【3組6名様ご招待】女性向けのサウナ施設“スティーミズ”の“トリートメントサウナ”で内側から整う

【3組6名様ご招待】女性向けのサウナ施設“スティーミズ”の“トリートメントサウナ”で内側から整う

アヴァントは、女性に向けた美容サウナの新しいコンセプト“トリートメントサウナ”を提案するサウナ施設、“スティーミズ(SteaMs.)”を東京・六本木にオープンした。

サウナに苦手意識がある女性でも挑戦しやすい

“トリートメントサウナ”は、空気よりも熱伝導率の高い水を媒体としたきめ細やかで芳醇なスチームサウナを使用することで、 深部体温が効率よく温まりしっかりと発汗し、肌・髪・腸にフォーカスして身体の中から整える。高温で乾燥したドライサウナとは違い、肌や髪への負担が少ないためサウナに苦手意識がある女性でも挑戦しやすい。

“スティーミズ”では、セルフメンテナンスできるスチームサウナと薬効成分のあるハーバルサウナの2つの独創的なサウナを用意する。スチームサウナでは、まるでフェイシャルスチーマーを頭からつま先まで全身で浴びているかのような贅沢な蒸気の中で、クレンジング、洗顔、シャンプートリートメント、スクラブなど、多様なスペシャルケアとセルフメンテナンスができる。スチームにより毛穴が開き古くなった角質や汚れが浮き出て全身が浄化された後は、開いた毛穴やキューティクルから美容成分が多く浸透する。ハーバルサウナでは、それぞれの時間帯や季節に合わせてブレンドしたハーブを呼吸によって内側に取り込み、自律神経を整える。

アメニティーには、アメリカ発のヘアケアブランド「オラプレックス(OLAPLEX)」や韓国発のスキンケアブランド「ベージック(BEIGIC)」など厳選した製品をそろえる。また120分ゆっくり利用できるプライベートルームも用意する。

「ハーバルスイート(個室)利用のペアチケット」(2万2000円相当)を3組6名様にプレゼント

アンケートにお答えいただいた方から抽選で、「ハーバルスイート(個室)利用のペアチケット」を3組6名様にプレゼントいたします。

■プレゼント詳細

応募期間:~11月6日(月)10:00
当選者数:3組6名様

個室のハーバルスイートとオープンエリアの2つのトリートメントサウナの両方が利用可能。
コールドプレスジュースとパックもセットになった、施設ご利用時間180分のチケットです。

利用の際には、スメラルディーナ(軟水330円)とヴェルマンフォア(硬水280円)を各2本ずつお部屋にご用意。「スキンレギメン(SKIN REGIMEN)」のサンプルセット(販売価格550円)も2セット付き。

使用期限:2024年2月末

店名: トリートメントサウナ SteaMs.
住所: 東京都港区赤坂 6-5-12 パークサイドシックス B1-D
電話番号: 03-6721-1552
営業時間、定休日:10:00-22:00 水曜定休

公式サイト

■応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。当選者の方のみにご登録のメールアドレスへお知らせいたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選者の発表は、ご本人様への当選通知メールをもって代えさせていただきます。
・同業者の方のご応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。

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銀座エルメスで環境と命の価値を考える チェ・ジェウン個展「新たな生」の見どころを紹介

エルメス(HERMES)財団は、「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展を銀座メゾンエルメスフォーラムで、2024年5月31日まで開催中だ。同展は、地球規模の気候変動への取り組みなど、現代人が直面している環境にまつわるさまざまな課題を、アートを通じて考察するもの。展示は個展とグループ展の2部構成となり、第1弾はチェ・ジェウン(崔在銀)の個展「新たな生(La Vita Nuova)」 を24年1月28日まで開催する。

チェ・ジェウンは1953年に韓国・ソウルで生まれた。76年の来日を機にいけばなと出合い、草月流3代目家元である勅使河原宏へ師事。80年以降は、“生”そして自然との理想的な共存関係をテーマにアート制作を続けてきた。「新たな生」展では、環境や自然と40年にわたり対話してきたチェの取り組みを紹介する。

8階には過去作から最新作まで

死珊瑚を用いた「白い死」や現行の
「ワールド・アンダーグラウンド・プロジェクト」

展示作品は、過去作から現行プロジェクト、新作まで多岐にわたる。会場8階の新作「白い死(White Death)」は、白くなった死珊瑚を用いた作品だ。チェが今年1月に30年ぶりに沖縄を訪れた際、浜辺に打ち上げられた大量の死珊瑚を見て衝撃を受け、ドキュメンタリーとして同作品を制作した。沖縄の海では現在、地球温暖化や水質汚染などが原因で、90パーセントの珊瑚が白化(死)しているという。同作に使用した死珊瑚は沖縄の許可を得て借用し、会期終了後は返還する予定だ。

さらに、現行プロジェクト「ワールド・アンダーグラウンド・プロジェクト(World Underground Project)」も紹介している。同プロジェクトは、世界7カ国の土の奥深く5メートルほどに、束にした約50×50センチメートルの和紙を200枚ほど埋め、3〜5年の月日を経て掘り起こすもの。チェは、86年の韓国・慶州をスタート地点に、日本やアメリカ、ヨーロッパ、アフリカに至る世界中の地域に和紙を埋めてきた。掘り出した和紙の中には、分解されて土に還ったり、化石化したり、埋めたままの状態で出てきたりするものもあり、チェは自然と文化の特性が土の性質によって形作られることに興味を抱いたという。同展では、韓国・慶州と日本・福井に5年間埋め続けた和紙「大地からの返信(Reply From the Earth)」(慶州 / 福井、1986〜90)を初公開している。

他にも、「ある詩人のアトリエ」シリーズでは、156個の絶滅危惧種の名前を描き連ねた壁や、チェが毎朝の散歩で見つけた雑草や花をドライフラワーにし、名前を付けて展示。チェは「自然の中には、私たちが名前すら知ることのないまま消えていくものもある。私たちは自然のごく一部しか知らない。今作は、自然と人間の矛盾した関係性をテーマにした」と説明。「まず名前を知るところから始め、未来へつなげたいというメッセージを込めた」という。

9階は未来に思いを馳せて

地雷エリアの生命「大地の夢プロジェクト」

会場9階では、2015年に開始した「大地の夢プロジェクト(Dreaming of Earth Project)」を展示する。朝鮮半島を南北に隔てる北緯38度付近の非武装地帯(DMZ)には、全長約250キロメートル、幅約4キロメートルにおよぶ同地帯には大量の地雷が埋められており、休戦から70年経った現在も立ち入り禁止エリアとなっている。しかしその地には今も人間以外の数多くの生命が存在しており、チェはこのエリアの生態系を未来のビジョンとして、同プロジェクトを構想。DMZの北と南をつなぐ空中庭園や東屋、シードバンクなどを舞台に、チェの思想に共感した建築家の坂茂やアーティストの川俣正、リー・ウーファン(李禹煥)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)ら約20人が参加。活動は継続中で、その様子をマップや動画で紹介している。

チェは同展について、「私たちは今、大量生産や大量消費がもたらした現状に世界中で直面している。国家も社会も、環境問題に対してそこまで責任を取っていない。私たち一人一人が、ものの価値観を見直し、新たな視点を持ち、想像力を働かせて考える必要がある。今がそのチャンスのときだ」と語気を強めた。

「新たな生」展の後には、第2弾のグループ展「つかの間の停泊者」を24年2月16日から5月31日まで開催する。同展にはニコラ・フロック(Nicolas Floc'h)、ケイト・ニュービー(Kate Newby)、保良雄、ラファエル・ザルカ(Raphael Zarka)の4人が参加する。

■エコロジー:循環をめぐるダイアローグ
ダイアローグ 1「新たな生」 崔在銀展
会期:10月14日〜2024年1月28日
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで) 
場所:銀座メゾンエルメスフォーラム8・9階
住所:東京都中央区銀座5-4-1
休館日:不定休
料金:無料

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銀座エルメスで環境と命の価値を考える チェ・ジェウン個展「新たな生」の見どころを紹介

エルメス(HERMES)財団は、「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展を銀座メゾンエルメスフォーラムで、2024年5月31日まで開催中だ。同展は、地球規模の気候変動への取り組みなど、現代人が直面している環境にまつわるさまざまな課題を、アートを通じて考察するもの。展示は個展とグループ展の2部構成となり、第1弾はチェ・ジェウン(崔在銀)の個展「新たな生(La Vita Nuova)」 を24年1月28日まで開催する。

チェ・ジェウンは1953年に韓国・ソウルで生まれた。76年の来日を機にいけばなと出合い、草月流3代目家元である勅使河原宏へ師事。80年以降は、“生”そして自然との理想的な共存関係をテーマにアート制作を続けてきた。「新たな生」展では、環境や自然と40年にわたり対話してきたチェの取り組みを紹介する。

8階には過去作から最新作まで

死珊瑚を用いた「白い死」や現行の
「ワールド・アンダーグラウンド・プロジェクト」

展示作品は、過去作から現行プロジェクト、新作まで多岐にわたる。会場8階の新作「白い死(White Death)」は、白くなった死珊瑚を用いた作品だ。チェが今年1月に30年ぶりに沖縄を訪れた際、浜辺に打ち上げられた大量の死珊瑚を見て衝撃を受け、ドキュメンタリーとして同作品を制作した。沖縄の海では現在、地球温暖化や水質汚染などが原因で、90パーセントの珊瑚が白化(死)しているという。同作に使用した死珊瑚は沖縄の許可を得て借用し、会期終了後は返還する予定だ。

さらに、現行プロジェクト「ワールド・アンダーグラウンド・プロジェクト(World Underground Project)」も紹介している。同プロジェクトは、世界7カ国の土の奥深く5メートルほどに、束にした約50×50センチメートルの和紙を200枚ほど埋め、3〜5年の月日を経て掘り起こすもの。チェは、86年の韓国・慶州をスタート地点に、日本やアメリカ、ヨーロッパ、アフリカに至る世界中の地域に和紙を埋めてきた。掘り出した和紙の中には、分解されて土に還ったり、化石化したり、埋めたままの状態で出てきたりするものもあり、チェは自然と文化の特性が土の性質によって形作られることに興味を抱いたという。同展では、韓国・慶州と日本・福井に5年間埋め続けた和紙「大地からの返信(Reply From the Earth)」(慶州 / 福井、1986〜90)を初公開している。

他にも、「ある詩人のアトリエ」シリーズでは、156個の絶滅危惧種の名前を描き連ねた壁や、チェが毎朝の散歩で見つけた雑草や花をドライフラワーにし、名前を付けて展示。チェは「自然の中には、私たちが名前すら知ることのないまま消えていくものもある。私たちは自然のごく一部しか知らない。今作は、自然と人間の矛盾した関係性をテーマにした」と説明。「まず名前を知るところから始め、未来へつなげたいというメッセージを込めた」という。

9階は未来に思いを馳せて

地雷エリアの生命「大地の夢プロジェクト」

会場9階では、2015年に開始した「大地の夢プロジェクト(Dreaming of Earth Project)」を展示する。朝鮮半島を南北に隔てる北緯38度付近の非武装地帯(DMZ)には、全長約250キロメートル、幅約4キロメートルにおよぶ同地帯には大量の地雷が埋められており、休戦から70年経った現在も立ち入り禁止エリアとなっている。しかしその地には今も人間以外の数多くの生命が存在しており、チェはこのエリアの生態系を未来のビジョンとして、同プロジェクトを構想。DMZの北と南をつなぐ空中庭園や東屋、シードバンクなどを舞台に、チェの思想に共感した建築家の坂茂やアーティストの川俣正、リー・ウーファン(李禹煥)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)ら約20人が参加。活動は継続中で、その様子をマップや動画で紹介している。

チェは同展について、「私たちは今、大量生産や大量消費がもたらした現状に世界中で直面している。国家も社会も、環境問題に対してそこまで責任を取っていない。私たち一人一人が、ものの価値観を見直し、新たな視点を持ち、想像力を働かせて考える必要がある。今がそのチャンスのときだ」と語気を強めた。

「新たな生」展の後には、第2弾のグループ展「つかの間の停泊者」を24年2月16日から5月31日まで開催する。同展にはニコラ・フロック(Nicolas Floc'h)、ケイト・ニュービー(Kate Newby)、保良雄、ラファエル・ザルカ(Raphael Zarka)の4人が参加する。

■エコロジー:循環をめぐるダイアローグ
ダイアローグ 1「新たな生」 崔在銀展
会期:10月14日〜2024年1月28日
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで) 
場所:銀座メゾンエルメスフォーラム8・9階
住所:東京都中央区銀座5-4-1
休館日:不定休
料金:無料

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「コンバース」から厚底“オールスター” ダルメシアン柄やサイドゴア仕様

「コンバース(CONVERSE)」は11月、厚底の“オールスター アール トレックウエーブ”を発売する。トレッキングシューズをモチーフにしたもので、レパード柄とダルメシアン柄を用意する。価格は各1万5400円。「コンバース」は、「見た目のインパクトだけでなく、アウトソールはクッション性と防滑性にも優れる」と話す。

また同ブランドは、サイドゴア仕様で「着脱しやすい」“オールスター アール トレックウエーブ サイドゴアHI”(1万5400円)もラインアップする。

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「コンバース」から厚底“オールスター” ダルメシアン柄やサイドゴア仕様

「コンバース(CONVERSE)」は11月、厚底の“オールスター アール トレックウエーブ”を発売する。トレッキングシューズをモチーフにしたもので、レパード柄とダルメシアン柄を用意する。価格は各1万5400円。「コンバース」は、「見た目のインパクトだけでなく、アウトソールはクッション性と防滑性にも優れる」と話す。

また同ブランドは、サイドゴア仕様で「着脱しやすい」“オールスター アール トレックウエーブ サイドゴアHI”(1万5400円)もラインアップする。

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ポーラ「ディエム クルール」からアイブロウペンシルが登場 黄・赤・青の“多色芯”であか抜け眉をかなえる

ポーラのベースメイクブランド「ディエム クルール(DIEM COULEUR)」は2024年3月1日、多色芯のアイブロウペンシル“カラーブレンドアイブローペンシル”(リフィル2420円/ホルダー1100円)を発売する。

同商品は、黒の顔料を使用せず、黄、赤、青の3色を混ぜ合わせたカラーの芯が特徴。多色で芯を構成し、さまざまな眉色や髪色になじむニュートラルなブラウンカラーに仕上げた。広い面も細い箇所も描きやすい涙型の形状で、眉尻などの細かい箇所はシャープで締まった印象に導きながら、ふんわりとした立体感のある仕上がりをかなえる。汗と皮脂に強い粉体配合のくずれにくい処方設計に加え、ウォータープルーフ処方を採用。肌や眉毛に密着し、仕上がりをキープする。

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パナソニックから新開発技術搭載の美顔器2種登場 角層浸透ケア&リフトケアに特化

パナソニックは11月1日、美顔器2種を発売する。同社史上最高の角層浸透をかなえる“イオンブースト マルチ EX EH-SS85”(5万9400円※編集部調べ)と、顔と頭の筋肉両方からリフトケアする“バイタリフト ブラシ EH-SP60”(3万9600円※編集部調べ)をラインアップする。

角層への高浸透ケアをかなえる“イオンブースト マルチ EX EH-SS85”は、高機能ライン“アドバンスド”の4商品目の美顔器で、角質・毛穴ケアや保湿ケアなど5つのモードを用意する。美容クリニックに学んだ独自技術のパワーブーストテクノロジーを搭載し、美容成分の通り道を角層に約3秒で作り、分子の大きな美容成分も角層の奥深くまで届ける。独自の電極形状を採用し、ハイパワー出力で肌にムラなく均一に作用。手塗りと比較した場合、ヒアルロン酸は12倍、コラーゲン6.3倍浸透する(※同社調べ)。角質細胞まで潤い、乾燥による小ジワが目立たない肌に導く。さらに、電気刺激を筋肉に伝え、筋肉を収縮させることでトレーニングするEMSを搭載。角層浸透ケアをしながら表情筋にアプローチし、エイジングケアもかなえる。

フェイスラインの肌をリフトケアする美顔器“バイタリフト ブラシ EH-SP60”は、販売台数計画比約2倍(22年発売~23年8月※同社調べ)と好調に推移している“バイトリフト”シリーズからパワーアップして登場。2種のEMS搭載で、フェイスモードとスカルプモードを用意する。表情筋に加え、今回新たに頭の大きな筋肉の頭筋にアプローチする。EMSを効率的に伝えるため、アタッチメントも2種用意する。スカルプモードには、32本の電極ブラシを密集させたブラシ形状を採用。クッションのように上下に動いて頭のカーブにフィットし、頭筋を深部からトレーニングする。フェイスモードには、肌あたりの良さにこだわって設計したフラットな面の形状を採用。リフトケアをしながら、イオンの力による化粧品の美容成分の角層浸透ケアも同時にかなえる。

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【2023年ハロウィン】「ウカフェ」の定番“猫クッキー”がパンプキン フレーバーで登場

トータルビューティカンパニーの「ウカ(UKA)」が運営するカフェ「ウカフェ(UKAFE)」は、人気の“猫クッキー”のハロウィン限定商品を発売する。10月21日まで、「ウカ(UKA)」の公式オンラインストアで予約販売を実施している。「ウカフェ」と対象の「ウカ」サロン店頭で10月31日まで数量限定で販売し、無くなり次第販売終了する。10枚入りで店頭価格は1944円、オンラインストア価格は送料込みで2444円。

フレーバーはパンプキンシナモン、紫芋、竹炭バニラの3種類。添加物、保存料不使用で、国産小麦100%の薄力粉、牧草をエサとする牛のミルクから作られたグラスフェッドバター、濃厚な旨味とコクが特徴の奥久慈卵、メープルシュガーや和三盆など、厳選した材料を使用している。

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【スナップ】「ステラ マッカートニー」来場者の着こなしは、テーラリングやドレスからカジュアルまで多彩 

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、パリ・ファッション・ウイーク期間中の10月2日(現地時間)、2024年春夏コレクションを発表した。今回の会場となったパリ7区のサックス通りには、野菜や果物などが並ぶ普段のマルシェ(市場)に代わり、コレクションに用いたサステナブル素材のメーカーや同ブランドのビンテージを扱うショップなど21の露店が並ぶ“ステラズ サステナブル マーケット”をオープン。来場者が実際に「ステラ マッカートニー」のサステナブルな世界を体験できる場を用意した。

ブランドのアーカイブや、もともとステラが両親と共有し、今では自身の娘たちとシェアしているアイテムを再解釈したという今季のコレクションは、ジェンダーや世代の境界を曖昧にしたスタイルが特徴。ボクシーなテーラーリングや燕尾服から、ポプリンシャツ、マイクロショーツ、風をはらむバルーンドレス、ライダースジャケットにワイドジーンズ、ニットドレス、軽やかなシアードレスまでがそろう。

そんな「ステラ マッカートニー」が提案するスタイルの幅広さを物語るように、マスキュリンなテーラリングやセンシュアルなドレスから、チャンキーニットやデニム、スポーツユニホームなどをミックスしたカジュアルルックまで、ショーの来場者にも多彩な着こなしが見られた。

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映画「ガザの美容室」、アップリンク吉祥寺が100円で緊急公開

アップリンク吉祥寺は10月20日から、映画「ガザの美容室」を100円均一で緊急劇場公開する。同映画は、ガザで生まれ育った双子のタルザン&アラブ・ナサール監督作品で、2015年にカンヌ国際映画祭で上映された。パレスチナ自治区のガザの美容室を舞台に、通りの向こうではハマスやマフィアによる銃の発砲やイスラエル軍のドローンが飛ぶ美容室が戦火の中に取り残されていく様子を描いた。10月17日付の日本経済新聞朝刊のコラム「春秋」でも取り上げられていた。

アップリンクは運営するミニシアターサブスクサービス「DICE+」でも10月23日から無料配信する。

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「パレス スケートボード」と「ウェッジウッド」がコラボ ストロベリー柄の食器やボードを発売

英国発のスケートボードブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は、英陶磁器ブランド「ウェッジウッド(WEDGWOOD)」とコラボレーションしたアイテムを10月21日に発売する。「パレス スケートボード」の東京店と公式オンラインストアで取り扱う。

ティーポットやカップ&ソーサー、プレートなどのテーブルウエアや「ウェッジウッド」のアイコニックなブルーをあしらったスケートボードをラインアップする。カラフルなストロベリーのグラフィックは、「ウェッジウッド」の有名なデザインであるワイルド ストロベリーからインスピレーションを得た「パレス スケートボード」のアーカイブグラフィックを採用した。なお、アイテムの価格は発売まで非公開だ。

本コラボレーションを記念し、イギリスの伝説的なファッションフォトグラファーとして知られるアラスデア・マクレランが撮影したキャンペーンを公開した。BBCテレビ番組「アンティーク・ロードショー」に着想を得て制作を行い、同番組の重鎮であり陶磁器の専門家であるラース・サープとともに、「パレス スケートボード」のライダーであるサバンナ・ステイシー・キーナン、ダニー・ブレイディ、チューイー・キャノンらが出演した。

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「サロパ」で来日続々 英発「ミラー ハリス」のトップに聞くニッチフレグランス市場

英発フレグランス「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」のジョン・グラハム最高経営責任者(CEO)が来日した。伊勢丹新宿本店で開催されている「サロン ドゥ パルファン 2023(SALON DE PARFUM 2023」で出展しているため、その視察はじめ、日本市場について知るのが目的だ。「ミラー ハリス」は調香師のリン・ハリスが2000年にロンドンで設立。ボタンカル(植物)にこだわりながらロンドンという町が持つダイバーシティーを反映した香りを提供している。来日したグラハムCEOに話を聞いた。

グラハムCEOは、「『ミラー ハリス』は、クラシックな香水にロンドンのコンテンポラリーなツイストを加えた若い感覚のフレグランスだ」と語る。アートやカルチャー、ファッションなどダイナミックなロンドンの多様性を表現すると同時に、コロナ禍で変わった“ラグジュアリー”の意識にも寄り添う香を提案。「コロナ禍で人々が、日常の小さなことに対して価値を感じるようになった。日々の生活に見られる小さな美しい瞬間を切り取り、ロンドンのツイストを加えて香りに落とし込んでいる」。

ベストセラーは、“スケルツォ”。F.スコット・フィッツジェラルド(F. Scott Fitzgerald)の小説「夜はやさし」の一節からインスパイアされたというユニークなストーリーが人気の理由。同CEOは、「香りはもちろんだが、その背後のストーリーが需要」と言う。来年には、フランス・パリや中国・上海など世界中の4つの都市に合う文学の一節が着想源のフレグランスを発売予定だ。日本のベストセラーは、“ティートニック”。茶畑やロンドンで楽しまれる香り高い紅茶を想起させるフレッシュな香りだ。

環境に優しいニッチフレグランスの入門ブランド

グラハムCEOは、「ニッチフレグランスの市場は飽和している。各ブランド、それぞれの顧客がいるから、競合だとは考えない。われわれは、ロンドンという町をはじめ、日々の美しい瞬間を独自のストーリーで伝えることが大切だと考える」と言う。ニッチフレグランスというと取っ付きにくい印象があるが「ミラー ハリス」は、親しみやすいブランドだと言う。「『ミラー ハリス』はできるだけ多くの人に身近なブランドでありたい。ニッチフレグランスに興味のある人にとっては、入門ブランドとしてぴったり。一度香りを嗅ぐとファンになる人が多い」。そのため、消費者とのコミュニケーションは分かりやすく、コミュニティーを作るように行っているという。

「ミラー ハリス」は、20年にわたり環境に配慮したブランドとして活動している。バラやフィグ、オークなどを可能な限り廃棄を減らして使用したり、水を再利用したりしている。グラハムCEOは、「通常は廃棄される素材も再利用できないか実験を行っている。そうすることにより新たなクリエイションが生まれることもある」と話す。

路面店出店を視野に入れながらECも強化

日本市場における売上高は2022年、前年の2倍を記録した。コロナを機に、特に若い消費者によるニッチフレグランスの需要の高まりを象徴している。日本市場に関してグラハムCEOは、「ストーリーを理解してから購入する消費者が多いため、他の市場よりは時間がかかる。日本で成功すれば、世界で成功できると考える。親和性の高い顧客の元に商品を届けることが大切」と話す。現在、日本の販売拠点は24。海外では、コンセプトショップやホテルなど多岐にわたる販売拠点があるが、日本は百貨店が中心だ。そういう意味でも伸び代はまだまだある。これから、日本国内でもロンドンの“アーバン ネイチャー”をテーマにしたショップコンセプトを導入していくそうだ。「27年までに、全てのラインをそろえ、ブランドの世界観を伝えられるような路面店を出店したい」。また、ECの強化も図る予定だ。「イギリスでは、売上高の5割がECだ。デジタルマーケティングなどを通してディスカバリーセットを購入した2.5人に1人は、フルボトルを購入する。店舗とオンライン両方で顧客と繋がることが大切だ」。

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「ヨウジヤマモト」新スニーカー“ゲンドウ”発売 「アディダス」“スーパースター”“プロモデル”に未来的ソールを融合

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、新作スニーカー“ゲンドウ(GENDO)”を10月21日に発売する。

新作は、“ヨウジヤマモト / Y-3 ゲンドウ スーパースター(Yohji Yamamoto / Y-3 GENDO SUPERSTAR)”(11万3850円)と、“ヨウジヤマモト / Y-3 ゲンドウ プロモデル(Yohji Yamamoto / Y-3 GENDO PRO MODEL)”(12万3750円)の2種類で、それぞれホワイトとブラックの2色を用意する。スニーカーは、クラシックなアッパーに未来的なソールを融合させたデザインが特徴だ。空洞化したソールには、「アディダス(ADIDAS)」のイノベーションチームが開発した、パフォーマンス・ミッドソールとしては初のTPUプレートを採用した。

“ゲンドウ スーパースター”は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の“スーパースター”のアッパーに、未来的なミッドソールプレートを組み合わせた。“ゲンドウ プロモデル”ではハイカットのアッパーを採用し、従来のレースアップ仕様をファスナーで開閉できるデザインに変更した。“ゲンドウ スーパースター”はヨウジヤマモト プールオムの直営店で、“ゲンドウ プロモデル”はヨウジヤマモト直営店で取り扱う。

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「セリーヌ オム」がカプセルコレクション“LE PALACE”を発売 エディ・スリマンの愛したパリのナイトクラブショーがモチーフに

「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は、2023年ウィンターコレクション“LE PALACE(ル・パラス)”のカプセルコレクションを発売した。同日から「セリーヌ」表参道で取り扱っており、一部商品は25日から31日の期間、ジェイアール名古屋高島屋のポップアップストアで展開する。

クリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマンが16歳の頃から足繁く通ったパリのナイトクラブ「LE PALACE」のショーがモチーフで、ショーが行われた場所や日付が入ったウエアや小物をコンサートグッズに見立てた。ナイトクラブの名前をスタッズやグリッターで表現した“デニムジャケット”(62万7000円)や“LE PALACEフーディー”(14万8500円)、ショーの日付やアニマルパターンを描いた“LE PALACE Tシャツ”(8万4700円)などをラインアップする。


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「セリーヌ オム」がカプセルコレクション“LE PALACE”を発売 エディ・スリマンの愛したパリのナイトクラブショーがモチーフに

「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」は、2023年ウィンターコレクション“LE PALACE(ル・パラス)”のカプセルコレクションを発売した。同日から「セリーヌ」表参道で取り扱っており、一部商品は25日から31日の期間、ジェイアール名古屋高島屋のポップアップストアで展開する。

クリエイティブ・ディレクターのエディ・スリマンが16歳の頃から足繁く通ったパリのナイトクラブ「LE PALACE」のショーがモチーフで、ショーが行われた場所や日付が入ったウエアや小物をコンサートグッズに見立てた。ナイトクラブの名前をスタッズやグリッターで表現した“デニムジャケット”(62万7000円)や“LE PALACEフーディー”(14万8500円)、ショーの日付やアニマルパターンを描いた“LE PALACE Tシャツ”(8万4700円)などをラインアップする。


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ミルボンの佐藤龍二社長が会長に就任 新社長には坂下秀憲氏

美容室向けヘア化粧品メーカーのミルボンは取締役会において、2024年1月1日付の代表取締役の異動について発表した。佐藤龍二社長が会長に就任し、新社長に坂下秀憲取締役 経営戦略・情報企画・コーセーミルボンコスメティクス担当が就任する。

異動の理由は、経営トップの若返りとともに、さらなる企業価値の向上を図るため。新たに社長に就任する坂下氏は、ミルボンUSA社長、経営戦略部長といった要職を歴任し、国内外における豊富な事業運営経験と高い見識を有している。特にUSAにおける構造改革と成長軌道への転換といった実績から、同社のさらなるグローバル化推進に貢献できると期待されている。

現社長の佐藤氏は、代表権を持たない取締役会長となり、新たな経営陣をサポートする。なお24年1月1日以降のその他の役員体制については、別途発表していく予定だ。

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ミルボンの佐藤龍二社長が会長に就任 新社長には坂下秀憲氏

美容室向けヘア化粧品メーカーのミルボンは取締役会において、2024年1月1日付の代表取締役の異動について発表した。佐藤龍二社長が会長に就任し、新社長に坂下秀憲取締役 経営戦略・情報企画・コーセーミルボンコスメティクス担当が就任する。

異動の理由は、経営トップの若返りとともに、さらなる企業価値の向上を図るため。新たに社長に就任する坂下氏は、ミルボンUSA社長、経営戦略部長といった要職を歴任し、国内外における豊富な事業運営経験と高い見識を有している。特にUSAにおける構造改革と成長軌道への転換といった実績から、同社のさらなるグローバル化推進に貢献できると期待されている。

現社長の佐藤氏は、代表権を持たない取締役会長となり、新たな経営陣をサポートする。なお24年1月1日以降のその他の役員体制については、別途発表していく予定だ。

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「ナイキ」が名古屋栄にコンセプトストアをオープン 限定アイテムも

「ナイキ(NIKE)」は、10月19日にナイキ ライズ(NIKE RISE)のコンセプトストア、ナイキ名古屋栄(NIKE NAGOYA SAKAE)をオープンする。

オープンを記念して、店舗限定で名古屋の市外局番などをデザインしたシューレースやデュブレ(靴ひもにつけるタグ)、愛知を代表する尾張七宝焼きの数量限定のオリジナルピンズ(1万5000円)を販売する。オリジナルピンズは1人1点のみ購入可能だ。

ナイキ ライズは、単なるストアではなく“スポーツのためのホーム”。メンズ、ウィメンズ、キッズのあらゆる年齢層のアスリートを対象にした「ナイキ」とジョーダンの最新のフットウエア、アパレル、そしてライフスタイル商品がそろう。

店舗では、ナイキ アプリ・アット・リテールのサービスも利用可能だ。同サービスは「ナイキ」メンバー向けの買い物ガイドで、アプリを通じて実店舗でデジタル主導の体験を楽しめるサービス。在庫確認、スキャンによる商品情報確認、メンバー特典など、メンバーとストアや商品をつなぐデジタル機能にアクセスできる。

◼︎ナイキ名古屋栄
オープン日:10月19日
営業時間:11:00〜21:00
住所:愛知県名古屋市中区 3-15-27

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「プラダ」が田名網敬一にフォーカスした展示を青山店で開催 11月3日から1月29日まで

「プラダ(PRADA)」は、11月3日から2024年1月29日まで、プラダ財団の企画による展覧会「パラヴェンティ:田名網敬一」をプラダ 青山店で開催する。ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した同店5階と上海のプラダ ロンヅァイ(PRADA RONG ZHAI)では、ニコラス・カリナン(Nicholas Cullinan)がキュレートする本展覧会を開催し、ミラノのプラダ財団では、10月26日から2月22日の期間、大規模なグループ展「パラヴェンティ:17世紀から21世紀の屏風(Paraventi:Folding Screens from the 17th to 21st Centurie)」を併せて開催する。

東京と上海で行うプロジェクトは、特にスクリーンとスクリーンを重ねたり、その中に組み込まれたりするデジタル体験が浸透している現在において、屏風がどのような影響を受けているかに焦点を当てている。

東京の展覧会では、歌舞伎の小道具として設置された屏風や、紙芝居の小道具としての屏風に言及しながら、屏風の歴史を探求する。

日本を代表するポップアーティストの田名網敬一は、新たな環境アート作品を制作した。田名網の作品は、ビデオインスタレーションや屏風のコラージュ、ビデオマッピングを使用した本型の彫刻を含んだもので、紙芝居の伝統を想起させる。そのほか、室町時代後期に活躍した日本人画家、武部輝忠の作品も展示する。

■「パラヴェンティ:田名網敬一」
会期:11月3日〜2024年1月29日
場所:プラダ 青山店 5階
住所:東京都港区南青山5-2-6
入場料無料

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「ルイ・ヴィトン」“カプシーヌ”と現代アーティストのコラボ第5弾 各157万8500円

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアイコンバッグ“カプシーヌ(Capucines)”と現代アーティストによるコラボレーション「アーティーカプシーヌ コレクション(Artycapucines Collection)」の第5弾が発表された。今回起用したアーティストは、マラウイ生まれで南アフリカ拠点のビリー・ザンゲワ(Billie Zangewa)とポーランド人画家のエヴァ・ユシュケヴィッチ(Ewa Juszkiewicz)、アメリカ人アーティストのライザ・ルー(Liza Lou)、フランス人とセルビア人のデュオ、トゥルシック & ミル(Tursic & Mille)、中国人アーティストのジピン・ワン(Ziping Wang)の5組。

ザンゲワは、息子ミカをフィーチャーした2020年の作品「ザ・スイミング・レッスン(The Swimming Lesson)」を再現し“カプシーヌ”にデザイン。騙し絵風のプリントや表現豊かな刺しゅう、あえて目立たせたハンドステッチを組み合わせた。時代問わず女性のアイデンティティーに関心を寄せるユシュケヴィッチは、女性のヘアスタイルが特徴的な21年のシュールレアリスム(超現実的主義)作品「ジンジャー・ロックス(Ginger Locks)」を鮮やかなプリントやゴールデンパールの装飾で表現した。ルーは、「キッチン(Kitchen)」などの大規模な立体作品やアートワークできらびやかなビーズを使うことで知られているが、今回もビーズを用いソフトレザーをデザイン。幻想的なパステルカラーのアートを上からプリントした。さらにボディーにかかる緩やかなドレープが気品あふれる。トゥルシック & ミルは、シグネチャーのフラワーシェイプをバッグのフレームに取り入れ、ボディーに21年の絵画「テンダーネス(Tenderness)」を刺しゅうなどで鮮やかに表現した。ハンドルとLVロゴは、炭化処理を施したシダーウッドを使用している。ワンは、史上最小の「アーティーカプシーヌ コレクション」を制作。ビビッドカラーやキャンディなどのお菓子をモチーフにデザインが、レザーにパッチワークとマルケトリの手法であしらわれている。

第5弾「アーティーカプシーヌ コレクション」は10月中旬から販売を開始する。5種類のモデルは、特別ボックス付きで各157万8500円。それぞれ200個限定となる。昨年に続きアート・バーゼル(Art Basel)主催の見本市「パリ+(Paris+)」でもお披露目予定だ。

19年に登場した“カプシーヌ”は、「ルイ・ヴィトン」が1854年に初の店舗を構えたパリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りにちなんで名付けられたアイコンバッグ。シンプルでエレガントな台形と扱いやすいワンハンドル、LVロゴが象徴的だ。デビュー以来、29組の現代アーティストとコラボレーションする「アーティーカプシーヌ」は、アーティストの独創性とメゾンの熟練した職人による創意工夫やクラフツマンシップを融合し、全く新しい“カプシーヌ”を生み出している。

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「コロンビア」がディズニー100周年を祝したコレクションを発売 マウスイヤーの快適なアイテム

「コロンビア(COLUMBIA)」は、ディズニー創立100周年を祝したコレクションを発売した。「コロンビア」直営店3店舗および公式オンラインストアで取り扱っている。

「コロンビア」独自の熱反射保温テクノロジーのオムニヒートを採用した中綿ジャケット(3万9600円)は、リフレクティブプリントのシルバードットをミッキーマークに変更し、シリコン加工のディズニー100パッチと「コロンビア」ロゴを施した特別なデザインで用意。ジッパー付きハンドポケットと収納可能なマウスイヤー、裾にはドローコードを搭載し冷気の侵入を防ぐ。

1930年代のディズニーのビンテージアートワークにインスパイアされたフリース(1万1000円)は、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートが雪の日を楽しむ様子を写した。キッズサイズ(8800円)も用意する。他、マウスイヤー付きのバケットハット(6600円)をそろえる。

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「コンバース」が「ABCマート」3店舗でポップアップ ホンダや「G-SHOCK」とのコラボアイテム販売

「コンバース(CONVERSE)」は10月24日〜11月6日の期間、「ABCマート グランドステージ(ABC-MART GRAND STAGE)」の3店舗(GINZA、梅田店、アミュプラザ博多店)で“コンバース ポップアップ(CONVERSE POP-UP)”第一弾を開催する。

ポップアップでは、“日本企業との異業種コラボレーション”“日本のゲームとのコラボレーション”“現代的なデザインで落としこんだ、日本の技術や伝統的なカルチャー”の3つのトピックをメーンに企画されたアイテムを展開する。

第一弾では、カシオ計算機の「G-SHOCK」との40周年を記念するアニバーサリーモデル“オールスター アール G-SHOCK HI”(1万7600円)、世界のホンダとの夢のコラボレーションモデル“オールスター アール ホンダ RS HI”(1万4300円)、“オールスター アール ホンダ WP HI”(1万4300円)を販売する。その他、オーセンティックなデザインの中にこだわりを凝縮した日本製のオールスターも展示する。

◼️コンバース ポップアップ
期間:10月24日〜11月6日
場所:ABCマート グランドステージ ギンザ
ABCマート グランドステージ 梅田店
ABCマート グランドステージ アミュプラザ博多店

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「モンベル」に学ぶコミュニティーの作り方 大阪企業は世界初「トム・ディクソン」サウナで奮闘

機能性とデザイン性、
安心価格も備える「モンベル」

秋が深まり、本格的なキャンプシーズン到来と共に、日本発アウトドアブランドの動きも活発だ。日本ブランドは、確かなクオリティーや発想力など、ほかにはない強みがあることから、海外市場の支持が高い。大阪に本社がある「モンベル(MONT-BELL)」もその一つ。新宿のショップを訪れてみると、カスタマーのほとんどがインバウンドであることに驚く。欧米やアジアなど、客の国籍もさまざまで、世界が注目するアウトドアブランドといえるだろう。

「モンベル」は、日本の気候に合わせた機能性やデザイン性、サイズの充実度に加え、手の届きやすい価格帯という要望もかなえている。山岳ギアに強い本格的アウトドアショップでありながら、ファミリー層が多いのも特徴だ。

創業者の辰野勇・会長は、1969年にアイガー北壁日本人第二登を果たすなど、、翌年には日本初のクライミングスクールを開校。1975年、当時28歳だった彼が山仲間と共に立ち上げたのが、フランス語で“美しい”と“山”の単語を組み合わせた「モンベル」という名の登山用品ブランドだった。

「モンベル」の商品開発のコンセプトは、“Function is Beauty®︎(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”。デザイン性に優れ、価格も手ごろなので、アウトドア初心者も手に取りやすい。アウトドア用品で培ったノウハウを生かして、車いすユーザー対象のウエアやリュックサックも商品化している。さらに、補助人工心臓システムの専用バッグなども開発。大手繊維メーカーと連携したり、登山用品の高い技術を応用したりすることで、生活の質を上げることに貢献している。実際、災害支援や農業のサポートなど、SDGsという言葉が生まれる前から、地域や社会への活動に積極的に向き合ってきた。また、本格的なアウトドアブランドにも関わらず、キッズやペットのギアも充実している。例えば川遊びには欠かせないライフジャケットも、小型犬から大型犬までの幅広いサイズをそろえる。

ビーチから山へ エントリー層を
アウトドアへナビゲート

同ブランドはその名の通り、山岳関連のアウトドアギアや、ウエアに強いイメージがあるが、2023年夏に海を目の前にしたロケーションの「モンベル ベイサイドビーチ坂店」をオープン。マリンスポーツの拠点としても機能するようになった。広島市と呉市を結ぶ国道31号沿いにある「ベイサイドビーチ坂」は、23年にできた人口の海水浴場。JR呉線・水尻駅の目の前という駅前海水浴場だ。コイン式シャワーやロッカーなどの機能のほかに、広島で人気のスペイン料理店が運営するカフェやコワーキングスペースなどもあり、気軽に立ち寄れることから、早くも広島県の人気スポットとなっている。

「モンベル ベイサイドビーチ坂店」は、マリンアクティビティーの拠点としても機能する。他店舗に比べてマリンスポーツ関係の商品が多く、折り畳み式シーカヤックやライフジャケットを購入し、そのまま目の前の海へ漕ぎだして行ったカスタマーもいたそう。カヤックのレンタルサービスがあり、初心者のための講座など、参加型のイベントも定期的に開催。自転車のレンタルも可能で、瀬戸内海をフェリーで渡り、島々をサイクリングする楽しさも伝えている。今後は同店を拠点とするトレッキングのツアーも企画している。コアなファンはもちろん、海水浴に来たエントリー層の新規顧客のチャレンジもサポートし、登山などさまざまなアクティビティへと導くのも目的の一つだ。

「モンベル」は福岡や四国、奈良など西日本を中心とするキャンプ場やコテージなどの宿泊施設も運営しており、家族や学生同士でも気軽にアウトドア体験に挑戦できる。山歩き講習会はもちろん、愛犬と楽しむアウトドアやフォトトレッキング、畑での収穫体験など、幅広い層に向けたイベントを開催。関西や名古屋発着のバスツアーも多く、アウトドアへの門戸を広げ、コミュニティーを拡大している。

日本初の会員制ガレージ&クラブが
大阪・阿波座に誕生

9月に大阪・阿波座に誕生した「エスク ガレージ&クラブ(ESC GARAGE&CLUB)も、ユニークなコミュニティーだ。日本で初めての会員制ガレージで、17区画のプライベートガレージを有し、要望に応じてデザインをカスタマイズできる。オフィスやラウンジを併設するスペースもあり、中にはテラスやロフト階のある区画も設ける。1区画月28万円~68万円という価格帯にも関わらず、オープン前から問い合わせが殺到したという。設計は、飲食店の経営やカフェ、ブティックなどの設計に携わる会社カフェの森井良幸代表が手掛けた。施設内には「トム・ディクソン(TOM DIXON)」がデザインした世界初のサウナや、ラウンジを備えたESCクラブもある。ガレージメンバー以外に50名のクラブメンバーも利用でき、プレミアムカーシェアリングのサービスも使える。

会員限定エリアでは安心感
オープンエリアではローカルな交流

「エスク ガレージ&クラブ」は商業施設でもあり、敷地内のテナントにあるスタイリッシュな理髪店「カーウォッシュ バーバー(CARWASH BARBER)」や、ギャラリーなどのパブリックエリアは、会員以外も気軽に立ち寄れる。中には「ボンパピ+(bonne puppy+)」といった犬向けの幼稚園や人気立ち飲み店「二甲立食店」もあり、地域の人々の交流の場になっている。

「エスク ガレージ&クラブ」を運営しているのは、1959年に創業し、近畿や中部地方を中心にアストンマーティンやジャガー、ランドローバーなどのイギリス・イタリアの正規ディーラーを営む八光エルアール社。最近では、グループにおいて「六甲山サイエンスリゾート」(旧六甲山ホテル)などのホテル事業も行っている。池田浩八社長は、「目指すのはイノベーティブな人々が集うサードプレイスであり、都会のエスケープゾーン。海外のSOHO HOUSEのような、共通の価値観をもつ交流の場のようなコミュニティーを築けるといいですね」と語る。「トラッドマンズ 盆栽(TRADMAN’S BONSAI)」や西陣織をモダンに昇華させた「細尾」など、国際的に評価される日本文化の展示や限定ショップを企画するなど、情報発信にも意欲的だ。

共に楽しむ姿勢こそが
ブランディングの要

アウトドアとドライブというジャンルはそれぞれ違えど、共通の価値観を持つ仲間が、知見とネットワークを持つ企業を軸にコミュニティーを築くという点では共通するものがある。奇しくも両ブランドは、同じ大阪西区の立売堀の地でスタートしているという共通項があり、大阪の地がそうさせるのだろうか。そして何よりも、ブランドの「一緒に楽しもう」というメッセージを私は強く感じた。

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「モンベル」に学ぶコミュニティーの作り方 大阪企業は世界初「トム・ディクソン」サウナで奮闘

機能性とデザイン性、
安心価格も備える「モンベル」

秋が深まり、本格的なキャンプシーズン到来と共に、日本発アウトドアブランドの動きも活発だ。日本ブランドは、確かなクオリティーや発想力など、ほかにはない強みがあることから、海外市場の支持が高い。大阪に本社がある「モンベル(MONT-BELL)」もその一つ。新宿のショップを訪れてみると、カスタマーのほとんどがインバウンドであることに驚く。欧米やアジアなど、客の国籍もさまざまで、世界が注目するアウトドアブランドといえるだろう。

「モンベル」は、日本の気候に合わせた機能性やデザイン性、サイズの充実度に加え、手の届きやすい価格帯という要望もかなえている。山岳ギアに強い本格的アウトドアショップでありながら、ファミリー層が多いのも特徴だ。

創業者の辰野勇・会長は、1969年にアイガー北壁日本人第二登を果たすなど、、翌年には日本初のクライミングスクールを開校。1975年、当時28歳だった彼が山仲間と共に立ち上げたのが、フランス語で“美しい”と“山”の単語を組み合わせた「モンベル」という名の登山用品ブランドだった。

「モンベル」の商品開発のコンセプトは、“Function is Beauty®︎(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”。デザイン性に優れ、価格も手ごろなので、アウトドア初心者も手に取りやすい。アウトドア用品で培ったノウハウを生かして、車いすユーザー対象のウエアやリュックサックも商品化している。さらに、補助人工心臓システムの専用バッグなども開発。大手繊維メーカーと連携したり、登山用品の高い技術を応用したりすることで、生活の質を上げることに貢献している。実際、災害支援や農業のサポートなど、SDGsという言葉が生まれる前から、地域や社会への活動に積極的に向き合ってきた。また、本格的なアウトドアブランドにも関わらず、キッズやペットのギアも充実している。例えば川遊びには欠かせないライフジャケットも、小型犬から大型犬までの幅広いサイズをそろえる。

ビーチから山へ エントリー層を
アウトドアへナビゲート

同ブランドはその名の通り、山岳関連のアウトドアギアや、ウエアに強いイメージがあるが、2023年夏に海を目の前にしたロケーションの「モンベル ベイサイドビーチ坂店」をオープン。マリンスポーツの拠点としても機能するようになった。広島市と呉市を結ぶ国道31号沿いにある「ベイサイドビーチ坂」は、23年にできた人口の海水浴場。JR呉線・水尻駅の目の前という駅前海水浴場だ。コイン式シャワーやロッカーなどの機能のほかに、広島で人気のスペイン料理店が運営するカフェやコワーキングスペースなどもあり、気軽に立ち寄れることから、早くも広島県の人気スポットとなっている。

「モンベル ベイサイドビーチ坂店」は、マリンアクティビティーの拠点としても機能する。他店舗に比べてマリンスポーツ関係の商品が多く、折り畳み式シーカヤックやライフジャケットを購入し、そのまま目の前の海へ漕ぎだして行ったカスタマーもいたそう。カヤックのレンタルサービスがあり、初心者のための講座など、参加型のイベントも定期的に開催。自転車のレンタルも可能で、瀬戸内海をフェリーで渡り、島々をサイクリングする楽しさも伝えている。今後は同店を拠点とするトレッキングのツアーも企画している。コアなファンはもちろん、海水浴に来たエントリー層の新規顧客のチャレンジもサポートし、登山などさまざまなアクティビティへと導くのも目的の一つだ。

「モンベル」は福岡や四国、奈良など西日本を中心とするキャンプ場やコテージなどの宿泊施設も運営しており、家族や学生同士でも気軽にアウトドア体験に挑戦できる。山歩き講習会はもちろん、愛犬と楽しむアウトドアやフォトトレッキング、畑での収穫体験など、幅広い層に向けたイベントを開催。関西や名古屋発着のバスツアーも多く、アウトドアへの門戸を広げ、コミュニティーを拡大している。

日本初の会員制ガレージ&クラブが
大阪・阿波座に誕生

9月に大阪・阿波座に誕生した「エスク ガレージ&クラブ(ESC GARAGE&CLUB)も、ユニークなコミュニティーだ。日本で初めての会員制ガレージで、17区画のプライベートガレージを有し、要望に応じてデザインをカスタマイズできる。オフィスやラウンジを併設するスペースもあり、中にはテラスやロフト階のある区画も設ける。1区画月28万円~68万円という価格帯にも関わらず、オープン前から問い合わせが殺到したという。設計は、飲食店の経営やカフェ、ブティックなどの設計に携わる会社カフェの森井良幸代表が手掛けた。施設内には「トム・ディクソン(TOM DIXON)」がデザインした世界初のサウナや、ラウンジを備えたESCクラブもある。ガレージメンバー以外に50名のクラブメンバーも利用でき、プレミアムカーシェアリングのサービスも使える。

会員限定エリアでは安心感
オープンエリアではローカルな交流

「エスク ガレージ&クラブ」は商業施設でもあり、敷地内のテナントにあるスタイリッシュな理髪店「カーウォッシュ バーバー(CARWASH BARBER)」や、ギャラリーなどのパブリックエリアは、会員以外も気軽に立ち寄れる。中には「ボンパピ+(bonne puppy+)」といった犬向けの幼稚園や人気立ち飲み店「二甲立食店」もあり、地域の人々の交流の場になっている。

「エスク ガレージ&クラブ」を運営しているのは、1959年に創業し、近畿や中部地方を中心にアストンマーティンやジャガー、ランドローバーなどのイギリス・イタリアの正規ディーラーを営む八光エルアール社。最近では、グループにおいて「六甲山サイエンスリゾート」(旧六甲山ホテル)などのホテル事業も行っている。池田浩八社長は、「目指すのはイノベーティブな人々が集うサードプレイスであり、都会のエスケープゾーン。海外のSOHO HOUSEのような、共通の価値観をもつ交流の場のようなコミュニティーを築けるといいですね」と語る。「トラッドマンズ 盆栽(TRADMAN’S BONSAI)」や西陣織をモダンに昇華させた「細尾」など、国際的に評価される日本文化の展示や限定ショップを企画するなど、情報発信にも意欲的だ。

共に楽しむ姿勢こそが
ブランディングの要

アウトドアとドライブというジャンルはそれぞれ違えど、共通の価値観を持つ仲間が、知見とネットワークを持つ企業を軸にコミュニティーを築くという点では共通するものがある。奇しくも両ブランドは、同じ大阪西区の立売堀の地でスタートしているという共通項があり、大阪の地がそうさせるのだろうか。そして何よりも、ブランドの「一緒に楽しもう」というメッセージを私は強く感じた。

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「スパイダー」と「リーボック」がコラボ 20日からバーニーズ ニューヨーク六本木でポップアップ

アウトドアスポーツウエアブランド「スパイダー(SPYDER)」は10月20日、伝統的且つアイコニックなスポーツカルチャーブランド「リーボック(REEBOK)」とのコラボコレクションを発売する。

発売に伴い、同日からバーニーズ ニューヨーク六本木店でポップアップストアを開催する。加えてリーボックストア渋谷や原宿店(クラシックストア)、リーボックストア心斎橋などでも販売する。

同コレクションは、「スパイダー」のテクニカルなウエアと「リーボック」のスポーツスタイルのフットウエアが掛け合わせ、各シューズには高度なスポーツテクノロジーバッジ、シリコン製の「リーボック」と「スパイダー」のアイコン、機能的なアウトドアハードウエアが付属している。シューズやジャケット、パンツなどを用意し、価格は6600〜5万9400円。

◼️ポップアップストア
場所:バーニーズ ニューヨーク六本木店
住所:東京都六本木7-7-7
期間:10月20〜29日
営業時間:11〜20時

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バロック3〜8月期は営業利益22.6%増 中国事業が息を吹き返す

バロックジャパンリミテッドの2023年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増の284億円、営業利益が同22.6%増の9億900万円、純利益が5億9600万円(前年同期は1億6400万円の赤字)だった。

国内事業は前年同期比5.4%増の259億円、営業利益は9.2%増の4億6100万円。ブランド別では、「アズールバイマウジー」などのSCブランドが同4.4%増の128億円、「マウジー」「スライ」などのファッションビル・駅ビルブランドが同10.4%増の91億円、「エンフォルド」などの百貨店ブランドが同7.1%増の27億円だった。値引き販売の抑制に加え、中国に集中していた生産拠点をASEANへと移管を進め、原価や貿易費などのコストを抑制した。国内事業の売上高総利益率は同0.4ポイント改善した。

現地の靴小売会社ベル・インターナショナルとの合弁会社が運営する中国事業は、売上高(卸売とロイヤリティ収入の合計)が前年同期比15.2%増の25億円。昨年は、ゼロコロナ政策に伴う約2ヶ月(4〜5月)の上海ロックダウンで消費が落ち込んだことから、反動増となった。また、地方エリアの不採算店舗のスクラップを行い、中国店舗は期初から39店舗純減し287店舗(6月末現在)となった。

減収減益となった米国事業は、円安により海外ラグジュアリーブランドの生産が日本に集中し、主力の国産ジーンズの販売縮小を強いられた。「今後の販売回復に向けてリードタイムの改善、生産ラインの確保を進める」と村井博之社長。

24年2月期連結業績予想は、売上高が前期比12.2%増の660億円、営業利益が2.2倍の47億円、純利益が同11倍の27億円の期初予想を据え置く。

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バロック3〜8月期は営業利益22.6%増 中国事業が息を吹き返す

バロックジャパンリミテッドの2023年3〜8月期連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増の284億円、営業利益が同22.6%増の9億900万円、純利益が5億9600万円(前年同期は1億6400万円の赤字)だった。

国内事業は前年同期比5.4%増の259億円、営業利益は9.2%増の4億6100万円。ブランド別では、「アズールバイマウジー」などのSCブランドが同4.4%増の128億円、「マウジー」「スライ」などのファッションビル・駅ビルブランドが同10.4%増の91億円、「エンフォルド」などの百貨店ブランドが同7.1%増の27億円だった。値引き販売の抑制に加え、中国に集中していた生産拠点をASEANへと移管を進め、原価や貿易費などのコストを抑制した。国内事業の売上高総利益率は同0.4ポイント改善した。

現地の靴小売会社ベル・インターナショナルとの合弁会社が運営する中国事業は、売上高(卸売とロイヤリティ収入の合計)が前年同期比15.2%増の25億円。昨年は、ゼロコロナ政策に伴う約2ヶ月(4〜5月)の上海ロックダウンで消費が落ち込んだことから、反動増となった。また、地方エリアの不採算店舗のスクラップを行い、中国店舗は期初から39店舗純減し287店舗(6月末現在)となった。

減収減益となった米国事業は、円安により海外ラグジュアリーブランドの生産が日本に集中し、主力の国産ジーンズの販売縮小を強いられた。「今後の販売回復に向けてリードタイムの改善、生産ラインの確保を進める」と村井博之社長。

24年2月期連結業績予想は、売上高が前期比12.2%増の660億円、営業利益が2.2倍の47億円、純利益が同11倍の27億円の期初予想を据え置く。

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「キャプテン サンシャイン」×「ゴールドウイン」×「バトナー」でスキーがテーマの10型を発売

「キャプテン サンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)」は、ブランド誕生10周年を記念し「ゴールドウイン(GOLDWIN)」と日本のニットブランド「バトナー(BATONER)」とのコラボレーションアイテムを発売する。10月18日から「キャプテンサンシャイン」オフィシャルウェブストアと一部取扱店舗、「ゴールドウイン」オフィシャルウェブストアと一部直営店舗、「バトナー」オフィシャルウェブストアなどで販売する。

同コラボでは、3ブランドに共通するバックボーンの一つである“スキー”をテーマに、各ブランドの特徴を活かしながらスノーフィールドから旅の往来まで使用できる10アイテムを用意。高い防風性と透湿性で身体を保護する“ウィンドストッパープロダクト”素材に、高水準のかさ高性と軽さを持つ900フィルパワーダウンをたっぷり封入したボリュームのある“GTX WS ダウン ジャケット”(13万2000円)、表生地に耐久性のある“ゴアテックス プロ プロダクト”3層構造を採用し、モッズパーカをショートにアレンジした“GTX PRO ジャケット”(11万円)などをそろえる。

「バトナー」の自社工場で高度な技術と山形の素材や原料背景を活かして制作したニットコレクションからは、スーパーエクストラファインウールをボア状の糸にしてローゲージで編んだニットで作成した“ニット ボア ベスト”(4万8400円)、ウォッシャブルメリノウールを希少な吊編機で時間をかけて編み、柔らかく滑らかな生地に仕上げた“TSURI ウール ハイ ネック フィンガー ホール ロング スリーブ”(3万800円)などをラインアップする。

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「キャプテン サンシャイン」×「ゴールドウイン」×「バトナー」でスキーがテーマの10型を発売

「キャプテン サンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)」は、ブランド誕生10周年を記念し「ゴールドウイン(GOLDWIN)」と日本のニットブランド「バトナー(BATONER)」とのコラボレーションアイテムを発売する。10月18日から「キャプテンサンシャイン」オフィシャルウェブストアと一部取扱店舗、「ゴールドウイン」オフィシャルウェブストアと一部直営店舗、「バトナー」オフィシャルウェブストアなどで販売する。

同コラボでは、3ブランドに共通するバックボーンの一つである“スキー”をテーマに、各ブランドの特徴を活かしながらスノーフィールドから旅の往来まで使用できる10アイテムを用意。高い防風性と透湿性で身体を保護する“ウィンドストッパープロダクト”素材に、高水準のかさ高性と軽さを持つ900フィルパワーダウンをたっぷり封入したボリュームのある“GTX WS ダウン ジャケット”(13万2000円)、表生地に耐久性のある“ゴアテックス プロ プロダクト”3層構造を採用し、モッズパーカをショートにアレンジした“GTX PRO ジャケット”(11万円)などをそろえる。

「バトナー」の自社工場で高度な技術と山形の素材や原料背景を活かして制作したニットコレクションからは、スーパーエクストラファインウールをボア状の糸にしてローゲージで編んだニットで作成した“ニット ボア ベスト”(4万8400円)、ウォッシャブルメリノウールを希少な吊編機で時間をかけて編み、柔らかく滑らかな生地に仕上げた“TSURI ウール ハイ ネック フィンガー ホール ロング スリーブ”(3万800円)などをラインアップする。

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ユニクロ、中国で販売員の給与を最大44%引き上げ 競争力高め人材確保

ファーストリテイリングは、「ユニクロ」の中国本土の店舗販売員の給与引き上げを10月以降実施している。引き上げ幅は平均28%、最大44%で、まず北京、上海、深圳、広州の店舗の販売員を対象に実施。今後他都市でも予定する。今回の引き上げは11月中に完了する予定。

目的は、「待遇改善による就業意欲の向上、優秀な人材確保」(広報担当者)。同社は今年3月に日本の従業員の給与を最大で約40%引き上げており、新入社員の初任給は約18%の引き上げで30万円に変更、グローバルで同水準の給与テーブルとしていた。中国では22年にも、一部の従業員の賃上げを実施済み。

中国本土、台湾、香港のグレーターチャイナの2023年8月期業績は売上収益(売上高に相当)が前期比15.2%増の6202億円、営業利益は同25.0%増の1043億円と、過去最高となった。店舗数は8月末で1031店と日本国内(800店)より多い。北米や欧州、東南アジアといった地域の伸びが近年の同社の成長ドライバーだが、引き続き中国は日本に次ぐ売り上げの重要市場。

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アーバンリサーチ×劇団四季で舞台衣裳を再利用したアイテムを発売

アーバンリサーチは、劇団四季“アップサイクルプロジェクト”の取り組みにおいて、舞台衣裳の布や装飾素材を活用したコラボレーション商品を数量限定で発売する。10月20日からアーバンリサーチ ルミネ有楽町店で取り扱う。

劇団四季が始動した“アップサイクルプロジェクト”は、使わなくなった舞台衣裳用の生地や装飾素材に手を加え、新たな形に昇華するプロジェクトだ。アパレル企業という視点でのSDGs基本方針「3C」を定めるアーバンリサーチが同プロジェクトの思いに共感し、今回のコラボレーションが実現した。

コンセプトは、“カジュアルに観劇を楽しもう”。デニムやキャンバスといったカジュアルな衣料品で使用することの多い素材やアイテムを中心に、日常使いはもちろん観劇の際にも身に着けられるような商品をそろえた。

ラインアップは、デニム素材を中心としたカジュアルな衣類と舞台衣裳生地のコントラストが特徴の“デニム & パンツ”(1万6500円)、“ジャケット”(2万7500円)、劇団四季の生地がアクセントの“キャンパストート”(8800円)、「ロデスコ(RODE SKO)」の人気品番がベースの“キルティングマルチショルダーバッグ”(8250円)など。リメイクウエアは全て1点モノだ。さらに、劇団四季70周年を祝し、劇団四季の生地を贅沢に使用したテキスタイルフラワーの“ロベコブーケ”(9350円)も数量限定で用意する。職人が1本1本手作りするブーケはプレゼントやインテリアにぴったりなアイテムだ。

■販売方法
・10月20〜22日までの期間中は完全抽選販売となる。抽選の上、 整理券を配布。
・上記期間中、1人あたりの購入点数を制限。バッグは各型5点ずつまで、 造花、リメイクウエアは合計で3点まで。
・バッグは、同型・同色内で商品を見比べての購入はできない。
・造花、リメイクウエアは、購入商品の選定時に手元に留めておくのは3点まで。
・お取り置き、店舗通販、お取り寄せはできない。
・クーポンなどによるお値引きは対象外。※各日程毎の在庫の用意はなし。上記期間中であっても在庫が無くなり次第、販売終了となる。

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【スナップ】勢いに乗る「ミュウミュウ」には、“ノー・パンツ”ルックや大胆な透け感に挑む強者が集結

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、パリ・ファッション・ウイーク期間中の10月3日(現地時間)、2024年春夏コレクションを発表した。ここ数シーズン飛ぶ鳥を落とす勢いで波に乗っている同ブランドは今季、「現代における美の定義」を探求。「変化し続ける世界において、美はこの時代の複雑さに呼応しなければいけない」というミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)の考えを反映し、おなじみとなった極端なローウエストを軸にしたプロポーションバランスを生かしながら、プレッピーな紺のブレザーやポロシャツ、チェックのボタンダウンシャツ、サーファーのイメージにつながるスイムウエアやビーチサンダルなどをミックスした。

ショーには、セレブリティーやインフルエンサーを筆頭に、半年前に発表されたランウエイルックをまとうゲストが多数来場。ボトムスを履き忘れたかのような“ノー・パンツ”ルックや、大胆な透け感と肌見せを取り入れた着こなしを楽しむ姿が見られた。いつも以上にファッション・ウイーク中の会場周辺だからこそ挑めるスタイルではあるが、その影響力は絶大。今シーズンは、都市を問わずさまざまなブランドのクリエイションにも「ミュウミュウ」の影響が垣間見えた。

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INIが「エンポリオ アルマーニ」のスペシャルムービーに登場 高みを目指す姿勢にシンパシー

「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、日本発のグローバルボーイズグループ、INIを起用したムービーをオフィシャルサイトで公開した。

今回公開した動画は、「ノー ボーダー(NO BORDER)」と題した。ブランドが持つ自由な精神と、2021年のグループ結成時からそれぞれの個性を持って、高みへと挑戦しつづけるINIがイーグルロゴのもとで共鳴し、ともにまだ見ぬ理想の世界を求めて進んでいく姿を描いた。

同ブランドは、自由に高く舞うイーグルをアイコンに掲げ、1981年に誕生した。イーグルは、国境や人種などあらゆるボーダーを超えていくシンボルであり、確かな信念を持って挑戦し続ける人々を象徴している。

動画内のメンバー11人によるセリフは、異文化からのインスピレーションを歓迎し、
進化するブランドと、自身のスタイルを追い求めるINIの想いを体現している。

リーダーの木村柾哉は、次のようにコメントを寄せた。「INI のグループ名の由来は、今回のテーマ『ノー ボーダー』と重なるものがあります。 どこにいても“I(僕たち)とI(あなた)”がつながる、そして遮るものは何もないということ、また夢をかなえス、タートラインに立ち成長し続けようと誓ったデビュー当時、今もその気持ちは変わっていません。今回、自分の足で自分の道を歩きたいと願う若い世代がいつ来ても欲しい一着が必ず見つかるように。という思いから立ちあがったブランド、『エンポリオ アルマーニ』さんとこのような取り組みをできたことはとても嬉しいです」。

INIは、2021 年のサバイバルオーディション番組「プロデュース 101 ジャパン シーズン2」で選ばれた11人によるグローバルボーイズグループ。デビューシングル「A」は、初週 50.8万枚を売り上げ、「第 63 回輝く!日本レコード大賞」では新人賞を受賞。22年12月に発売したファーストアルバム「Awakening」は、ビルボード ジャパン週間アルバムセールスチャート“トップ アルバムス セールス”などの各種音楽チャートで 7 冠を達成した。

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若手ブランド「コルミオ」はパンクにジェンダー平等を訴える【2024年春夏ミラノコレ現地リポvol.3】

2024年春夏ミラノ・ファッション・ウイークが9月19〜25日に開催されました。今季のミラノは、サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)による「グッチ(GUCCI)」や、ピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)による「トム フォード(TOM FORD)」、シモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)による「バリー(BALLY)」など、新たなクリエイティブ・ディレクターによるデビューショーも目白押し。オフスケジュールのイベントやアフターパーティーも復活し、盛り上がった現地の様子を村上編集長と、ミラノコレ取材2シーズン目の木村記者が振り返ります。

「トッズ」

木村:「トッズ(TOD’S)」は、ヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)=クリエイティブ・ディレクターによる最後のコレクションを発表しました。会場に入ると「トッズ」の職人がシグネチャーシューズの“ゴンミーニ“のパーツをくりぬいていたり、カバンを作っていたりして、貴重な制作現場を見ることができました。モノ作りの裏側の美しさを見せる素敵な演出だったと思います。正直「トッズ」は取材を始めるまではシューズのイメージしかなかったのですが、キアッポーニ=クリエイティブ・ディレクターになってからのコレクションは実際に着たいと思うアイテムがたくさんあったので退任が残念です。コレクションリポートはこちら

村上:ヴァルターが就任して以降の「トッズ」は、程よいデザイン性を手に入れ、ライフスタイル化に成功しましたよね。競合ブランドよりも“値ごろ感”があって“高見え”するシューズやバッグは、若い世代の指示も獲得し、ビジネスも成長してきました。だからこそ後任人事が気になるけれど、グループ副会長のアンドレア・デッラ・ヴァッレ(Andrea Della Valle)は、「安心して」と話していました。有名ではないかもしれないけれど、今の「トッズ」を継続、発展させていく人物の起用が間もなく発表になるでしょう。

「コルミオ」

木村:若手デザイナーのジェザベル・コルミオ(Jezabelle Cormio)が2019年にスタートした「コルミオ(CORMIO)」は、可愛らしい花のビジューをあしらったニットウエアやピンクのレオパードのスカート、ビキニといったノスタルジックとパンクを掛け合わせたようなコレクションの中に、ジェンダー平等を訴えるパワフルなメッセージを込めました。ショーのBGMは、音楽ではなくジェザベルのチームが書いたレターの朗読。バックステージで彼女は、「TikTokでメイクアップをしながら社会的なメッセージを発信している女の子を見たことが今回のコレクションの出発点。メッセージを発信するために常に美しくいなければいけないというプレシャーに晒されながら、着飾りすぎたりすれば批判されたりもする。その矛盾と葛藤がテーマ」と説明。最後に「女性は今より10倍、いや100倍自由になって、声を大にしてメッセージを発信するべき」とコレクションに込めた熱い思いを語ってくれました。

村上:これまで「コルミオ」には、かなり“ブリブリ”でガーリーなイメージを持っていたので、パンクやグランジ、そしてサッカーのユニホームのエッセンスに驚きました。でも、その方が今の若い世代らしいですよね。最近、若い世代の間でパンクテイスト流行り始めていませんか?ヘソ出しで、厚底ローファー履けば、ロックなスタイルに挑戦したくなる気持ちもわかります(笑)。「コルミオ」は、そんなムードを先取りしていた印象です。

「MSGM」

村上:「グッチ」については、こちらの記事で大いに語ったので、同じく若い世代にリーチする「MSGM」を振り返りましょう(笑)。まだまだ色柄は多いけれど、「MSGM」流のクワイエット・ラグジュアリーを目指している印象を受けました。従前に比べるとフリルやラッフル、ロゴなどが大幅に減って、ワンショルダーのTシャツや、ジャカードのポロシャツ、抽象的な花柄のミニ丈バルーンスカートなど、だいぶ削ぎ落としてきました。ただ、あんまりデザイン性を希釈しすぎちゃうと、アイデンティティーを失ってしまうのが、ラグジュアリーとアパレルブランドの間に存在するデザイナーズブランドの難しいところだな、とも思いました。

木村:「MSGM」は今回、悪天候のため直前に会場を変更しました。落ち着いたコレクションが装飾のない無機質な会場で発表されたので、世界観を作りきれなかったハンデがあったようにも感じました。ポジティブな色使いは変わらずですが、今季はそれが少し柔らかく、花柄などのモチーフもアートの要素が強まって大人っぽくなった印象です。オンブレチェックのアイテムはグランジ好きの若い世代のハートをつかみそう。「MSGM」の会場で思うのは、来場者のスタイリングが上手。クワイエットな方向性にシフトしても、新しいテイストを楽しんで取り入れるような気がします。

「ヴェルサーチェ」

木村:続く「ヴェルサーチェ(VERSACE)」も、「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響を感じたコレクションでした。

村上:ロサンゼルスで発表した前シーズンは、ブラックフォーマルの中にブランドらしいセクシーさや力強さがあって、クワイエット・ラグジュアリー時代の「ヴェルサーチェ」を示してくれただけに、今回はちょっと驚いてしまいました。パステルカラーのギンガムチェックのスタイルはカワイイけれど、前のシーズンとは明らかに違う人に届けようとしているのかな?正直、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)時代の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を思い出してしまいました。キャンバスのバッグは「ディオール(DIOR)」、全体のスタイリングは「ミュウミュウ」。ちょっとオリジナリティが欠けていたかもしれません。目を凝らすとメデューサの存在に気づくキラキラボタンをあしらったメンズのサファリルックとか、リトルブラックドレスに純白のオープントゥのニーハイブーツのスタイルなんかは、シンプルでも「ヴェルサーチェ」ってわかる官能美を醸し出しているので、この路線を追求してほしいです!

「ボス」

木村:「ボス(BOSS)」は、シーナウバイナウ形式で2023-24年秋冬コレクションを披露しました。会場前はアフターパーティーの参加者も混ざってかなりの人混みで大変でしたね。AIロボットがお出迎えしてくれた会場は、近未来的オフィス空間で、めちゃくちゃ作り込んでいました。ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が着用するピンストライプのセットアップから始まり、かなり深いVネックのテーラードジャケットや、大胆なカッティングのドレープ感のあるブラウスなどオフィスウエアにひねりを加えて提案しました。会場のインパクトが大きすぎて、「オフィスウエアの常識を覆す」というコンセプトがちょっとかすんでみえてしまいましたが。

村上:一番のナゾは、近未来的な空間に現れたのが、どちらかといえばコンサバなオフィスウエアだったことですよねw。帰国してからも友人に、「会場と、スタイルのコントラストの狙いは?」って聞かれたのですが、答えられませんでした(苦笑)。ちょっとコンセプチュアルになりすぎてしまった印象です。

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「シュウ ウエムラ」からスキンケアもかなえる化粧下地が登場 “モチっと”肌を包み潤いキープ

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」はスキンケア発想の“アンリミテッド ケア”シリーズから、スキンケア機能を兼ね備える化粧下地“アンリミ テッド ケア モチバーム ベース”(35mL、8140円)を12月1日に発売する。

同商品は、バリア機能と水分保持機能を維持する役割を担う、皮膚本来が持つ構造に着目。独自の皮膚構造を「模倣する」技術を搭載する。もう一枚皮膚を重ねたような構造を作り出し、肌を保護しながら潤いを長時間キープする。モチっとしたテクスチャーが特徴で、化粧下地以外に朝晩のクリームとしても使用できる。ナイアシンアミドなど多種の保湿成分のほか、整肌成分を配合し、滑らかでふっくらとした艶肌に仕上げる。

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大手アパレルが続々参入する新市場:記者談話室vol.99

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

第99回は「大手アパレルが続々参入する新市場」です。ファッションビルやショッピングセンター、ECなどに客を取られ、右肩下がりを続けてきた大手アパレルの百貨店婦人服市場に、いま新風が吹いています。“富裕層の日常着”という、二極化ニッポンを象徴する新マーケットを巡って、大手アパレルメーカーの負けられない戦いが始まっています。

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