森川マサノリの「ベイシックス」が初のショーで挑む、創造的で持続可能なファッション

 森川マサノリによる「ベイシックス(BASICKS)」が、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」でブランド初のファッションショーを行った。配送会社DHLのサポートによるもので、同社が東京・新木場に構える物流施設「東京ディストリビューションセンター」を舞台にした。

 森川デザイナーは、約10年続けた「クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)」を2020年に休止し、21年3月に「ベイシックス」を自己資金で立ち上げた。同ブランドでは“循環”をテーマに、オーガニックコットンやビーガンレザーといった環境配慮素材を使って、森川デザイナーが「自分が日常で着たい」と思うベーシックな洋服を提案している。DHLは、国際団体が行う気候保護プロジェクトなどへの投資により、自社の輸送時のCO2排出量を実質ゼロにする取り組み“GoGreen”を行っている。DHL日本法人のトニー・カーン(Tony Khan)社長は「ファッションとロジスティクス(物流)と業界は異なるが、サステナビリティーへの取り組みでは共通する点があった」と支援の理由を語る。

定番品と古着で作る高感度な“Y2K”

 物流施設に到着し、配送ボックスが高く積まれた通路を通ると、広々とした空間に行き着いた。そこには、同社のスタッフユニホームやデニムの廃棄品が山積みされていた。過剰供給や廃棄問題など、行きすぎた消費に疑問を投げかける演出だ。

 ショーは、白のタンクトップとリジットデニムのファーストルックで始まった。いずれも同ブランドの定番品で、デニムのヒップポケットにはブランドアイコンであるハートのステッチが付く。その後、色落ちしたデニムや着古したレザージャケット、マウンテンブーツなど、古着や余剰在庫を加えてスタイルの幅を広げていく。シルエット補正や色の染め直しといった加工、さらに肌を見せるクロップド丈のインナーやミニ丈のショーツとロングブーツの組み合わせなど、Y2Kを意識したスタイルでトレンド感を加えた。

 「アンブロ(UMBRO)」とも協業し、サッカーユニホーム風のTシャツやサイドにロゴテープをあしらったトラックパンツなども制作した。これらのアイテムにも、オーガニックコットンや無染色の布帛などを使用した。最後は、会場中央に置かれたDHLのユニホームの山が、実はクリノリンドレスというサプライズ演出を披露。持続可能性を意識しながら、ファッションの創造性とエンタメ性が詰まったショーだった。

 同ブランドは現在、直営ECと国内セレクトショップへの卸がメインだが、来年から海外へのセールスを積極的に行うという。さらに「ベイシックス」を継続しつつ、「新ブランドもローンチ予定」と森川デザイナー。「クリエイションに振り切った、全く別のブランドになる。楽しみにしていてください」。

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森川マサノリの「ベイシックス」が初のショーで挑む、創造的で持続可能なファッション

 森川マサノリによる「ベイシックス(BASICKS)」が、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」でブランド初のファッションショーを行った。配送会社DHLのサポートによるもので、同社が東京・新木場に構える物流施設「東京ディストリビューションセンター」を舞台にした。

 森川デザイナーは、約10年続けた「クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)」を2020年に休止し、21年3月に「ベイシックス」を自己資金で立ち上げた。同ブランドでは“循環”をテーマに、オーガニックコットンやビーガンレザーといった環境配慮素材を使って、森川デザイナーが「自分が日常で着たい」と思うベーシックな洋服を提案している。DHLは、国際団体が行う気候保護プロジェクトなどへの投資により、自社の輸送時のCO2排出量を実質ゼロにする取り組み“GoGreen”を行っている。DHL日本法人のトニー・カーン(Tony Khan)社長は「ファッションとロジスティクス(物流)と業界は異なるが、サステナビリティーへの取り組みでは共通する点があった」と支援の理由を語る。

定番品と古着で作る高感度な“Y2K”

 物流施設に到着し、配送ボックスが高く積まれた通路を通ると、広々とした空間に行き着いた。そこには、同社のスタッフユニホームやデニムの廃棄品が山積みされていた。過剰供給や廃棄問題など、行きすぎた消費に疑問を投げかける演出だ。

 ショーは、白のタンクトップとリジットデニムのファーストルックで始まった。いずれも同ブランドの定番品で、デニムのヒップポケットにはブランドアイコンであるハートのステッチが付く。その後、色落ちしたデニムや着古したレザージャケット、マウンテンブーツなど、古着や余剰在庫を加えてスタイルの幅を広げていく。シルエット補正や色の染め直しといった加工、さらに肌を見せるクロップド丈のインナーやミニ丈のショーツとロングブーツの組み合わせなど、Y2Kを意識したスタイルでトレンド感を加えた。

 「アンブロ(UMBRO)」とも協業し、サッカーユニホーム風のTシャツやサイドにロゴテープをあしらったトラックパンツなども制作した。これらのアイテムにも、オーガニックコットンや無染色の布帛などを使用した。最後は、会場中央に置かれたDHLのユニホームの山が、実はクリノリンドレスというサプライズ演出を披露。持続可能性を意識しながら、ファッションの創造性とエンタメ性が詰まったショーだった。

 同ブランドは現在、直営ECと国内セレクトショップへの卸がメインだが、来年から海外へのセールスを積極的に行うという。さらに「ベイシックス」を継続しつつ、「新ブランドもローンチ予定」と森川デザイナー。「クリエイションに振り切った、全く別のブランドになる。楽しみにしていてください」。

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「クードス/スドーク(KUDOS/SODUK)」2023年春夏東京コレクション

 「クードス/スドーク(KUDOS/SODUK)」が2023年春夏コレクションを東京で発表した。

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「クードス/スドーク(KUDOS/SODUK)」2023年春夏東京コレクション

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大自然のパワーを感じた「ヒロコ コシノ」や「アフロマティック トーキョー」など 「WWDJAPAN」が選ぶ東コレ最終日のヒットブランド

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」(以下、東コレ)が8月29日に開幕した。9月3日までの6日間、国内外のバイヤーやジャーナリストに向けて、全49ブランドがリアルショーやオンライン形式でコレクションを披露する。

 「WWDJAPAN」は今シーズンも、総力をあげて東コレを取材。ここでは、取材班が“イケてる!面白い“と思ったブランドを毎日リポートする。最終日は「コシノヒロコ」「アフロマティック トーキョー」「クードス」「スドーク」をお届け。


東コレ取材は10年目
ファッションリポーター大杉
「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:東コレの常連で、大御所デザイナーのコシノヒロコ先生が手掛ける「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」は、動画を通してコレクション発表を続けています。今季のテーマは「ナチュラル ミラクル(Natural Miracles)」。動画はブラックのシックなルックでスタートし、中盤にはそのテーマが色濃く反映されたポップで色鮮やかなルックが登場します。まず目に留まったのは、トロピカルフルーツのモチーフ。不ぞろいのドットは、パパイヤやドラゴンフルーツをほうふつとさせます。また植物などのボタニカルプリントは、シースルー素材に載せて軽やかなドレスとして提案。ブランドの公式インスタグラムには先生のメッセージが記されていました。「人もまた自然界の一部なら、わたしたち自身もミラクルでいよう。極端でいい、個性的であろう。不完全でいい、自由を楽しもう。驚きと輝きに満ちた奇跡の星で自然と寄り添い、生命を謳歌しよう」と。個性を尊重する強さと、凛とした美しさ、自然のエネルギーが感じられるコレクションでした。


東コレ取材5シーズン目
編集部 美濃島
「アフロマティック トーキョー(AFROMATIC TOKYO)」

見どころ:「アフロマティック トーキョー」は、アフリカのアートやクリエイションを発信する新プロジェクト。初回は、寺田倉庫にアフリカ作家の絵画を設置し、会場中央で「オルヴィ トーマス(OLUBIYI THOMAS)」「アイアムイシゴ(IAMISIGO)」「ラブラム(LABRUM)」の3ブランドによる合同ショーを開催しました。個人的ヒットは「ラブラム」。細やかな手仕事が伝わるテキスタイルやユニークな柄、青や緑など鮮やかな色を武器にしながら、ソリッドなテーラードスタイルで純粋にカッコよかった!デザイナーのフォディ・ダンブヤ(Foday Dumbuya)は、ロンドン・ファッション・ウイークの若手育成プログラム「ニュージェン(NEW GEN)」にも選ばれているそうで、納得のクリエイションです。今シーズン最後のリアルショーということで疲労感もありましたが、軽快なウエアと音楽で、疲れが吹っ飛びました。


東コレ初参加
ソーシャルエディター浅野
「クードス(KUDOS)」「スドーク(SODUK)」

見どころ:2017年にスタートした工藤司による「クードス(KUDOS)」「スドーク(SODUK)」は、文化庁が主導する、日本の芸術文化の振興を図る“日本博”の施策で初の単独ランウエイショーを開催。コレクションのテーマは30以上のキーワードで構成されており、工藤デザイナーの故郷である「okinawa」や、「lonely」「gay marriage」「zig zag」「you are just beautiful」などから、コレクションに込められた思いや着想源などが読み取れます。ショーではモデルが観客席の間を縦横無尽に歩いて観客と混然一体になり、その演出も単語の集合体であるテーマのイメージと重なります。異素材とドッキングしたシャツやアシンメトリーなシルエットのジャケットなど、日常的なアイテムにひと癖加えたデザインが印象的でした。

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大自然のパワーを感じた「ヒロコ コシノ」や「アフロマティック トーキョー」など 「WWDJAPAN」が選ぶ東コレ最終日のヒットブランド

 2023年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」(以下、東コレ)が8月29日に開幕した。9月3日までの6日間、国内外のバイヤーやジャーナリストに向けて、全49ブランドがリアルショーやオンライン形式でコレクションを披露する。

 「WWDJAPAN」は今シーズンも、総力をあげて東コレを取材。ここでは、取材班が“イケてる!面白い“と思ったブランドを毎日リポートする。最終日は「コシノヒロコ」「アフロマティック トーキョー」「クードス」「スドーク」をお届け。


東コレ取材は10年目
ファッションリポーター大杉
「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」

見どころ:東コレの常連で、大御所デザイナーのコシノヒロコ先生が手掛ける「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」は、動画を通してコレクション発表を続けています。今季のテーマは「ナチュラル ミラクル(Natural Miracles)」。動画はブラックのシックなルックでスタートし、中盤にはそのテーマが色濃く反映されたポップで色鮮やかなルックが登場します。まず目に留まったのは、トロピカルフルーツのモチーフ。不ぞろいのドットは、パパイヤやドラゴンフルーツをほうふつとさせます。また植物などのボタニカルプリントは、シースルー素材に載せて軽やかなドレスとして提案。ブランドの公式インスタグラムには先生のメッセージが記されていました。「人もまた自然界の一部なら、わたしたち自身もミラクルでいよう。極端でいい、個性的であろう。不完全でいい、自由を楽しもう。驚きと輝きに満ちた奇跡の星で自然と寄り添い、生命を謳歌しよう」と。個性を尊重する強さと、凛とした美しさ、自然のエネルギーが感じられるコレクションでした。


東コレ取材5シーズン目
編集部 美濃島
「アフロマティック トーキョー(AFROMATIC TOKYO)」

見どころ:「アフロマティック トーキョー」は、アフリカのアートやクリエイションを発信する新プロジェクト。初回は、寺田倉庫にアフリカ作家の絵画を設置し、会場中央で「オルヴィ トーマス(OLUBIYI THOMAS)」「アイアムイシゴ(IAMISIGO)」「ラブラム(LABRUM)」の3ブランドによる合同ショーを開催しました。個人的ヒットは「ラブラム」。細やかな手仕事が伝わるテキスタイルやユニークな柄、青や緑など鮮やかな色を武器にしながら、ソリッドなテーラードスタイルで純粋にカッコよかった!デザイナーのフォディ・ダンブヤ(Foday Dumbuya)は、ロンドン・ファッション・ウイークの若手育成プログラム「ニュージェン(NEW GEN)」にも選ばれているそうで、納得のクリエイションです。今シーズン最後のリアルショーということで疲労感もありましたが、軽快なウエアと音楽で、疲れが吹っ飛びました。


東コレ初参加
ソーシャルエディター浅野
「クードス(KUDOS)」「スドーク(SODUK)」

見どころ:2017年にスタートした工藤司による「クードス(KUDOS)」「スドーク(SODUK)」は、文化庁が主導する、日本の芸術文化の振興を図る“日本博”の施策で初の単独ランウエイショーを開催。コレクションのテーマは30以上のキーワードで構成されており、工藤デザイナーの故郷である「okinawa」や、「lonely」「gay marriage」「zig zag」「you are just beautiful」などから、コレクションに込められた思いや着想源などが読み取れます。ショーではモデルが観客席の間を縦横無尽に歩いて観客と混然一体になり、その演出も単語の集合体であるテーマのイメージと重なります。異素材とドッキングしたシャツやアシンメトリーなシルエットのジャケットなど、日常的なアイテムにひと癖加えたデザインが印象的でした。

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「ニサイ」2023年春夏東京コレクション

 「ニサイ(NISAI)」が2023年春夏コレクションを東京で発表した。

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「ニサイ」2023年春夏東京コレクション

 「ニサイ(NISAI)」が2023年春夏コレクションを東京で発表した。

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「トモ コイズミ」の小泉智貴が「ファッション プライズ オブ トウキョウ」受賞でパリコレへ 「東京ファッションアワード」は「フェティコ」「アキコアオキ」「イレニサ」など

 東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ(以下、FPT)」第5回受賞者と、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が共催するファッションコンペ「東京ファッションアワード (TOKYO FASHION AWARD)」の第8回受賞者が、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」メイン会場の渋谷ヒカリエで3日に発表された。

 「FPT」には「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナーが選出された。2023年のパリ・ファッション・ウイーク期間中に計2回のショー開催の支援を受け、3月に東京で凱旋イベントを行う。小泉は「いいプレッシャーを感じている。説明のいらない美しさを意識してものづくりを行っていて、ニューヨークとやミラノ、ロンドンではショーを開催したが、パリはなかった。このために取っておいたような巡り合わせを感じる」と語った。

 「TFA」には、メンズから「イレニサ(IRENISA)」「コッキ(KHOKI)」「タナカ(TANAKA)」「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」が、ウィメンズから「アキコアオキ(AKIKOAOKI)「フェティコ(FETICO)」「アンスクリア(INSCRIRE)」「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」が選ばれた。受賞者は23年のパリ・ファッション・ウイーク期間中にショールームでの展示会実施の支援を受け、「FPT」と同じく3月に東京でショーイベントを行う。

 「TFA」には過去最多の応募があり、審査が難航したという。審査員の中根大樹トウキョウベース「ザ・トウキョウ(THE TOKYO)」 メンズバイヤーは、「最後の最後までエキサイティングな話し合いが続き、昨日8ブランドが決まった。ブランドの進化と成長への意欲も基準の一つ。これをきっかけに世界へ羽ばたいてほしい」とコメントした。

 「イレニサ」の安倍悠治は「僕らは日本の工場と二人三脚でやっている。その技術とともに、世界で戦えるブランドになりたい」と語った。「アキコアオキ」の青木明子は「社会全体で少しずつ回復の兆しが見え、動き出しているタイミングで、賞をもらえてうれしい。強いクリエイションとファッションを、日本から世界へ伝えていきたい」と述べた。

受賞者は以下の通り

■第5回「ファッション プライズ オブ トウキョウ
小泉智貴/「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」

■第8回「東京ファッションアワード 」
<メンズ>
小林祐、安倍悠治/「イレニサ(IRENISA)」
デザインチーム/「コッキ(KHOKI)」
タナカサヨリ、クボシタアキラ/「タナカ(TANAKA)」
ビアンカ、ヤシゲユウト/「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」

<ウィメンズ>
青木明子/「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」
舟山瑛美/「フェティコ(FETICO)」
岡ゆみか/「アンスクリア(INSCRIRE)」
ヴィヴィアーノ・スー/「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

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「トモ コイズミ」の小泉智貴が「ファッション プライズ オブ トウキョウ」受賞でパリコレへ 「東京ファッションアワード」は「フェティコ」「アキコアオキ」「イレニサ」など

 東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ(以下、FPT)」第5回受賞者と、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が共催するファッションコンペ「東京ファッションアワード (TOKYO FASHION AWARD)」の第8回受賞者が、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」メイン会場の渋谷ヒカリエで3日に発表された。

 「FPT」には「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴デザイナーが選出された。2023年のパリ・ファッション・ウイーク期間中に計2回のショー開催の支援を受け、3月に東京で凱旋イベントを行う。小泉は「いいプレッシャーを感じている。説明のいらない美しさを意識してものづくりを行っていて、ニューヨークとやミラノ、ロンドンではショーを開催したが、パリはなかった。このために取っておいたような巡り合わせを感じる」と語った。

 「TFA」には、メンズから「イレニサ(IRENISA)」「コッキ(KHOKI)」「タナカ(TANAKA)」「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」が、ウィメンズから「アキコアオキ(AKIKOAOKI)「フェティコ(FETICO)」「アンスクリア(INSCRIRE)」「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」が選ばれた。受賞者は23年のパリ・ファッション・ウイーク期間中にショールームでの展示会実施の支援を受け、「FPT」と同じく3月に東京でショーイベントを行う。

 「TFA」には過去最多の応募があり、審査が難航したという。審査員の中根大樹トウキョウベース「ザ・トウキョウ(THE TOKYO)」 メンズバイヤーは、「最後の最後までエキサイティングな話し合いが続き、昨日8ブランドが決まった。ブランドの進化と成長への意欲も基準の一つ。これをきっかけに世界へ羽ばたいてほしい」とコメントした。

 「イレニサ」の安倍悠治は「僕らは日本の工場と二人三脚でやっている。その技術とともに、世界で戦えるブランドになりたい」と語った。「アキコアオキ」の青木明子は「社会全体で少しずつ回復の兆しが見え、動き出しているタイミングで、賞をもらえてうれしい。強いクリエイションとファッションを、日本から世界へ伝えていきたい」と述べた。

受賞者は以下の通り

■第5回「ファッション プライズ オブ トウキョウ
小泉智貴/「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」

■第8回「東京ファッションアワード 」
<メンズ>
小林祐、安倍悠治/「イレニサ(IRENISA)」
デザインチーム/「コッキ(KHOKI)」
タナカサヨリ、クボシタアキラ/「タナカ(TANAKA)」
ビアンカ、ヤシゲユウト/「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」

<ウィメンズ>
青木明子/「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」
舟山瑛美/「フェティコ(FETICO)」
岡ゆみか/「アンスクリア(INSCRIRE)」
ヴィヴィアーノ・スー/「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

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「トップガン」効果 フライトジャケットが夏に売れる

 映画「トップガン マーヴェリック」の大ヒットを受けて、ミリタリーブランド「アヴィレックス(AVIREX)」の関連商品が売れている。映画とのコラボレーションで1000着を限定販売したMA-1ブルゾン(税込2万8380円)は、「5月27日に映画が公開されると、すぐにほぼ完売状態になった」(販売するTSIホールディングスの広報担当)。前作の「トップガン」(1986年公開)の劇中でトム・クルーズが着用したG-1フライトジャケットの復刻版(同10万7800円)は、厚手のレザーにも関わらず、初夏に予約で品薄になり2回も追加発注をかけた。

 米アヴィレックス社は36年前の「トップガン」で衣装監修をした。公開当時、トム・クルーズが着用したレザータイプのG-1や襟付きのCWU36Pといったフライトジャケットがファッションとして脚光を浴び、日本ではなぜか劇中に登場しないMA-1が大ブームになった。

 公開中の「トップガン マーヴェリック」は異例のロングランヒットで、興行収入は120億円に迫る。コロナ禍以降に公開された実写映画の中では1位。熱烈なファンが何度も劇場で鑑賞する“追いトップガン“という言葉が生まれるなど、一種の社会現象に発展している。

 「アヴィレックス」は封切り時、全国69の映画館で上映前にブランドCMを流した。シネコンがある大型ショッピングセンターに店舗を構えるケースが多いため、鑑賞後の興奮が冷めないまま店舗に足を運び、フライトジャケットのほか、コラボしたTシャツ(同6490円)などの関連商品を買い求める客が相次いだ。前作をリアルタイムで見た50代から、今作でファンになった20代の若い男女まで客層は幅広いという。

 「トップガン マーヴェリック」は公開が何度も延期になるなど、コロナ禍に振り回された。そのため「アヴィレックス」の関連商品の企画・生産スケジュールも大幅に狂い、商品量を控えめにせざるを得なかった。だが、ふたを開けてみれば、映画の予想以上の大ヒット。TSIでは、これを機に関連商品だけでなくブランド全体に関心が高まることを期待する。

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「トップガン」効果 フライトジャケットが夏に売れる

 映画「トップガン マーヴェリック」の大ヒットを受けて、ミリタリーブランド「アヴィレックス(AVIREX)」の関連商品が売れている。映画とのコラボレーションで1000着を限定販売したMA-1ブルゾン(税込2万8380円)は、「5月27日に映画が公開されると、すぐにほぼ完売状態になった」(販売するTSIホールディングスの広報担当)。前作の「トップガン」(1986年公開)の劇中でトム・クルーズが着用したG-1フライトジャケットの復刻版(同10万7800円)は、厚手のレザーにも関わらず、初夏に予約で品薄になり2回も追加発注をかけた。

 米アヴィレックス社は36年前の「トップガン」で衣装監修をした。公開当時、トム・クルーズが着用したレザータイプのG-1や襟付きのCWU36Pといったフライトジャケットがファッションとして脚光を浴び、日本ではなぜか劇中に登場しないMA-1が大ブームになった。

 公開中の「トップガン マーヴェリック」は異例のロングランヒットで、興行収入は120億円に迫る。コロナ禍以降に公開された実写映画の中では1位。熱烈なファンが何度も劇場で鑑賞する“追いトップガン“という言葉が生まれるなど、一種の社会現象に発展している。

 「アヴィレックス」は封切り時、全国69の映画館で上映前にブランドCMを流した。シネコンがある大型ショッピングセンターに店舗を構えるケースが多いため、鑑賞後の興奮が冷めないまま店舗に足を運び、フライトジャケットのほか、コラボしたTシャツ(同6490円)などの関連商品を買い求める客が相次いだ。前作をリアルタイムで見た50代から、今作でファンになった20代の若い男女まで客層は幅広いという。

 「トップガン マーヴェリック」は公開が何度も延期になるなど、コロナ禍に振り回された。そのため「アヴィレックス」の関連商品の企画・生産スケジュールも大幅に狂い、商品量を控えめにせざるを得なかった。だが、ふたを開けてみれば、映画の予想以上の大ヒット。TSIでは、これを機に関連商品だけでなくブランド全体に関心が高まることを期待する。

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20周年の集大成「アンリアレイジ」劇場 前代未聞のデジタルとフィジカルが交差するリアルショー

 来年20周年を迎える「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が9月2日、リアルのショーは2年半ぶり、東京では3年ぶりとなるランウエイショーを行った。「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」冠スポンサーの楽天による支援プロジェクト「バイアール(by R)」のサポートによるもの。ショーは3Dプロジェクターを用いて、映像のモデルと、現場のモデルが一緒にランウエイを歩く、デジタルとリアルを融合させた驚きの演出で、ブランドテーマである“日常と非日常”を体現した。コロナ禍にデジタル上で発表してきた過去4シーズンのコレクションと、原点であるパッチワークを使った最新コレクションを登場させ、ブランド20周年の集大成といえる壮大なショーとなった。

ピンチをチャンスに転換
コロナ禍で培ったデジタル表現

 今季のテーマは「A & Z」。AとZは最初と最後のアルファベットで対極にあるが、円にすれば隣同士である。「アンリアレイジ」のブランドロゴは、そのAとZという象徴的な2文字を組み合わせたものである。「Zは終わりではなく、始まりだ」というデザイナーの森永邦彦。20周年の節目をZ地点とし、新たなA地点からの歩みをこのショーで垣間見た。
 
 コロナ禍でリアルショー開催が叶わなかった過去4シーズンは、パリコレ公式スケジュールでデジタル配信を行った。「リアルなショーができず絶望した」という森永デザイナーだったが、ただコレクションを動画に収めるだけでなく、“デジタルでしか実現できないこと”をとことん追求した。富士山の麓で撮影した21年春夏「ホーム(HOME)」に始まり、天地を逆転させた21-22年秋冬「グラウンド(GROUND)」、細田守監督の作品「竜とそばかすの姫」との協業で、アニメーション世界の二次元と三次元を交錯させた22年春夏「ディメンション(DIMENSION)」、そして宇宙服から着想し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙探査実験棟で撮影した22-23年秋冬「プラネット(PLANET)」と続く。NFTやメタバースにもチャレンジし、モノ作りでもパターンメイキングをデジタル化。逆境に屈することなく、ピンチをチャンスに変えて、新しいことに果敢に挑んできた。

映像のバーチャルモデルと
リアルなモデルたちが交差

 リアルなショーを再び行う決断をしても「この2年間デジタルで培ったことをリアルな場でも形にしたい」と、今回のショーでその融合を目指した。ショーの前半は、舞台に透け感のあるスクリーンを設置し、3Dプロジェクターで映像を投影。スクリーン越しにいるモデルたちが映像に合わせて歩く仕掛けだ。21年春夏「ホーム」では球体や立方体など服の原型となった形や、ショーに出しきれなかった追加のルックを3Dで登場させ、21-22年秋冬「グラウンド」では、地を歩くモデルと対になる、宙吊りで天井を歩くモデルたちを映し出した。22年春夏「ディメンション」では、三角形のポリゴンを用いたルックを映像で二次元、リアルなモデルで三次元として見せ、22-23年秋冬「プラネット」では月面を浮遊して歩く映像のモデルたちと、リアルなモデルたちを交差させた。デジタルとリアルを完全に融合し、大画面を見るショーは劇場さながらだ。

“20年後の原風景”
パッチワークの最新作

 過去4シーズンのショーを終えると、これまで投影した映像を倍速で逆再生して時間を巻き戻す。その後暗転してスクリーンがはがされ、再びショーが始まった。出てきたのは、「アンリアレイジ」の原点であるパッチワークの新たな2023年春夏コレクションだ。パッチワークシリーズは森永が学生時代、当時アルバイトしていた生地屋で大量に捨てられていた端切れを回収して作り始めた。約1000パーツの細かい生地を縫い合わせ手作りし、現在もメインコレクションとは別で販売を続けている。
 
 今季はその原風景を振り返り、デビューから20年後のパッチワークに挑んだ。初期からシャツやジャケット、ジーンズなどシンプルなアイテムをベースとしているが、今回のコレクションでは、過去に発表したアイコニックな形を踏襲してアップデートさせている。1着にシャツ地やスーツ地、デニムなどの異なる小さい生地を2000〜3000ピース使用。足元のスニーカーやブーツにもパッチワークを施した。森永は「まさか、20年後までパッチワークを続けているとは想像していなかったが、未来に進んでいるつもりでも過去に戻っていることもある。このコレクションもまた意味を持って、未来につながるかもしれない」と笑う。

“日常と非日常”は
次のステージへ

 9月末にはパリ・ファッション・ウイークで、ひさしぶりに現地でのショーを行う予定で、このコレクションはその一部にあたる。パリでは「エイジ(AGE)」がテーマだという。
 
 今後については「20年を迎えて、次のステージに行くため、これまで続けてきたことをぶらさずにやっていく。世の中にはその倍の40年、60年とやっているブランドがたくさんある。そういうブランドを目指したい」と森永デザイナー。日常を非日常に変えるデザインに、真摯に向き合ってきた「アンリアレイジ」は、これからも人々を驚かせる新しいファッションのあり方を示してくれるだろう。

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20周年の集大成「アンリアレイジ」劇場 前代未聞のデジタルとフィジカルが交差するリアルショー

 来年20周年を迎える「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が9月2日、リアルのショーは2年半ぶり、東京では3年ぶりとなるランウエイショーを行った。「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」冠スポンサーの楽天による支援プロジェクト「バイアール(by R)」のサポートによるもの。ショーは3Dプロジェクターを用いて、映像のモデルと、現場のモデルが一緒にランウエイを歩く、デジタルとリアルを融合させた驚きの演出で、ブランドテーマである“日常と非日常”を体現した。コロナ禍にデジタル上で発表してきた過去4シーズンのコレクションと、原点であるパッチワークを使った最新コレクションを登場させ、ブランド20周年の集大成といえる壮大なショーとなった。

ピンチをチャンスに転換
コロナ禍で培ったデジタル表現

 今季のテーマは「A & Z」。AとZは最初と最後のアルファベットで対極にあるが、円にすれば隣同士である。「アンリアレイジ」のブランドロゴは、そのAとZという象徴的な2文字を組み合わせたものである。「Zは終わりではなく、始まりだ」というデザイナーの森永邦彦。20周年の節目をZ地点とし、新たなA地点からの歩みをこのショーで垣間見た。
 
 コロナ禍でリアルショー開催が叶わなかった過去4シーズンは、パリコレ公式スケジュールでデジタル配信を行った。「リアルなショーができず絶望した」という森永デザイナーだったが、ただコレクションを動画に収めるだけでなく、“デジタルでしか実現できないこと”をとことん追求した。富士山の麓で撮影した21年春夏「ホーム(HOME)」に始まり、天地を逆転させた21-22年秋冬「グラウンド(GROUND)」、細田守監督の作品「竜とそばかすの姫」との協業で、アニメーション世界の二次元と三次元を交錯させた22年春夏「ディメンション(DIMENSION)」、そして宇宙服から着想し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙探査実験棟で撮影した22-23年秋冬「プラネット(PLANET)」と続く。NFTやメタバースにもチャレンジし、モノ作りでもパターンメイキングをデジタル化。逆境に屈することなく、ピンチをチャンスに変えて、新しいことに果敢に挑んできた。

映像のバーチャルモデルと
リアルなモデルたちが交差

 リアルなショーを再び行う決断をしても「この2年間デジタルで培ったことをリアルな場でも形にしたい」と、今回のショーでその融合を目指した。ショーの前半は、舞台に透け感のあるスクリーンを設置し、3Dプロジェクターで映像を投影。スクリーン越しにいるモデルたちが映像に合わせて歩く仕掛けだ。21年春夏「ホーム」では球体や立方体など服の原型となった形や、ショーに出しきれなかった追加のルックを3Dで登場させ、21-22年秋冬「グラウンド」では、地を歩くモデルと対になる、宙吊りで天井を歩くモデルたちを映し出した。22年春夏「ディメンション」では、三角形のポリゴンを用いたルックを映像で二次元、リアルなモデルで三次元として見せ、22-23年秋冬「プラネット」では月面を浮遊して歩く映像のモデルたちと、リアルなモデルたちを交差させた。デジタルとリアルを完全に融合し、大画面を見るショーは劇場さながらだ。

“20年後の原風景”
パッチワークの最新作

 過去4シーズンのショーを終えると、これまで投影した映像を倍速で逆再生して時間を巻き戻す。その後暗転してスクリーンがはがされ、再びショーが始まった。出てきたのは、「アンリアレイジ」の原点であるパッチワークの新たな2023年春夏コレクションだ。パッチワークシリーズは森永が学生時代、当時アルバイトしていた生地屋で大量に捨てられていた端切れを回収して作り始めた。約1000パーツの細かい生地を縫い合わせ手作りし、現在もメインコレクションとは別で販売を続けている。
 
 今季はその原風景を振り返り、デビューから20年後のパッチワークに挑んだ。初期からシャツやジャケット、ジーンズなどシンプルなアイテムをベースとしているが、今回のコレクションでは、過去に発表したアイコニックな形を踏襲してアップデートさせている。1着にシャツ地やスーツ地、デニムなどの異なる小さい生地を2000〜3000ピース使用。足元のスニーカーやブーツにもパッチワークを施した。森永は「まさか、20年後までパッチワークを続けているとは想像していなかったが、未来に進んでいるつもりでも過去に戻っていることもある。このコレクションもまた意味を持って、未来につながるかもしれない」と笑う。

“日常と非日常”は
次のステージへ

 9月末にはパリ・ファッション・ウイークで、ひさしぶりに現地でのショーを行う予定で、このコレクションはその一部にあたる。パリでは「エイジ(AGE)」がテーマだという。
 
 今後については「20年を迎えて、次のステージに行くため、これまで続けてきたことをぶらさずにやっていく。世の中にはその倍の40年、60年とやっているブランドがたくさんある。そういうブランドを目指したい」と森永デザイナー。日常を非日常に変えるデザインに、真摯に向き合ってきた「アンリアレイジ」は、これからも人々を驚かせる新しいファッションのあり方を示してくれるだろう。

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京都の夏の風物詩「五山送り火」と現代アートを五感で楽しむ 「京都大文字とアートを愛でる会」リポート

 毎年8月16日の午後8時から約1時間、京都市内を囲む山の中腹に炎で書かれた「大」「妙・法」の文字が点火される、京都の夏を代表する風物詩「五山送り火」は、盆に迎えた精霊を再び冥府に帰す“精霊送り”の意味を持ち、市内の川沿いや御所などから遠望することができる。

 コロナ禍を理由に過去2年、開催を見送られた「五山送り火」だが今年は実施された。同日、在京都フランス総領事館のサポートのもと、コロナ禍で表現の場を制限されていた若手アーティストの作品を「五山送り火」と共に鑑賞するイベント「L’Art sous le feu du Daimonji 〜京都大文字とアートを愛でる会〜」の第1回が、京都・アンスティチュ・フランセ関⻄(旧関⻄日仏学館)で開催された。同イベントは、コロナウィルスの影響で止まっていた人流が徐々に回復傾向にあることを受け、新たな日仏の文化交流を活発にする行事として企画された。アーティストのキュレーションは、モンマルトルの名誉市民で、神戸・北野美術館の竹中愛美子館長が担当。また、門川大作京都市長も来場し、アーティストと意見交換をしたり、来場者と言葉を交わした。

コロナ禍で発表の場を失ったアーティストの支援

 オープニングレセプションでは、ジュール・イルマン在京都フランス総領事や同イベント事務局の笹川尚子代表らが登壇した。イルマン在京都フランス総領事は「『五山送り火』の特別な日に日本とフランスの著名作家と若手アーティストがコラボするように作品を一堂に展示することを思いついたが、素晴らしい音楽を聞きながら鑑賞すればアートを五感で楽しめるだろうとも考えた。ものづくりにおいてはパリも京都も長い歴史があるが、コロナ禍で発表の場を失ったアーティストも多く、作品を誰にも見せることができない状況をなんとか支援したいという思いがあった」と同イベント開催のきっかけと日仏の文化交流の重要性を語った。

 笹川は「『五山送り火』がコロナ禍で2年の自粛を経て3年振りに実施した。同日に文化催事を開催することができたのだが、通年の運営においてフランス総領事館アンティチュ・フランセ関西は夏季休暇期間で閉館しており、今回は休館期間に公館を開放するのはオープン以来、初めての事なのでイルマン総領事の心遣いに感謝する。以降は改善点をアンティチュ・フランセと共にブラッシュアップしていく予定だ。公募、推薦に関わらず、このイベントを通じてアーティストの活動の場を広げ、さらにはアートマルシェのような購買に繋がる場の提供も課題と考える」と今後の展望も語った。その後、僧侶の肩書も持つオペラ歌手・前坂美希が日本の名曲をフランス語で歌唱し場内を沸かせた。

ロートレックと若手現代アーティストの作品が一堂に会する

 会場1階のオープンスペースでは、北野美術館が所蔵するロートレックのリトグラフ《ムーラン・ルージュのラ・グーリュ》《54号室の女船客》などの作品と共に、神戸を拠点にするガラス作家・吉田延泰や京都で活動する現代美術家の近藤大祐らの作品が展示。新作に空き瓶を使用した吉田は「瓶は中に手紙を入れて海に流すボトルメールのようなメッセージ性の強いモチーフと感じる。新作には空が移り変わる色、青から赤に変化していく風景をグラデーションで表現している。今は時代の転換期でもあり、人と人、人と時代の関係性が変化していると感じる。また、空き瓶には『空』という漢字が使われており、道に転がっている時に丸く空の風景を反射している。また、ペットボトルが問題視されている現況において、瓶は回収して洗浄して再利用する、その無駄の無さも今の時代に即しているのではないか。どこか懐かしさもあり、誰しもが空を見た時に郷愁を感じるというのが本能的であるとも思う。そんな思いが作品の着想源になっている」と新作について説明した。

 注射器に絵具を詰めて風景画を描く技法で知られる現代アーティストの近藤は、「元々はコピックというアルコール系のマーカーで輪郭線に囲まれた画面の中に、色を塗っていく作品を作っていたが、絵画として画面をもっと力強いものにしようと思い、試作品をいろいろと練り直した。最終的に絵の具を塗るのではなく置く感覚で、針先から出た絵の具も乾くとプクッと膨れるような質感がおもしろくてこの作風になった」と独特な表現技法に至った経緯を語った。

 2階に上がると正面には、早坂による即興作品で翡翠石を用いた作品が展示されていた。日本の美に影響を受け、その精神性を円形キャンパスに表現。ドリッピングと塗料を幾重にも重ねた色彩によって、重層的な印象に仕上げられた絵画の迫力に圧倒される。

 3階では、「五山送り火」を鑑賞しながら3人の現代アーティストの作品を展示する企画が行われたのだが、点火直前の雷雨によって炎の輪郭が揺れる、幻想的な光景が広がった。廃材をテーマにするエコロジカルアーティスト・高田雄平は「試行錯誤しながらいろいろな廃材を使ってみる中で新聞紙にいきついた」という。ここ数年、社会や環境への問題提起として廃材を扱うアーティストや作品が注目を集めていて、現代美術の1ジャンルとして市民権を獲得しつつある。そんな中で高田の作品で目を引くのは新聞紙だ。日英の古新聞で表現されるモチーフの龍は、紙よりで作られたとは思えない存在感を携えている。「私のことを『新聞の作家』と呼ぶ人も『龍の作家』と呼ぶ人もいる」というほど、新聞と龍は高田の代名詞でもある。

 続いては、ガラス作家の加藤千佳。加藤は霜や氷など水の状態変化をモチーフにガラスで表現する作品で知られる。「氷や雪や霜などに熱を加えることで溶けたり、冷えて固まる様子をそのまま表現している。もともと自然の造形美が好きで、条件が変わると一瞬しかその形を維持できない儚さや刹那的な美しさを内包しているが、それをガラスにも感じる。その一瞬の美しさを形にして残したいという思いが創作の起点。ガラスも制作条件が異なると全く違う完成形になるし、割れやすい、脆いなどの扱いにくさも、どこか日本人らしい美しさを携えているだろう。また、ガラスの偶然性を大切にしていて制作の過程で偶然空いた穴等も含めて予定不調和を楽しむ感覚でものづくりをしている」と制作背景の一端を語った。

 ワインの蓋やコルクなど一般的にゴミとみなされる素材を使用した作品制作を続ける作家アレトコレココは、彫刻家として活動を続けた後に2017年にオーストラリアへ渡る。帰国後、友人とワインを飲んでいる時に、転がっているワインの蓋から見えた形を追求した先に動物が出来上がったことでワイントップアートがスタートした。モチーフとなる動物は幼少期から特別な存在だったという。「すべての作品は、素材が持つ特性や色を活かしながら動物の個性を表現している。もともと神の使いと呼ばれる動物の存在に惹きつけられていた。創作のモチベーションはものづくりと動物が好きというシンプルなもの。一方で動物保護のための寄付などで自分なりの社会貢献を続けていきたい」と結んだ。

アートのもつ社会性を考える

 約3時間にわたり行われたイベントでは、若手アーティストの支援というテーマもさることながら、関西を拠点とする作家のいずれの作品からもアートのもつ社会性を強く感じ取ることができた。トレンドや技術、奇抜さだけではなく作家の環境も含めた等身大のリアリティーこそが、鑑賞者に何かを感じさせるきっかけになるのだろう。そんな思いと、国の登録有形文化財に指定されている美しい洋館建築に展示された作品群と「五山送り火」が幻想的にクロスオーバーした、まさに“アートを五感で楽しむ”特別な夜となった。

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京都の夏の風物詩「五山送り火」と現代アートを五感で楽しむ 「京都大文字とアートを愛でる会」リポート

 毎年8月16日の午後8時から約1時間、京都市内を囲む山の中腹に炎で書かれた「大」「妙・法」の文字が点火される、京都の夏を代表する風物詩「五山送り火」は、盆に迎えた精霊を再び冥府に帰す“精霊送り”の意味を持ち、市内の川沿いや御所などから遠望することができる。

 コロナ禍を理由に過去2年、開催を見送られた「五山送り火」だが今年は実施された。同日、在京都フランス総領事館のサポートのもと、コロナ禍で表現の場を制限されていた若手アーティストの作品を「五山送り火」と共に鑑賞するイベント「L’Art sous le feu du Daimonji 〜京都大文字とアートを愛でる会〜」の第1回が、京都・アンスティチュ・フランセ関⻄(旧関⻄日仏学館)で開催された。同イベントは、コロナウィルスの影響で止まっていた人流が徐々に回復傾向にあることを受け、新たな日仏の文化交流を活発にする行事として企画された。アーティストのキュレーションは、モンマルトルの名誉市民で、神戸・北野美術館の竹中愛美子館長が担当。また、門川大作京都市長も来場し、アーティストと意見交換をしたり、来場者と言葉を交わした。

コロナ禍で発表の場を失ったアーティストの支援

 オープニングレセプションでは、ジュール・イルマン在京都フランス総領事や同イベント事務局の笹川尚子代表らが登壇した。イルマン在京都フランス総領事は「『五山送り火』の特別な日に日本とフランスの著名作家と若手アーティストがコラボするように作品を一堂に展示することを思いついたが、素晴らしい音楽を聞きながら鑑賞すればアートを五感で楽しめるだろうとも考えた。ものづくりにおいてはパリも京都も長い歴史があるが、コロナ禍で発表の場を失ったアーティストも多く、作品を誰にも見せることができない状況をなんとか支援したいという思いがあった」と同イベント開催のきっかけと日仏の文化交流の重要性を語った。

 笹川は「『五山送り火』がコロナ禍で2年の自粛を経て3年振りに実施した。同日に文化催事を開催することができたのだが、通年の運営においてフランス総領事館アンティチュ・フランセ関西は夏季休暇期間で閉館しており、今回は休館期間に公館を開放するのはオープン以来、初めての事なのでイルマン総領事の心遣いに感謝する。以降は改善点をアンティチュ・フランセと共にブラッシュアップしていく予定だ。公募、推薦に関わらず、このイベントを通じてアーティストの活動の場を広げ、さらにはアートマルシェのような購買に繋がる場の提供も課題と考える」と今後の展望も語った。その後、僧侶の肩書も持つオペラ歌手・前坂美希が日本の名曲をフランス語で歌唱し場内を沸かせた。

ロートレックと若手現代アーティストの作品が一堂に会する

 会場1階のオープンスペースでは、北野美術館が所蔵するロートレックのリトグラフ《ムーラン・ルージュのラ・グーリュ》《54号室の女船客》などの作品と共に、神戸を拠点にするガラス作家・吉田延泰や京都で活動する現代美術家の近藤大祐らの作品が展示。新作に空き瓶を使用した吉田は「瓶は中に手紙を入れて海に流すボトルメールのようなメッセージ性の強いモチーフと感じる。新作には空が移り変わる色、青から赤に変化していく風景をグラデーションで表現している。今は時代の転換期でもあり、人と人、人と時代の関係性が変化していると感じる。また、空き瓶には『空』という漢字が使われており、道に転がっている時に丸く空の風景を反射している。また、ペットボトルが問題視されている現況において、瓶は回収して洗浄して再利用する、その無駄の無さも今の時代に即しているのではないか。どこか懐かしさもあり、誰しもが空を見た時に郷愁を感じるというのが本能的であるとも思う。そんな思いが作品の着想源になっている」と新作について説明した。

 注射器に絵具を詰めて風景画を描く技法で知られる現代アーティストの近藤は、「元々はコピックというアルコール系のマーカーで輪郭線に囲まれた画面の中に、色を塗っていく作品を作っていたが、絵画として画面をもっと力強いものにしようと思い、試作品をいろいろと練り直した。最終的に絵の具を塗るのではなく置く感覚で、針先から出た絵の具も乾くとプクッと膨れるような質感がおもしろくてこの作風になった」と独特な表現技法に至った経緯を語った。

 2階に上がると正面には、早坂による即興作品で翡翠石を用いた作品が展示されていた。日本の美に影響を受け、その精神性を円形キャンパスに表現。ドリッピングと塗料を幾重にも重ねた色彩によって、重層的な印象に仕上げられた絵画の迫力に圧倒される。

 3階では、「五山送り火」を鑑賞しながら3人の現代アーティストの作品を展示する企画が行われたのだが、点火直前の雷雨によって炎の輪郭が揺れる、幻想的な光景が広がった。廃材をテーマにするエコロジカルアーティスト・高田雄平は「試行錯誤しながらいろいろな廃材を使ってみる中で新聞紙にいきついた」という。ここ数年、社会や環境への問題提起として廃材を扱うアーティストや作品が注目を集めていて、現代美術の1ジャンルとして市民権を獲得しつつある。そんな中で高田の作品で目を引くのは新聞紙だ。日英の古新聞で表現されるモチーフの龍は、紙よりで作られたとは思えない存在感を携えている。「私のことを『新聞の作家』と呼ぶ人も『龍の作家』と呼ぶ人もいる」というほど、新聞と龍は高田の代名詞でもある。

 続いては、ガラス作家の加藤千佳。加藤は霜や氷など水の状態変化をモチーフにガラスで表現する作品で知られる。「氷や雪や霜などに熱を加えることで溶けたり、冷えて固まる様子をそのまま表現している。もともと自然の造形美が好きで、条件が変わると一瞬しかその形を維持できない儚さや刹那的な美しさを内包しているが、それをガラスにも感じる。その一瞬の美しさを形にして残したいという思いが創作の起点。ガラスも制作条件が異なると全く違う完成形になるし、割れやすい、脆いなどの扱いにくさも、どこか日本人らしい美しさを携えているだろう。また、ガラスの偶然性を大切にしていて制作の過程で偶然空いた穴等も含めて予定不調和を楽しむ感覚でものづくりをしている」と制作背景の一端を語った。

 ワインの蓋やコルクなど一般的にゴミとみなされる素材を使用した作品制作を続ける作家アレトコレココは、彫刻家として活動を続けた後に2017年にオーストラリアへ渡る。帰国後、友人とワインを飲んでいる時に、転がっているワインの蓋から見えた形を追求した先に動物が出来上がったことでワイントップアートがスタートした。モチーフとなる動物は幼少期から特別な存在だったという。「すべての作品は、素材が持つ特性や色を活かしながら動物の個性を表現している。もともと神の使いと呼ばれる動物の存在に惹きつけられていた。創作のモチベーションはものづくりと動物が好きというシンプルなもの。一方で動物保護のための寄付などで自分なりの社会貢献を続けていきたい」と結んだ。

アートのもつ社会性を考える

 約3時間にわたり行われたイベントでは、若手アーティストの支援というテーマもさることながら、関西を拠点とする作家のいずれの作品からもアートのもつ社会性を強く感じ取ることができた。トレンドや技術、奇抜さだけではなく作家の環境も含めた等身大のリアリティーこそが、鑑賞者に何かを感じさせるきっかけになるのだろう。そんな思いと、国の登録有形文化財に指定されている美しい洋館建築に展示された作品群と「五山送り火」が幻想的にクロスオーバーした、まさに“アートを五感で楽しむ”特別な夜となった。

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【スナップ】「アンリアレイジ」ショー会場はブラックコーデが人気 向井太一やクリス-ウェブ佳子らも来場

 「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が9月2日、「楽天 ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week Tokyo)」で2023年春夏シーズンのランウエイショーを東京・渋谷のイベントホール「ベルサール渋谷ファースト」で開催した。

 来場者は、全体的に黒を基調としたコーディネートが多く、シャツやテーラードジャケットを取り入れたシンプルなスタイルが目を引いた。一方で、鮮やかな色のトップスや、チェーンネックレスやサングラス、メタルベルトなどの小物を重ね付けした着こなしの上級者も登場。また今季のトレンドアイテムであるデニムも目立ち、デニム・オン・デニムやカットアウトしたジーンズの装いも際立っていた。

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【スナップ】「アンリアレイジ」ショー会場はブラックコーデが人気 向井太一やクリス-ウェブ佳子らも来場

 「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が9月2日、「楽天 ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week Tokyo)」で2023年春夏シーズンのランウエイショーを東京・渋谷のイベントホール「ベルサール渋谷ファースト」で開催した。

 来場者は、全体的に黒を基調としたコーディネートが多く、シャツやテーラードジャケットを取り入れたシンプルなスタイルが目を引いた。一方で、鮮やかな色のトップスや、チェーンネックレスやサングラス、メタルベルトなどの小物を重ね付けした着こなしの上級者も登場。また今季のトレンドアイテムであるデニムも目立ち、デニム・オン・デニムやカットアウトしたジーンズの装いも際立っていた。

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「パトゥ」の世界観を表現した「パトゥ アフタヌーンティー」がホテル「W大阪」で世界初開催

 ギョーム・アンリ(Guillaume Henry)がアーティスティック・ディレクターを務めるパリ発のファッションブランド、「パトゥ(PATOU)」が、ラグジュアリーホテル「W大阪」とコラボレーションし、フレンチシックのエッセンスと、さまざまな環境問題に配慮するブランドの理念を反映した「パトゥ アフタヌーンティー」を期間限定で提供中だ。この「パトゥ」と「W大阪」のコラボレーションアフタヌーンティーは世界初の試みとなる。

 「パトゥ」を象徴するバッグ、“ル パトゥ バッグ(LE PATOU BAG)”を模った「カシスとタヒチ産バニラのムース」や、食べられるイヤリングをデコレーションした「パッションマンゴータルト ピーカンナッツプラリネ」、グラスにまとわせたココナッツパウダーで、美しいレースでできた襟を再現したウェルカムカクテル「フローラル スプラッシュ」など、ブランドを代表するアイコニックなアイテムに着想を得たメニューを提供する。

 サステナビリティに取り組む「パトゥ」の理念に共感し、「W大阪」のシェフが食材を厳選。これまで廃棄されてきたカカオの果肉や皮の部分を捨てずに再活用したホールフルーツチョコレートや、オーガニック紅茶を採用。またセイヴォリーには、持続可能な漁業で獲られたオマール海老など、食材のトレーサビリティを意識した食材をラインアップしている。

■パトゥ アフタヌーンティー
日程:7月1日〜9月30日
時間:11:30~、14:00~、16:30~(フリーフロー90分制)
場所:W大阪 LIVING ROOM (3階)
料金:1人につき7500円(税・サービス料15%込) ※要予約
予約電話番号:06-6484-5812(レストラン予約)
※メニュー内容や食材の産地は仕入れ等の状況により変更の可能性あり。
※写真内のアクセサリーやバッグはアフタヌーンティーに含まれません。

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「パトゥ」の世界観を表現した「パトゥ アフタヌーンティー」がホテル「W大阪」で世界初開催

 ギョーム・アンリ(Guillaume Henry)がアーティスティック・ディレクターを務めるパリ発のファッションブランド、「パトゥ(PATOU)」が、ラグジュアリーホテル「W大阪」とコラボレーションし、フレンチシックのエッセンスと、さまざまな環境問題に配慮するブランドの理念を反映した「パトゥ アフタヌーンティー」を期間限定で提供中だ。この「パトゥ」と「W大阪」のコラボレーションアフタヌーンティーは世界初の試みとなる。

 「パトゥ」を象徴するバッグ、“ル パトゥ バッグ(LE PATOU BAG)”を模った「カシスとタヒチ産バニラのムース」や、食べられるイヤリングをデコレーションした「パッションマンゴータルト ピーカンナッツプラリネ」、グラスにまとわせたココナッツパウダーで、美しいレースでできた襟を再現したウェルカムカクテル「フローラル スプラッシュ」など、ブランドを代表するアイコニックなアイテムに着想を得たメニューを提供する。

 サステナビリティに取り組む「パトゥ」の理念に共感し、「W大阪」のシェフが食材を厳選。これまで廃棄されてきたカカオの果肉や皮の部分を捨てずに再活用したホールフルーツチョコレートや、オーガニック紅茶を採用。またセイヴォリーには、持続可能な漁業で獲られたオマール海老など、食材のトレーサビリティを意識した食材をラインアップしている。

■パトゥ アフタヌーンティー
日程:7月1日〜9月30日
時間:11:30~、14:00~、16:30~(フリーフロー90分制)
場所:W大阪 LIVING ROOM (3階)
料金:1人につき7500円(税・サービス料15%込) ※要予約
予約電話番号:06-6484-5812(レストラン予約)
※メニュー内容や食材の産地は仕入れ等の状況により変更の可能性あり。
※写真内のアクセサリーやバッグはアフタヌーンティーに含まれません。

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【週間アクセスランキング 】最新の注目トピック TOP10(8月25日〜8月31日)

 

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週お届け。
 今回は、8月25(水)〜31日(木)に配信した記事のトップ10を紹介します。

 「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントでも、9月3日(土)から【週間アクセスランキング】を配信開始。ファッション&ビューティ業界のニュースはもちろん、コレクションのルック、パーティーやストリートのスナップ、ライフスタイル情報など、幅広いジャンルの注目トピックを週3回お届けします。今すぐ「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントを[友だち追加]して、最新トレンドやファッション&ビューティ業界で注目されているトピックをチェックしよう。
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- 1位 -
「アディダス オリジナルス」×「マリメッコ」 昨年注目を集めた“スタンスミス”が復刻

8月26日公開 / 文・ WWD STAFF

「アディダス オリジナルス」×「マリメッコ」 スタンスミス
 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、フィンランドブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とコラボレーションしたスニーカーを、エービーシー・マート(ABCマート)公式オンラインストアで8月26日に先行発売、全国のエービーシー・マートで9月7日に発売する。
> 記事の続きはこちら

- 2位 -
海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者、齋藤牧里氏死去 63歳

8月29日公開 / 文・ 小田島 千春

 齋藤牧里afumi inc.代表取締役が8月26日に肝臓癌のため逝去した。63歳だった。「グッチ(GUCCI)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」で25年間にわたってPRを務め、日本における両ブランドの躍進を支えた立役者の1人。圧倒的に本国が主導権を握る海外ラグジュアリーブランドPRにおいて、ローカルの独自性確立や権限獲得に寄与した。
> 記事の続きはこちら

- 3位 -
「ナイキ」とトム・サックスのコラボスニーカーから鮮やかな新色が登場

8月26日公開 / 文・ 竹内 菜奈

 「ナイキ(NIKE)」は、現代アーティストのトム・サックス(Tom Sachs)とコラボレーションしたスニーカー“ナイキクラフト ジェネラル パーパス シュー アーカイブカラー(NIKECRAFT GENERAL PURPOSE SHOE ARCHIVE COLOR)”を9月2日に発売する。価格は税込1万2100円で、ナイキラボ MA5(NIKE LAB MA5)やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。
> 記事の続きはこちら

- 4位 -
【有料会員限定記事】百貨店は「富裕層消費」のプラットフォームになれるか 伊勢丹外商海外出張の極意

8月25日公開 / 文・ 益成 恭子

 富裕層ビジネスが好調で、多くの百貨店が外商を強化している。ここ数年、外商顧客の世代交代が課題だった。ところが、アベノミクスの影響などで若手の新興富裕層が増加している。三越伊勢丹では、ファッション感度が高くフットワークが軽い富裕層に向けて、コロナ禍以前に海外へのアテンドサービスをスタート。今年7月に海外でのアテンドを再開した伊勢丹新宿本店の吉村朋代・外商部 第二担当 ストアアテンダント 1 マネジャーに、海外出張の極意を聞いた。
> 記事の続きはこちら

- 5位 -
ゴールドウインが日本製のスポーツ用マスク発売 「ザ・ノース・フェイス」など10ブランドで登場

8月25日公開 / 文・ WWD STAFF

 ゴールドウインは、同社が展開するうちの10ブランドから、スポーツをする人のために設計したマスク“ムーブ プラス マスク(MOVE + MASK)”とキッズ用の“ムーブ プラス マスク キッズ(MOVE + MASK KIDS)”を全国のゴールドウイン各ブランドの一部直営店および公式オンラインストアで8月26日から順次販売する。
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- 6位 -
「マルニ マーケット」が神戸阪急で開催 新店オープンを記念し人気バッグの新色を先行販売

8月26日公開 / 文・ 福永千裕

 「マルニ(MARNI)」は、神戸阪急 新館2階に8月31日にオープンするマルニ 神戸阪急の開業を記念して、ポップアップストア「マルニ マーケット(MARNI MARKET)」を8月31日から9月13日まで同館1階で開催する。
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- 7位 -
「シーイン」が著作権侵害トラブル 訴えたアーティストは「何度も同じことが起きていて見過ごせない」

 ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストのジェニファー・スターク(Jennifer Stark)は24日、「シーイン(SHEIN)」がスタークの著作権を侵害したとして、運営会社のシーイン ディストリビューション グループ(SHEIN DISTRIBUTION GROUP)に対して損害賠償を求めて提訴した。26日時点では「シーイン」側は答弁書を出しておらず、コメントも得られなかった。
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- 8位 -
さらばデフレ ミキハウスが価格3倍の「高級子供服」で挑む市場

 子供服ブランド「ミキハウス(MIKI HOUSE)」を展開する三起商行(大阪府八尾市、木村皓一社長)は、国内外の富裕層をターゲットにした超高級ライン“ミキハウス ゴールドレーベル(MIKI HOUSE GOLD LABEL)”の販売を今秋物から開始した。あべのハルカス近鉄本店、松坂屋名古屋店、八尾本社内にあるミキハウス本店に常設コーナーを開設。まとめて20万円以上購入するケースが初日から相次ぐなど好調なスタートを切った。9月7日には、三越銀座店にも常設コーナーを設ける。
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- 9位 -
「ユニクロ ユー」の秋冬コレクションが9月16日に発売 シーズンレスでミニマルな48型

8月30日公開 / 文・ 福永千裕

 ユニクロは、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)率いるパリのデザインチームによる「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の2022秋冬コレクションを9月16日に発売する。アイテムはウィメンズ21型、メンズ23型、小物や雑貨4型をそろえ、価格はシャツが2990円(税込、以下同)、ニットやボトムスが3990円〜、アウターが7990円〜。フルラインアップは105店舗とオンラインストアで取り扱い、一部商品を国内全店舗で販売する。
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- 10位 -
「ア ベイシング エイプ®」と「アー・ペー・セー」が初コラボ 特別な“ベイプカモ”やデニムを使った商品を発売

8月30日公開 / 文・ 三澤 和也

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は「アー・ペー・セー(A.P.C.)」と初コラボし、メンズ・ウィメンズ・キッズからなるコレクションを9月3日に発売する。「ア ベイシング エイプ®」の取り扱い店舗および公式オンラインストアで扱う。
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【週間アクセスランキング 】最新の注目トピック TOP10(8月25日〜8月31日)

 

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週お届け。
 今回は、8月25(水)〜31日(木)に配信した記事のトップ10を紹介します。

 「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントでも、9月3日(土)から【週間アクセスランキング】を配信開始。ファッション&ビューティ業界のニュースはもちろん、コレクションのルック、パーティーやストリートのスナップ、ライフスタイル情報など、幅広いジャンルの注目トピックを週3回お届けします。今すぐ「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントを[友だち追加]して、最新トレンドやファッション&ビューティ業界で注目されているトピックをチェックしよう。
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- 1位 -
「アディダス オリジナルス」×「マリメッコ」 昨年注目を集めた“スタンスミス”が復刻

8月26日公開 / 文・ WWD STAFF

「アディダス オリジナルス」×「マリメッコ」 スタンスミス
 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、フィンランドブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とコラボレーションしたスニーカーを、エービーシー・マート(ABCマート)公式オンラインストアで8月26日に先行発売、全国のエービーシー・マートで9月7日に発売する。
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- 2位 -
海外ラグジュアリーブランドPRの第一人者、齋藤牧里氏死去 63歳

8月29日公開 / 文・ 小田島 千春

 齋藤牧里afumi inc.代表取締役が8月26日に肝臓癌のため逝去した。63歳だった。「グッチ(GUCCI)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」で25年間にわたってPRを務め、日本における両ブランドの躍進を支えた立役者の1人。圧倒的に本国が主導権を握る海外ラグジュアリーブランドPRにおいて、ローカルの独自性確立や権限獲得に寄与した。
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- 3位 -
「ナイキ」とトム・サックスのコラボスニーカーから鮮やかな新色が登場

8月26日公開 / 文・ 竹内 菜奈

 「ナイキ(NIKE)」は、現代アーティストのトム・サックス(Tom Sachs)とコラボレーションしたスニーカー“ナイキクラフト ジェネラル パーパス シュー アーカイブカラー(NIKECRAFT GENERAL PURPOSE SHOE ARCHIVE COLOR)”を9月2日に発売する。価格は税込1万2100円で、ナイキラボ MA5(NIKE LAB MA5)やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」などで取り扱う。
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- 4位 -
【有料会員限定記事】百貨店は「富裕層消費」のプラットフォームになれるか 伊勢丹外商海外出張の極意

8月25日公開 / 文・ 益成 恭子

 富裕層ビジネスが好調で、多くの百貨店が外商を強化している。ここ数年、外商顧客の世代交代が課題だった。ところが、アベノミクスの影響などで若手の新興富裕層が増加している。三越伊勢丹では、ファッション感度が高くフットワークが軽い富裕層に向けて、コロナ禍以前に海外へのアテンドサービスをスタート。今年7月に海外でのアテンドを再開した伊勢丹新宿本店の吉村朋代・外商部 第二担当 ストアアテンダント 1 マネジャーに、海外出張の極意を聞いた。
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- 5位 -
ゴールドウインが日本製のスポーツ用マスク発売 「ザ・ノース・フェイス」など10ブランドで登場

8月25日公開 / 文・ WWD STAFF

 ゴールドウインは、同社が展開するうちの10ブランドから、スポーツをする人のために設計したマスク“ムーブ プラス マスク(MOVE + MASK)”とキッズ用の“ムーブ プラス マスク キッズ(MOVE + MASK KIDS)”を全国のゴールドウイン各ブランドの一部直営店および公式オンラインストアで8月26日から順次販売する。
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- 6位 -
「マルニ マーケット」が神戸阪急で開催 新店オープンを記念し人気バッグの新色を先行販売

8月26日公開 / 文・ 福永千裕

 「マルニ(MARNI)」は、神戸阪急 新館2階に8月31日にオープンするマルニ 神戸阪急の開業を記念して、ポップアップストア「マルニ マーケット(MARNI MARKET)」を8月31日から9月13日まで同館1階で開催する。
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- 7位 -
「シーイン」が著作権侵害トラブル 訴えたアーティストは「何度も同じことが起きていて見過ごせない」

 ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストのジェニファー・スターク(Jennifer Stark)は24日、「シーイン(SHEIN)」がスタークの著作権を侵害したとして、運営会社のシーイン ディストリビューション グループ(SHEIN DISTRIBUTION GROUP)に対して損害賠償を求めて提訴した。26日時点では「シーイン」側は答弁書を出しておらず、コメントも得られなかった。
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- 8位 -
さらばデフレ ミキハウスが価格3倍の「高級子供服」で挑む市場

 子供服ブランド「ミキハウス(MIKI HOUSE)」を展開する三起商行(大阪府八尾市、木村皓一社長)は、国内外の富裕層をターゲットにした超高級ライン“ミキハウス ゴールドレーベル(MIKI HOUSE GOLD LABEL)”の販売を今秋物から開始した。あべのハルカス近鉄本店、松坂屋名古屋店、八尾本社内にあるミキハウス本店に常設コーナーを開設。まとめて20万円以上購入するケースが初日から相次ぐなど好調なスタートを切った。9月7日には、三越銀座店にも常設コーナーを設ける。
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- 9位 -
「ユニクロ ユー」の秋冬コレクションが9月16日に発売 シーズンレスでミニマルな48型

8月30日公開 / 文・ 福永千裕

 ユニクロは、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)率いるパリのデザインチームによる「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の2022秋冬コレクションを9月16日に発売する。アイテムはウィメンズ21型、メンズ23型、小物や雑貨4型をそろえ、価格はシャツが2990円(税込、以下同)、ニットやボトムスが3990円〜、アウターが7990円〜。フルラインアップは105店舗とオンラインストアで取り扱い、一部商品を国内全店舗で販売する。
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- 10位 -
「ア ベイシング エイプ®」と「アー・ペー・セー」が初コラボ 特別な“ベイプカモ”やデニムを使った商品を発売

8月30日公開 / 文・ 三澤 和也

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は「アー・ペー・セー(A.P.C.)」と初コラボし、メンズ・ウィメンズ・キッズからなるコレクションを9月3日に発売する。「ア ベイシング エイプ®」の取り扱い店舗および公式オンラインストアで扱う。
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「タカヒロミヤシタザソロイスト.」と「ニューエラ」から2型のコラボキャップが登場

 「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2型のキャップを9月10日に発売する。両ブランドの公式オンラインストアと、「タカヒロミヤシタザソロイスト.」の青山店と金沢店、福岡店で取り扱う。

 今回のコラボでは、定番キャップ“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”と“ジェットキャップ(JET CAP)”をベースに採用した。“フィフティーナインフィフティー”は「ゴアテックス(GORE-TEX)」を、“ジェットキャップ”はコットンツイルを生地に使用し、どちらも「タカヒロミヤシタザソロイスト.」を象徴するテキスト“Listen To The Soloist.”をフロント部分にあしらっている。価格は“フィフティーナインフィフティー”が税込1万890円、“ジェットキャップ”が同8690円だ。

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「タカヒロミヤシタザソロイスト.」と「ニューエラ」から2型のコラボキャップが登場

 「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」は、「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボレーションした2型のキャップを9月10日に発売する。両ブランドの公式オンラインストアと、「タカヒロミヤシタザソロイスト.」の青山店と金沢店、福岡店で取り扱う。

 今回のコラボでは、定番キャップ“フィフティーナインフィフティー(59FIFTY)”と“ジェットキャップ(JET CAP)”をベースに採用した。“フィフティーナインフィフティー”は「ゴアテックス(GORE-TEX)」を、“ジェットキャップ”はコットンツイルを生地に使用し、どちらも「タカヒロミヤシタザソロイスト.」を象徴するテキスト“Listen To The Soloist.”をフロント部分にあしらっている。価格は“フィフティーナインフィフティー”が税込1万890円、“ジェットキャップ”が同8690円だ。

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