サステナ隊長!向は秋冬に何買った? ポイ捨てタバコを使ったピアスや「ダブレット」の皮肉たっぷりのTシャツなど【「WWDJAPAN」スタッフのベストバイ】

 朝晩は肌寒さを感じることも増え、いよいよ秋冬のおしゃれが楽しくなってきました。向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクターは、この秋冬もサステナブルとデザインを両立させたアイテムを購入したようです。今回はその中でも特にお気に入りのアイテム5つを紹介します。

「ニアーニッポン」の京都の手捺染の柄ワンピース

 「『ニアーニッポン(NEAR.NIPPON)』のデザイナーの深山拓也さんが手描きした柄はよく見るとトロピカル。このワンピースは綿100%のヘリンボーンに京都の職人による手捺染で再現してあります。4月25日号の表紙にも掲載しました。同じ柄でもリサイクルポリエステルの生地に昇華転写プリントしたアイテムもあります。同じ柄を異なる生地に載せたのは『それぞれのアイテムにベストな生地を選んだから』と聞いて納得。サステナブルに丁寧に取り組んでいるブランドですが、最後の判断・選択はデザイナーが“届けたいデザインであるか”という点がほんといいな、と思います。トレーサビリティーが取れているイタリアのマンテコ社の生地を使ったボレロを合わせます」(向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター、以下同)

「カナコ サカイ」のセットアップ

 「『カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)』のデザイナー、サカイカナコさんはガッツとユーモアを併せ持つ女性。話していると元気になります。日本の産地の技術継承を大切に考えている彼女は、生地や技術の話になると止まらない。このセットアップも桐生の最新技術を使ったジャカード織りで、アーティストのユリカ シロヤマの作品を生地に落とし込んでいます。光の反射で表情を変える波打ち際をイメージしたそう。着用している時にサカイさんに会ったら至近距離で生地の仕上がりチェックをしてくるものだから、なんだかドキドキしました」

「ダブレット」の“オーガニックコットン50%です”Tシャツ

 「アイロニーとはこのことですよね。『オーガニックコットンを使用していると言いながら、その割合は半分』という“グリーンウォッシュか否か”論議を呼びそうな素材使いをあえて選び、堂々と語っちゃっている『ダブレット(DOUBLET)』のTシャツです。ならばここで選ぶ色はグリーンだろうと、この色を選びました。ダボダボで着たいからサイズはXL。サステナ系イベントで着たいと思います。なお、残りの50%の素材はリサイクルポリエステルであるという、完璧なオチが用意されています」

「境ジュエル」の“バレエシューズ タバコ”ピアス

 「このピアスの素材はポイ捨てタバコとお人形の靴です。セレクトショップのエシカルコンビニで一目ぼれしました。アーティストのカナコネヅ(Kanako Nezzz)さんが手掛けるブランド『境ジュエル(SAKAI JEWEL)』は、彼女の地元でもある神奈川県を流れる境川で拾い集めたゴミを素材にしています。これはバレエシューズだけど、カラフルなピンヒールのバージョンもあり、その名も“ハイヒールタバ子”。ネーミングセンスも好きです。どんな場でもこのピアスの話で10分は盛り上がれます。“2050年リング”は『2050年には海中のプラスチックの量が魚の量を超えるかもしれない』危機感をユーモラスに表現。水着を着た同性カップルがキスをしていてかわいいです」

「リット」のカーディガン
廃棄予定の糸使いだからこその予定不調和

 「ワンピース派のため、秋の始まりにはカーディガンが欠かせません。廃棄予定の素材を生かした服は多いですが、肝心なのはその生かし方ですよね。こちらはスタイリストの酒井美方子さんと松本香織さんがディレクションする今秋冬デビューのニットブランド『リット(RITTO)』です。使える素材に制限があるからこそ、スタイリストのセンスが生かされていて、異なるテクスチャーや編み方、ゲージを組み合わせること自体を2人が楽しんだな、ということが伝わってきます」

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サステナ隊長!向は秋冬に何買った? ポイ捨てタバコを使ったピアスや「ダブレット」の皮肉たっぷりのTシャツなど【「WWDJAPAN」スタッフのベストバイ】

 朝晩は肌寒さを感じることも増え、いよいよ秋冬のおしゃれが楽しくなってきました。向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクターは、この秋冬もサステナブルとデザインを両立させたアイテムを購入したようです。今回はその中でも特にお気に入りのアイテム5つを紹介します。

「ニアーニッポン」の京都の手捺染の柄ワンピース

 「『ニアーニッポン(NEAR.NIPPON)』のデザイナーの深山拓也さんが手描きした柄はよく見るとトロピカル。このワンピースは綿100%のヘリンボーンに京都の職人による手捺染で再現してあります。4月25日号の表紙にも掲載しました。同じ柄でもリサイクルポリエステルの生地に昇華転写プリントしたアイテムもあります。同じ柄を異なる生地に載せたのは『それぞれのアイテムにベストな生地を選んだから』と聞いて納得。サステナブルに丁寧に取り組んでいるブランドですが、最後の判断・選択はデザイナーが“届けたいデザインであるか”という点がほんといいな、と思います。トレーサビリティーが取れているイタリアのマンテコ社の生地を使ったボレロを合わせます」(向千鶴「WWDJAPAN」編集統括兼サステナビリティ・ディレクター、以下同)

「カナコ サカイ」のセットアップ

 「『カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)』のデザイナー、サカイカナコさんはガッツとユーモアを併せ持つ女性。話していると元気になります。日本の産地の技術継承を大切に考えている彼女は、生地や技術の話になると止まらない。このセットアップも桐生の最新技術を使ったジャカード織りで、アーティストのユリカ シロヤマの作品を生地に落とし込んでいます。光の反射で表情を変える波打ち際をイメージしたそう。着用している時にサカイさんに会ったら至近距離で生地の仕上がりチェックをしてくるものだから、なんだかドキドキしました」

「ダブレット」の“オーガニックコットン50%です”Tシャツ

 「アイロニーとはこのことですよね。『オーガニックコットンを使用していると言いながら、その割合は半分』という“グリーンウォッシュか否か”論議を呼びそうな素材使いをあえて選び、堂々と語っちゃっている『ダブレット(DOUBLET)』のTシャツです。ならばここで選ぶ色はグリーンだろうと、この色を選びました。ダボダボで着たいからサイズはXL。サステナ系イベントで着たいと思います。なお、残りの50%の素材はリサイクルポリエステルであるという、完璧なオチが用意されています」

「境ジュエル」の“バレエシューズ タバコ”ピアス

 「このピアスの素材はポイ捨てタバコとお人形の靴です。セレクトショップのエシカルコンビニで一目ぼれしました。アーティストのカナコネヅ(Kanako Nezzz)さんが手掛けるブランド『境ジュエル(SAKAI JEWEL)』は、彼女の地元でもある神奈川県を流れる境川で拾い集めたゴミを素材にしています。これはバレエシューズだけど、カラフルなピンヒールのバージョンもあり、その名も“ハイヒールタバ子”。ネーミングセンスも好きです。どんな場でもこのピアスの話で10分は盛り上がれます。“2050年リング”は『2050年には海中のプラスチックの量が魚の量を超えるかもしれない』危機感をユーモラスに表現。水着を着た同性カップルがキスをしていてかわいいです」

「リット」のカーディガン
廃棄予定の糸使いだからこその予定不調和

 「ワンピース派のため、秋の始まりにはカーディガンが欠かせません。廃棄予定の素材を生かした服は多いですが、肝心なのはその生かし方ですよね。こちらはスタイリストの酒井美方子さんと松本香織さんがディレクションする今秋冬デビューのニットブランド『リット(RITTO)』です。使える素材に制限があるからこそ、スタイリストのセンスが生かされていて、異なるテクスチャーや編み方、ゲージを組み合わせること自体を2人が楽しんだな、ということが伝わってきます」

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ビームスが「ティンバーランド」第3のアイコン“フィールドブーツ”の“ビーブロ”カラーを限定発売

 ビームスは10月29日、「ティンバーランド(TIMBERLAND)」の“フィールドブーツ”の“ビーフ&ブロッコリー”(通称ビーブロ)カラーを限定発売する。価格は1万8700円(税込)。なお、同色の販売は国内では10年以上ぶり。

 “フィールドブーツ”は1983年に誕生した、“イエローブーツ”や“ハンドソーンモカシンシューズ”に次ぐ、「ティンバーランド」第3のアイコンだ。

 本作は、アッパーに“ウォータープルーフヌバックレザー”を採用する。防水性に富む“メンブレン”を内蔵し、高い保温性を持つ“プリマロフト インサレーション”や、歩く際の衝撃をエネルギーに変換する“アンチファティーグテクノロジー”も備える。

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秋冬に取り入れたい、ニットベストのスタイリング術3【2022-23年秋冬トレンド】

 なごみ系のニットベストに新発想のコーディネートが登場しています。レトロでほのぼのとしたムードを逆手に取ったスタイリングです。着こなしの鍵は、意外性のあるレイヤード。中でも古着風のニットベストは、こなれ感を呼び込めます。

 「トリー バーチ(TORY BURCH)」は、襟付きのプルオーバーの上にニットベストを重ねた、“ニットonニット”を提案しました。ぬくもりを帯びたニットの風合いが響き合って、朗らかな印象に。懐かしげな表情はレトロブームにもマッチ。グリーンとピンクの明るい色合わせのトップスに、ボトムスは黒のペンシルパンツで引き締め、“レトロ×クール”にまとめました。今回は、ベストを使った3つの新スタイリング術をご紹介します。

ワンピースの上に重ねて
手軽に秋冬ルックが完成

 シャツやブラウスの上に重ねるのが主流だったニットベストですが、この秋冬は風向きが一変。新たなコンビネーションは“ワンピース×ベスト”です。ニットベストでほのかにレトロ感を漂わせるレイヤードスタイルで、意外な相性を発揮します。

 「アダム リップス(ADAM LIPPES)」は、フェミニンなワンピースの上に編み地の細かい丸首のニットベストを重ねました。ニット特有の風合いが生きて、ぬくもりを感じる愛らしいムードに。ベストの上から細ベルトでウエストマークして、めりはりも忘れません。ベストをシーズンレスに着られる薄手のワンピースに重ねるだけで、秋冬仕様の装いに早変わりしました。

 ワンピースは一般的にフェミニンな雰囲気のアイテムですが、重ねるベスト次第で、別の表情をまとうことができます。例えば、オーバーサイズのベストを重ねると、ストリートなムードが漂うミックスコーディネートにまとめられます。

 「リュー(RYU)」は、ゆったりしたシルエットのワンピースに、ニットのプルオーバーベストを重ねました。ボリュームのあるベストで余裕を持たせ、足元もスニーカーを合わせることで、全体的にリラックスムードに仕上げています。

王道のシャツとのコンビは
個性派ベストでイメージを刷新

 “シャツ×ベスト”は最もスタンダードな着こなしですが、平凡に見えないアレンジが相次いで登場しています。魅力的な提案は、トラッドに変化をもたらす“崩しトラッド”。見慣れた白シャツではなく、柄物シャツに重ねるのも、表情を変える効果を期待できます。

 総柄シャツの上から、ニットベストを重ねたのは「ロドリリオン(RHODOLIRION)」。柄と色の食い違いが、かえってこなれ感を生む組み合わせです。ベストは裾のほつれ加工が古着風。シルエットがコンパクトな分、ボリューミーなスカートとの量感コントラストが際立ち、カジュアル仕様の“フィット&フレア”に仕上がっています。

 お約束の白シャツに合わせる場合は、ニットベストに主張を持たせると新鮮に映ります。編み地やボリューム、襟のカッティングなどが仕掛けどころに。シャツとの素材のコントラストを印象付けるのもポイントです。

 「ラム・シェ(RUMCHE)」は、白シャツの上からケーブル編みのざっくりニットベストを重ねました。オーバーサイズのシャツに、さらにボリュームのあるニットベストをオン。ダブルのボリュームがのどかな印象を醸し出し、うねの起伏が大きいケーブル編みが、ノスタルジー調に導きます。

袖長シャツとの“ロング×ロング”で
落ち感を増幅

 冬のレイヤードルックにイレギュラーなシャツを取り入れると、サプライズな装いに仕上げられます。例えば、スーパーロング袖のシャツ×ニットベスト。指が隠れるほどの袖丈は、縦長効果を呼び込みます。

 「テンダーパーソン(TENDER PERSON)」のチェック柄のシャツは、指先まで隠れるスーパーロング袖。ストンと垂れ下がった両袖が、リラクシングな落ち感を寄り添わせました。シャツの上からオレンジのニットベストを重ねて、袖部分を目立たせています。柄と色が多彩に入り混じり、ヒッピー風のフラワーチルドレンなルックが生まれました。

 縦落ちのイメージを強めるうえで、ニットベストはいい仕事をしてくれます。“ロング×ロング”の伸びやかな組み合わせを意識することがポイントです。

 「ピリングス(PILLINGS)」のスタイリングは、手先までカバーした白シャツと、ヒップが隠れる長さのニットベストで、全てがゆるっとしたフォーム。ポイントはロングベストの裾からチラ見せしたシャツで、落ち感を引き出す小技です。床を引きずるほどのデニムスカートが、さらにボヘミアンな気分を添えています。

 ニットベストは、レトロでほのぼのとしたムードを帯びたアイテムですが、組み合わせ次第で鮮度がアップします。意外性のあるスタイリングを取り入れれば、手持ちのアイテムから別の表情を引き出せます。これからの季節に、温もりとレトロ感をまとえるお役立ちアイテムです。


その他のコーデもチェック!

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「BABY-G」がグミのハリボーとコラボ カラフル&キュートな時計を発売

 カシオ計算機の「BABY-G」は11月にドイツのグミメーカー、ハリボー(HARIBO)とコラボした時計を発売する。価格は1万6500円(税込)。

 ハリボーの人気シリーズでカラフルさが特徴の“ゴールドベア”を落とし込んだデザインで、ベースにもコロンとしたフォームの小さめモデルをセレクトした。

 文字盤にはラズベリー、レモン、リンゴ、オレンジの4つの味(色)を敷き詰め、バックライト点灯時にも同グラフィックを映し出す。ボタンの配色もカラフルにした。一方、ケースとバンドは白いグミのテクスチャー感を再現したマットスケルトン仕様で、文字盤やボタンのカラフルさを引き立てる。パッケージもグミをプリントした特別版とした。

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美の源・つばめの巣が最強すぎる! 【爆裂!健康美容マニア道】

 1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は超絶レベルの疲れをケアしてくれるつばめの巣について。

 仕事と家事と育児に追われ、授乳しながら寝落ちする日々。今、ドラゴンボールのシェンロンが目の前に現れたら真っ先に伝えてしまうだろう。「一生疲れない体をください」と。そんなある日、子育てをしながらバリバリ働く先輩ママから「超絶レベルの疲れにはつばめの巣がいいわよ!」と教えてもらった。つばめの巣が体にいいのはなんとなく知っているけど、何がどういいのかは分からない。いや待てよ。そもそも巣を食べるってどういうこと?そんな疑問に応えるべく、先輩ママおすすめのつばめの巣を実食レポート!その驚きのパワーとは?!

そもそもつばめの巣って?

 その昔、絶世の美女とされる楊貴妃が欠かさず食していたというつばめの巣。医食同源の本場である中国では、1000年以上も前から高級漢方食材として重宝されてきた。そもそもつばめの巣の原料はつばめの唾液。最高級とされるマレーシア産のアナツバメは、純度の高い透明な唾液だけで巣を作り固めているそう。

 今回名越が実食したのは、そのアナツバメの巣を手摘みした“クレオパトラの朝食”(名前のパンチ力よ)。添加物や保存料を一切使っていない100%ピュアなものだ。「でもつばめの巣って赤ちゃんを守るためのものでしょ?それを食べるってちょっとどうなのよ」と不安になったあなたもご安心を。“クレオパトラの朝食”をつくるリアラーサ(RIA RASA)では、子育てが終わり、必要のなくなった巣だけを選び、採取。さらに、生態系を壊さないよう飼育せず、天然のつばめの保護活動にも取り組んでいるのだ。安心していただけるだけでなく、そんな姿勢にも共感できる逸品だ。

免疫力MAX?!すごいぞつばめの巣

 で、気になるのはその栄養素。紀元前から“不老のカギ”とも言われていたというつばめの巣にはどんなうれしい成分が詰まっているのだろうか。それは、知れば知るほどテンションが爆上がりするものばかりだった(むふふ♡)驚いたのは、美容の3種の神器とも呼ばれる糖鎖栄養素・シアル酸・EGF&FGFが豊富に含まれていること(これすごくない?)。糖鎖とは、細胞と細胞を正しくつなげてくれるアンテナのような働きをしてくれるもので、免疫システムの要のようなもの。体に備わっている自然治癒力にアプローチして、体の土台をグンと引き上げてくれそうだ。糖鎖は8つの栄養素で構成されているのだが、つばめの巣にはそのうちの6種も含まれている。これが、奇跡の食べ物と言われるゆえんだ。中でも美の司令塔であり、母乳にも含まれているシアル酸はローヤルゼリーの200倍!(すごっ!)老化や病気の原因を正し、ウィルスや細菌などの異物をすばやく排出。健康をサポートしてくれる。糖鎖の力による未病や老化対策は“第4の医療革命”と呼ばれるほどすごいものなのだ。そして言わずとしれた美肌成分のEGFとFGF。肌サイクルやコラーゲンに働きかけ、内側からふっくら弾力ある肌へ導いてくれそうだ。……あの〜、万能すぎて最高なのですが。

 瓶の中身はアナツバメの巣とオーガニックのてんさい糖、そして純水のみ。シンプル・イズ・ベスト。アナツバメの巣は味がないため、食べやすくするために少し甘みを加えたそう。では早速、いただきます!

 ぷるぷるっとした食感とほんのり広がる甘み。うん、とっても食べやすい。これならヨーグルトにかけたり、スムージーに入れたりアレンジも自由自在にできそうだ。そのままぐいっと一気飲みもできそうだけど、ここはスプーンで大切に味わおうっと。

“なんか調子いい”がうれしい

 いつもは夕方ごろに疲労困憊、ほぼ生きる屍状態のままベッドにダイブする日々だった名越に「あれ?まだ私……動ける!」という実感が戻ってきた。この“なんかいい感じ”ってとってもうれしい体感なのよね。仕事か家庭か、という2択じゃなくて、仕事も家庭も爆裂に楽しみたい。そんな毎日をしっかり支えてくれる心強いお供に、つばめの巣は最強のパートナーとなること間違いなし。

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現代アーティストのトム・サックスが、ロケットをモチーフにした代表作を“誰でも買えるアート“としてシルクスクリーンプリントに

 現代アーティストのトム・サックス(Tom Sachs)は、代表的プロジェクトである「ロケット ファクトリー(ROCKET FACTORY)」の内、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が所蔵する“トゥー ダーン ホット(TOO DARN HOT)”をシルクスクリーンプリントして販売する。同作品は、「シャネル(CHANEL)」や“カップヌードル”などのロゴを組み合わせてロケットを形作ったもの。

 価格は750ユーロ(約10万9500円)で、送料は無料。11月2日(日本時間1時)に現代アートのマーケットプレイス、アバント アルテ(AVANT ARTE)で24時間限定で発売する。なお、各プリントにはNFTが付帯する。また、収益の25%はLACMAの支援にあてるという。

 サックスは、「LACMAは、国際的かつ主要な美術館として初めてNFTコレクションを購入した。単なる美術館ではなく、重要な文化施設であり、アートとテクノロジーにこれほど大きな関わりを持つ機関はほかにない。そんなLACMAをサポートできることを、心から光栄に思う」と話す。

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「オフ-ホワイト」と「チャーチ」のコラボ第3弾が発売 ベースは定番モデル“シャノン”と“バーウッド”

 「チャーチ(CHURCH'S)」は「オフ-ホワイトc/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」とコラボレーションしたカプセルコレクションの第3弾を発売した。「チャーチ」の一部店舗と公式オンラインストア、「オフ-ホワイト」の店舗で取り扱う。

 コレクションは、故ヴァージル・アブローの哲学“すべてを疑え(Question Everything)”をもとに、「チャーチ」が誇る職人の伝統と受け継がれてきたスタイルを融合。定番モデルであるダービーシューズ“シャノン(Shannon)”をベースにした“シャノン カットライン(Shannon Cut Lines)”と、耐久性に優れたフルブローグシューズ“バーウッド(Burwood)”をもとにした“バーウッド フォーム(Burwood Foam)“の2型を用意する。

 “シャノン カットライン”には、パターンメイキングのマークを模したスクリーンプリントのラインとシザーモチーフを施している。「オフ-ホワイト」のトレードマークであるハングタグと“シューレース(SHOELACES)”と書かれた靴ひもをあしらっているのも特徴だ。“バーウッド フォーム”はボリューミーなデザインで、スポンジのような厚みがあるラバーソールと鮮やかなピンクのシューレースを使用している。価格は“シャノン カットライン”が税込19万8000円で、“バーウッド フォーム”が同23万6500円。いずれもウィメンズ、メンズ共にブラックのみをそろえる。

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「H&M」がクロエ・セヴェニーとアンダーソン・パークが出演するホリデーキャンペーンを発表 パーティーにマッチする47型

 「H&M」は、女優のクロエ・セヴェニー(Chloe Sevigny)とミュージシャンのアンダーソン・パーク(Anderson Paak)が出演するホリデーキャンペーンムービーを公開し、これを記念したメンズ・ウィメンズのコレクションを11月上旬に発売する。ムービーは今年秋に発表した「ブラッスリー・へネス(Brasserie Hennes)」の続編となる。

 同コレクションでは輝くスパンコールやフリンジをあしらった、パーティーシーンでも活躍する洗練されたアイテムがそろう。商品型数はウィメンズが41型、メンズが6型。価格帯は599〜9999円(税込)。全国の店舗と公式オンラインストアで順次発売する。

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「オニツカタイガー」がサボテン由来の新素材開発 “メキシコ 66 カクトフル”を2023年発売へ

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は10月27日に、メキシコに拠点を置くデザート(DESSERTO)社と共同開発したサボテン由来の新素材を使用した新作“メキシコ 66 カクトフル(MEXICO 66 CACTFUL)”を発表した。2023年1月に日本を含む世界15カ国で1万足を発売予定。価格は税込1万6500円。同日メキシコ大使館で記者発表会を開き、庄田良二カンパニー長とメルバ・プリーア駐日メキシコ大使が登壇した。

 ベースとなったサボテン由来のバイオ素材“デザート”は、フタル酸エステルやPVCを使用せず、製造工程における水使用量も比較的少ないことから、環境配慮素材として注目を集める。今回はメキシコに数多く生息するウチワサボテンを原料に使用した。「オニツカタイガー」は1年間の共同開発期間を経て、素材の柔軟性や耐久性などを向上させた。デザート社によると、アニマルレザーの生産工程と比較して二酸化炭素排出量を84.8%削減できるという。製造時に残ったウチワサボテンは飲食業界で食用に活用される。

 カラーは染色しやすい特性を生かし、ホワイト、イエロー、ブルー、パープル、グリーンの5色を企画した。アニマルレザーよりも軽量で、通常の“メキシコ 66”が片足250gなのに対し、同モデルは228g。中敷やシューレースには、リサイクルポリエステルを使用した。

 “メキシコ 66”モデルは、1968年にメキシコで開催されたスポーツの祭典で日本選手団のために製作したトレーニングシューズで、ブランドを代表するアイテムの1つ。庄田カンパニー長は、「メキシコというルーツに親和性を感じサボテン素材に着目した。最初に見たときはシューズに適用させるのは難しいと感じたが、その後当社の知見を掛け合わせ試行錯誤を重ねた結果、同モデルが完成した。今後も主力商品として継続販売していく。素材は独占せず、他企業にも活用してもらう計画だ」と話す。

 プリーア駐日メキシコ大使は、「メキシコではサボテンは、観賞用だけでなく食用や化粧品など幅広く使用されている。メキシコの基幹産業の1つでもあり、『オニツカタイガー』のようなサステナビリティに意識の高い企業が、メキシコを象徴するサボテンを取り入れてくれたことに感謝する」と話した。

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吉田朱里メイク本「メイクが私を強くする」が登場 人気の“シチュエーション別メイク”を書籍化

 講談社は、元NMB48のメンバーでコスメブランド「ビーアイドル(B IDOL)」のプロデューサーでもある吉田朱里のメイク本「メイクが私を強くする」(税込1540円)を発売した。

 これは、登録者数約92万人を誇る自身のユーチューブチャンネルの人気コンテンツ“シチュエーション別メイク”を書籍化したもの。ためになるメイクテクニックが詰まっているほか、シチュエーション別の彼女の秀逸な妄想トークも読みどころになっている。番外編ではオール私物のセルフメイク徹底解説や、ヘビロテコスメの紹介コラムなども収録している。

 刊行に際して、本人は「一緒にメイクしても楽しい、読むだけでも楽しい、メイク本のような、女子会トークのような、今までにないメイク本です。当たり前に毎日行うメイクが“やらなきゃいけない”になっている人はぜひ読んでほしい!メイクを変えるだけで気持ちまで変化します。この一冊を読んだ後には、何かが前に進む、皆さんの背中を押せるような一冊になったと思います」とコメントしている。

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繊維廃材を使用した下駄「クオン」、「デザイナート・トーキョー」で初公開

 日本橋・金沢・下北沢を拠点に活動するクリエイティブ集団コネル(Konel)が、衣類や布団などの繊維廃材を使用した下駄「クオン(QUON)」を開発した。現在開催中の「デザイナート・トーキョー 2022(DESIGNART TOKYO 2022)」で一般公開とともに受注生産を開始した。

 今回発表したプロトタイプには、循環型リサイクルボード「パネコ(PANECO)」とリサイクル新素材ボード「リフモ」を素材として使用している。「パネコ」は廃棄衣類繊維を原料とする繊維リサイクルボード。「リフモ」は門倉貿易が開発した100%繊維系廃材からなる新素材だ。

 「クオン」はすり減った歯を交換できる構造で作られており、長期的に履くことでリサイクル率の向上が期待できる。11月6日までITOCHU SDGs STUDIOにて公開している。

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秋冬に欠かせない「オイル美容」 注目5品の売れ行きをリサーチ

 乾燥が気になる季節に、プラスしたいオイル美容液。スキンケアの仕上げだけではなく、洗顔後のブースターやオイルパック、ヒジやヒザのパーツケアとして使えるタイプも続々と誕生している。今回は、クレンジングからマルチユースの美容液まで、人気製品の売れ行きをリサーチした。

 「イミュノ(IMMUNO)」“アドバンスド エッセンスオイル WH ”[医薬部外品]は、天然由来成分99%の美白ケアに特化したオイル。美白有効成分である油溶性ビタミンC誘導体と、カムカム、ローズヒップ、アセロラ、トマトなど赤い色をした天然植物由来成分を配合する。高桑昌子プレミアアンチエイジングPRは「先行型オイル美容液シリーズの通販の売り上げとなるが、22年4~8月の5か月間と、21年11月~22年3月の5か月間を比較すると89%増の伸長となった」と明かす。

 「セルヴォーク(CELVOKE)」“カームブライトニング クレンジングオイル”は、天然由来成分100%、ヒエヌカをはじめとする贅沢な植物美容オイルを87%配合し、洗うだけでなく保湿する感覚で使えるクレンジングオイル。ヒエヌカオイルは、岩手県花巻の有効活用されていなかったヒエのヌカから抽出されたアップサイクルな原料だ。石井亜希セルヴォークPRは「9月2日に販売を開始し、6日目で1か月の販売予定数を達成した。12月には2層式のオイル美容液も発売予定をしていてクレンジングオイルに続き、売り上げをけん引するアイテムに育成する」と話す。

 「シロ(SHIRO)」“オイルコレクション カレンデュラオイル”は、兵庫県淡路島廣田農園の農薬を使わずに育てられた食用カレンデュラから抽出した。カレンデュラは乾燥肌、混合肌、敏感肌と幅広いスキンタイプに使えると支持されている。シロPR担当は、「オイルコレクションシリーズが登場した22年1月は、オイルコレクションの売り上げが『シロ』のオイルを使用したスキンケア全体の77%を占めた。フェイス用オイルで一番人気は “オイルコレクション カレンデュラオイル”(30mL、税込8002円)。フェイスだけでなくボディーにも使用できる“オイルコレクション ヨモギオイル”(50mL、税込1万136円)も人気が高く、摩擦、乾燥などによって起こる肌トラブルなどをケアし、デリケートな膣周りの保湿にも使えると支持されている」と話す。

 「ネオナチュラル(NEO NATURAL)」“ボタニックセバムオイル”は、皮膚常在菌群「肌フローラ」に着目して開発されたオーガニックで野生種99%以上のマルチオイルだ。利島産野生種の椿オイル、 マカデミアナッツオイル、アルガンオイルをベースに、ムラサキ根エキス、アスタキサンチンを配合し色鮮やかにアップグレード。スキンケアの中でも、ブースター、フィニッシング、マッサージなど、さまざまな用途に使える。高柳ゆき子ネオナチュラルプレスは「9月下旬にウェブで先行リニューアル販売を開始し、23年の売り上げ目標は年6000本、2100万円を想定している。累計販売数12万本を記録した人気オイルで、100%自然由来成分という点も支持されている。肌の基礎づくりからマッサージ、ブースターオイル、フィニッシュオイルとしても使える」とコメント。

 「ラブ パスポート ミラ(LOVE PASSPORT MILA)」は、オンライン上で「好みの香り」や「使いたいシーン」といった質問に回答すると、ユーザーの嗜好に合わせたオードトワレ(7.5mL)と、ヘア&ボディオイル(40mL)のセットが毎月届くサブスクリプションサービスだ。オイルは8種類のナチュラルオイルをブレンドし、オードトワレとレイヤードしやすい香調で、おだやかな香り立ちも特長。「診断数は、累計で約3万件(9月30日時点)となった。目標は初年度10万件を目指していたため、好調な滑り出しだ」と、杉浦美咲スパーティ広報は話す。

 香水だけでなくオイルをセットにした理由については「コロナ禍で、香りを楽しむシーンは外出時だけでなくおうち時間にも広まった。オードトワレより、さらに優しく香るヘア&ボディーオイルをセットにすることで、単品使いやレイヤードの幅を楽しんでいただき、誰もが自分にぴったりのフレグランス&オイルでより自分らしく過ごせる毎日を提供したい」。

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韓国メイクブランド「ヒンス」日本初の直営店が11月3日オープン ルミネエスト新宿店に

 韓国発のメイクアップブランド「ヒンス(HINCE)」は11月3日、ルミネエスト新宿店に日本初となる直営店をオープンする。

 「ヒンス」は2019年1月に韓国で誕生。日本でも同年からアットコスメをはじめとしたオンラインで発売を開始した。洗練された世界観のほか、10色パレットの“ニューデップスアイシャドウ”(全6種、税込各4290円、以下同)、“ムードインハンサー ウォーターリキッドグロウ”(全10種、各3300円)などトレンドの韓国メイクを試しやすいカラーが支持され話題を集めている。21年4月には初のベースメイクシリーズを、今年10月からはブランド初のフレグランスも発売するなど、ラインアップを拡充している。

 初の直営店では10月に発売されたフレグランスをはじめ、発売中の全製品を取り扱う。また、店舗限定のボックス類も用意(税込330円)し、ギフトニーズにも応える。また、直営店オープンを記念し、フレグランス購入者にコースターとミニサイズのオードゥ・パルファムをプレゼントするほか、購入金額に応じたプレゼントキャンペーンを実施する。

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シカに続くヒット成分となるか 今注目の「アラントイン」とは?

 アットコスメ(@COSME)の口コミで「アラントイン」という成分名の出現率が増加しているそうだ。炎症の鎮静、皮膚を保護作用があるとされる成分で、長期化するマスク生活のレスキューアイテムとして人気を集めた「シカ」に続く成分として成長していくのかを検証する。まずは、アラントインを配合した製品を展開する4ブランドにリサーチした。

 資生堂「イハダ(IHADA)」薬用ケアシリーズPR担当北村幸子は、「9SKUを展開する『イハダ』薬用ケアシリーズは、1〜8月の累計販売金額が前年同期比36.8%増となった」と明かす。

 ミスト状化粧水「キュレル(CUREL)」“ディープモイスチャースプレー”は、 8月単月の売り上げは前年同月比16%増で、1~8月は前年同期比25%増と好調に推移している。村上由佳 花王化粧品事業キュレルPRは、「アラントインは、抗炎症作用を持つ成分で、医薬部外品の有効成分として厚生労働省に承認された成分。弊社以外にも、多くの商品での使用実績がある」とコメント。

 「ラゴム(LAGOM)」は、アラントインの配合量を増やした“センシティブ シカクリーム”を8月24日にリニューアル発売した。松浦南厘ラゴムPRは「アラントインは、鎮静効果に優れ、敏感で荒れた肌を健やかにケアし、バランスの取れた肌に導く効果が期待できる。4つのシカ成分はそのままに、アラントインと同じく肌荒れを防ぐ効果が期待できるカラミンを新配合したのも特徴だ。メインユーザーは、20~30代の男女で、マスク荒れや季節の変わり目の肌荒れ、揺らぎ肌にお悩みの人が多い。無香料で、敏感に傾いた肌のお助けクリームとしても支持されている」。

 外資系大手化粧品会社でマーケティングや製品開発に携わり、現在はスキンケア研究家・コメンテーターとして活躍する三上大進氏がプロデュースするスキンケアブランド「dr365」。導入ビタミン美容液“V.C. プレエッセンス”は、定期購入者のリピート率が94.3%と、支持を集めている。三上氏は「肌に起こる炎症を365日、日々のスキンケアで改善、予防していくことに願いを込めて処方した。『dr365』では皮膚科医監修のもと、有効成分としても知られる植物由来のアラントインを、抗炎症を目的に配合処方している」と話す。

 また、原田彩子アットコスメリサーチプランナーに、アラントインにまつわる口コミについて詳細を聞いた。

――― 8月末時点で「アラントイン」の出現率は?

原田プランナー:8月単月で見ると前月と比較し1.2倍の出現率となった。過去3カ月平均と比較すると、0.98倍となるなど増減を繰り返している。現時点では、決してビッグワードではないものの、「肌荒れやニキビなどの効果を期待した」という声が散見される。

――― いつから口コミに登場しているのか。

原田プランナー:アラントイン自体は、アットコスメが設立された約20年前から出現している。12年をピークに約10年間は減少傾向にあったが、22年は前年比1.3倍の出現率だ。ただし、21年1月から12月の平均と22年1月から8月末時点の平均での比較となる。

――― どのようなワードと関連して出現しているのか。

原田プランナー:「抗炎症」「組織修復」といった、期待できる働きと合わせて投稿されるケースが目立つ。決して認知度が高い成分ではないので、読み手に分かるように意識して説明しているのではないか。また「整える」「守る」というワードも多くみられる。

――― 主にどのような製品で使われているのか。

原田プランナー:「イハダ」“イハダ 薬用ローション(しっとり・とてもしっとり)”(各180mL、税込各1650円※編集部調べ)、「キュレル」“潤浸保湿フェイスクリーム”[医薬部外品](40g、税込2530円※編集部調べ)、「メラノCC」“薬用しみ集中対策 プレミアム美容液”(20mL、税込1628円※編集部調べ)、「ヘパソフト」“薬用顔ローション”[医薬部外品](50g、税込1210円 100g、税込1650円※編集部調べ)、歯磨き粉「システマ」“システマ ハグキプラス”[医薬部外品](90g、税込728円※編集部調べ)など、多岐に渡り展開されているのも特徴だ。

――― 生活者は、どのような効果・効能を期待していると考えらるか。

原田プランナー:直近2年間にアラントインを含む口コミを投稿した人の肌質をみると、約25%が「敏感肌・アトピー」と自己申告している。これは、投稿者全体と比較し10ポイント以上高い数値で、肌が敏感な人たちからも選ばれている様子がうかがえる。また、保湿効果の高さを評価するコメントもある。

――― 8月末時点で、注目の成分は。

原田プランナー:「ビタミンC」「ナイアシンアミド」「レチノール」はビッグワードで、昨年と比較し伸長している。未だまだ出現率は低く商品も限られているものの「アゼライン酸」は、2022年は前年比2.8倍の出現率(21年平均と22年1月〜8月31日時点での比較)と伸長している。穀類や酵母に含まれる天然由来成分で、ニキビなどへの効果も期待されるようだ。マスクニキビの悩みは継続すると予測できるため、アラントイン同様に今後の動きが注目される。

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新宿フラッグスのユニクロ新店が10月28日オープン アイテム集積で忙しい客にも分かりやすく

 「ユニクロ(UNIQLO)」は10月28日、東京・新宿駅東南口にある商業施設フラッグスの4、5階に、「ユニクロ 新宿フラッグス店」をオープンする。新宿地区では約4000平方メートルあった「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」を6月に閉鎖し、出店戦略を練り直した。9月に伊勢丹新宿本店そばに「ユニクロ 新宿三丁目店」をオープン、今回のフラッグスへの出店でエリア4店体制となった。「4店とも駅から500メートル以内で、駅のどの出口から出ても『ユニクロ』がすぐに見つかる」(広報担当者)とアピールする。

 フラッグス7、8階には「ジーユー(GU)」も入っている。新宿三丁目店は、「伊勢丹や『H&M』も近くにあり、服を探して買おうという意欲のお客さまが多い」。一方でフラッグス店は「駅直結のため、帰宅途中などの忙しいお客さまがターゲット」といい、商品が見つけやすい売り場作りをより意識した。マネキンで全身のトータルコーディネートをしっかり見せつつ、“ヒートテック”、靴下、小物、ジーンズなど、アイテム別での集積を強化している。

 4階がウィメンズ、5階がメンズで、売り場面積は計1419平方メートルと、ビックロにあった店舗に比べるとかなり小さめ。キッズ、ベビー商品は扱わない。取り扱い商品が限られる分、EC購入商品を受け取る店舗受取カウンターを分かりやすく設置し、キッズやベビー商品をタブレットを見ながら探せるサービスカウンターも4階に設けた。

 出店地域に関連する企業やブランドとコラボレーションし、店舗ごとの個性を際立たせる取り組みとして、新宿では「カップヌードル」の日清食品やカステラの文明堂東京と組んでいる。オリジナル柄のTシャツやトートバッグを企画した。また、新宿地区の9つの映画館のロゴなどを取り入れたアイテムも作成し、それぞれ新宿地区4店舗で販売している。

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「プーマ」がブランドを代表するスニーカー“プーマ スウェード”と“スリップストリーム”の新作を発売

 「プーマ(PUMA)」は、ブランドを代表するスニーカー“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”と“スリップストリーム(SLIPSTREAM)”の2モデルの新作を10月29日に発売する。価格は“プーマ スウェード”が税込1万2100円で、“スリップストリーム”が同1万3200円で、「プーマ」の公式オンラインストアや一部店舗で取り扱う。

 “プーマ スウェード”は、シューズの外側と内側で配色が異なるクレイジーパターン仕様の2カラーを用意。鮮やかなカラーブロッキングは、1980~90年代のNBAチームのチームカラーにインスピレーションを受け、当時のライバル関係を表現している。アッパーの素材にはフルプレミアムスエードを使用している。一方“スリップストリーム”は、フェイクファーのアンダーレイにレオパードパターンを大胆に落とし込んだ日本限定モデルだ。

 そして、“プーマ スウェード”と“スリップストリーム”の新作の発売に合わせ、アーカイブモデルや当時の世相を織り交ぜながら、現代のストリート系アスリートたちが登場するキャンペーンムービー“フォーオールタイム(FOR ALL TIME)”を公開。2モデルが世代を越えてストリートで支持され続ける理由を、時代の経過とともに垣間見ることができる作品に仕上がっている。

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ユニクロが東京・世田谷の店舗にリペアスペースをオープン ニットやダウン、ジーンズのお直しに対応

 ユニクロは、東京・世田谷の「ユニクロ 世田谷千歳台店」に、リペアやリメイクなどのサービスのための専用スペース「リ・ユニクロ スタジオ(RE.UNIQLO STUDIO)」(約29平方メートル)をオープンした。2023年3月31日までのトライアルという位置づけ。

 「リ・ユニクロ スタジオ」はドイツ・ベルリンの旗艦店で21年8月に実験的にスタート。その後、22年春にニューヨークのソーホーの店舗や、4月に移転オープンしたロンドンのリージェントストリート店、シンガポール、マレーシア、台湾などの店舗にも広がっている。

 日本国内では世田谷千歳台店が初の導入で、ユニクロで購入したTシャツの穴直しや裂け直し(各税込500円)、ジーンズの股ずれ(1500円)や穴直し(1000円)、ニットの縫い目やほつれの直し(500円)、ダウン生地の破れや裂け直し(700円)、シャツのボタンつけ(500円)などを実施。可能な限り当日渡しで対応する。また、これまでも一部店舗で実施していたユニクロ購入商品への刺しゅう(500円〜)などのサービスもリメイクとして受け付ける。

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「スケッチャーズ」が「エルメス」を意匠特許侵害で提訴

 「スケッチャーズ(SKECHERS)」を運営するスケッチャーズUSA(SKECHERS USA INC.)は、「エルメス(HERMES)」のスニーカーがスケッチャーズ保有の2件の意匠特許を侵害しているとして、損害賠償などを求めてエルメス インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL)およびエルメス オブ パリ インク(HERMES OF PARIS INC.)を提訴した。訴状によると、エルメスが侵害したのはスケッチャーズの“マッサージ フィット(Massage Fit)”ソールに関する意匠特許2件。今年初めに「エルメス」が発売したスニーカー“エクレア(Eclair)”と“アンヴォル(Envol)”のミッドソールおよびアンダーソールのデザイン要素が、「スケッチャーズ」の“ゴー・ウォーク(Go Walk)”シリーズなどに使用されている“マッサージフィット”の特許を侵害していると主張する。エルメスからはコメントを得られなかった。

 スケッチャーズはプレスリリースの中で、エルメスのような地位と名声を持つ企業がスケッチャーズの特許技術を「模倣し侵害したことは残念だ」とコメントしている。「スケッチャーズは新鮮でユニーク、そしてエキサイティングなフットウエア技術を顧客に毎年提供するため、研究開発に多大な投資を行っている。法廷ではなく市場での競争を常に望んでいるが、競合他社があからさまにわれわれの権利を侵害した場合、法的手段も辞さない」と述べている。

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「ディオール」が新キャンペーンの顔にロバート・パティンソンを起用

 「ディオール(DIOR)」はこのほど、2023年プレ・スプリング・メンズウエアのキャンペーンに俳優のロバート・パティンソン(Robert Pattinson)を起用した。キャンペーンは写真家のラファエル・パヴァロッティ(Rafael Pavarotti)が撮り、ルーニー・クック・ニューハウス(Roonie Cooke Newhouse)がアートディレクションを担当。メラニー・ワード(Melanie Ward)とエリー・グレース・カミング(Ellie Grace Cumming)がスタイリングを手掛けた。キム・ジョーンズ(Kim Jones)=メンズ・アーティスティック・ディレクターによるテーラードアイテムやスポーツウエアがフィーチャーされている。

 パティンソンは13年に「ディオール オム(DIOR HOMME)」のフレグランスキャンペーンに登場して以来、ブランドの顔として16年秋冬や17年春夏のメンズウエアキャンペーンを務めている。

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「ニューバランス」×FC東京のコラボスニーカー最新作は“442”

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は10月30日、Jリーグに所属するFC東京とのコラボスニーカー最新作“442”を発売する。価格は1万450円(税込、以下同)で、靴ひもの代わりに面ファスナーとエラスティックバンドを採用したジュニア用(7150円)も用意する。「ニューバランス」原宿とFC東京のオフィシャルストア、両者の公式オンラインストアなどで販売する。

 「ニューバランス」とFC東京は、コラボスニーカーを4カ月連続で発売している。いずれもFC東京カラーの青と赤を用いるのが特徴だ。

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メキシコ大統領夫人が「ラルフ ローレン」を文化の盗用で批判

 作家兼研究者で、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)=メキシコ大統領の妻であるベアトリス・グティエレス・ミュラー(Beatriz Gutierrez Müller)は、自身のインスタグラムに「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の商品画像を投稿し、メキシコのコントラやサルティーヨの先住民コミュニティーのデザインを模倣した商品であり、いわゆる“文化の盗用”だと批判した。これを受けて、ラルフ ローレン社は、謝罪文を発表した。

 ラルフ ローレン社の謝罪文には、「この製品が販売されていることを知り、驚いている。何カ月も前にこの製品が製造ラインに乗っていることを発見した際に、すべてのチャネルから当該製品を削除するよう厳しく命じた。可及的速やかにかつ徹底してこの製品を排除したにもかかわらず、なぜ販売されているのかについては、緊急監査を行っている。このような事態を招いたことを深くお詫びし、当社は常に改善のための対話を受け付けている」と書かれている。

 ラルフ ローレン社の謝罪後、グティエレス・ミュラーは別の投稿で謝罪を受け取ったとコメント。「何世紀にもわたってこれらの衣服を作ってきた職人たちのすばらしい仕事を学んでもらうために」同社をメキシコのコントラに招待したという。ラルフ ローレン社はWWDの取材に対し、この招待を受けることと、メキシコシティで来月開催される展示会「オリジナル(ORIGINAL)」に参加する予定があるとコメントした。

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韓国アイドルやセレブも愛用の「サイダー」が日本上陸 環境に配慮した手頃価格のアイテム

 2020年に設立した中国発ファッションブランド「サイダー(CIDER)」が、日本向けのウェブサイトを今夏開設し、本格上陸した。同ブランドは、韓国アイドルやセレブリティの着用効果でZ世代を中心に支持を集めており、アメリカや中国を中心に130カ国以上で販売している。価格帯は数千円から1万円台までと、手頃なプライスレンジも特徴だ。

 また同ブランドでは、環境への負荷を軽減する“スマートファッション”モデルを採用した服作りを行っている。“スマートファッション”モデルとは、顧客から直接回収したフィードバックやデータを反映し、リアルタイムで生産の調整が可能なシステム。同システムの導入により、顧客の欲しい物だけをより早く提供できるという。さらに“リサイクルド サイダー コレクション(Recycled Cider Collection)”ではグローバルリサイクルスタンダード(GRS)の認証を受けた素材を使用するほか、2022年末までにショップバッグを生分解性素材に移行することを宣言している。

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「N.ハリウッド」×「インビンシブル」×「ニューバランス」の第3弾トリプルコラボ“M2002RXH”が誕生

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、台湾のセレクトショップ「インビンシブル(INVINCIBLE)」と「ニューバランス(NEW BALANCE)」とトリプルコラボレーションしたスニーカー“M2002RXH”を11月3日に発売する。価格は税込3万8500円で、「N.ハリウッド」の公式オンラインストアや直営店、ミスター ハリウッド(Mister hollywood)、ミスターハリウッド オオサカ、「N.ハリウッド ゾゾヴィラ(N.HOOLYWOOD ZOZOVILLA)」で取り扱う。

 三者のコラボスニーカーは、2020年10月の“ML2002RV”と先月の“M1906RNI”に続く3作目。今作“M2002RXH”のアッパーは、「ゴアテックス(GORE-TEX)」と毛足の長いヘアリースエード、メッシュ、ヌバック、リフレクター素材を組み合わせることでネイビーのグラデーションを表現した。両ヒールと右足のシュータンには、アメリカ軍のトレーニングウエアに使用されているロゴに着想した専用ロゴを配し、左足のシュータンにはオリジナルのミルスペックをプリン ト。さらに、インソールが三者のロゴをパターン化したオリジナル仕様になっているほか、4本の特製のシューレースを付属する。

 また“M2002RXH”の発売にあわせ、プルオーバージャケットとウインドパンツ、スエットシャツ、2色展開のTシャツからなる4型のカプセルコレクションも製作。どれも“M2002RXH”と同じくコラボ専用ロゴや、「N.ハリウッド」のアイコニックなタグをあしらっている。価格は税込9900〜2万2000円だ。

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