「アメリカンイーグル」が日本に再進出 渋谷と池袋に10月出店

 米カジュアルブランド「アメリカンイーグル アウトフィッターズ(AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」が日本に再進出する。10月、渋谷と池袋にそれぞれ旗艦店となる店舗を出す。日本版公式ECは昨年7月にすでに再開している。

 渋谷の出店地は渋谷スクランブル交差点からほど近い、渋谷109マグネットに隣接するビルになるようだ。出店予定とみられる物件には、ブランドの広告ビジュアルと共に「COMING SOON AMERICAN EAGLE」の文言が掲げられている。

 19年12月に国内全店を閉鎖して以来、約2年越しの再出店となる。かつて同ブランドの日本事業は青山商事の子会社イーグルリテイリングが手掛けていたが、業績不振により撤退。事業は米アメリカンイーグル本社が譲受したとみられる。

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「ラコステ」が販売スタッフの正社員募集 個人ノルマなし、インセンティブありの環境

 「ラコステ(LACOSTE)」は、店頭で働く販売スタッフを募集する。具体的な業務は接客販売に加えて、店舗のレイアウト変更や商品管理、売り上げ報告など。来店客の年代は幅広く、さまざまなニーズに応えていくことが求められる。自分用だけでなく、父の日や誕生日などのギフト・プレゼント用の購買も多く、色味など季節に合わせた具体的な提案が鍵だ。

 接客販売の個人ノルマはなく、チームで目標を追うスタイル。1店舗当たり、1日約4~7人のスタッフで運営する中で、それぞれの得意分野や接客スタイルに合わせて連帯する職場環境だ。目標の達成度に応じたインセンティブも用意されている。

 「ラコステ」は1933年創業。2022年現在、ラコステジャパンが国内独占製造・販売を行う。“プレミアムファッションスポーツ”というブランドテーマを基に、メンズやウィメンズのファッションラインやバッグなどのアクセサリーを手掛ける。同社は17年からフランス発のアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」、21年1月からフランス発のテニス関連ブランド「テクニファイバー(TECHNIFIBRE)」の国内販売事業を展開する。

募集職種
販売スタッフ

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。その間の給与・待遇に変更なし
※「時短正社員」や「アルバイト」での雇用も可能。希望者は要相談

<雇用形態は入社後にも変更可能>
結婚や出産などライフイベントがあっても、働き方を変えて仕事を続けることが可能。「産休を取った後、時短正社員で復帰」という事例もあり

応募条件
高卒以上

<業種・職種未経験、第二新卒歓迎>
※入社時に必要なスキル・経験はなし。研修でイチから学習可能
※就業ブランクのある方、社会人経験10年以上の人、歓迎

<意欲重視の採用>
「元々『ラコステ』が好き」「アパレル業界に興味がある」「接客経験を生かしたい」など、多様な志望動機を歓迎

勤務地
全国各地の「ラコステ」店舗のいずれかに配属
※一部「エーグル」の店舗もあり

<アウトレット店> 積極採用中
■北海道・東北
北海道/三井アウトレットパーク 札幌北広島店
宮城/仙台泉プレミアム・アウトレット店

■関東
東京/南町田グランベリーパーク店
神奈川/三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド店
埼玉/三井アウトレットパーク 入間店
千葉/三井アウトレットパーク 木更津店、酒々井プレミアム・アウトレット店

■中部
静岡/御殿場プレミアムアウトレット店
三重/三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店
岐阜/土岐プレミアム・アウトレット店

■関西
大阪/りんくうプレミアム・アウトレット店
兵庫/神戸三田プレミアム・アウトレット店
滋賀/三井アウトレットパーク 滋賀竜王店

■中国
広島/ジ アウトレット広島店
岡山/三井アウトレットパーク 倉敷店

給与・待遇
正社員:月給20万円以上(エリアによって変動なし)
時短正社員:時給1150円以上(エリアによって変動なし)
アルバイト:時給1050円以上(東京・神奈川)
※そのほかのエリアは時給1020円以上
※いずれも残業代は全額支給

目標達成に応じてインセンティブを支給(月2万~10万円ほど支給)

年収例
280万円/24歳(入社2年目)
300万円/27歳(入社5年目)
350万円/30歳(入社7年目・店長)
※インセンティブ含む

勤務時間
変形労働時間制(1日平均実働7.5時間)
※残業は月2~5時間以下とほぼなし
※「前日に1時間残業したので、今日は1時間早めに退勤」というフレキシブルな働き方も可能

【シフト例】
9:00~18:00/10:00~19:00/11:30~20:30
※勤務時間は希望を考慮して決定

休日休暇
年間休日106日
週休2日制(シフト制/月7~10日)
産休・育休(取得・復帰実績あり)(全国で21名のスタッフが取得中)
有給休暇
慶弔休暇
傷病休暇
※時短正社員の場合:1日6時間~6.5時間の勤務で、週5回の勤務となる予定(店舗により回数や時間は相談可)
※アルバイトの場合:週20時間未満の勤務で、週2~3回の勤務

福利厚生
昇給年1回(4月)
交通費支給
※正社員・時短正社員:上限16万5000円(6カ月)
※アルバイト:上限2万5000円(月)

社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当
インセンティブ
出張手当
社員割引制度
※アパレル・バッグ・シューズ:50%オフ、そのほか小物・レザー・アクセサリー:30%オフ)
研修制度、福利厚生プログラム(ベネフィットワン)
雇用形態の変更OK
無料eラーニング完備(約180講座)
確定拠出年金制度あり(各自負担)
副業OK
社内禁煙
表彰制度あり(永年勤続・Value賞など)

応募期限
2022年10月19日

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「ラコステ」が販売スタッフの正社員募集 個人ノルマなし、インセンティブありの環境

 「ラコステ(LACOSTE)」は、店頭で働く販売スタッフを募集する。具体的な業務は接客販売に加えて、店舗のレイアウト変更や商品管理、売り上げ報告など。来店客の年代は幅広く、さまざまなニーズに応えていくことが求められる。自分用だけでなく、父の日や誕生日などのギフト・プレゼント用の購買も多く、色味など季節に合わせた具体的な提案が鍵だ。

 接客販売の個人ノルマはなく、チームで目標を追うスタイル。1店舗当たり、1日約4~7人のスタッフで運営する中で、それぞれの得意分野や接客スタイルに合わせて連帯する職場環境だ。目標の達成度に応じたインセンティブも用意されている。

 「ラコステ」は1933年創業。2022年現在、ラコステジャパンが国内独占製造・販売を行う。“プレミアムファッションスポーツ”というブランドテーマを基に、メンズやウィメンズのファッションラインやバッグなどのアクセサリーを手掛ける。同社は17年からフランス発のアウトドアブランド「エーグル(AIGLE)」、21年1月からフランス発のテニス関連ブランド「テクニファイバー(TECHNIFIBRE)」の国内販売事業を展開する。

募集職種
販売スタッフ

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり。その間の給与・待遇に変更なし
※「時短正社員」や「アルバイト」での雇用も可能。希望者は要相談

<雇用形態は入社後にも変更可能>
結婚や出産などライフイベントがあっても、働き方を変えて仕事を続けることが可能。「産休を取った後、時短正社員で復帰」という事例もあり

応募条件
高卒以上

<業種・職種未経験、第二新卒歓迎>
※入社時に必要なスキル・経験はなし。研修でイチから学習可能
※就業ブランクのある方、社会人経験10年以上の人、歓迎

<意欲重視の採用>
「元々『ラコステ』が好き」「アパレル業界に興味がある」「接客経験を生かしたい」など、多様な志望動機を歓迎

勤務地
全国各地の「ラコステ」店舗のいずれかに配属
※一部「エーグル」の店舗もあり

<アウトレット店> 積極採用中
■北海道・東北
北海道/三井アウトレットパーク 札幌北広島店
宮城/仙台泉プレミアム・アウトレット店

■関東
東京/南町田グランベリーパーク店
神奈川/三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド店
埼玉/三井アウトレットパーク 入間店
千葉/三井アウトレットパーク 木更津店、酒々井プレミアム・アウトレット店

■中部
静岡/御殿場プレミアムアウトレット店
三重/三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島店
岐阜/土岐プレミアム・アウトレット店

■関西
大阪/りんくうプレミアム・アウトレット店
兵庫/神戸三田プレミアム・アウトレット店
滋賀/三井アウトレットパーク 滋賀竜王店

■中国
広島/ジ アウトレット広島店
岡山/三井アウトレットパーク 倉敷店

給与・待遇
正社員:月給20万円以上(エリアによって変動なし)
時短正社員:時給1150円以上(エリアによって変動なし)
アルバイト:時給1050円以上(東京・神奈川)
※そのほかのエリアは時給1020円以上
※いずれも残業代は全額支給

目標達成に応じてインセンティブを支給(月2万~10万円ほど支給)

年収例
280万円/24歳(入社2年目)
300万円/27歳(入社5年目)
350万円/30歳(入社7年目・店長)
※インセンティブ含む

勤務時間
変形労働時間制(1日平均実働7.5時間)
※残業は月2~5時間以下とほぼなし
※「前日に1時間残業したので、今日は1時間早めに退勤」というフレキシブルな働き方も可能

【シフト例】
9:00~18:00/10:00~19:00/11:30~20:30
※勤務時間は希望を考慮して決定

休日休暇
年間休日106日
週休2日制(シフト制/月7~10日)
産休・育休(取得・復帰実績あり)(全国で21名のスタッフが取得中)
有給休暇
慶弔休暇
傷病休暇
※時短正社員の場合:1日6時間~6.5時間の勤務で、週5回の勤務となる予定(店舗により回数や時間は相談可)
※アルバイトの場合:週20時間未満の勤務で、週2~3回の勤務

福利厚生
昇給年1回(4月)
交通費支給
※正社員・時短正社員:上限16万5000円(6カ月)
※アルバイト:上限2万5000円(月)

社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当
インセンティブ
出張手当
社員割引制度
※アパレル・バッグ・シューズ:50%オフ、そのほか小物・レザー・アクセサリー:30%オフ)
研修制度、福利厚生プログラム(ベネフィットワン)
雇用形態の変更OK
無料eラーニング完備(約180講座)
確定拠出年金制度あり(各自負担)
副業OK
社内禁煙
表彰制度あり(永年勤続・Value賞など)

応募期限
2022年10月19日

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“イージー・ギャップ”で契約トラブル 「ギャップ」の契約不履行でカニエから契約解除

 カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)は、「ギャップ(GAP)」が同ブランドの店舗で、自身が手掛ける「イージー(YEEZY)」と「ギャップ(GAP)」のコラボライン“イージー・ギャップ(YEEZY GAP)”の製品を販売することも、“イージー・ギャップ”専門の店舗をオープンすることもしなかったことが契約不履行に当たるとして、「ギャップ」との契約を解除した。

 イェの代理人は米「WWD」に対して「『ギャップ』の実質的な契約違反により、イェにはこの契約を終わらせる以外の選択肢が与えられなかった。イェはこの問題について解決に向けて熱心に取り組んだが、どうにもならなかった。イェは『イージー』の店舗を開くことで失われた時間を取り戻すべく、前を向いている」とコメントした。

 イェが「ギャップ」と契約を結んだのは業績が悪化していた「ギャップ」の救済のためだったという見方もあった。この契約が発表された2020年当初、ギャップ社の株価は19%上昇して12.07ドル(約1726円)となり、イェは同社の全株式の約2.3%に相当する最大850万株分の新株予約権を受け取った。

 多くのアナリストはこの契約について同社の再建のための努力と評価し、おおむね好意的に受け止めていた。しかし、契約締結後も「ギャップ」で“イージー・ギャップ”製品を見かけることはほぼなかったという。この契約解除が発表された際には、ギャップ社の株価は取引開始時に1.3%上昇。しかし、その日の終わりには3.6%下がり、1株9ドル(約1287円)で取り引きを終えた。

 イェと当初契約を締結したギャップ社の最高経営責任者だったソニア・シンガル(Sonia Syngal)は7月に突然退社し、同社は依然として後任を探している。

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「ルブタン」が中国企業に勝訴 レッドソール販売で約1億1000万円の支払命令

 北京知識産権法院(北京知的財産裁判所)は、皮革メーカーのカントン・ワンリマ・インダストリー(GUANGDONG WANLIMA INDUSTRIAL CO., LTD.)が赤い靴底の靴を製造したことと、“レッドソール シューズ”という製品説明を用いたことが「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN以下、ルブタン)」のシグネチャーデザインであるレッドソールと極度に類似し、「悪意を持って侵害している」と判断し、カントン・ワンリマ・インダストリーに対して不正競争防止法違反を理由に該当製品の即時販売停止と500万人民元(約1億円)の損害賠償、44万5000人民元(約890万円)の訴訟費用の支払いを命じた。

 カントン・ワンリマ・インダストリーは深圳証券取引所に上場している企業で、「ルブタン」の製品に類似したレッドソールのハイヒールをTモール(T MALL)や百貨店などで販売してきた。

 「ルブタン」は、中国市場における影響力を証明するため、2003年に中国でレッドソールの宣伝を開始し、11年にはレッドソールの販売を開始したことを示す証拠を提出。当時と比較すると、中国における売上高が9億人民元(約180億円)を超えたことを明かした。裁判所は、これらの証拠について「ルブタン」のレッドソールの装飾と名称が「一定の影響力」を有していることを証明するのに十分だと判断した。

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キャサリン皇太子妃とメーガン妃、エリザベス女王の国葬は英ブランドで参列

 9月8日(現地時間、以下同)に亡くなった英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬が、19日にロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われた。葬儀には王室メンバーや政府関係者、各国の元首や首脳が参列した。

 キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、英国ブランドの「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の黒いコートドレスを着用。ヴェール付きの帽子と、エリザベス女王から受け継いだ真珠のチョーカーを組み合わせた。真珠はエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際に日本政府が贈ったもので、王室御用達の宝石店が4連のチョーカーに仕立てた。中央にはダイヤモンドの留め具が配されている。キャサリン皇太子妃は、2017年にエリザベス女王とエディンバラ公爵フィリップ殿下(Prince Philip, Duke of Edinburgh)の結婚70周年記念式典が行われた際、女王からこのチョーカーを貸与されて初めて身に着けた。また、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃も、1982年にオランダを公式訪問した時にこれを貸与されている。

 メーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人は、同じく英国のブランドである「ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)」のケープドレスと「スティーブン・ジョーンズ(STEPHEN JONES)」の帽子を選択。真珠のイヤリングは、2018年に女王から贈られたものだという。

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NIGO®が「毎日ファッション大賞」受賞 「無冠でここまでやってきた。大変光栄」

 毎日新聞社は、「第40回毎日ファッション大賞」の授賞式を20日に都内で開催した。今年の大賞は「ケンゾー(KENZO)」アーティスティック・ディレクターで「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」デザイナーのNIGO®が選ばれた。新人賞・資生堂奨励賞は田中文江「フミエ タナカ(FUMIE=TANAKA)」デザイナーが選出された。

 業界に貢献した人や団体に贈る鯨岡阿美子賞はスタイリストの北村道子氏が受賞。話題賞には、三越伊勢丹をはじめ小売・工場など6社によるアップサイクルプロジェクト「デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜」と、ミュージシャンのユーミンこと松任谷由実が選ばれた。

 大賞のNIGO®は「自分は、『アンダーカバー(UNDERCOVER)』のデザイナーである高橋盾君と、1993年に原宿の裏に小さなお店を出したのがキャリアの始まりだった。これまで評価を得ることはなく、無冠でやってきたが、今日、権威ある賞をもらえて大変光栄だ。これからも、我流ではあるが、日本のファッションの楽しさと素晴らしさを国内・海外に伝えていきたい」とコメント。田中デザイナーは「25年間、デザイナーという夢に向かってまっすぐ進んできた。この年になって“新人”という言葉はちょっと照れくさい。でも、新しい人と書いて新人で、そこに年齢や経験は関係なく、やる気と行動力が大事なんだと感じる。夢に向かって進む若者、経験を積む人たちにとって、この受賞が一つの希望になれば」と語った。田中デザイナーは授賞式後にミニプレゼンテーションを開催し、3月に発表した2022-23年秋冬コレクションから厳選したルックをランウエイショー形式で披露した。

第40回「毎日ファッション大賞」の受賞者は以下の通り。

大賞:NIGO®/「ケンゾー」アーティスティックディレクター、「ヒューマンメイド」デザイナー
新人賞・資生堂奨励賞:田中文江/「フミエ タナカ」デザイナー
鯨岡阿美子賞:北村道子/スタイリスト
話題賞:デニム de ミライ 〜 Denim Project 〜
話題賞:松任谷由実

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「フォーエバー21」が2023年春に再上陸へ

 2019年に日本から撤退したかつてのファストファッションブームのけん引役、「フォーエバー21(FOREVER 21)」が、アダストリアとのタッグで23年春に再上陸する。同ブランドは19年の経営破綻後、ブランド管理会社の米オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)傘下にある。伊藤忠商事がABGと日本での独占販売契約を結び、アダストリアは伊藤忠とサブライセンス契約を締結。10代〜30代前半を主対象に、まずはウィメンズのウエアと雑貨を販売する。

 アダストリアがライセンスで企画・生産し、平均の一点商品価格は4000円となる。23年2月21日にアダストリアの自社ECモール「ドットエスティ(.st)」内でまず発売。外部ECモールにも出店する。実店舗は、23年春は関東、関西に各1店の出店を検討。想定面積は330〜500平方メートルと、09年の撤退前より大幅に縮小する。

 目標とする売上高は初年度13億円、25年に100億円。そのうちの6割をECで稼ぎ、25年時点の実店舗数は15店を計画する。

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あらゆるカラーヘアに対応するケラスターゼ「クロマアブソリュ」が躍進 美容師・カラーユーザーが支持

 仏発・プロフェッショナル向けラグジュアリーヘアケアブランド「ケラスターゼ(KERASTASE)」が、今年3月に発売したカラーケアシリーズ「クロマアブソリュ」。ヘアカラーを楽しむ女性が増えている昨今、カラーヘアケアへのニーズの高まりをいち早くくみ取り、「ケラスターゼ」独自のアシッドケアをラグジュアリーな世界観とともに届け、美容師やカラーユーザーの間で支持を集めている。各美容誌のベストコスメ受賞のほか、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」では2アイテムがランクイン。発売から半年を経て、躍進が止まらない「クロマアブソリュ」の魅力に迫る。

豊富なラインアップで
自分にぴったりの
カラーケアが見つかる

  「クロマアブソリュ」は、ハイトー ンカラーから中・低明度まですべてのカラーヘアのためのアシッドケアを提案する。 酒石酸※1、アミノ酸※2、乳酸※3といった3種の酸性成分に加え、ツボクサエキス※4を配合し、髪内部の繊維や空洞を補修する。ヘアカラーによってダメージを受けたキューティクルを閉じ、髪表面を滑らかに整えるのが特徴だ。健康的な髪へと導きながら、褪色ケアも同時にかなえることで、より多くの人がカラーを楽しみ、美しい色・艶の髪で自信が持てるようにサポートする。ラインアップはシャンプー2種と、トリートメント3種、アウトバス1種に加え、サロントリー トメントもとりそろえ、美容師がカウンセリングすることで一人一人の髪質に合ったテーラーメイドのヘアカラーケアが手に入る。

※1 : 酒石酸(補修)
※2 : アミノ酸(補修)
※3 : 乳酸(キレート)
※4 : ツボクサエキス(コンディショニング)

ヘアカラーを得意とする
トップ女性美容師たちが
「クロマアブソリュ」を
支持するワケ

高い保湿力で
まとまる髪に仕上がる
シャンプー

 “バンリッシュ クロマプロテクト”は、髪の内側からダメージをケアして、ヘアカラーの褪色を穏やかにするシャンプー。保湿力が高く、しっとりまとまる髪へと仕上がる。「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」シャンプー部門で2位にランクイン。投票した美容師からは、「お客さまから『使い始めたら明らかに褪色のスピードが変わった』などの感想をもらう」という声が寄せられた。

髪をコーティングして
艶やかに
褪色ケアにも対応する
ウォータートリートメント

 ダメージ毛を補修して、さらさらとした髪に導くウォータートリートメントは近年新感覚のヘアケアアイテムとして注目を集めている。シャンプー後に軽く水分を拭き取り、中間から毛先まで全体に塗布、すすぐだけという手軽さも人気の理由だ。そんなウォータートリートメントに、カラーケア・褪色ケアの機能をもたせたのが“ソワン クロマグロス”だ。髪に塗布すると液体からミルク状へとテクスチャーが変化し、髪の毛1本1本へ素早くいきわたる。1〜2分放置してからすすぐことで、キューティクルを滑らかにコーティングし、柔らかな艶髪へと導く。新感覚のウォータートリートメントによる褪色ケアが支持され、「WWDBEAUTY 2022 ヘアサロン版ベストコスメ」トリートメント部門で2位にランクインした。

問い合わせ先
ケラスターゼ
03-6911-8333

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「カナダグース」が大阪初の直営路面店を心斎橋にオープン

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」は10月8日、大阪初の直営路面店としてカナダグース 大阪店を心斎橋にオープンする。

 店舗は「カナダグース」のフィロソフィー“LIVE IN THE OPEN”からインスピレーションを得て、インテリアの一部にカナダを象徴するメープル素材を使用。統一感のある店内カラーで、空間の広がりと北極圏の空気感と温度を表現したという。メンズ・ウィメンズ・キッズのカテゴリーを取り扱い、オールシーズン着用できる幅広いアイテムをそろえるほか、2022-23年秋冬新作や日本限定モデル、ブラックレーベルも販売予定だ。

 「カナダグース」は今年4月、サザビーリーグとカナダグース ホールディングスとの50:50の共同出資によって、ジャパン社を設立。ダニー・リース(Dani Reiss)=カナダグース ホールディングス社長は当時、「日本は長年にわたり、『カナダグース』にとって重要なマーケットだ」と語っており、今回の新店は関西エリア初の直営路面店にあたる。

■カナダグース 大阪店
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-3-2 ヒューリック心斎橋ビル1F
営業時間:11:00~20:00

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ハイジュエリーはメゾンの切り札「今週の特集お届け隊」2022年9月19日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年9月19日号からの抜粋です)

益成:コロナ禍が落ち着いた影響かもしれませんが、各メゾンがハイジュエリーのイベントやアンバサダー起用に積極的です。やはり華やかな場でリアルな商品に触れるとテンションも上がって購買欲も高まりますよね。かつては一部のVIP顧客のためだけにクローズドで行われていたイベントがオープンになり、アンバサダーやフレンドに起用した女優のハイジュエリー着用画像が出回り、特集としてまとめたいと考えました。

村上:拡散力の高いジュエリーイベントが増えていますね。ウブロ(HUBLOT)のリカルド・グアタルーペ(RICARDO GUADALUPE)CEOが取材で語っていましたが、かつてのお金持ちは20〜30年かけて少しずつ豊かになったのに対し、新しい富裕層には仮想通貨などにより2〜3年で大金を手にした人も多く、旧来の富裕層ネットワークを築いていない人も多いそうです。だから、彼らに対して広告やデジタル施策、オープンなイベントが必要なんでしょうね。すごく納得しました。

益成:そういった背景もあり、回収の見込みあっての投資だと感じます。ハイジュエリーってデザイン性や石の調達力、クラフツマンシップが表現できるアイテムで、メゾンの魅力を富裕層だけでなく幅広い層にも訴えられます。ハイジュエリーが一般公開される機会もすごく増えました。メゾンの魅力をアピールできる最強の切り札になりうると思います。

村上:若い顧客が増えたことで売れるものも変わっていますか?

益成:はい。各メゾン、いろいろなものをミックスして、冒険心満載のコレクションを発表しています。かつてはダイヤモンドが“宝石の王様”でしたが、ルビーやパライバトルマリンなど、より希少性の高い宝石の使用が目立ちますし、貴石の方が高くて半貴石の方が安価というような宝石に対する概念も変わって、商品にも変化の兆しが見られます。デザインもどんどん複雑になって、その精巧さにうならされます。

村上:若い富裕層は自らがインフルエンサーになってSNS投稿するから、ハイジュエリーをますます見かけるようになっています。

益成:特集で新作を紹介しましたが、商品自体もすごく面白くなってきています。

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ハイジュエリーはメゾンの切り札「今週の特集お届け隊」2022年9月19日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年9月19日号からの抜粋です)

益成:コロナ禍が落ち着いた影響かもしれませんが、各メゾンがハイジュエリーのイベントやアンバサダー起用に積極的です。やはり華やかな場でリアルな商品に触れるとテンションも上がって購買欲も高まりますよね。かつては一部のVIP顧客のためだけにクローズドで行われていたイベントがオープンになり、アンバサダーやフレンドに起用した女優のハイジュエリー着用画像が出回り、特集としてまとめたいと考えました。

村上:拡散力の高いジュエリーイベントが増えていますね。ウブロ(HUBLOT)のリカルド・グアタルーペ(RICARDO GUADALUPE)CEOが取材で語っていましたが、かつてのお金持ちは20〜30年かけて少しずつ豊かになったのに対し、新しい富裕層には仮想通貨などにより2〜3年で大金を手にした人も多く、旧来の富裕層ネットワークを築いていない人も多いそうです。だから、彼らに対して広告やデジタル施策、オープンなイベントが必要なんでしょうね。すごく納得しました。

益成:そういった背景もあり、回収の見込みあっての投資だと感じます。ハイジュエリーってデザイン性や石の調達力、クラフツマンシップが表現できるアイテムで、メゾンの魅力を富裕層だけでなく幅広い層にも訴えられます。ハイジュエリーが一般公開される機会もすごく増えました。メゾンの魅力をアピールできる最強の切り札になりうると思います。

村上:若い顧客が増えたことで売れるものも変わっていますか?

益成:はい。各メゾン、いろいろなものをミックスして、冒険心満載のコレクションを発表しています。かつてはダイヤモンドが“宝石の王様”でしたが、ルビーやパライバトルマリンなど、より希少性の高い宝石の使用が目立ちますし、貴石の方が高くて半貴石の方が安価というような宝石に対する概念も変わって、商品にも変化の兆しが見られます。デザインもどんどん複雑になって、その精巧さにうならされます。

村上:若い富裕層は自らがインフルエンサーになってSNS投稿するから、ハイジュエリーをますます見かけるようになっています。

益成:特集で新作を紹介しましたが、商品自体もすごく面白くなってきています。

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【2022年クリスマスコフレ】「セルヴォーク」のホリデーは“新時代へのポジティブなエナジー”がテーマ 人気のアイシャドウパレットや限定キットを発売

 「セルヴォーク(CELVOKE)」は2022年ホリデーコレクションを10月21日から順次発売する。テーマは“新時代へのポジティブなエナジー”。Y2Kのパワフルでポジティブな、内から湧き上がる高揚感を「セルヴォーク」らしく、洗練されたモードで表現した。人気のアイシャドウパレットや昨年好評だったベースメイクキット、同ブランドから初となるフレグランスキットを用意する。なお、10月14日から予約を開始する。

 第1弾は10月21日発売。華やかなグリッターとモードなピンクレッドのカラーでホリデーらしい華やかなきらめきが溢れるアイシャドウパレット“ヴァティック アイパレット EX02”(税込6820円)や、鮮やかなレッドが印象的な目元を演出するカラーマスカラ“インラプチュア ラッシュ EX01”(同4180円)、肌なじみが良く鮮やかな朱色の“エンスロール マット リップス EX05”(同3850円)をラインアップ。さらに、コッパーゴールドをベースにパープルやオレンジなど、さまざまなパールを配合した“クレイヴド ネイルポリッシュ EX04”(同2640円)も販売する。

 第2弾は11月2日発売。血色感と上品なきらめきをまとった肌に仕上げる“ベースメイクキット B”(同5830円)が登場する。3色がセットになったカラーコンシーラー、ルースパウダーのミニサイズ、スキンオイルがトリオになっている。

 第3弾は11月18日発売。天然由来100%のエッセンシャルオイルとオーガニックオイルをブレンドした、ロールオンオイルとハンドクリームがセットになった“フレグランスキット プラーナルウッド”(同5280円)を販売する。“プラーナルウッド”の香りは、シトラス系のフレッシュな表情から徐々にスパイシーさやこっくりとした甘さへと変化し、最後に穏やかなウッディが香る。

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【2022年クリスマスコフレ】「セルヴォーク」のホリデーは“新時代へのポジティブなエナジー”がテーマ 人気のアイシャドウパレットや限定キットを発売

 「セルヴォーク(CELVOKE)」は2022年ホリデーコレクションを10月21日から順次発売する。テーマは“新時代へのポジティブなエナジー”。Y2Kのパワフルでポジティブな、内から湧き上がる高揚感を「セルヴォーク」らしく、洗練されたモードで表現した。人気のアイシャドウパレットや昨年好評だったベースメイクキット、同ブランドから初となるフレグランスキットを用意する。なお、10月14日から予約を開始する。

 第1弾は10月21日発売。華やかなグリッターとモードなピンクレッドのカラーでホリデーらしい華やかなきらめきが溢れるアイシャドウパレット“ヴァティック アイパレット EX02”(税込6820円)や、鮮やかなレッドが印象的な目元を演出するカラーマスカラ“インラプチュア ラッシュ EX01”(同4180円)、肌なじみが良く鮮やかな朱色の“エンスロール マット リップス EX05”(同3850円)をラインアップ。さらに、コッパーゴールドをベースにパープルやオレンジなど、さまざまなパールを配合した“クレイヴド ネイルポリッシュ EX04”(同2640円)も販売する。

 第2弾は11月2日発売。血色感と上品なきらめきをまとった肌に仕上げる“ベースメイクキット B”(同5830円)が登場する。3色がセットになったカラーコンシーラー、ルースパウダーのミニサイズ、スキンオイルがトリオになっている。

 第3弾は11月18日発売。天然由来100%のエッセンシャルオイルとオーガニックオイルをブレンドした、ロールオンオイルとハンドクリームがセットになった“フレグランスキット プラーナルウッド”(同5280円)を販売する。“プラーナルウッド”の香りは、シトラス系のフレッシュな表情から徐々にスパイシーさやこっくりとした甘さへと変化し、最後に穏やかなウッディが香る。

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ファッション界からアーティストへ 橋爪悠也が問いかける“本当のオリジナル”

 橋爪悠也は、目から涙がこぼれる瞬間を描いた“eyewater”シリーズなどで知られるアーティストだ。8月から9月にかけて、同シリーズにフォーカスした過去最大規模の個展を東京の二カ所で同時開催した。橋爪はファッション業界からアーティストに転身した異色の経歴で、これまで架空の植物を調査するシリーズ“変植物調査団”や似顔絵を描いてくれる自動販売機“ヘンナーベンダー”などを発表してきた。そして2017年頃に“eyewater”を披露。さまざまなバックグラウンドを持つ人物が、涙を流してこちらを見つめる同シリーズで、広く知られる存在になった。しかしシリーズのタッチが藤子不二雄の作品を想起させることから、インターネットを中心に「コピーだ」と物議を醸した過去もある。それでも、“オリジナルとは何か?”という問いを追いながら創作を続けており、アジアでも徐々に人気を集めている。ファッション界での経験や、炎上騒動からの復活、そして将来についてを本人に聞いた。

地方の“オラオラ系”から
東京の「ザ・ノース・フェイス」へ

WWD:上京前は何をしていた?

橋爪悠也(以下、橋爪):高校卒業後、地元の岡山を離れて大阪のバンタンキャリアカレッジでファッションビジネスの勉強をしていたんです。その後、ゴールドウインの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」でアルバイトを始め、上司に恵まれて上京するチャンスをもらい、原宿の旗艦店で4年ほど販売スタッフをしていました。

 上京した頃の僕は“おしゃれピープル”のつもりでオラオラしていましたけど、東京の空気とは温度差があり「声がでかい」だとか、何をするにもいじられましたね。2010年にオープンしたザ・ノース・フェイス スタンダードの1号店では初代店長を任せてもらいました。

WWD:当時学んだことは?

橋爪:僕がいたころの「ザ・ノース・フェイス」はブランドがまだ大きくなる前で、ストリートとの融合でアウトドアブランドの先頭に立とうという時期。今振り返ると、“本当にいいものなら、寝る間も惜しんで作っていこうぜ!”という昭和っぽい熱気がありましたね。そのころに出会った、PRの小口大介さんや当時は事業本部長だった現社長の渡辺貴生さん、あとは「ザ・ノース・フェイス・パープルレーベル」とナナミカを手掛けている本間永一郎さんらの“かっこいいと思うことを突き詰める精神”には感化されました。

WWD:イラストを始めたのはどのタイミングで?

橋爪:昔から絵を描くのが好きだったことを思い出して、店舗スタッフ時代からパソコンでイラストを描き始めました。その延長で、店頭のポップのデザインを自分でやるようになったらプレスのチームから声がかかり、2年ほどプレスをやっていました。

WWD:独立したきっけかは?

橋爪:外注したデザイナーの請求書を見たときに衝撃を受けて、自分も稼ぎたいと思ったからです。知名度のあるブランドでPRをやってきたおかげでつながりもたくさんあり、どうにかなるだろうという何となくの自信でフリーのデザイナーになりました。

WWD:実際に何とかなった?

橋爪:最初の1〜2年は持っていた漫画本を売って生活するくらいお金がなかったですね。カフェでバイトをしながら、人の紹介でモデルを少しやったり、イラストの仕事ももらったりして食いつないでいました。

 そんな時、知り合いに「依頼されたものだけを作っていると辛くなる時が来るから、表現したいことを形にしてみたら?」と言われ、自分の作品を作るようになったんです。最初の展示は、地元岡山で同級生が運営している服屋カサノヴァ&コー(CASANOVA&CO)で、架空の植物をテーマにした“変植物調査団”のインスタレーションでした。

“オリジナルは存在する?”
問いかけて議論したかった

WWD:現在の作風にはどのようにたどり着いた?

橋爪:出発点は、ファッション界でよくある話だったんです。例えば、あるブランドが他社の商品を真似して作ったものが爆発的にヒットして、世間には後発のものがオリジナルと認識される事例は多々あります。既視感のあるものでも、作った本人たちは自分たちのオリジナルという体でやっているし、周囲もそれを指摘しない。それがファッション界で当たり前に行われていることに対して、すごくもやもやしていました。その頃から「本当のオリジナルって存在するのか?」「全て何かに影響を受けて生まれたものじゃないのか?」と考えるようになりました。

 その答えはきっと簡単に出ないだろうけど、みんなに問いかけて議論できれば楽しいなと思って、子供の頃から大好きな藤子不二雄先生のタッチを当時の作品に引用しました。さらに、僕が今のような作品を作り始めた当時、女性のバストアップの構図が注目され始めていたので、女性のモチーフを採用しました。でも、結果的に批判が多く、暴言やきつい言葉を一方的に浴びせられて、当時はきつかったですね。

WWD:作品のこだわりは?

橋爪:僕は作品そのものより、最初の“オリジナルとは?”というテーマをずっと引きずっているので、こだわりは正直ないんです。“eyewater”シリーズは個人的にはそろそろやり尽くした感覚がある一方で、多くの人が求めるものをまだ作れるかもしれないとも考えています。その辺の感覚は、PRの仕事をしていた経験が生きています。

 今後の代表作の一つになりそうな“猫シリーズ”も、ビジネス的な感覚がスタートでした。コロナ禍で犬や猫のかわいい映像を集めたテレビ番組を頻繁に見て、これはビジネスになるんだと気づいて始めました。でも友だちに「お前が描く猫はかわいくない」と言われたのをきっかけに自分でも猫を飼い始めて、今ではすっかり溺愛しています。

アートバブルに見る“ファッション的な軽さ”

WWD:一部で“アートバブル”とも言われる国内の市場をどう思う?

橋爪:ストリートからの流れですよね。自分はその二番煎じですが、国内の市場は今あまり意識していなくて、できれば海外で活動して逆輸入的な存在になりたい。日本では東京のイケてる人たちにムーブメントを引っ張っていってもらって、おこぼれをもらえたらいいぐらいの感覚です(笑)。

 作品では日本の漫画のカルチャーを扱っているので、国内での評価は直接的だけど、海外の人は素直に褒めてくれます。今は中国や台湾、韓国とアジア圏を中心にファンがついてきているし、もしかしたらアメリカやヨーロッパにも挑戦できるかもしれない。特に中国はアート界にも元気があるので、海外のムーブメントに入り込むのを目指す選択肢もあります。

WWD:近年、アートなどのカルチャーとファッションがコラボすることも増えている。この傾向はポジティブなこと?

橋爪:いいことだとは思います。「ビームス(BEAMS)」が少年ジャンプ作品とコラボし始めた頃、スタイリストやプレスが堂々と漫画好きをアピールするようになったんですよ。それまでオタクっぽいと言われてきたカルチャーの潮目が変わった時に、ファッション的な“軽さ”を感じたんですよね。でもその後も盛り上がり続けているから、きっかけは“軽さ”でもいいですよね。

WWD:自身の作品をアパレルやグッズにしたい?

橋爪:コラボレーションしたいんですが、実際はお断りすることが多いです。今は“アーティスト橋爪悠也”をどれだけアピールしても、作品の“eyewater”に負けています。だから依頼も“eyewater”をプリントしたいという内容が多いんです。僕も売る側の人間だったので、ビジネス的な観点では仕方ないことだと理解はしているのですが、長くは付き合っていけない“軽さ”は、時代に消費されてしまいかねない。僕は作家として長年やっていきたいので。

WWD:今後の目標は?

橋爪:人間として愛されるアーティストになりたいですね。ゴールドウイン時代、「ザ・ノース・フェイス」ほどの大きなブランドを背負っていると、人と接していても多くの人はブランドの方を向いていた。強烈な個人にならない限りは、僕個人を見てくれないのだと分かりました。

 それに僕は今年39歳で、「リラックス(RELAX)」や「スタジオ・ボイス(STUDIO VOICE)」などの紙媒体を読んでいた世代です。だからアーティストのインタビューで制作の裏側を知るとグッとくる。だから個をもっと押し出して、自分のカルチャーや好きなものが反映されている作品を作っていきたい。顔を出して、自分のバックグラウンドも積極的に語っていきたいですね。

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「サンローラン」から秋気分満点のシアリングバッグ

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」はこのほど、シアリング素材のバッグを発売した。

 幾何学模様のパッチワークが特徴の“ジェイミー”はミディアム(37万2900円税込、以下同)とビッグ(53万9000円)の2サイズを用意し、ほかに“YSL”ロゴ型クロージャーを付属した“ル・サンカセット”(28万500円)や、バケツ型の“エマニュエル”(33万5000円)などをラインアップする。

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「サンローラン」から秋気分満点のシアリングバッグ

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」はこのほど、シアリング素材のバッグを発売した。

 幾何学模様のパッチワークが特徴の“ジェイミー”はミディアム(37万2900円税込、以下同)とビッグ(53万9000円)の2サイズを用意し、ほかに“YSL”ロゴ型クロージャーを付属した“ル・サンカセット”(28万500円)や、バケツ型の“エマニュエル”(33万5000円)などをラインアップする。

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「ランバン コレクション メンズ」が表参道に旗艦店をオープン イベントスペースになるサロンを設置

 「ランバン コレクション メンズ(LANVIN COLLECTION MEN’S)」は、9月17日に表参道に旗艦店をオープンした。店舗は1階と2階の2層構造。2階に設置したサロンでは次シーズンのサンプルをそろえ、先行オーダーを受け付ける。そのほか、ポップアップスペースやギャラリーとしてイベントを開催し、旗艦店ならではの発信を行っていく予定だ。店頭では2022年秋冬コレクションのほか、オープンを記念した数量限定のグラフィックシャツ(税込2万6400円)を販売している。

 店内は1920年代にパリで活躍した芸術家たちを指す、エコール・ド・パリをテーマにし、クラシックとモダンを融合した空間を作った。メインフロアとなる1階はミッドナイトブルーを基調にし、格子柄の床やアールデコ調の模様は1920年代の「ランバン」のブティックに着想を得た。

 「ランバン コレクション メンズ」は、フランス最古のクチュールメゾン「ランバン(LANVIN)」のエスプリを引き継ぎ、ファッションディレクターの祐真朋樹をクリエイティブディレクターに迎えて2022年春夏シーズンにスタートした。

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「アディダス オリジナルス」が新キャンペーンにBLACKPINKを起用 ニューモデル“NMD_V3”を履いて登場

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、8月にスタートしたキャンペーン“MADE ORIGINALS 塗り替える。何度でも”の新ビジュアルを発表した。モデルにはブラックピンク(BLACKPINK)を起用。彼女たちがニューモデル“NMD_V3”(税込2万900円)を履いて出演している。

 “NMD_V3”は2015年に登場した“NMD”をベースに、半透明のヒールクリップやTPUのミッドソール、メッシュ素材を取り入れてフューチャリスティックなデザインに仕上げている。ブラックピンクが着用している“HP4316 NMD_V3”と“GX2089 NMD_V3”“GY6818 NMD_V3”は、いずれも公式オンラインストアと取扱い店舗で販売中だ。

 キャンペーンは、次世代に向けてブランドの過去を再定義するもので、これまでに「アディダス」のアンバサダーで、バンドKing Gnuのギターボーカルを務める常田大希を広告ビジュアルに起用している。

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アシックスの女性向けライフスタイルブランド「ウノハ」が初のユニセックスラインを発表

 アシックスの女性向けライフスタイルブランド「ウノハ(UNOHA)」は、ブランド初のユニセックスラインを発表した。現在、「ウノハ」の公式オンラインストアなどで取り扱い中だ。

 同ラインは、個性や内面の美しさに着目した平等の精神“Spirit of Equality”をテーマに掲げ、メインカラーにディープブルーを採用。日本の紡績工場の落ちわたを再利用した倉敷のデニムファクトリーの生地を約98%使用したデニムシャツジャケット(税込2万4200円)をはじめ、オーガニック由来の原料を90%以上使用したデニムパンツ(同2万3100円)や、ペットボトル由来のリサイクルポリエステルを約62%使用したリバーシブル仕様のフライトジャケット(同3万6300円)、アッパーの約70%にリサイクルレザーを使用した2色展開のスニーカー“ユニロン(UNIRON)”(同1万5400円)などをラインアップする。

 また発売を記念し、マガジンハウスが刊行する雑誌「アンド プレミアム(&Premium)」とのイベントを9月30日に代官山T-SITE ガーデンギャラリーで開くほか、ポップアップストアを東京と大阪で開催する。

■イベント
日程:9月30日
場所:代官山T-SITE ガーデンギャラリー
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15

■ポップアップストア
日程:10月1~10日
場所:代官山 蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
営業時間:9:00~22:00

日程:10月5~11日
場所:大阪タカシマヤ 1階 グッドショックプレイス
住所:大阪府中央区難波5-1-5
営業時間:10:00~20:00

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「バイレード」からルチア・ピカが初めて手掛けるメイクアイテム登場 アイグロスにも使えるリキッドリップ

 「バイレード(BYREDO)」は9月15日、メイクアップアーティストのルチア・ピカ(Lucia Pica)が初めてクリエイティブディレクションを手掛けるメイクアップアイテム“リキッドリップスティック ヴァイナル”(全10色、税込各6820円)を発売した。公式オンラインショップのほかバイレード 伊勢丹新宿本店、渋谷パルコ店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤで取り扱う。

 同製品は、ワンストロークで発色する滑らかなテクスチャーが唇を包み込み、快適なつけ心地とにじみにくくベタつかない仕上がりが長時間持続する。

 カラー展開は、寒色系、中間色系、暖色系の10色をそろえ、あらゆる顔色や気分にフィットする。無色透明の“ファントム”は、唇だけでなくアイグロスとしての使用も想定し、単独でもトップコートとしても使える。パッケージは、人間工学に基づき溶けたアルミニウムのようなキャップをデザインした。

 「バイレード」は3月、クリエイティブイメージ&メイクアップパートナーにイタリア・ナポリ出身のメイクアップアーティスト、ルチア・ピカを起用すると発表。ルチアは15年から「シャネル(CHANEL)」のクリエイティブメイクアップ&カラーデザイナーとして6年、それ以前はフリーランスのメイクアップアーティストとして20年に渡り活躍してきた。

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元YGエンターテインメントの人気スタイリストが監修 韓国発のお香ブランド「オルフューム」が日本上陸

 YGエンターテインメントの元専属スタイリスト、キム・ヨンウ(Kim Young Woo)がプロデュースするインセンスブランド「オルフューム(OR-FIUME)」が日本上陸し、9月20日に公式オンラインショップをオープンする。

 「オルフューム」は「インナーピース(平常心)をもたらす香り」をコンセプトに、自然体かつスタイリッシュなインセンスブランドとして2018年にスタート。「2NE1」や「JANNABI」のスタイリングを手掛けてきたキム・ヨンウが、自身のセンスやカルチャーを香りで表現している。

 100%天然香料&韓国製造のプロダクトは、着火剤や木くずなどを一切使用しないピュアな香りが特徴だ。製品の安全性は、国際的な検査機関「KTR(韓国化学融合試験研究院)」の認証を受けている。

 スマートなパッケージデザインにもこだわり、ケースのふたはお香立てとして3つの高さで使用することが可能。外装のボックスには、紙の生産過程で出る切れ端や古紙を混合したノンコーティング紙を使用しているためリサイクルできる。

 日本公式オンラインショップの第1弾では、計7種類のインセンススティックをラインアップ。シグネチャーであるオーキッド&ムスクベースの“パープルオーラオーキッド”をはじめ、ラベンダーにサンダルウッドを加えた“レイク ヒリアー ラベンダー”、バジルとローズマリー、ライムが調和する“バジル ライム ガーデン”など、自然の情景が浮かぶ、個性豊かな香りをそろえる。価格は各50本入り税込4620円。

 さらにオープン記念として、5種の香りをセットにしたギフトパックを送料無料で販売する。価格は税込5390円。11月下旬には、第2弾として新たな香りも追加される予定だ。

 「オルフューム」は、ブーン・ザ・ショップ(BOON THE SHOP)やナイスウェザー(NICE WEATHER)など、韓国国内の高感度セレクトやライフスタイルショップ、ECを中心に展開。過去には、ウェスティン朝鮮ソウル(THE WESTIN JOSUN SEOUL)のアメニティーやアウディ(AUDI)のイベントギフトなどにも採用されている。

問い合わせ先
オルフューム トウキョウ
mailto:orfiume.tokyo@orfiume.jp

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「ブルックス ブラザーズ」×「アイ ジュンヤ ワタナベ マン」コラボ新作は前後異なるデザインのシャツ

 「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は9月23日、「アイ ジュンヤ ワタナベ マン(EYE JUNYA WATANABE MAN)」とコラボレーションした新作のシャツを、全国のアイ ジュンヤ ワタナベ マン店舗とブルックス ブラザーズ 表参道および大阪で発売する。サイズはS、M、Lで、価格は税込6万6000円。

 今シーズンは「ブルックス ブラザーズ」を代表する“ポロカラーボタンダウンシャツ”をベースに、ワークウエアの要素を取り入れたカスタムシャツが登場する。“ポロカラーシャツ”は、1896年に「ブルックス ブラザーズ」がポロ競技のユニホームに着想を得て製作したアイテム。新作は、後ろ身頃にタータンチェック柄とキルティング生地を採用し、前後で異なるデザインが特徴だ。コットン100%のノンアイロン素材を用いて、両肘にはエルボーパッチを施したほか、ロッカーループなどワークシャツを彷彿とさせるディテールを取り入れた。

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ジーユー柚木治社長に聞く「ニューヨーク出店」「中国でのローカル化」「vs.シーイン」

 出店再強化を打ち出すジーユーは今秋冬、移店リニューアルを含め国内に25店を出店すると共に、ニューヨーク・ソーホーにも1年間の長期ポップアップストアをオープンする。オープン日はまだ非公表だが、アジア圏以外への出店は「ジーユー(GU)」として初めて。ノウハウを蓄積し、来秋以降の常設店出店を目指すという。「ジーユー」がよりグローバルなブランドになるために必要なことを柚木治社長に聞いた。

WWD:ニューヨークへの出店はどんな狙いからか。

柚木治ジーユー社長(以下、柚木):2つの意図がある。1つ目は、世界の最先端かつ最大の市場である北米にいずれ進出するなら、なるべく早くチャレンジすることで成長していきたい。兎にも角にもグローバル化が至上命題だと考えたとき、最先端の市場に出ていった方が学ぶことは多いし、それがグローバル化への一番の近道だ。出店すれば、このままのやり方ではダメだという点にも直面するだろうし、一方で「ジーユー」のよさも再認識できるかもしれない。成功のための勝算がしっかりあって、準備万端で出ていくわけではない。売り場面積は約270平方メートルととても小さい店で、品ぞろえもかなり絞る。

WWD:北米はECが日本以上に発達し、OMOも進んでいる。どう仕掛けるのか。

柚木:今回のニューヨークのポップアップストアではECは立ち上げない。ポップアップストアを運営しながら、OMO事例を市場に学んでいく。ポップアップの後に常設店を出店するかはまだ未定だが、出店する際はその知見を生かしていく。ECは立ち上げないが、SNSを活用して情報発信をすることで、現地のお客さまとつながっていく。

WWD:ニューヨークの中でも、ソーホーは商業一等地だ。兄弟ブランドの「ユニクロ(UNIQLO)」が2005年に北米に初進出した際は、ニューヨークの隣、ニュージャージー州の郊外モールからだった。

柚木:当時は郊外から出店した方がコストが抑えられ、リスクが少ないのではないかという仮説に基づいていたが、結論としては、都心から出店してブランドポジションを築かないと、いつまでたっても誰にも知られないブランドのままだ。(「ジーユー」は都心一等地に出店するが)だからといって成功する保証があるわけではない。売り場も狭いため、売り上げが規模としてしっかり取れるかどうかは分からないが、「北米ではこういった商品なら売れる」「ここを伸ばせばもっと支持される」といった傾向をつかむことがこの店の目標だ。

WWD:サイズ展開や北米市場に合わせたローカライズはどのように行うのか。

柚木:23年秋冬は特にローカライズはしない。北米のお客さまに多い体形や好まれるテーストの仮説はあるが、決めつけてMDに変更を加えることはせず、まずは「ジーユー」そのままを持っていく。サイズ表記も日本表記のままにし、その旨をお客さまに案内しながら販売する。

国ごとに異なる「ジーユー」は作らない

WWD:既に進出しているアジアでは、中国本土に9店、香港に8店、台湾に18店がある。近年、特に中国では地元ブランドへの支持が高まっており、外資ブランドにとっては逆風となっている。

柚木:中国で地元ブランドが人気となっていることは感じる。しかし、他の(外資)ブランドが全てダメというわけではなく、支持されるブランドもそうでないブランドもある。「ジーユー」は中国では、(日本よりも)アイテム数を絞り込んでキュレーションして見せている。マストレンドをコーディネートしやすく打ち出し、品質も安定していて、スマートにファッションを楽しめるブランドだとお客さまには見られている。それは狙い通りではあるが、そうしたイメージがまだ(幅広くは)伝わっていない。だから黒字化していない。なぜ伝わっていないかというと、ファッションに対する好みが違うから。(中国が日本と違うというよりも)日本が世界的に見ても非常にコンサバで、例えば体形や肌を隠すことを好む。中国ではよりメリハリのある、見せるところは見せるようなファッションが好まれる傾向にある。

WWD:そうした市場の違いに対応するため、中国向け商品を作っているのか。

柚木:これはまさに(グローバル化のための)真髄の部分だが、中国向けとして日本とは全く別の商品は作っていない。中国のお客さまのニーズは取り入れながら、「ジーユー」のアイデンティティーを失わない商品をワンコレクションとして作っているというのが答えだ。中国のお客さまを意識した商品もあるが、それが日本でも売れることを目指している。中国の地元ブランドや欧米ブランドの真似をしてもかっこ悪いし、それでは勝てない。展開する国ごとに違う「ジーユー」を作る実力も必然性もない。「ジーユー」は展開先各国のニーズを取り入れたワンコレクションを、品番絞り込み型でやろうとしているわけだから、非常にチャレンジは多い。そこを乗り越えるからこそ、とても分かりやすくて鮮度もあるという服ができる。(中国と日本で肌見せに対して感覚が違うなら)アイテムが同じでもスタイリングで幅を見せていくといったことで対応する。

WWD:オンラインSPAの「シーイン(SHEIN)」が影響力を強めている。買いやすい価格でトレンドを打ち出しており、「ジーユー」と真正面から競合している印象だ。

柚木:「シーイン」とは提供価値が大きく異なる。「ジーユー」は品番絞り込みを(価格低減や選ぶべきアイテムの分かりやすさといった)お客さまの価値につなげているが、「シーイン」はECのみの展開であることを生かして、なんでも選べるという商品バリエーションを打ち出している。「ジーユー」の方がよりマスな商品なので、実店舗とは相性がいい。ファッションは接客によって喜びが増えるというのが本質だと私は信じているが、時代の移り変わりと共に、実店舗で求められるあり方は接客からセルフ式に移行してきている。スマホでアプリを見ながらセルフで買い物をするお客さまも多く、スタイリングなどをどんどん提案できるアプリはもはや接客しているのと等しい。セルフ式、ないしはアプリで接客というのが今の時代の基本ではある。一方で、リアルな接客価値もなくならない。だからこそ、(実店舗とアプリ接客などのデジタルとを)ハイブリッドすることが勝ち筋だと思っており、出店を再強化する。

WWD:22年8月期は減収、大幅減益だった。23年8月期の滑り出しは。

柚木:商品自体は支持されているが、このところ気温が高く、ここからという感じだ。

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世界26カ国から620社が集結 見本市「ファッション ワールド 東京 秋」が10月開催

 日本最大級のファッション展示会「第13回ファッションワールド 東京(FaW TOKYO) 秋」が10月18〜20日、東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。アパレルやバッグ、シューズなど、ファッション商材に関わるメーカー・商社・卸業者など国内外620社が出展。昨今のファッションビジネスの最重要トピックである、サステナブルな製品・素材やDXソリューションに特化したブースも用意する。

サステナビリティ×機能性
進化するブランドと素材

 サステナブルな製品・素材が約1万8000点並ぶブース「サステナブルファッションEXPO」は、環境に配慮しているだけでなく、ユニークなコンセプトや高いデザイン性を追求したブランドがそろう。軽くて涼しく、生分解性も高い和紙×綿のテキスタイルを使い、年齢にも性別にもとらわれない服を作る「ワクラ(WACRA)」、琵琶湖の良質な水を使い、自社で製糸・紡績した洗えるシルク生地を使う吉正織物工場(滋賀県)の「2M,38S フタツキ サンジュウハッテ(2M,38S FUTATSUKI SANJYUHATTE)」などバラエティーに富んでいる。
 素材メーカーのエコペルジャパンは、化石原料消費を30%、温室効果ガス排出を63%削減しながら美しい光沢を実現したエコファー「コバ(KOBA)」を出展する。自然維持の目的で伐採した木材を薄くスライスして撥水加工を施した、ニチモウ(東京都)の新発想テキスタイル「ウッドレザー」も面白い。

ユニークな製法や素材に注目
海外の新鋭ブランドが目白押し

 グローバルのファッションビジネスが徐々に正常化に向かう中、海外からの新鋭ブランドが目白押しだ。オーストリア・ウィーン発の「スニーズ(SUNIES)」は、竹やサトウキビ、ココナッツ繊維などの天然・ビーガン資源を使用した、次世代のシューズブランドだ。モロッコの「アザリープライベート(AZALY PRIVATE)」はパイソン、クロコダイル、オーストリッチなどユニークな素材から、職人によるハンドメイドのバッグを作る。トルコの「イスカー デニム(ISKUR DENIM)」はサステナブルコットンや自然エネルギーなどを使用し、環境への優しさを第一に考えた高品質なジーンズを生み出している。

収益改善や働き方改革を
最新DXで解決
スペシャリスト50社が集結

 ファッションに携わるあらゆる事業者にとって、デジタル化によるビジネスモデル改革の重要性はますます高まっている。「ファッション DX EXPO」のブースでは、ファッションビジネスのDX・IT領域に強い50社が一堂に介する。出展企業はシタテル、Virtusize、ファッション・コ・ラボなど。デジタルベースのマーケティング改革やECの収益改善、店舗マネジメントや会計システムなど、課題やニーズに応じた最適なソリューションが見つかるはずだ。

業界の今と未来を知る
プロや識者の講演

 業界の最前線で活躍するスペシャリストによるセミナーも多数用意する。大手SPAアダストリアの福田泰己取締役、パタゴニア日本支社環境・社会部門の篠健司ブランド・レスポンシビリティ・マネージャーは“サステナビリティ”をテーマに講演。そのほかにも遠藤恵司ビームス取締役副社長が同社の人材育成術を、バーチャル空間への出店に注力する大丸松坂屋百貨店MDコンテンツ開発第2部の田中直毅氏がメタバースで得た知見を語る。

INFORMATION
FaW TOKYO(ファッションワールド 東京)2022 秋

期間:2022年10月18(火)~20日(木)
時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト
住所:東京都江東区有明3-11-1
入場料:入場チケット持参者は無料(入場チケットがない場合は1人5000円)

問い合わせ先
RX Japan FaW TOKYO(ファッションワールド)事務局
fw.jp@rxglobal.com

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「グッチ」のミケーレが歌手ビョークの新曲のために2着のドレスを製作

 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ(GUCCI)」クリエイティブ・ディレクターは、歌手ビョーク(björk)の最新曲「ovule(オビュール)」のミュージックビデオのために2着のドレスをデザインした。また、「グッチ」はドレスのメーキング動画も公開した。

 同ミュージックビデオは、英国を代表するファッションフォトグラファーのニック・ナイト(Nick Knight)が手掛けたもので、「ovule」は9月30日に発売予定のアルバム「fossora(フォソーラ)」に収録される。

 ミケーレは2017年にも、ビョークとミュージックビデオ「the gate(ザ・ゲート)」を共同ディレクションした。

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スニーカーショップ「SNS」と「ニューバランス」からコラボフットウエア“2002Rミュール”が登場

 スウェーデン発のスニーカーショップ「スニーカーズエンスタッフ(SNEAKERSNSTUFF以下、SNS)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボレーションしたフットウエア“2002Rミュール(2002R MULE)”を9月22日に発売する。価格は税込2万2000円で、「SNS」と「ニューバランス」の公式オンラインストアおよび「SNS」の直営店で取り扱う。

 “2002Rミュール”は、人気スニーカー“2002R”のヒールカウンターとシューレースを排したミュールタイプのフットウエアだ。今回のコラボモデルは、“GOODS FOR HOME”をテーマに掲げたオリーブカラーの1足で、アッパーの素材にはスエードとメッシュを採用し、サイドには“990V3”の“N”ロゴを配している。

 また今回のコラボを記念し、「SNS」のクリエイティブ・コントリビューターも務めるファッションアイコンのニコラ・ユタナン(Nicolas Yuthanan)との限定アイテムも用意。ユタナンが手掛けるブランド「シラージ(SILLAGE)」とコラボした2ペアソックス(同4070円)をはじめ、千葉を拠点とするフレグランスブランド「アポテークフレグランス(APOTHEKE FRAGRANCE)』に別注したお香(同2034円)、グラフィックデザイナーの小林一毅がアートワークを描いたTシャツ(同6797円)など、“GOODS FOR HOME”にちなんだアイテムがそろう。

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長谷川京子によるランジェリー「エス バイ」から初のナイトウエアが登場 心地よい肌触りと女性らしいシルエットを引き立たせるデザイン

 女優の長谷川京子が手掛けるランジェリーブランド「エス バイ(ESS BY)」は9月20日、ブランド初のナイトウエアを発売する。第4弾となるコレクションでは、心地よい肌触りとシルエットにこだわったパジャマ“スムース スキン ナイトウエア”と就寝時および日中にも使用できるナイトブラレット“カービング ライン ナイト ブラレット”の2型。

 ナイトウエアは、しっとりした素材を使用し、女性のボディーラインを自然に描くデザインが特徴。ベーシックな開襟パジャマをベースにしつつも、胸元の開きやヒップラインを美しく見せるように細部にまで拘っている。ブラックとブラウンの2色で、価格は税込2万5080円。ポーチ付きなので、ギフトにもぴったりだ。

 ブラレットは、就寝中にバストをサポートしてくれるノンワイヤー仕様で、適度なホールド感がありながら、透け感のある素材でセンシュアルな雰囲気に仕上がっている。ブラックとモカの2色で、8580円。

 ブランド公式ウェブサイトおよび、9月21日〜10月4日、阪急うめだ本店3階の婦人肌着売り場で開催するポップアップショップで販売する。

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「コーチ」親会社が2025年度に向けた成長戦略・財務目標を発表 3年で売上高1兆円超えを目指す

 「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」などを傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)は9日、投資家向けの説明会を開催し、2025年度に向けた成長戦略と財務目標を発表した。また、シューズブランド「スチュアート・ワイツマン」のグローバルアンバサダーにキム・カーダシアン(Kim Kardashian)を起用することも発表した。

 タペストリーは、25年度までに売上高を年平均6~7%ずつ伸ばし、22年6月期の66億8450万ドル(約9558億円)から80億ドル(約1兆1440億円)にまで引き上げることを目指すと発表。そのほかにも25年度までに累積30億ドル(約4290億円)を株主に還元することや、年間7億ドル(約1001億円)以上の自社株買いを財務目標として掲げている。

 同社によると、新型コロナウイルスによる中国市場の業績悪化は徐々に回復の兆しを見せているという。今後は最大のマーケットである北米と中国に注力しつつ、未開拓の東南アジアやヨーロッパ市場についても可能性を探り、グローバルな成長を目指す。

 複数のブランドを傘下に持つタペストリーだが、ブランド・ポートフォリオの拡充よりも既存ブランドについて「成長性を持ったプラットフォームの構築」に注力するという。

 タペストリーは、8月に22年6月通期決算を発表。売上高が前期比16.3%増の66億8450万ドル(約9558億円)、営業利益は同21.4%増の11億7580万ドル(約1681億円)、純利益は同2.6%増の8億5630万ドル(約1224億円)だった。

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「シュプリーム」と「ヨウジヤマモト」のコラボ再び 「ドクターマーチン」やゲーム「鉄拳」とのアイテムも

 「シュプリーム(SUPREME)」は、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」とのコラボコレクションを9月24日に発売する。価格は非公開で、「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”の公式オンラインストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

 両社のコラボは2020年9月以来で、2度目となる。アメリカの老舗モーターサイクルレザーメーカー、バンソン(VANSON)のレザージャケットとレザーパンツがベースのアイテムをはじめ、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」とのトリプルコラボとなる3ホールシューズ“1461”や、人気格闘ゲームシリーズ「鉄拳」のオリジナルアートワークを使用したトリプルコラボのフーディーやスケートボードなど、全17型をラインアップする。

 キービジュアルのモデルには、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)の従兄弟でラッパーのエイサップ・ナスト(A$AP Nast)や、オリジナルブランド「ハンブル・NY(HUMBLE NY)」を手掛けるスケーターのジェネシス・エヴァンス(Genesis Evans)、ニューヨークを拠点に活動するアーティストのアダム・ズー(Adam Zhu)らを起用した。

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アンダーウエアがアウターの時代 「トム フォード」は光り輝くセンシュアルボディを飾る

 夜空にライトアップされたワールドトレードセンターが映えるロウワー・マンマンハッタンで、「トム フォード(TOM FORD)」がランウエイショーを開催した。ブルックリン・ベッカム(Brooklyn Beckham)や女優のニコラ・ぺルツ(Nicola Peltz)、モデルのエヴァン・モック(Evan Mock)らセレブが集い、フォトグラファーたちが歩道にごった返して誕生したファッショナブルなカオスは、「トム フォード」ならではだ。

 インビテーションには、ミラーボール。優雅なつくりのホワイトのソファーにゲストたちが着席すると、モデルがピカピカ光るミラーのランウエイに現れた。ファーストルックは、グラムなウエスタンシャツ。テキサス出身のトム・フォードらしい。シャンパンブルーやピンクのジャケットやショートパンツは、光が反射して、インビテーションに描かれたミラーボールのよう。まるで本人が発光しているかのように光り輝いてみえる。今シーズンもトムは、「その人がもっともセクシーに見えるのは、自分に自信があるとき」と教えてくれる。

 キラキラのビーズが施されたロックなボディスーツや、ブラックレースのブラやショーツは、「何かを隠す」ために身に着ける洋服という固定概念を超越。透けたり、チラ見せしたりするアンダーウエアではなく、もはやアウター感覚のレースショーツやブラジャーだ。

 ダイバーシティやインクルージョンを大切にしていれば、おのずと自分のオリジナリティにたどりつく。なぜなら自分のボディこそ、ほかの誰とも同じじゃないから。摩天楼とトム・フォードが、「煌めくライフには、やっぱりファッションが必要」と感じさせてくれた。

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「アークテリクス」が東京・原宿にライフスタイルの新店舗 「ヴェイランス」ウィメンズも

 登山用ギアなどを手掛けるアウトドアブランド「アークテリクス(ARC'TERYX)」は、東京・原宿にライフスタイルカテゴリーを扱う「アークテリクス 原宿 バードネスト(ARC'TERYX HARAJUKU BIRD’S NEST)」を9月15日にオープンした。2014年に国内初の旗艦店として開業した「原宿ブランドストア」の隣に構える。

 同店の売り場面積は約100平方メートル。都市生活を前提とした“シティ(City)”コレクションと、ミニマルなデザインが特徴のトップファッションライン「ヴェイランス(VEILANCE)」のメンズ・ウィメンズを扱う。「ヴェイランス」のウィメンズはこれまで、神戸の直営店とビームスの限られた店舗でしか扱っておらず、東京の直営店での販売は初めて。

 同店のオープンに合わせて、既存店「原宿ブランドストア」もリニューアルした。商品はブランドの軸である登山の“パフォーマンスコレクション”に特化し、アパレルとフットウエア、バックパックを販売する。ライフスタイルカテゴリーは「アークテリクス 原宿 バードネスト」に集約する。黒を基調にしていたファサードはヨーロッパの山小屋をイメージしたデザインに一新し、内装も温もりを感じる木目をベースにした。

 同ブランドは8日に京都に初の直営店をオープンしたばかりで、10月には東京・丸の内にも直営店を開く予定だ。

■アークテリクス 原宿 バードネスト(ARC'TERYX HARAJUKU BIRD’S NEST)
場所:東京都渋谷区神宮前6-12-23 原宿山田ビル1F
時間:11:00~19:00

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「ディーゼル」がアジアパシフィックのアンバサダーに元2PMのジェイ・パークを起用

 「ディーゼル(DIESEL)」はこのほど、アジアパシフィック地域のブランドアンバサダーとして、歌手のジェイ・パーク(JAY PARK)を起用した。

 ジェイ・パークの情熱や個性、自信に満ちたアティテュードが、「ディーゼル」の理念“Diesel For Successful Living”を体現していることから起用に至った。オフィシャルのポートレートでは、2022年プレ・フォール・コレクションからデニムのトロンプルイユシャツとデニムパンツを着こなした。今年後半には、アジアパシフィックで発売するカプセルコレクションをはじめ、コラボレーションが予定されているという。

 同氏は2008年から10年2月まで、韓国のアイドルグループ「2PM」のリーダーとして活躍。脱退した後、同年7月にソロで活動再開した。アジア系アメリカ人アーティストとして初めて、JAY-Zのレーベル「Roc Nation」と契約し、グローバルに活躍の場を広げている。

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「JW アンダーソン」のショー会場はゲームセンター! 混沌とした時代をゲームのように楽しんで

 「重要なのは、ロンドンのデザイナーが団結すること。ショーのキャンセルは、特に若いデザイナーにとって金銭面で大損失となり得る。私が率先して開催を決め、2年半ぶりにロンドンでショーができて良かった」。ショー直後にジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は、バックステージでいつになく安堵の表情を浮かべていた。エリザベス女王の死去を受けて、2023年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウィーク(London Fashion Week)でいくつかのブランドがショーを中止するなか、「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」 は9月17日(現地時間)、予定通りリアルショーでコレクションを発表した。

 長年ショー会場に選んでいた無機質な空間からは打って変わり、今季はネオンの光が眩しいゲームセンターの通路をランウエイにした。「JW アンダーソン」の旗艦店の横に位置するゲームセンターは、彼が学生時代に夜な夜な足繁く通った場所という。

 ルックは、拡大したキーボードの飾りや、ハンガーを吊るして支える逆さまのニットウエア、卵型の鏡のミニドレスなど、ビデオゲームに引けを取らないプレイフルな要素が満載だ。「“反映”の考えが起点となった」とコレクションについて説明したアンダーソン。「例えば、ビデオゲームのスクリーンが反射した白いTシャツ。スマートフォンやパソコンに夢中になって、機械と身体が一体化したような感覚。ますます曖昧になる現実と仮想の境界線。異なる要素が溶け合う感覚を得て、私達は新しい世界を生み出しているようだ。衣服とは、今この瞬間と私達自身を“反映”するもの」と続ける。ファーストルックの中央に書かれたPREMIUM BLENDとは、今季のテーマである“異なる要素の混合”を意味しているのだと想像させた。アップサイクルしたプラスチック素材の生地にプリントした自然風景は、人工と自然の出合いを物語る。何よりも今この瞬間を反映していたのは、エリザベス女王に捧げる黒のラストルックだ。

 非現実的なシルエットとは対照的な、男女のモデルが着用したアシンメトリーのスリップドレスやシワ加工を施したオーバーサイズのTシャツ、ジャージードレスにフーディーといった、馴染みある日常着にひねりを加えたルックには妙な安心感があった。「新たな場所へ向かう途中で、ありきたりで純粋な物に心惹かれることだってある」とアンダーソンは言い、「美しさや正義を決める方法が、楽しいゲームであってもいいと思う」と楽観的な言葉で締めくくった。無秩序な世界の中に生きる人間の意識を探求したようなコレクションだ。過去数シーズン続く超現実主義の奇妙な世界観は変わらないが、Tシャツに飾られた地球の装飾がスパンコールでキラキラと輝くのは、コロナ後の世界に明るい未来を見出したことを示唆しているようである。運命に身を委ねてスリリングなゲームを楽しむか、怖気づいて賭けない道を選ぶのかは自分次第。ゲームセンターの入り口の“Let’s Play!”の文字には、さまざまな意味が込められているように感じられた。

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「ピーチ・ジョン」の新作メンズルームウエア Sexy Zoneの松島聡が着用するパジャマは“ハグされているような優しい着心地”

 「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は9月20日、Sexy Zoneの松島聡がモデルを務める新作ルームウエア“ホイップリーラインパジャマ”を全国店舗および公式ECサイトで発売した。新作パジャマは、“ハグされているみたいな優しい着心地”が特徴で、見た目もふんわり大人気のシリーズ。新作は、リラックスしたシルエットと袖口のラインが特徴で、カップルで楽しめるサイズ展開になっている。カラーはネイビーとミントの2色で、サイズ展開は1.2.3(ネイビーは3なし)。税込価格は7678円(ミントのサイズ3は8778円)。

 松島が新作を着用したスペシャルムービー第2弾も公開。新アルバム“ザ・ハイライト”の収録曲“Ringa Ringa Ring”をBGMにおちゃめな表情満載の松下の姿がフィーチャーされている。

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【2022年クリスマスコフレ】「イプサ」から肌に艶めきを与えるメイクキット ベストセラーのスティック美容液をオリジナルポーチに

 「イプサ(IPSA)」は11月15日、肌に透明感と艶を与える“メイクアップキット”(税込7590円※編集部調べ)を数量限定で発売する。ブランドベストセラーのスティック状美容液“ザ・タイムR デイエッセンススティック”をはじめ、肌に光を与える2層構造のスティック、化粧直し用プレストパウダーがオリジナルポーチにセット。11月1日から予約受付を開始する。

 “メイクアップキット”は、乾燥でつっぱったように感じる肌を滑らかに整えるスティック状美容液“ザ・タイムR デイエッセンススティック”の現品が入っているほか、レフ板効果のように素肌に光を補い、透明感のある肌印象に導く“キャッチライトスティック”の現品(3色から1色を選択)、厚ぼったさや粉っぽさのないメイクしたてのような透明感を復活させる化粧直し用プレストパウダー。つけた瞬間、厚ぼったさ・粉っぽさのない、メイクしたてのような透明感を復活させる“コントロールパウダー”(特製サイズ・パフ付き、SPF15・PA++)がリボンモチーフのポーチにセットされている。オリジナルポーチは、リボンをほどきプレゼントを開けたときの高揚感や、贈る人と贈られる人のつながりを結ぶというメッセージが込められている。

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“ブリーフィングゴルフ”とスタイリスト熊谷隆志の「ウィンダンシー」が初タッグ

 バッグブランドの「ブリーフィング(BRIEFING)」から派生したゴルフライン“ブリーフィングゴルフ(BRIEFING GOLF)”は9月24日、スタイリスト熊谷隆志が手掛ける「ウィンダンシー(WIND AND SEA)」とコラボした商品を発売する。両者の協業は初。

 価格はポロシャツが2万900円(税込、以下同)、パンツが2万9700円、キャディーバッグが7万5900円などで、「ブリーフィング」では展開のないグリーンやイエローを用いたカラフルさが特徴。トップスの胸元には、シリコン調ラバーや刺しゅうで“SEA”のロゴをあしらう。

 コラボ商品は、両ブランドの公式オンラインストアや一部店舗で扱う。なお、キャディーバッグやポーチなどの小物類は11月頃に発売予定だ。

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POP UP STORE: 江口時計店

こんにちは。

 

毎回ご好評いただいている「江口時計店」の期間限定ストアを9月22日(木)と9月23日(金・祝)に神戸店にて、9月24日(土)と9月25日(日)に福岡店にて開催します。

 

top3 POP UP STORE: 江口時計店

 

東京 吉祥寺に店舗を構える「江口時計店」では、独自の視点によってアンティークウォッチの新たな魅力を発信することで、感度の高い時計好きの方からの支持を集めています。
自社で時計職人を抱えた工房を持つことでリペアやオーバーホールにも対応しており、安心してアンティークウォッチをお使いいただける環境を整えていることも魅力の一つです。

 

store w600px POP UP STORE: 江口時計店

 

今回も店主の江口大介氏のセレクトによる珠玉のラインナップをご用意しました。

 

まずは王道の<ロレックス>。数々の発明によって時計業界の基礎を作り上げてきた、言わずと知れたブランド。それぞれのモデルの持つ歴史や背景といった奥深さも魅力です。人気のスポーツモデルからオーセンティックなドレスウォッチまで取り揃えた商品の中から一部をご紹介します。

 

32 c662166 w600px POP UP STORE: 江口時計店

■ ROLEX GMT-MASTER I
■ Ref.16700
■ STAINLESS STEEL / ブラックダイヤル
■ 自動巻き:Cal.3170
■ 年式:1996年製
■ 付属品:純正BOX、ギャランティ
■ 商品番号:c662166

 

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■ ROLEX DAY-DATE
■ Ref.1803
■ 18K YELLOW GOLD / ゴールドダイヤル
■ 自動巻き:Cal.1555
■ 年式:1961年製
■ 付属品:なし
■ 商品番号:268726

 

続いてはドレスウォッチの最高峰として名高い<パテック・フィリップ>。ラウンドケースの模範として特筆した存在感を持ち続けている“カラトラバ”で豊富なバリエーションを取り揃えました。無駄のない均整が取れたケースデザインや文字盤に、普遍的な魅力を感じさせるタイムピースです。

 

16 c635756 w600px POP UP STORE: 江口時計店

■ PATEK PHILIPPE CALATRAVA DATE
■ Ref.3445
■ 18K WHITE GOLD / シルバーダイヤル
■ 自動巻き:Cal.27-460M
■ 年式:1980年製
■ 付属品:純正ケース
■ 商品番号:c635756

 

20 c680755 w600px POP UP STORE: 江口時計店

■ PATEK PHILIPPE CALATRAVA TONNEAU CASE
■ Ref.3579A
■ 18K WHITE GOLD / ブルーダイヤル
■ 手巻き:Cal.23-300PM
■ 年式:1970年製
■ 付属品:なし
■ 商品番号:c680755

 

そして、江口時計店といえば<カルティエ>の時計コレクション。時計メーカーとは異なるジュエリーブランドの視点で作られた時計は、デザイン性の高さが一番の魅力です。今回はその中でも、世界初の男性用本格時計として知られる“サントス”を貴重なCPCPコレクションの個体をはじめ、豊富にご用意しています。

 

santos w600px POP UP STORE: 江口時計店

■ CARTIER CPCP SANTOS DUMONT 1913
■ Ref.2697F
■ 18K YELLOW GOLD
■ 手巻き:Cal.9780MC
■ 年式:2004年製
■ 付属品:ギャランティ
■ 商品番号:c680380

 

38 c640581 w600px POP UP STORE: 江口時計店

■ CARTIER SANTOS CALBEE LM DATE
■ Ref.2966
■ STAINLESS STEEL/YELLOW GOLD
■ 自動巻き:Cal.2671
■ 年式:1980年製
■ 付属品:国際永久保証書
■ 商品番号:c640581

 

また、人気の“マスト タンク”もLMサイズに加え、女性用のSMサイズもご用意しています。

 

must tank POP UP STORE: 江口時計店

 

このほかにも世界三大時計ブランドの<オーデマ・ピゲ>、<ヴァシュロン・コンスタンタン>をはじめ、<アイ ダブリュー シー>、<ジャガー・ルクルト>などの豊富なラインナップが揃います。

 

会期中は江口時計店の江口大介氏・長塚真氏が来店し、お客様にアンティークウォッチの魅力を直接ご案内させていただきます。
ぜひこの機会に、世界に一本だけのアンティークウォッチとの出会いをお楽しみください。

 

また、9月21日(水)20:30より江口時計店インスタグラムアカウント(@eguchistore_official)、および神戸店インスタグラムアカウント(@barneysnewyork_kobe)でインスタライブを実施いたします。こちらもぜひご視聴ください。

 

 

POP UP STORE: 江口時計店
9/22 THUR. ・ 9/23 FRI. 神戸店B1F
9/24 SAT. ・ 9/25 SUN. 福岡店B1F

 

江口大介氏・長塚真氏来店
9/22 THUR. ・ 9/23 FRI. 神戸店B1F
9/24 SAT. ・ 9/25 SUN. 福岡店B1F
各日11:00 – 20:00

 

※商品はすべて一点物につき、お品切れの際はご容赦ください。
※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

エリザベス女王の服喪期間のロンドン・コレクションでは追悼の黒いルックも

 9月16~20日(現地時間、以下同)まで、2023年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウィーク(London Fashion Week. 以下、LFW)が開かれている。8日に逝去したエリザベス女王の訃報により、久しぶりに公式スケジュールに復活した「バーバリー(BURBERRY)」と、初のロンドンでのショーを予定していた「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」は、延期または中止を発表。また、国葬が執り行われた19日のイベントは全てキャンセルされ、服喪期間に該当する会期中は王室の礼儀作法であるロイヤル・プロトコルを遵守してパーティーを行わないなど、開催直前に大幅なスケジュール変更が入った。

 LFWを主催する英国ファッション協議会(British Fashion Council)のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)CEOは、LFWの開催自体を中止することも検討したという。デザイナーや業界人との緊急電話会議ではジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が、「中止すると経済的な大打撃を受ける若手デザイナーのため、LFWを継続すべきだ」と意見を述べ、コミュニティを結集する上で決定的な主導権を握ったという。最終的には、上記の2ブランドを含む4ブランドが服喪期間のショー中止に至り、74ブランドがリアルでのコレクション発表を行った。「ポール&ジョー(PAUL&JOE)」はショー開始前にゲストと共に黙祷を行い、「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」はラストルックを弔意の刺しゅうを施した黒のルックに変更。「アーデム(ERDEM)」もファーストルックを黒へと変え、コレクションノートの冒頭に「悲しみは愛に伴う代償」というエリザベス女王に捧げる言葉を書き添えた。

 ロンドンの街中を歩いていると、飲食店とホテルの外観やショップのショーウィンドー、教会の中など至る所にエリザベス女王の写真が飾られていた。筆者がロンドンに到着した16日、棺は既にウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)に安置されていたが、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)周辺も常に混雑しており、宮殿が位置するグリーンパーク(Green Park)とセント・ジェームズ・パーク(Saint Jame’s Park)には入場制限がかけられていた。19日の国葬当日はグリーンパークでスクリーニングが行われ、ウエストミンスター周辺の主要道路が閉鎖されて日中は歩行者天国となった。

 国全体で喪に服していたが、現地の報道によると一部では弔意強制に対して反発が起きていたようだ。服喪期間にゲームを行ったアマチュアのフットボールチームに対して厳しすぎる処分が下されたことや、サイクリング協会が加盟クラブに行事を中止するよう要求したことを批判する動きの他、王政に反対してデモを行った人々の中には逮捕者も出たという。これら混乱も含め、国全体で追悼する荘厳さは、イギリスの象徴として愛されてきたエリザベス女王の凄みを物語っていた。

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アダストリアがイズミと組んでGMSの婦人服平場改革 新ブランド「シュカ」をプロデュース

 アダストリアがGMS(量販店)の衣料品売り場のリブランディングに乗り出す。中国、四国、九州地区に大型商業施設、ゆめタウンを展開するイズミとの協業により平場向けの新ブランド「シュカ(SHUCA)」を立ち上げ、9月15日からゆめタウン広島、同じく広島のゆめタウン安古市で発売開始した。22日にはゆめタウンの44店舗に拡大するほか、イズミの自社ECサイトでも今後販売していく。アダストリアにとっても、GMSとの協業ブランド開発は初めての試みとなる。

 今回の取り組みは、アダストリアが得意とするモノ作りとMD力、空間プロデュース力を生かし、コンセプト設定から商品編集、空間演出までトータルでコンサルティングするもの。イズミがこれまで直営の衣料品売り場で取り込めていなかった30~40代女性に向けて新ブランドを開発し、衣料品平場全体の改革につなげていく。

 同プロジェクトを担うのは、アダストリアのBtoB事業専任の営業組織である法人営業部。2021年9月にBtoBプロデュースの「アダストリア・ライフスタイル・クリエイション」を本格始動している。同年10月にイズミの直営ライフスタイル本部と方向性を確認した後、社内横断でイズミプロジェクトを立ち上げ、1年かがりでオリジナルブランド開発と直営売り場改革に取り組んできた。

 今回の狙いについて、アダストリアの木村治社長はこう語る。「既に何社かの取引先から同様の話は届いている。ゆめタウンには当社もテナントとして出店しており、ブランドの中で売り上げ上位の店舗もあるなど、イズミとのつながりは長く深い。GMSの衣料品不振は聞いていたが、そうは言ってもこの市場は結構大きい。これまでのような仕入れの集積ではお客さまはついてこないので、オリジナルブランドを作った。商品回転を速めることで売り場の鮮度が上がり、今までにない平場が作れる」

 一方、ゆめタウンの婦人服平場をミレニアル世代向けにもっとおしゃれにしたいという思いを抱いていたイズミは、GMS特有の問題に直面していた。「コロナ禍で食品が好調な反面、衣料品部隊は高齢者の来店が激減し、一気に売り上げが落ちた。食品を買っている30〜40代のお客様向けの商材も、これまでテナント任せになっていた。MDを改革しない限り、次のステップはないと考え、アダストリアの力を借りることにした」と、イズミのライフスタイル本部・沼本真輔部長は明かす。

 複数メーカーの仕入れ商品を集積する衣料品平場では、トータルコーディネート提案が難しい。「衣料品業界は(アイテムごとに仕入れ先が異なる)タテ割りの世界なので、横串を通した提案がなかなかできない」と、イズミのライフスタイル本部・横山聡部長。「MDに一貫性がないと上下バラバラになるし、お客さまの方を向いていない偏った提案になってしまいがち。そこで一番の課題であるMDの改革に着手した。われわれの30年間のスピードがいかに遅かったかがコロナ禍で身に染みて分かったので、考え方を変える」。こうしたイズミの要望に応えられる企業として、横串を通したアイテム提案が可能なアダストリアに白羽の矢が立った。

商品だけでなく、什器や見せ方も監修

 「シュカ」では、何かと忙しいミレニアル世代の女性がシンプルに着回しできる普段着のコーディネートを提案する。「1枚で決まるシンプルかつ“サマミエ”するシルエット」や「上下で1万円前後という値頃な価格設定」「オンオフ着こなせて適度にトレンドを取り入れたデザイン」が商品の特徴。立ち上がりはキルティングベスト(税込5390円)、カーディガン(3630円)、テーパードパンツ(3190円)など約40アイテムをそろえ、客の反応や売れゆきを見ながらMDを修正していく。

 モデル店舗となるゆめタウン広島では、婦人服平場の半分近くにあたる約132平方メートルを新ブランド売り場にリニューアルした。空間プロデュースや什器環境など細部にわたるまでアダストリアが全面的に監修。オリジナル什器や床、柱まわりなど、商品がよく見えるように工夫するのはもちろん、売り場を回遊できる雰囲気作りを重視した。

 新ブランドの初年度売り上げ目標は非公表だが、既存の仕入れ商品を6割まで絞り込みながら、売り上げは婦人服平場全体でリニューアル前の2割増しを見込む。「この売り場を今後どれだけ進化させられるか、どれだけ付加価値を作れるかが一番の課題。ウィメンズだけでなく、新しいカテゴリーにも挑戦していきたい」と、イズミヤの沼本部長。

 GMSの売り場改革に意欲を燃やすアダストリアの木村社長も「GMSの直営売り場とテナントの一番の違いは、人をつけてしっかり接客をするかしないかということ。両者が協業すれば、ハイブリッド型の販売方法も可能になるはず。イズミの本気度が改革のスピードにつながると思う。新ブランドにとどまらず、いずれは平場全体をプロデュースしていきたい」と話す。

 広島は、アダストリアの主力ブランド「ニコアンド(NIKO AND…)」がスタートした地であり、ここから成長が始まったという思い入れのある地でもある。イズミとの協業を成功させれば、アダストリアにとってBtoB事業を拡大させる好機となる。イズミにとっては、衣料品平場の改革という長年抱えてきた課題の解決につながる。

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【2022年クリスマスコフレ】「ジルスチュアート」からヴィンテージ調のコフレが登場 テーマはチェリー溢れる“真夜中のティーパーティ”

 「ジルスチュアート(JILL STUART)」は2022年ホリデー限定の”ミッドナイトチェリ-コレクション”を10月28日から順次発売する。チェリーが溢れる真夜中のティーパーティをイメージした限定のコフレや製品をラインアップする。なお、11月4日から予約を開始する。

 10月28日発売のコフレ“ミッドナイトチェリー コレクション”(税込8250円)は、アイカラーパレット、プレストパウダー、リップ&チークといった人気アイテムの限定色をヴィンテージ調のポーチに詰め込んだ特別なコフレだ。

 11月11日発売の限定アイテムは、ラメアイライナーの“アイダイヤモンド グリマー ミッドナイトチェリー”(全2色、各3.5mL、同各2750円)や、肌の透明感がかなう人気の美容液化粧下地“イルミネイティング セラムプライマー ミッドナイトチェリー”(30mL、同3520円)、サテンのような上質な艶感が特徴の“ルージュ リップジュエル ジェミーサテン ミッドナイトチェリー(レフィル)”(全3色、同各2420円)と、限定のリップケース“ルージュ ケース ミッドナイトチェリー”(全2色、同各1540円)、“プレゼントボックス(ミッドナイトチェリー)M”(同385円)をラインアップする。そのほか、“チェリー ホワイトフローラル”の香りでボディーミルクやヘアミストなどのボディーケアアイテムも販売する。,

 さらに、12月2日にも限定キットを発売する。ミニサイズのフレグランス2種類とハンドクリームがセットになった限定コフレ“ブリリアントジュエル パルファン&ハンドクリーム コレクション”(同6160円)や、同ブランドを代表するクリスタルブルームシリーズを集めた限定のセレクションセット“クリスタルブルーム オードパルファン セレクション”(同7480円)を用意する。また、ホリデー限定“ルージュ リップブロッサム”のミニリップ3色がトリオになった“ルージュ リップブロッサム ミニ トリオ ブルーミングフィーリングス”(同4180円)や、アイシャドウとリップバームのミニサイズがセットになり、特別仕様のボックスに入った“アイジュエルデュー&リップグロウ セラムバーム ミニ キット”(全2種、同各3960円)も販売する。なお、12月2日から発売の製品は11月18日から予約を開始する。

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【2022年クリスマスコフレ】「ジルスチュアート」からヴィンテージ調のコフレが登場 テーマはチェリー溢れる“真夜中のティーパーティ”

 「ジルスチュアート(JILL STUART)」は2022年ホリデー限定の”ミッドナイトチェリ-コレクション”を10月28日から順次発売する。チェリーが溢れる真夜中のティーパーティをイメージした限定のコフレや製品をラインアップする。なお、11月4日から予約を開始する。

 10月28日発売のコフレ“ミッドナイトチェリー コレクション”(税込8250円)は、アイカラーパレット、プレストパウダー、リップ&チークといった人気アイテムの限定色をヴィンテージ調のポーチに詰め込んだ特別なコフレだ。

 11月11日発売の限定アイテムは、ラメアイライナーの“アイダイヤモンド グリマー ミッドナイトチェリー”(全2色、各3.5mL、同各2750円)や、肌の透明感がかなう人気の美容液化粧下地“イルミネイティング セラムプライマー ミッドナイトチェリー”(30mL、同3520円)、サテンのような上質な艶感が特徴の“ルージュ リップジュエル ジェミーサテン ミッドナイトチェリー(レフィル)”(全3色、同各2420円)と、限定のリップケース“ルージュ ケース ミッドナイトチェリー”(全2色、同各1540円)、“プレゼントボックス(ミッドナイトチェリー)M”(同385円)をラインアップする。そのほか、“チェリー ホワイトフローラル”の香りでボディーミルクやヘアミストなどのボディーケアアイテムも販売する。,

 さらに、12月2日にも限定キットを発売する。ミニサイズのフレグランス2種類とハンドクリームがセットになった限定コフレ“ブリリアントジュエル パルファン&ハンドクリーム コレクション”(同6160円)や、同ブランドを代表するクリスタルブルームシリーズを集めた限定のセレクションセット“クリスタルブルーム オードパルファン セレクション”(同7480円)を用意する。また、ホリデー限定“ルージュ リップブロッサム”のミニリップ3色がトリオになった“ルージュ リップブロッサム ミニ トリオ ブルーミングフィーリングス”(同4180円)や、アイシャドウとリップバームのミニサイズがセットになり、特別仕様のボックスに入った“アイジュエルデュー&リップグロウ セラムバーム ミニ キット”(全2種、同各3960円)も販売する。なお、12月2日から発売の製品は11月18日から予約を開始する。

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「M・A・C」がNCTのSHOTAROとコラボ スペシャルキャンペーンでリラックス感のあるベースメイクを提案

 「M・A・C」は、グローバルグループ・NCTのメンバーとして活躍するSHOTAROとコラボレートし、自然体でリラックス感のある美しい肌“リラクシースキン”を提案するキャンペーン「#MACXSHOTAROコラボレーション」を期間限定でスタートする。コラボを記念し、#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼントするほか、スペシャルキャンペーンも実施。9月22日から全国の「M・A・C」カウンターで先行スタートし、10月4日にブランド公式オンラインショップで開始する。

 「#MACXSHOTARO限定コラボレーション」キャンペーン対象製品は、ブランドを代表するロングセラーのリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF 15” (SPF15・PA++、全24色、税込各5390円)と、メイクアップベース“ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45”(SPF45・PA++++、税込6050円)の2アイテム。心地良いフォーミュラで、セット使いすれば艶とリラックス感のあるリラクシースキンがかなう。2品を使用したSHOTAROは、「メイクが崩れず、リラックスしてパフォーマンスができると感じました。僕とメンバーの関係性と同じで、一緒にいることでお互いを高め合い良い関係となるように、ファンデーションとメイクアップベースを一緒に使うことで良い効果が得られると思います」とコメント。

 これら2種のいずれかのアイテムを含む、税込7700円以上購入者には#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼント。ウオーターボトルは、全国の「M・A・C」カウンターや公式オンラインショップなどで異なるデザインを展開する。また、店頭限定サービスとしてキャンペーン対象製品のどちらかを購入した人には#MACXSHOTAROコラボレーションビジュアルが入った「M・A・C」ベースメイクアイテムのフライヤーを配布する。

 キャンペーンは22日から全国の「M・A・C」カウンターで開始し、28日に神戸阪急で期間限定イベントを開催、10月4日にブランド公式オンラインショップで限定ビジュアル公開や限定プレゼントをスタート、10月12日に西武池袋本店で期間限定イベントを開催する予定。

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「M・A・C」がNCTのSHOTAROとコラボ スペシャルキャンペーンでリラックス感のあるベースメイクを提案

 「M・A・C」は、グローバルグループ・NCTのメンバーとして活躍するSHOTAROとコラボレートし、自然体でリラックス感のある美しい肌“リラクシースキン”を提案するキャンペーン「#MACXSHOTAROコラボレーション」を期間限定でスタートする。コラボを記念し、#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼントするほか、スペシャルキャンペーンも実施。9月22日から全国の「M・A・C」カウンターで先行スタートし、10月4日にブランド公式オンラインショップで開始する。

 「#MACXSHOTARO限定コラボレーション」キャンペーン対象製品は、ブランドを代表するロングセラーのリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF 15” (SPF15・PA++、全24色、税込各5390円)と、メイクアップベース“ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45”(SPF45・PA++++、税込6050円)の2アイテム。心地良いフォーミュラで、セット使いすれば艶とリラックス感のあるリラクシースキンがかなう。2品を使用したSHOTAROは、「メイクが崩れず、リラックスしてパフォーマンスができると感じました。僕とメンバーの関係性と同じで、一緒にいることでお互いを高め合い良い関係となるように、ファンデーションとメイクアップベースを一緒に使うことで良い効果が得られると思います」とコメント。

 これら2種のいずれかのアイテムを含む、税込7700円以上購入者には#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼント。ウオーターボトルは、全国の「M・A・C」カウンターや公式オンラインショップなどで異なるデザインを展開する。また、店頭限定サービスとしてキャンペーン対象製品のどちらかを購入した人には#MACXSHOTAROコラボレーションビジュアルが入った「M・A・C」ベースメイクアイテムのフライヤーを配布する。

 キャンペーンは22日から全国の「M・A・C」カウンターで開始し、28日に神戸阪急で期間限定イベントを開催、10月4日にブランド公式オンラインショップで限定ビジュアル公開や限定プレゼントをスタート、10月12日に西武池袋本店で期間限定イベントを開催する予定。

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「M・A・C」がNCTのSHOTAROとコラボ スペシャルキャンペーンでリラックス感のあるベースメイクを提案

 「M・A・C」は、グローバルグループ・NCTのメンバーとして活躍するSHOTAROとコラボレートし、自然体でリラックス感のある美しい肌“リラクシースキン”を提案するキャンペーン「#MACXSHOTAROコラボレーション」を期間限定でスタートする。コラボを記念し、#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼントするほか、スペシャルキャンペーンも実施。9月22日から全国の「M・A・C」カウンターで先行スタートし、10月4日にブランド公式オンラインショップで開始する。

 「#MACXSHOTARO限定コラボレーション」キャンペーン対象製品は、ブランドを代表するロングセラーのリキッドファンデーション“スタジオ フィックス フルイッド SPF 15” (SPF15・PA++、全24色、税込各5390円)と、メイクアップベース“ライトフル C+ ティンティッド プライマー SPF 45”(SPF45・PA++++、税込6050円)の2アイテム。心地良いフォーミュラで、セット使いすれば艶とリラックス感のあるリラクシースキンがかなう。2品を使用したSHOTAROは、「メイクが崩れず、リラックスしてパフォーマンスができると感じました。僕とメンバーの関係性と同じで、一緒にいることでお互いを高め合い良い関係となるように、ファンデーションとメイクアップベースを一緒に使うことで良い効果が得られると思います」とコメント。

 これら2種のいずれかのアイテムを含む、税込7700円以上購入者には#MACXSHOTARO限定ウオーターボトルをプレゼント。ウオーターボトルは、全国の「M・A・C」カウンターや公式オンラインショップなどで異なるデザインを展開する。また、店頭限定サービスとしてキャンペーン対象製品のどちらかを購入した人には#MACXSHOTAROコラボレーションビジュアルが入った「M・A・C」ベースメイクアイテムのフライヤーを配布する。

 キャンペーンは22日から全国の「M・A・C」カウンターで開始し、28日に神戸阪急で期間限定イベントを開催、10月4日にブランド公式オンラインショップで限定ビジュアル公開や限定プレゼントをスタート、10月12日に西武池袋本店で期間限定イベントを開催する予定。

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【2022年クリスマスコフレ】「ルナソル」のホリデーはベージュカラーのアイシャドウパレット 質感の異なる8色をセット

 「ルナソル(LUNASOL)」は11月4日、ホリデーアイテムとして8色のパレットアイシャドウ“アイカラーレーション スペシャルエディション”(税込9350円)を発売する。異なる質感のベージュブラウンをそろえ、クールやモードなどあらゆる表情を作ることができる。

 “アイカラーレーション スペシャルエディション”は、パールをふんだんに配合したオイルリッチ質感のベージュゴールド、ニュアンスを与えるベージュ、メタリックで立体感を引き出すブラウン、にじむような質感のライトカラー、ノーパールで肌なじみの良いライトブラウン、自然な陰影を作るニュートラルなダークブラウン、ブラウンベースにブルーの大粒パールを含んだ澄んだ輝きを放つカラー、赤く艶めくミディアムトーンのブラウンの8色をラインアップ。組み合わせ次第によってどんなシーンにも対応し、さまざまな印象を与えることが可能だ。

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【2022年クリスマスコフレ】「ルナソル」のホリデーはベージュカラーのアイシャドウパレット 質感の異なる8色をセット

 「ルナソル(LUNASOL)」は11月4日、ホリデーアイテムとして8色のパレットアイシャドウ“アイカラーレーション スペシャルエディション”(税込9350円)を発売する。異なる質感のベージュブラウンをそろえ、クールやモードなどあらゆる表情を作ることができる。

 “アイカラーレーション スペシャルエディション”は、パールをふんだんに配合したオイルリッチ質感のベージュゴールド、ニュアンスを与えるベージュ、メタリックで立体感を引き出すブラウン、にじむような質感のライトカラー、ノーパールで肌なじみの良いライトブラウン、自然な陰影を作るニュートラルなダークブラウン、ブラウンベースにブルーの大粒パールを含んだ澄んだ輝きを放つカラー、赤く艶めくミディアムトーンのブラウンの8色をラインアップ。組み合わせ次第によってどんなシーンにも対応し、さまざまな印象を与えることが可能だ。

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【2022年クリスマスコフレ】「ルナソル」のホリデーはベージュカラーのアイシャドウパレット 質感の異なる8色をセット

 「ルナソル(LUNASOL)」は11月4日、ホリデーアイテムとして8色のパレットアイシャドウ“アイカラーレーション スペシャルエディション”(税込9350円)を発売する。異なる質感のベージュブラウンをそろえ、クールやモードなどあらゆる表情を作ることができる。

 “アイカラーレーション スペシャルエディション”は、パールをふんだんに配合したオイルリッチ質感のベージュゴールド、ニュアンスを与えるベージュ、メタリックで立体感を引き出すブラウン、にじむような質感のライトカラー、ノーパールで肌なじみの良いライトブラウン、自然な陰影を作るニュートラルなダークブラウン、ブラウンベースにブルーの大粒パールを含んだ澄んだ輝きを放つカラー、赤く艶めくミディアムトーンのブラウンの8色をラインアップ。組み合わせ次第によってどんなシーンにも対応し、さまざまな印象を与えることが可能だ。

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「割といけるんじゃない!?」『やきとり家 すみれ』のリフレッシュ業態『一鳥前(いっちょまえ)』は、第3のFCモデルとして成功なるか?

【記事のポイント】 ●ダイニングイノベーション系列のすみれが新ブランドの焼き鳥酒場を開発  ●「やきとり家 すみれ」のFCジーのためのモデル店か  ●内外装、メニュー構成などで1人客にも対応
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丸の内が再び注目される理由:記者談話室vol.48

 「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

 第48回は「丸の内が再び注目される理由」です。丸ビルが建て替え開業して9月で20年周年を迎えました。大企業のオフィス街だった丸の内はこの20年ほどで、ショッピングやグルメの街へと変貌。コロナによって働き方が変わる中、次のステージに向かおうとしています。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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【2022年クリスマスコフレ】「スック」のホリデーコレクションは“冬薔薇(ふゆそうび)”がテーマ 冷たい空気に映える凛としたローズカラー

 「スック(SUQQU)」は11月4日、冬薔薇(ふゆそうび)をテーマにした“ホリデーコレクション 2022”を発売する。静けさや気高さを感じさせる冬のバラのたたずまいを、冷たさの中にも温もりが際立つメイクアップに落とし込んだ。全6アイテムをそろえ、価格は税込4070〜7700円。

 “ホリデーコレクション 2022”では、ブランド人気のアイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(税込7700円)の限定色も登場。ロージーピンクにブラウン、青みがかったボルドーで凛とした表情を作る“冬薔薇 FUYUSOUBI”、パールの効いたブラウンにくすみオレンジ、グリッターグリーンで遊び心をプラスした“寒花 KANKA”の2色をそろえ、澄んだ空気に映える温かみのあるバラを4色パレットに表現した。

 そのほか、単色アイシャドウ“トーン タッチ アイズ”(税込4070円)の限定色として肌なじみの良いローズピンク“冬爛漫 FUYURANMAN”、雪の結晶を想起させる多色パールを配合したクリスタルシルバー“氷点華 HYOUTENKA”をラインアップ。また、チーク“ピュア カラー ブラッシュ”(税込6050円)の限定色としてピンクローズにホワイトをセットした“雪籠 YUKIGOMORI”とシックなブラウンにベージュを組み合わせた“艶映 TSUYABAE”、“モイスチャー リッチ リップスティック”(税込5500円)の限定色としてピンクベージュの“花冷 HANABIE”、ロージーブラウンの“寂寥 SEKIRYOU”、“マット カラー リップ バーム”(税込4400円)の限定色としてオールドローズカラーの“霞薔薇 KASUMIBARA”、“オイル リッチ グロウ ルース パウダー”(税込6600円)の限定色として薄紫をベースにレッドやグリーン、ブルーのパールを含んで透明感と明るさを引き出す“アイスパープル”が登場する。

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関西の百貨店・SCが19日の閉店繰り上げ 台風14号の影響で

 大型の台風14号の影響で、西日本の百貨店やショッピングセンター(SC)では19日を臨時休業にしたり、閉店時間を繰り上げたりする動きが広がっている。19日9時時点で、ホームページなどで休業や営業時間変更を発表している店舗は下記の通り。ただし、台風の状況次第で変更になる場合もある。

 中国・四国では、山口県の大丸下関店、広島県の福屋八丁堀本店および広島駅前店、そごう広島店、ジアウトレット広島、愛媛県のいよてつ高島屋、松山三越、香川県の高松三越などがそれぞれ臨時休業を発表した。

 関西では、兵庫県の大丸神戸店と神戸阪急、大阪府の大丸心斎橋店、大丸梅田店、ルクア大阪、グランフロント大阪、などがそれぞれ15時で閉店する。京都府のジェイアール京都伊勢丹と大丸京都店も閉店時間を16時に早める。

 愛知県のジェイアール名古屋タカシマヤとタカシマヤゲートタワーモールは閉店を15時に繰り上げる。

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【スナップ】「ウルトラジャパン 2022」大雨の2日目でも機能性コーデで踊る来場者たち

国内最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ウルトラ ジャパン2022」の2日目が、東京・台場の特設会場で9月18日に開催された。

2日目はヘッドライナーのゼッド(ZEDD)をはじめ、アフロジャック(AFROJACK)やオリバー・ヘルデンス(Oliver Heldens)ら、国内外のアーティスト23組がラインアップした。

 2日目は夕方まで雨が本降りだったため、来場者の多くは防水性のあるウエアや雨水の跳ねが気にならないハーフパンツなど、機能性を意識したアイテムを取り入れていた。足元はフェイクレザーやビニール素材のブーツ、トレッキングシューズも多かった。夕方以降に雨が止むと、都市型のフェスらしいスタイルが続々と登場。ヘアメイクを盛り込んだ、フェスらしい快活なコーディネートが目立った。

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ファッション通信簿Vol.69 さまざまなドラマを生んだ2022年ベネチア国際映画祭に来場した俳優らのレッドカーペットルックを米「WWD」が勝手にジャッジ!

 米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットに至るまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。評価を絵文字でお伝えするとともに、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!

 第69回は、8月31日から9月10日にかけて開催された第79回ベネチア国際映画祭に来場した俳優陣が登場。レッドカーペットルックには定評のあるティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)や、映画「TAR」で最優秀主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)まで、ドレスアップした姿を披露。俳優陣のスタイルの評価はいかに!?

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“#魔法のシャンプー”で話題の「オッジイオット」から伊製ペーパーバッグ発売

 ヘアサロン向けトータルヘアケアブランド「オッジィオット(oggi otto)」はこのほど、“オリジナル エシカルペーパーバッグ”(税込2200円)を全国の「オッジィオット」各店販シリーズ導入ヘアサロンで発売した。

  “オリジナル エシカルペーパーバッグ”は耐久性に優れた破れにくい素材を採用。使い込むほどに味わいのある風合いになり、カジュアルスタイルに合わせたり、通勤・通学のサブバッグにも活用できたりする。自然素材 100%でリサイクル可能なため人にも環境にも優しい製品だ。

 同製品の発売を機に、「オータムスキャルプケアキャンペーン」もスタート。“オリジナル エシカルペーパーバッグ”に限定セラム&セラムマスクを組み合わせた特別セット(全3種、税込7700〜1万1000円)も販売する。

 「オッジィオット」はヘアサロン専売ブランドで、髪につける高濃度美容液という発想から作られたセラム(シャンプー)が美容師からも支持を得る。さらさらな仕上がりと艶髪をかなえるとして“魔法のシャンプー” と呼ばれ、SNSなどで話題を集めている。

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【スナップ】「ウルトラジャパン 2022」1日目 強烈個性なフェスコーデの達人たち

 国内最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ウルトラジャパン 2022(ULTRA JAPAN 2022)」が、東京・台場の特設会場で9月17日、18日の2日間開催している。今年は2014年の第1回以降7回目、コロナ禍を経て3年ぶりの開催となり、2日間で総勢46組のアーティストがステージに立つ。

 1日目はマーティン・ギャリックス(Martin Garrix)をヘッドライナーに、カシミア(KSHMR)やティミー・トランペット(Timmy Trumpet)ら、国内外のアーティスト23組がラインアップした。

来場者は、日中は夏が戻ってきたような気温の高さだったため、フェスらしい肌見せのスタイルが多かった。また、柄物のシャツやメッシュ素材のトップスを使った、気温の変化に対応できるレイヤードも目立った。さらに、仲間内でそろえたリンクコーデや被り物などを身に着けるなど、非日常なフェスファッションをそれぞれが楽しんでいた。

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【スナップ】「ウルトラジャパン 2022」1日目 強烈個性なフェスコーデの達人たち

 国内最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ウルトラジャパン 2022(ULTRA JAPAN 2022)」が、東京・台場の特設会場で9月17日、18日の2日間開催している。今年は2014年の第1回以降7回目、コロナ禍を経て3年ぶりの開催となり、2日間で総勢46組のアーティストがステージに立つ。

 1日目はマーティン・ギャリックス(Martin Garrix)をヘッドライナーに、カシミア(KSHMR)やティミー・トランペット(Timmy Trumpet)ら、国内外のアーティスト23組がラインアップした。

来場者は、日中は夏が戻ってきたような気温の高さだったため、フェスらしい肌見せのスタイルが多かった。また、柄物のシャツやメッシュ素材のトップスを使った、気温の変化に対応できるレイヤードも目立った。さらに、仲間内でそろえたリンクコーデや被り物などを身に着けるなど、非日常なフェスファッションをそれぞれが楽しんでいた。

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来場者が語る「クードス」の魅力 2023年春夏コレクションに潜入

 工藤司が手掛ける「クードス(KUDOS)」と「スドーク(SODUK)」は、2023年春夏コレクションを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で披露した。今季のテーマは、デザイナーの故郷である「okinawa」や「lonely」「gay marriage」など30以上のキーワードで構成。準備期間が実質わずか2カ月だったにもかかわらず、通常行われるショーのルック数の2倍にあたる60ルックを用意し、壮大なショーが作れる実力を見せつけた。

 「WWDJAPAN」映像チームはバックステージやショーの様子を捉え、アーティストの向井太一やファッションジャーナリストのマスイユウら来場者にブランドの魅力を聞いた。

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九州の百貨店・SCが18日に休業 大型の台風14号接近で

 大型の台風14号の接近に伴い、九州の百貨店やショッピングセンターはあす18日の臨時休業を次々に発表した。17日19時時点で臨時休業を発表しているのは、鹿児島市の山形屋、アミュプラザ鹿児島、イオンモール鹿児島、熊本市の鶴屋、福岡市の岩田屋本店、福岡三越、大丸福岡天神店、博多阪急、アミュプラザ博多、ららぽーと福岡など。

 台風14号は17日夜から19日にかけて奄美と九州に接近する見通し。気象庁は17日、「過去に例のない危険な台風」と表現し、最大限の警戒を呼び掛けた。JR九州は九州新幹線など一部路線の運休を発表している。

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「アグ」と「ホワイトマウンテニアリング」が6度目のコラボ 2型のフットウエアを用意

 「アグ(UGG)」は、相澤陽介の手掛ける「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」とコラボレーションした2型のフットウエアを順次発売する。「アグ」の公式オンラインストアと直営店、「ホワイトマウンテニアリング」の公式オンラインストアと代官山店、新宿伊勢丹店などで取り扱う。

 6度目のコラボとなった2022年秋冬シーズンは、スニーカーとブーツを用意した。スニーカーは新作モデル“CA805 V2”をベースに採用し、アッパーのサイドに両ブランドのロゴと、「ホワイトマウンテニアリング」のイニシャルである“W”と“M”を想起させるトライアングル・グラフィックを配置。素材には、ヌバックと毛足の⻑いスエードを使用することでラグジュアリーな仕上がりとなっている。9月24日発売で、価格は税込3万5200円だ。

 ブーツは、21年秋冬シーズンのコラボで登場していたハイカットモデル“ニューメル(NEUMEL)”をアップデートした1足だ。アッパーの素材に柔らかなウォータープルーフの表皮を使用したほか、フロント部分には新たにジッパーをあしらい、ソールは「ホワイトマウンテニアリング」らしい極厚仕様となっている。10月8日に発売で、価格は税込3万6300円だ。

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「私たちが捨てたプラスチックを未来の研究者が発見したら」 ケーナフ&ショーコによる展覧会が「アニエスべー」のギャラリーで開催

 「アニエスべー(AGNES B.)」は、アーティストデュオ、ケーナフ&ショーコ(K-NARF & SHOKO)による「プラステオントロジー エクペディション エピソード3:“ザ メッセージ”(PLASTEONTOLOGY EXPEDITION Episode 3:“The message”)」展を、アニエスベー青山店2階のギャラリースペースで10月16日まで開催中だ。

 ケーナフ&ショーコは、「フォトグラファーに扮したアーティスト」をテーマに、写真作品をベースにしながら、身近な素材を用いて作品を構成するブリコラージュの技法を取り入れたアートを製作する。同展は、「私たちが捨てたプラスチックを、500年後の未来の研究者が発見したら………」というシナリオをベースに、プラスチックと古生物学を混ぜた造語“プラステオントロジー”学者が、研究の結果をもとに現代に生きる人々にメッセージを投げかけるというSF映画のようなストーリーになっている。

 ケーナフとショーコは製作に際し、“プラステオントロジー”学者になりきり地中海西部にあるメノルカ島に2週間滞在した。ラボトリーキャンプを設置し、空想の研究旅行を実施したという。ショーコは、「きっかけはバカンスでメノルカ島に滞在したときに、プラスチックが帯状になって流れてきたのを目の当たりにしたことだった。プラスチック汚染という重たい話題を、アーティストとしての遊び心を持ちながらどのように問題提起できるかを考え、今回の展示に行き着いた」と話す。2人は過去に、デザイナーのアニエスべーが立ち上げた海洋探査を目的とした「タラ オセアン(Tara Ocean)」プロジェクトにも参加した。科学探査「タラ号」の乗船員らとの会話も製作のヒントになったと振り返る。

■K-NARF & SHOKO PLASTEONTOLOGY EXPEDITION Episode 3: “The message” An Extra-Ordinary exhibition
日程:9月17日〜10月16日
時間:11:00〜20:00
場所:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2階

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「シックスパッド」から初のフェイス用製品が登場 表情筋を鍛え“老け顔”をケア

 MTGのトレーニングブランド「シックスパッド(SIXPAD)」は10月20日、ブランド初となるフェイス用トレーニングツール“フェイシャルフィット”を公式サイトや直営店などで発売する。ヘッドフォンのような形状のため“ながらケア”で表情筋を鍛えることができる。

 同社はマスク生活が定着し、表情を作る機会が減ったこと、頬のたるみやほうれい線が目立ちマスクを外してコミュニケーションを取ることに抵抗がある人が増えていることに着目。若々しく美しい表情の鍵となる4つの表情筋にアプローチする“フェイシャルフィット”を開発した。

 同製品は、頬や口角を引き上げる小頬骨筋、口角を引き上げる大頬骨筋、頬を引き締める頬筋、笑顔やえくぼを作る笑筋をEMSで継続的にトレーニングすることで、“老け顔”のサインである頬の位置が下がる、頬の弾力がなくなる、頬がこける、口元がゆるむことをケアする。

 頬を効率的にトレーニングするため、1日1回10分間で完結する独自EMSトレーニングプログラムを開発した。筋肉を効率的にトレーニングできる周波数の20Hzを中心に複数の周波数を織り交ぜ、ウォームアップからトレーニング、クールダウンまで自動的に切り替える。EMSは、顔への安全性を考慮して2021年に国際電気標準会議で制定された国際基準に準じて搭載している。

 製品はジェルシートが不要で、古来の染色技術を応用し独自開発した布製電極、エレダインを採用。少量の水をつけるだけで通電でき、使用後は本体から取り外し繰り返し洗濯できるため清潔に保てる。あらゆるサイズや形状の顔にもフィットできるよう、アジャスター付で男女問わず使用できる。

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「アズマ」デザイナー引退覚悟の一夜 ザゼン・ボーイズとの狂宴

 ファッション界は華やかに見える一方で、泥臭い競争の世界でもある。東研伍が2015年立ち上げたメンズブランド「アズマ(AZUMA.)」は、そんな厳しい世界でもがき続けるブランドの一つだ。「やりたいことを一人でやり通す」という強い信念はあれど、現在の卸先は10アカウント前後を推移しており、ビジネスの突破口を見出すまでには至っていないのが現実。それでも、「俺が服をやり続ける理由はお金じゃない」という強気な姿勢を貫き、不器用なほど真っ直ぐにじりじりと前進し続けてきた。そんな頑固者が、9月15日の2023年春夏シーズンのランウエイショー本番を前に、意外な言葉を口にした。「これで売れなかったら、辞めるかもしれない」。

 ショー本番からさかのぼること10日、デザイナー個人のSNSアカウントから告知が突然届いた。「ザゼン・ボーイズ(ZAZEN BOYS)とライブやります!みんな平日だけど、来れるよね?」――どういうことなのだろう。驚いた理由は二つある。一つ目は、ザゼン・ボーイズと「アズマ」がなぜコラボレーションできたのかということ。ザゼン・ボーイズは、伝説的ロックバンドのナンバーガール(NUMBER GIRL)でボーカル&ギターを務める向井秀徳が03年に結成。変則的なリズムと祭囃子(まつりばやし)のリズムを取り入れた独特な作風で「ロックの新境地を開拓した」と音楽誌が評し、「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」など国内の主要イベントにも出演する人気バンドである。一方の「アズマ」は、“秘密結社”や“隠れキリシタン”などをコレクションの題材にしてきた、いわばニッチの極み。

 二つ目は、デザイナー個人のアカウントとはいえ、そんな感じで集客しないといけないのかという、不安に近い驚きである。よく見ると「一般の方はご来場いただけません」と書いてはいるものの、有名バンドを呼んでしまったがために、もし集客できなかったら「アズマ」の立場が相当危うくなるのではないかと、余計な心配をしてしまった。

ショー当日も波乱万丈

 そして迎えたショー本番。会場のガーデン 新木場ファクトリーは、1500人規模が収容可能なイベントスペースだ。大丈夫か、「アズマ」。開場時刻の17時30分を過ぎたので辺りを見回すと、フロアにいたのは2人だけだった。本当に大丈夫か、「アズマ」。さすがに観客2人でザゼン・ボーイズを受け止める自信はないと心配していたら、来場者は少しずつ増えていき、最終的に150人前後が集まった。この日のためだけに設けたステージのキャパシティー的には、ほぼ満員だった。

 定刻から約10分遅れでショーが始まると、ステージ横のスクリーンには、アニメーターの山田遼志が手掛けたキツネの妖怪がザゼン・ボーイズの「Honnoji」に合わせて踊り狂う映像が投影された。バンドメンバー4人がゆっくりとステージに立ち、「Asobi」のセッションがスタートする。スクリーンの割れ目からモデルが姿を見せると、ファーストルックにはキツネの妖怪をジャカードで描いたテーラードジャケットが登場した。

 その後も同柄のセットアップやシャツが続き、ザゼン・ボーイズのバンドロゴやアルバムのアートワーク、ギターの吉兼聡がいつも着ているシャツから着想したイラストなど、グラフィックで攻める。「めっちゃいいねと褒めてくれる人と、バカだな言う人に分かれる」というのは、バンドのアー写を全面にプリントしたシャツやパンツだ。そしてオーバーサイズのブルゾンなどには、バンドロゴをオマージュしたフォントで“EVERYTHING IS CHANGING”の文字を刻んだ。今回のコレクションテーマであると同時に、向井秀徳がたびたび楽曲で発する「くりかえされる諸行無常、よみがえる性的衝動」という言葉から抽出したキーワードである。

 服のデザインでも、ザゼン・ボーイズを独自の視点で掘り下げる。祭囃子(まつりばやし)のリズムを取り入れた音楽性は、法被や着物などの和装を思わせる直線的なシルエットで表現した。さらに、さまざまなアクセサリーが和の要素を盛り上げる。数珠のロングネックレスや足袋風ブーツ、レザークラフトの「ソー・ジェイク(SO JAKE)」が手掛けた朝鮮朝顔のレザーチャーム、手作業でかご目柄にした12万円のウォレットなどが、スタイリングにキャッチーなリズムを加えた。

 課題は、一点一点に力を入れすぎるあまり、バリエーションがやや物足りなかったこと。グラフィック頼みのストリートウエアやテーラリングで挑むには、すでに強力なライバルが待ち構えている。今後は個々のクオリティー向上を目指しながら、「アズマ」らしさをどう磨いていくかがポイントだろう。その点、パーカやカットソーの編み込み、ブルゾンの複雑なパーツ使い、コートの袖をテープでつなぐというアイデアなど、服の構造を利用した個性的なディテールは目を引いた。

 全25体が登場したショーがフィナーレを迎えると、ステージ上の向井が独特な言い回しを放つ。「東と書いてアズマ。西の方からやって来たアズマ。われわれ、マツリ スタジオ(MATSURI STUDIO)からやってまいりました、ザゼン・ボーイズ。んん、とっても繰り返されるウイークエンド」。直後に「Weekend」の演奏がスタートすると、モデルや裏方のスタッフたちがステージ前に集合してライブは大団円を迎え、サプライズのアンコールで「KIMOCHI」も披露した。ステージ前方にいた東デザイナーはスタッフと肩を組んだり、モデルと飛び跳ねたりして、緊張から解放された瞬間を心から楽しんでいる様子だった。

奇跡のコラボの裏側

 「アズマ」は和のムードを取り入れたクリエイションをもともと得意にしていた。しかしある時期に友人から「正直、和は着づらいんだよね」と指摘され、急にとてもきれいな服を作り出した迷走期がある。その後、ザ・ブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)を題材にした21年春夏コレクションを機に「好きなことや、影響を受けたカルチャーをまっすぐ表現する」という手法に手応えを感じ、今シーズンのザゼン・ボーイズでやりたいことと、できることがついに合致した。「俺は日本人なので、日本文化の中で育ってきた背景は変えられない。だからザゼン・ボーイズの、“自分のオリジナリティを探求したら、日本的要素が自然とにじみ出してきた”という作風が大好きだ。現役で日本語ロックを続ける彼らと、どうしても協業したかった」。ナンバーガールのTシャツを着た東デザイナーは、さらにこう続ける。「もともとつながりがあったわけではない。バンドの公式サイトから、今回の企画と思いについて綴った文章を個人のメールアドレスから送った。そうすると『面白い、やりましょう』と一言の返信が届いた」。

 しかし歓喜したのもつかの間、きれいごとだけでビジネスは成立しない。奇跡のような協業をかたちにするため、ショーの予算はいつもの約6倍にふくらんだという。初めてショーにスタイリストを起用し、ヘアとメイクも入念に打ち合わせた。モデルも、パリコレを歩いた売れっ子から家賃1万円のアパートで暮らす青年まで、個性豊かな13人を集めた。「予算の都合で何度もくじけそうになったが、そのたびにもう一人の自分が『それでいいのか?』と問いかけてきた」。大船に一度乗ったからには、腹をくくってやり切るしかなかった。これまで何かあるたびに「一人で全部やってるんで」と強がってきた東デザイナーの周りには、いつの間にかチームが集まっていた。不器用で頑固なめんどくさい男が、自然と周りを頼り始めた。だからなおさら負けるわけにはいかなかった。「できることは全部やった。これで売れなかったら、辞めるかもしれない」――ショー前にそう語っていた東デザイナーがこの日の最後に口にしたのは、「本当に周りのおかげ。みんなのおかげで、ここまでやりきれた」という感謝の言葉。36歳の過渡期の男が、土壇場で見せた成長だった。

 現在の日本人デザイナーは、活動の幅を広げるベテランからスター性のある若手まで、タレントが豊富にそろっている。ファッションビジネスをスマートに設計し、的確なブランディングで市場を拡大していくのが一つの正解ならば、天性のセンスに賭けてクリエイションで一点突破を狙うのも正解。そしてタレント軍団から“ハミ出た”「アズマ」のように、泥臭い現実と真っ向から対峙し、自身から湧き出た感情をファッションで叩きつけるのもまた正解なのである。今回のコレクションが売れるか売れないかは、まだ分からない。ただザゼン・ボーイズとの狂宴を経て、東デザイナーの自問自答はいっそう深まり、それが大きな成長へとつながる予感は十分である。世の中と同じく、クリエイションもまた諸行無常。次のシーズンも大暴れする「アズマ」の姿が見たい。

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「メズム東京」がフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしたアフタヌーンティーを開催

 
 ホテル「メズム東京」は、名画をモチーフにしたアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」の第6弾として、17世紀オランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)の代表作「真珠の耳飾りの少女(Girl with a Pearl Earring)」の世界観を表現したアフタヌーンティー、「パール(Pearl)」を10月31日まで平日15食限定で提供中だ。

 ホテルの16階にあるバー&ラウンジ、「ウィスク」は、「芸術家のアトリエ」がコンセプトで、ダリ(Dalí)、ダ・ヴィンチ(De Vinci)、マネ(Manet)、モネ(Monet)といった名だたる画家の名画を、遊び心あるスイーツとこだわりのセイボリーやモクテルで表現したアフタヌーンティーを提供している。

 今回、「真珠の耳飾りの少女」は、第2弾で実施した際に好評を博したため、第6弾として再提供されている。前回のメニューをアップデートし、フェルメールの生涯や当時の人々の暮らしや食文化を深く堪能できるメニューを用意。フェルメールが生きた17世紀オランダの息吹を感じる8種のスイーツとセイボリーや、ペアリングで楽しむモクテル、作品をモチーフとしたフォトジェニックなケーキは、全て「メズム東京」で製造されており、「アフタヌーン・エキシビジョン」という名の通り、午後のアート鑑賞のようにアフタヌーンティーを堪能することができる。

■アフタヌーン・エキシビジョン「パール」
日程:7月1日〜10月31日(平日15食限定)
時間:14:00~、15:00~
場所:メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
料金:5350円(税・サービス料15%込)
予約:「メズム東京」公式サイト(前日の17:00までの予約が必要)

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木の実由来のわたを使用 「カポックノット」が渋谷ミヤシタパークに初の常設店

 東南アジアに自生するカポックの実から採れるわたを用いて環境に配慮したアウターウエアを販売する「カポックノット(KAPOK KNOT)」は、ブランド初の旗艦店を9月17日に渋谷のミヤシタパーク2階にオープンする。メンズとウィメンズの新作商品をはじめ、店舗限定商品なども取り扱う。

 店舗面積は、約72平方メートル。店内はブランドカラーのロイヤルブルーを基調とした内装に仕上げた。“カポックラボ”と名付けたスペースでは、スタッフがカポック素材の機能性をクイズ形式で解説したり、創業当初から徹底するトレーサビリティーが担保された生産背景についてプレゼンテーションしたりする。コットンの1/8の軽さと言われるわたに実際に触れ、繊維を顕微鏡で観察するといった体験を通して素材への理解を深めてもらう狙い。「着るだけでなく、複合的な体験を通して記憶に残るブランドにしていきたい」と深井喜翔代表。

 同ブランドは2019年に設立。創業3年目を迎えた今年リブランディングを実施し、ファッション性を高めて「サステナビリティとラグジュアリーの融合」を目指す。深井代表は、「サステナブルが質素・倹約のイメージと結びついていることに課題感がある。創業当初から発信してきた、ファッションの楽しさと未来を考えることを両立させるというメッセージを、ファッションの街渋谷から引き続き発信していきたい。売り上げは昨年と比べて、約2倍と好調だ。これまではECサイトを主販路にしてきたが、今後は顧客とのコミュニケーションを重視し、積極的に出店を計画していく」と話す。

■KAPOK KNOT MIYASHITA PARK
オープン日:9月17日
時間:11:00〜21:00
場所:RAYARD MIYASHITA PARK
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2階

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「モルトンブラウン」国内最大の直営店を玉川高島屋S・Cにオープン

 花王傘下の英国フレグランスブランド「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」は9月17日、国内最大規模となる直営店2号店を玉川高島屋S・Cの南館1階にオープンする。本館2階に移転した「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」の跡地で、売り場面積は約69平方メートル。
 
 「モルトンブラウン」は1971年に英ロンドンでヘアサロンとして誕生。玉川店は、原点となったヘアサロンをイメージし、現代的にアレンジした新コンセプトショップと位置づけ、ブランドの世界観を発信する。店内は各カテゴリーのアイテムをまとめて香り別に配置し、選びやすい導線を意識した。店内奥にはカウンセリングスペースを用意。一人一人の個性に合わせてフレグランスを案内する。中央には、ハンドウォッシュやシャワージェルなどが体験できる国内で3店舗のみが導入するシンクを設置した。

 同ブランドは、バス&ボディーケアのブランドイメージから本格的な香水ブランドへの転換を図るべく、2019年に香水コレクションを本格始動。現在44店舗(新店舗除く)を展開する日本市場のカテゴリー別売り上げ構成比は、ボディーケアが35%、ハンドケアが30%、フレグランスが20%、ヘアケアが10%、その他5%と、コロナ禍によるお家需要が追い風となりボディー・ハンド関連が高いが、着実にフレグランスの売り上げを伸ばしている。小島正也 モルトンブラウンジャパン 取締役社長兼モルトンブラウン アジア ゼネラルマネジャーは、「ECも順調に推移しており、2022年度の国内売り上げは19年度の倍を見込んでいる。オンオフともにギフト需要が高いが、よりサービスを充実させるべく、ECに新しいプラットフォームを導入し、さらに購入しやすい環境にアップデートする。実店舗に関しては、場所を厳選しながら、25年には50店舗の展開を目指す」と話す。

 世界では直営店を70店舗以上、自社ECを含まないホールセールを800店舗以上展開しており、成長市場としているアジア地域への展開も強化している。中国は越境ECサイト「天猫国際(Tmall Global)」で展開しており、台湾、シンガポール、タイに加え、昨年7月に韓国にリアル店舗を出店した。「今後も、トラベルリテール含め、ローカルで出店を加速する」。

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「ジバンシィ」がNYファッション・ウイーク期間中にソーホーでパーティ バスケ選手からラッパーまで

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」はこのほど、ニューヨークのマンハッタンで2番目となるストアのオープンを祝い、ニューヨーク・ファッション・ウイークの期間中にパーティを開催した。中秋の名月が見守る中、ライティングされたフォトセッションエリアには多くのセレブが集まった。ブランドロゴが刻印されたアイスキューブの入ったドリンクなどで、ゲストたちは時間を忘れて酔いしれた。

 ファッションの聖地ソーホーは、過去数年勢いを失い、パンデミックが追い討ちをかけた。しかし、最近は「ラグジュアリーの重要エリア」として活気を取り戻している。ストアでは、ウィメンズとメンズのレディ・トゥ・ウェアやアクセサリーがお出迎え。ゴールドのキューブをチェーンにあしらったバッグや、クリエイティブ・ディレクターを務めるマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)によるスニーカー“TK-360”などが並んでいる。

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「OAMC」ルーク・メイヤーがアップサイクルに挑む理由 新ラインに込めた願い

 「OAMC」は、新たなプロジェクト“リワーク(RE:WORK)”を2022年に立ち上げた。同プロジェクトは、捨てられたり、着古されたりした服に、新しいデザインアイデアを組む込むというアップサイクルの試みだ。服を再利用すると同時に、ビンテージの服や生地を新しく生まれ変わらせるための技術開発を目的に掲げている。2022-23年秋冬シーズンの価格帯はアウターが20万円前後で、シャツ11万台円〜、パンツ8万円台〜とメインコレクションと同等だ。日本ではロンハーマン(RON HERMAN)のほか、エディション(EDITION)、ビオトープ(BIOTOP)、パブリック(PUBLIC)、トラリ(TLALLI)で販売している。

 ブランドを率いるルーク・メイヤー(Luke Meier)は、これまでもミリタリーアイテムをアップサイクルする“ピースメーカー(PEACEMAKER)”などでビンテージの再解釈に挑んできた。“リワーク”を新たなプロジェクトとして始動させた狙いとは――メイヤーに聞いた。

ファッションの発信力を信じて

WWD:“リワーク”を立ち上げた理由は?

ルーク・メイヤー(以下、メイヤー):“リワーク”は、さまざまなデザインアイデアをリスペクトし、使われなくなった服や素材を用いた新しい服作りだ。このプロジェクトを通じて生まれ変わったアイテムが人々に着用され、新たな価値を感じる機会を生み出せるはず。同じく、リメイクの手法を取り入れてきた“ピースメーカー”が服を使ってメッセージを伝える方法だとすると、“リワーク”はコレクション全体でのアプローチである。

WWD:“ピースメーカー”は「OAMC」の中では価格帯を抑えたエントリーとしての役割も担ってきたが、“リワーク”はインラインと近い価格帯だ。

メイヤー:私たちが服作りで大切にしているのは価格よりも価値であり、適正だと考えた価値で服の価格を決めている。「OAMC」にとって“ピースメーカー”はメッセージであり、“服”という感覚ではない。これまでさまざまな作品に“PEACEMAKER”という言葉を使ってきたし、これからも使い続けると思う。

WWD:では“リワーク”で「OAMC」らしさをどう表現している?

メイヤー:まず、メインラインと同じクオリティであること。「OAMC」はもの作りに一切妥協しないので、その点はとても大切だ。また、作品の文脈の中で新しいかたちやアイデアに取り組むことも同じぐらい重要であり、それが“リワーク”の醍醐味でもある。

WWD:“リワーク”でまずミリタリーアイテムを扱った理由は?

メイヤー:「OAMC」でミリタリーアイテムを数シーズンにわたって扱ってきたため、構造や形、染色、仕上げなどの面で、どのように手を加えればいいかを理解していたからだ。最初の2022年春夏コレクションでは、主にビンテージやデッドストックのミリタリーピースを使った。 事前にリサーチを念入りに行い、原料の調達や服の選定をしている。これからはミリタリーウエアだけでなく、探求の幅をさらに広げていきたい。

WWD:製品を作り続けるファッション産業が、サステナビリティを掲げるには矛盾があるという意見もある。

メイヤー:確かに、非常に強い矛盾がある。“リワーク”は服や生地をアップサイクルしているため、サステナビリティの要素を含んではいるが、完全な持続可能性にはほど遠いのが現状だ。サステナビリティを実現するためには、業界自体で仕組みを変えないといけない。 私たちはサプライチェーンを理解し、それに応じてできる限りの調整を試みている。例えば、全てのサプライヤーに、材料の改善と新しいソリューション提供を働きかけたり、輸送のより良い方法を模索したり、害の少ない素材や技術を使う方法を理解しようと努めている。 私たちは日々、改善に向けて取り組んでいる。

WWD:“ピースメーカー”で平和への願いをもの作りに込めてきた作り手として、ファッションが人々に貢献できることは何だと考える?

メイヤー:ファッションデザインはコミュニケーションの一つだ。 もちろん、私たちが作るものは必需品ではなく、ぜいたく品であることを理解しないといけない。 しかし、私たちにはオーディエンスがいて、発信力がある。だからポジティブなメッセージを届けられるのであれば、これからも積極的に発信していきたい。 ただ私自身も、世の中がもっとポジティブに変わることを願う一人の人間である。 私たちがもの作りを通じて発信したメッセージをたくさんの人が受け取り、前向きなアクションを起こすきっかけになればうれしい。

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資生堂が32年ぶりに美容部員の呼称変更 制服も一新し120通りのバリエーションや私服も可能に

 資生堂は10月1日、美容部員の呼称を“ビューティコンサルタント(以下、BC)”から“パーソナルビューティパートナー”に変更する。呼称変更は1990以来の32年ぶり。これを機に制服も一新し、全14アイテムを用意し計120通りのバリエーションが可能となる。私服のアレンジや足元アイテムの選択もでき、一人一人の個性を生かしたコーディネートが楽しめるようになる。

 同社は創業150周年を機に、美容部員が「美」をリードする存在として美しくなる方法を伝える“BC”から、お客さまのなりたい「美」を一緒に創り上げる“パートナー”へ進化する。“パーソナルビューティパートナー”という呼称は全国のBCからの公募で選び、“お客さま一人一人に寄り添い「自分らしい美」を一緒に創り上げるパートナー”という意味を込めている。呼称変更の対象BCは、国内の化粧品専門店・GMS・ドラッグストア・HC・一部デパートに入店する約7000人。

 今回を機に、これまで統一感のある制服を一新。「Friends -友達と会う時のようなおしゃれマインドで、自分らしく、美しく。-」をコンセプトに、ジャケット2種、カーディガン1種、インナー5種、ボトムス4種、ワンピース2種の計14アイテムを用意した。同社のシンボルカラーの赤を基調としたリボンモチーフのブローチをコスチュームの共通アイコンとすることで、“パーソナルビューティパートナー”であることを示す。

 また着用期間を終えた制服は、2009年から採用する100%再生利用可能なケミカルリサイクルでエコ処理対応を行う。

 同社の美容部員の原点は1934年の“ミス・シセイドウ”から始まる。当時、美の伝道師として憧れの職業となり、以降、美容のプロフェッショナルとして時代に合わせて進化を遂げてきた。

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ヨウジヤマモトが路面店の出店強化 南青山に新店舗

 ヨウジヤマモトは、青山本店の向かいの立地に国内2店舗目となる直営の路面店、ヨウジ ヤマモト2(Yohji Yamamoto 2)を9月17日にオープンする。店舗は地上1階と地下1階の2層構造で、売り場面積は約160平方メートルだ。初年度の売り上げ目標は非公表。

 同店は時期によって取り扱いブランドを入れ替える新業態で、オープン時はホワイトのシャツをそろえる新ブランド「パワー オブ ザ ホワイトシャツ(POWER OF THE WHITE SHIRT)と「リミ フゥ(LIMI FEU)」をそろえる。また、公式オンラインストアと連携した機能を初めて導入しており、商品タグからECサイトにアクセスし、情報を見ることができる。

 店舗は山本燿司デザイナーが監修し、内装は編集者の野村訓市がデザインを、写真家のTAKAYがビジュアルクリエイションを担当した。内装のテーマは“浮遊感”。店内の吊り式のハンガーラックは可動式で、商品の内容によってレイアウトを変えることができる。地下1階では大型ディスプレイにTAKAYが撮影・セレクトした写真を映し出し、エントランスには山本デザイナーの愛犬、凛のマネキンをディスプレイした。また店内のBGMには、同店のためだけに編集したという山本デザイナーによるギターの演奏を採用している。

 同社は今後、路面店の出店を強化していく。現在、運営している国内2店舗とパリ、ロンドンに加えて、来月には大阪とニューヨークにも出店する予定だ。

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「ケイト」の“リップモンスター”にスフレマットタイプ全5色が登場 新処方で高発色&マット感を実現

 カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は10月22日、人気リップ“リップモンスター”の新タイプ“リップモンスター スフレマット”(全5色、税込1各650円※編集部調べ)を発売する。

 “リップモンスター”は2021年5月に登場。コロナ禍でマスクが必須となる中でマスクにつきにくく見たままの色が唇で再現されることや、ネーミングのユニークさなどから支持され、現在も新色が発売されるたびにSNSなどで大きな話題となっている。

 新作のスフレマットタイプは、唇から蒸発する水分を活用しジェル膜へと変化する処方と、液状リップの油分が揮発することでマット質感に変化する処方を組み合わせた高発色スフレ処方を導入。製品特徴であったロングラスティング力や発色の良さはそのままに、軽いテクスチャーとマットな質感をかなえた。唇の輪郭をぼかしやすいチップを採用しており、ふんわりとした唇に見せる“グラデ塗り”も手軽に行うことができる。

 ラインアップは深みのあるレッドからスモーキーピンクなど全5色で、「深紅の闇」「枯れない桜」「祝の紙吹雪」「ゴーストムーン」「泥霧」などストーリー性のあるカラーネームも特徴となっている。

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小嶋陽菜によるランジェリーブランドがデビューイベントを開催 一部の商品が試着可能

 小嶋陽菜が代表を務めるハート リレーションは、ランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」のデビューに際したイベントを、ハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)で9月22日から開催する。イベントでは、26日から販売を開始するデビューコレクションのうち“エブリデイ エッセンシャル ブラ”と“エブリデイ エッセンシャル ナイト ブラ”の試着が可能。さらに、イベント特設ページから購入ができる。

 また、開催期間中にブランドの商品を1万5000円以上購入した来場者には、限定ブックをプレゼントする。店内に併設するカフェでは、ブランドオリジナルのドリンクを提供する。

 イベントの参加にはチケットが必要で、入場チケットは16日19時から19日23時59分まで抽選販売の申し込みを受け付け、20日昼頃に抽選結果を発表する。

■ROSIER LAUNCH EVENT
会期:9月22~25日
場所:House of Herme
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2F

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繊維商社ヤギが米国の3Dファブリック企業と資本提携

 繊維商社のヤギは、米国のスタートアップ企業で世界最大のテキスタイルの3Dデザインデータを有するスウォッチブック(SWATCHBOOK)と資本提携する。出資額は未公表。スウォッチブック社は10万点以上の3D化したテキスタイルデータを有するプラットフォームを運営しており、現在は30〜40のファッションブランドと170以上のサプライヤーが参加しているという。ヤギはスウォッチブック社のプラットフォームを日本市場に紹介するとともに、自社のテキスタイルのECサイトである「ファブリー(FABLY)」をスウォッチブックのプラットフォームにデータ連携させ、海外販売につなげる考え。

 スウォッチブックは、3D業界で経験を積んできたヤザン・マルコシュCEOが2017年に創業した。セキュリティの高さに加え、リアルタイムでレンダリング可能なiPad専用アプリをアップルと共同開発するなど、使いやすさや技術力の高さには定評がある。米国のベンチャー情報サイトであるクランチベースによると、これまでの累計資金調達額は370万ドル(約●億円)となっている。

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繊維商社ヤギが米国の3Dファブリック企業と資本提携

 繊維商社のヤギは、米国のスタートアップ企業で世界最大のテキスタイルの3Dデザインデータを有するスウォッチブック(SWATCHBOOK)と資本提携する。出資額は未公表。スウォッチブック社は10万点以上の3D化したテキスタイルデータを有するプラットフォームを運営しており、現在は30〜40のファッションブランドと170以上のサプライヤーが参加しているという。ヤギはスウォッチブック社のプラットフォームを日本市場に紹介するとともに、自社のテキスタイルのECサイトである「ファブリー(FABLY)」をスウォッチブックのプラットフォームにデータ連携させ、海外販売につなげる考え。

 スウォッチブックは、3D業界で経験を積んできたヤザン・マルコシュCEOが2017年に創業した。セキュリティの高さに加え、リアルタイムでレンダリング可能なiPad専用アプリをアップルと共同開発するなど、使いやすさや技術力の高さには定評がある。米国のベンチャー情報サイトであるクランチベースによると、これまでの累計資金調達額は370万ドル(約●億円)となっている。

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「トミー ジーンズ」×「マイン」の初コラボ ビジュアルには磯村勇斗や吉村界人らが登場

 「トミー ジーンズ(TOMMY JEANS)」は9月22日、日本のストリートブランド「マイン(MYNE)」と初コラボしたカプセルコレクションを発売する。両ブランドの直営店と公式オンラインストアで扱う。

 同コレクションは、1990年代にインスパイアされたレガッタジャケットや、アシンメトリーな配色やサイジングのラガーシャツなど、メンズ・ウィメンズの9商品からなり、「トミー ジーンズ」を象徴するデニムや両ブランドのロゴプリントなどを用いる。

 またキャンペーンビジュアルには、俳優の磯村勇斗や吉村界人、モデルのシャラ・ラジマ、ラッパーのPecori(ペコリ)、Yo-Sea(ヨーシー)、LINNA FIGG(リンナ・フィグ)を起用した。

 「マイン」は2015年にスタート。19年夏コレクションから、神谷康司がデザイナーを務める。音楽やアートなど、ユースカルチャーに紐づいたクリエーションが特徴だ。

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「ニューバランス ゴルフ」の直営店限定ラインから“574”モチーフの新作 ゼブラ柄や赤のテープ使いが特徴

 「ニューバランス ゴルフ(NEW BALANCE GOLF)」は9月16日、直営店限定ラインの“アドバンスド パック(ADVANCED PAC)”からユニセックスのスパイクレスゴルフシューズ“UGBS574A”を発売した。価格は2万9700円(税込)だ。

 日本人の足にフィットするラスト(足型)を採用し、デザインは「ニューバランス(NEW BALANCE)」で人気の“574”をアップデート。タン部分に赤のテープ、アッパーとソールにゼブラ柄、エナメル製の“N”ロゴやヒールカウンターにリフレクターを用いるなどデザイン性にもこだわる。

 「ニューバランス ゴルフ」は、2017年春夏シーズンにスタートした。ニューバランスジャパンがシューズを、TSIホールディングスがアパレルとアクセサリーを企画する。

 “アドバンスド パック”は今春にデビュー。今回が第2弾となる。

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「ディオール」が花々の模様をまとった限定アイテム発売 “ミス ディオール ミレフィオリ コレクション”

 「ディオール(DIOR)」は9月16日、“ミス ディオール ミレフィオリ コレクション”を数量限定で発売する。同コレクションは、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターのデザインによるミレフィオリ(幾千もの花々)模様をあしらった、バスアイテムやメイクアップアイテムをラインアップする。

 バスアイテムは、ローズオイルをぜいたくに配合した“ミス ディオール バスパール”(100g、税込9240円)、きめ細かい泡立ちが広がる“同 ローズ バスボム”(15g×10個、税込9240円)、“同 キャンドル”(85g、税込6930円)の3品。人気フレグランスの限定アイテムがリラックス空間を演出する。

 メイクアップは、ミレフィオリパターンとカラフルなジャカードをデザインした2種の“ディオールアディクト クチュール リップスティック ケース”(税込各3740円)や、ミレフィオリパターンをあしらった“ディオールスキンフォーエヴァー クッション パウダー”(税込8800円)が登場。そのほか、“ミス ディオール”が誕生した年「1947」を色番に配したローズカラーのリップスティックとアイシャドウも展開する。

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「タトラス」の人気“ボア”アウターから新作発売 軽量フリースをラグジュアリーに格上げ

 「タトラス(TATRAS)」は、フリース素材を使用した軽量アウター“ボア”シリーズの新作を発売した。ブランドの旗艦店と直営店、オンラインストアで取り扱う。

 同シリーズは2021-22年秋冬に初登場して人気を博したアウターコレクションで、今季はデザイン性や品質をさらにアップデートした。毛足の異なるリサイクルポリエステルのフリース素材やジャカード素材を使うことで、光沢感のあるラグジュアリーな雰囲気に仕上げている。

 繊細で柔らかなタッチの単色アウターは、メンズ2型3色、ウィメンズ4型6色をそろえる。スタンドカラーやフード付きのミドル丈ブルゾン、カーディガンタイプ、ノーカラーのロング丈まで、バリエーションが豊富だ。発色の良さも特徴で、ブラックと併せてニュアンスカラーのグレーやベージュ、ピンクなどをラインアップする。スタイリングのアクセントになるジャカード織りのブルゾンは、2型3色をバンダナ柄とレオパード柄、ゼブラ柄で販売する。

 ディテールには、イタリアの高級ファスナーメーカー、ラッカーニ(RACCAGNI)のパーツを採⽤。フリース特有のカジュアルなイメージを抑えて、「タトラス」らしい都会的なデザインと高い品質にこだわった。

 直営店では「TATRAS」ロゴをバックプリントに施した限定デザインのブルゾン、青山店とオンラインストアでは限定カラーのブルゾンもそろえる。

問い合わせ先
タトラス コンセプトストア 青山店
03-3407-2700

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【週間アクセスランキング 】最新の注目トピック TOP10(9月8〜14日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

 1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、9月8(木)〜14日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。

 「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントでも、毎週土曜日に【週間アクセスランキング】を配信開始。ファッション&ビューティ業界のニュースはもちろん、コレクションのルック、パーティーやストリートのスナップ、ライフスタイル情報など、幅広いジャンルの注目トピックを週3回お届けします。今すぐ「WWDJAPAN」のLINE公式アカウントを[友だち追加]して、最新トレンドやファッション&ビューティ業界で注目されているトピックをチェックしよう。
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- 1位 -
デビュー25周年のKinKi KidsがファッションセンターしまむらのテレビCMに25円で出演

9月9日公開 / 文・三澤 和也

 ファッションセンターしまむら(以下しまむら)は、KinKi Kids(キンキ キッズ)を起用したテレビCMを放映する。KinKi Kidsが“しまむら刑事”となって店内をパトロールする内容で、9月9日に関西エリアで、11月に全国で放送する。
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- 2位 -
スターバックスがスヌーピーとコラボ? SNSにティザー投稿

9月14日公開 / 文・三澤 和也

 スターバックス コーヒー ジャパンは各種SNSを更新し、「ピーナッツ(PEANUTS)」の登場キャラクター、スヌーピーとのコラボを匂わせている。
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- 3位 -
元AKBこじはるがランジェリーブランド「ロジア」立ち上げ サイズの多いブラジャーをECでどう売る?

9月12日公開 / 文・五十君 花実

 小嶋陽菜が代表取締役CCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務めるheart relationは9月26日に、ランジェリーブランド「ロジア バイ ハーリップトゥ(ROSIER BY HER LIP TO)」の販売を開始する。2018年6月に立ち上げたライフスタイルブランドの「ハーリップトゥ」はECを主販路に急成長し、この7月には東京・神宮前に初の直営店もオープンした。
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- 4位 -
ユニクロがグループ傘下の「ヘルムート ラング」と組んだジーンズを9月26日に発売

9月9日公開 / 文・五十君 花実

 「ユニクロ(UNIQLO)」は9月26日、同じファーストリテイリンググループのブランド「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」との協業である「ユニクロ アンド ヘルムート ラング」で、“クラシックカットジーンズ”(税込9990円)を発売する。オフ白、ブラック、ネービーの3色展開。一部を除く「ユニクロ」「セオリー(THEORY)」「プラステ(PLST)」店舗とそれぞれのECで扱う。
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- 5位 -
【2022年クリスマスコフレ】「コスメデコルテ」からベージュカラーの限定アイテム 最高峰ラインのスキンケアセットも登場

 「コスメデコルテ(DECORTE)」は11〜12月にかけて、メイクとスキンケアの限定アイテムを続々と登場させる。11月1日は、肌なじみが良く骨格までをも美しく見せるベージュカラーのコレクション“メイクアップ コレクション 2022”(税込8250円)が登場。8色がセットになったアイカラー“スキンベージュ シャドウ”、サテン質感のローズレッドの口紅“ルージュ デコルテ”、繊細な艶を与えるピンクベージュの“フェイスパウダー”がオリジナルポーチにセットされる。
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- 6位 -
2G×「G-SHOCK」×スペイン⼈アーティストのトリプルコラボ “DW-5600”をキャンバス替わりに

9月13日公開 / 文・三澤 和也

 セレクトショップの2G(ツージー)は9月23日、スペイン⼈アーティストのハビア・カジェハ(Javier Calleja)とコラボした「G-SHOCK」を発売する。価格は1万9800円(税込)で、15日の0時から17日の23時59分まで特設ページで抽選の申し込みを受け付ける。
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- 7位 -
「ザラ」が「スタジオ ニコルソン」とコラボ メンズのニットやレザーアウターなど

9月12日公開 / 文・WWD STAFF

 「ザラ(ZARA)」は、「スタジオ ニコルソン(STUDIO NICHOLSON)」とコラボレーションしたカプセルコレクション“スタジオ ニコルソン + ザラマン(Studio Nicholson + Zara Man)”を一部店舗と公式オンラインショップで9月12日に発売する。
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- 8位 -
チャールズ3世英新国王が、王位継承を正式布告した際に身に着けた時計「パルミジャーニ・フルリエ」

9月14日公開 / 文・三澤 和也

 チャールズ3世英新国王(King Charles III)は現地時間9月10日、ロンドンのセントジェームズ宮殿で行われた王位継承評議会に、スイス時計「パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)」で臨んだ。
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- 9位 -
「マルニ」が高島屋で初となる「マルニ マーケット」を開催 バッグからホームグッズまで幅広く

9月14日公開 / 文・竹内 菜奈

 「マルニ(MARNI)」は、ポップアップストア「マルニ マーケット(MARNI MARKET)」を横浜高島屋と玉川高島屋S・Cで開催する。新た試みとして横浜高島屋は9月21〜27日にサンプルの展示のみを行い、特設サイトで販売するという。また玉川高島屋S・Cは9月20〜26日に通常通り販売を行う。横浜高島屋では、“ミニバスケットバッグ”(税込1万9800円)の新色であるシガーブラウン、ダークバーガンディ、ブルーを先行販売するほか、“ハンモックバッグ”(同2万4200円)や“ダイヤモンドバッグ”(同2万9700円)、ストライプバッグ(2万900円)を用意する。
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- 10位 -
パタゴニア日本支社が再販に本腰 日本独自のサーキュラリティ部門を新設


 パタゴニア日本支社は2022年1月、サーキュラリティ(循環性)部門を新設した。サーキュラリティ部門は日本独自の部門で、リペア部門を吸収する形で、ディレクターには平田健夫・リペア部門ディレクターが就任。リペア、リユース、リサイクルをよりよい形でドライブすることを目指し、日本で強化する再販サービスの戦略を担う。米国で13年に始まった中古品の再販プログラム“ウォーン ウエア(WORN WEAR)”、19年にスタートしたダメージの大きい製品を複数使って、新しい衣類に作り替える“リクラフテッド(ReCrafted)”を数年以内に日本でも実施する。24年度には、鎌倉市と横浜市にあるリペアセンターをサーキュラーセンターとし、リペアに加え、リペアを超えた“リクラフテッド”製品も手掛ける予定だ。また、外部のリペアパートナーを増やし、リペアサービスの納期を短縮する考え。
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「プーマ」がNYでファッションショー 洋服はアスレジャーのセカンドウェーブ?

 「『プーマ(PUMA)』、行く?」

 そんな会話をニューヨーク・ファッション・ウイークの期間中なんども聞くほど話題だったファッションショーが9月13日、由緒正しいビルや建築物の多いローワーマンハッタンのチップリアーニを会場に開かれた。

 ファッション業界人だけでなく、著名なアスリートなどスポーツ関係者も参加することから、ショーの開始予定時刻の21時に近づくころには、会場周辺は異常なまでの熱気に包まれた。赤いライトの光が差し込むランウエイは、荒野のよう。ダンスなどのパフォーマンスののち、体のムーブメントに自由を与える、モノグラムデザインのぴったりとしたワンピースに身を包んだモデルが登場。その後もスポーティーでありながら、シティのストリートを闊歩できるルックが続く。トラックスーツのセットアップは、黒地に白のラインや赤地に白のラインなど。おなじみのジャージーの上下……と思ったらレザー製で、“ワンマイル・ルック”にはオシャレ過ぎるくらいだ。そして世界最速の男のウサイン・ボルト(Usain St. Leo Bolt)がゆっくりとランウエイを歩いて魅せたのは、アスレチックなタキシードだった。

 「これは、アスレジャーのセカンドウェーブなのだろうか?」。そう思ったが、もっと新しいものだろう。周知のとおり、アスレジャーはアスレチックウエアの利便性や機能性が理にかなっているから浸透、または流行した。でもウサイン・ボルトのタキシードは、そこまで機能的じゃない。今、ファッション好きが楽しみたいのは、機能的でラクな服じゃない。カッコいい服だ。目の前の「プーマ」は、楽(ラク)じゃなく、楽しい服。後者を身に纏っているときの気分は、前者のそれとはまったく別だ。

 一流アスリートに本当の機能性を提供する「プーマ」が、クールなファッションを提示してきた。

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「パレス スケートボード」と「エンジニアド ガーメンツ」がコラボコレクションを発表

 「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は、鈴木大器の手掛ける「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」とコラボレーションしたコレクションを9月17日に発売する。「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京店のみで取り扱い、各商品の価格は発売日まで非公開だ。

 今回のコラボコレクションは、無数のポケットを配したシェルジャケットとベストとパンツのセットアップをはじめ、トラックジャケットとパンツのセットアップ、チェック柄のシャツ、パッチワーク仕様のフリースパーカ、Tシャツ、6パネルキャップ、ハットの全10型を用意。シェルジャケットやハットには「ゴアテックス(GORE-TEX)」を採用し、トラックジャケットにはリップストップコットンを使用するなど、タウンユースからアウトドアシーンまで幅広いシーンで活躍するアイテムに仕上がっている。

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「プーマ フュートログレイド」2023年春夏コレクション

 「プーマ フュートログレイド(PUMA FUTUREGRADE)」が2023年春夏コレクションを発表した。

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「無印良品」が板橋区に路面店 関東最大級規模で11月オープン

 良品計画は、「無印良品」の大型路面店を東京・板橋区に11月17日オープンする。売り場面積は3924平方メートルで、銀座店や東京有明店に次ぐ規模になる。広いスペースを生かして衣食住の幅広い商品をそろえる。同社が包括提携を結ぶ板橋区と協業し、地元で作られた商品の販売や地域とのイベントも行う。

 店名は住所にちなんで「無印良品 板橋南町22」(板橋区南町22-14)。幹線道路の山手通りに面したロードサイドの立地だが、池袋駅からも徒歩10数分と近い。

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国内外のジュエリーブランドを取り扱う「ショールーム セッション」が営業スタッフを募集

 国内外のジュエリーブランドを取り扱う「ショールーム セッション(Showroom SESSION)」はこのほど、事業拡大のため営業スタッフを募集する。取り扱いブランドは、「ヒロタカ(HIROTAKA)」「マリハ(MARIHA)」「マリア ブラック(MARIA BLACK)」「ザ レタリング(THE LETTERING)」「キウナ(KINUA)」など。卸営業を担当する。

 具体的な業務は、年間約4回行う展示会での取引先へのプレゼンテーションや、撮影・資料作成などの展示会準備、販売プランの立案・推進、取引先に向けたブランド認知促進、商品知識向上のためのトレーニング、マーケットおよび競合の調査・分析など。担当ブランドや取引先とのコミュニケーションや信頼関係の構築が重要となる。

 「ショールーム セッション」は、2005年設立。ウィメンズのハイエンドで最先端なファッションからバッグ、シューズ、工芸品まで、国内外のブランドや作家を日本のファッション市場に紹介する。22年現在、約30ブランド・コレクションを日本や欧米、アジアの約200の取引先に卸している。

募集職種
ジュエリー営業

雇用形態
契約社員

応募条件
<応募歓迎条件>
ジュエリーブランドでの卸営業経験者(3年以上)
「ウェア(WEAR)」卸営業経験者
ジュエリー店舗マネージャー経験者(年数問わず)

勤務地
東京都渋谷区渋谷2-12-24 東建・長井ビル1階

給与・待遇
年俸制:600万円~
昇給:業績によりあり
社会保険:あり(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災)
社員登用:あり
社員割引:あり
制服代支給:年間上代100万円支給

勤務時間
10:00~19:00(休憩1時間/実働8時間)
※時短勤務相談可能

休日休暇
土日祝・その他会社が定める日
年間休日128日(年による)

応募期限
2022年10月31日

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