「アズマ」デザイナー引退覚悟の一夜 ザゼン・ボーイズとの狂宴

 ファッション界は華やかに見える一方で、泥臭い競争の世界でもある。東研伍が2015年立ち上げたメンズブランド「アズマ(AZUMA.)」は、そんな厳しい世界でもがき続けるブランドの一つだ。「やりたいことを一人でやり通す」という強い信念はあれど、現在の卸先は10アカウント前後を推移しており、ビジネスの突破口を見出すまでには至っていないのが現実。それでも、「俺が服をやり続ける理由はお金じゃない」という強気な姿勢を貫き、不器用なほど真っ直ぐにじりじりと前進し続けてきた。そんな頑固者が、9月15日の2023年春夏シーズンのランウエイショー本番を前に、意外な言葉を口にした。「これで売れなかったら、辞めるかもしれない」。

 ショー本番からさかのぼること10日、デザイナー個人のSNSアカウントから告知が突然届いた。「ザゼン・ボーイズ(ZAZEN BOYS)とライブやります!みんな平日だけど、来れるよね?」――どういうことなのだろう。驚いた理由は二つある。一つ目は、ザゼン・ボーイズと「アズマ」がなぜコラボレーションできたのかということ。ザゼン・ボーイズは、伝説的ロックバンドのナンバーガール(NUMBER GIRL)でボーカル&ギターを務める向井秀徳が03年に結成。変則的なリズムと祭囃子(まつりばやし)のリズムを取り入れた独特な作風で「ロックの新境地を開拓した」と音楽誌が評し、「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」など国内の主要イベントにも出演する人気バンドである。一方の「アズマ」は、“秘密結社”や“隠れキリシタン”などをコレクションの題材にしてきた、いわばニッチの極み。

 二つ目は、デザイナー個人のアカウントとはいえ、そんな感じで集客しないといけないのかという、不安に近い驚きである。よく見ると「一般の方はご来場いただけません」と書いてはいるものの、有名バンドを呼んでしまったがために、もし集客できなかったら「アズマ」の立場が相当危うくなるのではないかと、余計な心配をしてしまった。

ショー当日も波乱万丈

 そして迎えたショー本番。会場のガーデン 新木場ファクトリーは、1500人規模が収容可能なイベントスペースだ。大丈夫か、「アズマ」。開場時刻の17時30分を過ぎたので辺りを見回すと、フロアにいたのは2人だけだった。本当に大丈夫か、「アズマ」。さすがに観客2人でザゼン・ボーイズを受け止める自信はないと心配していたら、来場者は少しずつ増えていき、最終的に150人前後が集まった。この日のためだけに設けたステージのキャパシティー的には、ほぼ満員だった。

 定刻から約10分遅れでショーが始まると、ステージ横のスクリーンには、アニメーターの山田遼志が手掛けたキツネの妖怪がザゼン・ボーイズの「Honnoji」に合わせて踊り狂う映像が投影された。バンドメンバー4人がゆっくりとステージに立ち、「Asobi」のセッションがスタートする。スクリーンの割れ目からモデルが姿を見せると、ファーストルックにはキツネの妖怪をジャカードで描いたテーラードジャケットが登場した。

 その後も同柄のセットアップやシャツが続き、ザゼン・ボーイズのバンドロゴやアルバムのアートワーク、ギターの吉兼聡がいつも着ているシャツから着想したイラストなど、グラフィックで攻める。「めっちゃいいねと褒めてくれる人と、バカだな言う人に分かれる」というのは、バンドのアー写を全面にプリントしたシャツやパンツだ。そしてオーバーサイズのブルゾンなどには、バンドロゴをオマージュしたフォントで“EVERYTHING IS CHANGING”の文字を刻んだ。今回のコレクションテーマであると同時に、向井秀徳がたびたび楽曲で発する「くりかえされる諸行無常、よみがえる性的衝動」という言葉から抽出したキーワードである。

 服のデザインでも、ザゼン・ボーイズを独自の視点で掘り下げる。祭囃子(まつりばやし)のリズムを取り入れた音楽性は、法被や着物などの和装を思わせる直線的なシルエットで表現した。さらに、さまざまなアクセサリーが和の要素を盛り上げる。数珠のロングネックレスや足袋風ブーツ、レザークラフトの「ソー・ジェイク(SO JAKE)」が手掛けた朝鮮朝顔のレザーチャーム、手作業でかご目柄にした12万円のウォレットなどが、スタイリングにキャッチーなリズムを加えた。

 課題は、一点一点に力を入れすぎるあまり、バリエーションがやや物足りなかったこと。グラフィック頼みのストリートウエアやテーラリングで挑むには、すでに強力なライバルが待ち構えている。今後は個々のクオリティー向上を目指しながら、「アズマ」らしさをどう磨いていくかがポイントだろう。その点、パーカやカットソーの編み込み、ブルゾンの複雑なパーツ使い、コートの袖をテープでつなぐというアイデアなど、服の構造を利用した個性的なディテールは目を引いた。

 全25体が登場したショーがフィナーレを迎えると、ステージ上の向井が独特な言い回しを放つ。「東と書いてアズマ。西の方からやって来たアズマ。われわれ、マツリ スタジオ(MATSURI STUDIO)からやってまいりました、ザゼン・ボーイズ。んん、とっても繰り返されるウイークエンド」。直後に「Weekend」の演奏がスタートすると、モデルや裏方のスタッフたちがステージ前に集合してライブは大団円を迎え、サプライズのアンコールで「KIMOCHI」も披露した。ステージ前方にいた東デザイナーはスタッフと肩を組んだり、モデルと飛び跳ねたりして、緊張から解放された瞬間を心から楽しんでいる様子だった。

奇跡のコラボの裏側

 「アズマ」は和のムードを取り入れたクリエイションをもともと得意にしていた。しかしある時期に友人から「正直、和は着づらいんだよね」と指摘され、急にとてもきれいな服を作り出した迷走期がある。その後、ザ・ブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)を題材にした21年春夏コレクションを機に「好きなことや、影響を受けたカルチャーをまっすぐ表現する」という手法に手応えを感じ、今シーズンのザゼン・ボーイズでやりたいことと、できることがついに合致した。「俺は日本人なので、日本文化の中で育ってきた背景は変えられない。だからザゼン・ボーイズの、“自分のオリジナリティを探求したら、日本的要素が自然とにじみ出してきた”という作風が大好きだ。現役で日本語ロックを続ける彼らと、どうしても協業したかった」。ナンバーガールのTシャツを着た東デザイナーは、さらにこう続ける。「もともとつながりがあったわけではない。バンドの公式サイトから、今回の企画と思いについて綴った文章を個人のメールアドレスから送った。そうすると『面白い、やりましょう』と一言の返信が届いた」。

 しかし歓喜したのもつかの間、きれいごとだけでビジネスは成立しない。奇跡のような協業をかたちにするため、ショーの予算はいつもの約6倍にふくらんだという。初めてショーにスタイリストを起用し、ヘアとメイクも入念に打ち合わせた。モデルも、パリコレを歩いた売れっ子から家賃1万円のアパートで暮らす青年まで、個性豊かな13人を集めた。「予算の都合で何度もくじけそうになったが、そのたびにもう一人の自分が『それでいいのか?』と問いかけてきた」。大船に一度乗ったからには、腹をくくってやり切るしかなかった。これまで何かあるたびに「一人で全部やってるんで」と強がってきた東デザイナーの周りには、いつの間にかチームが集まっていた。不器用で頑固なめんどくさい男が、自然と周りを頼り始めた。だからなおさら負けるわけにはいかなかった。「できることは全部やった。これで売れなかったら、辞めるかもしれない」――ショー前にそう語っていた東デザイナーがこの日の最後に口にしたのは、「本当に周りのおかげ。みんなのおかげで、ここまでやりきれた」という感謝の言葉。36歳の過渡期の男が、土壇場で見せた成長だった。

 現在の日本人デザイナーは、活動の幅を広げるベテランからスター性のある若手まで、タレントが豊富にそろっている。ファッションビジネスをスマートに設計し、的確なブランディングで市場を拡大していくのが一つの正解ならば、天性のセンスに賭けてクリエイションで一点突破を狙うのも正解。そしてタレント軍団から“ハミ出た”「アズマ」のように、泥臭い現実と真っ向から対峙し、自身から湧き出た感情をファッションで叩きつけるのもまた正解なのである。今回のコレクションが売れるか売れないかは、まだ分からない。ただザゼン・ボーイズとの狂宴を経て、東デザイナーの自問自答はいっそう深まり、それが大きな成長へとつながる予感は十分である。世の中と同じく、クリエイションもまた諸行無常。次のシーズンも大暴れする「アズマ」の姿が見たい。

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「メズム東京」がフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしたアフタヌーンティーを開催

 
 ホテル「メズム東京」は、名画をモチーフにしたアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」の第6弾として、17世紀オランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)の代表作「真珠の耳飾りの少女(Girl with a Pearl Earring)」の世界観を表現したアフタヌーンティー、「パール(Pearl)」を10月31日まで平日15食限定で提供中だ。

 ホテルの16階にあるバー&ラウンジ、「ウィスク」は、「芸術家のアトリエ」がコンセプトで、ダリ(Dalí)、ダ・ヴィンチ(De Vinci)、マネ(Manet)、モネ(Monet)といった名だたる画家の名画を、遊び心あるスイーツとこだわりのセイボリーやモクテルで表現したアフタヌーンティーを提供している。

 今回、「真珠の耳飾りの少女」は、第2弾で実施した際に好評を博したため、第6弾として再提供されている。前回のメニューをアップデートし、フェルメールの生涯や当時の人々の暮らしや食文化を深く堪能できるメニューを用意。フェルメールが生きた17世紀オランダの息吹を感じる8種のスイーツとセイボリーや、ペアリングで楽しむモクテル、作品をモチーフとしたフォトジェニックなケーキは、全て「メズム東京」で製造されており、「アフタヌーン・エキシビジョン」という名の通り、午後のアート鑑賞のようにアフタヌーンティーを堪能することができる。

■アフタヌーン・エキシビジョン「パール」
日程:7月1日〜10月31日(平日15食限定)
時間:14:00~、15:00~
場所:メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
料金:5350円(税・サービス料15%込)
予約:「メズム東京」公式サイト(前日の17:00までの予約が必要)

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木の実由来のわたを使用 「カポックノット」が渋谷ミヤシタパークに初の常設店

 東南アジアに自生するカポックの実から採れるわたを用いて環境に配慮したアウターウエアを販売する「カポックノット(KAPOK KNOT)」は、ブランド初の旗艦店を9月17日に渋谷のミヤシタパーク2階にオープンする。メンズとウィメンズの新作商品をはじめ、店舗限定商品なども取り扱う。

 店舗面積は、約72平方メートル。店内はブランドカラーのロイヤルブルーを基調とした内装に仕上げた。“カポックラボ”と名付けたスペースでは、スタッフがカポック素材の機能性をクイズ形式で解説したり、創業当初から徹底するトレーサビリティーが担保された生産背景についてプレゼンテーションしたりする。コットンの1/8の軽さと言われるわたに実際に触れ、繊維を顕微鏡で観察するといった体験を通して素材への理解を深めてもらう狙い。「着るだけでなく、複合的な体験を通して記憶に残るブランドにしていきたい」と深井喜翔代表。

 同ブランドは2019年に設立。創業3年目を迎えた今年リブランディングを実施し、ファッション性を高めて「サステナビリティとラグジュアリーの融合」を目指す。深井代表は、「サステナブルが質素・倹約のイメージと結びついていることに課題感がある。創業当初から発信してきた、ファッションの楽しさと未来を考えることを両立させるというメッセージを、ファッションの街渋谷から引き続き発信していきたい。売り上げは昨年と比べて、約2倍と好調だ。これまではECサイトを主販路にしてきたが、今後は顧客とのコミュニケーションを重視し、積極的に出店を計画していく」と話す。

■KAPOK KNOT MIYASHITA PARK
オープン日:9月17日
時間:11:00〜21:00
場所:RAYARD MIYASHITA PARK
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2階

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「モルトンブラウン」国内最大の直営店を玉川高島屋S・Cにオープン

 花王傘下の英国フレグランスブランド「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」は9月17日、国内最大規模となる直営店2号店を玉川高島屋S・Cの南館1階にオープンする。本館2階に移転した「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」の跡地で、売り場面積は約69平方メートル。
 
 「モルトンブラウン」は1971年に英ロンドンでヘアサロンとして誕生。玉川店は、原点となったヘアサロンをイメージし、現代的にアレンジした新コンセプトショップと位置づけ、ブランドの世界観を発信する。店内は各カテゴリーのアイテムをまとめて香り別に配置し、選びやすい導線を意識した。店内奥にはカウンセリングスペースを用意。一人一人の個性に合わせてフレグランスを案内する。中央には、ハンドウォッシュやシャワージェルなどが体験できる国内で3店舗のみが導入するシンクを設置した。

 同ブランドは、バス&ボディーケアのブランドイメージから本格的な香水ブランドへの転換を図るべく、2019年に香水コレクションを本格始動。現在44店舗(新店舗除く)を展開する日本市場のカテゴリー別売り上げ構成比は、ボディーケアが35%、ハンドケアが30%、フレグランスが20%、ヘアケアが10%、その他5%と、コロナ禍によるお家需要が追い風となりボディー・ハンド関連が高いが、着実にフレグランスの売り上げを伸ばしている。小島正也 モルトンブラウンジャパン 取締役社長兼モルトンブラウン アジア ゼネラルマネジャーは、「ECも順調に推移しており、2022年度の国内売り上げは19年度の倍を見込んでいる。オンオフともにギフト需要が高いが、よりサービスを充実させるべく、ECに新しいプラットフォームを導入し、さらに購入しやすい環境にアップデートする。実店舗に関しては、場所を厳選しながら、25年には50店舗の展開を目指す」と話す。

 世界では直営店を70店舗以上、自社ECを含まないホールセールを800店舗以上展開しており、成長市場としているアジア地域への展開も強化している。中国は越境ECサイト「天猫国際(Tmall Global)」で展開しており、台湾、シンガポール、タイに加え、昨年7月に韓国にリアル店舗を出店した。「今後も、トラベルリテール含め、ローカルで出店を加速する」。

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「ジバンシィ」がNYファッション・ウイーク期間中にソーホーでパーティ バスケ選手からラッパーまで

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ニューヨークのマンハッタンで2番目となるストアのオープンを祝い、ニューヨーク・ファッション・ウイークの期間中にパーティを開催した。中秋の名月が見守る中、ライティングされたフォトセッションエリアには多くのセレブが集まった。ブランドロゴが刻印されたアイスキューブの入ったドリンクなどで、ゲストたちは時間を忘れて酔いしれた。

 ファッションの聖地ソーホーは、過去数年勢いを失い、パンデミックが追い討ちをかけた。しかし、最近は「ラグジュアリーの重要エリア」として活気を取り戻している。ストアでは、ウィメンズとメンズのレディ・トゥ・ウェアやアクセサリーがお出迎え。ゴールドのキューブをチェーンにあしらったバッグや、クリエイティブ・ディレクターを務めるマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)によるスニーカー“TK-360”などが並んでいる。

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「OAMC」ルーク・メイヤーがアップサイクルに挑む理由 新ラインに込めた願い

 「OAMC」は、新たなプロジェクト“リワーク(RE:WORK)”を2022年に立ち上げた。同プロジェクトは、捨てられたり、着古されたりした服に、新しいデザインアイデアを組む込むというアップサイクルの試みだ。服を再利用すると同時に、ビンテージの服や生地を新しく生まれ変わらせるための技術開発を目的に掲げている。2022-23年秋冬シーズンの価格帯はアウターが20万円前後で、シャツ11万台円〜、パンツ8万円台〜とメインコレクションと同等だ。日本ではロンハーマン(RON HERMAN)のほか、エディション(EDITION)、ビオトープ(BIOTOP)、パブリック(PUBLIC)、トラリ(TLALLI)で販売している。

 ブランドを率いるルーク・メイヤー(Luke Meier)は、これまでもミリタリーアイテムをアップサイクルする“ピースメーカー(PEACEMAKER)”などでビンテージの再解釈に挑んできた。“リワーク”を新たなプロジェクトとして始動させた狙いとは――メイヤーに聞いた。

ファッションの発信力を信じて

WWD:“リワーク”を立ち上げた理由は?

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):“リワーク”は、さまざまなデザインアイデアをリスペクトし、使われなくなった服や素材を用いた新しい服作りだ。このプロジェクトを通じて生まれ変わったアイテムが人々に着用され、新たな価値を感じる機会を生み出せるはず。同じく、リメイクの手法を取り入れてきた“ピースメーカー”が服を使ってメッセージを伝える方法だとすると、“リワーク”はコレクション全体でのアプローチである。

WWD:“ピースメーカー”は「OAMC」の中では価格帯を抑えたエントリーとしての役割も担ってきたが、“リワーク”はインラインと近い価格帯だ。

メイヤー:私たちが服作りで大切にしているのは価格よりも価値であり、適正だと考えた価値で服の価格を決めている。「OAMC」にとって“ピースメーカー”はメッセージであり、“服”という感覚ではない。これまでさまざまな作品に“PEACEMAKER”という言葉を使ってきたし、これからも使い続けると思う。

WWD:では“リワーク”で「OAMC」らしさをどう表現している?

メイヤー:まず、メインラインと同じクオリティであること。「OAMC」はもの作りに一切妥協しないので、その点はとても大切だ。また、作品の文脈の中で新しいかたちやアイデアに取り組むことも同じぐらい重要であり、それが“リワーク”の醍醐味でもある。

WWD:“リワーク”でまずミリタリーアイテムを扱った理由は?

メイヤー:「OAMC」でミリタリーアイテムを数シーズンにわたって扱ってきたため、構造や形、染色、仕上げなどの面で、どのように手を加えればいいかを理解していたからだ。最初の2022年春夏コレクションでは、主にビンテージやデッドストックのミリタリーピースを使った。 事前にリサーチを念入りに行い、原料の調達や服の選定をしている。これからはミリタリーウエアだけでなく、探求の幅をさらに広げていきたい。

WWD:製品を作り続けるファッション産業が、サステナビリティを掲げるには矛盾があるという意見もある。

メイヤー:確かに、非常に強い矛盾がある。“リワーク”は服や生地をアップサイクルしているため、サステナビリティの要素を含んではいるが、完全な持続可能性にはほど遠いのが現状だ。サステナビリティを実現するためには、業界自体で仕組みを変えないといけない。 私たちはサプライチェーンを理解し、それに応じてできる限りの調整を試みている。例えば、全てのサプライヤーに、材料の改善と新しいソリューション提供を働きかけたり、輸送のより良い方法を模索したり、害の少ない素材や技術を使う方法を理解しようと努めている。 私たちは日々、改善に向けて取り組んでいる。

WWD:“ピースメーカー”で平和への願いをもの作りに込めてきた作り手として、ファッションが人々に貢献できることは何だと考える?

メイヤー:ファッションデザインはコミュニケーションの一つだ。 もちろん、私たちが作るものは必需品ではなく、ぜいたく品であることを理解しないといけない。 しかし、私たちにはオーディエンスがいて、発信力がある。だからポジティブなメッセージを届けられるのであれば、これからも積極的に発信していきたい。 ただ私自身も、世の中がもっとポジティブに変わることを願う一人の人間である。 私たちがもの作りを通じて発信したメッセージをたくさんの人が受け取り、前向きなアクションを起こすきっかけになればうれしい。

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資生堂が32年ぶりに美容部員の呼称変更 制服も一新し120通りのバリエーションや私服も可能に

 資生堂は10月1日、美容部員の呼称を“ビューティコンサルタント(以下、BC)”から“パーソナルビューティパートナー”に変更する。呼称変更は1990以来の32年ぶり。これを機に制服も一新し、全14アイテムを用意し計120通りのバリエーションが可能となる。私服のアレンジや足元アイテムの選択もでき、一人一人の個性を生かしたコーディネートが楽しめるようになる。

 同社は創業150周年を機に、美容部員が「美」をリードする存在として美しくなる方法を伝える“BC”から、お客さまのなりたい「美」を一緒に創り上げる“パートナー”へ進化する。“パーソナルビューティパートナー”という呼称は全国のBCからの公募で選び、“お客さま一人一人に寄り添い「自分らしい美」を一緒に創り上げるパートナー”という意味を込めている。呼称変更の対象BCは、国内の化粧品専門店・GMS・ドラッグストア・HC・一部デパートに入店する約7000人。

 今回を機に、これまで統一感のある制服を一新。「Friends -友達と会う時のようなおしゃれマインドで、自分らしく、美しく。-」をコンセプトに、ジャケット2種、カーディガン1種、インナー5種、ボトムス4種、ワンピース2種の計14アイテムを用意した。同社のシンボルカラーの赤を基調としたリボンモチーフのブローチをコスチュームの共通アイコンとすることで、“パーソナルビューティパートナー”であることを示す。

 また着用期間を終えた制服は、2009年から採用する100%再生利用可能なケミカルリサイクルでエコ処理対応を行う。

 同社の美容部員の原点は1934年の“ミス・シセイドウ”から始まる。当時、美の伝道師として憧れの職業となり、以降、美容のプロフェッショナルとして時代に合わせて進化を遂げてきた。

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ヨウジヤマモトが路面店の出店強化 南青山に新店舗

 ヨウジヤマモトは、青山本店の向かいの立地に国内2店舗目となる直営の路面店、ヨウジ ヤマモト2(Yohji Yamamoto 2)を9月17日にオープンする。店舗は地上1階と地下1階の2層構造で、売り場面積は約160平方メートルだ。初年度の売り上げ目標は非公表。

 同店は時期によって取り扱いブランドを入れ替える新業態で、オープン時はホワイトのシャツをそろえる新ブランド「パワー オブ ザ ホワイトシャツ(POWER OF THE WHITE SHIRT)と「リミ フゥ(LIMI FEU)」をそろえる。また、公式オンラインストアと連携した機能を初めて導入しており、商品タグからECサイトにアクセスし、情報を見ることができる。

 店舗は山本燿司デザイナーが監修し、内装は編集者の野村訓市がデザインを、写真家のTAKAYがビジュアルクリエイションを担当した。内装のテーマは“浮遊感”。店内の吊り式のハンガーラックは可動式で、商品の内容によってレイアウトを変えることができる。地下1階では大型ディスプレイにTAKAYが撮影・セレクトした写真を映し出し、エントランスには山本デザイナーの愛犬、凛のマネキンをディスプレイした。また店内のBGMには、同店のためだけに編集したという山本デザイナーによるギターの演奏を採用している。

 同社は今後、路面店の出店を強化していく。現在、運営している国内2店舗とパリ、ロンドンに加えて、来月には大阪とニューヨークにも出店する予定だ。

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「ケイト」の“リップモンスター”にスフレマットタイプ全5色が登場 新処方で高発色&マット感を実現

 カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は10月22日、人気リップ“リップモンスター”の新タイプ“リップモンスター スフレマット”(全5色、税込1各650円※編集部調べ)を発売する。

 “リップモンスター”は2021年5月に登場。コロナ禍でマスクが必須となる中でマスクにつきにくく見たままの色が唇で再現されることや、ネーミングのユニークさなどから支持され、現在も新色が発売されるたびにSNSなどで大きな話題となっている。

 新作のスフレマットタイプは、唇から蒸発する水分を活用しジェル膜へと変化する処方と、液状リップの油分が揮発することでマット質感に変化する処方を組み合わせた高発色スフレ処方を導入。製品特徴であったロングラスティング力や発色の良さはそのままに、軽いテクスチャーとマットな質感をかなえた。唇の輪郭をぼかしやすいチップを採用しており、ふんわりとした唇に見せる“グラデ塗り”も手軽に行うことができる。

 ラインアップは深みのあるレッドからスモーキーピンクなど全5色で、「深紅の闇」「枯れない桜」「祝の紙吹雪」「ゴーストムーン」「泥霧」などストーリー性のあるカラーネームも特徴となっている。

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小嶋陽菜によるランジェリーブランドがデビューイベントを開催 一部の商品が試着可能

 小嶋陽菜が代表を務めるハート リレーションは、ランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」のデビューに際したイベントを、ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)で9月22日から開催する。イベントでは、26日から販売を開始するデビューコレクションのうち“エブリデイ エッセンシャル ブラ”と“エブリデイ エッセンシャル ナイト ブラ”の試着が可能。さらに、イベント特設ページから購入ができる。

 また、開催期間中にブランドの商品を1万5000円以上購入した来場者には、限定ブックをプレゼントする。店内に併設するカフェでは、ブランドオリジナルのドリンクを提供する。

 イベントの参加にはチケットが必要で、入場チケットは16日19時から19日23時59分まで抽選販売の申し込みを受け付け、20日昼頃に抽選結果を発表する。

■ROSIER LAUNCH EVENT
会期:9月22~25日
場所:House of Herme
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2F

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繊維商社ヤギが米国の3Dファブリック企業と資本提携

 繊維商社のヤギは、米国のスタートアップ企業で世界最大のテキスタイルの3Dデザインデータを有するスウォッチブック(SWATCHBOOK)と資本提携する。出資額は未公表。スウォッチブック社は10万点以上の3D化したテキスタイルデータを有するプラットフォームを運営しており、現在は30〜40のファッションブランドと170以上のサプライヤーが参加しているという。ヤギはスウォッチブック社のプラットフォームを日本市場に紹介するとともに、自社のテキスタイルのECサイトである「ファブリー(FABLY)」をスウォッチブックのプラットフォームにデータ連携させ、海外販売につなげる考え。

 スウォッチブックは、3D業界で経験を積んできたヤザン・マルコシュCEOが2017年に創業した。セキュリティの高さに加え、リアルタイムでレンダリング可能なiPad専用アプリをアップルと共同開発するなど、使いやすさや技術力の高さには定評がある。米国のベンチャー情報サイトであるクランチベースによると、これまでの累計資金調達額は370万ドル(約●億円)となっている。

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繊維商社ヤギが米国の3Dファブリック企業と資本提携

 繊維商社のヤギは、米国のスタートアップ企業で世界最大のテキスタイルの3Dデザインデータを有するスウォッチブック(SWATCHBOOK)と資本提携する。出資額は未公表。スウォッチブック社は10万点以上の3D化したテキスタイルデータを有するプラットフォームを運営しており、現在は30〜40のファッションブランドと170以上のサプライヤーが参加しているという。ヤギはスウォッチブック社のプラットフォームを日本市場に紹介するとともに、自社のテキスタイルのECサイトである「ファブリー(FABLY)」をスウォッチブックのプラットフォームにデータ連携させ、海外販売につなげる考え。

 スウォッチブックは、3D業界で経験を積んできたヤザン・マルコシュCEOが2017年に創業した。セキュリティの高さに加え、リアルタイムでレンダリング可能なiPad専用アプリをアップルと共同開発するなど、使いやすさや技術力の高さには定評がある。米国のベンチャー情報サイトであるクランチベースによると、これまでの累計資金調達額は370万ドル(約●億円)となっている。

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「トミー ジーンズ」×「マイン」の初コラボ ビジュアルには磯村勇斗や吉村界人らが登場

 「トミー ジーンズ(TOMMY JEANS)」は9月22日、日本のストリートブランド「マイン(MYNE)」と初コラボしたカプセルコレクションを発売する。両ブランドの直営店と公式オンラインストアで扱う。

 同コレクションは、1990年代にインスパイアされたレガッタジャケットや、アシンメトリーな配色やサイジングのラガーシャツなど、メンズ・ウィメンズの9商品からなり、「トミー ジーンズ」を象徴するデニムや両ブランドのロゴプリントなどを用いる。

 またキャンペーンビジュアルには、俳優の磯村勇斗や吉村界人、モデルのシャラ・ラジマ、ラッパーのPecori(ペコリ)、Yo-Sea(ヨーシー)、LINNA FIGG(リンナ・フィグ)を起用した。

 「マイン」は2015年にスタート。19年夏コレクションから、神谷康司がデザイナーを務める。音楽やアートなど、ユースカルチャーに紐づいたクリエーションが特徴だ。

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「ニューバランス ゴルフ」の直営店限定ラインから“574”モチーフの新作 ゼブラ柄や赤のテープ使いが特徴

 「ニューバランス ゴルフ(NEW BALANCE GOLF)」は9月16日、直営店限定ラインの“アドバンスド パック(ADVANCED PAC)”からユニセックスのスパイクレスゴルフシューズ“UGBS574A”を発売した。価格は2万9700円(税込)だ。

 日本人の足にフィットするラスト(足型)を採用し、デザインは「ニューバランス(NEW BALANCE)」で人気の“574”をアップデート。タン部分に赤のテープ、アッパーとソールにゼブラ柄、エナメル製の“N”ロゴやヒールカウンターにリフレクターを用いるなどデザイン性にもこだわる。

 「ニューバランス ゴルフ」は、2017年春夏シーズンにスタートした。ニューバランスジャパンがシューズを、TSIホールディングスがアパレルとアクセサリーを企画する。

 “アドバンスド パック”は今春にデビュー。今回が第2弾となる。

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「ディオール」が花々の模様をまとった限定アイテム発売 “ミス ディオール ミレフィオリ コレクション”

 「ディオール(DIOR)」は9月16日、“ミス ディオール ミレフィオリ コレクション”を数量限定で発売する。同コレクションは、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターのデザインによるミレフィオリ(幾千もの花々)模様をあしらった、バスアイテムやメイクアップアイテムをラインアップする。

 バスアイテムは、ローズオイルをぜいたくに配合した“ミス ディオール バスパール”(100g、税込9240円)、きめ細かい泡立ちが広がる“同 ローズ バスボム”(15g×10個、税込9240円)、“同 キャンドル”(85g、税込6930円)の3品。人気フレグランスの限定アイテムがリラックス空間を演出する。

 メイクアップは、ミレフィオリパターンとカラフルなジャカードをデザインした2種の“ディオールアディクト クチュール リップスティック ケース”(税込各3740円)や、ミレフィオリパターンをあしらった“ディオールスキンフォーエヴァー クッション パウダー”(税込8800円)が登場。そのほか、“ミス ディオール”が誕生した年「1947」を色番に配したローズカラーのリップスティックとアイシャドウも展開する。

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「タトラス」の人気“ボア”アウターから新作発売 軽量フリースをラグジュアリーに格上げ

 「タトラス(TATRAS)」は、フリース素材を使用した軽量アウター“ボア”シリーズの新作を発売した。ブランドの旗艦店と直営店、オンラインストアで取り扱う。

 同シリーズは2021-22年秋冬に初登場して人気を博したアウターコレクションで、今季はデザイン性や品質をさらにアップデートした。毛足の異なるリサイクルポリエステルのフリース素材やジャカード素材を使うことで、光沢感のあるラグジュアリーな雰囲気に仕上げている。

 繊細で柔らかなタッチの単色アウターは、メンズ2型3色、ウィメンズ4型6色をそろえる。スタンドカラーやフード付きのミドル丈ブルゾン、カーディガンタイプ、ノーカラーのロング丈まで、バリエーションが豊富だ。発色の良さも特徴で、ブラックと併せてニュアンスカラーのグレーやベージュ、ピンクなどをラインアップする。スタイリングのアクセントになるジャカード織りのブルゾンは、2型3色をバンダナ柄とレオパード柄、ゼブラ柄で販売する。

 ディテールには、イタリアの高級ファスナーメーカー、ラッカーニ(RACCAGNI)のパーツを採⽤。フリース特有のカジュアルなイメージを抑えて、「タトラス」らしい都会的なデザインと高い品質にこだわった。

 直営店では「TATRAS」ロゴをバックプリントに施した限定デザインのブルゾン、青山店とオンラインストアでは限定カラーのブルゾンもそろえる。

問い合わせ先
タトラス コンセプトストア 青山店
03-3407-2700

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【週間アクセスランキング 】最新の注目トピック TOP10(9月8〜14日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、9月8(木)〜14日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。

 「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントでも、毎週土曜日に【週間アクセスランキング】を配信開始。ファッション&ビューティ業界のニュースはもちろん、コレクションのルック、パーティーやストリートのスナップ、ライフスタイル情報など、幅広いジャンルの注目トピックを週3回お届けします。今すぐ「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントを[友だち追加]して、最新トレンドやファッション&ビューティ業界で注目されているトピックをチェックしよう。
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- 1位 -
デビュー25周年のKinKi KidsがファッションセンターしまむらのテレビCMに25円で出演

9月9日公開 / 文・三澤 和也

 ファッションセンターしまむら(以下しまむら)は、KinKi Kids(キンキ キッズ)を起用したテレビCMを放映する。KinKi Kidsが“しまむら刑事”となって店内をパトロールする内容で、9月9日に関西エリアで、11月に全国で放送する。
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- 2位 -
スターバックスがスヌーピーとコラボ? SNSにティザー投稿

9月14日公開 / 文・三澤 和也

 スターバックス コーヒー ジャパンは各種SNSを更新し、「ピーナッツ(PEANUTS)」の登場キャラクター、スヌーピーとのコラボを匂わせている。
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- 3位 -
元AKBこじはるがランジェリーブランド「ロジア」立ち上げ サイズの多いブラジャーをECでどう売る?

9月12日公開 / 文・五十君 花実

 小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるheart relationは9月26日に、ランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」の販売を開始する。2018年6月に立ち上げたライフスタイルブランドの「ハーリップトゥ」はECを主販路に急成長し、この7月には東京・神宮前に初の直営店もオープンした。
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- 4位 -
ユニクロがグループ傘下の「ヘルムート ラング」と組んだジーンズを9月26日に発売

9月9日公開 / 文・五十君 花実

 「ユニクロ(UNIQLO)」は9月26日、同じファーストリテイリンググループのブランド「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」との協業である「ユニクロ アンド ヘルムート ラング」で、“クラシックカットジーンズ”(税込9990円)を発売する。オフ白、ブラック、ネービーの3色展開。一部を除く「ユニクロ」「セオリー(THEORY)」「プラステ(PLST)」店舗とそれぞれのECで扱う。
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- 5位 -
【2022年クリスマスコフレ】「コスメデコルテ」からベージュカラーの限定アイテム 最高峰ラインのスキンケアセットも登場

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は11〜12月にかけて、メイクとスキンケアの限定アイテムを続々と登場させる。11月1日は、肌なじみが良く骨格までをも美しく見せるベージュカラーのコレクション“メイクアップ コレクション 2022”(税込8250円)が登場。8色がセットになったアイカラー“スキンベージュ シャドウ”、サテン質感のローズレッドの口紅“ルージュ デコルテ”、繊細な艶を与えるピンクベージュの“フェイスパウダー”がオリジナルポーチにセットされる。
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- 6位 -
2G×「G-SHOCK」×スペイン⼈アーティストのトリプルコラボ “DW-5600”をキャンバス替わりに

9月13日公開 / 文・三澤 和也

 セレクトショップの2G(ツージー)は9月23日、スペイン⼈アーティストのハビア・カジェハ(Javier Calleja)とコラボした「G-SHOCK」を発売する。価格は1万9800円(税込)で、15日の0時から17日の23時59分まで特設ページで抽選の申し込みを受け付ける。
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- 7位 -
「ザラ」が「スタジオ ニコルソン」とコラボ メンズのニットやレザーアウターなど

9月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ザラ(ZARA)」は、「スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とコラボレーションしたカプセルコレクション“スタジオ ニコルソン + ザラマン(Studio Nicholson + Zara Man)”を一部店舗と公式オンラインショップで9月12日に発売する。
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- 8位 -
チャールズ3世英新国王が、王位継承を正式布告した際に身に着けた時計「パルミジャーニ・フルリエ」

9月14日公開 / 文・三澤 和也

 チャールズ3世英新国王(King Charles III)は現地時間9月10日、ロンドンのセントジェームズ宮殿で行われた王位継承評議会に、スイス時計「パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)」で臨んだ。
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- 9位 -
「マルニ」が高島屋で初となる「マルニ マーケット」を開催 バッグからホームグッズまで幅広く

9月14日公開 / 文・竹内 菜奈

 「マルニ(MARNI)」は、ポップアップストア「マルニ マーケット(MARNI MARKET)」を横浜高島屋と玉川高島屋S・Cで開催する。新た試みとして横浜高島屋は9月21〜27日にサンプルの展示のみを行い、特設サイトで販売するという。また玉川高島屋S・Cは9月20〜26日に通常通り販売を行う。横浜高島屋では、“ミニバスケットバッグ”(税込1万9800円)の新色であるシガーブラウン、ダークバーガンディ、ブルーを先行販売するほか、“ハンモックバッグ”(同2万4200円)や“ダイヤモンドバッグ”(同2万9700円)、ストライプバッグ(2万900円)を用意する。
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- 10位 -
パタゴニア日本支社が再販に本腰 日本独自のサーキュラリティ部門を新設


 パタゴニア日本支社は2022年1月、サーキュラリティ(循環性)部門を新設した。サーキュラリティ部門は日本独自の部門で、リペア部門を吸収する形で、ディレクターには平田健夫・リペア部門ディレクターが就任。リペア、リユース、リサイクルをよりよい形でドライブすることを目指し、日本で強化する再販サービスの戦略を担う。米国で13年に始まった中古品の再販プログラム“ウォーン ウエア(WORN WEAR)”、19年にスタートしたダメージの大きい製品を複数使って、新しい衣類に作り替える“リクラフテッド(ReCrafted)”を数年以内に日本でも実施する。24年度には、鎌倉市と横浜市にあるリペアセンターをサーキュラーセンターとし、リペアに加え、リペアを超えた“リクラフテッド”製品も手掛ける予定だ。また、外部のリペアパートナーを増やし、リペアサービスの納期を短縮する考え。
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「プーマ」がNYでファッションショー 洋服はアスレジャーのセカンドウェーブ?

 「『プーマ(PUMA)』、行く?」

 そんな会話をニューヨーク・ファッション・ウイークの期間中なんども聞くほど話題だったファッションショーが9月13日、由緒正しいビルや建築物の多いローワーマンハッタンのチップリアーニを会場に開かれた。

 ファッション業界人だけでなく、著名なアスリートなどスポーツ関係者も参加することから、ショーの開始予定時刻の21時に近づくころには、会場周辺は異常なまでの熱気に包まれた。赤いライトの光が差し込むランウエイは、荒野のよう。ダンスなどのパフォーマンスののち、体のムーブメントに自由を与える、モノグラムデザインのぴったりとしたワンピースに身を包んだモデルが登場。その後もスポーティーでありながら、シティのストリートを闊歩できるルックが続く。トラックスーツのセットアップは、黒地に白のラインや赤地に白のラインなど。おなじみのジャージーの上下……と思ったらレザー製で、“ワンマイル・ルック”にはオシャレ過ぎるくらいだ。そして世界最速の男のウサイン・ボルト(Usain St. Leo Bolt)がゆっくりとランウエイを歩いて魅せたのは、アスレチックなタキシードだった。

 「これは、アスレジャーのセカンドウェーブなのだろうか?」。そう思ったが、もっと新しいものだろう。周知のとおり、アスレジャーはアスレチックウエアの利便性や機能性が理にかなっているから浸透、または流行した。でもウサイン・ボルトのタキシードは、そこまで機能的じゃない。今、ファッション好きが楽しみたいのは、機能的でラクな服じゃない。カッコいい服だ。目の前の「プーマ」は、楽(ラク)じゃなく、楽しい服。後者を身に纏っているときの気分は、前者のそれとはまったく別だ。

 一流アスリートに本当の機能性を提供する「プーマ」が、クールなファッションを提示してきた。

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「パレス スケートボード」と「エンジニアド ガーメンツ」がコラボコレクションを発表

 「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は、鈴木大器の手掛ける「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」とコラボレーションしたコレクションを9月17日に発売する。「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京店のみで取り扱い、各商品の価格は発売日まで非公開だ。

 今回のコラボコレクションは、無数のポケットを配したシェルジャケットとベストとパンツのセットアップをはじめ、トラックジャケットとパンツのセットアップ、チェック柄のシャツ、パッチワーク仕様のフリースパーカ、Tシャツ、6パネルキャップ、ハットの全10型を用意。シェルジャケットやハットには「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用し、トラックジャケットにはリップストップコットンを使用するなど、タウンユースからアウトドアシーンまで幅広いシーンで活躍するアイテムに仕上がっている。

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「プーマ フュートログレイド」2023年春夏コレクション

 「プーマ フュートログレイド(PUMA FUTUREGRADE)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「無印良品」が板橋区に路面店 関東最大級規模で11月オープン

 良品計画は、「無印良品」の大型路面店を東京・板橋区に11月17日オープンする。売り場面積は3924平方メートルで、銀座店や東京有明店に次ぐ規模になる。広いスペースを生かして衣食住の幅広い商品をそろえる。同社が包括提携を結ぶ板橋区と協業し、地元で作られた商品の販売や地域とのイベントも行う。

 店名は住所にちなんで「無印良品 板橋南町22」(板橋区南町22-14)。幹線道路の山手通りに面したロードサイドの立地だが、池袋駅からも徒歩10数分と近い。

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国内外のジュエリーブランドを取り扱う「ショールーム セッション」が営業スタッフを募集

 国内外のジュエリーブランドを取り扱う「ショールーム セッション(Showroom SESSION)」はこのほど、事業拡大のため営業スタッフを募集する。取り扱いブランドは、「ヒロタカ(HIROTAKA)」「マリハ(MARIHA)」「マリア ブラック(MARIA BLACK)」「ザ レタリング(THE LETTERING)」「キウナ(KINUA)」など。卸営業を担当する。

 具体的な業務は、年間約4回行う展示会での取引先へのプレゼンテーションや、撮影・資料作成などの展示会準備、販売プランの立案・推進、取引先に向けたブランド認知促進、商品知識向上のためのトレーニング、マーケットおよび競合の調査・分析など。担当ブランドや取引先とのコミュニケーションや信頼関係の構築が重要となる。

 「ショールーム セッション」は、2005年設立。ウィメンズのハイエンドで最先端なファッションからバッグ、シューズ、工芸品まで、国内外のブランドや作家を日本のファッション市場に紹介する。22年現在、約30ブランド・コレクションを日本や欧米、アジアの約200の取引先に卸している。

募集職種
ジュエリー営業

雇用形態
契約社員

応募条件
<応募歓迎条件>
ジュエリーブランドでの卸営業経験者(3年以上)
「ウェア(WEAR)」卸営業経験者
ジュエリー店舗マネージャー経験者(年数問わず)

勤務地
東京都渋谷区渋谷2-12-24 東建・長井ビル1階

給与・待遇
年俸制:600万円~
昇給:業績によりあり
社会保険:あり(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災)
社員登用:あり
社員割引:あり
制服代支給:年間上代100万円支給

勤務時間
10:00~19:00(休憩1時間/実働8時間)
※時短勤務相談可能

休日休暇
土日祝・その他会社が定める日
年間休日128日(年による)

応募期限
2022年10月31日

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「コーチ」は、ますますZ世代に熱視線 ピカピカのバッグ&シューズとアクセサリーが秘密兵器

 アッパーイーストサイドに建設されたのは、さまざまなモノやコトが行き交い、人と人をつなぐ埠頭(ふとう)。「コーチ(COACH)」のショーは、新進気鋭のラッパーで今もっとも波に乗るアーティスト、リル・ナズ・エックス(Lil Naz X)のランウエイデビューが最大のニュースだ。

 ヒップホップ界“最強(最狂)”と呼ばれる彼は、そのスタイルにおいても大きな話題となり、音楽だけでなくファッション業界からも熱い視線が注がれてきた。そんな彼がランウエイデビューに選んだのは、スチュワート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)=クリエイティブ・ディレクターが率いる「コーチ」だった。先週始まったリル・ナズのワールドツアーの衣装も、スチュワートが全面的にデザインしたという。

 リル・ナズが着用したのはレザーのベストとショーツだが、目が行ってしまうのは、宝石のように輝くグルカサンダルとミニバッグだ。アメリカのZ世代なら1度は「クレアーズ(CLAIRE’S)」などで買ったことがあるだろう、ゼリーのような質感のアクセサリー。グリッターで、カラフルで、プレイフル。リル・ナズが身に着けることで、「コーチ」への興味・関心を高めるZ世代は多いだろう。

 ピカピカのアクセサリーは、ボトムスが見えないくらいオーバーサイズのレザージャケットや60年代のツィッギー(Twiggy)をほうふつとさせるミニ丈のワンピースにも合わせられ、ランウエイはにぎわった。同じく頻出したアクセサリーは、フェザーやフリンジをあしらったロングネックレス。胸元だけでなく、背中さえ彩った。Y2Kムードの高まりで肌の露出が増えている世代に重宝がられそうだ。

 若い世代にとっては懐かしいムードのバッグ&シューズ、今時なスタイルにぴったりのアレンジ自在なアクセサリーからも、「コーチ」が未来を見据え、Z世代に強くアプローチしていることがうかがえる。彼らと、さらにどう強くつながるのか?「コーチ」の挑戦は続く。

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「グラミチ」が「F/CE.」とのコラボラインを始動 東京・原宿にポップアップストアもオープン

 カリフォルニア発のブランド「グラミチ(GRAMICCI)」は、日本ブランド「エフシーイー(F/CE.)」とのコラボライン“グラミチ バイ エフシーイー(GRAMICCI BY F/CE.)”をスタートする。

 コンセプトは、“街でも山でも着用できるモダンなアウトドアウエア”。「エフシーイ」の標ぼうする“Functionality(機能性)、Culture(文化)、Explolation(探求)”と、シーズンごとに設定する世界各国からのインスピレーションをデザインソースにする。

 デビューシーズンは“ドイツ”をフィーチャーする。担当者は、「ドイツのモダニズム建築を探求し、ミニマルなデザインを踏襲した。サステナブルな素材の開発や、異なる素材のミックス感にも注目してほしい。ユニセックスで着用できるサイズ展開も特徴だ」と話す。

 “グラミチ バイ エフシーイー”は9月17〜19日の期間、東京・原宿のジョイントギャラリー(東京都渋谷区神宮前3-25-18)にポップアップストアをオープンする。

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三陽商会「エコアルフ」、渋谷に再出店 Z世代を取り込む

 三陽商会の「エコアルフ(ECOALF)」は15日、渋谷スクランブルスクエア7階に新店をオープンした。

 「エコアルフ」は廃棄ペットボトルや漁網などを再利用したウエアや雑貨を展開するスペイン発のブランド。三陽商会は同ブランドをグローバル展開するエコアルフ リサイクルド ファブリックスと合弁会社を設立し、2019年から国内展開している。

 渋谷の新店では20代の獲得に力を入れる。ブランドのメイン商品であるスニーカーを前面に打ち出し、定番から新作まで約50型をラインアップする。またオープンに合わせて日本限定企画商品のブルゾンやTシャツを用意した。「今後も渋谷店限定商品などの企画を検討していきたい」(下川雅敏・事業本部コーポレートブランドビジネス部 エコアルフ課 課長)。

 ブランドの売り上げの約4割はEC。リアル店舗はブランドの思想や世界観を伝える拠点としての役割を担う。渋谷店は廃棄ペットボトルによるインスタレーションや、再利用した什器・内装などで世界観を訴える。国内では現在、玉川高島屋S・Cと阪神梅田本店に店舗があり、30-40代の顧客獲得に一定の手応えを得ている。

 渋谷には20年3月にキャットストリート沿いに路面店を置いたが、約1年で閉店した。2階に設けた多目的スペースでサステナビリティをテーマにした体験イベントや講座などを構想していたが、コロナ禍で実施が困難となり、撤退して店舗コンセプトを見直した。渋谷への再出店により、「環境配慮意識の高いZ世代の取り込み、さらに認知を広げていく」。

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奈良裕也×内田聡一郎×みやちのりよしが集結 秋冬のヘアトレンドからヤーマン“ヴェーダシャイン プロ BS for Salon”の魅力を語る

 ヘアサロン業界のトレンドセッターと言っても過言ではない奈良裕也「シマ(SHIMA)」アートディレクター、内田聡一郎「レコ(LECO)」代表、みやちのりよし「シャチュー(SHACHU)」代表が、ヤーマン(YA-MAN)の超音波トリートメント機器“ヴェーダシャインプロ BS for Salon”(税込3万4100円)の発売にあたり集結。これからの季節にぴったりなヘアスタイルやヘアケア事情、“ヴェーダシャインプロ BS for Salon” について語り合う。

3人が提案する
秋冬イチオシのヘアデザイン

WWDBEAUTY(以下、WWD):今年の秋冬に提案したいスタイルは?

みやちのりよし「シャチュー」代表(以下、みやち):この秋冬は全頭を暗くするよりもローライトや、内側にシャドーのような暗いを入れたカラーデザインを打ち出してきたいし、流行るのでは。ハイトーンやインナーカラーなどカラーデザインが多種多様になっている一方で、一通り楽んで飽きを感じている人もいる。黒やダークカラーを取りを入れることで引締まるし、新鮮さも感じてもらえる。

内田聡一郎「レコ」代表(以下、内田):たしかに、ダークトーンとハイトーンを組み合せるのがスタンダードになりつつあるよね。1色はもちろん、2色、3色使いが行っている。色みで個人的に注目してるのは茶色。くすんでいない温かみのある茶色や、ベージュが可愛い。日本人に絶対に似合うし、ダメージレベルが低く済むのがいいところ。根元のリタッチでブリーチするのではなく、あえて茶色でつなぐルーツブラウンも今の気分。

奈良裕也「シマ」アートディレクター(以下、奈良):まさに、僕もそれを感じているところ。「シマ」はブリーチするお客さまがとても多いんだけれど、ブリーチをしないで14レベルの明るさに仕上げたり、アルカリカラーできれいな茶色に仕上げたりすることが増えている。なので、ワンタッチできれいに染められる茶色は僕もいいと思う。上質なお客さまこそ、それを求める傾向がある。

WWD:そういったお客さまはヘアケアにも熱心か。

奈良:プロダクトがとっても売れている。髪の毛を乾かす前に使うもの、巻く前に付けるもの、仕上げに付けるもの。使うシーンごとに分けていてこだわる人が多く、おすすめすると購入されるお客さまがすごく増えた。そうやって美容にお金を使う時代。メンズでもメイクをしっかりしているお客さまが多くて、男女問わず本当に美意識が高まっている。

みやち:ブリーチの前処理やトリートメントもどんどん増えていて、顧客単価は上がり続けている。

内田:価格が高くても気持ちよく支払って、満足して帰ってくれる。製品や技術はどんどんアップデートされるし、美容師の知識量はもちろん、お客さまでもかなり詳しい人がたくさんいる。

奈良:本当に美意識が上がっていると思う。かつてよりもたくさんの情報が入ってくるから、若い子の方がヘアケアにも熱心だよね。

美意識が高まっている
今こそおすすめしたい
スペシャルケア製品

WWD:みなさんがおすすめしている髪を美しく保つコツは?

奈良:やっぱりホームケアがすごく大事。いかに僕たち美容師が見ていないところで、自分を磨く=ケアをするか。サボらないでやることが一番。楽して美人にはなれないから。

内田:美容師とお客さま、まさに二人三脚だよね。

奈良:今は全てを提案するのではなく、一緒に作っていく時代。美意識が高くて、自分のことをよく理解していて、こだわりがあるのはすごくいいことだと思う。

みやち:昔はあり得なかったけど、顔まわりにこだわりがあって仕上げを自分で巻きたいというお客さまもいるほど。確かにすごく似合っていて、すごいなって思う。高価格帯のアイロンやドライヤーも人気で、3万円のアイロンに対して高いというイメージは無くなっている。

内田:“ヴェーダシャインプロ BS for Salon”は、ホームケアでも使えるよね。

みやち:「これで髪の毛がツヤツヤになるなら」と、即決すると思う。

奈良:同感。お客さまに使ってみて、すごくよかった。

内田:美容師目線だと、コードレスなのが嬉しい。お店によっては配線が難しいこともあるから、これだと充電すればシンプルに使える。もちろん、仕上がりも抜群。お客さまの実感値も高いし、今お店で使っているシステムトリートメントと組み合わせてみたら、すごく相性がよかった。他店との差別化にも繋がりそう。あとは、トリートメントの揉み込みって施術する人によって個人差があるけれど、これを使うと均一に浸透させてくれるから、一定の効果が出やすい。

みやち:そうそう。仕上がりが全然違う。「これを使ったからいつもと違うんだ」ってお客さまにも分かりやすい。僕はホームケアでも使ってもらいたい。美容室は来店周期が短い人でも月に1回だから、毎日自宅でケアをしてほしい。美意識が高まっている今にぴったりなアイテム。

トリートメントの浸透をサポートする
美顔器発想の超音波トリートメント機器

 “ヴェーダシャインプロ BS for Salon”は、超音波と温熱によって、美容成分の浸透をサポートする超音波トリートメント機器。トリートメント塗布後の毛束を挟み込むと1MHz(1秒間に100万回振動)の超音波でトリートメント剤を毛髪内部に浸透をサポートする。超音波の出力は自社従来品比約1.7倍*。じんわりと温まるヒーターの熱でキューティクルを開き、美容成分の浸透をさらにアシストしてくれるのが特徴。そのほか、赤・青2色のLEDを搭載し、お風呂で使える防滴仕様かつコードレスで場所を選ばずにインバス・アウトバスどちらのトリートメントにも使用できる。髪を挟んだまま20秒経過すると超音波とLEDが停止するオーバートリートメント防止機能も搭載し、安心して使用できる設計だ。

* 単位面積当たりの超音波出力

10分間の使用で
髪色に関わらず艶髪に

 シャンプー後の髪にトリートメント剤を塗布し、“ヴェーダシャインプロ BS for Salon”を10分ほど使用すると、あっという間にクセやパサつきをおさえることができる。浸透サポートコームがついているので、セルフケアでも髪全体にトリートメント剤を届けてくれる。さらに洗い流さないトリートメント剤やヘアオイルにも使用が可能。タオルドライ後の濡れた髪にアウトバストリートメントを塗布して使用する。インバス・アウトバストリートメントとの併用がおすすめ。

TEXT:NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
ヤーマン
0120-776-282

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プーチがインドのアーユルヴェーダブランドを買収

 プーチ(PUIG)はインド発のビューティ・ウエルネスブランド「カーマ アーユルヴェーダ(KAMA AYURVEDA)」の過半数株式を取得した。プーチはもともと2019年に1250万ユーロ(約17億8700万円)で同社の少数株式を取得していた。今回の取引額は公表していない。

 「カーマ アーユルヴェーダ」02年に創業。インド発祥の伝統医療で頭、体、精神のバランスを図るアーユルヴェーダに基づいたブランドだ。製品は全てナチュラルかつオーガニックで、化粧品からウエルネス製品まで幅広く取り扱う。現在インドに54店舗を運営しており、年内に60店舗以上に拡大させる。23年にはイギリスをはじめとする海外市場にも進出する予定だ。

 プーチはインド市場に注目をしており、「今回の買収はビューティ・ウエルネス領域の発展が見込まれるインド市場へのコミットメントを表す」とコメントを発表。中でも「カーマ アーユルヴェーダ」はオンラインでの人気と現地の認知度の高さにより、さらなるグローバル展開のポテンシャルを見出している。今後プーチはブランド育成やスキンケアテクノロジー、フレグランスのノウハウを同ブランドに提供するという。

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「ポール・スミス」と「ミニ」が2台の車を共同製作 コラボイベントを原宿で開催

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、ビー・エム・ダブリューが展開するブランド「ミニ(MINI)」とコラボレーションしたイベント「ミニ × ポール・スミス イン 東京」を10月7~12日に開催する。場所は東京・原宿のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)で、入場料は無料の事前登録制だ。

  英国を拠点とする2ブランドは、“シンプルさ、透明性、持続可能性”をテーマに掲げたワンオフ・カーの電気自動車“ミニ ストリップ(MINI STRIP)”と“ミニ リチャージ(MINI Recharged)”を共同で製作した。イベント会場では、この2台を展示するほか、コラボの背景をストーリー仕立てで紹介する。

 なお、事前登録を済ませた中から抽選で50人にスペシャルギフトをプレゼントする。

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「リーバイス」×「アンブッシュ」の初コラボ 9月16日にデニムジャケットなど4商品を発売

 「リーバイス(LEVI’S)」は、「アンブッシュ(AMBUSH)」との初コラボコレクションを9月16日に発売した。

 同コレクションは4商品からなり、ルーズフィットデニムジャケット(4万6200円税込、以下同)、“517”ブーツカットジーンズ(3万9600円)、バギージーンズ(3万9600円)を「リーバイス」の原宿旗艦店と大阪店、「アンブッシュ」の店舗と公式オンラインストアで販売する。また、限定版のルーズフィットデニムジャケット(11万円)を「アンブッシュ」のみで扱う。

 いずれもユーズド加工が特徴で、デニムジャケットの胸ポケットやジーンズのボタンをメタリックなボトルキャップ風デザインに変更するなどアレンジを加える。レザーパッチも「アンブッシュ」のロゴを組み合わせたブラックバージョンとする。

 「アンブッシュ」限定版のデニムジャケットは、ボタンを全てボトルキャップ風デザインとし、背面のパッチも特別なシルバーコーティング仕様とした。

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アン・ハサウェイとアナ・ウインターが並んで「マイケル・コース」コレクションを鑑賞 「プラダを着た悪魔」が現実に!?

 9月14日、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」の2023年春夏コレクションのショーが開催され、俳優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)や元プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)らがフロントローに着席した。アンは映画「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」に主演した際のファッションやヘアスタイルを思わせるルックで登場。同映画の名物編集長、ミランダ・プリーストリー(Miranda Priestly)役のモデルになったといわれているアナ・ウィンター(Anna Wintour)米「ヴォーグ」編集長兼コンデナスト(CONDENAST)アーティスティック・ディレクターと並ぶアイコニックな瞬間が誕生した。

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<カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

「機能美と造形美の相乗効果」を追求し、日本人の足型・ライフスタイルを捉えたオリジナルラストのフットウェアに定評のあるシューズブランド<カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!

ただいまバーニーズ ニューヨーク銀座本店・福岡店にて通常お取扱いのないモデルを含む2022年秋冬シーズンの新作コレクションを豊富なバリエーションでご用意しております。

本日は、厳選した上質な素材を用い、機能性とデザイン性を兼ね備えたタイムレスなフットウェアを展開する<カチム>の魅力についてご紹介いたします。

IMG 6139 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

IMG 6136 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

<カチム>は2016年にスタートした日本のブランドです。

デザイナーの小坂英子氏は国内外のアパレルブランドで海外生産管理や海外セールス・デザイナーアシスタントを経験したのち独立。

ドイツ整形下科学靴学を学んだうえで日本人の足を年代別に独自に分析し、立位・座位・歩行時のそれぞれで伴う形状変化よる疲れや痛みなどの負担に細かく配慮した型紙を設計しています。

表からは見えない部分にまで厳選したマテリアルを使用するなど細部にまでこだわり抜き、熟練した職人の手仕事によって一足一足丁寧に作られています。

 

IMG 6110 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

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⽬付の⼊った押し縁、深めのトップラインが特徴的な“SCALA(スカラ)”はヨーロッパの古都の道を歩くイメージでデザインされた、ブランドのシグネチャーモデルです。

強めのローリングカーブをつけた厚めのソールと、サイドから⾒るとほっそりとして⾒えながらも着地⾯の横幅をしっかりと取ったオリジナルのヒールが鋪装の粗い道でも安定して歩⾏をサポート。

ヒールに⼊ったハンドステッチは⾜⾸からアキレス腱につながるラインを際⽴たせ、後ろ姿まで美しく演出します。

トウとヒール部分に⼊れたハイシャインがクラシックで洗練された印象を与えます。

KATIM パンプス 品番2183845 BLACK ¥52,800(税込)

 

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人気の“PORTOBELLO(ポートベロー)”は、甲部分をくり抜いたアッパーのトップラインをぐるりとテープで囲み、リボンで留める仕様のメリージェーン。

暑い時期にはパンプスのように履いて涼しげに、寒い時期にはソックスと合わせてトラッドにお楽しみいただけます。

シューレースはグログランリボンとレザーコードタイプの2種類が付きます。

KATIM シューズ 品番2183844 BLACK ¥55,000(税込)

 

IMG 6116 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

“SHAW(ショー)”は、パンプスでも短靴でもない絶妙なフォルムの新作⽊型を使⽤したクロスストラップセパレートシューズ。

⽢くなりがちなクロスストラップデザインをマスキュリンにアップデートしています。

ヒールパーツの中に仕込んだ隠しシャーリングでスリッポンのような脱ぎ履きが可能。2.5cmヒールの積み上げでフラットシューズに近い履き⼼地で、ソックスとも好相性です。

KATIM シューズ 品番2183846 BLACK ¥58,300(税込)

 

これからの季節に活躍するブーツも、さまざまなタイプをご用意。

IMG 6131 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

ショート丈のパンツやスカートでスタイリングしやすいロングブーツ“BERWICK(バーウィック)”。

⾜⾸周りだけにほどこしたサイドゴアとカップインソール仕様でインヒールが⼊っていることを感じさせません。

ひざ裏のバックルでトップラインのフィット感を調節することも可能。

フルブローグ(⽳飾り)のディテールが効いたデザイン性の高さも魅力です。

KATIM ロングブーツ 品番2183841 BLACK ¥89,100(税込)

 

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こちらはブランドで発売当初から⼤⼈気のショートブーツ“DERBY(ダービー)”。

フロントパネルをクロム仕上げのバックル3つで留めたトリプルモンクが目を惹きます。

パネル部分にやわらかな一枚革を使用し丁寧に仕⽴てることで、より上質でしなやかな⾜あたりを実現しています。

メンズライクなコーディネートはもちろん、⼥性らしいスタイリングを引き締めるスパイスにもなる一足。

内側がサイドゴア仕様になっているのでバックルを外さずに着脱できるのも、嬉しいポイントですね。

KATIM ショートブーツ 品番2183843 BLACK ¥69,300(税込)

 

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ブリティッシュスタイルにインスピレーションを受けた木型の曲線美を⽣かしたアンクルブーツ“FOLKLAND(フォークランド)”は、前⾯部のカッティングがスタイリッシュな⼀⾜。

飾りベルトと隠しエラスティック素材が歩いているときの負荷にならないように配置されていたり、ヒール部分にジップがついていたりと、こちらも履きやすさへこだわりが感じられるアイテムです。

KATIM アンクルブーツ 品番2186721 BLACK ¥74,800(税込)

 

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先述の“SCALA(スカラ)”のブーツバージョンとして⽣まれた“CONTI(コンティ)”。“SCALA(スカラ)”同様、後ろ姿まで美しく演出するハンドステッチがヒールに入り、内側にジップがついた着脱しやすいショートブーツです。

⾜裏全体で体重を⽀えるように、⾜裏に靴底が沿うよう⽊型が設計されているため7.5cmの⾼さでも疲れにくく、安定した履き⼼地です。

KATIM ショートブーツ 品番2186719 BLACK ¥80,300(税込)

 

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こちらはブランドオリジナルのニーパネル。

ほかではなかなかお目にかかれない、実用的なアイデアが盛り込まれたアイテムなんです。

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シューズにニーカバーを組み合わせると…

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なんと、ニーハイブーツのようなスタイルに!

膝のパーツはやわらかく内側や外側に折り返すことができるので、膝までのロングブーツスタイルでもお楽しみいただけます。

お⼿持ちのスニーカーやパンプスと合わせてもお使いいただけますので、組み合わせる靴やウェア次第でコーディネートの幅を広げてくれる、とってもユニークなアイテムですよね。

KATIM ニーカバー 品番2186734 BROWN・品番2186733 BLACK 各¥48,400(税込)

 

Profile photo 600x750 <カチム>がバーニーズ ニューヨークに初登場!銀座本店にはデザイナー来店も。

さらに、明日9月17日(土)と明後日9月18日(日)の2日間限定で、デザイナーの小坂英子氏が銀座本店に来店いたします。

<カチム>のアイテムのシューズメンテナンスやフィッティング調整を有料で承るほか、ハンドポリッシュサービスも承ります。

お客様のお悩みや足の状態に合わせて、左右異なる内容での調整も可能です。

 

今週末は<カチム>の世界観に触れに、バーニーズ ニューヨーク銀座本店・福岡店にぜひご来店くださいね。

 

FALL FOCUS: KATIM

好評開催中 – 9/19 MON. 銀座本店2F・福岡店2F

 

デザイナー来店日時

9/17 SAT. 12:00 – 18:00 銀座本店2F

9/18 SUN. 12:00 – 17:00 銀座本店2F

 

※メンテナンス・サービスは一部対象外商品もございます。

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

「ヘレナ ルビンスタイン」が初のブランドパートナーに元宝塚・明日海りおを起用 120周年を祝うキャンペーン展開

 ラグジュアリースキンケアブランド「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」は9月16日、エイジングケアクリーム“リプラスティ R.C. デイ クリーム”(15.3g、税込1万6500円/51g、税込4万8400円)を発売する。また、ブランド創立120周年を記念して、国内では初のブランドパートとして元宝塚歌劇団男役トップスターで俳優の明日海りおを起用。明日海が2人の女性を演じるスペシャルムービー「Beauty is Power」をブランド公式サイトで同日公開する。

 “リプラスティ R.C. デイ クリーム”は、ブランドを象徴するベストセラー製品 “リプラスティ R.C. クリーム”(14.8g、税込1万7600円/49.75g、税込 5万600円/100g、税込8万5800円)の日中用クリームとして誕生。肌を包み込むテクスチャーのバンテージメソッドはそのままに、ベースメイクと相性の良いさらっとした仕上がりを実現した。滑らかで潤いとハリのある肌をかなえる。

 スペシャルムービーでは、 “黒クリーム”の愛称で親しまれるナイトクリームと、新たに加わる日中用の“白クリーム”にちなみ、昼と夜の2つのストーリーを展開。元花組男役トップスターの明日海りおが、ピアニストとファッションデザイナーの2人の女性を演じ分ける。動画は、タップすると昼と夜がシームレスに切り替わるスイッチングムービーとして制作。精度の高いシンクロ映像が没入体験を誘いブランドの世界観を伝える。楽曲はJUJUの「やさしさで溢れるように」を明日海がカバーする。

 120周年記念キャンペーンとして同日、 “リプラスティ R.C. デイ&ナイト デュオ コラボレーションキット”(税込3万5200円)を数量限定で発売する。キット内容は、“リプラスティ R.C. デイ クリーム”(15.3g)、“同 クリーム”(14.8g)、“リプラスティ プロ フィラー コンセントレイト(10mL)、オリジナルポーチ、スペシャルムービー オフィシャル フォトブック「Beauty is Power featuring RIO ASUMI」。キットを購入の上応募した人の中から、抽選で80人を明日海りおトークイベントに招待する。ブランド公式サイトでは、インタビュー動画やブランドの歴史を掲載するほか、メイキング動画の公開も予定し120周年を盛り上げる。

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ヘアメイク河嶋希が指南 「ラ ロッシュ ポゼ」角質ケア美容液でかなえる毛穴レス印象肌

 「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」が3月に発売した“エファクラ ピールケア セラム”※1(30mL、税込4950円、編集部調べ)は、敏感肌※2にも 使える、心地よい角質ケアの製品だ。

 同製品は、日本人女性の20〜40代の肌悩みに多く見られる毛穴トラブルやニキビトラブルの原因になる古い角質に着目。皮膚科学に基づき、敏感肌※2にも使える角質ケア美容液として開発された。角質の表面だけでなく、内部にまでアプローチして触りたくなるような毛穴レス印象肌へ導く。

 ここでは、スキンケアのエキスパートである河嶋希ヘア&メイクアップアーティストとモデルの甲斐まりかが、“エファクラ ピールケア セラム”※1を使ったスキンケアについて語る。

※1 販売名:ラ ロッシュ ポゼ エファクラ セラム
※2 全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません

話題の角質ケア美容液
“エファクラ ピールケア セラム”とは?

※1「ラ ロッシュ ポゼ」において
※2 サリチル酸・フィチン酸・乳酸(共に角質柔軟成分)
※3 整肌成分
※4 水:整肌成分
※5 全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません
※6 全ての人に肌刺激が起きないわけではありません
※7 全ての人にアレルギーが起きないわけではありません
※8 全ての人にニキビのもとができないわけではありません

注目しているのは
「落とす」のではなく「塗る」角質ケア

 毎日のスキンケア習慣としての角質ケアが重要だと話すのは、自身も敏感肌で「ラ ロッシュ ポゼ」の製品をよく使うという河嶋希ヘア&メイクアップアーティストだ。

 河嶋アーティストは、「肌表面の角質層は、本来は正常に機能していても、ホルモンバランスの乱れなどが原因で古い角質が蓄積すると、結果的に肌トラブルの原因になります。肌の揺らぎを抑えるのが角質ケア。角質ケアにもスクラブや洗顔などいろいろなアイテムがありますが、最近注目しているのは『落とす』のではなく『塗る』角質ケアです」と話す。

 角質ケアには「週に1度のスペシャルケア」といったイメージもあるが、毎日のスキンケアルーティンに取り入れるのもおすすめだという。「肌トラブルや悩みができる前に朝晩のスキンケアのラインアップに組み込むだけだから、ズボラな人でも続きます。『ラ ロッシュ ポゼ』の“エファクラ ピールケア セラム”は、毎日使える心地よいテクスチャーや保湿感にも注目しています。低刺激設計※1なので、敏感肌※2にも使えるのがいいですよね」と話す。一方、モデルとして活躍する甲斐まりかも「角質ケアと言えばプロにケアしてもらうイメージが強かったですが、最近SNSやユーチューブの美容動画などを見ているとセルフできちんとケアしている人が多くて一般的になってきてるんだなと思いました。使いやすいアイテムが増え、誰でもアプローチできるようになったからかもしれないですね」と角質ケア美容液が気になっているという。

※1 全ての人に皮膚刺激が起きないわけではありません
※2 全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません

夏の後の毛穴やゴワつきなどの
肌トラブルに角質ケア習慣

 最近は肌のザラつきが気になるという彼女は、普段はシンプルなスキンケアが好み。「夜はメイクを落として洗顔、導入美容液、化粧水、乳液かオイル。朝はもっとシンプルで、拭き取り用化粧水の後に化粧水、下地兼乳液をつけて終わりです。今の時期は、夏に紫外線をたくさん浴びたので、肌のゴワつきや毛穴の開きが気になります。普段のスキンケアのラインアップに加えるだけの角質ケア美容液なら、気軽に取り入れられそうですね」。

モデルという仕事ならではの悩みもある。「美容液などは刺激が強いものもあるので、撮影前は 気を使います。撮影のたびにメイクを落とすので肌には負担をかけたくない。『ラ ロッシュ ポゼ』は敏感肌※1向けのブランドなので 普段使いしやすく、デイリーに取り入れたいですね」。

 “角質ケア+保湿ケア”ができるのが“エファクラ ピールケア セラム”の特徴の1つだ。「これからの寒い季節は、乾燥による肌のゴワつきは特に気になります。そんなときにも“エファクラ ピールケア セラム”は保湿ケアもできるのでうれしい。塗った瞬間の心地よさも続けるモチベーションになるのでは」と河嶋ヘア&メイクアップアーティスト。「肌トラブルの原因となる角質をケアすることで、毛穴やゴワつきなどの肌トラブルをケアして肌を整えるのは、実はスキンケアの基本となる考え方。ぜひ毎日のスキンケアに取り入れてほしい」と話す。

※1 全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません

使い方をヘアメイク河嶋希がレクチャー!

STEP1
2〜3滴手に取る

「化粧水の後、スポイト状のキャップで美容液を吸い取り、2〜3滴手に取ります。1滴でもとても伸びがいいので、加減しながら適量を取ります」。

STEP2
肌になじませる

「目の周りを避け、両手で顔全体を包み込むように肌になじませます。個人的には、首までしっかりなじませるのがおすすめ」。

STEP3
気になる部分に重ねづけ

「顔全体になじませたら、ざらつきの気になる部分に重ねづけ。小鼻や毛穴の気になる部分にも重ねます」。

STEP4
ハンドプレス

「最後に手のひら全体で軽くハンドプレス。スッと吸収されるような心地よさを感じてください。毎日、朝晩の使用がおすすめです」。

PHOTOS:HIRONOBU MUKOYAMA
STYLING:AKANE KOIZUMI
HAIR & MAKEUP:NOZOMI KAWASHIMA
問い合わせ先
ラ ロッシュ ポゼ
03-6911-8572

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合同展示会「フェムテックトウキョウ」が初開催 約200社が出展

 見本市主催大手のRX Japanは、フェムテック関連企業約200社が出展する合同展示会「フェムテックトウキョウ(FEMTECH TOKYO)」を10月20〜22日に東京ビッグサイトで開催する。

 会場は、「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」「全ての女性ケア」の5つのエリアで構成し、健康課題のソリューションを提案する製品やサービスが一堂に集う。吸水ショーツブランド「ベア(BE-A)」を展開するベア ジャパン(BE-A JAPAN)は、今年6月に発表したミツフジとの提携で開発を進める経血量を測定できる吸水ショーツのプロトタイプを初めて公開する予定だ。

 セミナーコンテンツも多数用意する。モデルのゆきぽよ(木村有希)と学ぶ「フェムテック基礎講座」などのほか、フェムテック振興議員連盟会長を務める野田聖子衆議院議員が登壇し、日本政府の骨太方針2021にて提言された「フェムテック推進」についての講演も企画する。

■Femtech Tokyo
日程:10月20日〜22日
場所:東京ビッグサイト(東7ホール)
住所:東京都江東区有明3丁目11−1

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アシックスが新作スニーカーで温室効果ガス排出量の世界最少を達成 2023年発売へ

 アシックスはこのほど、商品のライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス(GHG)排出量を大幅に削減した新作スニーカー“ゲルライトスリーシーエム 1.95(GEL-LYTE Ⅲ CM 1.95)”を発表した。GHG排出量は、1.95kg CO2e。「アディダス(ADIDAS)」と「オールバーズ(ALLBIRDS)」が協業したランニングシューズ“フューチャークラフト.フットプリント(FUTURECRAFT.FOOTPRINT)”の2.94kg CO2eを下回り、「現時点でGHG排出量が公表されているスニーカーの中では最少」の値を実現した。発売は2023年を予定する。価格について廣田康人社長は、「このシューズをみなさんに履いていただくことが重要で、(通常の価格帯と並ぶ)150ドル前後を予定したい」という。

 廣田社長が目指すのは、同社の全商品のGHG排出量を削減していくことだという。「これを第一歩として捉えている。1.95という数値もさらに削減していく努力を続けるとともに、ほかのパフォーマンシューズにもこの技術を応用して翌年以降順次発表していく。GHG排出量削減は、シューズメーカーだけでなく、モノづくりに携わる全ての企業が取り組むべき人類的テーマだ。特許を申請する技術もあるが、基本的には業界をあげて削減に向けてのムーブメントをグローバルに展開していきたい」。

 今回特に削減に貢献したのが、新たに開発した“カーボン・ネガティブ・フォーム”だ。サトウキビ由来の原料を用いた、複数のバイオベースポリマーを使用したフォーム材で、ミッドソールと中敷に採用した。フォーム材の製造時に排出するCO2排出量よりも、サトウキビの成長過程でのCO2吸収量が大きいため、カーボンネガティブを実現している。

 また、パーツのサイズを最適化し、数を減らしたこともポイントだ。例えば、アッパーの補強には、リサイクルポリエステルのテープ状のパーツを用いた。これを折り返してアイレット部分に配置した。こうした工夫により、従来の“ゲルライトスリー”が約65パーツで構成しているのに対し、“ゲルライトスリーシーエム 1.95”は19パーツまで削減。軽量化にもつながった。アッパーと中敷には、原料自体に着色する技術「ソリューションダイ」で染色したリサイクルポリエステルを使用した。

 同社は10年から米国マサチューセッツ工科大学(MIT)と、フットウエアのLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する共同研究を進めてきた。今回は同研究で得た知見に基づき、“材料調達と製造”“輸送”“使用”“廃棄”の主要4段階で、削減策を特定し改善を重ねた。加えて今回は、バリューチェーンの計測項目を増やして計算精度を高めた。結果として、“材料調達と製造”では、従来のスポーツカテゴリー商品と比較してGHG排出量を約80%削減。“輸送”においては、バイオ燃料を活用することで約75%削減した。“使用”はこれまでと同等の数値で、“廃棄”に関しては、シューズリサイクルが普及していないことを踏まえて、焼却や埋め立てなどの実際の廃棄方法に即したシナリオに修正した結果、15%増となった。

 吉川美奈子サステナビリティ統括部統括部長は、「MITの教授らは、私たちが計測項目を増やしているのにもかかわらず、大幅な削減を実現できたことにとても驚いていた。この数値を達成できたことで、業界全体の一つのベンチマークになるはずだ。“ゲルライトスリー”を最初のモデルに選んだのは、ほかの商品にも応用が効くためだ。これまでに開発したイノベーションとも掛け合わせ、より多くのラインアップでサステナビリティと品質を両立させていく」と話す。

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マクアケがプロジェクト成功の商品だけを集めたECオープン 1万2000以上のモノが集結

 マクアケは9月16日、これまで「マクアケ(Makuake)」で実施してきたプロジェクトの中で目標金額を達成した商品1万2000以上を集めたECプラットフォーム「マクアケ ストア(MAKUAKE STORE)」をオープンした。これまでも「マクアケ」では、プロジェクトの成功を受けて商品化したリターン(応援購入したユーザーが手にする商品)は購入可能だったが、このサービスを拡充・独立させる。「マクアケ ストア」で同社は25年までに、これまでのストアでの売り上げの5倍に当たるビジネスを目指す(現在のストアでの売上高は非公開)。ブランドは、「マクアケ」でのプロジェクトに成功して、リターンの配送が全て終了すると、「マクアケ ストア」でそのリターンが販売できるようになる。掲載費用は無料。「マクアケ」でのプロジェクト同様、売り上げの20%を手数料としてマクアケに支払う。

 「マクアケ」でプロジェクトを実施して成功すると、多くの実行者(メーカーやブランド)は、「実績を営業ツールとして活用できる」「商品や会社のことを深く知ってもらえる」などのメリットを感じることが多いという。一方、プロジェクトは通常2~3カ月で終了。せっかく上昇した知名度をタイムリーに販売に繋げることは、必ずしも容易ではなかったケースもあるようだ。このため、生活者(応援購入した消費者)からは常に、「今は買えないのか?」「どこで買えるのか?」などの問い合わせが多い。「マクアケ ストア」は、この実行者と生活者の不便を解消するための新プラットフォームという位置付けだ。

 「マクアケ ストア」の記者発表会で、坊垣佳奈共同創業者/取締役は、「(プロジェクトの実行者が海外からの応援購入を受け付けることができる)『マクアケ グローバル』や、(実行者とバイヤーをつなぐ)『マクアケ 応援仕入れ』、伊勢丹などで商品を展示する『マクアケ ショップ』など、『マクアケ』で生まれた商品を広げていく仕組みはあるが、まだまだこれから。機能・価格重視の一般的なECモールに対して、『マクアケ』でのプロジェクトを含め、こだわりやストーリーを重視した新しいECプラットフォームに育てたい」と説明した。

 コロナ禍になって、「マクアケ」でのプロジェクトは急速に増えている。結果、成功して商品化されたリターンも増え、ECプラットフォームを開設できる規模感になった。同社は「マクアケ ストア」のオープンで、さらに「マクアケ」でのプロジェクトも増やしたい考えだ。坊垣取締役は、「『マクアケ ストア』に商品が掲載できる条件は、『マクアケ』でプロジェクトを実施していること。『マクアケ ストア』が魅力的になることで、プロジェクトに取り組んでもらえたら」と期待を寄せた。

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