「アムリターラ」創業者が4年ぶりに著書 オーガニックな方法で体と肌、心を“循環”する方法を伝授

 オーガニックコスメ「アムリターラ(AMRITARA)」の代表兼商品開発の勝田小百合氏はこのほど、4年ぶりに著書「FLOWで不老 循環美でオーガニックに生きる」(河出書房新社)を上梓した。徹底したオーガニックな方法で、体と肌、心の面から循環(FLOW)を高める方法を解説している。

 勝田氏は30代からエイジレスな生き方の研究をはじめ、2005年にそれらを記したブログ“アンチエイジングの鬼”をスタートし人気を集め、著書も多数ある。現在54才となり更年期の症状には“循環”が大切と再認識したという。また「コロナ下で感じたのは“流れる水は腐らず”ということわざ。流れていれば自浄作用によって健康でいられる」(勝田代表)と、オーガニックな方法で全身の血流をアップし、循環の力を高める方法をさまざまな角度から伝えるために発刊した。

 「人間の体は約60兆個の細胞でできている。そのため細胞の構造や皮膚組織など多少難しい内容も織り交ぜているが、循環を知るためには欠かせないもの。まずは知ることが大切だし、自身の体の状態によって引かれる箇所が変わってくるだろう。できる範囲から生活に取り入れてほしい」とおすすめする。

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【スナップ】「フェティコ」のショー来場者には透け感のあるセンシュアルなスタイルが人気

 「フェティコ(FETICO)」は、2023年春夏シーズンの「楽天 ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week Tokyo)」初日となる8月29日、初のランウエイショーを渋谷ヒカリエ ヒカリエホールAで行った。

 来場者は、ブラックを基調に色や柄で華やかさを取り入れたスタイルが多かった。中でも目を引いたのが、ボディコンシャスなワンピースや透け感のある素材、肌見せなどを取り入れたセンシュアルなムード。全身を飾った大ぶりのアクセサリーも印象的だった。

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「フェティコ」堂々の初舞台、新章を迎えた「エズミ」の覚悟 「WWDJAPAN」が選ぶ東コレ初日のヒットブランド

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」(以下、東コレ)が8月29日に開幕した。9月3日までの6日間、国内外のバイヤーやジャーナリストに向けて、全49ブランドがリアルショーやオンライン形式でコレクションを披露する。

 「WWDJAPAN」は今シーズンも、総力をあげて東コレを取材。ここでは、取材班が“イケてる!面白い“と思ったブランドを毎日リポートする。1日目は「フェティコ」「エズミ」「ケイイチロウセンス」をお届け。


東コレ取材5シーズン目
編集部 美濃島
「ケイイチロウセンス(KEIICHIROSENSE)」

見どころ:由利佳一郎デザイナーによる「ケイイチロウセンス(KEIICHIROSENSE)」が東コレにカムバック!表参道ヒルズのイベントスペース「スペースオー」でプレゼンテーションを行いました。同ブランドは、身にまとうバッグ=“WEARBAG”を軸にした独自のコレクションを提案しており、今シーズンはガジェット感溢れるバッグをメインに、水でできた皮膚をイメージしたオリジナルオーガンジー“ウォータスキン”や、恐竜の化石のレプリカに着想したボディースーツなどを合わせ、ユニークなスタイルを構築しました。水の気泡のズームアップ映像など、それぞれのスタイルを際立たせる大迫力の3D映像は、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」との協業。王道だけでなく、独自路線を行くブランドの世界観を堪能できるのも、東コレの醍醐味ですね。


東コレ初参加
ソーシャルエディター浅野
「フェティコ(FETICO)」

見どころ:ブランド初のランウエイショーで東コレのオープニングを飾った舟山瑛美による「フェティコ(FETICO)」は、1970年代の作家や女優として活動した鈴木いづみから着想を得たコレクションを発表しました。メッシュやチュールなど透け感のある素材のドレスや大胆なカットのトップスなど、ブランドらしいボディーコンシャスなウエアに対し、ヘアメイクは非常にシンプル&ミニマルな仕上がり。その対比がモデルたちの個性や美しさをより一層引き立てます。女性の造形美を讃え、個々が持つ美しさを引き出すという今回のコレクションに込めた思いが感じられました。凝った演出こそないものの、それさえもコレクションを構成する要素だと思えるような王道のランウェイは、ブランドの存在感を堂々と示しました。


東コレ取材は10年目
ファッションリポーター大杉
「エズミ(EZUMI)」

見どころ:「エズミ(EZUMI)」が6年ぶりに東コレに帰ってきました!ショー自体も3年ぶり。これまで建築に着想を得た構築的なクリエイションを見せてきましたが、今季は大きく方向転換。江角泰俊デザイナーが英セント・マーチン美術大学の学生時代に題材にした、ビクトリア朝のファッションを今一度インスピレーション源にして、現代流にアレンジしています。いわば原点回帰。ブランドが得意とするジャケットやトレンチなどのテーラードアイテムにコルセットを融合したり、スカートにはボーンを入れたりと、女性のシルエットを強調するエレガントなデザインです。色もブラックやグレーを基調にしていてとてもシック。甘すぎず、リアリティーがあり、大人の女性が美しく着こなせるのではないでしょうか。会場は東京駅側の商業施設キッテ(KITTE)内の博物館であるインターメディアテク。クジラやキリンなどの大型動物の骨格標本や、鉱物やはく製のコレクションが並ぶ同施設でのショーは、クラシカルなコレクションともぴったり。江角デザイナーの覚悟と挑戦への思いが伝わりました。新章を迎えた「エズミ」、好印象です!

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「フェティコ」堂々の初舞台、新章を迎えた「エズミ」の覚悟 「WWDJAPAN」が選ぶ東コレ初日のヒットブランド

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」(以下、東コレ)が8月29日に開幕した。9月3日までの6日間、国内外のバイヤーやジャーナリストに向けて、全49ブランドがリアルショーやオンライン形式でコレクションを披露する。

 「WWDJAPAN」は今シーズンも、総力をあげて東コレを取材。ここでは、取材班が“イケてる!面白い“と思ったブランドを毎日リポートする。1日目は「フェティコ」「エズミ」「ケイイチロウセンス」をお届け。


東コレ取材5シーズン目
編集部 美濃島
「ケイイチロウセンス(KEIICHIROSENSE)」

見どころ:由利佳一郎デザイナーによる「ケイイチロウセンス(KEIICHIROSENSE)」が東コレにカムバック!表参道ヒルズのイベントスペース「スペースオー」でプレゼンテーションを行いました。同ブランドは、身にまとうバッグ=“WEARBAG”を軸にした独自のコレクションを提案しており、今シーズンはガジェット感溢れるバッグをメインに、水でできた皮膚をイメージしたオリジナルオーガンジー“ウォータスキン”や、恐竜の化石のレプリカに着想したボディースーツなどを合わせ、ユニークなスタイルを構築しました。水の気泡のズームアップ映像など、それぞれのスタイルを際立たせる大迫力の3D映像は、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」との協業。王道だけでなく、独自路線を行くブランドの世界観を堪能できるのも、東コレの醍醐味ですね。


東コレ初参加
ソーシャルエディター浅野
「フェティコ(FETICO)」

見どころ:ブランド初のランウエイショーで東コレのオープニングを飾った舟山瑛美による「フェティコ(FETICO)」は、1970年代の作家や女優として活動した鈴木いづみから着想を得たコレクションを発表しました。メッシュやチュールなど透け感のある素材のドレスや大胆なカットのトップスなど、ブランドらしいボディーコンシャスなウエアに対し、ヘアメイクは非常にシンプル&ミニマルな仕上がり。その対比がモデルたちの個性や美しさをより一層引き立てます。女性の造形美を讃え、個々が持つ美しさを引き出すという今回のコレクションに込めた思いが感じられました。凝った演出こそないものの、それさえもコレクションを構成する要素だと思えるような王道のランウェイは、ブランドの存在感を堂々と示しました。


東コレ取材は10年目
ファッションリポーター大杉
「エズミ(EZUMI)」

見どころ:「エズミ(EZUMI)」が6年ぶりに東コレに帰ってきました!ショー自体も3年ぶり。これまで建築に着想を得た構築的なクリエイションを見せてきましたが、今季は大きく方向転換。江角泰俊デザイナーが英セント・マーチン美術大学の学生時代に題材にした、ビクトリア朝のファッションを今一度インスピレーション源にして、現代流にアレンジしています。いわば原点回帰。ブランドが得意とするジャケットやトレンチなどのテーラードアイテムにコルセットを融合したり、スカートにはボーンを入れたりと、女性のシルエットを強調するエレガントなデザインです。色もブラックやグレーを基調にしていてとてもシック。甘すぎず、リアリティーがあり、大人の女性が美しく着こなせるのではないでしょうか。会場は東京駅側の商業施設キッテ(KITTE)内の博物館であるインターメディアテク。クジラやキリンなどの大型動物の骨格標本や、鉱物やはく製のコレクションが並ぶ同施設でのショーは、クラシカルなコレクションともぴったり。江角デザイナーの覚悟と挑戦への思いが伝わりました。新章を迎えた「エズミ」、好印象です!

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夏フェス続々、コロナ明けのニュースタンダードはサステナブル?! マリエの「私の34年目のサステナブル」Vol.62

 ここ数週間、週末のインスタグラムは、帰ってきた音楽フェスの投稿で溢れている。コロナはなかなか収束しないが、音楽フェスに心躍っているファンは多いだろう。

 ミュージックフェスティバルとファッションの密接な関係には、伝説のロックフェス「ウッドストック・ミュージック・アンド・アート・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」から「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival. 以下、コーチェラ)」までが大きな影響を与えてきた。数々のセレブリティやインフルエンサーがとっておきのおしゃれをして挑む「コーチェラ」のスナップショットをが楽しみにしている人も多いだろう。

 汗をかいて大地を踊りまくるフェスもあれば、おしゃれをして訪れたくなるフェスも数多い。ミュージックフェスには単なるバケーションルックとは違う他の要素が注ぎ込まれ、一方それぞれが音楽におけるアイデンティティを盛り込もうと意気込んでいる。だから格別に楽しいのだ。

 日本でもさまざまなミュージックフェスティバルがカムバックした2022年、サステナブルな取り組みも取り入れられるようになった。

 なかでも8月21日に開催された「フリーダム(FREEDOM)」in淡路島には、サステナブルに特化したエリアが設けられ、音楽とファッション、フードの新しいサステナブルな関係性が築かれた。今回は、私も現場をプロデュースさせていただいた。

 全ては「FREEDOM」の発起人であるアーティスト・シンガーのminmiさんが、「自分もサステナブルなアクションを始めたい」と相談してくれたことから始まった。私もminmiさんも、現在30人弱ほどからなる環境省のサステナブルアンバサダー、”森里川海アンバサダー”の仲間同士。全ては、定例会トークセッションから始まった。

 以前も書かせていただいたように、フェスやライブでのグッズ生産はアパレル産業が担っている。一度に大量の生産物があり、コロナ初期には中止となったフェスやライブのために作られてしまった大量のグッズやTシャツが問題視されていた。そんなこともあり、今回はどのようにしてグッズをサステナブルにするかミーティングを重ね、天然性の素材に地産地消の技術や伝統を活用した。淡路島に工場を構える藍染の職人たちと、豊島による世界中の綿花のうちオーガニックコットンの割合を10%まで上げることを目標とする”オーガビッツ”を使い、家族連れが多いフェスならでの藍染めのワークショップを開催した。他にも淡路島で活動するアパレルブランドとは、オリジナルの手ぬぐいなどをプロデュース。現地や近隣の土地に根付く職人とのコラボレーションは、その場所をよく知る者達と音楽とファッションでつながる特別なエリアとなった。もちろんフードエリアも地産地消で、グルテンフリーや体にも地球にも優しい物が揃った。問題視されていたカトラリーなどのプラスチックゴミ問題も解決すべく、サステナブルな試みが導入された。さらに今回の試みに賛同したコスメブランドはブースを構え、音楽を肌で感じ、ファッションとコスメ、フードとの新しい出合いを提供できるサステナブルエリアが完成した。

 大自然の中で、音楽とファッション、そして風土を楽しみながら開かれたミュージックフェスは、ライフスタイルそのものが詰まった場所になった。課題はまだまだ山積みだが、アーティストという特別な存在の発する声には”力”がある。そして、その歌声に集まる人々のアクションは、さらに波を広げるだろうことを体感出来るフェスとなった。大量生産・大量廃棄だったフェスやライブグッズのあり方は、未来循環型に変化しなければならない。その挑戦は、これからも続く。

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カネボウ化粧品「メディア」が全面刷新 nendo協働のユニバーサルデザイン採用

 カネボウ化粧品は10月22日、セルフメイクブランド「メディア(MEDIA)」をリブランディングし、ブランド名を「メディア リュクス(MEDIA LUXE)」に変更する。“大人の未来は、美しい”を新コンセプトに掲げ、第1弾はティントルージュ、パウダーファンデーション、化粧下地、アイブロウパウダーの4アイテムをそろえる。容器デザインは、佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoと協働し、使いやすさとデザインの美しさを両立したユニバーサルデザインを採用した。ドラッグストアなどの取り扱い店では2026年秋冬を目処に順次切り替える。なお、ファミリーマート限定で展開するミニサイズの「メディア ミニ」は「メディア リュクス」の切り替えとともに販売終了となる。

 「メディア」は1990年に誕生。これまで“大人の肌映えメイク”をコンセプトに、大人世代の定番メイクブランドとして支持されてきたが、近年における“多様性”への意識の高まりから、「自分らしい美しさを引き出し、自分を楽しむためのブランド」としてリブランディングに踏み切った。なお、「メディア」 を含めた「メディア リュクス」2022年下期の売り上げ目標は前年同期比20%増、22年度は同12%増を目指し、中長期的に25年までに年平均成長率9%を計画する。

 スティックタイプの詰め替え式リップ“ティントルージュ”(レフィル、全6色、税込各880円※価格は編集部調べ、以下同)は、赤を基調にした血色感のある6色を展開する。それぞれ、「優しさの赤」「ほほえみの赤」「ごきげんな赤」「おしゃべりな赤」「華やぎの赤」「聡明な赤」とネーミングにもこだわった。同リップの専用ケース(全3種、税込各660円)は、形状が異なるS、M、Lの3種を用意する。Sは軽くてスリムな持ち運びに適したフォルム、Mはフィット感があり手になじみやすいフォルム、Lは適度な重みと安定感があるフォルムを採用した。
 
 “パウダーファンデーション”(全3色、セット税込各2200円、レフィル税込各1320円)は自然な明るさで肌のシミやくすみ、毛穴などをカバーし、表情の動きにもフィット。カバー力がありながら厚塗り感のない“つるん”とした肌を演出する。化粧下地“ラスティングベース”(全1種、税込1320円)は潤おい感のある下地膜が皮脂や乾燥による化粧崩れを防ぐ。“パウダーアイブロウ”(全3種、税込各1540円)は、連結して使えるチップとブラシを付属し、ふんわりとした眉を演出する。

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ファレル・ウィリアムスがメジャーリーグで始球式 「ビリオネア ボーイズ クラブ」とヤンキースのコラボ記念で

 ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は8月22日、米メジャーリーグベースボールのニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees以下、ヤンキース)対ニューヨーク・メッツ(New York Mets)の試合で、息子のロケット・ウィリアムス(Rocket Williams)とともにマウンドに登場し始球式を行った。会場には妻のヘレン・ラシチャン(Helen Lasichanh)の姿もあった。

 これは自身が手掛けるストリートウエアブランド「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」とヤンキースのコラボコレクションの発売を記念したもの。同球団のオーナーである実業家のジョージ・スタインブレナー(George Steinbrenner)に協業を提案され、2年半前から準備を進めていたという。コレクションはTシャツ、フーディー、スエットパンツ、キャップ、コーヒーカップ、ダッフルバッグなどで構成され、「ビリオネア ボーイズ クラブ」の宇宙飛行士のモチーフやヤンキースのロゴなどがあしらわれている。価格は30~350ドル(約4000〜4万8000円)で、「ビリオネア ボーイズ クラブ」のオンラインストアと一部店舗のほか、ヤンキー・スタジアム(Yankee Stadium)のショップでも取り扱っている。

 ファレルは、「ニューヨーク生まれの2つのブランドを組み合わせることができて、とても光栄だ。音楽を長らく続けてきたが、それが服を作るなどのさまざまな事柄につながるとは思っていなかった。ヤンキースは世界最大級の“スポーツ・フランチャイズ”であり、こうして協業できて本当にうれしく思う」とコメントした。

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ロクシタンの人気フレグランス金木犀から期間限定でヘアオイルやジェリーフレグランスなど発売

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月7日、昨年定番化したフレグランスシリーズ“オスマンサス(金木犀)”からボディー&ヘアオイルやジェリーフレグランスなど4品(税込2200〜5390円)を期間限限定で発売する。

 今年はボディーとヘアに金木犀の花のようなシルキーな輝きと艶を与えるスプレータイプの“ボディ&ヘアオイル”と、肌にのせると溶けるようになじみ持ち運びに便利なチューブタイプの“ジェリーフレグランス”、アーモンドの殻を細かく砕いたスクラブが古い角質をやさしく取り去り、しっとり滑らかな肌に導く“シャワースクラブ”、顔や髪、体と全身に使えるハンディタイプのミスト“モイスチャーミスト”をそろえる。

 “オスマンサス”は昨年9月に定番フレグランスシリーズとして登場し、2週間で1年分の在庫がなくなるほど大ヒットした。“幻の香り”としてSNSを中心に話題を集め、ブランド内で人気No1(2021年9月〜22年5月のオードトワレ売り上げ実績)のフレグランスとなった。

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ロクシタンの人気フレグランス金木犀から期間限定でヘアオイルやジェリーフレグランスなど発売

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」は9月7日、昨年定番化したフレグランスシリーズ“オスマンサス(金木犀)”からボディー&ヘアオイルやジェリーフレグランスなど4品(税込2200〜5390円)を期間限限定で発売する。

 今年はボディーとヘアに金木犀の花のようなシルキーな輝きと艶を与えるスプレータイプの“ボディ&ヘアオイル”と、肌にのせると溶けるようになじみ持ち運びに便利なチューブタイプの“ジェリーフレグランス”、アーモンドの殻を細かく砕いたスクラブが古い角質をやさしく取り去り、しっとり滑らかな肌に導く“シャワースクラブ”、顔や髪、体と全身に使えるハンディタイプのミスト“モイスチャーミスト”をそろえる。

 “オスマンサス”は昨年9月に定番フレグランスシリーズとして登場し、2週間で1年分の在庫がなくなるほど大ヒットした。“幻の香り”としてSNSを中心に話題を集め、ブランド内で人気No1(2021年9月〜22年5月のオードトワレ売り上げ実績)のフレグランスとなった。

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ナノ・ユニバースがモデル・タレントの近藤千尋とコラボ “思いきり洗えるニット”からボーダートップスとカーディガンを発売

 ナノ・ユニバースは、モデル・タレントの近藤千尋とコラボした商品を発売する。ナノ・ユニバースで人気の“思いきり洗えるニット”から、ボーダートップス(1万2100円税込、以下同)とカーディガン(1万7600円)を販売する。

 リニューアルオープンするルミネ横浜店で9月1日に、同じくリニューアルする新宿店で2日に先行販売(ポストカード付き)し、8日に有楽町店、北千住店、立川店、大宮店で予約を開始。15日に、ナノ・ユニバースの公式オンラインストアや「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」などで販売する。

 “思いきり洗えるニット”は島精機製作所の旧式編み機で編んだもので、目が詰まった仕上がりが特徴。ナノ・ユニバースは、「繰り返し洗濯しても型崩れや縮みがしづらく、Tシャツのような気軽さと強度が魅力。ニットとカットソーの中間的な商品だ」と説明する。

 近藤は1989年12月15日生まれ、岡山県出身。SNSの総フォロワー数は350万人超。2015年にお笑いトリオのジャングルポケットの太田博久と結婚し、2人の子どもがいる。

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「フェティコ」鮮烈のデビューショー 2023年春夏「楽天 ファッション ウィーク東京」開幕

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が29日に開幕した。オープニングを飾ったのは舟山瑛美による「フェティコ(FETICO)」。女性の体の美しさや、強さを引き出すフェティッシュなスタイルを確立し、業界でも注目を集めている気鋭ブランドだ。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)の新たな支援プログラム「JFW ネクスト ブランド アワード(JFW NEXT BRAND AWARD)」の初年度受賞ブランドとして、メイン会場である渋谷ヒカリエで、ブランド初となるランウエイショーを開催。ブランドが得意とするボディーコンシャスの要素を詰め込んだコレクションを見せ、強いインパクトを残した。

自己肯定感を高めて
肌見せを楽しむファッション

 今季「フェティコ」が着想源として選んだのは、1970年代に作家や女優、モデルとして活動した鈴木いづみ。小説家としてだけでなく、写真家・荒木経惟との協業でヌードモデルも務めたことでも知られている。ブランドは彼女の写真から女性の体の曲線美や、自信を持って肌を見せるという自己愛を表現。スリップドレスやメッシュドレス、背中が深くV字に開いたジャケットなど、体のラインをあらわにしたディテールが目を引く。舟山デザイナーは「体のラインを美しく見せ、きれいに演出することにフォーカスした。女性という存在がとても好きで、全力で肯定したいという気持ちが強くある。美しくあろうとする人は、みな美しい。もっと自信を持って肌を見せるファッションを楽しんでほしい」と言う。

 また鈴木いづみが活躍した70年代のファッションの要素も抽出。ブルーデニムのクロップトップとフレアスカートのほか、ペイズリーのジャカードのトップス、幾何学柄の編み地がユニークなボディースーツには、ピンクやネオングリーンなどを差し色に取り入れる。開放的な雰囲気がありながらも、少し湿っぽいダークなイメージを融合しているのが印象的だ。

 会場は、斜めにとった長いランウエイの中央に街頭のようなライトが並び、ロマンチックな印象だ。舟山が目指したのは、王道のファッションショー。服の主張が強い一方で、ヘアとメイクは、ベースメイクのみのナチュラルな仕上がり。シンプルで潔くても、モデルのそれぞれの個性を引き立てた。

アワードの初回を受賞 
スターデザイナー誕生の瞬間

 ショー後には会場で「JFW ネクスト ブランド アワード」の授賞式が開催された。同アワードは、デザイン性や将来性、市場性、完成度など観点から、今後ファッション業界でグローバルに活躍が見込める新しい才能を育成・支援するもの。舟山デザイナーはJFWOの古茂田博・事務局長から表彰盾を受け取り、また賞金として100万円を獲得した。スピーチでは、「いつか自分のブランドを持って、ショーをやることを目標にしてきたのでようやく夢が叶って感無量。支えてくれている人々にこういう形で一つ恩返しできてうれしい」とコメント。今後については「ブランドの認知度を上げて、国内に留まらず、『こういう服を着てみたい』という多くの人に届けられるように、活動を広げていきたい」と展望を語った。

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アヴリル・ラヴィーンとカリードが見せたオールブラックとカラフル、それぞれの「ヴェルサーチェ」

 「MTV ビデオ・ミュージック・アワード2022」が8月28日(現地時間)、米国・ニュージャージー州のプルデンシャル・センターで開催され、シンガーソングライターのアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)とカリード(Khalid)が「ヴェルサーチェ(VERSACE)」を着用して登場した。

 ラヴィーンは、オールブラックのスタイリングを披露。ボディースーツにカーゴパンツを合わせ、ベルトやアイメイクまで黒で統一。一転、ゴールドからイエローへのグラデーションヘアをコントラストで見せ、ネイルも同じくイエローとした。一点突破的なウオレットチェーンの装飾も、ハードめな印象を後押しする。

 カリードは総柄のカラフルなシルクシャツに、シャツから“色を拾った”パープルのパンツをコーディネート。スニーカーまでパープルでそろえたのが、カリード流だ。

 オールブラックとカラフル、それぞれに「ヴェルサーチェ」を着こなした。

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「エルメス」国内初のビューティ常設店が伊勢丹新宿1階化粧品売り場にオープン

 「エルメス(HERMES)」は9月14日、国内初となるビューティラインのみを扱う常設店「エルメス・イン・カラー(Hermes in Colors)」を伊勢丹新宿本店本館1階の化粧品売り場にオープンする。場所は、8月21日に閉店した「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE & GABBANA BEAUTY)」の跡地。なお、同2階で3月から開催していた「エルメス」のビューティ製品とフレグランスを展開するポップアップストアは8月30日をもって終了する。明治通り側に位置する同1階の「エルメス」ブティックでは引き続きビューティラインを取り扱う。
 
 「エルメス」は2020年3月にメイクアップラインを始動。リップスティック「ルージュ・エルメス(ROUGE HERMES)」コレクションを皮切りに、チークやネイル、ベースメイクなど製品カテゴリーを順次拡充している。ビューティ部門のクリエイティブ・ディレクターは現在、ギリシャ出身のメイクアップアーティスト、グレゴリス・ピルピリス(Gregoris Pyrpylis)が務め、ビューティ部門を率いるアニエス・ドゥ・ヴィリエ(Agnes de Villers)=プレジデントおよびピエール・アレクシス・デュマ(Pierre-Alexis Dumas)=エルメス グループ アーティスティック・ディレクターの下でクリエイションを作る。

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サッカー日本代表の新ユニホームは“ORIGAMI”がコンセプト カタールW杯でも着用

 アディダス ジャパンと日本サッカー協会は8月29日、サッカー日本代表の新ユニホームを正式発表した。9月24日に行われる“サムライブルー”(男子代表)のアメリカ戦で初披露し、11月に開催を迎える2022年FIFAワールドカップ・カタール大会でも着用される。

 日本代表のユニホームは、1999年にアディダス(ADIDAS)と日本サッカー協会がオフィシャルサプライヤー契約を締結して以降、定期的に刷新されるのが通例で、今回が約3年ぶり13作目となる。

 今作のコンセプトは“ORIGAMI(折り紙)”。これは、開催地・カタールが1993年の“ドーハの悲劇”を経験した国であると同時に、2011年にアジア王者となった場所でもあり、この“山あり、谷あり”の経験から“山折り、谷折り”で作る折り鶴にヒントを得た。ホームユニホームは、ジャパンブルーを基調にホワイトの折り鶴のグラフィックを大胆に落とし込み、スマートフォンなどの小さい画面での視聴を考慮し、背番号やネームには視認性が高いイエローを採用。また、2011年のアジア王者の際に着用していたユニホームに着想した赤いパネルを内襟に配したほか、これまで左胸にデザインされていた日本国旗は、“国を背負う”と“サポーターの声援が背中を押す”というメッセージを込めて背面にあしらった。

 一方アウェイユニホームは、ホワイトとブラックのモノクロカラーで、ショーツにブラックが採用されるのは史上初めて。肩部と袖部分には、折り跡をイメージしたグラフィックをアナグリフの技法でプリントしている。なお、両ユニホームともアディダス最高峰の冷却機能“ヒート レディ(HEAT. RDY)”を用いながら、40%以上のリサイクル素材を使用して製造されている。

 コナミクリエイティブセンター銀座で行われた記者発表会には、スペインのレアル・ソシエダに所属する日本代表・久保建英選手が生中継でオンライン登壇。新ユニホームのデザインについて、「現行モデルとは違った斬新なデザインで、良い意味で驚いた。パッと見で派手なので、記憶にも残りやすいと思う」とコメントした。

 また、マンガとゲームと連動した新しい取り組みも発表された。マンガは、金城宗幸とノ村優介による「ブルーロック」と、ツジトモによる「ジャイアントキリング(GIANT KILLING)」という2作の人気サッカーマンガとコラボレーションし、実際の選手たちとマンガのキャラクターが共存するキービジュアルを制作。ゲームは、コナミ(KONAMI)が展開する「eフットボール™(eFootball™、旧ウイニングイレブン)」と提携し、ピッチ上でのお披露目に先駆け、本日から新ユニホームを着用した選手をプレイすることができる。

 すでにアディダス ジャパンの公式オンラインストアでは販売されており、オーセンティックユニホームが税込1万7600円、レプリカユニホームが同1万1000円だ。

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サッカー日本代表の新ユニホームは“ORIGAMI”がコンセプト カタールW杯でも着用

 アディダス ジャパンと日本サッカー協会は8月29日、サッカー日本代表の新ユニホームを正式発表した。9月24日に行われる“サムライブルー”(男子代表)のアメリカ戦で初披露し、11月に開催を迎える2022年FIFAワールドカップ・カタール大会でも着用される。

 日本代表のユニホームは、1999年にアディダス(ADIDAS)と日本サッカー協会がオフィシャルサプライヤー契約を締結して以降、定期的に刷新されるのが通例で、今回が約3年ぶり13作目となる。

 今作のコンセプトは“ORIGAMI(折り紙)”。これは、開催地・カタールが1993年の“ドーハの悲劇”を経験した国であると同時に、2011年にアジア王者となった場所でもあり、この“山あり、谷あり”の経験から“山折り、谷折り”で作る折り鶴にヒントを得た。ホームユニホームは、ジャパンブルーを基調にホワイトの折り鶴のグラフィックを大胆に落とし込み、スマートフォンなどの小さい画面での視聴を考慮し、背番号やネームには視認性が高いイエローを採用。また、2011年のアジア王者の際に着用していたユニホームに着想した赤いパネルを内襟に配したほか、これまで左胸にデザインされていた日本国旗は、“国を背負う”と“サポーターの声援が背中を押す”というメッセージを込めて背面にあしらった。

 一方アウェイユニホームは、ホワイトとブラックのモノクロカラーで、ショーツにブラックが採用されるのは史上初めて。肩部と袖部分には、折り跡をイメージしたグラフィックをアナグリフの技法でプリントしている。なお、両ユニホームともアディダス最高峰の冷却機能“ヒート レディ(HEAT. RDY)”を用いながら、40%以上のリサイクル素材を使用して製造されている。

 コナミクリエイティブセンター銀座で行われた記者発表会には、スペインのレアル・ソシエダに所属する日本代表・久保建英選手が生中継でオンライン登壇。新ユニホームのデザインについて、「現行モデルとは違った斬新なデザインで、良い意味で驚いた。パッと見で派手なので、記憶にも残りやすいと思う」とコメントした。

 また、マンガとゲームと連動した新しい取り組みも発表された。マンガは、金城宗幸とノ村優介による「ブルーロック」と、ツジトモによる「ジャイアントキリング(GIANT KILLING)」という2作の人気サッカーマンガとコラボレーションし、実際の選手たちとマンガのキャラクターが共存するキービジュアルを制作。ゲームは、コナミ(KONAMI)が展開する「eフットボール™(eFootball™、旧ウイニングイレブン)」と提携し、ピッチ上でのお披露目に先駆け、本日から新ユニホームを着用した選手をプレイすることができる。

 すでにアディダス ジャパンの公式オンラインストアでは販売されており、オーセンティックユニホームが税込1万7600円、レプリカユニホームが同1万1000円だ。

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ヘアカラー表現の幅を革新的に広げる 「ナシード」からコントロールラインが登場

 プロフェッショナルヘアメーカー・ナプラの人気ヘアカラーブランド「ナシード ファッションカラー(NASEED FASHION COLOR)」から9月、コントロールカラーのライン6色が登場する。コントロールカラーとは、単品もしくは「ナシード ファッションカラー」にミックスして使用することで、色みの提案バリエーションを広げるカラー剤。“クリア”を混ぜて濃さを調整することもでき、ニーズの高いインナーカラーなどのブリーチデザインにも最適だ。ここでは2人の人気美容師に、同コントロールカラーを使ったトレンドヘアを提案してもらった。

くすまずに鮮やかに発色する
6色がデビュー

 今回登場するコントロールカラーのラインは、“ブルー”“グリーン”“イエロー”“オレンジ”“レッド”“パープル”の6色だ。「コントロールカラーは、色みを強調して楽しみたいときに使うカラー。鮮やかな色を入れることに特化しており、ベースのカラーに“ちょい足し”して色みを強調できるほか、ブリーチ毛にはメインカラーとして使うこともできる。例えば“グリーン”を足して赤みを抑えるなど、ベースの調整に使うケースも多い」と、ナプラの後藤直樹・企画開発部課長は話す。
 
 一般的なカラー剤では,濃くしようとするとくすみ感が出がちだが、コントロールカラーは彩度が高いため、鮮やかなまま色を濃くできる。秋冬はピンクやパープルが人気になるが、同コントロールカラーの“パープル”は青みを含んでいないため、くすまずに深さを出すことができるため、これからの季節に人気になりそうだ。

ニーズの高い柔らかいオレンジを
表現できる

 秋冬は暖色のオレンジ系やピンク系が人気になる傾向がある。今回のモデルに施したオレンジ系のカラーリングは、夏前からインスタグラムに投稿しており、反響も大きい。「ナシード ファッションカラー」のコントロールカラーの“オレンジ”は、彩度が高いので使いやすい。“柔らかいオレンジ”の方が好まれるが、ただ薄めるだけだと発色が悪くなってしまうので、同“イエロー”とミックスすることがおすすめ。色と色で薄めることで柔らかさを表現できるし、色持ちもいい。(柳原弘樹/「ソワ(SOIE)」オーナー)

暗くならないので仕上がりの
計算がしやすい

 コントロールカラーは、インナーに色みを入れたいときに“クリア”で薄めて使ったり、全体的に赤みを消したいときに活用したりしている。赤みを抑えたいお客さまが多いので、グリーン系はよく使うが、「ナシード ファッションカラー」のコントロールカラーは、“グリーン”や“イエロー”の発色が特にきれいで、赤みが消えて透明感が出る。一般的なコントロールカラーと比べて暗くなりにくいので、仕上がりの計算がしやすいし、インナーカラーやブリーチ毛に使いやすい。(高橋遥菜/「ガーランド(Garland)」トップデザイナー)

「ナシード ファッションカラー」は
27色相のラインアップ

 2015年に誕生した「ナシードカラー」は、現在27色相113色になり、トレンド発信地のサロンから全国のファミリーサロンまで幅広く使用されている。出荷本数は月に100万本を超えるヒット商品となっており、特に“フォギーベージュ”や“シナモンベージュ”が人気。

 “色調の柔らかさ”や“刺激と匂いの少なさ”も「ナシードカラー」の特徴の1つで、時短施術が可能なクイックカラーやグレイカラーも人気だ。今回、そこに“コントロールカラー”が加わり、より幅広いサロンで提案しやすくなった。

PHOTOS : ANNA MIYOSHI(TRON),STYLING : MASUMI YAKUZAWA(TRON)
モデル1:Tシャツ、ベスト、パンツ全て参考価格/以上全てオーバルスクエア、ネックレス5万1700円/マラ・スカリース(全てショールーム ロイト)
モデル2:ビブ3万3000円/エリザベス・ストレイ・ペダーセン、クロシェトップ2万7500円/アモーメント、ブレスレット1万7600円/ニナ・エ・ジュール(全てショールーム ロイト)
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”からオリジナルアイテムの新作が登場 ビジュアルには窪塚愛流を起用

 ヨウジヤマモトの新コンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、オリジナルアイテムの新作を8月31日に発売する。取り扱いは公式サイトのみ。

 今回の新作は、シャツ型のハンティングジャケットや、襟のあしらいを変更できる2WAYテーラードジャケット、裾の太さを調整できるタブが付いた2型のカーゴパンツ、ワークパンツのディテールを落とし込んだスカートなど、全8型のユニセックスのアイテムを用意。全アイテムに同素材を採用しているため、どのトップスとボトムスを組み合わせてもセットアップのように着用できる仕様だ。また、布帛アイテムのコンセプトを踏襲した4型のカットソーとグラフィックTシャツもあわせて展開する。キービジュアルには、俳優やモデルとして活躍する窪塚愛流らを起用した。

 “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”は、ヨウジヤマモトを象徴する黒をコンセプトカラーに掲げ、ファッションだけでなくアートやインテリア、ライフスタイルなど、幅広いジャンルと協業したアイテムを展開するプロジェクト。

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「コム デ ギャルソン」「アンダーカバー」など日本勢12組も現地発表 2023年春夏パリコレは105ブランド参加でコロナ前の規模に

 フランス・オートクチュール&モード連盟(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、FHCM)は9月26日から10月4日まで開催される2023年春夏パリ・ファッション・ウイークの暫定スケジュールを発表した。今回はコロナ前と変わらぬ規模に戻り、105ブランドが参加。62組がリアルショー、39組が現地でのプレゼンテーションを開き、デジタルのみで発表するのはアジア拠点の4ブランドだけになる。

 今シーズンの目玉は、日本ブランドのリアル発表本格復活だ。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、6月のパリ・メンズ・コレクション(以下、パリメンズ)に続き、ウィメンズでも現地でのショーを再開させる。また、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は約4年半ぶりにパリでのウィメンズショーを計画。「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ウジョー(UJOH)」も、パリに戻ってくる。そのほか、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「サカイ(SACAI)」はショーを、「CFCL」はプレゼンテーションを開く予定だ。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ディオール(DIOR)」から「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ロエベ(LOEWE)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」まで、ビッグブランドひしめく公式スケジュールに新たに加わったのは、ロンドンを拠点にする「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」と「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」、オーストリア発の「ジマーマン(ZIMMERMAN)」、フランスのアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」など11ブランド。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、メンズに続きウィメンズのランウエイ発表を再開する。「トラサルディ(TRUSSARDI)」も手掛けるデザイナーデュオによる「GMBH」は、メンズからウィメンズのパリコレに発表時期を移してショーを行う。

 なお、「セリーヌ(CELINE)」はパリメンズでは公式スケジュールに復帰して大トリを飾ったが、今のところ、ウィメンズのラインアップには含まれていない。

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「コム デ ギャルソン」「アンダーカバー」など日本勢12組も現地発表 2023年春夏パリコレは105ブランド参加でコロナ前の規模に

 フランス・オートクチュール&モード連盟(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、FHCM)は9月26日から10月4日まで開催される2023年春夏パリ・ファッション・ウイークの暫定スケジュールを発表した。今回はコロナ前と変わらぬ規模に戻り、105ブランドが参加。62組がリアルショー、39組が現地でのプレゼンテーションを開き、デジタルのみで発表するのはアジア拠点の4ブランドだけになる。

 今シーズンの目玉は、日本ブランドのリアル発表本格復活だ。「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は、6月のパリ・メンズ・コレクション(以下、パリメンズ)に続き、ウィメンズでも現地でのショーを再開させる。また、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は約4年半ぶりにパリでのウィメンズショーを計画。「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ウジョー(UJOH)」も、パリに戻ってくる。そのほか、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「サカイ(SACAI)」はショーを、「CFCL」はプレゼンテーションを開く予定だ。

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ディオール(DIOR)」から「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ロエベ(LOEWE)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」まで、ビッグブランドひしめく公式スケジュールに新たに加わったのは、ロンドンを拠点にする「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」と「アウェイク モード(A.W.A.K.E. MODE)」、オーストリア発の「ジマーマン(ZIMMERMAN)」、フランスのアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」など11ブランド。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」と「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、メンズに続きウィメンズのランウエイ発表を再開する。「トラサルディ(TRUSSARDI)」も手掛けるデザイナーデュオによる「GMBH」は、メンズからウィメンズのパリコレに発表時期を移してショーを行う。

 なお、「セリーヌ(CELINE)」はパリメンズでは公式スケジュールに復帰して大トリを飾ったが、今のところ、ウィメンズのラインアップには含まれていない。

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サロンモデル部門は堀田彩夏さんが1位! 「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」結果発表

 年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」の結果を発表する。今回は全12部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師152人に、各カテゴリーで「2021年下半期~22年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

 その中の1部門として「サロンモデル部門」を設け、「今イチオシのサロンモデル」を聞いた。その結果、得票数1位はサロンモデルとして活躍する堀田彩夏さん、2位はモデルの青山舞莉さん、3位はモデルでスパニストとしても働く丹羽海里さんとなった。

 1位の堀田彩夏さんは、「ランクインしたこと自体驚きですが、こういうのは初めてなのでうれしいです」と喜びのコメントを語った。青山舞莉さんはチャンネル登録者数1万人を超えるユーチューバーでもあり、ライフスタイル系の動画を発信している。3位の丹羽海里さんは、ヘッドスパサロン「アオイ バイ サイン(Aoi by-SIGN-)表参道」のスパニストで、頭皮改善・髪質ケアに特化した施術を提供している。

 「ヘアスタイルやヘアカラーは、やりたいアレンジや、生活に合わせた髪型を選ぶようにしています。サロン選びのこだわりは、ずっと通いたいので人柄重視です!」と話す堀田さん。人柄重視でコミュニケーションをとり、関係を築いてきたことが、今回の1位につながったようだ。今後に関しては「最近は美容師さん、ヘアメイクさん、カメラマンさんの作品撮りに呼んでいただくことが多いです。いつか自分の作品で個展を開きたいなと思っています」と語った。

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「バーバリー」がSBT認証取得 2040年までにネットゼロを目指す

 バーバリー(BURBERRY)はこのほど、温室効果ガスの削減目標において科学的根拠に基づくことを証明する国際的な環境イニシアチブSBT(Science-Based Targets)の認定を取得した。気候変動による世界の平均気温上昇を1.5度未満に抑えるというパリ協定に沿って、2040年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ(ネットゼロ)の実現を目指す。

 スコープ1(自社による直接排出)と2(自社が購入したエネルギーによる間接排出)では40年までに95%以上の削減することを目指すと同時に、スコープ3(自社がかかわるサプライチェーン全体での間接排出)では90%の削減を目指す。

 バーバリーのキャロライン・ローリー(Caroline Laurie)=コーポレート・レスポンシビリティ・バイスプレジデントは、「SBTiは、最新の気候科学に沿った野心的な目標を企業が設定できるようにする重要な役割を果たしている。サステナビリティの取り組みを加速するため、サプライヤーやパートナー企業と引き続き協力していく」とコメントした。

 現在、同社で使用する電力は再生可能エネルギー由来のものに切り替えており、全世界の事業でカーボンニュートラルを達成している。

 SBTiのルイス・アマラル(Luiz Amaral)最高経営責任者は、「科学的知見に基づけば、世界全体でネットゼロを達成し気候変動による最悪の状況を防ぐためには早急かつ大幅な排出量の削減が必要だ」と述べ、他の企業もこれに続くことを願っているという。

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「ウーノ」から初のシートマスク登場 週1マスクで自分史上最高肌へ

 資生堂のメンズブランド「ウーノ(UNO)」は、シリーズ初の男性用シートマスク“ウーノ スキンモイスチャー3Dマスク”(28mL×3枚、税込1078円※編集部調べ)を9月上旬から発売する。

 同商品は、男性用シートマスクはアイテム自体がまだ少なく「女性用製品ではサイズが合わない」「自分の肌に本当にあっているか分からない」という声に応え、男性用大判3Dシートマスクを採用。特に皮脂分泌量が多い小鼻周りや、髭剃りでダメージを受けた顎下をしっかり包み込む。

 女性の肌より1.2倍も潤いバリア機能が低い男性の肌にあわせたブランド独自の潤い成分、テトラバリア成分(※1)を配合。肌の潤いや柔軟性を保つスクワラン(エモリエント成分)、乾燥を防ぎ肌の潤いをキープするWヒアルロン酸(※2)と合わせて男性の硬い肌をモチモチ肌に導く。さらにオイルコントロールパウダーが、皮脂の多い男性肌のテカリを防ぐ。

 シートマスクは表裏がわかりやすく、パッと広げやすいツメ付き。シートマスクの使用に慣れていない男性にも使いやすい設計だ。スキンケアに関心はあるものの「忙しいので手間をかけるのが面倒」「簡単に済ませたい」という声に、週1回の集中肌ケアを提案する。

※1 緑茶エキス(整肌・保護)、チオタウリン・グリセリン(保湿)、タマリンドガム(潤い保護)
※2 ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na(保湿)

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資生堂プロフェッショナルが人気アウトバスの限定品を発売 売り上げの一部を寄付

 資生堂プロフェッショナルはヘア事業100周年を記念して、サロン専売のアウトバストリートメント“ワンダーシールド”(125mL、税込4180円)の限定品を数量限定で9月2日に発売する。デザインはカリグラフィーを独自の解釈で表現するアーティスト、MIKITYPEが手がける。昨年の第1弾コラボに続き、第2弾となる今回も本製品の売り上げの一部を国際NGOウォーターエイドに寄付する。

 “ワンダーシールド”はサロン専用のトータルヘア&スカルプケアブランド「サブリミック」のアウトバストリートメントで、発売以来高いヘアプロテクト効果と滑らかな仕上がりが好評を集めている。3日に1回の自宅用スペシャルケアとして、日常生活の外的ストレスから髪を守り、サロントリートメントの仕上がりをキープする。

 資生堂は1922年に美髪科を開設し、今年でヘア事業100周年を迎えた。アジアのビューティクリイエーターズとともに、そして美髪の源でもある「水」とともに歩んできた。「サブリミック」にとっても水はサロンでの良質なサービスの提供や日々のヘアケアのために欠かせない大切なもの。その一方で、水に関する課題は世界中に存在し、今日も世界では7億7100万人が清潔な水を利用できていないといわれる。そこで100周年という節目の年に、「水」への感謝の気持ちと、「水」や「美しさ」が未来に続いていくことへの願いを込め、「サブリミック シェアウォータープロジェクト」を実施。ウォーターエイドを通じて、水の恵みを世界の人々と分かち合う。“ワンダーシールド”の限定品を発売し、売り上げの一部をウォーターエイドに寄付する。第1弾では約1700人に清潔な水を届けることができた。

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冨永愛と息子・章胤が「ヴォーグ ジャパン」リニューアル号で親子初共演

 「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」(コンデナスト・ジャパン)は、リニューアル第1号となる10月号(9月1日発売)においてモデルの冨永愛と息子の冨永章胤(あきつぐ)を起用した撮影を実施、インタビューを含めて掲載する。冨永親子の共演は初めて。なお、インタビューは9月1日に同誌の公式ウェブサイトでも公開する。

 冨永親子の初共演は、パルファン・クリスチャン・ディオールとのコラボ企画で実現した。新商品のリップスティック“ルージュ ディオール フォーエヴァー スティック”と、フレグランス“ジャドール パルファン ドー”を主役にした写真は、8月29日に東京メトロの表参道駅でも貼付された。

 愛は「今日1日、息子がすごく成長しているのを目の当たりにして、それも私にとって思い入れのある『ヴォーグ ジャパン』で、というのがとてもうれしかった。息子から『モデルに興味がある』と相談されたときは、この世界の厳しさを知っているだけに複雑な気持ちもあったが、今日の撮影を見て安心した」と話し、章胤も「スタジオに向かうときは、緊張して今にも倒れそうだった。一方で母の堂々とした姿を見て“やっぱりかっこいいな”と感じたし、モデルの仕事を25年間続けてきた母をあらためて尊敬した。撮影のあとで僕は疲れ切って、抜け殻のようになってしまったので(笑)」とコメントした。

 章胤は母に抱かれてランウエイを歩いたり、幼少期に母と誌面に登場したりしたことはあるが、自分の意志で撮影に参加するのは今回が初めて。身長は母・愛(179cm)を超える188cmで、今後はモデルのみならず俳優にも挑戦したいという。

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「ザ・ロウ」からカメオマークに着想した新バッグ“ソフィア”が登場 3サイズを用意

 「ザ・ロウ(THE ROW)」は、新バッグ“ソフィア(SOFIA)”を9月14日に直営店で順次発売する。カラーはブラック、ネイビー、タウニーの3色で、大きさの異なる“ソフィア 8.75”(税込51万7000円)、“ソフィア 10.0”(同57万2000円)、“ソフィア11.75”(同63万8000円)の3種類を用意する。

 バッグは、「ザ・ロウ」のアイコンであるカメオマークに着想を得てデザインしたもので、同ブランドらしいミニマルなシルエットが特徴だ。ジュエリーの工房で製作したメタルクロージャーは、ブランドの頭文字である“T”をモチーフにしている。ボディーやハンドルには、きめが細かくなめらかな質感のカーフスキンを、ライニングには自然な手触りのナッパプロンジェを採用。内側には2つのコンパートメントを備えているため、荷物を整理しやすいという機能性にも優れている。

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SNSで話題!「ロクシタン」のピンクのシャンコンでりんごちゃんらが“#ツヤの輪チャレンジ”に挑戦

 ピンクのラベルが特徴の「ロクシタン」“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ダメージヘアの補修、補強、保護に特化した人気のヘアケアラインだ。特にシャンプー&コンディショナーは、毎日のケアに取り入れることで、艶髪の象徴である天使の輪が手に入ると注目を浴びている。インスタグラムでは “#ツヤの輪チャレンジ”と題し、インフルエンサーたちによるシャンプー&コンディショナーを用いた動画や写真が話題だ。

艶髪の象徴=天使の輪が
かなう
「ロクシタン」のピンクの
シャンプー&コンディショナー

 「ロクシタン」の“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ラベンダーやアンジェリカ、ゼラニウムなどの5種のエッセンシャルオイルのほか、ダメージにアプローチするブラックオーツエキスなどを独自処方した“リペアリング リッチコンプレックス”を配合。傷んだ髪を集中補修するほか、髪を内側から補強し、ダメージを受けにくい健やかな髪へと導く。また、シャンプーとコンディショナーは共にシリコンフリーかつ生分解性に優れ、パッケージには100%再生プラスチックを使用した、環境に配慮した製品だ。

髪のダメージに悩む
りんごちゃんらの
“#ツヤの輪チャレンジ”
動画をチェック

艶髪自慢の白間美瑠らも
ピンクのシャンコンでヘアケア

+ヘアミルクセラムで
もっとまとまる髪に

 同シリーズでは、まとまりにくい髪をケアする“ファイブハーブス リペアリングヘアミルクセラム”も人気の製品。“つける→とかす→ブローする”の3ステップを15秒で行い、まとまりの良い髪へ仕上げる“#15秒チャレンジ”もインスタグラムで話題となった。髪のダメージが特に気になる人は、シャンプー&コンディショナーと合わせて、ヘアミルクセラムでケアするのがおすすめだ。

問い合わせ先
ロクシタンジャポン カスタマーサービス
0570-66-6940

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SNSで話題!「ロクシタン」のピンクのシャンコンでりんごちゃんらが“#ツヤの輪チャレンジ”に挑戦

 ピンクのラベルが特徴の「ロクシタン」“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ダメージヘアの補修、補強、保護に特化した人気のヘアケアラインだ。特にシャンプー&コンディショナーは、毎日のケアに取り入れることで、艶髪の象徴である天使の輪が手に入ると注目を浴びている。インスタグラムでは “#ツヤの輪チャレンジ”と題し、インフルエンサーたちによるシャンプー&コンディショナーを用いた動画や写真が話題だ。

艶髪の象徴=天使の輪が
かなう
「ロクシタン」のピンクの
シャンプー&コンディショナー

 「ロクシタン」の“ファイブハーブス リペアリング”シリーズは、ラベンダーやアンジェリカ、ゼラニウムなどの5種のエッセンシャルオイルのほか、ダメージにアプローチするブラックオーツエキスなどを独自処方した“リペアリング リッチコンプレックス”を配合。傷んだ髪を集中補修するほか、髪を内側から補強し、ダメージを受けにくい健やかな髪へと導く。また、シャンプーとコンディショナーは共にシリコンフリーかつ生分解性に優れ、パッケージには100%再生プラスチックを使用した、環境に配慮した製品だ。

髪のダメージに悩む
りんごちゃんらの
“#ツヤの輪チャレンジ”
動画をチェック

艶髪自慢の白間美瑠らも
ピンクのシャンコンでヘアケア

+ヘアミルクセラムで
もっとまとまる髪に

 同シリーズでは、まとまりにくい髪をケアする“ファイブハーブス リペアリングヘアミルクセラム”も人気の製品。“つける→とかす→ブローする”の3ステップを15秒で行い、まとまりの良い髪へ仕上げる“#15秒チャレンジ”もインスタグラムで話題となった。髪のダメージが特に気になる人は、シャンプー&コンディショナーと合わせて、ヘアミルクセラムでケアするのがおすすめだ。

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ロクシタンジャポン カスタマーサービス
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「ニューバランス」がテニス界の若きスター選手、コリ・“ココ”・ガウフと初コラボ

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」はこのほど、女子プロテニス選手のコリ・“ココ”・ガウフ(Cori "Coco" Gauff)とコラボした“ココ シージーワン(COCO CG1)”を発売した。両者のタッグは初。

 “ココ シージーワン”はホワイトとレッドの2色展開で、ホワイトは「ニューバランス」公式オンラインストアとテニス専門店「ウインザーラケットショップ」の渋谷店と公式オンラインストアで、レッドは「ニューバランス」公式オンラインショップのみで扱う。価格は各1万9800円(税込)。

 “ココ シージーワン”は、高い反発性を持つ“フューエルセル”ミッドソールや耐摩耗性に優れるアウトソール“エヌデュランス”など、「ニューバランス」の最新テクノロジーを搭載する。さらに、アッパーには快適性と軽やかなフットワークを実現する軽量化ニット素材“フィットウェイブライト”を採用する。

 デザイン面は、1990年代にインスパイアされたミッドカットが特徴だ。ベロにはガウフのサイン、右足のつま先には“YOU CAN CHANGE THE WORLD WITH YOUR RACKET(あなたのラケットが世界を変える)”という父親でありコーチでもあるコリー・ガウフ(Corey Gauff)の言葉を記す。また、シューレースの先には兄弟たちの名前を入れた。

 ガウフは、「シューズを履くたびに、家族の存在を身近に感じられる」と話す。また、「“ココ シージーワン”は、デザインからマーケティングまで『ニューバランス』のチーム全体のアシストのおかげで完成した。現代的なひねりを加えたビンテージ風シューズをユーザーがどのようにスタイリングしてくれるのか、とても楽しみだ」と続けた。

 ガウフは2004年3月13日生まれ、米国・ジョージア州出身。「ニューバランス」が支援するアスリートグループ“チームエヌビー(TEAM NB)”に所属し、現在世界ランキング11位。

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百貨店コスメ&ラグジュアリー、ルミネ新宿やゾゾタウンなどの2022年上半期の好調ブランドを網羅 特別付録「ビジネスリポート」刊行

 「WWDJAPAN」は年2回、特別付録「ビジネスリポート」を発行しています。2022年上半期の号が出来上がりました。
 
 化粧品と特選(ラグジュアリー)・宝飾については、全国の百貨店27店にアンケートを実施。各カテゴリーごとに好調ブランドと商況を尋ね、ヒットアイテムとその好調要因を探りました。伸長率が高いブランドを具体的に挙げてもらい、前年同期比など具体的な数字も掲載。コロナ禍前の19年度との比較もあります。それらのランキングから好調ブランドとして独自に伸長率ランキングも作成。化粧品では「コスメデコルテ」、特選では「セリーヌ」、宝飾では「カルティエ」が1位に輝きました。各百貨店担当者によるコメントや好調要因も必見です。
化粧品でこれまで低迷していたメイクアップの需要が復活。ヒット商品ランキングの1位は「イプサ」の“ザ・タイムRアクア”。男性客も獲得しており、確固とした地位を感じさせます。

 特選・宝飾は、商品の値上げにもかかわらず、コロナ禍による富裕層の国内消費が旺盛で、19年度実績を上回る店舗が多数。各店「まだまだニーズを掘り起こせる」と積極的です。

 アパレルの好調ブランドについては、玉川高島屋S・C、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、渋谷109、渋谷パルコに取材。好調なブランドとその要因、消費者の動向を聞きました。1〜6月の月毎の高伸長ブランドのデータも収録。どのブランドが大きく成長しているのかが読み取れます。

 また、国内最大級のファッションEC、ゾゾタウンとゾゾコスメにもアンケートおよび担当者取材を実施。メンズ、ウィメンズのZ世代顧客の検索アイテムにはウエアから雑貨まで、2022年上半期のトレンドアイテムが見事に凝縮されています。全て写真付き!コスメもウィメンズだけでなく、メンズも網羅しており、Z世代に人気のアイテムが一覧になっています。

 さらに月額レンタルサービスのエアークローゼットとメチャカリの人気アイテムも網羅。レンタルだからこそ人気のアイテム、レンタルした結果販売につながったアイテムからは今、支持されるウエアの特徴が読み取れます。こちらも全て写真付きです。ユーザーの着用コメントも掲載しています。
 
「ビジネスリポート」は本来、定期購読者向け特典ですが、購読者以外の方からの「他店の売り上げ進捗を知りたい」「好調ブランドのヒット商品を知りたい」といった声を受け、単品での販売も行っています。他では見られない「WWDJAPAN」ならではの貴重なデータ集となっています。ぜひご高覧ください。

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■WWDJAPAN vol.2251 「ビジネスリポート」2022年春夏
定価:11,000円(税込) A4版 76ページ
Business Report
2022年春夏の好調ブランドとヒットアイテム

■CONTENTS
02-05
全国百貨店化粧品売り場リポート
「メイク需要復活の幕が開く」
06-13
全国百貨店等27店の化粧品売り場
1〜4月期好調ブランド&ヒット商品アンケート

14-16
全国百貨店特選・宝飾売り場リポート
「相次ぐ値上げも反動落ち込みなし」

17-23
全国百貨店27店の特選売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート
24-29
全国百貨店23店の宝飾売り場
1〜6月期好調ブランド&商況アンケート
30-39
主要ショッピングセンターの1〜6月期振り返り
玉川高島屋S・C、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、渋谷109、渋谷パルコ

41-53
ゾゾタウンでZ世代にヒットしたアイテムは?
1〜6月の検索数上昇アイテムと好調ショップ
54-57
ゾゾコスメでZ世代にヒットしたアイテムは?
1〜6月の好調アイテムBEST5

58-64
エアークローゼットのレンタル人気アイテムの傾向は?
1〜6月のレンタル人気アイテム&売れたアイテムTOP5

65-71
メチャカリのレンタル人気アイテムの傾向は?
1〜6月のレンタル人気アイテム&売れたアイテムTOP5
72
EDITOR’S NOTE
「プロパー販売と成功事例共有」

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NIGO®が「第40回毎日ファッション大賞」受賞 新人賞は「フミエ タナカ」の田中文江

 毎日新聞社は「第40回毎日ファッション大賞」の受賞者を発表し、大賞は「ケンゾー(KENZO)」アーティスティック・ディレクターで「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」デザイナーのNIGO®が受賞した。新人賞・資生堂奨励賞は田中文江「フミエ タナカ(FUMIE=TANAKA)」デザイナーが選ばれた。

 業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞は、スタイリストの北村道子が受賞。話題賞には、シンガー・ソングライターのユーミンこと松任谷由実と、三越伊勢丹など小売6社がタッグを組んだアップサイクルプロジェクト「デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜」が選出された。

 大賞のNIGO®は、1970 年生まれ。文化服装学院在学中からDJやライターとして活動を始め1993年に自身のブランドを設立。2010 年には「ヒューマンメイド」を立ち上げ、20、21年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と2度にわたってコラボレーションコレクションを発表。2021年9月には「ケンゾー」のアーティスティックディレクターに就任した。

 新人賞の田中文江デザイナーは、1975年生まれ。98年ワールド入社、その後ユナイテッドアローズやジュンなどで企業デザイナーとして活躍した後、2016年に「ザ・ダラス(THE DALLAS)」を立ち上げた。20年に自身の名を冠した「フミエ タナカ」に改名し、再スタート。3月には東京のファッション・ウイークで初のショーを行い、業界からも高い評価を集めていた。

第40回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。
大賞:NIGO® / 「ケンゾー」アーティスティックディレクター、「ヒューマンメイド」デザイナー
新人賞・資生堂奨励賞:田中文江 / 「フミエ タナカ」デザイナー
鯨岡阿美子賞:北村道子 / スタイリスト
話題賞:デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜
話題賞:松任谷由実

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さらばデフレ ミキハウスが価格3倍の「高級子供服」で挑む市場

 子供服ブランド「ミキハウス(MIKI HOUSE)」を展開する三起商行(大阪府八尾市、木村皓一社長)は、国内外の富裕層をターゲットにした超高級ライン“ミキハウス ゴールドレーベル(MIKI HOUSE GOLD LABEL)”の販売を今秋物から開始した。あべのハルカス近鉄本店、松坂屋名古屋店、八尾本社内にあるミキハウス本店に常設コーナーを開設。まとめて20万円以上購入するケースが初日から相次ぐなど好調なスタートを切った。9月7日には、三越銀座店にも常設コーナーを設ける。

 “ゴールドレーベル”は、希少性の高い海島綿やホワイトグースダウン、カシミヤシルクといった高級素材を使用し、高い技術力を有する国内工場で縫製する。「子供にとっての着心地や肌触り、動きやすさをとことん追求し、価値に見合った価格とサービスで提供する」という経営方針を体現したラインだ。

 今秋冬物はベビーのカバーオールやツーウェイオール、トドラー向けTシャツ、セーター、デニムジャケット、ダウンコート、シューズなど6カテゴリー、30品番を展開する。

 例えば、ダウンコートには、日本国内で最高水準の精製加工を行なったポーランド産ホワイトグースダウンを採用。表地に国産の高密度タフタ生地を使い、熟練の職人が1点1点ていねいに縫い上げた。価格は24万2000円(税込、以下同じ)で「従来の最上位ラインの約3倍」(MD本部商品MD部ブランド担当マネージャーの髙橋丞二氏)という。

 ベビーのバスローブも、従来は今治タオルを使って1万円台で展開していたが、同ラインではアメリカンシーアイランドコットンを採用して5万5000円で投入する。他にも、ボンディング編みで着心地を追求したカシミヤシルクのセーター8万8000円、地球環境にもやさしいデニムのパンツ4万9500円、海島綿の半袖Tシャツ1万9800円など、価格は海外の高級子供服ブランドを参考にした。

 通常のミキハウスの商品とは別格扱いのため、売り場の什器はもちろん、ショッパー(紙袋)、ギフトボックス、インナー袋などの備品もすべて一から見直して作った。

「価格に対する変な先入観」を払拭する

 ミキハウスは1978年のブランド創設時から高級路線を打ち出し、百貨店を中心に販路を拡大してきた。海外進出も早く、87年のパリのヴィクトワール広場を手始めに、ロンドンの高級百貨店ハロッズなど出店。現在はパリ、ロンドン、シンガポール、ホーチミン、ジャカルタ、北京、上海、ソウル、メルボルンなど世界各都市に90店舗(7月末時点)、日本国内は現時点で232店舗を展開する。

 売上高は2022年2月期で約170億円、うち「ミキハウス」ブランドは100億円弱。インバウンド全盛だった約4年前に比べると全体では7掛けに落ち込んだが、「ミキハウス」ブランドはコロナ禍でも安定した売り上げを維持している。担当マネージャーの髙橋氏は「ECの伸長やグローバル店舗の拡大によって、国内百貨店の落ち込みをカバーできた」と話す。

 そんななか登場した“ゴールドレーベル”は、価格より価値を重視する顧客ニーズがコロナ禍で顕在化したことが、立ち上げのきっかけとなった。中国人の爆買いが話題になった2017年頃、その兆候は現れていたという。当時、百貨店の営業担当だった髙橋氏は、百貨店でのある光景を思い出す。

 「外国人客のおもてなしを目的に、松屋銀座店の売り場内に壁を立ててラウンジスペースを設けたところ、中国などアジアの富裕層がたくさん訪れた。彼らは来店するなり一番いいものを見せてほしいと言い、当時取り扱い始めた海島綿のベビー肌着がよく売れていた。中には80万円くらいまとめ買いしたシンガポール人夫婦もいた。同じような現象が全国各地で起きていて、日本製で安心安全な子供服を求める外国人客が一定数存在することを知り、可能性を感じていた」

 一方、商品開発部門でも、素材にこだわった高価格アイテムを単発で展開し、好評を得ていたことからシリーズ化を検討していた。そこにコロナ禍が到来。国内外の富裕層向け商品の強化に加え、原料高や物流コストの高騰といった問題を解決するため、戦略の見直しを迫られることになる。

 「特にコロナ禍以降、弊社の木村社長はもっとプライドを持つようにと社員に言ってきた。いい商品に対していい値付けをしていいサービスを提供することを突き詰めることでお客さまの理解を得なさい、と。現場では、高い値段をつけて支持されるかどうか躊躇していたが、その言葉で方向性がはっきり定まった」と、髙橋マネージャーは話す。

 経営企画本部取締役本部長の澤井英光氏も、戦略見直しの背景に「デフレ不況下で染み付いた価格に対する変な先入観があった」と振り返る。しかし、原料高騰による生産コストの上昇により、ここ数年、既存ラインの小売価格がじわじわと上昇。「自分たちの思い込みで価格を決めてきた従来のビジネスを続けていたら、首を絞めることになりかねない。ブランドの方向性を見直し、価格に対する固定観念を打ち破ることで高級ラインに取り組む覚悟ができた」という。

高価格の日本製子供服はブルーオーシャン

 “ゴールドレーベル”は、常設店のほか、百貨店の外商顧客向けイベントやホテルでの催事にも実験的に出店している。「従来品だと単価が低いため、外商部門にはなかなか入り込めなかったが、今秋冬物の展示会以降、外商イベントでもやりたいという声が増えている」(高橋氏)。

 さらに海外では、パリ、ロンドンの直営店のほか、高級ブランドが集まる中国の北京SKPや中国の海南島にある大型免税店・三亜国際免税城など、一等地に構える12店舗で9月1日から取り扱いが始まる。小売価格は輸出などの経費を上乗せしても日本の約1.3倍におさまる。「直営以外の10店舗は“ゴールドレーベル”を展開する際の条件をクリアした店。基幹ブランドであるミキハウスの方向性を示すラインと位置付けているので、既存商品の中に埋もれてしまわないよう、売り場の中に専用スペースを確保して展開してもらっている」(髙橋氏)。

 同社は引き続き海外出店に勢力的で、今期の海外売り上げは国内を上回る見通しだ。“ゴールドレーベル”については立ち上げ時点から海外の富裕層を意識し、海外市場での拡大に力を注ぐ。

 超高級路線で市場開拓を狙う同社だが、“ゴールドレーベル”が軌道に乗れば、技術力の高い国内工場に利益が還元され、工場にとっても持続的な経営につながるという。例えば、カシミアシルクのセーターは、カシミヤを得意とするニット工場とシルクアイテムの取り扱いに長けた縫製工場の2社が企画し、ミキハウスに持ち込んだ。従来ならオーバースペックを理由に断っていたところだが、子供にとっての着心地を最優先したことで商品化が実現した。

 「ミキハウスの特徴は手間隙かけて商品を作り、手間暇かけて販売することだと思う。その強みをより突き詰めた集大成が“ゴールドレーベル”。ハイプライスの日本製子供服市場がブルーオーシャンだということも分かった」と髙橋マネージャーは話す。

 今後は、ゴールドレーベルの商品とサービスの質に磨きをかけ、ミキハウスらしさを伝える新たな柱に育てていく。同時に、ミキハウスブランド全体をさらに格上げする旗振り役に位置づける考えだ。

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海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者、齋藤牧里氏死去 63歳

 齋藤牧里afumi inc.代表取締役が8月26日に肝臓癌のため逝去した。63歳だった。「グッチ(GUCCI)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」で25年間にわたってPRを務め、日本における両ブランドの躍進を支えた立役者の1人。圧倒的に本国が主導権を握る海外ラグジュアリーブランドPRにおいて、ローカルの独自性確立や権限獲得に寄与した。

 齋藤氏は1959年生まれ、東京都出身。国際キリスト教大学卒業。アルファキュービック、ジャーディンマセソンを経て、91年からグッチ ジャパンでPRを務め、98年にルイ・ヴィトン ジャパンにPRディレクターとして入社。マーク・ジェイコブスを起用してプレタポルテを開始した「ルイ・ヴィトン」を、さまざまなイベントや取り組みで日本に浸透させた。2011年にルイ・ヴィトン表参道店の7階にオープンしたアート・スペース「エスパス・ルイ・ヴィトン」、14年10月にパリにオープンした「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」もオープン以来PRを担当した。

 16年にafumi inc.を設立。LVMH本体をはじめ、傘下の「ルイ・ヴィトン」や「ベルルッティ(BERLUTI)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」、藤原ヒロシ率いる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」、「ユイマ ナカザト」などのファッション関連だけでなく、アートやギャラリー関連のクライアントも抱え、幅広く活躍した。

 02年のルイ・ヴィトン表参道店のオープニングパーティーは齋藤氏率いる日本サイドによる提案が通り、“スパイスロード”テーマにエキゾチックな日本までの旅のストーリーを絵画館を会場に表現。館内に砂漠が再現され、ラクダが歩くという空間に、来場者はド肝を抜かれ、来日した本国の幹部も満足そうだった。

 なお、葬儀は家族で執り行い、後日偲ぶ会を予定しているという。

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急増するゴルフウエアの新ブランド:記者談話室vol.45

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第45回は「急増するゴルフウエアの新ブランド」です。昨年から今年にかけてゴルフウエアの新ブランドが相次いで発表されています。コロナ下で密にならないレジャーとして注目を集め、若い世代の新規参入が増加したことで、ゴルフのファッションも大きく変わろうとしています。新ブランドラッシュの背景と今後を解説します。

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