「ティンバーランド」と「エメ レオン ドレ」のコラボ“スリーアイ クラシックラグ”が発売

「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」とコラボレーションしたモカシンシューズ“スリーアイ クラシックラグ(3 EYE CLASSIC LUG)”を5月19日に発売する。価格は2万3100円で、ホワイトとブラック、グリーンの3色を用意。「ティンバーランド」の公式オンラインストアと伊勢丹新宿PC4店で取り扱う。

「ティンバーランド」と「エメ レオン ドレ」は、2018年からコラボしており今回が3度目。手縫いで仕上げられた“スリーアイ クラシックラグ”のディテールはそのままに、「エメ レオン ドレ」らしいカラーリングを落とし込み、ヒールサイドには「エメ レオン ドレ」のタブをあしらっている。

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【2023年秋コスメ】「セルヴォーク」の秋コレは洗練された大人なカラー 発表会では新クリエイティブディレクターによるメイクデモも

「セルヴォーク(CELVOKE)」は5月18日、2023年秋のメイクコレクションの発表会を開催した。今回のコレクションからメイクアップ クリエイティブ ディレクターに鷲巣裕香メイクアップアーティストを起用。発表会では新商品の紹介と、鷲巣氏本人によるメイクデモンストレーションを行った。

23年秋コレクションのテーマは“洗練の余韻”で、鷲巣氏は「上質で洗練されていて、でも遊び心がある。トレンドに流されずに自分を表現できるコレクション」と説明した。メイクデモでは、同コレクションのアイテムを使用した2パターンのメイクを披露した。

洗練された雰囲気をまとえるメイクアップアイテム

7月21日発売の第1弾は、4色アイシャドウパレットやリップ、ジェルアイライナーなどをそろえる。“ヴァティック アイパレット”(新3種、各6820円)は、透け感にこだわったシアーブラックをアクセントにした“08 ピンクテーラード”、自然な陰影を目元に与える“09 タイムレスキャラメル”、プラムピンクの配色が特徴の“10 リバティプラム”の新色3色。“ヴァティック アイズ”(新3色、各2200円)は、パールにフォーカスしたゴールド、カーキ、シルバーの単色アイシャドウでクリアな発色と輝きが特徴。単色でも、ほかのアイシャドウと組み合わせても使えるニュアンスアイシャドウだ。ゴールドラメが贅沢に配合された“21 スターダスト”、重ねるほどに深みが増すカーキカラーの“22 フォレストゴールド”、グレーのベースカラーに青ラメが輝く“23 クラッシュシルバー”の3色で展開する。

そのほか、滑らかな描き心地とウォータープルーフ処方で美しいラインが長時間持続する“イラボレート ジェル アイライナー”(新3色、各3080円)と秋らしいカラーラインアップのティントリップバーム“アラウズ リップス”(新3色、各3960円)も登場する。

ベースメイクアイテムは透明感を与え、発光したような艶肌に

8月18日発売の第2弾は、ベースメイクアイテムが登場。「ベース作りが大事で、肌の土台が整っていれば全てが整う。塗っている感を感じさせない、発光していて透明感のある肌を表現できるような商品を作った」(鷲巣氏)。ラインアップはファンデーションとコンシーラーパレットで、ほかにマルチブラシなどの同ブランド初となるメイクアップツールも発売する。

薄く塗布しても肌の色ムラや凹凸が均一に整うリキッドファンデーション“スキンレゾネート リキッドファンデーション”(26g、全4色、各5280円)は、美容液成分を含んだことによる滑らかな使い心地が特徴。ファンデーションを塗った後、“ファンデーション ブラシ A”(7150円)を肌全体に磨くように使用すると、より崩れにくく自然な仕上がりに。さまざまな肌悩みをカバーする“シームレス フェイスパレット”(新2色、各6490円)はコンシーラーやハイライト、クリームチーク、毛穴の凹凸を整えるスムースクリームがセットになった6色セットのコンシーラーパレットで、マルチに使える“マルチ ブラシ A”(2970円)と合わせて使用することでピンポイントで肌悩みをカバーする。

メイクデモの終盤に度々登場していたのが、自然にトーンアップするフェイスパウダー“スキンユニティ プレストパウダー 01 ライトシェル”(新1色、4950円)だ。メイクの仕上げに肌全体に使用すると上品な艶を与え、生き生きとした健康的な印象を与える。

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【2023年秋コスメ】「セルヴォーク」の秋コレは洗練された大人なカラー 発表会では新クリエイティブディレクターによるメイクデモも

「セルヴォーク(CELVOKE)」は5月18日、2023年秋のメイクコレクションの発表会を開催した。今回のコレクションからメイクアップ クリエイティブ ディレクターに鷲巣裕香メイクアップアーティストを起用。発表会では新商品の紹介と、鷲巣氏本人によるメイクデモンストレーションを行った。

23年秋コレクションのテーマは“洗練の余韻”で、鷲巣氏は「上質で洗練されていて、でも遊び心がある。トレンドに流されずに自分を表現できるコレクション」と説明した。メイクデモでは、同コレクションのアイテムを使用した2パターンのメイクを披露した。

洗練された雰囲気をまとえるメイクアップアイテム

7月21日発売の第1弾は、4色アイシャドウパレットやリップ、ジェルアイライナーなどをそろえる。“ヴァティック アイパレット”(新3種、各6820円)は、透け感にこだわったシアーブラックをアクセントにした“08 ピンクテーラード”、自然な陰影を目元に与える“09 タイムレスキャラメル”、プラムピンクの配色が特徴の“10 リバティプラム”の新色3色。“ヴァティック アイズ”(新3色、各2200円)は、パールにフォーカスしたゴールド、カーキ、シルバーの単色アイシャドウでクリアな発色と輝きが特徴。単色でも、ほかのアイシャドウと組み合わせても使えるニュアンスアイシャドウだ。ゴールドラメが贅沢に配合された“21 スターダスト”、重ねるほどに深みが増すカーキカラーの“22 フォレストゴールド”、グレーのベースカラーに青ラメが輝く“23 クラッシュシルバー”の3色で展開する。

そのほか、滑らかな描き心地とウォータープルーフ処方で美しいラインが長時間持続する“イラボレート ジェル アイライナー”(新3色、各3080円)と秋らしいカラーラインアップのティントリップバーム“アラウズ リップス”(新3色、各3960円)も登場する。

ベースメイクアイテムは透明感を与え、発光したような艶肌に

8月18日発売の第2弾は、ベースメイクアイテムが登場。「ベース作りが大事で、肌の土台が整っていれば全てが整う。塗っている感を感じさせない、発光していて透明感のある肌を表現できるような商品を作った」(鷲巣氏)。ラインアップはファンデーションとコンシーラーパレットで、ほかにマルチブラシなどの同ブランド初となるメイクアップツールも発売する。

薄く塗布しても肌の色ムラや凹凸が均一に整うリキッドファンデーション“スキンレゾネート リキッドファンデーション”(26g、全4色、各5280円)は、美容液成分を含んだことによる滑らかな使い心地が特徴。ファンデーションを塗った後、“ファンデーション ブラシ A”(7150円)を肌全体に磨くように使用すると、より崩れにくく自然な仕上がりに。さまざまな肌悩みをカバーする“シームレス フェイスパレット”(新2色、各6490円)はコンシーラーやハイライト、クリームチーク、毛穴の凹凸を整えるスムースクリームがセットになった6色セットのコンシーラーパレットで、マルチに使える“マルチ ブラシ A”(2970円)と合わせて使用することでピンポイントで肌悩みをカバーする。

メイクデモの終盤に度々登場していたのが、自然にトーンアップするフェイスパウダー“スキンユニティ プレストパウダー 01 ライトシェル”(新1色、4950円)だ。メイクの仕上げに肌全体に使用すると上品な艶を与え、生き生きとした健康的な印象を与える。

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「バーバリー」が5月26日、成田空港第2ターミナルに新店舗

「バーバリー(BURBERRY)」は5月26日、成田空港第2旅客ターミナル(本館3階 出国手続き後エリア)に、ウィメンズ・メンズをそろえたコンバイン型ストアをオープンする。

内装はバーバリーチェックや、同チェックのベージュ、ブラック、ホワイトを用いたもので、バッグや革小物なども扱う。

■「バーバリー」成田空港第2ターミナル
オープン日:5月26日
時間:8:00〜20:00
場所:成田空港第2旅客ターミナル本館3階 出国手続き後エリア
住所:千葉県成田市古込1-1

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「ザ・ノース・フェイス」「アークテリクス」「フライターグ」ら6ブランドが合同リペアイベント

東京の渋谷・原宿にショップを構えるアウトドアブランドが、合同イベント“ドゥ・リペアーズ(DO REPAIRS)”を5月19〜21日に開催する。参加ブランドは、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「パタゴニア(PATAGONIA)」「フライターグ(FREITAG)」「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」「アークテリクス(ARC’TERYX)」「ミステリーランチ(MYSTERY RANCH)」の6つ。それぞれの店舗で修理やアップサイクル、メンテナンスの実演などを行う。

「ザ・ノース・フェイス」は、リペアパッチを使ったシェルやダウンの破れの修理や、プル紐も交換、スナップボタンの取り付けなど、ミシンを使わないシンプルなリペア体験を実施する。「ヘリーハンセン」は、着古したコットンTシャツを対象とした染め直し体験を行う。「アークテリクス」は、アウトドアウエアやギアをより長く使うためのメンテナンスや、洗濯方法のアドバイズなどを行う。

修理サービスは、アパレル・バッグともに30分で完了する修理のみ受け付ける。メーカーやブランドは問わない。事前予約を優先するが、当日枠もある。また、初日の19日には「フライターグ」店舗でトークセッションを実施する。

■DO REPAIRS
日程:5月19日〜21日
時間:12:00〜18:00(17:00最終受付)、19日は12:00〜19:00(18:00最終受付)
場所:ザ・ノースフェイス マウンテン、アークテリクス原宿ブランドストア、パタゴニア東京・渋谷、ミステリーランチ 東京、ヘリーハンセン 原宿、フライターグストア トウキョウ シブヤ

■トークセッション
日程:5月19日19:00〜20:00
場所:フライターグストア トウキョウ シブヤ

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カネボウ化粧品の「ミラノコレクション」 「ファイナルファンタジー」キャラデザインの天野喜孝とコラボ

カネボウ化粧品の「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」は、画家・イラストレーターの天野喜孝がデザインした限定パッケージの“フェースアップパウダー”(24g、9900円)を11月25日に発売する。レフィル付きは1万5000円。価格はいずれも編集部調べ。6月1日に取扱店・ECで先行予約をスタートする。

天野氏は人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)」のキャラクターデザインを手掛けたことで知られ、ゲームやアニメ、舞台芸術や衣装デザインなど幅広く活動する。“フェースアップパウダー”は1991年の発売から毎年、女神をモチーフにした新しいパッケージデザインで販売してきた。今回の限定パッケージも、天野氏の持ち味である繊細で幻想的なタッチで天使を描き下ろした。赤やピンクを基調に、「朝日や黄昏どきのような華やかさ」(天野氏)を表現したという。

デジタルで拡散、新規客を開拓

発売にむけ「ミラコレ美術館」と題した消費者参加型のプロモーションを5月18日にスタートした。特設ページでは、カメラで空を撮影すると、AR(拡張現実)技術により撮影画像に天使が現れる。それが額縁に入れられ、自分だけの“作品”になるという仕掛けだ。作品は特設ページ内で共有され、他のユーザーも閲覧できる。同日、東京・表参道交差点のデジタルサイネージでプロモーション動画の掲出もスタートした。

またSNS上では、Z世代を中心に人気を博すアーティスト・あのちゃんを起用したPR施策を展開する。「これまで『ミラノコレクション』は根強いファンに支えられてきた。デジタルネイティブ層の間で広く話題になることで、これまでリーチしてこなかったお客さまにも届けていきたい」と担当者。

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「ミラ・ショーン」と幾左田千佳 時代を切り開く女性による新ライン立ち上げの理由

伊藤忠商事がオーナーを務めるイタリア発ブランド「ミラ・ショーン(MILA SCHON)」の改革が進んでいる。伊藤忠は今年、グイド・フェンディ(Guido Fendi)が出資するコフェド(COFED)とマスターライセンス契約を締結。同ブランドの新クリエイティブ・ディレクターに、「エルメス」「プラダ」などで経験を積んだマーク・オディべ(Marc Audibet)を迎え、2月にミラノ・ファッション・ウイークでコレクションを披露した。新体制でのミッションの一つが、アジア全域での販売拡大だ。現在約2億ユーロ(約294億円)の売上高を、3年後には倍増させる計画だ。

そんな「ミラ・ショーン」の改革は、日本でも進んでいる。3月には伊藤忠の子会社コロネット主導のもと、「チカ キサダ(CHIKA KISADA)」の幾左田千佳デザイナーをクリエイティブ・ディレクターに迎えたウィメンズの新ライン“ミラ ショーン バイ チカ キサダ(MILA SCHON BY CHIKA KISADA)”を始動。21型のアイテムを発表した。価格帯はアウター6万9300〜15万4000円(税込、以下同)、トップス2万7500〜4万9500円、パンツ4万9500〜5万3900円、ドレス6万4900〜13万2000円。

現在はコロネット公式オンラインストアで販売するほか、5月31日〜6月6日には伊勢丹新宿本店でのポップアップも予定している。同ラインを立ち上げた狙いとは。また、幾左田デザイナーは創業者マダム・ミラ・ショーンが描いた女性像を、どう解釈しているのか。七宮信幸コロネット社長と幾左田デザイナーに聞いた。

「幾左田さんしかいなかった」

WWDJAPAN(以下、WWD):“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”はどのような経緯で立ち上げた?

七宮信幸コロネット社長(以下、七宮):構想がスタートしたのは2021年末ごろ。きっかけの一つは、私自身がコロネットの抱えるブランドと日本人デザイナーの接点を作りたいと考えていたから。われわれの主な事業は、海外からブランドを日本に持ってきて販売する、インポーターとしての役割が多い。でも、私が若いころからお世話になっていた日本のファッション業界やデザイナーと一緒になって、業界を盛り上げていきたいという思いはずっと持っていた。そこで、コロネットで最も長く取り扱っている「ミラ・ショーン」と日本デザイナーの接点を探してみようと考えたのが始まりだった。

WWD:幾左田デザイナーを選んだ理由は?

七宮:新ラインでは、ブランドの既存顧客や新規顧客に対して、「ミラ・ショーン」の新しい切り口を伝えたい。これはある意味とてもチャレンジングな目標なので、賛同してくれるのは、軸がぶれず強いパッションを持っている幾左田さんしかいなかった。ブランドやマダム・ミラ・ショーンへの造詣も深く、それを小説のような表現で語る姿を見て、確信した。あとは、お酒が好きなところ。

幾左田千佳“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”クリエイティブ・ディレクター(以下、幾左田):そこですか(笑)。早い段階で話をいただいて実際に七宮社長にお会いすると、とても気さくでフランクに接してくれた。私はそういったコミュニケーションがビジネスやデザインのインスピレーションにつながるタイプ。だからこの仕事は、七宮社長のキャラクターがあってこそ。ただ“社長”と呼ぶと怒られるので、七宮さんと呼んでいるけれど(笑)。

「マダムの人間性に魅力を感じた」

WWD:コロネットからの依頼を受けた決め手は?

幾左田:「チカ キサダ」を10年近く続けていると、ありがたいことにいろいろなお話をいただく。その中で、自分の心が向くものに取り組みたいというのが私の基準。引き受けるにあたり一番の決め手となったのは、マダム・ミラ・ショーンの魅力的なキャラクターだ。そして、イタリア発のブランドというのも大きかった。「チカ キサダ」が2019年春夏シーズンに初めて海外でショーを披露したのもミラノだったし、私のクリエイションの源泉であるバレエが誕生したのもイタリア。自分のこれまでの経験が結びつくような期待感を持てた。

WWD:創業者ミラ・ショーンのどのような側面に魅力を感じた?

幾左田:まず、女性の活躍が簡単ではなかった時代に、エネルギッシュにファッションに挑んでいたこと。私自身もデザイナーとして時代を切り開いていきたいという思いがあるので、目指したい女性像でもあるし、共感できる部分も多く、その人間性に魅力を感じた。それに、女性視点での美意識もとても美しい。ファッションは、時代ごとに異なるデザイン要素があるけれど、女性視点での美意識には共通した感覚がある。私はバレエをインスピレーション源にしているので、女性の体とは常に向き合っている。マダム・ミラ・ショーンのクリエイションからも、例えば体のラインを考えた曲線やスカート丈、オーバーサイズのコートなど、同じ感覚を感じた。だから“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”でも、女性ならではの視点や強みを大事にしている。

WWD:コロネット側からリクエストしたことは?

七宮:「ミラ・ショーン」の膨大なアーカイブをお渡しし、幾左田さんのフィルターを通して現代的に表現してほしいと伝えた。本当にそれぐらいで、あとは自由にやってほしいと。というのも、幾左田さんが思い描くものが、私たちが考えているターゲットにも合うという感触があったから。ターゲットは年齢ではなく、家庭でも仕事でも、自分のスタイルを持っている気品のある女性。幾左田さんの根底にあるバレエには、背筋が伸びる気品がある。そんな部分が、マダム・ミラ・ショーンの思いにも通じると確信しているので、こちらからリクエストすることは何もなかった。

WWD:歴史あるブランドなだけに、重圧はなかった?

幾左田:楽しかった。プレッシャーを感じられるのは、デザイナーにとってエキサイティングなこと。苦しかったりつらかったりすることもあるけれど、結果的にそれが次のクリエイションにつながっていく。だからプレッシャーを感じる機会を与えてもらえるのは、作り手にとって幸せだと考えている。

新ラインに込めた“余韻”と大きな夢

WWD:新ラインで特にこだわった点は?

幾左田:「チカ キサダ」がクラシックバレエなら、“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”はコンテンポラリーダンスのイメージ。ダンスはダンスでも、全く異なるものをイメージしながら、どんどん肉付けしていった。“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”では自立した女性像を表現するために、仕事からプライベートまで、女性の1日に寄り添うデザインを大切にしている。具体的には、素材やリラックスできるパターン、足し算や引き算のバランスを考え、人が動くことで余韻が残るシルエットにこだわった。

WWD:余韻が残るシルエットというと?

幾左田:「ミラ・ショーン」は、風が吹いたり、少し走ったり、日常生活で生じる動きにもエレガンスを感じさせるのが強み。ちょっとした所作からも着る人のキャラクターが前面に出て、影のように寄り添えるデザインや、パターンワーク、カラーパレットを追求している。そうすることで「あの人、何だか素敵」という余韻が残ると信じているので。

WWD:「ミラ・ショーン」本体の改革が進む中で、新ラインの役割は?

七宮:「ミラ・ショーン」にはマーク・オディべ=クリエイティブ・ディレクターを迎え、コロネットが手掛けるライン“ミラ・ショーン ミラノ”も2023-24年秋冬にデザインチームを刷新した。50〜70代中心の既存顧客や、新規顧客にも新鮮な「ミラ・ショーン」を感じてもらいたい。そこに幾左田さんのラインが加わることで、多方面に動きを起こせるはずだ。コロネットの強みは、インキュベーションする機能があること。ニッチなブランドを中・長期的に成長させていくプラットフォームを、幾左田さんと一緒に作っていきたい。

WWD:販路の想定は?

七宮:まずは渋谷で行ったようなポップアップを繰り返しつつ、百貨店や専門店、セレクトショップとも取り組んでいきたい。今は日本のみの販売だが、将来的にはアジアにも発信していきたい。

幾左田:七宮さんがおっしゃるように、販路を徐々に広げて多くの人に知ってほしい。国外での展開もチャンスがあれば挑戦したい。「チカ キサダ」では、パリのオペラ座とコラボレーションするという夢がある。だから“ミラ ショーン バイ チカ キサダ”では、ミラノのスカラ座とコラボレーションできるように、大きな目標をもって楽しんでやっていきたい。

七宮:幾左田さんは、昨年はクラシックバレエの公演「バレエ ザニュークラシック(BALLET TheNewClassic)」の衣装を手掛けたり、3月には6年ぶりに東京で「チカ キサダ」のショーを披露したりと、さらに注目を浴びつつある。彼女のクリエイティビティや、自立した女性を支えるファッションは、日本のみならず海外にもどんどん広がってほしい。ただ忙しくなりすぎると、一緒にお酒を飲む時間がなくなっちゃうけれど。

幾左田:そこですか(笑)。

■“ミラ ショーン バイ チカ キサダ” ポップアップショップ
日程:5月31日〜6月6日
場所:伊勢丹新宿店 本館3階ステージ #3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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【2023年水着】「ヘリーハンセン」が街から海辺まで使えるシャツとショーツを発売 ウインドサーフィン体験イベントも実施

「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は、海で楽しむライフスタイルをイメージし、街から海辺まで使える、カジュアルウエアのコレクションを発売した。シャツ(1万4300円)とビーチショーツ(9900円)を用意した。さらに、6月18日と7月1日に、神奈川県鎌倉市の材木座海岸でウインドサーフィン体験イベントを開催する。応募概要の詳細は、公式ページおよび「ヘリーハンセン」ニュースページに記載する。

アパレルは、濡れても乾きやすいナイロン100%素材で、フィールドへの環境負荷を減らすために漁網リサイクルナイロンを採用した。はっ水加工を施しており、海やプールで着用しても劣化しにくい耐塩素仕様だ。カラーはサンドとヘリーブルーの2色を、サイズはWM,WM,M,L,XLの5サイズをそろえる。シャツはややオーバーサイズのボックスシルエットで、海外に漂着する流木や石などをモチーフにしたプリントをあしらった。ビーチショーツはウエストをゴムシャーリングで仕上げ、ドローコードで調節できるリラックス感のある仕様にした。

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【2023年水着】「ヘリーハンセン」が街から海辺まで使えるシャツとショーツを発売 ウインドサーフィン体験イベントも実施

「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は、海で楽しむライフスタイルをイメージし、街から海辺まで使える、カジュアルウエアのコレクションを発売した。シャツ(1万4300円)とビーチショーツ(9900円)を用意した。さらに、6月18日と7月1日に、神奈川県鎌倉市の材木座海岸でウインドサーフィン体験イベントを開催する。応募概要の詳細は、公式ページおよび「ヘリーハンセン」ニュースページに記載する。

アパレルは、濡れても乾きやすいナイロン100%素材で、フィールドへの環境負荷を減らすために漁網リサイクルナイロンを採用した。はっ水加工を施しており、海やプールで着用しても劣化しにくい耐塩素仕様だ。カラーはサンドとヘリーブルーの2色を、サイズはWM,WM,M,L,XLの5サイズをそろえる。シャツはややオーバーサイズのボックスシルエットで、海外に漂着する流木や石などをモチーフにしたプリントをあしらった。ビーチショーツはウエストをゴムシャーリングで仕上げ、ドローコードで調節できるリラックス感のある仕様にした。

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「ルイ・ヴィトン」の新作スニーカーはモノグラムパターン&色使いが特徴

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はモノグラムパターンやレッド、グリーンなどの色使いが特徴の新作スニーカーを発売した。

“LV トレイナー・ライン スニーカー”はモノグラムテキスタイルを用いたモデル(17万6000円)と、グレインレザーを用いたモデル(18万400円)を用意する。

柔らかな牛革を採用した“ビバリーヒルズ・ライン スニーカー”(14万6300円)は、パッド入りのインソールとテクニカル素材のライニングが「快適な履き心地を約束する」。

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「ルイ・ヴィトン」の新作スニーカーはモノグラムパターン&色使いが特徴

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はモノグラムパターンやレッド、グリーンなどの色使いが特徴の新作スニーカーを発売した。

“LV トレイナー・ライン スニーカー”はモノグラムテキスタイルを用いたモデル(17万6000円)と、グレインレザーを用いたモデル(18万400円)を用意する。

柔らかな牛革を採用した“ビバリーヒルズ・ライン スニーカー”(14万6300円)は、パッド入りのインソールとテクニカル素材のライニングが「快適な履き心地を約束する」。

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「セルジオ ロッシ」人気シリーズから新作レインブーツが登場

「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は、人気シリーズ“エスアール ノラ(srNORA)”から、レインブーツ“エスアール ノラ レイニー(srNORA RAINY)”を発売した。現在同ブランドの直営店と公式オンラインストアで発売中だ。

数年ぶりに日本展開する新作レインブーツは、ラバー素材にブランドロゴが刻印されたアイコニックなメタルバックルが特徴。2cmのローヒールは雨の日の足元をしっかりとガードしながら、カジュアルなルックに上品なタッチを添える。いつものスタイリングをエレガントに演出する今作は、ブラックとカーキの2色展開。価格は8万6900円。

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「セルジオ ロッシ」人気シリーズから新作レインブーツが登場

「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は、人気シリーズ“エスアール ノラ(srNORA)”から、レインブーツ“エスアール ノラ レイニー(srNORA RAINY)”を発売した。現在同ブランドの直営店と公式オンラインストアで発売中だ。

数年ぶりに日本展開する新作レインブーツは、ラバー素材にブランドロゴが刻印されたアイコニックなメタルバックルが特徴。2cmのローヒールは雨の日の足元をしっかりとガードしながら、カジュアルなルックに上品なタッチを添える。いつものスタイリングをエレガントに演出する今作は、ブラックとカーキの2色展開。価格は8万6900円。

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「サンローラン」が初のファインジュエリーを発売 メゾンの象徴的なモチーフを取り入れたネックレスやブレスレットなど

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、初のファインジュエリーコレクションを発表する。ラインアップしたのは、ブレスレット(17万500円〜)やネックレス(20万4600円)、イヤリング(11万9900円〜)など。5月20日に表参道店、25日に銀座店と公式オンラインサイトでローンチする。

本コレクションでは、クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello) がダイヤモンドやゴールドなどの上質な素材を厳選し、精密なデザインに仕上げたジュエリーをそろえた。アイテムには、カサンドラやマイヨンなど、メゾンの象徴的なモチーフを取り入れた。

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【6月23日まで】人気の有料会員限定コンテンツを無料公開中!

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6月23日までの期間中、有料会員限定プレミアムコンテンツ「FROM SNS TREND」と「小島健輔リポート」を無料公開しています。
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FROM SNS TREND


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>「FROM SNS TREND」の記事一覧はこちら

 

小島健輔リポート


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ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ」が「ウルトラセブン」とコラボ 5月19日に発売

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、放送55周年を記念し、「ウルトラセブン」とコラボレーションコレクションを5月19日に発売する。「グラウンド ワイ」直営店舗と公式ウェブストア、円谷プロ直営オンラインストア「ツブラヤストアオンライン」で取り扱い、公式ウェブストアと「ツブラヤストアオンライン」は、同日の12時から販売する。

ウルトラセブンや友里アンヌ隊員、さまざまな怪獣などのオリジナルグラフィックがTシャツ(1万9800円)やフーディー(4万6200円)、シャツ(6万9300円〜)などで登場する。キービジュアルのウィメンズモデルには女優・モデルの服部樹咲を起用している。

また同コラボレーションを記念し、ツブラヤストアオンライン限定でTシャツ2型(各8800円)を受注販売する。5月19日12時〜31日23時59分まで受注する。

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「レイバン」が吉祥寺に路面店をオープン ライブペイントのパフォーマンスも

アイウエアブランドの「レイバン(RAY-BAN)」は5月19日、東京都の吉祥寺に直営店レイバンストア吉祥寺をオープンする。直営店は全国で13店舗目となる。

内装は黒を基調とし、ブランドのアイコニックな赤を取り入れており、面積は71㎡。アイコンから新作コレクションまで、メガネフレームとサングラスを合わせて約470種のアイウエアをそろえる。

オープン当日の5月19日は、アーティストのエリサ・チャナ・チェケッティ(Elisa Chana Cecchetti)がライブペイントを行い、完成した作品が店頭を飾る。また5月20、21日は同氏のボディペインティングのライブパフォーマンスも実施する。

オープンを記念し、エリサ・チャナ・チェケッティのハンドペイントアートワークが施された、「レイバン」のオリジナルアイウエアケースも登場する。デザインは1点ずつ異なり、100点用意する。

◾︎レイバンストア 吉祥寺
オープン日:5月19日
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-2 LuLuビル1F

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「プーマ」新作サンダルからアニマルデザインが登場

「プーマ(PUMA)」は、新作サンダル“オーキッド サンダル アニマル ウィメンズ(ORKID SANDAL ANIMAL WN’S)”を6月2日に発売する。価格は1万1000円で、ブランドの公式オンラインストアと直営店、一部店舗で取り扱う。

花の蘭にインスピレーションを受けたモデル“オーキッド(ORKID)” をベースに、今作はトレンドのアニマルデザインを落とし込み、2種のカラーデザインでサンダルにアップグレードした。ミッドソールにはプーマ独自の軽量、かつクッション性に優れた“IMEVA”素材を採用。また、20%以上のリサイクル素材を使用し、ビーガン認定を受けているのも特徴だ。

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「ジバンシィ」が菜々緒を日本人女優として初のアンバサダーに起用

「ジバンシィ(GIVENCHY)」が、女優の菜々緒をジャパン・アンバサダーとして起用すると発表した。

日本人女優として初のアンバサダーに就任した菜々緒は「新ジャパン・アンバサダーに選んでもらったことを大変嬉しく光栄に思う。『ジバンシィ』は私を女優、そして女性としても格上げしてくれる。今後、私の大切なテーマである“エレガンス”を表現できることをとても楽しみにしている」と意気込みを語った。

マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターは「菜々緒の女優としての才能と、彼女自身が持つエネルギーとスタイルにとても感心している。理想的なジャパン・アンバサダーとのコラボレーションが非常に楽しみ」と述べた。

アンバサダー就任にあたり、菜々緒と親交の深いフォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)がビジュアルを撮影。「ジバンシィ」に身を包んだ菜々緒のエレガンスさと力強さを表現した。

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紙製マネキン「カミ トカシ」発売 紙製卵パックの製法で 本体に石油由来素材を不使用 

展示イベントや店舗の空間デザイン・施工・プロデュースを手掛ける彩ユニオンは、環境負荷の低減を目指して開発した紙製マネキン「カミ(KAMI)」シリーズのパルプモールド製法による新製品「カミ トカシ(KAMI TOCASI)」を2023年7月から販売する。本体には紙を、フレームにはスチールと木材のみを使用する。石油由来の素材をいっさい使わないこと、また使用後の分別が容易でリサイクルしやすいことが特徴だ。

パルプモールド製法は、紙を溶かして型で成形するもので、紙製の卵パックなどに用いられている。「見た目にはっきりとわかる紙独特の質感があり、サステナブルなコンセプトを直感的に伝えることができる」と同社。先行して発売中のオールハンドメイドによる「カミ テバリ(KAMI TEBARI)」に比べ、リードタイムの短縮とコスト減を実現しているという。

また、紙を溶かして型に流し込む製法を生かし、原材料に古紙やファブリックの端材を混ぜることで、オリジナルな仕上がりの製品に対応することが可能。例えばデニムの端材を混ぜればブルーの色味のあるボディとなるように、ブランド独自の世界観をアピールできる。

同社は、紙製マネキンの他にも、廃棄される木製パレットを再利用した什器シリーズ「ウッデン(WOODEN)」の開発や、国産材を用いた売り場づくりなどを行なっている。

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ビームスが六本木の旗艦店を大規模リニューアル 日常的にラグジュアリーを楽しむ富裕層へ

ビームスはこのほど、旗艦店のビームス 六本木ヒルズ店を大規模リニューアルした。ストリートカジュアルをベースにした店舗設計から、ストアコンセプトを“ザ プレミアム”に改め、六本木で暮らす人々に向けた高級感のある店舗へと転換した。同社初の試みとして、商品はレーベルの垣根を越えて横断的に仕入れ・販売する。

リニューアル後の店内は、イエローの大理石で高級感を演出しながら、曲線を描く壁面や木材を随所に取り入れて温かみのある空間に仕上げた。メインエントランスがある2階をウィメンズフロア、3階をオーダーサロン併設のメンズフロアで構成する。

同店は2018年に都内最大級の旗艦店としてオープンした。従来は観光など六本木に遊びに来る層が主だったが、コロナ禍で客足が途絶えたことをきっかけにマーケットのニーズの見直しが進んだ。これまでの顧客層は、40代半ばを中心に男性7割、女性3割だった。リニューアルを主導した諸岡真人担当は、「メンズはドレスレーベルを中心に顧客商売が確立できていた一方で、洋服好きな女性が多いこのマーケットで女性客を取りこぼしていたことも大きな課題だった」と話す。

新たなターゲットは、「六本木を生活圏にしている人」だ。「私自身6年ほど六本木に住んでいるが、この街に暮らす人々はただ高価なものを求めているわけでなく、“良いモノ”を日常に取り入れる生活を楽しんでいる印象だ。六本木の街で生活するお客さまに楽しんでもらえるかどうかという視点を大切に、ファッションが大好きな私たちが考える“良いモノ”を提案していきたい」と話し、若手富裕層から70〜80代の高齢層まで幅広く狙う。

同店では、ドレス・カジュアル・雑貨などの全11レーベルから同店にあう商品を、顧客の好みを知る店舗スタッフが仕入れ、レーベルを横断して販売する。商品配置だけでなく、レーベルごとに計画していた予算も店単位に変更した。諸岡担当は、「今の時代におけるラグジュアリーとは何か、大人とは何かを再考した。例えば、六本木店に訪れる若手富裕層の方々は精神的にとても成熟している。顧客の趣味嗜好が多様化しているなかでファッションの楽しさを伝えることだけを考えれば、お客さまにとってレーベルの壁は必要ないと考えた」と説明する。

現在店頭でのセレクト商品の比率は7割と高い。「セレクトショップ各社では、オリジナル商品の強化が進んでいるなかで時代と逆行している自覚はあるが、同時に勝算も見えている。すでにお客さまからは評価をいただいているし、客単価はリニューアル前の1.8倍になった」と手応えを語る。秋冬シーズン以降、さらに同店の特色を反映した商品ラインアップを強化し、店舗限定のポップアップショップなども企画していくという。

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「ジースター ロゥ」がローラを起用しサステナブルコレクションを発表

アムステルダム発のデニムブランド「G-STAR RAW(ジースター ロゥ)」は、サステナブルなカプセルコレクション“ダイド・バイ・ミネラルズ(Dyed by Minerals)”を発表した。グローバルキャンペーンのアイコンにはタレントのローラ(Rola)を起用。同コレクションは、全国の店舗、公式オンラインサイトで発売中だ。メンズ、ウィメンズともにデニムパンツやジャケットなど各18型をラインアップし、価格は7700円〜2万8800円。

「ジースター ロゥ」はブランド理念にサステナビリティへの取り組みを掲げている。同コレクションでは、「森林」「火山」「砂漠」にそれぞれインスパイアされたグリーン、ピンク、イエローといったネイチャーカラーを採用。ガーメントの染色には、火山岩や土壌などから抽出した天然鉱物由来の色素を使用した。またこの技法は、デニムの染色過程において従来のエネルギー使用量の多い温水ではなく冷水を使用することを可能とし、環境負荷を軽減した。

素材自体も環境に配慮したものを採用した。デニムには再生可能コットン75%、リサイクルコットン25%を使用しており、“クレイドル・トゥ・クレイド(Cradle to Cradle)”のゴールドレベル認証を受けている。“クレイドル・トゥ・クレイドル認証”とは、使用する素材の健全性、水管理、社会的公正、素材の再利用、維持可能なエネルギーに着目した、循環型経済に特化した認証だ。この認証を受けた同ブランドのデニム商品は、ファブリックおよび素材の健全性カテゴリーでプラチナクラスの評価を受けており、ファブリックの安全性が証明されている。

今回起用されたローラはモデル、テレビタレント、女優、歌手として活躍する傍ら、環境保護やサステナビリティに関する問題に取り組む。「ジースター ロゥ」がグローバルキャンペーンのモデルとして日本人が起用するのは今回が初となる。

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「ジースター ロゥ」がローラを起用しサステナブルコレクションを発表

アムステルダム発のデニムブランド「G-STAR RAW(ジースター ロゥ)」は、サステナブルなカプセルコレクション“ダイド・バイ・ミネラルズ(Dyed by Minerals)”を発表した。グローバルキャンペーンのアイコンにはタレントのローラ(Rola)を起用。同コレクションは、全国の店舗、公式オンラインサイトで発売中だ。メンズ、ウィメンズともにデニムパンツやジャケットなど各18型をラインアップし、価格は7700円〜2万8800円。

「ジースター ロゥ」はブランド理念にサステナビリティへの取り組みを掲げている。同コレクションでは、「森林」「火山」「砂漠」にそれぞれインスパイアされたグリーン、ピンク、イエローといったネイチャーカラーを採用。ガーメントの染色には、火山岩や土壌などから抽出した天然鉱物由来の色素を使用した。またこの技法は、デニムの染色過程において従来のエネルギー使用量の多い温水ではなく冷水を使用することを可能とし、環境負荷を軽減した。

素材自体も環境に配慮したものを採用した。デニムには再生可能コットン75%、リサイクルコットン25%を使用しており、“クレイドル・トゥ・クレイド(Cradle to Cradle)”のゴールドレベル認証を受けている。“クレイドル・トゥ・クレイドル認証”とは、使用する素材の健全性、水管理、社会的公正、素材の再利用、維持可能なエネルギーに着目した、循環型経済に特化した認証だ。この認証を受けた同ブランドのデニム商品は、ファブリックおよび素材の健全性カテゴリーでプラチナクラスの評価を受けており、ファブリックの安全性が証明されている。

今回起用されたローラはモデル、テレビタレント、女優、歌手として活躍する傍ら、環境保護やサステナビリティに関する問題に取り組む。「ジースター ロゥ」がグローバルキャンペーンのモデルとして日本人が起用するのは今回が初となる。

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英ロックバンドのクイーンの結成50周年を記念したポップアップを京都・新風館で開催 5月20日から

ユニバーサル ミュージックは5月20日から6月4日まで、イギリスを代表するロックバンド、クイーン(QUEEN)の公式ポップアップストア「クイーン ザ グレイティスト ポップアップ ストア」を京都・新風館にオープンする。

本ポップアップは、2021〜22年にロンドン・カーナビーストリートで開催されていたバンド結成50周年を記念するポップアップのスピンオフで、京都は昨年の東京に続く世界3都市目。1975年4月の初日本ツアーから現在にいたるまでのクイーンと日本の関係性にフォーカスし、来日時の写真を落とし込んだ湯呑みや豆皿をはじめ、和をテーマにしたアイテムを多数ラインアップする。また、アルバムのアートワークプリントしたTシャツなども同時に取り扱う。

クイーンは1973年にデビューし、「We Will Rock You」「We Are the Champions」など数々のヒット曲を生み出した。ボーカル、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)の波乱万丈な人生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」は異例のロングラン上映となるヒット作品となった。

■クイーン ザ グレイティスト ポップアップ ストア イン キョウト
日程:5月20日〜6月4日
時間:11:00〜20:00(20日のみ12:00〜20:00)
場所:新風館
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2

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米発「ショット」からハワイアンシャツ 芸人・モグライダーがモデルを務める

レザーライダースジャケットの「ショット(SCHOTT)」は、“ハワイアンシャツコレクション”を発売した。紙幣や犬、バラの花などを総柄にしたもので、価格は1万3200円〜。ビジュアルでは芸人・モグライダーをモデルに起用した。

「ショット」は1913年、アーヴィン(Irving)とジャック(Jack)のショット(Schott)兄弟がニューヨークで創業。エポーレットに星形のスタッズをつけた“ワンスター”がシグネチャーだ。

モグライダーは2009年に結成。ボケのともしげとツッコミの芝大輔からなり、マセキ芸能社に所属する。2021年には「M-1グランプリ」決勝に進出した。

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銀座・和光がアショカダイヤモンドジュエリーの新作を発売

銀座・和光は、アショカダイヤモンドを使った“アショカ フォルム”シリーズから、新作ジュエリーを発売する。肌になじむつけ心地の良さにこだわったネックレス(58万3000 円)やリング(79万2000円)、ブレスレット(165万円)などをラインアップした。5月18〜31日の期間、銀座・和光本店2階でフェアを開催する。新作コレクションのほか、アショカダイヤモンドのジュエリーを種類豊富に取りそろえる。

アショカダイヤモンドは、透明感のある輝きが特徴の細長いカットと繊細で華やかな輝きを放つ丸みのあるカットを組み合わせたダイヤモンド。2つの異なるカットが織りなすきらめきを楽しめるのが特徴だ。和光は、日本で唯一アショカダイヤモンドのルースの買い付けが許されている。

“アショカ フォルム”シリーズは、シンプルで流行に左右されない上品なデザインでありながらも、凛とした存在感を放ち、さまざまなシーンに映えるジュエリーをそろえる。アショカダイヤモンドのフォルムを象った地金部分は、角に丸みをつけることによりアショカカットが生み出すシャープさと優美な輝きを一層際立たせている。

問い合わせ先
和光
03-3562-2111

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「ディオール」がラフ・シモンズを掘り下げた写真集を5月23日に発売

「ディオール(DIOR)」は5月23日、写真集「ディオール バイ ラフ・シモンズ(DIOR BY RAF SIMONS)」を発売する。価格は3万3000円。

同ブランドの歴代クリエイティブ・ディレクターを取り上げるシリーズの第6弾で、写真家ラジス・ハマニ(Laziz Hamani)の写真やファッション・ジャーナリストのティム・ブランクス(Tim Blanks)の文章が収録される。

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【2023年父の日】「よーじや」が夏に便利な父の日ギフトを発売

「よーじや」は6月1日〜18日、一部店舗および通信販売で「父の日ギフト2023」を販売する。価格は2150円で、気温が上がり汗ばむことも多いこの季節にぴったりな、“あったら便利なアイテム” を詰め合わせた。

ギフト内容は深みのある紺青色に仕上げた刷毛格子柄の”先染めはんかち 紺青”、ほのかなフローラルの香りに包まれながら手指の消毒ができる”まゆごもり はんどじぇる”、季節限定”ひんやりフェイシャルシート”の3点で、限定パッケージに入れて発売する。

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「セルヴォーク」新メイクアップクリエイティブディレクターに鷲巣裕香を起用 国内外で活躍するメイクアップアーティスト

マッシュビューティーラボが展開するトータルビューティブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」は5月18日、メイクアップ クリエイティブ ディレクターにメイクアップアーティストの鷲巣裕香を起用すると発表した。今夏発売予定の2023年秋冬コレクションからメイクアップのプロダクト開発や広告ビジュアルのディレクションなどを手掛ける。

鷲巣メイクアップ クリエイティブ ディレクターは、幼少期を米・カリフォルニアで過ごす。世界的メイクアップアーティストのアーロン・ド・メイ(Aaron DeMey)に師事し、ニューヨークでメイクアップアーティストとしてのキャリアをスタートした。現在は、東京をベースにファッション誌や広告、ショーなどを中心に活躍。13年に美容ブランディング&コンサルティングカンパニーBEAUTY DIRECTION設立し、代表も務める。

同社は、「鷲巣(メイクアップ クリエイティブ ディレクター)のモードな感性とグローバルな視点、そしてクリエイティブにかける信念が、『セルヴォーク』が掲げる女性像とブランドへの共感を生み、この度の運びとなった。新たにアップデートする『セルヴォーク』に期待してほしい」とコメントを寄せた。

「セルヴォーク」は16年にデビュー。スキンケアからスタートし、希少性が高く国際特許申請中の天然成分”アナツバメ巣発酵液”を世界で初めてスキンケアに配合したことでも話題を集めた。翌年にメイクアップラインを投入。テラコッタカラーのリップスティック“ディグニファイド リップス(09)”がヒットし、テラコッタメイクブームをけん引した。デビュー時からヘアメイクアップアーティストの菊地美香子がクリエイティブアドバイザーとして商品開発や販促活動に携わっていたが、22年のホリデーコレクションを最後に退任。ブランド立ち上げの中心メンバーであったマッシュビューティーラボの田上陽子ディレクターは22年1月末をもって同職を退任、退社している。

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ユニチカ子会社が3Dプリンタを使った「自助具」開発、温めると変形できる独自素材活用 就労支援施設とも連携

ユニチカの繊維子会社ユニチカトレーディングは、3Dプリンタで設計・生産する形状変形が可能な自助具「くぅぽの」の販売を開始する。同名の情報発信型の通販サイトも開設し、全国の介護用品のカタログ販売事業者やリハビリテーション施設、福祉ホーム、関連団体に向けて商品を発信する。

自助具とは、障害や病気で身体の不自由な人の、日常生活や動作を補助するための道具を指す。障害の種類などによって求められる機能や形状が異なるため、設計や生産ロットを柔軟に対応できる3Dプリンタの活用が進んでいる。ユニチカトレーディングは、親会社のユニチカが開発した約45度以上に温めると形状を変えられる3Dプリンタ用の特殊なポリエステル樹脂フィラメント「TRF+」を活用、既製品でも使用者によって調整できる自助具を開発する。

製品の企画・設計は作業療法士が監修し、3Dプリンタでの造形・仕上げは奈良県の就労支援施設「Good Job! センター香芝」に委託する。ユニチカトレーディングは「くぅぽの」の利用者が増えれば増えるほど、就労支援施設に仕事と対価を還元できる仕組み化を目指す。まずは食事のサポートを主としたユニバーサルデザインの固定具3タイプを販売する。

「くぅぽの」は、自然やありのままという意味のハワイ語に由来する。今後は既存のアイテムの改善も行いつつ、作業療法士やNPOとも連携し、新しい「自助具」の開発を強化していく考え。

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