「ダムダム」がブランド初のカフェをオープン 青山「ピエール・エルメ」でスイーツなど提供

日本発のクリーンビューティーブランド「ダムダム トウキョウ(DAMDAM TOKYO)」は8月4~31日、ピエール・エルメ・パリ青山2階で、ブランド初となるカフェ「カフェ ダムダム」を期間限定でオープンする。

「ダムダム」は日本の伝統や習慣、古来から伝わる植物成分に着目し2017年に誕生したブランド。カフェではブランド設立者であるジゼル・ゴー(Giselle Go)とフィリップ・テリアン(Philippe Terrien)が週末に過ごす三浦半島別邸のキッチンから生まれたレシピのフードやドリンク、「ピエール・エルメ・パリ」によるスイーツが登場する。

スイーツの提供は14時30分から19時で、シソ風味のクリームを取り入れた“マカロン”(420円)、カルダモン風味クランブルや甘夏のコンフィ、シソのアイス、日向夏のソルベなどを組み合わせた“クープ グラッセ ダムダム”(2400円)などをラインアップ。スイカやメロンとシソのジュース、シソのアイス、ショウガのコンフィ、シソの葉などを合わせた“デセール ダムダム”(2160円)には、廃棄されることが多いスイカの皮をチャツネに仕立てて冷製スープのアクセントに使っている。

ランチタイムは12時〜14時30分(ラストオーダー14時)となり、本蕎麦にシソのペーストを添えた“シソペースト蕎麦”(1980円)、玉ねぎとポテトのオムライスにシソを乗せた“シソオムライス” (2420円)を提供。それぞれ3つの薬味と、3種類のミニスイーツが付く。

ドリンクメニューはカルダモン風味のラテ“スパイスコーヒー”(1320円)、赤シソジュース、抹茶、ヨーグルトを使った“シソ抹茶ラッシー”(1320円)、甘夏果汁を使用した“甘夏ソーダ”(880円)を用意している。

同カフェイベントの期間中、「ダムダム トウキョウ」のインスタグラムをフォローしてピエール・エルメ・パリ青山で1会計につき5400円以上購入すると、先着順で「ダムダム トウキョウ」クレンザーやクリーム、エッセンスなどのミニサイズを1点プレゼントする数量限定企画も実施している。

◼️Cafe DAMDAM
日程:8月4〜31日
時間:12:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
場所:ピエール・エルメ・パリ 青山 2F Heaven
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 2F

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「ダムダム」がブランド初のカフェをオープン 青山「ピエール・エルメ」でスイーツなど提供

日本発のクリーンビューティーブランド「ダムダム トウキョウ(DAMDAM TOKYO)」は8月4~31日、ピエール・エルメ・パリ青山2階で、ブランド初となるカフェ「カフェ ダムダム」を期間限定でオープンする。

「ダムダム」は日本の伝統や習慣、古来から伝わる植物成分に着目し2017年に誕生したブランド。カフェではブランド設立者であるジゼル・ゴー(Giselle Go)とフィリップ・テリアン(Philippe Terrien)が週末に過ごす三浦半島別邸のキッチンから生まれたレシピのフードやドリンク、「ピエール・エルメ・パリ」によるスイーツが登場する。

スイーツの提供は14時30分から19時で、シソ風味のクリームを取り入れた“マカロン”(420円)、カルダモン風味クランブルや甘夏のコンフィ、シソのアイス、日向夏のソルベなどを組み合わせた“クープ グラッセ ダムダム”(2400円)などをラインアップ。スイカやメロンとシソのジュース、シソのアイス、ショウガのコンフィ、シソの葉などを合わせた“デセール ダムダム”(2160円)には、廃棄されることが多いスイカの皮をチャツネに仕立てて冷製スープのアクセントに使っている。

ランチタイムは12時〜14時30分(ラストオーダー14時)となり、本蕎麦にシソのペーストを添えた“シソペースト蕎麦”(1980円)、玉ねぎとポテトのオムライスにシソを乗せた“シソオムライス” (2420円)を提供。それぞれ3つの薬味と、3種類のミニスイーツが付く。

ドリンクメニューはカルダモン風味のラテ“スパイスコーヒー”(1320円)、赤シソジュース、抹茶、ヨーグルトを使った“シソ抹茶ラッシー”(1320円)、甘夏果汁を使用した“甘夏ソーダ”(880円)を用意している。

同カフェイベントの期間中、「ダムダム トウキョウ」のインスタグラムをフォローしてピエール・エルメ・パリ青山で1会計につき5400円以上購入すると、先着順で「ダムダム トウキョウ」クレンザーやクリーム、エッセンスなどのミニサイズを1点プレゼントする数量限定企画も実施している。

◼️Cafe DAMDAM
日程:8月4〜31日
時間:12:00〜19:00(ラストオーダー18:30)
場所:ピエール・エルメ・パリ 青山 2F Heaven
住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 2F

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京極夏彦の小説をモチーフにしたネイルコレクション 「文喫」が台湾ブランド「エ セク」とコラボ

作家・京極夏彦の小説をモチーフにしたネイルコレクションが発売される。ブックカフェ「文喫」と文学作品をモチーフにした台湾のネイルブランド「エ セク(ET SEQ.)」がコラボレーションしたもので、京極作品の代表作「百鬼夜行」シリーズ5作品をイメージし、ネイルカラーに落とし込んだ。8月1日から「文喫」六本木店と福岡天神、オンラインストアで先行販売を開始し、8月21日に一般発売を行う。現在予約を受け付け中だ。

「エ セク」は文学作品をモチーフにしたネイルシリーズが人気のブランドで、インク瓶のようなネイルボトルと羽ペンが付いたキャップ、小説の内容に合わせたキービジュアルが独特の世界観を放っている。過去にも「文喫」とのコラボで宮沢賢治や太宰治のシリーズを発売していたが、日本人の現代小説家を取り上げるのは初となる。

今年作家デビュー30周年を迎える京極の作品から選ばれたのは、第二次世界大戦の戦中・戦後を舞台とした推理小説「百鬼夜行」シリーズの“姑獲鳥の夏” “魍魎の匣” “狂骨の夢” “鉄鼠の檻” “絡新婦の理”で、作品内に登場する人物の言葉へのこだわりや美学を商品に落とし込んだ。“姑獲鳥の夏”は「繰り返される事件を思わせる紅の八潮」、“魍魎の匣”は「人間の狂気を思わせるメタリックな柴染」など、各ネイルのカラー名も作品の内容や世界観を表現している。価格は各1580円で、“鉄鼠の檻”のみネイルアレンジ用のマグネットスティックが付き1680円になる。5色セット商品(8000円)も販売する。

また、同商品の先行発売に合わせ「文喫」両店舗では企画展「『指先に文学を纏う』展 -京極夏彦-」を開催。同ネイルシリーズの先行販売のほか、京極夏彦作品の世界観を「文喫」が選書で表現した本の展示販売、「エ セク」の宮沢賢治シリーズ、太宰治シリーズ(各5色)をはじめとした文学ネイルの販売も行う。

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京極夏彦の小説をモチーフにしたネイルコレクション 「文喫」が台湾ブランド「エ セク」とコラボ

作家・京極夏彦の小説をモチーフにしたネイルコレクションが発売される。ブックカフェ「文喫」と文学作品をモチーフにした台湾のネイルブランド「エ セク(ET SEQ.)」がコラボレーションしたもので、京極作品の代表作「百鬼夜行」シリーズ5作品をイメージし、ネイルカラーに落とし込んだ。8月1日から「文喫」六本木店と福岡天神、オンラインストアで先行販売を開始し、8月21日に一般発売を行う。現在予約を受け付け中だ。

「エ セク」は文学作品をモチーフにしたネイルシリーズが人気のブランドで、インク瓶のようなネイルボトルと羽ペンが付いたキャップ、小説の内容に合わせたキービジュアルが独特の世界観を放っている。過去にも「文喫」とのコラボで宮沢賢治や太宰治のシリーズを発売していたが、日本人の現代小説家を取り上げるのは初となる。

今年作家デビュー30周年を迎える京極の作品から選ばれたのは、第二次世界大戦の戦中・戦後を舞台とした推理小説「百鬼夜行」シリーズの“姑獲鳥の夏” “魍魎の匣” “狂骨の夢” “鉄鼠の檻” “絡新婦の理”で、作品内に登場する人物の言葉へのこだわりや美学を商品に落とし込んだ。“姑獲鳥の夏”は「繰り返される事件を思わせる紅の八潮」、“魍魎の匣”は「人間の狂気を思わせるメタリックな柴染」など、各ネイルのカラー名も作品の内容や世界観を表現している。価格は各1580円で、“鉄鼠の檻”のみネイルアレンジ用のマグネットスティックが付き1680円になる。5色セット商品(8000円)も販売する。

また、同商品の先行発売に合わせ「文喫」両店舗では企画展「『指先に文学を纏う』展 -京極夏彦-」を開催。同ネイルシリーズの先行販売のほか、京極夏彦作品の世界観を「文喫」が選書で表現した本の展示販売、「エ セク」の宮沢賢治シリーズ、太宰治シリーズ(各5色)をはじめとした文学ネイルの販売も行う。

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【2023年浴衣】アトリエはるかが浴衣レンタルと着付けのサービスを実施

ヘアメイク専門店のアトリエはるか(ATELIER HARUKA)は、夏の特別メニューとして浴衣のレンタルと着付けを提供している。浴衣レンタルは全国38店舗で6月1日~9月10日、持ち込み浴衣の着付けは54店舗で9月30日まで行う。

浴衣のレンタルメニューには、大正6年創業のきもの専門店「きものやまと」の浴衣をそろえる。メニュー内容は2泊3日で浴衣レンタル(6600円〜)、浴衣レンタル+着付け(1万1000円〜)、浴衣レンタル+着付け+ヘアセット(1万4520円〜)などで、一週間前から取り置き可能だ(1100円)。セット内容は、浴衣・帯・下駄・着付け小物一式(腰紐など)で、オプションとしてかごバック・飾り紐(1100円)、兵児帯・麻帯(2200円)も用意している。

そのほか、自身の浴衣を着たい方向けの“浴衣着付けのみ”メニュー(5500円)や、“浴衣着付け+ヘアセット”メニュー(7920円)も用意する。

また、舞浜イクスピアリ店では、店舗限定で1種類から選べる飾り紐アレンジ(1100円)と、2種類から選べる帯結びアレンジ(1430円)を提供。浴衣持参の場合は、飾り紐のレンタル(1100円)や帯のみのレンタル(2200円)プランも用意している。祭りや花火、屋形船など定番の楽しみ方だけでなく、テーマパークで思い出に残る一枚を撮るために浴衣を着るのもおすすめだ。

アトリエはるかは、ヘアメイク専門店を全国の主要都市に60店舗以上出店。サロンではメイクアップ、ヘアアレンジ、ネイルのほか、アイラッシュ、アイブロウの目元ケア、着物やドレスのレンタル、着付け等のサービスも行っている。

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メンズコスメ開発&起業をリアルに描く 大西流星主演ドラマ「紅さすライフ」が生まれた理由

「メンズコスメが浸透している」。そう言われてもピンとこない人もいるかもしれない。10〜20代男性にはスキンケアは当たり前の行為として認知され、コロナ禍のオンラインミーティングやオンライン授業などでモニターに映る自分の顔を見る機会が増えたことで、顔色を明るくするベースメイクアイテムも続々と登場。実際に30代でもファンデーションを使う男性は増えてきていると言われるが、まだまだ発展途上で課題は多い。

そんなメンズコスメ開発を題材にしたドラマがスタートする。日本テレビの「シンドラ」(毎週月曜24:59〜25:29)枠で7月24日(月)からスタートする「紅さすライフ」だ。なぜ今、メンズメイクなのか。日本テレビの森有紗プロデューサーに話を聞いた。

ドラマ「紅さすライフ」とは

大手化粧品メーカー・ペガサス化粧品社長の次男でありながら、父親とはワケあって距離を置いている“三度の飯よりコスメが好き”な大学4年生の北條雅人(なにわ男子・大西流星)は、化粧品業界での起業を夢見ていた。ひょんなことから大学の研究室で働く29歳の理系ポストドクターですっぴん女子の皆本頼子(井桁弘恵)と出会い、2人でメンズコスメブランド立ち上げのために奮闘する。

雅人の兄・一馬役にはSexy Zoneの松島聡、物語のキーパーソンとなるカリスマモデル・矢巻光には少年忍者(ジャニーズJr.)の深田竜生を起用。なにわ男子の主題歌「Make Up Day」が物語を盛り上げる。

日本テレビ「シンドラ」(毎週月曜24:59〜25:29)枠で7月24日(月)からスタート。全10話。「TVer」「Hulu」でも配信する。

【森有紗プロデューサー インタビュー】
「男性がメイクをすることも、女性が毎日すっぴんで過ごすことも、
特別視されることではないと思う」

WWDJAPAN(以下、WWD):メンズコスメを取り上げるドラマが誕生することに驚きました。なぜメンズコスメを?

森有紗プロデューサー(以下、森):企画を考えたのがちょうどコロナ禍のステイホーム期間中で、リップメイク欲が募っていた頃で。そんな時に、“メイクで自分を強くする”男の子と、猪突猛進なすっぴん女子がバティを組みながら、“起業”という一つの夢に向かって奮闘するラブコメが浮かび上がってきました。SNSやYouTubeでもメイク男子の方による情報発信が増えてきていたり、既存のコスメブランドでも、男性モデルを広告塔に起用されるケースを目にしていたので、自然と興味が湧いた形ですね。

WWD:確かにメイク男子のアカウントも増えてきています。また、最近ではインフルエンサーがブランドを立ち上げSNSで宣伝・販売するDtoC(Direct to Consumer)スタイルもあります。

森:今回のドラマで雅人たちがやろうとしていることもまさにそんな感じです。

WWD:ということは、コスメ製造を行うOEM企業も出てくるのでしょうか?

森:出てきます。OEM企業と打ち合わせをするシーンや、雅人たちが予算面で頭を抱えたりするシーンも出てくる予定です。監修にOEM企業の方に入っていただいているので、実際の開発の流れを聞いて盛り込んでいます。

WWD:化粧品OEM企業が登場するドラマは初めてなんじゃないかと思います。なにわ男子の大西流星さんはコスメ男子として知られていますが、起用の理由は?

森:何気なく見ていたバラエティー番組で、プロのような手つきでメイクを施す大西さんが出ていて「これだ!」と。「北條雅人がいる!」と思ってすぐにオファーしました(笑)。

WWD:大西さんは実際にコスメのプロデュースもしていましたし、適任すぎて運命的ですね。撮影現場の様子はいかがですか?

森:大西さんは普段のお仕事でもメイクをしていらっしゃるから、メイクを施す際の所作がとても自然で綺麗なんです。「こうした方がいいかも」とアイデアを出してくださることもありますね。

WWD:一方の井桁さん演じる頼子はすっぴん女子なんですね。

森:男女のバディもので、かたやメイク男子、かたやすっぴん女子という対比もあるのですが、「化粧をしなければいけない」という見え方にはしたくなかったんです。“メイク”というと、世間的には女性がするものというイメージが強いかもしれませんが、本来化粧するしないは個人の自由ですし、ジェンダーや年齢問わず、それぞれの選択でいいんじゃないかと。

いずれは「メイク男子」や「すっぴん女子」という表現すら埋もれていく世の中になったらいいな、とも思います。男性がメイクをすることも、女性が毎日すっぴんで過ごすことも、何ら特別視されることではないと思うので。

WWD:メンズメイクのみならず、メイクとは?という問いかけにもなりそうです

森:雅人にとってメイクは自分を強くするための「武装」でもあって、物語の中ではそう思う彼の中の陰となる部分や、葛藤も描かれていきます。メイクに対する捉え方なども楽しんでいただければと思います。

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メンズコスメ開発&起業をリアルに描く 大西流星主演ドラマ「紅さすライフ」が生まれた理由

「メンズコスメが浸透している」。そう言われてもピンとこない人もいるかもしれない。10〜20代男性にはスキンケアは当たり前の行為として認知され、コロナ禍のオンラインミーティングやオンライン授業などでモニターに映る自分の顔を見る機会が増えたことで、顔色を明るくするベースメイクアイテムも続々と登場。実際に30代でもファンデーションを使う男性は増えてきていると言われるが、まだまだ発展途上で課題は多い。

そんなメンズコスメ開発を題材にしたドラマがスタートする。日本テレビの「シンドラ」(毎週月曜24:59〜25:29)枠で7月24日(月)からスタートする「紅さすライフ」だ。なぜ今、メンズメイクなのか。日本テレビの森有紗プロデューサーに話を聞いた。

ドラマ「紅さすライフ」とは

大手化粧品メーカー・ペガサス化粧品社長の次男でありながら、父親とはワケあって距離を置いている“三度の飯よりコスメが好き”な大学4年生の北條雅人(なにわ男子・大西流星)は、化粧品業界での起業を夢見ていた。ひょんなことから大学の研究室で働く29歳の理系ポストドクターですっぴん女子の皆本頼子(井桁弘恵)と出会い、2人でメンズコスメブランド立ち上げのために奮闘する。

雅人の兄・一馬役にはSexy Zoneの松島聡、物語のキーパーソンとなるカリスマモデル・矢巻光には少年忍者(ジャニーズJr.)の深田竜生を起用。なにわ男子の主題歌「Make Up Day」が物語を盛り上げる。

日本テレビ「シンドラ」(毎週月曜24:59〜25:29)枠で7月24日(月)からスタート。全10話。「TVer」「Hulu」でも配信する。

【森有紗プロデューサー インタビュー】
「男性がメイクをすることも、女性が毎日すっぴんで過ごすことも、
特別視されることではないと思う」

WWDJAPAN(以下、WWD):メンズコスメを取り上げるドラマが誕生することに驚きました。なぜメンズコスメを?

森有紗プロデューサー(以下、森):企画を考えたのがちょうどコロナ禍のステイホーム期間中で、リップメイク欲が募っていた頃で。そんな時に、“メイクで自分を強くする”男の子と、猪突猛進なすっぴん女子がバティを組みながら、“起業”という一つの夢に向かって奮闘するラブコメが浮かび上がってきました。SNSやYouTubeでもメイク男子の方による情報発信が増えてきていたり、既存のコスメブランドでも、男性モデルを広告塔に起用されるケースを目にしていたので、自然と興味が湧いた形ですね。

WWD:確かにメイク男子のアカウントも増えてきています。また、最近ではインフルエンサーがブランドを立ち上げSNSで宣伝・販売するDtoC(Direct to Consumer)スタイルもあります。

森:今回のドラマで雅人たちがやろうとしていることもまさにそんな感じです。

WWD:ということは、コスメ製造を行うOEM企業も出てくるのでしょうか?

森:出てきます。OEM企業と打ち合わせをするシーンや、雅人たちが予算面で頭を抱えたりするシーンも出てくる予定です。監修にOEM企業の方に入っていただいているので、実際の開発の流れを聞いて盛り込んでいます。

WWD:化粧品OEM企業が登場するドラマは初めてなんじゃないかと思います。なにわ男子の大西流星さんはコスメ男子として知られていますが、起用の理由は?

森:何気なく見ていたバラエティー番組で、プロのような手つきでメイクを施す大西さんが出ていて「これだ!」と。「北條雅人がいる!」と思ってすぐにオファーしました(笑)。

WWD:大西さんは実際にコスメのプロデュースもしていましたし、適任すぎて運命的ですね。撮影現場の様子はいかがですか?

森:大西さんは普段のお仕事でもメイクをしていらっしゃるから、メイクを施す際の所作がとても自然で綺麗なんです。「こうした方がいいかも」とアイデアを出してくださることもありますね。

WWD:一方の井桁さん演じる頼子はすっぴん女子なんですね。

森:男女のバディもので、かたやメイク男子、かたやすっぴん女子という対比もあるのですが、「化粧をしなければいけない」という見え方にはしたくなかったんです。“メイク”というと、世間的には女性がするものというイメージが強いかもしれませんが、本来化粧するしないは個人の自由ですし、ジェンダーや年齢問わず、それぞれの選択でいいんじゃないかと。

いずれは「メイク男子」や「すっぴん女子」という表現すら埋もれていく世の中になったらいいな、とも思います。男性がメイクをすることも、女性が毎日すっぴんで過ごすことも、何ら特別視されることではないと思うので。

WWD:メンズメイクのみならず、メイクとは?という問いかけにもなりそうです

森:雅人にとってメイクは自分を強くするための「武装」でもあって、物語の中ではそう思う彼の中の陰となる部分や、葛藤も描かれていきます。メイクに対する捉え方なども楽しんでいただければと思います。

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