ユニクロ11月売上高が10%増 「アニヤ・ハインドマーチ」など話題のコラボがけん引

大手専門店の2023年11月度の既存店売上高は、おおむね前年同月を上回った。前半は高温で苦戦したものの、後半は気温の低下に伴い、アウターや防寒衣料に動きが出た。

中でも好調だったのがユニクロだ。国内ユニクロの売上高は10.0%増と3カ月ぶりに前年同月を上回った。既存店客数も6.0%増と8カ月ぶりにプラスに転じた。11月後半から毎年恒例の大型セール「感謝祭」を実施し、ヒットテックやフリースなどの防寒衣料が活発に動いた。また「アニヤ・ハインドマーチ」や「ちいかわ」といった話題性のあるコラボ商品の発売も「売り上げをけん引した」(同社広報)という。

「無印良品」を運営する良品計画も売上高は22.6%増と大幅に伸びた。11月6日まで実施した会員向けセール「無印良品週間」が寄与した。ただ全体をリードしたのは、スキンケアやキッチン用品などの生活雑貨部門で売上高は38.0%増。それに比べると、衣料・雑貨部門の売上高は8.4%増と控えめだった。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」は20日締めのため、高温の影響を受け、売上高は4.3%増にとどまった。こちらも創業70周年のセール「大創業祭」が好調で、アウターや肌着がよく売れた。

アダストリアの売上高は6.2%増だった。ニットや暖かい素材のパンツが男女共に人気で、「グローバルワーク」「ニコアンド」「スタディオクリップ」など主力ブランドに貢献した。

ユナイテッドアローズの売上高は18.2%増と高い伸び率だった。販促キャンペーンが奏功し、アウター、マフラー、手袋など冬物の動きが本格化した。客数も13.1%増と大幅な伸びで、4カ月ぶりにプラスに転じた。

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ユニクロ11月売上高が10%増 「アニヤ・ハインドマーチ」など話題のコラボがけん引

大手専門店の2023年11月度の既存店売上高は、おおむね前年同月を上回った。前半は高温で苦戦したものの、後半は気温の低下に伴い、アウターや防寒衣料に動きが出た。

中でも好調だったのがユニクロだ。国内ユニクロの売上高は10.0%増と3カ月ぶりに前年同月を上回った。既存店客数も6.0%増と8カ月ぶりにプラスに転じた。11月後半から毎年恒例の大型セール「感謝祭」を実施し、ヒットテックやフリースなどの防寒衣料が活発に動いた。また「アニヤ・ハインドマーチ」や「ちいかわ」といった話題性のあるコラボ商品の発売も「売り上げをけん引した」(同社広報)という。

「無印良品」を運営する良品計画も売上高は22.6%増と大幅に伸びた。11月6日まで実施した会員向けセール「無印良品週間」が寄与した。ただ全体をリードしたのは、スキンケアやキッチン用品などの生活雑貨部門で売上高は38.0%増。それに比べると、衣料・雑貨部門の売上高は8.4%増と控えめだった。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」は20日締めのため、高温の影響を受け、売上高は4.3%増にとどまった。こちらも創業70周年のセール「大創業祭」が好調で、アウターや肌着がよく売れた。

アダストリアの売上高は6.2%増だった。ニットや暖かい素材のパンツが男女共に人気で、「グローバルワーク」「ニコアンド」「スタディオクリップ」など主力ブランドに貢献した。

ユナイテッドアローズの売上高は18.2%増と高い伸び率だった。販促キャンペーンが奏功し、アウター、マフラー、手袋など冬物の動きが本格化した。客数も13.1%増と大幅な伸びで、4カ月ぶりにプラスに転じた。

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「ロムアンド」が初のステーショナリーを発売 デスクを彩る全22アイテム

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」は、ロフトが開催するコスメ雑貨店に合わせてブランド初となるステーショナリー全22アイテムを発売した。ブランドのカラーラインアップに通じるふんわりとしたくすみカラーが特徴で、2024年1月12日まで全国のロフト及びロフトネットストアで取り扱っている。

ラインアップは、“PVCケース”(全2色、各1078円)や“5ポケットクリアファイル”(全2色、各748円)、“B6リングノート”(全2色、各880円)、“ボールペン”(全2種、各605円)など長く使える文具のほか、“メモパッド”(全2色、50枚×2柄、各550円)や“スティック付箋” (全4種、50枚×3色、各550円)、“カットマスキンングシール”(全2種、2シート入、各352円)、“パレットステッカー”(全2種、2シート入、各352円)なども用意した。

“パレット付箋”(全4種、50枚×4色、各550円)は「ロムアンド」のアイパレットがそのまま文具になったようなデザインで、デスクを華やかに彩る。

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「ヴァレンティノ」が伊勢丹新宿店でポップアップ 限定アイテムや「ポーター」コラボを先行発売 

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は12月6〜12日、ポップアップストア“ヴァレンティノ ガラヴァーニ メリー マーケット”を伊勢丹新宿本店本館1階にオープンする。本ポップアップストアでは、Vロゴを冠したアイコニックなバッグやポーチ、ヘアアクセサリー、ジュエリーなどを展開するほか、2024年春コレクションの新作バッグが登場する。また、「ポーター(PORTER)」とのコラボレーションによるカプセルコレクションを先行発売する。

新作バッグ“Vロゴ ムーン”(40万3700円)は、きらめくVロゴとメタリックチェーンをあしらった三日月型のフォームが特徴だ。チェーンを手首に巻いて持つと、ブレスレットのように輝き、デイウエアからイブニングルックまでエレガントに演出する。

ジュエリーからは、メタルにクリスタルをあしらったホリデーにぴったりな新作を用意するほか、“Vロゴ シグネチャー カチューシャ”(6万8200円)や“Vロゴ シグネチャー ヘアクリップ”(10万6700円)などバリエーション豊富にそろえる。また、本ポップアップストアの限定商品として、スモールサイズの“Vロゴ シグネイチャー ポーチ“(19万3600円)と“ロコ ポーチ”(17万2700円)を用意する。

さらに、「ポーター」とのコラボバッグ“ヴァレンティノ ガラヴァーニ ロコバッグ”スモール(29万9200円)のイエローを他店に先駆けて、本ポップアップストアで先行発売する。

■ヴァレンティノ ガラヴァーニ メリー マーケット
期間:12月6〜12日
場所:伊勢丹新宿本店本館1階ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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【スナップ】「YSL」アイコンリップが刷新 体験会に鈴木えみ、emma、中町綾らが来場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は12月1日、アイコンリップ“ルージュ ピュールクチュール”(6050円)をリニューアルした。リニューアルに合わせイヴ・サンローラン・ボーテ 渋⾕パルコに鈴⽊えみ、emma、中町綾、なごみ、GYUTAE、南りほ、YURINOらが来場。同商品を体験した。

生まれ変わった“ルージュ ピュールクチュール”は、40色のカラーをラインアップ。アイテムには、商品に使用する植物を栽培する農園「YSLウリカ コミュニティ ガーデン」で育ったチューベローズエキスとウチワサボテンエキスによるボタニカルオイルカクテルを配合した。パッケージもアップデートし、YSLのDNAを受け継ぐブラックとゴールドで存在感がありながらもライトなボディーに仕上げている。

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【スナップ】「YSL」アイコンリップが刷新 体験会に鈴木えみ、emma、中町綾らが来場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は12月1日、アイコンリップ“ルージュ ピュールクチュール”(6050円)をリニューアルした。リニューアルに合わせイヴ・サンローラン・ボーテ 渋⾕パルコに鈴⽊えみ、emma、中町綾、なごみ、GYUTAE、南りほ、YURINOらが来場。同商品を体験した。

生まれ変わった“ルージュ ピュールクチュール”は、40色のカラーをラインアップ。アイテムには、商品に使用する植物を栽培する農園「YSLウリカ コミュニティ ガーデン」で育ったチューベローズエキスとウチワサボテンエキスによるボタニカルオイルカクテルを配合した。パッケージもアップデートし、YSLのDNAを受け継ぐブラックとゴールドで存在感がありながらもライトなボディーに仕上げている。

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「ケンゾー」がアーティスト・VERDYとのコラボコレクションを発売

「ケンゾー(KENZO)」は、グラフィックアーティスト・VERDY(ヴェルディ)とのコラボアイテムを発売した。アイテムは「ケンゾー」ブティック、オンラインストア、メディアや店頭キャンペーンで取り扱っている。また、12月2〜17日までパリのシャンゼリゼ通り、12月16〜26日までソウルの10 コルソ コモ(10 Corso Como)で開店するポップアップストアでも販売する。

同ブランドのアーティスティックディレクター・Nigoの親しい友人でもあるVERDYは、大胆で遊び心のあるデザインと鮮やかな色彩でユースカルチャー、反骨心、ノスタルジーといったテーマを探求する。同コレクションでは、VERDYが“KENZO”、“KENZO Paris”、“18 Rue Vivienne”、“1970”などのロゴを再解釈し、布帛、ニット、デニム、レザーのアイテムやアクセサリーにあしらった。

メンズアイテムには、ホワイトロゴの総柄が入ったショート丈ウインドブレーカーやニットセーター、胸元に“KP”、背面に“Kenzo Paris”と入ったバーシティーカーディガン、前面と背面にレッドまたはホワイトのマキシロゴをあしらったオーバーサイズTシャツなどをラインアップ。

ウィメンズアイテムは、“KENZO Paris”を総柄にしたネイビーのニットセーター、カーディガン、スカート、胸元にマクロロゴを施したクロップドボクシーTシャツやルーズTシャツなどが揃う。

ジェンダーレスに着こなせるパーカは、ブラックにホワイトのマキシフロントロゴ、オフホワイトにレッドロゴを配したものを用意。そのほか、“KENZO Paris”のロゴをあしらったニットカーディガンや、パーカ、ジョギングパンツ、オーバーサイズTシャツなどのジャージーアイテムなどもラインアップする。

VERDYは大阪出身、東京在住のグラフィックアーティスト。“Girls Don’t Cry”、“Wasted Youth”、“Visty”といったプロジェクトで知られ、これまで「ナイキ(NIKE)」や「リーバイス(LEVI’S)」、キャラクター「ミニオン」、音楽フェスティバル・コーチェラ(Coachella)などともコラボレーションした。最近ではK-POPグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)のサマーツアーBorn Pinkのアーティスティックディレクターにも任命された。

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「ケンゾー」がアーティスト・VERDYとのコラボコレクションを発売

「ケンゾー(KENZO)」は、グラフィックアーティスト・VERDY(ヴェルディ)とのコラボアイテムを発売した。アイテムは「ケンゾー」ブティック、オンラインストア、メディアや店頭キャンペーンで取り扱っている。また、12月2〜17日までパリのシャンゼリゼ通り、12月16〜26日までソウルの10 コルソ コモ(10 Corso Como)で開店するポップアップストアでも販売する。

同ブランドのアーティスティックディレクター・Nigoの親しい友人でもあるVERDYは、大胆で遊び心のあるデザインと鮮やかな色彩でユースカルチャー、反骨心、ノスタルジーといったテーマを探求する。同コレクションでは、VERDYが“KENZO”、“KENZO Paris”、“18 Rue Vivienne”、“1970”などのロゴを再解釈し、布帛、ニット、デニム、レザーのアイテムやアクセサリーにあしらった。

メンズアイテムには、ホワイトロゴの総柄が入ったショート丈ウインドブレーカーやニットセーター、胸元に“KP”、背面に“Kenzo Paris”と入ったバーシティーカーディガン、前面と背面にレッドまたはホワイトのマキシロゴをあしらったオーバーサイズTシャツなどをラインアップ。

ウィメンズアイテムは、“KENZO Paris”を総柄にしたネイビーのニットセーター、カーディガン、スカート、胸元にマクロロゴを施したクロップドボクシーTシャツやルーズTシャツなどが揃う。

ジェンダーレスに着こなせるパーカは、ブラックにホワイトのマキシフロントロゴ、オフホワイトにレッドロゴを配したものを用意。そのほか、“KENZO Paris”のロゴをあしらったニットカーディガンや、パーカ、ジョギングパンツ、オーバーサイズTシャツなどのジャージーアイテムなどもラインアップする。

VERDYは大阪出身、東京在住のグラフィックアーティスト。“Girls Don’t Cry”、“Wasted Youth”、“Visty”といったプロジェクトで知られ、これまで「ナイキ(NIKE)」や「リーバイス(LEVI’S)」、キャラクター「ミニオン」、音楽フェスティバル・コーチェラ(Coachella)などともコラボレーションした。最近ではK-POPグループ、BLACKPINK(ブラックピンク)のサマーツアーBorn Pinkのアーティスティックディレクターにも任命された。

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「バレンシアガ」がエクスクルーシブ製品を発売 コラボ商品や新作スニーカーなど

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は12月2日(現地時間)に米カリフォルニア州ロサンゼルスで2024年フォールコレクションを発表した。同ブランドはコレクションの発表に合わせ、エクスクルーシブ製品を一部店舗と公式オンラインストアで販売中だ。

ラインアップは、ロサンゼルスに拠点を置くグローサリーストア、エラワン(EREWHON)とコラボレーションしたレザーと紙のトートバッグやジャージー、キャップ、エプロン、アイコニックな“ル・シティ(Le City)”バッグを誇張して特大なフォームにした新作の“ル・カゴール(Le Cagole)トート XL”など。

そのほか、ダメージ加工のエッジとウオッシュ加工を施した“No Logo シリーズ”のフーディー、ロングスリーブTシャツ、スエットパンツ、ベースボールキャップ、新作シューズ“10XLスニーカー”、ハイジュエリー&ウオッチメーカーの「ジェイコブ&コー(JACOB & CO.)」とコラボレーションしたハイジュエリーなどを用意する。

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伊発ジュエリー「アリータ」が伊勢丹新宿でポップアップ ホリデー気分満載のラインアップ

イタリア発ジュエリー「アリータ(ALIITA)」は12月6〜12日、伊勢丹新宿本店でポップアップショップ「アリータ ワンダーランド」を開催する。ホリデーシーズンにぴったりのスノーマンやジンジャーマン、オーナメントをモチーフにした遊び心のあるモチーフのジュエリーがラインアップ。また、同ブランド人気の恐竜やウサギなどのモチーフも勢ぞろい。

会場にはフォトスポットが設置されており、「アリータ」の公式インスタグラムのスペシャルARエフェクトを使用して撮影を楽しむことができる。9日には、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるシンシア・カスティリオーニが来日し、ジュエリー選びやスタイリングのパーソナルサポートを行う。

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伊発ジュエリー「アリータ」が伊勢丹新宿でポップアップ ホリデー気分満載のラインアップ

イタリア発ジュエリー「アリータ(ALIITA)」は12月6〜12日、伊勢丹新宿本店でポップアップショップ「アリータ ワンダーランド」を開催する。ホリデーシーズンにぴったりのスノーマンやジンジャーマン、オーナメントをモチーフにした遊び心のあるモチーフのジュエリーがラインアップ。また、同ブランド人気の恐竜やウサギなどのモチーフも勢ぞろい。

会場にはフォトスポットが設置されており、「アリータ」の公式インスタグラムのスペシャルARエフェクトを使用して撮影を楽しむことができる。9日には、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるシンシア・カスティリオーニが来日し、ジュエリー選びやスタイリングのパーソナルサポートを行う。

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パタンナー出身の門倉太久斗/22世紀ジェダイが個展を開催 男性と“速度”の関係を考える

パタンナー出身のアーティスト、22世紀ジェダイこと門倉太久斗は、12月9〜31日の期間、ギャラリー10[TOH]で個展「スピードレクイエム」を開催する。同展では、男性と速度の関係について自身の考察を反映した新作や、ファッションをテーマにした作品を含む絵画を発表する。

22世紀ジェダイこと門倉太久斗は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のパタンナーとして従事する傍ら、アニメや「プリキュア」シリーズに登場するキャラクターをモチーフにしたネックレスの制作を始めた。独立後は門倉太久斗名義で、新しい男性性やジェンダーをテーマに絵画作品を発表している。代表的なシリーズの一つである、「ペニス・フラワー」に見るような、自由な色彩で独自の形状を持った伸びやかな植物や人物を描く。

同展の開催に際して、門倉が発表したステイトメントは、「食料が安定して手に入るようになって、我々男性のからだから筋肉が意味を失いました」という言葉から始まる。そして「男子たちは絵を描いたり詩を読んだりする以外に、やることがいよいよ無くなってしまった」「しかし悲観する必要はありません。まずはお茶をいれ、自らの手でフルーツを剥き、これからどうするか考えていきましょう、必要がなくなったとしても、我々の筋肉は美しいまま残り続けてもいいのです」と続く。同展では、男性と速度の関係に潜む美しさを提示する。

■「スピードレクイエム」
会期:12月9〜31日
場所:ギャラリー10[TOH]
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷5-20-11 第一シルバービル 1B
営業時間:13時〜20時
※月・火曜 休廊

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「東京デザインスタジオ ニューバランス」と「スノーピーク」のコラボスニーカー 世界初登場の2ウエイスノーブーツを制作

「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)」は、「スノーピーク(SNOW PEAK)」とコラボレーションした第5弾スニーカー“TDS ニオビウム コンセプト スリー(TDS NIOBIUM CONCEPT 3以下、N_C3)”を発表した。価格は4万9500円で、12月8日に日本国内で先行販売後、2024年1月から世界の限定店舗で販売する。国内での取り扱いは、両ブランドの公式オンラインストアをはじめ、「スノーピーク ランド ステーション トウキョウ(SNOW PEAK LAND STATION TOKYO)」や「スノーピーク サッポロ ファクトリー(SNOW PEAK SAPPORO FACTORY)」「ニューバランス 六本木 19:06(NEW BALANCE ROPPONGI 19:06)」など。

“N_C3”は、今回のコラボのためにデザインされた世界初登場の2WAYアルティメット・スノーブーツだ。アッパーは、防水透湿性素材 「イーベント(EVENT)」を使用したアウターシェルを搭載し、白銀のスノーフィールドをイメージしたホワイトとライトグレーのグラデーションを施した。そして、保温性と撥水性に優れた軽量な中綿「プリマロフト(PRIMALOFT)」仕様のインナーブーツの2重構造を採用し、インナーブーツをアウターシェルから取り外せば、ウィンターキャンプ時のテント内などでルームシューズとして使用できる。なお、このインナーブーツには、冬の寒空をイメージしたグラフィックと共に、詩人・童話作家の宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」から一部抜粋した言葉を配している。またソールは、1990年代のオフロード用トレイルランニングシューズ“MT580”にインスパイアされたソールユニットを用い、アウトソールに「ヴィブラム(VIBRAM)」社製アウトソールを装備することで耐久性とグリップ力を強化。さらに、アウターシェルのループとヒールの突起にロープを通すことで、和かんじき(スノーシュー)を取り付けることが可能だ。

“N_C3”の発売同日、ダウンジャケット(7万9200円)とダウンベスト(5万5000円)も用意する。どちらもコラボ商品ではない「スノーピーク」のオリジナルアイテムで、“N_C3”のインナーブーツと同様のグラフィックを全面に配置。「スノーピーク」の表参道店や「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)」など、一部店舗で取り扱う。

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「東京デザインスタジオ ニューバランス」と「スノーピーク」のコラボスニーカー 世界初登場の2ウエイスノーブーツを制作

「東京デザインスタジオ ニューバランス(TOKYO DESIGN STUDIO NEW BALANCE)」は、「スノーピーク(SNOW PEAK)」とコラボレーションした第5弾スニーカー“TDS ニオビウム コンセプト スリー(TDS NIOBIUM CONCEPT 3以下、N_C3)”を発表した。価格は4万9500円で、12月8日に日本国内で先行販売後、2024年1月から世界の限定店舗で販売する。国内での取り扱いは、両ブランドの公式オンラインストアをはじめ、「スノーピーク ランド ステーション トウキョウ(SNOW PEAK LAND STATION TOKYO)」や「スノーピーク サッポロ ファクトリー(SNOW PEAK SAPPORO FACTORY)」「ニューバランス 六本木 19:06(NEW BALANCE ROPPONGI 19:06)」など。

“N_C3”は、今回のコラボのためにデザインされた世界初登場の2WAYアルティメット・スノーブーツだ。アッパーは、防水透湿性素材 「イーベント(EVENT)」を使用したアウターシェルを搭載し、白銀のスノーフィールドをイメージしたホワイトとライトグレーのグラデーションを施した。そして、保温性と撥水性に優れた軽量な中綿「プリマロフト(PRIMALOFT)」仕様のインナーブーツの2重構造を採用し、インナーブーツをアウターシェルから取り外せば、ウィンターキャンプ時のテント内などでルームシューズとして使用できる。なお、このインナーブーツには、冬の寒空をイメージしたグラフィックと共に、詩人・童話作家の宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」から一部抜粋した言葉を配している。またソールは、1990年代のオフロード用トレイルランニングシューズ“MT580”にインスパイアされたソールユニットを用い、アウトソールに「ヴィブラム(VIBRAM)」社製アウトソールを装備することで耐久性とグリップ力を強化。さらに、アウターシェルのループとヒールの突起にロープを通すことで、和かんじき(スノーシュー)を取り付けることが可能だ。

“N_C3”の発売同日、ダウンジャケット(7万9200円)とダウンベスト(5万5000円)も用意する。どちらもコラボ商品ではない「スノーピーク」のオリジナルアイテムで、“N_C3”のインナーブーツと同様のグラフィックを全面に配置。「スノーピーク」の表参道店や「ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE NEW BALANCE)」など、一部店舗で取り扱う。

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「ディーゼル」2024年プレ・フォール・コレクション

「ディーゼル(DIESEL)」が2024年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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「ディーゼル(DIESEL)」が2024年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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過去最多70企業が参加 「パスザバトン マーケットVol.14」でお得に年末ショッピング

「スープストック トーキョー(SOUP STOCK TOKYO)」などを運営するスマイルズが主催するデッドストックや規格外品の蚤の市「パスザバトン マーケットVol.14(PASS THE BATON MARKET以下、PTBM)」が12月9~10日、東京・品川のコクヨ 品川 ザ キャンパスで開催される。

14回目を迎え、過去最多の70企業が参加。ニットやセーターなど季節のアイテムをそろえる「大服飾店」と手土産やホームパーティーの一品として重宝する食品を集めた「大食良品店」の2大特集を行う。

冬のファッションよりどりみどり

「大服飾店」では、お馴染みの「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」をはじめ、「シップス(SHIPS)」「アーバンリサーチ(URBAN RESERCH)」「MHL.」三喜商事など通常より多くのアパレルブランドが参加するほか、「フライターグ(FREITAG)」や「土屋鞄製造所」などのファッション雑貨も豊富にそろう。カラーストーンを使ったジュエリーの「アズ ラボ(AS LABO)」や耐熱ガラスメーカーのハリオによるガラスアクセサリー「ハリオ ランプワーク ファクトリー(HARIO LAMPWORK FACTORY)」、銀座の老舗ボタン店「ミタケボタン」のアクセサリーやボタンなどアクセサリー類にも注目だ。

なかなか出合えない食材がたくさん

今までより広いスペースを用意した「大食良品店」では、和歌山県発のあんバターサンド専門店「アン アンド アン(AN AND AN)」やフルーツ専門店「東果堂」、ピーナッツバターの「ハッピー ナッツ デー(HAPPY NUTS DAY)」などを販売。「秋川牧園」の人気の宅配限定たまごやお店で買えない「亀甲萬本店」の限定生産しょうゆ「御用蔵生」などこだわりの食材もある。また、無添加・着色料不要のスパイスで焼き上げたチキンを提供する「ザ ロティサリー(THE ROTTISSERIE)」やもちっとしたポテトバンズが特徴の「ジャスタ バーガー(JUSTA BURGER)」など、イートインできるフードもユニークだ。

ビューティや日用品、工芸品まで何でもそろう

「PTBM」は、「ジュリーク(JULIQUE)」「生活の木」「木村石鹸」などビューティや日用品まで、ほぼ何でもそろう蚤の市。日本の伝統工芸品に光を当てた「デデデデデンサン」では、京友禅や伊万里・有田焼、紀州漆器、箱根寄木細工など日本各地からの工芸品を展示販売する。

会期中には、親子で楽しめるワークショップも開催。「若宮糀谷」による手作り味噌講座や「生活の木」のモイストポプリ、「プチバトー(PETTIT BATEAU)」の香り袋、「フェイラー(FEILLER)」のぬりえバッグづくりなどを予定している。

■パスザバトン マーケットvol.14
会期:12月9〜10日
時間:11:00~19:00(最終日は18:00まで)
会場:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」
東京都港区港南1-8-35
入場料:300円(小学生以下無料)来場前事前登録要

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「ダイソン」がアンバサダーにBLACKPINKのジスを指名

「ダイソン(DYSON)」は12月4日、BLACKPINKのジス(JISOO)をアンバサダーに起用したと発表した。ジスがスタイリングツール“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”の限定モデル“セラミックポップ”を手に持ったビジュアルを公開。同ビジュアルのヘアは、“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”でスタイリングしている。

アンバサダー就任について、ジスは「普段から使用している『ダイソン』のヘアケア製品のアンバサダーになることをとてもうれしく思う。私はいつも健康な髪を維持することに関心を持っている。私がダイソンのヘアケア製品を使っている理由は、『ダイソン』のヘアケア製品に搭載されているインテリジェント・ヒートコントロールテクノロジーが過度な熱による髪へのダメージを防ぎ、健康的な髪を簡単に維持できるから。『ダイソン』の製品を使えば、特別なスキルがなくても簡単にゴージャスなヘアスタイルをつくることができるので、私にとって常に欠かせない存在」とコメントした。

キャサリーン・ピアース(Kathleen Pierce)「ダイソン」ビューティプレジデントは、今回の起用について「ジスは、意識が高くモダンでタイムレスな美しさを持ち、自然な美しさを大切にし、髪の健康を向上させる重要な役割を担う存在。彼女をファミリーに迎えることができ、大変うれしく思う」と述べている。

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「ダイソン」がアンバサダーにBLACKPINKのジスを指名

「ダイソン(DYSON)」は12月4日、BLACKPINKのジス(JISOO)をアンバサダーに起用したと発表した。ジスがスタイリングツール“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”の限定モデル“セラミックポップ”を手に持ったビジュアルを公開。同ビジュアルのヘアは、“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”でスタイリングしている。

アンバサダー就任について、ジスは「普段から使用している『ダイソン』のヘアケア製品のアンバサダーになることをとてもうれしく思う。私はいつも健康な髪を維持することに関心を持っている。私がダイソンのヘアケア製品を使っている理由は、『ダイソン』のヘアケア製品に搭載されているインテリジェント・ヒートコントロールテクノロジーが過度な熱による髪へのダメージを防ぎ、健康的な髪を簡単に維持できるから。『ダイソン』の製品を使えば、特別なスキルがなくても簡単にゴージャスなヘアスタイルをつくることができるので、私にとって常に欠かせない存在」とコメントした。

キャサリーン・ピアース(Kathleen Pierce)「ダイソン」ビューティプレジデントは、今回の起用について「ジスは、意識が高くモダンでタイムレスな美しさを持ち、自然な美しさを大切にし、髪の健康を向上させる重要な役割を担う存在。彼女をファミリーに迎えることができ、大変うれしく思う」と述べている。

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「ダイソン」がアンバサダーにBLACKPINKのジスを指名

「ダイソン(DYSON)」は12月4日、BLACKPINKのジス(JISOO)をアンバサダーに起用したと発表した。ジスがスタイリングツール“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”の限定モデル“セラミックポップ”を手に持ったビジュアルを公開。同ビジュアルのヘアは、“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”でスタイリングしている。

アンバサダー就任について、ジスは「普段から使用している『ダイソン』のヘアケア製品のアンバサダーになることをとてもうれしく思う。私はいつも健康な髪を維持することに関心を持っている。私がダイソンのヘアケア製品を使っている理由は、『ダイソン』のヘアケア製品に搭載されているインテリジェント・ヒートコントロールテクノロジーが過度な熱による髪へのダメージを防ぎ、健康的な髪を簡単に維持できるから。『ダイソン』の製品を使えば、特別なスキルがなくても簡単にゴージャスなヘアスタイルをつくることができるので、私にとって常に欠かせない存在」とコメントした。

キャサリーン・ピアース(Kathleen Pierce)「ダイソン」ビューティプレジデントは、今回の起用について「ジスは、意識が高くモダンでタイムレスな美しさを持ち、自然な美しさを大切にし、髪の健康を向上させる重要な役割を担う存在。彼女をファミリーに迎えることができ、大変うれしく思う」と述べている。

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「バレンシアガ」2024-25年秋冬コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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「バレンシアガ」2024-25年秋冬コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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「バレンシアガ」2024-25年秋冬コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

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「リーバイス」が1942年“501”を80着限定復刻 古着店ベルベルジン25周年を記念

「リーバイス(LEVI'S)」は12月8日、東京・原宿の古着店ベルベルジン(BERBERJIN)の25周年を記念し、1942年のジーンズ“501”を限定生産で復刻する。価格は12万5000円。ベルベルジンとリーバイスストアで販売し、「リーバイス」では12月4〜6日23時59分まで、抽選販売の応募を受け付ける。詳細は公式サイトに記載する。

同ジーンズは、生地にデッドストックのコーンミルズ社ホワイトオークデニムを用い、アメリカ・サンフランシスコにある「リーバイス」の研究所“ユーレカ・イノヴェイション・ラボ”で製作したアメリカ製、ギャランティーチケットも忠実に復刻した。シリアルナンバー入りで、80着の限定生産となる。

1942年のジーンズ“501”は、1937年と44年のジーンズ“501”の双方の特徴を持つ希少なモデル。大戦モデルとして知られる、44年の“501”にも使われた厚く丈夫な生地に、37年の“501”同様にベルトループとシンチバックがともにあしらわれている。ステッチは全てオレンジ色で、後ろのヨーク部分が通常下からかぶりであるのに対し上からかぶり、シンチ裏のかぶせも左右が反対に縫われているなど独自の意匠が施されている。

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「リーバイス」が1942年“501”を80着限定復刻 古着店ベルベルジン25周年を記念

「リーバイス(LEVI'S)」は12月8日、東京・原宿の古着店ベルベルジン(BERBERJIN)の25周年を記念し、1942年のジーンズ“501”を限定生産で復刻する。価格は12万5000円。ベルベルジンとリーバイスストアで販売し、「リーバイス」では12月4〜6日23時59分まで、抽選販売の応募を受け付ける。詳細は公式サイトに記載する。

同ジーンズは、生地にデッドストックのコーンミルズ社ホワイトオークデニムを用い、アメリカ・サンフランシスコにある「リーバイス」の研究所“ユーレカ・イノヴェイション・ラボ”で製作したアメリカ製、ギャランティーチケットも忠実に復刻した。シリアルナンバー入りで、80着の限定生産となる。

1942年のジーンズ“501”は、1937年と44年のジーンズ“501”の双方の特徴を持つ希少なモデル。大戦モデルとして知られる、44年の“501”にも使われた厚く丈夫な生地に、37年の“501”同様にベルトループとシンチバックがともにあしらわれている。ステッチは全てオレンジ色で、後ろのヨーク部分が通常下からかぶりであるのに対し上からかぶり、シンチ裏のかぶせも左右が反対に縫われているなど独自の意匠が施されている。

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元スキー雑誌編集者が立ち上げたファッションブランド「ボーゲン」 レトロなスキームードが魅力

「ボーゲン(BOGEN)」は、スキーや雪山をモチーフにしたファッションブランド。北海道出身で、小さなころは学校帰りに毎日スキーをしていたという小川剛史さんが手掛けている。ブランド立ち上げ前はスキー雑誌の編集者だったという小川さんは、「スキーの面白さを言葉で説明するのは限界がある。もっと感覚的にスキーの楽しさを伝えたい」という思いで、2011年に「ボーゲン」を開始。スキーウエアというとアウトドアブランドの独壇場というイメージがあるが、「ボーゲン」は一味違う選択肢として、スキーをしない層も含めて支持されている(この記事は、「WWDJAPAN」12月4日号“スノースポーツ特集”の関連記事です)。

ブランドをスタートしたとき、小川さんはアパレル経験はゼロ。でも、「服はもともと好きだった。第1次古着ブームの世代で、服にはある程度“授業料”も払ってきた」と振り返る。そういったユーザー目線は、商品企画やデザインにもちろん生きている。「いちスキーヤーとしていろんなブランドのスキーウエアを着てきて、満足するものがないので作ろうと考えた」と話す。

今のスキーウエアは、スキー専業ブランドの製品もアウトドアブランドの製品も、ファッションとしての楽しさというより、人間工学に基づくパターンや、防水・透湿といった素材を追求して作っているものが中心だ。その結果、「ロゴがなければどこのウエアか分からないケースも多い」。よほど過酷な山行をしない限り、そこまでの機能性の追求が必要なのかという疑問もある。そんな中で、「ボーゲン」が目指すのは「買ったときに踊りたくなっちゃうぐらいのうれしさや高揚感を感じられるウエア」。機能性などのスペックの追求だけでなく、楽しさを感じるデザインやビジュアルは他にない魅力だ。

「ボーゲン」がきっかけで
スキーを始めた客も

具体的には、裾に向かってややテーパードしたビブパンツ(7万7000円)や、それとバランスのいい少し短めの丈の身幅の広いブルゾン(7万7000円)などをスキーウエアとして企画。学生服の“短ラン”と“ボンタン”のようなバランスや鮮やかな色使いに、ちょっとレトロなムードが漂う。ECサイトに書かれている、「(他の)スキーウエアの、やる気ある感じが苦手な方に最適」といった表現も面白い。ビジュアルも、映画「私をスキーに連れてって」をオマージュして撮ったものがあるなど、楽しい。

客層は、「下は高校生から上は90代まで」と言い、男女比は男性が6〜7割。スキーウエア以外にチノパンやTシャツなども作っているため、「全くスキーをしない人が商品を買っていくケースもある」が、中にはファッションとして「ボーゲン」を好きになって、それをきっかけにスキーを始めたという客もいるという。「それは大好きなスキーに対する恩返しになったかな」と小川さん。

「ボーゲン」は、東京・五本木に事務所兼ショップを構えていた時期もあるが、小川さんは20年に北海道にUターン。夕張郡長沼町でショップ「ボーゲンランド」を運営しながら、約1反という広さの畑で農業も行っている。Uターンを決めたのは、「もっとスキーがしたかったし、昔から土いじりも好きだった。体が動くうちに好きなことをやりたいと思って」。長沼は新千歳空港からも近く、ニセコまで2時間半、トマムまで1時間半、札幌のテイネまで1時間と、フィールドやゲレンデへのアクセスの良さが決め手となった。

北海道・長沼にショップオープン

面白いのは、東京から長沼に移ってからの方が、「お客さまに会う回数が増えた」という点。確かに、スキーヤーにとっては東京都心に店があるよりも、北海道にある方が滑りに行った帰りに寄りやすい。また、各地で受注会を兼ねたポップアップイベントも精力的に行い、「ボーゲンランド」以外での接点も作っている。今秋冬物に関しては、長沼のほか東京、大阪、金沢、長野・白馬、新潟、秋田の計7カ所でポップアップを開催。サンプルを車に積んで、3000〜4000キロを走ったという。

今秋、「ボーゲンランド」の建物の横の2.5坪の広さ(8.8平方メートル)という倉庫を生かし、「ワンシーター」(1人乗りリフトのワンシーターから命名。建物横にリフトチェアも配置)という古着や古雑貨を扱う店もオープンした。「ボーゲン」のアーカイブもリメークなどを行って販売するほか、1980〜90年代などのスキー板も扱う。古いスキー板のエンピツのような細長いシルエットと、原色使いがアラフォー以上の世代には懐かしく、若い世代にとってはレトロで新鮮だ。古スキー板に関しては、今後レンタルサービスなども検討していくという。「元々、スキーの面白さを伝えたいという気持ちで始めたブランド。自分のできる範囲内で、(レンタルなど)スキーのソフトの提供もしていきたい」。

「WWDJAPAN」12月4日号“スノースポーツ市場”特集の表紙では、モデルのMIUや一絵が「ボーゲン」のセーターやニット帽などを着用。こちらも是非チェック!

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創業60年超の「やきとりの名門秋吉」。何がZ世代まで惹きつけるのか!?

【記事のポイント】 ●昭和34年(1959年)創業、ゆうに60年を超える老舗焼鳥チェーン店といえば、福井発祥の「やきとりの名門 秋吉」。今でも高い人気を誇り、行列ができるほど。その行列には、近年20代の姿が目に付く。何がZ世代の20代にまで魅力なのだろうか?
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