乾燥やパサつきが気になる季節に 毛先までとぅるんと潤うシャンプーが登場

アイエヌイーは11月1日、アクアセラピービューティーブランド「アクオル(AQUALL)」から、“クリスタルエディション”を限定発売する。

ダマスクローズと並んで有名な“センチフォリアローズ”の花びらから得られるエキス“ローズウォーター”(保湿成分のセンチフォリアバラ花水)を配合。美容効果や保湿効果があり、乾燥した頭皮に潤いが優しく行き渡ることで頭皮環境を整える。さらに毛髪内部にも水分を届け、潤いに満ちた滑らかな手触りに整える。

「アクオル」は、髪のダメージケアへの需要の高まりや、コロナ禍での休校等で人とのつながりが減り、心が満たされず乾いた感覚を持つ若年層が多いといった社会背景を受け、渇きやすい髪と心にまで“潤い”を与えることをコンセプトに開発。美容液成分が溶け込んだ“うるおい美溶水”を配合し、今あるダメージ、未来のダメージを多角的に補修・ケアすることに着目している。

初の季節限定品発売にあたり、ホリデーシーズンに合わせ華やかさのあるローズ系の成分を配合することに焦点を当て開発をスタート。さらに、夏に受けた紫外線などの乾燥ダメージを補修・ケアすることに着目しながら、“潤い、水”というキーワードに当てはまる成分を厳選し配合している。乾燥が特に気になる季節、カサつく頭皮やパサつく毛髪に潤いを与え、頭皮環境を整えながら、毛先まで滑らかで煌めく髪へと導く。

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「ダイアンビートゥルー」が「トムとジェリー」とコラボ オリジナルパッケージのヘアケアを発売

ネイチャーラボが展開するヘアケアブランド「ダイアンビートゥルー(DIANE BE TRUE)」は11月15日、世界的な人気を誇るアニメーション「トムとジェリー」とコラボレーション。オリジナルパッケージの“リラックス スムースリペア シャンプー”と“同 トリートメント”を数量限定発売する(11月1日からネイチャーラボECストアで先行発売)。

“リラックス スムースリペア シャンプー”にネコのトム、“同 トリートメント”にネズミのジェリーがチャーミングに描かれ、セットで合わせるとふたりが仲良くバスタイムを過ごしている様子が表現される。

「トムとジェリー」は会えばケンカばかり、毎回あらゆる追いかけっこを繰り広げるトムとジェリーによるドタバタコメディーアニメ。多才だがお調子者でドジなトムも、見た目はかわいらしいがずる賢く容赦ないジェリーも、自分に正直に生きているから、見ていて気持ちいい。そんなふたりの生き方に共感しつつ、「お風呂のときくらいは仲良く“リラックス”してほしい」という思いから、今回のコラボレーション実施に至った。

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水を使わざるを得ない美容室 アルテ サロン ホールディングスが水と自然を守る活動に1500万円以上を寄付

美容室チェーンを300店舗以上展開するアルテ サロン ホールディングスは、一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京に、半年分のヘアカラー施術の一部を寄付した。3年間続けてきたこの取り組みで、寄付金額は合計1500万円を超えた。

美容室では、ヘアカラーなど水質汚染の原因となり得る施術もあることから、水辺に渡る渡り鳥やその生息地を保全するバードライフ・インターナショナルへの支援を通じて、水と自然の美しさを守る活動に貢献することが目的。

この取り組みは2020年9月1日から開始。ヘアカラー施術1件につき売り上げから5円を寄付金として集め、バードライフ・インターナショナルの環境保護活動を支援する。半年ごとに寄付を実施し、来年以降も継続する予定。寄付金は、東日本大震災で被災した宮城県東松島市の震災跡地を、渡り鳥のためのサンクチュアリとして守っていく活動に充てられている。

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キム・ジョーンズも来場! ドーバーのコミュニティーイベントに密着

ドーバー ストリート マーケット ギンザ(以下、DSMG)は10月28日、恒例の1日限定イベント「オープンハウス」を東京・銀座の店舗で開催した。38組のデザイナーやアーティストらが来場し、DSMGならではのコミュニティーの強さを見せた。2019年にスタートした同イベントは、各フロアで限定アイテムの販売やインスタレーション、パフォーマンスやワークショップといったエクスクルーシブな体験を楽しむことができる。ここではその様子の一部をリポートする。

「オーラリー」

「オーラリー(AURALEE)」はDSMGが10周年を迎えた昨年、同店に出店しDSMGファミリーの仲間入りを果たしている。今回は「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)」とのコラボコレクション第2弾を発売した。「ニューバランス(NEW BALANCE)」のアーカイブを元にしたコレクションは、アメリカとイギリス在住の“ニューバランスオタク”にアーカイブを提供してもらい始まったそう。岩井良太デザイナーによると、「たとえばこのジャケットは、彼が中学生の時に購入したものだという話を聞いた。あらためて2人の話を聞くと、幼少期から変わらないブランドへの熱意に純粋に感化されました」とコメントした。

キム・ジョーンズ登場にファン歓喜

「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターと、「フェンディ(FENDI)」のウィメンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズ(Kim Jones)もまさかの登場。記念撮影を求めるファンもいた。思わぬ人物と出会えるのもこのイベントの魅力だ。

「ホダコヴァ」

スウェーデン発の「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のデザイナー、エレン・ホダコヴァ・ラーソン(Ellen Hodakova Larsson)は今回のイベントのため初来日。「ちょっと緊張しているわ」と口にしながら、「他のデザイナーと交流することがとても楽しみ。いろんなお店を回って、東京をエンジョイしたい」と話した。同ブランドは、古着や端材をアップサイクルし、強い個性を持ったウエアに仕上げるのが特徴。大量のベルトをつなぎ、バックルをフリルに見立てたドレスや、複数のブラジャーを組み合わせて歪なフォルムを形成したドレスなどを披露した。

「スペース・アヴェイラブル」

「スペース・アヴェイラブル(SPACE AVAILABLE)」は、廃棄物をリサイクルし環境に配慮したモノづくりを行う、インドネシア・バリ発のブランド。ブランド創設者のダン・ミッチェル(Dan Mitchell)が来店し、ペットボトルのキャップをリサイクルする工程を披露し、そのビーズでネックレスを制作するワークショップを開催した。また、マンゴーサンカヨウという植物の色素で染め上げた限定ジャケットなども販売。ジャケットにもキャップをリサイクルした副資材を使用している。

別フロアでは、生産背景の透明性を徹底し責任あるモノづくりを追求するスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」による廃棄レザーを使用した限定スニーカーや、ゴールドウインの循環型を軸とした「ゴールドウイン ゼロ(GOLDWIN 0)」の新作コレクションなども並ぶ。サステナビリティとクリエーションを両立させたブランドがそろっている点も、DSMGの見所だ。

「アーメン」

フランス発のキャンドル「アーメン(AMEN)」はパラフィンワックスを使わず、容器は天然素材の白磁、包装はキノコの菌糸体由来の素材をそれぞれ採用するなどサステナビリティにこだわりをもっている。今回は、創業者のロドリゴ・グラシャ(Rodorigo Gracia)のパートナーであり彫刻家のカテリーナ・カミンスキー(Katharina Kaminsk)とのコラボレーションのお披露目も。インターセックス(男性、女性に特定されない性器官を持つ人のこと)として生まれた彼女は、生まれつき自身が持っていない臓器であり「私の創造の源」と話す「子宮」をテーマに、キャンドルの器ともなる大きな陶器をデザインした。

「ヌーン グーンズ」

ロサンゼルスを拠点に展開する「ヌーン グーンズ(NOON GOONS)」は、「フレッドペリー(FRED PERRY)と初めてのコラボコレクションを企画した。デザイナーのカート・ナーモア(Kurt Narmore)は「『ヌーン グーンズ』が持つサーフィンやスケートボードといったカリフォルニア南部のムードと、ハリウッドとロンドンに共通する“パンク・ロック”なスタイルを融合した」とコメント。

「13 ラッキー モンキー」

フィリピン発のジュエリーブランド「13 ラッキー モンキー(13 LUCKY MONKEY)」は、新作コレクションを発表。デザイナーのダンテ・ディゾン(Dante Dizon)とノリ・コロナド(Noli Coronado)は、「5年前にDSMGが俺らを見つけてくれて以来の仲だ。いつも僕たちのパッションを理解してくれて本当に感謝している。日本が大好きだ」とコメント。

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【スナップ】日本最大級の古着イベント会場で聞く 今日買った物やひと月の服代

全国から150以上の古着店が出店し、1万人以上が来場した日本最大級のビンテージマーケットイベント「VCM VINTAGE MARKET Vol.3」にお邪魔し、古着LOVER14人にあれこれ聞いてみた。コーディネートのポイントにはじまり、普段の買い物スポット、ひと月の服代など。さらには、この日購入した商品も見せてもらった。

一見コワモテの古着LOVERからほっこりするエピソードが聞けたり、カップルの新生活を彩るビンテージ雑貨のセレクトに膝を打ったり。“古着に興味があるけど、ちょっと取っ掛かりがなくて……”というビギナーにもオススメの動画だ。

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【スナップ】日本最大級の古着イベント会場で聞く 今日買った物やひと月の服代

全国から150以上の古着店が出店し、1万人以上が来場した日本最大級のビンテージマーケットイベント「VCM VINTAGE MARKET Vol.3」にお邪魔し、古着LOVER14人にあれこれ聞いてみた。コーディネートのポイントにはじまり、普段の買い物スポット、ひと月の服代など。さらには、この日購入した商品も見せてもらった。

一見コワモテの古着LOVERからほっこりするエピソードが聞けたり、カップルの新生活を彩るビンテージ雑貨のセレクトに膝を打ったり。“古着に興味があるけど、ちょっと取っ掛かりがなくて……”というビギナーにもオススメの動画だ。

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「ニューバランス」×「エメ レオン ドレ」 バッシュ“550”と“650”が新配色で登場

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE以下、ALD)」とコラボレーションしたスニーカー“550”(2万2000円)と“650”(2万5300円)を新たな配色で11月2日に発売する。「ニューバランス」オンラインストア、東京・日本橋浜町のティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)、ニューバランス 六本木 19:06、ニューバランス京都髙島屋S.C.で取り扱う。「ALD」では先行販売中だ。

本コラボレーションは、「ALD」のクリエイティブ・ディレクターのテディ・サンティス(Teddy Santis)が1980年代のバスケットボールカルチャーに着想を得て、バスケットボール競技用シューズ“PRIDE 650”のハイカットと“PRIDE 550”のローカットをベースに仕上げた。ホワイトのタンブルレザー(シボ加工のレザー)のアッパーとソリッドラバーのアウトソールに、グリーンのアクセントカラーを配した。

また両者は、「ALD」が毎年主催してきたニューヨークの3on3バスケットボールトーナメント「マルベリー クラシック(Mulberry Classic)」を2023年から共同開催するなど、バスケットボールカルチャーを通じて次世代のアスリートたちにインスピレーションを与えることを目的に活動している。

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「ニューバランス」×「エメ レオン ドレ」 バッシュ“550”と“650”が新配色で登場

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE以下、ALD)」とコラボレーションしたスニーカー“550”(2万2000円)と“650”(2万5300円)を新たな配色で11月2日に発売する。「ニューバランス」オンラインストア、東京・日本橋浜町のティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)、ニューバランス 六本木 19:06、ニューバランス京都髙島屋S.C.で取り扱う。「ALD」では先行販売中だ。

本コラボレーションは、「ALD」のクリエイティブ・ディレクターのテディ・サンティス(Teddy Santis)が1980年代のバスケットボールカルチャーに着想を得て、バスケットボール競技用シューズ“PRIDE 650”のハイカットと“PRIDE 550”のローカットをベースに仕上げた。ホワイトのタンブルレザー(シボ加工のレザー)のアッパーとソリッドラバーのアウトソールに、グリーンのアクセントカラーを配した。

また両者は、「ALD」が毎年主催してきたニューヨークの3on3バスケットボールトーナメント「マルベリー クラシック(Mulberry Classic)」を2023年から共同開催するなど、バスケットボールカルチャーを通じて次世代のアスリートたちにインスピレーションを与えることを目的に活動している。

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ZOZOが配当金大幅増 24年3月期98円に 資本効率重視へ転換、配当性向を70%に

ZOZOは2024年3月期から、配当性向の大幅引き上げや自己株式の取得など、資本効率を重視した財務施策を実施する。24年3月期の配当金を上期49円、下期49円、合計98円に大幅に引き上げる(前年は71円)ほか、期末にかけて100億円を投じ、自己株式の取得を行う。栁澤孝旨・取締役CFOは、「これ以上の自己資本の増加は資本効率の悪化を招く。今後の自己株式の取得も含めた総還元性向は中長期の通算(概ね5年平均)で80%超を目指す」という。

23年4〜9月期決算は商品取扱高(=GMV、その他商品取扱高を除く)が前年同期比6.2%増の2416億円、売上高が同7.7%増の902億円、営業利益が同6.3%増の289億円、経常利益が同6.1%増の291億円、純利益が同6.5%増の203億円だった。

GMVは前年同期比だと22年10〜12月が9.1%増、23年1〜3月が7.0%増、4〜6月が6.4%増、7〜9月が6.1%増とやや伸び悩んでいる。その背景について澤田宏太郎社長CEOは「7〜9月は9月の残暑の影響で夏物販売の時期が伸び、秋冬物の立ち上がりが遅れた」という。

対GMV比の粗利率は0.2%改善の22.9%。100億円を投じたつくばの物流拠点「ZOZOBASEつくば3」の稼働開始に伴う設備投資などでコストは増加したものの、商品単価が7四半期連続で、出荷単価が6四半期連続で増加しており、粗利率の改善に寄与した。

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「フレイ アイディー」×「ピエール・カルダン」 限定コレクションが初登場

「FRAY I.D(フレイ アイディー)」は「ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)」との初のエクスクルーシブコレクションを11月9日に発売する。本コレクションは、レトロモダンなピエール・カルダンのデザインソースを「フレイ アイディー」らしくモードに落とし込んだ全15型のアパレルアイテムをそろえた。

全国の直営店舗、公式オンラインストア、マッシュスタイルラボのECサイト「ウサギオンライン」で取り扱う。表参道ヒルズ店では11月7日に先行発売する。ジェイアール名古屋タカシマヤ店ポップアップストアでは10月31日まで一部商品の受注会を開催し、11月8日に先行発売する。

“ロゴ刺しゅうリブハイネックプルオーバー”(1万2100円)はシンプルなハイネックニットに、ピエール・カルダンを象徴するPマークの刺しゅうを施した。ワンカラーの5色に加え、アーカイブコレクションに着想を得たマルチボーダー柄のチャコールピンクとブルーを用意した。“ロゴボタンシャツ”(2万900円)はピエール・カルダンのロゴ刺しゅうが映える、シンプルでクリーンな印象のシャツ。“インターシャロゴニットプルオーバー”(2万2990円)はパイピングデザインやコンパクトな丈感にラクーン混の上質な風合いをプラスした。ロゴをセンターに配したオフホワイトとネイビー、Pマークが存在感のあるブラックの3色展開。

“ニットコンパクトカーディガン”(1万9800円)は、なめらかでしっかりとした素材に16ゲージの上質な糸を使用し、レトロなムードが漂う。“ミニスカート”(2万2990円)は1970年代のピエール・カルダンを象徴するような台形ミニスカートだ。“スエット”(1万7600円)は、身幅は広め、丈は短めの今っぽいシルエットに仕上げたミニマルなロゴスエット。“スエットパンツ”(1万9800円)はスエットと同素材でセットアップ着用が可能だ。

そのほか、“トップハンドルバッグ”(3万9600円)、 “メタルモチーフショルダーバッグ”(4万8400円)、 “エンボスロゴミニショルダーバッグ”(3万6300円)、 “ファブリックトートバック”(1万6500円)、“ジャガードトートバック”(2万8600円)、“バケットハット”(1万2540)、“ベースボールロゴキャップ”(7480円)、“ロゴバックルレザーベルト”(1万2100円)をラインアップする。

■「フレイ アイディー」×ピエール・カルダン ポップアップストア
日程:11月8~14日
時間:10:00~20:00
場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ店 5階
住所: 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4

日程:11月9~14日
時間:10:00~20:00
場所:阪急うめだ本店 4階
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

日程:11月22~28日
時間:10:00~20:00
場所:博多阪急店 1階メディアステージ横
住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1

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「バブアー」×「ガニー」のコラボ第2弾 11月6日に発売

「バブアー(BARBOUR)」は11月6日、コペンハーゲンのファッションブランド「ガニー(GANNI)」と第2弾のコラボアイテムを、バブアー代官山店、ルミネ新宿店、ルクアイーレ店、藤井大丸店と公式オンラインストアで発売する。

ファミリービジネスという共通点をベースに今回は、英国のサウスシールズとデンマークのコペンハーゲンという両者の世界観を融合し、「バブアー」のアイコニックなスタイルと、「ガニー」の遊び心あるひねりを加えた。「ガニー」のシグネチャー・ディテールでもあるオーバーサイズの襟や取り外し可能なフードと、「バブアー」を象徴する自然からインスパイアされたアースカラーの組み合わせが特徴的だ。

ジャケットは4型登場し、「バブアー」の人気モデル、スペイ(SPEY)からインスペレーションを得た短丈のアイテム、クラシックなワックスドジャケットと現代的なボンバージャケットを融合させたアイテム、大胆なレオパード柄でインパクトの強い総柄のボディのアイテム、「バブアー」のロングセラーモデルの1つである“バーレイ”にインスピレーションを得たロングコートがラインアップする。その他、アニマルプリントをドラマチックにデザインしたバケットハットと、クラシックタータンを前面にあしらったウール素材のスカーフを発売する。

「ガニー」のクリエイティブ・ディレクターは、「今回もクラフツマンシップを大切にし、クラシックなレオパード柄を取り入れたプレイフルな要素をさらに加えたいと思った」とコメント。「バブアー」のウィメンズウエア部門責任者は、「私たちは『ガニー』と密接に協力し、コントラストを効かせたトーン、テクスチャー、そしてレオパード柄で、大胆で遊び心のある新しいスタイルを生み出した」と語った。

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新生「バーバリー」を体験 生まれ変わった表参道店を3つの視点で解き明かす

「バーバリー(BURBERRY)」は、東京・表参道に構える旗艦店を9月17日にリニューアルオープンした。新たなフラッグシップストアは、英国の伝統を独自に解釈し、クリーンに表現した空間が特徴だ。ブランドの新たなハウスカラー“ナイトブルー”を柱や階段、家具など随所にあしらい、外観の“馬上の騎士(EKD)”フラッグから木組みの什器まで、細部への徹底したこだわりが新生「バーバリー」が前進する方向を示している。

売り場は地上3階、地下1階の4フロアで、1階はレザーグッズとソフトアクセサリーがメイン、2階はウィメンズ、3階はメンズフロア、地下1階にVIPルームを設けた。店頭には、ダニエル・リー(Daniel Lee)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーのデビューコレクションとなる2023年冬シーズンのアイテムが並ぶ。同コレクションは、ブランドの創業地であるイギリスの伝統や文化に敬意を払い、街中の自然や日常をいつくしみながら、それらにモードなエッセンスを加えた、未来に向けた提案だった。

そのクリエイションに呼応するように、表参道店の隅々にまで「バーバリー」のアイデンティティーが浸透している。空間、ナイトブルー、ディテールの3つの視点から、創業167年の同ブランドが向かう新たな方向性を探る。

コレクションの魅力が際立つ
クリーンで上質な空間

内装をクリーンに仕上げた理由は、店に並ぶコレクションを際立たせるためである。高めのラックに掛かったコレクションのキーアイテムにはスポットライトが当たり、ゲストはコレクションの最も美しい部分に視線を合わせられる。建材は、イギリス南部のポートランド島産の大理石ポートランド・ストーンだ。「バーバリー」が本社を構えるロンドンでも多くの建造物が同じ石を用いており、ウインドーにはイギリス国花のバラのオブジェを飾る。シンプルな空間に徹することで、創業地の要素とクラフツマンシップが鮮明に浮き上がり、ゲストの感性をさりげなく刺激する。

新生「バーバリー」を象徴する
ナイトブルーの配色

新生「バーバリー」を象徴するハウスカラーのナイトブルーも表参道店の随所にあしらう。店頭に並ぶ2023年冬コレクションでもキーカラーの一つとして用いており、店舗を支える柱やフロアをつなぐ階段、ソファーなども鮮やかなブルーに染まる。一つの色が、革新に挑んだ勇敢なコレクションの世界観を空間と共に盛り上げ、創業から培ってきた歴史と新デザイントップの感性をつなぐ。ロンドンの旗艦店もナイトブルーを基調に改装し、9月のロンドン・ファッション・ウイークでも24年夏コレクション開催に合わせて駅やカフェを同色に染めた。

細部に宿す英国伝統への賛美
素材や家具にも注目

空間に点在する細部にも、英国の伝統を独自に解釈した仕掛けが見られる。エントランスの壁には、ポートランド・ストーンに“馬上の騎士 (EKD)”を彫り込み、石材をアイコニックなスポットに生まれ変わらせた。アクセサリーやスカーフが並ぶ木材の什器は、日本の伝統工法である木組に着想を得たもの。空間になじむ静謐な佇まいながら、それぞれに異なる表情が魅力的だ。VIPルームの独創的なラグは、イギリス人テキスタイルアーティストのトム・アットン・ムーア(Tom Atton Moore)が手掛けた。

ここでしか買えない
限定アイテムも豊富にそろう

日本では表参道店でしか手に入らないアイテムも豊富にラインナップする。着脱可能な人工ファー付きのウィメンズコートや、カモ柄をあしらったメンズのシャツとパンツは英国の伝統を再解釈したもの。“馬上の騎士”が手にする盾がモチーフの“シールドバッグ”や、金具がブランドイニシャル“b”になった“ロッキングホース バッグ”など、新たなアイコンバッグもそろえる。ブランケットとホットウォーターボトルにはナイトブルーをあしらった(全て予定価格)。

INFORMATION
バーバリー表参道

営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-29

問い合わせ先
バーバリー表参道
03-5778-7891

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「ポール・スミス」とザ・ローリング・ストーンズがコラボ 限定盤レコードとTシャツを発売

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)の18年ぶりとなるスタジオ・アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」の発売に合わせ、11月3日に限定盤レコードとコラボレーションTシャツを発売する。限定盤は「ポール・スミス」渋谷店で取り扱い、Tシャツは同店と公式オンラインストアで取り扱う。いずれもなくなり次第終了となる。

限定盤は、ミック・ジャガー(Mick Jagger)、キース・リチャーズ(Keith Richards)、ロニー・ウッド(Ronnie Wood)と長年の友人であり、彼らのサポーターでもあるポール・スミスがデザインした。アルバム名「ハックニー・ダイアモンズ」とは、ロンドンイーストエンドのスラングで“割れたガラス”を意味しており、それをフォトグラフィックプリントで大胆に表現した。レコードスリーブにはバンドのシグネチャーカラーである赤にポールの特徴的な手書きの文字でバンド名とトラックリストを記載し、レコード本体には舌のロゴ(The Licks)に「ポール・スミス」のシグネチャーストライプをあしらったステッカーを付属した。

Tシャツは、限定盤レコードのアートワークをあしらったものと、シグネチャーストライプ柄の舌のロゴをフロントにデザインした2種類を用意する。

ポール・スミスは、「このエキサイティングなコラボレーションでミック、キース、ロニーと仕事ができたことは大変光栄です。今回のコラボレーションでは、バンドのビジョンに忠実なデザインを追求しながらも、ポール・スミスらしい“ひねり”も加えました」と話した。

ニューアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」には、先行リリースされたシングル「アングリー」(日本盤は10/13発売)を含む12曲を収録する。2021年度のグラミー賞で最優秀プロデューサー賞を受賞したアンドリュー・ワットをプロデューサーに迎え、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッソーを含む世界各地のスタジオでレコーディングを行った。

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「ポール・スミス」とザ・ローリング・ストーンズがコラボ 限定盤レコードとTシャツを発売

「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)の18年ぶりとなるスタジオ・アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」の発売に合わせ、11月3日に限定盤レコードとコラボレーションTシャツを発売する。限定盤は「ポール・スミス」渋谷店で取り扱い、Tシャツは同店と公式オンラインストアで取り扱う。いずれもなくなり次第終了となる。

限定盤は、ミック・ジャガー(Mick Jagger)、キース・リチャーズ(Keith Richards)、ロニー・ウッド(Ronnie Wood)と長年の友人であり、彼らのサポーターでもあるポール・スミスがデザインした。アルバム名「ハックニー・ダイアモンズ」とは、ロンドンイーストエンドのスラングで“割れたガラス”を意味しており、それをフォトグラフィックプリントで大胆に表現した。レコードスリーブにはバンドのシグネチャーカラーである赤にポールの特徴的な手書きの文字でバンド名とトラックリストを記載し、レコード本体には舌のロゴ(The Licks)に「ポール・スミス」のシグネチャーストライプをあしらったステッカーを付属した。

Tシャツは、限定盤レコードのアートワークをあしらったものと、シグネチャーストライプ柄の舌のロゴをフロントにデザインした2種類を用意する。

ポール・スミスは、「このエキサイティングなコラボレーションでミック、キース、ロニーと仕事ができたことは大変光栄です。今回のコラボレーションでは、バンドのビジョンに忠実なデザインを追求しながらも、ポール・スミスらしい“ひねり”も加えました」と話した。

ニューアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」には、先行リリースされたシングル「アングリー」(日本盤は10/13発売)を含む12曲を収録する。2021年度のグラミー賞で最優秀プロデューサー賞を受賞したアンドリュー・ワットをプロデューサーに迎え、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッソーを含む世界各地のスタジオでレコーディングを行った。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が表参道店のオープン15周年で限定アイテムを発売

「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、ヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店のオープン15周年を祝い限定ウエアとレザーグッズを発売する。11月12日からヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店で取り扱う。

ウエアは、豊かに落ちるドレープと大胆なカットのアシンメトリーなボディーが特徴的な“GIB シャツ”(13万900円)とルーズフィットのシルエットが特徴的な“MACCA ジーンズ”(8万2500円)に特別なカスタマイズを施したアイテムをラインアップ。

アイテムにはブランドのシグネチャーであるタータンチェックをプリント。2023年秋冬シーズンを象徴するアーカイブの“LEOPARD”、現代の過剰消費社会に対するメッセージを込めたプリント“MEANINGLESS”を異素材を用いて組み合わせ、さまざまなファブリックやアートワークが混ざり合う今シーズンのコンセプトを取り入れた。それぞれのアイテムには表参道のアニバーサリーを祝う特別なラベルを取り付けた。

レザーグッズからは4型のウオレットが登場。モチーフは英国の象徴でありロンドンのストリートカルチャーのアイコンでもあるユニオンジャックだ。擦り切れたようなダメージやビンテージ調の質感を表現した希少なデッドストックの生地を採用し、ブランドを象徴するメタルの“オーブ”をあしらった。

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NIGO®️とVERDYによるショップ「オツモプラザ」が11月4日にオープン 「ウェイステッドユース」や「ヒューマンメイド」とのコラボも

「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」 を運営するオツモが、オツモのクリエイティブディレクターである NIGO®️とグラフィックアーティストVERDYのアイデアを詰め込んだ、新たなコンセプトショップ 「オツモプラザ(OTSUMO PLAZA)」を11月4日に東京・南⻘山にオープンする。

2022年、オツモが運営する東京から世界に活躍するクリエイターのためのシェアアトリエ「オツモ センター」(通称オツモ荘)が誕生した。今回、そこにアトリエを構えるVERDYとともに「オツモセンターのクリエイターから生まれるアイデアを形にして実際の店舗で展開してみたい」という思いからスタートした。

「オツモプラザ」では、VERDYが描き下ろしたオリジナルデザインのショップ限定アイテムに加え、彼の代表的なプロジェクトである「ウェイステッド ユース(WASTED YOUTH)」や、「ヒューマンメイド」とクリエイターによるコラボレーションも販売予定だ。

本店は「ウェイステッドユース」やVERDYの手がけた商品が購入できる初の実店舗となり、また今後もさまざまなアイデアとクリエイティブを形にした、「オツモプラザ」ならではのアイテムやコレクションを発信していく。

販売アイテムやスケジュール等の詳細については、オフィシャルInstagramで要確認。

■OTSUMO PLAZA
住所:東京都港区南⻘山5-12-24
時間:11:00〜19:00
Instagram:@otsumoplaza


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クオリティファーストがシリーズ最高峰のスキンケア“ダーマレーザー スペクター”発売

ダーマレーザー スペクター

クオリティファースト(QUALITY1st)が手掛ける“ダーマレーザー(DERMA LASER)”シリーズは、レーザー美容発想のコスメとして2021年にデビューし、SNSを中心に人気が広がり、テレビの情報番組など数多くのメディアで取り上げられている。全国のバラエティーショップやドラッグストアなど約1万店舗以上で販売され、主力商品のシートマスクは、ドンキホーテのシートマスク・パック部門で14カ月連続売り上げ1位を獲得し(同社調べ)、同じくアットコスメでも常に上位にランキングされるなど、不動の人気を誇る。そして11月21日、同シリーズ最高峰かつ究極のスキンケアを目指す“ダーマレーザー スペクター(DERMA LASER SPECTER)”が誕生する。この新シリーズは、“ダーマレーザー”の特徴であるナノカプセル技術を搭載しつつ、成分の高濃度*1×高浸透*2を限界まで追求。全方位で肌悩みをケアする、プレミアムなスキンケアが完成した。

濃度や配合量を高め、
大人の肌も納得できる
機能性を装備

ダーマレーザー スペクター

“ダーマレーザー”シリーズ共通の特徴は、必要な個所へ必要な成分を的確に届け、かつてない浸透力*2を実現するナノカプセル技術。美容成分本来の効果を極限まで引き上げるこの技術が、レーザー美容発想と言われる所以だ。また、ヒット商品のシートマスクは、引き上げるお手入れが可能になる独自製法の高密着*1ストレッチシートが、その人気の礎となる効果実感を支えている。

新シリーズ“ダーマレーザー スペクター”ではそれらを継続して採用しつつ、高濃度*14種のビタミンC*3やナイアシンアミド10%(シートマスク、ローション)、最高濃度*4レチノール*5(美容液)、低分子ヒアルロン酸*6(クリーム)など、既存シリーズより美容成分の濃度や配合量をさらに高め、大人の肌も納得できる機能性を備えた。ハイパフォーマンスを発揮する商品でありながら、価格は1100〜3960円と手頃。そこには同シリーズを展開するクオリティファーストの「いいものをできるだけ手に取りやすい価格で」との思いが貫かれている。

全方位で
肌悩みにアプローチする6品

“ダーマレーザー スペクター”の展開アイテムは全6品。美容液は、生ビタミンCの最高濃度*4配合の限界に挑戦し、あらゆる毛穴悩みに即効アプローチする“ダーマレーザースペクター ウルセラCMAX”と、エイジングケア*7成分としても注目のレチノール*5とナイアシンアミドを安定配合した“同ウルセラRNMAX”の2品。“同セラミドクリーム”は、保湿成分セラミドを限界まで高*1配合し、肌への浸透性の高い低分子ヒアルロン酸*6をかけあわせた。“同VCMXローション”はしっとりタイプとさっぱりタイプの2品。ともに高濃度*14種のビタミンC*3と、ナイアシンアミドを美容液レベルの10%配合し、テクスチャーを変えている。ローション同様のビタミンC*3とナイアシンアミドを含む “同VCMXマスク”は、高密着*1ストレッチシートが肌にピタリとフィットし、長時間潤いを持続。毛穴*8やざらつきなど、気になる肌悩みにアプローチする。

3人の美容賢者が
“ダーマレーザー スペクター
を体験

「アットコスメトーキョー」の
プロモーションは活況!

大人の女性に人気の荻原桃子、黒石奈央子、長屋なぎさが、“ダーマレーザースペクター”の魅力を紹介

“ダーマレーザー スペクター”は、9月20日「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」での発売を皮切りに、ロフトやプラザ、ハンズの一部店舗などに販路を広げている。「アットコスメトーキョー」では発売を記念し、2階スペースでプロモーションを開催した。いち早く新商品を手にした来店客からは「SNSで見て気になっていた」「この成分でコスパ良すぎ」「すごい効きそう」などの声が聞かれ、評判も上々だ。各売り場では、先述の荻原桃子、黒石奈央子、長屋なぎさが同シリーズの魅力を語る動画を放映する予定で、彼女たちが同シリーズの活用法や美容への向き合い方などを語る姿などを伝える。

*1 クオリティファーストとして
*2 角層まで
*3 バルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg(全て整肌成分)
*4 ダーマーレーザーシリーズ内
*5レチノール、パルミチン酸レチノール(保湿成分)
*6 加水分解ヒアルロン酸Na(保湿成分)
*7 年齢に応じたお手入れ
*8 潤いを与え、毛穴の目立ちにくい滑らかな肌へ
TEXT:YOSHIE KAWAHARA
PHOTO:YUDAI SAKI(02 STUDIO)
MOVIE:TAKUMI MITSUHASHI、RYOTA MIHIROGI(02 STUDIO)
問い合わせ先
クオリティファースト
03-6717-6449

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クオリティファーストがシリーズ最高峰のスキンケア“ダーマレーザー スペクター”発売

ダーマレーザー スペクター

クオリティファースト(QUALITY1st)が手掛ける“ダーマレーザー(DERMA LASER)”シリーズは、レーザー美容発想のコスメとして2021年にデビューし、SNSを中心に人気が広がり、テレビの情報番組など数多くのメディアで取り上げられている。全国のバラエティーショップやドラッグストアなど約1万店舗以上で販売され、主力商品のシートマスクは、ドンキホーテのシートマスク・パック部門で14カ月連続売り上げ1位を獲得し(同社調べ)、同じくアットコスメでも常に上位にランキングされるなど、不動の人気を誇る。そして11月21日、同シリーズ最高峰かつ究極のスキンケアを目指す“ダーマレーザー スペクター(DERMA LASER SPECTER)”が誕生する。この新シリーズは、“ダーマレーザー”の特徴であるナノカプセル技術を搭載しつつ、成分の高濃度*1×高浸透*2を限界まで追求。全方位で肌悩みをケアする、プレミアムなスキンケアが完成した。

濃度や配合量を高め、
大人の肌も納得できる
機能性を装備

ダーマレーザー スペクター

“ダーマレーザー”シリーズ共通の特徴は、必要な個所へ必要な成分を的確に届け、かつてない浸透力*2を実現するナノカプセル技術。美容成分本来の効果を極限まで引き上げるこの技術が、レーザー美容発想と言われる所以だ。また、ヒット商品のシートマスクは、引き上げるお手入れが可能になる独自製法の高密着*1ストレッチシートが、その人気の礎となる効果実感を支えている。

新シリーズ“ダーマレーザー スペクター”ではそれらを継続して採用しつつ、高濃度*14種のビタミンC*3やナイアシンアミド10%(シートマスク、ローション)、最高濃度*4レチノール*5(美容液)、低分子ヒアルロン酸*6(クリーム)など、既存シリーズより美容成分の濃度や配合量をさらに高め、大人の肌も納得できる機能性を備えた。ハイパフォーマンスを発揮する商品でありながら、価格は1100〜3960円と手頃。そこには同シリーズを展開するクオリティファーストの「いいものをできるだけ手に取りやすい価格で」との思いが貫かれている。

全方位で
肌悩みにアプローチする6品

“ダーマレーザー スペクター”の展開アイテムは全6品。美容液は、生ビタミンCの最高濃度*4配合の限界に挑戦し、あらゆる毛穴悩みに即効アプローチする“ダーマレーザースペクター ウルセラCMAX”と、エイジングケア*7成分としても注目のレチノール*5とナイアシンアミドを安定配合した“同ウルセラRNMAX”の2品。“同セラミドクリーム”は、保湿成分セラミドを限界まで高*1配合し、肌への浸透性の高い低分子ヒアルロン酸*6をかけあわせた。“同VCMXローション”はしっとりタイプとさっぱりタイプの2品。ともに高濃度*14種のビタミンC*3と、ナイアシンアミドを美容液レベルの10%配合し、テクスチャーを変えている。ローション同様のビタミンC*3とナイアシンアミドを含む “同VCMXマスク”は、高密着*1ストレッチシートが肌にピタリとフィットし、長時間潤いを持続。毛穴*8やざらつきなど、気になる肌悩みにアプローチする。

3人の美容賢者が
“ダーマレーザー スペクター
を体験

「アットコスメトーキョー」の
プロモーションは活況!

大人の女性に人気の荻原桃子、黒石奈央子、長屋なぎさが、“ダーマレーザースペクター”の魅力を紹介

“ダーマレーザー スペクター”は、9月20日「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」での発売を皮切りに、ロフトやプラザ、ハンズの一部店舗などに販路を広げている。「アットコスメトーキョー」では発売を記念し、2階スペースでプロモーションを開催した。いち早く新商品を手にした来店客からは「SNSで見て気になっていた」「この成分でコスパ良すぎ」「すごい効きそう」などの声が聞かれ、評判も上々だ。各売り場では、先述の荻原桃子、黒石奈央子、長屋なぎさが同シリーズの魅力を語る動画を放映する予定で、彼女たちが同シリーズの活用法や美容への向き合い方などを語る姿などを伝える。

*1 クオリティファーストとして
*2 角層まで
*3 バルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg(全て整肌成分)
*4 ダーマーレーザーシリーズ内
*5レチノール、パルミチン酸レチノール(保湿成分)
*6 加水分解ヒアルロン酸Na(保湿成分)
*7 年齢に応じたお手入れ
*8 潤いを与え、毛穴の目立ちにくい滑らかな肌へ
TEXT:YOSHIE KAWAHARA
PHOTO:YUDAI SAKI(02 STUDIO)
MOVIE:TAKUMI MITSUHASHI、RYOTA MIHIROGI(02 STUDIO)
問い合わせ先
クオリティファースト
03-6717-6449

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「ファンケル」初の移動型店舗登場 豊洲&曳舟エリアに期間限定出店

ファンケルは、初の移動型店舗を豊洲公園に11月3〜5日、イトーヨーカドー曳舟店に11月16〜17日に期間限定で出店する。移動型店舗を新たな情報発信拠点と捉え、直営店舗で実施しているサービスを提供するほか、「ファンケル(FANCL)」を体感してもらうことで、ブランドの認知拡大を目指す。

豊洲公園では洗顔泡立て体験や “マイルドクレンジングオイル”のメイク落とし体験、“1日分のケール青汁”などの試飲を行う。イトーヨーカドー曳舟店では専用機器を使った「血管年齢測定」、推定野菜摂取量を測定できる「ベジチェック」といった体験を提供する。

同社では、コロナ禍をきっかけに消費行動が多様化したことを踏まえ、ブランドと消費者のリアルな接点の場である「店舗」の存在意義を改めて検討した結果、「ファンケル」ブランドを体感することが大切な役割の一つであることを再認識した。そこで、新たな接点拡大が期待できるエリアを選定し、期間限定の移動型店舗を出店するに至った。

■ファンケル「移動型店舗」
場所:豊洲公園(東京都江東区豊洲2-3-6)
日時:11月3日、4日、5日 10:00~18:00

場所:イトーヨーカドー曳舟店(東京都墨田区京島1-2-1)
日時:11月16日、17日 11:00~19:00
※いずれの日程も天候によって開催を中止する場合があります。

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「ミオハルタカ」が麻布台ヒルズに初の旗艦店をオープン

「ミオハルタカ(MIO HARUTAKA)」は11月24日、初のフラッグシップショップ“MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”を麻布台ヒルズにオープンする。

空間デザインは、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之が設立した建築設計事務所である新素材研究所が手掛ける。肌理の美しい国産石炭岩の琉球トラバーチンを使った内装は硬質なテクスチャーを活かしつつカービングを施すことで柔らかな印象の仕上げになっており、店内は心地よい静謐さと仄かな温かみを感じる空間となっている。また、ショップスペースの奥の縦格子を開いた先にあるサロンでは、原石からの軌跡を辿れる(サリネダイヤモンドジャーニー)ダイヤモンドでのオーダー等、特別なオーダーをすることができる。

店舗では、「ミオハルタカ」の世界観を余すことなく発信する場として、コレクションをフルラインアップでそろえる。またオープンを記念して、新作ジュエリーの数々を展開する。

「ミオハルタカ」はジュエリーブランド「ビジュー ド エム(BIJOU DE M)」のデザイナーである春高未欧が同ブランドの海外進出を機により芸術性の高いデザインを希少な天然貴石で表現したコレクションを展開するためのエクスクルーシブなブランドとして2018年に設立。パリのホテル「リッツ パリ」、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマン、ロンドンのDSM (ドーバー ストリート マーケット)などで展開している。

◼️ “MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”
所在地:東京都港区麻布台一丁目2番3号 麻布台ヒルズ レジデンスA
営業開始日:11月24日
営業時間:11〜20時

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「ミオハルタカ」が麻布台ヒルズに初の旗艦店をオープン

「ミオハルタカ(MIO HARUTAKA)」は11月24日、初のフラッグシップショップ“MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”を麻布台ヒルズにオープンする。

空間デザインは、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之が設立した建築設計事務所である新素材研究所が手掛ける。肌理の美しい国産石炭岩の琉球トラバーチンを使った内装は硬質なテクスチャーを活かしつつカービングを施すことで柔らかな印象の仕上げになっており、店内は心地よい静謐さと仄かな温かみを感じる空間となっている。また、ショップスペースの奥の縦格子を開いた先にあるサロンでは、原石からの軌跡を辿れる(サリネダイヤモンドジャーニー)ダイヤモンドでのオーダー等、特別なオーダーをすることができる。

店舗では、「ミオハルタカ」の世界観を余すことなく発信する場として、コレクションをフルラインアップでそろえる。またオープンを記念して、新作ジュエリーの数々を展開する。

「ミオハルタカ」はジュエリーブランド「ビジュー ド エム(BIJOU DE M)」のデザイナーである春高未欧が同ブランドの海外進出を機により芸術性の高いデザインを希少な天然貴石で表現したコレクションを展開するためのエクスクルーシブなブランドとして2018年に設立。パリのホテル「リッツ パリ」、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマン、ロンドンのDSM (ドーバー ストリート マーケット)などで展開している。

◼️ “MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”
所在地:東京都港区麻布台一丁目2番3号 麻布台ヒルズ レジデンスA
営業開始日:11月24日
営業時間:11〜20時

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「ミオハルタカ」が麻布台ヒルズに初の旗艦店をオープン

「ミオハルタカ(MIO HARUTAKA)」は11月24日、初のフラッグシップショップ“MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”を麻布台ヒルズにオープンする。

空間デザインは、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之が設立した建築設計事務所である新素材研究所が手掛ける。肌理の美しい国産石炭岩の琉球トラバーチンを使った内装は硬質なテクスチャーを活かしつつカービングを施すことで柔らかな印象の仕上げになっており、店内は心地よい静謐さと仄かな温かみを感じる空間となっている。また、ショップスペースの奥の縦格子を開いた先にあるサロンでは、原石からの軌跡を辿れる(サリネダイヤモンドジャーニー)ダイヤモンドでのオーダー等、特別なオーダーをすることができる。

店舗では、「ミオハルタカ」の世界観を余すことなく発信する場として、コレクションをフルラインアップでそろえる。またオープンを記念して、新作ジュエリーの数々を展開する。

「ミオハルタカ」はジュエリーブランド「ビジュー ド エム(BIJOU DE M)」のデザイナーである春高未欧が同ブランドの海外進出を機により芸術性の高いデザインを希少な天然貴石で表現したコレクションを展開するためのエクスクルーシブなブランドとして2018年に設立。パリのホテル「リッツ パリ」、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマン、ロンドンのDSM (ドーバー ストリート マーケット)などで展開している。

◼️ “MIO HARUTAKA Tokyo(ミオハルタカ トーキョー)”
所在地:東京都港区麻布台一丁目2番3号 麻布台ヒルズ レジデンスA
営業開始日:11月24日
営業時間:11〜20時

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「バレンシアガ」がSLGライン「Envelope」の日本限定カラーと24年春の新作を発売

「バレンシアガ(Balenciaga)」はSLGライン「Envelope」の日本限定カラー(ダークグリーンやシルバー)とSpring 24の新作を発売する。日本限定カラーアイテムは、11月1日から一部ストア(伊勢丹新宿店、銀座三越、阪急うめだ本店)で先行販売する。

「Envelope」の日本限定カラーは“ミニウォレット”(¥57,200)、“ロング コイン & カードホルダー”(¥39,600)、“キーケース”(¥46,200)。

「Envelope」のSpring 24の新色ライトグリーンの“ミニウォレット”(¥57,200)は11月下旬、とダークグレーの新型コインパース(¥58,300)は12月上旬展開予定となっている。


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海を望む「ヘリーハンセン」 葉山マリーナ店が3倍に増床

ゴールドウインは、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」葉山マリーナ店(神奈川県)を改装し、新業態「ヘリーハンセン オーシャン ハヤママリーナ(HELLY HANSEN OCEAN HAYAMA MARINA)」を11月1日にオープンする。

“アドベンチャー リトリート(Adventure Retreat)”をコンセプトに、売り場面積を約3倍の376平方メートルに拡大。ブランドの原点であるセーリングウエアをはじめ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やコンディショニングウエア「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」、アクティブウエア「ダンスキン(DANSKIN)」、サングラス「サンスキー(SUNSKI)」をフルラインアップする。

ヘリーハンセン事業部の髙橋尚頌リーダーは「ブランドの単独店の中で一番大きな店舗になる。売り場面積は原宿店よりも広く、海に出るための道具だけでなく体験型コンテンツも発信を強化する」と説明する。

店舗入り口には、水資源を守る活動「エイチツーオー プロジェクト(H2O Project)」の取り組みを説明するスクリーンを設置。葉山マリーナと共同運用している海洋浮遊ゴミ回収機“シービン(Seabin)”でマイクロプラスチックを回収する試みなどを紹介する。

アパレルは4つのゾーンに分け、ブランドの垣根を越えて提案する。メイン商品のセーリングカテゴリー、アスレチックカテゴリーとキッズ、ライフスタイルカテゴリー、トレッキング&アウトドアカテゴリーに分類。近隣エリア住民に加えて観光客も多く来店する立地を考慮し、気軽に買える帽子からスエット、ボアジャケットまで葉山マリーナ店限定アイテムを幅広くそろえる。すべてのゾーンがオーシャンビューで、ウィンドウからマリーナと海を眺めることができる。

髙橋リーダーは今回の「オーシャン」業態について、「海にまつわるブランドながら、海に面した店舗が今までなかった。“Be With Water”という哲学を表現するフィールド型フラッグシップショップとして位置付けている。定期的にワークショップを開催し、冒険心をくすぐる非日常の体験を提供していく」と話す。初回は11月3日から5日まで、シルクスクリーンのワークショップやビーチでのフレスコボール体験、スウェーデンの軽量電動バイク「ケイク(CAKE)」のライディング体験を実施。マリーナにはブランドロゴを冠したモーターボートを準備しており、今後はマリンアクティビティのプログラムも開催する。

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海を望む「ヘリーハンセン」 葉山マリーナ店が3倍に増床

ゴールドウインは、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」葉山マリーナ店(神奈川県)を改装し、新業態「ヘリーハンセン オーシャン ハヤママリーナ(HELLY HANSEN OCEAN HAYAMA MARINA)」を11月1日にオープンする。

“アドベンチャー リトリート(Adventure Retreat)”をコンセプトに、売り場面積を約3倍の376平方メートルに拡大。ブランドの原点であるセーリングウエアをはじめ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やコンディショニングウエア「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」、アクティブウエア「ダンスキン(DANSKIN)」、サングラス「サンスキー(SUNSKI)」をフルラインアップする。

ヘリーハンセン事業部の髙橋尚頌リーダーは「ブランドの単独店の中で一番大きな店舗になる。売り場面積は原宿店よりも広く、海に出るための道具だけでなく体験型コンテンツも発信を強化する」と説明する。

店舗入り口には、水資源を守る活動「エイチツーオー プロジェクト(H2O Project)」の取り組みを説明するスクリーンを設置。葉山マリーナと共同運用している海洋浮遊ゴミ回収機“シービン(Seabin)”でマイクロプラスチックを回収する試みなどを紹介する。

アパレルは4つのゾーンに分け、ブランドの垣根を越えて提案する。メイン商品のセーリングカテゴリー、アスレチックカテゴリーとキッズ、ライフスタイルカテゴリー、トレッキング&アウトドアカテゴリーに分類。近隣エリア住民に加えて観光客も多く来店する立地を考慮し、気軽に買える帽子からスエット、ボアジャケットまで葉山マリーナ店限定アイテムを幅広くそろえる。すべてのゾーンがオーシャンビューで、ウィンドウからマリーナと海を眺めることができる。

髙橋リーダーは今回の「オーシャン」業態について、「海にまつわるブランドながら、海に面した店舗が今までなかった。“Be With Water”という哲学を表現するフィールド型フラッグシップショップとして位置付けている。定期的にワークショップを開催し、冒険心をくすぐる非日常の体験を提供していく」と話す。初回は11月3日から5日まで、シルクスクリーンのワークショップやビーチでのフレスコボール体験、スウェーデンの軽量電動バイク「ケイク(CAKE)」のライディング体験を実施。マリーナにはブランドロゴを冠したモーターボートを準備しており、今後はマリンアクティビティのプログラムも開催する。

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海を望む「ヘリーハンセン」 葉山マリーナ店が3倍に増床

ゴールドウインは、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」葉山マリーナ店(神奈川県)を改装し、新業態「ヘリーハンセン オーシャン ハヤママリーナ(HELLY HANSEN OCEAN HAYAMA MARINA)」を11月1日にオープンする。

“アドベンチャー リトリート(Adventure Retreat)”をコンセプトに、売り場面積を約3倍の376平方メートルに拡大。ブランドの原点であるセーリングウエアをはじめ、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やコンディショニングウエア「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」、アクティブウエア「ダンスキン(DANSKIN)」、サングラス「サンスキー(SUNSKI)」をフルラインアップする。

ヘリーハンセン事業部の髙橋尚頌リーダーは「ブランドの単独店の中で一番大きな店舗になる。売り場面積は原宿店よりも広く、海に出るための道具だけでなく体験型コンテンツも発信を強化する」と説明する。

店舗入り口には、水資源を守る活動「エイチツーオー プロジェクト(H2O Project)」の取り組みを説明するスクリーンを設置。葉山マリーナと共同運用している海洋浮遊ゴミ回収機“シービン(Seabin)”でマイクロプラスチックを回収する試みなどを紹介する。

アパレルは4つのゾーンに分け、ブランドの垣根を越えて提案する。メイン商品のセーリングカテゴリー、アスレチックカテゴリーとキッズ、ライフスタイルカテゴリー、トレッキング&アウトドアカテゴリーに分類。近隣エリア住民に加えて観光客も多く来店する立地を考慮し、気軽に買える帽子からスエット、ボアジャケットまで葉山マリーナ店限定アイテムを幅広くそろえる。すべてのゾーンがオーシャンビューで、ウィンドウからマリーナと海を眺めることができる。

髙橋リーダーは今回の「オーシャン」業態について、「海にまつわるブランドながら、海に面した店舗が今までなかった。“Be With Water”という哲学を表現するフィールド型フラッグシップショップとして位置付けている。定期的にワークショップを開催し、冒険心をくすぐる非日常の体験を提供していく」と話す。初回は11月3日から5日まで、シルクスクリーンのワークショップやビーチでのフレスコボール体験、スウェーデンの軽量電動バイク「ケイク(CAKE)」のライディング体験を実施。マリーナにはブランドロゴを冠したモーターボートを準備しており、今後はマリンアクティビティのプログラムも開催する。

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「グッチ」がビリー・アイリッシュとのコラボバッグを発売 非動物由来の素材で制作

「グッチ(GUCCI)」は、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とのコラボレーションにより、シグネチャーのバッグラインの一つである“グッチ ホースビット 1955(GUCCI HORSEBIT 1955)”の新作を発売した。“ミニ ショルダー”(48万4000円)と“スモール ショルダー”(40万7000円)をそろえた。

バッグは、ラグジュアリーな品質と柔らかさ、耐久性を備えた非動物由来の素材、“デメトラ”を用いてアシンメトリーなフォームに仕立てている。“デメトラ”は、原材料の75%が植物由来で動物性の原料は一切使用していない。メゾンの技術者たちによる2年間にわたる研究・開発の集大成であり、2021年からイタリア国内の自社ファクトリーで生産している。

また、今回のコラボレーションを祝してビリーを起用したビジュアルとムービーの広告キャンペーンを制作した。ムービーは、ビリーの楽曲「What Was I Made For?」に合わせて編集したもので、本人のありのままの姿と声にフィーチャーした。

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韓国発「ダックダイブ」が日本上陸 BTSやNewJeansも着用、来年はソウルコレに初参加予定

韓国発のファッションブランド「ダックダイブ(DUCKDIVE)」は、11月13日10時に日本公式ECサイトをローンチする。企業のマーケティング・DX支援を手掛けるアジャイルメディア・ネットワークの持分会社、パパヤ ジャパンが日本独占販売総代理店となる。価格はトップスが8456円(参考価格、以下同)やパンツが7952円など。「ダックダイブ」は、今後ECでの販売を軸に、オフラインでのポップアップストアやイベントの開催、ファッションショーへの出演のほか、モータースポーツ関連などブランドと親和性の高い企業とのコラボレーション企画も検討中だという。

「ダックダイブ」は、韓国・ソウル発のストリートウエアブランドで、ブランドプロデュースは、韓国出身のモデル、ジョー・ウォンデ(Joo Wondae)が手掛けている。ブランド名は、サーフィンの技の名前に由来する。

これまでに、BTSやNewJeans、SEVENTEENのメンバーなど、K-POPアーティストが多数着用しており、韓国や中国、東南アジア圏で人気を集めている。9月に開催されたソウル・ファッション・ウイークで優秀企業に選定され、2024-25年の秋冬シーズンには、ソウルコレクションでショーを披露する予定だ。現在の顧客はウィメンズが7割、メンズが3割だという。

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韓国発「ダックダイブ」が日本上陸 BTSやNewJeansも着用、来年はソウルコレに初参加予定

韓国発のファッションブランド「ダックダイブ(DUCKDIVE)」は、11月13日10時に日本公式ECサイトをローンチする。企業のマーケティング・DX支援を手掛けるアジャイルメディア・ネットワークの持分会社、パパヤ ジャパンが日本独占販売総代理店となる。価格はトップスが8456円(参考価格、以下同)やパンツが7952円など。「ダックダイブ」は、今後ECでの販売を軸に、オフラインでのポップアップストアやイベントの開催、ファッションショーへの出演のほか、モータースポーツ関連などブランドと親和性の高い企業とのコラボレーション企画も検討中だという。

「ダックダイブ」は、韓国・ソウル発のストリートウエアブランドで、ブランドプロデュースは、韓国出身のモデル、ジョー・ウォンデ(Joo Wondae)が手掛けている。ブランド名は、サーフィンの技の名前に由来する。

これまでに、BTSやNewJeans、SEVENTEENのメンバーなど、K-POPアーティストが多数着用しており、韓国や中国、東南アジア圏で人気を集めている。9月に開催されたソウル・ファッション・ウイークで優秀企業に選定され、2024-25年の秋冬シーズンには、ソウルコレクションでショーを披露する予定だ。現在の顧客はウィメンズが7割、メンズが3割だという。

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「フィービー ファイロ」がついにベールを脱ぐ 公式サイトで発売開始

デザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)による新ブランド「フィービー ファイロ(PHOEBE PHILO)」が遂にベールを脱いだ。10月27日の金曜日にロンドンのショールームで1対1のアポイント制でメディアを招いてデビューコレクションを披露。服はラックにかけ、ジュエリーや靴、バッグ、アイウエアはテーブルに並べてお披露目した。フィービー自身の姿はそこにはなかった。

上質な素材使いと完璧なシルエット、ボリュームや質感で加える華やかさ、女性らしいシルエットが特徴で、色は黒、白、オリーブ、オックスブラッドと呼ばれる赤に限られている。ほどんと飾り気のない、 ときに“修道服”のようなラインアップを見て “クワイエット・ラグジュアリー”という言葉思い浮かぶ人が多いかもしれないが、よくよく見れば一点一点、細部までよく考えられたドラマチックな服であることがわかる。

「セリーヌ」時代にフィービーが好んだアイテムをアップデート

メンズライクなダブルブレストのパンツスーツやハイネックの肉厚サテンのブラウス、オーバーサイズのボンバージャケット、ベルスリーブのドレスなど、「セリーヌ(CELINE)」時代にフィービーが好んだ素材やアイテムを多用しつつ、そこに入れるさまざまなひねりが2023年の空気を注いでいる。5ポケットのテーラードパンツは、膝を包み込むようにボンデージ風の装飾をあしらい、ジッパーで大胆なスリットを入れる。キーアイテムの一つであるボンバージャケットはウエストを砂時計のように極端にくびれさせている。4ウエイストレッチのレギンスや大胆なグラフィックを散りばめたスキーセーターといったスポーツの要素が躍動感を、糸のような刺しゅうをびっしりと施したコートや輝く装飾を散りばめたボディスーツが華やかさを添える。

購入はウエブサイトからのみ。春には第2弾が登場

アクセサリーは、電子レンジが入るほどの大きなレザーのトートバッグやオーバーサイズのサングラス、アール・デコ風のイヤリングなど。23金のネックレスは「Mum」の文字が連なるように刻印されており、3人の子供の母としてフィービーの誇りも感じさせる。

フィービーはこのデビューコレクションを“エディット”と呼んでおり、シーズンレスで継続的なコレクションの一部と位置付けている。150のアイテムは3回に分けてデリバリーし、ウエブサイトからのみ購入できる。第2弾は2024年春に登場する。

サステナビリティに関するメッセージも発表

今後も従来のファッションカレンダーではなく自身のスケジュールで発表をする予定だ。これは過剰生産を避けることが一つの目的でサステナビリティについて次のようなメッセージを発表している。「全体的な環境への影響に取り組むという決意の一環として、私たちは過剰消費、廃棄物、ファッションのサプライチェーンといった物質的な問題に焦点を当てています。私たちの目標は、永続性を反映した製品を作ることです。『フィービー ファイロ』のビジネスモデルは、生産と需要の間に責任あるバランスを生み出すように設計されています。つまり、需要の見込みより少なく生産するということです」。

インスタグラム・アカウントは現在投稿がないが、28万7000人のフォロワーを誇り、その多くが最新情報を受け取るために公式サイトphoebephilo.comに登録しているようだ。ウエブサイトで公開しているキャンペーンイメージには、ギリシャのアテネでストリートキャスティングした人物や、フィービーのお気に入りであるカナダ人モデルのダリア・ウェーボウィ(Daria Werbowy)を起用した。

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「フィービー ファイロ」がついにベールを脱ぐ 公式サイトで発売開始

デザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)による新ブランド「フィービー ファイロ(PHOEBE PHILO)」が遂にベールを脱いだ。10月27日の金曜日にロンドンのショールームで1対1のアポイント制でメディアを招いてデビューコレクションを披露。服はラックにかけ、ジュエリーや靴、バッグ、アイウエアはテーブルに並べてお披露目した。フィービー自身の姿はそこにはなかった。

上質な素材使いと完璧なシルエット、ボリュームや質感で加える華やかさ、女性らしいシルエットが特徴で、色は黒、白、オリーブ、オックスブラッドと呼ばれる赤に限られている。ほどんと飾り気のない、 ときに“修道服”のようなラインアップを見て “クワイエット・ラグジュアリー”という言葉思い浮かぶ人が多いかもしれないが、よくよく見れば一点一点、細部までよく考えられたドラマチックな服であることがわかる。

「セリーヌ」時代にフィービーが好んだアイテムをアップデート

メンズライクなダブルブレストのパンツスーツやハイネックの肉厚サテンのブラウス、オーバーサイズのボンバージャケット、ベルスリーブのドレスなど、「セリーヌ(CELINE)」時代にフィービーが好んだ素材やアイテムを多用しつつ、そこに入れるさまざまなひねりが2023年の空気を注いでいる。5ポケットのテーラードパンツは、膝を包み込むようにボンデージ風の装飾をあしらい、ジッパーで大胆なスリットを入れる。キーアイテムの一つであるボンバージャケットはウエストを砂時計のように極端にくびれさせている。4ウエイストレッチのレギンスや大胆なグラフィックを散りばめたスキーセーターといったスポーツの要素が躍動感を、糸のような刺しゅうをびっしりと施したコートや輝く装飾を散りばめたボディスーツが華やかさを添える。

購入はウエブサイトからのみ。春には第2弾が登場

アクセサリーは、電子レンジが入るほどの大きなレザーのトートバッグやオーバーサイズのサングラス、アール・デコ風のイヤリングなど。23金のネックレスは「Mum」の文字が連なるように刻印されており、3人の子供の母としてフィービーの誇りも感じさせる。

フィービーはこのデビューコレクションを“エディット”と呼んでおり、シーズンレスで継続的なコレクションの一部と位置付けている。150のアイテムは3回に分けてデリバリーし、ウエブサイトからのみ購入できる。第2弾は2024年春に登場する。

サステナビリティに関するメッセージも発表

今後も従来のファッションカレンダーではなく自身のスケジュールで発表をする予定だ。これは過剰生産を避けることが一つの目的でサステナビリティについて次のようなメッセージを発表している。「全体的な環境への影響に取り組むという決意の一環として、私たちは過剰消費、廃棄物、ファッションのサプライチェーンといった物質的な問題に焦点を当てています。私たちの目標は、永続性を反映した製品を作ることです。『フィービー ファイロ』のビジネスモデルは、生産と需要の間に責任あるバランスを生み出すように設計されています。つまり、需要の見込みより少なく生産するということです」。

インスタグラム・アカウントは現在投稿がないが、28万7000人のフォロワーを誇り、その多くが最新情報を受け取るために公式サイトphoebephilo.comに登録しているようだ。ウエブサイトで公開しているキャンペーンイメージには、ギリシャのアテネでストリートキャスティングした人物や、フィービーのお気に入りであるカナダ人モデルのダリア・ウェーボウィ(Daria Werbowy)を起用した。

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「フィービー ファイロ」がついにベールを脱ぐ 公式サイトで発売開始

デザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)による新ブランド「フィービー ファイロ(PHOEBE PHILO)」が遂にベールを脱いだ。10月27日の金曜日にロンドンのショールームで1対1のアポイント制でメディアを招いてデビューコレクションを披露。服はラックにかけ、ジュエリーや靴、バッグ、アイウエアはテーブルに並べてお披露目した。フィービー自身の姿はそこにはなかった。

上質な素材使いと完璧なシルエット、ボリュームや質感で加える華やかさ、女性らしいシルエットが特徴で、色は黒、白、オリーブ、オックスブラッドと呼ばれる赤に限られている。ほどんと飾り気のない、 ときに“修道服”のようなラインアップを見て “クワイエット・ラグジュアリー”という言葉思い浮かぶ人が多いかもしれないが、よくよく見れば一点一点、細部までよく考えられたドラマチックな服であることがわかる。

「セリーヌ」時代にフィービーが好んだアイテムをアップデート

メンズライクなダブルブレストのパンツスーツやハイネックの肉厚サテンのブラウス、オーバーサイズのボンバージャケット、ベルスリーブのドレスなど、「セリーヌ(CELINE)」時代にフィービーが好んだ素材やアイテムを多用しつつ、そこに入れるさまざまなひねりが2023年の空気を注いでいる。5ポケットのテーラードパンツは、膝を包み込むようにボンデージ風の装飾をあしらい、ジッパーで大胆なスリットを入れる。キーアイテムの一つであるボンバージャケットはウエストを砂時計のように極端にくびれさせている。4ウエイストレッチのレギンスや大胆なグラフィックを散りばめたスキーセーターといったスポーツの要素が躍動感を、糸のような刺しゅうをびっしりと施したコートや輝く装飾を散りばめたボディスーツが華やかさを添える。

購入はウエブサイトからのみ。春には第2弾が登場

アクセサリーは、電子レンジが入るほどの大きなレザーのトートバッグやオーバーサイズのサングラス、アール・デコ風のイヤリングなど。23金のネックレスは「Mum」の文字が連なるように刻印されており、3人の子供の母としてフィービーの誇りも感じさせる。

フィービーはこのデビューコレクションを“エディット”と呼んでおり、シーズンレスで継続的なコレクションの一部と位置付けている。150のアイテムは3回に分けてデリバリーし、ウエブサイトからのみ購入できる。第2弾は2024年春に登場する。

サステナビリティに関するメッセージも発表

今後も従来のファッションカレンダーではなく自身のスケジュールで発表をする予定だ。これは過剰生産を避けることが一つの目的でサステナビリティについて次のようなメッセージを発表している。「全体的な環境への影響に取り組むという決意の一環として、私たちは過剰消費、廃棄物、ファッションのサプライチェーンといった物質的な問題に焦点を当てています。私たちの目標は、永続性を反映した製品を作ることです。『フィービー ファイロ』のビジネスモデルは、生産と需要の間に責任あるバランスを生み出すように設計されています。つまり、需要の見込みより少なく生産するということです」。

インスタグラム・アカウントは現在投稿がないが、28万7000人のフォロワーを誇り、その多くが最新情報を受け取るために公式サイトphoebephilo.comに登録しているようだ。ウエブサイトで公開しているキャンペーンイメージには、ギリシャのアテネでストリートキャスティングした人物や、フィービーのお気に入りであるカナダ人モデルのダリア・ウェーボウィ(Daria Werbowy)を起用した。

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デザイナー、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)による新ブランド「フィービー ファイロ(PHOEBE PHILO)」が遂にベールを脱いだ。10月27日の金曜日にロンドンのショールームで1対1のアポイント制でメディアを招いてデビューコレクションを披露。服はラックにかけ、ジュエリーや靴、バッグ、アイウエアはテーブルに並べてお披露目した。フィービー自身の姿はそこにはなかった。

上質な素材使いと完璧なシルエット、ボリュームや質感で加える華やかさ、女性らしいシルエットが特徴で、色は黒、白、オリーブ、オックスブラッドと呼ばれる赤に限られている。ほどんと飾り気のない、 ときに“修道服”のようなラインアップを見て “クワイエット・ラグジュアリー”という言葉思い浮かぶ人が多いかもしれないが、よくよく見れば一点一点、細部までよく考えられたドラマチックな服であることがわかる。

「セリーヌ」時代にフィービーが好んだアイテムをアップデート

メンズライクなダブルブレストのパンツスーツやハイネックの肉厚サテンのブラウス、オーバーサイズのボンバージャケット、ベルスリーブのドレスなど、「セリーヌ(CELINE)」時代にフィービーが好んだ素材やアイテムを多用しつつ、そこに入れるさまざまなひねりが2023年の空気を注いでいる。5ポケットのテーラードパンツは、膝を包み込むようにボンデージ風の装飾をあしらい、ジッパーで大胆なスリットを入れる。キーアイテムの一つであるボンバージャケットはウエストを砂時計のように極端にくびれさせている。4ウエイストレッチのレギンスや大胆なグラフィックを散りばめたスキーセーターといったスポーツの要素が躍動感を、糸のような刺しゅうをびっしりと施したコートや輝く装飾を散りばめたボディスーツが華やかさを添える。

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アクセサリーは、電子レンジが入るほどの大きなレザーのトートバッグやオーバーサイズのサングラス、アール・デコ風のイヤリングなど。23金のネックレスは「Mum」の文字が連なるように刻印されており、3人の子供の母としてフィービーの誇りも感じさせる。

フィービーはこのデビューコレクションを“エディット”と呼んでおり、シーズンレスで継続的なコレクションの一部と位置付けている。150のアイテムは3回に分けてデリバリーし、ウエブサイトからのみ購入できる。第2弾は2024年春に登場する。

サステナビリティに関するメッセージも発表

今後も従来のファッションカレンダーではなく自身のスケジュールで発表をする予定だ。これは過剰生産を避けることが一つの目的でサステナビリティについて次のようなメッセージを発表している。「全体的な環境への影響に取り組むという決意の一環として、私たちは過剰消費、廃棄物、ファッションのサプライチェーンといった物質的な問題に焦点を当てています。私たちの目標は、永続性を反映した製品を作ることです。『フィービー ファイロ』のビジネスモデルは、生産と需要の間に責任あるバランスを生み出すように設計されています。つまり、需要の見込みより少なく生産するということです」。

インスタグラム・アカウントは現在投稿がないが、28万7000人のフォロワーを誇り、その多くが最新情報を受け取るために公式サイトphoebephilo.comに登録しているようだ。ウエブサイトで公開しているキャンペーンイメージには、ギリシャのアテネでストリートキャスティングした人物や、フィービーのお気に入りであるカナダ人モデルのダリア・ウェーボウィ(Daria Werbowy)を起用した。

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ユニクロ、暖冬で“フリースTシャツ”強化 90年代フリースブーム発信地でイベント

ユニクロは11月1〜17日、原宿店でフリースにフォーカスしたイベント「FLEECE CHAT STREET」を行う。地下1階売り場にウィメンズ、メンズ、キッズのフリース商品をそろえるが、定番のジップアップブルゾンなどと共に大きく打ち出しているのが、“フリースTシャツ”(1990円)と呼ぶモックネックやクルーネックのプルオーバーだ。「暖冬になると言われる中で、フリースでも定番のアウターだけでなく、Tシャツ感覚で着られるライトなアイテムが求められると考えた」と、ユニクロの加藤健ジャパンマーケティング部プロダクトマーケティングチームリーダー。

“フリースTシャツ”の売り場のポップに書かれていたのは、「見た目はニット、着心地はフリース」というキャッチコピー。本来フリースはポリエステルを主に使用した起毛素材を指すが、“フリースTシャツ”は起毛をかなり抑えたポリエステルの編み地のカットソーで、暖かさは担保しつつ、着心地や使い勝手は軽くしているというのがポイント。フリースのバリエーションとしてユニクロでは今秋冬、トレンドのツイードジャケット風フリースなども企画している。

イベントではフリースを着用して写真が撮れるフォトブースも設置。純喫茶や学校など、Z世代を狙った“エモい”背景のブースを作り込んだ。また、その場でフリースを試着して、着心地などを声で伝えればそのままフリースをプレゼントするというキャンペーンも実施。「一度着てみていただければその暖かさが分かる。1990年代にフリースブームを巻き起こした原宿という場所から、改めてフリースを若い世代を含む幅広い層にアピールしていく」と加藤リーダー。

ユニクロは98年に首都圏初の都心型店舗として原宿に出店した際に、当時はアウトドアブランドによる数万円の商品が主流だったフリースのジップブルゾンを1900円で販売。全国にフリース旋風を巻き起こしたという経緯がある。

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「セルヴォーク」が伊勢丹新宿本店限定でモードなピンク系アイブロウパウダーを発売

「セルヴォーク(CELVOKE)」は11月3日、定番の3色アイブロウパウダー“インディケイト アイブロウパウダー”から伊勢丹新宿本店の限定色“EX03 アザレアブラウン”(3850円)を数量限定で発売する。店舗とオンラインストア「ミーコ(MEECO)」で取り扱う。

“インディケイト アイブロウパウダー”はふんわりと柔らかいパウダーのテクスチャーで、毛に良くなじむ仕上がりが特徴。限定色はピンクをメインに構成したアイブロウパウダーで、モードな雰囲気を演出し、自然で立体的な眉に仕上げる。

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「ホソオ」が初のウィメンズコレクションとシルクに着目したホームコレクションを発売

細尾のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」は、初となるウィメンズコレクション“ホソオ クチュール(HOSOO COUTURE)”とシルクが持つ高い保湿効果に注目したホームコレクションを発売した。“ホソオ クチュール”は現在予約受付中で、12月末から店頭での販売を行う。

ウエアは、ミディスカートとペプラムスカート、ワンピース、ブラウスの計4型をラインアップする。3種類のテキスタイルで展開し、同生地を用いたバッグ3型も用意する。テキスタイルは、1200年以上にわたり美を追求してきた西陣織の歴史を背景に、「ホソオ」の技術とデザインを加えた。動くことで表情が変わる生地を最大限に引き立てるため立体的にデザインし、職人が1点ずつ丁寧に仕立てる。

ホームコレクションは、ハンド&ボディーウォッシュ、ハンド&ボディークリーム、バスソルト、フレグランスディフューザー、センティッドキャンドルの計5種をそろえる。ハンド&ボディーウォッシュとハンド&ボディークリームには、繭のたんぱく質成分であるセシリンが配合されており、低刺激で自然に肌に馴染み、高い保湿力を維持する。まるでシルクのような柔らかくふっくらとした肌へ導く。

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【スナップ】ロンドン最新トレンドはシアードレスと英国チェック 24年春夏ファッション・ウイークのストリート

2024年春夏ロンドン・ファッション・ウイークが9月に開催された。今シーズンは過ごしやすい秋晴れに恵まれ、「バーバリー(BURBERRY)」をはじめ、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」などの注目ブランド会場周辺で、新作を自己流に着こなしたファッショニスタたちをキャッチした。

「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」「スーザン ファング(SUSAN FANG)」などが提案した透け感のあるシアーな素材を使ったロマンチックなドレスや、「シモーン ロシャ」のリボンを使ったメイクやヘアアレンジなど、ロンドンらしいガーリーで甘いテイストが人気だ。今季は「バーバリー」「チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)」などの英国らしいチェック柄を取り入れたパンク風のコーディネートも目立った。

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藤田ニコルが着こなすパープルとレッドの下着 「ピーチ・ジョン」の人気ブラ2型に新色

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は11月1日、“ミラクルフィットブラ”の新色パープルを発売する。ミューズである藤田ニコルが、“ミラクルフィットブラ”の新色パープルと既に販売している“ま〜るく盛れる着やせブラ(以下、着やせブラ)”の新色レッドを着用したビジュアルが登場。

“ミラクルフィットブラ”は、程よい盛り感のある谷間をメイクし、表のレースとカップ・身生地が2重仕立てのため別々に伸びるため、ボディーにフィットし不快なブラのズレを解消。ほつれにくいレースや型崩れしにくいワイヤーを使用しているので、ネットなしでも洗濯機で洗える。“着やせブラ”は、ナチュラルに丸い盛り胸をメイクする人気ブラで、360度美しいシルエットを実現。前中心が低いカップとソフトワイヤーで圧迫感少ない着け心地で、レースでありながらも、アウターにひびきにくい設計になっている。価格は、両シリーズとも、ブラジャーが3900円、ショーツとソングが各1800円。

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藤田ニコルが着こなすパープルとレッドの下着 「ピーチ・ジョン」の人気ブラ2型に新色

「ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)」は11月1日、“ミラクルフィットブラ”の新色パープルを発売する。ミューズである藤田ニコルが、“ミラクルフィットブラ”の新色パープルと既に販売している“ま〜るく盛れる着やせブラ(以下、着やせブラ)”の新色レッドを着用したビジュアルが登場。

“ミラクルフィットブラ”は、程よい盛り感のある谷間をメイクし、表のレースとカップ・身生地が2重仕立てのため別々に伸びるため、ボディーにフィットし不快なブラのズレを解消。ほつれにくいレースや型崩れしにくいワイヤーを使用しているので、ネットなしでも洗濯機で洗える。“着やせブラ”は、ナチュラルに丸い盛り胸をメイクする人気ブラで、360度美しいシルエットを実現。前中心が低いカップとソフトワイヤーで圧迫感少ない着け心地で、レースでありながらも、アウターにひびきにくい設計になっている。価格は、両シリーズとも、ブラジャーが3900円、ショーツとソングが各1800円。

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ゲームシャツがオシャレ! 「ゾゾタウン」でZ世代が探したアイテムは?(2023年9月)

ファッションEC「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で好調なアイテムやショップは? 同サイトの最大顧客層でもあるZ世代顧客の1カ月間の動向を聞いた。デジタルネイティブな20代前半までの層の支持を集めたアイテムは? 「ゾゾコスメ (ZOZOCOSME)」におけるビューティの人気アイテムも気になるところだ。今のトレンドが一目で分かる結果になっている(掲載は全て順不同)。

9月はレースシャツやダメージジーンズでさりげなく肌見せを楽しむアイテムが検索上位に。ハーフパンツとソックスの組み合わせは、今秋らしいスタイル。サッカーなどのユニフォームを模したゲームシャツは、1枚で今っぽさが増すトレンドアイテムだ。

【検索数急上昇/トレンドのアイテムカテゴリー10選】

  ※( )内は前年同期比

伸長要因:
1枚での着用からレイヤードスタイルまで、バリエーション豊かに着ることができるレースシャツが好調。夏から人気のラグランTシャツは、ジャケットなどアウターのインナーにぴったりで、気温の高い日中も1枚でサマになる。取り入れるだけで今年っぽいゲームシャツは、パラシュートパンツやスノーパンツ等との相性も◎。

ドライバーズニットは女性らしく着こなせるようデザインされたショート丈のものが人気。ワイドパンツとの相性も良い。好みに合わせて開閉できるハーフジップも引き続き好調。レイヤードスタイルが人気。アノラックは、昨年から続くアウトドア要素を残しつつ、今年らしいハーフジップのデザインが好調。

ハーフパンツは、足元はソックスに厚底スニーカーやローファーを合わせると今年らしいスタイルが完成。適度な肌見せのサイドダメージデニムも人気だ。メンズライクなペインターパンツは、秋冬に着たいニットやスエットとの相性が抜群。レトロなミニ看板でノスタルジックな雰囲気が漂うキーリングの需要が増している。

【好調ビューティアイテム5選】

【好調/人気ショップ10選・順不同】

【9月の取り組み成功事例】

「スプラトゥーン3 ゲソタウン」とコラボしたオリジナルアイテムを9月13日(水)より販売。また、ポップアップイベント「スプラトゥーン3 ゲソタウン×ゾゾタウン ポップアップイベント in シブヤ」を開催し、アイテムの展示や「スプラトゥーン3」の装飾が会場全体に施されたイベントは行列ができるほどの盛況。「おぱんちゅうさぎ」とコラボし、本企画のために描き下ろされた“真っ黒なおぱんちゅうさぎ”がデザインされたアイテムを販売。インパクトのある真っ黒なおぱんちゅうさぎはSNS上でも話題に。28日に「ゾゾコスメ」に「プラダ ビューティ」がオープンした。

【10月の取り組み】

展覧会「パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展-美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」と「ゾゾヴィラ」がコラボ。ル・コルビュジエやロベール・ドローネーなどの名画を落とし込んだアイテムを3日から販売。TBS系日曜劇場「下剋上球児」とコラボし、劇中に登場する高校野球部のロゴやイメージカラーなどをデザインに落とし込んだアイテムを12日から受注販売。

12日から「PayPay」のミニアプリに「ZOZOTOWN ヤフー店」が新登場し、PayPayアプリ上でファッションアイテムの検索から決済までを行える便利な買い物体験を実現する。

ZOZOの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」のポップアップストア「ゾゾタウン× ジャーナルスタンダード 千葉」を14〜31日に「ジャーナルスタンダード ペリエ千葉」で開催。

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「ダヴ」と「ナイキ」が指導者向けプログラムを共同開発 10代女性がスポーツを続けるために必要な“身体への自信”を学ぶ

「ダヴ(DOVE)」と「ナイキ(NIKE)」は、10代女性が身体に自信を持てるようになるためのスポーツ指導者向けプログラム「ボディー・コンフィデント・スポーツ」を共同開発し、同プログラムの発表と認知向上のためのスポーツイベントを10月24日に開催した。イベントには、「ダヴ」のパートナーでプロテニス選手のビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)と、「ナイキ」のパートナーで体操選手のローリー・ヘルナンデス(Lauren Hernandez)が参加した。

「ボディー・コンフィデント・スポーツ」は、11~17 歳の女性に自己肯定感と身体への自信「ボディー・コンフィデンス」についての学びを提供する指導者向けのプログラム。自分の身体をより大切にかつ肯定的に捉えられるようにし、スポーツを続けられるようにすることを目的としている。自己学習型「ボディー・コンフィデント・コーチング」と対面式「ボディー・コンフィデント・アスリート」の2つの方式で展開する。自己学習型は指導者のみのオンライン実施。アスリートが身体に対する自己肯定感を高めるための知識やスキルを提供する。対面式は、アスリートも参加。「スポーツとボディートーク」「スポーツをとおして身体を理解しよう」「スポーツをするときの身体の声に耳を傾けよう」の3 セッションをコーチ主導で実施する。アスリートが身体に対する自己肯定感について学ぶことができる。

同プログラムについてウィリアムズ選手は、「スポーツの世界では、パフォーマンスや能力以外に外見に対する期待もプレッシャーになる。10代女性の自己肯定感が育まれるようなポジティブな環境を作り、外見から能力へ会話をシフトさせるために協力できることをうれしく思う。私たちのゴールは、スポーツの場をより包括的で、世界中の女性たちを歓迎するような空間にすることだ」。ヘルナンデス選手は、「コーチもアスリートも、全ての10代女性にスポーツの力を発見する機会を与えるような、包括的な空間と前向きな経験を作り出す責任がある。スポーツは自信を育み、彼女たちが生涯にわたってスポーツを楽しみ、体を動かすことができるようになる。サポートできることを誇りに思う」とコメントを寄せた。

2社の共同調査(2023)によると、10代女性の51%がボディーイメージを原因にスポーツをやめてしまっているという。そのうちの半数以上が、外見についての指摘を受けたり、偏見を持たれたりした経験があると回答した。一方で、スポーツの持つメリットを理解し、「スポーツを続けていればもっと自分の身体に自信が持てるようになった」という回答もあった。運動やスポーツの場は10代女性の自己肯定感に大きな影響を与えるということが分かっており、思春期の間に運動を続けた10代女性たちは、ボディー・コンフィデンスが高くなる傾向があるという。自己肯定感を重視するポジティブな環境を作るためには、監督や体育教師、運動指導者など、コーチのサポートが必要不可欠である。スポーツをする10代女性の半数以上がコーチからボディ・コンフィデンスについて話を聞きたいと考えているという調査結果を受け、今回のプログラム開発に至った。

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「ダヴ」と「ナイキ」が指導者向けプログラムを共同開発 10代女性がスポーツを続けるために必要な“身体への自信”を学ぶ

「ダヴ(DOVE)」と「ナイキ(NIKE)」は、10代女性が身体に自信を持てるようになるためのスポーツ指導者向けプログラム「ボディー・コンフィデント・スポーツ」を共同開発し、同プログラムの発表と認知向上のためのスポーツイベントを10月24日に開催した。イベントには、「ダヴ」のパートナーでプロテニス選手のビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)と、「ナイキ」のパートナーで体操選手のローリー・ヘルナンデス(Lauren Hernandez)が参加した。

「ボディー・コンフィデント・スポーツ」は、11~17 歳の女性に自己肯定感と身体への自信「ボディー・コンフィデンス」についての学びを提供する指導者向けのプログラム。自分の身体をより大切にかつ肯定的に捉えられるようにし、スポーツを続けられるようにすることを目的としている。自己学習型「ボディー・コンフィデント・コーチング」と対面式「ボディー・コンフィデント・アスリート」の2つの方式で展開する。自己学習型は指導者のみのオンライン実施。アスリートが身体に対する自己肯定感を高めるための知識やスキルを提供する。対面式は、アスリートも参加。「スポーツとボディートーク」「スポーツをとおして身体を理解しよう」「スポーツをするときの身体の声に耳を傾けよう」の3 セッションをコーチ主導で実施する。アスリートが身体に対する自己肯定感について学ぶことができる。

同プログラムについてウィリアムズ選手は、「スポーツの世界では、パフォーマンスや能力以外に外見に対する期待もプレッシャーになる。10代女性の自己肯定感が育まれるようなポジティブな環境を作り、外見から能力へ会話をシフトさせるために協力できることをうれしく思う。私たちのゴールは、スポーツの場をより包括的で、世界中の女性たちを歓迎するような空間にすることだ」。ヘルナンデス選手は、「コーチもアスリートも、全ての10代女性にスポーツの力を発見する機会を与えるような、包括的な空間と前向きな経験を作り出す責任がある。スポーツは自信を育み、彼女たちが生涯にわたってスポーツを楽しみ、体を動かすことができるようになる。サポートできることを誇りに思う」とコメントを寄せた。

2社の共同調査(2023)によると、10代女性の51%がボディーイメージを原因にスポーツをやめてしまっているという。そのうちの半数以上が、外見についての指摘を受けたり、偏見を持たれたりした経験があると回答した。一方で、スポーツの持つメリットを理解し、「スポーツを続けていればもっと自分の身体に自信が持てるようになった」という回答もあった。運動やスポーツの場は10代女性の自己肯定感に大きな影響を与えるということが分かっており、思春期の間に運動を続けた10代女性たちは、ボディー・コンフィデンスが高くなる傾向があるという。自己肯定感を重視するポジティブな環境を作るためには、監督や体育教師、運動指導者など、コーチのサポートが必要不可欠である。スポーツをする10代女性の半数以上がコーチからボディ・コンフィデンスについて話を聞きたいと考えているという調査結果を受け、今回のプログラム開発に至った。

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【フェムテック再考 vol.1】2023年は種まき期間? ブームでは終わらない企業の未来図

ここ数年で耳にすることが一気に増えた「フェムテック」。その話題性から参入するアパレルやビューティ企業は後を立たない。一方で、今年に入って新ブランドのローンチをはじめ企業発のフェムテック関連のニュースもやや落ち着いた印象だ。一度はブームにのったものの、進むべき方向性を見失ってしまった企業も多いのではないだろうか。

フェムテックをブームで終わらせずに、企業がビジネスとして成長・定着させるために必要なものは何か。日本・アジアにフェムテック市場を作り、定着させるために必要な企業のサポートや啓発活動、プロダクトの輸入をはじめ、フェムテックにまつわるありとあらゆる取り組みを行うフェルマータ(fermata)の近藤佳奈・最高執行責任者(COO)がフェムテック事業を着実に継続・成長させていくためのコツを全6回に渡って紐解く。初回は、ブームになってからの企業の取り組みと消費者のリアル、企業のフェムテックに取り組む姿勢の変化を分析する。次回は「吸水ショーツの先のニーズを考える」をお届け予定。

PROFILE:近藤佳奈/フェルマータCOO

(こんどう・かな)神戸大学卒業。ピクシブで新規事業立ち上げ、企画営業、サービスディレクションを担当。2015年ディー・エヌ・エーに入社。動画配信サービス「ショールーム(SHOWROOM)」チームに所属し、ディー・エヌ・エーグループからのスピンオフを経て約4年半在籍し、マネージャーとしてビジネスとプロダクト開発を担当。19年12月フェルマータに参画し、事業戦略、マーケティング、営業などを統括する

「フェムテック」が世間で
認識され始めたのはジーユーの吸水ショーツから

そもそも「フェムテック」という言葉をみなさんが耳にすることが増えたのはいつからでしょうか。2021年春に「ジーユー(GU)」が1490円という非常に手に取りやすい価格で吸水ショーツを発売したことが1つのきっかけになったと考えています。雑誌やテレビなどメディアで取り上げられていた記憶がある方も多いのではないでしょうか。その後、半年〜1年半ほどのあいだに吸水ショーツを打ち出すアパレル企業が増加。その延長線上でフェムテックというワードが普及しました。それに伴い、デリケートゾーンケア商品を発売する化粧品メーカーも多かったように思います。

そもそもフェムテックとはFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する商品(製品)やサービスのことですが、もともとはビジネス・投資業界のジェンダーギャップから生まれました。男性比率の高い投資家から、女性の健康課題を解決しようとするプロダクトに出資を募る際、当事者でない人にも分かりやすくするためにフェムテックというキャッチーな言葉をつけたのです。

これまで社会的・文化的な背景から顕在化していなかった課題に取り組む領域なので、多くの人にとって初めて触れる製品も多く、共通認識をまだまだ持ちにくいからこそ、話題性があるワードを冠することでコミュニケーションが円滑になるという側面も。店舗名や商品名に掲げたいという企業も一定数いますが、その時は「なぜフェムテックと入れたいのか?」「それは本当に消費者にとって有意義か?」を問うことが重要です。

フェムテック事業の継続には
会社全体で課題解決を目指す姿勢が必要

ワードのインパクトと、売り上げという形で結果がついてくるかどうかは別の問題です。その事業に参入することで得られる副次的な効果(投資効果)を含めて、社内の説得および期待値調整を行い、長い目で見て取り組む意識が欠かせません。

既存事業の延長線でアパレルメーカーが吸水ショーツを作ったり、化粧品メーカーがフェムケアアイテムを打ち出したりすることは、企業にとっては参入障壁が低く、実際に事例としても多く見られます。しかし結局は社内でその取り組み価値が真に理解されていなければ、表面上の数字がついてこないとすぐに事業は打ち切られてしまいます。その企業や担当者にとっては、「フェムテックは売れないので意味がない」という印象になってしまうでしょう。

「売れる」にはさまざまな要因が絡みあいます。競合の出現による価格競争、法規制の整備、ニーズを捉えたモノづくり、景気、消費者のリテラシー……。ビジネスを継続する上でどうしても売上は必要ですが、市場そのものが育ち切っていない今、フェムテック事業に参入するには、綿密な計画が欠かせません。

現在多くの企業が女性活躍の方針を掲げる中で、本質的な課題解決を目指しながらフェムテックに取り組むことは、他事業を含めた会社全体に大きなインパクト与えることができるはずです。3年後、5年後を見据えて、今どれだけ本質的な種まきができるか。ブームに乗りたいという気持ちだけでは超えられない、真剣な眼差しと市場を見極める力が、今企業には問われています。

実際に一足早く大きな転換点を迎えている企業もあります。伊藤忠商事のように経営者層を巻き込んで議論ができている企業では、3年後、5年後を見据えた中期経営計画にフェムテック事業を盛り込んでいます。

フェムテックと掲げることで
本当に必要な人に届かなくなる可能性もある

さて、消費者の間のムードも見ていきましょう。フェムテックは21年に流行語になったものの、自分とはあまり関係がなく、意識が高い人が使うものと認識されてしまうことも。「フェムテック」という言葉を使うことで、かえって解決したい悩みや課題を持つ“本当に必要としている”人に届かなくなってしまう可能性も秘めているのです。

たとえば、店頭で吸水ショーツについて説明すると、「こんな使い方ができるなんて知らなかった」「自分が不便に感じていたことに初めて気づいた」という方も多くいらっしゃいます。生理中の過ごし方は人と共有することが少なく、そもそも解決できると思っていない、不便さを感じながらも言語化できていない場合が多い。だからこそ製品が誕生した背景や、どんな課題を解決したいと思っているかなど、ストーリーを丁寧に伝えていく取り組みが必要です。

2023年のフェムテック市場は“種まき期間”

世間的にブランドのローンチなどフェムテック関連のニュースが取り上げられることは若干減っている印象があるかもしれません。ただし、前述したように当社の売上は右肩上がりに成長しています。企業の取り組み方として大きく変化しているのは、ブームに乗って3ヶ月〜半年でなにか形にしたいという要望ではなく、年単位の時間をかけて、長期に事業開発に取り組む企業が増えたこと。一度フェムテック事業を立ち上げ、その結果を受けて腰を据える形に方向転換している企業もあります。たとえばパラマウントベッドは、睡眠状況を分析する自社のセンサーを用いて睡眠状況を可視化することで、睡眠と女性特有の健康課題の関連性の把握に取り組む事により、フェムテック市場に参入。女性のライフステージにおける健康課題に取り組むために、社内でプロジェクトチームを発足しています。

フェムテックは新たにリーチできるターゲットの広がりや、企業イメージの醸成など、企業にとっての顧客拡大の足がかりにもなります。売上のKPIを持つことも大切ですが、それを持つのであれば、「そもそもその商品は顧客にとって必要なのか?」まで、立ち返らないといけないのです。

実際、ユーザーニーズの調査にもかなりの時間がかかるものです。特にフェムテックでは、簡単なアンケートだけでは消費者が本当に求めているものは見えてきません。欲しいものを聞くのではなく、嫌なことや不便に思っていることから、紐解くことが必要です。その上で、体験していただいたり、実際にサンプルを使ってもらったり、意見を聞くという地道なステップの繰り返しも欠かせません。究極、消費者は端的な答えは持っておらず、だからこそ企業としてソリューションを提供する価値があるのです。産みの苦しみに直面している企業も多いはずです。今年はまさに種まきの一年。1年半〜2年後にはきっと、日本に新たなフェムテックのムーブメントが巻き起こります。

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【フェムテック再考 vol.1】2023年は種まき期間? ブームでは終わらない企業の未来図

ここ数年で耳にすることが一気に増えた「フェムテック」。その話題性から参入するアパレルやビューティ企業は後を立たない。一方で、今年に入って新ブランドのローンチをはじめ企業発のフェムテック関連のニュースもやや落ち着いた印象だ。一度はブームにのったものの、進むべき方向性を見失ってしまった企業も多いのではないだろうか。

フェムテックをブームで終わらせずに、企業がビジネスとして成長・定着させるために必要なものは何か。日本・アジアにフェムテック市場を作り、定着させるために必要な企業のサポートや啓発活動、プロダクトの輸入をはじめ、フェムテックにまつわるありとあらゆる取り組みを行うフェルマータ(fermata)の近藤佳奈・最高執行責任者(COO)がフェムテック事業を着実に継続・成長させていくためのコツを全6回に渡って紐解く。初回は、ブームになってからの企業の取り組みと消費者のリアル、企業のフェムテックに取り組む姿勢の変化を分析する。次回は「吸水ショーツの先のニーズを考える」をお届け予定。

PROFILE:近藤佳奈/フェルマータCOO

(こんどう・かな)神戸大学卒業。ピクシブで新規事業立ち上げ、企画営業、サービスディレクションを担当。2015年ディー・エヌ・エーに入社。動画配信サービス「ショールーム(SHOWROOM)」チームに所属し、ディー・エヌ・エーグループからのスピンオフを経て約4年半在籍し、マネージャーとしてビジネスとプロダクト開発を担当。19年12月フェルマータに参画し、事業戦略、マーケティング、営業などを統括する

「フェムテック」が世間で
認識され始めたのはジーユーの吸水ショーツから

そもそも「フェムテック」という言葉をみなさんが耳にすることが増えたのはいつからでしょうか。2021年春に「ジーユー(GU)」が1490円という非常に手に取りやすい価格で吸水ショーツを発売したことが1つのきっかけになったと考えています。雑誌やテレビなどメディアで取り上げられていた記憶がある方も多いのではないでしょうか。その後、半年〜1年半ほどのあいだに吸水ショーツを打ち出すアパレル企業が増加。その延長線上でフェムテックというワードが普及しました。それに伴い、デリケートゾーンケア商品を発売する化粧品メーカーも多かったように思います。

そもそもフェムテックとはFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する商品(製品)やサービスのことですが、もともとはビジネス・投資業界のジェンダーギャップから生まれました。男性比率の高い投資家から、女性の健康課題を解決しようとするプロダクトに出資を募る際、当事者でない人にも分かりやすくするためにフェムテックというキャッチーな言葉をつけたのです。

これまで社会的・文化的な背景から顕在化していなかった課題に取り組む領域なので、多くの人にとって初めて触れる製品も多く、共通認識をまだまだ持ちにくいからこそ、話題性があるワードを冠することでコミュニケーションが円滑になるという側面も。店舗名や商品名に掲げたいという企業も一定数いますが、その時は「なぜフェムテックと入れたいのか?」「それは本当に消費者にとって有意義か?」を問うことが重要です。

フェムテック事業の継続には
会社全体で課題解決を目指す姿勢が必要

ワードのインパクトと、売り上げという形で結果がついてくるかどうかは別の問題です。その事業に参入することで得られる副次的な効果(投資効果)を含めて、社内の説得および期待値調整を行い、長い目で見て取り組む意識が欠かせません。

既存事業の延長線でアパレルメーカーが吸水ショーツを作ったり、化粧品メーカーがフェムケアアイテムを打ち出したりすることは、企業にとっては参入障壁が低く、実際に事例としても多く見られます。しかし結局は社内でその取り組み価値が真に理解されていなければ、表面上の数字がついてこないとすぐに事業は打ち切られてしまいます。その企業や担当者にとっては、「フェムテックは売れないので意味がない」という印象になってしまうでしょう。

「売れる」にはさまざまな要因が絡みあいます。競合の出現による価格競争、法規制の整備、ニーズを捉えたモノづくり、景気、消費者のリテラシー……。ビジネスを継続する上でどうしても売上は必要ですが、市場そのものが育ち切っていない今、フェムテック事業に参入するには、綿密な計画が欠かせません。

現在多くの企業が女性活躍の方針を掲げる中で、本質的な課題解決を目指しながらフェムテックに取り組むことは、他事業を含めた会社全体に大きなインパクト与えることができるはずです。3年後、5年後を見据えて、今どれだけ本質的な種まきができるか。ブームに乗りたいという気持ちだけでは超えられない、真剣な眼差しと市場を見極める力が、今企業には問われています。

実際に一足早く大きな転換点を迎えている企業もあります。伊藤忠商事のように経営者層を巻き込んで議論ができている企業では、3年後、5年後を見据えた中期経営計画にフェムテック事業を盛り込んでいます。

フェムテックと掲げることで
本当に必要な人に届かなくなる可能性もある

さて、消費者の間のムードも見ていきましょう。フェムテックは21年に流行語になったものの、自分とはあまり関係がなく、意識が高い人が使うものと認識されてしまうことも。「フェムテック」という言葉を使うことで、かえって解決したい悩みや課題を持つ“本当に必要としている”人に届かなくなってしまう可能性も秘めているのです。

たとえば、店頭で吸水ショーツについて説明すると、「こんな使い方ができるなんて知らなかった」「自分が不便に感じていたことに初めて気づいた」という方も多くいらっしゃいます。生理中の過ごし方は人と共有することが少なく、そもそも解決できると思っていない、不便さを感じながらも言語化できていない場合が多い。だからこそ製品が誕生した背景や、どんな課題を解決したいと思っているかなど、ストーリーを丁寧に伝えていく取り組みが必要です。

2023年のフェムテック市場は“種まき期間”

世間的にブランドのローンチなどフェムテック関連のニュースが取り上げられることは若干減っている印象があるかもしれません。ただし、前述したように当社の売上は右肩上がりに成長しています。企業の取り組み方として大きく変化しているのは、ブームに乗って3ヶ月〜半年でなにか形にしたいという要望ではなく、年単位の時間をかけて、長期に事業開発に取り組む企業が増えたこと。一度フェムテック事業を立ち上げ、その結果を受けて腰を据える形に方向転換している企業もあります。たとえばパラマウントベッドは、睡眠状況を分析する自社のセンサーを用いて睡眠状況を可視化することで、睡眠と女性特有の健康課題の関連性の把握に取り組む事により、フェムテック市場に参入。女性のライフステージにおける健康課題に取り組むために、社内でプロジェクトチームを発足しています。

フェムテックは新たにリーチできるターゲットの広がりや、企業イメージの醸成など、企業にとっての顧客拡大の足がかりにもなります。売上のKPIを持つことも大切ですが、それを持つのであれば、「そもそもその商品は顧客にとって必要なのか?」まで、立ち返らないといけないのです。

実際、ユーザーニーズの調査にもかなりの時間がかかるものです。特にフェムテックでは、簡単なアンケートだけでは消費者が本当に求めているものは見えてきません。欲しいものを聞くのではなく、嫌なことや不便に思っていることから、紐解くことが必要です。その上で、体験していただいたり、実際にサンプルを使ってもらったり、意見を聞くという地道なステップの繰り返しも欠かせません。究極、消費者は端的な答えは持っておらず、だからこそ企業としてソリューションを提供する価値があるのです。産みの苦しみに直面している企業も多いはずです。今年はまさに種まきの一年。1年半〜2年後にはきっと、日本に新たなフェムテックのムーブメントが巻き起こります。

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秋に動き始めたニットは? 「ゾゾタウン」でZ世代が探したアイテム10(2023年9月)

ファッションEC「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で好調なアイテムやショップは? 同サイトの最大顧客層でもあるZ世代顧客の1カ月間の動向を聞いた。デジタルネイティブな20代前半までの層の支持を集めたアイテムは? 「ゾゾコスメ (ZOZOCOSME)」におけるビューティの人気アイテムも気になるところだ。今のトレンドが一目で分かる結果になっている(掲載は全て順不同)。

秋冬の本命トレンドが見え始める9月は、メッシュニット、シャギーニット、ニットポロシャツがランクイン。シャギーは前年から継続で、今年もヒットしそうな予感だ。

【検索数急上昇/トレンドのアイテムカテゴリー10選】

※( )内は前年同期比

伸長要因:
ベーシックアイテムとして親しまれるボーダーロンTは、特にビッグシルエットが人気。レトロ感のあるトラックジャケットは今季も引き続き好調。合わせ方次第でロングシーズン着ることができるシアーシャツ、コーデに存在感をプラスしてくれる柄シャツが大人気。

ニットは、軽い着心地が特徴で、秋にぴったりのメッシュタイプが人気。ふわふわとした質感のシャギーニットは、冬に向けて一着は持っていたいコーデの主役間違いなし。レイヤードスタイルとしても楽しめるニットポロシャツがランクイン。

ゆったりとしたシルエットが特徴のパラシュートパンツがコーデの主役になり、夏だけでなく冬のコーデにもぴったり。さまざまなシーンで履くことができるベーシックなローファーが人気。厚底スニーカーは、カーゴパンツやパラシュートパンツなどと相性の良い。

【好調ビューティアイテム5選】

【好調/人気ショップ10選・順不同】

【9月の取り組み成功事例】

「スプラトゥーン3 ゲソタウン」とコラボしたオリジナルアイテムを9月13日(水)より販売。また、ポップアップイベント「スプラトゥーン3 ゲソタウン×ゾゾタウン ポップアップイベント in シブヤ」を開催し、アイテムの展示や「スプラトゥーン3」の装飾が会場全体に施されたイベントは行列ができるほどの盛況。「おぱんちゅうさぎ」とコラボし、本企画のために描き下ろされた“真っ黒なおぱんちゅうさぎ”がデザインされたアイテムを販売。インパクトのある真っ黒なおぱんちゅうさぎはSNS上でも話題に。28日に「ゾゾコスメ」に「プラダ ビューティ」がオープンした。

【10月の取り組み】

展覧会「パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展-美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」と「ゾゾヴィラ」がコラボ。ル・コルビュジエやロベール・ドローネーなどの名画を落とし込んだアイテムを3日から販売。TBS系日曜劇場「下剋上球児」とコラボし、劇中に登場する高校野球部のロゴやイメージカラーなどをデザインに落とし込んだアイテムを12日から受注販売。

12日から「PayPay」のミニアプリに「ZOZOTOWN ヤフー店」が新登場し、PayPayアプリ上でファッションアイテムの検索から決済までを行える便利な買い物体験を実現する。

ZOZOの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」のポップアップストア「ゾゾタウン× ジャーナルスタンダード 千葉」を14〜31日に「ジャーナルスタンダード ペリエ千葉」で開催。

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タカラベルモントが“床に足が着くセット椅子”でグッドデザイン賞を受賞

タカラベルモントが販売する、ヘアサロンでカットやカラーの施術を行う際に使用するチェアとミラーのシリーズ“スモアメーベル”が、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した。

チェアは基本仕様を見直し、ステップの形態を変えることで、乗り降り時にステップが邪魔になるという長年の課題を解決。足を床に着いて座れるようになり、より寛いで過ごせるようにした。

ミラーはラウンド形状の鏡面を左右非対称にすることで余白が生まれ、優しくゆとりある空間を演出。ミニマルでありながら、さりげなく日常を彩る家具らしさを表現し、温かみや柔らかさのある上質な空間を作れるシリーズになっている。4つ脚と低い座面の椅子、サイズダウンしたミラーで圧迫感を減らし、サロン家具のイメージを一新した。

審査委員は、住宅家具のような軽快さがありながら、サロンが求める安定性と昇降などの機能性が備わったバランスの良いデザインに着目。「椅子単体ではなく、ミラーとテーブルもセットで開発している点は、インテリアを重視する美容室のニーズに応える新たな市場への提案である」と評価した。

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コーセーと花王が化粧品を水性ペンにアップサイクル、「クレしん」母がアンバサダーに選ばれた理由【商品企画担当に読んでほしい記事3選】

この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「商品企画に読んでほしい記事3選」。今回は、コーセーと花王によるメイクアップ化粧品を水性ペンにアップサイクルするプロジェクトや「ベネフィーク」のリブランディング、第一三共ヘルスケアによる「クレヨンしんちゃん」の母、野原みさえのアンバサダー起用を話題にした3つの記事をセレクトした。商品企画担当の皆さんはもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

選者:新関瑠里記者

ライフスタイル、ファッション雑誌の編集者を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。ビューティ領域で小売りと国産メーカーを中心に担当する。

【記事1】
コーセーと花王が役目を終えたメイク品を水性ボールペンにアップサイクル
啓発イベント共催も

コーセーと花王は、両社の研究所における品質追求・品質 管理の過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を水性ボールペン「スミンクアートペン」にアップサイクルした。9月から試作を開始し、2024年以降両社が実施する各イベントで提供する予定だ。今後は、「スミンクアートペン」を活用した啓発イベントを共催するなど生活者に向けたサステナビリティ領域での協業した取り組みを推進する。(全文はこちら

【記者のコメント】

それぞれの研究所で品質追求などの過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を、アップサイクルが得意なモーンガータに提供する活動を続けている。第1弾では絵の具として再利用し、イベントで活用。第2弾となる今回は24年秋をめどにモーンガータが商品化を目指してる。サステナは社会全体の理解浸透が必須。生活に浸透する取り組みに期待したい。

【記事2】
資生堂「ベネフィーク」がリブランディング 原点回帰した新“セラム”を発売

資生堂の化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク(BENEFIQUE)」がリブランディングする。新たにブランドコンセプト“肌・からだ・心、すべては美につながっている。この一瞬から、一生揺るがない美しさへ。”を掲げ、第1弾として先行美容液“ベネフィーク セラム”(50mL、1万1000円/レフィル50mL、1万450円※編集部調べ)を10月21日に発売する。(全文はこちら

【記者のコメント】

資生堂は今年、「チェインストア制度」100周年の節目を生かし、化粧品専門店でブランドと店頭活動の両面から“攻め”の戦略に取り組んでいる。9月にはメイクアップブランド「インウイ」を化粧品専門店ブランドとしてリニューアルし、初動は好調と聞く。そこに「ベネフィーク」の新“セラム”を紹介し相乗効果を生み出している。ともにコーポレートカラーの「赤」を取り入れたパッケージで売り場での存在感も一層高まりそうだ。

【記事3】
「クレヨンしんちゃん」の母、野原みさえがインスタ開設なぜ?
第一三共ヘルスケアが語る

アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場するキャラクターの野原みさえが、インスタグラムで公式アカウントを開設したことが話題になっている。プロフィール欄には、第一三共ヘルスケアが取り扱うピュアワセリン“プロペト ピュアベール”(30g、660円/100g、1100円※編集部調べ)のプロモーションとしてアンバサダーを務めていることが記載されている。今後どんな発信をしていくのか、第一三共ヘルスケアの福原陽子PR担当に話を聞いた。(全文はこちら

【記者のコメント】

ピュアワセリン“プロペト ピュアベール”のプロモーションの一環。アニメキャラクターを化粧品のアンバサダーに起用するのは珍しくないものの、今回の事例はまれだ。国民的知名度のあるキャラクターが前触れもなく“個”で登場し、瞬く間に話題をさらった。今後はTVCMなども控えており、商品紹介の投稿も増やしていく方針であるが、“サイレント”なプロモーション活動に注目したい。

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コーセーと花王が化粧品を水性ペンにアップサイクル、「クレしん」母がアンバサダーに選ばれた理由【商品企画担当に読んでほしい記事3選】

この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事の中から、編集部の記者が独自のテーマで記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「商品企画に読んでほしい記事3選」。今回は、コーセーと花王によるメイクアップ化粧品を水性ペンにアップサイクルするプロジェクトや「ベネフィーク」のリブランディング、第一三共ヘルスケアによる「クレヨンしんちゃん」の母、野原みさえのアンバサダー起用を話題にした3つの記事をセレクトした。商品企画担当の皆さんはもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

選者:新関瑠里記者

ライフスタイル、ファッション雑誌の編集者を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。ビューティ領域で小売りと国産メーカーを中心に担当する。

【記事1】
コーセーと花王が役目を終えたメイク品を水性ボールペンにアップサイクル
啓発イベント共催も

コーセーと花王は、両社の研究所における品質追求・品質 管理の過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を水性ボールペン「スミンクアートペン」にアップサイクルした。9月から試作を開始し、2024年以降両社が実施する各イベントで提供する予定だ。今後は、「スミンクアートペン」を活用した啓発イベントを共催するなど生活者に向けたサステナビリティ領域での協業した取り組みを推進する。(全文はこちら

【記者のコメント】

それぞれの研究所で品質追求などの過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を、アップサイクルが得意なモーンガータに提供する活動を続けている。第1弾では絵の具として再利用し、イベントで活用。第2弾となる今回は24年秋をめどにモーンガータが商品化を目指してる。サステナは社会全体の理解浸透が必須。生活に浸透する取り組みに期待したい。

【記事2】
資生堂「ベネフィーク」がリブランディング 原点回帰した新“セラム”を発売

資生堂の化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク(BENEFIQUE)」がリブランディングする。新たにブランドコンセプト“肌・からだ・心、すべては美につながっている。この一瞬から、一生揺るがない美しさへ。”を掲げ、第1弾として先行美容液“ベネフィーク セラム”(50mL、1万1000円/レフィル50mL、1万450円※編集部調べ)を10月21日に発売する。(全文はこちら

【記者のコメント】

資生堂は今年、「チェインストア制度」100周年の節目を生かし、化粧品専門店でブランドと店頭活動の両面から“攻め”の戦略に取り組んでいる。9月にはメイクアップブランド「インウイ」を化粧品専門店ブランドとしてリニューアルし、初動は好調と聞く。そこに「ベネフィーク」の新“セラム”を紹介し相乗効果を生み出している。ともにコーポレートカラーの「赤」を取り入れたパッケージで売り場での存在感も一層高まりそうだ。

【記事3】
「クレヨンしんちゃん」の母、野原みさえがインスタ開設なぜ?
第一三共ヘルスケアが語る

アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場するキャラクターの野原みさえが、インスタグラムで公式アカウントを開設したことが話題になっている。プロフィール欄には、第一三共ヘルスケアが取り扱うピュアワセリン“プロペト ピュアベール”(30g、660円/100g、1100円※編集部調べ)のプロモーションとしてアンバサダーを務めていることが記載されている。今後どんな発信をしていくのか、第一三共ヘルスケアの福原陽子PR担当に話を聞いた。(全文はこちら

【記者のコメント】

ピュアワセリン“プロペト ピュアベール”のプロモーションの一環。アニメキャラクターを化粧品のアンバサダーに起用するのは珍しくないものの、今回の事例はまれだ。国民的知名度のあるキャラクターが前触れもなく“個”で登場し、瞬く間に話題をさらった。今後はTVCMなども控えており、商品紹介の投稿も増やしていく方針であるが、“サイレント”なプロモーション活動に注目したい。

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勢いに乗るロンドン若手はこの3ブランド 英国経済の厳しさに創造性で立ち向かう

ファッションブランドにとって、クリエイションとビジネスの両立は永遠の課題だ。“若手デザイナーのゆりかご”として知られるロンドンは、セント・マーチン美術大学やロンドン・カレッジ・オブ・ファッション、ウエストミンスター大学などの名門校から新しい才能を毎シーズン輩出している。卒業コレクションやデビューコレクションは業界でも注目を集めてはいるものの、独立してショーを行うとなると膨大な資金が必要になる。特に現在のイギリス経済はEU離脱から3年が経ち、厳しいインフレが続いているため、これまで以上に苦しい状況下といえるだろう。

ロマンチックかつセンシュアルなデザインに定評のある「ディラーラ フィンディコグルー(DILARA FINDIKOGLU)」は、予定していたショーを資金不足でキャンセル。2021年に「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE以下、LVMHプライズ)」を受賞した「ネンシ ドジャカ(NENSI DOJAKA)」や、22年度グランプリ「エス・エス・デイリー(S.S. DALEY)」といった注目の若手デザイナーもショー開催を見送っており、ショー形式で発表を継続することの厳しさを物語っていた。

ロンドンは他都市に比べてデザイナーをサポートする支援プログラムが充実しているが、新鮮なクリエイションを発表し続けながら、ビジネスを軌道に乗せるまでには時間がかかるのが現実。かつてはロンドン・ファッション・ウイークの目玉ブランドだった「クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)」は今年6月に経営破綻に直面し、身売り先を探しているという報道もあった。

ここでは、ビジネスとクリエイション、それぞれの斬新なアプローチで注目を集めるブランドの最新コレクションを紹介する。

「チョポヴァ ロウェナ」

“カラビナスカート”が大ヒット
最も勢いに乗るデュオ

2024年春夏シーズンのロンドンで一番の熱気を感じたのが、「チョポヴァ ロウェナ(CHOPOVA LOWENA)」のショーだった。デザイナーはブルガリア生まれ、米ニュージャージー州育ちのエマ・チョポヴァ(Emma Chopova)とイギリス・サマセット出身のローラ・ロウェナ(Laura Lowena)のデュオで、ブルガリアのルーツを生かしたフォークロアと、イギリスらしいパンクの要素をミックスさせたデザインで人気を博している。

20年には「LVMHプライズ」のファイナリストに選ばれた「チョポヴァ ロウェナ」だが、17年のデビュー当初から順風満帆だったわけではない。米「WWD」のインタビューでは、英国ファッション協議会(British Fashion Council以下、BFC)による若手デザイナー支援プログラム「ニュージェン(NEWGEN)」や、若手デザイナーの合同ショープログラム「ファッションイースト(FASHIONEAST)」に応募するも、審査が通らなかった過去を明かしている。しかし、アイコニックな“カラビナスカート”がセレブリティーに着用され、バズを起こすと、販売店舗はマッチズファッション(MATCHESFASHION)やエッセンス(SSENSE)、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)などを含む世界約40店舗に広がった。経営には定年退職したデザイナーたちの両親が携わっており、日々数字に向き合いながら、独自のクリエイションに向き合える環境が整ったそうだ。

今季はBFCによる支援プログラム「ファッション トラスト(The BFC Fashion Trus)」のサポートを受けて、23年春夏から3シーズン連続となるランウエイショーを発表。ショー会場にはブランドの服をまとったインフルエンサーや関係者が集まっていた。

スケートパークを舞台にした24年春夏コレクションは、イギリス南西部のコーンウォールで5月に行われる伝統的な祭りヘルストン フローラデイ フェスティバル(Helston's Flora Day festival)を着想源にし、その祭りの題材となっている悪魔や天使、人魚などをモチーフに使用した。日本からはモトーラ世理奈がランウエイを歩いた。今季はブランド初のバッグを発表したほか、「アグ(UGG)」とのコラボレーションブーツも登場。疾走感のある力強いショーで、注目度の高さに応える完成度だった。

「モワローラ」

カニエ・ウェストも注目する
過激でセクシーなスタイル

「チョポヴァ ロウェナ」と同日同時刻に、オフスケジュールでショーを開催したのが、「モワローラ(MOWALOLA)」だ。ナイジェリア出身でロンドンを拠点に活躍するモワローラ・オグンレシ(Mowalola Ogunlesi)による、セクシーで奇抜なデザインを強みしたロンドンで勢いのあるブランドの一つだ。20年春夏シーズンまで「ファッションイースト」に参加し、その後は単独ショーの発表を開始。世界で約50店舗の取り扱いがあり、日本でもGR8やリステア(RESTIR)、ザ フォーアイド(THE FOUR-EYED)など8店舗に並ぶ。

デザイナーのオグンレシは、過去にカニエ・ウェストことイェ(Ye)が手掛ける「イージー ギャップ(Yeezy Gap)」のデザインディレクターを務めていた経歴もある。今季のフロントローにはイェと妻のビアンカ・センソリ(Bianca Censori)の姿もあり、ショーではイェの新曲も披露された。

今季のインスピレーション源は、映画界の鬼才デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg)監督による映画「クラッシュ(Crash)」(1996年)だ。自動車事故をきっかけに倒錯的セックスにのめりこむようになった男女の姿を描き、センセーションを巻き起こした作品だ。ファーストルックは、ボクシングウエアで知られる「エバーラスト(EVERLAST)」のパロディーロゴをのせたシルバードレスで、イリーナ・シェイク(Irina Shayk)がまとった。

ショーでは、日本のアダルト漫画風イラストをのせたトップスやローウエストのボンテージパンツ、マイクロミニスカートなど、映画をほうふつとさせる過激なルックが並ぶ。人気スタイリストのロッタ・ヴォルコヴァ(Lotto Volkova)によるフェティッシュなスタイリングも功を奏していた。引き続き人気のあるY2Kや90年代を感じさせるスタイルとセンシュアルなムードは、セレブリティーや若い世代の支持を集めそうだ。

「パオロ カルザナ」

業界から注目を集める新星
初のウィメンズにも挑戦

最後は、22年にデビューした英ウェールズ出身のパオロ・カルザナ(Paolo Carzana)による「パオロ カルザナ」だ。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MCQUEEN)」の創業者リー・アレキサンダー・マックイーンが立ち上げた、アーティストやデザイナーを支援するサラバンド財団(Sarabande Foundation)のサポートを受けるブランドだ。これまでにBFCとケリングからサステナビリティの奨学金、LVMHグランプリ奨学金などを受けた実績があり、現在はBFCの「ニュージェン」の支援も受けている。

カルザナはウェストミンスター大学で学んだ後、セント・マーチン美術大学で修士号を取得した。大学在学中には、「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」と「ヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)」でインターンを経験している。

「パオロ カルザナ」が強みにするのは、植物由来やリサイクル、オーガニックなどといったサステナビリティに配慮したデザインである。これまでメンズウエアのみの発表だったが、3シーズン目となった今季は初のウィメンズを披露した。デザイナーがハンドメードで作った16ルックは、体を包み込むように布を巻きつけたドレスや、立体裁断で作った彫刻的なブラウスとパンツのセットアップなど。このコレクションは、21年に事故死したスコットランド出身のミュージシャンで音楽プロデューサーのソフィー(SOPHIE)と、最近亡くなったというカルザナの友人の母親の2人に捧げており、その喪失感や人生の儚さを感じさせる内容だった。

ノスタルジックな美しさがあり、独創的な世界観を放つ「パオロ カルザナ」は、現在はマシーンA(Machine-A)1軒のみの取り扱いである。新しい才能がビジネス面でもどのように成長していくかに、これからも注目したい。

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「トートバッグ以外も知ってほしい」 「ビューティフルピープル」がジーユーと組んだ理由

「ジーユー(GU)」は11月3日、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」とのコラボコレクション第2弾を全国の店舗とオンラインストアで発売する。「ビューティフルピープル」は、デザイナーの熊切秀典が文化服装学院時代の同級生らと2007年にブランド開始。“大人のための子ども服”として企画したキッズシリーズのライダースジャケットやトレンチコートが早々にヒットし、瞬く間に東京コレクションの看板ブランドに駆け上がった。17-18年秋冬シーズン以降はパリに発表の場を移し、それから5年超。「ジーユー」とのコラボについてや、パリに出て感じたことを熊切に聞いた。

WWD:3月に発売した「ジーユー」とのコラボ第1弾に続き、今秋第2弾を発売する。改めて、「ジーユー」と協業に至った経緯は。

熊切秀典「ビューティフルピープル」デザイナー(以下、熊切):第1弾も第2弾も、僕らの方から「ジーユー」にコラボをオファーしました。「ビューティフルピープル」は若い世代にとっては特に、トートバッグのブランドというイメージが強くなっていて、洋服を作っているブランドだという印象が弱まっている。そこを変えたかったというのがコラボを依頼した一番のきっかけです。

トートバッグは、僕が電車に乗ったら前に座っていた方が持っていたということもありました。それは非常にありがたいこと。ただ、ブランド本来の姿ではなく、トートバッグという商品1点だけで認知が広がっていくということには歯がゆい思いもありました。当初トートバッグは、お店に来たお客さまが洋服を買って、「これもかわいいから買っていこう」と一緒に買っていただくといった想定で企画した商品です。けれど人気になり過ぎてしまって、トートバッグ自体が目的になっていた。「ビューティフルピープル」といえば、昔は(パターンメーキングの工夫によって大人も着られるようにした)キッズサイズのライダースジャケットなどのイメージが先にあったと思います。トートバッグだけでなく、そういった面白いモノ作りの考え方の部分も幅広く伝わっていけばいいなという思いが(コラボを依頼した背景に)あります。

WWD:コラボの相手に「ジーユー」を選んだ理由は。「ユニクロ(UNIQLO)」なども候補としては考えたのか。

熊切:(他ブランドよりも)「ジーユー」だと更にいいなと思っていました。「ジーユー」というブランド名や、その由来となった自由という言葉がすごく好きだというのが第一の理由です。固定観念やつまらない考え方から自由になるということを、「ビューティフルピープル」としても非常に大切にしてきました。コラボのオファーをしたのは、ちょうど服の着方の既成概念から自由になる、といった考え方でコレクションを作っていた時期です。服の上下を入れ替えても着用できる“ダブルエンド”や、前後左右や上下、裏表を入れ替えて複数通りの着方を楽しめる“サイドC”といったパターンメーキングがそれです。また、「ジーユー」は最も低価格帯のブランドだというイメージも僕にはあって、そこで挑戦をしてみたいと思っていました。

コラボをきっかけにVIP顧客に

WWD:コラボ第1弾の反響は。

熊切:コラボをきっかけに「ビューティフルピープル」を知り、今ではVIP顧客になってくださったお客さまもいます。コラボの後は「ビューティフルピープル」のインラインでも(コラボで人気アイテムとなった)ジャージがよく売れて、単純にコラボは安いから買う、というわけではないんだなと感じました。ファン層が広がったことは、まさに僕らが狙っていた通りです。

また、「ジーユー」から多くのフィードバックをもらったことで、マーケティングとして非常に勉強になりました。例えば、“大人のための子ども服”のライダースジャケットは、ブランドとして15年間作り続けていますが、第1弾ではそれよりもジャージなどのアイテムの方が動きがよかった。今の若い子たちはファッションに目覚めた当初からオーバーサイズがはやっていて、“大人のための子ども服”のサイズ感では小さ過ぎるんだと思います。一方で、1.5足組のソックス(注:両足+1足組)はすぐに完売して、そういった既成概念を壊すといったブランドの個性の部分はしっかり面白がってもらえるんだという手応えがありました。

WWD:大手小売りとデザイナーズブランドとのコラボでは、元々のブランドファンから「コラボしてほしくない」といった声も必ず出るものだが。

熊切:そういう声もあったとは店頭スタッフから聞いています。ただ、インラインとコラボは別物だと捉えてくださっているお客さまが多く、特にコラボをしたことでのマイナスは感じていません。コラボコレクションの考え方として、(インラインの焼き直しなどではなく)もう一個別のコレクションを作るという意識で作っています。「ビューティフルピープル」のコレクションが通常は年4回のところ、23年は5回、6回になったといったイメージ。デザインの組み立て方、考え方はインラインと同じですが、商品そのものは今までやったことのないものを作っているということです。その結果、インラインの商品もコラボも、両方着てくださっている顧客の方も多いです。

WWD:インライン、コラボ共通で、具体的にどのようにデザインを組み立てているのか。

熊切:「インターネットにないものを探す」ことが近年は大きなテーマになっています。それでコラボ第2弾では、ブランドメンバーの思い出の写真を出発点にしました。僕と戸田(昌良パタンナー)が文化の学生だった頃、同級生の実家を訪ねて博多に遊びに行ったときの写真もその一枚。冬なのに当時はみんなすごく薄着で、すごくかっこよかったんです。あと、若林(祐介 営業担当)が文化を卒業した後に配線の仕事をしていた時期があって、そのワークスタイルもインスピレーション源になっています。どれもエモいんだけど、エモさの中で(今の時代に合わせて)何を新しくすべきか、何が必要かというのを考えていく。シルエットやバランスを見ながら試行錯誤を繰り返していく大変な作業ですが、それを経るからこそどこかで見たことがあるようで見たことがないものに仕上がる。一見カジュアルなのに、着るとカジュアルではないといったアイテムはこのように作っています。

WWD:「インターネットにないものを探す」は、今の時代の多くのデザイナーにとって悲願なのではと思う。

熊切:インターネットにないものでなければ、作る意味はないというのが僕らの今の考え方。それを追いかけています。そうはいっても、企画チームの子たちはきっかけになる何かが必要みたいで、最初はネットサーフィンもしちゃうんですけど。僕も全くネットを見ないかといったらそんなことはありません。SNSを見るのは大好き。でも、実はスマートフォンは持っていなくて、ここ10年ほどiPadしか持っていません。だから、安全なWi-Fiにつながるカフェぐらいでしかネットは見ない。スマホを持ってしまうと、どうしてもそういうもの(ネット上の情報)に自分が影響を受けてしまう。人と違うことをするためには、人と違うことをやんなきゃなっていう考えで、ストイックに追い込んでみたんです。

「燃え尽きたと感じる部分があった」

WWD:17-18年秋冬シーズンから発表の場をパリに移した。それにより、デザインする上で変わった部分もあるか。

熊切:パリは去年の10月に発表した23年春夏をもって、プレゼンテーションを一旦休止しています。パリでの展示会は続けていますが、23-24年秋冬、24年春夏と現状はプレゼンを休んでいて、次は24年6月のメンズシーズンでパリに戻ろうかなと考えています。ウィメンズに関しては、ちょっと燃え尽きたなと感じる部分があって。“ダブルエンド”や、1つのアイテムで複数通りの着方を提案する“マルチプリシティー”のパターンを発表した後、それ以上のパターンの発展形って何かあるのかなと悩んでしまいました。男女の境界や時代の境界といったあらゆるボーダーを超えて共存するようなアイデアがパターンで実現できたと感じたし、22年春夏コレクションの一部がニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されるというビッグニュースもありました。頑張ってきてよかったなという達成感と共に、次に何をやろうか考えてしまったんです。

WWD;パリで発表するようになって以降は、それまでに比べて非常にコンセプチュアルになったとも感じていた。

熊切:元々、東京で発表していたころは(パターンの追求以外にも)さまざまな手法で固定観念を超える、ウィットを効かせるといったデザインをしていました。でも、パリで発表するようになって自分の強みは何かと考えた時に、パタンナーだったことに立ち返りました。それでとにかくパターンの追求をしてきたんです。パリコレにカウンターパンチを打ち込みたいという思いもありました。ショーだけのためのコレクションピースではなく、リアルに販売する商品でこれ(パターンを生かしたさまざまな着方の提案)ができるんだぞということを見せたかった。まさにそれができて、やり切ったという気持ちになっていました。次は、東京でやっていたことと、パリのウィメンズで見せてきたことをうまく融合したコレクションを作りたいと思っています。

僕らが作ったパターンの構造の上にお化粧をすることならいくらでもできます。テーマを変えれば何でもできるんです。“ダブルエンド”のパンツだって、その時その時でデニムで作ったり、ミリタリーテイストにしたりといったことならいくらでもできる。それが“時代のムード”というものなのかもしれないですけど、自分としてはそれは何か違う。構造を作ることが僕らのデザインの一番重要な部分なのに、そんな形で継続することに意味はあるのかなと考えてしまいました。

WWD:プレゼンをメンズシーズンに移すのは生産期間の問題なのか(注:ウィメンズはメンズに比べ、プレゼンから実売までの期間が短い)。

熊切:それが一番大きいです。やはり10月と3月にパリコレで発表しても、実売まで3カ月しかないと生産が難しくてオーダーが付きづらい。実際、(メンズの発表時期と同時期にパリで展示会を行う)プレコレクションと、メインコレクションとでは、プレのオーダーの方が多いですから。もちろん、僕らのブランドの立ち位置がそうだということなんでしょうけど。自分の強みを突き詰められたという点で、パリで5年間、ウィメンズをやったことはよかったなと思っています。「ビューティフルピープル」を始める前は僕はずっとメンズを手掛けていましたし、今回の「ジーユー」とのコラボも全てユニセックスで、男女の体の作りの違いを乗り越えたパターン設計にしています。実際に、コラボ第1弾で男性のお客さまが想像よりも多いことも分かりました。発表時期をメンズシーズンに移すのは生産時期というビジネス上の問題ですが、これからはメンズシーズンに(男女の差などの)ボーダーを超えたコレクションを見せていきます。

WWD:07年のブランド設立から17年。今の率直な気持ちや、20周年に向けての思いは。

熊切:今は早くパリに行きたくてしょうがない。メンズシーズンにパリに復帰というのはまだ予定で、これから調整していく部分もあるんですが、6月を待ち遠しく感じています。iPadを見ていると、パリのレストランで撮った写真がリマインドされてくることがありますが、「この料理、美味しかったなあ」とか考えたり。もちろん、パリに行きたい理由はそれだけではありませんが(笑)。20周年に向けての目標もありますが、それについてはまだ非公開。パリと東京で、同時に何か面白い取り組みができたらと考えています。ブランドメンバーのバンド「ザ・ビューティフルピープル」で、またライブもするかもしれません。

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「無印良品」何が変わった?:記者談話室vol.101

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

101回目の今回は「『無印良品』何が変わった?」です。衣食住のあらゆる商品を提供する「無印良品」の服が大きく変わりつつあります。10月には新宿には初の衣料品専門門店がオープン。簡素なデザイン、ナチュラルカラー、天然素材といったイメージが浸透している同ブランドですが、どこに向かおうとしているのでしょうか。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

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