「ヴィヴィアーノ」で華麗なる名画の世界へ、「アブランクページ」“半額”コートの真相 東コレダイジェスト後編

2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が8月28日に開幕しました。9月2日までの6日間に、全50ブランドがコレクションを披露します。ここでは、単独のショーリポートで紹介しきれなかったランウエイショーやプレゼンテーションを厳選し、3人の取材記者が現場からダイジェストでお届けします。

8月31日(木)
11:30「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」

インドネシア発の「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」のショーは、ファッションとサステナビリティの両立の重要性を伝えるビデオレターでスタート。映像が終わるとダンサーたちが登場し、会場を華麗に舞います。コレクションは天然素材のコットンやリネンを中心に用いながら、ワンピースやスーツのセットアップなど、軽やかな春夏の装い。日本の有松絞りのような、トゲトゲのバッグがコーディネートのアクセントです。ショー後には、米国発の植物性代替肉「ビヨンドミート(BEYOND MEAT)」を使ったビーガンバーガーが配られました。えんどう豆たん白を使っているそうですが、しっかりビーフの味がします。ランウエイショーだけでなく、ダンスにハンバーガーと、コンテンツがてんこ盛りのショーで楽しみました。(大杉)

13:00「ハイドサイン(HIDESIGN)」

「ハイドサイン(HIDESIGN)」は、ユニセックスなワークウエアを制作する会社が立ち上げたブランド。“グレーカラー(GRAY COLLER)”をブランド哲学に掲げ、労働者を表するブルーカラーとホワイトカラーのいずれにも属さず、あらゆる労働環境でも快適に過ごせる機能性を備えたアイテムを制作しています。今シーズンはブランドの取り組みや理念をプレゼンテーション形式で発表。裾を外して、ボディーバッグとして使えるギミックや、身頃のファスナーを開くと用尺が2.5倍になり、ポンチョへと変形するはっ水機能付きのジャケットなどが登場しました。また、高身長、低身長、体重、股下が世界一の4つの体形をデータ化し、それぞれにフィットするユニホームも披露。さらに、“おにぎり専用ポケット”や“裁縫道具専用ポケット”など、特定の用途に向けたポケットを施したジャケットやカーゴパンツもありました。着用することで体温を7度下げることのできる電動ファン付きベストは、備え付けのドローコードによってシルエットを変えることもできます。将来的にはこれらの技術を生かし、ユーザーのライフスタイルに合わせて、サイズや機能をカスタムオーダーできるサービスの提供を目指します。自分もオーダーしてみたいと思いました。(松村)

16:00「セイヴソン(SEIVSON)」

「セイヴソン(SEIVSON)」は2021年にアメリカ版「ヴォーグ(VOGUE)」による“世界27カ国の新世代のデザイナー”に選出されたヅゥチン・シン(Tzu Chin Shen)=デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド。女性の魅力と強さを発信しています。今シーズンは“シークレット シークレット シークレット(SECRET SECRET SECRET)”をテーマに、オフィスで働く女性の魅惑的な雰囲気や、秘めやかな妖艶さを表現しました。シュレッダーにかけたような直線的プリーツのブラウスやスカート、再構築したテーラードジャケットにランジェリーを合わせたルックからは、オフィスでは明かされない女性の一面が垣間見えます。ランウエイ中央の巨大な透け感のあるカーテンについては「秘密が見えそうで見えない曖昧さを暗示しました」とシン・デザイナー。(松村)

17:00「シュープ(SHOOP)」

スペインから東京に拠点を移した「シュープ(SHOOP)」が、3年ぶりに東コレに参加しました。大葉洋平デザイナーとミリアン・サンズ=デザイナーにとっての“東京のイメージ“を反映したコレクションを、国立競技場の地下通路で披露しました。音楽に造詣の深い同ブランドらしい、化学繊維とシルバーの付属を多用したクラブウエアを、東京の街並みに着想したグレー、ブラック、ホワイト、グリーンのカラーパレットでアレンジ。フーディーにプリントした花も東京で撮影したものでしょうか?シリアスなムードも漂うモノクロのグラフィックで、東京で生きる楽しさと厳しさという2つのメッセージを感じました。終盤に登場した、途中で編みを変えたオーバーサイズのニットがかわいかったです。(美濃島)

9月1日(金)
11:30「「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」

「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」は、日本の線維商社スタイレムとフィリピンのファッション・ウイーク「マニラ ファッションフェスティバル(Manila Fashion Festival)」との協働プロジェクトです。今季は「アロディア セシリア(ALODIA CECILIA)」「エリス コ(ELLIS CO)」「レナン パクソン(RENAN PACSON)」「ストイック x ユートリーク(S’TOIC x Uttrykk)」の4ブランドが参加し、ショーを行いました。「ストイック」とコラボした「ユートリーク」は、製品染めが得意な日本のウィメンズウエアブランド。シャーリングやドローコードを多用しつつ、特徴的な編み込みのフラップポケット付きシャツやベストを披露しました。会場では来場者にコーヒーが振る舞われ、なごやかなムードでした。(松村)

15:00「アイレンセンス(IRENSENSE)」

 

「アイレンセンス(IRENSENSE)」は、2019年「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門で優秀賞を獲得したソウ・ゲンイ(TSENG YAN-WEI)=デザイナーが設立したユニセックスウエアブランドで、初のランウエイショーを行いました。映画「アリス・イン・ワンダーランド」が着想源で、恐怖に打ち勝っていくアリスの姿に、初のショーに挑戦するソウ=デザイナー自身を重ねたといいます。ショーでは、アリスを連想させる淡いブルーのワンピースをニットやオーガンジで披露し、トランプ風のクロシェニットが登場しました。ニットは全て編み物が有名な台湾で作っており、一部ハンドメードのアイテムもあるそう。現在は台湾でのみ販売しており、ソウ=デザイナーは「今回のショーをきっかけに日本での卸先が見つかるとうれしい」と目を輝かせました。(松村)

17:00「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」

研壁宣男デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」が大手町三井ホールでコレクションを発表しました。毎シーズン、“無いものを生み出す“をコンセプトにしており、今季は袖周りの生地分量を大きくすることに挑戦しました。ピアノの生演奏と共にショーが始まり、前半はストライプ地のワンピースやブラウスが中心。服としてのバランスを損なうことなくアームホールを大きく設計することで、風通しがよく軽やかな印象に仕上げます。定番のシャギー素材は、洗濯してもフワフワ感が継続できるイタリア産の生地にアップデートし、シャツやベストに使って、エレガントにアレンジしました。また研壁デザイナーは「スカートやパンツの裾幅など、これまで作らなかったヘムライン(衣服の裾部分)の分量感も試みた」と語り、飽くなきチャレンジ精神を感じました。(松村)

9月2日(土)
11:30「「アブランクページ(ABLANKPAGE)」」

「アブランクページ(ABLANKPAGE)」はタイ・バンコク出身のラロパイブン・プワデト(Larprojpaiboon Phoovadej)=デザイナーが手掛けるユニセックスウエアブランド。3シーズン連続の参加で、今回は駐日タイ王国大使館との共催でインスタレーションを行いました。コレクションは“EXPIRED(賞味期限切れ)“と題し、尾州のテキスタイルメーカー「西川毛織」の規格外品をアップサイクルしたテーラードジャケットやスラックス、「エドウィン(EDWIN)」とコラボしたトレンチコートやタイトワンピースなどが登場。会場中央には大量の食品と段ボールを積み上げ、食料廃棄への疑問を投げかけました。プワデト=デザイナーは「低賃金での長時間労働により、労働者の価値が低下していく社会構造にも“賞味期限“を感じる」とも語り、「そんな社会でも明るい気持ちになってほしい」との希望を込めて、食品のパッケージや「個人的に好き」という“半額シール“をプリントしたポップなアイテムも登場しました。インスタレーション後にはタイの軽食とドリンクが振る舞われました。(松村)

18:00「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」

東コレ最終日に異色のブランドが登場しました。「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」です。同ブランドは、「ダブルジェイケイ(WJK)」創設メンバーである小澤智弘デザイナーが立ち上げた「ウノピゥウノウグァーレトレ(1PIU1UGUALE3)」のゴルフラインで、表参道ヒルズやギンザ シックスなどに直営店を持ちます。会場には多くの顧客が訪れ、バイヤーやジャーナリストの方が少数。いつものファッションショーと異なる雰囲気が新鮮でした。ウエアはポロシャツやモックネックなどの王道ゴルフウエアから、スエットのセットアップやフリルの付いたブラウスまで用意。大判のペイズリーやロゴのアナグラムなどのキャッチーな柄を、プリントやエンボス加工、角度によって浮かび上がる特殊な加工と、表現豊かにウエアに落とし込みます。キャディーバッグを背負った着こなしや男女のペアルックなど、ゴルフウエアならではの見せ方も面白かったです。(美濃島)

19:00「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

今季の東コレのリアルショーラストを飾ったのは、日本を拠点にする中国人デザイナーのヴィヴィアーノ・スーによる「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」。トリに相応しい、ロマンチックな美しいショーを見せてくれました。今季の着想源は仏ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」(1967年)。カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)とドヌーブの実姉フランソワーズ・ドルレアック(Francoise Dorleac)が双子の姉妹役を演じた、名画中の名画です。“美しい夏”をテーマに、セーラーハットとセーラーカラーのドレスを合わせたマリンルックや、海の青を連想させるグラデーションのチュールドレスなどを披露。ブランドが毎シーズン欠かさず提案する花柄は、夏らしいアンスリウムを取り入れて少しエキゾチックな印象も感じさせました。また、クロップドトップからチラ見せするお腹や背中には小さなリボンやラインストーンを乗せ、こだわりを感じさせるディテールにキュン!フィナーレでは、モデルたちが手をつないでスキップして登場します。夏の甘い恋を思い起こさせるようなショーにうっとりし、2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京」が閉幕しました。(大杉)

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「ヴィヴィアーノ」で華麗なる名画の世界へ、「アブランクページ」“半額”コートの真相 東コレダイジェスト後編

2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が8月28日に開幕しました。9月2日までの6日間に、全50ブランドがコレクションを披露します。ここでは、単独のショーリポートで紹介しきれなかったランウエイショーやプレゼンテーションを厳選し、3人の取材記者が現場からダイジェストでお届けします。

8月31日(木)
11:30「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」

インドネシア発の「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」のショーは、ファッションとサステナビリティの両立の重要性を伝えるビデオレターでスタート。映像が終わるとダンサーたちが登場し、会場を華麗に舞います。コレクションは天然素材のコットンやリネンを中心に用いながら、ワンピースやスーツのセットアップなど、軽やかな春夏の装い。日本の有松絞りのような、トゲトゲのバッグがコーディネートのアクセントです。ショー後には、米国発の植物性代替肉「ビヨンドミート(BEYOND MEAT)」を使ったビーガンバーガーが配られました。えんどう豆たん白を使っているそうですが、しっかりビーフの味がします。ランウエイショーだけでなく、ダンスにハンバーガーと、コンテンツがてんこ盛りのショーで楽しみました。(大杉)

13:00「ハイドサイン(HIDESIGN)」

「ハイドサイン(HIDESIGN)」は、ユニセックスなワークウエアを制作する会社が立ち上げたブランド。“グレーカラー(GRAY COLLER)”をブランド哲学に掲げ、労働者を表するブルーカラーとホワイトカラーのいずれにも属さず、あらゆる労働環境でも快適に過ごせる機能性を備えたアイテムを制作しています。今シーズンはブランドの取り組みや理念をプレゼンテーション形式で発表。裾を外して、ボディーバッグとして使えるギミックや、身頃のファスナーを開くと用尺が2.5倍になり、ポンチョへと変形するはっ水機能付きのジャケットなどが登場しました。また、高身長、低身長、体重、股下が世界一の4つの体形をデータ化し、それぞれにフィットするユニホームも披露。さらに、“おにぎり専用ポケット”や“裁縫道具専用ポケット”など、特定の用途に向けたポケットを施したジャケットやカーゴパンツもありました。着用することで体温を7度下げることのできる電動ファン付きベストは、備え付けのドローコードによってシルエットを変えることもできます。将来的にはこれらの技術を生かし、ユーザーのライフスタイルに合わせて、サイズや機能をカスタムオーダーできるサービスの提供を目指します。自分もオーダーしてみたいと思いました。(松村)

16:00「セイヴソン(SEIVSON)」

「セイヴソン(SEIVSON)」は2021年にアメリカ版「ヴォーグ(VOGUE)」による“世界27カ国の新世代のデザイナー”に選出されたヅゥチン・シン(Tzu Chin Shen)=デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド。女性の魅力と強さを発信しています。今シーズンは“シークレット シークレット シークレット(SECRET SECRET SECRET)”をテーマに、オフィスで働く女性の魅惑的な雰囲気や、秘めやかな妖艶さを表現しました。シュレッダーにかけたような直線的プリーツのブラウスやスカート、再構築したテーラードジャケットにランジェリーを合わせたルックからは、オフィスでは明かされない女性の一面が垣間見えます。ランウエイ中央の巨大な透け感のあるカーテンについては「秘密が見えそうで見えない曖昧さを暗示しました」とシン・デザイナー。(松村)

17:00「シュープ(SHOOP)」

スペインから東京に拠点を移した「シュープ(SHOOP)」が、3年ぶりに東コレに参加しました。大葉洋平デザイナーとミリアン・サンズ=デザイナーにとっての“東京のイメージ“を反映したコレクションを、国立競技場の地下通路で披露しました。音楽に造詣の深い同ブランドらしい、化学繊維とシルバーの付属を多用したクラブウエアを、東京の街並みに着想したグレー、ブラック、ホワイト、グリーンのカラーパレットでアレンジ。フーディーにプリントした花も東京で撮影したものでしょうか?シリアスなムードも漂うモノクロのグラフィックで、東京で生きる楽しさと厳しさという2つのメッセージを感じました。終盤に登場した、途中で編みを変えたオーバーサイズのニットがかわいかったです。(美濃島)

9月1日(金)
11:30「「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」

「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」は、日本の線維商社スタイレムとフィリピンのファッション・ウイーク「マニラ ファッションフェスティバル(Manila Fashion Festival)」との協働プロジェクトです。今季は「アロディア セシリア(ALODIA CECILIA)」「エリス コ(ELLIS CO)」「レナン パクソン(RENAN PACSON)」「ストイック x ユートリーク(S’TOIC x Uttrykk)」の4ブランドが参加し、ショーを行いました。「ストイック」とコラボした「ユートリーク」は、製品染めが得意な日本のウィメンズウエアブランド。シャーリングやドローコードを多用しつつ、特徴的な編み込みのフラップポケット付きシャツやベストを披露しました。会場では来場者にコーヒーが振る舞われ、なごやかなムードでした。(松村)

15:00「アイレンセンス(IRENSENSE)」

 

「アイレンセンス(IRENSENSE)」は、2019年「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門で優秀賞を獲得したソウ・ゲンイ(TSENG YAN-WEI)=デザイナーが設立したユニセックスウエアブランドで、初のランウエイショーを行いました。映画「アリス・イン・ワンダーランド」が着想源で、恐怖に打ち勝っていくアリスの姿に、初のショーに挑戦するソウ=デザイナー自身を重ねたといいます。ショーでは、アリスを連想させる淡いブルーのワンピースをニットやオーガンジで披露し、トランプ風のクロシェニットが登場しました。ニットは全て編み物が有名な台湾で作っており、一部ハンドメードのアイテムもあるそう。現在は台湾でのみ販売しており、ソウ=デザイナーは「今回のショーをきっかけに日本での卸先が見つかるとうれしい」と目を輝かせました。(松村)

17:00「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」

研壁宣男デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」が大手町三井ホールでコレクションを発表しました。毎シーズン、“無いものを生み出す“をコンセプトにしており、今季は袖周りの生地分量を大きくすることに挑戦しました。ピアノの生演奏と共にショーが始まり、前半はストライプ地のワンピースやブラウスが中心。服としてのバランスを損なうことなくアームホールを大きく設計することで、風通しがよく軽やかな印象に仕上げます。定番のシャギー素材は、洗濯してもフワフワ感が継続できるイタリア産の生地にアップデートし、シャツやベストに使って、エレガントにアレンジしました。また研壁デザイナーは「スカートやパンツの裾幅など、これまで作らなかったヘムライン(衣服の裾部分)の分量感も試みた」と語り、飽くなきチャレンジ精神を感じました。(松村)

9月2日(土)
11:30「「アブランクページ(ABLANKPAGE)」」

「アブランクページ(ABLANKPAGE)」はタイ・バンコク出身のラロパイブン・プワデト(Larprojpaiboon Phoovadej)=デザイナーが手掛けるユニセックスウエアブランド。3シーズン連続の参加で、今回は駐日タイ王国大使館との共催でインスタレーションを行いました。コレクションは“EXPIRED(賞味期限切れ)“と題し、尾州のテキスタイルメーカー「西川毛織」の規格外品をアップサイクルしたテーラードジャケットやスラックス、「エドウィン(EDWIN)」とコラボしたトレンチコートやタイトワンピースなどが登場。会場中央には大量の食品と段ボールを積み上げ、食料廃棄への疑問を投げかけました。プワデト=デザイナーは「低賃金での長時間労働により、労働者の価値が低下していく社会構造にも“賞味期限“を感じる」とも語り、「そんな社会でも明るい気持ちになってほしい」との希望を込めて、食品のパッケージや「個人的に好き」という“半額シール“をプリントしたポップなアイテムも登場しました。インスタレーション後にはタイの軽食とドリンクが振る舞われました。(松村)

18:00「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」

東コレ最終日に異色のブランドが登場しました。「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」です。同ブランドは、「ダブルジェイケイ(WJK)」創設メンバーである小澤智弘デザイナーが立ち上げた「ウノピゥウノウグァーレトレ(1PIU1UGUALE3)」のゴルフラインで、表参道ヒルズやギンザ シックスなどに直営店を持ちます。会場には多くの顧客が訪れ、バイヤーやジャーナリストの方が少数。いつものファッションショーと異なる雰囲気が新鮮でした。ウエアはポロシャツやモックネックなどの王道ゴルフウエアから、スエットのセットアップやフリルの付いたブラウスまで用意。大判のペイズリーやロゴのアナグラムなどのキャッチーな柄を、プリントやエンボス加工、角度によって浮かび上がる特殊な加工と、表現豊かにウエアに落とし込みます。キャディーバッグを背負った着こなしや男女のペアルックなど、ゴルフウエアならではの見せ方も面白かったです。(美濃島)

19:00「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

今季の東コレのリアルショーラストを飾ったのは、日本を拠点にする中国人デザイナーのヴィヴィアーノ・スーによる「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」。トリに相応しい、ロマンチックな美しいショーを見せてくれました。今季の着想源は仏ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」(1967年)。カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)とドヌーブの実姉フランソワーズ・ドルレアック(Francoise Dorleac)が双子の姉妹役を演じた、名画中の名画です。“美しい夏”をテーマに、セーラーハットとセーラーカラーのドレスを合わせたマリンルックや、海の青を連想させるグラデーションのチュールドレスなどを披露。ブランドが毎シーズン欠かさず提案する花柄は、夏らしいアンスリウムを取り入れて少しエキゾチックな印象も感じさせました。また、クロップドトップからチラ見せするお腹や背中には小さなリボンやラインストーンを乗せ、こだわりを感じさせるディテールにキュン!フィナーレでは、モデルたちが手をつないでスキップして登場します。夏の甘い恋を思い起こさせるようなショーにうっとりし、2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京」が閉幕しました。(大杉)

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「ヴィヴィアーノ」で華麗なる名画の世界へ、「アブランクページ」“半額”コートの真相 東コレダイジェスト後編

2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が8月28日に開幕しました。9月2日までの6日間に、全50ブランドがコレクションを披露します。ここでは、単独のショーリポートで紹介しきれなかったランウエイショーやプレゼンテーションを厳選し、3人の取材記者が現場からダイジェストでお届けします。

8月31日(木)
11:30「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」

インドネシア発の「エックスエスエムエル((X)S.M.L)」のショーは、ファッションとサステナビリティの両立の重要性を伝えるビデオレターでスタート。映像が終わるとダンサーたちが登場し、会場を華麗に舞います。コレクションは天然素材のコットンやリネンを中心に用いながら、ワンピースやスーツのセットアップなど、軽やかな春夏の装い。日本の有松絞りのような、トゲトゲのバッグがコーディネートのアクセントです。ショー後には、米国発の植物性代替肉「ビヨンドミート(BEYOND MEAT)」を使ったビーガンバーガーが配られました。えんどう豆たん白を使っているそうですが、しっかりビーフの味がします。ランウエイショーだけでなく、ダンスにハンバーガーと、コンテンツがてんこ盛りのショーで楽しみました。(大杉)

13:00「ハイドサイン(HIDESIGN)」

「ハイドサイン(HIDESIGN)」は、ユニセックスなワークウエアを制作する会社が立ち上げたブランド。“グレーカラー(GRAY COLLER)”をブランド哲学に掲げ、労働者を表するブルーカラーとホワイトカラーのいずれにも属さず、あらゆる労働環境でも快適に過ごせる機能性を備えたアイテムを制作しています。今シーズンはブランドの取り組みや理念をプレゼンテーション形式で発表。裾を外して、ボディーバッグとして使えるギミックや、身頃のファスナーを開くと用尺が2.5倍になり、ポンチョへと変形するはっ水機能付きのジャケットなどが登場しました。また、高身長、低身長、体重、股下が世界一の4つの体形をデータ化し、それぞれにフィットするユニホームも披露。さらに、“おにぎり専用ポケット”や“裁縫道具専用ポケット”など、特定の用途に向けたポケットを施したジャケットやカーゴパンツもありました。着用することで体温を7度下げることのできる電動ファン付きベストは、備え付けのドローコードによってシルエットを変えることもできます。将来的にはこれらの技術を生かし、ユーザーのライフスタイルに合わせて、サイズや機能をカスタムオーダーできるサービスの提供を目指します。自分もオーダーしてみたいと思いました。(松村)

16:00「セイヴソン(SEIVSON)」

「セイヴソン(SEIVSON)」は2021年にアメリカ版「ヴォーグ(VOGUE)」による“世界27カ国の新世代のデザイナー”に選出されたヅゥチン・シン(Tzu Chin Shen)=デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド。女性の魅力と強さを発信しています。今シーズンは“シークレット シークレット シークレット(SECRET SECRET SECRET)”をテーマに、オフィスで働く女性の魅惑的な雰囲気や、秘めやかな妖艶さを表現しました。シュレッダーにかけたような直線的プリーツのブラウスやスカート、再構築したテーラードジャケットにランジェリーを合わせたルックからは、オフィスでは明かされない女性の一面が垣間見えます。ランウエイ中央の巨大な透け感のあるカーテンについては「秘密が見えそうで見えない曖昧さを暗示しました」とシン・デザイナー。(松村)

17:00「シュープ(SHOOP)」

スペインから東京に拠点を移した「シュープ(SHOOP)」が、3年ぶりに東コレに参加しました。大葉洋平デザイナーとミリアン・サンズ=デザイナーにとっての“東京のイメージ“を反映したコレクションを、国立競技場の地下通路で披露しました。音楽に造詣の深い同ブランドらしい、化学繊維とシルバーの付属を多用したクラブウエアを、東京の街並みに着想したグレー、ブラック、ホワイト、グリーンのカラーパレットでアレンジ。フーディーにプリントした花も東京で撮影したものでしょうか?シリアスなムードも漂うモノクロのグラフィックで、東京で生きる楽しさと厳しさという2つのメッセージを感じました。終盤に登場した、途中で編みを変えたオーバーサイズのニットがかわいかったです。(美濃島)

9月1日(金)
11:30「「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」

「ピーエッチ モード トーキョー バイ エムエフエフ(PH MODE x TYO by MFF)」は、日本の線維商社スタイレムとフィリピンのファッション・ウイーク「マニラ ファッションフェスティバル(Manila Fashion Festival)」との協働プロジェクトです。今季は「アロディア セシリア(ALODIA CECILIA)」「エリス コ(ELLIS CO)」「レナン パクソン(RENAN PACSON)」「ストイック x ユートリーク(S’TOIC x Uttrykk)」の4ブランドが参加し、ショーを行いました。「ストイック」とコラボした「ユートリーク」は、製品染めが得意な日本のウィメンズウエアブランド。シャーリングやドローコードを多用しつつ、特徴的な編み込みのフラップポケット付きシャツやベストを披露しました。会場では来場者にコーヒーが振る舞われ、なごやかなムードでした。(松村)

15:00「アイレンセンス(IRENSENSE)」

 

「アイレンセンス(IRENSENSE)」は、2019年「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門で優秀賞を獲得したソウ・ゲンイ(TSENG YAN-WEI)=デザイナーが設立したユニセックスウエアブランドで、初のランウエイショーを行いました。映画「アリス・イン・ワンダーランド」が着想源で、恐怖に打ち勝っていくアリスの姿に、初のショーに挑戦するソウ=デザイナー自身を重ねたといいます。ショーでは、アリスを連想させる淡いブルーのワンピースをニットやオーガンジで披露し、トランプ風のクロシェニットが登場しました。ニットは全て編み物が有名な台湾で作っており、一部ハンドメードのアイテムもあるそう。現在は台湾でのみ販売しており、ソウ=デザイナーは「今回のショーをきっかけに日本での卸先が見つかるとうれしい」と目を輝かせました。(松村)

17:00「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」

研壁宣男デザイナーが手掛けるウィメンズウエアブランド「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」が大手町三井ホールでコレクションを発表しました。毎シーズン、“無いものを生み出す“をコンセプトにしており、今季は袖周りの生地分量を大きくすることに挑戦しました。ピアノの生演奏と共にショーが始まり、前半はストライプ地のワンピースやブラウスが中心。服としてのバランスを損なうことなくアームホールを大きく設計することで、風通しがよく軽やかな印象に仕上げます。定番のシャギー素材は、洗濯してもフワフワ感が継続できるイタリア産の生地にアップデートし、シャツやベストに使って、エレガントにアレンジしました。また研壁デザイナーは「スカートやパンツの裾幅など、これまで作らなかったヘムライン(衣服の裾部分)の分量感も試みた」と語り、飽くなきチャレンジ精神を感じました。(松村)

9月2日(土)
11:30「「アブランクページ(ABLANKPAGE)」」

「アブランクページ(ABLANKPAGE)」はタイ・バンコク出身のラロパイブン・プワデト(Larprojpaiboon Phoovadej)=デザイナーが手掛けるユニセックスウエアブランド。3シーズン連続の参加で、今回は駐日タイ王国大使館との共催でインスタレーションを行いました。コレクションは“EXPIRED(賞味期限切れ)“と題し、尾州のテキスタイルメーカー「西川毛織」の規格外品をアップサイクルしたテーラードジャケットやスラックス、「エドウィン(EDWIN)」とコラボしたトレンチコートやタイトワンピースなどが登場。会場中央には大量の食品と段ボールを積み上げ、食料廃棄への疑問を投げかけました。プワデト=デザイナーは「低賃金での長時間労働により、労働者の価値が低下していく社会構造にも“賞味期限“を感じる」とも語り、「そんな社会でも明るい気持ちになってほしい」との希望を込めて、食品のパッケージや「個人的に好き」という“半額シール“をプリントしたポップなアイテムも登場しました。インスタレーション後にはタイの軽食とドリンクが振る舞われました。(松村)

18:00「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」

東コレ最終日に異色のブランドが登場しました。「ウノピゥウノウグァーレトレ ゴルフ(1PIU1UGUALE3 GOLF)」です。同ブランドは、「ダブルジェイケイ(WJK)」創設メンバーである小澤智弘デザイナーが立ち上げた「ウノピゥウノウグァーレトレ(1PIU1UGUALE3)」のゴルフラインで、表参道ヒルズやギンザ シックスなどに直営店を持ちます。会場には多くの顧客が訪れ、バイヤーやジャーナリストの方が少数。いつものファッションショーと異なる雰囲気が新鮮でした。ウエアはポロシャツやモックネックなどの王道ゴルフウエアから、スエットのセットアップやフリルの付いたブラウスまで用意。大判のペイズリーやロゴのアナグラムなどのキャッチーな柄を、プリントやエンボス加工、角度によって浮かび上がる特殊な加工と、表現豊かにウエアに落とし込みます。キャディーバッグを背負った着こなしや男女のペアルックなど、ゴルフウエアならではの見せ方も面白かったです。(美濃島)

19:00「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

今季の東コレのリアルショーラストを飾ったのは、日本を拠点にする中国人デザイナーのヴィヴィアーノ・スーによる「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」。トリに相応しい、ロマンチックな美しいショーを見せてくれました。今季の着想源は仏ミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」(1967年)。カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)とドヌーブの実姉フランソワーズ・ドルレアック(Francoise Dorleac)が双子の姉妹役を演じた、名画中の名画です。“美しい夏”をテーマに、セーラーハットとセーラーカラーのドレスを合わせたマリンルックや、海の青を連想させるグラデーションのチュールドレスなどを披露。ブランドが毎シーズン欠かさず提案する花柄は、夏らしいアンスリウムを取り入れて少しエキゾチックな印象も感じさせました。また、クロップドトップからチラ見せするお腹や背中には小さなリボンやラインストーンを乗せ、こだわりを感じさせるディテールにキュン!フィナーレでは、モデルたちが手をつないでスキップして登場します。夏の甘い恋を思い起こさせるようなショーにうっとりし、2024年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京」が閉幕しました。(大杉)

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「チノ」愛に満ち溢れた10年 機能と装飾を備えた遊び心ある服

茅野誉之デザイナーによる「チノ(CINOH)」は9月1日、2024年春夏コレクションのランウエイショーを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で行った。

茅野デザイナーがブランド名を前身の「ベスリール(BETHOURIRE)」から、現在の「チノ」に変えてから10年。今季は「チノ」としての10周年を記念し、3年ぶりとなるランウエイショーを披露した。エレガントで、遊び心のあるブランドらしさに溢れた集大成にふさわしいコレクションだった。

“機能性がデザインになり
デザイン性が機能になる“

今季、茅野デザイナーは明確なテーマを掲げずに、「機能性がデザインになり、デザイン性が機能になる」をコンセプトにしている。例えば、レザージャケットにデザインとして施した花のモチーフはカットアウトした刺しゅうで、通気性を良くするベンチレーションとしても機能する。着脱時に欠かせないドレスのボタンは、裾まで留めることで装飾にもなる。機能とデザインのどちらとも捉えられる “曖昧さ”が24年春夏シーズンのキーワードになった。

ファーストルックには、ヨーロッパを拠点にするトップモデルの樋口可弥子が登場。キラキラ輝くスパンコールのブラトップとパンツにタイトスカートを重ねたルックをまとい、力強いウォーキングでショーの開幕を飾った。

セッションで生まれた
“スピーディな強さ”

ショーの演出も、その“曖昧さ”を感じさせるものだった。会場の渋谷ヒカリエ ホールAは、青いカーペットやバックペーパーを随所に配置し、ランウエイも迷路のようにくねくねと曲がっている。

またバンドの生演奏は、ドラムはtoeの柏倉隆史、ギターは元スーパーカーの中村弘二、ベースは元ナンバーガールの中尾憲太郎という著名な音楽家たちがセッションし、力強くプレー。「予定調和にしたくなかったので、3人には曲を指定せずに“スピーディに強く”とだけリクエストした」と茅野デザイナー。

“今すぐ買える”
コラボアクセサリー

キャッチーなアクセサリーも目を引いた。「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」とのコラボレーションによるスニーカーは、左足は青、右足は赤のシューレースを左右非対称に合わせたユニークなデザインだ。

また、すぐに購入できるアイテムとして「マンハッタンポーテージ ブラック レーベル(MANHATTAN PORTAGE BLACK LABEL)」とのコラボバッグと、アイウエアブランド「アヤメ(AYAME)」とのサングラスが登場。現在、「チノ」表参道ヒルズ店と公式オンラインストアで扱っている。

直営店の訴求と
海外ビジネスへの展望

3年ぶりのショーを行う理由は、10周年を祝す以外にもあった。その目的は、昨年3月にオープンした、表参道ヒルズの直営店をアピールすること。「『チノ』の店舗があることをまだ知らない人も多く、ショーを見てから店頭でアイテムを見てもらう流れを作りたい」と茅野デザイナー。この日に披露したコレクションはすでにバイヤー向けの展示会を6、7月に東京とパリで開催し、受注も終えている。しかしショーを通してコレクションをファンに紹介することで、実売につなげたいという思いがあったのだ。

ビジネスについては「コロナ禍が明けて、このシーズンからやっとパリの展示会に戻れるようになった。次の10年は海外にもっと広げていきたい」と展望を語った。

誕生日サプライズ
“LOVE”に込めた思い

茅野デザイナーはフィナーレの挨拶を終えてバックステージに戻ると、スタッフや出演者たちに拍手で迎え入れられ、花束を受け取った。この日は、茅野の42回目の誕生日だったのだ。当初はショーの日程を別日に予定していたが、止むを得ず変更することとなり偶然重なった。暖かい祝福に涙を流し、感謝を伝えていた。

最後に、茅野が当日着用していた”LOVE”と背中に書かれたTシャツについて尋ねた。これは茅野の愛娘が書いた文字を元に、アーティストの横山奈美がネオンサインにして描いた特別な1枚だという。その原画は表参道ヒルズの店舗に飾られている。「やっぱり愛が必要かと思って」と、Tシャツを着用してきた理由を明かす。この節目に、関係者や顧客への感謝や“愛”を伝えたかったということかとさらに聞くと、「そういうことにしておきましょう」と照れ臭そうに笑った。

来場客はブランドの服をまとって集まり、ショーの後も笑顔で感想を語り合っていた。「チノ」が歩んだ10年は、きっとこの日のように愛に満ち溢れていたのだろう。

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「アブランクページ x ロイヤル タイ エンバシー トウキョウ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ x エドウィン x ニシカワケオリ」2024年春夏コレクション

「アブランクページ x ロイヤル タイ エンバシー トウキョウ / アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ x エドウィン x ニシカワケオリ(ABLANKPAGE.X ROYAL THAI EMBASSY TOKYO/ AS YEARS GOES BYS. “ABLANKPAGE. X EDWIN X NISHIKAWA KEORI”)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ヨウヘイ オオノ」2024年春夏コレクション

「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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BUMP OF CHICKENと「ヴァンズ」のコラボから、真っ黒な「おぱんちゅうさぎ」まで! 来週発売のファッションアイテム7選【9/4〜9/10】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は9月4日〜9月10日に発売するアイテムを紹介します。清野菜名と「レイ ビームス」のコラボは前回の第1弾が店に列ができるほどの人気ぶりで今回も要注目です。BUMP OF CHICKENと「ヴァンズ」も継続コラボで記事のアクセスもよく人気の高さが伺えます。「おぱんちゅうさぎ」が真っ黒になったゾゾタウン(ZOZOTOWN)コラボはファン必見、お見逃しなく!

【9月5日発売】
アニヤ・ハインドマーチ
(ANYA HINDMARCH)

初の陶器コレクション 9月5日から伊東屋でポップアップ

9月5日から11日の期間、銀座・伊東屋でオープンするポップアップストアで販売する。ティーポット(2万6400円)、エッグカップ2つのセット(1万6500円)、マグ2つのセット(2万5300円)、マグと器2つのセット(3万3000円)、ナプキン4枚のセット(2万8600円)などをラインアップする。

■商品詳細

ティーポット(2万6400円)
エッグカップ2つのセット(1万6500円)
マグ2つのセット(2万5300円)
マグと器2つのセット(3万3000円)
ナプキン4枚のセット(2万8600円)

【9月6日先行発売】
サカイ
(SACAI)

「カーハートWIP」とのコラボアイテムを発売

「サカイ(SACAI)」は「カーハートWIP(CARHARTT WIP)」とのコラボアイテムを発売する。ワークウエアをベースとし、アウターやトップス、パンツ、スカート、アクセサリーなどをラインアップする。また「サカイ」直営店限定カラーのネイビーとライトブルーのTシャツも発売する予定だ。

■商品詳細

「サカイ」と「カーハートWIP」のコラボアイテム (1万6500円〜)

【9月6日発売】
清野菜名×「レイ ビームス」
(NANA SEINO×RAY BEAMS)

ジャージセットアップ、パーカ、キャップの計3型を発売

スポーティかつメンズライクなコーディネートを好む清野菜名がラインジャージとワッペンパーカの制作を熱望し、胸元の刺繍やワッペン、サイズ感など細部にまでこだわったアイテムに仕上げた。ビームス ウィメン原宿、ビームス公式オンラインショップ、ゾゾタウンで取り扱う。ワッペンキャップのみビームス公式オンラインショップ、ゾゾタウンで予約販売を開始する。10月下旬頃に配送予定。

■商品詳細

ラインジャージセットアップ (2万5300円)
パーカ(1万4300円)
ワッペンキャップ (5500円)

【9月6日発売】
ゾゾタウン
(ZOZOTOWN)

「おぱんちゅうさぎ」とのコラボアイテムを受注販売

イラストレーター“可哀想に!”によるキャラクター「おぱんちゅうさぎ」とのコラボアイテムを発売する。9月6日12時~27日11時59分まで、ゾゾタウン限定での受注販売となる。スエットやカーディガン、トートバッグ、ブランケット、缶バッジ、ぬいぐるみなどを販売する。各アイテムには、同コラボのために描き下ろされた真っ黒な「おぱんちゅうさぎ」がデザインされている。

■商品詳細

スエット(7480円)
カーディガン(9680円)
トートバッグ(3080円)
ブランケット(4400円)
缶バッジセット(2750円)
ぬいぐるみ(4400円)

【9月8日発売】
ユナイテッドアローズ
(UNITED ARROWS)

「アレクサンドル ドゥ パリ」×金子綾のヘアアクセサリー

フランスのヘアアクセサリーブランド「アレクサンドル ドゥ パリ(ALEXANDRE DE PARIS)」とスタイリストの金子綾がコラボし、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)限定のヘアアクセサリーを発売する。幅広でぷくっとしたデザインとマットな素材感が特徴のカチューシャなど3型をラインアップ。全てネイビーカラーで統一し、カジュアルシーンからオケージョンシーンまで幅広く使えるヘアアクセサリーに仕上げた。

■商品詳細

カチューシャ(3万800円)
リボンバレッタ(4万1800円)
ヘアクリップ(1万5400円)

【9月8日発売】
ハンド バイ プール
(H& BY POOL)

皆川明デザイナー監修の2023年秋冬コレクション

イデーショップ全店とイデーショップオンラインで発売する。生産現場や倉庫で生まれた残反や残糸、端切れなどを活用し、日本のモノ作りで仕立てた衣服を取り扱う。本コレクションは、ケーブル編み、畦編みなどさまざまな表情の編み方に加え、ウールやモヘアといった温かみを感じる素材のニット、クラシカルなノーカラーのコートなど、素材の良さを活かし、作り手の気持ちが伝わるように計算したデザインで、定番のワードローブとなるように仕上げた。

■商品詳細

コーデュロイジャケット(2万9700円)
コーデュロイパンツ(1万9800円)
ロングコート(4万4000円)
スタンドカラーシャツワンピース(2万8600円)
ケーブルセーター(2万9700円)※10月中旬発売予定
クロップドニットベスト(1万3200円)
ストール(6600円)

【9月8日発売】
ヴァンズ
(VANS)

BUMP OF CHICKENとのコラボスニーカー4型

ベースになったのは、“オールドスクール(OLD SCHOOL)”と“スリッポン(SLIP-ON)”、“オーセンティック(AUTHENTIC)”、“スケートミッド(SK8-MID)”の4モデルで、デザインをグラフィックデザイナーのVERDYが担当。オリジナルのシルエットはそのままに、BUMP OF CHICKENのアイコニックなロゴを落とし込んでいる。

■商品詳細

“オールドスクール”(1万4300円)
“スケートミッド”(1万5400円)
“オーセンティック”(1万3200円)
“スリッポン”(1万3200円)

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「セブン バイ セブン」は、軽やかな「含蓄」で気難しい「蘊蓄」のイメージを裏切り

サンフランシスコを中心とするアメリカ西海岸や古着に着想を得てモノ作りする「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」が、2024年春夏コレクションのファッションショーを開催した。

ショーは、スコット・マッケンジー(Scott McKenzie)の「花のサンフランシスコ」をBGMにスタート。タイトルの通り、“フラワー・ミュージック”の代表曲だ。誕生したのは、1960年代の後半、ベトナム戦争に反対するヒッピーの間で、花柄をあしらったカラフルな服を着たり、頭に花を飾ったり、互いに花を配り合ったりした頃に愛された曲だ。反戦を願う気持ちは、ロシアによるウクライナへの侵攻が続く今の時代と重なっている。ピースフルなBGMは、序盤から来場者の心をグッと掴み、会場ではところどころからBMGに合わせた鼻歌が聞こえた。

コレクションも、一言で言えばピースフルだ。古着をオリジンとし、モノ作りにこだわり、これまではファッションショーではなくビジュアル作りにこだわってきたせいだろうか?「セブン バイ セブン」には「蘊蓄(うんちく)」のイメージがある。「蘊蓄」とは、元来「蓄えた深い知識」のこと。実際、川上淳也デザイナーにはサンフランシスコでの生活で蓄えた知識が豊富なのだろうが、数年前までのビジュアルは現地でのフォトシューティング、小物や細部にまでこだわったスタイリングと、そんなレベルの高いスタイルを世界観たっぷりに着こなす黒人だったり長髪やヒゲのモデルだったりの影響で、世間一般が「蘊蓄」という言葉に持つ“気難しさ”というイメージを与えていたかもしれない。しかし初めてのファッションショーは、そんな「蘊蓄」のイメージを一蹴。「含蓄(表面には現れない深い意味)」のブランドなのだと改めて教えてくれた。

風をはらむネルシャツや
象嵌細工のようなデニム

印象的なのは、軽やかさだ。マドラスチェックの開襟シャツは、透けるほど軽やかな素材。従前から肌触りの良さで知られているネルシャツは、オーバーサイズのシルエットやポンチョのようなパターンでこれまで以上に風をはらむ。ひざ上丈のショートパンツとのコーディネートは、爽やかだ。パッチワークでネイティブアメリカンなモチーフを描いたデニムブルゾンやドンキーコートは、優しい色使いと、もはや象嵌(ぞうがん)細工のように精密な生地の組み合わせで気品を醸し出す。軽やか、爽やか、そして気品。「セブン バイ セブン」に「蘊蓄」のイメージを抱いていた人の印象もまた、軽やかに裏切られたことだろう。

もちろん、丁寧なモノ作りは、何一つ変わらない。リラックスシルエットのホワイトジャケットは、ミニマルながら上質な生地感と計算されたパターン、丁寧な縫製で「含蓄」を醸し出す。Tシャツやノースリーブにのせた、現代のアメ車にチェッカーフラッグ、星条旗、アメリカではお馴染みのスーパーマーケットのロゴは、刺しゅう。あまりに精密で、会場からは「え、刺しゅう?」という驚きの声が漏れる。カウボーイブーツをアレンジしたショート丈のブーツや、財布などでお馴染みのカービングレザーを使ったミニバッグ、編み込みのチューリップハットも、丁寧だからこそスタイルをカウボーイのコスプレではなく、現代的なものに押し上げた。

「セブン バイ セブン」が属するアングローバルは、TSIホールディングス傘下。つまり「セブン バイ セブン」は、「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC)」や「ジルスチュアート(JILL STUART)」などの仲間でもある。TSIを束ねる下地毅社長は長らく、「(企業ブランドにも)東京コレクションに挑戦するブランドがあって良い。その時は全力で応援する」と公言してきた。今回の「セブン バイ セブン」は、その先陣を切った格好だ。初めてのランウエイショーは、「セブン バイ セブン」が抱かれがちだった印象を改めたし、ピースフルなムードで会場を一つにしたし、52の企業ブランドが揃うTSIの印象も変えるかもしれないし、そこで働く人たちを鼓舞するかもしれない。願わくば、これからもファッションショーを続けてほしいと思うし、改めて、ファッションショーの可能性を感じた一夜になった。

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「セブン バイ セブン」は、軽やかな「含蓄」で気難しい「蘊蓄」のイメージを裏切り

サンフランシスコを中心とするアメリカ西海岸や古着に着想を得てモノ作りする「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」が、2024年春夏コレクションのファッションショーを開催した。

ショーは、スコット・マッケンジー(Scott McKenzie)の「花のサンフランシスコ」をBGMにスタート。タイトルの通り、“フラワー・ミュージック”の代表曲だ。誕生したのは、1960年代の後半、ベトナム戦争に反対するヒッピーの間で、花柄をあしらったカラフルな服を着たり、頭に花を飾ったり、互いに花を配り合ったりした頃に愛された曲だ。反戦を願う気持ちは、ロシアによるウクライナへの侵攻が続く今の時代と重なっている。ピースフルなBGMは、序盤から来場者の心をグッと掴み、会場ではところどころからBMGに合わせた鼻歌が聞こえた。

コレクションも、一言で言えばピースフルだ。古着をオリジンとし、モノ作りにこだわり、これまではファッションショーではなくビジュアル作りにこだわってきたせいだろうか?「セブン バイ セブン」には「蘊蓄(うんちく)」のイメージがある。「蘊蓄」とは、元来「蓄えた深い知識」のこと。実際、川上淳也デザイナーにはサンフランシスコでの生活で蓄えた知識が豊富なのだろうが、数年前までのビジュアルは現地でのフォトシューティング、小物や細部にまでこだわったスタイリングと、そんなレベルの高いスタイルを世界観たっぷりに着こなす黒人だったり長髪やヒゲのモデルだったりの影響で、世間一般が「蘊蓄」という言葉に持つ“気難しさ”というイメージを与えていたかもしれない。しかし初めてのファッションショーは、そんな「蘊蓄」のイメージを一蹴。「含蓄(表面には現れない深い意味)」のブランドなのだと改めて教えてくれた。

風をはらむネルシャツや
象嵌細工のようなデニム

印象的なのは、軽やかさだ。マドラスチェックの開襟シャツは、透けるほど軽やかな素材。従前から肌触りの良さで知られているネルシャツは、オーバーサイズのシルエットやポンチョのようなパターンでこれまで以上に風をはらむ。ひざ上丈のショートパンツとのコーディネートは、爽やかだ。パッチワークでネイティブアメリカンなモチーフを描いたデニムブルゾンやドンキーコートは、優しい色使いと、もはや象嵌(ぞうがん)細工のように精密な生地の組み合わせで気品を醸し出す。軽やか、爽やか、そして気品。「セブン バイ セブン」に「蘊蓄」のイメージを抱いていた人の印象もまた、軽やかに裏切られたことだろう。

もちろん、丁寧なモノ作りは、何一つ変わらない。リラックスシルエットのホワイトジャケットは、ミニマルながら上質な生地感と計算されたパターン、丁寧な縫製で「含蓄」を醸し出す。Tシャツやノースリーブにのせた、現代のアメ車にチェッカーフラッグ、星条旗、アメリカではお馴染みのスーパーマーケットのロゴは、刺しゅう。あまりに精密で、会場からは「え、刺しゅう?」という驚きの声が漏れる。カウボーイブーツをアレンジしたショート丈のブーツや、財布などでお馴染みのカービングレザーを使ったミニバッグ、編み込みのチューリップハットも、丁寧だからこそスタイルをカウボーイのコスプレではなく、現代的なものに押し上げた。

「セブン バイ セブン」が属するアングローバルは、TSIホールディングス傘下。つまり「セブン バイ セブン」は、「ナチュラルビューティーベーシック(NATURAL BEAUTY BASIC)」や「ジルスチュアート(JILL STUART)」などの仲間でもある。TSIを束ねる下地毅社長は長らく、「(企業ブランドにも)東京コレクションに挑戦するブランドがあって良い。その時は全力で応援する」と公言してきた。今回の「セブン バイ セブン」は、その先陣を切った格好だ。初めてのランウエイショーは、「セブン バイ セブン」が抱かれがちだった印象を改めたし、ピースフルなムードで会場を一つにしたし、52の企業ブランドが揃うTSIの印象も変えるかもしれないし、そこで働く人たちを鼓舞するかもしれない。願わくば、これからもファッションショーを続けてほしいと思うし、改めて、ファッションショーの可能性を感じた一夜になった。

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「アニヤ・ハインドマーチ」初の陶器コレクション 9月5日から伊東屋でポップアップ

英国の雑貨ブランド「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」は9月5日、初の“セラミック・コレクション”を発売する。9月5日から11日の期間、銀座・伊東屋でオープンするポップアップストア「アニヤズ ワールド2023」で販売する。

ラインアップはティーポット(2万6400円)、エッグカップ2つのセット(1万6500円)、マグ2つのセット(2万5300円)、マグと器2つのセット(3万3000円)、ナプキン4枚のセット(2万8600円)。デザイナーのアニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)は、「コロナに閉じ込められた時間が、私たちに“家”の大切さを教えてくれた。混乱した外の世界から逃れ、安全であると感じられる家で過ごす時間を、なにか楽しいものを生み出すことに費やそうと考えはじめ、生まれたのがこの小さなコレクションだ」とコメントしている。

ポップアップストアではほかに、新学期に合わせたステーショナリーグッズも販売。期間中、ワークショップイベントなども予定している。

■アニヤズ ワールド2023
日程:9月5日〜11日
時間:10:00~20:00(10日は〜19:00、最終日は〜17:00)
場所:銀座 伊東屋 別館1階ポップアップスペース
住所: 東京都中央区銀座2-7-15

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「Qoo10」ビューティ担当がプレゼン!“メガ割”でチェックすべきアイテム7選

総合ECモールの「キューテン(Qoo10)」は現在、四半期に1回開催しているビッグセール“メガ割”を9月12日まで開催している。運営会社イーベイジャパンの米川由満ビューティ営業部長から、メイクからスキンケアまで“メガ割”対象の注目のアイテムを7つ教えてもらった。

コスメ部門

「エチュード」“ドローイング アイブロウ ペンシル”

価格:各352円
カラー:全7色

韓国コスメブランド「エチュード(ETUDE)」のアイブロウペンシルは、カラー展開が全7色と豊富なラインアップを用意している。「芯の硬さがちょうど良く、非常に描きやすいのが特徴のアイブロウペンシル。352円という気軽に購入できる価格で、コストパフォーマンスも良い」(米川)。

「ジョンセンムル」“エッセンシャル スキン ヌーダー クッション”

価格:各5830円
カラー:全7色

韓国のメイクアップアーティスト、ジョンセンムル(Jung Saem Mool)が手掛けるメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNG SAEM MOOL)」のクッションファンデーションは同ブランドのスターアイテム。自然なカバーとマットな仕上がりを好む日本の消費者から高い支持を得る。「カバー力があって崩れにくい。リピート率が高いクッションファンデーション」(米川)。

「リリミュウ」“トーンアップカラープライマー”

価格:各1760円
カラー:全4色

タレントの指原莉乃がプロデュースするコスメブランド「リリミュウ(RIRIMEW)」の定番アイテムである化粧下地“トーンアップカラープライマー”。「若年層に支持されているブランド『リリミュウ』。化粧下地のカラーは4色あるが、中でも肌の色むらをカバーするイエローが人気」(米川)。

「ハオミー」“メルティーフラワーリップティント”

価格:各1870円
カラー:全7色

インフルエンサーの橋下美好がプロデュースするメイクアップブランド「ハオミー(HAOMII)」のティントリップ。オリーブ果実油やアルガンオイル、ローズヒップエキスなど植物由来の保湿成分を配合し、唇に滑らかにフィットしながら長時間付けたての色をキープする。「皮むけや乾燥の心配がいらないティントリップで、ユーザーからは『色持ちが良く、マスクを着用していても使える』などのレビューが多数投稿されている」(米川)。

「ティルティル」“マスクフィットメイクアップフィクサー”

価格:1650円
容量:80mL

「ティルティル(TIRTIR)」のメイクキープミストは、メイクアップの最後に吹きかけることで長時間メイクをキープする。「クッションファンデーションが人気の『ティルティル』だが、同商品も大変好調の売れ行き。メイクが崩れにくいのはもちろん、潤いも与えられる。霧状の細かいミストで、まんべんなく吹きかけられる」(米川)。

スキンケア部門

「ラゴム」“ラゴム ジェルトゥウォーター クレンザー”

価格:2310円
容量:220mL

「ラゴム(LAGOM)」の朝用洗顔料。顔を濡らさずにそのまま塗布すると、ジェルがウォーターテクスチャーに変化する。皮脂や汚れを優しく洗い流す。「珍しいジェルタイプの朝用洗顔料。スッキリするがツッパリ感がなく、潤いを取り去りすぎない。刺激も少なくて気持ちの良い使い心地」(米川)。

「ファンケル」“ディープクリア洗顔パウダー”

価格:1980円
容量:30個入り

「ファンケル(FANCEL)」の“ディープクリア洗顔パウダー”は、角栓などを浮かして落とし、滑らかな肌に導く酵素洗顔料。「ロングセラーの洗顔料。鼻の黒ずみや毛穴が目立つときに使用すると、つるっとした肌に仕上がる。『ファンケル』の公式ストアで同商品を購入すると“マイルドクレンジングオイル”のミニボトルが付いてくる“メガ割”限定の施策を行なっている。数量限定なので、早めにチェックすると良い」(米川)。

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「Qoo10」ビューティ担当がプレゼン!“メガ割”でチェックすべきアイテム7選

総合ECモールの「キューテン(Qoo10)」は現在、四半期に1回開催しているビッグセール“メガ割”を9月12日まで開催している。運営会社イーベイジャパンの米川由満ビューティ営業部長から、メイクからスキンケアまで“メガ割”対象の注目のアイテムを7つ教えてもらった。

コスメ部門

「エチュード」“ドローイング アイブロウ ペンシル”

価格:各352円
カラー:全7色

韓国コスメブランド「エチュード(ETUDE)」のアイブロウペンシルは、カラー展開が全7色と豊富なラインアップを用意している。「芯の硬さがちょうど良く、非常に描きやすいのが特徴のアイブロウペンシル。352円という気軽に購入できる価格で、コストパフォーマンスも良い」(米川)。

「ジョンセンムル」“エッセンシャル スキン ヌーダー クッション”

価格:各5830円
カラー:全7色

韓国のメイクアップアーティスト、ジョンセンムル(Jung Saem Mool)が手掛けるメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNG SAEM MOOL)」のクッションファンデーションは同ブランドのスターアイテム。自然なカバーとマットな仕上がりを好む日本の消費者から高い支持を得る。「カバー力があって崩れにくい。リピート率が高いクッションファンデーション」(米川)。

「リリミュウ」“トーンアップカラープライマー”

価格:各1760円
カラー:全4色

タレントの指原莉乃がプロデュースするコスメブランド「リリミュウ(RIRIMEW)」の定番アイテムである化粧下地“トーンアップカラープライマー”。「若年層に支持されているブランド『リリミュウ』。化粧下地のカラーは4色あるが、中でも肌の色むらをカバーするイエローが人気」(米川)。

「ハオミー」“メルティーフラワーリップティント”

価格:各1870円
カラー:全7色

インフルエンサーの橋下美好がプロデュースするメイクアップブランド「ハオミー(HAOMII)」のティントリップ。オリーブ果実油やアルガンオイル、ローズヒップエキスなど植物由来の保湿成分を配合し、唇に滑らかにフィットしながら長時間付けたての色をキープする。「皮むけや乾燥の心配がいらないティントリップで、ユーザーからは『色持ちが良く、マスクを着用していても使える』などのレビューが多数投稿されている」(米川)。

「ティルティル」“マスクフィットメイクアップフィクサー”

価格:1650円
容量:80mL

「ティルティル(TIRTIR)」のメイクキープミストは、メイクアップの最後に吹きかけることで長時間メイクをキープする。「クッションファンデーションが人気の『ティルティル』だが、同商品も大変好調の売れ行き。メイクが崩れにくいのはもちろん、潤いも与えられる。霧状の細かいミストで、まんべんなく吹きかけられる」(米川)。

スキンケア部門

「ラゴム」“ラゴム ジェルトゥウォーター クレンザー”

価格:2310円
容量:220mL

「ラゴム(LAGOM)」の朝用洗顔料。顔を濡らさずにそのまま塗布すると、ジェルがウォーターテクスチャーに変化する。皮脂や汚れを優しく洗い流す。「珍しいジェルタイプの朝用洗顔料。スッキリするがツッパリ感がなく、潤いを取り去りすぎない。刺激も少なくて気持ちの良い使い心地」(米川)。

「ファンケル」“ディープクリア洗顔パウダー”

価格:1980円
容量:30個入り

「ファンケル(FANCEL)」の“ディープクリア洗顔パウダー”は、角栓などを浮かして落とし、滑らかな肌に導く酵素洗顔料。「ロングセラーの洗顔料。鼻の黒ずみや毛穴が目立つときに使用すると、つるっとした肌に仕上がる。『ファンケル』の公式ストアで同商品を購入すると“マイルドクレンジングオイル”のミニボトルが付いてくる“メガ割”限定の施策を行なっている。数量限定なので、早めにチェックすると良い」(米川)。

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「Qoo10」ビューティ担当がプレゼン!“メガ割”でチェックすべきアイテム7選

総合ECモールの「キューテン(Qoo10)」は現在、四半期に1回開催しているビッグセール“メガ割”を9月12日まで開催している。運営会社イーベイジャパンの米川由満ビューティ営業部長から、メイクからスキンケアまで“メガ割”対象の注目のアイテムを7つ教えてもらった。

コスメ部門

「エチュード」“ドローイング アイブロウ ペンシル”

価格:各352円
カラー:全7色

韓国コスメブランド「エチュード(ETUDE)」のアイブロウペンシルは、カラー展開が全7色と豊富なラインアップを用意している。「芯の硬さがちょうど良く、非常に描きやすいのが特徴のアイブロウペンシル。352円という気軽に購入できる価格で、コストパフォーマンスも良い」(米川)。

「ジョンセンムル」“エッセンシャル スキン ヌーダー クッション”

価格:各5830円
カラー:全7色

韓国のメイクアップアーティスト、ジョンセンムル(Jung Saem Mool)が手掛けるメイクアップブランド「ジョンセンムル(JUNG SAEM MOOL)」のクッションファンデーションは同ブランドのスターアイテム。自然なカバーとマットな仕上がりを好む日本の消費者から高い支持を得る。「カバー力があって崩れにくい。リピート率が高いクッションファンデーション」(米川)。

「リリミュウ」“トーンアップカラープライマー”

価格:各1760円
カラー:全4色

タレントの指原莉乃がプロデュースするコスメブランド「リリミュウ(RIRIMEW)」の定番アイテムである化粧下地“トーンアップカラープライマー”。「若年層に支持されているブランド『リリミュウ』。化粧下地のカラーは4色あるが、中でも肌の色むらをカバーするイエローが人気」(米川)。

「ハオミー」“メルティーフラワーリップティント”

価格:各1870円
カラー:全7色

インフルエンサーの橋下美好がプロデュースするメイクアップブランド「ハオミー(HAOMII)」のティントリップ。オリーブ果実油やアルガンオイル、ローズヒップエキスなど植物由来の保湿成分を配合し、唇に滑らかにフィットしながら長時間付けたての色をキープする。「皮むけや乾燥の心配がいらないティントリップで、ユーザーからは『色持ちが良く、マスクを着用していても使える』などのレビューが多数投稿されている」(米川)。

「ティルティル」“マスクフィットメイクアップフィクサー”

価格:1650円
容量:80mL

「ティルティル(TIRTIR)」のメイクキープミストは、メイクアップの最後に吹きかけることで長時間メイクをキープする。「クッションファンデーションが人気の『ティルティル』だが、同商品も大変好調の売れ行き。メイクが崩れにくいのはもちろん、潤いも与えられる。霧状の細かいミストで、まんべんなく吹きかけられる」(米川)。

スキンケア部門

「ラゴム」“ラゴム ジェルトゥウォーター クレンザー”

価格:2310円
容量:220mL

「ラゴム(LAGOM)」の朝用洗顔料。顔を濡らさずにそのまま塗布すると、ジェルがウォーターテクスチャーに変化する。皮脂や汚れを優しく洗い流す。「珍しいジェルタイプの朝用洗顔料。スッキリするがツッパリ感がなく、潤いを取り去りすぎない。刺激も少なくて気持ちの良い使い心地」(米川)。

「ファンケル」“ディープクリア洗顔パウダー”

価格:1980円
容量:30個入り

「ファンケル(FANCEL)」の“ディープクリア洗顔パウダー”は、角栓などを浮かして落とし、滑らかな肌に導く酵素洗顔料。「ロングセラーの洗顔料。鼻の黒ずみや毛穴が目立つときに使用すると、つるっとした肌に仕上がる。『ファンケル』の公式ストアで同商品を購入すると“マイルドクレンジングオイル”のミニボトルが付いてくる“メガ割”限定の施策を行なっている。数量限定なので、早めにチェックすると良い」(米川)。

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「コウタグシケン」「フォトコピュー」らが受賞 過去最多応募の「東京ファッションアワード」

東京都ならびに日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催するファッションコンペ「東京ファッションアワード 2024(TOKYO FASHION AWARD 2024)」は、今年度の受賞ブランドを9月2日に発表した。メンズでは「エフエーエフ(FAF)」「コウタグシケン(KOTA GUSHIKEN)」「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が、ウィメンズでは「ヘンネ(HAENGNAE)」「ミスターイット(MISTER IT.)」「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」「タナカダイスケ(TANAKADAISUKE)」が受賞した。

受賞した8ブランドは、パリ・ファッション・ウイークおよびパリ・メンズ期間中に現地で合同のショールーム出展の支援を受け、今後2シーズンにわたって参加する。さらに24年3月実施の「楽天ファッション・ウィーク東京」での凱旋イベントも実施する。

応募数が過去最高となった今回のアワードに関して、審査員のニック・ウースター(Nick Wooster)=ウースター コンサルティング(WOOSTER CONSULTING)クリエイティブ・ディレクターは「非常に才能溢れる応募者の中から、受賞者を選ぶのはとても困難だった」とコメント。また、古茂田博JFWO事務局長は「今回は過去最高の募集があり、昨日の最終決定の会議も予定終了時刻を大幅にオーバーした。これから、海外にビジネスを広げていく若きデザイナーたちをいかにサポートするかが、私たちの使命。そのためにもこの賞を継続していきたい」と語った。

受賞した荒井一帆「FAF」デザイナーは、「他のブランドに比べ、経験が浅い自分たちが受賞できて光栄だ。『ユースクエイク(YOUTH QUAKE)』というクリエイティブチームで、ファッションや音楽、映像など様々な領域で切磋琢磨してきたので、その結果をファッションで出すことができてうれしい」と。具志堅幸太「コウタグシケン(KOTA GUSHIKEN)」デザイナーは「今回で10シーズン目。そろそろ海外で挑戦したいと考えていたので、このタイミングで受賞できて本当にうれしい」と笑顔を見せた。田中大資「タナカダイスケ」デザイナーは「自分のブランドは刺しゅうなどの手仕事が特徴なので、手仕事の本場パリでどのように評価されるのか楽しみ」とコメントした。

「東京ファッションアワード」は今回で9回目の実施となり、これまでの8回で52組のデザイナーが受賞している。

受賞者は以下の通り
メンズ
荒井一帆 高林司/「エフエーエフ(FAF)」
具志堅幸太/「コウタグシケン(KOTA GUSHIKEN)」
小塚信哉 梶浦慎平/「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」
大月壮士/「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」

ウィメンズ
アンナ・チョイ/「ヘンネ(HAENGNAE)」
砂川卓也/「ミスターイット(MISTER IT.)」
竹内美彩/「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」
田中大資/「タナカダイスケ(TANAKADAISUKE)」

審査員は以下の通り
<国内審査員>
宮本智美/株式会社阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店グリーンエイジ営業統括部 コンテンツ開発部ディビジョンマネージャー
山外拓海/株式会社阪急阪神百貨店 ファッションディレクション部 HANKYU.MODE バイイングディレクター
國友崇裕/株式会社三越伊勢丹 第二MDグループ 新宿紳士商品部 メンズコンテンポラリー バイヤー
﨑谷由衣/株式会社三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 クロスMD営業部 TOKYOクローゼット バイヤー
中根大樹/株式会社TOKYO BASE THE TOKYO メンズバイヤー  
澤之井頌子/株式会社TOKYO BASE THE TOKYO ウィメンズバイヤー
増田晋作/ユナイテッドアローズ バイヤー
浅子智美/株式会社ユナイテッドアローズ ウィメンズ商品本部 UA部 UNITED ARROWS 副部長 ブランドディレクター 
 
 <国外審査員>
ニック・ウースター(Nick Wooster)/ウースター コンサルティング(WOOSTER CONSULTING)クリエイティブ・ディレクター
サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)/「JUST AN IDEA」創設者

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【2023年ハロウィン】モンスターがテーブルに? 「アンダーズ東京」が遊び心溢れるアフタヌーンティー

ラグジュアリーホテル「アンダーズ東京」は、9月1日〜10月31日までの期間中、ザ タヴァン グリル&ラウンジで「ハロウィンアフタヌーンティー」を提供する。

アフタヌーンティーでは、パプリカの舌が飛び出た「ジャック・オー・ランタン」モチーフの生ハムクリームのシューや、北海道産の有機カボチャ“くりりん”を贅沢に使用した「蜘蛛の巣」が特徴的なパンプキンパイなどさまざまなメニューを用意。モンスター達がテーブルの上でいたずらをしているような可愛らしい見た目の食事を楽しめる。

さらに同ホテル内にある「ペストリー ショップ」では、期間限定で秋の味覚やハロウィンのムードを楽しめるメニューを提供する。9月1〜30日には洋梨スイーツを、10月1〜31日には毎年好評のハロウィンスイーツを用意する。

洋梨スイーツのラインアップは“ポワールロールケーキ”(680円)、“洋梨のヴェリーヌ”(740円)、“洋梨とリコッタチーズのパウンドケーキ”(2900円)など。

ハロウィンスイーツは、シェフの遊び心溢れるコワ可愛いハロウィンスイーツをそろえる。好評の“ハロウィンマカロン”(3個、1500円/6個、3000円)は、ホワイトチョコレート、カシス、ピスタチオの3つの味が楽しめる限定のマカロンセットだ。今年はマミー、ジャック・オー・ランタン、フランケンシュタインの3種をセットにする。そのほか、“パンプキンタルト”(700円)、“紫イモモンブラン”(700円)、「ペストリー ショップ」とルーフトップ バーのコラボレーションによるスペシャルドリンク“パンプキン & ヘーゼルナッツ フラッペ”(1080円)なども用意する。

◾︎ザ タヴァン グリル&ラウンジ「ハロウィンアフタヌーンティー」
期間:9月1日〜10月31日
価格:7020円
時間:第1部 13:00〜15:00、第2部 15:30〜17:30
住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京 51階
※記載の税込価格に15%のサービス料が加算されます
※メニュー内容は仕入れなどの状況により変更になる場合がございます

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【2023年ハロウィン】モンスターがテーブルに? 「アンダーズ東京」が遊び心溢れるアフタヌーンティー

ラグジュアリーホテル「アンダーズ東京」は、9月1日〜10月31日までの期間中、ザ タヴァン グリル&ラウンジで「ハロウィンアフタヌーンティー」を提供する。

アフタヌーンティーでは、パプリカの舌が飛び出た「ジャック・オー・ランタン」モチーフの生ハムクリームのシューや、北海道産の有機カボチャ“くりりん”を贅沢に使用した「蜘蛛の巣」が特徴的なパンプキンパイなどさまざまなメニューを用意。モンスター達がテーブルの上でいたずらをしているような可愛らしい見た目の食事を楽しめる。

さらに同ホテル内にある「ペストリー ショップ」では、期間限定で秋の味覚やハロウィンのムードを楽しめるメニューを提供する。9月1〜30日には洋梨スイーツを、10月1〜31日には毎年好評のハロウィンスイーツを用意する。

洋梨スイーツのラインアップは“ポワールロールケーキ”(680円)、“洋梨のヴェリーヌ”(740円)、“洋梨とリコッタチーズのパウンドケーキ”(2900円)など。

ハロウィンスイーツは、シェフの遊び心溢れるコワ可愛いハロウィンスイーツをそろえる。好評の“ハロウィンマカロン”(3個、1500円/6個、3000円)は、ホワイトチョコレート、カシス、ピスタチオの3つの味が楽しめる限定のマカロンセットだ。今年はマミー、ジャック・オー・ランタン、フランケンシュタインの3種をセットにする。そのほか、“パンプキンタルト”(700円)、“紫イモモンブラン”(700円)、「ペストリー ショップ」とルーフトップ バーのコラボレーションによるスペシャルドリンク“パンプキン & ヘーゼルナッツ フラッペ”(1080円)なども用意する。

◾︎ザ タヴァン グリル&ラウンジ「ハロウィンアフタヌーンティー」
期間:9月1日〜10月31日
価格:7020円
時間:第1部 13:00〜15:00、第2部 15:30〜17:30
住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京 51階
※記載の税込価格に15%のサービス料が加算されます
※メニュー内容は仕入れなどの状況により変更になる場合がございます

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「ミーンズワイル」服が“道具”から“ファッション”に変わるとき 3年ぶりのランウエイ

藤崎尚大デザイナーによる「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」が、ブランド2度目のファッションショーを行った。初のショーは2020年10月に「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD以下、TFA)」受賞の特典として開催した。その後は展示会とルック、映像などで発表を続けていたが、ブランド設立10周年の節目として再びショーに挑んだ。

友人たちの勇姿に背中を押されて

「最初から強くショーにこだわっていたわけではなかった」。ショー前の藤崎デザイナーが口にした意外な言葉だった。「どこかスポンサーが付いてくれて、タイミングが合えばやろうかなと思っていたくらい。結局協賛はつかなかったけれど(笑)」。それでもショーに挑む決意を固めた背景には、友人デザイナーたちの活躍がある。「昨シーズン、フィッターとして参加した『ヨーク(YOKE)』のショーが本当に素敵だった。僕と同じ『TFA』受賞ブランドということもあり、刺激をもらった」。6〜7月には、同じく「TFA」経由で知り合った「ダイリク(DAIRIKU)」「シュガーヒル(SUGARHILL)」のショーを目の当たりにし、デザイナーが輝く姿を見て「やっぱりショーだ」と決心した。

衣装ではなく“道具”としての服

「ミーンズワイル」はトレンドを追い求めるブランドではない。藤崎デザイナーは服を“衣装”と“日常着”に区別し、後者を作っていると語る。藤崎デザイナーにとっての日常着とは、着用者の生活をサポートするための“道具”。特定の用途に合わせた素材とパターンワーク、ギミックを持った服だ。

しかし“道具”とはいえ、着ることで気分を高揚させる“ファッション”の役割も意識してきた。「これまで多くのブランドは、服に対して衣装としての側面を追求し続けて来た。その中で、新たな価値観を提案できれば、もっと楽しくなるはず」。ファッションの本流以外の視点でアプローチする姿勢は、ブランド名のベースとなった“meanwhile(=間)”にも表れている。「僕は元々ファッションが大好き。だから、ショーを通して、日常着が持つ新たな可能性を感じてもらいたい」。

東京モダン建築の屋上に600人を招待

ショーの会場は、東京・千代田区にある複合ビル「パレスサイドビルディング」の屋上だ。1966年に竣工した同建築は、2棟の円筒状のビルと2棟の直方体の建築を連結させた独創的な外観である。皇居のすぐそばで、水と緑を感じられることから、藤崎デザイナーお気に入りの場所だった。「このビルの駐車場をよく使っていて、ずっと好きな建築だった。ショーのために都市と自然を感じられる場所を探していたら、演出家からここを紹介されて」。この建築がショーのランウエイに使われるのは初めてだ。

前回のショーはコロナによる厳戒態勢を敷いたため、100人余りしか招待できなかった。「今回はたくさん呼んだ。600人は超えている」。定刻から20分過ぎたころには太陽が沈み始め、青空が夕焼けへと変わるころにショーが始まった。

ボタン、ファスナー、空調服
ギミックを生かした近未来スタイル

「ファッション市場でも支持される“道具”でありたい」という藤崎デザイナーの思いは、ルックで見事に体現されていた。テクニカルな素材や着脱や通気といった特定の用途のための工夫が、レイヤードなどに生かされ、近未来的なファッションスタイルへと進化していた。

複雑なレイヤードスタイルには、スナップボタンで開閉するサイドスリットや、マジックテープで身頃を前後に外せるギミックなどを活用。シルエットのバランスに強弱をもたらすため、サイズ調整のために使うドローコードや、ムレを防ぐためのファスナーのベンチレーションを応用した。誇張されたボリュームのジャケットは「空調服」とのコラボで、後ろ身頃のファンをフル稼働させて、独創的なシルエットを作った。ほかにも、防水機能を持ったダイニーマ素材のアームカバーやレッグカバー、ビニールのような素材のスニーカーカバーなどを多用し、異素材によるアクセントを加えた。

グラフィックアイテムも多数登場した。シャツとショーツのセットアップなどに使った水墨画のような総柄は、写真家・白石真一郎の作品をプリントしたもの。自然と人工物を“風景”として並列で捉える彼の作風は、道具とファッションを区別しながらも、両立させようとする同ブランドとの親和性を感じた。シャツなどに使ったバウハウスのグラフィックはブルーが際立ち、グレーやカーキなどをベースにしたコレクションの差し色になっていた。

「今回のショーは、ブランドの姿勢を見せるため。ただ、少しでもビジネスにつながればという思いもある」と藤崎デザイナーは話した。現在の取り扱いアカウント数は国内約20、海外約25で、売上比率も海外が7割を占めるという。「いつかはわからないけど、パリでも挑戦したい。そのときは、スポンサーが付けばうれしい(笑)」。

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「毛穴撫子」のレトロな町内会の夏祭り 渋谷ロフトで開催の期間限定イベントをリポート!

“お米のマスク”で知られているコスメブランド「毛穴撫子」が、渋谷ロフト1階の間坂ステージで期間限定のイベント「毛穴撫子 町内夏祭り」を9月7日まで開催しています。レトロポップな空間の中で商品の購入できることはもちろん、豪華商品が当たる抽選会やオリジナルゲームなども体験できるアクティビティ盛りだくさん。会場を訪れた記者が体験リポートをお届けします。

好きな香りに投票!1位は商品化

重曹を配合し、濃密な泡で洗い上げる「毛穴撫子」の定番の洗顔料“重曹泡洗顔”(各1100円)。りんごやぶどう、レモンなどのさまざまなフルーツ香りの限定品を発売してきました。

会場では、2024年に発売する限定品の香りを来場者が決める企画を用意。爽やかな中にもほんのり甘さを感じる梅、穏やかで癒されるラベンダー、ジューシーなみかんの3種類から投票でき、1位になった香りは実際に商品化されるとのこと。

普段から梅干しばかり食べている“梅干しラバー”な私は、もちろん梅を選びました。みかんも魅力的でしたが、柑橘系の香りはスタンダードなのでここはあえて梅をチョイス!候補の香りを試し嗅ぎできるのですが、梅の香りは意外な爽やかさがあったことも決め手でした。みなさんも実際に嗅いでみてください!

来場者から好評の“撫子ちゃんの大抽選会“

人気の商品や、同イベントでしか手に入らないオリジナルアイテムが当たる抽選会も実施しています。参加チケットの取得方法は3パターンあり、渋谷ロフトで「毛穴撫子」商品を1000円以上購入する、公式ウェブサイト「撫子タウン」で配布しているチケット画面の提示、渋谷の街中で配布しているオリジナルうちわの持参。いずれかの方法で、1人1回チャレンジできます。

1等は「毛穴撫子」の“お米シリーズ“の商品を存分に試せる全5種セット、2等は限定の洗顔料“ジューシーぶどうの重曹泡洗顔”、3等にはキャラクターの撫子ちゃんのイラストを描いた500円分のオリジナル QUOカードを用意しています。そのほかにも景品を各種そろえていますが、中でもテンションが上がったのはポテトチップス“プリングルス”の撫子ちゃんパッケージ。ひげを生やしたレアな撫子ちゃんがデザインされており、ほかではゲットできない特別感があります。

オリジナル“毛穴すっきりゲーム“

会場には大人から子供まで楽しめるアクティビティ企画の「毛穴撫子」の“毛穴すっきりゲーム”も。モニターの前に立ちいざチャレンジ!画面に表示されている肌からにゅるにゅると出てくる角栓や皮脂を、もこもこの泡で消していくゲームです。モニターを見ながら四方八方に手を動かす姿はシュールですが、やってる本人はいたって真剣です!ちなみに高得点はたまに出現する三日月の形をした古い角質とのこと。出てきたら絶対に逃さないで!参加した人にはオリジナルステッカーがプレゼントされます。

約3年ぶりの新商品!パウダー洗顔料の先行販売も

イベント会場では、約3年ぶりに発売する新商品の洗顔料“お米の洗顔”(50g、1650円)を先行販売しています。100%国産米由来の成分構成で、肌表面を滑らかに整える米粉と、汚れを吸着して落とす泥を配合しており、ふっくらとした肌に導きます。非常に細かな粒子のパウダーですが、マイルドなスクラブの粒々感も感じる、気持ち良い使い心地でした。肌のごわつきが気になるときに、手に取りたくなる洗顔料です。

同商品は8月31日から全国のロフトで順次販売を開始、9月21日に一般販売を開始します。

そのほか、衣装やアイテムを借りて撮影できるフォトスポットや、「毛穴撫子」のファンにはたまらない商品発売の歴史を知れる年表、公式オンラインストアでのみ販売していた雑貨をそろえるコーナーも。細部まで「毛穴撫子」の世界観を堪能できるイベントになっています。

開催時間は21時までやっているので、仕事終わりでも参加できます。渋谷で夏気分を味わえる「毛穴撫子 町内夏祭り」!ぜひ体験しに行ってみてはいかがでしょうか。

■「毛穴撫子 町内夏祭り」
日程:8月26日~9月7日
時間:11:00〜21:00(最終日のみ20時で終了)
場所:渋谷ロフト1階 間坂ステージ
住所:東京都渋谷区宇田川町21-1

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「セブン バイ セブン」2024年春夏コレクション

「セブン バイ セブン(SEVEN BY SEVEN)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ミーンズワイル」2024年春夏コレクション

「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ディーン&デルーカ」がトートバッグとタンブラーを発売 日本出店20周年を記念

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は9月5日に日本初出店から20周年を記念し、数量限定でトートバッグとタンブラーを発売する。「ディーン&デルーカ」マーケット店舗および一部カフェ店舗、公式オンラインで販売する。

トートバッグ(3850円)はコットンツイル素材で、タンブラー(2090円)は保温保冷が可能なステンレス製で仕上げている。ともに「ディーン&デルーカ」ロゴと、染色家の柚木沙弥郎による限定デザインをあしらった。また20周年に際し、限定デザインのギフトラッピングも用意する。

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「アー・ペー・セー ゴルフ」が2023年秋冬コレクションを発売 「街でも楽しめる服」

「アー・ペー・セー ゴルフ(A.P.C. GOLF)」は9月1日、2023年秋冬コレクションを新宿高島屋店、阪急うめだ店、および公式オンラインストアで発売した。

ジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou)「アー・ペー・セー(A.P.C.)」創立者は、「完璧なスイングができたときの満足感は、ギターを弾いているときと同じく稀有な瞬間だ」と語り、トゥイトゥ創立者の父から譲り受けたというクラシックなゴルフバックが「アー・ペー・セー ゴルフ」のインスピレーション源となっている。

また同ブランドは、「ユーモラスな要素を加えつつ、グリーン上でも街でも楽しめるウエアを提案する」と話す。

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チョコレートの「ミニマル」が新業態“パティスリー”を祖師ヶ谷大蔵にオープン

スペシャリティチョコレート専門店「ミニマル(MINIMAL)」は、工房併設型の新業態“パティスリー”を東京・祖師ヶ谷大蔵に9月16日にオープンする。

「ミニマル」は現在、富ヶ谷と代々木上原に2店舗を構えており、“パティスリー”では初のパティスリースイーツを提供する。チョコレートケーキやショートケーキといった生菓子、フィナンシェなどの焼き菓子、できたてならではの新鮮さを楽しむアシェット・デセールなどを用意し、カカオの魅力や新たな可能性を発信する。スイーツには、カカオ農園に直接足を運んでフェアトレードで仕入れた、高品質なカカオ豆からつくる「ミニマル」のチョコレートをふんだんに使用している。店内は工房との境が全面ガラス張りのため、パティシエたちがスイーツをつくる様子が見られる。

■パティスリー ミニマル 祖師ヶ谷大蔵
オープン:9月16日
住所:東京都世田谷区砧8-8-24

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チョコレートの「ミニマル」が新業態“パティスリー”を祖師ヶ谷大蔵にオープン

スペシャリティチョコレート専門店「ミニマル(MINIMAL)」は、工房併設型の新業態“パティスリー”を東京・祖師ヶ谷大蔵に9月16日にオープンする。

「ミニマル」は現在、富ヶ谷と代々木上原に2店舗を構えており、“パティスリー”では初のパティスリースイーツを提供する。チョコレートケーキやショートケーキといった生菓子、フィナンシェなどの焼き菓子、できたてならではの新鮮さを楽しむアシェット・デセールなどを用意し、カカオの魅力や新たな可能性を発信する。スイーツには、カカオ農園に直接足を運んでフェアトレードで仕入れた、高品質なカカオ豆からつくる「ミニマル」のチョコレートをふんだんに使用している。店内は工房との境が全面ガラス張りのため、パティシエたちがスイーツをつくる様子が見られる。

■パティスリー ミニマル 祖師ヶ谷大蔵
オープン:9月16日
住所:東京都世田谷区砧8-8-24

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