている。

The post 「ノンノ」モデル江野沢愛美が高身長向けブランドを本格立ち上げ ストライプの自社ECで販売 appeared first on WWDJAPAN.

「ルイ・ヴィトン」、ブランドアンバサダーに中国発のアイドルグループ時代少年団を起用

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、中国市場向けのブランドアンバサダーとして、中国を拠点とするアイドルグループ時代少年団(Teens in Times以下、TNT)を起用した。同グループは、2019年デビュー。16〜20歳の7人のメンバーで活動し、中国版のツイッター、ウェイボー(微博、WEIBO)で約1千万のフォロワーを持つ。

 アンバサダーの就任に際し、「ルイ・ヴィトン」はTNTが出演するキャンペーン動画をウェイボーで公開。23日時点で、140万いいねがついており、100万回以上共有されている。

The post 「ルイ・ヴィトン」、ブランドアンバサダーに中国発のアイドルグループ時代少年団を起用 appeared first on WWDJAPAN.

「ア ベイシング エイプ®」が伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー」を期間限定で復活

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ペイプ)」は、伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー(FOOT SOLDIER®)」の期間限定店を「ベイプエクスクルーシブ(BAPEXCLUSIVE)」青山店の2階にオープンする。期間は6月25日から7月31日まで。

 「フットソルジャー」は、2001年に“スニーカーショップに見えないスニーカーショップ”を掲げ代官山店と京都店がオープン。両店とも無機質な空間にカラフルなカーペットが広がり、代官山店ではディスプレイ什器にベルトコンベアを採用し、京都店ではスニーカーの運搬にエレベーターを使用するなど、画期的なデザインとシステムで知られた2000年代を代表するスニーカーショップだ。

 今回の期間限定店「フットソルジャー 2022」では、代官山店を彷ふつとさせるベルトコンベアー型の巨大ショーケースなどを使用し、定番スニーカー“ベイプスタ(BAPE STA)”の最新モデルの販売と貴重なアーカイブモデルの展示を行う。また、同期間中に「ベイプ ストア(BAPE STORE®︎)」渋谷店でも“ベイプスタ”のアーカイブモデルの展示を行い、来場者には特製ステッカーを先着順で配布する。

■フットソルジャー 2022
日程:6月25日~7月31日
場所:「ベイプエクスクルーシブ」青山店
住所:東京都港区南青山5-5-8

The post 「ア ベイシング エイプ®」が伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー」を期間限定で復活 appeared first on WWDJAPAN.

「ア ベイシング エイプ®」が伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー」を期間限定で復活

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ペイプ)」は、伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー(FOOT SOLDIER®)」の期間限定店を「ベイプエクスクルーシブ(BAPEXCLUSIVE)」青山店の2階にオープンする。期間は6月25日から7月31日まで。

 「フットソルジャー」は、2001年に“スニーカーショップに見えないスニーカーショップ”を掲げ代官山店と京都店がオープン。両店とも無機質な空間にカラフルなカーペットが広がり、代官山店ではディスプレイ什器にベルトコンベアを採用し、京都店ではスニーカーの運搬にエレベーターを使用するなど、画期的なデザインとシステムで知られた2000年代を代表するスニーカーショップだ。

 今回の期間限定店「フットソルジャー 2022」では、代官山店を彷ふつとさせるベルトコンベアー型の巨大ショーケースなどを使用し、定番スニーカー“ベイプスタ(BAPE STA)”の最新モデルの販売と貴重なアーカイブモデルの展示を行う。また、同期間中に「ベイプ ストア(BAPE STORE®︎)」渋谷店でも“ベイプスタ”のアーカイブモデルの展示を行い、来場者には特製ステッカーを先着順で配布する。

■フットソルジャー 2022
日程:6月25日~7月31日
場所:「ベイプエクスクルーシブ」青山店
住所:東京都港区南青山5-5-8

The post 「ア ベイシング エイプ®」が伝説のスニーカーショップ「フットソルジャー」を期間限定で復活 appeared first on WWDJAPAN.

「フェンディ」が“ミニ バイ ザ ウェイ“バッグ を6月下旬に日本先行発売

 「フェンディ(FENDI)」は、アイコンニックなボストンバッグ“バイ ザ ウェイ(By The Way)”をコンパクトに生まれ変わらせた“ミニ バイ ザ ウェイ(Mini By The Way)” を日本で世界先行発売する。全国の「フェンディ」直営店、および公式オンラインストアで6月下旬に先行発売したのち、7月中旬から世界の「フェンディ」直営店で販売を開始する。

 遊び心溢れるキュートなミニサイズにアップデートした“ミニ バイ ザ ウェイ”は、べっ甲風のプレキシガラス製ハンドルや、FFロゴが施されたゴールドメタルなど、上品な雰囲気を引きたせる特徴的なディテールがあしらわれ、メゾンの卓越したクラフツマンシップを体現したデザインとなっている。ハンドバッグとしてはもちろん、取り外し可能な付属のミニストラップでクロスボディーバッグとしても持つことができ、シーンを選ばずエフォートレスに活躍してくれる。

 スムースカーフレザーはクラシックなブラックやダブグレーに加え、プレイフルなポピーレッド、ミントグリーン、ブラッシュピンクの全5色展開(22万000円税込、以下同)。ベルベットのような手触りのロゴタペストリーは、ウォームブラウンやネイビーブルー、ライトグレーの全3色(20万9000円)で展開される。また、シアリングバージョンは繊細なピンクとライトグレーの全2色 (22万5500円)で登場する。

The post 「フェンディ」が“ミニ バイ ザ ウェイ“バッグ を6月下旬に日本先行発売 appeared first on WWDJAPAN.

「リーボック」と「マッドウーマン」のコラボ第2弾 シューズやアパレルを6月24日に発売

 「リーボック(REEBOK)」は、ドイツ・ベルリンを拠点とし、女性のみで構成されたクリエイティブ集団「マッドウーマン(MADWOMEN)」とのコラボレーション第2弾として、”リーボック マッド ウーマン コレクション ツー(REEBOK x MADWOMEN COLLECTION II)”を6月24日に発売する。今作はシューズだけでなく、コレクション初となるアパレル商品も加わりトータルコーディネートで展開する。価格はシューズが1万3200円(税込、以下同)、アパレルが8789円〜9889円。

 シューズは「リーボック」の代表モデル”クラシック レザー”に「マッドウーマン」のテイストを融合させたコレクションで、カラーはブルーとパープルの2色展開。ヒール部分には全体と統一されたカラーのリフレクターが施されおり、アウトソールは半透明のものを採用するなど初夏を思わせるような爽やかなデザインになっている。

 アパレルはプルオーバー、シャツ、パンツの3型を用意。カラーはプルオーバーがブルーとオレンジの2色、シャツがサンドストーン、パンツはグレーでの展開となる。3型ともルーズなシルエットが特徴だ。

The post 「リーボック」と「マッドウーマン」のコラボ第2弾 シューズやアパレルを6月24日に発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ディオール」のリップティントがナチュラル処方に進化 夏らしい新6色が登場

 「ディオール(DIOR)」は、“ディオール アディクト リップ ティント”(税込4290円)をリニューアルし7月1日に全国発売する。

 新作は、軽やかな着け心地はそのままに、95%が自然由来成分のナチュラル処方へとパワーアップ。24時間保湿効果が持続するチェリーオイルを配合し、より高保湿な仕上がりへと導く。また発色の良さと12時間のロングラスティング力も特長だ。

 リニューアルに伴い、夏らしい新色をラインアップ。鮮やかなオレンジやピーチ、ベリー、ジンジャーなど全6色をそろえる。

The post 「ディオール」のリップティントがナチュラル処方に進化 夏らしい新6色が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ベルメゾン」がヘラルボニーとコラボ アートで彩った日用品を東京駅で販売

 千趣会が運営する通販事業「ベルメゾン」は、ヘラルボニーとJR東日本との3者コラボプロジェクトを実施中だ。ヘラルボニーと契約している、知的障がいを持つ作家のアートを日用品に落とし込み、JR東京駅構内地下1階改札内「グランスタ東京」のイベントスペースと「ベルメゾン」のカタログおよび公式サイトで販売している。東京駅での販売は7月3日まで。

 アイテムは、5分袖のプリントTシャツ(税込2990円)やミニポーチ(同3900円)、エプロン(同5490円)など全17型。これらのアイテムに、グルグルとした筆跡で花を一面に描く五十嵐成美や、丸く切ったフェルトをトワルに貼って作品を生み出す郁美らの作品をグラフィックとして落とし込んだ。どのアイテムも機能性にこだわっており、例えばミニポーチはカード入れとコインケースを付けて財布としても使用できる。エプロンにははっ水加工を施し、タオルをかけるためのループも付けた。 

 今回のコラボは、ベルメゾン事業本部生産調達部の田村英がヘラルボニーに声掛けしたことから始まった。「コロナでファッションカテゴリーが落ち込んでおり、新しい価値を見出せないかと考えていた。そんな中、『ヘラルボニー』のアート作品を見る機会があり、無限の可能性を感じて、一緒に物を作りたいとラブコールを送った」という。オープン日の20日には「ヘラルボニー」のファンが多く駆けつけ、特にミチポーチがよく売れた。

 ヘラルボニーは障がいを“異彩”と捉え、知的障がいのある作家の作品を自社ブランドやライセンスに活用し、社会イメージのアップデートに挑む会社。拠点とする岩手・青森には、作品の原画を展示するギャラリーも構える。

The post 「ベルメゾン」がヘラルボニーとコラボ アートで彩った日用品を東京駅で販売 appeared first on WWDJAPAN.

フリーペーパー「#シモフル」が6月23〜26日の期間、下北沢駅前で古着と音楽のイベントを開催

 “下北沢と古着を盛り上げたいっ!”をコンセプトに掲げるフリーペーパー「#シモフル」は6月23〜26日の期間、「#シモフルパーク」と題した古着と音楽のイベントを開催する。

 会場は、下北沢駅と商業施設「リロード(RELOAD)」の間に位置し、“土管のある広場”として親しまれている「下北線路街 空き地」で、物販にはデザートスノーやウィゴー、ダメージドーンなど12の古着店が参加する。25、26日にはDJやアコースティックライブも行い、「#シモフル」の最新号(NO.3)も配布する。

■#シモフルパーク
日程:6月23〜26日
時間:12:00〜20:00
場所:下北線路街 空き地
住所:東京都世田谷区北沢2-33 下北沢交番横

The post フリーペーパー「#シモフル」が6月23〜26日の期間、下北沢駅前で古着と音楽のイベントを開催 appeared first on WWDJAPAN.

フリーペーパー「#シモフル」が6月23〜26日の期間、下北沢駅前で古着と音楽のイベントを開催

 “下北沢と古着を盛り上げたいっ!”をコンセプトに掲げるフリーペーパー「#シモフル」は6月23〜26日の期間、「#シモフルパーク」と題した古着と音楽のイベントを開催する。

 会場は、下北沢駅と商業施設「リロード(RELOAD)」の間に位置し、“土管のある広場”として親しまれている「下北線路街 空き地」で、物販にはデザートスノーやウィゴー、ダメージドーンなど12の古着店が参加する。25、26日にはDJやアコースティックライブも行い、「#シモフル」の最新号(NO.3)も配布する。

■#シモフルパーク
日程:6月23〜26日
時間:12:00〜20:00
場所:下北線路街 空き地
住所:東京都世田谷区北沢2-33 下北沢交番横

The post フリーペーパー「#シモフル」が6月23〜26日の期間、下北沢駅前で古着と音楽のイベントを開催 appeared first on WWDJAPAN.

「原稿執筆カフェ」で記者が“書き終わるまで帰れない”プレッシャーを体験 オーナーへの取材をその場で執筆

 東京・高円寺の「原稿執筆カフェ」は、“原稿を書き終わるまで帰れない”をコンセプトに書くことに特化したカフェとして4月にオープンした。そのユニークなコンセプトが話題を集め、海外メディアにも取り上げられた。今回は「原稿執筆カフェ」のサービスを、メディア代表として記者が体験。今、ここに書いている「原稿執筆カフェ」の体験リポートと、川井拓也オーナーのインタビューの原稿を“書き終わるまで帰れない”に挑戦した。

記者が「原稿執筆カフェ」を体験
来店客との不思議な連帯感が

 「原稿執筆カフェ」は、撮影スタジオ「高円寺三角地帯」が週3回営業している。その日に宣言した原稿の執筆目標を達成しないと退店できないシステムだ。料金は1時間 300円で、閉店時間の19時を過ぎてしまうと、超過料金として1時間3000円を支払うことになる。また、作業中には店員が定期的に「進捗いかがですか?」と圧をかけ、その頻度は「マイルド」「ノーマル」「ハード」の3コースから選べる。

 店内はカフェというよりバーのような雰囲気で、メニューがない。自由に飲める天然水やお湯、インスタントコーヒーがあり、食べ物や飲み物の持ち込みも許されている。店内には国語辞典や充電器、冷却ファンつきPCスタンドなど、無料レンタル品も充実している。

 では同店のサービスを実際に体験。入店後は“目標シート”に作業目標を宣言する。記者は“「原稿執筆カフェ」のインタビュー原稿を書き上げる”と書いた。このタイミングで“進捗頻度”も選択する。「マイルド」は最後に完成したかどうかを聞くだけで、「ノーマル」は1時間に1回声をかける一番人気のコース。「ハード」はさらに頻度を上げて後ろから圧をかけてくれるそうだ。初めて体験する今回は、「マイルド」で様子を見ることにした。

 “目標シート”を店員に提出すると「『原稿執筆カフェ』のインタビュー原稿、頑張ってくださいね」と声をかけられた。改めて声に出されると自分の目標をクリアに実感することができ、応援されている気にもなり、やり遂げようという気持ちが湧いてくる。

 この日は平日で、オープン時間の13時に予約をしたが、すでに10席あるうちの5席が埋まっていた。店内に会話は一切なく、全員が黙々と自分の作業に打ち込んでいる。ほどよい緊張感と、不思議な連帯感を感じる。店内はカフェというより、“原稿を書くためのスペース”という方が正しいのかもしれない。記者も、向かいのコンビニでいつものコーヒーと軽食を調達して作業に挑んだ。

 作業を始めて1時間。オーナーの川井さんが“進捗いかがですか?”のうちわとお菓子を載せたおぼんを持って席にやって来た。1時間ぶりの人とのコミュニケーションがうれしい。運が良ければ、お菓子の差し入れをもらうことができるそうだ。記者はおぼんの上のラインアップからチョコレートを選んだ。甘いものが染みる。

 作業を始めて2時間。作業が順調に進む中、オープンから時間を共にしてきた利用客の一人が原稿を書き上げ、退店していった。うらやましかった。この日は雨による低気圧で、気圧に体調を左右されやすい記者は、いつもならばあまり集中できなかっただろう。しかし、この日は完全に“ゾーン”に入っていた。途中でSNSに気を取られることもなかった。

 結局、作業を終えて店を出たのは、作業開始から4時間後の17時。料金は1200円だった。料金も原稿の進み具合にかかっていると思うと、金銭的に余裕さえあれば、ゲーム感覚で楽しめるのかもしれない。また、常設店でないからなのか、支払いに現金が使えないというのも現代的である。

 “原稿執筆カフェ”での作業は、確かに集中できた。ほかの来店客が頑張っている背中が励みになるし、“終わるまで帰れない”というのは少なからず精神的にプレッシャーがかかる。(早く帰りたい)という思いから、作業が捗るという側面もありそうだ。川井オーナーに、オープンまでの経緯を聞いた。

「原稿執筆カフェ」の川井拓也オーナーにインタビュー

WWD:「原稿執筆カフェ」が誕生したきっかけは?

川井:ここはもともと、ライブ配信用のスタジオとして2019年に借りた場所でした。以前のイタリアンバーのカウンターやキッチンがそのまま残っている内装だったので、お酒を飲みながらカウンター越しに対談している画を撮れるスタジオとして使っていました。

 しかし、コロナの流行で、お酒を飲みながら面と向かって対談するという画が成り立たなくなってしまった。どうしようかと試行錯誤し、「原稿執筆カフェ」というアイデアにたどり着きました。

WWD:それまでに紆余曲折はあった?

川井:最初は、飲食物を持ち込んで休憩できるスペースをやってみました。その後、コロナ禍だったので、1人で来るお客さまをどうすればたくさん入れられるのかをひたすら考えたんです。それから、僕がもともと動画クリエイターだったこともあり「動画編集カフェ」になりました。これもある程度は話題になったのですが、その割に集客にはつながらなかった。

 すると、脚本家の女性が「私に脚本執筆カフェやらせてください」と言ってきたんです。脚本に絞ってしまうと難しいかなと思い、「原稿執筆カフェ」になりました。場所を貸して、同業のオフ会みたいになればいいじゃない?と考え、最初はその女性を店長にして月2回ぐらいでやるつもりだったんですよ。でも、思いのほか反響があるものだから、これはやろうということになりました。今、自分の人生で一番バズっていますね。

WWD:来店客は、どういった業界が多い?

川井:みんな一人で作業をして帰っていくし、僕は原稿の中身を見ないので、詳しくは知りません。でも、入店時に書く目標を見ると“プロットを仕上げる”“論文を2時間で1000字書く”“パワーポイントを仕上げる”といろいろです。締め切りや入校日を抱えているプロの書き手だけでなく、学生やサラリーマンの利用者もいます。場所も高円寺だけでなく、神奈川などの遠方から来てくれます。

 家じゃなかなか始められないとか、やろうと思っているけど先送りにしてしまうという人がここに来て「家の3倍は捗りました!」とか「2000字のつもりが3000字書いてしまいました」と言って帰ってきますね。でも、みんな僕がチェックしているから集中しているんじゃなくて、周りの人が一生懸命やっているからサボれない環境になっているんじゃないでしょうか。

WWD:利用者とのコミュニケーションで気をつけているところは?

川井:僕が気をつけているのは、いかにみんなの集中を阻害する要因を減らすか。空調も女性が上着を羽織らないくらいの温度に保つようにしていたり、こちらからオーダーをとらずに自由に持ち込んでもらうシステムにしたり。

 あと、イヤホンをつけて作業をしている人も多いから、最近は声かけもうちわでやるようにしています。声かけの時には、チョコや飴をサービスで配ることもあります。暑かった日には“ピノ”を1個ずつ配りましたよ。

WWD:デッドラインの19時になっても原稿が終わらず、超過料金を払う人はいる?

川井:昨日、ついに超過料金の3000円を払った人が一人出ましたね。一応、自己申告制なので、本人が終わったといえば終わったことになるのですが、昨日の方は素直で「終わらないです!」と言っていましたね。でも、集中できていたから延長したかったんでしょうね。

WWD:今後の目標は?

川井:フランチャイズとまではいかないけど、別の喫茶店に売り込む形で“目標シート”を作ってもらい、1日限定営業をしてもらっても面白いかもしれない。今は僕がフロントマンとして立っていますが、書く人の気持ちが分かる編集者やライターに、店長をやりつつオフィスのように使ってもらうのもいいですね。

The post 「原稿執筆カフェ」で記者が“書き終わるまで帰れない”プレッシャーを体験 オーナーへの取材をその場で執筆 appeared first on WWDJAPAN.

ポリウレタンとポリエステルの複合素材のリサイクル可能に 開発者に聞く

 中国発のスタートアップ、チンタオ・アミノ・マテリアルズ・テクノロジー(Qingdao Amino Materials Technology)は、ポリウレタンとポリエステルの複合繊維をリサイクルする技術を開発した。この技術で2022年のH&M創業者によるイノベーションアワード、グローバル・チェンジ・アワードを受賞した。従来の繊維リサイクルは単一素材が一般的で、複合繊維の場合、どちらか一方の繊維のみがリサイクル可能であることが多い。しかしこの技術では、ポリウレタンとポリエステル、2つの繊維のリサイクルが可能になるという。開発したデビン・マオ(Debin Mao)最高経営責任者に話を聞く。

デビン・マオ/チンタオ・アミノ・マテリアルズ・テクノロジー最高経営責任者:2009年からベルギーのVITOに勤務し、研究開発、ビジネス、マネジメントの各職務に従事。クリーンテクノロジー、環境リサイクル、新エネルギー、新素材などの分野で、VITOと数十件の中国機関との協働や、科学技術面の変革プロジェクトを主導。技術研究開発、企業管理、科学研究成果の価値化、産業化などの分野で豊富な経験を積む

WWD:なぜポリウレタンとポリエステルの複合繊維に注目したのか?

デビン・マオ=チンタオ・アミノ・マテリアルズ・テクノロジー最高経営責任者(以下、マオCEO):理由は2つある。とてもよく使われる素材であること、そして、ポリウレタンがとても高価だから。昨年は最も高いときに1トン約1万ユーロ(約141万円)、直近は約6000~7000ユーロ(84万6000円~98万7000円)だった。

WWD:どのようなチームで、いつ頃から開発を始めたのか?

マオCEO:私たちは5人のチームで立ち上げた小さなスタートアップで、化学工学のバックグラウンドを持ちポリマーを研究している科学者もいれば、私は過去10年間ビジネス開発を行ってきた。何人かは本業があるのでフルタイムで働いていないが、アイデアのブレストを重ね、実行に移したのが約2年半前の2019年だった。

WWD:具体的にどのように分離して再生するのか。

マオCEO:日本や韓国でもリサイクル技術やリサイクルポリエステルの活用なども進んでいるが、今あるリサイクル技術では一方の素材を損ねてしまう。私たちの技術は、特別な酵素触媒を用いることで、2つの異なる繊維を区別する。そしてポリエステルだけを選定して解重合(ポリマーをモノマーまたはモノマーの混合物に変換するプロセス)を行うことができるため、ポリウレタンやコットンなど、もう片方の繊維がそのまま残り、異なる素材がリサイクル可能にできる。

WWD:ポリウレタンはどう再生するのか?

マオCEO:ポリウレタンはそのまま糸状で残る。回収されたポリウレタンを検査した結果、全ての繊維が良い状態を保っていた。ポリウレタンは有機溶媒で溶解し再び新しい繊維に再生できる。プロセスの詳細について開示できるのは、ここまでだ。

WWD:化学処理では水を使用しないとのことだが、エネルギーや化学薬品などはどの程度使用するのか?

マオCEO:私たちはプロセス全体を循環させたいと考えた。つまり、ポリウレタンとポリエステルを再利用するだけでなく、プロセス内の化学物質もすべて回収して再利用することに挑戦している。まだ研究段階にあり、完全なテック・エコノミック・アセスメント(Tech-economic assessment:正確なエネルギー消費量やリサイクル率などが含まれる有益な指標)を実施していないため、正確な数字を伝えられないが、現在準備中のパイロット規模の生産を開始する際に評価を実施予定だ。しかし、私たちの再生繊維の経済性を、非常に前向きに見ている。既存の技術と比較すると、私たちのプロセスは非常に温和な条件下で行われるため、消費するエネルギーは少なく済む。また、私たちの技術は高価なエラスタン繊維を再生し、再利用することができる。

WWD:量産化への計画は?

マオCEO:これから1年で生産量を1トンに引き上げ、最適化を重ねて全てがうまくいけば、2年目には100トンまで引き上げたい。ここまでいけば、その後は特定のステークホルダーと戦略的なコラボレーションにつなげることができるのではと考えている。

WWD:このリサイクルは既存の機械で行うことができるのか?あるいは新たに特別な機械を作る必要があるのか?

マオCEO:すでにあるものを市場から購入する。機械が特別なのではなく、プロセス自体が特別だ。

WWD:工場は中国に作るのか。

マオCEO:少なくとも100トン規模までは中国を拠点に行う。まだ先のことはわからないが、100トン規模で成功できれば、ナイキ(NIKE)など世界規模の企業が興味を持ってくれるのではと思っている。資本提携やジョイントベンチャーなど、さまざまな形態が考えられるので、形態によってどのように展開するかを考えていく。中国以外にも工場を設けるかもしれないし、それはコラボレーションによって変わってくると思う。

WWD:並行してパートナーを模索していく?

マオCEO:ええ。私たちはスタートアップなので、H&Mファンデーションからの助成金もとてもありがたいし、評価としても私たちを後押ししてくれると思っているが、1トン規模までは助成金などを活用することで可能だが、100トン規模では資金が必要になる。他のスタートアップ同様、資金調達は第1ラウンド、第2ラウンドと必要になる。タイミングを見極めて素早く行動に移さなければいけない。

The post ポリウレタンとポリエステルの複合素材のリサイクル可能に 開発者に聞く appeared first on WWDJAPAN.

「ヴィクトリア ベッカム」2023年プレ・スプリング・コレクション

 「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」が2023年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

The post 「ヴィクトリア ベッカム」2023年プレ・スプリング・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ジバンシィ」のメンズショーに集う白黒ゴリっとモードの達人たち 有名ミュージシャンたちの着こなしに注目

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2023年春夏メンズ・コレクションをパリで現地時間6月22日に発表した。会場となったのは、世界遺産に指定されている旧陸軍士官学校エコール・ミリテール(Ecole Militaire)の庭園だ。来場したゲストは、ストリートとラグジュアリーの折衷を追求するクリエイティブ・ディレクター、マシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)の美学に共感するように、ラッパーなどの音楽関係者が世界中から集まった。アメリカからはタイガ(Tyga)や24kゴールデン(24kGolden)、イギリスからAJトレーシー(AJ Tracey)、コロンビアからJ・バルヴィン(J Balvin)の姿があった。モノトーンを基調としたスタイルに、“パドロック(南京錠)”がモチーフのハードウエアや、チェーンネックレスといったシルバーの装飾で個性と主張するコーディネートが多かった。足元は、アッパーからソールに至るまで、全てをニット素材で構成した“TK-360”の着用率が最も高かった。

The post 「ジバンシィ」のメンズショーに集う白黒ゴリっとモードの達人たち 有名ミュージシャンたちの着こなしに注目 appeared first on WWDJAPAN.

「ジバンシィ」2023年春夏パリ・メンズ・コレクション

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2023年春夏メンズ・コレクションをパリで発表した。

The post 「ジバンシィ」2023年春夏パリ・メンズ・コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「タサキ」が漫画「チェンソーマン」とコラボ “ポチタ”ら登場キャラをモチーフにしたペンダントなどを発売

 ジュエリーブランド「タサキ(TASAKI)」のアイコンシリーズ“デインジャー”は、漫画「チェンソーマン」とコラボし、同作品に登場するキャラクターに着想したペンダント(18万7000円〜税込、以下同)やネックレス(31万9000円)を製作。東京、大阪、名古屋、福岡にポップアップストアをオープンし、同ストア限定で販売する。

 「タサキ」が“デインジャー”の新作を6月29日から順次発売することと、「チェンソーマン」が7月に「少年ジャンプ+(プラス)」(集英社)で第2部の連載を開始し、年内にアニメ放送をスタートすることを記念したもの。

 ポップアップストアは伊勢丹新宿本店(6月29日〜7月5日)を皮切りに、「タサキ」銀座本店(7月6日〜8月2日)、阪急うめだ本店(7月13〜19日)、松坂屋名古屋店(7月27日〜8月2日)、岩田屋本店(9月7〜13日)とオープンする。

 集英社は「シュプール(SPUR)」「メンズノンノ(MEN'S NON-NO)」「ティージャパン ウェブ(T JAPAN WEB)」、ユーチューブの「ジャンプチャンネル(JUMP CHANNEL)」の4メディアでプロモーションを実施し、「タサキ」はポップアップ期間中に同ブランドの公式LINEアカウントを友だちに追加した客や、コラボ商品を購入した客にプレゼントを用意する。

 「シュプール」8⽉号(6⽉22⽇発売)では、俳優の本⽥翼がコラボジュエリーを着用して登場。さらに「チェンソーマン」の作者、藤本タツキが描き下ろした「タサキ」のジュエリーを身に着けるキャラクターのステッカーを特別付録とする。

 「チェンソーマン」はダークヒーローを主役としたアクション作品。2018年に連載をスタートし、単行本の累計発行部数は21年末時点で1200万部を突破している。

The post 「タサキ」が漫画「チェンソーマン」とコラボ “ポチタ”ら登場キャラをモチーフにしたペンダントなどを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「JW アンダーソン」ミラノ初リアルショーにエミリー・ラタコウスキーやチャーリーXCXが来場 日本からAMIAYAやよしミチら

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」は6月19日、2023年春夏メンズ・コレクションとウィメンズのリゾートコレクションをミラノ・メンズ・ファッション・ウイークで発表した。ミラノでは初のリアルショーとなった。

 会場には、カミーユ・ミチェリ(Camille Miceli)「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」アーティスティック・ディレクターやファッションジャーナリストのアンナ・デッロ・ルッソ(Anna Dello Russo)、モデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)、インフルエンサーのブレイク・グレイ(Blake Gray)、歌手のチャーリーXCX(CHARLI XCX)、サッカー選手のドミニク・キャルバート=ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)といった著名人のほか、日本からAMIAYAやよしミチ、KEMIOら多くのセレブリティが来場した。

The post 「JW アンダーソン」ミラノ初リアルショーにエミリー・ラタコウスキーやチャーリーXCXが来場 日本からAMIAYAやよしミチら appeared first on WWDJAPAN.

「カルティエ」の真紅のポップアップストアが東京・表参道に登場 阿部千登勢が再解釈した“トリニティ”誕生を記念

 「カルティエ(CARTIER)」は「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢との出合いから誕生した限定ジュエリーの誕生を祝うポップアップストアを東京・表参道にオープンする。会期は7月7〜25日。「カルティエ」のアイコンである“トリニティ”を同ブランドと阿部のビジョンを融合して再解釈したコレクション“カルティエ トリニティ フォー チトセ アベ オブ サカイ”を展示販売する。発売に先駆け、6月27日〜30日、LINEのカルティエ公式アカウントで事前応募を受け付け、当選者に限定販売する。リングやネックレス、ブレスレットなど全6モデルで税込価格は各34万5000円。ポップアップストアには、予約なしで誰でも入場可能だ。

 ポップアップストアは建築家の藤本壮介によるデザインで、限定コレクションのテーマである“安心と裏切り”“相反する価値観”を反映した空間になっている。喧騒の中の森、自然と人工、伝統と未来など相反するものが両儀的に溶け合いコレクションの本質を感じられるようになっている。

 ポップアップストアのオープンに伴い、表参道の交差点一角にティーザーポスターを設置。3400枚の「カルティエ」レッドのマグネットをはがすと巨大なビジュアルが登場するというワクワクする仕掛けだ。マグネットは1人1枚持ち帰り可能でQRコードからスペシャルサイトにアクセスできる。同サイトでは、コレクションの先行抽選販売を受け付けるほか、阿部のスペシャルインタビューやポップアップストアオープンに向けて特別コンテンツを掲載予定だ。

■カルティエ トリニティ フォー チトセ アベ オブ サカイ ポップアップストア
住所:東京都港区南青山5-1-1(表参道交差点)
会期:7月7〜25日
営業時間:11:00~19:00

The post 「カルティエ」の真紅のポップアップストアが東京・表参道に登場 阿部千登勢が再解釈した“トリニティ”誕生を記念 appeared first on WWDJAPAN.

ファミリーマートが蛍光カラーの“ラインソックス“などを発売 落合宏理デザインの夏の新作7種

 ファミリーマートは、落合宏理がデザイナーを務めるアパレルライン「コンビニエンスウエア」の新作を発売した。アイテムは“ラインソックス”(税込429円)の新色や“今治タオルハンカチ”(同539円)、“今治フェイスタオル”(同1089円)の新柄、“レインポンチョ”(同2189円)など7種類。全国の店舗で取り扱う。

 デザインを担当した落合は「夏を迎える季節にコンビニエンスウエアから新たに展開するアイテムは、コンビニで展開される上で、デザイン性へのチャレンジとここ数年思うように楽しめなかった、夏を楽しむ思いを込めたラインナップです」(原文ママ)とコメントした。

 “ラインソックス”の新色は蛍光カラーのラインを採用し、今までで一番足元を目立たせるデザインにしたという。“今治タオルハンカチ”は、四つ葉のクローバー柄とヒョウ柄の2柄を加える。今回が第二弾となる“今治タオルハンカチ”は、リバーシブルのネイビーブルーとレッドのブロック柄を加え、今後も新柄や新色を展開していく予定だという。ライン初のアウターとして加える “レインポンチョ”は黒の半透明の素材をベースに、背中に光を反射するリフレクターラインを配した。また、サイドのボタンはファミマを連想する緑白青のカラーを配置した。

The post ファミリーマートが蛍光カラーの“ラインソックス“などを発売 落合宏理デザインの夏の新作7種 appeared first on WWDJAPAN.

「ルシアン ペラフィネ」がゴルフラインをスタート スカルをあしらったキャディーバッグやヘッドカバーを用意

 カシミヤ製ニットを主力とする「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は、ゴルフ商品をラインアップする“ルシアン ペラフィネ エルピーエフジー(LUCIEN PELLAT FINET LPFG)”をスタートした。本格デビューは2022-23年秋冬シーズンだが、プレフォールとして6月に、ブランドのシグネチャーであるスカルを刺しゅうや型押しであしらったキャディーバッグ(6万1600円〜税込、以下同)やヘッドカバー(1万1000円〜)、キャップ(1万9800円)などを発売する。

 「ルシアン ペラフィネ」東京ミッドタウン店とギンザ シックス店で6月中旬から先行販売し、6月末以降、公式オンラインストアやゴルフショップのダブルイーグル(銀座店、恵比寿店、新宿伊勢丹店)で順次発売する。

 同ブランドは、「『ルシアン ぺラフィネ』はこれまで世界を旅し、そこで吸収したエネルギーをコレクションに投影してきた。現在の制限された環境下で、日常の旅ともいえるゴルフをラインアップすることは、われわれの新たなライフスタイルを提案するうえで自然な流れだった」と話す。

The post 「ルシアン ペラフィネ」がゴルフラインをスタート スカルをあしらったキャディーバッグやヘッドカバーを用意 appeared first on WWDJAPAN.