熟睡スイッチ・オン!眠りを整えるスタジオとは?!【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は良質な睡眠を促すコンディションニングスタジオについて。

 「人生の3分の1は睡眠」という言葉がすっかり浸透し、さまざまな睡眠グッズや本を見かけるようになった。20代の頃は徹夜しても翌日ケロッとしていたけど、30代半ばを過ぎた今、睡眠不足からくるガタが尋常じゃない。徹夜なんてしてしまった日には即・生きる屍に大変身。そんな状態は望んでいないとはいえ、子育てが始まってからというもの、これまで以上に睡眠時間の確保が難しくなっているのが現状だ。「世のワーママはどないしてんねん!」と思わずシャウトしてしまいそうだけど、とにかく今は短い時間でもいかに熟睡できるか、休息できるかが目下の目標。どんなに寝ても眠りが浅いとなかなか疲れがとれないし、休日の寝溜めも逆に体がしんどくなるしでトホホ……。(最高15時間睡眠)これはもう、睡眠のプロの手を借りるっきゃない。ということで今回は、睡眠のコンディショニングスタジオをご紹介しよう。

睡眠研究の最先端が二子玉川に

 こちらが二子玉川の蔦屋家電にオープンした「ブレインスリープコンディショニングスタジオ」。“春雨枕”と話題となった枕などの寝具の販売をはじめ、正しい睡眠の情報発信や企業向け睡眠コンサルを展開するブレインスリープが運営しているマッサージと鍼灸のお店だ。「世界で一番睡眠の研究が進んでいるのがスタンフォード大学なのですが、そこで睡眠の研究所の所長を務めている西野精治が創業した会社です」と話すのは、松井大樹ブレインスリープ執行役員コーポレートソリューションユニット。睡眠の研究の最先端が二子玉川で体験できるなんて、素晴らしすぎるのだが。「睡眠に関してさまざまな情報がありますが、睡眠の質を高めるためには最初の90分が肝心です。90分の眠りの質が良ければ副交感神経が優位になり、自律神経が整います。さらに成長ホルモンなどが大量に分泌され、脳のコンディションも整うと考えられているんです」。なぬ?!寝る時間帯や睡眠の量の問題ではなかったのか。意外と知らない眠りのこと。当たり前に毎日繰り返しているからこそ、あらためて見直すことって大事。

コンセプトは“自律神経を整える”

 体からアプローチすることによって睡眠の質を高め、自律神経を整えることを目的にしたこのお店。東洋医学の考えをもとに組まれた30分と60分のコースがあり、30分は肩周りより上にあん摩と鍼でアプローチ、60分は全身コースでお灸も加わる。今回、名越が受けたのは30分コース。仕事や待ち合わせの合間にサクッと受けられるのがうれしいショートコース。それでは、いってみよう!

 ベッドに横になると、早速目のツボ、ホルモンの分泌を促すツボに、自律神経を整えるヒャクエ、万能と言われるゴウコクなどに次々と鍼がうたれていく。しばらくすると、ドクンドクンと血液が全身を巡ったのか体がポカポカしてきた。この時点ですでに目がとろとろ。


 仕上げはあん摩でマッサージ。凝っているところを中心にほぐし、肩甲骨から胸を開いて呼吸がしやすいように。うっかりよだれが出そうになるくらい気持ちが良くて「あの……このまま朝まで寝てもいいですか?」と何度もお願いしそうになったのだった。あぁ。至福のひとときでした。

眠りは元気の源

 施術した日の夜、交感神経バリバリの名越もストンっと落ち、ぐっすりと深い眠りにつくことができた。よく眠れた翌日はすこぶる心身のコンディションがいい。体が回復すると心にもエネルギーがたっぷりと満ちて、前向きな気持ちが溢れてくる。朝目覚めたときの「あ〜スッキリした」を味わいたい人、睡眠の悩みがある人は、今すぐ二子玉川にレッツゴー。

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国内や欧米ユニクロが好調、ファストリ2022年8月期を上方修正 パート、アルバイトの時給引き上げ

 ファーストリテイリングは3〜5月の好調を受け、2022年8月期の見通しを上方修正した。修正後の売上高にあたる売上収益は前期比5.5%増の2兆2500億円(修正前は2兆2000億円)、営業利益は同16.5%増の2900億円(同2700億円)、純利益は同47.2%増の2500億円(同1900億円)。営業利益、純利益共に過去最高となる見込み。

 3〜5月は、中国ユニクロ事業がコロナによる行動制限で大幅な減収減益となったが、アジア・オセアニアと欧米のユニクロ事業は大幅な増収増益。国内ユニクロ事業も外出機会の増加に伴って、3カ月間の既存店売上高が前年同期比7.8%増と好調、値引き販売の抑制により粗利率も前年同期に対し3.9ポイント改善した。稼ぎ頭だった中国ユニクロも、「行動制限が緩んだ6月以降は着実に売り上げが伸びている。コロナから回復すれば、再び成長軌道に乗せられる」と、岡﨑健・取締役グループ城跡執行役員CFOは話す。

 原材料や物流費高騰を受け、今春夏から一部商品を値上げしている。「お客さまの価格に対する意識は非常にシビアだが、価値に見合った価格の商品を適時に投入すれば買っていただけるという手応えがある」。22-23年秋冬も、看板商品のフリースやダウンアウターで1000円前後の値上げを発表している。「コア商品を含む一部商品を値上げするが、大半の商品の価格は維持する。楽観視はしていないが、価格に対する価値を訴求し、お客さまがほしいものをほしいタイミングで投入すれば、値上げをしても売り上げは伸ばせる」。

 コロナ禍からの急回復で、欧米では「人手不足が顕著になっている」。日本でも今後同様の傾向が広がると見て、パート、アルバイト販売員の「時給を大幅にアップしていく。(人への投資に注力し)商売の組み立て方を変えていく局面にある」。22年8月期中に、国内のユニクロ、ジーユーでパート、アルバイト販売員の時給を平均3%引き上げるのに続き、9月以降も地域によっては時給をさらに10〜30%引き上げる考え。同時に商品の店頭投入数量や投入タイミングなどの精査を進めることで、店舗オペレーションの効率化も進めている。

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「エトヴォス」2022年秋冬メイクは温かみのあるピンクモーブやベージュブラウンで透明感を演出

 「エトヴォス(ETVOS)」は8月3日、“エッセンス オブ シック”をテーマにした2022年秋冬のメイクコレクションを発売する。ピンクモーブやベージュブラウンなど使いやすいシックなカラーがそろい、ナチュラルな透明感と大人のエレガントさを演出する。

 メイクコレクションでは、ブランド人気の4色パレットアイシャドウ“ミネラルクラッシィシャドー”から、限定色の“グリッターモーブ”(税込4400円)が登場する。精製度の高いミネラルを採用し、くすみのない艶のある目元を演出するほか、保湿成分を配合してデリケートな目元に潤いを与えて健やかに保つ。グリッターを含んだシャンパーニュピンク、マットな質感のアッシュモーブ、ゴールドパールが華やかなバーガンディモーブ、シアーな発色のパウダーピンクの4色をセットする。

 そのほか、新ルージュとして“ミネラルシアーマットルージュ”(全3色、税込各3520円)を発売。滑らかな質感と透け感のある発色、マットすぎない艶感が唇に自然な立体感と奥行きを演出する。カラーは、テラコッタオレンジでヘルシーな仕上がりがかなう“サンテラコッタ”、赤みのあるソフトブラウンで使いやすい“ベイクドブラウン”、ほのかな赤みとブルーが透明感を引き出す限定色の“プラムピンク”をラインアップ。筆ペンタイプのアイライナー“ミネラルスムースリキッドアイライナー”(全4色、税込各2970円)には定番色として“ピンクグレージュ”、限定色として“アプリコットブラウン”が登場する。アイやチーク、口紅としてマルチに使用できるセミマットの単色パウダー“ミネラルマルチパウダー”(全5色、税込各2530円)には温かみのある秋のモーブカラーが限定で追加。セピアカラーの“モーブベージュ”と肌なじみの良い“ウッディブラウン”が登場する。いずれのアイテムもお湯と石けんで落とせるクレンジングフリー処方。

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伊勢丹新宿店と「ワンピース」が夏のコラボイベント開催 展開ブランドと商品はのちに発表

 伊勢丹新宿本店は、「ワンピース(ONE PIECE)」とコラボしたイベント「劇場版『ONE PIECE FILM RED』×伊勢丹」を8月3日から開催する。イベントでは、「ワンピース」の世界観を表現した新商品を発売する。展開ブランドや商品などの詳細は、7月27日以降に発表予定だ。

 開催に合わせて、描き下ろしイラストも発表した。イラストは、コラボアイテムやノベルティ、伊勢丹新宿本店内の期間限定ショップの装飾に使用する予定だという。

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ジャーナル スタンダードがラリー・クラークの処女作“TULSA“をフューチャーしたコレクションを発売

 ベイクルーズのジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)は、写真家ラリー・クラーク(Larry Clark)の写真家としての処女作”TULSA”をフィーチャーしたTシャツを発売する。サイズ展開はM〜XLで価格は6600円(税込)、7月16日からジャーナル スタンダード各店とベイクルーズオンラインストアで取り扱う。

 ラリー・クラークはユース&サブカルチャーシーンを代表する写真家で、処女作である”TULSA”はオクラハマのタルサで生まれ育った彼が地元のジャンキーらを捉えた写真集で、1971年の初版刊行以来、重版が繰り返されるラリー・クラークの代表作だ。

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ジャーナル スタンダードがラリー・クラークの処女作“TULSA“をフューチャーしたコレクションを発売

 ベイクルーズのジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)は、写真家ラリー・クラーク(Larry Clark)の写真家としての処女作”TULSA”をフィーチャーしたTシャツを発売する。サイズ展開はM〜XLで価格は6600円(税込)、7月16日からジャーナル スタンダード各店とベイクルーズオンラインストアで取り扱う。

 ラリー・クラークはユース&サブカルチャーシーンを代表する写真家で、処女作である”TULSA”はオクラハマのタルサで生まれ育った彼が地元のジャンキーらを捉えた写真集で、1971年の初版刊行以来、重版が繰り返されるラリー・クラークの代表作だ。

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「ラグタグ」で二次流通の最前線にどよめいた 中高生の「ファッション育」Vol.4

 今回のプレインターンシップでは、さまざまなブランド古着を買い取り、販売するユーズドセレクトショップの「ラグタグ(RAGTAG)」渋谷店を訪れた。バイヤーや店員の仕事を学びながらショップを見学し、実際の買い物も体験した。

 「ラグタグ」は、ワールド傘下の会社、ティンパンアレイが手がけている。そもそも会社は、誰もが憧れのブランドの服を着たり試したりできるようにすることで、服へのパッションを応援したいと創業。「コレかわいいね、でも、私たちには買えないね」と話しながら、ブランドショップで残念そうな顔をしている2人の女子高生の姿が原風景なのだという。お金を持っていそうな顧客がショップ店員に話しかけられるそばで、制服姿の彼女らは見向きもされず、ぽつんと立っていた。そんな光景を目の当たりにし、「憧れのブランドを『お金がない』というだけで諦めなければならないなんて、切なすぎる」と考えた高橋直樹創業者が、「何も新品ではある必要はないんだ」とデザイナーズブランド専門のユースドセレクトショップをたった3.5坪で始めたのが「ラグタグ」だ。そんな「ラグタグ」が目指す未来は、“おしゃれになることをあきらめない世の中”。福田敦子人材開発室室長は、「職種は違えど、社内のメンバーが働く目的は一緒」と力強く語ってくれた。

「ここが古着屋さん?」と思う内装
子連れが多い店舗には噴水も設置

 「ラグタグ」は、最近では宅配や訪問での買い取りにも力を入れるなど、ファッション好きの消費者を一番に考え、彼らのニーズに沿った接客や情報提供を心がけているという。心づかいは、店内でも明らかだ。買い取りを依頼するときは、洋服を預けると店内のカフェでゆっくり過ごせる。「ラグタグ」は買取予約を受け付けていないため、待ち時間が長くなってしまうときに飲み物とチョコレートを振る舞うべく設置したそうだ。「チョコレートがすっごい美味しいんです。食べてみてください」と勧めてくれた。納得・満足してもらうため、資格を持ったカスタマーアシスタントは品質などを事細かに確認し、接客を通してそれらを伝えている。

 メンバーが「ここが古着屋さん?」と驚くほど、「ラグタグ」のこだわりは、店内にも溢れている。まず内装は、店舗ごとに立地や客層などで異なるデザイン。内装は数年に1回変更するという。渋谷店は、落ち着いた雰囲気に洋楽のゆったりとしたBGMが流れ、ブランドがグルーピングされている。店内は入り口に近いところにカジュアルやリーズナブルなブランド、一方奥に入るとラグジュアリーブランドの服が並ぶ。店の奥は、より服にフォーカスしやすい環境だ。一方、吉祥寺店の店長経験もある福田室長は、「吉祥寺店は公園が近く、子ども連れや大学生が多かったので、店内に噴水を置いたことも」という。

 おしゃれを応援する「ラグタグ」のこだわりの1つが、品質保証タグだ。「ラグタグ」にとってタグは、「ただ値段を表すものではなく、お客さまが安心してお買い物するためのもの」。必要な情報は「全て」記載しているという。傷や汚れの数・位置は一目でわかるように表記しているという福田室長の説明には、メンバーがどよめいた。こだわりは、記載内容に留まらない。商品タグが見つからなくて服のあちこちを探した経験は、誰もが一度はあるだろう。「タグを探している間に店員さんに声を掛けられちゃう、試着室に押し込められちゃう、と焦った経験はありませんか?」と福田室長。そこで「ラグタグ」はタグを探す手間が生じないよう、タグの位置を決めた。シャツは第二ボタン、パンツは外側。パッと見たとき、どんな商品でもタグがすぐ目に入るのだ。タグへの情報入力と、タグ付けは全て手作業という。

 続いて、渋谷店の高野バイヤーから、バイヤーという仕事についてレクチャーしていただいた。話を聞いたのは、実際に査定を行う個室。「ラグタグ」は「自分の洋服を他人に見られるのは恥ずかしい」という気持ちに配慮し、査定を個室で行っている。加えて買い取りには指名制度があり、中には「もう一度話したい」や「楽しかったから」といった想いで指名する人もいるそう。「だから、美容室と似ているかもしれません」と高野バイヤーは言う。渋谷店は特に指名が多く、人気バイヤーだと1日20人を担当するそうだ。

「ゴリ押しで査定額を上げようとする
お客さまはいないの?」 その答えは……

 高野バイヤーの楽しいトークで緊張もほぐれ、メンバーの1人が「ゴリ押しで値段を上げてくるお客さんはいないんですか?」と茶目っ気たっぷりに切り込んだ。すると過去には2時間粘られたこともあるが、「買い取り価格は変更せず、丁寧な説明を試み続けた」そう。なぜなら、「最初に出した値段が、誠意の値段」だから。買い取り価格は、基本的に変えない。買い取り価格を上げて欲しいと言い出せない人もいるからこそ、交渉を前提とした価格設定は平等ではない、と語ってくれた。2時間の対話を重ねた人は、最後には「負けた」と言って全品売ってくれたそうだ。

 プレインターンシップの最後は、ショップ店員の接客技術を体感する「変身体験」だ。メンバーの中から代表2人が変身。「普段はズボン?スカート?」「好きなスタイルは?」などのヒアリングを受けたメンバーが、高野バイヤーのセレクトした洋服に着替えて試着室から出てくると、どよめきとシャッター音が止まらない。ガラッと印象が変わる。それでいて本人の雰囲気にハマったスタイルが完成していた。私服ではカジュアルでストリート風だったメンバーは、「ノワールケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」のシースルーのブラウスを羽織り、シックなロングスカートを履きこなす様は、まさに変身だった。高野バイヤーは「お顔立ちと、ピタッとしたヘアを見て、ギャルソンが似合いそうだと思った」「スカートは選ばないと言っていたので、スカートらしくないスカートであえて挑戦してみた」と笑顔で話してくれた。

参加した学生のレポートから
 私は普段あまり古着屋を利用しないので、最初はどんなシステムか全然わかりませんでした。タグへの些細なこだわりや指名制度など、いろいろなことを知れました!(KOTO/中学3年)

 「古着屋」と聞いたときは、下北沢にあるような少しレトロなお店かと思っていました。実際は、インテリアも商品も、古着屋とは思えないくらい素敵でした。内装は、白を基調に木材を所々に取り入れ、暖かい雰囲気でした。古着の買い取りには中高生から70代の方まで幅広い世代が来るそうです。自分の洋服が誰かの「おしゃれ」になれるのは、素敵だと思いました。“キズや汚れも一目でわかる“こだわりは印象に残りました。古着を選ぶときに一番気になるのが、キズや汚れです。タグにはキズや汚れがすぐわかるよう、星などの目印がついていて、汚れを見つけた時のガッカリがなくなるように工夫されていました。お客さんのガッカリをなくす工夫が数えきれないほどあって、私も実際商品を買ってみたくなりました。今まで行ったことのない、見たことのない新しい古着屋。リーズナブルに一人一人のおしゃれなファッションが最高に楽しめる場所だと感じました。(Eri/中学3年)

 「これが古着?」と思わせる店舗を作るには、沢山の人たちの努力がありました。まずバイヤーさんは、洋服を傷つけないよう手の装飾品は全て取り、タグ付けも一つ一つ手作業。傷やシミはタグに記載して目に入りやすい場所に付けるなど、とても工夫されていました。バイヤーさんからは、装飾品を外すと聞きました。最初は、「古着は汚いもの」と思い込んでいました。しかし一度使っていたものにもう一度魂を吹き込もうと古着を丁寧に扱う「ラグタグ」を見学し、偏見が薄まりました。(ayn/中学3年)

 古着屋といえば下北沢とかにある小さなお店を想像しますが、「ラグタグ」は違います。渋谷店は内装も物凄くオシャレです。洋服はブランドごとに整理され、気になる服のコーナーに行けば、気づかないうちに周りにも好きなものが溢れています。コーディネートしてもらいましたが、普段は全く着ない、思いつかないコーデを考えていただき、自分のファッションの幅を広げる良い機会になりました。次に来る時は、私も買い物したいです。(hana/中学3年)

 商品一品一品を大事に確認して、中古品でも綺麗に売りたいと言うバイヤーさんの気持ちがとても伝わりました。(ちゃこ/高校2年)

 「ラグタグ」は商品一つ一つにこだわっていて、買い取る時も経験豊富なバイヤーさんが一着一着を確認して買い取ります。買い取られた商品は一度大きな倉庫に運び、各店舗の雰囲気や客層に合わせて振り分けるそうです。そして、古着で気になりがちなシミや汚れなどは、タグに細かく記入します。こうすることで「汚れを見つけたから返品したい!」などのトラブルを減らしているのです。私は、お店の商品でコーディネートしてもらいました。普段あまり着ることのない服を選んでいただき、新しい体験ができました。(杏/中学3年)

 私のイメージする古着屋さんは、こぢんまりとしていて風通しが悪く、たまにちょっと怖そうな店員さんがいるところです。そういった古着屋の店員さんは、実際に話してみると凄くいい人が多いのですが、ファッションに最近興味を持った方や若い方には、少しハードルが高いかもしれません。その点「ラグタグ」は全く違います。最初に感じたことは、「明るい」です。渋谷店は地下1階を含めた4階建てですが、ガラス張りで中がよく見えます。入口も分かりやすく、古着屋さんとは思えませんでした。中に入ってみると店内はピカピカ、通路も広く、他のお客さんとぶつかることはまずありません。お友達と来ても、みんなで楽しめる充分なスペースです。お店の雰囲気はバッチリとなると、次に気になるのは値段や洋服の状態ではないでしょうか?古着屋さんで頑張って買った洋服を家に帰ってから確認してみると、大きなシミがあってショックを受けたという話も実際に聞きました。慣れない空間にいると緊張してアタフタしてしまい、冷静になれないことはよくあります。しかし「ラグタグ」に行けば、そんなことにはなりません。店頭に並んでいる商品には品質保証タグが付けられています。ブランドは勿論のこと、シーズンや参考価格(定価)、どこに汚れや傷みがあるのかまでわかります。しかも、タグはわかりやすい位置にあるので良心的だなと感じました。ここまでくるといよいよ最後の関門。店員さんです。みなさんも一度は接客で嫌な思いをしたことがあると思います。古着屋さんの店員さんともなれば、クセが強い人も多そうですよね。ところが、今回お話を伺った方にそんな方はいませんでした。だからといって洋服の知識が無い訳ではありません。買い取りをする際にも必ず必要になるのですから、凄い量の知識を持っているはずです。でも、それをひけらかさずに聞かれたことにはしっかり答え、アドバイスをくれる姿がとても印象に残りました。どんな人にもファッションの先輩になってくれると思います。買い取りも同様で、品物1点1点の価格を説明してくれます。なぜこの洋服がこの金額なのかを納得するまで説明してくださるので、売りに行くのが初めての方にもおすすめできます。販売と買い取り、どちらにも力をいれている「ラグタグ」にぜひ足を運んで頂きたいです。(森脇貴志/高校3年)


 中高生のためのファッション育プロジェクト「フューチャー・ファッション・インスティテュート(FUTURE FASHION INSTITUTE、以下FFI)」は、「ファッション育」を通じて子どもたちの感性を磨き、未来の業界を担う人材やセンスを生かして働く子どもの育成を応援している。展示会への訪問や業界人へのお仕事インタビューなどを重ねるメンバーは、自らの体験をシェアして友人に刺激を提供。ポジティブなループを通して、子どもたちが「未来の自分」を思い描き、夢に一歩近づくことを願う。今回は「ラグタグ」を訪れ、二次流通の最前線を学んだ。

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「SK-II」のイベントにアンバサダーの渡辺直美、三吉彩花、TWICEのミナが登壇 「ワールド ピテラ デイ」のキャンペーンを公開

 「SK-II」は7月13日に、ブランドを代表する成分ピテラ(TM)をテーマにした初のグローバルイベント「ワールド ピテラ デイ(WORLD PITERA DAY)」を開催し、グローバルブランドアンバサダーの女優の桃井かおり、お笑い芸人の渡辺直美、女優・モデルの三吉彩花、ガールズグループTWICEのミナが出演する新キャンペーン「どうする?真夜中の撮影」を公開した。同キャンペーンは肌のコンディションが悪くなるとされる夜中にあえて撮影し、クリアな素肌に導くピテラの魅力を伝えるキャンペーンとなっている。

 同日、キャンペーンの公開を記念したイベントに渡辺直美、三吉彩花、TWICEのミナが登壇した。白を基調としたドレスを着用した3人は、撮影時の裏側などについてトークセッションを行った。今回の企画について三吉は「“真夜中の撮影”と聞いて肌のことを考えるとチャレンジングな企画ですが、面白いものになると思いました。撮影の日は念入りに肌のケアをして挑みました」とコメント。ミナは「長いリハーサルを終えた後にバックステージで撮影しました。肌に疲れが出てしまうんじゃないかと心配でしたが、“ピテラエッセンス”で毎日ケアをして撮影に挑んだので、仕上がりを見て自信につながりました」と撮影時を振り返った。渡辺は「耳が痛くなるくらい音楽を爆音で流しながらの楽しい撮影でした(笑)。みんなで踊りながらの撮影だったんですが、現場の楽しさも伝わったと思います。素肌で撮影をすることはあまりないので心配でしたが、仕上がりを見たときに“今後これでいっちゃおうかな”と思えるくらい肌に自信を持つことができ、いいチャレンジをさせてもらいました」とジョーク混じりに語った。また、「『SK-Ⅱ』は上品で高級なイメージがあったので、芸人である私にアンバサダーの話をいただいたとき、未来に向かって挑戦していく、進化していくブランドなんだとイメージが変わりました」と就任時を振り返った。

 イベント当日はピテラの魅力を体験できる展示やブースなどを用意し、多くのインフルエンサーが訪れ1日限りの「ワールド ピテラ デイ」を楽しんだ。

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「ディオール」から占星術に着想した“ラッキー ディオール”コレクション バッグやスニーカーを発売

 「ディオール(DIOR)」は、カプセルコレクション“ラッキー ディオール”を発売した。占星術にインスパイアされた鮮やかな色彩の“ゾディアック ピクセル”プリントが特徴で、バッグが48万円(税込、以下同)、ドレスが66万円、スニーカーが12万3000円など。

 また、「ディオール」を象徴する“カナージュ”(籐の網目に着想を得た格子柄)を星型のスタッズで表現したバッグ(79万円)も販売する。

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「NFTの教科書」ファッションパートの著者が語る NFTの可能性と課題、そして未来

 コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、さまざまな業界が注目し始めたNFT領域。ファッション業界もその例外ではなく、特に2021年に入ってから参入企業が続々と増えている。NFTとは、“Non-Fungible Token(非代替性トークン)”の略。デジタルデータの「鑑定書」としての機能を持ち、リアルなモノと近い形での、デジタルデータの取引を可能にする。そんなNFTにはどのような利点があり、ファッション業界にどのような可能性をもたらすのか。そして、NFT×ファッションの未来はどうなるのか。現在、”デジタルファッションハウス”として「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のNFTドレスやNFTスニーカー”ダイヤモンド ウォーク(Diamond Walk)”の制作・販売などを行ってきた企業、ジョイファ(Joyfa)を創業し、2021年出版の「NFTの教科書」(朝日新聞出版)のファッションパートの著者も務めた平手宏志朗代表に話を聞いた。

WWD:ジョイファの事業内容は?

平手宏志朗ジョイファ代表(以下、平手):端的に言うと、スニーカーを主軸としたデジタルファッションのエコシステムの開発を行っています。事業の軸は3つ。1つは「NFTの制作と販売」です。現状は”ダイアモンド ウォーク”といった、自社制作のNFTがメインですが、将来的にはジョイファ外の人々によるNFTの制作・販売を視野に入れています。もう1つが「制作・販売したNFTへの体験価値の付加」です。近いうちに購入したデジタルスニーカーの展示などの機能を持つアプリをリリース予定ですが、他にもAR上で着用できたり、ゆくゆくはゲーム的な要素を追加したりすることで、NFTに体験価値を付けることができるようにしていければと思っています。そして最後の1つが「コミュニティーの形成」です。ジョイファ独自の暗号資産を発行することで、特別なNFTの購入体験ができたり、コミュニティー内での意思決定に携われたりする会員限定の権利の付与を予定しています。

WWD:暗号資産の発行で「コミュニティー内の意思決定に携われる」というのは具体的にはどういったことなのか?

平手:仕組みとしては、まず、独自の暗号資産(トークン)を発行した場合、発行枚数の40〜50%ほどを、トレジャリーと呼ばれるブロックチェーン上の金庫のようなところに保管する予定です。ジョイファのトークンを持っている方々は、そのトレジャリー内の資産をどのように使うのか提案をしたり、承認をしたりすることができるようになります。例えば、海外のクリエイターの方が、デジタルファッションのブランドを立ち上げるための資金が必要であれば、それをジョイファのコミュニティーに提案し、承認を得ることができれば、トレジャリー内からお金を融通することが可能です。他にも、コミュニティー内の意思決定に携わったり、ジョイファのために作業をしてくれた人には、その金庫内から報酬が支払われる、といった形を取ることも可能になります。

WWD:そもそも、平手代表がNFTに注目した理由は?

平手:私自身はNFTが注目を浴びるだいぶ前から、エンジン(Enjin)という会社でNFT×エンタメの領域の仕事をしていました。そのため、NFTに注目したというよりは、もともと業界にいた中でNFTがブームになり、自然とNFT領域で「次に来るジャンルは何か」を考え、ジョイファを創業した形です。

NFTがブームになったきっかけは?

WWD:NFTがブームになった理由をどのように見ているのか?

平手:きっかけとしては、NBA Top Shotの存在が大きいと思います。NBA選手のトレーディングカードゲームをNFT化したようなモノですが、NBAが非常に分かりやすいIP(知的財産)だったことや、ユーザー体験の良さなどから大きな売り上げを出し、NFTというものの認知度・注目度が上がっていった印象を受けています。

WWD:「ユーザー体験の良さ」とは?

平手:いくつかありますが、例えば単なる静止画のカードではなく、動画を使っていたり、決済方法に関しても、従来のNFTが仮想通貨がメインだったのに対してクレジットカードも対象にしたりしていました。他にも、ルートボックス化と呼ばれる、ガチャガチャのような仕組みを導入して購入するまで何が当たるか分からない形を取っていたこともあります。

WWD:NFTには、具体的にどのような利点があるのか?

平手:大きくは3つあると思います。1つが永続性で、NFTを提供している企業が潰れてしまっても、入手したNFT自体は残る仕様にすることができます。もう一つが、流動性です。購入者側がNFT版のメルカリのようなところで転売したり、友人と貸し借りしたりすることが可能です。そして3つ目が透明性で、発行者や発行枚数、売買や貸し借りなどが履歴として可視化されます。これらによって物理的なモノに近い体験価値の提供が可能になっています。

WWD:それらの利点は、ファッションにも適用できるのか?

平手:できると思います。まず前提として、デジタルファッション=NFTというわけではありません。NFT化していないデジタルファッションは、これまでもメタバース空間内などで存在はしていました。ただ、従来のデジタルファッションは、その空間内で完結するアイテムでしかなかった。それをNFT化することで、他の空間でも使える可能性が高まったり、実際に所有しているという感覚に近くなったりする。そこに新しい可能性が生まれてくるのかなと思っています。

WWD:中でも、NFTと相性の良いファッションカテゴリーは何か?

平手:スニーカーやアクセサリーといった、限定性・コレクション性の強いジャンルは親和性が高いと思っています。こういったものは、リアルで集める場合に保管が必要など、物理的な制約も大きい。デジタルに置き換えることで、保管したり、展示したりするニーズは今後高まってくるのではないかと考えています。また、保管・展示だけでなく、ARの技術を活用して、画面上では実際に着ているような感覚にひたることもできます。イベントなどで人々がARグラスをかけて、各々がコレクションしたデジタルファッションを見せ合い、楽しむといった自己表現の拡張もできるかもしれません。まだまだ不透明な部分もありますが、可能性は多岐にわたると思います。

NFTは”バブル”なのか?

WWD:一方で、「NFTはバブルになっているだけではないか」といった声もある。

平手:マーケット全体で見ると、NFTの取引ボリュームは平均で週30億〜70億円と、あまり下がっていません。確かに、一昔前のように価格が異様に高騰する、といったことは減っているかもしれませんが、ユーティリティがしっかりしていたり、価格的に入手しやすいものの取引が増えている印象を受けています。

WWD:現状、NFTが抱えている課題は何かあるのか?

平手:大きくは3つあります。1つは環境負荷で、一般的にNFTを1つ発行するのに、一般家庭の消費電力の3〜4日分を消費すると言われています。2つ目が、標準規格の不在です。NFTには先ほど言った流動性がありますが、あるメタバースのNFTを別のメタバースでも着用するといったことは現状できません。そして3つ目がユーザビリティーです。NFTは現在、仮想通貨での購入がメインとなっているため、仮想通貨を持っていない人は購入できないことが多い。これらの課題は、NFT×ファッションにおいても同様に発生するものだと思います。

WWD:それらの課題は今後、解決されるのか?

平手:ある程度解決されると思います。環境負荷の課題は、ブロックチェーン最大手のイーサリアムが環境負荷を大幅に軽減するアップデートを年内に予定しています。何度も遅延しているので年内ではないかもしれないですが(笑)。標準規格の不在についても、現在、NFT業界内でデジタルファッション×NFTの標準規格を作ろう、という機運が盛り上がってきており、解決の方向に向かっていくと思います。また、ユーザビリティの課題も、クレジットカード決済が可能なところが徐々に増えてきています。

WWD:ジョイファとしては今後、どのようにしていくつもりなのか?

平手:最終的には、デジタルファッション領域で世界中のクリエイターのエンパワメントとサポートができればと思っています。社内では、任天堂のようにエコシステムとブランド両方を手掛けられるような存在になろうとよく言っています。任天堂はゲームのエコシステムを作りつつ、「マリオ」や「ポケモン」などの自社ブランドも運営している。ジョイファも、世界中のクリエイターの支援を通じて、デジタルファッションのエコシステムを構築しつつ、自社ブランドを作っていき、自社ブランドでのトライ&エラーで得た知見をクリエイターに還元するなどしてエコシステムへ反映させていく。そういったことを通じて、新しいファッションの価値を提供できればと考えています。

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「ヌメロ ヴェントゥーノ」のコンセプトストアが名古屋初上陸 スキンケアキットやキャンドルなどを販売

 「ヌメロ ヴェントゥーノ(Nº21)」のコンセプトストア「ガラージュ ヴェントゥーノ(GARAGE VENTUNO)」が、ジェイアール名古屋タカシマヤ4階でポップアップを開催する。名古屋で行うのは今回が初めて。

 ポップアップでは、バッグ付きのスキンケアキット(税込3万800円)や日本製のビーガンハンドケアキット(同1万6500円)、ファッションディレクターの三浦大地が手掛ける「アースアンドストーブ(EARTH AND STOVE)」と協業したクリスタル入りのキャンドル(同2万3100円)、ドイツの高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ(STEIFF)」とコラボレーションしたテディベア(同4万4000円)などを販売する。

 「ガラージュ ヴェントゥーノ」は、2020年11月にスタートした日本限定プロジェクトで、人や地球に配慮したサステナブルなアイテムを発信することを目的としている。

■ポップアップ
会期:~7月26日
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 4階 モード&トレンド「スタイル&エディット」内イベントスペース

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アシックス×ポケモンの第2弾 子ども靴にピカチュウやイーブイをプリント

 アシックスの子ども靴シリーズ“スクスク(SUKU²)”は、ポケモン公式ベビーブランド「モンポケ(MONPOKE)」とコラボしたシューズを発売する。7月15日に同社のオンラインストアで会員向けに先行販売し、7月22日からアシックスキッズ銀座や百貨店、靴専門店などで順次扱う。価格は全て6490円(税込)で、両者のコラボは第2弾。

 歩き始めの赤ちゃん用は、履かせやすく脱がせやすい“オープンベロ”構造を採用し、コットン素材にピカチュウやイーブイなどの人気キャラクターをプリントする。

 3~7歳用はゴムひも+1本ベルトタイプで、つま先部分を扇型として足指を動かしやすくする。こちらにはゲンガーやルカリオ、エースバーンをあしらう。

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「ファシオ」が今田美桜を起用したスペシャルムービーを公開中 ブランド初のまつ毛美容液も登場

 コーセーが展開するメイクアップブランド「ファシオ(FASIO)」から7月16日、ブランド初となるまつ毛美容液“ラッシュ リペア セラム”(税込1320円※編集部調べ)が登場する。まつ毛のハリやコシをアップするのはもちろん、まぶたの保湿など目元用美容液としても使用できる。製品の発売に先駆け、公式サイトではブランドミューズである今田美桜を起用した新ビジュアル&スペシャルムービーを公開中。ブランド人気アイテムのウオータープルーフマスカラ“パーマネントカール マスカラ WP”とまつ毛美容液を使用した今田のスペシャルムービーに加え、インタビュー&メイキング動画も公開している。

 新しく発売する“ラッシュ リペア セラム”は、30種の植物や海藻成分を配合したまつ毛のハリ・コシアップをかなえるまつ毛&目元用美容液。まつ毛補修成分とまつ毛保護成分を含み、傷んだまつ毛をケアするほか、まぶたの保湿にも使用できる。また、雲形カーブチップを採用し、目のきわまでしっかりフィットして美容液をすみずみまで行き渡らせる。

 スペシャルムービーは、ブランドコンセプトの「なじむ、らしさ、つづく。」を想起させる、リラックスした自然体の今田の姿を見ることができる。ウオータープルーフを感じさせない、“パーマネントカール マスカラ WP”の美しいカールと軽い付け心地を今田の声や動きで表現した「“ここちいい”ウォータープルーフマスカラ」編と、“ラッシュ リペア セラム”で目元をケアしながら今田が楽しそうに表情を変える「やさしくケアできるまつ毛美容液」編の、2 つのスペシャルムービーを用意。さらに、スペシャルムービーの撮影裏が垣間見えるメイキングとインタビューも公開中だ。

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「サイ ベーシックス」×「レショップ」×エウレカ トリプルコラボの鹿の子コレクションを発売

 ベイクルーズが運営する「レショップ(L'ECHOPPE)」は、「サイ(SCYE)」のスタンダードライン「サイ ベーシックス(SCYE BASICS)」と岐阜のセレクトショップであるエウレカ(EUREKA)とトリプルコラボレーションし、アンサンブル鹿の子コレクションを7月16日に発売する。取扱店舗はレショップ渋谷店、同ウェブストア、岐阜のエウレカファクトリーハイツ(EUREKA FACTORY HEIGHTS)。

 コレクションは、カーディガン(税込2万7500円)、モックネックT(同1万8700円)、ヘンリーネックT(同1万8700円)の3型を、ホワイトとネイビーの各2色で用意する。素材は「サイ」オリジナルの凹凸の少ない鹿の子を採用した。それぞれゆとりのあるフォームに仕上げ、アンサンブルでの着用を可能にするため、宮原秀晃「サイ」パタンナーがパターンメークを手がけた。

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「サイ ベーシックス」×「レショップ」×エウレカ トリプルコラボの鹿の子コレクションを発売

 ベイクルーズが運営する「レショップ(L'ECHOPPE)」は、「サイ(SCYE)」のスタンダードライン「サイ ベーシックス(SCYE BASICS)」と岐阜のセレクトショップであるエウレカ(EUREKA)とトリプルコラボレーションし、アンサンブル鹿の子コレクションを7月16日に発売する。取扱店舗はレショップ渋谷店、同ウェブストア、岐阜のエウレカファクトリーハイツ(EUREKA FACTORY HEIGHTS)。

 コレクションは、カーディガン(税込2万7500円)、モックネックT(同1万8700円)、ヘンリーネックT(同1万8700円)の3型を、ホワイトとネイビーの各2色で用意する。素材は「サイ」オリジナルの凹凸の少ない鹿の子を採用した。それぞれゆとりのあるフォームに仕上げ、アンサンブルでの着用を可能にするため、宮原秀晃「サイ」パタンナーがパターンメークを手がけた。

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化粧品小売セフォラがロシアから撤退 現地子会社の全株式を売却

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH Moët Hennessy Louis Vuitton)傘下の化粧品小売店セフォラ(SEPHORA)はこのほど、ロシアの子会社の全株式を現地管理責任者に売却することで合意したと発表した。雇用継続のための措置としている。業界筋によると、セフォラの売り上げのうちロシア事業が占める割合は3%未満。

 セフォラは3月初旬、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け88の店舗とECを閉鎖しロシア事業を一時停止。「優先すべきは現地チームの安全であり、引き続き支援していく」との声明を出していた。今後、現地責任者との契約がまとまり次第、ロシアの化粧品小売店イル ドゥ ボーテ(ILE DE BEAUTE)の下で運営される予定。関係者によると、数週間のうちに移管するとみられる。各店はセールを行い在庫を一掃した後は、「イル ドゥ ボーテ」の名前に変更した再スタートを切る。これによりロシアからセフォラの店舗は消滅する。

 セフォラはロシア市場にフランチャイズで進出したが、2008年に店舗を閉鎖。同年10月に、イル ドゥ ボーテの株式を45%取得し少数株主となった。その後、保有株式を増やし16年に経営権を獲得。イル ドゥ ボーテの店舗をセフォラにリブランドしていた。

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「ファセッタズム」のリメイクシリーズ“ミューテーションズ”から7着限定の“オーバーオール ジレ”が登場

 「ファセッタズム(FACETASM)」は、古着を解体して再構築した一点モノのシリーズ“ミューテーションズ(MUTATIONS)”の第2弾を7月15日に発売する。価格は全て税込6万500円で、「ファセッタズム」の青山店と公式オンラインストアで取り扱う。

 今回は、落合宏理デザイナー自らが買い付けた古着と私物のネルシャツを使用し、1着につき2枚のシャツを組み合わせて製作した“リメイク オーバーオール ジレ(REMAKE OVERALL GILET)”を7着限定で用意。左右で色味も柄も似たようなモノから全く異なるモノまで、どれも一点モノの醍醐味が味わえるデザインに仕上がっている。

 なお、同日からメンズおよびウィメンズの「ファセッタズム」2022年秋冬コレクションが立ち上がる。

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「ジバンシイ」が国内初のブティックをオープン “禁断”を意味する新作ルージュも登場

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は6月24日、ギンザシックス(GINZA SIX)に国内初となるブティック「ジバンシイ ビューティー GINZA SIX」をオープンした。

 同月30日には、9月に新発売するリップスティックやフレグランスをいち早く体験できる招待形式の新製品体験会を実施し、ギュテ(GYUTAE)らインフルエンサーが来場。展示のメインとなったのは鮮やかな発色と上品な艶めきが特徴の“ルージュ・アンテルディ・シルキー”。“アンテルディ”はフランス語で“禁断”を意味し、かつてオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)がユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)から香水を捧げられ、「お気に入りの香りだから私以外は使ってはダメ」と語ったエピソードから名付けられた。さらにアンダーグラウンド フラワーが香る“ランテルディ オーデトワレ”やプレミアムスキンケアシリーズ“ソワン ノワール”の新作、そしてプレミアムフレグランス“ラ コレクション パルティキュリエ”に新たに加わる、「ジバンシィ」クリエイティブディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew Williams)にインスピレーションを受けた“ド ジバンシイ MMW オーデパルファム”がラインアップ。タッチアップスペースではプロのメイクアップアーティストが新製品を用いてタッチアップやアドバイスを行った。

 「ジバンシイ ビューティー GINZA SIX」では、専門知識を持つスタッフによるコンサルテーションのほか、刻印サービスやスペシャルラッピングなど、一人一人に合わせたテイラーメイドなサービスが提供される。さらに3種の“ド ジバンシイ インテンス オーデパルファム”やカスタマイズ可能なリップスティックケース“ルージュ・ジバンシイ・アクセソワール”などの店舗限定アイテムもラインアップする。

PHOTOS:SHUHEI TSUNEKAWA
問い合わせ先
パルファム ジバンシイ[LVMHフレグランスブランズ]
03-3264-3941

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「プーマ」が“内なる情熱の炎”をイメージした新作シリーズを発売

 「プーマ(PUMA)」は、アスリートの“内なる情熱の炎”をイメージしたカラーリングの新作ランニングシューズと陸上競技スパイクのシリーズ“ファイアーグロー パック(FIREGLOW PACK)”を7月15日から順次発売する。「プーマ」が契約するサニブラウン・ハキーム(ABDUL HAKIM SANIBROWN)選手ら、世界のトップ契約アスリートが今夏の国際大会で着用予定だという。

 同シリーズは、昨年登場した厚底モデルをアップグレードした新作“ディヴィエイト ニトロ2(DEVIATE NITRO 2)”(税込1万9800円)をはじめ、“ディヴィエイト ニトロエリート ファイアーグロー(DEVIATE NITRO ELITE FIREGLOW)”(同2万4200円)、“ファストアール ニトロ エリート ファイアーグロー(FAST-R NITRO ELITE FIREGLOW)”(同2万7500円)、陸上競技スパイク2型(同1万7600〜1万9800円)をラインアップする。

 “ディヴィエイト ニトロ2”は、ソールの“ニトロ フォーム”に加え、ミッドソールに“ニトロ エリート フォーム”をフルレングスで採用することで、高い反発性とクッション性を備えつつ軽量化を実現。カーボンファイバープレートを搭載し、つま先でエネルギーを発揮できるように推進力を高めた新モデルだ。

 商品はプーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマストアお台場、プーマストア 富士見、プーマストア京都、プーマストア札幌ファクトリー、プーマストア福岡、プーマ公式オンラインストア 、一部取扱い店舗で販売する。

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「プーマ」が“内なる情熱の炎”をイメージした新作シリーズを発売

 「プーマ(PUMA)」は、アスリートの“内なる情熱の炎”をイメージしたカラーリングの新作ランニングシューズと陸上競技スパイクのシリーズ“ファイアーグロー パック(FIREGLOW PACK)”を7月15日から順次発売する。「プーマ」が契約するサニブラウン・ハキーム(ABDUL HAKIM SANIBROWN)選手ら、世界のトップ契約アスリートが今夏の国際大会で着用予定だという。

 同シリーズは、昨年登場した厚底モデルをアップグレードした新作“ディヴィエイト ニトロ2(DEVIATE NITRO 2)”(税込1万9800円)をはじめ、“ディヴィエイト ニトロエリート ファイアーグロー(DEVIATE NITRO ELITE FIREGLOW)”(同2万4200円)、“ファストアール ニトロ エリート ファイアーグロー(FAST-R NITRO ELITE FIREGLOW)”(同2万7500円)、陸上競技スパイク2型(同1万7600〜1万9800円)をラインアップする。

 “ディヴィエイト ニトロ2”は、ソールの“ニトロ フォーム”に加え、ミッドソールに“ニトロ エリート フォーム”をフルレングスで採用することで、高い反発性とクッション性を備えつつ軽量化を実現。カーボンファイバープレートを搭載し、つま先でエネルギーを発揮できるように推進力を高めた新モデルだ。

 商品はプーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマストアお台場、プーマストア 富士見、プーマストア京都、プーマストア札幌ファクトリー、プーマストア福岡、プーマ公式オンラインストア 、一部取扱い店舗で販売する。

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「ニューエラ」×「ソロイスト」×読売ジャイアンツの最新作 総柄バケットハットなどを用意

 帽子ブランドの「ニューエラ(NEW ERA)」は7月15日、「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.以下、ソロイスト)」、読売ジャイアンツとトリプルコラボしたコレクションの最新作を発売する。3者の店舗や公式オンラインストアで扱う。

 宮下貴裕「ソロイスト」デザイナーによるオリジナルフォントの“GIANTS”の文字を総柄化してバケットハット(1万890円税込、以下同)にプリントするほか、スエット(1万6390円)やTシャツ(9790円)も用意する。

 トリプルコラボは、宮下デザイナーが大のジャイアンツファンであることから実現。今回が第3弾となる。

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「キーン」が川瀬正輝の「プロダクトトゥエルブ」と初コラボ 石をモチーフにした一足

 フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は7月15日、川瀬正輝が手掛ける「プロダクトトゥエルブ(PRODUCT TWELVE)」との初コラボモデルを、「キーン」直営店、および公式オンラインストアほか、「キーン」「プロダクトトゥエルブ」の取り扱い店舗で発売する。

 今回発売されるモデルは、高反発で快適なクッション性かつ、エコロジカルな素材を使用した「キーン」定番のオープンエア・スニーカー“ユニーク(UNEEK)”に、自然の強さを表現した“石”モチーフのカラーディレクションを川瀬が施したスペシャルな一足に仕上がっている。

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「アタッチメント」と「ヴェイン」が合同ショー ランウエイで交錯する“静”と“動”のクリエイション

 榎本光希デザイナー率いる「アタッチメント(ATTACHMENT)」と「ヴェイン(VEIN)」が、2023年春夏コレクションを合同ショー形式で12日に発表した。

 「アタッチメント」は1999年に熊谷和幸が創業し、素材と品質にこだわったテーラードスタイルをメインとする。過去にはパリでもショーを行い、昨シーズンから榎本デザイナーがブランドを受け継いだ。同じ運営会社の「ヴェイン」は2019年に榎本デザイナーが中心となって設立したメンズブランドだ。榎本デザイナーはショー直前のバックステージで、「極端に言えば『アタッチメント』は“服”で、『ヴェイン』は“ファッション”。僕の中ではそれくらいデザインアプローチが違う。それでも、どこかで服作りが交錯する瞬間がある。それをショーで感じてほしかった」と語った。

 会場は代々木第2体育館へとアクセスするエントランススペース。石畳が広がる開放的な空間に、スピーカーとライトのみのシンプルなステージを演出した。「世界観を作り込むよりも、それぞれの服の違いを際立たせるため、会場の要素を削ぎ落とした」という。

個々を際立たせる2部構成
個性的フォームで攻める「ヴェイン」

 ショーは、前半が「ヴェイン」、後半が「アタッチメント」の2部構成で行われた。「ヴェイン」のテーマは“INFORMEL”。第二次世界大戦後、フランスを中心に起こった抽象絵画のムーブメントを示す言葉で、この運動をリードしたフランス人画家ジャン・フォートリエ(Jean Fautrier)に着想した。彼が描いた作品「人質」に見られる、おどろおどろしく歪んだ人物画をジャカードで表現して、セットアップやスカーフなどに落とし込んだ。

 絵画の荒々しく混沌としたムードは、ディテールを多用した複雑な構造にも表れる。MA-1は二重のフロントファスナーを開閉させて前立てを垂らし、シャツは襟ぐりから袖先にドローコードを通して個性的なフォームに仕上げた。モデルたちのランダムなウオーキングも、ダイナミックなコレクションの世界観を増幅させた。

カナダ人アーティストに着想
軽やかなテーラードの「アタッチメント」

 後半の「アタッチメント」のテーマは“HORIZON”。繊細なタッチで水平線やグリッドを書いたカナダ人アーティスト、アグネス・マーティン(Agnes Martin)の世界観を、同ブランドらしいテーラードスタイルに落とし込んだ。彼女の手書きのグリッドをテキスタイルとして多くのアイテムに採用したほか、エクリュやブルーグレーといったニュアンスカラーと、ジャージーや超軽量のウール、軽やかな化繊など、色と素材でも彼女の作風を表現した。

 ショーには、シワ加工のシャツや内側にカーブを描くバナナカットのデニムパンツなど、「アタッチメント」のアーカイブをサンプリングしたアイテムも登場。これは榎本デザイナーが2000年代に実際に着用していたアイテムだ。「ブランドとの個人的なつながりを明確にしながら、ブランドの普遍性を既存のファンとも共有したかった」。アウターの上から巻いたベルトや腰から垂らしたキーチェーンなど、アクセサリー使いも印象的だった。

 フィナーレでは両ブランドのモデルが一斉に会場を歩き、榎本デザイナーの服作りが“交錯する瞬間”を表現した。榎本デザイナーは、「2ブランドをやるのはかなりタフ。まだまだ手探りです」とショー終了後に語ったが、表情は晴れやかだった。「2つのブランドがあるから、見えてくるものもある。この立ち位置をポジティブに捉えて、デザインと向き合っていきたい」。

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「黒いシャンプー」として話題 大正製薬のヘアケアブランド「ブラックウルフ」の秘密に迫る

 大正製薬が昨年10月に発売したヘアケアブランド「ブラックウルフ(BLACK WOLF)」が話題になっている。「ブラックウルフ」は、自分自身が本来持つ頭皮の活力に着目。ブラックアクティブ処方*¹を採用し、“黒髪をケアする”ヘアケアブランドだ。

 濃密泡で頭皮のアブラ汚れを落とすシャンプー、黒髪にハリ・コシを与えるコンディショナー、頭皮に潤いを与えるスカルプエッセンス、使うたびに白髪を目立たなくするカラートリートメントの、頭皮と髪をサポートする4アイテムを取りそろえたシリーズだ。

 シャンプー&コンディショナーは、“ボリュームアップライン”、“リフレッシュライン”、“プレミアムライン”の3タイプがあり、好みの仕上がりタイプに合わせて選べる。

 大きな特徴の1つが、シャンプーの液色が黒いことで、それゆえに“黒いシャンプー”という愛称で呼ばれている。その黒さこそが「ブラックウルフ」の特徴であり、大正製薬の知見が詰め込まれた証でもある。ここでは「ブラックウルフ」のキーパーソンへのインタビューを通して、同ブランドのポテンシャルを明らかにする。

*1 保湿成分のボタンエキス、キハダ樹皮エキス、オウレン根茎エキス、タウリン、パルミトイルテトラペプチド-20、アセチルテトラペプチド-3、モウソウチク成長点細胞溶解質、アカツメクサ花エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、ヤナギラン花・葉・茎エキス、トリフルオロアセチルトリペプチド-2

髪と頭皮にいい成分を詰め込んだ結果
“黒いシャンプー”が誕生

 「ブラックウルフ」の魅力を探るため、マーケティングを担当する池沢卓浩氏と、開発を担当した商品開発部の手塚健太氏に、同ブランドの誕生秘話を聞いた。

WWD:「ブラックウルフ」開発のいきさつは?

池沢卓浩氏(以下、池沢):当社は20年以上に渡って、男性の髪の悩みに向き合ってきました。一方で今の生活者を見ると、悩みだけではなく、もっとポジティブな“美容”や“身だしなみ”への意識が高まっています。そこで、自分磨きへのニーズに対応する新しいブランドが必要だという考えに至りました。

WWD:開発でこだわったポイントは?

池沢:これまで自分たちは、どちらかというと悩みに応えるヘアケア商材を作ってきました。けれど「ブラックウルフ」は、使うたびに気持ちをプラスに転じさせたい商材なので、デザインや世界観、使って気持ちが上がる香りや泡立ちにこだわりました。

手塚健太氏(以下、手塚):シャンプーの機能にこだわった結果、黒に行き着きました。ボリュームアップとか頭皮の皮脂洗浄とかを訴求するヘアケア商材は、メンズ市場にたくさんありますよね。開発段階で、それは必要な価値ではあるけれど、それだけだとありきたりだと思いました。それに加えて、「もっとかっこよく」「髪を美容したい」といった今の生活者のニーズに応える上で、“髪のダメージ補修”もしっかり満たしたいと思いました。そこで着目したのが、“ヘマチン”という成分です。ヘマチンが黒色をしていて、これをしっかり配合すると黒いシャンプーになるんです。

WWD:ヘマチンとは?

手塚:ヘマチンは、髪のダメージを補修する成分です。高価なので、「ブラックウルフ」の価格帯でしっかり配合している製品はとても珍しいと思います。ヘマチンのほかにも、清潔感のある男性にふさわしい、こだわりの保湿成分や洗浄成分を加えた結果、黒いシャンプーが誕生しました。

WWD:使ったユーザーの感想は?

池沢:まず言われるのは五感で感じられる部分についてです。濃密な泡やこだわった香りに関してで、そこは狙っていた部分なのでうれしいですね。その先にいる使い続けているユーザーの方からは、髪の触り心地やまとまり方など、髪の質感が変わったという反応をいただくことが多いです。商品を手に取るきっかけとしては、ボリュームアップ*²や皮脂洗浄がフックになり、使い始めてからは「男の髪も強く*³美しく」という開発時の思いを体感してくれる方が多くて、本当にありがたいです。

WWD:どういう人に使ってもらいたい?

池沢:「自分をアップデートしたい」というマインドを持った方に、商品を選んでもらいたいです。1日をアクティブに過ごして、自宅に帰ってするシャンプーはただの作業ではなく、アップデートするためのルーティン。自分を満足させ、自分を丁寧に扱う時間としてこの商品が溶け込んでくれると理想的ですね。

*2*3 ハリ・コシを与える

「ブラックウルフ」の特徴は
五感に訴えて気持ちを上げること

 「ブラックウルフ」は、五感で価値を体感してもらえるブランド。黒い液色や濃密な泡立ち、こだわりの香り(シトラスアロマとフレッシュシトラス)で、使う人の気分を上げる。香りは、癒しと力強さの両面を感じる複雑な香りを目指し、50以上の試作を作りながら設計していった。

“ボリュームアップライン”ほか
好みの仕上がりで選べる3タイプ

 「ブラックウルフ」のラインアップは、シャンプー、コンディショナー、スカルプエッセンス、カラートリートメントの4アイテム。シャンプー&コンディショナーは、黒髪にハリ・コシを与える“ボリュームアップライン”、黒髪を根元からリフレッシュする“リフレッシュライン”、スペシャルケアでワンランク上を目指せる“プレミアムライン”の3タイプがあり、好みの仕上がりに合わせて選べる。

人気の“ボリュームアップライン”で
お得な企画販売を実施中

 “ボリュームアップライン”の好評を受け、「アマゾン」限定でお得な企画販売を実施中。“ブラックウルフ ボリュームアップ スカルプシャンプー”と“同 コンディショナー”をセットで購入すると、“同 スカルプ エッセンス”(試供品、税込4378円相当)を1本プレゼントする。なくなり次第終了。

PHOTOS:KICHIRAKU YOHEI
問い合わせ先
大正製薬 お客さま119番室
03-3985-1800

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「ベルルッティ」が銀座並木通り店2階で自身のアイコンにフォーカスしたエキシビション

 フランスブランドの「ベルルッティ(BERLUTI)」は、銀座並木通り店の2階でエキシビション「LIVE ICONIC」を開催中だ。会期は年末まで。

 「ベルルッティ」のアイコンである創業者アレッサンドロ・ベルルッティ(Alessandro Berluti)が作ったレースアップシューズ“アレッサンドロ”や、アーティストのアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のためにデザインしたローファー“アンディ”などにフォーカスしたもので、俳優のソフィー・マルソー(Sophie Marceau)の実際の木型や、元サッカー選手の中田英寿やミュージシャンのパティ・スミス(Patti Smith)らがオーダーしたシューズの写真も展示する。

 「ベルルッティ」は、1895年にパリで創業したブーツブランド。現在はバッグやウエア、家具なども扱う。

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 フランスブランドの「ベルルッティ(BERLUTI)」は、銀座並木通り店の2階でエキシビション「LIVE ICONIC」を開催中だ。会期は年末まで。

 「ベルルッティ」のアイコンである創業者アレッサンドロ・ベルルッティ(Alessandro Berluti)が作ったレースアップシューズ“アレッサンドロ”や、アーティストのアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のためにデザインしたローファー“アンディ”などにフォーカスしたもので、俳優のソフィー・マルソー(Sophie Marceau)の実際の木型や、元サッカー選手の中田英寿やミュージシャンのパティ・スミス(Patti Smith)らがオーダーしたシューズの写真も展示する。

 「ベルルッティ」は、1895年にパリで創業したブーツブランド。現在はバッグやウエア、家具なども扱う。

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