香港で時空を超えたファッションの展覧会 日本から「トモ コイズミ」「リュウノスケオカザキ」が参加

 香港の巨大財閥K11は、現地にある自社の美術館で「The Love of Couture: Artisanship in Fashion Beyond Time(クチュールへの愛:時を超えたファッションの職人技)」展を開催している。2023年1月29日まで。この展覧会は、ロンドンにある世界有数のアートやデザイン、パフォーマンスの美術館であるヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)が収蔵している1830〜1960年代のアーカイブを展示。加えてアジアのデザイナー6組が、このアーカイブにインスピレーションを得つつも現代の東アジアのエッセンスを加えた新作を含む4点ずつのドレスを展示している。日本からは「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」と「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKE OKAZAKI)」が参加している。12月上旬にはガラパーティーが開かれ、小泉智貴と岡﨑龍之祐も出席した。

 小泉は、「1830年代のドレスをリサーチしたが、最後は自分の感覚を大事にした。オートクチュールがテーマの1つなので、今回はミシンだけじゃなくハンドステッチを取り入れている。同世代のデザイナーの作品は、いずれも着想源は同じなのに、それぞれ飛躍した解釈でオリジナル。規範にとらわれず、真面目すぎることもなく、一方で皆が見たいものを理解しながら制作する器用さも持っている。 K11という会社は存在も知らなかったが、実際香港を訪れ、その規模感や活気に驚いた。(さまざまな報道はあるが)香港は今もアジアのハブ。東京でのイベントとは、外の世界とのつながり方が違うように感じた。このタイミングで自分から外に出て、トライを繰り返しながらつながっていきたい」と話す。

 一方岡崎は、「自分の作品はクチュールとは違うと思っているが、一方で『クチュールっぽいね』と言われることもある。歴史的なクチュールと同時に展示されることで描かれる、その曖昧さが自分にとって新しい刺激になるかもしれない。1921年のポール・ポワレ(Paul Poiret)のドレスの錦糸の刺しゅうは、人間の精神性を突き詰めた装飾のようで自分のアプローチと重なった。展覧会は、キュレーションがとてもアジア的。ヨーロッパで生まれた、元来アジアには存在していなかった文化が混じりあって今のアジアのファッションがあるし、香港はそうやって成長してきた。勢いを肌で感じている」と話す。

 そのほかの参加者は、LVMHプライズ2022のセミファイナリストに選出された中国のユエチ・チ(Yueqi Qi)、「ウインドーセン(WINDOWSEN)」を手掛ける中国のセンセン・リイ(Sensen Lii)、セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)在学中から注目を集めていた香港のセリーヌ・クワン(Celine Kwan)、「ミス ソーヒー(MISS SOHEE)」のクリエイティブ・ディレクターを務める韓国のパク・ソヒ(Sohee Park)。

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「マーク ジェイコブス」の最新キャンペーンにケイト・モス 2000年フォールを彷彿させるピンクヘアで登場

 「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、モデルのケイト・モス(Kate Moss)を起用した2022-2023年リゾートコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。

 「マーク ジェイコブス」は「ケイトとの歴史は長い」と話し、モスは同ブランドのキャンペーンに初登場した2000年フォールを彷彿させるピンクヘアで登場する。撮影はハーリー・ウィーアー(Harley Weir)、スタイリングはダニエル・エマーソン(Danielle Emerson)が担当した。

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プロが選んだトレンドの“光沢ネイル”10種 プチプラから「エルメス」まで手もとを彩るネイルカラー

 今年はメタリックな質感やラメを取り入れたネイルカラーが豊作で、人気ブランドのホリデーコレクションや春コスメでも、輝きを放つカラーが豊富だ。今回は、トレンドを取り入れたメイクでモード誌や広告ビジュアルなどを中心に活躍する、松井里加メイクアップアーティストにおすすめをセレクトしてもらった。

コロナ禍でセルフネイル人気が復活
光沢は来春もトレンドの予感

 松井メイクアップアーティストいわく、コロナ禍でセルフネイルの人気が復活しているという。「ここ数年でネイルカラーは進化し、速乾性が高くて一度塗りでもしっかりと色づくものが豊富になりました。ジェル風のアレンジの提案も豊富で、楽しいことこの上なしです」。

 現在のネイルトレンドは、光沢感のあるものが人気だという。「この秋冬はモーヴやブロンズブラウン、グレー、シックなカーキなど、コクのある深いカラーでメタリックな質感のものや。大粒パールをあしらったものなど、気持ちが華やぐような光沢感のあるものが人気ですね」。

 春の新作でも光沢感のあるネイルカラーの人気は続きそうだという。光沢感のあるネイルカラーの人気は来年の春にかけても続きそうだという。「春の新色では、再び新鮮な気分になるような柔らかな色合いが主流です。光沢感の人気は続いており、揺れる光のような多色の偏光パールをあしらった、ホログラフィックなラメ感がトレンドの予感。ピンク、ラベンダー、白さのあるオレンジ、グリーンなど底色とパールが織りなす多角な光のハーモニーで、指先に透明感を取り入れてみてください」。

松井里加がセレクト
“光沢ネイル”10選

「エルメス」“リミテッドエディション レ マン エルメス90 ヴィオレ・マンガニーズ”

「溶岩や鉱物を想起させる情熱的なバーガンディーが新鮮。『エルメス(HERMES)』のネイルのパール入りをとても期待して待っていましたが、これはおしゃれ度抜群です。メタリックなのにみずみずしいテクスチャーもさすが。ブランド力と、このシーズンならではの深い色合いを楽しみたいですね」(松井里加メイクアップアーティスト、以下同)

「シャネル」“ヴェルニ ロング トゥニュ 532 キャノティエ”

「肌なじみの良いメタリックなシャンパンゴールド。シルバーのようなゴールドのような『シャネル(CHANEL)』らしいシックな色合いにうっとりする1本です。特に、2度塗りにすると筋が目立たずきれいに仕上がります。全部の指に塗っても華やかでおしゃれですが、1本だけに使ってワンポイントにしたり、フレンチネイルで指先だけに塗ったりする使い方もおすすめです」

「アディクション」“アディクション ザ ネイルポリッシュL”138P、141P

「『アディクション(ADDICTION)』の23年春の新作ネイルは、1960年代に一世を風靡したフロスティネイル(フロスティ=霧がかった、半白の)をモダンに解釈した優しいペールトーンのコレクションです。“138P”はライトグレーにピンクパール加わり、角度によって表情を変える透明感溢れるカラー。ありそうでなかった色合いの偏光ニュアンスにときめきます。ブルーやグリーンのネイルに重ね塗りするのもニュアンスチェンジとしておすすめ。“141P”はブロンズオレンジの底色にレッドとブルーのパールをちりばめた、朝の太陽の光のように眩しく、ポジティブなエネルギーを感じるカラーです」

「RMK」“RMKネイルラッカー EX08 エレクトリックアンバー”

「琥珀色を底色にゴールドやピンクパールが輝く『RMK』の新作ネイルは、ビーチの夕暮れを想起させる、心躍るカラー。このネイルを塗るだけでまわりまで楽しくなりそうですね。ジーンズや茶系アースカラーの着こなしに差し色としても活躍してくれそうですし、ペディキュアにもかわいいはず」

「エレガンス ラズル」“エナメルラッカー”38、33

「個性的色合いが楽しい『エレガンス ラズル(ELEGANCE RAZZLE)』のネイルはコスパも良しです。“38”はオレンジベージュにグリーンの偏光パールが輝く、まさにオーロラのようなカラー。メタリックなのに柔らかく優しい色合いです。ジェルで人気のミラーアレンジを思わせる輝きなので、トップコートのように薄めてほかの色に重ね塗りするのも楽しいかも。自分なりのアレンジを楽しみたいカラーですね。“33”は赤みのあるシャンパンゴールドにシルバーの微細なラメがなんともモードで美しい。ベージュと組み合わせるフレンチネイルや、ネイビーやパープルの差し色の一色としてペイント感覚でグラフィカルに塗るのもおすすめ」

「セルヴォーク」“セルヴォーク クレイヴドネイルポリッシュEX04”

「透明感のあるゴールドを底色に、パープルやピンク、オレンジとぜいたくなほどの大粒多色パールが輝きます。ラメだけでこの華やかさはすごい。ナチュラルフォーミュラーへの貪欲な開発と、ガラスではなく樹脂を使用したボトルも革新的ですね」

「ルナソル」“ルナソル ネイルポリッシュ”EX31、EX32

「『ルナソル(LUNASOL)』の今年の春コスメは、バタフライがテーマ。ネイルカラーも妖精がまとうようなシュガーカラーがそろっています。“EX31”は透明感のあるホワイトにグリーンパールが揺らめくシャーベットカラーで、“EX32”は桜貝のようなピンクにブルーパールを散りばめたイノセントカラー。どちらもため息が出るほど可憐なカラーで、ピュアな光沢感によって指先に透明感を加えてくれます。蝶の鱗粉(りんぷん)のような幻想的なニュアンスを、人気のアイカラーレーションとセットで楽しみたいです」

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「フェンディ」×俳優サラ・ジェシカ・パーカーのバッグ“バゲット” “FFロゴバックル”が自由にアレンジ可能

 「フェンディ(FENDI)」は12月、アイコンバッグ“バゲット”の25周年を祝して、俳優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)と共作した商品を発売する。価格は89万1000円(税込)。

 レザー製ボディーにベビーピンク、ワサビ、ターコイズブルーの3色に手作業でタイダイ染めしたスパンコールを刺しゅうし、4種類(アウトラインとインラインの各2種類)のマグネット式“FFロゴバックル”を付属する。“FFロゴバックル”にはアウトラインを球体に彫ったもの、ジルコンストーンを散りばめたもの、大理石模様があり、好みやシーンに合わせて自由に交換できる。

 コレクターズアイテムとするため、特製ボックスに収めて販売する。ボックスの外側にはパーカーのサインと、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でパーカーが演じた主人公キャリーが発したせりふ「これはバッグじゃないの、バゲットよ!(This is not a bag, it's a Baguette!)」が記される。

 「フェンディ」は共作について、「サラと、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)『フェンディ』アクセサリーおよびメンズウエア部門アーティスティック・ディレクターの長年の関係によって実現した」と話す。

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ポーラ・オルビスHD傘下のジュリーク社がCEO職を新設 

 ポーラ・オルビスホールディングスは、グループ傘下のジュリーク社(Jurlique International Pty Ltd)にCEO職を2023年1月1日付で新設すると発表した。同職には、ジョー・プリンシ(Joe Princi)現CFO(最高経営責任者)が就任する。
 
 ナチュラル・オーガニックブランド「ジュリーク」は、オーストラリアのアデレードで1985年に誕生。独自の無農薬有機農法により自社農園で栽培された天然植物などのオーガニック原料にこだわった製品を販売する。2012年にポーラ・オルビスHDが同社を約230億円(約3億豪ドル)で買収。現在、オーストラリア・免税店・中国・香港を中心に23の国と地域で展開している。なお、ジュリークの22年第3四半期(1〜9月)の業績は、売上高が前年同期比4.1%増の約53億円、営業損益が14億円の赤字だった。

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「育毛剤の概念を変えたい」 梨花が思いを込めて手掛けたブランド「アクニー」からヘアケアが登場

 小売業界に特化してビジネスのDXを支援するイングリウッドは、ブランドファウンダーにモデルの梨花を迎え、トータルセルフケアブランド「アクニー(AKN/R)」をローンチした。

 同ブランドは“年齢を重ねるたび、私たちはもっと輝ける”というコンセプトのもと、自らの手で自らを慈しむホームケアアイテムを展開。第一弾はヘアケアラインで、医薬部外品のシャンプー、トリートメント、スカルプセラム、スカルプブラシ、シャンプーブラシなどのアイテムをラインアップする。

 「確かな効果を実感してほしい」という思いから医薬部外品にこだわり、有効成分をただ入れるのではなく、自然とサイエンス&テクノロジーの融合により着実に働く配合を採用。髪本来の艶としなやかさを力強く目覚めさせる、大人のための薬用ヘアケアに仕上げた。

 同ブランドを手掛けた梨花さんは、ブランドを生み出す際のスタンスを以下のように語る。「今は、作ろうと思えば何でも作れる時代。それだけにただ“発売”するだけでは意味がなく、何らかのメッセージを込めることが大切だと思っている。特に、年齢だったり置かれている状況だったり、その時々に関連して意味のある発信をしていきたい。私はもうすぐ50歳を迎え、これからをどう生きていきたいかを考える節目にいる。『もう一度おしゃれをして、きれいになって、ここからまた前に進んでいきたい』という願いやメッセージを込めるのに育毛剤を選びました」。

 ラインアップの中で、スターアイテムはスカルプセラム=育毛剤。梨花さんがブランドを手掛けるに当たり、特にメッセージを込めたのもこの育毛剤だ。「スキンケアやメイクアイテムはみんなキラキラしているのに、育毛剤はちょっとネガティブな存在。お友だちが家に来たら隠したくなっちゃうような……。顔は洗顔して汚れを落とし、美容液で栄養を入れるのに、皮1枚でつながっている頭皮はシャンプーで落とすだけ。栄養を入れる存在の育毛剤は、別のカテゴリーになってしまう。そんな風に警戒される存在ではなく、10~20代でも使えて、隠されることなく、当たり前にスキンケアとして存在する育毛剤を作りたかった」。

 そのために2年半の歳月をかけて、ブランドのイメージやビジュアル、ボトル、医薬部外品を取得できる成分にこだわり、世界観と効果の両立をかなえた。目指したのは、育毛剤の概念を超えることだ。

 「本当に毎日のケアが大事。これまでの概念を変える頭皮への浸透にこだわった育毛剤なので、あらゆる世代の人に『これならやってみたい』と思ってほしい。今の私が自分と向き合って『アクニー』を作ったように、ケアを通して自分と向き合って、癒やしや前向きな気持ちを感じてもらえたらと思う」。

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「シュプリーム」がスキーウエアブランド「スパイダー」とコラボ 全4型を用意

 「シュプリーム(SUPREME)」は、アメリカ・コロラド発のスキーウエアブランド「スパイダー(SPYDER)」とコラボレーションしたコレクションを12月24日に発売する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと、渋谷や原宿などにある旗艦店で取り扱う。

 コラボコレクションは、フリース素材のジャケットとパンツのセットアップをはじめ、ハーフジップのプルオーバーとバラクラバの全4型を用意。どれも「スパイダー」をイメージした蜘蛛の巣のグラフィックを落とし込み、3カラーずつ展開する。

 「スパイダー」は、1950~60年代にカナダ代表スキーチームのコーチとして活躍したデイビッド・ジェイコブス(David Jacobs)が、78年にアメリカ・コロラドで設立。主にアルペンスキー用のスピードスーツで知られ、アメリカ代表やカナダ代表、オーストリア代表スキーチームの公式サプライヤーを務めている。

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「ゴールドウイン」が製品の修理サービスを無料化

 ゴールドウインは、オリジナルブランド「ゴールドウイン(GOLDWIN)」の修理サービスを1月10日から無料化する。同社はこれまでも自社製品を対象に有料の修理サービスを行ってきたが、「より長く使用され、顧客との信頼を築くこと」を目指し、「ゴールドウイン」製品に限定して修理を無料化する。

 修理サービスの対象は、ソックスや下着などの消耗品と製品寿命による退色や傷があるもの、法人向け製品を除いた全アイテムだ。ファスナーの付け替えや破れの修復など、製品本来の機能回復を目的としたサービスのみで、サイズ直しやクリーニングなどは有料となる。修理は直営店への持ち込みか公式サイトから依頼でき、富山に構えるリペアセンターで対応する。修理期間は平均約4~5週間。

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コメ兵が銀座・中央通りに最高級店 品ぞろえは総額15億円以上

 ブランド品リユース大手のコメ兵ホールディングス(HD)は、東京・銀座の中央通り沿いに路面店「コメヒョウ ギンザ」を2023年1月19日に開く。売り場面積は554平方メートルと中規模だが、バッグや時計・宝飾品などの最高級商品を重点的に並べる。扱うのは約2000点で総額15億円以上。客単価は同社の中で最も高い店舗になる。

 銀座2丁目の中央通り沿いのビルの1・2階に出店する。もともと銀座5丁目のみゆき通り沿いで営業していた銀座店を、メインストリートの中央通りにコンセントを変更して移転する。隣接地で営業する「ティファニー」をはじめ、名だたる高級ブランドの旗艦店が並ぶ中央通りで、空間演出にもこだわった店舗を作る。「リユース品の気軽さを生かし、ラグジュアリーブランドの旗艦店がひしめくエリアで『一度試してみたかった』という消費者のニーズに応える」(同社)考えだ。

 希少性の高い商品を多いことを踏まえ、取り扱い商品の誕生ストーリーなどを紹介する専用サイト「コメヒョウミュージアム」を開設する。掲載された情報は販売後もアーカイブされる。

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コメ兵が銀座・中央通りに最高級店 品ぞろえは総額15億円以上

 ブランド品リユース大手のコメ兵ホールディングス(HD)は、東京・銀座の中央通り沿いに路面店「コメヒョウ ギンザ」を2023年1月19日に開く。売り場面積は554平方メートルと中規模だが、バッグや時計・宝飾品などの最高級商品を重点的に並べる。扱うのは約2000点で総額15億円以上。客単価は同社の中で最も高い店舗になる。

 銀座2丁目の中央通り沿いのビルの1・2階に出店する。もともと銀座5丁目のみゆき通り沿いで営業していた銀座店を、メインストリートの中央通りにコンセントを変更して移転する。隣接地で営業する「ティファニー」をはじめ、名だたる高級ブランドの旗艦店が並ぶ中央通りで、空間演出にもこだわった店舗を作る。「リユース品の気軽さを生かし、ラグジュアリーブランドの旗艦店がひしめくエリアで『一度試してみたかった』という消費者のニーズに応える」(同社)考えだ。

 希少性の高い商品を多いことを踏まえ、取り扱い商品の誕生ストーリーなどを紹介する専用サイト「コメヒョウミュージアム」を開設する。掲載された情報は販売後もアーカイブされる。

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「パックは毎日、朝晩欠かさず!」ドラマ「#カリスマ壱子」を手掛けるMEGUMIが本気でセレクトした美容アイテムは?

 女優MEGUMIが、企画、プロデュースを手掛け、出演もする、現在放映中のドラマ『完全に詰んだ壱子はもうカリスマになるしかないの(テレビ東京)』が、いよいよ昨日、最終回を迎えた。

 作中では、自他共に認める美容マニアとして知られるMEGUMIが実際に愛用しているスキンケアアイテムやクリニックなどが多数登場し注目を集めた。今回はドラマ制作の背景から裏話、そしてMEGUMIが特におすすめする美容アイテムを紹介する。

 深川麻衣演じる完全に詰んだアナウンサー・有加里壱子が、MEGUMI演じるカリスマ社長・不美のサポートにより自己肯定感を取り戻していく全8話のストーリーで、キャストには野村周平やラランドのサーヤ、ゆうたろうらがラインアップ。さらに元谷芙美子アパホテル社長や「エステプロ・ラボ」インストラクター近藤寛子、村津大地むらつ歯科クリニック理事長など、ビューティ業界を中心にさまざまな業界のトップが出演した。

「日本人女性は世界で一番自己肯定感が低い、ということを知って」

WWDJAPAN(以下、WWD):本作を制作するきっかけは?

MEGUMI:以前私が出演したニュース番組でたまたま、世界中で日本人女性の自己肯定感が最下位だということを知り、今回の作品づくりのきっかけになりました。女性の人たちにもっと自信を持って、やりたいことや言いたいことを解放してほしい。そこから社会から抹殺されるほど詰んだ主人公が這い上がっていくストーリーが浮かびました。「どれだけ詰んでもチャンスはあるし楽しく生きていける」とエールを送っている作品です。

 私自身、美容が大好きで飽きることもないし、ケアをすることで自己肯定感が高められる。「うれしい、きれいになった」って、ほっこりするような感じ。だからこそ、さまざまなシーンで美容についても触れています。

WWD:制作を行う中で最も大変だったことは?

MEGUMI:“演技を本業としていない、企業の人たちを巻き込んでドラマに落とし込む”という試みを行うのはこのドラマが初めてだったので、企業の人だけではなくプロデューサーやマネージャー含め、関わる人全員に理解してもらうのが最初は大変でしたね。

WWD:それぞれの役作りのヒントになったのは?

MEGUMI:インパクトがありながらリアリティーのある作品にしたいと思ったので、登場する全員が実在している人からインスピレーションを受けたキャラクターです。とはいえ、一人の人を当て込んでいるのではなく、「ビジュアルはこの人」「セリフはこの人」など、さまざまな要素を色々な人から吸収して一人のキャラクターが生まれました。

WWD:個性豊かな出演者たちはどのように決めた?

MEGUMI:みんな、出たいと言ってくれた人たちです。タレントだけではなく、社長なども登場するので、私自身「どうなってしまうんだろう?」と思っていましたが、みなさんセリフを覚え、時にはアドリブを入れてくれたり。全員すごくすてきで「演技が本業ではない人と共演するのも意外にいいのかも!」という新たな発見が得られました。コラボレーションの極みが良いエッセンスになってくれたと感じます。

【美容マニア・MEGUMIが本気でセレクトするビューティアイテム&クリニック】

スキンケアで結果を出すには、継続がカギ

 「もう5年くらい愛用しています。私は白と緑を使っていますが、人それぞれ合うものは違うので、いろいろ色々試して自分に合うものを探す旅をしてみてほしいです!

 結果を出すためには、何より続けることが大切。コンビニやドラッグストアでいつでも買えて、リーズナブルなのもおすすめしたい理由です」。

たっぷり保湿したあとは、質の良い美容液を

 「シートパックをした後に使っている、ヒト⾻髄幹細胞培養液エキスが配合された美容液。内側からもっちりとした肌になります。シートパックをすることでまず、水を上げて土壌を整えるイメージ。ベースを整えた直後に塗るものはとても重要なので、ぜひ良い美容液を使用してほしいです」

使うことで髪がふっくらする新感覚!

 「ヘアアイロン=髪を傷めるもの、と思いながら泣く泣く使っているところがあったのですが、『クレイツ』のヘアアイロンは伸ばしながらキューティクルを整えてくれます。使えば使うほど艶々になり、どこか髪が内側から水分が出てきてふっくらしたような感覚は初めてでした」。

手では行き届かないケアを美顔器で

 「毎日仕事の前に必ず美顔器を使っています。肌の汚れが取れたり、引き上げになったり、スキンケア成分の導入をサポートしたりなど、自分の手ではできないことを美顔器ですることで、5年後、10年後の自分の顔を確実に変えてくれるものだと思います。手間がかかるから、といって使わない人も多いですが、ぜひ生活に取り入れてほしいです」。

注目のNMN点滴で若返り効果に期待

 「私が実際に通っている美容クリニックで、さまざまな美容点滴があります。個人的にすごくおすすめなのは“NMN点滴”。NMN成分は今までも良いといわれていましたが、コロナ禍でより詳細のエビデンスが取れ、最近やっと点滴として認証されました。細胞へ直接アプローチしてくれ、肌は明るく、体は柔らかくなるといわれています。個人的には頭がスッキリする感じも気に入っていて、とてもおすすめです」。

 ドラマ『完全に詰んだ壱子はもうカリスマになるしかないの』最終回はテレビ東京公式サイトで視聴可能だ。作中の冒頭シーン「BE AT フミ カリスマさんいらっしゃい」のコーナーはユーチューブでも配信している。

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ハートをあしらった「スナイデル ビューティ」のバレンタインコレクション

 マッシュビューティーラボのコスメブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」は2023年1月25日、バレンタインコレクションを発売する。コレクションのテーマは“Ready For LOVE”で、チョコレートをイメージしたアイシャドウパレットやハートをデザインしたチークやハイライト、恋する心を彩る華やかな限定リップティントをラインアップ。1月11日から直営店とオンラインストアで予約受付を行うほか、1月18日から阪急うめだ本店で先行販売を行う。

 6色アイシャドウパレットの“スナイデル アイデザイナー EX05 Ready For LOVE”(税込6380円、以下同)は、ミルクチョコレートやビタースイートなチョコレートなどをイメージしたブラウン系のカラーにピンクトーンを組み合わせ、媚びない甘さを表現する。

 限定のコンパクトを開くとハートモチーフが目に飛び込む “スナイデル ブラッシング ハート”(全3種、各3630円)は2種類のカラーが混ざり合うコンビネーションチーク&ハイライトで、頬が上気したような赤みと透明感をもたらすブラッシングレッド、イノセントなピンクと透明感、艶をもたらすブラッシングピンク、透明感と艶ではかなげな表情を演出するシアーラベンダーのハイライトカラーのルミナイジングラベンダーの3種を用意した。

 美しい発色が続くティント効果となめらかな艶感が特徴の“スナイデル ピュア リップ ティント”(全3色、各2970円)は、コーラルレッド、スイートピンク、ニュアンスオレンジの限定色をそろえている。

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「ナイキ」の“エア ジョーダン 2 シカゴ”が復刻 12年ぶり4度目

 「ナイキ(NIKE)」は、1986年に発表したスニーカー“エア ジョーダン 2(AIR JORDAN 2)”のOGカラー“シカゴ(CHICAGO)”を復刻し、12月30日に「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」などで発売する。価格は2万4200円(税込、以下同)。

 “シカゴ”は、その名の通りマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が在籍したNBAのシカゴ・ブルズのチームカラーであるホワイトとレッド、ブラックの配色が特徴だ。86年にオリジナルを発売して以降、95年と2004年、10年に復刻しており、今回が約12年ぶり4度目となる。今作は、フェイクリザードスキンのアッパーやシュータンのウイングロゴなど、86年のオリジナルを忠実に再現した。

 なお同日には、ベビー用やキッズ用、ジュニア用も合わせて発売する。価格は6050円~1万5400円。

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「ナイキ」の“エア ジョーダン 2 シカゴ”が復刻 12年ぶり4度目

 「ナイキ(NIKE)」は、1986年に発表したスニーカー“エア ジョーダン 2(AIR JORDAN 2)”のOGカラー“シカゴ(CHICAGO)”を復刻し、12月30日に「ナイキ」の公式アプリ「SNKRS」などで発売する。価格は2万4200円(税込、以下同)。

 “シカゴ”は、その名の通りマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)が在籍したNBAのシカゴ・ブルズのチームカラーであるホワイトとレッド、ブラックの配色が特徴だ。86年にオリジナルを発売して以降、95年と2004年、10年に復刻しており、今回が約12年ぶり4度目となる。今作は、フェイクリザードスキンのアッパーやシュータンのウイングロゴなど、86年のオリジナルを忠実に再現した。

 なお同日には、ベビー用やキッズ用、ジュニア用も合わせて発売する。価格は6050円~1万5400円。

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「シャネル」がフレグランス&ビューティアンバサダーに新井貴子を起用 2023年1月から広告類に登場

 「シャネル(CHANEL)」は12月21日、フレグランス&ビューティのアンバサダーにモデルの新井貴子を起用したと発表した。新井は2023年1月からスタートするビューティライン"Nº1 ドゥ シャネル(Nº1 DE CHANEL)"の広告やキャンペーンに登場する。

 日本を代表するモデルとしてニューヨーク、 パリ、ミラノ、ロンドン、東京など世界各地で活動している新井は1990年12月8日生まれ。大学時代に大阪でスカウトされ、2013年夏にシンガポールに渡り本格的にモデル業をスタートさせた。その後パリに渡って活動を拡大。渡仏当時は「シャネル」ヘッドオフィスでモデルをしたこともあり、ブランドとの縁は深い。

 「シャネル」は新井を起用した理由ついて、「モデルとしての プロフェッショナルな姿勢、そしてグローバルな感覚を備えた新井貴子は、 シャネルのフレグランス&ビューティの魅力を体現するにふさわしい存在」とコメント。また、新井は「モデル、そして ひとりの人間として、外側の美だけでなく内側の美も体現し、シャネルの魅力を お伝えしていけたらと思います」と語っている。

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化粧品業界の在庫廃棄が最も深刻 消費者はブランドに透明性を求めていることが最新リポートで明らかに

 RFIDソリューションの世界最大手のエイブリィ・デニソン・スマートラック(AVERY DENNISON SMARTRAC)はこのほど、化粧品・飲食・アパレル・自動車・ヘルスケア業界の300以上のグローバル企業を対象に、サプライチェーン上で発生する廃棄問題を調査したリポート「失われた1000億ドル サプライチェーンの無駄がもたらす本当のコスト」を公開した。リポートでは、サプライチェーンを横断した適切な在庫管理が利益率の改善につながるだけでなく、サステナビリティの観点からも急務であると、世界各国の先進事例と共に解説されている。

年間で約22兆円相当の
在庫が廃棄

 同リポートによると、年間で平均8%、約1630億ドル(約22兆2860億円)に相当する在庫が廃棄されていることが分かった。特に化粧品業界の在庫損失額が最も多く、年間の廃棄率は10.2%だった。内訳をみると、過剰生産(6.2%)や商品の破損・期限切れ(4.0%)が要因だ。過剰生産による廃棄は、アパレルの3.9%や、食品の2.9%と比べても高い。同社は「多くの企業が在庫欠品によって消費者が商品を購入できずに不満を抱くリスクを冒すよりも、安全策をとって在庫を増やしている。このトレードオフの結果が過剰生産であり、サプライチェーンにおける無駄の大きな原因となっている」と指摘し、課題の解決にはサプライチェーンを可視化させるIoTソリューションへの投資が不可欠であるという。リポート内では、トレーサビリティーを可視化するIoT技術の導入を進める先進企業の事例も紹介されており、具体的なソリューションの選択肢を知ることができる。

消費者間でも
透明性を求める声高まる

 コロナ禍を経て消費者の間でもサステナビリティへの関心が明らかに高まっている。価格やデザインに加えて商品の生産背景を知りたいという声も大きい。同リポートには、同社が7500人以上の消費者を対象にサステナビリティ意識と消費行動について調査した内容も盛り込まれており、廃棄在庫がもたらすコストは利益面だけでなく、消費者からの信頼の損失や地球の未来にもつながっていることを示唆する。

化粧品大手グルッポ
ボチカリオの解決策とは

 ブラジルの化粧品大手グルッポ ボチカリオ(GRUPO BOTICARIO)は、RFIDを活用して課題解決を目指す。RFIDとは、Radio Frequency Identificationの頭文字をとったもので、個別識別無線通信技術のこと。専用のリーダーで個別の商品情報を一度に大量にスキャンすることができ、在庫管理の効率化に活用されている。同社が6カ月間の実証テストを行ったところ、RFIDによって今まで顕在化していなかった半分以上の在庫切れを特定でき、在庫切れは最大97%減少した。注目すべきは、在庫管理だけでなく作業の効率化にもつながり、労働力は14%削減し全体の収益も増加したことだ。同社はこの結果をもとに、現在1つのブランドでRFIDの本格導入を進める。デジタルトランスフォーメーション&サプライチェーンシニアマネージャーのエドアルド・カワノ(Eduardo Kawano)は、「この業界にとって重要な課題は、棚にある製品の消費期限切れである。私たちは、RFIDを導入して消費期限の短い商品を店の前に並べ、最初に販売する“先入れ先出し”(期限が近いものから先に出す)モデルを採用することで廃棄物を減らすと同時に、サステナビリティの目標に貢献している」とコメントした。

サプライチェーンの透明化と
過剰生産の見直しが必須

 欧米を中心にトレーサビリティーに関する法制度も整備されてきており、企業に責任のある生産を求める動きは加速している。欧州委員会は、「循環型経済行動計画(Circular Economy Action Plan)」に基づき、消費者が買い物をする時に十分な情報を得た上で環境に配慮した選択ができるよう現行の法令を見直し、持続可能な製品のためのエコデザイン規則案ではトレーサビリティを可能にするデジタルプロダクトパスポート(DPP)の導入などを要件に盛り込んだ。エイブリィ・デニソン・スマートラックが提供するデジタルプラットフォーム「アトマアイオー(atma.io)」もソリューションの1つだろう。これはRFIDやQRなどと連携し、デジタルIDをクラウド上で管理することで原材料の調達から生産、消費またはリサイクルまで追跡できる。こうしたソリューションを活用しながら商品のライフサイクルを一貫して管理することが次のサーキュラーエコノミーを前提とした新たなビジネスチャンスに気付くきっかけにもなるはずだ。

問い合わせ先
Avery Dennison Smartrac
https://rfid.averydennison.jp/jp/home/contact.html

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「ロンシャン」から卯年を祝う“ル プリアージュ” ウサギやニンジンをユーモラスに表現

 「ロンシャン(LONGCHAMP)」は12月20日、2023年の干支である卯(ウサギ)をモチーフにした限定デザインの“ル プリアージュ”を発売した。

 ピンクのボディーにウサギの好物であるニンジンを総柄プリントしたり、“ル プリアージュ”をくわえたウサギのレザーバッジを付けたり、ウィットに富んだ意匠が特徴だ。価格はバッグが2万2000円〜(税込、以下同)。“ル プリアージュ”をくわえたウサギのキーリング(1万7600円)も販売する。

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カリスマ美容師×艶色クレイカラー「テラ」 髪悩みが多い「WWDJAPAN」スタッフがカラーリングを体験!

 シュワルツコフ プロフェッショナルから今春デビューした、クレイを使った新ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」。自然素材をベースとし、頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイの特性により髪に高密着するため、染料の浸透・発色もいい、という特徴が多くの美容師の支持を得ている。ワンランク上のヘアカラー提案をかなえるプレミアムカラーとして、今年1年話題を振りまいてきた。

 そんな「テラ」を使ったカラーリングを今回、「WWDJAPAN」スタッフが体験。日々の忙しさのあまりヘアケアに費やす時間がとれず、中間から毛先にかけてはっきりとブリーチ跡が残り、パサつきやダメージも気になるという「WWDJAPAN」スタッフが、上質で滑らかな艶色カラーヘアを目指す。

 施術をするのは、東京・自由が丘で人気ヘアサロン「ワタイ(Watai)」を運営する渡井タケト代表。常時5種類以上のヘアカラーブランドを使い分け、その深い知識ゆえに、ヘアカラーメーカー各社が意見を聞きにサロンを訪れるという業界の“御意見番”だ。ここでは施術のポイントや渡井代表へのインタビューや、「WWDJAPAN」スタッフの率直な感想を紹介する。

「生まれて初めて
髪がきれいと褒められた」

 ビフォーの髪において、各所にダメージやパサつきがあり、“プリン”が伸び切った状態は自覚している「WWDJAPAN」スタッフ。「これを機に変わりたい、という思いがある。仕事の都合であまり派手な色にはできないので、上品で私に似合う色にしてほしい」と依頼。

 渡井代表は、顔色が映える“ローズ”“コーラル”“ピンクコントロール”のミックスを選択。「アンダーの暗く見えやすいところは、明るい9~11レベルでピンクみの強いローズでカラーリング。表面には深みのあるローズを乗せて落ち着かせ、毛先のブリーチ部分には薬剤をさらに優しくして乗せ、いたわりながら染めた」。

 施術中は、嫌なニオイがしないことや、硬いのに伸びやすいテクスチャーに驚いていた「WWDJAPAN」スタッフ。仕上がりに関しては、「ビフォーであれだけ段々になっていた髪色が、きれいで滑らかなグラデーションに仕上がって驚いた。顔色がきれいに見えて、大人っぽくてかわいい色でとても気に入っている。『変わりたい』という思いが強く、艶髪なんて自分には無縁と思っていたけれど、理想の髪色になったうえに艶まで出て驚いた。カラーリングの翌日、生まれて初めて人から髪を褒められた」と語った。
 
 さらにカラー施術から2週間後、編集部は同スタッフに現状をヒヤリング。満足度の高さは継続しているようだった。「私は色が抜けやすい髪質で、そのあきらめが原因で、お手入れを小まめにできてこなかった。でも『テラ』は、2週間後もきれいに髪色が維持されていて驚き。毛先の色は少し変わってきたけれど、それは“褪色”というより“変化”という感じ。グラデーションがよりきれいになり、ますます気に入っている」。

「ナチュラルな色みで
勝負できるヘアカラー剤」

 今回の施術を担当した渡井タケト「ワタイ」代表に、「テラ」の魅力を聞いた。ニューヨークやロンドンをはじめ、海外でのサロンワーク経験のある同代表が、まず驚いたのはクレイのテクスチャーだという。

 「これまでいろいろなクレイを使った試作品を使ってきたけれど、カピカピになったり“ダマ”になったりと、操作性の悪いクレイが多く、カラー剤への使用は難しいと感じていた。その壁を越えて、『テラ』は“硬いのに伸びやすくて塗りやすい”という絶妙なテクスチャーを実現。“ゼロテク”や“セクションカラー”がとてもやりやすい。SDGsの流れにもマッチしていて、世界観をプロダクト自体が作っているブランド。その世界観をイメージできる美容師にぜひ使ってもらいたい」。

 同代表は施術の際、刺激から頭皮を守る98%自然由来成分の“スキャルプ プロテクター”を使用している。「根元には上質な天然由来のオイル、髪には泥とケラチンたんぱく質、仕上がりは上品な色み。『テラ』はその三角形で成り立っているイメージだ。特にカラーリングを繰り返す白髪染めには最適で、『日本一いい白髪染めです』とお客さまに提案している」。

 ファッションカラーに関しては、「ベージュやグレージュなどの色で、特に中明度が表現しやすい」と話す。「需要の高い、ナチュラルな色みで勝負できるカラー剤。色だけでなく、質感もコントロールしやすい設計になっている。施術中はクレイで髪をパックしているイメージで、触るとふっくらとした感触を実感できるので、放置中に実際にお客さまに髪を触ってもらい、仕上がりの期待感につなげている」。

 さらに従来品と比べ色持ちが41%アップしたことで、きれいに褪色していくことも特徴の1つだ。「褪色も“黄ばむ”というより、“ゴールドベージュになる”というイメージ。褪色過程もきれいなので、導入してからリタッチのお客さまが増えた。そうした特徴から、2000円は単価をアップできる。むしろアップしないと割に合わないくらい、上質な仕上がりをかなえられると思う」。

「髪の質感まで
プロデュースできるカラー剤」

 「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。柔らかで艶やかな仕上がりも特徴で、渡井代表は「髪の質感までプロデュースできるカラー剤」と評する。

ハイレベルな髪質改善を
かなえるサロン「ワタイ」

 渡井代表を筆頭に薬剤知識の豊富なスタッフが多く、ハイレベルな髪質改善やカラー施術をかなえる「ワタイ」。他サロンで失敗してしまい、助けを求めて来店する顧客も少なくない。その評判はインターナショナルで、海外の顧客も2割ほどいる。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
(受付:土・日・祝日を除く10~12時/13~17時)
03-3472-3078

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「ディオール」がレオパード柄の限定コレクション発売 伝説のミューズ・ミッツァにオマージュ

 「ディオール(DIOR)」は2023年1月1日、「ミッツァ コレクション 2023」を発売する。レオパード柄をパッケージにあしらったアイシャドウパレットとクッションファンデーションのほか、限定リップスティックやフレグランスなどが登場する。

 スカーフコレクション「ミッツァ」の語源でもあるミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)はブランド創設当時からミューズとして存在感を放ち、メゾンの象徴の一つであるレオパード柄を誰よりも先にファッションに取り入れていた事で知られている。

 そんなミッツァにオマージュを捧げる今回のメイクコレクションについて、ピーター・フィリップス(Peter Philips)=メイクアップクリエイティブ&イメージ・ディレクターは「初期の頃から、ディオールのランウエイにはアニマル柄が登場しました。10色のアイシャドウがセットされたパレットとそのシェードにマッチする10色の“ルージュ ディオール”、さらに、世界で一つだけのカスタマイズを楽しめる“フォーエヴァー クッション”などが勢ぞろいする最新のメイクアップコレクションが、 伝説の『ミッツァ』でドレスアップします」とコメントを寄せている。

 ブランドのシグネチャーとレオパード柄で彩られた全10色のアイシャドウパレット“ディオールショウ ディス クルール〈ミッツァ エディション〉”(税込1万7600円、以下同)は、ナチュラルなローズウッドから鮮やかなピンク、 フューシャ、力強いブリック・レッド、上品なブラウンの色彩とマットやサテン質感を詰め込んだ。

 クッションファンデーションの“ディオールスキン フォーエヴァー クッション〈ミッツァ エディション〉”と“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション〈ミッツァ エディション〉”(全4種、各9460円)、“ディオールスキン フォーエヴァー クッション パウダー 〈ミッツァ エディション〉”(8800円)もレオパード柄の限定デザインが登場するほか、スティック部分にブランドロゴがエンボスされた限定リップスティック“ルージュ ディオール”(全10色、各5500円)もラインアップする。

 フレグランスの「メゾン クリスチャン ディオール」からも3つの香りを提案するほか、レオパード柄の“メゾン クリスチャン ディオール トラベル スプレー”(1万7050円)や“ミッツァ スカーフ”(2万9150円)を用意した。

 ほか、メイクアップコレクションでは5色入りアイシャドウパレット、マスカラ、ネイル、リップバームの限定色も発売する。

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「アトモス」と「ニューバランス」が旧正月を祝うコラボスニーカーコレクション“ルナー ニュー イヤー”を発表

 スニーカーショップの「アトモス(ATMOS)」は、中国の旧正月を祝う「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボスニーカーコレクション“ルナー ニュー イヤー(Lunar New Year)”を発表した。12月23日から「アトモス」の公式オンラインストアで抽選販売を受け付け、2023年1月2日に「アトモス」と「ニューバランス」の公式オンラインストアおよび一部直営店で取り扱う。

 “ルナー ニュー イヤー”では、“BB550”と“M2002R”、“M2002RD”、“U574”、”U9060”の5モデルをラインアップする。どれも家族や親しい仲間と過ごす時間を表現した温かみのあるベージュやグレー、ブラウンなどのカラーリングを採用し、インソールや付属のシューレースなどに縁起が良いとされるガーネットレッドのアクセントを取り入れている。価格は“BB550”が税込1万7600円、“M2002R”が同1万8700円、“M2002RD”が同2万2000円、“U574”が同1万3750円、”U9060”が同1万9800円だ。

 なおイメージビジュアルは、原宿を代表する中華食堂「紫金飯店」で撮影された。

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「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」 ボディーケア部門1位は「シャネル」「ネイチャーリパブリック」「ロクシタン」など

 「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア・ECで2022年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップ新製品1位は、「シャネル(CHANEL)」の“ボディ ミスト N°1 ドゥ シャネル”に輝いた。「安定して売れ続けている」とバイヤー。同率1位の「シロ(SHIRO)」は“サボン ハンド美容液”で「リニューアル後も変わらず人気」という。3位に「コスメデコルテ(DECORTE)」の“キモノ ユイ パフュームド ボディローション”だった。総合1位は「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“クレームUV”に決定。「インバウンド需要」との声が聞かれた。2位は「アユーラ(AYURA)」の“メディテーションバスt”、3位は「ディオール(DIOR)」の “ミス ディオール ハンド クリーム”という結果だった。

 バラエティー・ドラッグストア新製品1位は、「ネイチャーリパブリック(NATURE REPUBLIC)」の“マイルド&モイスチャーアロエジェル”に輝いた。バイヤーは「ジャータイプで人気だったアロエジェルが、より衛生的で使いやすいボトルタイプで新登場し引き続き好調」と述べる。2位は「キュレル(CUREL)」の“バスタイム モイストバリアクリーム”、3位は「ニュートロジーナ( NEUTROGENA)」の“ノルウェー フォーミュラ インテンスリペア CICA ボディ エマルジョン”だった。総合は前期に続いて「バース(BARTH)」の“薬用バース中性重炭酸入浴剤”が首位を獲得した。バイヤーは「コロナ禍で入浴剤や入浴グッズの需要は高まったが、さらにサウナブームにより『サウナを疑似体験できる入浴剤』としてもヒット」とコメントする。2位は、「アネッサ(ANESSA)」の“パーフェクトUV スキンケアミルク N”、「ニベア(NIVEA)」の“プレミアムボディミルク ホワイトニング”、「ハウスオブローゼ(HOUSE OF ROSE)」の“ボディスムーザー N”、「ピーチ・ジョン ビューティ(PEACH JOHN BEAUTY)」の“ボムバストクリーム リッチ”が同率という結果だった。

 EC新製品1位は、「ロクシタン(L’OCCITANE)」の“アドベントカレンダー 2022”。2位は同率で「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」の“アドベントカレンダー ワンダー”と「ダイアンボタニカル(DIANE BOTANICAL)」の“ボディミルク プロテクト シトラスサボンの香り”。昨今のアドベントカレンダーの人気の高さを改めて感じる結果となった。総合1位は前期もランクインした「ハウスオブローゼ(HOUSE OF ROSE)」の“ボディスムーザー N”が輝いた。バイヤーは「露出が増える夏場に向けて売り上げが高まる」とコメントする。2位は「ヴァセリン(VASELIN)」“アドバンスドリペア ボディローション 無香性” 。3位は「クリニーク(CLINIQUE)」の“アンティ パースパイラント デオドラント ロールオン N”と「ケアセラ(CARECERA)」の“ APフェイス&ボディ乳液”が同率だった。

受賞カテゴリー


百貨店・セミセルフショップ

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

バラエティー・ドラッグストア

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

ECサイト

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

PHOTOS:MASASHI YAMADA
TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」 美容機器・ツール部門1位は「リファ」「ボビィ ブラウン」「ロージーローザ」など

 「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDBEAUTY」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフ新製品1位は「リファ(REFA)」“リファビューテック フィンガーアイロン ピンク”となった。バイヤーは「人気アイテムの新色とあり、支持された。同ブランドで、2台持ちする人も」と評価する。定番1位は「リファ」“リファビューテック ストレートアイロン”で、「11月の値上げ前の駆け込み需要で伸長した。美容室・美容師さんからのオススメで購入されるケースが多い」と振り返る。

 バラエティー・ドラッグストア新製品1位の「リファ」“ハートブラシ”は「とかすだけで絡まりをほぐし、艶が手に入るブラシ。自分用や、ギフト用に購入される人が多い」。 定番1位は、「アイプチ (EYEPUTTI)」“ビューティ フィットカーラー”で、「独自カーブが好評」とのコメントが寄せられた。同率1位として、「シセイドウ(SHISEIDO)」“アイラッシュカーラー”がランクイン。

 EC新製品1位は「ボビィ ブラウン(BOBBI BROWN)」“スムース ブレンディング ブラシ”だった。アンケートでは、「口コミでは、肌あたりがやわらかいと好評だ」との意見。「ロージーローザ」 “マルチファンデブラシ”も同率1位だった。定番1位は「ウカ(UKA)」“ウカ スカルプ ブラシ ケンザン”で、「シンプルなデザインと、心地良い刺激が好評のスカルプケアブラシ。幅広い顧客から支持されている」といったコメントが寄せられた。「ミーゼ(MYSE)」“ヘッドスパリフト” と「バルクオム(BULK HOMME)」“ザ バブルネット” も同率1位だった。

受賞カテゴリー


百貨店・セミセルフショップ

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

バラエティー・ドラッグストア

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

ECサイト

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

PHOTOS:MASASHI YAMADA
TEXT:MISA KOTAKE

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「WWDBEAUTY2022下半期ベストコスメ」 メンズコスメ部門1位は「レカルカ」「スリー」「サボン」「デュオメン」「エグジー」「VTコスメティックス」など

 「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDBEAUTY」は、 百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフ新製品1位は「レカルカ(LEKARKA)」“オム マルチジェルクリーム”で「オールイワンで、一つでケアができるのが好評」との声。同率1位は、「サボン(SABON)」“フェイスポリッシャー ジェントルマン”、「スリー(THREE)」“バランシング コンデンスト クリーム”に決定。定番1位は「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」“フェイスクレンザー”となった。バイヤーは「年齢を問わず、リピーターが多いアイテム」と話す。
 バラエティー・ドラッグストア新製品1位は「エグジー(EXGEE)」“シャンプー&トリートメント”。バイヤーは、「ユーチューバー『エスポワールトライブ』の新ブランドとして支持を獲得した」とコメント。「デュオメン(DUO MEN)」“ザ ウォッシュバーム”も同率1位に。定番1位の「デオナチュレ(DEONATULLE)」“男ソフトストーンW”は、「不動の人気No.1。汗もニオイもしっかり防ぐ」と評価する。

 EC新製品1位は「VTコスメティックス(VT COSMETICS)」“VT CICAエマルジョン 500ml(大容量)”は、「人気のCICA成分配合のエマルジョン。大容量で惜しみなく使える」と好評。「ナカノ スタイリング タント(NAKANO STYLING TANTO)」“ エアライトワックス ”も同率1位だった。定番1位は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“レプリカ オードトワレ レイジーサンデー モーニング”となった。アンケートでは「性別を問わず売れている」。同率1位は、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」“イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン (30ml)”、「イニスフリー (INNISFREE) 」“ノーセバム ミネラルパウダー N”となった。

受賞カテゴリー


百貨店・セミセルフショップ

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

バラエティー・ドラッグストア

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

ECサイト

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

PHOTOS:MASASHI YAMADA
TEXT:MISA KOTAKE

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「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」 リップ部門1位は「アディクション」「オペラ」「メイベリン ニューヨーク」など

 「WWDBEAUTY 2022下半期ベストコスメ」を発表! 「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2022年下半期(5~10月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
  
 百貨店・セミセルフショップ新製品首位は、「アディクション(ADDICTION)」の“ザ マット リップ リキッド(021)”に決まった。バイヤーからは「人気マットリップの新作とあって注目された。シアーな発色はモードになりすぎない色調で好評」と話す。2位は「RMK」の“リクイド リップカラー”、3位に「ディオール(DIOR)」の“ディオール アディクト リップ ティント(541)”だった。総合1位は前期に続いて「ディオール(DIOR)」“ディオール アディクト リップ マキシマイザー(♯001)”に決まった。2位と3位は「シャネル(CHANEL)」が占め、2位に“ルージュ ココ ボーム(♯912 ドリーミーホワイト)”、3位は “ルージュ アリュール ラック”でリップ部門の強さを示す結果となった。

 バラエティー・ドラッグストア新製品1位は、「オペラ(OPERA)」の“リップティント N(15 ヌードオレンジ)”に輝いた。バイヤーは「さりげない色気とかわいらしさを両立する絶妙な粘膜カラー。夏のワンシーズンだけでなく、秋冬にも使えるカラーを理由に選ぶ人が多かった」「自然な艶とナチュラルな発色。日本人の肌に合う、絶妙の色味が支持される理由と考える」とコメント。2位は「ケイト(KATE)」の“リップモンスター スフレマット(M02 枯れない桜)”、3位は「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」の“メイベリン SPステイ ヴィニルインク(60 お茶目なヌードローズベージュ)”で、今期も落ちにくいものに人気が集中する傾向が顕著だった。総合首位は「ケイト」の“リップモンスター(05 ダークフィグ)”。バイヤーは「なかなか買えないところも購買意欲を刺激している」という。2位は、新製品首位の「オペラ(OPERA)」の“リップティント N(15 ヌードオレンジ)”。3位は「ロムアンド(ROM&ND)」の“デュイフルウォーターティント(04 chili up)”という結果となった。

 EC新製品は、「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」の“メイベリン SPステイ ヴィニルインク”が首位を獲得。バイヤーは、「感動的にマスクにつきにくい、食事でも落ちないこと」が人気の理由と分析する。2位は「セザンヌ(CEZANNE)」の“ウォータリーティントリップ マット(M1 ダスティローズ)”だった。総合1位は「ケイト」の“リップモンスター(11 5:00AM)”。2位は「ヒンス(HINSE)」の“ムードインハンサーウォーターリキッドグロウ”、3位は数量限定発売した「ケイト」の“ミニリップモンスター”で「全色即完売した」との声もあった。

受賞カテゴリー


百貨店・セミセルフショップ

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

バラエティー・ドラッグストア

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

ECサイト

2022年下半期に発売の新製品

2022年下半期に売れた製品
(新製品を含むアイテム)

PHOTOS:MASASHI YAMADA
TEXT:AKIRA WATANABE

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トゥモローランド別注の“スタンスミス” チャコールグレーがキーカラーの上品な仕様

 トゥモローランドは、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注した“スタンスミス”を発売した。価格は1万5400円(税込)。

 シンセティックレザー(合成皮革)を用いたアッパーをはじめ、ソール、ヒールパッチ、刻印のカラーを変更し、上品で落ち着いた印象に仕上げた。インソールはキーカラーのチャコールグレーで、シューレースも同色を付属する。

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渋谷109が大胆予測「2023年にZ世代で流行るモノ」 最注目アイテムは「萌えT」

 渋谷109の若者マーケティング研究機関の「シブヤ109ラボ(SHIBUYA109LAB.)」はこのほど、「トレンド予測2023」を発表した。カフェ・グルメ部門、モノ・コト部門、ファッション・コスメ部門、アーティスト部門の4部門に関して、2023年に流行しそうな人、モノ、コトを選出している。年明け前で少々気は早いが、来年は一体何が流行るのか。長田麻衣所長に聞いた。

「シブヤ109ラボ」とは?

 「シブヤ109ラボ」は、「渋谷109」を運営するSHIBUYA109エンタテイメントが運営する、若者マーケティングに特化した調査機関。「アラウンド20(15〜24歳)」を中心に実態を調査し、独自の視点で分析している。今回のトレンド調査では372人の女性へのアンケート調査に加え、10人の高校生・大学生とともにキーワードを抽出した。

ファッションは「萌えT」「バラクラバ」、コスメは「白湯メイク」

 ファッション・コスメ部門でノミネートとして出ているのは、「海外ガール」「白湯メイク」「部分ウイッグ」「水色界隈・天使界隈」など。長田所長は「ファッションとコスメ部門ではこれまで韓国一辺倒だった流れがちょっと変わってきています。その一つとして注目なのがLA系のヘルシーでありながら肌見せも行うスタイルを指す『海外ガール』。こういった場合は大ヒットドラマ経由が多いのですが、この『海外ガール』もこれまでの韓国発のドラマではなく、欧米系のドラマです」という。具体的なファッションとしては、Y2Kファッションの定番アイテムのへそ出し系のアイテムは続きつつも、ローライズ/ローウエストのボトムスを組み合わせる。文字通り2000年前後を席巻したLA発のリアルY2Kスタイルがクローズアップされそうだ。

 一方「水色界隈・天使界隈」は、水色や白色のビッグシルエットのパーカーにルーズソックスと厚底ブーツを組み合わせるようなスタイル。こちらは2010年前後にアキバやサブカル界隈で盛り上がった「ヲタ系ファッション」に近い。

 メイクでは、中国発のナチュラルに盛る「白湯(さゆ/ぱいたん)メイク」や、青いアイシャドウやパール系のハイライトを使用した「クラゲメイク」、無機質でミニマル、アンニュイな雰囲気を演出できる「グレーコスメ」がノミネートされている。

 長田所長は「個人的に気になっているトレンドは、『ブランドショッパー』です。お出かけ時でもスマホ1台あれば十分になり、バッグがどんどん小さくなっている一方で、当然大学や専門学校では教科書などが必要になる。そこでサブバックとしてショッパーを使うことがトレンドに。それこそ2000年前後もブランドのショッパーを持つトレンドがありましたが、現在は『シャネル』や『ディオール』といったごく一部のラグジュアリーブランドのショッパーに限られています。こうしたブランドのショッパーは、服のコーデと独立して決められる、あるいは存在感がある、ということなのだと思います」と語る。

エネルギーをマンガ「NANA」や「昭和アイドル」でチャージ!?

 モノ・コト部門では「昭和アイドル」やマンガの「NANA」(矢沢あい)「デスノート」(大場つぐみ/小畑健)などがノミネート。カフェ・グルメ部門では「夜カフェ」「ルーフトップバー」「クラブっぽ居酒屋」(*編集部注:クラブのような雰囲気が味わえる居酒屋のこと)がノミネート。「クラブやバーに憧れを持ちつつも、ハードルを下げて、雰囲気を楽しめるというメリットが『ルーフトップバー』『クラブっぽ居酒屋』にはあります」と長田所長。ちなみにここで言う「ルーフトップバー」は新大久保の雑居ビルなどにあるもの。高級ホテルと比べると気軽に楽しめ、かつ開放感とロマンチックな雰囲気もある。

まとめ

 長田所長は「全体をまとめると、『背伸びしすぎず楽しみたい』『自由な個性を表現するマインドをインストールしたい』という雰囲気を感じます。モノ・コト部門で『昭和アイドル』や『NANA』(矢沢あい)に代表される『平成マンガ』が上がってきているのは、そうした傾向の現れだと思います」。

 アニメや漫画のイラストTシャツなど、サブカル要素が重要なポイントになる。最後に長田所長に来年大流行間違いなしのアイテムを予想してもらった。「超イチオシは、ちょっとおしゃれなアニメやマンガのイラストの『萌えT』と、今年冬から急速にアイテムが増えた『バラクラバ(目出し帽)』です」という。来年の流行語大賞の結果を乞うご期待!

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日本のサステナビリティを世界に発信したい 「今週の特集お届け隊」2022年12月19日号

 毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2022年12月19日号からの抜粋です)

向:日本のファッション業界でさまざまなサステナビリティに関するアクションが起こっています。点となっているそれらを結びつけたり、新しい技術や新しい才能を浮かび上がらせる場を作りたいと考えていました。11月にトランクホテルで開催したサミットは、それが実現できてうれしかったな。

木村:3回目でしたが初のリアル開催でしたね。6セッション各150席があっという間に埋まりましたし、オンライン視聴回数は昨年の1カ月分を1週間で達成しました。大変でしたが、充実しましたね。

向:セッション中に私の記憶のあやふやだった部分を客席から助けてくれる声が飛んできたり、帰り際に参加者が「自分はこう思った」という意見を語ってくれて、リアル開催の醍醐味!を感じたな。

木村:私も、参加した学生の一人が、「『Z世代はサステナビリティ意識が高い』と言われることに引け目を感じているけれど、やっぱりサステナ関係の仕事がしたいです」と言いに来てくれて、すごくうれしかったです。

向:うんうん。次回は来場者が発話できる、インタラクティブな場を設けたいね。CFCL、ファーメンステーション、パタゴニア日本支社というBコープホルダーが勢ぞろいしていて、それも貴重な機会だったと思う。ケリングのサステナビリティ担当のトークセッションが終わった瞬間に「マダム!」と駆け寄ったスタートアップの人がいたけれど、私はそういう瞬間が好き。つながりがないとイノベーションは生まれないから、“会いたい人に会える場所”にできて、本当に良かった。

木村:私、そういうスタートアップの人たちがピッチできる場を作りたいです。国境を越えてアピールできるような。それから次回は海外のデザイナーにも参加してもらいたいです。

向:賛成!来年の大きな目標としては、いかに日本の最先端を世界へ出していくか、だね。夜のパーティーまで長丁場なサミットだったけれど、インパクトは一瞬の方がいいんじゃないかというのも今回の学びでした。各セッションの要旨は特集でまとめましたが、サステナビリティの現状と未来を知ることができる内容にできたと思います。

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日本のサステナビリティを世界に発信したい 「今週の特集お届け隊」2022年12月19日号

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向:日本のファッション業界でさまざまなサステナビリティに関するアクションが起こっています。点となっているそれらを結びつけたり、新しい技術や新しい才能を浮かび上がらせる場を作りたいと考えていました。11月にトランクホテルで開催したサミットは、それが実現できてうれしかったな。

木村:3回目でしたが初のリアル開催でしたね。6セッション各150席があっという間に埋まりましたし、オンライン視聴回数は昨年の1カ月分を1週間で達成しました。大変でしたが、充実しましたね。

向:セッション中に私の記憶のあやふやだった部分を客席から助けてくれる声が飛んできたり、帰り際に参加者が「自分はこう思った」という意見を語ってくれて、リアル開催の醍醐味!を感じたな。

木村:私も、参加した学生の一人が、「『Z世代はサステナビリティ意識が高い』と言われることに引け目を感じているけれど、やっぱりサステナ関係の仕事がしたいです」と言いに来てくれて、すごくうれしかったです。

向:うんうん。次回は来場者が発話できる、インタラクティブな場を設けたいね。CFCL、ファーメンステーション、パタゴニア日本支社というBコープホルダーが勢ぞろいしていて、それも貴重な機会だったと思う。ケリングのサステナビリティ担当のトークセッションが終わった瞬間に「マダム!」と駆け寄ったスタートアップの人がいたけれど、私はそういう瞬間が好き。つながりがないとイノベーションは生まれないから、“会いたい人に会える場所”にできて、本当に良かった。

木村:私、そういうスタートアップの人たちがピッチできる場を作りたいです。国境を越えてアピールできるような。それから次回は海外のデザイナーにも参加してもらいたいです。

向:賛成!来年の大きな目標としては、いかに日本の最先端を世界へ出していくか、だね。夜のパーティーまで長丁場なサミットだったけれど、インパクトは一瞬の方がいいんじゃないかというのも今回の学びでした。各セッションの要旨は特集でまとめましたが、サステナビリティの現状と未来を知ることができる内容にできたと思います。

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