「カネボウ」“素肌に化ける”美容液ファンデーション第2弾は「ふんわりと明るい素肌」になりすます

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は8月25日、ふんわりと明るい素肌感を実現する美容液ファンデーション“コンフォートスキン ウェア”(全8色、各30mL、各6930円)を発売する。

同商品は、肌本来の美しい質感を再現する新技術を搭載した美容液ファンデ―ション“カネボウ ライブリースキン ウェア”(全8色、各1万1000円)の第2弾として登場。肌のキメなどの凹凸に密着するゲルと肌となじみのよい濃密な保湿成分、密着性が高い鮮やかな発色のピグメントを搭載した新技術“スキンコンフォートテクノロジー”を採用し、化粧の崩れにくさと被膜感のなさを両立した。化粧下地、コンシーラー、フェースパウダー不要で重ね付けしても厚塗り感なく、色ムラをカバーする。

今回、「カネボウ」は“素肌”を、化粧をしていない肌という考え方ではなく、“自分らしく、素でいることができる肌” と再定義した。今後、同商品を“素肌、晴れわたる”ファンデーションとして訴求する。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ ビューティ」が昨年完売のヘアパフュームを通常販売

小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は6月20日、公式オンラインストアでヘアフレグランス“ヘアパフューム ヌードパール”(5500円)の販売を開始する。また、6月17〜20日に東京・表参道のバツアートギャラリーで開催する5周年記念イベントで先行販売を行う。同商品は昨年12月に阪急うめだ本店で開催したポップアップで先行発売していたもので、ポップアップ最終日を待たずに完売し注目を集めていた。

同商品は「ハー リップ トゥ ビューティ」でもっとも高い人気を誇るヌードパールの香りで、ティーローズやキャラメルをベースに、アンバーやブラックペッパー、クラリセージを合わせ可憐さとスパイシーな温もりを両立させた。また、香りの持続性が高い点も特徴で、通常ならば2時間程度と言われる持続力を、香りの成分を微細にして髪の内部に浸透させる技術を採用することで約6時間程度まで引き上げている。

コンセプトストアでは6月22日から取り扱う。

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業界最大手セカンドストリート 専門性の高さ武器に、国内1000店舗の“セカスト王国”へ【リセール特集】

「メルカリ」に代表されるフリマアプリの浸透や、コロナ禍の巣ごもり生活によって家庭の不要品を売り買いするリセール市場が拡大している。専門誌「リサイクル通信」のリポートによると、2021年のリユース市場の規模は2兆6983億円と過去10年で倍増。25年にはさらに3兆5000億円まで成長する見通しだ。6月12日の「WWDJAPAN」は、特集「ブランド買取の裏側」。市場を理解するための基本的なポイントや、主要プレーヤーの買い取り現場などをレポートする。ここでは、業界最大手のセカンドストリートの事業戦略を掘り下げる。(この記事はWWDジャパン2023年6月12日号からの抜粋です)

セカンドストリートを擁するゲオホールディングスは、2023年3月期のリユース売上高が1966億円だった(同社全体の売上高は3773億円)。ブックオフグループホールディングスの900億円に大差をつけて、業界のトップに君臨する。同社はかつてレンタルDVD・CD事業が屋台骨だったが、10年に買収したセカンドストリートが成長し、今ではリセール売上高が過半を占める。特に衣類に強く、セカンドストリートを中心とした衣類とファッション雑貨のリセール売上高は1308億円にのぼる。

競合を圧倒する店舗網
「単純だが、最大の強み」

強みは、圧倒的な店舗数だ。軸となるセカンドストリートは23年5月末時点で国内に805店舗を持ち、これはユニクロの国内店舗数とほぼ同じ。セカンドストリート事業を率いる一戸綱樹氏は、「行きたい時に、行きたい場所に店がある。これが、買い取りと購入の機会を最大化させている。単純だが、最大の強みだ」と語る。店頭では、オンラインストアに掲載している一部商品を無料で取り寄せ、実際に着用して購入できる。「取り寄せの利用者は年々増えている。フリマアプリが浸透したとはいえ、実際に手に取って、納得して購入したいというニーズも根強い」。

同じ屋号を9つに住み分け
エリアに合わせた出店戦略

同じ「セカンドストリート」の屋号で、業態を住み分けて出店している。トレンドを意識した「ユーズドセレクト」、高級品を扱う「ブランド専門店」、衣類から生活雑貨、家具、家電までトータルでそろう「トータルリユース」、アウトドアに特化した「アウトドア専門店」など全部で9つの業態がある。どの業態にするかは、出店エリアの来訪者や近隣住民の嗜好など、データ分析から決定する。例えば東横線・祐天寺駅は、各駅停車で集客力は大きくないが、アパレル業界関係者が多く住み、感度の高い客が多い。そこでトレンドを意識した「ユーズドセレクト」を19年に出店し、コアなファンを抱える人気店になった。「ただやみくもに出店しているわけじゃない。エリア分析を徹底して、地域に根ざした店舗開発を進めている」。

アパレル出身者も多数
感度の高いMDを実現

事業本部には、アパレル出身者が多く在籍するMD部隊がある。トレンドや実需を踏まえてシーズンごとの打ち出し商品を決め、それに沿って買い取りを強化するブランドやイベント企画、ウェブのキャンペーンなどを考えていく。一戸氏もアパレル出身だ。「ブランドはもちろん、サイズやカラーまでトレンドが関与する。感度の高いスタッフたちが、そのムードをタイムリーに売り場に盛り込めるのは、アパレルの一次流通に精通するスタッフがいるからこそ。セレクトショップのような雰囲気で買い物を楽しめたら、一次流通も二次流通も関係ない」。

今後も出店攻勢を継続し、24年3月までに860店舗、中期的には1000店舗を目指す。また、基幹システムへの投資も強化する。「買い取り相場はデータで一元管理しているが、トレンドは刻々と変化する。更新頻度を高めるなど、実需とのギャップを減らすアップデートを行いたい」。

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業界最大手セカンドストリート 専門性の高さ武器に、国内1000店舗の“セカスト王国”へ【リセール特集】

「メルカリ」に代表されるフリマアプリの浸透や、コロナ禍の巣ごもり生活によって家庭の不要品を売り買いするリセール市場が拡大している。専門誌「リサイクル通信」のリポートによると、2021年のリユース市場の規模は2兆6983億円と過去10年で倍増。25年にはさらに3兆5000億円まで成長する見通しだ。6月12日の「WWDJAPAN」は、特集「ブランド買取の裏側」。市場を理解するための基本的なポイントや、主要プレーヤーの買い取り現場などをレポートする。ここでは、業界最大手のセカンドストリートの事業戦略を掘り下げる。(この記事はWWDジャパン2023年6月12日号からの抜粋です)

セカンドストリートを擁するゲオホールディングスは、2023年3月期のリユース売上高が1966億円だった(同社全体の売上高は3773億円)。ブックオフグループホールディングスの900億円に大差をつけて、業界のトップに君臨する。同社はかつてレンタルDVD・CD事業が屋台骨だったが、10年に買収したセカンドストリートが成長し、今ではリセール売上高が過半を占める。特に衣類に強く、セカンドストリートを中心とした衣類とファッション雑貨のリセール売上高は1308億円にのぼる。

競合を圧倒する店舗網
「単純だが、最大の強み」

強みは、圧倒的な店舗数だ。軸となるセカンドストリートは23年5月末時点で国内に805店舗を持ち、これはユニクロの国内店舗数とほぼ同じ。セカンドストリート事業を率いる一戸綱樹氏は、「行きたい時に、行きたい場所に店がある。これが、買い取りと購入の機会を最大化させている。単純だが、最大の強みだ」と語る。店頭では、オンラインストアに掲載している一部商品を無料で取り寄せ、実際に着用して購入できる。「取り寄せの利用者は年々増えている。フリマアプリが浸透したとはいえ、実際に手に取って、納得して購入したいというニーズも根強い」。

同じ屋号を9つに住み分け
エリアに合わせた出店戦略

同じ「セカンドストリート」の屋号で、業態を住み分けて出店している。トレンドを意識した「ユーズドセレクト」、高級品を扱う「ブランド専門店」、衣類から生活雑貨、家具、家電までトータルでそろう「トータルリユース」、アウトドアに特化した「アウトドア専門店」など全部で9つの業態がある。どの業態にするかは、出店エリアの来訪者や近隣住民の嗜好など、データ分析から決定する。例えば東横線・祐天寺駅は、各駅停車で集客力は大きくないが、アパレル業界関係者が多く住み、感度の高い客が多い。そこでトレンドを意識した「ユーズドセレクト」を19年に出店し、コアなファンを抱える人気店になった。「ただやみくもに出店しているわけじゃない。エリア分析を徹底して、地域に根ざした店舗開発を進めている」。

アパレル出身者も多数
感度の高いMDを実現

事業本部には、アパレル出身者が多く在籍するMD部隊がある。トレンドや実需を踏まえてシーズンごとの打ち出し商品を決め、それに沿って買い取りを強化するブランドやイベント企画、ウェブのキャンペーンなどを考えていく。一戸氏もアパレル出身だ。「ブランドはもちろん、サイズやカラーまでトレンドが関与する。感度の高いスタッフたちが、そのムードをタイムリーに売り場に盛り込めるのは、アパレルの一次流通に精通するスタッフがいるからこそ。セレクトショップのような雰囲気で買い物を楽しめたら、一次流通も二次流通も関係ない」。

今後も出店攻勢を継続し、24年3月までに860店舗、中期的には1000店舗を目指す。また、基幹システムへの投資も強化する。「買い取り相場はデータで一元管理しているが、トレンドは刻々と変化する。更新頻度を高めるなど、実需とのギャップを減らすアップデートを行いたい」。

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「シャネル」が中国の広州や深圳でもVIPサロンをオープンか 富裕層の囲い込みを狙う

「シャネル(CHANEL)」は、中国の広州市や深圳市などに招待制のVIPサロン、“シャネル ル サロン プリヴェ(Chanel Les Salons Prives)”をオープンするようだ。中国の業界関係者による中国版インスタグラム「シャオフォンシュウ(Xiaohongshu、小紅書、通称RED)」への投稿によれば、広州市のVIPサロンは多数のラグジュアリーブランドが出店する大規模な商業施設、太古匯の2階にオープンする予定。広さは約300㎡で、白を基調とした控えめなエントランスの奥には広々としたラウンジのほか、4つのプライベートなフィッティングルームが設けられているという。

深圳市の高級ショッピングモール、萬象城 The MixCにオープンする予定のVIPサロンはさらに広く、面積は約400㎡。かつて「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」があった場所で、現地メディアによれば、「シャネル」はおよそ4300万人民元(約8億円)をかけて同ブランドらしい雰囲気に改装したという。また、成都市の大型複合施設、成都国際金融スクエア(Chengdu IFS)の店舗も、10月のリニューアルオープンを機にVIPサロンを併設するようだ。

なお、「シャネル」はコロナ禍中に北京の高級百貨店のSKP北京と、上海のショッピングモール、プラザ66(PLAZA 66)にある店舗にもこうしたサロンをオープンしているが、中国市場での販売を強化しているのは同ブランドだけではない。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などの大手ラグジュアリーブランドも旗艦店のリニューアルや得意客向けのサロン設置を進め、富裕層の囲い込みに注力している。

米大手コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー(BAIN & CO.)の調査によれば、中国の中間層は拡大しているものの、経済的な先行き不透明感によって消費を抑制する傾向にあることから、中国のラグジュアリーセクターは今後トップ2%のラグジュアリー消費者がけん引する見込みだという。

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「ピンクハウス」と「ミキオサカベ」がコラボ アーカイブプリントを落とし込んだブラウスやドレスなど9型

「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」は、「ピンクハウス(PINK HOUSE)」とのコラボコレクションを発売する。アイテムは9型。「ピンクハウス」を代表するMA-1やブルゾンをオーバーサイズにアップデートしたものや、アーカイブプリントを落とし込んだフリルブラウスやドレスなどをそろえた。

そのほか、「ミキオサカベ」オリジナルのソール“ニュー ジェリー(NEW JEWELRY)”を取り入れたフットウエアも用意した。シューズでは、ニットアッパーにタグや刺しゅう、ニットモチーフを組み合わせ、両ブランドの世界観を表現した。メリージェーンには、ロゴとインソールにプリントを施している。

ポップアップや店頭販売も実施

コラボコレクションは、6月10日から7月17日の期間、両ブランドの公式オンラインストアと主要店舗で受注を受け付ける。また、ミキオサカベでは、6月17、18日の2日間、東京・神宮前のギャラリー ハセガワ トーキョー(GALLERY H TOKYO)でコラボレコクションを試着できるポップアップを開催する。ピンクハウス国内6店舗でも順次、受注会を開催する。

【ピンクハウス×ミキオサカベ】
会期: 6 月 17、18 日
17日は13〜19時、18日は12時〜18時
場所:ギャラリー ハセガワ トーキョー
住所:東京都渋谷区 神宮前 1-19-5

【ピンクハウス×ミキオサカベ】
会期:6月23日〜7月9日
・PINK HOUSE さっぽろ東急店
・PINK HOUSE 新宿京王店
・PINK HOUSE 東急プラザ銀座店
・PINK HOUSE 名古屋松坂屋店
・PINK HOUSE 阪神百貨店
・PINK HOUSE 博多キャナルシティ店
・PINK HOUSE 公式オンラインストア

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【スナップ】Snow Manの岩本照や伊藤英明、SF9のロウンらが来場 「リモワ」が125周年の展覧会を開催

「リモワ(RIMOWA)」は6月18日まで、東京・原宿でブランドの創業125周年を記念したアニバーサリー展「SEIT 1898」を開催している。

空港をイメージさせる会場では、「リモワ」がこれまで大切に受け継いできたレガシーの紹介や、貴重なアーカイブピース。世界中から集められた個人所有のピースなどを展示する。

オープニングレセプションパーティには、Snow Manの岩本照、伊藤英明、SF9のロウン、岡本多緒、Shigekixらが来場し、国内外から800人以上のゲストが会場にかけつけた。

■SEIT 1898
会期:6月9〜18日
場所:ヨドバシJ6ビル
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
※混雑時は予約の来場客を優先して案内する
公式サイトでの予約を推奨

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高橋メアリージュンがプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「ヌゥ」がデビュー

高橋メアリージュンがプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「ヌゥ(NU)」が6月8日、デビューした。クレオパトラや楊貴妃も愛したといわれる世界最古の香料、フランキンセンスの香りと作用に着目し開発。モデルや俳優として活躍する高橋メアリージュンがプロデューサーを務め、コスモスオーガニック認証を取得したスキンケア商品を展開する。商品ラインアップはクレンジングミルク、化粧水、美容液、トラベルセットの4品(4400〜8800円)。公式オンラインショップで販売する。

同ブランドは、国内ブランドで初めて(ブランド調べ)世界で最高級品として知られる南オマーン産ボスウェリアサクラ樹脂油を用いた。“オーガニックモイストクレンジングミルク”(200mL、5500円)は、ボスウェリアサクラ樹脂油のほか、オリーブ果実油やホホバ種子油など99.65%天然由来の美容成分を配合。肌に必要な油分を残しながら毛穴の汚れや古い角質を除去。皮膚の潤いを保ち柔らかくするエモリエント効果が期待できるという。

“オーガニックモイスト化粧水”(120mL、6600円)は、アロエベラ液汁、カミツレ花エキス、ツボクサエキス、ローズマリー葉エキスなどを配合。“オーガニックオイル美容液”(30mL、8800円)はフランキンセンスとの相性の良さで知られるホホバ種子油をベースに、ボスウェリアサクラ樹脂油、マルラオイル、アルガンオイルなど、天然由来成分を99.9%使用。皮膚の水分蒸発を抑えて柔らかくするほか、肌荒れを防いで引き締める効果が期待できる。

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高橋メアリージュンがプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「ヌゥ」がデビュー

高橋メアリージュンがプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「ヌゥ(NU)」が6月8日、デビューした。クレオパトラや楊貴妃も愛したといわれる世界最古の香料、フランキンセンスの香りと作用に着目し開発。モデルや俳優として活躍する高橋メアリージュンがプロデューサーを務め、コスモスオーガニック認証を取得したスキンケア商品を展開する。商品ラインアップはクレンジングミルク、化粧水、美容液、トラベルセットの4品(4400〜8800円)。公式オンラインショップで販売する。

同ブランドは、国内ブランドで初めて(ブランド調べ)世界で最高級品として知られる南オマーン産ボスウェリアサクラ樹脂油を用いた。“オーガニックモイストクレンジングミルク”(200mL、5500円)は、ボスウェリアサクラ樹脂油のほか、オリーブ果実油やホホバ種子油など99.65%天然由来の美容成分を配合。肌に必要な油分を残しながら毛穴の汚れや古い角質を除去。皮膚の潤いを保ち柔らかくするエモリエント効果が期待できるという。

“オーガニックモイスト化粧水”(120mL、6600円)は、アロエベラ液汁、カミツレ花エキス、ツボクサエキス、ローズマリー葉エキスなどを配合。“オーガニックオイル美容液”(30mL、8800円)はフランキンセンスとの相性の良さで知られるホホバ種子油をベースに、ボスウェリアサクラ樹脂油、マルラオイル、アルガンオイルなど、天然由来成分を99.9%使用。皮膚の水分蒸発を抑えて柔らかくするほか、肌荒れを防いで引き締める効果が期待できる。

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エストネーション2023-24年秋冬は、心が動くテーラードジャケットの着こなし

サザビーリーグのエストネーション2023-24年秋冬は、「タイムレスでいいものから一歩先の、心が動く上級者向けスタイリングを提案する」(藤井かんなディレクター)。強化アイテムのテーラードジャケットは、さまざまな着方で見せる。

オリジナルのチョークストライプのジャケット(5万7200円)には、共布のベアトップドレス(4万4000円)を合わせ、センシュアルさを加える。そのほかにも「コート(COATE)」のマスキュリンなピークドラペルのジャケットから、「リトコフスカ(LITKOVSKA)」の襟元にスカーフをドッキングしたジャケット(13万4200円)など一捻り加えたものまでバリエーション豊か。

着こなしの幅を広げるレッグウォーマーやフード付きマフラー、アームウォーマーなどの小物も豊富にそろえた。「バウム ウンド ヘルガーデン(BAUM UND PFERDGARTEN)」のジャケット(8万3600円)には、日本の「マージ(MARGE)」のチュール素材のベルト(4万6200円)でアクセントを加えた。

カラーは、グレーをベースにブラック、ネイビーと落ち着いた色味で統一する。足元は継続的に提案しているロングブーツに加え、秋冬に履くサンダルも提案する。「ジア ボルギーニ(GIA BORGHINI)」のメタリックなサンダルや、ファーの付いたミュールなどで、ソックスと合わせて履きこなしてもらう。

強みのオンのシーンに加えて、カジュアルな着こなし提案も強化する。ボンバージャケットにシアーな素材のタンクトップといった無骨な印象のアウターに、インナーでフェミニンな要素を加えてバランスを取る。カジュアル軸では、新規ブランドの「タナカ(TANAKA)」のスエットのセットアップや、イタリアの「ハーフボーイ(HALFBOY)」のスタジャンやリアルムートンのB3ジャケットなどを買い付けた。藤井ディレクターは、「店頭では、スポーティーなナイロンパンツなどカジュアルアイテムも売れている。徐々にエストネーションらしいカジュアルスタイルを構築していきたい」と話す。

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エストネーション2023-24年秋冬は、心が動くテーラードジャケットの着こなし

サザビーリーグのエストネーション2023-24年秋冬は、「タイムレスでいいものから一歩先の、心が動く上級者向けスタイリングを提案する」(藤井かんなディレクター)。強化アイテムのテーラードジャケットは、さまざまな着方で見せる。

オリジナルのチョークストライプのジャケット(5万7200円)には、共布のベアトップドレス(4万4000円)を合わせ、センシュアルさを加える。そのほかにも「コート(COATE)」のマスキュリンなピークドラペルのジャケットから、「リトコフスカ(LITKOVSKA)」の襟元にスカーフをドッキングしたジャケット(13万4200円)など一捻り加えたものまでバリエーション豊か。

着こなしの幅を広げるレッグウォーマーやフード付きマフラー、アームウォーマーなどの小物も豊富にそろえた。「バウム ウンド ヘルガーデン(BAUM UND PFERDGARTEN)」のジャケット(8万3600円)には、日本の「マージ(MARGE)」のチュール素材のベルト(4万6200円)でアクセントを加えた。

カラーは、グレーをベースにブラック、ネイビーと落ち着いた色味で統一する。足元は継続的に提案しているロングブーツに加え、秋冬に履くサンダルも提案する。「ジア ボルギーニ(GIA BORGHINI)」のメタリックなサンダルや、ファーの付いたミュールなどで、ソックスと合わせて履きこなしてもらう。

強みのオンのシーンに加えて、カジュアルな着こなし提案も強化する。ボンバージャケットにシアーな素材のタンクトップといった無骨な印象のアウターに、インナーでフェミニンな要素を加えてバランスを取る。カジュアル軸では、新規ブランドの「タナカ(TANAKA)」のスエットのセットアップや、イタリアの「ハーフボーイ(HALFBOY)」のスタジャンやリアルムートンのB3ジャケットなどを買い付けた。藤井ディレクターは、「店頭では、スポーティーなナイロンパンツなどカジュアルアイテムも売れている。徐々にエストネーションらしいカジュアルスタイルを構築していきたい」と話す。

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【2023年夏コスメ】「ボビイ ブラウン」が限定のアイ&チークパレットを発売 幻想的なピンクのパッケージ

「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は7月1日、2023年夏コレクションを数量限定で発売する。限定のアイ&チークパレットや単色アイシャドウなどの全5アイテムで、6月30日から公式オンラインストアおよびアットコスメショッピングで先行販売を行う。

“ムーンストーン グロウ リュクス アイ&チーク パレット”(1万450円)は、アイカラー“リュクスアイシャドウ”6⾊と、ゴールドのハイライトパウダーを組み合わせた限定のパレットだ。アイシャドウは、ラメが煌めく“リッチスパークル”や⼈気カラーの“ムーンストーン”に加え、同パレットのために開発した新3⾊をセットした。パッケージはスノードームをイメージし、ピンクカラーをベースにゴールドのラメが輝くデザインに仕上げている。

単色アイシャドウ“リュクス アイシャドウ リッチスパークル”(限定2色、各5170円)からはピンクとグリーンの限定カラーが登場。光の⾓度によって異なる⾊彩を放つ単色アイシャドウ“リュクス アイシャドウ マルチクロム”(5170円)は、ゴールドとピンクの偏光パールを配合している定番色“インカンデスント”の限定パッケージを用意した。

ほか、“ハイライティング パウダー”(7370円)の定番色“ピンクグロウ”と“クォーツグロウ”は限定パッケージをラインアップ。スティックタイプのアイシャドウ“ロングウェア クリーム シャドウ スティック”(限定2色、各4510円)は、過去⼈気の高かった淡いピンクカラーの“オパール”を復刻するほか、定番色“ムーンストーン”は限定パッケージが登場する。

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【スナップ】吉野北人や磯村勇斗らが来場 「フェンディ」が”フェンディ アクティブ”のポップアップを開催

「フェンディ(FENDI)」は、2023年サマーカプセルコレクションの“フェンディ アクティブ:バスケットボール カプセル”を発表し、6月8日からパラッツォ フェンディ 表参道でポップアップを開催中だ。(終了日は未定)

同コレクションは、バスケットボールをフィーチャーしたメンズ限定のコレクション。メゾンのシグネチャーコードである「フェンディ ローマ(FENDI ROMA)」ロゴと「FF」ロゴを、スポーツの世界に着想したバーシティーレタリングで表現した。この新しいシグネチャーをTシャツ、タンクトップ、ショートパンツなどのアクティブウエアにあしらい、スポーティーなリブエッジに仕上げた。また、スポルディング(SPALDING)社とのコラボレーションによるバスケットボールも発売する。

コレクションの発表を祝して開催されたポップアップイベントには、プロバスケットボール選手の比江島慎や田中大貴をはじめ、俳優の磯村勇斗、アーティストの吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、俳優でモデルの栁俊太郎らが来場した。ゲストを撮影した動画は後日公開予定だ。

さらに、国内のセレブリティーのみならず、中国のブランドアンバサダー、シュー・カイ(Xu Kai)や、中国のプロバスケットボール選手のウェイハオ・リー(Weihao Li)が同コレクションを着用した画像も公開した。

◼️「フェンディアクティブ:バスケットボールカプセル」ポップアップストア
オープン日:6月8日(終了日は未定)
営業時間:11:00〜20:00
場所:パラッツォ フェンディ 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目9-13

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【スナップ】吉野北人や磯村勇斗らが来場 「フェンディ」が”フェンディ アクティブ”のポップアップを開催

「フェンディ(FENDI)」は、2023年サマーカプセルコレクションの“フェンディ アクティブ:バスケットボール カプセル”を発表し、6月8日からパラッツォ フェンディ 表参道でポップアップを開催中だ。(終了日は未定)

同コレクションは、バスケットボールをフィーチャーしたメンズ限定のコレクション。メゾンのシグネチャーコードである「フェンディ ローマ(FENDI ROMA)」ロゴと「FF」ロゴを、スポーツの世界に着想したバーシティーレタリングで表現した。この新しいシグネチャーをTシャツ、タンクトップ、ショートパンツなどのアクティブウエアにあしらい、スポーティーなリブエッジに仕上げた。また、スポルディング(SPALDING)社とのコラボレーションによるバスケットボールも発売する。

コレクションの発表を祝して開催されたポップアップイベントには、プロバスケットボール選手の比江島慎や田中大貴をはじめ、俳優の磯村勇斗、アーティストの吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、俳優でモデルの栁俊太郎らが来場した。ゲストを撮影した動画は後日公開予定だ。

さらに、国内のセレブリティーのみならず、中国のブランドアンバサダー、シュー・カイ(Xu Kai)や、中国のプロバスケットボール選手のウェイハオ・リー(Weihao Li)が同コレクションを着用した画像も公開した。

◼️「フェンディアクティブ:バスケットボールカプセル」ポップアップストア
オープン日:6月8日(終了日は未定)
営業時間:11:00〜20:00
場所:パラッツォ フェンディ 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目9-13

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「コンバース」が3本のベルトストラップが特徴の“オールスター”を発売

「コンバース(CONVERSE)」は7月、3本のベルトストラップが特徴の“オールスター”を発売する。キャンバス製のアッパーはブラック、オフホワイトの2色展開で、各8250円。

1990年代のデザインを復刻したもので、Dリングをアンティークゴールドカラーにするなど細部にまでこだわる。

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【2023年上半期ベストコスメ】使って良かった!「WWDJAPAN」ビューティチームのベストバイ

6月19日に発表する、毎年恒例「WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ」のスピンオフ企画!日々ビューティ新作の情報に目を通し、発表会やイベントに駆けずり回り、我が身を使って商品の特徴や実力を確認している「WWDJAPAN」編集部のビューティ担当記者&ビジネスプランニング部スタッフが、2023年上半期新作アイテムから「買って良かった!」「使って良かった!」と心底思った商品をチョイスした。アイテム選びの参考に!

【メイクアップ部門】

コロナ禍で低調傾向にあったカラーリップも復調の兆しが見られる2023年上半期。マスク脱着の機会が増えることから、崩れにくく美肌感を演出するベースメイクの注目度も高まっている。そんなトレンドを反映するように、編集部スタッフがチョイスしたベストバイもベースメイクが多数!年々機能性が高まっている日焼け止めもぜひチェックを。

【こちらの記事もおすすめ】
・マスク緩和でコーセーやポーラなどがリップ主役のメイクを提案
・新基準「UV耐水性」表示もスタート 2023年日焼け止めまとめ
・【2023年夏コスメ】プチプラ・デパコスの新作アイテム特集 

「ボビィブラウン(BOBBI BROWN)」
“リュクス ラディアンス ルース パウダー”

才色兼備な“無双”ルース
/八木由希乃編集制作 編集マネジャー

「ボビイ ブラウン」らしいグラマラスかつスタイリッシュなパッケージ、粉っぽさゼロなクリーミーな質感に惚れました。ミラー付きのパクトを開けると、付属パフに蓋、さらにメッシュネットが出現。“ルースパウダーあるある”な粉の舞い上がりや粉漏れを防いでくれるその“気遣い(仕様)”はありがたい限り。外見も中身もこれ以上はないと感じられる、今季の個人的“無双”ルースパウダーです。

■商品情報:“ ボビイブラウン リュクス ラディアンス ルース パウダー(全3色、各10g、各7920円)”
プライマーやファンデーションの艶感を損なうことなく、肌表面を滑らかに整え透明感のある肌を演出。ファンデーションとの共通成分である、和漢生薬の冬虫夏草(保湿成分フユムシナツクサタケエキス)を配合し、パウダーながら “粉雪”のようにしっとりとクリーミーな質感で、肌に溶け込むような感触が特徴となっている。


「THREE」
“ディヴァインリップジェム”

上半期もっとも使った溺愛リップ
/浅野ひかる「WWDJAPAN」ソーシャルデスク

マスク生活で落ちないリップやマット系リップのトレンドが長らく続き、艶リップが恋しくなっていたころに「待ってました!」と心が高鳴ったのがこのリップです。口紅とグロスのいいとこ取りの仕上がりで、薄膜のみずみずしい艶とクリアな発色が絶妙。カラーもなじみのいいニュートラルなトーンなのでどんなメイクにも合わせやすく、上半期もっとも使ったリップです。リップが落ちてもほんのり血色感が残る隠しティント効果もツボ!

■商品情報:“ディヴァインリップジェム”(全6色、各3850円)
2023年春のメイクコレクションとして登場。ワンストロークでクリアな発色とグロスが輝く“まろやか艶仕上がり”をかなえる。ほんのり血色感が残るティント処方で唇に自然な彩りをプラスする。


「アディクション(ADDICTION)」
“スキンケアUV タッチアップ クッション”

“日焼け止め嫌い“の私に革命
/戸松沙紀「WWDJAPAN」編集部記者

いちいち洗わなくてはいけない手、キシキシ感、白浮きして不自然な肌色に……正直私は“日焼け止め嫌い“でした(笑)。が、「アディクション」の“スキンケアUV タッチアップ クッション“に出合ってからは、毎日この日焼け止めを塗っています。中でも自然なトーンアップが叶う“トランスルーセント“がお気に入り。クッションタイプで手を汚さずに塗布できるところ、どんなファンデとも相性が良い保湿感のあるテクスチャー。欠点が見つからないくらい愛用しています。

■商品情報:“スキンケアUV タッチアップ クッション”[SPF45・PA+++](全3色、ケース付き5830円)
10種のオーガニック植物由来成分が肌に潤いを与えるほか、パール配合でトーンアップもかなうクッションタイプの日焼け止め。ノンパールタイプのクリアな“001トランスルーセント”、ブルーパールを含んだラベンダーローズカラー“002ロージーラベンダー”、レッドパールを含んだアプリコットカラー“003フレッシュアプリコット”をラインアップする。


「コスメデコステ(DECORTE)」
“サンシェルター トーンアップCC”

優秀すぎて手放せないUVケア
/新関瑠里「WWDJAPAN」編集部記者

素敵なアプローチの多いベースアイテムが多く、ぺたぺたと肌にあれこれ塗っている時間が大好きです。ただ、平日はそうも言ってはいられません。1本でベースメイクを仕上げられたら楽チンなのですが、シミや毛穴までもカバーできるアイテムになかなか出合えていませんでした。それが、今年リニューアルしてパワーアップした“コスデコCC”が自分史上大ヒット!スルスル〜と伸びて、乾燥ってなんのこと?と忘れるくらいしっとり肌が続くのです。それでいて、ピタッと密着。艶っと毛穴もぼかしてくれて、重塗りしても肌が重たく感じません。3色ある中の01・ライトベージュが自分の肌色と相性が良く、コンシーラーいらずの大満足な仕上がりに!高性能なのに3000円台であるのも嬉しい限り。頼りになりすぎる相棒で、ベースメイクはこれ一択です。

■商品情報:“サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC”[SPF50+・PA++++](全3色、各35g、各3300円)
23年2月にリニューアル発売した日やけ止め乳液。ナチュラルなカバー力で透明感のある素肌美を演出しつつ、肌をケアし艶と潤いに満ちた肌へと導く。ライトベージュ、ベージュ、ラベンダーローズの3色をラインアップしている。


「ベアミネラル(BAREMINERALS)」
“CR ナチュラル マット モイスチャライザー”

深呼吸できるもっちりファンデ
/遠藤里紗「WWDJAPAN」編集部記者

下地やファンデーションを何種類も重ねると、肌が息をできていない感覚があり苦手です。「ベアミネラル」のファンデーション“CR ナチュラル マット モイスチャライザー”は、この一層だけでUVをカットして肌のトーンを整えてくれます。そして夜までもっちり感が続きます。香りが少ないことに加え、ビーガンで紫外線吸収剤やマイクロビーズを使っていないというブランドのこだわりもお気に入りの理由です。肌も肺も毎日深呼吸していきたいです。

■商品情報:“CR ナチュラル マット モイスチャライザー”[SPF30/PA+++](35mL、4950円)
メイクとスキンケアの融合を目指し生まれたスキンケア感覚のファンデーション。テクニックレスで気になるにきび跡や毛穴の開きを自然にカバーしながらマットな質感のベースメイクを実現する。肌と地球に負担をかけないミネラル成分で紫外線や大気の汚れから肌を守る。また、95%以上天然由来成分を使用し、全成分がビーガンのクリーンな処方を採用している。


【スキンケア・ボディーケア部門】

各社の研究開発力や着眼点により、個性的な成分や基材が登場することが多いスキンケア・ボディーケア。今シーズンもさまざまなアイテムが発売され市場を賑わしている。編集部員たちのベストバイも、ブランドの個性を感じるユニークなものばかりだ。

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「B.A」
“ミルク フォーム”

引き締め泡乳液でほうれい線ケアも
/牧田英子「WWDJAPAN」副編集長

新感覚の泡状乳液は、肌あたりが優しく浸透力も高くみずみずしい肌が持続する。ベタつき感が全くないため塗布した後にすぐにベースメイクができ、よれることがない優れもの。マスク生活が続きほうれい線が気になっていたが、毎日使うことで肌が引き締まりほうれい線も目立たなくなってきた気がする。美容液の機能も持つので時短ケアとしても活用している。4月の発売から1カ月で予測の3倍売れたというのも納得だ。

■商品情報:“ミルク フォーム”(84g、1万3200円)
ポーラの最高峰ブランドから4月に発売された、新感覚の泡乳液。2種のポリマーの組み合わせと2種のガスで作られる泡乳液がほぐれ、引き締めベールに変わる新処方「バンテージングフォーム処方」を採用している。


「ディオール(DIOR)」
“ディオール スノー エッセンス オブ ライト マイクロ ローション”

肌が落ち着き潤いで満足される
/澤田まり子「WWDJAPAN」編集部記者

3つの効果効能を持つ医薬部外品として承認を得た“ディオール スノー エッセンス オブ ライト マイクロ ローション“は、とにかく保湿力に感動。あれこれケアする余力がない時も、お風呂上がりにこれさえつけておけば翌朝も乾燥知らず。とろみのあるテクスチャーに浮かぶ白い粒には、ビタミンEと従来の2倍のビタミンC誘導体が閉じ込められ、有用成分が肌にしっかり届きます。ちょっとした肌トラブルもスーッと落ち着きます。

■商品情報:“ディオール スノー エッセンス オブ ライト マイクロ ローション“[医薬部外品](175mL、8250円)
アジア人の 肌タイプに関する知識とDNA研究から生まれた「ディオール スノー」のローションが、医薬部外品の承認を得て薬用化粧水としてリニューアル。皮脂など脂質の酸化がメラニン生成に影響することに着目し、日焼け後のほてりを防ぎ、皮脂によるべたつきを防ぐ。ホワイトパールにビタミンEを閉じ込め、従来の2倍のビタミンC誘導体を配合している。


「サイドキック(SIDEKICK)」
“ハイブリッド トーンオン モイスチャライザー”

“相棒”の名はダテじゃなかったァ!
/本橋涼介「WWDJAPAN」編集部記者

最近、肌の調子がいいと感じることが多くなりました。夜更かしもするし、偏りまくった食生活を続けているのに、どうして?心当たりがあるのは、スキンケアアイテムを変えたことくらい。資生堂の新鋭メンズスキンケアブランド「サイドキック」のモイスチャライザーは、イザヨイバラエキス、ワイルドタイムエキスなど男性肌特有の「ゆらぎ」にアプローチした成分を配合しているそう。ブランド名の由来は“相棒”というから、僕にとってはまさしくそれ!なんです。

■商品情報:“ハイブリッド トーンオン モイスチャライザー”(60g、3190円 ※編集部調べ)
1ステップで潤いのある明るい美肌をかなえるクリーム。肌の色をナチュラルに補正し、毛穴の見えにくいキメの整った肌に演出する。しっとりと保湿しながらも、べたつきを感じさせないテクスチャーも特徴。 


「ウルオッテ(URUOTTE)」
空山基コラボプロダクト

香水デビューもお願いします!
/関戸和編集製作 編集担当

“宇宙旅香”をテーマに掲げた「ウルオッテ」と空山基のコラボコスメを手掛けるのは、80年代からアートコレクターとして活動する笹川直子「クィーン」社長。アートに疎い私ですが、商品化までのストーリーに引き込まれました。"洗うフレグランス"と謳うだけあって、シダーウッドやムスクのユニセックスな香りも素敵。ヘア&ボディーソープとスキャルプトナーだけではなく、香水としても商品化希望です!

■商品情報:“フレグランス ヘア&ボディソープ[Cocoon]”(数量限定ギフトボックス付き、200mL、1万6500円)、“薬用スキャルプトナー[Cocoon]”(医薬部外品、数量限定ギフトボックス付き、150mL、1万9800円)
コクーン(繭)に包まれるような浮遊感を香りで表現した、ヒノキやシダーウッド、ムスクをシンクロさせた香り。シャンプーではなく”洗うフレグランス”として新たなバスルーム体験を提案する。ボトルデザインとギフトボックスには、”セクシーロボット”で知られる空山の世界観が反映されている。


「サボン(SABON)」
“リフレッシング フットスクラブ”

爽やかなフットスクラブ
/所彩ビジネスプランニング部

軽石を砕いたスクラブとっても気持ちいい!軽石がしっかり角質を取ってくれるから、仕上がりはとってもなめらかです。リフレッシュする香りもたまりません。仕事中に疲れを感じた時は「今日は絶対フットスクラブした~い!」と思うほどです。足のケアは後回しになりがちなので、お風呂で簡単にできる新しいリラックスアイテムとして重宝。フットスクラブ後はセットで買った"リッチフットクリーム"で保湿もできる。リピート間違いなしです!

■商品情報:“リフレッシング フットスクラブ”(150mL、3300円)
天然の軽石を細やかに砕いたスクラブ粒子を配合。伸びの良いなめらかでテクスチャーで、つま先の細かな部分まで馴染み、スクラブによるマッサージで足のむくみや疲れをケアする。シリーズ商品として、クリームとミストもラインアップしている。


【フレグランス部門】

「ミュウミュウ(MIUMIU)」 
“フルール ドゥ レ”

爽やかで美味しくどこか懐かしい「ミュウミュウ」の香り
/益成恭子「WWDJAPAN」編集部記者

「ミュウミュウ」のスズランの香りの元祖オードパルファムは私の定番の一つです。今年加わった限定“フルール ドゥ レ”は、人気のデザート“マンゴーポメロサゴ”がモチーフ。プルーストの「失われた時を求めて」で主人公がマドレーヌを食べて昔を思い出すシーンに着想を得ています。甘すぎずどこか懐かしい香りで、ついつい手が伸びてしまう。これはオスマンサス(金木犀)がハートノートで、爽やかで美味しい香りは毎日着けてもあきません。

■商品情報:“フルール ドゥ レ”(50mL、1万6500円/100mL、2万3100円)
「ミュウミュウ」の多くのフレグランスを生み出した調香師ダニエラ・アンドリエ(Daniela Andrier)による香り。トップノートでマンゴーのフルーティで美味しそうな香りを再現し、オスマンサスの花の香りが広がり、ベースのココナッツミルクが調和の取れた心地良い香りにまとめている。


「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」
“ディスカバリー セット”

一流調香師が集うオールスターフレグランス!
/竹田紀子「WWDJAPAN」編集部記者

ついに上陸した「ドリス ヴァン ノッテン」のフレグランス。オーラソーマのようなボトルデザインに惹かれ、トライアルセットを即買いしました(ちなみにこの2mLボトルは透明で、カラーは箱に描かれていました)。凄いな〜と思ったのは、すべて調香師が異なること。 “レイジーサンデーモーニング”のルイーズ・ターナー(Louise Turner)、「ミュウミュウ」でもお馴染みのダニエラ・アンドリエなど一流調香師が大集結!著名な調香師同士だと個性がぶつかり合いそうですが手首と足首に違う香りをつけても一体感が出て、異素材ミックスが得意なブランドの魅力を嗅覚で体感できます。オレンジの花をテーマにした“ジャルダン ドゥ ロランジュリー”と、ミントとアイリスの“ネオン ガーデン”を一緒につけるのがお気に入りです。

■商品情報:“ディスカバリー セット”(5720円)
ブランド初のビューティアイテムとして2022年3月にパリで発表されていたフレグランスコレクション。オードパルファムのラインアップは10種で、トライアル用のコフレは後日、10本入りのパーフェクトセットも販売される。


【ヘア部門】

「ギャツビー(GATSBY)」
“スカルプエッセンス ブラックロジスト”

扱いやすさがピカイチ
/中村慶二郎「WWDJAPAN」編集部サロンビューティデスク

ヘアスタイリングムースを一週間で1本使いきるほどヘビーユーザーの私。いつもはセット力がなく、質感を良くするだけのムースを使っている。なぜならば、セット力のあるムースは失敗すると(洗髪するまで)取り返しがつかず、扱いが難しい商品が多いから。でもこのアイテムは、“スタイリングバブル”というムースよりもみずみずしいテクスチャーで、髪に軽くなじませるだけでパーマ風アレンジが可能で、失敗することが少ないので使いやすい。

■商品情報:“マンダム ギャツビー メタラバー バブル パーマスタイルクリエイター”(180g、1100円※編集部調べ)
Z世代男性をターゲットにしたシリーズの、握りこむだけでパーマ風のアレンジが楽しめるスタイリングフォーム。高い粘着力と微細な結晶“スパイク”で、スタイルを立体的に固定する。フローラルフルーティの香り。


「デミドゥ(DEMI DO)」
“スカルプエッセンス ブラックロジスト”

モテたくて2023SS
/村田大祐ビジネスプランニング部

どうもWWDJAPANきってのバッドボーイ村田です。ボーイと言いつつも毎日ファッション・ビューティ業界の荒波に揉まれ気付けば激務で白髪が目立つ今日この頃。そんな悩みに「デミドゥ」から発売されたこの商品は気になる白髪にアプローチするスカルプ用美容液! こ、これや!ワイが探してたのは!これでケアしてモテようと思います!

■商品情報:“スカルプエッセンス ブラックロジスト”(80mL、4400円)
デミ コスメティクスによる、地肌ケアと“めぐり”に着目したスカルプケアブランドによる、地肌と髪のエイジングケアにフォーカスしたスカルプエッセンス。地肌環境を整え、年齢を重ねることで現れる悩みにアプローチする。

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【2023年水着】アメリカンイーグルの「エアリー」が水着やアクティブウエアのコレクションを発売 ワンピースは6990円

アメリカンイーグル アウトフィッターズによるインナーウエアブランド「エアリー(AERIE)」は、水着やアクティブウエア、アパレル、ランジェリーをそろえた夏コレクションを発売した。水着はワンピーススイムウエア(6990円)やバンドゥビキニトップ(5490円)、ビキニボトム(3490円)などを、ビビットからニュアンスまで幅広いカラーバリエーションをそろえた。シマーな質感で、UPF50のUVカット効果を備えている。

アクティブウエアはバイクショーツ(5990円)やクロスオーバーデザインのレギンス(7990円)、スポーツブラ(5490円)などを、インナーはブラレット(4490円)やハイライズソング(2490円)などを用意した。渋谷の旗艦店と公式オンラインストアで取り扱っている。

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「マックスマーラ」24年リゾートコレクションにローラやデミ・ムーア  「エミリー、パリへ行く」のリリー・コリンズの可憐な花輪姿も

「マックスマーラ(MAX MARA)」は6月11日(現地時間)、スウェーデンの首都ストックホルムで2024年リゾートコレクションを発表した。会場には、ローラが「マックスマーラ」2023-24年秋冬の“ティディベア”コート姿で来場したほか、Netflixオリジナルシリーズ「エミリー、パリへ行く」で主役を演じているリリー・コリンズ(Lily Collins)に加え、デミ・ムーア(Demi Moore)、エイミー・アダムス(Amy Adams)、キーナン・シプカ(Kiernan Shipka)など豪華女優陣が姿を見せた。

ショー会場は、毎年ノーベル賞受賞者の晩餐会が開かれるストックホルム市庁舎の青の間。建築家ラグナル・エストベリが手がけたナショナル・ロマンティシズム建築は荘厳で美しく、特に大階段はドレス姿で降りる姿が美しく見えるよう設計されているという。ショーの後、ゲストはその階段を上がり、2階にある黄金の間でのディナーへ。金箔を貼ったモザイクで壁面が覆われた大広間は、ノーベル賞の授与式が行われる場所だ。

またショー前日にはゲストは、市内を流れる運河をクルーズで散策しつつ、ストックホルム群島の一つスヴァルツォ・クロッグ島でのウェルカムディナーへ。白い服に花輪を飾るドレスコードは、この時期に北欧で開かれる夏至祭への敬意を示したもの。北欧には7種類の野の花を見つけて枕の下に入れて眠ると将来の恋人の夢を見られるという言い伝えがあり、それは24年リゾートコレクションのインスピレーション源のひとつともなっている。ゲストは北欧の文化に触れながら、ゆっくりと暮れてゆく白夜の夜を楽しんだ。

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香取慎吾×祐真朋樹のヤンチェ_オンテンバールからファッショナブルな“空調服”や浴衣、福助コラボが登場

俳優・歌手の香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹がディレクターを務めるセレクトショップ、ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)は、6月23日に“2023Collection”をスタートする。本コレクションは「サンヨーコート(SANYOCOAT)」と「空調服」との3社コラボによるコート、福助とのコラボによるソックスとインナー、オリジナル浴衣などを発売する。

気候変動を意識して作られたコートは、暑い夏でも快適に涼しく過ごせる“空調服”を採用。“空調服”は2個のファンから服の中に外気を取り込み、汗の気化熱で身体を冷やすことができる。デザインは、香取慎吾が今回のコレクションのために制作したアートをプリントし、さまざまなシーンでの着こなしに合うエレガントなコートに仕上げた。

前回好評だった福助とのコラボアイテムは、リブラインソックス、ハイゲージソックス、ロングホーズ、ボクサーパンツの4型を用意する。触り心地、素材感、ロゴの大きさと入り方など、細部にこだわって制作した。

ヤンチェ_オンテンバール初となるオリジナル浴衣にも、香取慎吾のアートをあしらう。カラーは2色を展開し、ウィメンズとメンズを用意する。浴衣と帯をセットで購入すると、オリジナル扇子が付く。

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ビームス&アミューズの体験型アウトドア・フェスが開催 国内外の30ブランドが集結

ビームスとアミューズは富士観光開発と協業し、体験型アドベンチャー施設“フジ ゲート ウェイ(FUJI GATEWAY)”でアウトドアフェスティバル“アドベンチャーサミット(ADVENTURE SUMMIT 2023 at FUJI GATEWAY)”を7月22〜23日の2日間開催する。

国内外を代表する約30のアウトドアブランドが集結し、各ブランドの一押しアイテムが並ぶ野外マーケットを行うほか、地域事業者が参画した富士山麓の環境を最大限に活かしたアクティビティーやガイドツアーを開催する。子どもから大人まで楽しめるワークショップ、アウトドアシーンにぴったりなメニューを構えたキッチンカーの出店なども行う。

“フジ ゲート ウェイ”施設内の“クラブハウス”では、こだわりを持った地場の食材を活かした飲食の提供や、醸造所のできたての特製クラフトビール、“フジ ゲート ウェイ クラフト ビア”も味わうことができる。

別会場の西湖では、トレイルランニングイベント“Saiko Re-Trail Run”を開催する。60年前まで使われていた湖畔の古道、“旧根場通学路”を蘇らせ、当時の子供達が眺めていた富士山や西湖、樹海の魅力を再発見する新たなトレイルランイベントだ。西湖は、富士山の麓に約1200年前に誕生した神秘の湖で、湖面は季節や時刻によって形を変える。富士五湖の中でも観光地化されなかった場所だからこそ、富士山と湧水と樹海のエネルギーが集まっている。

◼️ADVENTURESUMMIT 2023 at FUJI GATEWAY
日程:7月22、23日
時間:10:00〜17:00
会場:① メーン会場 “FUJI GATEWAY” (山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾6663-1)
② トレイル会場“Saiko Re-Trail Run”(山梨県南都留郡富士河口湖町西湖997)
③ 駐車場/サブ会場 富士北麓公園 第二駐車場(山梨県富士吉田市上吉田5000)
※メイン会場へは無料シャトルバスを運行予定
チケット:1日券:1500円(前売)、1800円(当日)/ 2日券: 2700円(前売)、3200円(当日)※“Saiko Re-Trail Run”の参加チケットは5000円

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“もの”“こと”の次は“こころざし” 中川政七商店や「ウカ」も考える“ライフスタンス”【ウィズコロナで進化する幸せ産業】

これからは“ライフスタンス”でブランドを選ぶ時代が来るという。しかし「“ライフスタンス”とは何ぞや?」と思う人は多いだろう。消費者が何かを購買するときは“もの”、つまり商品そのものの品質やコストパフィーマンスで選ぶ。次に“こと”だ。ブランドの背景や憧れ、世界観への共感が購買の決め手となる。そしてさらに進んだ段階が、“こころざし”つまりは“ライフスタンス”だ。消費者は企業のビジョンや姿勢に賛同し、一緒に社会を変えたいと、同企業の商品を選ぶ。ビジュアルで伝えられる“もの”や“こと”に対し、“ライフスタンス”は言葉で伝えにくい。中長期的な行動でそのビジョンを発信していくしかないのだ。

そんな中、志を同じくしたブランドが横でつながり、経済の新しい形「ライフスタンス・エコノミー」を広げるという、ブランドの垣根を超えた共同体「パレード(PARaDE)」が、2022年6月末に始動した。参画した企業は、あんパンでおなじみの老舗「銀座 木村屋総本店」や、クラフトビールの「コエド(COEDO)」、日本の工芸を元気にする「中川政七商店」、ビューティサロンの「ウカ(uka)」など多岐にわたった。

大人の文化祭“エキスポ”で
つくる。買う。選ぶ。の未来を体験

23年3月下旬には、「パレード」が主催するイベント「ライフスタンス エキスポ(Lifestance EXPO)」が、東京・品川のザ・キャンパス(THE CAMPUS)で開催した。同イベントは「つくる。買う。選ぶ。の未来」をテーマに、全15のブランドがライフスタンスに触れられる展示や商品販売、ワークショップなどに参加できるブースを出展した。他にも、学生が経営し、地域の名産品をセレクト・発信するスタートアップ企業「アナザー・ジャパン」、長野県の山の上で生活雑貨店を扱う「わざわざ」なども参加した。

同イベントは、流通やメディアに向けてではなく、一般に広く開かれている点も特徴だ。私も足を運んだが、各ブースからの熱が伝わり、大人の文化祭のようなわくわく感があった。入場料500円を支払うと、イベントで利用可能なお買い物チケット500円と交換してくれるので、実質無料。この500円をどのブースで使おうか、賛同した企業に投票するような気持ちになる。

企業のライフスタンスを知ることが
自分を見つめるきっかけに

ライフスタンスを問いかける、参加型の展示もあった。ビジョンズ(visions)によるコンテンツは、各ブランドのソーシャルテーマに触れながら、自分自身の「はたらくを考える」。「仕事において大切にしたい価値観をあらわす18のキャリア観」と、「社会のどんな分野で役立ちたいかを考える15のソーシャルテーマ」から、自分にフィットしたカードを数枚ずつ選ぶ。自分自身のビジョンを見つめ直した後なら、各ブランドのライフスタンスも理解しやすくなる。ベートーベン(Ludwig van Beethoven)やナイチンゲール(Florence Nightingale)、渋沢栄一ら、「あの偉人が今を生きていたらどんなソーシャルテーマを持つだろう?」と予測している展示も興味深かった。

「ライフスタンス エキスポ」は、「パレード」に参画した企業のライフスタンスを伝えるべく、今後も開催する予定だという。各ブランドのライフスタンスが生活者に伝わり、共感するブランドを応援するような経済のあり方が広まれば、結果的に“いい会社”が増え、“いい社会”が実現すると「パレード」は考えている。未来を考える若い世代や子供たちにこそ、ぜひ体験してほしい。

ブランドを深く知る探訪ツアーも

各ブランドのライフスタンスを発信する「パレード」の活動は、個々でも行われている。例えば、ブランドの本拠地を「パレード」メンバーとともに訪れ、ものづくりに触れる「PARaDEでいこう! LIFFT探訪ツアー」がその一つだ。5月27日に開催された回では、ボタニック(BOTANIC)が運営する、東京・中目黒の「リフト(LIFFT)」をクローズアップ。ブランドビジョン「花・植物を気軽に贈る・飾るカルチャーを創る」を体感しながら、オンラインフラワーサービス事業の意義について考えた。

「リフト」では、フローリストが自ら足を運んで全国各地から選び抜いた花を、洗練された花束で提供する、サブスクを運営している。中間業者を極力省き、移動中の花の傷みを最小限に抑え、在庫維持に必要な人件費や廃棄ロスを削ることで、適正価格で届ける。農家と消費者がより密接につながり、花を飾る習慣を定着させることで、需要も安定するだろう。さらに、実店舗とうまく連携することで、無駄な在庫を調整でき、フラワーショップにとってもメリットが生まれる点にもはっとした。農家、小売り、消費者の三方にとってうれしい取り組みなのだ。

「探訪ツアー」の参加者は、ボタニックが手掛ける中目黒のフラワーショップ「イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー(ex. flower shop & laboratory)」を訪れ、業界の流通の現状や、ロス問題への対応など、現場の話を聞きながら、バックヤードを見学した。実際に花束を作るワークショップでは、業務も体験した。第2部では上甲友規ボタニック社長と、パレード社長でもある、中川淳・中川政七商店会長、パレード取締役であり、バッハの幅允孝ブックディレクターが登壇し、トークショーを開催した。参加者は業界以外がほとんどだというが、熱心にメモを取り、積極的に質問している人もいた。

「パレード」がファシリテーターのように進行役、誘導役になることで、今まで伝わりづらかった各企業のライフスタンスを分かりやすく発信していく。「いい会社が増えれば社会もきっと良くなる」と、中川会長は語る。今までは商品を販売する企業に絞っていたが、今後はサービスを提供する企業なども募り、活動をさらに広げていくことも構想中だ。

企業の志に共感するだけでなく、新しい経済活動を広げていく――志あるブランドとつながることで、私たちも賛同者になれる。その積み重ねで日々の生活を楽しみつつ、世の中をより良く変えていくことができるかもしれない。

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“もの”“こと”の次は“こころざし” 中川政七商店や「ウカ」も考える“ライフスタンス”【ウィズコロナで進化する幸せ産業】

これからは“ライフスタンス”でブランドを選ぶ時代が来るという。しかし「“ライフスタンス”とは何ぞや?」と思う人は多いだろう。消費者が何かを購買するときは“もの”、つまり商品そのものの品質やコストパフィーマンスで選ぶ。次に“こと”だ。ブランドの背景や憧れ、世界観への共感が購買の決め手となる。そしてさらに進んだ段階が、“こころざし”つまりは“ライフスタンス”だ。消費者は企業のビジョンや姿勢に賛同し、一緒に社会を変えたいと、同企業の商品を選ぶ。ビジュアルで伝えられる“もの”や“こと”に対し、“ライフスタンス”は言葉で伝えにくい。中長期的な行動でそのビジョンを発信していくしかないのだ。

そんな中、志を同じくしたブランドが横でつながり、経済の新しい形「ライフスタンス・エコノミー」を広げるという、ブランドの垣根を超えた共同体「パレード(PARaDE)」が、2022年6月末に始動した。参画した企業は、あんパンでおなじみの老舗「銀座 木村屋総本店」や、クラフトビールの「コエド(COEDO)」、日本の工芸を元気にする「中川政七商店」、ビューティサロンの「ウカ(uka)」など多岐にわたった。

大人の文化祭“エキスポ”で
つくる。買う。選ぶ。の未来を体験

23年3月下旬には、「パレード」が主催するイベント「ライフスタンス エキスポ(Lifestance EXPO)」が、東京・品川のザ・キャンパス(THE CAMPUS)で開催した。同イベントは「つくる。買う。選ぶ。の未来」をテーマに、全15のブランドがライフスタンスに触れられる展示や商品販売、ワークショップなどに参加できるブースを出展した。他にも、学生が経営し、地域の名産品をセレクト・発信するスタートアップ企業「アナザー・ジャパン」、長野県の山の上で生活雑貨店を扱う「わざわざ」なども参加した。

同イベントは、流通やメディアに向けてではなく、一般に広く開かれている点も特徴だ。私も足を運んだが、各ブースからの熱が伝わり、大人の文化祭のようなわくわく感があった。入場料500円を支払うと、イベントで利用可能なお買い物チケット500円と交換してくれるので、実質無料。この500円をどのブースで使おうか、賛同した企業に投票するような気持ちになる。

企業のライフスタンスを知ることが
自分を見つめるきっかけに

ライフスタンスを問いかける、参加型の展示もあった。ビジョンズ(visions)によるコンテンツは、各ブランドのソーシャルテーマに触れながら、自分自身の「はたらくを考える」。「仕事において大切にしたい価値観をあらわす18のキャリア観」と、「社会のどんな分野で役立ちたいかを考える15のソーシャルテーマ」から、自分にフィットしたカードを数枚ずつ選ぶ。自分自身のビジョンを見つめ直した後なら、各ブランドのライフスタンスも理解しやすくなる。ベートーベン(Ludwig van Beethoven)やナイチンゲール(Florence Nightingale)、渋沢栄一ら、「あの偉人が今を生きていたらどんなソーシャルテーマを持つだろう?」と予測している展示も興味深かった。

「ライフスタンス エキスポ」は、「パレード」に参画した企業のライフスタンスを伝えるべく、今後も開催する予定だという。各ブランドのライフスタンスが生活者に伝わり、共感するブランドを応援するような経済のあり方が広まれば、結果的に“いい会社”が増え、“いい社会”が実現すると「パレード」は考えている。未来を考える若い世代や子供たちにこそ、ぜひ体験してほしい。

ブランドを深く知る探訪ツアーも

各ブランドのライフスタンスを発信する「パレード」の活動は、個々でも行われている。例えば、ブランドの本拠地を「パレード」メンバーとともに訪れ、ものづくりに触れる「PARaDEでいこう! LIFFT探訪ツアー」がその一つだ。5月27日に開催された回では、ボタニック(BOTANIC)が運営する、東京・中目黒の「リフト(LIFFT)」をクローズアップ。ブランドビジョン「花・植物を気軽に贈る・飾るカルチャーを創る」を体感しながら、オンラインフラワーサービス事業の意義について考えた。

「リフト」では、フローリストが自ら足を運んで全国各地から選び抜いた花を、洗練された花束で提供する、サブスクを運営している。中間業者を極力省き、移動中の花の傷みを最小限に抑え、在庫維持に必要な人件費や廃棄ロスを削ることで、適正価格で届ける。農家と消費者がより密接につながり、花を飾る習慣を定着させることで、需要も安定するだろう。さらに、実店舗とうまく連携することで、無駄な在庫を調整でき、フラワーショップにとってもメリットが生まれる点にもはっとした。農家、小売り、消費者の三方にとってうれしい取り組みなのだ。

「探訪ツアー」の参加者は、ボタニックが手掛ける中目黒のフラワーショップ「イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー(ex. flower shop & laboratory)」を訪れ、業界の流通の現状や、ロス問題への対応など、現場の話を聞きながら、バックヤードを見学した。実際に花束を作るワークショップでは、業務も体験した。第2部では上甲友規ボタニック社長と、パレード社長でもある、中川淳・中川政七商店会長、パレード取締役であり、バッハの幅允孝ブックディレクターが登壇し、トークショーを開催した。参加者は業界以外がほとんどだというが、熱心にメモを取り、積極的に質問している人もいた。

「パレード」がファシリテーターのように進行役、誘導役になることで、今まで伝わりづらかった各企業のライフスタンスを分かりやすく発信していく。「いい会社が増えれば社会もきっと良くなる」と、中川会長は語る。今までは商品を販売する企業に絞っていたが、今後はサービスを提供する企業なども募り、活動をさらに広げていくことも構想中だ。

企業の志に共感するだけでなく、新しい経済活動を広げていく――志あるブランドとつながることで、私たちも賛同者になれる。その積み重ねで日々の生活を楽しみつつ、世の中をより良く変えていくことができるかもしれない。

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「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」2024年プレ・スプリング・コレクション

「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が2024年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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米発サンダル「キーン」が障がいのあるアーティストとコラボ エコバッグも発売

米国発のアウトドア・フットウエアブランド「キーン(KEEN)」は6月14日、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」とコラボしたサンダル(9680円)とエコバッグ(4290円)を発売する。両者の協業は2度目。

「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」は、障がいのあるアーティストの作品を街中に展示するプロジェクト。今回「キーン」がコラボするのは、木下晃希の「くじらと仲間たち」と西村賢示の「潮騒」で、同ブランドのアイコンモデル“ヨギ アーツ”や“シャンティ”の上に表現する。なお、コラボ商品の売り上げの一部はアーティストに還元するという。

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【スナップ】柴咲コウや新木優子、山下智久らが来場 「ディオール」が新フレグランスの発売記念イベントを開催

「ディオール(DIOR)」は新フレグランス“ディオリビエラ”の発売を記念し、原宿のバンクギャラリーで期間限定イベントを6月18日まで開催中だ。

オープニング イベントには、ディオール ビューティー アンバサダーの柴咲コウ、新木優子、山下智久らが出席した。南仏のラグジュアリリゾートにインスパイアされた魅力的なフロアでは、デジタルフォトブースやディオリビエラテラスカフェなどで一足早い夏の雰囲気を磯村勇斗、大政絢、北村匠海、黒木メイサ、桜田通、佐藤晴美、玉城ティナ、蜷川実花、藤井夏恋、三吉彩花、山田優らゲストが満喫した。

■LE JARDIN DIORIVIERA -ル ジャルダン ディオリビエラ-
期間:6月9日〜18日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:15)
場所:バンクギャラリー 東京都渋谷区神宮前6-14-5

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【スナップ】柴咲コウや新木優子、山下智久らが来場 「ディオール」が新フレグランスの発売記念イベントを開催

「ディオール(DIOR)」は新フレグランス“ディオリビエラ”の発売を記念し、原宿のバンクギャラリーで期間限定イベントを6月18日まで開催中だ。

オープニング イベントには、ディオール ビューティー アンバサダーの柴咲コウ、新木優子、山下智久らが出席した。南仏のラグジュアリリゾートにインスパイアされた魅力的なフロアでは、デジタルフォトブースやディオリビエラテラスカフェなどで一足早い夏の雰囲気を磯村勇斗、大政絢、北村匠海、黒木メイサ、桜田通、佐藤晴美、玉城ティナ、蜷川実花、藤井夏恋、三吉彩花、山田優らゲストが満喫した。

■LE JARDIN DIORIVIERA -ル ジャルダン ディオリビエラ-
期間:6月9日〜18日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:15)
場所:バンクギャラリー 東京都渋谷区神宮前6-14-5

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7月21日発売の「ユニクロ」チャリティーTシャツプロジェクト 綾瀬はるかや写真家の森山大道らが参加

「ユニクロ(UNIQLO)」は7月21日、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」の新作を国内外の店舗と公式ECで発売する。今回新たな賛同コラボレーターとして、写真家の森山大道、「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクター、フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)、アーティストのジュリアン・オピー(Julian Opie)に加え、「ユニクロ」のライフウエアアンバサダーを務める女優の綾瀬はるかも参加し、本プロジェクトのためにTシャツを制作した。Tシャツは全て1500円で、XS〜4XLをそろえる。うちXSと2XL以上はECのみでの販売。

「ピース・フォー・オール」は、“世界の平和を心から願い、アクションする”という「ユニクロ」の想いを形にしたプロジェクトで、2022年6月17日に始動して以来、安藤忠雄、村上春樹、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)やカウズ(KAWS)など、ユニクロにゆかりのあるコラボレーターがボランティアで参加し、平和への願いを込めたTシャツをチャリティーとして販売してきた。利益の全額にあたる売り上げの20%を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付するもので、2月末時点の売り上げ枚数は107万3687枚、収益金3億2210万6100円を寄付した。

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7月21日発売の「ユニクロ」チャリティーTシャツプロジェクト 綾瀬はるかや写真家の森山大道らが参加

「ユニクロ(UNIQLO)」は7月21日、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」の新作を国内外の店舗と公式ECで発売する。今回新たな賛同コラボレーターとして、写真家の森山大道、「マルニ(MARNI)」のクリエイティブ・ディレクター、フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)、アーティストのジュリアン・オピー(Julian Opie)に加え、「ユニクロ」のライフウエアアンバサダーを務める女優の綾瀬はるかも参加し、本プロジェクトのためにTシャツを制作した。Tシャツは全て1500円で、XS〜4XLをそろえる。うちXSと2XL以上はECのみでの販売。

「ピース・フォー・オール」は、“世界の平和を心から願い、アクションする”という「ユニクロ」の想いを形にしたプロジェクトで、2022年6月17日に始動して以来、安藤忠雄、村上春樹、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)やカウズ(KAWS)など、ユニクロにゆかりのあるコラボレーターがボランティアで参加し、平和への願いを込めたTシャツをチャリティーとして販売してきた。利益の全額にあたる売り上げの20%を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付するもので、2月末時点の売り上げ枚数は107万3687枚、収益金3億2210万6100円を寄付した。

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TSI「アドーア」、上顧客に向けたMD強化

TSIの婦人服「アドーア(ADORE)」は、上顧客に向けた付加価値の高い商品を充実させる。コロナの5類移行で上顧客のセレモニー需要が高まっていることを受け、2023-24年秋冬物からフォーマルな装いの“ブラックラベル”を5年ぶりに復活させた。また旅行需要に向けて英高級ラゲージ「グローブ・トロッター(GLOBE TROTTER)」と共同開発したスーツケースを売り出す。年間購買が数百万円以上におよぶVIPには、事前受注会での特別なサービスも実施する。

2005年にスタートした「アドーア」は現在、全国の百貨店、六本木ヒルズ、ギンザシックスといった高級ショッピングセンターに16店舗を構える。上質な素材やパターン、ほどよいモード感などを支持するコアな上顧客に支えられる。平均客単価は春夏物で6万5000円、秋冬で7万5000円ほど。定価で売り切ることを徹底するため、昨年からはセールをやめてMDの精度を上げている。TSIで婦人服ブランドを集めたファッションキャピタル事業の23年2月期の売上高が前期比15%増だったの対し、「アドーア」は同45.5%増とコロナ禍から急回復している。担当デザイナーの田中宏幸氏は「お客さまはコロナを経て、人と会いたい、つながりたいと強く感じている。おしゃれをしたい気運がとても盛り上がっている」と分析する。

3月以降もコロナ前の19年を4%上回る売り上げで推移する。中心顧客は40代半ばから50代前半だが、コロナ以降は40代以下の顧客比率は15〜20ポイント増えた。上顧客の中でも年間400万円以上を購入する“超VIP”はコロナ前の30人から現在は70人まで増えた。超VIPらに対しては、05年以降のアーカイブや雑誌掲載の中からお気に入りの商品を選んでもらい、その顧客のためのアレンジを加えた上で一点ものを作り、プレゼントするサービスを実施する。特別感のあるサービスで顧客ロイヤルティーを高める。

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「トミー ヒルフィガー」が創立100周年を迎えたディズニーとコラボ 日本の漫画にインスパイアされたミッキーマウスが登場

「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は6月1日、今年で創立100周年を迎えるディズニーとのコラボコレクション “ディズニー X トミー”を、表参道店やオンラインストアなどで発売した。本コレクションでは、ミッキーマウスやミニーマウスなど、おなじみのキャラクターが日本の漫画やアニメのようなイラストタッチで登場。メンズ&ウィメンズ58型、キッズ15型と豊富なラインアップで販売中だ。

“クラシック アメリカン クール”を体現する
“ディズニー X トミー”ならではの
コラボレーション

“ディズニー X トミー”コレクションでは、遊び心あふれる柄やプリントを用いることで、「トミー ヒルフィガー」が標榜するプレップスタイルを再構築。チノやブレザーにはジャガードプリントの“TH モノグラム”とミッキーマウスのシルエット、ブランドのシグネチャー“イサカストライプ”のシャツにはミッキーマウスがあちこちに配され、シャツドレスにはにじんだインクや手書きのようなスケッチを再現した。さらにニットウエアやミニスカートにはミニーマウスが着用しているスカートのポルカドット柄を落とし込むなど、本コラボレーションならではのデザインを楽しめる。

漫画風のミッキー&フレンズが
「トミー ヒルフィガー」の
カレッジプレップの世界に登場

キャンペーン動画では、ミッキーと仲間たちが“カレッジプレップ”の世界に触れ、「トミー ヒルフィガー」のアーカイブクラシックのシーンに現れる。「これまでに発表してきた中でも最も楽しいコラボレーションの1つ。私たちが愛するプレップ・クラシックを詰め込んだコレクターズ・エディションと言えるだろう」とブランドデザイナーのトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)が語るように、共にアメリカで生まれ、世界中で愛され続けているディズニーと「トミー ヒルフィガー」だからこそ生まれたシナジーが体感できるコレクションだ。

“ディズニー X トミー”を手掛けた
ディズニーアーティストに聞く
コラボレーション制作秘話

WWD:お気に入りのアイテムは?

神田茂樹ディレクターキャラクターアーティスト(以下、神田):今着用しているセーターが気に入っています。「トミー ヒルフィガー」のカラーリングと、今回ならではの漫画風イラストで描かれたミッキーマウスが組み合わさり、とてもインパクトのある商品になりました。

村瀬和宏マネジャーキャラクターアーティスト(以下、村瀬):私は今着ているTシャツのように、クラシックなミッキーマウスと今回のコラボで生まれたミッキーマウスが並んでいるのが、対照的になっていて面白いと思っています。

斉藤由樹シニアデザイナー(以下、斉藤):私はデザイナーとして、村瀬が着用しているジャケットのような“デザインパッチ”と呼んでいるパッチを使ったアイテムを見てうれしくなりました。アニメや漫画からインスパイアされたテイストだからこそ、子どもっぽい印象にならないよう工夫しました。

WWD:本コラボレーションが決定した時の気持ちは?

神田:ディズニー100周年という節目であることから、さまざまなお祝いコンテンツを行う中で、「トミー ヒルフィガー」との取り組みが決定しました。単純にブランドロゴやキャラクターを貼り付ける以外にも、新しくキャラクターやデザインを起こすこともチームのミッションなので、改めて私たちの力を世の中にアピールする良い機会だと感じました。私たちのデザインと「トミー ヒルフィガー」が大切にしてきたスタイルが融合し、意義のあるコラボレーションになったと思います。

斉藤:本コラボレーションの話が来たとき、私たちのチームからいくつかの企画を提案しました。その中で日本のアニメや漫画にインスパイアされたデザインに「トミー ヒルフィガー」が賛同してくれたということは、日本のクリエイターや文化にリスペクトを持ってくれたのだと受け止めています。自分たちが内に秘めてきたものや、生まれ育った環境で取り入れてきたカルチャーを表現できたことが光栄です。

WWD:“カレッジプレップ”という世界観はどのように生まれた?

斉藤:日本のアニメや漫画にフォーカスしたデザインを「トミー ヒルフィガー」のシグネチャーである“プレッピークラシック”に融合したいと考え、カレッジライフという世界観に派生していきました。動画でもモデルやキャラクターたちが大学生活を繰り広げるようなストーリー構成になっており、ライフスタイルがもっと浮き出て、よりファンに親しみを持って見てもらえると思います。長い時間をかけてデザインに向き合ってきただけに、私たちのデザインにアレンジが加わり「トミー ヒルフィガー」のアイテムに落とし込まれているのを見て、とてもフレッシュに感じられました。

WWD:漫画風のミッキーマウスを制作するにあたり、苦戦したことは?

村瀬:ミッキーマウスはアニメーションから生まれたキャラクターなので、通常、どの角度から見ても立体的に見えるような構造で描かれています。そして何人ものアニメーターが描けるように、比較的シンプルなレギュレーションで成立しているのです。その立体的なミッキーマウスを、今回のテーマである漫画のように平面的に見せるためにどうすれば良いのか工夫を凝らし、チームで何体もトライしました。“立体的な球体に平面的な口が付いている”というような、立体と平面がうまく融合した、見たことがないミッキーマウスが生まれたと思います。日本のアニメや漫画からインスパイアされたキラキラとした目力の強さも、今回ならではの表現です。

神田:村瀬が言うように、目力の表現やパキッとした影の入り方など、日本のアニメや漫画の特徴が明確に取り入れられているので、ぜひ注目して見てほしいです。極端にアニメや漫画のテイストに寄せようと思えばいくらでもできるのですが、「『トミー ヒルフィガー』のコンセプトをどうやってバランス良く取り入れるか」「ディズニーが今まで築き上げてきたものをどれだけ生かすか」など、何度もスタートラインに立ち戻り、議論を重ねて完成しました。ぜひ多くの人に手に取ってもらい、このコラボレーションの世界観を楽しんでいただきたいです。

オリジナルAIジェネレーターで
自分の写真が“ディズニー X トミー”の
漫画風キャラクターに

6月30日まで、公式サイトでは“ディズニー X トミー”のAIジェネレーターが登場。モバイル端末から自分の顔写真をアップロードすることで、本キャンペーンテイストを取り入れたアバターに変身し、背景やコーディネートを組み合わせてオリジナルの壁紙画像を作成できる。

問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
0120-266-484

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“ティファニー ノット”コレクションの新作はホワイトゴールド×パヴェダイヤモンド

「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、“ティファニー ノット”コレクションから新作ジュエリーを発売する。

ホワイトゴールドにダイヤモンドをパヴェセットしたペンダントが102万8500円、バングルが401万5000円、リングが101万2000円など。

同コレクションはその名の通り、ノット(結び目)をモチーフにしたもので、絆を象徴する。

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【スナップ】ウズベキスタン初のファッション・ウイーク来場者が面白い 伝統衣装をストリート風に着る

「ビザ・ファッション・ウイーク・タシケント(Visa Fashion Week Tashkent)」が5月にウズベキスタンの首都タシケントで開催された。同国でファッション・ウイークが開かれるのは今季が初。会場は今春オープンしたインターコンチネンタル・ホテル・タシケント(Intercontinental Hotel Tashkent)で、同国のモード好きや隣国カザフスタンから渡航した来場者で活気に満ち溢れた2日間となった。

オフランウエイで特徴的だったのは、伝統衣装を現代風に解釈した装いだ。“チャパン”と呼ばれる着物風の民族衣装や、伝統的なカザフ文様を手刺しゅうと草木染めで施した生地を使ったベストを、ストリート風に着こなしていた。ブランドでは、カザフスタンで最も影響力があるブランド「ディルドラ カシモヴァ(DILDORA KASIMOVA)」や、若者から高い人気を誇る「ニゴラ ハシモヴァ(NIGORA HASHIMOVA)」の着用率が高かった。ビーズをふんだんに使った、シャンデリア風のピアスやヘッドピースといったエスニックなジュエリーも特徴的だった。

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【スナップ】ウズベキスタン初のファッション・ウイーク来場者が面白い 伝統衣装をストリート風に着る

「ビザ・ファッション・ウイーク・タシケント(Visa Fashion Week Tashkent)」が5月にウズベキスタンの首都タシケントで開催された。同国でファッション・ウイークが開かれるのは今季が初。会場は今春オープンしたインターコンチネンタル・ホテル・タシケント(Intercontinental Hotel Tashkent)で、同国のモード好きや隣国カザフスタンから渡航した来場者で活気に満ち溢れた2日間となった。

オフランウエイで特徴的だったのは、伝統衣装を現代風に解釈した装いだ。“チャパン”と呼ばれる着物風の民族衣装や、伝統的なカザフ文様を手刺しゅうと草木染めで施した生地を使ったベストを、ストリート風に着こなしていた。ブランドでは、カザフスタンで最も影響力があるブランド「ディルドラ カシモヴァ(DILDORA KASIMOVA)」や、若者から高い人気を誇る「ニゴラ ハシモヴァ(NIGORA HASHIMOVA)」の着用率が高かった。ビーズをふんだんに使った、シャンデリア風のピアスやヘッドピースといったエスニックなジュエリーも特徴的だった。

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ビーガンネイルブランド「マニキュリスト」が「ロンハーマン」に別注した新色を発売

パリ発のビーガンネイルブランド「マニキュリスト(MANUCURIST)」は、「ロンハーマン(RON HERMAN)」に別注したネイルカラーを販売中だ。カラーは“アメジスト”と“ファイヤー オパール”の2色をラインアップしており、価格は各3300円だ。ロンハーマン、RHC ロンハーマン各店で取り扱っている。

同アイテムは、“大地のエネルギーを爪に宿すように…”という想いを込め、鉱物をイメージしたカラーに仕上げた。“アメジスト”は、誠実や心の平和を意味するアメジストの石に着想を得た上品なパープルカラー。透明感と艶のある発色で、ベースカラーを変えることで異なるニュアンスを楽しむこともできる。“ファイヤー オパール”は、ファイアオパールに着想を得た、明るく生き生きとした印象のあるクリアなオレンジカラーだ。重ね塗りをしてグラデーションにすれば、色彩の豊かな表情を楽しめる。

「マニキュリスト」は、名だたるラグジュアリーブランドで活躍したガエル・ルブラ・ペルソナージュ(Gaelle Lebrat-Personnaz)が手掛けるネイルブランドだ。”有害成分を含まない製品をすべての人たちへ届けたい”という思いからスタートした。2015年から地球にも爪にも優しいグリーンビューティーネイルの開発を始め、2017年には植物由来成分最大84%で作られたナチュラルネイルカラー“green“をリリースしている。

主な成分はジャガイモ、トウモロコシ、サトウキビ、小麦などの植物由来のものであり、保湿のためのココナッツオイルや、爪を強化する働きを持つ竹エキスなどで構成する。動物実験が行われないビーガン&クルエルティフリーとして、フランスで開発した製品を販売している。

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【2023年浴衣】やまとのメンズ着物「ワイ アンド サンズ」の新作浴衣 伝統な染色技法を使った3色

きもの専門店のやまとが展開するメンズ着物の「ワイ アンド サンズ(Y.& SONS)」は、2023年の新作浴衣のコレクションをオーダー限定で発売した。今年はブランドとして初めて、日本の伝統的な技法、有松鳴海絞りで染めた浴衣を用意。カラーは3種類で、ネイビー×ホワイト(13万2000円)とネイビー(12万6500円)、ネイビー×ブラック(13万2000円)をそろえた。東京・神田と京都の各店舗で取り扱う。寸法確定後、約3週間で届く。

有松鳴海絞りは、東海道の宿場町・茶屋町として栄えた名古屋市の有松・鳴海地区で町の特産品として発展した染色技法だ。布をくくる、縫う、たたむ工程で布への染料の染み込みが1枚ずつ異なる独特な柄が浮かび上がる。

今回のコレクションでは、その中でも、自由にムラなくシワを寄せた生地を、箱の中に押し縮めて染めた「箱村くも絞り」と、木の杢目のように見える絞りをギザギザとした線で表現した「雁木杢目絞り」を用いた。

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「クードス」がアートブックストア「フロットサムブックス」とTシャツを制作 ビジュアルモデルに源大を起用

メンズウエアブランド「クードス(KUDOS)」は、東京・代田橋のアートブック専門店「フロットサム ブックス(flotsam books)」とコラボし、“ブックストア Tシャツ(bookstore t-shirt)”を6月17日に発売する。「THE BOOKSTORE IS CLOSED ALMOST EVERYDAY」の文字に星モチーフなどを散りばめたデザインで、白と黒、青、ピンクの4色がそろう。価格は各4400円。「クードス」の公式サイトと「フロットサムブックス」の店舗と公式サイトで6月17日から販売を開始する。

ビジュアルはフォトグラファーの鈴木親が撮り下ろし、モデルに源大を起用。源大は今年1月の「フェンディ(FENDI)」2023-24年秋冬メンズ・コレクションのショーでファーストルックを着てオープニングを飾り、話題を集めた日本人モデルだ。Tシャツの初回特典には、鈴木によるビジュアルストーリーをまとめたZINEがつく。またこれと別に、フィルムカメラで撮影したアザーカットのZINEの販売も予定している。17〜22日には、コラボTシャツを記念したイベントを「フロットサムブックス」で開催する。

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「クードス」がアートブックストア「フロットサムブックス」とTシャツを制作 ビジュアルモデルに源大を起用

メンズウエアブランド「クードス(KUDOS)」は、東京・代田橋のアートブック専門店「フロットサム ブックス(flotsam books)」とコラボし、“ブックストア Tシャツ(bookstore t-shirt)”を6月17日に発売する。「THE BOOKSTORE IS CLOSED ALMOST EVERYDAY」の文字に星モチーフなどを散りばめたデザインで、白と黒、青、ピンクの4色がそろう。価格は各4400円。「クードス」の公式サイトと「フロットサムブックス」の店舗と公式サイトで6月17日から販売を開始する。

ビジュアルはフォトグラファーの鈴木親が撮り下ろし、モデルに源大を起用。源大は今年1月の「フェンディ(FENDI)」2023-24年秋冬メンズ・コレクションのショーでファーストルックを着てオープニングを飾り、話題を集めた日本人モデルだ。Tシャツの初回特典には、鈴木によるビジュアルストーリーをまとめたZINEがつく。またこれと別に、フィルムカメラで撮影したアザーカットのZINEの販売も予定している。17〜22日には、コラボTシャツを記念したイベントを「フロットサムブックス」で開催する。

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「クードス」がアートブックストア「フロットサムブックス」とTシャツを制作 ビジュアルモデルに源大を起用

メンズウエアブランド「クードス(KUDOS)」は、東京・代田橋のアートブック専門店「フロットサム ブックス(flotsam books)」とコラボし、“ブックストア Tシャツ(bookstore t-shirt)”を6月17日に発売する。「THE BOOKSTORE IS CLOSED ALMOST EVERYDAY」の文字に星モチーフなどを散りばめたデザインで、白と黒、青、ピンクの4色がそろう。価格は各4400円。「クードス」の公式サイトと「フロットサムブックス」の店舗と公式サイトで6月17日から販売を開始する。

ビジュアルはフォトグラファーの鈴木親が撮り下ろし、モデルに源大を起用。源大は今年1月の「フェンディ(FENDI)」2023-24年秋冬メンズ・コレクションのショーでファーストルックを着てオープニングを飾り、話題を集めた日本人モデルだ。Tシャツの初回特典には、鈴木によるビジュアルストーリーをまとめたZINEがつく。またこれと別に、フィルムカメラで撮影したアザーカットのZINEの販売も予定している。17〜22日には、コラボTシャツを記念したイベントを「フロットサムブックス」で開催する。

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「大切なことはすべて販売員時代に学んだ」 日本初の本格的なD2Cブランドを創業 エイミーイストワール 梯真奈美

時給800円の広島のアパレル販売員から、最先端のビジネスモデルの華やかなD2Cブランドのファウンダーへ。現在、若い女性から圧倒的な指示を集める人気ブランドのクリエイティブディレクターを務める梯(かけはし)真奈美さんは、まさに現代のシンデレラストーリーの王道を歩んできた。ただ、そのど真ん中には、地道にアパレル販売員のコアである「接客重視」をぶらさずにまい進してきたマインドがある。現在は「エイミーイストワール(eimy istoire)」に加え、「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」の3ブランドのクリエイティブディレクターを務める、MANAMIこと梯真奈美さんのインタビューをお届けする。

梯真奈美/「エイミーイストワール (eimy istoire)」「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」クリエイティブ・ディレクター

(かけはし・まなみ)1990年4月26日生まれ、山口県出身。「リエンダ ガールズ」を経て、2016年6月に日本初の本格的なウイメンズのD2Cブランドとなる「エイミーイストワール」をスタート、クリエイティブ・ディレクターに就任。20年9月にコスメブランド「アイアム」を運営するAiamを創業、副社長に就任。23年1月に3ブランド目となる「ジョゼムーン」をスタート PHOTO:YUTA KATO

WWD:ファッション業界に入ったきっかけは?
_
梯真奈美(以下、梯):高校を卒業後に広島パルコの109系のアパレルブランドの販売員になったことがきっかけです。当時は山口の実家に住んでいたので行きは始発、帰りは最終のバスに乗り、往復4時間かけて通勤していました。

WWD:転機は?

梯:東京に上京して、「リエンダ」の販売員になったことです。今につながる大事なことはほぼ全て、「リエンダ」の販売員時代に学んだ、と言っていいほどです。接客や販売といった販売員にとって大事なことだけでなく、服とお客さま一人ひとりにしっかりと向き合うことなど身をもって体験しました。

WWD:具体的には?

梯:当時勤めていた池袋店の店長の影響がものすごく大きくて。今もそうなのですが、「売り上げより、お客さまを喜ばせよう」ということを、口だけでなく実際の仕事のやり方を通して教わりました。おかげで、どうしたらお客さまに満足していただけるか。そればっかりを考えられるようになりました。私は元々物覚えがよくないので、当時は常に大学ノートを店舗のバックヤードやカウンターの下に置いて、お客さまを接客するたびに、時間を見つけてはそのノートにお客さまの特徴や話したこと、ワードローブ、趣味などを細かくつけて、1日の終わりに見返していました。病院のカルテみたいなものですね。

2016年6月に「エイミーイストワール」をスタート。大きな転機に

WWD:2016年6月の「エイミーイストワール」の立ち上げのときのことを教えて下さい。

梯:(ドットワン現CEOの)藤井から声をかけられてブランドを立ち上げることになり、16年1月に販売員を辞めました。ただ、その時点ではブランド名も何も決まってなくて。本当にゼロからです。オフィスも社員も何もなかった。毎日、渋谷の「ベローチェ」に2人で集合して、ブランドコンセプトやブランド名、ターゲットなどを書き出して、横にいる藤井に見せては、ダメ出しをされていました。朝から晩まで、毎日ずっとダメ出しされ続けるので、いつもつらくて泣いていた日々がとても懐かしいです。

当時はSNS発のブランドが国内では今みたいに多くなく、販売員しか経験がない私にはわからないことだらけで手探り状態でした。そんな中でも一緒にブランドを盛り上げたいと思ってくれる仲間が少しずつ増えて、毎日朝まで仕事をして、シャワーだけ浴びてまた会社に戻る。そんな怒涛の日々を過ごしていました。本当にブランドを作ることが今よりも大変な時代だったので、貴重な経験をすることができました。

WWD:販売員時代と変わらないことは?

梯:「お客さま第一」です。お客さまとコミュニケーションする場や手段に、ブログやSNSなどが登場していますが、それは変わりません。今でもDMへの返信はルール上NGですが、基本的にはすべて目を通しています。イベントで初めてお会いするお客さまも、SNSを通してコメントくださったことがある方のことは記憶していることが多く、お会いできた際にお客さまの髪型やメイクの変化に気がついて、お伝えすると「初めて会ったのになんでわかるんですか!?」と、驚かれることも今まで多々ありました。

WWD:今の1日のスケジュールは?

梯:現在は3ブランドをディレクションしているので昔以上に大変な部分もありますが、変わらずに3ブランド共、世界観を作り上げるクリエイティブ周りの確認は全て行っていますし、商品企画から修正まで全てに携わっています。

WWD:SNS全盛の時代だが、逆に誹謗や中傷めいた書き込みも少なくない。どう向き合っている?

梯:どんな内容であっても、ブランドに関してのコメントはできるだけ私自身も目を通すようにしています。正直言って、批判にはとても傷つきます。それはずっと変わりません。ただ、どんな内容であっても、ブランドや私に不満や至らない部分が何かあるからだと思うんです。だから解決策は改善に向けて一つ一つ向き合い地道にできることを積み重ねていくしかないですね。

WWD:最後に販売員など、ファッション業界で働く人たちへのメッセージを。

梯:私は最初からスポットライトが当たる場所にいたわけではありません。キャリアの最初は広島で、時給800円で働く普通の販売員でしたし、さらに言えばそのこと自体に不満があったわけでもありませんでした。でも、思い切って一歩を踏み出せば、自分次第で全ては変えられる。そのことを証明し、かつ、お客さまに勇気や踏み出すきっかけを提供したい、そう思って突っ走ってきました。

私はお客さまの人生の中で小さな幸せを与えられる存在で居たいと思っています。女性にとってファッションを楽しむこと、美容で喜びや自信を得ることはとても大切です。お客様に笑顔になっていただくには何をすべきか。何から始めて良いかわからなかったり、漠然とした不安で、夢に向かう勇気や一歩が踏み出せない事もあると思います。ですが、皆さんが思い描く夢がどんなものであったとしても、叶える価値があることを忘れないでいてください。小さな一歩でも、踏み出してみると人生は少しずつ変わっていきます。自分自身を信じて、まずは一歩を踏み出してみましょう!皆さんの夢を心から応援しています。

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「大切なことはすべて販売員時代に学んだ」 日本初の本格的なD2Cブランドを創業 エイミーイストワール 梯真奈美

時給800円の広島のアパレル販売員から、最先端のビジネスモデルの華やかなD2Cブランドのファウンダーへ。現在、若い女性から圧倒的な指示を集める人気ブランドのクリエイティブディレクターを務める梯(かけはし)真奈美さんは、まさに現代のシンデレラストーリーの王道を歩んできた。ただ、そのど真ん中には、地道にアパレル販売員のコアである「接客重視」をぶらさずにまい進してきたマインドがある。現在は「エイミーイストワール(eimy istoire)」に加え、「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」の3ブランドのクリエイティブディレクターを務める、MANAMIこと梯真奈美さんのインタビューをお届けする。

梯真奈美/「エイミーイストワール (eimy istoire)」「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」クリエイティブ・ディレクター

(かけはし・まなみ)1990年4月26日生まれ、山口県出身。「リエンダ ガールズ」を経て、2016年6月に日本初の本格的なウイメンズのD2Cブランドとなる「エイミーイストワール」をスタート、クリエイティブ・ディレクターに就任。20年9月にコスメブランド「アイアム」を運営するAiamを創業、副社長に就任。23年1月に3ブランド目となる「ジョゼムーン」をスタート PHOTO:YUTA KATO

WWD:ファッション業界に入ったきっかけは?
_
梯真奈美(以下、梯):高校を卒業後に広島パルコの109系のアパレルブランドの販売員になったことがきっかけです。当時は山口の実家に住んでいたので行きは始発、帰りは最終のバスに乗り、往復4時間かけて通勤していました。

WWD:転機は?

梯:東京に上京して、「リエンダ」の販売員になったことです。今につながる大事なことはほぼ全て、「リエンダ」の販売員時代に学んだ、と言っていいほどです。接客や販売といった販売員にとって大事なことだけでなく、服とお客さま一人ひとりにしっかりと向き合うことなど身をもって体験しました。

WWD:具体的には?

梯:当時勤めていた池袋店の店長の影響がものすごく大きくて。今もそうなのですが、「売り上げより、お客さまを喜ばせよう」ということを、口だけでなく実際の仕事のやり方を通して教わりました。おかげで、どうしたらお客さまに満足していただけるか。そればっかりを考えられるようになりました。私は元々物覚えがよくないので、当時は常に大学ノートを店舗のバックヤードやカウンターの下に置いて、お客さまを接客するたびに、時間を見つけてはそのノートにお客さまの特徴や話したこと、ワードローブ、趣味などを細かくつけて、1日の終わりに見返していました。病院のカルテみたいなものですね。

2016年6月に「エイミーイストワール」をスタート。大きな転機に

WWD:2016年6月の「エイミーイストワール」の立ち上げのときのことを教えて下さい。

梯:(ドットワン現CEOの)藤井から声をかけられてブランドを立ち上げることになり、16年1月に販売員を辞めました。ただ、その時点ではブランド名も何も決まってなくて。本当にゼロからです。オフィスも社員も何もなかった。毎日、渋谷の「ベローチェ」に2人で集合して、ブランドコンセプトやブランド名、ターゲットなどを書き出して、横にいる藤井に見せては、ダメ出しをされていました。朝から晩まで、毎日ずっとダメ出しされ続けるので、いつもつらくて泣いていた日々がとても懐かしいです。

当時はSNS発のブランドが国内では今みたいに多くなく、販売員しか経験がない私にはわからないことだらけで手探り状態でした。そんな中でも一緒にブランドを盛り上げたいと思ってくれる仲間が少しずつ増えて、毎日朝まで仕事をして、シャワーだけ浴びてまた会社に戻る。そんな怒涛の日々を過ごしていました。本当にブランドを作ることが今よりも大変な時代だったので、貴重な経験をすることができました。

WWD:販売員時代と変わらないことは?

梯:「お客さま第一」です。お客さまとコミュニケーションする場や手段に、ブログやSNSなどが登場していますが、それは変わりません。今でもDMへの返信はルール上NGですが、基本的にはすべて目を通しています。イベントで初めてお会いするお客さまも、SNSを通してコメントくださったことがある方のことは記憶していることが多く、お会いできた際にお客さまの髪型やメイクの変化に気がついて、お伝えすると「初めて会ったのになんでわかるんですか!?」と、驚かれることも今まで多々ありました。

WWD:今の1日のスケジュールは?

梯:現在は3ブランドをディレクションしているので昔以上に大変な部分もありますが、変わらずに3ブランド共、世界観を作り上げるクリエイティブ周りの確認は全て行っていますし、商品企画から修正まで全てに携わっています。

WWD:SNS全盛の時代だが、逆に誹謗や中傷めいた書き込みも少なくない。どう向き合っている?

梯:どんな内容であっても、ブランドに関してのコメントはできるだけ私自身も目を通すようにしています。正直言って、批判にはとても傷つきます。それはずっと変わりません。ただ、どんな内容であっても、ブランドや私に不満や至らない部分が何かあるからだと思うんです。だから解決策は改善に向けて一つ一つ向き合い地道にできることを積み重ねていくしかないですね。

WWD:最後に販売員など、ファッション業界で働く人たちへのメッセージを。

梯:私は最初からスポットライトが当たる場所にいたわけではありません。キャリアの最初は広島で、時給800円で働く普通の販売員でしたし、さらに言えばそのこと自体に不満があったわけでもありませんでした。でも、思い切って一歩を踏み出せば、自分次第で全ては変えられる。そのことを証明し、かつ、お客さまに勇気や踏み出すきっかけを提供したい、そう思って突っ走ってきました。

私はお客さまの人生の中で小さな幸せを与えられる存在で居たいと思っています。女性にとってファッションを楽しむこと、美容で喜びや自信を得ることはとても大切です。お客様に笑顔になっていただくには何をすべきか。何から始めて良いかわからなかったり、漠然とした不安で、夢に向かう勇気や一歩が踏み出せない事もあると思います。ですが、皆さんが思い描く夢がどんなものであったとしても、叶える価値があることを忘れないでいてください。小さな一歩でも、踏み出してみると人生は少しずつ変わっていきます。自分自身を信じて、まずは一歩を踏み出してみましょう!皆さんの夢を心から応援しています。

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「大切なことはすべて販売員時代に学んだ」 日本初の本格的なD2Cブランドを創業 エイミーイストワール 梯真奈美

時給800円の広島のアパレル販売員から、最先端のビジネスモデルの華やかなD2Cブランドのファウンダーへ。現在、若い女性から圧倒的な指示を集める人気ブランドのクリエイティブディレクターを務める梯(かけはし)真奈美さんは、まさに現代のシンデレラストーリーの王道を歩んできた。ただ、そのど真ん中には、地道にアパレル販売員のコアである「接客重視」をぶらさずにまい進してきたマインドがある。現在は「エイミーイストワール(eimy istoire)」に加え、「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」の3ブランドのクリエイティブディレクターを務める、MANAMIこと梯真奈美さんのインタビューをお届けする。

梯真奈美/「エイミーイストワール (eimy istoire)」「アイアム(Aíam)」「ジョゼムーン(JOSE MOON)」クリエイティブ・ディレクター

(かけはし・まなみ)1990年4月26日生まれ、山口県出身。「リエンダ ガールズ」を経て、2016年6月に日本初の本格的なウイメンズのD2Cブランドとなる「エイミーイストワール」をスタート、クリエイティブ・ディレクターに就任。20年9月にコスメブランド「アイアム」を運営するAiamを創業、副社長に就任。23年1月に3ブランド目となる「ジョゼムーン」をスタート PHOTO:YUTA KATO

WWD:ファッション業界に入ったきっかけは?
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梯真奈美(以下、梯):高校を卒業後に広島パルコの109系のアパレルブランドの販売員になったことがきっかけです。当時は山口の実家に住んでいたので行きは始発、帰りは最終のバスに乗り、往復4時間かけて通勤していました。

WWD:転機は?

梯:東京に上京して、「リエンダ」の販売員になったことです。今につながる大事なことはほぼ全て、「リエンダ」の販売員時代に学んだ、と言っていいほどです。接客や販売といった販売員にとって大事なことだけでなく、服とお客さま一人ひとりにしっかりと向き合うことなど身をもって体験しました。

WWD:具体的には?

梯:当時勤めていた池袋店の店長の影響がものすごく大きくて。今もそうなのですが、「売り上げより、お客さまを喜ばせよう」ということを、口だけでなく実際の仕事のやり方を通して教わりました。おかげで、どうしたらお客さまに満足していただけるか。そればっかりを考えられるようになりました。私は元々物覚えがよくないので、当時は常に大学ノートを店舗のバックヤードやカウンターの下に置いて、お客さまを接客するたびに、時間を見つけてはそのノートにお客さまの特徴や話したこと、ワードローブ、趣味などを細かくつけて、1日の終わりに見返していました。病院のカルテみたいなものですね。

2016年6月に「エイミーイストワール」をスタート。大きな転機に

WWD:2016年6月の「エイミーイストワール」の立ち上げのときのことを教えて下さい。

梯:(ドットワン現CEOの)藤井から声をかけられてブランドを立ち上げることになり、16年1月に販売員を辞めました。ただ、その時点ではブランド名も何も決まってなくて。本当にゼロからです。オフィスも社員も何もなかった。毎日、渋谷の「ベローチェ」に2人で集合して、ブランドコンセプトやブランド名、ターゲットなどを書き出して、横にいる藤井に見せては、ダメ出しをされていました。朝から晩まで、毎日ずっとダメ出しされ続けるので、いつもつらくて泣いていた日々がとても懐かしいです。

当時はSNS発のブランドが国内では今みたいに多くなく、販売員しか経験がない私にはわからないことだらけで手探り状態でした。そんな中でも一緒にブランドを盛り上げたいと思ってくれる仲間が少しずつ増えて、毎日朝まで仕事をして、シャワーだけ浴びてまた会社に戻る。そんな怒涛の日々を過ごしていました。本当にブランドを作ることが今よりも大変な時代だったので、貴重な経験をすることができました。

WWD:販売員時代と変わらないことは?

梯:「お客さま第一」です。お客さまとコミュニケーションする場や手段に、ブログやSNSなどが登場していますが、それは変わりません。今でもDMへの返信はルール上NGですが、基本的にはすべて目を通しています。イベントで初めてお会いするお客さまも、SNSを通してコメントくださったことがある方のことは記憶していることが多く、お会いできた際にお客さまの髪型やメイクの変化に気がついて、お伝えすると「初めて会ったのになんでわかるんですか!?」と、驚かれることも今まで多々ありました。

WWD:今の1日のスケジュールは?

梯:現在は3ブランドをディレクションしているので昔以上に大変な部分もありますが、変わらずに3ブランド共、世界観を作り上げるクリエイティブ周りの確認は全て行っていますし、商品企画から修正まで全てに携わっています。

WWD:SNS全盛の時代だが、逆に誹謗や中傷めいた書き込みも少なくない。どう向き合っている?

梯:どんな内容であっても、ブランドに関してのコメントはできるだけ私自身も目を通すようにしています。正直言って、批判にはとても傷つきます。それはずっと変わりません。ただ、どんな内容であっても、ブランドや私に不満や至らない部分が何かあるからだと思うんです。だから解決策は改善に向けて一つ一つ向き合い地道にできることを積み重ねていくしかないですね。

WWD:最後に販売員など、ファッション業界で働く人たちへのメッセージを。

梯:私は最初からスポットライトが当たる場所にいたわけではありません。キャリアの最初は広島で、時給800円で働く普通の販売員でしたし、さらに言えばそのこと自体に不満があったわけでもありませんでした。でも、思い切って一歩を踏み出せば、自分次第で全ては変えられる。そのことを証明し、かつ、お客さまに勇気や踏み出すきっかけを提供したい、そう思って突っ走ってきました。

私はお客さまの人生の中で小さな幸せを与えられる存在で居たいと思っています。女性にとってファッションを楽しむこと、美容で喜びや自信を得ることはとても大切です。お客様に笑顔になっていただくには何をすべきか。何から始めて良いかわからなかったり、漠然とした不安で、夢に向かう勇気や一歩が踏み出せない事もあると思います。ですが、皆さんが思い描く夢がどんなものであったとしても、叶える価値があることを忘れないでいてください。小さな一歩でも、踏み出してみると人生は少しずつ変わっていきます。自分自身を信じて、まずは一歩を踏み出してみましょう!皆さんの夢を心から応援しています。

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「マーティン ローズ」が先陣切る 2024年春夏コレクションサーキットが本格開幕

2024年春夏シーズンのコレクションサーキットがロンドン・ファッション・ウイークと共に本格的に開幕し「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」も最新コレクションを現地時間11日に披露した。場所は郊外のセント・ジョセフ・コミュニティ・センターで、1970〜80年代初頭に地元労働者がコミュニティ・センターをナイトクラブとして使った様子を再現した演出だ。赤いライトで染まった会場内には、郊外とは思えないほどの個性的なスタイルのゲストたちでひしめき合い、汗がしたたるほどの熱気に包まれた。

同ブランドは、今シーズンも継続してスモールコミュニティーの強いつながりと、そこから溢れ出るパワーをスタイルで表現する。無骨なカーコートやスポーツウエアにウィメンズライクなAラインシルエットを用いたり、テーラードジャケットのバランスを歪ませてドレープを作ったりと、ビンテージ風のウエアに奇抜なシェイプを掛け合わせていく。かつてのナイトクラブに集った、多種多様な人種がコミュニケーションするような自由な感覚で、ストリートウエアの再構築に挑む。デザイナーのマーティン・ローズはサウスロンドン出身で、ジャマイカ系の家族のもとで育った。「コミュニティーセンターは当初イギリス的なものだったが、移民が大勢訪れたことで変化していった。ポーランド系、西インド系、トルコ系のセンターもあった。コミュニティーセンターは、どのコミュニティーにも関連している。だから、ここはとてもパーソナルなものに感じられる」と述べた。

今シーズンのもう一つのキーワードが、モーターサイクルだ。バイクに乗るライダーからヒントを得たテーラードジャケットは、肩が前面に張り出した前下がりのシルエット。ジャケットやパンツに使ったナッパレザーの光沢は、オイルにまみれたバイカーたちを再現したものだ。全体的にオーバーサイズは継続させながら、今シーズンは横幅はやや抑え気味にし、縦長のシルエットを強調していた。

ローズは、5月に英国シューズメーカーの「クラークス(CLARKS)」のゲスト・クリエイティブ・ディレクターに就任し、同氏が手掛けたアイテムも初披露した。「快適性に重点を置いた」というシューズは、3種類のクラシックな型をヘビ皮を使い、ブラックとバーガンディーに染めてアレンジ。コレクション同様に、クラシックを現代的に再解釈するクリエイションだ。

コレクションとしては新しさにやや欠ける印象だが、ロゴ推しで知名度が拡大した頃から素材のバリエーションは増え、コレクションの背景とディテールとのリンクのさせ方が分かりやすくなった。今年1月にはイタリア・フィレンツェでピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)にゲストデザイナーとして参加し、そのショーがきっかけでビジネスが拡大したという。ミラノを拠点にするセールスエージェンシーのトゥモロー(TOMMORROW)からの出資も追い風となっている。今後は「ナイキ(NIKE)」や「ステューシー(STUSSY)」との協業をステップに、王道を進むのか。もしくはロンドン発のカルトブランドの立ち位置を維持するのか。実力派デザイナーは、どのような成長戦略を描いているのだろうか。

24年春夏サーキットは、現地時間12日に「サンローラン(SAINT LAURENT)」がドイツ・ベルリンでメンズのショーを開き、15日にはピッティ・イマージネ・ウオモに「フェンディ(FENDI)」が参加する。その後、ミラノではメンズ単独ショーを再開する「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や、パリではファレル・ウィリアムス=メンズ・クリエイティブ・ディレクターによる初の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズなどが注目を集めている。

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「マーティン ローズ」が先陣切る 2024年春夏コレクションサーキットが本格開幕

2024年春夏シーズンのコレクションサーキットがロンドン・ファッション・ウイークと共に本格的に開幕し「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」も最新コレクションを現地時間11日に披露した。場所は郊外のセント・ジョセフ・コミュニティ・センターで、1970〜80年代初頭に地元労働者がコミュニティ・センターをナイトクラブとして使った様子を再現した演出だ。赤いライトで染まった会場内には、郊外とは思えないほどの個性的なスタイルのゲストたちでひしめき合い、汗がしたたるほどの熱気に包まれた。

同ブランドは、今シーズンも継続してスモールコミュニティーの強いつながりと、そこから溢れ出るパワーをスタイルで表現する。無骨なカーコートやスポーツウエアにウィメンズライクなAラインシルエットを用いたり、テーラードジャケットのバランスを歪ませてドレープを作ったりと、ビンテージ風のウエアに奇抜なシェイプを掛け合わせていく。かつてのナイトクラブに集った、多種多様な人種がコミュニケーションするような自由な感覚で、ストリートウエアの再構築に挑む。デザイナーのマーティン・ローズはサウスロンドン出身で、ジャマイカ系の家族のもとで育った。「コミュニティーセンターは当初イギリス的なものだったが、移民が大勢訪れたことで変化していった。ポーランド系、西インド系、トルコ系のセンターもあった。コミュニティーセンターは、どのコミュニティーにも関連している。だから、ここはとてもパーソナルなものに感じられる」と述べた。

今シーズンのもう一つのキーワードが、モーターサイクルだ。バイクに乗るライダーからヒントを得たテーラードジャケットは、肩が前面に張り出した前下がりのシルエット。ジャケットやパンツに使ったナッパレザーの光沢は、オイルにまみれたバイカーたちを再現したものだ。全体的にオーバーサイズは継続させながら、今シーズンは横幅はやや抑え気味にし、縦長のシルエットを強調していた。

ローズは、5月に英国シューズメーカーの「クラークス(CLARKS)」のゲスト・クリエイティブ・ディレクターに就任し、同氏が手掛けたアイテムも初披露した。「快適性に重点を置いた」というシューズは、3種類のクラシックな型をヘビ皮を使い、ブラックとバーガンディーに染めてアレンジ。コレクション同様に、クラシックを現代的に再解釈するクリエイションだ。

コレクションとしては新しさにやや欠ける印象だが、ロゴ推しで知名度が拡大した頃から素材のバリエーションは増え、コレクションの背景とディテールとのリンクのさせ方が分かりやすくなった。今年1月にはイタリア・フィレンツェでピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)にゲストデザイナーとして参加し、そのショーがきっかけでビジネスが拡大したという。ミラノを拠点にするセールスエージェンシーのトゥモロー(TOMMORROW)からの出資も追い風となっている。今後は「ナイキ(NIKE)」や「ステューシー(STUSSY)」との協業をステップに、王道を進むのか。もしくはロンドン発のカルトブランドの立ち位置を維持するのか。実力派デザイナーは、どのような成長戦略を描いているのだろうか。

24年春夏サーキットは、現地時間12日に「サンローラン(SAINT LAURENT)」がドイツ・ベルリンでメンズのショーを開き、15日にはピッティ・イマージネ・ウオモに「フェンディ(FENDI)」が参加する。その後、ミラノではメンズ単独ショーを再開する「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や、パリではファレル・ウィリアムス=メンズ・クリエイティブ・ディレクターによる初の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズなどが注目を集めている。

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「マーティン ローズ」が先陣切る 2024年春夏コレクションサーキットが本格開幕

2024年春夏シーズンのコレクションサーキットがロンドン・ファッション・ウイークと共に本格的に開幕し「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」も最新コレクションを現地時間11日に披露した。場所は郊外のセント・ジョセフ・コミュニティ・センターで、1970〜80年代初頭に地元労働者がコミュニティ・センターをナイトクラブとして使った様子を再現した演出だ。赤いライトで染まった会場内には、郊外とは思えないほどの個性的なスタイルのゲストたちでひしめき合い、汗がしたたるほどの熱気に包まれた。

同ブランドは、今シーズンも継続してスモールコミュニティーの強いつながりと、そこから溢れ出るパワーをスタイルで表現する。無骨なカーコートやスポーツウエアにウィメンズライクなAラインシルエットを用いたり、テーラードジャケットのバランスを歪ませてドレープを作ったりと、ビンテージ風のウエアに奇抜なシェイプを掛け合わせていく。かつてのナイトクラブに集った、多種多様な人種がコミュニケーションするような自由な感覚で、ストリートウエアの再構築に挑む。デザイナーのマーティン・ローズはサウスロンドン出身で、ジャマイカ系の家族のもとで育った。「コミュニティーセンターは当初イギリス的なものだったが、移民が大勢訪れたことで変化していった。ポーランド系、西インド系、トルコ系のセンターもあった。コミュニティーセンターは、どのコミュニティーにも関連している。だから、ここはとてもパーソナルなものに感じられる」と述べた。

今シーズンのもう一つのキーワードが、モーターサイクルだ。バイクに乗るライダーからヒントを得たテーラードジャケットは、肩が前面に張り出した前下がりのシルエット。ジャケットやパンツに使ったナッパレザーの光沢は、オイルにまみれたバイカーたちを再現したものだ。全体的にオーバーサイズは継続させながら、今シーズンは横幅はやや抑え気味にし、縦長のシルエットを強調していた。

ローズは、5月に英国シューズメーカーの「クラークス(CLARKS)」のゲスト・クリエイティブ・ディレクターに就任し、同氏が手掛けたアイテムも初披露した。「快適性に重点を置いた」というシューズは、3種類のクラシックな型をヘビ皮を使い、ブラックとバーガンディーに染めてアレンジ。コレクション同様に、クラシックを現代的に再解釈するクリエイションだ。

コレクションとしては新しさにやや欠ける印象だが、ロゴ推しで知名度が拡大した頃から素材のバリエーションは増え、コレクションの背景とディテールとのリンクのさせ方が分かりやすくなった。今年1月にはイタリア・フィレンツェでピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)にゲストデザイナーとして参加し、そのショーがきっかけでビジネスが拡大したという。ミラノを拠点にするセールスエージェンシーのトゥモロー(TOMMORROW)からの出資も追い風となっている。今後は「ナイキ(NIKE)」や「ステューシー(STUSSY)」との協業をステップに、王道を進むのか。もしくはロンドン発のカルトブランドの立ち位置を維持するのか。実力派デザイナーは、どのような成長戦略を描いているのだろうか。

24年春夏サーキットは、現地時間12日に「サンローラン(SAINT LAURENT)」がドイツ・ベルリンでメンズのショーを開き、15日にはピッティ・イマージネ・ウオモに「フェンディ(FENDI)」が参加する。その後、ミラノではメンズ単独ショーを再開する「ヴァレンティノ(VALENTINO)」や、パリではファレル・ウィリアムス=メンズ・クリエイティブ・ディレクターによる初の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズなどが注目を集めている。

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ブランド買取が面白い:記者談話室vol.83

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

第83回は「ブランド買取が面白い」です。家庭の衣料品やバッグ、時計、宝飾品などを売り買いするリセール市場が急拡大しています。特に高額品を主力にするコメ兵、なんぼや、ブランディアといったブランド買取店は、繁華街から住宅地までさまざまなエリアに出店。タンスのお宝を巡る争奪戦が激しさを増している現状について話し合いました。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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【2023年秋コスメ】「ジルスチュアート ビューティ」が宝石のように輝く“満開のジュエルブーケ”をイメージした秋コレを発売

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は8月4日、2023年秋コレクションを発売する。アイシャドウパレットやチーク、カラーマスカラなど全6アイテムで、7月21日に予約を開始する。

主役となる商品“ブルームクチュール アイズ ジュエルドブーケ”(各6380円)は、目元に宝石のような輝きを与える5色セットのアイシャドウパレットだ。中央にはラメやパールを贅沢に配合した“ジュエルブリンクカラー”が、周囲には密着感を高めるスフレタイプや柔らかな発色を叶えるアイカラーなどの異なるテクスチャーで構成した。カラーはピンクベージュ系やパープルピンク系、オレンジピンク系、ボルドーモーヴ系、ピンクレッド系の新5色に加えて、数量限定色のコーラルピンク系。

チークとハイライトが1つになったチークパレット“ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト”(4620円)からは、上品で愛らしい頬に仕上げる柔らかなピンクカラーの限定色“23 カメリア シフォン”が登場する。“ブルーミングラッシュ ニュアンスカーラー”(各3300円)は、グレイッシュピンクの“11 フォギー モーヴ”と、夜空のような煌めきを表現した大粒のピンクやブルーパールを含むパープルの“12 スターライト メロディ”の2色。保湿力が高くみずみずしい潤いを唇に与えるティントタイプの“タイムレスグロウ ルージュティント”(各3300円)は、カシスレッドとピンクベージュの秋らしい2色を用意した。

全9種の保湿成分を配合したリップバーム“リップグロウ セラムバーム”(各3080円)には、透け感のあるレッドやレッドベージュ、パープルが新色として加わる。ネイルポリッシュ“フレグラント ネイルラッカー”(新2色、各2200円)と、1本でベースコート、トップコート、ネイルポリッシュとして使える“カラー ベース&トップコート”(2200円)の新色グレイッシュラベンダーも販売する。

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