“循環する美食”で質とサステナブルを両立【進化する幸せ産業】

2023年の食を振り返ると、“循環する美食”は私にとって注目すべきテーマだった。循環農業を志す農家の野菜や、これまで廃棄されていた部分の活用、素材を無駄にしない調理法、肉や魚の消費を抑えるソイミートや昆虫などの食材の可能性、食品ロスやごみを出さないサービスなどがその例だ。驚くほど上質で、工夫を凝らしたビーガン料理も増えた。体のため、地球のために食べるのではなく、美味しいから食べるという積極的な選択——その結果、サステナブルな働きかけに寄与するのが、今の時代を象徴する“循環する美食”なのだ。

循環をテーマにした
三ツ星シェフによる「スィークル」

今秋、それを体現するファインダイニング「スィークル(CYCLE)」が東京・大手町に開業した。ミシュラン三ツ星レストラン「ミラズール(MIRAZUR)」を率いるマウロ・コラグレコ(Mauro Colagreco)シェフがプロデュースした「スィークル」はその名の通り、自然の中での生命の“循環”をコンセプトにしたレストラン。同店のキッチンを任されたのは、「ミラズール」のスーシェフを務めていた宮本悠平シェフだ。種が根を広げ、葉が生え、花が咲き、実を結び、再び種となるそのサイクルを途切れさせず、次世代へつなぐという願いを込め、6~10皿の3種のコースを提供している。

コースの前に提供されるのは、その日の料理に使う野菜の皮や切り落としを使ったウェルカムブイヨンだ。日常的に出る食品ロスについて考え直すきっかけにもなる。次に出るのは、循環を表現したタパスだ。“根”は誕生、成長を現わす“葉”は苔玉のようなコロッケ、再生を象徴する“花”はしめ鯖に菊の花のピクルスをあしらったタルト、再誕生は“実”であり“種”でもある栗のフィナンシェというように、生命のサイクルをビジュアルで伝える。続く料理もどれもフォトジェニックで、メインである薔薇の香りを楽しむための蝦夷鹿と林檎の料理もドラマチック。デザートの後には、根、葉、花、種子・実を表現した小菓子4品がさらに登場し、生命の循環について再び考えるきっかけになる。

廃棄物ゼロのレシピを心がけ、料理でメッセージを伝える「スィークル」の取り組みは、キッチンの中だけではない。南フランスにある「ミズラール」の菜園では、持続可能な農業やパーマカルチャーを支援し、生物多様性と土壌保全のための実験を行っている。大手町の「スィークル」もまた、たくさんの植物や木が茂る千葉県の自然農園と連携し、食材作りから取り組んでいる。畑とのつながりがシェフのインスピレーション源となっているのだ。そうして生まれたアイデアを、マウロ=シェフのフィロソフィーに共鳴した宮本シェフが、次なる“作品”として具現化する。

■スィークル
住所:東京都千代田区大手町1丁目2-1 Otemachi One 1階
時間:平日17:00〜23:00(L.O. 20:00)/ 週末・祝日11:30〜15:00(L.O.13:00)18:00〜23:00(L.O.20:00)
定休日:月曜日

店内にはチーズ工房も
持続可能な食材にこだわるピザ屋

今冬オープンしたばかりの麻布台ヒルズにも、サステナブルをテーマにしたピザレストランがある。ガーデンプラザDの1階にある「ピザ フォーピース 東京(PIZZA 4P’S)」は、IT企業で働いていた日本人夫婦がベトナムで創業。現在はベトナムで31店舗運営しており、カンボジアに進出後、インドにも12月、で、日本には初上陸したばかりという逆輸入型レストランだ。

麻布台ヒルズ店では、正面にチーズ工房を併設。工房ではベトナムのチーズ工房で修業をした職人が、ピザには欠かせないチーズを製造している。モッツァレラチーズ製造時にミルクから出るホエイ(乳清)を無駄にせず、リコッタチーズの材料としたり、ビールの醸造や花瓶などに活用したりしている。ホエイレモンサワーなど、メニューにそのまま生かすアイデアも見られる。廃棄されがちなホエイは、実は栄養価が高く、さまざまな形に活用できることを学べる。ミルクがチーズになり、ホエイが活用される循環を、チーズ工房と店内を仕切るガラスに図解し、その流れを可視化する。ショップでは、実際にホエイを使用したビールやデザートを販売している。

「ピザ フォーピース 東京」では、メニューにも注目してほしい。食材から家具、器、ナプキンにいたるまで、サステナブルな未来を築きたいという思いに共鳴する作り手の情報が掲載されている。埼玉県小川町の自然栽培農家や北海道の小麦農家など、美食を支える多くの作り手とのつながりを感じられるだろう。メニューの各コンテンツは読みごたえがあり、わくわくするビジュアルだった。1冊の雑誌のようなクオリティーの高さに驚く。サステナブルな取り組みを発信するだけでなく、「仲間になろうよ」と問いかけられているような意思が伝わってくる。

益子夫妻が提供したいのは、親しい仲間とピザを囲んで過ごす豊かな時間だ。“Make the World Smile for Peace”の企業ビジョンのもと、幸せな未来へとつないでいく。

■ピザ フォーピース 東京
住所:東京都港区麻布台5丁目10-7 虎ノ門ヒルズ ガーデンプラザD 1F
時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00)ディナー 17:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:火曜日

廃棄物ゼロを目指す
注目の“シェアする”フレンチ

日本を代表するフレンチの巨匠、三國清三シェフもまた、サステナブルな美食に取り組む料理人の一人だ。麻布台ヒルズの森JPタワーにオープンした「ダイニング33(Dining 33)」は、三國シェフにとって初の試みである、シェアスタイルのグランドビストロ。ランチはアミューズを含む6皿6000円、ディナーはメイン2品の7品1万1000円の本格的なフレンチコースだ。ランチとディナーともにメイン料理が迫力ある大皿でサーブされ、食べたい量を取り分けるシステム。大皿を囲みながら親密さを演出し、食の楽しさを再認識する仕立てとなっている。食べられる分だけ取り分けることにより、フードロス軽減を目指す。

三國シェフの、料理から器、サービス内容にいたるまで、日本の風土を取り入れたフレンチを表現する思想「ジャポニゼ(JAPONISEE)」はここでも健在。三國シェフの故郷である北海道増毛の海の幸、伝統的な“江戸東京野菜”なども積極的に取り入れ、食材について学ぶ大人の食育でもある。実はJP森タワーの33階は、麻布台ヒルズ入居企業のための会員制ウェルビーイング施設の一部。「ダイニング33」は一般のゲストも利用できるが、懇親や接待など、ビジネスユースも見込んでいる。三國シェフは、スローフードの推進や、病院のウェルネスフードにも積極的に取り組んできただけに、高感度な層に食の循環について感じてもらう狙いもあるのだろう。

■ダイニング33
住所:東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー33階
時間:ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:00)ディナー 18:00〜23:00(L.O.22:00)
不定休

「茅乃舎」の出汁かすも再活用
希少なイタリアン野菜を栽培

廃棄物を生かす発想もある。農家兼飲食業を営む「里山サポリ」の城戸勇也の試みが、その例だ。福岡県久山町を拠点に循環農業に取り組む城戸は、希少なイタリアン野菜を栽培し、全国のレストランに直接届けている。「朝食イタリアン キッキリッキー」では、自らキッチンにも立ち、スープや色とりどりのサラダなど、コース仕立ての朝ご飯を提供している。

畑の肥料となるのは卵、飲食店の生ごみ、そして出汁かすだ。これらは、地元企業である久原本家が茅乃舎だしを製造するときに出る廃棄物。久原本家もまた同じく、次世代に未来をつなげるサステナブルな食をテーマとし、農法法人美田を2004年に設立するなど、土づくり、野菜づくりと向き合ってきた。醤油蔵が起源である久原本家が、醸造発酵という食の分野で、自然の循環から切り離せないものづくりを続けてきた。今後も地元農家と連携して、農業支援を行うという。

城戸は、週末にはキッチンカーでの野菜やピザの販売などにも精力的だ。生産者が直接調理、サーブし、消費者と交流することにより、その思いはよりダイレクトに伝わる。もともとイタリアンシェフだった城戸だからこそ、どう調理すれば野菜本来の力を引き出せるかを伝授もできる。消費者が野菜を手にすれば、未来について考えるきっかけになる。これも食の循環だ。

■里山サポリ
住所:福岡県糟屋郡久山町猪野91
時間:毎週日曜日13:00〜日没に直売

これらの全ての店に共通するのは、メッセージをただ伝えるだけではなく、消費者を自分ごととして巻き込み、行動につなげ、仲間にする点だ。共感者は次なる語り手になる。2024年につながる食の循環がどう進化してくのか、楽しみだ。

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1位は、「ユニクロ」×「マリメッコ」が6年ぶりに復活 1月1日に親子で楽しめる商品を発売|週間アクセスランキング TOP10(12月14〜20日)

1位は、「ユニクロ」×「マリメッコ」が6年ぶりに復活 1月1日に親子で楽しめる商品を発売|週間アクセスランキング TOP10(12月14〜20日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、12月14日(木)〜12月20日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」×「マリメッコ」が6年ぶりに復活 1月1日に親子で楽しめる商品を発売

12月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は1月1日、フィンランド発のブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とのコラボコレクションを6年ぶりに発売する。

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- 2位 -
「幻の駅」に2日間だけの店 フリークス ストア、旧博物館動物園駅で営業

12月15日公開 / 文・林 芳樹

 デイトナ・インターナショナルは15日、京成電鉄で廃駅になった旧博物館動物園駅(東京・上野)の構内に開く「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」のポップアップストアを報道陣に公開した。

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- 3位 -
「ヴィセ」から“色気を引き出す”30周年記念の限定品 10色パレットや“超ぽってり唇”をかなえるグロス発売

12月15日公開 / 文・新関 瑠里

 コーセーのメイクアップブランド「ヴィセ(VISEE)」は2024年1月16日、ブランド誕生30周年を記念した限定商品を発売する。マルチに使える10色のパレット(2種、各3080円※編集部調べ、以下同)とパールグロス(3色、各1540円)をラインアップ。アニバーサリーを機に、新ブランドコンセプト“ダイバース グラマー(Diverse Glamour)”を掲げ、「人それぞれの色気を感じる美しさ」を提供する。

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- 4位 -
「ビルケンシュトック」からオンライン限定の福袋 2足を詰め合わせ

12月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は、公式ホームページの特設サイトで福袋を発売中だ。

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- 5位 -
【一粒万倍日】「ボッテガ・ヴェネタ」から日本限定カラーの財布 遊び心あふれる細部も

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は1月1日の開運日に向けて、日本限定カラーの財布を発売した。

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- 6位 -
大谷翔平が晴れの舞台で着たのは「ボス」

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースへの移籍会見で着用したのは、「ボス(BOSS)」のスーツだった。

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- 7位 -
韓国のEC企業クーパン、ファーフェッチを買収 700億円超の資金援助で事業継続へ

12月19日公開 / 文・SAMANTHA CONTI

 韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)は12月18日、高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)の買収を発表した。ファーフェッチは、15日の段階で経営破綻の瀬戸際にあることが明らかとなっていた。取引の一環として、クーパンは米投資会社グリーンノークス・キャピタル(GREENOAKS CAPITAL)と提携し、ファーフェッチに対して5億ドル(約710億円)の資金援助を実施する。なお、ファーフェッチのジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)創業者は残留するものの、ほかの取締役は全員辞任した。

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- 8位 -
「リーバイス」“501”の伝説のアーカイブが復刻 ある鉱山労働者がリペアを重ねて穿いた一本

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI’S)」は、ブランドの有名なアーカイブの一つである、アリゾナ州の鉱山労働者のホーマー・キャンベル(Homer Campbell)がリペアを重ねた、1917年頃の“501 オーバーオール”を再現した“ホーマー キャンベル 501”を12月22日に発売する。価格は8万1400円。

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- 9位 -
破産した脱毛サロン「銀座カラー」の契約者を救済 ミュゼプラチナムなどが受け皿に

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」は、15日に破産した「銀座カラー」の契約者に向けて“引き継ぎ支援制度”を開始した。

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- 10位 -
【2023年版】ふるさと納税で手に入れたい返礼品14選 「SK-Ⅱ」「リファ」のほか「ナンガ」のダウンなど

12月19日公開 / 文・福永千裕

 ふるさと納税の制度を利用すれば、全国の自治体からさまざまな返礼品がもらえる。普段よりワンランク上の食材や特産品を選ぶの人気だが、実はビューティやファッション、ブランド雑貨の返礼品も少なくない。そこで、2023年度のふるさと納税でもらえる、気になる返礼品をピックアップ。来年度の納税額が控除されるのは12月31日の受け付け分までなので、これからという人はぜひ参考にしてほしい。

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、12月14日(木)〜12月20日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」×「マリメッコ」が6年ぶりに復活 1月1日に親子で楽しめる商品を発売

12月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」は1月1日、フィンランド発のブランド「マリメッコ(MARIMEKKO)」とのコラボコレクションを6年ぶりに発売する。

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- 2位 -
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- 3位 -
「ヴィセ」から“色気を引き出す”30周年記念の限定品 10色パレットや“超ぽってり唇”をかなえるグロス発売

12月15日公開 / 文・新関 瑠里

 コーセーのメイクアップブランド「ヴィセ(VISEE)」は2024年1月16日、ブランド誕生30周年を記念した限定商品を発売する。マルチに使える10色のパレット(2種、各3080円※編集部調べ、以下同)とパールグロス(3色、各1540円)をラインアップ。アニバーサリーを機に、新ブランドコンセプト“ダイバース グラマー(Diverse Glamour)”を掲げ、「人それぞれの色気を感じる美しさ」を提供する。

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- 4位 -
「ビルケンシュトック」からオンライン限定の福袋 2足を詰め合わせ

12月16日公開 / 文・WWD STAFF

 「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は、公式ホームページの特設サイトで福袋を発売中だ。

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- 5位 -
【一粒万倍日】「ボッテガ・ヴェネタ」から日本限定カラーの財布 遊び心あふれる細部も

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

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- 6位 -
大谷翔平が晴れの舞台で着たのは「ボス」

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースへの移籍会見で着用したのは、「ボス(BOSS)」のスーツだった。

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- 7位 -
韓国のEC企業クーパン、ファーフェッチを買収 700億円超の資金援助で事業継続へ

12月19日公開 / 文・SAMANTHA CONTI

 韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)は12月18日、高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)の買収を発表した。ファーフェッチは、15日の段階で経営破綻の瀬戸際にあることが明らかとなっていた。取引の一環として、クーパンは米投資会社グリーンノークス・キャピタル(GREENOAKS CAPITAL)と提携し、ファーフェッチに対して5億ドル(約710億円)の資金援助を実施する。なお、ファーフェッチのジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)創業者は残留するものの、ほかの取締役は全員辞任した。

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- 8位 -
「リーバイス」“501”の伝説のアーカイブが復刻 ある鉱山労働者がリペアを重ねて穿いた一本

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI’S)」は、ブランドの有名なアーカイブの一つである、アリゾナ州の鉱山労働者のホーマー・キャンベル(Homer Campbell)がリペアを重ねた、1917年頃の“501 オーバーオール”を再現した“ホーマー キャンベル 501”を12月22日に発売する。価格は8万1400円。

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- 9位 -
破産した脱毛サロン「銀座カラー」の契約者を救済 ミュゼプラチナムなどが受け皿に

12月19日公開 / 文・WWD STAFF

 美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」は、15日に破産した「銀座カラー」の契約者に向けて“引き継ぎ支援制度”を開始した。

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- 10位 -
【2023年版】ふるさと納税で手に入れたい返礼品14選 「SK-Ⅱ」「リファ」のほか「ナンガ」のダウンなど

12月19日公開 / 文・福永千裕

 ふるさと納税の制度を利用すれば、全国の自治体からさまざまな返礼品がもらえる。普段よりワンランク上の食材や特産品を選ぶの人気だが、実はビューティやファッション、ブランド雑貨の返礼品も少なくない。そこで、2023年度のふるさと納税でもらえる、気になる返礼品をピックアップ。来年度の納税額が控除されるのは12月31日の受け付け分までなので、これからという人はぜひ参考にしてほしい。

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ロングブーツ×ロングコートはキャサリン妃に学べ カラー別コーデ7選【2023-24年秋冬トレンド】

ロングブーツがトレンドシューズに返り咲きました。足元がきれいにキマるのに加え、防寒もしっかりできるアイテムですが、大人エレガントに着こなすなら、ロングコートとのコンビネーションがおすすめです。着こなしのお手本にしたいのが、品格を備えたスタイルを巧みに操る英国王室のキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)。今回は、ロングブーツをノーブルに履くスタイリングのポイントを、キャサリン妃のルックからお伝えします。

コートをドレスのように着こなすのは、キャサリン妃の得意技。この日は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の赤いロングコートを主役に、「ジュリエット・ボタリル(JULIETTE BOTTERILL)」の帽子と「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のブーツを黒でそろえて、赤と黒のツートーンで全体のバランスを整えました。コートの裾は遊ばせて、ロングブーツをのぞかせるのも、コートルックを凜々しく見せる小技です。

白×黒のスッキリスタイル

ダークカラーが多くなる冬は、“白×黒”ですっきりまとめるモノクロの装いは重宝したいスタイルです。この日のキャサリン妃は、「ザラ(ZARA)」の千鳥格子柄スカートに、カスタムメードの「アレキサンダー・マックイーン」のコートをオン。「マルベリー(MULBERRY)」のバッグと「ジャンヴィト ロッシ」のブーツを黒でそろえて、白系ウエアを引き締めています。

ブラウンの同系色で抜かりない統一感

服とブーツを同系色でそろえたスタイリングは統一感があり、抜かりない雰囲気を醸し出します。セレモニーなどの装いに好適です。キャサリン妃がキーカラーに選んだのは、ブラウン。「ホッブス・ロンドン(HOBBS LONDON)」のコートとブーツをブラウン系でまとめて気品をキープ。コートの上から細いベルトを巻いて、アクセントを添えました。「キルタネ・スコットランド(KILTANE SCOTLAND)」のタートルネックで、ワインカラーの差し色を利かせています。

グリーン系でナチュラルさを演出

人気が続くグリーンは、ナチュラル感を印象付けやすいカラーです。冬のルックに取り入れれば、程よく涼やかな雰囲気に。「ヴィクトリア・ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」のドレスに「アレキサンダー・マックイーン」のグリーンコートを重ねたキャサリン妃。ブラウンのロングブーツで足元を落ち着かせ、グリーンのミニバッグがキュートさを添えています。

爽やかブルーは黒で引き締め

冬はコートの存在感が強まるので、コートに隠れないブーツでシャープなイメージを引き出して。キャサリン妃は「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」のブルーコートをワンピース風に着こなしました。爽やかな色を選ぶと、コートもクールにまとえるという、理想のお手本。レザーグローブとロングブーツは黒でまとめて、コートの鮮やか色を引き立てています。

シーンを選ばないオリーブ

少しトーンを落としたオリーブ系のカラーは、シーンを選ばない有り難いカラーです。ほんのりミリタリーなムードも帯びているので、ロングブーツとも好相性。「アレキサンダー・マックイーン」のコートに身を包んだキャサリン妃は、ブラウンのブーツをオリーブ系でまとめた装いになじませました。アートライクな「フィリップ トレーシー(PHILIP TREACY)」のヘッドピースで落ち着きすぎる印象を防いでいるのも、巧みな小技です。

コントラストを強調したベージュコーデ

かさばって見えがちな冬は、縦長シルエットを意識したいもの。ロングコートのような着丈の長いアイテムとロングブーツを合わせれば、相乗効果を発揮します。この日、「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」のニットのセットアップを着たキャサリン妃。単色使いが、縦長の印象を強めています。上から「マッシモドゥッティ(MASSIMO DUTTI)」のロングコートを重ねることでさらに落ち感を強め、カラーコントラストもくっきり。黒いブーツが足元をシャープに見せています。

赤×黒が約束する格段の華やかさ

復活が目立つ赤をコートに迎えると、格別の華やかさをもたらします。互いを引き立て合うパートナーカラーはやはり、黒。キャサリン妃は黒のタートルネックとロングブーツをチョイス。最初に取り上げた「アレキサンダー・マックイーン」のロングコートをサンドイッチするように仕上げ、“赤×黒”の対比を際立たせました。黒いレザーグローブ、赤いチェック柄のスカートもハーモニーを奏でています。

ロングブーツを“キャサリン妃仕様”で優美に履きこなす鍵は、コートとのバランスにあり。コートとブーツの“ロング×ロング”なマッチングが、すっきりしたシルエットの決め手となります。色のコントラストを活用するのも役立つテクニックです。英国王室から着こなし技を拝借し、冬のルックに気品と防寒のダブルメリットを加えてみませんか。

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ロングブーツ×ロングコートはキャサリン妃に学べ カラー別コーデ7選【2023-24年秋冬トレンド】

ロングブーツがトレンドシューズに返り咲きました。足元がきれいにキマるのに加え、防寒もしっかりできるアイテムですが、大人エレガントに着こなすなら、ロングコートとのコンビネーションがおすすめです。着こなしのお手本にしたいのが、品格を備えたスタイルを巧みに操る英国王室のキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)。今回は、ロングブーツをノーブルに履くスタイリングのポイントを、キャサリン妃のルックからお伝えします。

コートをドレスのように着こなすのは、キャサリン妃の得意技。この日は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の赤いロングコートを主役に、「ジュリエット・ボタリル(JULIETTE BOTTERILL)」の帽子と「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のブーツを黒でそろえて、赤と黒のツートーンで全体のバランスを整えました。コートの裾は遊ばせて、ロングブーツをのぞかせるのも、コートルックを凜々しく見せる小技です。

白×黒のスッキリスタイル

ダークカラーが多くなる冬は、“白×黒”ですっきりまとめるモノクロの装いは重宝したいスタイルです。この日のキャサリン妃は、「ザラ(ZARA)」の千鳥格子柄スカートに、カスタムメードの「アレキサンダー・マックイーン」のコートをオン。「マルベリー(MULBERRY)」のバッグと「ジャンヴィト ロッシ」のブーツを黒でそろえて、白系ウエアを引き締めています。

ブラウンの同系色で抜かりない統一感

服とブーツを同系色でそろえたスタイリングは統一感があり、抜かりない雰囲気を醸し出します。セレモニーなどの装いに好適です。キャサリン妃がキーカラーに選んだのは、ブラウン。「ホッブス・ロンドン(HOBBS LONDON)」のコートとブーツをブラウン系でまとめて気品をキープ。コートの上から細いベルトを巻いて、アクセントを添えました。「キルタネ・スコットランド(KILTANE SCOTLAND)」のタートルネックで、ワインカラーの差し色を利かせています。

グリーン系でナチュラルさを演出

人気が続くグリーンは、ナチュラル感を印象付けやすいカラーです。冬のルックに取り入れれば、程よく涼やかな雰囲気に。「ヴィクトリア・ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」のドレスに「アレキサンダー・マックイーン」のグリーンコートを重ねたキャサリン妃。ブラウンのロングブーツで足元を落ち着かせ、グリーンのミニバッグがキュートさを添えています。

爽やかブルーは黒で引き締め

冬はコートの存在感が強まるので、コートに隠れないブーツでシャープなイメージを引き出して。キャサリン妃は「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」のブルーコートをワンピース風に着こなしました。爽やかな色を選ぶと、コートもクールにまとえるという、理想のお手本。レザーグローブとロングブーツは黒でまとめて、コートの鮮やか色を引き立てています。

シーンを選ばないオリーブ

少しトーンを落としたオリーブ系のカラーは、シーンを選ばない有り難いカラーです。ほんのりミリタリーなムードも帯びているので、ロングブーツとも好相性。「アレキサンダー・マックイーン」のコートに身を包んだキャサリン妃は、ブラウンのブーツをオリーブ系でまとめた装いになじませました。アートライクな「フィリップ トレーシー(PHILIP TREACY)」のヘッドピースで落ち着きすぎる印象を防いでいるのも、巧みな小技です。

コントラストを強調したベージュコーデ

かさばって見えがちな冬は、縦長シルエットを意識したいもの。ロングコートのような着丈の長いアイテムとロングブーツを合わせれば、相乗効果を発揮します。この日、「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」のニットのセットアップを着たキャサリン妃。単色使いが、縦長の印象を強めています。上から「マッシモドゥッティ(MASSIMO DUTTI)」のロングコートを重ねることでさらに落ち感を強め、カラーコントラストもくっきり。黒いブーツが足元をシャープに見せています。

赤×黒が約束する格段の華やかさ

復活が目立つ赤をコートに迎えると、格別の華やかさをもたらします。互いを引き立て合うパートナーカラーはやはり、黒。キャサリン妃は黒のタートルネックとロングブーツをチョイス。最初に取り上げた「アレキサンダー・マックイーン」のロングコートをサンドイッチするように仕上げ、“赤×黒”の対比を際立たせました。黒いレザーグローブ、赤いチェック柄のスカートもハーモニーを奏でています。

ロングブーツを“キャサリン妃仕様”で優美に履きこなす鍵は、コートとのバランスにあり。コートとブーツの“ロング×ロング”なマッチングが、すっきりしたシルエットの決め手となります。色のコントラストを活用するのも役立つテクニックです。英国王室から着こなし技を拝借し、冬のルックに気品と防寒のダブルメリットを加えてみませんか。

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ルチア・ピカが語る「バイレード」の自由な精神と創造性 「香水とメイクの架け橋を作る」

スウェーデン・ストックホルム発のフレグランス&メイクアップブランド「バイレード(BYREDO)」は、クリエイティブイメージ、メイクアップパートナーであるルチア・ピカ(Lucia Pica)が手掛けたホリデーコレクションを限定販売中だ。ルチアはフリーランスのメイクアップアーティストとして20年、ビューティ業界で活躍した後、2015年から6年にわたり「シャネル(CHANEL)」のクリエイティブメイクアップ&カラーデザイナーを務め、22年に現職に就いた。「バイレード」でのものづくりやブランドへの思い、最新コレクションについて聞いた。

「創業者のベンは人々に自由を許し最高のものを引き出す」

WWD:「バイレード」で仕事をするまでの経緯は?

ルチア・ピカ=「バイレード」クリエイティブイメージ、メイクアップパートナー(以下、ピカ):創業者のベン・ゴーラム(Ben Gorham)とは共通の友人を通じて知り合ったが、その時は自分の今後について軽く会話しただけで、わりと唐突なできごとだった。最初のミーティングでは特に具体的なプロジェクトについて話したわけではなく、まずは知り合いになってお互いに合うかどうかを確認した。その時は彼が私に「バイレード」のメイクアップディレクターを引き継いでほしいと思っていることすら知らなかった。

幸運なことに物事はごく自然にすんなりと流れ始めた。すぐに意見が一致し、ブランドに対する哲学や目標も合致した。ベンは常に自分のやることに対して答えとインスピレーションを見出そうとしている。彼は真に意図してそれを行っていて、私もそれを踏襲している。彼の真摯な態度は本当に素晴らしい。

WWD:ゴーラム創業者との会話で印象に残っていることは?

ピカ:一番印象に残っているのは、最初の会話だ。約1時間の会話の中で、物事の捉え方がまったく同じだったことにとても惹かれた。まるで同じ言語を話しているような、昔から彼を知っているような安心感を持てた。

WWD:「シャネル」でのクリエーションと「バイレード」でのクリエーションの違いは?

ピカ:興味深い違いとしては、ブランドの創始者やオーナーといったクリエイティブな人たちと頻繁に話をするようになった。大企業では、往々にして多くの人が関わっているため、多くのステップを省かれることがあるが、「バイレード」では心をオープンにして何度も話し合うことができる。それもあって物事が速く進み、ブランドの核心やエモーショナルな部分に直接触れることが容易にできる。ベンとの仕事はありのままの新鮮なエネルギーに触れられる自由があると思っていて、それは特別でありながら正しい道のりだと思う。ほかの人とのコラボレーションも同様だ。彼は人々に自由を許すことで、結果、彼らから最高のものを引き出している。

WWD:これまでの経験で「バイレード」の仕事に生かされていることは?

ピカ:「バイレード」でのこの数年間、自然なフローが流れると同時に刺激的な面もあり大変充実している。志を同じくするクリエイティブな人たちと一緒に仕事ができて、しかも表現の自由があるのは本当に素晴らしいこと。ベンと彼が創り上げたブランドはとても魅力的で、そのメイクアップセクションを担当し開発することはスペシャル。これからも挑戦したいことがたくさんある。このコラボレーションは本当に素晴らしい。

ホリデーコレクションのテーマは“セルフイリュージョン”

WWD:今回のホリデーで新しいメイクアップコレクションを発売したが、製作の過程はどうだった?

ピカ:ホリデーコレクションは、“バル ダフリック(Bal d'Afrique)”の香りについてベンと話した後に生まれた。彼は、父親の日記を読んだ記憶だけで未踏の地に愛着を持ち、香りを通じて人々をその地に連れて行った。そしてそれは感情移入できる世界を創り上げ、その経験をメイクアップや色に昇華したいという私のアイデアと一致した。“セルフ・イリュージョン・コレクション”のアイデアは、この神秘の世界を創り出すことだった。リアルで生きていると感じられる夢の中の風景があり、もしかしたら過去に見たことがない「何か」が現実に訪れるのかもしれない。現実と夢の感覚が共存しているかのような。私はこのような心情を色で想像し、その中間的でスモーキーな色合いに変換してみた。グレーでもなく、青でもなく、こげ茶色と暖かなテラコッタカラー、そしてアクセントとしての明るい色みを加えた。「幻想状態」、そんなムードを形にしたいと思った。

WD:ホリデーコレクションのおすすめの使い方は?

ピカ:このコレクションでは、その日のインスピレーション次第で、何を主役にするかを決めることができる。パレットにスポットライトを当てたいなら、シルバーかゴールドのどちらかをアクセントにしたスモーキーアイで楽しんでほしい。このパレットは寒色系と暖色系を備えていて、チャコール、グレーブルー、そしてシルバー、それらを同時に使うことももちろん素敵。チャコールグレーを使って、目の奥行きや目頭、目尻に深みを出し、丸くぼかしてスモーキーアイの効果を出す。そして、青みがかったシルバーグレーをまぶたの内側に入れ、目尻を含む上部にはシルバーのアクセントを加える。暖色系にする場合も同様にブラウンとゴールドを用いる。あるいは、アイライナーをまぶたの縁の内側に使い、まつ毛の生え際をはっきりさせてから、パレットのブラウンとゴールドを上にのせてなじませるのもおすすめ。

マスカラを主役にするなら大胆に使って、艶やかで透明感のある肌のトーンに。私自身はブルーのマスカラは使用しないが、“イロ―デッド エコー”はグリーンとブルーの中間の色で、温かみのあるグレイッシュなトーンによって絶妙なバランスが生まれ、遊び心がありながら洗練された、少しミステリアスな雰囲気を醸し出す。意外性のあるものに挑戦する気持ちと、過剰になりすぎない洗練された安心感を合わせ持つような繊細さにこだわった。

“カジャールペンシル パープレックスト”は、ブロンズ系のカーキなのであまり正確に線を引かなくても大丈夫。指先で内側に塗ったり、まつ毛の生え際に沿わせて外角に向かって少し伸ばしたり。とてもソフトで繊細なので、正直なところこのペンシルで失敗することは難しいはず!

リップスティックは自信に満ちた赤の中にテラコッタカラーも含み、より使いやすく多様な肌のトーンに適応する。このコレクションは、私にとって本当にウエアラブルなコレクションだ。

「メイクアップにブランドの本質を反映させたい」

WWD:今後、「バイレード」で挑戦したいことは?

ピカ:「バイレード」は内面的な感情の世界を物語るブランドで、見た目の美しさだけでなく、商品を使って素晴らしい体験をしてもらえる。私の役割はメイクアップを施し、顔になじませ、自分の一部となる体験を与えるテクスチャーを提供することで自己表現を実現し、なおかつ個性を内側から輝かせること。それを可能にする商品を作り提供することにより皆さんが楽しみながら自己を見出し、創造性を探求することが大切だ。「バイレード」のメイクアップが皆さんの顔で素敵に輝くことに熱い思いをかけている。さらに言えば、「バイレード」の中でフレグランスとメイクアップの架け橋を作り、メイクアップに「バイレード」の本質を反映させたいと願っている。

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古着「ロエコ・バイ・ジャム」が急拡大、12月23日に仙台店をオープン 今年7店舗目

12月23日にオープンするロエコ・バイ・ジャム仙台店

「古着屋ジャム」を東京・原宿、大阪などで14店舗運営するJAM TRADING(大阪、福嶋政憲社長)は12月23日、“低価格でエコ”を切り口とする別業態「ロエコ・バイ・ジャム(以下、ロエコ)」を仙台にオープンする。

場所は仙台駅から徒歩5分のクリスロード商店街内(2階)で、売り場面積は約330㎡。福嶋社長は、「常時7000点以上の古着をラインアップ。さらに毎週500点の商品を追加するので、来店するたびに新たな出合いがあるはず」と話す。

ロエコの2022年末の店舗数は4で、今年7店舗(1月に福岡、4月に下北沢と名古屋、6月に下北沢[2号店]と広島、7月に大阪・アメリカ村[2号店])を増やして、11店舗と3倍近くにした。これについて福嶋社長は、「アメリカ村店(18年オープン)や京都店(同21年)が好調で、そこで育った人材に新店を任せられる体制が整った。また、地方はまだ“コロナ明け直後”で、良い物件に巡り合えたのも大きい」と述べる。

■ロエコ・バイ・ジャム仙台店
オープン日:12月23日
時間:11:00〜20:00
定休日:無休
住所:宮城県仙台市青葉区中央2-4-3 中島ビル2階

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古着「ロエコ・バイ・ジャム」が急拡大、12月23日に仙台店をオープン 今年7店舗目

12月23日にオープンするロエコ・バイ・ジャム仙台店

「古着屋ジャム」を東京・原宿、大阪などで14店舗運営するJAM TRADING(大阪、福嶋政憲社長)は12月23日、“低価格でエコ”を切り口とする別業態「ロエコ・バイ・ジャム(以下、ロエコ)」を仙台にオープンする。

場所は仙台駅から徒歩5分のクリスロード商店街内(2階)で、売り場面積は約330㎡。福嶋社長は、「常時7000点以上の古着をラインアップ。さらに毎週500点の商品を追加するので、来店するたびに新たな出合いがあるはず」と話す。

ロエコの2022年末の店舗数は4で、今年7店舗(1月に福岡、4月に下北沢と名古屋、6月に下北沢[2号店]と広島、7月に大阪・アメリカ村[2号店])を増やして、11店舗と3倍近くにした。これについて福嶋社長は、「アメリカ村店(18年オープン)や京都店(同21年)が好調で、そこで育った人材に新店を任せられる体制が整った。また、地方はまだ“コロナ明け直後”で、良い物件に巡り合えたのも大きい」と述べる。

■ロエコ・バイ・ジャム仙台店
オープン日:12月23日
時間:11:00〜20:00
定休日:無休
住所:宮城県仙台市青葉区中央2-4-3 中島ビル2階

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「キコ」×「ヘブン」×「アシックス」が2024年に発売か? メリージェーンにハイテクソールをドッキング

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、「アシックス(ASICS)」と「ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS、以下ヘブン)」とのトリプルコラボによるシューズの発売を公式インスタグラムで示唆している。

投稿されたのは、メリージェーンをベースにしたようなシューズだ。アッパーには、レザー調やラメ入りのゴムなど、素材が異なる無数のストラップを配し、キルティングを思わせるステッチで星をデザインした。ソールは「アシックス」製を採用しているようだ。サイドにはシルバーのラインを走らせ、少女性とフューチャリスティックなムードを共存させている。

添えられたテキストは“2024"のみで、来年以降に発売するものと思われる。

「キコ コスタディノフ」は2017年以降、「アシックス」とのタッグでシューズを発表してきた。今年5月には「アシックス スポーツ スタイル(ASICS SPORTSTYLE)」によるユニセックスのアパレルライン、“アシックス ノヴァーリス(ASICS NOVALIS)”を共同で立ち上げた。

「ヘブン」とは今年2月に初めて協業し、アパレルやバッグ、アクセサリーをそろえたコレクションを発売している。

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「プラダ ビューティ」のキャンドルが発売 バニラ、イラン、シダー、イリスの4種の香り

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は12月26日、ブランドを代表するフレグランスコレクション"インフュージョン ドゥ プラダ”から、新たにキャンドル(各165g、各1万6500円)と、キャンドルキャップ(7700円)を発売する。12月25日まで阪急うめだ本店で開催しているポップアップストアでは、両商品共に先行限定販売している。

香りは、スモーキーなバニラにシトラスを加えた“バニラ”、爽やかで清潔感のある“シダー”、フローラルな“イリス”、甘く華やかな“イラン”の4種類をラインアップ。パッケージは“プラダ グリーン”をメインに、サフィアーノレザー調のラベルをあしらった。

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「ファーフェッチ、買収提案したが間に合わず」ジェイド田中社長

今回のファーフェッチ(FARFETCH)の経営危機に機敏に反応した日本の起業家が、ジェイドグループ(旧ロコンド)の田中裕輔社長だ。「実は経営危機が表面化したタイミングで、ファンドなどと連携し、買収提案をしていた」という。最終的にはクーパンによる買収が12月18日に発表され、ジェイドとは合意には至らなかったものの、「公開資料から事業計画を練った。高コスト体質さえ改善できれば、数百億円の営業利益が出せると判断した。ただ、そのためには大幅なリストラや債務削減が必要だった」と振り返る。今回クーパンは債務も引き受けることになるため、買収金額は実質は5億ドルよりはるかに多い金額になる。「ニュースを見てすぐに動いたつもりだが、もう少し早いタイミングでオファーできたらあるいは、と思うと悔しい」という。

ジェイドは23年3月期で商品取扱高(GMV)236億円、営業利益9.9億円だが、2030年にGMV1000億円、営業利益100億円に引き上げる長期ビジョンを掲げている。達成に向けた主要施策の一つに積極的なM&Aを挙げており、今回もその方針に沿ったものだった。

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【2024年バレンタイン】「ラッシュ」が愛を伝えるバスボムやスキンケア品を限定発売 バラエティ豊かな全38種

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は、2024年1月4日、バレンタインに向けたコレクションを発売する。ラブレターや媚薬の瓶をデザインしたバスボムや唇型のシャワージェルなどのほか、スキンケアやボディーケア、フレグランスなど、ギフトセット含め全38種類を用意する。

今回のコレクションでのうち半数は環境配慮の観点からパッケージを作らず、ゴミを出さない方法で販売。中でもバスボム、泡風呂、ソープを一つの商品で楽しめるギフトセット“ラブバーガー ギフト”(2750円)は、シンプルなパッケージでユーモアも取り入れた「ラッシュ」らしさが光るアイテムだ。ハートにかたどられたピンクのバスボムをバンズに見立て、パティをシトラスノートのバブルバー、ビタミンを含むトマト果実やレタス葉をミックスしたソープをレタスとトマトの形にし、ハンバーガーの形にした。

ほか、バスボム2個が入った“アイム ユアーズ ギフト”(2250円)、限定バスボムとバブルバー4種を詰め合わせた“ベストフレンズフォーエバー ギフト”(6580円)、ボディーケアやシャワーアイテム7種が入った“ロッツ オブ ラブ ギフト”(9900円)なども、ボックスにコメントを書いたり同封のステッカーで箱をデザインしたりと、贈られた後も活用できるような工夫がなされている。

単品アイテムはバスボム3種、バブルバー1種、ソープ2種、シャワージェル1種3品、シャワージェリー1種で、価格は730〜5330円。カエルをデザインしたシートマスク“プリンスチャーミング マスク”(1500円)、ローズウォーターが含まれているアイパック“アイハートユー”(850円)、ラズベリーシードオイルと自然由来のスクラブである砂糖を配合したリップスクラブ“キュートトーク”(1500円)、オレンジとグレープフルーツの爽やかな香りが楽しめるリップバター“クラッシング”(1100円)などのスキンケア商品もラインアップ。

イランイラン、ローズ、ジャスミンのフローラルノートが安眠へと誘うピロースプレー“グッドナイト スイートハート”(2400円)や80年代に世界を席巻した音楽とファッションのムーブメントである「ニューロマンティック」にインスピレーションを受けたジェンダーレスなフレグランス“ニューロマンティクス”(6600円)といったフレグランスアイテムも登場する。

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「リモワ」が丸の内店をリニューアル 大理石を用いた洗練された空間に

「リモワ(RIMOWA)」は東京・丸の内の店舗をリニューアルオープンした。

本リニューアルでは丸の内の洗練された街並みに調和することを目指し、ファサードに大理石を用いた。店内中央に位置するシンボリックな柱にも同じ大理石をふんだんに使用し、フローリングには竹素材を採用。ナチュラルでありながらも洗練された空間に仕上げた。

2つの区画に分かれた店内はゆったりと買い物楽しめるレイアウトで、奥側のスペースにはシーティングエリアを設ける。同ブランドのアイコンであるグルーヴデザインが施されたスーツケースのほか、ビジネス向きのブリーフケースやバックパックなどの幅広いアイテムをそろえる。

■リモワ ストア 東京 丸の内店
営業時間:11:00〜19:00
住所:東京都中央区丸の内3-4-1

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「リモワ」が丸の内店をリニューアル 大理石を用いた洗練された空間に

「リモワ(RIMOWA)」は東京・丸の内の店舗をリニューアルオープンした。

本リニューアルでは丸の内の洗練された街並みに調和することを目指し、ファサードに大理石を用いた。店内中央に位置するシンボリックな柱にも同じ大理石をふんだんに使用し、フローリングには竹素材を採用。ナチュラルでありながらも洗練された空間に仕上げた。

2つの区画に分かれた店内はゆったりと買い物楽しめるレイアウトで、奥側のスペースにはシーティングエリアを設ける。同ブランドのアイコンであるグルーヴデザインが施されたスーツケースのほか、ビジネス向きのブリーフケースやバックパックなどの幅広いアイテムをそろえる。

■リモワ ストア 東京 丸の内店
営業時間:11:00〜19:00
住所:東京都中央区丸の内3-4-1

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「ルイ・ヴィトン」が渋谷でポップアップ ファレルによる2024年春夏メンズコレクションが並ぶ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、1月2〜21日の期間、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)メンズ クリエイティブ・ディレクターが手掛ける2024年春夏メンズコレクションをそろえるポップアップストアを渋谷にオープンする。

同コレクションでは、デジタル化したダモフラージュ・モチーフやアイコニックなダミエ、モノグラムを取り入れている。店内は、23年6月にパリのポンヌフ橋で開催した2024春夏メンズ・ファッションショーの会場デザインを思わせる、遊び心に富んだ世界観を表現した。プレタポルテのほか、シューズやトラベルラゲージ、レザーグッズ、アクセサリー、サングラスやコネクテッド製品などの多彩なアイテムがそろう。国内ではこのポップアップ限定のアイテムも登場する。

■ルイ·ヴィトン2024春夏メンズ・ポップアップストア
会期:2024年1月2〜21日
住所:東京都渋谷区宇田川町19-3
営業時間:11〜20時

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使い捨て不織布製品を考える 「ヴェオセル™」が提唱する環境に配慮した製品選びとは

フェイスパックやウエットティシュ、生理用品やベビー用おしりふき、介護用品など、私たちが日常的に使用する使い捨ての不織布製品が何で作られているかを考えたことがあるだろうか。その多くはプラスチックである。こうしたプラスチック製品はその利便性から生活に深く浸透しているが、ごみの量は増えるし、廃棄方法によってはマイクロプラスチックとして海中を漂うこともある。そもそも現在の地球環境の状態を考えれば、使い捨て製品自体の使用量の削減が急務だが、衛生用品など必要不可欠な使い捨て製品もある。こうした状況を受け、法を整備する国も増えてきた。

規制が始まった欧州、
選択機会が増えた消費者

欧州連合(EU)は2019年、1回または短期間の利用後に廃棄されるプラスチックごみの総量を抑制するために、「特定プラスチック製品の環境負荷低減に関わる指令(SUPD)」を制定し、21年7月から施行している。流通が禁止された製品は、皿、カトラリー(フォーク・ナイフ・スプーン・箸など)、ストロー、マドラー、コップ、風船用の棒、綿棒の軸、発泡ポリスチレン製の食料・飲料用容器、オキソ分解性プラスチック製の全製品。また、特定の使い捨てプラスチック製品(飲料カップ、生理用品、ウエットティシュ、フィルター付きたばこ製品など)に対するプラスチックの含有情報や正しい廃棄方法などに関するラベル表示を義務化した。また、製品メーカーには廃棄物の処理やクリーンアップ、消費者の環境意識向上に関するプロフラムを支援することが求められており、合成繊維を含まないセルロース由来の製品への置き換えを始めるメーカーも出てきている。

SUPDが施行され2年以上が経過した現在、どのような変化があるのか。レンチング(LENZING)のスティーブン・ツアイ(Steven Tsai)=アジア不織布担当・アジア地域シニアコマーシャルディレクターは「今まで不織布に使われている“隠れたプラスチック”が“見える化”され、消費者の購買行動に少なからず影響を及ぼしている。また、この規制により消費者自身が“好ましい選択”ができるようになったことは意味がある」と語る。他方“隠れたプラスチック”を使用していない製品も素材に関する情報を積極的に出してその存在感をアピールしているという。「例えば、原料が森林認証を取得した木質由来の繊維であることを示すPEFCやFSC、有害化学物質に関する分析をクリアした製品に与えられるエコテックス、生分解や堆肥化可能のことです 従って、生分解性や堆肥化可能を示すテュフやビーガンの認証ロゴを表示するようになった」と語る。

こうした状況で、環境配慮に取り組むブランドが採用するのがオーストリアの繊維大手レンチングの「ヴェオセル™(VEOCEL™ )」だ。2018年に誕生した新しいブランドだが、現在のパートナー企業は数十社以上。「用途はさまざまだが、共通点はそれぞれのパートナー企業が当社同様、環境問題に対して真摯に取り組んでいる点だ。『ヴェオセル™』のロゴを製品に付ける企業も増えてきた」とツアイディレクター。

「ヴェオセル™」が支持される理由についてツアイディレクターは「森林認証の取れた木材から作られたセルロース繊維で、クリーンで安全な方法で製造されている点、そして、使用された製品が生分解し、たい肥化可能である点が信頼の柱になっている」と分析する。加えて、「選ばれるためには環境メッセージだけでなく、繊維そのものが持つ優位性がなければならない」という。「例えば『ヴェオセル™ビスコース』繊維は、レーヨン繊維の持つ高い吸水性とソフトな風合いがあり、パーソナルケア製品に広く採用されている。『ヴェオセル™リヨセル』繊維は、なめらかな表面が特徴で肌にやさしく、直接肌に触れるビューティケア、ベビーケア製品の風合いを向上させる。こうしたメリットは、データによって裏付けされており、パートナー企業にも共有している」。データ取得のために世界有数の研究機関や大学と共同研究を進めているという。「例えば生分解性については、米サンディエゴにある世界最大規模にして最古の地球科学と海洋の研究組織であるスクリップス海洋研究所(Scripps Institution of Oceanography)と共同で『ヴェオセル™リヨセル』『ヴェオセル™ビスコース』、モダール、コットン、オーガニックコットン、ポリ乳酸、ポリプロピレン、ポリエステルなど複数の繊維の海洋環境下での生分解性を調査し、情報公開をしている。こうした活動も支持される理由だと考えている」。

しかし、木材由来のセルロース繊維製品はプラスチック製品に比べてプレミアムな素材とみなされ、爆発的な拡がりを期待するのは難しい。「不織布が使用されているコスメ用品や衛生用品は価格訴求型から、肌あたりの良さ、優れたふき取り性能、環境配慮型など多くの製品があり、私たちレンチングが全てを解決できるとは考えていない。けれど、あまたある素材から『ヴェオセル™』を選んでくれたパートナー企業と社会的責任のある製品を送り出し、サプライチェーンを含めて成長していることをうれしく思う」。

「ニュートロジーナ」や
「赤ちゃん本舗」が採用

「ヴェオセル™」を採用したブランドはどのようなストーリーで消費者に訴求しているのだろうか。消費財ブランド「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」は、アメリカ市場で「ヴェオセル™」繊維を使用したクレンジングシートを発売した。「使用後約35日で、家庭でのコンポスト化が可能であることをアピールしている。クレンジングシートはケアを手軽にできる製品だが、ごみとして廃棄されることから『環境に悪いのでは?』と疑問を持つ消費者も多いだろう。そのケア製品の行く先がごみ箱ではなく、生ごみ処理機・コンポストだとすれば、消費者の罪の意識が環境への貢献へと変わる。このようなクリーン・ビューティ製品は世界的に広がっている」。

「赤ちゃん本舗」は、「水99%Superシリーズ」のプレミアム製品として「ヴェオセル™」を用いた製品を企画した。「新生児の敏感な肌にもやさしい点に加えて、植物由来でサステナブルな植林法で管理された森林から得られた繊維であること、生分解性であることなどを訴求し、赤ちゃんと地球を大切に思う気持ちを商品に込めたものだ。『赤ちゃん本舗』の想い“未来へつながる子育て総合支援企業として、持続可能な社会の発展に貢献する”にかなう製品となった」とツアイディレクター。

今後の展望と
日本市場への期待

すでに「ヴェオセル™」ブランドを採用しているパートナー企業が従来の「ヴェオセル™」繊維から、カーボンニュートラルな「ヴェオセル™」繊維にアップグレードしているケースもあるという。「気候変動に直面している現在、CO2削減は企業にとって必ず達成しなければならない課題だ。既に韓国のサニタリーやシートパックなどで知られる『イェジミイン(YEJIMIN)』や台湾スキンケアブランド『ブリッジ24/7(BRIDGE 24/7)』はカーボンニュートラルな『ヴェオセル™』繊維を用いた製品を発売しており、今後はより多くのカーボンニュートラルな『ヴェオセル™』繊維を使用した製品が生まれる予定だ」。

レンチングも温室効果ガス排出削減目標を着実に達成できるようにCO2削減に取り組んでいる。「自社の努力はもちろんサプライヤーとの協働に加え、森林再生プロジェクトなどに積極的にかかわることで2021年、実質カーボンニュートラルを達成した」。

日本市場の展望についてツアイは、「『赤ちゃん本舗』の成功例のように、多くの社会的責任を果たすパートナー企業との取り組みを広げ、生活者が身体的にも精神的にも、そして社会的にも満たされた状態になるような、ウェルビーイングに向けた製品開発やサプライチェーンを通した啓発活動など、ウェルビーイングに向けた製品開発やサプライチェーンを通した啓発活動などを増やしたいと考えている。そのためには、『ヴェオセル™』の優位性を浸透させなければならない。その一環として12月6~8日、東京で開催されたエコ・プロ展に参加した。3年連続で参加しているがその理由は、「パートナー企業だけでなく、多くの消費者および未来の消費者となる子どもたちと直接対話することができるから。いわゆるZ世代やそれに続く子どもたちも数年すれば消費者やパートナーとなる。次の世代へとつながるよう、サステナブルな社会を育てていくことが大切で、それにはより多くの日本のサプライチェーンパートナーズとの協働が不可欠になる。パートナー企業や消費者を巻き込むさまざまなアクティビティーを計画する予定で、多くの人を巻き込みながらサステナブルでウェルビーイングな社会を作っていきたい」とツアイディレクターは語る。

※VEOCEL™およびヴェオセル™はLenzing AGの商標です。

TEXT : YUKO HIROTA
問い合わせ先
レンチングファイバーズ
mailto:office@lenzing.com

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使い捨て不織布製品を考える 「ヴェオセル™」が提唱する環境に配慮した製品選びとは

フェイスパックやウエットティシュ、生理用品やベビー用おしりふき、介護用品など、私たちが日常的に使用する使い捨ての不織布製品が何で作られているかを考えたことがあるだろうか。その多くはプラスチックである。こうしたプラスチック製品はその利便性から生活に深く浸透しているが、ごみの量は増えるし、廃棄方法によってはマイクロプラスチックとして海中を漂うこともある。そもそも現在の地球環境の状態を考えれば、使い捨て製品自体の使用量の削減が急務だが、衛生用品など必要不可欠な使い捨て製品もある。こうした状況を受け、法を整備する国も増えてきた。

規制が始まった欧州、
選択機会が増えた消費者

欧州連合(EU)は2019年、1回または短期間の利用後に廃棄されるプラスチックごみの総量を抑制するために、「特定プラスチック製品の環境負荷低減に関わる指令(SUPD)」を制定し、21年7月から施行している。流通が禁止された製品は、皿、カトラリー(フォーク・ナイフ・スプーン・箸など)、ストロー、マドラー、コップ、風船用の棒、綿棒の軸、発泡ポリスチレン製の食料・飲料用容器、オキソ分解性プラスチック製の全製品。また、特定の使い捨てプラスチック製品(飲料カップ、生理用品、ウエットティシュ、フィルター付きたばこ製品など)に対するプラスチックの含有情報や正しい廃棄方法などに関するラベル表示を義務化した。また、製品メーカーには廃棄物の処理やクリーンアップ、消費者の環境意識向上に関するプロフラムを支援することが求められており、合成繊維を含まないセルロース由来の製品への置き換えを始めるメーカーも出てきている。

SUPDが施行され2年以上が経過した現在、どのような変化があるのか。レンチング(LENZING)のスティーブン・ツアイ(Steven Tsai)=アジア不織布担当・アジア地域シニアコマーシャルディレクターは「今まで不織布に使われている“隠れたプラスチック”が“見える化”され、消費者の購買行動に少なからず影響を及ぼしている。また、この規制により消費者自身が“好ましい選択”ができるようになったことは意味がある」と語る。他方“隠れたプラスチック”を使用していない製品も素材に関する情報を積極的に出してその存在感をアピールしているという。「例えば、原料が森林認証を取得した木質由来の繊維であることを示すPEFCやFSC、有害化学物質に関する分析をクリアした製品に与えられるエコテックス、生分解や堆肥化可能のことです 従って、生分解性や堆肥化可能を示すテュフやビーガンの認証ロゴを表示するようになった」と語る。

こうした状況で、環境配慮に取り組むブランドが採用するのがオーストリアの繊維大手レンチングの「ヴェオセル™(VEOCEL™ )」だ。2018年に誕生した新しいブランドだが、現在のパートナー企業は数十社以上。「用途はさまざまだが、共通点はそれぞれのパートナー企業が当社同様、環境問題に対して真摯に取り組んでいる点だ。『ヴェオセル™』のロゴを製品に付ける企業も増えてきた」とツアイディレクター。

「ヴェオセル™」が支持される理由についてツアイディレクターは「森林認証の取れた木材から作られたセルロース繊維で、クリーンで安全な方法で製造されている点、そして、使用された製品が生分解し、たい肥化可能である点が信頼の柱になっている」と分析する。加えて、「選ばれるためには環境メッセージだけでなく、繊維そのものが持つ優位性がなければならない」という。「例えば『ヴェオセル™ビスコース』繊維は、レーヨン繊維の持つ高い吸水性とソフトな風合いがあり、パーソナルケア製品に広く採用されている。『ヴェオセル™リヨセル』繊維は、なめらかな表面が特徴で肌にやさしく、直接肌に触れるビューティケア、ベビーケア製品の風合いを向上させる。こうしたメリットは、データによって裏付けされており、パートナー企業にも共有している」。データ取得のために世界有数の研究機関や大学と共同研究を進めているという。「例えば生分解性については、米サンディエゴにある世界最大規模にして最古の地球科学と海洋の研究組織であるスクリップス海洋研究所(Scripps Institution of Oceanography)と共同で『ヴェオセル™リヨセル』『ヴェオセル™ビスコース』、モダール、コットン、オーガニックコットン、ポリ乳酸、ポリプロピレン、ポリエステルなど複数の繊維の海洋環境下での生分解性を調査し、情報公開をしている。こうした活動も支持される理由だと考えている」。

しかし、木材由来のセルロース繊維製品はプラスチック製品に比べてプレミアムな素材とみなされ、爆発的な拡がりを期待するのは難しい。「不織布が使用されているコスメ用品や衛生用品は価格訴求型から、肌あたりの良さ、優れたふき取り性能、環境配慮型など多くの製品があり、私たちレンチングが全てを解決できるとは考えていない。けれど、あまたある素材から『ヴェオセル™』を選んでくれたパートナー企業と社会的責任のある製品を送り出し、サプライチェーンを含めて成長していることをうれしく思う」。

「ニュートロジーナ」や
「赤ちゃん本舗」が採用

「ヴェオセル™」を採用したブランドはどのようなストーリーで消費者に訴求しているのだろうか。消費財ブランド「ニュートロジーナ(NEUTROGENA)」は、アメリカ市場で「ヴェオセル™」繊維を使用したクレンジングシートを発売した。「使用後約35日で、家庭でのコンポスト化が可能であることをアピールしている。クレンジングシートはケアを手軽にできる製品だが、ごみとして廃棄されることから『環境に悪いのでは?』と疑問を持つ消費者も多いだろう。そのケア製品の行く先がごみ箱ではなく、生ごみ処理機・コンポストだとすれば、消費者の罪の意識が環境への貢献へと変わる。このようなクリーン・ビューティ製品は世界的に広がっている」。

「赤ちゃん本舗」は、「水99%Superシリーズ」のプレミアム製品として「ヴェオセル™」を用いた製品を企画した。「新生児の敏感な肌にもやさしい点に加えて、植物由来でサステナブルな植林法で管理された森林から得られた繊維であること、生分解性であることなどを訴求し、赤ちゃんと地球を大切に思う気持ちを商品に込めたものだ。『赤ちゃん本舗』の想い“未来へつながる子育て総合支援企業として、持続可能な社会の発展に貢献する”にかなう製品となった」とツアイディレクター。

今後の展望と
日本市場への期待

すでに「ヴェオセル™」ブランドを採用しているパートナー企業が従来の「ヴェオセル™」繊維から、カーボンニュートラルな「ヴェオセル™」繊維にアップグレードしているケースもあるという。「気候変動に直面している現在、CO2削減は企業にとって必ず達成しなければならない課題だ。既に韓国のサニタリーやシートパックなどで知られる『イェジミイン(YEJIMIN)』や台湾スキンケアブランド『ブリッジ24/7(BRIDGE 24/7)』はカーボンニュートラルな『ヴェオセル™』繊維を用いた製品を発売しており、今後はより多くのカーボンニュートラルな『ヴェオセル™』繊維を使用した製品が生まれる予定だ」。

レンチングも温室効果ガス排出削減目標を着実に達成できるようにCO2削減に取り組んでいる。「自社の努力はもちろんサプライヤーとの協働に加え、森林再生プロジェクトなどに積極的にかかわることで2021年、実質カーボンニュートラルを達成した」。

日本市場の展望についてツアイは、「『赤ちゃん本舗』の成功例のように、多くの社会的責任を果たすパートナー企業との取り組みを広げ、生活者が身体的にも精神的にも、そして社会的にも満たされた状態になるような、ウェルビーイングに向けた製品開発やサプライチェーンを通した啓発活動など、ウェルビーイングに向けた製品開発やサプライチェーンを通した啓発活動などを増やしたいと考えている。そのためには、『ヴェオセル™』の優位性を浸透させなければならない。その一環として12月6~8日、東京で開催されたエコ・プロ展に参加した。3年連続で参加しているがその理由は、「パートナー企業だけでなく、多くの消費者および未来の消費者となる子どもたちと直接対話することができるから。いわゆるZ世代やそれに続く子どもたちも数年すれば消費者やパートナーとなる。次の世代へとつながるよう、サステナブルな社会を育てていくことが大切で、それにはより多くの日本のサプライチェーンパートナーズとの協働が不可欠になる。パートナー企業や消費者を巻き込むさまざまなアクティビティーを計画する予定で、多くの人を巻き込みながらサステナブルでウェルビーイングな社会を作っていきたい」とツアイディレクターは語る。

※VEOCEL™およびヴェオセル™はLenzing AGの商標です。

TEXT : YUKO HIROTA
問い合わせ先
レンチングファイバーズ
mailto:office@lenzing.com

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「ポーター」がポーチ付きスマートフォン用ショルダーストラップを発表

「ポーター(PORTER)」は、スマートフォン用のショルダーストラップ"Shoulder Air Jacket with Pouch for iPhone 15 Pro"を発表した。価格は3万800円で、ブラックとオリーブの2カラーを用意。現在、吉田カバンの公式オンラインストアと「ポーター」全店で取り扱い中だ。

本作は、一般的なパーツとテープの組み合わせを独自の仕様で縫製した吉田カバンのオリジナルアイテムで、ストラップ部分には5種類の異なる織りのナイロンテープを使用することで、ワントーンの中に奥行きを表現している。付属するポーチは、ワイヤレスイヤホンなどを収納可能で、iPhone 15 Pro用のスマートフォンケースには伝統工芸の江戸切子の技法で「ポーター」のロゴをあしらった。

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「ポーター」がポーチ付きスマートフォン用ショルダーストラップを発表

「ポーター(PORTER)」は、スマートフォン用のショルダーストラップ"Shoulder Air Jacket with Pouch for iPhone 15 Pro"を発表した。価格は3万800円で、ブラックとオリーブの2カラーを用意。現在、吉田カバンの公式オンラインストアと「ポーター」全店で取り扱い中だ。

本作は、一般的なパーツとテープの組み合わせを独自の仕様で縫製した吉田カバンのオリジナルアイテムで、ストラップ部分には5種類の異なる織りのナイロンテープを使用することで、ワントーンの中に奥行きを表現している。付属するポーチは、ワイヤレスイヤホンなどを収納可能で、iPhone 15 Pro用のスマートフォンケースには伝統工芸の江戸切子の技法で「ポーター」のロゴをあしらった。

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グラニフ、原宿に旗艦店オープン 「脱Tシャツ」の象徴に

デザインTシャツで知られるグラニフ(graniph)が、大きく変わってきた。2020年9月に就任した村田明彦社長の指揮の下、大掛かりなリブランディングを実施。かつてTシャツとパーカが主力だった商品構成は、ニットやアウター、ボトムス、帽子、シューズ、バッグ、インテリア雑貨、ステーショナリー、キャンプグッズまで拡大した。店舗も年10〜15店舗のペースでスクラップ&ビルドを進め、この2年で20店舗ほど減らす一方で、これまで20〜30坪(約66〜100㎡)が中心だった店舗面積も50〜100坪(約165〜330㎡)へ広げる。

旗艦店はキャットストリートに130坪

12月21日には、東京・原宿のキャットストリートに約130坪(約430㎡)の旗艦店「グラニフ東京」をオープンした。オリジナルキャラクターである「ビューティフルシャドー(BEAUTIFUL SHADOW)」の初のショップ・イン・ショップを筆頭に、7つの異なるキャラクターやコンセプトの売り場スペースに加え、初となるカフェも併設する。村田明彦グラニフ社長は「商品構成は、すでにTシャツ・パーカー中心ではなくなっている。改めて『ポップカルチャーと融合したグラフィックブランド』としての立ち位置を発信する」と語った。

先行して心斎橋に10月3日にオープンした2層・80坪の路面店は、「予想以上に高調で、3カ月で売上高は8000万円を超え、年間3億円ペースで推移している」。アイテムのバリエーションを増やしたことで、キャラクターのファンが複数のアイテムを購入し、一人あたりの顧客のLTVを押し上げる、という好循環も生まれている。オリジナルキャラクターで最も人気のある「ビューティフルシャドー」は、「売上が20億円を突破している」という。

2024年6月期の売上高は、前期2割増の130億円を計画している。「細かい数字は非公表だが、営業利益も国際会計基準で10%以上を余裕で超えている」という。

12月19日夜には関係者を集めたレセプションパーティを行った。当日の店舗には、モリリンやMNインターファッションなど大手繊維商社がこぞって祝花を贈り、当日は首脳陣がお祝いに駆けつけた。村田社長は「商品構成を増やしたことで、商社との取引も増えつつある」という。

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「ヴァンズ」と「ビリーズ」が干支・辰にインスパイアされたコレクションを発表

「ヴァンズ(VANS)」とスニーカーショップ「ビリーズ(BILLY’S)」は、2024年の干支・辰にインスパイアされたコレクション“カンフー コレクション(KUNG-FU COLLECTION)”を発表した。12月23日10:00から「ビリーズ」の公式オンラインストアで先行予約販売を開始し、2024年1月1日に「ビリーズ」の店頭で発売する。

“カンフー コレクション”は、「ヴァンズ」を代表するスニーカー“オーセンティック(AUHTENTIC)”とリバーシブルベストの2型を用意する。“オーセンティック”は、グリーンとブラックの2カラーをそろえ、どちらもアッパーにサテンとベロアを用い、左右で素材使いが異なるアシンメトリーデザインを採用。またシューレースシステムをチャイナボタン仕様にアップデートしている。リバーシブルベストは、MA-1ジャケットがベースのシルエットで、グリーンの表面には龍をイメージした刺しゅうを、ブラックの裏面にはスカジャン風の刺しゅうをあしらった。価格は、“オーセンティック”が1万円、リバーシブルベストが1万8000円だ。

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「ベッドフォード」×「メゾン ミハラヤスヒロ」の新作 レザーを使ったストリートライクな2型

「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」と「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」は、 コラボレーションスニーカーを12月23日に発売する。シューズは2型で、サイズは36〜45を用意する。“ウェイン”(5万7200円)は、ブラックとホワイトの2色、“ジョージ”(4万9500円)はブラックとピンク、パープルの3色を展開する。「ベッドフォード」直営店舗、取り扱い店舗、メゾン ミハラヤスヒロ直営店舗、両ブランド公式オンラインストアで取り扱う。

両ブランドのコラボレーションは今回で3回目だ。シューズは、「メゾン ミハラヤスヒロ」のシグネチャーであるフットウエアシリーズ“オリジナル ソール スニーカーズ(ORIGINAL SOLE SNEAKERS)”の中でも人気のあるモデル“ウェイン(WAYNE)”と“ジョージ(GEORGE)”をベースにした。両モデルにダブルネーム刺しゅうを施し、オリジナルのシリーズと異なるスリムなシューレースを合わせている。

“ウェイン”は、「メゾンミハラヤスヒロ」の2021年秋冬コレクションで誕生した。履き口のまわりは、スポンジを極限まで抜いてスタイリッシュなフォームにし、ボリュームのあるソールを際立たせた。パテントレザーを使用することで、ストリートライクでありながらも洗練された一足に仕上げた。

“ジョージ”は、「メゾンミハラヤスヒロ」の2023年春夏コレクションで誕生した、ランニングシューズがベースのモデルだ。アッパーにはレザーとメッシュ、ナイロン、リフレクト素材を組み合わせている。シリーズ初の4色のラバーソールを採用している。ブラックは、「ベッドフォード」直営店と公式オンラインストア、海外取り扱い店舗限定カラーで、1月2日から発売する予定だ。

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「ベッドフォード」×「メゾン ミハラヤスヒロ」の新作 レザーを使ったストリートライクな2型

「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」と「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」は、 コラボレーションスニーカーを12月23日に発売する。シューズは2型で、サイズは36〜45を用意する。“ウェイン”(5万7200円)は、ブラックとホワイトの2色、“ジョージ”(4万9500円)はブラックとピンク、パープルの3色を展開する。「ベッドフォード」直営店舗、取り扱い店舗、メゾン ミハラヤスヒロ直営店舗、両ブランド公式オンラインストアで取り扱う。

両ブランドのコラボレーションは今回で3回目だ。シューズは、「メゾン ミハラヤスヒロ」のシグネチャーであるフットウエアシリーズ“オリジナル ソール スニーカーズ(ORIGINAL SOLE SNEAKERS)”の中でも人気のあるモデル“ウェイン(WAYNE)”と“ジョージ(GEORGE)”をベースにした。両モデルにダブルネーム刺しゅうを施し、オリジナルのシリーズと異なるスリムなシューレースを合わせている。

“ウェイン”は、「メゾンミハラヤスヒロ」の2021年秋冬コレクションで誕生した。履き口のまわりは、スポンジを極限まで抜いてスタイリッシュなフォームにし、ボリュームのあるソールを際立たせた。パテントレザーを使用することで、ストリートライクでありながらも洗練された一足に仕上げた。

“ジョージ”は、「メゾンミハラヤスヒロ」の2023年春夏コレクションで誕生した、ランニングシューズがベースのモデルだ。アッパーにはレザーとメッシュ、ナイロン、リフレクト素材を組み合わせている。シリーズ初の4色のラバーソールを採用している。ブラックは、「ベッドフォード」直営店と公式オンラインストア、海外取り扱い店舗限定カラーで、1月2日から発売する予定だ。

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「ジャックムス」の社長兼CEOが1年半で退任 後任は未定

ジャックムス(JACQUEMUS)は12月21日、バスティアン・ダグザン(Bastien Daguzan)社長兼CEOの退任を発表した。同氏は、2022年5月に最高経営責任者(CEO)に就任。一部の報道によれば、23年12月6日付で社長にも就任したという。いずれにしても、入社からおよそ1年半で同社を離れることとなった。後任は未定。

ダグザン前社長兼CEOは、1984年フランス生まれ。2009年から13年までクリス ヴァン アッシュ(KRIS VAN ASSCHE)でデベロップメント・ディレクターを務めた後、13年にルメール(LEMAIRE)のCEOに就任。17年3月にプーチ(PUIG)が擁するパコ ラバンヌのジェネラル・ディレクターに就任してからは、同ブランドのリブランディングを指揮し、2年間で売り上げを3倍に伸ばしている。その当時からジャックムスのコンサルティングを引き受けていたこともあり、22年5月にCEOとして同社に加わった。それまでは、創業者のサイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)=クリエティブ・ディレクターがCEO職も兼任していた。

ジャックムス=クリエティブ・ディレクターは、「バスティアンは、そのリーダーシップで当社の事業を率いてくれた。今後の彼のさらなる活躍を願っている」と語った。

ダグザン前社長兼CEOは、「サイモンが私を信頼してくれたことや、チームと共に経験した素晴らしい旅に感謝している。サイモンには、いつも多大なインスピレーションを受けていた。この冒険に参加できたことを誇らしく思う」と述べた。

「ジャックムス」は、ジャックムス=クリエティブ・ディレクターが09年にアトリエを構えたところからスタート。10年秋冬シーズンに初コレクションを披露して注目を集め、13年春夏からはパリ・ファッション・ウイークの公式スケジュールでコレクションを発表している。上場していないため決算を開示していないが、21年の売上高は1億ユーロ(約155億円)を超えたという。22年10月の時点で、ダグザン前社長兼CEOは25年までに5億ユーロ(約775億円)の売り上げを目指すとしていた。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップがオープン 岡山県からは経年変化が楽しめる「ムニ」のデニム

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来に繋ぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

【岡山県】
「ムニ(MUNI)」のデニムジャケット、デニムパンツ

「JMC」では岡山県にある人気デニムブランド指定工場で生産した「ムニ(MUNI)」のデニムジャケット、デニムパンツを発売する。同アイテムは、最高レベルの肌触り、伸縮性、染色性、強度をもつオーガニックコットンを用いた。生地は、旧型の力織機で通常の6倍の時間をかけてゆっくりと織ったものを使用。製造過程で糸へのストレスが少ないため穿けば穿くほどその人の体形に馴染む経年変化と肌触りを楽しめる。デニムパンツはシルエットにこだわり、フロントにタックボタン、脇にセルビッジをあしらった。デニムジャケットは2型40点、デニムパンツは4型120本の限定販売だ。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップがオープン 岡山県からは経年変化が楽しめる「ムニ」のデニム

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来に繋ぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

【岡山県】
「ムニ(MUNI)」のデニムジャケット、デニムパンツ

「JMC」では岡山県にある人気デニムブランド指定工場で生産した「ムニ(MUNI)」のデニムジャケット、デニムパンツを発売する。同アイテムは、最高レベルの肌触り、伸縮性、染色性、強度をもつオーガニックコットンを用いた。生地は、旧型の力織機で通常の6倍の時間をかけてゆっくりと織ったものを使用。製造過程で糸へのストレスが少ないため穿けば穿くほどその人の体形に馴染む経年変化と肌触りを楽しめる。デニムパンツはシルエットにこだわり、フロントにタックボタン、脇にセルビッジをあしらった。デニムジャケットは2型40点、デニムパンツは4型120本の限定販売だ。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」の“太陽を味方につける日焼け止め”に新作 ボディー用乳液タイプ発売

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は2024年2月21日、高いUV効果とスキンケア効果を兼ね備えたボディー用の日焼け止め “エマルションUVコールn”[SPF50+・PA++++](100mL、1万1000円)を発売する。乳液タイプのなめらかなテクスチャーで、肌に潤いを与えながら、太陽光の良い光を味方につけて紫外線から肌を守る。

同ブランドのUVシリーズは、独自技術“アダプタブルインシールドテクノロジー”を採用している点が特徴だ。UVケアは肌の上に紫外線防御膜を作る方法が主流だが、「クレ・ド・ポー ボーテ」研究所は肌の外側に加えて肌の内側からも守ることにも着目。太陽光から肌を守りながら肌に良い光を選択し取り込む技術を作り上げた。23年2月発売商品から同技術を生かした日焼け止めを発売しており、今回の新作にも搭載している。

“エマルションUVコールn”は、紫外線から肌を守りつつ潤いに満ちたハリや弾力のある肌に導く日焼け止め乳液。白浮きせずに伸び広がる滑らかなテクスチャーで、ベタつかず心地良く使用できる。肌のハリにアプローチする保湿成分のテンチャエキスやヒアルロン酸などを配合し、希少なランや天然ローズにインスパイアされた優美な香りに仕上げた。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」の“太陽を味方につける日焼け止め”に新作 ボディー用乳液タイプ発売

「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は2024年2月21日、高いUV効果とスキンケア効果を兼ね備えたボディー用の日焼け止め “エマルションUVコールn”[SPF50+・PA++++](100mL、1万1000円)を発売する。乳液タイプのなめらかなテクスチャーで、肌に潤いを与えながら、太陽光の良い光を味方につけて紫外線から肌を守る。

同ブランドのUVシリーズは、独自技術“アダプタブルインシールドテクノロジー”を採用している点が特徴だ。UVケアは肌の上に紫外線防御膜を作る方法が主流だが、「クレ・ド・ポー ボーテ」研究所は肌の外側に加えて肌の内側からも守ることにも着目。太陽光から肌を守りながら肌に良い光を選択し取り込む技術を作り上げた。23年2月発売商品から同技術を生かした日焼け止めを発売しており、今回の新作にも搭載している。

“エマルションUVコールn”は、紫外線から肌を守りつつ潤いに満ちたハリや弾力のある肌に導く日焼け止め乳液。白浮きせずに伸び広がる滑らかなテクスチャーで、ベタつかず心地良く使用できる。肌のハリにアプローチする保湿成分のテンチャエキスやヒアルロン酸などを配合し、希少なランや天然ローズにインスパイアされた優美な香りに仕上げた。

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ノンアル・ローアルコールカクテル20種類以上を楽しめるバーが渋谷に スイスのナチュラルコスメ「ナリン」とのコラボドリンクも

東京・渋谷の「THE 5th バイ スマドリ-バー」は、“五感で味わうNEW AUTHENTIC BAR” をテーマに、果物や野菜、スパイスを掛け合わせた、20種類以上のノンアルコール・ローアルコールカクテルと食事を提供している。ドリンクは、ノンアルコール飲料にも精通したバーテンダーが手掛けており、素材の掛け合わせによってさまざまな味や香りを楽しめる。どのメニューもアルコールの有無を選ぶことができ、アルコール飲料を飲む、飲まないに関わらず、全ての人が楽しめる場を目指す。

店頭には、ラズベリーに加えたコーヒーと黒胡椒の香りが奥行きを演出する“クリムゾンスター”(1500円、以下同)や、水出しの玉露にエルダーフラワーやオレンジフラワー、木の芽を華やかに香らせた “ザゼン”、スイーツ感覚で楽しめる“飲む透明モンブラン”などユニークなカクテルがそろう。そのほか、スイスのナチュラルコスメブランド「ナリン」との協業による、チャイをベースにしたホットカクテル“スパイスビューティー”も提供している。

店内は、ピーコックブルーを基調にDJブースを設けたエントランスと、インダストリアルな隠れ家をイメージしたバースペースで構成している。

4階にはギャラリースペースを新設する。バーと併せてノンアルコールドリンクを一つのカルチャーとして発展させることを目指し、アートやファッションなど分野を横断してイベントを行なっていく予定だ。

店名のTHE 5thには、“5階”に店を構え“五感”で楽しめる居心地の良い場所“5th プレイス”という意味を込めた。会員制システムを取り入れ、会員同士、会員と店舗が双方向で交流できるオンラインチャットを開設し、直接コミュニケーションを図ることで顧客の声を新メニューの開発や店舗の運営に生かす。

同店を運営するスマドリは、アサヒビールが提言する“スマートドリンキング”を推進するため、2022年1月にアサヒビールと電通デジタルが共同で設立した合弁会社だ。自治体や企業、大学との提携によって体験の機会を作り、酒類の楽しみ方の多様性を尊重し合える社会の実現を目指す。

※ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。ほどよく、楽しく、いいお酒。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。

■THE 5th バイ スマドリ-バー
住所:東京都渋谷区宇田川町23-10 5階
営業時間:水〜土曜日/17〜23時、日曜日/15〜22時
※月〜火曜日は定休日

問い合わせ先
THE 5th バイ スマドリ -バー
03-6809-0591

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ノンアル・ローアルコールカクテル20種類以上を楽しめるバーが渋谷に スイスのナチュラルコスメ「ナリン」とのコラボドリンクも

東京・渋谷の「THE 5th バイ スマドリ-バー」は、“五感で味わうNEW AUTHENTIC BAR” をテーマに、果物や野菜、スパイスを掛け合わせた、20種類以上のノンアルコール・ローアルコールカクテルと食事を提供している。ドリンクは、ノンアルコール飲料にも精通したバーテンダーが手掛けており、素材の掛け合わせによってさまざまな味や香りを楽しめる。どのメニューもアルコールの有無を選ぶことができ、アルコール飲料を飲む、飲まないに関わらず、全ての人が楽しめる場を目指す。

店頭には、ラズベリーに加えたコーヒーと黒胡椒の香りが奥行きを演出する“クリムゾンスター”(1500円、以下同)や、水出しの玉露にエルダーフラワーやオレンジフラワー、木の芽を華やかに香らせた “ザゼン”、スイーツ感覚で楽しめる“飲む透明モンブラン”などユニークなカクテルがそろう。そのほか、スイスのナチュラルコスメブランド「ナリン」との協業による、チャイをベースにしたホットカクテル“スパイスビューティー”も提供している。

店内は、ピーコックブルーを基調にDJブースを設けたエントランスと、インダストリアルな隠れ家をイメージしたバースペースで構成している。

4階にはギャラリースペースを新設する。バーと併せてノンアルコールドリンクを一つのカルチャーとして発展させることを目指し、アートやファッションなど分野を横断してイベントを行なっていく予定だ。

店名のTHE 5thには、“5階”に店を構え“五感”で楽しめる居心地の良い場所“5th プレイス”という意味を込めた。会員制システムを取り入れ、会員同士、会員と店舗が双方向で交流できるオンラインチャットを開設し、直接コミュニケーションを図ることで顧客の声を新メニューの開発や店舗の運営に生かす。

同店を運営するスマドリは、アサヒビールが提言する“スマートドリンキング”を推進するため、2022年1月にアサヒビールと電通デジタルが共同で設立した合弁会社だ。自治体や企業、大学との提携によって体験の機会を作り、酒類の楽しみ方の多様性を尊重し合える社会の実現を目指す。

※ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。ほどよく、楽しく、いいお酒。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。

■THE 5th バイ スマドリ-バー
住所:東京都渋谷区宇田川町23-10 5階
営業時間:水〜土曜日/17〜23時、日曜日/15〜22時
※月〜火曜日は定休日

問い合わせ先
THE 5th バイ スマドリ -バー
03-6809-0591

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 新商品 ボディーケア部門1位は「ウルラブ」「ディオール」「ハウス オブ ローゼ」「ジョンソンボディケア」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

「ディオール(DIOR)」のマルチバーム“ル ボーム”は、アクセサリー感覚で持ち歩けるパッケージのかわいらしさや髪の毛以外全身使えることなどが好評で、新商品の百貨店で首位に輝いた。続く2位にも同ブランドのボディージェルがランクインし、メイクやスキンケアにとどまらず、ボディーケアカテゴリーでも「ディオール」が人気を集める。累計売り上げが15万に達した「ウルラブ(ULRUB)」と、「WWDBEAUTY」ベストコスメの常連「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」の限定品がそれぞれスクラブで受賞し、スクラブケアが日常的になっていることがうかがえる。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・新製品

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ル ボーム”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ル ボーム・ディオール(DIOR)

自然由来指数95%(水68%を含む、ISO16128準拠)の自然由来成分で構成したフォーミュラを採用した、マルチクリーム。ツボクサ葉エキス(整肌)にヒアルロン酸ナトリウム(保湿)、シア脂(保湿)などを配合。ボディやフェイス、手元、ネイルなどの乾燥が気になるパーツの肌荒れから救う。(50mL、7260円)

\ バイヤーズコメント /

「いつでも使えるマルチバーム。アクセサリー感覚で持ち歩けるパッケージのかわいさも人気の理由(三原薫子・松屋 ショップMD部 MD1課 化粧品バイヤー)、「メディアやSNSで話題となり人気」(小林恵・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス アミューズボーテ担当バイヤー)などのコメントが集まり、首位に輝いた。

2位
“ミス ディオール シマリングローズ ボディ ジェル”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ミス ディオール シマリングローズ ボディ ジェル・ディオール(DIOR)

爽快感のあるフレッシュな香りが魅力のボディージェル。センティフォリア ローズ ウォーターを配合する”ボディジェル コレクション”の一つ。上品な香りときらめきを与えながら、肌を美しく整える。(75mL、6600円※数量限定品)

\ バイヤーズコメント /

「デコルテや腕につけると艶肌に仕上がる優秀ジェル」(南瀬奈・大丸神戸店化粧品担当サブマネージャー)、「ラメ感とミスディオールの香りのリュクス感。プレゼント需要も高い」(松原麻美・銀座三越化粧品バイヤー)などのコメントが人気のほどを示す。

3位
“アイスミント ボディミスト”

「シロ(SHIRO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・アイスミント ボディミスト・シロ(SHIRO)

数多の要望を受けて定番化したボディミスト。柑橘のフレッシュな香りを広げ、メントールが涼やかな空気をボディーを包み込む。(50mL、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「猛暑にぴったりの商品。持ち運びに便利なところも人気のポイント」(藤沢陽子・東急百貨店 ファッション雑貨事業部 ビューティー自主MD部 ビューティー担当バイヤー)、「夏の人気アイテムだが、今年は日差しが強い時期が長かったため夏に集中せずに稼働した」(横手くるみ・阪急阪神百貨店 博多阪急 服飾品営業部 ビューティー・リラクシング マネージャー)などの声を数多く集めた。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“ボディスクラブ”

「ウルラブ(ULRUB)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ボディスクラブ・ウルラブ(ULRUB)

沖縄産の塩とサンゴ粉末を配合した、沖縄生まれのボディースクラブ。ボディーソープとしても活躍する2WAYで黒ずみやザラつき、臭いをケアする。(460g、6908円)

\ バイヤーズコメント /

「ECでヒットしていた商品が店頭販売開始。“香水スクラブ”というコピーのとおり、香りのよさと使用感の良さで人気」(髙野真季・ハンズ広報部)、「バニラのラグジュアリーな香りがバスタイムをよりぜいたくな時間にしれくれると人気に。SNSでも多く発信され目にとめる方も多く、高価格帯でも迷わず購入されている。また肌の露出する機会が今年は多かったことから、売り上げ1位をキープしていた」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)などの理由から首位に輝いた。

2位
“バイブラント ラディアンス アロマミルク”

「ジョンソンボディケア」

WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・バイブラント ラディアンス アロマミルク・ジョンソンボディケア

ミネラルオイルによる高保湿力に、ナイアシンアミドとビタミンC誘導体(整肌)を加えたボディーローション。開発の背景には若い世代の美白需要の高まりがあり、ボディケア市場も昨対比で102%に伸長(21年8月〜22年8月インテージSRI+(全国小売店パネル調査)による調査データ)した。べたつきのない使用感でやさしくケアする。(200mL、657円/500mL、987円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課は、「ポンプタイプで使いやすいのと、香りのよさがSNSで話題になった」とコメント。潤いによる透明感を印象付ける、紺と白の大人かわいいデザインを採用し、9月にパッケージをリニューアルした。

3位
“ボディミルク”

「メシマセ(MESHIMASE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ボディミルク・メシマセ(MESHIMASE)

やわらかでみずみずしい、もぎたての果実のようなジューシー肌を追求して開発したインバスボディーミルク。モモ果汁(保湿)やアラントイン(皮ふコンディショニング成分)などの美容成分に、乾燥から守る潤いキープ成分もプラスした。(300g、1980円)

\ バイヤーズコメント /

「人気スクラブから派生したボディミルク。濡れた肌にも使え、ジューシーなピーチの香り。スクラブとの併せ使いも人気」と髙野真季・ハンズ広報部は説明する。簡単でスピーディーにケアできる設計に加え、甘やかな香りも人気を後押しした。

3位
“スキンミルク しっとり”

「ニベア(NIVEA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・スキンミルク しっとり・ニベア(NIVEA)

キー配合のミルクがクッションのような役目を担い、肌を乾燥から守るボディーローション。内部のセラミドの働きを助け、潤いが一日中持続する。首筋、腕、足のボディーをケアするだけでなく、フェイシャルケアにも活躍する。(350g、1078円/レフィル 290g、858円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「人気のボディーミルクから、使いやすいポンプタイプが登場した」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)ことが好評で、この結果となった。

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“ボディ スムーザー AC(アプリコットローズの香り)”

「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ボディ スムーザー AC(アプリコットローズの香り)・ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)

気になるザラつきを一掃する人気のボディーペーストの新作。ひじやひざ、かかとなどの古い角質を取り除くマッサージペースト。温泉成分にも含まれる成分から成る、3種のスクラブをバランスよく配合。無着色、無鉱物油などにこだわった処方は定番品と同様に設計し、ローズ由来の美容成分をプラスした。フルーティー ローズの香りが華やかで心地よく広がり、固くなったパーツを徹底的にケアする。(350g、1650円)


※現在は販売終了

1位
“バイブラント ラディアンス アロマミルク”

「ジョンソンボディケア」

WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・バイブラント ラディアンス アロマミルク・ジョンソンボディケア

ミネラルオイルによる高保湿力に、ナイアシンアミドとビタミンC誘導体(整肌)を加えたボディーローション。開発の背景には若い世代の美白需要の高まりがあり、ボディケア市場も昨対比で102%に伸長(21年8月〜22年8月インテージSRI+(全国小売店パネル調査)による調査データ)した。べたつきのない使用感でやさしくケアする。(200mL、657円/500mL、987円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「ナイアシンアミドが配合されていること、使用感が良いことで好評をいただいている。類似品の中でも比較的安価であることも売り上げ好調の一因だ」(アマゾン担当者)との声も聞かれた。

3位
“ザ ボディ ぬれた肌に使うボディ乳液 金木犀の香り”

「ビオレu(BIORE U)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品ボディーケア部門・ザ ボディ ぬれた肌に使うボディ乳液 金木犀の香り・ビオレu(BIORE U)

潤いを閉じ込め、しなやかな肌をキープするボディー乳液。ユニークな吊り下げ型パッケージで置き場所をとらず衛生的。濡れたまま使用できるのでバスルーム内で簡単に保湿ケアできる。(300mL、1078円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「お風呂の中で保湿ができる、とママパパSNSで話題となった商品に新しい香りが加わった。秋にぴったりな金木犀の香りですが強すぎずちょうどいいと好評」(アマゾン担当者)などの声もあり、売り上げを伸ばした。

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10名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを10名様にプレゼントします。トレンド感のある表情に導くメイクアップアイテムや、家族やパートナーとシェアして使えるユニセックススキンケアアイテムなど、総額3万円前後のキットをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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応募要項

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応募期間

12/19(火)〜2024/1/22(月)10:00

注意事項

・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません、ご了承ください。
・当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。当選者の住所及び転居先不明、または長期不在などの理由によりプレゼントをお届け出来ない場合は当選を無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
プライバシーポリシーはこちら

PHOTO:KOUICHI IMAI
TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 新商品リップ部門1位は「ナーズ」「オペラ」「ヴィセ」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

新商品の百貨店・セミセルフの首位は「ナーズ(NARS)」の“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”。塗るたびに唇に立体的な艶と潤いを与え、カラーとケア成分を融合させたハイブリッドリップスティックで、指名買いが多くヒットした。ドラッグストア・バラエティーショップでは「オペラ(OPERA)」の“リップティントN”が、ECでは「ヴィセ(VISEE)」の“ネンマクフェイク ルージュ”が首位を獲得し、艶感リップに人気が集中し、保湿ケア効果のある淡いカラーが支持を集めた。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・新製品

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”

「ナーズ(NARS)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック・ナーズ(NARS)

唇に潤いを与える独自のフォーミュラを配合し、スムースに伸びる心地よいテクスチャーを実現した。マンゴーバターが乾燥した唇を滑らかに整える。さらにシアバターが潤いをキープする、グロー・トゥ・リップフォーミュラを新たに採用した。“208”、“321”、“888”の3色が人気を集めた。(全10色、各4400円)

\ バイヤーズコメント /

「艶感があるリップで、血色感を与えるカラーが人気」(中尾絵莉・三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 化粧品バイヤー)、「塗るたびに唇に立体的な艶と潤いをもたらす、カラーとケア成分を融合させたハイブリッドリップスティック」(松原麻美・銀座三越化粧品バイヤー)の声が、マスクフリー後の今のトレンドを示す。

2位
“ディオールアディクト リップ マキシマイザー”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・ディオールアディクト リップ マキシマイザー「ディオール(DIOR)

潤いとふっくらボリュームアップに導く大人気のリップ プランパー。透明感を際立たせるナチュラルなカラーから鮮やかに発色するシェードまで幅広くそろえ、限定色“051”に人気が集中した。(全25色うち限定1色、各4620円)

\ バイヤーズコメント /

「他人から見られる意識が強まり、艶や潤いの出るグロスが人気。丸井今井では幅広い世代の来店客が増え、指名買いが多く見られた」(多田恭子・札幌丸井三越 ライフスタイル&ビューティー商品部 マーチャンダイザー)と、リップはメイクアップの核となるものの一つであることを改めて思わせる。

3位
“テクノサテン ジェル リップスティック”

「シセイドウ(SHISEIDO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・テクノサテン ジェル リップスティック・シセイドウ(SHISEIDO)

一人一人の唇にフィットして一体化するストレッチフレックステクノロジーをブランドで初めて採用した。独自のオイル色材を採用し、ふっくらとした美しい唇を描きながら、潤いと発色をキープする。“404 データ ストリーム”、“408 ボルテージ ローズ”、“409 ハーモニック ドライブ”に支持が集まった。(全20色、各3960円)

\ バイヤーズコメント /

「濃すぎず、自然に華やかさが出ると人気」(一宮直樹・京王百貨店新宿店 婦人・紳士服飾部 化粧品担当 統括マネージャー)。展開する全20色の中でもダスティーカラーが人気を集めた。

3位
“ルージュ ココ ブルーム”

「シャネル(CHANEL)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・ルージュ ココ ブルーム・シャネル(CHANEL)

16年に日本の研究所で開発をスタートし、140回を超えるテストを重ねた末に誕生した。独自の2層からなるテクノロジーを採用し、プランプ効果やロングラスティング効果を兼ね備える。微粒化された色素を高濃度で配合した発色で唇を彩る。新色の150 イーズ ドゥ シャネルが人気。(全22色うち新1色、限定3色、各5500円)©CHANEL

\ バイヤーズコメント /

「発色とプランプ効果の継続で人気」(水島加奈子・岩田屋三越/化粧品・宝飾時計営業部/アシスタントマーチャンダイザー)と言うように、継続してボリュームのある唇に注目を集めていることでも票を伸ばした。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“リップティントN”

「オペラ(OPERA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・リップティントN・オペラ(OPERA)」

高発色で色持ちが良く、透け感も楽しめるリップティント。ひと塗りで美しく発色するが、濃さを感じさせない透明感のあるカラー。ティント処方で唇そのものが色づいたようなナチュラルな仕上がりに。新色として仲間入りした“19”に支持が集まった。(全10色うち新1色、限定1色、各1760円)

\ バイヤーズコメント /

「長年、新作の色が出るたびに売れているブランド」(髙野真季・ハンズ広報部)、「“大人アンニュイ”、“エモ唇”とブルベにぴったりの秋カラーと発売直後に話題になった。『オペラ』らしいぷるんとした潤い感がより魅惑的になれるとSNSでも多く発信された」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)と今のムードを捉えた商品で首位を獲得した。

2位
“ネンマクフェイク ルージュ”

「ヴィセ(VISEE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・ネンマクフェイク ルージュ・ヴィセ(VISEE)

血色感を自然に高め、センシュアルで印象的な唇へと仕立てるスティックルージュ。唇に滑らせると、2層に分離する独自のラスティング処方を採用した。ヒアルロン酸やスクワランの保湿成分と、艶アップや色持ちをかなえる粘膜色フィルムコート成分を配合し、滑らかな質感で艶やかな唇を演出する。(全6色、各1540円)

\ バイヤーズコメント /

「ネーミングの通りの粘膜のような色と艶、乾燥しないと発売直後から人気」(富田美貴子・MCCマネジメント 商品部化粧品課)。“わがままな肉球”と名付けられたモーヴピンク(PK851)が注目を浴びた。

3位
“シアーリップ”

「アンドビー(& BE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・シアーリップ・アンドビー(& BE)

顔料を微細化して実現した美しい発色を、オイルとワックスのブレンドした処方で滑らかな使用感を追求。唇の水分を守りながら、潤いを与える処方でメークした唇をケアする。特に好評を得たのは、シックで赤みを帯びたブラウンのブリック、粘膜の延長のようなベージュピンクのヌードピンク。(全3色、各2200円)

\ バイヤーズコメント /

「美発色が長持ちするので、普段使いにおすすめ」(髙野真季・ハンズ広報部)と言うように、ヘアメイクアップアーティストの美意識が光るナチュラルで、絶妙なシアーカラーに人気が集まった。

3位
“ニュアンスラップティント”

「フジコ(FUJIKO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・ニュアンスラップティント(VOCE限定カラー)・「フジコ(FUJIKO)

田中みな実と中野明海・ヘア&メイクアップアーティストのタッグによる VOCE限定カラーがヒット。雑誌「VOCE」2022年9月号の付録だったミニリップを商品化し、限定販売した。(全11色、うち限定1色、各1408円)

\ バイヤーズコメント /

「トレンドのペールピンクで、薄く塗布するとナチュラルな仕上がりの粘膜リップに。重ね塗りするとしっかり艶発色する、話題のアイテム」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)、「伝説のリップが復刻。“粘膜ピンク”の絶妙な色と艶めきで『あざと可愛くなれる』『多幸感メイクができる』と話題で、店頭にも買い求めに来る人が多数いた」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)と店頭での盛り上がりを振り返る。

EC

バラエティー・ドラッグストア・EC

1位
“ネンマクフェイク ルージュ”

「ヴィセ(VISEE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・ネンマクフェイク ルージュ・ヴィセ(VISEE)

血色感を自然に高め、センシュアルで印象的な唇へと仕立てるスティックルージュ。唇に滑らせると、2層に分離する独自のラスティング処方を採用した。ヒアルロン酸やスクワランの保湿成分と、艶アップや色持ちをかなえる粘膜色フィルムコート成分を配合し、滑らかな質感で艶やかな唇を演出する。(全6色、各1540円)

\ バイヤーズコメント /

「発色と色持ちがよいとSNSで話題」(アマゾン担当者)と口コミも手伝い、“OR250 海星の恋心のテラコッタオレンジ”、“PK850 うさぎの恋人のコーラルピンク”、バラエティー・ドラッグストアでも好評の“PK851”に人気が集まった。

2位
“アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック”

「ナーズ(NARS)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック・ナーズ(NARS)

百貨店・セミセルフでは首位に輝いたリップカラー。唇に潤いを与える独自のフォーミュラを配合し、スムースに伸びる心地よいテクスチャーを実現した。マンゴーバターが乾燥した唇を滑らかに整える。さらにシアバターが潤いをキープする、グロー・トゥ・リップフォーミュラを新たに採用した。(全10色、各4400円)

\ バイヤーズコメント /

「発売後すぐに完売となり長期欠品の時期も。細い見た目もスタイリッシュで、とにかく塗り心地が良い」(時井統子・大丸松坂屋百貨店 MDコンテンツ開発第2部 ビューティ&ウェルネス DEPACO担当バイヤー)と、特に“888”のカラーが好評だったと言う。艶やかでシアーに彩色するダスティー ローズに支持が集まっている。

3位
“テクノサテン ジェル リップスティック”

「シセイドウ(SHISEIDO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・テクノサテン ジェル リップスティック・シセイドウ(SHISEIDO)

一人一人の唇にフィットして一体化するストレッチフレックステクノロジーをブランドで初めて採用した。独自のオイル色材を採用し、ふっくらとした美しい唇を描きながら、潤いと発色をキープする。“404 データ ストリーム”、“408 ボルテージ ローズ”、“409 ハーモニック ドライブ”に支持が集まった。(全20色、各3960円)

3位
“エクストラ リップ ティント”

「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:新商品リップ部門・エクストラ リップ ティント・ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)

新しいフォーミュラを採用してリニューアルしたリップカラー。ホホバ、アボカド、オリーブなど6種のボタニカル由来成分の配合はそのままに、付けた瞬間から潤いを与えるほどに保湿力をアップした。クレストを配したスタイリッシュなパッケージも好評。(全10色、各4950円)

ギフトキャンペーン

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豪華ベスコス商品詰め合わせ
10名様にプレゼント!

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを10名様にプレゼントします。トレンド感のある表情に導くメイクアップアイテムや、家族やパートナーとシェアして使えるユニセックススキンケアアイテムなど、総額3万円前後のキットをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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応募要項

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下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

12/19(火)〜2024/1/22(月)10:00

注意事項

・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません、ご了承ください。
・当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。当選者の住所及び転居先不明、または長期不在などの理由によりプレゼントをお届け出来ない場合は当選を無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
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TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 リップ部門1位は「ディオール」「ケイト」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフは「ディオール(DIOR)」の“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”が1位を獲得した。「ふっくらとした潤いとボリュームを与えるブランドを代表する商品。不動の人気No1だ」「カラーバリエーションが増えたことで、さらに人気が出た」と、圧倒的な強さを見せた。バラエティー・ドラッグストアとECは「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”が首位を独占。いずれもカラーは、“陽炎”のネーミングでも広がっている、黄みを含んだ血色感のある“03ロゼベージュ”が人気を集めた。「『落ちにくい』と人気を集めて、長らく売れている。マスクを外す人が増えてから、さらに好調に動いている」と言う。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合クレンジング・洗顔部門

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ディオール アディクト リップ マキシマイザー・ディオール(DIOR)

ヒアルロン酸やチェリーオイルを配合した新処方を採用。艶、高保湿、ボリュームアップの機能はそのままに、23年1月に生まれ変わったアイコンリップ。環境に配慮し、厳選した自然由来成分90%(ISO16128準拠)を配合。(全25色うち限定1色、各4620円)

\ バイヤーズコメント /

マスクから解放され、メイクを自由に楽しめるようになった昨今、「見られる意識の高まりとともに、唇のケアと艶感を同時にかなえるリップバームやグロスへの顧客支持が高い。SNSでバズる色も出るなど、人気色は一時品切れに」(多田恭子・札幌丸井三越 ライフスタイル&ビューティー商品部 マーチャンダイザー)をはじめ、多くの声が集まった。23年上半期のベストコスメでもランクインした。

2位
“ルージュ ココ ボーム”

「シャネル(CHANEL)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ルージュ ココ ボーム・シャネル(CHANEL)

地中海はサルデーニャ島産のオリーブ オレオアクティブを配合。シアバターに植物由来の3種のワックスを加えた独自成分イドゥラ ブースト コンプレックスもパワフルに働き、使うたびにふっくらとした柔らかな唇へと導く。(全9色、各4950円)©CHANEL

\ バイヤーズコメント /

「上半期に続き、多くの世代から支持の高い商品。男性客の購入も目立った」(藤沢陽子・東急百貨店 ファッション雑貨事業部 ビューティー自主MD部 ビューティー担当バイヤー)。23年上半期のベストコスメに続き、透けるような輝きにシースルー パールを見るような“912”に人気が集中した。

3位
“ディオール アディクト リップ グロウ”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・アディクト リップ グロウ・ディオール(DIOR)

ブランド初の厳選した自然由来成分90%(ISO16128準拠)を配合したナチュラル ティント リップ バーム。1日中続くたっぷりの潤いを実現した処方で、一人一人に合う血色感で唇を演出する。(全14色、各4620円)

\ バイヤーズコメント /

「ティント効果があり、リップの下地として使われるお客さまも多い。“001 ピンク”は、メイクをせずこれだけ塗っていても良いと好評」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネージャー)。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“リップモンスター”

「ケイト(KATE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・リップモンスター・ケイト(KATE)

21年5月にデビューした、大ヒットの高発色リップ。マスクした上からでも色が落ちにくく、付けたてそのままで持続すると話題になった。「WWDBEAUTY」のベストコスメでは22年上半期より首位を死守。(全14色うちWEB限定4色、各1540円)

\ バイヤーズコメント /

「滑らかな使い心地で色落ちしないとSNSで継続して話題となっている定番商品。在庫供給も安定してきた」(アマゾン担当者)の声があるなど、マスクオフが日常になった今も根強い人気を誇る。唇から蒸発する水分を活用し、密着ジェルに変化する独自処方を採用。下半期は、ヌーディーな色調に人気が集中した。

2位
“ニュアンスラップティント”

「フジコ(FUJIKO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ニュアンスラップティント・フジコ(FUJIKO)

“落ちない”を前提に設計した、ニュアンス ルージュ。ウォーターティント処方を採用することで艶やかで潤いのある、丸みを帯びた唇に仕上げる。気になる縦ジワもカバーしながら、素の唇がほんのりと色付くように発色する。付けるたびに広がるグレープフルーツの香りも好評。(全11色、うち限定1色、各1408円)

3位
“ミューテッド シアーティント”

「リリミュウ(RIRIMEW)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ミューテッド シアーティント・リリミュウ(RIRIMEW)

指原莉乃がプロデューサーを務めるコスメブランド。人気の“センシュアルフィックスティント”に続いて発表したリップカラーは、艶やかで潤いに満ちた唇に導くシアータイプ。ナチュラルに色付くピンクベージュの “02 ピンクフォンデュ”が人気。(全4色、各1870円)

\ バイヤーズコメント /

「濃密発色なのに、まるでグロスを重ねたかのような艶感の仕上がりに。そのままの色が定着して長時間落ちにくい処方で、淡すぎないピンクベージュの02が特に人気」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)。他店でも同様の傾向が見られ、今期のトレンドを感じさせる結果となった。

EC

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・EC

1位
“リップモンスター”

「ケイト(KATE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・リップモンスター・ケイト(KATE)

21年5月にデビューした、大ヒットの高発色リップ。マスクした上からでも色が落ちにくく、付けたてそのままで持続すると話題になった。「WWDBEAUTY」のベストコスメでは22年上半期より首位をキープ。(全14色うちWEB限定4色、各1540円)

\ バイヤーズコメント /

「どのパーソナルカラーにも似合う落ちにくく高発色の“03”が人気。また、オンライン限定の中で、特に“11”は上品なダークブランで暗くなりすぎず、大人っぽい雰囲気の口元を演出する」(秋澤奈緒美・LINEヤフー 広報)。幅広いカラーバリエーションでニーズに応えたブランド設計も人気を支える。

2位
“ネンマクフェイク ルージュ”

「ヴィセ(VISEE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ネンマクフェイク ルージュ・ヴィセ(VISEE)

血色感を自然に高め、センシュアルで印象的な唇へと仕立てるスティックルージュ。唇に滑らせると、2層に分離する独自のラスティング処方を採用した。ヒアルロン酸やスクワランの保湿成分と、艶アップや色持ちをかなえる粘膜色フィルムコート成分を配合し、滑らかな質感で艶やかな唇を演出する。人気色は、新商品EC1位に続いて総合でもランクインした。(全6色、各1540円)

3位
“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ディオール アディクト リップ マキシマイザー・ディオール(DIOR)

ヒアルロン酸やチェリーオイルを配合した新処方を採用。艶、高保湿、ボリュームアップの機能はそのままに、23年1月に生まれ変わったアイコンリップ。環境に配慮し、厳選した自然由来成分90%(ISO16128準拠)を配合する。百貨店・セミセルフでは首位に輝いた。(全25色うち1色限定販売、各4620円)

3位
“ラスターガラス リップスティック”

「M・A・C」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合リップ部門・ラスターガラス リップスティック・M・A・C

シアーで艶やかな発色が8時間キープする人気リップ。キー成分のラズベリーシードオイルやココナッツ油、ホホバ種子油などの植物性オイルにヒアルロン酸を加え、高い保湿力を持たせた。トレンドカラーで染めながら、ふっくらとしたしなやかな唇へと導く。(全34色、各4400円)

\ バイヤーズコメント /

「『 M・A・C 』の大人気リップが引き続きランク上位に。『ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)』ではARメイク対応で、カラー選びもサポートしている」(小暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)。

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」を受賞した厳選アイテムを10名様にプレゼントします。トレンド感のある表情に導くメイクアップアイテムや、家族やパートナーとシェアして使えるユニセックススキンケアアイテムなど、総額3万円前後のキットをご用意しました。“本当に”売れたコスメをお試しいただき、ぜいたくなひとときをお過ごしください。

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応募要項

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。会員登録のうえ、
下記、応募フォームよりご応募ください。

応募期間

12/19(火)〜2024/1/22(月)10:00

注意事項

・賞品のお届け先は日本国内の方に限らせていただきます。
・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできません、ご了承ください。
・当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。当選者の住所及び転居先不明、または長期不在などの理由によりプレゼントをお届け出来ない場合は当選を無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選権利の交換・換金、また第三者への譲渡・転売はできません。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンのご応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡および賞品発送にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
・詰め合わせセットの内容は予告なく変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
プライバシーポリシーはこちら

PHOTO:KOUICHI IMAI
TEXT:AKIRA WATANABE

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「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」 総合 ボディーケア部門1位は「ハウス オブ ローゼ」「ディオール」「アユーラ」

「WWDBEAUTY 2023下半期ベストコスメ」
を発表!

「WWDBEAUTY」は、百貨店・セミセルフ、バラエティー・ドラッグストア、ECで2023年下半期(5~10月)に売れた商品を調査。この期間に発売された新商品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新商品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

総合の百貨店・セミセルフの首位も、下半期に発売したばかりの「ディオール(DIOR)」“ル ボーム”が獲得。人気の理由に「価格とパッケージの妙でリップまでケアできる。その需要は自分用からギフトまで幅広い」との声。ドラッグストア・バラエティーショップは、「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」の“ボディ スムーザー N”が1位。昨今のバスタイムでの充実したケアアイテム人気は未だ冷める兆しがない。ECでは、長い夏の暑さからか「アユーラ(AYURA)」の“アロマボディシート”が注目を浴びた。

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合クレンジング・洗顔部門

百貨店・セミセルフ

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・百貨店・セミセルフ

1位
“ル ボーム”

「ディオール(DIOR)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ル ボーム・ディオール(DIOR)

自然由来指数95%(水68%を含む、ISO16128準拠)の自然由来成分で構成したフォーミュラを採用した、マルチクリーム。ツボクサ葉エキス(整肌)にヒアルロン酸ナトリウム(保湿)、シア脂(保湿)などを配合。ボディーやフェイス、手元、ネイルなどの乾燥が気になるパーツの肌荒れから救う。(50mL、7260円)

\ バイヤーズコメント /

「ギフト需要、人気商品のリニューアルで話題性がある」(磯田久美子・ジェイアール京都伊勢丹 化粧品・婦人雑貨 マーチャンダイザー)、「ボディー、フェイス、リップに使えるシカクリーム。見た目もかわいいので持ち歩いてもテンションが上がると人気」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネージャー)などから、高いデザイン性も好調の追い風となった。

2位
“アイスミント ボディローション”

「シロ(SHIRO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・アイスミント ボディローション・シロ(SHIRO)

暑さの厳しい夏の救世主。強力な清涼感で全身を包み込むボディーローション。フレッシュなテクスチャーにゆずとシアバター(保湿)を配合し、豊かな潤いで満たす。(190mL、2530円)

\ バイヤーズコメント /

「定番化で話題性があった。X(旧twitter)でバズりランクイン」(松原麻美・銀座三越 化粧品バイヤー)、「ボディーミストタイプよりひんやり度がアップ。お風呂上がりやお出かけ前用に人気」(南瀬奈・大丸神戸店 化粧品担当サブマネージャー)などの声が集まり、多くの支持を得た。

3位
“ボディスクラブ(デリケート・ジャスミン)”

「サボン(SABON)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ボディスクラブ デリケート(ジャスミン)・サボン(SABON)

角質ケアに保湿効果、豊かな香りの3役を備える、ブランドの代表作。ミネラル豊富な死海の塩(洗浄補助)にアーモンド油やホホバ種子油などのボタニカルオイル(保湿)などを配合し、みずみずしいクリアな肌へとアプローチする。ジャスミンやイランイランをブレンドしたフレッシュフローラルの香りも好評。(320g、3960円/600g、5830円)

\ バイヤーズコメント /

横手くるみ・阪急阪神百貨店 博多阪急 服飾品営業部 ビューティー・リラクシング マネージャーは「季節を問わず、通年でギフト需要が高い」とコメントした。

3位
“ザ パーフェクト プロテクター”

「シセイドウ(SHISEIDO)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ザ パーフェクト プロテクター・シセイドウ(SHISEIDO)

汗や水、熱でUVカット成分を基剤内で広がらせるキー成分シンクロシールドを世界で初めて採用した。熱や汗、水に対し、防御膜がパワフルに作用する日焼け止め乳液。[SPF50+・PA++++](50mL、5170円)

\ バイヤーズコメント /

「今年は特にアウトドアや旅行など屋外へ外出ニーズが高く、売り上げが伸長した。全身に使えるさらっとした乳液タイプなのも人気の理由」(温品龍・そごう・西武 リーシング本部 リーシング一部 コスメ担当)、「インバウンドでも人気で好調」(一宮直樹・京王百貨店新宿店 婦人・紳士服飾部 化粧品担当 統括マネージャー)と言い、売り上げを大きく伸ばした。パワフルな紫外線防御力のスペックも強い味方。

バラエティー・ドラッグストア

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・バラエティー・ドラッグストア

1位
“ボディ スムーザー N”

「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ボディスムーザー N・ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)

全身をつるつる・すべすべの肌に整える、ボディー用マッサージペースト。シルクパウダー(保湿)が、肌表面を整えて滑らかに洗い上げる。(570g、2200円)

\ バイヤーズコメント /

「やさしくマッサージするだけで、全身つるつる、すべすべのボディにー導く無香料のマッサージペースト。温泉にも含まれる成分の3種のスクラブがお肌を清浄し、マッサージにより固くなった角質をやさしく取り除く」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)とヒット作であると説明する。「大容量で日常遣いしやすいスクラブで、ざらつき肌もすべすべ肌に導く」(横山大樹・アイスタイルリテール 店舗カンパニー MDグループ)などの魅力で人気を不動のものとした。

2位
“ボディスクラブ”

「ウルラブ(ULRUB)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ボディスクラブ・ウルラブ(ULRUB)

沖縄産の塩とサンゴ粉末を配合した、沖縄生まれのボディースクラブ。ボディーソープとしても活躍する2WAYで黒ずみやザラつき、臭いをケアする。(460g、6908円)

\ バイヤーズコメント /

「毎日使える2WAY処方のボディースクラブ。肌荒れ、ざらつき、黒ずみにオススメで、毎日ケアできて効果を実感できる」(加藤悠里・プラザスタイル 商品二部 H&B課 課長)泡立てればボディーソープとしても使用できる汎用性の高さも支持を集めた。

3位
“キューミー スウィートボム タラソスクラブ”

「アガリズム(AGARISM)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・キューミ― スウィートボム タラソスクラブ・アガリズム(AGARISM)

魅力的なパーツであるおしりに着目し、“手軽にできる時短美容”をコンセプトに開発したスクラブ。泡立てて用いることで、デリケートゾーンのケアもかなえる。(360g、4950円)

\ バイヤーズコメント /

「雑誌『スウィート(sweet)』とのおしりプロジェクトにより誕生した商品で、スクラブのほかボディーソープやバスソルトとしても使える3WAYボディースクラブ。SNSの影響で人気に火が付いた」(田中勇・ロフト 商品本部 健康雑貨部 企画担当)、「デリケートゾーンまでケア出来る、とSNSをきっかけに爆発的な人気になった。肌を見せるファッションに合わせてくすみやざらつきケアをするスクラブは、全体的に需要が高まった」(舩津久子・東京ドーム ショップイン 商品開発主任)など、スクラブがデイリーケアになりつつあることを暗示するコメントが多かった。

EC

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ・EC

1位
“アロマボディシート”

「アユーラ(AYURA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・アロマボディシート・アユーラ(AYURA)

ロングセラーのボディーシート。“深い呼吸とともに心地よくからだを動かすことで、美しさを目覚めさせる”を発想源に心身をリフレッシュさせるアロマフォレストを開発した。保湿成分やさらさらパウダーなどを配合する。森林浴を想起させる香りと、さっぱりとした使い心地が好評。(15枚入、825円/30枚入、1430円)

2位
“APフェイス&ボディ乳液”

「ケアセラ(CARE CERA)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・APフェイス&ボディ乳液・ケアセラ(CARE CERA)

皮膚科学研究から生まれた、機能性ボディーケア用乳液。根本から肌の機能を見直し、乾燥による肌荒れを繰り返す肌をパワフルに潤す。肌のセラミドの働きを守り、バリア機能の働きに必要な潤いをサポートする。7種の天然型セラミド(保湿)が肌の奥深くから潤いで満たし、全身を優しくケアする。(200mL、1180円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「乾燥肌向けのセラミドを含んだ保湿乳液として評価が高く定番として支持されている」(アマゾン担当者)との声もあり、「WWDBEAUTY」の23年上半期ベストコスメに続いてランクインした。

2位
“エプソムソルト”

「シークリスタルス(SEA CRYSTALS)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・エプソムソルト・シークリスタルス(SEA CRYSTALS)

23年上半期のベストコスメの同部門にもランクインしたバスソルト。ロンドン郊外のエプソム地方の鉱泉で採取した硫酸マグネシウムの原料に使用する。肌荒れや乾燥を防ぎながら肌のはりに作用し、入浴に使用することで温熱・水圧・浮力が生じ、ストレスの解消を促す。他にも顔のマッサージや、かさかさ肌やかかとなどのマッサージにも活躍する。(900g、742円/10kg、3370円※編集部調べ)

\ バイヤーズコメント /

「体を芯から温め、お風呂を出た後も湯ポカポカをキープする」(秋澤奈緒美・LINEヤフー 広報)と好評だ。

2位
“ボディ スムーザー N”

「ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・ボディ スムーザー・ハウス オブ ローゼ(HOUSE OF ROSE)

全身をつるつる・すべすべの肌に整える、ボディー用マッサージペースト。シルクパウダー(保湿)が、肌表面を整えて滑らかに洗い上げる。(570g、2200円)

\ バイヤーズコメント /

「やさしくマッサージするだけで、全身つるつる、すべすべのボディーに導く無香料のマッサージペースト。大容量とコスパの良さで『ゾゾタウン(ZOZOTOWN)』でもボディーケア売り上げ1位を貫く『ハウスオブローゼ』のボディスクラブ。肌の露出が増える夏場に向けて売り上げが高まるアイテム。(木暮彩子・ZOZO カテゴリ推進部コスメブロック ブロック長)と話し、惜しみなく使える容量も人気を後押しした。

2位
“プティ コレクシオン アンバーバニラ s”

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」

「WWDBEAUTY」2023年下半期ベストコスメ:総合ボディーケア部門・プティ コレクシオン アンバーバニラ s・ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)

官能的なアンバーをバニラのやさしい香りが包み込む。タンジェリンなどをスパイスにリラックスする香りに仕上げた。ブランドを代表する香りを存分に楽しめるセット。(3300円※数量限定発売

\ バイヤーズコメント /

「“オードトワレ N アンバーバニラ”と“ホイップトボディクリーム アンバーバニラ”がセットになり人気。アンバーバニラの甘い香りに癒やされる人が多い」と浦田望・アイスタイルリテール ECカンパニー 副カンパニー長もコメント。ギフト需要も手伝い、人気を高めた。

※現在は販売終了

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TEXT:AKIRA WATANABE

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VERDY「ウェイステッド ユース」と「フェンダー」がコラボ ギターとベースを各33本限定発売

フェンダー(FENDER)は、VERDYが手掛ける「ウェイステッド ユース(WESTED YOUTH)」とのコラボレーションによるギターとベースの2モデルを、各33本限定で発売する。価格は各38万5000円。12月23日午前11時から東京・原宿の旗艦店、フェンダー フラッグシップ トウキョウで、午後12時から公式オンラインショップで販売する。購入は先着順で、1人1本限り。

ギターは、“テレキャスター カスタム(Telecaster Custom)”をベースに「ウェイステッド ユース」とビールブランド「バドワイザー(BUDWEISER)」のコラボロゴをボディー全体にあしらった。ベースは、ブルースパークルカラーをまとった“ムスタングベース(Mustang Bass)”に、「Wested Youth」のロゴを配した。VERDYが所有していた“ムスタングベース”に着想を得た1本だという。

両モデルとも、ネックプレートに刻印を入れた。VERDY本人がステンシルペイントを施し、手書きでブランドネームを入れたハードケースのほか、本コラボレーション限定のTシャツとピックもセットにする。

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「ディオール」、女性アーティストとのコラボにフォーカスした展覧会 高木由里子による作品も

パリ8区にある「ディオール(DIOR)」本店の展示スペース“ラ ギャラリー ディオール(La Galerie de Dior)”は、女性アーティストとのコラボレーションの歴史やアーカイブをひも解く展覧会を2024年5月13日まで開催している。母マドレーヌと妹カトリーヌから強い影響を受けていたムッシュことクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が創設した「ディオール」。誕生以来、さまざまなシーンで活躍する女性とのつながりやコラボがメゾンの成長に影響をもたらしたことに光を当てた内容だ。

人間は周囲から影響を受けるものだと確信していたムッシュは、音楽家や作家、画家と親交を深めることを好んだ。また、17年からウィメンズウエアのアーティスティック・ディレクターとしてメゾンをリードするマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)も数々のアーティストを起用し、デビューコレクションから現在にいたるまで、フェミニズムのメッセージを強化している。ギャラリーの入り口近くには、キウリによる「ディオール」コレクションで有名なスローガン「We Should All Be Feminists(私たちはみなフェミニストであるべき)」をあしらったTシャツの写真が飾られているが、これは女性フォトグラファーのブリジット・ニーデルマイル(Brigitte Niedermair)が撮影したものだ。

この他にも、アメリカ人アーティストのジュディ・シカゴ(Judy Chicago)やエヴァ・ジョスパン(Eva Jospin)、イギリス人アーティストのカテリナ・ジェブ(Katerina Jebb)、メキシコ人アーティストのElina Chauvet(エリナ・ショーヴェ)といった現代アーティストとの作品に加え、ムッシュがギャラリーのオーナーだった1930年代のレオノール・フィニ(Leonor Fini)の絵画や、60年代にクリエイティブ・ディレクターを務めていたマルク・ボアン(Marc Bohan)と長年親交のあったニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)による67年の彫刻“ナナ(Nana)”など、ブランドにまつわる歴史的な作品も展示されている。

「レッド・シューズ(Red Shoes)」というインスタレーションを通して、暴力によって亡くなった多くの女性たちを世界中で追悼してきたショーヴェとは、5月にメキシコで発表した2024年プレ・スプリング・コレクションでコラボレーション。白いコットンモスリンのドレスやジャケットには、真っ赤な糸で文字などが刺しゅうされ、女性に対する暴力の根絶を訴えるメッセージを込めている。今回の展覧会では、メキシコの女性刺しゅう家グループと協力し、「Mi derecho es decidir(選ぶのは私の権利)」や「Ni soy de tu propiedad(私はあなたの所有物ではありません)」と書かれた「ディオール」のビンテージジャケットのトワルなどが展示されている。ショーヴェは「私の作品全てがフェミニスト。マリア・グラツィアとは、同じエネルギーやシンクロニシティーを感じながら、自由に作業することができた。展示ルームは圧巻の一言で、私の作品をこのように展示してくれて心からうれしく思っている」とコメントした。

18年からさまざまなプロジェクトで「ディオール」とコラボレーションしてきたジェブは、スキャンした画像を何十枚も組み合わせてつくったデジタルアートを複数のルームで披露。メゾンのアイコンである“バー”ジャケットにフィーチャーしたルームでは、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やボアン、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、キウリら歴代のアーティスティック・ディレクターが再解釈してきたアーカイブや、ムッシュが愛用していた椅子と並んで展示されている。「私は47年の『ディオール』のクチュールドレスを、ナポレオンのコートやマリー・アントワネットのコルセットと区別しないようにしている。どちらもエレガンスと過去への賛美であり、人はそうした記憶や感情を呼び起こすようなプルースト的現象を再現しようとするが、それはとても儚いものでもある。作品はファッション写真ではなく、あえて少し風変わりな印象をもたせた」とジェブ。

20年春夏オートクチュールでタッグを組んだシカゴによるルームでは、彼女がデザインした刺しゅうのバナーが飾られている。また、アイコンバッグの“レディ ディオール(Lady Dior)”が世界のアーティストとコラボレーションするプロジェクト“ディオール レディ アート(DIOR LADY ART)”の一環として、アーティストのミカリーン・トーマス(Mickalene Thomas)やジョアナ・ヴァスコンセロス(Joana Vasconcelos)らがカスタマイズしたバッグも並ぶ。

これらに加えて、日本人写真家の高木由里子が撮影したビンテージの「ディオール」を身にまとったダンサーたちの等身大の写真も見どころだ。“ラ ギャラリー ディオール”のオリヴィエ・フラビアーノ(Olivier Flaviano)=マネージャーは、「ムッシュは、ドレスが実際にどう動くのかを想像することなしにデザインを成功させることはできないと語っていた。高木さんのこれらの写真は、それを如実に表現すると共に、ポエティックな魅力に満ちている」と評価した。

フラビアーノ=マネージャーは今回の展覧会について、1949年のムッシュがデザインチームのメンバーに囲まれ、メゾンを象徴する階段でポーズをとっている写真を指し、「ムッシュがいかに女性たちに囲まれていたかを物語っている。また、『ディオール』の仕事はチーム全員の努力で成り立っているという、マリア・グラツィアが大切にしている考え方も思い起こさせる」と語る。

同氏はまた、「このギャラリーは、展示物によってメゾンの歴史にどのような光を当てることができるかを見極める、ある種の実験室のような存在であることを目指している。今回の展覧会は、ファッションがモノとしてだけでなく、ファッションが発信するメッセージによって主体となりうるということを示すことが目的だ。女性アーティストの視点を通した『ディオール』の多様なビジョンは、さまざまなメッセージを伝えていくだろう」と説明した。

“ラ ギャラリー ディオール“は22年3月のオープン以来、ファッション史に残る数々のアーカイブにフォーカスした展覧会をローテーションで行い、およそ65万人が来場。今回初めて、「ディオール」と女性アーティストとのコラボレーションにフォーカスしている。

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2024年春夏の本命トレンドは?(2023年12月18日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2023年12月18日号からの抜粋です)

本橋:半年に1度の恒例となったリアルトレンド特集ですが、2024年春夏の展示会で感じたのは、スタイリングが肝になるということ。アイテム自体に目新しさはあまりないのですが、スタイリングでオシャレに見せる動きが顕著でした。そこで今回はスタイリストの濱本愛弓さんに表紙のスタイリング12体をお願いし、インタビューもしました。また、各展示会の写真にもスタイリングのポイントを明記。接客やインスタライブなどの参考になればうれしいです。

木村:セレクトショップを取材しましたが、カジュアル系はスポーツミックスがキーワード。トラックスーツにチュールベストや、ジャージーのセットアップにバレエシューズなど、意外性のある組み合わせが来そうです。

五十君:23年秋冬のリアルトレンドでは、キラキラアイテムに期待していましたが、街で全然見かけないですね……。12月でもこの暖かさなので、スパンコールやラメニットの出番ナシかもしれません。それよりもチュールなどのシアーなアイテムのトレンドが来春夏は継続しそう。

大きめなシアーアイテムを一番上に

木村:エストネーションに聞くと港区界隈ではスパンコールのアイテムが売れているそうです。春夏もキラキラアイテムを充実させるそう。富裕層のパーティー需要はありそうです。シアーアイテムは、これまではレイヤードの一番下にありましたが、春夏ではパーカなど、オーバーサイズで一番上に着るアイテムとして出てきています。

五十君:長い夏に向けてどう提案するかも焦点ですね。定番再解釈の流れでトレンチコートもよく見ましたが、素材は薄手が中心。すぐに暑くなりそうなので、冬に続き、春アウターもロング丈はもはや不要かもしれません。

本橋:僕は「今はちょっと不格好でもいい」という濱本さんの言葉が印象的でした。自由にレイヤードを楽しもうという雰囲気を展示会の取材でも感じたので、それを特集でも伝えたいです。

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「ジルスチュアート ビューティ」が顔の中心“ダイヤモンドゾーン”に仕込むコンシーラーを発売

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2024年3月1日、顔の表情筋が集まる中心部分“ダイヤモンドゾーン“に塗布するコンシーラー“ダイヤモンドティップス コンシーラー“(全7色、各3300円)などのベースメイクアイテムと、UVケアアイテムを発売する。ブランドが名付けた“ダイヤモンドゾーン“とは眉間、こめかみ、あごの3つを結んだ顔の中心部分のことを指す。光が当たりやすく、骨格が引き立つゾーンを整えることで顔全体を美しく見せる。

“ダイヤモンドティップス コンシーラー”は、“ダイヤモンドゾーン”に仕込むだけで顔印象を引き上げるリキッドタイプのコンシーラー。テクスチャーはみずみずしく、負担感のない使い心地が特徴だ。目元のくまやくすみなどの肌悩みをカバーしつつ、小粒パールを配合した“グロウダイヤモンドパウダー”が自然な艶感を演出する。カラーは全7色で、カバータイプのライトベージュ、ナチュラルベージュ、セピアベージュの3色、補正カラーのピンクとイエローの2色、イルミネートカラーのピンクとアイボリーの2色を用意した。

ほか、艶肌がかなう美容液化粧下地“イルミネイティング セラムプライマー UV”[SPF40・PA +++]のピンク系の2色と、毛穴や凹凸をカバーする“ブライト&スムース セラムプライマー”[SPF20・PA ++]のアイボリーカラーがミニサイズ(各15mL、各1980円)になって登場。パウダーとリキッドファンデーションに使用できる雫型のメイクアップスポンジ(660円)も販売する。

また、同日に日焼け止めシリーズ“エブリデイブライト UVプロテクター”から春限定のジェルとスプレーも発売する。“エブリデイブライト トーンアップ UVプロテクター ホワイトフローラル”[SPF50+・PA++++](60g、3080円)は淡いラベンダーピンクで、潤った透明感のある肌に見せる。スプレータイプの“エブリデイブライト トーンアップ UVプロテクトスプレー ホワイトフローラル” [SPF50+・PA++++](60g、2200円)はUV効果に加えて、ホワイトフローラルの香りも楽しめる。パッケージは朝の日差しと風に揺れるカーテンをモチーフにした限定デザインに仕上げている。

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