92歳のイラストレーターを癒やす緑のシュワシュワ 【連載1000円で何する?】

「WWDJAPAN」の連載「1000円で何する?」

連載「1000円で何する?」4回目に登場いただくのは、日本におけるメンズファッションイラストレーターの草分け的存在である穂積和夫さん。御年92(間もなく93)! 公私共に利用するというアンティークショップ兼カフェで味わう、癒やしの一杯とは?

カフェ「マジョレル」の“クリームソーダ”(650円)

カフェ「マジョレル」の“クリームソーダ”(650円)

「自宅近くのカフェ『マジョレル』の“クリームソーダ”(650円)です。いつもはオリジナルブレンドの“ハンドドリップコーヒー”(600円)をオーダーするんですが、いつまでも残暑が厳しく……今日はコチラに心変わりを(笑)。

マジョレルはアンティークショップも兼ねていて、19世紀後半から20世紀前半までのフランスを中心としたヨーロッパ各国の家具や食器、雑貨を販売しています。時代感のある、芸術的なプロダクトに囲まれて、とても居心地が良いんです。仕事の打ち合わせで利用したり、妻とお茶しに来たりもします。2階にはギャラリーがあって、展覧会や工芸教室が開かれることも。

妻が外出したときは、1人でここでランチもします。“たっぷりポタージュセット”(1300円)や“ココナッツカレー”(1300円)がオススメです」。

■マジョレル
時間:11:30〜18:00(L.O.17:00)
定休日:火・水曜日
住所:東京都世田谷区下馬2-6-14

ファッションイラストレーターの穂積和夫

穂積和夫/ファッションイラストレーター プロフィール

(ほずみ・かずお)1930年10月9日生まれ、東京都出身。東北大学工学部建築学科およびセツ・モードセミナーを卒業後、建築・設計事務所勤務を経て現職。日本におけるメンズファッションイラストレーションの草分け的存在で、愛らしいキャラクター“アイビーボーイ”の生みの親でもある。映画「私をスキーに連れてって」のポスターも手掛け、著書に「着るか着られるか」(三一書房)などがある

連載「1000円で何する?」とは?

原宿での隠れ家ランチや、朝の気分をあげるスターバックスのオプション、週末の美術館の入館料など、ファッション&ビューティ業界人に1000円(税込1100円)で日常をキラキラさせるコト・モノを紹介してもらいます。ファミリーマートの靴下や古着のバンダナなど、アパレル商品もあったり?

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「ディオール」2024年春夏コレクション

「ディオール(DIOR)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ディオール」2024年春夏コレクション

「ディオール(DIOR)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「安価で精巧な模倣品探しの流行」に警鐘 真贋鑑定ビジネスのエントルピーが模倣品リポートを発表

AIを用いた真贋鑑定サービスを提供するエントルピー(ENTRUPY)は、模倣品の現状に関するリポートを発表した。同リポートでは、模倣品問題の現状や増加傾向、世界経済への影響について詳述している。

消費財やソフトウェア、エンターテインメントのデジタル海賊版を含む全カテゴリーにおいて、約2兆8000億ドル(約●円)の模倣品が毎年没収されているという。また、エントルピーが2022年に実施した真贋鑑定において、正規品と判断できなかったアイテムが多かったブランドはトップが「ゴヤール(GOYARD)」で、次いで「サンローラン(SAINT LAURENT)」「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」「セリーヌ(CELINE)」だった。また、22年に正規品と判断できないアイテムが発見された割合が高かったのは質屋(13%)とオフラインのリセール業者(10.1%)で、オンラインのリセール業者(7.7%)、C2C(個人間で取引する)マーケットプレイス(4.5%)、卸売業者(1.6%)と続く。

エントルピーによると、「高級品のリセールの継続的な拡大に伴い、世界中で取引プラットフォームや取引モデルが生まれている。その結果、メキシコのような以前は模倣品が出回ることの少なかった市場でも模倣品が確認されている」という。

エントルピーのリポートによると、高級品の価格の高騰と、ECやSNSの台頭などによってそうしたアイテムを目にする機会が増えていることから、模倣品に惹かれる消費者グループが模倣品のトレンドを作っているという。Z世代の消費者は、高いインフレと周囲に誇示するための消費に対する需要が減少した結果、特にスーパーコピーと呼ばれる精巧な模倣品に注目しており、「いかに質の高いコピー商品を安価で見つけられるかを誇示することが流行になっている」と警鐘を鳴らす。

米アパレル&フットウエア協会(American Apparel & Footwear Association)が実施したテストによると、テストしたアパレルの模倣品のうち36.2%が「危険なレベルの有害物質」を含んでおり、ある商品からは暴露限界値の600倍を超えるカドミウムが検出されたという。また、靴の模倣品は低品質の素材を使用して作られているため、ケガの危険性を高めている。

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「安価で精巧な模倣品探しの流行」に警鐘 真贋鑑定ビジネスのエントルピーが模倣品リポートを発表

AIを用いた真贋鑑定サービスを提供するエントルピー(ENTRUPY)は、模倣品の現状に関するリポートを発表した。同リポートでは、模倣品問題の現状や増加傾向、世界経済への影響について詳述している。

消費財やソフトウェア、エンターテインメントのデジタル海賊版を含む全カテゴリーにおいて、約2兆8000億ドル(約●円)の模倣品が毎年没収されているという。また、エントルピーが2022年に実施した真贋鑑定において、正規品と判断できなかったアイテムが多かったブランドはトップが「ゴヤール(GOYARD)」で、次いで「サンローラン(SAINT LAURENT)」「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」「セリーヌ(CELINE)」だった。また、22年に正規品と判断できないアイテムが発見された割合が高かったのは質屋(13%)とオフラインのリセール業者(10.1%)で、オンラインのリセール業者(7.7%)、C2C(個人間で取引する)マーケットプレイス(4.5%)、卸売業者(1.6%)と続く。

エントルピーによると、「高級品のリセールの継続的な拡大に伴い、世界中で取引プラットフォームや取引モデルが生まれている。その結果、メキシコのような以前は模倣品が出回ることの少なかった市場でも模倣品が確認されている」という。

エントルピーのリポートによると、高級品の価格の高騰と、ECやSNSの台頭などによってそうしたアイテムを目にする機会が増えていることから、模倣品に惹かれる消費者グループが模倣品のトレンドを作っているという。Z世代の消費者は、高いインフレと周囲に誇示するための消費に対する需要が減少した結果、特にスーパーコピーと呼ばれる精巧な模倣品に注目しており、「いかに質の高いコピー商品を安価で見つけられるかを誇示することが流行になっている」と警鐘を鳴らす。

米アパレル&フットウエア協会(American Apparel & Footwear Association)が実施したテストによると、テストしたアパレルの模倣品のうち36.2%が「危険なレベルの有害物質」を含んでおり、ある商品からは暴露限界値の600倍を超えるカドミウムが検出されたという。また、靴の模倣品は低品質の素材を使用して作られているため、ケガの危険性を高めている。

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「安価で精巧な模倣品探しの流行」に警鐘 真贋鑑定ビジネスのエントルピーが模倣品リポートを発表

AIを用いた真贋鑑定サービスを提供するエントルピー(ENTRUPY)は、模倣品の現状に関するリポートを発表した。同リポートでは、模倣品問題の現状や増加傾向、世界経済への影響について詳述している。

消費財やソフトウェア、エンターテインメントのデジタル海賊版を含む全カテゴリーにおいて、約2兆8000億ドル(約●円)の模倣品が毎年没収されているという。また、エントルピーが2022年に実施した真贋鑑定において、正規品と判断できなかったアイテムが多かったブランドはトップが「ゴヤール(GOYARD)」で、次いで「サンローラン(SAINT LAURENT)」「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」「セリーヌ(CELINE)」だった。また、22年に正規品と判断できないアイテムが発見された割合が高かったのは質屋(13%)とオフラインのリセール業者(10.1%)で、オンラインのリセール業者(7.7%)、C2C(個人間で取引する)マーケットプレイス(4.5%)、卸売業者(1.6%)と続く。

エントルピーによると、「高級品のリセールの継続的な拡大に伴い、世界中で取引プラットフォームや取引モデルが生まれている。その結果、メキシコのような以前は模倣品が出回ることの少なかった市場でも模倣品が確認されている」という。

エントルピーのリポートによると、高級品の価格の高騰と、ECやSNSの台頭などによってそうしたアイテムを目にする機会が増えていることから、模倣品に惹かれる消費者グループが模倣品のトレンドを作っているという。Z世代の消費者は、高いインフレと周囲に誇示するための消費に対する需要が減少した結果、特にスーパーコピーと呼ばれる精巧な模倣品に注目しており、「いかに質の高いコピー商品を安価で見つけられるかを誇示することが流行になっている」と警鐘を鳴らす。

米アパレル&フットウエア協会(American Apparel & Footwear Association)が実施したテストによると、テストしたアパレルの模倣品のうち36.2%が「危険なレベルの有害物質」を含んでおり、ある商品からは暴露限界値の600倍を超えるカドミウムが検出されたという。また、靴の模倣品は低品質の素材を使用して作られているため、ケガの危険性を高めている。

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「トモ コイズミ」、東京での初の個展に先駆けてアートと交差するファッションをパリコレで披露

「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」は2024年春夏パリ・ファッション・ウイーク初日の9月25日、「Dress as a painting, Painting as a dress(絵画としてのドレス、ドレスとしての絵画)」をテーマにした新作コレクションを披露した。同コレクションは、ブランドの代名詞とも言えるラッフルのドレスに色とりどりの絵の具でペイントを施した一点もので構成。その制作方法はユニークで、いくつかのピースをつないで作った大きなキャンバスのような四角形の白いラッフル生地の上に「花のブーケ」や「自画像」など一つひとつ異なる題材で絵を描き、それをバラバラに解体してドレスに仕立てている。

これまでも夢にあふれる唯一無二の作品を手掛けてきた小泉智貴デザイナーはアーティストに近いクリエイターという印象で、実際に「トモ コイズミ」のドレスはニューヨーク・メトロポリタン美術館など国内外の美術館に収蔵されている。しかし、同コレクションの背景には、あらためて「ただの服というだけではなく、アートとして扱えるものを作りたいという思いがあった」とし、次のように説明する。「アートは基本的に一生残すものとして見られるが、ファッションは消費される実用品として見られることが多いのが実情。ファッションだからといって、軽く見られたくない。そして、こういったものづくりがドレスやファッションの“地位向上”につながれば。ウエアラブルでクールな服を作ることもいいとは思うけれど、自分のようにメジャーではなくオルタナティブなスタイルを持ったデザイナーがいることを示していきたい。もちろん、これは自分の可能性を広げるためでもあるが、これからファッション界を志す自分より若い世代の表現の自由度を高めることにつながればいいなと考えている。ファッションとアートをクロスオーバーさせれば、より自由で面白いものが生まれると思う」。

そんな思いから生まれた今回のコレクションの発表は、12月9日から東京・天王洲テラダアートコンプレックス内YUKIKO MIZUTANIギャラリーで開催する初の個展に先駆けたものだ。「NHKの番組『あさイチ』に出演したことをきっかけに、同ギャラリーの水谷有木子オーナーから連絡をもらい、作品制作のための場所を提供してもらえることになった」と話す小泉デザイナーは、奇しくもその直前に油絵の道具を購入していたという。「大学が教育学部の美術科だったので油絵や彫刻を学んだことはあったが、深めたことはなかった。でも油絵にはずっと憧れがあって、いつかはやってみたかった。手探りで服を作り始めてからは約20年、ニューヨークでファッションショーをやってからも4〜5年が経ち、自分の次のステップを考えた時、それはリテール(小売り)ではなくアートにあると感じた」。そうして、1年前にコンテンポラリーアートの制作をスタートさせた。その過程については「実際、今も試行錯誤を重ねているところ」と明かす。「でも、迷ったりトライしたりするのは成長するため。そういった成長過程を見せられるのはアーティストとしての強みだと思うし、そこにも美しいがある」。そのため、今回パリで披露したものが必ずしも完成形ではなく、見せ方も変わるかもしれないという。また、東京での個展ではキャンバスに描いた油絵も制作し、展示する予定だ。

同ブランドはこの2シーズン、22年9月に受賞した「ファッション プライズ オブ トーキョー(FASHION PRIZE OF TOKYO)」の支援のもと、パリでコレクションを披露。昨シーズンは「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」のサポートを受けて、ミラノ・ファッション・ウイークでもショーを開き、海外での発表に挑んできた。しかし、今後について尋ねると「来年はファッションをお休みして、アートに注力しようと考えている」と小泉デザイナー。そこには、「ファッションとアート、それぞれで得たものをもう一つの分野に生かしたい。長く続けていくためには、自分の居場所を2つ持つことが重要」という考えがあり、「再来年にまた新しいコレクションを披露できれば」と語った。

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積極出店中の「アークテリクス」 心斎橋店は世界初のカフェを導入、新規客取り込み

アメアスポーツジャパンが運営するカナダ発のアウトドアブランド、「アークテリクス(ARC'TERYX)」の西日本の旗艦店「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」が、心斎橋の長堀通り沿いにオープンした。地上3フロアで、売場面積は537平方メートルは国内最大規模。9月にオープンした東京・銀座のギンザシックス店に続く国内15店舗目の直営店となる。心斎橋店の1番の特徴は、ブランドとして世界初となるカフェスペースを3階に常設したこと。カフェでイベントも開催し、コミュニティーのハブとなることを目指す。

1階がウィメンズとバックパックの売り場、2階はメンズと、都会向けコレクション「ヴェイランス(VEILANCE)」のショップインショップ、3階は「BETA CAFE(ベータ カフェ)」と、サステナビリティプログラムを推進する「ReBIRD(リバード)サービスカウンター」で構成する。「リバードサービスカウンター」を併設する直営店は、2022年10月にオープンした東京・丸の内の旗艦店に続く国内2店舗目で、世界では6店舗目。

「ベータ カフェ」は、地元大阪を中心に展開するカフェ「エルマーズグリーン」と組み、オリジナルブレンドのコーヒーと、カナダの伝統的なスイーツ「ナナイモバー」などここでしか味わえないメニューをそろえた。オリジナルブレンドには、創業地バンクーバーに近いクライミングの聖地やバックカントリースキーの名所などの名前をつけており、その地を思わせる味わいを開発。カフェ壁面にはビジュアルイメージのパネルを展示するほか、クライミングに関する書籍や音楽などでブランドの世界感を表現した。

「ベータ カフェ」のベータとは、クライミング用語で「情報交換・情報シェア」の意味。「ここでお客さまが新しい情報を交換したり、シェアしたりしてコミュニティーの軸となることを目指している。コーヒーとアウトドアは親和性が高いので、五感を活かして幅広いお客さまをブランドの世界に引き込みたい」と、小林将宏リテールヘッドは狙いを話す。今後、アウトドア初心者に向けたギアを使いながらのセミナーなどを、カフェスペースで開催予定だ。

丸の内のリペアカウンターは
毎月120人が利用

「リバードサービスカウンター」は事前予約制で、製品のケアや手入れ方法の案内と相談、修理の受け付けを専門スタッフが対面で行う。穴空きにパッチを貼りつけるホットプレスや、水漏れを確認するリークテスト機など、丸の内店にはないリペア機器も設置。預かり修理だけでなく、応急処置としての簡易な店頭修理に対応する。

「リバード」とは、“デザインの力で循環を促す仕組み”のことで、リケア(ReCare)、リギア(ReGear)、リカット(ReCut)の3つのコンセプトで成り立っているという。「この中で最も重要なのがリケア。アウトドアアイテムにとっては日頃のメンテナンスが重要で、『ゴアテックス』のハードシェルジャケットも自宅で洗濯をすれば、長持ちする。洗うことで高いパフォーマンスを長く発揮でき、製品を使い続けることで環境負荷を減らすことができる。ここでは啓蒙活動として、日頃の洗濯の大切さをきちんと伝えていきたい」と小林リテールヘッド。現在、日本では3つのコンセプトの中でリケアに注力しているが、下取りした製品を補修、再販するリギア、製造過程で出た残反などをアップサイクルするリカットも、体制が整えば順次導入していく考えだ。

丸の内店の「リバードサービスカウンター」は、オープン以来毎月約120人のユーザーが利用しているという。リペア方法に関する問い合わせが多く、ファスナーの取っ手の修理がその場でできることも好評。今年5月には、アウトドアウエア専門のクリーニング業者と組み、「ゴアテックス」のシェルを洗うキャンペーンを全店で実施したところ、1カ月で計500件の申し込みがあった。手応えを得て、10月にも同様のキャンペーンを予定する。

ギンザシックス店は「予想以上に好調」

オープンから約3週間が経ったギンザシックスの店舗は、予想以上に好調な滑り出しという。「日本を代表するショッピングエリアへの出店はチャレンジだったが、オープン初日から既存のファンはもちろん、ギンザシックスの顧客やアジアを中心としたツーリストが来店している。新規客がブランドと出合う場になっているのを実感している」。中国本土をはじめ、台湾、韓国でもアウトドア市場が活況となっており、訪日客のさらなる増加にも期待を寄せる。

銀座、心斎橋に続き、10月には福岡・天神に九州初の路面店をオープン予定。福岡を拠点とするアートユニットとのコラボイベントなど、地元に根差した店舗を目指す。

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積極出店中の「アークテリクス」 心斎橋店は世界初のカフェを導入、新規客取り込み

アメアスポーツジャパンが運営するカナダ発のアウトドアブランド、「アークテリクス(ARC'TERYX)」の西日本の旗艦店「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」が、心斎橋の長堀通り沿いにオープンした。地上3フロアで、売場面積は537平方メートルは国内最大規模。9月にオープンした東京・銀座のギンザシックス店に続く国内15店舗目の直営店となる。心斎橋店の1番の特徴は、ブランドとして世界初となるカフェスペースを3階に常設したこと。カフェでイベントも開催し、コミュニティーのハブとなることを目指す。

1階がウィメンズとバックパックの売り場、2階はメンズと、都会向けコレクション「ヴェイランス(VEILANCE)」のショップインショップ、3階は「BETA CAFE(ベータ カフェ)」と、サステナビリティプログラムを推進する「ReBIRD(リバード)サービスカウンター」で構成する。「リバードサービスカウンター」を併設する直営店は、2022年10月にオープンした東京・丸の内の旗艦店に続く国内2店舗目で、世界では6店舗目。

「ベータ カフェ」は、地元大阪を中心に展開するカフェ「エルマーズグリーン」と組み、オリジナルブレンドのコーヒーと、カナダの伝統的なスイーツ「ナナイモバー」などここでしか味わえないメニューをそろえた。オリジナルブレンドには、創業地バンクーバーに近いクライミングの聖地やバックカントリースキーの名所などの名前をつけており、その地を思わせる味わいを開発。カフェ壁面にはビジュアルイメージのパネルを展示するほか、クライミングに関する書籍や音楽などでブランドの世界感を表現した。

「ベータ カフェ」のベータとは、クライミング用語で「情報交換・情報シェア」の意味。「ここでお客さまが新しい情報を交換したり、シェアしたりしてコミュニティーの軸となることを目指している。コーヒーとアウトドアは親和性が高いので、五感を活かして幅広いお客さまをブランドの世界に引き込みたい」と、小林将宏リテールヘッドは狙いを話す。今後、アウトドア初心者に向けたギアを使いながらのセミナーなどを、カフェスペースで開催予定だ。

丸の内のリペアカウンターは
毎月120人が利用

「リバードサービスカウンター」は事前予約制で、製品のケアや手入れ方法の案内と相談、修理の受け付けを専門スタッフが対面で行う。穴空きにパッチを貼りつけるホットプレスや、水漏れを確認するリークテスト機など、丸の内店にはないリペア機器も設置。預かり修理だけでなく、応急処置としての簡易な店頭修理に対応する。

「リバード」とは、“デザインの力で循環を促す仕組み”のことで、リケア(ReCare)、リギア(ReGear)、リカット(ReCut)の3つのコンセプトで成り立っているという。「この中で最も重要なのがリケア。アウトドアアイテムにとっては日頃のメンテナンスが重要で、『ゴアテックス』のハードシェルジャケットも自宅で洗濯をすれば、長持ちする。洗うことで高いパフォーマンスを長く発揮でき、製品を使い続けることで環境負荷を減らすことができる。ここでは啓蒙活動として、日頃の洗濯の大切さをきちんと伝えていきたい」と小林リテールヘッド。現在、日本では3つのコンセプトの中でリケアに注力しているが、下取りした製品を補修、再販するリギア、製造過程で出た残反などをアップサイクルするリカットも、体制が整えば順次導入していく考えだ。

丸の内店の「リバードサービスカウンター」は、オープン以来毎月約120人のユーザーが利用しているという。リペア方法に関する問い合わせが多く、ファスナーの取っ手の修理がその場でできることも好評。今年5月には、アウトドアウエア専門のクリーニング業者と組み、「ゴアテックス」のシェルを洗うキャンペーンを全店で実施したところ、1カ月で計500件の申し込みがあった。手応えを得て、10月にも同様のキャンペーンを予定する。

ギンザシックス店は「予想以上に好調」

オープンから約3週間が経ったギンザシックスの店舗は、予想以上に好調な滑り出しという。「日本を代表するショッピングエリアへの出店はチャレンジだったが、オープン初日から既存のファンはもちろん、ギンザシックスの顧客やアジアを中心としたツーリストが来店している。新規客がブランドと出合う場になっているのを実感している」。中国本土をはじめ、台湾、韓国でもアウトドア市場が活況となっており、訪日客のさらなる増加にも期待を寄せる。

銀座、心斎橋に続き、10月には福岡・天神に九州初の路面店をオープン予定。福岡を拠点とするアートユニットとのコラボイベントなど、地元に根差した店舗を目指す。

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花王の化粧品事業がグローバル化を加速 M&Aでポートフォリオ強化

花王が化粧品事業のグローバル化を加速する。まずは「センサイ(SENSAI)」「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」「キュレル(CUREL)」の3ブランドを“ファーストランナーブランド”と位置づけ、グローバル化の基盤づくりを推し進める。続いて育成する“セカンドランナーブランド”には「カネボウ(KANEBO)」「ケイト(KATE)」を挙げ、2ブランドへの戦略的投資を拡大する。化粧品事業の売上高は2027年12月期に3000億円規模を計画し、「将来的にグローバル市場のセールスでベスト10入りを目指す」(前澤洋介 花王 上席執行役員 コンシューマープロダクツ事業統括部門 化粧品事業部門長 兼 カネボウ化粧品社長)。

同社の調査によると、グローバル化粧品市場は今後、アジア市場が拡大し、フレグランスやダーマコスメ(皮膚科学に基づいたコスメ)市場が成長すると予測。これらの市場を「大きなチャンス」と捉え、世界の各市場でカテゴリーNo.1となる商品やブランドを作り、グローバルでの存在感を高めていく。さらに、「生産性の向上やM&Aを進めながらポートフォリオの強化を図る」と意気込む。

3ブランドでグローバル本格展開

“ファーストランナーブランド”の「センサイ」は2030年までに売上高を3倍に、「モルトンブラウン」「キュレル」はそれぞれ同1.5倍を目指す。

1983年に誕生したプレステージブランドの「センサイ」は、中華圏富裕層を中心ターゲットに、上海の旗艦店出店ほか、ゴルフクラブやヨットクラブ、高級ホテル・スパなどで体験機会を増やし、旗艦店の“サテライト的な役割”として市内の高級モールや百貨店への出店を検討する。ドミナント戦略を進め、中国以外のアジアでも展開する。「アジア市場で『センサイ』のラグジュアリーブランドとしてのユニークで尖ったポジションを確立させたい」。

2005年に花王グループ傘下に入り、欧州を中心に展開する英国発フレグランスブランドの「モルトンブラウン」は、アジア展開を積極的に進める。ブランドの世界観を体現する旗艦店、商品を体験できる高級ホテルアメニティ、ギフト需要に対応するECの3つをベースに展開。ソウル、台北に続き、11月にマレーシアのクアラ・ルンプル、24年にタイ・バンコク、シンガポール、インドネシアへの出店を予定する。

1998年に花王グループに参画した、乾燥性敏感肌に着目したスキンケアブランド「キュレル」は、すでに展開する12の国(日本、中国、タイ、シンガポールなど)の売り上げを拡大し、欧州での進出国を増やす方針。各エリアに応じた肌悩みに対する商品を用意しながら、ダーマコスメ市場でNo.1を目指す。

「カネボウ」「ケイト」はアジア圏強化

“セカンドランナーブランド”の「カネボウ」は、美ではなく“希望”を発信するパーパスドリブンのブランディングを既存のアジアの国と地域に広げ、「単なる商品の輸出ブランドではなく、グローバルにブランドづくりを進める」。まずは日本市場で発信拠点となる店舗の育成とOMOを推進し、体験コンテンツに投資する。中国本土への進出も予定する。

「ケイト」は、 東京発のブランドとしてアジアの若年層のファンを拡大する。拠点となる東京は日本人に加えアジア旅行客もブランドの世界観や商品を体験できる“特別な拠点”を今後用意する。またメタバースにも注力し、ブランドの世界観を発信しながら、既存のアジア市場の展開を強めていく。

G11とR8はブランド入れ替え

花王は2018年から、グループ全体で抱えていた49のブランドを整理し、グローバル戦略ブランドを11(以下、G11)と国内戦略ブランドを8(以下、R8)に絞り込み、投資を集中してきた。

今年は、18年に選定したグローバルポートフォリオの見直しを図り、「アリィー(ALLIE)」はR8からG11へ、「ソフィーナiP(SOFINA IP)」はG11からR8へと入れ替えた。新グローバルポートフォリオでは、G11に「センサイ」「RMK」「スック(SUQQU)」「アスレティア(ATHLETIA)」「エスト(EST)」「カネボウ(KANEBO)」「モルトンブラウン」「アリィー」「ケイト(KATE)」「フリープラス(FREEPLUS)」「キュレル」を選定した。

R8は、「アルブラン(ALBLANC)」「トワニー(TWANY)」「リサージ(LISSAGE)」「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」「ソフィーナiP(SOFINA IP)」「デュウ(DEW)」「メディア(MEDIA)」で固め、18年に選定した「ルナソル(LUNASOL)」「コフレドール(COFFRET DOR)」「エビータ(EVITA)」は選外となった。

今後、現在展開する約30ブランドのうち、G11とR8に選定されていない約10ブランドについては、統廃合を含めブランドの在り方を検討する。これら構造改革費用として、2023年12月期には約50億円の特別損失を計上する。

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新連載、昭和の飲食は色っぽかった!官能ロマン小説 『おやすみミュスカデ』 ②HOTEL Iris603

今の飲食店は食事が主役だが、80年代は酒、インテリア、スタッフが醸し出す色気がありました。そんな時代の飲食店を舞台にした昭和の匂いを醸す官能ロマン小説を連載します。飲食業界出身の新人小説家、上林 流譚氏がフードリンクニュースのために書き下ろしてくれました。ニュースとは異なりますが、ほっと一息入れてお楽しみください。
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「オフプライス業態」は百貨店にとっても不可欠な存在【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年以上の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。メーカーの余剰在庫を値引き販売するアウトレットモールやオフプラスストアの存在感が、パンデミックを経てますます高まっている。有力百貨店であるノードストロムやメイシーズも重要戦略に位置付けるほどだ。

ショッピングモール運営最大手であるサイモン・プロパティ・グループ(SIMON PROPERTY GROUP)の第2四半期決算発表で、CEOのデイビッド・サイモンが興味深いコメントを残している。

「アウトレットビジネスの需要は他よりも回復が早い」――

サイモンが運営するアウトレットモールは、日本でも知られている「プレミアムアウトレット」だ(日本の運営は三菱地所サイモン)。通常のショッピングモールとアウトレットモールを比較すると、アウトレットの需要の方が強いということを言っているのだが、これにはいくつか理由が考えられる。

1つ目はパンデミック初期のロックダウン時に屋内モールは営業休止に追い込まれたが、アウトレットは屋外なので影響を受けなかった。そのためアウトレットで買い物をする消費者が増えて、それが今も続いている可能性がある。

2つ目は過剰在庫でオフプライス対象商品のサプライが今も潤沢にある点だ。パンデミック中に起こったサプライチェーンの遅延問題と、消費行動のめまぐるしい変化で需要が読めなくなり、昨年初頭辺りから在庫過多に陥った小売企業が多かった。大手企業はすでに過剰在庫は解消したとしているのだが、小売業界の在庫のマクロデータ上は2019年レベルよりも依然高い水準で推移しており、消費者にとって魅力ある過剰在庫が今も豊富に存在する可能性が高い。

3つ目は経済が不安定なときは低価格帯フォーマットが強いという点である。すでに3年間にわたって不安定なのだが、ここにきて大手小売企業の業績が悪化し始めており、消費が冷え込みはじめたような印象を持っている。こういうときにアウトレットのようなビジネスは強いのである。

これを裏付けているのがオフプライス業界最大手のTJマックス(T.J.MAXX)だ。業績を悪化させる企業が出始めている中、第2四半期は前年同期比で売上高8%増と好調をキープしたのだが、CEOが「これから少なくとも6~12カ月はサプライが続くだろうと多くの指標が示している」とコメントしている。オフプライス向けの商品サプライがいましばらく続くだろうと言う見立てだ。今後しばらくは業績が良いだろうとほのめかしているようなものでもある。

ちなみにベッドバス&ビヨンドの破綻にも言及し、「いっそうの仕入れ機会を与えてくれた」とコメントした。破綻したホームファニシング大手企業から良い商品を格安で手に入れて、傘下のホームグッズ(HOME GOODS)で売るのである。

ノードストロムとメイシーズによる出店拡大

このオフプライスビジネスを別業態として最初に開発したのが百貨店のノードストロム(NORDSTROM)で、後を追ったのが同じく百貨店のメイシーズ(MACY'S)だ。

ご存知の通りノードストロムは「ノードストロム ラック((NORDSTROM RACK))」という店舗名で運営しており、昨年度末の時点で243店舗となっていて、本体の115店舗を上回っている。売上高は、本体の102億7900万ドルに対してラックは48億1300万ドルで、比率にすると後者は32%となる。10年前の2012年度の時点で後者は21%だったので、10年間で10ポイントも増えたことになる。

今年はすでに7店舗がオープンし、年内にあと10店舗オープンする予定となっている一方で、本体の新規出店はほぼ止まっており、ラックが総売上高に占める比率はますます高まることになる。第2四半期決算時にはCEOがラック店舗をさらに増やすコメントをしており、戦略的に強化されているのである。

一方のメイシーズは2016年に「バックステージ(BACKSTAGE)」という名称で実験を開始、5月の時点でフリースタンディング(1店舗のみ独立した店舗で路面に出店すること)が9店舗、メイシーズ本体の中に導入されている売り場が310カ所となっている。本体は489店舗なのですでに半分以上の店舗がオフプライス売り場を持っていることになる。

本稿ですでに書いたがメイシーズはトイザらスと提携してインストアショップを展開するなど自らの売場を縮小する戦略を取っており(百貨店最大手メイシーズ、生き残りをかけた大転換【鈴木敏仁USリポート】)、バックステージもその戦略の一環となっている。

同社幹部はメディアの取材に対して、フルラインとバックステージのクロスショッピング比率は18%、このクロスショッパーの年間来店数は6.6回で、全体の3.2%より非常に多い、などと非常にポジティブなコメントをしている。ノードストロムと同様にメイシーズもオフプライスには非常に前向きなのである。

巨大化するクローズアウト市場

過剰在庫やクリアランスをファッション業界はオフプライスと呼称するが、総合的な業界用語はクローズアウトである。需要と供給を完全にマッチさせることは不可能なので、いつの時代にもどんなカテゴリーにもクローズアウトは存在し、アメリカにはこれを取り扱う企業が数多く存在する。

ブランドメーカーには、イメージの毀損を恐れてクローズアウトチャネルを利用しての流動化を避ける企業が少なくなかったのだが、消費者のエコ意識の強まりの中で、もはや回避し続けるのは無理があるだろう。

メイシーズのように本体の中にオフプライスを同居させることに対しては、カニバリズムによるデメリットを懸念する向きもあるだろうが、メイシーズ自身は宝探し的な楽しさを求めてお客が来店するとメリットを強調している。私はどちらも正しいと思うが、百貨店がオフプライスを持つのはもはや時代の趨勢なのだろうと思っている。

サプライヤーにとってもリテーラーにとっても不可欠な存在であり、オフプライス市場は拡大することはあっても縮小することはないだろう。

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「オフプライス業態」は百貨店にとっても不可欠な存在【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年以上の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。メーカーの余剰在庫を値引き販売するアウトレットモールやオフプラスストアの存在感が、パンデミックを経てますます高まっている。有力百貨店であるノードストロムやメイシーズも重要戦略に位置付けるほどだ。

ショッピングモール運営最大手であるサイモン・プロパティ・グループ(SIMON PROPERTY GROUP)の第2四半期決算発表で、CEOのデイビッド・サイモンが興味深いコメントを残している。

「アウトレットビジネスの需要は他よりも回復が早い」――

サイモンが運営するアウトレットモールは、日本でも知られている「プレミアムアウトレット」だ(日本の運営は三菱地所サイモン)。通常のショッピングモールとアウトレットモールを比較すると、アウトレットの需要の方が強いということを言っているのだが、これにはいくつか理由が考えられる。

1つ目はパンデミック初期のロックダウン時に屋内モールは営業休止に追い込まれたが、アウトレットは屋外なので影響を受けなかった。そのためアウトレットで買い物をする消費者が増えて、それが今も続いている可能性がある。

2つ目は過剰在庫でオフプライス対象商品のサプライが今も潤沢にある点だ。パンデミック中に起こったサプライチェーンの遅延問題と、消費行動のめまぐるしい変化で需要が読めなくなり、昨年初頭辺りから在庫過多に陥った小売企業が多かった。大手企業はすでに過剰在庫は解消したとしているのだが、小売業界の在庫のマクロデータ上は2019年レベルよりも依然高い水準で推移しており、消費者にとって魅力ある過剰在庫が今も豊富に存在する可能性が高い。

3つ目は経済が不安定なときは低価格帯フォーマットが強いという点である。すでに3年間にわたって不安定なのだが、ここにきて大手小売企業の業績が悪化し始めており、消費が冷え込みはじめたような印象を持っている。こういうときにアウトレットのようなビジネスは強いのである。

これを裏付けているのがオフプライス業界最大手のTJマックス(T.J.MAXX)だ。業績を悪化させる企業が出始めている中、第2四半期は前年同期比で売上高8%増と好調をキープしたのだが、CEOが「これから少なくとも6~12カ月はサプライが続くだろうと多くの指標が示している」とコメントしている。オフプライス向けの商品サプライがいましばらく続くだろうと言う見立てだ。今後しばらくは業績が良いだろうとほのめかしているようなものでもある。

ちなみにベッドバス&ビヨンドの破綻にも言及し、「いっそうの仕入れ機会を与えてくれた」とコメントした。破綻したホームファニシング大手企業から良い商品を格安で手に入れて、傘下のホームグッズ(HOME GOODS)で売るのである。

ノードストロムとメイシーズによる出店拡大

このオフプライスビジネスを別業態として最初に開発したのが百貨店のノードストロム(NORDSTROM)で、後を追ったのが同じく百貨店のメイシーズ(MACY'S)だ。

ご存知の通りノードストロムは「ノードストロム ラック((NORDSTROM RACK))」という店舗名で運営しており、昨年度末の時点で243店舗となっていて、本体の115店舗を上回っている。売上高は、本体の102億7900万ドルに対してラックは48億1300万ドルで、比率にすると後者は32%となる。10年前の2012年度の時点で後者は21%だったので、10年間で10ポイントも増えたことになる。

今年はすでに7店舗がオープンし、年内にあと10店舗オープンする予定となっている一方で、本体の新規出店はほぼ止まっており、ラックが総売上高に占める比率はますます高まることになる。第2四半期決算時にはCEOがラック店舗をさらに増やすコメントをしており、戦略的に強化されているのである。

一方のメイシーズは2016年に「バックステージ(BACKSTAGE)」という名称で実験を開始、5月の時点でフリースタンディング(1店舗のみ独立した店舗で路面に出店すること)が9店舗、メイシーズ本体の中に導入されている売り場が310カ所となっている。本体は489店舗なのですでに半分以上の店舗がオフプライス売り場を持っていることになる。

本稿ですでに書いたがメイシーズはトイザらスと提携してインストアショップを展開するなど自らの売場を縮小する戦略を取っており(百貨店最大手メイシーズ、生き残りをかけた大転換【鈴木敏仁USリポート】)、バックステージもその戦略の一環となっている。

同社幹部はメディアの取材に対して、フルラインとバックステージのクロスショッピング比率は18%、このクロスショッパーの年間来店数は6.6回で、全体の3.2%より非常に多い、などと非常にポジティブなコメントをしている。ノードストロムと同様にメイシーズもオフプライスには非常に前向きなのである。

巨大化するクローズアウト市場

過剰在庫やクリアランスをファッション業界はオフプライスと呼称するが、総合的な業界用語はクローズアウトである。需要と供給を完全にマッチさせることは不可能なので、いつの時代にもどんなカテゴリーにもクローズアウトは存在し、アメリカにはこれを取り扱う企業が数多く存在する。

ブランドメーカーには、イメージの毀損を恐れてクローズアウトチャネルを利用しての流動化を避ける企業が少なくなかったのだが、消費者のエコ意識の強まりの中で、もはや回避し続けるのは無理があるだろう。

メイシーズのように本体の中にオフプライスを同居させることに対しては、カニバリズムによるデメリットを懸念する向きもあるだろうが、メイシーズ自身は宝探し的な楽しさを求めてお客が来店するとメリットを強調している。私はどちらも正しいと思うが、百貨店がオフプライスを持つのはもはや時代の趨勢なのだろうと思っている。

サプライヤーにとってもリテーラーにとっても不可欠な存在であり、オフプライス市場は拡大することはあっても縮小することはないだろう。

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「オフプライス業態」は百貨店にとっても不可欠な存在【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年以上の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。メーカーの余剰在庫を値引き販売するアウトレットモールやオフプラスストアの存在感が、パンデミックを経てますます高まっている。有力百貨店であるノードストロムやメイシーズも重要戦略に位置付けるほどだ。

ショッピングモール運営最大手であるサイモン・プロパティ・グループ(SIMON PROPERTY GROUP)の第2四半期決算発表で、CEOのデイビッド・サイモンが興味深いコメントを残している。

「アウトレットビジネスの需要は他よりも回復が早い」――

サイモンが運営するアウトレットモールは、日本でも知られている「プレミアムアウトレット」だ(日本の運営は三菱地所サイモン)。通常のショッピングモールとアウトレットモールを比較すると、アウトレットの需要の方が強いということを言っているのだが、これにはいくつか理由が考えられる。

1つ目はパンデミック初期のロックダウン時に屋内モールは営業休止に追い込まれたが、アウトレットは屋外なので影響を受けなかった。そのためアウトレットで買い物をする消費者が増えて、それが今も続いている可能性がある。

2つ目は過剰在庫でオフプライス対象商品のサプライが今も潤沢にある点だ。パンデミック中に起こったサプライチェーンの遅延問題と、消費行動のめまぐるしい変化で需要が読めなくなり、昨年初頭辺りから在庫過多に陥った小売企業が多かった。大手企業はすでに過剰在庫は解消したとしているのだが、小売業界の在庫のマクロデータ上は2019年レベルよりも依然高い水準で推移しており、消費者にとって魅力ある過剰在庫が今も豊富に存在する可能性が高い。

3つ目は経済が不安定なときは低価格帯フォーマットが強いという点である。すでに3年間にわたって不安定なのだが、ここにきて大手小売企業の業績が悪化し始めており、消費が冷え込みはじめたような印象を持っている。こういうときにアウトレットのようなビジネスは強いのである。

これを裏付けているのがオフプライス業界最大手のTJマックス(T.J.MAXX)だ。業績を悪化させる企業が出始めている中、第2四半期は前年同期比で売上高8%増と好調をキープしたのだが、CEOが「これから少なくとも6~12カ月はサプライが続くだろうと多くの指標が示している」とコメントしている。オフプライス向けの商品サプライがいましばらく続くだろうと言う見立てだ。今後しばらくは業績が良いだろうとほのめかしているようなものでもある。

ちなみにベッドバス&ビヨンドの破綻にも言及し、「いっそうの仕入れ機会を与えてくれた」とコメントした。破綻したホームファニシング大手企業から良い商品を格安で手に入れて、傘下のホームグッズ(HOME GOODS)で売るのである。

ノードストロムとメイシーズによる出店拡大

このオフプライスビジネスを別業態として最初に開発したのが百貨店のノードストロム(NORDSTROM)で、後を追ったのが同じく百貨店のメイシーズ(MACY'S)だ。

ご存知の通りノードストロムは「ノードストロム ラック((NORDSTROM RACK))」という店舗名で運営しており、昨年度末の時点で243店舗となっていて、本体の115店舗を上回っている。売上高は、本体の102億7900万ドルに対してラックは48億1300万ドルで、比率にすると後者は32%となる。10年前の2012年度の時点で後者は21%だったので、10年間で10ポイントも増えたことになる。

今年はすでに7店舗がオープンし、年内にあと10店舗オープンする予定となっている一方で、本体の新規出店はほぼ止まっており、ラックが総売上高に占める比率はますます高まることになる。第2四半期決算時にはCEOがラック店舗をさらに増やすコメントをしており、戦略的に強化されているのである。

一方のメイシーズは2016年に「バックステージ(BACKSTAGE)」という名称で実験を開始、5月の時点でフリースタンディング(1店舗のみ独立した店舗で路面に出店すること)が9店舗、メイシーズ本体の中に導入されている売り場が310カ所となっている。本体は489店舗なのですでに半分以上の店舗がオフプライス売り場を持っていることになる。

本稿ですでに書いたがメイシーズはトイザらスと提携してインストアショップを展開するなど自らの売場を縮小する戦略を取っており(百貨店最大手メイシーズ、生き残りをかけた大転換【鈴木敏仁USリポート】)、バックステージもその戦略の一環となっている。

同社幹部はメディアの取材に対して、フルラインとバックステージのクロスショッピング比率は18%、このクロスショッパーの年間来店数は6.6回で、全体の3.2%より非常に多い、などと非常にポジティブなコメントをしている。ノードストロムと同様にメイシーズもオフプライスには非常に前向きなのである。

巨大化するクローズアウト市場

過剰在庫やクリアランスをファッション業界はオフプライスと呼称するが、総合的な業界用語はクローズアウトである。需要と供給を完全にマッチさせることは不可能なので、いつの時代にもどんなカテゴリーにもクローズアウトは存在し、アメリカにはこれを取り扱う企業が数多く存在する。

ブランドメーカーには、イメージの毀損を恐れてクローズアウトチャネルを利用しての流動化を避ける企業が少なくなかったのだが、消費者のエコ意識の強まりの中で、もはや回避し続けるのは無理があるだろう。

メイシーズのように本体の中にオフプライスを同居させることに対しては、カニバリズムによるデメリットを懸念する向きもあるだろうが、メイシーズ自身は宝探し的な楽しさを求めてお客が来店するとメリットを強調している。私はどちらも正しいと思うが、百貨店がオフプライスを持つのはもはや時代の趨勢なのだろうと思っている。

サプライヤーにとってもリテーラーにとっても不可欠な存在であり、オフプライス市場は拡大することはあっても縮小することはないだろう。

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「これ流行るんじゃない」 焼肉食べ放題『ワンカルビ』のワン・ダイニングの新業態は、ありそうでなかったモダン・コリアン。

【記事のポイント】 ●日本で韓国料理といえば、多くは家庭料理かチーズまみれのSNS映え系くらいだった。一部で注目されているモダン韓国料理に、焼肉食べ放題の「ワンカルビ」89店舗など129店舗を展開する株式会社ワン・ダイニング(大阪市西区)が参入。「コリアン ダイニング & カフェkin no buta」を9月12日にオープン。想像以上の完成度で、これ流行るんじゃない?
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【スナップ】「プラダ」流クワイエット・ラグジュアリーはバランスで差をつける

「プラダ(PRADA)」は、に2024年春夏ウィメンズ・コレクションをミラノで現地時間9月21日に発表した。会場となったプラダ財団(Fondazione Prada)には、シャツとジャケットといったユニホームライクな、同ブランドらしい装いのゲストが集った。

来場者のウエアにプリントは少なく、グレーやネイビーの落ち着いたカラートーンに、立体的な花の装飾で静かに飾り立て、クワイエット・ラグジュアリーのトレンドを意識した着こなしが目立った。シルエットは、オーバーサイズのアウターか、もしくはゆったりとしたボリュームのニットウエアに、ミニスカートを合わせるバランスが主流だ。足元は、ポインテッドトーのミュールやパンプスといった、華奢なシューズの着用率が高かった。

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INIの池﨑、田島、西がジョルジオ・アルマーニと対面 「エンポリオ アルマーニ」2024年春夏コレクション

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は日本時間9月22日、ミラノで2024年春夏ウィメンズ・コレクションを発表した。

会場には“PRODUCE 101 JAPAN SEASON2”のオーディション番組から結成したグローバルボーイズグループ・INIの池﨑理人、田島将吾、西洸人らが来場し、フロントローでショーを鑑賞した。

西洸人は、「モード界の帝王が魅せる豊富なカラーのルックはどれも自信に満ち溢れていて、且つ柔らかさも感じられ心が温まるようなショーでした。ブランドを象徴する高く自由に飛ぶイーグルをこの目と体で体感することができて忘れられない日になりました」とコメントを残した。

他国からは、 タイ版「花より男子」で人気を博した“Nani”の愛称で親しまれているヒランクリット・チャンカム( Hirunkit Changkham)や世界的モデルとして活躍しているカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)をはじめ、ニコラ・ミロティッチ(Nikola Mirotic)、ペペ・バロッソ(Pepe Barroso)、ニコラ・モーパス(Nicolas Maupas)、カテリーナ・デ・アンジェリス(Caterina De Angelis)らが来場した。

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「ジョルジオ アルマーニ」2024年春夏コレクション

「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ケラスターゼ」からハイトーンカラーヘア向けのスカルプ&ヘア美容液が登場 “ブリーチ後美容”を提案

「ケラスターゼ(KERASTASE)」は10月19日、ブリーチヘアやハイトーンカラーヘア向け
のシリーズ“ブロンドアブソリュ”ラインから、スカルプ&ヘア美容液“BLHAセラム”(50mL、7150円)を発売する。

同商品は洗い流さないトリートメントで、pH調整成分と2種の保湿成分を配合し、ブリーチ後の敏感で乾燥しやすい髪と頭皮に潤いをチャージする。アロマティックで爽やかな「カルフォルニア スプラッシュ」の香りが特徴。ブリーチ後の2週間の集中ケアでヘアダメージを引きずらない「ブリーチ後美容」を提案する。

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高島屋が「ファセッタズム」のカプセルコレクションを限定発売 再生ポリエステル糸使用

高島屋は、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーによるカプセルコレクションを限定発売する。10月4日10:00から髙島屋各店、タカシマヤファッションスクエアで販売する。

同コレクションは、循環型社会の実現を目指す髙島屋のプロジェクト「デパート デ ループ(Depart de Loop)」のもと、「ファセッタズム」と髙島屋のセレクトショップ、CSケーススタディがコラボレーションして実現。「デパート デ ループ」では、リサイクルシステムを持つ企業とパートナーシップを組み“循環型のものづくり”を行っている。

ラインアップは、モノトーンで統一したクロスロゴとバンダナ柄のデザインがモードなスタイリングを演出する“コーチジャケット”(6万3800円)、「ファセッタズム」定番の“ジップシリーズ”の“ジップコーチジャケット”(7万1500円)や“ジップMA-1”(9万4600円)、軽やかな素材感の“ミリタリーパンツ”(6万500円)など全6型。

素材には、再生ポリエステル糸“ブリングマテリアル”の生地を使用した。“ブリングマテリアル”とは、不要になった衣類やアパレル製品をつくる際に発生する繊維くずなどを原料に、ジェプラン(ジェプラン、旧日本環境設計)の独自技術を用いて再生・製造した繊維由来の再生ポリエステル原料だ。

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「コール ハーン」がミューズにMEGUMIを起用 新キャンペーンをスタート

「コール ハーン(COLE HAAN)」は女優であり起業家のMEGUMIをミューズに起用し、 “コール ハーン フューチャリング メグミ(Cole Haan featuring MEGUMI)” スタートする。同ブランド公式サイトに特設ページを設け、MEGUMIがおすすめの2023年秋冬コレクションを紹介する。

紹介するアイテムには、秋カラーのチェルシーブーツやローファー、さまざまなサイズのレザーバッグがラインアップ。MEGUMIのコメントを収録したトレーラー映像も公開する。MEGUMIは「コール ハーンのアイテムは、忙しく働いていたり1日を通して広範囲で動き回ったりする現代の女性にとって、とても大切でありがたい味方。履きやすさや使い心地の良さから得られる安心感と、身なりを整えることで高まるモチベーションの両方を兼ね備えたブランド」とコメントしている。

「コール ハーン」は100年近くの間、クラフツマンシップと最新技術でエレガンスと機能性が両立するアイテムを生み出し続けてきた。自在に分野を横断し、時代と共に活躍するMEGUMIを通してブランドの真髄のさらなる発信を目指す。

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ユニクロ“ヒートテック”がカラバリを拡充して発売 史上最も薄い“ウルトラライト”が登場

ユニクロは、秋冬シーズンの定番である“ヒートテック”シリーズを発売する。今年は快適性を追求した新素材を開発し、デザインやカラーバリエーションを拡充した。

新商品はウィメンズのシリーズ史上最も薄い“ヒートテック ウルトラライト タートルネック Tシャツ”(1290円)と、メンズの“ヒートテック クルーネックT(カラーブロック)”(1290円)を新たにそろえる。

定番の“ヒートテックインナー”もアップデート。素材をリサイクルポリエステルに、ケアラベルをプリント仕様に変更した。昨年、豊富なカラーバリエーションで登場した1枚で着用できる “ヒートテックシームレスリブタートルネック T(極暖)”は、編地を改良して毛玉ができにくいよう進化。“ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)”は、空気をより多く含む特殊な編地の新素材へアップデートした。

“ヒートテックインナー”と“ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)”は、どちらもカラーバリエーションを拡充してそろえる。

また、ファーストリテイリング傘下のフランス発ランジェリーブランド、「プリンセス タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」とコラボしたホリデーコレクションも用意した。ラインアップするのは、“シームレスリブタートルネック T シャツ” (1990 円)とソックス(590 円)で、11月10日に発売する。

“ヒートテック”は、今年で発売20周年を迎える。シリーズの累計販売枚数は、15億枚にのぼる。

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ユニクロ“ヒートテック”がカラバリを拡充して発売 史上最も薄い“ウルトラライト”が登場

ユニクロは、秋冬シーズンの定番である“ヒートテック”シリーズを発売する。今年は快適性を追求した新素材を開発し、デザインやカラーバリエーションを拡充した。

新商品はウィメンズのシリーズ史上最も薄い“ヒートテック ウルトラライト タートルネック Tシャツ”(1290円)と、メンズの“ヒートテック クルーネックT(カラーブロック)”(1290円)を新たにそろえる。

定番の“ヒートテックインナー”もアップデート。素材をリサイクルポリエステルに、ケアラベルをプリント仕様に変更した。昨年、豊富なカラーバリエーションで登場した1枚で着用できる “ヒートテックシームレスリブタートルネック T(極暖)”は、編地を改良して毛玉ができにくいよう進化。“ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)”は、空気をより多く含む特殊な編地の新素材へアップデートした。

“ヒートテックインナー”と“ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)”は、どちらもカラーバリエーションを拡充してそろえる。

また、ファーストリテイリング傘下のフランス発ランジェリーブランド、「プリンセス タム・タム(PRINCESSE TAM.TAM)」とコラボしたホリデーコレクションも用意した。ラインアップするのは、“シームレスリブタートルネック T シャツ” (1990 円)とソックス(590 円)で、11月10日に発売する。

“ヒートテック”は、今年で発売20周年を迎える。シリーズの累計販売枚数は、15億枚にのぼる。

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「ディプティック」が秋期限定のキャンドルを発売 パンプキンパイやマロンの甘美さに着想

「ディプティック(DIPTYQUE)」は10月3日〜11月10日、フレグランスキャンドル“シトルイユ”(190g、9790円)を期間限定で発売する。「ディプティック」各店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

“シトルイユ”はパンプキンパイやマロンの甘美さにインスパイアされた香り。果肉のはじけるようなフレッシュさとカボチャのグリーンアクセントが、スパイスがかすかに香るマロンのグルマンノートと溶け合う。ユニークな香りで、オータムシーズンの到来を祝福する。

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TWICE チェヨンが「エトロ」新宿伊勢丹のポップアップに来店 限定バッグのコーディネートを披露

「エトロ(ETRO)」は、新作レザーグッズに焦点を当てたポップアップストアを伊勢丹新宿店の1階で10月3日まで開催している。10月4日〜11月28日は、同フロア内で場所を移して継続する。20日には、同ブランド初となるジャパンアンバサダーに就任した、K-POPガールズグループTWICEのチェヨンがオープンを祝して来店した。

チェヨンは「普段から自分らしい洋服を着ることを心掛けており、『エトロ』はそれを叶えてくれる大好きなブランド。そんなブランドのアンバサダーに就任できてとても光栄」と喜びを語った。

限定店には「エトロ」のアイコンバッグ“ヴェラ”や、ペイズリー柄のジャガード生地をあしらった“ラブトロッター”、レザーのかごバッグ“コッファ”、新作バッグの“サトゥルノ”をそろえる。同ポップアップ限定のアイテムも豊富で、伊勢丹新宿店限定カラーの“ミニヴェラ”バッグのほか、ジュエリーやウォレットなどもラインアップする。

チェヨンは、限定カラーの“ミニヴェラ”のレッドを差し色に、シックなブラックドレスのコーディネートを披露。「私がお気に入りの“ヴェラ”はたくさんカラーがあるので、みなさんにもぜひお気に入りの色を見つけてほしい。アンニョン」と述べた。

■「エトロ」ポップアップ
日程:〜11月28日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ハンドバッグ / プロモーション(〜10月3日)、伊勢丹新宿店 本館1階 ハンドバッグ / エトロ(10月4日〜11月28日)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「リーバイス」がエマ・チェンバレンとコラボ 自然へのオマージュを込めた6アイテム

「リーバイス(LEVI'S)」は9月28日、ユーチューバー、インフルエンサーのエマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)とコラボレーションしたアイテムを発売する。「リーバイス」の原宿フラッグシップストア、公式オンラインストアで取り扱う。

本作は北カリフォルニアで育ったエマ・チェンバレンの生い立ちに着想を得た。レーザー加工で木の年輪を投影したブラウンの“501”をはじめ、ビンテージ風のボクシージャケットや森の空気感を映し出したモックネックセーター、松の木をデザインしたニットトップ、リラックスフィットのパンツやミディスカートなど、自然へのオマージュを込めた6つのエフォートレスなアイテムを用意する。

エマは古着屋で見つけたお気に入りのアイテムからクリエイティブなインスピレーションを得ており、「アイテムは、古着屋で見かけたら思わず手に取ってしまうようなものばかり。この先10年着ても飽きないような、クラシックなシルエットにしたかった」と話した。

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長谷川京子のランジェリー「エス バイ」がシアー素材のブラとショーツを発売

長谷川京子が手掛けるランジェリーブランド「エス バイ(ESS BY)」は、9⽉27⽇12時にシアー素材のブラとショーツを発売する。定番商品“カーヴィング ライン ブラ”の特徴的な曲線のカップの形はそのままに、光沢感のあるシアー素材を採⽤したブラジャー“カーヴィング ライン ライト ブラ(8910円)”と、サイドのウエスト位置を⾼めにデザインしたショーツ“カーヴィング ライン ライト ショーツ(3190円)”の2アイテムを新たにラインアップ。

“カーヴィング ライン ライト ブラ”は、カップの曲線と脇⾼デザインがバストの横流れを防ぎ、⼥性らしいバストを整える。さらにサイドのボーンをなくすことで楽な付け⼼地を実現した。サイドベルトには裏地をあえてつけず、肌がやや透けるデザイン。カップ部分はベージュ地に重ねているため肌に馴染み、繊細に発色する。“カーヴィング ライン ライト ショーツ”は、高めのウエスト位置と深くカッティングしたはき⼝が、脚を⻑くヒップを美しく⾒せる。

定番のブラックに加え、ブラウンとモスグリーンの3⾊展開だ。「エス バイ」公式オンラインストアで取り扱う。さらに、発売に合わせて27⽇12時から10月9日まで、初回購入の人のみ商品購入時の配送料が無料になるキャンペーンを実施する。

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長澤まさみが「シセイドウ」のアンバサダーに 新生“アルティミューン”のイベントに登壇

資生堂は9月26日、グローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」を象徴する美容液“アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn(以下、アルティミューン)”のリニューアル記念イベントを開催した。会場には、ブランドアンバサダーに就任した俳優の長澤まさみが赤いドレスをまとって登壇した。長澤が出演するCMは商品発売日の10月1日から全国で放映する。

長澤はトークセッションで「“アルティミューン”はオファーをいただく前から愛用していたので、とてもうれしい」と就任の喜びを語った。「俳優という仕事柄、朝起きてから寝るまでずっとメイクをしている。1日に何度もメイクを落とすのでその後に“アルティミューン”を必ずつける。休みの日にも乾燥を感じたら顔を洗ってその度につけている」と話した。長澤にとってスキンケアの時間は「将来の自分に期待できる時間」だといい、「“アルティミューン”に出合ってから肌が内側から強くなった気がしている」と話した。リニューアルした同商品については、香りの爽やかさや付け心地の滑らかさを気に入り、実際に塗布した肌を「絹のよう」と表現した。

松村美穂「シセイドウ」ブランドマネージャーは、「“アルティミューン”は2014年にブランドの象徴アイテムとして誕生し、今回で4代目となる。長澤まさみさんは圧倒的な美しさがありながら自然体で、常に進化し続ける抜群の表現力を持っている。芯のある美しさを持ち、周りに幸福感を与える存在は、『シセイドウ』の掲げる理想の女性像と重なる。今後もさまざまなコラボレーションを計画している」と話した。

長澤まさみは1987年生まれ、静岡県出身。2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリを受賞し、同年に俳優としてデビューした。近年では「コンフィデンスマンJP」シリーズや映画「MOTHER マザー」「シン・仮面ライダー」に出演。22年放送の「エルピス-希望、あるいは災い-」にて、第31回橋田賞・第60回 ギャラクシー賞・第49回放送文化基金賞を受賞。24年3月には映画「四月になれば彼女は」の公開を控える。

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三陽商会がオンラインストアをリニューアル ECの環境を強化し、実店舗との連携も高める

三陽商会は自社オンラインストアをリニューアルし、新たにサンヨー オンラインストア(SANYO ONLINE STORE)としてオープンした。今回のリニューアルは中期経営計画におけるEC戦略の一環で、新機能の実装やアプリの改装、リニューアルオープン記念企画も実施する。

ブランドサイトとECサイトを統合した仕様で、ブランドイメージ発信の強化やストア内の回遊を促進し、ECでの購買体験の向上を目指す。決済システムもアップデートし、ECで需要の高い決済方法を新たに拡充。商品検索の際に詳細条件の設定も可能となった。また、アウトレット・セール専用のページを設立し、プロパーとの明確な差別化とサイトイメージの向上も図る

ほか、オンラインストアと実店舗の連携を高め、顧客にオムニチャネルで購買サービスを届ける。店舗やオンラインストアの在庫を指定店舗で取り置き・試着できるサービス「トライアンドピック(TRY&PICK)」を実装し、買い回りの利便性を向上。メンバーシップ会員証アプリを公式オンラインストアと併合することで、ECへの動線も強化した。

また、オンラインストアの改装を祝して、各ブランドから記念商品が登場。記念商品を紹介する特設サイトも公開する。

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「マーロ」がKing Gnu常⽥⼤希が監修・出演の新CMを10⽉1⽇に公開 新曲も披露

ネイチャーラボが手掛けるメンズケアブランド「マーロ(MARO)」は、ロックバンドKing Gnu(キングヌー)やmillennium parade(ミレニアムパレード)を主宰する常⽥⼤希が監修・出演する新CM「全部洗い流して、また明⽇。」篇を公開する。CMでは、書き下ろした楽曲”2 Μ Ο Я Ο”(トゥモロー)も初披露。10⽉1⽇から地上波およびウェブでオンエア開始する。

ヘアケア商品のラインアップは、“3D ボリュームアップシャンプー EX”(460mL)、“3D ボリュームアップシャンプー クール”(400mL)、“薬用育毛 3Dエッセンス(販売名:薬用ヘアエッセンスC-19)”【医薬部外品】(150mL)など。

常⽥⼤希は「竹馬の友である監督・川上智之と共にCMを担当させていただきました。子供の頃テレビを見ていて憧れたCMが皆さんあったと思うのですが、この『マーロ』の新CMも誰かのそういった存在になれたらいいな、という思いを込めてプライベートを隠し撮りされました。書き下ろした新曲“2 Μ Ο Я Ο”ではマーロマーロゆーてます。いやトゥモローのモーロモーロでもあります。MARO最高ーーーー!」とコメントした。

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「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ」2024年春夏コレクション

「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY BY LORENZO SERAFINI)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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渋谷パルコに希少ビンテージ70点が集結 VCM監修の書籍発売を記念した展示が9月29日から

パルコは、「VCM(Vintage Collection Mall)」が監修する書籍「ビンテージ コレクタブル バイ VCM(Vintage Collectables by VCM)」(税別3800円)を10月11日にパルコ出版から発売する。それを記念して、9月29日から10月9日までの期間、ビンテージアイテムをキュレーションした展覧会「ビンテージ コレクタブル ミュージアム プロデュースド バイ VCM(Vintage Collectables Museum produced by VCM)」を渋谷パルコ 4階のパルコ ミュージアム トーキョーで開催する。入場料は1000円で、イープラスで前売り券を発売する。

展示では、希少アイテム400点以上を掲載する同書から、さらにキュレーションした70点のビンテージを紹介する。デニムやスエットなどの人気ジャンルから、1990年代〜2000年代のブランドアーカイブを集めた9つのエリアを用意した。展示作品は販売しないが、同展、同書と親和性のあるビンテージアイテムを販売する予定だ。また、書籍の先行販売も行う。

書籍「ビンテージ コレクタブル バイ VCM」では、「VCM」がセレクトしたデニムやTシャツ、ミリタリー、スニーカーなどのビンテージアイテムを解説とともに紹介している。頁数は216ページ。門外不出のレアアイテムも収録し、ビンテージ好きの新たなバイブルとなる1冊を目指した。

「VCM (Vintage Collection Mall)」は、GRIMOIRE(東京、十倍直昭社長)が運営する、国内最大級のビンテージ総合プラットフォームで、日本最大級のビンテージの祭典「VCM ビンテージ マーケット」を主催している。そのほか、渋谷パルコの実店舗、VCM マーケット ブースや、希少価値の高いビンテージのみをアポイントメント制で販売する「VCM コレクション ストア」、ビンテージと親和性のあるショップを定期的に展開するスペース、VCM ギャラリーを運営している。

■ビンテージ コレクタブル ミュージアム プロデュースド バイ VCM
会期:9月29日〜10月9日
場所:渋谷パルコ4階 パルコ ミュージアム トーキョー
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「ニューバランス」×「ジュンヤ ワタナベ マン」スニーカーは“PRIDE 650”の復刻モデル

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボシューズ“ジュンヤ ワタナベ マン×ニューバランス 650”を発売する。価格は4万6200円で、サイズは25〜29cmを用意。10月6日に国内の「ジュンヤ ワタナベ マン」取り扱い店舗で発売する。

同アイテムは「ジュンヤ ワタナベ マン」2023年秋冬コレクションのランウエイで発表したもの。1989年に発売した「ニューバランス」のバスケットボール競技用シューズ“PRIDE 650”を復刻し、「ジュンヤ ワタナベ マン」バージョンにアップデートした。

フットウエアの各パーツは、一貫して黒のさまざまなパーツや素材の集合体で表現した「ジュンヤ ワタナベ マン」2023年秋冬コレクションに合わせてさまざまな黒の素材でパッチワークのように仕立てた。シュータンラベルとインソールにはダブルネームのロゴを配した。

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イタリア発「インティミッシミ」のイベントで出合うパーフェクトブラ SNS投稿で無料でブラがもらえるクーポンのプレゼントも

イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」は9月26日〜10月2日、ZeroBase 渋谷でエキシビション“WE HAVE YOUR PERFECT BRA”を開催する。同エキシビションでは、“あなたにとって完璧なブラが必ず見つかる場”を提供。会場には、ブランドのグローバルアンバサダーであるジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の新キャンペーンビジュアルが展示され、同ブランドの“美しく、情熱的に、力強く、そしてパーフェクトに”全ての女性をサポートするという思いが込められている。

ピンクとブラックが基調の会場のイメージは“インティミッシミクローゼット”。ブランドの代表的なベーシックブラ28種類から自分にぴったりのパーフェクトブラを見つけられる空間になっている。壁一面に飾られたブラの横のQRコードを読み込むと、アイテムの特徴はもちろん、カラーやデザインのバリエーションを確認でき、イベント会場近くの渋谷文化村通り店、渋谷宮益店で気になったブラを試すことができる。

会場には、オリジナルフレームで撮影を楽しめるデジタルフォトブースを設置。撮影した写真を“#パーフェクトブラを見つけたよ”というハッシュタグをつけてSNS投稿し、LINEでインティミッシミ公式アカウントを登録すると、指定の店舗でベーシックブラの中からパーフェクトブラを無料で引き換えられるクーポンをプレゼントする(試着必須。1人1回。カラーはブラックのみ。一部対象外商品あり)。

■インティミッシミ”WE HAVE YOUR PERFECT BRA”
会期:9月26日〜10月2日
会場:ZeroBase渋谷 東京都渋谷区道玄坂2-5-8
時間:11:30~20:30(最終日は、11:30~18:00)

問い合わせ先
インティミッシミ カスタマーサービス
03-4332-7360

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イタリア発「インティミッシミ」のイベントで出合うパーフェクトブラ SNS投稿で無料でブラがもらえるクーポンのプレゼントも

イタリア発ランジェリー「インティミッシミ(INTIMISSIMI)」は9月26日〜10月2日、ZeroBase 渋谷でエキシビション“WE HAVE YOUR PERFECT BRA”を開催する。同エキシビションでは、“あなたにとって完璧なブラが必ず見つかる場”を提供。会場には、ブランドのグローバルアンバサダーであるジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の新キャンペーンビジュアルが展示され、同ブランドの“美しく、情熱的に、力強く、そしてパーフェクトに”全ての女性をサポートするという思いが込められている。

ピンクとブラックが基調の会場のイメージは“インティミッシミクローゼット”。ブランドの代表的なベーシックブラ28種類から自分にぴったりのパーフェクトブラを見つけられる空間になっている。壁一面に飾られたブラの横のQRコードを読み込むと、アイテムの特徴はもちろん、カラーやデザインのバリエーションを確認でき、イベント会場近くの渋谷文化村通り店、渋谷宮益店で気になったブラを試すことができる。

会場には、オリジナルフレームで撮影を楽しめるデジタルフォトブースを設置。撮影した写真を“#パーフェクトブラを見つけたよ”というハッシュタグをつけてSNS投稿し、LINEでインティミッシミ公式アカウントを登録すると、指定の店舗でベーシックブラの中からパーフェクトブラを無料で引き換えられるクーポンをプレゼントする(試着必須。1人1回。カラーはブラックのみ。一部対象外商品あり)。

■インティミッシミ”WE HAVE YOUR PERFECT BRA”
会期:9月26日〜10月2日
会場:ZeroBase渋谷 東京都渋谷区道玄坂2-5-8
時間:11:30~20:30(最終日は、11:30~18:00)

問い合わせ先
インティミッシミ カスタマーサービス
03-4332-7360

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それってアリ!? サッカー仏国代表が日本代表のユニホームを着用 NIGO®がデザイン

サッカーフランス代表のディフェンダー(DF)ジュール・クンデ(Jules Kounde)が、日本代表のユニホームを着用する姿を自身のインスタグラムに投稿した。

クンデが袖を通したのはNIGO®がデザインした「アディダス(ADIDAS)」製で、ピンクとグリーンの配色は桜餅をモチーフにしたもの。NIGO®は、「桜餅は約300年親しまれている和菓子。そんな日本の伝統文化をインスピレーション源に、シンプルに製作した」と述べる。

同ユニホームは、現在も1万7600円で販売中だ。

クンデはスペインリーグのFCバルセロナに所属し、ファッショニスタとしても知られる。

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「ドルチェ&ガッバーナ」2024年春夏コレクション

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」が2024年春夏ウィメンズ・コレクションを発表した。

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【スナップ】「ディーゼル」の野外レイブは派手さと肌見せ勝負 ギラギラメイクとバキバキ腹筋

「ディーゼル(DIESEL)」は、2024年春夏コレクションをミラノで9月20日(現地時間)に発表した。旧貨物ターミナル駅スカロ・ファリーニに巨大スクリーンと観覧席を設営し、冷たい夜風と雨に見舞われる中、メンズとウィメンズの73ルックを披露。大音量のテクノが鳴り響くレイブのようなランウエイショーに、一般招待客を含む約7000人が熱狂した。

パーティームードの会場で見かけたのは、ランウエイモデルさながらの個性的な若者たち。目や眉の周りに立体感のあるラインストーンや、スパンコールを並べたストーンメイク、三つ編みで作るユニークなヘアアレンジといった、ビューティも含むトータルルックで会場の雰囲気を盛り上げた。ウエアは、クロップドトップスやブラトップに、ボリュームたっぷりのカーゴパンツと精巧なダメージ加工が施されたデニムを合わせた、同ブランドが昨今強く打ち出す肌見せのデニムスタイルが多かった。日常で鍛え上げた腹筋をジュエリーかのように、雨風も気にすることなく大胆に披露していたのが印象的だ。

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「ヴァンズ」とサイクルショップ「ブルーラグバイクショップ」が初コラボ シューズ2型、アパレルとアクセサリーも

「ヴァンズ(VANS)」はサイクルショップ「ブルーラグバイクショップ(BLUE LUG BIKE SHOP)」との初のコラボレーションコレクションを9月30日に発売する。本コレクションではシューズ2モデルとTシャツ、ハット、バッグを含むアパレルとアクセサリーをラインアップする。

シューズは「ヴァンズ」の“ランピン(LAMPIN)”と“スリッポン(SLIP-ON)”の2モデルをベースにした。“ランピン(1万3750円)”は、パーツの油汚れなどを拭き取るメカニックタオルをイメージしたカラーリングを採用した。“スリッポン(1万2100円)” は、しゃがみ込む事が多い自転車の作業中や、ペダルを踏み込む時に屈曲の負荷がかかりやすい部分にラバーの補強を施した。どちらも防汚コーティングが施されたスエードを使用し、作業やサイクリングに適した仕様に仕上げている。

各シューズには小さいサイズのトライアングルリフレクターと、ツールボックスをイメージしたスペシャルボックスを付属。Tシャツ、ハット、バッグからなるアパレルとアクセサリーのラインアップにも両ブランドのディテールを落とし込み、実用性も兼ね備えたアイテムをそろえた。

また、9月30日と10月1日の2日間は、オリジナルの限定カラートライアングルリフレクターが貰えるワークショップを開催。はじめに「ABCマート」神南店で「ヴァンズ」の商品を購入しリフレクターの“枠”を貰う。次に「ブルーラグバイクショップ」代々木公園店でリフレクターの“裏”を無料で貰い、最後に「ブルーラグバイクショップ」幡ヶ谷店で「ヴァンズ」の商品を購入しリフレクターの“中”を貰うと、その場で集めた3パーツを縫製してもらえる。

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ABCマート」神南店
住所: 東京都渋谷区神南1-11-5

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ブルーラグバイクショップ」代々木公園店
住所: 東京都渋谷区富ヶ谷1-43-3

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ブルーラグバイクショップ」幡ヶ谷店
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-32-3

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「ヴァンズ」とサイクルショップ「ブルーラグバイクショップ」が初コラボ シューズ2型、アパレルとアクセサリーも

「ヴァンズ(VANS)」はサイクルショップ「ブルーラグバイクショップ(BLUE LUG BIKE SHOP)」との初のコラボレーションコレクションを9月30日に発売する。本コレクションではシューズ2モデルとTシャツ、ハット、バッグを含むアパレルとアクセサリーをラインアップする。

シューズは「ヴァンズ」の“ランピン(LAMPIN)”と“スリッポン(SLIP-ON)”の2モデルをベースにした。“ランピン(1万3750円)”は、パーツの油汚れなどを拭き取るメカニックタオルをイメージしたカラーリングを採用した。“スリッポン(1万2100円)” は、しゃがみ込む事が多い自転車の作業中や、ペダルを踏み込む時に屈曲の負荷がかかりやすい部分にラバーの補強を施した。どちらも防汚コーティングが施されたスエードを使用し、作業やサイクリングに適した仕様に仕上げている。

各シューズには小さいサイズのトライアングルリフレクターと、ツールボックスをイメージしたスペシャルボックスを付属。Tシャツ、ハット、バッグからなるアパレルとアクセサリーのラインアップにも両ブランドのディテールを落とし込み、実用性も兼ね備えたアイテムをそろえた。

また、9月30日と10月1日の2日間は、オリジナルの限定カラートライアングルリフレクターが貰えるワークショップを開催。はじめに「ABCマート」神南店で「ヴァンズ」の商品を購入しリフレクターの“枠”を貰う。次に「ブルーラグバイクショップ」代々木公園店でリフレクターの“裏”を無料で貰い、最後に「ブルーラグバイクショップ」幡ヶ谷店で「ヴァンズ」の商品を購入しリフレクターの“中”を貰うと、その場で集めた3パーツを縫製してもらえる。

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ABCマート」神南店
住所: 東京都渋谷区神南1-11-5

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ブルーラグバイクショップ」代々木公園店
住所: 東京都渋谷区富ヶ谷1-43-3

■ピックアップ アンド デリバリー 〜リフレクターワークショップ〜
日程:9月30日〜10月1日
場所:「ブルーラグバイクショップ」幡ヶ谷店
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-32-3

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ランとヨガ、瞑想を楽しむ米発マインドフルネスイベント 9月30日にお台場で開催 

エイベックス・エンタテインメントは、ランとヨガ、瞑想を自然の中で体験できるカリフォルニア発のマインドフルネスイベント「ワンダーラスト ワンオーエイト(WANDERLUST 108)」を9月30日に東京・台場の特設会場で開催する。入場は無料で、事前申し込みが必要。申し込みは特設サイトで受け付けている。

イベントでは、ランとヨガ、瞑想の3つのアクティビティーに加えて、ワークショップを楽しむことができる。ワークショップは2部制で、一部につきエアリアルヨガやドッグヨガ、ピラティスなど5つのワークショップを用意した。9月26日現在、ワークショップのコンテンツで参加者を募集しているのはドッグヨガのみだが、当日キャンセルが出た場合は臨時で受付を行う。それぞれのアクティビティーで講師が登場する。また、マインドフルネスをサポートする美容グッズやフード、ドリンクなどのブースも設置する。

ランは無理せず参加できるよう、タイムを計測しない。自然を感じながら、自分のペースでゴールに向かうことができる。ヨガは、これまで開催された同イベントのノウハウで構成された、DJの音楽によるヨガフローで展開する。瞑想は、心をクリアにして深いリラックス状態に体を委ねて無心になることでマインドを整える。

「ワンダーラスト ワンオーエイト」は、2009年にカリフォルニアで始まった。これまでに世界17の国と地域60都市で開催し、延べ約11万人が参加しているマインドフルネスイベントだ。

■「ワンダーラスト ワンオーエイト」

開催日時  :9月30日11時〜
場所:お台場WANDERLUST 108 TOKYO特設会場
住所:東京都江東区青海1-1

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「アンドビー」がアイメイク商品の新作を発売 リキッドアイライナーも新登場

ヘアメイクアップアーティスト河北裕介がプロデュースする「アンドビー(&BE)」は、アイメイク商品の新作を発売する。10月6日から先行販売、11月1日から全国販売する。ロフト、プラザ、ハンズ、アットコスメ、アインズ&トルペなどのバラエティショップで取り扱う。

“パレットアイシャドウ”(全6色、各3300円)からは新色2色が登場。“スタンダードブラウン”はニュアンスゴールドやカーキで遊びを効かせ、振り幅の広いブラウンメイクを楽しめる。“スパイスレッド”は、圧倒的な存在感を放つ赤と引き締めカラーのブラックが官能的でありながらも媚びない目元を演出する。

“スティックアイシャドウ”(全3色、各2420円)には、限定色として肌や瞳に透明感をプラスする“シャンパンベージュ”と深みのあるニュアンスの“ローズアイボリー”の2色が追加となる。

新発売の“アンドビー リキッドアイライナー”(全2色、各1650円)は、ひと塗りでくっきりとした瞳印象を叶える高発色のリキッドアイライナー。汗や皮脂、擦れに強い処方だがお湯や石けんで簡単にオフできる。また手元のぶれにくさを追求し、程よい重量感を持つ金属製の容器を採用した。カラーはブラックとブラウンをそろえる。

そのほか、単色使いだけでなくベースとしても使える“クリームアイシャドウ”(全2色、各1760円)、美容液配合でメイクしながらまゆ毛を優しくケアできる“アイブロウマスカラ”(全2色、各1320円)もパワーアップ。さらに“リキッドアイブロウ”(1430円)、“ペンシルアイライナー”(全2色、各1320円)、“アンダーアイライナー”(全2色、各1320円)のパッケージが順次リニューアルする。

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社内ベンチャーから誕生した香水のサブスク「エラム」 香水選びを自分のペースで楽しく

香水のサブスクリプションサービス「エラム(ERAM)」が登場した。同ブランドは、さまざまな香りの中から自分の好みを探し、深掘りするサポートをするサービスを提供。まず、公式ぺージの質問に答えると、3種類の香水(各2mL)が届く。1カ月間その香りを試して、マイページで好みの順位を入力すると、新たに好みに近い香り3種類が届き、合計6種類の香りからじっくり自分の好みの香りを選ぶことができる。気に入った香りを選ぶと1カ月で使い切る6mLのサイズが送付され、季節や気分の変化に合わせて切り替えることも可能だ。定期月額は送料込みで3890円。モニターからは、「自分の好みがわかった」「自分のペースで楽しめる」「日常使いしやすい香り」と言う声が届いている。

同ブランドは、ポーラ・オルビスホールディングス(HD)内の社内ベンチャー制度である“Glow”から誕生。同社の大島康平・事業開発室フレグランス事業TFリーダーが約2年間をかけて開発した。自分で香りを選ぶ楽しさを提供し、日々の生活を豊かにできればという思いからスタートしたブランドの名前は、古語で”選ぶ“と言う意味の”えらむ“に由来している。大島リーダーは、「スキンケアが香りで楽しくなるという話を聞いて、可能性がある分野だと思っていた。以前は、他人がどう思うかという軸で香りを選ぶ人が多かったが、コロナが、自分が心地良いと思う香りを考え直すきっかけになった。そこで、今までフレグランスを手掛けてきたポーラ(POLA)の知見を新しいサービスに活かせないかと思った」と話す。

自分のペースで香りの解像度を上げるサービス

目に見えない香りを選ぶのは難しい。SNSや雑誌、誰かのおすすめを参考にしたり、店頭で試したりして選んだものを実際使ってみると“思っていた香りと違った”と感じる人もいることだろう。香水はトップ、ミドル、ラストノートと香りが変化するもの。また、ムエットと自分の肌では香り方が違うこともある。「エラム」は自宅に香りが届くから、自分のペースで香りを試して変化を感じることができる。大島リーダーは、「香り選びにつまずく人に、『エラム』を通してさまざまな香りと触れ合い、自分の肌につけてじっくり試すことで、好みの香りの解像度を上げてほしい」と言う。

20種類の香りは、国内の化粧品メーカーで40年以上も香りを開発してきた調香のプロが監修。日本人の好みを知り尽くした日常生活に馴染む香りをそろえている。

「ユニセックスなで、デイリーユース、シーンを選ばない香り。馴染みはあるが、高級感のあるものばかりだ。フレグランスのエントリーから中級者をターゲットにしている」。パッケージは、先入観なく香りを選べるようにミニマルでニュートラルなものにした。また、通常30mL、50mLではなく、使い切れるサイズを用意することで、さまざまな香りを無駄なく楽しめるようになっている。

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コーセーがアマチュアゴルファーの馬場咲希選手とスポンサー契約

コーセーはこのほど、アマチュアゴルファーの馬場咲希とスポンサー契約したことを発表した。ゴルフでは、すでに14人の女子ゴルファーとスポンサー契約をしており、馬場選手が15人目となる。

馬場選手は、「ゴルフは強い紫外線の下で長時間プレーするため、スキンケアにはとても気をつかう。コーセーのサポートで、よりプレーに集中し、良い結果が残せるよう精一杯頑張る」とコメントを寄せた。

馬場咲希は、父のすすめでゴルフを始め、7歳から競技ゴルフに出場する。2022年にJGAナショナルチーム入りした。同年、海外メジャー全米女子オープンに予選会を経て出場し、日本人アマとしては8年ぶりに決勝に進んで49位。8月の全米女子アマを制し、日本勢として1985年の服部道子以来37年ぶり2人目の快挙を成し遂げた。日本女子オープンでは11位タイでローアマチュアに輝くなど、プロトーナメントでも結果を残す。

コーセーは、「美」「芸術性」「ファッション性」などの要素を含む各種スポーツ競技において、美を創造する化粧品企業として、競技団体や選手個人への協賛や支援をさまざまな側面から継続的に実施する。ゴルフにおいては、有村智恵、金田久美子、河本結、北田瑠衣、木戸愛、香妻琴乃、斉藤愛璃、馬場咲希、原江里菜、松田鈴英、松森彩夏、森田遥、安田祐香、吉田優利、笠りつ子、各選手と契約を結んでいる。

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ケリングが芸能事務所の過半数株式を取得、リシュモンの新フレグランス部門にフィルメニッヒ元CEOなど【若手社員に読んでほしい記事3選】

この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「若手社員に読んでほしい記事3選」。ケリング(KERING)が米タレントエージェンシーの過半数株式を取得したニュースとリシュモンがフレグランス事業の新部門を設立しそのトップにフィルメニッヒの元CEOが就任したニュース、そして大量廃棄の現実をリポートしたコラムの3つの記事をセレクトした。若手社員の皆さんはもちろん、キャリアを重ねた皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

選者:井口恭子記者

幼少期をロンドンで過ごす。大学卒業後は外資系証券会社のリサーチ部門に勤務。否応なく数字漬けの日々を経て、長年の数学嫌いをほんの少し克服した。子どもの頃から活字中毒だったため、20代後半から翻訳の道に進む。主に金融やIT関連の翻訳を行う一方で、海外ドラマや洋楽番組の字幕制作も経験。LGBTQアライ。夢は南の島かロンドンで隠居すること。2018年から「WWDジャパン」編集部で翻訳を手掛けている

【記事1】
「グッチ」親会社ケリングの会長兼CEO、米タレントエージェンシーの過半数株式を取得

「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、一族の投資会社であるアルテミス(ARTEMIS)を通じ、米タレントエージェンシーのクリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CREATIVE ARTISTS AGENCY以下、CAA)の過半数株式を取得した。取引額は非公開。(全文はこちら

【記者のコメント】
一族の投資会社を通じての株式取得とはいえ、ラグジュアリー企業の投資先としてタレントエージェンシーというのはあまり類を見ない。傘下ブランドへのアンバサダー就任を容易にするためかと思いきや、情報筋によれば戦略的投資の一環だという。昨今のラグジュアリーブランドはカルチャーとの結び付きを強めていることもあり、取引の目的や今後の動きに注目したい。

【記事2】
リシュモン、フレグランス部門新設  トップにフィルメニッヒ元CEO

コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)はこのほど、フレグランス事業の新部門「ラボラトワール・ドゥ・オート・パルファムリー・エ・ボーテ(Laboratoire de Haute Parfumerie et Beauté)」を設立したと発表した。最高経営責任者(CEO)にスイスの香料メーカー、フィルメニッヒ(FIRMENICH、現DSMフィルメニッヒ)の元CEOであるボエ・ブリンクグレーヴ(Boet Brinkgreve)氏を任命した。ブリンクグレーヴCEOはリシュモンの上級執行委員会にも加わり、ヨハン・ルパート(Johann Rupert)会長の直属となる。(全文はこちら

【記者のコメント】
ラグジュアリーブランドの高額化が進む中、フレグランスを含むビューティ商品はエントリーアイテムとしての役割も担うなど重要性が増している。情報筋によれば、新部門はビューティの内製化を目指すのではなく、各ブランドのビジネス構築を支援するものだという。なお、競合のケリングは今年3月にケリング ボーテを設立し、ビューティ市場に本格的に参入している。

【記事3】
ケニアで見た「大量廃棄」の現実 鎌田安里紗がリポート

先進国から途上国へ輸出される大量の古着が問題視されている。ファッション産業の透明性を推進するファッションレボリューションジャパンのプロデューサーで、消費者への啓発活動に取り組む鎌田安里紗は8月、古着の行き着く先を見るためケニアを訪れた。「チェンジング・マーケット財団」の調査によれば、2021年はケニアに9億着以上の衣類が輸出されたという。現地の人々は、この現状をどう受け止めているのか。鎌田に8日間の滞在の様子をレポートしてもらった。(全文はこちら

【記者のコメント】
おしゃれであると同時に、サステナビリティの観点からも注目される古着。しかし、先進国では売れない状態の、もしくは売れ残った古着が最終的にどこでどう処分されるのか、気になったことはないだろうか。そうした“最終地点”の1つで、2021年には9億着以上の衣類が送られたというケニアのマーケットや埋立地に足を運んだ、鎌田安里紗による現地リポートは必読だ。

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ケリングが芸能事務所の過半数株式を取得、リシュモンの新フレグランス部門にフィルメニッヒ元CEOなど【若手社員に読んでほしい記事3選】

この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「若手社員に読んでほしい記事3選」。ケリング(KERING)が米タレントエージェンシーの過半数株式を取得したニュースとリシュモンがフレグランス事業の新部門を設立しそのトップにフィルメニッヒの元CEOが就任したニュース、そして大量廃棄の現実をリポートしたコラムの3つの記事をセレクトした。若手社員の皆さんはもちろん、キャリアを重ねた皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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選者:井口恭子記者

幼少期をロンドンで過ごす。大学卒業後は外資系証券会社のリサーチ部門に勤務。否応なく数字漬けの日々を経て、長年の数学嫌いをほんの少し克服した。子どもの頃から活字中毒だったため、20代後半から翻訳の道に進む。主に金融やIT関連の翻訳を行う一方で、海外ドラマや洋楽番組の字幕制作も経験。LGBTQアライ。夢は南の島かロンドンで隠居すること。2018年から「WWDジャパン」編集部で翻訳を手掛けている

【記事1】
「グッチ」親会社ケリングの会長兼CEO、米タレントエージェンシーの過半数株式を取得

「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、一族の投資会社であるアルテミス(ARTEMIS)を通じ、米タレントエージェンシーのクリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CREATIVE ARTISTS AGENCY以下、CAA)の過半数株式を取得した。取引額は非公開。(全文はこちら

【記者のコメント】
一族の投資会社を通じての株式取得とはいえ、ラグジュアリー企業の投資先としてタレントエージェンシーというのはあまり類を見ない。傘下ブランドへのアンバサダー就任を容易にするためかと思いきや、情報筋によれば戦略的投資の一環だという。昨今のラグジュアリーブランドはカルチャーとの結び付きを強めていることもあり、取引の目的や今後の動きに注目したい。

【記事2】
リシュモン、フレグランス部門新設  トップにフィルメニッヒ元CEO

コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)はこのほど、フレグランス事業の新部門「ラボラトワール・ドゥ・オート・パルファムリー・エ・ボーテ(Laboratoire de Haute Parfumerie et Beauté)」を設立したと発表した。最高経営責任者(CEO)にスイスの香料メーカー、フィルメニッヒ(FIRMENICH、現DSMフィルメニッヒ)の元CEOであるボエ・ブリンクグレーヴ(Boet Brinkgreve)氏を任命した。ブリンクグレーヴCEOはリシュモンの上級執行委員会にも加わり、ヨハン・ルパート(Johann Rupert)会長の直属となる。(全文はこちら

【記者のコメント】
ラグジュアリーブランドの高額化が進む中、フレグランスを含むビューティ商品はエントリーアイテムとしての役割も担うなど重要性が増している。情報筋によれば、新部門はビューティの内製化を目指すのではなく、各ブランドのビジネス構築を支援するものだという。なお、競合のケリングは今年3月にケリング ボーテを設立し、ビューティ市場に本格的に参入している。

【記事3】
ケニアで見た「大量廃棄」の現実 鎌田安里紗がリポート

先進国から途上国へ輸出される大量の古着が問題視されている。ファッション産業の透明性を推進するファッションレボリューションジャパンのプロデューサーで、消費者への啓発活動に取り組む鎌田安里紗は8月、古着の行き着く先を見るためケニアを訪れた。「チェンジング・マーケット財団」の調査によれば、2021年はケニアに9億着以上の衣類が輸出されたという。現地の人々は、この現状をどう受け止めているのか。鎌田に8日間の滞在の様子をレポートしてもらった。(全文はこちら

【記者のコメント】
おしゃれであると同時に、サステナビリティの観点からも注目される古着。しかし、先進国では売れない状態の、もしくは売れ残った古着が最終的にどこでどう処分されるのか、気になったことはないだろうか。そうした“最終地点”の1つで、2021年には9億着以上の衣類が送られたというケニアのマーケットや埋立地に足を運んだ、鎌田安里紗による現地リポートは必読だ。

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消費者はフラストレーション爆発寸前!何もかもがセルフサービス。人の行く裏に道あり花の山。フルサービスにチャンスか。

【記事のポイント】 ●レストランに外食に行っても、セルフサービスばかり。スーパーに買い物に行ってもセルフサービスばかり。消費者のフラストレーションは爆発寸前です。現状に疑問を感じているお客様も静かにいらっしゃいます。
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イスラエル発コスメ「ラリン」が日本市場でのさらなる成長に向けて加速

ラリン ジャパンが展開する「ラリン(LALINE)」は、イスラエル特有の死海のミネラルや厳選された植物エキスやオイルを使用したコスメブランドだ。1999年に従姉同士の2人によってイスラエルで誕生し、2011年2月にアジア第1号店を表参道にオープン。16年5月にラリン ジャパンはTSIホールディングス傘下となり、現在、ファッションビルやモールを中心に国内35店舗を展開する。この度、あらためて本国イスラエルと日本の強固なパートナーシツプを築くために、エレズ・マルカ(Erez Malka)ラリンCEOが来日。今年4月に着任した石原教宏ラリン ジャパン社長と共に、現状と新たな成長に向けての戦略について聞いた。

WWD:来日の目的は?

エレズ・マルカ=ラリンCEO(以下、マルカ):コロナが収束してやっと来日することができた。この3年間は非常にタフな期間だったが、今後、日本市場でのさらなる成長に向け、あらためてラリン ジャパン、そしてTSIホールディングスとの関係を築いていきたいと思い、来日した。

石原教宏ラリン ジャパン(以下、石原):コロナ禍の3年間は十分な情報交換も出店もできず、さまざまな戦略が停滞した。ここでもう一度顔を合わせ、戦略を立て直そうと思い、来日してもらった。今、イスラエルは好景気。国の産業としては、テクノロジーが一番。AIやデジタル領域の産業が伸長していて、若い富裕層も多い。現地に出向くと世界の経済は大きく変わり始めていることを実感する。

WWD:アフターコロナの世界のコスメ市場の状況をどのように捉えているか?

マルカ:急激に復活する市場もあれば、まだコロナ禍前のレベルに達していない市場もある。イスラエルは22年1月には回復しており、おおよそ世界のビューティ市場も活況が戻りつつある。その中で日本市場の回復は最後だった印象だ。

イスラエルでは135店舗、全ての店舗が黒字

WWD:本国イスラエルでの「ラリン」の位置付けと現状は?

マルカ:イスラエルの国の大きさは四国程度。そこに135店舗があり、全ての店が黒字で好調だ。ただ、新しい商品を矢継ぎ早に投入しないと飽きられるし、お客さまは魅力を感じない。アフターコロナの市場では、その流れが顕著だと感じており、全体の20%程度は常に新商品に入れ替え、鮮度を保っている。今後は、さらにその入れ替えはスピードアップすることも考えられる。

石原:135店舗展開していて、全店黒字というのはオペレーションが優れていることの証。学ぶべきことも大いにある。「ラリン」はイスラエル一のアパレル会社のフォックスグループの傘下というのも大きい。そのグループの中でも「ラリン」は中核ブランドに位置付けられる。

WWD:強化しているカテゴリーは?

マルカ:フェイスケアだ。「ラリン」は、死海の塩を使用したボディースクラブを中心とするボディーケア商品のイメージが強いかもしれないが、全体の65〜70%を占める程度。他にタオルなどの雑貨類やルームフレグランスなど幅広く展開するライフスタイルブランドだ。その中で、イスラエルに限らず、フェイスケア商品への要望が強く、今後、さらに注力していく。

WWD:「ラリン」の展開国と成長している国は?

マルカ:現在、カナダ、台湾、オーストラリア、グルジア、日本の5カ国に輸出している。
売り上げ構成比はイスラエルが70%、海外が30%(ともに卸しベース)。海外の売り上げの20%を日本が占めている。イスラエルの売り上げは毎年前年比3〜5%増と安定して伸長している一方、4年前に進出したカナダの22年度売上高は、前年比28%増と大きく成長している。今後5年間で、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパのスペイン、フランス、イタリア、そしてアジア諸国への輸出拡大を計画している。

日本ではECの売り上げがここ数カ月で急速に伸長

WWD:11年にアジア初の店舗として表参道店をオープンして以降、日本の状況をどう捉えているか?

マルカ:個人的には日本が大好きで、TSIホールディングスはいいパートナー。一緒に仕事ができて幸せだと思っている。今は、イスラエルと日本のお客さまの違いを学んでいる最中だ。例えばパッケージの大きさは、日本はイスラエルに比べ小ぶりなものを好む。

石原:気候の違いも大きく、冬でも気温17〜18度程度で湿気があるイスラエルと日本では、乾燥肌に対する考え方も異なる。

マルカ:それに、日本のお客さまは好奇心が旺盛で非常に賢い。商品の成分や効果などをより詳しく知りたがる傾向が強い。

WWD:16年時に21年で50店舗、売上高30億円を目指していたが、その進捗は?

石原:コロナ禍で経済が停滞してしまった影響は大きく、現在35店舗で、ルクア大阪が1番店。売り上げに関してもまだ未達だ。これからTSIホールディングスが中期経営計画を発表するが、そのタイミングでしっかり達成できるようにしたい。

WWD:そのための仕掛けは?

石原:日本のEC売り上げがここ数カ月で急速に伸びており、本国も全面的に協力してくれていることもあり、ここに大きなチャンスがあると感じている。現在、ECが全体の売り上げの12〜13%を占める。ピューティのスタッフは、SNSに関しての知識も理解度も高く、面白くてパワフル。その能力を生かしてインスタライブなどを積極的に行いSNSでのお客さまとのタッチポイントを増やし、ECの割合をさらに上げていく。また、日本化粧品検定受験などさまざまな面でのスタッフのスキルアップを後押ししている。

「ウーマン エンパワーメント」を体現

WWD:EC強化の戦略は他の国でも同じ?

マルカ:もちろんイスラエルもECは成長しているが、昨今の日本の成長に比べるとスピードは落ちる。なぜならイスラエルのEC売り上げの伸長のピークは日本より早かったからだ。

石原:先日、イスラエルに行った時はデリバリーの速度の改革に入っていた。オーダーして最長2時間、早ければ20分で届くという、まるでフードデリバリーのようなシステムを構築していることに驚いた。四国程度の国土にメインのデリバリーセンターがあり、サポートセンターをどこに作るかや、テクノロジーによるサプライチェーン構築についてのディスカッションをしていて、われわれはまだまだだと思った。

マルカ:フォックスグループは今、1400億円を投資し、中近東で一番大きな物流センターを建設しようとしている。その半分はロボット技術への投資だ。完成すれば「ラリン」もそこから出荷するし、これから輸出する国が増えても十分対応できる体制が整う。

WWD:日本市場はまだ伸び代があると思うか?

マルカ:今回、3日間日本市場を見て、素晴らしい市場だと思ったし、伸びる可能性が大いにあると確信した。イスラエルは約900万人の人口で135店舗あり、97%のブランド認知度を誇る。日本は約1億2000万人の人口で35店舗しかないから、爆発的に成長すると期待している。さらなる成長のためには、一流のロケーションに出店すること、そして、いい商品を提供することが重要だ。日本のような厳しい審美眼を持つ市場では、ベストセラーとなるような商品を提供し、一番いい体制で臨まなければ商機がないことは理解している。その一環として、日本限定の商品もスタートしているし、来年はブランド誕生25周年で、コラボアイテムなど特別な商品も予定している。

石原:出店にあたり、デベロッパーからは若い層を取り組むことを期待されている。とはいえ、「ラリン」の商品は4000〜5000円が中心価格帯。それを納得して購入する感度の高い若年層がいる場に出店していく。マルカCEOが言う「一流のロケーション」というのはそういう意味だ。そして、「ラリン」の創始者から続くフィロソフィーは「ウーマン エンパワーメント(WOMEN EMPOWERMENT)」。女性が商品を使って幸せな気持ちになり、自信を持って社会に出ていくことを後押しする存在であることを目指してきた。ラリン ジャパンの従業員は約170人でうち男性は4人。あらためてそのフィロソフィーに立ち返り、彼女たちにポジティブに活躍してもらい「ウーマン エンパワーメント」を体現していく。

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イスラエル発コスメ「ラリン」が日本市場でのさらなる成長に向けて加速

ラリン ジャパンが展開する「ラリン(LALINE)」は、イスラエル特有の死海のミネラルや厳選された植物エキスやオイルを使用したコスメブランドだ。1999年に従姉同士の2人によってイスラエルで誕生し、2011年2月にアジア第1号店を表参道にオープン。16年5月にラリン ジャパンはTSIホールディングス傘下となり、現在、ファッションビルやモールを中心に国内35店舗を展開する。この度、あらためて本国イスラエルと日本の強固なパートナーシツプを築くために、エレズ・マルカ(Erez Malka)ラリンCEOが来日。今年4月に着任した石原教宏ラリン ジャパン社長と共に、現状と新たな成長に向けての戦略について聞いた。

WWD:来日の目的は?

エレズ・マルカ=ラリンCEO(以下、マルカ):コロナが収束してやっと来日することができた。この3年間は非常にタフな期間だったが、今後、日本市場でのさらなる成長に向け、あらためてラリン ジャパン、そしてTSIホールディングスとの関係を築いていきたいと思い、来日した。

石原教宏ラリン ジャパン(以下、石原):コロナ禍の3年間は十分な情報交換も出店もできず、さまざまな戦略が停滞した。ここでもう一度顔を合わせ、戦略を立て直そうと思い、来日してもらった。今、イスラエルは好景気。国の産業としては、テクノロジーが一番。AIやデジタル領域の産業が伸長していて、若い富裕層も多い。現地に出向くと世界の経済は大きく変わり始めていることを実感する。

WWD:アフターコロナの世界のコスメ市場の状況をどのように捉えているか?

マルカ:急激に復活する市場もあれば、まだコロナ禍前のレベルに達していない市場もある。イスラエルは22年1月には回復しており、おおよそ世界のビューティ市場も活況が戻りつつある。その中で日本市場の回復は最後だった印象だ。

イスラエルでは135店舗、全ての店舗が黒字

WWD:本国イスラエルでの「ラリン」の位置付けと現状は?

マルカ:イスラエルの国の大きさは四国程度。そこに135店舗があり、全ての店が黒字で好調だ。ただ、新しい商品を矢継ぎ早に投入しないと飽きられるし、お客さまは魅力を感じない。アフターコロナの市場では、その流れが顕著だと感じており、全体の20%程度は常に新商品に入れ替え、鮮度を保っている。今後は、さらにその入れ替えはスピードアップすることも考えられる。

石原:135店舗展開していて、全店黒字というのはオペレーションが優れていることの証。学ぶべきことも大いにある。「ラリン」はイスラエル一のアパレル会社のフォックスグループの傘下というのも大きい。そのグループの中でも「ラリン」は中核ブランドに位置付けられる。

WWD:強化しているカテゴリーは?

マルカ:フェイスケアだ。「ラリン」は、死海の塩を使用したボディースクラブを中心とするボディーケア商品のイメージが強いかもしれないが、全体の65〜70%を占める程度。他にタオルなどの雑貨類やルームフレグランスなど幅広く展開するライフスタイルブランドだ。その中で、イスラエルに限らず、フェイスケア商品への要望が強く、今後、さらに注力していく。

WWD:「ラリン」の展開国と成長している国は?

マルカ:現在、カナダ、台湾、オーストラリア、グルジア、日本の5カ国に輸出している。
売り上げ構成比はイスラエルが70%、海外が30%(ともに卸しベース)。海外の売り上げの20%を日本が占めている。イスラエルの売り上げは毎年前年比3〜5%増と安定して伸長している一方、4年前に進出したカナダの22年度売上高は、前年比28%増と大きく成長している。今後5年間で、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパのスペイン、フランス、イタリア、そしてアジア諸国への輸出拡大を計画している。

日本ではECの売り上げがここ数カ月で急速に伸長

WWD:11年にアジア初の店舗として表参道店をオープンして以降、日本の状況をどう捉えているか?

マルカ:個人的には日本が大好きで、TSIホールディングスはいいパートナー。一緒に仕事ができて幸せだと思っている。今は、イスラエルと日本のお客さまの違いを学んでいる最中だ。例えばパッケージの大きさは、日本はイスラエルに比べ小ぶりなものを好む。

石原:気候の違いも大きく、冬でも気温17〜18度程度で湿気があるイスラエルと日本では、乾燥肌に対する考え方も異なる。

マルカ:それに、日本のお客さまは好奇心が旺盛で非常に賢い。商品の成分や効果などをより詳しく知りたがる傾向が強い。

WWD:16年時に21年で50店舗、売上高30億円を目指していたが、その進捗は?

石原:コロナ禍で経済が停滞してしまった影響は大きく、現在35店舗で、ルクア大阪が1番店。売り上げに関してもまだ未達だ。これからTSIホールディングスが中期経営計画を発表するが、そのタイミングでしっかり達成できるようにしたい。

WWD:そのための仕掛けは?

石原:日本のEC売り上げがここ数カ月で急速に伸びており、本国も全面的に協力してくれていることもあり、ここに大きなチャンスがあると感じている。現在、ECが全体の売り上げの12〜13%を占める。ピューティのスタッフは、SNSに関しての知識も理解度も高く、面白くてパワフル。その能力を生かしてインスタライブなどを積極的に行いSNSでのお客さまとのタッチポイントを増やし、ECの割合をさらに上げていく。また、日本化粧品検定受験などさまざまな面でのスタッフのスキルアップを後押ししている。

「ウーマン エンパワーメント」を体現

WWD:EC強化の戦略は他の国でも同じ?

マルカ:もちろんイスラエルもECは成長しているが、昨今の日本の成長に比べるとスピードは落ちる。なぜならイスラエルのEC売り上げの伸長のピークは日本より早かったからだ。

石原:先日、イスラエルに行った時はデリバリーの速度の改革に入っていた。オーダーして最長2時間、早ければ20分で届くという、まるでフードデリバリーのようなシステムを構築していることに驚いた。四国程度の国土にメインのデリバリーセンターがあり、サポートセンターをどこに作るかや、テクノロジーによるサプライチェーン構築についてのディスカッションをしていて、われわれはまだまだだと思った。

マルカ:フォックスグループは今、1400億円を投資し、中近東で一番大きな物流センターを建設しようとしている。その半分はロボット技術への投資だ。完成すれば「ラリン」もそこから出荷するし、これから輸出する国が増えても十分対応できる体制が整う。

WWD:日本市場はまだ伸び代があると思うか?

マルカ:今回、3日間日本市場を見て、素晴らしい市場だと思ったし、伸びる可能性が大いにあると確信した。イスラエルは約900万人の人口で135店舗あり、97%のブランド認知度を誇る。日本は約1億2000万人の人口で35店舗しかないから、爆発的に成長すると期待している。さらなる成長のためには、一流のロケーションに出店すること、そして、いい商品を提供することが重要だ。日本のような厳しい審美眼を持つ市場では、ベストセラーとなるような商品を提供し、一番いい体制で臨まなければ商機がないことは理解している。その一環として、日本限定の商品もスタートしているし、来年はブランド誕生25周年で、コラボアイテムなど特別な商品も予定している。

石原:出店にあたり、デベロッパーからは若い層を取り組むことを期待されている。とはいえ、「ラリン」の商品は4000〜5000円が中心価格帯。それを納得して購入する感度の高い若年層がいる場に出店していく。マルカCEOが言う「一流のロケーション」というのはそういう意味だ。そして、「ラリン」の創始者から続くフィロソフィーは「ウーマン エンパワーメント(WOMEN EMPOWERMENT)」。女性が商品を使って幸せな気持ちになり、自信を持って社会に出ていくことを後押しする存在であることを目指してきた。ラリン ジャパンの従業員は約170人でうち男性は4人。あらためてそのフィロソフィーに立ち返り、彼女たちにポジティブに活躍してもらい「ウーマン エンパワーメント」を体現していく。

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大阪のパクリ企業が東京進出した「餃子酒場 肉汁とっつぁん」。いやいや!このクオリティでよく出せたな(怒)! ついでに「ダンダダン」に怒られろ!

【記事のポイント】 ●創業3年半で26店はすごい。けど外食の価値って知ってる?と言わざるを得ないほど酷いクオリティ。トイレチェックは詐欺るし、潰れる前に事故るでしょ(笑)
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「そごう・西武問題」を振り返る:記者談話室vol.96

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

第96回は「『そごう・西武問題』を振り返る」です。労働組合が百貨店として約60年ぶりのストライキを決行し、小売業界のみならず社会的な問題へと発展したそごう・西武の売却ですが、米国の投資ファンド傘下に収まることで決着しました。前代未聞の事態はなぜ起こったのか。これから百貨店はどうなるのか。そんなテーマで話し合いました。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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「ジェラート ピケ」15周年 真木よう子やミチ&よしあきが祝福

マッシュスタイルラボの「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」はこのほど、ブランドの15周年を記念したパーティーを東京・芝公園で開催した。

会場はブランドのコンセプトカラーである淡い青色“ピケブルー”とホワイトに染まり、巨大なバースデーケーキのオブジェやバルーンアートで装飾。壁面には過去の広告クリエイティブをパネル展示して、ブランドの軌跡を振り返った。飲食業態「ジェラート ピケ カフェ」で人気のクレープや、バーテンダー南雲主于三によるオリジナルカクテルも振る舞われた。ゲストには同社のウェルネスデザイナーを務めるタレントの木梨憲武、女優の真木よう子、内田理央、井桁弘恵、ミチ&よしあきらが来場。会場のほど近くにある東京タワーも、この日は電飾を“ピケブルー”カラーに点灯して彩りを添えた。

「これまで大切な人への贈り物など、特別な“瞬間”に選んでいただいてきたブランド。だからこそ、このような特別な“場”で感謝を表現できたことはうれしい」と近藤広幸社長。5年後、10年後を見据えて「これからもお客さまをワクワクさせるような仕掛けを続けていきたい」と語った。

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小林製薬が“浸し洗い”で毛穴汚れにアプローチする鼻用洗浄料を発売 テスト販売で想定の4倍の売り上げ 

小林製薬は9月28日、毛穴汚れを洗浄する鼻用洗浄料“ケアナボン ひたし洗い液”(300mL、1320円※編集部調べ)を発売する。2022年から関東、中部エリアの一部地域でテスト販売を行なっており、多くのメディアやSNSで取り上げられSNSの動画累計1000万回再生を超えるほど話題となり、想定の約4倍を売り上げた。全国販売を希望する声に応えて展開する。

同社は、鼻だけをゴシゴシと洗う男性を見たことをきっかけに、洗顔料などで念入りに洗う以外に肌への負担を抑えながら毛穴を綺麗にする方法がないかを模索し、鼻用洗浄料を開発した。“ケアナボン”の“ボン”はフランス語で「やさしい」という意味で、鼻の毛穴に悩みがある方の「角栓がよく取れるもの=肌にも負担がかかり毎日使うことができない」というジレンマを解消できるよう願いを込めた。

“ケアナボン ひたし洗い液”は、肌にやさしい低刺激設計が特徴。中性のpH領域で、界面活性剤を最小限の濃度に留める洗浄料を採用した。角栓汚れだけをターゲットにする洗浄成分を厳選し、角栓崩壊を補助する成分を配合。洗浄成分の工夫で肌負担の少ない毛穴ケアを実現した。洗顔やクレンジングで落としきれない毛穴汚れにアプローチする。

専用カップに洗浄料を入れて鼻を浸すことで、角栓の表面をふやかしながら毛穴汚れが落ちやすい状態にする。洗浄成分が皮脂などの汚れにフィットし、肌から浮かせる。カップを揉んで水流を作ることで、鼻を擦らずに毛穴の黒ずみのもとになる角栓汚れを洗浄することができる。使うたびに鼻がツルっとする使用感をかなえる。

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マツモトキヨシの旗艦店が渋谷にオープン ヘアサロン併設で韓国スタイルに変身、セルフ撮影も

マツキヨココカラ&カンパニーは、渋谷のマツモトキヨシ「渋谷Part1店・同Part2店」の2店舗を名称も新たにリニューアルオープンする。まずは、渋谷Part2店を旗艦店「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」として9月29日に先行オープンする。

店舗は4階建て構造で、売り場面積は約260平方メートル(1〜3階)。1階は、店頭スペースにポップアップコーナーを設置。SNSで話題の商品や、新商品、限定商品などを展開する。店内スペースでは、クラウドファンディング事業の企画、開発、運営を行うキャンプファイヤー(CAMPFIRE)と共同でDtoC販売が中心の新規ブランドを取り扱う。

2階では、スキンケアをはじめ、ヘアケア、メンズトータルケア、美容家電、美容補助食品などをそろえ、美と健康のトータルケアを体の内側と外側から提案する。3階では、韓国最大手のビューティ企業であるアモーレパシフィックをはじめとする海外ブランドや、国内で人気のブランドなどのメイクアップ商品を展開する。

4階には、自社スタジオを設置。ライブコマースやユーチューブなどを通じて商品や最新の情報を発信する。なお、ヘアサロン「ノラ(NORA)」がヘアカラーやスタイリング、メイクアップサービスを提供する専門店「ノラ シンディ カラーサロン(NORA CYNDY COLOR SALON)」が同フロアにオープン。流行の韓国スタイルやストリートスタイルに変身し、そのままスタジオでセルフ撮影を行うことができる。

また、外装には巨大変形サイネージを、階段スペースにキャンバスを設置し、アートギャラリーとした。デジタルクリエイターによる映像作品を発信することで、若手アーティストに新たな表現の場を提供する。

■「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG(1350号店)」
オープン日:9月29日
時間:10:00〜22:30
住所:東京都渋谷区宇田川町23-4

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「ボッテガ・ヴェネタ」は巧みなレザー使いで幻想的な旅にいざなう イントレチャートの無限の可能性を追求

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は9月23日(現地時間)に2024年春夏コレクションを発表した。マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)=クリエイティブ・ディレクターは今季も、イントレチャートの表現力を核にしながら圧倒的な迫力のアートピースのようなコレクションを披露した。

テーマは「自由と希望に満ち溢れた旅」。コレクションノートには小説の「トム・ソーヤの冒険」の一節を綴った。少年が日常を飛び出て冒険の旅に出るストーリーに、前回までの「イタリア」三部作を終えて新たな出発点に立った「ボッテガ・ヴェネタ」を重ねた。マチューは、「かつての自分、なりたい自分、そして行きたい場所とのつながり。オデッセイ(長い冒険旅行)には外的なものと、内的なものとがあり、また現実のものもあれば、想像のものもある。変容と逃避の旅なのだ」とコメントする。

会場となったミラノ中心街から離れた巨大な倉庫には、ブルーのタイルを敷き詰めて海の生物たちを描いた内装を施した。ファーストルックは、1920年代のようなニットのワンピース水着とイントレチャートのカゴバッグ。リゾート地への旅の始まりかと思えば、続くルックは構築的なショルダーラインのテーラードスーツ。“現実”と“逃避”が錯綜し、マチューのイマジネーションが生み出す幻想的な旅路へと観客をいざなう。

進化が止まらないレザーのトロンプイユ

通勤服ルックのシャツやネクタイ、ロングコート、リゾートルックのモデルが手に持つバナナの葉を編み込んだようなカゴバッグもレザーで作り上げた。レザーの編み込みでウールツイードのヘリンボーンのように見せたり、一度編み込んだレザーに切り込みを入れてファーのような毛並みを再現したりとイントレチャートの技術を応用したトロンプイユはさらに進化している。持ち手部分がウッドに変わったアイコンの“サーディン”バッグは、マキシサイズで旅の心強い相棒に。世界中の新聞をレザーにプリントした”フーラード”バッグも登場した。

未来派の芸術家ウンベルト・ボッチョーニ(Umberto Boccioni)の彫刻に着想を得た立体的なワンピースは継続し、貝をモチーフにした曲線のワンピースや水のしぶきを表現したかのような躍動感のあるフリンジワンピースなどが幻想的な旅のムードを盛り上げる。マチューは、「動物、鉱物、植物といった原始的な世界と再びつながる必要がある。それは小さな奇跡や自然の脅威に宿る美しさと結びついている。自由な造形を受け入れること、つまり、コードのない衣服なのだ」という。さまざまな土地を旅した最後は、マチューの服をまとうモデルたち自身が海に生息する生き物のように変身し息を呑む美しさを放っていた。

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EXILE・TAKAHIROによるフレグランスブランドがデビュー

フィッツコーポレーションは、EXILE・TAKAHIROがプロデュースするフレグランスブランド「ビージーエム(BGM)」を立ち上げる。第1弾として、フレグランス3種と、同商品のミニサイズ3本セットを12月8日に発売する。先行して、フレグランスの現品3種をそろえた限定セットを10月12〜26日に抽選販売する(申し込み1人1回限り)。

「ビージーエム」には、「音楽のBGMのように人々の暮らしに溶け込むような香りを目指したい」という思いが込められている。優しく軽やかに甘く香るホワイトムスクをベースにした香りをそろえる。

フレグランス“オードパルファム”(各50mL、各4950円)は、ローズやバニラが香るアロマティックムスク“NO.041”と、レモンやゼラニウムが香るシトラスムスク“NO.003”、ピーチやフリージアが香るフローラルムスク“NO.087”の3種をラインアップする。“NO.041”(シー)、“NO.003”(サン)、“NO.087”(オハナ)とも読める香りの名前は、それぞれTAKAHIROが海に行った際にインスピレーションを得て思いついたものだという。また、同商品をミニサイズ(8mL)にした3本セット“オードパルファム ミニ コレクション”(4950円)も用意する。

限定セット“オードパルファム リミテッドエディション”(1万1000円)は現品サイズの3種をセットにする。パッケージには、TAKAHIROのサインがプリントされ、ピック型のムエットを付属する。

TAKAHIROはブランドについて、「長年、歌手としてアーティスト活動をしてきたので、音楽にまつわる意味合いを含ませたいという思いでブランド名を決めた。BGMは喫茶店や美容室、アパレル店などシーンごとにテイストが違うのに、それぞれの空気感に溶け込んでいる。『ビージーエム』にも、手に取った人のライフスタイルや人生観に寄り添ってくれる香りになればいいなという願いを込めた」とコメントを寄せた。

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EXILE・TAKAHIROによるフレグランスブランドがデビュー

フィッツコーポレーションは、EXILE・TAKAHIROがプロデュースするフレグランスブランド「ビージーエム(BGM)」を立ち上げる。第1弾として、フレグランス3種と、同商品のミニサイズ3本セットを12月8日に発売する。先行して、フレグランスの現品3種をそろえた限定セットを10月12〜26日に抽選販売する(申し込み1人1回限り)。

「ビージーエム」には、「音楽のBGMのように人々の暮らしに溶け込むような香りを目指したい」という思いが込められている。優しく軽やかに甘く香るホワイトムスクをベースにした香りをそろえる。

フレグランス“オードパルファム”(各50mL、各4950円)は、ローズやバニラが香るアロマティックムスク“NO.041”と、レモンやゼラニウムが香るシトラスムスク“NO.003”、ピーチやフリージアが香るフローラルムスク“NO.087”の3種をラインアップする。“NO.041”(シー)、“NO.003”(サン)、“NO.087”(オハナ)とも読める香りの名前は、それぞれTAKAHIROが海に行った際にインスピレーションを得て思いついたものだという。また、同商品をミニサイズ(8mL)にした3本セット“オードパルファム ミニ コレクション”(4950円)も用意する。

限定セット“オードパルファム リミテッドエディション”(1万1000円)は現品サイズの3種をセットにする。パッケージには、TAKAHIROのサインがプリントされ、ピック型のムエットを付属する。

TAKAHIROはブランドについて、「長年、歌手としてアーティスト活動をしてきたので、音楽にまつわる意味合いを含ませたいという思いでブランド名を決めた。BGMは喫茶店や美容室、アパレル店などシーンごとにテイストが違うのに、それぞれの空気感に溶け込んでいる。『ビージーエム』にも、手に取った人のライフスタイルや人生観に寄り添ってくれる香りになればいいなという願いを込めた」とコメントを寄せた。

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累計販売数1.6億個超えの「ボタニスト」がシャンプーとコンディショナーの全シリーズをリニューアル

アイエヌイーが展開するボタニカルライフスタイルブランド「ボタニスト(BOTANIST)」は10月1日、定番ライン“ボタニカルシャンプー・トリートメント”をリニューアル発売する。“モイスト”、“スムース”、“ダメージケア”、“スカルプクレンズ”、“バウンシーボリューム”の全シリーズが対象。すでに公式ECで取り扱いをはじめ、アマゾンや楽天市場、ヤフーなどでは9月29日から先行発売する。

「ボタニスト」は、2015年に誕生。約30万種の植物の中から成分を厳選し、各成分の配合にこだわるボタニカル処方を採用し、サロン向けヘアケア研究室と共同で研究を重ねてきた。累計販売数は1億6000万個(15年1月~22年11月16日の全カテゴリー累計販売実績)を超え幅広い層から支持を集める。同社によると、ヘアケアにおけるプレミア価格帯市場は年々成長を続け、20〜60代の男女のうち約57%が1000円以上のプレミアム価格帯シャンプーの使用経験があるという。その中で、ライフスタイルの質の向上を目的に商品を選択している人がいるというニーズを受け、商品の質に注目。自然由来の成分でより健やかに根本ケアができる商品を展開する。

新“ボタニカルシャンプー・トリートメント”(460mL、460g、各1540円・詰め替え400mL、400g、各1320円)は、毛髪内部が損傷して起こる髪の空洞化リスクに着目。髪の内側への根本的なヘアケアを提案する。髪や地肌をケアする新ボタニカル処方を採用し、共通成分として、髪の芯まで潤いで満たす濃密ボタニカル美容液を配合する。北海道産の白樺発酵エキスをはじめ、香川県産サトウキビ由来の糖蜜、国産のお米由来のセラミド、マカダミアナッツ由来のリペアセラムの4つを新配合し、地肌ケアと乾燥ケア、ダメージケアをかなえる。

パッケージボトルは、再生可能な有機資源を原料とするバイオマスプラスチックを採用。容器ラベルのインクは植物由来のバイオマスインキに、アテンションシールを使用済みペットボトルから作られた再生PETに変更した。国産原料への切り替えを進め、リニューアル前に比べてトレーサビリティに配慮した処方を実現する。

また、植物資源の循環プロジェクトとして、白樺原料用農場「ボタニスト白樺ファーム」を北海道中川郡美深町に開設する。「ボタニスト」のシャンプーとトリートメントの製造に白樺樹液を使用した分、白樺の苗木を植えて育て、そこからまた樹液を採取して使用していくという循環サイクルを目指した取り組みを行う。1年に20本ずつ、5年間で100本の植樹を目指す。

なお、発売を記念し、SNSキャンペーン「大人の髪の空洞化対策に『新ボタニスト誕生』」を9月28日まで行う。「ボタニスト」公式X(旧ツイッター)をフォローし、該当のキャンペーンポストをリポストした人の中から抽選で1000人に“新ボタニカルシャンプー・トリートメントお試しサンプル5種類セット”をプレゼントする。

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「ユニクロ」が大阪・心斎橋にオープン 21年9月まで営業していたビルに再び

「ユニクロ(UNIQLO)」は11月23日に大阪・心斎橋でユニクロ シンサイバシ(UNIQLO SHINSAIBASHI)をオープンする。場所は2021年9月まで営業していたGビル心斎橋03で、B1〜4階までの5フロア(約720坪)の構成となる。なお、「ジーユー(GU)」との一体型店舗である現・ユニクロ心斎橋店は「ユニクロ心斎橋筋商店街店」と名前を変え、引き続き営業する。

心斎橋筋商店街の入り口に位置するGビル心斎橋03では、ユニクロが2010年から営業していたが、近隣の「ジーユー」との統合のため21年9月に閉店。その後は「イケア(IKEA)」や「シーイン(SHEIN)」がポップアップスペースとして利用していた。

新・ユニクロ シンサイバシではメンズとウィメンズ、キッズ、ベビーをそろえる予定だ。国内外問わず、多くの観光客が訪れる大阪で、多種多様な人々に“ユニクロのライフウエア”を楽しんでもらえる場所を目指す。

■店舗概要
店舗名:ユニクロ シンサイバシ(UNIQLO SHINSAIBASHI)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目2番14号
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」から徒歩約1分
長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」から徒歩約1分
売り場面積:約720坪 (B1階~4階 / 5層)
取扱商品:メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー (予定)
オープン日:2023年11月23日 (予定)

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大谷翔平の日本限定アートを用いたTシャツが3500円 ジップアップパーカも用意

メジャーリーグベースボール選手会と正式ライセンス契約を結ぶ米国ブランド「BREAKINGT」と提携し、日本未発売の大谷翔平グッズを独占販売するスペースエイジ(広島、吉岡憲治社長)は、日本限定アートを用いたTシャツ(3500円)とジップアップパーカ(7500円)各5柄を発売した。

スペースエイジが「アマゾン(AMAZON)」内に構えるショップで扱う。

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【一粒万倍日】「フェンディ」がラッキーデーに向けてピーカブーの財布とキーケースを発売

「フェンディ(FENDI)」は、「一粒万倍日」と「大安」が重なる9月30日のラッキーデーに向け、スモールレザーグッズの新作を直営店と公式オンラインストアで発売中だ。

ウィメンズでは、最高級カーフレザーのクオイオ ローマを用いたピーカブーの“三つ折りウオレット”(10万6700円)と“キーケース”(6万4900円)をラインアップ。アイコンバッグである“ピーカブー”の優美な佇まいを踏襲した“三つ折りウォレット”(10万6700円)は、内側に紙幣用の大きなコンパートメントと、3つの隠しカードスロット、外側にはコインケースを備えた。サイドにマチが付いたスリムなデザインの機能的な“キーケース” (6万4900円)は、背面に4つのカードスロット、内側には引っ張り出して使えるスプリング クリップ付きのキーストラップを搭載している。

メンズからは、フロントにパラジウム仕上げが施された「FF」ロゴのメタルアクセサリーが輝く“二つ折りウオレット”(10万6700円)が登場。内側に紙幣用コンパートメントとカードスロットを8つ、バックポケットを備えている。

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キム・ジョーンズ、「サンローラン」や「ゼニア」出身のステファノ・ピラーティとコラボか

米「WWD」が情報筋の話として報じたところによれば、キム・ジョーンズ(Kim Jones)「フェンディ(FENDI)」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、デザイナーのステファノ・ピラーティ(Stafano Pilati)とのコラボレーションを検討しており、早ければ11月にも発表する可能性があるという。

ピラーティは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」などで経験を積んだ後、2000年に「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、現サンローラン)」に加わり、ウエアやアクセサリーのデザインを担当。同ブランドを率いていたトム・フォード(Tom Ford)の後任として、04年から12年までクリエイティブ・ディレクターを務めた。13年1月には、「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA、現ゼニア)」のヘッド・デザイナーおよび「アニオナ(AGNONA)」クリエイティブ・ディレクターに就任。しかし、15年に「アニオナ」を、16年に「ゼニア」を離れた。その後、18年に自身のブランド「ランダム アイデンティティーズ(RANDOM IDENTITIES)」を設立。20年から休止していたが、22年秋にリブートした。直近では、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)を新メンズ・クリエイティブ・ディレクターに迎えた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の24年春夏メンズ・コレクションのショーで、モデルとしてランウエイに登場した。

キムは、20年に「フェンディ」のオートクチュールおよびウィメンズウエアのアーティスティック・ディレクターに就任。同ブランドでは、21年に「ヴェルサーチェ(VERSACE)」と協業した「フェンダーチェ(FENDACE)」コレクションを発表。22年には、アイコニックなバッグ“バゲット(Baguette)”の25周年を記念した「ティファニー(TIFFANY & CO.)」とのコラボバッグのほか、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)とタッグを組んだカプセルコレクション“フェンディ バイ マーク ジェイコブス(FENDI BY MARC JACOBS)”を披露している。

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キム・ジョーンズ、「サンローラン」や「ゼニア」出身のステファノ・ピラーティとコラボか

米「WWD」が情報筋の話として報じたところによれば、キム・ジョーンズ(Kim Jones)「フェンディ(FENDI)」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、デザイナーのステファノ・ピラーティ(Stafano Pilati)とのコラボレーションを検討しており、早ければ11月にも発表する可能性があるという。

ピラーティは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」などで経験を積んだ後、2000年に「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、現サンローラン)」に加わり、ウエアやアクセサリーのデザインを担当。同ブランドを率いていたトム・フォード(Tom Ford)の後任として、04年から12年までクリエイティブ・ディレクターを務めた。13年1月には、「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA、現ゼニア)」のヘッド・デザイナーおよび「アニオナ(AGNONA)」クリエイティブ・ディレクターに就任。しかし、15年に「アニオナ」を、16年に「ゼニア」を離れた。その後、18年に自身のブランド「ランダム アイデンティティーズ(RANDOM IDENTITIES)」を設立。20年から休止していたが、22年秋にリブートした。直近では、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)を新メンズ・クリエイティブ・ディレクターに迎えた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の24年春夏メンズ・コレクションのショーで、モデルとしてランウエイに登場した。

キムは、20年に「フェンディ」のオートクチュールおよびウィメンズウエアのアーティスティック・ディレクターに就任。同ブランドでは、21年に「ヴェルサーチェ(VERSACE)」と協業した「フェンダーチェ(FENDACE)」コレクションを発表。22年には、アイコニックなバッグ“バゲット(Baguette)”の25周年を記念した「ティファニー(TIFFANY & CO.)」とのコラボバッグのほか、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)とタッグを組んだカプセルコレクション“フェンディ バイ マーク ジェイコブス(FENDI BY MARC JACOBS)”を披露している。

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キム・ジョーンズ、「サンローラン」や「ゼニア」出身のステファノ・ピラーティとコラボか

米「WWD」が情報筋の話として報じたところによれば、キム・ジョーンズ(Kim Jones)「フェンディ(FENDI)」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターは、デザイナーのステファノ・ピラーティ(Stafano Pilati)とのコラボレーションを検討しており、早ければ11月にも発表する可能性があるという。

ピラーティは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」「プラダ(PRADA)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」などで経験を積んだ後、2000年に「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、現サンローラン)」に加わり、ウエアやアクセサリーのデザインを担当。同ブランドを率いていたトム・フォード(Tom Ford)の後任として、04年から12年までクリエイティブ・ディレクターを務めた。13年1月には、「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA、現ゼニア)」のヘッド・デザイナーおよび「アニオナ(AGNONA)」クリエイティブ・ディレクターに就任。しかし、15年に「アニオナ」を、16年に「ゼニア」を離れた。その後、18年に自身のブランド「ランダム アイデンティティーズ(RANDOM IDENTITIES)」を設立。20年から休止していたが、22年秋にリブートした。直近では、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)を新メンズ・クリエイティブ・ディレクターに迎えた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の24年春夏メンズ・コレクションのショーで、モデルとしてランウエイに登場した。

キムは、20年に「フェンディ」のオートクチュールおよびウィメンズウエアのアーティスティック・ディレクターに就任。同ブランドでは、21年に「ヴェルサーチェ(VERSACE)」と協業した「フェンダーチェ(FENDACE)」コレクションを発表。22年には、アイコニックなバッグ“バゲット(Baguette)”の25周年を記念した「ティファニー(TIFFANY & CO.)」とのコラボバッグのほか、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)とタッグを組んだカプセルコレクション“フェンディ バイ マーク ジェイコブス(FENDI BY MARC JACOBS)”を披露している。

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「ジル サンダー」、ジュエリーとも融合する迷いなき折衷主義の洋服たち

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」がアーティスティックな感性と工芸由来の手仕事、そして最新機器を使ったニットやジャカードで新しい洋服のあり方を模索するなら、「ジル サンダー(JIL SANDER)」はニットやジャカードの代わりに既成概念にとらわれない自由な発想で新たな時代の洋服を定義づけようと試みた。2024年春夏ミラノ・コレクションのベストブランドを比較すれば、こんな感じだろう。

ルーシーとルーク・メイヤー(Lucie & Luke Meier)の、折衷的な発想とこだわりの素材、工芸と工業的発想の融合は、相反するシルエットを1つに結びつけ、メンズとウィメンズをほとんど1つに融合して、今シーズンはウエアとジュエリーの境界まで曖昧なものにした。

ファーストルックは、体の曲線をなぞるリブ編みのニットと、大きく膨らむスカートを繋ぎ合わせたドレスで幕を開けた。今シーズンのポイントの1つは、相反するコントラストの融合で追求した流動性。わずかにウレタンを混紡したり糸を強く撚ったりすることでハリやコシを手に入れた素材を多用して、トレンチコートからケープ、修道服まで、ユニホーム由来の洋服に独特の曲線を与えてエレガントに昇華する。ジャケットやコートは、これまでよりもさらに大きなオーバーサイズのシルエット。鋭角の襟を持つシャツや、ハイウエストで履いたショートパンツなど、シャープなアイテムとのコントラストが面白い。女性の身体フィットしたドレスを除けば、メンズにもウィメンズにも登場する共通のアイテムも多く、男女の境界は極めて曖昧だ。

そして今シーズンは、ジュエリーと洋服の融合も進んだ。序盤、リブ編みのタンクトップを埋め尽くしたり、ドレスの首元や裾あしらったスパンコールは、中盤以降シルバーなら冷たい輝きを、ゴールドなら黒に映える鮮烈な煌めき放つ有機的な円形のジュエリーに変わり、シャツのラペルを彩ったり、ノースリーブのベストの胸元にハトメのようにあしらったり。眩しいくらいの輝きを放つネックレスは、オープンバックのトップスで顕になった背中で光り、柄の少ない洋服で生み出すスタイルに華やかさを添える。連打することで主役の1つと印象付けたジュエリーは、独特のパターンで生まれた洋服の余白や垣間見える素肌を埋める感覚で身につけている。その姿はまるで、洋服を纏った後に装着するのではなく、洋服としてレイヤードしている感覚だ。カラーパレットは、ホワイトやブラックのほか、クリームやサンドグレー、トープなど優しいが、時折鮮やかなピンクやレモン、オレンジなども現れた。

相変わらず、基本は“クワイエット”だ。だが、静かなのと、主張したい意思がないのは異なる。ルーシーとルークには迷いがない。ユニホームや手仕事という過去からの財産を、先端素材や2人の感性という現代と結び付け、既成概念に縛られない未来の洋服の在り方の思考につなげている。“クワイエット”な洋服には、その前向きな姿勢が溢れている。

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「ジル サンダー」、ジュエリーとも融合する迷いなき折衷主義の洋服たち

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」がアーティスティックな感性と工芸由来の手仕事、そして最新機器を使ったニットやジャカードで新しい洋服のあり方を模索するなら、「ジル サンダー(JIL SANDER)」はニットやジャカードの代わりに既成概念にとらわれない自由な発想で新たな時代の洋服を定義づけようと試みた。2024年春夏ミラノ・コレクションのベストブランドを比較すれば、こんな感じだろう。

ルーシーとルーク・メイヤー(Lucie & Luke Meier)の、折衷的な発想とこだわりの素材、工芸と工業的発想の融合は、相反するシルエットを1つに結びつけ、メンズとウィメンズをほとんど1つに融合して、今シーズンはウエアとジュエリーの境界まで曖昧なものにした。

ファーストルックは、体の曲線をなぞるリブ編みのニットと、大きく膨らむスカートを繋ぎ合わせたドレスで幕を開けた。今シーズンのポイントの1つは、相反するコントラストの融合で追求した流動性。わずかにウレタンを混紡したり糸を強く撚ったりすることでハリやコシを手に入れた素材を多用して、トレンチコートからケープ、修道服まで、ユニホーム由来の洋服に独特の曲線を与えてエレガントに昇華する。ジャケットやコートは、これまでよりもさらに大きなオーバーサイズのシルエット。鋭角の襟を持つシャツや、ハイウエストで履いたショートパンツなど、シャープなアイテムとのコントラストが面白い。女性の身体フィットしたドレスを除けば、メンズにもウィメンズにも登場する共通のアイテムも多く、男女の境界は極めて曖昧だ。

そして今シーズンは、ジュエリーと洋服の融合も進んだ。序盤、リブ編みのタンクトップを埋め尽くしたり、ドレスの首元や裾あしらったスパンコールは、中盤以降シルバーなら冷たい輝きを、ゴールドなら黒に映える鮮烈な煌めき放つ有機的な円形のジュエリーに変わり、シャツのラペルを彩ったり、ノースリーブのベストの胸元にハトメのようにあしらったり。眩しいくらいの輝きを放つネックレスは、オープンバックのトップスで顕になった背中で光り、柄の少ない洋服で生み出すスタイルに華やかさを添える。連打することで主役の1つと印象付けたジュエリーは、独特のパターンで生まれた洋服の余白や垣間見える素肌を埋める感覚で身につけている。その姿はまるで、洋服を纏った後に装着するのではなく、洋服としてレイヤードしている感覚だ。カラーパレットは、ホワイトやブラックのほか、クリームやサンドグレー、トープなど優しいが、時折鮮やかなピンクやレモン、オレンジなども現れた。

相変わらず、基本は“クワイエット”だ。だが、静かなのと、主張したい意思がないのは異なる。ルーシーとルークには迷いがない。ユニホームや手仕事という過去からの財産を、先端素材や2人の感性という現代と結び付け、既成概念に縛られない未来の洋服の在り方の思考につなげている。“クワイエット”な洋服には、その前向きな姿勢が溢れている。

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「アグ」×「テルファー」の新作はデニムルック ブーツやバッグなどを9月28日に発売

「アグ(UGG)」は、「テルファー(TELFAR)」とのコラボコレクションの新作を9月28日に発売する。デニムを採用した同コレクションでは、ブーツ(3万6800円)やバッグ(2万7500円〜)のほか、Tシャツ(1万3200円)やレギンス(1万1000円)、ボクサーパンツ(4400円)も用意した。アグ トーキョー フラッグシップストアと銀座、大阪、神戸、札幌店、公式オンラインストアで販売する。一部商品は、エストネーションとGR8、ヌビアン、リステアでも取り扱う。アイテムによって取扱店舗が異なるため、フリーダイヤルで問い合わせを受け付ける。

両ブランドのコラボレーションは、米国では6度目となる。「アグ」のアイコン的存在のブーツ“クラシック ミニ”に「テルファー」のシグネチャーである“TC”モノグラムをあしらった。アイコニックなバッグ“ショッパー”は、スモール(2万7500円)とミディアム(4万700円)、ラージ(6万2700円)の3サイズ展開で、「テルファー」のシグネチャーロゴをシアリングで施している。

■問い合わせ先
フリーダイヤル(0120-710-844)

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「アグ」×「テルファー」の新作はデニムルック ブーツやバッグなどを9月28日に発売

「アグ(UGG)」は、「テルファー(TELFAR)」とのコラボコレクションの新作を9月28日に発売する。デニムを採用した同コレクションでは、ブーツ(3万6800円)やバッグ(2万7500円〜)のほか、Tシャツ(1万3200円)やレギンス(1万1000円)、ボクサーパンツ(4400円)も用意した。アグ トーキョー フラッグシップストアと銀座、大阪、神戸、札幌店、公式オンラインストアで販売する。一部商品は、エストネーションとGR8、ヌビアン、リステアでも取り扱う。アイテムによって取扱店舗が異なるため、フリーダイヤルで問い合わせを受け付ける。

両ブランドのコラボレーションは、米国では6度目となる。「アグ」のアイコン的存在のブーツ“クラシック ミニ”に「テルファー」のシグネチャーである“TC”モノグラムをあしらった。アイコニックなバッグ“ショッパー”は、スモール(2万7500円)とミディアム(4万700円)、ラージ(6万2700円)の3サイズ展開で、「テルファー」のシグネチャーロゴをシアリングで施している。

■問い合わせ先
フリーダイヤル(0120-710-844)

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「エチュード」がスモーキーメイクの新コレクション ル セラフィム・KAZUHAの新ビジュアルも公開

韓国コスメブランド「エチュード(ETUDE)」は9月29日、高級感あふれるトレンドルックを体現した“セレブリティコレクション”を渋谷道玄坂フラッグと「エチュード」公式オンラインストアで発売する。それに伴い、LE SSERAFIM(ル セラフィム)のKAZUHAを起用したビジュアル第3弾も公開した。

ラインアップはバレエコアスタイルで美しさを強調した、クールなピンクスモーキーメイクや、オールドマネートレンドを反映したシックでミュートなメイクを楽しめる“プレイカラーアイシャドウ”(2970円)、高保湿で軽い付け心地の“グロウ フィクシングティント”(1485円)、ナチュラルなパールが自然な血色感を与える“ハートポップブラッシャー(1199円)”の3種を用意する。

なお、10月4〜10日に「アットコスメトーキョー」でポップアップを開催。購入者特典としてSNS投稿で“リップ&アイリムーバー”を、750円以上の購入でシートマスク1枚、3500円以上の購入で“グロウフィクシングティント(1485円)”をプレゼントする。また、週末・祝日限定スペシャルイベントとして「エチュード」専属メイクアップアーティストによるメイクアップショーやパーソネル診断も実施する。

■アットコスメトーキョー ポップアップ
期間:10月4〜10日
時間:11:00〜21:00
場所:アットコスメトーキョー 2階 ポップアップスペース
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14-27

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ピンクの「ルルルン」がリニューアル 柔らか新シート&エッセンス増量で強化

フェイスマスクブランド「ルルルン(LULULUN)」は11月1日、“ルルルンピュア”シリーズを“ルルルンピュア エブリーズ”の名に変えリニューアルを行う。10月2日から「ルルルン」公式オンラインストアで先行発売する。価格は32枚入(エッセンス142mL)が1760円、7枚入(エッセンス142mL)が440円。

今回のリニューアルでは“肌の幸福感”をコンセプトに“誰でも、毎日、いつでも”使えるフェイスマスク”を目指した。パッケージデザインを一新したほか、コットンシートは肌触りを追求した新たな“マシュマロタッチシート”を採用。また、美容成分のエッセンスも増量に取り組み、7枚入は約30%、32枚入は約10%増量している。

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ゴールドウイン × スパイバー、「未来を変える服」だけの店 日英で同時オープン

ゴールドウインは9月29日東京とロンドンで、スパイバーの構造タンパク質資材「ブリュード・プロテイン™繊維」を使ったアイテムのみを扱う ポップアップストアをオープンする。ゴールドウインとスパイバーはこの数年、まさに二人三脚で次世代の本命繊維素材である、世界初の「構造タンパク質繊維」の事業化に取り組んできた。昨年、原末原料工場がタイで稼働を開始し、「ゴールドウイン」「ザ・ノース・フェイス」など主力4ブランドで、世界に向けて本格的に「ブリュード・プロテイン™繊維」を使ったアイテムの販売を開始する。2社のタッグにより、いよいよポリエステル以来と呼ばれる繊維革命の幕が開ける。

歴史的な一着、
「世界初」の量産アイテムが一堂に

ゴールドウインが、慶応大学先端生命科学研究所発のスタートアップ企業スパイバーに約30億円を出資したのは2015年のこと。以来、両社は二人三脚で、試行錯誤を繰り返しながら、世界初の構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン™」の事業化に取り組んできた。「ブリュード・プロテイン™素材」は、20種類のアミノ酸の組み合わせと配列を変えることでさまざまな特徴の素材にデザインすることができ、植物由来の糖類を原料に微生物発酵によって作られ生分解性も有することから、素材自体は地球全体の生態系内でのアップサイクルやリサイクルが可能で、循環型社会への転換に大きく寄与する夢の技術として世界中で注目されている。

4ブランドから17アイテムを販売

ゴールドウインは東京(丸ビル)とロンドンにオープンする期間限定店のテーマを、「リジェネラティブ・サークル=再生のための共同体」と定め、「ブリュード・プロテイン™繊維」に置き換えた、新しい地球環境・社会・産業のあり方を提案する。展開アイテムは「ゴールドウイン」の“3Lジャケット”を筆頭に、「ザ・ノース・フェイス」「ナナミカ」「ウールリッチ」の4ブランド全17アイテム。来年以降に本格的な拡大が予想される「ブリュード・プロテイン™繊維」のみを扱うこのショップは、ここだけの「 “未来の服”を占う店舗」になる。

ゴールドウインは2030年までに、新規商品開発の10%を「ブリュード・プロテイン™」使用製品にシフトするという活動目標を掲げおり、今コレクションはその実現に向けての大きな足掛かりになる。「ブリュード・プロテイン™繊維」は今後、糸も生地も製品も本格的にバリエーションが広がる段階に入る。ゴールドウインとスパイバー、両社共同の研究開発はさらに加速する。

「小さい、けど偉大な一歩を、
やっと踏み出せた」

ゴールドウイン&スパイバーによる「ブリュード・プロテイン™繊維」開発のキーマンの一人が、新井元ゴールドウイン常務執行役員 開発本部長だ。新井常務は「ようやくここまで来た、というより、やっと一歩を踏み出せたという気持ち。お客さまへの販売で、『ブリュード・プロテイン™』は新たなステージに入る」と語る。新井常務は、2014年に渡辺貴生ゴールドウイン社長とともに初めてスパイバーを訪ねたメンバーの1人で、渡辺社長の「とにかく前に進むんだ」との号令のもと、量産化に向けて邁進してきた。ただ、『ブリュード・プロテイン™』は未知との遭遇。一歩進んでは三歩下がるようなトライ・アンド・エラーの連続だった」とその道のりを振り返る。織物メーカーや染色工場などと膝を突き合わせながら生地を仕上げ、少人数チームと限られた取引先とで作り上げた。「苦労を分かって欲しいのではなく、出来上がった製品に対して素直に『カッコいいね』というレベルにするのがわれわれの仕事。物性においても念には念を入れ、100%を目指した」と語る。

今回のコレクションを実現させたのは、昨年タイで稼働開始した繊維の元となる「ブリュード・プロテインポリマー」の生産工場の存在が大きい。23年度には100トン、今後数年内で最大で500トンの生産拡大を見越している。この工場稼働を機にファッション分野のさまざまな素材に用いられることが予測されるが、ゴールドウインはスポーツ分野に独占権を設定するのみで、それ以外の用途に関しては一切の制限をかけていない。『ブリュード・プロテイン™』を材料として広げることが世の中のためになる。弊社が先行して開発し、それを広める役割を担うことがわれわれのモチベーション」だという。

また、開発にあたっては日本の有力な繊維企業や産地企業も参画しているが、こうして「ブリュード・プロテイン™繊維」を使用した製品が発売されることで、さらにその輪が広がることも大いに期待される。「出口(製品化)が見えたことで、賛同したい人、興味を持つ人が増えている。今、そういった企業に積極的に話をしに出向いている」と新井常務。その姿はまるで「ブリュード・プロテイン™」の伝道師だ。「『ブリュード・プロテイン™繊維』の登場は、間違いなくファッションの歴史の新しい1ページになる。ともに新しい歴史を紡ぎたい」。

INFORMATION
■REGENERATIVE CIRCLE(日本)

期間:2023年9月29日(金)~2024年1月下旬
営業時間:平日・土曜 11:00~21:00/日曜・祝日 11:00~20:00
住所:東京都千代田区丸の内二丁目4番1号(丸の内ビルディング 1F)
展開ブランド:ゴールドウイン、ザ・ノース・フェイス、ナナミカ、ウールリッチ

INFORMATION
■POP-UP STORE(英国)

期間:2023年9月29日(金)~9月30日(土)
住所:59 Greek Street,Soho,London,W1D 3DZ
展開ブランド:ゴールドウイン

問い合わせ先
ゴールドウインカスタマーサービスセンター
0120-307-560

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「キールズ」エイジングケアラインから多機能クリーム 潤いや毛穴など7つの悩みにアプローチ

「キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)」は9月29日、エイジングケアラインから7つの肌悩みにアプローチする“SP マルチソフトクリーム”(50mL、9900円)を発売する。現在全国の店舗と公式オンラインストアで予約を受け付中だ。

同商品は肌の潤いやハリ、艶、毛穴の目立ちmくすみ、滑らかさ、引き締めなど複合的な悩みに効果が期待できる万能クリーム。ナイアシンアミドや独自成分のプロキシレン、アデノシンなどの整肌成分を配合する。水分を補給しながら素早く角質層へ浸透してみずみずしい肌を実現。テクスチャーは軽やかで朝のメイク前に使用してもべたつかない。

独自のフェイシャルマッサージも提唱する。顔と首に塗布後、額には半円を描くように指圧し、頰骨付近も指の関節で刺激する。顔の輪郭は下から上に引き上げるようにリフトアアップするイメージで優しく持ち上げる。朝晩化粧水と美容液の後にマッサージしてこりをほぐしながら塗ると、ふっくらとしたハリ感を創出する。さらに夜はレチノール美容液“DS RTN リニューイング セラム”(30mL、8910円/50mL、1万2320 円)との併用することで相乗効果を発揮する。同美容液は2021年に発売し、“敏感肌にも使えるレチノール”として人気を獲得。ブランド史上最速で累計出荷数が2万本を突破した。

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東レがスエード調人工皮革“ウルトラスエード®️”の2024-25年秋冬向け新作素材を発表 特設サイトで紹介

スエード調人工皮革“ウルトラスエード®️(ULTRASUEDE®️)”を展開する東レは、9月25日からファッション向けの新作素材をそろえた2024-25年秋冬コレクション「ウルトラスエード コレクション オータム ウィンター24-25」の特設ページを開設する。

特設ページでは、「ファッション ビュー」「デザイン オプションズ」「ベーシックス」の3つのコーナーを設け、厚みや後加工の違いによるさまざまなバリエーションの商品群を紹介する。また、“ウルトラスエード®️”だけでなく、「軽やかに呼吸する、次世代の革」として展開する、銀面調人工皮革“ウルトラスエード ヌー®️”シリーズも紹介する。

「ファッション ビュー」では今シーズン、「円相(ENSOU)」をテーマに新たな世界観を提案する。植物由来やリサイクル原料を使用した、環境配慮型素材に絞り込むことも可能だ。「デザイン オプションズ」では、同コレクションを後加工種別に横断的に検索することができる。また、各スワッチサンプルを無料でオーダーできるシステムを備え、実物を見たい顧客のニーズに応える。

“ウルトラスエード®️”は、ジャパンクオリティーの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた、高感度・高機能素材だ。やわらなか風合いと手ざわり、高度な品質は、顧客のユーザー体験をアップグレードする機能性素材として世界中からたしかな信頼を獲得している。

1970年の発売以来、時代ごとの象徴的・画期的な用途で採用され、手にした人々のクリエイティブなマインドを刺激してきた。また、ポリマー・リサイクルシステムの導入、植物由来ポリマーへの移行など、環境負荷低減とともに、産学連携活動などの社会的活動も積極的に行う。

素材の特徴としては、手入れが簡単であるというメンテナンス性の高さや軽くて均一であることによる素材としての使い勝手のよさ、断ち切りや後加工が自由自在であることによる意匠性などが挙げられる。今日ではアパレルやバッグ、雑貨、靴、インテリアなどのほか、自動車の内装や電子デバイスのケースカバーなどにも用いられている。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401

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「ジル サンダー」2024年春夏コレクション

「ジル サンダー(JIL SANDER)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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「ジーユー」×「星のカービィ」はウィメンズとキッズアイテム全9型を用意

「ジーユー(GU)」は10月13日、「星のカービィ」とのコラボレーションアイテムを発売する。ラインアップはウィメンズ、キッズアイテムの全9型。価格は790〜3490円で、全国の店舗及びオンラインストアで販売する。同コラボレーションでは、カービィに加えおなじみキャラクターのワドルディも登場する。

ウィメンズは外でも家でも楽しめる商品をラインアップ。カービィがロゴを吸い込んでいるグラフィックデザインのパーカーや、カービィの丸い口の形をしたファスナースライダーが付いたフリースジャケットなど、カービィの“すいこみ”アクションに着目したアイテムなどをそろえる。キャラクターとワープスターがモチーフのラウンジウエアとルームソックスは、ふわふわな肌当たりが心地良いアイテムだ。

キッズアイテムは、着るだけでカービィになれるパーカやゲーム内のアクション“ほおばりヘンケイ”がテーマの総柄スエットプルオーバーなど、寒い日にも使える裏起毛のスエットを用意する。

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「エルマンノ シェルヴィーノ」2024年春夏コレクション

「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」が2024年春夏コレクションを発表した。

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