「ロゼット洗顔パスタ」が新CMにTravis Japanを起用 メンバーはLAに持参するほど愛用

洗顔料を展開するロゼットは6月1日、ジャニーズ事務所に所属する7人組グループのTravis Japanを起用した「ロゼット洗顔パスタ」の新CMを放送する。CMソングには同グループの新曲「Keep On Smiling」を採用する。

新CMの「笑顔、ずっと、つづけ」編は、“商品とともに明日も、明後日も笑顔が続くように”というメッセージを朝、昼、夜のシーンで洗顔をするメンバーの表情や会話を通して伝える。

メンバーは普段から同商品を愛用しているそうで、「LA(での留学)にもめっちゃ持っていったよね」とエピソードを披露した。撮影現場ではメンバーの松倉海斗が泡立てた洗顔フォームの泡立ちの良さに、川島如恵留が「すごい量だな!」と驚く場面もあったという。

「ロゼット洗顔パスタ」は、日本初のクリーム状洗顔料(「レオン洗顔クリーム」から商品名を変更)として1929年に誕生。泡立ちの良さとさっぱりとした洗い上がりが特徴で、イオウパウダーを配合したイオウシリーズとクレイを混ぜたクレイシリーズの2種全8種類をそろえる。

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「ドクターマーチン」×彫刻師キング・ナードのコラボレーション第2弾が発売

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、6月1日にキング・ナード(King Nerd)とのコラボレーションアイテムを発売する。“1460 キング ナード 8ホールブーツ”(UK3-UK11/3万1900円)、“1461 キング ナード 3ホールシューズ”(UK3-UK11/2万6400円)、“キング ナード バックパック”(3万6300円)をラインアップ。「ドクターマーチン」一部店舗、公式オンラインショップで取り扱う。

アーティストでありデザイナー、そして彫刻師のキング・ナードことジョニー・ドゥエル(Johnny Dowell)とのコラボレーションは2021年以降、第2弾となる。

同アイテムには、ピュアブラックのサイクロンナイロンとクラシックなスムースレザーを使用。キング・ナードがカスタムデザインした虎と桜の柄をあしらった。虎と桜のデザインはアルミニウムプレートにレーザーエッチングで描き、バロック調の模様はレザーにデボス加工を用いた。半透明のアイスソールや天然コルクのフットベッド、オレンジ色のヒールループやアイレット、バックパックのロゴ、ベルトバックルがアクセントとなり、ストリートスタイルに合わせやすいコレクションに仕上げた。

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環境に優しい一点モノのジュエリー 「アドリン ヒュー」が初のポップアップショップをバーニーズで開催

ジュエリーブランド「アドリン ヒュー(ADLIN HUE)」は、初のポップアップショップをバーニーズ ニューヨークで開催する。会期は、銀座本店が6月2〜11日、横浜店が6月16日〜7月2日、福岡店が7月7〜23日。

同ブランドは、人気D2Cジュエリー「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」などのディレクションを手掛けた安部真理子によるもので、デッドストックの石をはじめ地球上の資源を活用した環境に優しいジュエリーを提案している。素材は、ガーデンクオーツ(庭園水晶)や飴玉のような透明感のある風合いが特徴のかっこみ水晶、アンモナイトなどの化石、廃棄予定のパールなどユニークなものばかり。それらさまざまな素材がインドでリサイクルされたシルバーと組み合わさり、他にはないジュエリーに生まれ変わる。

ポップアップでは、一点モノのリングを中心に新作コレクションを販売する。ポップアップの期間中にはデザイナーの安部の来店があり、好みのルースとデザインでジュエリーをつくるオーダーにも対応する。中心価格帯は4万〜6万円。

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NCTのジェノ・リーが「フェラガモ」の初の男性アンバサダーに就任

「フェラガモ(FERRAGAMO)」が、K–POPグループNCTのジェノ・リー(Jeno Lee)をブランド初の男性ブランドアンバサダーに起用すると発表した。21年には女性K–POPグループ、レッド ベルベットのスルギ(Seulgi)を起用している。

クリエイティブ・ディレクターのマクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)は、「ジェノは世界中の若いオーディエンスとつながる力を持っている。彼と同じ情熱を持ってクリエイションに取り組んでいるので、われわれの一員となってくれたことを幸運に思う」と語った。

一方でジェノは、「『フェラガモ』のブランドアンバサダーになれたことを光栄に思う。今後のプロジェクトが公開されていくことをとても楽しみにしている。われわれの今後に期待してほしい」とコメント。

NCTについては、5月初旬に同グループのドヨンが「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のアンバサダーに就任している。

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マレーシア政府が「スウォッチ」のプライドコレクションの腕時計164本を押収

スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)は、「スウォッチ」の “ラブ イズ ラブ(Love is Love)”プライド・コレクションのレインボー・カラーの腕時計164本をマレーシア政府が押収したと発表した。

AP通信や現地メディアによれば、マレーシア政府は1984年に制定した「印刷と出版に関する法令(Printing Presses and Publications Act)」の下、同コレクションを「倫理的に有害であり、LGBTを暗示している」として、国内にある11店舗から押収したという。

ニック・ハイエック(Nick Hayek)=スウォッチ グループ最高経営責任者は、「本コレクションのレインボー カラーのメッセージは愛と平和であり、それを有害だとしたことに強く抗議する。これは何ら政治的なものではない」と主張。押収された腕時計の金額は計1万4000ドル(約195万円)だが、同社は腕時計を取り戻すべく法的措置を検討しているとAP通信にコメントした。

これに対し、マレーシアのサイフディン・ナスシオン・イスマイル(Saifuddin Nasution Ismail)内務大臣は、報告書の提出があり次第声明を出すとしている。イスラム教徒が多いマレーシアでは、同性愛行為は処罰の対象となっている。

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「フレデリック アンダーソン」2024年プレ・スプリング・コレクション

「フレデリック アンダーソン(FREDERICK ANDERSON)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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「ナイキ」、公式アプリ「SNKRS」のボット対策を強化すると発表

「ナイキ(NIKE)」はニューヨークで行ったメディア向けのプレゼンテーションで、公平性と透明性の向上のため、ボット(bot)と呼ばれる自動購入ツールや転売行為の被害を減らすことが最優先事項の1つであると発表した。

同ブランドの公式アプリ「SNKRS」のルーシー・ラウス(Lucy Rouse)=バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーによれば、取り組みの一部として2022年10月に販売規約を見直し、「ナイキ」がオーダーをキャンセルする権利、購入者による返品手数料の負担、購入数量の制限を設け、転売目的と見られる購入者に対しては同社の製品へのアクセスを規制することを盛り込んだという。ほかにも、ボットでの購入と、判明した場合には「ナイキ」側でキャンセル処理ができるようになった。

ジョン・ドナホー(John Donahoe)=ナイキ社長兼最高経営責任者(CEO)は21年3月に限定品のスニーカーに関するアクセスの公平性に関して社内に通知しており、今回の取り組みが初めてではない。その際、ドナホーCEOは、「ボット対策テクノロジーには数年間を費やしているが、更なる努力が必要だ」とコメントしたという。

ラウス=バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーは「SNKRS」には毎月およそ128億件のボットによるアクセスがあり、特に人気のスニーカーのリリース時にはアクセス数の約50%がボットによるものだと説明。しかし、現在は約98%の成功率でボットを排除できていると語った。

同氏は、「『SNKRS』プラットフォームの裏側を探って新製品の発売日を知ろうとするようなユーザーもいるが、全く罪のない、ただスニーカーの発売を楽しみにしている顧客も大勢いる」とし、ここ1年でこうした技術面での問題は減ってきているとコメント。「情報をしっかりと提供すれば、消費者も安心して購入することができる。だが、情報量が多すぎるとボッター(Botter)と呼ばれるボットを使用する人たちの耳にも入ってしまうので、その二つの均衡を保つことが重要だ」。

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オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア」からブランド初のフェイスパウダーとエシカルなメイクブラシ登場

オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア(SNOW FOX SKINCARE)」は7月24日、ブランド初となるフェイスパウダー“スノー メルト モイスチャー マットスキン セッティング パウダー”(5940円)と、“フォックス テール ブラシ”(6688円)を発売する。

“スノー メルト モイスチャー マットスキン セッティング パウダー”は、パウダー状のナイアシンアミドが肌を美しく仕上げてキメを整えると同時に、ココナツウォーターが肌を乾燥から守り、潤いと透明感を与え、ビタミンEが紫外線による酸化ストレスからも肌を守る。超微粒⼦のため軽いつけ⼼地で、くすみや⾚み、肌の凹凸をカバーし、⽪脂によるテカリを抑え、⽑⽳の開きを⽬⽴たなくしてメイクの仕上げからメイク直し、さらには夜のスキンケアの仕上げにも使える。

同商品は、ブランド創業者のフィービー・ソングが、乾燥性の敏感肌と酒さでありながらT ゾーンがオイリーな肌質のため、強い防腐剤や⾹料を含むフェイスパウダーを使⽤できないことから開発に着手。完成までに約3年の年月を費やし、これまでブランドが培ってきたスキンケアの知⾒を生かした。フェイスパウダーは、同時発売の“フォックス テール ブラシ”と共に使うことで透き通るようなマット肌を楽しめる。

“フォックス テール ブラシ”はビーガン⽑を使⽤したエシカルなメイクアップブラシ。ブラシの⽑の形状は職人の手により一つずつハンドメイドで作られており、⼤きく柔らかなヘッドで適量のパウダーを取ることができる。動物の⽑を⼀切使⽤しない⼈⼯⽑でありながら、名前の通りきつねのしっぽのような濃密さを再現し、耐久性に優れ、型崩れしにくく、⽔で簡単に洗えるところも魅⼒だ。

同ブランドは2016年にオーストラリアで誕生。敏感肌向けに⽪膚科医と共同開発し、無添加にこだわり開発された、植物学と⽪膚科学を融合したハイブリッド型スキンケアで、日本には21年に上陸。地球第⼀主義を理念に、ビーガン・エシカル・クルエルティフリー・クリーン・プロフェッショナル・オーシャンセーフの 6つの哲学を商品開発理念に掲げている。

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オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア」からブランド初のフェイスパウダーとエシカルなメイクブラシ登場

オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア(SNOW FOX SKINCARE)」は7月24日、ブランド初となるフェイスパウダー“スノー メルト モイスチャー マットスキン セッティング パウダー”(5940円)と、“フォックス テール ブラシ”(6688円)を発売する。

“スノー メルト モイスチャー マットスキン セッティング パウダー”は、パウダー状のナイアシンアミドが肌を美しく仕上げてキメを整えると同時に、ココナツウォーターが肌を乾燥から守り、潤いと透明感を与え、ビタミンEが紫外線による酸化ストレスからも肌を守る。超微粒⼦のため軽いつけ⼼地で、くすみや⾚み、肌の凹凸をカバーし、⽪脂によるテカリを抑え、⽑⽳の開きを⽬⽴たなくしてメイクの仕上げからメイク直し、さらには夜のスキンケアの仕上げにも使える。

同商品は、ブランド創業者のフィービー・ソングが、乾燥性の敏感肌と酒さでありながらT ゾーンがオイリーな肌質のため、強い防腐剤や⾹料を含むフェイスパウダーを使⽤できないことから開発に着手。完成までに約3年の年月を費やし、これまでブランドが培ってきたスキンケアの知⾒を生かした。フェイスパウダーは、同時発売の“フォックス テール ブラシ”と共に使うことで透き通るようなマット肌を楽しめる。

“フォックス テール ブラシ”はビーガン⽑を使⽤したエシカルなメイクアップブラシ。ブラシの⽑の形状は職人の手により一つずつハンドメイドで作られており、⼤きく柔らかなヘッドで適量のパウダーを取ることができる。動物の⽑を⼀切使⽤しない⼈⼯⽑でありながら、名前の通りきつねのしっぽのような濃密さを再現し、耐久性に優れ、型崩れしにくく、⽔で簡単に洗えるところも魅⼒だ。

同ブランドは2016年にオーストラリアで誕生。敏感肌向けに⽪膚科医と共同開発し、無添加にこだわり開発された、植物学と⽪膚科学を融合したハイブリッド型スキンケアで、日本には21年に上陸。地球第⼀主義を理念に、ビーガン・エシカル・クルエルティフリー・クリーン・プロフェッショナル・オーシャンセーフの 6つの哲学を商品開発理念に掲げている。

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【2023年秋コスメ】「ルナソル」の秋コレは“惑星”がテーマ ブルーグリーンのアイシャドウなどが登場

「ルナソル(LUNASOL)」は7月21日、2023年秋コレクションを発売する。“惑星”から着想を得た人気のアイシャドウパレットやリップ、ネイルポリッシュなど全7アイテムを販売する。

定番商品の4色アイシャドウパレット“アイカラーレーション”(各6820円)は、海王星を思わせるブルーグリーンがアクセントの限定色“EX32 ミスティタイド”と、“金星の涙”をテーマにゴールドやオレンジの輝きを含んだ新色“20 ヴィーナスグロウ”が登場する。ペンシルアイライナー“イルミネイティングアイペンシル EX02 ピンクフローライト”(限定、3300円)は、ピンクやゴールド、シルバーの大粒ラメを配合し、目元に透明感と輝きをプラスする。さらに、透けるようなベースカラーにブルーグリーンのパールを詰め込んだオイルベースの単色アイシャドウ“グラムウィンク EX09 クリスタルレイン”(限定、3520円)も用意する。

リップアイテムは限定2種で、マットな質感に変化して密着するリキッドリップ“デューイマットリクイド EX08 アッシュローズ”(4180円)と、みずみずしい艶リップに仕上げるスティックタイプの“プランプメロウリップス EX20 モダントーン”(4400円)を販売する。どちらもブラウンニュアンスを感じるカラーだ。

そのほか、シックなベージュトーンで骨格を美しく引き立てつつナチュラルな艶と血色感を与えるチーク“カラーリングシアーチークス(グロウ)”(限定2色、各2750円)と、限定のゴールドとダークブラウンの“ネイルポリッシュ”(各2200円)もそろえる。

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「スター・ウォーズ」×「フォッシル」コレクション第2弾 「ジェダイの帰還」40周年記念で

「フォッシル(FOSSIL)」は映画「スター・ウォーズ ジェダイの帰還 」の40周年を記念して、「スター・ウォーズ」×「フォッシル」コレクションの第2弾を5月30日に全世界で発売する。

5月4日に発売した反乱軍の象徴的なキャラクターやシンボルに続く第二弾は、ダークサイドをオマージュした時計、ジュエリー、レザーアイテムをラインアップする。コレクションの核となるシリアルナンバー付きの限定タイムピース4型(各6万1050円)は、映画のサウンドエフェクト、コミックブックスタイルのイラスト、映画チケットのレプリカピンが入ったコレクターズボックスに収められている。

レザーアイテムは、ベイダーの象徴的なアーマーにインスパイアされたレザーとスエードのパターンが特徴的な“ダース・ベイダーバックパック” (7万1500円)、ダース・ベイダーが描かれた二つ折りウォレットと、ルーク・スカイウォーカーが描かれたスライド式カードケースがセットになった“ツー イン ワン ウォレット” (1万6500円)、 ダース・ベイダー、ストームトルーパー、ボバ・フェットの顔をプリントしたカードケース(各1万450円)を用意した。

さらにダース・ベイダー 、ストームトルーパーをモチーフにしたビーズブレスレット(各9350円)、ダース・ベイダーと銀河をイメージした盾型のプレートがセットになったネックレス(1万4300円)、シースリーピーオー( 8250円)、アールツーディーツー(8250円)、ミレニアム・ファルコン(6600円)のキーチェーンも揃える。

フォッシル 公式オンラインストア、フォッシル 楽天市場公式ストア、フォッシル ゾゾタウン店で5月30日に発売、フォッシル 原宿明治通り店、フォッシル/スカーゲン ルクアイーレ店、ウォッチ ステーション インターナショナル 金沢百番街リント店では予約受付中で、ひとり1品番につき1点まで予約できる。対象店舗へ来店して予約を申し込むことができ、受付時間は各店舗の営業時間に準ずる。先着購入特典として、オリジナルステッカーのノベルティを用意しており、なくなり次第配布終了となる。

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【2023年父の日】「ア ベイシング エイプ®」の大人向けラインからネクタイ&タイバー

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」の大人向けライン“ミスター ベイシング エイプ®(MR. BATHING APE®)”は、ネクタイ(1万6500円)やタイバー(1万2100円)を発売した。

ネクタイの柄は釣りに着想したもので、ほかにもフィッシングベストを思わせるマルチポケットデザインのシャツ(2万7500円)や、ポケットや顎ひもを設けたキャップ(1万1000円)などをラインアップする。

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「セルフォード」が滝川クリステルを起用した年間プロジェクトの第2弾を発売

マッシュスタイルラボのウィメンズブランド「セルフォード(CELFORD)」は、フリーアナウンサーの滝川クリステルをアンバサダーとする年間プロジェクトの第2弾を発売した。同社および同ブランドの公式オンラインストアで扱う。

「セルフォード」のデビュー5周年を記念したもので、滝川が新作を毎月紹介する。第2弾では2023年夏コレクションのブラウス(1万7600円)、ジーンズ(2万5300円)、ドレス(2万5300円)を着用する。

「セルフォード」は、「計画を具体的に進めるなど、夏休み気分が一気に高まる5月。そこで滝川さんに“バカンスにぴったりのコーディネート”を着てもらった」と話す。

滝川は1977年10月1日生まれ、フランス・パリ出身。2002年から「ニュースJAPAN」(フジテレビ)のキャスターを務め、09年にフリーに転身。19年に衆議院議員の小泉進次郎と結婚し、20年に第1子となる男児を出産した。

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「アンタイトル」が高価格帯ライン 百貨店の上顧客にアプローチ

ワールド子会社フィールズインターナショナルの「アンタイトル(UNTITLED)」は、高価格帯の新ライン(名称未定)を2023-24年秋冬にスタートする。中心価格帯は通常ラインの2倍程度。インポート素材を使い、国内の直営工場による縫製で高級感を追求する。「アンタイトル」の既存店では販売せず、まずは全国の主要百貨店でポップアップストアと公式ECで展開を始める。

高価格ラインの柱となるのは、コートやジャケット、パンツなどのテーラードアイテム。働く女性の通勤スタイルやトレンドを意識する通常ラインに対し、高価格ラインでは黒、グレー、ベージュなどのベーシックなカラー展開とそぎ落としたデザインで、素材やシルエットの美しさを際立たせる。カシミヤ100%のダブルフェイスコート(29万7000円)は、身頃とラペルでそれぞれ仕立てを変え、エレガントなシルエットとVゾーンの緊張感を同居させた。アルパカシャギーのロングコート(17万6000円)はイタリアの名門リッチェリ社の素材を、テーラードジャケット(6万6000円)は尾州(愛知・一宮)の高級ウールを使用した。

百貨店富裕層がターゲット
「ラグジュアリー」以外の選択肢に

「アンタイトル」は百貨店の婦人服フロアに展開し、主な支持層は30代以上の働く女性。百貨店の富裕層消費が旺盛な中、高価格ラインを既存店とは切り離して展開することで、ラグジュアリーブランドや海外ハイデザイナーズブランドで買い物をする層を狙う。ブランドの事業責任者である丸山紀之フィールズインターナショナル副社長は、「ハイエンドなブランドに負けないクオリティーと値ごろな価格のバランスが百貨店担当者から好評」と話す。すでに5店以上の百貨店からポップアップストア展開の打診を受けたという。「富裕層のお客さまもラグジュアリーブランドばかり着ているわけではなく、さまざまな買い物の選択肢を探しているはず。そういった方々の審美眼にかなう服を提供していきたい」。

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フリークスストアが未利用資源・未利用魚をテーマにしたSDGsプロジェクトを発足

フリークスストア(FREAK’S STORE)を運営するデイトナインターナショナルは、「地域課題を魅力へ」と変換し発信する活動として、静岡県水産・海洋技術研究所と共同で「食べて・着て・知る、SDGsプロジェクト」を企画した。

当プロジェクトでは、世界的な課題の一つであるフードロス問題に着目。静岡県内の大学、研究機関、地域企業と連動して「未利用資源」を使った新たな特産品を開発し、業種の壁を超えて静岡県の魅力を発信することを目的としている。静岡県で漁獲量1位の鰹に注目し、未利用資源(今まで廃棄されていた資源)の活用に挑戦した。

共同開発の第一弾として、静岡県焼津市で水揚げした一本釣りの焼津鰹の未利用資源を使用したパスタソース“焼津鰹のペペロンチーノ”(358円)を発売した。これを記念し、販売店舗で限定グッズ4点、“OSAKANAFREAK”Tシャツ(4950円)、“OSAKANAFREAK”メッシュキャップ(3960円)、“OSAKANAFREAK”パスタプレート(3850円)、“OSAKANAFREAK”湯呑み(2640円)を発売。ほかにも、静岡県の未利用資源、未利用魚をテーマにしたフリーペーパー「フリーク(FREAK)」も発刊し、ポップアップも開催中だ。

フリークスストア静岡、フリークスストアららぽーと沼津、フリークスストア御殿場プレミアムアウトレットなどの一部店舗で販売している。

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フリークスストアが未利用資源・未利用魚をテーマにしたSDGsプロジェクトを発足

フリークスストア(FREAK’S STORE)を運営するデイトナインターナショナルは、「地域課題を魅力へ」と変換し発信する活動として、静岡県水産・海洋技術研究所と共同で「食べて・着て・知る、SDGsプロジェクト」を企画した。

当プロジェクトでは、世界的な課題の一つであるフードロス問題に着目。静岡県内の大学、研究機関、地域企業と連動して「未利用資源」を使った新たな特産品を開発し、業種の壁を超えて静岡県の魅力を発信することを目的としている。静岡県で漁獲量1位の鰹に注目し、未利用資源(今まで廃棄されていた資源)の活用に挑戦した。

共同開発の第一弾として、静岡県焼津市で水揚げした一本釣りの焼津鰹の未利用資源を使用したパスタソース“焼津鰹のペペロンチーノ”(358円)を発売した。これを記念し、販売店舗で限定グッズ4点、“OSAKANAFREAK”Tシャツ(4950円)、“OSAKANAFREAK”メッシュキャップ(3960円)、“OSAKANAFREAK”パスタプレート(3850円)、“OSAKANAFREAK”湯呑み(2640円)を発売。ほかにも、静岡県の未利用資源、未利用魚をテーマにしたフリーペーパー「フリーク(FREAK)」も発刊し、ポップアップも開催中だ。

フリークスストア静岡、フリークスストアららぽーと沼津、フリークスストア御殿場プレミアムアウトレットなどの一部店舗で販売している。

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バーバリー、23年3月通期決算の売上高は9.5%増の5300億円 中国市場が回復

バーバリー(BURBERRY)の2023年3月通期決算は、売上高が前年同期比9.5%増の30億9400万ポンド(約5352億6200万円)、営業利益は同21.2%増6億3400万ポンド(約1096億8200万円)、純利益は同23.7%増の4億9000万ポンド(約847億7000万円)だった。

地域別の売上高では、アジア太平洋地域が好調だった。通期では既存店ベースで同2%増だったものの、中国市場が持ち直した1~3月期(第4四半期)は前年同期比19%増と伸長し、業績に貢献した。中国本土は「バーバリー」の店舗改装プログラムが他の地域よりも進んでおり、ビジネスの30%を占めている。

他方、苦戦しているのは南北アメリカ地域だ。1~3月期は同7%減、通期でも前期比3%減という結果だった。バーバリーはその要因について、ラグジュアリーアイテムをたまにしか購入しない、もしくは初めて購入する米国の消費者の財布のひもが固く、エントリーレベルのアイテムが苦戦していることを挙げた。特に若い顧客向けのスニーカー、帽子、ベルト、ジャージーの販売が「軟調」だという。しかし、レザーグッズやアウターウエアを購入する上顧客との関係は良好だと強調した。欧州・中東・インド・アフリカ地域は、欧州の観光客が増加したことを受けて同27%増だった。

同社は、中期的な目標として売上高40億ポンド(約6920億円)の達成と売上高に占める卸の割合を15%まで下げることを掲げている。また、同社は店舗改装プログラムを加速させるために、24年度に約1億2000万ポンド(約207億6000万円)を投じ、半数の店舗を改装することを計画している。

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延べ250人が受講した人気講座「全4回WWDJAPAN『ライティングスクール』」オンデマンド販売開始!読みやすく、共感したくなる文章とテクニックを開陳

村上編集長がライティングスキルを伝授する人気講座「全4回WWDJAPAN『ライティングスクール』」のオンデマンド販売を開始します。受講料は、一般2万2000円(税込)、有料会員1万5400円(税込)で、購入から60日間いつでも視聴が可能です。

オウンドメディアやSNS、メルマガでの発信を筆頭に、メディアに向けたプレスリリースから関係者に向けた社内報まで、企業理念やブランドの価値観、商品への想いを伝える重要性は増し、手段と頻度が増えています。「WWDJAPAN」は、日々無数のブランドからの発信を受けながら、さまざまな形で内外に届けるメディアの視点からライティングスクールを開講し、第1期、第2期あわせて延べ250人が受講。本オンデマンド講座では、2023年2月に開催した第2期の講義を受講できます。

全4回の講座では、"残酷”なまでに浮気性なユーザーと向き合い続ける一方、ブランドからの情報は“残酷”なまでに瞬時に価値判断している編集長の村上要を中心に、その実情を明かしながら、少しでも読みやすく、目に引きやすく、共感したくなる情報発信の手段を伝授。毎週タブロイド紙を発行しながら、月間PV2700万のウェブサイトを手掛け、各種SNSも使いこなす「WWDJAPAN」がライティング・テクニックを開陳します。


【お申し込み】


■こんなに人にオススメ
・ライティングスキルを身につけたい方
・どんな文章が読みやすく、共感したくなるのかを知りたい方
・パフォーマンスが向上するSNS発信方法を学びたい方
・メディアの記者が何を意識して、どのように取材をしているのか知りたい方



—CONTENTS—

【1限目】
ユーザーのリアルを踏まえたデジタル・コミュニケーション

編集長の村上要がデジタルユーザーの特性を踏まえながら、「WWDJAPAN.com」で記事を作る際に意識するポイントを解説します。また後半では、ソーシャルエディターの浅野ひかるを招き、その記事を各種SNSでどう発信しているのか、SNSに応じたコミュニケーション術を伝授します。

【2限目】
「取材」のノウハウと、商品の想いを伝えるアウトプット術
村上×ファッション/ビューティの商品を公開取材

商品を生み出した人間の想いを汲み取って発信することは、売り上げはもちろん、ブランディングにとっても重要です。つまり、大事なのは「取材」。村上要が日々の取材で意識していることを伝えつつ、その取材場面を公開しながら、アウトプットするまでを披露します。

公開取材の記事はコチラ。どんな取材からここに至るのかを見ることができます。

取材協力:モデラート株式会社
SOÉJU
IMAI

【3限目】
共感を誘うレターと取材したくなるリリースの作り方

「エディターズ レター」というメルマガ配信のたびに大きな反響をいただく村上要が、読ませるニュースレターの書き方をオープンにします。また後半では長くファッション・メディアの最前線に立ち、様々な情報を取捨選択してきたゲストを招き、記事化・取材したくなってしまうリリースについて語り合います。

ゲスト:粟田 真紀子(エディター&ライター)

【4限目】
課題のフィードバック&アドバイス

2限目の公開取材の記事化に挑戦した実践コース受講の皆さんの原稿を元に、1つ1つを厳しくチェックした村上要がフィードバック。多くの皆さんが陥っていたミスについては、具体例を挙げながら改善方法を考えます。


【お申し込み】



—INFORMATION—

<受講料>
【一般価格】22,000円 ※1講義あたり5,500円
【有料会員(スタンダードプラン/ライトプラン)】15,400円 ※1講義あたり3,850円
▶有料会員の方 割引クーポンはこちら
※「WWDJAPAN.com」マイページからクーポンコードをご確認いただけます

<視聴方法>
「WWDJAPAN.com」マイページよりご視聴
※マイページ内のVimeo動画での受講になります。PCの視聴環境をご確認ください
※ご視聴環境により音声、映像が乱れることがございます。インターネット環境をご確認ください
※「WWDJAPAN.com」会員の登録が必要です

<視聴期間>
購入日より60日間
※視聴期限の延長はできません


【お申し込み】


<その他 ご注意>

※本講座は2023年2月7日、21日に開催された映像を使用しています
※受講はお申し込み者ご本人に限ります。他人への貸付・譲渡はできません
※表示価格はすべて1名様分、税込表記となります
※割引価格はクーポンをご利用時に適応となります
※定期購読者で会員登録がお済でない方はこちらからご登録ください
※お申し込み後のキャンセルは原則承っておりません
※講義別の販売はございません。全4回セットでのご購入のみとなります
※領収書はクレジットカードのご利用明細をもって代えさせていただいています。ご了承ください

▼その他、お問い合わせはこちら
https://www.wwdjapan.com/contact/inquiry/

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環境に優しいジュエリー「カレワラ」が東京・下北沢でポップアップを開催

フィンランド発ジュエリー「カレワラ(KALEVALA)」は6月1〜4日、東京・下北沢リロードでポップアップショップを開催する。同ブランドは1937年に誕生したフィンランドの国民的なブランド。使用する貴金属のほぼ100%がリサイクル由来、工場では自家発電した電力や製造過程の排水を浄化処理して再利用するなど、人と環境に優しいジュエリーを提供している。

同ポップアップは、ウエディングドレスなどで知られるフィンランド人デザイナーのアンニ・ルートゥとコラボレーションしたコレクション“ミッドサマーナイトローズ(夏至の夜のバラ)”の発売を記念している。北欧で夏至の頃に咲く白いバラがインスピレーション。ビンテージブランズを用いたバラモチーフはロマンチックかつ「カレワラ」らしい立体的なジュエリーに仕上がっている。ネックレスやピアス、ヘアアクセサリーなどがそろい価格は2万1000~5万9000円で、ポップアップでは、これらジュエリーを試せる。

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【2023年父の日】「ジャン=ポール・エヴァン」が新作発売 期間限定ショコラなど

「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、6月1日に父の日に向けた新作コレクションを発売する。

ラインアップは、期間限定の車型ビターチョコレート“ヴォワチュール”(445円)や、シガーをかたどった“シガーアンショコラ”(3996円)、「メルシー(ありがとう)」のメッセージ入りショコラを含む詰め合わせ“ボンボン ショコラ シュペール メルシー”(16個/7362円)、期間限定の3種(“ヴォワチュール ノワール”、“ヴォワチュール レ”、“メルシー”)とシリアルをチョコレートでコーティングした“ペルル クラッカントゥ ショコラ メランジュ”をブルーの缶に詰め合わせした“ヴォワチュール”(3996円)などだ。

“タブレット アブド”(1134円)は、遊び心あふれるアブド(=腹筋)のデザインを施したカカオ分100%のタブレット。異なる4種類の“タブレット アブド”を各3枚ずつ詰め合わせした“ミニ タブレット アブド”(12個/3413円)も用意した。

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「パレス スケートボード」と「スピットファイヤー」がコラボ アパレルやウィールなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」と、スケートボードの老舗ウィールブランド「スピットファイア(SPITFIRE)」のコラボレーションアイテム発売した。“パレス スケートボード トーキョー(PALACE SKATEBOARD TOKYO)”とオンラインストアで販売中だ。

コラボレーションでは、両ブランドのロゴを合わせたアートワークのアパレルやグッズに加え、ウィールをラインアップする。アパレルは、ニットセーターやポロシャツ、バスケットボールショーツとTシャツ、グッズは、キャップやラバーのコインケースをそろえる。

コラボレーションウィールは、「スピットファイヤー」の “フォーミュラ・フォー(FORMULA FOUR)”をベースに51mm、52mm、53mm、54mmの4サイズを用意する。

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「パレス スケートボード」と「スピットファイヤー」がコラボ アパレルやウィールなど

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS以下、パレス)」と、スケートボードの老舗ウィールブランド「スピットファイア(SPITFIRE)」のコラボレーションアイテム発売した。“パレス スケートボード トーキョー(PALACE SKATEBOARD TOKYO)”とオンラインストアで販売中だ。

コラボレーションでは、両ブランドのロゴを合わせたアートワークのアパレルやグッズに加え、ウィールをラインアップする。アパレルは、ニットセーターやポロシャツ、バスケットボールショーツとTシャツ、グッズは、キャップやラバーのコインケースをそろえる。

コラボレーションウィールは、「スピットファイヤー」の “フォーミュラ・フォー(FORMULA FOUR)”をベースに51mm、52mm、53mm、54mmの4サイズを用意する。

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「マーガレット・ハウエル」が貫く“ファッションではなくクロージングブランド”という哲学

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」の2023-24年秋冬展示会に行ってきました。久々に展示会を訪ねて驚いたことが、家具類が展示会場で結構目立っていたこと。と言っても、特にコロナ禍のステイホームで家具に注力したといったことでもないそうで、ブランドをよく知る方からしたら「今さら何を当たり前のことを言っているの?」と怒られそうです。確かにカフェも併設する神南の直営店は、家具や器、ガラス製品なども置いてあって、ブランドとして生活丸ごとを提案していることを思い出しました。

家具の中でも特に今季の注目ニュースが、バウハウスの流れも汲む英国の合板家具メーカー、アイソコン(ISOKON)が1936年に発表した“ネストテーブル”をマーガレットがアイソコンと組んで復刻し、今秋から日本の店舗でも販売するというもの。入れ子構造になった小テーブルで、各12万1000円。天板裏にはアイソコンと「マーガレット・ハウエル」両方の刻印が入っています。

マーガレットと家具の話で言えば、ブランドファンや家具好きの方にはアーコール(ERCOL)のスタッキングチェアの話がよく知られています。アーコールも英国の老舗家具メーカーで、家庭用や学校用のイスを作っており、マーガレットの生家でもキッチンでアーコールのイスを使っていたんだとか。マーガレットが大人になって家を出る際、このイスを持って出たというエピソードは、2021年5月に東京・代官山や京都で行われたブランド設立50周年の展覧会でも紹介されており、使い込まれた実物のイスも展示していました。

そのアーコールのスタッキングチェアも、長年生産されなくなっていたものをマーガレットが復刻にこぎつけたというエピソードがあり、「マーガレット・ハウエル」の一部店舗でも扱っています。イス以外では、マーガレット自身も使っていたという英国の老舗照明メーカー、アングルポイズ(ANGLEPOISE)のデスクランプを色別注していたり、大阪のガラス工房、フレスコ(fresco)にグラスを別注していたり。こうしたラインアップからも、マーガレットが“用の美”として、暮らしの中で使えるものに飾らない美しさや価値を見出す人であることを強く感じます。

“用の美”を実践

広報担当者によると、マーガレットは常々、「私たちが作っているのはファッションブランドではなく、クロージングブランドだ」ということを口にするそうです。ここでいうファッションブランドとは、半年ごとにトレンドを追い掛けて、次々新しいものを出していく、といったイメージです。そういうものではなく、暮らしに根付いた服をわれわれは作っているんだという意思がマーガレットの言葉にはこもっています。実際、「マーガレット・ハウエル」の服って、一目で「これはいついつのシーズンだな」と分かるようなデザインはなく、長く着られる上質な素材を使い、シンプルなデザインを襟やポケット口の大きさ、丈、シルエットの微細な変化でモダンな感覚にしています。

もう一つ、「マーガレット・ハウエル」は地に足が着いたブランドだなと感じたポイントが、17年から続けている「ミズノ(MIZUNO)」とのコラボレーションです。話題性先行と思ってしまうようなコラボも頻繁に発表される昨今ですが、「マーガレット・ハウエル」と「ミズノ」は、元々マーガレットが日常生活の中で水泳をしていたことから取り組みが始まったんだそう。

先ほど“用の美”という民藝運動の言葉でマーガレットの美意識を語りましたが、マーガレットは実際、TSIと仕事をするようになって以降、日本各地を訪ねて民芸品も集めているんだそう。これも前述の50周年の展覧会で知ったことです。英国のアーツアンドクラフツと日本の民藝運動は似ているようで違う部分も多いですが、それでもやはり、華美よりも質実剛健な機能的な美を好むといったベースの美意識の部分で、共感する部分が多いのかなと思ったりします。だからこそ日本人も「マーガレット・ハウエル」が好きなんでしょうね。

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「ルイ・ヴィトン」から旅気分に誘うトラベルグッズ&バッグ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、新作トラベルグッズ&バッグを発売した。

“ニース・ナノ”(13万900円)はコンパクト(W14×H10.2×D8.5cm)ながら見た目以上の容量を持ち、「バスルームに置いて口紅やマニキュアなどの化粧品を取り出したり、バッグの中に入れて細々としたアイテムを整理したりするのにぴったり」。ハンドルはパッキングの邪魔にならないよう、フラットになる仕様だ。

“ポシェット・コスメティック PM”(7万2600円〜)はハンドバッグにも収まるサイズ感(W19×H12×D6cm)で、「平らな底面によって使い勝手も良い」。“キーポル・バンドリエール 45”(W45×H27×D20cm、48万6200円)は、ネイビーレザーのハンドルや取り外し可能なショルダーストラップがさわやかだ。

「ルイ・ヴィトン」は、「旅行の機会が増え、旅先での思い出をいっそう特別なものにしてくれる実用性も高いトラベルグッズ&バッグを手にしてほしい」と話す。

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「スニーカーズエンスタッフ」と「アディダス オリジナルス」がコラボ 世界初復刻のスニーカー“ハーレム”がベース

スウェーデン発のスニーカーショップ「スニーカーズエンスタッフ(SNEAKERSNSTUFF以下、SNS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボレーションしたスニーカー“ハーレム(HRLM)”を発表した。価格は1万5400円で、5月27日に東京・代官山の「SNS トウキョウ」で発売し、29日まで「SNSアプリ」で抽選販売を受け付けている。

ベースに採用した“ハーレム”は、1980年代初頭に数量限定で販売されていた希少モデルで、今回のコラボが世界初復刻となる。アッパーは、ヌバックとプレミアムレザーで構築し、サイドのスリーストライプスはストライプごとに濃淡の異なるブルーを落とし込み、ミッドソールを“センテニアル ロー(CENTENNIAL LOW)”仕様にアップデートすることで、オリジナルモデルに近いシルエットを再現した。

キャンペーンビジュアルは、“ハーレム”にちなみニューヨーク・ハーレム出身でヒップホップユニットのディプロマッツ(Diplomats)として活動するジム・ジョーンズ(Jim Jones)をモデルに起用。また、発売を記念して「SNS トウキョウ」併設のカフェでは、ニューヨークの都市をイメージしたハンバーガーとカクテルを5月31日まで提供する。

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「スニーカーズエンスタッフ」と「アディダス オリジナルス」がコラボ 世界初復刻のスニーカー“ハーレム”がベース

スウェーデン発のスニーカーショップ「スニーカーズエンスタッフ(SNEAKERSNSTUFF以下、SNS)」は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とコラボレーションしたスニーカー“ハーレム(HRLM)”を発表した。価格は1万5400円で、5月27日に東京・代官山の「SNS トウキョウ」で発売し、29日まで「SNSアプリ」で抽選販売を受け付けている。

ベースに採用した“ハーレム”は、1980年代初頭に数量限定で販売されていた希少モデルで、今回のコラボが世界初復刻となる。アッパーは、ヌバックとプレミアムレザーで構築し、サイドのスリーストライプスはストライプごとに濃淡の異なるブルーを落とし込み、ミッドソールを“センテニアル ロー(CENTENNIAL LOW)”仕様にアップデートすることで、オリジナルモデルに近いシルエットを再現した。

キャンペーンビジュアルは、“ハーレム”にちなみニューヨーク・ハーレム出身でヒップホップユニットのディプロマッツ(Diplomats)として活動するジム・ジョーンズ(Jim Jones)をモデルに起用。また、発売を記念して「SNS トウキョウ」併設のカフェでは、ニューヨークの都市をイメージしたハンバーガーとカクテルを5月31日まで提供する。

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「ロクシタン」からヘアケアで初の医薬部外品の育毛美容液発売

「ロクシタン」は8月30日、ヘアケアで初の医薬部外品の育毛美容液“薬用 メディカル アンチヘアロスセラム”(50mL、5280円)を発売する。髪の毛根に働きかけ、使うたび髪が強く太く成長し、抜けにくい髪へ導く。植物由来成分99%の2層式タイプでシトラスグリーンの香りで気持ちもリフレッシュする。

同商品は、「年齢を重ねるほど抜け毛が増えたりボリュームがなく なったりすることは自然な現象ではあるが、育毛剤に対してネガティブなイメージを持つ人も多いのが現状だ。そこで『ロクシタン』らしい自然由来成分を使いながら、ポジティブなものとして捉えてほしいという思いで開発した」とマリー・ヴィドー=ロクシタングループ・研究開発担当 エグゼクティブディレクターは語る。ヘアサイクルに着目し、さまざまな形の薄毛・抜け毛に向き合い、植物由来成分にこだわり効果と使用感を追求した。発毛促進効果と血行促進効果が期待できるセンブリエキスや頭皮環境を整えるリコリス由来のグリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロールなど3種の有効成分を配合。スキンコンディショニング成分としてオランダカラシエキスも加えている。植物由来成分99%の独自処方でボリュームを取り戻し、ハリやコシのある髪を戻す。

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大人女性に人気のサザビーリーグ「エブール」 23年秋冬はクロップドトップスをレイヤードで着こなし

サザビーリーグのウィメンズブランド「エブール(EBURE)」の2023-24年秋冬は、無駄な装飾を削ぎ落としたシンプルなスタイルを追求しつつ、レイヤードやスタイリングによって着こなしの幅が広がる提案に力を入れている。「(海外コレクションや世の中一般のムードとして)原点回帰、本質に戻るといったことが言われているシーズンだが、『エブール』はもともと本質を追求しているブランド。だからこそ逆に、その中でどう遊べるかを考えた」と、古屋ユキ ディレクター兼デザイナーは話す。

注目アイテムのクロップドトップスを、大人にも挑戦しやすい着こなしで取り入れている。ウールダブルフェースのショートコート(10万8900円)、フレアスカート(8万3600円)とそろいの生地で仕立てたクロップドタンクトップ(4万7300円)は、細番手のリブニットに重ねて、素肌は見せずに旬の気分を取り入れる。ボタンダウンドレスに、共布のクロップドキャミソールを重ねた提案(7万8100円)もある。ネクタイ付きのブラウスは、タイを外せば大人な表情のバックジップのブラウスに。共布でフレアスカートやダブルフロントのジャケットを企画した。

立ち上がりの6月はフォレストグリーン、8月はフューシャピンクといったように、鮮やかな色を差しているのも特徴。ターコイズブルーのスーリーアルパカのニットプルオーバー(3万4100円)は、ニットスカーフもセットにし、遊び心を添えている。

中綿ロングコートで戦略商品も企画

コート販売に強いのも「エブール」の特徴だ。今秋冬はコートで20型を企画し、ロングからショートまで、チェスター、ショールカラー、フード付き、Pコートタイプなどデザインバリエーション豊富に見せる。「ロング丈も以前のようなフロアレングスよりはやや短めになっており、膝下くらいの中間丈も増えている」。原料価格などの高騰により、ウールコートの裾値は従来の9万9000円から10万円超えへと値上がりしているが、上質な素材を適正な価格で提供できるよう、尾州の生地メーカーなどとの取り組みを強めている。また、気軽に買える戦略商品として、薄く中綿を入れたロングコート(8万300円)も企画した。中綿でもカジュアルにならず、クリーンでエレガントな印象だ。

毎秋恒例のコート予約会は7月後半から都内2店、全国計5店で開催する予定。また、10月に開業する京都高島屋S.C.に出店することが決まっている。この出店により、直営店は全9店となる。今春夏の店頭では、ダブルフロントのテーラードジャケットが好調という。

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大人女性に人気のサザビーリーグ「エブール」 23年秋冬はクロップドトップスをレイヤードで着こなし

サザビーリーグのウィメンズブランド「エブール(EBURE)」の2023-24年秋冬は、無駄な装飾を削ぎ落としたシンプルなスタイルを追求しつつ、レイヤードやスタイリングによって着こなしの幅が広がる提案に力を入れている。「(海外コレクションや世の中一般のムードとして)原点回帰、本質に戻るといったことが言われているシーズンだが、『エブール』はもともと本質を追求しているブランド。だからこそ逆に、その中でどう遊べるかを考えた」と、古屋ユキ ディレクター兼デザイナーは話す。

注目アイテムのクロップドトップスを、大人にも挑戦しやすい着こなしで取り入れている。ウールダブルフェースのショートコート(10万8900円)、フレアスカート(8万3600円)とそろいの生地で仕立てたクロップドタンクトップ(4万7300円)は、細番手のリブニットに重ねて、素肌は見せずに旬の気分を取り入れる。ボタンダウンドレスに、共布のクロップドキャミソールを重ねた提案(7万8100円)もある。ネクタイ付きのブラウスは、タイを外せば大人な表情のバックジップのブラウスに。共布でフレアスカートやダブルフロントのジャケットを企画した。

立ち上がりの6月はフォレストグリーン、8月はフューシャピンクといったように、鮮やかな色を差しているのも特徴。ターコイズブルーのスーリーアルパカのニットプルオーバー(3万4100円)は、ニットスカーフもセットにし、遊び心を添えている。

中綿ロングコートで戦略商品も企画

コート販売に強いのも「エブール」の特徴だ。今秋冬はコートで20型を企画し、ロングからショートまで、チェスター、ショールカラー、フード付き、Pコートタイプなどデザインバリエーション豊富に見せる。「ロング丈も以前のようなフロアレングスよりはやや短めになっており、膝下くらいの中間丈も増えている」。原料価格などの高騰により、ウールコートの裾値は従来の9万9000円から10万円超えへと値上がりしているが、上質な素材を適正な価格で提供できるよう、尾州の生地メーカーなどとの取り組みを強めている。また、気軽に買える戦略商品として、薄く中綿を入れたロングコート(8万300円)も企画した。中綿でもカジュアルにならず、クリーンでエレガントな印象だ。

毎秋恒例のコート予約会は7月後半から都内2店、全国計5店で開催する予定。また、10月に開業する京都高島屋S.C.に出店することが決まっている。この出店により、直営店は全9店となる。今春夏の店頭では、ダブルフロントのテーラードジャケットが好調という。

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『お好み焼き 花たぬき』の星山社長。アシェットデセールコースとアフタヌーンティーでカフェ業態に参入。「高価格スイーツが狙い目です」

【記事のポイント】 ●京都下町のローカル粉もん「ベタ焼き」をアレンジした「特製たぬき焼き」が人気の「お好み焼き 花たぬき」4店舗や「貝と白ワインのバル KAKIMARU」、「近江牛畜産あさひ」などを展開するモンテステリース有限会社が、アシェットデセールコース、アフタヌーンティーを目玉に、カフェ業態に参入。「MAISON TANUKI(メゾンタヌキ)」が5月17日にオープン。代表取締役の星山真也氏に新業態のこと、今後の展望について伺った。
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コンプレックス解消?! 顔型×パーソナルカラーで選ぶベスト眼鏡 【爆裂!健康美容マニア道】

1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけを余すことなくお伝えする。今回は顔型とパーソナルカラーを組み合わせて見つかる自分に最適な眼鏡について。

“眼鏡ってどこで買っても大体同じでしょ”。そう思っているあなたに朗報。コンプレックスまで解消してくれそうな眼鏡に出合えるチャンスかもしれない。かくいう名越も、これまでは”なんとなく”自分に似合う色や形を独断と偏見で選び、「まぁ、こんなもんでしょ!」と眼鏡を買い替えてきた。今回は顔型×パーソナルカラーでベストな眼鏡選び!それでは専門家のいる眼鏡店へレッツゴー!

心強い眼鏡のマエストロ

やってきたのは、笹塚駅すぐの笹塚ショッピングモール、トゥエンティワン(TWENTY ONE)の2階にあるビジョンメガネ。”眼鏡のマエストロ”と呼ばれる、目と眼鏡の専門家がいる眼鏡店だ。社内で定期的に試験があり、目に関する筆記試験や販売・視力測定・フィッティングなどの実技試験をクリアーした人だけがマエストロと名乗ることができるのだという。S級から始まり、SS級ブロンズ、SS級シルバー、SS級ゴールドと段階が上がっていく。SS級ゴールドの合格率はなんとわずか10%!(き、厳しい)各店舗には必ずS級以上の資格をもった店員さんがいるので安心して相談できるのがうれしい。さて、今回はそんなマエストロと一緒に、“1番似合う眼鏡”を見つけたいと思う。まずはビジョンメガネのHPで顔型分析とパーソナルカラー診断を。メイクやファッションはともかく、眼鏡選びでこうした診断をするのは初めて。ちなみに名越の診断結果はこちら。「三角顔×スプリングタイプ」に似合うのは、一体どんな眼鏡なのだろう。

顔の悩みは眼鏡で解決?!

今回眼鏡選びの相談をしたのは、SS級ブロンズの資格を持つ小林豊店長。「眼鏡は掛けたとき、顔の幅からフレームがはみでないようなサイズ選びが大事です。あとはレンズの中心に黒目がきているか。眉毛のラインと眼鏡の上のフレーム部分の形を合わせるとしっくりきますよ」開口一番、早くも学びに溢れていて感激。メイクと同じで、眼鏡もちゃんと似合わせるためのポイントがあるのだという。「眉の位置から顎までを顔として、この範囲の3分の1くらいの大きさに眼鏡をおさめるとバランス良くなります」(小林さん)ふむふむ。眼鏡もバランスが大事なのね。

「名越さんの場合はほっそり顔なので、診断通り眼鏡は丸みのある形が似合いますね。逆に四角だったり細長い形だったりするとキツイ印象になります。また、スプリングカラーの中でも淡い色の眼鏡にすると柔らかい印象になりますよ」(小林店長)そうなのです……!顔に肉がつきにくいため、柔らかさというよりもシャープな印象を持たれがち。濃いめの色のフレームが好みだったけど、小林店長のアドバイスの元、“華色シリーズ”からこちらの眼鏡をチョイス。試しに、似合う眼鏡と似合わない眼鏡を掛け比べてみると……。

「……ほ、ほんまや……!!」思わず声がでてしまった名越。御覧ください、この印象の違いを!眼鏡によってこんなに変わるものなのかとびっくり。さらにコンプレックスだったほっそり顔が、眼鏡によって少しふっくら見えるという不思議。

「例えば面長の人の場合はフレームがしっかりしている眼鏡を選ぶと顔の長さをカバーすることができますし、逆に丸顔の人の場合は下フレームが無いものを選ぶとシャープな印象になりますよ」(小林店長)

自分の顔の悩みを眼鏡で改善できるなんて、なんで今までこれに気づかなかったのだろう。実用的であることばかりに注目していたけれど、ファッションとして楽しめるのはもちろん、自分をベストに演出することもできるアイテムだったのね。

【どんなときも、ベストな私に変身】

たかが眼鏡、されど眼鏡。いざ自分に似合う眼鏡と出合えたら、眼鏡をかけることがとても楽しみになった上に、ファッションの幅も広がった。マイベスト眼鏡は “新しい私”を広げてくれる魔法のアイテム。あなたも、ぜひマエストロと一緒に見つけてみてほしい。

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銀座松屋でビアガーデンが4年ぶりのフル開催 5種類の肉を食べ比べ

松屋銀座本店は、屋上で「美しくなるビアガーデン」の営業を26日から始めた。同店の夏の名物イベントだが、コロナ禍の影響で制限のないフル開催は4年ぶり。今年は「ミートパワー」をテーマに、肉(meat)と会合(meet)で心身をパワーチャージできるBBQコースを提供する。

一番人気のスタンダードBBQ「ミートパワー」コースは120分飲み放題で、BBQ盛り合わせ(牛サーロイン、国産豚、国産若鶏、スモークベーコン、ソーセージ)、旬の三浦野菜の冷製スープ、彩りチョップドサラダ、野菜の盛り合わせとベジタブルシート、シメのドライカレーで1日6000円。イタリアのスパーリングワイン「フランチャコルタ」の飲み比べができるバーも設置する。

同店のビアガーデンは、コロナ禍で20年は休業、21年は客席を間引きした上での1カ月半での短縮営業、22年も同様に3カ月の短縮営業を余儀なくされた。今回はコロナ前の19年を13席上回る256席を設け、営業も4カ月間と平時に戻す。19年並みの売上高を見込む。

6月29日には「松崎煎餅」「空也」「木村屋総本店」など銀座に拠点を置く和菓子店の店主らがDJとして登場し、音楽と和菓子を楽しむ「アンコマンないと」を4年ぶりに開催する。

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銀座松屋でビアガーデンが4年ぶりのフル開催 5種類の肉を食べ比べ

松屋銀座本店は、屋上で「美しくなるビアガーデン」の営業を26日から始めた。同店の夏の名物イベントだが、コロナ禍の影響で制限のないフル開催は4年ぶり。今年は「ミートパワー」をテーマに、肉(meat)と会合(meet)で心身をパワーチャージできるBBQコースを提供する。

一番人気のスタンダードBBQ「ミートパワー」コースは120分飲み放題で、BBQ盛り合わせ(牛サーロイン、国産豚、国産若鶏、スモークベーコン、ソーセージ)、旬の三浦野菜の冷製スープ、彩りチョップドサラダ、野菜の盛り合わせとベジタブルシート、シメのドライカレーで1日6000円。イタリアのスパーリングワイン「フランチャコルタ」の飲み比べができるバーも設置する。

同店のビアガーデンは、コロナ禍で20年は休業、21年は客席を間引きした上での1カ月半での短縮営業、22年も同様に3カ月の短縮営業を余儀なくされた。今回はコロナ前の19年を13席上回る256席を設け、営業も4カ月間と平時に戻す。19年並みの売上高を見込む。

6月29日には「松崎煎餅」「空也」「木村屋総本店」など銀座に拠点を置く和菓子店の店主らがDJとして登場し、音楽と和菓子を楽しむ「アンコマンないと」を4年ぶりに開催する。

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「ジル サンダー」が京都BALに関西最大規模の新店 日本と欧州のモダニズムを融合

「ジル サンダー(JIL SANDER)」は5月27日、関西最大規模となる新店舗を京都BAL1階にオープンした。同店は河原町通をのぞむ場所に位置し、売り場面積は190平方メートル。プレタポルテコレクションをはじめ、素材や製造工程に配慮した「ジル サンダープラス(JIL SANDER+)」やタイムレスなアイテムがそろう「ジル サンダー ワードローブ(JIL SANDER WARDROBE)」、バッグ、アクセサリー、ジュエリー、そしてルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie&Luke Meier)=クリエイティブ・ディレクターがアーティストや写真家とコラボレートして毎シーズン企画・出版する写真集など含む全てのコレクションがそろう。同店舗限定商品として、「京都紋付」よって黒染めされた“7デイズ シャツ(7 DAYS SHIRT)”シリーズも並ぶ。

たっぷりと光が差し込む店内は、ピュアで幾何学的なデザインで、「ジル サンダー」のクリーンなムードに加えて和のテイストも感じられる。メイヤー夫妻が、京都の伝統的な建築様式を意識しながら、素材選びからこだわり、日本とヨーロッパのモダニズムの融合を表現したという。柱やハンガーラックには木材を使用し、天井は木で組み、壁の一部を漆喰で仕上げた。

それとは対照的に、床と壁、ベンチやディスプレー棚は、ジル サンダーの本社があるミラノ、そして北欧などで使用されている岩石のトラバーチンを用いている。質感と色が印象的なこだわりの素材は、機能性を持たせて活用するための工夫が随所に現れている。例えば、木のハンガーラックは滑らないようにブラスと組み合わせ、トラバーチンは、床材としてそのまま用いるのが難しかったため石膏と組み合わせるなど、素材の質感を最大限生かすための丁寧な仕事が光る。

メイヤー夫妻は 「私たちは、意識的に、しかし衝動的に、異なる文化や伝統、地理、世代からの要素を組み合わせ、非常に個人的なものにつくりかえている。京都や日本の文化は、その中で重要な役割を担っている。京都のような心に響く都市で、アイデアや感情を解釈することは、個人的にも創作活動においても、とても幸せな気持ちにしてくれる」とコメントを発表した。

オープンを記念し、1700年代創業の「香老舗 松栄堂」と、木箱入りの匂い袋を共同制作した。アイコンバッグ“タングル”シリーズにインスパイアされた組ひもをあしらっている。5万円以上購入した来店客に配布する(なくなり次第終了)。

さらに、特別なラッピングも用意する。アクセサリーやスモールレザーグッズを購入すると「印染工房スギシタ」がロゴを漆黒に染めたオリジナルの風呂敷で包む。
 
オープンに先駆けて1カ月限定でBALエントランスに特設したキオスクも好評だ。「ジル サンダー」の世界観をバッハ(BACH)の幅允孝代表が書籍やアートブック、雑誌で表現しており、特に文庫本が若い世代に好評だという。メイヤー夫妻がアーティストや写真家とコラボレーションして企画・出版した写真集も人気がある。なおキオスクは6月4日までオープンしている。

■ジルサンダー 京都BAL
オープン:5月27日
営業時間:11:00~20:00
住所:京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1階

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HipHopアーティストのOZworldがジュエリーブランド「ヴォイス」をプロデュース ポップアップも開催

HipHopアーティストのOZworldがプロデュースするフィジタル(フィジカルと デジタルをかけ合わせた造語)・ジュエリーブランド「ヴォイス(VOiCE)」が始動。5月27日12:00からオフィシャルサイトにて一般販売を開始する。

また、5月26〜28日の3日間限定で、原宿のセレクトショップ「NUBIAN HARAJUKU」でポップアップを開催する。

「ヴォイス」はこれまでeスポーツやNFTアートシーンでの活動で、HIP HOP の枠に囚われない活動をしている OZworld が、自身のビジョンやメッセージを投影したフィジタル・ジュエリーブランド。デジタルとフィジカル、陰陽、火水、男女等のように、相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない要素を、OZworld 独自の視点を織り交ぜ、クリエイティブに昇華して発信する。ブランド名の「VOiCE」のスペルの中にある”iCE”は、HIP HOP 文化の隠語である宝石を意味する。

アイテムはアメジスト、エメラルド、サファイアなどの石が刻まれた10Kのゴールドネックレスとシルバー925のネックレスのほか、4色のラバーネックレスがラインアップ。また、ネックレスと同素材を使用したゴールドとシルバーのリングや、Tシャツ、ソックスなどのアパレルアイテムも発売する。

さらにラッパーの JP THE WAVY が客演で参加したブランドオフィシャルソング「VOiCE feat. JP THE WAVY」も合わせてデジタルリリースした。

■POP-UP STORE at NUBIAN HARAJUKU
会期:5月26〜28日
場所:NUBIAN HARAJUKU
住所:東京都渋谷区神宮前 1-20-2
時間:11:00~20:00


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1位は、ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売| 週間アクセスランキング TOP10(5月18〜24日)

1位は、ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売| 週間アクセスランキング TOP10(5月18〜24日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月18日(木)〜24日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
ユナイテッドアローズが「ブルックス ブラザーズ」×「ニート」のチノパンを発売

05月19日公開 / 文・三澤 和也

 ユナイテッドアローズは6月3日、「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」×「ニート(NEAT)」のチノパンを発売する。ベージュの濃淡とネイビーの3色展開で、価格は各3万800円。ユナイテッドアローズの主要8店舗と公式オンラインストアで扱う。

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- 2位 -
「サリバン」の柳川デザイナーが「テレビ千鳥」に抗議 番組が謝罪

 バラエティ番組「テレビ千鳥」(テレビ朝日)が5月22日、5月4日放送の番組内容に「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」の柳川荒士デザイナーが抗議を表明した問題に対して、謝罪文を公式サイトに掲載した。

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- 3位 -
「ゾゾタウン」×私立大学コラボ第2弾  関大・関学・近大・同志社・立命館・龍谷のカレッジロゴスエットとTシャツを発売

05月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」は、関西大学、関西学院大学、近畿大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学の私立6大学とコラボレーションしたカレッジロゴスウェット(6600円)とカレッジロゴTシャツ(4950円)を、5月26日からゾゾタウン限定で受注販売する。スウェットは12月中旬、Tシャツは10月中旬の配送を予定する。

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- 4位 -
アディダス、「イージー」の在庫を5月31日に発売 日本では6月1日に販売開始

05月22日公開 / 文・EVAN CLARK

 アディダス(ADIDAS)は5月19日、カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)と手掛けていた「イージー(YEEZY)」の商品を5月31日(現地時間)に発売することを発表した。同ブランドの公式ウェブサイトのほか、公式アプリ「CONFIRMED」で取り扱う。なお、日本では6月1日から「CONFIRMED」アプリで販売する。「アディダス」とイェは2015年2月に初めて協業して以来、継続してスニーカーやアパレルを発売して大きな成功を収めてきたが、イェの反ユダヤ主義的な発言を含むヘイトスピーチや相次ぐ問題行動から約7年半にわたる関係を22年10月に解消。

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- 5位 -
「コンバース」×「エクストララージ」の“オールスター”が発売 5年ぶりのコラボ

05月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「コンバース(CONVERSE)」は5月26日、LA発ストリートブランドの「エクストララージ(XLARGE)」とコラボした“オールスター アール(ALL STAR R)”を発売する。価格は1万3200円で、サイズは22.0~28.0、29.0、30.0cm。ホワイトアトリエ バイ コンバースと「コンバース」一部店舗で取り扱うほか、両ブランドの公式オンラインショプでも販売する。

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- 6位 -
ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ」が「ウルトラセブン」とコラボ 5月19日に発売

05月18日公開 / 文・WWD STAFF

 ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、放送55周年を記念し、「ウルトラセブン」とコラボレーションコレクションを5月19日に発売する。「グラウンド ワイ」直営店舗と公式ウェブストア、円谷プロ直営オンラインストア「ツブラヤストアオンライン」で取り扱い、公式ウェブストアと「ツブラヤストアオンライン」は、同日の12時から販売する。

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- 7位 -
【2023年秋コスメ】「アディクション」が限定アイシャドウや艶リップを発売 幻想的な夜を表現

05月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「アディクション(ADDICTION)」は7月7日、"UNDER THE STARLIGHT"をテーマに夏から秋に移り変わる幻想的な夜を表現した2023年秋コレクションを発売する。ミステリアスな雰囲気を演出する4色アイシャドウパレットやカラーマスカラやリップアイテムを販売する。

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- 8位 -
ファミマのオリジナルアパレルがハワイ発「レインスプーナー」とコラボ 初のサンダルも

05月22日公開 / 文・WWD STAFF

 ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は5月23日、ハワイアンシャツブランド「レインスプーナー(REYN SPOONER)」とコラボした商品を発売する。価格はボクサーパンツが990円、タオルハンカチが800円など。また同日、「コンビニエンスウェア」初のシューズとなるサンダル(2990円)も発売する。

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- 9位 -
ジュンが高島屋に新業態 婦人服売り場に「異空間」を作った理由

 ジュンは、高島屋とのコラボ業態として「ロペ」と「サロン アダム エ ロペ(以下サロン)」を組み合わせたライフスタイルショップ「モア サロン エ ロペ(以下モア)」を、5月12日、高島屋大阪店3階にオープンした。百貨店にはこれまで「ロぺ」の単独店を出店してきたが、「サロン」が百貨店に出店するのは初めて。ライフスタイル提案型の大型店で、百貨店の富裕層の取り込みを狙う。

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- 10位 -
キャサリン皇太子妃がユーロビジョンにサプライズ登場 英「ジェニー・パッカム」のブルードレスを着用

05月19日公開 / 文・HIKMAT MOHAMMED

 キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、5月13日に開催されたヨーロッパ最大の音楽の祭典「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」に動画でサプライズ登場した。キャサリン皇太子妃はウィンザー城(Windsor Castle)で事前に収録された動画の中で、ウクライナ出身のラップグループ、カラシュ オーケストラ(Kalush Orchestra)とのピアノセッションを披露。観客を驚かせた。

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Soya Ito主宰のイベント「Mana」がベルリンの「Fitzroy」で開催

DJ・オーガナイザーのSoya Itoがイベント「Mana」を1年ぶりにドイツ・ベルリンの「Fitzroy」で6月25日に開催する。

初の海外開催となる同イベントには、ヨーロッパサイドの出演者としてベルリンの音楽レーベル「TransAtlantic」 からEuropa、同じくベルリンのレーベル「soul feeder 」からt0ni、ベルリンローカルシーンのSodomlandがラインアップ。日本からはJeterとY ohtrixpointneverによるデュオのPeterparker69、インターネットレーベル「Maltine Records」等からリリースするトラックメイカーのillequal、プロデューサー・シンガーのuku kasaiが出演する。フライヤーのヴィジュアルデザインはベルリンとバルセロナを拠点に活動するMònicaが手掛けた。

「Mana」は2022年から始動したイベントシリーズで、これまでに東京・下北沢の「Spread」にて3回に渡って開催された。DJとアーティストによるエキシビションを融合させた複合型やクリエイティヴコレクティヴ「BORLING AFTER NOON」とのコラボレーション等、表現の境界を横断する実験的なイベント形式は各方面から注目を集めた。

今回のベルリンでのイベントは、コロナに対する制限が緩和されたことを受け、国を超えて表現姿勢や価値観を共有する人に向けて、国外とのフィジカルな交流を増やしたいという意図で行われる。日本と海外の架け橋となるようなイベントは今度も継続予定だ。

■Mana in Berlin
日程 : 6月25日
会場 : Fitzroy

DJ(A-Z)
Europa
illequal
Peterparker69
Sodomland
Soya Ito
t0ni
uku kasai

Visual Design : Mònica
Audio by Soya Ito
Supported by CANTEEN and Maltine Records


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クロシェ編みがブーム レトロで自然体な着こなし6提案【2023年春夏トレンド】

かぎ針で手編みした“クロシェ編み”のウエアが、トレンドアイテムとして注目を集めています。手仕事のぬくもりや、レトロな雰囲気、穏やかなムードなどが人気の理由。さっぱりしがちな夏の装いにアクセントを添えてくれるのも、クロシェ編みの良さ。今回は、有力ブランドの2023年春夏コレクションからお手本ルックをご紹介します。

「エルメス(HERMES)」は、トレンドのクロップドトップスにクロシェ編みを取り入れました。編み地から素肌が透けて軽快なイメージを与える一方、ボトムスはクールなレザーパンツをチョイス。ニットとレザーという好対照の異素材コントラストが際立っています。手編みならではのクラフト感も、コンパクトなトップスにレトロで穏やかな表情を寄り添わせました。

ベストを取り入れた
肩肘張らないサマーレイヤード

 

あっさりしがちな夏の装いは、レイヤードを取り入れることで立体感が加わります。手軽な重ね着には、ニットベストが活躍します。クロシェ編みなら、編み目からトップスが透けて見えるので、軽やかに映ります。

「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、編み地のきれいなベストが目を引くレイヤードルックを披露。淡いピンクのシャツブラウスに重ねて、色を引き立てました。ラフな編み地が自然体の雰囲気。無造作な裾のフリンジがこなれ感も漂わせています。

カジュアルなデニムを
リュクスに格上げ

デニムに代表されるカジュアルスタイルを格上げしたいときにも、クロシェ編みのアイテムが役に立ちます。手仕事ならではの凝った編み地が、いつもの装いに特別感をプラス。薄着になるサマールックに便利なアレンジです。

「ジバンシィ(GIVENCHY)」のデニムルックは、手編みのトップスとの組み合わせでリュクスなムードが備わりました。メタリックシルバーの編み糸が、ユーズドライクなデニムスタイルに気品を加えました。ストリートテイストにグラマラスなムードを交わらせる、巧みなミックスコーディネートです。

体のラインをゆるやかに見せる
新ボディーコンシャス

体のラインを強調し過ぎない、しなやかでヘルシーな“新ボディーコンシャス”が盛り上がってきました。フィット感の高いウエアは着方が難しいですが、手編みニットの適度なふくらみや起伏を生かせば、ソフトなシルエットに仕上がります。

オール手編みのワンピースを披露したのは「クロエ(CHLOE)」。全身でハンドクラフトを感じられる、トレンドを押さえた装いです。ボディーラインを強調しつつも、クロシェ編みならではの優しい表情が印象的。ボディーコンシャスな服を伸びやかなムードで着こなした好例です。輪っか状の編み地と虹のようなマルチカラーが響き合って、どこかエスニックな雰囲気もまといました。

“Y2K”コーデにひとひねり
派手さを抑えた大人の肌見せ

2000年ごろに盛り上がったLAセレブ風の装いをリバイバルさせた“Y2K”は、勢いが続いています。クロシェ編みを取り入れれば、手仕事テイストが加わり、派手さを抑えた大人な見え具合に。ミニ丈のアイテムに上質感が漂います。

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」は、ウエストの肌見せとミニボトムスが印象的な“Y2K”ルックを披露。クロシェ編みのキャップとトップス、ボトムスが統一感を高め、程よい透け感がこなれた印象を演出。手編み特有の風合いが効いて、穏やかなムードに整いました。

ゆるい編み目から素肌をチラ見せ
涼しげなレイヤードスタイル

ゆるい編み目のタイプは、夏の涼しげなレイヤードに向いています。ミニ丈のウエアに重ねて、素肌を透けさせるスタイリングが効果的。風が通るので、リアルに爽快な着心地が楽しめます。

「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、ミニ丈ドレスの上から竹ビーズなどを取り入れたゆる編みのスカートを重ねました。フリンジが揺れて、スカートの立体感がアップ。脚をさりげなくカムフラージュしつつ、トロピカルな夏らしい肌見せがかないました。

クロシェ編みが持つハンドクラフトの丁寧な風合いは、夏のあっさりした装いに変化をもたらしてくれます。1点加えるだけで存在感を発揮し、着回しのバリエーションも広がります。自然体なムードや、優しげなイメージもまとえるので、サマーコーデのスパイスに役立ててみては。

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「スック」の人気フェイスパウダーから限定色を発売 透明感を与える“アイスパープル”

「スック(SUQQU)」は6月2日、“オイル リッチ グロウ ルース パウダー”の限定カラー“101 アイスパープル”(15g、6600円)を公式オンラインストアで数量限定発売する。なお、5月26日に予約受け付けを開始した。

今回発売する“101 アイスパープル”は、薄紫のベースカラーにレッドやグリーン、ブルーのパールを配合している。

定番商品の中でも人気の“オイル リッチ グロウ ルース パウダー”は、美容オイル成分を配合することでパウダータイプでありつつも肌に濡れたような艶と潤いを与えるフェイスパウダーだ。今回発売のカラーは2022年冬のホリデーコレクションに含まれていたもので、初めての限定色として話題になっていた。

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「ウズ」の“モテマスカラ”が4年ぶりに刷新 何が変わる?カラー展開は?変更点と開発の苦労を担当者に聞く

「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は8月28日、ロングセラーアイテムの“モテマスカラ”を約4年ぶりにアップデートし発売する。7月25日には公式オンラインストアと一部バラエティストアで先行販売を開始する。

“モテマスカラ”は2011年に、「本気のまつげケア」をコンセプトにメイクアップ機能とまつ毛ケア機能を備えたマスカラ“もてますカラ”として登場した。14年に商品名を“モテマスカラ”に変更しバージョンアップ。17年は30万人のユーザーの声をもとにリニューアルを行い、19年にはアイテム名を“ウズ モテマスカラ”に変更してラインナップを再構築した。今回で4回目のアップデートを迎える同アイテムは何が変わるのか。矢野よぶこシニア プロダクト ディレクターに商品開発の背景やこだわりについて聞いた。

「鉛筆持ち」が容易になる長いキャップ

今回のアップデートにあたり、「“使いやすさ”をマスカラに求めたらどうなるのか、一番に考えた」と矢野ディレクター。研究の結果、使用時にペンや鉛筆のように持つことで手元が安定する点に着目し、持ち手になるマスカラキャップを一般的な商品と比較して1.5~2倍の長さに設計した。鉛筆持ちをすることでまつ毛の根元や目尻、目頭など、細かい根本の毛も逃さずに塗布することができるという。

カラーは11色から5色に変更

これまでのラインアップは全11色だったが、今回のアップデートを機に5色に絞った。特に、仕上がりのボリューム別に分かれていた「ブラック」を「究極のブラック」として1本に集約しており、矢野ディレクターは「『究極のブラック』を作り出すのに一番苦労した。いかに1本で好みの仕上がりに、ロングもボリュームも自由自在にコントロールできるのか試作を重ねました」と語る。

そのほかのカラーは日常使いしやすくリピート購入率が高かった人気のブラウン、コッパー、バーガンディ、カーキでユーザーからの「もう少し“色”を楽しみたい」という声に応えてカーキのみ色味をアップデート。発色の彩度を上げて黄みを出さずに青みをプラスしている。

それぞれのマスカラ液に合わせてブラシも進化

マスカラ液とのベストなパフォーマンスを発揮するためにブラシ部分も新たに開発。カラーに合わせて3種類を用意した。ブラックはロングやボリュームだけでなく束感まで自由にコントロールできる形に。カラータイプに採用しているブラシは美しい発色を叶えるため、液がちょうど良くまつ毛に乗る少しカーブした細めのブラシに仕上げた。また、扇のようなセパレートしたまつ毛が完成する。特に色調を変更したカーキのみ、毛足がらせん状に設計されたブラシで、他のカラーとは少し異なる形状にした。

新たな美容液成分を追加してまつ毛ケアも強化

マスカラ液には「まつ毛の土壌」をケアする成分である天然ミネラルとの相乗効果を狙い、美容成分を追加配合してまつ毛ケアをさらに追求。昨年10月に公式オンラインストアで限定販売したまつ毛美容液に採用した大棗や地黄、枇杷葉、桑白皮などの漢方由来成分と海藻由来成分のフコダインを、今回アップデートする“モテマスカラ”にも配合した。キャピキシルを新たに加えた。

パッケージにもこだわりと苦労が

パッケージデザインも大幅に変更される。矢野ディレクターが「プラスチックなどの緩衝材を使わないパッケージにしたかったので、どんな型にするか悩んだ。さまざまな形を試した結果、この三角柱が一番商品が安定したんです」と話すように、使用資材が最小限になる三角柱の形は今回の大きなポイントだ。ほか、森林管理協議会(Forest Stewardship Council)認定の取得済みの紙素材も使用するなど、これまで以上にサステナブルなパッケージを意識した。現在販売中の“ウズアイオープニングライナー” のパッケージは円柱でポップなカラーが特徴だが、今回の“モテマスカラ”はくすんだ色味で大人なカラーになっている。

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下北沢の古着店「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション」 長すぎる店名と「クセモノぞろい」な買い付けの理由

「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション(FLOCCI NAUCINIHILIPILIFICATION)」。一度耳にしただけでは、思わず聞き返してしまう。そんな「長すぎる」店名の古着店が東京・下北沢にある。

オーナーの吉村駿介さんは学生の頃から古着が好きで、アパレルで働いた経験はないまま6年前に店を立ち上げた。「右も左も分からなかったけれど、とりあえず店名にインパクトがあれば、興味本位のお客さんが来てくれるんじゃないかと思ったんです」。

「フロクシノーシナイヒリピリフィケーション(以下、フロクシ)」の店内は、下北沢駅周辺に立ち並ぶカジュアル・低価格な古着店とは一味違う、緊張感のあるムード。こぢんまりとはしているが、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」「ヨウジ ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」などの1970〜80年代のアーカイブや、今まで目にしたことのないDCブランド、ノーブランドのヨーロッパ古着などが入り混じる、捉えどころのないラインアップが面白い。店のコンセプトは、吉村さんが好きな服を集めた「第二のクローゼット」。オープンした当初は「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」などのテック系ウエアの古着を中心に集めていたが、次第にセットアップなどのテーラードアイテムも買い付けるように。「いつも自分がその時に着たい服を並べているので、ラインアップは常に変化します。悪く言えばごちゃごちゃしているだけ(笑)」。

“分かりやすい”古着は置かない
自分の言葉でストーリーを伝えられるものを

商品を手にとると、どれもデザインやディテールに一クセ、二クセあるものばかり。裾のリブが巨大化して見頃の半分を覆う「ダーク ビッケンバーグ(DIRK BIKKEMBERGS)」のブルゾン、かつてジュンが展開していたDCブランド「ドモン(DOMON)」のトップス、派手な赤や青で目がチカチカするようなレーシングウエア。ガーメントダイのピンクカラーが主役級の存在感を放つ「イッセイミヤケ」のコートは、フランスの市場で一目惚れして買い付けてきたものだ。「紫外線が強いヨーロッパだから、独特の白っちゃけ方をしている。どんな持ち主がいて、どんな経緯で古着市場に出てきたんだろう、と思いを馳せてしまう」と吉村さん。

一方、「リーバイス(LEVI’S)」のビンテージジーンズのような、多くの古着店で置いてあるような“定番”は見当たらない。吉村さんは「タグとか年代で判断されるような『分かりやすい古着』は買い付けないようにしている」と話す。「誰かが決めた価値観じゃなくて、自分の琴線に触れるかどうかの方が大事。『なぜ面白いのか』を自分の言葉で伝えたいんです」。

長く覚えづらい店名は、英字辞書で引くと“無価値”という意味がある。「ファッションの世界では新しいシーズンのたびに商品の価値が目減りしていく。古着はそういう意味では役目を終えた、『無価値な』もの」と吉村さん。「ただ古着屋のストーリーの伝え方次第で、その価値はいくらでも高められると思っていて。お客さまが現代アートを買うような感覚でお買い物できる、そんな直感に響く古着を集めていきたいです」。

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【2023年秋コスメ】「スック」の秋コレは“多彩”がテーマ 岩絵具から着想を得たリキッドアイシャドウなどを発売

「スック(SUQQU)」は7月21日、2023年秋コレクションを発売する。今秋に誕生から20周年を迎える同ブランドの今季のテーマは“多彩”で、リキッドアイシャドウやアイシャドウパレット、リップなど6アイテムを販売する。

大小の異なるパールを配合し、シアーすぎない発色が特徴のリキッドアイシャドウ“リクイド ラスター アイズ”(新5色うち限定2色、各4070円)はひと塗りで存在感のある目元を演出する。日本画絵具の岩絵具から着想を得た多彩なカラーバリエーションで、プラムやベージュ、ライラックなどをそろえた。

4色アイシャドウパレット“シグニチャー カラー アイズ”(各7700円)は、ルビーレッドやパールの粒子が際立つブルーグレーを配色した“127 褐砂(KASSA)”と、ゴールドイエローとモスグレー、カーキブラウンを含んだ“128 煌砂(KOUSA)”のクールな配色の限定カラーを販売する。アイメイクの前に仕込む目元用プライマー“アイ エンハンシング プライマー”(3850円)は定番商品として加わる。ヨレ軽減や発色をより良くするサポートアイテムだ。

“ピュア カラー ブラッシュ”(6050円)は温かみのある2色の限定カラーが登場。上品な血色感を演出するレッドパールを配合した“142 紅残像(BENINOKORI)”と骨格を引き立たせるベージュと落ち着いたトーンのハイライトを合わせた“143 香色灰(KOUIROHONOKA)”をラインアップする。“モイスチャー リッチ リップスティック”(5500円)はクラシカルピンク、バーガンディブラウン、ゴールドパールを含んだコーラルレッドの限定3色を用意した。

“ネイル カラー ポリッシュ”(2750円)は岩絵具そのものを連想させるパールを高配合した限定の3色で、レッドやブルー、グリーンのパールが輝くマホガニーブラウン、シルバーパールを含む落ち着いたレッド、ゴールドパールが煌くセージグリーンを販売する。

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【スナップ】仲里依紗やアンミカ、山田優らが来店 「コーチ」が伊勢丹新宿店でポップアップを開催中

「コーチ(COACH)」は5月30日まで、2023年春のランウエイショーとコレクションにインスパイアされた体験型ポップアップストアを伊勢丹新宿店 本館 1階 ザ・ステージで開催している。ポップアップに合わせて、アンミカや木南晴夏、仲里依紗、山田優、ヨンア、横田真悠らゲストが来場した。

サステナブルなレザーを使ったバッグがそろう

ポップアップでは、循環性にフォーカスしたアイテムをそろえている。パッチワークレザーや炭素吸収を高める再生型農業を実践している農家から調達した “リジュネラティブ レザー” を採用した、ブランドのアイコンバッグ “タビー(TABBY)” や “ローグ(Rogue)” など、シーズンの限定スタイルをラインアップした。バッグやスモールレザーグッズのラインアップには、リサイクル素材を使用したコーチのアイコニックな“C”ハードウエアを採用し、地球環境への影響の軽減に貢献しようとするコミトメントを示した。

内装はサンライズをイメージしたオレンジのグラデーションとノスタルジックなボードウォークを感じさせるインスタレーションに、海岸に流れ着く空ボトルを表したカラーボトルで彩りを加えている。

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「ビュリー」が野菜の香りの水性香水を発売 バジルやトマト、ニンジンの香りも

「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY以下、ビュリー)」は6月15日、 種子と苗のアンティークコレクションからインスパイアされた香りのシリーズ“レ・ジャルダン・フランセ・ドゥ・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー”(全6種、各75ml、各2万4200円)を発売する。5月26日に、「ビュリー」代官山猿楽町店と神戸店で先行発売する。

同コレクションは、アンティークショップに保管されていた、19世紀スイスの園芸学校で使われていた種子が入った小箱との出合いから始まった。丁寧にカリグラフィーで品種名を記した100以上の小箱の中に、当時採取された貴重な種子が収められていたことから「香りの魔法でこれらの種子に再び生命を与えられたら?」というアイディアが生まれた。

香りのラインアップは、トマトとベルガモット、ローズマリーを合わせた“オー・トリプル グロゼイユ・ドゥ・スカンジナーヴ・エ・トマト・デュ・ペルー”、きゅうりとムスク、ミントが香る“同 コンコンブル・ダンド・エ・マント・ドゥ・シリィ”、ホワイトムスクとバジルにヴァーベナを加えた“同ヴェルヴェーヌ・デザンド・エ・バジリック・ドゥリュ”など全6種。そのほか、人参、クレソン、ビーツの香りがそろう。

耕されたばかりの土の匂いを感じる素朴な野菜や香草の香りと、珍しい花々の太陽を感じさせるようなブーケの香りは、五感と心を楽しませる。肌になじむ多彩な香りの余韻が、菜園の力強さに満ちた世界へ誘う。

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「メタバース・ビューティー・ウィーク」が初開催 「ラッシュ」や「ニュートロジーナ」が参加

大手クリエイティブエージェンシーのカルト(CULT)は、6月12日〜15日に「メタバース・ビューティー・ウィーク2O23(以下、MBW2O23)」を開催する。

初開催となる今回は“Reality Gets a Makeover=現実は変身する”をキュレーションテーマに掲げ、デジタルデザイナーと既存のビューティー関連企業、団体を結びつける。メタバースやARを活かしたフィジタル(フィジカル+デジタル)な体験を提案し、伝統的な美に対する期待を覆す。

本イベントは3つの世界的メタバースプラットフォーム「ディセントラランド(Decentraland)」「スペイシャル(Spatial)」「ロブロックス(Roblox)」と、ロンドンのオックスフォードサーカスにある「フランネル(FLANNELS)」のリアル店舗で行われる。

現時点で、過去に「ディセントラランド」で“LUSH HOUSE”を実施し好評を得た「ラッシュ(LUSH)」のほか、「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」「グロッシーボックス(GLOSSYBOX)」「ヴォルデ ビューティー(VALDE)」「ロッティーロンドン(LOTTIE LONDON)」「コスノヴァ ビューティー(COSNOVA BEAUTY)」の参加が決定している。現在も参加希望ブランドを募集中だ。

フィジカル会場の「フランネル」では世界最大級のデジタルビューティー展を行い、インタラクティブなARミラーとARフィルターを用いたIRL(In Real Life)ショーを披露する。さらに14〜15日には「クラランス(CLARINS)」「ディオール(DIOR)」「バーバリー(BURBERRY)」などのビューティブランドと取り組みを行った3Dメーキャップ・クリエイターのイネス・アルファ(Ines Alpha)を招いたコーナーも用意し、スキンケア、ヘアケア、メイクアップ、フレグランスのすべてにおいて、美へのアティチュードを再構築する。

MVW2023の共同創設者であるキャット・ターナー(Cat Tuner)カルトCCOは、「美の基準に挑戦するという野心的な目標を持ってこの旅をスタートした。自己表現はビューティの最も楽しい側面の1つであり、メタバース体験は究極の逃避を可能にし、自分のアイデンティティーを再定義することができる。このことを念頭に置き、私たちはMBW2023の参加者がIRLとIVL(In Virtual Life)の両方で、より多くの創造につながる体験をキュレーションすることを目標としている」とコメントしている。

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「パタゴニア」が初のラガービールを発売 地球にやさしい穀物を使用

「パタゴニア(PATAGONIA)」の食品事業「パタゴニア プロビジョンズ(PATAGONIA PROVISIONS)」は、6月1日に初めてのラガービール“ロング・ルート・ラガー”を発売する。価格は682円。直営店、公式オンラインストアほか一部店舗で取り扱う。一部店舗でポップアップイベントも開催予定だ。

温暖化の原因である炭素を大気中から地中に取り込み、土壌を再生する革新的な穀物“カーンザ”を使用した“ロング・ルート・ラガー”は、“カーンザ”特有のスパイシーな風味と苦みが特徴。世界的に人気が高いミュンヘンのビールスタイル、ヘレスにアレンジし、低アルコールながら麦芽の旨みが濃く爽快な飲み口は夏にぴったりだ。

■ロング・ルート・ラガー ポップアップ
日程:6月3日〜4日
場所:パタゴニア 東京・渋谷

日程:6月10日〜11日
場所:パタゴニア 鎌倉

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「ほぼ日」が「トーキョーバイク」とコラボバイクを制作 試乗会を開催中

「ほぼ日」は、自転車ブランド「トーキョーバイク(TOKYO BIKE)」と協業し、コラボバイクを5月31日11時から「ほぼ日」オンラインストアで発売する。価格は13万2000円。発売に先駆け、28日まで「トビチ東京(TOBICHI東京)」で数量限定の先行発売と試乗会を行う。

本モデルは「ミニベロ」と呼ばれる、タイヤサイズ20インチのコンパクトな自転車で、身長140cmから170cmまで幅広く適合する。小さなタイヤは細い路地を思い通りに曲がり、7段変速で坂道もテンポ良く進むことが可能。カラーは淡い水色の「パウダーブルー」と、深いグリーンの「フォッグフォレスト」の2色をそろえる。泥除けとダブルスタンドを装備しているため、雨上がりや荷物が多いときでも安心して乗ることができる。バーには、「ほぼ日」が大切にしている言葉、“Only is not Lonely”のメッセージがあしらわれている。

先行発売と試乗会では、「トーキョーバイク」とゆかりのある谷中のジェラート「アサッテ(ASATTE)」、川県丸亀市の「旅ベーグル」の出店や、バイクアクセサリーの販売も行う。

◾︎「わたしの自転車。」@TOBIHI東京先行販売&試乗会
日程:5月26〜28日
時間:11:00〜19:00
場所:トビチ東京
住所:東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1階  

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「ほぼ日」が「トーキョーバイク」とコラボバイクを制作 試乗会を開催中

「ほぼ日」は、自転車ブランド「トーキョーバイク(TOKYO BIKE)」と協業し、コラボバイクを5月31日11時から「ほぼ日」オンラインストアで発売する。価格は13万2000円。発売に先駆け、28日まで「トビチ東京(TOBICHI東京)」で数量限定の先行発売と試乗会を行う。

本モデルは「ミニベロ」と呼ばれる、タイヤサイズ20インチのコンパクトな自転車で、身長140cmから170cmまで幅広く適合する。小さなタイヤは細い路地を思い通りに曲がり、7段変速で坂道もテンポ良く進むことが可能。カラーは淡い水色の「パウダーブルー」と、深いグリーンの「フォッグフォレスト」の2色をそろえる。泥除けとダブルスタンドを装備しているため、雨上がりや荷物が多いときでも安心して乗ることができる。バーには、「ほぼ日」が大切にしている言葉、“Only is not Lonely”のメッセージがあしらわれている。

先行発売と試乗会では、「トーキョーバイク」とゆかりのある谷中のジェラート「アサッテ(ASATTE)」、川県丸亀市の「旅ベーグル」の出店や、バイクアクセサリーの販売も行う。

◾︎「わたしの自転車。」@TOBIHI東京先行販売&試乗会
日程:5月26〜28日
時間:11:00〜19:00
場所:トビチ東京
住所:東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1階  

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【スナップ】エディ・スリマン主催の「セリーヌ」VIPディナーにBTSのVやBLACKPINKのLISAら

「セリーヌ(CELINE)」は、フランス・カンヌのオテル ドゥ キャップ エデン・ロック(HOTEL DU CAP EDEN-ROC)で現地時間5月22日にVIPディナーを開催した。

アーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が主催した同イベントでは、ワンダーホース(Wunderhorse)として活動するジェイコブ・スレーター(Jacob Slater)によるパフォーマンスが行われたほか、ディナーでは、スズキのカルパッチョやオレンジのサラダ、子牛のグラタン、ティラミスなどをふるまったという。

ゲストには、アンバサダーを務めるカイア・ガーバー(Kaia Gerber)やブラックピンク(BLACKPINK)のリサ(LISA)、BTS(防弾少年団)のV、パク・ボゴム(Park Bogum)をはじめ、多くのセレブリティが参加した。

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「オニツカタイガー」が新幹線をモチーフにしたシューズを発売 ワークショップの開催も

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、1949年に兵庫県神戸市で誕生したブランドとして、県内の自治体・観光事業者・JR 6社が一体となって行う兵庫デスティネーションキャンペーンに参画し、地域資源の持続可能性を追求したコラボレーションモデルを「オニツカタイガー」店舗で7月1日に発売する。全3色をそろえ、価格は各4万4000円。本モデルをモチーフにしたミニチュアシューズ製作を行うワークショプも開催し、6月30日から「オニツカタイガー」公式オンラインストアで予約可能だ。

デザインは、3月に日本のものづくりの素晴らしさを世界に発信する“ニッポンメード”コレクションより発表した“メキシコ 66 GDX(MEXICO 66 GDX)”をベースに、500系、N700S、923形 ドクターイエローの3車両の特徴やカラーリングを落とし込む。中敷には各車両の図面がプリントされる。

アッパーは日本の代表的な皮革産地姫路で職人の伝統技術によって仕上げた神戸牛レザーを採用。高密度の糸を用い立体的な刺しゅうを施した“オニツカタイガーストライプ”は、新幹線の車体の重圧感を表現するとともに、アッパーと同色ながらも微妙な色差で出る奥行きが洗練された印象を演出する。

なお、兵庫県の北播磨地域で生産されている播州織を使用し、各新幹線の車両のカラーをモチーフにしたトートバッグが同梱される。

◾︎ミニチュアシューズワークショップ
日程:7月15日、29日、8月5日、19日、9月2日、16日
時間:10:00~11:50
場所:アシックススポーツミュージアム
住所:神戸市中央区港島中町7-1-1
参加費:1000円
人数:1回につき15人(対象年齢10歳以上)
予約方法:「オニツカタイガー」公式サイトで6月30日から予約開始

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吉田カバンが北海道初のコンセプトストアをオープン 限定アイテムの発売も

吉田カバンは5月27日、コンセプトストア「ピー・オー・ティー・アール・サッポロ(POTR SAPPORO)」を札幌パルコにオープンする。

同店は「ポーター(PORTER)」、「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」を中心に、吉田カバンの注目アイテムがそろう“ファクトリー”がコンセプトで、今回が北海道初出店となる。定番アイテムに加え、北海道内では同店でしか入手できない限定アイテムや、コラボアイテムも取りそろえる。

またオープン当日は、発売から20年を経て、新たにアップデートした“スモーキー(SMOKY)”シリーズも発売する。限定色のブラウンは、北海道内では同店のみの取り扱いだ。

■ピー・オー・ティー・アール・サッポロ
オープン日:5月27日
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
住所:北海道札幌市中央区南1条西3丁目-3 札幌パルコ1F

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「ファビアナフィリッピ」が初のクリエイティブ・ディレクターを起用 「ジル サンダー」や「ヴァレンティノ」でキャリアを積んだ女性デザイナー

イタリアのウィメンズブランド「ファビアナフィリッピ(FABIANA FILIPPI)」は、1985年の創業以来初となるクリエイティブ・ディレクターにデザイナーのルチア・デ・ヴィート(Lucia De Vito)を任命した。デ・ヴィート新クリエイティブ・ディレクターは、プレタポルテとアクセサリーのコレクションを指揮するほか、昨年から刷新を進めているブランドイメージの監修を担う。9月の2024年春夏ミラノ・ファッション・ウイークで、デビューコレクションを披露する予定だ。

これまで「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「クロエ(CHLOE)」「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」などで経験を積んできた彼女は、「ファビアナフィリッピ」を「知性とエレガンスを通じて本質的なフェミニニティーを築き上げてきた」ブランドと強調。「これまでの経験と、アートやファッション、デザインから絶えず影響を受け生み出されるクリエイティブなアイデアを注ぎたい」と話す。

今回の任命は、1月のアルド・ゴッティ(Aldo Gotti)最高経営責任者(CEO)の就任に続くものだ。デ・ヴィート新クリエイティブ・ディレクターの直属の上司となるゴッティCEOは、プラダ グループとステラ マッカートニーで要職を務めた後、イタリア発のオムニチャネル・セレクトショップ「モーズ(MODES)」のジェネラルマネージャーとして、その成長に貢献。「ファビアナフィリッピ」では、ブランドのポジショニングを強化し、グローバルレベルでの成長と発展を加速させる責務を負い、「創業から38年が経ってもなお、『ファビアナフィリッピ』は創造性においてもスタイルにおいても進化を続けている。ルチアは、その歴史の解釈者となり、強みであるデザインと女性らしさの現代的なビジョンによって、ブランドを今の時代に適した文脈へと導いてくれるだろう」と話す。

「ファビアナフィリッピ」は、ジャコモ&マリオ・フィリッピ・コチェッタ(Giacomo & Mario Filippi Coccetta)兄弟によってウンブリア州ペルージャで設立。カシミアをはじめニットウエアで知られる。昨年から取り組んでいるリブランディングでは、ロゴやブランドアイデンティティーを刷新したほか、建築家のパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)による新しいストアコンセプトを採用したショップをミラノに開いた。また、ニットウエアデザイナーで自身のブランド「サンソヴィーノ6(SANSOVINO 6)」も手掛けるエドワード・ブキャナン(Edward Buchanan)と協業し、ブランド初のカプセルコレクションも制作した。なお、日本では現在、インポーターのアオイがディストリビューターを務めている。

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【2023年父の日】「サボン」がシトラスウッディの香りの“紳士にふさわしい”ギフトセットを発売

「サボン(SABON)」は、父の日のギフトとしてもおすすめのキットを集めた「ジェントルマン コレクション」を発売した。ラインアップしたのは、“フェイス&ボディケアキット”(7810円)と“フェイスケアギフト”(8030円)、“スカルプケアキット”(7590円)、“リフレッシュフットキット”(5060円)。全国の店舗と公式オンラインにて、数量限定で販売している。

同コレクションでは、シトラスウッディの香りの商品を集めており、パートナーとのシェアにも適している。“フェイス&ボディケアキット”は、フェイスポリッシャーとシャワーオイルを、“フェイスケアギフト”はフェイスポリッシャーと洗顔やシェービング後の肌を整えるフェイスモイスチャライザーを合わせた、デイリー使いしやすいギフトセットだ。“スカルプケアキット”はヘッドスクラブとソリッドシャンプーを、“リフレッシュフットキット”はフットスクラブとフット用のリフレッシングミストを合わせたギフトセットで、特別なケアの機会をプレゼントすることができる。

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【スナップ】「ステラ マッカートニー」が下北沢でパーティ 本人登場に盛り上がる 冨永愛や窪塚愛流の姿も

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は5月16日に東京・下北沢のアドリフト(ADRIFT)で、デザイナーのステラ マッカートニー(Stella McCartney)本人が主催するパーティ“ステラブレーション トウキョウ”を開催した。「次世代のチェンジメーカーたちとともに、ファッションと音楽の結びつきを祝す」ために選んだ舞台は、東京のユースカルチャーの中心地である下北沢。メーンアクトとして、次世代を象徴するロックバンド、DYGLがライブパフォーマンスを行った。DYGLのフロントマン、秋山信樹は過去にブランドのユニセックス・カプセルコレクション“ステラ シェアード3(STELLA SHARED3)”のキャンペーンにも登場している。ステージではほかに2023年秋コレクションを着たモデルたちによる椅子取りゲームも開催し、遊び心たっぷりに最新コレクションを発表した。

会場には、滝川クリステルをはじめとするステラとも近しい著名人が多数かけつけた。ステラは「生涯にわたり私にインスピレーションを与え続けてくれる人々と文化の国、日本を再び訪れることができ、感激している。 私にとって、ここにいるステラ コミュニティの人々は、とても大切な存在。日本の音楽やファッション、そして あらゆる分野における次世代の可能性を祝福する」とコメントしている。

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2022年のSC大賞は静岡セノバ、倉橋良雄賞はサクラマチクマモト SC協会発表

日本ショッピングセンター協会(以下、SC協会)は5月23日、第9回SC大賞に新静岡セノバ、50周年記念特別賞に渋谷パルコ、地域貢献大賞(倉橋良雄賞)に熊本のサクラマチ クマモト(SAKURA MACHI KUMAMOTO)を選出した。

2011年10月開業の新静岡セノバは、静鉄の発着駅である新静岡駅直結のショッピングセンターで、約130店舗が出店し、店舗面積は3万2000㎡。決してサイズは大きくないものの、営業時間の短縮や休館日の見直しなど、人手不足に悩むテナントの働き方改革への積極的な取り組みが評価された。一方、倉橋良雄賞のサクラマチクマモトは、ホテル、熊本城ホール、住宅などの複合ビルの一角を占め、地上5階、地下1階、店舗面積2万8000㎡に約150店舗が出店している。建物に200種以上の植物、3000本以上の木や株を植えており、緑豊かな外観を備えている。旧建物の解体時に熊本地震が発生するなど、復興に向けたシンボルでもあり、帰宅困難者を1万人規模で受け入れ可能な食料・飲料水を備蓄する防災拠点としての顔があることが評価された。

SC協会は今年で設立50周年。5月23日に開催した記念パーティーには岸田文雄首相がビデオメッセージを贈ったほか、西村康稔経済産業大臣も会場に駆けつけ祝辞を送った。

主な受賞企業は以下の通り。

■SC大賞

金賞:新静岡セノバ/静岡県静岡市
銀賞:エルム(ELM)/青森県五所川原市
銅賞:マークイズ みなとみらい/神奈川県横浜市
ニューフェイス賞:グランベリーパーク/東京都町田市
リノベーション賞:スマーク伊勢崎/群馬県伊勢崎市
ES賞:ピオレ姫路/兵庫県姫路市
特別賞:ヴィソン(VISON)/三重県多気郡多気町
50周年記念特別賞:渋谷パルコ/東京都渋谷区

■地域貢献大賞

倉橋良雄賞:サクラマチ クマモト/熊本県熊本市
地域貢献賞:イオンモール苫小牧/北海道苫小牧市
同:イオンモールいわき小名浜/福島県いわき市
同:ビナウォーク/神奈川県海老名市
同:カラフルタウン岐阜/岐阜県岐阜市

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伊「フルラ」からラタン素材のサマーバッグ 日本限定カラーの白も用意

イタリアブランドの「フルラ(FURLA)」は6月1日、アイコンバッグの“フルラ1927”シリーズから、夏らしいラタン(籐)素材のモデルを発売する。価格は8万2500円。

ハンドルとフラップ部分のレザーはオリンピック(ターコイズ)、コニャック(ブラウン)、ネロ(ブラック)、マシュマロ(ホワイト)の4色で、マシュマロは日本限定カラーだ。

ラタンは職人が一つ一つ編み上げ、内側にはポケット付きの裏地を備える。また、長さ調節と取り外しが可能なレザーストラップを付属する。

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「ラフ・シモンズ」のポップアップがスーパー エー マーケット 青山で開催 ラストコレクションを含むアーカイブを一堂に集める

スーパー エー マーケット 青山は「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」の過去のアーカイブを集めたポップアップストア、“THANK YOU RAF SIMONS”を6月4日まで開く。

「ラフ・シモンズ」のラストコレクションとなった2023年春夏コレクションは、ロンドンのクラブシーンにインスピレーションを得ており、ラフ・シモンズのクリエイティビティーの原点、アンダーグラウンド文化やユースカルチャーを称えている。また、ベルギー人現代美術家フィリップ・ヴァンデンバーグ(Philippe Vandenberg)の遺作である手描き作品をプリントしたコラボレーションアイテムも販売する。

「ラフ・シモンズ」への賞賛と感謝を込めたイベントで、シーズンの境なく集められたアーカイブを見ることができる。

■“THANK YOU RAF SIMONS”
日程:5月26日〜6月4日
時間:12:00〜20:00
(6月1日から土日祝日は11:00〜20:00に変更)
場所:スーパー エー マーケット 青山
住所:東京都港区南青山3-18-9

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ディオール」の新作ジュエリーはダブルリング&ネックレスの2ウエイ仕様

「ディオール(DIOR)」は6月1日、ファインジュエリーコレクション“カラー ディオール”から新作を発売する。

ダブルリング、ネックレスとして着用できる2ウエイ仕様で、価格は270万円。“CD”イニシャルがモチーフで、イエローゴールドをターコイズとブルーのラッカーで、ピンクゴールドをホワイトとブラックのラッカーで着色する。付属のゴールドチェーンは好みの位置で留められ、長さ調整ができる。

“カラー ディオール”は2022年に登場した。

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「ルイ・ヴィトン」が北イタリア湖畔の宮殿でクルーズ 夢の世界でモードと貴族的テイストを融合

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が5月24日(現地時間)、イタリアで2024年クルーズ・コレクションを発表した。会場は、イタリア北部のマッジョーレ湖に浮かぶイゾラ・ベッラ島。イタリアにおけるバロック建築の最高峰とされるボッロメオ宮殿が、庭園と共にマッジョーレ湖面に浮かぶ空間だ。 

ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)は、そんな夢のような空間にふさわしいドリーミーなコレクションを作り上げた。新たなシルエットやスタイル、シャープなカッティングで探求し続けたモードに今回、バロック調の貴族的なテイストやパステルカラーの可憐なムードを加え、神秘的なコレクションにまとめた。

序盤は、全面プリントが印象的なネオプレンのウエアやセットアップだ。ニコラは、「この湖にまつわる神秘的なストーリーに興味を持った。ファーストルックのモデルが表現したのは、湖から島に上がり、周囲を探索する妖精のようなムード。ドラゴンの翼を持つ、人魚のような、美しい生き物を想像したんだ」と話す。ウエットスーツに用いるネオプレンは、セカンドスキンのようにぴったりフィット。その裾には、これがドラゴンの翼なのだろう。ペプラムのようなフリルをあしらったり、背面にはスワローテイル加えたりで神秘的でありながら、ボッロメオ宮殿にもふさわしい貴族的なムードを高める。ショートパンツやヒップハングのミニスカートに合わせるのは、ハイテクスニーカーだ。

秋冬と春夏の間に発売するクルーズコレクションは元来、ブランドのエッセンスを散りばめつつも日常使いできるシンプリシティが魅力だ。特に元来のクルーズ・コレクションは、富裕層が文字通りクルーズ船に乗ってバカンスに出かける時にまとっていたコレクション。ストレスフリーな着心地は欠かせない。序盤のネオプレンも、そんなクルーズならではの特性から生まれたアイデアだろう。これに続いたのは、スモックのようなレザーのミニドレスや、ビンテージ調のチュールで作ったパンツを被せたジャンプスーツ、ネオプレンで作ったスイムスーツやボディスーツなど。ここには、たっぷりの布地を使った着脱式の袖やケープ、アコーディオンのような骨組みの袖が特徴のコートなどを合わせてデカダン(貴族的ながらも退廃的)なムード漂わせた。

中盤以降は、大小さまざまなスパンコールを全面にあしらったスカート、曲線のヘムラインが特徴のジャケットなど。そして、造形に注力した後半へと突入する。後半の幕開けは、ラテックスのような生地とシルクサテンを組み合わせたベアトップのドレス。胸元に用いたラテックス風の生地にはプリーツを寄せた。ここからはフレアシルエットのスカート、バナナのような曲線を描く袖のコンパクトジャケット、フリルが縦横無尽に走るドレスなど、ニコラ得意とする独特のシルエットの探索が始まる。足元はコンバットブーツに変わった。そしてボレロ風のジャケットや、ショートパンツ、コンパクトなジャケットに合わせるロングジレなどには繊細かつ圧倒的な刺しゅう。パネル状のレザーやタペストリー風の生地を組み合わせた鎧のようなジャケットなどは、中世のムードだ。

フィナーレは、裾にワイヤーを入れて花弁のようなフォルムにしたドレスを連打した。チュールやサテンなどの生地は、渦のように体をなぞり、誇張したスリーブが夢の世界を思わせる。その姿は、湖畔に生息する貝のヒダや、海洋生物の揺らぎのよう。実用性と夢が融合したコレクションが完成した。

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米ABGが日本法人設立へ 「3兆円のブランド王国」を動かす辣腕会長が語る

米国のブランド管理会社、オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)は、日本での事業拡大に本腰を入れる。来日したジェイミー・ソルター(Jamie Salter)会長兼CEOは「(展開するブランドの)日本での総額売上高は現状700億円くらいだが、3〜5年後には5倍にしたい」と話す。年内に日本法人の設立し、国内ライセンシーとの連携を強化していく。

ABGは近年、「フォーエバー21」「ブルックスブラザーズ」「リーボック」「バーニーズ ニューヨーク」「エディー・バウアー」「クイックシルバー」「DCシューズ」といった有力ブランドを傘下に収め、世界的な注目を集める。保有ブランドは40を超え、それらの総額売上高(小売りベース、2022年)は230億ドル(約3兆1510億円)。ソルターCEOは、ラグジュアリーブランドでグループを形成するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンを念頭しながら、カジュアルブランドによるコングロマリットを目指すという。

相次ぐブランド買収によって日本での存在感も増している。日本でABGのブランドビジネスに関わる提携企業は昨年の2倍に相当する24社に増えた。「日本で成功できれば、他のアジア市場に波及させることできる」と考え、日本法人の設立によってライセンシーとの関係を密にしていく。米国本国で行ってきたアプルーバル(承認作業)やPR連携などを現地化し、意思決定を迅速にする。日本法人は25人ほどの人員になる予定だ。

試金石になるのは「フォーエバー21」の日本事業を運営するアダストリアとの関係強化だ。アダストリアの子会社ゲートウィンは4月にららぽーと門真(大阪)に1号店を出店したばかり。6月2日にはららぽーとTOKYO-BAY(千葉)、秋には横浜や長崎の出店を控える。売り上げ計画に対して「ECは50〜60%と課題を残すが、リアル店舗は150〜160%と良い滑り出し」(杉田篤ゲートウェン社長)。ソルターCEOも「日本で『フォーエバー21』が軌道に乗れば、東南アジアなど他のエリアにも良い影響が及ぶ」と期待する。

ABGはブランドマーケティングに自信を持っている。米国、欧州、アジアなど150カ国、1万以上の店舗網、1400社のパートナーを通じて得られた情報を共有しつつ、地域に最適な事業モデルを構築してきた。ソルターCEOは「グローバルに考え、ローカルに動く」ことがブランドビジネスの要諦だと説く。

現状、保有ブランドのグローバルの総額売上高約3兆円に対して、日本は700億円程度に過ぎない。ひとまず日本の売上高をグローバルの10%にまで高める。日本法人の設立を機に「ドッグイヤーで日本での成長を加速させる」とソルターCEOの鼻息は荒い。

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火災から1年、「ベンベルグ」の現状と富士吉田産地の今後を聞く

2022年4月の火災事故から約1年。旭化成が宮崎県の延岡工場で90年以上に渡って生産してきた、世界オンリーワンの繊維素材であるキュプラ「ベンベルグ」の供給停止は、どのような影響を与えたのか。現状は?同事業を率いる旭化成の橋本薫ベンベルグ事業部長に聞いた。

WWD:現状は?

橋本薫・旭化成ベンベルグ事業部長(以下、橋本):まずはメーカーとして供給責任を果たせず、多くの方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びしたく思います。当初は事故から半年後の23年3月には復旧を予定していました。ただ、思っていた以上に復旧に時間がかかり、ようやく復旧のめどがつき、今年9月ごろから生産能力は従来の7割〜8割まで回復します。

WWD:影響が大きかったのは、他素材への代替のきかない裏地だった。裏地の主な産地である富士吉田への影響は?

橋本:今回被災した紡糸設備が、裏地用に使われていたこともあって、特に影響が大きかった。ただ、裏地はもともと、ストックして在庫を販売するビジネスモデルで、事故直後にも糸、生地の流通在庫の備蓄があり、産地への影響は少なく抑えられるという計画だった。当初の計画が難しくなった段階で、すぐに代替糸の生産・開発に取り掛かったが、実際には必要十分な水準には足りずに、商品不足や供給遅れなどを引き起こしていることもある。

WWD:今後は?

橋本:糸が足りない状況は7-9月期以降は徐々に緩和されていく予定だ。富士吉田産地は長い歴史があり、燃糸、染、織布、整理とサプライチェーン間の連携がしっかりとできていて、糸の供給が始まれば数カ月ほどで裏地の供給量も増えていくのではないかと考えている。

その一方で、今回の火災をきっかけに、構造的な問題も顕在化した。人手不足とサプライチェーンの脆弱化だ。富士吉田は、日本の他の繊維産地と比べると産地自体の縮小幅も小さく、比較的安定している産地ではあるものの、それでも一部では必要な工程や素材が産地内で調達できないことも発生している。4月には、裏地に使用する先染めポリエステル繊維の染色企業が破綻した。キュプラ「裏地」であっても、ワンポイントで使うポリエステルの糸は必要で、染色技術や生産スピードの速さなど、富士吉田に欠かせない存在だった。糸の調達だけなら産地の外から調達は可能だが、従来のように翌日にビーカー(色見本糸の生産のこと)を出せたスピード感はのぞむべくもなく、一部のアイテムはこれまでのように短期間で生産することは難しくなる。

WWD:富士吉田には旭化成グループ傘下で、裏地関連の染色を担ってきた富士セイセンがある。同社が設備増強をすればいいのでは?

橋本:机上の計算では確かにそうだ。需要はあるし、ノウハウもある。ただ実際には、富士吉田の繊維業は人手不足で、とてもじゃないが手が回らないような状況だ。それでも、富士吉田産地は他の産地に比べると遥かに状況はましと言える。

WWD:富士吉田産地の今後は?

橋本:当社のベンベルグ事業、中でも裏地は長い歴史があり、富士吉田産地とともに発展してきた。富士吉田は原糸以降の撚糸、糸染め、織り、反染め、加工・仕上げ、さらには問屋/販売までが産地内で完結する、今の日本ではかなり稀有な産地だ。だからリードタイムも短いし、商品開発力も高い。こうした産地機能を維持し、かつアップデートするためにどうするべきか、改めて見直す時期に来ている。これは単に生産だけにとどまらない。以前のように取引先のアパレルから要望があるから頑張って作る、というのはもう現実的ではない。商品構成を見直し、サプライチェーンが分断しないための投資や再編なども必要になるかもしれない。生産スピードが持ち味の産地ではあるが、一部のアイテムは撤退、あるいは納期を見直すようなこともでてくる。これまでのようには行かないことも多々でてくるだろう。アパレルや小売側へのこうした要望は、我々が時には全面に立って調整に立ちたい。そういった事も含めて、産地全体、日本のアパレル産業全体で、素材、産地、アパレルが一体になって産地のこれからを考える必要があるだろう。

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第76回カンヌ国際映画祭のベストドレッサーは? 米「WWD」による一際輝いていたルック4選

第76回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が5月16~27日、フランス・カンヌで開催中だ。オープニングセレモニーや各作品のレッドカーペットには、俳優やセレブリティーらが豪華なドレス姿で来場。その中から、米「WWD」が厳選したベストルックを紹介する。

BLACKPINKのジェニー

「シャネル(CHANEL)」2020年春夏オートクチュール・コレクションの白いドレスを選んだBLACKPINKのジェニー(JENNIE)。繊細なレース使いのコルセットと、ふんわりとしたチュールドレスをまとった姿はまるで妖精のよう。黒のアクセントが効いたオフショルダーデザインがモダンなタッチとなっている。イヤリングやネックレスがないところも、潔くてクール!

スカーレット・ヨハンソン

ランジェリー風のディテールは2023年春夏シーズンのトレンドの1つで、カンヌでも多くのセレブが身につけていたが、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)は「プラダ(PRADA)」のストラップレスドレスの下に、白いブラを着用。柔らかなピンク色のドレスをエッジーに仕上げた。

ザ・ウィークエンド

最近、メンズウエアではクロップトップやノースリーブのシャツといった大胆なアイテムがトレンドとなっている。そうした中、ザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイ(Abel Tesfaye)が選んだ「ロエベ(LOEWE)」のクラシカルなタキシードは一際輝いていた。幅の狭いノッチラペルがすっきりと上品。

ナタリー・ポートマン

ファッション感度の高いナタリー・ポートマン(Natalie Portman)は、真っ赤な「ディオール(DIOR)」のセットアップをチョイス。肩に羽織ったテーラードブレザーは、まるでパワフルなケープのよう。ミニ丈のカクテルドレスと組み合わせ、童話「赤ずきん」風の可憐なルックをモダンかつフレッシュにアップデートした。

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「アトモス」がミシガンカラーの“ナイキ ターミネーター ロウ OG”を発売

「アトモス(ATMOS)」は、アメリカのミシガン大学のカレッジカラーを帯びた“ナイキ ターミネーター ロウ OG(NIKE TERMINATOR LOW OG)”を6月1日に発売する。価格は1万5400円、サイズは24.0〜29.0、30、31cm。「アトモス」一部店舗と公式オンラインで取り扱う。なお発売に先駆け、5月27日9時から31日8時59分まで「アトモス」の公式オンラインで抽選を受付ける。

“ターミネーター”は、アメリカのバスケットボールシーンの最盛期とされる1980年代に誕生し、ヒールの「ナイキ」ロゴがアイコニックなデザインとして知られる、代表的なノンエアバスケットシューズだ。

今回はミシガン大学のカレッジカラーに着想を得てリニューアルし、ミッドソールをホワイトで軽やかな印象にまとめた。またシューレースが2セット付属し、スタイルに合わせ変更できる。

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「ルイ・ヴィトン」から靴“シェイク・ライン”の新作 ビジュアルにキアラ・フェラーニを起用

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、シューズ“シェイク・ライン”の新作を発売した。価格は16万600〜19万9100円。ビジュアルには、イタリア人インフルエンサーのキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)を起用する。

“シェイク・ライン”は、スクエア型のトゥやアッパーの“LV”装飾、彫刻を思わせるV字型のブロックヒールで定義される。一方でさまざまなスタイル、ヒール高で提案されるのも特徴だ。名称について「ルイ・ヴィトン」は、「楽しくて自由な姿勢を表している」と話す。

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「靴磨き選⼿権⼤会」が3年ぶりに開催 世界チャンピオンも参加を表明

⼀般社団法⼈⽇本⽪⾰製品メンテナンス協会は、「靴磨き選⼿権⼤会2023」を実施する。6⽉1⽇にエントリーを開始する。

今大会から、ファーストラウンド(大阪9⽉9〜10⽇、東京10⽉7〜8⽇)とファイナルラウンド(東京11⽉18〜19⽇)の3ラウンド制で競う。大阪での開催は初めてだ。ファーストラウンドには最大64人が出場し、上位6人ずつがファイナルラウンドに進む。

選⼿はクロス(布)やブラシを持ち込むことができ、新品の靴を磨く。過去の優勝者やレザー関係者などからなるジャッジが、テクニカルポイント(基本的な技術)とプレゼンテーションポイント(表現⼒)の2項目で審査する。ファイナルラウンドでは、オーディエンス審査も予定する。

出場希望者はイベント管理システム「ピーティックス」でチケットを購⼊し、エントリーする。

各会場では競技以外に、ワークショップや靴磨き教室などのイベントも行う。また、出場者を掲載する「選⼿名鑑」も発刊予定だ。

今月ロンドンで開催された「ワールド チャンピオンシップ オブ シューシャイニング2023」で優勝し、“靴磨き世界一”の称号を手にした林田直樹「ブリフトアッシュ 札幌」オーナーも出場を表明しており、「日本の靴磨きの技術は最高峰。そこで勝つのは、世界で戦うより難しいだろう。ただし出場するからには当然、今大会での優勝も目指す」と意気込みを語った。

「靴磨き選⼿権⼤会」は2018年にスタート、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となる。なお、20年までは三越伊勢丹が主催していた。

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「ルイ・ヴィトン」2024年プレ・スプリング・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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エドワード加藤が初のフィットネスジム「リフト ジム」を表参道ヒルズにオープン

日本のフィットネスインフルエンサーであるエドワード加藤がプロデュースする「リフト(LYFT)」は、初のフィットネスジム「リフト ジム(LYFT GYM)」を表参道ヒルズにオープンした。

表参道ヒルズの約400平米に及ぶ区画にオープンする「リフト ジム」は、世界14社から厳選された50種類のトレーニングマシンを導入。このうち日本初上陸のマシンもあり、パーソナルトレーニングの受講も可能だ。トレーニングウエアの貸し出しも行っており、「オン(ON)」のランニングシューズと、「リフト」のウエアを着用してのトレーニングを提案する。

ほかにも、アパレルショップとプロテインバーを併設しており、非会員でも気軽に立ち寄れる店となっている。プロテインバーでは、栄養豊富なフルーツや野菜を使用下健康志向の“PFC プロテインスムージー”を提供する。

■リフト ジム
時間:7:00〜23:00
場所:東京都渋谷区神宮前4丁目12 表参道ヒルズ本館3階

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エアークローゼットが環境省の実証事業に参加、脱炭素・資源循環効果を公開

月額制のファッションレンタル事業を展開するエアークローゼットがこのほど、同サービスにおける脱炭素・資源循環効果の推計結果を発表した。

同社は、令和4年度に環境省が公募した「デジタル技術を活用した脱炭素型資源循環ビジネスの効果実証事業」に参画。この結果、二酸化炭素と廃棄物において、それぞれ19%と27%の排出量削減効果が期待できると発表された。この削減割合は、通常の販売モデルである「全ての衣服をユーザーが保有し、使用後は可燃ゴミとして廃棄する」と比較して算出されたもの。衣服の生産量削減により二酸化炭素と廃棄量の削減効果が期待できること、原料調達・生産過程での工程ロスや衣服のリサイクルによる焼却処分の削減が期待できることが今回の推計結果につながった。

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“アンバサダー起用”急増のワケは?【今週の特集お届け隊】2023年5月22日号

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

益成:この3年くらいでブランドのアンバサダー起用が急激に増えて、最近では毎日のようにニュースが上がります。かつてはキャンペーンモデルやイメージモデルとして起用されていましたが、最近はアンバサダーの他に“フレンズ”が増えています。どのブランドが誰を起用しているのか一覧にしてみようと、ラグジュアリーのファッション、ウオッチ&ジュエリー、ビューティのカテゴリーごとにまとめ、特集しました。

湯澤:BTSのメンバーがよく起用されているのは知っていましたが、レーサーのルイス・ハミルトンなど、いろんな年代、国籍、フィールドの人が挙がってきて驚きました。起用するブランドの個性が表れますね。

益成:私はもうちょっとハリウッドスターが出てくると思っていましたが、中国・韓国勢が多かったですね。ブランドが中国・韓国市場、そしてより若い層にアピールしたいというのが分かりやすかったです。韓国人はBTSやBLACKPINKなどグローバルに活躍する人が多いのですが、中国人のアンバサダーはどちらかというと、ローカルで人気が高いという印象で、正直よく知らない人たちが多い。でも、中国人のアンバサダーの多さは、つまり中国の市場の大きさ。改めて市場としての中国の存在の大きさを実感しました。

湯澤:確かに、アメリカのハリウッド俳優で僕が知っていたのは、アニャ・テイラー・ジョイやアン・ハサウェイくらいでした。どうしてこれだけアンバサダーの起用が増えたのでしょう?

益成:キャンペーンでの起用はブランドの一方的なコミュニケーションになってしまいがちですが、アンバサダーは、その人の活動や内面も考えた起用になってきていると感じます。スポークスパーソンというか、その人に語ってもらうことでブランドの価値を表現しようという流れになってきています。今の消費者にアプローチするには動画も必須。そういう時流にも合わせているのでしょうね。

湯澤:なるほどです。日本人アンバサダーについてはどうですか?

益成:日本人では大谷翔平が最強ですね。日本での反響が大きいですが、コーセー「コスメデコルテ」を男性が買う現象を起こすなど、ジェンダーの壁も打ち破っています。特集では大谷翔平効果もまとめました!

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「ポーター」の代表シリーズ“スモーキー”が全国販売を開始

吉田カバンのバッグブランド「ポーター(PORTER)」は、代表シリーズ“スモーキー(SMOKY)”を5月27日から全国で販売する。価格は2万900〜5万5000円で、吉田カバンの公式オンラインストアや直営店、一部セレクトショップで取り扱う。

“スモーキー”は、2003年の誕生から20年目のタイミングでアップデートを行い、3月にオープンした旗艦店「ポーター トウキョウ(PORTER TOKYO)」の目玉アイテムとして登場して以降、4店舗のみで販売されていた。生地のタテ糸にジンバブエコットンを、ヨコ糸に強くしなやかなコーデュラ®ナイロンを使用することで生まれる独特な風合いが特徴で、デイパックやトートバッグ、ドクターバッグ、ウォレットなどをラインアップ。なお、ブラウンは直営店限定カラーとなる。

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JO1とTWICEのSANAを起用する「イヴ・サンローラン」に聞いた「アンバサダーは不可欠」な理由【アンバサダー特集】

ビューティの世界では、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT.以下、YSL)」のアンバサダー戦略がユニークだ。同ブランドは、アンバサダーを「多くの消費者が『夢』と『憧れ』を描くラグジュアリーブランドにおいては必要な存在」と考えている。特にZ世代へのマーケティングにおいては、グローバルアンバサダーが理想の女性像を体現する存在なら、ローカルアンバサダーは「憧れを体現しながらも、より“共感しやすい”。各国ごとのトレンドや時代の気分にマッチする憧れとしての存在をビジュアライズして分かりやすく伝えるため、不可欠な存在」と捉えている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

JO1とは、先立つ21年にはフレグランス“リブレ”でコラボレーションして、製品売り上げは3倍以上に急伸。“リブレ”は、アジア圏ではジェンダーフリーなフレグランスとして定着した。ファンデーション“オールアワーズリキッド”のプロモーションでは製品にインスピレーションを得た楽曲「ALL HOURS」の生配信ライブに挑戦。「YSL」とJO1の全SNSアカウントをジャックした生配信ライブも「大きなセールス」(同ブランド広報)の原動力になったという。ブランドはJO1のアンバサダー起用について、「DNAである『ヤング・エッジー・ラグジュアリー』を体現する存在であり、Z世代に向けて発信して新たな顧客層を開拓したかった。11人のメンバーは、Z世代特有のジェンダーの枠を超えた美意識を有し、カッティングエッジで親和性が高い。『ジャム(JAM)』と呼ばれる熱量の高い強固なファンを多数抱え、SNSは拡散力があって、エンゲージメントが高いのは大きな特徴。キャンペーンを行うたび、ファンの方は『YSL様』と感謝の意を投稿してくださる。この『YSL様』がトレンド入りするのは、とても珍しい現象」と話す。

加えて3月にはTWICEのSANAを「ジャパン メイクアップミューズ」に起用した。彼女の起用は、ブランドのイメージ刷新とトレンド感の醸成が狙い。若い世代を動かすべく、「“憧れ”と“共感”の2軸を大切にした」という。ブランドは、「圧倒的なルックスとステージパフォーマンスの美しさとかっこよさを持つ、ビッググループのグローバルスター。一方、内面から輝く素晴らしい人間性や親しみやすい笑顔、キャラクターが愛されており、グローバルで活躍する女性として、憧れと親近感の双方を有している稀有な存在。憧れつつ、『SANAさんになりたい』『まねしてみたい』と共感できる存在」と続ける。SANAは今春、“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”の新色キャンペーンの新CMにミューズとして出演。情報解禁翌日の3月25日に東京で開催したCM公開およびジャパン メイクアップ ミューズ就任発表イベントは、多くの媒体が取り上げた。キャンペーン開始後から大きな反響があり、同製品の売り上げは昨対2倍の好調をキープしているという。

アンバサダーを起用したキャンペーンはインパクトが大きいため、店頭やECでの受け皿の準備は「非常に重要」だ。例えば店頭やコールセンターには、アンバサダーの使用アイテムへの問い合わせが急増するため、メイクアップアイテムのリストは必ず共有。該当製品は欠品しないよう在庫を補充するが、「それでも人気が高過ぎて欠品してしまうことも多い」のは課題だ。ECサイトでは、該当製品の購入でサイン入り製品をプレゼントするキャンペーンを実施し好評だったという。

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JO1とTWICEのSANAを起用する「イヴ・サンローラン」に聞いた「アンバサダーは不可欠」な理由【アンバサダー特集】

ビューティの世界では、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT.以下、YSL)」のアンバサダー戦略がユニークだ。同ブランドは、アンバサダーを「多くの消費者が『夢』と『憧れ』を描くラグジュアリーブランドにおいては必要な存在」と考えている。特にZ世代へのマーケティングにおいては、グローバルアンバサダーが理想の女性像を体現する存在なら、ローカルアンバサダーは「憧れを体現しながらも、より“共感しやすい”。各国ごとのトレンドや時代の気分にマッチする憧れとしての存在をビジュアライズして分かりやすく伝えるため、不可欠な存在」と捉えている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年5月22日号からの抜粋です)

JO1とは、先立つ21年にはフレグランス“リブレ”でコラボレーションして、製品売り上げは3倍以上に急伸。“リブレ”は、アジア圏ではジェンダーフリーなフレグランスとして定着した。ファンデーション“オールアワーズリキッド”のプロモーションでは製品にインスピレーションを得た楽曲「ALL HOURS」の生配信ライブに挑戦。「YSL」とJO1の全SNSアカウントをジャックした生配信ライブも「大きなセールス」(同ブランド広報)の原動力になったという。ブランドはJO1のアンバサダー起用について、「DNAである『ヤング・エッジー・ラグジュアリー』を体現する存在であり、Z世代に向けて発信して新たな顧客層を開拓したかった。11人のメンバーは、Z世代特有のジェンダーの枠を超えた美意識を有し、カッティングエッジで親和性が高い。『ジャム(JAM)』と呼ばれる熱量の高い強固なファンを多数抱え、SNSは拡散力があって、エンゲージメントが高いのは大きな特徴。キャンペーンを行うたび、ファンの方は『YSL様』と感謝の意を投稿してくださる。この『YSL様』がトレンド入りするのは、とても珍しい現象」と話す。

加えて3月にはTWICEのSANAを「ジャパン メイクアップミューズ」に起用した。彼女の起用は、ブランドのイメージ刷新とトレンド感の醸成が狙い。若い世代を動かすべく、「“憧れ”と“共感”の2軸を大切にした」という。ブランドは、「圧倒的なルックスとステージパフォーマンスの美しさとかっこよさを持つ、ビッググループのグローバルスター。一方、内面から輝く素晴らしい人間性や親しみやすい笑顔、キャラクターが愛されており、グローバルで活躍する女性として、憧れと親近感の双方を有している稀有な存在。憧れつつ、『SANAさんになりたい』『まねしてみたい』と共感できる存在」と続ける。SANAは今春、“ルージュ ヴォリュプテ キャンディグレーズ”の新色キャンペーンの新CMにミューズとして出演。情報解禁翌日の3月25日に東京で開催したCM公開およびジャパン メイクアップ ミューズ就任発表イベントは、多くの媒体が取り上げた。キャンペーン開始後から大きな反響があり、同製品の売り上げは昨対2倍の好調をキープしているという。

アンバサダーを起用したキャンペーンはインパクトが大きいため、店頭やECでの受け皿の準備は「非常に重要」だ。例えば店頭やコールセンターには、アンバサダーの使用アイテムへの問い合わせが急増するため、メイクアップアイテムのリストは必ず共有。該当製品は欠品しないよう在庫を補充するが、「それでも人気が高過ぎて欠品してしまうことも多い」のは課題だ。ECサイトでは、該当製品の購入でサイン入り製品をプレゼントするキャンペーンを実施し好評だったという。

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伊勢丹新宿本店の売上高“過去最高”、ユーチューバーが大企業の取締役に? 学生に読んでほしい記事3選

2024年新卒採用の選考が6月にスタートする。水面化で選考を行い、すでに面接を始めている企業もあるだろう。ここでは、5月に「WWDJAPAN DIGITAL」に掲載した記事の中から、学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介する。面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。31年ぶりに過去最高の売上高を記録した伊勢丹新宿本店や、社外取締役にユーチューバーを起用したワークマンのニュースなど3本の記事を掘り下げる。

【記事1】
伊勢丹新宿本店の売上高が31年ぶりに「過去最高」を更新した理由
バブル期超えの3276億円


三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店は、2023年3月期の総額売上高(小売業の売上高に相当)が前期比29.2%増の3276億円だった。コロナ禍以前の19年3月期の売上高(2888億円)を400億円近く上回り、1991年度に記録した年間の売上高記録(約3000億円)も更新した。(全文はこちら)

【記者の解説】
売上高3274億円。これは阪急本店の2610億円(同じく過去最高)を大きく引き離し、国内百貨店ではダントツだ。今期の売上高目標は3500億円。このまま青天井に伸ばせるのか?確かに、コロナ前の売り上げを支えていた中国客が未だ半分程度であることを考慮すれば、まだ伸びしろがある。しかし、これまでの都心百貨店の好況は、コロナ禍で旅行ができなくなった国内富裕層が支えてきた部分も大きい。移動がほぼ自由になった今、果たして富裕層消費をつなぎ止められるのか。次の一手に注目だ。(本橋涼介/編集部記者)

ILUUSTRATION:UCA

【記事2】
ワークマンの社外取締役にユーチューバーの「サリーさん」


ワークマンは8日、ユーチューバーでブロガーの「サリーさん」こと濱屋理沙氏を社外取締役に起用すると発表した。6月29日の株式総会を経て正式に就任する。キャンプが趣味のサリーさんは、2018年からワークマンに関する情報をブログやユーチューブで発信してきた。キャンプブログ「ちょっとキャンプに行ってくる。」のほか、ユーチューブのチャンネル登録者は4.3万人いて、ワークマンに関する動画311本の再生回数は1356万回に達する。(全文はこちら)

【記者の解説】
社外取締役とは社内の利害関係にとらわれず、第三者の視点で経営に意見する役職。文字通り会社の外から登用される。欧米では社内取締役・社外取締役に女性の占める割合は30〜40%ほど。一方、日本の上場企業では10%以下と言われており、政府は女性の取締役を増やすよう企業に強く求めている。サリー氏の登用はこの流れを受けてのものだが、ユーチューバー出身は上場企業では初のケースとなった。ただ、サリー氏は4年にわたって同社のアンバサダーを務めてきた。「第三者の視点で経営に意見する」立場にふさわしいか否かは議論を呼びそうだ。(林芳樹/ビジネスデスク)

ILUUSTRATION:UCA

【記事3】
ヘアアーティストの京極琉が指名料を16万5000円に改定 国内最高クラスに


ヘアアーティストで、ヘアサロン「サロン リュウ キョウゴク(Salon Ryu Kyogoku)」の代表を務める京極琉氏は5月1日、指名料を16万5000円に改定した(5月1日以前から指名している顧客は改定なし)。料金改定に関して、同氏は「日本美容を世界発信する先鋒役として現状に満足することなく、より一層厳しい目で京極琉をジャッジしていただきたい。そんな熱い思いから料金改定を致しました。日本美容業界の教育のために力を注ぎ、そして日本から世界をリードできるような美容師の教育、商品作りに注力するためにも、1件1件のクオリティーを高めるべく、覚悟とともに料金改定に踏み込みました」と理由を綴った。(全文はこちら)

【記者の解説】
欧米のトップクラスのヘアスタイリストのカット料金・指名料金は、10万円台はさほど珍しくない。しかし日本には“隣を見て料金を決める”といった商習慣があるためか、たとえ飛び抜けて優れた技術を持ったスタイリストでも、+5000円〜1万円が一般的だ。サロンユーザーにとっては嬉しいことのように思えるが、その分多くの顧客がいるため好きな日時に予約がとれない、といったデメリットもある。日本の意識の高いヘアスタイリストたちは、料金水準の引き上げを試みるものの、追従する人がなかなか現れないため、思うように進んでいない状況だ。(中村慶二郎/ビューティサロンデスク)

ILUUSTRATION:UCA

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時計「オーデマ ピゲ」がマーベルと2度目のコラボ スパイダーマンを主役に

スイスの時計ブランド「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」は6月、マーベル・エンターテインメント(MARVEL ENTERTAINMENT)とコラボした“ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン スパイダーマン”を発売する。限定数は250。両者のタッグは2021年に続いて2回目だ。

チタン製のケース径は42mmで、ベゼルとりゅうずはブラックセラミック製。自身で簡単に交換できるストラップシステムを採用し、ブラック×レッドのラバータイプが付属する。

ダイヤル中央のスパイダーマンはホワイトゴールドを切り出して製作したもので、オープンワークによって空中を飛んでいるかのように立体的に表現されている。また、衣装の下半分はレーザー加工でテキスタイル調に仕上げた。これらエングレービングやペイントは手作業によるもので、50時間以上を費やしたという。さらにインデックスや針先、スパイダーマンの目には蓄光加工を施し、暗闇でブルーに輝く。

同ブランドは、ホワイトゴールド製ケースのユニークピース“ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン ブラックスーツ スパイダーマン”も用意する。ブラックスーツのスパイダーマンは、1980年代のコミック内に何度か登場したという。オークションで販売し、収益を低所得層の若者に教育や機会、リソースを提供する非営利団体のファーストブックとアショカに寄付する。

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「オークリー」がパリ発気鋭ランニングブランド「サティスファイ」と協業 ドーバー ギンザなどで販売

スポーツ用アイウエアのリーディングブランド「オークリー(OAKLEY)」は5月26日、仏パリ発の気鋭ランニングブランド「サティスファイ(SATISFY)」との協業カプセルコレクション第一弾として、サングラスを発売する。「オークリー」「サティスファイ」それぞれの公式EC、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、渋谷のオークリー ストアで扱う。6月24日には、第二弾としてサングラスやアパレルを発売する予定。

「サティスファイ」は、スケートカルチャーやパンクロックを背景にし、スキニーデニムが人気だった「エイプリル77(APRIL 77)」を手掛けていたブライス・パルトゥーシュ(Brice Partouche)が、ランニングにハマって2015年に立ち上げたブランド。機能性と共にスタイリッシュなデザインも追求しており、アクティブウエアとしてだけでなくハイファッションの文脈でも注目されている。

今回の協業コレクションは、「『オークリー』のアーカイブをインスピレーション源に、『サティスファイ』の理想とテクノロジーを注ぎ込んでアップデート」する形で企画した。「話題作りのための注目アイテムではなく、実際にランナーのライフスタイルに寄り添うアイテム」という。

第一弾で発売するサングラスは「オークリー」が1992年に発売したモデルがベースとなっている“リ・サブゼロ”(4万3120円)。24グラムと非常に軽く、フレームカラーはダスティーローズとマットブラックの2モデル。第二弾で発売するサングラスは、1990年代に発売した「オークリー」を象徴するサングラス“アイジャケット”の限定デザイン(3万2450円)。アパレルは、ハット、Tシャツ、ベースレイヤーなど4型の予定。

「オークリー」は1975年に米カリフォルニアでスタートし、現在はアイウエア大手のエシロールルックスオティカ傘下。パリの有力セレクトショップ、ザ ブロークン アーム(THE BROKEN ARM)が「オークリー」のスニーカーを取り扱うなど、近年スポーツ用サングラスやゴーグルだけでなく、古着を含むスニーカーやアパレルもファッション好きの間で注目を集めている。

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「オークリー」がパリ発気鋭ランニングブランド「サティスファイ」と協業 ドーバー ギンザなどで販売

スポーツ用アイウエアのリーディングブランド「オークリー(OAKLEY)」は5月26日、仏パリ発の気鋭ランニングブランド「サティスファイ(SATISFY)」との協業カプセルコレクション第一弾として、サングラスを発売する。「オークリー」「サティスファイ」それぞれの公式EC、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、渋谷のオークリー ストアで扱う。6月24日には、第二弾としてサングラスやアパレルを発売する予定。

「サティスファイ」は、スケートカルチャーやパンクロックを背景にし、スキニーデニムが人気だった「エイプリル77(APRIL 77)」を手掛けていたブライス・パルトゥーシュ(Brice Partouche)が、ランニングにハマって2015年に立ち上げたブランド。機能性と共にスタイリッシュなデザインも追求しており、アクティブウエアとしてだけでなくハイファッションの文脈でも注目されている。

今回の協業コレクションは、「『オークリー』のアーカイブをインスピレーション源に、『サティスファイ』の理想とテクノロジーを注ぎ込んでアップデート」する形で企画した。「話題作りのための注目アイテムではなく、実際にランナーのライフスタイルに寄り添うアイテム」という。

第一弾で発売するサングラスは「オークリー」が1992年に発売したモデルがベースとなっている“リ・サブゼロ”(4万3120円)。24グラムと非常に軽く、フレームカラーはダスティーローズとマットブラックの2モデル。第二弾で発売するサングラスは、1990年代に発売した「オークリー」を象徴するサングラス“アイジャケット”の限定デザイン(3万2450円)。アパレルは、ハット、Tシャツ、ベースレイヤーなど4型の予定。

「オークリー」は1975年に米カリフォルニアでスタートし、現在はアイウエア大手のエシロールルックスオティカ傘下。パリの有力セレクトショップ、ザ ブロークン アーム(THE BROKEN ARM)が「オークリー」のスニーカーを取り扱うなど、近年スポーツ用サングラスやゴーグルだけでなく、古着を含むスニーカーやアパレルもファッション好きの間で注目を集めている。

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「ジョン メイソン スミス」が東京・富ヶ谷に初の直営店 内装はダイケイ・ミル

吉田雄二デザイナーによるメンズブランド「ジョン メイソン スミス(JOHN MASON SMITH)」と、同ブランドのウィメンズライン「ジェーン スミス(JANE SMITH)」は、初の直営店「ジョン メイソン スミス/ジェーン スミス」を5月27日に東京・渋谷の富ヶ谷にオープンする。

内装は、「ルメール(LEMAIRE)」日本初の直営店を手掛けたことでも知られる、設計事務所ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)が担当した。コンクリートの躯体をむき出しにし、工事に使われた壁の文字を残しながら、ガラスやアルミなどでモダンな空間にアレンジした。これは、古い素材に新しい素材を組み合わせるブランドの姿勢にならっている。

オープンを記念して、吉田デザイナーが大切にしている、“Appreciate the moment”(この瞬間に感謝して生きる)の文字を刺しゅうした同店限定のTシャツも販売する。生地は地厚のコットンで、一枚で着られるボクシーなシルエットだ。

「ジョン メイソン スミス」は、同名の架空の人物に向けたメンズブランド。ビンテージやワーク、ミリタリーをベースに、シルエットや素材、付属品、ディテールに変化を付けたウエアを作る。吉田デザイナーは、セレクトショップのディレクションやバイイング、ハウスブランドのデザインなどを経て独立。自身の会社ザ ファクトリーを立ち上げ、13年に「ジョン メイソン スミス」を、14年にウィメンズラインの「ジェーン スミス」を始動した。

■JOHN MASON SMITH / JANE SMITH
オープン:5月27日
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-45-13 スプリングビル2階
時間:平日13:00 〜19:00/土日12:00〜19:00
定休日:不定休

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「ジョン メイソン スミス」が東京・富ヶ谷に初の直営店 内装はダイケイ・ミル

吉田雄二デザイナーによるメンズブランド「ジョン メイソン スミス(JOHN MASON SMITH)」と、同ブランドのウィメンズライン「ジェーン スミス(JANE SMITH)」は、初の直営店「ジョン メイソン スミス/ジェーン スミス」を5月27日に東京・渋谷の富ヶ谷にオープンする。

内装は、「ルメール(LEMAIRE)」日本初の直営店を手掛けたことでも知られる、設計事務所ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)が担当した。コンクリートの躯体をむき出しにし、工事に使われた壁の文字を残しながら、ガラスやアルミなどでモダンな空間にアレンジした。これは、古い素材に新しい素材を組み合わせるブランドの姿勢にならっている。

オープンを記念して、吉田デザイナーが大切にしている、“Appreciate the moment”(この瞬間に感謝して生きる)の文字を刺しゅうした同店限定のTシャツも販売する。生地は地厚のコットンで、一枚で着られるボクシーなシルエットだ。

「ジョン メイソン スミス」は、同名の架空の人物に向けたメンズブランド。ビンテージやワーク、ミリタリーをベースに、シルエットや素材、付属品、ディテールに変化を付けたウエアを作る。吉田デザイナーは、セレクトショップのディレクションやバイイング、ハウスブランドのデザインなどを経て独立。自身の会社ザ ファクトリーを立ち上げ、13年に「ジョン メイソン スミス」を、14年にウィメンズラインの「ジェーン スミス」を始動した。

■JOHN MASON SMITH / JANE SMITH
オープン:5月27日
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-45-13 スプリングビル2階
時間:平日13:00 〜19:00/土日12:00〜19:00
定休日:不定休

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「RTFKT」共同創始者ブノワ・パゴットに聞く、Web3.0時代にイノベーションを起こすためのルール

2020年のスタート以来、デジタル領域を基点とした製品や体験を世に送り出してきたのが、NFTブランド「アーティファクト(以下、RTFKT)」だ。これまでに「リモワ(RIMOWA)」や「バイレード(BYREDO)」、ジェフ・ステイプル(Jeff Staple)、村上隆などとコラボレーションを果たし、その存在感を知らしめた。

中でも「クローン X(CLONE X)」は「RTFKT」を代表する人気プロジェクトで、アバターを主体としているのが特徴だ。海外セレブリティーにもファンが多く、一時はジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)も保有していた。最近ではスニーカーNFT“RTFKT x Nike Air Force 1”を発売し、期間中に参加することでフィジカルスニーカーが入手できるフォージングイベントも開催。バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が着用したことでも注目された。

ホルダーならではのコミュニティー体験ができるのも、「クローン X」が支持される理由の1つだろう。SNS上のコミュニケーションにとどまらず、昨年末に渋谷でホルダー向けの有志イベント「クローン X トーキョー(Clone X Tokyo)」が開催されたように、世界中でコミュニティーイベントが実施されている。

21年にナイキによる買収を受け、NFTブランドからファッションブランドへの道のりを着実に進んでいる「RTFKT」は、まさにファッション業界でイノベーションを起こし続ける期待の新星と呼べるだろう。4月29日、共同創始者の1人、ブノワ・パゴット(Benoit Pagotto)に取材することができた。

「RTFKT」の組織編成と人気プロジェクト「クローン X」

WWD(以下、WWD):「RTFKT」について、人々はクリエイター集団と思っていたり、ブランドだと思っていたりするが、あなたは何と定義する?

ブノワ・パゴット(以下、ブノワ):私たちは、何よりもまずブランドです。でも私たちが「RTFKT」を作ったとき、全く新しいブループリントを作る必要があると考えていました。従来のブランドのあり方を超えた、新しいタイプのブランドーー常に境界線がなく、人々を刺激し、革新できるブランドでありたいと思っています。だからこそ、私たちが行うすべてのことは、最もクリエイティブで、革新的でなければいけません。

なので、私たちはわざとCEOがいない構造を作っています。たとえ私が多くの仕事をこなしていても、CEOになることはありません。「RTFKT」をクリエイターの集団にしたかったから、ピラミッド型の組織には反対しているのです。プロジェクトマネジャーも、ファイナンシャルアドバイザーも、何もいない。ただクリエイティブな人たちだけが、自分たちができる最もクールなことをやっているのが理想で、それを形にしたのが「RTFKT」というブランドです。私たちがやることには境界がないので、他のブランドがスニーカーやバッグを作ったりするように、アバターだけではなくアパレルも作れます。なので、人々にとって「『RTFKT』はクリエイティブスタジオだ」とか「アート集団だ」とか、「いや、ブランドだ」とか、理解が難しいのも仕方がありません。

WWD:「RTFKT」がブランドということは、「クローン X(CLONE X)」はプロジェクト?

ブノワ:そうですね。「クローン X」は1つのプロジェクトであり、商品。平たく言えばIP(知的財産)です。「クローン X」を作ったのは、私がもともとファッション業界の出身だったから。ファッション業界にいる中で私が好きではなかったのが“ファッションブランド=製品を作る”ということです。バッグや服、アクセサリーなど、あらゆるものを作る。そしてトレンドに合わせて広告塔を探し、常にモデルを変えていきます。だから、新しく登場したホットなモデルや文化的にビッグな人が現れれば他社と競争して、いち早く手に入れようとします。そのように、ブランドが主体となってモデルを集め、彼らを消費していくのはおかしいと感じていました。

「RTFKT」の根幹は次世代のファッションブランドであること。そしてこれからのファッションブランドは、自分たちでモデルを作ることができるんじゃないかと思いました。そこで「クローン X」を手に入れたコレクターには、商業的権利と知的財産権を与え、彼ら自身がクローンとしてモデルになり、ブランドを紹介し、マーケティングすることができる仕組みを生んだのです。だから「クローンX」は商品カテゴリーであり、IPでもあるということ。アバターという形で国境を越えた、文化的なプロジェクトなのです。村上隆とのコラボレーションも行いました。

このように私たちが考えるファッションブランドの新しい手法は、従来のブランドとは異なる全く新たなカテゴリーなんです。特定のトレンドに乗り、できるだけ早く有名になるのではなく、オリジナルを作り、自分たちのコミュニティーから有名人が生まれることを望んでいます。

NFTが実現するWeb3.0ビジネス

WWD:もしNFTがなかった場合、「RTFKT」はどんな取り組みを行なっていたと思う?

ブノワ:もしNFTがなかったとしたら、近未来的なストリートウェアブランドや、ゲームのプログラムなどを作っていたかもしれません。デジタルビジネスで同じようなことをしていたでしょうね。

NFTの最も素晴らしい点は、デジタルアイテムのビジネスを迅速に行うことができるということです。NFTが生まれる以前、eスポーツの世界で仕事をしたことがありました。eスポーツのファンたちはほとんどの時間をゲーム内で過ごすので、スタジアムでフィジカルなTシャツを着るだけでなく、ゲーム内でもブランドをアピールしたいんです。eスポーツの事業を進める中で、他の共同創業者の2人にも出会いました。クリスはもともと、ゲーム”カウンターストライク(Conter Strike)”のスキン(アバターに着せる服)のデザイナーで、スティーブンはゲームとスニーカーにとても詳しいのです。
ただeゲームにおける事業では、フラストレーションを抱えることが多かったです。まずパブリッシャーとの半年から9カ月に及ぶ交渉が必要で、その後やっとスキンを作ったのに、最終的にはただアイテムにロゴを載せるだけの結果になってしまった。これだけ時間をかけても、自分が望むデザインを作ることすらできなかったのです。

時が経ち、2018年にNFTの存在を知りました。この時「ゲーム会社の許可を得ることなくデジタルアイテムを販売できるのでは」とひらめいたのです。通常、ファッションブランドを立ち上げるとなれば、コレクションをデザインし、メーカーを探し、販路を利用する必要がありますが、NFTがあれば、デジタル上でのファッションならデザインの作成や実装、販売までを1日で行うことができます。つまり、アイデアから製品になるまでが、よりオーガニックでスピーディーなのです。

10代の若者から多くのブランドやクリエイションが生まれている今の時代。このテクノロジーのおかげでクリエイションの幅がさらに広がり、さらにAIと組み合わさって、とんでもないことが起こると思います。氷山の下には才能あふれる若者がたくさんいて、きっと私たちのように独自のコミュニティーを立ち上げるでしょう。彼らは3Dの使い方を知っていますし、ユーチューブでスマートコントラクトの仕組みを学ぶこともで切るので、あっという間に既存ブランドとのギャップを埋めていくでしょう。よりスピーディーに、革命的なことが起きるはずです。

WWD:香りや味覚など、デジタルで伝わりにくいものをNFTとしてどのように提供していく?

ブノワ:そうですね。私たちは、香水でも飛行機でも船でも、未来的で感動的なものであれば、どんなものでもリリースできるようにしたい。「RTFKT」はそのようにあるべきだと思います。

特に香水はラグジュアリーブランドにとってキープロダクトです。なぜならバッグを買えない人でも香水は買いやすいし、香りを嗅ぐといった体験も得られます。もし香りをNFTで伝えるなら、アルケミー(錬金術)にヒントを得るのが良いでしょう。まずコレクターがNFTでデジタル材料を売って、それを混ぜると本物の香りになる、という仕組み。こうすることで、NFTを購入した人に共同創作の感覚を持たせることーーつまり自分たちが参加していると感じられる体験を与えることができるのです。このアイデアは、実は私が大ファンである「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」にインスピレーションを受けています。多くのアイデアは、私たちが愛するビデオゲームや映画などから生まれたものなのです。

「RTFKT」のコミュニティーマネジメントとクリエイター

WWD:ファッションブランドにおける新たな手法として、「RTFKT」のコミュニティーマネジメントは特徴的だ。コミュニティーマネジメントに望ましい人材とは?

ブノワ:そうですね。NFTの世界の特徴の一つとして“顧客が購入品を所有するだけではなく、コミュニティーを形成する”ということが挙げられます。一般的なブランドではカスタマーサービスマネージャーがいて、それぞれの顧客が求めるサービスを管理しクレームに対応しますね。私たちの場合はコレクターがコミュニティーを作っているので、それらを管理することはVIP対応のようなものです。だからこそ、今後はコミュニティーマネジャーとして、高級ホテルなどホスピタリティー分野から来た人を雇おうとしています。特に、オフラインでは人々を歓迎する方法がたくさんありますが、オンラインでの場合、どうすれば歓迎される人に特別感を感じてもらえるのか考えなければいけない。これは私が話しているコミュニティーマネジメントのホスピタリティーに通じるもので、重要なことです。そして将来的には、ホスピタリティーとオタク文化、ディスコード、コミュニティーを組み合わせ、組織化する方法を提案していきたいと思っています。

1番の理想は、コミュニティーの中から人材を見つけることだと思います。コミュニティーマネジャーには適切な人材を見つけたら、次はその人自身の能力の枠から飛び出し、さらに力をつけてやってみよう、と新たな挑戦をしやすい環境を作ってほしい。“アマチュアとプロフェッショナルの隙間を埋める”ということだから、そのバランスを保つのはとても難しいと思います。

WWD:先進的な才能を発見するために意識していることは?

ブノワ:コミュニティーから生まれた最たる才能を組み合わせることです。新たな才能を見つけるには、それぞれの才能を組み合わせる必要があります。そしてどうやってプロをアマチュアから学ばせ、アマチュアがプロからどう学ぶかを考えなければいけません。

例えば3Dチームでは、年配の人たちと、18歳の若者を一緒に働かせます。先輩は技術的なことや課題解決、ノウハウについてよく知っていますが、デジタル領域で最近何が起きているかを理解していません。逆に若者たちは最新の情報やトレンド、インターネット文化を先輩に教えることができます。

そして今度は、コミュニティー内でこれを行う方法を見つけなければいけません。ギャップマネジメントやカスタマーサービスなど、役職経験を持ちながらオープンマインドな先輩を、コミュニティーの優秀な人材を共に働かせて、互いに学び合うようにするにはどうすれば良いのか考える必要があります。

私たちの周りには非常に優秀な人材が多くいますが、あえて彼らを雇わないこともあります。大企業から大物を雇おうとして本来の企業文化が崩壊してしまうことは、スタートアップの企業に起こりがちな失敗例です。マネジメントのそもそもの課題とは“どのようにチームを形成するか”ということ。だから、技術に優れた経験を積んでいる人材と、若くて斬新なセンスを持った人材を探して、組み合わせる必要があると考えています。

「RTFKT」の企業文化として、クリエイターに多くの自由を与え、それぞれがとても積極的であることが大切です。自由で積極的な人々のマネジメントは難しく、新しいことなので、最初からうまくいくとは思っていません。コミュニティーマネジメントを構築する過程では、完璧な公式は存在しないのです。

将来的には、もともとコレクターだった人材がコミュニティーマネジメントとしての新たなブループリントを切り開くことが理想です。刺激的なインターネットの世界において、オンライン・ホスピタリティーとは一体何かーーコレクター経験があるからこそ理解できることと、新しいアイデアを組み合わせることで、さらに突き抜けたスタイルになるでしょう。そしてそれはきっと、新たな雇用を生み出す循環となるはずです。

WWD:それぞれのクリエイターはどのように見つけ、雇用している?

ブノワ:シンプルに言うなら、才能を見つけてDMを送っています。良いアーティストを見つけるのに時間を費やすのが大好きなので、常にたくさんの素晴らしいアーティストをフォローしています。日本には素晴らしいAR(拡張現実)アーティストがたくさんいて、世界でもトップクラスの才能が眠っています。そして、「RTFKT」の日本人メンバーであるアサギのことは、実は彼を雇う1年くらい前からすでにフォローしていたのです。

WWD:「RTFKT」は「クローン X」以外にも多くのプロジェクトを持っている。異なるコミュニティー間で相乗効果を発揮しているのか?

ブノワ:はい、すべてが何らかの形で相互接続されることが目標です。私たちはそれをエコシステムと呼んでいますが、「クローンX」を中心にシューズやアパレルなどのアクセサリーをそろえています。究極の回答があるとは言えませんが、すべてがつながるようにしたいので、1歩ずつ学びながら進めたいと考えています。

私たちのビジネスは、アートやファッション、コレクターズアイテム、そしてテクノロジーをミックスしたもの。私たちが行うすべてのことの主な使命は、イノベーションです。 これまでのファッションブランドには四季があり、そのシーズンが終わるごとに商品が捨てられて、ただ単にPRのために服を作っているように感じました。私たちが「RTFKT」を作ったのは、クールなイノベーションが起きず、長期的に刷新し続けない業界全般に嫌気がさしたから。僕たちは100年後にも「かっこいい」「革命的だ」と思ってもらえるようなものを作りたい。クールだと思ったものをただやるだけです。「RTFKT」は私にとって、10代の時に持っていた夢をもう1度思いさせてくれる、とてもワクワクするもの。だからこそ、最終的な目標は新しい世代にインスピレーションを与えることなのです。

「ナイキ」とのコラボレーションについて

WWD:「RTFKT」の取り組みは非常にスピーディーで先鋭的だと感じるが、ナイキに買収された意義とは?

ブノワ:「RTFKT」が影響を与えることができるのは数十万人程度ですが、「ナイキ(NIKE)」は約1億人に向けて発信することができますからね。フランク・オーシャン(Frank Ocean)が「Nikes」という曲を作ったり、誰もが一度は「ナイキ」を履くように、「ナイキ」は世界で最もクールなブランドの1つだと思います。逆に私たちは、ナイキにツールや技術を提供して彼らを助けることができる。だからこのコラボレーションはとても素晴らしいものです。

しかしナイキほどの規模になると、全て巨大なスケールで取り組む必要があります。身軽に動きにくくなるため、普通であればイノベーションを起こすことが難しくなるでしょう。だから私たちは自分たちのことを、ミレニアム・ファルコン(「スター・ウォーズ」に登場する架空の宇宙船)のようなものだといつも冗談を言っています(笑)。多角的な部分からインスピレーションを受けながら、最終的には独自の道を切り開いていくわけです。探索し、境界を破り、革新するーーそのために今、ここにいる。ナイキと協力することで、私たちが行っていることをより大きなスケールで展開できるか、確かめることができるのです。

とはいえ、私たちも失敗をすることがあります。しかし重要なのは「失敗をいかに自分のモチベーションやビジネスの妨げにしないか」、そして「いかに早くその失敗から学び、二度と同じことを繰り返さないか」です。今私たちが生きているのは、10年、20年に1度の特別な瞬間。時には失敗することがあるかもしれないけど、それを最大限に生かしたいのです。

2020年1月に作った「RTFKT」が、2021年12月にナイキに買収されました。彼らが私たちを買収したのは、今までに私たちのような集団を見たことがないからだと思っています。だから私たちは、「RTFKT」として思う正しいことを実行し、リーダーシップを発揮し続けなければならない立場なのです。ナイキという素晴らしい車に乗って、可能な限りクールなことをやり続けたいと思います。

WWD:「ナイキ」以外で尊敬するブランドを挙げるとしたら?

ブノワ:「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」の大ファンです。彼らの取り組みや雇っている人材は従来のブランドと比較し、とても新鮮だと思います。ファッションやブランドに対するコンセプチュアルなアプローチが好きです。マルタンがブランドを去ったのはずいぶん前のことですが、現在の方向性もとても気に入っています。

また、ブランドではないのですが、私が尊敬している人の1人にコジマプロダクションの小島秀夫がいます。彼はコナミを退社し、独立後にゲーム“デス・ストランディング(DEATH STRANDING)”を手がけました。私は彼のフィギュアやTシャツを買ったりしていますし、ファッションブランドと同じような価値があると思います。

日本は文化とテクノロジーを融合するのに適している

WWD:日本文化のファンだと聞いたが、どのようなきっかけで?

ブノワ:私の母国・フランスの主要なテレビ局では昔、「ドラゴンボールZ」や「北斗の拳」を放送していて、みんな日本のアニメを観て育ちました。映画も人気で、北野武監督もフランスではとても有名です。加えて、多くの日本のマンガがフランス語で翻訳されています。私の場合は父がマンガを買ってきてくれたのがきっかけで日本のアニメ文化の大ファンになり、今でもその影響を大きく受けていると思います。

WWD:「RTFKT」は日本の文化と相性が良いと感じるが、他に期待している国は?

ブノワ:まず日本は芸術の国でありながら、オタク文化がある。パーフェクトです。僕自身も昨年、日本人アーティストのNFTをたくさん買いました。日本人だけが発明できるクレイジーなものが生まれることがあるし、この先もずっとそうであってほしいと思っています。

そしてもう1つ、韓国です。なぜかというと、まずは技術第一なところ。そして韓国は、エンターテインメントで世界にインパクトを与えることができた国。ファッション分野では、現在のブランドアンバサダーは韓国がナンバーワンです。この2つの国は、文化とテクノロジーをミックスするのに適していて、ブランドが影響力を発揮できる良い場所だと思います。

Web3.0時代にイノベーションを起こすために大切なこと

WWD:「RTFKT」と並ぶ2台巨頭として、プロジェクト“クリプトパンクス”や“ベイク”を擁する「ユガラボ(YUGA LABS)」が挙げられるが、ライバルのように感じている?今後コラボする可能性は?

ブノワ:あんなに大規模なのに、ライバルのように見ていると思いますか?(笑)というか実際、本当に仲が良いのです。ファウンダーのゴードン・ゴナー(Gordon Goner)とグレッグ・ソラーノ(Greg Solano)は、昔からディスコードで話したり、アドバイスし合ったりしていた良い友達です。彼らのやっていることはとても野心的だと思うし、「ベイク(BOARD APE YACHT CLUB、以下BAYC)」も最高です。公式な計画は何もないけれどお互いのことをよく理解しているし、尊敬し合っている。だから、将来的にはコラボレーションする可能性もあるかもしれません。

ただ、彼らはNFT文化としてのリーダーであり、NFTの申し子でもあるので、大変なこともあるでしょう。というのもNFTが嫌われたり、逆に好まれるようになったことで、さまざまな意見が生まれます。それらの意見は彼らにストレートに向かっていくことになるでしょう。そんな中で、とても型破りでありながら、誰かがやらなければならないことをやっているーー自分の情熱で何かを作り、何か違うことをしようと挑戦しているのです。だから、私は彼らがやることを支持するし、今後もファンであると思います。

WWD:デジタルファッションにおけるLVMHだとも言われているが、「RTFKT」がここまで成長してきた理由についてどう捉えている?

ブノワ:LVMHは企業同士の合併や買収によって発達したコングロマリットで、たくさんのブランドを持っていますね。私たちはどちらかというと、Web3.0における「シュプリーム(SUPREME)」と呼んだほうが正しいかもしれません。彼らの身軽さや自由さが私たちに似ていると思います。

しかし、LVMHは本当に素敵なグループです。彼らはクリエイティブディレクターとCEOが二人三脚になり仕事をするので、クリエイティビティーとビジネスがうまく融合しています。そして伝統的な職人技を大切にしながら利益を生み出している。彼らのように、僕たちは3DやAIを駆使して、未来の職人技を打ち出していきたいと考えています。

WWD:Web3.0でイノベーションを起こすために、他ブランドにアドバイスするとしたら?

ブノワ:ブランドにアドバイスをすることはいつも同じーーそれは適切なチームを編成すること、そしてそのチームは映画「プレデター(Predator)」の“コマンドー”みたいに独立していなければいけない。つまり、本来ブランドが持っている中枢業務とは分離しているチームが必要なのです。なぜなら、何かイノベーションを起こしたいと考えた時に、時代に合わせてスピーディーに、臨機応変に動いていかなければいけません。ブランドの軸となるビジネスと関わりを持っていたら、彼らは四半期報告書という通常の業務に縛られ、自由に動けなくなってしまう。移り変わりの早い今の時代ではなおさら、その必要があります。

私たちが行っているのは、テクノロジーと文化の組み合わせ。人々が求めるものをフィジカルからデジタルへと移行させるという大きな変革で、従来のビジネスを完全に変えるでしょう。10年後には、今のブランドのビジネスの50%以上がデジタルに移行する可能性があります。だから企業は「その時のための準備ができているのか」「どのように準備すればいいのか」と確認し、備えなければいけません。だからこそ、今雇うべきは未来を見ている人材。そして私たちは、5年後も彼らが働きたいと思える会社でなければいけないと考えています。

WWD:多くのNFTブランドにはロードマップがあるが、「RTFKT」もロードマップを公開する予定はある?

ブノワ:私たちにビジョンやマイルストーン(中間目標)はありますが、ロードマップを持ち、公表することはないでしょう。ロードマップを持つことは、2022年のNFTのマーケティングスタイルだと思っています。本当に重要なのは、日々、自分たちのビジョンに向かってアクションしているかどうかです。「RTFKT」の冒険に賛成してくれる人たちが未来にワクワクし、自分たちのスタイルを形成し合い、それが退屈にならないような構造にするのが大切です。市場の変化が速すぎて、みんな焦ってしまいがちですが、だからこそ会社として、チームとして、1歩引いて考えてみる必要があります。毎日何か新しいことが起きていても、本当に重要なのは長期的なイノベーション。「10年後にどう認識されているか」ということを考えるべきです。

TRANSLATION:DANIEL YAHOLA WILSON

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100%ナチュラルな香水「アベル」 元ワイン醸造家が手掛ける環境に優しい香り

ニュージーランド発フレグランス「アベル(ABEL)」は、100%ナチュラルな香水だ。

同ブランドは2013年、オランダ・アムステルダムで元ワイン醸造家のフランシス・シューマックが創業。現在ニュージーランドを拠点とする同ブランドの100%植物由来のフレグランスは「ゲラン(GUELAIN)」などの香水も手掛けるアイザック・シンクレアが調香を担当している。同ブランドを輸入販売する香りのセレクトショップ「ノーズ ショップ(NOSESHOP)」は、シューマックとシンクレアの来日を期にトークイベントを開催した。

シューマックはニュージーランドの農場で育った。ワインの醸造家としてアムステルダムへ移住し、オーガニックな香水を探したが見つからなかった。「ワインのように生きている香水をつくりたい」という思いから、「アベル」を立ち上げることにしたそうだ。名前の由来は、ニュージーランドの探検家であるアベル・タスマン(Abel Tasman)から。「ニュージーランドには彼の名前がついた国立公園があるし、アベルには、“できる”という意味もある」とシューマック。彼女が調香師であるシンクレアに出会ったきっかけはYou Tubeだ。同じくニュージーランドをルーツに持つシンクレアに「100%ナチュラルな香水をつくりたい」とアプローチした。シンクレアは調香師としてさまざまな香水の調香を手掛けていたが、植物由来の香水に関しては経験がなく、フレグランス業界では、天然香水はマイナーな存在で世界最高峰の香水と肩を並べられるとは思われていなかった。そんな業界を改革しようとしたのがシューマックだ。シンクレアは、「どのようなオーガニックの材料があるか勉強したよ」と言う。

環境に配慮したユニークな香水

「アベル」は、ピンクアイリスやゴールデンネロリなど7種類のオードパルファムを33カ国で販売している。ブランドを代表する香りを聞くと、シューマックは、「新緑の森を想起させるグリーンシダー。心が安らぐ」と言う。シンクレアは、「シアンノリ。その名の通り、海苔を原料に使用したチャレンジングな香りだ」と話す。4月にはそれらに新しい香りブラックアニスが加わった。新作の開発についてシューマックは、「アニスを使いたいと思った。あまり香水に使用されるものではないので、どういう方向性にするべきか考えた。アニスにタバコを加えると甘味もある香りになる」とコメント。スターアニスからみずみずしいブラックカラント、そしてタバコへの香の変遷がユニークな香りだ。シンクレアは、「この香りは、ミステリアスでセンシュアル。オーガニック香水でこんな商品があるんだという発見になれば嬉しい」と話した。

「アベル」は“ワン・イン・ワン・アウト”というポリシーで、新作が1つ加わったら、既存の製品の生産を1つ終了する。「モノが溢れている世の中だから、モノを増やしたくない」とシューマック。顧客の中には、お気に入りの香りが廃番になると、在庫を買い占めた人もいるという。また、成分の開示を行いトレーサビリティに配慮したり、低炭素輸送を行ったりと環境に配慮したモノ作りを行っている。

女性のライフステージに寄り添う香り

「アベル」には、女性のさまざまなライフスタイルに寄り添う香りも存在する。香りに敏感な妊婦や母親のための香り“ナーチャー”と、更年期に安らぎを与える“ポーズ”の2種類だ。シューマックは、「“ナーチャー”は母による母のための香り。息子を妊娠中に授乳中でも着けられる香水がないかと考えた」と話す。この香りは低アレルギー性の天然香料だけを使用した繊細な香り。“ポーズ”は、更年期に一休みして立ち止まり寄り添ってくれるような優しいフレグランスだ。シューマックの人生が反映された香りだと言ってもいいだろう。彼女は、「『アベル』を着ける人の人生をより豊かにできれば」と微笑んだ。

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「アイヴァン」が旗艦店オープン2周年記念のイベント 野村訓市らが手掛けたイラストの原画展示やグッズ販売も

アイウエアブランドの「アイヴァン(EYEVAN)」は、青山・骨董通りの旗艦店「アイヴァン 東京ギャラリー(EYEVAN TOKYO GALLERY)」のオープン2周年を記念し、5月26日〜6月25日までイベントを開催する。

アイヴァン 東京ギャラリーは、ファッションに加え、さまざまなカルチャーの情報発信を担うギャラリーとしての機能も備えた店舗として、2021年にオープンした。

今回のイベントでは、店舗デザインを手掛けたトリップスター(TRIPSTER)の野村訓市、同店のショップバッグやショップカードをデザインしたナイジェルグラフ(NAIJEL GRAPH)により、ポートレイトイラスト“One Hundred Eight Club”の原画を展示する。

期間中は“One Hundred Eight Club”のTシャツ(5500円)、トートバッグ(2750円)、ポストカード(1650円)を販売する。さらにメーンビジュアルを使用したシルクスクリーンポスターも数量限定で発売を予定している。イベント内容やグッズの購入方法については、アイヴァン 東京ギャラリーの公式インスタグラムで告知予定だ。

■ナイジェルグラフ「One Hundred Eight Club」
会期:5月26日〜6月25日
会場:アイヴァン 東京ギャラリー
住所:東京都港区南青山5-13-2 1F
インスタグラム:@eyevan_tokyogallery

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「ユウキハシモト」がAIで生成したTシャツを発売 「プロトタイプ」とコラボで

「ユウキハシモト(YUKI HASHIMOTO)」は2023年秋冬コレクションでAIがデザイするアパレルブランド「プロトタイプ(PROTOTYPE)」とコラボしたTシャツを5月27日に発売する。サイズはM、L、カラーはブラックで価格は1万7000円(税抜)。オンラインストア、取扱店舗で販売する。

イギリスのファッションカルチャーやバンドを着想源に、次世代の現実性をテーマに制作された。“高度に発達したテクノロジーは自然と見分けがつかなくなっていくのではないか”という問題提議のもとに、「プロトタイプ」とのコラボレーションによりAIでコレクショングラフィックを生成した。

2種類のうち1つは、人間がデザインしたもの、もう一方はAIによるデザインで、現実とバーチャルの境目が分かりにくくなった現代の、次世代リアリティーとはどのような形になっていくかを検証したコラボレーションアイテムだという。

「プロトタイプ」は「We don`t create」をコンセプトに「あらゆる物事に完成品はなく、すべては試作品(プロトタイプ)なのではないか」という考えからブランド名を決定。ディレクターは非公開で、春夏や秋冬といった括りではなく、不定期に新作を発表している。

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