日本へは21年に初の国外進出としてアマゾン(AMAZON)に出店。上陸初日にアイコン商品の“百花同心錠 彫刻リップ”(5600円)が3時間で完売した。日本を重要なマーケティング市場と捉え、今年から積極的なオフライン展開を開始した。2月のアットコスメトーキョー(@COSME T OKYO)におけるポップアップを皮切りに、5月には大阪に物流倉庫を構え日本全国に約3日で商品を届ける体制に改善。7月にブランドECサイトをオープン。8〜10月に伊勢丹新宿本店でのポップアップを開催し、9月1日にオープンしたアットコスメオーサカ(@COSME OSAKA)にも導入する。日本では、ビューティブランドのブランディング戦略やグローバル展開を手掛けるモールドブレイキング(MOLDBREAKING)をパートナーにビジネスを展開する。
プレミアムテキーラの先駆けである「ドン・フリオ(DON JULIO)」ブランドの “ドン・フリオ 1942”は、昨年誕生20周年を迎えた。これを記念し、8月18~25日、今年創業100周年を迎えたバーニーズ ニューヨークの六本木店と“Don Julio 1942 Lounge in BARNEYS NEW YORK”を開催した。前日17日に行われたレセプションパーティーには、ラッパーやアートディレクターとして活躍するIO(イオ)がスペシャルゲストとして登場。ライブパフォーマンスのほか、服部昌孝スタイリストとのトークショーを行った。
“ドン・フリオ 1942”で祝す バーニーズ ニューヨークの 創業100周年
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ポップアップイベント“Don Julio 1942 Lounge in BARNEYS NEW YORK”開催中のバーニーズ ニューヨーク六本木店外観“ドン・フリオ 1942”
昨年誕生20周年を迎えた“ドン・フリオ 1942”は、「ドン・フリオ」創業者のドン・フリオ・ゴンザレス(Don Julio Gonzalez)がテキーラ作りを始めた1942年のトリビュートプロダクツとして誕生した。手作業によるアガベ栽培から樽熟成にいたるまで、全行程に入念な注意を払い製造される。アメリカンウイスキー樽で最低2.5年の熟成期間を経て生まれ、芳醇な香りとまろやかな口あたりが特徴だ。海外ではオスカーパーティーなどのラグジュアリーシーンで愛されるほか、ヒップホップアーティストのミュージックビデオや歌詞にも登場し、“セレブレーションのお酒”として親しまれる。
ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は9月20日〜11月11日まで、中国・北京の商業施設「三里屯太古里(TAIKOO LI SANLITUN)」内にポップアップストアをオープンする。同社は、中長期経営計画の柱の一つとして、台湾事業の成長および中国本土を始めとするグローバルビジネスの拡大に力を入れる。
ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は9月20日〜11月11日まで、中国・北京の商業施設「三里屯太古里(TAIKOO LI SANLITUN)」内にポップアップストアをオープンする。同社は、中長期経営計画の柱の一つとして、台湾事業の成長および中国本土を始めとするグローバルビジネスの拡大に力を入れる。
「“ゴープ”って何やねん」と思っている人も多そうですが、これは“Good Old Raisins and Peanuts”の略だそう。そう聞いても「だからそれが何やねん」ですよね。でも、山に登る人なら“Good Old Raisins and Peanuts”とは“トレイルミックス”のことなんだと聞けば、「なるほど!」となるはず。“トレイルミックス”というのは、登山中にすぐに栄養補給ができるように持ち歩く、ナッツやドライフルーツ、チョコなどを混ぜた行動食のこと。いろんな素材が混ざったものを買う人もいますが、自分で好きな材料を混ぜて作る人もいます。ちなみに私が登山する時に持っていくお気に入りの“トレイルミックス”改め“ゴープ”は、柿ピーに乾燥小魚、ドライフルーツなどを混ぜたもの。汗を大量にかくのでしょっぱいものが食べたくなるんですよね。チョコは溶けると嫌なので混ぜない派です。
初出以降、じわじわと認知を広げてきたであろう“ゴープコア”ですが、やはり転機となったのはコロナ禍なんでしょう。アウトドアレジャーを楽しむ人が急増して、①シェルなどを日常のスタイルに取り入れることに違和感がなくなった、むしろそれがカッコいい気がしてきた、②安くはないアウトドアウエアを買った以上、日常でも着たい、③アウトドアウエアは機能的でラクであることに気付き、日常でも手放せなくなった、といった理由で、コロナ後でも「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「アークテリクス(ARC’TERYX)」などのアウトドアブランド、山系のガレージブランドは人気が高いです。