今回のトリプルコラボは、「ナイキ」が1998-99シーズンからFCバルセロナのサプライヤーを務め、「パタ」とも長期的な協業を続けてきたことから実現した。コラボコレクションは、世界中に存在するクレ(FCバルセロナのサポーター)のために“世界中のクレ”を意味するスペイン語“Culers del Mon”と名付け、スニーカー“エア マックス プラス(AIR MAX PLUS)”と5型のアパレルを用意。
“エア マックス プラス”は、アッパーのメッシュ素材をFCバルセロナのユニホームのような青とえんじのグラデーションで彩り、サイドのダブルスウッシュにも同様の配色を施した。そして、シュータンのエアーロゴを「パタ」のロゴに置き換え、デュブレにクラブエンブレムをあしらったほか、シューレースチップをサニェーラ(カタルーニャの旗)をほうふつとさせるレッドとイエローのストライプ仕様にし、インソールには“Culers del Mon”をプリントしている。
今回のトリプルコラボは、「ナイキ」が1998-99シーズンからFCバルセロナのサプライヤーを務め、「パタ」とも長期的な協業を続けてきたことから実現した。コラボコレクションは、世界中に存在するクレ(FCバルセロナのサポーター)のために“世界中のクレ”を意味するスペイン語“Culers del Mon”と名付け、スニーカー“エア マックス プラス(AIR MAX PLUS)”と5型のアパレルを用意。
“エア マックス プラス”は、アッパーのメッシュ素材をFCバルセロナのユニホームのような青とえんじのグラデーションで彩り、サイドのダブルスウッシュにも同様の配色を施した。そして、シュータンのエアーロゴを「パタ」のロゴに置き換え、デュブレにクラブエンブレムをあしらったほか、シューレースチップをサニェーラ(カタルーニャの旗)をほうふつとさせるレッドとイエローのストライプ仕様にし、インソールには“Culers del Mon”をプリントしている。
D-Neeコスメティックが今年6月に立ち上げたコスメブランド「3650(san roku go zero)」は11日、11月1日から全国のドラッグストアなどで発売する新商品“3650 マスカラ”の発表会を都内で行った。会場にはドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」などで主演を務め、インスタグラムのフォロワーが1000万人超える韓国の人気女優パク・ミニョン(Park Min-Young)が駆けつけた。
D-Neeコスメティックが今年6月に立ち上げたコスメブランド「3650(san roku go zero)」は11日、11月1日から全国のドラッグストアなどで発売する新商品“3650 マスカラ”の発表会を都内で行った。会場にはドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」などで主演を務め、インスタグラムのフォロワーが1000万人超える韓国の人気女優パク・ミニョン(Park Min-Young)が駆けつけた。
本コレクションは、ドイツ人アーティストのヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)のパフォーマンス“I Love America and America Loves Me”に着想を得ており、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が着たい理想のワードローブとなっている。男女に向け2つのシルエットで構成されている。一つ目は、ブラックデニム、バイカージャケット、ハンドペイントの糸を使用したコットンニットなどに反映されるロックで身体のラインに沿うシルエット。もう一つのシルエットは、マルチカラーニットやユーズドジーンズなど、ボリュームのあるヒッピースタイルを提案。
本コレクションは、ドイツ人アーティストのヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)のパフォーマンス“I Love America and America Loves Me”に着想を得ており、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が着たい理想のワードローブとなっている。男女に向け2つのシルエットで構成されている。一つ目は、ブラックデニム、バイカージャケット、ハンドペイントの糸を使用したコットンニットなどに反映されるロックで身体のラインに沿うシルエット。もう一つのシルエットは、マルチカラーニットやユーズドジーンズなど、ボリュームのあるヒッピースタイルを提案。
ホンマタカシは1962年、東京都生まれ。1999年、写真集『東京郊外』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞を受賞。2011–2012年、個展「ニュー・ドキュメンタリー」(金沢21世紀美術館、東京オペラシティアートギャラリー、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)を開催。著書に『ホンマタカシの換骨奪胎―やって みてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社、2018年)など。作品集に『Tokyo and my Daughter』(Nieves、2006年)、『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK、2016年)、『Looking Through: Le Corbusier Windows』(窓研究所/カナダ建築センター/Koenig Books、2019年)など。また、『Thirty-Six Views of Mount Fuji』(MACK、2023年)、『TOKYO OLYMPIA』(Nieves、2023年)を刊行予定。
三越伊勢丹は、衣料品の製造工程で出る残反(ざんたん)や廃棄予定の古着をファッションブランドやクリエイターと組んで商品化する「ピース de ミライ」の展示・販売を11日から始めた。主要会場である伊勢丹新宿本店では本館1階のポップアップスペース「ザ・ステージ」に商品を並べるほか、通りに面した11面のショーウインドーでも展示する。またファッションを学ぶ学生たちが残反から作った作品も紹介する。24日まで。
昨年春に廃棄予定の「リーバイス」のジーンズを材料にしてさまざまな商品を提案した「デニム de ミライ」に続くアップサイクルプロジェクトの第2弾。今回はデニムだけでなく、英テキスタイル「リバティ・ファブリックス」、デンマークのテキスタイルメーカー「クヴァドラ」、尾州産地(愛知県)の毛織物、フィンランドの「マリメッコ」から残反の提供を受け、バリエーション豊富な商品を展開する。前回同様、阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維の店舗でも販売される。「アンリアレイジ」「3.1 フィリップ リム」「サルバム」「サンヨーコート」「タロウ ホリウチ」など50のブランドおよびクリエイターがアパレル、シューズ、バッグ、ぬいぐるみ、アートなど一点物のアップサイクル品を制作した。
三越伊勢丹は、衣料品の製造工程で出る残反(ざんたん)や廃棄予定の古着をファッションブランドやクリエイターと組んで商品化する「ピース de ミライ」の展示・販売を11日から始めた。主要会場である伊勢丹新宿本店では本館1階のポップアップスペース「ザ・ステージ」に商品を並べるほか、通りに面した11面のショーウインドーでも展示する。またファッションを学ぶ学生たちが残反から作った作品も紹介する。24日まで。
昨年春に廃棄予定の「リーバイス」のジーンズを材料にしてさまざまな商品を提案した「デニム de ミライ」に続くアップサイクルプロジェクトの第2弾。今回はデニムだけでなく、英テキスタイル「リバティ・ファブリックス」、デンマークのテキスタイルメーカー「クヴァドラ」、尾州産地(愛知県)の毛織物、フィンランドの「マリメッコ」から残反の提供を受け、バリエーション豊富な商品を展開する。前回同様、阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維の店舗でも販売される。「アンリアレイジ」「3.1 フィリップ リム」「サルバム」「サンヨーコート」「タロウ ホリウチ」など50のブランドおよびクリエイターがアパレル、シューズ、バッグ、ぬいぐるみ、アートなど一点物のアップサイクル品を制作した。
「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は10月14〜20日、サザビーリーグ子会社のファッションブランド「メゾン スペシャル(MAISON SPECIAL)」とコラボレーションし、ポップアップイベント「MAISON SPECIAL x UZU 『NEW BASICS』 Collaboration with emiNagi」を開催する。
「ビルケンシュトック」は、1774年にヨハン・アダム・ビルケンシュトック(Johann Adam Birkenstock)が教会の公文書に「臣民の靴職人」と登録されたことを起源とする、250年近い歴史を持つシューズブランド。1896年には柔軟性のあるインソールを発売し、その後も医療用サンダルなど足の健康を守る機能性や履きやすさを重視した商品を主力としている。2021年2月には、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)系の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)と、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)の一族の投資会社フィナンシエール アガシュ(FINANCIERE AGACHE)に過半数株式を売却した。
「ビルケンシュトック」は、1774年にヨハン・アダム・ビルケンシュトック(Johann Adam Birkenstock)が教会の公文書に「臣民の靴職人」と登録されたことを起源とする、250年近い歴史を持つシューズブランド。1896年には柔軟性のあるインソールを発売し、その後も医療用サンダルなど足の健康を守る機能性や履きやすさを重視した商品を主力としている。2021年2月には、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)系の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)と、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者(CEO)の一族の投資会社フィナンシエール アガシュ(FINANCIERE AGACHE)に過半数株式を売却した。
アマゾンにとって、ファッション分野の強化は長年の懸案事項だ。下着などの消耗品やベーシックな衣料品をアマゾンで購入する消費者も多いため、アパレル分野でもかなりの売り上げがあると推測されるが、よりファッション性の高い商品やラグジュアリーアイテムでは長年にわたって試行錯誤を繰り返している。2020年9月には、ラグジュアリーブランドを取り扱うアプリ「ラグジュアリーストア(Luxury Stores)」をオープン。その第1弾として「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」が参加しているものの、その後はめぼしいラグジュアリーブランドを獲得できていない。
なお、20年1月の時点で、アマゾンはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下ブランドにも出店を打診したが、すげなく断られたという臆測が広まっていた。これに対し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOは当時のアナリスト向けの決算説明会で、「そうした大手プラットフォームから何度か打診を受けたが、そのたびに断っている」と話している。
アマゾンにとって、ファッション分野の強化は長年の懸案事項だ。下着などの消耗品やベーシックな衣料品をアマゾンで購入する消費者も多いため、アパレル分野でもかなりの売り上げがあると推測されるが、よりファッション性の高い商品やラグジュアリーアイテムでは長年にわたって試行錯誤を繰り返している。2020年9月には、ラグジュアリーブランドを取り扱うアプリ「ラグジュアリーストア(Luxury Stores)」をオープン。その第1弾として「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」が参加しているものの、その後はめぼしいラグジュアリーブランドを獲得できていない。
なお、20年1月の時点で、アマゾンはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下ブランドにも出店を打診したが、すげなく断られたという臆測が広まっていた。これに対し、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOは当時のアナリスト向けの決算説明会で、「そうした大手プラットフォームから何度か打診を受けたが、そのたびに断っている」と話している。
西川CEO:プロジェクトの参加者には、食品トレーをスーパーに持参する感覚で着なくなった衣類を回収拠点に持ってきてもらう。回収後は当社で仕分けをしたのち、リサイクルが難しいものは専用プラントで水素化する。アパレル商品はボタンやファスナーなど、付属品が多く分解する作業が手間だったが、私たちはそれらをそのまま裁断機にかけて1 0 c m ×10 c m程度の大きさにしたのち、プラントでガス化する。ガス化とは、燃やさずに燻製のような手法で煙を抽出する手法だ。煙は一酸化炭素と水素で構成されるため、そこから水素を取り出すという仕組みだ。水素は再生可能エネル ギーとして協力企業に活用してもらう。一方の一酸化炭素は二酸化炭素にして、ドライアイスなどに使用する。今回であればオーパの飲食テナントにも炭酸ガスとして使ってもらうこともできる。古着の回収量から、どれだけ再エネ化できたか、焼却処分した場合と比較してどれだけ CO 2排出量 に削減したかといったエビデンスも提供で きる。来年の4月からは、プロジェクトの協 力企業に向けて環境貢献度が見える事前サービスを開始する予定だ。
西川CEO:プロジェクトの参加者には、食品トレーをスーパーに持参する感覚で着なくなった衣類を回収拠点に持ってきてもらう。回収後は当社で仕分けをしたのち、リサイクルが難しいものは専用プラントで水素化する。アパレル商品はボタンやファスナーなど、付属品が多く分解する作業が手間だったが、私たちはそれらをそのまま裁断機にかけて1 0 c m ×10 c m程度の大きさにしたのち、プラントでガス化する。ガス化とは、燃やさずに燻製のような手法で煙を抽出する手法だ。煙は一酸化炭素と水素で構成されるため、そこから水素を取り出すという仕組みだ。水素は再生可能エネル ギーとして協力企業に活用してもらう。一方の一酸化炭素は二酸化炭素にして、ドライアイスなどに使用する。今回であればオーパの飲食テナントにも炭酸ガスとして使ってもらうこともできる。古着の回収量から、どれだけ再エネ化できたか、焼却処分した場合と比較してどれだけ CO 2排出量 に削減したかといったエビデンスも提供で きる。来年の4月からは、プロジェクトの協 力企業に向けて環境貢献度が見える事前サービスを開始する予定だ。
コンデナスト・ジャパンの「GQ JAPAN」は9月29日、石田潤「GQ JAPAN」ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントが就任し、コンテンツをリニューアルした2023年11月号を発売した。本号は「ART TALK アートの話をしよう」と題し、表紙にはアートに造詣の深いBTSリーダーのRMを起用。現代芸術作家の杉本博司との対談などを届け、TOKYO NEW GENTLEMENの知的好奇心の喚起を狙う。新生「GQ JAPAN」は、ファッションやビューティをどう伝え、拡大するトピックスや発信手段にどう向き合うのか?また、TOKYO NEW GENTLEMENとはどんな男性像なのか?石田ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントに聞いた。
メンズ誌の王道の責任者が 女性というのも、 「今の時代らしい」
石田潤「GQ JAPAN」ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント PROFILE:(いしだ・じゅん)「流行通信」(現INFASパブリケーションズ)でキャリアをスタートし、29歳の時に編集長に就任。大胆なリニューアルを行い、注目を集めた。2004年、日経コンデナスト(現コンデナスト・ジャパン)に「ヴォーグジャパン」エグゼクティブ・ファッション・フィーチャー・エディターとして入社して、村上隆や杉本博司、草間彌生らをフィーチャーした企画を担当。また、複数のラグジュアリーブランドとのプロジェクトも手掛けた。その後、「ヴォーグオム ジャパン」のエグゼクティブ・ファッション・フィーチャー・エディターを務め、10年には自身の会社を設立して独立。「カーサブルータス」や「ティー ジャパン:ザ・ニューヨーク・タイムズ・スタイル・マガジン」でコントリビューティング・エディターを務め、書籍「sacai A to Z」(リッゾーリ社)の編集も手掛けたPHOTO:YASUTOMO EBISU
WWDJAPAN(以下、WWD):「GQ JAPAN」の編集トップに就任した経緯は?
石田潤「GQ JAPAN」ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント(以下、石田):昨年秋に、(コンデナスト・ジャパンの)北田(淳)社長と久しぶりにゆっくり話す機会があり、このポジションにふさわしい人物を探されていることを知りました。正直最初は、「女性の私に、メンズメディアのトップが務まるのだろうか?」とも思ったんです。その後「GQ JAPAN」が開催する「GQ MEN OF THE YEAR 2022」で、「GQ」のウィル・ウェルチ(Will Welch)=グローバル・エディトリアル・ディレクターに会って、「新しい『GQ JAPAN』を作ってみない?」と誘われたんです。以降、「これまでと違うものを目指しているなら」と考えるようになりました。「GQ JAPAN」は、メンズ誌の王道。その責任者が女性というのも、「今の時代らしい」と思えるようになって決断しました。
WWD:新しい「GQ JAPAN」とは?
石田:まずは「GQ」の原点に立ち返り、それをアップデートしたいとシンプルに考えています。「GQ」とは元来「Gentlemen’s Quarterly(ジェントルマンの季刊誌)」という意味。ジェントルマンに向けたメディアだから、「新しいジェントルマンって、どんな人だろう?」「そんなジェントルマンは、何を求めているんだろう?」と考え、ルーツを踏まえつつ、今の東京にふさわしいジェントルマン像を提案していきたいという意味を込め、「TOKYO NEW GENTLEMEN」というコンセプトを定めました。
その上で東京のジェントルマンは、世界中の男性よりも「旧来の男らしさにとらわれない」多様性を持っています。私は「ヴォーグオム ジャパン(VOGUE HOMME JAPAN)」(2008年9月に創刊)の立ち上げに関わりましたが、当時から東京のジェントルマンは、「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」で川久保玲さんが提案したようなメンズのスカートを違和感なく受け入れていました。ことにファッションにおいては、東京のジェントルマンが体現するスタイルは常に開かれていて、だからこそマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)やキム・ジョーンズ(Kim Jones)ら数多くのクリエイターは幾度となく来日し、東京のストリートを歩くメンズのスタイルに影響を受けクリエイションを進化させてきたと思います。ハイ&ローの組み合わせや、ファッションとカルチャーの融合もいち早く、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)らフロントランナーは、その先進性を面白がっている。そして興味の範囲はファッション、時計や車のみならず、アート、デザイン、食、旅行、ビューティへと広がっている。こうして常に未知の世界を知ろうとし続ける「TOKYO NEW GENTLEMEN」に世界各国の「GQ」が生み出すコンテンツを届けたいと思っています。
石田:グローバル化はさらに進んでいます。今は各国のヘッドがオンラインでつながる企画会議が頻繁です。米英のコンテンツをリフトするだけでなく、各国の「GQ」のコンテンツはテーマに見合えば積極的に取り入れます。もちろん、「GQ JAPAN」のコンテンツも世界に広がっていきます。ウィルも日本に注目しており、「日本から、どんどん発信してほしい」とも言われます。企画段階から「どこが?」「何を?」を共有し、コンテンツの相互提供を加速させています。例えば各国の「GQ」チームが新たに取り組む、「GQ HYPE」というデジタルに特化したプロジェクトでは、「GQ JAPAN」は8月、米津玄師さんを取り上げました。すでに台湾やインドとコンテンツをシェアしています。バイリンガルの「GQ HYPE」の記事は、読者の1割以上、多いときは2割以上が海外からのアクセスです。ローカルコンテンツを深掘りすることでグローバルに楽しまれる「Local could be global.」のムードを感じています。一方、私が「GQ JAPAN」編集部に参加して初めて手掛けた10月号では、グローバルカバーのファレル・ウィリアムス、各国の「GQ」が推薦する若手デザイナーの紹介ページに続けて、「GQ JAPAN」が取材した日本人デザイナーを掲載しました。テーマに応じて、グローバルとローカルを上手く融合させていきます。
そうした中、複数の海外メディアによれば、「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(BERSHKA)」などを運営するインディテックス(INDITEX)は、イスラエル国内にある約80店を一時休業しているという。従業員の安否も現時点では不明のようだ。また、H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)やイケア(IKEA)の店舗も、やはり一時休業しているという。
デルタ航空(DELTA AIR LINES)やユナイテッド航空(UNITED AIRLINES)など米国の主要な航空会社や、欧州のルフトハンザドイツ航空(LUFTHANSA)やエールフランス航空(AIR FRANCE)なども、イスラエル発着便の運航を停止している。
カディ:"MEMBERS OF THE RAGE"は元々、俺が作りたい映画のタイトルだった。このタイトルはファッションだけじゃなく、レコードとか、いろんなプロジェクトで使っている。"THE RAGE"は、"怒り"(直訳すると「怒りを持っているメンバー」という意味)。現状に不満を抱えている人々にも、勇気を出して一歩を踏み出してもらいたい。そういうメッセージを伝えたくて、このタイトルを選んだ。
ウィメンズラインを手掛ける双子のローラ&ディアナ・ファニング(Laura and Deanna Fanning)が今季見せたのは、ひねりが効いたパターンやカッティング、色使いで作り上げる独特なスタイルを探求しながらも、これまでよりもエレガントに仕上げたコレクション。“バイアスカットの女王”マドレーヌ・ヴィオネ(Madelaine Vionnet)から着想を得たというドレープを生かしたシルキーなドレスやトップスが象徴的ですが、ランダムな切り替えでカラーブロッキングを施したり、ファスナーをあしらったりすることで“らしさ”を盛り込んでいます。そこに合わせた細身のパンツも、複雑なパターンで布がうねりながらドレープを描くデザイン。そのほかにもカーディガンの上下と前後をひっくり返したようなプレイフルなボーダーニットや、ファスナー開閉でシルエットに変化をもたらすトレンチコートやブルゾンなど、スタイリングしがいのあるアイテムがそろいます。半年後に若者たちがどんなふうにリアルに落とし込むのかが楽しみになるショーでした。
ウィメンズラインを手掛ける双子のローラ&ディアナ・ファニング(Laura and Deanna Fanning)が今季見せたのは、ひねりが効いたパターンやカッティング、色使いで作り上げる独特なスタイルを探求しながらも、これまでよりもエレガントに仕上げたコレクション。“バイアスカットの女王”マドレーヌ・ヴィオネ(Madelaine Vionnet)から着想を得たというドレープを生かしたシルキーなドレスやトップスが象徴的ですが、ランダムな切り替えでカラーブロッキングを施したり、ファスナーをあしらったりすることで“らしさ”を盛り込んでいます。そこに合わせた細身のパンツも、複雑なパターンで布がうねりながらドレープを描くデザイン。そのほかにもカーディガンの上下と前後をひっくり返したようなプレイフルなボーダーニットや、ファスナー開閉でシルエットに変化をもたらすトレンチコートやブルゾンなど、スタイリングしがいのあるアイテムがそろいます。半年後に若者たちがどんなふうにリアルに落とし込むのかが楽しみになるショーでした。
ウィメンズラインを手掛ける双子のローラ&ディアナ・ファニング(Laura and Deanna Fanning)が今季見せたのは、ひねりが効いたパターンやカッティング、色使いで作り上げる独特なスタイルを探求しながらも、これまでよりもエレガントに仕上げたコレクション。“バイアスカットの女王”マドレーヌ・ヴィオネ(Madelaine Vionnet)から着想を得たというドレープを生かしたシルキーなドレスやトップスが象徴的ですが、ランダムな切り替えでカラーブロッキングを施したり、ファスナーをあしらったりすることで“らしさ”を盛り込んでいます。そこに合わせた細身のパンツも、複雑なパターンで布がうねりながらドレープを描くデザイン。そのほかにもカーディガンの上下と前後をひっくり返したようなプレイフルなボーダーニットや、ファスナー開閉でシルエットに変化をもたらすトレンチコートやブルゾンなど、スタイリングしがいのあるアイテムがそろいます。半年後に若者たちがどんなふうにリアルに落とし込むのかが楽しみになるショーでした。