WWD:自分らしさを表現するという点でいうと、2023年春夏コレクションは「WHO IS YOUR MUSE?(あなたのミューズは誰?)」をタイトルに掲げていた。提案したスタイルも、「パトゥ」らしさを感じるラッフルやバルーンスリーブが特徴的なルックやソフトなテーラリングから、スポーティーなスタイル、ミニマルなドレスまでが提案され、より幅広い女性像が描かれているようだった。
イタリアのコリエレ・デラ・セラ紙によると、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、ミラノの「カーザ・デリ・アテラーニ」として知られる由緒ある建物を購入した。コンティ家とポタルッピ家の子孫の所有物件で、ファッションショーや発表会、カクテルレセプションなど、プライベートなイベントも多数開催されてきた。取引額や購入の目的は不明。LVMH代表者からのコメントは得られていない。
(c) Tre Vänner Produktion AB. All rights reserved.(c) Tre Vänner Produktion AB. All rights reserved.
2015年公開の「幸せなひとりぼっち(En man som heter Ove)」は、アカデミー賞外国語映画部門(現:国際長編映画部門、Academy Award for Best International Feature Film)にもノミネートされたスウェーデン映画。アメリカではつい最近、トム・ハンクス(Tom Hanks)主演のハリウッドリメイク版が公開になったばかり。オリジナル版のプロデューサーが携わっていることから、本作はオリジナル版にとても忠実で、セリフまで同じシーンをところどころに見ることができる。それでもまた泣けてしまうのは、ストーリーそのものがすばらしいのと、どちらの作品においても演技が最高だからだ。
「おやすみ、オポチュニティ(Good Night Oppy)」は、今年11月下旬にアマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)で全世界配信されたドキュメンタリー。スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)のプロダクション会社アンブリン・エンターテインメント(Amblin Entertainment)が製作に関わっているという事実からも、本作が優しさに溢れるものであることは想像がつくはず。特殊CGを手掛けるのは、ジョージ・ルーカス(George Lucas)が創設した特殊効果&VFX制作会社インダストリアル・ライト&マジック(ILM)で、女優アンジェラ・バセット(Angela Bassett)がナレーションを務める。
FIFAワールドカップが開催されたことも記憶に新しいカタールは、現代アートやクリエイティブなカルチャーでの文化芸術立国を目指している。その一翼を担っているのが、同国の現首長の妹であるシェイカ・アル=マヤッサ・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アル=サーニー(Sheikha Al Mayassa bint Hamad bin Khalifa Al Thani)閣下が主導する文化活動促進プロジェクト「カタールクリエイツ(QATAR CREATES)」だ。もともとは1週間にわたりアートやファッション、文化、建築を顕彰するイベントとして2019年にスタートしたが、今年からは年間を通したアートとカルチャーのプラットフォームへと発展。その幕開けとなる10月末には、世界各国からメディア関係者やインフルエンサーやゲストを招き、イスラム美術館のリニューアルオープンや展覧会「フォーエバー ヴァレンティノ(FOREVER VALENTINO)」の開幕を祝うパーティーから展示やパネルディスカッションなど数々のイベントが催された。
40カ国400団体によって構成される「ウイグル自治区の強制労働を終わらせるための連合(Coalition to End Forced Labour in the Uyghur Region)」は、国際オリンピック委員会(IOC)が北京冬季オリンピック関連商品の生産にウイグル人の強制労働が関わっていないと保証できないことに対して大きく反発している。
同連合は、オリンピック関連商品の生産についてIOCが強制労働の有無を監査することを確約するよう8カ月にわたって求めてきたが、IOCはこの要求を退けたという。
ニューヨークのエリック・アダムス(Eric Adams)市長はこのほど、ニューヨーク市経済開発会社と連携して、ブルックリンにサステナブルファッションに関する新たな雇用を創出する計画を発表した。サンセットパーク(Sunset Park)内のブッシュ ターミナル(Bush Terminal)に建設中の「メード・イン・ニューヨーク キャンパス(MADE IN NEW YORK CAMPUS以下、キャンパス)」を拠点に、職業訓練や教育プログラムなどを通して、ブルックリンのファッション産業の拡大と市の経済発展を目指す。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)と傘下の「フェンディ(FENDI)」はこのほど、英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)とロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)と連携し、新たなバイオ素材の開発に関する共同研究イニシアチブを発表した。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、エジプト・シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)に出席し、生物多様性と土壌の回復にコミットすることを発表した。LVMHのエレーヌ・ヴァラド(Helene Valade)環境開発ディレクターは、「これらの新たな取り組みは、生物多様性や水資源の保全につながるはずだ。主な目的は、偏った単一品種の作物栽培から、多毛作へと移行することだ。これにより、土壌を回復させ炭素の貯蓄量を増大させることができる」と話し、生物多様性と環境再生型農業は、原材料の調達強化につながると指摘した。
新“バランシング”シリーズは、過酷化する現代のストレスを見据え、新たに肌本来の生まれ変わる力に着目した。桝浩史 THREE マーケティング部ゼネラルマネージャーは「原料や処方を一から見直し、これらからの時代に求められるナチュラルとサイエンスのバランスを再解釈した」と話す。人が本来持つ「サバイブする力」を科学の知見を織り交ぜながら、新時代のホリスティックケアを“ファインビューティ”と位置づけアプローチする。
表参道ヒルズでは、元日から15日までセールを開催する。対象ブランドは、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」や「マルニ(MARNI)」「ワイズ(Y’S)」「パトゥ(PATOU)」「アグ(UGG)」など。また、約20ブランドの福袋を数量限定で用意する。そのほか9日までの期間、アーティストのヤナギダマサミによる作品展を開催する。
2019年に個人観光ビザの発給が解禁されるまで、“世界一訪れることが難しい国”といわれていたサウジアラビア。イスラム教やアラブ王国、石油、サッカーなど想像に難くないが、今なおベールに包まれているのがファッションだ。数年前に服装の規制は撤廃されているものの、全身を白や黒で覆う民族衣装のイメージはまだ強い。そんな謎多き国でこのほど行われたスニーカーイベント「スニークミー(SNEAK ME)」に、スニーカーコレクターであり「オールウェイズ アウト オブ ストック(ALWAYS OUT OF STOCK、以下A .O .O.S)」のディレクター、キングマサ(KING -MASA)が参加した。KING-MASAが見たサウジアラビアの現状を聞きながら、中東のファッションの未来を考察する。
――「スニークミー」へはなぜ参加することに?
KING -MASA:友人のティー(ロンドンのクリエイティブ集団「ビジョナリズム(VISIONARISM)」を主宰)がこのイベントのディレクションに関わっていて、彼から連絡が来たんです。「数年前まで渡航がオープンになっていなかったけど(2011〜19年まで観光ビザの発給が停止されていた)、今は逆に国がファッションを盛り上げようとしている。国のバックアップで旅費や宿泊費、輸送費などの経費、ビザの手配などをサポートしてくれるから『A.O.O.S』として出展してくれないか?」というものでした。ただ、会期が2週間と長かったので出展は厳しいと伝えたら、数日間、インフルエンサー枠としてだけでもいいから来て欲しいと。だから僕は今回インフルエンサーとして参加したんです。
――なるほど。サウジアラビアってどんな雰囲気なんですか?
KING -MASA:街はラスベガスかと思うぐらい煌びやかで、めちゃくちゃイケてる。でもファッションを見ても「シュプリーム(SUPREME)」や「ナイキ(NIKE)」のようなブランドを着ている人はいなくて、買う場所もほとんどなかったですね。実際、「ストックX(STOCK X)」のようなリセールサイトでもサウジアラビアへの配送はしていないみたいです。
KING -MASA:会場は屋外で、砂漠のど真ん中でした。昼間は暑過ぎて無理だから、夕方の16時から深夜0時までやるナイトマーケットみたいな感じです。そんな遅い時間にわざわざ人が来るのかなと思っていたら、20時ぐらいまではほとんど人がいないんですけど、逆に21時とか22時とかになったら人がバンバン来て。そういえば、フライトも夜の便で着いたんですけど、そのときも空港に人がたくさんいたし、夜型なんです。
――出展ブースは海外のスニーカーショップですか?
KING -MASA:イベントのメインは、海外のリセールショップでした。リテールは「アシックス(ASICS)」や「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」が出ていて、残りはワークショップ。50店以上出ていて、どこも巨大なブースを構えていましたね。イメージとしては、「スニーカーコン」と「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」の間みたいな感じです。ちなみに、アジア人で参加していたのは僕だけでした。
――リセールプライスで売られているんですよね?やっぱり高いんですか?
KING -MASA:値付けはまあまあ高かったですけど、それでも売れるんだと思います。“イージー(YEEZY)”や「ディオール(DIOR)」דジョーダン”みたいな分かりやすいものが売れていた印象です。白い民族衣装を着ている人も多いんですけど、足元はスニーカーを履いているんですよね。民族衣装は強制ではないらしく、友人はファッションが好きだから特別なとき以外は着ないと言っていました。興味深かったのは、会場の中央のブースに中東で有名なインフルエンサー2人のスニーカーが数足展示してあったんですけど、中にはフェイクもあって、それも一眼で分かるようなもの。でも、正規店がないからそもそも比べようがないんですよ。海外旅行に行ったときとかにリセールで買うしか手に入れる手段がないので。
――確かに情報がないから、コアなビンテージなんかより、分かりやすいものがいいのかも。
KING -MASA:そうですね。実際、多少は古いスニーカー(数年前に出たもの)もあったんですけど、あんまり反応は良さそうではなかったです。それと、古いスニーカーを持ってきたら急激な温度変化で、突然“エア”(クッショニング性能を持つ踵のソールユニット)の部分が割れたという人もいました。本当に暑いので、そういう環境的な課題はあります。
KING -MASA:それはあるかもしれないですね。思ったよりもネガティブなイメージもないし、何より安全。出展ブースのスニーカーを2週間もどうするの?と聞いたら、一応ロッカーはあるけど、そのまま置いて帰っても大丈夫、と。もし盗難にあっても、そこら中にカメラが付いているから犯人はすぐに捕まるとか。サウジアラビアやドバイは今世界で1番安全な国だと言っていました。
――確かに、アメリカやヨーロッパだとそうはいかないですもんね。
KING -MASA:ファッションやスニーカーは欧米の主要都市では飽和状態ですけど、サウジアラビアも含めて中東はまだまだ進化していくだろうし、自分のブランドにも可能性を感じています。興味深いし、かなり面白かったですね。実際、「ハイプビースト(HYPEBEAST)」がミドルイースト(中東)版を運営していたり、ラスベガスにあるリセールショップ「アーバンネセシティーズ(URBAN NECESSITIES)」がサウジアラビアに近々店をオープンしたり、これからどんどん盛り上がっていくと思います。
他にも、特にミラノコレブランドでは新陳代謝が活発化。「バリー(BALLY)」(1月)、「フェラガモ(FERRAGAMO)」(3月)、「ミッソーニ(MISSONI)」(3月)、「エトロ(ETRO)」(6月)に新クリエイティブ・ディレクターが就き、9月に一気にデビューショーを開いた。パリコレブランドでは、若手気鋭デザイナーの抜てきが目立つ。「ニナ リッチ(NINA RICCI)」はハリス・リード(Harris Reed)を、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」はルドヴィック・デ・サン・サーナン(Ludovic De Saint Sernin)をクリエイションのトップに起用。それぞれの新たな一章は、23年2月末から3月初旬に開かれる23-24年秋冬のパリコレで明らかになる。
シンガル前社長兼CEOは2004年にギャップに入社した。ヨーロッパ事業のマネジング・ディレクターや、国際部門および国際アウトレット部門のシニア・バイス・プレジデントなどの要職を歴任し、16年に「オールドネイビー」の社長兼CEOに就任。以降、3年間で同ブランドの北米とメキシコにおける店舗数を1200店以上にまで拡大し、売り上げを70億ドル(約9520億円)から80億ドル(約1兆880億円)へと成長させた。20年3月にギャップの社長兼CEOに就任。主力ブランドである「ギャップ」の業績不振が長年続く中、同年10月には23年までの全社的な経営戦略である「パワープラン2023(POWER PLAN 2023)」を発表し、不採算店の整理や非主力事業の終了などの改革を進めたものの、コロナ禍の影響もあり、業績が期待通りに改善しなかった。
英国のエリザベス女王(Queen ElizabethⅡ)の葬儀でキャサリン皇太子妃(Princess of Wales以下、キャサリン妃)が選んだのは、4連のパール・チョーカーでした。こちらの名前は“ジャパニーズ・パール・チョーカー”。その名の通り、1975年の女王初来日に合わせて、日本政府が贈った養殖真珠を使っています。英国内の宝石店に頼んで、4連のチョーカーに仕上げてもらったそうです。女王夫妻は来日の際、世界初の真珠養殖に成功した三重県鳥羽市のミキモト真珠島を訪ねています。
このパール・チョーカーは、かつて故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下、ダイアナ妃)も着用していました。キャサリン妃の夫、ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)の母ダイアナ妃の思い出も一緒にまとうことになる、王室にゆかりの深いネックレスを選ぶところにも、キャサリン妃の心配りの細やかさがうかがえます。葬儀には異例なほどの目立ち具合が話題になりましたが、ちゃんと理由があってのチョイス。日本が誇る最高級パールならではの高貴なつやめきが、とむらいの装いに品格をまとわせました。
「ミサハラダ」の帽子は華やかなエレガンスをまとうデザインが英国上流階級の方々から支持されています。帽子を自己表現の道具と位置付け、オートクチュールテイストのアイテムを割と求めやすい価格で提供しているのもこのブランドの魅力。王室関係者にも愛用者が多く、チャールズ3世英新国王(King Charles III)の姪にあたるユージェニー王女(Princess Eugenie of York)もその一人です。
ミリタリー系インフルエンサーのL.L.WoodさんミリタリーショップのワイパーL.L.Woodさんがディレクターを務めるワイパーのもう1つのオリジナルブランド「アーミーバイワイパー(ALMW BY WAIPER)」のキャップ(各9350円税込、以下同)。高密度のためコットン100%ながら防水性に優れる“ベンタイル”製L.L.Woodさんのインスタグラム(@l.l.wood)から
トゥーフェイスの1号店が熊本にできたのは13年のこと。2店舗目の福岡店のオープンは18年で、20年に現在の場所に移転しました。熊本店がいわゆる“トゥルービンテージ”中心なのに対して、「福岡店は『ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)』や『リーバイス(LEVI'S)』のレギュラー古着など、ビギナーでも手が出しやすいアンダー1万円の商品も並びます」と原田さん。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のブランド・アンバサダーに、モデルで俳優のミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)が就任した。モデルのカーリー・クロス(Karlie Kloss)、歌手のルース・アンド・ザ・ヤクザ(Lous and the Yakuza)とともにアイウエアの広告キャンペーンに登場。キャンペーンの動画は26日、オンラインで公開された。
歌手のマドンナ(Madonna)は24日、ロンドンの名門セント・マーチン美術大学(CENTRAL SAINT MARTINS)の学士(BA)による卒業制作コレクションショーに出席した。「モスキーノ(MOSCHINO)」のレザージャケットを、「ミッドナイトスタジオ(MIDNIGHT STUDIO)」によるスピーカー型のバッグに合わせてコーディネート。会場では、シンガーソングライターのFKAツイッグス(FKA Twigs)と並んで鑑賞した。
エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の公式誕生日を祝するパレード「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」が2日、イギリスのバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)周辺で開催された。即位70年を祝う一連のイベントのオープニングを飾り、ロンドンでは5日までの4日間にわたって公式行事や祝賀コンサートなどが行われた。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、中国市場向けのブランドアンバサダーとして、中国を拠点とするアイドルグループ時代少年団(Teens in Times以下、TNT)を起用した。同グループは、2019年デビュー。16〜20歳の7人のメンバーで活動し、中国版のツイッター、ウェイボー(微博、WEIBO)で約1千万のフォロワーを持つ。アンバサダーの就任に際し、「ルイ・ヴィトン」はTNTが出演するキャンペーン動画をウェイボーで公開。23日時点で、140万いいねがついており、100万回以上共有されている。
「マックスマーラ(MAX MARA)」と、映画業界における女性の地位向上を支援する非営利団体ウィメン・イン・フィルム(Women in Film以下、WIF)は、2022年度のWIF「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー・アワード(Max Mara Face of the Future Award)」の受賞者に女優のリリ・ラインハート(Lili Reinhart)を選出した。
イギリスのウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、公務としてウェールズを訪れた。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の逝去後、ウィリアム皇太子が新称号である「プリンス・オブ・ウェールズ」を父のチャールズ国王(King Charles III)から受け継いで初めての訪問となった。
「ナイキ(NIKE)」は11月4日、北米のプロバスケットボールリーグNBAのブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するカイリー・アービング(Kyrie Irving)選手との関係を凍結したと発表した。同選手は反ユダヤ主義的な映画「Hebrews to Negroes: Wake Up Black America」へのリンクなどをSNSに投稿し、物議を醸していた。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は11月19日、サッカー・アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)とポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を起用したキャンペーン、“ヴィクトリー・イズ・ア・ステート・オブ・マインド(Victory Is a State of Mind)”のイメージビジュアルを発表した。
パリの老舗百貨店サマリテーヌ(LA SAMARITAINE)は12月22日、フランス労働総同盟(Confederation Generale du Travail以下、CGT)に属する約200人の労働組合員が売り場を占拠し、賃上げを求める抗議行動を行ったことから、安全確保のため臨時休業とした。なお、翌23日には通常通り営業を再開している。
フランスのソーシャルメディアには、CGTの赤いベストを着用した組合員らが警備員を押しのけて店内に入り、旗を振りながら賃上げを要求する様子が映された動画などが投稿されている。サマリテーヌは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の完全子会社で、16年間に及ぶ大規模なリノベーションを経て2021年6月に営業を再開。ラグジュアリーブランドや高級品を取り扱っているが、CGTの代表者によれば多くの従業員は最低賃金と歩合制で働いており、「自分には決して手の届かない商品を販売している」状態だという。なお、同百貨店では11月に約50人の従業員が賃上げを要求してストライキを決行。23年1月には、経営側との定期的な賃金交渉が行われる予定だ。
フランス国立統計経済研究所(National Institute of Statistics and Economic Studies)によれば、フランス国内のインフレ率は10月に前年同月比6.2%を記録。これは1985年以来、37年ぶりの高水準となっている。特に食料品での物価上昇が著しく、同国の主要労組の一つであるフランス民主労働総同盟(Confederation Francaise Democratique des Travailleurs)は全国規模でのストライキを呼びかけている。
英国のロイヤルファミリーは、9月8日(現地時間)にエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が亡くなった後、初めてのクリスマスを迎えた。
ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は子どもたちと共に、英東部ノーフォークにある王室の別邸、サンドリンガム・ハウス (Sandringham House)を訪れ、クリスマスの礼拝に参加した。コロナ禍のため、サンドリンガム・ハウスに集まるのは2019年以来。礼拝が行われるセント・メアリー・マグダレン教会(St Mary Magdalene Church)まで歩き、集まった人々に挨拶をした。
同社は全社の行動指針「We Care More.」に加え、2029年に迎える創業100周年に向けた「サステナビリティ方針」を制定した。その一環となる「FROM LOSS TO BEAUTY」では、“失われるものを美に変えていく”をコンセプトに、本来捨てられてしまう資源を活用し、新たな美の価値観を生み出す商品を継続的に打ち出していく。
三上大進(以下、三上さん):新卒で日本ロレアルに入社して、「ランコム(LANCOME)」と「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」のマーケティングを担当しました。その後、ロクシタンジャポンに転職。製品開発とマーケティングに携わりました。そこから、2018年にNHKに入局。パラリンピックや、「あさイチ」の美容コーナーで4年ほどレポーターを担当しました。
2年半ぶりのパリを訪問。空港のイミグレーションは長蛇の列、外は豪雨と最悪の状況でしたが、今回ばかりは笑顔が止まらない。今回はパリでのショーを再開したり挑戦したりの日本人デザイナーも多く、そのクリエイションに鼓舞され、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のショーでは強さ宿る1ルック1ルックに心揺さぶられました。馴染みの景色や旧友との再会もあり、どこか遠くに仕舞っていた胸躍る感覚が蘇り続けた3週間。最高にブラボーでした。
インテリアブランド「スタジオ・ザ・ブルーボーイ(STUDIO THE BLUE BOY)」とイタリア・フィレンツェにあるアーティストレジデンス「ヌメロヴェンティ(NUMEROVENTI)」とのお香のコラボレーションが実現できたこと。そして、実際にフィレンツェでローンチイベントができたこと。コロナ前に約束していたコラボレーションが3年越しにようやく実りました。
「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」は、1992年にブランド初のフレグランスを発表。これまで100種類以上のフレグランスを生み出し、ベースメイクやメイクアップまでアイテムを拡充してきた。その後、資生堂が2016年10月にドルチェ&ガッバーナ社とフレグランス、メイクアップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結。日本では16年からフレグランス、19年からメイクアップコレクションを展開していた。資生堂が中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の選択と集中による事業ポートフォリオの再構築を進める中、21年12月31日にフランスを除く市場でライセンス契約を終了。22年1月1日からは資生堂の連結子会社であるEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域本社でフレグランス事業を担うボーテプレステージインターナショナルが最低12カ月間、ドルチェ&ガッバーナ社商品のグローバルでの生産および販売を継続すると発表していた。
絢 Aya/「メルト ザ レディ」ブランドディレクター (PROFILE):1996年生まれ、広島県出身。高校卒業後、小井手ファッションビューティ専門学校に入学、同時にモデルとしての活動も始める。2017年にメソニックデザインオフィスで「メルト ザ レディ」をスタートした PHOTO:MELT THE LADY
新宿ルミネエストの地下1階といえば、ヤング向けファッションの殿堂的フロアの1つだ。バロックジャパンリミテッドやマークスタイラーなどのブランドが並ぶ中に、少し毛色が異なるショップ「メルト ザ レディ(MELT THE LADY)」がある。大きな長テーブルが置かれた店頭の内装も販売員のスタイリングも個性的。売れ筋を追求した結果、似た商品が並ぶこともあるフロアの中で異質な雰囲気を放っている。それなのに、ルミネに取材すると好調ブランドとして名前が上がることがよくあり、商品入荷日には実際に女の子たちの行列ができている。
アメリー・フイン 「ドルセー」CEO(以下、フイン):フランスには古きも新しきも数多のフレグランスブランドが存在するが、「ドルセー」はオーナーが変わりながらもずっと続いてきた点に興味を持った。「ドルセー」は、フランスでは誰しも知っているブランドだが、1980年ごろには小規模になっていた。だから私はまるで“眠れる森の美女”を見つけたような気分だった。このまま眠らせておくのはもったいない。そして何より、「ドルセー」の創設者であるアルフレッド・ドルセー(Alfred d’Orsay)伯爵と、マルグリッド・ブレシントン(Marguerite de Blessington)との禁断の愛の物語が、事実に基づいたストーリーであることにも感銘を受け、買収を決意した。
アメリー・フイン 「ドルセー」CEO(以下、フイン):フランスには古きも新しきも数多のフレグランスブランドが存在するが、「ドルセー」はオーナーが変わりながらもずっと続いてきた点に興味を持った。「ドルセー」は、フランスでは誰しも知っているブランドだが、1980年ごろには小規模になっていた。だから私はまるで“眠れる森の美女”を見つけたような気分だった。このまま眠らせておくのはもったいない。そして何より、「ドルセー」の創設者であるアルフレッド・ドルセー(Alfred d’Orsay)伯爵と、マルグリッド・ブレシントン(Marguerite de Blessington)との禁断の愛の物語が、事実に基づいたストーリーであることにも感銘を受け、買収を決意した。
オリヴァー・ライヒェルト=ビルケンシュトッ クグループ最高経営責任者(以下、ライヒェルトCEO):動画シリーズのテーマは、「アグリー フォー ア リーズン(Ugly for a Reason、“不格好”なのには理由がある)」。目的はシューズのファッション的側面だけでなく、機能性の認知を高めること。足の健康に寄り添ってきたブランドミッションを世界中の人たちに改めて知ってほしい。