令和も健在!Tajimaxに聞く、懐かしさ満載の平成ベストセラーコスメ

90~00年代の平成カルチャーがリバイバルしている今、懐かしさを感じる平成コスメが再注目されている。国内外のビューティブランドが“Y2K”を意識したコスメを販売したり、伊勢半本店・紅ミュージアムでは「平成のギャルメイク-伊勢半コスメもみんなキラキラでピカピカだったころ」をテーマにY2Kコスメのミニ展示を開催したりなど、Z〜ミレニアル世代を中心に話題に。そこで今回は“平成ガールズカルチャー論”をツイッターやnoteで発信するTajimax氏に、今でも購入できる平成のベストセラーコスメを聞いた。バブルからギャル、ゆるふわ系まで、当時のトレンドを振り返りながらチェックしてみよう。

今こそ買いたい!懐かしさ感じる平成の人気コスメは?
【スキンケア編】
「明色化粧品」“明色美顔水 薬用化粧水”(医薬部外品、90mL、800円)

「雪肌精」“薬用 雪肌精”(医薬部外品、200mL、5500円)

【ベースメイク編】
「パルガントン」“シアトリカルパウダーN”(各10g、760円)

「セザンヌ」“ナチュラル チークN”(ウォームブラウン、4g、396円)

Tajimax:昨今のベースメイクでは「艶感」が重要視されていますが、2000年頃は「パルガントン(PALGANTONG)」のパウダーで作ったような“マット肌”がトレンド。90年代後半から2000年初めの「カリスマ店員ブーム」で、カリスマ店員が使用するコスメを指名買いする人も多かったのではないでしょうか?そんな当時、多くのショップスタッフが愛用していたのが「M・A・C」のコスメ。リップだけではなく、カバー力が高く、色のトーンも豊富なベースメイクアイテムも人気でした。
チークに関しては、90年代後半から2000年頃はベージュ&オレンジ系が定番。「セザンヌ(CEZANNE)」以外にも、「ブルジョワ(BOURJOIS)」のチークも人気で、コスメポーチのスタメンアイテムでしたね。発色も求めていましたが、この時のチークはあくまでもニュアンスといった役割で、どちらかというとメイクに命をかけていたのはアイメイク。2008年ぐらいから梨花さんや西野カナさん、益若つばささんのようなガーリーなメイクが人気になり、チークの色もピンクなどが人気になってきました。

【アイメイク】
「ダイヤモンドラッシュ」“レディグラマラスシリーズ”(5組、1760円)

「ビボ」“アイフル アイライナーA”(ブラック、440円)

「デジャヴ」“ラッシュノックアウト エクストラボリューム E”(1650円)

Tajimax:今と比べると、当時のアイメイクはまつげやアイラインを重視。今ほど涙袋には注目していませんでした。2000年頃は浜崎あゆみさんの目元が人気で、より大きく見せる為に、囲みラインや目頭にハイライトを入れたりして真似する人が続出。2007年頃になると、雑誌「セブンティーン」モデルの桐谷美玲さんや佐藤ありささん、武井咲さんで人気だった「猫目三姉妹」のようなキュッとした目元に憧れる人も。今では「抜け感」を演出するため、マスカラやアイライナーはブラウンやボルドーなどのカラーが支持されていますが、当時は“ブラック一択”でしたね。
コーセーの「ヴィセ(VISEE)」は安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんといった人気アーティストの起用で話題になりました。ちなみに、今では定番ブランドの「ケイト(KATE)」が登場した時は、CMというよりも、ギャル雑誌で紹介されて一躍人気になった記憶があります。ラメのアイシャドウやベージュカラーが豊富なリップなど、「ケイト」は女子高生にヒットするアイテムを生み出すのが昔から本当に上手なブランドだと感じます。

ここ最近は“まつ育”やまつげパーマが浸透していますが、2000年〜10年あたりにかけてはまさに“つけま大旋風時代”!99年あたりから「つけまつげ」がコスメ感覚で身近な存在に。109ブランド「エゴイスト(EGOIST)」を筆頭に60年代リバイバルのファッションが人気になり、当時のような雰囲気を演出する為にショップ店員さんがつけまつげを使用していてブームになったのです。100均でもつけまつげが販売されて、定番として取り入れられるようになりました。 その後も、06年から「小悪魔アゲハ」を筆頭とした“盛りブーム”で人気は継続。10年ごろは益若つばささんや西野カナさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんのような“ガーリーメイク”や、お人形さんのような“ドーリーメイク”が人気になり、細かくカットされたつけまつげを部分使いしたり、下まつ毛にも使用したりとさらにバリエーションが増えてきました。

ちなみに、カラコンも90年代後半からあって使用している人もいました。今ほど一般的ではありませんが、ヘーゼルカラーやグリーン、ブルーなど一部のギャルやギャル男が使用していましたね。カラコンのサイズやバリエーションも2006年以降からどんどん増えていき、2010年あたりには、第二次韓国ブームで“オルチャンメイク”が流行して、黒のカラコンが人気になりました。ここ最近ではよりナチュラルになって、当時と比べるとかなり一般的になったような気がします。

【リップメイク編】
「M・A・C」“リップガラス”(ラスターウォーム ベージュ ブラウン、3.1mL、3410円)


Tajimax:90年代後半のリップトレンドはとにかくベージュ。血色を出すというよりも、赤みを消すのが定番でした。90年代中期は安室奈美恵さんや海外モデルが人気で、彼女のたちのようなクールな雰囲気に憧れた人も多かったでしょう。この時に特に人気だったのが、「M・A・C」のほか、「クレージュ(COURREGES)」のリップも人気でした。浜崎あゆみさんがデビューしてからは、一気に“あゆメイク”ブームに。アイメイクを目立たせる為にベージュカラーを使用していた印象です。一方で、OLさんの間では松嶋菜々子さんが人気になり、彼女がTVで使用していた「マックスファクター(MAXFACTOR)」のモーヴカラーのリップが支持されました。また、90年代後半はカネボウ「テスティモ(T’ESTIMO)」のリップのCMに木村拓哉さんが起用されて、広告ポスターが盗まれるほどのブームになったのも印象強いです。

【ヘアケア部門】
「エレンス2001」“エレンス2001 スカルプシャンプー EX-1”(320mL、1320円)

Tajimax:最近のヘアケアは、艶感重視でオイルものが特に人気ですが、当時はもっぱら“香り”を重視していました。当時の代表的なシャンプーだとやはり「ティセラ(TESSERA)」になるのではないでしょうか。CMで旬なアーティストを毎回起用していただけあって、新商品が発売されるたびに話題になっていました。ティセラ以外のシャンプーでも、現在も販売している「ラックス(LUX)」や「マシェリ(MACHERIE)」シリーズも人気でしたね。

「ビューティーン」メイクアップカラー”(医薬部外品、ブルーブラック、712円※編集部調べ)


Tajimax:ヘアカラーも今では、カラーバターなど便利なものが多いですが、当時は市販の「ビューティーン(BEAUTEEN)」など薬局で買えるものが手軽に使えて人気でした。夏休み明けの黒染めも含めてお世話になった方も多いと思います。

【フレグランス部門】
「ジバンシイ」“ウルトラマリン オーデトワレ”(100mL、1万3800円)

「カルバン クライン」“シーケーワン リフレクションズ オードトワレ”(100mL、9680円)

Tajimax:90年代はユニセックスな香りが人気でしたね。泣く泣く廃盤になった商品もありますが、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の“シーケーワン”“エタニティ”、「ジバンシイ(GIVENCHEY)の“ウルトラマリン オーデトワレ”など、今も公式で販売されている香水は結構あります。木村拓哉さんが愛用していて性別問わず人気に火がついた「ニコス(NIKOS)」“スカルプチャー”のほか、「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の“ベビー ドール オーデトワレ”や、「アナスイ(ANNA SUI)」の“スイドリーム オーデ トワレ”、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」の“ブドワール オード パルファム”なども、アマゾンや楽天、フリマサイトなどで購入できそうです。

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今シーズンのベースメイクは“まるでスキンケア” 注目のベースアイテムをピックアップ【新製品レコメンド】

季節はこれから夏本番だが、すでに秋冬シーズンに向けてベースメイクアイテムの新作が続々と発表されている。落ちない、崩れないメイクの需要が高まったマスク生活を経て、今シーズンはスキンケア効果を強化した高機能アイテムが多数登場する。美容成分高配合でメイクをしながらケア効果を得られるのはもはや当たり前。肌負担の少ないつけ心地に、カバー力や美しい仕上がりが長時間続くキープ力も兼ね備えている。また、カバーは重ね塗りで覆い隠すのではなく、光を拡散するパウダーの配合や密着力の高いテクスチャーにすることで、薄膜で素肌感を損なわない仕上がりをかなえる。

「スック(SUQQU)」

9月1日発売

ブランドを代表するクリームファンデーションがさらに進化して新発売する。とろみのあるオイルを配合したこっくりとコクのあるテクスチャーは、肌にのせるととろけるように伸び、滑らかに肌を整える。 艶やかな仕上がりはそのままに、粒子の細かい粉体を配合することでカバー力を高め、肌に密着して長時間美しい仕上がりが持続。さらに、ファンデーションと皮脂がなじむことで時間の経過とともに変化する艶肌を楽しめる。

詳しくはこちら▼
【2023年秋コスメ】「スック」が新クリームファンデーションとルースパウダーを発売  「どちらもブランドを代表する商品に」

「RMK」

心地よく伸び広がるジェルタイプのファンデーションは、毛穴などの凹凸をスムースに整えるクリアスムージングジェルと、光を拡散するライトディフュージョンパウダーを配合することでファンデーションの厚みやカバー粉体に頼ることなく高いカバー力をかなえた。肌本来の質感をいかした、透明感あふれるフロストマットな仕上がり。

詳しくはこちら▼
【2023年秋コスメ】「RMK」がジェルタイプの新ファンデーションを発売

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」

7月21日発売

メイクアップシリーズ“パワーファブリック +”にセッティングパウダーが仲間入りする。肌を乾燥や呼吸を妨げることなく過剰な皮脂を抑えながらキメの整った肌を表現するパウダー配合で、長時間快適なつけ心地と陶器のように輝く美しい仕上がりを両立。カラーは肌色に合わせて選べる2色をラインアップする。

「カネボウ(KANEBO)」

8月25日発売

肌のキメなどの凹凸に密着するゲルと肌となじみのよい濃密な保湿成分、密着性が高い鮮やかな発色のピグメントを配合した新技術“スキンコンフォートテクノロジー”を採用し、化粧の崩れにくさと被膜感のなさを両立した。化粧下地、コンシーラー、フェースパウダー不要で重ね付けしても厚塗り感なく、色ムラをカバーする。

詳しくはこちら▼
「カネボウ」“素肌に化ける”美容液ファンデーション第2弾は「ふんわりと明るい素肌」になりすます

「セルヴォーク(CELVOKE)」

8月16日発売

軽いテクスチャーで滑らかに伸び広がり、肌と一体化するように密着するリキッドファンデーション。シミや毛穴、凹凸などをカバーして、まるで素肌そのものが美しいような抜け感のある仕上がりをかなえる。 正面からの光は明るく、それ以外の角度は暗く反射する“3Dリフレクトパウダー”配合で、 顔の立体感を強調しメリハリのある表情を演出する。さらに美容液成分83%配合の独自処方で、まるでスキンケアのような軽やかな使い心地。5種のオーガニック美容成分と植物オイル配合で、メイクしながら肌を健やかな状態へ導く。

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」

7月12日発売

ブランドを代表するアイテムであるフェイスパウダー“ルースセッティングパウダー トランスルーセント”の上質な使い心地と素肌のようなナチュラルな仕上がりが進化し、軽さとブラーリング効果を強化した新商品が登場。ヒアルロン酸やヒマワリ種子油など潤い成分を配合したしっとりとしたパウダーが肌と一体化し、小ジワや毛穴などをふんわりとカバー。きめ細やかで滑らかな肌に仕上がる。

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「カサブランカ」が新CEOを任命 「ステラ マッカートニー」の前社長兼CEO

「カサブランカ(CASABLANCA)」は6月26日、最高経営責任者(CEO)として、ラグジュアリー業界での経験が長いフレデリック・ルコフ(Frederick Lukoff)を任命した。同氏は、直近ではアムステルダム発のスコッチ & ソーダ(SCOTCH & SODA)のCEOを務めていたが、同社が3月に破産申請をしたことに伴い退任。それ以前には、ステラ マッカートニー(STELLA MCCARTNEY)の社長兼CEOを10年ほど務めていた。キャリアの初期にはアップル(APPLE)やシスコシステムズ(CISCO SYSTEMS)で経験を積み、後にランバン(LANVIN)、パコ ラバンヌ(PACO RABANNE)、クレージュ(COURREGES)などで要職を歴任している。

「カサブランカ」のシャラフ・タジェル(Charaf Tajer)創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、「ラグジュアリーセクターに関する豊かな経験や知識を持つフレデリックと共に働く機会を得ることができ、とても光栄に思っている。彼はアンドレ・クレージュ(Andre Courreges)やアルベール・エルバス(Alber Elbaz)など、私が昔から尊敬している伝説的なデザイナーと仕事をしていた。『カサブランカ』の新時代に向けて、新たな段階に進むときがきた」と語った。

ルコフ新CEOは、「ラグジュアリー業界で素晴らしい成長ぶりを見せている『カサブランカ』をさらに拡大するべく、チームに加わることができてとてもうれしく思っている。『カサブランカ』は豊かで深みのある世界観を持つ魅力的なブランドで、そのポジティブな雰囲気がとてもいい。シャラフとそのチームと共に仕事をすることを楽しみにしている」と述べた。

「カサブランカ」は2018年の創業で、現在は世界中にある300以上の卸先で販売されている。今回、新CEOを迎えるのと同時期に新たに資金調達を行っているが、これは主に来年パリにオープンする予定の初店舗のために使用するという。また、プロダクトカテゴリーの拡大、デジタル機能の強化、グローバル展開に向けたサプライチェーンの拡充にも投資する。

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六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工

森ビルなどによる「六本木五丁目西地区」(東京都港区)の再開発計画の概要が明らかになった。関係者の間で“第2六本木ヒルズ”とも呼ばれるこの再開発計画は、外苑東通り、芋洗坂、鳥居坂などに囲まれた約8万平方メートルのエリアが対象。超高層ビルを中心に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、公園などで構成する。延べ床面積は約108万平方メートルにおよぶ。2025年度に工事に着工し、30年度の竣工を目指す。

六本木交差点やロアビル、芋洗坂の飲食店街、麻布十番寄りの国際文化会館など広いエリアが対象となる。A〜Eの5つの街区に分けられ、A街区には高さ327m、B街区には高さ288mの超高層ビルがそれぞれ建設されてランドマークになる。

A街区の超高層ビルは商業、オフィス、ホテル、文化化施設などが入る複合施設、B街区の超高層ビルは主に住宅になる。六本木交差点と東京メトロ六本木駅に面したA街区は、現状にはない滞留空間や歩行者の導線を設けるとともに、低層部には屋上庭園を作る。A街区の低層や地下などに商業施設が入る。

森ビルは今年4月で六本木ヒルズ開業から20周年を迎えた。長らく夜の歓楽街だった六本木は03年の六本木ヒルズ、07年の三井不動産による東京ミッドタウンの開業で街の姿を大きく変えた。30年の“第2六本木ヒルズ”の竣工はこれらに匹敵するインパクトになる。

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六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工

森ビルなどによる「六本木五丁目西地区」(東京都港区)の再開発計画の概要が明らかになった。関係者の間で“第2六本木ヒルズ”とも呼ばれるこの再開発計画は、外苑東通り、芋洗坂、鳥居坂などに囲まれた約8万平方メートルのエリアが対象。超高層ビルを中心に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、公園などで構成する。延べ床面積は約108万平方メートルにおよぶ。2025年度に工事に着工し、30年度の竣工を目指す。

六本木交差点やロアビル、芋洗坂の飲食店街、麻布十番寄りの国際文化会館など広いエリアが対象となる。A〜Eの5つの街区に分けられ、A街区には高さ327m、B街区には高さ288mの超高層ビルがそれぞれ建設されてランドマークになる。
A街区の超高層ビルは商業、オフィス、ホテル、文化化施設などが入る複合施設、B街区の超高層ビルは主に住宅になる。六本木交差点と東京メトロ六本木駅に面したA街区は、現状にはない滞留空間や歩行者の導線を設けるとともに、低層部には屋上庭園を作る。A街区の低層や地下などに商業施設が入る。

森ビルは今年4月で六本木ヒルズ開業から20周年を迎えた。長らく夜の歓楽街だった六本木は03年の六本木ヒルズ、07年の三井不動産による東京ミッドタウンの開業で街の姿を大きく変えた。30年の“第2六本木ヒルズ”の竣工はこれらに匹敵するインパクトになる。

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「ウェールズ ボナー」の軽さと重さ 受け継がれる文化と知のバトン

「ウェールズ ボナー(WALES BONNER)」は、2024年春夏コレクションをパリで現地時間6月21日に発表した。初のパリ・メンズに挑んだ2023-24年秋冬に続き、2回目のショー形式での披露となる。アフロ・アトランティック文化とヨーロピアンヘリテージの融合を試みるロンドン発の同ブランドが見せたのは、“軽さ”が特徴のコレクションだった。

会場に選んだのは、18世紀に作られたパリ造幣局博物館の中庭だ。まさに“王道パリ”といえる荘厳な景観の中には、ゲストのために用意された青いブラスチックの椅子がずらりと並ぶ。ガーナのアマニ(Amani)社製の安価な椅子の“軽さ”と、歴史を感じさせる堅牢な石畳の“重さ”が、奇妙な違和感とコントラストを生み出している。

客入れ時には、ニジェールのミュージシャンHAMAとケニアのDJ BOBOSSが、ナイジェリアのヒップホップからデトロイト・テクノまでジャンルを縦横無尽に跨いだ音楽で観客を迎え入れる。すべてのゲストが着席すると、オランダ人モデルのイマン・ハマム(Imaan Hammam)が登場し、ショーは幕を開けた。ハマムがまとったファーストルックは、タンクトップの上にコート、膝下丈のコットンポプリンのスカートと白を基調にしながら、民族楽器のカラバシュに着想を得たマクラメニットのベストで彩り、近年の「ウェールズ ボナー」の特徴である“軽さ”が十分に表現されている。続く2ルック目で気持ちよく差し込まれるシルバー色は、最近発売したばかりの「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションから継続している試みだ。3ルック目のウィメンズルックが登場した後は、同じロングシャツをまとったメンズモデルが続き、シームレスなジェンダー観をにじませる。

モデルにはアスリートも登場

今回のコレクションのテーマは“マラソン”。エチオピアの長距離ランナーであるハイレ・ゲブレセラシェ(Haile Gebrselassie)やゲンゼベ・ディババ(Genzebe Dibaba)、ケニアのエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)らの功績を讃えながら、マラソンを“長い旅と人生の使命”と捉えて頌歌(しょうか)するものだ。タイトルからの直接的な引用として、世界記録を更新したエチオピアの長距離走者ヨミフ・ケジェルチャ(Yomif Kejelcha)とタミラト・トラ(Tamirat Tola)をという「アディダス」との契約選手2人をモデルに起用し、ランニング競技で使用するマイクロショーツを多くのルックで用いた。

2020-21年秋冬シーズンに始まった「アディダス」とのコラボレーションは継続し、スポーツをテーマとした今シーズンのコレクションではさらに重要な役割を果たしている。「ウェールズ ボナー」は、「アディダス」がサプライヤーを務める2023年のジャマイカ代表のサッカーユニホームを手掛けている。両者は単なるコラボレーションを超え、ロングランを共にする、なくてはならない存在になった。

コレクションには、デザイナーのグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)が生まれ育ったイギリスの文化も多く参照しており、バイアスのブリティッシュチェックをライナーにあしらったマックコートなどが登場。英国カントリーチェックのケープには、「アディダス」コラボのレギンスと、2008年のベルリンマラソンでゲブレシラシエ選手が着用した「アディダス」“Neftegna”のレプリカを合わせ、スタイリングでも文化のミクスチャーを表現する。代名詞でもある端正なテーラードは、今回もサヴィルロウの名門「アンダーソン&シェパード(ANDERSON & SHEPPARD)」とのパートナーシップによるもの。Vゾーンが極端に浅いロング丈のイヴニングジャケットは、スポーティーなショートパンツやサンダルでインフォーマルに落とし込んだ。

決して雄弁なブランドではないからこそ、時折ポツリと差し込む言葉はとても重要な意味を持つ。今回、赤いトップスで唯一登場した「レジリエンス(Resilience)」というワードは、長い人生における揺るぎない精神を示すのだろう。そのほか、独自にキャンペーンを発表するほど力を注ぐアクセサリーや、アニマルモチーフをラフィアの織りで表現したベストなど、アフリカのクラフトマンシップへの敬意も忘れることはない。フィナーレには、エチオピアの伝統楽器マセンコ奏者であるハディンコ(HaddinQo)が登場し、生演奏の中を花を抱えたモデルが闊歩した。

“軽さ”の奥行き

透けるほど薄い素材や、デザインを削ぎ落とすことから生まれる“軽さ”は、この2024年春夏シーズンのトレンドの一つだが、「ウェールズ ボナー」の見せる軽さは、決して一筋縄ではいかないものだ。その軽さの奥には、アフロ・アトランティック文化を深く研究し、シーズンをまたいでリファレンスを積み重ねているからこそ生まれる重みがある。ポップという表現はそぐわないかもしれないが、「ウェールズ ボナー」には、その重みを軽やかに表現することで広く受け入れやすくする、インテリジェンスと器量が備わっているのだ。

マラソンを人生に重ねたコレクションを見て、ファッションにおける長距離走とはどのようなものかと考える。ブランドを長く続けるには、時代の流れに沿った短期的なインパクトと、時の試練に耐えうる普遍性の、どちらも必要なのだろう。来年には創立から10周年を迎え、ブランドとして、短距離から中距離の域に足を踏み込む「ウェールズ ボナー」。現在は17カ国で取り扱い、114店舗で販売しており、アーティストからミュージシャン、F1 レーサーに至るまで関わりは広く、深く、一歩一歩踏みしめながらもさらなる10年を見据えてもいるだろう。そして、そのマラソンは決して一人では完走できないーー仲間とコラボレーションし、成長しながら進む様は、個人競技というよりはリレーなのかもしれない。人から人へ、世代から世代へ、文化と知のバトンが渡されながら、「ウェールズ ボナー」のマラソンはまだまだ続く。

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「コロンビア」と「カップヌードル」がコラボTシャツを発売 汗を利用した冷却機能搭載のアイテム

アウトドアファッションブランド「コロンビア(COLUMBIA)」は「カップヌードル」と第3弾のコラボTシャツを6月30日に発売する。全国のコロンビア直営店舗、オンラインストア、日清食品グループ オンラインストアで取り扱う。値段は7150円で、サイズはS,M,L,XL、カラーはブラックとシーソルトの2色展開。

汗を利用した冷却機能搭載のアイテムで、体が発する水分に反応して生地全体を瞬時にクーリングするのが特徴だ。バックプリントには、フライフィッシングで使用されるアイテムや、カップヌードルの商品パッケージ、具材のイラストがちりばめられている。“食べるほど、涼しくなる”をコンセプトに、より快適な夏のアウトドアを楽しめるアイテムだという。

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「コロンビア」と「カップヌードル」がコラボTシャツを発売 汗を利用した冷却機能搭載のアイテム

アウトドアファッションブランド「コロンビア(COLUMBIA)」は「カップヌードル」と第3弾のコラボTシャツを6月30日に発売する。全国のコロンビア直営店舗、オンラインストア、日清食品グループ オンラインストアで取り扱う。値段は7150円で、サイズはS,M,L,XL、カラーはブラックとシーソルトの2色展開。

汗を利用した冷却機能搭載のアイテムで、体が発する水分に反応して生地全体を瞬時にクーリングするのが特徴だ。バックプリントには、フライフィッシングで使用されるアイテムや、カップヌードルの商品パッケージ、具材のイラストがちりばめられている。“食べるほど、涼しくなる”をコンセプトに、より快適な夏のアウトドアを楽しめるアイテムだという。

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「ヴァンズ」や「シュプリーム」の親会社が新たな社長兼CEOを任命

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)は、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、スイスを拠点とするロジテック・インターナショナル(LOGITECH INTERNATIONAL以下、ロジテック)のブラッケン・ダレル(Bracken Darrell)社長兼CEOを任命した。同氏は2022年12月に退任したスティーブ・レンドル(Steve Rendle)前会長兼社長兼CEOの後任として、7月17日付で就任する。これに伴い、ベンノ・ドーレ(Benno Dorer)暫定社長兼CEOは取締役に戻り、リチャード・カルッチ(Richard Carucci)暫定会長は会長に就任する。

ダレル新社長兼CEOは、12年に社長としてロジテックに入社し、13年からCEOを兼任。10年にわたる任期中にさまざまな分野に進出し、売上高を倍以上に、時価総額を約10倍に成長させた。それ以前には、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE以下、P&G)が擁するブラウン(BRAUN)の社長を務めたほか、P&Gの傘下ブランド「オールド スパイス(OLD SPICE)」の立て直しに貢献。キャリアの初期には、アーサー・アンダーセン(ARTHUR ANDERSEN)やペプシコ(PEPSICO)などで経験を積んだ。

カルッチ新会長は、「経営トップとして幅広い経験を持ち、国際的な感覚に長け、さまざまな業界で実績を上げてきたブラッケンは、当社の才能あふれるチームを率いていくのにぴったりの人物だ。その指揮の下、私たちはエキサイティングで新たな未来に向けてさらなる成功を収め、社員、投資家、ステークホルダーを誇らしい気持ちにできるものと確信している」と語った。

ダレル新社長兼CEOは、「世界中にいる何百万もの人々と同様に、私はVFコープが擁するアイコニックなブランドの数々のファンだ。創業120年以上におよぶ歴史の中で、傘下ブランドを常にカルチャーの中心的な存在として発展させてきた手腕に感銘を受けている。取締役会やマネジメントチーム、優秀な社員の皆さんと緊密に連携し、業績をさらに向上させ、力強く持続的な成長と株主価値の拡大を実現したいと考えている」と述べた。

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「ヴァンズ」や「シュプリーム」の親会社が新たな社長兼CEOを任命

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)は、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、スイスを拠点とするロジテック・インターナショナル(LOGITECH INTERNATIONAL以下、ロジテック)のブラッケン・ダレル(Bracken Darrell)社長兼CEOを任命した。同氏は2022年12月に退任したスティーブ・レンドル(Steve Rendle)前会長兼社長兼CEOの後任として、7月17日付で就任する。これに伴い、ベンノ・ドーレ(Benno Dorer)暫定社長兼CEOは取締役に戻り、リチャード・カルッチ(Richard Carucci)暫定会長は会長に就任する。

ダレル新社長兼CEOは、12年に社長としてロジテックに入社し、13年からCEOを兼任。10年にわたる任期中にさまざまな分野に進出し、売上高を倍以上に、時価総額を約10倍に成長させた。それ以前には、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE以下、P&G)が擁するブラウン(BRAUN)の社長を務めたほか、P&Gの傘下ブランド「オールド スパイス(OLD SPICE)」の立て直しに貢献。キャリアの初期には、アーサー・アンダーセン(ARTHUR ANDERSEN)やペプシコ(PEPSICO)などで経験を積んだ。

カルッチ新会長は、「経営トップとして幅広い経験を持ち、国際的な感覚に長け、さまざまな業界で実績を上げてきたブラッケンは、当社の才能あふれるチームを率いていくのにぴったりの人物だ。その指揮の下、私たちはエキサイティングで新たな未来に向けてさらなる成功を収め、社員、投資家、ステークホルダーを誇らしい気持ちにできるものと確信している」と語った。

ダレル新社長兼CEOは、「世界中にいる何百万もの人々と同様に、私はVFコープが擁するアイコニックなブランドの数々のファンだ。創業120年以上におよぶ歴史の中で、傘下ブランドを常にカルチャーの中心的な存在として発展させてきた手腕に感銘を受けている。取締役会やマネジメントチーム、優秀な社員の皆さんと緊密に連携し、業績をさらに向上させ、力強く持続的な成長と株主価値の拡大を実現したいと考えている」と述べた。

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「マーク ジェイコブス」の書店、ブックマークが閉店 「パワーアップして本屋の既成概念を覆す店を目指す」

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」が手掛ける東京・原宿のブックストア、ブック マーク(BOOK MARC)が6月25日をもって閉店した。6月23日には、ゲストDJに高木完、Hatchuck(REBEL DREAD HARDWARE)、山口美波(VIVA STRANGE BOUTIQUE)らを招いたクロージングパーティーを開催した。

持田剛マーク ジェイコブス ジャパン ブックマーク担当マネージャーは今後の動きについて「秋に再オープンする予定で、場所は未定。今後もニューヨークのストアと連動して世界観を守り、展示のスペースも変わらず設ける。さらにパワーアップして、本屋の既成概念を覆す店を目指していく」と語った。

また、クロージングパーティーを開催した意図については「10年間で200近いイベントを開催してきて、多くの人が関わってくれた。その感謝の気持ちと、ブックマークのストーリーが終わるわけではないことを伝えたかった」という。

クロージングパーティーには業界人らが来場

クロージングパーティーには、店やブランドにゆかりのある業界人やインフルエンサーらが来場した。入り口に設けたスペースには、手書きのメッセージが寄せられた。

同店は、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドン、パリに次いで、アジア初の店舗として2013年10月にオープンした。店内にはデザイナー、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)のインスピレーション源でもあるアートやミュージック、カルチャーに関連する厳選された書籍が並んでいた。

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「裏表も前後もないアンダーウエア」で新風 仕掛け人は大阪・泉州の異色起業家

服には表と裏、前と後ろがあるのが普通だが、そんな常識を覆すユニークなシャツが話題を集めている。仕掛けるのは大阪府泉佐野市のアパレル会社「オネスティーズ」。社長の西出喜代彦さん(43)は小さな不満解消をきっかけに、肌着から裏表をなくすというありそうでなかった発想で開発に取り組んだ。発達障害の子供を持つ母親や視覚障害者の声にも耳を傾け、今では介護・福祉分野へも広がりを見せている。

家業のワイヤーロープ工場をピクルス事業に転換

西出さんがアパレルを始めるまでには紆余曲折があった。ワイヤーロープ製造の町工場を営む家の4代目として生まれた。経営が行き詰まった家業を引き継ぎ、全く異なるピクルス製造へと事業転換を果たし、その後、ひょんなことからアパレルに進出することになる。

もともと家業を継ぐ気はなく、小説家志望だった。東京大学文学部および大学院で日本近代文学を専攻し、太宰治や吉行淳之介を研究しながら、小説を書き続けた。だが、なかなか認められない。

「27歳のとき、東京のITベンチャーに就職しました。企画や新規事業を経験したことで、『自分は新しいことを考える仕事が好きなんだ』とビジネスの面白さに気づきました。それでも小説家の夢は諦めきれませんでした。30歳のとき、父に請われて帰郷します。小説はどこでも書ける。ならば、しばらく親のスネをかじらせてもらおうと。ところが父が病気に罹ってしまいます。大口の取引先の撤退も重なって、家業が存続の危機に直面しました」

腰掛けのつもりが、いきなり矢面に立たされた西出さんは父と一緒に、思い切った事業転換を試みる。それが地元・泉州名産の水ナスだった。通常のナスに比べて、電球のように丸みを帯び、みずみずしい食感で知られる水ナス。地域特産を使った商品開発に補助金が出る大阪府の制度を活用した。水ナスはぬか漬けが一般的だが、ぬか漬けが苦手な女性向けに洋風のピクルスにすれば面白いと考えた。何もかも勝手が違う食品事業は苦労も多かったが、下請けから脱却し、自社ブランドを一から作り上げる喜びが大きかったという。

「いずみピクルス」の名称で大手百貨店のギフトカタログにも掲載されて人気を博す。現在では水ナス以外の泉州野菜にも取り組みを広げたり、ドレッシングを開発したり、順調に成長を遂げている。

5年前には『新しいアイデアでみんなの笑顔を作り、地域社会に貢献する』という経営理念を策定した。ピクルスで得た新規事業開発の経験を食品に限らず、他の分野にも広げようと考えた。そんな中、浮上したのが古くから泉州の地場産業である繊維での新規ビジネスだった。

福祉や介護関係者からの感謝の手紙

「ちょうど子育てをしていた時期で、子供の服を脱がせるときにいつも必ず裏返しになることに気づいたのが発端でした。洗濯物をたたむときに裏返すのも面倒くさいし、僕自身も裏表を逆に着て妻によく怒られていた。そもそも服に裏表がなければ、すごい便利なんじゃないかと思ったわけです。日常のちょっとした不満の解消が、商品開発のきっかけでした」

すぐに企画に乗り出した。泉佐野市が実施していたクラウドファンディング型の起業家支援プロジェクトに応募し、3000万円の資金を獲得した。アパレルに関しては門外漢だったが、泉州にはアイデアを形にしてくれる繊維産業のプロがたくさんいた。「思いに賛同してくれる会社が増え、最終的には糸から縫製まで職人技を生かせる肌着を完成させることができました」

2019年6月、裏表のない肌着ブランド「オネスティーズ」をマクアケクラウドファンディングに出品し、227%の目標を達成した。翌7月には、自社サイトを開設して一般発売を開始した。当初は裏表なしのみだったが、「前後を間違えることが多い」という顧客の声が多いことから、裏表も前後もなくした肌着「オネスティーズ・アンリミテッド」を開発。同年12月に再度、マクアケに出品して開始2日目で目標額の200%に到達した。以降もクラファンを積極的に活用し、販売実績は約1万枚にのぼる。

「裏表も前後もなくすと、目をつぶっていても着られるのでユニバーサルデザインにつながります。クラファンをやったり、ニュースで取り上げられたりしてお客さまの声がよく届くようにもなりました。実際に、発達障害の子供のお母さんからいただいた手紙には『オネスティーズの商品かあれば肌着を1人で着られない子供を叱ることもなくなる』と書かれていました。視覚障害者や認知症の親を介護される方からも感謝の言葉をいただき、想定以上に社会的意義の高い事業になると実感しました」

オネスティーズの肌着は、前後どちらを着てもおかしく見えないように画期的な構造で作られている。衿ぐりが人間の身体に沿っていて、着用すると普通のTシャツを着ているように見えるのが不思議だ。そのために試作は100回以上繰り返している。また、日本の職人技が活かされた綿100%の国産“プレミアムライン”はベビー服やウェットスーツなどで用いられる特殊ミシン「フラットシーマー」仕上げ。凹凸がなく、肌あたりが優しいうえに長く快適に着られるのが特徴だ。

ただ国産となると原価率50%でも2500円になる。そこで、同社は海外生産の普及版を開発し、1320円という低価格で普段使いができる“スタンダードライン”を発売した。

「顧客アンケートで多かったのが、価格が高いということ。当社が一番に届けないといけないのは、ハンディキャップがある人や高齢者など社会的弱者といわれる方なので、国産の半値くらいで買える商品を開発しました。こちらの購入者がいま増えています」

ユニバーサルデザインとして世界で訴求

裏表がないというユニークな特徴が最も生かされているのが、大阪の伝統的な型染め技術「注染(ちゅうせん)」でプリントした子供用Tシャツだ。注染は手ぬぐいや浴衣を染める技術で、裏表なく染まるので、オネスティーズの商品と相性がいい。今年3月、奈良の中川政七商店と協業し、スタジオジブリのキャラクター柄の注染Tシャツを発売した。中川政七商店の店舗とオンラインで販売し、2、3日で完売。現在、追加生産中で入荷待ちの状態が続いているという。

「実は、注染ってニット地に染めること自体難しいのですが、手ぬぐいの幅の生地しか染められないので、大人用Tシャツに染められないのが現状です。そこで、今後はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)で実施しているスタートアップ向け研究開発支援制度を活用して、大人用の注染Tシャツの可能性にも挑戦したいと思います」

肌着、Tシャツ以外のアイテムとしては、製作期間2年、試作回数30回を経て完成した、裏表もかかともない靴下“オネスティーズソックス720°”が好評だ。裏表とかかとをなくすために、ホールガーメントを使っているので縫い目がなく、ゴロつかない。ホールガーメントの技術もオネスティーズの概念を実現するには不可欠であり、今後はアウターにも裏表なしのアイテムを広げていく。

「アウターになると、洗濯表示をどうするかという問題もでてきます。そのために、ネームを伸びるようにして表示を隠せるように工夫したりするのですが、そうした独自開発技術はすべて特許申請しています。世界初のアイデアでモノ作りを継続していくために、特許と技術力で参入障壁を高くしています」

いずれは、裏表前後なしの自社商品をユニバーサルデザインのアイテムとして世界市場に広めていきたい考え。そのためにも、より必要としている国内のターゲット層に商品が届くよう、介護福祉施設との協業も始まっている。ブランド認知の向上や商品ラインナップの拡充、人材確保など課題は多いが、西出さんの夢はさらに広がっている。

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本格的な夏到来に向けて「イケア」の従業員が選ぶ“ひんやり寝具”人気ランキング

夏至も過ぎて、いよいよ日本も南から梅雨明けが予想される時期だ。今年の夏(7〜9月)は、全国的に平均気温が高く猛暑になりそうだ。暑さのピークは7月下旬から8月上旬で、太平洋高気圧とチベット高気圧が重なりダブル高気圧となり暑さをもたらすという予報。

梅雨で既に蒸し暑く、気温が高い日の室内の温度は30度近くになることもある。夜は、東京は、まださすがに涼しいが、梅雨が明けたら熱帯夜がやってくる。「イケア(IKEA)」では、そんな寝苦しく暑い夏におすすめの寝具を多数用意している。ここでは、同ブランドの従業員たちが選んだ“トップ5”を紹介する。

5位にランクインした寝具は3種類。 “クレイニア”シリーズは、さらりとした肌感りで、枕やマットレスなどに乗せて使用することで寝付きがよくなるという。従業員からは、「マットレスや枕にプラスするだけなので気軽に取り入れやすい」というコメント。価格は、枕プロテクターが999円、マットレスプロテクターが2999円〜。「洗濯後乾くのもの早く、触り心地も良い」という声が聞かれるのは、プレウオッシュ加工の麻100%のベッドリネンの“ディトーグ”シリーズ。価格はボックスシーツが4999円〜、掛け布団&枕カバーセットが7999円〜。“シェールンスタッル掛け布団ひんやり冷感”もランクインした。冷感掛け布団では手頃な価格で3999円〜。ビスコースを含む素材を中に使用しているため、体の温度を一定に保つという。「軽くてひんやりし過ぎないところがいい。洗濯機で洗えるのもグッド」と従業員。

ひんやり寝床が熟睡の鍵!?

4位にランクインしたのは、“クナップスタード マットレストッパー(パッド)”だ。このマットレスパッドは片面に冷感ジェル層を使用しており、ひんやりとした寝心地を約束。季節に応じて使用面を選べ、どちらを使用しても形状記憶フォームが体のラインに合わせ変形するので熟睡できるという。従業員からは、「冷房を使わなくて良いときもある」というコメント。価格は1万9990円〜。
3位は、“パンテランカ タオルケット”。吸水性と通気性に優れたタオルケットで、価格も2999円とリーズナブルだ。従業員からのおすすめポイントは「綿100%でさらっとしている。ちょうどいい重みで使い心地が良い」という点。頻繁に洗濯できるのもポイントだ。
持ち運び可能で外出時にも使える“レックスベゴニア ひんやり冷感パッド”が2位にランクイン。サイズは60x80cmで、寝苦しい夜に枕やマットレスに敷くと、ひんやりして寝付きをよくする。使う前に冷蔵庫で冷やすと、より一層ひんやり効果が期待できる。「昼寝するときにソファに置いたり、外出時にベビーカーに敷いて使うことも」という声もある。

ナンバーワンに輝いたのは1年中使える枕

堂々ナンバーワンに輝いたのは、”クルッブスポッレ エルゴノミクス枕“だ。低反発フォームを使用しており、片面にジェル層を施しているので、ひんやりとした寝心地を実現。一晩中心地良い眠りを約束するという。「状況に応じて使う面を変えて1年中使っている。クッションとしても使える」。価格は4999円。
寝具以外のおすすめは、吊るしたりスタンドとして使える“エフテルトレーダ ハンディファン”(1999円)と内側のハニカム構造が断熱層をつくり冷暖房費の削減につながる“ホップヴァルス 断熱ブラインド”(2999円〜)が挙がった。

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「ママベビー」がBコープ認証取得 国内ベビー・キッズカテゴリーで初

プチフィロゾフが展開するオーガニックブランド「ママベビー(MAMMABABY)」はこのほど、「Bコーポレーション(以下、Bコープ)認証」を取得した。国内のベビー・キッズカテゴリーで初となる。

「ママベビー」は、医療機関向け製薬会社発のブランドとして1944年に誕生。新生児から大人まで使えるスキンケアやボディーケア、ヘアケアなどをラインアップする。

「子どもたちの感性や知性を育み、地球の未来へつなぎたい」という信念から、「本当の持続可能性とは」という問いに向き合う企業として「第三者の視点を組み込むことが次のステージへ進むためのより良いきっかけになる」と考え、2020年にBコープ認証の取得に乗り出した。

これまで、環境再生型農業や廃棄容器ゼロを目指すゼロウェイストチャレンジ、環境負荷や物流コストを低減する集団One Party Logisticsの物流システムを日本で初めて採用するなどのアクションを起こし、21年にはカーボンニュートラルを実現した。公式サイト内でサステナビリティのページを設け、環境活動に対する考え方やこれまでの取り組み、今後の目標などを具体的な数字と共に公開している。

1年半に及んだ審査期間では、「新しい気づきを得ながら、一つ一つの項目に対して社員やステークホルダーと議論と検討を重ね『私たちが大切にしたい持続可能性とは』という問いに対しての道筋がより明確になった」という。地域社会に根付いた環境再生型農業の取り組みなど「環境・コミュニティ・ユーザー」では高い評価を得られた一方で、「ガバナンス・ワーカーズ」の分野では多くの学びを得た。さらに知性や感性を磨くための費用をサポートする新制度を導入するなど新しい取り組みを始めている。

今回、加点とならなかった項目は新たなアクションを決定し、公式サイトでBコープ認証取得の活動詳細とともに順次公開していく。今後は、2030年までにカーボンインセットによるカーボンニュートラルの実現を目指す。

「Bコープ認証」は、米国を拠点とする非営利団体ビーラボ(B LAB)が、営利企業に対して利益と社会的意義を両立させるために設計したもの。透明性・説明責任・持続可能性・社会と環境パフォーマンスの分野において248の評価基準を設定。取得のハードルが高いことでも知られる。

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【2023年浴衣】「エクセル」と「キモノ クイーン」が初のコラボ企画 浴衣に似合うメイクを無料体験

常盤薬品工業のメイクアップブランド「エクセル(EXCEL)」は9月30日まで、都内ホテルなど3カ所で展開する着物サロン「キモノ クイーン(KIMONO QUEEN)」と初のコラボレーションを行っている。

東京・六本木ヒルズの「キモノ クイーン」六本木店で浴衣を購入した人やレンタルした人を対象に、「エクセル」のほか、ベースメイクブランド「毛穴パテ職人」のアイテムを使い選んだ浴衣に似合うメイクを提案。希望者には「キモノ クイーン」の専属ヘアメイクアップアーティストが、暑い夏でも崩れにくく浴衣にマッチしたフルメイクや簡単なメイクアップレッスンを無料で行う。

そのほか、7月24日20時から「エクセル」の公式インスタグラムで浴衣メイクをテーマにしたインスタライブを配信。店舗を訪れることができない人に向けて、浴衣とメイクの楽しみ方を紹介する。

■エクセル × KIMONO QUEEN
日程:6月24日〜9月30日
場所:六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク4階 KIMONO QUEEN 六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-10-1
営業時間:11:00~20:00(金・土・祝前日は~21:00)

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【募集開始】「サステナビリティ・コネクト」~人、情報、成長に繋がるセミナー&ワークショップ WWDJAPAN EDUCATIONS

2023年7月21日(金)開講
人と繋がり、情報に繋がり、成長に繋げる
サステナビリティはいよいよ実践のときへ

ビジネスにおけるサステナビリティ・シフト、循環型への転換はまさに、実践のときにあります。動き出した人の多くが今抱いている思いはきっと、「なんて⼤変なんだ!」でしょう。企業内のみならず、社会システムや消費者マインドの転換も伴うからです。各企業が進めている実践の多くは、外からは⾒えにくい課題が⼭積みです。すなわち、そこは新しいチャンスの宝庫でもあります。

WWDJAPAN EDUCATIONSでは、2022、2023年の「サステナビリティ・ディレクター養成講座」を経て、知見の獲得から体験と実践の時を迎えたと考えます。最新動向をつかみ、体験を通して、実践につなげることは、社会課題に強い企業やブランドへと成長を遂げるための懸け橋です。

「サステナビリティ・コネクト」と題し、より一層、企業の垣根をこえて、より広く強くつながりを持つための場をご用意しました。「環境」「社会問題」「流通」そして 「LGBTQ+」といった、より広義でのサステナビリティを考え、インプット、アウトプット、コネクション、エクスペリエンスを通して、ファッション業界がサステナビリティにおける先進的な業界になることを目指しましょう。

皆さまのご参加お待ちしております。


定期購読者(スタンダード)割引クーポンはこちら

※ファッション・アパレル関連企業とつながりを持ちたい異業種の方は、上記フォームよりお問い合わせください



—PROGRAM—

■DAY1 7月21日(金)16:00~18:00
店舗から始まる循環ビジネス

「売ったら終わり」は過去の話。リニヤ型から循環型へとビジネスが移行するにあたり、店舗の役割は「売る」だけにはとどまらず広がっています。先進SPA企業が考えるサービスと物づくりにおける、店舗の役割・実践内容を知り、半歩先の未来を描きましょう。

講師:大常寿典/良品計画 産地開発部 素材開発担当課長
PROFILE:1983年生まれ。繊維商社と素材メーカーで製品ODM事業とグローバルSCMを経て、2021年良品計画入社。衣服雑貨部を経て22年9月より現職。無印良品のものづくりの基本となる環境・社会に配慮した素材開発を担当。産地へ自ら出向いて創業当時からの理念を守りながら、機能性衣料など新たな開発にも挑戦。また衣服回収とアップサイクル事業の「ReMUJI」の主幹部署として各部を巻き込んだESG事業を推進中

阿南理恵/良品計画 広報・IR・ESG推進部 ESG推進課長
PROFILE:1977年生まれ。製薬会社、水インフラ企業の広報・CSRを経て、2021年良品計画入社。ESGのトップランナーを目指して立ち上げ期のESG推進組織に参画。創業からの強みであるESG視点に磨きをかける19の全社横断ESGプロジェクトを起案し、全社委員会(ESG推進委員会)をスタートさせる。情報発信にも力を入れ、会社初の統合報告書「MUJI REPORT」も発行

■DAY2 8月25日(金)12:00~17:00
リサイクルの現場から見る循環ビジネスの課題と可能性

循環ビジネスと切っても切り離せないのがリサイクルです。百聞は一見にしかず。同回は日本を代表するリサイクルセンターの現場を視察し、不要となった衣料品の現状やそこから見える資源循環ビジネスの課題と可能性について理解を深めます。


講師:藤田修司/ナカノ取締役R部統括

PROFILE:2002年1月入社、1976年生まれ。所属団体:日本古着リサイクル輸出組合 理事、日本古着リサイクル輸出組合 広報委員会委員長、関東故繊維協会所属、秦野市伊勢原市環境事業協同組合 副理事長、全国ウエイスト組合連合会神奈川ウエイスト組合員、神奈川県資源回収商業協同組合 金融委員会、横浜市資源リサイクル事業協同組合 広報委員会、東京都リサイクル事業協会 監事、繊維リサイクル技術研究会 会員、テキスタイルアップサイクルプラットフォーム 会員、CSR&コンプライアンスフォーラム 会員

※ナカノ株式会社 エコムナ横浜工場での視察となります
※都内発着にて送迎いたします

■DAY3 9月15日(金)16:00~18:00
サステナビリティ視点でのサプライチェーン改革

アパレル業界は今、サプライチェーンの抜本的な見直しを迫られています。具体的には、環境負荷の低減、トレーサビリティの担保、人権デューデリジェンスの実施、物流網の最適化、地政学リスク対応など、考慮すべき視点は多岐に渡ります。これらを踏まえたサプライチェーン改革のポイントを、グローバル視点と豊富なデータを持つ講師が解説します。あなたは自社製品を誰がどこでどのような環境で作っているか知っていますか?


講師:福田稔/経営戦略コンサルタント

PROFILE:慶應義塾大学商学部卒、欧州IESEビジネススクール経営学修士(MBA)、米国ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクールMBA exchange program修了。
電通国際情報サービス、ローランド・ベルガーにて経営コンサルティングに従事。主に、アパレル、化粧品、ラグジュアリー、小売、食品・飲料、インターネットサービスなどのライフスタイル領域を中心に、グリーントランスフォーメーション、DX、グローバル戦略策定などさまざまなコンサルティングを手がける。
経済産業省「繊維製品における資源循環システム検討会」委員、「ファッション未来研究会」副座長委員、「ファッションローWG副座長」委員など政策支援経験も豊富。
近著に『2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日』(東洋経済新報社)

■DAY4 10月27日(金)16:00~18:00
「 レスポンシブル・カンパニー」の先駆者、パタゴニアに学ぶファッションの未来

サステナビリティに取り組むのは何のため?そのビジョンを今一度強固なものとするため「 レスポンシブル・カンパニー」の先駆者であるパタゴニアのキーパーソンが世界情勢を踏まえて現状と課題を解説。そこにはファッションビジネスのこれから詰まっています。


講師:篠健司/パタゴニア日本支社 環境社会部 ブランド・レスポンシビリティ・マネージャー

PROFILE:米アウトドア企業、パタゴニアの日本支社において、事業を通じて環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑えるため、望ましい再エネや物品・サービスの調達の推進、製品寿命時の循環リサイクル・プログラムの構築などを担当。パタゴニア創業者が共同設立した1% for the Planetの日本窓口、アウトドア環境保護基金を運営する一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン監事、公益社団法人日本自然保護協会理事などを務める

■EXTAR 10月下旬~11月下旬 土曜日開催
オーガニックコットンの原料生産の現場体験をしよう!
渡良瀬エコビレッジ内、ORGABITSの畑を使用してコットンの収穫を体験

協力:豊島株式会社 渡良瀬エコビレッジ
※希望制となります
※別途、参加費を徴収させていただきます
※都内発着にて送迎いたします

■DAY5 12月8日(金)16:00~18:00
LGBTQ+の理解を深める

サステナビリティ×ファッションは大きく分けて「地球環境」と「人権・社会」の2つが関係してきます。ここでは後者の「人権・社会」、中でもジェンダーやセクシャリティの違い、LGBTQ+について理解を深めます。ファッションは本来、「皆違って、皆良い」から輝くもの。ジェンダーやセクシャリティの違いは、体型、年齢、肌の色などと同じく一つの個性であり、輝きの源です。LGBTQ+当事者でもある講師が自身の体験を踏まえ、企業が「LGBTQ+」の理解を深めるためのアドバイスや実践例をお伝えします。


講師:松中権/認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表/プライドハウス東京 アドバイザー・理事/公益社団法人Marrriage for All Japan -結婚の自由をすべての人に 理事/一般社団法人 金沢レインボープライド 共同代表/一般社団法人work with Pride 代表

PROFILE:1976年、金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2016年、第7回若者力大賞「ユースリーダー賞」受賞。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTと社会をつなぐ場づくりを中心とした活動に加え、全国のLGBTQ+のポートレートをLeslie Keeが撮影する「OUT IN JAPAN」や、2020年を起点としたプロジェクト「プライドハウス東京」等に取り組む。一般財団法人mudef理事も務める。NHKドキュメンタリー『カラフルファミリー』が話題に

■DAY6 1月中旬~2月上旬(決定次第お知らせいたします)
行政に聞く2024年の指針

行政の取り組みは企業の指針を決定する上で、とても重要です。行政がどのような取り組みを今後描いているのか、聴講するだけでなく企業側からもリクエストできるディスカッション形式で開催します。

講師:決定次第お知らせいたします

※講義内容は予告なく変更される場合がございます


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■促進と創造のためのプラットフォーム

継続したコミュニケーションをとるためのツールとプラットフォームをご用意しています

「サステナビリティ・コネクト」3つのポイント

1.Weekly・Digital
「WWDJAPAN Weekly」では、世界を取材対象に、業界の課題やそこから見えるビジョンを定義。さらにウェブでは、タイムリーに知るべき情報を届けます
2.Seminar・Discussion
各回テーマを設け、前半はゲストを招へいし必要な情報をインプット。
後半は、その課題について徹底的にディスカッションをします。企業の垣根をこえた様々な視点での話し合いは、サステナビリティとビジネスの両輪を回すためには不可欠です
3.Group Chat
「サステナ・コネクト」のSlackを開設します。「WWDJAPAN」の記者たちが、最新の情報を共有するほか、ご参加の皆さまの交流や意見交換など、コミュニケーションにご活用ください


■こんな人におすすめ

・ファッション業界でサステナビリティ領域に従事する担当者
・企業やブランドの事業推進の担当者
・CSRや経営理念を考え、実践する担当者
・ファッション業界でのサステナビリティ担当者とつながりを持ちたい異業種の人

■開催方法

都内会場
※オンラインでの全受講はございません

■参加料

・一般132,000円(WWDJAPAN年間定期購読付き)
・定期購読者99,000円

※ファッション、アパレル関連企業とつながりを持ちたい異業種の方はご案内が異なります。ご希望の方はお問い合わせください
※価格は税込です
※定期購読は紙版か電子版を選択できます

■募集人数

30名
※受講者だけのslackコミュニティ参加権限

■期間

2023年7月21日(金)~2024年1月中旬

■開催時間

16:00~18:00(DAY2は12:00~17:00)


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<ご注意>
※表示価格は全て1名様分となります。
※割引価格はクーポンをご利用時に適用となります。
※定期購読者で会員登録がお済みでない方はこちらからご登録ください。

【お問い合わせ】
株式会社INFASパブリケーションズ 販売部
https://www.wwdjapan.com/contact/inquiry/

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和光がディズニー創立100年を記念した限定商品を発売 大人が楽しめるミッキーマウスのバッグやウォレット

和光はディズニー創立100周年を記念し、8月10日に和光限定商品を発売する。また、10日から27日までの約2週間は、セイコー ハウス ギンザ6階で、特別イベント「Moments of Magic at the Clock Tower」も併せて開催する。

限定商品として、バッグやウォレット、ニットウエアなどをラインアップ。“MANACOエンブロイダリートートバッグ”(14万3000円)では、銀座和光の2代目時計塔が完成した1932年に公開された、ミッキーマウス映画のワンシーンを刺しゅうで再現した。ホワイトとブラックのシックな配色に、イエローとレッドの刺しゅうがポイントになっている。“MANACOジャカードトートバッグ”(9万9000円)も、同年公開の映画をモチーフとしたバッグ。デニム調の素材に、ミッキーマウスと仲間たちがパーティを楽しむ様子をジャガードで表現した。

イタリア初のレザーグッズブランド「ラルコパレーノ」とコラボした“ラルコバレーノ スマートWショルダーウォレット”(4万1800円)も販売する。ダブルショルダーウオレットに、ミッキーマウスを箔推し。ホワイト、イエロー、レッド、ブラックの4色を展開する。

ニットウエア商品には、有松絞りのミッキーアイコンをあしらった。“フェザーウェイトショール”(6万2700円)と“ワイドプルオーバー”(8万8000円)はカシミヤ100%、“クルーネックプルオーバー”(4万4000円)はウール100%で、柔らかな肌触りに仕上がっている。有松絞りによる柄は一つずつ出方が異なり、味のあるデザインが特徴だ。

イベント「Moments of Magic at the Clock Tower」は、上記商品の発売日から約2週間、セイコーハウス銀座ホールで開催する。グランドセイコーのディズニー100周年限定モデル、高級からくり時計などの限定品が会場にそろう。

◼︎Moments of Magic at the Clock Tower
日程:8月10〜27日
時間:11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
場所:セイコー ハウス ギンザ6階 セイコーハウス銀座ホール
住所:東京都中央区銀座4-5-11

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「ビオレUV」の日やけ止め“瞬感ミストUV”がベスコス受賞 “ポータブル発想”でいつでもどこでも全身ムラなくカバー

花王が日やけ止め市場No.1※1ブランド「ビオレUV(BIORE UV)」から今年発売した“ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト”SPF50・PA++++(60mL、1078円、編集部調べ)の売れ行きが好調だ。体にも髪にも使える“瞬感ミストUV”の愛称でSNSでも話題を集めている。「WWDBEAUTY2023年上半期ベストコスメ」のバラエティー・ドラッグストア、ボディーケア部門でも新商品1位を獲得した。

同社は日やけ止めを使う人を対象に調査を実施。外出先で紫外線対策をしたくても、場所やタイミングを選ぶ必要があることから、約9割の人が塗り直しに対して潜在的なストレスを感じていることが分かった※2。また別の調査では、日やけ止めの塗り直しをしている人は約3割にとどまっていることも分かった※3

そこで、いつでもどこでも全身に気軽に使えるノンガスタイプの日やけ止め“ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト”を開発した。長年の紫外線研究知見を結集し、SPF50・PA++++の紫外線防御効果のある、液が透明なミスト剤型を実現した。噴霧すると、フレッシュシトラスの香りのミストが広がり、肌上で素早くジェル状に変化し、均一にムラなく密着する。

同商品は、塗布前に振る必要がなく、逆さにしても使えるほか、紫外線が気になる髪にも使える。スーパーウォータープルーフ(80分間の耐水試験で確認済み)仕様で、保湿成分のスクワランを配合した。さらに、日やけ止め市場において日本初※4となる、付け替え用商品もラインアップし、プラスチック使用量の削減(本体比56%減)にも取り組む。

※1 インテージSRI+日やけ止め市場、2021年1月~2022年12月、累計販売金額
※2 2021年花王調べ、N=100
※3 2021年花王調べ、N=477
※4 花王独自調査およびミンテルグループを用いた同社調べ、2022年11月

問い合わせ先
花王 消費者相談室
0120-165-692

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「ビオレUV」の日やけ止め“瞬感ミストUV”がベスコス受賞 “ポータブル発想”でいつでもどこでも全身ムラなくカバー

花王が日やけ止め市場No.1※1ブランド「ビオレUV(BIORE UV)」から今年発売した“ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト”SPF50・PA++++(60mL、1078円、編集部調べ)の売れ行きが好調だ。体にも髪にも使える“瞬感ミストUV”の愛称でSNSでも話題を集めている。「WWDBEAUTY2023年上半期ベストコスメ」のバラエティー・ドラッグストア、ボディーケア部門でも新商品1位を獲得した。

同社は日やけ止めを使う人を対象に調査を実施。外出先で紫外線対策をしたくても、場所やタイミングを選ぶ必要があることから、約9割の人が塗り直しに対して潜在的なストレスを感じていることが分かった※2。また別の調査では、日やけ止めの塗り直しをしている人は約3割にとどまっていることも分かった※3

そこで、いつでもどこでも全身に気軽に使えるノンガスタイプの日やけ止め“ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト”を開発した。長年の紫外線研究知見を結集し、SPF50・PA++++の紫外線防御効果のある、液が透明なミスト剤型を実現した。噴霧すると、フレッシュシトラスの香りのミストが広がり、肌上で素早くジェル状に変化し、均一にムラなく密着する。

同商品は、塗布前に振る必要がなく、逆さにしても使えるほか、紫外線が気になる髪にも使える。スーパーウォータープルーフ(80分間の耐水試験で確認済み)仕様で、保湿成分のスクワランを配合した。さらに、日やけ止め市場において日本初※4となる、付け替え用商品もラインアップし、プラスチック使用量の削減(本体比56%減)にも取り組む。

※1 インテージSRI+日やけ止め市場、2021年1月~2022年12月、累計販売金額
※2 2021年花王調べ、N=100
※3 2021年花王調べ、N=477
※4 花王独自調査およびミンテルグループを用いた同社調べ、2022年11月

問い合わせ先
花王 消費者相談室
0120-165-692

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「ルドヴィック デ サン サーナン」2024年春夏コレクション

「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ルドヴィック デ サン サーナン」2024年春夏コレクション

「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「プーマ」と「プレジャーズ」がコラボスニーカーを発売 Y2Kや音楽カルチャーを融合

「プーマ(PUMA)」は、米カリフォルニア発ストリートブランド「プレジャーズ(PLEASURES)」とのコラボスニーカー“ベロファシス オーバーダイ プレジャーズ(VELOPHASIS OVERDYED PLEASURES)”を発売した。価格は2万2000円。プーマストア原宿キャットストリートとプーマストア大阪、プーマ公式オンライン、プーマ公式アプリ、一部取扱い店舗で販売する。

同モデルは、今年1月に登場した「プーマ」のスニーカー“ベロファシス”に、Y2Kカルチャーや「プレジャーズ」が得意とする音楽のサブカルチャー要素を合わせた。テクニカルな素材とパフォーマンス素材の組み合わせや、シューレースからソールまでをパープルの後染め加工によって、カスタマイズされたようなデザインに仕上げている。またソールは履き古したようなカラーリング、アッパーには半透明のパーツに「プレジャーズ」のロゴを配した。

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「プーマ」と「プレジャーズ」がコラボスニーカーを発売 Y2Kや音楽カルチャーを融合

「プーマ(PUMA)」は、米カリフォルニア発ストリートブランド「プレジャーズ(PLEASURES)」とのコラボスニーカー“ベロファシス オーバーダイ プレジャーズ(VELOPHASIS OVERDYED PLEASURES)”を発売した。価格は2万2000円。プーマストア原宿キャットストリートとプーマストア大阪、プーマ公式オンライン、プーマ公式アプリ、一部取扱い店舗で販売する。

同モデルは、今年1月に登場した「プーマ」のスニーカー“ベロファシス”に、Y2Kカルチャーや「プレジャーズ」が得意とする音楽のサブカルチャー要素を合わせた。テクニカルな素材とパフォーマンス素材の組み合わせや、シューレースからソールまでをパープルの後染め加工によって、カスタマイズされたようなデザインに仕上げている。またソールは履き古したようなカラーリング、アッパーには半透明のパーツに「プレジャーズ」のロゴを配した。

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藤原ヒロシの「フラグメント」が滋賀県産メロンとタッグ 1万円で販売

若手農家集団の「四季ファーマーズクラブ(SHIKI FARMERS CLUB)」は、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」の稲妻ロゴを入れた滋賀県産メロンを発売した。

同商品は“フラグメントメロン”と名付けられ、価格は1万円。四季ファーマーズクラブの公式オンラインストアでは、すでに“在庫切れ”となっている。

四季ファーマーズクラブは、高齢化が深刻視される農業界で、若手農家が中心となり、世界に向けて日本の農業の素晴らしさを届ける集団。

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カネボウ化粧品「センサイ」がグローバル戦略を加速 売上高3倍目指す

カネボウ化粧品のプレステージブランド「センサイ(SENSAI)」がグローバル戦略を加速する。グローバルプレステージ市場において「唯一無二の存在感を放つ」ブランドを目指し、2030年までに売上高を3倍に拡大する方針。その第1弾として、最高価格帯のスキンケア“UTM”シリーズ(4品目5品種、2万8600~8万5800円)を9月1日にリニューアル発売する。世界40カ国以上で順次発売し、日本は9月6日に販売を開始する。また、アジア市場拡大の足がかりとして、年内にブランド初となる旗艦店を中国・上海にオープンする。

1983年に誕生した「センサイ」は、「丁寧に繊細に生きる」をブランドコンセプトに掲げ、日本原産の小石丸シルクを主原料にメード・イン・ジャパンのモノ作りを訴求する。欧州を中心に40カ国以上で展開し、日本は“逆輸入”の形で2019年に導入した。

桜井郁子ブランドマネジャーは、「これまではある意味、ヨーロッパのローカルブランドであった。お客さまに日本の文化を伝えるとともに、ヨーロッパの文化と融合させた商品を提案しながら認知向上に努めてきた。これからは真のグローバルブランドになるためにヨーロッパはもちろんのこと、日本や中国、その他の国のお客さまに目を向けることが重要であると考えている。化粧文化が違う国に対し、我々が大切にしてきたものをどのようにアップデートできるか知恵を絞っていきたい。サステナブルの文脈でもブランドならではのアプローチを考えていく」と述べた。

各エリアの戦略では、基盤となる欧州市場は2030年に向けて高価格帯シリーズの強化とともに、特にメイクが強い北欧エリアを中心に独自のアイテムやメソッドを強化し、高収益化を目指す。なお、22年は新商品の売れ行きが好調で、前年を上回る実績を残した。

19年に導入した日本市場は、直後にコロナ禍に見舞われたが、22年は日本人客とインバウンド客の取り込みに成功。売上高は前年の2倍と大きく伸長した。今後は、外商や高級旅館でトリートメントを導入するなど富裕層との接点拡大を図る。現在、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤの3店舗で取り扱うが、今後も多店化は行わない予定。

21年に導入した中国市場は、「他のブランドがしのぎを削る高価格帯市場では、同様の戦い方ではなく『センサイ』ならではの価値を基盤に、ECが成熟した後に進出するメリットを最大限に生かした取り組みを目指す」と話す。特に中国人客は、最高峰の体験とともに確かな効果効能とエビデンスを重視する傾向があることから、オープン予定の上海の旗艦店は体験型店舗として位置付ける。中国のラグジュアリー層に向け、特別な体験ができる場を設けることでブランドへの理解を深め、EC事業との相乗効果を図る。最高級ホテルでスパトリートメントの導入も予定している。桜井ブランドマネジャーは、「今後、エリアを拡大しながらもブランドの軸となる価値をぶらさず、独自のラグジュアリー価値を研ぎ澄ました唯一無二の存在として築いていく」と意欲を燃やす。

“UTM”シリーズは、13年に最高級シリーズとしてデビュー。同ブランドのラグジュアリーの象徴ラインとして存在感を高めてきた。今回のリニューアルでは、花王グループが長年研究してきた皮膚科学に基づき、オートファジーなどの技術に着目した。化粧水2タイプ、乳液、クリームの4品のテクスチャーを見直し、肌と一体化するような使い心地へと進化。原料の一部に自然由来成分を配合するほか、パッケージの一部に再生素材を採用し、重厚さと軽やかさを融合させたデザインにリニューアルした。新“ザ クリーム N”は、新たにレフィルもラインアップする。

加えて、「日本の卓越したモノ作りの精神を讃える」一環として、手作り茶筒工房の老舗「開化堂」とコラボレーションをした限定商品(16万2800円)を欧州と日本で発売する。さらに、建築家の坂茂とともに、再生可能な素材を使用し、環境負荷の少ない工法での設置が可能なポップアップ空間をデザイン。各国のイベントに使用した後に、ポンピドゥー・センターのような芸術文化施設に寄付し、子供向けの展示や読書スペースなどに転用する予定だ。

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「シャネル」がツイードをハイジュエリーで表現 5つのテーマを通して発見するファブリックの魅力

「シャネル(CHANEL)」から新作ハイジュエリー“ツイード ドゥ シャネル”が登場した。2020年にツイードをテーマにしたハイジュエリー45点が登場。それをさらに表情豊かに進化させたのがこのコレクションだ。

インスピレーションとなったのは、英国スコットランドの丘陵や渓谷。ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)は、ウエストミンスター公爵との交際を通してツイードに触れ、再解釈して自身のコレクションに加えた。ツイードは「シャネル」のスタイルを語るに欠かせないアイコン。スコットランド国境地帯を流れるツイード川が由来のこの素材は厳しい気候から身を守る柔らかい“甲冑”のような存在で、スコットランドの人々によりさまざまな柄で織られてきた。シャネル自身、ツイードのリッチなテクスチャーやその表現のバリエーションの豊かさ、素材としての味わい深さに魅了されたに違いない。

ツイードの本質に迫るハイジュエリー

20年に登場したハイジュエリーで、ツイードのしなやかさや風合いをジュエリーで表現した「シャネル」ファイン ジュエリーのパトリス・ルゲロー=クリエイション スタジオ ディレクター。「ツイードの表現をより深く追求したい」と今年の新作のテーマに選んだ彼もシャネルと同様に、ツイードに魅了された一人だ。今年新たに登場した63点のハイジュエリーを通して、再びツイードの魅力を紐解いた。単色または多色使いで生地の織を再現し、刺しゅうやフリンジ、オープンワークを施してツイードの本質を表現している。

宝石の美しさを引き出すためにセッティングを再設計し、クリエイションの構造そのものでツイードのしなやかさを表現。ゴールドやパール、宝石を織り重なる糸のようにつなぎあわせたり、透かし細工を施したりしてツイードのふんわりとした風合いを出すなど、緻密な職人技を駆使している。フリンジをあしらった軽やかなジュエリーは、宝石でつくったファブリックのようだ。

メゾンのアイコンへの愛とイマジネーション、そしてサヴォアフェール、職人技が融合された自由なクリエイションが実現した。

5つのアイコン、そしてカラー

“ツイード ドゥ シャネル”は5つのテーマとカラーでツイードを探求してジュエリーへ昇華している。ホワイトのリボン、ピンクのカメリア、ブルーの背景に煌めくコメット、イエローの太陽、レッドの閃光が輝くライオンだ。どれもシャネルが愛した5つのアイコン。これらは、ネックレスやブレスレット、リング、イヤリングなどの主役としてモチーフにあしらわれたり、クラスプの中で繊細に表現されたりしている。

“リボン”は留め具や装飾として取り入れられる、「シャネル」のオートクチュールに欠かせない存在。“ツィード ドゥ シャネル”でも、ツイードに織り交ぜられながら素材に柔らかさや遊びを加える存在として登場している。ツイード上の刺しゅうのようにピンクのサファイアを散りばめて描かれているのが“カメリア”のモチーフだ。“コメット”は、ラピスラズリやオニキスの夜空にイエローダイヤモンドやサファイヤの星が輝くイメージ。獅子座であったシャネルにとって“太陽”と“ライオン”も重要なモチーフだ。イエローゴールドのツイードにダイヤモンドとベリルで光のゆらめきを描いて“太陽”を表現したり、ルビーやスピネル、スペサルタイトガーネットで彩ったツイードに“ライオン”のモチーフを飾ったり、モチーフとカラーでツイードの表情に奥行きを与えている。

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少子化対策とZ世代の理解は喫緊の課題【今週のビューティ展望】

ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、化粧品・日用品企業が狙うべきターゲット層の話。

【賢者が選んだ注目ニュース】
「白湯メイク」に「純欲メイク」 存在感高まる中国コスメ、背景を「中国女子の呟き」さんに聞く
「Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング」発表“純欲メイク”がランクイン

佐藤和佳子/三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト プロフィール

(さとう・わかこ)1992年に岡山大学大学院自然科学研究科修了、同年住友信託銀行に入社。94年から株式アナリスト業務、2006年入社のみずほ証券を経て19年5月から現職。日経ヴェリタスのアナリストランキングにおいてトイレタリー・化粧品セクターで17年から6年連続で1位を獲得

厚生労働省は6月2日、日本の1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率が、2022年は1.26(前年は1.30)と、05年と並んで過去最低だったと発表した。少子化対策が強化される一方、財源には社会保険料の上乗せや、75歳以上の医療費負担の引き上げが検討され、6月からは電気料金の値上げが実施されるなど、本質的な背景にある経済負担や将来への不安が軽減されるのかが不安なところだ。化粧品・日用品業界においては、総人口に占める割合が高いシニアにフォーカスしがちでもある。その戦略は正しいが、少子化対策は、ベビー用品を扱うピジョンなどの育児用品業界しか恩恵がないのだろうか。

総務省の22年の家計調査から「理美容品(化粧品)」消費額を年齢別に見ると、ほぼ「年功序列」であることが分かる。しかし、50代の消費額は10年の20代比58%増から22年は同20%増、40代は同50%増から同12%増まで差が縮小しており、22年の60~70代の消費額は20代よりも低い。ちなみに消費額は、00年を100とした場合、22年の20代は161、30代は151、40代は129、50代は139、60代は127で、20代の消費額の伸びが大きい。人口が増え、1人当たりのGDPが成長すれば化粧品市場は確実に大きくなる。少子化対策で若年層が増加するならば、化粧品業界にとっても高成長をもたらす好影響が期待できるということである。

少子化対策が求められる中、ユニ・チャームは「妊活」に向けたおりものシートを発表した。目新しい商品で、普段の体調変化を簡便な形で知ることができる側面もあり、今後は体調の変化などを知るツールとしての多くのポテンシャルを感じた。同社は以前からシニア社会の中での商品開発で先行するが、こうしたミレニアル世代のニーズも取り込み、全方面で「価値転嫁」と呼ぶ高付加価値品の開発を継続している。ともあれ出生数の増加は、他の消費財以上にこの業界のメリットになる。商品開発を通じて、社会課題の解決を図り、業績も拡大できるセクターであってほしい。

今の中国の消費の変化は、

バブル崩壊後の日本と酷似 最近、中国の若者の消費に対する変化についての記事をよく見かけるようになった。夜行列車や安宿を利用して出費を抑える「特殊兵式旅行」と呼ばれる弾丸旅行の中国の若者の間での流行は、日本のバブル崩壊後にブームとなったバックパッカーを思い出させる。また、浪費をしないミニマリストであることが美徳という考えも流行しているらしいが、こうした動きも日本のバブル後と同じである。中国の消費者に現在起こっている変化は、30年前の日本とあまりにも似ている。 日本のZ世代のトレンドはというと、Z総研が発表した「Z世代が選ぶ2023年上半期トレンドランキング」によると「純欲メイク」が流行しているそうだ。「純欲」は「純真無垢」と「色欲」を掛けた言葉で、発信元は中国のKOLであるという。「あどけなさ×色っぽさ」を意味しており、日本でも流行。それに応じたメイクを紹介する動画やSNS投稿を多く見かける。日本と中国は共に漢字の表記があり、言葉が違っても、理解しやすいことも影響しているのだろう。

このトレンドしかり、中国や韓国の化粧品が売れている中、日本の化粧品企業は中国のインバウンドなど中国人客の対策に気を取られ、自国のZ世代のニーズをつかみきれていない。日本市場では、少子高齢化でシニア向けの取り組みを重んじるがゆえに、元気がよく消費も活発なZ世代のニーズを中国や韓国に奪われているように感じる。

セルフ化粧品のエイジングスキンケア市場は、コロナ禍前の需要水準に戻ってはいないという。前述のように、化粧品の消費額は年金受給の始まる65歳あたりから急減する傾向にある。エイジングのターゲット世代からバブル世代が抜け、就職氷河期世代が入ろうとするタイミング。果たして、化粧品はプレステージに絞ることが正解なのだろうか。 トレンド変化は、化粧品業界の常である。ともあれ、ホームランドのトレンド変化から生まれる市場くらい日本の企業が牛耳ってほしいものだ。

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5月のヒットランキング「美白美容液」TOP5 阪急うめだ本店編

各社が研究を重ね、最新テクノロジーを駆使した美白美容液が続々と登場している。「WWDJAPAN 2023上半期ベストコスメ」の美容液カテゴリーでも、美白美容液が多数ランクインしていた。今回は阪急うめだ本店に、2023年5月に売れた美白美容液トップ5を聞いた。(集計期間:5月1~31日)

【阪急うめだ本店「美白美容液」売り上げTOP5】

1位「キールズ」“DS クリアリーブライト エッセンス”【医薬部外品】(30mL、8910円 50mL、1万2320円 100mL、2万1780円)
2位「ポーラ」“ホワイトショット SXS N”【医薬部外品】(20g、1万3200円)
3位「SK-Ⅱ」“ジェノプティクス ウルトオーラ エッセンス”【医薬部外品】(30mL、2万1450円 50mL、3万1350円 75mL、4万2900円)
4位「アルビオン」“フラルネ ブライトチューナー HK”【医薬部外品】(40mL、5500円)
5位「ランコム」“クラリフィック ブライトニング セラム”【医薬部外品】(30mL、1万6500円 50mL、2万3100円)

阪急うめだ本店の化粧品売り場の5月「美白美容液」の売上高は、前年同月比約40%増だった。大隅かおり阪急うめだ本店 ビューティー営業統括部 化粧品商品部 バイヤー「外出機会の増加や5月初旬から気温が高く推移し、UVケアとともに好調だった。明るさケアとともに、肌トーンを均一に整えるタイプが人気を獲得した」とコメント。

1位を獲得した「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は、「『透明美白美容液』の愛称を持つ美容液。光を均一に反射し、自然なハイライトが肌の内側から発光しているような肌を叶える。オールシーズン使えるテクスチャーで、保湿と美白の両方のケアができると好評だ」。

2位の「ポーラ(POLA)」は、同社のオリジナル複合美容成分ルシノールEXを配合したクリーム状の美容液。「こっくりとしたテクスチャーで、気になる部分にしっかり密着する使用感も好評だ」。3位「SK-Ⅱ」は、メラニンの蓄積による隠れジミや、メラニン色素による暗さなど、さまざまな肌曇りに着目して開発。「シミ、くすみをケアし、ブライトニング効果のある医薬部外品の美白美容液。ブランド独自の美容成分で、輝きがあふれ出すオーラ肌を目指せる」。

4位は、肌を「やるき肌」「はかなげ肌」「気まま肌」の3タイプに分け、それぞれに合ったケアを提案する“フラルネ ブライトチューナー HK”がランクイン。ブライトライン共通成分として藍エキスを配合している。「3つの肌性格から選べる点が人気。美白有効成分としてトラネキサム酸を配合し、肌荒れを防ぎながらすこやかで明るい肌へと導く」。5位は、人気の施術ウォーターピーリングに着想を得て誕生した「ランコム(LANCOM)」の美白美容液。「シミ・そばかすを防ぐなど、6つの承認効能を持つのが特長だ。明るさのケアを叶えるだけでなく、均一な肌トーン、潤い、艶を兼ね備えた肌に近づけてくれる」。

―――大隅バイヤーがおすすめする「美白美容液」は?

大隅かおり阪急うめだ本店 ビューティー営業統括部 化粧品商品部 バイヤー(以下、大隅):「クレ・ド・ポーボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“セラムコンサントレエクレルシサンn”【医薬部外品】(40mL、1万7600円 レフィル40mL、1万6500円)。肌環境を健やかに保つ常在菌を鍵とする研究から生まれ、シミ・そばかすを予防する「点」へのアプローチと、乾燥によるくすみ印象にうるおいを与える「面」へのアプローチを叶える。優美な香りで、しっかりうるおうのにべたつかない絶妙なテクスチャーでおすすめだ。

―――「美白美容液」以外で好調なカテゴリーは?

大隅:外出機会や、集う機会の増加に加え、マスクを外す場面が増えたことにより、リップをはじめとしたメイクアップアイテムとベースメイクが好調だ。中でも注目は、6月21日に先行販売した「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」の“スキン グロウ ブラッシュ”。肌にしっとりと心地よくなじみ、自然な血色で肌の一部のように発色するパウダーチークで全色欲しくなる絶妙なカラー展開となっている。同日先行販売した「ジバンシイ(GIVENCHY)」“フォール コレクション 2023”は、パッケージもライラックカラーの限定仕様で、いち早くメイクで秋を取り入れられる。

また、6月21〜26日の6日間、阪急うめだ本店9階祝祭広場で、関西初となる「Biople FES in OSAKA」を開催している。オーガニックライフの魅力やセルフケアの楽しさをシェアするため、体験イベントや物販ブースを設ける。1万5116円相当のアイテムが詰まった“阪急うめだ本店 Biople FESラッキーバッグ”(7700円)も販売する。

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5月のヒットランキング「美白美容液」TOP5 西武池袋本店編

各社が研究を重ね、最新テクノロジーを駆使した美白美容液が続々と登場している。「WWDJAPAN 2023上半期ベストコスメ」の美容液カテゴリーでも、美白美容液が多数ランクインしていた。今回は西武池袋本店に、2023年5月に売れた美白美容液トップ5を聞いた。(集計期間:5月1~31日)

【西武池袋本店「美白美容液」売り上げTOP5】

1位「SK-Ⅱ」“ジェノプティクス ウルトオーラ エッセンス”【医薬部外品】(30mL、2万1450円 50mL、3万1350円 75mL、4万2900円)
2位「アルビオン」“エクシア シリウス ブライト セラム”【医薬部外品】(40mL、1万6500円)
3位「ランコム」“クラリフィック ブライトニング セラム”【医薬部外品】
(30mL、1万6500円 50mL、2万3100円)
4位「アルビオン」“フラルネ ブライトチューナー KM”【医薬部外品】(40mL、5500円)
5位「クレ・ド・ポー ボーテ」“セラムコンサントレエクレルシサンn”【医薬部外品】40mL、1万7600円 レフィル40mL、1万6500円)

西武池袋本店の5月の「美白美容液」の売上高は前年同月比30%増だった。大型の新商品が多数登場し、売り上げをけん引した。黒川香利そごう・西武リーシング本部リーシング一部 コスメ担当は「顔全体の明るさを意識する顧客が増えているのも一因」と分析する。

1位だった「SK-Ⅱ」は、隠れジミによる「茶色曇り」や、肌表面に拡散したメラニンによる「灰色曇り」など、4つの肌曇りに着目して誕生した美容液。「輝きケア成分や美白有効成分などを配合し、4つのルートで効果的にケアできる。保湿もしっかりできるので、季節問わず使えると好評だ」。

2位と4位に「アルビオン」のスキンケアシリーズがランクイン。2位の“エクシア シリウス ブライト セラム”【医薬部外品】は、美白有効成分コウジ酸を配合。美白有効成分が角層にゆきわたり、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。「コクのあるテクスチャーで、気になる部分にピタッと密着する。使い心地も良いと支持を獲得」。4位の“フラルネ ブライトチューナー KM”【医薬部外品】は、「肌の性格に合わせて、3種類から自分に合ったものを選べる。揺らぎがちな“気まま肌”がいちばん人気だ。手に取りやすい価格帯で、若い世代も美白ケアを始めやすい」。

3位の「ランコム」は、人気の美容施術「ウォーターピーリング」に着想を得た新世代の美白美容液。「医薬部外品の承認効能を6つ取得している。シミ対策だけにとどまらず、包括的な美白を目指した点が好評だ」。5位の「クレ・ド・ポー ボーテ」は、資生堂の美白有効成分で “エース的”存在の4MSKと、m-トラネキサム酸を配合。美肌菌などで知られるマイクロバイオーム研究を生かした美容液だ。「『面と点のケアで、シミそばかすだけではなく肌印象までも明るくする』『しっかりとした保湿感もある』と支持を得ている」。

―――黒川氏がおすすめする「美白美容液」は?

黒川香利そごう・西武リーシング本部リーシング一部 コスメ担当(以下、黒川):個人的には、使用感を含めて「クレ・ド・ポー ボーテ」“セラムコンサントレエクレルシサンn”がおすすめだ。また、頬骨の上には、「コスメデコルテ(DECORTE)」の美白スティック“ホワイトロジスト スティックセラム”(4g、1万1000円)を使っている。美白有効成分・コウジ酸が肌に密着し、期待感の高まる使用感だ。

―――「美白美容液」以外で好調なカテゴリーは?

黒川:新型コロナウィルス感染症が5類に移行されたことにより、マスクオフが進み、ベースメイク、ポイントメイクが好調だ。ベースメイクでは、顔全体の仕上がりを気にする顧客が増えている。ポイントメイクでは、特にリップ・チークが伸びている。新商品では「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ルージュクレーム ブリアン”(全8色、8g、5500円)や、「シセイドウ(SHISEIDO)」“テクノサテン ジェルリップスティック”(全20⾊、3.3g、3960円)、「RMK」“ピュア コンプレクション ブラッシュ”(全10色、2.3g、3630円)がけん引している。マスクオフを機に、新たに購入される顧客が多く、それに合わせ新作を出すブランドが多かった印象だ。

美白=メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

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「ルイ・ヴィトン」から夏を先取るビーチグッズ 発色&総柄が特徴

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、夏に向けてビーチグッズを発売した。

ジャカード織りでモノグラム・フラワー パターンを表現した“ビーチタオル・LV バケーション”(6万6000円)や、浜辺やプールサイドでのひと休みに最適な“クッション・プラージュ LV バケーション”(6万6000円)は、グリーンとグレーブルーの発色が特徴だ。

ほかにもLV シグネチャーにストライプとチェックを組み合わせたパターンや、サンゴ礁に着想したプリント物、サンセットをイメージしたグラデーションカラーの商品などをそろえる。

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「ルイ・ヴィトン」から夏を先取るビーチグッズ 発色&総柄が特徴

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、夏に向けてビーチグッズを発売した。

ジャカード織りでモノグラム・フラワー パターンを表現した“ビーチタオル・LV バケーション”(6万6000円)や、浜辺やプールサイドでのひと休みに最適な“クッション・プラージュ LV バケーション”(6万6000円)は、グリーンとグレーブルーの発色が特徴だ。

ほかにもLV シグネチャーにストライプとチェックを組み合わせたパターンや、サンゴ礁に着想したプリント物、サンセットをイメージしたグラデーションカラーの商品などをそろえる。

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本格レストランを展開する料理人集団レアル・ダイニングが客単価6000円超のハイカジュアルなカフェでヌン活に参入!

【記事のポイント】 ●イノベーティブイタリアン「Nishideria」「Teppanyaki×Wineあかくろ」など、イタリアンと鉄板焼きを軸にレストラン5店舗を展開する株式会社レアル・ダイニングが、アフタヌーンティーとハイティーが目玉のカフェ業態「Bella Dining Cafe」を6月18日にオープンした。有名ホテル出身の料理人でもある株式会社レアル・ダイニング代表取締役の西出雅章氏にお話を伺った。
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